丸山岳彦 「大正 ∼昭和前期 の演 説 に現 れる文末表現のパ リエー ション」 は、

大正 ∼昭和戦前期 の演説 に現れ る文末表現 の文法的 ・機能的バ リエー シ ョンの
通時的分析 を通 して、断定 。問 いかけ ・判断の表出な ど、 どの ような言語行為

[資 料解説]

SP盤 レコー ドと岡 田 コ レクシ ョン

を演者が行 なってい るか、その変化の跡 を追 う。 さらに、平成期の首相の所信
表明演説 との比較 により、全体 として丁寧 な文体 に移行 していること、かつ て
のデアル体 ・デアリマス体 による「断定型」に対 して、平成期では政策実行 を

金澤裕之

約束す る「行為拘束型」が頻出す ることな どを確認 してい る。
以上、本書 の本編 3部 に収録 した12編 の論文 は、 いずれ も「岡田 コ レクシ ョ

1.は

じめ に

の関心 と持 ち味 を生か した独 自の構想 によって、個別に生み出された成果であ

本書 は、「戦前期SP盤 レコー ドが拓 く日本語研究 (仮 )」 とい う題名が示す通
り、 この 時期 の演説 ・講演 を主 な題材 とす るSP盤 レコー ド*1に 遺 された 日本

る。「 岡田 コ レクシ ョン」 の何 をどの よ うに取 り上 げ るか について、編 者が事

語 につい て、多角的な方向か ら調査 ・分析 を進めた研究論文集である。そ して、

前調整 をす ることは全 くなか った。 しか し、 こ うして一本 に編 んでみる と、そ

こ う した試みの元 とな ったSP盤 レコー ドは、2010年 5月 に次の よ うな名称 で

もそ もの初めにあ った各 メンバー に対す る参加の声かけの妙が、編者 として改

デジタル化 された形で一般 に公 開 ・販売 された資料 である*2。

ン」 の音源資料 と文字化資料 の共有 とい う地点か らス ター トし、筆者それぞれ

岡田 コ レクシ ョン「学術研究用デジタル音源集J

販売 :日 外アソシエーッ株式会社〕

SP盤 貴重音源

めて実感 される。多角的アプローチ とはこの ことなのだ と、豊かな研究事例 を
前 に して静かに叫びたい心境である。
本書 の書名は、『SP盤 演説 レコー ドがひ らく日本語研究』 とした。料理 は素

本書全体 に亘る資料的な面での解説 を担 当する本稿 では、次節以下にお いて、

材が命 と言われるが、言葉 の研究 に もそれが当てはまるところが あ る。 日本語

こ うした資料 の内容、性格、特色 などを描 き出す とともに、時代 を少 し遡 る形

研究 に とつてSP盤 演説 レ コー ドはかけが えのない 資料 である。 素材 である資

で、音声資料の全体的な歴 史の 中での位置付 けについ て も言及 してみることに

料そ の ものが、あたか も意思 をもつ かのように日本語研究の新たな可能性 を拓

したい。

い てい く、そ んなイメー ジが脳裏 をよぎる こと もしば しばであった。
本書 の書名 を、思 い切 つて 『SPレ コー ド日本語学』 に しようか とも考 えたが、

2.岡 田コレクション「SP盤 貴重音源集」について

さすがにそれは思 い止 まった。現段階では看板 として い ささか誇大に過 ぎるか

この 名称 か ら も容 易 に予 想 が つ く と思 わ れ るが 、 このSP盤 資料 は、 現 在 日

らである。 とはい え、将来にそれを見据 えた第一歩 のつ もりではある。意図的

本で屈 指 のSP(平 円盤)レ コー ドコ レク ター で あ る、芸 能 史研 究 家 の 岡 田則 夫

に現代の生身の人間か ら収集 したのではな く、 たまたま遺 された過去の録音資

氏 に よる貴重 な収 集音 源 をデ ジ タル化 した もので あ る。 これ らが なにゆ え「 貴

料か らスター トす る言語研究、そんな音声言語の歴史的研究があって よい。新
らに留
規資料 の新 たな発掘 も含めて、構想すべ き今後の課題 として しっか りと′
めてお きたい。

!畢

正 夫

Tl」

で あ るか と言 う と、一般 にSPレ コー ドは純然 たる娯楽 のため に作 られた

もので あ り、例 えば書物の場合 などとは異 な り、元来資料的な役割 などは全 く
と言 っていいほ どに意識 されて い なかったの に加 えて、その後 のLPレ コー ド
の普及以来その存在や価値が殆 ど顧み られな くな り、更には材質その ものが長
川│の 保存 には適 さない

(重 い、割れ易い、摩減する)と

い うこと もあって、現在 に

残 されている再生可能な音盤その ものが、量 的に も質的にも稀少な もの とな っ

は、演 説 ・講 演 ・訓 話 ・朗 読 。法 話 ・説 教 。実 況

て い るか らで ある。

多様 な ものが 含 まれ て い る。 また、 日演 者 とい う点 で も、政 治家 ・軍 人 ・実業

この 資料 は、 パ ンフ レッ トの言葉 をその まま引用すれば、「政

(物 )・

ドラマ な ど、 か な り

治家、軍 人、
実業家、教 育者、文化人などの演説・講演 。
講話 朗読な どを集めた 『演説集』J
とい うことにな り、全体 と しては165の 作 品群 *3で 、録音 時間にす る と
約 185

家 ・教 育者 ・文化 人 ・宗教 家 ・作 家 ・ ジ ャー ナ リス ト・ アナ ウ ンサ ー ・ (小 学校

時間分 に相 当する もので ある。以下に、パ ンフ レッ トを参 考 に して、 その内容

と考 え られ、基本 的 に良 好 な もので あ る。

の,生 徒 た ちな ど、 非常 に多様 で あ る。録 音 の 音声 に関 して は、一 部 の、 戸外
での 実況録音 の よ うな もの を除 き、大 部分 はス タジオ な ど室 内で の録 音 で あ る

の概略 を紹 介 してみ よう*4。

3.演 説

A0001 ◇政治家編 大正期 ヽ昭和初期

I(14作 品 約156分
尾崎行雄、大限重信、島│」 三郎、永井lJll太 郎、など〕

A0002 ◇政治家編 大正期 ∼昭和初期 Ⅱ (17作 品 約118分

録音 資料 の全 体 的 な歴 史 につ い て は後 の 5節 に述 べ るが 、 日本 にお い て演説

)

や講演 の 記録 が レ コー ドの形 で 残 され たの は、一 部 の例 外

除 くと、上記 の

日本語 史研 究 の分 野 で 先鞭 を付 けた の は清 水 康 行氏 で 、1980∼ 90年 代 にか けて、
資料 の概 要 や性 格 、 及 び、 特 に合拗 音 に関す る詳細 な分析 を行 って い る

)

松岡洋イ 同 J啓 介、高橋是清、町田忠治、など〕

f、

A0004 ◆政治家れI 了

和期 (20作 品 約153分

*5を

通 り1915(大 正 4)年 以 降 とい う こ とに なる。 そ う した演説 ・講演 資料 に着 目 し、

)

田中義一、後藤新平、浜 1雄 幸、大養毅、など〕


A0003 ◇政治家編 大J:期 ∼昭和初期 Ⅲ (17作 品 約138分

。講 演 レ コ ー ドの 資 料 的 性 格

1988・

)

1989abな どを参照)。

れた第59回 近代 語研 究会

,技 、田洋義鋪、近衛文麿、中野正岡

安達書た
など〕
A0005 ◇軍人編i 昭和期 (19作 品 約161分
1、

(清 水

また、 そ う した論 文類 とは別 に、1988年 5月 に行 なわ
(於 :國 學院大学)に

お け る「演 説 レコー ド資料 の 可能性 」

と題 した発表 の 中 で 、演 説 レ コー ドの言語 資料 的性 格 を、東京 落語 レ コー ド資

)

料 の場 合 と比 較 す る形 で纏 め て い る部分 が あ るので 、それ をその ま ま引用す る

長岡外史、東郷平八郎、東條英機、平出英夫、など〕

A0006 ◇実業家・教育者編 大正期∼H召 和期 (15作 品 約97分

形 で紹 介 してみ た い 。

)


渋沢栄一、牧野元次郎、成瀬達、星一、など〕
A0007 ◇明治り
明ヽH“ 和初期の F言 葉』 I 言語教育 (20作 品 約96分
穂積陳

高田早苗、下田歌子、児童生徒、など〕
A0008 ◇明治期 ヽ昭和初期の 『言葉』 Ⅱ 自作朗読 (9作 品 約52分

巌谷小波、菊池寛、坪内逍遥、北原白秋、など〕
A0009 ◇明治期∼昭和初期の 『言葉』Ⅲ 実況ほか (24作 謂1 約51分

Ⅳ 演説 レコー ドの言語資料的性格

)

lTl、

)

)


杉村楚人冠、野問清治、竹脇昌作、徳富猪一郎、など〕

A0010 ◇明治期ヽ昭和初期の 『言葉』Ⅳ 法話・説教 (10作 品 約91分

)

この 資料 には、歴史的にも比較的有名な、1915(大 正 4)年 吹込みの尾
崎行雄・
大隈重信 両大臣による最初期の演説 レコー ドを初め として 、日演の種類 として

資料解説

cf東 京落語 レコー ド
大衆芸能 (く だけた会話形式

)

不特定多数or贔 買客
寄席芸人
ほぼ江戸 ・東京

@録 音時期 (SP):1915年 ∼、主に1920年 代以降 1900年 代初頭 よ り

大谷光演、山室軍平、田中智学、賀川豊彦、など〕

:公 的演説 (一 方的、堅い表現)
:不 特定多数or支 持選挙民

lal演 説者 階層 :社 会的指導階層 (主 に政治家)
@ ク の出身地 :さ まざま (東 京以外が多い)

@表 現 の場面
@想 定聴取者

@

の特定 :有 利←演説者 の動向の記録
主に発売時か ら推定
:原
稿用意 持込みの可能性
定型 の原稿 ・脚本な し
@文 字言語 の介在
*20世 紀前半 の公 的な堅い言 い回 しの国語資料 として期待 で きる。

*東 京国語

(東 京方言)の 共時的資料群 としては期待 薄。

*出 身方言 の影響が窺 える。
ci落 語 レコー ド :20世 紀初頭

(以

降)の 日常的な東京国語

(東 京方言)資 料群

SP盤 レコー ドと岡田 コレクション

(金 澤裕之 )

さらに、 こ う した纏 め と内容的 にはほぼ重 なることになるが、清水

(1988)

の 中の演説 レコー ド資料 に関す る部分 では、次の よ うな記述が見 られる。
1930年 以前 に録音 された と思われる演説 レコー ドで、私が試聴で きた も
*6。
のを 〔
この表か ら気付かれる通 り、江戸 ・東京出身
表 2〕 にまとめた

者に偏す る東京落語 レコー ドと異な り、演説 レコー ドの吹込者の出 身地 は
様 々で、出身方言 もまちまちと考 えられる。 そ の点で、これ らを当時 の東
京方言 と しての東京語資料 として扱 うことはで きまい。各出身地 の方言資
料的価値 に注 目することもで きる。 しか し、彼 らの多 くは東京在住者で東
京 を活動 の拠点 としている。 また、 これ らの録音 の多 くは、全国各地で聴
かれることを想定 して話 されてい ると思われる。そ うして考 えると、音韻
面は と もか く、少な くとも語 彙 ・語法面にお い ては、 これ らの録音資料 を
当時 の全国共通語的性格

(そ の共通語なるものの実態、およびそれと各演説レコー

ドの言語の実態との異同はしばらく置くとしても)を 意識 した東京語資料 と して
評価する ことがで きるか と考える。 (1323頁

)

日本語の録音 は、全体 と して20世 紀前半の公的な堅い言 い 回 しの国語資料 とし
て評価することがで きると考 えられる*7。

:岡 田コレクション)に

*8の

つい て、本稿 の筆者 は、 その発売 時頃よ

リー ダーや参加 者 と相談 した上で、 岡田氏お よび販売元である的 日外 ア

ソシエー ツと協議 を重ね、上記の全 資料

(音 源)を

購入す る とと もに、言 語研

究 の基礎的な資料 とす るために、その全ての文字化 を行 なう許諾 を得た。そ し
て、 まずは一人で その全ての分 の文字化作業 を行 った。その後、 同プ ロジェク
ト内の 6名 による聴 き直 し確認 の作業 を経て、文字化 を終 了 させた。その結果、
プ ロジェク ト内の資料 として作成 した冊子体での文字化全体 の分量 は、漢字か
な交 じり表記 (1行 アケ)の A4判 で550頁 余 り、概算の文 字数 に して40万 字前

資料解説

咬す る と、一 般 的 には比 較 的容易 と考 え いれ るが 、 その理 由 と考 え られ るの は
次の よ うな諸点 で あ る。
・時代 的 に (1年 以上)遅 くな って い るた め に、技 術 的 な面 な どで の 音 の
明 lll性 が 高 い 。
・原稿持 込 み の 可 能性 な ども含 めて 、文章語 的 な要 素が か な り含 まれて い
る と考 え られ るため 、文 や節 な どの 部分 の 認定 が 、比 較 的容 易 で あ る。
・ 発言 の主 語 に当た る ものが 、 その ほ とん どが 話 者 自身であ り、そ れが た
また ま、話 者 以外 の あ る想 定 され た人物 な どで あ って も、発言 の 中 で主

)が 交 替 す る よ うな例 は ほ とん どな く、 そ の 部 分 で の 混乱 が 少

(話 者

ない。

り、 それ は次 の よ うな諸 点 で あ る。
・語彙 的 な面 で、 漢語系 の割合 が 高 くな ってい るため 、そ う した漢語 の語

)の 問題 が頻 繁 に出て くる。

(同 音異義語の存在

・堅苦 しい 内容や持 って廻 った ような表現が比較的多いこ とか ら、重 々 し

リメンバー に加 わっていた国立国語研究所 にお ける一つの共同研究プ ロジェク

演説 ・講演 レ コー ドにお け る音声 の聴 き取 りは、例 えば落 語 の場 合 な どと比

の識 別

4.文 字化 の 実態 と作 成 資料 につ い て
(通 称

*9。

た だ し他 方 、内容 が演 説 や講演 で あ るが故 に聴 き取 りが難 し くな る要 素 もあ

以上 に引用 した部分か らも明 らかなよ うに、演説 ・講演 レコー ドに遺 された

この資料

後の量 となった

く古 い表現や用語が多 くなって語 の認定その ものが難 しくなる。
・特 に軍人 関係 の演説 の場合、 (前 記のような)古 い表現や特殊 な語彙の使
用が多 いのに加 えて、その発 音 の仕方 に特別な傾 向が見 られ、 この点 で
も語の認定が難 しくな りやす い。 〔
例 えばアクセ ン トに関 して、東條英
機 の場合 などに顕著だが、
現在 では平板型 で発音 されるのが一般的な
「光
栄J「 成立」「障害」な どの漢語が、頭高型で発音 される ことが少 な くな
い。〕
そ して、 この文字化資料並 びに元の音声 資料 (=岡 田コレクションの録音音声
がプ ロジェク ト・メンバー全員 に共有 され、これ らのデ ー タを活用 してのまさ
)

SP盤 レコー ドと岡田 コ レクシ ョン

(金 澤裕 之 )

]ヱ

に多角的な試みが 、研究会 での発表 と討論 とい う過程 を経た上で、本
書 に収

された個 々の論文 とい う形 になって今回結実 したわ けである。

5.録 音 資料 の歴 史
ことばの資料 として見た録音 資料 の歴史につい ては、 それを日
本語 史研究の
分野 に活用 したパ イォニ ア と言 える清水康行氏 に よる行 き届 い た記述が
ある
(清 水19881996)。 また、それ らを参考に しつつ 、少
し異 なる視点か らまとめ ら
れた ものに、井上 (1998)及 び金沢 (2000)が ある。本節では、それ らか らの

点 を纏める形で全体の流れ を概観 し、録音資料 について理解 を深めるための一
助 とする ことに した い。

蓄音機 で あ る。世 紀 の境 目を挟 み、 円筒式 と円盤式 との競 争 が しば ら く続 くが 、
縦刻 み よ り横 揺 れ方式 の 方 が音 の歪 みが 少 なか った こ とや、 円盤 型 の 原盤 をプ
レスす る こ とで 大量 の複 製が容易 に作 れ た こ とな どに よ り、結 局 、 円盤 式が勝
利 を得 る。 グ ラモ フ ォン側 は、 売 り出 し中の オペ ラ歌 手 の録 音 に も成功 し、そ
れ らの結 果 、 レ コー ドは大 道 の 見 せ 物 か ら新 時代 の芸 術 文化 産業 へ と脱 皮 して
ゆ くので あ る。
その オペ ラ歌 手 の録 音 を 自 ら行 った フ レー ト・ ガ イ スベ ル ク を含 む英 国 グラ
モ フ ォ ン社 の一 行 は、1902年 秋 か ら翌 年 にか け、 レパ ー トリー拡 充 と販 路拡 大
を狙 って 東 ア ジア巡 行 を行 い 、1903(明 治36)年 1月 、横 浜 の 港 に着 く。 そ して、
日本 在 住 の 英 国 人 ヘ ン リー ・J・ ブ ラ ックの 協 力 を得 て、 2月 か ら 3月 にか け

ア リカの発 明王 トマ ス ・A・ エ デ ィソ ンが フ ォノ グラフ (phone(音
)+
graph(記 録するもの))と 名付 けた最初 の
録音再生装 置 を発 明 したのは1877年 で

て東京 で 諸芸 能 の録 音 を行 った 。 また、 グラモ フ ォ ン社 と相 前 後 して、米 国 の

あつた。 回転する円筒軸 に巻 いた錫箔 を媒介 として、声 な どの空気振

これ らの録 音 は、 原盤 を欧 米 の 自社 に持 ち帰 って 製 品化 した後 、輸 入盤 と して

動 と針先
の振動 との 間で物理的に情報 をや りとりす るとい うこの機械 のア
イデ ィァは、
記録媒体が箔か ら円筒 。円盤へ と代わ り、 また後には電気 信号 による
増幅 を利
用す るよ うになった りす るものの、LP時 代 に至 るまで、長 く受け継がれて
ゅ く。
ただ し、フォノグ ラフ自体 は録音再生装 置 としては極 めて
不十分な もので、電
話の発明で知 られるグラハ ム ・ベ ル らによって、錫 箔 の代わ りに蝋 を染み込

せたボール紙 の 円筒 を用 いた蝋管式蓄音機が、実 際に使用 される
機械 として19
世紀末の世 界 に広 まっていったの である。
こ うした嘘管に記録 された音が現在 どれだ け残 されてい るかは
定かではない
が、その大部分は散逸 あるい は消滅 してい るもの と思われ、残 ってい る
蝋管 に
して も、今 では録音時期 も内容 も分か らぬ まま放置 されて い る
場合が多 い。た
だ し、燒 倖 と呼べ るよ うな事例 もあ り、ポー ラ ン ドの革命家ブ ロニス
ヮフ・ ピ
ウスツキが流刑 地のサ ハ リ ン (樺 太)で 19o3年 に蛾管 に録音 した
樺太 アイヌの
歌声が発見 され、学際的な研究 メンバーの協力 によって今 に甦 ってい る*Ю

ベ ル らによる蝋管式蓄音 機 開発 の少 し の1887年

、 ドイッ生 まれの米 国人
エー ミー ル・ベ ル リナ ーが、新方式の装 置 を発明
する。 グラモ フォン (gram(描
いたもの〉 +phone(音 〉
)と 命名 された この機械 は、それ までの装置 と異 な り、
亜鉛 円盤 に横揺 れの溝 を刻 む方式 を採用 した、いわ ゅる平 円盤 (デ ィスク
)式

12

資料解説

コロム ビア社 の技 師 も来 日 して平 円盤録音 を行 い 、欧米 の 数社 も これ に続 い た。
日本 で発 売 され る とい うい わ ゆ る出張録 音 で 、録音 ・製 品化 の 国産化 は、それ
か ら しば ら く経 過 した1910年 前 後 か ら始 まる。
この 時期 に製 作 ・発 売 され た レ コー ドの 内容 は、 謡 曲 ・ 長 唄 ・義 太夫 な ど、
伝統 的 な諸芸 能が主 で あ ったが 、そ う した 中で、先 に挙 げ た ブ ラ ックが 快楽亭
ブ ラ ック と名乗 る落語 家 で あ った こ とが 影響 してか、当初 よ り東 京

(お

よび、大

阪)の 落語 の レ コー ドが 数 多 く残 され た。 当時 の 日常 的 な会 話 で 語 られ る落 語
レ コー ドは、言語 資料 と して極 め て興 味深 い もので あ り、音声 面 や文法 面 な ど
で、 文献 資料 で は追 い 得 な い貴重 な情 報 を提 供 して い る *11。
なお、 1903年 の グ ラモ フ ォ ン社 に よる出張録音 に数 年先立 つ 1900年 、 この年
パ リ万博 が 開催 され た フラ ンス にお い て、 興 味深 い 出来事 が あ った 。 それ は、
日本 か らこの パ リ万博 を訪 れ て い た 川上音 二 郎 一 座 が 、滞 在先 であ るパ リの レ
コー ド会社 にお い て、 有 名 な 「 オ ッペ ケ ペ ーJな どの録 音 を行 ってい た こ とで
あ る。 そ の録 音 の 内容 は、 歌謡 や語 り物

(お


よび、それらの説明部分)が 中′
とな

る 1時 間程 度 の もので あ るが 、 これが記 録 の上 で は、一 般 の 日本 人に よる 日本
語 の音声 が

(平

円盤に)記 録 され た最初 の もの とい う こ とにな る。

また、 時代 は 少 し下 るが 、大 正 期 に入 っ た 1915(大 正 4)年 か らは、総 選 挙
時 の運 動 用 に、時 の 司法大 臣尾 崎行雄 が 自身 の演 説 を収 めた レ コー ドを作 った

SP盤 レ コー ドと岡田 コ レクシ ョン (金 澤裕 之 )

の を契 機 に、 政治 家や軍 人 の 演 説 を め レコー
収 た
ドが作 られ る よ うに な り、 更
には 、文 化 人や 実業 家 な どの 講演 を収録 した
もの も出て くる。 これ らの演 説 ・
講演 レコー ドは、 前述 の 落語 レコー ドとは異 なる、
公 的 で硬 い言語 表現 を記 録
した録 音 資料 群 を構 成 して い る.因 み に、 こ
れ らに先 立 つ 19o9(明 治42)年 に、
陸軍大 将乃 木希 典 の録音 が 国産 蓄音機 の 開発者 で
あ る湯 池敬吾 に よっ て行 われ
て い るが 、 その20年 ほ ど後 に復 刻 され た レコー
ドに残 る乃 木 の声 は「 私 は乃 木
希典 で あ ります。Jの 一 言 だ けであ る *2。
1920年 代 半 ば 、電気 録音 ・ ラジオ とい っ た、

録音 資料 に関 わ る大 きな技 術 革
新 が相 次 い で 実用化 す る。 これ以 前 の レコー ド
装 置 は、 す べ て、 音 に よる空 気
の振動 をそ の まま針先 に伝 えて記録 し、 の
溝 凹凸 か ら直接 に伝 え られた振 動 を
音 にす る もの (ア コースティック方式)で あ っ たが
、1924年 、音 をマ イ ク ロ フ ォ
ンで拾 ぃ 、 真 空 管 ア ン プで 増 幅 した電
気 信 号 を用 い る録 音 方式 が 開発 され た。
この 電気録 音 再生 方式 の採 用 に よ
り、音 質 は飛躍 的 に 向上 し、音 量 ・音 色 の 調
整 も容 易 に な っ て ゅ く。 電気 録 音 が 本格
化 す る1920年 代 末 の 以 前 と以 降 で は 、
落語 や演 説 レコー ドの聴 き取 り易 さは段 違 い で
あ る。 〔
なお、これ以降の、ラジオ・
テレビ放送の登場、LP盤 レコー ドの開発、テープレコー ー
ダ の発明、デジタル方式による録
音再生などについては、省略する。

枚分 (片 面では約 3分 、両面では約 6分 程度)と 考 えるか、② l作 品 (落 語や演説 に
お いて、1枚 の片面や両面で完結す る場合 もあるが、数枚分の両面 で完結す る場合 も
少 な くない)と 考 えるかで数の数 え方が異 なって くる可能性があるため、そ うした混
乱 を避 けるため に、以 Fで は「作 品Jの 方 を使用す ることにす る。 なお、その結 果 と
して 1作 品 の時間的な長 さは、短 い もので 1分 程度か ら長 い ものでは30分 近 い もの ま
でかな り多様 であるが 、その うちの多 くの ものは 3∼ 6分 程度 (⇒ 1枚 分 に相 当)の
作品である。

4)参 考 のため 、本稿 の稿末 に、 この 資料 における作品名一 覧 を掲 げる。そ こに記述 し
た情報 は次の通 りである。
・音源順 の通番 ・講演者

・録音 (or販 売)年

・録音時間

5)蝋 管式蓄音機 による ものであるが、1889年 に鹿鳴館 において、 当時 の在米公使陸奥

宗光 の “
声 "の 試聴会が行 われた り、1890年 代 の 日本各地 にお いて、榎本武揚 いによ
る演説 などの録音が聴かれた りした とい う記録が残 っている一― 倉田 (1979)を 参照。
また、岡田則夫 (2015)に よる と、明治末の1910(M43)年 に、天賞堂 とい う会社が

米国 コロム ビアの演説 レコー ドを発売 した とい う記録がある (新 聞広告 による)と い
うが、 これの実際の音盤は現在の ところ未発見の模様である。

6)〔 表 2〕 は省略。ただ し、 この 〔
表 2〕 に挙 げ られている演説者 14名

(演 題数は20)
の うちの11名 につい ては、先 に示 した「 岡田 コ レクシ ョンJの 中にそ の作 品 (演 説 )
が含 まれてい る。

7)こ

の辺 りの状況 について、「 日本語 ス タンダー ドJと 呼 ぶべ きものの発展 とい う観点

か ら捉 えた近年 の研究に野村 (2013)が ある。 また芳賀 (1985)は 、明治期以降約 100

1)SP盤 レコー ド (standard

年 間の、 日本人の公的話 法 (パ ブ リック・ ス ピー キ ング)の 歴 史や変遷 について、豊
playing recOrd)と

は、1948年 頃 にLP盤 レコー ド (long

playing record)が 開発 されて以
降、それ以前の蓄音機用 レコー ドをstandard playing
recordと 呼んで区別するようになった、その

名称の略称である。一般には、本稿の 5
節で詳述する「録音資料 の歴史」のうち、1887年 にベル
リナーによって発明 される平
円盤 (デ ィスク)式 レコー ドを指 し、日本ではこの
呼称が普通に使われるが、国際的
には、この レコー ドの 1分 間の回転数に出
来する “
78rpm recOrd"と い う名称の方が
よ く使用 される。最初期 には片面盤の もの も
見 られるが、通常は両面盤で、一面の録
音時間は 3分 程度 までの ものがほとん どである。
2)こ の資料に関 しては、ィンターネット上に同名のウェブ
サィ トが存在 し、そこでは、
ほとん どの音源について、冒頭の一部分 を試
聴することが可能である。
3)sP(平 円盤)レ コー ド資料の数え方に関 しては、「音源
Jと い ぅ数え方が従来一般
的であるが、
「音源Jと 呼ぶ場合の実質的内容については二つの
捉え方があ り得、① l

fイ

・演題

富 な具体例 を挙 げて描 き出 している。

8)基 幹型共同研究 プ ロジェ ク ト「多角的 アプ ローチ に よる現代 日本語の動態 の解 明」
(プ

ロジェク トリー ダー :相 澤正夫)

9)な お、一部 のデー タを除 き、 この資料 を書籍の形 に纏 め直 して公刊 した ものが、参
考文献 に挙 げた金澤

相澤編 (2015)で ある。

10)『 ユ ー カラ沈黙 の80年 一樺太 アイヌ蝋管秘話―』 (NHKソ フ トウェア&ポ ニー キャニ

オ ン、PCVK-30109、 1990)を 参月
1。

11)こ の 点 に関 しては、清 水

(1981、 1982な ど)や 真 田 金沢 (1991)を 参照 の こ と。
なお、落語SPレ コー ドの全 貌 をほぼ明 らかにす る労作 として、落語家で ミュージカル

ソー (鋸 音楽)奏 者で もある都家歌六師匠による都家 (1987)が ある。因みに同師匠は、
演芸関係 を中心 とす るSPレ コー ドコ レクシ ョンの分野 で、 これ まで言及 して きた岡田
則夫氏の先達 に当たる傑 出 した コ レクターである。

資料解説

SP盤 レコー ドと岡田 コ レクシ ョン

(金 澤裕 之

) i5

12)本 稿稿 末「作 品名一 覧」 の 中の 、「A0005通 番73 乃木将軍の肉声 と
其想 出」が こ

音源順 。通番】
作品名一覧 【

れに当たる。

参考文献

1

尾崎行雄

司法大臣尾崎行雄君演説

2&09〕
大正 4年 〔

通番 2

尾崎行 雄

普選投票に就て

2131〕
昭和 3年 〔

通番 3

尾崎行雄

昭和 5年

通番 4

大限重信

正 しき選挙の道
憲政二於ケル輿論 ノ勢力

1713〕
大正 5年 〔

通番 5

島田三 郎

非立憲の解散 ・当路者の曲解

1825〕
大正 9年 〔

通番 6

永井柳太郎

普通選挙論

1145〕
大正12年 〔

通番 7

永井柳 太郎

倉田喜弘 (1979)『 日本 レコー ド文化史』東京書籍 〔
2006年 、岩波現代文庫版 〕
真 田信治 ・金沢裕之 (1991)『 二 十世紀初頭 大阪口語の実態― 落語SPレ コー ドを
資料 と
して一』平成二年度科研費報告書

通番 8

永井柳 太郎

第二維新の理想
正シキ政党 ノ進路

通番 9

永井柳太郎

独善内閣勝つか国民大衆勝つか

昭和12年

駐43〕

通番 10

永井柳太郎

強 く正 しく明るき日本の建設

昭和 7年

D35〕

清水康行 (1981)「 快楽亭 ブラ ックと平 円盤初吹込」 (『 国文鶴見』 16)
清水康行 (1982)「 今世紀初頭 東京語 資料 と しての 落語最初 の レコー ド
」 (『 言語生活』

通番 11

永井柳太郎

逓信従業員諸君に告 ぐ

昭和14∼ 15年

654〕

通番 12

木村清 四郎

私の綽名「避雷針」の由来

昭和 5年

706〕

通番 13

鳩 山一 郎

昭和 6年

432〕

通番 14

森 2略

犬養内閣の使命
日本外交は何処へ行 く

昭和 6年

347〕

大正13年

648〕

昭和 3年

,50〕

1253〕
大正15年 〔

東照 二 (2014)『 なぜ、あの人の話 に耳 を傾 けて しま うのか ?』 光文社新 694

井上 史雄 (1998)「 近代の言語変化―音声 資料の活用―」 (『 日本語学』 17-6)
岡田則夫 (2015)「 解説 (二 )― ―歴 史的資料 としての価値J(金 澤・相澤編 (2015)に
所収)
金沢裕之 (2000)「 録音資料 の歴 史 とその可能性 J(『 日本語学』 1911)
金澤裕之 (2015)「 録音資料 による近代語研究の今 とこれか らJ(『 日本語の
研究』 11-2)
金澤裕之 ・相澤正夫編 (2015)『 大正 ・昭和戦前期 政治 ・実業 ・
文化 演説 ・講演集―SP
盤文字化 資料―』 日外 アソシエー ッ

372)

清水康行 (1988)「 東京語の録音 資料― 落語

演説 レコー ドを中心 として一 J(『 国語 と国

文学』 6511)
清水康行 (1989a)「 録音資料で聴 く過去 の音声の実例一 二 十世紀早期演 レコー

ドの合
拗音 を例 に一」 (『 国文学解釈 と鑑賞』 54-1)
清水康行 (1989b)「 二 十世紀早期 の演説 レコー ド資料群 に聴 く合拗音の発
音」 (『 国語 国
文学 (名 古屋大学)』 64)

(XX)1通 番

A0002通 番 15

田中義 一

通番 16

日中義 一

護国の礎
国民二告グ

通番 17

717〕

1251〕
大正末 〔

昭和 8∼ 10年

629〕

後藤新平

政治の倫理化

清水康行 (1996)「 録音資料の歴 史」 (『 日本語学』 15-5)
野村剛史 (2013)『 日本語スタンダー ドの歴 史』岩波書店

通番 18

阪谷芳郎

人間一生の信念

通番 19

杉浦重 剛

雲井龍雄 ノ詩

芳賀綾 (1985)『 言論 100年 日本 人はこ う話 した』 三 省堂選書 123〔 1999年 、講談
社学術

通番20

武藤 山治

政党 ノ政策ヲ確 ムル必要

通番21

間部詮信

昭和 2年

通番22

浜 口雄幸

大行天皇の御幼時を偲び奉 りて
経済難局の打開について

通番23

芳澤謙吉

昭和 6年

438〕

昭和 7年

631〕

文庫版〕
都家歌六 (1987)『 落語 レコー ド八十年史 (上 ・下)』 国書刊行 会

資料解説

509〕
大正末 〔

)

328〕
大正末 〔

(送 釈俊師

606〕
大正末 〔
449〕

1)34〕
昭和 4年 〔

通番24

井上準 之助

対支政策
危ない哉 !国 民経済

通番25

井 上 準 之助

地方政戦に直面 して

昭和 7年

702〕

通番26

大養毅

強力内閣の必要

昭和 6年

409〕

通番27

大養毅

新内閣の責務

昭和 7年

致53〕

通番28

若槻礼 次郎

総選挙に臨み国民に想ふ

昭和 7年

651〕

SP盤 レコー ドと岡田 コ レク シ ョン

(金 澤裕 之

) 17

通香29 若槻礼 次郎

地方政 戦 に直面 して

通番30 斎藤実

昭和 7∼ 8年

751〕

通香59

近衛文麿

時局 に処す る国民 の覚悟

1701〕
昭和12年 〔

憲政 の一新

通番31 内田良平

昭和10∼ 11年

240〕

通番60

近衛文麿

日独伊 三 国条約締結 に際 して

1025〕
昭和16年 〔

日本 の 天職

昭和 7年

a36〕

通番61

永 田秀 次郎

総選挙 に就 て

通番62

中野正 剛

総選挙 と東方会

1134〕
昭和17年 〔

549〕

通番63

中野正 剛

米英撃減 を重 点 とせ よ

昭和17年

624〕

昭和 8∼ 9年 〔
3025〕

700〕

A00o3通 番 32 松 岡洋右
通番33 松 岡洋右
通番34 松 岡洋右
通番35 宇垣 一成
通番36 岡田啓介
通番37 岡田啓 介
通番38 木下成太 郎
通番39 小泉又 次郎
通番 40 桜 内幸雄
通番41 高橋是 清
通番42 山本 悌 二 郎
通香43 頼母木桂 古
通番44 林銑 十郎
通番45 広池千 九郎
通番46 町田忠 治
通版47 町田忠 治
通番48 松 田源 治
A0004通 番49
通番50
通番51
通番52
通番53
通番54
通番55
通番56
通番57
通番58

資料解説

青年よ起て
日本精神に目覚めよ

FAREWELL MESSAGE
伸 び行 く朝 鮮

総選挙に際 して
愛国の熱誠になふ
御挨拶に代へて
理由ナキ解散

昭和 9年

通番64

中野正 剛

国民 的政治力 を集結せ よ

昭和17年

昭和 10年 代

508〕

通番65

増 田義 一

立候補御挨拶並 二政見発表

1228〕
昭和11年 〔

昭和 9年

311〕

通番66

秋 田清

皇軍感謝決議趣 旨弁 明

昭和17年

130〕

昭和11年

z36〕

通番67

岸本綾夫

昭和十 八 年武装 の春

昭和18年

318〕

昭和13∼ 14年

321〕

昭和 7年

647〕

日12年

6140〕

H召

総選挙二際シテ

昭和12年

金輸出再禁止に就て
対英国民大会


召禾
日7年 〔
lo144〕
昭和12年 〔
2536〕

総選挙二直面シテ
国民諸君二告グ

昭和11年

a23〕

456〕

昭和12年 〔
o12〕
モラロジー及び最高道徳の特質 昭和一
桁代 〔
617〕
総選挙二際シテ国民二想フ
昭和12年 〔
526〕
政界の浄化
昭和13∼ 14年 〔
302〕
挙国一致ノカヲ以ッテ難局ヲ… 昭和11年 頃 550〕

米 内光政

政府の所信

安達謙蔵

選挙粛正 と政党の責任

安達謙 蔵

地方政戦に直面 して

山道 襄 一

地方政戦に直面 して

昭和 6年

z17〕

安部磯 雄

選挙粛正 と政府の取締 り

昭和10年

303〕

田澤 義鋪

国家の為に我 々の為に

昭和10年

328〕

田澤 義鋪

選挙の真精神

昭和11年

606〕

麻生久

新体制準備委員会委員の言葉
昭和15年 〔
233〕
国民精神総動員の強調の記念録音 昭和12年 526〕

新東亜の建設と国民の覚悟
昭和13年 〔
1344〕

有馬 良橘
近衛 文麿

昭和10年 代 は12〕

昭和15年

9o3〕

昭和10年 〔
314〕
昭和 4∼ 6年 〔
1237〕

通番68

A0005通 香69
通番70
通番71
通番72
通番73
通番74
通番75
通番76
通番77
通番78
通番79
通番80
通番81
通番82
通番83
通番84
通番85
通番86
通香87

A0006通 番 88

639〕
昭和27∼ 28年 〔

重光葵

重光総裁

長岡外史

飛行機の大進歩

大正13年

708〕

長岡外史

太平洋横断に際し全国民に想ふ

昭和 6年

325〕

古田中 博

東郷元帥

638〕

小笠原長生

昭和11年


召和 6年
日本海海戦に於ける東郷大将の

小笠原長生

乃木将軍の肉声 と其想出

昭和 6年

255〕

秦真次

弥マコ トの道に還れ

昭和 8年

610〕

多門二郎

凱旋後の所感

昭和 8年

駄26〕

東郷平八郎

連合艦隊解散式訓示

昭和 9年

613〕

東郷平八郎

軍人勅諭奉戴五十周年記念

昭和 9年

635〕

東郷平八郎

日本海海戦 第一報告 と信号

昭和10年

105〕

東郷平八郎

軍人勅諭

昭和10年

047〕

東郷平八郎

三笠艦保存記念式祝辞

昭和10年

149〕

東條英機

皇軍感謝決議に対する東條陸軍… 昭和17年

東條英機

東條陸軍大臣閣下御訓示

東條英機

大詔を拝 し奉 りて

東條英機

戦陣訓

加藤寛治

日本の軍人は何故強いか

昭和11年

平出英夫

護国の神「特別攻撃隊J

2534〕
昭和17年 〔

平出英夫

提督の最期

3340〕
昭和19年 〔

渋沢栄 一

第七十 五 回誕辰祝賀会

大正 11年

635〕

222〕

昭和15-16年

637〕

昭和16年

716〕

2037〕
昭和16∼ 17年 〔

SP盤 レコー ドと岡田 コ レクシ ョン

(金 澤裕 之 )

605〕

駄38〕

昭和18年

&34〕

通番 121 国語 ヨミカ タニ

(十 一・オイシャサマ、他

昭和18年

332〕

通番 122 国語 ヨミカ タニ

(十 五・お正月、他)


召和18年

3:29〕

通香 120 初等科 国語 三

へ(XЮ 8通 番 123 巌谷小波

(十

二 千早城)
)

通番 124 菊池寛

文芸 と人生

昭和 8年

通番 125 坪 内逍 遥

ベ ニ スの商 人

1235〕
昭和 9年 〔
327〕

短歌朗 読石川啄木集

昭和12年

7Ю 8〕

通番 129 照井濃 三

帰還部隊 (草 野心平

昭和17年

311〕

通番 130 北 原 白秋

自作 短歌朗 読

昭和14年

330〕

通番 131 火野葦平

麦 と兵 隊 (火 野葦平作

昭和14年

316〕

訪 欧大飛行航空講演

大正14年

334〕

御大礼伊勢外宮御親謁 実写

昭和 3年

239〕

通番134 」OCK謹 写
御大礼伊勢外宮御親謁実写

135
通番
川 島芳子 平井美奈子
蒙古 の 唄

昭和 3年

306〕

昭和 8年

345〕

お さよ

通番 127 照井饗 三

ふ と目は さめ ぬ

通番 128 照井濃 三

高原操

通番 133 」OCK謹 写

(島

崎藤村)
(島

崎藤村)

)

通番136 」OBKア ナ ウ ンサ ー

資利解説

617〕

昭和10年

日101■
召禾

通番 126 照井濃 三

A0009通 番 132

027〕
大正末 〔

犬 の叔母 さん

)

御大礼 行幸実写

3:20〕

1227〕
昭和 3年 〔
237〕
昭和一桁代 〔

通番 137 杉村楚 人冠

湯瀬 の松風

通番 138 野 間清 治

武道 の徳

通番 139 野 間清治

私 の抱 負

通番 140 徳川家達

済生会 の使 命 に就 い て

354〕
昭和一桁代 〔
206〕
昭和一桁代 〔

3:28〕
日1041 〔
召禾

通番 141 和 田信 賢

母 の勝利

656〕
昭和10年 代 〔

通番 142 竹脇 昌作

居庸 関 の激戦

昭和12年

258〕

通番 143 竹脇 昌作

空軍 の華梅林 中尉

昭和12年

234〕

通番 144 竹脇 昌作

一億起 て り

昭和17年

621〕

通番 145 竹脇 昌作

労働組合 の 目的

347〕
昭和20年 代 〔

通番 146 竹脇 昌作

組合 の方針 や動 か し方 を本 当

350〕
昭和20年 代 〔

通番 147 加藤直士

皇太子殿 卜御外遊御盛徳謹話

通番 148 徳富猪 一 郎

ペ ル リ来航 の意 図

640〕
大正10年 〔

10:39〕
日18有ユ〔
召禾

通番 149 丸 山定夫

あの旗 を射 たせ て くだ さい

SP盤 レコー ドと岡田 コレクション

318〕
戦中 〔

) 2

(金 澤裕之

通番 150丸 山定夫
通番 151松 井茂

きこえる

「火 の用 ′

Jの 講演

通番 152東 京市情 報課 或 る少年航空

通番 153東 京市情報 課 塵 芥 と戦争
通番 154東 京市報道 課 み ん な朗 らかで
親切 に
通番 155東 京市報 道課

れいれい れいの れいれい れい

A001o通 番 156大 谷 光演

戦 い な き世 界 へ の道
通香 157出 口王 仁 三郎 ネ

「罫
通番 158青 木庄 蔵
国家 的禁酒注意

通番 159山 室軍 平
通番 160佐 々木清麿
通番 161佐 藤範 雄
通番 162橋 本郷見
通番 163服 部三智麿
通番 164田 中智 学
通番 165賀 川豊彦

22

資料解説

世界 を神 に
仏教 講演俗仏
普通選 挙 国民覚醒
不動心
真宗 の安心
教育 勅語 の神髄
恋愛 と 自由

戦中 〔
317〕
昭和9∼ lo年 〔
312〕
昭和10年 代 〔
328〕
戦中 〔
3o3〕
戦中 〔
306〕
戦中 〔
249〕
大正12年

639〕

大正中期 〔
1239〕
大正末 〔
536〕
大正末 〔
320〕
昭和 8年 〔
1751〕

昭和10年 代 〔
444〕
昭和10年 代 〔
630〕
昭和10年 代 〔
駐34〕
昭和一桁代 〔
1923〕
大正11年

651〕

音源資料が ひ ら く
音声 0発 話 の研究

││

│■ │
│││,│


(1

,││111

■ ● ●一 一


■一

■・

SP盤 演説 レコー ドが ひ ら く日本語研 究
夫 之

正 裕

編 者

澤 澤

初版第 1刷 発行

相 金

2016年 (平 成28)3月 10日

装 頓 笠 間書 院装 頓 室
発行者 池 田 圭 子
発行所 有限会社 笠間書院
〒1010064 東京都千代田区猿楽町223
■,03-3295-1331

FAX03-3294-0996
夕長を多00110-1-56002

組版 :ス テラ 印刷/製 本 :モ リモ ト印刷
落丁 ・乱丁本はお取 りかえいた します。
出版 目録は上記住所 までご請求下 さい。ht● //kaSamashoinjp/

ISBN978 4 305 70795 6

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