Professional Documents
Culture Documents
ホットイッシュー「イノベーションを実現するためのマネージメン
ト」
研究技術計画学会 於:東北大学青葉山キャンパス
研究者の流動性と
サイエンス・コミュニケーションの運営
ション
2. EU における研究者流動性とサイエンスコミュニケーション
2.1 EU における「科学と社会(知識社会)」と SC
動向と方法論
2.2 サイエンスコミュニケーション・プログラム作成
2.3 SC プログラムの交流
3.サイエンスコミュニケーション活動動向
3.1 ESOF におけるサイエンスコミュニケーション
4.マネージメントの問題
4.1 NPO の例: FSC/SCJ/WimD
5.結論
1. 2005 年サイエンスコミュニケーショ
ン元年
1.1 科学技術に関する環境変化と政策推進
1980 年代:ポスト・キャッチアップ
1990 年代前半:基礎科学推進・大学院教育推進
1996 年科学技術基本法
科学技術基本計画、行政法人化、大学院重点化( COE) 、産学連携
( MOT ・知財・ TLO )、知識社会
1.2 科学技術と社会の問題解決
公害、大量生産大量消費、人口爆発、南北問題
理科離れ(3 K 、脱工業化社会、情報化社会)
地球温暖化、持続可能な発展、 21 世紀の知識社会
2005年:サイエンスコミュニケーションの COE 形成
科振調:東大、早大、北大 … 阪大 CDC 、 JST- 博物館、理研
2006年文科省科学技術週間:サイエンスカフェ
「社会の中の科学技術」とサイエンスコミュニケーションの
課題
「問題解決型アプローチ」=「文理融合」
科学技術と社会の問題を解決することを目指す社会調和的合意の形成、そ
の方法論の開発
社会のための科学、一般市民社会の意見を政策形成に取り入れる
科学技術政策研究上の原論的変化 専門家評価=>市民参加評価
人文社会科学の推進、レベルアップ
「科学技術と社会」の関係において社会影響「インパクト」を科学的
に定義し量的質的観測する
動向予測( Foresighting) 活動の重要性
社会調査研究の広がり
科学技術の「サービス」の定義の必要性 サイエンス
科学技術知識の経済的価値(社会・政治含)の形成 コミュニケーション
「社会ニーズ」の定義の必要性と観測スキルの向上科学技術にまつわ
る社会階層・集団・個人のリスク・メリット・バランス
「シナリオ分析」の定義の必要性と観測分析スキルの向上
Foresight 、テクノロジーアセスメント手法の必要性
「ニーズ調査」・「シナリオ分析」=>「 R&D 施行」=>「政策課題
提案」=>「サービス」過程のシームレスな連携
研究者流動性とサイエンスコミュニケーション
1. 2005 年サイエンスコミュニケーション元年
1.1 科学技術に関する環境変化と政策推進 導入
1.2 政策課題としての「科学と社会」とサイエンスコミュニケー
ション
2. EU における研究者流動性とサイエンスコミュニケーション
2.1 EU における「科学と社会(知識社会)」と SC
動向と方法論
2.2 サイエンスコミュニケーション・プログラム作成
2.3 SC プログラムの交流
3.サイエンスコミュニケーション活動動向
3.1 ESOF におけるサイエンスコミュニケーション
4.マネージメントの問題
4.1 NPO の例: FSC/SCJ/WimD
5.結論
社会合理性と科学合理性の対峙
社会 科学
事実 事実
コミュニケーションと情報伝達
発信 受信 宛先
思考体系 思考体系
コード化 デ・コード化
科学的発見の社会文脈
STS 論者
社会
事実 技術と社会 科学知識
の融合
思考体系
科学
知識の拡散モデル
ガリレオ・天文学対話
シンプリチオ
社会 (民衆・ 権 力)
≒
思考体系 消費・民主 権威社会
集愚 (?) 社会 知識社会
ファシズム
サグレド
知識社会
(仲介者) サルヴィアーチ
(科学者)
エージェント社会
契約社会
知識の相互転換(融合)
「科学と社会」「サイエンスコミュニケーショ
ン」活動
2.1 EU における科学と社会
フォーサイト研究動向
JRC-IPTS http://www.jrc.es/home/index.htm http://www.jrc.cec.eu.int/
EU 内の STP 関係者ネットワーク
テクノロジーアセスメント動向
欧州各国議会テクノロジーアセスメントネットワーク EPTA http://
www.eptanetwork.org/EPTA/
欧州議会テクノロジーアセスメント EU-STOA http://
www.europarl.eu.int/stoa/default_en.htm
欧州委員会研究イノベーション総局 http://
europa.eu.int/comm/research/index_en.cfm
欧州委員会研究イノベーション総局「科学と社会」
http://europa.esn.be/comm/research/science-society/home_en.cfm
テクノロジー分野別政策コンソーシアム
Science in Society Forum 2005, EU 2005
FP-ERA の中の融合研究 NEST-SSH 、 TSER ( Targeted Socio-
Economic Research) 、 SINAPS (Science Information for Policy
Support) 、 ELSI/ELSA 研究
NEST(New Emerging Science Technology), SSH (Social Science &
Humanities) ELSI (Ethecal Legal Social Implication)
社会イベント的運動
サイエンスカフェ(科学教育の社会運動版)、ユーロサイエンス
オープンフォーラム ESOF2004,ESOF2006
Scheme of Mobility and Career Path of Researchers
in STP-STS-MOT
Policy Oriented
Issues in STS-STP-MOT
Biotechnology
Nanotechnology
EU
ITC
Energie-Evironment
TA ESF
Gov.
DFG Action
Social Trust
Regional
?
CNAM ? CNRS MCF
Action HFSP
CIS
German TA MPG etc
Social Trust
ANVAR S&T Laboratories
Social Trust
ANRT
University
Flow of HR
Technology Transfer
Entrust
Citizen Panel
Café Scientifique Science Feed Back
Communication
Communication
Society oriented
欧州委員会研究イノベーション総局FP6
EU 科学と社会「マリーキュリーアクション」
マ リー キ ュ リー ア ク シ ョン の キ ャ リア パ ス ア セ ス メン ト
長 期 キャリアの 中 での
4年 以 上 の 経 験 または 博 士 号 M Cボード
経 験 とトレーニング
協会役員構成 賞
研 究 者 キャリアパ スの 再 統 合 プロセス
欧 州内 フ ェロ ー シ ップ 国 際フ ェロ ー シ ップ
知 識移 転の た め の
機 構フ ェロ ー シ ップ
研 究 開 発 スキーム 産 学 連 携 マ ッチ ン グ
知識移転
4年 以 下 の 経 験
研 究 トレ ー ニ ン グ の ネワー
ットク
各 種会 議 開 催 とトレ ー ニ ン グ コ ー ス
早期の流動性
研 究初 期 段 階
に おける機 構内 フ ェロ ー シ ップ
Communication phase and route among the
--stakeholders
Emerging communication route -- Emerging communication phase
Specialization
Expertise of
In S & T
Expertise of Scientific Research
Techno- Industry Technology Scientific
Communication Communication
Scientific
Technology & Society Science Communication Communication
Communication
Technical Journal Knowledge
Consumption
oriented Production
Industrial Oriented
Society Integrated
Science Journal
Ba
2. Communication training In
s
3. Science and Media, Art Skill
ic
er g
Ski
4. Laboratory Studies/Management Skill
y
ll
5. Town Meeting Skill
P
t
r
w
rc
ac
een
Group 1
Fundamental Report on Research Investigation
ITEM 1-4 of Basic Research and Investigation
Outcome by
group works
Ov
dat
Info
The
Item
Methodology Instruction Research writer Methodology Implementation
From different countries Communicator Into internal/external body
Collaboration Catering practice
With Asia To public institutions Application
Completion
MRS
① Synthesis
Practice
MRS
③ Synthesis
SC プログラムの交流 調査計画段階
ハイデルベルク ELSF ( EMBO/EMBL )ハイデルベルク大学 -調査所用期間2日
ドイツ中南部に位置するハイデルベルクは古くから大学都市として知られ、ドイツ語圏学術研究の中枢
都市である。欧州分子生物学研究機構( ELSF) およびその参画機関である欧州分子生物学研究所はこの
ハイデルベルク大学を中心にネットワークが形成されている(ストラスブール・バーゼル)。この
ELSF の運営ならびにアウトカム・広報をマネージしている当大学のサイエンスコミュニケーション運営
方法をインタビュー調査する
ブレーメン大学 サイエンスコミュニケーション修士課程 -調査所用期間1日
欧州委員会の策定した PUST (市民の科学技術理解増進)プログラムであるデカルト賞に入選したサイ
エンスコミュニケーション学科の教育研究課程を調査する http://www.fachjournalistik.de/master.htm
カールスルーヘ ヘルムホルツ研究機構 ビーレフェルト大学複合領域学部 -調査所用期
間2日
ドイツの巨大研究機構であるヘルムホルツ研究機構カールスルーヘ研究所には、未来技術研究・科学技
術安全研究と社会科学の融合した部門が存在する。同様にビーレフェルト大学では、社会問題としての
科学技術を扱うインターディシプリナリー学部があり、サイエンスコミュニケーション研究を行ってい
る。この両機関にドイツのサイエンスコミュニケーション人材育成に関してインタビュー調査を行う
スイス CERN ・ ETHZ/EPFL -調査所用期間3日
スイスにおいて欧州原子核研究機構 CERN 、スイス連邦工科大学(チューリッヒ・ローザンヌ)は科学
技術研究の主要拠点となっている。とりわけ、 CERN においては PUST ・サイエンスコミュニケー
ション活動が研究機関の公式活動としても重要視されており、 ETHZ/EPFL と連携して世界の先端を行
く研究機関の活動政策・育成方法をインタビュー調査する
ウィーン オーストリア学術会議 -調査所用期間1日
欧州委員会研究イノベーション総局において研究評価委員会委員長を務めるヘルガ・ノボトニー教授を
オーストリア学術機構にたずね、欧州のサイエンスコミュニケーション、 PUST 活動の政策動向ならび
に政策判断・研究教育政策についてインタビュー調査する
ミュンヘン ミュンヘン大学・ ESOF 事務所・ドイツ歴史博物館 -調査所用期間2日
2004年のストックホルム ESOF 2004に続き、2006年にはミュンヘンにてユーロ・サイエン
ス・オープン・フォーラム2006が開催される予定である。この ESOF 2006事務所ならびに事務
所と連携したサイエンスコミュニケーションの大学教育研究をおこなうルードヴィッヒ・マクシミリア
ン・ミュンヘン大学にインタビュー調査をおこなう。
ベルリン ベルリン自由大学・工科大学・ MPI ・ウラニア博物館 -調査所用期間3日
ドイツの科学技術史・ STS 研究教育の中枢となっているベルリン自由大学・工科大学および MPI マッ
クスプランク研究所の人文社会科学部門にサイエンスコミュニケーション教育活動の具体例を調査する
調査計画段階
ブリュッセル EU 委員会「科学と社会」 デカルトプログラム部門 -調査 所用期間1日
EU 委員会は研究イノベーション総局に「科学と社会」部門を創設以来、 ELSI/ELSA 、 PUST などさま
ざまな社会効果をもつプログラムを策定してきた。今回創設されたサイエンスコミュニケーションのた
めの国際賞デカルト賞が作られた背景ならびにその受賞者の査 子などをインタビュー調査 する
オランダ デルフト工科大学、ラーテナウ研究所 -調査 所用期間1日
再生エネルギーの国民採査 に関するデンマーク方式を発展させたサイエンスショップや市民パネル方式
で知られるデルフト工科大学・ラーテナウ研究所に市民参加型の科学技術政策決定過程の教育研究動向
についてインタビュー調査する
ベルギー カトリックルーバン大学理学部 -調査 所用期間1日
ベルギーのフランス語圏・ドイツ語圏境界上に位置する同大学はこの国の科学研究として知られる。同
大学理学部ならびにサイエンスコミュニケーション修士課程講座を提供してる同大学に教育研究方法論
をインタビュー調査する
プラハ カレル大学理学部 -調査所用期間2日
中東欧の古い大学として知られるプラハ・カレル大学においては、欧州加盟にともない欧州レベルの科
学技術政策が教育研究において新しく導入されている。これまでは存在しなかったサイエンスコミュニ
ケーションなどの政策的導入がどのように運用されているか、インタビュー調査する
ブダペスト ブダペスト工科大学・学士院 -調査所用期間2日
ブタペスト学術査 体は、中近世の産業社会形成に技術発展の面で異彩を放つとともに、現代においても
サイエンスメトリー研究の中心でもある。欧州連合新加盟国として欧州標準のサイエンスコミュニケー
ション教育活動が導入されているが、この運用の様子をブダペスト工科大学・ハンガリー学士院にたず
ねインタビュー調査を行う
セビリア JRC-IPTS 科学技術未来予測研究所 -調査所用期間2日
EU 委員会の主要研究機関である JRC 欧州ジョイントリサーチセンターの傘下にあるIPTSセビリア
科学技術未来研究所は、欧州議会アセスメント EPTA 機関の理論研究の舞台となっている。この研究所
ネットワークにおける科学技術政策教育研究の動向とその大学連携についてインタビュー調査する
カナダ マックギル大学、 CSWA/ACRS サイエンスライター連合 -調査 所用期間2日
北米における英語・フランス語査 でサイエンスコミュニケーションの職業査 体として主要な機能を果た
している同連合に、マックギル大学におけるサイエンスコミュニケーションの教育研究ならびにキャリ
ア形成の方法論・運営方法についてインタビュー調査 する http://www.sciencewriters.ca/
調査計画段階
仏:エコルノルマル(リヨン)-パリ第七大学C2S0連携講座
4.マネージメントの問題
1. 2005 年サイエンスコミュニケーション元年
1.1 科学技術に関する環境変化と政策推進 導入
1.2 政策課題としての「科学と社会」とサイエンスコミュニケー
ション
2. EU における研究者流動性とサイエンスコミュニケーション
2.1 EU における「科学と社会(知識社会)」と SC
動向と方法論
2.2 サイエンスコミュニケーション・プログラム作成
2.3 SC プログラムの交流
3.サイエンスコミュニケーション活動動向
3.1 ESOF におけるサイエンスコミュニケーション
4.マネージメントの問題
4.1 NPO の例: FSC/SCJ/WimD
5.結論
CE QUI S’EST PASSE DEPUIS 1997
Orienté à l’ouverture
de service publique
Research Duality Correlation
Dicpl 1 Dicpl 2
Inst 1 Multi
RTD+SSH Hybridization
GM Tec
Ethics Regulation
GM therapy
GMO Food
Transplant
GM Regulation
SNIPs
DDS
Dicp 1
Dicp 2 GM Contamination
Dicp 3 Bio Ethics
STS
GMO Moratorium
GM Technology
遺伝子組み換え技術に見る MOT-STP-STS 相上の他分野融合性
T S T S T S
テクノロジープッシュ
T S T S T S フェーズ I
マーケットプル
T S
社会アジェンダ ロードマップ
フェーズ II
T S T S
技術・社会融合
T S T S
Hybrid
S T S T フェーズ III
B フェーズ I
D
F2
キャピタル C B D
フェーズ I
農業品種改良
技術と社会の共進化( Airy Ripp ) 遺伝子治療
Co-Evolution of Technology and Society
科学技術系NPOの活動類型
SCJ
サイエ
SCJ:サイエンスコミュニケーションジャパン
FSC:科学と市民財査、WimD:ドイツ学術査話
知識の査散モデル
ガリレオ・天文学対話
シンプリチオ
社会 (民衆・ 権 力)
≒
思考体系 消費・民主 権威社会
集愚 (?) 社会 知識社会
ファシズム
サグレド
知識社会
(仲介者) サルヴィアーチ
(科学者)
エージェント社会
契約社会
知識の相互転換(融合)
NPO 科学と開発 SciDeV (開発途上国、ロンドン・ネイチャー)
結論
「問題解決型アプローチ」=「文理融合」
科学技術と社会の問題を解決することを目指す社会調和的合意の形成、そ
の方法論の開発
社会のための科学、一般市民社会の意見を政策形成に取り入れる
科学技術政策研究上の原論的変化 専門家評価=>市民参加評価
人文社会科学の推進、レベルアップ
「科学技術と社会」の関係において社会影響「インパクト」を
科学的に定義し量的質的観測する
動向情報( Foresighting) 活動の重要性
社会調査研究の広がり
科学技術の「サービス」の定義の必要性 サイエンス
科学技術知識の経済的価値(社会・政治含)の形成 コミュニケーション
「社会ニーズ」の定義の必要性と観測スキルの向上
社会階層・集団・個人のリスク・メリット・バランス分析
「発展シナリオ分析」の定義の必要性と観測分析スキルの向上
Foresight 、テクノロジーアセスメント手法の必要性
シームレスな連携
「ニーズ調査」・「シナリオ分析」=>「 R&D 施行」=>「政策課題
提案」=>「サービス」