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I T システムを

“ 創 る”人 の た め の
技 術 情 報 誌
w w w . i t a r c h i t e c t . j p

V o l .
V o l .
08
08

SOA開発最前線/ソフトウェア・プロダクトライン/内部統制とITアーキテクト
[特集1]
今、
アーキテクトが見据えるべき

SOA開発
  最前線
 関連技術/製品の動向、 サービス・モデリング/
システム構築の事例を通じて、SOA開発の“今”に迫る

[特集2]
エンタープライズ開発における

ソフトウェア・
プロダクトラインの
実践ノウハウ
[特集3]

内部統制と
ITアーキテクト


[新連載]

[新連載]
    アーキテクトの視点から見た
       SaaS

アーキテクトの視点から見たSaaS
上流工程を極める!
          実践編

  業務知識講座「会計業務」
ロジック・パターンの活用
     ∼起承転結からGAPS分析まで∼

開発チームが進む先を示す、
UPの「方向づけフェーズ」
アシモフの「ロボット」のアーキテクチャ

定価:1,680円(税込)
本体:1,600円
雑誌61503-62
Ⓒ株式会社アイ・ディ・ジー・ジャパン 2007 Printed in Japan
発行/発売:株式会社アイ・ディ・ジー・ジャパン
発行人:福田 悦朋
〒113-0033 東京都文京区本郷3-4-5
Ⓗ2007年6月 ☎ 03-5800-2661
(出版販売部)
特集1

今、アーキテクトが見据えるべき

030 SOA開発最前線
関連技術/製品の動向、サービス・モデリング/システム構築の事例を通じて、
SOA開発の“今”に迫る

032 Technology & Product Trends

SOA最新技術動向
サービス指向を取り巻く主要技術と製品、ベンダーの動向を一望する

042 Service Identification

サービス・モデリングの手順とノウハウ
トップダウンとボトムアップのアプローチによる、サービス識別の実践手法

050 Case Study

電子自治体プラットフォームへのSOA適用事例
北海道で進む電子自治体構想「HARP」に学ぶ、SOAプロジェクトのシステム構築/運営ノウハウ

060 SOA & Internal Control

SOAと内部統制
SOX法など各種法令への準拠でSOAが果たす役割、
メリットを知る
Contents

Architecture Design
142 ●ITシステムのアーキテクチャ設計

オペレーショナル・モデリング(その②)
Business Modeling

078 ●ITアーキテクト必修!業務知識講座

会計業務

08
Vo l .
求められるのは「関連法規、企業の経営方針、会計管理方針を踏まえたシステム設計」

134 N e w ●上流工程を極める!
【実践編】

要求開発とフロント・ローディング開発
Methodology

064 ●Unified Processに学ぶ、ITアーキテクトの行動指針

プロジェクトを立ち上げるための4原則(前編)
Communication Technique

070 ●マジカル・ロジカル・シンキング

ロジック・パターンの活用∼起承転結からGAPS 分析まで∼ 2

目次.indd 1 06.11.13 6:42:23 PM


特集2

エンタープライズ開発における

100
ソフトウェア・プロダクトラインの
実践ノウハウ
全体最適の観点から類似アプリケーションの開発基盤を整え、
個別プロジェクトの開発効率/変化への対応力を高める

特集3

116 内部統制とITアーキテクト
業務システムの「透明性」
を高めるために、ITアーキテクトがなすべきこと

118 Part 1 内部統制とは何か


その概念を理解し、取るべき施策を検討するために
Contents
125 Part 2 内部統制の強化における標準フレームワークの活用
TOGAF、COBIT、ITILを利用して、短期的/長期的な対策を講じる

026 N e w ●アーキテクトの視点から見たSaaS

SaaSがもたらすソフトウェアの提供/利用形態の変革

086 ●プロマネの仕事

プロジェクトには「終わらせる」努力が必要

08
Vo l .

088 ●トップ・アーキテクトの履歴書

サイボウズ・ラボ 奥 一穂氏

090 ●勝手にアーキテクチャ分析

アシモフのロボットのアーキテクチャ

094 ●ITアーキテクトのためのアタマの体操

操作手順を抽象化せよ

022 ●News & Topics


087 ●Books
099 ●Present
150 ●執筆者紹介

目次.indd 1 06.11.13 6:42:30 PM


米国グーグル、ソース・コードの 日本IBM、SOA対応の Webオフィス・アプリ・ベンダー、
検索サービスを開始 業種別ソリューションを提供 マッシュアップ規格を提案

 米国グーグルは今年10月、 インタ  日本 IBMは今年 11月、SOA の本  オフィス・アプリケーションのホステ


ーネット上で公開されているソース・コ 格推進に向け、各業種に特化したソ ィング・サービスを提供する米国アイ
ードの検 索に特 化した新サービス リューションの提供を開始すると発表 ネットオフィスとシェアメソッズは今年
「Google Code Search」
(http:// した。その核となるのは、業種ごとの 10月、ホスティング型オフィス・アプリ
www.google.com/codesearch)
を ビジネス・プロセスを定義するための ケーションの連携に際して相互運用
開始した。同サービスで検索を行う テンプレートや手法をパッケージ化し 性を確保するための規格「SAM(Si
と、検索結果の一覧画面では、 キーワ たソフトウェア「WebSphere Busin mple Ajax Mashups)」を発表した。
ードとして指定したコードを含むソース・ ess Services Fabric」。同社は12 同規格は、WebDAVや Sigle Sign-
コードの一部と、 それが含まれるアー 月に、医療/損害保険業界向けソリ On、ALE (AJAX Linking and Em
カイブ名、 プログラミング言語名、 ライ ューションの提供を始める。また、こ bedding)など、既存の規格を組み合
センス形態などが表示される。また、 れらのソリューションの開発拠点を中 わせたもの。SAM対応アプリケーショ
各検索結果のリンクをクリックすると、 国とインドに開設するほか、ビジネス・ ン間では、シングル・ログイン、ファイ
キーワードがハイライト表示された状 サービスやテンプレートを共有するた ル共有、書式付きデータのコピー&
態でコード全体が表示される。 めのポータル・サイトの拡充を図る。 ペーストなどが行えるようになるという。

野村総合研究所、

News & Top i cs


オブジェクトワークス新版を発売

 野村総合研究所は今年 10月、シ
ステム開発/実行基盤の新版「オブ
ITシステム開発を巡る ジェクトワークス R8.0」の販売を開始
最新動向を伝える した。新版の特徴は、テスト支援機
能とモバイル対応機能が強化された
点。前者については、プレゼンテーシ
ョン・ロジック
(JSPファイル) 用のテス
ト・ケース生成と実行、実行結果の
保存/検証を行う機能のほか、ビジ
ネス・ロジックの単体テストを自動化
する機能などが追加されている。後
者については、モバイル対応コンポ
ーネントにグループウェアとの連携機
能が追加された。

インフォマティカ・ジャパン、 ウルシステムズ、 日本オラクル、グリッド技術の


データ統合製品の新版を発表 XML-EDIパッケージを投入 検証センターを開設

 インフォマティカ・ジャパンは今年  ウルシステムズは今年 10月、XML  日本オラクルは今年11月、 グリッド


10月、データ統合製品の新版「Infor を用いたEDI (電子データ交換) 用パ 技術の普及推進に向けて、 技術検証
matica PowerCenter 8 日本語版」 ッケージの販売を開始すると発表し センター「Oracle GRID Center
(オ
の販売を開始すると発表した。Powe た。これは、同社が従来から提供して ラクル・グリッド・センター)」 を国内に
rCenterは、企業内に散在する各種 きた流通業向けの EDIソフトウェア 開設すると発表した。同センターには、
データを統合するためのソフトウェア。 「UMLaut/J-XML」
と、UMLaut/ サーバ・ベンダーなど同 社のパート
データベースなどに格納された構造 J-XML の導入に必要となるサーバや ナー企業14社の製品が設置され、 オ
型データや、Word/PDFファイルなど データベース、通信制御用ソフトウェ ラクルのグリッド製品を用いた最適な
に格納された非構造型データへの一 アなど一式をパッケージ化したもの。1 構成の検証作業などが実施される。
元的なアクセス、データのクレンジン 台にすべてのソフトウェアがインストー その作業に際しては、米国オラクルが
グやプロファイリングなどを実現する。 ルされたワンボックス・タイプと、複数 技術支援を提供する。 また日本オラク
新版では、①処理性能、②展開環 マシンによるクラスタリング構成が可 ルは、これらのパートナー企業と共同
境、③開発生産性の3点について大 能なラックマウント・タイプの2 種類が で、グリッド製品の販売/マーケティン
幅な機能強化が図られている。 用意される。 グ活動を展開するという。

022 IT アーキテクト Vol.08

News.indd 22 06.11.13 7:29:18 PM


E vent C a l e n d a r
データ総研、 イントラマート、intra-martの
ソリューション分野に参入 基盤部分をオープンソースに 2006年11月

 データ総研は今年10月、Webシス  NTTデータイントラマートは今年10 BEA Japan Forum 2006


11月29日 (水)
テム開発やデータ可視化の分野に 月、同社のフレームワーク製品「intr 会場:セルリアンタワー東急ホテル
連絡先:BEA Japan Forum 2006事務局
向けたソリューションの提供を新たに a-martフレームワーク」の基盤部分を ☎:03-5768-3527 
開始すると発表した。提供するのは、 オープンソース化し、NPO (特定非営 E-mail:info@beajf2006.jp
URL:http://www.beajf2006.jp/
①同社のモデリング・ツールである 利活動法人) の Seasarファウンデー
THeRepository Ver.3.0と各社のツ ションに寄贈すると発表した。オープ Gartner SYMPOSIUM ITxpo 2006
11月29日 (水) 〜12月1日 (金)
ールを組み合わせた「WEBアプリケ ンソース化するのは、intra-martフ 会場:ホテル グランパシフィック メリディアン
ーション開発ソリューション」 と、②日 レームワーク内 部に組み込まれた 連絡先:Gartner Symposium/ITxpo 2006登録事務局
☎:03-5444-5327 FAX:03-5444-7602
揮情報ソフトウェアのアプリケーショ サーバ・サイドJavaScriptエンジンと、 E-mail:gartner@craft-one.co.jp
ン・ポートフォリオ管理製品であるCha 同フレームワークに同梱されている URL:http://www.e-gartner.jp/symposium2006/

ngeMinerを用いた「データ管理・保 Java EEフレームワーク 「im-J2EE


12月
守業務改善サービス」。 また同社は、 Framework」。これらは今後、Sea
従来から提供しているシステム開発関 sarファウンデーション傘下のコミュニ ITSS Users' Conference 2007
連の教育コースを大幅に拡充する。 ティにおいて開発が続けられる。 12月5日 (火)
会場:青山ダイヤモンドホール
連絡先:ITSSユーザー協会 セミナー事務局
E-mail:seminar@itssug.org
URL:http://www.itssug.org/
日立システム、Javaコードの 日本BEAシステムズ、
脆弱性検証サービスを開始 SOA製品を相次ぎリリース Oracle Management Summit 2006
12月5日 (火)
会場:赤坂プリンスホテル
 日立システムアンドサービスは今年  日本BEAシステムズは今年10月、 連絡先:日本オラクルセミナー事務局
E-mail:oraapps1_jp@oracle.com
10月、Javaで開発されたWebアプリ S O A 対 応のB P Mツール・スイート URL:http://www.oracle.co.jp/events/oms2006/

ケーションに潜むセキュリティ上の脆 「BEA AquaLogic BPM Suite 5.


Internet Week 2006
弱性を検証するサービスの提供を開 7」 と、データ・アクセス・ツール「 同 12月5日 (火) 〜8日 (金)
会場:パシフィコ横浜
始した。同社が従来から実施してきた Data Services Platform 2.5J」の
連絡先:Internet Week 2006登録事務局
ソース・コード検証サービス 「Inspec 出荷を開始した。BPM Suiteは、 ☎:03-5785-0603 FAX:03-5785-0609
E-mail:iw2006@wizgroup.co.jp
tPro」の一部として提供される。今回 BPMN対応のビジネス・プロセス・モ URL:http://internetweek.jp/
のサービスで検証対象とするのは、ク デリング・ツールとプロセス管理ツー
ロスサイト・スクリプティング、SQLイン ル、負荷分散機能やバックアップ機 ITアーキテクト・サミット 2006 Winter
12月6日 (水)
ジェクション、HTTPレスポンス分割、 能を備えたBPMエンジンから成るツー 会場:東京カンファレンスセンター・品川
連絡先:ITアーキテクト・サミット事務局
ディレクトリ・トラバーサルなど。解析 ル・スイート。一方、Data Services ☎:03-5510-4079
ツールでソース・コードを網羅的に検 Platformは、同社のESB製品と統合 E-mail:itasummit@idg.co.jp
URL:http://www.itarchitect.jp/summit/
証した後、同社の専門家が、修正の されたデータ・アクセス・ツール。SQL
必要な個所と対策を報告する。 のほかにXQueryをサポートしている。 C&Cユーザーフォーラム&iEXPO 2006
12月6日(水) 〜8日
(金)
会場:東京ビッグサイト
連絡先:C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2006事務局
☎:03-5777-7740 FAX:03-5777-7741
アプリケーション・ポートフォリオ管理ツール・シリーズ ユニット・テスト・ツール
URL:http://www.uf-iexpo.com/
ChangeMinerシリーズ Parasoft Jtest 8.0
日揮情報ソフトウェア テクマトリックス Japan Mathematica Conference 2006
12月12日 (火)
製品名 ChangeMinerシリーズ 製品名 Parasoft Jtest 8.0 会場:東京ビッグサイト
稼働環境 【対応OS】Windows 2000/Server 20 稼働環境 【対応OS】Windows 2000/XP 連絡先:ウルフラム リサーチ アジア リミティッド
03/XP 【対応Java環境】JRE 1.3/1.4/5.0 E-mail:conference-japan@wolfram.com
価格 ChangeMiner Suite:294万円〜/ 価格 Jtest Professional Edition:47万4 URL:http://www.wolfram.com/news/events/JMC2006/
FlowMiner:要問い合わせ/ChangeFl 00円、同Architect Edition:62万7,
ow:420万円〜/MetaMiner:472万5, 900円、同Server Edition:189万円
000円〜/DQMiner:要問い合わせ 出荷時期 出荷済み 2007年1月
出荷時期 2006年10月より順次出荷 発売元 テクマトリックス
発売元 日揮情報ソフトウェア (☎:03-5792-8606)
(☎:03-5778-0262)
ソフトウェア ジャパン2007
1月25日 (木)
会場:タワーホール船堀
 「ChangeMinerシリーズ」
は、既存  「Parasoft Jtest 8.0」
は、指定さ 連絡先:情報処理学会 事業部門
E-mail:jigyo@ipsj.or.jp
アプリケーションのポートフォリオ管理 れたコーディング・ルールを基に、 ソー URL:http://www.ipsj.or.jp/10jigyo/forum/software-
を行うためのツール群。中核となるポ ス・コードの静的/動的解析を行うユ j2007/

ートフォリオ管理ツールのほかに、 プロ ニット・テスト・ツール 。新 版では、


グラム・ロジックのフロー解析ツールや Eclipse 3.2への対応、100個以上
データ管理ツールなど5製品から構成 のコーディング・ルールの追加、解析
される。 手法の拡充などが図られている。

IT アーキテクト Vol.08 023

News.indd 23 06.11.13 7:29:18 PM


Inter view 対し、強力な機能を手軽に追加できる
ことだ。多くのアプリケーションには、す
米国プログレス ソフトウェア Apama製品担当福社長、ジョン・ベイツ氏に聞く でにイベント・フローが存在している。よ

データの変化をイベント・フローの中でとらえる って、Apamaを利用するのなら、それら
をApamaに送り込むだけでよいことにな

新たな る。

データ処理技術
 3つ目は、ソース・コードを変更するこ
となく、アプリケーションに対してリアル

「ESP」のインパクト
タイムにルール
(パターンに対するアクシ
ョンの定義)
を追加できることだ。イベン
ト・フローがいったんApamaに流れ込む
新たなデータ処理技術として、 と、
Apama側でルールの付加/修正が
「ESP(Event Stream Processing)」が注目を集めている。
行える。したがって、アプリケーションを
ソニック ソフトウェアが提供する 「Progress Apama」は、
拡張しなくても済むのである。
このESPを活用したBAM(Business Activity Monitoring)
ツールの1つだ。
ESPの開発者の1人であり、現在、米国プログレス ソフトウェアで
同製品の担当副社長を務めるジョン・ベイツ氏に、ESPの特徴を聞いた。 ―― ESP のような技術に注目が集まる
背景には、ビジネスにリアルタイム性
が求められていることがあると考えられ
る。このような状況下で、IT アーキテク
――初めに、ESPとはどのような技術な そのリクエストを拒否して詐欺行為がな トには今後、どのような視点やスキル
のかを教えてほしい。 かったかどうかをチェックする」、あるいは が必要になると思うか。
 ESPが特に効果を発揮するのは、大 「A 社の株価が一定の価格まで下がり、  経営者が迅速な経営判断を下したい
量のデータを扱う環境や、データが目ま そのライバル企業であるB 社の株価が と思うのは当然であり、ITアーキテクトは
ぐるしく変化するような環境だ。 変動しなかった場合には、A 社の株を購 それを実現する仕組みを作る必要があ
 伝統的なデータ処理技術を用いたア 入する」
といった処理をリアルタイムで行 る。一方で、ITアーキテクトにはさまざま
プリケーションでは、データベース内に うことができる。つまり、ビジネスの中で なプレッシャーがかかる。システムをでき
データを格納したうえで、そのデータベ 起きるイベント
(のパターン)
をリアルタイ るだけ早く、安く、必要な機能を満たす
ースからデータを取り出して処理を行う。 ムで監視して、それに対するアクション かたちで構築しなければならないからだ。
それにより、
「先週、ニューヨークの店 の起動を自動化することが可能になる そうなると、システムの中心にデータベ
舗ではどれだけ商品が売れたのか」
とい わけだ。 ースを据えるような伝統的な方法では立
った静的なデータ解析を実現するわけ ちゆかなくなる。もちろん、データベース
だ。しかし、リアルタイムでデータが変 ――現在、ESP の技術はどのような分 は重要だが、
ITアーキテクトはデータをフ
化するような環境では、データベースが 野で活用されているのか。 ローとしてとらえるなど、時代の変化に
こうした使い方に対応できない。  先ほど例に挙げた証券のオンライン 合わせて考え方/見方を少しづつ変え
 そこで、
ESPでは、アプリケーション内 取り引きのほかに、カスタマー・サービス ていくべきだろう。それと同時に、ESPな
を流れるデータに着目し、データの変化 やサプライチェーン、運送業など、すで どの新たな技術の動向にも常に着目し
をイベントとして管理する。そして、多く にさまざまな分野で利用され、効果を上 ていくことが重要だ。
のイベントの中から、ビジネス上意味の げている。
あるパターンを検出するのだ。さらに、
検知したパターンを分析し、BAM のダッ ―― ESPを利用することのビジネス上
シュボード上で可視化するとともに、あら のメリットを教えてほしい。
かじめ定義されたルールに従い、パター  大きく3つある。
ンに対してアクションを実行する――こ  1 つは、パターンを検出した際に、即
うした一 連の処 理を自動 化するのが 座にアクションを起こせること。つまり、
Apama の特徴であり、それを実現する ビジネス上の機会や脅威に対して、ア
技術がESPである。これを使えば、例え プリケーションが即座に応答することが
ば「ある5 秒間に同一のクレジット・カー 可能になる。
ドに対して3回の認証が行われた場合、  2 つ目は、既存のアプリケーションに 自ら考案したESPについて語るベイツ氏

024 IT アーキテクト Vol.08

News.indd 24 06.11.13 7:29:19 PM


Product Watch 製品名
稼働環境
価格
uCosminexus Developer 7
Windows 2000/Server 2003/XP
5万2,500円〜
出荷時期 2006年12月末
人気のMyEclipseを取り込んだ多機能Java開発環境
発売元 日立製作所 (☎:045-862-7292)

Java対応統合開発環境

uCosminexus
meworkといったフレームワークを用い
て開発されている。uCosminexus D

Developer 7
eveloper 7には、それらのフレームワー
クを用いた開発作業の支援機能が備

日立製作所 わっている。
 例えば、Hibernateを使った開発で
は、データベース・テーブルを基にしたオ
「uCosminexus Developer 7」は、
ブジェクト/リレーショナル・マッピング・
Java開発ツールとして人気の高い「MyEclipse」 を
ファイルや、データ・アクセス処理を担
採用した統合開発環境だ。
ここでは、MyEclipse由来の機能を中心に、 うDAO
(Data Access Object)
を自動
uCosminexus Developer 7の主な特徴を紹介する。 生成することが可能である。また、JSF
アプリケーションの開発では、uCosmin
exus Developer 7 上で画面遷移をビ
ジュアルに定義することができるといっ
た具合だ。
高い人気を誇る は、UMLモデルにも反映される。逆に、
MyEclipseを採用 設計に変更が生じた際、
UMLモデル上 JavaScriptの
 uCosminexus Developer 7は、Ec で加えた修正は、Javaコードにも反映さ 作成/デバッグ機能も装備
lipseをベースにしたJava 対応統合開 れる。いわゆるラウンドトリップ開発が行  Ajaxを用いたユーザー・インタフェー
発環境の新版(画面 1)。その最大の えるわけだ。 スの普及に伴い、今日のWebアプリケ
特徴は、国内外で高い人気を誇るM ーション開発環境には、JavaScript の
yEclipse
(日本語版)
を採用している点 データベース・アプリ開発を 開発支援機能が求められるようになって

(日本語化は日立製作所が担当)。 簡素化 きている。uCosminexus Developer 7
同ツールは、米国ジェニュイテックが開  各種データベースに対する操作を統 では、Java 開発と同様の環境で、Java
発したもので、Java アプリケーションの 一的な画面上で行える点も、uCosmi Scriptの作成やデバッグを行うことが可
設計から開発、テスト、運用までのフェ nexus Developer 7の特徴の1つであ 能である。
ーズをサポートする。 る。OracleやMicrosoft SQL Server、  例えば、コード・エディタには、シンタ
 以下に、その MyEclipse に由来の HiRDBなどの主要なデータベースをサ ックスのハイライト表示やコード・アシスト
機能を中心に、uCosminexus Devel ポートしており、それらに対して以下の (コードを途中まで入力すると、確定候
oper 7の主な特徴を解説する。 操作を行うことができる。 補がポップアップ表示される)
などの編
●データベースへの接続 集支援機能のほかに、Webブラウザに
UMLによるモデリング、 ●データベース・テーブルの作成/削 よって挙動が異なるコードを指摘する機
モデル/コードの同期に対応 除 能が備わる。一方、デバッグ機能では、
 uCosminexus Developer 7 は、 ●テーブルの閲覧 ブレークポイントの設定や変数の参照な
UMLを用いたモデリング作業をサポート ●クエリの発行 どが行えるようになっている。
している。具体的には、UML のユース ●ER図のリバース・エンジニアリング
ケース図やクラス図、シーケンス図、コ ● DDL( Database Definition Lan 画面1:uCosminexus Developer 7の開発画面

ラボレーション図、ステート図などを用い guage)
ファイルの生成
てアプリケーション設計作業を行うこと
ができる。 StrutsやHibernateなどの
 また、作成したモデルとJavaコードと 主要フレームワークをサポート
の間では同期がとられるので、設計フェ  昨今、
Java EE
(J2EE)
アプリケーシ
ーズでのモデリング作業の後、コーディ ョンの多くは、Struts や JSF
(JavaSer
ングのフェーズで設計に加わった変更 ver Faces)
、Hibernate、Spring Fra

IT アーキテクト Vol.08 025

News.indd 25 06.11.13 7:29:20 PM


SaaSとWeb 2.0 ない。これと同じことが、現在の SaaS に ことはしない。すでにご覧になった方も多
ついても言えるだろう。
「Web 2.0とSaaS かろうが、Web 2.0の定義については、テ
 SaaS について語る際、
「単なるパッケ の関係は?」、
「SaaSとASPはどこが違う ィム・オライリー氏による
「What is Web
ージではなく、インターネットを経由したサー のか?」、
「そもそも、サービス
(Service)
と 2.0」
(http://www.oreillynet.com/lpt/
ビスとしてソフトウェアを提供すること」
とい は何か?」――こうして掘り下げていくうち a/6228)
などをご覧いただくとよいだろう。
った表現が使われることが多い。これは、 に、物事の本質に突き当たるのが世の常
確かにわかりやすい表現ではあるが、Sa である。 SaaS 360°
aS の一側面をとらえたものにすぎないた  まず、Web 2.0 であるが、新興企業、
め、ASP
(Application Service Provid Webサイトやサービスの集合を指すことも  さて、
「アーキテクトの視点からSaaSを
er)
と混同されるなど、誤解を招きやすいの あれば、コンシューマー主導によるWebカ 見る」
とはどういうことか。アーキテクトの視
も事実だ。本連載では、
「アーキテクトの ルチャー、あるいはAjax/RSSなどの要素 点とは、
「あらゆる観点から物事を分析/
視点」
からSaaSを読み解いていきたいと思 技術を指すこともある。Web 2.0とは結 整理して、答えを導き出すこと」
である。以
う。そして、SaaSの今後の発展形態、さら 局、それらを包含した、
Webを取り巻く最新 降では、SaaSをさまざまな角度から分析し
にはソフトウェア業界にもたらすインパクト の現象を総称したものだと考えればよいだ てみたいと思う。
などについても論じてみたい。 ろう。
 「Web 2.0」
というキーワードが登場して  一方、SaaSは、ソフトウェアのアーキテ ソフトウェアの変遷から見たSaaS
からしばらく経つが、この言葉は今日、マー クチャである。本連載では、この SaaS に  物事の進化を予測するうえで、過去から
ケティング用語として広く使われているため 焦点を当てて解説していく。よって、Web 学ぶことは多い。そこで、まずは図1をご覧
か、その定義に曖昧さを感じることが少なく 2.0と呼ばれる現象について細かく触れる いただきたい。これは、近年におけるソフト
ウェア形態の進化の過程を示したものだ。
 図にあるように、1990 年代前半、Wind

据える owsによってPCのOSが事実上、標準化

化を見 され、Windows 対応アプリケーションが爆



ある
発的に増加した。そして、5 年後の 1995

ト の 界に
起こり
つつ 年には、Webブラウザによってインターネッ
トが身近なものとなり、Webアプリケーショ

トウ
ェアの世

テク た
ンが台頭した。さらに、その5年後の2000
年にはWebサービス標準の策定が進み、


キ 見
SOA
(Service Oriented Architecture)

今、 のようなアーキテクチャの登場とも相まっ

ー ら
S
て、Web サービス対応アプリケーションが

ア 点か 市場に浸透し始めた。そして、その 5 年後

a
の昨年辺りから、サービスとしてのソフトウ


a
ェア
(つまり、SaaS)
の波が押し寄せて来
ている。このように、近年、ソフトウェアの

S
形態は5 年周期で進化を遂げてきたという
歴史がある。

た らす  こうした歴史を振り返ってソフトウェアの

がも アの の変
進化の方向性を考えてみると、各段階で
― お え、
a S ェ 態 」―
) らい トウ
は ェア 据 。
マに いく は次のようなことが起きているのに気づく。
Sa トウ 用形 ice く フ
erv たこと 、ソ をテー じて
ソフ /利
S は ●同時にアクセスするユーザーの数が指
a い aS 論
as を聞 載で たSa ついて
提供 Softw この言 まる本 め始めりなどに
a r e 葉 連


第 1


Sa
aS( なら



、 ら始 を集 かわ
号か 注目 のか
。今 して トと
図 1:ソフトウェア形態の進化の過程
SaaS

連 本
だ ろう 態と テク to
統括
本部 Webサービス
新 り 形 キ mo
代 ム
世 、アー asashi N ットフォ
ru
あ a ー Web

の次 射程 M
&プラ Windows PC
史 パー 長
その 正 ベロッ担当部 1990 年 1995 年 2000 年 2005年
本 ト デ 戦略
成 クロソフ本部
マイ 企画
026 IT アーキテクト Vol.08 戦略

SaaS.indd 26 06.11.13 7:39:45 PM


数関数的に増加している ●自分のニーズに合ったかたちで情報を 機会/範囲が飛躍的に広がる
●ソフトウェアにアクセスする環境が拡大 入手したい ●複数のサービスに共通する処理(例え
している ●ユーザー・コミュニティ内でやり取りされ ば、課金やSLA
[Service Level Agre
●複数ソフトウェア間の連携が、静的なも る情報を集めたい ement]
管理など)
を集約できる
のから動的なものにシフトしている ●あらゆる環境から情報にアクセスしたい ●利便性が向上することにより、コンシュ
●ユーザーの要望が占める度合いが高く  これらのニーズを総合すると、コンシュー ーマーの支持を集めやすくなる
なっている マーは有益な情報に対してタイムリーに、 ●広告収入からサブスクリプションに至る
●プラットフォーム
(OSなど)
は、より抽象 なおかつ状況に応じたかたちでアクセスす まで、新たな収益モデルを確立できる
化される方向にシフトしている ることを求めているのがわかる。そうしたニ
●実装技術などは隠蔽され、ソフトウェア ーズを満たすことが、サービスとしてソフトウ 開発者にとってのSaaS
が提供する価値に重点が置かれている ェアを提供することの目的なのである。  ここまで、コンシューマーとプロバイダー
 これらは、いわば「ソフトウェアの進化の の観点からSaaSがもたらすメリットを述べ
法則」
である。つまり、SaaSとは、上記の SaaSの目的 てきたが、この両者の間をつなぐのが、本
進化の過程における、今日の時点での到 ――プロバイダーにとっての利益 誌読者である開発者の役割となる。その
達点だと考えられるわけだ。  Web 2.0 の動きにも見て取れるように、 開発者の役割は、今後、
「一からサービス
今後の IT の進化は
「コンシューマー主導」 を構築する開発者」
と、「既存のサービス
SaaSの目的 で行われることになる。一方で、サービス を再利用する開発者」の2つに分かれてい
――コンシューマーにとっての利益 の提供側
(プロバイダー)
にとっては、
「コン くだろう。前者の観点については次回以
 では、SaaSは、利用者に対してどのよう シューマーからの支持獲得」
ということのほ 降に説明するとして、後者の観点につい
な利益をもたらすのだろうか
(ここで言う利 かにも、SaaS に取り組む動機がいくつか てひと言述べれば、コンシューマーとプロ
用者とは、主にサービスの一般利用者、 存在する。主な動機としては、以下が挙げ バイダーの要求にこたえるためには、
「軽
すなわちコンシューマーを指す)
。それにつ られるだろう
(図3)
。 量かつ動的に変更可能なプログラミング・
いて考えるために、ここで改めて、現在の ●プロビジョニング、カスタマイゼーション モデル」
が提供されていなければならない。
ソフトウェアに求められている環境を整理し などの作業をセルフ・サービス化する
(コ
てみたい。 ンシューマー側に任せる)
ことにより、管 要件から見たSaaS
 先述したように、Web 2.0とは、Webを 理コストを大幅に引き下げられる  近ごろでは、
「今後、すべてのソフトウェ
取り巻く最新の現象を総称したものであ ●サービスの利用形態に関するユーザー アはインターネット経由で提供されるように
る。そして、これらの現象の根底には、
「コ のニーズを早期に見つけられる なる」
と声高に叫ぶ人もいるが、今日のよ
ンシューマーの意図/願望」
が存在する。 ●他のサービスからマッシュアップされるこ うにパラダイムが移り変わる時期には、雑
つまり、Webはコンシューマーのニーズを満 とにより、自社のサービスが利用される 音も大きくなるものだ。そろそろ、冷静に
たす方向に進化しているのだ。そうしたニ
ーズの代表的なものを、以下に列挙して
みよう
(図2)
。 図 2:Webに対するコンシューマーののニーズ

●情報を効率的に入手したい 自分が作成した情報を 自分の興味に一致する


多数のユーザーと 情報を検索したい
●自分が作成した情報を発信し、多数の 共有したい

情報を効率的に
ユーザーと共有したい 入手したい
ユーザー・コミュニティ内で
やり取りされる情報を SaaS
●自分の興味に一致する情報を検索した 集めたい

ニーズに合ったかたちで ニーズを満たす
い 情報を入手したい あらゆる環境から情報に
アクセスしたい

コンシューマー

図 3:プロバイダーがSaaSに取り組む動機
複数サービスに共通 ユーザーのニーズを
する処理を 早期に見つけられる
プロビジョニング、カスタマイゼーション 集約できる
などをセルフ・サービス化
することで、 管理コストを
引き下げる 自社のサービスが利用される
SaaS 機会/範囲が広がる

ニーズを満たす 取り組む動機 コンシューマーの支持を


集めやすくなる 新たな収益モデルを
確立できる

コンシューマー プロバイダー

IT アーキテクト Vol.08 027

SaaS.indd 27 06.11.13 7:39:46 PM


判断してもよいころだろう。そもそも、アー ●管理するデータには、その意味を表すタ 買する便利さだけを求めているわけではな
キテクチャとは
「要件ありき」
である。では、 グが埋め込まれており、そのタグを使っ い。以下のようなことを総合的に期待して
どんなときに SaaSが必要になるのだろう た検索が可能 いると考えられる。
か。その要件は、前述した目的から自ずと ●管理する機能/データに対するアクセ ●自分が欲しい商品に関する情報(価
導き出せる。以下が、筆者が考えるSaa ス用のAPIが提供される 格/在庫/他のユーザーの評価など)
Sの要件である。 ●軽量で動的なプログラミング・モデルが を収集したい
●圧倒的多数のユーザー
(コンシューマ 提供される ●商品を販売している店舗に関する情報
ー)
にサービスを提供する (実績/保証/他のユーザーの評価な
●逆に、圧倒的多数のユーザーが、それ SaaSモデルで提供される ど)
が知りたい
ぞれにサービス
(コンテンツ)
を提供する 今後のソフトウェア ●現在、世の中で流行している商品を知
●利用環境、実装技術の垣根を超えたア りたい
クセスが必要である  今日、コンシューマーは、Webを通じて ●似たような商品の比較情報を知りたい
●個々のユーザーの動的なカスタマイズ 世の中とつながることを期待している。そ  こうした一般的な項目のほかにも、例え
要求にこたえる必要がある の最もわかりやすい例として、ブログやSNS ば「イタリアの40代の男性に人気のあるス
●多数のサービスの、任意な組み合わせ (Social Network Service)
、ソーシャル・ ーツ」
といった具合に、特定の興味に基づ
(マッシュアップ)
が可能であることが求 タギングなどが挙げられよう。これらは、今 く検索ニーズも存在する。そのほかにもたく
められる 日を代表するSaaS の例だ。今後、コンシ さんあるだろうが、いずれにせよ、コンシュ
●複数サービス間で、任意の単位での情 ューマーのライフ・スタイルを形成するすべ ーマーが持つ観点は無数に存在し、それ
報交換が発生する てのものが、SaaSとしてオンラインで提供 ぞれの観点に合わせて整理したかたちで
●ユーザー自身による管理作業が行える されるようになると予想される。 情報を把握したいというのが本質的な欲
 つまり、これらの要件を満たすためのア  そう考えていくと、SaaS のサービス
(Ser 求なのだ。
ーキテクチャがSaaSなのである。 vice)
が意味するところは、結局、従来の  これらの欲求に対し、1プロバイダーだけ
サービス
(つまり、人が提供するサービス) で対応するのは現実的ではない。プロバイ

SaaSの特徴 と同じであるということが見えてくる。では、 ダーが果たすべき役割は、商品や店舗に


今後どのようなものがSaaSとして提供され 関する情報をさまざまな観点から検索/取
 ここまで、さまざまな観点からSaaSを分 るようになるのか。そして、それはどのよう 得し、比較できるようにしておくことだ。ま
析してきたが、そろそろSaaS の具体的な な形態になるのだろうか。 た、コンシューマーによる情報の登録も可
姿を浮き彫りにしてみよう。つまり、どうで 能になっている必要がある。そうしておくこ
あれば SaaSと言えるのか、ここでその特 コマース・サービスに対する とで、それらの情報を加工する他のプロバ
徴を挙げてみたい。 コンシューマーの期待 イダーが現れ、新たなビジネスが生まれる
 まだ業界のコンセンサスが得られたもの  ソフトウェアの今後について考える場合、 わけだ。この様子を図示すると、図4のよう
ではないが、ここまでに述べたSaaS の目 「コンシューマーに対して何を提供するの になるだろう。
的/要件から判断すると、以下のような特 か」
という点が非常に重要である。この「何  一見すると、こうしたモデルはすでに実
徴が考えられる。 を」の部分を徹底的に掘り下げて考えてい 践されているかのように見えるかもしれない
●ホスティングされた状態で提供され、ネッ けば、サービスのあるべき姿が見えてくる。 が、重要なのは、
「コンシューマーの観点
トワーク経由でアクセスが可能 ここでは、コマース・サービスを例にとって が無数に存在する」
という事実だ。つまり、
●フロントエンドはHTMLだけでなく、さまざ みよう。 あらゆる観点から必要とされる情報を引き
まな形式で表現が可能  コマース・サービスとは、コンシューマー
●バックエンドのサービスは、ユーザーごと に対して商品情報を提供するサービスであ
に自律してホスティングされている る。そのサービスの背後には、商品そのも ク トの 見た
テ から
aS
Sa
●コンフィギュレーションにより、ユーザー のを提供する店舗が存在する。つまり、コ キ 点
それぞれの要求に対応可能 マース・サービスは、コンシューマーと店舗
アー  視

 
●SLAのモニタリング、課金などの共通処 をつなぐ役割を果たすわけだ。ここまでは す
たら の 1


が ェ 革 ア
理は、複数サービスに対して横断的に 当たり前の話だが、肝心なのは、コンシュ
aS ウ 変
提供される ーマーは、こうしたサービスに対して何を期 Sa ソフト 態の


●ユーザーのセルフ・サービスにより、カス 待しているのかを分析することである。 利



タマイズが可能  コンシューマーは、単にオンラインで購

028 IT アーキテクト Vol.08

SaaS.indd 28 06.11.13 7:39:46 PM


出すためには、それぞれの情報に対して、 ル現象は、この原理で発生するわけだ。 図 4:コンシューマーが登録した情報を他のプロバイダーが加工
   して提供する
あらかじめ適切なタグを埋め込んでおくこと アマゾンのように、すでにロングテール効
SaaSサービス1 SaaSサービス2
が求められる。また、事前に用意されたタ 果を得ているプロバイダーも存在するが、
グだけでは不十分なことが予想されるの そうした例はまだ少数である。積極的にこ 商品情報
で、ユーザーが任意にタグを付けられる仕 の効果を得たければ、他のサービスから呼
組みも必要になる。つまり、管理している び出されるシチュエーションを徹底的に分
情報の整理術
(タグ付けの機会)
をユーザ 析し、必要な機能を備えなければならな プロバイダー

ーに開放するわけである。 い。前述したユーザーによるタグ付けの機
能などは、こうした目的において有効だ。
●商品比較情報
プロバイダーがコマース・サービスを 今後は、サービスが呼び出されるシチュエ ●価格
●人気
など、
あらゆる観点での情報
SaaS化することのメリット ーションを解析するうえで、
「どういったサー
 それでは、コマース・サービスを提供する ビスが、どのような状況でマッシュアップさ
プロバイダーにとって、既存のコマース・サ れるのか」
ということが非常に重要になる。
ービスをSaaS化することには、どのようなメ これについては、次回以降で詳しく述べて
コンシューマー
リットがあるのだろうか。 みたい。
●売り上げ/顧客数の増加 ●サービスの管理コストの低減
 プロバイダーの立場からすれば、サービ  プロバイダーにとってのメリットとして、 ンごとに課金するようなモデルも導入され
スのアーキテキクチャが進化しただけでは、 「サービスの管理コストの低減」
も挙げられ るだろう。そのようにして、サービスの収益
あまり意味がない。商品の売り上げと顧 る。これには、プロバイダーがSaaSに取り モデルが多様化し、潜在的なユーザーを
客数が増えることが目的である。 組む動機として挙げた項目のうち、
「プロビ 獲得する機会が大幅に増えるのだ。
 では、SaaS 対応にすることで、その目 ジョニング、カスタマイゼーションなどの作
的、つまり売り上げと顧客数の増加は達 業をセルフ・サービス化する
(コンシューマ コンシューマー主導で変わる
成できるのだろうか。答えは
「Yes」
だ。 ー側に任せる)
ことにより、管理コストを大 ソフトウェアの提供/利用形態
 先に、プロバイダーが SaaSに取り組む 幅に引き下げられる」
が相当する。
動機として挙げた項目の中に、
「他のサー  プロビジョニングとは、ユーザーにサービ  今回は、
SaaSをさまざまな角度から分析
ビスからマッシュアップされることにより、自 スの提供を開始するにあたって必要となる し、その本質を読み解くことを試みた。コン
社のサービスが利用される機会/範囲が 準備作業を指す。これも、ユーザーに自ら シューマーにとってはもちろんのこと、プロ
飛躍的に広がる」
というものがあったことを 必要事項を選択させ、自動的に完了させ バイダーにとっても、ソフトウェアをSaaS化
思い出してほしい。端的に言えば、他のサ ることが可能だ。 することには多くのメリットがあることがおわ
ービスから呼び出されることで、自社のサー  また、同じことが、課金やカスタマイズ かりいただけただろう。
ビスの顧客数が爆発的に増加するのであ 要求についても当てはまる。つまり、プロ  また、本来の目的から導くかたちで、Sa
る。今日の時点では、メジャーなサービス・ バイダーの側では、サービスの自律性を高 aS の特徴を洗い出してみた。筆者が知る
プロバイダー
(例えば、ヤフーやグーグル) めることに努め、管理作業はなるべくユー 限り、現時点では、まだSaaSの明確な定
ごとに、相当数の固定ユーザーを抱えてい ザーに任せるわけである。それにより、サー 義は存在しない。今後、多くの方々と議論
るが、一部の超メジャー級プロバイダーを ビスの管理にかかるコストを低減できる。 を重ね、その定義の精度を高めていきたい
除いて、そのような状態は長くは続かない  さらに大切なことは、サービスの新たな と思う。
と考えたほうがよいだろう。政治の世界に 利用形態を発見する機会を得ることだ。プ  いずれにせよ、この先、どのような形態
例えるなら、特定政党の党員は減少もしく ロバイダーが想定していなかったサービス でサービスが提供されるのかに注目してい
は消滅し、今後は無党派層が圧倒的多数 の使われ方が出てくるというのが、Web 2. くことが肝要である。繰り返しになるが、現
を占めるようになる。それゆえ、あらゆる手 0 の大きな特徴である。逆に、そうした変 在起きている一連の変化は、
「コンシュー
段を講じて、ユーザーを自社のサービスに 化に迅速に追従していかなければ、生き残 マー主導」
で生じている点が、従来とは大
誘導する仕組みが不可欠となるのだ。 りが難しい時代になっているとも言える。 きく異なる点だ。SaaSは、そうした変化に
 その最も有効な手段が、
「他のサービス  加えて、収益モデルの観点からも、メリッ 追従していくために不可欠な要素であるこ
経由でユーザーを獲得する」
ことである。 トが存在する。広告収入やアフィリエートな とを強調しておきたい。
不特定多数のユーザーに自社のサービス どはすでに主流になっているが、今後は、  次回以降は、SaaS の構築技術や適用
を利用してもらい、その結果として商品の 一定期間の単位でサービスに課金するサ シナリオについてより具体的に論じていく
売り上げが増大する。俗に言うロングテー ブスクリプション・モデルや、
トランザクショ 予定である。

IT アーキテクト Vol.08 029

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S

今 、ア ー キ テ ク ト が 見 据 え る べ き

特集 1
SOA開発
030 IT アーキテクト Vol.08

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ここ数年、次世代のシステム・アーキテクチャとして注目を集める
「SOA(Service Oriented Architecture:サービス指向アーキテクチャ)」。
ビジネスの変化に対するITシステムの追随性を高める、
あるいは複雑化したITシステムを統一的な基盤の上に統合するといった目的で、
このアーキテクチャの導入を検討している企業も少なくないだろう。
本特集では、SOAに関連する技術/製品の最新動向、
SOAに先行して取り組む企業の事例に基づくサービス識別/システム構築手法の
ノウハウの紹介を通じて、SOA開発の現状を明らかにする。

最前線 関連技術/製品の動向、
サービス・モデリング/システム構築の事例を通じて、
SOA開発の
“今”
に迫る

IT アーキテクト Vol.08 031

toku01.indd 31 06.11.13 6:38:14 PM


SOAに対する期待と現状 ロセス・モデリング、サービス管理など、複数のドメインで
“SOA対応”
をうたう製品が多数発表されており、キャッ
 SOAの概念が国内で認知され始めたのは2004年ご チアップが非常に難しくなっている。
ろのことだが、それから約 2 年半が経過した現在も、  本稿では、こうした現状を踏まえ、まずはSOAに関連
SOAは依然としてIT 関係者の間でホットな話題の1つ する技術を整理したうえで、各技術の最新動向、およ
である。 び今後注目すべき技術、主要ベンダーの取り組みにつ
 SOA が国内で知られるようになった当初は、これを いて解説し、
SOAを支える技術の今後を展望してみた
IT 業界によく見られる「バズワード
(Buzzword) 」の1
※1
い。
つと見る向きも少なくなかった。しかし、ビジネスの変化に
対する柔軟性や俊敏性の向上、アプリケーション部品 SOAは“ビジネス・プロセス指向”の
の再利用性の確保、そして究極的にはサービスの組み アーキテクチャ
合わせによる
“作らない開発”
を実現するといったSOAの
メリットが、ユーザー企業にも受け入れられ、徐々にでは  先述したように、
SOAを採用するメリットの1つとして、
あるが普及への道を進んでいると言ってよいだろう。 「ビジネス環境の変化に迅速かつ柔軟に対応可能な
 しかし、その一方で、まだSOAへの取り組みに二の足 ITインフラを構築できる」
といったことがよく言われる。これ
を踏むユーザー企業が少なくないのも事実である。その は、ビジネス・プロセス
(業務プロセス/業務フロー)

理由の1つとして、
SOAに関連した技術体系の複雑さ、 構成するサービスの組み換え/追加などによって可能と
わかりづらさが挙げられるだろう。今日、
SOAによるアプリ なるものだ。
ケーション構築を支える技術は多岐に渡り、関連する技  実はこれには、
SOAにおける「サービスの粒度」に対
術仕様も、
OASIS、
W3C、
OMGなどのさまざまな団体で する見方が、従来からあるアプリケーション部品の再利
策定作業が進められている。そのため、それらのすべて 用化のそれとは大きく異なるという点が大きくかかわってく

Technology &
を理解し、動向を把握するのは非常に困難だ。また、ベ る。すなわち、
SOAを構成するサービスは、ビジネス・プ
ンダー各社からは、似て非なる言葉でSOAに対する戦
略がアナウンスされるとともに、
ESBやBPMを中心に、プ ※1 専門家がもったいぶって使う、大した意味のない専門用語のこと。

Product S
最新技術動向
O A
Trends サービス指向を取り巻く主要技術と製品、ベンダーの動向を一望する

今日、SOAはシステム構築手法の1つとして、一定の認知を得たと言ってよいだろう。
ただし、一口にSOAと言っても、そこで使われる技術/製品にはさまざまなものがある。
このことが、特に技術的な面でSOAをとらえ難いものにしているようだ。
本稿では、こうした状況を整理するために、SOAに関連する技術/製品、
そしてベンダー各社の最新動向を俯瞰する。

    城田 真琴 Makoto Shirota

野村総合研究所 情報技術本部技術調査部 主任研究員

032 IT アーキテクト Vol.08

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ロセスを構成できる粒度(例えば、
「在庫確認」や「発 図 1:SOAのライフサイクル

注」、「請求」などのような、業務に即した粒度)
で考えら ①ビジネス・プロセス・ ビジネス・コンサルタントなどがビジネス・プロセスの定義と
モデリングを行う
モデリング
れているのだ。
 このように、
SOAでは、従来の再利用化の取り組みと ②サービスの
新規作成、または既存サービスの組み合わせなどにより、
ービスを開発する

設計/開発
は異なり、技術的な視点だけでなく、ビジネスの視点に
よるアプローチも重視されているところが大きな特徴だと 作成したコードをビジネス・ロジックと関連づけ、
配備する
サーバ上に
③サービスの配備
言える。
 SOAのこうした観点の下にアプリケーション開発を進 新規/既存のものなど、複数のサービスを統合する
④サービスの統合
めるためには、図 1に示すように、ビジネス・プロセス・モ
デリングから始め、サービスの設計/開発、サービスの BPELなどの標準仕様に従い、
⑤ビジネス・プロセスへの ピングを行い、
ビジネス・プロセスへのマッ
サービスを実行する
マッピングと実行
配備、サービスの統合、開発したサービスのビジネス・
プロセスへのマッピングと実行、サービス実行状況の管 ⑥サービス実行状況の
サービスの依存関係の分析やサービス・レベルの管理、
キュリティ・ポリシーの実装などを行う

管理
理といったステップ
(ライフサイクル)
で進めていくのが望ま
しい。
 以下に、上記のライフサイクルのうち、
「ビジネス・プロ
セス・モデリング」、
「サービスの統合」、
「ビジネス・プロ  なお、ビジネス・プロセス・モデリングは、自社のビジネ
セスへのマッピングと実行」、
「サービス実行状況の管 スを正確に理解しているビジネス部門が主体となって進
理」を取り上げ、それらに関連した技術の最新動向と めるべき作業だと言える。
今後の見通しを解説する。
ビジネス・ユーザーに優しいBPMN
ビジネス・プロセス・モデリング  上記の観点から現在、注目を集めているのが、ビジ
ネス・プロセス・モデリングの表記法である
「BPMN(B
 ビジネス・プロセス・モデリングとは、ビジネス・プロセス usiness Process Modeling Notation)」だ。
BPMN
を分析し、可視化を行うことから始まり、最終的にはビジ は、ビジネス・ユーザー向けに開発されたビジネス・プロ
ネス・プロセスの実現に必要な機能やルールを抽出し セス表記の標準であり、
IT 技術者でなくてもプロセスの
て、実装技術に依存しないかたちで業務の流れをモデ 読み書きができ、なおかつ直感的に理解しやすいように
ル化するといった一連の作業のことを指す。 考慮されている。
 こうして出来上がったモデリングの成果物をビジネス  また、多くのBPM(Business Process Manageme
部門とシステム部門の共通認識とすることで、以降に続 nt)
ツールでサポートされているビジネス・プロセスの実
くサービスの設計/開発の作業を円滑に進めることが 行言語「BPEL(Business Process Execution La
可能となるわけだ。 nguage)」へのマッピングを前提にして作られている点

特集 1
SOA開発最前線
IT アーキテクト Vol.08 033

toku01.indd 33 06.11.13 6:38:22 PM


も、
BPMNの特徴の1つである。そのため、
BPMNでモデ ム上で動作している複数のサービスを組み合わせて実
リングを行い、その結果をBPEL のコードに変換し、 行するための基盤となるのが、
「ESB(Enterprise Ser
BPMツール上に配備するといった一連の作業をシーム vice Bus)」
と呼ばれるミドルウェアである。
ESBは、サー
レスに進めることができる。 ビス連携の仲介役として必要となる以下の機能を備え
ている。
デファクト・スタンダードになりつつあるBPMN ●非同期メッセージング
 BPMNは、もともと標準化団体であるBPMI( Busi ●パブリッシュ/サブスクライブ(サービスの通知と登
ness Process Management Initiative).orgで策定 録)
されたものだが、昨年 6月にUMLの仕様策定を進める ●トランスフォーメーション
(データ変換)
OMG(Object Management Group)
との統合が発 ●インテリジェント・ルーティング
(メッセージ/データの内
表されたのを契機に、ビジネス・プロセス・モデリング表 容に応じたルーティング)
記のデファクト・スタンダードになりつつある
(図2)  また、
SOAベースで新たに開発されたアプリケーショ
 この統合以前は、システム部門を中心に浸透してい ンだけでなく、既存のアプリケーションも統合できなけれ
るUMLのアクティビティ図などを用いてプロセスのモデリン ばならないため、
SOAP/HTTP、
SOAP/MOMといっ
グを行おうという動きもあったが、ビジネス・ユーザーには た各種プロトコルをサポートしている。
なじみの薄いオブジェクト指向の概念を前提にしているこ  ESBの特徴をまとめると、以下のようになる。
とや、
BPELへのマッピングが考慮されていないことなどが ●分散/疎結合のアーキテクチャをベースにしている
ネックになっていた。 ●オープンな標準技術に基づいているため、ベンダー
 今後は、ビジネス・プロセスの記述はBPMNに準拠し 固有の技術/製品へのロックインを回避でき、またト
たツールによって行い、実行言語としてすでにデファクト・ レーニング/開発/サポート・コストの低減も期待で
スタンダードとなっているBPELをサポートしたBPMツー きる
ル上に配備して実行するといった流れが標準になってい ●一般に、従来のEAI(Enterprise Application In
くだろう。 tegration)製品と比べて低価格である

サービスの統合 EAIとESBの違い
 ところで、
ESBに対しては、よく
「EAI 製品とどう違うの
 続いては、サービス統合に関連した技術について説 か」
といった疑問が発せられる。読者の中にも、
「ESB
明する。 は、単なる
“低価格なEAI 製品”
にすぎないのではない
 アプリケーション・サーバなどのさまざまなプラットフォー か」
といった印象をお持ちの方がおられるかもしれない。

図 2:ビジネス・プロセスに関連する標準の変遷
∼2005 年 6月 2005 年 7月∼
ビジネス・プロセス ビジネス・プロセス ビジネス・プロセス ビジネス・プロセス
標準化団体 実行言語 標準化団体 実行言語
表記 表記

UML UML
OMG (アクティビティ図) OMG

合併 OMG BPMN

BPMI.org BPMN BPML BPMI.org BPMN

OASIS BPEL OASIS BPEL

Technology &
Product
TrendsS O A
最新技術動向

034 IT アーキテクト Vol.08

toku01.indd 34 06.11.13 6:38:26 PM


そこで以下に、
EAIとESBとの違いを説明しておこう
(図 BPMツールと呼ばれるツールだ。
3)。  BPMは、もともとSOAに固有の技術ではないが、両
 EAIは、一般に「ハブ&スポーク型のアーキテクチャ 者の親和性は非常に高い。これは、
「ビジネス・プロセス
による集中処理」、
「独自技術の採用」
といった点を特 に関する情報やルールを、アプリケーション・コード内に
徴としている。そのため、処理が集中するハブ部分がパ 直接埋め込むのではなく、アプリケーション・コードの外
フォーマンスや可用性の面でボトルネックになりやすく、ま 部に出す」
というBPMの特徴によるところが大きい。つま
たベンダーにロックインされる傾向があった。 り、従来はIT 部門でしかコントロールできなかったビジネ
 それに対して、バス型のアーキテクチャを採用した ス・プロセスを、ビジネス・ユーザーの側でも変更できるよ
ESBは、前述したようにコンテンツ・ベースのルーティング うになるわけだ。
やデータ変換などの処理を分散して行うことが可能だ。  前述したように、
SOAはビジネス・プロセス指向のアー
また、サービス間を疎結合にできるので、それによってサ キテクチャである。
BPMを用いることで、そのSOAの特性
ービスの再利用性が高まり、さらにサービスの組み換え を効果的かつ効率的に生かすことができると期待されて
が生じた場合でも、迅速に対応できるというメリットがあ いる。
る。加えて、標準技術をベースにしているため、技術習
得の敷居も低いと言える。 機能拡張が進むBPM
 このように、
EAIとESBには、単なる価格面以上の違  現在のBPMツールは、プロセス定義ツールと、
BPMの
いがある。こうした相違点については正確に理解してお “心臓部”
ともなるプロセス・エンジンから構成される数年
く必要がある。 前のBPMツールから、格段の進化を遂げつつある。以
下に、今日のBPMツールが備える主な機能を説明する

ビジネス・プロセスへの (併せて、次ページの図4もご覧いただきたい)。

マッピングと実行  今日のBPMツールは、ベンダーによって差はあるもの
の、保険や銀行、通信など業種別のプロセス・テンプレ
 ESBなどを核にして統合されたサービスを、ビジネス・ ートが用意されていたり、プロセスを実行する中での意
プロセス・モデリングの作業で定義されたビジネス・プロ 思決定を自動化するビジネス・ルール・エンジンがバンド
セスにマッピングし、プロセスの実行環境となるプロセス・ ルされていたりするものがある。
エンジンを用いて実行する際に用いられるのが、一般に  また、プロセスを定義すると、事前にプロセスの処理

図 3:EAIとESBの違い
EAI ESB

アダプタ アダプタ サービス サービス


レガシー・
アプリケーション ERP
インテグレーション・
JMS JCA
ブローカ
ESB
(データ変換、
コンテンツベース・ルーティング、仲介)
(データ変換、
アダプタ ルーティング) アダプタ
Java EE
(J2EE)
アプリケーション CRM SOAP/HTTP SOAP/MOM

サービス サービス
●集中処理(ハブ&スポーク型)
●独自方式 ●分散処理(バス型)
●初期投資がかさむ ●標準技術に基づく
●基本的にアプリケーション連携のためのミドルウェア ●スモール・スタートが可能
●疎結合
●サービスの組み合わせにより新規サービスを構築可能

特集 1
SOA開発最前線
IT アーキテクト Vol.08 035

toku01.indd 35 06.11.13 6:38:30 PM


図 4:機能拡張が進むBPMツール
アイログ、
フェア・アイザックなどの専業ベンダーと協業するケースもある

ビジネス・ルール・エンジン 保険、銀行、クレジット、通信など各業界向けのテンプレートが用意されて
いる場合、それが開発期間の短縮につながる

プロセス・テンプレート
現在の差別化要素の1つ。
まだ実装できていないベンダーも多い

シミュレーション

BAM
(Business Activity Monitoring)

プロセスの記述のしやすさなどから、IDSシェアー、
日揮情報ソフトウェアなど、
ワークフロー プロセス・モデリングに特化した製品を提供するベンダーのプレゼンスも高い

プロセス・モデリング
BPELへの準拠はもはや必須条件

プロセス・オーケストレーション・
エンジン

図 5:BPMツールによるビジネス・プロセスの最適化
事 前に定 義された
プロセス・テンプレ
ートの利用も可能
プロセスの定義
BPMNにより、
最適化 モデル化 プロセスのモデ
将来的には、 BI(Bu リングを実施
siness Intelligenc
e)の利用も

分析 BPM シミュレーション

モニタリング 配備

実行
BAMの利用

ビジネス・ルール・エ
ンジンの利用もあり

状況やリソースの割り当てを動的に検証し、プロセスの (Plan/Do/Check/Act)
サイクルの実行による
「ビジネ
処理にかかるコストや実行時間の最適化をシミュレート ス・プロセスの最適化」にある
(図5)。
できるシミュレーション機能は、現在のBPMツールの差
別化要因の1つとなっている。 サービス実行状況の管理
 ちなみに、ここに挙げた機能は、必ずしもすべてのツー
ルで単一の製品として実装されているわけではない。  SOAが次第に浸透するにつれて、複数のサービス
IBMのように、機能ごとに個別のツールとして提供してい で構成されるSOAアプリケーション
(コンポジット・アプリ
る場合や、パートナー企業が提供するツールとの組み ケーション)
のパフォーマンス監視、セキュリティやアクセ
合わせを推奨するケースも多い。後者については、前述 ス・ポリシーの実装をいかにして行うかといった課題が顕
したBPMN 準拠のプロセス・モデリング・ツールなどがそ 在化しつつある。
の典型だと言える。  例えば、複数のサービスが連携してトランザクション
 なお、以上のようなBPMツールの機能拡張が目指す 処理を行っているようなケースでは、途中で実行される

Technology & ところは、プロセスの定義から始まる一連の PDCA サービスのどれか1つが数秒間ダウンしただけでもタイム

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最新技術動向

036 IT アーキテクト Vol.08

toku01.indd 36 06.11.13 6:38:33 PM


アウトが発生し、
トランザクション処理が終了してしまうとい 表1:サービス管理ツールの主な機能
機能 説明
った事態に陥る可能性がある。そのため、アプリケーショ サービスの自動検出と変更管理、サービス間の依存関
サービス・ネッ
トワーク管理
係の分析など
ンの各構成要素の実行状況を監視し、それぞれのサー
WS-Securityのサポート
(XML暗号化など)
、認証
(Ker
セキュリティ
ビスが適切なパフォーマンスを発揮しているかどうかを把 beros、SAMLなど)
応答時間
(平均、最短、最長など)
、サービス・リクエスト
握するといった具合に、サービスを相互に関連づけて パフォーマンス管理
数/失敗したリクエスト数など

包括的に管理することが求められる。しかし、現実には、 例外管理
問題のリアルタイム検出、原因分析/解決方法の提示
など
これは解決が非常に難しい課題である。
 こうした課題の解決に一役買うのが、サービス管理
ツールだ。今後、
SOAの普及が進めば、この分野は市 エージェント・ベースとプロキシ・ベース
場の伸びが大きく期待されるため、米国アクショナル  ところで、サービス管理ツールを導入する際には、注
(現在はプログレス・ソフトウェアの一部門。国内では、 意を要する点がある。それは、そのツールがベースにして
同じくプログレスの一部門であるソニック ソフトウェアが いるアーキテクチャだ。
販売している)
やアンバー・ポイント、
SOAソフトウェアなど  現在提供されているサービス管理ツールのアーキテ
の専業ベンダーのほかに、
IBMやHPなどの大手ベンダ クチャは、大別して以下の2つに分けられる。
ーも参入を開始している。 ●アプリケーション・サーバなどに組み込まれたエージェ
 サービス管理ツールの一般的な機能は、さまざまなプ ントによってサービスの動的な発見やモニタリングを行
ラットフォーム上で実行されているサービスを自動的に検 う
「エージェント・ベース」のアーキテクチャ
出し、そのモニタリングを実施するとともに、何か問題を ●サービス・リクエストを受信するプロキシによって運用ポ
発見した際には、あらかじめ設定したポリシーに基づい リシーやセキュリティ・ポリシーの徹底を図る
「プロキシ・
てロード・バランシングやフェールオーバといった解決策 ベース」のアーキテクチャ
を自動実行するというものだ。それにより、エンド・ツー・エ  これらのアーキテクチャには、それぞれに一長一短が
ンドのトランザクションの可視性を高め、ポリシーに基づく ある
(図 6)。例えば、
SOAアプリケーションの管理で必
セキュリティ管理やアクセス制御を徹底し、
SLM(Serv 要になる
「サービスの発見」や「エンド・ツー・エンドのセ
ice Level Managementt)
が実現されるわけである キュリティ確保」などは、エージェント・ベースのツールが
(表1)。 得意とするところだ。しかし一方で、エージェントがサポー

図 6:エージェント・ベース・アーキテクチャとプロキシ・ベース・アーキテクチャ
●エージェント・ベース・アーキテクチャ 管理コンソール/サーバ
○パフォーマンスへの影響が小さ ポリシー・リポジトリ

○サービスの発見が可能 検出したサービス
○エンド・ツー・エンドのセキュリ サービス・コンシューマー
統計情報、アラートなど
ティを確保 からのリクエストは、必ず
△プラットフォームのサポートが限 プロキシを経由する
定的 セキュリティ・ポリシー、
△コストがかさむ 管理ポリシーの配信 サービス・プロバイダー
リクエスト

アプリケーション・サーバ、 エージェント プロキシ


データベース、Webサービス、
MOMなど レスポンス
リクエスト リクエスト
●プロキシ・ベース・アーキテクチャ
レスポンス レスポンス ○多数のWebサービス・ノード
に対応可能
△パフォーマンスへの影響が大
△単一の障害点になりやすい
△サービスの発見が不得手
サービス・コンシューマー

特集 1
SOA開発最前線
IT アーキテクト Vol.08 037

toku01.indd 37 06.11.13 6:38:37 PM


トするアプリケーション・サーバなどのプラットフォームに制  1つは、アプリケーション/コンポーネント間の依存性
約があるツールも少なくない。 が高く、保守性や再利用性が低いという問題であり、も
 それに対して、プロキシ・ベースのツールの場合、そう う1つはJavaなどのサービス実装言語に固有のインタフ
した制約がない反面、サービスの発見は不得手であり、 ェース用 API、各種のバインディング
(JAX-RPC、
JM
またプロキシというアーキテクチャの特性上、パフォーマン S、
JCAなど)技術を習得しなければならないというスキル
スへの影響も無視できないものとなる。 面での問題だ。
 こうした点から現在、多くのツールはエージェント・ベ  こうした問題に対して、
SCAを使うことにより、各コンポ
ースとプロキシ・ベースを組み合わせた「ハイブリッド・ア ーネントに固有のアクセス・コードはビジネス・ロジックか
ーキテクチャ」をとるものが多くなっている。とは言え、製 ら切り離され、異なるコンポーネントをSCAという単一のイ
品選択の際には、このようなサービス管理ツールのアー ンタフェースを介して呼び出すことが可能になる。また、
キテクチャの違いにも目を向ける必要があるだろう。 アプリケーション開発者は、各技術に固有のAPIやバイ
ンディング技術を習得する必要がなくなるため、ビジネス・

SOA時代の新たなプログラミング・ ロジックの開発に専念できるというメリットもある
(図7)。

モデル――SCAとSDO  SCAは、特定のプログラミング言語(JavaやC++、
COBOL、
PHPなど)
に依存せず、多様なインタフェース
 ここまで、
SOAのライフサイクルを構成する技術の最 に対応できるオープンな仕様だ。例えば、
PHPで書かれ
新動向について見てきた。ここで、今後注目すべき仕様 たプログラムからJavaで書かれたコンポーネントを呼び
として、コンポーネント組み立て形式のアプリケーション 出すといったことも容易に可能となる。現在、サービス側
構築を促進し、
SOAアプリケーションの実装を容易にす コンポーネントのアセンブリ・モデル仕様について規定し
ると目されるオープン仕様、
「SCA(Service Compone た「SCA Assembly Model」はバージョン0.96が、クラ
nt Archirecture)」
と「SDO(Service Data Obje イアント側の実装モデル仕様である
「SCA Client and
cts)」について見てみよう。 Implementation Model」はバージョン0.95が公開さ
 SCAとSDOは現在、
IBMやオラクル、
SAPなどの大 れている。
手ベンダーが中心になって仕様の策定が進められてい
る。今年中には標準化団体に提出されるという話もあ SDO
り、
SOAの普及に向けてキーとなる技術になるだろう。  SDOは、
SCAを補完する位置づけにあるもので、さま
ざまなデータ・ソース
(RDB、
XML、
JMSなど)
の違いを
SCA 隠蔽し、統一されたプログラミング・モデルを提供する。
 SCAは、
SOAにおいてサービスの呼び出しを担う仕 つまり、異なるデータ・ソースと、それに付随するAPI
様であり、
SOAアプリケーションの実装に必要となる各 (JDBC、
JCA、
EJB、
JAXBなど)
の違いをSDOによって
種の規格(クライアント側の実装モデル仕様と、サービ 吸収し、共通のAPIでデータ・ソースにアクセスできるよ
ス側コンポーネントのアセンブリ・モデル仕様)
を規定して うになるわけだ
(図8)。
いる。  例えば、現在、
JDBCでデータベースにアクセスする
 従来の分散システムでは、アプリケーションからEJBコ Javaコンポーネントを使っているとしよう。それをWebサー
ンポーネントやWebサービス、
Javaクラスなどのコンポー ビスに変更しようとした場合、通常なら、クライアント側の
ネントを呼び出す際、それぞれの技術に固有のアクセス・ コードを、
Javaコンポーネントを使うためのものから、
Web
コードをアプリケーション内に記述する必要があった。こ サービスを使うためのものに書き換えなければならない。

Technology & の方式には、主に2つの問題がある。 だが、


SDOを使う場合には、クライアント側のコードを書

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最新技術動向

038 IT アーキテクト Vol.08

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図 7:従来のプログラミング・モデルとSCAを利用したプログラミング・モデル

従来のプログラミング・モデル SCAを利用したプログラミング・モデル

各コンポーネント 単一のインタフェ
に固有のアクセ ースを介した呼び
ス・コードを記述 Webサービス・ 出しが可能 Webサービス・
コンポーネント コンポーネント

JAX-RPC JAX-RPC
クライアント・ EJB クライアント・ EJB
EJB コンポーネント SCA EJB コンポーネント
プログラム プログラム
JCA JCA

ERP/CRM ERP/CRM
コンポーネント コンポーネント

図 8:SDOによるプログラミング・モデルの概要
き換える必要がなくなるのである。 異なるデータをSDO
によって統 一された
 SCAとSDOは、
SOAのプログラミング・モデルにおい データ形式に変換
XMLデータ
データ表現の統一
て共に用いられる。
SOAのコンポーネントはSCAコンポー により、共通のAPI
でアクセス可能
ネントとして表現され、
SCAコンポーネント間で用いられる RDBMS
データはSDOのオブジェクトとして表現されるといった具 クライアント SDO

合だ。 Webサービス

 このようにして、
SCAとSDOは、サービスを構成する さまざまなデータ形式
に対応 JMS
個々のコンポーネントの実装言語やデータ・アクセス用 メッセージ

APIの違いを隠蔽するための抽象的なレイヤを提供す
る。これにより、サービスの再利用性が高まり、またビジネ
ス・プロセスに変更があった際にも、システムに及ぶ影響 ス・ソフトウェアなどが参加を表明したことにより、そうした
を最小限にとどめられるなど、さまざまな効果が期待でき 不安も払拭されつつある。現時点でマイクロソフトが参
る。 加する目処は立っていないが、大手ベンダーの大半が
 なお、
SDOは現在、バージョン2.1のドラフト版が公開 参加を表明したことで、標準化に向けて大きく動き出し
されている。 たことは間違いないだろう。
 なお、オープンソース・プロジェクトの「Apache Tusc
標準化に向けて any」では、
SCAとSDOの実行環境を実装中だ。現
 今日、
SCAとSDOの仕様は、標準化に向けた準備 在、
JavaとC++による実装が存在し、
Java版はApache
が進められている。
SCAは昨年 11月にIBM、オラクル、 TomcatとAxis 上で、またC++ 版はApache Axis
SAP、
BEAシステムズ、アイオナ・テクノロジーズ、シーベ C++ 上で動作する。標準化の動向と併せて、こちらの
ル、サイベースらが共同で仕様を策定することを発表し、 動向にも注意を払っておきたいところである。
以前から仕様策定が進められていたSDOとともに、
「O
pen SOA(htttp://www.osoa.org)
というアライアンス 主要ベンダーの戦略と動向
の枠組みで仕様の策定作業などが行われている。
 このアライアンスの発表直後には、マイクロソフトやサ  最後に、
SOAに対して積極的な取り組みを見せてい
ン・マイクロシステムズが不参加であることや、
JBoss(現 る主なベンダーのSOA戦略を俯瞰しておこう。
在はレッド・ハットの一部門)
がこの活動に対して否定的
なコメントを出したことなどから、普及に向けて不安材料 IBM
もあった。だが、今年 7月にサン、レッド・ハット、プログレ  IBMは以前から、
SOAに対する取り組みについて明

特集 1
SOA開発最前線
IT アーキテクト Vol.08 039

toku01.indd 39 06.11.13 6:38:45 PM


図9:IBMのSOA 関連製品(WebSphereライン)
適化を図る
「WebSphere Business Minitor」
といっ
WebSphere
Integration Developer 統合プラットフォーム上に
ビジネス・プロセス・ ビジネス・プロセスを たように、ユーザーにとってわかりやすいかたちに整理さ
モデリング 実装
れている
(図 9)。これにより、今後は各製品の成熟度が
Assemble

WebSphere 問われる段階に入ったと言えるだろう。
WebSphere Model Run Process Server/
Business Modeler WebSphere ESB
Manage
オラクル
継続的な改善の
WebSphere
ビジネス・プロセスの  オラクルは、
IBMやBEAシステムズと比べると、これま
ためのフィードバッグ リアルタイム管理
Business Monitor
でSOAに対してこれといったビジョンを示してこなかった。
しかし、
2004年6月にBPEL対応BPMツールの開発元と
確なビジョンを示してきたものの、類似した機能を提供す して評価の高かったコレクサを買収。同社のBPMツー
る製品が複数存在し、それがユーザーを混乱させてき ルを「Oracle BPEL Process Manager」
として自社
た点は否めない。例えば、ワークフロー/BPM 系の製 のSOA戦略の中枢に据え、現在はSOA市場に対して
品としては、従来からあるワークフロー製品(WebSphe 積極的に攻勢をかけている。
re MQ Workflow)
と、買収によって獲得したワークフ  オラクルは現在、
BAM(Business Activity Moni
ロー製品(WebSphere Inter Change Server)、そし toring)
やESB、ルール・エンジンなどを備え、
SOA全般
てBPEL対応のBPM機能を備えるアプリケーション・サ をサポートするスイート製品として「Oracle SOA Suite」
ーバ
(WebSphere Business Integration Server を提供している。ただし、同社はこうしたフル装備のスイ
Foundation)
などを抱えていた。それぞれショート・トラン ート製品をいきなり導入するのではなく、まずはプロセス・
ザクション/ロング・トランザクション対応、
BPEL 対応な フロー制御、
ESB、他のアプリケーションとの連携を可能
どについての機能的な違いはあるものの、こうした製品 にするアダプタや簡易なBAM 機能など、
SOAのスモー
の重複についてユーザーの理解を得るのは容易ではな ル・スタートに必要な機能をコンパクトにパッケージングし
かった。 た製品を導入することを推奨している
(図 10)。これは、
 だが、この問題点は、製品の統合によって次第に解 従来のOracle BPEL Process Managerをベースに
消されつつある。昨年9月に発表された新たなSOAプラ して改良が加えられたもので、
1部門内に閉じた小さなプ
ットフォームとしてのWebSphere 製品ラインは、
BPM 製 ロセスからSOAの適用を開始し、徐々に広い範囲に適
品として「WebSphere Process Server」、
ESB製品と 用していくという、同社が推奨する段階的アプローチに
して「WebSphere ESB」、さらにはビジネス・プロセス・ 適した構成となっている。
モデリング・ツールである
「WebSphere Business Mo
deler」、プロセスのリアルタイム・モニタリングによって最 BEAシステムズ
 BEAシステムズは、
SOAを実現するためのインフラ製
図10:オラクルのSOA 製品ラインアップと同社が推奨する段階的アプローチ 品として、昨年6月に「AquaLogic」
という新たな製品ラ
SOA機能スタック スモール・スタート Oracle SOA Suite インを発表している。その発表とほぼ同時に、
ESB 製品
モニタリング BAM
「AquaLogic Service Bus」や、異なる形式のデータ
ワークフロー・サービス ワークフロー・サービス ワークフロー・サービス
BPEL
Process Manager
に対するリアルタイム・アクセスと更新を可能にする
「Aqu
プロセス・フロー制御 プロセス BPEL
・フロー制御
Process Manager aLogic Data Service Platform」
をリリースした。
サービス・バス ESB
 また、今年に入ってからは、買収したプラムツリーのポ
セキュリティ WS Manager
BPEL Process Manager BPEL Process Manager ータル製品を
「AquaLogic Interaction」
として、同じく
サービス/アダプタ

Technology &
組み込みのアダプタ・ /ESB 組み込みの
フレームワーク アダプタ・フレームワーク
買収によって獲得したフエゴの BPM 製品を「Aqua

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最新技術動向

040 IT アーキテクト Vol.08

toku01.indd 40 06.11.13 6:38:49 PM


図 11:BEAシステムズのAquaLogicの製品ラインアップ

ポータル 例外/通知 モニタリング リポート ダッシュボード

ユーザー・インタラクション AquaLogic User Interaction

AquaLogic Enterprise Security


AquaLogic Enterprise Repository
AquaLogic Service Registry
ビジネス・サービス・ AquaLogic BPM Suite

Workspace 360
インタラクション

メッセージング AquaLogic Service Bus

共有データ/
ビジネス・サービス

データ・アクセス
AquaLogic Data Services Platform
セキュリティ・サービス/
詳細なアクセス・コントロール

バックエンド・システム/
データ
レガシー・
ERP CRM 独自システム
システム

Logic BPM Suite」


としてリリースしている。プラムツリー ポジトリですべての情報を一元的に管理し、関係者がそ
とフエゴは、いずれもポータル市場、
BPM市場で専業ベ れぞれの立場で必要な情報を利用できるようにするという
ンダーとして高い評価を得ていた企業であり、両社の買 ものである。
収はBEAのSOA製品ポートフォリオ
(図11)
を充実させ  これらの詳細は今後明らかにされていく予定だが、全
るうえで非常に有効なものであったと言えるだろう。 社を挙げてSOAへと大きく舵を切り始めた同社の取り
●SOA 360°
戦略 組みには、引き続き注目していきたい。
 今年 9月、米国サンフランシスコにおいて、
BEAが主
催するカンファレンス
「BEA World 2006」が開催され アーキテクトは全体を俯瞰せよ
た。同カンファレンスで発表された「SOA 360°
」という新
たな戦略は、顧客企業のシステムをSOA 化するだけで  以上、本稿では、
SOA 開発を支える技術の動向と
なく、自社製品群もSOA化していくことを宣言したもので、 主要ベンダーの戦略を見てきた。
「全方位(360°
)でのSOA 化を目指す」
という意味を持  SOAは、もともとはサービスの組み合わせによるアプリ
つ。具体的には、以下の2つの戦略から構成される。 ケーション構築手法という意味合いから、主にインタフェ
○ mSA(microService Architecture) ース設計を中心にとらえられてきた
(狭義のSOA)。しか
○ WorkSpace 360° し、現在では、より実効性のあるSOAを目指すという観
 このうちmSAは、
AquaLogicのみならず、
WebLogic 点から、ビジネス・プロセス・モデリングやBPMなども含
やTuxedoといった同社の代表的な製品の機能を軽 めてとらえる
(広義のSOA)
という考え方が一般的になっ
量なコンポーネントに分解し、必要な機能をmSAという てきている。そのため、ベンダー各社も、こうした広義の
新たなアーキテクチャ上で組み合わせることにより、
SOA SOAに対応すべく、製品ポートフォリオの拡充に努めて
に対応させていこうとするものだ。 いる。
 一方、
WorkSpace 360°
とは、
「SOAの導入を成功  アーキテクトが SOAプロジェクトを成功に導くうえで、
させるには、ビジネス・アナリストやアーキテクト、開発担 必ずしもこうした技術/製品のすべてに精通する必要は
当者、運用部門などの間のコラボレーションが必須であ ないが、一連のライフサイクルを念頭に置き、全体を俯
る」
との考えから、
「WorkSpace Central」
と呼ばれるリ 瞰できることが必要になるだろう。

特集 1
SOA開発最前線
IT アーキテクト Vol.08 041

toku01.indd 41 06.11.13 6:38:52 PM


なぜサービス・モデリングが重要なのか  これらのポイントを確実に押さえることで、ビジネス目標
を反映し、変化への迅速な対応と共有化/再利用が
 SOAが提供する
「ビジネスとITの整合」、
「ビジネス 可能であるといった条件を満たすサービスのモデリング
の変化への迅速な対応」、
「サービスの共有/再利用 が可能になるのだ。
によるコスト削減」
といった価値は、単にWebサービスや
ESBなどの技術を導入するだけでは実現されない。これ サービス識別の2つのアプローチ
らの価値は、組織の中長期的なビジネス戦略やEAの ――トップダウンとボトムアップ
中にSOAを位置づけ、サービス・モデリングを適切に行  サービスの識別には、
トップダウンとボトムアップという2
ったときに初めて実現できるのだ。これを適切に行わない つのアプローチがある
(表1)。
と、ビジネス上の目標や要求がサービスに正確に反映さ  このうち、
トップダウン・アプローチでは、ビジネス上の
れなかったり、業務プロセスの変更が困難になったり、 目的を達成するのに本来必要なサービス、すなわち
「T
再利用性に乏しい類似したサービスが次々と増殖してし o Be」の視点で見たサービスを識別する。ここでは、あく
まったりといった事態を招くことになる。 までもビジネス目標の達成に焦点を当て、ビジネス・プロ
セスの実現に最適な粒度でサービスを考える。サービス
サービス・モデリングの3つのポイント の技術的な実現方法までは考慮しない。
 それでは、サービス・モデリングを適切に行うには、ど  それに対して、ボトムアップ・アプローチでは、
「As
うすればよいのか。それには、次の3つのポイントを押さえ Is」の観点の下、既存アプリケーションから再利用可能
る必要がある。 なサービスを識別する。このため、サービス識別と既存
●ビジネス目標を達成するのに最適な単位でサービス アプリケーションによる実現性の検討が同時に進められ
を識別する ることになる。このアプローチでは、
As Is分析からサービ
●既存のアプリケーション資産の再利用を考慮しつつ、 スを識別するため、新たなビジネス・モデルの創出には

Case
サービスの構造を定義する 直接的に結び付かない。また、再利用可能な単位で
●再利用性や変更容易性を考慮してサービス仕様を サービスが洗い出されるので、サービスの粒度は比較
決定する 的小さくなる。

Study手 順 とノウ ハウ
サ ービス・モ デリング の

トップダウンとボトムアップのアプローチによる、サービス識別の実践手法

SOAによるシステム開発でまず課題となるのは、ITシステムに対するビジネス要件とはどのようなものか、
それに応じたビジネス・プロセス/サービスはどうあるべきかを考えるとともに、
その目標を達成するうえで、既存資産がどのようになっているのか、それをどうサービス化するかを考えることである。
つまり、ビジネス目標に即したトップダウンの視点と、
既存資産に基づくボトムアップの視点から計画を立てなければならない。
本稿では、こうした観点に基づき、 「トップダウンによるビジネス・プロセス/サービスの識別」と、
「ボトムアップによる既存資産からのサービス識別」の手法について、その手順とノウハウを紹介する。

    小野沢 博文 Hirofumi Onozawa

アクセンチュア プリンシパル SOAドメイン・リード

042 IT アーキテクト Vol.08

toku01.indd 42 06.11.13 6:38:56 PM


 これら2つのアプローチは対立するものではなく、互い 表1:サービス識別におけるトップダウン・アプローチとボトムアップ・アプローチ
トップダウン・アプローチ ボトムアップ・アプローチ
に補完関係にある。そのため、いずれかのアプローチだ 「ビジネスを構成するビジネス・

ドメインの識別」、
「ビジネス・
けでサービスを識別するということはまれであり、通常は2 ドメインを構成するビジネス・ 既存アプリケーションが提供

つのアプローチを組み合わせて利用する。以降では、こ プロセスの識別」、
手法
「ビジネス・ する機能とその健全性を調査
プロセスを実現するビジネス・ し、再利用可能な機能からサ

の組み合わせ方の具体例を紹介していく。 サービスの識別」
といった具合 ービスを組み立てていく
にトップダウンでサービスを識

別していく

何に焦点を当てるか
ビジネス目標を実現するうえで 既存アプリケーションの再利
サービス識別フレームワーク 必要なサービス 用性
「新たなビジネス・モデルの創 As Isの分析からサービスを識
ビジネス上の価値
出」という観点からサービスを 別するため、新たなビジネス・
 サービス・モデリングは比較的新しい分野であり、そ 識別 モデルの創出には、直接的に
結び付かない
の手法はまだ確立途上の段階にある。現在、
IBMやオ サービスの技術的な実現方法 サービス識別と既存アプリケ
ラクル、
BEAシステムズ、アクセンチュアなどのITベンダ の検討は二の次
サービスの実現方法 ーションによる実現方法の検
討が同時に進行
ーやコンサルティング会社が、それぞれにサービス・モデ ビジネス・プロセスの実現に必 再利用が可能な単位でサービ
要な粒度でサービスが識別さ スが洗い出されるため、比較
サービスの粒度
リング手法を提唱しているが、それらはいずれも、
トップダ れる 的粒度が小さくなる

ウン・アプローチとボトムアップ・アプローチを組み合わせ
て、ビジネス目標と既存資産の両面からサービスを識別
するという点で一致している。本稿では、アクセンチュア 「何を、どのような粒度でサービスとして切り出すのか」に
のサービス識別フレームワーク
(SIF:Service Ident ついての判断である。この判断を行ううえで理解してお
ification Framework)
を例にとり、サービス・モデリン かなければならないのが、
「サービスの階層構造」だ。
グの手順を解説する※1。 サービスを階層化して分類/整理することにより、サービ
 サービス識別フレームワークは、数多くのプロジェクトを ス識別の精度と効率が飛躍的に向上するからである。
通して抽出されたベスト・プラクティスをベースにしたサービ  サービス識別フレームワークでは、サービスを以下に
ス・モデリング手法だ。その特徴は、サービスの識別、定 説明する4つの階層に分類する
(併せて、図 1もご覧い
義、仕様化のプロセスを、
EAの手法に従って構造的に ただきたい)。
定義している点にある。ここからは、このフレームワークを ●ビジネス・プロセス・サービス
用いたサービス・モデリングの手順を、架空のクレジット・  特定のビジネス・プロセスを実行するために必要とな
カード会社を例にとって説明していく。 る一連の処理ステップをカプセル化したものであり、クライ
アント・アプリケーションや他のビジネス・プロセス・サービ
サービスの階層構造
※1 ここでは、アクセンチュアのサービス識別フレームワークを、筆者の実務経験を基
 一般に、サービスの識別で難しいと言われているのが、 にカスタマイズして紹介する。

図 1:サービスの階層構造

新規カード申し込み処理
ビジネス・プロセス・サービス 与信審査ビジネス・プロセス・サービス

ビジネス・プロセス・サービス

身元情報確認 二重登録確認 顧客情報 口座開設


ビジネス・サービス ビジネス・サービス ビジネス・サービス ビジネス・サービス ビジネス・サービス
※1 ここでは、アクセンチュアのサービス識別フレームワークを、筆者の実務経験を基
にカスタマイズして紹介する。

外部調査機関情報 住所情報 新カード顧客情報 旧カード顧客情報


コンポーネント・サービス
コンポーネント・サービス コンポーネント・サービス コンポーネント・サービス コンポーネント・サービス

アプリケーション・サービス/ 外部調査機関接続 住所 DB 特集新カー


1 ド顧客 DB 旧カード顧客DB
基盤サービス 基盤サービス アプリケーション・サービス アプリケーション・サービス アプリケーション・サービス

IT アーキテクト Vol.08 043

toku01.indd 43 06.11.13 6:39:00 PM


スから利用される。同時に、ビジネス・プロセスを構成す  コンポーネント・サービスの例として、図1では「新カー
る各ステップの機能を実現するために、他のビジネス・プ ド顧客情報コンポーネント・サービス」や「旧カード顧客
ロセス・サービスや、次に説明するビジネス・サービスを 情報コンポーネント・サービス」などを挙げている。これら
利用する。 は、それぞれ新旧 2 つのカードの顧客データベース
 ビジネス・プロセス・サービスは、
「新規カード申し込 (DB)
を隠蔽したサービスだ。ここでは、
「新旧のDBが
み処理」、
「与信審査」
といった実世界のビジネス・プ 存在する」
という制約をサービス利用者に意識させない
ロセスに対応する。ビジネス・プロセスには、システムによ ために、個々のコンポーネント・サービスを直接公開する
って自動的に実行されるものと、与信審査ビジネス・プロ ことはせず、これら2つのコンポーネント・サービスを統合
セスのように、人間が介在するヒューマン・ワークフロー する
「顧客情報ビジネス・サービス」
を通じて顧客DBの
の2種類がある。 サービスを提供するようにしている。
●ビジネス・サービス ●アプリケーション・サービス/基盤サービス
 特定の業務機能を実現するためのサービスであり、  「アプリケーション・サービス」は、既存アプリケーショ
「身元情報確認」、
「顧客情報」、
「口座開設」
といっ ンやパッケージ・アプリケーションが提供する機能に対応
た実世界のビジネス機能に対応する。 する。一方、
「基盤サービス」は、特定のビジネス要件
 ビジネス・サービスは、クライアント・アプリケーションや からは独立した、基盤(インフラ)
が提供する機能だ。
ビジネス・プロセス・サービス、あるいは他のビジネス・サ  図 1では、アプリケーション・サービスの例として、
「住
ービスから利用される一方で、業務機能を実現するた 所DBアプリケーション・サービス」
と「新(旧)
カード顧客
めの部品として、次に説明するコンポーネント・サービス DBアプリケーション・サービス」を、また基盤サービスの
を内部的に利用する。 例として「外部調査機関接続基盤サービス」を挙げて
●コンポーネント・サービス いる。これらは、
「サービス」
という名前が付いてはいるも
 これは、特定のビジネス・サービスから部品として利用 のの、
Web サービスのような標準的な通信プロトコルで
されるサービスである。このサービスにより、下位のサー 公開されるわけではなく、既存のアプリケーション機能や
ビス
(次に説明するアプリケーション・サービスや基盤サ 基盤機能そのものとなる。
ービス)
の機能を隠蔽し、それらをサービスとして提供す
るわけだ。 サービス識別/定義/仕様化の手順
 場合によっては、あるサービスをコンポーネント・サー  サービス識別フレームワークでは、以下の手順でサ
ビスとするか、それともその上位のビジネス・サービスと位 ービスの識別、定義、仕様化を行う
(図2)。
置づけるかで迷うことがあるかもしれない。 ①サービス識別:ビジネス要件を入力とするトップダウン・
 もし、そのサービスが、下位のサービスに起因する機 アプローチで、
To Beのビジネス・サービスの識別を
能上の制約を持っていたり、業務機能としての粒度が 行う。また、それと並行して、技術要件を入力とするボ
不適切であったりする場合には、それらのサービスを直 トムアップ・アプローチにより、
As Isのコンポーネント・
接クライアント・アプリケーションに公開することはせず、コ サービスの識別を行う
ンポーネント・サービスとしてサービス化する。そして、それ
らのサービスの制限や粒度を理解し、隠蔽してくれるビ 図 2:サービス識別フレームワークの作業手順

ジネス・サービスを介してのみ利用可能にすればよい。 ビジネス要件

 逆に、そのサービスをクライアント・アプリケーションに ビジネス・アーキテクチャ

組織/ガバナンス
直接公開できる場合には、コンポーネント・サービスでは
ビジネス・プロセス・アーキテクチャ

Service なく、ビジネス・サービスに分類する。

Identification
サ ービス・モ デリング の
①サービス識別
サービス識別フレームワーク

②サービス定義 ③サービス仕様化

手 順 とノウ ハウ 技術要件

テクニカル・アーキテクチャ

インフォメーション/
アプリケーション・アーキテクチャ

インフラストラクチャ

044 IT アーキテクト Vol.08

toku01.indd 44 06.11.13 6:39:04 PM


②サービス定義:識別したビジネス・サービスの機能定 るが、ここでは「関連する業務活動から構成される企業
義を行う。さらに、ビジネス・サービスをコンポーネント・ 業務の論理的単位」
という意味で使用している。ビジネ
サービスに分解し、新規開発と既存アプリケーション ス・ドメインは、ビジネスの方向性、要件、現行組織、
(サービス識別によって識別されたコンポーネント・サ 現行業務などの分析から識別される。例えば、クレジッ
ービス)活用の両面から、それらの実現方法を定義 ト・カード会社なら、
「取り引き処理」、
「営業」、
「顧客
する サービス」、
「与信審査」、
「経理/財務」などのビジネ
③サービス仕様化:ビジネス・サービスとコンポーネント・ ス・ドメインに分割される
(図4)。
サービスの仕様を確定し、実装計画を作成する ●ステップ2:ビジネス・プロセスの識別
 以降では、この手順によるサービス・モデリングの手  次に、各ビジネス・ドメインを構成するビジネス・プロセ
法を解説していく。なお、ここでは全社規模でのサービ スを識別する。ビジネス・プロセスとは、特定の業務機能
ス・モデリングを例にとるが、部門単位や特定の業務分 を実行するための一連の業務処理のことだ。例えば、
野にこの手順を適用することも可能である。 次ページの図5に示すように、
「取り引き処理ビジネス・ド
メイン」なら、
「新規カード申し込み処理」、
「利用限度
手順1 サービス識別 額変更処理」、
「請求処理」、
「決済処理」、
「支払
い処理」
といったビジネス・プロセスが挙げられる。こうし
 サービス識別は、ビジネスの視点による
「ビジネス・サ たビジネス・プロセスの洗い出しと同時に、それらのプロセ
ービスの識別」
と、技術の視点による
「コンポーネント・ スの将来的な変更可能性も評価しておく。
サービスの識別」
という2つの独立した作業から構成さ  なお、全社的なサービス・モデリングの場合には、こ
れる
(図3)。 のステップまでの作業の結果として、企業全体の業務エ
リア・マップが作られることになる。
ビジネス・サービスの識別
 ビジネス・サービスの識別は、大別して4つのステップ 図 4:クレジット・カード会社のビジネス・ドメインの例

から成る。作業の基本的な流れは、従来から行われて クレジット・カード会社

いるビジネス・プロセス分析手法をベースにしているが、 営業 顧客サービス 与信審査

複数のビジネス・プロセスから共通機能を洗い出し、そ
取り引き処理 企画/商品開発 法務
れをサービスとして切り出すという点が、サービス・モデリ
ングにおける重要な追加点だ。 経理/財務 広報/宣伝 人事/総務

●ステップ1:ビジネス・ドメインの識別 債権管理/回収

 「ビジネス・ドメイン」
という言葉にはさまざまな意味があ

図 3:サービス識別の作業手順

ビジネス要件

サービス識別
ビジネス・
ビジネス・ドメインの ビジネス・プロセスの 共通機能の ビジネス・サービスの
サービス要件
識別 識別 識別 識別

既存アプリ アプリケーションの コンポーネント・ コンポーネント・


ケーションの識別 健全性評価 サービスの識別 サービス候補

技術要件

特集 1
SOA開発最前線
IT アーキテクト Vol.08 045

toku01.indd 45 06.11.13 6:39:08 PM


図5:ビジネス・プロセス識別の例 ●ステップ2:アプリケーションの健全性評価
取り引き処理ビジネス・ドメイン  アプリケーションの全体的な構成を俯瞰できるようにな
新規カード ったら、次に各アプリケーションの機能的な健全性と技
申し込み 信用限度額 請求処理 決済処理 支払い処理
処理 変更
ビジネス・
ビジネス・ ビジネス・ ビジネス・ … 術的な健全性、コスト構造を評価する。このうち、機能
ビジネス・ プロセス プロセス プロセス
プロセス
プロセス
的な健全性は、ビジネス要件に対する充足度で評価す
る。また、技術的な健全性は、性能、接続性、信頼
性、保守性、スケーラビリティ、ハードウェアやOSに対す
●ステップ3:共通機能の識別 る依存性などの尺度で評価する。
 続いて、識別したビジネス・プロセスの1つ1つについ  こうした健全性の評価を実施することで、不健全なア
て、それを実現するために必要な業務機能を洗い出す。 プリケーションが特定され、廃止、改善、再開発、ある
そして、それらの機能を分析し、
ドメインやプロセスの境界 いは類似アプリケーションへの集約などの検討が行える
を超えて再利用可能な共通機能を識別する。共通機 ようになる。
能とは、複数のビジネス・プロセスをサポートできる類似 ●ステップ3:コンポーネント・サービスの識別
した特性を持つ業務機能のことだ。例えば、
「新規カー  健全性評価によって健全性の高さが認められ、なお
ド申し込み処理ビジネス・プロセス」の場合、
「身元情 かつ接続性にも優れたアプリケーションは、再利用可能
報確認」、
「二重登録チェック」、
「与信審査」、
「口 なコンポーネント・サービスの候補となる。そのようなアプリ
座開設」
といった共通機能が識別される。 ケーションは、コンポーネント・サービスの候補リストに記
 共通機能は、マトリクスを使って各ビジネス・プロセス 載しておき、次に説明するサービス定義の中で、ビジネ
を構成する業務機能を整理することで、効率的に洗い ス・サービスを実現するための部品として使用する。
出すことができる
(表2)。
●ステップ4:ビジネス・サービスの識別 手順2 サービス定義
 最後に、共通機能をベースにして、ビジネス・プロセ
スの実現に必要なビジネス・サービスを特定し、要求さ  サービス識別では、
「ビジネス要件の実現」
という観
れる機能、利用パターン、変更可能性などをビジネス・ 点からビジネス・サービスを識別し、さらに「既存アプリケ
サービス要件としてドキュメント化する。 ーションの再利用性」
という観点からコンポーネント・サー

コンポーネント・サービスの識別
表2:ビジネス・プロセスを構成する業務機能をまとめたマトリクスの例
 コンポーネント・サービスを識別する目的は、既存のア
ポイント引き換え処理
プレミアム・カードへの

利用限度額変更処理


カード申し込み処理

カード申し込み処理


アップグレード処理
新規スタンダード・

ビジネス・
プリケーション資産の再利用にある。この作業は、以下
新規プレミアム・

カード解約処理


プロセス
住所変更処理

氏名変更処理


に説明する3つのステップから構成される。
機能

●ステップ1:既存アプリケーションの識別

 まず、企業内にある既存アプリケーションの一覧を作 身元情報確認 ○ ○
本人確認 ○ ○ ○ ○ ○ ○
り、各アプリケーションがどの業務機能をサポートしてい 二重登録チェック ○ ○

るのかを調査する。このとき、業務エリア・マップに既存 与信審査 ○ ○ ○ ○
口座開設 ○ ○
アプリケーションをプロットすることで、アプリケーションの
口座変更 ○
全体的な構成を把握し、機能的に重複するアプリケー 口座解約 ○
利用限度額変更 ○
ションや、隙間になっている
(既存アプリケーションでは埋
顧客情報変更 ○ ○

Service められない)領域を把握することができる。 ポイント残高確認


ポイント引き換え商品情報参照

Identification
サ ービス・モ デリング の
ポイント引き換え ○

手 順 とノウ ハウ

046 IT アーキテクト Vol.08

toku01.indd 46 06.11.13 6:39:12 PM


図 6:サービス定義の作業手順

ビジネス・ コンポーネント・
サービス要件 サービス候補

サービス定義

ビジネス・ 再利用可能性の コンポーネント・ サービス定義の


サービス定義
サービスの定義 判定 サービスの定義 確定

表3:サービス分解マトリクスの例

顧客情報


ビスを識別した。サービス定義では、これら2種類のサー ビジネス・サービス

二重登録チェック

(登録/変更/

利用限度額変更
ビスについて、その実現方法を定義していく。この作業

身元情報確認

削除/照会)

口座開設
は、以下の4つのステップで進められる
(図6)。 ビジネス・サービスから

利用されるサービス

●ステップ1:ビジネス・サービスの定義
外部調査機関情報
(照会)

 まず、先のサービス識別の作業によって洗い出した
住所情報
(照会)

各ビジネス・サービスについて、それぞれが提供する機 顧客情報
(登録/変更/削除/照会)
○ ○
新カード顧客情報
(登録/変更/削除/照会)

能を定義したうえで、その機能を実現するのに必要な構
旧カード顧客情報
(変更/削除/照会)

造を分析する。その結果として、ビジネス・サービスの構 新カード口座情報
(登録/変更/照会/削除)
○ ○

成要素であるコンポーネント・サービスが特定される。例 旧カード口座情報
(登録/変更/照会/削除)

えば、
「身元情報確認ビジネス・サービス」を実現する
には、
「外部調査機関情報コンポーネント・サービス」 ては、それをどうラッピングするのかを検討する。
の照会機能と
「住所情報コンポーネント・サービス」の ●ステップ4:サービス定義の確定
照会機能が必要になるといった具合だ。  以上の作業結果を集約し、ビジネス・サービスとコン
 なお、コンポーネント・サービスを特定する際には、表 3 ポーネント・サービスのサービス定義を確定する。
に示すようなサービス分解マトリクスを使うと便利である。
●ステップ2:再利用可能性の判定 手順3 サービス仕様化
 次に、ビジネス・サービスの構成要素として特定され
たコンポーネント・サービスと、サービス識別で洗い出さ  サービスの仕様化においては、ビジネス・サービス/
れたコンポーネント・サービスの候補との間にあるギャッ コンポーネント・サービスのサービス・コントラクトなどの外
プを分析する。そのうえで、ビジネス・サービスの構成要 部仕様の定義、内部仕様の定義、さらに実装計画の
素となるコンポーネント・サービスを、再利用によって実 作成を行う。この作業は、以下に説明する4つのステッ
現するのか、それとも新規に開発するのかを判断する。 プから成る
(次ページの図7)。
●ステップ3:コンポーネント・サービスの定義 ●ステップ1:ビジネス・サービスの仕様化
 ビジネス・サービスの実現に必要となる各コンポーネン  先のサービス定義では、ビジネス・サービスが提供す
ト・サービスの機能を定義し、それらの機能の実現に必 る機能を定義したが、サービスの仕様化では、さらにイ
要な構造を分析する。そして、ステップ 2で新規開発が ンタフェースや利用方法、利用許可、サービス・レベル
必要と判断されたコンポーネント・サービスに関しては、 などのサービス・コントラクト
(サービスを使うための規約)
どのようなアプリケーション・サービスと基盤サービスの開 を仕様化する。
発(または調達)
が必要なのかを分析する。一方、再  ビジネス・サービスは、標準的な通信プロトコルを介し
利用が可能だと判断したコンポーネント・サービスについ てクライアント・アプリケーションやビジネス・プロセス・サ

特集 1
SOA開発最前線
IT アーキテクト Vol.08 047

toku01.indd 47 06.11.13 6:39:16 PM


図 7:サービス仕様化の作業手順

サービス定義

サービス仕様化

サービス仕様
ビジネス・サービスの コンポーネント・ サービス実装計画の サービス仕様と
仕様化 サービスの仕様化 作成 実装計画の最終化 サービス
実装計画

ービスなどから利用される。そのため、通常はWSDLで ●ステップ4:サービス仕様と実装計画の最終化
インタフェースを定義する。インタフェースを定義する際に  サービス仕様と実装計画について、開発チーム内お
は、特に以下の点に注意する必要がある。 よび顧客との間で合意をとり、最終化する。
○ 汎用性:インタフェース内のオペレーションやデータが、
特定のパッケージ・ソフトや実装技術に依存しないよう サービスとオペレーションの粒度
にする。また、特定の利用パターンにも強く依存させ
ない。ただし逆に、利用パターンを一般化しすぎると、  サービスは、
1つ以上のオペレーション
(操作)
によって
オペレーションの粒度が細かくなり、再利用性や性能 構成されるが、その粒度について議論する場合には、
上の問題を引き起こす可能性がある。これについて 「サービスの粒度」
と「オペレーションの粒度」を分けて
は、オペレーション粒度と関連して後ほど説明する 考える必要がある。
○ 変更可能性:サービス識別で評価した変更可能性  サービスの粒度とは、
1つのサービスが提供する機能
を考慮してインタフェースを設計する。変更は、可能 範囲の広さを指す。例えば、プレミアム・カードに限定し
な限りサービス実装の内部にカプセル化する。将来 た口座情報サービスと、すべてのカード種別をカバーす
発生する変更がインタフェースに影響を及ぼす可能 る口座情報サービスを比較した場合、後者のほうがサ
性がある場合には、既存のサービス利用者に影響を ービスとしての粒度が大きいことになる。サービスの粒度
与えない変更方法やバージョン管理の仕組みを設 は、システムの再利用性と保守性に大きく影響する。
計時に考えておく。例えば、オペレーションの追加や  これに対して、オペレーションの粒度とは、
1個当たりの
データ要素の追加によるインタフェースの変更や、新 オペレーションが提供する機能の大きさを指す。極端な
旧バージョンの共存、旧バージョンのフェーズアウト 例を挙げると、個々の口座属性を取得するオペレーション
(廃棄)
などの方法を検討するといった具合だ (例えば、顧客名を取得するオペレーションやカード種
●ステップ2:コンポーネント・サービスの仕様化 別を取得するオペレーションなど)
と、口座に関する全情
 次に、上と同様にして、コンポーネント・サービスのサ 報を1 回で取得するオペレーションとでは、後者のほうが
ービス・コントラクトを仕様化する。 粒度が大きいことになる。オペレーションの粒度は、サー
●ステップ3:サービス実装計画の作成 ビスの再利用性と使い勝手、性能に大きく影響する。
 サービス定義で記述したビジネス・サービスとコンポー
ネント・サービスの構造をさらに詳細化し、性能、運用 サービス粒度の決定
性や保守性などの非機能要件も考慮しながら、それら  それでは、まずサービス粒度を決める際のポイントにつ
の実現方式を決める。さらに、ビジネス側のスケジュー いて述べておこう
(図8)。
ル、優先度、予算、サービス間の依存関係を確認し  サービスの粒度は、サービスの種類(階層)
によって

Service て、実装計画を作成する。 大きく異なる。このため、以下では、ビジネス・プロセス・

Identification
サ ービス・モ デリング の
手 順 とノウ ハウ

048 IT アーキテクト Vol.08

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図 8:サービスの粒度の決定方法

ビジネス・プロセス・サービス 業務要件から決定

ブレークダウン

ビジネス・サービス ビジネス・サービス 業務機能としてのまとまりと再利用性を考慮して決定

ブレークダウン

コンポーネント・サービス コンポーネント・サービス コンポーネント・サービス コンポーネント・サービス 再利用性、保守性、実現方式を考慮して決定

サービスとビジネス・サービス、コンポーネント・サービス オペレーション粒度の決定
のそれぞれについて、粒度の決定方法を説明する。  オペレーションの粒度は、サービスの再利用性、使
●ビジネス・プロセス・サービスの粒度 い勝手、および性能のバランスに配慮して決定しなけれ
 ビジネス・プロセス・サービスの粒度は、ビジネス・プロ ばならない。
セスに対する要件で決まるため、その粒度で迷うことはま  例えば、一定期間以上、利用代金を滞納している
ずないだろう。あるビジネス・プロセスの粒度が大きい場 顧客のカード利用を一時停止したい場合には、次の2
合には、サブプロセスへの分解を検討する。これは、元 とおりのオペレーション設計が考えられる。
のビジネス・プロセスの粒度を小さくするのが目的ではな ①滞納期間を入力パラメータとして受け取り、滞納者
く、プロセス定義の見通しを良くすることと、サブプロセス の会員番号リストを返すオペレーションと、会員番号リ
の部品化によって再利用性を高めることを目的とする。 ストを入力パラメータとして受け取り、該当者のカード
●ビジネス・サービスの粒度 利用を一時停止するオペレーション
 ビジネス・サービスの粒度は、サービス識別の作業に ②滞納期間を入力パラメータとして受け取り、条件を満
おいて、ビジネス・プロセスから共通機能としてのビジネ たす滞納者のカード利用を一時停止するオペレーシ
ス・サービスを切り出す際に決まる。ここでは、業務機能 ョン
としてのまとまりを持ち、なおかつ複数のビジネス・プロセ  再利用性の観点で見ると、①で提供する2つのオペ
スから再利用できる単位で共通機能を切り出す。もし、 レーションは、滞納者のカード利用停止以外のユース
ビジネス・サービスの粒度が大きすぎると再利用が困難 ケースでも利用可能である。例えば、
1つ目のオペレーシ
になるし、逆に小さすぎると業務機能としてのまとまりがなく ョンは滞納者情報のリストアップ処理でも使えるし、
2つ目
なり、ビジネスの可視化や保守管理が難しくなる。 のオペレーションはカード紛失時の利用停止処理でも
●コンポーネント・サービスの粒度 利用できる。
 コンポーネント・サービスの粒度は、サービス定義の  これに対して、②のオペレーションは、このユースケー
作業の中で、ビジネス・サービスをコンポーネント・サー スでしか使えない。一方、使い勝手と性能の観点で見る
ビスにブレークダウンする過程において決まる。その際に と、
1 つのオペレーション呼び出しでユースケースを実現
は、ビジネス・サービスと同様に、再利用性と保守管理 可能な②の設計のほうが優れている。
の容易性を考慮して粒度を決定する。特に、保守管理  このように、サービスの再利用性と使い勝手、性能
という観点では、既存アプリケーションやパッケージ・ソフ は、オペレーションの粒度に対して異なる依存性を持
トなどの実現技術を意識して検討する必要がある。これ つ。そのため、再利用の機会がどの程度あるのか、性
は、
1つのコンポーネント・サービスが、複数のアプリケー 能はどの程度クリティカルなのか、ユースケースが変更さ
ションやパッケージ・ソフトをまたがることで、保守管理が れる可能性はあるのかといった要件を総合的に考慮し
煩雑になるのを防ぐためだ。 たうえで粒度を決める必要がある。

特集 1
SOA開発最前線
IT アーキテクト Vol.08 049

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HARP構想の概要 HARP構想のねらい
 北海道における共同アウトソーシングのあり方を検討
 本題に入る前に、まずHARP 構想の概要とそのねら する際には、道特有の以下の2つの事情とどう折り合い
いを説明しておこう。 を付けるかが大きな課題となった。
 「北海道電子自治体プラットフォーム構想(通称: ●人口 180 万人を超える政令市から1,000 人台の村に
HARP 構想)」は、現在、北海道(以下、道)
と道内 至るまで、当時は212もの市町村が存在し
(現在は、
市町村が推進している共同アウトソーシング構想だ。 合併により180 市町村に減少)、なおかつその多くが
 HARP構想が誕生する発端となったのは、
2002年度 厳しい財政状況にあること
の初めに総務省が発表した「共同アウトソーシング・電 ●「札幌バレー」をはじめ各地に優秀なIT 企業が存
子自治体推進戦略」にある。この戦略は、電子自治体 在するものの、ビジネス的には首都圏の大手ベンダ
に必要となるシステムを各自治体が個別に構築するので ーの下請け構造になっていること
はなく、複数の自治体が共同で構築/運用するととも  加えて、全体最適化が進まないための高コスト構造、
に、システムの開発/運用を民間にアウトソーシングする 自治体側のスキル不足とベンダーへの依存状態、行政
ことで、以下の3つの目標を実現しようというものだ。 の予算制度とシステムのライフサイクルとの間の乖離な
●住民サービスの向上 ど、自治体の情報システムが抱える
“共同化以前”
の課
●行政の効率化/高度化 題も視野に入れる必要があった。
●地域経済の活性化  また、基本認識として、そもそも電子自治体とは、電
 そして、こうしたかたちでの共同アウトソーシングを、都 子申請のような住民向けのフロント・オフィス系システムの
道府県が中心となって市町村と協力して進めていくとい 導入にとどまらず、それらと連動する内部業務処理に関
う方向性を打ち出したのである。 するバックオフィス系システムまでをも対象とするものであ
 この戦略の具体化に向け、総務省は同年度、共同 り、将来にわたって長期的に取り組まなければならない

Case
アウトソーシングに関する調査研究事業を複数の都道 事業になると考えていた。
府県に委託した。これを受託した道が詳細な検討を経  さらに、地方分権や厳しい財政状況、住民ニーズの
て、
2003年3月に策定したのがHARP構想である。 多様化/高度化、合併や広域行政、道州制など、地

Study 電 子自治 体
プラットフォーム へ の
SOA適用事例
北海道で進む電子自治体構想「HARP」に学ぶ、SOAプロジェクトのシステム構築/運営ノウハウ

SOAの手法を
「電子自治体/共同アウトソーシング」の領域に導入し、
実際にシステムを稼働させる段階にまで至ったことで注目を集めているのが
北海道で進む「HARP構想」だ。ここでは、SOA適用のケース・スタディとして、
同構想が独自に打ち立てたSOAプロジェクトの推進スキームと
システム構築手法の概要を紹介する。

    若月 誠 Makoto Wakatsuki

HARP 常務取締役

   近藤 晃司 Kouji Kondou

HARP 取締役

050 IT アーキテクト Vol.08

toku01.indd 50 06.11.13 6:39:28 PM


方自治を取り巻く状況の変化にも的確に対応しなけれ 図 1:HARP 構想の概要

ばならない。そのうえで、今後も引き続き、自治体が地域 目的 課題 解決手法/仕掛け

の担い手として重要な役割を果たしていくためにも、
「組 住民サービスの向上 将来にわたって効率的 官民連携による効果的な
/効果的に、共同アウ 推進体制の構築
織経営」、
「地域経営」の両面で高度な情報通信技 行政の効率化/高度化 トソーシング方式による
電子自治体の取り組み 新たなシステム構築手法の
術を巧みに活用した電子自治体の実現に、積極的に 地域経済の活性化 をどう推進していくか 採用

取り組んでいくことが必要だと考えられた。
図 2:共同アウトソーシングの推進スキーム
 こうした多様で多面的な要素を踏まえたとき、
「電子 ●パターン1 ●パターン2 ●パターン3

自治体/共同アウトソーシング」について、次のような理 自治体/協議会 自治体/協議会 自治体/協議会

念が導き出された。
官民の
第3セクター
●推進スキーム面「官民協働による公共財の創造」
: 境界線
コンサルタント/ PMO

今後、電子自治体が地域の社会/経済活動のイン
フラになるとの考えに基づき、便利で効率的な地域
民間ベンダー 民間ベンダー 地域IT企業など
社会を支える公共財(=電子自治体)
を創造するため
に官民が協働する
●システム面「作らない、持たない、変化に柔軟」

従来のシステム構築/運用手法である
「自ら作り、持 図2のパターン1もしくは2の形態をとるのが一般的だ。
つ」
ことから脱却し、自治体は今後、ネットワーク上に  パターン1の場合、自治体/協議会側が高いスキル
存在する電子自治体関連サービスの中から、自らに を有していれば公的な意向を反映できるが、複数の自
最適なサービスを自由に取捨選択して利用する 治体で構成される協議会のような任意団体が、高いス
 これらは、あくまでも道の担当者が考えた1 つの理想 キルを維持し続けるのは基本的に困難である。
解である。だが、この思いをベースにして、推進スキーム  また、パターン2は、自治体/協議会側と民間ベンダ
面では「官民連携による効果的な推進体制の構築」、 ーとの間にコンサルティング会社やPMO(Project Man
システム面では「新たなシステム構築手法の採用」
という agement Office)
を置く方法だ。この場合、パターン1
独自の仕掛けを用意し、できるところから着実に積み上 よりも自治体/協議会側の負担は軽減されるものの、コ
げていくという現実的なアプローチにより、
HARP 構想は ンサルティングやPMOを受託した企業などとの信頼関
これまで一歩一歩、歩みを進めてきたところだ。 係が重要になる。
 以上を踏まえ、
HARP 構想の概要を整理して図示す  そこで、
HARP構想では、自治体/協議会側の負担
ると、図1のようになる。 を軽減しつつ、公的な意向をしっかりと反映でき、さらに
「地域経済の活性化」
という目的をより達成しやすいパ

自治体主導による推進体制 ターン3、具体的には第3セクターを介在させるスキーム
を選択した。この選択の背景には、共同アウトソーシン
 次に、
HARP構想の推進体制について述べる。 グへの参画を検討する自治体から信頼を得るために、
 HARP 構想の1つ目の特徴は、
「官民連携による効 道が責任をもって第 3セクターを立ち上げ、ベンダー依
果的な推進体制の構築」である。電子自治体という公 存の現状から自治体主導への転換を図る意志を明確
共財を適切に創り上げていくためには、公的な意向をし に打ち出そうとのねらいもあった。
っかりと反映できるかたちで事業を推進していかなけれ
ばならない。 HARP構想の全体イメージ
 共同アウトソーシングの推進スキームとしては、通常、  次ページの図3に示すのは、
HARP構想の全体的な

特集 1
SOA開発最前線
IT アーキテクト Vol.08 051

toku01.indd 51 06.11.13 6:39:32 PM


図3:HARP 構想の全体イメージ
業による出資を得て、
2004年9月に設立された。
複数自治体
による共 同  こうした官民連携による推進体制の下で、
HARP 構
化のベスト・
プラクティス
を考える場
【官】 想の実 現に向けた第 1 段 階の取り組みとして 2 0 0
北海道電子自治体共同運営協議会
4/2005 年度に開発を進めたのが、
「北海道電子自治
官と民をつな
ぐ公 的 性 格 【官民連携】 HARP
体共同システム
(電子申請および共通プラットフォー
と民間ノウハ HARP 社 システム
ウを併せ持っ
た事業体
ム)」である。同システムは、今年度初めから運用を開始
【民】 している。また現在、施設予約および電子調達の2シス
システムの 地域 IT 企業など
開発/運用 テムの構築に取り組んでいるところだ。
を支える人 電子自治体に必要と
材/技術の なるシステムを、将来
供給 にわたって効率的/
効 果 的に構 築 / 運
用していくための新た
なシステム構築手法
新たなシステム構築手法の採用

 HARP 構想のもう1つの特徴は、
「新たなシステム構
イメージである。 築手法の採用」である。
 図中の「官」の領域には、複数自治体による共同化  電子自治体に必要となるシステムを、将来にわたって
のベストプラクティスを考える場となる
「北海道電子自治 効率的/効果的に構築/運用していくためには、どの
体共同運営協議会」
(2004年9月に設立)
が位置づけ ようなシステム構築手法を採用すればよいのか。また同
られる。同協議会には現在、道内市町村の約 85%が 時に、その構築手法は、地域 IT 産業の振興に貢献す
参加している。 ることができるのか――HARP構想のシステム構築手法
 また、
「民」の領域には、システムの開発/運用を支 を検討する際には、こうした点が大きなポイントとなった。
える人材/技術の供給元となる地元 IT 企業などが位  ここで、図4をご覧いただききたい。例えば、電子申請
置づけられる 。 ※1
システムを各自治体が個別に構築した場合、全自治体
 そして、このスキームのかなめとなるのが、官と民をつな トータルでのコストは最大化する。これを、複数自治体に
ぐ公的性格と民間ノウハウを併せ持つ、全国初の電子
自治体専門の第 3セクター「HARP(以下、HARP ※ 1 HARP 構想では、
「地域経済の活性化」
という目的を達成するために、システム
開発に関する技術や人材は可能な限り地元企業に求めていきたいと考えている。ただ
社)」である。
HARP 社は、行政、金融、通信、電気、 し、官民協働で公共財を創造するという理念を共有でき、本文中で後述する新たなシス
テム構築手法の実現に貢献してくれるのであれば、それが道外のベンダーであれ、ある
ガスといった道内の社会/経済インフラを支える主要企 いは外資系ベンダーであれ、積極的に参加してほしいと考えている。

図 4:新たなシステム構築モデル
ネットワークを
介して利用
●一般的な共同構築手法 ●重複投資残存が課題 ●HARP 構想の共同構築手法

共同構築の
ただし今後、 メリット
複数自治体で 各種システムを
共同構築 構築していくと...
文書管理

施設予約


電子申請

電子入札

コスト コスト コスト

共通機能を集約し、
共通基盤として
共同で利用することの
メリット

自治体が単独で “割り勘”効果で 各システムに共通する 共通機能を使い回すことで、


システムを構築 コスト削減 機能への重複投資が残存 将来の重複投資を解消

細分化/部品化、

Case 共通機能の集約化

Study電 子 自 治 体
プラットフォーム へ の
SOA適用事例
052 IT アーキテクト Vol.08

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よる共同利用型の電子申請システムとして共同構築す ●共通機能の再利用による、将来にわたったシステム
れば、
“割り勘”効果により、
トータル・コストの削減を図 開発の効率化
ることができる。これが、一般的な共同構築手法である。 ●異なる開発言語/OSなどで構築された各種システ
 だが、この手法により、電子申請にとどまらず、電子 ム間連携の最適化
入札や施設予約、文書管理など、電子自治体に必要 ●各自治体に固有のニーズや状況の変化に対する柔
となる各種システムを順次構築していったとするとどうなる 軟かつ低コストでの対応
だろうか。ユーザー管理機能やメール発行機能、原 ●度重なる技術革新にも柔軟に追従できる機動性の
本管理機能など、各システムに共通する機能まで個々 確保
のシステムに作り込むことになり、結果として「共通機能 ●発注単位の細分化による地域 IT 企業の参入機会
への重複投資」が課題となることが予想される。 の拡大
 そこで、
HARP 構想では、従来のようにシステムを大き
な塊として構築するのではなく、各システムに共通の機 HARPシステムの概要
能を切り出して共通基盤に集約し、それを複数システム
で共同利用することにした。加えて、各機能をできる限り  それではいよいよ、
HARP 構想のシステム面に関する
細分化/部品化して再利用性を高め、それらの機能を 話題に入ろう。
ネットワークを介して利用することで、システム開発/運  HARP 構想の基盤となるシステム
(HARPシステム)
用の経済性と効率性を追求するという考えにたどり着い は、
「業務システム層」、
「コントローラ
(統合連携)層」、
たわけだ。また、こうして機能を細分化/部品化すれ 「共通サービス・モジュール層」の3層構造を基本として
ば、発注単位を細分化できるため、それが地域 IT 企 いる
(図5)。
業の参入機会を拡大することにもつながるのである 。 ※2
 このうち、業務システム層は、業務に固有の処理機
 以上を踏まえ、
HARP構想で採用した新たなシステム 能を提供する業務システム群から成り、共通サービス・
構築手法が目指すところをまとめると、以下のようになる。 モジュール層は、個別の業務に依存しない共通の機能
●システムを複数自治体で共同構築/運用することによ を提供する共通サービス・モジュール群から構成される。
る効率化
※ 2 このような考え方を最初に提唱したのは、道庁 情報政策課 主査の黒田 哲司
●システムの機能を細分化/部品化し、共通機能を 氏だが、氏はこの概念を 「調和型アプリケーション連携基盤」 と呼び、その英語表記で
ある「Harmonized Applications Relational Platform」の頭文字をとって
「HARP」

集約化することによる効率化 名付けた。これが、 HARPという名前の由来である。

図 5:HARPシステムの概要
住民/企業 地方公共団体

インターネット LGWAN

業務システム層 電子 施設 電子 文書
ポータル …
申請 予約 入札 管理

コントローラ層
(統合連携層) HARPコントローラ

共通サービス・ データ 認証 決済 住民 職員 利用 自動
原本 スト バック
モジュール層 変換 基盤 基盤 ユーザー ユーザー 状況 メール
管理 レージ アップ
連携 連携 管理 管理 記録 発行

認証 決済
外部システム 基盤
基盤

特集 1
SOA開発最前線
IT アーキテクト Vol.08 053

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そして、業務システムと共通サービス・モジュール、また ていただくために、アプリケーション連携を題材にして考
は業務システムと業務システムを、中間のコントローラ層 えてみよう。
を介して連携させるのである。  HARPシステムでは、すべてのアプリケーションやモジ
 かなめとなるコントローラ層の特徴は、この層を経由し ュールをWebサービスとして扱うことを基本としており、そ
て連携する各システム/モジュールが、異なる開発言 れらをESB 機能を介して連携させる。ただし、既存のレ
語/OSで構築されていても適切に連携させられるクロ ガシー・アプリケーションにはWebサービスのインタフェー
スプラットフォーム対応となっている点だ。これにより、高 スを実装できないため、何らかの中間サーバを介してイ
い相互運用性を確保するとともに、システムの細分化を ンタフェースの違いを吸収する必要がある。この場合、
容易にすることから、
SOAに基づく柔軟性/拡張性に アプリケーションごとに中間サーバを設置すると開発/
優れたシステムの実現が可能となる。 運用コストが増大するので、仲介機能を集約して一元
的に提供するのが望ましいことがわかる。

コントローラ層の構成要素
アプリケーション連携における課題
 続いて、コントローラ層に焦点を当て、その構成や機  次に、アプリケーション連携における
「連携要素」
とは
能概要を解説していく。 何かを考えてみる。すると、アプリケーションの種類や整
 コントローラ層(以下、
HARPコントローラ)
は、各シス 理の仕方によっては他の要素も存在するかもしれない
テムやモジュールにシステム間連携のためのアダプタで が、基本的に、業務的な連携要素と業務に依存しな
ある
「HARPアダプタ」を埋め込むことで実現するESB い連携要素とに分類できる
(図7)。
機能(XML/Webサービス連携)
を中核とし、それにビ  これらの連携要素については、以下のような課題が
ジネス・フロー制御をつかさどるBPMツール、レガシー・ 挙げられよう※3。
システム連携に使用するEAIツール、さらには運用管理 ●多くのアプリケーションは、特定処理用のインタフェース
ツールを組み合わせて構成している
(図6)。なお、
HAR (バッチ連携、ファイル交換など)
や、業務ニーズごと
Pアダプタとして、現在は「.NETアダプタ」
と「JAVAア のインタフェースしか実装していない
ダプタ」の2種類を用意している。 ●通常、アプリケーション連携に関する標準化は行わ
れておらず、データ/ロジックの再利用が難しいた

アプリケーション連携のイメージ め、他のアプリケーションの機能を利用するのはほぼ
※ 3 もっとも、本来、独立したアプリケーションはブラック・ボックス化されているのが
普通であり、外部からはアーキテクチャが見えにくいという性質があるのは、当然と言え
 ここで、
HARPコントローラの機能をより正確に理解し ば当然のことなのだが。

図 6:HARPコントローラの構成要素

業務システム層 ポータル 電子申請

BPM
(xBPI)
による
ビジネス・フロー制御
ESB
コントローラ層 業務システム/共通サービスに
(統合連携層) HARPアダプタを埋め込むことにより、 EAIツール
(BizTalk)
による
XML / Webサービス連携を実現 レガシー・システム連携

運用管理ツール
(Tivoli)
による
ユーザー ○○○ 運用管理

Case
共通サービス・ 認証連携 メール発行
管理 サービス
モジュール層

Study電 子 自 治 体
プラットフォーム へ の
SOA適用事例
054 IT アーキテクト Vol.08

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図 7:アプリケーション連携における連携要素

.NET COM+

業務的な連携要素
アプリケーション アプリケーション
●ビジネス・ロジック/データ
●データ構造
●データ変換
●コード変換
●プロセス要/不要

密結合な実装 密結合な実装

境界線
業務非依存な連携要素

標準化
●連携プロトコル/ミドルウェア/ API
●Java/.NET
固有のデータ構造 ●同期/非同期 固有のデータ構造
●メッセージ/大量データ(添付ファイル)
●送受信パターン
●近視眼的/長期的
●疎結合/密結合

不可能である は、ビジネス・プロセスの変化に対する順応性が乏しい
●各アプリケーションは独自の文字コード/データ構造 ものとなってしまうのだ。
を持ち、通常は新たに開発するアプリケーションの側
がデータ/コード変換を強いられる HARPコントローラによる連携モデル
 そのうえ、システムが業務に密結合な場合、EAI や  以上の課題の解決を目指したものが、
HARPコントロ
BPMの扱いも業務に依存した設計になっていることが ーラである。業務的な連携要素は、業務間で調整した
多い。その結果、業務要件の変化に応じてシステム/ り、標準化したりする必要があるが、業務に依存しない
サービスに変更が加わった場合、
EAI/BPM側の定義 連携要素はHARPアダプタが隠蔽するため、アプリケ
の変更を余儀なくされるなど、運用も困難になる。 ーションはHARPコントローラが提供するインタフェースだ
 この場合のEAI/BPMの課題としては、以下の点が けを意識すればよいことになる
(次ページの図8)。
挙げられるだろう。  HARPコントローラによる連携モデルのポイントは、以
●標準化されていない場合はビジネス・ロジックに依存 下に記すとおりだ。
する。つまり、ビジネス・ロジックとビジネス・プロセスの 【サービス・インタフェースの実装】
境界が曖昧である ●各アプリケーションのデータ構造には非依存
●運用管理の敷居が高い。具体的には、業務を意識 ●必要な機能をサービスとして公開
した作りになっているため、
EAI/BPMの側にも業務 【連携における役割の明確化】
知識を持った管理者が必要になる ●業務に非依存な連携要素はHARPアダプタが隠蔽
● ITライフサイクル・コストの削減が困難。アプリケーショ ●業務に依存した連携要素は標準化
ンに固有の連携ツールとなるため、複数のEAI/BP ●メッセージ・コンテナの標準化
M製品を導入することになり、コスト削減にはつながらな ●メッセージ標準、インタフェース標準、サービス標準
い ●業務データは業務間で調整可能
 例えば、連携データの構造が変わった場合、データ 【連携データ構造はXMLで定義】
変換などを伴うEAI/BPMの側はもろにその影響を受け ● XMLを利用して、データ構造の変更によるアプリケ
る。その結果、連携処理でエラーが発生する可能性が ーションへの影響を低減
出てくる。 ●データ構造の拡張が容易
 このように、業務に依存した密結合なEAI/BPMで  一般的なEAIでは、レガシー・システムやパッケージ・

特集 1
SOA開発最前線
IT アーキテクト Vol.08 055

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図 8:HARPコントローラによる連携モデル

業務的な連携要素
アプリケーション アプリケーション
●ビジネス・ロジック/データ
●データ構造
●データ変換
●コード変換
●プロセス要/不要 XML
サービス・ サービス・
インタフェース実装 インタフェース実装

業務非依存な連携要素
●連携プロトコル/ミドルウェア/ API
●Java/.NET
データ構造非依存 ●同期/非同期 データ構造非依存
●メッセージ/大量データ(添付ファイル) 業務間で調整
●送受信パターン
●近視眼的/長期的 標準化で定義
●疎結合/密結合
HARPアダプタが隠蔽

ソフトに依存したアダプタを導入することになる。その場 ●各種の機能や役割をサービスとして分離しておき、そ
合、例えばレガシー・システム/パッケージ・ソフト側のミ れらを用途に応じて取捨選択しながら柔軟に組み合
ドルウェアがバージョンアップしたときなどに、他の部分も わせて利用可能にすることを目指す
影響を受ける可能性がある。 ●高い独立性/自律性/汎用性を目指す
 一方、
HARPシステムでは、業務データはあくまでも  これらは、従来の開発スタイルでモジュール分割を行
HARP 側で定義したサービス・メッセージ構造のボディ う際の方針と同様であり、何ら特別なものではない。ま
部分であり、
HARPアダプタはそのボティ部分には関与 た、すべての条件を満たさなければサービスとして切り
しない。したがって、業務データが変更された際には、
も 出せないというわけでもない。
ちろん業務間での調整は必要になるが、
ESBおよびプロ  HARP 社では、上記の基本方針に沿ってシステムの
セス・サービスは影響を受けないことになる。 モデリングを行い、それに基づいて道内の25 企業に詳
細設計と開発を委託した。

アーキテクチャ構築上のポイント
業務プロセスの実装パターンの検討
 次に、
HARPシステムの検討過程や実際の開発プロ  プロセス・モデリングの次に検討するのは、業務プロセ
セスの紹介を交えながら、同システムのアーキテクチャ構 スの実装パターンである。
築上のポイントを解説してみたい。  電子申請を大まかにとらえた場合、
「申請」、
「審
 図 9に示すのが、
HARP 構想における開発体制だ。 査」、
「交付」
という3つの業務処理で構成される。そこ
まず、北海道電子自治体共同運営協議会の下に、自 で、以下の3つの実装パターンを想定した。
治体職員で構成されるシステム開発部会が設置され、 ●実装パターン①(図 10)
:「申請」、
「審査」、
「交
ここでシステム構築のための要件定義を行った。業務
分析の中では、技術面(実装)
のことまでは考慮せず 図 9:HARP 構想における開発体制
効率的な役割分担
に、どのような業務プロセスがあって、それがどのように遷 北海道電子自治体
共同運営協議会
HARP 社
(第 3セクター)
開発
(道内25 社が参加)

移するのかが検討された。 プロジェクト・
A-JV
参加団体 マネジャー
 こうして定義した業務要件に沿って、
HARP 社では ↓ & B-JV
システム部会 アーキテクト
(業務分析)
基本設計を開始し、システム開発部会のレビューを受 (基本設計など)
C 単独

けながら基本設計書を作成した。同設計書の作成に
……

際して、モジュール化を進めるうえで基本方針としたの X-JV

Case は以下の事項だ。 ※ JV


(Joint Venture)
とは、複数企業体による共同受託形態。

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056 IT アーキテクト Vol.08

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付」
を1つの業務プロセスにまとめてHARPコントローラ 立性を高める。また、それぞれの構造を共通化(パター
上に実装する。ただし、この場合はプロセスがブラッ ン化)
することで、実装効率を高め、開発工数の削減を
ク・ボックス化してしまい、
HARPコントローラを使って 図ることができる。なぜなら、最初に各処理のパターンを
他のサービスとの同期をとるメリットはほとんどなくなる 設計したら、個別プロセスの定義/修正はHARPコント
●実装パターン②(図11)
:このパターンでは、
「申請」、 ローラ側で行えるからだ。
「審査」
をひとく
くりにして、共通性の高い「交付」
を別  この実装方式には、もう1つメリットがある。それは、各
サービスとして切り出す。この場合、プロセスは電子 プロセスをサービス化し、
HARPコントローラで組み合わ
申請アプリケーションが管理し、サービスはHARPコン せることにより、すべてのプロセスの一元的な状況把握
トローラで管理することになるため、管理情報が分散 が可能になることである。これにより、故障などのイベント
し、管理方法も複雑化してしまう 収集を効率的に行えるので、品質の高い保守/運用
●実装パターン③(図12)
:このパターンでは、
「申請」、 サービスを提供することができる。
「審査」、
「交付」をそれぞれ別々にサービス化する。  これらを踏まえ、業務プロセス実装のポイントを整理す
この場合には、
HARPコントローラがサービス全体を ると、以下のようになる。
管理することができる ● HARPコントローラ上に業務フローを実装する場合、
 HARPシステムでは、審査モジュールの再利用性が 各プロセスの独立性を高めるために、ヒューマン・ワー
低いことから、実装パターン②を採用した。とは言え、実 クフローは各プロセスの側で実装する
装パターン③までを検討したことが重要だと考えている。 ●プロセス連携にはHARPコントローラを利用し、パター
なぜなら、将来、実装パターン③への移行の必要性が ン化による実装工数の削減を図る
生じる可能性も考慮した
(つまり、必要に応じてサービス ●各プロセスを疎結合化する。つまり、各プロセスを、他
として切り出せる構造にした)
ことにより、実装パターン② のプロセスに依存しないサービスとして実装し、プロセ
から③への移行が比較的容易になるからである。 スの再利用性の向上を図る
●各プロセスを一元的に管理することで、稼働状況など
プロセスの実装方法 の把握を効率化する
 HARPコントローラによるプロセスの実装では、処理
単位でプロセスを設計することにした。つまり、業務を処 データ指向型からメッセージ指向型へ
理単位に分けて設計し、それらの実行プロセスをHARP  さて、
SOAに基づくプロセス遷移を考えた場合、従来
コントローラで制御するのである。 の「データ指向型」から
「メッセージ指向型」への転換
 この場合、各処理は他のプロセスに依存しないよう独 が重要なポイントとなる
(次ページの図13)。

図 10:業務プロセス実装パターン① 図 11:業務プロセス実装パターン② 図 12:業務プロセス実装パターン③

申請/審査/交付 申請/審査 申請 審査 交付

コントローラ コントローラ コントローラ

サービス サービス 交付 サービス

特集 1
SOA開発最前線
IT アーキテクト Vol.08 057

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 一般的な開発手法では、まず各業務に必要なデー 図 13:データ指向型/メッセージ指向型のプロセス連携
●データ指向型のプロセス遷移 ●メッセージ指向型のプロセス遷移
タを格納する統合データベースを設計し、各業務プロ 状態
遷移
状態
遷移
申請 審査 申請 審査
セスで統合データベース内のデータを共有しながら密 プロセス プロセス プロセス プロセス

結合によって業務フローを構成するという、データ指向
メッセージ
型のアプローチをとる。そのため、データ構造の変更や
統合
特定業務の追加/変更が他の業務にも影響を与える データベース

場合には、多くの修正コストが発生してしまう。これがデ
図 14:シミュレータを用いた結合テスト
(単体)
ータ指向型アプローチの問題点だ。 ●HARP 社が各サービス・モジュール開発者に対してシミュレータを提供
●各サービス・モジュールの開発者は、 それぞれシミュレータによる単体テストを実施
 それに対して、メッセージ指向型の場合、それぞれの ●HARP 社は、シミュレータによる単体テストを完了した納品物で結合テストを実施
●これにより、 サービス・インタフェースの並行開発および結合テスト期間の大幅な短縮
プロセスは共通のメッセージ交換によって遷移する。その を実現

シミュレータ サービス・インタフェース
ため、各プロセスの実装に変更が生じた場合でも、イン 入力メッセージ などの開発

タフェースとメッセージ構造が変わらない限り、他のプロ XML
アダプタ アダプタ
セスに影響が及ぶことはない。加えて、このメッセージの
XML
形式をXMLにすれば、各プロセスはさらに疎結合化さ Webサービス
出力メッセージ
れるのである。
図 15:シミュレータを用いた結合テスト
(複数)
●HARP 社は、ユーザー・サービスの結合試験(複数)にシミュレータを使用
効率的な開発の実現 ●各サービス・モジュールの完成に応じて順次、
●これにより、 結合テスト(複数)
実際のサービスと入れ替え
期間の大幅な短縮を
ユーザー・サービス
(電子申請アプリケーションなど)

 続いては、
HARPシステムにおけるSOAアプリケーショ
ン開発の効率向上に関するポイントを紹介する。

置き換え
サービス・インタフェース・シミュレータの活用
 HARPシステムの開発/テスト工程では、その効率を
サービス・ サービス・ サービス・
高める目的で、あるアプリケーションを利用する。それは、 インタフェース・ インタフェース・ インタフェース・
サービス
シミュレータ シミュレータ シミュレータ
設計されたサービス・インタフェースをシミュレートするた
めのアプリケーション「サービス・インタフェース・シミュレ
ータ
(以下、シミュレータ)」だ。 開発期間の短縮
 このシミュレータは、アダプタを介したWebサービスに  ここまで、業務分析からテストまでの工程におけるポイン
よるリアルな連携環境を提供し、サービスの並行開発 トをいくつか解説してきたが、それらによって何が実現さ
が行えるようにする目的で導入したものである。シミュレー れるのかを端的に言えば、
「開発期間の短縮」である。
タを使うことにより、個々の開発環境で実際のメッセージ  HARPシステムの開発では、自治体職員による要件
交換を再現できるので、サービスごとに開発/連携のテ 定義が行われている間も、
HARP 社ではワークフローの
ストが行える
(図 14)。それにより、開発プロジェクト全体 作成などエンジニア側の作業を行い、節目ごとに両者
のスケジュール調整が非常に柔軟にできるようになった。 の検討状況を持ち寄って整合性をとるということを繰り返
また、単体テストのレベルが高まったことで、開発企業25 し行う手法をとった。
社からの納品物に対してHARP 社で実施する統合機  この手法と、前述したシミュレータを利用して各サービ
能テストも、
1 週間程度で完了させることが可能になった スの並行開発を行う手法とを組み合わせることで、プロ

Case のだ
(図15)。 ジェクト全体の開発期間を、従来の開発手法と比べて

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SOA適用事例
058 IT アーキテクト Vol.08

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図 16:開発期間の短縮化
●従来の開発
 だが、これらの課題は、いずれもSOAを採用したプロ

業務分析 設計 開発 テスト
ジェクトに固有のものではない。たとえSOA開発であって
も、従来のシステム開発と何ら変わりなく推進できるはず
●HARPシステムでの開発
サービス・インタフェース・
シミュレータの導入
だ。以下に、上記の課題の解決に向けたヒントを記して
業務分析 おこう。
テスト
開発
●イテレーション
(反復)型の開発
設計
 プロトタイピング手法のように、反復型の開発プロセス
サービス・コンポーネントを
並行して開発
を採用し、開発の初期段階から設計者/開発者間で

すり合わせ
相互連携の具合についての確認を徹底する。また、サ
並行作業
ービス内の各機能の用途や需要、モジュール間インタ
フェースの仕様、パフォーマンス
(性能)
などを確かめつ
大幅に短縮することができたのである
(図16)。 つ、優先順位の高い個所から徐々に肉づけしていくとい
った開発手法が有効だと考える。

SOAプロジェクト運営上のノウハウ ●サービス間に共通する事項の一元化
 複数のサービスに共通する事項、特にユーザー・イ
 最後に、約 2 年間のSOA 開発を経て浮かび上がっ ンタフェースなどは、サービスごとに個別に設計するので
てきた課題とその解決策を示しておこう。 はなく、横断的に設計する担当者を配置するのが有効
 サービスを細かく定義して分割発注する場合、自ずと だ。これにより、画面デザインや操作性に一貫性を持た
プロジェクト管理上の課題が多くなる。具体的には、発 せることが可能となる。
注単位が細かければ細かいほどプレーヤー
(開発者)
が増え、各プレーヤーの経験やスキルに差が出る可能 当たり前のことを当たり前にやるにも
性が増大してしまう。 パワーが必要
 また、基本設計を担当する会社、受託側でJVを取り
まとめる幹事会社、実際に開発を担当する会社……と  以上、本稿では、
HARPシステムの開発を通して得
いった具合にツリー構造が深くなると、介在する管理者 たSOA 開発のノウハウを紹介した。本誌読者から見れ
が増え、末端の現場の問題が表面化しにくくなったり、 ば、ここで紹介したシステム面の話題には、特に目新しい
情報が正しく伝わらなかったり、さらには進捗管理や品 ものはなかったかもしれない。実際、採用した技術に何
質管理の難しさが増大したりといったことが懸念される。 か先進性があるわけでもなく、むしろ設計や開発に際し
たとえ開発標準を厳格に規定したとしても、それを全メン ては普及した技術や業界標準の技術を採用するという
バーに周知するのは容易ではなく、また仮に周知できた スタンスをとっている。
としても、設計者の裁量によって実装方法に微妙な差  とは言え、読者にとっては
“当たり前”
のことでも、それを
異が生じるといったことが懸念される。 「電子自治体/共同アウトソーシング」
という新たな領
 一方、各サービスの設計者にとっては、自分が担当 域に持ち込んで
“当たり前”
にやっていくためには、相当
するサービス・モジュールがどのような業務プロセスの中 なパワーを必要としたことは確かだ。
で利用される
(呼び出される)
のかをイメージしにくいた  また、現在の
“HARP 流”
の「電子自治体/共同ア
め、利用頻度の高い機能とそうでない機能のランク付け ウトソーシング」のアプローチは、現時点でとりうるモデル
を誤り、滅多に使われない機能に多大なコストをかけてし の1つにすぎない。その認識を忘れずに、今後も着実に、
まうといったことも起こる。 かつ軽やかに歩み続けていければ幸いである。

特集 1
SOA開発最前線
IT アーキテクト Vol.08 059

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SOX法の概要と同法のねらい すべきなのか。これに関しては、
SOX 法の制定を契機に
設置された監査機構(公開会社会計監視委員会)

 まずは、
SOX 法の概要と同法制定のねらいについて、 「COSO(the Committee of Sponsoring Organiza
米国版SOX法
(正式名称は「上場企業会計改革およ tion of the Treadway Commission)」
と呼ばれるフ
び投資家保護法」。以下、単にSOX 法と書いた場合 レームワークに基づいて内部統制を実施するよう推奨し
には米国版SOX法を指す)
を例にとって説明しよう 。 ※1
ており、これを受けて米国企業の多くは同フレームワー
 SOX 法が制定されるきっかけとなった米国エンロンや クを採用している。
ワールドコムの粉飾決算などを思い出せば、
SOX 法が  COSOでは、
「IT 全般統制(IT General Cont
義務づける
「嘘のない財務報告」がいかに重要かが理 rols)」
と「非技術統制(Non-Technological Contr
解できるだろう。そこで問題となるのが、
「嘘のない財務 ols)」
という2 種類の統制を示しており、それぞれにおい
報告」をどのようにして実現するかということだ。これにつ てITシステムとのかかわりを考える必要がある。
いて、
SOX 法では「企業の内部統制(Internal Con
trol)
を実施/評価して、さらに独立した監査機関によ IT全般統制の鍵は「不正を防ぐ仕組み」

る監査を受けること」
(404条)
を義務づけている。 「不正のないことを証明する仕組み」
 もちろん、すべての内部統制がITシステムによって行  IT 全般統制は、システム開発/保守/運用、デー
えるわけではないが、現在では企業活動のあらゆる局 タ・アクセスに焦点を当てたものだ。本稿の目的は法令
面でITが利用されていることもあり、ガートナーの調査 準拠とSOAとのかかわりを探ることにあるので、システム
報告書では、内部統制にかかわる
「重大な欠陥 」の ※2
開発、保守については割愛するが、システム運用とデー
97%は、
ITを活用することで対処可能だとされている。 タ・アクセスに関して、
COSOでは「財務報告にかかわる

ITシステムと内部統制のかかわり ※1 本号の特集3では、SOX法を含む内部統制全般とITアーキテクトのかかわりにつ
いて解説しているので、そちらの記事も参照されたい。

SOA &
※ 2 監査時の基準として、 「不備(Deficiency)」、 「重大な不備(Significant
 それでは、具体的にはITをどのように活用して
(どのよ Deficiency)
」、「重大な欠陥
(Material Weakness)
」という3つのレベルが存在する。
重大な欠陥の例としては、税務計算や照合手続き上の問題点 (記載ミスや修正の発
うなメカニズムを利用することで)404 条への準拠を果た 生) 、上位者のレビュー/監督不足などがある。

Internal
S O
内部統制
A と
Control SOX法など各種法令への準拠でSOAが果たす役割、メリットを知る

今年11月6日、ついに「実施基準草案」が公開され、
いよいよ“日本版SOX法”への取り組みが本格化し始めようとしている。
その日本に先んじて2002年にSOX法が制定された米国では今日、
SOX法など各種法令に対応するためのITアーキテクチャとして、
SOAへの関心が急速に高まっている。本稿では、法令準拠においてSOAがどのような役割を果たすのか、
またどういったメリットをもたらすのかを解説する。

   和田 周 Hiroshi Wada

オブジェクト・テクノロジー研究所

060 IT アーキテクト Vol.08

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システムは、不正使用、情報漏洩、データの粉飾/破 義書とモニタリングによって得たログで示すわけだ。
損/紛失から適切に保護され、かつ保護されていること
を保証しなければならない」
としている。要するに、
「不正 SOAと内部統制
を未然に防ぐ仕組み」
と「不正が行われていないことを、
第三者(監査機関)
が証明できるようにするための仕組  ここで、クライアント/サーバ型のシステムについて、
み」
という2種類の仕組みが求められているわけだ。 IT全般統制の側面から内部統制を考えてみよう。必要
 これらを実現するには、当然ながらシステムの不正使 となるメカニズムとしては、以下のようなものが考えられる。
用を防ぐためのメカニズムが要求されるし、さらにそれを ●ユーザー管理機構と認証機構による、システムの不
監査するためのモニタリング・システムも求められる。つま 正利用の防止とモニタリング
り、システムが保護されているということを、モニタリングを ●クライアント/サーバ間(ポイント・ツー・ポイント)
の通
通じて実際に示す
(監査機関による監査に堪えうるよう 信経路の暗号化と改竄の防止
にする)必要がある。さらに言えば、そのモニタリングが正 ●会計情報に対するアクセス権限の管理とモニタリング
しく行われていること、また過去のモニタリングの履歴が  システムがシンプルなら、プロプライエタリなメカニズム
正しく保管されている
(粉飾/破損/紛失がない)
ことも を使って以上のような機能を実現することも可能だろう。
示さなければならない。 しかし、システムが複雑になり、複数の要素(サブシステ
ムなど)
から構成されるようになると、話は難しくなる。
非技術統制への対応でもITが鍵を握る  例えば、顧客からのオーダーを受け付けるポータルが
 一方、
COSOでは、非技術統制に関して、
「認証プ あるとしよう。このポータルでは、オーダーが入った場合、
ロセスの文書化、および認証記録の保管」など、さまざ 購買プロセスにおいて会計マスタ/在庫マスタ/顧客
まな業種/業務に共通して発生するリスクと、それを防 マスタの更新が発生し、倉庫に対して出庫指示が出さ
止するための方法が示されている。 れる。場合によっては、内部の認証プロセスを経た後、
 例えば、
「購買プロセスにおいて、すべての発注書、 外部のサプライヤーに対する購買リクエストが発生する
納品書、請求書に示された数量、金額がマッチするか かもしれない。
どうかを確認する」
ことにより、担当者が不正に数量や  このプロセスは、さほど複雑なものではないが、各シス
金額を変更し、差額を着服するという行為が発生するリ テムがそれぞれプロプライエタリな技術で実現されていた
スクを回避できる。また、会計マスタと在庫データの整 場合、
IT 全般統制、非技術統制のいずれの面におい
合性チェックを定期的に行うことで、業務が正しく行わ ても、ガバナンスの確保が難しくなることは容易に想像で
れていることを保証するのも、非技術統制の一種だ。 きる。接続されているシステムごとにセキュリティ/モニタリ
 IT 全般統制と同様に、これらの非技術統制も、単に ングのメカニズムを用意する必要があり、加えて複数シス
実施するだけでなく、どのように行われているか、正しく行 テムにまたがったアクセス・コントロール・メカニズムや、プ
われているかを示す必要がある。非技術統制に関して、 ロセス間の整合性チェックも必要になるからだ。
COSOではITの利用を明示してはいない。とはいうもの
の、
ITを利用することで、確実性や業務効率が高まるこ システムをまたがった統制を実現するSOA
とは言うまでもない 。つまり、個々の業務は個別のシス
※3
 このように、内部統制では、個々のサービス
(サブシス
テムによって実現され、その間のプロセスを明示的に定 テム)
も重要だが、同時にプロセス全体を管理する必要
義し、それをワークフロー・システムで実行しつつ、モニタ が生じる。つまり、技術面から見た安全性と、ビジネス面
リングを行う。不正の防止はプロセスの定義によって行
※3 日本版SOX法では、
「ITの活用による業務効率の向上」
という項目が盛り込まれ
い、プロセスが正しく施行されている保証は、プロセス定 ている。

特集 1
SOA開発最前線
IT アーキテクト Vol.08 061

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から見た透明性を確保し、それを保証するのである。 って統一的に行うのだ。
 ここでいよいよ、
SOAの登場となる。
SOAの基本的な
アーキテクチャを構成する要素は、①さまざまなプロセス SOAに基づく各種法令準拠のための
から再利用可能なかたちで切り出されたサービス群、 アーキテクチャ「COA」
②複数のサービスを1つのアプリケーションとしてまとめ上
げるビジネス・プロセス、③サービスの配備とプロセスの  米国において、企業システムが準拠すべき法令は、
運用を支援するユニバーサル・バスの3つである。このう SOX法のほかにも数多く存在する。医療系ならHIPPA
ち、技術的な肝となるのは、
ESBなどに代表されるユニ があるし、州によって異なる州法など、非常に複雑にな
バーサル・バスだが、これは内部統制にとっても重要な っている。そのため、それらの法令への柔軟な対応力が
インパクトを持つ。 求められるわけだ。そこで現在、上述した特徴を備える
 ここで言うユニバーサル・バスとは、単にプロトコル変 SOAが、内部統制を実現するうえでの実装アーキテク
換を行ってサービス間をつなぐだけのミドルウェアではな チャとして注目/利用され始めている。
い。ビジネス・プロセスによるサービスのコントロール、アク  ここで、
SOAのコンセプトに基づく、さまざまな法令に
セス・コントロールや暗号化といったセキュリティ、モニタリ 柔軟に対応するためのアーキテクチャとして「COA(Co
ング・メカニズム、そしてバス上を流れるデータをチェッ mpliance Oriented Architecture)」
を紹介しよう※4。
ク/操作するための統一的な手段まで提供するという COAは、具体的な製品でもソリューションでもないが、
点がポイントとなる
(図1)。 内部統制に必要とされる共通機能をSOAのサービスと
 つまりこれは、
SOAにおいてサービスを切り出す
(識別 見なし、それらを組み合わせることで適切なインフラを作り
する)
ということが、単にさまざまなビジネス・プロセスから 上げるというものだ。残念ながら、現在のESB製品の多
利用できる共通機能を切り出して再利用可能にするとい くは、その上で動くアプリケーションはサービスとして再利
うだけにとどまらず、再利用可能な機能からセキュリティを 用できるものの、
ESBが提供する機能自体は各製品に
はじめとする非機能要件を明示的に分離し、それをユニ 固有のものであり、他のESBの機能まで利用できるとい
バーサル・バスに担当させるということも意味している。 う状況にはなっていない。ただし、今後 JBI(Java Busi
 仮に、共通機能をサービスとして定義したとしても、そ ness Integration)
などのSOA向けAPI標準が整備さ
れが特定の非機能要件に依存していた場合、そのサ れたら、
SOAのインフラそのものを「組み立てる」
ことも現
ービスはある特定のシステムでしか利用できないという状 実となる可能性は高い。
況が発生する。例えば、顧客管理サービスがあったとし
て、それを閉じた環境で利用するのなら、セキュリティや COAのサービス群
信頼性の高いメッセージングは必要ないか、あるいは低  話をCOAに戻そう。
COAはさまざまな法令への準拠
いレベルで適用すれば済むだろう。しかし、まったく同じ を柔軟に実現することを目指したアーキテクチャであり、
サービスでも、インターネット越しにアクセスするのであれ 「法令準拠(内部統制)
に必要な基本サービス群」
とし
ば、非常に高いレベルのセキュリティ、メッセージングが て以下のようなものが掲示している。
必要とされる。
※ 4 COA のアーキテクチャを記したドキュメント 『 SOA Meets Compliance:
 このように、サービスの再利用性を高めるうえでも、サ Compliance Oriented Architecture』
は、米国レッドモンクの Webサイト (http://
www.redmonk.com/public/COA_Final.pdf)
において、Creative Commons
ービスの機能要件と非機能要件を明示的に切り分け、 Licenseの下に公開されている。

特定の非機能要件への依存性を実装レベルにおいて
も排除することが求められる。そして、非機能要件の実 図 1:SOAで内部統制を実現する場合のモデル

SOA &
外部システム バックエンド・システム
現は、個別のサービスではなく、ユニバーサル・バスによ (サプライヤー) (会計/在庫/顧客管理)

Internal Control
S O Aと
クライアント

ポータル・
サーバ

内部統制 ユニバーサル・バス

(ドメインを超えた) アクセス・コントロール、
アクセス・コントロール モニタリング、
プロセス・コントロール、
データの整合性チェック
062 IT アーキテクト Vol.08 認証システム

toku01.indd 62 06.11.13 6:40:15 PM


●アイデンティティ・マネジメント ●ビジネス・プロセス
 アクセス・コントロールを行うにも、また「だれが、何をし  内部統制と言うと、とかくビジネス・プロセスとその可視
た」
というモニタリングを行うにも、基本となるのはPKIな 化に焦点が当てられがちだ。無論、ビジネス・プロセス
どによるユーザーとマシンの識別/管理である。また、セ の明確化とビジネス・レイヤにおけるデータの整合性を
キュリティ・ドメインを超えたサービスの連携が発生する 実現するには、ユニバーサル・バス上でのビジネス・プロ
場合には、アイデンティティ・マネジメント・システム間の連 セスの実行が重要になる。ただし、ビジネス・プロセスは、
携/信頼関係も管理しなければならない。 内部統制を実現するうえでの1つの側面にすぎず、上述
●アクセス・コントロール したより下層のメカニズムと併せて利用する必要があるこ
 内部統制で必要とされる最も重要な機能は、サービ とは言うまでもない。
スやデータに対するアクセス・コントロールだ。つまり、 ●ポリシー管理/施行
個々のユーザーが利用できるサービス、アクセス可能な  ここまでに挙げてきたような各メカニズムを一括して管
データなどをポリシーとして規定/施行するわけである。 理するためのメカニズム
(ポリシー・プロビジョニング)
が、
 それに加えて、
SOAのようなアーキテクチャでは、信頼 円滑なシステム運用には不可欠である。準拠する法令
関係のコントロール・メカニズムが必要になる。例えば、 に応じて全体のポリシーを定義し、それを上記のメカニ
あるサービスが他のサービスを呼び出すような場合、呼 ズムに対応づけることで、システム管理者は個々のシステ
び出し元となるユーザーのアクセス権限がそのプロセス ムを個別に管理する必要がなくなる。優れたシステムな
内で引き継がれなければならない。また、セキュリティ・ド ら、法令に応じたポリシーの制定/施行に対する支援
メインを超えたアクセスの場合には、異なるドメイン間で や、複数の法令に準拠する場合に生じる不整合の解
信頼関係を管理する必要性も生じる。 消といった機能まで提供するだろう。
●暗号化
 これはわかりやすいだろう。すなわち、通信路における 法令準拠に有効な参照アーキテクチャ
機密性(暗号化による漏洩防止)
と完全性(改竄のな  以上は、
COAで提唱されている基本サービスの一
いこと)
の保証である。ただし、
SSLのようなポイント・ツー・ 部だ
(さらに細かなサービスや、それぞれのサービスを実
ポイントだけでなく、エンド・ツー・エンドの保証も求められ 装した製品の一覧については、
ドキュメントを参照してほ

(複数のサービスを経由した場合でも、機密性と完全 しい)。つまり、内部統制を実現するにあたって必要とさ
性を保証する)。 れるメカニズムは、すべてCOAのサービスとして定義さ
●監査 れているわけだ。この枠組みを使う/使わないにかかわ
 内部統制が正しく施行されていることを評価するため らず、
ITアーキテクトにとって、法令準拠を考慮したアー
の基本的なメカニズムが、モニタリングとロギングだ。 キテクチャを設計するうえで有効な知識だと言える。
 モニタリングには、ポリシーにそぐわない動作が発生し
*  *  *
た場合、管理者に素早く通知する機能が求められる。
 また、ロギングでは、最低でも
「いつ、だれが、どのサ  以上、本稿では、
SOX 法を例にとり、内部統制を実
ービス/リソースに対して、何を行ったのか」
ということと、 現するアーキテクチャとしてのSOAを概観した。単にサ
セキュリティ・メカニズムが正しく動作していること
(サービ ービスを分離/再利用するだけでなく、非機能要件の
ス間のセッション確立時の動作など)
を記録する必要が 分離まで容易にするSOAのアーキテクチャは、
「複雑化
ある。加えて、そのログを保存する際には、改竄が行わ するシステム」
と「法令」
という、異なる次元の複雑さを
れていないことを保証するメカニズムが求められる
(ダイジ 包含することが可能なアーキテクチャであることがおわか
ェスト値を、物理的に異なるストレージに分散するなど)。 りいただけただろう。

特集 1
SOA開発最前線
IT アーキテクト Vol.08 063

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チームが安心して がある。

進むための根拠を示す ①方向づけフェーズの最初から参画すべし
②実現性の視点で要求を検証すべし
 前回説明したように、
ITアーキテクトは「リスク・ドリブ ③実現手段の最適解を探るべし
ン」で行動しなければならない。残念ながら、システム開 ④リスクへの対処策を共有すべし
発の歴史はまだ浅く、プロジェクトの予測可能性が低い  この4 原則を実践することにより、方向づけフェーズの
からだ。システム開発プロジェクトは、
リスクに注目すること 目的とマイルストーン
(評価基準)
の達成に近づくことがで
が成功への出発点となる。 きる。今回は、これら4つの原則のうち、最初の2つにつ
 リスク・ドリブンで行動する――これは、プロジェクトの いて説明しよう。
期間を通して、どの時点でも変わらない。リスクが「問
題」に変わる前に、できるだけ早い段階で察知し、事前 方向づけフェーズの
にその芽を摘んでおく。これが、
ITアーキテクトの基本行 最初から参画すべし
動である。
 今回と次回は、
「方向づけ/推敲/作成/移行」  開発プロジェクトの成否は、方向づけフェーズで決ま
の4フェーズから成るUPのプロジェクトのうち、最初の立 ると言っても過言ではない。このフェーズの目標とマイルス
ち上げ期間となる方向づけフェーズについて解説する。 トーンは、表1に示すとおりだ。
ITアーキテクトがこのフェーズで取るべき行動はさまざま  さて、ここで読者に1つ質問してみたい。方向づけフ
だが、最初に結論を言っておこう。方向づけフェーズに ェーズの範囲は、実際のプロジェクトでは「どこから、どこ
おけるITアーキテクトの目標は、
「チームが安心して進 まで」だろうか。
「要件定義の開始から、その終了まで」、
むための根拠を示す」
ことである。そのために、
ITアーキ 「プロジェクト・チームの編成から、要件定義の終了ま
テクトは次の4つの原則を念頭に置いて行動する必要 で」――このような答えが想定されるが、いずれも間違

表1:方向づけフェーズの目的とマイルストーン
目的 マイルストーン
プロジェクトの対象範囲と境界条件を確立する 開発範囲の定義、およびコスト/スケジュールの見積もりに対するステークホルダー
(利害関係者)
の同意があるかどうか
要求に含まれる曖昧さを解消する 獲得した要求が適正であり、またこれらの要求についてステークホルダーから共通の理解が得られているかどうか
システムの成否を左右する重要な要求を識別する 要求の優先順位、リスク、開発プロセスが適切だという同意が得られているかどうか
アーキテクチャ候補を確定する すべてのリスクが識別され、それらを軽減するための戦略があるかどうか
潜在的なリスクの洗い出しを行う (アーキテクチャ候補)
初期のアーキテクチャ案 が完成しているかどうか
致命的なリスクを軽減する 致命的なリスクを洗い出し、システムの構築が実現可能だと確信できるまでリスクの究明が完了しているかどうか
プロジェクト全体の総コストとスケジュールを見積もる ー

Unified Process
に学ぶ

ITアーキテクトの

行動指針
064 IT アーキテクト Vol.08

行動指針.indd 64 06.11.13 2:49:49 PM


いだ。 そのプロセスで利用するソフトウェアの見積もりが完了し
 正解は、
「『構想から開発の検討に移るとき』
から、 た時点で方向づけフェーズは終了する。
『範囲/予算/期間が確定するとき』
まで」である。例  さらに、
ERPなどのパッケージ・ソフトを導入するプロジ
えば、受託開発であれば、
「営業が案件の話で呼ば ェクトの場合は、方向づけフェーズの作業のほとんどが、
れたときから、受注が決まるときまで」であり、社内開発 パッケージに対する要求の充足度の調査となる。そして、
であれば、
「企画会議に開発部門が呼ばれたときから、 「そのパッケージを導入することで、業務が遂行可能で
開発プロジェクト開始の承認を得るときまで」
となるだろ あること」が承認されたタイミングで、このフェーズが終了
う。 する。
 あるいは、製造業のプロジェクトなら
「研究から量産  図 1に、典型的な開発案件受託の流れを示す。こう
の検討に移るタイミングから、計画の承認を得るときまで」 した図に見覚えのある方も多いのではないだろうか。ある
となるだろうし、建設業なら、
「設計事務所へ依頼したと いは、
「方向づけフェーズの期間はそんなに長かったの
きから、ディベロッパーによる計画が確定するときまで
(コ か」
と驚かれた方もいるかもしれない。いずれにせよ、覚
ンペの場合は落札会社の決定まで)」だと言える。 えておいてほしい。開発プロジェクトは、構想を実現に移
 また、ビジネス・プロセスの改善を伴う場合、ソフトウェ そうとした瞬間から始まるのであり、要件定義から始まる
ア開発プロジェクトの観点では、
To Beモデルが確定し、 のではないことを。

図 1:方向づけフェーズと現実の行動のマッピング
発注者 受託者
問題/要望の提示(相談の場合もある)
案件化の確度を判断
技術者(プリセールス・エンジニア)
のアサイン
質問
質問への回答(として要望/制約を提示)
方向づけフェーズの期間

事例や技術の調査
経験や事例を提示
提案依頼
提案内容の作成(大まかな概算見積もり付き)
提案の提示/説明
適合性の確認(その企業の信頼度、実現性などのパラメータも含む)
候補の絞り込み(予算/期間などの制約を含む)
質問事項(という要望)
の提示
質問事項の持ち帰り/検討/回答の提示
詳細提案(概算見積もり/開発スケジュール付き)

回答の検証/提案の検討
見積もり内容/スケジュールの検証
修正依頼(範囲の修正/値引き要請も含む)
修正提案
決定/仮発注(アーキテクチャの決定)
プロジェクト・チームの結成/プロジェクト・マネジャーのアサイン
要求の収集/要件定義
より細かな要求の提示

vol.
プロジェクトを立ち上げるための
02 4原則 【前編】
今回から2回にわたり、UP(Unified Process)の最初のフェーズである
「方向づけ」に焦点を当て、同フェーズの位置づけと、
このフェーズを実行するうえでITアーキテクトが
念頭に置くべき4つの原則について説明する。

岡 大勝 Hiromasa Oka

ソフトウェアプロセスエンジニアリング 代表取締役社長

IT アーキテクト Vol.08 065

行動指針.indd 65 06.11.13 2:49:50 PM


方向づけは最も重要な期間 するような「ぶれてはならない大きな要素」
を確定し、
「自
 さて、プロジェクトの実施形態や企業、組織によっ 信を持って開発に着手できること」
を目的とする必要があ
て、方向づけフェーズに該当する期間の呼び名は異な る。
「そんなに短期間で見積もれない」、
「もう少し具体
り、その長さも違う。ただし、
1つ共通に言えるのは、
「成 的な要件を言ってもらわないと困る」などと言い訳を並べ
功する確信が得られなければ、方向づけフェーズを終 る前に、開発側でできることはいくらでもあるのだ。
わらせてはならない」
ということである。
 方向づけフェーズは、実際の案件では期間が明示 ITアーキテクトは
的に決まっているわけではない。また、コストも内部費用 プロジェクトの方向性を決める
で行うことがほとんどである。  では、プロジェクトの立ち上げ期間に、
ITアーキテクト
 さらに、フェーズの終了日も組織的な都合で決まること は具体的にどのような行動を取ればよいのだろうか。
が多い。読者も、
「来期予算の申請日までに」、
「稟議 「いつも営業が勝手にシステム構成を決めてくるので、
の締め日だから」
といった都合を顧客の口から聞いたこ 製品選定にかかわったことがない」
という方もいるだろう。
とがあるはずだ。  プロジェクトの立ち上げ時点でITアーキテクトがアサイ
 成功の確信がないまま、
「まず予算ありき」、
「まず受 ンされていないのは、言語道断だ。やるべきことが山ほど
注ありき」、
「とりあえず食い込んでしまえ」
という発想で始 ある。
ITアーキテクトは、プロジェクトの方向性を決める
めていたのでは、
「ソフトウェアはおまけです」
と言ってい 中心人物だと言っても過言ではないのだ※1。
た20年前と何も変わらない。  方向づけフェーズでは、①要求の実現性をレビュー
 プロジェクト・マネジャー、
SE、プログラマーという旧来 する、②その結果を基にアーキテクチャ候補を具体化す
的な作業分担ではなく、
「ITアーキテクト」
という役割を る、③実現手段を取捨選択して要求とリスクを明確化
持つ近代的な開発では、プロジェクト・チームはプロジェ することが、
ITアーキテクトの主なミッションとなる。
クト・マネジャー、
ITアーキテクト、アナリストといった各役  メインフレームの時代は、実現手段の選択肢は存在
割の専門家によって構成される。この構成ならば、
「プ しないに等しい状態であった。
ITベンダーを選択すること
ロジェクトをできるだけ短期間に、高い精度で立ち上げ が、実現手段とそれに伴う制約条件を暗黙的に確定し
る」
という1点に注力可能であり、専門家集団としてのナ ていたからである。
「COBOLか、
FORTRANか、
PL/I
レッジ/経験を最大限に活用することができるだろう。 か」
といった程度の選択肢しかなかったのだ。
 方向づけフェーズでは、期間/予算/利用技術の  翻って今日では、開発言語やデータベース、フレーム
選定など、プロジェクトの実施/中止を決めるための判 ワーク、ミドルウェア、サーバ機器、データ・センター、
断材料を集め、正しい選択を行うことに専念する。また、 回線、運用、保守など、あらゆる構成要素について複
必要であれば、より細かな要求を収集し、プロトタイプで 数の選択肢が存在する。組み合わせの数は膨大にあ
検証を行うこともある。つまり、要求を的確に把握し、適 り、その中から、顧客/プロジェクト/開発チームにとっ
切な技術を選択して、それらを用いた開発を成功させる て最適解となるソリューションを短期間で探し当てなけれ
ために必要なコスト/リソース/期間を高精度で見積も ばならない。ここで中心的な役割を担うのがITアーキテ
ることが求められるのだ。 クトだ。近年、この役割が注目を集めている理由は、ま
 こうした作業の中で、
ITアーキテクトは何を行うのか。 さにこの点にある。
この問いに対し、
「方向づけフェーズで、
ITアーキテクト  方向づけフェーズの終了時には、プロジェクト完了ま
はこの作業をする」などと一概に言うのは難しい。
ITアー でのロードマップが明確に決まり、成功を確信できている
キテクトは、すべての行動において、プロジェクトを左右 ことを目指す。プロジェクトを成功させるためには、まずIT

vol. プロジェクトを立ち上げるための
02 4原則【前編】

066 IT アーキテクト Vol.08

行動指針.indd 66 06.11.13 2:49:51 PM


アーキテクト自身が成功を確信しなければならない。  迷っている人に対して、お勧めのプランを提示すること
 前述したように、方向づけフェーズは、一般的にはプ もある。しかし、それも
「顧客が何を求めているのか」を
ロジェクト化する以前の期間を指す。具体的には、営 的確に把握するための手段であり、優れたコーディネー
業が提案している時点であったり、社内であれば企画 ターであれば、
「プランありき」で進めることはないだろう。
をプレゼンしている時点の話であったりする。したがって、
「自分には関係のない話だ」、
「上がやっていることでし アナリストとともに要求を明確化する
ょ」
と、見て見ぬ振りをすることはできる。しかし、プロジェ  システム開発も、上で述べた旅行の例とまったく同様
クトの実体が姿を見せ、読者がアサインされた段階で である。
は、もう方向づけフェーズは終わっている。つまり、プロジ  もはや、開発側の都合をユーザーに押し付ける時代
ェクトの行く末はほぼ決まっているのである。 ではない。開発側の価値は、いかに顧客の要望を「動
 読者がもし、
「開発プロジェクトでの自分の役割は火 くシステム」
として実現できるかという点に集約される。たと
消しのようなものだ」
と常々感じているのなら、自ら積極的 え、その顧客自身が、自分が求めるものに気づいていな
に方向づけフェーズに飛び込んでほしい。もしかすると、 いとしてもである。
開発プロジェクトが別の見え方をしてくるかもしれない。  しかし、
ITアーキテクトはそもそも
“技術屋”
だ。技術に
 以下に、
「方向づけフェーズの最初から参画すべし」 は長けているが、どの分野であれ、業務経験や業務知
という原則に関するポイントを記しておこう。 識は相対的に浅い。そこで、アナリストとの協業が重要
になる。アナリストは、少なくとも顧客と同じ目線で対話で
P o i n t
きる業務的な知識と経験を持っているはずだ。
●方向づけフェーズは、構想を実現に移そうとし
 そう、アナリストが要求を引き出し、
ITアーキテクトがそ
た瞬間から始まる
れを実現手段に変換するのである。要求と技術がトレー
●ITアーキテクトは、プロジェクトの方向性を決め
ドオフの関係にあるとき、両者は意見の相違でぶつかり
る中心人物である
合うこともあるだろう。そうして、互いの観点で意見を戦
●方向づけフェーズは、プロジェクト形態での活
わせる関係こそが、ともに役割に責任を持つ立場として
動ではないので、積極的に関与/参画する必
正しい姿なのである。
要がある

ITアーキテクトにとっての「重要な要求」
実現性の視点で  ITアーキテクトは、潜在的に、ユーザーとは異なる角

要求を検証すべし 度から要求を見ているものだ。エンドユーザーやアナリス
トは、
「業務にとっていかに有効であるか」、
「どうすれば
 例えるなら、
ITアーキテクトは「敏腕ツアー・コーディネ 効果的に利用できるか」
という観点で見る。一方、
ITア
ーター」であるべきだ。顧客の目的を知り、そこに潜む細 ーキテクトは、
「この要求をどのようにして実現するか」

かなこだわりを逃さずに織り込んで、満足してもらえる旅 考えながら要求を見る。この見方は間違いではないが、
を提供する。同じ
「パリに行きたい」
という要望でも、
「名 注意が必要だ。
所を巡りたいのか」、
「ゆっくりと街角を散策したいのか」  ITアーキテクトは、
「まず技術ありき」で考えてはならな
で、旅程や宿、移動手段はまったく変わってくる。価格
にこだわる人とオリジナリティにこだわる人とでは、選択肢 ※1 「営業SE」や「セールス・エンジニア」という肩書きで、営業とともに活動する組織
もある。この行動はプロジェクトの方向を決定づけるものなので、本来であれば、その組
の観点が違う。 織で最も優れた“トップ・アーキテクト”が行うべきである。

Unified Process
に学ぶ

ITアーキテクトの

行動指針 IT アーキテクト Vol.08 067

行動指針.indd 67 06.11.13 2:49:54 PM


い。
「(想定している)
この技術で、どの要求が実現でき □□する」
といった要求
るか」
と考えるのではなく、あくまでも
「システムとして実現 ●要求仕様:システムやソフトウェアの仕様。いわゆる要
する際に影響の大きな要求」
を識別する。 件定義の成果物となる機能定義
 技術で要求を選択することは、本末転倒である。例  また、この時点(つまり、方向づけフェーズの中)
で制
えば、
「ユーザー・インタフェースはWebブラウザで」
とい 約事項の収集を終わらせておくことも重要だ。特に、組
う要求であれば、何も難しくはない。実現手段はいくつも 織のルールや制約/規定は、
「最も強い要求」だという
思い浮かぶだろう。しかし、それと同時に、
「ドラッグ&ド 認識で臨む必要がある。まずはそうした制約の存在を
ロップ操作でレイアウトを自由に変えたい」
という要求があ 確認し、存在するのならば早期に把握する。
ったとしたらどうだろう。胸を張って「大丈夫です」
と言え  とりわけ、昨今の傾向として、特定の技術がEA(En
る人は少なくなるはずだ。 terprise Architecture)
や社内標準といったかたちで
 以下に、
ITアーキテクトが注目すべき要求の特徴を 「既定のもの」
として与えられるケースが多い。逆に、個
挙げておく。 別のシステムに関する規定や規約は、ユーザーの観点
●システムの典型的な振る舞いを持つ要求 では軽視されやすいものだ。それらは、
ITアーキテクトが
●他システムとの連携が必要な要求 積極的に引き出すことが必要になる。
●特殊な動作が求められる要求  同様に、
「非機能要求」
も、ユーザーが意識しにく
く、
●変更する場合の影響範囲が大きい要求 ITアーキテクトが積極的に引き出す必要があるものだ。
●信頼性/性能/セキュリティに関する要求 これもシステムの実現手段に大きく影響を与えるので、例
●利用可能な技術では実装が難しい要求 えば「ISO/IEC 9126(ソフトウェア製品の品質特性)」
 この中のどれかに当てはまるのであれば、それは「IT に規定されている品質モデル※ 2 の分類などを用いて、
アーキテクトにとっての重要な要求」
として識別し、書き 早い時点から漏れのないよう、網羅的に収集する必要
留めておく必要がある。 がある。
 要求を明確化して整理するという行為は、アナリストと
まずは要求を整理すること ITアーキテクトが最初に行う、最も重要な共同作業だ。
 要求は本来、曖昧なものである。しかし、要求には アナリストが埋もれている要求を引き出し、
ITアーキテクト
具体的な実現手段に対する要求も含まれる。そして、そ が技術による要求の実現性を判断して、要求との整合
れらの要求は、開発者の言う
「要求」
とは異なるもので 性を担保する。
ITアーキテクトは、要求に対して、常に
あることが多い。 「実現性」
という観点で臨む必要がある。その行動が、
 要求を聞きっぱなしで実現手段にまで思いを巡らせ 結果として「要求に含まれる曖昧さを解消する」
ことにつ
なければ、その要求が矛盾していたとしても気づかない。 ながる。
そして、その先に眠っている真の要求を引き出す機会す  なお、システムにとって重要な要求を識別して記録す
らないまま、開発が進んでいくことになる。 るための手段として、図2に示すように、要求一覧に「要
 要求を扱う際には、まずそれらを、以下の3 種類に分 求属性」を付与するのも有効である。こうした図を用い
類することをお勧めする。 れば、例えば「ユーザーにとっての優先度」や「使用頻
●要望:実現手段は特定されず、結果を求める要求。 度」
といったパラメータ
(要求属性)
で重要な要求を可
例えば「○○したい」
といった要求 視化し、識別することができる。また、
「複雑さ」や「作
●要件:特定の実現手段を念頭に置いた要求。結果 ※ 2 ISO/IEC9126
(JIS X 0129)
では、品質モデルとして
「機能性/信頼性/仕
様性/効率性/保守性/移植性」の観点で、ソフトウェアの能力を規定している。他
と矛盾している場合が多い。例えば、
「○○を使って の分類手法としては、ロバート・マーチン氏の「FURPS+モデル」 も有効だ。

vol. プロジェクトを立ち上げるための
02 4原則【前編】

068 IT アーキテクト Vol.08

行動指針.indd 68 06.11.13 2:49:54 PM


要求属性
図2:基本要件に付与する要求属性の例
基本要件ID 分類 基本要件 優先度 要求安定性 難易度 コスト
F001 機能 インターネットから予約/変更/取り消しができる 必須 高 低 中
F002 機能 3カ月後までの空席情報の照会ができる 重要 高 低 小
F003 機能 部屋タイプ別に空室紹介/予約ができる 重要 高 低 小
F004 機能 携帯電話から予約ができる 有用 低 高 大
F005 機能 代理店経由の予約も、インターネットで受け付けができる 有用 低 低 大
F006 機能 企業単位で、法人顧客向けの専用サイトを利用できる 重要 低 低 大
F007 機能 インターネットから利用履歴がダウンロードできる 有用 低 低 中
F008 機能 企業向けに一括請求ができる 重要 低 低 中
F009 機能 キャンペーンの追加/変更ができる 有用 低 低 中
F010 機能 オンライン会員専用のキャンペーンを実施できる 有用 低 低 中
F011 機能 オンライン会員の登録ができる 必須 高 低 中
F012 機能 獲得ポイントの確認ができる 有用 高 低 小
F013 機能 顧客タイプ別に、異なる割引率を設定できる 有用 低 低 小
F014 機能 顧客タイプ別に、異なる割引率を設定できる 有用 低 低 小
F015 機能 オンライン会員は、予約時にポイントを利用した割り引きが利用できる 有用 高 低 小
F016 機能 フロント担当者が、オンラインからの予約を修正できる 必須 高 低 小
F017 機能 オンライン/非オンラインの予約状況を一括して参照できる 有用 高 低 中
F018 機能 オンライン予約が、リアルタイムで在庫管理システムと連動する 必須 高 高 大
F019 ユーザービリティ オンライン会員の予約は、3クリック以内で完了する 重要 低 低 中
F020 ユーザービリティ 統一された画面デザインにする 重要 低 低 大

要求の「暗黙知」
を属性として付与し、可視化する

業量」により、
ITアーキテクトの想定を可視化して表現
フトウェアとしてのスペック)
」を区別する
することも可能だ。さらに、
「要求安定性」により、その要
●要求を分類して取り扱う
(JIS X 0129 の利
求が
“固いのか、柔らかいのか”
という状態を表すこともで
用)
きる。
●法律や規則/規定などの制約は、
「最も強い
 「システム開発の成否を左右する重要な要求を識別
要求」
として扱う
する」
うえで、
ITアーキテクトにとって「楽観視」や「思い
込み」は禁物である。これらは、致命傷にさえなりかねな
*  *  *
い。要求と制約を知り、要求の暗黙知を可視化すること
で初めて、要求を客観的に扱うことが可能になるのだ。  以上、今回は、方向づけフェーズにおける4原則のう
 それでは以下に、
「実現性の視点で要求を検証すべ ち、最初の2つについて解説した。次回は、残る2つに
し」
という原則のポイントをまとめておこう。 ついて詳しく説明する予定だ。

P o i n t
●アナリストが要求を引き出し、ITアーキテクトが 参考 『UML による統一ソフトウェア開発プロセス』
(著
者:イヴァー・ヤコブソン、ほか/発行:翔泳社/
それらを実現手段に変換する
文献 発行年:2000年)
●「IT アーキテクトにとって重要な要求」
を識別
『UMLモデリングのエッセンス 第2版』
(著者:マー
し、書き留めておく
(できれば、要求属性として チン・ファウラー/発行:翔泳社/発行年:2005
記載するのが望ましい) 年)

●少なくとも、
「要望(○○したい)」
と「要件(○ 『Software People Vol.8「特集3 要求プロセス
○することが必要)
」、「要求仕様
(システム・ソ の実行」(
』著者:岡 大勝、三宅 和之/発行:技
術評論社/発行年:2006年)

Unified Process
に学ぶ

ITアーキテクトの

行動指針 IT アーキテクト Vol.08 069

行動指針.indd 69 06.11.13 2:49:57 PM


マジ
シン
2つの作文
上流

 本題に入る前に、図 1に示す2つの文章を見比べて

カル
工程

キン みてほしい。これらはいずれも、筆者が最近目にした文
章である。
を生

 図1-①は、筆者の子供の作文だが、筆者も昔、この
・ロ
き抜

ような作文を書いた記憶があるので大変懐かしい。

 一方、図 1- ②は、
ITアーキテクトを目指すエンジニア
くた

が書いた、パッケージ製品に関する調査報告書の骨子
ジカ
め の﹁

だ。説明を簡単にするため、インタビュー結果の詳細な
説明は省いている。この報告書は、別に意味不明なわ
思考

けでもなく、このままでも特に問題ない場面も多い。実際、
ル・

筆者自身も、内輪向けの簡単な報告であれば、この程
術 ﹂を

度の記述で済ませることがある。しかし、
「上流工程で
の活動」を報告するというのであれば、このまま提出する
学ぶ

わけにはいかない。
 今回は、この2つの文章を例にとり、上流工程にふさ
わしい説得力の ある報告書の書き方を説明しよう。

ーン の活用で

ク・パ GAPS 分析
2 ま 起承転結は話を面白くするだけ
ロジッ ら
転結か
〜起承

第7回 明する
に ついて説 ・パ  図1-②の文章は、図1-①と比べれば内容そのものは
き方 ック
図 」の描 に は 、ロジ は 、 高度だが、構成がほとんど同じであることに注目してほし
め の る際 今回
は 、「理詰 告 書を作 述 べた。
前 回 ある報 ことを ロ ッ
ジ い。もし、この文章に対して改善を求めるとしたら、どのよ
説 得力の 的である 外 の 有用な
で 、 が効 果 以
の活用 ターン うなコメントが考えられるだろうか。すぐに思い浮かぶのは、
ターン 問 題 解決パ

介した てみた
い この文章を書いた部下に対し、上司が次のように言い
前回紹 を紹介し
ターン
ク・パ 聞かせている場面だ。
i
Hayash
Koichi
一 レクター
林浩テムズ
ディ

ウルシ
図 1:2つの文章

①動物の親子の絵 ②パッケージ調査報告書

起 動物園に行きました。 起 パッケージ調査の結果を報告する。

a l
最初に、
クマのところに行きました。 最初に、
カタログ調査を行った。

g ic
クマは奥で寝ていました。 製品 AとBとCには、同様の目的のシステム

a
への適用事例があった。

M al
次に、
ライオンのところに行きました。
次に、各社にデモをしてもらった。

ライオンは外にいましたが、1 頭だけでした。
承 製品 AとBならば、現状の業務に影響がなさ
そうだとのコメントを得た。

ic
次に、
ゾウのところに行きました。

og
次に、製品活用の技術支援が受けられるか

L
ゾウには子供がいました。 どうかを問い合わせた。

in g
製品 BとCのベンダーは、活用支援サービス
私はゾウの親子の絵を描きました。

k
があると回答した。

i n
宿題ができてよかったです。
以上のことから、製品 Bを詳細検討の候補と

Th

する。

070 IT アーキテクト Vol.08

マ�カルロ�カル.indd 70 06.11.13 8:05:22 PM


マジ
シン

カル
キン

・ロ


報告書は面白くなくてかまわない

カル
この報告書にはどうも
「メリハリ」
がないね。起承
 筆者が初めてプレゼンテーションの指導を受けたとき


転結ができていないよ
に、最も違和感を持ったのは、最初に話のアウトラインを
 筆者自身、何度かこうした言葉で指導された経験が 示すように指示されたことである。
「最初に手の内をばら
ある。読者の皆さんも、同じような経験をお持ちなのでは してしまったら、プレゼンがつまらなくなるじゃないか」
と思
ないだろうか。 ったのだ。
 この「起承転結」は、学校で教わる最もなじみ深いロ  今にして思えば、これは起承転結の発想から抜け出
ジック・パターンである。改めて解説するまでもないだろう せていなかったためだろう。今、プレゼンをたくさん見せ
が、これは「話を導入する
(起)
、それを受けて話を進める られる立場になってみると、起承転結は
“迷惑”
だというこ
(承)、話を大きく展開させる
(転)、話を締めく
くる(結)」 とがわかってくる。別に、物語として面白い報告など聞き
という流れで物語を展開するパターンだ。 たいわけではないのだ。
「前置きはいいから、何が言い
 この観点で見た場合、どちらの文章にも
「起」、
「承」、 たいのか、結論をさっさと示してくれ」
と言いたくなる。
「結」はあるものの、
「転」に当たる大きな展開がない。
そのため、
「メリハリがない」
と感じるのかもしれない。そこ 論理的なドキュメントの基本パターン
で、上記の指導に従って文章を修正してみることにしよ
う。  では、上流工程における活動の報告書に有効なロジ
 まず、子供の作文のほうに、
「最初は、ゾウのところで ック・パターンとは、どのようなものだろうか。それを明らか
も子供が見えなかった」
というエピソードを追加してみる にするために、まずは論理的なドキュメントの基本パター
(図 2- ①)。こうすると、少しひねりが加わり、話として多 ンを考えてみよう。
少は面白くなるかもしれない。  「主張が、論理的あるいはロジカルである」ためには、
 次に、報告書のほうにも、
「最初は、どの製品も要件 本連載の第 4 回(本誌 Vol.5 掲載)
でも説明したように、
を満たさなかった」
というエピソードを追加してみる
(図 2- 「①明確な主張」
と、「②その主張の論拠」、そして「③
②)。どんな活動でも、
1つくらいは予想外の出来事があ 主張が論拠によって正しく支持されていること」が必要だ
るものなので、それを
「転」に持ってくれば、話を面白くす (図 3)。これらがドキュメントの記述の中にそろっていれ
ることができるだろう。だが、
「転」を作ることと、
「報告書 ば、論理的だと言える。
として改善すること」は別問題である。  このことから、論理的なドキュメントの基本パターンは、

図 2:起承転結を取り入れた例 図 3:論理的な主張のための構成

①動物の親子の絵 ②パッケージ調査報告書 明確な主張


起 動物園に行きました。 起 パッケージ調査の結果を報告する。
正しく支持する

最初に、
クマのところに行きました。 最初に、
カタログ調査を行った。 主張の論拠

クマは奥で寝ていました。 製品 AとBとCには、同様の目的のシステム
承 への適用事例があった。

次に、
ライオンのところに行きました。
次に、各社にデモをしてもらった。
ライオンは外にいましたが、
1 頭だけでした。
製品 AとBならば、現状の業務に影響がなさ
そうだとのコメントを得た。
次に、
ゾウのところに行きました。
次に、製品活用の技術支援が受けられるか
ゾウには子供がいませんでした。親子の動物 どうかを問い合わせた。
転 がいなくて困ったなと思いました。
どのベンダーも、製品の活用支援サービスを
でも、もう一度よく見ると、親ゾウの後ろに子 承 提供していないことが判明した。
ゾウがいました。
パートナーを紹介してもらい、製品BとCについて、
私はゾウの親子の絵を描きました。 活用支援サービスを提供する業者を見つけた。

宿題ができてよかったです。 以上のことから、製品 Bを詳細検討の候補と

する。

Magical Logical Thinking

IT アーキテクト Vol.08 071

マ�カルロ�カル.indd 71 06.11.13 8:05:22 PM


活用
パターン2の析まで
ク・ S分
ロジッ からGAP
転結
第7回 〜起承

次のようになる。 改善できる。前述したように、
「論理的であるかどうか」
●導入:何について述べるのかを示す は、主張や根拠が提示される順序には影響を受けない。
●結論:どうしたいのか、どうすべきかという主張を書く しかし、報告書にとっては、
「どういう順序で主張や論拠
●論拠:主張の根拠となる事実や調査結果などを書く を提示するのか」は非常に重要だ。
 最初の「導入」
とは、いきなり
「主張(結論)」を書い
ても何のことかわからないので、初めに「何の話題なの 最初に目的を明確にする
か」
を明らかにするためのものだ。これがなくても話が通じ  この報告書の第1の弱点は、最後まで読まないと目的
る場合は、省略してもかまわない。論理的であるために がわからないという点にある。報告書の目的は、
「次期シ
は、主張が論拠によって正しく支持されていればよいのだ ステムで導入するパッケージについて、詳細検討するた
(図4-①)。 めの候補を絞り込みたい」
というものだ。しかし、
「何の
 また、論理性の観点からすれば、結論と論拠の順序 ためにパッケージを調査したのか」が最初に書かれてい
は逆でもかまわない
(図 4- ②)。
ドキュメントの読み手が、 ないので、最後になるまで、書かれている内容にどんな
時間がなく、すぐに結論を知りたがるせっかちな経営者 意味があるのかがわからない。これを解決するには、導
であるような場合には、結論を先にしたほうがよいだろう。 入部で目的を明確にすればよい
(図5)。
逆に、結論が衝撃的な場合や、十分な説明(論拠の  なお、この説明に対しては、次のような反論があるかも
提示)
なしには理解できないような場合には、結論を後 しれない。
回しにすることを検討しよう。結論を聞いた途端に頭に ●最後まで読めばわかるのなら、それでよいではないか
血が上り、そこから先の話を聞いてもらえなくなるようなケ ●最後まで読まなくても、報告書の文脈を考えれば、そ
ースは珍しくない。 の目的はわかるのではないか
 以上に説明した論理性の観点で言えば、図1に示し  抽象的な単語の多い技術書や、一読したくらいでは
た2つの文章には、どちらも導入/結論/論拠があるの 理解できない仕様書を読み慣れたITアーキテクトの中
で、十分な構成だと言える。文章の中身にまで踏み込ま には、
「足らない部分は頭の中で補いつつ読む」
ことを
ずに考えると、十分に論理的だと見なせる。ただし、 当たり前だと考える人がいたとしても不思議はない。しか
「報告書の構成」を検討する際には、論理性という観 し、それが通用しないのが上流工程の世界である。
点だけでは不十分だ。次節でその点について説明しよ  上流工程の報告書を作る際には、
「どこまで読んでも
う。
図 5:導入部の強化

導入部の強化で報告書を改善する 何のための報告書かを記述する
(Why)

導入部 何について述べるのかを記述する
(What)

 図 1- ②の報告書には、
2つの弱点がある。それらはい どんな構成で記述するのかを示す
(How)

ずれも、論理性よりも、むしろ時間あるいは順序に起因 導入部で示した構成で展開する
結論
するものだ。
 2つの弱点は、どちらも導入部を強化することによって 論拠

図 4:論理的な主張の基本パターン
①基本パターンA ②基本パターンB

導入部 何について述べるのかを記述する 導入部 何について述べるのかを記述する

結論 どうすべきか、
どうしたいのか
(主張)
を表明する 論拠 主張の論拠となる意見や事実を示す

正しく支持する 正しく支持する

論拠 主張の論拠となる意見や事実を示す 結論 どうすべきか、
どうしたいのか
(主張)
を表明する

072 IT アーキテクト Vol.08

マ�カルロ�カル.indd 72 06.11.13 8:05:23 PM


マジ
シン

カル
キン

・ロ


らえるかわからない」
ということを常に念頭に置く必要があ ントが使う
“怪しい技”
だと思われがちだが、気にすること

カル
る。なぜなら、それを読むのは、基本的に
“時間のない” はない。実施手順の記録が必要な場合を除けば、考


人たちだからだ。図1-②程度の短い報告書なら我慢で えた順や起きた順に書く必要などないのだ。
きるかもしれないが、長いものになるともう読んでもらえない。  こうして、導入部で目的や構成といった全体の枠組
いくら大切なことが書いてあっても、読んでもらえなかった みを示すだけで、報告書は見違えるほど良いものになる。
らそれまでである。大切なことは、なるべく最初に書いたほ 筆者も立場上、多くの報告書をレビューするが、導入
うがよい。 部をしっかりさせることでかなりの改善効果がある。導入
 また、文脈から意図を察してもらえると考えるのも、間 部は、報告書をプロフェッショナルなものにするうえで非
違いの元である。解釈は、読み手が持つ知識や経験 常に重要な部分なのだ。
によって変わるので、経営者がITアーキテクトと同じ文
章を読んで、同じように理解するとは思わないほうがよい ロジック・パターンで
だろう。 説得力のある構成を作る

構造の枠を示す  ここまで、報告書の導入部を改善する方法を説明し
 もう1つの弱点は、
「どこで終わるのか」が最後までわ てきた。次に、
「結論と論拠を的確に示すには、どのよう
からないという点だ。図 1- ②では、
「次に」
という接続詞 な構成にすべきか」
を考えてみたい。
を使い、実施したことを次々に書き連ねている。こうした  まず、先に説明した改善作業は、文章の中身をまっ
文章を書くと、
「考えが整理されていないのではないか」 たく考慮せずにできることだったという点に注目してほしい。
という印象を持たれてしまう。つまり、思いついたことを、 実は、結論を導くための構成についても、これと同じアプ
思いついた順序で書いたのではないかと疑われてしまう ローチを取ることができる。
のだ。  説得力のある論拠と主張の示し方には、定番の展
 前掲の図 1- ①が未熟なものに感じられる理由の1つ 開パターンがいくつかある。これは、システムの設計にデ
は、時間軸に沿って出来事を書いているところにある。 ザイン・パターンがあるのと同じことだ。本連載でロジック・
報告書をこれと同じ構成にすると、子供の作文と同じレ パターンと呼んでいるものがそれに当たる。このロジック・
ベルに見られてしまうので注意が必要だ。 パターンを活用することで、説得力のある報告書を書け
 こちらの弱点も、導入部を強化することによって克服で るようになる。
きる。つまり、導入部で「最初にどういう構成で書くのか」
を宣言すればよい。具体的には、図1-②の報告書であ 3つのロジック・パターン
れば、
「どういう実施項目を検討して、候補を絞るのか」  報告書全体の流れを決めるロジック・パターンは、ど
をあらかじめ示せばよいのだ。 のような問題領域でも使える汎用的なものだ。前述した
 なお、以上の説明に対しても、次のような反論がある 起承転結も、このパターンの1つである。ただし、前述し
かもしれない。 たように、この起承転結パターンは、話の展開を面白く
●本当は後からわかったことだったとしたら、最初からや するのには使えるが、報告書の説得力を高める目的に
るべきことが全部わかっていたように書くのは嘘になる は向いていない。
のではないか  以下に、筆者が報告書を作るときに活用している3種
 確かに、調査を進める中で、やるべきことの順序が明 類のロジック・パターンを紹介しよう。いずれも、上流工
らかになることはよくある。その発見の過程を読み手と共 程における活動で基本となる考え方をベースにしている
有したいという誘惑に駆られるかもしれないが、それはお ので、
ITアーキテクトの皆さんにはぜひ習得してほしい。
勧めしない。そうではなく、読み手にとってスムーズに理
解できるような順序で書くことに全力を注ぐべきだ。後で ①問題解決パターン
気づいた理屈は「後付けロジック」
と呼ばれ、コンサルタ  1つ目は、前回紹介した「問題解決パターン」である

Magical Logical Thinking

IT アーキテクト Vol.08 073

マ�カルロ�カル.indd 73 06.11.13 8:05:23 PM


活用
パターン2の析まで
ク・ S分
ロジッ からGAP
転結
第7回 〜起承

(図 6)。これは、解決したい問題が存在するとき、その  分割統治とは、最終的に達成したい目標を、より小さ
対策の検討結果を報告するためのパターンであり、以 く達成しやすい小目標に分割し、それぞれの小目標に対
下の順に展開する。 する施策を実行することで、最終的な目標の達成を図る
という考え方である。目標の分割は多段階に繰り返すこ
問題の明確化→要因の特定→対策の立案
とができ、その場合はツリー構造になる。このツリー構造
 問題に対して、いきなり対策をぶつけるのではなく、い は、本連載で何度か紹介した目的展開の構造と同じも
ったん要因分析を行って要因を明らかにしたうえで、そ のになる。
れを解消するための対策を提示するのだ。これにより、  上記の手順は、難しい問題の解決にあたって基本と
対症療法ではない根本的な問題解決が可能になる。 なるものであり、さまざまなバリエーションがある。例えば、
 このパターンで最も重要なことは、問題を正しく明確 「目標」を「仮説」
と読み替えることで、仮説検証に使う
化することである。
「何を問題ととらえるか」によって、最 こともできる。これは、実験のリポートなどでよく使われるも
終的な施策が変わってくるからだ。また、特定した問題 のなので、学生時代に理系学科を専攻された方にはな
の要因を正しくとらえ、その要因を確実に潰せる対策を じみ深いパターンだろう。なお、戦略コンサルタントの作
示すことも重要だ。このほかにも、気をつけるべきことがい 業の進め方の1つである仮説検証では、
「仮説」
を「論
くつかあるが、詳細については前回の記事を参照してほ 点」や「イシュー」
と呼ぶこともあるが、基本的な発想は
しい。 同じである。
 このパターンを使う際に気をつけるべきことは、小目標
②分割統治パターン を解決することで、自ずと上位の目標が解決されるような
 2つ目は、
「分割統治パターン」である
(図7)。これは、 構成にするという点である。
何らかの目標を達成するために、どういう手順で検討し
てきたのかを報告する際に使うものであり、以下の順に ③PDCAパターン
展開する。  3つ目は、
「PCDAパターン」だ
(図 8)。これは、
(施
策の)実行結果を反映し、その後の進め方を決めるよう
目標の明確化→小目標への展開→施策の実施
なときに用いるものであり、以下の順に展開する。
→実施結果の評価
計画の提示→実施項目の提示→実施結果の評
価→改善案の立案
図6:要因分析のモデルと問題解決パターン
●要因分析のモデル ●問題解決パターン
 PDCAとは、経営や業務などを継続的に改善するた
問題
導入部 問題を明確化する
めのマネジメント・サイクルのことで、
「計画(Plan)
に基
要因 要因 要因
論拠 要因を分析する
づいて実行(Do)
した結果を検証(Check)
し、それに

要因 要因
基づいて改善(Act)
すべき点を明らかにする」
という順
結論 対策を立案する 序で進める。このサイクルを繰り返すことにより、継続的
対策 対策

図7:目標展開のモデルと分割統治パターン 図 8:PDCAサイクルとPDCAパターン
●目標展開のモデル ●分割統治パターン ●PDCAサイクル ●PDCA パターン
目標
導入部 目標を明確化する 導入部 計画を提示する

小目標 小目標 小目標 改善 計画


論拠 小目標に展開する (Act) (Plan) 論拠 実施項目を提示する

小目標 小目標 施策を実行する 実施結果を評価する


評価 実行
(Check) (Do)

結論 実行結果を評価する 結論 改善策を立案する
施策 施策 施策 施策

074 IT アーキテクト Vol.08

マ�カルロ�カル.indd 74 06.11.13 8:05:23 PM


マジ
シン

カル
キン

・ロ


に品質や効率の改善が行えるわけだ。 する際に役立つ。このほかにもチェックすべきポイントがい

カル
 PDCAパターンは、このサイクルに沿って活動した結 くつかあるので、以下に挙げておこう。


果を示すためのロジック・パターンであり、活動結果の ○ 項目を出す観点が一貫していること
報告や定期的なレビューなどで利用することができる。 ○ 各項目の概念の粒度がほぼ同じになっていること
○ 各記述で主語や述語の関係などが統一されているこ
3つのパターンの合わせ技 と
 これらのパターンは、組み合わせて使うこともできる。 ○ 一定の基準に従って並べられていること
 例えば、問題解決パターンを使おうとしたときに、さま  各項目を、こうした原則に沿ったかたちで常にうまく整
ざまな問題があって優先順位を付けづらかったとしよう。 理できるとは限らない。しかし、上の原則を満たした状態
その場合は、分割統治パターンを用いて、当面(直接) になっているほうが、読み手の納得感は高まる。
の問題よりも上位の問題(目標)
を設定して、目的展開  ただし、原則に沿った項目出しは、大変な作業であ
のツリー構造を作る。そして、そのツリーの中に当面の問 る。また、これらの原則に従っているだけで、読み手に十
題を配置し、それによって問題間の優先順位を割り出 分な納得感を与えられるかどうかはわからない。
すのだ。逆に、分割統治パターンで個々の小目的(小  いずれにせよ、この作業の目的は、読み手が納得し
問題)
の位置づけを把握したうえで、それぞれの小問題 やすい項目を挙げることだという点を忘れないでいただき
に対して問題解決パターンを適用して施策を見つけると たい。
いった使い方もできる。 ●フレームワークの活用
 また、
PDCA パターンは、問題解決パターンや分割  項目出しの手間を省き、読み手の納得感を高めるた
統治パターンによって抽出した施策を実施する際に用 めのテクニックとして、すでに知られている
「項目の雛型」
いることも可能だ。逆に、実施した結果を評価してその を使うことが考えられる。このような雛型のことを、戦略コ
対策を考えるために、問題解決パターンや分割統治パ ンサルタントは「フレームワーク」
と呼んで活用している。
ターンを使うといったことも考えられる。 さまざまな理論やモデルがフレームワークとして使えるが、
事業戦略を検討する際によく用いられるものの例を以下
項目出しのルールとフレームワーク に紹介しておこう。
 ロジック・パターンは、全体の構成を決めるためのも ○ 3C:事業を分析する際に重要となる
「顧客(Custom
のだが、これをうまく活用するには、部分構造となる項目 er)」、
「自社(Company)」、
「競合(Competito
出しにも気をつける必要がある。つまり、構成要素となる r)」の3つの視点から成るフレームワーク。例えば、新
小問題や小目的を適切に抽出することが重要になるわ しい事業について検討するような場合、これを用いて
けだ。そのための方法として、項目出しのルールと、問 顧客/自社/競合に関連する要件をそれぞれ検討
題領域ごとに活用できるフレームワークを覚えておくと便 していく
利である。 ○ SWOT分析:経営戦略の方向性を確認するときなど
●項目出しのルール に、自社の内部環境と外部環境について、良い面と
 分割統治パターンでは、目標をどのような小目標に 悪い面を検討するためのフレームワーク。自社の内
分割するかが非常に重要になる。同様に、問題解決パ 部環境として「どんな強み
(Strength)
と弱み
(Weak
ターンでの問題の列挙、
PDCAパターンでの実施項目 ness)があるのか」、外部環境として「どんな機会
の列挙など、
「適切な項目を挙げる」
ことが、報告書の (Opportunity)
と脅威(Threat)
があるのか」を整
説得力を高めるうえで大きな役割を果たす。 理する。通常は、
2×2のマトリクスを使って分析する
 こうした項目出しを適切に行うには、一般的な原則が  また、システム企画の際にフレームワークとして使えるも
ある。その1つが、本連載で度々取り上げてきたMECE のも多いので、以下に例を挙げておこう。
(ミッシー)
だ。これは、
「漏れなく、すべての項目を洗い ○ PMBOK(Project Management Body of Kn
出せていること」、
「項目間にダブりがないこと」
をチェック :プロジェクト管理を遂行するための知識
owledge)

Magical Logical Thinking

IT アーキテクト Vol.08 075

マ�カルロ�カル.indd 75 06.11.13 8:05:24 PM


活用
パターン2の析まで
ク・ S分
ロジッ からGAP
転結
第7回 〜起承

図 9:GAPS2 分析
体系。プロジェクトの遂行に必要な観点として、スコ
ープ/時間/コスト/品質/人的資源/コミュニケ 経営者 業務部門

ーション/リスク/調達/統合管理を定めており、こ
目的(Goal)
のギャップ 業務(Activity)
のギャップ
れらの観点からプロジェクト管理の状態を検討する
○ :組織における業務
EA(EnterpriseArchitecture) 工程(Process)
のギャップ

や情報システムのあり方を規定した設計理念を示す 情報
システム
部門 技術(Skill)
のギャップ
もの。有名なEAフレームワークとして、米国連邦政
府のFEAF(Federal Enterprise Architecture
開発会社
Framework)
などがある。
FEAFでは、政策/業務
のあるべき姿に関する
「政策/業務体系(Business
Architecture)」、業務に必要なデータに関する
「デ プ」
という4つの視点から分析するもので、
G、A、
P、Sのギ
ータ体系(Data Architecture)」、業務を支援する ャプ
(gaps)
を分析することから、
GAPS2 分析と呼んでい
情報システムの形態に関する
「アプリケーション体系 る。このフレームワークは、システム開発の失敗要因を
(Application Architecture)」、システムを構築す 整理するための枠組みである
「GAPSモデル」の考え方
る際に適用する技術に関する
「技術体系(Technol を基にしている。
ogy Architecture)」
という4つの枠組み
(アーキテク  GAPSモデルでは、主要なステークホルダーであるユ
チャ)
を規定している。個々の企業のEAへの取り組 ーザー企業の経営者、ユーザー企業の情報システム
みを理解する際には、これらの観点を使うことができる 部門、ユーザー企業の業務部門、開発会社との間で、
●GAPS 分析 2
「ビジネス上のねらい」、
「業務知識」、
「プロジェクトの
 もう1つ、上記以外のフレームワークとして、筆者らが 状況」、
「技術に関する知識」が適切に共有されてい
開発した「GAPS 分析」
(図9)
を紹介しておこう。
2
ないことが、システム開発の失敗要因になるととらえている。
 これは、システム開発が失敗するリスクを、
「目的
(Goal)
のギャップ」、
「業務(Activity)
のギャップ」、
「工程(Process)
のギャップ」、
「技術(Skill)
のギャッ

回「 2
て、毎
か らと言っ 話して
く。だ 2つを
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つ つかな
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 図 1 詳細 を 書
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ありま
076 「3つ
IT アーキテクト Vol.08

マ�カルロ�カル.indd 76 06.11.13 8:05:24 PM


マジ
シン

カル
キン

・ロ


図 10:報告書の最終形 図 11:子供の作文の最終形

カル
パッケージ調査報告書 動物の親子の絵


導入
次期システムの開発工期短縮のために導入 「動物の親子の絵を描く」という宿題をするた
めに動物園に行きました。

導入
するパッケージについての調査結果を報告す
る。本報告は、詳細検討の前段として、
パッケ
ージの主要な要件を検討し、候補を絞り込む 親子の絵を描く動物は、外に出ていて、子供
ことを目的とする。

根拠
がいなければなりません。

パッケージ候補を絞り込む要件として、
「シス 動物園にいたクマとライオンとゾウのうち、外に
テムの目的への適合性」、
「現行業務との整 出ていて、子供がいたのはゾウだけでした。
合性」、
「製品活用技術の充足」という3 点か
ら検討を行った。

結論
そこで、宿題ではゾウの親子の絵を描きまし
①目的に適合するかどうかを調べるために、カ た。
タログ・ベースで適用実績を調査した結果、
製品 AとBとCには同様の事例があることが
わかった。
根拠

②現行業務との整合性を確認するため、各
社にデモをしてもらい、
ユーザーからは製品 A
とBならば現行業務には影響がなさそうだと
のコメントを得た。
ess)
の短縮が位置づけられており、それはこの調査の
③製品活用技術を充足するために、各社に
製品活用の技術支援が受けられるかどうかを 後に行う詳細検討による検証の主目的となる。
問い合わせた結果、製品 BとCは活用支援
サービスを受けられることがわかった。  このようにフレームワークを活用したことで、納得感が
結論

調査の結果、
すべての要件を満たす製品 Bを
詳細検討の候補とする。
高まるかどうかは読み手次第である。だがいずれにせよ、
「調査の目標をこれら3つの小目標に分割してよい」
とい
う合意が読み手との間でできてしまえば、後はこれらの項
目について検討することで、論理的に結論を導き出せる
そこで、上記4つの視点からプロジェクトの現状を分析し、 報告書が出来上がる。
どのような失敗リスクが潜んでいるのかを見つけるわけだ。
*  *  *
 このフレームワークは、プロジェクトの問題点を整理す
るために使うと便利なので、ぜひ試してみてほしい。  以上、今回は代表的なロジック・パターンを中心に
解説した。

分割統治パターンで  最後に、前掲の子供の作文を修正した例を図 11に

報告書を書き換える 示す。これも、図 10の例と同じ指針に基づいて書き換え


たものだ。結果的に、論理的ではあるかもしれないが、
 以上の内容を踏まえ、図 1- ②の報告書を分割統治 つまらない作文になってしまった。だが、子供の作文はと
パターンを使って書き換えた例が図 10である。ご覧のよ もかく、上流工程での報告書はつまらなくてもかまわない。
うに、
「詳細に検討するパッケージ製品の候補を絞り込 面白い話は、宴会のときのためにとっておこう。
む」
という目標を、
「パッケージが満たすべき主要な3つ
の要件について検討する」
という小目標に分割し、その
結果を踏まえて結論を導いている。この調査目標のさら
参 考 図 書

①『やさしい文章術』(著者:樋口 裕一/発行:中央公
論新社/発行年:2002 年)
に上位には、
「パッケージの導入可否を決定する」
とい
〜文章の書き方の基本パターンを押さえたい方にお勧め。
う目標があり、その前段の作業と位置づけているわけだ。
②『新版 MBAマネジメント・ブック』
(著者:グロービス・
そして、そのさらに上位には、
「次期システム開発の開発 マネジメント・インスティテュート/発行:ダイヤモンド
社/発行年:2002 年)
工程を短縮する」
といった目標があることもわかる。 〜上流系のフレームワークについて詳しく知りたい方にお勧
め。
 項目として挙げている主要な要件は、
「システム開発
③『間違いだらけのシステム開発』(著者:ウルシステム
の目的への適合性」、
「ユーザーの現行業務との整合 ズ/発行:翔泳社/発行年:2006 年)
〜システム開発の失敗要因を探るGAPSモデルについて詳
性」、
「必要な製品技術の充足」の3つだが、これらは
しく知りたい方にお勧め。
前述した GAPS 2 分析のフレームワークのうち、目的
④『イラスト版ロジカル・コミュニケーション』(著者:三森
(Goal)、業務(Activity)、技術(Skill)
の3つに当た ゆりか/発行:合同出版/発行年:2002 年)
〜海外で行われているコミュニケーション教育に興味がある
る。そして、調査自体の上位目標として、工程(Proc 方にお勧め。

Magical Logical Thinking

IT アーキテクト Vol.08 077

マ�カルロ�カル.indd 77 06.11.13 8:05:24 PM


エンジニアの価値を高める
業種/業態に固有の知識が
今回は、企業活動の根幹とも言える 「会計業務」について解説する。
会計業務は、企業が一定期間行った経営活動の結果を、
社内外で取り決めたルールや法律に基づき、
すべて「数値」に置き換える作業だと見ることができる。
そのため、会計システムの設計では、
業務上の関連法規やグループ会社との資本関係、経営方針、
そして管理システムに関する十分な知識が求められる。

大森 啓司 Keiji Ohmori

アクトコンサルタント
(http://www.act-con.jp )
代表取締役/ITコーディネーター/中小企業診断士
講座
業務知識

企業における会計業務 企業会計の種類と関連法規
 企業会計は、その目的によって「財
 まず、会計業務/システムの概要と、 務会計」
と「管理会計」に大別される
システムの設計を行うITアーキテクトが (表1)。
留意すべき主なポイントを俯瞰しておこう。  このうち、財務会計は、企業を取り巻
 企業会計では、社外に対しては「取 く利害関係者(ステークホルダー。具体
引先や投資家との関係」が、社内に対 的には、得意先や金融機関、株主な
しては「経営者が期待する経営管理情 ど)
に向けて、商法/証券取引法/税
報の管理レベルの成熟度の把握」が 法に基づいて運用される
(表 2に、財務
一義である。
そのため、
システムの設計に 会計に関連する法規の目的およびアウト
際しては、外部(取引先)
や現場(製造 プットを示す)。今年 5月に「会社法(通
/営業部門)
からの敏速な情報収集と 称:新会社法)」が施行され、企業統
柔軟なデータ加工、そしてタイムリーな 括の徹底や組織再編の制度が変更さ
情報開示に留意しなければならない。 れた。その結果、会計システムには、エン
第二回
会計業務
会計管理方針を踏まえたシステム設計﹂
求められるのは﹁ 関 連 法 規 、企 業の経 営 方 針 、

表1:財務会計と管理会計
財務会計 管理会計
営業戦略や財務戦略を立案/実行するための基
目的 企業の業績を外部に開示する
礎情報として活用する
利用者 企業を取り巻くステークホルダー 企業内部の経営者/管理者
会計の対象 企業単体もしくは企業グループ全体 事業部別/製品類別/プロジェクト別など
基準/ルール 商法/税法/商取法/会社法 企業独自の規則/ルール
情報の内容 過去のデータとその集計結果 過去のデータとその集計結果のほか、予算や予測

表2:財務会計関連法規
商法 証券取引法 税法 会社法
  ステークホルダーへの報告
企業の設立と運営方針の明
目的 公平な税金徴収
株主/債権者保護 投資家の保護 文化

対象 すべての企業 株式公開企業 すべての企業 すべての企業


貸借対照表
有価証券報告書 内部統制システム
(会計参与)
アウトプット
損益計算書 半期
(四半期)報告書 確定申告書 事業報告
利益処分表 連結財務諸表 株主資本等変動計算書

078 IT アーキテクト Vol.08

業務知識講座.indd 78 06.11.13 1:23:36 PM


(経営者やラインの管理者) で配慮すべき事項だが、会計システム
ドユーザー 入手
がより柔軟に使いこなせるような設計が の場合には、企業活動そのものがすべ ●ステップ2:財務諸表の単純合算
要求されるようになっている。例えば、経 て数値化してアウトプットされる。
しかし、
そ ●ステップ 3:連結調整仕訳(セグメント
「業績評価指標の中で、もそも企業活動そのものが、
営者であれば、 「適時」かつ 別)
投資キャッシュフローについては前期お 「正確」に把握するのが困難だという現 ●ステップ4:連結決算発表
よび四半期のストックの推移を見たい」、 実もある。  これらのステップの中で、必要な情報
ライン管理者であれば「ある製品群の  会計システムの構築では、このデー を短期間に収集して社内処理(監査、
棚卸損の発生推移を把握したい」など タ・エントリー
(データ入力)
に至るまでの 分析、役員承認)
を行い、また社内規
といった要求があるだろう。こうした要求 経緯をどのように設計するかにより、その 定とプロセスを十分に理解したうえで対
が生じた際、エンドユーザーが自ら数値 成否が決まる。特に、連結企業の場合 応していくことが重要である。上場企業
化/グラフ化できるように配慮する必要 には、自社だけでなく、関連会社/子 の場合、普通は決算の30日後、遅くとも
があるわけだ。また、不正防止やリスク 会社からの「適時性」、
「正確性」をど 60日後までに、連結/単体決算の同
管理、セキュリティ対策の面からも、万難 れだけ実現できるかが重要なポイントにな 時発表を行うのが一般的となりつつある。
を排す体制が必要である。 る。新会社法の条文が求めることを、自
 一方、管理会計は、企業内での管 社のシステムにどのようなかたちで反映す 財務会計/管理会計の
理を目的として、企 業 独自の基 準や るのかを考慮しなければならない。 システム化の動向
ルールに基づいて運用される。例えば、  さて、財務会計および管理会計のシ
製造業なら独自の原価管理手法を導 企業会計と連結会計業務 ステム化の流れだが、
これは企業規模に
入して精緻な原価管理を実施したり、  2000年4月から、新会計基準に基づ よって異なる。一般的には、
まず財務会
流通業なら店舗別/部門別、あるいは いて企業グループ全体を正しく評価する 計を中心にしたシステムが構築され、管
商品の単品管理を中心にした予算管 ために、企業単体での決算と連結決算 理会計は各部門で必要とされる管理レ
理/利益管理が行われたりする。その の順序が逆転し、
「連結財務諸表」が ベルに応じて、
財務会計から必要なデー
ため、財務会計とは、その目的が大きく 中心に据えられ、新たに「連結キャッシュ タを収集して活用するといった具合にな
異なる。 フロー計算書」が導入された。連結財 るようだ。
したがって、管理会計では、財
務諸表とは、グループ企業全体の業績 務会計を補完するかたちで、企業独自
新会社法を踏まえた を1つの財務諸表で表すものであり、シス の会計システムが導入される傾向にある
会計システム テム上では以下のステップで処理される。 (図1)

 ここで、今年度に施行された新会社 ●ステップ 1:子会社からの財務諸表  しかし、最近では、可能な限り両シス
法が、会計システムに与える影響を述べ
ておこう。
図1:企業会計のあるべき姿
 新会社法では、会計の記帳に関して、
「適時性」
と「正確性」が初めて条文化
仕訳伝票 財務諸表
された。
「適時性」
と「正確性」は、会
計システムだけでなく、すべてのシステム 財務会計

なるべく
予算/予測 共有化

予算管理
利益管理
管理会計
原価管理

IT アーキテクト Vol.08 079

業務知識講座.indd 79 06.11.13 1:23:37 PM


テムのプロセスを共通化できるようにして、  前述したとおり、財務会計の目的は、 ●財務会計に至るまでのプロセス
(リ
データの冗長性を排除したり、フレーム 企業の経営状況を投資家や金融機 ポーティング)
ワーク/コンポーネントの共通化を図るこ 関、取引先に開示することにある。開示 ●財務会計の最終プロセス
(決算)
とでシステム開 発 / 運用の効 率 化を する内容は企業規模によって大きく異な  ITアーキテクトは、
システム設計の段
図ったりすることが望まれるようになってい るが、財務諸表と呼ばれる
「損益計算 階でこれらのプロセスの処理について明
る。実際には、両システムを同時に刷新 書」、
「 貸借対照表」、
「キャッシュフロー 確な方針を確立し、経理/財務担当
するようなことはないだろうが、管理会計 計算書」が主な関連帳票となる。これら 者とシステム化の範囲およびシステムへの
で必要とされるデータの冗長性、運用 の帳票を迅速かつ正確に処理するた 入出力項目を検討しなければならない。
面ではワークシェアリングの活用なども考 めに、現場によるデータ・エントリーがス  以下、上記の各プロセスについて説明
慮に入れ、両システムの状況を客観的 ムーズに行え、
なおかつ現場への対応 する。
に把握したうえで設計に入ることが肝要 指示が的確に下せるよう、経営者/管
である。 理者が早期に実績を分析できるような 財務会計そのもののプロセス
システム設計が求められる。 (データ・エントリー)
財務会計の業務知識と  財務会計のプロセスは、大別して以  現場(営業部門や製造部門)
で発
システム設計時のポイント 下の3つに分けられ、これがそのまま財務 生する種々の取引や資金の移動の流
会計システムを構築する際のプロセスにも れを、財務会計システム上では「仕訳」
 続いては、財務会計に関する主な業 なる
(図2)
。 という簿記の基本知識に基づいて記帳
務知識と、システム設計の際のポイントに ●財務会計そのもののプロセス
(データ・ することが、企業会計の原則で定められ
ついて説明する。 エントリー) ている。

図2:財務会計のプロセス
データ・エントリー リポーティング 決算

主要簿 補助簿
決算開示
販売/仕入 売上/売掛金 (ネット上)
管理システム 仕入/買掛金
総勘定元帳

電子申告
補助簿 決算処理 連結決算
電子納税

生産管理 仕掛品/材料費 仕訳簿


システム 商品
決算開示
(ネット上)

経費入力

ネット決議

社内ネットワーク/インターネット

社員
(グループウェア) 役員/部門管理者 投資家

080 IT アーキテクト Vol.08

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講座
業務知識
 しかし、現場は簿記の概念に疎いの 「補助簿」の2 種類がある。主要簿は、 継がれるという流れだ。
で、現場に対しては可能な限り簡便な 決算処理を行うための帳簿であり、
これ  連結決算業務では、各子会社から
データ・エントリー用システムを導入するこ には取り引きを網羅的に記録する
「仕 の決算情報の早期収集、および親会
とが必要になる。例えば、
グループウェアに 訳簿」
と、勘定科目ごとに記録する
「総勘 社での相殺消去(主に、投資と資本の
備わるワークフロー機能を活用し、
Web 定元帳」
とがある。また、補助簿は、主 相殺消去、債権/債務の相殺消去、
上でいつでも、
どこからでも経費精算が行 要簿の総勘定元帳を補完するものであ 未実現利益の消去などがある)
、セグメ
えるようにするといった具合だ。また、上 り、特定の科目についての詳細が記録 ント情報の作成などを行う。連結決算
(例えば、 される。
司の承認手順もルール化し 業務のためのシステムを設計する際の
「記票後、
2営業日以内に通知がなけれ  リポーティング・システムを設計するうえ 重要なポイントは、以下の点となるだろう。
ば自動承認する」 、効率を上げるこ での留意点としては、主に以下が挙げら
など) ●グループ全体の勘定科目体系の統
となどが必要になるだろう。 れる。 一化:会計システム全体をスムーズに
 データ・エントリーにおけるもう1つの重 ●画面確認とアウトプットの必要性、活 稼働させられるかどうかは、勘定科目
要なプロセスは、業務系システムからのト 用頻度と活用のタイミング
(例えば、 体系に一貫した設計思想があるか
ランザクション・ベースでの自動仕訳処理 「毎週月曜日の10 時に役員がチェッ 否かにかかっていると言っても過言で
だ。今日、部門単位でのサーバ導入が クする」など) はない
進み、システム
(データ)
の分散化が推 ● 2 次加工の必要性(表計算ソフトや ●開示すべきセグメント情報の整備:現
進された結果、財務会計業務は可能 多次元ツールでの活用) 在、どのような項目
(事業部、所在地、
な限り現場で処理され、経理部での業 ●エンドユーザーに与えるデータ閲覧/ 国内外)
が要求されているのか、また
務は決算時の処理など特定部分に特 再加工に関する権限と、その管理方 今後要求される可能性があるのかと
化しつつある。よって、データ・エントリー 法 いったことのほかに、各項目の目的/
の仕組みの設計に際しては、現場での 内容/リードタイムをしっかりと確認す
分散化の範囲、業務系システムとのイン 財務会計の最終プロセス ることが重要だ
タフェースが大きな留意点となる。 (決算業務)  決算業務の最後のプロセスは、情報
 最後の決算業務には、大きく分けて 開示である。新会社法の施行により、経
財務会計に至るまでのプロセス 「決算整理」
「 、情報開示」 営に関する詳細情報をインターネット上
、連結決算」

(リポーティング) という3つのプロセスがある。 で開示したり、インターネット上で決議し
 日々の取引情報がタイムリーに入力さ  このうち、最初のプロセスが決算整理 たりすることが可能になった。これに伴い、
れるようになると、経理部や経営企画 だ。
このプロセスでは、実施棚卸に伴う 2008 年度より、これまで証券取引法で
(管理)部では、その情報が帳簿ごとの 売上原価の算定、原価償却費の計算、 年 2 回の開示が義務づけられていた決
履歴分析や予実対比、期内での予測 売上債権など引当金の計上といったも 算が、
今後は年4回に増やされる方向性
などのために、各種の分析/管理シス のがある。この決算整理が終わると、損 にある。これを踏まえて、今後は決算後
テム
(リポーティング・システム)上で活用 益計算書や貸借対照表などの財務諸 の開示作業の効率化、開示方法につ
されるようになる。 表が作られる。
そして、各企業の決算が いての十分な検討を行ってから設計に
 帳簿には、大きく分けて「主要簿」
と 終了すると、次の連結決算業務に引き 取りかかる必要があるだろう。

IT アーキテクト Vol.08 081

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財務会計システム設計時の ている。これらの法律が企業の会計業 に、システムをいかに実現するかが、設
留意点 務にどのような影響を及ぼす可能性があ 計を担うITアーキテクトに求められる重
 ここまで、財務会計に関する業務知 るのかを熟慮し、経営者層の方針も確 要な使命だと言える。
識とシステム設計時のポイントを説明して 認したうえでシステム化に取り組む必要
きたが、ここで再度、留意すべき点をまと がある。 管理会計の業務知識と
めておこう。 ②Webでの情報開示と      システム設計時のポイント
①会計関連法規を正しく理解する 決算処理のスピード化
 財務会計システムは、あくまでも法律  財務会計は、社外のステークホルダー  続いて、管理会計に関する業務知識
に準拠して構築されることが基本原則で (投資家や取引先、金融機関)
に向け と、システム設計時のポイントを説明しよう。
ある。ただし、この法律についても、時代 た情報開示を目的としている。インター  管理会計で扱う情報は、社内の経
の流れとともにその位置づけが変わってく ネットが普及した昨今、経営者には、財 営者/管理者が、今後の事業方針を
る。例えば、最近では、前述の新会社 務情報をいち早く開示する姿勢が求め 決定する際の基礎情報として活用するも
法や金融商品取引法に関心が集まっ られている。そうしたニーズにこたえるため のであり、財務会計とはその目的が異な
る。
そのため、前述したように、企業によっ
てそのプロセスやシステム構築上の留意
図3:管理会計のプロセス
点は異なるが、ここでは大まかなポイント
実行
を述べておく。

売上目標
管理会計のプロセス
 管理会計には、大別して以下の3つ
中長期計画
経営方針

予算編成

実績管理

原価管理 のプロセスがある
(図3)。
●経営方針策定から予算編成まで
●原価管理
利益管理
●利益管理
 管理会計システムの構築にあたって
は、上記の各プロセスの流れと要点を
しっかりと把握したうえで設計を行い、シ
ステム化を図らなければならない。
会計不信
 以下に、各プロセスの概要とシステム
 最近、国内企業の間では、
「日本 武鉄道とカネボウの粉飾決算が明ら 設計時の留意点を説明する。
版 SOX 法(金融商品取引法)」への かになり、
「会計不信」が問題となっ
対応が急務の課題として注目されてい た。
る。同法は2008年に施行される予定  日本版 SOX 法では、内部統制の 経営方針策定から予算編成まで
だが、実はその背景には、企業に対 強化に向け、具体的な社内体制や自  まず、会社運営の指針となる経営方
する
「会計不信」
がある。 己評価、監査基準を定めることになっ 針や事業方針に基づき、経営者は3〜
 SOX法は、米国で2002年に制定 ており、今後は業務プロセスの徹底し
された法律だ。この SOX 法が制定さ た
「文書化」
などにより、コストがかさむ
れる発端となったのは、その前年に起 ことが予想される。そのため、会計シ
きたエネルギー産業大手エンロンにお ステムには、監査機能の強化とともに、
ける巨額粉飾の発覚と経営破綻で さらなる効率化が求められることになる
あった。また国内でも、2004 年に西 だろう。

082 IT アーキテクト Vol.08

業務知識講座.indd 82 06.11.13 1:23:38 PM


講座
業務知識
5 年先を見据えた事業ビジョンを策定す 表3:原価管理の管理基準と種類
管理基準 種類 説明
る。また、役員
(管理者)
は、そのビジョン
実際原価計算 実際に発生した実績費用をすべて製品原価に反映する
原価の設定方法
に基づく事業計画を戦術レベルで検討 標準原価計算 製品ごとの基準原価を設定する

する。事業計画は、基本的には年度単 費用の対象範囲
部分原価計算 費用の一部を原価計算の対象から外す
全部原価計算 費用のすべてを原価計算の対象とする
位で作成され、毎年、次年度の数カ月 総合原価計算 製品ごとに計算
原価計算の単位
前に予算編成が行われる。予算編成 個別原価計算 受注単位ごとに計算

の内容には売上予算、経費予算があり、
このうち売上予算については、セグメント
(国内/海外)や部門/製品群など、 原価管理 ●売り上げなどに直接的には依存しな
種々の切り口で作成される。  原価管理は、例えば製造業なら、す い原価(つまり、間接費。例えば、総
 予算の検討方式には、経営者から べての費用を製品に関連づけることを目 務/経理部の人件費など)
の配賦
各事業部に予算が割り当てられる「割 的としており、その点でも重要な管理項 基準については、どのように考えてい
当予算方式」
と、現場の目標数値を合 目だ。近年は、売り上げよりも利益を重 るのか
計する「積上予算方式」があるが、経 視する企業が増えており、管理会計上
営者が業績評価指標と照らし合わせて も極めて重要な要素となっている。 利益管理
目標売上や利益を提示する割当予算  原価計算には、さまざまな分類(管理  管理会計における利益管理は、原
方式が一般的だ。一方、営業部などの 基準)
があり、業種業態、取り扱い商品 価管理と同様、非常に重要な項目だ。
現場部門からは、売上目標が積上予算 の特性や経営方針/管理目標によって 利益管理の目的は、
「必要な利益を達
として提示され、営業管理部や経理部 その手法は大きく異なる。表 3に、原価 成するための売上高の設定」、
「製品の
では、双方からの数字を比較して調整 管理に関する主な基準と種類を示す。 ライフサイクルに応じた目標利益の確
/検討を行い、最終予算が決定される。  企業にとって、原価管理(計算)は 保」などさまざまだが、売り上げよりも利
 予算は本来、将来のビジョンや目標 “生命線”
だとも言える。そのため、システ 益を重視した事業展開が望まれる昨
に向けて数値化されるものであり、組織 ム化を図る前に、まずは現状の原価管 今、利益管理の必要性は高まっている。
をコントロールする際にも活用される。予 理方針、課題と問題点、システム化を  利益管理のための手法としては「C
算編成の業務を支援するシステムの設 実施する際の留意点などについての検 VP(Cost/Value/Profit)分析」が知ら
計にあたっては、各現場が実施する目 討が必要になる。主な留意点は以下の れている。これは、売上高や操業度に応
標の検討スケジュール、積上/割当予 ようなものだ。 じて、変動する変動費と変動しない固
算との差異分析の方法などに関するス ●一般に、原価は「材料」、
「人件費」、 定費とに原価(費用)
を分解して分析す
テップを確認し、分析/検討をスムーズ 「経費」に分類されるが、今後コスト るというものだ。それにより、販売数量や
に行えるようにするためのルール化が必 削減を図っていくうえでの主要なポイン 売上金額に応じて、原価がどのように変
要になる。また、予算は、最終的には経 トはどれになるのか 動し、利益にどう影響を与えるのかを把
営者が決定することなので、
(経営者向 ●(製品の付加価値特性にもよるが)
ど 握するわけである
(次ページの図4)

けの)
プレゼンテーションを考慮したビ のようなロット
(単位)
で原価を把握す  変動費と固定費の配分(按分基準)
ジュアル化への配慮も求められる。 ることが望まれるのか は、
ある一定の基準に基づき、科目ごと

IT アーキテクト Vol.08 083

業務知識講座.indd 83 06.11.13 1:23:38 PM


図4:利益管理とCVP
の経営課題については、かなり精緻なレ
20
ベルでの情報提供が要求されると思っ
損益分岐点 ていただきたい。それにこたえるには、ま
(BEP:Break Even Point)
ず会社の経営方針、当該年度の重点
この部分は 事業をしっかりと理解したうえでのシステ

変動費 億円
黒字
変動費線 売上高 20億円
ム構築が要求される。
10
変動費 10億円
②利益管理と原価管理のあり方
限界利益 10億円

総費用 億円
10
売上高線
固定費 8億円  管理会計で主となるのは、利益管理
利益 2億円
18 と原価管理である。紙幅の都合上、本
稿ではこれらの概要を述べるにとどめた
固定費線
(固定費8億円) が、システム設計に際しては、各企業に
固定費 億円
損益分岐売上高は16億円
売上高/費用

この部分は赤字
8
おける
「利益」
と「原価」の現状と課題、
そして今後の取り組み方針を分析/把
︵億円︶

握していただきたい。
③エンドユーザー指向とセキュリティ対

に単純に集計される。
ここで言う
「ある一 会計システムの構築に際して必ず留意  これは会計システムに限ったことではな
定の基準」には「売上高」「
、従業員」、 すべきポイントを以下にまとめておく。前述 いが、システムの自由度を現場向けに高
「坪数」などがあり、これは科目の内容に した内容ではあるが、重要な点なので、 めれば高めるほど、より強靭な管理シス
よって異なる。原価管理と同様、どういっ 再度確認していただきたい。 テムが要求される。つまり、セキュリティや
た基準でデータを収集するのかを明確 ①管理会計システムは、経営目標の達 情報資産の管理を強く意識した設計が
にしておくことが重要だ。 成に向けたシステムである 求められるわけだ。そのため、システムの
 管理会計の目標は、あくまでも、経営 設計作業に当たるITアーキテクトには、
管理会計システム構築のポイント 者が現在有している経営資源を活用し 「現場指向」
と「管理対策」の狭間で
 管理会計に関するまとめとして、管理 て達成するものである。そのため、未達 の舵取りが要求される。

“会計アーキテクト”に
求められること
電子会計実務検定

 読者は、
「電子会計実務検定」
(htt 法についての知識、電子申告/電子
 以上に述べてきたように、会計システ
p://www.kentei.ne.jp/kaikei/)
とい 納税などネット社会への対応力、e- 文 ムの構築では、基本的に「組織体の把
うものをご存じだろうか。これは、商工 書法/XBRLなどの電子標準化への 握」
と「現場からの柔軟なデータ収集
会議所が実施しているもので、企業、 対策など多岐にわたる。実施方法に
方法」が重要になる。最後に、会計シス
特に中小企業においてコンピュータを は、実際の試験会場で受ける形態の
使った電子会計の実務に就く人材の ほかに、試験実施から合否判定までを テムの設計に携わるITアーキテクト、言
育成を目的としている。 インターネット上で行う形態も用意され
 検定試験の対象範囲は、会計ソフ ており、いつでも、どこでも試験を受け
トなどを活用した企業会計実務の能 ることができる。会計システムの開発
力、会計情報の多面的な活用能力、 に取り組む方は、一度挑戦してみては
販売/仕入など関連業務との連携方 いかがだろうか。

084 IT アーキテクト Vol.08

業務知識講座.indd 84 06.11.13 1:23:39 PM


講座
業務知識
うなれば“会計アーキテクト”
に押さえて
おいてほしいポイントを述べておこう。 IT化が企業に与えた影響
 インターネットは社会を大きく変革し  このように、IT 化は企業に対して大
必要とされる経営管理情報を たが、2001 年の商法改正により、そ きなコスト削減の機会をもたらすととも
見極める の波はいよいよ企業会計にも押し寄 に、企業の持ち主である個々の株主
せてきている。 に対しては、経営により容易に参加で
 約 10 年ほど前になるが、一時、会計
 具体的には、定款や株式名簿と きる環境をもたらしたと言える。今日、
データ・ウェアハウスが一世を風靡したこ いった会社関係書類の電子閲覧、株 会計システムそのものがその企業の
とがある。これは、過去数年間の仕訳 主総会の召集通知や議決権行使の “ビジネス・システム”
と評価される場合
データをすべて明細として保存し、求め 電子メール化、さらには決算書類など もあるので、時流に合致した、対外的
のインターネットを通じた公告などが可 にも良い影響をもたらすシステムを設
られる管理レベルで即座に必要な情報
能になったのだ。 計することが望まれる。
(仕訳)
を抽出し、収益や資産バランス
のチェックを行えるようにしようというシステ
ムだ。しかし、最近ではほとんど耳にする
ことがない。 組織形態の特性に留意する 基準や税制の改定にいかに迅速に対
 その理由は、科目に対する部門コード  連結決算が必要な企業の場合には、 応するか、関連会社や子会社、もしくは
や補助コードが、現場の変化に対応で 関連会社/子会社の数と規模、組織 事業部の経営状態をいかにしてタイム
きないからである。
そのため、
システムを再 力 を考慮したう リーに把握するか、会計内部の業務の
(特に会計部門の能力)
構築する際には、勘定科目などコード体 えで、管理連結会計上、必要となるIT 効率化をいかにして進めるかなど、考慮
系を検討するよりも先に、事業部/部門 アーキテクチャを検討しなければならな すべき課題は数多い。会計アーキテクト
/商品群もしくはプロジェクトごとに、どの い。 は、
こうした経営課題を常に念頭に置き
ような会計システムが必要なのかを検討  例えば、
「小規模な関連会社/子会 ながら、全体最適の観点で設計を検討
するのが好ましい。なぜなら、経営者は、 社が多数存在する場合、子会社にはク しなければならない。
売上損益/貸借よりも、
予算、
原価、利 ライアント端末のみを置く集中管理型と
*  *  *
益の視点から事業状況の
「数値」
を要 する」

「大規模/中規模の関連会社/
求してくる場合が多いからだ。 子会社が存在する場合には、
子会社単  以上、今回は会計業務の概要と、
IT
 このように、企業の内外でどのような 独型を検討する」、
さらに「さまざまな規模 アーキテクトに求められる基礎知識を解
経営管理情報が必要とされているのか の子会社がある場合には、両者のハイブ 説した。これらの知識を踏まえたうえで、
をよく見極めたうえでシステムを設計するこ リッド型にする」など、
いろいろな選択肢 現実には、企業の実態と管理/財務
とが必要になる。最近では、クライアント が考えられる。 上の優先事項、
そして経営方針に準じ
の性能向上に伴い、現場主体型のシス  このように、連結企業の場合、組織 た対応が必要になることを胆に命じてい
テム設計/開発が時流となっている。し 形態、組織の体力に応じた設計が必要 ただきたい。
かし、会計システムに関しては、センター になるわけだが、
これは単独企業の場合  次回は、共通業務のうち、販売管理
(ホスト)集中型の設計にしたほうが、運 にも当てはまる。各事業ごとに、いかにし 業務の知識について説明する予定であ
用面で楽になる場合もある。 て会計情報を早期に収集するか、会計 る。

IT アーキテクト Vol.08 085

業務知識講座.indd 85 06.11.13 1:23:40 PM


マネ
プロ
I T アーキテクトも
これくらい は 知って おきた い

終わらないプロジェクト ばならない。ここにおけるITA の役割は、


事実関係を正確に記録することだ。
 世の中には、さまざまな要因から
「終わ
らないプロジェクト」
が存在する。ITアーキ 変更管理と教訓の作成
テクト
(以下、
ITA)
が悪いためか、それとも
プロジェクト・マネジャー
(以下、PM)
にや  スコープ検証は、結果的に仕様変更
る気がないためかは定かではないが、とに につながることが多いが、土壇場になっ


P r o j e c t M a n a g e r

仕事
かくズルズルと時間だけがすぎていく。だ ての仕様変更は、時間がないので辛い。
が、プロジェクトは本来、計画どおりに開 これを避けるには、できるだけ早期に、な
始し、終結しなければならない。 おかつ部分的にでもよいから、成果物を
顧客に見せてスコープ検証のリハーサル

顧客の検収=スコープ検証 をしておく。すなわち
“小出し”
にするので

最終回 ある。その結果、仕様変更が生じたら、
 プロジェクトの終結手順はいろいろとあ PM の承認を受けたうえで課題ログとして
るが、ことIT 関連のプロジェクトに限って プロジェクトには 記録し、その作業に着手する。ITAは、決
「終わらせる」努力が必要
言えば、ほとんどの場合、その中に「納 して自分 1 人で仕様変更を受け入れては
品/検収」のステップが存在する。例え ならない。他のメンバーの作業に重大な
金子 則彦 Norihiko Kaneko

ば、
「ERP パッケージをカスタマイズして、 アイテック 情報処理技術教育研究所 講師 影響を及ぼすケースが多いからである。
運用サーバと一式で納品する」
といった  仕様変更と同時にやるべき作業に、
具合だ。したがって、プロジェクトの終結 「教訓の作成」
がある。教訓とは、
「こうし
には、成果物の納品と検収が必須にな いですよね?」 ておけばよかった」
というコメントのことだ。
る。と言うことは、プロジェクトを計画どお 顧客:
「耐障害性についてはOKだけど、 これを、プロジェクトの期間を通して蓄積
りに終結させるためには、計画どおりに成 このサーバはやけに遅くない? もっと速い し、公式化しておかなければならない。そ
果物を納品し、顧客の検収を受けなれば ものをイメージしていたんだけど。これでは して、プロジェクト終結時には、それらの
ならない。 ハンコは押せないなぁ」 教訓をプロジェクト終了文書に集約し、
 PMBOK
(Project Management B ITA:
「ちょっと待ってください。当初のス 母体組織のプロセス資産
(ノウハウ)
とする
ody Of Knowledge)
では、顧客の検収を コープでは、
『性能は二の次、信頼性重 (図 1)。教訓は、失敗の責任の所在を
「スコープ検証」
と呼んでいる。計画時に 視』
でしたよね?」 追及するためにではなく、将来のプロジェ
決めたスコープが、成果物ですべて網羅 顧客:
「それはそうだけど、この性能は論 クトをより効率的に運営するために作成
されているかどうかを顧客が検証するから 外でしょ。これじゃ使い物にならないよ」 するものである※1。
だ。このスコープ検証を手際良く受けるた  こんなとき、
ITAは回線速度やディスク・
*  *  *
めには、ITAとPM の協力が必要になる。 アクセスの限界など、技術的な話題を持
スコープ検証の場でよく見受けられる、次 ち出すものだが、正しい解決策は
「PMを  以上、6 回にわたってお届けしてきた本
のようなシーンを考えてみよう。 呼ぶ」
ことである。話がこじれる前に、ス 連載は、今回で終了となる。最後に、
PM
ITA:
「……このとおり、サーバは耐障害 コープ検証の現場にPMが立ち会い、利 とITA の協力関係の重要性が改めて認
性を備えた設計になっています。これでよ 害関係を調整して妥協点を見出さなけれ 識され、1つでも多くのプロジェクトが成功
裏に導かれることを祈念しつつ筆を置き
図1:教訓作成のフロー
たい。本連載にお付き合いいただいた方
スコープ検証
には、深く感謝する。
課題ログ 教訓 プロジェクト終了文書 次のプロジェクトへ!
※ 教訓は、仕様変更からのみ作成されるものではない。こ
変更管理
こで示したのは、あくまでも一例だ。

086 IT アーキテクト Vol.08

�ロマネ.indd 86 06.11.13 0:05:39 PM


B o oks
『ずっと受けたかった
ソフトウェアエンジニアリングの授業 1、2巻』
著者■鶴保 征城、駒谷 昇一
発行■翔泳社
価格■1、2巻ともに2,100円 新刊書籍情報

 ソフトウェア・エンジニアリ
ングの入門書。1、2 巻の 2
冊に分けて、情報システム
の企 画 提 案 、開 発プロセ
ス、設計/実装技術、テス
ト技術、品質管理手法、プ
ロジェクト・マネジメント手法
など、ソフトウェア・エンジニ
アリング全般にかかわる基
礎知識を体系的に説明して
いる。

『ITエンジニアのためのITSS V2がわかる本』
著者■高橋 秀典
発行■翔泳社
価格■2,940円

 「ITSS(IT スキル標準)
Ver.2」の解説書。ITSS の
概要や Ver.2 における変更
点などを紹 介したうえで、
ITSSを組織に導入する際
のポイントを解説。日立シス

﹁要求定義﹂の方法論を
テムアンドサービス、サイバ

実践的に解説した1冊
ード、パソナテック、リクルー
トなど、すでにITSSを導入し
ている企業における活用事 『本当に使える要求定義』
例も取り上げている。
著者■木村 哲
発行■日経BP社
発売■日経BP出版センター
価格■3,990円
『エンジニアのための時間管理術』
著者■トーマス・リモンチェリ
発行■オライリー・ジャパン
発売■オーム社  本書は、重要であると認識されてはいるもの
価格■2,415円
の、方法論としてはあまり明文化されていない
「要求定義」
というプロセスをテーマにした1 冊
 ITエンジニアを対象とした である。
タイム・マネジメントの解説
 デスマーチ・プロジェクトの
“王道パターン”

書。著者が独自に考案した
「サイクル・システム」という ある
「曖昧/不十分な要求定義に基づいてプ
手法に基づき、①作業リス
トやスケジュールの作成方
ロジェクトを推進した結果、後続の工程で問題
法、②文書化の進め方、③ が噴出する」
という事態を回避するには、どの
作業の自動化の方法、さら
には④上司とのコミュニケー
ようにして要求定義を進めていけばよいのかに
ションの取り方などを説明し ついて、事例を交えながら具体的に解説して
ている。
いる。随所で
「悪いケース」
を題材とした解説
がなされているので、実プロジェクトに参画した
経験のある方なら、共感を覚える部分が多くあ
『追跡!ネットワークセキュリティ24時 第二巻』 るはずだ。
著者■山羽 六
発行■IDGジャパン  また、本書の特徴として、発注側の視点を
価格■1,580円
踏まえて要求定義を解説していることが挙げら
れる。受注側にとっても、発注側がどのような
北中 康弘
アクセンチュア
グループ マネジャー
グローバルテクノロジーコンサルティング

視点でシステム構築プロジェクトを推進してい
 実際に発生した事例を基
に、さまざまなセキュリティ事
るのかを学ぶことが、
「顧客の望むシステム」

件/事故をフィクションとし 構築するためには重要である。
て描いた1 冊。消費者金融
会社の顧客情報が Winny  全体的に、IT に関する専門知識がなくても
によって流出した事件、セキ 読み進められる構成となっているので、受注
Yasuhiro Kitanaka

ュリティ製品の致命的なバ
グが原因で自治体のサーバ 側/発注側を問わず、システム開発プロジェク
がダウンした事故など、合計 トにかかわるすべてのステークホルダーに一読
11 のストーリーを取り上げて
いる。 してほしい1冊だと言える。

ITアーキテクト Vol.08 087

books.indd 87 06.11.13 2:14:26 PM


 “ラボ”
の名に似つかわしく、少数の精鋭エン 100 人には、音楽配信サービス
「ナップスター」
ジニアが各々の開発テーマに取り組むサイボウ の創業者も含まれていた。
ズ・ラボ。同ラボに所属する奥 一穂氏は現在、  その後、世界的にPalmの勢いがなくると、ビ
Youtubeやflickrといった情報共有サイ
トの英 ジネスは縮小整理へと向かうが、転んでもタダで
奥 一穂
語メニューを日本語化するWebブラウザ・エクス は起きないところがたくましい。空いた時間に企
テンション「Japanize」
を専ら手掛けている。 画したCGI 統合開発環境が、
IPA(情報処理

Vol. 07  開発テーマの半分は個人で選び、半分は会
社が指定する
「50%ルール」がサイボウズ・ラボ
推進機構)
の「未踏ソフトウェア創造事業」に
採択される。その出来栄えは高く評価され、奥
の特色の1つだ。
もっとも、
「技術が社会にどのよ 氏は「天才プログラマー」の認定を受けた。
うな影響を与えるのかに興味があり、コミュニケー  そして、その評判を聞きつけたサイボウズから
ション・ソフトが好き」
という奥氏にとって、個人/ ラボ入りのオファーを受け、
2005 年夏から参加し
会社の垣根はない。 ている。
「自分がやりたいのは、
Webブラウザや
 アーキテクトとしての原体験は、子供のころに プロトコルなどプラットフォーム技術の開発。リスク
移り住んだオーストラリアのメルボルンにある。完 があり、時間もかかるため、ある程度自由にやら
Kazuho Oku
全なる計画都市のありさまを見て、
“アーキテク せてもらえるのなら、大きな会社の傘下に入るの
チャ的なもの”
に興味を持ったと言う。 がよいと思った」
(奥氏)
からだ。
 時を経て1990 年代後半、大学に入った奥  氏は、
「自分のようなタイプの技術者は、
3割
氏は本領を発揮し始める。構内システムを開 打者のようにコンスタントにヒットを打ち続けなけれ
発/運用する情報センターに出入りしていたこ ばならない」
と言う。だが、氏の経歴を見ると、
ろ、
「構内にいる友達と連絡を取りたい」
と、だ 気負うことなく、ハイアベーレジで
“快打”
を放って
れがどこの端末を操作しているのかを即座に表 いる印象を受ける。目下の開発テーマである
示するシステムを開発した。携帯電話が今ほど Japanizeにしても、
「海外のサイトも使ってみた
普及していないころで、便利がられた。 いが、言葉の壁でためらっている」
というユーザ
 奥氏の名を一躍有名にしたのは、Palm の ーに広く受け入れられそうだ。
サイボウズ・ラボ

Webブラウザを世界で初めて開発したことだ。  自身のことを、
「普通のエンジニアとはちょっと
「Palmscape(後にXiino)」
と名付けられたその 違う引き出しを持っている」
と語る奥氏。氏の言
Webブラウザは、世界中で使われた。 う引き出しとは、視野や問題意識のことだ。特
 Palmが普及していた米国で、イノベーターと 定の分野に深入りはしないが、
「技術がどう影
しての奥氏は高い評価を得た。米国マサチュ 響するのか」
という視点で社会全体を見る――
ーセッツ工科大学(MIT)
が発行する技術レビ それが奥氏のスタンスである。
ュー誌において、
「2002 年 世界の若手研究  氏が育てた技術がラボを卒業し、鮮烈な
“長
者 100 名(TR 100)」の1 人に選ばれる。この 打”
となる日は近いかもしれない。

坂口 正憲 Masanori Sakaguchi

KOYO代表

P e r s o n a l H i s t o r y o f T o p A r c h i t e c t

088 IT アーキテクト Vol.08

履歴書.indd 88 06.11.13 2:16:24 PM


﹁技術が
どう影響するのか﹂という
視点で社会を見る

1977年 京都府生まれ
1997年 Palm OS 用 Webブラウザ「Palms
cape
(後のXiino) 」の開発を開始
1999年 東京大学を中退し、イリンクスに入
社。Palm OS用メール・ソフト 「Multi
Mail Pro」の国際化を手掛ける
2000年 イリンクス 取締役CTO (後に取締役
チーフ・アーキテクト) に就任。コンテ
ンツ配信システム「Palmscape Ch
annel
(後の Xiino Channel)」を開

2002年 MIT Technology Review誌におい
て、TR 100 に選出される。NTTドコ
モとコンテンツ圧縮配信システムを共
同開発し、サービスの提供を開始
2003年 ソフトウェア・ベンチャー、モビラス
代表取締役に就任
2004年 IPA の未踏ソフトウェア創造事業に、
自ら企画したCGI統合開発環境が採
択される
2005年 IPAより、 「天才プログラマー/スーパ
ークリエータ」 に認定される。同年、サ
イボウズ・ラボに入社し、現在に至る

趣味◎バイオリン
ブログ◎http://labs.cybozu.co.jp/blog/kazuho/

IT アーキテクト Vol.03 0ォト工芸
写真:東京フ 89

履歴書.indd 89 06.11.13 2:16:27 PM


『われはロボット』 ロボット工学3原則 ロボット
「スピーディ」
が、故障した光電池
バンクを修理するために必要なセレン※ 5
 筆者は高校生のとき、アシモフの著作  アシモフの「ロボットもの」に共通して を採取しに行く。しかし、セレン・プール
『永遠の終わり』
を読んで、映画や絵画、 登場するのが、表1に示すロボット工学3 の周りをぐるぐる周回するばかりで、いつ
音楽など、どんな芸術/文学でもかつて 原則だ。SF 作品では、ロボットが反乱を まで経っても帰ってこない。セレンが手に
経験したことのないほどの感動を覚えた。 起こして人間と敵対してしまう場面や、人 入らなければ、水星基地は電力が途絶
さすがにタイムマシンが作れるとは思わな 間を支配してしまうストーリーがよく見られ え、太陽熱にやられてしまう。
かったが、本気で物理学者になりたいと る。しかし、アシモフの作品では、ロボット  このときのスピーディの状態を表したも
思ったほどだ 。それくらいアシモフが好
※2
工学 3 原則があるので、ロボットが人間 のが、92 ページの図 1 のステート・マシン
きなのだが、今回は、筆者が初めて読ん に危害を加えたり、命令に逆らったりする 図である。スピーディは、ロボット工学 3
だアシモフの著作『われはロボット』※ 3を ことはない。 原則の第2条に従い、人間の命令どおり
取り上げたい。  ただし、ロボットが、人間が期待したと にセレン・プールへと向かう。しかし、セレ
 『われはロボット』は、1 9 4 0 年から おりに行動しない場合はある。ひどいとき ン・プールの周囲では有毒ガスの一酸化
1950年までに書かれたロボットに関連す には人間を見捨てたり、嘘をついたりす 炭素が発生しており、近づけばボディが
る作品を集めた短編集だ。この時代の る。しかし、一見不可解な行動も、実は 腐食してしまう。危険を察知したスピーデ
SF 作品を現代のテクノロジーの視点で ロボット工学 3 原則に従った結果である。 ィは、第 3 条に従ってセレン・プールから
見て、
「実現されているかどうか」
をうんぬ そして、
「なぜ、そのような行動をとったの 離れる。そして、身の危険が去ると、再
んするのは無意味である※ 4。ただし、冒 か」
という謎を、
「ロボット心理学者」
であ び第2条が発現してセレン・プールに向か

ロボットの
アーキテクチャ

アシモフの
頭でも述べたように、アシモフのロボット るスーザン・キャルヴィンが解明するとい
工学 3 原則は、その後さまざまな分野に うのが、
『われはロボット』
に共通するパタ
影響を及ぼしている重要なものだし、それ ーンだ。
以外のプロットも固有の世界観を持って  例えば、短編の 1 つである
『堂々めぐ
いて面白い。 り』
という作品では、水星に送り込まれた

SF作家のアイザック・アシモフは、俗に「ロボットもの」 と呼ばれる Vol.06


作品群の中で、 「ロボット工学3原則」 を提唱した。これは、
世界最初のコンピュータと言われるENIACが登場する前※1のことであり、
コンピュータなどまったくなかった時代だ。現在、彼が作った
「ロボット工学(Robotics)」
という言葉とともに、ロボット工学3原則の
考え方は、広く認知されている。ロボット工学の分野だけでなく、
航空機やコンピュータ・システムの「フェールセーフ」の考え方は、
ロボット工学3原則の影響を大いに受けていると筆者は思う。
今回は、ITアーキテクトにとってもまったく無縁ではない、
アシモフのロボットのアーキテクチャを探っていこう。

笠原 規男 Norio kasahara

豆蔵 主幹コンサルタント

イラスト:花くまゆうさく

※ 1 第 2 次世界大戦中、ミサイルの弾道計 ※ 3 原題は


『I,
Robot』。2004 年に映画化さ が、物語は水星を舞台としているため、液体と
算用に開発が進められたENIACが公開された れた(邦題は『アイ・ロボット』) のでご存じの方 して地表に溜まっている。これをセレン・プール
のは1946年、アシモフがロボット工学3原則を も多いだろう。アシモフの作品の中で、最も有 と呼ぶ。
提唱したのは、それ以前の1940年代前半であ 名なものの1つだ。
る。

※ 4 『われはロボット』 で描かれているのは、
※2 だが、筆者は英語の成績があまりに悪か 1996年から2052年の米国を中心とする地球
ったため、志望大学はどこにも受からず、物浬 と、太陽系のいくつかの惑星である。ちなみ
学者の夢は断念せざるをえなかった。たまたま1 に、作品の中では、 2044年から地球は連邦制
つだけ受かったのが工学部通信工学科であ になっている。
り、中学生のときから
「パソコン少年」だったこと
から、自然とこの業界へと歩むことになった。
※ 5 原子番号 34 の元素。常温では固体だ

090 IT アーキテクト Vol.08

勝手にアーキテクチャ.indd 90 06.11.13 8:38:56 PM


う。この繰り返しで無限ループに陥ってし する。 制御システム、航空機や自動車に搭載
まったわけだ。  このように、3 原則のはざまで葛藤した されるコンピュータなど、人命にかかわる
 通常ならば、第2条は第3条に優先す 結果、珍騒動を起こすロボットの話が『わ システムでは、安全性が最重要視され
るので、有毒ガスも顧みずにセレン・プー れはロボット』
にはいくつもある。 る。たとえ人命にかかわらなくても、利用
ルへと向かうはずだ。しかし、次の 2 つの 者に危害や損害を与えるようなことがあっ
理由から、第2条と第3条が拮抗してしま 現実世界での てはならない。また、安全性に次いで、
ったらしい。 ロボット工学3原則 仕様どおりに動作すること※ 9、そして正
①スピーディに対する人間の命令が、 常に稼働し続けること※ 10 が求められるだ
「スピーディ、セレンが少しばかりいる。  ロボット工学 3 原則は、合理的で読者 ろう。
採ってきてくれ」
という弱いものだったこ に支持されたため、他の SF 作家も採用
と※6 した※8。SF小説において、わざわざ断らな 陽電子頭脳
②スピーディは戦艦並みに高価なので、 くともよい「暗黙の了解」になったのであ
通常のロボットよりも第 3 条の発現が る。  『われはロボット』に登場するロボット
強化されていること※7  アシモフから直接的/間接的に影響 は、現代の産業ロボットと同じく、プログ
 最終的には、人間(主人)
が自らセレ を受けた工学者やエンジニアも多い。現 ラムされたとおりに動く機械である。しか
ン・プールの近くまで行って、その身を危 実のロボット工学でも、3 原則はそのまま し、その行動は、ユーモラスで人間臭い。
険にさらすことにより、第 1 条を発現させ 「不文律」になっていると言う。乗り物や その理由は、彼らの頭脳が「陽電子頭
て無限ループから脱出させることに成功 家電でも同様だ。
「①安全に、②望みの 脳」
であることに起因するようだ。
勝手に

機能/サービスを提供し、③壊れない」
と  陽電子頭脳は、
「人間の脳髄ほどの
アーキテクチャ分析

いうのは、製品の持つべき特性のプライ 大きさのプラチナ・イリジウムの海綿状の
Analyzing

オリティとして妥当なものである。 球体」
だという。陽電子をどうやって頭脳
 コンピュータ・システムにおいても、同 に使うのかは、詳しい説明がないのでわ
じことが言えるだろう。原子力発電所の からない※ 11 が、われわれが普段接してい
the
architecture

表1:ロボット工学3原則
条項 内容
第1条 ロボットは、人間に危害を加えてはならない。また、危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない
freely

ロボットは、人間に与えられた命令に服従しなければならない。ただし、与えられた命令が第1条に反する場合は、こ
第2条
の限りではない
第3条 ロボットは、第1条および第2条に反するおそれのない限り、自己を守らなければならない

※6 緊迫感のない言い回しだったため、主人 性の「機能性」
に相当する。
の命にかかわる問題だと認識されず、第 1 条は
発現しなかったそうだ。
※ 10 同じくソフトウェア品質特性の「信頼
性」に当たる。
※7 これは、スピーディを製造したUSロボット
社の仕様書に明記されているらしい。エンジニ
アの大好きな「仕様どおり」というわけだ。 ※ 11 アシモフが陽電子 (Positron)
を使った
のは、1932 年に発見されたばかりで目新しかっ
たからという単純な理由らしい。
※8 アシモフの自伝にそう記されている。

※ 9 ISO/IEC 9126 のソフトウェア品質特

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るノイマン型コンピュータとはまったく異な ている状態では、陽電子頭脳は非常に が歯止めになるという保証はなく、人間
るアーキテクチャを持つことは間違いなさ 負荷が高い状態になっていると推測され に危害を加えるおそれもある。このような
そうだ。 る。過負荷によって、陽電子頭脳が破壊 事態を防ぐために、最も確実に機能を停
 筆者は、陽電子頭脳とは量子ビット ※ 12
されてしまうのだろうか。 止するための手段として、
「壊れる」
よう
に陽電子を用いた量子コンピュータでは  陽電子頭脳がどんな技術から成るの になっていると考えることはできないだろう
ないかと推測している。量子コンピュータ かはわからないが、リレーを使っているわ か。
では、イオントラップという方法で電子を けはないだろう。頭脳そのものにメカニカ  現代のコンピュータであれば、緊急時
閉じ込め、電子のスピン ※13
を量子ビットと ルな稼働部分があるとは思えないから、 にシステムを停止する場合は、人間が電
して用いる方法がよく使われる。電荷の 機械的な破壊ではなさそうだ。電子回路 源を切る※ 14。しかし、ロボットは自律的な
プラス/マイナスが異なるだけの陽電子 が使われているのなら、高負荷によって システムだから、制御不能になっていると
を、電子と同じように量子ビットに使うこと 加熱し、回路が焼き切れてしまうこともあ きに、自分で自分の電源を切ることはでき
も不可能ではないだろう
(図2)
。 るだろう。しかし、
「電子計算機の目覚し ない。常に人間が近くにいて、機能停止
い進歩も、陽電子頭脳回路によって覆さ ボタンを押すことができるとも限らない。そ

究極のフェールセーフ れた」
との記述があるので、電子回路は こで、不測の事態が起きたときの究極の

「壊れる」 使われていない。結局、高負荷によって フェールセーフとして、陽電子頭脳が壊


壊れてしまうような理由は思い当たらな れるように設計されているのではないだろ
 陽電子頭脳は壊れやすい。ロボット い。 うか。
が、ロボット工学 3 原則のジレンマから行  本当は「壊れてしまう」のではなく、安
動を決定できないような状態になると、必 全のために「わざと壊れるように設計され ロボット心理学者
ずと言ってよいほど陽電子頭脳が壊れ ている」のではないだろうか。正常な判断
て、ロボットは機能を停止してしまうのであ ができなくなったロボットは、最悪の場  前述したように、
『われはロボット』に
る。 合、制御が効かなくなり、暴走してしまう は、スーザン・キャルヴィン女子が登場す
 行動を決定できず、無限ループに陥っ 可能性もある。暴走してしまえば、第1条 る。彼女は、史上初の「ロボット心理学

図1:スピーディのステートマシン図 図 2:陽電子のスピンによる量子ビット
|0> |1>

セレン採取命令を受諾

第 2 条が
支配的な状態

セレン採取命令が発動
do / セレン・プールに向かう

セレン・プールから セレン・プールに近づく
遠のく
有毒ガスの危険を察知 第 3 条が
do / 有毒ガスを回避する 支配的な状態

危険にさらされている主人を発見

第 1 条が
主人を救助する 支配的な状態

※12 Qubit。量子コンピュータで扱う情報の
ようになっている。このため、OSレベルでハング アップすると、電源スイッチを押す以外に方法
最小単位。通常のコンピュータにおけるビット アップしていると、電源を切ることができない。 がなく、ときどき電源スイッチのお世話にならざ
(Bit)
と違い、量子的に0と1を重ね合わせた状 ちなみに、筆者がかつて使っていたあるUNIX るをえない。その度にCEを呼ぶのはあまりに不
態を表すことができる。 サーバは、電源スイッチに非常ベルのようなカ 便なので、いつからか、元に戻らない電源スイ
バーがかかっていて、安易に押せないようにな ッチを、マイナス・ ドライバーでこじって戻してしま
っていた。カバーを外して電源スイッチを押す うという裏ワザが横行するようになってしまった。
※ 13 素粒子が持つ量子力学的な性質の 1 と、スイッチは元に戻らない。メーカーの CE(カ
つ。 スタマー・エンジニア)を呼ばないと、再び電源
を入れることができないような作りになっていた
のである。電源スイッチで電源を切るというの
※ 14 最近のコンピュータの電源スイッチは、 は、本当の非常事態だけにすべきことで、 「シャ
多くの場合、物理 (機械)的に電源を切る機構 ットダウン処理をきちんとしなかった場合、どこか
にはなっていない。電源ボタンを押すと、割り が壊れても知りませんよ」 というメーカーの意思
込みがかかって、シャットダウン・プロセスが走る 表示だ。ただ、OSがカーネル・レベルでハング

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勝手に
アーキテクチャ分析
者」であるという。ロボット心理学者は、 ドライに、躊躇することなくロボットを破壊 ずは入出力データやログから原因を究明
陽電子頭脳回路を調べたりはしない。あ する。本当のことを話すとキャルビィンが しようとする。手当たり次第にソース・コー
くまでも、ロボットに対して外部から刺激 傷つく
(第 1 条に違反)
からと嘘をついた ドを追いかけるわけではない。インプットに
を与え、その反応によってロボットの「心 ロボット※ 16 に対して、わざとジレンマに陥 対するビヘイビアによって原因を推測す
理状態」
を推し量るのだ。 るような命令をして、陽電子頭脳を壊した るという点では、ロボット心理学者と同じ
 例えば、人間をめがけて頭上から分銅 りする。 だ。
Vol.06

が落ちてくる。それを見たロボットは、人  初めて
『われはロボット』
を読んだとき、  もっと端的なのは、セキュリティ・コン

アシモフのロボットのアーキテクチャ
間を助けなければならないと考えるが、人 筆者は中学生だった。何でも白黒はっき サルタントの仕事である。彼らは、Webア
間とロボットの間にはガンマ線場がある。 りしていて、曖昧さがない点でコンピュー プリケーションのhiddenパラメータを改変
そのため、人間を助けようとすれば、その タが好きだったので、ロボットを擬人化し、 してレスポンスを見たり、入力フォームで
前に自らが破壊されてしまう。第1条は第 感情移入するような描写は気に入らなか SQLインジェクションが起こりやすいよう
3 条に優先するので、自らの命を投げ出 った。自然科学によって定義されたロボッ なデータを入力したりして、システムにセ
してでも人間を助けなければならないが、 トの行動を、人文科学である
「心理学」 キュリティ・ホールがないかどうかを調査す
自分が破壊されてしまっては、結局、人 で説明しようとする手法にも納得がいか る。システムがどのような構成になってい
間を助けることはできない。このような状 なかった※17。 るのか、どんなプログラミング言語が使わ
況に置かれたとき、ロボットがどのように れているのかといったことには関知しな
振る舞うのかを観察し、反応速度を計測 ITエンジニアの い。まるでキャルヴィン女子の仕事そのも
するなどして、心理状態を調べるのであ 「心理学者化」 のではないか。
る。  システムが複雑になり、コンポーネント
 キャルヴィンは、人間よりもロボットを  しかし、筆者は最近、自分がやってい 化が進むと、システム内でブラック・ボッ
信頼し、愛しんでいる。友情のような感 る仕事もロボット心理学者のそれと変わら クスとして扱う部分が増えてくる。エンジ
情※15を抱いてロボットに接している。しか ないなと思うことがある。例えば、本番稼 ニアが段々と心理学者化するのも無理
し、時には憎しみを抱いているかのように 働中のシステムで障害が発生すれば、ま はないのかもしれない。

できるだけ少ない嘘(現実にはありえないこと)
で、
いかに魅力ある世界を創造するかが、SF作品の肝だろう。
しかし、アシモフは、人間の心を読むロボットを登場させるなど、
荒唐無稽な設定も平気でする※18。
ウィリアム・ギブソンを初めとするサイバーパンク系のSFが
薄暗く汚い世界を舞台とするのに対して、
アシモフの作品が明るく、人間味にあふれているのは、
アシモフの良い意味での「いい加減さ」が
発揮された成果なのかもしれない。

※15 あるいは、調教師が競争馬に対して抱 ※ 17 筆者の身近に “フロイトかぶれ”


がいて、
くような感情と言ったほうが正確だろうか。 心理学という学問に良い印象を持っていなかっ
たせいもある。 「なぜ、ソース・コードを追わない
んだ」 としばしば思ったものだ(笑)。
※16 RB34号
(ハービイ)は、偶然に (設計さ
れたのではなく) 読心術を身に付けてしまった。
若き日のキャルビィンは、片思いしている男性 ※ 18 アシモフは、ボストン大学医学部で准
が自分のことをどう思っているのかをハービイに 教授を務めたこともある科学者で、科学の入
聞いた。すると、ハービイは相手もキャルヴィン 門書も多く執筆している。科学的知識が不足
のことを思っていると答えた。しかし、実際に している、あるいは科学的考察に欠けるという
は、相手は別の女性と結婚してしまう。正直に ことは決してない。アシモフ作品で非科学的な
答えるとキャルビィンが傷つくので、 「人間に危 設定が登場する部分は、すべて 「確信犯」
なの
害を加えてはいけない」 という第 1 条が発現し、 である。
ハービイは嘘をつくしかなかったのである。

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■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
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■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

l
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

開米 瑞浩
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

モデリングによる
情報分析の勘どころをつかむ
アイデアクラフト代表
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

f
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

Mizuhiro Kaimai
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
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■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

Vol.07
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

操作手順を抽象化せよ
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

ある携帯端末では、下記の手順でメールを送信することができる。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

しかし、この端末には、ほかにもよく似た手順で操作される機能が多数搭載されている。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

そこで、この手順を抽象化したモデルを作り、その操作モデルに
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

Q
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

「○○型オペレーション」といった名前を付けなさい。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

/送信手順
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

、メールの作成
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

端 末 X -5 1の
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

■携 ( 宛先入
メニューを選択 ◎キー押下
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

①「新規メール
作成」 宛先を入力→
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

入 力 開 始 →

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

下( 宛先
択→◎キー押
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

②宛先欄を選
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

( 題名入

力→◎キー押
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

) 題 名を 入
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

終 了 始 )→
力 ( 題名入力開
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


択→◎キー押
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

③題名欄を選 ( 本文入
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

ー押下
を入力→◎キ
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

力終了) 始 →
) 本 文
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


下( 本文入力
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

択→◎キー押
④本文欄を選
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

力終了) 送信される)
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

(ここで実際に
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

信 」ボ タ ンを押す 「OK」 ボタンを押す


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

⑤「 送 示を確認して

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


、 送 信 完了 」
⑥送信終了後
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

集を終了します
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

を破 棄して編
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

事 項 「 内 容
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

■ 特 記 ると 、 去さ
ーを押 下す 力した文字は消
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

中で「クリア」キ と、それまで入
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

● 各 手 順の途 ボ タン を 押 す
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

ここで「 YES 」
と表示される。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

か?」 面に戻る
押すと、元の画
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


」 タ ン
れる。また、 「 N O み省略不可
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

は自由。宛先の
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

の 入 力 順 序
、本文
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

●宛先、題名
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
094 IT アーキテクト Vol.08
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

頭の体操.indd 94 06.11.13 8:37:06 PM


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

A
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

 先日、新しい携帯電話を デザイン・パターンの発想 らは独立した


「○○パターン」
として一連
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

買ったときのことだ。新機 の操作手順を定義しておき、A や B の説
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

能の使い方がよくわからな  例えば、表計算ソフトとワープロ・ソフト 明の最初に、


「操作手順は○○パターン
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

かったため、取 扱 説 明 書 を例にとってみよう。片や表計算、片や に準じる」


といった注釈を追加しておくと
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

(操作マニュアル) を読む必 文書作成と、やることは違っていても、ど 話が早い。そうすれば、長い手順であっ


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

要があった。そして一応、 ちらも
「ファイルを開いて
(OPEN)
、編集 ても、すぐに「ああ、いつものあのやり方
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

そのときの問題はすぐに解決した。何か して
(EDIT)
、保存して
(SAVE)
、閉じる でよいのだな」
と判断できるようになる。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
というと
「わかりにくい」
と批判されること (CLOSE)
」という大筋の手順は変わらな  本誌読者であれば、すでにお気づきだ
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■の多いのが
■ ■ ■ ■ ■ ■ 「マニュアル」 である。
■ ■ ■ ■ だが実
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ い。
■ ■ ■そこで、 各操作の頭文字を取って、 ろ■う。
■ ■そ
■う、
■ ■ これは要するに、
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■「デザイ
■ ■ ■ ■ ■ン
■・
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

際には、携帯電話に限らず、さまざまな この手順を例えば「OESCパターン」
と呼 パターン」の発想を使うということだ。プロ
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家電製品のマニュアルの構成は、この ぶことができるだろう
(図1)
。 グラム・コードの設計をパターン化して理
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10年ほどの間にどんどん良くなってきてい  このように、共通するパターンがあるの 解しやすくするデザイン・パターンの発想


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るように感じる。とは言え、不満がまったく なら、それがはっきりとわかるように書いた を、操作手順の設計とその説明にも使え


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なかったわけではない。そこで、今回の ほうがよい。ここで例に挙げたOESC パ ばよいのに――そうした不満を筆者は持


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出題を思いついた次第だ。 ターンなら、その手順は4ステップにすぎ ったわけだ。


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 出題文にもあるとおり、そのマニュア ないが、複雑な手順になると、
10ステップ
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ルにはよく似た手順で操作する機能が無 を超えるものもあるだろう。そうなると、例 マニュアルでは難しいとしても


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数にあった。そして、それぞれについて、 えばAとBという2つの機能の操作手順が
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逐一同じ手順が書かれていた。と言って まったく同じパターンを順守していたとして  そうは言っても、現実には、これをマニ


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も、実際には出題文のような無味乾燥な も、個々の説明からそれを読み取るのは ュアルに適用するのは難しいのかもしれ


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個条書きではなく、アイコンやフォントなど 難しくなる。
「Aはこの手順だったから、B ない。ユーザー・マニュアルと言っても、
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が適切に工夫されており、わかりやすかっ も多分同じだろう」
という推測は一応でき どのレベルのユーザーを対象にするのか
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た。よって、個別の機能についての記述 るのだが、それは推測であって確証では で、恐らく話が違ってくる。特にコンシュ


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に特に不満はない。問題なのは、多くの ない。確証を得るためには、最後まで読 ーマー製品の場合、
「抽象化」
という考
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個別機能に共通の「パターン」に対する んで確認しなければならないのだ。 え方に対応できるユーザーばかりではな


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視点が欠けているということである。  それよりは、 AやBなどの個別の手順か い。 「○○パターンを順守」 などと書くこと


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図1:共通のパターンを考える
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ファ イルを開く
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計算式/データを入力する 文章を入力する EDIT
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抽象化 OESCパターンと呼べる
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■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
IT アーキテクト Vol.08 095
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■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

頭の体操.indd 95 06.11.13 8:37:08 PM


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

で、かえってややこしい印象を与えたり、 きる場合もあるが、逆に語句を追加する らいが限界である。そこで、続いては、こ


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

混乱させてしまったりするおそれもあるは ことも考えてみるとよい。大抵の場合、 の構造を分析して図解してみよう。


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

ずだ。それを考えると、なかなか難しいと 語句を削ることには
「意味を広げる」効果
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

ころがあるわけで、実際のマニュアルでこ がある。それに対して、語句を増やすと 構造化定理は永遠なり


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

の方法が使われていないのはやむをえな 「別の視点が出てくる」 ことがある。


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

い気はする。  例えば、同じ①の手順を
「新規メール  構造を分析するうえで役立つのは、構
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

 ただし、IT アーキテクトとなると話は別 作成手順開始」


と呼んでみよう。
「作成」 造化定理である。あまりにも初歩的なも
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
だ。ITアーキテクトなら、この程度の抽象 とは、文字どおり何かを
「作る」
ことを意味 のなので忘れられているかもしれないが、
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 化は難な
■ ■ ■ ■ ■ く
■ こなせるはずだ
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■し、
■ ■また、
■ ■ ■ そ
■ う で■ ■ ■ ■するので、
■ ■ ■ ■ ■ ■読み手の意識は自然と ■ ■ ■ ■ ■ ■ 「すべてのプログラムは、
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 「作ら ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■順序/判断/
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

なければパターンを駆使した設計はできな れるもの(メール)」に向く。一方の「開 繰り返しの基本制御構造の組み合わせ


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

いだろう。 始」
は、何かを
「始める」
わけだから、後に で書ける」
とするアレのことだ。
「今さらそ
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

続く手順に意識が向くという違いがある。 んな基本的な理屈が役に立つのか」 と馬
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

個々の文言を抽象化せよ 実際のところ、どんな機能であれ、多くの 鹿にしてはいけない。基本というのは、


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■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

場合は最初に開始操作が必要なわけ 永遠に役に立つから基本なのである。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

 それでは、そろそろ解答に取りかかろ で、ここは「開始」
だけを残しても問題な  ところが、実際には、この基本がおろ
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
う。まずは、個々の文言を抽象化してみ いだろう。このように、違う視点を得るた そかにされているケースが非常に多い。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

るのが手っ取り早い。例えば、手順①に めには、
「いったん語句を増やしてから削 現に、今回の出題にしても、図 2 のよう
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
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■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

は「新規メール作成」
という具体的な名 る」
という方法も有効だ。 に抽象化して
「パラメータA、B、C」
という
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

前が入っている。ここから
「メール」
を削っ  以上の作業をすべての手順に対して かたちで書いてみると、ほぼ同じ文言とな
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

て「新規作成」
とすると、メール以外の 行った例が図 2である。手順の最初であ り、この「繰り返し」ぶりがよりはっきりとわ
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

「新規作成」
も表現できるようになる。つ る①と、最後の⑥には、文字どおり
「開 かるようになる。もし、最初から基本を徹
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

まり、抽象化されたわけだ。 始」
と「終了」
という語句を使っている。ま 底していたら、手順②〜④は次のように
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

 このように、特定の操作を指す文言を た、②〜④はすべて「パラメータ」 として 書かれていたことだろう。


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
すべて抽象的なものに変更してしまうの 抽象化し、さらに⑤は
「送信」の代わりに
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

②パラメータ入力
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

である。その際には、上のように
「メール」 「実行」
としている。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
a.宛先
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

という特定の語句を削ることで抽象化で  文言のレベルでできる抽象化はこれく
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
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図2:文言のレベルでの抽象化
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
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■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■携帯端末 X-51で、 頻繁に使われる操作手順
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

①○○機能の手順開始
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ②パラ メータA
■ ■ ■欄を選択→入力開始→パラ メータA 入力→入力終了
順序

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
③パラメータB 欄を選択→入力開始→パラメータB 入力→入力終了
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
繰り返し
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ④パラ メータC
■ ■ ■ ■ ■ ■欄を選択→入力開始→パラ メータC
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■入力→入力終了
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
⑤○○機能の実行
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ⑥○○機能の終了を確認
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
096 IT アーキテクト Vol.08
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

頭の体操.indd 96 06.11.13 8:37:09 PM


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

系の操作は、任意のタイミングで指示さ い。つまり、名前は、できるだけ対象の性
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
b.題名
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

れることがあるため、シーケンシャルな手 質を的確に表現したものとし、なおかつ短
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

c.本文
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

順の中には書きにくい。しかし、横方向に いほうがよい。もっとも、これを両立させる
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

 要するに、
「宛先」、
「題名」、
「本文」 「モード」
を分けておくと、
「『クリア』
は強 のは難しい場合もあるので、絶対条件で
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

の 3 項目については、 「パラメータに属す 制的にモードを1 つ左に抜ける働きをす はなく、あくまでも努力目標である。


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

るデータの入力」
という同一の手順の繰 る」
というかたちでシンプルに理解できる。  今回出題したオペレーションについて、
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

り返しになっており、それを表現するには  また、
「入力操作(複数種)」に関して 筆者は初め、
「実行型オペレーション」

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
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上の書き方のほうが良いのである。 は、パラメータの入力順序や省略の可否 いう名前を考えた。と言うのも、最終的に
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ このこ
■ ■ ■ ■ ■と
■を踏ま えて構造化
■ ■ ■ ■ ■ ■ したパターン
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ などについて、
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 図の最下部に示したよ う■ ■ ■「実行」
■ ■ ■ ■ ■ ボタ
■ ■ ンでその機能が実行さ
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ れるか
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

を図解すると、例えば図3のようになる。 に、文章として注釈を入れておくことも有 らである。


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

 ご覧のように、縦方向に時間軸を、横 効だ。図解しにくいものは、文章で補足  次に「パラメータ実行型オペレーショ


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方向に「待機」、 「オペレーション」、 「パ すればよいのである。何もすべてを図解 ン」 という名前を考えた。実行するにあた


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■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

ラメータ・エントリー」
という3 つのモードを する必要はないのであって、微妙なロジッ って、パラメータの指定が必要であること
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

取っている。図を見れば一目瞭然だが、 クについては文章を使ったほうがうまく説 を表現するには、このほうがよいからだ。


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
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待機状態で
「開始操作」
をするとオペレー 明できるのだ。  そして、最終的には
「マルチパラメータ
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
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ションが始まる。そのオペレーションは、 実行型オペレーション」
とした。パラメータ
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

「パラメータ入力→実行→終了」
という流 最後に名前を付ける が 1 つではなく複数あることまで盛り込ん
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
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■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

れになる。そして、最後に終了操作をす だ名前にしたわけだ。その結果、かなり長
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

ることで、待機状態に戻る。また、パラメ  そして、最後に肝心なのは、このパター くなったものの、その分、このパターンの


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

ータは複数あり、その1つ1つを
「パラメー ンに「ユニークな名前を付ける」
ことであ 特性を連想しやすくなったはずである。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

タ・エントリー・モード」
に移って入力する。 る。人間は、名前の付いていないものは  ITアーキテクトの仕事には、問題を抽
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

ざっとこのような操作系なのだ。 なかなか覚えられないものだ。だからと言 象化して考えなければならない局面が非


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

 このように、横方向に「モード軸」 を使 って、 「タイプ 1オペレーション」のような 常に多い。今回の携帯電話のように、


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
うことの利点の1つは、
「クリア」
キーの意 “記号/暗号もどき”
の名前では、ピンと 普段から身近にあるさまざまな
「オペレー
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

味を簡潔に理解できることだ。
「『クリア』 来ない。人の意識にしっかりと印象を刻 ション」
を抽象化してみるのは良い練習に
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

キーの押下」のような 「例外/取り消し」 み込むには、意味のある名前が望まし なることだろう。


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
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図3:構造化の考え方を応用して整理した操作手順
(マルチパラメータ実行型オペレーション)
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
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待機モード オペレーション・モード パラメータ・エントリー・モード
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
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開始操作
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入力開始操作
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
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パラメータ入力操作
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
(複数種)
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
入力操作
待機状態
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
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実行操作
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

入力終了操作
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
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終了操作
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
Vol.07
抽象化せよ
操作手順を

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
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■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
「クリア」 キーの効果
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
 「クリア」 キーは、 モードを強制的に1つ左に抜ける働きをする。 パラメータ・エントリー・モードで
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
「クリア」 キーを押下するとオペレーション・モードへ、 オペレーション・モードで 「クリア」 キーを押下
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■する
■ と待機モー
■ ■ ■ ■ ドへ抜ける。
■ ■ ■ ■ ■ なお、
■ ■「クリ
■ ■ ア」キーの押下で表示さ
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ れる確認画面で
■ ■ ■ ■ ■ ■「NO」
■ ■ ■ボタ
■ ン
■ を押
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■した場合は、 何もなかったこ
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■とにする。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

パラメータの順序と省略可否
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
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■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
 基本的に、 各パラメータの入力順序は任意であり、 またすべて省略可能である。 ただし、 個々の
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
機能において特別仕様が規定されている場合は、 その限りではない。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
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IT アーキテクト Vol.08 097
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頭の体操.indd 97 06.11.13 8:37:11 PM


デジタル・カメラ 全国共通図書カード
■提供:IDGジャパン ■提供:IDGジャパン
■1名様 ■1名様

1 2
 デジタル・カメラ (オリンパス
「CAMEDIA FE-180」)
を1  全国共通図書カード (3,00
名様に。約 500 枚の撮影が 0円分)を1名様に。はつか大
可能な長寿命電池を採用。 根を食べるピーターラビットが
大型で見やすい液晶モニタ デザインされた可愛らしい図書
(2.5型/11.5万画素) を搭載 カードは、全国の書店で使えま
しています。 す。贈り物にもどうぞ。

書籍
『本当に使える要求定義』

■提供:日経BP社
■1名様

■応募方法
3
巻末のとじ込みアンケート・ハガキに、
第1希望/第2希望のプレゼント番号をご記入のうえ、お送りください。
■応募締め切り
2006年12月25日
(月)
消印有効
1名様1製品の当選とさせていただきます。  87ページで紹介している書
なお、当選者は本誌Vol.9(2007年1月24日発売)
で発表いたします。 籍『本当に使える要求定義』

P resent
を1名様に。要求定義フェーズ
の作業手順や、 作成するドキュ
メント、
起こりがちなトラブルとそ
の対策などを説明しています。

書籍
『ずっと受けたかった
ソフトウェアエンジニアリングの授業』
■提供:翔泳社
■1名様

4
■Vol.7 プレゼント当選者発表 ※敬称略
●デジタル・オーディオ・プレーヤー:萩原 敬彦 (神奈川県)  87ページで紹介している書
●ポータブル・クイズ・ゲーム:関上 清 (群馬県) 籍『ずっと受けたかったソフトウ
●歯ブラシ除菌器:川口 智大 (滋賀県) ェアエンジニアリングの授業』
●書籍『Building Secure Software』
:酒井 誠太郎 (北海道) の1、2巻をセットで1名様に。
●書籍『小さなチームのソフトウェア開発物語』 :堀内 晃(神奈川県) システム開発全般の基礎知
●書籍『業務システムモデリング練習帳』 :竹内 悦朗
(東京都) 識を解説しています。

書籍
『ITエンジニアのためのITSS V2がわかる本』 書籍
『追跡!ネットワークセキュリティ24時 第二巻』

■提供:翔泳社 ■提供:IDGジャパン
■1名様 ■2名様

5 6

 87 ページで紹介している書  87ページで紹介している書


籍『IT エンジニアのための IT 籍『追跡!ネットワークセキュリ
SS V2がわかる本』を1 名様 ティ24時 第二巻 』
を2名様
に。多くの導入事例を示しな に。クラッキング手法やセキュ
がら、ITSSを組織に定着させ リティ事故などに関する最新
る方法を説明しています。 事情がつかめる1冊です。

IT アーキテクト Vol.08 099

present.indd 99 06.11.13 2:13:28 PM


Software
Product
Lines
本誌読者の中には、類似した業務アプリケーションを
複数開発した経験をお持ちの方も多いだろう。
その開発作業をいかにして効率化し、
また開発したアプリケーション群をどうやって長期的に保守/発展させていくかで、
頭を悩ませた方も少なくないはずだ。
特集2 近年、そうした課題にこたえる開発手法として、
米国SEIが提唱する「ソフトウェア・プロダクトライン」への関心が高まってきている。
現在は組み込み分野での適用が先行しているが、
エンタープライズ分野での適用も徐々に進んでいる。
本企画では、いち早くこの手法を採用した事例を基に、エンタープライズ分野における
ソフトウェア・プロダクトラインの実践ノウハウを紹介する。

石田 裕三 Yuzo Ishida

野村総合研究所 流通システム開発室 上級アプリケーションエンジニア

エンタープライズ開発における

ソフ ・
トウェアプロダクトラインの
実践ノウハウ
全体最適の観点から類似アプリケーションの開発基盤を整え、個別プロジェクトの開発効率/変化への対応力を高める

100 IT アーキテクト Vol.08

toku2.indd 100 06.11.13 6:35:31 PM


プロセス中心から ware Product Lines。以下、
SPL)」だ。
体は、共通の、
さらに管理されたフィ
プロダクト中心へ  本稿では、このSPLの概要を説明すると
ーチャ
(特徴的な機能)
のセットを共
ともに、筆者が過去 5 年間にわたってエン
有する。フィーチャは、特定市場や
 今日、経済性や品質、開発期間などへ タープライズ分野でSPLを適用してきた事
ミッションの具体的なニーズを満た
の制約が強まる中、複雑化するソフトウェア 例から得た
“SPL実践のノウハウ”
を紹介す
し、核となる資産(アセット)の組み
の開発で期待どおりの成果を上げるのはま る。
合わせから規定された手法で開発
すます難しくなってきている。また、特定の
される
事業領域の深掘りによって競合他社と差 ソフトウェア・プロダクトライン
別化を図ろうとしても、技術面で圧倒的な とは何か  要するに、SPLとは、製造業などで使われ
優位性を維持するのは、ソフトウェア産業 ている
「プロダクトライン
(製品ライン)
」とほぼ
においては困難だ。  まず、SPLとは果たしてどのような開発手 同じことを意味するものだと考えればよい。
 そこで、他社との競争力を強化するため 法なのか、その特徴を説明しておこう 。 ※1
 ただし、
SPLの定義では、
「規定された
に望まれるのが、
収益構造や品質、生産効  以下に掲げるのは、稿末に参考文献① 手法により、共通資産からシステムを作る」
率を継続的に改善することである。
その観 として挙げた書籍『Software Product Li という
「制約」が加わっていることに注目して
点から、
1990 年代の後半には、
ISO 9001 nes : Practices and Patterns』
の1 章 いただきたい。この制約の存在が、スクラッ
やCMM(Capability Maturity Model) 『What is a Software Product Line?』 チで気ままな手法によって開発を進めるのと
などの開発プロセスに主軸を置いた改善 に書かれたSPLの定義(拙訳)
である。 は大きく異なる点であり、ソフトウェア開発の
活動が注目を集めた。確かに、これらの活 “経済性”
を高める原動力にもなっているの
SPLとは、ソフトウェアの比重が高い
動は、開発する製品間の類似性が低い ※1 紙幅の都合もあり、ここではSPLの特徴的な点だけを紹介す
システムの集合体である。その集合 る。SPLの詳細については、稿末に掲げた参考文献などを参照され
場合には1 つの解となりうる。しかし、製品 たい。

間の類似性が高い場合には、工程ごとに
作業を細分化してみると、
“重複”
という課
プロダクトラインとプロダクト・ファミリー
題に突き当たる。すなわち、製品間で重複
する作業や構成要素をいかにして管理す  プロダクトラインとは、その名のとおり、同 ファミリーとプロダクトラインは、現在ではほぼ
一ブランドのシリーズ製品(製品ライン)
だと 同義として扱われている。
るかが、大きな問題としてクローズアップさ
考えるとわかりやすい。それに対して、進化  今年 8月、米国メリーランド州のボルチモ
れてくるわけだ。 の方向性を必ずしもライン上(一方向)
に限 アで開催されたSPLC 2006では、
「“消費
 そこで近年、個々の製品間の類似性が 定せず、エンジニアリング面の共通性から関 者の視点”
から認識されるプロダクトライン
連製品を生み出す世界を
「プロダクト・ファミ (マーケット主導のプロダクトライン)
」と、
「“プ
高い特定の事業領域において、経済性
リー
(またはプロダクト・スイート)」
と呼ぶ。こ ロダクト開発の効率化”
の視点から導き出さ
や製品の品質を飛躍的に高め、さらに開 れは、互いに補完関係にあるデスクトップ・ア れるプロダクトライン
(エンジニアリング主導の
発期間を短縮する手法として、米国カーネ プリケーションのスイート製品などをイメージす プロダクトライン)」の違いが度々話題に上っ
れば、プロダクトラインとの違いがおわかりい た。通常、SPLを導入した当初は、マーケット
ギー・メロン大学の付属研究機関であるソ
ただけるだろう。 主導のSPLとエンジニアリング主導のSPLは
フトウェア工学研究所(SEI:Softwarer E  欧州では、1996 年から2004 年まで「P 一致している。しかし、SPL への取り組みを
ngineering Insutitute)
が提唱する、ある roduct Family Engineering
(PFE)Works 組織内で広範囲に進めていくと、マーケット
手法への関心が高まってきている。その手 hop」
というワークショップが開かれ、主に
「プ 主導の各 SPLが対象とする範囲内で、エン
ロダクト・ファミリー」
という言葉が使われてき ジニアリング領域の重複が起きてくる。そこ
法とは、
「ソフトウェア・プロダクトライン
(Soft
た。一方、2000 年から2004 年まで
「Soft で必要となるのが、エンジニアリングの視点
ware Product Line
(SPL)Conference で各SPLの最適化を行うことである。
(以下、SPLC)」
というカンファレンスが開か  なお、類似性のある製品群の中に共通
れてきた北米では、
「プロダクトライン」
という 性を見出し、そのバリエーションとして個々の
言葉を使ってきたという歴史的経緯がある。 製品を開発するのなら、マーケット主導であっ