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勤医協中央病院 看護師長室

北海道札幌市東区伏古10条2丁目  〒007-8505  TEL:011-782-9111  URL:http://www.kin-ikyo-chuo.jp メール:kango@kin-ikyo-chuo.jp

2008/10/16(thu)

ナース ワゴン(看護部だより) ☆ NO.83

★ノロ対策スタート全職員集会★  Q1:ノロウイルスによる感染性胃腸炎の
Q1:ノロウイルスによる感染性胃腸炎の
10月15日(水)に行ないました!!    患者さんの便1g中にノロウィルスは
   患者さんの便1g中にノロウィルスは
         約10億個含まれている?
イエロー:高橋司技師長、ピンク:安江
主任、グリーン:瀬戸科長とノロウイル

レッド:高桑先生、ブルー:川口先生、
ス役:扇谷、浅沼史、高橋未各事務

感染撲滅戦隊ICTレンジャーを演じる、

         約10億個含まれている?

Q2:ノロウイルスによる感染性胃腸炎の
Q2:ノロウイルスによる感染性胃腸炎の
   患者さんの嘔吐物中にノロウイルス
   患者さんの嘔吐物中にノロウイルス
        はほとんど含まれていない?
        はほとんど含まれていない?

Q3:ノロウイルスの流行時期にはウェル
Q3:ノロウイルスの流行時期にはウェル
   パスによる手指消毒が大変有効で 
   パスによる手指消毒が大変有効で 
        ある?
        ある?

Q4:ノロウイルスによる感染性胃腸炎の
Q4:ノロウイルスによる感染性胃腸炎の
   潜伏期間は、約3日である?
   潜伏期間は、約3日である?

 今年も、外来でノロの患者が少しずつ出始めました。中央病院では全 Q5:ノロウイルスによる感染性胃腸炎で
Q5:ノロウイルスによる感染性胃腸炎で
職員でノロ対策を進めるため、「全職員スタート集会」を開催。ICTによ    は、はじめに38度以上の発熱が見
   は、はじめに38度以上の発熱が見
るノロ撲滅戦隊ICTレンジャーや、ノロウイルスも登場。更に、全職員に        られる。
       られる。
よる〇×クイズも行なって、ノロ対策への取り組みの重要性を確認しま
した。冒頭、田村院長より「2006年11月のアウトブレイクは私も先頭に立っ Q6:ノロウイルスによる感染性胃腸炎に
Q6:ノロウイルスによる感染性胃腸炎に
て対策を行なった。発症病棟の師長さん、主任さんは本当にご苦労され    罹患後、ウイルスは便中から速やか
   罹患後、ウイルスは便中から速やか
た。今日この集会に参加した職員は、各部署で先頭に立って取り組ん    に消失し、症状消失後3日以内に検
   に消失し、症状消失後3日以内に検
でほしい!」そして、ヒポクラテスの誓いである「汝、傷つける事なかれ!        出されなくなる?
       出されなくなる?
を胸に、私たちも医療者の手を介しての伝播がないように取り組もう」と
訴えられました。全体で158名が参加しました。 Q7:新鮮な牡蠣を食べていれば、ノロウィ
Q7:新鮮な牡蠣を食べていれば、ノロウィ
    ルスによる胃腸炎には罹患しない?
〇×クイズ風景

    ルスによる胃腸炎には罹患しない?

Q8:ノロウイルスによる食中毒が発生し
Q8:ノロウイルスによる食中毒が発生し
   たとき、感染症法に基づき、24時間
   たとき、感染症法に基づき、24時間
     以内に保健所に届け出が必要で
     以内に保健所に届け出が必要で
      ある?
      ある?
次回は、
たまねぎNs-Ns81      同じ秋田から
来た6階の新人
4西  越後屋愛子さん 藤田さんです。

 中学時代に修学旅行で来た「札幌」に憧れ、秋田から勤医協看護学校
に入学した越後屋さん。4西病棟に配属になりました。母の反対を押し切
り札幌で就職したのも、「勤看の仲間と支え合ってやっていきたい!勤医
協の患者に対する姿勢が素晴らしい!」と思ったから・・と。4西に入り始
めは緊張して大変だったけど、先輩達が楽しく、一生懸命教えてくれ元気
にやってます。先日行なわれた全日本民医連看護介護研究交流集会in 新人6ヶ月後オリエンテーションの越後屋さん
札幌のオープニングDVDにも出演しました。趣味は音楽鑑賞。 (中央)と4西石後岡師長と同期の大山さん(右)

【解答】Q1:○ノロウイルスは感染力が強く、通常100個未満のウイルス量で感染が成立する。Q2:×嘔吐物1gにノロウ
イルスは1~10万個含まれる。Q3:×ノロはしぶといので85度で1分以上加熱しないと死なない。流水と石鹸で洗い流す
事が重要。消毒は次亜塩素酸で!。Q4:×15~48時間翌日から翌々日には多くの人が発症。Q5:×ムカムカ感のあと
急な嘔吐。Q6:×症状消失しても3~7日間程患者の便中に排出されるため2次感染に注意が必要。Q7:×ウイルス量が
一定あるとどんなに新鮮な牡蠣でも感染する。不十分な加熱では死滅しない。Q8:×食品衛生法で食中毒が疑われる場
合24時間以内に最寄の保健所に届ける。感染症法では「感染性胃腸炎」として5類感染症定点把握疾患に定められている。

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