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さ れ いま
沖式 天皇より十ニ 代成務天皇さ中 し奉るは 飛ぶくめでたき御世ぶり。比帝コ
男みこ。姫みやニ十へんへの御子だはしけり。非へんめは。姫みやにてわたらせ齢
ふ。かすもちらぬほざの。御子たちの御末ふれは2て。その御名をされをの宮さそ
中しける。御容貌 世にすぐれてめでたくおはしければ。数多の御 守にも提えて
御シ*いっきり っきおひけり さんにさに押年十四にて挑政殿の北
の政所に うつしまみらせたまふ めでたき御おぼえニ天四海のうちによこす人こ
そふかりけれ
さゞれ矛の官。世けんの有高韓鍵のこさわりをつく〜おぼしめしよりて それ沸
道を願ふに 浄まは十方にありさきけさも 中にもめでたき浄土は 東方まやうる
り世界に若くはふしされほしさりて つねに怠らす 薬師 の御名 競。南 熱楽師瑠
注さ*れいし 一

璃光如来を唱へ診ふあるタぐれの さかるに 月の#づる山の端打ちかがめたま
ひ わが生れん浄土は。そふたをきちほしめし。濁た すみ診ふに御前に虚空より
養金の天疑を頼にあてたるくわんにん一人まみりさゞれをの官に。瑠璃の霊を捧
げ中しけれは。薬師如来の御 つかはしめ。こんひら大しやうふりをそ中しける
比 つぼに 妙葉あり これすぶはち不老不死の薬ふり。これをきこしめされは 御 年も
よりたまはす。わづらはしき智 心ちもふく。いつもかはらぬ御姿にて。御命の終もふ
く いつまでもめでたく楽え診はんさて かき消すやうに失せにけり さゞれをの官。比
っぽをうけさせ診ひあらありがたや キ月願ひ業るまるしか*て ニ度 いし
みく*り診ふにあまあちはひいふはかりぶし*きっぽにョき rありょみ
て御覧すれば『歌ふり
君が代はちょにやちょにさ*れいしのいはほさふりてこけのむすまで
をあり これすふはち薬師 如来の御詠歌ふるべし。それより御名を引きかへて。いは
シ『シ
ほの喧ロさぞ中しける
共後年月を送り診ふに馴もの、悲しき事もふくいつも常薬の御*にて 桑 社
にほこり給ふ 智命長く渡らせ診ふこさは すべてへ百除歳ふり 成務天皇 神哀
天皇 神功皇后 渡神天皇 仁徳天皇 履神天皇 次正天皇 充歩
天皇 安康天皇 雄略天皇 清寧天皇 十 一代のあひだ。いつもかはらぬ
御姿にて 冷えさせ診ふふり さ*れをの宮。あるょもすがらさもし火を掲げ 薬師を
んこんをねん ーだはしけるに。か た 〜けふくもやくし如来。 いさも貴き御 姿にて。
タタ〜
いはの宮に封ひのたまふは はいっ*世界にあらんえ園の薬はわかの
こをふり それ浄瑠璃世界の地は。すふはち瑠璃ふり。洪をうつさん浄土は 七質の
蓮社の上に玉の資殿をさて、こがねの扉をふら 。珠のすだれをかけ 床には錦のち
されを敷き。綾羅を やうこんを 授て身を鋼りたり。数千人の女くわん。時々刻々
に守護を加へ。百味の御念をさぐる事ひまもふし。比せ界にて契深きくは。目
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さドれいし ニ

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えり とむ」
の前に通居つ、 何事も2のま、の極楽ふれは。さのみはいかでヘ造 の世%にあら
○ い
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んさて。岩ほの宮を乗方rやうるり世界に導き除ふ。共身をもかへでして。成挑
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い 、 、 、一え く、)/こ
し診ふこさきたい不選議のためしさかや。上代も求代も。か、るめでたきためしぶ
し 今は求 世のこさ。か程にこそはおはせずさも 神や挑を念するんは やはり共ちる
しのかかるべき、南無薬師瑠璃光 如来〜。おんころ〜せんだりまさうきそわ
か〜
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齢 の 歓
まシ多園の傍に*す入ありせにすぐれてもしきえにておはしけ・
り。父には早くはふれて。 おや一人もち給ひけるが。共頃天をニこさのほか剣銭 も
きて。人っかれて死ぬる事かぎりふし。ちぶら#を暴ひかねて。よろづのいさふみをし
て妥をすごさんために。天に御き地に管して管めざも。更に共かひふかりけり。こ、
に選びいだしたる事ありさて浦園に出でうりをしてるくすをさりて をすこ
さんをて。うらへ出で、4発に乗り。沖中へ潜きいだし釣をたれ給へり。色々の魚を
つりて。毎月は、を養ひけり。されはちぶらは足をうれしき事に恐ひけるが。ある時
又うらへ出で、釣を垂れ給ひしが。共目もはやくれがたにふりけれ共。魚ひさつもつ
りえざりき。ちさら2におもふやう。比ほざい く の し うをして 。母 を暴ひた
るむくいにや。更に魚つられざりけるさて。ちぶら2に恐ふやう いかに珠の我をまち
給の草紙
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シーシ
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かねさせ給ふらん。今まで物をまみらすして。さぞ御 gつかれ診はんさて。釣する2
もそばにふりて。珠の事をのみ案ドーおたりしが。釣等もぬのありけるにや。すは魚こ
そか、りたるらめさ選ひびそかにつりあげてみければ うつくしき玲ひさつつりあげた
り。ちぶら2に選ひけるは足はいかふる事やらん。何のやくにたつべきさて。海へ投げ
入れたり。さてこ、にはうをふしさて、西の海へ弁こぎて行きづりたれしかば。又 &前
の南の海にてつりあげたりし 拾 ふり。ちぶら2に選ふやう。あら〜ふしぎのこさ
やさて。又さりはふして海へふげいれたり。それよりまた。北の海へ清ぎ行きて。つりを
たれし所に。又西の海にてつり上げし始あがりけり。その時を ぶら恐ふやう。足は
*
きたいふしぎのこさふり。一度ふらすニざふらす。ニ度までつりあげたり。た、かりそ
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めふがらもニ世の契をえたる物かふさて、比たびはさりあげて舟のうちへふげ入れて。
又っりをたれけれは 彼の路家に大きにふりけり。あらふしぎのこさやさて。まぶら さ
りて海へいれんきする所に この鈴のうちょり。 ん きのひかりニ 筋さしけり。是

はいかふる事ぞやさて。目を驚ろかしきもをけし。おそれをふしてさほざかりける。比
玲がひふたつに開け。共中より 容瀬美覧ふる女房の 年のよはひ十七ハはかりふ
るがいでたり**これをみて熱をむすび みをつかひっ*しけるば 愛ほさい
つくしき女房のすがたをみれは春の花。かたちをみれは永の月。下っはら十のおび
までも。瑠璃をのべたるごさくふる 安房の 海よりあがらせたまふ事のふしぎさょ 弟
も龍女ふさ、中す人にてにはしまし候か。比ちの刃の共に上り診ふ事 基加も
ふきぎふり たい御すみかへ騎り給へさ中す。共さき女房御 せけるは。われは来たるか
たもちらす。又おくするも 知らすさふらへは。そふたの宿へつれて御gき候へ。たがひの
いさもみをして うきせをわたらんさのたま はまら中すゃうあらおそろしゃ 選び
よらぬ事もりられは 四十に*修 さ*いまだ女所*修*いはれ
は。六十に除りたる強を一人もち候へは。もしわれ女房をもち候は。に もそはに
ふりて。母を無沙汰にあつかひ中さんまもや候はんさおもひ。強の気をそむくさ着
鈴の算欲 ニ

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おやう


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うがもふき事にて候へは 家をうくりまみらせてMき奉らん 御まち候へさャせは
ー安房のたまひけるは。いかふる金録瑠璃ちやこ播 環をもつてつくりたる家ふりさ
*は更にまかりたくもかしそふたのすみかふらは行き候はんさのたま
はさらはすこし押まら候へ先われ〜 にもきて勢に御ひャして御むかびに参
り候はんさて。ちらはすみかにかへりて、 に比ょしゃしければ、 ふのめふらすよ
ろこび給ひて いそぎ座敷を清め こふたへむかへ中さんさのたまひければ。ちぶらよろこ
びていそぎ海のはたへ御むかひにぞまみりける。比 女房まちかね給ひてわたりける。
みちのほさりにてもきあひ奉りける *ら中しけるは。御はだしにては御足いたく
候はんほざに。比 いやしきちづのをが。うしろにおはれ診へさ中せは。よろこび給ひて
れはれさせ然ひける。さてわがやざへ行きつきだろしければ。やがては、出であひみたて
まつりて。あらみやうがもふや。是ぞ天んへさ中す人ふるさて。わがみる所にはいか、
さて徳にたふをかき。われよりたかく置き奉りて。あがめさヒ 論 ふま かぎりふし。
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共時まさらがみの中す。みやうがもふき中し事にて候へざも。ふざちらが妻にふら
せ診 ぶ人にておはしまし候はずや。ちらもはや四十にふりまみらせ候が。いまだ
妻ももたす。すの一人も候はぬこそ。あけくれわびまわらせ候ひつれ 身ははや
六寸にあまり 明目をもちらぬ身の 比事をのみあんじーさふらふ あはれ〜似あは
しき妻もがふさてふけきければ。女房御 せけるやうは。われはこれ来りしかたも知
らす。もさょりゅくへもまらぬ身ふれは いかやうにもちぶらさおかせ論へ。われ へちら
ぬいさふみをもして。もろさもにうき世をわたり候はんさのたまひけれは 珠ふのめに
ょろこび給ひて。さらはさいびて ちらに比よしいひければ。もさよりれや者行の人
ふれは。さもかくも妥の御はからひを御返事中されければ。天空も人のgのはふ
はだしきさころふれは『みふ〜ん 中しけるは。まざらの所にこそふしぎのふり人
わたり診へ いさやまみりをがまんさて。道俗男女にいたるまで。くましれをつ、みふ
「ふ下てまるりけり さるほざにョ*ニわ 六斗。目のうちによりたり。共時まゆりたる
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と安産の にのたまひけるは。われはさだかふるものふれは。やすさ中す物 あらばくれよさ
仰せければ。そのつきの目 は管をもちてまみりけり。ち*ら心にめでたきぎのありて
まへの目よりまみらせ候*にで。珠をすごし候はんずのうれしさょざてょろこびけ
り。また比 女房は 学をこしらへてひそかにし診ふほざに。いつうませ診ふさはみえ
ぬざも。おびたいしくうませ給ひけり。さる程に つむさいふ物 ほしき由のたまへは
ちぶらやがてたづね求めてまみらせけり。比を。つむぎ 論ひしださこそ面 ョく聞え
ければ、よく〜き て文字にうつしてみれば。やるてには南無ーやうちう備さひ
いき。引きいれよれるてには。ふむじーやうちうほふさひゞき。まき診ふさきは。あのくた
らニみやくニ*提さ巻きをさめ診ふ。又てがひさ中す物をさり診ふ時は南熱砂
さひゞき つむがせ給ひけるほざに。ニ 十五月を中すにつむき出だし論ひて。さて機
のぐそくほしされほせければ。さらはさてこしらへみんさするを。御 らん下てのた
まひけるは。よのつねのはたのぐそくにてはわろく候。われ〜か。はたのぐそく
玲の キ欲 キ
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シーシ

は。っれのにかはり候さて。ほんをいだし論へは。御このみのやうにこしらべて参らせ
ければ。比 女房ょろこび診びて。何さしてまきたてみんさ宣ひける所に。じーげん 沖
通カ者はおて えさせおひくわうしゃらシの意sれはいかでかろがる
べきぞや。一度も見ぬ人 ニ 人来りて。一夜の 宿をかりたまふ。比 はたをさもにまき
給へり。是をはじめてそぶらの妥ふしぎのこさかふさて。いよ〜あがめさせ総ふこ
さかぎりふし。ちさらは比はたたちて。殊のふくさまれ候 事のうれしさよ。いつより
も心やすくすきっかれ。又いさふみのわざをし。 比ほさはシうさま ぼえす。是
ほざ天等の飢 鍵 世にすぐれけれざも。我々gやすく候事こそにうれしけれさて。
母の御 及をわが額の上におきてねさせまみらせけり
共時*らがそはにねさせ給ひたる。女房ちぶらにたづね給ふやうは。何さてふき診
ひ候ぞさ御 せければ。若き時御 ふさり候ころは 御 足をひたびにねさせ中すにおも
くれはしまし候ひしが。はや御 年もより給へは。攻第に身もほそらは総ひて。こさ
く * -
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の外に義く候経に ふくふりほかの事はふく候さ話り巻 へは の
たまふやう。敵にうらやましのちらの2ゃ。いかふる挑 の御めぐみもふざかあらざ
らん。か程におや考行の人は。世にめづらしきぎゃざて やがて物 がたりをそち路
ひけるたさへはるつてう南北にすをかくるつはさも おゃのはごくみをま。
てられてもろさもにたつさき。ちてうのわかれざて は、寺のわかれをちらぬまうそうの
目が園。目に一度
雲にへだ、れ せ 。 親かう〜の 鳥は。うまれたる本の表に司
けるミて。 やがて
づく来りて羽をやすむるを 珠 の鳥。さては足ら こそ我子よさてよろこび
ま*らをふぐさめ齢ひける。孝行の鳥のシは 何 ささらばやさてあみをかけぬれさ
も。さらるまrきふり こさに橋わしふざにもさらるま「きぶり。 まして人間を生を
うけて れやにまたがはみん。この世にては郷をうけ。セふんあゃ。にあびて。
身れもふ事#ひ難しれや孝行の人には天シを興へ シ
てシの のちにシ やうありて。おのづから今生に 見
輪の評欲
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シ。シ

ては上ぐう*提の道にもきて安総映楽の気をうけ丸語れんたいの座をさして
*方薬師の浄ェ。西方阿瀬陀の浄土にて 諸備の上のトやうざにもさづき。おの
っからトげん「んづうりきの身さふりてれびかんおんさふへさせん事。疑ふしさか
たり診ひける。いきのにほひはいきやう意じて。まん〜さみち〜て。夜書のさか
ひ*ふし。いざ機をおらんざて。まぶらにのたまひけるは。比家ははたはりせばくてお
らるま〜く候。そはにはたやをつくりてたび 給 へさのたまへは。ちいらにはかにくろ
オをさりて。はたやをつくりてまみらせけり
共時* 房御 せけるは。かまへて比はたおりみんほざ。比方へんを入るまじさ智せ
ければ。まさら2得候ふさて、 に比ょし語りけり。タぐれに若き女一人いづくよ
りさもちらす来りて。宿をかり診ふ。ちゃらの女房やがて比はたやをかしけり。ちら
の 質せけるは 比はたやへんをいるまじさ御 せ候が 何さて宿を押かし候やさ御
せければ、比 えはくるしからぬさて。ニ 人してはたを織り診ふ音こそめづらしけ
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めェくの効将じおんぼさ ン。ふ 村洞 刊 引 乳 引 の割引
織り除ふ。詠にほけきやうの。一の巻よりへの参に至るまで。ニ十へョ平こさ〜
く織りxれ診ふ御え 年に聞えてありがたくよるひるのさかひもまらずして
十ニ月の国におり出だし診ひて、女房仰せけるは、今おりいだし候さてこはん
のごさくに。あつさ六すばかり。ひろさニ 尽四方にた、み診ひて、ちぶらに御せける
は。あすまかだこく ろくやおんの重にもちて行き。御 うり候へさのたまひければ。ちぶ
ら代はいか程さ中し候はん。金銭ニキ資に御うり候へさおほせければ あらふしぎ
や。比ほざうりかひ候ぬのは。よのつねやすく候が。足はあまりにおびた、しく候さ
て。をかしげに中しければ。女%御 せけるは。たゞょのつねの布 にて候はす。われ
〜が織る布は 定めてろくやおんの中にてみるる人もあるべし。代はかぎるべから
す候。はや〜市ーへ人もたつらんもき給へごおほせければ ちぶら持ちておきろくやお
んの中にて。足はいかふる物にて候さてわらび。又はふしんさうにみる人もあり。
鈴の草欲 十ニ
シ。、 。『、ト・"** **シ= トシ
十三
目もちてまはれざも。たれにても取りて見るんだにもふし。まぶら2に恐ふやう。さ
れはこそちらぬ事をして。か、る物を市 へ出たし。人のわらひぐさにふる事の無念
さょさて。時ちてかへらんざする所に。みちにて年のよはひ六十に除りたる老人の
びん類いかにもョく。共身は人にすぐれ。あしげの馬にのりさもの人ニ十ニん
あるに 行きあひたり。比 馬にのり給ひたる老人御 せけるは。決はいづくのものぞさ
さはせ診へは、われはふぶらざ中すものにて候が ろくやおんへ布を資りにまかりて候
が。かひェふくして持ちて騎り候さ中す。洪は聞きおふびたる者ふり。共布みんさ
のたまひ候ほざに 馬の上へさしあげたり。ニ十ニ人の人々。比布をひろげければ。
ふがさニ十ニひろふり ちか頃めづらしき流 かふ われかはん 貸はいかほざ、智せけ
れは、金銭ニキぐわんにうり候はんざ中しければ あらやすの布やさて、さらはわ
れ〜が所へ とて。ちぶらも誘ひ診うて それより南の方へさして行く。くわうるんま
ん〜さして 空に変えてもんあり かれはりふうの愛に水晶の珠をせきしるりの
- 〜」 ご
たるき。あやこめふうにてうはぶきし。ふか〜目をおざろかすばかり かり。門のうちへ
入りでみれは。いきやうくんじて社降り 音楽のこみ天にみち〜て。心もわかく
よばひも久しくある2 ちして。かへらんこさをわすれたり。比馬にのり給ふ老人。え
んのきは逸のりつけておりさせ給ひ。うちへ入りて 金銭ニキ 資ニんへしてもちて出
でたり。あらか、るちからのつよきんへもあるやさ。ちぶらだそろしく 忍びけり。 おいま
の布 資を。こふたへ よ さきしきに 呼びあげ給ふ。ちぶらあしふるひて心もみだれ。
身のおき所もふく選ひみる。除りによび診ふほざに。きだはしをあがり。大らかにあが
る。gはさふがら韓氷をふむがごさくにてのぼりけり。さて老人のたまふは。共七徳
ほうしものさけ。のませよさのたまへは。もとよりちぶら上戸にて一はいのみてみれは。
中々かんろのあちはひみち〜て。ごんごえこらへぬ酒ふり。いかほざものむべけれざ
も。老人おほせけるは。七はいよりおほくのむべからすさのおほせふれは。七はいのませ
けり
始の資キ㎞ 十三




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んをむかへまみらせて ちゃらさもにうれしく恐びまみらせ。ふに 、たさへんかたも候は
ぬに。かやうに仰せ候事、あら情ふやさて、天に伸き地に得して ふげき診 ふ事は
かぎりふし。女房御 せけるは。かやうに求々しく居候はんづるずふらは。いかふる
こさをもかせき出だし候で。後のかたみにもみせまみら将。又すぎにしかたのこさを
も御 わすれ候やうにさ恐ひ候へざも われ 〜がわざには比 ぬのおり出だし候て
金銭ニキ資にうりまゆらせ候でおき候 事も。こさふるごさくれぼしめすま ーく
候。足にて一世を御すき候はんふり。足ひざへにちぶらおや かう〜ふるるる、シふ
り ふんはうぶだらくせかいの観音の下やうざより 御つかひさしてまみり候。今は
ふにをかつ、むべき。 われはごうふんごう*さいふ 観音に仕へ奉つるものふり。布
資におはせし所は ふんはうふだらくせかいの観音のドーやざふり。これよりのちは七
キ年のょはひふり これはセさくほうしもの酒七はいのみ除ふかるふり。比のちはい
幹の草欲 十エ
貴富 ・・
よ〜ふつきはんじやうにて ぶつしんニぼうの加護あるべし。かの酒まみり候さ
き、ニ人出でてるやくさり候ひしこそ 衆々さかたをふらべたる人にて候 名をはま
うもんじ〜んさくざしや。 一人はびしやもんトんさくざしや 一人はばらもんじん
さくさしやさャすぶり これもひさへに親孝行の徳により。かくのごさくあはれみ給
ふ事まきれふし。さらはさいひて。ちらが痛をたち掛で、門にていさまこひさせ診
ふまえてうのわかれのこさくふりふこりをしやきて、南の空にあがらせ給ふかをみ
れは。や雲にのいやうて あがらせ診うるりこ 、うに音楽び、きていきやう四方に
くんじ。社ふり。もろ〜の著陸たちむかへにまみらせ給ふ。さてもる、らはあきれ
た、すみけるが、何さ恐ふさもかされて逢ふべき事ふらねば。恐ひきりつ、親子わがや
ざへ騎りける それよりして署資撃ョしておやを心やすく参ひ診ふさてる。はお
のづから成備さくだうのえんをうけ 挑の位さふ』、セ千年さ中すに 大 にあがり総
ふ。せ共時紫雲たぶひさて。いさやう四方にみち〜でせ化ふり。 不光 不死の風ふさ
て。 音楽のこる ひま もふく。斗 五のせ 能。三十三のざうトー。せ ハぶしや W キ%み
ふいろめき。十六のてんざう。四天五大そん みふ〜こくうにみち〜 給ふ。愛
ひさへに。親孝行のちるしふり。後々さても。比さうし見捨うて、親孝行に候は。
かくのごさくにさみさかえてけん。たうニせのねがひ。たちざころに叶ふべし。まっ
㎞にては 七ふん即減し。さはりもふく。しもにん交数ありて するはん〜ゃう
ふるべし後の世にては。沿 備撃を得へき事疑ふし。橋におやかう〜にして 比さ
うしを人にも御 よみきかせあるべし〜
メ〜
鈴の淳 総 十セ
國學院講師 今泉定介先生述
豪 グク 物語
平家 室田 講義
譲 ㎞

* 銭宛
五拾銭宛郵税各金六
漢文を用ひすして能く漢文の荘重をうつし國文を用ひてよく國文の軟弱に陥らきるも
のは戦記文にしくはなし特に平家物語は共の調の流腸なるもの文の自在なる優に源平
盛衰記におょび太平記を凌駕せり古来世人の賞賛しておかきるも赤故ありといふべし
然れで*是等戦記文の常どして或は故質に渉り或は漢土の故事を引き又怒ちに深奥な
る備理を説く等極めて解し難き事多しされば古人も戦記文を解響せるもの殆稀なり今
日中等教育普通文の模範として最も適常なる本書の一の詳解なく寧生諸君をして隔靴
播痛の敷あらしむるは誠に教育界及文學界の一大鉄獣をいふべし本店こ、に見る所あ
り今般今泉先生に請ひて数年間先生刻苦の稿を世に公にすることをゆるさる本書の債
値はこ、にいふまでもなく譲者諸君の公評にまかせん唯本書の最も特色をする所を掲
ぐれば左の如し
(第一 本書本文は数本を以て最も鄭重に校訂したる事
競二 講議は撮属簡に記 共の要を得たれば初學の人を難も容易に解せらるべき事
(第三)毎巻甲冑刀剣弓矢等すべて武家の故質に闘する闘を附して詳解したる事
今 泉定介先生講述

方丈
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二三㎞ 講義 -


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き 歌 盛
猪も教盛の北の御方は。都にし山の傍に深く忍び給ひけるが。敦盛の討たれさ
せ診ひぬるを聞しめし ッかうつ、かこはいかふるこさぞさ伏し沈み泣き診ふ。せ
の常のこをふらねば。科べざ撃も出でざりけり。身に除り悲しく恐 しめし き引
きかつぎふしたまふ。いたはしや敦盛。源へ謀攻を企て、。みづからはいかぶらんあ
づま男に見馴れ給ひて。あつもりがこさをは忘れこそ候はんすらめさ。たはふれたま
ひけり。又御身はたぶらぬ身ふり 男子にであるふらは。これを記念にさらせょミ
て。金づくりの太刀。女子にてあるふらは。十一面観音をさらせよさて、取aだし
正め診ふ。かやうに色々あり。又 何 につけてもあはれさを。これにたさへんかたもふ
し。さて月日を送りたまふ程に。御産の録をそ解き診ふ。見れはいつくしき若君
にてましますぶり。さる程にいかふる所にもあづけだき。紅 念に見はやさ退しめ
子 盛 一
せざも 千家の求をは 堅く探し出だし十歳 以後は首を切り。ニ歳ニ歳をは永
に入れ 七歳ヘ歳をはさし殺す。人のうへさへ悲しく選ひけるに みづから比者 君
をさられ。愛き目を見んこさも悲しきやさ送しめして。希にさし遂きて。えんたん
っかのカを添 て ふく〜さがりおにそ捨てたまふ 新節ほうねん上え御弟子
十除えを引きっれて賀茂の大明神へ御参りありけるが。さがりおにて 初き者の
注くこるを聞しめして、さちより御覧すればいつくしき者君にてましますぶり。
ほうれん上人御覧下て。不選議やカを添へ。きぬに巻きて捨てけるやうは。直人
にてはある か*いか挑これは賀茂の大明神の 御利生ふりさ寺びておひ診
ひ御下高ありて乳 を添へ いっきかしづき育て診ふ。さる程に成人まし〜て
*同人に優れ ニ字をニ字さ特り診ふうり改るシ4人を見
中し街*え多しさは中せざも。一の谷の令戦に討たれさせ診ふ。あつもりに 比
。しも違ひ給はぬ不思議さょさて。常に涙 を流したまふさて比ちこのたま
ふ様。われはち、珠も無きが すにて有りけんを。よ人ざりありさせ冷ひて候さャさ
れければ、近づく法師この事を巻のはやさ恐へさも今更今*ふに及は して
計駒まけり。扱シ派をふがし智せけるは せの4 にはち、珠をもち診ふが
づからはいかふらん。父は、さもにふかりけるぞきて泣き診ふが。ょんの御前へ。
られて。猪もみづからはいかふらん。ち、珠さてもふ かりけるさて、伏し沈み泣き診
ふ。上んさもに涙をふがし。むざんや洪は。父母さいふ人 もふし。みふし子にで有
りしを。この恐僧がいま逸育でおきぬるぞ。かやうにいふこさの はを、洪がち、珠さ
もおもふ しきそのたまひける 者君聞し召しあらち、 こひしゃさ伏しシ
水をさへ去み診はず 頃はせ診ふ事 七目にぞ成り診ふ 上人 仰せ有りけるはもし
面々の中に あやしきこさを見出だしたる人も有るか。 御率ねありける。さる程
に御うちの熊谷入道中すやう。六歳の年説法の御 時 年の幹はたちはかりの上
満の。容類美麗に御わたり候が。十ニひさ にまでさちたる御方の 比 4人を召
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子 盛
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* *

して交 も待りけるが。人司繁ければ。さらぬやうにもでふして騎らせ給ひけるを
見まみらせてこそ候へさ中しければ。上人聞しめし さらは明目より説法をのぶへ
しさあり。沿その中に比ちごのみさおぼしき人有るべしさ恐しめして。御説法を
のシを流し御家の執をみ し**やあて
のたまふやう。比ふかの聴聞の人々聞しめせ。ニさせ賀茂の大明神へまみり候さ
き。さがりおにて幼き者を拾ひ。乳 みを添へ育て、候が。七歳にまかり成り候が。
並 程何さやらんち、 をこびて。けふ七目が間 物をも喩はす。湯 氷をさへのみ総は
す。はや存命不定にて候。この聴聞の中に。行方をそろしめされたる人や御入り
候。幼き者にもくへを知らせて診はらは。何 かはくるしかるべき。明 目にふり。六
波羅へ聞え。浮 家の家ふれはさて。ころし診ふさても造しからす。行方を知らせて
にやすくろして、たび診へさ狩せもあへず 御ころトの袖をぬらしたま 見るえ
聞くん。共に涙を流し給ふふり。その時、左の方より。十ニひさへに出でたちたる

す所の。参りたまふが。比 人の御*を見れば、シのまるで み シには
かに。あやめの姿にて。太次の美峠のくれふみ。演揚の柳の難。まるすみ勾ひきて
はくreつのはだへ。朝愛のにほひ。容願送撃にして。2もこ、ろふらす。いっく
しき女房の参り診ひて。比 4人を見まみらせ診びて そのま、藤の上にのせ 交し
診ふが。 幼き人ははや。目も寒がり消えxり診ふやうに見えければ、容瀬美麗
の女房も。流海 こがれ診ひけり。よんも将 すより韓び落ち りうていこがれたまひ
けり。共時 女房仰せける様は。みづからをはいかふるものさか退しめす。御はっか
しふがら 大将のx道。信西の高には孫のつぼねの妹。ふらのふいでんさはみっか
らが事ふり。教盛は十ニ。みづから十の年より 優のふみを取りかはし。夫婦のャ
を成りしに。果ふくも。元暦元年一 の参のシに討たれさせ診 ひし時。みつか
らたぶらずありしを。男子にて有るふらは。これを記念に 取らせよさて。その刀を
おかせたまぶ。また女子にてあらはさて 十一面観音を くれるいのほろにをみ
子 盛 ・五
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ひて正めたまふ。かやうに色々あり。さてやう〜産の難を解きしかは。見れは教
盛にすこしも達ひ給はぬ勇 子ふれは。いづくにも藤し置き。記念にみはやさ送へ
ざも。キ家の末をは。かたく探しさり出だし。をさふしきをは首を切り。幼ふきを
は永に入れ。ニたび物を恐はする。敷きの中のよろこびふり。さる程に若君。発の
名残のこるを聞しめし。挑 神ニ資の加護さおほしくて。ふみがへりを除ふかさ。
愛きにも派 競しきにも渡 さきだっものはふみだふり
さる程に。共後。若君人目を御色みあり。賀茂の大明神へ御まみりありて。新等
中しあるやうこそあはれふれ。願はくは父の敦盛に。今一度令はせてたび給へさ。
新藤をそ砕き診ふ 満する暁 年の幹 へ十はかりの老僧。かせ状にすがり。彼のち
、この丸がみにさち 御 せ有りけるは。あはれや洪。いまだ見ぬ父をかほざにおもひけ
るが。これよりす 津の國こやの生現さ尋ねよさの御 ッ想ありけり
さるほどに*人は起きあがり。斜ふらす*び。あくれはやがて下旬 中す。足にまか
せて行くほごに 都を出で、十除目さ中すには 洋の國一の谷にぞっき 診ふ。折 ふ
し商はふる。かみふり電撃ければ。2ぼそさは飛ぶし。磯うつ派のこる。かれを聞
きこれをみるに。いさぶつらきは眼ふし。 それより行くするを見診へは、小さき堂あ
り 髪えかすかふりいかかる天愛々婚の者の炎がまたは人もあらはさうれしくて
行きて見給へは。うす他 雑に盾つくりたる気色にて。いかにも花やかに 出で立ち
たる人の えんぎやうだうしておはしますふり。若君 ほミ〜さた、き。物 中さん
さありければ。たぞや この。人も住まぬ所に。物 中さんさいふはいかぶる者ぞさあり
ければ。4んへ泣く〜のたまふやう。これは都の者にて候が。父の行方を尋ねて
説 十除目さ中すに。足にまかせて来り候が 雨はふる。聞きはくらし。行くべき方
もふし。今質一夜の御宿を。御かし候へさのたまふ。さて父はいかふる者ぞさのた
まぶ時。小え神せけるは父にて候人は キ家の一門修理の大夫、銭盛の御子
無官の大夫取盛さ 中す人ふり。一の谷のかせんに討たれさせ給ひ候を。みづから
子 盛 セ
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継しく恐び中し 賀浅の大明神へまおり。百 目 新 りければ。覧 惑ダを家り。足にま
かせて述ひ中すぶりをそのたまふ。敦盛聞しめして。やがて倒れふし泣き給ふ。や
、ありて起きあがりで。泣く〜 4 人の手を執り引きよせて。めしたる物の雨に
濡れたるを。脱ぎかへさせ診ひて。ほさ〜さ抱き附 かせ診ふ。敦盛御 せ有りける
やうは。むざんや 法は。いまだ見ぬ父を。かほざに恐ひけるこそあはれふれ。洪 船 お
にして七 月を中すに。一の谷のかせんに出で。熊谷が手に掛り。十六の歳討た
れで。比 へ年が間。多少の造 派中すばかりふし。まこさに法 gざしあらば。せん
こんをしで、教盛が後世に得さす しきそのたまふ 共時弟君。さては裁が父に
てましますかさて。斜 ふらす音びてとり附き給ふ。共後 教 盛のたまふやう。我が
こさをかほざに選ひ給ふべからす。洪所艦を砕き。哲り申す2 ざしを。賀残の夫
明神あはれに恐しめして。闘魔 エに御 せありて。剣 那の暇をこひて。今 法に見
もるぞ。かまへて今より後。わがこさをかほざに恐ふべからすさのたまふ。若君仰せけ
『シ
るは闘魔王に仰せありて。みづから御前に参るべし。父は愛ょり都へ御 登りあり
て みづからが殊に。今一たび見えさへ診へさ中されければ 教盛御 派を流しのた。
ふやう。あらむざんやふ 生れてよりしてこの道は。さふきだに名残情しきふらひそ
さて。髪接き㎞で、涙を流しの診ふやう。弟君は。さでこれより都 はのほるまr
きさで。流海こがれおひけり。教 盛選しめしけるは。2 弱くて吐ふま〜。こさに
時うつりいか せんさ恐しめしけり。者君はいまだ君はぬ泰の妻勢に 業 の藤
を沈さして。すこしまざろみ診ふ。さる程に教盛 名残の情しさは修ふしさは恐へ
ざもよき済さ込しめして。2づよくふして。腰よりやたてを取り掛だし。弟 君の
法の袖に一首の歌を遊ばして さて行きては騎り騎りては行き名残をそ情しみ
診ふ。さてあるべきにあらざれば。かき消すやうに失せにけり。や、ありて若君 起きあ
がり給ひ。父にいだづきつかんさし診へは。ありつる堂ふり。 夜もやう〜明けれ
は。やもめ鳥もつげ渡る。こはいかふるぞ ふしぎや。父の藤を花さして。設 したり
子 歌 塗 近

を恐ひしが。五すばかりの藤の骨の シ生したるを見つけて。さてはらが父の骨に
て有るょさ恐しめして。天に御 きせに伏して。流済こがれ いかふる事ぞさて悲
しみ診ふ。た、われをも連れて死#の山。ニ途の川の御候中すべしさて。こるも情
します泣き診ふ。さて有るべきにあらざれは。高ん方もふくカ及はす。父の膝の骨
を道に掛けて。泣く〜涙をちるべに行き診ふ。さて左の袖より一首の歌を遊は
しける
何ふげくこやの生mの望北露さ消えにしわれるおもひそ
比歌を瀬にあて。決し沈み敷き診ふ。暫くありて 蘇生し 診ひけり。かくて有る
べきにあらざれはさて。御歌を藤の骨さを首に掛け。泣く〜都へぞのほりける。さ
て御歌を巻御前にまみらむられ論へは。教盛の目ごろ遊ばしたる御手ふり。わか
れの時の御 面 彩 今見るやうにおもはれて。ニたび物を思はする。敷きの中の寺 び
*かり。さにかくにいかにもふらはやさ迅しりすが。まてる はしわが ド。みづから穴エ、し
投げ 物

淵瀬
成る
いか

















はやさ かつまで
ひけれ
たま
わわかれ








いひさ






をが身
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き さこさ


し人




ま。
きに
ひ愛

泣を


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めしそくつたば ふ然


















うき
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上 しか




々 たき










うけ
ふさ









へ ま に
身 道




ける

















生 け し。




か 若恐




仰れ

伏も

悲地
ふて

御除


しみ方りしぎ君 事
めし しが身






あ予
わ都













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めし
たり
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さより





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大発は至って考行ふる*各の名は #愛さい。ニたん だくもにして
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は ましき人 ぶり。弟はおほいに淡りていたづらんへふり。然れざも大幹は ひた
すら考行をいたせり。ある時層山さいふ所に。耕作ちけるに。かれが考行を感じ
て。夫象が来って。現をたがへし。又鳥飛び来って現の草をくさぎり。耕作のたす
けをかしたるふり。採共時天下の御あるドーをは。発エさ中し奉れり。ひめ君まし
ます。騎をは薬皇さ望し。味は女装さ中し待り。発エすふはち舞の考行ふるこ
さをきこしめし及ばれ。御撮を危にそふへ。終に天下をもつり捻へり これひさへに
-
孝行の深きぬふりおこれり
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浅 文帝

天下

仁孝








ショエ


文帝

は。漢の高祖の御子ふり。いさけふき御名をは。恒さぞ中ち 特りし。殊

薄太后に孝行かり。よろづの食事を参らせらる、時は。まづみづからきしめし試
み論へり。きやうだいも数多まし〜けれざも。比帝ほざ。仁義を行ひ孝行ふるは
かかりけり。比 故に。醸千周勢ふざいひける。臣下等。エにふし参らせけり。それsり
漢の文帝を中し待りき。然に考行の道は。上 一んへより下万民まで。あるべきずふ
りをちるさいへざも。身に行び。2に恐ひ入るこさはふりがたきを。かたじーけふくも。
四百除州の天子の御身さして。かくのささき御こさわざは。導かりし御ころざ
しきそさる程にせももたかに長もやすくすみけりきり
丁 ㎞
到あ高 父* 形容在ョ新、シ諸子疑 聞 平考共説
イ、 ー →、イン・7 ー、 、77 〜 〜、 イ 〜
* ー=
→諸園は。河、科の野エさいふ所の人ふり。十五のさし母におくれ。永、くわかれをか
ふしみ。母のかたちを本像につくり。生る人につかふるごさくせり。丁 朝が妻。あ
る夜のこさふるに。火をもつて本像のおもてをこがしければ。かさのごさくにはれい
で。うみ金ふがれて。ニ目を過しぬれば。つまの頭の髪が。カにて切りたる様にふり
て落ちたる程に。驚きてらびごさをする問。丁歯もきざくに選ひ。本像を大道へう
つしおき。妻にニ年わびごさをさせたれは。一夜の内に雨 風の音して。本 像はみ
たひ




そらけりれるしき










かふり
より
こさ
その か


づり









ぐを





くり




やひす









ふる
べし





*




--
風意










*





天 寒

さねに




おキ


ふくし





年愛
へ殊
つ。

病み
くれ
老い








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いたはり。なの味もたびごさにかはりければ。よしふき物を望めり。冬のこさぶるに。
質子をほしくれもへり。すふはち霊宗 裕状に行き求むれざも。雪ふかき折ふれは。
ふざかたやすく得べき。ひさへに天道の 御あはれみをたのみ奉るさて。新をかけて大
きに悲しみ。祐によりそびける所に。徳に大地ひらけて。質の子あまた生ひ出でけ
り。大によろこび。刺さりてかへり。 あっものにつくり 母にあたへければ。は、足を食
して共ま、病もいえて。撃をのべけり。足ひざへに。孝行のふかきgを感じて。天道
より銀へ給へり
関子審
図き 者 資郎 何シ 晩最 *前%、シニ子免 風魔
びんしけん。いざけふくして 妥をうしふり。父また毒をもさめて。ニ 人の子をも
てり。彼の妻。我子をふかく交して ま、子を悪み。寒き冬もあしの憩を取りて。者
る物に、人れて著せ侍るあひだ 身も冷えて。洪 へ かれたるを見てら、後 の連姿をし去ら

んさちければ。関子審がいふやうには。彼のつまを去りたらば。ニたりのす実かる
し。今われ一え寒きをこらへたらは。弟のふたりはあた、かふべるしさて。父を謀め
たるもるに。これを感じて継母も。のちにはへだてふく変しみ。もさのは、さおふ〜
、ふれり。 パ人のよしあしは。みづからの心にありさ。古人のいひ待りけるも。こさ
わりをこそおもひ待れ
音 参
二 ムチ
#者浅ガ㎞ 見g飛不* シ騎来晩、電内至情深
音参ある時。山中へ新を取りに行き待り。殊 習エにみたりけるに。ちたしき友来
れり。 れをもてふしたくおもへざも。そうちんはうちにあらす。もさより家まざしけれ
はかふはす。音参がかへれかしさて。みづから指をかめり。逸ョ参山に新を拾ひみたる
が 徳に胸さわきしけるほざに。急ぎ家にかへりたれは は ありすがたを説に語り待
り。かくの如く指を噛みたるが。遂きにこたへたるは ふだん考行にして。親子のふ
一 十 四 孝 五
さけふかき るしふり そうrてき参のさは 人にかはりて隠さgのう のさ
をいへり。おくぶかきこさわりあるべし
議#人間者 ェ科天下無 毛 全河水上 ニ元シ
エ群は。いさけぶくして妥をうしふへり。父また妻をもさむ。共名を朱食へさいひ待
り。継母のくせふれは 父子の中をあしくいひふして。悪ませ待れざも怒 させす
して。継母にもよく 考行をいたしけり。かやうのえふる程に。本のみ。全の極めて
寒き折 ふし。ふま魚をほしく選びける故に。撃 府さいふ所の河へ。もさめに行き
待り されざも冬の事ふれは こほりさちていをみえず すみはら本をぬきてはだかに
ふり。こほりの上にふし。いを無きこさを悲しみ居たれは。かの永すこしをけて。い
をニっをリポでたり 副 取りて騎り。 にあた 特り 足ひさ に考行のもみに
その所には。毎年 人の認したるかたち。こほりのうへにありをふり
-
-
-
** す
シシ
らうらいしは。ニ人のおやにつかへたるんふり されは老楽子 七十にして。身にい
つくしき忍を者て。幼きもの かたちにふり。舞ひ戯れ。又おやの為に 診社を。
さて わざさけつまづきてころび いさけぶきものふくやうにふきけり。このには “
十にふりければ。年よりて。かたち美しからざるほどに。さこそ このかたちを。おやの
見おはるわが身のキよりたるを 悲しくおもひ診はんこさを恐れ また親の。
ふりたるさ。おもはれざるやうにさの高に。かやうのふるまひをかしたりさかり
*要 詩
念側せ*北 ニシモ能シ
きやうしは球に孝行ふる人ふり。秀つねに江 の永を欲みたくおもひ。またふまいを
の除をほしくおもへり。すかはら委詩妻をして、六セ望の道をへだてたる。江の外
ニ 十 四 * 七
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を波ましめ。又いをの除をょくちた、めてあたへ。夫婦さもにつねによくつかへり、武
時きゃうしが家の傍に。怒に江のごさくして。永わきいで。あさごさに永 中に鍵
あり。すかはちこれをさりて母にあたへ待り。かやうのふしぎふるこさのありけるは。ひ
さへに美詩夫婦の孝行をかんじて。天道より翼へたまふふるべし
唐夫人
考歳業家競 乳シ 比思㎞ 願得 子孫
唐夫人は。まうさめ長孫夫人。さしたけ。よろづ念事。噛に叶はされは。つれに乳
をふくめ。あるひは朝ごさに髪をけづり。共外よく社へて。数年やしふひ待り ある
時長孫夫人わづらびっきて。このたび死ふんさ恐び。一門一家を集めていふ事は
わが虐夫人の数年の恩を報せずして。今死ふん事残りおほし わが子孫唐夫
人の孝義をまれてあるふらは。必するも*音すべしさいひ待りかやうにまうさめに
*行ふるは。古今まれふりさて。人 みふこれをはめたりさ。されはやがて 朝 ありて。
*A* 〜 れ* ーr 、 -*
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する軟 音するぎきはまりかくありたる かり
場 香 /
深山達 ョ観 %カ業者風 父子偲 魔*競平ず
湯香はひさりの父をもてり。ある時父させ に山中へもきしに。怒あらき虎にあへり。
場査。父の命を去はんさを恐れて 虎を追ひまらしめんさし待りけれざも叶は
ざる程に。天の御あはれみをたのみ。こひねがはくは。わが命を虎にあたへ。父を助
けて論へさ。2ざし深くして、新りければ。さすがに天も衰さおもひ診ひけるにゃ
今までたけきかたちにて。執りくらはんさせしに。虎家に尾をすべてにげ退きけれ
は。父子さもに虎ロの難をまぬがれ、つ、がふく家に騎り待りさふり。これひさへに
孝行のぬざしふかきもるに。かやうの音、特をあらはせるふるべし
釜 永
シ方季 天姫和上迎、織 瀬償 債生 考シ
ニ十四孝 近
・ ・

資系はいさけふき時に妥にはふれ家まさしくして 常に人にやさはれ 業作をし。
貧をさりて目を送りたり。父さて足もた、ざれば。4キを作り。父を乗せて。現のあ
せにおいて暴ひたり。ある時父におくれ。基盤をさ のへたく迅ひ待れざも。もさよ
りまざしければ叶はす。されは料足十資に身をうり 群濃を営み侍り 橋かの貸エ
の許へ行きけるが。道にて一人の美女にあへりかの資水が妻にふるべしさて さもに
行きて。一月にかさりの、鍋。ニ百更織りてエのかたへ返したれは。エもこれを感
十てシが身をもるしたり。共後婦人望永にいふ様は 表は天上の織女ふるが
法が考をかんじて。我 を叶してシを償はせたるかりさて へぞあがりける
せ貢 香
*足シ、見童子職 キ吉一*
*香は。安隊さいふ所の人ふり。丸説の時 号におくれ。父に能く仕へて カを霊
せり『されは更の極めて受羽さ折 には。花や座を 知いですいしりて。また久、のエつてや共
= 、、 、 ワ ミ、さら 、、 ィ

き時には。ふすまのつめたき ミをかぶしんやり% をもつて酸 めてあたへたり。か
やうに考行ふりさて 太守劉藩さいひし人。ふだをたて。彼が考行をほめたるはさ
にそれよりして人みふ黄香こそ 考行第一の人ふれさ如りたりさぶり
エ 豪
シ、永シ 到シキ
エ薬は営院さいふ所の人ふり。父の主義。不慮の事によりて 帝まりシ に
おこふはれ、死にけるを眼みて。一期のあひだその方へは飼うて、座だざりしぶり。父
の基所にみて ひざまづき継 評 して、相の本に取り付きて注きかふしむ程に
涙かりてまもれたりさかり。殊はキ生かみふりをだそれたるんふりけれは。 や
ふしくふれる後にも、電電のちける折には。急き珠の 養所へむき。ェ変これにあり
さて 暴をめぐり ちにたる球にカを添へたり かやうに死にて後まで。孝行をふしけ
るを以て いける時の孝行までおしはかられて 有りがたきぎざもふり
ニ十四考 十一
十ニ
部 巨
** 全 所動 シ
部長は 河内さいふ所の人ふり。家貧うして母を暴へり。妻一子を生みて。ニ歳
にふれり 部民が*。彼の孫をいっくしみわがな事を分け襲 けり 返時部
巨まさに語る様は 貧しけれは。のな事だに心に不足さ恐へるに。共 内を分
けて孫に鶏へは乏しかるべし。愛橋にわが子の有る故ふり。所診決さ夫婦たらは
子ニ度者るべし、 はニ度有るべからすさかく比子を理みて母を能く参ひたく
退ふふりさテひければ 妻もさすがに悲しく恐へざも。夫の命に達はす 彼のニ歳
ふる見を引きっれて 理みに行き待る。剣部巨涙を押へて。すこし堀りたれは。音
金のかまを堀り出だせり。共釜にふしぎの文字すわれり。共文にヨく 天期 考 す
部長 不得 業資不得 取き 々 # gは 天地り部 にあふ望にな人取
るべからすさぶり。剣共金をえて寺び。見をも理ます さもに騎り。母に瀬*行をうく
米毒音
セ盤生㎞ 参高五十年 一朝和 見的 *気動 M天
朱寄員は。七歳の時。父その強を去りけり。されはその殆 をよく シ らざりければ。
並 こさを敷き待れざもつひに違はざるこさ五十年に及べり。ある時毒言官人ふり
さいへども 官録をもすて 実子をもすて、 泰さいふ所へ尋ねに行き。珠にあはせてや
へミて。みづから身より金を出だして。経をかきて天道へ新りをかけで尋ねたれば。-
こ、ろざしの深きQるに。つひにたづねあへりをふり
翔 子
孝親悪魔乳 シ毛表 者不 高撃語 山セシ
剣子は親のために。命を捨てんさちける程の。孝行ふるんへふり。共校は。父殊老
いて共に雨撃を頻ひし程に。眼の薬ふりさて。鹿の乳を望めり。剣子もさより考
ニ 十四 孝 十ニ
十四
ふる者ふれば おやの望をかふ たく忍び。すふはら虎の皮を著て 数多むらがりた
る虚の中へまきれ入り待れは。獅入これをみて。質の鹿ぞさ心得て。号にて射んさ
まけり。共時刻す愛は質の鹿にはあらす。剣子さいふ者ふるが。親の望をかぶ た
く恐ひ。偽りて斑の形さふれりさ。浮をあげていひければ 猟 ん警きて共故を問へ
は。ありすがたを語る。されは。孝行の志深き故に。矢をのがれて認りたり。押んへさ
して鹿の乳を求れはさて。いかでか得さすべき。されざも逐び入りたる考行の。おも
ひやられてあはれぶり
薬 順 -
悪港奉 親園 監 、飢涙満、丞 赤眉を 考順 午*贈、君騎
シ順は洪 さいふ所の人ぶり。エ 審 さいひしんの時 分の末に。天下大に砲れ。
又 %競して。食事に乏しければ。殊のために。桑の質を拾びけるが。熟したるさ熟
せざるさを分けたり。このさきせの記により。人を殺し。剣き取りふざする者ざも
- る --
来つて。シ順に関ふ様は。かにさてふたる七に拾ひ分けたるぞ と いのり れ シの
さりの珠をもてるが。比熱るたるは殊にあたへ。いまだ熱せざるは。家 がためふりさ
語りければ。2づよき不道の者ふれさも。かれが考を感じて。ネニ 斗さ。キの基
一つさをあたへてまりけり。その本をうしのも、さを。珠にあた 。またみづからも*
に念すれざも。一期の間霊きすしてありたりをふり これ孝行のまるしふり
魔論書
デ フ ニ ハ テ チ リシ 、
到、懸未 句 目 橋庭将 病深 願時、身代、死 比望啓 愛g
魔論書 は、南亭の時の人ふり。暴隊さいふ所の序人にふりて すみはち豪校藤
-
ェ りけるが。 いまだ十 目にもふらざるに。怒にむふさわぎちけるほざに。ちの病み給
ふかをおもひ。 シ 宗のおく夫にやめり。幹地 警師によしあ
しを園ひければ。賢師 病者の業をふめてみるに。せく造からはよかるべしさかた
りければ。幹撃やすき事ふりをて常めてみければ。味ょからざりける理に 死ふんこさ
イ%
三 十四 孝 十五
ふ質りに間





時世張

へ儀





本ヘ





を こ*りこ
かし

ゞ -
行しぎ





にし
さぬう

さり


ふきもの



のけぶ
かた

う はが身



すお


ふいつも
のわ裸体








をがらかりち ㎞
たにあ著




わて


。が身らし 親
たば






すけ て



ふれ



みけれ

へゼ

わら
ぬ。


ころ
にづかきがりし 。
にけりりろざるし



あ兵種
ふ考
ま人
よ家


ざしく





さ 悲のり















いに



たり
しみ



古今












稀 梁育金





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使



園 祀


張 兵種
--


、八、} 、口 、、 、い た

きたれは 一人の攻うかれた を表し *はん
派は。われ老 いたる球をもてり。けふはいまだな事を参らせざりっる程 すこしの
暇を賜はれ。珠にな物を参らせて やがて参らん。もし比 約求をたびへは 撃に来て
一族までを殺し診へささちて騎り。さて発に念事を進めて。約求、おくに。彼の
者の所へ至りけり。 元の張洋足を聞きて。又臨より行きて。霊えにいふ様は。義
は張濃より監えたる程に。なするによかるべし。我を殺して。飛 濃を状けょさニ
張殺は。我はじめふりの約 求ふりさて。死を率ひければ。彼の無道ふる者
も元弟の孝義を感じて 共に死を免しかやうの元弟せ今㎞かりさて、茶ニル
澄一駅さをあたへたり。是を取りて騎り。いよ〜考道をふせりさふり
田違 図魔 国残
デラチ 二 シ 三
武ニ 人はきやうだいふり。記におくれてのち。親の財賞をニつにわけてされる。
ーと
ーセ

シシ ** シ ** シ 『シーシ=
キへ
魔前に紫刻樹さで 表葉楽え祐も咲き乱れたる本一本あり これをもニつにわけ
て取るべしをて、終夜ニ人論 義しけるが。夜の鏡に明け、れは 本を切らんさて 本
のもさへ至りければ。昨目までシえたるが。武に都 れたり。現 違 これを見て。草本
こ、ろありて。きりわかたんさいへるを聞いておれたり。まさに人 さして これをわき
まへざるべしやさて。わかた球 しておきたれば またふた、びもさの如く冷えたりさふ
砂り
*出 谷
貴顔聞 天下 千生考薬 記 淡水河 湾群 弾シ 無人

山谷は。家の代の詩人ぶり。今にいたりて。詩への祖師さいはる、人ふり。あまた
っな***みっか**の大小使の っは のシ
て けがれたるさきは 手づからこれを洗ひて弥にあた。朝タょく社へて 急る事
ふし さらはニを以て、ガを知るふれは。共外の孝行推しはかられたりさて比入
*

の考表。天下にあらはれたりさぶり。この 山谷のこさは。世の人にかはりて。名の高
-
きくふり
-
陸績 す公記
孝将官天性 ん園六総見 ㎞ シ
陸績。六歳の時。袁術さいふ人の所へ行き待り。き術 陸績がために。譲子に橋
を出だせり。陸績これをニつ取りて。神に入れて騎るさてき術に濃をいたすミて
決より落せり。求術これを見て、陸績ざのは。幼き人に似あはぬこさ。いひ待りけ
るが。あまりに見ごさふるほざに。家にかへり。殊にあたへん高めふりさ中し待り 求
術これを聞きて。幼きgにて。かやうのころづけ。古今希ふりさ。ほめたりさぶり
*
さてこそ天下の人。かれが考行ふるこさを知りたれ とふり
ニ十四孝 キ近
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須磨に、舞子に 縦遊せられたる時の紀行文にして、放言漫語調世調
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噛俗、互に戯筆を奮はれたるを互に、批評
、批評せられたるものにて、共

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一種の見識を漏されたる妙 文にして、 一讃 質に人を して、山色水
の理にありて、親しく四家が放言 高談を聴いて、願を解くの想あ
くしむ、今般乞ふて、國文學界の附録 として、臨時務刊す員に足れ一服
の清涼剤のみならす、また國文の模範とくレて見るべくし
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発 大 図
淳 和天皇の御代に。五條の存大臣たかうちさて。おはしけるが。容頼美避にオ
愛いみrきのみ*四方に ガの蔵をたて さほしきましさす年月を
送り診へざも。一人の孝子を持ち診はで。明くれ敷き診ふ。或 時っく〜さ 業
じ逐しめしけるは。われさきの世に。何ふる罪をつくりてか。一人の子をももたね
七十へ十のふはひをたもつをもつひに止まらるべきにあらす 亡からん跡をたれかさ
ふべき むかしより今に至るまで かみ挑に中すこさ叶へはこそ 萬の人も中すらめさ
てシニキニョ 三度の いを
参らせて。願はくは、一人の考子を襲へ論へさ。種々の願をさて診ひける
並 ぐわん。成就せば。へ沈形の御ちやうだいを。こがねちろがねにて、ニ十ニ装っ
、 月ごさにかけて参らすべし。又毎 目満堂を ニ年照して。百人の僧にて、法 花
共犯 モへ 園 一
「 =ーシー

ニ味の不断経を。ニ年譲ませて参らすべし。 ㎞いの物* ニキニ百ニ香
書かせて参らすべしさ。哲られける程に。七目 さ中す暁 いさ気高き御こるにて。 こA
ふたへさ召されけるが。資殿ふる所に。かうのころもに。同ドー架 装かけて。いさかう
はしき高僧おはします。彼のしやうめう。うしろのはうちやうのまる。ニガ六キの
や かを並べけろも。恐ひん られて。いざたつさくて。いづくにさち守るべきさもおぼ
えす。高僧重ねて。それへ〜さ召されければ。御前に長まり給へは。いかに決が中
す所の。きやうしふるべしさて。みがける玉を取り出だし。すぶはち大臣の。左の袖
に移させ診ふさ御覧じて。愛さめぬ。共後下飼ありて 経ふく北の御方。懐妊
有り。若君一人生み給ひ。やがて玉せ若殿さて音び診 ふ。目に増して成人る論ふ
につけて。光るやうにそおはしける。父の大臣。一時も御身をはふさすかしづきお
ふ ニ歳さ申す時 内業へ参内有りけるにも。具足しおふ 天皇聞しめして いま
だ例も無きこさかふ。七 裁のシ うさ中す事はあれざも。ニ歳のてんじーやう
子 、し
-
* * -
『ー -
は珍しき事ふり たかふちが子のこさふれはさて、四 後の待従にふし診ひてく。
の座 をみされげる。 や でんのはrらに まるしかくてはいかさ 、チ後
包馬雨國を診はりける。大臣斜ふらず 御 音びありていよ〜いっきかしづき診
ひける程に やう〜セ歳にもふり診へは こさにすぐれて領をそ吹き給ひける
さる程に 北の御方は 熱常の風にさそはれて あしたの露さ演えやふ。大臣設は
比者君にのみ慰みて 明し幕し診ひけるに。十ニさ望す素の頃。大臣殿も空し
くふりおふ。特従の御敷き中すはかりもふかりけり。父の御けうやうには、者を交
き 発天帝経までもおもしろく さうがうたいのうへに寺飼 け診ひける 七ョ* 。
年の時はかりに 繋の要一村あまくだりけるをみれは、天*さ童子十六人。ェ
のかぶり。こがれのこしをかたぶけて、もしきくわんにん ニ人天くだり、待従に
飼ひ御派を流して。弥 七目の間突き診ふ領。副基 天園へ通じー。考行のにさし
ニつさもふきを。上品 上生 下界の りうtんまでも。熱受またまふふり。資 え
発 ニへ 國 三
ひでたきしざぞらも つ

さ浅
めす



ける
ふ聞え
か折


よに

きこしめし へられえり さ











見互


。 がねみれうて 。
かかり


こ敷





は興








額ぶり
がね いるりきさき *
き うち

君 突き
























キ ふぬ
み。も





まさる

かしか

されら
こり
受かす


*



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さい



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さもる ふみの
言の葉



こべて


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垂、
つこらく

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あらぬさ。御敷きあり。 時待従は中将にふり除ぶ。ャ将 急きまみれさ 、 やされ
けるが 天皇よりの宣者には 渋がキ *セ目お家へまみらせ。それが叶はずは。か
れうびんさ。孔雀の鳥をめしょせて。セ目 内 薬にてまはせてみせよ。まるが心をふ -
ぐさめん。それにも叶はすば。日本 國には。叶ふま〜さの宣言 ふり。うけたまはる
さ中し。急ぎやかたへ騎られける。姫君を近づけ 比 由かくさ語らせ路へは それこ
そみづからが父の。内裏にいか程も候ぞ。よびょせて舞はせ候はんざて。南おもてに
出で、 かれうびんの御こるにてシ天園の鳥をそめされける。剣那が関に参りける
姫君針に選召し。中将殿に奉れば 分かざっれて参内有り みかさ衆覧まし
〜てこさのたさへにこそ。かれうびんのこみさは望しったへたれ おもしろくさ
づりて ふたつの島が xり記れて舞ふ程に。ものにふく〜たさふれは、かのシ
の七資浄土の御池ぞさ 頻悩の職りをさまし。おの〜感涙を流して御覧「
-
ける
発 モへ 園 五

かくて七目も過ぎければ。かき消すやうに失せにける。潮くせ目も過ぎたるに。中
将殿を召されて、足が奨の十郎姫をよびょせて。セ目 内表へ参らせよ。それが叶
はぬ物ふらは、洪が夫妻を召さるべしさの宣言ふり うけ診はつて騎られける。商目
無きさにて候へども。か、る攻算さ中されける。姫君うち笑ひ それこそやすき事
ふれ。わらはが父の召し社ふ。はしたの物にて 候へば。みづから召し候はんに。参
らぬ事はあら下さて。南面へ立ち出で。十郎姫さて召されける。刻 那が程に参り
*** くの御 日 あまりに押さうにて十シ 見たきょしg
言ふり。急き内表へ参り。セ目あそび参らせよ。セ目も過きは。御暇ャせさのたま
ひて、中将 殿に奉れは。連れて参内まし〜ける。みかざ衆覧まし〜て。公
家大臣集まりて。十郎姫を見 おへは。いづくにて 著かへたるさはみえれさも セ
目の間。七度家業を著かへ。色々の御遊ざも。gこさ葉も及はれす。一つも浅し
たる“さふかりけり。七日も過きけれは かき消すやうに失せにけり。 大望御 gに思
刃 の のに
社ふふる。せ 天王の姫君は。さこそさこそ恐しめし。いよ〜隠しく恐はるれ
叶はぬ事をいひかけて。乗乱 %海へも中将を流罪して 姫君をさらんさこそ恐し
召しけれ。さて中将を召して。逸が奨の十郎姫を見たれは、猫々継しく愛もる
ふり。恐ふが中をさくるふる。あまのふる電をよびくだして。セ目 内裏へ参らせて
鳴らせて見せよ、まるが纏の2を慰さまんさの宣言ふり。中将殿受まって候さて
わが御所へ騎り給ひ。叶ひがたき事ふれは。 うふく 姫君にものたまはす。姫君 さ
ち寄りて。又何事か宣言ぞ。みづからに御 せられ候へさのたさへは ありのま、に御
せける。それこそいさやすく候はめ。天のふる電さェ原園には中せざも。光天國の
うふしの下つかびにて候ふり やすき程の事さて縁に立ち出で 頼ほさ〜さ打ち
ふらしふんだ説王 はつふんだ龍王 ちかつら龍王 ちるきっ龍王 さくしやか龍王
あふはたつ龍エ。まふし龍エ うはつら龍王。ヘ龍王達さぞ召されける。いづくょり
発 ニへ 國 七

さはみえねざも傘ほざのシの恐に飛び来す。姫君の御前に舞ひさがる。い
かに龍王たち聞き診へ。シ園のみかざ あまりに御 はさうにて。ふる神内家へ参
らせて。セ目鳴らせよさの宣言ふり 急き内表へ参り。七目鳴りて御 目にかけょさ
質にうらめしげにそのたまひける。へ龍王。谷御職中す すかはち雨かせさふりて 内
業の御殿に飛びうつりけりャ将殿も参り診ひぬ 愛着かぶり取りいだしこれを
少されよ。中将ざの。さして神ふらは み、のこもぬけ、趙びかりまふこを取るべし2て
奉り診ひける。さる程に はじめはかみふり。ニつニっ鳴りまはる それだに勝を消し
つるに。四つ五つさもふりしかは。傘ほざの光もの。一つふたつこそ飛びちがひ のち
は一ニキこそひかりけ
電いふづきのみ*国主の光をうがちける事にが〜しくをんふき部*き
公卿 。最上 3D
くきやう てんじーやう人は わうすみをはきたふれ伏し。半死半生のく数をちらす。
大gエはかりこそ。いんせん汗の如く。七 日をはまうべしさ。御" 2に迅しりせざも、

かつぎて。ふし診ひける。中将殿の耳には。更に聞えすして。大事もふし。さのみ
わうじをふやまし奉るべきふられば 龍王たち 鎮まり診へさ 中将ざののたまへは。
ふはらかみふり鎮まりけり さる程に悪魔通え難の雲にふりけり ャ将殿もわが
御所へ騎り診ひて。共後中納言に成り給ふ。かくて五十目はかりありて。内裏へ
ャ熱言をめして かれうびん乳* %が奨の十郎姫。電電にいたるまで。た 事さ
も覚えす。ありがたきまるが宣言にちたがふ事。神妙ふり。然りさいへざも。発 天ェ
の。自記の御判をさりてたべさぞ宣言ふる。かしこまつて候をて 御所へ騎り。姫君
にぞ中させ給ひける。姫君聞き診ひて。涙を流して。詠に是はたやすからぬこさふ
りみっからシ園に契り有るによって まはし人闘にて候園。又はんでんへ上ら
ん事。たやすからす。又中納言殿。はる〜の道ふれは。シモへ園へおはしまさんほ
ざの。わかれいか、有るべきさて。決し沈み泣き診ふ 中熱言聞し召し御 身内裏
発テ 國 近
- 十
へ参り冷はすば。愛たユ 日湾に流されで。一たびは失せぬべし。たゞ内裏へまみらせや
へさ。注く〜のたまへは、姫君。それ目本監 意をは。ぬすん園さ中して。人の心
が人間にあらす。光天園のふらびにて、人に契を装びえさ契斗はず ふさけぶく
*かる科せを委るえちかふれ をふす野達夫のャ 永の底までもおくれ泰
るまじきふり。さりふがら。みづからが中さんやうにおはしませ。今 目より七目。精
達に身を清め。七度のこりをかき診へ 共後交定 山の松にあがりて 御覧せよ。乾
の方へはそ説あり。セ里はかり行きて、大本一本あるべし。その本の本に。馬ニ更
有るべし。中にも。やせたる馬を浮きておはしませさ。仰せければ。中納言教の如
く行きて見論へは 質にも六つの道あり。いぬみの道を セ望程歩みおきて 大本あ
り 業毛の馬。月毛の馬。かげのうま、ニをあり。あしげ馬のやせたるを率きて騎
り。姫君に追ょし仰せければ。乗ふくてはいかすべきさのたまへは。中納言 いかふ
る登すの 人り候ぞさ宣へは。こがねニ千両 入るべしさ中させ冷へは。やすさ程の事さ
*}
刃 大エニれ 三*にさせて。比 訴
に飼はせ診ひける。喰ひはて、。永のみて。ニ度身ぶるひしてさちければ。ままの如
くにふりにけり。比 馬。明目の州の刻に。求詞にひきさて、めさるべし。まはし有
りて比うま身ぶるひして。あしがきせば。雨 撃を強く寒き除へ。あふ かしこ。道に
て押めをはし開き診ふふ。比 馬取りつきて。身ぶるひせん時 御めを間てき御覧せ
ょさ。こま〜さ御 せければ 教の如く。雨撃をつよく寒ぎて鞭をそさ、あてられけ
るとき。馬は虚空へあがりける
や、ありて。ろくちされぼしき所にて。身ぶるひをニ 度またりける時雨 撃を開き
て御覧すれば、満々たる砂の地にぞ著き診ふ。比 馬ニ度いはえて。人ふらは、職
を乞ふさ恐しくて。 虚空に行きぬ さて何 をふく。餌みちをちるべに。たざり〜
をあゆみ給ふ程に。人に逢ひて。比園をはいづくを中すぞささひ除へは。先天園を
ぞったへける。さてほんてんこくの内業は いづとにて候ぞを問 ひ診へは。足ふるみち

-
発 ニへ 國 キ
十ニ
を南へ行きて御覧でょ。すかはち内楽ふるべしさ答へける。嫡しく込しめして。行
き診ふ程に。野にてもふく。山にてもふく。満々モー々さして、又 ささもふく。恐
れがさり
ここの






色ふり




ね し




がれ


こかり



い門


はは





内がね
さこ
みて
敷きの い
見如


見 そ
やべてきう





すきり
歩み し


x の

聞ご


世界
極楽




御覧すれば、エのきざはしモの末。エのうてふ エのすだれあり やう
〜ありて。ニ十はかりふる天女。やうらくを聖れて来り。南へ指をさし給ひける
程に。招は参れさ御 をしへありさ恐し召して 南へめぐり御覧ずれは。目 本の内
業 ほんさおほしくてきりのせ ニニ本さてたる御殿あり。玉のおか。救を 知
らすありけるが共むかひふる産 敷の中に。中納言居給ひけり。又せ 四 五はかり
ふる天女。金の折敷に瑠璃の歪をするて来り。又ニ十はかりの天、女。金の病子。
* ろがねの銃子を持ちて斗で。うちおさて何 さも効をもいはで騎りける
ー 斜 三ロドに恐はれけるは。ぼんでんの からひに。か、るくひ弱 さけ。更にモ谷めざも
酔はざるふり。欲しき程は呑むさ聞く物を 呑まはやさ恐ひのむふり 折敷に入り
たる物を 常めて御覧するに、労はしくせき物ふり お又後に。ニ十四五はかり
の天*㎞のさきに ふさニ*るなのョく美くしき 象を書 て来 た
り。御前におきぬ。中熱吉まおらんさする所に。傍ふる間を御覧すれば。酸滑 のや
うふる物あり。へにもあらす。また%にもあらす。かねの鎖にて。ヘ 方へつふがれて居
たり、彼の彼を見て あら送ましあれ一ロ診はり候へかしわがじきもっにうみて
既に春本擁まりぬきはしが基の今を 助かり候はんさきけ**獣 もさょ
り大慈悲ふかきんへふれは。すかはち目 本にて。さが有る者を。定年に入れたるがごさ
しさこそ〜きにかつえて、悲しかるらんさ隣みて。洪資 をさし出だせさの冷へは。斜
>
**び 、気をもすり 音を出たしたるを御覧すれば 長さニ及はかりぶり あ ー、
*) りV
ふ恐ろしや。この者のありさま。だいにも似すして。幸の大きさよ いかさまた、者ふ
発天 園 * 十三
中四
らじーさ。身の毛もよだちて。比はんをすくひ投げ給へは。さ 所にて。怒。ヘ方の鎖を
資々引き切り。くろがぬの格子を踏み破り 残りのはんをも撰んで打ち喰ひ。さし
も玉の如くふる。図表をふみやぶりおほ風おほ南をふらせて。こくうをさして飛び
出でにけり。有りつる天安。あはて、来りあふあさましや。さても巣 報少き御 ずさ
収めしげに云ひすてく騎りけり
中納言むね打ちさらぎ。居たまへる所に。発天エ 玉のかぶりをめされ 威光た。し
くて出で診ふ ェの御産にそおはします。決これまで来るミ 奨さニ所に有る
うへは。認 す〜も購しけれざ 交に一つのせうしあり 雅 今のこんしやこそ。らピ
っ園のはくもんェさいふ者ぶり。撮がセ載のキょりも奪ひさりて ニの戸にそふへ
んさ寛ふしを聞きて四天王をかたらひ天地を道ぐるを追ひっめ永め重く比
園のふらひにて。千日をすごしてへ裂にして捨つるふり。さてもロハ今鉄へつるはん
は たいせ のうれの飲にてはふくし。足より南。七資浄土の池のはさりに。 作すたるょぬ

ふり。足を一粒張すれば。キ人のちからつき。イ年の幹をたもっかり。 大 の 人
されもひて。参らせてあるにうたてさよ。姫ははくもんわうが奪ひさりらせっ國へ 行
きつらん。比 求をぶくしたるによって。神カを得て 鎖をもふみ切りたるふりさて
かたじけふくも大王御派を流し診ふふり。ャ熱 言新たましひ*に漆は 。
さりあす渓をおさ 姫君の御こさを聞く それはさる御こさにて候へども 御 自奪
の御判を賜はりて。天下に名をさ*め。共のちさもかくも 派 りふるべしさ中させ
診ひければ。きんさつに御判を遊ばし。中熱寺にたびたり。共後たれかある*源
國へ送り泰れさのたまへは。中納言ちらぬ國さはおもへざも。姫君の父の御 許さお
もへは。名残惜しさは飛ぶし。逢々日本へ騎りても。姫君のおはしまさはこそ瀬
みもあれさ 派に習び診ひけり 先天エもいさあはれにおほしめして さりさも擁。
そのいんちんふかるべきさ ㎞め御 せられける。 くばんはんあまた日前まで送り奉り。
はじめの駒さまではありさも愛えざりけるが。まみりて噛えける 猫やくするシ
発 ニ夫 國 ォ
す五
十六
もしくて。うち乗りたまふ。や、ありて。ろくちに駒 はミびつきぬ。御 目をひらき御
覧すれば。社の都。五條のやかたにきつ齢ふ。すぐに内裏へ参内あり。シ天わうの
自筆の判をまおらせければ。不思議さよさて。ふいしやうれうのくらみにをさめら
れけり。さて中納言わが御所へ騎り。御覧すれば たぶ共ま にて。もしや中納言
ふり来り齢ふさて。女房たちはしりまはる。はくもんエが入りたるあさも。さふがら
安房たち。御シ。中納言を見つけて。瀬悲しくして。決しちづみでそふき給ふ。
姫君のおはしましたる御座に。いまだ御 れも。ふるき念もさふがらあり。 ダかうつ、
か。 ダふらば。さめてのけさ。ふし づみ診ひけり。ころはヘ月ふかばのころふれは。い
つしか庭の落葉もそよめきて おふく風も関寒く聞えつ。さらぬだに あきはい
かふる色。されはさ中しつたへたる。かぶしさに。わが身ひさりのたぐひぞさ。涙の露
も所せくまて。うくはかりふり。よふ〜もまざろみ論ふ事ふければ。 愛にだにもみ
たまはす。さる程に篠のをざ、の一ふしも。あくるかさおぼしくて。やもりがらすの
→〜 v んメ 〜「*


うかれごる。森をはふる、けしきにて。ほの〜さみえければ、智 もさるひ切り総 ひ
で。清水へぞ参られける。さもいさけふき時よりも。月ごさに。七目のあるみをはこび
奉りつる御利生に。今一度今生にて、姫にあはせてたび診へ。せもの封面#はす
は、命をめして。後生の録さふしてたべさ。涙さ共に祈られけり。暁がたの さふる
に ヘ十はかりの老僧の 中熱言の花に立ち診ひて。法螺君の行く 聞きたく思
は。足より修行をして説紫の博多へ行き 従 郡こうて キ目さ中すには、必。聞
え候べしさあり。凌さもうつ、さもおぼえす。劇くわんおんの御 つげぞさ恐ひ すぐに
つくしへ行くたうせんぶれにびんせんして 答海高里の波路を経ていづくをはか
りさもふくおもひ除ふ。御 gのうちこそあはれふれ。比 土を離れて。十ニ目 さ中は
に、大かせ突きて波あらく。光もの飛びわたり。ニ 十 四 娘の舟の帆あひの輝も。
吹き切りて。ちり〜にふりけれざも。中納言のめされたる船をは 突きも切らで
してらせつ國へぞ突きつけたり。ある漆に上り。2ぼそく領をそ吹き診ふ。折 ふし
発 モへ 國 キセ
十へ
比せの人さも覚えす。かしらは空へだひのぼり いろ堅くせい高き者あまた集りて
吹きける物はおもしろやさ 感にたへてを聞きにける いか様これは望源園の人に
有るらんふんざ、いふ。比 エはいづくさ問ひ診へは。足こそらせつこく。比園の御ぬ
しは。はくもんわうをそ中しける
一年ほんでんわうの。姫君をさらんさて。ぼんでんへおはせしが。四天王のからめ捕
り診ひて おかれしに。大王のうちのよれを撃ひ。神カを得て率をやぶり。姫を奪ひ
さり。一の后にあがめかしづき診ふふり 比ごろは姫君の御 *g うの 高さて。
べちに内楽をたて。キ目 経を譲み給ふふり。望%園の者ざもをは。かたきさ宣へは。
比園へはxれぬふり。あひかまへてあしはらこくのものさはし。仰せ有るふ。修行者
さ中しける。まこさにまめやかにかたりける。いかに修行者。わが身はもさは目本の
丹後の國のものふるが 画かせにおさされで 今比園にあるふり。目本はいづくの人
にてましますぞ。御 ふづか しやさ中、しけり。さん候。われ〜は。筑紫の者にて候
〜 ・ ー
が。通せ 修行の者にてあり。いづくを住所さ定めれば。 祖ふきま、の監視 さして 、い
くたび漫やさますらん。されは今生は。凌まぼろしの如くふり。さる程にわれら。
御身のこさく。あく風に吹きおさされ。今この園に来りたり。さてはくもんわう
の内業はいづくにて候ぞ 井み奉っりたくさのたま は やすきほどの事、みっか
らが撮をは。しやこん女さ中して。姫君の御方にさふらふふり
共外。はさら女。ド〜んつう女。あくさう女。ちっんしや女さて。改多の女房を定に
っけ申され候 共う 修行者をは はくもんわうも御シぞ 参らせ診へ*
しける。さるほざに。はくもんエより御使あり。今密目ふしぎの鳴物あり。突きつる
者を。急き内衰へまみらせよさの仰ぎふり。すかはちだいりへ参りけりばくもんエ御
覧じて。今密目突きつる物を突けさのたまへは。副 ふき給ふ。おもしろしさの御 せふ
り。危の宮のあさタは。望療國をこひ給ふ。御㎞にさてちんけん殿へぞめされける。
さる程にこ、を将にさぞふき診ふ。姫君は聞し召し。中熱言の密の音を 聞き 知り
-
発 ニへ 國 十れ
-
ニ十
診へは。さてもいかやうにして。比所まではおはしましけんさ。おぼし召して。まろ
び出で さりもつかんさちたびも、たびおぼしめしけれざも あしかるべきこさふれは。
gぶがく聞き診ふ。下んつう女が申しけるは。比修行者が参りてより。庁の例ふ
らすさぞはらたちける。中にもちやこん 安が中しけるは。さるこさもおはしますらん。
望療國には。密を突き。いやしきちづまでも。管 紋の道をたしふむふり。又ぼんて
んわうの池の江に。あそぶシや。かれうびん。孔雀。襲 襲さいふ鳥は。官 くわん
げんの撃をまふぶふり。今この笛を聞き診ひて。さこそ古郷の。父大王もこひしく
おぼしめし候らめ。御 けしきのかはりたるも。こさわりぞかしさャせば。ばにもさぞ
中しける。愛のうちのちらすにて。よさ もに。密を突きてそおはしける。さるほざに
ふらびの園の。けいふんこくのみかざは。りうき エさぞ中しける。はくもん王へ数使
を奉る。うけたまはるさて。ニキ人の勢にてニキ望かけるキに乗り。 を戸には。修
行者に名をふかせ。押ぶぐさみ候へきて。五十日 さ中さんには。心 かへり参らせん
さて。 女房たち。庁の御伽 中すべし。もしさもかき物 からは。ハっざきにすべ しさの
たまひて。炎く風のささくにてらせつ図をうち出で けいまん園へそ御っきある
さる程に。姫君のおほせには、真砂のうへの修行者は。さこそ冷えぬらめ。又みづか
が の のために セョ者を交きてくゃうせんさ選ふふり 音々*務なら
も。心をひさつにして、撃聞ち給へさ御せければ。うけたまはるさぞ中しける。七 目
の問さけをす、め給ひける。女房たちも醒ひふしぬ。さるほさに。われこそ守斜 吉よ
を名のりたくはおぼしけれざも。いかにして 見え奉るべきやうもふかりしさころに
折 ふし風 一をほり突き。みすを突き上げ、る。姫君さ。目 を目 さみあはせ給ひけり。
姫君夜更けぬれば、間の障子をあけ いかにみづからをは っれてちさせ診へさの
たまへは。我もさこそさおもへざも。心にまかせぬ事ふれは。おちすまし候はん事。ふ
ふか〜斗はぬもの校。さりかへされて。愛き目を見せ中さんこを。 あしかる しら
が身はさもかくも成りぬべしたゞかくていつまでも領を突きてきかせまみらせんさ。
x園 ニ十一
-
ニーニ
ャし診へは たっれておちさせ候へ。ニキ里かけるキには。はくもん王が乗りても
きぬ。ニ千里かける津あり。これにめされよさて。平守にたちいで御 神をそひき診
ふ。中納言は。愛うつ、さもおぼえず。キに乗り診ふ。飛行目在のくるまさは平せ
*はくもんェの半ぶれはおしの心をゃ呼りけん 更に飛ぶ事もかりけり。ニ
キ里を飛びすましてこそシ はだしにもふる けれ いまだニキ里 をだにすぎざ
れは。か、るさころに。はさら女さて。色くろくして。夜叉の如くふる女あり。人
はぬれごもまざろます。密のねも聞えす。姫君も御 gもさふく送ひて。かつはさ起
きて。はしりまはりて見るに。危も修行者も見えざりけり。いかにせん。神通女 悪
徳 女。ニニ人起きあがりて。もし月もちろければ。みふみニ千里 かけるキもし
猪はくちをしき事ふり はくもんまのいかはかり %り診はんすらん われ〜うき
めをみんするかふしさょささけび ける。中にも夜叉 女が中すやうは。自然の事もあ
らはさて、相園の太鼓を。一里にひさつ、置かせたりけるを。うたせはやさ中して
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もん 」ー、り 〜〜、 たくン 、 メイ・・ ァーー - %E 〜
引 の刃の刃の刃
け、れは。けいちん園へぞ聞えける。はくもんモきこしめし。らせつ図には。 何ごさの
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いできたるらん。相園の太鼓ふるさて。ニキ里かける事に乗りて 衆はじければ 利
那が舞にさびつきぬ。夜叉女はしりいで、 ありのま、に中しける。 す s の
ふ。交にありつる修行者は。あしはら國の。中納言にてありけるそや。さりふがら
ニキ平 かけるキふり。追ひつかんこさやすきほざの事さて われを恐はんものざもは
候せよさ終りける。への腹 さ をは。はくもんエのやうふるさ中すに。まこさに から
みてんにすくみあがり。撃はしやりのごさくふり。はジみをして躍りあがりさちける
さる程に。ほざふく姫君の卓にさびつきぬ。中納言御 らん下て、さばかり申しつる
物を。わが身のこをはさもがくも。命はさらにをしからす。御身にうきめを みせ中
さんこぞかふしけれさのたまへは。姫君 は。今はいふごもかふふまじー。ニ 世さかけ
たるちぎりふり。派の底へ入りて。ひさつ道にさ恐ふふりを御 せける。 かりける ここ
発 テへ 國 三 十ニ
ろに。内裏にて舞はせたりし。かれうびんき。乳撃の鳥。ふたつさび来り。かれうび
んがつ、さよりはくもんエが率をは。たさ蹴のけたり。乳%のさりがつ、さより。姫君
の御 キをさきへはたさけやり。後には御 キをさきへ〜さけやりけり
並 鳥またひさつにふり。はくもん王の車を。あふたこふたへける程に。ふらくのそこ
までけ入れたり。共後比鳥はかへりぬ。姫君の御キは。あしはら國に聞えたる 花
のみやこ。五條の橋につきにけり。さてもニんへの人には。わにのロをのがれ。きrん
の門を 去って。漫の道行くこ、ちして。五除の御所へぞおはしける。いつしか御
所はあれはて。門はあれざ扉ふし。庭にはちんせきみちたえて。軒にはあさがほ。ち
のぶま下りの忘草。たれまつ風の音も。2ぼそさぞまさるらん。岩間をくいるわす
れ水。絶々ったひてふがれ行く。減はすだれをまきあげて。せいたいきうたいかげみ
えて。いさ、あはれぞまさりける。や、ありて。奥の方よりも。人 一人出で、。あやしげ
にさがめける。中納言。や、みすちかにてあるぞ。物 いはんさのたまへは。御 てる にお

『シ
ざろき。御 まへにいりけり。獅 派にむせびて。さいく仰せ # ださる、こさもかし、就
人さャしけるは 押。若の御 出家ありしょり後。今目まで。六十 六か園を たづ
ねまみらしね所ふく候ひつるが。いづくにおはしましけんさぞ望しける。いそき内
来へまみらんさ。御㎞ければ。御キふんざ 率り。御 参内あり。もさの御身 をかへ
すして。ぼんでんエの校に。らせつ國まで押らんじけるこさ。ありがたきずさ。おほ
しめすふり。ほんりやうふれは。月後祖馬の。雨國をくださる、さの宣言ふり。守
熱言か、る物うきみやこに。あさをさゞめじーさて いそぎ月後へくだり診ひて 御さし
へ十さ中すに。ひめ君は。ふりあひのくわんおんさあらはれ診ふ 中納言は くせの
さのもん〜やさふり給ひて。楽生を済度ちたまふふり。かたトけふしさも。す々中
すばかりはふかりけり。らせつ國にて。御やざかしまみらばし。おうちうはは ふりあひ
ドーのかきざりの。御せんこれふり。常代までもはやらし 診ふ ふりあひのくわんおん。
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のせざる資キ子
さるほざに。丹波の國のびの山に年をへし検あり。名 をはましをのごんのかみさ中
しける。その子にこけまるさのさて、世に起えてちるさいかくェ能すぐれけるかた
あり。比こけまるざの。あふぎおつさり一さしまうて入り給ふを。いかふるものもみる
より。gそらにふし。おもしろからすさいふ事ふし。さる間こけまるさの。やう〜
#はかりにふらば論ふ。父母いかふるかたよりも御球ごをさ中させ診へざも 耳にも
き、入れ論はす。われれもふ子細あり。 ふみ〜ふらんものを いかでか連にむかへん
いかふる公卿殿上人の薬ふらでは。ひさしからぬうき 世に何 かせんさおぼしめし
ける。世中の人たち。身のほさちらぬ望されもひ給はんやからもあるべし。こをもおろ
かや。われらが先祖検丸太夫は。みふちれる歌人ふり
たくやまにもみちふみわけふくちかのこるきく時ぞあきはかふしき
のせきる算 総 一

さよみ診ひしうたは。これを4倉のちきしの和歌に 定家もxれられしふり。共ほ
か世々の歌人の説にも。われをいふおほせざり。ましらのこるふざ、てょみだく和歌
を人をらすや。おそらくは系園にれきてはたれ人にか劣るべき。かま〜ひふるやから
に身をそめ。傾かせんさだほしめし 常は岩のはざまにて社をみ。秋は本々の将に
は月をかがめ 高の末のみを交し いきやさしきいろこのみておはしける まる画さ
願の子細ありて。目 吉の御 神にまみらはお ふが をりしも都は押さくらをきま
せたる森にてありければ。こ、かしこ東山のあたりをふがめありかせたまふ。こ、に比
自河の遽に。さもありげにつくりたる草本の御所あり。是はいかふる人のすみかや
3
らんさ。たちより質のたえまよりふがめ給へは。うつくしきひめ君。琴 ひきてお 給へ
り。いかふるかたやらんさ。ぬそらにふりつ、。また、きもふくまほらせ 給 ふ。かやうに
心をうつし給 ふも道理 かふ。うさぎのいきのかみざの、 ひさりひめにてそれはしけ
る。そのかたりドーんじーやうに。耳のあたりぬれ〜さs」 ョ く。世にはふらびふさ 御
すがたにてそありける。こけまるざのはつく〜さみ鈴ひて。世の寸の人には。ッゃ
うのすがたあらじ。いかにしてつてもがふさ それよりふむあしもまざろにて。ゆに道
をたざるやうにして。目 吉の御社にまみりて 鍋ロうちふらし きみやうちゃうらい
と出エニ十一しや。自河漫にてみし君のおもかげ。忘れやらでっ今はつかの命 もき
えうせふんさ恐ふこの身をたすけ。かの姫にあはせてたび 診へさ。新 艦を砕き。ふみ
だふがらくざきたまひて。御まへをた、せ診 ふが。めもまひgきえ〜さふれはふる
ささへかへらん事もふりがたく。本の葉 かきょぜ。花 さして。こけちのむしろにたふ
れふしぼれ〜さしてあかさせ診ふちかる所に私のみふかざのまゆりあはせおひ。
かのこけまる殿をつくづくさみて 御めもさてあしの〜ん〜やうさょ。いかふる御
かたふれは。かくてこ、にわたらせたまふぞ。定めて比 みやしろへまうで給 ふが。たび
やつれにくたびれさせ診ふかさ。打ちさけさひしかば。おれ 殿。いやこれは行へもふ
き下満の子にてさふらふさ答へさせ診 ふに みふかざの。いや〜それはそら とささ
-
のせきる資キ鉄 ニ

おもひまみらする。いかさま蛇 御 神へまうでさせ給ふ人のふかに。たれぞの 姫ふざを
御 らんじて。ちづ2 ふき継にちづませ診ふさみ参らせ候。ぬ のうちをのこさす語り
論へさ。たのもしげにちみーみさ中しければ。せョ れ 殿 派をはら〜さふがし。物
やだもふさ人のさふまでさ。 いふこさのさぶらふさて 御 はづかしげに。類をあから
めさせ診ひうちふし診へは その時みふかざの 色をも香をもまる人ぞしる。みづ
からもかく候らひし時は。さやうのこさも候ひしふり。おもひも継も わかきさきの
-
ふらひふり
つ、ます中させ齢へ。いのちささもにたのまれ中さんさいひければ たのもしの人の詞
やふ。かくてきえふはつみふかし。今は何をかかくし参らせん。すぎにしころ。自河
の社本のまをたどりしに。選ひもよらぬ差をみて。今はいのちの玉の緒の。たえふん
後にたれ人か。っももあはれざ思ふまfきもしも比事叶はすは。さるさはの池へも
*をふげて 。は ふん倉はを しから#さ。た、さめ〜さはかりふり ゆふかざりさ、船 ー
ひて。さてはいきの すざの、ひさりびりにてさふらふべし。心を砕きおぼしめ 「もこ、
わりや。比 君さ中すは。いきのかみ御ふたり四そらにふらせ 給ふまで。 すのふきこさ
を悲しみて。ヘ月十五夜の月に飼ひていのらじたまへは。北のかたの存の秩へ月
のやざらせ給ふさ。御館言あらたに築らピ 給ひ。いできさむおは します姫にてまし
タメ〜
Ao > / 、
ませは うつくしきことは理ふり。御名をはたまよの姫さ望しさふらふ。いかぶるか
たのさま よりも。 ぶみたまっさの かよふ事。ふる雨よりちげ〜しくさふらへざも。女
御きさき。もしは公卿殿上人ふらでは。御婚にさら下さて。ェを 浴ふ姫にてさ
ふらふが。御こさはた、ふらぬ御 かたさみ参らせ候ま。かふへてまみらすべ し
御 gやすくちばしめせ キわらはが娘を その姫君 御官社に参らせ、けしゃうの
まひさめされさふらふみづからもさい〜。かの姫の智方へ参り候。獅ふみあそばせ。
さゞけてまみらせんさいへば。弦ロ近殿いさうれしくて
*&にかきあっめたる本のさものちりふんのちをたれかさはまし
のせきる草歌 エ
ー*** * 。

かやうにあそばしわたし診へは。おふかざの決に入れ。やがてかふたへまみらせんざて
自河の御所へまみりければ。ひめぎみつく〜さ見さむ給ひ。何さて 比ほざは。う
ちたえ除ひしさ。ちきをあざむく御願をもだげさせ給 ひ。いさぶつかしげにおほせさ
ふらへは。ゆふかざの、御 まへに人のふきをりをえて。ちか〜の御ふみさて そばにお
く。姫は耳をそはめ。偲かしげにうつぶき診へざも。みふかざの。人たらしの上手に
て むかしよりつれふき人は『あさましくふりはて候。いたづらにふりし4野の4町
がここまでいひきかせければ。さすがぬづょきもつみふかし。岩本にあらぬ身ふれは
さて かくぞかし
をちこちのたづきもちらぬ山ざるのおぼつかふくもわれをさふか
**ろにかき が し。さしおき 診ふを。さる手もうれしくて、やがてこん〜
さいびちらし。私のみふかはかへりけり。いそきせuれざのにもちてもき。みせければ。う
れ、しくて ふさおさあがり。ニ度 いなさきみで うつくしの御子 や さ。むれにあて。領に
あて。それよりふ はいやましに恐ひつ、 たび〜の智ふみをやりたまへば。ふたりのも
くするは。やがてあふせさふり診ふ。ばにやをざ、のひさふしも。ふれての後はそのび
〜にかよひつ、。今はあさからぬ中さふらせ診 ふ。父いきのかみ。 北の方き、給ひ。
げにも丹波の のせの。ましをのごんの守のお近殿は。聞き及びし色好み いかふる
公卿殿上人の中にもふきすがたふり。今は御げんざんさて いろ〜みゃまのくわ
しさりあつめてもてはやさせや ふ。比 ず耳 波のこんのかみきこしめし # ころいづか
たへもわたらせ診ふぞされもひしに。さてはさやうの事にてありしを ぶらざる事ょさ
て 御むかひに馬のり物。このはざる共をちびたゞしくつかはし診ふ。こけまるさの
たまよの凝着をひきぐし斗波へ越えおふ交 すョをえらび 御げんさんありてみ
診ふに ふにはかるうつくしき姫君もあるかや こけ丸の心をつくしっるも さわ
りやさてさりはやさせ診ふ その共御子あまたいできさせ診ひ する紫ョにさかえさ
せ診ふ むかしも今もかくる智キあらトさ めでたき事かすかぎりふし
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天下太モ國エ姿総。か、るめでたき御代にあふこさ。へ園は中すにおふばす。鳥類
高類にいたるまで。ありがたき御政道ふり。まこさに読撃の御代にもすぐれたるこ
さり まうシう 七年へ月中旬に、洛中に猫のつかを解きて次ち診ふべき
御砂汰あり。 ひさしく御奉行より 一條の辻に高れを御たてあり。共れもてにい
はく。 。洛中ねこの鋼をさき はふちがひにすべき事。一。同じく額うりかひ停止の
ぎ。比むね相背くにおいては。かたく罪科に虚せらるべきものふり。よって件の如
し おかくのささく御せいたうある上は、高々ひそうせし雑さもに札をつけて は
ふち望 せは。猫斜ぶらすによろこびて。こ、かしこに飛びまはるこさ。もさんさいひ。試
をさるにたよりあり。程ふく試帽ちおそれて。にげかくれ。新梁をもはしらす。あり
くさいへざも。さふりもふく。ちのびありきのていふり。か、るきのうえきずふし。願は
獅の奪鉄
ーー

くは比御法度 っ、がふく断念する事ふかれさ 惑攻かくの如し。炎にかみ京遽
の人ふりしにょにたっさき御発 g者あり悪を捨て、義にすくみ あしたには天 長
せ 久 タには現世安総 後生せんちょのいたり ほうかいびやうたうりやくさ願ひし
けうくわんのふたっあきらかふり 道俗男女。殊勝感涙をふがす。激に大日如来さ
*いひっべし。か、る殊勝のだうりをは。鳥類畜類までもまりはんべるか ある夜ふし
きのゆをみる。気の和尚されぼしきが。すみ出で、中すやう。御僧 様へむかひこさ
はをかはすさ ぶりに春r修 をも御衆薬のほされん〜度のまたにてョ
夜朝基御だんきをシ社り候に。職爆に罪を減すさおほせられ候について。まか
り#で、候ふり さんきさんげをも往り候は。一句の御道理をも。御投あつてくだ
され候へかしさ中しければ。 僧 こたへていはく。 洪 らがふざいさして。 か、るやさし
きさを『すものかふさ ふのめふらす恐ひ。さうもく國土 委音成 備さふれば。ひ
下やう望本も成備すさみえたり いはんゃ生ある物さして、ニ 念瀬 監ェ則減無
く法師


こさ
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ま〜傘をはりたて、置けは。やがてちまもさをくひ破り。又だんふをもてふさんさ
ていりェさせん豆をたしふみおけは。ニ夜のうちにみふにふし。愛 業永さもいは
す。あふき。物の本。はりつけ所風。かき餅をもたまらせす。 いかぶる柔和にんにと
のシもりさも 命をたちたき事初論ふり。いはんや。大そくの身にては道理を
ごくせり。その時試こたへていはく。 豪らも御たさ のこさくそんじて わかき気さ
*にいけんを すさいざ***にさかひ ミロににがしさ*せはサ
々聞きも入れす。ふほ〜悪逆つかまつらんさャす。そのふかにも まづ第一。へ
ににくまるるこさふかれ。おひがしざの。だきたざの。あらひぼうし やうつきおひ。ち
やこ。おはしだのまへ だれがたびら たびまた 将房家のはし からうさのすみ つ、み
つぶらの中へさりこもりて。 家を作り。餌食にもふらす。 てからに*る物をくふ
こざ かかれ。 っぼのはたかさまはるを あかはだか っけ㎞の時よりも中しきかせ候
へざも。かぶさたるふりはかりを好み。人の札もさ。 、とも 大井ふる屋 扱ふざをすみか
さして。恐逆はかりを社り候事。せひふき述 さ。かたり中すうちに凌さめて。すでに
その夜はあけにけり。又つぎの夜の場に。さらげのねこ 永り。ばに〜しくかたり
ずすやう。御鶴様たつさきにより。気根性さて。人のにくむやつにて候。か、るやつ
はらまゆりて。いろ〜のこ>を中すよし。やがてつげちらするかたあり。継ャてか
の試さ中すは 下道のうはもりふるべし。御僧の智惑悲をたれ診びてもやがて物を
ひかんぎぬ 定ふり。又 家らの系闘をあら〜談り中すべし。聞し召し候へ。領様
に中し候へば。気さたけくらべのやうに候へざも。いはれをちろしめされすは。いやし
め給はんま、。ねこせふかにおしつくばび。大のまふこに角をたて中すやう。われは是
天をニたうざに おそれをふす。さらの子孫ふり。目 本は4國ふり。園に相應して。これ
を渡さる、その行細にふつて。目本に虎これふし。延喜の帝の御代ふり。御電 交
あつて。かしはぎのもさまた縦のうちにおき診ふ。又後ョ河の法皇の御時より っ
ふを付けて勝もさに置き診ふ。鋼のつきたるもみに。ニすさきを試律 御すさいへさ
猫の キ 鉄 五

も2 はかりにて さりつくことふらす。湯みづのたべたき時も。のざをふらし撃を出
だして。たべたけれざも あたまをはり。いためらるれはでひもふし。こさはを通すさいへ
ざも。 夫等の本語ふれは。大和人の聞き知るこさふし。たいりやくつふきころさる
、はかりふり。にふがくの御惑悲。くわうたいにて ㎞ に 月のやざり 給 ふ
がごさく。猫ふせいまでに御 心をつけさせ給ひ。綱をさき。造をもるさる、こさ。あり
がたき智こさふり。比 君の御代。五百 へ十年の御撃をたもち診へさ。朝目にむか
って除念ふう。のんざをふらし拝み中すぶり。僧こたへていはく。猫のいはれやう。近
頃まんべうふり。ふんせんさんみやうのこ、ろを恐 へは。きるさもいかで。かへん。さり
ふがら。こ、にわび度ぎあり。出家の役にて。かやうのこさをみてはおかぬ法ふり。 あ
っかびに。xりたきさのさわりふり。殺生はかりをするものは。因果半輪のおく
死にては生じ 。ちやう下てはちぬ。ろてんにさんりんしては。共因果のがれ難し。
さいのこくうをち らんによつて。ちやうドーもろ〜の諸 活悪をはふれ。ニ がひ六しも
解 Q ミ Ae
りんみ 消滅して。すかはちけだつを得るさみえたり。殺生をやめられ候へ。せ共方の
念物には。くごにかつうを、ませてあたへ。またをり〜はたつくりににしんからざ
けふざを。朝タのる下きには いかぶさ闘ひ齢へは。御ちやうのごさくにでは候へざも
まづ〜あんじても御 らんせられ候へ。人間はよねをもつてこそ。五臓六腕をさ、
のへ。あして達者にりこうをものたまへ。山海の珍物は。はんをす、めんがためふりさ
うけ診り候へば われ〜もその如く 天道より な物にあたへ下され候故に。気を
たべ候へば。無病にして飛びありくこさ。鳥にも 劣るまじーさを行下候ふり。また もる
〜さひるねをつかまつるも。気をたべんさぞんするためふり を かるを今より堪忍
のこさ。同 g 中しがたし。御分別候へさ平せば。さしも魔大 無量の御 鶴ふれさ
も。返答を かね。感涙きもをけすばかりふり
減りさめて。暁がたにまざろめは。例の気きたつて 中すやう。さかくこのシにては。京
ずの塔忍ふりがたしさて。かみ京ちも京 の試ざもよりあひ。ふれをまはし。にしら
獅の キ欲

ん組は舟岡山のすそ。4 川ぐみは御 りやうの装。たちうりぐみはちやうこくじの
装 rきらくぐみは比野の森。下京ぐみは六角堂のうちへよりあひ〜 談合す。
共中に分列がほする試。すみ出で、中すやう。ちよせん比搭 ふらは。命さキたが
ひのほかはある か*いかしてか比たびの本のびぶんさいろ〜例ややう
またりけり、はや都の御ふれ、五十日にふるさいへざも魚の骨をひさう歯にあて
き へ ま
やき * い いい 自然
す。あぶらあげ。やき潟のかさをだにもかぶす。猫ざのに参りあはれは。いねんにひま

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きっさあん〜いだしたる事あり。比ほざ聞きおよびしは。近江の国神検地ありし
かは めんあびについて、百せ稲をからぬよし 隠に聞きさ くるふり まっ〜冬
中はまかりこし。将の下にめこせ をかぶませ。年をこえ暖にふらは。きたのこほり。本
のもさの地蔵をたのみ。やんでめての山々。いかゞa おくだに山。おそろしけれ
勝突山に調が戻。さめがい掛針さは 山。たかのはた所の山。はくさんじー山。かみか
まうのこぶりのはた。ふさ#。外引山。観音キハ幡山。鏡山、執 日 の郡
わしの尾の 山。村々里々みかみ山。ちがらき山いし山 あはづまっもさ うちでのは
**山シうす ん くきさか*かた ひらう。ョ瀬の明神
きんへん。うちえみしいまづかいづるふづまがのうら。従獅あらはちくぶ新 ちゃう
めんじ。おきの島ふざへもおし渡り。さころわらびふざをほりくひ。ニたんちんみゃう
をつぶがんさぞんr候。何より2の残り候は。やがて正月に かぶみ はふびら 譲%。
あられ かき%。おこし永ふざ。基画の中徒然ふぐさみにかぶりくひて。ト、めいて
あそはんをたくみしに。大敵のねこざのにおつたてられ。のき退くこそ無念ふれ さ
りふがら猫ざのも犬さいふこはものに。あそこ をおひまはされ っちかははたにた
ふれふし。あめつ%にちほたれたるをみれば。むくいはありさいさみつ。方々 へのき
退く。その中に公家門跡ふざに。久しくみける演。ニ道のこしをれをつらねた
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獅の湾キ欲 -、%

気さる猫のうしろに犬のみてれらふものこそれらはれにけれ
あらざらん比世の中のおもひでに今一たびはれふくもがふ
ドー、さいへはき、み、たつるねこざの、まふこのうちのひかりおそろし
僧。2に恐ふやうか、るこさわさ人にかたるふらは。狂気さや風聞せん。ふかくつ、
まむべしを恐へざも。まれふる夢のたはぶれは。ちかき友に語り薄へ。わらひぐさかふ
さいへは。おほせのごさく 気うすくふり 物をもひかす。まくら本をもありかす。かや
うの御せいたうは。音がいまにいたるまで。ありがたき御こさふり。君 ももたかに攻
さかえ。久しくめでたきこをはかりにて。2gるがせふるのみふり
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そもかまくらさ望ーすは。むかしは 一あしふめはニ ちやう3るぐ たいふのぬまにて
候ひしを わだ。はたけやま そうぶきやうを診はりしいしきり つるのはしをもって
たかきさころをきりたひらげ。たいふのぬまをうめ診ふ。上はつかい。守はっかい。下
はつかいさてニつにわる。上はつかいは山。ちうはつかいはざいけ。下はつかいはうみ
ふりけり。上はつかいの。一だんたかきさころには。源次の食へ神。正 ヘ橋 大*陸を
あがめ税ひ奉る。ちうはっかいのさいけを かまくらやっセ活にぞわられける あら
おもしろのやつ〜や。はるはまづさくうめがやつ。つぶきのささに匂ふらん。ふつは
すゞちきあふぎがやつ。あきはつもくささ、めがやつ。ふちはげにもちきのした。かめが
えやつこそひさしけれ
はるかの沖をみわたせば。船に流かくるいふ村がさきさかや。いひしま。江 のしま。つ

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いいたり。速業宮さ津ーすさも。いかでこれには優るべき。かるがやるに名づけて。あゆ
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かるめでたきをりふし、頼朝しゃうらくまし〜て 大備候来をの させ診ひ
御身はさこんの存大将に経あがらピ診ひ。兵衛づかさ十く。さるもんづかさ十人。
せ 人のくらんざを中し除びて。そのころちうの人々に。あておこふはせ給ふ。中に
も法衛門つかさをは。かちはらのキニかげさきにくだされけるを。嫡子の源太にッ
づる、源太っかさをたまはり。いそき園にくだり。比こさひろう中さであるべきかさ
大名4みやう。てうしやう中し。いつきかしづきたてまつる。まづ 務 番のざつしや
うには。ほうらいの山をからくみ。中にかんろのさけをいれ 不死のくすりさ名づけ。
ぶろがねの年に。こがねのうる べをむすび。はねつるべにてこれをくむ。さけにあまたの
いさくあり。うさき人 さへちかづき。 た、しきかかばか はちたしむ。をちこちの。た ッで
もるらぬたび人に。ふる、もさけのいさくふり ほうらいの山のうへにはりふぶんか た
ちばふ。けんほのふ、し。さうぶのを ひか*ぐる32う。ふんせいのくりさかや。みふいろ
〜にふりつれて。そのあちはひはちおみをふすまこさに不死のくすりぞさ。みひを
すくめてまみらする。ニ目の目のざっしやうには。さかふのかすをあつめ。ちんのほた。
じーやかうのへそ。よろび。はらまき。たち。かたぶ。名馬のかすをそろへ。おもひノ〜に
ひかれけり。ニ目の目のざつちやうには。江の島まうでにこさよせて。御 はまいで、
ぞきこえける。かたじけふくも。御れうの比の御方 いでさせ診 ふ。そのうへ人々のき
たの方も。みふ御さもさこそ聞えけれ。ふねのうへにぶたいをたかくかざりたて。また
んくわりほくやりわたし。高瀬ぎほしみがきたで。 ぶたいのうにあっをしきみづ
ひきににしきをさげぬれば。浦吹く風に熱録して。極楽浄エは。海のおもてに浮
き出でぬるかさうたがはる。おん賀のまひあるべしとて。けんくわんのやくをぐさ、れ
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ける。ちぶの六郎ざのは。ふえのやくさぞきこえける。ふかぬまの五郎はさびやうし
のやくふり。かちはらの源太かげするは。太鼓のやくさぞきこえける。獅 れんちうに
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めんのびはをは。ほうでうざの、御内様。かづさのすけの御 お 様。わんをぶらべ 診
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を 家 部 -

ャころ花の都にて。一除の院の智時。和泉式部 を中して。やさしき遊女あり
内 ミ* s
に橋係言さてガあり。やすさはす丸。和泉式部は十ニさ中すょり。ふし
ぎのちぎりをこめ。ふさけふかくして。十四さやす基の頃。若一人まうけ診ひ。あ

*
ひの花のふつこさに。はづかしさやおもひけん。五條の橋に捨てにけり。うぶきぬあ
やめの 4 科のつまに 一 首の 歌 を書き さ やぶきまもりがたふをそへ ですてけるを。


まちにんひろひ養育して。記ェの山へのぼせけり
さん容 にェ に ざしふかく。 ふらびふく。 みみ を けぬ 法師 もふ、、。 共 名 ㎞
***
8 こ
山にかくれふく ふさけのいろもわけふきさまふり。経由のもてあそびのみふら 。
備連のみったのもしく。共名 天下に魔まり。さうめい同聞梨さて。世にかくれふ
内裏 初 講
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す七や。七ざまうでのたび 〜も。君にあふふさいのりこそすれ
十へや はつかしぶがらいふ さを。gづ もくもあはぬきみかか
十沈 さや くるし夜こさにまらかねて 補いたづらにくちやはてまし
ニ 十さや。にくしさんへのおもふらん。われふらぬ身をひさのこふれは
さいびければ。かの下み 足を聞きて 対すょくに きにはあられさも。あまりにシ
の心の面しろさに。かんしひさつそへよさいへは。ひさつそへてかくふん
ニ 十 2。一ざのかさけこらんをて れほくのこをはかたりつくしつ
**みでんければ、彼下女さうめいをつく ぐ〜をみて かほざやさしきわざをして
かんしうり給ふぞ といびければ ふり〜しでさこたへける
下 女はgえす恐ひける。さる間楽守比率をきこしめされ。たい今の高人の騎るさ
きみふさて 人をそ でみせ齢ふに さうめい内表を出で。2にちもはれけるは。今目
は目 もくれぬ。あすこそさ恐ひ。や ざをさりけり。さる問下、安やざをよく見おきて騎
* -
ーシー
〜、( 〜**、* 、 _
り。比 よしかくさ中しあぐれば。シーよりおはじけるやうば。彼の部 人 のい刃
こをばを。ょもちらドー。伊勢が源氏をこひてよみ、しうたふり
君こふる涙のあめに神ぬれて ほさんをすればマへはふり〜
さいふ歌の心 は ふりさおはせ さありければ。彼の局の女房。さてはあさからぬこ、
ろあられけるさっく〜さおもひっさげて 小野の4町はわかさかりのすがた
ょきによりて。人 に濃ひられてシんさけされは義 並のさがによりてその国業
のがれす。遂に4町四 位の少将おもひはふれす。いひすつるこさのはまでも。ふさけ
あるふり。たゞいたづらに特ちはつる身をさいふ。歌 の心をわすれすして、常に人に
わりふきふさけを。こめたきずにてさあんじつけて。下 女 一人つれてお 裏をいでさ
うらいが さ 行きて ァをはさ〜さ*てかくぶん
出で、ほせこよひばかりの月かげに。ふり〜ぬらすこひのたもさを
をよみ除びければ。さうめいうちにて足をき、。藻のこ、ちして おもての戸をあけて。
希家式部 五

けれ
やたり












うぎぬ






まりぶ 候
り うめい










られ


うけ






。 て

り -

もやしく

した


女たる
あば

さふ

い御思ひ
ふは


けれり身て房ち を
くつ 捨れ







われ
また
ふ て 。
しかた
られ









強 すだて




やれ


そに


さし


ふへ

て子りれう さ
ほかに
うお


よけれ

いこれ






ある



中めいしせ ほける









ける





か%




ため
せし


り うかけ


しをり
ざもふり




まもり
にける
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。 めいけやち g
ふらん
給 すきけうま に

もて


姿




ふの
〜 させい
うさよ


ほれ







。 房ら
により
ふかき
x

さより
。け

みて そくるちすこ

でさら


こへ
ふか

かが



ふせい
はかり
S でり




さも



さして







明 す



り〉


*のうたを書きたり。いかにされほせければ、やがてさうめい かくさあり
も させに又も させはかさぬきも七つ〜の名をはたえ「ふ
さふみ候歌ふりさいへは。和泉式部は捨てし時。さやをはさめ診ひて。足をはわが
みのかたみされもひし校に。身をはふたすもちたりしほざに。さやをさり出だしてあ
はすれば うたがひもふきもさのさやふり。こは何事ぞおや子をきらであふまも。か、
るうきせにすむもるふり。足を落提のたねさして。都をいまだょぶかに湖で。なの
の手のうらつたひ。ひゞきは何さちかまがた。かすみをぶのき 電 をわけ はりまの國書
高上り。ちやうくう上人の御弟子さふり。六十一のさし徳gし給ひけるさきま
よしやの鎮守のはしらに 御歌を書きづけ診ひ かくはかり
くらきよりくらきやみちにうまれきて さやかにてらせ 山のはの月
さよみて。かきつけ給ひけるによりて 歌の柱さいふこさは 播磨の國ちょしやふりこ
そははじまりたれを中すふり -
を泉式部 七
誉ー
て幸のら之らたのな鈴わ一に難の中
*に誤れされ受著り等り部大中接古
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獲 直方券る監 るなる暴忠難る鍵難2盟
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一 す 法 職
中頃のこさふるに 洋の國難波の更に おうちうはさ待りうは四十に及ぶまで
子のふきこさを悲しみ、住吉にまみり。ふき子を祈りャすに。大明神あはれさおぼ
しめして。四十一さ津ーすに。たぶらすふりぬれば。おうち。よろこびかぎりふし。や
がて十月を中すに。いつくしきをのこをまうけけり
さりふがら。生れおちてより後。ヒい一すありければやがて共名を。一すぼうしさ
ふづけられたり。年月をふるほざに はや十ニニにふるまでそだてぬれざも せいもん
ふらす。つく〜さ 恐 ひけるは。たぶものにてはあらす。たいはけ 物 ふせいにてこそ
候へ。われいかふる 非のむくいにて。かやうのものをは。住吉より給はりたるぞや。あ
さましさよさ。みるめも不潤ふり。夫婦選ひけるやうは。あの一す法師めを。い
かたへもやらはやさ込ひけるさ中せは。やがて一す法師。比ふしうけ診 り。おやにも
一す法師
-


かやうに退はる、も。くちをしき攻 第かぶ。いづ方へもおかばやさ退ひ。かたふふく
てはいかさ退ひ。針を一つうはに乞ひ給へは。さりいだしたびにける。すふはちむき
はらにてつかさやをこしらへ。都へのぼらはやざ恐ひしが。ちでんや井ふくてはいか、あ
るべきさて。又うはに。こきを。はしをたべを中しうけ。ふごりをしくをむれざも。たち
出でにけり。往吉の浦よりごきを身をしてうち乗りて。都へぞのほりける
すみふれし難波のうらをたちいで、 都 へいそぐわがこ、ろかふ
かくて 鳥羽の津にもつきしかば。そこもさにのり捨て、都にのぼり。こ、やかしこを
みるほざに。四除五除の有様。心も詞にもおよばれす。さてニ除の卒相殿を中す
みのもさにたちまりて。物中さんをいひければ。 千 相 殿はきこしめし。おもしろき
こるさ聞き。探のはふへたち出で、 御覧すれざもんもふし。一す法師かくて人にも
ふみ殺されんsて。ありつる え駄の下にて。物中さんさ中将 は。宰相殿ふしぎのこ
さかふ。人はみえ すして。おれもしろき撃にてよははる。出で、みはやされぼしめし。そ
*}ー* ーシ シーシ
込 引引けば%gれ以 りりばのすり
しぎにおもひてみれは。いつきやうふるものにて有りけり。 キ相殿御覧じて。ばにも
おもしろきものふりさて。御わらひふされけり
かくて年月おくるほざに。一す法師十六にふり。せいはもさのまふり。さる程に
*相殿に。十ニにふらせ論ふ姫君おはします。御かたちすぐれ候へば。一す法師
姫君をみたてまっり しょり。おもひさふり。いかにもしてあんをめぐらし。わが 安房
にせはやさ選ひ。ある時みつもの、うちまきさり。茶袋に入れ。ひめぎみのふしておは
しけるに。はかりごさをめぐらし。姫君 の御 ロにぬり。さてちやぶくろばかりも
ちてふきみたり。字相殿御らんじて。御たづねありければ。姫君の。わらはがこのほ
さりあつめておき候うちまきを さらせ給ひ智まみり候を中せば。幸相 殿大にい
からせ給ひけれは。あんのごさくひめぎみの御ロにつきてあり。まこさは偽ふらす。か
、るものをみやこにおきて何かせん。いかにも失ふべしさて。一す法師に仰せつけら
ニす法騎 ・ニ
る。ニす法師 ャしけるは。わらはが物をさらせ除ひて候程に。さにかくにもはから
ひ候へさありけるさて。2のうちにうれしく忍ふずかぎりふし。ひめぎみはた、惑グの
2ちして。あきれはて、そおはしける。一す法師 をく〜さす、め中せは。やみへさ
ほくむくふせいにて。都を出で、。足にまかせてあgみ論ふ。御 gのうち。おしはか
らひてこそ候へ。あらいたはしや。一寸法師 は。姫君をさきにたて、そ出でにける。寄
相殿はあはれ比こさをさゞめ給ひかしさおぼしけれざも。 は のこされはさし
てを、め診 はす。女房たちもつきそひ給はす。姫君あさましきぎにおぼしめして。か
くていづかたへももくべきふられざ。 難波の浦へもかばやさで。鳥羽の洋より舟にの
り給ふ。 新ふし風あらくしてきやうがるしまへぞつけにける。舟よりあがりみれば
人 す* かやうに風わろく吹きで かの封へ をふき げけるさやせん。
かくやせんさ選び頻ひけれざも。かひもふく舟よりあがり、ニす法師はこ、かしこ
さみめぐれは。いづくさもふく%ニ 人永りて。一人はうちでのこづちを持ち。いま
ーシーーシー *ーシー }
調
一人が中すやうば。 のみてあの女房さり候は んざ望ーす。くちょ りのみ 候へば。めの
うちふり出でにけり。 %中 すやうは。 足はくせものかふ。 くちをふさげは目 より出づ
る。一す法師 は%にのまれてはめよりいで、飛びありきければ。追もおちおの、きて
足はた 者ふらす。た。地獄に記こそいできたれ た にげよさいふま に。うちでのこ
づち。状ちもつ。ふにに至るまでうち捨て、。極楽浄土のいぬみの。いかにもくらき所
へ。やうやうにげにけり。さて一す法師 は是をみて まづうちでのこづちをらんばうし。
われ〜がせいをおほきにふれさぞ。ざうさうち候へは 程ふくせいれほきにふり。さ
て比 ほざつかれにのぞみたるこさふれは。まづ〜めしをうちいだし。いかにもうま
さうふるめし。いづくさもふくいでにけり。ふしぎふり。社 合さふりにけり せ共後 金
銀うちいだし。姫君さもに都へのほり。五條あたりにやざをさり。十月 はかりありけ
るが、比ぎかくれかければ、 表にきこしめされていそきニす法師をそらされけ
る。すかはち参内つかまつり。太エ御らんじて。まこをにいつくしきわらはにて待
<*
- -
一す法師 浜
-

る。いかさまこれはいやしからす。先祖をたづね論ふ おうちは堀河の中熱言さャ
す人の子ふり。への議吉により。流 され、さふりたまふ。みふかにてまうけし子ふ
り。うばに。代見の少将さ中すんのこふり。幼きさきより父 みに後れ給ひ。かやう
に2もいやしからされは。殿上へめされ。堀河の少将にふし診 ふこそめでたけれ
父 をも呼びまみらせもてふしかしづき除ふ事ょのつれにてはふかりけり
さる程に少将殿中熱言にふり冷ふ。2 かたちはじめより よろづ人にすぐれ 論へ
は"御 一門のだほえいみ下くおぼしける。宰相殿きこしめしよろこび給ひける そ
*
の、ち若君ニ人いできけり。めでたくさかえ給ひけり
ちかえか


さ住吉







たま ** のめでたきためし。これにすぎたるこさ
はあら下さぞ中し待りける

さ か き
豊前の國。うだの佐伯さャすん。一族に所領をさられ。京都へ上り沙汰するさい
へざも。愛にみちもかすして。年月をおくれざもかひふし。かくてはかふは下さ選ひ
清永 にまみりて。 七目こもりて。御ェッ相にまかせ。さにもかくにもふらんざお もひ
たち。行おさ中すわらはをニんぐしてまみり。所念をふかく中せざもさしたる
御 ダ相もふかりけり。あたりをきつをみてあれば 年のほざニーはかりの女房の。見
めかたち世にすぐれて ひすみのかんざしは せいたいかたていたにからすみをかけた
るにこぷらす。かつらのまっすみあをうして。たんくわのく びるうつくしくし
て ほうたんのかされをにさから 。ニ十ニ相のかたちは 月をねだみ花をそねむ
はかりふる女房の。みふ永品のドーやすをつまぐり。念謡キさみえけるに。佐伯こ、ろ
におもふやう。おふ〜んへ園にすむふらは。かやうの人さニ 夜の花をふらふるょしも
浅さかき ニ

* j} ,
-

がふさ。あまりこ、ろのたへかねて こさはをかけんさ恐び。たちより御こもり候かさず
せざ。きかぬ頼にて候ひし程に。もしエはしあたりにあるやらんき。ちづこ、ろもふ
かりけり。お夜もやう〜あけければ。けうがる下女に色を持たせ。ふたいをさして
*でられける程に あまりのあこりをしさに たちょりたもさをひかへ 。 当かくふん
わかるれはわれこそうけれ。あか月のさりはふにしにれをはふくらん
きてみてそやざのつらさもそられける。君もるぬる、特さだもへは
かゃうにょみければ。女房もうちあんじ。歌の認 ずせぬものは。幸ふきものにうまる ●
さきけば。ふりかへりてふん

われもた、おふ〜こ、ろにたび ころも きてこそやざのつらさをもしれ
ッ様にょみ捨て、かへりければ。あまりのふごりをしさに。行おをよびて いまの女房
ののさに行きて。痛を見てかへれよさいひけれは。比わらはみえがくれに行きければ
四 除高倉にて。さもいうふる所へいりけるほざに。ついきていりみれは。ひろえんにう
ちあがり。妻戸へいらせ 給ひけるが。うしろを見 給へは。わらはの来り しを っく
〜さみ診ひて。うちるみてた、せ診ひける程に。比わらはさしょりければ、この攻
房のおひけるやうは 法がそうには「もすのくさぐき」さいへとはかりにて うちへいらせ
-
たまひけり
いそぎ騎り。ありのま、に中しければ 法角聞き診ひて うちあん〜っ。暫くありて
さてはうれしきものかふ。歌の本歌にさる事あり
物かげにありさみえふばをきふせそこよびすぐすかもすのくさぐき
比歌の意ふりを恐ひて。こさトんじやうに出でさちて。彼の痛所へぞいそがれける。
もさよりかの女房も。今質さいひしぎふれは。今やいつやさまちみたり。ま 程に依
伯。このうちへつか〜さ入るほざに。さかくの事もふく。階老同穴のかたらひあさ
からす。比 女房は世にある人にて。きんちうさまへも。だい〜さんらうかんを参ら
せ除ひける程に。佐伯の本領もほざふくみちもきて 望前へくだらんさの玉 びてこ
* *。シ *** "* } *}シ * ****

しらへられけり。比 女房。すこしの間もたちはふれん事を悲しみつ、。 くた リ a
ぞありしが。あるさき比 女房に中されけるは。た 今もつれまみらせて。下りたくは
待れさ。竹お一人候へは。さかくの事にもおよび候はす。やがて押むかひにのぼ
せ候べし それまで離れがたく恐ひさみらせ候へさの診ひ。たかみに押こくろもひさ
っにてもく道すがらの さもましはからせ診 ひて御意れもだすおぼしめし診は
御むかひをまみらせんまで。足をかたみに御らんじて 御待ち候へさ。髪の髪をすこ
しきりて *房に参らせけり 女房も離れがたくおもはれけれさもさはかりの 路ひ
けり
かくて読楽にっきければ。安培のよろこびかぎりふし。日々夜々のらつふさかも
りび しき事かきりふしかくてョ数をおくりしかは ニさせにふりけれさもか
へものほせす。京の女はうは。今やいつやさまちけれざもおさもせす。そよさ 風のふく
も。比おさづれかさまちかねて。除のくるしさに。清水にまわりて比 いのりをそ中さ
れける。あるさき鎌 食 くだりける僧のありけるに ふみ一 つかきてこをづて。くださ
んをかたらひければ。比僧やすきほざの御ずふりをありければ。うれしく恐ひてふみ
をかきて比御僧に奉る。御僧はふみうけさりて。行脚の事にて候ほざに。属け参ら
せ候はんすれざも。御返事までは 本望候まrを中し診へは。比ふみたさぶきて候
は。よろこび入りまみらせ候べしさて。さめ〜さふき診へは、僧 もあはれに思ひ
給ひて。いかふる御事の御ふみにて候やらん。いたはしやさ 選ひて。いそきるく程
に。ほざふく普 前の國彼 伯の郷にちれ いり。追 ふみ都 より。御こさづて候さあg
ければ。新 ふし佐伯は。たか野に出で。ニニ目もかへられず たしかにさ、Qて”憎は
すふはちかへられけり
商の女房比ふみをとりてみてあれば。びんぎょろこび中しまみらせ候。さても〜
御くだりのその後は。よものをぎはら噛がれて、たよりの風の音もふし。下筆の露
も秋すぎて。おきごころふきくすのはを。うらみんをすれざもかれ〜の。 あっらはか

はさかき 五
-
-

りのォにそひてまがらむ今のわが2。せめておもひも慰むき。傾く月をみおくれ
。ふがむる人のあらされは 空しき夜はのあか月はちたしき寝屋にたちかり。
あくる。選きひ家 君が姿を愛にても せめてみはやさ恐へざもねられぬ夜はの
ゆうすくぶりにけり かたしく神のひきりねは くもみの艦のひさ
くせをして。
っ。っかはぬ術書のこ、ちして。まもさむしろのたづがれは あふさみる夜の漫も
ふし、退ふgのおもかげは、身にそふはかりますかさみ。みてさ中す人もあらはこそ
*がら愛のにせして、空飛ぶ鳥のニつがひ うはのそらふる事までもちきりさけ
はうらやまし。行きがたまらぬもま小舟 愛 効をや がるらん。野寺の鐘の入福も
にっきぬるうき*かふさかきて。あまのみるめもはづかしや。いそき 煙 をふし給へを
尺、
さか、れたり。佐伯くだりの時がたみさて、ニふさきりて置きっる髪の髪を まきそ
*
-
へてあり。うちの 安産の足を見て。あらうつくしや。おもしろや。か、るいうふる女房を
ょはてはいか、あるべきぞ かほざ福んふる男に。かくさ物 いははいか、あるべき。たは
かりさをいひてみんさ込ひて 法伯たか野よりかへりけるに。女房いふやうは みづか
らが妹都に入にたのめられて。比程 候ひしが。をつさのぬのうたてさは。さあるち
やうに思ひっき いさまを出だして候程に。高事たのみて下り候はんさ ふみをこ
さづてくだし候へば。むかへをのぼせてたび候へさいひければ。やすきほざのぎふりさ
て。いそぎむかへをのぼすべしさいひて。やがていひつけて。人をのぼびんきありしかば。
その時比 女房は そらやみをして。文をかきえす候。殿に一筆あそばして御やり候
へさいひければ。さもかくもさてか、れけり。ひさしく御 ださづれも中し候はで。2
より外に候虚に。御 ふみ診はりうちおきがたく。御うれしくふがめ入候。すふはち
御 むかへまみらせ候ま。急き御下り候 く候。くはしくはさても御みつからにて
さか、せたり。さるほざに程ふくむかへは京へ上りつきけり。その間にうつくしく押
さかき * 七
Q へ
エリYKR堅、Fぶエリ巫。

所をたて。待たれけり。京にはうれしく忍びて。やがて下られける園。程ふく望前
の國にっき診へり。御下りきておの〜ひしめき。やがて新宮へいれ泰りて。女房
いであびて あらいっくしの女房や 李夫人揚貴妃家通姫小野小町さ聞きつた
へしも。足にはいかでまさるべき。われたにみれは。あまりのうつくしさに。 たちざも更
に覚えす。かほざうつくしき人をさへ。いひ出だす事もふし ましてららはがこささて
は、年月ぶが〜の在京に。一度もおもひ出だすまじ かほざふさくじんふる男
をたのみ し われこそあさましけれさて。かみ鋼り落し出家せんさ たゞニ すちにおも
ひ定めし 女房の2のうちこそやさしけれ。かくて夫にいふやうは。足造京のま
れ人をょびくだし 、候うへは いそき御げさん候へかしさいひければ。すかはちちん
ざうへぞうつりける
共あさに女房は。髪をきりふみにそへおき。やがて家をそ出でにける。京の女房 比
ょ しを聞き。やさしやふたかきもいやしきも。栃むふらひの候に。かやうにやさしき
シー
- -
ーい 口J口 し 〜
人を。いかでか一人おくべきぞ。佐伯にニたびげざんして、すぎにし鍵をはれつる
も。橋に彼の本妻のふさけのふかきもるふれは。渋 に出家せんさて、やがてかみ 切り
捨て 。おふじー庵室にさち籠り 行ひすましてみたりけり
彼伯はニんへの女房に捨てられて。あるにかひふき身のほざ、て。髪 きりて西へふげ。
高野山へぞ登りける。足清水の観音の御方便にて。ニ人さもに救ひさらせ診ひ
て。いづれも行ひすまして。往生の素懐をさげ。瀬能親音せいしさあらはれ。ニ導
是ふりをいへり。詠にありがたく。たつさかりけるめぐみふり
響詩。人軍。蛇撃。単青 工

==
壺歪 の梁還魔家艦操「家亭文。家行震

漢詩の妙は 必らすせも。 排豪映家。天に債リ。地を競くの調にあらざる也鷹


羅 ※
離 序蘇麗 ※※豪学豊子藩き**※※ ※
堀洞式

リ金懐正別立全州露 。

g激標剣を抜き境を研 らの弾にあらざg池。翻辞麗句。風霊を鎮め。g露を熱
盗*ー

Mのェめら㎞ 流ロ 」所構鮮の響織にして鶴線情婦を離れざるにあり世
リや池


*リー

シを排す%の還㎞めりさ離だ 。地れ殆ざ情想の何物た%をも解し得ざを
著編生先郎次捨堀

の健たり。解館今恒出版する所の作詩眼は。堀 愛洞先生の編録に係るものに
鱗六金税魔

け て。通篇を分て。四章さぶし。共詩法篇には
換機を直に基源頭なり。 幕究し。楽府 「古鶴の二

絶句及近鶴を以て。篇を終るの仕組も あす。「面し


纏㎞海例に煙るまで 魔 Nれを探擁して細 に ェシだ

髄 青獣幅本殊
ふ俗天邦に
されば。 初撃の人さ難ざも。優に作議の 一法を了倉するに選らざる也。

㎞に撃ぐる所の詩は。漢魏六朝の精英。魔家元明の正撃。
寛 豊リ

歴代の名匠巨撃の時に成%もの。凡う二百篇を綱継し。船怪陸組。 質に一

*
錦の規に悪 %が如く。ェ さして奇観を極めたり。想ふに比篇一出。「奪数

本㎞ て 積途㎞の市領あるこさは。今 より世人の疑はざる所ならん

==マーマ
青年諸君子陸績講譲の際を賜 へ
位露露露

子侯伯

前東

史談曾幹事 寺師宗徳序
天 屋"ュ歪

シ幹* 月水信義欧 史談 曾 編纂

内ェ 史談倉貞 川瀬教文
シ%sゆgg
洋装美本紙数三百員
正債金六 拾 銭
*/
郵 税金 八 銭
すをを筑

否精頃尋
大叙瀬水
は厩川は

方事数月
㎞葉の残㎞防を魔 は湖増㎞に影響を及ぼしたる事遺にして必用の史料なるこを論
㎞ 一撃 砂㎞はり疲勤賞刑に就くの日に至るまで事項を 引十三 章 悪㎞

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測全 ふす シュ
所 (㎞ 電話本局九四九) 誠之堂書店
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㎞ ー T=v9**り1巻
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浦島 太郎
音月後の國に浦島さいふもの待りしに。共子に浦島太郎さ望して。年のよはひ
ニ十四 五の男ありけり。あけくれ海のうろくづを取りて。父球を基ひけるが。ある
目のつれ〜に釣を舷んさて出でにけり。浦々しま〜 入江 々々。至らぬ所も
ふく つりをし 貝をひろひ みるめをかりふざしける所に みrまが職さいふ所に
て。亀をひさつ釣り上げ、る。浦島太郎 比 亀にいふやう。洪 ちやうあるもの、中に
も。鶴は千年亀は高年さて。いのち久しきものふり。たちまちこ、にて。命をた、ん事。
いたはしければ。財くるふり。常には比 忍を選ひいだすべしさて。比絶をもさの海
にがへしける
かくて浦島太郎、共目はくれて騎りぬえつぐの目 うらのがたへ出で、釣をせん
さ選ひみければ はるかの海上に 4船一般浄べり。あやしみやすらひみれは。うつ
浦島太郎 一

くしき女房具ひさり波にもられて しだいに太郎がたちたる所へ者きにけり 浦
島大郎が中しけるは。獅身いかぶるんへにて ましませば。か、るおそろしき海上に。
た。一人乗りて御xり候やらんさャしければ。女房いひけるは されはさるかた
便船中して候へば。をりふし派風あらくして。人あまた海の中へはね入れられし
を。2ある人ありてみづからをは。比はし舟にのせてはふされけり。悲しく選び追
の 島へや3かんさ。ちきかたちらぬをりふし。たゞ今人にあひまみらせさふらふ。比 世
ふらぬ御縁にてこそ候へ。されは虎振も。人 をえんさこそしさふらへさて。さめざめ

S
注きにけり 浦島太郎もさすが 本にあらされは あはれさえもひ調をきりてひ
きよせにけり
さて女房中しけるは あはれわれらを 本園へおくらせ診ひてたび候へかしこれにて
楽てられまぬらせば。わらは、何 走へ何さふりさふらふべき。すて給ひ候は、。海上に
てのもの思ひも。おふじーずにてこそ候はめさ。かきくざきさめ〜さ ふきけれは 浦
島太郎もあはれざ恐ひ。おふ〜船にのり沖の方へこぎ出だす。かの女房のをしへに
従ひて。はるか十目あまりの船 路を送り。ふるささへぞ着きにける。さて船よりあが
















べ る




り。 い









のいも
てんじ
か所
住 は
まに
女で
比 うさみ房かれ居
ぶる
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こすべき



流 の




り 及

おま

うも
さ中


宿


しふり
安房
ばける
一 れ




ろか

を汲むこさも。資これたしやうの縁ぞかし。ましてやはるかの波路を
はる〜さおくらせ給ふず。橋にたしやうの縁ふれは。何かは造しかるべき。わら
はさ夫婦の契をもふし給ひて。おふ〜所にあかしくらし候はんやさ。こまごまさ
浦島太郎 潟ーしけるは さもかくも御 せにちたがふべしさぞ中しける。さて階 老同
穴のかたらひも浸 からす。天にあらは追撃の鳥。地にあらは達 理の最さふらんさ
が にシのちきりあさからすして。おンしくらさせ給ふ。さて安房中しけるは。こ
浦島太郎 - -

れは。龍宮減さやす所ふり。比所に習 方に四季の草本をあらはせり。いらせ診へ。
みせ中さんさて。ひきぐして出でにけり。まづ求のさをあけてみければ。春のけしき
さ発えて 海や標の咲き乱れ 押の系も基風に。ふびく質のうちょりも。黄島の音
も斬近く いっれの本するも社ふれや。南おもてをみてあれば。夏の景色さうちみ
えて。基をへだつるかきほには。押花や。まづさきぬらん。池のはちすは露かけて みき
はすぐしきさぶみに。永さりあまた遊びけり。本々の将 も残りっ。空に鳴きぬる
輝の撃。タだち過ぐる雲園より 撃たてさほるほさ ぎす。ふきて 更さはまらせけり
酒は秋さうちみえて。四方の将もみちして。ませのうちふるョ病や 霧たちこもるの
べのする。まさぎが露をわけ〜て。撃ものすごき鹿のねに。秋さのみこそ先られけ
れ。さて又北をかがむれは。冬の景色さうちみえて。四方の本するも冬がれて、歩
業におけるはっ魔や。山々はた。ョ 砂の雪にうもる、谷のさに。2はそくも炭
まの煙にちるさ惑 がわざ。久、さま らする豆ま s」かふ。かくておもしろさま、さもに。2
調
を慰め。シに誇り。あかしくらし。年月をふるほざに。ニ年にふるは ほざもふ
し 浦島太郎さ中しけるは 我にニ十目のいさまをたび候へかし。ふるささの父母
をみすて。かりそめに出で、。ニ年を送り候へば。父母の御こさを心もさふく候へは
あひ奉りて。心やすくまみり候はんを中しければ。女房おほせけるは。ニ させがほ
ざは。鶴 養のふすまのちたに追撃のちぎりをふし。かたさきみえさせ診はぬだに。さ
やあらん。かくやあらんさ g をつくし中し、に。今わかれふは。又いつの世にかあ
ひまみらは除はん。ニせの録さ平せば。たさひこの世にてこそらめまぼろしの契に
てさふらふさも。 沿来世 にては びさつはちすの縁 をうまれさせおはしませざて。さめ
〜さふき給ひけり。又 女房中しけるは。今は何をかつ、みさふらふべき。みづから
は。この龍宮城の亀にて候が。みじーまが議にて。御身に命をたすけられまみら㎞て
候。その御恩ほうじー中さんさて。かく夫婦さはふりまみらせて候。また足はみづから
がかたみに御 らん十候へさて。ひだりの脇よりいつくしき。管をひさつさりいだし。
浦島太郎
あひかまへて。このはこをあけさせたまふふさてわたしけり
るしやちやうりのふらひざて。あふものにはかふらず別るミは シ りふがら。さゞめがた
くてかくふん
目 かすへてかさねしょはのたび添。たちわかれつ、いつかきてみん
浦島援歌
わかれもくうはのそらふるから委。ちきりふかくはまたもきてみん
さて浦島太郎は、互 にふこりをしみつ、。かくてあるべきこさふらねば。かたみのは
こを取りもちて。ふるささへこそかへりけれ。わすれもやらぬこしかたおく求の事ざも
恐ひつけて。はるかの波路をかへるさて。浦島 太郎かくふん
かりそめにちきりしんのおもかげを。わすれもやらぬ身をいかいせん
ふえ
浦島
さて
J


ささ




あれ




絶 る

。虎ふす野漫さふりにけり。
ー7V〜
浦計 これをみて。こはいかふるまやらんさ思ひける。かたはらをみれは。 や本の応のあり
けるに たち物いはんさいびければ、 よりハ十はかりの翁いであひたれにての
り候ぞさ中せは 浦島中しけるは。比所に浦島のっく は候はぬかさいひけれは
翁中すやう。いかふる人にて候へば。浦島の行方をは御 たづね候ゃらん ふしきに
こそ候へ。その浦島さやらんは。はや七百年以前のこさ、中 し偉へ候さャ しけれ
は。太郎大きに驚き。こはいかぶるこさぞさて。そのいはれをありのま、にかたりけれ
は 貧もふしぎのおもひをふし涙をふがし中しけるは。あれにみえて候、ふるき逐
ふるきせきたうこそ その人の顧所さ中しつたへてさふらへさて、指をさしてなしへけ

太郎はふく〜。草ふかく露ちげき野遽をわけふるきっかにまみり 涙をふが し。
かくふん
かりそめに出でにしあさをきてみれば。さらふすのべさふるぞかぶしき
さて浦島太郎は。一もさのおのこかげにたちょり。あきれはて、そみたりける。太郎
-
湖島太郎 七
7、ノ

選ふやう。亀があたへしかたみの箱 あひかまへてあけさせやふふさいひけれざも。今
は何 かせん。あけて見はやさ恐ひ みるこそくやしかりけれ。比額をあけてみれは。中
ょり紫の雲ニ筋のほりけり。是をみれば。ニ十四 五のよはひもたちまちかはりはて
にける
お浦島は鶴にふりて 産空に飛びのぼりける折 比浦島が年を。絶がはからひさし
て、第の中にた、み入れにけり。さてこそ七百 年の幹 をたもちけれ。あけてみるふさ
ありしを。あけにけるこそよしふけれ
君にあふ夜はうらちまが玉手はこ あけてくやしきわがふみだかふ
さ歌にもょまれてこそ候へ。しやうあるもの。いづれもふさけをそらぬさいふこさふし。
いはんや人間の身さして。忍をみて恩を知ぬは。本石にたさへたり。情ふかき夫婦
は ニせのちきりさ中すが。実にあり避き事ざもかふ。浦島は鶴にふり。 控 楽の山
にあひをかす 率は平にニせきの親をそふへ。高代をへしさふり。招こそめでたきため
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しにも鶴亀をこそ中し候へ。尺人には情あり、情のある人 日
し たり 共のち浦島太郎は 升後の園に浦新の明神さ顔はシ。
診へりェもにふr所に神さあらはれ。夫婦の明神さふり診ふ、 でた。
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城北中學校講師 大
洋紙招 和装 全壺冊 正 金三十銭 郵税四銭
誤脱を錯乱との多さを以てはやくより徒らに高閣に束ねられて共の名のみ ;&
博はれるは比の日記なり講述者深く之を遺感とし諸本によりてこれを校訂
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かつ極めて綿密に解響せられたれは始めて完璧となりて初寧の人といへ
も容易に曾得するを得べくレもしそれこの日記の文學上の債値を作者の人


局りどに至りては讃者一度この講義を締かれなはれのづから響然たらむ
『 行 所 ㎞ 誠之 堂 書店
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酒類 童 す
むかしわが朝のこさふるに 天地開けしこのかたは 沖國さいひふがら。又は備 法
盛にて。へ皇の始ふり延寺の帝に至るまで エ法さもに徴はり。政事すふほにし
て。攻をも隣み診ふこさ。発幹の御代さてもこれにはいかでまさるべき 然れざもせ
の中に 不思議のまの出できたり 汁波の園大江山には%神の住みて。日基るれ
は。近園他園の者までも 激をちらす執りて行く 都のうちにてさる人は。みめふき
女房の十七ハをかしらさして。足をも数多さりてもく いづれもあはれはおさられ
㎞ こ にあはれをさゞめしは。院に宮づき奉る。池田の中熱言くにたかさて 御
おぼえめでたくし 質は内に満ち〜で 常武の家にてましますが、ひさり
姫を持ち診ふ。ニ十ニ相の形をうけ。美人の姫君を見聞くえ。心をかけぬもの
はふし ニ人の親の御シら かほざにやさしき疑%を 返目のくれ方の
酒類童子 -

こさふるに行きかたまれず失せやふ。父くにたかをはじめさし。比の御かたの御
シのシ*しsりャ
熱言は除りのこさの悲さに 左近を召され。いかに左近うけ診はれ。比程都にかく
れふき 村岡のまささきさて名撃の博士の有りさきく つれて参れさ仰せけるに。う
け路はるさ中して つれて御所へぞまみりける。いたはしや。父くにたかもみだい所も。
恥*えめ*xらはこそ。博士に封面めされつ 。いかにまささきうけたまはれ。それ
人のぶらびにて 五人十人ある子だに いづれおろかはふきも ひみつからはた 御
の姫をタのくれほどに 行きがたちれすみうしふふ。こさし十ニ寅の年。生れてふり
もこのかたは 様ょりちたへおる、だに んちやめのさのつき添 ひて。あらき風をもいさ
ひしに ままひ鍵花のわざふらは みづからをももろさもに。ふざやつれては行かざり
きさ。決を顔におしあて。トひ診へ。はかせきて 料足高てはかせが前に積ませつ、。
姫が 行方を知るふらは。数の資をえさすべし。ょく〜トひおふべし。もさより博
まりい う
ち。姫ぎみの御 行方は 月波の國大江山の逸神がわざにて候ふり
御命には す細ふし。猫基が方便にて 延命さ新らん。何の疑有るべきぞ。比 ト形
をよく見るに。親せ音に御新等あり。誕生ふりしその願。いまだ成就せぬ御 巻さ
みえてあり。 観音 へ御 まみりあり。よきに御 祈聖ましまさば。姫 **く 都 にかへ
らせ診はんさ 見達すやうにうらふひて 博士はわが家にかへりけり
サ熱言もみたい所も聞し召しこれは漫かや現がやさ業のせ診ふ御有様 何にた
さんかたもふしャ熱す撃はおっる派の藤よりもシ 参聞ありければ
帝ーシ覧まし〜て。 くき
う大臣集りて 色々論議まち〜ふり。その中に闘
ョ殿 進み出で、。避城の天皇の御代の時。足に似たる事の有りしに。私法 大
師の封じこめ。國土をさつて子細ふし。さりふがら今こ、に頼光をめされつ。寛
神うてよさの論はぶ。 っシけ㎞ん きほう やうをはじめさし。比 人
酒類童子 ニ

々には%ェもおちをの、きて。おそれをふすさうけ終はる。比もの共に御せ附けら
れ候へかし帝げにさ退しみし熱光をみされg りみっ勢をうけおはり
急ぎ参内社りければ。帝 家覧まし〜て。いかによりみつうけ給はれ。升 波の國
大江山には『%神が住みて沈をふす。わが國ふれは卒エのうち。いづくに%沖の住
むべきぞ。現やまちかきあたりにて。人を悩ますいはれふし。千げよさの宣言ふり。ふ
りみつ数命うけ給はり。 大晴大望の宣き かぶ。ェは鍵社の物ふれは。討子 飼
ふさん第るふらは 虐やぶの葉を多 を鍵ドー。我等兄夫の撃にて みつけん望は難いる
しさりもがら動をはいかでそむくべき。急ぎわが家に騎りつ。人々を召しょせて
われらがカに吐ふまー。猫 神に祈をかけ。神のカをたのむべし。近ちかるべしさて。よ
りみつさほうちやうは。へ棒に社参ありければ。つふきんさきは住吉へ。さだみつさす
るたけは態野へ参籠社り。さま〜の御 さ立願。もとより沸法神園にて。神も熱 交
まし〜て。いづれもあらたに御 利生あり。よろこびこれにちかじーさて。&#々わが家
*り いい。リ ト= sしー り 〜〜・や、 「f a7: 、
に騎りつ、ひさつ所に集りて 色々診議まち〜ふり
よりみつ智せけるは この度は人数多にて沖ふまじ。政上六人が 山ぶしに業をか
へ。山路に遠ふ風情にて。丹波の国%が城へたづね行き、想だに。海る。はい
かにも。武略をめぐらして。討つべきこさは易かるべし。面々家を捨て具足音を
入れ診へ。人々いかにさありければ うけ診はるさ望して 面々交を指へける。まっ類
光の家には。らんでん鎖さャして繰歳の御平。同色の五救 月に。獅子ェさこそ
中 しけれ らすみさ中し 。剣ニ戻一す候ひしを 交のャにそ入れ論 ふ。保ョは
紫おさしの殿%に おstけのかぶさを添。 初さ*してニ戻あける小
蜂カ。ニ重にかねを愛べつけて ニ求あまりにねち切りて おひのャへそxれ診 ふっ
ふは効黄の殿基に同色の平をそへ。見切さ云ふたちを笑の中にそxれ診ふ、定
光さ季武きんさきも。恐々の腹巻におふrけの甲をそへ。いっれもおさらぬ剣を交
の中にそ入れにける。さ、へき名づけて酒を持ち。火うち、つけだけ。あまがみを父の
幻 こ
封 五

うへに取りつけて「恐々のうちカ。さきんすゞかけほらのかひ 金剛杖をつきつれて。目
本園の神はさけに 深く新薬を中しつ 。都を出で、丹波の園へさ急がせおふ
#人々の有様。いかふる天魔はまもんも恐をふすべしを覚えたり。いそがせ診へは
程もふく丹波 園に聞えたる大江山にそつき診ふ 業対人に行き違うて 頼光
仰せけるゃうは。いかに山人。比園のキすェはいづくぞや。 の芦屋を懇に教へて
たシせける 山人この由承り 比みれをあふたへ越えさせ診ひつ。又谷茶のあ
た“鬼の熱さ中して人間更に行くこさふしさ語りけり。頼光聞し召しさ
らは比みねきえやさて谷ょ茶ょさ分け上り をある岩穴見診へは 楽の魔の共ず
に翁ニメありけるを 頼光比ょし御覧rていかふる人にてましますぞ。無覚求
さ仰せける。翁答 て仰せける。我々はまよび鍵化の物にてふし 一人は津の國
のかけの郡の者にてあり。一人は紀の國のおさふし望の者にてあり。今一人は京
近き山城の者にてあり。比 山のあふたふる酒 本 童子さいふ%に。事委子をさられ
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無念さに。その敵をも討 たんため。このごろこ、に来りたり。客僧たちをよく見るに。
常の人にてましまさす 効ちゃうを撃りて 酒てんざうrを亡ぼせきの 御使さみえ
タタ*
てあり。比ニんへのだきふこそ妻子をさられて候へば。是非先達を率すべし。笑をも
おろしgさけ。つかれをやすめ鈴 ふべし。客僧達をそ中されける。頼光 比よし聞
し召し、御 の如く我々は。山みちは踏み速ひくたびれて候へば。さらはつかれをやす
めんさおひざもをおろしおき。さ、への酒をさり出だし。ニ 人の人々に御 しもこし
めせざて参らせける。おきふ御 せ行るやうは。いかにもして忍び入らせ 給ふべし。か
の混常にさけをのむ。その名をよそへて酒呑童子を名付けたり。酒をも5 ㎞ひて認
したる時は前後もちらす候ふり。比ニんのちきふこそこ に不思議のさげをもて
その名を〜んべんきざくしっさいひ。神の方便過の妻酒を讃むもじーぞかし。この
酒 %が香むふらは。飛行自在のカも失せ。切るさも突くさも 知るまじきふり 御
身たちが。比 酒を欲めはかへつてくすりさふる。さてこそじんべんきざく酒をは。後
酒類童子 七
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御身

て よりみつにぞくだされける。六人の人々は比ょしを御覧下て。さてはニ〜 や
の御神の これまで現rましますかさ 感涙所に 録じつ。かた下げふしさもず
々にこさはにもいひがたし。その時だき は 、屋を ち出で ふほ〜せんだら
ャさんさ せんじーやうだけを登りつくらき を突十文はかりくぶり掛で。細 谷川
に出で給ひ。おきふ御せけるやうは。比河上をのぼらピ論ひて御覧でょ。十七 ハ
ふる上鳥のおはすべし。くはしく造ひてさひ診へ。逸 沖の討つべきその時は ふほ
〜われらもみつぐべし。住吉へ輸態野の神。これまで現下来るさて。かき消すや
うに失せ診ふ 六人の人々は比 よしを見捨 ひて。ニトやの神の騎らせ診ふ御 あさ
を伏し耳みおひつ。教にまかせて河かみをのぼらせ診 ひて見診へは。をしへのお
く十七 への上らふの。血のつきたるものを洗 ふさて。涙 さ、もにましますが。ょり
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今の
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づけ河るしら 。 ま納言れ田す に
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さこそ悲しけれ。まこさに 物憂きこさぞさて。さめ〜さふき診へは。寛をあざむと
ん々もげにこさわりさて 斗に涙にむせび診ふ。頼光御せけるやうは%をたやすく
モげ 御身達を巻く都へ返さん共高に是まで尋ね参りたり。猛の柄を懇にかたら
せ診へさ有りければ、姫君比 山聞し召し。足は浸かや現かや。共ぎふらは語り望
さんさ 並河かみをのぼらせおひて御覧せょくろがねのつい を乗きくろがねの
門をたて。ロには%が集りて番をしてこそ居るべけれ。いかにもして門よりうちへ忍
びヘりてシのくシきたり 国都のロ
季をまふびつ、鐵の御所さ名づけて。くろがねにて館をたて よるにふれはその内に
て われらを集めて交せさせ*手をさすらせ起き認し中すがらうのロには春族ざ
もにほしくまざう〜 態ざうじ 売態ざうじー。かねざうじ。四天王さ名づけて番を
させておく。彼ら四人のカの程は。いか程さも壁へん方ふしさきく 酒呑童子がそ
の姿。色うす赤くせいたかく。髪はかぶろにおしみだし。書の問は人ふれざも 夜に
*れはおろしくそのたけ ま除にして撃 ていはんガ*しかのシに通
を呑む るひてふしたる時ふれは わが身の失するもそらぬふり。いかにもしてちのび
入り しもてんざう下に酒をもり るひてふしたる所を見て 思のま にうち診へ。見
沖は天命っきはてらびには討たれ中すべしいかにもオ覚おはしませ%僧たちさ
ぞ質せける。さて六人の へ々は。姫君のをしへにまかせて 河かみをのぼらせ給へは。
程もふく鐵の門につく 香の混ざもこれを見て。こは何ものぞ めづらしや。比ほざ
人を喰はすして。人をこひける折 ふしに 悪人。夏の虫。飛んで火に入るさは。今こ
そ思ひまられけれ いさや引き裂きくはんきてわれも〜さ%みける。その中に見
ひとり中 しけるは あわて、こさをそそんするふ。かくめづらしき有をは。わたくしに
ては叶ふまじ かみへこさわり 御意攻算に引きさきくはんさぞ望しける。ばに近さ
て それより奥をさしてまみりつ 。比よしかくさいひければ 重 す並 よし聞くより
*こは不思議ぶる攻撃かふ行さま封面中すし。ふた まうr*せさありけ
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酒類童子 十一
れは六人の人々を 様の上にぞ許 rける共後躍き風吹き来り 電電いふっま頻
にして。前後を忘するその中に、色うす赤くせい高く。髪はかぶろにおし砲し。大
がうしのおり物に 狂の椅を著て、鏡状をつるにつき あたりを呪んで さ つたるは 身
の毛もよだつばかりふり。重 すャしけるやはう。わが住む山はつねふち 。せきがん
がごを奪えつ、。谷深くして道もふし。天をかける翅 せをはしるけだものまで。道
が無ければ来る事ふし。況や面々人さして 天をかけりて来たるかやかたれ 間か
んを中けるくし
頼光は聞し召し。 わらが うのふらびにて後の行者さ平し、ん。みち無き山
をふみわけて。五きせんきあつきさて。遼神の有りけるに。行きあうて。 に もんを 投
ける下きを襲へ。今に絶えせずさし〜に。み rきをあたへ牌むふり。比零館も流
を汲む。本園は出羽の羽望の者ふりしが。大峯山に年ごもり。やう〜未にもふ
りければ。都 見そのためにもふべ 夜をこめて。たち斗でたるが。せんのだうょりふみ
ーシーーーー
『ードー * 、 =ー ー * も , 4

述ひ。道あるやうに心えて 足まで来りて候ふり 童子の御 目にか、る*。ひさへに
えんのぎやうrやの御引き令せ gより以て避しう候。一樹の藤、一河の流を深
む事も。音これ多少の縁さ聞く御宿をすこしかし診へ 御酒をもたせ候 は 恐
れふがら童子へも御しもひさう中さん。我等も愛にて御酒 診はり、終深さッ。
せんさぞずされける。重子は せよし聞くよりも。さては造 ちうふきん かさ。様より
上へよびあげて積も2をそらんため 重子中されけるゃうは もたせの御 しものあり
さきく われらもえ客僧達にも押しもひさっ中さん それ〜さ者りければ、うけ
おはるさャしで。さけさ名づけて金を控り、鏡子に入れて歪そ 、重子が 則にぞ
おきにける。 ざうじー歪さりあげて 頼光にここそさしにけれ。よりみつ歪 さりあげてこ
れもさらりをはされけり 酒呑童子が足を見て その歪を攻へさいふ うけ診はる“て
鋼にさす。鋼も歪ひさつうけ。さらりさこそはほしにけれ ざうじーャしけるやうは 希
はふきかさありければ。うけ診はるさ中 して 今きりたるさおぼしくて。貼さ股さを
酒類童子 十ニ
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十四
坂にする 。童子が前におきにける。重子比ふし見るよりも それこしらへて参らせよ。
うけ給はるさてたつ所を。よりみつは御覧下てせ来こしらへ給はらんさ。こしのさし
ぞ するりさぬき *四五すおし切りて も打ちしてこそまかりけれ。鋼は比ょし
見るよりも 御 gざしのありがたさを せ葉も給はらんを。これも四 五 まおし 切りて。
うまさうにこそくはれけれ。ざう〜比よしみるよりも。客 僧 達はいかふる山に住
み馴れて かくはらづらしき通者を まみる事こそふしぎふれ類光は聞し召し
御 不審は御 こさわりふり。われらが行のふらひにて ちひさて診はる物あれば。たさひ
gにうけすさも。いやさいふず愛にふし。こさにかやうの酒者を くふに浮みしいは
れあり。討つも討たる、も夢の中。即 神射 備足ふる3る 。くふにニつの味 ふし。わ
れらもさもに浮ぶふり。あらかたじーけふさらいすれば。通科にわうざうふしさかや。
濃 拝 -
Q
童子も却りて頼光に らいばいするこそ感しけれ。重子中されけるやうは。2
無 登
にそ *
*ぬ酒*を。参らせ けるこそ抵にしけれ。除の定本検『へはむやくさて。2、こけて てみえ
にける。共時頼光座敷をさち 件の酒をさり出だし これは又都 ょりの持参の消
にて候へは 恐ふがら童子へも御しもひさつまみらせん。御 こ、ろみの高にさて頼光
つさらりをほし。酒呑童子に さ、れける。ざうドー 歪うけさり。 これもさらりさほされ
たり。 げにもシありがた 不思議の油のさふれは その味 せ 露の如くに
て。2も詞もおふはれす。斜ふらすに喜びて。わが最交の 姿あり よび出だして香ま
せんさて くにたかのひめぎみさ はふぞの、姫君さをよび掛だし、座敷におく。頼光
比よし御覧rて、これは又都よりのよ病等にまみらせん。お駒にこそはた、れけ
れ。葉子あまりの嫡しさに。みひほれ中しけるやうは。それがしが 古をかたりて聞
かせ*す しま園は 後の やきちの ふしが 法 に あるにょ
り。数多の法師 をさし殺し。その夜に武家の山につき。我が 往む山 ぞさ選ひし
に。貸教さいふ法師。備たちをかたらびて。わがたつねさて追ひ出だす。カ及はす山
をいで。又比みれに往みしさき が法大師さいふえせもの 封下てこ、をも追ひいた
酒類童子 十五
- - *** } * シ =「
『*} * シ
十六
せは カおよばぬ産に 今はさやうの法御もふしかゃうの山にシ うす 今え
こ にさら騎り付のす御も候はす郡よりもわがほしきよらふ達をめしょせて思
のま にみしっかび 残数のていを御覧*理調のくんまをたれ愛をもら
べたておきて。 高本キ望まの前にまかさ恐へは夏もあり 秋かさ恐へは冬もあり。か
る廃敷のその内に。繊の御所さて くろがねにてやかたをたて よるにもふれはその
内にて。女房たちをあつめおき。足寺をさすらせ起き認し中すが。いかふる諸天エ
の身ふりさも これにはいかでまさるべき。されざも 心にかくるは。都 の中にかくれふ
き。頼光さ中して大悪んのつはものふり。カは日本にふらびふし え頼光が郎常
に さだみつするたけきんさきっ*ほうしゃういづれも文武ニ道のつはものふり
これら六人の者ざもこそgにか、り候ふり。それをいかにさ中すに すぎつる森の事
ふるに 基がめしっかふいはらきき子さいふ撃を都 後にのぼせしさき。七條の堀
河にて。彼のつぶに渡りあふ。いはらぎ。やがて2得て、女のすがたに状をかへ。つふがあ

* り( ノ 、、 、 、、ュ*s、 、 、にL
たりにたちより 髪むづさ執り つかんで 来んさせしさころを っふせ ょしみ。
もニ 戻 五すするりさぬき。いはらきがまたうでを 永もたまらず打ちおさす。やう
〜武略めぐらして かひふを取りかへし。今は“ も候はす。きやつはらがむづ
かしさに。られは都に行くこさふし。共後しもてんざうrは、頼光の御姿を司を
もはふさす打ち落め さても不思議の人ャや、御身がまぶこを能くみるに シ
れはします。さてそのつきはいはらきが吐を切りしっかにてありの“るョ人の 人
々は。さだみつ。するたけ。きんさきや。ほうしゃうさこそ おぼえたれ。われらが 見る
めは達がふまrいぶしう候 お立ちあれこれにありおふ%。 るるして怪我
する*られらもまかりたつぞさて、色をかへてをひしめきける、頼光地ょしシ
てきくを稼じ損するからはこさの大事さおぼしめし もきょり文武ニ道の人ふれ
ば。すこしもさらがぬけしきにて。から〜 さ打ちわらひ。さてもうれしの質せかふ
目本一のつはものに山決ざもが 似たるさや。そのらいくわう。 するたけも 名を聞
酒類童子 キ七
十へ
くだにもは 「めにて まして目にみる事はふした。今仰せを能く聞けは 悪通無
道の人さきく。あら初体ふゃ。あさましや。さやうの人には似るもいや。われらが行
のぶ ひ㎞を助けんため、山路を築きする事も鎌るたる虎態に身を
** シ するをっs
て、諸國を修行に掛で診ふ。表時山露をさほらせ診へは 深き谷の底よりも何者
ふるさはちられざも。ちよぎやう無常さ 『へければ。谷にくだりて御覧するに。 れ x
ヘ面の追沖さて しらはヘつにあし丸つ。さもおそろしき% にそある。ちうふう彼に
近っきて、ョパ今唱へしはんけのもん。われに投けよかしさある。%神答へて云ふやう
は、投けんこさはやすけれざ。うへにのぞみてカふし んの身をだにふくするふらは
『へんさこそ中しけれ を うふう比ふし聞し召し それこそやすき事ふるべけれ。残
シによる*
残りしもんをそ唱へける。せあやうめつはうちやうりうりうい。取減いらくさ唱へけれ
は のり 、 あらありがたやさらいし っ g神が にいらせ お は
則*産さ現はれ。きちんはすふはち聴魔遮那備。ちうふうはちやが備ふり。又ある時
はこれやこの。はさのはかりに身をかけしも。資これ生けるをたすけんため。足にあり
あふ山ぶしも。同じーきやうにて候へば。もんを 一つさづけつ、 早く命をめさるべし。
露ちり程も惜しからドーを。さも 有りさうにの給へは、童子はこれにたはかられ。おも
ての色をふほしつ、 御 せを聞けはありがたや。彼のやつはらが。是まではよも来ら〜
さは恐へざも 常に心にか、る もる。みひでもほんち忘れずさて。御 持参の酒 にみひ。
マハくり事さおぼしめせ。赤きは酒のさがぞかし。混 さふおぼしめされそよ。われも
そふたの御姿打ち見にはおそろしく恐へざ。剛れてつほいは山ぶしさ。 シ
、gうちさけさしうけさしうけ*む程に これぞ『シくの通みれば、五職
六 術にちみわたり。2 も姿 もうち総れ。いかにありあふ% ざもよ。かくめづらしき
御 し も一 つ御前にて下されて。客 僧達を慰めよ。一さし舞へさぞ仰せける。うけ
酒類童子 十近
シ*} も
ニー
おはるさたつさころを 頼光比よし御覧〜て まつ御 しも一つ中さんさて。並び房
たる%ざもに伴の酒をもりたまへば。五臓六俯にちみわたり。前後もさらに葬へす
されざもその中に。いしくま童子はすんごさ つて舞うたりけり「都 よりいかふる人
の迷ひ来て。酒 希のかざしさはふる だもしろやさ 」おし返しニニべんこそは
シれ# gを能く聞けば。足にありける山ぶしさもを。酒や希にふすべしさの
歌の2をおぼえたり。やがて頼光お駒にこそはた、れけれ ざう下がうけたる歪を つぶ
は比よしみるよりも。すんさたつてそまふたりける「年をへし%の岩屋に奉の来て。
風さそひてやはふを散らさん」おもしろやさ。これも又おし返しニニべんこそまうた
りげれ。比歌の心もち。これにありあふ規ざもを 私に注のちるこさくにふすべしさの
うたの心を。逸はすこしも聞き 知らす。あられもしろやさ感下つ。攻 算々 々にる ひ
ほれで。マうじー中されけるやうは。いかにありあふ%ざもよ。客僧たちをよきにふぐさ
ルのすすべし。それがしがだいかんにはニ 人の姫を残し置く。それに始 くぶやすみあ
*** Q 〜。やこ、 ナ。ー 、、し も りー aと ** 、 ?g、、3・、
れ 明目封面中すべしさきう〜は奥にそいりにける残る%ざも とうrの騎ら
せ診ふを見て。比虚や彼虜にふしだるは さふがら死人の如くぶり頼光比ょし
御覧rて。ニメへの姫君を近づけて 御身たちは都 にては龍の姫にてましますぞ。
さん候。みづからは池田の中納言くにたかのひさり姫にてありけるが。近き程にさ
られ来て 隠しきふたりのち、 殊や。をちやめのさに逢ひも で。かくあさましき姿を
は。あはれさおぼしめせやさて、たぶさめ〜さ泣き診ふ。今一人の姫君はさ闘はせ
診へは。さん候 みづからは吉田の等想のおさ姫にてさふらひけるが 中々命のきえ
やらで。うらめしさよさかきくざき。ニ 人の姫君 諸斗 に。こるもをしますきえxるゃ
うに泣き診ふ 頼光比ょし聞し召し さのりふりさリシを今夜キげて御
身たちを都へ御さも中して。鍵しきふたりのち、珠に見参らせ望 すべし。逸の認所
をわれ〜 に き給へさありければ。姫君たちは聞し召し。是は読多かやうつ、かや
を。共儀にてあるふらは、 愛のふしさをわれ〜が。よきに案内中すべし。御 用意
酒類童子 * ニキ一
ー! H ー
三十三
あれさありければ。頼光斜に恐し召し。共偽にて候はい。面々 物の具るおへぎて
まっ傍にぞ認はれける。よりみつの出でたちには らんでんぐさりさャして雑 おざし
の音を召し。ニドーやの神の診ひしほしかぶさに。だふrけの獅子王の御平おし
かされて召されつ。ちするさ中すつるぎを持ち 高熱や へ橋大著陸さgのうちに
新念して進み出で診ふ 残る五人の人々も 迅々の背を著 いづれも劣らぬつるぎ
を持ち、女房たちをさきにたて。2静に忍び行く ひろき座敷をさしすぎて、石橋を
うち渡り。内のていを見診へは。音々酒にみひふして たそさ、がむる%もふし。乗
りこえのりこえ見診へは『ふほ魔き座敷の中に。くろがねにてやかたをたて。同r 尾
に繊の太きくわんぬきさしさて、兄夫のカにて中々内へ入るべきやうはふしェの
ひまょりうち見れは 四方に魔火高くたて。繊状運鋒さて並べ。童子が姿を見て
あれは 官の形さかはりはて。そのたけニ丈あまりにして 髪は赤く。倒に髪の間よ
り%生ひて 髪㎞も居宅も繋り令ひ。足子は熊の如くにて。四方へ足子をうち 投
*ーシーシーシーシー*
* -

げて、ふしたる*見るだに、身の毛もよだっばかりふりありがたや ニ神あらは
診ひつ。六人の者ざもに能く〜これまで参りたり。さりふから2やすく悪ふ
し %の足寺をわれ〜が鎖にてつふぎつ。四方の柱に結びつけて 働く気色は
あるま〜きぞ よりみつは首を切れ。残る五んへの者ざもは あさやさきにさちまはりす
ん〜に切りすてょ す鋼はあら下さのたまひて。門の尾をおし開き。かき消すやう
に失せ論ふさてニトーやの神達の。これまであらはれ診 ふかさ感涙所に銘じつ、 た
のもしく選ひつ* をしへにまかせて。頼光はかしらの方にたちまはり。ちすみをする
りを抜き診ひて 南無やニ〜やの御神ちからを協ぜてたび診へさ。ニ度らいして切
り診へは 追神まふこを見開きて ふさけぶしさよ客僧達 いつはりふしさ聞きつるに
*神にわうごうふき物をき起きあがらんさせしかざ*手は額につもがれて 見く
べき様のあらされは"おこるをあげてさけぶ撃。電電いかづき天せもひゞくはかりふ

-
酒類童子 ニ 十ニ
三 十四
もさより兵ざも たちはやにすん〜にきり診へは 首は 夫にぞ舞ひあがる。頼光を
目にかけで ハニ強にされらひしが ほしかぶさに恐をふし その身に子御はふかり
けり。足手綱まで切り。大庭さして出で診ふ。数多の見の中に。いはらき重子さ
名のりて エを討つやつばらに。手並の程を見せんざて だもてもふらすか、りけり。っ
ふは比ょし見よりもきみの程や知りうらん 目に物みせてくれんきて おひっ ま
くりつ 者しが経職ひけれざも。さらに勝負はみえざりけり おし並べてむすさ組み。
うへを下へさもて認 す。つふがカはニ 百人。いはらきカや強 かりけん。つふを執って
おし伏せたり。頼光比よし御覧下て。走り掛っていはらきが御首ちうにうち落せ
はいしくま童子。かねざうし。共外門を固めたる 十人あまりの混ざもが。比ょし
を見るより。今はさうじもましまさす。いづくを住所さふすべきぞ。混の ゲ 星 も弱
れさをめき叫んでかりける 六人の人々 比ょし見診ひで やさしのやっはらゃ
子ふみの程を見せんさて、 日ひ給 ひし や はうをさり出ださせお ひて。あふた、と
し いや・。もは、り ・すいー ゆー 〜= りり、 ハ し、ミ りし〜 〜 し5g 、、、 ァ、
たへ追ひつめて 数多の逸ざも参くキげて 強く込をそっがれけるシける。
は いかに女房たち 早々出でさせ診ふべし今はす御も候ま「さ智せけれは 比こ
るを聞くよりも、捕られてまします *所たち四のうちょり韓び落ち瀬 光を目にか
けされシ現がやられをも助けてた さわれも〜さ寺を参せてシ
む有様を 物によく〜壁ふれは罪深き罪人が 隷卒の寺に渡り 無報せ 獄に
落されしを。地蔵菩薩の鍋せにて。おんかあかみせんさいそわかさ最ひさらせ給ひ
し* かくや さ選ひん撃られたり
共時六人の人々は。姫君を先にたて 奥の鶴を見診へは。宮殿桃園ェをたれ、四
節の四季をまふびつ、愛を並べてきてたるは"g も言もおよばれす。また傍を見冷
へは 死番 自浄生しき人 武はんを離にして目もあてられぬが中に十七への上病
の注元腕おさし股そがれ。いまだ倉はきえやらすして 泣き悲しみてましますを ょり
みつ御らんじて。あの姫君は都にて進の姫君にてましますぞ、姫君たちは聞しみ
酒類童子 -

ニ 十五
三 十六
し さん候 あれこそは。堀河の中熱言の姫君にて候さて。急きそばに走り寄りて
いかに姫君。いたはしやみづからざもは シ僧たちの。足委く平げて都へつれて騎ら
せ除ふが 御身一人残し置きて騎るべきかや。悲しやふかく恐ろしき地獄にも
獅身に2の引かされて。臨に2の残るぞきて髪擬き撫て、何事にても御2に恐
しめさる、事あらは われ〜に語らせ給へ。都へ上りて候はゞ。父母によきに届けて
参らすべし。姫君いかにさありければ 比ょし聞しめし 美しの人々や。かくあさま
しき露の身の 早くは逆の人をくだすべし。暇中して さらば>てもの憂き洞をさ
**シせ診 は基*キ ㎞* の差 にっ
く よりみっ質せけるはいかに所の者さもょ 急きてんきを鋼れさせて 女房たちを
都へ送るべし3かに〜さありければうけ診はるさ中すさき 共ころ丹波の園司
をは 大宮の大臣殿さ中しけるが 比ょしを聞し召しさてもめでたき攻第さて
急ぎざうるやうかまへまみらせけりそのひまに馬のり物にて 人々を都へ送りおひけ
* 3「
* ノ -** 、
り。都にはこの事を聞くよりも。頼光の御 のぼりを見物せんざて さぶき渡りてひ
かへたり
さきに消えもせで かゃうの姿を人々に みせまるらするはっかしさよ 都にのぼら
せ診ひて。ち、珠の比ずをちろしめされふば。わが身のこさを中々に敷き論はん悲
しょ 記念は悪の種もれさ 境がかたみさのおひてわが悪長を切りてた 。ス
比 4科はみづからが。最後の時まで 著たる4科さのたまひて。その望 髪をお、しを」
みてみ上さまに参ら㎞て。後世をはさうてたび給へさ。よく〜届けてたび給へ。い
かにあれふる零 管 達。かへらせ給はぬそのさきに。みづからにはさゞめをさして診は
れざて。消え入るやうに泣き給ふ。頼光 比 中聞し召し。げに道理ふり。こさわり
や。さりふがら。都にのぼりて候は。ち、珠に比こさをよきに案内中しつ 。明目
にも成るふら。その中に姫を捕られし。池田の中熱言夫婦の人も出で給ひ。い
くまでも逢ひ攻笑さ。迎に出でさむ給ひしが。よりみつを見つけつ、。すはや足へさ
酒類童子 ニ十七
*

ニ十へ
の診へは。はや姫君も御覧じて。球 上さまざて泣きおふ。母うへ比よし御らんr
て。する〜さきり守り。ひめ言にさり付きて。足は ッかや現かやさ。消えxるや
うに泣き診へは 中熱言も聞しめし。一度別かれしわが姫に。ニたびあふこそ鴻し
けれさ。急き 相所にかへら総論ふ。よりみつは参内あり。帝 や 覧まし〜て御感
は中すはかりふし。御豪美派りふかりける。それより園 エ 安全長久に。をさまる
みよさそふりにける
彼の頼光の御 手柄。ためしすくふき5みさりさて。かみ一 えよりを も高氏に至る
まで。感せぬものはふかりけり
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シ * シ * --- -

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シーシシー トレー』 ー* *}ー シ = = ーシー『『 =}*} ー しー
横笛 歌
中ごろのこさにや。けんれいもんみんの御さき かるも ょこぶえさて。ニんの女房待
りけり。かるもはキ家のさき。越前の前司もりっぐささいあいしてくだり総へり。
今一人のょこぶえがるくへをたづぬるに。まこさにあはれふるぎざもふ。そのかた
ち。容頼美麗にしていつくしく。かすみに匂ふはるの社。かせにみだる、 『湖の
いさたをやかに あきの月にこさぶらす。彼頃 都に聞え診ひし浄海 x道 でのに う
へこす人ぞふかりける。洋の國兵庫に都をさて。後の世までのかたみさ恐し召し
つき島をそつかれたる 殊に求代まで絶えずさかや 基御子小おざの 御 うちにニ
除のさいたう。たきぐちをきょりさて。花やかふるをのこあり。こまつざの、御 っかひ
に。女院の御所へ参りつ。からがきのうちへxり。めんらうにやすらび、湖 ャさ
んさ窺びたる所に 横領 標がされの薄きぬに。海の将のそばを。身を押しの
シ奪 鉄

けて斗でたるかたち をんけんさして楊貴近*夫人も 足にはいかで俊るべきさを
愛えける。さて瀧ロ文さり掛だし。さく御返事御中しさふらへさて -

やがてけるや
うこをはをそかけにける
あきの司のがりそめぶしのみふりをも きみがまくらをみるよしもがふ
ょこぶえ瀬うちあかめてそうけ取り参らせたる。御誕事をは。よの人してそ出だし
ける。たきぐち御所ょりかへりて。2そらにあこがれて。ねもせず。おきもせず。 いっれ
をかゆさ。選び分きたるかたもふし。いかにさ へざもいはすして たよりふして
見えければ、ある時めのさ花にそひ診ひ御gのやうを懇に御物語候へ。つや〜
*うにた。ぬ御談さ見まみらせてさふらふ御gを 残さす御 物語さふらへさ
『 ければ たきぐち打ちさけのたまふは。いつぞや。女院の御所へ御使に参り候
ひし時。ょこぶえさやらんを一目みしより。かた時も忘 る、ひまもふく。つ、む送ひ
はうっみ火の けぶりはむねにせきあへず。いさ*選びはますかみ かきくもたるはり
、 、
-- - - ダ、 、も 、 *** 、、、、も
--*、**** し ー 〜 - 〜 *
1
かりふりさ。怒に語りければ。その智事にてさふらは。やすき御ぎにて候ぞ 御 文
あそはし候へ。女院の御所へ常々みつからこそ参り候 。御機嫌よき時に*さん
さて。世にたのもしくャし待りければ。たきぐちあまりのうれしさに いそきおきあ
ひ。転のたんざく標だみつけたるを引き重ね。すみすりふがし。筆をそめ。心のうち
を書き附け。ひき継びてそいだしける。めのさ文診はりて。女 院の御所へそ参りけ
る。たきぐちが2のうち。たさへんかたそふかりける。めのさょこぶえにあびて、まはし
は何さふき物語ふざして いづみさの たていしの影にて。おもしろき文をひろひ待
りしが。御身はいまだ若くましませざも源食。終桑。古今。高葉。いせ物語ふさ
あそはし診へは こさのはの品をは。知らせ診ふべし。あそばしわけて御きかせさふ
ら さいsけシ 横密わがみの上さは無らすして。ふみこま〜さみ診へは、筆の
たでやうふざ よしある御ふみさみえ待りける。うたをみ診へは、身はうき雲のこさ
くふり。うめのたちえのうぐひすは、洋うっ波のふせいして、野ャの清永谷のう
ェキ 鉄 ニ
もれ木」を書きさぶり
はいさ思ひもよらrェのふたにこがれでもるにも
君も&にふがす派の露ほざもわれをおもは うれしからまし
様密中しけるは。くすの下葉さは。われ炎にありふがら。ち に にのかょふ事ぶり。
身はうき雲のゃうぞきは あまのふそふる君 故に。2はそらにあこがる、ぎふり。うめ
のたちえのうぐひすは。こるふりたて、鳴くはかりの事 ぶり。 所うつ波のふせいさは
心をくだくらん、野中の清水さは んにさはれす ひさりすむずかり。 理 火さは こ
がれてもの遂ふのぬふりをそ語り診ひける。めのを比よし聞き給ひて 中しけるは
今は何をかかくし参らせん 横省殿。比文参りて候ぞや 御返事さりてえさせ
よさャす人の候ふり。されは人間の 日は。一樹のかげ。一河のふがれをくむ事は
た委 うのえき中すり ひさ村語のやまきり いっれもこの世ふるえん“
聞き*いうぞる。まうざり、御 gに参*ゃひしたきぐちさの
目 見参らせ候より。御 面 かげのわすられがたくて 。遂にいきのかふふばかりにて候
へは。人をは人こそたすけさふらへ。 されは4野の4町は。 んの恐ひのするさほり 後
にはあさましき身さふりたるよしうけ診はる。殊更わりふきは。比こひの道 さこそ
中し待れ。中がはのあふせはちらせ給はすさも。一筆はやすき御ずふれは 御認 薬
あそばし検へかしさ。こま〜さ中し待りければ。横密 返ひよらすさて。みやまぎ
の文たがへたるにやさて
うづみびのまたにこがるさ聞くからに消えふん後ぞさびしからまし
さあそはし。引き総びで。ょにおかしげに掛だしたる有様。誠にうつくしさ。何に
たさへん方もふし、殿の隠ひけるもこさわりさこそ恐ひけれ
御返事取りて騎りけり。さてたきぐち。いまや〜さむね打ちさわぎ待ちおふ。2
の中ぞ哀ふる、さる程にめのさひそかに立ちふり かの文取り出だして 奉る。たき
ぐち足を見て。うれしさは質にたさへんかたもふし。その後たび〜文ざもありて
横シ草紙 五
- 六
あふせの中さふり給ふをさ、のふかのひさふしも契そむれは。ある時は望 へ出で。忍
びて 通ふ 時もあり。又かせの2ちさいひふして。忍び〜にかよばれける。武 異
達理の契をこめ。こさかりそめさは恐へざも。年来さし月かさふりける。さる程に。
父のも*比事を聞きて たきロをめしてのたまふう。決をはいかぶるんのむ
こにもふし。たがひにたよりさも成るふらば。見るめも g やすかるべきに。世にふし
にあひふれ。身 をいたづらにふす事こそ ロをしけれ。やがておくり 候へさ。たび
〜教訓を けれざも。用びすかよひ給 へれは 重ねて中されけるやうは。ざのみきか
れ論はすは 極み中すべしさて。ふけうのつかひありければ、たきロ 比よし聞くより
も。つく〜ものをあんするに。比 世はかりの漫 ぞかし。かくる恐ひをする事よ。さ
うはうさくが丸キ歳。じいわうほうが一高歳も。ふのみ残りてあさもふし。うき 世
を物にたきお使 きしのびたびのね と ミへ の葉に できお。渡に。
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れて行へふく。花のう ふる基ょり。あやうき人間の。まらですむこそ#けれ。主。
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〜 パ 3 ハ ** 幻| -
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ほんわうのたのしみも。恐へは惑 のうちぞかし。か程かりふるあだし世に。恐ふんにふ
おくさみてこそ。 選びでさは成るべけれ 又いかに楽ちさも おもはぬものはいかにせん。
おやのめいを背かんも罪ふか るべし。女の心をやぶれは。一れん五 百しやうけ
れんむりもうこうのつみたるべし。足をき提の心さ逐ひつ。殊更その夜は 静に横
者に打ちむかひ。いつょりもむつまじげふるふせいにて。ふごりをしさはい
いたはしゃ横者が。われが選びたつ事を。露 ほざも知るふらは。いかにかふしむべ
き物さ。横領が2のうち。選ひそめつる娘より。こよひの今に至るまで。恐ひついけ
てょもすがら。っ むさすれざ涙がは。神のちがらみせきかねて、ちよを一 よさちぎる
*の たれにさてかは、鴨のょふかきにねをはふきぬらんべいしゃうのやもめがらすの
うかれ てる。耳にそふえて。ふもほの〜さあけ、れは何 さふく出で立ちて。密をば
さり忘れたるふせいにて。北に置きて出でけるが。又さち騎り一目 見て。又よさい
ひしこさのは。何さふくいひしかざ。それが 派の言葉ぶり 共後横笛。けふも過
シキ欲 七
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きめすもむかしく待ちかねて。くるれはかざに立ち 出で、。ふけもく月ももろさも
に。たゞすご〜さひさりおの。うらみの数 ぞうもりける おもたきロ。すみぞめに身
をかへて。年はつもりて十九さ中すに。さがのおくに聞えたる。わうじーやうおんさや
すにさちこもり。行ひすましてみたりけり。たきロが2のうち。ほめぬ人こそふかりけ
れ。たま〜こささふ物ざては。横に未づたふさるのこる。まつの試。後れにきけは
を かのこる。ふさむによわるむしの音も 窮の永の絶々に。かけてもふらはぬ煙 にそ
めふし。うき世の事を観下つ、。いさぶ衰ぞ増りける
何さた、寛氷の絶々に。おさづれきては神ぬらすらん
さロすさみて よるひるのつきめひまふくこを聞えけれ。さても横笛が。か、る事をは
漫にも 知らず。むふしき夜半のひさりねも。選ひそめし初より 野の求。山の興 キ
尋の底に至るまで。かはらじーさこそ契しに。我 からす。いかふる人にあひふれて。い
つしかすさみ給ふらん。うらめしやさておもひちづみし所に。変に人の望すやう。ち
、プ
かき頃物の哀をさゞめしは ニ うさいたうさんもんのす基 たきぐちさのえ おゃ
のふけうをかうぶりて。遠世しけるが。もきがたまらずさいひければ。比 現横領聞き
けて。あふあさましや。足は勢かやうつ、かさ。委しくこれをたったるに さがのお
くさやらんにおはしますさいひければ あさましや。目がそれをは愛にも知らすし
て。偲 みャすぞかふしき。かくさだにもふりたらは。野のする 山の奥ふりさ。お
ふr道にいるふらは。はちすのえんさふりて。さこそはうれしからましかさ。天に
ふぎせにふし診ひしそのふせい。たさへんかたもふかりけり 除のおもひにたへかれて
むざんや横笛。御所を忍び出で診ひ。あこがれ行く程に 説のかたさ聞くふれは
うちのにまよび出で、南を遂にふがむれは。内 表のあさ、おほしくて離職門は
能れはて、。いしするはかりぞ残りける。又鳥羽度の西へ行く。未更過ぎてあきの
*。むらだつおに突く風も。2ぼそくぞ愛えける。北の逢にふがむれは。基を忘れ
ぬ棒の社。あるr忘れぬ旬にて。選びやられてエほこの。道さだかにみえれども ふ
ェキ総 光
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らびの里にか、りつ。楽殿の后。御 さんそうほうるみんをさし過ぎて。つり殿ニさ
うまんのあらしの。おのづからきんのこるをちら 。谷の氷れさすさまrく。さくせの
たきのふがれも。いかだをくだす大井川。いせきの永を詠めつ。かきあつめたるも
しほぐさ。やるかたふきの除に。かくそえいじける
せきあへぬふみだの川のはやきせにあふより外の がらみそかき
さいふ うたを選び出でられけるだろ〜さ 行く程に。暖 職の道をはシらす
して。北山にまょひける。所々にたつけぶり。する消えはて、跡もふし。おきかふ 人
はたえばて、。人をさがむる里のいぬ。こみすむ程に成りしかは。やう〜まよひ行
く程に。ほうりんrの橋うち渡り。共は虚空 蔵に参りつやさ中して ょもすが
ら中すやうこそ衰ふれ、ねがはくは御ほさけ熱受まし〜て。夫婦の道をかふし
みて 野にふし山に住むまでもっはさをかされ れ を すさかや家リ候 は 東生
をたすけましまさは。あかでわかれしたきぐちを。一めみせてたび診 へさふみだをふ

が し。ょもすがらすこしまざろむ所に。ヘ十はかりの老僧。すみぞめの系にかうのけ
さをかけさせ診ひしも 横領がふしたる沈にたらより。比のはうわうし やうみんに候
へざ 今生の封面は恐ひもよらぬ事されんごろにのたまひ かきけすやうにうせたまふ
場おちさめて 横笛はふみだをふがし中すやう。もさよりもかふはぬ事はせひもふし。
さりふがらかふはぬ事をかふへさせ冷ふこそ。かみや猟のちかひふれさ。ふくより外の
事はふし。今ははやたのみもつきしぎふれざ。よもほの〜さあけ、れは。虚空 蔵
をふしをがみたざり〜さらくほざに。道行く人にあひ給ひ。わうじーやうおんさや
らんは。いづくのかたさ園ひければ。是より乾のかたにみえて。住みあらしたる寺あ
り。草はう〜さ露ふかしさ。こまやかにこそをしへけれ。わうじーやうおんを聞くか
らに。さきへをはかり急ぎけり。やう〜尋ね行く程に。をしへの こさく。すみあら
したる寺あり。あたりをめぐりやすらび。便もがふさ逐ひし所に。たきロのこえを愛
しくて。かくこそえいじー診ひけれ
渋 十一
十三
ひさりねてこよひもあけぬ、今こんさたのはこそはまちもうらみめ
さえいじてかね打ちふらし や、ありて 法華経のだいはほんを かうしゃうに譲み診
へは。たきロさ聞くからに。やがて消え人るはかりに恐ひしかざ。ち はしg をさり
おほし。よろ〜さあ5みより。ちばのさほそをほさ〜さた、きければ。うちより。
しもの僧をいだし。いづくふりさ闘ひければ。横領さ中す者にて候。たき ロ 殿に
物中さんさ中すようこ密さ聞くよりも。むね打ちさわぎ。障子のひまふりみ給へは す
そは露。神は派にちをねつ。熱に尋ねわびたりさうちみえて。ちばのさにさちそひ
て。ちづ〜さしたるありさまふり。いにしへの有様にふほまさりてを覚えける。み
ればめもくれ。心も消えxるばかりふり。いづれを愛さも恐ひわかす。又 退ふやう
は。比上ははしり出で。かはるすがたを一めみせはやさは恐へざも。2に2を引きさ
いめ。あはぬうらみは中々に。ニたび物をおもはせん。むざんや。 よこふえが。みさせは
かりのふさけを忍びて。尋ねきたるこ、ろざし。何にたさへん方もふく。 たもさをかほ
- 、-* 〜
におしあて、。ふくより外の事ぞふき。ちもの僧中すやう。比 寺へは女んへのまみらぬ
所ふり。そのうへ。たきロをやらんは 聞きもふらはぬ人ぞかし。はや〜騎り給へさ
て。ちはのあみざをだしさ立て、。共後音もせざりけり。横密足をみ給 びて。ふさけぶ
の有様や。音にかはらで。いまもちぎらんさいはゞこそ。かはりしすがたたゞ一めみせ
させ除へを。そぐれにぬれぬまつだにも。又いろかはる事も有り。火の中永のそこま
でもかはらすさこそ逐ひしに はやくもかはる心かふ ありし情をかけよさいはどこそ。
ョもさもにさまをかへ。おふ下庵室にすまひして、御身ははふをつむふらは。目はみ
づをむすび。ひさつはちすのえんさふらはやさおもひ。足までたつねてまみり。夫妻は
ニせのちぎりを聞きしかざ。今生のたいめんだにかふふま〜きか。あさましや。おや
のふけうをかうぶりて。かやうにふら と論 へは。みづからをふかくうらみさせたまふも
こさわりふり。恐へは又みづからは御身むるに深き送ひにちづみ たがひに忍びふか
、るべしさ。ふみだをふがしずすやう。さてもいにしへは。くもをうこかすかみふりも。

シキ鉄 十三 *
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十四
思ふ中をはよもさけーさ。ちぎりつるこさの業はいまのごさくにわすれす。むつごさ
の神のうっりがは今もかはらすにほへざもいつのまにかは鍵りはて うたてのたきぐ
ちゃさて、こるもをしますふきければ。たきぐち足をみて。あまりふげくもいたはし
せめてはこるふりさも。きかせばやさ恐ひてかくぶん
あづさちみそるをうらみさおもふふよ まこさのみちにいるぞうれしき
さありければ たきぐちが残さ聞くよりも。あまりのうれしさに。よこぶえ。さりあへ

あっさもみそるをふにしにうらむべき。ひきさむきみちにあられば
-
さ ふく〜打ちぶがめもだへこがれてふきみたり
今はたのみもっきは 、かくて、にあるき%ふらねば ふく〜まよび行くほ
ざに。又さちかへりうらめしげに みて。おもたきぐちふさけぶく。みづからを何 にふ
れさ 、かほさにすてはてけるぞき うたでやさ恐へは。いさ あさひくこらしてい
そぐgはさ、がにの。いさよりほそきわが身かぶ あはびのかひのかたお*びんはかほ
ざにつれふきを。恐ふもくるし。さにかくにつれふきいのちあればこそあかぬわかれ
もこひしけれを たぶ一すちにおもひきり。大井川のみきはふる。 岩間づたひのほそみ
ちを。ニ町はかりむきすぎで。 ちざりがふちさいふさ ころに。うへふるきぬを 本のえだに
かけ ふみふらしたるざうりをば。いはの上にぬきすて、 あらしのやまのおさもょぶ
ちざりょこぶえが。いまを最後のふくこるは いづれさもふきあはれかぶ むさん。ょ
こぶえ。にしにむかひて手をあはせ 南無西方瀬院 如来。ありてわかれしたきぐち
ミ。おふじうてふにむかへさ㎞へを。足をさいごのこさはにて。終に身をこそふげに
けれ をしかるべきょはひかふさし十七を中すに終にむふ しくぶりにけり。か、りけ
る所に つま求さる山人。かはむかひにてあれょ〜さよは、れざ。ほざさほければ終
にはかふくふりにけり。かくで山人は。たきぐちのあんしつのまへをさほる2て 文
んにかたるやう。ちかごろあはれふるぎをこそ。た
や いまみて候へ。大井川へ十 七 ハ
シキ総 ーす五
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十六
の 安房の身をふげ診へるを あれょ〜さいひっれざ。川よりこふたをさほる事ふれ
は あはれさ中すはかりふしぎ こま〜さかたりければ さもん 足をき、。あはれ
ふる事かふさ。ふみだをふかしをほりける。たきぐち。足をき、つけてむねうちさわ
ぎ。もし横笛ふるらんさ。さる物もをりあへ ず。本ぞんくびにかけ。 もの 一人め
しぐして。身のうきかすは大井川。ふみだのみちはかきくれて。いそくさすれざほ
ざ達く。ふく〜はしり行くほざに。ほうりんじのはしにふりしかは みねの将
にうすぎぬか、り。あらしにひらめけは。われをまねぐかさ。おのづからいさ、あはれ
のまさりつ。やう〜大井がはにつき。かふたこふたさたづぬるに。 川のするにふが
れさまりであっるが、むかしのかたちは失せはて、むふしき死骸をさりいだしぶ
くょりほかの事はふし。さても今朝。わうじーやうおんにて。ち はのあみざをへだて
っ。比んはそさ。われはうちにて。もだへこがれしありさまを いまのすが にくらぶ
れは。初のかすにてかでふらす。あだふるも。つれふきも。いのちうきに。かぎらぬふら
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ひかや。いかふる過 し去のいんぐわにて。か、る運びをするやらん。たきぐちあまりの
かふしさに。ひざのうへにかきのせて むさんのもの、ありさま 。かくあるべしさまり
たらば。ふざかはみもし 見えざらん さこそはくさのかげにてうらめしさおぼすらん
ふしうらみさもだもふふよ。わづかの場のせに。たれかぶがらへはつべきぞ。こささらふ
かにも。わかきがさきだつあはれさよ。又かやうにふらピ 冷 ふも このよふらぬ因ぐ
らぞさおぼしめし。今こそうらみのふちにちづむさも。わがいのちのあらんかぎりは。
後せをはさぶらひャすべし。さらぬだに姿人はごせうニまょにえらはれて。っみふか
し。かたぶく目は。ふかぞらにかへる事ふし。ひさはさらに死にてふたびかへらす。さ
ぞくるしみのおもひやられていたはしや。さてもいにしへのすがたはっきはて。新を
てらざるもふがほの社のいろこそかぶしけれ
かくてあるべきにあらざれば。ほざちかきさりべの、漫にて。おふべのけぶりさふしはて
て。こつをはひろひ。もさのあんちつにかへり。いよ〜だうちんやこしっ、ぶほ〜
㎞ 十七

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十へ
さぶらひ然 ひけり。 さるほざに。 みやこにここの事かくれふし。 こまつざのも。 安 院も。
あはれさおほしめしゃさしきものふるまひゃんのちぎりをふすぶらば。かやうに
こそあるべけれミて。安院をはじめまみら㎞。きく人々もそでをちぼらぬぞふかり
ける うさの 御おさ*御所へおほせられけるやうはたきぐちをめしいたし
いかぶるてらをも御 っくり候て。御 さらせ候へさありければ。たきぐちき て。みやこ
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、鈴へ。だほせふきそのさきにさて ょこぶえがた
めにとて。高野山に上りつ、 あん〜すましてみたりける
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十五

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年年年
四 四 四

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※ 有 月所 権 版 ※
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自国 山健
東京 市 碑 田 匿 鍛治 町四 番地

印獲

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伊藤 岩 治郎


東京 市 碑 田 匿 鍛治 町 四 番地
所 誠之 堂 書店
(電話 本局九 百 四 十 九番)
本書 樓被四百五金目
知 科 王信金毛治五條
脚类法 都說金 治 製
の書は御幸子の類 して古人の親家 の元二十種 も 展 代
弘毅其民の秘教 本にて未だ世に出てき る もの个教對光生の解體校社を請
ひて新列 し前編さ神や て國文學界の襲撃 さなれ9其の目在の加し
第 1 羯座堂子 際 -雞の物等 第 三、 高なし車子
第 四、 Q か章 第 业、 %しの施設 第 六、 宗盛の艦
第 七、 小說 《浮 第 八、 今青少將 湖 水泥沙門の本地
第 十 業態の本地 第十 1 ģ理藩士二段車子 第十二 っ さ高
第十三 代物車子 第十週 途島本家 第十五、 派 の草子
第十六、 こうろさ車子 第十七、 玉中 の草子 第十八、 航本の系圖
第十九、 立高順子 第二十、 尤の草子
柳 このお加 革子の二篇は徳川文學の種子 さも いふ さものにて 足利時
代の文學を研究する好 物料なり両~し て世に刻本なさ参經なれば世の図
文學 ここに文學史を研究やん ご する ものには 1 日も 成 右を離す べから
さる 松本な9 .
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