You are on page 1of 24

平成25年7月24日

(14:00ピンナップ)

沖 縄 防 衛 局

お 知 ら せ
嘉手納飛行場返還跡地内(現沖縄市サッカー場)の士壌等確認調査につい
て、7月23日に一般財団法人沖縄県環境科学センターから調査報告書の提 出がありましたので、下記のとおりその結果及び当面の対応についてお知ら せします。

1調査内容

ドラム缶が埋設されていた場所の周辺土壌及びドラム缶より付着物を採 取し、土壌汚染対策法に基づく特定有害物質、油分、油臭、油種の特定、

ダ イ オ キ シ ン 類 、 2 , 4 シ ゙ ク ロ ロ フ ェ ノ キ シ 酢 酸 ( 2 , 4 , ) 、 2 , 4 , 5 ト リ ク ロ ロ フ エ ノ キ シ 酢 酸 ( 2 , 4 , 5 T )
及びポリ塩化ビフェニル(PCB)について分析を行った。
2調査結果(概要)

①仮置士は、土壌汚染対策法が定める特定有害物質の基準、ダイオキシ ン類による土壌の汚染に係る環境基準について、基準値の超過はなかった。

油分は150mg/kg検出され、油臭はやっと感知できるにおいが確認された。 ②埋設地点士壌は、ダイオキシン類による士壌の汚染に係る環境基準に
ついて、基準値の超過はなかったが、土壌汚染対策法が定める特定有害物

質の基準について、砿素及びその化合物(0.013mg/L)、ふっ素及びその化 合 物 ( 1 . 8 m g / L ) が 基 準 値 ( I i l t 素 及 び そ の 化 合 物 : 0 . 0 1 m g / L 、 ふ っ 素 及 び そ の化合物:0.8mg/L)を超過して検出された。油分は不検出であり、油臭は
やっと感知できるにおいが確認された。

③ドラム缶付着物は、主としてCl2 C28(軽油・重油)を含むTPH(全石

油系炭化水素)濃度が180 93000mg/kg検出された。ダイオキシン類Iま 6 2l l O O p g T E Q / g 検 出 さ れ た 。 2 , 4 , 5 T は 0 . 56 . 5 m g / k g 検 出 さ れ た 。 2 , 4 D 及 び
PCBは検出されなかった。

④ドラム缶の周辺にたまっていた水は、ダイオキシン類が28pg-TEQ/L検
出 さ れ た 。 2 , 4 , 5 T は 0 . 0 8 7 m g / L 検 出 さ れ た 。 T P H 、 2 , 4 D 及 び P C B は 検 出 さ
れなかった。
3当面の対応

①サッカー場全域におけるドラム缶の有無についての追加調査及び土壌 汚染調査、ドラム缶の除去、処分及び土壌汚染処理の実施については、沖 縄県及び沖縄市の調査結果を得た上で、沖縄県及び沖縄市と調整の上、適


切に措置する。

②今回の調査結果を踏まえ、ドラム缶の内容物及び環境に対する影響に ついて、米国政府及び関係機関等と連携し、更なる分析、調査を実施する。
問い合わせ先

沖縄防衛局管理部返還対策課O98−921−8156

You might also like