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課`」


岡崎俊夫 ・,
鳥静 子課
, 槙 頁回

280圏
R6)1280頁

装00
98
豪 22 共 産 主 義 モ ラ ル
田嘲便
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庫B 定
園 部 四 郎
V目
長ツξ

抗戦 下 の質慶 の街。年老 いた母 と子 を抱え て、妻 にす てられ
ロ  シ ア の ¨

かけて いる男︱︱病蒻 と書 悩 に打 ち ひしがれ たイ ンテリの心

理描官 は、長 い抗戦 に つかれ た、寒 い重慶 の夜 にし入わたる
筑摩書房編集部編
ような響き をも つてわれわれ の胸 に迫 つてく る。多大 の反響 頁回
を呼びながら、何故 か作者 は この 一作を以 つて沈獄 し た。 け
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祀 國 の 砂

だ し中国文學最近 の問題作である。 日本無 名詩集 刈2
6翼
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奥 野信太郎諄
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憤頁回
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ち ゃお つう ゆえ
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B6チ 」230頁
k便 2oO回
棗22
田列債

庫B 豫
内田清之助編
筑摩 書 房
B6列 300頁 豫領270回

五四運動 に材 を採 り、新生中凹 の曙光 の混沌 の中 から 一つの
生物 ごよみ

「文京・i台 町
振 替 東 京 105768
芽 ぶき し虞摯 な生命が生れ て、それ を中心 とし た圏 の機大 と
共 に新 し い知識暦が革命 へと成熟 してゆく。 この小訟 はいわ

L・
内 田清 之 助 。岡 11要 ・末 黄 恭 雄

ば 季生 の ﹁阿Q﹂だ。 ユー モアのな か に、革命的自覺 を周園 大 町 文 術 ・篠 蓮 喜 人 ・内 田享 ・

東京者
から張く迫 られてゆく多く の學生 たちのあり のまま の委を描 牧 野富 太 郎 ・服 部 静 大 。小熊 梓
いた傑 作である。 石 川 光 晴 o中村 浩 ・八杉 龍 一氏


ら の珠 工 の生 物随 筆 集
九 月号
i:
墨寵画懸霞遷車姜議議露肇奎■餞彎警学肇壁警讐甲ヤ軍繁==7‐
速 記 者 泣 か ぜ の日 本 語
編集 部 今、衆議院速記 者養成所な んかで ても でき ますけれども、速 度が違 いし、聞き
速 記術はむずかし いか
は、な らし てど のくら いやれば 一人前 になれ 返 しも できます からね。
編集 部 速記術 はむず かし いも の、 と 一般 るんです か。 編集 部 国会 で働け るよう になる のが大体
にされて いますが、習得す るのに相 当年数が 野 生司 私 の方 の養成所 は、衆議院 の議事 三年半 と いうわけ ですね。
かかるのでし ょう ね。 速 記 に従事す る最高 レベルの専門速 記者を養 野生司 ヽ 4え、そう です。 しかし、速記学
田鎖 われわれ の方から考え ると、 このご 成す る のが 目的 です から、修業 年限 二か年半 校を出ただけ ではだ めな んで、速記課 に入 っ
ろはわ りあ い短期間 に高能率を発揮す るよう と いう ことにな っているんです。大体、毎 日 てから練達な先輩 の指導 を受けながら長 期間
にな って来ましたから、 そう大変 だ とは思わ 午前中 は速記術をやり、午後 は学科が主 にな にわた って多 く の実務量 を こな して、初 めて
な いんです。現 に 一年そ こそ こで最高 の速 度 って います。高 校卒 の男女 をとりまして、 日 一洗速 記者 として完成 されたも のが でき 上る
に達 しておる人があ る。聞 くと ころ によると 曜や夏冬 の休み のあ る ことは普通 の大学 と同 んです。連 記教育 は、 ただ速 度を上げ る こと
中根速 記学校 の方でも 二年足 らず で役立 つよ じ ですが、多く の生徒 は、放課後 や夏 休みな だけを主限 にし てやれば、  一年 で、十分間 三
う にな つた と言 います から、 そう悲観したも ども、自主的 に練 習して います から、
 一人軍 千字書け ると ころ に達す る人も でき るでし ょ
んでも な いんじ ゃな いです か。 均 一日六、 も時間速 記の勉強 をや ってるわけ うけど、速 記はただ速 度 さえ持 ってれば何 で
福岡 牛天 際、 こη ︶
ンつの人 の上達 の早 いの です。大体 二年間 で、他 日第 一級 の速 記者 と も書け ると いうも のじ ゃな いんで、書 いた逮
には驚きますね。 われわれが 三年経 ってや っ して活躍す る素地 が養われ るわけ で、あ と半 記符号を正しく早 く反読 し、誤 りな く反訳し

と達 した スピ ード に 一年で達する﹁ これは速 年は実務的な練習を主 とします。 まあ簡単な なけれ はならな いので、それには用 キ、朗語
渉■負 う 2 ころが 大き いです ね。
つ進一 講演とホロ述速記ならは﹁そんなにやちtく︲ の 十 分 な 掬 盪 tヽ

繁﹂︲、
年一
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西野にわに一一︲
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︲LL 蹂躍重 電境濤轟爛礫蠅瑞醐翻

墨[を I:蘇 「1隆 雄一一席

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れが伴 わな いと、 いい速 記はできな い。 も のではあ りません。 日本速記協会で、毎 年

´

33じ
冤慧 百1墨 菫馨静
ユ1偏 暴峯g者
田鎖 そ の点 ですね。 ですから 一年ぐ ら い 検定試験 や奨励試験を や って いますが、 B級
でり っばな技価を持 つよう にな った人は 一般 ︵十 分間漢字仮名 まじり文 二九 〇〇字︶ に合


11環

1言 ゝ
的 な高 度 の常識をす でに備え ている、それ か 格す る者 は大体速記を習 い始 めてから 一年半

虚三墓是だ 美スf食 履 轄鷺義磐 馨│じ E
ら字を使う力 とか文章を作 る力は相 当進 んで な いし 二年、A級 ︵同じく 三 二〇〇字︶ に合
る人 と見 ていいわけ です。 そ の証 拠 に高等学

│'つ
格す る者 は二年半な いし 三年半 とな っている


校 の上級 生、大学生なんか非常 に成績 が いい

言薔ピ慮桑 岸憲ヂ幕 虐
んです。も ちろん何度受け ても合格 しな い人

覇ケ長を有ビなな箸ピ露ビなふ阜二も
ん です。 です から、衆議院 の養成所 の状態 か もあ ります。しかも これ に合格 した人 でも 国


李螢曽
ら いえ ば、高 等学校卒業生、昔なら中学卒業 会 に採用 されるには、 さら に採用試験 にバ ス


生を とられ たんですけれども、そ の程度 の人 しなければ補助速記者 にも なれません。 そう


を す べて の問題 にぶ つか って間違 いな い速 記 し て採用試験 に合格 し て就 職し てから半 年た


t il喜
録 を作 るよう にす るには、速記 の速 度よ り理 てばまた試験があ り、 さら に三年た っても う

1彙
解力 の勉強 の万が大事な んでして、 それを養 一度試験 があ って、 それ に合格 して初 め て主


書:喜 藉二'I¥た 菅経ゼ
成す るのによほど の時間を とられ るんじ ゃな 任速記 者 となれ るので、国会 で 一人前 の顔が

if4λ 卜


壁F誉 奮3お 箱手圧2事
いかと思うんです。 でき る のは、最短距離 を進 んだ人 で六年、普
中井 世間 でよく 三か月 か四か月 で速記 が 通 は入 o九年かかると いうおけ です。

(Fi誉 藷1:電
覚え られ て、最高速記 士 の称 号を与え ると い
速 記 の専 門 化
う ような広告を見 かけ ますが、現 在 の と こ
ろ、どんな式 でも 三か月ゃ半 年で 一人前 の仕 編集 部 速記者も 内容 に応じ て専門化 し て

暑:ム 薄
事が でき るはずはな いので 。まあ速・
す 記の分 行 くと いう ことが考え られますね。

1や ,畠 Eな
野も いろ いろあ ります から、
 一年も やれば、 別から考え られ ていました。 たとえ
田鎖 一


あ る いは職業的 にやれ る特殊な分野もあ るの ば講談、落語など は 一種 の専門みた いなも の
かも しれませんが、国会 や地 方議会そ の他各 で、 よほど慣れた人 でな いと書けま せんね。


種 の会議など で 一言 一句誤 りなし にと って行 新聞 の電話速記も濱 れな いとでき ませんが、
うな名前 が飛び出す ので、知 らな い悲 しさ、 か。
う いう事実を究 明す る委員会 の速記 と いうも
何が何 やらわ からなくな っち や つて、も の笑 中 井 や つばり早 口で発音 のは っき りしな
のは、実 にむずかし い、神経 の疲 れるも ので
いになる のが以前 よくありましたねo
い人が いち ばん困 りますo早 口でも は つき り
す。木会議あ たりで名文句 で演説す る のは、
野生司 私 は、家が宗門 に関係し ている の した発音 で前後首尾 一貫 した話 し方をし て下
ぁたしたち の頭 にすな おに入 って来 ます から
ですが、仏教 の話 は速 記す るのに最も や っか
さると いいんですが⋮ o
筆も動き ますが、事実 そ のも のの陳述 を速記
いな部類だ と思 いますね。各宗 に独自 の専門 福岡 歯 が抜け てたり、抜け てなく ても 発 す る場合 は、次 から次 へ出 て来る言葉 は予
語が多 いし、経文 の引用が出 たり、梵語が出 期
音 のは つき りしな いのが困 りますねo肯定 か
す る こと のできな い言葉 ばかりで、頭 の働き
L 否定かわ からな いです からねo
議 ¨請﹂ rけ¨ ・
P融腕は 導︻康臨 時的 一耀 が調子 に乗らな い。言 い違 いも 人間 のことだ

中丼 国会 でも昔は ﹁人 に輝 く 一点 の星、 からあ るに違 いな いが、 それがあ つても気が
いうふう にな る。椎尾弁匡師 の話を書 いた速 地 に咲く 一輪 の花﹂と いう ような名文句 の演 つかな いcわ たしたちは録青器じ やな いので、
記者が、善導大師 の ﹁六時礼讃﹂ の話 なんで 説が多 か った のですが、 こう いう のは いくら
音 とし てとらえ る のでな く、言葉 とし て聞く
すが、 ﹁一日のうち ジ ンジ ョーとか ニチ モツ 早 く ても速記者 には楽なん です。と ころが こ
わけ です から、話 し手 の思想 の流 れが自然 で、

とか ゴヤとか いう ふう に六 つのとき にお念 仏 のごろは、時間 の制約などもあ つて論議 の内
発音が 明瞭 で、言葉 の使 い方がぴ ったりし て


﹄で
﹁ ︸
を となえ て礼拝す る。﹂ と言われた のがど

¨警
Ӭ

一一機

¨一
”一
う 容が非常 に実質的 にな って、 の っけ から本論

るとき は、速 記も反訳も 楽 で、 こう いう人を

に入 り、 しかも ﹁︰︰す るも のであ ります﹂
わたしたちは ﹁お客様﹂と呼んで大事 にし て
な んてゆうち ような ことは言わな い。ま るで
るんですが ︵笑 ︶ このごろはお客様も ず いぶ
論文を読 んでいるような調子 の演説 が ふえ て
ん少 くな りましたo
らえたとしても、仏教辞典を引 いても、特別 来ましたo ︵笑︶
田鎖 わ たしども が議会 に関係 した のは明
な仏教用語ではないから出てないし、国語辞 編集 部  つまり音 のは、 一種 の調 子 に乗 っ 治 四十 一o二年ごろな んです から、もう幾 音
典でも出て来な い。音を頼 つて書く速記 にお た話 し方、今 のは言葉 を ぶ っつけ る、と いう
も前 の話 です が、 そ の時 分わたしは貴族院 の
ぃては、 こう いう のが 一番困りますo ことですね。
方 にお って、暇なも んです からよく衆議院 へ
中丼 そう いうわけ です。だ から話 し方が
速記者の ﹁お客様﹂ 傍聴 に行 ったも んですo貴族院 でり っばな演
ゴツゴツし て筆 に乗り にく いんです。 し
かも 説をす る人 に三島爾太郎と いう子爵が いて、
編 集 部  専門 的 な話 も と り にく いで し よう
事実 に即した発言を される。 たとえ ば、行政
こ の人 の演説 は模範 的 でし た。早 からず遅 か
ルて 力■ のが速記 し にく いでし よう 監察委員会■どそ の代表的 なも のですが、 こ らず、 t かも そ の通 り書 いたも のが実 に つ つ

〓Iヽ一 けr.
どな ¨にがL 義澤障難晨で■■鳴瑾
狂酪囁 γ矛しにドが﹂ヶ 中 には実 に■ のすご いのが いますね。東大事
件 で出 て来た若 い学生 さんな んか、実 に早 い 編集部 そう いう場合 は、国会では原稿 が
お百姓議員 が いて、ず いぶん乱暴な話し方を
も のでした。代議 士 の多少早 いのなんか問題 も とにな るのですか、 それとも発言 した こと
する のでそ のままではも のになLな い。わ た
じ やな い。 →香 がも となんです か。
しども衆議院 の速記課 にも とき どき行 ったん
中丼 発言 した言葉 がも ちろ んも とな んで
ですが、速記課 に代議 士が来まして ﹁あ そ こ 原犠を読む演説
すが、 国会 でも趣旨 に変更 のな い字句 っ訂正
のと ころを こう いう ふう に直 してくれ﹂と か 、
中井 わ たしたちは、速 記をとると いう苦 は許 され てるわけ です。だ から てにを はを
﹁こう入れてくれ﹂と いう ことがし ょ っち ゅ
労 のほか に反訳と い って、 それを普通 文 にな ち ょ っとかえ ることで話 し手 の意思がま っす
うあ るわけ です。 そ の時 分、衆議院 の いちば
ぐ に通ず ると いうようなとき は一訂正す るわけ
ん能弁家 は島田 三郎 さん、俗 に ﹁島田 し ゃべ おす苦労があ る のですが、原稿をも って演説

されます と、ゆだ んがな Lな いんです た い です。大体原稿 と いうも のは、 そ のまま読 ん
ろう﹂ と いわれた人 でした。尾崎行雄 さんな
、 て い原稿 と いうも のは間違 いな しには読 めな で いいよう に書 いてあ っても、 それを読 まれ
んかも能 弁家 でしたが、 まだ抑揚があ った 。
いも のですが、間違え ても それ に気 が っかな るとわれわれは速記 し にく いんです 結局 そ
と ころが島田 三郎と いう人 は抑揚 がな いんで
い。原稿 に頼 ってしま って、自 分2Щで考え れは話 し言葉 と いうょ り、 ゃはり文章言葉 に  5
すね。書 いた速記者 に聞くと、 rかっ続け に
て いな いせ いでし ょう ね。原稿 なし に話すと な って いるせ いじ ゃな いかと いう気 がす るん
う な ってるようだ﹂と言う んですね。 ︵
笑︶
き には、間違 え るはず のな いことを間違 え て ですがね。
ですから、島 田 三郎と いう人 の演説 は いちば
、 編集部 原稿 では笑話 があ るじ ゃな いです
ん難物 とされてお った。 そ の後田淵豊吉 と い 平気 で いる のです。も う 一つは 原稿 につい
た0離 れた りしてや られ ると、 急 にしか っめ か、 ﹁ここで水 を飲む ﹂と書 いてあ った のを
う 人がまくし立 てる方 で衆議院 の レコードを

らし い論文 日調 にな ったかと思えば 次 には そ のまま読 んでしま ったとか  。 ︵ 笑︶
つくりま したね。 そ の レコードをまも なく大
、 ^期末 にな って法案 の通過を急 い
またくだけ た日調 にな ったり 話 の筋も ちぐ 野生司 ︿
山郁夫さんが破 ったと いう ので話題 に上 った
はぐ にな って、理解 に困 ることがあ るんです
。 で来 ます と、あ ま り重要 でな い法案 は、簡単
のです が、今 はそれど ころじ ゃな いでし ょう
R o
あ とで原稿 を見 て、 な るほど こう言 おう と思 に委員長報 告を聞 いて、すぐ に採決す るんで
つて こんな へんな言葉も出 て来 たんだな と、 す。 それを 一日に十も 十 五も の法案 にっ いて
中井 そう です。 このご ろは議員 さんばか
何 か人間 心理 のからく りを のぞき見 たような 繰返す のです から、終 りの方 にな ると相 当あ
りが相手と いう わけ に行きま せんで、公述人
気がす る こともあ るんです。 だ から原稿 を読 せ つて来 る。委員長報 告は、委員長 があ らか
や参考人、証 人 と いう形 で、 たく さん の人が
まれるとき には、 い っぺん原稿 を見 てからで じめ用意 され てる原稿 を計 むわけ です が、 そ
国 会 の委員会 に出 て発言 しますが、そう いう
の原稿を 一枚飛ばして読 んだ りす る ことも、 中井 国会 で話 され る言葉 も話 し言葉 に違 記課 で作 った ことがあ りますよ。 ︵笑︶亀 井
時 にはあ るんです。だかLどうし ても速記 の いな いんでし ょうが、わ たしは文章言葉 と話 貫 一郎 さんな んかも そ の点 では有名 でしたc
方も慎重 になりま十。大体原稿 と いう のは、 し言葉 の中間 みた いなも のだ と思うんですが ≫
オ たく したち としては、耳 か︹開 いてすぐ理
今もち ょ っと話 が出ましたよう に、話 し言葉 ね。 ﹁国会 のことば﹂ これ は第 八︱第十 一国 解 でき るような言葉 を使 っては し いと つくづ
に見られるような言葉 のむだがな いわけ です 会 で千 三百時間 に話 され た 一切 の単語 を集 め く思 いますね。き のうも ﹁りとう こう かく﹂
ね。わ れわ れただ話 し合 ってるとき にはそう た本 ですが、 これをご らんにな ってもお かり と いう言葉 が国会 で出 て、 ﹁クとう﹂ は ﹁離
気 が つかな いんですけど、 それを文字 こ直す ます ように、非常 に漢字 で作 った言葉 が多 い 島﹂だ と早 く見当が ついたんですが、  コ﹂う

と冗長な言葉 があ るんですね。実 はそれが、 わけ です。 です から同音異字 の言葉 が実 に多 かく﹂がどうにも見当が つかな い。 いろ いろ
い 記の場合 と ても 書き いいんです がね。︵笑 ︶ いんで、 しかもそれを読 み逮 え たり、間違 っ 調 べてよう やく ﹁
岬角﹂だ とお かりましたが
それから、も のを書くとき と違 って、話 をす た言 い方を され て、 ときどき みんな で笑 うよ ﹁離れ小島 やみ さき﹂ と言え ば、だれ にも す
る場合 には表現をば かす と いいます か、 たと うな こともあ るんですが、 それ は話す人があ ぐわ かるんですがねo
え ば ﹁○○は﹂ で いいところを ﹁○○と いう ながち まず いと いうんじ やな しに、 酢木 の言 田鎖 一一
一業 の建 て前 から いえ ば、わ かりよ

ような ふうなも のは﹂ と言 ったり、 ﹁いわゆ 葉 がむず かし いんじ ゃな いかと いう気 がしま く言う ことが いいのに、おざわざお かりにく   6
る﹂ とか ﹁つまり、あれして﹂﹁やはり︰ ⋮﹂ す。土岐善 麿先生が この ﹁国会 のことば﹂を い言葉 を使 って首を ひねらせるのはどうかと
﹁⋮⋮とこう い つたような﹂ と いう言 い方が ご らんにな って ﹁この収集整理 の努力も察 し
思うんですが、 や っばり目 本語 は漢 字 に非 常
非常 に多くな るんです ね。書 く場合だ ったら るに足 りるが、 こう いうも のが速記 の上 に必 に支配 され て いま 。
す ね 漢 字 を見 れ ばな んで
﹁私 は⋮⋮だ と考え る﹂ とは つき り書くだ ろ 要だ と いう ところに現代 日本語 の 問 題 が あ も な いん で 、
すが 聞 い てはわ から な い ことが
う と思うと ころが、 し やべるとき には ﹁私ど る﹂ と言 っておられましたが、実際 同音異宇 た い へん多 いん ですね、おんなじ音 で。 き ょう
も は⋮︰だ と考え られ る のではな いかと思 い の書きわけ、新語、外国語 の頻出、表記法 の ﹁読 売﹂ の社説 の中 にあ ったんですが、 この

ます﹂ と いう ふうに、表現をやわ らげ る形が 複雑、 これがわれわれ のな やみ のたね です。 間 の日暮里駅 のこわれ た橋 の評論 で、 ﹁建築
出 て来 るんです。 そ こに、書き言葉 の場合 に 20 ことに漢字 と いうも のは使利なも ので、 施設 のかし﹂ と いう言葉 があ るんです。 そう
は冗長過ぎ ると思う言葉が たくさん入 って来 いくらでも自 分 か つてな新 語が でき ます か
造 お聞き にな ってもわ かりませんでし ょう。﹁か
ますね。 ヽね。昔、 福 田関次 郎 と いう代議 士が いまし し﹂ は ﹁瑕 疵﹂なん です よ。 ︵笑︶ これな ん
開 い て わ か ク に く い漢 語
たが、非常 に独特な言葉 . つか いをする ので、 か﹁傷 ﹂とやれば いいと思う ん ですね。書く
とう とう福個代議 士用語辞典 之 いうも のを速 人は別 ■むずかしく考えな いで自然k§i

燿選ぶ ど辟卜をですが、そ い 生活

︲ ︱

そな ど町 きた な どヽし ﹂ご Lになど お け で ″産がだ蟷爆ず”嘱禅残
, , が 、 ﹁態 勢 ﹂ と ﹁体 制 ﹂ にな る と、 意 味 の違 なれ ば 一っの ことを 二 つの言 い方 をす る こと
に慣 れ る こ,
とが今 まで の学 問 した人 に必要 で
いはあ かりますが、実際 の使 い方 とな ると
、 にな る。 そ の日本語 の複 雑 さ は困 ったも のじ
すね。
﹁受入態勢 ﹂ とも書き、 ﹁受人体制 ﹂ とも書 ゃ いかと思う んですが ね。


同 書 異 語
いて、今然見当が つかな い。 さらに ﹁規 正﹂ 野生司 困 ったも のですけれども そう い
と ﹁規制 ﹂ に至 っては、意味も使 い方 の違 い う知識が、速記者 にな る ためには 必 要 な の
中 弄 ガ ンペイと言う のでな んのことかと
、 も さ つば りわ からな い。 ただ団体等規 正令 で で、私 のと ころ の養成所 でも 入所試験 のとき
思 ったら、 ﹁贋幣﹂ っまリ ニセ札 のことな
団体を ﹁き せ い﹂する のが規 正 で、破防法 で に、国語科 ではそう いう問 題を出 す わ け で
笑 ︶同音異字 で、 そ んな にむず
んですね。 ︵

団体を ﹁き せ い﹂す る のが規制だ と これ は す。 たとえ ば、 ﹁次 の話 の︱︱ にそれぞれ適
かし い言葉 でなく て、わ たしたちが常 に苦労 、ゲ
もう無理 に覚え込 んでしまうにかな いわけ で 切な語を書き入れな さ い﹂ と いう出 題 で ﹁
﹁ す
討協 沖 計にぃ”針 攣 、ば 率は静 庫 ¨い 出 す。 ︵笑︶ ンカ  ー︲   の情勢、︲ ︲に否定した、︱ ︱
災 保
、 、
野生司   ﹁個 々の﹂と ﹁ここの﹂なども 計算 ﹂ とか ﹁セイ シン⋮⋮︱︱な気風 ︱︱︲
れも、 この場合 には こうだ と いう は っ
と。 こ. 、
、 ど っち にでも とれ る ことがぁ る。 文化、︲︱誠 意﹂ と いう いう にして 三 つそ   η
き りした場合 にはわ かるんですが そう でな 。
。 田鎖   ﹁科学 ﹂と ﹁化学﹂ は昔 からよく言 れぞれ書きわけ るのを やるわけ です 言葉 に
いとき にはな かな かわ かLな い 第 一話 し手
、 われ て いますね
。 よ つて、同じ音 でも意味 の逆 にな る場合 さえ
自 身も、ど の ﹁ほし ょう﹂を言 ってるのか

野生司   一方を ﹁バ ヶ学﹂ と いったり ﹁ケ あ ります か﹄ね。 たとえ ば、 ﹁原 し時 代﹂ と
そんな に区別 して言 って いるんじ ゃな いんだ
ミストリーの化学﹂、 ﹁サイ エンスの科学﹂と
、 言 っても、 ﹁始﹂ と ﹁子﹂でに企然反対 にな
ろう と思う んですがね。  30 何 でも都 合 の
日本語 に英 語 の注釈を つけ たり⋮︰
。 るでし ょう。
いいよう にす る のが ﹁ほし ょぅ﹂だ と ぃう の


中井 そう いう のが昔 かるも あ って ﹁私 編集 部   ﹁げ んし﹂ は困 ります ね。 3●
で使 ってる場合が多 いのじ ゃな いか と ころ 、
立﹂と ﹁市立﹂を ﹁わたく しり っ﹂ と ﹁いち 野 生司   ﹁武装ほうき ﹂と言 いましても
がわ たしたち はそれを書 きわけなければなら
。 り つ﹂、 ﹁過 料﹂と ﹁科料﹂を ﹁あ やまち り 戦争放葉 の ﹁ほうき﹂もぁれば、共産党 の武
な いんです からや っか いです ょ
よう﹂ と ﹁とが り ょう ﹂と言 いかえ てお った 装蜂起 の ﹁ほうき﹂もぁ りますかいね。 ま っ
田鎖 ど っち にも通ず る場合があ ります か

わけ です。 この間、 ﹁関税﹂を ﹁セキゼイ﹂ たく意味が逆 にな っち ゃう。
らね。
と言う人があ りました。 これも ﹁間税 ﹂ と問
中井   ﹁ほし ょぅ﹂ はまだそれぞれ は っき 。
珍 表 現
違えな いよう に言 った のでし ょう こぅ ぃぅ
りと違 った意味 と違 った使 い方があ るわけ で
■●■一
一 ■●●.●■■ 、
● ■■■1●■■.■.
. ■●一.一
編集部 一

一口
葉 の使 い方の誤りもず いぶんあ ン︰it カイの方 に アク セ ントを つけ て シン
盛 んに使 うようにな ると、 それが正し い言葉
るでしょうね。 の音を さげ るから変 に聞え る。言 いそ こな っ
にな っち まう のがず いぶんあ るらし いです ね
中寿 地方議会で経験 したんですが、 日常 たかと思 ってな んべん聞 いても同じ言 い方を
野 生司 直載簡 明を﹁ ち ょく さ いかんめ い﹂
話してる言葉 と演壇 で演説する言葉 と違えな し ている。 これ は繁 記録 になればお からな い
残滓を ﹁ざ んさ い﹂漏洩 を ﹁ろう せ つ﹂など
ければ いかんと思 ってるらしいんですね。と んです。 そ の場 の言葉 の色 とか艶 は速 記録 に
そうですね。遂行を ﹁ついこう﹂、核 心を、
ころがそれが聞きかじりの漢語表現でず いぶ は現わ せな い。それをう まく現わす 人が速 記
﹁が いしん﹂なども、も う間違 いだ と いう感
んおもしろいのがあるんですよ。たとえば、 の名 人だ と いう ことも言え るんじ やな いかと
じがなくなりましたね。

本件については当局 のただい まの答 弁 にて 思う ん です よ。
しかり。次 に︰︰﹂というんですね ︵ 笑︶ こ 現わ せな いアク セント
野生司  そうな んです。話 されたも のを速
の ﹁しかり﹂は了承したという意味になるわ
田鎖 わ たしどもが し よ つち ゅう感 じる こ 記 して文字言語 に固定 させた場合 に、音質、
けです。国会でも言葉 の使 い方の不適 正だと
とは アク セ ントですね。 これ は速 記 の方 では 語調 の高低強弱、速 度、間、身振 り手まね、
思われる例はいろいろあります。  F﹂の際○ 表わ せな いんです。 たと いアク セ ントは間違 日 つき、顔 つき、 こう いうも のは表わ せな い
Ю君より発言を求められておりますので簡単 っても速記録 としてはり っばに表現 され、読 わけ です。 です から いかに正確な速記 でも、
に これを許 します﹂ これ は ﹁
簡単 にと いう こ む方 の人がそれを正しくうまく 読 んでくれ る 話 を聞 いたとき と、 そ の速記を読 んだ とき で
とだ から これを許 します﹂、あ る いは ﹁許 し
わけ です。今朝もあ つたんですけど、放送 の は、受け る感 じがず いぶん違うも のです。
ますが簡単 に願 います﹂ と いう言葉 の簡単過
解説など は アクセ ントが めち やく ち ゃ で す
ぎ る表現。 ﹁外資 を導 入 してわが経済 の確立 話 ? ニ ア ンス
ね。 ことにきわだ って悪く、注意 しても なん
を図 る ことはわが党 の政策 でもあ ります し、 こ
︲ 編集部 実 はそ のことを 一つの大きな話題
手をさtのべて賛成す るも ので あ り ま す﹂ れ蔽 型率は い詢韓 一蹴壽け嘲瑞 ﹂︼一漱号
樫 にして話 して いただき た いと思うん ですがね
︵僕︶ これ は ﹁双手を挙げ て﹂ と いうべき と 前 に ﹁着物 を織 る﹂ と いう のを、﹁
骨を折 る﹂ 今 お話 をうかが ってると、衆議院 の速 記など
ころ。双手を ﹁そうて﹂ と いう人もあ る。 ま とか ﹁物 を お っぺし折 る﹂ とか いう ﹁折 る﹂ は大体 にお いて内容 を正しく伝え る方 に目標
た ﹁この点 に つき ましてひと つ露骨 にお答え の発音を した。 これ は このご ろ の女 の人 に非 があ るんじ ゃな いかと思 いますが、芸能家 の
願 いたいと思 います﹂。﹁露骨﹂はそんな使 い 常 に多 いんです。 それ からゆうべは美空 ひば 速記 にな ると、 やはり話 し手 のクセを速 記 の
坊てはな いと思 いますがね。 ︵笑︶ りが 出 る劇 で、 山 泥棒 が 改 心す ると ころが あ 上 で現 わ さ な け れ ば な ら な い。 そ れ に は 非 常
お〓 日 ´
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1 Z フ 〓 ・﹂ ︱ , ︰ ヽ ︰   ,    ︲

騨地曜牲郎み姉筋撤翻劉紳酬続嚇が︼イγ が一
ぁ一´だ っ つ一
セ思 ん

マイ ^な ら ■ ざ ん す L
︲ ︲
やんか。 を生 かす とい ったふう に、あらゆる階級、職 んど手を入れな か ったんです が、語尾 の■わ﹂
一︱福岡 ぼくはそ の ニュア ンスと いう か、座 業 のも つ ニュア ンス、 そ の人をじかに感 ず る だけ は全部創 った。︵笑 ︶
それから、 そ の場 の
談会 の雰囲気を でき るだけ出 した いと思 って くせを でき るだけ出 してゆく。 それ には 一言 情景 は客観的な絶対性を持 つ表現が できな い
一時、声なき声をあ る符号 によ って表現す る 半句話 したとおり に書 かな いで、あ る程度編 と いう ことは、福岡 さん のお っし ゃる通 りで
ことを試みた ことがあ るんです。もちろん言 集 しなけ ればな らな いと思う んですね。 すが、 そ の場 に居合 せた者 の納得 でき る雰囲
葉 であ る以 上ど んな言葉 でも速記 でき るわけ 野生司 そ の場合、広 く 一般 に知れわた っ 気描写はでき るんじ ゃな いかと思うんです。
占縁

ですが、言葉 にならな い全体 の流動す る感 じ て いる言葉 ぐ せとか ニュア ンスな ら、 いいん それをやるために、あ る程度、記 号を使う と
ですね。 と ころが、 F︶﹂でどうした﹂とか です。個 人 のく せならば、なくな った大辻司 か 卜謀みた いなも のを挿 入す る ことは、 かま

﹁何 した﹂ とか、発言者 の状態を克 明 に表現 郎 の ﹁デ ス﹂だ とか、 あ る いは、 そ の階級、 わな いんじ ゃな いかと思うんです。
表お

してみたと ころで、 それ はあく までぼく の主 そ の職業 の人が使 いやす い言葉 づか いを そ の
録音器ではな い


観 であ って、絶対 に客観的な表現 ではな い。 人が したような場合 には、 それを生かす こと
全体 の 一部 分は表現 でき たとしても完 全 に言 によ って言葉 の ニュア ンスが よく出 せるおけ 中井 今、衆議院 の速記録 は内容を正しく

tiけ
葉 と同時 に雰囲気 は写せな いことがわか った ですけれども、 そ の階層 そ の職業 の人らしく
F立

伝え る方 に重点があ るようだ とお つし ゃいま
んですね。そ こでこの試みは断念 して、あく な い言葉 が使われた場合 には、 そ の通 り生か したが、 それ は違 う のです。

n議 l141lt

まで言葉 の ニュアンスをとらえることによ つ した のでは、あ とで読 んでとても 不自 然な感 編集 部 じ ゃ販消 します。 ︵笑︶

て全体 の雰囲気を出す ことが いいんじ ゃな い じを受け ることがあ る。 そう いう とき には、 中 井 実 はそうした誤解 が生れると いう、
かと思 って、まあ及ばずながら努力してるん む しろ、 そ の場合 に使われそう な言葉 に直 し そ こに速 記 の働き に ついての 一つの問題があ
│・

ですがね。それにはその話す人にふさわしい た方が いいとも言え るんじ ゃな いかと思 いま ると思うんですが、速 記 の正確度 と いう場合


言葉ぐせをできるだけとらえる。たとえば、 す。ず っと前 に、座談会 で木 下順 二氏 の話 を に、 国会速記録 と 一般 の座談会、講演など の

″ン、
日辺元博士なら ﹁とにもかく﹂という先生ら と った ことがあ るんですが、あ の人 はよく、 速 記とは、 これは同 日に論 じられな いと思う
しい言葉を生かすおけですoそれを ﹁とにか ﹁⋮⋮あ るわ。﹂ ﹁︰︰な るわ。 ﹂と いう言 い んです。 それ はよしあ し の問題 でな しに、速
く﹂とか ﹁とにもかくにも﹂としな い。また 方をする。 と ころがそ のとき は、語尾 のくせ 記を とる目的 から来 ることな んです。国 会や
落語家 の場合は ﹁あたし﹂とか ﹁あ つし﹂と ま で、言 った通 りに書 いてくれと いう議文だ 地方議会、そ の他 の会議、裁判 など では、 そ
こで発言 された言葉が最高 の真 実 で、話 し手 全部話 された通 りに反訳 し て、 今度 はそ れを 心的過程も経 るわけだ し、 さらに文字や表記
自 身も それに対 して手を加え る ことが できな 苦心さんたんし て言葉 や文章 の順序を変え た 法 そ の他 の約束 から の制約もお って、録音器
い。も し訂正す るとすれば、そ つ訂正 の言葉 り、 不適 切な言葉 はとりかえ たり、重複 した 的 記録 からは離 れる点もあ ろちけ です。 たと
も記録 されると いう厳 格 さを要求 されるわけ のは削除 したりして、本 人が自 分で文 章を書 え ば この間あ る委員会 で ﹁O O君 は珍 い しく
で、従 ってそ の速 記は、
 〓高 一句 と ってそ の けば こうも 書 こう かと思わ れるよう に直 し て ぎ やく こう されて委員長席 に詰 め寄 られた。L
まま反訳す るわけ です。 そ の上 で、 そ の話 し 持 って行 った のです。そうしたら、案外 よろ ﹁わたしは仰 せの一 通りぎ やく こう して いたか
手 の意 思が、 そ の速 記を読 む人 にでき るだけ こばれた ことを覚え ております。 これはち ょ も しれませんが︰  ﹂ と いう表現があ りまし
すな おに通 ず るよう にと いう ことで、筋を通 っと極 端な場合 ですが、そう いうわけ で、 こ たが、 この場合ぎ やく こうと いう字をどう書
す苦心が問題 にな るのです。 と ころが、座談 の方は内容 を正しく という のが第 一で、そ の き ます か。 これは何 か針 党 を起 し ているに違
会 や講演、 日述 と いうも のの速記 は、 いわば 上 にそ の人 の言葉 の使 い方などが問 題 にな る いな いんです よ。逆上 と激昂を い っし ょにし
一つの素材 であ って、話 し手な り編集 者があ のだ と思う んです。 と ころがそ の基本的なも てさ︵に逆 コー スと いう言葉 もあ って語呂が
とで手を入 れる ことも自 由でし ょうし、速 記 のを とりはずし て、第 二次的なも のだけが問 合 うと ころ からぎ やく こうと いう音が出 たん
者 としても言葉 通 り 一言 一句 とる のが必ずし 題 にな ると、 今 のよう に逆 にとられ るわけ で でし ょうが、 そう いう とき には書き ようがな
も いい速記 でな い。 わたくしは、もう十七、 す。 いんです よ。 そ こで多少む りだが激島 と いう
八年も前 にな りますが、 かけ出 し のころ、加 野生司 そ の二 つの立場 と いうも のがどち 字をあ てると いう場合もあ るんです ね。も っ
藤完治 さん の日述速 記をや つた ことがあ るん らも速記 と いう ことで、
 一般 には区別 して考 とも それがそ の人 の新造語 の場合 は別 ですが
です。 え られ てな いですね。
野生司 満蒙移民 の父 と いわれたあ の人で 中 井 そうな んです。わ たしたち の場合 は 田鎖 そう いう場合 に、片仮名 で入れ て読
すね。 一言 一句厳格 にどる のですが、 しかしそれ は む人 にう まく読 んでも らう と いう ことはな さ
中 井 そう そう。非常 に熱 のあ る話 しぶり 木誌 の ﹁録音器﹂欄 のよ りに、発音をそ のま らな いんです か。
で、く
雑誌記者 とわ たしと二人を前 にとう とう まとらえ て片 仮名 で書き表わす のでな く、 そ 中井 読 む人 にう まく読 んでも らうために
と述 べ立 てるのを速記 したんですが、 それを れを決字仮名 まじ りの普通文 に直 し、 さら に は、 それを片仮名 で書 いただけ ではむ りでし
そ のまま訳 した のでは、言葉が重複 したり、 記 号を使 って、 そ の言葉 力ままで話 し手 の意 ょう。そ の普通 でな い言葉 に対 して笑声が起
詐の筋が 入 り組 んです っき りしな か ったりし
一 向が読 む人 にできるだけ たやすく理解 され る った と か 野 次 が と ん だ と かあ って、 そ の情 景
彫 帝財 T♂ レ ■ で
︲■軍 レ ■セ ょう にしなければならな いc そ こに遠記者 の 描 写 が あ つて初 め て読 む 人 に ま かす た い う 書
・ ︱
■年 I ﹂
F ■″
いてし ょ お と こ‘ 知 らな一L暑 合 に起 ヶ一 〓ヤ″■¨ ■■ ■■
こう し たミ業、 , ,
は案外 だれも へん に思 わな い 野 生 司   ﹁混 ん で る電 車 ﹂ を ﹁コ ンデ ルデ で と つて し ま う のも あ り ま し よケ ね 。
のですね。現 に この例 でも質問 者も答弁者も ︱シ ョン﹂ と聞き遠 えたリ ヘ笑 ︶ ﹁ホリバ ア 中井 そう です。 です から疑間を起す力、
ふたりとも使 っているお け です からね。 ,
さん﹂ と聞 こえ た のが実 は ﹁濠端 さん﹂、 つ 間違 いを発見す る力を養う ことが速 記者 とし
野生司 ぎやく こうに限 らず、そう とう の まり濠 端にあ るGHQであ つたり、倉大︶﹁農 ての基本的な修養 の 一つです。
人 の演説 で、熟語 にな ってな い漢語がしば し 家 出 の﹂人﹁が ノlヵ lデ ーの人﹂L問え て、 戻林問題 のときは、 ﹁
野生 司 山 肥料﹂ と、
ば出 るんです。開 いただけ では語呂もよく、 も 一生懸 命辞典 を ひ っば った と いう冷汗も のも ﹁飼 料﹂がご っち ゃに出 てくるんです。そう
っとも らし い言葉 のよう に聞え るんだけれど あ ったそう ですよじ  2大︶ いう 場合 はそ の人が 日ごろ とと シが逆 にな る
も、 さて反訳 にかかると、そ んな言葉 は辞書 田鎖 速記者が自 己判断 です ます ことは い と いう ことをあ らかじめ調 べてな いと問違 っ
にもな いと いう ことがあ ります よ。 けな いと思 つんです。 不審 な ことはじ ゃべ っ た反訳をす るんです よc
中丼 それかL錯 覚を起 して、 明治 と昭和 た人 に聞くべき で、それ は決 して恥 ではな い 編集 部 われわれも農業用語 が いちばん漢
と間違 った0昭和 と大正 と間違 ったりす る の んです。速・ 記者 はな んでも知 ってるわけじ や 語が多 く てお かり にく いと感 じ ておるんです
はよくあ るのです。吉田 さん のよ・つな人が間 な いんです か︵ね。 がね。﹁
が嘘﹂とか﹁
産当﹂とかi o
    n
違 います とみな聞き耳を立 てて いるからわ か 霧生司 大命を ﹁拝受す る﹂ と﹁
拝 辞す る 一 野 生司   ﹁感 光性品種 ﹂だ と か﹁
授紛媒 助﹂
って笑う んですが、普通 はた いて い問き のが では意味が逆 にな るので、ゆ
Fりいう場合、し ゃ だ とか、 たく さんあ りますね ∪ ﹁保温折衷苗
し ているのです。 ただ困 るのは、速記者ば か べる方が ﹁じ﹂ か ﹁じ ゅ﹂ かは っき り言 って 代﹂を ﹁保温雪中苗代﹂ と書 いてしま ったと
りだ と いう ことがあ るんです よ。 くれな いと困 るんですがね。 いう話もあ ります。 それ から養 委の方 でも、
聞 き ち が い
中井 東京 の人は シとヒの発音が は つき り ﹁催 青﹂ とか ﹁掃立﹂ とか ﹁上鉄﹂ とか、養
しな いので、 ﹁使用者﹂ か ﹁
被用者﹂ かわ か 蚕過 程 にそ りとうむず かし い言葉 があ るんで
編集部 話 す人が読 み違うだけ でなく、書 らな いことがあ りますね。 す。
く方が聞き違 う のも、 そう とうあ るんじ ゃな 田鎖 それは言 う人が東京人 で言 い問達え
いでし ょ かc
う わ かりにく い略語
た のと、あ る いはあ たりまえ に言 った のを速
福岡 あ りますね。  一︲
永遠 な る序章﹂ ︵稚 記者が江 戸 ッ子 で書き違え る こともあ りまし 田鎖 近 ごろ まご つく のは、 ﹁破壊活動防
名麟三氏 の小説 の題名︶を ﹁永遠 な る薫腱] ょ・
りヽね。 ︵″
大︶ ︲
コ法案﹂を ﹁破防法﹂ と言 ってますが、 そん

と聞き違 え たり︰ic ︵笑 ︶ これは速 記者が 編集部 先 ほど のお話 のよう に、疑 わ し い な調 子で略 した言葉 が多 いですね。
福岡 あ れは新聞 が ス ペ ー スの関 係 で つく っかな い。
ったも のが多 いですね。 ﹁せ いき ょ
魏 勉洋鷺√ 紅 装
う﹂ とい 中井   ﹁け んたん四百万円﹂ と言う。何 だ
う から ﹁青 共 ﹂ か と思 ったら
り ﹁生活協 同組合﹂ であ つたり、 ﹁ぜ
﹁生協﹂ 、 つ



と思 ったら ﹁県 の単独負担 ﹂ で ﹁県単﹂だo ﹁ ﹂
ん ︵笑︶災害復 旧 の場合 に出 て来 るん ですがね。 と い ったりo ︵﹁内訳﹂ の ﹁訳 を ﹁
ぅ﹂ と いう からな んだろう と思 ったら、 ﹁ ﹂ 釈 ﹂ と
全 野 生司   ﹁独立採算制﹂を ﹁独算制 ﹂ と言 誤 る︶ これも やはり日 から間違え ておぼえ
国農業委員会協議会﹂ の ﹁全協﹂ な ん で す て
う んですが、教育 の ﹁六三制﹂ と聞き間違 え いる のだ と思う ん です。
ね。 ︵笑︶
るんです。 それから 二 つの言葉 を 一つに縮 め 野生司 同じ ﹁大門 ﹂ と書 いても、吉原 の
田鎖   ﹁ポ勅﹂なども そ の例 で す ね。 た ﹁聴視党﹂ ﹁原材 料﹂式 の言 い方も字を見 は ﹁ぉおも ん﹂、芝 のは ﹁だ いも ん﹂だそう
中 澤   ﹁さんき ゅうき よう いん﹂ と いう の な いとわ からな いことがあ りますo ですが、 これな んか日 でだけ覚え て いて
が出たんですが、な ん のことかわ からな 。 は知
い 中丼   い つだ つたか ﹁いもあ ら いざ か﹂を ヽな いも 同じ ですね ︶
開 いてみる と産前産後 で体 んでる教員 の
こと ﹁一日坂 ﹂ と書く ので、 ﹁ひと くち ざ か﹂ に 中 井 地名、人名 にはそれが多 いん ですが
を ﹁産体教員﹂ と言う で
ん す よ。 念大︶ な ってしま つた と いう ことを、座 談 会 の記事 そ のほ か でも、 いわゆる文字 の国 で、決字 づ
田鎖 それは教育者仲間 では問題 にな っ
て で読 んだ ことがあ りますがヽ ﹁スト ラ キ か ぃはず いぶん厳格 だけれども、発者 の方
イ を は
るのでお かるでし ようが、 一般 にはわからな ァ フル﹂ と いう ふう に、相 当教養 のあ る人 で 一向顧 みられな い。 とき にはどう読 みようも
いですね。
も現在間違え て発青 し て いる人があ りました な いと いう言葉 が つくられ る。 これが速記
中 井   ﹁外為 ﹂なん か、 これを﹁ 者
が いため﹂ 泣 かせのも と にな っている。
と読む のもち ょ つと へん ですね。 ﹁ 日でおぼえた言葉  倉大︶
が いい﹂ 田鎖 上日、代議 士 に出 る人は金持 の地主が
﹁が い かわ ﹂ も どう も お ち つか なく て、 ﹁が 編業 部 日 から おぼえ る のが多 いんですね 多 く て、比較的無 学 の人があ つたん ですね。
いため﹂ にな ったんでし ょ う が o
中井 目 からおぼ え た のでは ﹁正 倉院 ﹂を そう いう 人が議会 の演説 でし やべる原稿 は、
野 生司 会社 や団体 の名前 のよう な固有 ﹁まさく らいん、一︵笑 ︶ ﹁市井 の無頼漢
名 学者 にお金を出 して書 いても らうわけ です か
﹂を
詞を 略 さ れ る のは 、 わ から な い です ね。 そ の ﹁いち いのむ ら いかん、 ﹂︵笑 ︶ ﹁供米行脚﹂
関係者 には日常語 にな ってる でし ょ ん う が、 ょ ま ︸ 観利吼︶れ ては 一れは﹁ ﹄喘 一
﹂ 一仰 辞.
、 椰
﹁森´林資源総合対策協議会 ﹂を ﹁林総協 、 晨 ﹄養 ﹂ 蒔鰊 “養 けは一 ′ 電 ´識 ﹃﹄ ﹁
﹂ よ ﹁ ﹂ う りね。 そ れを 危険 に思 って仮 名 を つけ る。 と
輌増捌嘲堪庁 一を ﹁特調 ﹂、字 を見れば とも え たりね 。
ころが そ の仮 名 を ま た読 み違 え て ヽ層 ヘンテ
霧 錫 〓
電導 ■督 性 ョ ー ﹁ 拓〓鳩■セ ﹁い イ ヽく にち よ

撫 緩 霧 乳 群 難鱚

訂鯖暴ぼ
炒鞣浮

なヽど.
し テ ヽ =

, L﹁なグ、
職劇麟 一
ま るL一
¨
¨戌
ざ ん にき ふ く す る﹂ と言
うo
野 生司   ﹁こさ い﹂ と言 ったか
た。 まず前置き よろしくあ つ 、 ツ

ら 反訳 のと
コ プ の水 き ﹁巨細 ﹂ と書 いたんですが、
も飲 み、さ て 一段声を張 あ とで原稿を
り上 げ て、 ﹁やなぎ 借 りてみたら ﹁仔細 ﹂だ つた という

やなぎ﹂とやり出 した という伝 ことがあ

け中
一一

一“
一一


説があ りますc

一﹁

一蟻

る。 ︵笑︶
︵笑︶﹁抑 々﹂を読 み違 え たわけ ですが ︰。
今 編業 部 ま つたく心理学 の問題 で
はそんな のはな いと思う のです 、 すね。﹁ 国
が 何 かしら 会珍読集 ﹂が でき そう ですね。 ︵笑
非常 にせき込 んで、 知 ら ︶ そう い
な いは ず がな いのに った言 い間違 いでは野次 は
間違え るという のがあ りますo た 飛 ばな いです かo した ので発言を中 止 いたし
を﹁
ます﹂ と言 つて、

とえ ば ﹁立

製け肝 ﹁
中 藩 それが飛 ばな いのですo素

て ︼
和 一
﹄︶
﹁ 崚喪喘臨
﹁酬掩
通 りし て そ の委員 の質問 を打 切 つた ので o

しまう のです。 す そ の委員
¨
一ヽ ﹁い
版﹁
かれ

﹄コ
は ﹁そ んな岡崎 さん の答弁 はも
一一嚇

¨一一﹁
う いら ぬ、古
方言 で警し む 田 さん の答弁 を要求 す る と言う つも
﹂ りで﹁そ
編集 部  自﹁
上 緊 急動 れれ﹄斌 “ヽ魏れ許 牡精﹄膿 ﹂障計 ﹁げ 3
議 ﹂を ﹁ち んち ゆう ど 崚 一  ・
﹁え んせ い﹂ にな る。 ぅぎ﹂ と言 った のがあ るんでし ょ o
編集 部 そう いう とき の心理はど う もなしに ﹁それならも う いらぬ
うな ん で ﹂︱︱ ﹁どう
中井 それはなまり でそうな るので
し ょう か。 はな い しても吉田 さんが答弁 しな い
な らもう答弁 は
でし ょう か。
中丼 書 いたも のを読 む とき は、 そ いらぬ﹂ と聞 いて質問 を放栞 した
の言葉 も のと認 め
編業部 あ る地 方で チになります か
の意味 に対 し ては放心状態 にな っ 嗽 峙ザ たわけ です。それ で、 まだ質問時
てしまう ん ら 。 間も余 し て

﹂¨策
翔﹃一

ね 国
魏射
会 あ


れ﹄
り で

識け嘔




ま り と

じ ゃな いでし よう かo  か 方言 で苦 し
念呑
まれると いう ことはあ りま
も泰]を﹁
野生司 ﹁ 、﹁
そんぼうヽ 超克﹂
せん か 。
中井 それ で懲罰問題 まで起 した
を ﹁ち よう か つ﹂o ︵笑︶ と いう の こでもみ合 って懲罰事件まで持ち上 った
があ るんです。予算 委員会 で共 とい
田鎖 そう いうふう に読 み つ 産党 のあ る議 う ことがありましたo
け てる人が ふ 員 が質問 し てお つたo この人は
だんからず いぶんあ るんで 大阪 の人 で大 野生司 私が出会 っ 、
すよo た のでは 新潟 の人な
阪なまり の強 い人 ですo 吉
中 井   ﹁け んもなろろ﹂を ﹁
け んもほろほ
田 さ んは例 によ つ んですが、﹁エグチという男が⋮﹂と、 人名が
て ﹁岡崎国務大臣からお答え させ
ます﹂ と言 出 て来たんで、あとで ﹁エグチは江戸 の江

魃躙 鵬 鵬 Ⅲ 脚 = = ︱ ︱ ︱︱ ・

口です か﹂ と聞 いたら ﹁そう です﹂ と言う か 思う んです、大体 の女 らし いにお いは出 て い っばれば、 こう いう ことを言 ってるんだな と
ら、速記用紙 の中 に ﹁江 口﹂と書き込 んだら、 まし ょうけれども ね。有名な ﹁この若僧。 は いう見当が つくんですが、仮名 で書 かれ て い
それを見 て いて ﹁そう じ ゃな い、 エド の 工で っき りしろ。 上 の者 に こび て、 下 の者 を いじ ます と、 字引 の引きようもな し、どう いう こ
ltlIIt

すよ。﹂ と言 って、自 分で ﹁井 口﹂ と書 いて めて、何だなま いきな。青 二才、 は っき り答 とか調 べようがな いわけ です。
くれ るんです、 こ っちは江 戸 のつも りな のが 弁 しろ。﹂︱︱ この率直 端的な言葉 が婦 人議 田鎖 わ たしはよく研究 してみませんが、
向う は井戸 のつも りなん ですよ。 ︵
笑︶ 員 のも のです から。 しかしまた 一方、 こう い 最近 の衆議院 の速記録 で、破防法 のと ころで
沖井 方言 の単 語 は、 ときどき出 ますが、 う こともあ りました。 このごろ当用漢字 によ すね。本会議 でも委員会 でも そうだ ろう が、
1111よ ::FI詳 1'F'た 凛

そんな に多 いも のではな いと思 います。広田 って法律用語 を書き かえ て いますが、
以前﹁踏 ﹁せんどう ﹂ と いう言葉 に対 して ﹁せん動 ﹂
弘毅 氏が総 理大臣 のとき、 ﹁シ ョウ ケでどじ 帯﹂ と い った のを ﹁へそ のお﹂ としてあ る。 ﹁扇動﹂ ﹁煽動 ﹂ と、 三色 に使 いわけ てあ り
ょうをすくうようなも んだ﹂と言 った。 そ の そうしたら、 今 の社会党 左派 の婦 人議員が賀 ますが。
シ ョウケがわ からぬので困 った ことがあ りま 問 して いた のですが、恥 しが ってそ の言葉 が 中井 あ れは当用漢字表 による書き かえ過
した。 この間も ﹁ッ ロクす る七める いは ﹁アラ 口に出 せな いのです ね。 そし てこんな言葉 は 程 の 一つの混乱だ と思う のです。 ﹁扇動 ﹂ と
キがあ る﹂と いうような方言が出 ました。 早 く直 せと政府委員 に迫 って いる。 そしたら いう字 は漢和宇典 にも出 ておる熟 語 で、新 し
自 由党 の男 の議員が逆 に ﹁ず いぶんあな たも く つく ったも のでな いわけ です。 それが法律
女代毒 士の言葉               。
古く さ いことを言うじ ゃあう ませんか、  へそ では ﹁せん動﹂ と書 いて いる のは、 こ2扇動
編集 部 女代議 士の言葉 づか いはどう でし のおはり っばな 日本語 です﹂ と いつてたしな をき ら って煽動 をも とにして書 いて いるわけ
著下げ

ょうか。 めてお った ことをおぼえ て いますが、ああ い です。 こう いう字 こそ扇動 に統 一す る のに何
中井 婦 人議員 と い って、特別な言葉 ゛
つか う言葉 はあ まり卑近過ぎ て、 日に出 しにく い のさし つかえもな いのだろう と思 う の で す
いと いう のは、国会あ たり の発言 では少 いよ 感 じにな って いる のです ね。 が、なぜ これを使わな いのかわ かりません。
艤‐

う です。﹁は っき りお っし ゃい。
﹂﹁お答え して 新聞方面 は ﹁扇﹂を使 って います。衆議院 で
当用漢字 と現代仮名づ か い
ち ょうだ い。﹂等 は、大体 は女 の言葉 でし ょう は速 記録 という特殊性 から、音読 の熱語だけ
が、男も言わな いことはな い。星 一さんな ん 中井 法律用語 の書き かえ でも う 一つ、 当 は当分当用洪字表以外 の字も使 って行 く こと
か、盛 ん に ﹁ち ょうだ い﹂を連 発 したも ので 用洪字表 にな いのを仮名 で書 いて傍 点を打 っ にし て、 そ の原則 かL屁動を使 ってお った の
記 録 を読 ん で、 は っき ク と これ一
は婦 人 て いますね。あれはど んなも んでし ょう か。 ですが、晰欄なぜ対桧“■慣棚ヽ煽働が多κ

総警 窯 肇 録 ヽ肛 奨 t
≡ 鸞 いの
〓ヽ ● だで 卜なん です がね。
とができ ます。 これはしかし、七百 八十九 と 人が上手 にな ったですねo小説 を読 む にして
一中井 過渡 期 でち ょ つと混乱 した のでし ” いう数 も全体 の言葉 の数 から いえば 二%ぐ ら も、新聞記事 を読 む にしても色 を つけ て、 た
いの、 ほ とんど言うに足 りな い数 ではあ る の とえば座談会 の速記 なんか読 む とき にも、 そ
野 生司  一一
字熟 語を 一字だけ仮名 にす る の です。 それ から仮名づ か いのことです が、わ の人 の日調な んかに対 して慣 れ て、 こう いう
は読 みにく いのが多 いですね。 たしたち衆議院 で現代仮名づ か いに移 わかわ ふうな状況 で話 をしておるんだ ろう と想像 し
口鎖   ﹁討助﹂ の書 はあ るんです か。 るとき、 と にかく百人も の人間が共 同でやる て、 おも しろく読 んでしまう。 これは速記 者
めれはな いんです。法律 では補助 に
中 丼 こ 仕事 です から不統 一が何 よりも こわ いので、 の苦心 して書 いた以 上に、 おも しろく読 んで
して いる のじ ゃな いかと思 います。 最初相 当心配 し て、 しばらく待 ってみな の日 しまう場合があ るんじ ゃな いか。反対 に速記
田鎖 国会 の速記録 には制限漢字以外 のも が現代仮名づ かに慣れ てから にしようと思 っ 者 の苦 心した のが読 んでも らえな いで、水 の
のも使 つことにな ってるんです か。 たんですが、 や ってしまえ と いう のでや った 泡 にな ってしまうような こともあるだろう と

中丼 土読 の熟語 の場合 にだけ使 って いま と ころ、案外すらすらとみんな に受入れられ 思う んです。 そ の実、座談会 の速記 に慣 れた  わ
す。 ました。 そ の後も、漢 字 か仮名 か送 り仮名を 人 の書 いたも のと、慣 れな い人 の書 いたも の
11■ ■1■ ■,1111rl

田鎖 制限 され てあ るから使わな いと いう 送 るか送 らぬかと いう ことは、 今 でも苦労が とでは、 同じも のを書 いても大 分違 って来 る
ことで、ず いぶん速記者な んか苦労 します ね。 たえ ませんが、仮名づ か いの方は苦労 する こ と思 います。点 の打 ち方 一つでも、言葉 の色
中井 割合今 は⋮⋮。 とはなく、誤 りも ほとんどあ りま せん。 これ が かわ っち ゃう。仮名 の使 い方、字 の当 て方
田鎖 常識 にな ってしま いましたか。 は結局 この改 正が 正しか ったと いう ことにな なんかで、あ る いは言葉 の運 び方 に手 を入れ

中井 土読 の熟語 は漢字 でかまわず書く と るんじ やな いかと思う んです。 てみたりして、非常 におも しろく読 ませる の
いうようにして、 この ﹁国会 のことば﹂ の中 があ ります ね。 それで座談会 の速 記は、 この
速 調は創作か ︰︰︰
に当用漢字表以外 のも のが六百八十九字あり 人がう ま いなあ と いう人も出 て来 て いるわけ
ます。 それ が 七 百 八十 九 の熟 語 を つく ってお 編集部 先など速 記によ って話 の味を出す です。
0ます。も ち ろ ん音読 の熟 語 と い つても 、﹁あ と いう ことが出 ましたが。 野生司 座談会 の速記 は この人がう ま いな
いさ つ﹂ と か ﹁あ っせん﹂ と か、
  一般 化 し た 田鎖 わ たしが し よ つち ゆう感 じて いる こ あ と いう人 の速記原稿 は、実際 に話 した通 り
も のは仮名 で書 いており ます から、 そ の中 に とですが、速記者が いかに書 いても読む 人が かどう かと いうと、相 当修正してあ ると思う
一鮮群私レ糧年 一
シ年一
﹂■一

んです。 たとえば、雑誌 に載 った のを見 ても な か ったんですが、 そ のとき は平仮名書き に 田鎖 音 の小説 とか随筆を見 ます と、う る
方 々に ﹁笑声﹂ とか ﹁笑 ﹂ とか いう のが入 っ し て、点 とまるとダ ッシ ュぐ ら い使え たいど さく ついて いますね。 日本語 には文字 で書け
てるんですが、 そ の場 の雰囲気を出す ために んな に いいだろう とう らやましが つたも ので ば肯定 の形 で疑間 の言葉 があ る。そう いう と
は、実際 に笑 ったところ へ ﹁笑声﹂を入れ て す。それがや っと終戦 によ って古 い制約 から き にはた いて い小説 では つけ たも んですね。
おくより、む しろ笑わな か ったところ へ ﹁笑 解放 されたわけ で、 これからはそ の方面 の研 このご ろはあ まりやらな いけ れどね。 肯定 の
声﹂を入れ た方が、効果的だ と思え ると ころ 究も進 む と思う んです。 形 で表現 しても読む 方が ,を つけ て読む。そ
があ るんです ね。そ の意味 ではあ る程度創作 編集 部 西洋 で使われ てるような 記号を使 れ に助け られ て書く方も そうう るさくし ない
的な作業 をしな いと、 それが出な いんじ ゃな う ことはどう でし ょう かo ですむ し、 一々そんな符号 の力を借 りず に読
いかと思う んですがね。 中井   ,も ︱も使 ってな いん ですが、証人 ましてしまう と いう技術 は、 そう とう発達 し
中井 文 芸春秋四月 号に法制 意見長宮 の佐 を尋問す る季員会など、短 い言葉 でやりとり たんじ ゃな いかと思 いますね。
藤達夫 さんが ﹁
速 記録﹂と いう随筆 を書 いて します から、 肯定した のか、 聞き返 し た の 野生司 小説 の方はも し間違 って読 まれ て
いますが、 そ の中 で、自 分が国会 で言 った、 か、念を押 した のかわ かり にく いと いう こと t問題 にな らな いわけ ですが、国会 の発言 で
﹁言 います、言 います。私 はそう思 っており があ って、 Pだけ はとき に使 いた いと思う こ は問題 にな ります。
ます。﹂という ことが速記録 に出 ている のを見 とがあ ります。疑間 の場合 は いつでも つけ る 田鎖 ・証拠書類 にな るよう な と ころはね。
て、 これを読 む と何 だか拷間 にでも かけ られ と いう のは困 りますが。 そう いう場合 でも速 記者 の方は、 ?を つけな
て悲痛な自 白をして いるようだが ︵笑︶実 は 編集部 そう いう場合、速・
記文字 で表わ せ いでも訳す とき正当な意味 に書き表わす こと
﹁そんなら言うよ﹂ と いう軽 い気持 で言 った るんです か。 が でき ますね。
ので、 それが平板な記録 にな るとこんな意外 中井 速記文字 にとる際 に、それを表わ し 野生司 戯曲 の作家 とか演出家な んかは、
な結果 にな ると言 って います。も っとも 佐藤 て いる人 は、あ つても少 いのじ やな いかと思 座談会 の速 記 についても職業がら ﹁間 ﹂ とか
さんはそ のあ と の方で速記録 の道真性を大 い います。け っき ょく、頭 でそ の情景 を理解 し ﹁語 尾﹂ に敏感 で、そう いう と ころを、う ま
にうた っていられますが、 そ の迫真性 の 一方 てやるより仕方がな いわけ ですね。 そう し て 記に表わ しても ら いた いという感 じを持
く速¨
にこう いう弱点 のあ ることも事 実 で、 この点 それを符号 に頼 って、 そ の情景 を思 い出 しな つらし いです ね。
の克服がわ たしたち の将来 の大きな課題だ と が ら反訳す る ので、 そ こに速記 として のむず 編集部 では、 この へんで。どうもありが
思 って います。 実 は昔 の国会速記録は片仮名 かしさ の 一つがあ るんじ やな いかと思う んで とう ござ いま した。
グ ッ ン ュし か使 わ
〓 でい し かも 記 号 も 点 と. すねo
し ば かりで なく、 明 治 最 近 の テ ープ o ン コ ーダ ー の自 党
鞭 を つけ、翌十七年 には埼玉県会 な争与 を た
て速 記 の需 要 を
新 聞 電話 速 記 に利 用 し い普 及 も か え っ
の速記 を担 当し て、 これま た地方 二十 二年 には し る。
、 今 日 な お、 新 聞 取材 の重 要 増 て い
議会速記 に先鞭 を つけた。 また同 さ れ
1る モメ ント を な し て いる。 そ の
現在速記術 を教授 して いる のは
じ年 には か の有名 な三遊 亭円朝 の
衆 参両院附属速 記者養 成 所 を 初
﹁牡丹燈籠﹂ を酒井昇造氏 ととも 他 大 正 八年 には婦 人雑 誌 が いち早

、 め、民間で は田鎖速 記研究所 早稲
に速記 して落語講談速記 の先 がけ く座 談 会 に活 用 し 大 二十 四年 に

、 田速記 学校 中根速記学校等 があ
をなすなど枚挙 に いとまもな いほ は ラ ツオ の記録 にまで応 用 さ れ
る。速 記者 の数 は全国 で 二千余 と
ト ーキ ー映 画 の出 現 と とも に スク
どで ある。 中で も 忘 れ 得 ぬ業績
いう有様で ぁ るが、 今後高等学校
リプ ト ・デ l νと いう
の必修 科目︵現在 は選択随意 科日︶
新分 野 をも開拓 す るに
もなれば急速 に普 及 されるので
至 った。 そ して今 や国 と
日本 速 記 術 の滑 革 会 ・地方議会 そ の他 の はな
か ろう か。欧米 の先進国 では


専門 の速記 学校 のはか 各 ハイ ・
主要 な会議、 重 大 な裁
スク ーンで 授 して いる。 速 記術
判 ・講演会 ・座談会 な , 教

の普 及がそれほどで な い原因 は
ころ速記必ず あり
は、明治 二十 三年 の第 一議会 への ど言論 のあ ると
る。 何 と いっても宿命 的 な日本 の国語
速 記進出 の端緒 を開 いた ことで ぁ と いう状態で あ
に問題 があ る。 欧米 の速 記術 が速
る。 若林、 林、酒井氏ら 二十余 人 機械 によ る速記 の研究は種 々行

、 未 だ研究 の途 上 に 記 した時間 の二 三倍で反文で き
によ って、 世界広 しと いえども第 わ れて いるが 、
る のに比し、 日本 の速 記術 は七
ころで、 裁 判 所 で
一議会 より速 記をと った のは日本 あ ると いうと
八倍 ど ころか、 専門的 な話 になれ
のみと いぅ偉 業 をなし遂げた
。 ﹁日本 ステノタィプL による法廷
を見 ても
入れて いる こと ば 十 倍 を 要 す る と いぅ 例
こう した先覚者 たち の努力 によ 速 記者養成 に力 を
。 明 ら かで あ ろ う 福 岡 o野 生司 記 ︶
。 ︵
つて、 言文 一致運 動 に対 して大 きは前号本 誌 にも紹 介 された なお
= ト ト■ 艤 =

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