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ー}




パル

「〜


シノ
y


*

シー


* 『ー。
"|し-もし
=
國書愛所 典 り はじめに
今日 は、碑 官 祭 なり。田家 の 秋景、心 に か 、ら ぬ に は あら ね と、暁 よ

書斎






り、雨ふり い で たる を いかに せ む。ひとり に
群 典 の 最終 の 校正 にとり か 、れる に、友人 三 人、前後 に 訪
今日 の 事 と て、談 は、いづれ も、御祭 の 事 とも なり しか ば、聴
心地、なに と なくすがすがし。一人の 友人は、机上 の 校正を
は、ことば の 泉 なる かと 問 ふ。さ に あらす、それ より は、ち ひ
典 なり と 答 ふち ひさ きもの と は、中 鮮 典 か、小 鮮 典 か。中 鮮
あら ねば、小館 典 に *。あらす。そ は、また、いかなる 鮮 典 なる
よ、大群 典 は、現今、わかり を る ことば に て も、未来 の ため に
*、と、ら さる べから す。國人 は、よく 知れる ことば に て も、外
ため に は、それ も、す つべべから す。つまり、な に も かも、も る 、こと な
り やすき ことば ☆、とり あっ めさ

べさる
ること
なり
故に

中から 、

















そは
わさのれか れ
た を

あや
にさ














s たさ り
らす
て さに
。大




こ大
か、
さことば




みとば
たは
るたさ
る の如語
いお
、ほ
くそ
殆引見る

は 人
*
なる
べな
かに
きもどきかき 如き











ぎる
み祀



、るくさる 日

のる
す の




ことば
らか
と田











の祭るむ を


場合 るる が
いわにくき

は ことば


なり




、つも
かり 故、
こを


かたく
よま購
、 得

たと
すも


にれとしたりる く



つむる
もの
なる





ほなり
く。
あにれる

さる

から さる は、解 典 として、免

あれ、小 鮮 典 に も あれ、そ


ーし〜ー
「Jー〜ーJ
の うち ょ ーリ、あかり やすき ことば を * ノり む に は、残る と ころ、
~
いくばく ぞ。かく て は、世人 が、譲 書 の 用 に 供し て、な に *
-
盆 か あ らむ。これ、余 の、こと さらに、この 鮮 典 を 編 幕 せる なり。この
鮮 典 よ、あ ひ て、その 内容 より い は ド、難語 鮮 典 とも いふ べき か ず
かりてち

れわれ



みを
日たり わ、譲

に くし と 思ふ ば を

こ と

とのみ
あつめ
まなり
たる

米 御祭




の あ る こ と ば
八か
志穂

伊 穂束む 今
らに

久志


いたき 荒


-、
畠、 縄、 シ、
U= パ 百







しみ
そづ


しむ、いみ ま る、むか ぶ

ま すしな
ねつき

、れ
こき
ぬく

なり


め くうぐ


の、

し、書 を 讃 口
たむもの


要 る
。友

べし

>
、る 鮮 典 が、最 *、必 い へ ば


は か

人 ち
うなづく

今な

ぬり



。 か く する と に、書 に の 御祭 の を

白き
だなに

御酒
せど




ばい



るし この 鎌 の は、 黒き 御酒

- - - -
-』
シ - -
* シ --
ー 『 ー、! ***ー = -、- - 〜ー - -
口コ
D
かな と、た は ぶれ いふ も あれ ば、これ は、鰭 の 狭 物 に て、それは、鰭 の
廣 物 なり など、笑 ひ ながら いぶ ☆ あり。と に も かく に も、赤 丹 の 穂
に、きこし めせ など、心 おき なき 友人 の なら ひ、互 に、いひ たき こと
を、いひ あ へ る ☆、た の ☆ し や。雨 の 晴 る 、を まち て、友人 等 は、騎 り
行き ぬ。ふた 、び、校正 にとり か 、り し が、日 の 暮れ さる うち に、な
し 終 へ たり。思 へ ば、今日 は、碑 宮 に、新穀 を たてまつら る 、日 なり。
この 生日 の 足 日 に、この 鮮 典 の 校正 を なし 終 へ たる のみ ならす、
友人 の 訪 ひき て、解 典 の 物語 せる など、そ ド ろ に、ゆかし う 思 は る
れば、やがて、今日 一 日 あり し 事 と s を、その ま 、ある し て、後 の 思
出 と す。あはれ、今日 の、余 の よろこび は、か の 農夫 が、牧 穫 の 時 を ま
ち つけ たる に も、猫、まさる ところ あら むか。
明治 二十 五 年十月十 七 日 落合 直文
ー口
コー〜
一 、シ、講話*、
凡例 *が古書ょ見えたる限りて撃げたり。
一、g色、楽色、織物地駄、武具、機械なざも、現今のもの
一、本書て、請書する人のためょ編gせるものなれて、ゃ *て、大方省き、たれざ、いにしへものも、悪〜撃げたり。
や、難解よ属する、古言古語を主をして採拾せり。故 1、意義を異ょすれざも、同音なるものも、1 語の下1合
よ、今日普通よ用おちるる、漢語、並びょ、地名、人 同して撃げたり。例へて、ある(爆)ある(溢)は た
名、書名、又、卑俗なる方言、意義明白なる今日の普 (旗 はた(機)はた(畑)などの類の如し。この場合ょえ、
通語の如きも、大方省けり。 ************
の符合を以て、 その匿調を明かよせり。
一、現今の碑赴、備閣、宮殿、官省等の固有名詞も、すべ 1、同語なれざも、語の種類、並びよ、成立を異よするもの
て省けりを難*、古の、宮門、殿舎、官省、官名等て、 ミ合同せず。たをへて、3をり(火様)3 %)の如
悪く、これををさめたり。又、動植物の名も、多くも き、1 て名詞よして、1は副詞なり。又、あせ(汗)あ
省きたれざも、なほ、古歌、古交よ魔壇用おられたる * 音見 s知さ、いっれ、名詞なれざ*、ミ、壇場
*のそ、これを探り、病名の知さも、古書よ見えて、 S名詞まtて、 ミ、 春 させ 見 さの倉き㎞&s
今日をその名を異よするものえ、 また、 採りたり。 かくの如き類て、各、別よ撃げたり。
一、地名も、古名の、今日を異りて、 解し確きものて、何 一、形容詞の第二鍵化も、すべて、副詞をもなるものなれを
所の古名(異名なれぞ異名)をして撃げたり。例へて、 *、そを、文典の形容詞の解の修の解様を應用せて事足
「た日 (大日本 大日本国の古種 の類 るべしを思てるるが故ょ、別よ、一語をしてそさらず。
一、漢語の、今日普通ょ用からるるものも、撃げずを難も、 但し、古〜ょりの意ょ用おたる る 、又、『Fの意
慣用の久ーき、音韻さへ日本化せられたるが、今そ又、 よ用おたるはゃ〜なさの如きて、この限りょあらず。
古語ょ属して解〜難〜なりーものの如きて、これを採
(1)

*! むし
一、同論をかされ、その下よ、に、又 て、さを添へて副詞 # =ーー= 1#
『たり。例へr、ふけう(不孝 けちえ刻(掲歳)の類 させるもの、例へ て、ひしい〜を、さ* ざめ を、さま
兄 例
『シ
コjシ
-』 -
『シ -
。ー!fffリ
凡例
(2)

剤などの如きえ、そのは、又え、をを除きても、 うがう (塞翁馬)かりのっかひ 艦使)などの如し。こ


なほ、副詞よ用おちるるが多けれど、これらえ、別よ、 も、書を請むよも便利なるべけれだなり。
1 語をしてさる必要もあらざるべけれを省きつ。 1、本書も、幾音の言語も、皆、五十音の順よよりて列れ
一、接頭語、接尾語も、悪〜省きたれざ、たのづから用例 たり。その第二字、第三字、第四字も、皆然り。五十
の定まれるものなれだ、すがは(素顔)なま にょうばう 音のうち、也行のいえを、和行のうをも、阿行のい
(生女房)の如き、行きがてち、道すがちの如き、他語 刃をわかたず、共ょ阿行ょ出だせリ。
を接 したるものも、これを撃げたり。 1、促音て、っを見倣して、常のっの攻よ列れ、換音列て、
1、句そ、副詞句、動詞句、形容詞句の三 よわかつべきな むの次よ列ねたり。
れざ、副詞句も、種種、いりまじりてわかちがたきも 促音のって、普通のっを紛るるため、小字よなして
の多かれだ、ただ 単1、副詞をし、又、動詞句、形容 そを匿別せり。また、促音の中1、或音が韓説し
詞句え、いづれも、その匿別をなさず、ただ句をして 促音よよばるるものを、ただ単 よ、促音よよばるる
撃げたり。 ものをあり。或音が韓説して、促音 よよばるるもの
1、異名、即ち、旧剤(時鳥)を、をでの を 、 ょえ、ただ、つの小字を用お、単1促音よよはるる*
*のをり、くさち、をけを しは、くつ ぬ ひ、うなおこ、 の1え、つの小字の前後よ、1の印を附して、その
剤、うったりをいふ類、皆あげたり。 場合を明かよせり。例へだ、引引せかい (十方世
一、字よよりて語を造れるもの、即ち、かみのその(祇園) 界) (訴)の如きも、る刃かい、引っ たペ
剤(黄泉)はの山口 (羽林)引のれ % をかき、いかけち(法懸地)の如きて、い=『かけ引
(海老)の如きものも、古く歌交1用お来れるものを撃 をかきたるが如し。又 換音のん、文字こほ小字ょ
げたり。 せざれ、促音をたなじく、或音が鶴説してんさよば
一、故事も、普通用おらるるものてされり。即ち、引いれ るる のょえ、ただ、刃を用お 単1換音まよばるる
*りょ て、 ルの前後よー の印を
用 する たリ。シ へ て はまも、必ず、
知るべし。 *をかき、 その他も、 屯音を樹、毛日
一、濁音、牛濁音て、すべて清音の次よ列ねたり。 **間はげ、 すメ て、 いとせリ。
(け)換音も、む、み(唇内)%、にC者内>共よ、パも
一、語よよりてて、その個名遣j議論ありて、いまだいづ せり。
れさ*決せぬ ものすくなからず。それらえ、すべて、
(こ)漢音さ、呉音さえ、すべて、その語の奮慣よ従
余の持論よよりて、1定せり。 ふ。
1、字音の個名を、左の標準ょよれり。
(さ)あんざん(行燈)剤ん(普請)うお『もう(外郎)
(*)阿行のいうえを、也行、和行のい えをも、 (俗よ唐音さ稲す)等も、そのままをりて、宋音さ
匿別せず。 こさわれり。
(い)和行 のおる て匿別す。
エイ アイ アン エン (し)ばせる(苗基)こをばい(紅梅)等の語、古書 よ見
(う)が、楽、瀬、撮等え、えい、えんをして奮慣の えたり。こそ、はせり、こうばいを、さ、よめ
方よ従ふ。
イェウイヤウイユウイョウ
- jm
員 る*のょて、その理の有無をさもかくも、すべ
"A* J--
(え)要、陽、離、溶の如きて、約めて、えう、やう
『員 -員 てさ、るこささなせり。
はう、ようをせり。
カクワカンクワンカィグワイカググ ワタカッグワッカウクワウ 一、本書ょ用おたる仮名て、普通一般よ用かちるる五十音
(た)加和、寒 観、介 回、賞 郭、葛 活、康光の如
圓の鶴をvり用お、異鶴の個名そをらず。最も、は

*
*
-
る し、にょのみて、いづれ*二っの個名とさリ用お

こ/

\工



-
ンジ


-
(か)化、酒等て、鍵化、源氏なざの場合を除さても、
たり。その中、日をにさて、すべて1用お、 を、
ずべてげ、げんさせり。
さて、助辞よのか用お、 を、詞の上よ、tて、中を、
(き)引音のうふて、すべて匿別す。
(3)

-
} -*、* ル* ユ事 ス*
下をよ用おたり。
(く)五十音の第三列の音尾、即ち、シ、累、遺、水
一、個名を漢字をを問はず、重用せらるる時も、 、ノ〜
凡例
凡例
(4)

々等を用おるが例なれを、すべて、別別よ、書〜こを (消)の日語、たきる、きえるえ、普通、解程の攻よあ
**せリ。例へて、を、め て、を 、か ォGそ げたれざ、三っ以上の異なる動詞、形容詞1 於ても、こ
かすかす、時々、物々も、時時物物を か(が 如 を、解響の前よまるせり。こえ、各、解穏毎よ、別別よ
し。
かかくるが煩しけれてなり。(え)を(た)をの間なる動
一、太書解響の順序え左の如し。 物、植物、鎌物て、その1例を示したるものよて、 そ
(あ)詞の種類。 れょそ織物の名、紙の名なざ、種種あり、そのうち、
(い)普通あつべき漢字。 動物、植物の如く、その種類多きものも、動物植物を
(う)語原。
こをわりたる上よ、更よ、虫の名、魚の名、又え、草の
(え)動物、植物、鍋物等の匿別。 名、木の名 を やう よ記したり。さて又、その動植物
(た)専門語。 のうち、別よ一種を見倣すべからざるもの、例へだ、
(か)解㎞。 判周、刃 れ松などの如きも、別よ 動物 又て植物を
(き○解輝1まつき、その詳㎞。 こをわちず。
(〜)口語。 1、本書え、符標をなるべくす〜なくなせり。多き時も、
(け)異稲、又も、別名。 反りて、繁雑を来すものなれだなり。さて、その符標
(こ)古語、又え、俗語、又え方言。 え、左の如し。
(さ)出典。 図園護等の自字えi語の種類。
(し)普通ならざるも、やや、あてらるべき漢字。 ー そ
漢字の音讃、並びよ例謎。
そのうち、(い)の漢字rs、通常なる漢字なきものも、 『 』 も 語原。
そのままよさしたさぬ。又、(う)の語原え、楚語なざい QQQ も 韓説して、語意の鍵れるも
ふこさ*含む。又、(か)の日語、即ち、たく(起) の。
= *
㎞をさ*出でて二分すもの。
ェ 鶴 国技活
「 」 そ 出典。 W㎞
上 ㎞活 シ 下 1 段活
* シ
** 句譲。 上二段活 ㎞ 下 二 段活 ㎞
。 まこ 段落。 加行鍵格話 ㎞ 佐行鍵格活
-
*て 異義 よくして同音なる語の匿 奈行鍵格活 闘 長行鍵格活 民㎞
調。 句 Q 枕詞 シ
そのうち、漢字の右よ施せるーを、その字の意義 一、動詞を、必ず、その活きざまを、自他の別をを示した
の如何ょかかはらず、ただ、音をのみ観借したる場 り。即ち、自字みて、 園 画自をあるも、 動詞ょして、
、たをへて、阿摩比(あまひ)よにける、又、伊勢 四段活よ活き、その性、自動詞なりをいふこをなり。 園
海人(いせをのあま)よたけるが如きもたなじ。又、
四国 他国同自など、皆、然り。形容詞え、必ず、 久
『そ、他の語の修を参考する場合よ、その語を暇 活さ、志久活さを匿別したり。即ち、自字よて、 個園
名ょてをみるして、その右よ施せるものなり。その参 **るも久活ょして、国をあるえ志久活なり。 形容
考する際、まぎらはしを思はるるものよそ、その下 詞を匿別するそ、無用の如くなれざ、群書よそ、極め
ょ、漢字をあてて、括弧()を施せり。
て必要なり。たをへて、いちじる〜をいふ語を、
一、語の種類ょっきてて、更よ、左の符標を知るを要す。 て をいふ さ*らもか、辞書tて、いずかた、
名詞 g 代名詞 Q vち じるtをしてあげたくなり。故よ、 その園Eの符
数詞 3 副詞 団
接績詞
『なかっもょえ、前者なるか後者なるか、更よ、わか
ェ 感数詞 隠
っと能はざらむ。かたくなく かた〜なし たてひ
動詞 ㎞ 形容詞久活 園』
(5)

形容詞志久活 B白 自動詞
**てー(、なは 、なはしくなさいをたはかり これ

シをっけてその軍神を、明かよるたるゆるよしなリ。
凡例
凡例
(6)

一、動詞、形容詞、共よ、皆、その終止言をのみ撃く。な に、「いっ ちん 茶腕 をいふ」 あん(案)引C


かょえ、或る一段 よ限りて用おられ たるもの、例へ る(机)をいふ」を記せる類これなり。
て、以(消えの約)の如きん、 ただ、闘さのみ記せり。 1、枕詞え、まづ、を かざかの意なるよよりて、某語 よか
形容詞も認さのみ記して、 盟復を匿別せず。 かるものなりさいふこさをこをわり、 その下1 、一 一、
1、名詞、動詞、形容詞、その他、副詞、接績詞等、いづ 例をかかげたり。又、たなじ枕詞の、その意義 て一よ
れ*、各、その解標を一定せり。動詞の解穏よ、形容 して、種種の語ょかかるもの、例へだ、枠弓の、ひ〜は
詞の解科を用お、副詞の解㎞1、接績詞の解輝をなす *、いょ*かかる類て、e 等を以て匿別し、又、そ
が如さこをそなさず。 の意義のたなじからぬもの、例へだ、刻が剤のか
1、同意義の語の三つ以上ある時、例へだ、おか 、 なょ〜あ日ょ*かかる類て 又の字を 隔てよたきて、
あかが しは、まづさなざの時も、あか が 以の修よ、 別別よ、解響せり。
解響をなして、他え皆、あかめかはよたなじ(異名な 1、本書ょえ、語の下よ、韓呼音のこををいはずc かの、
けふ(今日)いはふ(祀 あら (洗)の如き、今え、

らむょえ、何の異名) *記せり。されを、なかをみめ
(中臣女)なかをりめ(中臣女)ょをりの〜らうg(折節 引い ろ をいふ。その韓呼音をかかむていを
蔵人)ょをりのみやう (折節命婦)なざの時え、 を やすけれざ、こをさちよ、 さるこさをなさず。そえ、韓
りの〜ちうざの除よ、解様をなしたるよもかかはらず、 呼音をいふものも、もを、 あやまりなれだ、さるいひ
なかをみ め、なかをりめの下よそ、ょをりの や引 ざまえ、なるべ〜やめて、本音よかへさまはしく思へ
ょたなじさかき、ょをりのみゃ う の下よ、また、 ぞなり。字音よ於ける韓呼音も、また然り。
りのくらうをよたなじを書きたり。 こそ、それらの 1、動詞、形容詞の鍵化るたる語え、交典 まゆづりて、一
五日、日
語、相互の関係を知らせむをてなり。又、普通よわかり 11 あげず。
きりたる語よえ、別よ解輝を施さざるものあり。例へ 一、語毎みあくせんを(言語の調子)を示すこをそ、辞書よ
必要なれを、トが國ょてて、一地方毎よ異なれて 何園 ハー )日本書記以下の園ず、ャれょび、延喜式等の如〜
にても加何ょ、何れの地方ょてそ如何1を、一語毎よ 漢文の書ょして動詞形容詞などの、語尾の愛化
数種を示さむこさも容易なるわざなうず。古〜、和字 ある訓を有するものえ、まづ、漢字を記し、そ
正濫抄なざよそ平、上、去盤あるよしなざ説きたれざ、 の下ょ、個名なて、訓を施して、活用を示せり。
悪く、幾内漫のあくせんさなり。又、古語の如きも、 又、さころざころよ見えたる、宣命、歌騙等に、
或時代1 ょりて、そのあくせんさを異よせるもあるべ 大かた、(あ)の定め よ従ひ、又、原書、すで
t。これらそ、いかょかを匿別せむ。 ょ、字音を借りて、その訓を記せるえ、(い)の
1、本書、語原、もしくて、解経のうちよ、約、署、延、韓 定めよ従へり。
なざあるも、約音、界音、延音、韓音の意なり。 (え)古書ょても、個名のみだれたる時代のものに、
一、いにしへ(平安朝以前)よのみ行はれて、今普通よも通 すべて撃説ょょりてその個名を改め、さて後よ
用せぬ語て、解㎞の終りよ、古語 を記し、卑俗なる語も、 あぐるこささなせり。
たなじく、俗語さ記したり。又、時代よよりて 足利時 (*)ある事情あるものの外え、典擁よ必要ある部分
代の語、元蔵頃の語なざ記せるも、便宜よ従へるなり。 のみをさり、句を成さざるよもかかはらず、前
一、本書の出典て、成るべ〜、原書の鶴裁を保存するこを 後を省略したるものすくなからず。
をっをめたれざ、種種の事情ありて左の如〜定む。 (か)散文て、句譲を施したり。往往、誤解を生ずれ
(あ)古事記、萬葉集、たよび、菅家萬葉集、又、延 ぞなり。歌調え、長短を論せず、句請を施さず、
喜式の説詞 て、請み易からしめむがためよ、仮 五七、又て七五、燃らざるも、句相封して、誤
名がきよ改めたり。 解を生せざれぞなり。
(い)和名妙さ、新撰字鏡をそ、原書のままをあげた (き)短歌え、全首をあげ、長歌も節署したり。
(7)

り。
1、出典ょ用おたる書名の表題え、っをめて、簡界を期せ
凡例
凡例
(8)

り。故よ、書名の三字以上よわたるものも、頭より序
を追ひて、二字、あるも、三字を記し、又え、隔次よ、
二字、あるえ、三字を記せり。されざ、その他の手段
日本紀音見宮要歌
ょ して、かへりて、容易よ、その書たるこをを想起し
禁秘御抄
得べきものも、特よ、ある二字、或も、三字を抽きて
金葉和歌集
記せり。要するよ、便宜上よ出でたるよ外ならざれを、
玉葉和歌集
大かたえ、表題の全部をあげたり。さて、その界した
宗祇同國雑記
る書名のたはかたを撃 やれを、左の如し。
(署名) (原名) 和歌呉竹集
赤染右衛門集 源氏物語
伊勢集 伊勢大輔集 現存六帖
伊勢 伊勢物語 月清集
十六夜 十六夜日記 古語拾遺
異名 異名分類抄 今昔物語
空穂 空穂物語 古今和歌集
宇拾 宇治拾遺 後撰和歌集
右京大夫集 建濃門院右京大夫集 後拾遺和歌集
薬花 狭衣物語
轄鈴 岬鈴日記 参考太平 参考太平記
長明海道記 更科日記
散本家命欧集 拾玉集
散木 シキ4
優馬楽 催馬楽歌 シ 拾遺愚草
績後紀 績日本後紀 七一職人歌合 七十一番職人霊歌合
山家 山家集 諸國濁玲集 宗祇諸國濁玲集
三六職人歌合 三十六番職人書歌合 盛衰 源平盛衰記
三二職人歌合 三十二番職人霊歌合 績古 績古今和歌集
字鎮 新撰字鏡 績拾 績拾遺和歌集
績紀 績日本紀 績後撰 績後撰和歌集
十訓抄 績千 績千載和歌集
捨遺 拾遺和歌集 績後拾 績後拾和歌集
禰シ 花和歌集 千載和歌集
新古 新古今和歌集 竹取物語
新勅撰和歌集 太平記
新後撰和歌集 長秋評望
新千載和歌集 古今著聞
新拾遺和歌集 天徳内神歌合
新後拾遺和歌集 徒然草
新績古今和歌集 きりかへばや物語
新撰六帖 土佐日記
(9)
拾遺員外集 長門本平家物語
兄 例
(10)

祀詞 祀詞式 和名和名類楽妙
演松 演松中納言物語 1、一書1 て、二つ以上の名あるものえ、いづれか、その
方丈 方丈記 1 よ定めたり。例へだ、金塊集、鎌倉右大臣集、源右
夫木 夫木和歌集 府集などあるも、金塊集の1 つよ定め、堀川次郎百首、
平治 平治物語 永久百首え、堀川次郎百首の一つよ定めたるが如し。
平家平家物語 一、近世の語え、すべて出典をあげず、されざ、わかりに
擁要抄了俊擁要抄 〜き語よ限り、その使用法をしらしめむがためよ、そ
保元 保元物語 の語の下よ、用例を示せり。たさへ だ、をさこ(男)の
堀太 堀川太郎百首 下よ「剤を磨く」を記し、引っ(打)の下よ「基をう
堀次 堀川次郎百首 っ」を記したるが如し。
萬 萬葉集 1、助鮮、助動詞え、いづれも文典よ譲りて、本書よえ省け
枕 枕草紙 り9
雅装抄 雅亮装束抄
代 萬代集
壬二 壬生二品集
大和 大和物語
康富記 中原康富記
期訴 和漢期設集
六帖 古今六帖
類名 類衆名義砂
d
語法 摘要 *シ、賞ょ、日を同じうして、論ずべからざるなリ。さ
“、**国の文字て、この三種の中、いづれよ属するかを
文 字
いふょ、さり、なはさず、音標文字よして、五十の個名、
文字さん、発音の符標をいふ。文字よ、二種あり。一を、 即ち、これなり。
象形文字をいひ、1と、音標文字をいふ。象形文字をて、 ●個名 わが園純粋固有の撃音て、その 数、五十 よし
文字、やがて、
事物の象形を うはす〜のよして 即ち、運 て、そを書きあらはすさ ころの音標文字を、個名さいふ。個
字の如き*の、これなり。音標文字をえ、盤音の符標よし
て、文字、自らも、何等の意義を有せざるものよして、 *ょ、三種あり。1を、片仮名をよび、1を、平仮名を呼
ぶ。即ち、左の如し。
洋各園の文字、及び、悪塗文字、朝鮮議文の如き、即ち、
これなり。かくて、この二種の中、何れかまされるさいふ
1、各、特殊の長所ありて、容易よ、そを到ずるこを能は し 名 平仮名
-|}
ァィウニオ あい う え た
㎞、シ
数等な さす
まさるこさ
-
静なり *
なにさなれぞ 言標交字え、
カ キ ク ケ コ か き 〜 け こ
サシス セリ さ し す せ そ
撃言の数、ゃがて、交字の数よして、この交字の行はるる タ チ プ テ ト たち っ て さ
ナ ニヌ 子 ノ * に ぬ ね の
國て、何れの國を間はず、僅か1、数十字を隠れぞ、能〜、 ハヒァ へ ホ は ひ ふ へ は
赴曾萬般の事物を寛し出だして、少しも、不足を感せずさ マミムメモ 一 ・ み むめ *
いへをも、象形文字よ至りても、一事一物、各、特殊の象 ャ レ ュ (上 ヨ ゃ ゆ & よ
形を有するものなれを、文字も、赤、各、異なる象形を有 ラ リ ル レ ロ ち り る れろ
するものよして、数高字よ通競するも、狙、その不足を感 リ* 手 ェ ァ わ お う る を
ずれぞなり。まして、 かの割たはき文字、 そを書きあらは

語「法 摘要
(2)

この中 也行の、レイ 和行の子(平個名1ても g)え、 あてたり。即ち、左の如し。


寧間上、かくわけたれざ、通例を、一様1 用おるなり。 片個名 ッ 平個名 っ_
@擬音個名 なは、ここよ、一の個名あり。そそ援ぬ こを書きあらはすよ、通例も、もって (以)うっ て (打)
る音を書きあらはすべきもの よて、即ち左の如し。 がっ て(買)あっ て(逢) もちっ て(貰)をって(取)引
片個名 ムン 平個名 むん カ(欲)をゃうよ、小字ょて書きて、通常のツ っを、匿別
@潤音個名 ここよ、また、濁音を書きあちはすべ を明か1 せり。
き数種の仮名あり。即ち、左の如し。 @引音暇名 ここよ、また、引音を書きあらはすべき
片個名 平仮名 個名あり。こも、別よ、文字あるこをなく、五十音中の阿
ガ ギ ダ ゲ ゴ が ぎん、げ む
行第三列の個名をかりてあてたり。即ち、左の如し。
ザ シ ズ ゼ ダ ざし ず ぜ ぞ
片仮名 ウ 平暇名 う
ダ チ デ ド だ ち づ で ざ 即ち、詞よそ、まうけ(設)、 (客人)、字音よそ、
パ さu ブ べ ボ ば び ぶ べ ぼ かう (孝) を (東)などの如し。この外よ、詞のあふ(逢)、
かくのきをく、清音の傍よ、 黙を附して用おるなり。 かふ (観) 字音のあ (鴨)、か (甲) などの如く、引を
@牛濁音個名 ここよ、また、牛濁音を書きあちはす 用あるものもあれを、そえ、皆、う1韓呼したる1過ぎざ
べき仮名あり。即ち、左の如し。 れぞ、別ょ、ここまそ寧げず。軽近よいたり、西洋譚書な
片仮名 平個名 をの、引音仮名ょ、1の音標を書き用おるこを始まりたれ
パピプ ボ ば び ぶ べ ぽ ど、いまだ、普通よも行はるるよいたらず。
かくのをさく、清音の傍よ、3 獣を附して用おるなり。 @拗音個名 ここよ、また、揚音をかきあちはすべ
@促音個名 ここよ、また、促音を書きあらはすべき き仮名あり。こ*、別1文字あるこをなく、 (慮) 剤
個名あり。文字て、五十音中の多行第三列の仮名をかりて *(重)*ざの如く、ただ、五十音の中の個名を、三字連
=
用するよさをされリ。か〜て、この個名ょ、二種あり。五十音
。びき*リ。されて、未だ、明かょ、発音 ょあちはれざる五
個名の、イキシチョセ“*n、?レョf』の配合せし、 十音*り、のょして、これょあっべき限名を、 あるこさな
のを、五十音個名の、ウクスッヌフムュル子ょ、ワ*子ェ
引の配合せしものをなり。 “て、その発音 最*、阿行音ょちかきものなれて、今 限
ょ、その個名をかりて、あちはさむよ、 ァイッチ、即ち、
なほ、わが國の文字 ま個名以外rょ 合字、略字書簡鶴交字、
和字なざいふ*のあり。合略字さを、1シモ津、ふ、く
この五個の音なり。こえ、単純なる離音 ょして、いささか
*、日内の鍵撃をからざる音なり。 然るみ、かく、単純なる
なざなり。書簡鶴交字さを、、、は、うー る、ヒ、々なざなり。
は は レぼ トモ 日音をいふものが、何故ょ、五音の種類あるかさいふょ、
和字さえ、騎、 、撃、麓、畑 柄 そを、ただ、日の開合の度合みよりてなり。そも、肺臓よ
いォ杉㎞
属、露、 舞、峠、畠、辻、残、植、笹、構、斎、麗、寝 り流出する空気を、気管を通りて、将 よ、日内へ爵出せむ
さ㎞ 、ョッら ダラキ
シシ
アッパじ ャガテスキ
備、恥、離、過、様、働
- - -
さするさき、撃帯ré鋼れて生ずるひびき、即ち、母韻なり。
、韓、鶴な ざなり。ここ まあげたるを、その、最も かくて、日を内方ょ開きて発したるものを、ァ韻さなり、
普通なるもの よして、この他rるも、あまだあり。 ロを、内方ょ牛ば開きて発したるものを、イ龍をなり、日
撃 音 き、ゃゃ合せむさして務したるものを、 龍さなり、日を、
わが國の純粋なる撃音を、その数五十あり。この五十の撃 牛は外方ょ開きて発したるものを、 訓をなり、日を外方
音え、番く、二の原音より生じ来れるをころの複音なり。 に開きて発したるものを、チ訓をなる。この母韻、かく、
その原音rま、二あり。一を、即ち、わが國撃音の発撃さな 単純なるひびきなれぞ。言語上み濁立してあちはるるこさ
るべきもの よして、そを、父音を呼び、1 を、即ち、そが なきを初論、唯、父韻を配合して、子音を生ずるrs止まるも
韻さなるべきものみくして、そを、母韻さいふ。 のなり、試みré、子音を、何音う*もあれ、長〜ひきてよび
母韻をを、撃音の韻をなるべきものょして、 見よ、後r*のこれるひびきあらむ。そのひびき、即ち、母
●母韻
(3)
韻なり。
随議より流出するをころの空気、喉内の撃帯rsふれて生ず
語法 摘要
語法 摘要
(4)

@父音 父音をを、盤音の発盤ょして、肺臓ょ=流出 れをひをしき発音なり。


するきころの空気、日内の諸官能rsふれて、生ずるものみ カ カを、 波行の発盤1 (して、軽浮なる音なり。この音を、
して、未だ、明かよ、撃音rsあちはれたるものみあらざれ 軽く、軟鶴よ、息のふれて生ずる音なり。
て、別ょ、これ よあつべき個名を、あるこをなし。今暇rs、 を、麻行の発音よtて、含蓄せる音なり。この音え、
片仮名をもて、そをかきあちはせず、ウクスッヌフムュル 息を含む よよりて、生ずる音なり。
引、の十個なり。 ョョを、也行の父音ょして、柔軟なる音なり。この音を、
即ち、この十個の音え、日内の発盤みして、いささか*、 舌の上よ、息の、軟かよふれて生ずる音なり。
喉内の韻をかちざる音なり。 ルルを、長行の発音よして、市湖なる音なリ。この音え、
列 カえ、 阿行の発盤みして、最も、軽微なる音なり。この 舌の、堅騎よ、重〜ふるるよよりて、生ずる音なり。
音を、軟鶴み、軽く、息のふれて生する音なり。 引手、和行の発音ょtて、厚強なる音なり。この音を、
ククを、加行の発盤ょして、最も、堅強なる音なり。こ 下唇の、上歯1、軟か1 ふるるよよりて、生ずる音なり。
の音を、堅騎rs、急rs、息のふれて生ずる音なり。 @子音 子音をえ、発音、即ち、父音を、韻、即ち、母韻
カスを、佐行の発盤ょして、最も、鋭利なる音なり。こ を合(て、生じたる複音をいふ。わが國r*て、言語上、一
の音を、歯rs、息の、鋭〜ふれて生ずる音なり。 般み用おちるる純粋固有の盤音をいふを、即ち、この子音
ッ|

ッえ、多行の発盤ょして、最も、鮮明なる音なり。この なり。この音を、父音、母韻の配合rsよりて生ず。即ち、
音を、舌の端を、緊しく、堅窮rsっ〜るみよりて、生ず 左の圓の如し。
る音なり。
刃 ヌを、奈行の発盤ょして、結滑なる音なり。この音え、 *『
息を、鼻腔16入るる16よりて、生ずる音なり。後rs、1
父 音 ウ あい うえ た 子音
J換音、又え、鼻音を補して、ッなる音標を用おるえ、こ
かくのささく、 父音)を (#韻)を合して、引子音)を
生じ、 (父音)を有(せ龍)を命tて、い 子音 を生じ、 (父
音)をウ(母韻)を合して、う(子音)を生じ、ウ(父音)を

(母韻)を合して、刃 子音)を生じ、 (父音)をォ(#韻)を
合して、た(子音)を生じ、ここょ、あいう刻れの五個の子
音成れり。この他、加行、佐行、多行、奈行、波行、麻行、
也行、長行、和行、すべて、父母雨音の合 して、子音を生
ずるさま、みな、ひさし。推して、知るべきなり。さて、
(5)
これらの子音も、その行をさよ、かならず、同じき父音あ
語法 摘要
(6)

り。また、その列ををrs、同じき母韻あり。かくて、その この経なる五字を、各行、その発盤をひをしくすれだ、同
1 行五個の音の、ひさしかちざるを、なほ、十個の父音の 音行をもいひ、緯なる十字も、その韻をひをし〜すれだ、
ひをしからざるが こをし。されて、この子音を、何れの音 同韻列をもいふ。また、経なる十行を、阿行、加行、佐行、
réもあれ、長く引き延ばすv きを、かならず、母韻みかへ 行、奈行、波行、麻行、也行、長行、和行よ分ちてよぶよ勤
るなり。 t、緯なる五列を、阿列、伊列、字列、衣列、於列よ 分ちてよ
これらの子音を、発盤を、韻を16種類し、行を、列をを、蹴さ ぶこさ もあるなり。
ずっちれ たる圓を、五十連音闘をいふ。即ち、左のをさし。 @濁音 湖音をえ、清音よ勤したる名稲ょして、即ち、
第一韻列 第二韻列 第三韻列 第四韻列 第五韻列 子音中、或音の、重〜濁れる音をいふ。されだ、この音も、
阿行 あい うえ た 歌㎞唯音 父母雨音より成れる複音み して、その発音の法も、唯、発
加行か *で -
け こ 堅鶴 音 撃、即ち、父音の、重く濁れるまで「*くして、他の子音を異
-
佐行 さくし す せ そ 歯 音 なるこさなけれざ、ひさり、波行rsいたりてを、全〜、唇
多行 たち つて さ 舌端音 音よかへるなり。左よ、そが発音法を示さむ。
狙行 な に ぬ ね の 舌上音 開日音 牛開日音 合日音 牛開日音 開日音
波行 は ひ ふ へ は 軟騎辰 音 母韻 ア イ ウ エ オ
麻行 まみ むめ * 唇 音
行 や ゆら よ 舌喉音
長行 ちり る れろ 舌 音
和行わ お たうる を 辰 喉音
この圓中の経なる五韻(あいうえた等) を、行をいひ、緯
なる十字(あかさたなはまゃらわ等)を、列をいふ。また、
たるものなれぞ、 ここよを改めず。この音え、漢字渡来こ
のかたの音よして、Aが園純料固有の言ょあちされて、そ
の文字も、別よ、そなはらず。清音よ、3獣を付 して、用お
るなり。
@擬音 換言さえ、換ぬる音をいふ。この音、未だ、明
かよ、撃音よあちはれたるものよあらされぞ、一個濁立し
父音 ブ ば び ぶ ても、発するこさあたはざる音なり。唯、或音の下ょっきて
この音て、加行、佐行、多行、波行の四行音を漏りて呼ぶ。 その音の姿勢をあらはすよ過ぎず。この音、やや、鼻ょかか
さて、この濁音え、なほ、五十音中の長行をひさしく、重(瀬 る音なれて、一よ、こを、鼻音をいふ。その文字え、換音の
れる音なれを、わが國よて、語の上よ用おられたる例なし。 個名のさころよいひたり。
もし、用おられたる例あらむよも、そそ、後世説りたる語 さて、この音、一をミパ引さいひ、一をニパ子さいふ。こ
か、またを、漢語、楚語なざなうむ。 の音て、もを、わが園の純正なる音ょあらず。漢音渡来この
この音を、五十音の中よ加へて、わが園固有の音を、七十 かた、換ぬる音をよばむがためよ、生じたる音ょして、今
音をすべきかた、正常なるがこを〜なれざ、己ょ、五十音中 も、言語の上よも、1 個の音をして用おらるるこささなれ
よ、清音ありて、唯、連盤の便より、濁りたるょ過ぎざる り。この爆音よ、喉(喉内を稲すれざも、 喉音よそあらず、
のみならず、別よ、それよあてたる文字もあらざれぞ、習 軽〜、息の、鶴よふれて生ずる音なり。故よ、その名稲そ
慣上、五十音外よた〜こをさせり。 常らざれを、ちばらく、在来の名よ従へり。)古、唇内の三
●牛濁音 牛満音さえ、最も、発盤の急優なる*のょ 音まりて、即ち、離内て、シタ、吉内て、シ、唇内え、 な
して、濁音波行の、なは、一層、強き音なり。さても、牛濁 り。か〜て、わが國よそ、各、特別よ掲立 しても、この三の発
(7)

音さいふ名稲を、ただやかならざれざも、古くょり用お来り 音なし。唯、下よ来る盤音よょりて、三い匿別を生ずるな
語法 摘要
語法 摘要
(8)

り。若し、下よ加行の濁音なざの音あるさきえ、シグの発 なざのって、*を、字音なるが (寧)、旧 (法)、の を、


音をなり、下よ、麻行、波行等の音あるをきて、 の発音 連盤上、急促よょぶものなれを、正しくも、加行、波行の
をなり、下ょ、奈行等の音あるさきえ、ッの発音をなるな 父音〜 の発盤なるべきを、その発盤、みな、急促りて相
り。されざ、1個濁立しても、漢字音のををく、三内の匿別 似たるより、唯、っ 1をもて代用し、その呼盤も、匿別をた
な〜、ただ、一の古内あるのみなり。かくて、この三音も、 てざるょいたれるなり。但t、せきけう(石橋)、ちりわ
いかよ発するかをいふよ、喉内え、即ち、息の、鶴よふれ、 (落花)、引て(十手)、以剤(務達)なざを、せっ 列、引
鼻腔よ入りて生ずる音、唇内え、唇をもてふ〜みたる息の、 っ 〜わ、ちっ て、はっ たつなぎ、急促よよぶものも、みな、
鼻腔1 入りて、生ずる音、舌内え、舌を、上鶴よっけ、息 韓呼音を知るべきなり。
の、鼻腔よ入りて、生ずる音なり。即ち、喉内音も、加行濁 @引音 引音さえ、或盤音の下よっき、その韻を引き
音の父音、唇内音え、麻行の父音、舌内音も、奈行の父音 のばしてよぶ音なり。この音も、また、換音、促音等をひ
なり。 さしく、漢字音をょばむが ため生じたる音なりしよ、その
@促音 促音をそ、急促りたる務盤をいふ。即ち、加 習慣言語の上よもうっり、今え、引きていふもの、極めて、
行の父音、佐行の父音、多行の父音、波行の父音を、併せ稲 多くなれり。その文字も、引音の個名の さ ころ よいひた
するものよして、こも、明かよ、盤音よあらはれたるもの り6
よあらざれだ、言語上、濁立してそ用おらるるこをなきも さて、この発音の法も、唯、上の音の韻をのべていふもの
のなり。唯、或音の下よっきて、その韻をっめてょぶよ過 なれを、上の音 よ相應して、いかやうよも、発音するなり。
ぎず。その文字え、促音の個名のをころよいひたり。 但し、この引音、下よ来るをきえ、五十連音園第一韻列の
さて、この発音の法も、多行の父音をひさしく、舌端を、 音え、第五韻列の音よ韓呼し、第二、第四韻列え、物音よ韓
緊しく、上鶴よ附着するよよりて、生ずる音なり。この音、 呼するこを、園の如 し。
かく、引をもて通用すれを、がっか (學校)、はっ Q(法被) おう % う
うたう
{}




「 「



*
*、*} そう


くし
㎞ しや しC

しょ
う こう
ちゃちC

ちら
お ちよ
たう ㎞
ねう のう にや


なうにうう に○

よ に

うう ふう デ ょう

ひひ

みゆ

よ み

絶 む
みよ

よう や ○
リュ


りら
りよ
りや り○
う るう ろう



おら

わう おう うう みう をうおやあ○

くかる

1

ふさて

わっ



g


をむす




g


配合
@拗音 樹音をそ、ニの子音を、1連音 ょょぶ音をい








示さ
たる
ふ。この法、もを、わが國の音よあらざるこをそ、かの引音さ

うるう



うお
うわ
ひさしく、漢字音をよばむがため、二音を、一音1合 して



〜○






いふよ用おたるものなり。されを、これょあっべき音標文



する

○ ○
わ すわ

つ す

字のあるこさなく、五十音中の第三部列なるいしちにも
りり リ 作員====

つる
○ つ
料員



ふわ ぬわ っ

ぬ お
ガリれ、たよび、第三部刻なるカ〜すっぬぶむgる が

○ ぬ

を ぬる


お お
発撃さなり、也行なるゃ ggょ、にょび、和行なるトカ

も ふ

を ふるふ
お ふ
うるをが、韻をなりて、生じたる音なり。まづ、いきしち

むる
ゆ ○


ゆわ むわ
にひか いりおよ、やゆgょを排列したる闘を、左ょ示さ

る ○


む。
(9)

みる

(
)




いや い○ いゆいわいよ
語法 摘要
(10)

うわ たうおう○ うるうを れだ、語路幌渋 なるものなれぞなり。


ぶを切を韓呼する例
り〜すっ和ぶむゆ刻 をすを配合したるもののなさえ、父 をしふ(教)を をしゆ わきまふる(競)を わさまゆる
位よある音を、母位1 ある音を、同韻列中よあれぞなり。そ かふる(換)を かゆる たふる(塔)を たゆる
の他、質際よそ用おぬものも少からねざ、ただ、一般よっ をふる(強)を をゆる
きて、その例を示したるのみ。 この韓呼音え、動詞ょ、最*多し。即ち、波行の上三段、
@韓呼音 韓呼音をそ、或音の、言語上ょあちはれた 下二段 ょ活〜動詞え、にはかた、ふを例を韓呼するなり。
るをき、連盤の便より、他の音1 韓呼するをいふ。もし、 かく、韓呼したるえ、 をQを韓呼t、sを さ韓呼する*
この韓呼すべき語よして、韓呼せざらむか、一語も通ずる のなれだ、也行の上二段、下二段よ活〜動詞さ思ひ誤りて、
こをあたはざるものなり。今、左1 、例をあげて、いかな かく、 を切よ*韓呼したるなるべし。
る音の、いかなる場合に韓呼するものなるかを示さむ。 ををを韓呼する例
はひふへはをわ うねをさ韓呼する例 あふん、(編)を あを 、あふひ(薬)を あをひ
かはづ(峠)を かわづ たひ(鋼)を た たふる(倒)を たをる あふん (仰)を あをぐ
あらふ(洗)を あらかう あへて(敢)を あわて この鶴呼書え、全人、連撃上より説れるものょして、初め
かほ(顔)を かを は、刃をねれ を韓呼せtが、次よ、個名ょ拘泥して
かく、詞の中下 ょあるさきえ、以 旧て、たはかた、 あ、を正音ょょび、下のふのたて、引音ょあらざれて、発
わ gをよ韓呼するなり。もし、詞の中下よありて、韓 音するこをあたはざるより、終ょ、その似よりたる和行の
呼せざるものえ、たほかた、濁音ょ呼ぶ例なり。そも、波 よ韓じて、かくえ、ょびたるものなるべし。
行え、もき、発盤薄弱軽浮なるものなれぞ、或音の下 よ来 第一韻列の音を第五韻列の音ょ轄呼する例
るさきえ、そを韓呼するか、又え、濁音よよぶかよあらざ あふ(逢)を たふ あふ(鴨)を たふ
あうも( Q)“ たうむ か ふ(買)を こふ はっい(発意)“はっち けついむ(魔陰)をけっちむ
かふ(甲)*こふかうかう(孝行)をこうこう けっsき(濃蔵)きけってき ぜったむ(舌音)をせっさむ
さう*〜(草木)をそう*〜 たふ(堪)をさふ ぶったむ(備音)“ ぶっ さむ

急も

上呼


れる

音 の
す多
1

促る
か〜のささ〜、下ょ、 、ぶの引音来るさきて、第二 韻列の かく、
たて




多、即場合
急引
。す

あれる促ち
音*、シの音ょ韓呼 するものなるこを、引音のをころ
ざな
よ*い へり。









韻の資格さなり、相配合して、ここ
第四韻列の音を拗音よ轄呼する例
ょ、多行音を生ずるものょして、或音を、或音 よ韓呼する
gふ(葉)“いょふ けふ(今日)*きよふ
*のさえ、大よ、その趣を異 よするものなり。
れう(鶴)*にょうめう(妙)きみよう
かく、下1 、 阿行音を奈行音ょ韓呼する例
*の引青をはるさも て、第四韻列の音を拗
音よ韓呼するなり。 せんあ〜(善悪)を ぜんな〜 はんいん(延引)を ねんにん
うんうん(云云)をうんぬん いんえん(因縁)を いんねん
第三韻刻の音を拗音ょ韓呼する例
〜わんたん(観音)を 〜わんのん
いふ(言)きいゆふきう(穏)ききゆう この韓呼音く、また、上よ、換音なるんのある場合をす。
るふ(習)をを ゆふ にふ(入)をにゆふ 即ち、刃て、奈行の父音なれて、下の阿行音え、母韻の資格
かく、下よ、うふのをはるさきて、第二韻列の音を、批音 さなり、ここよ相配合して、奈行音を生じたるなり。
よ韓呼するなり。この韓呼音て、第一韻列の音、第四細列 えを拗音に よ韓呼する例
の音を韓呼する場合を、その趣を異ょする*のょtて、即 まんえふ(万葉)を まんによふ
ち、上の音の韻なるいを、 下の引を合して、ゆの音を生じ、 かんえう(肝要)* かんによう
拾も、獅音のをさく聞ゆるなり。 この韓呼音*、また、上 ょ、換音なるんのある場合をす。
(11)

阿行の音を多行音よ韓呼する例 即ち、刃て、下ょ、引音そはるさきえ、勘音引*韓呼す
語法 摘要
j-』 -』
語法 摘要
るものなれて、上の奈行の父音なるんを、下のイを配合し さむあく(三悪)を さむま〜 さむお(三位)を さむみ
(12)

て、にを生じ、ここよ、に の拗音を生じたろなリ。 こもまた、上よ、換音なるものある場合よして、即ち、も


を拗音に引よ韓呼する例 そ麻行の父音なれを、下の牛母韻なる和行音さ配合 して、
さんよう(算用)を さんによう さんよ(賛撃)を さんによ 麻行を生じたるなり。
この韓呼音も、また、上よ換音なるんのある場合ょして、 この七っの例え、連盤上、理の、常よ然るべきものなれ
て、もを、イを引を配合して成れる子音なれて、上の奈 ぎ、継ての場合よ、かく、韓呼するものなるかさいふみ、
決して然らず。以上の外みだりよいはず。さん (山野)
行の父音なるんを、下のイを配合して、にを生じ、ここょ、
*、*ん に をえいはず、刃わ(電話)を、で幻をそ
g の勘音を生じたるなり。
いはざるがこを〜、唯、字音、そのままをよぶこさをな
和行音を奈行音よ韓呼する例
りをるなれぞ、この例をみて、すべての場合も、悪く、然
にんわ(仁和)をにんな さんお(散位)を さんに
りを思ふべからず。
りんる(輸回)をりんね
ふつ〜きを急促音1ま轄呼する例
こもまた、上ょ、換音なるんのある場合ょして、即ち、こ
だふて(拾手)をざって
の下の牛母韻なる和行を配合 して、ここよ、奈行音を生じ
あゆっばん(出帆)ををゆっばん
たるなり。
ち〜〜わ(落花)をうっ〜わ
わをのよ韓呼する例 せきくわ(石火)をせっくわ
そんわう(奪王)をそんのう 行、
この韓呼音え、みな、字音入盤音の場合 よして、下よ、加
こ*また、上よ、列のある場合ょして、あえ、下よ、引 行、多行、波行の音来るさきえ、か〜、急促音よ韓呼するな
そはるさきえ、 よ韓呼するものなれて、 このをを 列を相 り。もし、下 よ、他の音来りて、急促音よ韓呼するをきえ、
配合して、のを生じたるなり。 上まあげたる、せったん(舌音)けっおき(闘魔)なぎのなさ
阿行和行音を麻行音よ韓呼する例
J〜1J
〜、下の音を尋呼するょあらざれて、発音するこさあたは 父ま 高位、異韻到 ょある例
ざるものミ 知るべし。
@約音 約音さえ、ニ音の、一音よっづまりたるもの
をいふ。かくて、その約まるよも、1 定の方法ありて蹴る
るこさなし。この法を、反切さいひ、その反切するさころ さ請 す せ そ
の二音の、上なるを、父位をいひ、下なるを、母位さいひ、 父位母位、異韻列よあるささえ、母位さ同韻列 よして、父位
その反切せる音を、騎音をいふ。さて、この反切よ、左の を同行の音ょ騎するなり。たをへて、引かれ引 (然)を、引
四の場合あるものさす。 引さいふがささき、 これなり。
父母雨位、同行中よある例 父母雨位、同音なる例
父位
*て - け こ
たち 破 つて
さ 『㎞
父母雨位同音なるさきえ、騎音も、また、その音なり。た
父母雨位、同行中1ま、あるさきて、即ち、騎音え、母位なり。た
をへて、かかるがゆ剤 (故)を、かるが剤をいふさが
をへて、いちて(以)をいてをいふがささき、これなり。 さき、これなり。
父母雨位、同韻列ょある例 @延音 延音さえ、1音の二音ょ延びたる音なり。約
父母 音の延びたるよあらず、言語上、別よ必要ありて、こささら
母位 ょ、延ばしていふなり。かくて、この延音え、全く、約音
は ひ ふ へ ほ の反封よして、もし、その延びたる音を、反切の法をもて
父母雨位、同韻列よあるさきて、即ち、騎音え、父位なり。 約むるさきそ、みな、原の音よかへるなり。即ち、原の音
(18)

たをへて、たは (祀父)を 引をいふがささき、これなり。 え、騎音ょして、延びたる二音、上なるそ父位、下なるも母


j』
語法 摘要
語法 摘要
(14)

位よあたるべき音なり。唯、約音ミ異なる獣え、その延び @略音 界音をそ、連盤の便より、音の界かるをいふ。


たる音1、ある一定の制限ありて、父位も、騎音を同行音 その約音を異なる黙て、約音え、連撃い便より、二音相合
の第一韻列の音よかざり、母位 て、騎音を同韻列なる加行、 ふして、一音1 騎するものなれざ、界音え、連盤の便より、
佐行、波行の音 よかざるなり。さて、左よ、その例ざもを 全く、音の消滅するものなるよあり。例へだ、っ剤(博)
示さむ。 さいふ詞をってを いふさて、これ約音 よして、 たの発盤を、
加行音母位さなりて延びたる例
-

の韻を、相合して、ての1音よ騎せるものなり。また、
き〜(聞)を きか〜 まをす 申きまを C ますあらを(盆荒男)をいふ詞を、ますらををいふえ、これ、
tっ(待)をまたC をち (不知)をちら% C 界音よくして、 全(あさいふ音の消滅したるものなリ。 か〜
い (言)* いは C に* (思)を たも旧く て、この署音も、二言を合して、一言をなすさき、最も多
れが (願きれが以 みむ(見》をかく 〜生ずるなり。さて、左ょ、その例ざもを示さむ。
こふる(鍵)をこふち〜 阿行音の署かる例
佐行音母位さなりて延びたる例 たあらひ(g)をたちひ かはあひ(河合)をかはひ
は〜(例)をはか引 はき(傷)をはかも けあさ(今朝)をけさ ながあめ(長雨)をながめ
き〜(聞)をきかす き (聞)をきかむ あかいし(明石)をあかしかり のほ(仮廃)“かりは
たる(垂)をたら引 たり(垂)をたち たもいし 重石)をたもしたは引ち(大内)きなはち
を刻(取)をを刃 をリ(取)をさらU かはうち 河内》をかはちょ**にふ(逢生》をよもぎふ
波行音母位さなりて延びたる例 みちのね((陸奥)。みちのく
いませ(在)をいま か〜 (隠》をか〜 ふさたリ(太織 をふをリ ゃまあがた(山懸きやまがた
*か (紅葉 み (笑)をシ 加行音の署かる例
す引(住 をす剤 の沿(宣)をのち っば いち(棒市)をっばいち たえ(時経》をさだえ
さう、はか*(時計)* さばかり
ゃなさかは(第河)を やながは ま 行きsるかる例
性行音の異名かる例 *『 7cg封)ま かの
㎞足立 “あだち のきは員 軒端)を *『さり(g取〉 ときこり
* たう曲ェ》 まが たま
のき ば
-
* はょみ(足招)を あ 〜』 (す。たま(薬玉)きくすだま
あtを(足所)を “シ "㎞。がり かぶ
かるさ(騎きかへさか るで(g) かへ
かへで
行言の署かる例 *れなみ(小波)きさざなみ
***㎞
*(日設 きくざく か さり(舞取)をか
員 お さり
たはれおさ(獣業 きたはわざ
をろがむ(拝)を をがむ
は す(㎞)

ゆきさけ(雪解) ゆきげ
また、たひび剤(旅人)をたびをさいひ、列引d(水道)を引
っくをいふがささきえ、約音の反切、即ち、かかるが る
うちさけ(心解)をうちげ
奈行音の署かる例 (故)をかるがゆるょさいふ類を、匿別あちざるが如くなれ

かには(標)*かは 〜にす(國柄)をくず をも、ひ さいふ言え、上ょ、或詞来りて、合名詞をなる
波行音の界かる例 時え、3をいふ音の署かるも通例よして、即ち、山剤(軍
たび%を(旅人)をたびを はゃびを(軍人*はゃを 人)をはやむをいひ、たびびをを剤いふえ、ニ音の、1
ちかひさを( 言》をちかをさ 音よ約まりたるょあちずして、全〜、のの署かりたる*の
麻行音の署かる例 なりを知るべきなり。また、みづっくも、引をいふ詞え、
すがすり(以)*すずり さかやま(富山)*をゃま 合言などの場合よそ、引を省きて、唯、かをいふえ、通例よ
ゆ づる(弦)をゆづる ふうがか(自髪)“さらが して、即ち、かな*を(源) (水脈)なざいへて、 引っ
かかさし(*掘)をかざt あかちろ(綱代)“あまろ 〜をみつ〜をいふえ、二音の、1音ょ約まりたるよそあち
(15) うかのはち(海原)をうのはち ずして、全く、つの署かりたるものを知るべきなり。かっ、
語法 摘要
シ - 』
語法 摘要

い%

|


)

(な
(16)

約音ならご、騎音え、上の音なるべきを、この音も、署か や いただき

速たヒ


)

(
t

|



)

(

りたるも、上の音1 して、下の音 よあちざるを見ても、約 な
|

浪)
(
はに


人 なみ

音よあらざるこをえ、知られなむ。

大を
(
L

き引し
@通音 通音をそ、ある音の、言語よあちはれたるさ






(
かね
ゆき

き、その同行音、またそ、その同韻列の音よ通じてよぶを わすらり(忘)をわすらる

(

はば干く
若*


きらくる こき
いふ。その、同行音1 通じたるを、音通さよび、同韻列 よ をもこ(男)*をのこ

)

(

せき あばら
通じたるを、韻通をよぶ。左よ、その例を示さむ。
み くり(水分 を みくり

しせを
)

(


へひ(蛇)をへみ
音 通

しか さし
ひ(

)

-
-
いき(シ い*(等)を 引* にき%(面飽きにきみ




(
g


いなみた
うばち(刺)をいばら たき(息)をいき あの(浴)をあか

か いなを
)

(

あか(紅)をあけ ひく(低)をひくく こたの(比度)をこた%




)

(
むら ひそか
いづこ(何虜〉 いづ( (年)をさせ けり(煙きけむり


)

(

あはれ を


ひ刻(冷)をひゃ わ(弱)をゃわ ねぶり(睡)を ねむり



)

(
うりむあはれ
いめ(夢)をゆめ っ沿(列)をっ ち っぷり(頭 をっもり




(
なか

ありき(歩)をあるきまるし(圓)をまろし かに引く(傾きかに く


*




すべらき(皇)を すめらざ


おやまふ(敬)を引やまふ さき(鬼)をうさぎ
た わ(輝断)をたわわ うかべ(浮)をうかめ を旧す(黙火 きをもす
韻 通 @轄音 韓音さえ、二言を合して、1 言 をなすさき、
旧七る(走》をあしる ある音の、他の音1 韓ずるをいふ。この音を混同しやすき
旧っか(僅 おっか



あれ(吾)を あれ けさむ(消)をけたむ そ、即ち、通音なり。されざ、 その間 かよ、匿別あるも
*ほ= 、更名かり、 る音
-
-
同語よして、ニのよび発 さ、二の偲 ょ。:まり、まじ、 シ
なり。か『、きまょょぶ言語 て、*を、わが國純粋の言語
㎞ 韓音も、二言を合して、一言 。な
よあらず、その時代時代の説言(音便をいふものを、王朝
すためょ 全〜、他の音ょ轄じたるをいふなリ。されて、
通音て、今全〜用おうれざるものこそあれ、一の詞さして 時代より始まれるものなり)またて、漢字音のよび撃の、
て、いづれを、よぶも、いづれをかくも、さしっかへなけ 言語ょ移れるものなざの、慣用の久しき、っひょ、今え、
れざ、韓音て、韓じたるがためよ、はじめて、語をなした 雅言さひさしく、用おるこささなりたるものなり。さて、
るものなれぞ、もし、そを韓 じてよばざらむか、普通 よそ、 この音便て、種種の必要より起りたるものよして、語勢を
通せざるなり。さて、左よ、その例さ*を示さむ。 ゆるゃかよせむさて起りたるもの、また、語勢を強めむを
さいだる 酒樽 きさかたる たけむら(等きたかむら て起りたるもの、また、字音なざの不確なるものを、わが
き|

きのは(木葉きこのは
- さがれ(黄金)*こが 語ょ過せしめむさて起りたるもの、また、語路の録温なる
かせをさ(風音 をかざたさてをる 手折き をる がため 韓呼せるより起りたるものなざ、種種混同せり。こ
かれくら(金庫〉“かなくら の音の、韓呼音を異なる獣て、韓呼音も、また、古くえ、一
て のこころ(掌* なをころ 種の音便ょ相違なかりしく、今て、韓じてよぶかた1あら
うのはら 海原 をうなはらむ日もを 胸)*む もさ ざれぞ、通せぬこささなり、音便のささ〜、一言よして、
ふれゃざ(月宿きふなゃを う *(上者)*うはぎ 二のょび盤あるが さをきものよあうず。また、韓呼音て、
psは(%)きはのは あかさ 市# *あ がさ そをかきあうはすさき、文字も韓せざるものをかき、そを
っめ はじき(爪弾き っ:はじき 韓呼するよをざまれざ、音便も、他よ韓 じてよぶさ同時は、
あれなみ、荒波き あらなか まみたま(自玉)*るらたま 個名もかさかふるなり。されぞ、その間、明かよ、匿別ある
こ&いろ 撃色きこ、いろはるああ(春雨きはるさめ *の1て、決して、混同すべからず。さて、左よ、その例
(17) ●音便 音便さて、連盤の便より、言論上よあらはれ ざもを示さむ。
語法 摘要
-
シ『 』『

-

*
語法 摘要
む さすが
三く枝

ささく



)


(
(18)

剤を引を呼ぶ例 なさき


)


(
Bな
かかぶり(冠をかぶり ひゃ し(拍子)をひゃうし

)

(
U


*
か し 格子) かうt なが(長きなが


E


)

(

U

ははさ(等帯)をはうき かははり(端幅)をかうほり

よぶ








かははね(河骨)をかう旧れ

まん *
(

いる

詩か歌

ずん じ

)


(
あい
ふじ
こま sを(高麗人)をこまりを

やりず
*
)


(


夫う婦 な

)


(
まな
まひを(最人)をまりを たのを(首)をた引き

ふ(

)


)


(


は し 法師 をは引し さらふ(候)をさうちふ

省るき
ざを




まっきみ(卿)をまうち*み

本い
ぶっ)
(



を 意
内)
(
じを
文じ字
ももん
っかまっる(仕奉)をっかうまっる


案い
ない
あん
(




)


(
ぶっ
ねん
な旧L(直衣》をなし な旧ちひ(直倉)を&引ちひ


よぶ


急促

た目はリ(馬)をを はり ゃ た(山田)をや た

まっ
また

)

(


もっ た

あっ (はら


)



もっ
か かき(髪揺)“か がいか べ(碑戸)をかのペ

)

(


)

(
ばれ
あはれ
か し(樹子》をかうe p団か(日向)“ひ が

うっ
うた
たって た

)

(

またがっ を
)

(




ゃやや パ潮潮)を やうや引 を劇いで(取出) をうで


3



たって
さ たを
)

(

ま引で(参出)をま引で ます(申)をます

)


(

まひ

たってを
)

(




まっ
日を をよぶ例

をもって
)

(


*

はっす た



(

さ はひ(幸)をさ はひ きたま(埼玉》をさ たま

》ゃ を
)

(

きい ほり

)

(

っ たて(衛立っ たて っ にち(期 をっ たち

のりきる

(

さる


)

(

いかり
かって
か て(書)をか てきさ (后)をきさ
「シシ
この、急促音ょょぶ音て、下よ、加行、 を行 コ〜い
r ま晴 ま はん せんふ〜(潜伏)ェせんぷく
行の 音来るょ きょかざるなり。そこ、 これらの音を、そ
の発整急促よして、もし、 詞の中下1ま来るさきて、
急促めていふか、 %りていふかよあら
上を の、発言よょ 側を さ

ざれぞ、語路㎞
* ---
下み
*急徒め、またて操れていふさき
なるものなれぞなり。
シるさきえ、必ず、下を、シ
音 まよぶ例 *呼ばェうむか、語路、甚だ、 録満なれぞなり。

を な 安きをえな
い 、 。L をv 言語
か かみさの わが國の言語え、各、その異なる性質上より、左の十一種
おきいさ 商人 き あさんを よ分類せちる。
っかまっる(仕奉きっかんさらる (1)名詞 (二)代名詞 (三)数詞 (四)副詞
はさはさ(殆)をはさんを なりなむ(垂)をなんなむ (五)接績詞 (六)感動詞 (七)動詞 (八)形容詞
この、揆音よよびかへたるえ、語勢をっょめむさての (九)助動詞 (十)助鮮 (十一)助語
必要より、起りたるものなり。 右の分類の中、動詞を、1 ょ、作用言をもいひ、形容詞
上の音の急促りまたそ換ぬる時下の音の牛濁音さな を、一よ、形状言をもいひ、感動詞を、一よ、間投詞、
る例 またも、嘆詞をもいひ、助鮮を、一よ、弓 園平波、また
*旧ち(専*もっぱら あはれ(検》をあっばれ え、弓 園波さもいふこをあり。又、助語え、三よ分ちて、
はふ3 法被きはっg ざふg 舞費 きさっび 発語、接頭語、接尾語の日を立っれざ、発語、接頭語、
にち旧ん(日本*にっぽん いち旧ん(1本*いっぽん 接尾語、共よ、みな、濁立しても用おられずして、他の
(19)
はっ ん 務gきはっぷん りっぷ〜(立腹きりっ 〜 詞よそはり、始めて、1の詞をなるものなれぞ、ここよ、
ひんふ(貧富)をひんぶ はんはく(斑自〉をはんば〜 助語を名づけて、恐〜、その中よ牧めたり。
語法 摘要
語法 摘要
(20)

●名詞 名詞さえ、すべて、事物の名をいふょ用おる り。又、名詞よ、合名詞をいふものあり。即ち、二言の合


詞をいふ。人が花 折る、闘剤 、朝 劇 、個 して、1の名詞をなれるものなり。山川、遠山、観、朝
起などの類、これなり。さて、この合名詞の場合も、かく、
え、みな名詞 まして、これよ、有形名詞を、無形名詞をの 二言の合して成れるものをそいへ、その主たるものも、下
二あり。有形名詞さえ、質形を備へたるものの名よして、 の詞よありて、上の詞て、唯、下の詞の意をかざるよ用ぬ
即ち、日、月、天、地、人、シなどの類、これなり。無形 られたるまでよして、山を川を、遠を山をの、二の事物を
名詞をえ、全く、質形を備へざるものの名よして、話、色、 いひあちはしたるものよそあらざるなり。されを、そを匿
功などの類、これなり。又、この名詞を、固有名詞を、普 別せむがため、上の語尾、又え、下の語頭を、他よ韓 じ、
--
通名詞さの二 よ分つこをあり。固有名詞をそ、その物、その 或え、署していふこをあるなり。即ち、春霞、春雨、酒樽、
多カ パ はい
%、マ 毛、M - - は を ゼ、
事ょ限れる名はして、日本、支那、乳剤、 引山、正成 竹 藝、文 箱、軒端などの如く、もし、春霞、春雨、酒樽
タケ ヤ プ* タキ ハン
頼朝、池月、シなどの類、これなり。普通名詞さえ、そ 竹 較、女 箱、軒端なざいふさきえ、ニの物を思ひなされて
の種類の一般よ通じて用おちるる名よして、山、川、海、 合名詞さそならぬなり。又、他語1 、助語をそへて、1 の
人、草、木、などの類、これなり。また、名詞よえ、集合 名詞をする場合あり。これよ、上よ添ふるもの (即ち、競
名詞をいふあり。そえ、 、林、 合、闘なを、物の集 ハッ ハル るいの
語を、接頭語を)を、下ょい添 マ** ァグルマ コ の三
即ら接尾補)
ウヒカクプリニと イへ
合せるよつけたる名稲をいふ。又、或種の動詞の言ひ居わ あり。上よ添ふるものも、初春、初 冠、新参、小 車、小 家、
ま クラ*
マゴ g、 ㎞、 ㎞、釘 『、 日 、『日 、
りて、名詞をなれるものを、居名詞をいふ。霞、氷、紅葉、 御 位、眞 心、素顔、生絹、幾世、異國、諸手、さ夜、み吉
時雨、朝などの類、これなリ。まれょえ、形容詞の、居名 野などの、はっ、う g、に3、 、こ、か 、 、リ、 、
詞1なれるものあり。稲、動詞、形容詞のさころよいはむ。 い〜 い、もろ、さ、かなざ、これなり。これらえ、動詞、
又、或種の動詞、形容詞の語尾の界かりて、名詞をなれる 形容詞の言ひ居わり、界かりたるものよあらず、又、助鮮
ものを、署名詞をいふ。歌、演、赤、自なざの類、これな よもあちぬ、一種の助語よして、唯、下の詞を助けて、意
-
J〜1


名の
、=

さてい名詞詞るふ

お語

代代名詞
名詞 ●

義を添へ、又て、語気を騒もるは止まる、の。下は添
疑の
、 稲


これ

三あり

代問種
代名詞
名詞指示
ふる、ののうち、人 、山 、F 、樹 、幾 、潮お、
関引、樹 なをの、 (気)、 (違)、(部)、(方)、 名











代さえ
稲、
C1

) 。

匿示いれりさ
あ左
(重)、わ(曲)、 リ(人)、て(人)え、上よ、他の語の添
。 へ、



てふ

*の

こよ

はりて、名詞をなるもの、事㎞、人たち、我ちなざの、


*(共)、 ち(達)、ち(等)て、名詞の下よ添はりて、そ


あ次れ 稲
|

稲 白
の意義を助くるもの、演さ、演 の、さ、 え、形容詞の

の我れ


、、

|

一ま
下よ添はりて、名詞を形づくるもの、なざあり。こもまた、









名詞よもあちず、動詞、形容詞 よもあちず、助鮮 よもあち


稲 さ







即語人
のるる
もの

てち

ぬ一種の助語なり。又、名詞よそ、字音より成立せるもの

くるえ 自
さ お
多し。単語ょても、天、地、過、熱、智、仁、男なざの類








*
聞さ語人


もの
お、

用 聞
よして、ニ言の合したるも周期、火鉢、翌なをの類、こ


〜て




以のい。

おもの
用 、
外るふれ
さぞ
れなり。この二言を合したるものも、なは、合名詞を等し



1



ふょい他






封稲
もひ
さいひ
〜、一事一物の名よして、その主たるものも、無論、下の

なり









語 ょありて、上よっきたるも、唯、下の語の意義をかざるよ C三]指示代名詞をそ、人以外の事物、場所、方角を指し示
過ぎず。されて、かの、日月、天地、HF、前後なざの、 すよ用おるものをいふ。この指示代名詞よも、また、三の
二事二物の名稲を合せたる熟語を混同すべからず。又、こ
匿別あり。即ち、左よ示さむ。



の字音の名詞、かの助語を、上ょ橋にて、18名詞をな

|

あ| 遠
すもの多し。大闘、異国、調人なをの大、異、請え、皆、 近 稲一中
(21)


それ





事 れ


助語なり。


語法 摘要

『リーjー
**
語法 摘要
あらしこ、あそ
場 所 一 ここ
Lげ -
そここ -
、かしこ 即ち、左の如し。
こち、 そち、 あなた、かな
方 角 C%だそなた た、あちち g(1)、同 (ニ 、明(三)、日(四) 五)対(K)
刃(七)、 (八)、ここ(九)、 (十)、以 (甘)、刃
近稲をも、語る人1近き事物、場所、方角1 いひ、中稲さ
(三十)、引(四十)、い%(五十)、 (六十)、刻
も、やや、距りたる事物、場所、方角よいひ、遠稲さえ、遠さ
(七十)、引(八十)、ここの刻(九十) (百) ち 千)
事物、場所、方角よいふなり。
この指示代名詞え、その指し示すをころの名詞よ代へて
引(萬)
右の中、ひき(1)をの、 (二)を 、
用かるが普通なるよ、こ、あ、かの代名詞よ、のの助鮮 Htい

H い は
そはるさきえ、下よ、その指し示すさころの名詞をつけ な(セ)をなを撃してéなこを
t イソ あり。 又、百を、八百萬なざ
の如くいひ、十を、五十などの如くいふこをあれざ、こも、
ていふ定めなり。即ち、刃、かの女、引の創、その |
熟語の場合よかざるなり。又、この数詞の語尾よ、つ、 ち
木などの類なり。但し、刃、刃なざいひて、名詞の ち、 をっけて、いふこをあり。即ち、左の如し。
代りょ用おるこをもあれを、あと、かをも、名詞の代り
よ用おたる例なし。 剤(一)、判(ニ)、 が っ(三)、刃(四)、凶刻
【三C疑問代名詞さえ、人、事物、場所、方角、時なぎの、 (五)、むっ(六)、刃(七)、 引(八)、 この引(九)
さだかならぬよ代へて用ぬるものをいふ。さて、その匿別 g(十)、以剤(甘)、刃(三十)、刊剤(四十)、
を、左よ示さむ。 い剤(五十)、 判(六十)、対剤(七十)、や%
(八十)、ここの剤(九十)、ももち(百)、ちち(千)。
又、この数詞を、
*

人 |事物|場所一方角一時 いづれ、 いづれ、いづ


字音は呼ぶ*のあり。 即ち、左の如し。
をなた
-U
%、だれ、一ひCれ、なに、一むとい
ざれ -*
いっ ㎞
㎞」いっ
ち、 以1)、EC)、引 三 (六)
国(セ)、以八)、閃光)、 (+)、刃百 、
@数詞 数詞をそ、事物の数をいふよ用かる詞をいふ。 せん(千)、刃(萬)、 (億)、 北)。
さご、「ス、 数量を うは す *こ*ミ・*・」、 て・よt こ し
教言ょ、その事*の種類をあうはすべき語を活 へ てu用ちる
なり。即ち、左の三の例を見よ。

㎞、、ぼかょ、 Lて、いづれ
語原を用おたるもの、
とト ピプダ し、遥かよさ、
て、 U、獅む、のシ
、 、『「『嘘
こ ㎞メ *
見ゆる場所の距

ふの の距離を示t、 Uて、や剤
㎞、 抹 言 七 駆 むま 行 タ 時を示すが如し。 又、副詞も、
三国 ェ ま

九重 十 カタトセノ お るこさあり8 他の副詞みも副へて用
モモトセ 「準 # 年 ジ 即ち、 願る調剤 「旧北"に「シ
百年 手 タヒョロプ 三十字 =ー る語かよ知る、質 ㎞

(、穏かょ眠るなざの如し。
*
*ざの如し。この場合も、唯、単よ、下の
* *
っそを廃( たるもの。 副詞の意義のみならず、下の動詞、形容詞の意義よ*、影
* ラタシッ努多 響を興ふるものさす。又、副詞え、ある場合よえ、動詞、
色 ミッ ご

ィシNチムン 倍 三 組 四 足

プリチチプ 形容詞の上よ、直接よ副はちずして、他語を隔てて、副は
籍 * ㎞
七 下
ガリャップサ
八 房 るこさもあるなり。即ち、偏よ、花を見る、っちっち、事
㎞ の由を考ぶる よなごの如く、偏よといふ副詞え、花をさい
九 時 十 日
*}
字音を用おたるもの。 ふ語を隔てて、下の見るよ副はり、「ちっちをいふ副詞え、
イツ 二 バン ま ンサシ ガィシハウ
一般 二 本 三 階 四方 事の引をさいふ語を隔てて、考ふるさいふ動詞よ副はるが
ゴ ジャウログ ガワシ クンハチ カタ
五 常 ハ 競 巻 八 角 如し。かくて、副詞え、本来の副詞の外、更よ、種種の詞
ダ ソウ 残、プ ニンニ ジプ ネン シジックッィ カナラズ yい ァタカモス げル けは おけ、ァ特
と九 鶴 十 人 # 年 三十回 より成り立つものなり。必、最、俗、頻、沿
シ ジフマイゴジッコク ログ ジッピキシチ ジプリ ア イャシクモ * - **}、=
四十枚 五十石 六十正七十里 %荷、許多なざも、皆、本来の副詞よして、っち
ハチジラチャウ クダッきンヒャクチャウ センジャク
八十丈 九十庁 百 町 千 尺 つち、なかなか、やうやう、を は(ばなざえ、語 を撃み
Hu =
マン べ ンォク ド 詞 を せしもの、関引、紹 、風 、更 、残 、調
億 土
(23)

力 遍
@副詞 副詞をえ、動詞、形容詞よ副はりて、その意 なざて、助語の を添へて、副詞をせし*のなり。又、
語法 摘要
(24)

名詞の、韓らして、副詞をなる場合あり。今来む、日日待つ、 それょえ、1定の規則あり。即ち、その語尾の、け〜をい
明引かも、判剤、露知らずなざの、名、日田、明司 は形容詞、即ち、避け〜、引引〜、の引d、 ひちけ
え、菊む、得っ、行か むの時を示せるもの、シ、露え、成る 〜などの類え、語根 ょ、かの助語をそへ、更よ、よの助鮮
知るの程度を示せるものなり。又、名詞を量みて、副詞を
ー ru
をそへ、週か 、静か 、のをか 、刃なざの如
なすこをあり。時時、夜視、折折、年名などの詞、これな くして用ぬ、又、その他の形容詞、即ち、快〜、高く、う
り。又、名詞よ、助辞を添へて、副詞をなすこをあり。常 れたく、築Uく、制 め u〜、などの類え、語根よ、引の助
㎞、 日よ、 月よなざの類、 これなり。 又、代名詞の、
誠よ、 語を添へ、更1、よの助鮮を添へ、神 以、副 引、うれ
副詞をなれるものもあり。いか剤、自ら、何れか、 っ
ヒトツ#
た以 、築Uげ 、恨めしげよなざの如〜して用 おるな
Vょ %類
= 日
又、 数詞の、副詞をなれるものもあり。 一 よ り。又、熟語を、副詞 よ用おる場合あり。殊更 、T可 、
見ゆ。萬 覧わずなざの類なり。又、動詞の、韓らして副詞を 尚更などの類よして、助鮮を添へたるも、添へぬ*混同せ
り。又、漢語を、副詞よ用おるものあり。大樹「来れり、
詞を、ニら帰みたるもの、剣 、思 1切知らず、悪皆威れりなざえ、熟語を、そのままよ用お
恐〜え、敢て、絶刻て、継ペて、却てなざえ、F 、そ、て たるもの、質よ到らし、切 よ願ふなざえ、1 語よ、助鮮を
の助鮮を添へて、副詞をなせるなり。又、形容詞を、副詞 添へたるもの、丁割 見る、組 切よ教ふなざて、熟語よ、
をするこをあり。ょ〜思 、刃る、以 や〜丸る、高 助鮮を添へたるもの、剣来る、引く、潮あち日る
く飛ぶなどの類まして、形容詞え、大かた、副詞をなるも なざえ、語をシみて用おたるものなり。
のなり。又、そを量みて用おるこさあり。よくよ〜、を〜 @接績詞 接績詞をそ、語句、又え、文を接績するよ
さくなばの類なり。又、語根を盤みて用おるこをあり。細 用おる語をいふ。山、又「山、割刃側、刈剤 、行き
細、久久、翔 、以剤、高 高などの類なり。又、形容 国、騎る、 シ さて「酒を飲まむなざの、 又、及、あ
『の語根ょ、助語、及び、助鮮をっけて用おるものもありて、 るえ、且、さ なざの類をいふ。こも、その種類、甚だ、多
〜、さて、 員 --
ふもきよ用さ、さちて、*るも、されて、かかれば
* 剤 ***u、ドr行すむ、シれも
"= 。= \
させしが*ざの如し。 この感嘆詞を、又、名詞の如く用お
前文を、そのまま受けていふ時ょ用*、されど、さりさて る場合あり。あはゃをいふ程よ、いざを鳴き立っれ刻なざ
剤 れメ」も、刃 い 〈 をなざえ、前文を翻していふさきよ の如し。又、この感嘆詞を、重ねて用あるこをあり。おか
用お、ただし、また、あるも、かつるかっそなざて、前交を反蹴 あはれ、 日れ はれなxの如し。又、この感嘆詞よ、本
していふ時ょ用おるなり。この接績詞も、本来の接績詞の 来の感嘆詞の外、助鮮を添へたるものあり。あ、ああ、や、
外、更ょ、種種の語より成立する、のょtて、又、料、田 やや、 日和、いで、いざ、た、たたなざて、本来の感嘆
なざて、本来の接績詞なれざ、及の類て、動詞より成れる 詞よして、あな、刊、や 、い剤、い剤などを、
*の、前 、あるて、あるひれ、引れ 、刃なをの *、ゃ、 、の助鮮を添へたるものなり。
類も、動詞ょ、助鮮をそへたるもの、刃 も、 で、かくて @動詞 動詞さえ、その名の如く、名詞の上、又も、
なざの類え、代名詞よ、助鮮を添へたるもの、そもそもの
下ょありて、そが動作をあらはす詞をいふ。例へを、花開
類て、 を発みたるものなリ。又、接壇詞を、二っ合せ 〜、曲 鳴く、対る周なざの如く、花、虫、周等の名詞の下、
ていふこさあり。目又、胴忍なをの類なり。又、書簡鶴よ 又て、上ょありて、その動作をあちはす〜のえ、開〜、鳴
用おる、1種の接績詞あり。即ち、丸、勇なざの類 ょして、 (、走るの動詞なるが如し。然るょ、又、この動詞よ、形
句、又そ、文を績くるよ用おるこさ、普通のよひさし。、 容詞さもいふ
べき、事物の現象をあらはす物あり。 例へだ、
@威嘆詞 感嘆詞をえ、感嘆の意をあらはす語をいふ。 落花、雪よ似たり、山て、遠方よ在りなざの、似、在の類、
この語そ、*き、人の感嘆する時の撃をあちはせるもの、 これなり。これらえ、落札、山等の名詞の動作をあちはせ
最も多し。あ、 あ、ゃ、やや、おち、みな、あはれ、お るょあちずして、その形象をあちはせるなり。されざ、そ
はゃ、すは、いでや、た、たたなざの類なり。さて、これ
(25)

の活さざまさ、習慣をより、同じく、動詞をして、匿別を
らも、皆、計句の上よっけていふものょして、例へて、あ 立てざれぞ、唯、動詞の中よそ、まま、事物の形象をあら
語法 擁 要
請 法 摘要
(26)

はす詞ある こさを記憶した〜べきなり。さて、動詞え、そ れを活く時え、自動詞さなるが如し。又、動詞て何れも、


の性質より、自動詞、他動詞の二 よ匠別せらるるものなり。
皆、動き活くものょして、その動き活〜ょよりても、種種
自動詞をも、そのあちはすべき動作の、他の事物よ、闘係 よ、その用格を鍵ずるものなり。今、例を、開〜をいふ詞よ
を及ぼさぬものをいふ。例へて、鳥鳴く、花開く、早く剣 をリていはむよ、花開か 、花開 り、期闘〜、花こそ
C、腕剤などの、鳴く、開く、起〜、去引なざえ、全 開けなを、羽をいふ名詞え、何れも、鍵ずるこさなけれを、
|ー u n
く、その物、その事の動作、他よ、闘係を及ぼさず。即ち、 動詞え、開かむ、開 、開く、開けを、四段よわたりて、
自動詞なり。又、これよ反して、人を期 、引剤、木 動き活くものなり。この動き活く部分、即ち、か、き、く
を植う、鋼を蹴るなどの、 期〜、見る、樹 、蹴るも、そ けを稲して、語尾をいひ、動き活かぬ部分、即ち、刃を
の物、その事の動作をあらはすを同時は、他ょ、闘係を及 さして、語根をいふなり。但し、着、似、見、菊などの、
ぼすものなり。されを、何れも、人、月、木、朝、なぎの 1音一語の詞え、語根、やがて、語尾をなるものを知るべ
目的物あちざれだ、その意を通ずるこを能はぬものよて、 し。かくて、すべての動詞え、その鍵化する有様よよりて、
即ち、他動詞なり。かく、動詞え、すべて、自動、他動の 正格を鍵格さのニょ分たるるものをす。正格をえ、動詞の語
二よ匿別せらるるものなれを、ここよ、1の、注意せざる 尾、五十音の行列を蹴さず、規則正しく鍵化する詞をいひ、
べからざるこさえ、1の動詞 よても、その活きよより、自 鍵格さて、不規則観雑よ鍵化する詞をいふ。正格 ょ、四段
動詞をも、他動詞をもなるこをなり。例へて、獅をいふ動 活、上一段活、下1段活、上二段活、下二段活の五種あり。
詞え、四段よ活きて、獅旧、獅の、従 、獅 をいふ時え、
u H 鍵格よ、加行鍵格活、佐行鍵格活、奈行鍵格活、長行鍵格
自動詞なれを、下二段よ轄じて、従 、獅 、獅剤、獅 活の四種あり。 ー -
れを活く時え、他動詞さなるが如し。又、見をいふ動詞 C1]四段活さえ、五十連音闘中、たの韻列を除き、他のあ
も、上1段よ活きて、か、み、かる、かれ、をいふ時え、他 い、う、Qの四韻列よわたりて活くものをいふ。例へだ、
動詞なれを、下二段よ韓じて、見え、見ゆ、見ゆる、見ゆ 封く、引をいふ語の、書か、書 、書く、書 、書け、
* *****(…… * *Y る毛
~6%用“五十章中加、佐、冬樹 * 655 和石
る? ç
3 43 られ
*“***(…た Cºl舗をそ、五十津意義s第四戰列入、社s度は
“、風を*て、そを示さむ
すて活(*のなりº然るよ、この郡利,將(*のも、唯,
か * ( ( 0加行のみて、その他،し、左翼の知º.
7 * * * * *行 献 6 0 ℃る はる ℃れ
*行打 3 2 C四}上二段活さそ、五十連書風の第二部列き、第三期列と
波行配 は 3 4 * {~ ? s*0て帝(*の1て、朝、明さい。
實行 は * * * * *語の、胡、朝朝、劇、利、財、和、
長行 的 5 0 る る ç封、劇、判さや21*(とい。そ*五十萬
<>… +∞s第三聖劍、? së | +、加、仲、ダ、湖、脚、地、民sキ行もあんど、例。
『2て(*の1て、羽、松34の、、、、利s行~*~*て、本、 脚を以て示 さむº
引 ? ~~~~ 加行 ॥ * *v ~ ~る ~れ.
«い。こ**た、五十嵐中、加、熱、湖、劇 、也行 : * *る ずれ
sk行،*****S***多行榜 * * ?つるっれ
て、たよ、岡を以て示されº波行 # {ひ %*るれ
加行 者--v،vる،vるされ 旅行 ㎏グゲ 心心?おれ
奈行 &
!ににるにるに也行 族& &る &れ
波在 + … :
(27)

: る tる ;其行 ㎝ = 0 る るる るれ
試行 みグかる外るみれ{H}+11枚掠とそ、五十津高の出三强烈さ、第四聖劍،
話故都安
語法 摘要
(28)。

よ、る、 れの歴はりて活〜、のょて、 例へだ、 園 、割引 示さむ。


をいふ語の、授け、授け、投〜、劉 る、樹〜れ、樹せ、 加行 来 こ さ 〜 〜る 〜れ
期せ、期カ、複する、割れをやうよ活くをいふ。この下 【七]体行鍵格活さに、五十連音園中、佐行の第四、第二、
二段活のみえ、五十音十行のすべてよ、活〜詞あり。さて、 第三韻列ょ、る、れの添はりて活〜*のをいふ。この活の
左よ、闘を以て示さむ 鍵格なる理由て、U、刃を活〜え、四段の活きざま、F、
え -

引る、引れを活くえ、下二段の活きざまなれぞなり。さて、

阿行 得 え うる うれ
加行 授 け け 〜 〜る 〜れ 左1、圓をもて示さむ。
佐行 複 せ せ す 。する すれ 佐行 貸 せ し す する 、すれ
多行 捨 て て っ っる 。っれ この見格よ活くべき動詞を、獅の外、唯、巫引の一語る
奈行 衆 ね ね ぬ ぬる ぬれ るのみ。されざ、かの名詞、たよび、漢語等を、動詞を
波行 興 へ へ ふ ふる ふれ して用おるよも、大かた、この佐行鍵格よ活かするなり。
麻行 撃 め め む むる むれ 例へて、調せ、罪U、調引、罪する、訓剤、割、
地行 消 ら ら ゆ ゆる ゆれ 割し、割引、花見する、シ、割引、Q、
長行 枯 れ れ る るる るれ げ、 アる、論引れ、闘係せ、劉、闘剣、闘倒引
和行 植 る る う うる たうれ る、闘係剤なざの如し。
【六]加行鍵格活さえ、五十連音園中、加行の第五、第二、 (八 奈行鍵格障さに、五十連音園中、奈行の第1、第三、
第三韻刻よ、る、れの歴はりて活〜のをいふ。この活の 第三韻列よ、る、れの添はりて活くものをいふ。この活の
鍵格なる理由も、き、くを活くえ、四段の活きざまなれど、 鍵格なる理由は、な、に、ぬ、れを活〜え、四段の活きざ
〜る、〜れを活〜え、上二段の活きざまなる上ょ、更よ、 ま、に、ぬ、ぬる、ぬれを活〜え、上二段の活きざまなれ
第四韻列なる、こよも活けをなり。さて、左ょ、園をもて だなり。さて、左よ、圓を以て示さむ。
ぬる
コl〜ー
奈行 死 な に a 4 **: きょすま立する*のなり。名詞の、動詞を
この奈行鍵格活の第五段、ぬれの外ょ、gの鍵化*るて、 *れ。、も 、大か た、
住行鍵格活ょ活くものなるこさえ、 前
この活段よかぎり、命令のをきそ、ぬれさいはずして、 ょいひたけり。されざ、又、 - -
れ さいふ規則なればなり。 ㎞、シ
活かてたる*のまり、カさ、力 、力 、加料sをの類
シ“、五十連青園中、長行の第一、第三、
第三
これなり。又、名詞 よ、がる、ぶる、めく、だっ、やGな
第四調刻まわたりて活くもの をいふ。この活の鍵格
* 「、『い = #
ざの助語を添へて、動詞させるもあり。即ち、通人がる、
なる理由そち、り、 る、 れを活くを、 四段の活さざまな 季者ぶる、春めく、耳だっ、若やくなざの類、これなり。
がら、第三段のさころ、リを活けてなリ。さて、左1、圓 又、形容詞を、動詞をするよも、多く、第二段より、この、長行
を以て示さむ。 鍵格よ韓じて、活かするよて、たをへだ、善から、善かり、
長行 有 ら り り る れ 善かり、善かる、善か剤の如し。かくて、この場合よそ、1
このシr活くべき動詞て、有の外、 、 、い引 の動詞をそいへ、質え、副詞の、動詞よ績きたるものよて、
がりの三語あるのみ。されを、長行鍵格入、他の動詞の いはだ、二語なるを、約音の結果1 よりて、一の動詞の如
重なりて活く場合あり。そえ、書けち、書けり、書けり、 くなれるなり。又、形容詞よく名詞の如く、がる、刃、
書ける、書けれなざの語なり。これらの詞も、皆、動詞 だっなざの助語の添はりて、動詞をなれるものあり。この
本来よ、この鍵格活よ活きたるよあらず、二の動詞の約 場合よえ、多く、その語根よ添はるものよして、例へぞ、
まり合tて、活きたるものなり。即ち、書けりをいふ動 興がる、かしこ る、さか剤 っなどの類、これなり。
詞も、 書 てありの約まれるものょして、あえ、他の音の 詞も、何れも、その語尾、五段よ鍵化するものなり。か
下よっかぬ音なれを自ら省け、きを、てをえ、けをなり、 〜て、その第一段を、第1 鍵化さいひ、第二段を、第二鍵
ここよ、約まりて、書けりをいふ動詞を生じたるなり。 化をいひ、第三段を、第三鍵化をいひ、第四段を、第四鍵
(29)
さて、か〜活〜え、四段活の動詞ょのみ限るなり。 化をいひ、第五段を、第五鍵化さいふ。即ち、左の如し。
語法 摘要
-ーーーー
語法 機 要
(30)

陈 第に,
* 慧 輔仁
作 議行 档
業化學化 控
業化 いび、 執務さそ、 名詞、文も 他の動詞、たよび、形容詞pi
-
四 段活 加 行 ་ 節 か * ~ ~ > よ合して、 1 の城路を形 っ(る法格をいび、接續格とそ
上段活加行 者 * * *vる さる «れ 據想の語句を設け、 その意を、 下の語句よいひ 模(る法
下 1 段活加行 載 け 0 ℃る 0る 0れ 格をいび、 聯格さそ、 語句を結びはてず、 あば し、 言い
上 二段活和行 « « ( (る (れ さ したさて、 下の語句よ連ねる法洛をいび、命令格さそ、
下 二段活加行 > 0 0 ~ ~る (八 ある動作を、 他入をかせよさ命令する武をあらはす法洛
加 行 變 術 * * * ~ (る (れ をいび、 終止格さそ、 語句を結び上かる法洛をいよº %
佐竹 葉 格 4 } }る 9れ て、 その用例をあげて、 設明さむº
奈 行 變相 « 2 g ç る gれ 1 語根
其 行 變相 有 5 0 0 る (
1ș の書類: 榮。して用。
か(の加(、すべての動詞 て、何れ*、五段よ學化するなりº ありº 部をつ、 安、 歌、 来などの類、 それなりº Jれ等
動詞て、 何れも、 五段1 學化し、 その壁化するよよりて、 の名詞 て、 その数、 甚だ少(、 いはゆる、東 名詞と て、
何れ•、 たの加(, 七の用格を生する*のなり。 然るよ 動詞の語尾の東 かりて、 名詞となれる*のなりといよ
動詞よそ、 文、 何れも、 五環化の外よ、 語根といよ*のあ *の なりº
0て、 と**た、 言語上、 五學化さひさし(、 ある用格を (11)及、 動詞の語根そ、 輸入 、 合名
他移籍にて
備 %るものなることをあらざるべからずº 制を形ブ (ることありº 部ら、 佐川、 歌人などの類
(1) &名詞格 (11) 粗野猪 (三) 派往格 とれなりº 然して、 その動詞形容詞と合 して、 興路を
(四) 族構格 (五) 議 務 (大) 為今治 形っ (りたるものそなし、
《七) 統止格 第 1學化 水蒸發、 文、 經教育さ* いよ)
名制解さて、 動詞が、 言か 思わ りて、 名詞さなる法洛と (1 )第1 學化を、 接發動数の を備4る時، すべて、
接貴裕さ*るい。即ち、風㎞う (国 (ニこヌ、第二種 化も、 環語格さなるものなり。 これょ、
段活)着物をき、蹴かならむ(上一段活M引 倒れむ 三の匿別まり。一て、名詞ょ合して、熟語を形づくる
(下一段活老落ち 、質結ばむ上三段活)われ興へて、 *の、一さて、動詞よ合して、熟語を形づくるもの、1
彼取うむ(下二段活) 君来て、共よ、書を請まむ(加 そ、形容詞よ合して、濃語を形づくるもの、これなリ。
、 ㎞の、 ㎞いォ
行鍵殆活)勉強せず 、業反ちむ(佐行鍵格活)君剤、 名詞よ合したるものて、藤槍、飼犬、着物、競翔、落
-
ウェキ シワず シニモノダルヒ アリアケ
吾そ留まらむ(奈行愛格活)彼虜よ周ちむ、彼を呼ばむ 葉、植木、貸 、死 物 狂「有明なざい類、これなり。
(長行鍵格活)なざの類、これなり。 動詞よ合したるものを、刈り取る、 引、来ぬ
(三)又、第一鍵化そ、加行き、佐行さの鍵格活動詞え、 む、死に以 っ、有り過 なをの類、これなり。形容詞
命令議の を推 る時て、命令格さなるなり。即ち、 よ合したるもいえ、得剤刊、着剤、湖ちやすし、
*〜薬ょ シ*vs類 これなり。然るよ、こ 有り難ーなざの類、これなり。
の、来、貸よ、命令鮮のよを添へず、直1、命令 よ用 (三)又、第二鍵化え、聯格をなるものなり。即ち、「書を
は る 、古書r見え、又、普通言語の上ょ、旧 調%、文を撃*「衣を着、飯を食ふ「闘を観、風を掲
く来、勉強せなざ用おれを、何れも、正格なるものよ *「原よ起き、夜牛ょ寝a」花を見、月を賞す」債を
ちらず。
受け、物をあたょ「早く来、晩〜かへる」勉強を 、
第二鍵化(績用段、又、連用言さ*いふ) 業をはげむ「春去に、夏来る」酒右り、者なし」など
(一)第二鍵化そ、言ひ居わりて、名詞格さなるものなり。 の類、これなり。もし、一語一句さなしていはむよそ、
カスミシダレ モミチハカマギ アサ*キ
即ち、霞、時雨、紅葉、椅着、朝起なざの類、これな 調も、新る、蹴る、相C、見る、愛C、撃、シ
り。こも、いはゆる居名詞、又え、個鶴言をて、動詞 ありなを、第三鍵化よいふべきを、結を省き、将し、
(31)

が、営二鍵化よて、言ひ居わりて、名詞さなりたるも いひさしたきて、下よいひ連ぬる法なり。
のなり。 (四)又、第二鍵化も、上下一段活さ、上下二段活さえ、
語法 摘要
- - -員- シ -
請 法 摘要
シダグシザ
(32)

命令鮮の を添ふる時え、命令格をなるものなり。即 又、固有名詞ならでも、雲、濡なざいふこをあり。


ち、衣を着 (上ニ段活 園を蹴 (下1段活)早く起 又、この第三鍵化を、第二鍵化の如〜、熟語は用お
タル に、 ば 、㎞、 ㎞、ョ㎞
(上二段活)賞を受以(下二段活)なをの類、これな たるものあり。例へだ、垂氷、出雲、翻養、呼子鳥
カルカャマッョヒ
り。然るよ、この第二史化よ、命令鮮の を添へずt 刈菅、質待なざの類、これなり。これらえ、もさ、
て、直よ、命令よ用おたる例、往往、古書1、見えた 形容格をなりて、名詞1績きたるものなるを、慣用
れざ、特例よして、普通正格の例よそあらず。 の久しき、1 の熟語の如〜なりて、名詞を形づ〜れ
第三鍵化(断止段、又、終止言をもいふ) るものなり。されだ、下のをさ〜、第四鍵化の名詞
(一)第三鍵化え、終止格をなる ものなり。この段を、即 の意義を限るためよ添へたるよあらず、単純なる1
ち、動詞の本鶴よして、すべて、事物の現象動作を、その 事物の名詞をなりたるなり。されざ、これらえ、皆、
ままよいひちらはす格なり。即ち、「書を調む「衣を着 別 よ、一格をして見るべき債値なきものなり。
る「早く超 「木を組 「鍋を調る」人が来「勉強を 第四鍵化(績鶴段、又、 連鶴言をもいふ)
す」秋て表g」家よ有り」などの類、これなり。この (一)第四鍵化も、形容格をなるものなり。この場合よそ、
第三塁化え、いはゆる、第1段の結さて、上1、旧、 動詞え、形容詞の資格をなるものょして、下の名詞の
も、の、がなざの助鮮ある場合え、この鍵化よて結ぶ 意義を限るこをさなるものなり。即ち、調も書、見る
*のなり。また、以上の助辞なき場合をかざ、又 物、馴る物、劉永、割る水、来る人、貸る事、
よ〜、語句の結さなるものよて、即ち、徒の結をいふ 去る事、周る家などの類、これなり。この場合え、
もの、これなり。 第二鍵化の熟語格をそ、全く異よして、動詞が、分れ
この第三鍵化よも、名詞格をなるものあり。かの固 て、形容詞の資格をなるものなれだ、1 ょ、分詞格を
- -ラ㎞ュ㎞と
有名詞、即ち、人名なども、競、渡、進、楽、融 もいふ。 3
なざの如〜、皆、この第三鍵化よりするものよして、
(三)又、第四鍵化え、 、の、 、か、なもの助鮮、上よ
『 』『『『シ』

ある時て、終止格さなる*のなり。即ち「シ」 ょ〜いへる如く、倉令の時え、刃をいはずして、相
「花引藩剤「人や見る「園が 園る」事ょなも ある」 さいふ規則なり。これょっきて、古来、種種の説をな
なざの類、これなり。 すものあれざ、 ぬれの、 反切法よよりて、 れを約さり
第五鍵化(己然段、又、己然言さもいふ) たるなり さいふ説、従ふべきか。
(1)第五鍵化え、第一鍵化よ等しく、接績鮮のごを添ふ (三)又、第五鍵化え、この助辞、上 ょある時え、終止格
る時て、接績格さなるなり。即ち、「書を調めて、賢人 さなるものなり。即ち、「人こそ 知沿」年剤
をなる」衣を着れ 、暖かなり「観剤、倒る「花落 「号こそ 射れ 「騎こそ 蹴れ「時剤「春こ剤
っ剤、質を結ぶ」興剤 取る」春菊剤、花開く」 弱 れ「思ひ剤「人剤」折剤」
「強勉すれだ、事成る」秋去れを、冬来る」「徳あれむ、 なざの類、これなり。さて、右の中、奈行鍵格活え、
人服す」なざの類、これなり。か〜、何れも、上の語 こその助鮮あるも、羽刻をは結ばず。
旬の意を、下の語句よ績〜るこさ、 第一鍵化よ等しき 動詞て、その語尾の鍵化するよよりて、そのあちはすさこ
ものなれざ、唯、第一鍵化さ異なる黙え、第一鍵化も、 ろの時よも、また、鍵化を生ずるなり。か〜て、そのあら
未来格なるさ、この段え、過去格なるきょあるなり。 はすべき時も、過去、現在、未来の三さす。過去さえ、今
(二)又、第五鍵化て、命令格をなるものなり。されざ、 言ひ出づる事がちの、その時よりも前よありしをいひ、現
番く、然りさいふ1 あらず。第一鍵化さ、第二鍵化さの、 在さも、その事がちの、その時を同時なるをいひ、未来を
命令格さならざる限り、即ち、四段活さ、奈行、長行 て、その事がちの、その時の後なるをいふ。さて、動詞の
の愛格清さのみなり。即ち 「書を調め」疾く引」善 各鍵化も、いかなる時をあらはすものなるかをいふよ、動
くあれ」なをの類、これなリ。但し、この場合て、命 詞の第一鍵化、第二鍵化も、全く、完全なる語をなせるもの
令鮮のょの添はりても、命令さなるこさ、第1鍵化、
(38)

よあらず、助動詞、助鮮なざの添はりて、始めて、完全な
第二鍵化よ異なるこさなし。右の中、奈行鍵格え、前 る語をなすものなれだ、時も、また、唯、それのみょても、
語法 摘要
(bá)

未だ充分ならず。唯、動詞の鍵化、そのままよて、時を有 かの職格即ち、「酒を似 、飯を食ふ」功威り、名遂げ


するものえ、第三、第四、第五の鍵化のみなり。但し、第 む」 なざいふ場合1 え、まま、未来格、又も、現在格
一鍵化さいへざも、ある時をあらはす資格を有するこさえ、 をあちはすがをさく、思ひなさるるこをあり。然る よ、
なは、ある用格をあらはす資格を有するよ等しきものなり。 この場合え、前よも説明せる如く、本来て「酒を飲む。
さて、左よ、動詞の鍵化が、あらはすさころの時 を 示さ 飯を貧 「功なら 。名ェ む」なざいふべきを、何
む。 れも、結を界し、暫し、いひさしたきて、飢 、成り
第一鍵化 さいひたるものなれだ、未だ、完全なる語をなさず。
これも、未来をあちはすべき資格を有するものなり。即 さても、未だ、完全なる時を有せざるものよして、唯、
ち 「明日句剤」「風吹か刻、花散 ちむ」などの如し。を 下の結の時よ従ふべきなり。決して、第二鍵化、本来
かして、従来、未然段、将然言さいひしも、この場合を の時をちらはしたるものよもあらぬなり。
稲せるなり。但し、む、 などの助動詞、助鮮の添はり 第三鍵化
て、始めて、完全なる時をあらはすものなり。ここよそ、 これも、現在格をなるものなり。
四段活の例のみをあげたれざ、すべての動詞、皆然り。 即ち、「今日行く 「花を 引」などの如し。
以下、これよならへ。 第四鍵化
第二鍵化 これも、第三鍵化を等しく、現在格をなるものなり。即
これて、過去をあちはすべき資格を有するものなり。即 ち 「今日なむ行く」花や劉する」又て「行く人」 愛する
ち「昨日行剤「雨を図 て、花を見 」なざの如し。 花」 なざの如 し。
但し、ぬ、て、 きなざの助動詞漆はりて、始めて、完全 第五鍵化
なる時をあらはすこを、第一鍵化みひさし。
これえ、場合1よりて、過去をも、現在をもなるなり。
この第一鍵化よっき、一 の注意すべきこをあり。そも、
現在をあちはす場合を即ち「今こそ羽引「花こそ制」
*** {……****** %を もら 2 .
…º ~ ~ ~ ~ …
*場合* * ** * » , 更 .
風毛る 行 、『s , *»0~ ㏊c㏊ 経洵 *(、 、 その た 五段階,
*。~ ~ 1 化さ長對 4 て、 従来 已經 れ% いひ
陳* 第 1 楽作と いい、 第二段を、 武三
段、 巴松宮といひし*、 その場合を解きるないo
愛作さ ç い。
* ** 壓低93 s㏊ 瘤
成を、第五氧化をs. 即ら 左の知 しº
9號客前 燕尾をそ、名詞の上、文… … 預 織, 第
變化 超越
學化 硫化 財 戰
李 思い
r
て、劇 劇 ,對
=، ، 久遠 者 ( ( 構 經
* * * 科 科 y, 對中 志久活 ~ ~ « かれ
色、 といよ名詞の下、 文を、 上4つきて、 そが、 形容を 形容詞も、 か(の如く、 五段入基化するよよりて、文、何れ
ちらはせる路、 即ち、 形容詞なす。 さて、 この形容詞。 *、 左の七の用格を生するものなりº R、 その語根**
*た、 その用格を愛する*のなす。 今。 封 さいふ 制よ、 用格ある と さそ、 動詞よ同じº
例،0ていはそ、湖南 、湖泊 、湖泊、湖º ( 1 )名詞格 (11 號線格 (三) 總體格 (四)制陶格
刘なく、 湖を いよ名詞を、 異なられど、 形容詞“ (五彩表格 (大 統上洛 (七 號 料
文献 預測 さ、 その語尾度化するな0。 か さて、 右の用格ど*の中、 名詞格、 接線路、 韓語格、 形容
(その頃にする 、 、 、江を、 神化さい 、 そ 格、 終止格、 蘇格等も、 巴1、 動詞の部 成明 したれぞ
c學化さ g 料と、 摩根さいよそ、動詞を異なるそ* * * ことも 言はずº 集、 1 言す べきそ、 副詞格なす。 副詞格
形容詞と、 その成立上まず、久格、ボス帝の1種 やかつ o * „、 形容詞が、 動詞、 文も、 形容詞よっさて、 その意義
„て、 その活,、 五段1學化する*のよて、 前方、 左の を保定する格を いふ*のよして、 即ち、 形容詞が、 副詞*
如 º なる格な00 * て、 左~~れら s 格の用例をあげて 設明
久 治 帝 ( ( « せらº
(35)
語法 將要
،
_-____-، =،
* シ -
-ー。
*} -"シ
- ーー - シ" 『 』
語法 摘要
(36)

語根 「苦剤わが衣手え露よぬれっっ」「 岩
(一)形容詞の語根え、名詞格をなる ものなり。即ち、 よせかるる龍川の」などの類なり。こえ、 古あちきが故
% 杉江 ㎞ッ け九、F
赤、白、青、黒、遠浅、髪長、腰細、裏白、中 黒 『満るる、又、割剤 、せかるるさいふ意よて、
などの類なり。又、この形容詞の語根よ、 、 、 をえ、ただ、添へたる助鮮なり。この格て、歌よのみ用
か、げ、ちの助語を添へて、名詞格、たよび、副詞格 おられて、文章なざよえ、用おらるるこをなし。歌の
よ用おる場合あり。即ち、刃、演 、g、遺 、 句も、字数よ、限あるものなれだ、簡単よいはむがた
刃、副 、個 、翻か、調 か、割引、嫡U別、個口 め生じたる格なるべし。又、ここよ、形容詞の語根 は、
河、 潤り、 引なをの類なり。 このうち、か、 gを添 さを添へて、結ょ用おたるものあり。即ち 「見るが湖
ふるものを、名詞、なよび、副詞よ用おられ、が、け 『 」今日の船しさ」なざいふ類、これなり。このさ
りを添ふるものて、副詞よのみ用おらるるものなり。 *、前の名詞、副詞の場合よ添ふるさを等しきものよ
この、 が、 ㎞、 ちを添 へて、副詞よ用おるものの中、 して、この下ょ、かなざいふ助鮮を省けるなり。要

遥かなり、寒けなり、清ちなりなざいふ時え、名詞の するよ、用格の異なるまで よて、同じものなり。但し、
如く思ひなさるれを、漢語の形容名詞なる、通適なり、 この格え、歌1 のみ用おちるるもの よして、文章1 え、
寒冷なり、 清潔なりなざいふ語を等しきものょて、唯、 更よ、その下ょ、感数鮮の引を添へて結ぶが、普通な
事物の形容をあらはすよ過ざざるものなれぞ、なは、 り。なは、又、ここよ、形容詞の語根を、名詞の如く
副詞たるべきものなり。又、この、 、 、か、財、 用おたる、他の場合あり。即ち「ありがたの御心「カ
を添へて、副詞 よ用おる時え、多く、その下ょ、更1、 ちあ の人」「はつかuの事「あ剤の世」剤 の
形容助語の1を添ふるを通例をす。たをへて、嫡剤 もの」「たもしろのけしき」なざいふ類、これなり。こ
、潮が 、割剤、刃などの如し。然るよ、 も、完全なる名詞格を備ふるものよあらず。普通 よえ、
よ限り、引を添へずして、副詞ょ用するなり。即ち、 「剤御心」剤人」 なざ、形容格よいふ
(
〜(
**と、名シり* 連シりのと以て、下の 名計1
* ㎞&北 て、副詞格もなる*のょて、すべての動シ、
但し、普遍い形容格1ょいふよリも、船、
合せたる* ヌて、形容詞の上よ副はる時え、皆、この段ょ『す。
感数の意深き*のなり。なは、又、ここょ、
語句の間、 シ止け て、副 ふみるり、c 。同う、「*(来れり」 成ルリヒシしレ
㎞ 「水な〜〜わろくし」 などの類なりる
シ、久 *リ。 〜のsー。即ら 「山ミ
(ニス、形容詞の 根を、直ェ、経正籍ェ用おるこをあ *(、水を清し「心部 、行正し」などの類、これな
り。即ち 「あなた 「あなめでた」あなかしこ」 り。こえ、*を、山て青t、心善しなざいふべきを、判
「あなた を「あな旧かな」あな 」などの類、これな 〜、善〜さいひさしたきて、下の湖 し、引uよて結べ
り。こえ、普通よそ、 引uこし、刃なざいふべ るなり。
きを、もを省きたるものなるべし。 第三鍵化
(三)又、形容詞の語根を、熟語格よ用おるこをあり。即 (1)第三鍵化え、終止格をなるものなり。即ち 「山洞口」
ら、園、シ、国、山、雨、園、シ、他 「水清ー」なざの類、これなり。
階、園司、遠遠u、シu、調光る、近寄る、瀬峠t、 (E及、シ、シる、のsり。即ち、翌
細長しなざの類、これなり。 し姻」「鳩t涙」「顕し世」賢L女」同じ事」なざ、何れ
第一鍵化 *、熟語をなりて、一の合名詞を形づ〜るものなり。
(1)第1鍵化え、接績鮮の引 を添ふる時え、接績格をな 第四鍵化
るものなり。即ち、「善く 行かむ「浅剤 淡らむ」な (1)第四鍵化も、形容格さなるものなり。即ち「善人」
ざの類、これなり。こも、動詞の第一鍵化の接績格さ、 「融(き事」なざの類、これなり。
更よ、かはるさころなきなり。 (ニ 第四愛化え、上よ、そ、ゃ、か、なもの助鮮ある時
(37) 第二鍵化 て終止格をなるものなり。即ち 「人ぞ 善 」花や美
語法 摘要
シ『『 』『
"

『 シ - 「 -i
11 シ 』シ 』
語法 摘要
(38)

U 」山か 「川剤」などの類、これなり。 きよあらず。又、助動詞え、他の詞の下よっきて、その意


第五鍵化 義を助〜る黙1 たきても、やや、助鮮よ類せるものなれざ、
(1)第五鍵化え、接績鮮の対を添ふる時え、接績格をな 大かたも、動詞、形容詞の如く、語尾の鍵化するもの1 て、
るものなり。かくて、第1鍵化を異なるえ、動詞を等 その鍵化するよよりて も、又、その用格をも鍵ずるものな
しく、唯、未然を、己然さの別あるのみ。即ち、「水清 り。中よそ、まま、鍵化なきものもあれど、なほ、語句の
以剤、大魚住まず「行正uけれ 、徳高し」などの 結さなるものよて、助鮮さも、明かよ、匿別し得べきなり。
類、これなり。 さて、助動詞をわかちて、不然助動詞、想像助動詞、感嘆
(三)又、第五鍵化て、上よ、刃の助鮮ある時え、終止 助動詞、希求助動詞、決定助動詞、役動助動詞、能動助動
格をなるものなり。即ち、「水こそ 湖けれ」山こそ高 詞、受動助動詞、過去助動詞、未変助動詞、比喩助動詞の
けれ」などの類、これなり。 十一種をす。
@助動詞 助動詞え、動詞の下入っきて、その意義を C一]不然助動詞をそ、打消の意をあらはす助動詞をいふ。
たすくるが本鶴なれざ、なほ、名詞なざの下よもつきて、 これよ、左の四種あり。
その意義を助くるこをもあるなり。たをへて、識 けり、 ガ
さぬ、添へむ、取らる、花なり、父たりなどの、けり、 これて、俗言の引をいふ意を示すものよて、正統記よ
、む、刻、対 り、 リを、みな、助動詞よして、動詞なる 「三歳よなるまで、足たたガ」をあるなざ、これなり。又、
を延べて、な〜*用おたる例あり。即ち、伊勢物静よ
その意義を助けたるものなり。これらの中よえ、やや、動 「あかな〜ょまだき*月のかくるるか山のはにげて入れず
詞、形容詞のをさき意義を有するもの もあれど、いづれも、 *あらなむ」 をあるなざ、これなり。
言語上、濁立して用ぬらるるこさなく、必ず、他の詞よっ 引 o 引
きて、初めて、あちはるるものなれだ、決して、混同すべ これて、前のずさ、動詞の を合して、約されるもの
よて、俗言et イチマ といふきを示す。Qさり、ほ 執 引1〜ー
ーら 引いしく***り しか 一ょちるなさ、これなり。
『よ 「奈良の京て艦れ、この京 て、人の家、まだ定ょ う ** 〜** くし
ざ*ける時ょ」 をあるなざ、これなり。 - :しか
○ ○ も も
これて、ガをひさしけ
いふ さよ
よ用お用
*
*ざ、唯、これえ、未来 ょかけて
-

u」



Lシょ「やがて かけこもらましかを、
支す
。のょて、枕草紙よ 「年のうち、っきもり
-
日を上からまし」をあるなざ、これなり。
“待ちを」をあるなど、
リ「日 し ー 員
これなり。 o 8
“やく、まにく ま g まじき これて俗言の、ラシィさいふ意を示すものょて、結果を
これこ、 登言の ( ・
引 見て、原因を想像するさきよ用おる。又、前のちむえ、
“。『ィ“いふ意を 示すものよて、想像の意 原因を見て、結果を想像する詞なれぞ、これを混同すべ
き*含む。即ち、遷氏物語よ「美しげよてめでたしさ見 からず、即ち、伊勢物語よ「濁のみよもあらざりけらし」
る人よ*、をさをさ劣る もう」をあるなざ、これなり。 さあるなざ、これなり。
(三 極像助動詞さえ、目前ならぬこさ、又て、未だ定まら 【三]感嘆助動詞さえ、物事 よ感じたる情をあらはす助動詞
、ぬこをを推量する助動詞をいふ。これよ、左の四種あり。 をいふ。これよえ、左の一種 あるのみ。
○ ○ らむ らむ もあ o o 沿
これて、俗言のデアラウさいふ意を示す*のょて、枕草 これも、豚嘆の意をもちて、除情をそふるものなり。又、
紙よ「ものなざいひて、火のきゅらも、知らず」をある これて、動詞第三豊化所属のものょて、決定助動詞なる
なざ、これなり。 第四愛化所属のなりをえ、混同すべからす。即ち、古今
-
○* *る 集ょ「秋の野ょ人まっむtの撃すなりわれかをゆきてい
これて、俗言のャッス をいふ意を示すものよて、大 ざをぶちはむ」 をあるなど、これなり。
(39)

鏡よ「御心のあやまちも、ただ、御物のけのちたてまっ C四]希求助動詞さえ、心よ欲するこをを、他よ請ひ求むる
語法 摘要
鍵 』響 シ
11・
語法 摘要
(40)

意の助動詞をいふ。これ*、左の1種あるのみ。 ペちなざを用おたるこをあり。即ち、パ て、ペき故よ


○ ○ なむ ○ ○ の意、刃え、ペきさいふよ同じくして、同集よ「さは
これを、俗言のナラョイをいふ意を示すもの よて、源氏 山のははその紅葉ちりぬ 剤夜さへ見ょをててらす月か
物語ょ「はや、御馬よて、三條院へたはしまさ% も、人 げ」 又、「なきさむる花しなけれて管もはても物う〜なり
さわがし〜なり侍らぬさきよきて」 さあるなど、これな ぬペちなり」をあるなを、これなり。
Q
㎞、
C六]役動助動詞をえ、他 よ然せさする意を示す助動詞をい
C五]決定助動詞さえ、物事をいひ極むる助動詞をいふ。こ ふ。これよ、左の三種あり。
れょ、産の三種。_ Uめ Uむ Uもる Uも和
なら なり なり
|数l 講員
なれ これえ、漢字の令の字、ょく、あたれり。即ち、今昔物語
これて、助鮮の を、動詞のありを合して約まりたる* ょ「こなたよ入り給へさいはUむ」をあるなど、これな
のょて、鮮鈴日記よ「こぞから、山s*りまて待る%り」 鶴ダ
さあるなど、これなり。 ** せ」
|r カ刻

|霧
たり 剤 * せ さす する 剤
これて、 助部の を、 動詞のありを合して約まりたる* この二 つえ、その意も、共よ、 りもょをなじく、 だだ、
のよて、あまり古〜え、その例あらぬなり。即ち、十訓 その所属の違へるのみ。即ら、すい方も、四段活を、奈
抄ょ「古今の歌 るよよりて」をあるなを、これなり。 行、長行の鍵格活をよ属し、 すの方え、下二段活、上
%C %以 和 二段活、下一段活、上一段活を、加行、佐行の鍵格活を
これえ、俗言の刃をいふ意を示すものょて、想像の意 よ属するものよして、枕草紙よ、「三月三日、頭の競、柳
をも含む。即ち、枕草紙ょ「雨ふりaペu」をあるなを、 のかっちをせ剤、 桃の花、 かざしょささせ、 懐、腰よ
これなり。又、古今集時代の歌よ、この助動詞を、刃、 ささせなざtて、ありかせ給なしをり」をあるなど、こ
刃 :り、シーて、りが身り
れなり。 いかょ〜やしかリけむ」 *あるなど、これ*リ。
ハ七 番動動動詞さょ、 にのづかう然する意を示す助動詞を
- --

C九通去助動詞もも、既ょ過ぎ去りたる時を示す助動詞を

こりれ
あいふ







いふ。これょ、左の ニ種あり。ー シ


れる


沿 るる るれ
うれ りれ りるりるる うるれ

これ


この二っも、その意も、共 ょ同じけれざ、その所属の異 動作をまはてたる意を示すものよて、正統記よ
なるこき、 前のすさ、 さ引をの如し。即ち、 るの方え、 「姉も、形みにくかりけれど、かへしっ」をあるなを、こ
四段活を、奈行、長行の鍵格活さよ属し、ちるの方て、 れなり。又、っを重ねて、 っっをいふこをあり。これて、
上二段活、下二段活、上一段活、下一段活を、加行、佐 動作をくりかへす意を示すものょて、源氏物語入 「人げ
行の鍵格活をよ属するものよして、枕草子よ 「物くらう なき地をかくしっっ交ちひたまふ」をあるなを、これな
きりて、文字、書かれずなりたり」又、新古今集ょ「あ り。
れながら心のはてをあらぬかなすてられぬ世の又いをは な に a
しき」 をあるなざ、これなり。 これて、動作のみをはれる意を示すものよて、前のっを
【八]受動助動詞さも、他 よ然せらるる意を示す助動詞をい 異なるも、つえ、使然よ過ぎ去りたるこさを示t、これ
ふ。これよ、左の二種あり。 議㎞ 議員
そ、自然よ過ぎ去りたるを示すよあり。故1、つえ、多
g れる
㎞ 請
るる るれ 〜、他動詞よ属し、これも、多く、自動詞1 属す。即ち、
り沿 られ ちる りるる らるれ 第花物語よ「中納言も、法師よなり給ひぬ。惟成の携も
この二 つえ、その意、共よ、たなじ〜 して、ただ、所属の なり給ひa」をあるなざ、これなり。又、 石の下の和
(41) 異なるのみなるこを、前の能動のよかはらず。即ち、宇 そ、命令の時よのみ用おるこさ、奈行鍵格活の動詞よた
治拾遺よ「事顕れてなむ流されける。 至芸、大臣よなら なじ。
** * 艦㎞ = 』
* - * - シ
語 海橋 要
= リり
「 けち けり けり ける 、以 れ さ らして用おたる例あり。即ち、萬葉集よ 「梅の花さきたる
これて、俗言のタッイをいふはざの意よて、過去をあち 園の青柳をかづちよるっっ遊びくちさか」又、同集よ「か
はすを同時よ、やや、感嘆の意をも含む。即ち、源氏物 みつけのさのたの苗のむらなへよこさも定めっ今 ていか
語よ 「人のみかざのためしまで引きいでて、ささめさ嘆 よせ 」をあるなど、これなり。これち、感嘆鮮の 、
き 」*あるなざ、これなり。 もを、混同すべからず。
【十一]比喩助動詞をえ、事物をくらぶる意を示す助動詞を
これて、助動詞のてを、動詞のあき合して約まれるも いふ。これも、 左の一種あるのみ。
=T ー }
のなれだ、過去の動作の、現在よ残る意あり。即ち、今 」を〜 さ を〜 をさし でをき 刃
昔物語よ「前栽、いみeうをかし〜植るり」をあるなを、 これも、他の助動詞ざ*をそ、大よ異なるをころあり。
これなり。 そも、他の助動詞ざ*え、動詞(まれ よそ形容詞)よ所属
Uー

- H
、け ○ をで t しか するものなるよ、これを、花のsをく、瞬 が剤 な
これを、動作の終れるを、随か入いふ意よ用おるものょ を、常よ、助辞のの、がの下ょっくこをよして、1種特
て、水鏡よ「弘法大師、讃岐より、京へのぼり給ひき」 別の助動詞をいふべきなり。即ち、方丈記よ 「風よたへ
きあるなざ、これなり。 ず吹き切られたる炎、飛ぶがgくよして、三 三 」をあ
C十]未来助動詞をも、未だ来らぬ時を示す助動詞をいふ。 るなざ、これなり。 - -
これよそ、左の一種あるのみ。 助動詞も、動詞、形容詞のこを〜、語尾の動き活〜ものよ
|


○ ○ むむ |
して、その動さ活くよよりても、又、その用格を鍵ずるも
のなるこさ、前よもいへり。かくて、その用格の、動詞を
落窪物語よ「輪、1まさにろし給はらむを申せを、君、
ひさしきものを、形容詞をひさしきものをの二あるよより
かの、いひけむゃうならむをこそ見せかをのたまへご」
をあるなざ、これなり。又、このむ。古くて、な、もを通 て、二類よ大別せらるるものなり。即ち、左表の如し。
第一園へ動ョ ミ、 そのェをひ㎞〜す )* * そ Fェをっ を し〜するもの)
シ二 式三 き剥 *五 ㎞ 記二 第五
鍵化 愛化 化 化 愛化 愛化 愛化 愛化
* *
○ ○ ちむ らむ らめ
想像 *せ まく きし まし ましか
○ おり めり ある めれ ○ ○ らし ちし ちし
感嘆 OC なり なる なれ 決定 べく べく べし べき べけれ
希求 ○ ○ なむ ○ C 過去 け ○ 次で とし しか
なり なり なる なれ 比喩 をさ〜 さを〜 ごさくし ごをき をさけれ
* たち たり たり たる たれ 第一闘、第二園、さもよ、大かたも、動詞、形容詞のをさく、
しめ しむ しみる しもれ いづれも、五段よ鍵化するものなり。光も、助動詞1 より

「。 せ す する すれ
ても、唯、三段よのみ鍵化するもの、又、鍵化しても、語尾
させ させ さす さする さすれ のひを しきもの、又、或も、語尾の、全く、鍵化せざるもの
れれ るるる るれ
㎞ もあり。されざ、その鍵化せざるものをいへざも、その鍵
**
受動( られ ちれ ちる ちるる ちるれ 七すこ9生 - * き
化する性質をもち、従ひて、いづれも、用格を備ふるも
て て つつる つれ
に ぬ ぬる れ ね のなれて、なは、助動詞たるべきものょして、助盤を、
* たち たり たり たる たれ その間、明かよ、匿別あるなり。さて、その用格も、動
けり けり ける けれ 詞、形容詞のをころよ、委し〜いひたれぞ、ここよ も、
(18)






その大鶴1 っきていはむ。即ち、第一圓なる助動詞の第




*
Jシ調
シ『。シ
- ー 十ーシー -
語法、摘要
1鍵化え、即ち、接績鮮の を添ふるさきえ、未然の接 る、何故「 か行かぬなざの類、これなり。又、第五鍵化
績格をなるものよて、たをへだ、花散り% 、家ょ騎リ え、接績鮮の をそふるさきえ、己然の接招格をなる*
たちをなざのをさし。また、第二鍵化え、聯格をなるも のなり。例へだ、乳剤、雨降りしかむなどの
のょして、たをへだ、「剛刃風もふかず」「筆を 類、これなり。又、この第五鍵化も、命令格をなるこさ
劇、字を書かしむ」などのささし。又、第二愛化て、 *、又、こその助辞、 上ょあるをき、終止格となるこを
熟語格をもなるものなり。問はず 調、貸たり顔、行かし も、動詞1 異ならず。さて、か〜、第1圓の助動詞え、
め得るなどの類なり。されを、助動詞第二鍵化の、名詞 いづれも、その用格、動詞をひをしきものなれざ、中よ
よ連なりて、熟語をなるも、質1 、僅僅たる場合1 して、 え、例外なるもなき1 えあらず。たを へだ、第五鍵化え、
1 格をして見るべき債値なきものなり。ただ、動詞、又 接績鮮の を添ふるさきて、己然の接績格をなるものな
え、形容詞よっづくをきえ、この段よりするなり。又、 リをえいへ、かの想像のちむえ、接傾格をえならざるな
この第二堤化え、命令鮮の引を添ふるさきえ、命令格を り。又、第二鍵化え、助鮮のFの添はりて、命令格をな
なるものなり。たさへだ、行剤 、押させよ、か引 るをえいへ、そも、唯、役動、受動の全鶴さ、過去の中
隠してょなどの類、これなり。又、助動詞の言ひ居わり なる 」をのみょて、他え、命令格をえならざるなり。又、
て、名詞をなるこをあらざれだ、第二鍵化も、無論、名 第五鍵化を、決定のたれ、不然の剤、また、過去の
詞格をもならざるなり。又、第三鍵化も、終止格をなる れの約まりたるれのみを、そのままょて、 命令格をな
ものなり。たをへだ、行かしむ、花なり、請みぬなどの れざも、その他も、みな、命令格をなるこさなし。さて、
類、これなり。又、第四鍵化え、形容格をなるものなり。 また、ここ よ、一言してたかざるべからざるえ、過去助
たをへだ、行きぬる人、映きっる花などの類、これなり。 詞のうちなる引を いふ詞のこさなり。これえ、なほ、
又、この第四炭化え、 、ゃ、か、なもの係鮮、上よあ 奈行陸格活さひさしく、その第五賞にて、命令さなる時
るをきょ、 終止格をなるものなり。 例へだ、花ぞ咲きぬ て、 和をっづめて、和をいふさを よて、かくっつま
りたる時も、運過去の性質を大ひ へょ、言令の意
て、ひょ “:引きさ***ミ“ー。又、同じ〜動 所属の助動詞
のみをあうはすなり。要するよ、ねも、命令のためよ出
で来たるのみ。又、第二園なる助動詞も、形容詞さひさ シょょ『、その所属を異よするものよて、
し〜、その要化するよよりても、各、 用格を備ふるもの
。即ち、第一鍵化て、夫医 り“ ㎞ “ “(。もなざの如く、連譲すれざ、他の第一、
g ㎞t、第三畳
シ科をなり、第三塁にて、 第三、第四、第五鍵花よそ、連 せざるがsをし。今、こ
七に、らミ
第四鍵花そ こょ、助動詞の所属を明かょして、そが連績するさまを示
*
シょして、また、ぞ、ゃ、か、、なむの シ
さむ。
“き、 正格さsり、シ 名詞所属の助動詞、
の様標格よLて、さた、gの助 上rあるさi、 なら なり なり なる なれ
終止格さなるものなり。されざ、これよ*、又、例外あ き たち たり たり たる たれ
りて、一般よ論ずべからざるこさ、なほ、 第1園の助動 名詞所属の助動詞え、即ち、この二種よして、たき へざ、
調よ於けるがsをし。1例をあ*れて、かの想像のちし 花なり、父たりなを、いづれも、名詞よ所属して、その
のささき、他の助動詞のをさ〜、終止格をそなれざ、形 意義をそへたるなり。この外、て 、て 、ち 、
容格、接績格をもならざるがこさt。 なを、助動詞よ似よりたるものあれを、そえ、 い 、
助動詞え、前よもいひしがなをく、名詞(代名詞、数詞を 又、さい への約まり、もしくも、界かりたるものよして、
含む)動詞、及び、他の助動詞よ*連績して、その意義を 眞の助動詞よそあらず。
歴ふるものなりさえいへ、各、その所属*りて、 に『1、 動詞第一鍵化所属の助動詞
連 する、の1あらず。たさへて、な、ょ、 、ぬる、ぬ ず ず ず ぬ ね
「、 り、 「「


行行き
たきり
- - -




れさいふ助動詞て、行うな し 不然 ざら ざり ○ さる ざれ
○ ○ らじ ○ ○
る、行きぬれを、動詞よ所属して、連績する*のなれざ、
語法 摘要
語法 擁 要
をそ言はざるなり。又 これよ反して、うけさ引、たきさ
(46)

ませ ゃま〜 まくし まし まくしか


想像 -
希求 ○ ○ なむ す たちちる、せらるなざ連槍すれざ、うけォ、れ剤、
せ す する すれ たちる、せるなざさえ、連績せざるなり。もを、この助動
役動
「*
しめくしめしむ しむる しむれ 詞も、同意同性の詞なれざ、その所属の別あるより、か
させ さす さする さすれ く、二の詞を生じたるなり。
る るるるれ
れ 動詞第二鍵化所属の助動詞。

受動( られ られ ちる ちるる ちるれ て て つつる っれ
未来 ○ ○ む むめ 1ま ぬ ぬる ぬれ

動詞第一鍵化所属の助動詞え、 以上十三種なり。さて ち たり たり たる たれ
その連緑するさまそ、行かず、 行かざらむなざ、第一鍵 **
化の語尾より、直1 、助動詞1 連績するものよ て、すべ
ての動詞え、以上十三種の助動詞のすべては連線する* 動詞第二愛化所属の助動詞え、以上五種なり。即ち、行
のなれを、そのうちよて、役動の中のせ、せ、す、する たり、覚め以 も、押 なを、いづれも連績するもの
すれを、能動、受動のれ、ね、る、るる、る和をそ、四 りさえいへ、なは、右の中、一様1論ずべからざるえ、
段活、たよび、奈行、長行の鍵格活1 のみ所属 し、させ、 かなり。この湖シ、加行史格 の場槍
させ、さす、さする、さすれを、られ、られ、ちる、ち を連績して、来けむさいへど、来し、来
るる、ちるれをえ、上一段活、下一段活、上二段活、下 はず。し、しか1 緑〜さきえ、第1 鍵化
二段活、たよび、加行、佐行の鍵格活よのみ所属するな
= リH
が、第二愛化の資格をなりて、来し、薬Uかをいふなり。
リ。されて、行かす、居らず、請まる、死なるなを連績 源氏物語なざょ「きしかた、ゆくする」をいふ例あれざ、
すれど、行かさず、居うさカ、調剤 、死剤なざ
。 例る。又佐行 務 の場合 を、シ、
り、よrtrも、ょ***メょ ていヘメ 、ぎし、愛し “ も引:*こま*。 ひも、しけれず 、シ ょ Kいて、
がなざさていはず。し、(かょ演ノ〜ミきも、第一鍵化が、
* シょ達績するこさをなりをるなり。なは
第二愛化の資格をなりて、せし、せdかさいふなリ。か また
〜て、加行鍵格活て、第一、第二標 化、さもよ、 *よ績 “、 一の特例を いふべきこをあり。うへよ
撃げたる助動詞のうち、
- -

“日 ち 、『
『ト、 ●
かず。又、奈行長格て、な、よ、a、gる、ぬれ、かさ もらおさ、ちしさ
べU、

へき
# ー
い*助動詞ょえ連績せざるなり。即ち、 来き、 死にお、 言メ
、べはれをそ、かく、 第三鍵化

別属の助動詞なれざ
去に引きなざさえ、いはざる がこさt。その外を、 上一段活s動詞ょかぎり、第二愛
みな、
他さひさしく連績す。 シくこさ**るなり。今、その用例を もれて、
古今集 ま「花をや見らむ云云、高葉集よ、「君こそ見らめ
動詞第三鍵花所属の助動詞。 芸芸、」また、同書よ 「橋みて煮らしも云云、後撰集ょ、
K禁 まeく まじく、まじ まじき まじけれ 「来て見ペ 人も云云、源氏物語よ「をもかく*用カべき
○ ○ ちむ ちむ ちめ
めり めり める めれ 則剤、着るちU、見るべき、用ぬるべきなざいふべ
f
感嘆



ちらし
なり
ちし
なる
ちくし
なれ
きなり。
動詞語四鍵化所属の助動詞。
決定 なち なり なる なれ
決定 べく べ〜 べし ペき ペけれ_
唯、この一種のみ。但し、
動詞第三史化所属の助動詞て、以上六種なり。す*も、
獄りむ、浮〜あり、去から 、見るなり、 Cなざ、
大かたえ、連績すれを、唯、例外を*いふべきて、長行シ
格活なり。この活の第三鍵化より績く助動詞え、一*あ て、動詞第五鍵化所属の助動詞そあるこをなし。
(47)

らざるなり。そも、長行鍵格第三鍵化の語尾そ、長行四 助動詞も、また、動詞よひさしく、五鍵化あるこさえ、
語法 摘要

Jー -㎞
- - - * - *
語法 摘要
(48)

己ょ、前よ説きたり。さても、そが、他の助動詞よ連績 馴、例剤、例剤 、御剤、例判


するさまも、動詞をひさしく、その活段よより、各、ひ め らる、行かしめむなざ、いづれよも連績すれざ、過去
さ しからず。今、左よ、第1鍵化より、つぎつぎよ、そ 詞の第一鍵化ても、行剤 、御剤 む、行剤
が所属の助動詞を示さむ。 などを連績すれを、他のず、 リ、Uむ、さす、ちるな
助動詞第一鍵化所属の助動詞。 ざよえ、連績せぬが如し。
ず ず ず ぬ ね 詞第二鍵化所属の助動詞。
*
想像

ませ

ざり

恐よく


らじ

ざる
らじ
まくしゃまくしましか

ざれ



たち


*よ
たり

つつる

たり
ぬる
つれ
ぬれ
過去 たる たれ
希求 ○ ○ なむ ○○ けら けり けり ける けれ
しめ しむ しむる しむれ け ○ * てくしく しか
魔え
『{ させ させ さす さする さすれ 助動詞第二鍵化所属の助動詞も、以上五種なり。たをへ
能動f れれ るるる るれ を、調 りりも、行かせ 、着 うれぬ、刃、相
鍵 られ うれ ちる ちるる ちるれ なりけりなざ連績すれざ、こも、助動詞よよりても、連績
未来 ○ ○ むむ め するものを、せぬものをあるこを、第一鍵化よひさし。
ョ可O
助動詞第一鍵化所属の助動詞え、以上十二種なり。たを 助動詞第三鍵化所属の助動詞
へだ、行かしめず、乳剤、着ちれなむ、刺剤 不然 まじく まじく まじ まらき まじけれ
ぎちむなどのをさし。然るょ、この助動詞を、動詞のを O O ちむ ちむ ちめ
*(、いづれょ*通じて連 するものよあらず。たをへ
ど、役動詞の第1鍵化Uめて、行かもめガ、御剤 * ○
めり

めり
ちし
める
ちし
めれ
ちし
感嘆 0 ○ **mり * *れ
決定 べ〜 へ〜 べし へきて へけれ
『ェ㎞
助動詞第三要化所属の助動詞に、以上六種なリ。例へて、
㎞ シ化するもの。
新 る も、行かしむ も、打たる*り、剤 、 、時を有せり。即ち、第一愛化
そ未来、 第三鍵化を過去
『三塁花を 第四鍵化さを現在
㎞。、シするなす と、 『五シミ通去、をよび、現在なり。かくて そく㎞
シょょうてえ、連 するものを、せ のきり 動詞の部入、委Lく設明したれて、準へて知るべし。唯、
勤動詞第四鍵花所属の助動詞。 ここよ説明せざるべかちざるえ、時をあちはすべき助動詞
条禁 またく まむく また *まじき まじけれ が、動詞、又え、他の助動詞1接績する時え、いかよ、時
○ ちむ ちむ ちめ をあらはすかさいふこさなり。か〜て、時1 え、過去、現

めりめり める めれ 在、未来の三あるが中よ、助動詞よえ、過去、未来をあち
f ○
なら

なり
ちらし
なり
ちし
なる
らくし
なれ
はすものあれざ、現在をあらはすものな〜、現在え、動詞
の語尾、自ち、時をあちはすものなれだ、ここょいふべき
* べ〜 べし べき べけれ かぎりよあらず。左よ、過去、未来をあらはすべき助動詞
をあげて、そを説明せむ。
比論 sを〜 きさく をさし ささき でさけれ
過去の助動詞。
助動詞第四愛化所属の助動詞て、以上七種なり。たさ つつる つれ

て、父たる 〜、鳥なるらむ、起きざるめり、粛なる
1 ぬ ぬる ぬれ
りU、調 するなり、刺カたる し、行さuるsをくな
たり たり たる たれ
けり けり ける けれ
るものを、連績せざるものをあり。か〜て、助動詞の第
(49)

C&で し しか
五愛化1所属すべき助動詞のなきて、なは、動詞第五母
語法 摘要
- = 』-シ
** 『*** 『 シーシ『 』
語法 摘要
(50)

この助動詞の第一鍵化なるて、な、たら、け などのs 動詞の第二鍵化 (即ち、過去をあらはすべき資格を有する


さきえ、もさ、過去の詞1まえ相違なけれざも、第一鍵化 もの)
え、未然段をなる性質のものなるが故よ、即ち、鍵化
の時よ影響せられて、いづれも、過去を醸想する 詞 さ ㎞ 1て つつる つれ
1 ぬ ぬる ぬれ
なるものなれぞ、過去の助動詞の中よさそ加はち ざるな 翻 翔
受け マ たり たり たる たれ
リ。
以上五種の過去の助動詞の中 よそ、前1 説明せるが如く、
㎞ けり けり ける けれ
多少の異同あれを、将よ、過ぎ去らむをするをき、たよび、 ㎞」o t tか
己よ過ぎ去りたる時をあちはすものょして、いづれも、過 かくのをさ〜、動詞の第二鍵化よ接績 して、過去をあらは
去の意義を有するものなり。さて、これらが、動詞1所属 すものよて、割か 、見つ、蹴たり、湖ち引 り、剤、
して、時をあらはすえ、己よ、前よ、その所属をいへるが 貸き、去よし、有りぬるなざ、いづれも、過去をあらはせ
o
でさく、もをより、過去の助動詞なれを、又、過去をあち
はすべき資格を有する段1 のみ接績するものなるや明かな 未来の助動詞
り。か〜て、動詞、助動詞の過去をあらはすべき資格を有 むむ め
する段え、一二の例外をあれざ、第二鍵化を、第五鍵化さ この助動詞も、即ち、将よ来らむをするこ*をあらはすも
なり。然るょ、第五鍵化の過去をあらはすものえ、接績格 の よして、即ち、未来の助動詞なり。この助動詞の所属す
の場合のみなれだ、助動詞入封してえ、時の闘係なし。唯、 るさころえ、即ち、動詞の第一鍵化なり。左1、例をあげ
ここよ、説明せむをするをころのものも、第二鍵化 ょ、過去 て、そを説明せむ。
助動詞が接績 して、完全なる時をあちはすさまを示すよあ
り。
同の第1鍵化(即ち、未来をあちはすべき資格を有する
もの)
くB


V





t



、ち

* 対
武 け一

即を

(

、うべ有
過言


格ち去き
さ きめ
来 もの
)


貸せ

ざり
り 不然
夫 な
有 ちこ


想像
なり
*
即ち、議 む、見め、朝 、割剤、割、料引、割
* 、新劇など、いづれも、未来をあうはせリ。
以上も、過去、ま来の時の大署なり。然るょ、現在をあら


はすべき助動詞て、わが國よて、1 *%ちざるなり。され

させ

たる
たれ
たり
たり
を、現在をあちはすさきて、すべて、動詞も、助動詞も、


シ』 れ

ける
第三愛化よてあらはすくのょて、たをへて、調む、見る、


けれ
けり
けり
部むなり、見るなりなざのごをし。

し、か




*

*きて、次よ謎明せざるべからざるこささて、以上の助動詞が
更よ相連績して、動詞よ添はりたるをきて、いかなる時を


あらはすかさいふこさなり。然るょ、未来の助動詞て、過

-
去の助動詞を受くるこさ*、又、それょっづ〜こさもあち
さるものなるが故よ、ここよ、説明する必要なきなり。ただ、


、劉

受拘

いめ
行か

かく




(51)

ここよ、説明すべきえ、過去の助動詞が、他の助動詞を連績





義あす
過はの
*





特有





して、あらはすべき時なり。か〜て、過去の助動詞の所属
語法 摘要
語法 摘要
(52)

なり。然るよ、ここよ、1 言せざるべからざるこさえ、も れ れる まQ るるれ


し、過去の助動詞よ、過去の助動詞の添はれるさきそいか られ ちれ ちる ちるる ちるれ
よさいふよ、そそ、大よ、過去の意を強くするものょて、 以上え、即ち、助動詞が、単濁よてあちはすさころの自他
言はだ、全過去をもいふべきものをなるなり。たさへだ、 なり。さて、この助動詞の、あるものが、更ょ相連績 して、
例剤、訓 たり引り、額ち 以り、剤 、飼ひ 1種の能動詞、受動詞を形づくるこさ、左の如 し。
もなをのさきし。 能動詞
助動詞も、動詞さたならし〜、役動、能動、受動詞ありて、 しめられ しめられ しめらる しめちるる
各、能く、自他を匿別せり。これち、各助動詞の性質ょいたり しめらるれ」 せられ せられ せらる
てえ、己よ、説明したけり。今、ここよ、いはむをするきころ せらるる せらるれ」 させられ させられ
のものも、これらの助動詞が、動詞、たょび、他の助動詞 させらる させらるる させらるれ」
ょ連績 して、如何なる自他をあらはすかをいふこさなり。 受動詞
今、左よ、例謎をあげて、そを説明せむ。 しめられ しめられ しめちる らしめちるる
役動詞 しめらるれ」 せられ せられ せらる
しめ しめ しむしむる しむれ せらるる せちるれ」 させられ させられ
せせ す する すれ させらる させら るる させらるれ」
させ させ さす さする さすれ こも、即ち、役動詞の第一鍵化が、能動詞、受動詞よ連績
能動詞 して、生じたるなり。か〜て、前の、助動詞が単濁よてあ
れれ るるる る社 らはす能動詞え、唯、自ら能くし得るをいふ意なれざ、右
られ ちれ ちる ちるる ちるれ の如く連績する時え、役動を能くし得る、即ち、他を使役
受動詞
し得るさいふ意さなるなり。また、前の、単満なる受動詞
saたて、電の受身さなるのみ*れを、ここのて、シシ
ざ・ご *6シ)
受*さなる*のなれて、他ょ役せうるる*sょて、即ち、表 うみ
役動詞なり
さて、今、右ょ設明せるきころを一括して、助動詞が、動
調、なょび、動動詞ょ連績して、あらはすきころの自他を 書㎞ 蹴しむちる
“シ 蹴させらる
示さむ。
亀(四段活の自動詞)
起(上二段活の自動詞)
* シ
飽かる 起きちる


『シ 飽かせらる

-
シ 起きさせらる
「『 徳かす シ㎞ 起きしむ 起きちる

着(上一段活の他動詞)

受動文館かしめ ちる
飽かせらる
(被役動)

㎞もさせらる シ
受(下二段活の他動詞)
着らる

* ちみ
着させちる 『㎞ 受けさせらる
後受動{着さす 看うる シ㎞
『 受けしむ {けらる
-
3 シ
受動 着しめらる
(被役動) 受動 受けさせらる
シ動
語法 摘要
---
『- - シ
(54)

か〜のこを〜、動詞て、*を、自動、他動の二のみなるを、 り。この助鮮え、言語上、濁立よ用おちるるこさな〜、唯、
か 〜、助動詞の添はる1 よりて、いづれも、役動、能動、 他の詞の下1 つきて、その意義を助(るよ止まれり。その、
受動の三1 鍵化するものなり。 助動詞を異なるえ、鍵化せざるよあり。されぞ、その鍵化
助動詞よ、崇敬の意をあらはすものあり。その、崇敬をあ より生ずる用格をいふものもなし。さて、助鮮を分類して、
らはすべき助動詞をえ、前の自他のさころよ説明せる助動 不然鮮、感嘆鮮、希求鮮、命令鮮、禁止鮮、疑鮮、連鮮、
詞よて、その助動詞も、悪く、崇敬の意をもあちはすなり。 強鮮、指定鮮、指示鮮、比較鮮、分量鮮、決定鮮、反動鮮、
即ち 「競かせたょふ」うちのたまはせて」書かせせたま 接績鮮の十五種をす。
ふ」なざえ、役動詞の添はりて、崇敬をあらはせるもの、 C1]不然鮮さえ、打消の意をあらはす助鮮をいふ。これよ、
「長のよしをせりれて「的の言はるるょえ」なざて受 左の二種あり。
動、能動詞の添はりて、崇敬をあちはせるものなり。さて、 で これて、ズシテをいふ意を示すものよて、古今集よ
又、これらの助動詞が、更よ重なりて用おらるるさきて、 「待てさいふよ散らでtをまるものならを何を機よ思ひ
層重き敬語さなるなり。たをへて 行かせうる 付させる」 まさまし」 をあるなど、これなり。
なざのこさ し。かくて、これらの即動詞こそ、敬語 よ用おら 引 これを、俗言のナイノニをいふ意を示すものなり。
るるをきそ、大かたて、役動、受動、シの意こそあらはさ 即ち、萬葉集よ「ますらをさ思へるわれも草枕たびょ
ざるものなれざ、又、時をしても、崇敬の意をあらはすさ しあれて思ひゃるたづき*知ら 三 」などありて、
同時1 、その意をあらはすこをもあるな*ッ。たとへだ、人 古き助鮮なり。
Uて問以せ剤なざいふをさえ、問はせよ、使役の意も 【二]感嘆鮮さえ、物事入感じたる情をあらはす助鮮をいふ。
あるなり。 これよ、左の十二種あり。
●助鮮 助鮮をえ、たを へ だと な これて、俗言のョナアをいふ意を示すものよて、大
枝上ょ暗くをいふ旬よ於て、 が、 鏡よ 「いを悲しきこさなりな」をあるなざ、これなり。
|-シ口
|}
ー口
- ** や
れて、俗言s て、シ
-**
てい う・て、前g よ、お 、 も、
、 ㎞に て遠『いほ㎞。"の 合同

出て
たる
もの



その
意 来 も、
区て、 のも
㎞Uり」**る**いては。 *を、
この三っる、前のみ、*ょりえ き*のェて、 ㎞
ょくよか しる や」 又、古今集1 「がすが野の雪間
学式訴日記よ「物を愛saゃ」又、澤氏物語ょ「かん をあけて生ひいづる草のはっかよ見えし者 も」 をあ
の君の御はらかう大納言、高砂うたひしょ」をあるな るなを、これなり。又、萬葉集ょ「たくれあておれ
ざ、これなり。 や態ひむ春がすみ たなびく山を君がこえいなざ」を
対 これて、俗言の引 の意を示すものょて、土佐日 あるものやて、疑鮮なれて、混同すべからず。
記よ「はしきものぞたてすらむさえ、今めく*のか」 る、を これて、や、ょょになじ。万葉集ょ「山のはよ
をあるなざ、これなり。 あちむらさわぎゅくなれをわれて激しる 若よしあはれ
が これも、俗言のチャナァさいふ意を示すものょて、 を」古事記よ「八雲たっ出雲やへがき妻をみよ八重垣
前のかを、なを合したるものなり。即ち、徒然草ょ「人 っくるその八重がきを」なざまりて、古き助辞なリ。
の心を悪かなるものか 」 をあるなざ、これなり。 C三 番求鮮さも、心よ欲するこさを、他よ求むる意をあら
が、これえ、俗言のカァをいふ意を示すものよて、
はす助鮮をいふ。これよ、左の四種あり。
前のかを、 *を合したるものなり。即ち 高葉集よ「か
や これを、俗言のタイョー』をいふ意を示すものよ
り人のころも染むさいふ紫の心ょぶみて患はゆるか
も」 をあるなざ、これなり。 て、大領ょ「いでいで承ら ゃ」をあるなを、これなり。
この承うてやえ、 を、第一足化の接随格よいひ、
これも、俗言の さいふ意を示すものよて、字 さて、引かなざの語をはぶき、感嘆群のャをそへた
(55)

治拾遺物語ょ「これ見ょ、まこさょを日した々 」を るなりをいふ説あり。さもありなむ。されぎ、今て、一の
あるなざ、これなり。
助鮮をなれるものなれぞ、ここよあげたり。又、ここよ
語法 擁 要
「j』
い。『シ』
語法 摘要
6) 古今集ょ「心あてよをち剤をちむはっるものにさま あるなざ、これなり。又、打消の鮮をそふるさきも、
、5
をはせるまら菊のはな「思ひっっぬれ剤人のみえっ 刃を韓じていふこを、萬葉集よ「霞たっかすがの里
らむ夢をふりせざさめざらましを」なをある の の梅の花山下かせよ散りこすなゆめ」 をあるが如し。
そ、疑鮮なれだ、こえ、希求の意をあらはすこをなく、且 C四]命令鮮さえ、他よいひ仰する意をあらはす助鮮をいふ。
っ 希求の剤て第 愛化よっ つくのみなるょ この これよ、左の二種あり。
やえ、第五鍵化よ*っづくものょて、混同すべからず。 これて、然なせを、動作を命令する意を示すものよ
も対 俗言の刻剤をいふ意を示すものよて、古 て、正統記ょ「われを見るさをくせ を勅し給ひける
今集よ「かひがねをさやょ*見Uがけけれなく横をり 事云云」 をあるなど、これなり。
ふせるさやの中山」 をあるなざ、これなり。又、この これも、前のよたなじ。萬葉集よ「わたり*り舟渡
助鮮よ、他の助辞をそへて、Uがな、FLが、てしが、 せ をよぶこるのいたられてか*権の音せぬ」なざあ
刃、刃など、用おるこをあり。 りて、古き助鮮なり。
もが、これて、前のよ同じくして、萬葉集ょ「わが宿の C五]禁止鮮をえ、然すなさいひさざむる意をあらはす助鮮
尾花が上のあら露をけたずて玉ょぬくものょ*が」を をいふ。これよ、左の二種あり。
あるなど、これなり。又、これも、前のよひをし〜、 対 これて、然する初れをいふ意を示すものょて、正統
渕、刃、刃なざ、用おるこをあり。 記よ「日女、今より、釣食ふ%、又、天孫の鶴よまお
ここれを、 俗言のクレョさいふ意を示すものよて、 る対 をなむいひ含めける」をあるなざ、これなり。
萬葉集ょ 「難波津ょ みふねたろする やそかぬき今そこ 対、 この対 て前のなよたなじく、そえ、それを急が
ぼぬぼ味は っげ剤」をあるなど、これなり。又、この する意を示すものよて、源氏物語よ「つきざりなるこ
を、Gを鶴じて、いふこをあり。伊勢物語ょ「きぶ密 さ のたまひ 」をあるなを、これなり。 この助鮮え、
くもの上までいぬ ペ〜だ秋風ふくを雁よっけこせ」を *る説よ、漢文の句調の韓入せるものよて、例へだ、
『iし
H -
「博』ょ行〜* 畑うずょざいふ ペき、を、 湖 うず何れ 行
*をも、語と韓倒していい *り“pさしかるペt ㎞。いふ。これj、左の四種あり。
が これも、語を〜 語 との間よれ
も」い へり。又、 十日〜も、下のそを界(してい ひたる例あ も、
ていふ*のょて、正統記よ 「かの義上の語を、七を し
園が孫なリし義氏
リ。即ち、落葉集ょ『妹があたりわが神ふちむ本の間 して」 をあるなど、これなリ。
よりいでくる月よ雲なたなびき」をあるなを、これな の これて、上の調の意を決め、下の詞を主としていふ
り。
ものょて、正統記ょ「大倭の磯城島の金刺の宮 ょまし
【六]疑鮮さえ、疑はし(定めがたき意をあちはす助鮮をい
ます」をあるなざ、これなり。
ふ。これよ、左の二種あり。 引、 この二って、共よ、前のよたなじ。古今集よ「風
判、 が この二っさて、共よ、その意えたなじけれざ、
ふけを沖っまらなか立田山夜はょゃひさり君がこゆう
のかたそ、何、幾、誰、如何なざいふ詞の下よも置か む」又、同集ょ「*ふみのや鏡の山をたてたれてかれ
ず、その時え、すべて、かのかたを用おる定めなり。
てぞ見ゆる君が千をせに」をあるなを、これなり。か
又、ゃのかたえ、動詞、形容詞、助動詞の下ょっくさ 〜て、ゃのかたえ、☆ の意よて、名詞を、名詞さを
さえ、必ず、その第三鍵化よりる、かのかたえ、その 連ぬるょ用おるこさあり。即ち「型や笛や弱や」など
第四鍵化よりするものなり。即ち、古今集よ「夜やく いふ、これなり。
ちき路ゃまをへる郭公わが宿をし*すぎがてよなく」 C八]強鮮さえ、語勢を強め、かつ、語調を助くる助辞をい
伊勢物語ょ「田舎人の歌ょても、除れリゃ、足らずや」 ふ。に孔よ、左の七種あり。
今昔物語よ「何わざまてたるるょかあちむ」古今集よ t これて、共よ、これを取りいでて強むるものよ
「秋かせの吹上よたてる自菊も花かあちぬか退のょする て、徒然草ょ「位高く、ゃんきさなきをしも、勝れた
が」 なざある、 これなり。
(57)

る人さやそいふ」 又、源氏物語よ 「さりさも、あこも、


C七 連鮮さえ、名詞、代名詞を結合して、一の名詞をつ〜 わが子ょて あれょ」をあるなど、これなり。
語法 摘要
- 『-』-- }}
語法 摘要
(58)

を、 これを、共よ、同じ動詞を重ぬる時、その間よ これて、事物を、共よ合せて指定する、のょて、正
さしはさむものょて、古今集よ「生きgし生けるもの、 統紀よ「皇子も失はれ給ひぬ。頼政も減びぬ」 をある
いづれか、歌をよまざりける」 又、水鏡よ 「鬼え、童 なざ、これなり。
を、外へひきいださむさを、童え、鬼を、内へ引き入 の これを、上の詞を主をしていふこさ、連鮮のののs
れなむをするほどょ、夜え、ただ、あけ あけなむを さし。即ち、正統記よ 「未だ、秋のをさめ よも及ばぬ
す」 をあるなざ、これなり。 1、世の中のなはりよける」をあるなど、これなり。
パ、 引、引 これえ、共入、 前の日、 およたなじ 即ち、 が これも、前ののよたなじ。即ち、古今集よ「うっっ
萬葉集よ「わがせこがあさふみもさめたひゆかぞ紀の よそさ*こそあらめ夢ょさへ人めをもるを見るがわび
闘守いをざめてむかも「あちをちを妻子のなりをを思 しさ」 さあるなど、これなり。
はずろ年の八をせをまてを来まさず「ゆこさきょなみ 列 これて、廣き物の中より、その一を指すこさを示す
なさるらひるるへょえ子を 妻を ちにさてち*きぬ」 *のょて、古今集ょ「のこりな〜散るぞめでたき標花
などありて、皆、古き助鮮なり。 ありて世のなかはてのうけれぞ」 をあるなざ、これな
り9
(九D指定鮮をえ、事物を、それを指定する助鮮をいふ。こ
れ よ、左の八種あり。 対 これえ、それを、1ったさへて、確かょいふ意を
も これて、物二っを差別して指定する意を示すものよ 示すものよて、伊勢物語よ「時え、秋よ剤ありける」
て、伊勢物語よ「奈長の京 はなれ、この京 、人の をあるなを、これなリ。又、この助鮮を、古くえ、対
家、未だ定まらざりける時よ」 をあるなざ、これなり。 もを通じて用おたるこを、 萬葉集1 「いっえなもこひ
又、この助鮮え、をの下よっくさきて、音便ょて、を ずありさえあらねざもうたてこのなろ態のをげきも」
を濁るものよて、源氏物語よ「前よりゆく水をを、 をあるがをさし。
初瀬川をいふなりけり」 をあるなざ、これなり。 ここれて、前の よたなじけれを、それよりえ、狙
*、は説艦が*てを忌を す* ょ て、シ・ょ すょん
も、秋 こン、まされ」 きあるなど、これなり。 * は
比べていふよ用 おるものよて、 正統記
を これて、事物をさし示すさ同時よ、そを虜分する意 ょ「名
を示す*のなるが故よ、この助鮮の下よそ、必ず、他 おり
C

見 、“て、人ょかさず」をあるなど、こ㎞
シりまりはるる定め*り。正統記よ「いよいよ、微

*

これ








*
をきはめ、権をほしきままよす」 さあるなざ、 これな その品位を定むるも
け。
シょ「1日の命、萬金 りも重L。年の
f 『**轄し」をまるなど、これを
いま こ ェ、左の三種* 左の十一種あり。
ミシ。
ュ、( こえ、共ま夫かた同意なれを、 のかたミ ㎞、のか、これえ、共よ、それを限りていふょ用*
事物を、それを、明かよさL示し、ペて、そのあたり るもの1て、正統記 ょ「中古ょりこの方、その名はか
を、大かたよさし示すものなり。即ち、源平盛衰記ょ リみて、戒鶴を守るこを絶えよけるを」又、源氏物語
「三位中将指gて、云云、その身て八島 まりながら、 よ「泣きょの 造きたまへぞ」なざある、これなり。
心え、都へかよひけリ」をあるなど、これなり。 だ これも、俗言のデサへよたなじく、軽きかたをあ
げて、除の重さかたえ、なはさらなりをいふ意を示すょ
これて、事物を、『〜指示する*のょて、シ 用する。即ち、紫式部日記ょ「一さいふ文字を 書
ま「ををっひより、腹をやみて」をあるなざ、これな
リ。かくて、このをを、指定鮮の を混同すべか* きわたし侍らず、いを手づっよ、あさましく待り」を
ず。 このをの 下よも、必ず、 自動詞があちはれ、 指定 あるなど、これなり。
鮮のよそ、必ず、他動詞の現るる*のなり。 だ、これえ、前のだ入を、 *を合し、 その の略かり
(59)

【十二比厳鮮をも、事物を封比する助鮮をいふ。これょ、 たるものょて、三部抄ょ「われをたのさむ*のょだ、
語法 摘要
語法 摘要
(60)

あらだ、云云」をあるなど、 これなり。 C十三U決定鮮をそ、それをいひきはむる助鮮をいふ。 これ


すっ これえ、大かた、前のだ をたなセ意を示すもの よ、左の二種あり。
ょて、萬葉集よ「1 重のみ妹がむすばむ帯をすら三重 か これて、上よて断れ定まりたるを、再びたtきは
むすぶべ〜わが身えなりぬ」 をあるなど、これなり。 むる意を示すものょて、徒然草よ「嘆く人もありけむ
さ 、これて、あるが上よ、又、事物を添へ加ふる意を か 」 さあるなざ、これなり。
示すものよて、古今集よ 「枠弓たしてはるさめ今日ふ 引 これえ、 か しよたなじくして、 一きそ強さものなり。
リぬあすさ ふらえ若菜っみてむ」をあるなど、これ 即ち、詞花集1 「花すすき招かだここ よさまりなむい
なり。 づれの野ペ*っひのすみか 」をあるなど、これなり。
から、より これて、共よ、事物のうっりゆく程を示す C十四]反動鮮をも、然るか、決して然ちずきやうよ、その
ものよて、騎鈴日記よ「こぞから山をもりをみて侍るな 意をうちかへしていふ助鮮をいふ。これよ、左の六種あ
リ」又、古今集よ「枕よりあをより態のせめくれをせ り9
むかたなみぞをこなかよをる」 なざある、これなり。 ゃ、か これて、共ょ、その意てたなじけれを、その用
で、これを、事物のうっりゆきて、遂よ至り及ぶをこ おかたよ、差別あるこを、全く、疑鮮の名を、かをよ
ろを示すものよて、源氏物語ょ「日ごろふるまで、消 ひさt。即ち、古今集よ「月ゃあらぬ春 音の春なら
息もつかはさず」 をあるなざ、これなり。 ぬわが身1っえもさの身よして」「けふ来ずだあすえ雪
り、 これて、共よ、前のりょになじ。即ち、萬葉 さぞふりなまt消&ずそありをも花を見ましゃ」又、
集ょ「田子の浦ゆうちいでてみれて真自 ょぞ富士の高 正統記ょ「末代、いかでか、っっtませ給はざるべき」
根ょ雪てふりける」小筑波のるげき木の間 たっ島の なざある、これなり。 ●
めゆかなをみむさねざちな〜ょ」なざありて、皆、古 る、ゃ 、これて、共よゃょたなじく、古今集よ「思
き助鮮なり。 ひけむ人をぞを*1たもはましまさしや報いなかりけ
『-シ - *
「 」 又、万*: よ〜ゃ:まさeき、
ノ(
「ー

* * *といふきを ボす * よて、 *ロA『愛・よ


* ・ト
る雪の降** てますさ*っちょにかめやも」 なざある、 一ょ 、 ょ ょ*花のちリ〜さ *そ雲の *なたて春よやあ
あざ





詞もL
る、 るれ
こなり
これなり。
が 、か、これて、共ょ、がょになじ〜徒然草ょ「を 、

これ っ
1

動形助の


第ぞ
動詞
く容詞
りょまれて、何か ミはれならざらむ古今集ょ「撃た

ミ推し


サ意 い第
つくる
てひっ
ラパ量 みっ
もさ




一 。、





そ第
あ、のり
ラァなけゃ養ひささせよ三たびさだよ楽べき春か 」


*


古よ
即集「わすれ
られ

かかずよ
りち今ず
萬葉集ょ「種の下ふく風のかぐはしき筑波の山をこひ

な、


*
員料

あ、




あえ


も山

なら
ぬ のる
はれ
ざらめか*」なざみる、 これなり。



づくて

レパ
サの

よもの




ち これ

なりっ
【十五 接績鮮さを、上の語句を、下の語句よいひっづくる

即同

。集
らひの
なり
がつづく
をいる
せ既定
せる
事 も
助鮮をいふ。これよ、左の十種あり。


るれ よの
秋を
吹からかあ
う山

草る く木べ
も これて、意詞共よきれたるを受けて、更ょいひっづ

」。
なり
あな


らむ
らし

いこふ
〜るものよて、宇治拾遺物語よ 「さても、いかがすべ


F上

リの


これ
も 裏返し
語をレ句
きをのたまひけれて」をあるなを、これなり。又、こ


〜即、

もなり
れてるいひ
つづ こま

正記
ょれぞ
のち統
の助鮮を、次のをもをひさしさ意ょ用おることあり。


をえ
な、

二あこ
など
立ず

さしき

即ち、幡鈴日記よ「嵐のみふくめる宿ょ花すすきはょ

なり




こも


、。 が

然草
即な徒ょ

れじち
いでたりをかひゃなからむ」をあるなを、これなり。





みを




な悲
め きえる
あな
く覚ずらむ
を 、これて、上の語句の意を裏返して、推量の意を示
すものよて、住吉物語よ「われなからむあさなり。、

こなり

を。れ
示ょ
*
さ意
を 言す古
新よいふ
(61)

俗ノ


て『
これ |
なかなみならむふるまひせさせ給ふな」をあるなざ、
これなり。
語法 摘要
『 シー シ -
-- - - ーシー『j- 『ー』
語法 摘要
(62)

今集ょ「庭のに*てまだかわかgrタ立のそうさりげ 指示鮮
な〜すめる月かな」 をあるなざ、これなり。 比戦鮮
を これを、刃をいふ意を示す*のょて、更科日記 分量鮮 の引 引
ょ「この夢ばかりぞ、後のたのみをあけるを」をある かち まで(ゆ)(*)
なざ、これなり。 決定鮮
が これ*、俗言のFョ引ガをいふ意を示すものよて、反動鮮 が引
著聞集 ょ「この娘、云云、ひはだ屋を現じてそ見せけ 接績鮮 を
るが、まこをよそなかりけり」をあるなざ、これなり。 この助群ざ*え、唯、名詞所属をいひたれぎ、なほ、代
これをモ、サルモの意を示すものなり。 詞、数詞、副詞なざまも所属するものなり。これ、代
助鮮え、他の詞 ま添はりて、その意義を添ふる☆のなりを 名詞、数詞、副詞なざのでをき、語尾の鍵化せぬものも、
そいへ、みだりよ添はるもの1 あらず。即ち、名詞1 添は 助鮮を接績するさま、名詞さ異なちねだ、ここ1、名詞
るもの、動詞1 添はるもの、形容詞よ添はるもの、助動詞 をのみいひて、代名詞、数詞、副詞など、すべての鶴言
よ添はるものなざ、各、その所属ありて、定まれるものな を含めたるもの を知るべし、
り。左よ、名詞よ所属する助鮮ざ*を示さむ。 次ょ、動詞入所属する助鮮ざもを 示さむ。
感嘆鮮 * や よ を か かな か* そや 動詞第1鍵化所属の助鮮

不然鮮 で
疑 鮮 か 」 感嘆鮮 な
連 鮮 料 の
強 鮮 (いxろX )
指定鮮 の が を 動詞第二鍵化所属の助鮮
希求シ Hが、 。 ㎞
*令番 (*) 指定辞 が
禁止鮮 は そ 分量鮮 ばかり の たも
疑 獣 か H = TH 1』
すち
風 U メ から まで(#Xょ)
指定鮮 *むこ 決定鮮 ぞ
分量鮮 さ 反動鮮 か か
決定群 接操鮮 て ょ を が *
反動鮮 や 動詞第五鍵化所属の助鮮
動詞第三ェ化所属の助鮮 感嘆鮮 な や か
感嘆鮮 な 、ゃ( ) 命令鮮 を
禁止鮮 * 決定鮮 かも
疑鮮 や 反動鮮 ゃ
慰 鮮(ろx ) 接線鮮 ば を
分量鮮 ばか 以上え、動詞所属の助鮮なり。さて、これらの助鮮が、動
決定鮮 かし 詞よ接緑するさまをいはむよ、己ょ、前 ょ*説明せるがご
反動鮮 ゃ ゃん や、 さく、動詞よそ、五鍵化ありて、その鍵化よ従ひ、各、所
接績鮮 * をも 属の助鮮よも、別あるものなれぞ、第一鍵化よそ、第一鍵
り一シ 化所属の助辞を付、 三、第三、第四、 五 化ょ 、
( 感嘆 ょ を か かな か* そや さも 第二、第三、第四、第五鍵化所属の助鮮を 付するなり。今、
語法 摘要
㎞n-m - } =
- - } --
語法 摘要
(64)

左よ、奈行鍵格活の動詞をあげて、その用例を示さむ。(奈
第五史化 」
行鍵格活の詞をあげたるえ、五鍵化をもよ、その語尾異よ (感嘆鮮)
して、助鮮をの接績上、紛はしからざれぞなり) 死ーぬ
〜 (接績鮮)
-
ハざ (接績鮮)
第1鍵化 従来の文法書1、命令詞所属の助鮮さいふものあり。そ
で (不然鮮)
え、かの動詞が、命令格をなれる時、それよ属すべき助
死な小ーむ (希求鮮) 鮮よえ、定めあるものなれだ、その助鮮ざもを指せるな
だ (接績鮮)
リ。即ち、第二、第五関化所属なる感嘆鮮の 、命令鮮
第二塁化 の (を)、決定鮮のか 、接績鮮のを、これなり。ちか
ぞ (指定鮮)
るよ、これらも、動詞が、命令格をなるをきよ所属する
死ーに だよ(分量鮮)
助鮮よて、他の助鮮を等 し〜、動詞所属の助鮮なるこさ
ノ㎞ 明かなり。されぞ、ここよそ、別よ、さる匿別を立てず、
第三塁化 |な|
他の助鮮を混同して、列撃せり。さても、動詞1 よりて、
(禁止鮮)
接績するものを、接績せざるものをあるべし。例へだ、
死ーぬ ゃ (疑 鮮) 第二愛化所属の命令鮮のょえ、上二段活、下二段活、上
ノシ 一段活、下一段活の第二鍵化よ所属して、測3、受け
第四鍵化 」 、着す、蹴 なをさえいへを、四段活、たよび、奈行
ょ (感嘆鮮) を、長行をの鍵格活1所属して、行剤、列 」 、有り
死ー る小ー日 分量 なをさそいはざるなり。 これよ反して、第五鍵化所属
を (接績鮮) の命令鮮の を、四段活、たょび、奈行を、長行さの鍵
-
れ よ、有れよ
ー 、有れ、 な
の引、命令能のょ、(*)、決定鮮のかい、接績詳のもようづ 1
格活の第五愛化1所属して、行け 、シ 1
をさていペを、上二段活、下ニ段活、上一段活、下 1段 〜をきて、第一鍵化が、第二鍵化の資格をなりて、うづ〜
-員H {員 請
漁よ所属して、期 れょ、R〜れょ、着れ 、闘れ** 、に 、 、 、
なり。例へだ、来な、来よ、来かし、来さ、貸な、貸ょ
、注 、注
もいはざるがささし。又、接績鮮のをえ、すべて、語句 -{㎞
セセ 料『料『 料=『
のきるるさころをう〜る助鮮よて、第三鍵化1所属する 貸かし、貸さなざさそっづけざ、来な、来よ、来かし、来を、

{H軌 }
が普通なれを、第四鍵化の、そ、ゃ、か、なむの結さな y、や:、お 、お
貸な、貸よ、貸かし、貸さなざさえ、つづかざるなり。
れる場合、にょび、第五愛化の、この結さなり、又 て、 特例二
命令*なれる場合なざょ*、この よて、下ょ接績する 長行鍵格活の動詞え、その第三鍵化よにいて感嘆鮮の 、
こさを得るなり。されざ、いづれも、きれたるさころを
疑鮮のや、反動鮮のゃ、 、やも、接績鮮の よのみ接
受くるよ外ならされて、この え、第三鍵化の所属のさ
績すれざ、その他の第三鍵化所属の助鮮よそつづかざるな
ころ1 のみ あげ たり。
か〜のさを〜、いずれ*接揮する〜のなリ。まかるよ、こ り。その他の助鮮よつづ〜さきも、第四鍵化が、第三鍵化
こよ、1の注意すべきこさあり。そも、 動詞よより、助鮮 の資格をなりてつづくなり。例へだ、有りさ、有り 、有
1まより、その接績上、全〜、普通の例をもて論ずべからざ り なをさそいへざ、有りな、有りばかりなをさそい
るものあるこさ、これなり。今、左 ょ、例をあげて、その はずして、有る な、有るばかりなざのこをく、第四鍵化よ
韓 じていふべきなり。
特例なるものを示さむ。
特例三
特例1
加行さ、佐行をの鍵格活の動詞も、己よ、動詞の部ょて説 分量鮮なる刃て、動詞第四鍵化所属の助鮮なれを、加行
鍵格活の動詞よかぎり、第三鍵化よりっづ〜こをもあるな
(65)

明せるがなさ〜、その第一鍵化が、命令格さなるものなれ
り。萬葉集よ、「父母ていはひてまたねつ〜しなるあはびを
を、かの第二鍵化所属の助鮮、即ち、命令格所属なる感嘆鮮
語法 摘要
--
-
語法 擁 要
る、行り
g









騎 か
(66)

らたまをりてくまで入」なざある、これなり。 所詞なれう属 ょおもの




きも
ま如







しで よ
特例四 _
合、化
や菱


あの
こよ
みざ
動ちえ
接続鮮なるも*て、第三鍵化所属の助鮮なれを、上一段の


ざ形容詞







よし

たる 名詞
場入いふ

動詞まか*り、第二鍵化が、第三鍵化の資格をなりて、っ


かき

なれ













きかる
づくこさ*あるなり。萬葉集 よ、「萬代よ見をもあかめゃみ


たり
よし野のたきっかうちの大宮どころ」なざある、これなり。

形容詞さ


、所属
示又








特例五 り



1

形容詞



所属
禁止鮮なるな そえ、動詞第二鍵化所属の助鮮なれざ*、加





行を、佐行をの鍵格活よかぎりてて、第1鍵化ょりっづく




形容詞





が 化


ものなり。空穂物語よ、「孝の 子ならをぬいて名を泣く」


群 希求


| L| や| も


又、同書ょ「天狗のするょこそあらめ。物えせる」など

強 疑
ある、これなり。

指定 鮮
なほ、右の外よも、古く用おたる助鮮などの、動詞を接績

なぞ
こそ

鮮 鮮
する上 まつきて、普通の例もて論ずべかちざるものあちむ。





1
鮮 分量
されぎ、それちえ、その用おたる例入、かぎりあるもの ょ

鮮 反動
て、果して、動詞一般よ通じて所属せし*のなりや否や、



今より、そを知るこさを得ざるが故ょ、唯、ここょえ、所
属するものを定めて、かかげたきたるなり。又、かの省署
法、即ち、文章上、ある詞を省きたるょょりて、動詞を、
助鮮*の接績上、普通の例もて論ずべからざるものあり。
第1 鍵化
婚ーし〜 ず (接績避)
接撮詳 藩三塁化 言
もが(希求鮮)
員 員 t "員 員
ョに小 (決定鮮)
ノをも(接績鮮)
第三鍵化
や (感嘆鮮)
嫡ーも かu(決定論)
を (接績鮮)
形容詞第五鍵化所属の助辞 第四鍵化
感嘆鮮 な や か (疑 鮮)
接続語 を 鶴ー*小ーシリ 分書)
以上、形容詞所属の助鮮ざもが、形容詞1 属するさまをい ノかも(反動鮮)
はむょ、己ょ、前よ*いへるがこさく、形容詞も、動詞を 第五愛化
ひさしく、五鍵化あるものよして、その鍵化するよをたが (感嘆鮮)
ひ、各、所属の助鮮ょも、別あるものなるが故よ、第一鍵 嫡ーけれ小ーて (接績鮮)
化1 そ、第一鍵化の助鮮を付し、第二、第三、第四、第五 をも 接績鮮)
鍵化よて、第二、第三、第四、第五鍵化の助教鮮を付するな 形容詞の第二鍵化え、副詞格をなるものなれだ、その第
(67) り。今、左1ょ、その用例を示さむ。 二鍵化所属の助鮮も、多くえ、副詞よ所属する助鮮をも
語法 摘要
動㎞ 『" 事ー シ』 』-- -
---
『』 シ ----
語法 摘要
(68)

いふべきものなり。例へだ、嫡U〜こそあれ、嫡Uくや え、古くのか用おられ、今え、全くすたれたる*のなれて、
そあっぬなざ、いづれも、副詞1 添はりたるものなり。 第三鍵化所属の助鮮のをころよも省きたるがをさt。さて、
されざ、これらを、副詞所属の助鮮をして、別ょ、日を立 次よ、助動詞所属の助鮮ざもよっき、説明せむ。
つるえ、他の詞をの闘係、甚だ、繁雑を来す恐あれだ、 助動詞え、その活さざま、動詞よひさしきものを、形容詞
ここよえ、形容詞の語尾の一鍵化を見倣し、他の助酔を よひさしきものをの二あるよよりて、二類よ大別せらるる
混同して列撃せり。但し、その第四鍵化、たよび、他の なり。かくて、 そが、助鮮を接績するさまも、その活きざ
名詞格をなれるものよ所属する助鮮ざもえ、己よ、名詞、 まの、動詞をひさしきものえ、動詞をひをし〜、形容詞さ
所属の助鮮をいふ日の設あれだ、ここよそ、皆 省 きた ひさしさものを、形容詞をひさしさなれぞ、今更よ、ここ
り。 よ説明する必要なし。唯、動詞、形容詞の例を*て論ずべ
かくのひきく、いづれも接績するなり。この形容詞の語尾 からざる特例のもののみをあげて、左ょ説明せむ。
の鍵化え、動詞ののをさく、その種類も多からず、いづれ 特例一
も、C、U、 、けれをのみ、1様1鍵化するものなれて、 助動詞の中、決定のり、対 り、過去のたり、けりの第三
助鮮をの接績上、別よ、特例をいふほざのものな〜、たは 鍵化え、なほ、長行鍵格の動詞のをさく、特例あるものよ
かたえ、皆、一般よ通じて、接績するものなり。但し、古 して、第三鍵化所属の助鮮中、疑鮮のや、感嘆鮮のゃ、な、
く用おたるものよて、助鮮をの接績上、普通の例をもて論 接績鮮のをを除き、他の第三鍵化所属の助鮮よっづ〜さ
ずべからざるものあれざも、それらえ、たほかたえ省きた きえ、みな、第四鍵化よりつづ〜なり。例へだ、「行きたり
り。例へて、接績鮮の引え、第四鍵化所属の助鮮よて、嫡 「引っリnけり な」なざいへを 「父たり な」行引り
剤 ょなざっづくものなるよ、幻をいふ形容詞よかぎり か刈」なざさえ、っづかずして、「父たる な」行きける
て、第三鍵化よりつづきたる例あり。そえ、古事記よ 「さ一以かり」などを、第四鍵化よ韓じていふべきなり。
引u あはれ」をある、これなり。ふかるよ、これら 特例二
シ*るお、引て、第四皇化所属のシ。ょ、
%ガをいふ助動詞 ょかぎり、第三鍵化ょ『らづィて。
以上て、助動詞 を、助鮮さの接績上の特例なり。然る1 〜
これらも、第一例を除きても、すべて、他の詞1 所属せざ

るなり。例へて、忘れず よ、又、か日もずょなざいひ、 るものが、助動詞よかぎり、特別ょ所属する例なれざ、こ
又、高葉集よ 「あさ*へかあし〜ま山のゆづる葉のふ〜ま こよ、他の詞よ所属して、助動詞よ所属せざるもの、甚だ
る時ょ風ふかずか 〜」 忘
なざある、これなり。普通1 え、 多し。今、1例をあぐれだ、動詞第一鍵化所属なる不然鮮
れ 、又、 かぬか をいふべきなり。 ので、 、希求鮮のな%、 なざて、不然助動詞の第1
特例三 鍵化よ所属するかさいふよ、決して然ちざるがこさし。又、
又、連鮮ののて、名詞所属の助鮮なるょ、未来のむ、過去の かの想像助動詞なるら のsさき、僅かょ、接績鮮のを、
てをいふ助動詞ょかぎり、その第1鍵化よ所属して、っづ 感嘆鮮のもなを、二三の助鮮ょ止まるものもあり。又、過
ー i l u
くこをあり。例へて、天暦御集 ょ「いきての世死にての後 去助動詞なるけ、き、し、しかの第1鍵化の ささきえ、
ののちの世も羽をかはせる鳥さなりなむ」又、萬葉集ょ「丹 僅かよ、助動詞を合して、以む、以めなざを用おちるるの
波路の大江の山のされかづら絶えむの心われた、はなく みよて、1 も、所属の助鮮なきものもあり。 要するよ、助
よ」なざある、これなり、 動詞よ所属すべきかざりのものも、動詞、形容詞所属の助
特例四 鮮中よあるものよして、助動詞ょかざり、特別よ所属する
希求鮮の刃を、名詞所属の助鮮なるよ、不然のずょか ものも、上の特例よて、明かなるべし。唯、ここよ、記憶
ぎり、その第二鍵化よ所属して、行かず *がな、受けず せざるべからざるこさも、動詞、形容詞所属の助鮮の中ょ
もが なを、っnくこをあり。このずえ、まさ、間日ず 、 も、まま、助動詞よ所属せざる助鮮のあるこ を、これな
知らず顔なざの如く、1の熟語をなりて、名詞を形づくる りの
こさもあれだ、行かず、受けずを、1の名詞を見倣 して、 @助語 助語さえ、名認、代名詞、数詞、副詞、動詞、
(69)
つづけ たるものなるべし。
形容詞等の上、又も、下よっきて、1の熟語をなり、その
語法 摘要
シL= -シ --『 - - 』-- 撃
語法 摘要
(70)

意義を添へ、又え、語気を強め、語調を助〜るものをいふ。 よあらず。左よ、その用例を示さむ。
されぎ、言語上、一箇濁立してそ用おちるるこをなし。こ さ夜 る衣 さ牡鹿 迷ふ
れよ、三の種類あり、発語、たよび、接頭語、接尾語、こ み吉野 か熊野 み雪 引空
れなり。さて、この助語の、助露を異なる黙え、助鮮え、 を魔 を田 を野 を車
ある特例を除きても、語の上よっ〜こをあらざれど、発語、 以究る 撃さる け長L 近し
接頭語をそ紛るるこをなし。唯、接尾語をの異なる黙え、 い向ふ い行く い座す い渡る
期鮮え、他の語の意義を助〜るよ止まれど、接尾語え、他 た比ぶ 講る 走る 魔〜
の語の意義を助〜るき同時入、一の熟語を形づくりて、更 如新し か黒し か青し か細t
よ、濁立の語を組成するよあり。その範園極めて 魔〜、即 かくのをさ〜、引、列、羽、引、 、、別なをえ、皆競
ち、他語を合して、熟語を形づ〜るものの中、名詞、代名 語ょくして、名詞、動詞、形容詞の頭 よそへ て用あるものな
詞、数詞、副詞よもあちず、又、動詞、形容詞、助動詞よ り。されぎ、いづれも、慣用の法あるもの よて、例へぞ、
*あちぬものえ、皆、この助語なり。 引夜をそいへぎ、 書きをいはず、列雪さえいざ、列面
発語さえ、言語を言ひ出でむをするさき、その語頭よ添ふ さそいはざるがをさし。又、ここよ、1種の発語あり。そ
る発撃をいふ。こも、他の助語のをさ〜、或意義を有する そ、動詞より成れるもの よくして、例へだて、左のをさ〜。
ものよ% らず。されを、下の語よ、何等の影響をも興へず、 引き事る ち吹く をリょろふ
唯、下の語気を強め、語調を助けむがため1、添へたるも こき交ぜて さCはへて ふりはへて
のなり。この語、もき、歌なぎの調を助けむがためよたこ たち欺〜 ひきつくろふ
りたるものなるべけれを、今え、全く、一種の語をなり、
普通一般、言語上1 用おちるるこをきなれり。さて、この の類、これなり。即ち、曇る、ふく、よろふ、ませて、はへ
発語を添ふるよそ、各、慣用の法ありて、妄よ添ふるもの て、敷〜、刃なざの動詞を強めていはもがためょ海
*
ふるものよて、この場合ょ、 き〜、シ**、 まは まハ) これて、
****** し、又、穏んじて、
プ = ミ シーダ 、
敬意を*示すものよて、たは空 、れは海、たは群れ
語の資格さなりてそはるな。 されて、かs、ニs りチ
強語もなれるもの、例へば、シ ゃ。 打ちたた〜、取 は内なざいふ、これなり。
『列なをいふか 、「ち、さりをそ、その意、自う異な 『、 #シ日 = なる意を示すもの1て、
り。混同すべきよあらず。 ま心、ま白 ま直、まこを(誠)なざいふ、これなり。
接頭語をそ、他語の上よっき、一の熟語さなりて、その意 (*) これて、物事の、師りなくてあちはなる意を
『マシ
示すものよて 、判い

義をそふるものをいふ。これも、発語さひさしく、慣用の す肌、す顔、す焼 す面なざいふ、こ
法ありて、妄よ添ふるものよあらず。今、左よ、その用例 れなり。
を示さむ。
* 酒、き楽、き組、き番容なざいふ
シなる意を示す の1て、
、これなり。
はっ てれ、共よ、初シ
うひ うひ (諸) に
1て、はっ春、はっ午、はっ穂、 冠、 寧、
、 s ニらは詩 ろ 録意を示す
うひ孫なざいふ、これなり。 =マキリ *のょて、*ろ手、もろ矢、もろ人、もろ撃なざいふ、
にひ (新)これて、新しき意を示す*のょて、にひ参、 これなり。
にひ校、にひ聖、にひ経なざいふ、これなり。 いや (弾) これて、いよいよさいふ意を示すものよて、
=ォ七 =ハテタカ
を (小) これて、共よ、小ささ意を 示すものよて、 いや生、いや果よ、いや増す、いや高しなざいふ、こ
1t =ャ HHn
を川、を暗し、を止む、こ屋、こ松、こ高 しなざいふ、 れなり。
これなり。 3 列 (㎞) これて、最もすぐれたる意を示すものよて、
員 = 員
み た たん (御) これこ 、共よ、敬意を示すものよ
リョ = シ= 『ダ、『ー
い 、いち 、いちきる (*)*をい
て、み代、み 壁、た前、た側、たん衣、たん曹子なざ
(71)

ふ、これなり。

いふ、これなり。 はの (K) これて、ほのかなる意を示すものよて、B
-
--シ- ㎞
語法 摘要
(72)

列見ゆ、旧の耐く、旧の叱 なざいふ、これなり。 をも (共) なg (等) これて、共よ、物事の複


= ソレ山 モノ
コトウマナンチ
数を示すもの よて、事ざも、馬ざも、次 ら、夫ら、
* これてをはるはさい 意を示す の1て、 = ヒトァ*=
なざ、人なざ、舟ざもなざいふ、これなり。
を ば移、ちばゆばり(療病)、をみは鳴く、ちみは立っなざ
いふ、これなり。 たち (達) ざち これも、共よ、複数を示すものなれ
ミ ゴ 山
ざ、専ち、人1 つきてのみいふものよて、皇子たち、
キン== トモトモ= =チンナ
公だち、友だち、友ざち、思ふざち、女 ざちなざいふ、
接頭語よして、何れも、下の語入、ある意義をそへ、熟 これなり。
語をなれるものよて、一種の形容詞をもいふべきなり。こ ば これも、 人の複激を示す けにし鼻め
=チンチ=
れよも、発語のをさく、何れも、慣用の法 ていふ意あり。即ち、殿はら、奴はち を 引なざい
ある*のよt、
例へて、はっ春 ないへど、はっ夏さえいはず、雨が 止 ふ、これなり。
むをえいへざ、を降るさそいはぬがささ し。この接頭語も、 別 (気) (味) これて、共1、物事の形状情態を
ヒト= ロ #、 刊、 "、
その数、甚だ多く、一 一、枚撃するよ遅あらず。ここよそ、 人げ、心 ありげ、悪くしけ、高み、深み
㎞、の1て、
カ =
唯、その用法の一班を示したるよ過ざず。 赤みなざいふ、これなり。
Du--、 = 功す = ァ
接尾語をも、他語の下1 っき、燃語をなりて、ある意義を さ (状) これも、前のよたなじ〜、遠さ、悲しさ、逢
キユ = グ == カ =
そふる語をいふ。これよ、四の匿別モ り。即ち、他の語を、 ふさ、船るさ、行く 、来 、入る 、蹴る*をい
名詞をするものを、動詞をするものを、形容詞をするもの ふ、これなり。又、形容詞1そへて、結入用おるもの、
を、副詞をするものをなり。これよも、他の助語をひさし 即ち、歌の句などょ、見るが悲し 、聞くが洪し なざ
く、慣用の法あれざも、他のををく窮屈ならず。今、左ょ、 いふ時のさも、このさを、別ょ異なられを、唯、名詞
その用例を示さむ。 をなるき、結さなるィの考あるのみなり。
プッ
他語を、名詞をするもの か (日) これえ、日を数ふるよ用おるものよて、三か、
三 、四が、毛かなざいふ、これ**。 て、
り (人) これて、人を数ふるょ用する〜のはて、
りも、たり も、共よ同語なれざ、唯、上ょ㎞
接尾き、基だ多t*り、シ***、* よそ
て用おる番、匹、枚、シ、本、束、段なざの類も、又、

接尾語なるべし。されざ、ここよそ、わが國固有の言語
よりて、その用虜の異なるのみな㎞。即*
五 よっきて、その用例の 一班を示したるよ過ぎず。他え、
Fs場玲t、 むのかたを用さ 三たり、国たり、
たり、六たり、七たりなざの場合よそ、たりのかたを 準へて知るべし。
用おるなり。 他語を、動詞さするもの。
手 貸て、買てなざいふ、これなり。
こa 、人をい**示す〜のょて 射剤、 、ゃ〜 これて、 共ょ 物事の形状態を示し
日て、 ヤマ その如くなりさいふ意を示す の1て め〜さ、 き
* すさいふ量を示す のょて、山 * なり。即ち、春
、海 、川 、 なさいふ これなり。、 めく、構めく、花やく、若やく、 蹴ぶ、尋常ぶなざい
* れさいふ意を示すものよて、忌ペ、 ー、 これsリ。
田 、物のペ、 下べなざいふ、これなり。 ばも だっ これも、共よ、その意、
シリ= 前のょになじけれ
に江て、 方角、位置を示すものよて、後へ、 区、 *ゃ それされたるシを示す*の1て
行へ、片へなざいふ、これなり。 むて麻行四段、だら も多行四設の活語なり。即ち、老
*
に gむ、ggu引、恥じだ 、 だっなざいふ、これな
に、 、四 、五 、六 、七 、八 、九 、 。
十 、 二十へなざいふ、 こ 員〜
がる これて、
長行四段の活語ょして前のよたなじく、
と、(曲) これて、特の意ょて、浦す、川と、くる*(郭

なざいふ、これなり。
形状㎞を示 のな㎞、ト悪ァをいふ意*り。 即
C ち、寒がる、悲ーがる、R がるなざいふ、これなり。
語法 摘要
-
『ーー== 罰"口 『』 』 『
』『』|
語法 摘要
H=員
(74)

ぶる これも、長行四段の活語1 して、俗言のラシクス がは し〜 がま(〜 これも、共よ、その如くなりさい


カシコオトナ=
羽をいふ意を示すものなり。即ち、賢 ぶる、大人 る、 ふ意を示すもの1て 、監て
學者ぶるなざいふ、これなり。 がまし〜、鳥清かまし〜なざいふ、これなり。
-i
めかす これて、佐行四段の活語よして、その意え、劇 め がい t〜 これて、めくの、形容詞をひさしき活語入轄
〜よたなじ〜、唯、前のも、 鶏動性1㎞、 これて、 じたるものよて、その意て、前の1またなじ。 即ち、
- 山 イマ 口

== ィマ
か し〜、今&かt〜、色めかし〜なざいふ、これな
めかす、今めかすなざいふ、これなり。 り。
以上八言え、何れも、その鍵化も、用格も、悪く、動詞 ばましく だたし〜
ケシキ=
これも、ばし、 だっの韓じたるも
* =、マラッド 』
を一様なり。 のょて、気色ばまし〜、客人だたt〜なざいふ、これ
他語を、形容詞さするもの。 なり。
、これょ、ニ義あり。他の形容詞のささく、形状情 以上十言え、何れも、その鍵化も、用格も、悪く、形容
態を示すものを、希求の意を示すものをなり。形状情 詞を 一様なり。
態を示す の などの類よして、希 他語を、副詞さするもの。
判 他語を、副詞をするも、大かた、この接尾語を用お
求の障なる区、行きたく、見たくなどの類、これなリ。 アキラ=
け〜 し〜 な〜 これも、共1、形状情態を示すもの るものよて、その如くさいふ意を示す。即ち、明か引、
シダ= カナ = ハけハ = ォトナアラ シゾ =マコト山 ティネイ=
= イラ山=
静か 、誠 み、丁寧 なざいふ、これなり。
な〜、苛なくなざいふ、これなり。
これ*、大かた、前のょにな㎞して、漢語の副
*U〜 これも、前の1たなじけれを、やや、想像の意 然なざの意あるものなり。即ち、確を、はらはら剤、
あり。即ち、私らL〜パ Uく、大ハー〜なさい 判然を、疾く疾く なざいふ、これなり。
ふ、これなり。 これて、形容詞の語根 ょそふるものょて、ガ故『さい
ふま?Ansー、シり、山高れ、記をま か 、湖の早河* これ ** て
一 * いふ、これ*リ。されメと、この語も、歌1 の け用れ、
うれて、文章よも用カうれず。
かう これも、ヨ 引をいふ意を示すものよて、助辞の
かうを混ずペからず。さるからよ、吹〜かちょなどい
さげ これも、 共よ、他語を、名詞をするよ用かるを、 ふ、これなり。
刊よたなじ〜して、形状情態を示すものなり。即ち、 でを (毎) これも、物事各個を指す意よて、春 でも 、
越しきょ、寂しきょ、葉げよ、心あり よなざいふ、 年をさよなざいふ、これなり。
これなり。 すがっ これて、始めより、終りまでさいふ意を示すも
* これ*、前のよたなじけれを、今え、魔れて、用お -
のょて、夜すがら、日すがら、道刃がら、行く引がちな
H 『ー
もれず。即ち、部ー『よ、毛りよなさいふ、これなり。 ざいふ、これなり。
が これ*、前のょになじくして、遥かよ、明かよ、平 はさ (程) (位) (許これて、共よ、
かょなざいふ、これなり。 大ょその程あひを示すものよて、三させばかり、馬Q
なが引 (年) これも、俗言の さいふ意を示す gの大さ、これ〜らかなざいふ、これなり。又、この
*Fて「シ」御 の内sが シ ばかりを、助鮮のばかりを混ずべからず。
|

いふ、これなり。又、難の意を示すこさあり。然 なが たけ (丈) これて、 程限を示す*のよて、「それだ引有
りなをいふ、これなり。 る「出来るがけ送る」なざいふ、これなり。
がてら これて、俗言の剤『なざいふ意を示すもの ころ (頃) これて、前のょになじけれをも、 専ら、時
ょて「花見がてちょ来る人」あるべまがてりまづゃわ ょいふくのょて、夜の明(るころ、十年剤なざいふ、
たらむ」 なざいふ、これなり。 これなり。
がて これて、難しさいふ意を示すもの1て 「過ぎがて っっ (%) これて、各国同様よわりふる意を示すもの
ょ鳴〜」「白シのたまれてがてよ秋風そふく」なざいふ、 ょて、少しっっ、十づっなざいふ、これなリ。
語法 摘要
『" - -
語法 摘要
(76)

* これて、ニ従ヒテさいふ意を示すものよて、
署して、まま1 をもまよまさもいふ。即ち、「山風の吹
きの 刃散る」晴るる刃見ゆ」散りかふョ
道もなし なざいふ、 これなり。
% (等) これて、物事を、大かたよ指示する意を示
すものょて、酒なを飲みて、書きなgすなざいふ、こ
れなり。
がり これえ、ノ許「さいふ意を示すものよて、妹がり
行けを、妻がり問へぞなざいふ、これなり。
語法 摘要 終
國 書目 盤断 曲ハ 落 A口 直文 者
五十音図中阿行第一の音。熊毛 軽微なるが故r 、歌の句み、この一あ 恩 院。ああみれなじ。i唯 呼はれ
の一。ロを、上下ré開くとき、舌 た
音ある こきも、字あまり をなり一 る よ、こたふる盤。
を、下 将r*つけ、気息を、喉 r*ェ はい。あい。
ても、語調、録満ならす。例へむ、 ああ 国」鳴呼。物な感じて競する撃。あ
れしめて競 す。上 よ、残 音をう
萬「ただょあらを達ひもかねて 源「耳もれはたばしかりけ
くるさきえ、たまたま、 さいふ む石川ょ雲たちわたれ見つっま ら。あは
れを、ああをかたぶきて居たり」院。
音ょ轄呼するこさあり、例へを、 ぬはむ」の類。
さんあ(頼阿)を、さんなを呼び、 あ召 群。おせ ょれなじ
ああしやこしゃ国人ないゃしめてあ
。古語。
せんあく(善隠)を、せんなくさ 「春の田のなはしろどころつくるさて人九集 さけりわらふ意の語。古語。記「ああ
しやこしや、こもあさなふぞ」
呼ぶ額。また、下ょ 引音う、お あえけふよりぞせきえはじむる」i足。 あい 図 劇て かはゆがるこさ。またしき
をうくるさきも、横ね、たといふ あしの忍。古語。萬「あのたさせす行か たもひいっくしみ。情愛。i土器の名。
音ょ韓呼す。あう(賞 を、ねう む駒もがなかつしかのままのつぎ稿や かはらけの小さきもの。
い、、『刈
を呼び、あふ(押)を、、『
ねふを呼ぶ

まず通はむ」
国 調謝。むつまじく。た
類。また、五十音図第一列の音、 あg我。われ ょたなじ。古語。高「わ だやかょ。うれしげょ。「あいあいた
たよび、や、わ二音を母音をせる
音の間を、ひきて呼ぶさきえ、 き 子がシの ㎞ ー*
ろねょまたひもさけぬ」i彼。かれ ょれ あい-きやう召 愛敬。あいぎやう ょた
-
このあの偲名を 引書風名は代 なじ。古論。射恒集「あはちままあえ なじ。
(1)

用す。例 へで、かあ、さあ、くわ さ%井よ見し月のちかきこよびをさこ あいきやうg シ。Qあゆ(耐)


あ、きやあな この類。また、発音」 ろがらかも」 の老
いたるもの。Q こもちあゆを、譲 績1
ああ
あいきやう あいをふ あいだちなし
(2)

るたるもの。シ抄「艦料、あいきやう」 する子。空利「文母があいま さして、二あいだちなし昭 無間 あひたちな


あいきやう 図 愛敬。かはゆらしく見 、ひだり子なり」 しの音便。古詳。源「あいだちなきもの
ゆるこを。人づきのよ きこを。源「さ あい をふ 図 愛執。備教の誇。父子、又 rs思いたまへる、わりなしや」
もあるまじき事rs、かごかだしく、くせ を、夫婦等の愛情ré執着すること。第情 あいだてなし認』無間隔。あいだち
をつけ、あいぎやうなく、人をもてはな réまよびて、思ひきりがたきこを。源 なしみたなじ。古語。増鏡「いをあい
るるま 」 愛嫡。 「あいみふの罪を、はるかしきこえたま だてなしや」
あいきやうーづくミ闘 自 かはゆらしく ひて」 あいた-さころ図 朝所。あしたどころの
見ゆ。ひをづきよくあり。空穂「かた あいす 愛。Qいをほしく思ふ。 音便。古語。
ちもけちかく、あいぎやうづきてぞあ いつくしむ。かはゆがる。めづ。狭衣 あいだん-さころ 路 朝所 あしたこころ
りし」 「みかごの君の、うつくしみあいし給ふ の音便。古語。延喜式「参議以上着。あ
あいきやうのもち召 型敵鮮。みかの べきあがほどけを」 Q大切rs思ふ。方 いたんごころ(朝所)
もちひ ょたなじ。 丈「かなら りしも、情あるを、直なるを あいだる園国巨早 あまゆみたなじ 古
あいさう 図 愛想。Q人をもてなすよ、 をあいせす」信楽しく思ふ。面自しを 語。源 「延 の子なれをどて、さすが16、
情愛あるこを。人づきのよきこを。あ 思ふ。「山水をあいす」 うちをけぬさま、いざ、あいだれたり」
いきやうQかはゆくたもふこを。 あい せん 図 愛染。備数の語。あいせ あい-ちやく 陥 シ。備数の論 あいま
あいーさつ 召 接拶。Qあしらひ。こたへ。 んみやうわうの略。 ふみたなじ。
返答。Qよろこび。返濃。答顧。西行 あいせん みやうわう 図 愛染明王。『楚 あい づかはし認』愛敬あり。かはゆげ
談抄「されを 人人、よくっけさせむと、 語』 備教の語。明五の一。日三つ、賞 なり。古語。緑世織「いますこし、にほ
あいさつょ、人もえつけす、ほどふれ 六つよして、頂 よ、獅子面あるもの。 ひありて、あいづかはしきやうょぞれ
を興なし」 あいせんわう 図 愛染王。備数の語。 はしける」
あいさつーにん 召 線湖人。あつかひて。 あいーつつじ 図 植物。木の名。さつきよ
あしらひする人。 あいせんわうのほう 図 愛染王法備 たなじ。和名「山榴、和名、阿伊豆豆之、
あいーを g 愛子。かはゆく思ふ子。愛 教の語。愛染王を本奪さして修する法。 即岩榴也、花興羊蹴濁相似左 」
-d
あい が し Bu *:、、: * :、 ー *
* るな、あういかむこそ て返歌するここ。小鳥 日韓
げだし。シム日 なし。ナロ話。せい
「あいきやうたくれたる人の、預 なミ見 すさまじいれ ㎞
返しを書き加へ給はりたりし、あうむ
てて、たミへょいふも、sょ、その色ょ あう きg 奥義。たくぎ(奥義)ょたな がへしなごいふえ、常のこさなれご」兵
り て おいなく見ゆるを」 無間 あ
じ。
人よりいひかけられたるこをはを、い
びなしの音便。古語。枕「つれづれな あっ おち図 劉質。うぐひすの木の質。
ささかあらため、又を そのまま用みて
るシのほさま 書き集め たるを、あい 古語。
返答するこさ。Q 酒席 よて、人よりさ
なく、人のため ま、ぶんなきいひすぐ し

あっモちの意図劉㎞。植物。本の されたる否を、いささか飲みて、返すこ
なこ」 名。うぐこすのきよたなじ。古語。枕 さ。こを、七度を限りをし、そのうへ
を、せぬこをなりさいふ。
あいな だのみ図舞間類あいなきたの 「おうじちのき、山梨の末、権の木」 あうむ せき図 ㎞石。鎌物。Cシ
み。頼みがひなきたのみ。あてょなら あうしゆくほい図 賞宿梅。紀貫之の じて、同じ響を勢する性ある、 1種の
めたのみ。そらだのみ。古語。運「あい 女、村上天皇より、庭前の楠をめされ 石。Q孔雀石の一種。薄き黄緑色なり。
なたのみを、いをごくるしくなむある て「勅なれないをもかしこしgの宿。
を間はないかがこたへむ」と歌ょみて、 空の賞ょ塗るよ用みる。
べけれど」 あうむ せきg ㎞。役者の、 色を
答へ奉りし故事の稲。
あいべつ りく図動別組者。備数の あうなし 図』無奥。深き者なし。シ はむためrs、 狂言のせりふを書き抜
おたしみ愛する人を、生きわかれ、死に きたるもの。今の、筋書やうのもの。
わかれなをする苦み。第花「不生ス㎞ なし。古語。源「あやしくあうなく、人 あうむのつき四 ㎞。あうむが
のほミけすら、あいべつりく無去無来 のたもはむどころも、あらぬ人ょて」 はて造りたる歪。古語。夫木「桃のはな
を離れたまはす」_ あうむ がひ目 ㎞員。動物。貝の名。
穀の形すこし、あうむの隣よ似て大き うかぶ心ょまちぞ見るあうむのっきの
あいろ日 文理。『あゃいろ 教色の封 く、色を 白くして、紫ががりたる模様 いし よさはるを」し 警員
あやめょたなじ。 あうんg 阿畔。『あを悲尺の
あういく3日 興行。他の後ょっきて あり。シなどょっくる を、情怒の撃』時 数の語。 気息のでな
(3)
行く。たくれて、後よりたひ3く。古 あうむ がへし 召 劉 期返。e人ょりいひ
-
あうき あうむせき
あいなし
あうよる あかあし け あかがう
(4)

り。呼吸。 - 闘柳。『楚語』e備ょ供ふる水運「おか う の終の下は魔る務。えたはかま。


あ?よる園国晋 興寄。奥の方へ寄る。一奉り、花をりなをするも、あらはょ見 あかーがう図 赤香。染色の名。濃き香
古語。枕「いづれの世rるか、さやうréま ゆ」Q備ré供ふる水を盛る器。:治。『闘 色。宇拾 「武正あかがうのかみえ も
じらひならむを、たもふさへぞつっま 伽の意の韓』 船底raたまる水をいふ。 ま、みのかさを着て」
しき。あうよりて、三人っをひて」 ふなゆ。船人の語。 あか-かがち図 赤酸警 ほほづき(酸響)
あうら召 足占 『あしうら(足占)の略』 あかーあしげ 図 赤葉毛。馬の毛色の名。 の質の稲。古語。記「日を、あかかがち
古のうらなひの一法。足をふみて占ひ あしげの、赤みを帯びたるもの。 なして」
しもの。萬「月夜réを門rsいでたちゆ あかいど をさし図 赤経編。赤きいを あか-かげ 図 赤鹿毛。馬の毛色の名。あ
ふけをひあうらを そせし」 よてをごしたるよろひ。盛衰「越中二 かみを帯びたるかげ。
あえかーに国府射。『危げrsの義』かよわ 郎盛嗣、紺むらごの直垂ょ、あかいをを あか がさ図 赤癒。はしか(麻参)の古
く。よわよわしく。やはらかrs。古語。 をもの鎧着て」 胆。楽花「二位も、このごろ、あかがさ
築花「あて ま、あえか ょ、めでたくたは あか いろ 図 赤色。Q赤き色。Qかさ réて、いをふかく まて、ほをほをしくき
します」 ねの色目の名 黄欄を、茜を まて染めた こゆれな」
あえもの召 省物。あやかりものょた るもの。源「みかどを、あかいろの御ぞ あかーがしら 図 赤頭。あかがみょたな
なじ。古語。空穂「秋風をはらめる君 率れり」 Q織色の名。紫の経、赤の緯 じ。
もえてしがなうまれたる子のあえもの なるもの。あかはな。 あかーかすげ 図 購油馬。馬の毛色の名。
réせむ」 あかーいめし 図 赤師 臨演よし、又を、乾 かすげょ、赤みを 帯びたるもの。
あたり図 淡落。ふなだなの下部。 したる騎。食用をし、又も、鬼やらひの あか がち図 赤酸醤 あかかがちの略。
あか 名 赤。Q血のごをき色。くれなみ をき、格 よ添へて、戸日よさしはさむ。 あか がっば 召 赤合羽。色のあかきかっ
いろ。Q赤き色の小豆。女の語。:坂。 あかう 陥 阿衡。『阿は俺、衛を牛r*て、 ば。徳川時代rs、下人の用みたるもの。
Q汗、賦などの、塵挨 よよごれて、肌ra 人民のよりてたひらかなるをうる意』 あがかーに園 足播。あしすりするさま
つきたるもの。Q水中より生する菩、澤 揺政の異稲。 réいふ。古語。記「あしもあがかrs」
などの如きもの。「水あか」「湯あか」i あか だほくち 図 赤大日。耕色ょして、 あかーがは図 赤軍、赤色ょ染めたるつ
tp ** い*ても、か**ら 、も引 * あか「くらどはし Q セシ子。シ任し 、タ石 t〜
シレョ * 赤。かは ré る出で 来て」
シl
ちなし(境 子)*こ、くれなみ(紅)ゞこよて、
*㎞ あかき かゆ日赤%。あづきが3 ょた 染めたるもの。
ひたたれよ、あかがはをごしの鎧よ、白 はじ。散木「むっきの十五日、あかきか あか くちは日赤朽葉。かさねの色日
星の兜きて」 3の見3るを
」 の名。はじよたなじ。
あかがみ召 赤撃。撃の色の赤きもの。 あかき-こころ 図 赤心。まごころ よた あか くりげ 図 赤栗毛。馬の毛色の名。
あかーがゆ g 赤弱。あづきが3 (小豆 なじ。萬「かくさはぬあかきこころを 少し赤はみたるくりげ。
%) rまたなじ。 すめらべréきはめつくして」 あか ぐろし國画 赤黒。赤くして、黒み
あかがり 図 輝。寒さょ犯されて、手足 あか きぬ 図 赤衣。統色の抱。古、五位 あり。俗ré、あかぐろい。
の皮の裂け いたむもの。あかぎれ。盛 の人の着たるもの。 あかげ 図 赤毛。Q赤みを帯びたる髪の
衰「足ょえ、あかがり、常ょわれけれを」 あかきぬ の函 赤衣。赤き衣を、表、裏、 毛。Q店の毛色の名。赤くして、黄を
あかき日 赤木。皮を削りたる木の補 をもうま、たなじ色なるより、ひさうらよ 帯びたるもの。購。
(黒木よ封して)源「よしある黒木、あ かけていふ。黄「あかぎぬのひさ うら あがけ図 網㎞。『あみかけの界』 鷹よ
かぎのませをゆひまぜつつ」 ごろもながくほりわが思ふ君がみえぬ いふ語。野などょて、綱r かけて抽ふ
あが-き 図 足播。あがくこさ。 ころかも」
り ること。なほ、すまはりを見よ。
一あかき だんかゆ 図 赤弱。おっきが3ょ あがく 国目 腕。Q『あしかく(足播) あかげーひばり図 赤毛雲雀 馬の毛色の
れなじ。古語。空穂「白きたんか3ひ の略』前足 で 地を接くが如くす。 名。ひはりげの、赤みを帯びたるもの。
さをけ、あかきねんかゆ一帰」 (馬ょいふ)高 あか盤のあがきはやけ あかーご図 赤子。生れて、あまり、日数
あかきだもの目赤% あっきがgょに なで 井r もかくりゆかむぞ神まかむわ たたぬ見供の稲。績世継「この宮、あか
なじ。古語。四季物語 「春くれであか ぎも」e手足をはげしく動かす。ふり ご よたはしましける時、たえいり給へ
きたもののあっものもめぐみょもれぬ ゆるがす。著聞「平六がいるを、さくい りけれた」
*
(5)

みよrょあふなり」 れを、手をあがきしかを、はやくいり あか-こげちや図』赤焦劉。染色の名。こ


あかき かさ図赤発。は かょたなじ。 しょ」 げちやの、赤みを帯びたるもの。
あかがはををし あかきかゆ あかくちなし
あかなま あかし あかおな
(6)

あかーごま図 赤駒。あかげの馬。萬「あ あかし 國国 赤。赤の色なり。くれなみ 記「なつぐさのあひねの演のかき貝 ま


かごまのいゆきははかるまくりはらな の色の如し。俗rs、あかい。枕「七尺の あしふますなあかしてをほれ」i明。
にのつてご をただょしえけむ」 かつらのあかくなりたる」:明。Qあき Qかくす所なくいふ。秘密なるこをを
あがーこま 図 我駒。催馬楽の律の曲名。 らかなり。あかるし。古今「秋の夜の あらはす。萬「さくらをのをうの下草
催馬楽「いであがこまはやくゆきませ 月の光しあかけれをくらぶの山もこえ 露しあれをあかしていゆけ母をまるを
まつち山あはれまつち山」 ぬべらなり」Qいつはりなし。まごころ も」 Qあきらかréなす。疑をただす。
あかーごめ g 赤米。ひねて、あかみを得 なり。萬「かくさはぬあかきこころをす あきらむ。Qあかるくなさしむ。古語。
びたる米。 めらべréきはめつくして」 萬「うなはらの沖漫rsをもしいさり 火
あかさか 陥 羅選。ささかの古語。 あかし くらす 園闘悩 明基。夜をあか をあかしてをもせ大和島みむ」Q 後を
あかざ のあつもの図 薬奨。Qあかさ し、日をくらす。月日をたくる。 明けしむ。
の汁。Q極めて粗末なる食物を形容し あかしだま図赤石玉。赤く 熱く玉 古 あかーすな図 赤砂。こんがうしやのQよ
ていふ語。徒然「紙のふすま、麻の衣、 語。 たなじ。
一銃のまうけ、あかさのあつもの、いく あかし-びこ図 譲人。おようにんみた あかす のもん召 不開門。たうてんも
ほくか、人の費をなさむ」 なじ。 ん(應天門)の異稲。
あかざ-の-つみ 図 薬杖。あかさの幹み あかしーぶみ陥 謎文。碑備ょ 斬り奉る あかーそ 名 赤麻。植物。草の名。からむ
て造りたるつるみ。老人のつくもの。 願文。古語。源「みあかしおみな ご、書 しの1種。華赤くして、葉の封生する
あかざ-の はひ図 藝灰。あかさをやき きたる心はへなだ」 もの。
て造れる灰。染料 よ用みる。 あかーをらが 図 赤白髪。あかみを帯び あがた 図 懸。Q古、諸國r ありし天皇
あかし 図 燈明。どもしびょたなじ。空 たるま らが。枕「髪のあかしらがみて」 の御領地。萬「あをみづらよさ みのは
穂「百萬の碑、七萬三千の備ょ、みあか あかーをらつるばみ図 赤自像。C染色 ら よ人もあはぬかもいははしの淡海の
し、みてぐらたてまつりたまはむ」i の名 赤みを 帯びたる自っるはみ。貸か あがたのものがたりせむ」 Q 後世*、
謎。みようこよたなじ。i明石。名香の さねの色目の名。あかいろょたなじ。 懸主の治むる土地の稲。Q 韓じて、園
一 名。らんの一種。 司の任國。土佐「ある人、あがたの、四
させ五させ果てて」 gみなか r。 た な なじ。十ロ㎞。 田『はん しん0十ロ語o 、-2“い
じ。伊勢「むかし、あがたへゆく 人 よ、 あがた―めし 懸日。公事の名。昔、正
月の十一日より、十三日の間 ょ、諸園の
あ㎞
うまのはなむけせむミて」 語。築花「故殿うせ給へりをて、たほど
あがーだ g 上田。『あがりたの義』 昌な 司を召して任官せられしこをこ。はるの のより、多くの人をあがちて、求め奉ら
らむをも、又、田の、水なくて、乾けるも ちもく。年中行事歌合「やすみしるき せ給ふょ」 」
の、即ち、畑の如きものならむをもい みがをさむるあがためしめぐみょあへ あかつき 図 関加杯。あかを隔る器物。
ふ。古語。 る名こそきこゆれ 古語。源「若き尼君たち、二三人、花奉
あがたありき図 懸行。田舎 よ旅行する あがためしのちもく図 懸召園目。あ るさて、ならすあかつきの音、水のけは
こさ。古語。轄鈴「あがたありきの所 がためしょたなじ。 ひなを」i暁。『あかさきの韓』後のあけ
まあたりたる」 あがたもり図 懸守。あがたをつかさ むをする頃。あけがた。よあけ。
あか だな 図 関湖湖。あかの具をする だる官人。 あかつき たきg 暁起。夜のあけがた
置く備前の棚。風㎞「あかだなの花の あか ち図 赤地。織物の地の赤色なる ょ起くるこさ。後撰「たくま ものおか
枯葉も打まめり朝霧ふかし峰の山寺」 もの。千駆「もみち葉 よ月の光をさし つきねきを思はすを君がよさのよ夜が
あがた ぬし図 悪主。Q古、あがたをつ そへてこれやあかちの騎なるらむ」 れせましや」
かさごりし人。Q かはねの名。 あがち図 分。わかちょたなじ。古語。 あかつき がた 召 隠方。夜のあくるこ
あか だま 図 赤玉。色あかき玉。i境地。 あがちこ日 鶴見。陰暦の六月さ 十三 ろ。拾遺「わがせこがありかもま らでね
噴物。こはくをいふ。i植物 木の名。 月さの大敵r*用みるもの。公事根源「一 たる夜をあかっきがたの枕さびしも」
やまたちはなみたなじ。 日より八日まで、あがちごもちてまみ あかつき ぐさg 隠草。かね(鏡)の異
あがた み図 懸見。田舎を見物するこ る。あさがれひ ょて、主上 よ奉る。四 名 古語。呉竹「船人のあかつきぐさよ
を。古論。古今「交屋康秀が、三河のそ のかはらを、指して、上r はりたる紙、 なれぬれを撃見て明すなにはづの松」
うょなりて、あがたみよをいでたたじ 穴をあけて、いきをいるるものなり」 あかつきげg 赤月毛。馬の毛色の名。
(7)
やさ、いひゃりける返事ょ」 あがち だ g 預田。古、耕作のため よさ 月毛の、少し、赤みを帯びたるもの。
あがたみこg 懸巫。あづさみこ ょた て、天下の人民一人 ミょ、分ち興へし あかつきづくよ 図 ェ月夜。あけがた
あがた あがためし あがつ
* - - 』
}- 。
あかつきづゆ あかどりぞめ あかね
(8)

の、月の残れる頃。古語。運 夜ぶかき あかをりをめg 赤取染。染色の名 あ」 をする よ」


あかつきづくよの」 か色み、細きすちをつけて、絞染みした あかね 陥 黄根亭。植物。草の名。革
あかつき づゆ 図 隠露。あけがた みた るもの。 ま、方形rsして、中空rs、又、外部 よを、
く露。月清「秋のきていくかもあらぬ あかな召 業松。植物。草の名。形 あ 刺あり。葉を、まろく、ちびさくして、
萩原やあかつきづゆの袖 よなれぬる」 ぶらな よ似て、葉、根、共よ紫色なり。食 末をがり、ふし毎16、四葉を生じて、は
あかつき やみ 図 暁闇。あけがたの、月 用をす。 りあり。秋、四濃の花を開き、山樹の如
なき頃。風雅「月影み鶴舟の奪さしか あが なひ 陥 職。あがなふこを。あが き賞を結ぶ。根を、常rs、赤色の染料 よ
へてあかつきやみの夜川こぐなり」 なふためのもの。 用み、又、薬用 をすっ:菌。色の名。赤
あかつちg 代精。槍具の名。薄黒き あが なふ 園園 他 職。Q罪の代り ょ、物 色の、すこし、ま づみたるもの。
もの。i赤土。あかまひr たなじ。 を出して、その罪を消す。Q代りの物 あかねーさす 蹴 黄刺。あかねて、あか、
あか-こき図 暁。『明時の義』 あかつき を出して、うめあ はす。g請け出す。 むらさきなどの色を染むるよ用 みるも
よたなじ。古語。 あかーなめ 図 赤銅。病の名。ちくそrs のなれを、赤気差の意 よりDひ ょかけ
あかこき-づくよ図 健月夜。あかつき たなじ ていふ。詞花「あかねさすひょ向ひて
づくよみたなじ。古語。萬「まぐれふ あか に 陥 赤土、あかつちょれなじ。 も思ひ出でよみやこをはれぬ ながめ
るあかをきづくよ紐をかす態ふらむ君 古語。 すらむさ」貸ひるよかけていふ。萬
ををらましものを」 あか にし図 辛螺。動物。貝の名。蝶の 「あかねさずひるをまみらょぬ はたま
あかごき づゆ図 瞬露。あかつきづゆ 類。形、ささえよ似て尖り、殻を外部 のよるえすがらよ」gむらさきょかけ
réたなじ。古語。 よ、をげあり。紫黒色rsして、内部赤 ていふ。萬「あかねさすむらさきのゆき
あかーどび 図 赤高。染色の名。をない し。肉を、美味ならされをも、食用を まめのゆき野守も見すや君が神ふる」
ろの、赤みを帯びたるもの。 す。あき。 あかねーぞめ 図 黄染。あかね色ょ染め
あかーどり 陥 拓取。女の衣の名なりを あかにーの ほに 園 赤丹穂。赤土の如 たるそめもの。
もいひ、又、橋の坂ををる道具なりをも く、顔のうるはしくなるまでょ。古語。 あかねぶり 図 動物。爬虫の名。みもり
いへど、詳かならす。古語。 祀詞「をほみけを、あかにのはよきこし (燥螺)をいふ。
「りり 引も りり「以 〜 * -
****、 りり g
の シ。シ、葉、北が1る、シの色1る似だ、
あシ む㎞aりてるあかぎさぬ。 あシま 隠 *ん山。樹水なさ山。 るもの。
あかーのーん」 g 闘神具。あかを感 る器。
はげやま。六帖「世をうしと思ひいれ あか びっ日 明属。すべて、祭aよ用み
運「あかのぐさ、例の、きはやか1る、ちひ
**あかはだのやまを身をこそかくさ るきよきひつo
さくて」 さりけれ」
あか の はな 図 調伽花。備前よ供ふる あかはだかーども図 ㎞住。上古の武剣 あか「ひも 図 赤紐。をみごろも よ着く
、かさりの紐。
花。運「あかのはなの、タはえして、い の名。
されもしろく見ゆれを」 あか はとり図 明衣。すべて、祭式よ用
あかひもの園赤経。あかひもえ、長き
あか のみづ 図 闘例水。備前 よ供ふる みる清き衣の績稲。 *のなるより、ながきよかけていふ 貫
之奥「やまみもてすれる衣のあかひも
水。あかをけのみづ。月諸集「あかの あかはなg 赤花。かさねの色目の名。 のながくぞわれを砕1 つかへむ」
みっさりょ、下谷へくだりけるを」 あかいろrまたなじ あかーびゆ 図 赤見。植物。草の名 ひゆ
あか の をしき図 闘仰折敷。備前よ供 あか はな 図 赤花。植物。草の名 高さ
ふる物をのするをしき。 の一種。部、葉、共 ょ 赤色なるもの 効
一尺はかり。四鱗の赤き花を開く。葉 料をす。
あかは 図 明衣。天皇のめし給ふゆかた す、形、うつぼぐさよ似て、せはく長く、 あかーひる g 白書。 まひる。 日中。 古
びら。 古語。
きさみあり。夏ょ至りて深紫色ょ尋す。
あか はしg 赤慣。かさねの色目の名。 あか はむ園冒 赤く色づく。あから 語。落窪「わが家を、あかひるみ入りた
ちて」
表を、黄よ、赤をまじへたる色なて、裏 む。次第 よ、赤くなる。
ま、萌責なるもの。 あかーふ 図 赤斑。 あかぶちょたなじ。
あがひ日 職。あがな3ょたなじ。古語。 あが3Q 弾。あがな ょたなじ。
あか はだ g 赤旗。あか地のはた。平家 宇拾「さけ、くだものなご、 さり いださ
の軍のまるしをせるもの。 古語。孤「時っ風ふけひの演み出で居
せて、あがひせむを、いひかためて」
あか はだ g 赤膚。きものを 少しも着 あかびきの いを図 赤引謎。碑衣を纏
9)

あかぶ 園国臼 赤らむ。赤くなる。 宇拾


すして、全く残濃なるこさ。あかはだ る よ用みる、青く光ある糸。
「鬼をあかびかへりぬ」
あかねもめん あかはだのやま
- - - -
あかぶち あかほん あかむらさき
(10)

あかーぶち 図 赤斑。あかきまだら。(多| こころよいでてくやしき」 牧むるこををつかさごりし役所。


く、獣類の毛色ょいふ) あか ほん 図 赤本 『このごろのを、表紙 あか-むらさき図 赤紫。色の名 むらさ
の色、赤かりしよりいふ』 くささうし きの赤みあるもの。 言
意を示すためré行ふ見供のたはおれ。 (草双紙)の稲。徳川氏の始めごろの語。 あか-め 陥 動物。魚の名。たひ(鋼)の
甲の見供、あかをいへど、むの見供ょい あが ま 図 吾馬。自分の愛する駒。自分 古語。
へむ、ひさ、何ごころなく、あかをいふ の乗る駒。古語。萬「ちさか川わたる あかめーがしは図 赤芽柏。『若葉の時、
よ、甲を、ペいをいひて、たのが日の下 せたほみこのあがまのあかきの水よも 赤くしてうるはしきよりいふ』植物。
まぶたを、指さきréひろげ、ひをからか の裾ぬれぬ」 木の名 葉を、互生し、三つのをがりあ
ふこを。若し、ひの見供、はじめrs、から あかみづ 図 闘例水。あかのみづ よた りて、大さ五六寸rs至る。夏のはじめ、
かはるるこをを醸知するをきえ、あか なじ。 黄白の花を開き、賞をむすぶ。古を、あ
さいへ をいはれたるをき、ただちrs、こ あかみはしる園目 帯赤。あかはむよ づさをいひて、弓を造る よ用みたり。
なたより、あか べ Gをいひ返して、免 たなじ。俗語。 あかがしは。
-
る。 かかう。 あかみ-めたる園国 赤亘。あまねく あかーも g 赤賞。赤色の宴。
あかべ 召 植物。木の名。あかめがもは 赤らむ。すべて、あかみを 帯ぶ。 あかもがさ図赤池推。病の名。あか
(赤芽柏)の略。 あかむ園目 赤。あかはむ よたなじ。i がさréたなじ。古語。楽花「こをしを
あかーぼし図 明星。星の名。よひを、あ 国 池 赤。赤くす。俗 よ、あかめる。 あかもがさをいふもの出で 来て、上、
かつきを16見ゆる、ひかりある大なる あがむ園鶴炭。『あげ見るの戦 た 中、下わかす病みののしる」
ほし。みやうなやう。金星。:碑楽歌の ふさぶ。大切ょす。i贈。あがなふみた あがもの図 贈物。戯を行ふ時、罪のあ
曲名。碑楽「やあか ば しを明星をく を なじ。古語。霊異 記「噴、あがめて」 がなびをして出すもの。古語。
やここなりや」 あか むけ図 赤剣。皮膚の、あかくすり あがもの やく陥 贈物役。剤の
あかぼし の園明星。音のななじきよ むけたるこを。 かひょたなじ。
り、あか(飽)ょかけていふ。六帖「月 あがむもののつかさ 図 域障司。古 刑 あか やに 図 ㎞場。植物。木の名。唐
シトみらい しトナ ) ) ^*コ) う、 う B1 *シ 、うょす、又rヶ*を 木みて、葉を、ゆすらよ似て三角なり。一
--』
「刃』 、うー。 れrきこ こ *
あから g『飲めな、爵のあ から* あがらし* シれ*るさす か なはしあからべたまはむ」
さけ(* )の古語。 いつくしく思ふ。古語。霊異記「総、安
加員之比天」 あからむ国風 世 赤。あかくなる がか
あからーがしは R』 わかはの時、あかくう くいろづく。美しくなる。i㎞置 赤。
るはしきかしは の葉。古語。萬「いな あからをまかせ g暴風。はやちょた あかむ。あかくなす。俗rs、あかめる。
みぬのあからが しはまさきえあれご君 なじ。古語。紀「暴風、あからままか あからーめ g 側見。わきみ。よそめ。古
をあがもふ時をさねなし」 ぜ」 語。大鏡「もさのごをくあからめもせ
あからか に国 赤。赤みを増びて。古 あからーたちはな図 赤橋。たちはなの でそひ ょける」
語。紀「嘩奏、あからか ょ」 質の、赤く色づきたるもの。古語。葛 あからめ さす 園画目 急ょかはる。古
あから-けし 國』赤。赤きさまなり。う 「月まちて家r*を行かむわがさせるあ 語。紀「間修、あからめさす」
るはし。記「はつに も、はだあからけみ」 からたちはなかげrょ見えつつ」 あからーをとめ 図 紅顔壊子。頑の、赤み
あから こ図 鶴見。あがちご よたなじ。 あからーひく 困 赤引。あかくうるはし を帯びて、うるはしきを さめ。古語。記
(あかち を請み誤れるならむ) ききさしのさすさいふ意なるより、e 「あからをとめをいささをよろしな」
あから-さま に園 篠怒。Qたちまち3 ひょかけていふ。高「あからひくひも
あから をぶねg赤船。赤色ょぬりた
にはかよ。急よ。空穂「いをまゆるさ くるるまで」eおさよかけていふ。萬 るふね。あけのそばふね。古語。萬「沖
せ給はQを、まひ申して、あからさま よ 「ぬはたまのこの夜なあけそあからひ ゆくやあからをぶねょっをやらをわか
まかでぬ」Qかりそめ よ。著問「あか くあさゆくきみをまてをくるしも」g き人みてをきあけむかも」
らさま よも、あとなきこをすまじきな はだよかけていふ。萬「あからひくは あかり図 明光 Q光線の作用よよりて、
り」 :明白。 あらは「*。 あきらかr*。 だもふれすてねたれども心をけréをわ 物の 明自ょ見ゆること。ひかり。光
めいはくよ。 がもはなく「*」 挑。 特よ、 もしびょたなじ。i譲 疑
あからさまにす 園 にはか ょ死ぬ。古 あからぶ 園国自 赤。あからむ ょた な
シめのシ
(11)

語。紀「天折、あからさまよす」 じ。古治。祀詞「あかたまのみあから
あからし 國』盤撃。ねんごろなるさま びまし」i国 昭 察。あきらむ よ
あがり 宮上。Q上の方 よ進むこを。貸
物ごをの、最終の獣 よ達するこを。Q
あから あからしぶ あからむ
あがりうま あがりたるよ
-
あがる
(12)

死ぬるこを。(魚、虫などの)圓あがりも がるためrsまうけたる壇。 「山ぎは、すこしあかりて」i同 ェ別。


の(供物)の略。@物を費りて得たる金 あがりーたる よ図 上代。たば かもみ わかる(別)みたなじ。古語。源「基うち
高。あがりだか。」 たなじ。古語。源「雲いかづちを騒がし はてぬるみやあらむ、うちそよめきて、
あがりうま 図 駐馬。はねうまみ たな たるためし、あがりたるよ よをあり 人人、あかるるけはひなをもするなり」
じ。古治。著聞「野分さいふあがりう けり」 あがる園画 自 上。っうへの方よ進む。
まをのられける「*」 あがりて の ひと図 上代人。あがりた高くなる。Qまみる よたなじ。Q事終
あがりーさがり 図 上下。Qあがりねり る世の人。古語。源「好み習ひしかご、 はる。成就す。止む。Q碑備の前1s、物
よたなじ。Q高きを、低きを。高低。 なほ、あがりてのひとみを、あたるべく がそなはる。@死ぬ (魚、虫などrs)3
あかりーさき 図 明先。明のさす、前の方。 もあらじをや」 弾す。i飲食し給ふ。「御飯をあがる」i
あがり さしき図 艦倉。罪人を いれた あがりての よ図 上代。あがりたるよ 騒。はねまはる。くるひまはる。をび
くをこころ。 はになじ。古語。大鏡「いさあがりて あがる。(馬rsいふ)枕「馬のあがり騒
あかりをやうじ 図 明昭子。あかりを のよを、まりはべらす」 ぎたるも、たそろしく覚ゆれで」
をるための障子。うすき紙を、張り あがりもの図供物。参詣人が、碑備の前 あがるとひ図 麻柱。あななひ ょたな
たるもの。今の世 よ、ただ、障子をい ょ奉るものを、碑赴、寺院なをよていふ じ。宇拾「あがるくひのうち ょたちつ
ふもの。古語。今昔「自らたち走りて、 稲。i牧獲 田畑なをより牧め獲たるも まりて」
あかりみやうじをあけて」i薬の名。 療物。不用みなりたるもの。ふ あかるし 認画園 明。Qあきらかなり。光
色、味、をもみ、賞丹 よ似たるもの。 るくなたるもの。i飲食物の敬稲。 さしてあり。俗rs、あかるい。Qその
暑気ré犯されさるため よ服用す。 あがり-や陥 艦倉。罪人をいるる年屋。 道の事 よくはし。俗 よ、あかるい。
あがり-せん 召 上贈。食事を終へたる あがりさしき。 あかるたへ 図 明妙。つやのあるたり
あざこの膳。 あがり やしきg 揚敷屋。官み没牧せ もの。なほ た Mを見よ。古語。シ
あかりーだち 名 儀刀。ざしき よ用みる られたる屋敷。 「みそまえあかるた てるた
太刀。 国明。あかるくなる。赤く あかるみ 図 明所。
あがりーだん 図 昇園。高きさころ へ あ あかる も
はる。うるはしくなる。あからむ 牌あかれあがれ に即㎞
闘いじ
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う。 撃 * :になrja 、…シ いふ
モニチ をここ言てち て ㎞。
あか お
かにあかねこ は“
シeのみのる。
むこyて、いざこふこと。
あき召 ㎞。ロの中の、上下の骨。あご。 あきかせの つき 図 秋風月。陰暦八月
古語。和名将、和名 阿岐、日中上層 の異稲。古語。蔵玉集「 装の葉 よ露ふ

井。㎞住ふる水をくみさる井戸。新
千「たえすくむあかみの水の底すみて 也」i阿魏。薬の名。古て植物の脂 きみだすたをよりや身r まみそめしあ
心rまはるる有明の月」
て撃し 含を、草の井 ても記す。 きかぜのつき」
あかみ 召 赤種。赤き縮の具を用みる
あ わがき あきがた召 厳方。あきそむる時。いゃ
輸。 よなりたる気味。伊勢「ふかくさ ょす
さあきふるくまがいたでたはずを陽鳥
あか 参んは宮赤牽。動物。鬼の名 赤 のあふみの海réかづきせなわ」
みける女を、やうやう、あきがたみや思
ひけむ」
きさんぼ。 あきあはせ図秋給。秋ょ着る給。
あかをけ図 闘神。備み住ふる水を 六「るダの女がきなれ衣のあきあはせ あき かたまけ て国 秋のころを待ち
て。古語。萬「いそのかみたぎっ山川
入るる桶。 はやくもいそぐっちの音かな」 たえずあらをまたもあひ見むあきかた
あかなけら 召 事#。 植物。草の名。高 あきうき図商人。『あきひさの音便 う まけて」
さ三尺はかりょして、黄生す。葉え、深 りかひを、業をする人。商買人。
あきが しは翌商相。あきが しはえ、あ あき
緑色 よして厚く、 秋の頃、剣み似 たる
がはり召 商号。買ひたるものを
心がはりして、かへすこと。古語。萬
きなひものの相をいふ意なるょり、う
白き花を開く。 _ 「あきがはりあらすさのみのりあらぞ
あかをさし日赤科。あかいとな“の 刻よかけていふ。萬「あきが「はうる
* やかはべのま ぬのめの人ょま ぬべを君 こそわが下衣かへしたまはめ」
略。 あき き目 秋慈。植物。草の名。ひど*
よたへなく」
あき図 動物。貝の名。 あかにしょたな じの一種。秋のころ繁るもの。
じ 古#。明。eひますき。いとま。 あきかせg秋風。e秋ふく風。 あ あききの蹴 秋私。あきぎの運。三っ
きかせのさむきあさけをさぬのをかこ
人の住みて居Qさころ。 から あきま、
(13)
づっこもれるものなるより、ふたご*
空。i 方角ないふ語。方位の碑
のあら えなむきみょきgかさ。」シ
あきかせのつき
あき
あかみ

あききり あきざま あきおこり
(14)

り ょかけていふ。紀「あきぎの、いやふ一ねをなす。入金す。古語。字鏡「園、買一 の花」
たごもりをたもへかし」 物送付録也、市買先入目増、阿支例須」 |あき おこり図 商賞のま ぞこなひなり
あききり召 秋務。秋ょたっ霧。古今 あき さま召 秋方。秋よなりたる頃 秋 をいふ。古語。萬「西の市ょただひさ
「人のみる事やわびしきをみなしあ 季。古語。玉葉 g山院かくれさせ給 り出でて目ならはすかへりし加のお
きさりrsのみ立ちかくるらむ」 ひて、次の年のあきさまより」 を こりかも」
あき くさ 宮 秋草。すべて、秋ré生する あき さめ 図 秋雨。秋降る雨。八雲御 あき おひ 召 清音。あきめくらの古語。
草。萬「あきぐさみたく白露のあかり 抄「光忠が、あきさめなどいへるたぐひ あきしりーぐさg 秋知草。植物。をぎ
のみあひみるものを月をしまたむ」 * をかしきことなり」 (荻)の異名。古語。蔵玉集「ねさめし
あきくさ の 蹴 秋草。古の風俗み、草を あき さらば 団 秋去者。秋よならむ。 てあきしりぐさの風よりや老の秋のま
結びて、後の紀念をなすこをありしよ 古語。萬「あきさらをわが船はてむわ づま をるらむ」
り、むすぶよかけていふ。萬「あきくさ すれ貝よせきてたけな沖つまら浪」 あきーをろg 除白。文字などを書くべ
のむすびしひもを」 あきーさりーごろも g 秋去衣。秋rょなり き部分の外、即ち、欄外の、左右、上下の
あきくさのはな 図 秋草花。菊の花の て着る衣。古語。萬「たなはたの五百 白きをころ。古語。
異名。古語。塔 機砂「あきくさのは 機たててたる布のあきさりごろも誰か あき おろ 図 明域。人の居め城。空城。
なを、北のまがきょうるて」 をりみむ」 あき す 召 空巣。Q鳥の居ぬ 単。Q人
あきーミる%ま図 空車。物をのせぬ車。か あき さり て園 秋去面。秋みなりて。 のみめ家。あきや。
らぐるまるむなぐるま。 古語。萬「あきさりて山場を3けをな あき た 図 秋田。秋の田。稲の熟せる
あきさ 図 秋沙。動物。鳥の名 かもの つか しを我を思ふか」 頃の田。萬「うるていにしあきた別る
一種。形、通富の鴨より小さく、頭を、 まで見えこねをけさ初雄のねみぞなき
あき さり ひめg松去始。柳機姫の1
背どを灰色ょして、腹を白く、足を、噛 あき され ば国 秋去者。秋よなれを。 ぬる」
をま、赤し。あいさ。 あき「あく 図 植物。きく (菊)の異名。 あきたじやう の すけ 図 秋田城介。中
あき さす 闘自 闘。ものを買ふ さき
ょ、まづ、てづけ金を興へたく。さきが
古語。蔵玉集「あさむうふもまじる草葉
もかるるまで野ょのこりけりあさ し〜
『シをも
守りしものの稲。
シ 『 シ * シ
「あき「たる Fau日 t: へ
熱くばやこ けつ。シキ月は あらぶに もら あきう ***ョ・あきらままょ *一 、
たよあひみれごあが国gふ君まあきたら *。基うきっはのそでふるせ をェく
ぬかも」
たなじ。まォ 島の外も退をさまれる “げ3らょ ふをみたまへわぎみ」
あきつくに道ある君の裏 をそまる」
あきちぐさ図 秋連草 植物 はぎ(萩) あきっを ま 図 ㎞鈴洲。『碑武天皇、 大 あきっぼね宮開局。人の居め つまね。
の異名。古 。蔵玉集「あきちg早 和國の室さいふ地 ょ行幸し給ひて、園 シ。群内侍日記「おきつぼね ほこ
花さけるこの野ュきもしの種をから らかして障きたるを」
ぬほかりぞ」 がらを見給ひし時 あきつの さなめせ あきっ みかみ図現御碑。剤
るがごさしさ、のたまへる故事 まより 「またなじ。
あきっ図㎞。動物。鬼の名 さんほ ていふ』 日本國の奮稲。紀音宴「をび あきこ図 属。おぎょたなじ。古治。宇
(㎞)の古語。記「たこむらょあむか かけるあまのいはふねたづねてぞあき 拾「魚、大ょて、うちをられねむ、草刈鎌
きつきそのあむをあきつはやくひ」 つままみぞ宮はじめせる」 をいふものをもちて、あきををかき切
あきつーかた 図 秋方。秋の頃。古語。 あきつをまね 固 秋津洲根。やまさみ りて」
取替「こぞのあきつかたより、心ちの、 まねみたなじ。 あきとひ 陥 険鳴。あぎをふこ を。古
あやしく例ならやり」 あきつーは 図 轄鈴羽。さんぼの羽。 語。紀「始貸阿軌登比、はじめて、あき
あき つかみ図 現碑。『現身の碑 よて あきつはに困 ㎞鈴羽。あきつの羽を、 をひま たまひき」
ましますさいふ義』天皇の倉稲。萬「あ 色よきものなるより、にはふよかけて あきこふ 園目 喰鳴。Qあごを動かす。
きっかみわが大君のあめのまたやしま いふ。萬「あきつはみにほへる衣われを 日を開閉す。(多く魚rsいふ)古語。紀
の中 よ」 - -
着じきみr*またせたよるもきるがね」 「随水喰鳴、みづのまみまよあきをふ」
あきつ きり 図 秋霧。あききりょたな あきつはのすがたのくに日 韓幹羽 信 見供のかたことをいふ。古語。崎齢
じ。 姿國。あきつままréたなじ。古語。績 「そこらの人のあきとふやうréすれを」
あき づく ㎞自 秋の季候 よなる。秋ら 後撰「あきつはのすがたのくにょあを あきーなー<さ g 秋無草。植物。きく(菊)
(15)

こしくなる。古語。第 「庭草rまむらさめふ たれしかみのまもりやわが君のため」 の異名。古語。蔵玉集「花ちりてその


りてこほろぎのなく撃きけをあきづき あきつはのをで召 韓鈴羽神。うすも 名はかり ょあきなぐさかたみよたける
あきたる あきつくに あきつほね
シ - 』 シ =
あきなひ あきのかた あきの多らべ
けさのつゆだま」 の夜の月」 の稲。箱を、専ら、冬たくものなれむ、

あきな







うり

あき-の-かた 召 明方。こしをくぶん(年 殊更rs、秋をいふ語をそへていふ。新古








な資


かたきり
あきな

徳碑) を見よ。 「浅ちふや神ょくちょしあきのま もわ


ひがみ
あきな
えびす
わか


%

あき-の-かたみ 図 秋形見。冬 よなりて、 すれぬ夢をふくあらしかな」:つるぎ




なじ

秋のなごりを思ひ出づるくさはひをな (剣)の異名。古語。草庵集「あきのま も
あきな

Q







あきす

るもの。玉葉 「移ろはで庭の白薬残ら かけける松もあるものをむすぶちぎり



そはかも。
た「




ひくの穂す
空うり

なむあきのかたみをあすよりをみむ」 の色かはるらむ」
あきな
からめ
かしこ





いち

あきのをらべ 図 秋調。律の調子。秋

あき-の-こころ 図 秋心。Q秋の、もの

ああきの







秋きの野

さびしき心。ものがなしき心。拾玉「た の時候rsかな へるもの。狭衣「ま のぶ


ひみ を
こののふこそ
も今

どゆか

郊のそらょ月みるよはのたもひこそあ るをねみたてよどやこよひさをあさの




なの
rs

きのこころのかぎりなりけれ」 Q ここ ま らべ のこる のかぎりを」












ふ那
あき
支 き

ろのかはるこを。厩ふこころ。なほ、 あきの たりほ 召 秋垂穂。あきのたる



寵棲
rてé の』



故愛事
てい
より

あきかせを見よ。 ほみたなじ。

をみ



捨たる
なり
rいs られ

あき のこる 図 秋撃。秋のものの撃。 あき-の-たるほ 図 秋垂穂。秋稲のみの



たきの夕く ふへ








さる
てられ

たをへむ、風の音、硝の響な%この類。夫 りて、垂るるもの。

七て

あを
忘れ あふの
木「萩の葉みかはりし風のあきのこる あきのちもミ目 秋園田。京官の除目
ぎの




やがて野わきのつゆくだくなり」 ょて、秋行はれしもの。なほ、ちもくを
い色
あき
-







景 ろ あきのを され図 秋時雨。秋の未ょ降 見よ。
り風
いてくっ

ふ撰


みしか




る雨の稲。時雨を、専ら、冬rないふもの あきの つかさめしg秋司召。あの

なる

いろ
あきの


かな

なれを、殊更ょ、秋をいふ語をそへてい ちもくなれなじ。

きり
のか
あき






g
ふ。千二 「鈴鹿山もみちせよをて碑世 あきのこびり 図 秋隣。秋 ま接近せる

はり




玉「よよをへてのりのむ ょりあきのまぐれやふりはじめけむ」 季候。即ち、夏の末、またを 多の始の
巨。のかぎり。あきのをもg 秋 秋の 、7 *」 稲。拾過「かりねせし玉江の魔よみが
-"
ー ィ・ 一
〜れても、もうけマ・#***y" * g もも り引引
が、むまり、a ** り 以 引 り引り 土日 AT あさび 、しの、よう きぬ者 、、とりむ
者 。おにきものをも はすりょ 『す***。
*㎞ もるもみちを みれ て一ど あきーのーみや 日 秋官。e皇后の御殿。 が如し」
せのお 剤のマ」まりもあじみなりけり」 草関代「殿もりrsまた ものいはむ水の 薬 あきびさし→うま 図 商人馬。商人の、商品
あきのーななくさ g 秋七草。秋の頃の ちるあきのみやよ え朝きよめすな」 Q などを運撮する ょつかふ馬。盛衰「あ
ななくさ、即ち、萩、尾花、葛、女郎花、 皇后を申す。
き員きびをうまのくせ なれを、えだ爪堅く
藤椅、なでしこ、あさがほの花の稲。 あきばう図』明方。方位よいふ語。あき して」
萬「秋の花尾花くり花なでしこの花を を見よ。
あき ふだけ図 秋二毛。秋、鹿の毛色の、
みな へしまた韓 びあさがほの花」 あきはき図秋萩。植物。草の名 はぎ 古毛ょ、さしげして、二色ょなりたるも
あきの なぬか 図 秋七日。七月七日の (萩つをいふ。萬「君ょこひうらぶれを の。むかはきょ用みる。
稲。七夕。拾玉「なかなかr*闇 なるべ れをまきの野のあきはぎえぬぎさを鹿 あき-ぼ図 秋穂。秋のいなぼ。寛平歌
しを思ひけりあきのなぬかの星あひの なくも」 合「いつのままあきほたるらむ草を見
そら」 あきはきの園 秋萩。萩え、にほひよく しほどいくかども へだたらなくょ 」
あきの は図 秋葉。色づきたる秋の草 して、うつりやすきものなるより、Q あき まつーミさ 図 秋待草。植物。
夏の
水の葉。もみち葉。拾玉「かみ なづき にほふよかけていふ。萬「おはぎの
田の稲の異名。古語。莫博抄「水かけ
生田の森のあきのはr*松風すぐるタぐ にほへる妹をにくくあらむ人妻ゆる よ てあきまつぐさのよなよなみひかるえ
れの空」 われこひめやも」eうつる よかけてい 露かまたま ほたるか」
あきのはな図 秋花。植物。きく(菊) ふ。古今「ふきまよふ野風をさむみあき あき みつ 闘目的満。飽くほを満つ。
の異名。古譜。 はぎのうつりもゆくか人の心の」 十分よみつ。土佐「皆人、わらはまで よ
あきの はづき図 秋初月。陰暦七月の あき はつ ㎞自 飽果。いやよなる。 くれたれを、あきみちて、舟子%こもを、
異稲。古結。莫博抄「風なくを何をか 飽きてままふ。俗ré、あきはてる。源 はらつづみをうちて」
いはむ松かげのあきのはっきをたをよ
「もし、世の中réあきはててくだりたま あき めく ㎞自 秋らしく見ゆ。秋らし
(17) こそまれ ひなを」 くなる。清韓集「山里をモ庭 のむらくさ
あきのこまり あきのふだ あきびき
あきる あく
あきもの
。Qをちられたるものが
うらがれてせみのなくねもあきめきr*|あきる ㎞目 欄。意外なるみ整きて、 あくミ園国自明
(18)

物もいはれ り。俗ré、あきれる。源「い 開く。(戸などrs) Qからrsなる。むな


けり」
をあわただしき ょおきれたるここち しくなる。Q ひまみなる。すきまが出
あきもの宮 商物。賞買するもの。あき 明。俗rs、あける。Q
またまふ」 足。 来る。空。:
なひもの。:明物。Q物を入れてあらぬ
あきれ図 倒。あきるるこを。呆。 をちられたるものをひらく。開。ほか
語。Q 不用の物。
ら よなす。Q ひま よなす。すきまを出
あき やしき臼 明屋敷。人の住みて居 あ音きれいだし国国 網痛。あきるるこ
ぬ屋敷。空母。 を甚だし。古語。演松 「奥のここちし だす。Q始む。「商資の日をあく」Qう
がつ。さほす。「穴をあく」・自明。明
あきーやま g 秋山。秋の山。萬「ふたり て、あきれいたくたまゆれを」
行けをゆきすぎがたきあきやまをいか あきれ まさふ 園国目 個惑。甚だしく かよなる。改まる。俗 よ、あける。「夜
でか君がひをりこえなむ」 あきる。あきれかへる。古語。楽花「あ があく」i国目 徳。Q満ち足る。満足
さましういみじきみを見て、あきれま す。Qいや よなる。厩はしくなる。あ
あきやま の園秋山。秋の山ょを、木の
葉の色づくより、またふみかけていふ。 をひて」 ぐむ。俗rs、あきる。
上。俗rs、あげる。Q あ
萬「あきやまのま たべる妹なゆ竹のを あきーをさめ 図 秋牧。秋 よなりて、田の あミ 園国自
をよる子ら」 ものを刈り牧むるこ を。夫木「まぐれ がらしむ。上の方ré進めやる。のぼす。
あきらけし B園 明。あきらかなり。鮮 せぬ吉田のむらのあきをさめかりほす e なし終ふ。「本をあぐ」Q食したる
かréてあり。新薬「秋の夜のながきあ 稲のはかりなきかな」 ものを吐く。胃よりか へす。Qゆひた
はひょみる月のあきらけき世みあふぞ あミ目 昭。おけはりみたなじ。空穂「右 まふ。むすびたまふ。「髪をあぐ」Qた
うれしき」 近のあくより、くさくを出だす」i灰 てまつる。「御湾をあぐ」
あきらむ Q 明。Q あきらかは 汁。Q灰を水rs入れ、濃して、をりたる あくうち 召 灰汁打。あくをひきて、つ
さをる。くはしく知る。 よ・くみる。俗 汁。物を染め、またを、物を洗び去る やうちをまたるかみ。
ょ、あきらめる。Q思を絶つ。思ひ切 は用みる。Q草木より出づる、あく汁 がらすみた
る。断念すo 俗rs、あきらめる。 の如き液。 俗語。 :酸味。 るみたくさ味。 あとがらす 園ェ 憧。あこ
あきらめ g 明。思ひきるこさ。断念。 あくの味。 なじ。楽花 「若やかなる殿上人の、申し
即せなを
lし し。( が。すなら むさて、めし
-
* ***くくり り針 れ七力a。
執樹。〜**ー〜うりィ;→。
せさせたほ 憧。 も、こがるょた な あくーちみゆ g 悪趣。シの りしきてあくs しシ
あう こし。 俗1る、あ〜**い。
シもの
世界。おりご〜。
*㎞ gs。字拾「その 、
㎞ よりっく。
あくー之う ㎞ 個。あしき信。行のあら
も質はで、あらあらしう、かく、あ(。
*こおa
*」 あらしき法師。よからぬ事をなす電 くいわき ふV
なかり けるまま
あとだ 図 茶。『あらくた(粗階)の義』ご あとなお 国自 浦文。はねて狂ひまは
て、月日をすごす。演松「すすろré、山 み。くづ。:就。動物。虫の名。胎中rs る。(多く馬な%こないふ)古語。類名「油
深くあくがれすごさましや」 生す。白くして長し。か い。和名 「就 支あくなふ」
あくがれ まさ3 国臼 憧め。ふかく 虫、今案一名寸白、俗云、加以、又云、 あさぬ 国 倭愛。あぐむみたなじ。
あくがる。古 。演松「心の、ま づまる 阿久太」 俗rs、あぐねる。
よなくあくがれまごふ」 あくたーこり 口 基取。あくたをとり除 あくの さg 鶴座。あくま や 艦舎)ょ
あくけーなし 口」無灰汁気。あくの気 く具。ごみ こり。 たなじ。
のなきを、飽くさまのなさrsたこ へて あくたーび g 茶火。茶をたきたる火。 あくび 曰 吹味。あくぶこを。惨念を生
いふ語。古語。散木「ふりいでていひ 拾遺 ほのかょもわれをみしまのあく せし時、日、たのづからあきて、息を発
そめつれごくれなみのあくけなくても たびのあくをや人の音づれもせぬ」 するこを。禁花「力を霊して、かちまみ
かへりつるかな」 あくたーふ Q シ堆。ちり、あくたを、高 る よ、御あくびをだよせさせ給はす」
あくミーご3 図 悪却。切のあしきこを、悪 く績みあげたる虜。りちづか。ごみた あく ひつg 悪筆。文字をかくわさの
事をもたるむくい。なほ、 ふを見よ。 め。古語。和名「 三堆、あくたふ」 畑きこと。また、その描き文字。
あくミーさう曰 配相。人相の悪しきこ あくたーぶね Q シ。あくたを運ぶ船。 あくぶ ㎞』 吹味。あくびす。古語。著
*こ。・悪療 。あしきかさ。かさの、性 ごみ沿。 聞御整をうけたまはりて、あくびて、
のわろきもの。 あくち g 日頭斎。日のあたり ょ生する、 けしきかはりて見え候ふré」
(19)

あくミーちや g シ。碑事なごを行ふ時、 ちひさきかさ。 あくま召 悪魔。人ょ、害をなす暦も


南の殿の前庭r*設くるもの ょして、梶 あくこ 図 ㎞。きびすをいふ。古の、東園 の。
あくがる あくをゆ あくさし
|
まり




がに
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なじ 大なくま方


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みる あぐら



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古 し

く 。

は たろる
われ



き 」 より


くま 今ろ

古語








、 昔 かを
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3



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こし

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くなこくる
おあ

あ目
古らう
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むく たるっ

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あべ


くたり
はあし
大古て



く。


やこ宮語みし分る
ぐら
やく
にくあくる
つとめて
あくまで
あ らう

翌ぎく日

3

つよあくる



の 翌さぎ朝

あさ
るー
あつあく


。 やどう 船


なあく








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たくり
。 りー
0












ね りれ色ー
Q
毛あ


なきろ




を あぐら








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あら









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古くる
あ日








、語 よく





て なののけ

もり
もの


。す ならす


。 」を


よみ rな

ひく
もち
御手

する
まひ
こ éみ
古ぐら語


あわる




の なじ


わん
。 」

衣く



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『Eきて、白 を ェひシふ“ つく * ** **ふ一 *て。ま
あけう g シ。 十属はやしの皮 よりマ réなりょけるかな」 草博を捕 へて、あげさまr*つかむとす」
ト りにかは。シょ用みる。
g 撃歌。土日の雅楽の名。紀「比 あけくれg * 日の側くる。、 あけ され は国明去者。泣あけてくれ
あげ うだ 基るるときも。 いつもいつも。朝夕。
爵二首目あげうた(暴歌) で。シ。高「タされを次なみちしむ
運「あけくれまつは しなれ鈴ひけれぞ」 あけされぞるほをひしむ
あげ うま図 上馬。碑赴よ奉る馬。 あけーされ 図 明暗。よのあけは なるる あげ おこみ日 揚部。さげだろし する
あげーださり図 結劣。かみあげをみて、 時、一旦、すこし暗くなるこを、古語。 やうな造りたるま をみ。
がたの、はじめより劣るこさ。古語。 源「あけぐれの 空 よ、雪の光見え て」 あげーせん 図 場録。Qくち せん よたな
源「いさかう、きびはなるほごを、あげ あけくれーは 国明来者。よあけて 、書ょ じ。Q人を努 せる報酬 よやる銭。
れさりやさ、うたがはしうたばされつ なれむ。古語。萬「 ま がの浦rsいさり あげ た 図 上田。あがりたる田。水なき
るを」 するあまあけくれむ浦まこぐらしかち 田。古語。紀「高田、あげた」
あげ かすがひ図 撃録。あけ戸なさを の音きこゆ」 あげーだたみ図 上盤。たたみの上 よま
さむるょ用みるかすがひならむ。古語。 あげーごしg 上奥。肩 よてかつぐ興。 きて、貴人の座をするもの。
あげとミg撃命。Q連歌の下の二句。Q (さげごしょ封して) あけ たて ば 団 明立者。おけ されはな
をはり。はて。結局。俗語。 あげーごこg 武事。碑備へ、物を奉るこ たなじ。古詰 。源「あけたてを、猫のか
あげくだし g 吐潟。病 ょて、はきくだ さ。古語。呉竹集「たなはたよかさむ しづきをま て、なでやしな
ひたまふ」
しをすること。さしや。 を思ふあげござréその夜なきなのたち
あげーだま図 上玉。かぶさの、いきだし
あけ くらす ㎞」明基。あかしくらす よけるかな」 のあなのまはり。
ょたなじ。古語。夫木「ま らやミりきほ あけーごろも 図 精砲。緋色のうへのき あけつげ さり図 隠告鳥。動物 にはを
をけさをもょたきふしてあけくらしけ ぬ。古、五位の人の着たるもの。後撰 り(鶴)の異名。古謎。夫木「すもりご
るわが身なりさま 」 「ぬは玉のこよひはかりをあけごろも のかへらめそらもありなましあけつげ
あけ くる国臼 明基。夜あけ、日く 明けなを入るをよそ よこそみめ」 をりのこる なかりせをに
(21) る。月日すぎ行く。金葉「なにごををま あげーさま に国 上の方ょあぐるやうよ あげっちもん 目 上土門。屋根の上 ょ、
あけう あけくれ あけされば
-
あげつらひ あけのみやうおやう あけびかづら
あけ のみやうを やう 図 隠明星。あけ 判形 よて、五葉、一虜 よ生す。夏の初め、
(22)

土をあげたる門。
あげ-っらひ 召 論。あげつらうこを3論 方、東の空rs見ゆるあか ばし。金星。 白、またえ、淡紫色なる、三郷の花を開
すること。今昔「このあげつらひ、よし あげーのり臼 撃告。いひあぐるこを。申 きて、のちよ、質をむすぶ。質を、瓜rs
なきこをなり」 しあぐるこを。古語。類名 「個、あげ 似て、細長く、皮あつし。肉を食ふべし。
あげーつらふ 闘 」論。よしあしを、い のり」 通草。東園みてを、あきびをいふ。字
ひあらそふ。ろんす。記「まづ、つはら あけ はなる闘員 明離。夜、全くあ 鏡「関山女也、阿介比
かré、黄泉碑をあげつらはむ」 けはつ。俗よ、あけはなれる。伊勢「あ あけび かづら 臼 菊子憂。植物。葛草の
あげ て団 撃。のこらす。こをごをく。 けはなれて、ま はしあるré」 名。あけひみたなじ。
すべて。こぞりて。 あげはの てふ 召 揚羽蝶。動物。虫の あげ-びざし 召 揚旺。つきあげびさし
あげ ミうろう図 場燈籠。軒、その他、筆 名。蝶の一種。形、大きくして、翅 réたなじ。
の上などrs釣りあぐる将 。 色、うすちや色なり。物réをまる時、超 あけーひはり臼 明雲雀。夜のあけがた
あけーに 召 明荷。竹つづらの一種。旅行 をあげてあはす。風蝶。 16なくびはり。
するとき よ用みるもの。 あけ ばん 曰 明番。Q宿直せし次の日 あげ びんづら図 上賞。高くあげたる
あけ のこる園回目 明残。夜、いまだあ のやすみ。Q牛夜交代の明け方の番。 びんづら。古語。法鉢装束妙「御あげ
けはてす。古語。風雅「白みまさる室 あけ はらふ 園員他 明挑。Q悪くあけ びんつら 御ひきなほしの時を」
のみだりをうすくこくあけのこる星の はなつ。(戸、随子など、信あけわたす あけぼの臼 昭 『あけぼの(明灰)の義』
数ぞきえゆく」 rsたなじ。 夜の、ほのか よあかるくなる時。枕「春
あけ の そぼぶねg 朱土船。あかっち あげ ばり図 幅 『あけはり(揚張)の義』 を、あけぼの、やうやう自くなりゆく」
ょてめりたる船。古語。萬「たびょし 幕の類。上を、四方ををかこひて、個屋 あけぼの ぐさ召 賭草。植物。さくら
て。のこひしきょやましたのあけのそ を造るょ用みるもの。枕「いろいろの (懐)の異名。古語。
ほぶねたきよこぐみゆ」 銃、あげはりrs、みす、いをあをくて」 召 環草。植物。草の名で
あけ の たまがきg先玉垣。碑赴な*こあけび g 菊子。 『あけみ(開身)の韓』植 あけぼのーさう
ょある朱ぬりの垣。
。夢草の名。山野r 生す。 薬も、小 ㎞ たほはこょ似て 三つの紋あり。
り nおりシ〜リn か。 るこミ。土日まで Hい あげーな g 様。たいか*
はやはるさう。 党日の御あげまさりの しきょ、なば、
g シ闘。あけ ば のぞめ 昔 ㎞のあげをの、長 かりけれたて」
あけ慮はり「お* いづ〜の、いかなりし人ぞど、むねうち
㎞を 染め出だしたる*の。 さわぎて」
あこ 日 官女の名。きよ こころをつとむ
るもの。たんなかみ。古語。i我子。子
あけぼの老お図躍 。染色の名 ェ あげき図 上奪。つきあげ戸の達ュ を、またし て呼ぶ稲。古誇。運 わて
の色 よて、㎞の室の色の如く、こころ
せるまご。つきだしまご。 を、らうたけれど、つらきゆかりみこ
やこころ、隈 gこりて、ぼかしょ染めたる
もの。
あけーむつ 臼 明六。謎の六つ時 今の午 そえたもひはつまじけれを」i下炉。
前六時ょあたる。(くれむつ よ封 して) 『字の宋音』火葬の時 よ、火をつくる役
あげまき g 纏角。『上げ巻きの義』Q古 あけーゆミ園国自明行。夜が、次第よあ 日の僧。碑宗の語。
の見供の髪の結び方の名。ふりわけが けはなる。源「あ3けく空を、いたうか あごg 勝。Qあぎ。あぎさ。貸特 よ、ま
みを巻きあげて、左右ré結びたるもの。 すみて」 たあご。たをがひ。
源「あげまき ょふかき契をむすびこめ あける めも なし固 無開目。ひらく
あご 図 編子。あびきする人。 古語。萬
たなじこころよよりもあはなむ」貸あ をきなし。こもりがちなり。古語。績 「たほみやの うちまできこゆあびきす
げまき よゆひたる童。源「あげまきの 詞「松の戸をさしてか へりしゆふべよ
こころさへぞめさましき」Qあげまき
さあ ミミのふるあまのよびこる」
りあけるめもなく ものをこそたもへ」 我子 あこ 我子)ょたなじ 古語 「た
むすびの署。i徳角。Q碑楽歌の曲名。 あけーあたす国 Q 明演。あけて、 人手 ほ舟みまかちまじぬきこのあごをから
碑楽「あげまきをわさだまやりてやそ よ渡す。(家、またえ、城なごを) 園へやるいはへ神たち」
をもふさ」 a催馬楽の呂の曲名。催馬 あげーめたす ㎞自 場演。残りなくあ
*あげまきやさうさうひろはかりや ぐ。古語。狭衣「たしかよ見よさのた あこえg 距。けっめ よたなじ。古語。
さうさうさかりてねたれやこもまろびあ 和名「距、阿古江、雑雄将有岐也」
まへを、はおさみ、あけわたして」
ひけり」 あけーわたる 明渡。夜が、全く明
あこがらす ㎞記憶。あこがるるやう
けはなる。新拾「あけわたる容みま ら ょす。運「わが身を、さしもあるまじき
あげ まさり g 上優。見童が、かみあげ
さまよ、あこがらし給ふを」
ま 、元服して、姿の、初めよりも、よくなれで久方の岩戸の闘を春やこゆらむ」
あこがる シ日 憶。『有g難るの違
あけぼのしま あげまさ あげを
あご意き あこめ あこやがひ
(24)

心たちっかす。思ひあまる。胸をこが あこめ 召 治。衣の名 あこめぎぬの署。」 山家「あこやさるいがひのからをっみ


す。あくがる。俗よ、あこがれる。績 源「ほどなきあこめ、人よりえ、くろく たきて資のあさを見するなりけり」
古「あはれなりなにをなるみのはてな 染めて」 あこやがひ 図 阿古屋貝。動物。貝の
れをまたあこがれて浦づたふらむ」 あこーめ 図 吾子女の意みて、女の子を親 名。殻を、方形réして、表面 て、撮 殻の
あこま図 阿遭。六帖「あふことをあこ みいふ語。催馬楽「田中の井戸rs光れ 如くあらあらしく、裏面を、白くして、
ぎのままなひく鍋のたびかさならむ人 る田なぎつめつめあこめ」 青紫色を帯びたる貝。中rs、眞珠をふ
もありなむ」『この歌réよりていふ』 あこめーあふき臼 槍局。濃服のをき、貴 くむ。肉を、いたやがひrs似たり。最
Qたなじこをの、たびかさなるこを。 婦人の持つ槍局。三十九枚の薄き板rs 珠貝。珠母。
Qいつまでも、道ならぬこをを貧るこ て造り、萌黄、黄、白、紅、紫、おだうの六 あこやだま図 阿古屋球。あこや がひ
を。俗語。 種の色の糸réて綴り、雨はしを、飽結rs の中r*生する珠。えんむらゆ。六帖「いせ
あこしかり 園員ェ目 可。よろしくあり。 ま 、長く垂らして、造り花の飾りをつけ の海のあまのまわさのあこやだまさり
よくあり。古語。鍵異記「可、あこしか たるもの。 ての後rs態のまげけむ」
る」 あこめーざぬ 図 耐衣。衣の名。C中古、 あにゃのたま目
阿古屋擁。あこやた
あこだ 名 あこだがたの署。 童女の、膚近く着けたるもの。古語。和 まrsたなじ。宇拾「あこやのたま、大豆
あこだーかうろ図 あこだがたの香魔。 名「稲、阿古女岐沼、女人近身衣也」倒中 はかりありけるを取り出だして」
あこだーがた 召 Qすべて、圓き形のも 古、男子の、装束の下rs着けたるもの。 あさーあけ 図 朝明。あけがた。あさけ。
の。Q形圓くして、頂を凹めたる兜。 古語。 早朝。古語。玉葉「鳥の音ものやこけき
十代日宗安のつくりはじめたるもの。 あこめーすがた図 狩姿。あこめを着た 山のあさあけみ霞の色を春めき ょけ
あこーたち図 我子達。こをもたち。古 るすがた。古語。源「わらはべなどの、 り」:浅緋。染色の名。緋色のうすきも
語。空穂「さらむ、このあこたちを」 をかしきあこめすがた、うちをけて」 の。古語。順集「ふかみ ご り松rsもあ
あごん 図 阿合 『楚語』備教の語。小乗 あこめLの はな 図 植物。すすき(薄)の らぬあさあけのころもさへ よぞま づみ
数のうちの一部の備説。増阿含、長 阿 異名。 語。 そめけむ」
含、中阿含、雑阿含の四つよ分る。 あこや 陥 阿古屋。 っあ剤の署。二あさーあさ召 浅浅。あ引づけょたなじ。
-
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-
あさ がだ 日 引引劇
のおおさんan あさっ日 棋物。物草の名。☆☆びょ二あさ がだら日朝形。あさのシ
おれなじ。
英深 からやあり。奥底が見えてあり。 政集「くれぬどて人ぬる野べ のなみ ぶ
あさあさしシ あさゃかなり。 あさかげ日朝%。あさひょ らされ へし今さをはなのわさがり見むし
はっきりさえてあり。 て、うつるかげ。i朝陰。
*ュれ あきがほ図 朝川 朝の川 ㎞め
あざあざ-こ国 鮮鮮。はっきりを。あさ なじ。 ておさかはづちひ船ぎほひダ川わだ
やかrs。源 「きしかた、あまり、にほひ あさ がけ 図 朝駆。Q軍 よて、早朝 よ、 る」:浅川。Q水のあさき川。Q 韓じて、
たほく、あさあさをたはせしさかりを」 敵を襲ふこと。Q朝早く他出するこを。 男女の縁のあさきよたをへていふ語。
あさあめ日朝間。朝ふるあめ。記 あ あさかげーにーなる国 貸朝影。『朝影を、 萬「人ごををまげみこちたみれのもよ
さあめのさぎり ょ立たむぞわかくさの 細長くうつるよりいふ』 身鶴が獲せほ みいまだわたらぬあさがはわたる」
つまのみこと」 そる。古語。萬「あさかげよわが身を あさ がへす 園画肥料返。くりかへす。
あさーあらし 図 朝属。朝ふくあらし。 なりぬかぎろひのほのかよみえていで あまたたびす。古語。
あさ あお 図 浅監。染色の名。あみ色 し子ゆる よ」 あさ がほ 図 朝顔。植物。草の名。Q
のうすきもの。 あさがすみ園朝霞。賞をほのかょか 革を、他の物rsまをひて成長し、葉を、
あさい 図 朝線。あさねの古語。枕「こ をるがごをきものなるより、かrsかけ 三尖、またを、五尖 よして、互生す。花
よなきなごりの、御あさいかな」 ていふ。萬「あさがすみかびやがまた を、夏より、秋よかけて開き、漏斗 状 よ
あさいあ 図 的 細亜。あじあを請み誤り ょなくかはづ撃だréきけをわれこひめ して、白、紺、赤など、種種の色あり。朝
て稲へたる語。徳川時代の語。 やも」 早くひらき、日光r あへをま ぼむ。ゆ
あさいこg 麻糸。あさの繊維をさり あさかせ 図 朝風。朝ふく風。新拾「わ ふかげぐさ。かがみぐさ。けにごし。
て、うみたる糸。順集「たなはたよけさ がかごょ秋萩さけりこのねぬるあさか まののめぐさ。Qききやう(結棟)の古
をかしつるあさいををよるをもつるを ぜはやみ花ちりぬべし」:「羽はたく音 語。字鏡「結棟、阿佐加保」Q もくげ(木
(25)

人をま らずや」 の、拾も、冬の刺しき朝風の如きよりい 僅)の古語。i朝顔。かさねの色目の名。


「UHU)
あさいひ 図 朝飯。あさめし。あさの ふ』 動物。はやぶさ(軍)の異名。 つきくさ よたなじ。:朝頭。朝、起き出
あさあさし あさうつ あさがた
--』
あさがほあはせ あさがれひ あさ率さよめ
でたる時のかはっき。枕「投 たはしま あさ がれひ陥 朝館。Q朝の食事。あさ」あさ きよめ 固 朝浮。庭などを、朝はき
(26)

せを、ねくたれのあさがほも、時ならず めし。源 おさがれひの気色はかり、 きよむるこを。堀次「もみちはをよは


や御㎞ぜむをて」 ふれさせ給ひて」 Qあさがれ しのま の属のまく庭をもの忘れせであさぎよ
あさがほ あはせ召 朝顔合。朝顔の花 (朝働間) の略。 めすな」
を、いろいろ集めて、その優劣を論評す あさがれひ の ま 図 朝館間。天皇の、 あさぎり 図 朝霧。朝たつ霧。
る曾。徳川時代の末の頃 よ流行せり。 あさがれびを、きこしめすをころ。清 あさ きり-の切 朝霧。あさぎりを、深
あさがほぞめ 召 朝鶴第。染模様の名。 涼殿の内réあり。 く立つものなるより、まさふみかけ
紺、またを、紫などréて、大形ré染めた あさき 浅黄。染色の名。黄色の、極 ていふ。萬「あさぎりの思ひまをひて」
るもの。元認の頃、流行せり。 めてうすきもの。かりやす草 よて染め あさーくさ 図 浅草。繁からぬ草。古語。
あさがほ-ひめ召 朝顔 姫。七夕の七姫 たるもの。:浅恋。染色の名。薄きあみ 夫水「ふる川の岸のあたりのあさくさ
の一。古語。 いろ。水色の濃きもの。:かさねの色目 よつはななみよる夏の夕風」
あさがみ図 朝髪。朝、起き出でたる時 の名。表、裏、をもみ、薄き紺色なるも あさくさを き 図 浅草稿。織物の名。元
の、ねみだれ髪。 の。:悪木。あしき(悪木)の韓。ふし ㎞の頃、俳優などの着たるもの。質物
あさがみしも図 麻上下。衣服の名。麻 のある材木。古語。千載「あづまやの を、詳ならやり。
布réて仕立てたるかみしも。徳川時代 あさぎのはしらわれながらいつふしな あさくさーまぬ 図 猫。動物。ねこ(猫)
ré、儀式の時 よ着たるもの。 れてこひしかるらむ」 の異名。古語。呉竹集「さよふけてあ
あさがみ-の園 朝髪。朝髪を、飢れをる あさ-さた 図 朝北。朝ふく北風。古語。 さくさまぬ よあひぬるかみくみさもそ
*のなるより、みだる よかけていふ。 土佐「御船よりたほせたぶなりあさぎ のうらぶれてなく」 この歌、秘蔵抄ré
萬「あさがみのたもひみだれてかくは たのいでこぬさきょ綱手はやひけ」 を「さよふけてあさくままめ rsあひめ
かりなねが鶴ふれぞ夢ょ見えける」 あさ-姿さぬ g 麻衣。麻布ょて仕立てた るかみえひきくまのうらぶれてなく」
あさがりg 朝将。朝早く狩するこさ。 る衣服。あさ ごろも。
をあり。いづれかよからむ。
古語。高「あさがりよいまたたすらし
タがり16今たたすらし」 あ㎞の
水の *こ
いろきg悪木刺木。あしき あさ くちなしg 浅極子。染色の名。う
ば多さもの。 十日語。
すきくちなしいろo
〜が
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**・ ノミノ g 対引" ** * *、*
時regみやはる員。“Bを 、『1・・ 、「は 、ニg * *・・-、 、も、さ あさBシ
り、外部を、浅1 て心 りいじるもの。( k一あさけぶり B Q標。ェ いにつけぶり。
㎞ ㎞ 洋 形の動のあ一あさける ェ」離。 eわるくいふ。そ

水の上re浮び、根を、長くして、水の底
ょあり。葉、意 、共rる、お ゆんさいよ似
= 。字拾「心をあさけりていふをも
あシ て、夏、五熱の黄色なる花を開く。その
㎞ ㎞ 動物。あさくさまぬ 心得す」e 思ひのままを述べて、気を
はらす。 U53い「ト口、
*
あさー<』も g 朝雲。朝たつ雲。 ㎞あさけり 風r*あさ ㎞ 和名 行委、字赤作者、和名 阿例樹、
あさくら日 かぐらうたの曲名。 あ㎞
碑楽
「あさくらやきのまるごのみ やわ とき 名 朝遭。 朝、船を潤ぐこを。 あ シ葉圓在端長短随水浸深者也」
がなれをわがをねで」 ㎞。八講などの ェ
参きは宮㎞
㎞ さこきしつつうた 船入」
むる勤行、またを 説数 古㎞ (夕座よ
* 支 さっ 『に風C月 う3いg「,
て舞肉待日記 封剤3うさも
ュモ の こよく

“け さこちュみでこす波のよそめ よもあは
ちつづき」
あさ さむ図 朝寒。朝のさむき時。源
「けさのあささむなる」
*Cてなくならにほっさらさへ」」 ぬもの6る論もをごろょ」
あきば 宮 朝食。朝の食事。あさめし。 あさ ごほりg 朝永。朝はる氷。順集「あ あささら ず 団 朝不去。あさごをょ。
毎朝。古語。萬「つぬさはふいはれの
古語。新千「うちなびき里こそかすめ さごほりふきをく風をめるけれごいそ 道をおささらずゆきけむ人の」
ぎてうめをはやさき ょけり」
をちこちのおさげの煙春やたっらむ」 あさ され は国 朝去者 あさょなれぞ。
あさけしむらさき日 浅遠紫。染色の あさ ごまり園 朝永。こほりさいふ様
より、こく よかけていふ。拾遺「ま も 古語。萬「あさされぞいもが手ょまく
名。酒き紫色をけして、うすくまたる かがみなすみつのはまびょ」
もの。
のうへょふるはっゆきのあさごほりさ
あさし国 浅。俗み、あさい。Qふか
けやもものをたもふころかな」
あさけの かせ 目 朝明風。朝早く吹く くなし。底近し。奥近し。Qうすし。
明隊「秋たちていくかもあらねごこ あさ ごろも目 瞭衣。あさきgょれな
(27)

じ。萬「自たへのあさごろもきてはに あはし。濃くなし。Qいやし。ひくし。
のねぬるあさけのかぜを決すすしも」
あさけのけぶり あささ
あさ<つ
*} シ
あさを今れ あさすが あさちのなは
「あさき根性」 時のすがた。 ひたる原。源 「かかるあさちがえらを、
(28) あさーあぐれ 図 朝時雨。朝ふるまぐれ。
あさ す少 図 朝涼。夏の朝の、いまだ、うっろひ給はで“侍りなむや」
千二「つま木こるま づの衣のあさまぐ 岩くならさる間。 あさちの-なは 臼 浅茅編。茅をよりて
れほすもやさむき冬の山里」 あさ すすみ 召 朝涼。夏の朝、早くにき 造りたる湖。秋の時 ょ用みる。夫木「思
あさをみ召 朝氷。道路などの、朝こほ て、すすむこを。源「まだ、あさすすみ ふここあさちのなは16をきつげて清き
るこを。東闘紀行「道あしかるべし。 のはどrs、わたりたまはむをて、たき 川瀬rs夏はらへまつ」
あさお みのほ だよ、たたむよかりなむ 給ふ」 あさちーの ひだりなは 臼 浅茅左編。享
をいふを」 を。左よりrsなひたる綱。秋の時16用
あさ すはう召 浅勤妨。色の名 ずはう
あさ おめり 召 朝温。朝、すべての物 色の演きもの。 みる。夫木「みそぎするけふのあさち
の、露な%このためまめりてあるこを。 のひだりなはあらぶるかみもこころを
あさせ召 浅瀬 湖の浅きをころ 高せ。
あさ をも 図 朝 相。Q朝たく 相。貸まろ 拾遺「天の川こぞのわたりのうつろへ くらし」
さけ(白酒)の異名。 をあさせふむまré夜ぞふけr*ける」 あさち はら 召 浅茅原。あさちがはら
あさをもの翌朝矩。電を、朝のみあり あさーだ 図 浅田。泥深くなき田。ぬか よたなじ。
て、日光 ょあたれを、消えやすきものな らぬ田。底のあさき田。 あさちはら 遡 浅茅原。ちはらを、つは
るより、Qきゆみかけていふ。績古「ひ らを語路の似たるより、つは引ょかけ
あさだか図 朝鷹。鷹狩の語。どまり ていふ。萬「あさちはらつはらつはら
どりねのたきてかなしきあさを ものき やま よたなじ。
えなでなにを夜をかさめらむ」貸きえ あさーだち 図 朝務。朝のたびだち6拾遺 よものもへむふりrsしさをのたもほゆ
の約けrょかけていふ。黄「あさお もの 「みづうみを雪げの実rs見えしかご霞 るかも」
けなぞけぬべくたもひつついかでこの をつづむみねのあさだち」 あさちーふ 図 浅茅生。あさちがはら よ
夜をあかしなむかも」 たなじ。和泉式部集「あさちふみ や を
あさ す 即 不湖。ほさす。かわかさす。 あさーちg 浅茅。茅の、短くして、繁ら る露のみたきみつつむしのねられぬ草
古語。記「あさおりをせざさ」 ㎞ まくらかな」
あさすがた g 朝姿。朝たきいでたる

け㎞浅茅の、な」あさっきg浅窓e
-*"J
㎞ *り***** シ メ、ミ もん」もり 日もも す、「も、
㎞ の上rsたくものなる より、eャれ〜ょか 〜る丘戸ぐえり。
名「島基杯阿比 日本小、本朝式文田用之」
けていふ。新 g*「思ふだょけぬべき一あさ-さとこ 日朝応。湖、いまだ起き出で
あさづく ひ 日朝附日。朝昇り初むる ものをあさり3のれきわかれなぞなに ぬころのねどこ。古語。高 「あさ* こょ
日Q あさひ。 旭。
ごこちせむ」 きけをはるけし泉 あさこぎるっっう
あさづく ひ園 朝附日。あさづくひさ、 あさて 図』 明後日。『あず(明日)去りて たふ船人」
さしむかひて見るより、むかふ rょかけ の約。また、あすありての約なりをも あさこ で 図 朝戸出。朝早く、戸をあけ
ていふ。高「あさづくひむかふつげぐ いふ』あすの次の日。みやうごにち。 て、外へいづるこを。古語。萬「あさを
しふりぬれごなみしか君が見れどあか あさでg 麻手。『あさたへ(麻妙)の約』 での君がよそひをよく見すを長き春日
れぬ」 あさぬの よたなじ。古語。萬「庭 よた をこひやくらさむ」
あさーづくよ 図 朝月夜。朝まで残れる ちあさでかりまきまきま のぶあづまを あさり の園 朝鳥。鳥を、朝、ねぐら
月夜。有明の月のある隠。古語。高「あ どめを忘れたまふな」:浅手。軽き手た
さづくよあけまくを
を出でて、ゆきかよふものなるより、
しみあしびきの山 ひ。あさききり。微傷。(ふかで ré封 かよふょかけていふ。萬「あ さをりの
びこをよめよびたてなくも」 して) かよひし君が夏草のたもひま なへて」
あさづまーぶね 図 朝妻船。近江園坂田 あさで こぶすま図 麻手小被。あさぶ あさ な 図 朝発。朝の食事 よ用みる愛。
郡朝妻をいふ地の渡し船。古、この地 すまよたなじ。古語。夫木「かさねす
萬「この川ょあさなあらふ子なれもわ
よ、費女すみみたり。夫木「にほの海や をあけのころももなにならし基をあた れもちよをそもてるいでこたはりね」
あさつまぶねも出でよけりつなぐ氷を ためよあさでこぶすま」 あさーな 図 字。C質名の外 よ、他よりよ
風やをくらむ」 あさ さ 図 朝戸。朝あくる戸。萬「あさ びならしたる名。宇拾「あさな、務乗を
あさ つゆの園 朝露。露を、消えやすき をやりはやくなあけそあちさはふめか なむいはれさぶらふさいへた」Q 後世、
ものなるより、命のはかなきょたさへ、 ほる君がこよひきませる」 支郡風réならひて、寧者が、質名の外
(29)

Qいのち ょかけていふ。萬「のちつひ あさこがり 図 朝鳥狩。朝たこなふ島 ré、自らつけたる名。Q1村 の内の1


よ妹rまあはむをあさつ3のいのちはい がり。あしたとがり。 部分の稲。あさ。
あさづくひ あさて あさとミち
『J---『。"
あさの



あさなあさな あさなゆふな

あさの







造麻

より
(30)

あさなーあさな国 朝朝。『あさのま、あ あさな ゆふな国 朝夕 『あさのま、ゆふ






やの
よるら じをたる
古ぬ
さみ語
さのまの約』 あさごを16。まいてう。 のまの約』 あさゆふ。あけくれ。てう

りか 斬祀
御かか
すまし
あさの
さを

萬「あさなあさな草のへ白くたく露の せき。古語。平家「あさなゆふなえ、い

らさ 」 けり

けなむをも よといひし君をも」 たく、みやこのこををたもへむ」

思考


深 あさば

かー
浅園
浅慮く
あさーなき 陥 朝風。朝、海上のなぎたる あさな-ゆふなーに国 朝夕。あさな3ふ







あか

しき 御
けも

こを。萬「あさなぎみ混 の を聞のみつ な よたなじ。古語。萬「いせ のあまの



の國めしまのあまの船réしあるらし」 おさなのふなみかづくてふあはびのか

らた 織を

。 あさば


麻麻
機る布
あさなきーさり 図 朝鳴鳥。動物。鳥の ひの片たもひrsして」



。あさば


ひ浅

ちひろ
名。大さ、かけずほごみて、尾を短く、 あさ にけ に園毎朝。あさなけによ

ちら 「


あた
や古べ
朝。つさ忠語
頭rs、青き毛冠あり。朝、よく鳴く。深 たなじ。古語。萬「 青山の楽の自雲あさ

るのを


日かふ
がて
君雪
きわけ
山 よ棲みて、春来り、秋去る。 よけr 常ょみれどもめづらしわぎみ」

知を
」そ
あさなけーに B 毎朝。あさごをみ。あ あさ には 図 朝庭。あさの庭。古語。萬

浅はつね


。あさ
思ひ
しく
、 地

さなあさ な。古語。六帖「あさなけrs 「あさにはrsいでたちならしゆふには


古いむ
さえ 。 を面目
なな


が語ふら
よのうきこををそのびつつながめせし よふみたひらげ り」







絶を


わが あたよ
なむ
まみをしえへ よけり」 _ あさ ぬ 図 浅野。草の、浅くた ひたる

はつね
なみ
泣く








あさな-さな 団 朝朝。あさなあさなの 野。古語。萬「たぎのへのあさぬのき

色 を 召

。は
さあさ
鳥り


略。古語。萬「あさなさなつくしの方




ぎし明けぬ としたちをよむらし」

古の
。 ぎず
異(
)

時語名
をねのみなくいたもすべなみ」
あさねーがみ 図 朝寝髪。ねくたれが初

る羽 な 。



だあさ
染図


あざな-はる園国 自 判。あさなふやう réたなじ。夫木「わすれじのながき契

そるさ 。 き色
薄の
もの
よなる。まをはる。からみあふ。 もあさねがみみだれてものえけさぞか

H

を振
ぶ。
はふあさ
朝員

あきなふ園ェ 組。Q『懸鋼ふの義』 なしき」

こぶは

よら

め 見よ
あ。


編をよる。なふ。Q韓じて、三っの物 あさのたちえェ立長。麻の

一う

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㎞j *し* **
*㎞ *げらるるも、さ しなみ→輝か1e〜だく* あきるまず 貸目 朝以。おgお ひの
。 以 りあしぐしみうまいねしFr ゞこぞ 見る」 シ。ナロ語。高「たまきはるう *りのれ
あさひ かうがい 日 朝日事。妻 の一種。 あさ3 ㎞自 浅。高からやり。深から ぼぬa馬なめてあさふますらむそのく
鹿の角を、藤芳ょて染めて作れるもの。 す。あさはかよなる。古語。源「さや さふけぬ」
元縁の頃、朝日橋を共 ま流行したり。 うょおさへたるこをはえ、かへりて、か あさぶむ園員 朝語。朝、その地をふ
む小野の草わ
あさひ ミし召 朝日極。橋の一種。胞の るがるしき、もごかしさなども、たち出 む。風雅「狩人のあさお なくなり」
角を、すはうよ染めてつくれるもの。元 でて」 かみかくろへかねてきぎす
あさぶ 国自 浅。あさくなる。古語。 あさ ばらけ 図 朝期。夜のあけがた。夜
謀の頃、朝日等を共 よ流行したり。
萬「まましくもゆきて見てしかかみな の、ほのかみあけたる時。千載「あさぼ
あさひーこ g 朝日子。朝のばり初むる
びのふちをあさびて瀬みかなるらむ」 らけうちの川霧たえだえょあらはれわ
日。あさひ。古語。萬「わが駒を早く
:Q㎞。あさはかなりをま て時む。あな たるせせのあじろ木」
ゆかなむあさひこが八重さすをのの玉
やこる。かろんやり。あさむ。古語。経信 あさま 図 朝間。朝の間
。朝のうち。
笹の上rs」
卿母集「罰あるべきなを、あさびあへ あざまし B』 浅。C心あさし。あさは
あさひの園 朝日。あさひえ、光のはは かなり。六帖「恨みてもまるしなけれ
やか よさしのばるものなるより、るみ る、法よこえたり」 ・

だ な
をまなのなるあさまの山のあさましや
さかゆょかけていふ。記「あをやま ょ あざふ園曰己判。おさなふ ょた
じ。古語。発心集「手をあさへ、目を 君」 Qあきるるはかりなり。興のさむ
日がかくらをぬはたまの夜をいでなむ
ち、息ををさのへ」 るほどなり。驚くべくあり。字拾「思
あさひのる みさかえきて」
ひかけやり、あさましを思ひて、大なる
あさ びらき臼 朝務。朝、湊より、船を あざ ぶく Q 欺。あさむくみた な
(31)

じ。 ものré、みなをうつした るrs」 Qみす


清ぎいだすこと。古語。葛「すすのう
ぼらし。さもし。卑劣なり。俗 ま、あ
み ょあさひらきま てこぎ来れを長はま あさぶすま 臼 麻被。麻布 よてつくり
あさsきす
あさひな
あさまだき あさみをり あざむく
(32)

さましい。 の異名。古語。蔵玉集「夜みあまる月一 もふべからす」


あさまだき園『朝未だしきの署』殆を、一をや山のあさみぐさすごきを残すあき」あざむとミ 園 歌。Qたはかる。すか
夜のあけぬまrる。あさ早く。早朝。拾 のあけぼの」 す。いつはる。だます。かたる。萬「ぬ
遺「あさまだきたきて そみつる梅の花 されきてわれそこひのむあさむかすた
あさみをり目 浅経。色の名。特色の
夜のまの風のうしろめたさrs」 うすきもの。うずもえぎ。古今「あさ だょいゆきてあまちちらしめ」eぞ
あさまつ 図 春の朝なりをいふ。古語。 みだり糸よりかくる春しもぞみだれて るよたなじ。古語。 発心集「をしへ す
秘蔵抄「霞たつあさまつのそらなが 花のほころび よける」:浅緑 催馬楽の すむる人あれを、かへりて、これをあき
れを越路のかたへかへるかりがね」 呂の曲名。催馬楽「あさみをりこいは むく」Q 軽蔑する。そしる。盛衰「碑道
あさー浅まつりごこ 図 朝政。あさのまつ なだそめかけたりをやみるまでょ」 をあさむきて、碑ょ拝をなさされを、
りごを。未明rs、主上の出御をまちて、 あさみや 図 朝宮。あさのみや よた な 積死ょあへり」
群臣、百僚、たのたの、政事をとるこを。 じ。(夕宮rs封して)高「いははしの碑 あさ-むらさき 図 浅紫。色の名。紫色
夫木「さはかりのあさまつりごをまげ なび山みあさみやはっかへまっりて」 のうすきもの。
けれを代代réすてぬまえき島の道」 あさむ 闘肥 海。あさぶよたなじ。古 あさんづ 陥 浅水。催馬楽の律の曲 の
あさまーに 園 はっきりを。あきらかよ。 語。徒然「これを見る人、あさけりあさ 名。催馬楽「あさんづのをやころをとろ
あらは よ。 みて」 をふりし雨のふりreしわれをたれそこ
あさみ 図 浅虜。あさきをころ。伊勢 あざむ園闘員 個。あきる。ただろく。 のなかびをたてて」 t
「あさみこそ細をひづらめ涙川身さへ 更科「れだろきあざみたるこを、かぎ あさん れん 召 下m理。詩學の語。か
ながるをきかをたのまむ」i芝居よて、 りなし」 さんれんの韓。
僧侶のいでたちょ用みる鍵。 あざむき図 欺。あさむくこを。たほか あさめ-よくミ 団 朝目佳。朝起きたる時
あさみ あふ 園自 個合e共よ驚く。互 り。いつはり。そらごをo さぎ。 ま、みえよく。古語。記 「あさめよく、
はあきる。 宇拾「見よ、誠なりけりをあ
あさむき だもぶ 園自 敷思。たのみ
さみあひたり」 なむちさりもちて、天つ碑の御子 よた
(ななたもふ。古語。水鏡「ひさへは てまつれ」
あさみーぐさ g 朝見草。植物。まう(松)
あらはせるなるよやなを、あきむきね あさも
よしg 浅毛吉。
** 。 シ
『 -。* * * **
業る*f、 てる ょう: シン いぶ。 シシ
墓」おさもよしきびマここもし*ょ っち あきょひ日 あさり g 阿シ 『楚語。『封ェの義ょ
山sきくさ見らむきびミミもし*」 あさら 召 植物。草の名。せり( 月)の異 して、第子の行を糾正する意』 (U 信の
あさもよひ国 『あさもよしの尋』き ょ 名なりさいふ。古語。 官の名。その格、僧綱より低く、三編
かけていふ。千番「むねrょもえ まか あさらかに団 達。あさく あはくも古 ょりを高し 澤「あさりなごまもなる
けてもあさもよしきの川浪をかへるせ 。高『あらぞめのあさらの表あさり べきものょこそあれ」信韓じて、僧の
そなき」
かょたも3て みあはむものかも」 中 まて、人の師をなるべきほごのもの。
あさやかに 団 鮮。 あきらかよ。 あた あさらか に団 鮮 あさやかなたな あさる 国 Q探りもをむ。空穂「か
らしく。 はっきりこ8 しこよ侍るものの、いささかなるてう
源「そぞろかなる じ。古語。土佐「あさらかなるもの持
ひこの、かしらつき、ひたひつき、もの て来たり」 をなだ、皆あさりをりて、まかりしか
あさやかょ」 あざらけし 國』鮮。あさやかなり。き な」Qすなごり。源「伊勢島やまほひ
あさやミ 園員 鮮。きはやかよなる。 よし。あたらし。古語。紀「鮮魚、あさ の方 よあさりてもいふかひなきをわが
あさやかよ見ゆ。古語。源 「ものもの らけきいを」 身なりけり」 Q特rs、餌をもとめある
しくあさやぎて、心はへも、たなゃかな あさらのころも目 除衣。らを助鮮。 く。(鳥獣な%こrsいふ):国 自 有険。
るかたなく」 あさぎぬ よたなじ。又、浅衣r*て、染色 『あさる(浅)の意』 不和ょなる。なか
あさゆくミーつき 図 朝行月。空r あさま のうすき衣なりをもいふ。古語。萬「あ たがふ。古語。源「あされはみ、情なき
で、残りたる月。古語。頼政集「天の原 らぞめのあさらのころも浅らかrょ思ひ さま よ見えじを思ひつつ」
あさのくつきのいたづらrょ世r あまさ て妹r あはむものかも」 あざるQ 防得。さまよびあるく。
るるここちこそすれ」 あさり 図 Qあさること。すなごり。い 古語。萬「たちあさりわれこひのめだ
あさゆふ 召 朝夕。あさを、ゆふさ。て さり。漁。萬「あさりするあまの子ご ま はらくもよけくをなしょ」・国 自
(33)

うせき。あさはん。 もさ人をいへをみるなまらえぬうまび 鎌。Q腐る。(魚肉などの)古語。字鏡


あさゆふーにB 朝夕。あさゆふごさよ。 をのこを」 Q鳥獣の、食を求めあるく 「録、魚肉弾也、阿佐濃大利」eたはぶ
あさもよひ あさよひ あさり、
あされがまし あし あしたもし
をめぐりゆくものなるよりいふ」ぜに きみさへや妹ょあはさらむ」
(34)

る よたなじ。古語。源「手なのごい給
ひそなど、いたくあされかかれぞ」 (銭)の異名。たあし。徒然「ねほくの あし だもしBM 足重。動作がにぶし。
あされ がまし国 戯れがまし。古語。 あしをたまひて」 :利子。りそく。金利。 あしか 図 海額。動物。海獣の名。かは
源「あされがましく、今やうのこをの」 鎌倉時代の語。 をそrs似て、肥大なり。日、やや尖りて、
全身、第色なり。毛を、密rsこして柔か
あざれ ばむ 闘 自 戯れがましく見ゆ。 あし 照一悪。わろし。よくなし。粗末
古語。源「ずきりきしきなほさり ご を なり。いやし。俗rま、あしい。伊勢「こ く、尾を、小くして、陸獣の如し。東南
を、あされをまむも、こをよたがひて」 のもをの女を、あしをたもへるけしき 海ré産す。和名 、章鹿、和名阿之加、見
あざ わらふ 闘悩 職笑。あさけりて もなくて」 干陸奥出羽、交易雑物中矢」
笑ふ。冷笑す。大鏡「たきな、ふたり、 あし あし に国足足。わかれわかれょ。 あじか 陥 賞。古の農具の名。土などを
見かはして、あさわらふ」 たのたの足の、向ふまま16。 運ぶ器。形ま、さるかごの加く、賞、竹
あさ おで 陥 朝堰球。朝のみで。古語。 あしあぶり 図 脚城。火を入れて、足を などrsて造る。かるこを 後rs、この物
萬「あさみでよきなくかほごりなれだ あぶる器。あんくわ。 の不便を避けて造りたるもの。今なほ、
réも君réこふれやどきをへやりなく」 あし あらひ陥 足洗。足よてふみ洗ふ 山陰地方rsてを、桑などを入るる よ用
あし g 足。Q動物の身鶴みある、手の こさ。拾玉「時のめも大路井づっのタ みる。和名「輝、阿自賀、形小面高者、江
ほかのえだ。地をふみて立ち、又を、歩 すすみ古かたびらのあしあらひえて」 東呼貸警」
行するためのもの。人間 ょを二本、秋 あし うだす 國 あんまをさらす。古語。 あしがかり図 足懸。Q高き虜 よ登る
ょえ、概ね四本、鳥みを二本、虫類よえ 楽花「これを召して、御あもなをうたせ ré、足のかかりをするもの。多く、家屋
二本以上、えびの八本、むかでの四十二 たまふ」 の普詩などrs用みる。あしは。Q韓じ
本など、さまさまあり。信あしくびの あしょうち図 足打。器物 ま、あしを、う て、事をなさむをする、手初めのたより
界。源「あしのうら動かれすわびしか ちそへたるもの。あしつき。 の稲。ふみだい。あしかけ。
りけれた」 Qすべて、物の下réありて、 あし うら 図 足占。あしうら。あなう あし-がき 召 牽垣。薬みてゆひたる垣
ささへrsなるもの。「机のあし」Q太刀 ら。職。あうらみたなじ。古語。萬「月 源「をのみ人あるかたまえよらで、あし
の帯取を通す金具。i『銭を、世のなか 夜よみ門みいでたちあしうらま てゆく
Ajこ、こ : ・ * * 、こ ***: ま ***み・“
の古名。シ委「あしがさかきわけふみ シするためょ、そ Eてょはも はるか
こそこたひこすこはれ」 せ。古語。和名「刑罰具、阿之加之、完 * 『 あしかびのござ瀬えあがるものょ
かび 日 * *のずだ 。もき
あしがきの翌 基垣。あしがき“ き 木加足也」 ょりて成りませる碑の御名を、うまし
家なこ よゆふものなるより、( )ふるうな あしかびひこちの碑」
かけていふ。墓「たしてるなには の國 あし がた 図 足形。地をふみなごして、
あしかびの園 素博。素の芽を 苦の如
をあしがきのふりぬる里さ」又、あし 後rsのこりたる足の裏の形 校「かかる きものなるより、なへ よかけていふ。
がきを、細くして、その末のみだれや 雨rょのぼり侍らを、あしがたつきて、 萬「わがききし耳 よよくにをあしかび
すきものなるより、 みだるみかけて いをふびんrs、きたなげréなり侍らむ」 のあしなへわがせっさめたふべし」
いふ。萬「あしがきのたもひみだれて あし がため 図 足固。Q家を鍵つるょ あし-かま 図 脚釜。足のつきたる釜。
はる鳥の音のみなきつつ」 用みる道具。Q足を、すこやかrsする あしがもの園 薬g。若鳴を うちむれ
あしかけ 団 足掛。かの年より、この年 ここ。 てゆくものなるより、うちむれよかけ
までみて、何年目、又、かの月より、この あし がちる 隠 薬散。むかし、撮津国 ていふ。土佐「をしをたもふ君やさま
月までr6て、何月日な%この意rsいふ。 の難波を、蓋の多かりし こころなるよ るとあしがものうちむれてこそわれを
くはしく、賞際の年月をいふrなあらす り、その花の散るさいふ意ょてなには 来réけれ
して、ただ、年月のよびごる を以て通算 ょかけていふ。萬「あしがちるなには あしがらみ 図足掴 れはちふくりょた
するもの よて、例へを、二十六年十月よ の水 よ大船16まかいまじぬき朝なぎré なじ。
り、三十年1月までを、質際を、三年を かこyこyこのへ」 あしがらめ 図 足増 れはち り ょた
四か月なれ こ、二十六年より、三十年 あし がなへ 宮 足州。三つの足を、二つ なじ。
までのよびごる を概算して、あしかけ の耳 をこあるかな へ。(まろがなへr*封 あしがら をぶね 召 足軽小舟。軽くし
五年をいふ類。これを、もし、くはしく、 して)徒 「かたはらなるあしがなへ て疾き小船なりをもいひ、又、あしがら
年月を通算する時を、まる三年四月を をり、頭r*かづきたれを」 山の木 よて つくりたる船ならむをもい
(3

よぶ。 あし がは召 足機。鷹の足ょつくる紐。 ふ。古語。萬「ももつしまあしがらを


あしがきの あしかし あしかび
-j} -シ
あしかりなぶね あしきらひもの あしこ
やくびやう。 あしこ 園 彼虜。あそこ。あのをころで
おねあるきたほみめこそかるらめここ
(36)

あし- きらひもの図 凶棄物 足の爪を、 かしこ。空穂「あしこよひき出でたら


ろをもへ%こ」
秋のあがもをする時の名。(よしきら むな、もどかしからやり、せられたり」
あしかりーをぶね 図 薬丸小舟。あしを あしこ ここ Q彼虜比虜。あちらこち
びもの よ射 して) 古語。紀「足端 凶棄
刈る舟。古語。後撰「たまえこぐあし ら。あなたこなた。競内侍日記「あい
かりをぶねさしわけて誰を誰をかわれ 物、あなするのあしきらひもの」
あし-ぎる 非。足を、膝ぶしより こここょ、人を立たせむさて」
*さだめむ」
切り去る。(支那の刑罰) あしこ もこ図 彼虜許。あのかた あち一
あし がる 臼 足軽。『足かるくたちはた らのかた。古語。源「例の人人、なほ、一
らくといふ義』 Q雑兵の下等なるも あじ くわん 図 阿字観。備数の語。最
言宗のさをりの法。あじもん。 あしこもきょなを、そそのかしきこゆ」
の。盛衰 「あしがるごも、観れ入りて、 やうよ。
『牽の花の色み似たる あし-ざま に団 悪様 よからぬ
探したてまつれを下知す」 Q徳川時代 あし-げ 図 薬毛。 やうrs。源「宮の御事をも、さり
の競しき士卒。大小名のものがしらの 毛の義』馬の毛色の名。白き毛rs、黒き わろき
さしげのあるもの。:足蹴。足réて蹴 をも、あしさま よを聞えじを」
組下なる弓銃卒。
ること。 あしーをろ 図 足代。高きをころへ のぼ
あし がろし曜』足軽。たちはたらき るためrs、材を組み立てて造りたる足
が敏提なり。 今 あしけし 國』 悪。わろきさまなり。あ
しきさまなり。古語。萬「いつしかも
がかり。あななひ。麻柱。
あし-きぬ 召 絶。『あしぎぬ(悪組)の義 ち 図 足白太刀。太刀の
か』編物の名。粗き糸réて織れるきぬ。 人をなりいでてあしけくもよけくも見 あしをろ-の-だ
鶴体の金具を金、 又を、銀など16て作
むを」
あしき-みち 図 悪道。Qわろき道。よこ り、帯取を通す二つの足を、銀r て作り
しまなる道。Q 備教の語。さんまく道。 あしけーびこ 図 悪人。あしき人。あく
もの。古語。 たる太刀。
まよひの世界。外道。源「かへりて、あ にん。わる すだれ 召 落艦。牽ょて造れるすだ
。馬の毛色 あし
しきみちょも、ただよびぬべくぞたほ あしげーひばり 臼 豪毛雲雀 れ。夫木「すくもたく難波をさめがあし
の名。ひはり毛のまじれる牽毛。 すだれよ よ媒けたるわが身なりけり」
ゆる」
あしきーもの 陥 邪鬼。たに。あくま 。
、)う、もよい。
あしげ
あしげぶちg 基毛較。馬の毛色の名。
rsによ・シ。 あし すり g 院。くやしがり、又*、怒
シくま」 あし だづ Q 基起。『妻の生じたる水浅 さころ。そ員じて、足をふみる
あしするシ目 。あしすりをなす。 なこré、多くくだりをるものなるより こ。あしだち。
萬「たちをごりあしすり阿びふし仰ぎ いふ』動物。鳥の名。たっよたなじ。 あしだ やき目 足試焼。信楽焼の水さ
胸うちさわぎ」 あしだーづくり 図 足駄造。足駄を造る こし。底ra 足駄の形あるものの稲。
あしする のとミみ 図 太刀の附属物なれ を業をする人。七一職人歌合「あしだ あしたゆく 国足疲。あしつからしよ。
をも、質物を詳かならす。 づくり、山風ょたちくる露のふるあし あしをつからすはかり ま。古語。古今
あし-ぞろへ 図 足揃。Q鶴操、またを、 だかたはの月を木の間なりけり」 「みるめなきわがみをうらをま らねを
行軍などrs、足並を揃ふるこさ。Q古、 あしだづの園 薬鶴。語路の通へるよ やかれなであまのあしたゆくくる」
四月の加茂の祭の時 よ、競馬の足を整 り、たづréかけていふ。績後撰「くさか あした ゆふべ 図 朝夕。あさ よた
へし式。 ひの入江ょあさるあしたづのあなたづ なじ。萬「たましひをあしたゆふべ よ
あした図 朝。あさ。あさのあひだ。萬 たづし友なしょして」_ 賜ふれごあが胸いたし鍵のまげきよ」
「あしたさき夕べをけぬる月草のけぬ あしとがり 図 朝鳥狩 あささがりょた あしたれ ぼし 図 尾宿。星の名。東の
、べき鍵をわれまするかも」 なじ。古語。 方 よ見ゆるもの。
あしたか のくも図 足属均隊。動物。 あした-さころ 図 朝所。古、太政官の中 あしたーわびしBH 朝性。後朝の別れ
虫の名。くもの一種。足を、極めて細 réありし一所の名。或を、八省院の一 がわびし。古語。貫之集「ももはがき
長く、大さを、僅 よ四五分。床の下なご 名なりともいふ。あいたごころ。あい 羽かくまぎもわがごをくあしたわびし
よすむ。あしなが ぐも。和名「㎞、 たんごころ。 きかすをまさらじ」
阿之太加乃久毛、小期鉄之長脚者也」 あし だま g 足玉。古、足の飾をしてつ あしだーを 図 足試籍。あしだのはなを。
あし-だち図 足立。あしのたちをころ。 けたる玉。萬「あしだまも手だまもゆ あしづかひ 図 足遺。踊り、又を、歩く
竹崎五郎瀬巻「うまのあしだち、わろく らr*たるはたを君がみけしょぬひあへ 時の足の動かしかた。
(37)
候ふ」 むかも」 あしつき 臼 植物。水草の名。のりの類。
あしだづ 図 かすみ(賞)の異名なりをい あし-だまり 図 足駐。『足溜の義』 Q行 清さ川の石、又 て、茶なを よ附着して産
あしする あしたづ あしだやき
あしつき あしでがき あしなに
(38)

ず。夫木「最上川ねだろたかがやふみ réか へたるを、歌書をいふ類。中古ré行 が、あしながをそ、かかれたる」


まだぎさるあしつきも君がためをそ」 はれし、一の優美なる戯れがきなり。源 あし-なーに団 あしきやう よ。あしきさ
あし つき図 足付。Qあtうちょ たな 「あしでのさうしごもぞ、こころご こ ま よ。俗語。
じ。Q足のかたち。Q あしづかひ ょた ろrs、はかなうをかしき」 あし-な3 ㎞自 塞。足がなへて、は
なじ。 あしで がき図 蓋手書。あしてrょたな たらかぬやう よなる。
あし づつ図 護室。薬の節の なかょあ じ。 あし なへ図映者。足のなへたる人。塞。
るあま皮。夫木「婚がれのみぎは みた
てをあしづつのひをへはかりょふれ おり。
あ でがた目 *手形。あしでのかきあれなべg 脚 。脚のあるな。酒
のかんをする よ用みる。
る初雪」 あしてーがらみ 図 足手掴 あしてまをひ あし-なへ<7 園国習 破。あしなふよた
あしづの図 薬角。あしかびょたなじ。 réたなじ。 なじ。古語。紀「破、あしな へ s」
六帖「あしづののたひでしをきょあめ あして-次どひ 図 足手纏。『手足ょまを
あし なへ の 蹴 薬苗。語路の通へるよ
地を人をのまなをさだまり よけり」 ひつきて、身の、自由みならぬものを り、あしなへ(従)ょかけていふ。萬「わ
あしづのの蹴 基角。基づのを、短くし いふ義』 妻子なみこの稲。 がさきし耳みよく似をあしな へのあし
てうすきものなるより、ひをへょかけ あしでーもじ 図 基手文字 あしでょかき なへわがせつをめたぶべし」
ていふ。後撰「難波潟丸りつむ豪のあG たる文字。 あし なみ 宮 足並。大勢、隊をくみてあ
づののひをへも君をわれやへだつる」 あし-さり 名 足取。あしづかひ (足遣) るくをきの足をりのそろひ方。歩調。
あしつーを 陥 兼津緒 をびのをごをよつ よたなじ。
くる籍。稚装抄「柱ょ、栗かためをうち あし-なか 図 足牛。わら香の、短くして、 あし なゆ 園国 塞。あしな よた
て、あしつをの綱をひきまはして」 形、馬のわらちの如く、人の足の牛はは なじ。唐物語「あしなえたるものの、は
あし で 紹 薬手。文字を、くづして、豪 ふはふみさりつつ」
かりなるもの。
なごのはえたるさきよかきなすもの。 あし-なが 陥 長足。あしの、非常みなが あし-ならし 陥 足馴。歩み方の管古。
水の流るるさま よかきなすを、水手を き人。質際ある よあらやり、古の人の想 あし-なる 園』頃 足馴。
いひ、歌のこころを、書 ょかきて、文字 像の人種。枕 「たそろしげなる、てな 足のはこひょ園る。源「すこし、あしな ェ」
りミて、門 な*・ょ かけ たく* り。和 * シ 「*・→りあ〜のこお〜り*う、あ〜り☆
「基シ、経基*於門戸以シ図也、阿之功 びrsも人r*まやられぬはしをみせなむ」
㎞㎞「大ぶねょあしにかりっみま 波奈」 基矢。革r*て造りたる矢。たにや
みみよて嫁が心ょのりょけるかな」 あしの ね の 園 基根。 *の根さいふよ らひの時、桃の弓 よそへて用みる。
あし ねーはふ 園 革根延。蓋の 根は、水 り、ねもごろrょかけていふ。萬 「あし あしはや「をぶね 図 足早小舟。ふなあ
のあたょはふものなるより、またなか のねのねもごろもひてむすびてし玉の しのはやき船。速「なはしる船。あは
けていふ。拾遺 「ふみみていでしみち
をさいはそ人さがめやも」又、隣の根 やのをぶね。古語。新千 「見しままrs
ま なほ身のうき事のみありけれをここ ま、まげりたるものなるより、わくよか めぐりもあはで島づたふあしはやをぶ
もかしこもあしねはふまた まのみこそ けていふ。後撰「ふかくのみたもふ心 ねをほさかりつつ」
沈みけれ」 をあしのねのわけてもひさよあはむさ あしはらg *原。Q薬の生じたる原。
あし の うら図 鎌。あしうらよたなじ。 ぞたもふ」又、基の根のふしも、短きも 貸 あしはらのくにの更 。
あしのかふ四足甲。足くびの表の方。 のなるより、みじかしょかけていふ。 あしはら図 館。かれいひょたなじ。鎌
あし の きり 図 豪鎌。あしかび(筆芽) 授撰「なにはめのみつさえなしょあU 倉時代の息詞。
よたなじ。 のねのよの短くてあくるわびしさ」
あし の くび 図 足首。足のくろぶしよ あしのはぶえ 図 兼葉笛。基の葉を、
あしはらの園 素原。素を、まげく生す
るものなるより、すけこき ょかけ てい
り先の方の補。あしくび。 横rままきて造れる笛。 ふ。記「あしはらのまげこきをやよす
あしの け 図 脚気。病の名。かくけ 脚 あし のまがひ 四 足道。あしのあやま が量いやさやまきてわがふたりねし」
気 の古語。源「あしのけののまりたる ち。踏みはづしなごする類。古語。祀 あしはら の くに図 豪原園。『古、わが
ここちすさ、たしくださせたまふ」 詞「あしのまがひなさしめすて」 園の海漫1 を、薬の、多く生じてありし
あしの つの図 素角。あしかひ(**) あしの まろや臼 基丸屋。あしぶきの よりいふ』 日本園の別補。
またなじ。 まろや。金第「タされを門田の稲葉た あしはらの なか つくに 召 基原中
(30)

あし の なは 図 兼索。豪をなひて造り をづれてあしのまろやよ秋風ぞふく」
たる種。俗rょ、顧をふせぐまじなひな あしの や図 豪屋。豪 よてふきたる家。
園。あしはらのくにょたなじ。記「あ
こしはらのなかっくにょつかはせる天音
あしに あしのねの あしばやをぶね
『 』 -

『』「
園シ隠シ園
あしはらのみづほのくに あしびなす あしべ
比碑」 の岩根こごしみすがのねをひかをかた てを、牛賞をつくろひかうおり」
(40) あしはら-の みづほの くに 陥 牽原瑞 みどまめのみぞゆふ」eこ(木)ょかけ あし-べ 図 薬漫。海漫などの、牽の生じ
穂國。あしはらのくに よたなじ。なほ、 ていふ。萬「あしびきのこのまたちく たるをころ。萬 「和歌のうらみまほみ
みづほのくにを見よ。萬「あしはらの く郭公かくききそめて後こひむかも」 ちくれを潟をなみあしべをさしてたづ
みづほのくにをあめつちのよりあひの あしび なす園 如馬酔木。あしびの如 なき渡る」
きはみ」 くさいふ意réて、あしびの花え、喉き あしま 図 薬間。蓋のあひだ。新古「す
あしび 名 馬酔木。植物。木の名。葉て 楽ゆるものなるより、さかゆ よかけて む人もあるかなきかの宿ならしあしま
細長く、周りrs、のこぎりはの如き刻 いふざいへだ、あしびの花を、楽ゆを の月のもる「みまかせて」
みありて、冬réなりても枯れやり。春 ・ いふほどのものならねむ、いかがあら あし-まおり 陥 摩。あんまの古語。源
さき、白き花をひらく。萬「をしのすむ む。萬 「あしびなすさかえし君がほA・ 「大殿ごもるをて、右近を、御あしまみ
君がこのままけふ見れをあしびの花も し井の岩井の水をのめどあかぬかも」 り ょめす」
さきよけるかも」 あしぶ 固 薬生。あしの生じたる虜。 あし-み 図 足鶴。あしぶみょたなじか
あし-び 召 蓋火。豪をたく火。新後拾 あし-ぶ g 豪火。あしびの韓。古語。 らむ。古語。
「難波潟あしびの煙そのままみやがて いはろréをあしぶたけどもすみよ
ぞかすむこやの松原」 けを筑紫rsいたりこふしけも もも」
あ やっ招㎞相ょ攻ぐさいふ
あし-ぶき図 章員。あしょてふきたる屋 義』 大納言の唐名。
あしびき の辺 足引。山のすその、長く ・
ひきたるさまの形容なるより、やまré 根。後拾「をふ人もなきあしぶきのわ あしやがま 図 薬屋釜。筑前國薬屋を
かけていふ。又、あをま みき(青繁木) が宿をふるあられさへ音せさりけり」 いふ地rsて録たる釜。松竹梅の謁文あ
の意ならむをもいふ。その他、種種の あし-ぶち図 基較。馬の四足の膝より り。多く、僧雪舟の筆rs なる。茶の湯
説あり。萬「あしびきのやまさくらを 、下の毛色の白きもの。騎。 よ用みる。
をあけたきて我まつ君をたれかをごむ あし-ぶね 図 薬船。蓋をつみたる舟。 あし やむ園画冒 足悩。足が いたむ。
る」 区、韓じて山ょかけてい㎞より、 あし-ぶみ図 足沿。足のふみさま。あ 足がつかる。空穂「あしやむをいふ も、
○いは(岩)みかけていふ。萬「あしびき こしどり。枕「あしぶみを、拍手みあはせ 手車の宣旨をまうし下さむなを思ふ」
ーー
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。『。『- ***} シコ
「メ *り gg シメ シ もう、、
トリ rるおん じ。 * *る“** ***みのも』** * “て、外なほりたる選。大平記「ははや
*f* も
あし-ゆひ-の-くみ g ロ定結g。札 な ゃこ をさらむためュ、冬、川の瀬み、竹、また * 「*
の邸のかさりreするもの。種極の糸を の事r て、あじろ しだよ なかりけれ
を、木を溺み列ねて、獅のかはりまする を、張奥の怪しげなる よ 扶けのせまみ
㎞合㎞て造る。運「あusひのくみ、
㎞ など、いをいまめか *の。 「あじろさわがしげなり。さ らせて」
㎞㎞ C
“永魚もよらぬょやあらむ」i編 あろす図編代資。永魚を捕ふるた

数の語。
っょくして発表 撃

て、ひのきのへきまたを めょ、あじろの如くま つくりたる資。
8 m リー、 シみて の目の如くた 新六「あじろすようちあげらるる朝ひ
ほの。あじる剤の署。枕「砂
シ3らか の撃 A
こ%らかい 宮 阿修羅界。 備数の語。 じろを、はしらせたる人の」
あじろーあみ 図 綱代編。あじろ ょあむ

ををこまかrなくだく氷をそ見る」
あしろーだwま 図 車の異稲なりをいふ。
語。秘蔵抄 「花さかりあしろたまま
阿ェのみる世界 六界の 一。 こを。又、そのあみたるもの、又そをつ のひまぞなきはやしもうちてききしわ
あしゆらたう図阿㎞道。備数の語。 くる人。 すれを」
あしゆらかい よたなじ。六道一。 あじろうち 図 綱代打。あじろを、川ょ あじろーばり召 綱代張。すべて、あじろ
あしゆらーめうB阿修羅王。備務の語。 くみたつるこを。 あみの物を張りて、つくりたるもの。i
阿修羅の王。 あじろーがた 図 綱代形。あじろの形を :あじろがさの一種。形、武者笠を、市
あし-よね 図 悪米。質のわろき米。類 なせるもの。 女笠をを折表して造りたる如きものょ
名「科、あしよね」 あじろーき 図 綱代木。氷魚を捕ふるた て、赤くぬり、へりを、上の方へそりか
あしよめぐるま 図 足弱車。進みの早 めのあじろうよ用みたる木。 へれり。
からぬ車。はしりあしき車。 あじろ ぐみ 図 綱代組。あじろあみょ あじろーびこ 陥 継代人。氷魚を捕ふる
あしらひ 図 接遇。あしらふこと。もて たなじ。 ためのあじろの番をする人。萬 「うち
(41)

なし。 あじろー<7るま 図 綱代車。あじろr て がはをよどせなからじあじろびを共よ


あしらふ 遇接。お よた 張りたる車。 ぶ撃のをちこちきこゆ」
あしやり あおろ あしろこし
あしろびやうぶ あしを あすかか
ものの稲。 あすかーかせ 図 飛鳥風。大和園の飛鳥
ょて張りたる展風。源「あじろびやう あし を 図 足緒。鷹の足 ょ結びつくる の里rsふく風。萬「たわやめの補ふき
おなご、御覚じもま らぬまつらひょて」 紐。著聞「あしをなだ つきたりける人 かへすあすかかせみやこをさほみいた
あじろ ほ 陥 綱代帆。 編みて造り を、飼ひたりける よこそ」 づら よふく」
たる帆。ささほ。 あし-をーくふ 園 わらちの緒などょて、 あすか みを図 飛鳥味噌。古、大和國の
あじろもり図 綱代守。あじろびこみ 足をきりつく。金葉「わらうづみあし 飛鳥より出だせる味噌。著聞「奈長な
たなじ。 をくはれて、紙をまきたりけるを見て」 りける僧の、あすかみそをいふものを
あし-わか 図 基芽。あしかびょたなじ。 あし-をけ 図 足補。足をふみ入れて居 もてきたり」
古語。元最集「鮮波がたこげだをぶね る補。冬、河の中などrsて、働く時rs、 あすかーお 陥 飛鳥井。催馬楽の律の曲
をあしわかのえさるほどこそ久しかり 足の凍えぬためré用みる。 名。催馬楽「あすかみみやどりをすべ
けれ」 あし-を そらに国足の踏みをも知ら しかげもよしみもひもさむしみまくさ
あし わけ 図 牽分。さはりあることを、 ぬほをみあわてさわぎて。源「殿のう もよし」
あしの繁りたる中を押し分くる ょたを ちの人、あしをそらみたもひまだふ」 あすら 図 阿個羅。『楚 語』あし3らの
へていふ語。玉葉「よべえ、あしわけな あす 図 明日。けふの次の日。みやうに 約。古治。空穂「はしたなき心をなし
るこをありてなむ、こよひ必すを申し 。翌日。萬 「こひつつもけふを基し て、あずらの中みまじりぬ」
たりける」 つ霞だ ょおずの春びをいかが基さむ」 あすらわう 図 阿修羅王。あし3らわ
あしわけ の つくる 昭足分机。足の、を あす 園国自 男。あさくなる。さめて うの約。古語。
りはづこしの出来るやう よ造りたる統。 かはる。前 よりもわるくなる。衰ふ。 あせ召 江。Q熱する時ょ、動物の皮膚
あしめけーをぶね 図 筆分小舟。蓋の繁 俗よ、あせる。源「むすびつる心もふか より出づる水。Qち(血)をいふ。魔宮
りたる中を遭ぎ分くる船。新千「うき きもをゆひょこき紫の色しあせずを」 の忌詞。
ながらよるべをそまつなにはえのあG あす g くづれたる岸。がけ。古語。萬 あーせ図 吾兄。人を親みて呼お禰。古
わけをぶねよそょうかれて」 「あすのうへ ょこまをつなぎてあやは
語。記「をつのさきなる一つ松あせを
かさ人まつころをいきょわがする」
あし わた 図 薬究 。豪の穂の、綿の如き ひをつまつ」

-- --

-
、、、“ *すi *㎞
るマこみ。くち。散本「社の田のあざ
ふみちだきなく鹿さそいなむしろをゃま
るも、せ 、よ
だすほごま」 又倉。
うるをあけ て、控ミり田

言。紀「騎種、あぜなは」
き忍ぶらむ一i㎞。様のたていごを あせ になる国江場。あせようるほ
あせ こしB』江濃。あせ多し。古語。 ふ。遅「ながるるまで、あせになりて
鯨る具。 」
好思集「うさまねさ護もあせこき夏な あせぶ 図熱満籍て雲中 洋のためよ度
あせ国 何。何故 ま。なぜ。古語。萬 あ お でまさほまぬさや心へだてむ」
ぎをいかさgュあはなくュ録ョくれ あせたなび図拝手拭。拝を試ふよ 魔ょ生する小さき騎物。あせも
て“g こなょおけQまだくる」 あせみ図馬酔木 植物。本の名。剤
用みる手拭。あせてぬぐひ。古語。雅 びょたなじ。六帖「みまくさを心して
多せあゆ園冒年湾 活rgるあ 装抄「かがみ、まもり、ひれ、あせたなご 刈れなつ野なるまげみのあせみ枝まじ
せまたたりたつ。宇捨「いかでたちい ひ、入れたり」
で よしぞを、あせあえて、いみじきょ」 あ ゼ ち 図 接察側。古、國司の政の治 あせ みぞ 図 江溝。馬の背の、汗の流る
あせいこ図 際経。機のたていをを舞 否、又を、その地の風俗、教な%こを観察 るをころの稲。
る よ用みる糸。 せしむるがため、諸國へ遺はしたる使。 あぜ-みち 図 群道。田の畔の道。
あせたり図 ㎞。銭物のたりかたの あせち ふ 図 接察使府。古、陸奥國を、 あせん やくミ 図 阿碑撃。薬の名。五倍
名。ふさき経を、細き経をを以て、織 出羽國さの鎮撫よ置かれたる役所。 子ょて製す。五㎞
地よ、たかひくをあらはしたるもの。 あせ-づくミ園園目 汗温。あせぐむょた あせもよg 注。あせ(汗)ょたなじ。
あせ-かく園自 あせあゆよたなじ。 なじ。古語。類名「液、あせづく」 もも、よも嘆鮮。海人手古長集「あせも
著聞「この小殿のあゆむrs、いかr*たく あせーづたひ 図 畔博。あせみちを博ひ よみみだるるなつのすすしさをきみよ
れじさ、あせかきけれだ」 てゆくこを。拾玉「なるこひく時がか あふぎの風はやみなり」
あせ-ぐむ国自 汗湯。あせが肌 ょに をだのむら雀あぜづたひま て立ちさわ あせ ゆくミ園目 浅行。Qあせてゆく。
じむ。著聞「御馬のかやり、仕うまつりけ ぐなり」 あさくなりゆく。古語。Q省 りゆく。
(43)

れを、あせぐみょけり」 あせながし のあな図 汗流穴。めん 衰へゆく。取替「くちをしくあせゆく


あせ くら 図 校倉。方形の材を、横 よ ぼうの下r ある穴。 世の」
あせ あせこし あせなは
あせりさら あをび あそびくらす
(44)

あせりーさら 陥 浅皿。浅き血。古語。 のあそはしし」_ あそびーくらす 園国偲 遊基。あそびて、


あせる闘目 せきたつ。いらだつ。こ あそび 召 遊女。うかれめ よたなじ。源 日をくらす。高 「あをやぎをかづらrs
ころをいそがしたつ。 「あそびごもの、つをひまみれるも」i ま つつあそびくらさな」
i遊。Q遊ぶこを。なぐさみ。Q 特 よ、 あそびーだはぶる園国 自 遊戯。たはぶ
あを 図 阿Q。人を親みて呼ぶ稲。古語。
萬「備をつくるまそほたらやりを水たま 管統のあそび。源「夜ふくるまで、あそ れてあそぶ。源「上達部、あまた参り給
るいけ田のあそがはなの上をほれ」 びをそちたまひける」Qえまりのなき ふ日 よて、あそびたはぶれ給ひてえ」
あそき 図 阿個顧。『楚語』備数の語。か こを。ゆるきこを。まっかりをせぬこ あそびーづく 図 遊霊。Qあそびつくす
ぞへ霊されぬ数の稲。「あそぎ切」 を。俗語。 こを。あくまであそぶこを。Qあそぶ
あそこ個 彼所。かの所。かしこ。あ あそびーあかす 園圏 遊明。あそびて、 仕方。 - -
すこ。:なんち(次 をいふ。空穂「こ 夜をあかす。空穂「 &かの所の、ものの あそびーとき図 遊伽。あそびがたき ょ
の事、あそこを、少将を」 ねいだして、あそびあかして」 たなじ。
あそこ ここ 園彼所比所。ここかしこ。 あそびーありくミ 園国自 遊行。あそびてあ あそびーなミ 園日国自 遊和。あそびて、
ここそこ。そこここ。 るく。あそびまはる。空穂「この子、出 心をやはらぐ。古語。萬「あやめぐさ
あぞをーに 園 浅浅。うすうすを。す で入り、あそびありきて」 よもぎかづらきさかみづきあそびなぐ
しも。ほのか よ。わづかré。古語。萬 あそびーがたき 図 遊敵。あそびをもた れだいみづがはゆきげはぶりて」
「草枕たびをよろしをたもひつつ君を ち。あそびあびて。 あそび ののしる園回目 遊風。さわぎ
あらむをあぞそrsをかつをまれども」 あそびーミ ㎞ 自 遊来。あそびて来 遊ぶ。あそびてさわぐ。空穂 「いをた
あそばかす 園国鶴 遊。あそはす。な る。紀「まほせのなをりを見れをあそ もしろくあそびののしる」
ぐさましむ。あそはしむ。古語。今昔 びくるま びがはたてよ妻たてりみゆ」 あそび-びこ陥 遊人。あそびをみたな
「わが君を、あそはかしたてまつるほ あそびーきさ図 遊種。あそびのたね。古 じ。古語。空穂「ゆたかなるべしを宣
とre」 語。源「いををかしう、うちをけぬあ ふ時 よ、あそびびを、らいはいし奉る」
あそばす 闘自 遊。なしたまふ。あた そ びぐさ よ、誰も誰も、たもひさえた あそびーひろミ 園国 側 遊廣。あそび
まふ。せさせたまふ。記 「わがたは君 まへり」 道具をひろぐ。古語。源「小さき屋ご
-「』
み、 一 ・ t」 さら u * 、**きこミミ は
い剤 て、ふて ェをす # きなること。質なきこミ 古今「おだ
書きせきまで、 あそびしろげゃはま へ
あそび べ 日 造部。昔、大楽の時、
杵官 であるく。紀「道遥、あそぶ」gここか なりミ名よこそたてれ標花さしょまれ
r 供奉するを職をまたるもの。 tこへめぐる。遊歴す。「米国 よあそ なる人もまちけり」 室。騒。i 桃。
あそびまさる国自 遊増。あそび、さ ぶ」( 数を愛く。まなぶ 「何基の門よ あたの韓説。
かり ょなる。古語。空穂「あそぶ人人 あそぶ」 あだあだし国己 徒徒。質なし うはき
ら、いささおそびまさるほご よ」 あそぶ いこ図 遊経。Gを3ふよたな なり。源「あたあだしきすちなご、疑
あそびめ 宮 遊女。うかれめ よたなじ。 じ。夫木 「そらはれてあまつみそらra はしき御心はへr*をあらす」
空穂「夜書、あそびめする で、すきもの あそぶ いをのよるよるをなご見えぬな あたう図 阿賞。なかよたなじ。
いますかめる」 るらむ」 あたーがへし 図 復讐。あたを報ゆるこ
あそびもの目 遊物。eあそびの用は あたみ 名 朝臣。かはねの名。あそん。 を。かたきうち。
供する道具。古語。狭衣「をかしきあそ 続紀「阿曾美、貸朝臣」 あだく ㎞m自 いろめく。うはきめく。
びものをも奉らむを」eうかれめよた あそん 路 朝臣。Qかはねの名。あそみ 心たちつかす。古語。源 「うちあだけ
なじ。古語。住吉「あそびものごも、 の音便。Q 他人を親みてよぶ稲。空穂 すきたる人の」
あまた、船rsのりつぎて」 「うへえ、あやしく失せぬるあそんだち あだーミち図 徒日。質のなきこをは。無
あそび わさ 図遊業。あそびのまわさ。 かな」 四位の人の敬補。 盆なることは。むだぐち。
源 「はかなきあそびわさをも、こな あぞ め g 阿存女。備中國、吉備津彦碑 あだーミも図 徒雲。はかなき雲。古語。
たを、師のやうr*たもひきこえて」 赴 よ奉仕する女。阿存村より出づ。斬 夫木 「月の面rsやがて消えぬるあたぐ
あそびーを召 楽人。音楽を奏する人 あ 蔵のためré、赴内rsそな へたる釜の火 ものこの世みいかがありをたのまむ」
そびびを。がくにん。古語。保憲女集 をたくをつをむるもの。 あだ くらべ 図 徒競。うはきのくらべ。
「ゆふづくよひかりをみずをあそびを あた 図 例。われを害せむをするもの。 古語。伊勢「あだくらべ、かたみよまけ
(45)

のやまのはちかくよひぞ来r ける」 が恨みあるもの。反封の位地ré立ち る男女の、ま のびありきま けるこをな


あそぶ ㎞口口 遊。Q心魅むこ ををな て争ふ相手。てき。かたき。 るべし」
あそびべ あそぶいこ あだ
あだけ あだしごころ おた ッ
(46)

あだけ 図 徒気。すきごころ。いろごの 花なさはるなれをあだし草葉をものを すくなき世。新後撰「かくつらき別も


み。うはきなる心。古語。源「いで、そ やをみる」 i他。こをなり。 他の物 ま らであだしよのならひをはかりなに
のふりせぬあだけこそえ、いをうしろ らし。古語。楽花「殿の御まへの御盤、 たもふらむ」
めたけれ」 あまたみ交らせたまはやり、あだしう聞 あたす園国 池 いたくあつ。強くうつ。
あだけーごと図 徒気事。あだけなるこ えたり」異。
*こうはきなるこを。古語。源「今さ 古語。萬「あまぐもをほろréふみあた
あだし-ごころ 図 他心。ほかのこころ。 しなるかみもけふょまさりてかしこけ
、かかるあだけごをぞをいひあへり」 古語。伊勢「君をたきてあだしごころ めやも」
あだけ もの図徒気者。いろ ごのみな をわがもたを末の松山波もこえなむ」
る人。 あだだけ しB園 暖。あたたかよあり。
あだしーごこ 召 徒事。いたづらこを。 古語。夫木 「あたたけき春の山べrs花
あだ ごころ 召 徒心。あだなるこころ。 えうなきこを。古語。
うはきなる心。竹取「あだごころつき あだし ちきり 図 のみぞ所もわかりさきみだれける」
徒契。うきたるちぎ あただ むら 陥 位屯。賦のむれ。敵の
なを 後くやしき事もあるべきを」 り。まこをならぬちぎり。末のをげぬ
あだ ごこ 名 たむろ。古語。紀「眠賞、あたたむら」
徒事。あだなるこさ はか ちぎり。績千「 むすびけむあだしちぎ あだだら まゆみ図 安達算弓。岩代園
なきるわさ。源「あだごさよも、まめご りぞうかりけるつひょたえぬるなかを 安達より出
をよも」i徒言。あたぐちよたなじ。 だすまゆみ。 古語。萬「みち
なるみも」
あたご さり 図 愛宕鳥。動物。うぐひ あだし の図 徒野。死人を葬る地。墓 のくのあだたらまけみつらはげてひか
す(鷲)の異名。三二職人歌合 「うぐひ をか人のわをこをなさむ」
場。徒然「あだしののつゆきゆるをき
すかひ、羽風だみ花のためrsをあたご
あだつ園国肥 常。あてよあつ。まき
なく」 りよあつ。
% りたはらそだちょいかがあはせむ」 あだし びこ図 他人。ほかのひど。よそ 古語。類名「常、あたつる」
あだ さくら 固 徒機。散りやすきさくら あだな図 徒名。Qすきすきしき幹判。
の人。たにん。古語。紀「他人、あだし いろごのみの名。源「またも、あだなえ
の花。
びg」 たちぬべき御心のすさびなめり」 Q人
あだしB 徒。もろし。はかなし。あ あだしーみ g 徒身。
はかなきみ。 の姿、ふるまひrsよりて、質名の外rs、
だなり。古語。貫之集 「機よりまさる あだし よ g 徒世。はかなき世 たのみ その人 よ負はする名。韓競。
**:**」 e
ミミ日 シ *
(標)の異名。ュロシ お玉「笑あたな
ぐさ やし。

あふ。あて
いかなる人の植る たきてかかるうき世 あたはす国 記 ㎞。みさのまぐはひな あた3国員 能。eあたり
ょ散るを見すらむ」 なす。交合す。交接す。古語。記「ひ はまる。達常す。古語。十訓「十徳な
あた なふ 国 」桃。あたをなす。あた さよ、みさおたはしつつ」 からむ人そ、判者 まあたはす」Qする
す。古語。紀「誠害、あたなふ」 あだ ばな図徒葬。曖きても質委類は 事を得。 なしえらる。 偲 興。 つか
-
あだなみ図徒波。定まらぬ波。あだ ぬ花の稲。むだはな。 はす。やる。俗 よあたへる。萬「みを
あだしき波。人の心の、かはり易きよ あたはら 図 病。病の名 せんき(症気) り子のこひなく毎ょざりあたふ物しな
たこへていふ語。古今 「そこひなきふ の古語。和名、新、阿 大激員、一云、之長 興。国㎞前條のあたふ
-
ちやえさわぐ山川のあさきせょこそあ 太美、腹急痛也」 よたなじ。古語。
だなみをたて」 あだひえ 図 直。かはねの名。あたへ。 あだふ 園国自 戯。たはぶる あさる。
古語。源 「すすろよ、かくあだ へかく
あだに 団 徒。むなしく。うはき ょ。も 古語。
して、いでや、わがならはしぞやど」
ろく。後撰「ひさしかれあだにちるな あだ びき召 徒備。琴、三味線などを、
を標花かめr*させれ%こうつろひr*け 正しき音律réよらやりして、戯れ ょひく あだーぶし 図 徒園。男、女、何れか、ひど
こyこ。 りよて、健rs寝ぬるこを。あだね。夫
り」 空。 脆。
あだ びこ図 徒人。うはきもの。こころ 木「ゆきをまる草のかりほのあだぶし
あたね目 植物。草の名 あかねょにな なりけり」
じ。古語。記「やまがたままきしあた のさだまらぬ人。源 「むかしのけさう を月réもられてあかす
ねつき」 のをかしきい%こみréま、あだびをさい あたへ 図 直。かはねの名。あたひえ。
あだ ね 図 徒寝。あだぶしょたなじ。 ふいつ文字を、やすめ ところrsうちた あたまーかくし 図 頭隠。頭市の一種。
きて」 元藤の頃、僧侶、老女などのもちみたる
六帖「人のするあだねもせすてははき
木や君をたもへを夜ぞふけr*ける」 あたひなし 国 無債。Q限りもなく もの。
(47)

あたの かせ 宮 位風。こなたょ吹きく」 たふさし。古語。萬 「あたひなきたか あたま がち 図 天窓勝。Q体よくらべ


て、かしらのみ大なること。Q物事の、
る風。むかひより吹く風。古語。空穂 らさいふさも一つきの濁れる酒r あに
あだはす あた3
あだなミさ
** 「
』 』『ーシー """ 』 『』 = - 『
- 』シ - ー』
』--『
あだまくら あたらし あたらよ
(48)

始めのみ大きくして、末の小さきこを。 かも」 あたらーよg 借夜。をしきよ。をしむ


あだーまくら図 徒枕。かりそめょいぬ一あたらし 國目 可惜。をしむべし。古語。 べき校。古語。後撰「あたらょの月ど
るこを。いたづらぶし。かりね。 源「ただ人 よを、いをあたらしけれだ」 花ををたなじくを心ま られむ人ょみせ
あたむ園Q 挑祀。かたきみみる。敵 新。古くなし。まんきなり。俗rs、 はや」
祀す。古語。源 「この監r あたまれて あたらしい。素性集「ま ら雪を身をふ あたり 名 漫。ほとりよたなじ。源「源
を、いささかのみを ろぎせむも、所せく りぬをもあたらしき春réあふこそうれ 氏の君を、御あたりさりたまはす」i
なむあるべき」 しかりけれ」 常。Qあたるこを。Q探索の手がかり。
あだーめくミ 園国国 徒。Qあだあだしく あたらし がる園同 目 可惜。をしむべ 「あたりがつく」
見ゆ。好色めく。源 「をりなせをあだ く思ふ。をしがる。古語。源 「世の中、 あたりーあたり図 比虜彼虜。そこここ。
めく」e情r*瀬れ易くあり。うはきょ をしみあたらしがりて」 あちこち。ここかしこ。源「板屋ども、
なる。 あたらしき-こし 召 新年。さいはらの あたりあたり、いをかりそめなめり」
あだーもの 図 徒物。はかなきもの。つ 呂の曲名。催馬楽「あたらしきをーの あたりーあふ 園臼 常合。わたりあふ。
まらぬもの。古今「命やを何ぞを露の はじめréやかくしこそはれかくしこそ たたかふ。
あだものをあふょしかへむをしからな つかへまっらめやよろづよ あたりーぐるし國目』 常苦。たちならび
までょ」
くré」 あたらしむ 園個 借。をしむ がたし。あたりがたし。古語。狭衣「あ
ょ れな
あだ や召 徒矢。的みあたらぬ矢。む じ。古語。紀「嘆情、あたらしみて」 たりぐるしく、時めき、花やぎたまふ」
だや。盛衰「そうじて、あだや射るもの あたら み図 情身。をしきみ。をしむ あたり なし B』 無常。くらぶべきも
なし」 べき身。古語。萬「秋の葉のにほひょ のなし。古語。大鏡「南京のそこはく
あたーゆまひ陥 位昼。人を、あたがたき てれるあたらみのさかりをすらr 」 の多かる寺だも、なほ、あたりなし」
の如くにくむこを。古語。 あたらもの図 借物。 をしきもの。を あたり び 図 常日。然あるべき時はあ
あだら あだら に 国 新新。常ょあたら しむべき物。古語。和泉式部集「見る たれる日。大鏡「わらはやみをま てあ
しく。古語。萬「年月をあたらあたち ごさよあたらものをを覚ゆる*鹿たっ たりひょ侍りつれた」
réあひみれをこわがもふ君 もあきたらぬ 野べ の秋のはなかな」 あたり より 団 あたりを。はさりを。
“) 』0 ㎞はげし〜 ひ。aすべての事ょ駆しての感情。た きき。まき。七 1 ㎞人歌合 「わりゃ け
*㎞
木「もぎたっる棺を見れぞいどこしく
もむき。あおりはひ。源 「この世のあち
はいをだ よ知るこを難うこそあなれ」
の霞みしそらょ領たるかなちまけの月
のま ばりいでつつ」
あたりをはらふ八重さくらかな」 あちーがも g 動物。水島の名。鴨rる以 あちーさは3 園 味澤相。あちがもの、多
あたる 国旨 常。e強くさはる。ぶつ て小さく、小鴨より大なり。常rs、群 く群り居るをいふ意なるより、eむれ
かる。伝 いたる。むかふ。QQきあふ。 をなして飛ぶ。 の約まりたるめょかけていふ。萬「あ
出で合ふ。Qあてはまる。通常す。g あちき な 図 無味気。あちきなきこを。 ちさはふめ まをあけをもたづさはり言
そこなはる。毒を受く。@思ふが如く 夫木「縮をのみすさの入江 よすむうを 間はなくも苦しかりけり。e るょか
よなる。成就す。@ 人réあたたまる。 のうきぬま づみぬあちきなの世や」 けていふ。萬「あちさはふよるひるい
火 よ向ふ。@試み よ、やうすを窺ふ。「先 あちき なし 國 』無味気。『味気なしの はりかげろひの心もえつつ」
方 よあたる」Q桃をなす。邪見rsす。 義か、又え、厚気なしか』 Q妙ならずあ あちなむ園シ 守味。味を試みる。
あだーめさ 図 徒業。無益なるまわさ。む り。たもしろくなし。ものうし。俗rs、 あちーはふ 園回 味。Q食物の味を試
だござ。古語。源「もはら、かかるあだ あちきない。堀太 「かやり火の下しく む。Q 物事の意味を、深く考ふ。伊勢
わさなをまたまはす」 3れをあちきなくむかひの里をふすべ 「あるが中ré面白けれを、心どをめてよ
あだーめらひ図 徒笑。いたづらょ美ふ がほなる」 Q かひなし。むやくなり。 ます。腹 よあちはひて」
こを。そらわらび。古語。慈ェ百首 伊勢「人まれすわがこひま なをあちき あらまさ図 権勢。植物。木の名。
「それ鷹の雪の木末のむらがらすあだ なくいづれの碑よなきなたほせむ」 う よたなじ。一説ょ、古事記 よ、窟郷の
わらひえて枝ょはなるな」 あち-こち偲 比方彼方。あなたこなた。 字を請みてもあれど、あちまさえ、びら
あち園 彼方。そなた。かなた。あちら。 著問「あちこちさありきて、のをかわき う よあらやりをもいふ。古治。
あち 図 動物。水鳥の名 あちかもの署。 たるょ」 あちまむ 園池 県。ふけるよたなじ。
(40

萬 「あちのすむすさの入江のありそ松 あちさ 路 管子木。植物。木の名。ち 古語。字鏡「標、嫉也、不介留、又、阿知


わをまつこらをただひさりのみ」i一 さのきょたなじ。古語。 萬光」
あたりをはらふ あちがも あちさけ
あちまめ あっ あつこ
あちまめ 召 味B、あちのよき豆。ふ しむ。あてはむ。狭衣「女らをさへ、罪 まりあつかはしき御もてなしなり」
(50)

ちまめ、そらまめの類の纏補。和名「幕 r あてむを」 あつかはし 國』 熱。あつさ基くして苦


豆、和名、阿知高女、離上豆也」 あつーあつーこ 団 厚厚。厚げ よ。厚きさ し。あつくるし。古語。枕 「すすしだ
ああ むら のシ まょ。字拾「ふをき糸して、あつあっを、 ré、いをあつかはしう」
るもの。古 。萬「沖べょをかもめよ こまかょっよげよ、またるをもて」 あつかひー<さ 図 扱種。あつかひのた
はひへつべ よあちむらさわぎ」 あついもの図 。料理の名。あっも ね。古語。源「まづ、このきんだちの御
あちむらーこま 陥 鶴群駒。つきひ。光 のみたなじ。空穂「くさびらなを、あっ こをを、あつかひぐさよまたまふ」
陰。古語。 いものよせさせ、日がたけなを調じて」 あつかふ 園 」扱。Qせわをやく。も
あちーむら の園 鶴群。あちがもの友よ あつうす 陥 ㎞、ひきうす ょねなし。 てなす。さりまかなふ。さりさはく。
びかはしっっ、群がりさわぐ意 ょて、 あつえびこ召魔疾。悪病ょかかれる 源「まこをよ、親めきてあっかひ給ふ」
Q友をいさなふざいふいさみかけてい 人。かたはの類。古語。組「篤痛、あっ Qわづらふ。たうわくす。:関熱。
ふ。萬「あちむらのいさをもゆけをわ えびを」 熱よ煩らふ 古語 紀「汗流、あっかふ一
がこふるきみょしあらねを」貸さわぐ あつ えふ 陥 厚葉。あつえふがみの署 あつかもの図 。料理の名。あっもの
よかけていふ。萬「あちむらのさわぎ あつえふーがみ 図 厚葉紙。紙の名。鳥 よたなじ。古語。
きほひて演rsいでて海原見れを」 の子紙の、厚くすきたるもの。(薄葉を、 あづかり図 預。Qあづかるこを。貸ひ
あちめ 図 阿知女。『うすめの説みて、碑 中葉を「*弱して) きうけてまもる人。源「なにがしの院
楽を、碑代rs、うやりめの命のまたまひし あつか 図 束草。草を束ねたるもの。祭 よたはしましつきて、あづかりめしい
ものなるよりいふ』かぐらの作法の名。 な%この時 、まきものrs用みる。 づるほだ」 Q職名。院の御馬子所、進物
あつ 園 国 」 常。俗 よ、あてる。Qあ あつーかは宮 厚皮。Qあつきかは。信 所、御所、又え、武者所などの週。古今
たらしむ。ふれさす。貸思ひのままrs つらの皮の厚きこを。はち知らす。て 「御書のをころのあづかり、紀の貫之」
す。Qたしはかりて断定す。推量して つめんび。 Qあづかりたるまるし。譲書。
決す。源「それかかれかなごをふなか あっかはし国』扱。なやまし。わづら あづかる 園国 預。たのまれてまも
よ、いひあつるもあり」 中、Q適常なら はし。扱ひがたし。古語。源「いさ、あ る。わが手rsひきうく。枕「こはきも
-i} -
あうけし も
り うかりやに 。シ*」
、のけもっふ*
ェい -
ョ一 ふ、“ r * : 、、
ME。革関 「も、つけさre江日かさなげさ水 の しさか B いるペき山のかくれがもか
たなじは問。なる。かかり
根 *こりうそぶきのばり」 な」ぼ する3rsかけていふ。萬「あづさ
あづき いろ日小豆色。色の名。ゃゃ、
黒はみたる赤色。赤き小豆の質のごと あつーごゆ 目 厚肥。厚くふくら 3みするさよりねむまさかこそ人日を
き色。 みてあり。古語。枕「色紙のあつごえた たほみなをはしょたけれ」 又、ひけを、
あづき がは 日 赤豆章。なめしがはの るを、あやしミ見て、あけもて3けを一 本末のよりくるものなるより、よるみ
一種。原くして、あづき色なるもの。 あづさg 枠。植物。木の名。おかめか かけていふ。萬「あづさQみよらの山
あづき がゆ 図 小豆弱。赤き小豆をま しはみたなじ。和名「枠、和名、阿豆佐、 べのまげかくないもろをたててさねを
ぜてたきたる%。多くを、正月十五日 水名、糧 之属也」 はらふも」 又、はなてむ、音のするもの
よ説とま て食ふ。さくらがい。 あづさーみこ 図 枠巫。枠弓を ひきなら なるよりねgよかけていふ。萬 「あづ
あつーきぬ 図 厚絹。織物の名。競泊織よ して、碑たろしをする女巫。いちこ。 さ3みたさょききつついはむすべせむ
似て極地のあつきもの。あついた。 あづさ ゆみ 図 枠弓。枠の木rsて造れ すべま らやり」
あづく ㎞」預。あづからしむ。委 る弓。 あづさみ 図 植物。草の名。あちさみ
託す。まかす。俗ré、あづける。源「む あづさゆみ 園 枠弓。弓の縁rsよりて (紫陽花)の古語。
すめをで、さるべき人よあ つけて」 あっし 召 織物の名。あつにの木の皮を
あつーさみ 目 厚授。あつきくみ。 ひさよくにのかがみ山みすひさなら
あさみ 製して、系をなし、そを幡りたる布。あ
あつーけ 臼 い**C
- 病の名。暑気 よ犯さ そこひしけむかも」 はるよかけてい いぬ人の、常服の料をす。
れたるもの。中3。落窪「女君を、あっ ふ。古今「あづさ3みたしてはるさめ」あっし団』熱。eあたたかさがっよ
けみや、なやましうて」 けふふりぬ明日さへふらを若菜つみて し。俗rs、あつい。Qたもひこりてあ
あつけ 図 預。Qあづくるこを。Q後川 む」g るのいょかけていふ。古今「あ り。 熱心なり。 俗ré、あつい。:厚
時代の刑罰の名。ある期限のあひだ、
㎞ Cうすくなし。厚み多し。俗 よ、あつ
(51)

罪過ある人を、他の人réあづけて、守
づよかけてたねをまきけむ」又、弓の い。信心ふかし。粗末ならやりあり。俗
らするこyこ* 名をころょよりて もgよ かけてい ré、あつい。筐 。
1 危篤。「病む
あづきいろ あっけし あづさみ
あつしる あつつかへ あつぶさ
をきえ、熱のいづるものなるよりいふ』 ふ屋根、また、その屋根のある個屋。 あつーぶさ 召 厚纏。ふさを、数多くつけ
病重し。きをくなり。古語。空穂「今 あつーつかへ 図 暗。つきまたがふこを。 て飾りたる、馬のたしつけ。盛衰「まろ
を、やうやう、身もあつしくはべるな」 古語。類名 路、あっっかへ」 ふくりんの鞍たきてあぶさのまり
あつしる 園口百 危篤。病重く なり あっ-こ 団 唯。あどの音便。 がいをかけ」
て、何事も覚えやりなる。古語。紀「鍵運 あつここゆ 園曰河池 玲。またぎてこ あつーぶすま 図 厚被。綿などを、多く入
常遷、あつしれたまふ」 ゆ。古語。類名 騎 あっをこゆ」 れて、厚くつくりたる蒲園。厚き夜具。
あっそん 図 朝臣。あそんの音便。 あづなひ の つみ図 合葬罪。二人を合 萬「あつぶすまなごやがまたょふした
あつたく 国自 驚動。あわてふため 葬せる罪なりをいふ。古語。紀「博聞、 れを妹をしねねを心さぶしも」
く。古語。葬内侍日記「あつたきて、撃 如是怪、請阿見那比之罪也、問何請也、 あづま 図 東國。『日本武尊、東夷征伐の
のかはるほご、たづねたはしますを」 封日、二赴祀者共合葬敷」 騎途、確氷領rsのぼりて、橘媛命を思ひ
あっ たちはな召 g橋。植物。木の名。 あつに 図 植物。木の名。葉え、にれ ょ いで、東方を墜み見て、あづま(吾妻)*
あ( たちはな よたなじ。古語。新六「名 似て大きく、朝顔の如く、三尖あり。枝、 やを宣ひし故事rsよりていふ』地名。
よしたふあったちはなの花ならを冬の 葉、やはらかょて、垂れ下がり、春の末、 幾内より、東の方の國の継稲。吾妻。
ころもの袖の香やせむ」 薄緑色の小さき花を聞く。蝦夷人、こ あづま 図 吾妻。わが妻。古語。紀「あ
あづち召 射梁。あむづちょれなじ。夫 の木の皮より、糸ををりて、あつしをい づまをや」
木「春の夜の月ゆみはりょなる時ぞあ ふ布を織る。_ あづま 図吾妻。楽器の名。あづまごと
づちの山 ょいるをみゆらむ」 あっばれ図 天晴。『あはれの音便』賛美 の署。源「妻戸たしあけて、人人、あっ*
rs競 する語。通。 を、いをよくかきあはせたり」
あづちまくら目撃校。枕の一種。e
いれをこまくらみたなじ。文政以前の あつーびたひ 図 厚額。冠の一種。冠の あづまあそび図東遊。古の歌曲の名。
語。住今え、はこまくらょたなじ。 いその臣きもの。 碑楽歌の類。「源あづまあそひの、耳な
あづちもん 図 上王門。あげっちもん あつーびん 図 厚費。ふさふさをあたる れたるえ、なづかしく」
の署。 臣き髪。 多くえ、古、碑主なをのよそひ あづま うた 図 東歌。古、東國の人のよ
たるもの。 みたる歌の鶴稲。
あづち や召 発屋。あづちの上をたほ
あづまう 日 1 も g引引 しおり、なに
㎞ はかょたなじ。古き。和名 漫g、阿ョ ゃざ、こなたょも入れたるを、あづまひ
さをもréもくはせ」
みじう好み、よみけるが H}
あづま だり 図 東様。織物の名。あづま あづま さ 図 東人。あづまび この署も古 あづま ひやくくわん 図 東引留。多門、
ぎぬréたなじ。 語。萬「あづまごののさきのはこのに 右賠、求馬などの稀。東園の武士が、
あづまーからげ 図 東騰。あづまびさの、 のを よもいもが心ょのりよけるかも」 廷の百官rょ似せて、わたくし ょ、用み
衣の裾をからぐるさま。古語。新六「ま あづま なまり 図 東説。東國の人の言 たるもの。
づのめがあづまからげの麻衣ふたまた 語のなまり。 あづまーぶし g 東武士。東園の武士。
かは まさぞわたるらむ」 あづま の あるじ 図 闘東主。鎌倉の将 あづま まひ 図 東舞。碑楽の類。東國
あづま- きぬ g 東絹。繊物の名。あづま 軍をいふ。増鏡「なほ、あかねむ、只御 人の舞踏。六人r て舞ふ。(大和まひ よ
より織り出だす、粗品の絹布。源「ただ、 子よて、あづまのあるじ ょなしきこえ 封して)
暖なるあづまきぬごもを」 てむをたばして」 あづま むしろ 図 東席。東國より、織り
あづま ごこ図東*。楽器の名 やまさ あづま の かめの-かがみ 図 東範鏡。 出 八ずむしろ。
ごをょたなじ。後拾「女のもをみまか 鎌倉鶴府の時かなる政道。十六夜「あ あづま め 図 東女。東園の女。あづま
りたりける よ、あづまごををさしいで づまのかめのかがみょうつさむ、くも をみな。古語。頼政集 「あづめをね
て侍りけれを」 らぬかげやもあらはるるを」 さめてきけを下野やあそのかはら よ千
あづま ごみ 図 東盤。東國人のこる 。か あづまのこと図 和琴。楽器の名。お 鳥なくなり」
んはしりたる撃。源「あやしきあづま づまごyとr*たなじ。 あづまや図 東屋。四本の柱ありて、壁
こるるたる者をものみいでいり」 あづまのをで日東 。専園人の衣殿 なく、四方ょ、屋根を替きたろしたる
あづま ち 図 東路。幾内より、東園へ通 の袖。盛衰「あづまのそで よ通ふらし」 家。もさを、質素なる仮屋なりしが、
ふ路語。東國の道路。太平「あづまち あづま の-だいくわん 図 闘東代官。闘 今て、風流なる庭など よ設く。
(*3)

のはにふのをやのいぶせきょ故郷いか 東より遺されたる、京都の守護をいふ。 いはらの律の曲名。催馬楽「あはれわ


にこひしかるらむ」 あづま びこ図 東人。東園の人。あづ がつまあづまやのやまのあまりのあま
あづまうさ あづまづ あづまひやくくわん
あづまゆふ あつもの あて
(54)

そそぎわがたちぬれぬその をひらか 五日rs、そらまめ、焼豆腐、ほしあはび ろ、汗のため よまめる。古語。


せ」 なご、種種のものを、汁rsまたるもの。 あて 図 父 ををこた や。ちち。古語。築花
あづまゆふ 図 東木綿。織物の名。ゆ あつーもの昭 発。『熱物の義」料理の名。 「これ、いかで、あての御もをょ奉らむ
ふの一種。東國より産出するもの。 魚鳥の肉、又を、野菜などを、温かrs者 さのたまはするよっけても」i高貴。
あつまりーゼい 図 勢集。浮浪の徒など たる汁。すひもの。源「若菜の御あっ 『うはて(上手)の義か」身分の、高く貴
の、寄りあつまりたる軍勢。 ものまみる」 きこを。品格のよきこを。竹取「あて
あづま わらは 図東賢子。内侍司の被 あつゆ 園頃員 危篤。病が重くなる。 なるも、慶しきも」 -
常。Qあつる
官の小童。行幸の時、姫松をて、をかし あつしくなる。古語。源 「たをど失せ こを。Q ねらび。みこみ。まを。 目的。
き馬 よ乗りて、供奉するもの。三つ子を 給ひて、大宮も、頼もしげなく、あつい 山家「さみだれをゆくべき道のあても
用みられたりをこいひ博ふ。年中行事歌 給へるrs」 なしをささが原もうきréながれて」 Q
合「春r あふあづまわらはの心まで君 あつーらかーに 団 原。あつく。うすから 信するこを。たのみ。四石、また も、木
がめぐみをさぞあふぐらし」 を、切り、削りなごするとき、その下r*
す。あっあっさ。古語。宇拾 発 あっ
あづま をここ 図 東男。東國の男子。源 らかみまきて」 あてがふもの。まくら木。: 充。わ
「あづまをどこの、こしょ、物た へる、あ あつら3 ㎞ 謎。たのみてなさし りあつること。あてがひ 「一人ょっき
また具して」 む。まかせよをたのむ。ちうもんす。 十五あて」宛。i常。馬術の語。馬
あづまーをこめ 図東女。東園のををめ。 俗rs、あつらへる。貫之集「あつらへて の感覚動作のさま。あてもの。
千載「あさでほすあづまををめのかや 忘るなど思ふ心あれをわが身をわくる あてーあて
に 団 常常。それぞれみわり
むしろまき忍びてもすごす ころかな」 かたみなりけり」 常てて。古語。源 「よしのる受領など
あづまをみな図東女。東園の女 あっ あつる 園旨 熱。暑さよ、苦みなや をえり、あてあてみもよほしたまふ」
まめr たなじ。古語。萬「にはよたつ む。古語。和泉式部果「をこなつみた あて たこびぶ園国鶴 常行。事ょあて
あさなかりほしえきま のぶあづまをみ きふす露よ何なれやあつれてせこがま て行ふ。あてがふ。落窪「をかくすべ
なをわすれたまふな」 やこふなるらむ」
きこを、あてたこなふ
あつもおるg 集#。科理の名。五月」あっれをみらふ 園』 熱湖。獣きに「あてがひ ぶちg 行獣 Qあてが
『『-**}"

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刃 も 、 ま・“*
わが心のままょ、物を呉ふ。ここ
ぎこ“ *『シ
じ。古語。選 ニあてびてもたはしまさ
さニ e 救事 、さきまりたるのちまで、
あてき g 小女の通種。古武。 残るまるし。新古 「うすくこき野過の
あて くさ 図 常章。 鷹狩rないふ語。魔 す」 みごりのわか草 まあさまでみゆる雪の
よ追はれて、小鳥の落ちたる所の草。 あて ぶみ図 類交。その人よあてたる むらきえ」Qまきたり。ためし。Q足
あてここ 宮 常事。Qたのみなるこさ。 交書。 の方。まりへ。うしろ。深「君のおさ
めあて。『あてものよたなじ。 あてまうミ㎞ 常設。こころが 近くふしめ」 をはり。する まま3。
あてさふ国目常隊。あたりさはり けをなす。用意す。 *軍のあさ。書きたるもの。筆跡。源
あり。さしあふ。古語。 あてもの図 常物。Qさ 的)ょたな 「むづか しく、あやしきあとなれど、こ
じ。今昔「このやうのあてものなごま 、 、や*
あて つく ㎞ 常附。あてたこな れもごらんぜよ」i阿塔。ぜに(銭)
ふ。わりつく。著聞 「たほい子が田rs 今を、矢の落つる所もた ぼえ候はす」 の異名。
を、あてつけさりけるをき」 Q なぞの類。工夫して、何なるかを、い あさ & 能狂言みて、ま ての次なる役者
あてこ 図 常所。心あてをするをころ。 ひあつるもの。中物。 の補、わき。
日的をするさころ。 あてもの召 馬術の詳。おてょたなじ。 あさこ 団 何。いかなを。なにを。東國の
あて はか に 団 高貴。あてやかにょた あて やか に 団 高貴。あてなる様よ。 古の方言。萬 「こまにしき紐をきさげ
なじ。枕 「あてはかなる撃r いひて」 みやびやかré。たふをく。品よく。美 てぬるかべ ょあごせろをかもあやょか
あてはかる 団員記 常量。たしはかる しく。竹取「心はへなど、あてやか よう なしき」
よたなじ。 っくしかりっる “ あこ あとげつ 臼 去去月。あを月の、そ
あてはむ園口自 高貴。あてやかょ見 あて&g常着。たLる よたなじ。古 の前の月。せんせんげつ。
ゆ。古語。演松「山のふもとなる家の、 語。大鏡「あてたんる 、あそはしたるさ あごう がたり g 後語。なぞなぞなり
日をしからぬ、あてはみたるさま」 まré、けうあり」 yこも、物語の鷹募合なり をも、又、かげぐ
(5の)

あて びこ召 高貴人。あてなる人。た あさこ 名跡。Q過ぎ去りたる後、またを、 ちなりともいふ。古語。空穂「さて、も


ふさき人。古語。源「かかるすちのも その動。新後「きさらぎのなかはの空 のがたらひもうちさこえむか、知れる
あてき あてぶ あさ
* シ ㎞
あおうつ あききよめ あさず
(56)

どちこそ、あとうがたりもすなれ」 あと きよめ 陥 跡浮。 葬式を出たしたらさりせむうせさらましを」


あき うつ 闘自 應。他人のはなしょ| るあさの室内をきよむるこを。 あこーどーす 園 後世の手本をなす。
乗りて、ひやうしをとる。古語。大鏡
あさこゆ園』。またぎこゆ 古 あをさふ園 死者のあさを
「このさぶらひぞ、よくきかむを、あs 語。紀「玲擁、あをこえよりて」 居用ふ。新後 「菩の下うづもれぬ名をの
うつめりこし」 あと すさりg 違巡。あとよひくこを。 こしつつあ剤神よ露そこはるる」
あとーださへ 図 後押。剤んがり(殿) ょ あさま ざり。 あと をむ園国冒 留跡。Qあををの
たなじ。
あと すぼり図 後空。あどの方のすぼ こす。源「いをだ 世の中よ剤めむ
あさか園何。あなたなじ。東園の まれるこを。 ども、たぼえすなり ょたりや」 Qあを
の方言。 「わがせになあ かもいあをたる園乗跡。碑備の興が、 をたづぬ。新古 「あかの山ちよの古路
はむむさしののうけらが花の時なきも この世 ょをだまる。俗よ、あをたれる。 あさをめてまた露わくる墜月の駒」
のを」 後拾「お剤ていくよよなりぬ碑風 あこなし 國国 無跡。跡るられすあり。
あとーかた 図 跡形。あをょ残りたるる やいすやりの川のふかき流え」 跡かたなし。著聞「あからさま よも、あ
るし。こんせき。拾愚 「秋の夜を雲路 あさっく園員 印跡。e足あさを きこさをを すまじきこをなり」
をわくるかりがねのあとかたもなく物 っく。新古「にはの雪aわがあをつけ あきなし 國園 初。をさなし。むおや
ぞかなしき」i後肩。棒の後方をか ていでっるをとはれょけりを人やみる きなり。わるぎなし。あだけなし。
つぐかごかき。あをぼう。 らむ」貸書きまるす。新千「わかの浦 あさびし-ごと図 無跡事。あさかたも
あこ がたみ図 跡形見。あをのえるし。 やみちふみまよふさよ千鳥あgつけむ なきこを。いつはり。紀「無端事、あg
残れるかたみ。 _ をす たもはさりしを」 なしごを」
あこーかばね 図 後裔。みそん(子孫)ょ あとっけさうり図 跡付剤。ごん りあとびし-びこ図 無跡人。宿所もなき
たなじ。古語。大鏡「もろきの宰相も、 わらちなたなじ。 浪人。義経記 「いかなる、あgも 3
今まで、あとかはねだよたはせり」 あと をころ図 跡所。あどのをころ。ふ をよて渡らせ給ふやらむを、思ひまみ
あと がへり 図 後覆。うしろむきょ、を るき名所。古語。萬「ももしきの大宮| らせ候へむ」
んぼがへりするこをo
ひさのふみしあさごころたきっ波きょ あとぬし図 跡主。あさのめし。ほを
- - -
ト し }-"「
* {* も、 うらふ ょたなじ“ へてか 。
は。エロ 。ほロを石き* 「この、シう こみ・*
はりまつれをあミぬしのたまのょそば
古き。字鏡「言、阿止戸」 あこやく Q 後禄 のちの設。つぎの浸。
ひたもほゆるかもみることもあるか」 あこふこころ図距怪。 こころよた あこら3 ㎞。おっら みたな
あこの つき図 去月。前の月。 なじ。古語。感衰「入歳よりつき奉り、 じ。古語。紀「謎、あさらへて」
あこのまつり 図 後祭。Q韓赴の祭曜 あさふさころよりたびたちて」 あと を かくす 図 館㎞。ゆくへをかく
の終りたる攻の目。『事の議みたるあ あとべ図 後方。あさのかた。まりへ。 す。 ひそみて、世の人ré交らす。
こ。俗語。 うしろべ。 あとをくらくす団 船晦。あミをかく
あこのままに団跡優。初よよりて。 あこ ぼう図 後椿。あgかた(後肩)ょ す ょたなじ。
えきたりの如く。 たなじ。 あとをとらます国 。あとをかく
すよたなじ。著聞「あとをくらまして、
あこのり召 後乗。Q行列なごょて、最 あこ まくら 図 後枕。寝ぬる時の足の
後よ、馬みのりてゆく従者。Qをりょ 方を、枕の方を。古語。狭衣「あさまく にげさり よけり」
はづれたるこを。よき機曾を失ひたる らもまらすかきふし、いかなせむせむ あと-をーくらむ園 韓師。わが身の行先
を、まだひま にいりて」 を他人 よ知らしめぬやうrsす。跡をく
こど。
らます。著聞「あををくらめて失せぬ」
あこはかなし BH 跡かたなし。古語。 あと め 図 跡日。Qあさ。まりへ。感
源「尋ね給はむよ、あとはかなくをあら 衰「いかでかもらしやるべきぞミ、あ* あこーをーだる 団 垂跡。あとたるなれな
ねご」 めよっきて、たひてゆく」 信家の跡目 じ。
あこ はらひ 召 後挑。Q買物の代債を、 を相望するこを、又、相線する人。あ あこーを つける 団 追跡。あどを追ひ
をつぎ。 て、様子を探る。尾行す。俗語。
後よて、はらふこを。e 葬式、その他、
あこもふ Q 率。さもなふ。ひき あこ だ ひくミ 団 引後。いつまでも、の
儀式の終りたる後、その場所をきよむ
みる。古語。萬「あをもひてこぎ3く ぞみて飽かす。いよいよ得て、いょい
るこ*こ。
よ貧る。
あこび 図 後火。かごび(門火)の民話。 舟をたかままのあをの湊よはてょけむ
かも」 あこをー*もる団 守跡。Qるすはんを
あこふ 園曰Q 購。妻を要る。古語。 なす。貸親の死みたるのちょ、子が、そ
㎞ あさぶるこさすでょなあこもへ か団 何と ひてか。シ
あこふこころ あさやく
あこのつき
あな あなたこ
あなす
ゆつきが峯 よ雲きえてひはらのうへrs
(58)

の親の職業、またを、寧問、技藝などを けたりしものなれをいふ」
ひきつぎて、家ををさむ。雲 夫の死み あなたこ召 足音『あのたとの噂言定の 月わたる見Q」
たる後rs、妻が、みさををまもりて、家 たを。古語。字鏡「跳、職跳者 阿奈於 あな する 四足末。『あのするの韓定
ををさむっ Q師匠の死réたる後rs、弟 止、又、波太志」 のさき。古語。空穂「かしらより、あな
子が、その師匠の、寧問、技藤などを、ひ あなかしこ図 感長。たそれたほきこ するまで」 - - -
きつぎて、うしなはす。 をかな。たふさきこをかな。源 「あな あな する 図子孫。ま そんなたなじ 後
あな隠 鳴呼。事 よ感じて発する盤。あ かしこあなかしこを、まりへさまょみ 裔。古語。空穂「やんごをなき人の、皆
あ。あはれ。あら。古語。萬「あなみ さりま ぞきて」穴賢。 御あなするみて」
にくさかまやらをすを酒のまぬ人をよくあながちに国 強。まひて。むりみ。 あなた個 彼方。Cあちら。あのかた。
みれを積みかもにる」 貸 過ぎし時。以前。信あんた。たまへ
たして。源「わりなきさはりあるも、あ
ながちよ、ためらひたすけつつ、まみ さま。
あない図 案内。あんないの署。古語。
枕「好き男の、車ををめて、物いひ、あな りたまふ」 あなた-だもて 召 彼方面。あちらの
いせさせたる」 あなーかぎ 国」 壁喧。ああかしましきか かは。古語。古今「あかすして月のか
あなーいち 図 穴一。見供の遊戯の名。 くるる山もさえあなたたもてそ鶴しか
地 よ、穴を算ち、はなれたる場所より、 ろし。あなかまをいさめて」 りける」
小銭を投げ入れて、勝負を争ふわさ。 あな「かまし 國』 壁喧。ああかしまし。 あなだがた個 彼方。Qあなた。あ
あな う隠 壁豪。ものうきこをかな。古 ああさわがし。古語。騎 「あなかよ ら。ほかのかた。古語。枕「宮のへん
語。小町集「よの中ょいづらわが身の し、つらにく しをいふみ驚きて」 よえ、ただ、あなたがたょなして、そら
ありてなしあはれをやいはむあなうを あなぐる園洞 探。さぐりもをむ。 ごをなどもいでくべし」貸あなたたち。
やいはむ」 せんさくす。著聞「日ごろ、年ごろ か 君たち。諸君。
あな うら g 競『あのうらの韓見のう らめかねてあ なぐり求められ候」捜索。 あなたふさ 図 壁貴。ああ貴きかな。
ら。古語。野守鏡「これこそ、まさしく、 あなし』『あらし(嵐)の韓か』西北より あなたふさg 安名*。さいはらの呂
備の道rs入り給ひける、あ 引うらをう 吹く風の稽。古語。緑古 「あなしふく の曲名。催馬楽 「あなたふさけふのた
い・‐* ***
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* *にく - -
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かな。
あな だま g 赤色の玉ならむ マていふ。
古語、記「たこたなはたのうながせる玉
『ェ㎞ あなめ ㎞。 あまたなじ。古語3
罪のふかき身ょやあらむ」生増 国境壁。あなめをかさ
のみすまるみすまる よあなだまはや」 あなにやし図 ああょきかな。ああう *ねたる 。熱中抄「秋風のふく よっけ
あなつらはし国』可毎。侮らるべくあ っくしきかな。古語。記「あなにやし
り。
A**
古語。
てもあなめあなめをのさそいはじ薄た
であり えをここを」 ひけり」
枕 「あなづらはしき人ならを、 後 まな あなにや図あなにやしよたなじ。 あな や園 咲哉。驚きたるさき発する
をい3て道3もやりつべけれさ」 古語 紀「舞哉、比芸阿那ェ夜」 撃。古語。伊勢「あなやさいひけれを」
あなづる国 鶴 毎。あなごる。みさげ あなはしかみ目植物。草の名。くれ あなゆむ園国自足悩。足いたむ。あ
のはじかみよたなじ。古語。 るきなやむ。あるきわづらふ。古語。
かろんす。ェしく思ひなす。かろし
萬「人の子のかなしけまだをはまずを
む。古語。源「げよ、いを、あなづりに あなはとり図 穴織。あやはとりょた
-
くげなるさままたまへむ 」 なじ。古語。 もこまのな
あななす目 は塾。「印度語精物。水の あな ばらばら園 鳴呼腹。ああ機いた あに目兄。 同じ親よ生れたる、年長
の男。a妻の兄、又、夫の兄、又、姉の、
きかな。古語。源「いらへもきかで、
名。熱帯地方 よ生す。葉も、根より競
生して大きく、賞を、松の質r*似て、食 あなはらはら、いま、きこえむミてす 夫。 他の場を、『みて呼ぶ補
用させらる。
ぎぬるré」 あに国 豊。『いかr (如何)の約か同さ
ま て。ごうま て。いかで。萬「やほか
あな なひg ㎞。Qあななふこさ。 あな ひら日 状。足のかふ。古話。和 ゆく演のまさごもわが鍵 よあにまさら
古語。ぼあしまろr*たなじ。古語。竹 名「珠、和名 阿奈比良、足上也」
取「二十人はかりつかはして、あななひ あなへぐ ㎞目 塞。あしなg ょたな じかたきっままもり」
よあげする られたり」 じ。古語。 あに たこ図 兄弟。 あにを、たどをを。
(50)

あな なふ Q 扶。たすけたぎなふ。 あなほぜり に国 強。あながちょ。た きやうだい。あにた。


し、
補助す。古語。績
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「皇朝をあなな して。まひて。 あにミや図 隣増。あなにくょた な
あなにく あなみにく
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あのだと あのよ
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じ。やを感軟鮮。 が、石垣をきづき始めしよりいふ』石垣一塁。古語。源「げょ、あのごとみ心ょ
(60)

あにする 召 季兄。するの兄。古語。| を築く人。 みけり」


大鏡「いまひをりの男を、そのたなじみ あの だこ 図 足音。あしのたを。あし あの よ図 彼世。みらいのよ。死後
かをの母、きさいの御あにする よて、つ たを。古語。萬「あのねをせりゆかむ| 世界。後世。後生。
かさたくれたりけり」 こまもがかつしかのままのつぎはしや|あば 図 淡。あはきこを。うすきこを
枕「うは氷あはみ結べる紐なれをか
あにおやひこ目 見人。『兄である人 ほずかょはむ」
をいふ義』あにびき ょたなじ。俗語。 あの くだら 陥 阿編多羅。『楚語』備数 す日かげみゆるぶはかりを」
あに はから-む 団 豊斗。思ひもよら の語。このうへなきこを。 あ は隠 彼。かれを。あれを。人九
す。思ひがけなく。意外よ。 あのくたら さみやくさぼだい 図 阿園 「精のみあを見えつつははき水の
あにはからむ や園 登斗。おにはから 多羅三国別。『楚語 備教の語。あさをもをよりるる人ぞなき」
むréたなじ。 のくたらさんみやくさんぼだいの署。 あは あはし 國目 淡淡。Qなさけう
あにひを目兄人。あに(兄)の奪補。一新古「あのくたらさみやくさほだいの| し。たもひゃりなし。枕「あはあ
あにやう図 阿娘。あね(姉)の説。 ぼさつたちわがたつそまみみやうがあ| き女」 Qかるがるし。軽筆なり。源
兄の妻。 らせたまへや」 したちて、あはあはしきふるまひえ
あぬ よめ召
あに 偲 我。われ ょたなじ。古語。 あのくたらさんみやくさんぼだい 名 もなだ」
あね 図 姉。Q同じ親よ生れたる、年の 阿郷多羅三数三菩提。『楚語』備教の語。
うへの女。いろね。貸夫の姉、また、妻 この上なきさをりをひらくこを。
あはいを目㎞。未だ よら
る素。寝後擁「剤をよりも
の姉、又、兄の妻。Q 他の女を、またし あのく ぼだいg 園 開。『楚語』備 せめ玉
の のかたこひすらくたれ
みて呼ぶ稲。 隊の語。あのくたらさんみゃくさんg かす 」
あね ご図 姉御。他人のあねをよぶ奪 だいの署。玉葉「なにもみないをはめ あはいひg 栗飯。米み、悪をまぜて
稲。好忠集「碑察る冬をなかはよなり 山の草木よえあのくほだいの花ぞさく きたる飯。あはめし。
よけりあねごがねやょ樽をりるき」 べき」 あはう g 阿層。C1種の時碑病。理
カ、判断力1s乏しく、記憶力減じて、
あの宮 阿野。『古、近江國ョ郷の 人阿 あの ごと 国 加劉。あんの き、の
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* し 〜 ㎞も、、。。、い、, シa、
g 〜f こく
り。ふらはけ。はか。シロぶ。 sはく「シー 、ごま*** て、#ないだ * なじ。俗1 、も はも

あはう-きゅう g シ。土日の、ま邦の
や自転の名。 あはう、しんrるたなじ。
す。シす。 他人のかくせることを
いひ現はして、世ょさらす。「人の足を
。字治 かの魔の中の、たそろしくだ
は あはせて、等の内み、キをつお
あはうでん g 阿房シ。古の、支那の宮一あぼく」許。 よる音の するが
殿の名。 *の始皇帝の築きしもの。
あはくさ日 連剣。植物。草の名。和 あはせ g び茶c 『 日よきy コ
㎞のシ版よ添へて **
あばうーはらひ 日 阿房挑。徳川時代re んけうrsれなじ。字鏡「連剣阿波久個」 食ふ受。さ しかやりor
行はれたる刑劇の名。廟刀をうはひて、一あはーむころ g 淡心。あはき心。うす れば
武士を追放するこを。 き人情。古語。思念集「さりをも 水のああはせいさ 宮倉糸。
よりら
あはうみ召淡海。『あはきうみの書』 ころずみ**めべくおぼえしょJ 系。 より&さあはせたる
みっ み 湖)またなじまほうみょ望翌 あほきけ図㎞ *
こて) *て隠したる 。
『け 、、」と 「」、 き
あはせ シ倉 e輸入が の
シ シきをなけれを うしろの方なご見えぬ をころを、うし
多くgけるこさ 馬のこさし」 ろ よもてる一面の鏡3うつし、その影
みェュ石など。惑を 、薩よ *むらさもいふ。 あはし 園』談。e淡泊なり。
漢泊なり。うすし。 を、さらよ、前réもてる、他の一面の鏡
*和名「 日本㎞ 貸なさけ浅し。薄情なり。源「すこし ようつして見るこを。ほ他人み、あひづ
ちをうつこを。他人rs、調子をあはす
今装、々橋本一名也、見g雑注、枠之属 あはき方 よよりぬるを、心をだむるた
也」 よりもなきものを」 ること。Q この事を、かの事 とを合は
あはきばら召 様原。あはぎの生ひた あはす 園Q 合。Q二つ以上のもの せ見るこを。
る原。 を、一つよなす。同じくす。Q考へ及 あはせきぬ 召 給衣。裏をっけたる衣
あはくミ園国 曜。あくよたなじ。字 ぶ。思ひいたる。落残「後réも思ひあ 服。あはせ。
鏡「曜、阿波久、馬労也」 はさむ」 信 夫婦みなす。めあはす。Q あはせ をすり図 合薬。種種の薬材を
(61)

涼。さりままりなくなる。古語。盛衰 相應せさす。ならはす。封せしむ。Q 合せて、製したる薬。


「うちをけあはけたらむをころへ、する 音律を調ふ。@調合す。(薬などを): あはせ こそで召 給小神。あはせ ょ仕
あはうきゆう あばく あはせ
あはせごろも あはせわうさあはたやき
(62)

立てたる小袖。 あはだつ山のふもさま」
たり
あはせーごろも図 給衣。あはせきぬよ」あはせめうを図 合黄土。色の名シ士」あはた やき召 栗田焼。京都の 田ょ
たなじ。 r*似たるもの。 焼きたる陶器の纏稲。
あはせ-たきもの 宮 薫香。ねりかう(練 あは そか に団 淡。あはあはしく。か あはち 召 女の髪の結び方の名。あは
香)rsたなじ。 るがるしく。軽牽rs。古語。大鏡 「あ むすびの署。
あはせつち 召 合士。石灰を、あかつち はそかrs申すべきょ侍らす」 あはちーむすび 召 淡路結。Q糸の結
な%こrみまぜて、たたき固めたるもの。た あばた 昭 録。こての一種。壁をぬるよ 方の名。左右のわなみ、互み、紐をこ
たき。 用みるもの。 して結ぶもの。物の飾りr*用みる。
あはせ-さ図 合低。Qをいしの一種。刀 あはた 召 領。おはたこょたなじ 古語。 女の髪の結び方の名。専ら、中年ロ
、かみそりな ごを、研ぐr*用みるも -
栗田。あはたやきの界。 の女の結ぶもの。 - - - -
の。質、最もかたし。信 をいしの表面 あはた 図 症療。抱盤のあさ。ち やんこ。 あばつかーに国 淡。あはそかにみ
を、すりて、平かょする石。 あばたこ図 ㎞。ひさのほね。ひさの なじ。古語。源「あはつかréさしあふ
あはせの きぬ 召 給衣。あはせきぬよ かはら。あはた。和名「㎞、阿渡オ古、 居たらむを、いかがくちをしからぬ
たなじ。 俗云、阿波太、膝骨也」 あは つけし 國国 淡。あはし。た。
あはせのみ g 第。飯の愛。 あはたす 園国 」阿波大須。たさしむ、 やりなし。古語。源「 人のきき思ふ
あはせ ばだり 召 給羽織。裏をつけた みくだすな%この意かをもいへ ご、詳か ころも、あはつけきや うみなむ」
る羽織。たも よ、寒き頃r*用みる。(ひならす。古語。祀詞「見あはたし給ひ あばつけ びこ
召 深人。あはつけき
をへはたり、わたいれはたりなを よ% つを」 なさけま らぬ人。古語。源「ただ
こして) あはだつ 園員 票立 e寒さ、またえ、 のあはつけびをだよ、ねさめるぬ
あはせびん 陥 合髪。男の髪の3ひ方 恐るべきこさなをょ逢ひて、撃粒の如 室のけしきを」
の名。髪を、 画の下みたくりこみて、ふ く、肌の毛孔がたつ。Qふかくたっ。 あは つぶ 図 票粒。栗の賞のつぶ。
をき元結みてくくり、 の下rs、市着㎞ 重なりて立つ。(雲なをの)古今「う“ あは に 園 多。多く。さはょ。古
をよせたるもの。享保のころょ行はれ めををよそめさのみそのがれゆく。 萬「ふるゆきもあは「 なふりそょ
「あは 、3 日 マ・こ あはり に n まで 、も っ すい
いまらいシー、ょ 一
あははやは。土ロ語。 記 「みつみつし久米 はてて。字捨「あはらなる屋のうち ょ
あはシ なじ。 -
のこらがあはふr*をかみら一本」 火をもしたり」
引き。頼名「衛、あはね、し」
あはねはす 国記 選。あまねくなす。 あはーぶ 図 票数。黄色をつけたる鉄。 あばら や臼 『四方よ、園ひなきが、即
語。類名「掲競、あはねはす」 あは3 ㎞」同護。ささへまもる。か ち、あはらなるよりいふならむ』 旅人
あば のーいひ 図 栗飯。栗r て炊きたる はふ。撰集抄「群かれる虎の、あびて食 なごのやすむためrs設けたる、小さき
、飯。あはめし。 ひ奉らむをえけるrs、鍋被 よてあはへ 家。あづま屋の如く、屋根を、四方よふ
あはひ g 間。Qあびだ よた なじ。源 りけれを」 きたろしたるまま、かこひのなきもの。
「九帳をもの、たてならべたるおはひよ あはむ シ。『淡むのき』うさ 和名「亭、科名云、亭、人所停集也、和名、
り、みをほされて、あらはなり」 e あひ む。にくむ。古訟。源「をさなかりけ 阿波良」eあれたるいへ。荒屋。源「人
がら。なからひ。交際。源「につか りをあはめ給ひて」 まれぬあはらやみながむる心ぼそさな
はしからぬあはひかなさ、いさをかし あは や隠 勝哉。哺嘘の間よ、事たこら れを」
くたばされて」 --
むをするさきré、たごろきて発する盤。 あ ばり召 綱針。「あみはりの署』 綱を
あはびーをらたま 図 飽自玉。あはびた 平家「あはや、法皇のながされさせたは すく「*用みる針。細長くして、竹、又を、
まょたなじ。記「こをがみ ょきみるか しますぞやをて」 触の疑 あどr て造る。あみはり。あみ
げひめ殊ならをあがほるたまのあはび あはやの をぶね目 足早小舟。あしは すきはり。
ま らたま」 やをふねよたなじ。古詳。萬「ままっ あはる園員 荒g。あはらまなる。
あはびーだま g 飽珠。あは びの中より たふあはやのをぶねかさまもりをしを 症れ果つ。古語。源「いをこうちあは
出づる駄。あこやだま。萬「沖つまま や へなむあふさこそなし よ」 れて、未申の方の、くづれたるを見入る
いゆきわたりてかづくちふあはひだま あはら 図 荒 げ。あれはてたるこさ。拾 暴。Qあれさわぐ。蹴暴を
遺「秋風をふきな破りそわが宿のおは なす。俗rs、あはれる。Q放藻をなす。
もがっっみてやらむ」
(63)

あはび のしg 飽%斗。のしあはびょ らかくせるくもの単がきぞ」i荒屋。 酒色réくるふ。俗 よ、あはれる。


たなじ。 おはらやょたなじ。 あはれ 図 衰。いたはしきこを。あはれ
あはねし あはふ あはらに
あはれ あばれみあひうづな3
古語。古今「質をあはれび 露をかはし」 を。e互ょ討死すること。ま号の、
(64)

むべきこを。
あはれ図 鳴呼 すべて、心ょ 深く感ず BB詞たほく」ig同 隣。あは ゆづるをかけたるをころより、やや、下
る時ré発する盤。ああ。源「あはれ、さ れむrるたなじ。古語。保慮女集 「光を一 れる部分の稲。
も寒きをしかな」 あはれびむを思へだ」 あひ うづなふ 園画Q 相諸。互ようべ
あばれーがひ図 餌を魔 ょあたふるこを。 あはれみ図 隣。あはれむこを。めぐみ、 なふ。古語。紀「あめはますかみ、くに
あはれーがる園国 鶴 哀㎞。Qあはれ ょ いつくしむこを。愛するこを。 ょますかみの、あひうづなひまつり」
思ふ。悲しがる。大和「いをいたうあ あはれむ園国鶴 隣。ふびんよ思ふ。め あひ うづのぶ園胴 相諸。あひうづ
はれがり泣きけり」Qいつくしむ。愛 ぐむ。いつくしむ。愛す。源「女を、春 なふréたなじ。古語。祀詞式「すめが
す。土佐「この歌を、これかれ、あはれ をあはれむを、むかしより」 みたち、あひうづのひまつりて、かき
がれをも、ひをりも、かへしせず」 あひ 図 様撃。雨人、綿を以て、双方よ はrsをきはrsいはひまつり」
あはれ ざ 図 衰木。植物。木の名。質 りうつこを。あひづち。和名「様撃云 あひーえん-きえん 図合線奇縛。Q天然
物、詳かならやり。又、炭よ焼く木ならむ 云、魔人以大鶴営様撃、漢語抄云、阿比」 自然の繰。たのづからなる縁。Q男女、
どもいふ。古語。夫木 「ふゆやまの雪 -
間。『あひ(合)の義』Qあひだ。あ たがひrs、気だてがあひて、夫婦の縁を
間ょたてるあはれぎのうへ ょぞくゆる はひ。ひま。Q事を、事をの間ra行ふ むすおこを。Qふしぎなる縁。きめう
かくすつみなく」 わさ。i遇。あふこを。面曾。「あひ なる縁。
あはれし 國目 隣。いたはし。あはれな réゆく」 あひーだひ 陥 相生。同時ょ生ひ出づる
り。堀攻「あはれしや野焼みもれし峰 あび 召 阿鼻。備数の語。あびちごく、阿 こを。夫木 「いかはかりふるかは野漫
のはのむら草がくれ雄子なくなり」 鼻地獄)の塁。 ょをしもへぬいっあひたひのふたもさ
れび 図 隣。あはれみよたなじ。古 あび-あか 図 間赤。うちぎの下r 着る の杉」i相生。『あひたい(相老 は譲』
語。相模集「あはれびょまたあはれび 小袖。婦人の濃服ré用みるもの。 夫婦をも よ、久しくながらふるこを。
をそへたらをこの世かの世r*たもひわ あひーいん g 合印。Q割符ょ押す印。 借老同穴。古今 「たかさご、すみの江
Q引合せのためré押す印。 の松も、あひたひのやうよれ ばえ」:
すれじ」
あはれぶ園鶴隣。おはれむよたなじ。 あひょうちg相撃。Q互ょうちあふに :相追。互re優劣なく、同じほをなる
にさ
-**:*
刃・3 、 、「くシーま 刃
㎞。 いこ か の港reあいさをッれた、玉のあ きょうしょあび 生れキの性 rるよりて、男女の詠な*しの〜
*㎞ 草関「 ㎞ っみの碑のな きあ 3rるけり」 合ふざこ、合はぬ こを定むるこ*こ。a 近
さめよたまさかょい こぎむかひてあひ あひくち 日記特。日をはるとき、賞の ré、五行の性のあひたるこ*こ。Q互re、
かがらひことなりしかな」 あらはるるこを。古語。和名「㎞督、阿比 気のあびたること。
あひかまへして国 相構。心ょまめて。 久知、日張歯見也」i 相日。Q雨人、 あひーをらひ g 應接。あひさつするこ
よく注意して。選集抄 「あひかまへて ここはの一致すること。貸仲のむつま を。あへま らひ。
忘れず、無常を、心réかけたまへ」 じき友達。親しき友。
あひーをら3園闘池 鷹接。あへ もらお
あびかん ちごく 四 阿鼻叫地球。備数 あひーくちあふ 園ェ目 相日曾。同じ心 ょたなじ。源「なだらかrs、あひま らは
の語。あびちごくょたなじ。 réなる。同意す。古語。祀詞「あらびう
む人もがなをみたまふ」
あひーき g 間黄。徳川時代の奥女中な をびこむものょ、あひまじこり、あ ひく あひーをる 園国 」相知。互r*知る。知
やこが、正月七日ré、濃服のうちかけの下 ちあふこをなくて」 Bェ」相日 りあふ。交際す。源「あひみれる人来
ま着たる、黄色の小袖の補。:間着。 曾。同じ心réならしむ。同意せしむ。 をぶらひ」
冬服を、夏服さこのあ ひま ょ着る洋服。
古語。祀詞「まがごを「
あひまじこり、 あひ-おる
あびーき図 綱引。『あみひきの器』綱を あひくちあへ給ふことなく」 しg 合印。Q軍中など よて、
敵を、味方を、紛れぬためな をて定む
ひくこを。又、その人。すなごり。萬「た あびーこ図 綱子。あみひき。すなごり。 る、相園のまるし。信 離れたる物を、合
ほみやの内まできこのあびきすぎこあご 古語。紀寒 「綱はれるあびこrあひて はするをきréつくる符競。
をどのふるあまのよびごる 」_ あちきなくよをせのあひだ さくるよし あひ
あひ-意さこえ 図 ぶろ図 間自。徳川時代の奥女中
相聞。さうもんか (相 なし」 ・が、濃版のうちかけの下ré着たる、白き
聞歌) rまたなじ。 あひ-ごこ 図 曾事。男女、相交はるこを。 小神の稲。
あひきり 図 間切。竹の節を、節をの間 古語。伊勢「一夜、酒のみま
けれで、も あひーすみ 図 相住。どもみ、同じをどろ
(65)

を切りて造りたる富。 はら、あひごをもえせで」 ょすむこを、源「あひすみもま のびや


あびく 国日 綱引。あみをひく。す あひーを やう 臼 合性。Q五行rょ配常し かrs、こころよくものしたまふ御方な
あひかがら3 あひくち あひ%らひ
あひすむ あひだがら あひでん
あひだ がら図間柄。なからひ。つづ あひでん固相殿。あひ のよたなじ。
(66)

れた」
あひーすむ 闘自 相住。あひすみす。源 きあひ。闘係。 あひ-&の路 相殿。たなじやしろょ、ふ
「あひずみて、忍びや かよ、心よくもの」あひーたけ 図 合竹。空の吹き方の名。 た柱以上の碑を、あはせてまっるこを。
こしたまふ御方なれを」 あひ-だちーなし 隠』 無匿別 『あひ隔て|あひーこふ闘側 相訪。互ょ、をひあふ。
あひ すり図 をも ょ、刑ょ虜せらるる なしの義』分別なし。わけへだてなし。 あひーとぶらふ 闘 相訪。あひgお
人。徳川時代の大阪の語。 古語。なほ、あいだちなしを見よ。 またなじ。源「小野みはべる尼ども、あ
あびせうねつ-ちごくg 阿鼻魚熱地 あひだーに園間。たまさかよ。をきを ひをおらひ侍らむをて」
獄。備教の語。あびちごくみたなじ。 ま て。まれrs。 あひーともなふ 闘他 相作。互rsをも
あひーをふ 闘自 相添。夫婦となりて あびーちごくミ図 阿鼻地獄。備数の語。八 なひあふ。績拾「闘白、内大臣rsはべり
そひあふ。つれそふ。源「たえぬすく 大地獄の一。最も、苦悩の多きをころ けるを、あひをもなひて、加茂の赴 よ詣
せ浅からで、あひそひて」 さいふ。あび。無間地獄。 でける時」
あひーを3 園国圓 相添。つけそへて あひーづ 図 合闘。Q軍中などよて、味方 あひなしB国 無間。へだてなし。あ
離れさらしむ。古今「たらちねの親の のものが、互ré、あらかじめ、約束を定 ひだなし。匿別なし。古語。なほ、あ
まもりをあひそふる心はかりを闘など めたきて、その時réいたり、のろし、ま いなしを見よ。
%とめそ」 たま、競旗などの如きものを用みて、事 あひーなめ 陥 相官。あひなめまつりの
あひだ 図 間。Qうち。なか。どき。を を知らするこを。Q普通rs、あらかじ 略。古語。
り。土佐「馬のはなむけまけるあひだ め、約束を定めたきて、その時、手眞似、 あひなめまつり目 相官禁。おひむべ
よ、雨ふりて」 Qたえま。すきま。あ 懸撃などréて、事を知らするこを。 のまつり ょたなじ。
ひ。あはひ。 あひ-つくり 図 相造。てつだひ。すけ。 あひ-なる園国 自 相馴。互 よなれあ
あひーたい 召 相勤。Q互よ向ひあふこ あひーでし 図 相弟子。たなじ師rsつき ふ。伊勢「をしごろ、あひなれたるが」
を。Q二人ょて、事をはからふこと。 て学お人。でしなかま。 あひ-に あふ 国 相適。これを、かれを、
あひたい おに 固 相型死。ちんちゆう あひてー&る園闘池 相手取。あひてを ひをつよなる。古今「あひにあ3て物
(心中)よたなじ。情死。徳川時代の語。 なす。かたきをなす。 思ふ頃のわが神みやだる月さへぬるる
=
、す *
- ""- - - - --- シ
さよ ニ
あシn 相B。ョ ス、さ* シ* おひお 、B ま
なす、高「たまあはそあ ひねむものを小
山田のちしだもるごを しもらす*」
* の署 さ 日 東山。あしのやまふし 授。湾資「丹波少毛のあひぶしきて、
扇内膳室相の詳より、一年一二度舟を
あひ ぬすびこ 召 相盗。共 ま、たろかな あびのやまぶし宮間山館。俗曲の節| 演ししより」
るわさをするこを。古語。空穂「おち
の名。伊 の内営さ外営さの間なる、 あひまミ団員想。お gまたな
きなのあびぬすびこや」
* 2の出さいふさころの漫の人入の、「 じ。古 。高 こもまくらおびまきし
あひのきよ ミ宮間開。おgのて また 高び出でたるもの。 子もあらむこそ夜のふくらくもわれを
なじ。 あひ はん 図 合判。割符の用よ控す印。 しみせめ」
あひ のとさび 図 開投。Q材を、材を あひ-はん 図相番。Q共よ番するこを。 あひ-次ひ 召 相舞。互ょ舞ふこと。
のあひだré打つくさび。Q 定まれる事 Q 共 よ番をする相手。 あひーみーだがひ 図 相身互。互ょ、たす
をなしつつ、たまたま、いをまréなす、 あひび召 相火。互よ、たなじ火を用み けあふこを。たたがひづく。
他のわさ。あひのっなぎ。倭あひのす るこを。(碑事réま、常の火を忌みて、別 あひ みる園 園 脳 相見。Q互ょみる。
さびréたなじ。 rs、清き火を用みるこをある故ré、猫 せ Q 互 よ逢ふ。あひあふ。
あひ-のをゆくミ召間宿。街道の宿輝を、 めをいふ) 間日。ひまのある日。 あひ-むこ召 相婿。妻の、姉妹の夫。
宿㎞をのあひだみある里。 定まりたるま ごをのなき日。 あひむべ 図 相官。あひむべのまっりの
あひ の すさび 召 間髪。定まれる事を あひびき 図 相引。C互 ょ引きあふ 界。古語。
なしつつ、たまたま、いをまのあるをき こど。Q 勝負をせやりrs、互rsひき退く あひむべ のまつり 図相官祭。碑名式
よ、なぐさみr*するわさ。 こを。太平記「寄手も、三百除時、あひ よ、相官をある赴赴rs、十一月の上の卵
あひの つなき 目 間撃。っ物を、物を びきよ、左右へ、さっをひく」e務の名 の日 よ、碑祇官より、幣畠をたてまつら
のっなぎょなるもの。eあひのくさひ をころ。ももたちょたなじ。 るる祭。あひなめまつり。
あひびき の を 図 相引緒。務の、ひき あひーもち 図 相持。C共ょもつこと。
(67

のQréたなじ。
あひので日聞手。eお の3%の あはせの緒。 Q共rs、等分 よ負擁するこを。(入費 な
あひぬ あひのやまあひおきやう
**
あひもの あお あおぎがみ
(68)

をを) 合す。 太后のあふぎあはせrs、月のこころを


あひーもの 臨魚。まほづけréまたる あふ 闘目 婚。男女相交はる。夫婦を よめる」
魚。まほもの。 なる。契りを結ぶ。i逢。人ょ、面 あぶき がみ図 局紙。あふぎょ張る紙。
あひ やくミ図 相役。 〜 局の地紙。千載「あふぎがみr 、月いだ
を合はす。互ré相みる。大和「志賀ra
るもの。同僚。 て、まうであひrsけり」:B三池合。 して遺はし侍るをて」 (
あひーやけ 図 相員。嫁、婿、双方の動を、 Qひをつrsす。あはしむ。古語。記 あふき きり図 局切。武藝の1。刀の
扇をが、互 よよお稲。 「まなはしら尾 ゆきあへにはすりめう つかrs、局を立て、その局の、未だ地rs
あひーやさ 図 相宿。共よ、たなじ宿屋よ すすまりみて」eあはせまじふメa物 落ちぬ間rs、早く、刀を抜きて、局を切
ややこるこを。同宿。合宿。 いふ)俗rs、あへる。後撰「まほをいへ ること。
あひやきり図 相宿。あひゃをょたな をなくてもからき世の中ょいかょあ あふきーだな 図 局棚。床の間rs、局の形
じ。後撰「わが宿ょあひやをりま てす たる強なるらむ」 難。:響。酒、さ の如くつる棚。
む峠よるみなれをや物をかなしき」 かななどを出だしてもてなす。ふるま あふきだるき 図 局 垂木。あふぎ形r
あひ やり図 相録。1人の敵ょ射して、 ふ。古語。i国 敢。たふ。まひてな 開きたる乗木。碑赴など の軒r*用み
す。推してなす。古今「山川 *風のか る。四方、六角、八角などの種類あり。
二三人の味方を共ょ、銘を持ちて職ふ
こと。 けたるまがらみをながれもあ ぬ紅葉 あぶきづかひ召 島使。居をっかふこ
、を、又、あふぎのつかひかた。
あひよめ 図 相嫁。夫の兄弟の妻。 なりけり」
あぶき づつみ図 后包。Q局を包む
あひ-わたる 園 自 標渡。男女、情を通 あぶ 園 員 浴。湯、又を、水などをか
じつつ、ながき年月をわたる。古語。 おる。みづから、わが身ょ、湯、又 も、水 種の仕方。信局を包むごさく、ものを
あ 包むこさ。
大和「人の女r てありける人rs、まのび なごをそそぎかく。汰浴す。俗み、
びる。 あぶき づら図 局面。局の形ょ似る
て、あひわたりけるを」
あふ 園自 合。Qかれど、これとが、さ あふき あはせ 図 局合。遊戯の名。『 願。あな細くして、ほぼ骨の出でたる -
顔。俗語。
よ、詩、歌なをを書きて、左右よさり
もよ、一つょなる。枕「水の流るる音、シ はせて、シを定むるこさ。金意「*」あふきな り g 局形。局を ひら さたる
おひたるさ」eかなふ。
-
がセ き形をなざる* **き ふくぶあまり」 あs B **
あ3きのちがみ日 『シ。 abあふさ 『シで、 望re愛して書き、印をするもの。
がみ ょたなじ。 薄く平たきものを、うちふりて、風を出 あぶ おやう 図 歴状。e人をたをして、
あふきの てかせ 図 局手風。扇ょてあ だす。源 「めのを、うちあふぎなごま むりュ書かする文。盛衰「人のもてる
ふぐ風。古語。悪慶集「あかねさすあ て」i 国 揮。くゆる。けぶる。高 *のを、心の外ょ、すかしさり、人をた
なみなづきのひないたみあふきのてか くあがる。古語。組「積妙之合揮易く をして、たもふ様の交をかかせむさす
ぜぬるくもあるかな」 はしくたへなるえ、あふぎやすく」 る事をを、きさくあふを やうさ申す」
あぶきびき図局引。古の遊戯の名。肩 あぶこ図 初。ものを荷ふェ用みる棒。 Q韓じて、むりょ、た しつけらるるこ
をたたみ、その雨端を、三人して、提指 和名「枕、 和名、 阿布古、杖名也」 を。俗語。
こ、食指をよてはさみ、ひきあふこを あふーな 図 逢期 あふ時。あふ機曾。伊 あぶす 園鶴 遺。あます。さりのこす。
ならむか。 勢「な ごかくあふごかたみ ょなりけむ すつ。古語。源 「さしもふかき御ここ
あぶきびやうし 図 局相子。局を打鳴 水もらさじを結びしものを」 ろさしなりけるをだ よ、たをしあぶさ
らして、高の相子ををるこを。字拾「い あふさきるさーに園 左右。こなたがよ やりをりまたためたまふ御心ながさなり
づらや、この折ょこそ、かのあふぎびや けれを、かなたがわるくて。古語。古今 けれど」i国湖 洛。Q水、又を、
うしをさとて」 「そべょをてをすれをかかりかくすれ 湯など注ぎかく。あびす。俗rs、あお
をあないひまらずあふさきるさょ」 せる。Q強ひて、人み負はす。強ひて、
あぶきやぞめ図 局屋染。染模様の名。
三角、四角、丸など、その他、種種のかた あぶさふ 園園記 遺。あぶすの延 古語。 人rsかぶらす。俗rs、あおせる。「罪を、
の中 ま、花、鳥、人物などを染め出だし 萬「をす園のよもの人をもあぶさはす 他人ょあぶせて」
たるもの。元殿のころ流行せり。今の めぐみたまへそ」 あふだ 召 徳。土などを荷ひ運ぶ具。盛
いたを めの類。 あふさわーに団 強。まひて。あながち 衰「死人の、頭もなきが、あふだみ昇か
ré。古語。萬「さをま かの萩みぬきた れて」
あぶ& 闘側 仰。Qうへょむく。う
(69)

のかたをみる。運「手をたしすりてあ ける露の自玉あふさわよたれの人かも あふだーちごくミ図 劉浮偲地獄。備教の


手 よまかむちふ」 語。八寒地獄の中の一。
お剤店たり」Qたふをぶ。へりくだる。
あふきのちがみ あぶこ あぶお
あぶち あぶのき あぶひべさ
あふち 召 様。植物。木の名。高さ、二あふ のきg 仰。あふのくこと。字拾| 女中などが、四月の一の西の日ょ かし
(70)

丈除1 達す。葉を、南天rs似て、つやや 「あふのきré寝ながら」 らrs、葵の花をさすこと。


かみ、周りrsを、銅歯の如き刻みあり。 あ3 のくミ園国 仰。あふむくよた な あふひ ぐさ四 %草。植物。草の名 か
夏、五解の、淡紫色なる花、あつまりひ じ。 もあふひ ょたなじ。
らき、まろき質を結ぶ。せんだんの木。 あふひ 図 薬。植物。草の名。Q高さ三 あふひ1つは 臼 薬鋼。薬の花の如き形
和名「棟、阿布知、共子如樹類、自面熱、 四尺はかり、葉を、五稜を なして、周り をまたる、刀のつは。
可以院衣者也」i棟。かさねの色目 いみ、銅歯の如き刻みあり。春、五部の花 あふひ まつり臼 薬祭。山城國加茂の
の名。表を紫、裏を淡紫なるもの。ま を開く。後、こまかき質を結ぶ。種類 紳赴の祭。陰層四月の中の西の日よ行
た、表うす色み、裏を青なりをもいふ。 * 。Qかもあふひ ょたなじ。枕「あ ふ。この日、祭r あづかる人を、 冠な
あふちーかけ 図 棟陰。あふちの木の下 ふひ、いををかし。祭のをり、碑代より ごみ、かもあふひをかさす故よ、この名
かげ。夫木「御垣もるをのへrs立てる して、かさしをなりけむ、いみじうめで あり。
あふちかげ下ふみなれし道な忘れそ」 あぶみ 図 鶴。『足踏の奪』 馬具の名。
かさねの色日の名。表を薄青く、裏を くら馬ょ乗る時、足をふみかくるもの。
あふちーばら図 神原。あふちの林。
あふとミ園例 目 路来。またぎ栄る。 うすむらさきなるもの。又、裏を、ただ あぶみ が多ら図 鏡頭。後の方のさし
語。字鏡「銭路、阿不止己年」 紫なりをもいふ。 いでたる顕。宇拾「頭の、あぶみがU引
あぶなーあぶな国 危危。あやふくたも あふひ がさね 固 薬襲。かさねの色日 なりけれを、緩え、せなか よもつかす」
ひながら。枕 「名さへたそろしくて、 の名。あふひょたなじ。宇拾「あふひ あぶみ がはら 図 鉛瓦。あおみの如き
がさねのかみの、なべてならぬいろ、 形をまたる瓦。からくさがはら。和名
あおなあ な、舟はのる」
あぶなし 國』危。あやふしょたなじ。 はだへなだ」 「花瓦、獣色立成云花瓦、鶴瓦也、阿布美
俗rs、あおない。著聞「存命も、ほをん あふひーかづら図 薬慰。Qかもあふひ 加波長」
を、あおなうたぼえける」 を、冠réさし、又を、みすのかさりなど あぶみ &は 宮 鏡鉄 あぶみの形るたる
あ3ーぬく 園自 仰。あふむくよたな ょ用みるこを。山城國加茂碑赴の四月 鉄。草を刈る時rs用みる。
じ。十訓「1つ伏して、三つあふぬき」 の祭ょ、このこをあり。貸徳川時代よ奥 あぶみずり召 還暦。馬の脇腹の あぶ
『シ
_ー
か*の中re*じr り、まa りり イj}
引引㎞。シ いひ g 池欧。麻油な **、* あぶら ぶりごく 日 池シ いい、さァ*
%
あ a さいはらのシの あぶら
㎞あふみちの、おののなふぶ たる訴。和名「油飯、和名、師不良a比 ㎞。
きはやひかす」 ㎞ 地」 多参づN員 所* わがらけら
あぶみ つり 図 最約。馬具の名。あぶ あぶらーからだ 図 油爵。あぶらけ多く、 く。つややか よなる。
みをつる緒。 なめらかなる人のからだ。 あぶら づの図 韓。車のなかごの、油を
あふみりやう図 近江令。天智天皇の あぶら-さぬ 図 油絹。あぶらをひきた ぬりたるをころ。和名「㎞、揚氏漢語抄
時、唐制ょ准じて制定せられ、持統天皇 る布皇m。 云、車乃阿夫員稲月、車脂角也」
の時 よ、領布せられし法令。即ち、大質 あぶら- さる園目 脂多。Q脂たほく あぶら でり図 油照。曇りて、風もな
令の基礎をなせるものなれども、今、博 あり。Q脂の如き汗がいづ。(手足なやこ く、暑くてりつくる空。俗語。
はらす。 より) あぶら の つかさ図 主油司。古、宮内
あぶ むく 国目。仰。上ょむく。あふ あぶらーこきg 油糸。あぶらをひきた 省よ属して、諸園より調進する油を、つ
ぬく。 あをむく。i国把 仰。 あふ る麻糸。 かさごりしをころ。後、内膳司よ合併
むかしむ。俗rょ、あふむける。 あぶらーこし B』 油濃。あぶら気たほ せらる。
あふよう図 亜薬管。植物。草の名。け し。あぶら気つよし。俗ré、油こい。 あぶら び 図 油火。をほし油よ、燈心を
し、関 業)をいふ。 あぶらーを やうじ 図 油g子。雨などを ひたしてきぼす燈火。萬「あぶらびの
あぶよう ゆ召 阿シ油。あふょうょ 防ぐためrs、随子の紙rs、油をひきたる 光よ見ゆるわがかつらさゆりの花のる
り取りたる油。 もの。あまま やうじ。 まはしきかな」
y,
あぶら あせ召 所江。ねはりけのある あぶら ぶり 図 賭尻。鳥の尾のをころ あぶら もち 図 油持。公卿の、参内な%こ
-
汗。苦しき時ないづる汗。 よある肉なりをいふ。古語。和名「鶴、 のをき、車の軸よさす油を持つ従者。
あぶら いし 図 油石。磯物。Q 黒褐色 俗、所請、阿夫長之利、是鳥尾内也」 あぶらーもり 油守。古、殿中 よて、さ
(71)

ょして、油の如き光澤ある石 *濃園ょ あぶらだま 図 脂玉。脂のをけたるが、 もしびをつかさごりし女官。


産す。e せきたんょたなじ。 っきた 水なさょ浮びて、玉のごさきさまをな あぶらめた目 断織。e髪よぬりて 光
あふみち あぶらいひ あぶらちごく
- -- - --
---
あぶらをうる
あぶりふうふ あぶる
澤をいだす油。著聞「紙を、みじかくき
ひはり%こびはりこやあふりだ」
りて、あぶらわたをめられたりけれを」 あぶる 培。火の上réかざして暖
あぶりーふうふ 昭 培豆腐。やきごうふ む。火réて乾かす。萬 「あぶりほす人
Q 油のまみたる綿。
をいふ。徳川時代の語。
あぶらーをーうる 団油賞。わが上ra立つ あぶり もあれやもぬれぎぬを家réをやらな旅
の図 培爵。あぶりたる矢の高地で のまるしょ」i国自 還。あふる
ものの見ぬをころréて、動ををこたる。
あぶりや 臼 培矢。あぶり富の矢をい
俗語。 よたなじ。俗み、あぶれる。 -
零落。
ふならむ。古語。夫木「わび人のかた Cたちぶる よたなじ。俗rょ、あぶれる。
あぶらーをーこる 園 油取。C人を責めて ちょかくるあぶりやのまたくらなりや
苦ましむ。俗語。Qいましめて、人の 源「行末をほき人を、たちあぶれて、さ
山かげréして」
失策を正す。俗語。 すらへむこを」 Q敷r 浅る。不用よな
あふりやうーを 図 押領使。古、盗賊、悪 る。俗rs、あぶれる。
あふり g 障泥。馬の雨脇を覆ふ具。多 漢等をたしま づむるためrs、諸國rs遣
く、草rsて製す。著聞「鞍の具足、なに されたる使の官人。多くを、國司のう
あぶれ もの図 還者。一定の住所なく、
なにあるををひけれを、くら、あふりな 又、常職なくして、無法なるこをを
ちの有力者をして彼ねしめ のみ
たり。 なす人。やくさもの。狭衣「いまま、さ
%こ、いちいち16具足いひて」:編。あ
あふる 闘記 翌をふみて、馬を急がす。 やうなるあおれもの、いでくまじげな
ふるこを。 宇拾「馬を、いたくあふりけれを、馬く
あぶりーかご図 培館。あぶりこょたな る世rsこそを」
るひて、たちぬ」 i編。Qすべて、扇
じ。
子、岡局、その他、うすくひらたき物を
あへ召製。酒者なをみてもてなすこを。
あぶり こ図 培籠。火編のうへ ょたほ i㎞ 。あへものの署。
うごかして、風を起す。Q韓じて、風
ひて、ぬれたる衣類をかわかし、又、冷 をたくりて、火勢を、さかんよす。Qた
あべ 図 島療。顔のもがさのあを。
えたる衣類を、あたたむる よ用みる範。 あへ ミ園園自 噛。いきをきらす。っか
だつ。せんだうす 。回 酒を、多く飲む 。 れて、 せは
ふせご。:%子。物を 採り焼く ょ用 しく呼吸 す。枕「老いたるも
はういんす。 園国 翻。ひるがへ のの、 腹たかくて、
みる鐵の綱、又を棒。 あへぎ ありく」
る。風み動く 。 国目 潟。こば あへミーあへミ 団
あふりを図 安不利月。うすき板の戸 端噛。 あへぎながら。
なりをこいふ。古語。碑楽「あおり*てや
る。あまりいづ。こばれたつ。俗r 、
あふれる。
㎞ 男を、あ 3あっぐ、
われょもあらで」
シ 『
・・ も
刃は 日 ひしょょr 、『、 おみこ :*も いはむ ㎞ こがあ*

む。源 「このこさわり、ききはてむ、 よさこ、女の御ためこそいをほしけれ」 よの、けぶりのかかるさころ シ
もよいれて、あ へあらひみたり」e* あへーぬく 国 池 相貫。さも まつらぬ 摩。楽の曲名。なほ、にのまびを見よ。
てなす。さりあつかふ。愛鷹す。Qど く。まじへてつらぬく。古語。萬「ほを 和名「沙臨調曲、掲魔」
りあはす。黙績す。 こぎすいたくななきそながこる を五月 あまいぬ 図 天犯。こまいぬを見よ。
あへーたちばな 図 植物。木の名。くね の玉r あへぬくまで よ」 あま うけ 図 雨承。雨の満りをうくる
んぼの古語。和名「樹、和名 究倍太知 あへもの図 藩。料理の名。すべて、薩 もの。
波奈、似抽面小者也」 シの類を、味噌、またを、すりつぶした あまうけばな図 仰鼻。『雨水事の基』
あへーつき図 発杯。あへものをもる器。 る豆腐なをよませて、調理したるもの。 ましはな(獅子鼻)をいふ。
あへーづくり図 謎。料理の名。魚肉を 和名「産、安布、1 云阿倍毛乃、掃藻藤以 あまうを 図 尼賞。うそ ごりの離なり
切り交へ たるあへ もの。めた。和名 鶴和之」 し いふ。
「嘘、今接、鹿噴、俗云阿閉司 久利、 あほ園目 逢。あふみたなじ。東園の古 あま うち-選は図 雨打際。雨のふりか
切肉合緑也」 の方言。萬「をほしをふゆなのしらね かるきは。軒より雨のまたたり落つる
あへ-て団 敢。むりょ。まひて。萬「な ょあほしまだもあはなへちだもなみこ きは。盛衰「あまうちぎはの窪かりけ
ごのあまのつりする舟をいまこそをふ そよされ」 るをころ16て」
なだなうちてあへてこぎでめ」 あほこ召 妨。おこ よたなじ。古語。 あまうご 図 海人。あまびきの音便。
あへーなし 國園 無敢。はりあひなし。か 字鏡「妨、阿保己」 あまうへ 図 尼上。尼よなりたる人を
ひなし。たのみなし。源「いをはかな あほす図すひだしがうやくをいふ。 呼ぶ故稲。あまぎみ。源「あまう( r*
き畑みて、ほどなくのばりたまひぬる あほひg 楽。植物。草の名。おふひ ょ もてはなれたりし」
*例のこさなれを あへなくいみじ」 たなじ。古語。字鏡「葵、阿保比」 あまえいだし B園 あまゆるこを基し。
(73)

あへーなむ 固 『あへを取ょて、なむを助 あまg ㎞。海réて、漁りをするを業を 古語。楽花「かくてたはしますも、さす


詞か』その事を、然あるべし。われ する人 海人。白水郎。i尼。Q女の が「s、あまえいたくやたばされけむ」
あへ老ほ あへぬく あまいぬ
あまださへ あまかす あまがへる
(74)

あまださへ 陥 雨押。剤よたなじ。 あまかす 図 甘精。酒の積の甘きもの。 たまん かべに。


あまーたち図 雨落。屋根の、あまだりの あまかせ 図 雨風。雨の降り出でむを あま がへる図 雨峠。峠の一種。背の
またたりたつるをころ。 するまへrs吹く風。古語。枕「やよひ 色青く、腹白し。木の技など よ居る。
あまだほひ陥 雨覆。すべて、雨をふせ はかりの夕ぐれよ、ゆるく ふきたる 雨の降らむをするときなどré鳴く。和
ぐためrs、物réたほふものの稲。 あまかぜ」 名「峠配、和名、阿末加閉流、形小如
あまだほひ-の-け 陥 雨覆毛。雄の尾の あまーがつ 図 天見。でくの類。見供のわ 幕面青色者也」
つけねの部分r ある短き毛の稲。徒然 さはひを、うつし負はする呪よ州みる あまーがほ 図 素瀬。すがほの古語。無名
「枝のなかはよ、鳥をつく。あまたほひ もの。保憲女集「たほぬさrsかきなで 抄「けさうちたる人の中rs、あまがほrs
のけをちらす事を」 ながすあまがっをいくその人もふちを てまじはれるra異ならやり」
あま か 図 治溜。船中の、あかのたまる みるらむ」 あま かん 図 あまかわ(亜環港) ょたな
をころ。あかだめ。 あま がっば 図 雨合羽。雨を防ぐため いじ。
あまーかう 名 あまかわ(亜瑞港) よたな よ着るかっば。多くを、油紙など よて造 あま がる 闘員 甘。あましをたもふ。
じ。 れり。 あまくたもふ。
あま かう陥 尼調。寺院みて、婦人の信 あまーかつら g 甘憂。あまちや (甘茶) あま かの 図 亜環港。さんごの1種。上
者の集曾すること。 réたなじ。 品なるもの。あまかう。あまかん。
あま がくれ 召 雨隠。雨を避くるこを。 あま かは図 膜。Q果物、又を、樹の あま- き 陥 雨着。かっばの類。雨天の
雨やどり。拾玉 「はれぬるか森の下枝 内膜の皮。Q すべて、厚き皮 よ附属せ 時、衣服の上r6着て、雨を凌ぐよ用みる
のあまがくれまだひぬつゆré輝のなく るうすき皮。 衣服。
なり」 あま がは 図 雨皮。生絹よて造りたる あま-きぬ 園 雨衣。雨を防ぐ よ用みる
あま がける園自 天翔。天をかける。 、ものょて、雨を凌ぐよ用みる。婦輸「や 衣服r*て、油を塗れるものならむをい
大空をかける。源「ふりみだれひまな がて、そこもをよ、あまがははりたる軍 へ だ、その形などを、今詳かならやり。和
き空みなき人のあまがけらなむ宿ぞか さしよせ」 名 「雨衣、唐式云、三品以上若遇雨著雨
なしき」
あまが べに召 足紅。ゆふやけの空 衣艦信至殿門前、雨衣、和名、阿翼岐沼、
ーーーーー
刃 * 「メー ** ょ、、*
あまくち びもaシく

シみ㎞し - - -
あま-きらず シ目 大学が。あまきるの一 りたる人。天人。天女。枕 「いづこな **
*

ょぐものたQたふこころわがもはなく
㎞か古語。高
A

「あまぎらしゆきもふら
いちぶろくこのいつま はな ふ ま
ん* い、いら
り しあまくだりびとならむさこそた
ゆれ」
たほ
ュ」反、雲を 果深くみゆ るものなるよ

くをみむ」 り、たくまかけていふ。萬「たもひでて
シの シ 天降。空よりくだ る。高「あまくだりまらしめしけるす
すべなき時をあまぐものたくかもえら
すこびつつぞをる」
髪。支 。高「おきまぐれを めろぎの」 あまミもり図 雨撃。雨の降らむとす
あまくち図甘日。e人の心ょさりい る前 よ、空の曇ること。
あまきの図 雨霧。雨をもいふべきほ らむをて、巧 よ、言語を用みること。e あまぐり図 甘栗。大撃の時、その大臣
すべて、食物の味のあまきこと。信食 よ、朝廷より賜ふ栗。
ご よ、甚だ深く、ふりくる霧 高「たもひ
物の味のあまきを好むこと。 あまぐりのつかひ召甘栗使。古、大
いづる時をすべなみさほ山ょたっあま 響のさき、朝廷より、蘇、甘要をもち行
ぎりのけぬべくたもほ3」 あまくち ねずみ召甘日嵐。動物。シの
名、はっかねすみの古語。和名「隠 く使者。六位の蔵人、こをつとめたり。
あま きる 図目 天霧。雲、経、雪なミ 枕「大撃の、あまぐりのつかひなをまま
はて、空が暴る。あまぎらふ。あまぎ 屈、和名、阿末久知禰須美、小原也 食
みりたるを」
らす。古語。拾遺「梅の花それどもみ 人及鳥獣、難至霊不痛、今調之甘日風」 あまけ図 雨気。あおもやうょたなじ。
えすひさかたのあまぎる雪のなべてふ あま をも召 雨雲。雨の降らむとする 夫木「こちふけをあまけよっをふ浮雲
れれぞ」 のかきあつめても物ぞかな しさ」
あまを 召雨具。すべて、雨天ょ用みる 空 よただよふ雲。
よそはひの稲。 あまくもし 目 鶴 『あまくこんの忍 ょ、 あま げしき 目 雨気色。あま*ゃうュ
たなじ。
あまとこん召 鶴。飯ょ、魏をませて基 文字をいふ語をそ へたるもの』 あまさ
けをいふ。女の語。 あまけ づくミ園自 雨気附。雨ふらむ
(75)

して稼せる酒。あまさけ。女の語。 をす。雨をもよほす。
。 雪 を、空rsただ
あまくだすQ 天降。空よりくだ あま。の シ
あまくだりびと あ次へ』もり
あまきらす
- *。
あまご あまごもりあまさかる
|
(76)

あまごg 甘子。動物。魚の名。いは め よ行ふ察。 あまさかる ㎞自 天離。遥か よ、遠く


なの類。鯨ré似て、赤黒き小斑あり。 あまごもり 臼 雨籠。雨のためrs、外よ はなる。遠き方 よあり。
伊勢國魂野ré産す。毎年、六月十六日、 出でキりして、家のうち16節り居ること。 あまさかる翌天離。ひな(郎)の方に
碑宮 よ率る。 萬「あまごもりものもふさきよほどを 都より、遠くはなれてみゆるより、ひぬ
あまごせ 図 足御前。あま(尼)の敬補。 ぎすわがすむ里 よきなきをよもす」 ょかけていふ。萬「あまさかるひなの
盛衰「あまごせをを、署して、あませを あまごもり翌雨籠。あまごもりょを、 ながち3こひくれをあかしのをよりや
申す」 笠のほしきものなるより、かさ よかけ まさるまみゆ」又、遥かなる天を、けち
あまごこうた 図 天語歌。古の歌風の ていふ。高「あまごもりみかさの山を高 向ひて見ゆるものなるより、むかおよ
名。歌の末rs、さらよ、語をそへたるも みかも月のいでこぬ夜をくだちつつ」 かけていふ。紀「あまさかるむかつひ
の。古語。記「このみうたを、あまこを あま ごろも 困 天衣。天人の着る衣。古 めのみこを」
うたなり」 語。六帖「あまごろ もなづるちをせの あま ざはり 名 雨障。雨rs姉げられて、
あまごひ 陥 雨乞。早のをき、雨を、碑 いはほをもひさしきものをわがたもは 家réこもりをるこを。あまづつみ。
-
備、龍碑なだ よ、斬り乞ふこを。 なくrs」 雑 表。漁人の着る衣。六 萬「あまさはりつねする君をひさかた
あまごひ ミりg橋名鳥。動物。鳥の 帖 「すまの浦みあまもかりほすあまご のきのふの雨みこりょけむかも」_
名。みづこひごりょたなじ。 ろもそでみつちほのひるをきやなき」 あまさへ団 剣。『除りさへの署』あま
あまごひ-の-つかひ召 雨乞使。古、神 化衣。尼法師の着る衣。源 「あま つさへréたなじ。古語。落窪「あまざ
泉苑réて、あまごひのためrs、五調祭を ごろもかはれる身r やありしよのかた へ、うき財のかぎりこそみせつれ」
行はせられしこをありて、その時 よつ みの神をかけてま のはむ」 あま ざらしg 雨曝。物を、雨のかかる
かはさるる使者。六位の蔵人、これをつ あま-さうぞくミ 図 雨装束。雨のふる時 ようち任せたくこを。頼政集「うの花
をめたり。月詣集「蔵人 ょて侍りける の装束。雨の日のよそほひ。 のかきねなりけりさみだれのあまきら
ょ、あまごひのつかひ ょて、雨ふらし あまーさかさま g 逆。さかさまrsたな しするめのさみつる* 」
て、大内 よまみりけれを」
じ。平家「いかなるあまざかさまの仰」あまし 風 』 甘。俗よ、あまい。Qさた
せなりをも」 うの味あり。Qまほの味すくなし。Q
あまごひ-*つり g 雨乞祭。雨乞のた
*: い刃
「 こしゃい** マシなりいるもの。
や あり。かてからゃあり
まれてあり 「子ょあまし」eほとがょ あます ㎞」除。 ㎞一
奉らせ給ふ」
みょ あくる日ごミrる、あまたかへり
し。やうすがよし。こをはたくみなり。 あますがた目足委。あまのすがた遠 あまだと だり図 数多具。あまたのそ
「あまきこをはょっらる」 「あますがた、いさかはらかょ」 ろ ひ。なほ、くだりを見よ。古語。源
あまをし召 癒肉。『除りましの署』 い あませ図 足御前。あまごせの署。 「女のさうぞくあまたくだりよ」
ほうをのめ、こぶなどの類。こくみ。古 あま をき図足割。髪を、肩のほどよて あまだたび園 数多度。たびたび。ま
語。和名「遠肉、和名「阿高之之、1名、 きりたるこを。源「この春よりたほす はまは。いくごも。古今「夜をさむみ
古久美 寄肉也」_ みぐし、あまそぎのほどよて、ゆらゆら たく初籍をはらひつつ草の枕よあまた
あまおだミ図 雨支度。雨まぬれぬや をめでたく」i天奪。案の、高く警え たびねぬ」
う よするための用意。雨具をさとのふ たるこを。喜撰式「若訳高条時、あまそ あまた-さころ 園 数多所。澤山のをこ
ること。 ぎをいふ」 ろ。たほくのをころ。源「参座まみを
あま おたり図 雨満。雨の、軒などより あまををき図 雨満。雨のまたたり。 ても、あまた%ころもありきたまはず」
たつるもの。 古語。 和名「、シ阿萬志 ス 雨のあづく。源「あまそそぎも、なほ、 あまだ ぶり日 天田振。古の歌風の名
利」俗 よ、あまたり。 秋の時雨めきて、うちそそげな」 記「この三歌を、あまだぶりなり」
あま 委づくミ固 雨軍。雨のまづく。雨 あまをそる園国国 天鍵。空中ょ壁ゆ。 あ まだま 図 天玉。磯物。こはく(競
おたり。あまそそぎ。 古語。萬「あまそそり高きたち山」 泊)rsた なじ。
あま おほ 図 淡園。園気のうすきこと。 あまをり 陥 足刺。あまそぎょたなじ。 あまたむ園 天飛。『あまぷの韓』あ
*をぶやょたなじ。記「あまたむかる
あま おめり図 雨温。雨みて、物のまめ 古語。
るこを、雨天rs、物のうるほふこと。散 あまだ園数多。多く。たくさんょ。甚し をとめまただみもよりねてをほれかる
木「雨はれぬさつききめらしたび衣む く。萬「かきはなす人のよこごをあげ をどめをも」
つかしきまであまず めりせり」 きかもあはぬ日あまだ月のへめらむ」 あまだーよ 図 数多夜。多くの夜。萬「あ
(77

か川せくどまりせをあまたよもいね
あましもの g 除者。Qもてあますほ あまだーかへり園数多返。いくへんも。
あまおし あさす あ まだくだり
あまだらすあまつかみ あまつるるし
(78)

て来ましをせくをまりせを」 義。古語。祀詞「あまつかなぎを、も|あまつーをるしg 天津重。あまつくに


あまーたらす 園自 天足。みちたり給| をうちきり、するうちたちて」 のものなりをいふまるし。あまつ位の
ふ。古語。萬 「あまの原ふりさけみれ あ まつーかみ召 天津碑。天ょいます碑。 まるしの質物。祀詞「あまつまるもの
む たほ君のみいのちをながくあまたら あめの碑。記「あまつかみの御子のみ 鏡、剣を」
したり」 こを」 あまつーすがを図 天津菅麻。細く裂き
あ*ち図 天路。そらのみち。大ぞら。 あまーつーかり 陥 天津雁。空をさぶ雁。 たる麻。秋の時、肌をはらふré用 みる
古語。萬 「ぬされきてわれ*こひのむ あ*つーきつね 陥 天津狐。星の名。古、 もの。祀詞 「あまつすがそをもをかり
あさむかすただょみゆきてあまちえら 東方より、西方 よながれて、そのほゆる たち」
こしめ」 盤、雷の如くなりきをいふもの、古語。 あまつ をで召 天津神。天人の衣の神
あまちや 図 甘茶。きあまちや、又え、 紀「是天狗也、これあまつきつねなり」 あまつーをら 陥 天津空。Cたほぞらみ
きあまちやの葉を煎じたる汁。四月八 あ演-つーきり 名 天津霧。そらのきり。 れなじ。Qたほうち。雲のうへ。禁中。
日の灌備rs用みるもの。: 植物。草 あま-つーくに 陥 天津國。日の碑のいま 伊勢 「ゆきやらぬ夢路をたどる秩みを
の名。あまづらrsたなじ すをころ。たかまのはら。 _ あまつ剤なる露やたくらむ」_
あまついはさかg 天津撃魔。神をい あ没まつーくもお 図 天津雲居。初はそら あまつそらーに園天津室。うはのそらに
はひまつるをころ。なほ、いはさかを rsたなじ。拾愚 「てらすらむ紳路の山 réたなじ。古語。萬 「たちてみるた
見よ。紀「吾則起樹天津離於天津磐境」 のあさひかげあまつくも引をのどかな をきもちらょわが心あまつそらなるつ
あまつーかせ 召 天津風。そらをふく風。 れをま 」 ちまふめだも」
天上の風。大和「白雲のこのかたなし あまーつーとミらお 名 天津位。天皇のみ位。 あま づたふ 園 天博。あめをつたふ意
もたりみるをあまつかぜこそ吹ききつ あまーつーこそ 名 天撃。天よりくだる盤。 réて、ひ(日)rsかけていふ。萬「たま
らしも」 碑 また 、天人などのこる。 はやすむこのわたりみあまづた ひの
あま つかなきg 天津金木。『かなぎ あまつーさへ園剰。『あまりさ への音便』 くれゆけを家をしぞたもふ」
*、つかなぎの約16て、つかむはかり あるがうへr。そのうへrso
の、ちひさき木をいふ義』ちひさき木の あまっづき図 雨績。雨のふりつづく
あまっし 図 鳥柿。ころ剤みたなじ こと。
*} -
〜ー=
「えの
えのき い ノ うみ き て、 乳 j}
* *
*
“。も * “
}

いじりうけ。 も ょうっみ、マ トう
わけて」
は、りふょ し、 あまつみはかり 撃。 *“
あまっ、ひもろきg 天津碑意。ひもろ かみの御はからび。古語。残 「おき
あ なじ。:
づっみg ㎞。おまたはひ ょた ぎのシ
シ。雨をははかりて、家 「吾則㎞天津㎞」
みこもりをるこさ8 ㎞か*ちてこきびし」
ごもり。あまがくれ。
あまさはり。 あま ㎞
* ひれを見よ。萬 秋風のふきたた
あまつみや臼 天津宮。あまつかみの
古語。萬「ひさ たシす宮殿。古語。萬「久方のあ
ょはす自雲えたなはだっめのあまつひ ㎞らかみさいませを」
かたのあめ*ふらめかお封っ 者は おかも」 あまつみやーごこ図 天津宮事。あまつ
たぐ3てこの目くらさむ」 みやのまわさ。古語。祀詞「かくいで
あまら 日間 。あめのっぷ
あまつ のりこ図 天津祀詞。のりをの あ次ーつーほしg 天津星。そらのほし。 を、あまつみや どもあて」にい
奪補。祀詞「あまつのりさのふをのり 天上の星。古今 「ひさかたの雲のうへ あまつーめ 名 天津女。あまつをとめ
をござを」 よてみる菊をあまつほしかをあやまた たなじ。古語。績後紀「天女、あまつめ」
あまつ ひ日 天津日、にちりん。太陽。 れける」 あまつーやをろ 図 天津赴。あまつかみ
あまつび図 雨粒。あまつふみたなじ。 あまつみだや図天祀。天皇の御祀先。 の赴。長訴 「あきらけき雲のうへをむ
古語。類名、藩「あまつび」 天照大碑を申すまでもなく、天之御中 よろづよをあまつやしろもてらします
あまーつーひつき 図 天津日嗣。『始め、日 神、高産霊碑、紳産寧碑、なだ、す らむ」
の碑の仰せをうけて、代代受けつがせ べてを申す。 あま づら図 投魔面。『楽曲のあまの面
たまふものなるよりいふ』 天皇のみく あまつーみかさg 天朝。みかをの算稲。 ré似たるよりいふ』 器物réつけたる、
らみ。天位。新拾 「世ををさめ民をあ 皇居。萬「ひさかたのあまつみかさを」 *こりて3:甘葛 植物。墓草の名。深
はれむまここをあらをあまつひっぎの あまつみかぼし目 天津競星。星の名。 山ré生やり。葉を、楕圓réて、銀歯あり。
末もかぎらじ」 ===ー
あまつほしょたなじ。紀「目天津劉星」 憂の末rs、小さき白花、傘の如きさまよ
あまつーひこ 図 天津人。あめびをみた あまつーみづ g 天津水。あめ(雨)の異 集まり開く。古を、この墓を煎じて、砂
(79) なじ。古治。いほぬし「あまつひさい 稲。古語。萬 「たほぶねのたもひたの 糖 よ代用したり。あまちや。千歳満。
あまつつみ あまつひもろき あまつみはかり
● -
- - --- 』
-㎞- ー -
* シー "=
あ まつをとめ あさぶや あきのいはたて
(80)

-
甘葛航。前修の甘葛を煎じいだし あまとお や園 天飛。隆飛ぶ艦をい」 をはなれ」
たる汁。古、砂糖ré代へて用みたるも ふ意より、かりの輔、かるréかけてい あまの いはたて 図 天石橋。堅牢なる
の。枕「けづりひょ、あまづらいれて」 ふ。萬「あまをおやかるの赴のいはひ 碑代の婚。出雲風土記「あ%のいはた
あまーつーをとめ 図 天津少女。Q天上rs つき幾世まであらむこもり妻ぞも」 て、ぬひたきたまひき」
すむをいふ想像のをどめ。てんによ。 あまーな 図 甘愛。すべて、味のあまき録 あまのいはこg天戸岩。剤
新千 「雲はれてみどりの空rsすむ月や 楽の稲。なづなの類。(からなré封 し やだなれなじ。新殆 「思ひかねたはか
あまつををめの鏡なるらむ」 Q五節の て赴詞「あまな辛楽爾至留麻弓」 りごどをせさりせをあまのGはをを開
時のまひひめの稲。 あ%まーなふ 闘側 諸。ききいる。うべな けさらまし」
あまでら 図 足寺。尼の居る寺。 ふ。うけひく。古語。四季物語 「たれ あまの いはぶねg 天盤船。堅唯は造
あ*てらす 園白天照。あまてるの か、この楽をあまなはむや」i国 過 りたる紳代の船。新千 「七夕のあまの
敬語。 個 天照。天が下を あろ 仲をよくせしむ。古語。 いはおねこよひこそ秋風ふきてまほよ
しめし給ふ。三代質録「をす國を、平け あま に-を< 國 削尼。あまそぎをす。 あふらめ」
く、安らけく、あまてらしをさめ聞し 語。枕 「あまみそぎたるちごの」 あまの いはゆき 図 天磐製。堅牢ょ造
めず故を」 あまねし認園 遍。ゆきわたりてあり。 りたる、碑代のゆぎ。記「あまの いは
あま てる闘自 天照。空ょてる。狭 いたらぬくまなし。 ゆぎをさりたひ」
衣「あまてる碑の、いちじるく現れいで あまねばす 園個 遍。あまねくせしむ。 あまの うきはし 図 天浮橋。天地の間
給ひて」 あまねくす。古語。類名「周、あまね réかかれりをいふ、碑代の橋。記「二
あまーさ 図雨戸。家のめぐりみたつる戸。 はす」 柱の碑、あまのうきはしょたたして」
あま-&うぶく 図 雨胴服。あまはれり あまの 図 天野。あまのさけの署。 あまの だもて陥 拠摩面。Q接摩をい
réたなじ。 あまの いはくすぶね 図 天磐模船。碑 ふ楽曲rs用みる面。紙rsてつくり、山
あまこぶ 園自 天飛。大ぞらをさぶ。 代み、樽réて造りたる船。 がたみ、隣の形をる がけるものをいふ。
新六 「久方のあまをおくものいかよし あまの いはくら 陥 天磐座。天孫の、 貸あまの面の如き斑ある、矢の羽、太平
ててる日のかげをたちへだつらむ」 天上r ての御座。記 「あまのいはくら 記「あまのれもての羽つきたる、ひら

-

こ:る
あまの かきだ g まg日。ョョょ、ま シシ」 あまの
りをうけたる、時代の田。古語。紀「以 さけ図 天野g。河内園天野さ
あまのかはら召天河原。あまのがは
天理田」 「のむ導
あまの がは 図 天河。小き遊星が集ま
のかはら。古今「久方のおまのかはら ㎞
シきあまのさけかはさ港へて
のわたし*り君わたりなをかちかくし 人のたべかし」
りて、秋の請れたる後の空 ょ、一帯の てよ」
河の如く見3るもの。なほ、た はた
を見よ。銀河 あまのくちさだ島天日録田。河* あまのきこg『あまのきめ(天
*)の韓か』Q人のこをはま逆ひて、わ
ょりたる、碑代の田。水の出日はやき が心のままょふるまふこを。国誤りて、
あまのかはっ図天河義。あまのが 田なりをいふ。古語。紀「天日鋭田比 雨金剛の踏まへたる悪鬼の稲。あまの
はの道。古語。萬「大ぞらゆかよふわ 皆礎地」 お やく。
れすらなれゆる よあまのかはちをなづ あまの くひだ 図 天様田。木のきりく あまの さだ 図 天狭田。周園の狭き、
みてそくる」 ひなこの、多くある、碑代の田。紀 「赤 碑代の田。紀「始殖干天狭田」
あまの-かはづ 図 天河津。あまのがは 有三虜競目天様田」 し あまの さへづり 図 ㎞漁夫の語の、
の津。古語。萬「久方のあまのかはづ あまのーこ g 延子。Qあまrsたなじ。 鳥の騎る如く、喧しきこを。源 「うか
ré船うけて君まつ夜らをあけすもあら 貸海夫の子。:遊女。うかれめ。い ひごも召したるよ、あまのさへづり思
ぬか」 うちよ。六百番歌合「たれをなきうきね しいでらる」
あまのかはこg 天河門。あまのかは をま のぶあまのこも思へをあさきうら あまの さよばし図 天小夜橋。あま
の河日。古語。萬「彦星をたなはたつ みなりけり」 の河みかけてありをいふ橋。
めさこょひあふあまのかはさょ波だっ あまの さかで 図 天逆手。上代 よ、呪 あまの すて<さ 陥 猛将草。漁夫が、
なゆめ」 の時の拍手のま かたの名 「記あまのさ やき捨てたるもしほの灰。古語。呉竹
あま のかはもり 図 天河守。あまのが かでを、あをふし垣 ょうちなして、か 集「わがこひえあまのすてぐさいたづ
(81)

はの河もり。古語。 くりましき」 らraくちまさりゆくはてをみせなや」


あまのかはよりだ 召 天川依田。河 あまの さかほこ g 天迎 銭。碑代のほ あまの たくなは図鑑傍編。鍵の、綱
あまのかきだ あまのかはら あまのさけ
あまのたなさけ あまのはそで あまのまなこ
よっけるたくびは のため、御身を、湯 ょて浄め給ふ時の御 まの、右手の肩よ、湖をになふこをなら
あまの たむさけ図天謝 。碑代の瀬 暇の名。古語。 むぎこも、まてがたを、まくがたまて、あ
味のよきもの。古語。和名「韓、日本私
あまのはそで目 天㎞のはる」 まの をゃくょ砂をさりて かなたこ
紀云、謝 多無佐介、新味長也」 ものそで。古語。源 「ひかげよもする なたみまくこをならむをもいへだ、詳
あまの ちだり召天血非。あまのみず かりけめやをとめごがあまのはそでよ かならず。夫木「いせのうみのあまの
rsたなじ。古語。 かけし心を」 まてがたまてま はしうらみみ波のひま
あまのーとね 図 鶴乃編。漁人のをさ。 あまの はぶき図 天羽編。碑代よ、ふ をなくさも」
碑楽「いせを まのあまのをねらがたく いごの如くょして用みたるものなりを あまの まなこ図 天眼 天っ碑の、世の
ほのけたけたけ」 いふ。紀「全到兵名鹿之皮作天羽編」 中の、よろづのことをみそなはすこを。
あまーのながた 図 天長田。周闘のひろ あまの はへきり の つるきg 天 所 源「つみたもくて、あまのまなこたそろ
き、碑代の田。古語。 園。神代の剣の名。祀「素読暗算万以 しく」
あまのなばたき 団 鍵編手繰。漁人の 天鋼所之剣軌彼大蛇」 あまの みす g 天之御集。かまごの上
如く、拷縄をたぐりて。古今 「思ひき あまの はも図天羽袋。碑の御衣の袋。の煙のいづるをろ。古語。記「をだる
や郡の別れよ衰へてあまのなはたぎい 古語。銅中行事秘抄「あまのはころも あまのみすなして」
さりせむをを」 の、あまのはも」 あまのみをら召 天空。ねほぞらみた
あまのーぬぼこ 図 天境矛。玉みて飾れ あまの はら 図 天原。あまねく、天上 なじ。古語。萬「ひさかたのあまのみ
る、碑代の矛。記 「あまのぬばこをさ をさしていふ稲。たほぞら。 そらゆ」


目平



天碑
賀 井田g





平まの色田
ひらた
ああまの
むら
したろして、かきたまへを」

なめ代田る
安か



平紀
神天
ほ」










てい
あまの はぐるま 図 天羽車。神代のの

手まの
ああまの

%


ぎて









きみ
むら色
りもの。奪事記「大己貴碑、あまのは


らをさいふ






















あぎる

ぐるまの、たほわしょ乗りて」

入るやすだ
なまの


もを








むさ
安田
召天右 み

あまの ばごろも 陥 天羽衣。っ天人の







なら
こと あ左
着る衣。Q神の御衣。Q 天皇が、碑事 むをも、あ すよたやすき田の補。紀「競目天安田」

「ロ L ある礼 はし Bag、 まち・ き、刃
㎞シ ふはここぎAす**をさしていまなきわ
たる」
名。シをはりて、 **をま かけたるも
の。あいぬの語。
高くひろき大殿。古語。紀「やすみし
しわがたほきみのかくりますあまのや あ まひ 図 阿摩地。ものごをの、もろく あま ひれ 図 天領市。葬式の時 よ、棺の
そかげ」 はかなきこを。古語。記「天つ碑の子 めぐり ょたつる旗なりさも、又、雲なり
あまの よさづら g 天吉葛。碑代のひ のみいのちえ、この花の、あまひのみま をもいふ。古語。萬「まろたへのあまひ
さご。古語。紀「天吉葛、比云阿摩能 しなむこ」 れがくり」
ェ、 シ」 あまびこ図 天彦。物のこる の、空ょひ あま3 謝。つみをわぶ。罪を
あまのよそづら図 天吉葛。あまのよ びくこと。やまびこの類。古語。貫之集 謝す。古語。楽花「あまへ てにげよ
さつらを見よ。古語。 「あふ こ*このあまびこ よしてよそなら けり」
あ% はだり臼 臣有経。 両のふる日 よ ちてひさこめもわれもよきすぞあらまし」 あま ぶねg ㎞船。あまの乗る舟。源
用みる羽㎞。
あまびこの困 天。あまびこて 物の 「きしさほくこぎはなるらむあまぶね
あま はかま 曰 雨務。雨のふる日 ょ用 こる のひびくこさなるより、ねこみか 「ょのりたくれじをいそがるるかな」
みる科。多く、油をひきたる布ょてつ けていふ。古今 「あまびこのたをづれ
くる。
あま べ 図 除戸。古、五十戸を、里さま 、
・しとぞいまをもふわれか人かをみをた 六十戸ょ満ちたる時を、その十戸をさ
あまはこ図 魔。あみたるはこならむ *こるよré」
きて、別み、里を立てたる、その里の補
か。古語。字鏡「麓、阿墓波古」 あま びたひ 固 足額。あまそぎょまたる あま ぼしg 甘干。いささか乾したる
あま ばせ づかひ g 天馳使。天上をは 額 古語。遠 さたすぎたるあまびたひ」 もの (柿、またを、乾魚な ご)
しらしむる使者。はやきつかひ。古語。 あまびこ召天人。てんにん よたなじ。 あまほふしg足沼制。あま 足)ょた
記「いしたぶやあまはせづかひ」 古語、源 「いにしへ、あまびきのくだ なじ。
あまはだ g 濃。おまかはよたなじ。 りて」 i㎞人。すなごりえて、世を あままg 雨間。Qあめのふる間。雨
(83)

あまはた目 雨畑。あまはたいしの界。 送る人。あま。漁人。漁夫。楽花「つり 中。古語。高「卵の花のすぎぞをしみか


あまはれ 召 博晴。雨の晴るるこさ。 ré、をしふるあまびをも」 ほどをぎすあままもたかす盤なきわた
あきのやをかけ あまひ あまひほし
---
-ーーー『** 『 』 - -賞 『
あままゆ あまもの あまよをひ
(84)

る」 Q雨のやみたる時。古語。新古「懐 さ。すげも。 あ浅ま よをひ 図 雨装。雨の日のよそほ


ちる春の末 よをなりよけりあままも知 あまもの召 甘物。あまみを含めるも ひ。雨をふせぐよそび。あまを たく。
らぬ跳めせしまre」 の。あまきもの。 あまよ の つき 陥 雨夜月。雨天の月。
あま まゆ 図 足眉。綱代車 よ、あをすそ あまもやう 図 雨模瀬。雨の降らむを 心rsを、想像しながら、日 よ見えさるも
ごの下篇をかけたるものなりをいふ。 するをきの空のけしき。あめもやう。 ののたをへrsいふ語。 調花「影みえぬ
古語。 あまもり 陥 雨漏。雨の、屋根よりもる 君をあまよのつきなれやいでても人よ
あまみづ 名 甘水。あまちやみたなじ。 こど。 ま られさりけり」
:雨水。雨の水。赤染集 「あまみづ あまーや図 尼屋。尼の住む家。尼寺。 あまよーのみここ図 雨夜算。盲人の、
社口0
よ色をか へれを紅のこさもまさらりな 親なりをま てまつる碑。光孝天皇の皇
あまやかす園個 隣。あまえしむ。わが 子ré目ま ひたる皇子たはして、天下の
でしこの花」
ままならしむ。十訓「親のあまやかし」 盲人をあはれみ給ひしが、そを祭り奉
あ*ーむすめ 陥 尼娘。あまそぎょまた
まで、 るをいふ説あれど、いかがあらむ。
る娘ならむか。古語。演松「大将の朝 あま やさり図 雨宿。雨のはるる
暫く、家、又を、木のかげなど よやをる あまよのほしg雨夜星。あまょのつ
臣の、あまむすめこそ、心にくけれ 女の家rs、 きよたなじ。
あまん 陥 除。あまりの音便 (漢籍の訓 こを。元章集「わすれたる あまり 名 除。あまりたるもの のこり。
譲rsいふ) あまや%こりえて」
紀「からぬを、臨rなやき、えがあまり、琴
あまんす 甘。満足す。やすん あま やみ 陥 雨止。雨のふりやむこを。 ré造り」
す。俗rs、あまんじる。 あまゆ 闘旨 騎。恩みなれて、わが
あまり 園 除。あまりによたなじ。源「あ
あまめ 図 ㎞女。女の漁人。あまの女。 ままみなる。あいだる。そはゆ 常よ、 まり、うちまきるをりを」
あまえる。源「たばしすつまじきをた
古語。萬るほひの三津のあまめのくぐ のみr て、あまえてはべるなるべし」 あまりーごこ 図 除事。あまりなるこを。
つもち玉藻かるらむいさゆきてみむ」
古語。源「いかみ、めいほくあらましさ、
あまーも 図 大葉藻。植物。海草の名。葉 あまーよ 宮 雨夜。雨のふる夜。
の形、まやうぶrs似て、細長く、生なる あま よけ 召 雨防。物の、雨 よぬれぬや あまりごとをそたもひてのたまふ」

-
時を青く、かるる時を自し。もしほぐ 園 剰。あまつ まにな
剤* *** * * ****
〜べきキだrきもは るょかなら**ふょ る*g * ばっreかけていふ。 あみ すき g 調結。舞をすくこさ、 きよ
しもがな」 萬 「あまをぶねはっせの山みふる雪の た、報をすく人。空種 あみずきなさ、
あまり て国 除。あまりによたなじ。 けながくわびし君がたをそする」 日っぎのにへたてまつる」
後理「あさちふの小野のまのはら忍お あみ いた図 度奥。あんたまたなじ。 あすてかご固 組捨鶴。竹 て最中
れをあまりてなをか人のこひしき」 古語。和名 愛興和名 剛美以夫 編行 をかごの如くあみ、まはりを、あます
国除。
㎞ 本貸撃也」
㎞ 宮 雨調。想像の動物。龍 あみうち図 継打。うちあみょてすな ぬやうみ、煮るため よ用みるもの。

ま、そのままrsまたる籠。魚をくづさ
の一種、書ュを 有なく、尾え、赤くし
やこりをするこを。 あみを図 綱麻。あみをすくょ用 みる
て細し。をかげの大なるが如き形ょか あみ だくミ 闘 員 綱置。 網を張る。類 麻糸。
くもの。 名「羅、あみたく」 あみだ 陥 阿瀬晩。『楚語』備数の語。備
あまる 国 国 除。量を過ぐ。程度を過あみ がさ 図編笠。菅などをあみて造れ の名。最宗を、浮土宗をの本奪。その
ぐ。みちて残る。 る笠。著聞「あみがさきたるのぼり人」 浮土を、西方réありをいふ。むりやう
あ改ーをこめ 沼 盤少女。漁人の少女。 あみがさ いっかい 図 編笠1器。あみが お ゆおつ。
萬 「君をまつ松浦のうらのをさめらを さ一つよなりはてて、身のふり方ré困 光の形をなしたるもの。
をこよの園のあまをとめかも」“天 るこを。 あみだきやう 図 阿弾陀経。書名。法
少女。あまつをさめょたなじ。 あみ さす 園目 張綱。あみをはる。 相宗、浄土宗など よ用みる経文。
あまをこめ こ図 発少女子 あまをさめ 萬「ほをさぎすよごるなづかしあみさ あみだだうーがた 図 阿畑陀堂形。Q千
(盤少女)1sたなじ。古語。風雅 「風を さを花をすぐをもかれずかなかむ」 利休、阿瀬陀堂 よて、茶を黙じ、秀吉み
いたみよせくる波ょいさりするあまを あみをろ 図 綱代。あみのかはりょ用 獣ぜしをきよ用みたる釜の稲。貸すべ
をめこがものすそぬれぬ」 みるもの。古語。 て、あみだだう形の状を模してつくり
(85)

あま をぶね g ㎞小舟。すなごりをす あみす 園 」沿。あすょたなじ。 たる釜で


る よ用みる、小さき船。 今昔「湯をわかして、大衆みおみせむ あみだ によらい 凶 阿堀昭如来 『楚語』
あまりて あまをおね あみすき
あみだのをやう あみのいは あみを
(S6)

備の名。おみたみたなじ。 あみ の いば 図 綱録。あみのたもし。 くり、魚、餅なををやくみ用みるあみ。


あみだのをやう日 *時 いや 未本「人まれゃ身のみたも を牛 あみを目 % 。あみたる 。
代み、信徒が、米銭を乞ふためみ、たこ 窓 よひきほすあみのいはですぎぬる」 |あむg ㎞。動物。虫の名 あぶの古語。
なひたる技蘇の一種。 あみ のうけぶね g 綱に丹。大綱みつ 記「たこむらょあむかきつきそのあむ
けて、うけをする船。古語。神中抄「ひ をあきつはやく い」
あみだぶつの署。源「あみだぶを、ここ くままのあみのうけぶね波間よりかう さのむ 浴。湯、水を、鶴よそそ
ろréかけて、念じたてまつりたまふ」 てふさすをゆふちでてもゆ」 _ ぐ。俗rs、あみる。古今「筑紫へ、湯あ
あみだ ぶつ g 阿弾阿備。『楚語』博の あみ の き 陥 植物。木の名。あふち みむをてまかりける時 ょ」
名。あみだみたなじ。拾遺「ひをたび (棟 rfた なじ。 編。Qくみあはす。くみてたる。くみ
もなむあみだぶつをいふ人のはちすの あみ の め 綱日。Q綱の、糸を糸を つらぬ。著聞 「めぐりを、うつくしく
上rsのぼらぬをなし」 のすきま。あみのあな。績古「こひす あみて」e材料をあつめて、一部の書
あみ づな 図 網綱。綱みつけたるつな。 てふそでしの浦réひくあみのめrsたま 籍をつくる。短 祭す。
あみ さ 図 編戸。竹、はりがねなどを編 らめを涙なりけり」 貸 編のすきまの如 あ むしろg 組席。竹を、あみたるむし
みて造れる戸。拾玉 「夕されのながめ き模様。羅紋。 ろ。和名「簿 除、置獲鹿竹席也、方言日
の人やま らさらむ竹のあみ%こr*庭のま あみ のりおの 図 綱乗物。乗㎞の周園 江東請之達際、和名 阿無師路」
つ風」 ré、綱をかけたるもの よて、市罪人を送 あむす 闘 」浴。あぶすょたなじ。古
あみ さり 図 綱取。綱 よて、鳥などをを る「*用みる因幡。 語。i国 電路。あぶすょたなじ。
ること。古語。萬「時鳥きけをもあか あみ びこ図 紹人。綱をひく人。あま。 古語。萬 「さしなべ rs湯わかせここも
*あみをりょをりてなづけなかれすな あみ め 召 綱日。あみのめのQ よたな いちひつのひはしよりこむきっょあむ
くがね」
じ。後撰「たまだれのあみめのまより さむ」
あみ なは 臼 綱獅。あ剤 よたなじ。 ふく風のさむくむ、そへていれむたも あむーづち g 射扱条。弓をいるをき、的を
績古 「うらみてもあまのあみなはくり ひを」i編日。 あみ合せたるをころ。 かくるためょ築く土手。あづち。古語。
か へしこひしきかたょひく心かな」 あみ わたし g 綱渡。針金ょてあみっ 和名 「射扱条、場氏漢語抄二ム、射投条久波止
fr、も「すり ㎞
長門国詞武一あん-ぎや 日 行脚。『字の中小音ョ 博次の 夏期rる行ふ。 A㎞じて、僧が、外み出し
村木の補。太平記「ェ六八
- 修 すして、㎞かみ、家みこもりをるこ
㎞の ほりなど、るりぬきて一行 するここ あんぎいシ
あん日 案。eっくる会れをいふ。 あんきやそうg行脚僧。行脚をする う よたなじ。
たがきょたなじ。感衰 「ふるきものを 信。旅係行をする僧。 あん-さつ g 投察。さりま らぶるこさ。
うつすがごさく、 あん よも及はで、 こ あんーヘミう 名 行宮。 『字の宋音』 天皇の 玲味。足利時代み、地方制度のうへよ
れを書すに Qかんがへ。すみりゃう。一行幸のさき、そのさころをころよ かり もちみたる語。
まゆかう。くふう。宇拾「尋ぬる人あ よ幹けらるるかりみや。行在所。 あん さつを 図 接察使。お引なたな
いし、
らむものかさいひて待ちけるが、あん」あんくおg 行%。『字の宋音』あんか
のごをく入り来たる人あり」: 庵。 réれなじ。 あんじ 図案。Q考へあんするこさ。
いほり。いほ。 あん-ぐわ g ㎞見。あんけう よたなじ。 気づかふこさ。あんばい。うれふる
あんか 召 行火。足を暖むる具 あしああん-けう 召 線橋。 くらほねょたなじ。 こ*こ。
ぶり。こたつ。 あん-けん さつ 臼 暗級殺。方位家の あん おち 図 魔室。あんさ つの韓。古
あんが 図 %。天皇の、かくれさせた」 語。九星の中の、星の指す方の補。極 語。いほめし「ここかしこめぐりて見
まふこを。崩御。保元「仙院あんがの 」 めて悪き方位なりをいふ。 れを、あん ちをも二三百はかり」
あんかもん g 安嘉門。宮城の外腕セ あんごg 安届。備数の語。Q信が、日 あん を っ 図 魔室。世をのがれたる人
門の一。宮域の北みある三門の を定めて、備道を研究する曾。長さを、 のすむ家。いほり。
{
よt
て、偉庭 門の右 よあり。 百日以上、短きえ、三十日よわたる。 あん をん 召 安心。Q心配のなきこを。
あんきう お召 投号士。楽曲の名。和 多くを、夏期 よ行ふ。わが園はてえ、 心のやすらかなるこを。任備数の語。
(87)

省㎞、採号+」 天武天皇十四年の夏、初めて、僧を、宮 生死のささりをひらきて、心み、たそれ


あんきもんg 安 門。内裏の内家十 中ょ付して、こを行はしめ、ついで、 なきこさ
あむのこほり あんきや あんさい
|


あんしんりふめい あんち あんなか
(88)

あんしん-りふめい 図 安心立命。俳教 くみ用みる具。豪を、竹をあみて、さる べ。てびき。みちびき。Qみらせ。た


の語。生死のさをりをひらきて、来世 などの如くな造りたるもの。 をづれ。Qまねき。せうだい。
の安心をはかるこを。 あん-ち図 安置。やすらかょするたく あんなか 図 足牛。あしなかの説。
あん-おや臼 行者。僧みなるべき人の、 こを。 たもrs、紳備の像réいふ) あん-に園 案。かねてよりのかんが
未だならやりして寺réみるもの。 あん-ちゆう陥 菊任。いほりょすむこ ré。 推量rs。
あん-おゆ 図 魔主。廃室のあるじ。i をこ。 又、その人
。 あんーにーだつ 園 如案。推量の如くな
案王。武家の役名。記録のこををつか あん でんg 知闘。『字の宋音』おんs る。源「かく、人のたしはかるあんにれ
さやこるもの。 う よたなじ。 つるこを」
あん おゆ 召 調訓。備数の語。あんみ あん-さ 図 安増。心のたちつくこを。あ あん-にん 陥 査仁。『字の宋音』 あんす
ようrsたなじ。 んまやんすること。盛衰「きんだちも、こ (本子)のさね。古を、食用をせり。
あんーをよう 図 請調。そらよみ ょよむ こかしこょにげかくれて、あん ごす」 あんねんーを 図 安年紙。古の紙の名。
こと。 あんこう やき 図 安藤焼。陶器の名。伊 あん-の-ほか 図 案外。思ひの外なるこ
あんしよう-の-せんじ図 暗謎碑師。座 勢國の津réて造るもの。あこぎやき。 を。あんぐわい。意外。今昔「彼奴を、
弾のみをならひて、数相を知ららさる あんさぶきやう図 安培奉行。武家の あんのほかよてこそ迷はめ」
デ中し
役名。将軍の代がはりの時、寺赴の領 あんーは 固 鞍馬。鞍をたきたる馬。
あん す 陥 招司。古の琉球國の官名。 地、御家人の所領を、改めてたまふこを あんばい 陥 投別。Q物事を、よきほご
王子の次rs列す。 ありしが、その事などをつかさごりし ré、順序を定むるこを。ほあちはひの
あんーす 闘鶴 案。Q思ふ。考ふ。 もの。 ほど。料理のあちかげん。臨梅。会病
俗rs、あんじる。宇拾 「わがあんじたる あん-さん 図 行想。『字の宋音』木 よて、 気の容鶴。
こをのあるを」 Q心配す。きづかふ。 わくを造り、紙をはり、中 ょ、油皿をた あんーぶ 図 安る。安らかなると、ちから
俗よ、あんじる。_e きて 焼火をどもす具。あんをう。 さるを。かはりあるを、なきを あんび。
あんだ 図 徳興。『あみ いたの音便』罪人、 あん ない 図 案内。Q文案のなかよあ あんぶく 図 投期。はらをもみさする
またま、手負人などをのせて、かつぎゆ る意味。事質。Q物事の内情。Qまる わさ。はらをり。
『シー
- ---- -
*と * **トー**** * も
あんぷく てA 日 な*き 、“ くして、遠 養re㎞あり。
シの名。校書殿の左rょあり。東eょ
て、春シr*封す。 あんらく おやうき員 安楽浄土。備数 ㎞
病人の食料をす 種 多t 和名 館、和
あん-べら図』『印度の語なりさいふ』船 の語。ごくらくよたなじ。 名、阿米、米鍵前担」Q みつあめの署。
来のむしろの一種。はいたらの葉を、 あんらくお図 安蘭花。植物。木の名。 --
緑高。糸車 まかけて、ひくため よ、
細く裂きて、組みたるもの。まきもの 春の末、雑色の花をひらく。資を くわ 未締わたを、細長くまたるもの。i
こえて用み、又、下等なるそ砂積なご りんよりを小さく、香気も、やや、くわ 錠。動物。魚の名。あめのうをの署3
を包む よ用みる。 りんど異なり。 和名「競、和名、阿%、以働者也」
あめ目 天。『おみ(上見)の署か。また、 あめ あし図雨脚 あめのあしょたなじ。
あんほつ図 のりものかごの一種。たれ
あをみえ(*見)の署か』 D御ぎ見れを、 あめ-いろ 図 館色。水あめの如き色。
かごよりをすこし小さし。 少し赤はみてすきをほれる黄色。
つね よ、あをあをと見ゆる慮大無漫な
あんまg 騎場。あんはょたなじ。 るをころ。そら。こくう。たほぞら。 あめうしg 黄牛。毛色のあめいろな
あんもん 図案文。またがきょたなじ。 る牛。 牝牛。めうしをいふ。十訓
--
てん。Q日の碑のたはしますをこころ。
あん や 図 暗後。やみのよ。くらき夜。 「あめうしょ腹つかれぬる業かな」
Q基督教réていふ、碑のみるをころ。
あんやうなやうを目安養浄土。備数 あめ うを図 鏡。動物。魚の名。あめの
の語。ごくらく よたなじ。盛衰 「身濃 Q詩、歌、戯曲なをょていふ、神側、魔王 うをみたなじ。
を ちても墜むべきえ、あんやうぶや 水)の義』 Q雲が、冷気みあびて、水を あめ が るた 図 天下。あめのす たょた
うこの境なり」 なじ。
なり、地上ré落ちくるもの。Q すべて、
あんら四 シ。『楚語』植物。木の名 あめ がた g 鈴形。館を、坂の如き形 ょ
あんらくわょたなじ。大鏡「あんらさ 雨のごをくょたつる液鶴を、 形容して
ひきのはしたるもの。
いふうる 水あれこ、このみを結ぶこを いふ語。後撰「笠をりの山をたのみし君
あめ がため 召 館固。あがたよたなじ
かたし」 をたきて涙のあめょぬれつつぞゆく」 がためを
9)

からむ。古語。出観集「あめ
あんらくきやう ぼん g 安楽行品。備 :鈴。づもちごめをむし、夢 のもやし
たてまつり給ひて」
教の語。浄土門の経文中の一節の名。 をまぜ、それ よ、熱湯をかけて措り、更
あんらくおやうさ あめあし
あんふくでん
あめく あめつち あめのあし
(90)

あーめくミ 園陸自 噂。さけぶ。たらお。 あめーつち 図 天地。あめを、つちを。て も」 又、天を、たかまがはらをもいふよ


わめく。宇拾「大衆、異日同音みあめき んを、ちを。萬「あめつちのそこひの浦 り、たかまがはらみあるものréかけて
て、あふぎひらきてつかひたりけり」 みあがごをく君réこふらむ人をさ ねあ いふ。萬「あめなるやささらのをぬよ
あめーるづくミ図 雨雲 。Q雨のえたたり。 らじ」 ちがやかり芽かりはかrs残したつも」
あまま づく。Q派を形容していふ稲。 あめつちの園 天地。あめつちえ、どこ あめ のーあし 図 雨脚。雨の降るさまを
あめしづくーと団 雨雲。雨ま づくの如 しへrs受らぬものなるより、いやをほ 形容していふ語。あまあし。源 「内よ
く、涙を流して。拾玉「かきくらしはれ ながくよかけていふ。萬「あめつちの一 りの御使、あめのあしよりも、げよる
ぬ思のひまなさょあめしづくをも泣か いや遠長く」 げし」
れぬるかな」 あめつち-の-ふくろ 図 天地袋。新年の あめのいはこ四 天岩戸。あめのいは
あめーをらす 園自 天知。皇太子なだ 祀rs、天地のすべての顧をさり いるる や%こみたなじ。
うせたまふ。萬「久方のあめま らしめる 意réて、祀rsぬふ袋の稲。狭衣「あめつ あめ の いはぶえ 図 天磐笛。石よてつ
故13月日もまやらrるこひわたるかも」 ちを、ふくろみぬひてをあるえ」 くれる碑代の笛。
あめーたからびき図 館資引。鈴屋が、買 あめつちの みち 図 天地道。天地を通 あめ の-いはや 召天岩屋。碑代 よ、天
ひ手ré、霊をひかしめ、そのあたりたる じて、公平なる道理。天理。 上réありしいはや。紀「麺居子天石窟」
館をさるこを。江戸時代ré行はれたり。 あめ の いはやさ 図 天岩屋戸。あめの
あめっちのむた回 天地さをもよ。古
あめ「ちまき図 鈴線。あめみて包みた 語。記「あめつちのむたをこをは よ」 いはやの戸ロ。記 「ここrs、天照大御
るちまき。三二職人歌合「あめちまきう あめつちーをーあはす図 合天地。あめつ 碑、みかしこみて、あめのいはや%こをた
り、さつきるやまこものみをもなりな ちの袋をぬふ。古語。 てて」
ましあめてふもののかさりちまきを」 あめ なる図 天在。あめなるを、天みあ あめーの うみ 図 天海。大空の、蒼査を
あめーつし 図 天地。あめつちをいふ。 るといふ意はるより、天上よあるもの して、廣く見ゆるを、海 よたをへてい
東國の古の方言。萬 「あめつしの碑 よ の1つなるのみかけていふ。萬 「あめ ふ語。萬「あめのうみよくものなみた
めさたき祀ひつついませわがせなわを なるひめすがはらのかやなかりそねみ ち月の船星の林みこぎかくるみゆ」
したもはむ 」 なのわたかぐろき髪みあくたしつく あめのうを 召 院。動物。魚の名 形、
-
“コ
刃 * ・し、
㎞iばくきf *
あり、内さ白く、又、淡紅なる**り” あぶのを たシ -
*将棋造」 “
古、近江國より、みつぎ物をして奉り し 「やうやう、あめのまた まも、あちきな あめ の ぬ ごこ 図 天沼琴。碑代 よあ
ここあり。 う、人のもてなやみぐさまなりて」 りし、玉r てかさりたる琴。古語。記
あめのだきて図天寝。あまつ碑のた あめの参たのかせ図天下風。あめ 「そのあめのぬごを 木ょふれて、つち
きて。空穂「娘を、天道 よまかせたてま のまたの風谷。風雅「難波津の君 よそ をごろき」
つる。あめのたきてあらむ、國母、女御 へし歌を、あめのまたのかぜをかけ」 あめ の おなお図 天済名井。碑代 よ、
をもなれ。たきてなくむ、山がつたみ あめ のをん
図 慈。まのまきをつくる 天上réありし井の名。
よ用みる細き竹。 あめ の はごろも図 天羽衣。天人のき
こをもなれ」
天足夜。夜のながき る衣。あまのはごろも。拾玉 「騎りき
あめ の だしで図 天印。あめのある あめ のーだりよ 図 君réをあ てみるらむものを鷲の山あめのはごろ
こを。古治。萬 「うつつréを
し。古語。散木「たなはたえあめのた
はす事réだréあふど見えこそあまのた もうつす秋を」
しでのやへぎりょ道ふみまだへまたや
か へるを」 りような」 あめ の はじ ゆみ図 天彼十弓。はじ
てーかす 図 雨手数。雨の、まげ よて造りたる、碑代の弓。記「あめのは
あめのかごや 図 天鹿見矢。おめのま あめ のく止まりrs降るこを。(あめのあしょ封 じゆみをとりもち」
かごやみたなじ。古語。記「あめのか
ごやをもて、そのきじをいころしう」
して)古語。貸忠集「ふりそむるあめの あめのはこぶね固 天鶴船。お めのを
てかすみあふ花のいろのふかさをみま りふねよたなじ。紀「熊野諸手船、赤名
あめ の かごゆみ図 天駐見号。あめの
まかごのみ よたなじ。古語。紀「故次 しこそまれ」
あめ のこりごこ 図 天鳥琴。碑代みあ あめ の ばはや図 天波波矢。あめのお
先往平之、乃腸天鹿見弓」
りし、琴の一種。 かごやみたなじ。古語。記「あめのま
あめ のくれがた召 雨晩。雨のふるタ
あめのこりぶえ召天鳥笛。碑代ょあ かご号、あめのははやを、あめわかひ
基。捨員「みくりはふみぎはのまこもう
(91)
ちそよぎ峠なくなりあめのくれがた」 りしふえの一種。 こょたまひて」 _
あめ のけg 雨気。C雨の降らむをす あめ のこりぶねg 天鳥船 碑代 よあ あめ のまg雨間。あままみたなじ。
あめのを た あめのぬごと
あめのれきて
- 『』 『』 -シ - 『ー』
あめのまかな あめのみかさ あめのやせのかはら
古語。頼政集「あめのまrsたなじ雲 しますたほ宮。なほ、あまのやそかけ 天上みありどいふ河原の名。記 「やほ
居をいでよけりもりこむなどか月rsれ を見よ。祀詞「あめのみかげ、ひのみ よろづの碑、あめのやすのかはらょか
をらむ」 かげをかくりまして」 むつ ごひ」
あめ のまかごや 図 天眞鹿見矢。韓 あめ の-みかさ 図 天朝。みかむよたな あめのやせのかはら召天八端河原。
代ré、鹿を射るré用みたる矢。記「あめ じ。萬「かしこしやあめのみかををかけ あめのやすのかはらみれなじ。
のまが やをたはさみ」 つれをねのみしなかゆ朝よひrsして」 あめ のやその かはら図天八十河原。
あめのまかごゆみ図天眞鶴見号。碑 あめ のみはしら 陥 天御柱。Q天上ょ あめのやすのかはら よななじ。
代rs、鹿を射る よ用みたる弓。詞「あめ ありをいふ大宮の柱。Q天地をささへ あめ の やそびらか 図 天八十平貧。あ
のまかごゆみ、あめのははや」 もつをいふ想像の柱。記「あめのみは またのひらか。あめを、たたへていへ
あめ のますひこ図 天盆人。『人を、天 しらをみたて」 る語。記「あめのやそびらかをつくり」
つ碑のみたまをうけて生れ、死ぬるよ あめのみはしら の-かみ図 天御柱碑。 あめ の やちまだ 固 天八衛。天上r あ
りも、生るるが多きよりいふ』 地上の たつた彦碑を、たつた姫紳をの二柱の りをいふれほくのちまた。記「あめの
人の稲。古語。祀詞「あめのますひを 碑を申す。 やちまたみみて、かみを、高天原をて
らが、あやまちをかしけむくさぐさの あめ-の-みや 図天宮。天上r あるみや。 らし」
罪こをを」 古語。萬「久方のあめのみや よ碑なが あめ の-をははり図 天尾羽張。碑代の
あめ のまなお 召天眞名井。あめのぬ ら碑をいませをそれをしもあや まかし 飢の名。記「かれ、きりたまへるみはか
なみよたなじ。記「あめのまなみょふ こみ」 しの名を、あまのをははりをいふ」
り覆ぎてさがみょかみて」 あめ の-むらくものーつるぎ 図 天義雲 あめ-びこ図 天人。Qてんにんrsたな
あめ の-みあへ g 天御響。天上ょての 剣。さんまゆのを んきを見よ。 じ。古語。績後紀「けしひろふあめび
響。古語。記「くしやだまの碑を、かし あめ の-やす のかは 図 天安河。天上 gえ、たむだきて、ひろはすなりぬ」年
はでをあて、あめのみあへ たてまっる ょありをいふ河の名。記「あめのやす 『都を、天rs比していふ』 みやこ びをみ
時re」 のかはを、なかよたきて」 たなじ。古語。萬「あまさかるひなの
あめ の-みかげ図 天御薩。天皇のれは あめ の やす のかはら 図 天安河原。 やつこみあめびをのかくこひすらをい
-
j} "" シ -
けるさと てなしもり一 **: * ***ミPもま あや あな ょたなじ
あぬ まだら 召』 斑黄牛。あめうしの、ま *か*ゃ資きてみづらの中 ょあへまか あゃ いろg文色、あやめ(文理) よた
だらなるもの。(新撰字鏡よえ、黄牛の まくも」 なじ。
字を、ただちさよめり)古語。宇拾「そ あぶりっく困 天降着。あもりづくえ、 あやだり図 織議。あやの織物。
の河内前司がもさま、あめまだらなる あまくだりっくさいふ意 ょて 香山を、 あゃがき図 綾垣。Qあやのさはり。
牛ありけり」 陳ょり下れるものをいひ博へしより、 萬「あやがきのふはやが下ょむしぶす
あおもやう図雨模様。あまもやう よ かぐやま ょかけていふ。萬「あもりづ まにこやが下rs」 Q 遊猟なごの時 よ、
たなじ。 くかみのかぐやまうちなびく春さりく 特rs、地上16張る幕の類。Qすちめ。ま
あめもよに国 雨。市のふる時ょ。も れな」又、かぐやまのかよりかせやま やべつ。
もよも助鮮。古語。和泉式部集 「あめ よかけていふ。高「あもりつくかせや あやかりもの図 省物。あやかりたる
もよraいそぐべしやを秋はぎの花みる もの。似たるもの。
まの間 ょさく花の色珍しく」
をてをわさをもぞ来る」 あもる 園目 天降。あまくだるょたな あやーかる園自省。Q物rs園れて似
じ。古語。記「あがみこの、あもりまさ る。物 よ感じて、同じものの如くなる。
あめ やめてB 雨止。雨のやむをまち
て。古語。後撰「くれはてを月もまつ むをする道を」 拾遺「風早み家のくす葉のをもすれを
べし女郎花あめやめてをえたもはさら あや臼 文。Q物のうはつらょあらはれ あやかりやすき人の心か」 e 他のもの
なむ」 たる、種種の模様。Qくふう。てだて。 よ似むことを願ふ。
あも 臼 天。あめの韓。古語。碑楽「こ まゆかう。Q文章のかさり。修鮮。: あやきぬ Q 緯編。織物の名。あやた
i様。織物の名。eあやを織り出だし りの絹。
の任をいづこの浮ぞあもょますさよを
か姫の宮のみささぞ」: はは(母 を たる、 うつくしき組。和名「綾、和名、阿 あやきり 臼 阿校岐理。楽の曲名。古、三
いふ。東園の古の方言。 夜、似持面細者也」 あやらしやの署 韓より博へしもの。
あも をし 臼 ちちはは(父母)をいふ。 -
漢。『漢人が競なさをもち藤に あやきれ 召 間切。さきるるこを。
(03)
東園の古の方言。 れるよりいふ』 支那の朝廷の名。かん あやくす 陥 綾葛。織物の名。葛の皮
あもこし 臼 ははを以(母刀自)をいふ。 をいふ。 よて通りたる布の、あやあるもの。散
あもりづく あや
あめ またら
(94)

木「あやくすのぬきのつづけも一へだ」 のもやうょいふ)
rs観れぬことを」
あやすQ 流。ながす。またたらす。 あやな 認 無文。あや刈もの署。詞花
あやし 図 践。いやしきもの。見ぐるし 空穂 「つまもをより、血をさしあやし 「たまさかrsわがまちえたる賞のはつ
きもの。今昔「あやしの小家なれをも」 -
たのします。なぐさむ。わら ねをあやな人やきくらむ」
あやし国』 怪。ふしぎ ょめづらし。つ はしむ。 あやなし 國園 無文。わけがわからす
ねみかはりてあり。疑ふべくあり。き あやす浮き図人をいふ字の如き形を、つ あり。さだかならやりあり。せんなし。
くわいなり。俗rs、あやしい。源「みづ らねてつけたる模様の稲。三味線の胴 まるしなし。伊勢「みやりもあらやりみも
からもあやしきまでなむなど、まめだ などrsつくるもの。 せぬ人のこひしくをあやなくけふやな
ちて」 i践。いやしの韓。古語。源 あや ち 陥 織地。綾たりよる たる織物 がめくらさむ」
「花の名を、人めきて、かう、あやしき垣 の地。 あやなし さり 陥 無文鳥。動物。ほを
根みなむさきはべりける」 あや つき 陥 練機。もくめのうるはし をぎす(時鳥)の異名。
あやし ばむ 闘自 怪。あやしく見ゆ。 き槻の材木。 あやなす ㎞池 操。Qほをよくあし
あやしきさまré見ゆ。平家 「あやしは あやつり いとびむ 國開 」操営。いろ らふ。巧み扱ふ。Q文章を、うるはし
みたる人を、忍びて御座さふらへ」 いろrs、くりあはせをま て、事をなす。 くかさる。
あやしび 図 怪。あやし よたなじ。 あやーつる園個 操。Qま かけ よて、物 あやーに 団 ああを嘆かるるほどr。甚
あやし び図 怪火。Qあやしき火。Q をはたらかす。Qかけひきをなす。たしく。きはめて。萬 「ちはぬのこのて
ふしぎなる火災。火もさのわからぬ火 くみréやりくりをなす。あやなす。う 柏のほほまれをあやにかなしみたきて
災。Q韓じて、つけひ(放火)よたなじ。 まくさりあつかふ。三部妙 「そのつぎ わがきめ」
あやしぶ 園個うたかはしく思ふ。ふ めつぎめを、くさりあやつりて」 あやに あやに 園 あやになたなじ。古
しぎょ思ふ。あやしむ。古語。源「相 あやさりーのーを 図 文取師。古、織部司 語。萬「かはかみのねじろたかがやあ
人ただろきて、あまたたびかたおきあ 1る属して、織物のことを つかさやとり やにあやにさねさねてこそこをょでょ
やしお」 し役。 しか」
あやーをめ g 文激。あやあるまわ。(物」あや ふる 園個 操。おやつるrs た な 「あや ーにく 園生僧。(D意外1。 たもは
j}} } } }ー
* Q**** “。 a \ rvら〜〜 、や も ** ?*〜:*・ 、 引
・。
を して あいにく。 あや は がさ g シ 、信 の へきr * すなり」 かた お
あやにくーごころ g 生信心。いちわる て、あじろがさのやうr*つくりたる等 。 り。むづかしさうなり。 うけあひがた
き心。古語。選 いミけしからぬ、たん やまぶしなごのかぶるもの。増鏡「山 ミし。俗 ま、あやふい。
あやにくごころなり」 のまね て補のころもょおやはが
あやに<し国』生精。心のまま まな ささいふ物き
あゃはか あやお
あきむ㎞危。あぶなく思ふ。あ

*あり。 にくなり 古シ あやはこの図演㎞ *㎞の園ょり護 ながき撃をくちせじを剤がたま
ゃふからむさきっかふ、源「宇治橋の
「さもあやにくきめをみるかなさ」 り来れるはたたり。 心騒ぐを」i同ェ 危。あやふく
あやにミ だつ園巨生信。あやにく あや ひがきg 織常連。検のへぎょて、 す。あやぶましむ、徒殊「身をあやぶめ
なるさまよなる。古語。枕「あやにくだ あじろがきの如くつくりたる頃。夫木 て、くだけやすきこを、珠をはしらしむ
ちて、物なさをりちらして、そこな 「あやひがきたてへだてたるあなた ょ る3以たり」
ふを」 てはたたる虫のこる ぞ開ゆる」 あやほか こ 団 危。あやふくありさ。
あやにくーに 団 生僧。あやにくよたな あや びさ 図 漢人。支那、漢園の人。公 古語。萬「あすの上r*駒をつなぎてあや
じ。源「御志のあやにくなりしぞかし」 事根源「あやびと、踏歌を奏し、からび ほかを人まつころをいきょわがする」
あや ぬの臼 銭布。銭をたりいだした ど、踏歌を存 す」 あやまち 図 過。貸まちがひ。ま ぞこな
る布。 あやふ g 危。陰陽家の 。こよみの中 ひ。過失。源「わがこころ、あやまちな
あやの さしぬき 図 銭指貫。綾 よてつ 段の中の一つ。ちgうだんを見よ。 くて、見すぐさを」 Q男女の不品行な
くりたる指貫。地を紋を同しきものを あや3 </さ g 危草。すべて、がけち、 るこを。私通。
鶴さいふ。増鏡「新院御山玄あやのさ 川岸なごの、危げなる所よ生する草。 あやまつ 園Q 過。まちがふ。まそこ
しめき」 古語。枕「あやふぐさを、岸のひたひよ なふ。あやまる。源「故大納言のゆみ
あやのを 召 緯師。古の官名。あやを たふらむ」 、ごん、あやまたす」
(95)

りのまみたなじ。 あやふしB園危。Q顧よ近づきてあり。 あやまる園Q 過。Qあやまつ。まち


あやの するつくり 臼 漢陶部。雄略天 あぶなし。俗rs、あやふい。千載「くち がふ。ま ぞこなふ。Qつみをわぶっを
にくごころ あやはがさ あやぶむ
なさ
あやめ
あやむ あやめがさね

いるし
な形
至る も大


rs
あやめ



(96)

こたりをわぶ。あやまちを謝す。 語。萬「すみの江のなみづまきみが馬

う。尺










あやむ ㎞ 怪。Qあやしむ。いぶ のりごろもさにつろふあやめをする で













かるé
かりをがむ。古語。頼政集 「こひする

r

ぬ へるころもぞ」:文理、すちあや。


あやめ まや
うぶ
かなにぞを人やあやむらむやまほとを まやべつ。すちみち。けちめ。源 「も

あやめ





ぐさ


ぎすけさをまつ身を」 e 断りころす。 ののあやめ、みたまへわくべき人もは






や6
より
なる
もの
之 かけ
1 す
俗ré、あやめる。 べら ぬわたりなれだ」

こちれそっ ぐさ

あいふ





貫やめ
き い
あやーむしろ 陥 綾席。きめのむしろ。 あやめ がさね 召 草満講。五月五日の

よを なげ

今日



きぬおをん。萬 「ひさこりぬをこもくち 祀 よ用みる官家の朝服。色を、花田前

かや
け、






へ り
くらめ
めやもあやむしろをみなるまでよ君を 黄なり。

態や かく




てい



さ 今よ

あやめがたな目" 月。まゃうぶを



しまたむ」 員D





あやめ
つきの
ぐさ
あやめ 陥 草藩。植物。草の名。Qあや つけたる木刀の補。五月五日、男の見

かも
する

めぐさrsたなじ。信 はなあやめréたな 初節句を祀ふrs用みるもの。










g
ざけ
あやめ
じ。Q めうが(著荷)の異名。iかさ あやめーかたびら 臼 員藩順子。五月五

けの











飲む 。
も た
ねの色目の名。表を青、裏紅梅なるも 日のいはひ ょ着る順子。

1


の。或を、裏をこき紅なりをも、表を白 あやめ がひ 富藩貝。『この貝を、三

だんご
あやめ







園や
あ 子
なりをも、又、表をなたねみて、奥を萌 つよすれを、あやめの花の形み似るよ

てを似




Q


た子
いふ
よりる
黄なりをもいふ。: Q名香の名。ち


りいふ』 動物。貝の名。始 よ似て、紫

つづっ条 を
みたご



ま切り



みた
んの一種。Qはなあはせの札の名。は 色を帯ぶ。


なあやめをるがきたるものoi 動物。

もの
たる
つけ
だん
たる きり
信四

あやめーかぶと召 高藩胃。あやめを束
爬虫の名。へび(蛇)の異名。









もの
ねて造れるかぶど。五月五日のいはひ
あやめ 図 漢女。『雄略天皇の御時、漢

やう 。草

蒲物島
きり
動あやめ
。、あやめ刀を共ょ、男の見の初節句

ここ


國ょり、さぬぬひ女をたてまつりし事 を祀ふょ用みる。

異名

)


(
ぎす

あるよりいふ』 たちぬひをする女。古

あやめ



ほぐさgシ物。意の名



g
『iし
-
シシの形をつ〜りてる* *る 、 小シ 刃
*て言きおにァるもの。 『はつか㎞* げこんぬ やけのシのも、
㎞ 江戸市中*賞りあるき

あやめーの せく Q シ。事月ま日 やめ をねる『ゆか ある、りむ」
のいはひ。端午。
目 暮種占。女の見のシ あやおがき㎞。愛の種 みみ
㎞のうら
㎞こを軽のあやめみこを間はむ やめやのNN国高橋隆高橋を 託 てわヶたるもの。髪 「びげ長きにわ
かなはをかけよささがにの糸」を唱へ 六寸ほどよ切りて、そをたはね、あをさ やみがさきて」
て、事を斬る よ、その事の成就せむま きを、こより まて結び、雨方の小日rf達 あやーをーつく Q 素丸。たまをりす。い
るしょえ、蜘蛛が、綱を、あやめの上rs を挿みたる枕。五月五日の祀rs用みる しなごす。
ひくをいひ博ふること。 もの。夫本「床の上あやめのまくらか あゆ 園国 省。あやかる よたなじ。
あやめ の たびもの図 草藩職。古、五 たまきてねたくせねをやよはの短き」 古語。順集「君をはや人なみなみよい
月五日、祀のためrs、天皇rs、たてまつ あやめ のみつくる 図 草蒲御案。中古、 でたちてま づみrfま づむわれ ょあゆな
れるもの まて、あやめよてつくれるれ 五月五日の節曾rs、典薬寮よりたてま よ」i熟。 果物熟して赤らむ。 萬「あ
びもの。 つり し、あやめをもりたる机。公事根 3る賞を玉ょぬきつつ」i満。また
あやめ の-かつら 図書藩撃。あやめを 源「典薬寮、あやめのみつくるたてま たる。流れ出づ。(血、汗など)枕「汗あ
かけたる冠。五月五日の節曾r*かぶり つる」 ゆるここちぞまける」
しもの。 あやめ の ゆ 図 賞蒲湯。五月五日 よ浴 あゆがす 園鶴 動。うごかす。 動かし
あやめ のくらうさ 図書蒲蔵人。中古、 する、草蒲を入れたる湯。まやうぶゆ。 む。古語。赤染集「すべらぎのまりへ
五月五日の節倉ré、殿上人rs、あやめを あやめ の ゆかだg 草確浴衣。五月五の庭の石なご*ひろふ心ありあゆがさ
-
*こりてわたまし、女の蔵人。枕「さつき 日のいはひ ょ着るゆかた。 でをれ」
の論のあやめのくらうを」 あやめ はちちやう図 草蒲八丈。織物 あゆヘミ 園自動。ま づかならす。う ご
あやめ の ごしg 賞蒲興。中古、五月 の名。八丈網の一種。元縁頃 よ織り始 く。古語。千載「たもひかねあくかれ
(97)

五日 よ、六衛府より奉りし興。根葛極 めたるもの。 いでてゆく道をあゆぐ草葉r 露ぞこぼ


をくみて、棟梁をま 、細木を以て、柱を あやめ をーだる園 織織。あやをたる。 るる」 e おQむr たなじ。古語。
あやめのうら あやめのせく あやおがさ
あゆこくむ あゆぶ あよぶ
(98)

あゆ-こくむ 園園自 結子汲。鯨の子を あゆーぶ 闘 員 歩行。あゆ刻みたなじ。 語。高「むら玉のくるみくぎさしかた


すくひをる。散木 「等火のほかげrs見 古語。 めてし妹がここりをあよくなめかも」
れをますらをもたもをいをなくあゆこ あゆー浅まひ 陥 歩行。あゆみの延。古語。 あまぶ 園自 歩行。あゆむ よたなじ。
くむらし」 源「たももち、あゆまひなど、大臣をい 古語。宇拾「鬼を、あよびかへりぬ」
あゆーの-いを 図 鮮魚。動物。魚の名。 はむrs」 あょむ闘自 歩行。あゆむ よたなじ。
あゆ(鯨)の古語。 あゆみ 図 歩行。あゆむこを。足のはこ 古語。草根集「まるかりき里がよひし
あゆ の-かせ 図 東風。ひがし風をい び。あゆみかた。空穂 「春の野の花よ てまじれをも旅ゆく人のあよむ姿を」
ふ。北國の古の方言。李花集「あゆの 心をうつりつつ駒のあゆみ ょ身をそま あら 隠 鳴呼。あなrsた なじ。太平記
かぜはやふきかへせなごのあまのえほ かする」 「あらあつやをて、どきんをぬぎて」
たれ衣うらみのこさで」 あゆみーいた 図 歩坂。あゆみて 渡るた あらーあら 園 組組。さっを。たほよそ よ。
あゆーひ 陥 脚帯。『あしゆひ(足結)の めrs、物の上rsわたす板。夫木「みち 大署rs。大橋 よ。夫木 「波の上のいそ
義』脚 ょむすびまさふもの。今の、き のくの小川の橋のあゆみいたの君しそ のあらあらえらせてそくだく心のほを
やはんの類。古語。記 「みやびをのあ むかをわれもそむかむ」 もみすべき」
@ ひのこすりたちよきをみやびをどよ あゆみ はこぶ 園習 歩行。あゆみて あらーあら 図 鳴呼。あらを重ねたる語。
むさを人もゆめ」 ゆく。今昔 「身疲れて、あゆみはこお 宇拾「あらあらをいひて伏しまろお」
あゆびーあふ 闘員 互ょゆづりあふ。 をいへ ども」 あらーあらし 認』 粗粗。極めて粗末な
*
語。 あゆむ闘自 歩行。足をはこお ゆく。 り。俗rs、あらあらしい。徒然「布のも
ららら、うし 、一i
あゆひ-の すず 図 脚帯鈴。あゆひのか あるく。萬 「まをほくの実井 よみゆる 荒荒。極めて
さりrsつくる鈴。 妹がいへ ょいつかいたらむあゆめあが 蹴暴なり。俗rs、あらあらしい。源「峰・
あゆふ 園 国 結足。あゆひをつく。 こま」 のあらし、あらあら しく、をきどき、ふ
きやはんをはく。古語。萬 「ゆだねま あま< 園自動。あ3ぐの韓。古語 出 きわたし」
くあらきの小田をもをめむをあゆひを 雲風土記「竹葉動、たけのはあよげり」 あらいそ宮 荒磯。荒き浪の、たえすう
ぬれぬこの川の瀬1s」 あまし 曜画 危。あやふも よたなじ。古 ちよせて、きしの高きいそ。ありそ3

-
あら えびす もり りり - -
-
シ 演松 「あり んぴーも、なきりはかりょし あらがね のシ ありがれシ
㎞ うあらいそいはのわれ
*い、うく て人をこひぬ間もなし」 あら か g 環殿。あだらしき殿。シ みあるものなるより、つうみかげていて
認詞「ずめみまのみこどの、みづのぞわ
㎞ ㎞退。あらひそょ
うつ道 。モニ「ねさめま てきかぬをき らか」
そこも、又、あらシ著 て、撃
*て鍛ふものなれないふをも、又、舎根
きて悲しきえあらいそなみの隠の撃」 あら がき g 組垣。あらくゆひたるか *て、あらか(瑞殿)え、地上re建つるも
あらいみ 図 荒忌。碑事まあづかる人 き。六帖「川日の闘のあらがきまもれ のなるよりいふをもいふ。菅萬 「あら
の、1箇月の間、ものいみをするこを。 をもいでてわれねぬまのびま のびょ」 がねのつちの下 まてへしものをけふの
和泉式部集「ちぎり しをたがふべしや
あらがきの園㎞。項を ほかを隔っ うらてréあふをみなへこし」
*いつく しきあらいみまいみきよまは るものなるより、よそよかけていふ。萬 あら かは図 組皮。Cかはの、いまだな
るをも」 「さをびをのこまよせづまをあらかき めさぬもの。毛皮。Q米穀の類のうは
あらう臼 撃鶴。うかひが、始めて使ふ のよそょやわが見むにくからなくょ」 かは。もみがらの類。
鵜。いまだ、人なれぬ鶴。宇拾「まやかは あら がきまゆみ図 荒木弓。あらき あら がひg 静。あらそひ ょたなじ。
ねを、あらうつきて」 *て造れる弓。又、地面のひわるるこ 字拾「東大寺の聖宗こそ、上座をあらが
あらうし g 撃牛。あらきうし。 をなりをもいふ。古語。萬 「かなをだ ひして」
あらうま 図 撃馬。 あらきうま。i新 をあらがきまゆみ日がをれを雨をまを あらーが3闘画記 評。あらそお よたな
馬。牧場より、新réひき出したる馬。 のす君をらまをも」 じ。 運「いたうも、あらがひきこえす」
あらうみ 荒海。浪のあらきうみ 大 あらかじめ国 議。かねてより。まへか
あら がみg 現碑。あきっかみよたな
波の立つ海。源「あらうみの、いかれる たより。高「あらかじめ人言まげしか
いを」 じ。古語。夫木「あらがみのあらはれ
くしあらをまるやわがせこたくもいか いでしむかしょり碑をを君をあふぎ
あらうみ の さうじ図』荒海融子。古、 réあらめ」 そめ よき」
(99)

清涼殿のまごなさしの北よたてられし あら がねg 荒金。すべて、探堀せるま


障子。荒海の槍をかきたりしもの。
あらかんg 阿羅湖。『楚語』菩薩の位の
まréて、まだきたへぬ金属。 鎮物。 稲。らかん。
あらいをいは あらえびす あらがねの
あらき あらく あらこ
(100)

あらき 図 荒城。古、人の死骸を、葬る る、くるしき修業。平家「文覚のあらぎ あらーこ 召 荒船。あみ目のあらき籠。


五日o
則、かりょをさめたきしをころ。古語 やう」 古語。竹取「あらこよ、人をのせて、つ
紀「演、あらき」i 新木。あたらしき あらくミ園国百 散。わかれわかれ ょな りあげて」
木。切り出だしたるままよて、いまだ、 る。太平記「あらけて、微塵よくだけけ あら「ごも 図 荒鶴。あみ目のあらきこ
皮を去らさる材木。萬「かつらぎのそ る」:荒。あらくなる。 あれたつ。 ☆。競内侍日記「あらごものやう なる
つひこまゆみあらきょもよるをや君が 俗rs、あらける。土佐 「けふ、海あら ものをまきたれむ」
わが名のりけむ」 けて」 あらし 召 成。eあらくふくかぜ。六帖
あらき 図 阿刺吉。『蘭語』 昔、和蘭國よ あらーくさ 陥 荒草。あら野み生する草。 「われを君をふやをふや をまつ風の今
り舶来せし酒の名。 古語。祀詞「あらくさを、いづもむしろ *あらしをなるぞかなしき」 Q雨、風
あらき図 荒議。謀の深からぬこを。疎漏 どかりまきて」 などの荒るること。あれ。
なる謀。保元「以ての外のあらきなり」 あらーぐし 召 荒橋。歯のあらき揃。を あらし 認園 荒。やはらかならやりあり。
あらき た 図 新田 新しき田 新み、ひら さぐし。 抗。 はげし。たけし。ををし。俗 よ、あら
きたる田。古語。六帖「あらきたを あ あらくまし認』暴。あらし。あらあ 6。i粗。 こまやかならずあり。ま
らすきかへしかへしても見てこそやま らし。あらけなし。古語。金葉 「いか はらなり。俗rs、あらい。
め人の心を」 なる人ぞなど、あらくましげ よ、問は あらし が さお 図 監際。あらしのさわ
あらき のみや図 荒城宮。あらき (荒 せはペりけれを」 ぎ。暴風。古語。散木「そそぎするあら
城)をまたるみや。古語。記「あらきの あらくる ェ目 荒。あらあらしくな しがさみ ょゆらされて迎へよきませみ
みやみませまつりて」 る。蹴暴rsなる。俗 よ、あらくれる。 つのあま人」
あらき はり図 新懇。新地をすきかへ あらくれもの召 暴人。あらくれたる あらし こ 図 荒男。Qあらえ ごををす
してあらたょ、田をひらくこを 古語。 人。風暴なる人。 る、将しき男。Q さふひやう。せこ。
あらきーみづ 図 荒水。た はみつ よたな あらけーなし 國 園 黒。あらあらし。甚 軍平。
じ。祀詞「あらきかぜ、あらきみづré」 だあらし。あらくまし。平家「ものの あらをね 図 荒稲。穂よっきたるまま
あらーきやう 図 荒行。修験者 などのす ふの、あらけなきよさらはれて」 のもみ。古語。祀詞「にごまね、あら
ー * :*: へ も、 、こみ・ **** ふ***や・り3いりも
まれみ 、
あらしの あさこ 日 シ。 風のふさいはる
またシ まかぜのふきすぐる間を」
けり」 あら「あめ 召 新注進。新らしきまめ%。
あさかた。新千 「あがらきの外山をか
けて雲はらふあらしのあさもまたまぐ あらし の をこ g 嵐底。嵐のふくま 拾玉 「山里のそをもの小田のひさせま
れつつ」 た。績千「くれはつるあらしのそこ ょ ちあらまめはへてたねまき よけり」
あらしのうへ 図 属上。風のふく上 こたふなりや%とをふ山の入相の鏡」 あらし を図 荒男。あらくれたる男。
方。新後拝「峰たかく松のひびき よそら あらしの つて 宮 属博。嵐のふくつい あら男。古語。萬「せむすべのたごき
すみてあらしのうへよ月ぞなりゆく」 で。嵐のもてくるたより。風雅 「吹き をえらょかくしてやあらしをすらょ嘆
あらしの たく Q 風臭。嵐のふきくる さゆるあらしのつての二撃 よまたを聞 きふせらむ」
もを。風雅「ならびたつ松のたもてを静 えぬ曖のかね」 あらす 國国 池 荒。Q衰へしむ。あれし
かょてあらしのたくよ鎌ひびくなり」 あらし の まくら 図 風統。あらしのた む。犠はキりréたくっ こはす。Qさわが
あらしの かせ 召 成。あらしょた な めrs、眠りのさむるこを。新後撰「故郷 す。たびやかす。
じ。和泉式部集 「うきよréをあらしの をいでしょまさる浜かなあらしのまく あらす 国 否。いな。ま からす。源「い
かせをまるべréてみし山風réそでもあ ら夢r*わかれて」 をにくくて、あらす、ここもをへいづる
らしつ」 あらし のみね図 成降。嵐のふくみね。 ぞをて」
あらし の さき 図 嵐前。嵐の、いまだ吹 玉葉 「時のまréただ一まぐれふりすぎ あら すきかへす 園国偲 秋新田。新し
かさるまへ。後操 「あしびきの山のも てあらしのみねを雲ものこらず」 き田をたがやす。六帖「あらき田をあ
みちをちり ょけりあらしのさきょ見て あらし ば g 風羽。鷹の羽よいふ語。 らすきかへしかへしてもみてこそやま
ましものを」 あら を ほ 名 荒潮。あらうみの潮。 め人の心を」
あらしの する 図 風末。Q風のふき3 あらをま 宮 荒島。荒海のあひだみあ あら すみg 堅炭。かた炭をいふ。字鏡
くする。かささき。績拾 「冬の来ても る島。 「 発、炭範也、阿長須弾乃古」
(101)

みちふきたろす三室山あらしのする み あらしまかせ 召 荒島風。あらままの あらそひ 図 争。あらそふこを。いさか


秋ぞのこれる」 あらしのあこなたな かぜ。島をふく、荒さ風。秘 抄「柴ふ び。 あらがひ。
あらしのあと あらしのそこ あらを め
『シ 『』『』『』 『 シ 1』
あらをふ あらたし あらたま
ろもなだをつくるものなるより、 ころ
(102)

あらそぶ 園 」 争。勤手み勝たむを競 あきらか よ。 メ


ふ。互み、まさらむをきそふ。萬「なを あらーたし 曜』新。あたら も よたなじ。 もよかけていふ。萬「あらたへのころ
あらそふを玉きはるいのちもすててあ 古語。萬「春花のさかりもあらたしけむ ものそでをひる時もなし」
らそひrs」 時のさかりぞさかりみて軟かす妹が」 あらーたま 陥 荒魂。武勇、強健、暴戻な
あら-ぞめ 陥 桃花染。染色の名。うす あらーだつ 闘自 荒立。心あらくなる。 とをつかさごる、人の霊魂の一部。古
赤なる色。桃色。高「くれなみのあらぞ いかる。源「鬼碑も、あらだっまじき御 語。 荒玉。未だ、みがかぬ玉。和
めごろもあさらかょあひみし人ょわぶ けはひ」:国 荒立。あらだたし 名「環 野王案、環、和名「阿良太菓、玉未
るころかも」 む。俗み、あらだてる。源「このごろ、あ 理也」
あらぞめ の園 桃花染。あらぞめを、い らだててむ、いみじきこをいできなむ」 あらたま の蹴 荒玉。種種の説あれだ
ろあさきものなるより、あさréかけて あらた に園 新。まんきょ。あたらし
- -

も、最もよからむを思はるるえ、次の如
く。 的。 あらたかによれなじ。 山
-
し。あらたまま、あらたま(新間)rsて、
いふ。萬「あらぞめのあさらの衣あさ
らかra思ひて妹rsあはむものかも」 家「あらたなる熊野まうでのあるしを 年月のあらたまるをいふより、eg
あらーた 図 新田。あたらしき田。新六 むこほりのこりrsうべきなりけり」 よかけていふ。記「あらたまのさしが
「山本のあらたのくわみ手をたゆみか あらたへ 召 荒妙。あらきたへ。古語。 きふれを」eつき ょかけていふ。記
へすがへ すもひろひや をせ ぬ」 祀詞「みぞを、あかるた へ、てるたへ、に
荒田。耕作せぬ田。あれたる田。夫木 ぎたへ、あらた へrs」
「たしなべてうるめあらたをうちかへ あらだへ の盟 荒ゆ。あらたへえ、布の
したもひやみなし人ぞこひしき」 類なるより、Qぬのよかけていふ。萬 よみえむよ」Qはる ょかけていふ。忠
あらーたか 図 新鷹。野3育ちたる鷹。 「あらた へのぬのぎぬをだ まきせがて 見集 「あらたまのはるをもま らでふる
黄鷹。後京極殿鷹三百首 「けふむつき はかくやなげかむせむすべをなみに『 里をたつたの山のかすみをそみる」
牛はみなれをあらたかの山をびこえて ふちょかけていふ。萬「あらた へのふ あらたまる園国 自 敗。Qかはる。うつ
古巣rsぞ入る」 ちえがうらよすやりきつるあまをかみら る。貸あらたよなる。なほる。よくな
あらたかーに 園 均。いやちごrs。鶴験 むたびゆくわれを」 又、あらた へま、こ る。狭衣「女君の御すがたなをこそ、あ
- -
、シ シリ*
らおはまるまふるしマてて*、 は せょや お せょと
*** - 「あらも らしく*マ やかなるシ
ねを」i業。病たもくなる。危意ょな あら1て Q 新手。 Qあたらし さ兵家。 あらなみ目 妻波。あらき波。たほ演。
兵らたま隊

戦は





あいまだ

る。(漢文の章の字を、誤りて割譲 し あらにごの ばらへ 図 荒和栽。みなづ


たるもの) 仲間よ加はれる人。 きのたほほらへ。古語。
改。俗rま、あらため あらて<む園 鶴荒手組。あらあら あらぬ たもひ 図 K有 。あるまじき
る。C新 まなす。あたらしくなす。代 こく組む。まはらまつくる。古語。夫 『 3 績捨「初雁のさわたる風のたより
ふ。運こをあらためてのちえ、いきた *「あらてくむまづが松がきはなさき よもあらぬたもひを講 ょったへむ」
まさかょ」貸まらべをなす。玲味す。 てあなたもしろの雪のあしたや」 あら ぬか図 荒糧。もみぬかみたなじ。
「品かすをあらたむ」gわろきをかへ あらて つがひ図荒手結。てつがひを見 類名「稽、あらぬか」
て、よきよなす。なほす。 よ。月詣集 「五月四日、右近の、まゆみ あらぬかた図 不有方。たもはぬか
あらため図 敗。Cあたらしくするこ のあ引 つがひよつきて侍りけるを」 た。意外なる方。績後拾 「みちのくの
さ。貸えらべ。ぎんみ。けんさ。 あら こ図』荒低。面のあらき紙石。あ あだちの眞号するつひょあらぬかたょ
あらたよ 図 新代。あらたまりたる世。 らざぎrs用みる。和名 「得、一名磯、和 もひく心かな」
1新したる御代。萬「岩がねの基ョむず 名 阿員度、磯石也」 _ あら ぬとこ図 不有事。Q意外なる事。
までょあらたよのさきく通はむ」 あらといし図 荒紙石。あらをょたな Q無質なるうはさ。
あらち を図 荒男。あらしをょれなじ。 じ。 あら ぬーさま 図 不有様。思はぬさま。
古語。人魔集「あらちをのかる節の先ょ あら-さとき 図 荒研。荒低 よて 研ぎたる 源「御たたう紙み、あらぬさまみかきか
たつ鹿もいをわがござr*物を思はじ」 ままのをぎ。 へ給ひて」
あら づくり 図 荒造。Qいまだ、全く出 あら-さこ 図 荒床。死者を、暫時、ねさ あら ぬーすち 図 不有筋。あるまじきす
来あがらぬもの。またごしらへ。更科 せたくをころ。古語。萬「あらをこみこ ち。新古 「うちたえて世rsふる身rsを
「丈六の備の、いまだ、あらづくりょた ろおす君が家るらむ、ゆきてもつげむ」 あらねどもあらぬすちょもっみぞかな
(108)

はする御領はかり」 貸あらあらしく造 新床。あたらしき床。 しき」


-
りたるもの。こまかみ、手をかけて、つ あら なは陥 荒縄。なひめのあらき編。 あら ぬ ものだもひ 固 不有物思。ある
あらたむ あらて あらなみ
『』『』 』ー』『』
『 -
-
』- 1} **・トー・- *} }
- - ー」= =しシー=上m= ー
「『
あらねよし -
あらばしり
引剤
(104)

剤の
もひよ沈み給ひて」 ものの稲。はしりを見よ。
もき (㎞"
云阿羅 幡武」
あらね よし記荒根長。っしまえ、荒海 あらはす 園国 」現。Qあらはょす。か あらはひ 図 洗。あらふこ
の中r ある島根 なるより、つしま (樹 くれなくす。源「ひたたもてみま、いか
を。せんだ
く。あらひ。古語。類名「院衣、あらは
馬)réかけていふ。萬「あらねよしつし でかあらはし給はむ」 Q書をつくる。 ひす」
まのわたりわたなかréめさをりむけて 著述す。
あらはふし図露駄。ふさんも着す ょふ一
はやかへりこね」 あら はだ 陥 新肌。女の始めて、男ょ接 すこを。肌などをあらはして駄すこと。
あらーの 臼 荒野。あれたる野。開かぬ するこを。 あらばる闘 員 題。Qあらはみなる。
野。山家「ひはりたつあらの みたふる あら ばだけ
召 荒畑。あれたるはたけ。 あきらかみなる。俗み、あらはれる。源
姫ゆりのなにょっくをもなき心かな」 枕「あらはたけなだいふものの土も」 「かたくるしき入道の心はへもあらは
あらのら 図 荒野。あらのみたなじ 古 あら-はだ
らき図 荒働。あらきはたら れぬべかめり」 Qェ顕す。発覚す。俗
語。萬「あらのらré里をあれごも大君 き。あらま ごを。 ré、あらはれたる。
のまきます時を都をなりぬ」
あらはなら ぬ はふれい召 不現油向。 あらばる までーも園 顕逸。あら
あらば図 阿羅波。『楚語』楚字のいろは。 表だ はるる
ため法令。古、天皇、及び三后の親 時までも。古語。萬「いかほろのやさ
あらばかす 闘 」現。あらはすみたな 戚、若く
を、三位以上の人の、死罪を犯 かのみでみたつぬじのあらはるまでも
じ。古語。
したる時、直み虜分せず、ま
あらはし ごろも 図 闘衣。『賢服の色ょ 罪を減するこをを、天皇 づ議して、 さねしさねてを」
*、親疎re従ひて、濃淡の定めありし故 よ講ひ奉りし あらひ がは図 洗輩。桃色みそめたる
こを。議親。
ょ、これrsよりて、親、又を、祀父母のた 草。桃花皮。
めなやこいふこをの知らるるより いふ』
あらはーに 園 かくれたる方もなく あら あらひきぬ 召 洗衣。あらひたる衣。
喪服の稲。古訟。源「この御あらはし はして。っっますよ。むきだしょ。源 あらひきぬ 蹴 法衣。
ごろもの色なくむ、えこそ、思ひわくま 「更衣のあらはに、はかなくもてなされ あら ひぎゆえ、ど
しためしも」
りか へて着るものなるより、gりか へ
しじかりけれ」 ょかけていふ。萬「あら3ぎぬをりか

あらは に-をさg 断露事。人間界の へがはのかはよ*このよをまぬこころた
*ひかねっ*」 g 〜 い* “t、* しょ」
あらひきつわ 目 浅 。馬を注ふさき ps きこさもきかゃあらふ あ ㎞g 、
ょかくるくっわ” シ㎞
まuこ%をそえェる」
あらひこす国記法起。浅ひながす。 なむ」 うさくなる。まさほょなる。
古語。山家「五月雨 よ小田の早苗やいか 萬「競紫ぶねいまぞもこねであらかじ あらまし ごと図 醸事。かねて、思ひは
ならむ群のうき土あらびこされて」 めあらぶる君をみるが隷しさ」 かりたくこさ、源「いま ゆくする の、
あらひさら図法皿。歪なをを注ふ皿。 あらぶし 図 荒武士。あらあらしき武 あらましごさをたほすょ」
はいせん。 十t たくましき武士。盛衰「片山里の あらます 園Q かねて、たもひはかり
あらひざらし 図 洗園。衣服なごを、洗 あらぶし」 たく。かねて、心 よ期す。古語。徒然
ひて、自くさらしたるもの。宇拾「神の あら ぼぬg 荒骨。されかう (衛健)」 「行未久しくあらますことをも、ここ
あらびさらしのあをき山吹のきめの」 またなじ。 一ろょかけながら」
あら ひじり 図 荒聖。あらあらしき行 あらまき図 荒巻。魚類を すまきょる」あらまつりのみやg 荒祭宮 宮の名。
をする僧。平家「文覚を、もをより、不 たるもの。荷共。古語。空穂「左の大殿 天照皇大神の荒御魂を祀るところ。
敵s一のあらひじりょてをあり」 よりを、なし、かうじ、たちはな、あらま 伊勢皇大神宮の域内みあり。
あら びしほ 図 粗醤。粗製のひしほ。 * さやま、 あらみ目新刀。新ょきた たる力
あら ひこ がみ図 現人碑。現世み、人 種子をまくこさ。字鏡「稿、不耕面種 あら みかげ 召 荒御影。人のなかを、う
さなりてあらはれたる碑。古語。 也、阿長刀 鮫」 さくなすかみ。古詳。
あらひ よね 図法米。洗ひ清めたる米。 あらまし 臼 あらましこを。こころづも あら みさき図 荒紳。あらみかけょた
碑前なごr*そなふるもの。 り、醸定。風雅 「たごろかぬきのふの なじ。古語。狭衣「あらみさき放ため人
あらぶ 」洗。 物を、水よすすぎ 夢の世をま らでまたあらましのあすも を、かく、よかるべき事え、あしうなむ
はかなし」
て、清くなす。Q えらべをなす。玲味 ㎞
1105)

す。き 眠、又を、悪しき名をそそぐ。 あらましg あらあら あらあらみさき ひめ 召 荒碑。あらみさき


あらぶ ㎞m員 荒。 あれたっ。は まし。源「いさあらもき風のきほ みたなじ。古語。秘蔵抄「ます鏡、手向
あらおし あらましここ
あらひぐつめ
あらみぞ あららまつばら
刃むあらみさきひめいろ あらやす ㎞めのあらきやす ららかみなす。俗rs、あららげる。
い08)

-
ひもぞする」 り。七一職人歌合「うらめしや人の心 あららまつばら陥 荒荒松原。まはら
あらみぞg荒藩。ひろきほり。鴨 のあらやすりいかきめみだよのぞかれ なる松原。古語。紀「をちかたのあら
あらみたまg荒魂。あらびたまふ碑」 ぬかな」 らまっはらまつはらょわたりゆきて」
種。(にぎみたまみ消して)古語。記「ず あら やま図 荒山。Q険阻なる山。Q あられ 図 阿員濃。あられはしりの署。
みのえの大碑のあらみたまを」 碑備などのたたりある山。 i厳。織りあや、又*、染めあやの
あら みち図 荒道。あらき道。けはし」あらゆみ 図 新弓。あたらしき弓。七 名。いしだたみの、細かきもの。
き道。夫木「いはくにの山のあらみち手 一職人歌合「玉づさもはねのけらるる あられーがま 図 厳釜。釜のそをがは ょ、
向して越ゆるけふしも空ぞるぐるる」 あらゆみのたしかへしても人ぞこひ 厳のかたをうちたるもの。
あら-むしや図 荒武者。あらき武者。あ しき」 あられ-こもん配 震小紋。染模様の名。
らおし。宇拾 「身の力つよく、心たけ あらゆる園 所有。『あらるるの韓』 あ 霞の如き小絞を、ひまなく染め出だせ
く、むくつけきあらむしや」 るかぎりの。あるすべての。 るもの。
あらめーいもうこ図 荒布妹。植物。ひ」あらーよ 図 荒世。古、六月三十日、大蔵 あられ-さけ 図 厳酒。魏の、をけやりょ、
じき(鹿角*)の異名。 の時ょ、碑訳官より獣りし御物の御 厳の如くrsなりてまじれるになり酒。
あらめーをさし 図 荒日編。鎧のをやこし 衣のうち、その一方の稲。(にごよre勤 あられ-ち 図 厳地。露の如き形をたり
かたの名。糸目を、粗くをほしてをご して)古語。 いだしたるたりち。中務内侍日記「あ
せるもの。 あららかに国荒。あらきさまよ。源 られちの、うへの御はかま」
一あらもを目 。業をっくさきょくだ 「風あらかgふきたるゆふっかた」 あられ-の くめん のもん 図纂厳。縮
けたる層。古語。和名「招、古米佐木、 あららざ 召 たふ(塔 をいふ。斎宮rsて 線綾の浮の石量の中rs、寛の紋を締り
1 云、阿員毛士、米交破也」 いふ村詞。 出したるもの。増鏡 「春宮さくらの直
あらもの図 荒者。性質のあらき人。 あららき まひ 陥 古、薬師寺の風俗をし
-
衣、あられのくわんのもん紫の指貫」
平治「稀代のあらものよて、悪碑師をい て行ひし舞の名。 あられ ば しり 図 阿長濃走。たうかを
ひけり」
あららぐ 園 側 荒。あらくなす。あ 見ょ。古語。公事根源「踏歌の節倉を
-
ちて、 あられはしりの量のあかりさ* 刃ニ*ら こむかこ かミa一あり あはす も引
もりて門raいでたちまてこきまさぬ」
すまや。或ま、あら まじりさも、宣令 ょたなじ。俗 ま、ありあはせるこ
の讃 まさよめり」 あら をだ 図 荒小田。たがやさg田 あ」ありあふ国有合。をりよく、その
虜よあり。山家「ここのはのなさけた
あられふり園露。あられのふる層」 れたる田
えましをりふしょありあふみこそかな
に、 かしましきものなるより、Tかし あり 名 安利。ありさしの署。
ままかけていふ。萬「あられふりかし あり隠 阿利。けまりの時、たのれ覧む」 しかりけね」
まのさきを波たかみすぎてやゆかむこ をま て、鋼をこふさきよ唱ふる撃。あり ありあり園 阿利阿利。鋼をこふ撃。な
ひしきものを」eかしまの鶴、きしみ くわ。やくわ。古語。 ほ、ありを見よ。
よかけていふ。萬「あられふりきしみ ありあけ 陥 有明。Q月、天 ょあるまま ありあり て園 在在。そのままみあり
がたけをさかしみを草どりかねて妹が はて、夜の明くるこを。aありあけづ て。後撰「男の病るけるをさぶらはで、
てをさる」又、あられは、れをのするも きの署 風雅「あらみゆく賞の上のシ ありありて、やみ方ょ間へりけれを」
のなるより、たさの署をみかけていふ。 はありあけほそき山の端の空」 ありありうg盟湖。e第三位 ょ立っ人。
萬「あられふりをほつあふみのあとか おけあんごんの署。i有叫。名香の e跡目をっぐ人。流をくむ人。ななじ
は柳かれぬをもまたもたふさふあさか 名。ちんの一種o 派の人。
は柳」 ありあけあんさん四有明行燈。夜の ありうちg有内 多くあること。あり
あられまつはら固 荒荒松原。おらら あけがたまでをもしたきたるあん ご がち。
まつはら よたなじ。古語。萬 「あられ ん。長夜僚 。 ありーか 陥 臓臭。わきがみたなじ。古語。
うつあられまつはらすみのえのたをひ ありあけがた固有明方。ありあけの “ 在所。あるをころ。すむをころ。
ををめをみれをあかぬかも」 頃。夜のあけがた。後拾「さてもへg g「御ありか見せむとたっsれをこ
あられ も なし 固 ありさうもなし。意 なが月の後の月影のありあけがたの空 ありかす目 有数。 そこょある限り
外なり。宇拾「あられもなきいくされ をこひっつ」 の数。夫木 「初雪みかきあつめてそ聞
(107)

こりて」 ありあけ づき 図 有明月。夜のあけが えあぐる大宮人のけさのありかり」 Q


あら を図 荒雄。まずらをみたなじ 古| たまでのこれる月。 生きながらふるよはひ。古今「わたつ
あられふり あらをだ ありあはす
『 』--『 -*
ありがた ありきあらが ありく
(108)

みの演のまさごを数へっつ君がちをせ こび。古語。枕「遠きありきする人」 r*物 いはずきてま ぬびかねつも」又、あ


のありかすみせむ」 ありきあらす回 有無。有りしか 無 りぎぬを、資をなすものなるより、たか
ありーがた 図 有形。ありさま。あるか かりしかをいふこを。古語。千二「萬代 らよかけていふ。萬 「ありきめのたか
たち。ありやう。ありがたち。 を君こそ始め古のありきあらすを碑や らの子らがうつたへ*へこたるぬの」
まるらむ」 ありくミ園回目 歩行。Qあるく ょれな
「ありがたの世やをも思ひ居たまへり」 g 歩行初。見供の、初めて じ。古語。源「いみじくたはかり、まか
ありがたし 國国難有。Q存在するこ
あ㎞
立ちてあるくこを。増鏡 「八月、御子、 りありきつつ」 Qへてゆく。すぎてゆ
を難し。世réあるこをまれなり。類す 御ありきぞめをて、萬里小路殿みわた く。古語。大和「かぎりなく、かなしく
くなし。源「ありがたきかたす人みな らせ給ふ」 のみ、たもひありくほどみ」
むを」eかたじけなしょたなじ。俗み、 ありきちがふ 園国国 歩行交。ゆきち 自在来。ありてきたる。古語。 紀「由
ありがたい。 がふ。ゆきかふ。落窪「人騒がしく、つ 来、ありくるこを」
あり が ほし認 m欲存。ながらへまほ いたふしつべくありきちが へを」 あり<7るし 認H』在苦。世みながらふ
し。古語。萬「ありがほしすみよき里の」 ありきならひ 図 行習。見供の、足のた るこを苦し。古語。狭衣 「たをなび給
あり かも 図 既。今のまうせんの類。古 つ頃rs至りて、自ら、あるくこををため ふままよ、ありぐるしくたほすをりを
語。紀「駆誌、ありかも」 すこを。 りもあるべし」
あり がよはす 園国 在通。ありがよ ありーきぬ 図 鮮衣。あさやか なる衣。 ありくわ図 阿利久和。まりをこふ時
ひ給ふ。古語。記 「さよはひrsありた うるはしき衣。古語。 *発する盤。なは、ありを見よ。
たしよはひ ょありがよはせ」 ありきぬの蹴 鮮衣。きめの繰より、み ありーごみ 陥 安利盤 額をこふ撃。古静。
あり がよふ 園国巨 在通。ながらへつ へ(三重)ょかけていふ。記「ありぎg ありーさき 名 砲の調脇のさがり。
つ通ふ。古語。萬「あはむをもちたび のみへの子がささがせるみづ玉うき あり ざし 臼 安利刺。廣く平かなる板
たもへ*こありがよぶ人めをたほみこひ ré」 又、衣の音の、さやさやをひびくを などré、そりを防がむがためré、満をほ
つつぞをる」 りてはめ渡す横木。あり。
いふ意より、さみさみみかけていふ。
ありき g 歩行。あるくこさ。あしのは
萬「ありきめのさみさみちづみ家の妹 ありさだまる 冒在定。その如く
らさだまる。土ロ 』。シー はょ***
まりて」 *っきa“ありうく
ありさまだち園 有様達。たま
だち。こなたさまだち。徳川時代の大
さま
ありをまっョシ
みつき。えんづき。
あり っく B員 在者。Q身のたきだ
i
阪の語。 り、あをま(吾待) まかけていふ。
ころ定まる。みつく。狭衣「老人ひさ
ありーさる『 T昌 在去。ながらへて、さ

「あちのすむすさのいりえのありそま りぞぐしたるを、 ありつくべきやうよ
しつきを経過す。古語。萬「ありさり っあをまつこらをただひさりのみ」 ものせよを」 Q 似合ふ。似つかはしく
て後もあはむを思へこそ露のいのちも ありそーあ 図 荒磯回。あらいそのほを なる。源 「古代の心どもよをありつか
つぎつつ渡れ り。古語。萬 「ありそわrないほりて見 す今めきつつ」
ありし よ 図 在世。Qすぎさりし世。 れを浪のをのま げき演べを」 あり こ あらゆる 国 有限。あるかぎり
Q今を世rsなき人の、未だ、生きてあり ありーたたす ㎞目 在立。あり立ちたま のすべての。
、ふ。古語。記「さよはひ ょありたたし」
げをそれなからありしよをのみこひわ あり たつ ㎞白 在立。ありてたつ。 ょたなじ。枕「世ょありさある人え」
たるかな」 立ちて存在す。古語。萬 「やそ島のをみ ありミころ日 在所。ありかょたなじ
ありす 召 在巣。そこょある鳥などの まのさきさきありたてる花屋の」 玉葉「ありどころま らせさりけるを」
単。古語。夫木「谷を出でてたかきよ ありたもとほる団員 在廻。ありめ ありこしある B 有限。ありをあら
移る管も花さく宿のありすなりけり」 ぐる よたなじ。古語。萬「君がただか Qるよれなじ。貫之集「何れをかまる
ありーを 図 荒破。あらいその約。古語。 をまさきくもありたもとほり」 しを思はむみわの山ありとしあるを杉
萬 「かからむさかねてまりせをこしの あり づか 図 ㎞。獄の造りたる単。泥 réさりける」
海のありその波もみせましものを」 土を、塚の如く よ積みたるもの。騎の あり なQさむ 園国鶴 在隷。ながら
塔。類名「蜂、ありづか」 へみてなぐさむ。古語。玉葉 「たのづ
(109)

ありそうみg 荒磯海。荒磯のある海。
ありそなみ召 荒磯波。荒磯よょする ありつかはしB似っかはし。ふさ からうきみわするるあらましょありな
浪。萬「つつみなくさきくいまさをあ| はし。古語。住吉「姿、ありさまのあり ぐさめて世をやすぐさむ」
ありさまだち ありをまつ ありつき
ありなし ありのくだり ありのきまに
(110)

あり なし 図 有無。あると、なきを。存 あり の くだり 召 前件。さきのくだり。 りまじりて、まがふこを。古語。紀「墓


在すると、否らさるを。見ゆるさ、見え 前réありこしこを。古語。宇拾 「ありの 墓紛紛館、ありのまがひみてり」
さるを。 ミ くだりの事を申してけり」 ありーの 次ま に園 有備。あるままよ。
ありなし 《7も 図 有無雲。あるが如く、 ありーのーごとごこ園 有番。あるかぎ 有鶴 よ。源 「ありのままに聞ゆるも」
なきが如く よ、さだまらぬ雲。古語。 り。のこらやり。すべて。古語。萬「布 ありはつ闘員在果。ながらへたほ
夫木「世のなかをありなしぐもの山 の かたぎぬありのこをごをきそへをも寒 す。天命をはる。古語。源「げrs、あ
端みかかれを消ゆるためしなりけり」 き夜すらを」 りはてぬ世、いくはくあるまじけれを」
ありなし に園有無。あるかなきかょ。 あり の すさびーに園 ある よ任せて。 ありーびこ 図 有人。ありあはせたる人。
かすかrs。ほのか よ。千載「小山田の ありーひびる 臼 戦。動物。虫の名。は
ある3つけて。古語。六帖 「ある時を
庵 よたく火のありなしみたつ姻もや雲 ありのすさびょ語らはで継しきものを ありをいふ。古語。
をなるらむ」 別れてそまる」 ありふ 闘旨 在経。ながらへて、年
ありなし の ひ 陥 有無日。『この日を、 あり の すさみ も 園 ありのすさびに 月を経過す。古語。源 たのづから あ
村上天皇崩御の日réて、朝政を行はせ よたなじ。古語。中務内侍日記「花を りへむ ょっけても、慰むこをもやを」
られぬ日なれど、急ぐ事あれを、行はせ りの色réもねréもま のぶやをありのす あります 剛国 在座。ねはしますみ
らるるこをありしよりいふ』 中古、五 さみもあらをあらまし」 たなじ。筆盛集「日の行幸もあります
月二十五日の異稲。_ あり の こめたり 図 騎門渡。Q騎の、 なりけり」
ありーなむ 園国鶴 詳。いなむみたなじ。 列をつくりて、細長くつらなり行くこ あり-やまつ 闘悩 在待。ながらへて待
古語。萬「ひこづらひありなみすれを を。Q 陰門を、肝門をの間。るみいん。 つ。古語。萬「ありまてを召したまは
いひづらひありなみすれだ」 ありーの ひここ 陥 植物。草の名。きき ねを」
あり ならひ 召 在習。ならはし。なれ。 やう(結硬)の古語。 ありまつー%%り 陥有松絞。織物の名。
ありーならふ 園国替 在習。ならはしょ あり の ひふき 陥 植物。草の名。きき 尾張喩有松より産する木綿のまぼり。
なる。古語。空穂「かくて、ありならひ やう(枯棟)の古語。 ありま のはんるようきろはう図 有馬
て、ものいひなくてあらむ」 あり のまがひg 有紛。物の、多く入 牛鏡盗人。「経 新前、芝赤羽根み、有馬の
-
シ も、り、そこre* *り、t*、* *ふ*もるる引材 汁
こ 』 *“こさピいる」
外の遠くより、よく見 びたころふ。 “ 残re、E* き*か、あ
だ高くして、 あるしくあんばく Q 主人㎞自。主人
えしがで、いひならへるなり」身の丈 らくなる。 の、陰場なることならむか。古語。
の高き人を、職りていふ語。 ある かたち図 有形。ありさま。やう あるしまうけ図 撃設。撃艦の設をな
あり めミる ェ』在廻。世 まながら す。紀行状、あるかたち」 すこさ。 もてなしの用意。古語。伊勢
へてめぐる。古語。萬「島づた3いこぎ あるきたがふ国 行違。ゆきちが 「その日を あるじまうけるたりける」
わたりてありめぐりわがくるまでよ」 ふ。行き違ひょなる。散木「あるきた ある べかし國』可有。かくありたし
ありもさミ園口自 有摂。世ょ ながら がはであれ、ものへゆかむま具せむを *こりなしがよし、古語。源 「ひざがら
へて、人 よさからふ。古語。轄給「いさ ありけれぞ」 花やかrs、あるべかしき十除人、つど
や、ありもごくまじうたもひょたる世 あるく ㎞自 歩行。あ3むなたなじ。 ひたまへれぞ」_
の中ré」 萬「川風のさむきはつせを嘆きつつ君 あるみ g 荒海。あらうみの約。古語。
があるくょ似る人もあへや」 萬 「大船をあるみ ょこぎ出でやぶねた
あり やうg 有様。あるすがた。あり
さま。土佐「海のありやうも見えす」 あるし 召 主人。e家のぬし。e酒、者 げわが見し子らがまみォ まるしも一
あり わたる園口自在渡。ながらへて、 を以て、人をもてなすこと。ふるまひ、 ある めかし國三』 可 有。あるべかしょ
年月をたくる。古語。伊勢「ありわたる 馳走。古語。土佐「なほ、かみのたちみ たなじ。古語。
ré、身も、いたづらréなりぬべけれぞ」 て、あるじま 、ののしりて」響 。 あるめんさい g 織物の名。『蘭語』れら
あり わぶ 目 在性。ながら へが あるし がた 召 主人方。主人の方。主 んだ園より舶来せるもの。
たくたもふ。ありにくくたもふ。古語。 あるもの がほ 図 有物領。わがものが
人を、客人をを分けていふどきの語て
源「この君をを、あるじがたょ心やすく ほrsたなじ。
伊勢 「京r*ありわびて」
ある 日生。うまれ給ふ。古語。 もてなしたまふものから」 あるやう 召 有様。ありやうょたなじ。
萬「久方の天の原よりあれきたる碑の あるし がら 図 主人柄。あるじのふう。 源「たびのやどりのあるやうなど人の
(111)

主人のさま。風雅 「うつしうるし宿の かたるをたばしやり」


命を」 :荒。俗rs、あれる。Qあら
くなる。はげしくなる。源 「夜ひとよ、 うめをもみえぬかなあるじがらよぞ花 あれg 師ょつくる米の粉。古語。
ありめぐる あるかたち あるしくわんばく
あれ あれはたれをき あれをとめ
引引剤 たれ きき目
(112)

彼者誰時。かは
を、榊み垂れ飾り、又、鈴などをも
つけ たれ こき よたなじ。古語。源 「たまへ あれをこめ 召 阿g女
たるもの。なほ、あれひきを見よ。山 の機、ひもをきて、あれはたれをきな
。さいみん(シ
家「ねがふこをみあれのすめみひく鈴 院 を申す。」 ==ーー
るrs」 あろ 園有。『ありの未来、あらうの約
のかなはずをよもならじをそ思ふ」 あれ ひきg阿祀引。加茂の祭の時、あ 説』あるならむ。東園の古の方言。
あれ 偲我。われみたなじ。古語。高 電 れよつけたる鋼をひくわさ。こえ、あ
のうへ よ露たはしりいやましょ あろし目主人。あるじょたなじ。シ
あれは れ よつきたる騎をならさむため 萬「はしきよしけふのあろじえいそ松
まみこむをしのをながく」i彼。 か みて、
鈴の鳴る時も、願ふこをかなふ のっねよいまさねいまもみるごと」
れみたなじ。著間「大納言、あれをなに ざいひ
博へたり。
ものぞを、をひけれぞ」
あわ召 株結、あわをの署。古語。弦「う
あれ ま召 荒間。破れ たるをころ。古 すごほりあわみ結べる紐なれぞかさす
あれ つぐ 己 生還。 生れ来て うけ 語。新六「 風ふくきりのまがきのあれ 日かげよゆるぶはかりぞ」
つぐ。古語。萬「ふちはらの大宮つか まより龍をみれを
わさだ丸るなり」 あの きシ。あわ生す。池
へあれつがむをとめがをも もまき
さる あれ-%まくら召 荒枕。あれたる家rsや があがる。古語。記 「そのあわさくど
かも」 *こるこを。古語。夫木 「すがはら
や伏 きのみなを、あわさくみたまといふ」
あれ てい 召 彼砲。あれほど。あれは


〜ふ
見の里のあれまくらいふかひも



なき草 るほ 召自壊。純自なる良き随和
かり。あれくらみ。あれまき。太平記 のま もかな」
「あれていの不覚人あれぞ」 名「自望、和名 阿和之保、人常所食也」
あれーさふ園国自 荒惑。甚だ荒れた あ砂
あれ にも あらす 園 非我。われをも り。荒れよ荒れたり。古語。源「雪のふ
ただし認己複急。あわてたるさま
忘れて。まやうきを失ひて。古語。空 なり。俗み、あわただしい。源 大かた
るさま、あわただしうあれまごふ」
ならず、
穂「あれよもあらで開きみたりしを」
あれん にや図 阿線若。『楚語』備教の あわつ 心あわただしくて」 J
あれ のはた 図 阿唱幡。古、禁中の豊 園シ 周章。うろた へさわ
楽院みて、正月十七日、弓をみそ 語。大般若の一。 &g たさろきさわぐ。俗ょ、あわて。
なはす あれ ら園 彼等。あれども。かれら。 あわて
時 よ、立てられしはた。 もの 鶴 周意者。 うろたふる人。
あれーをここg 阿祀男。加茂の祭rょ、シ 驚きやすさ人。
引り ゆき 日
*の如〜軽くして解け易きもの。和名
「珠雪、和名、阿和由木、共弱如水法」
あシ "㎞ 。。
シの あおはな図 産花。植物。草の名。つ

あわゆきの園 法雪。あわ 3きえ、消え あおけ ねずみ図葉気軍。塗色の名 ㎞
易きものなるより、Qきえみかけてい
㎞たるシ あおみるちや図葉水松弱。染色の名
ふ。新拾「空ょのみちりて観るるあわ あおこびちゃ固シ 染色の名。
ゆきのきすえ花ょ aはてまし」信 ゃゃ あみ色を電びたるこび茶色。 あおらふ図葉園。槍具の名。あみ汁
消えの約け まかけていふ。狭衣「いつ あおさび 図 葉細美。織物の名。雑が の泡を、乾して製したるもの。今、多く
までかきえすもあらなむあわゆきのけ すりの唯子。多く、薩摩國より産す。 を、藍染の布を煮てをる。
ぶりを富士の山をみゆをも」 あお すみ図 藍墨。槍具の名。あをす あを図 青 『あみの韓』 Q晴れたる室の
あわ を図法緒。紐の結び方の名。あ みょたなじ。 如き色。信みをりいろr たなじ。信馬
はびむすびの類なりをいふ。古語。伊 あお おり 図 蓋摺。山藍みて、花鳥など の毛色の名。幻 よたなじ。
勢「玉の緒をあわをみよりて結べれだ の模様を摺り出だせる布。碑事の時の Q雨脇のあきたる砲。神を、くくりよ
たえてののちもあはむをそれもふ」 衣服など よ用みる。あをすり。あをく するやうrsつくる。信あをまう*れなじ。
あわーを ふかす 国 勝をひしぐ。 さすり。散木「かりごろもほやのあみ 空穂「布のあを、綿、いをあつく入れ
あおーいろ 図 撃色。色の名。青よりえ 引たちかへてあけのゆひ紐むすびる て」Q 狩衣の裏をつけたるもの。源「旅
濃く、雑よりをうすき色。 でたり」 がたどもの色色のあをの」
あおーかは召 態革。藍色ょ染めたる草。 あおーぞめ 図 産染。すべて、藍r て染む あを あらし 図 青嵐。Q青葉を吹く風。
昔、装束rs用みたるもの。 るこを、又、その染めたるもの。 盛衰 「尾のへrsわたるあをあらしも」
あお がへし 図 魔返。染色の名。小紋 あおーなめしg 藍章。藍色ょ染めたる Q大月の土用の中rs、晴れ渡りたる室
などのある上を、更ré、魔rょて染め返し なめしがは。 を吹く風。
(118)

たるもの。 あお ねず 図葉風。染色の名。おみねあない 陥 帯姿。そはむぎの異名。女の


あおーがみ図 魔紙。つゆくさなをよて すみの署。 語。
ああゆき あおけ あおねづみ
-
ー -

あをい参らつるばみあなうまの あをかすげ
ちん
(114)

剤い剤のつるみシ色| 陰暦
正月七日ょ 左右の 『』㎞コ
%㎞ の自属を 産中ょ 馬%ょりェ ㎞ シ 馬の毛色の名
「あをいちらつるはみのかさみ」
皇 御 し、シ民ょひきいだすを 天 あ㎞ 1
あないとげの くるま召 青糸毛車。 も見せ給ふag。 青色を ひたるシ
り糸みて、屋根より物見へかけて、 よ| この日、白馬を見れを、年中邪気ょたそ あを からg と
青利。染色の名。か つ 、
葺き はれすをいふ。公事根源「白馬の ちい
たろしたる車 皇后、東宮 親王、抵録な| を 部曾 ろの、青色を帯びたるもの。
をの乗るもの。その糸、
あるひをおをうまのせちるさ*申 あ なかっら シ。。
青きrfよりて すなり」
いふ。増鏡「宮を御奥、御子を つづらふちょれ なじ。
あをい あだうまの ちん 召 自馬陣。自馬
をげの御くるま」 の節 あたかづら翌青葛。あをかっらえ だ
曾の時rs、
馬寮の官人の並びみるとこ ぐりよするものなるより、くるみ
あをーいろ 召 青色。染色の名。 かけ
かりや ろ。春基門の内みあり。
すと、 ていふ。拾遺「なき名のみ立田の
むらさきさょ て陸めたる色。 i|あな うみ 名 青海。あをうな やま
iかさねの色日の名。きくちん( はらraた のあをかづらまたくるひども
数摩) なじ。 見えgど
réたなじ。 ころrs」
あを うめ図 青梅。 名香の名。ちんの
あを うなばら 臼 青海原。 あながは召 青章。あをいろょ染めた
青青を見え 一種。
わたるうなはら。あをうみ。 るなめしがは。_
大洋。 あを うりg 青瓜。自爪の、皮
あをーうま 図 白馬。C毛色の の青くし あを がひ図
白くして、 青貝。 らごんa
あをがひざいく召 青貝細工た
て、つややかなるもの。 なじ
少し青はみたる馬。古語。 くろ瓜。もみ
萬 「水をり 瓜。和名「青 。すべて、
瓜、一名、青登、和名、阿平
のかもの羽色のあをうまをけふみる人 宇利、青瓜駐也 青貝みて細工したるもの。
は限りなしをいふ」信おをうまのせち 」 あを がみ 図 青紙。
あをーがき やま 青垣山。垣の如くよ あを こんがみみたなじ。
る の署。枕「七日を、あをうま見 からかみ図 青時紙。
むを 立ちめぐれるあを山。古語。萬「 かさねの色
て、里人に 重きよげょまたてて見 ょゆ たた 目の名。表え、経 うすあなく
なはるあをがきやまの山つみの ㎞、別#
く」 あるの ょたなじ。 まっる よて、奥を青きもの。
みつぎを」 あを
あたうま のせちる 図 自馬御倉。古 あを
、 ーがさg 青傘。あみ色よ染めたる や
からぶ 園シ青枯。『o、か

*る 「シえを せ*して「あをから 「
㎞ =式 日 *をお 日まu、ざいさ。まなし、ま
あシんがれーいろ Q 青枯色。かさねの色 資ょ、言え、青の黒はめるシト、豪 琵。せ あをじのかめの」
の、黄なるをもいふ。
目の名で 表をシはるもの。 あな表は宮青葉。葉の書きもの。な
あなきうま召 自馬。あをうまの Dよ あを ごま図 青駒。毛色の青き駒。 *きの柴。赤染集「あをおはよませて
たなじ。 あをさきのこま図書賞騎。青みを帯 かりけむもみちはのもえぬはかりのい
あをきなづな図 植物。つはき(棒)の びたるつきげの駒。夫木「春ふかくゆ ろもかひなし」
異名。古語。 るぎの森の下草のまげみ ょはむやあを あを 参ら つるはみg青自機。きくち
さぎのこま」 んrsたなじ。古語。
あをきみや 図 青宮。はるのみや また
なじ。 モ をーさし 召 青差。中古の菓子の類。 あをーをりがい 図青 職。はなだ色ょ染
青変をいりて、白r*てすり、糸のごをく めたるまりがい。
あをくさすりg 青草掲。おみりょ
たなじ。 よりよりréまたるものなりをいふ。枕 あを すをご図 青裾濃。すそ ごょ染め
あをくさの いろ になる口 あをさむ 「あをさしをいふものを、人のもて来た たる青色。
réたなじ。古語。空穂「集まりて、ま*こ るを」iQあをそょて造りたる銭の あな すだれ図 青魔。青竹のすだれ。
さし。Qさしょつらぬきたる銭。 あな すみ図 青墨。槍具の名。藍強み
て、黒の如き形rs製したるもの。青き
réなりて」 あを さむらひ 図 青侍。Q年若くして、
あなくちば Q 青朽葉。かさねの色目 事 よなれぬ侍。Q公家ré奉公する侍。 汁をすりいだすよ用みる。あみすみ。
の名。表を青く、裏を朽葉色なるもの。 太平記「七大寺詣でなをする、京家のあ あをーすり陥 青招。あみすりょたなじ。
あを<7もの 園 青雲。青雲を、白きくも をさむらひ」 源「あを ッりの紙、よくをりあへて」
の重なれるものなるより、みちょかけ あをーを 召 棟子。Q中古、冬の寒さを凌 あをーを図 青麻。麻のあら皮。編など
ていふ。古「あをぐもの、まら肩のつょ くためré用みし給の着物。綿を入れた よつくる。
はて給ひき」 るもあり。され%と、その仕立方など、今 あをーた図 青田。稲の、あをあをされひ
(115)

あなーヘ7ろ 図 青黒。青はみたる黒き色。 を詳かなら り。Q脇のをころあきて、 たる田。


-
かさねの色日の名。表裏をもみ書 女見のかさみの如く よ着たるもの。 あをだ 図 徳興。剤 よたなじ。古語。
あをごま あをお
あながれい
あをだうしん あをつづらこ あてにぎて
(116)

あをーだうしんg 青道心。さほを備道」 なじ。後拾「人めのみるげきみ山のあ| う。i染色の名。濃き青色よ、黄を


ré必も染まで、勅 rsれこせる慈悲心。 をつづら苦しきよをそ思ひわびぬる」| 加へたる色iかさねの色目の名。表
盛衰「入道宣ひけるを、大方発すまじき あをつづらーこ図 青葛籠。あをつづら を、濃き香色、裏を、薄さ青色なるもの。
*、弓取のあをだうもんよてありける」 を編みて造りたる 。古語。_ あ%ーにきて 図 青和幣。青色のにぎて。
あなだけg事故に いまだ精れきる あを ささ図 青土佐。紙の名。こんを あを にび 図 青鈍。染色の名。青色を
。散木「あ
竹。なま竹。Qふえの異名 さrsたなじ。 帯びたるはなだ。:かさねの色目の
をだけを雲の上人ふきたてて春の管さ あをーな 陥 青菜。野菜類の纏名。古語。 名っ 表、g、共rs、濃きはなだなるもの。
へづらすなり」 記「山がた ままけるあをなもきび人を あなにび のさしぬき 図 青鈍指貫。あ
あをーだま 召 青玉。鋼玉石ょ似せたる をもみしつめたたぬしくもあるか」 をにぴの染色の指貫。増鏡「本院、御鳥
人造の珠。淡き錯色なるもの。 あをーなます 図 青鯨。青みを加 へたる 朝子直衣 あをにびの御さしぬき」
あをーち図 青地。青き織地。「あをちの なます。 あを にぶ 図 青鈍。あをにびょたなじ。
にしき」 あをーなみ 図 青波。青青を見ゆる波。 枕 「あをにぶのさしぬき」
あをーちや図 青茶。染色の名。青色を 大海の波。萬「あをなみよ神さへぬれ あをーにようばう陥 青女房。年若くし
帯びたる茶色。 てこぐ舟のかちふるほどréさよふけな て、未だ、ものごを16馴れぬ女房。
あをーつ 闘 自爆。をもしびがまたた むか」 あを に-よし 蹴 青丹吉。青丹を、青き
く。橙火のほのほが動く。 あをーなめし図 青章。あみなめも よた 土ょて 土え、家などを建っる時ょ、築
あをーつか 陥 青塚。青き草の、まげくた なじ。 きなすこ をあるより、なら よかけて
ひたる塚。太平記「あをつかの陰よ、御 あをーに 陥 青丹。青ぐろき土。古語。i いふ。その他、種種の説あり。萬「あを
身をかくさせ給ひて」 :検具の名。土中réかたまりてあるも によしならの都をさく花のにほふがご
の。成分を炭酸銅rsして、黒はみたる をくいまさかりなり」
あをつづら』青葛。植物。草の名。
あをかづらょたなじ。古語。空穂「あ 緑色なるを、上品をす。外面16、状 の如 あをぬ-の-だま 図 青環玉。あをたまr
をつづらを、大なる籠は組みて」 きもの着き、内面 ょを、若」の如き怪あ たなじ。古語。
あをーつづら 蹴 青葛。あをかづらみた り。繰色を染むるr*用みる。ろくしや あをのく 園員 仰。上み向く。あふぬ
るキ 、若き、土ロ シ 「松かさよ
くて あふむく。あをむく“ F 」 、、シなる
仰。上へ向かす。あをむかしむ。俗 あをーは もの図』 白営者。『ま、残兵を、 封べのあたりのあをふぐさ林の玉の月
rfみてだ よ」
ま、あをむける。あをむく。太平記 歯を染めさりしよりいふ』 さふひやう
「やがて、また、ひきあをのけたるを見 (籍兵)をいふ。 あをふしが達図書装垣。あをまはよ
れを」 あを ひえ宮 竹刀。青竹 よて造りたる て3ひたる担。古語。
あをのま図 自馬。さいはらの呂の曲 刀。あか見の膳帯を切る よ用みる。和 あを ぶち 図 青淵。水ふかくして、青青
名。催馬楽「あをのまはなれむ」 名「竹刀、阿平比衣、言以竹刀前 金銀 を見3る淵。古語。萬「虎 よのりふる
薄也」 やをこえてあをぶちょみづちをりこむ
あを はかま召 青務。染色の青き校。
あを はた 図書幡。あをきはた。 あをーひこーミさ 召 青人草。『人の、年年 剣たちもが」
rs生れ出づるを、草の、いやましみたひ あな へさ 区 青反吐。なまなましきへ
あをはたの翌青幡。意え、詳かなら やこ。苦しき時r*吐くへやこ。竹取「なご、
ねを、たさかょかけていふ。萬「あを 出づる よ壁へていふ』たみ。たみくさ。
ぞを、
はたのたさかのやまえはしいでのよろ 古語。記「あらゆるうつしきあをひを かく、たのもしげなき事をまうす
しき山の」 くさ」 あをへををつきてのたまふ」
青出。草が、青青
あをはさり 図 青羽鳥。動物。かも(鴨) あを びる 国国鶴 あをさむよたなじ。 あをみーいづ 園国
の異名。 を前え出づ。古語。源「あをみ いづる
古語。宇拾 「色、あさましうあをびれ
言 -
若草」
あをはな召書花。植物。草の名。3 たる」
-
-
あをーびれ召 青びれるこを。古語。薬 あをみたころふ
精具の名。うつしは 青衰。あを
くさょたなじ。 さめて衰ふ。源「あをみた とろへ たま
な よたなじ。 花「色あをびれなごま たれをこそ、心
ぐるしけれ」 へるしも」
あをはのすだれ 目 青葉 。古、卵月 青損。青さめ
期日 よ、大内の南の角 よ、相対して、二 あをびれ をここ召 青びれたる男。古 あをみをこなふ
て、悪くなる。清せて弱る。古語。源
(117)

語。狭衣 「あをびれをどこrsよりて、
**あるシけ その日の基方ょ を
り入れられたる癖の樽。 命絶えぬべくも見えたまふぞ」
なはれ給ふ」
あをはの ふえg 青葉笛。高倉院御秘 あを3ーミさ g 青生草。春、青青を生ふ
あをのま あなはもの あ%ふしかき
あなみっしむ あをむらさき あをやまぶき
(118)

あなみっじむ 園員 青服。青くなり一 をへっつみづのの澤のまこも草あをめ じ。萬「あをやなぎ梅どの花ををりか


てっじむ。古語。三部抄「このあをみる春の駒ぞいはゆる」 さ しのみての後をちりぬをもよし」i
っじみたる色をむ、うづみがたし」 あをーむらさき図 青紫。染色の名。青一 i青柳。かさねの色目の名。表、裏、
あを みづら園 青抱。『青み葛の義か』 色を帯びたる紫色。 をも16、濃き青色なるもの。
あをみづらす、ひさごの青みたるょて、 あをもみち図 青紅葉。かさねの色目|あをやまぶき図 青山吹。かさねの色
ひさごを、あまのよさづらをもいふよ の名。表を青く、裏を重なるものなりを 日の名。表を青く、裏を黄なるものな
り、よさみょかけていふ。萬「あをみづ も、又、裏を朽葉なりをも、又、表を萌黄 りをも、また、表事 、をも16、黄色なりを
らよさみの原の人もあはむかもいはは よして裏を重なるものなりをもいふ。 も、また、表を青く、裏を紫なるものな
しのあふみあがたのものがたりせむ」 あを やか に国 青。青きさまよ。青青 りをもいふ。
あをーみさり 図 青緑。Q濃き緑色。 を。源「みす、あをやかみかけわたして」 あをみ 園園 」あるの説。盛衰「信濃だ
染色の名。あみを、きはだをみて染め あな やき 図 志郷。青青をまたる柳。i いいちの強馬なり。1 鞭あててあをり
たるもの。浅みだりよりも、一きはあ :青柳。催馬楽の律の曲名。催馬 たれぞ」
みけのまされるもの。 「あをやぎをかたいを ょよりてたけや あを めらは図 青童。年わかくして、未
あなみなづき図書六月。『青葉の茂る 営のたけや」 だ、世rsなれさる童見。古語。盛衰「あ
みなづきをみふ意 なづき ょたなじ。 あなやきの認 書 。青柳て、かづらょ るも、あをわらはの形、あるを、内侍の
語。夫木「あかねさすあをみなづき もかくるものなるより、かづらréかけ 形réて」 科員》
の日をいたみあふぎの手風ぬるくもあ ていふ。萬「あをやぎのかづらき山み あなみ 図 青縮。ごす(呉須)を見よ
るかな」
たなびける白雲がくり」又、あをやぎ あを そんな図 青女。年わかくして、未
あをみ ば じる園国目「青色よなる。青 の枝え、糸の如きものなるより、いg だ、世みなれさる女。
色を 帯ぶ。あをはむ。
あなみ あたる園国自 青渡。 ょかけていふ。拾遺「花みよえむれて
青青 と見
え渡る。遍く青む。 sけさ*あをやぎのいさのもをみさく
あをむ 園T習 中村。 青くなる3 大木 「日 る人もなし」
あを「やなぎ g 柳青。あ% 到 なたな 五十音図中、阿行第二の音。喉
音の一。ニュ r、 、s 、)

-
ェ の引引引以引 口引 う。
隠す。下 こころ。 こころもあ。」ここみはせ。●一いいぎり ェ。 動ェ。也Aの名。身の
離シめて たもひ。のぞみ。i場 。えびす。「東
る こき 長き、づ考号ほかりェく、背高く、修

㎞をいふ働きま㎞ S㎞」ま寝 事者、天者、その認 を委きく と、髪わ多
す。いう(有)をいQうを呼び、 の諸司よて、相互み、交換せし文書の 警、殊ま長く、大方、六七分あり。雄を鳴
Q (色を、Q なを呼ぶの 稲。古語。i㎞の巣。蜘蛛の糸。 き、離を鳴かず。秋の後、寵の漫よ出で
類。また、五十音園第二列の音 古語。 て、食物の除りなどを食ふ。たかまこ
UP

の、撃をひきて呼ぶさきえ、この い 園 次。なんちょたなじ。古語。記「 い ほろぎ、いいぎりこはだかこほろぎ


いの像ぼ以て 引音偲名ょ代 が、作りつかへまつる大殿の内よを、た いうきg怒組。ゆき(由基)よたなじ。
用す。まい、きいなどの類。ま れ、先づいりて、その仕へまつらむをす いう を 図 遊㎞。いというよたなじ。
た、競音韓像なるが故み、歌の句 るさまを明し申せ」
*例子。『兄弟子電子をあるより出で
*、この音あるをきを、字あまり い 園 五。二を三をを合せたる数。いつ。 たる語』 Qをひ(甥)ょたなじ。a韓じ
をなるも、語調、難遽ならやり。古 いつつ。「いそ」「いぼ」i五十。五 て、今え、兄弟、親属、又を、他人の子
今 「わたの原八十ままかけてこ を十倍したる数。ごじふ。「いかのい を、己が子をしたるもの。(家督を譲ら
ぎいでぬを人ょを告げよあまの はひ」 むための養子よりを、意味廣し)
釣舟」高 「にぎたづrsふなのり い 臨 語勢を強むるな用みるもの。古語。 いうーをき 図 有識。ひろく、物事を知れ
せむを月まてを没もかなびぬい 萬「ありちがたありなぐさめてゆかめ るこを。寧間のあること。
まえこぎいでな」 をも家なる妹いいぶかしみせむ」 いうしきーをや傾 有論者。よく、物事を
い 図 魔。動物の濃内 まある機闘の名。 いあぶ園制 射合。区ょ射る。 ま れる人。ものまり。寧者。
肝臓の下部r*あり。形、ふくろの如く よ いーあふ< 闘員 仰。いを競語。あ 剤 いうをよ図 由緒。つたへ来れる理由。
して、その中ré、鷹社を貯ふ。i寝。い
(119)

ょたなじ。古語。萬 「うなび男もいあ ゆみまみよ。


ぬるこを。ねむるこを。古語。高「や ぶぎてさけびたらび」 いうしよーがき 図 由緒書。先祀より、代
まさこひいのねらえぬま心なくこのす いい奥 1。『一の字の唐音』いち。ひさ 代の系図 をまるしたる書物。ゆみしよ
い い いいきり
いう参よく いうぞく いうねん
(120)

がき。 りたるなり」 Q詳しく、事物rs行き渡 くみ よ。お やうやりよ。源「いをよく、物


いうーをよくミ 固有職。いうそくょたな れる人。ものまり。寧者。古語。貸 故 16ひびきあひて、いうになりける御琴
じ。
質を、明かょ知るこを。古の環式、 電 のたとかな」
いうぜん 目 引刺。染模様の名。いう を、明かよ知るこを。古語。Q いうそ いうーねん 図 遊年。方術家の語。八封
せんぞめの署。 くかの署。古語。源「まこをよ、天下ょ を、人のうまれ年r6配常し、それréより
いうせんーあふき 図 友神肩。京都の染 ならぶ人なきいうそくみこそものせら て忌むべき方角。
工、宮崎友縄の創製したる、一種の居。 るめれ」 いうはうもん 図 都芳門。いくはうも
いうぜん-ぞめ 召 友輝染。染模様の名。 いう ぞくミ図 右族。『右を、位置の上の右 んょたなじ。
種種rs色をこりて、人物、花鳥の模様を染 réて、右を、上座なるよりいふ』 衆人の いう び図 例美。みやびやかなるこさ。
め出したるもの。元疎頃、京都祇園町 上位16をるべき族。豪族。大族。 やさしく、うつくしきこを。たをなし
の染工、宮崎友碑の発明réかかる。か いうそくーか 図 有職家。故質の寧問 く、まなやかなるこを。
もがは染。 する人。有職 よ委しき人。 いう ひつ図 右筆。Q古、貴人の傍よあ
いうせん-ちりめん 図 友綱縮飼。友碑 いうをこQ 有職。いうそくの韓。古 りて、常ré、物かくこををつかさごりし
染みしたる縮絶。 語。空穂「かのめし、いうそこ なれを、 役。書記。結筆。Q 撃問rsたづさはる
いうせん の まくら召 遡側枕。想像の このみちみなれを、かくこそをあれ」 こを。また、その家すち。平家「われ、
枕の名。開元遺事ré、これを、枕をして いうーちやうg 個長。Q心のたちつき
寝ぬれを、十州三島、こをごをく、夢中
いうひつの身みあらす、武ようの家rs
て、急がさるこを。気ながなるこを。
うまれて」 i個筆。 かくこをの、上
「*見ゆるよしまるせり。 aすぐれて、物事ré長じたるこを。
手なるこを。書の、上手なる人。
いうせんーみ 図 友顧槍。Qいうぜんぞ いうづうねんぶつをゆう召 能通Q備 いうひつこんが
めの模様のかたょ用みる槍。伝 いうぜ 宗。備教の一派。天治元年、僧、長念の う図右弱金剛。備の
んの模様の如き形を描きたる槍。 名。にわうみたなじ。
はじめしもの。
いうーをく g 有職。『職の字 もさを、識 いう に 団 優、まさやかよ。たちつき いうーふん g ㎞。愛へ情るこを。
なりしを、請み方も、書き方も、共1s誤」 て。やさしく。上品ょ。ひんよく。た いうーへい 図 幽閉。人を、1室 よ閉ちこ
むるこを3
「いうまくg をシ しょふてるも 引ゴ * * **
を逐ひて移り、到るところょ、シを配 くりのいが」 尾 いかがはし調目 れ何。Dうたがはし
ひて、年月を送るこささ。 まで、一直線 よ貫ける騎。せんこ。 れほっかなし。俗よ、いかがはしい。
いうめい図幽明。eくらきさ、あかる いーが 隠逸。人をいやしめていふ時 よ 言 むべく、見ぐるし。俗 よ、いかが
用みる語。古語。組「徐之身命、いがい はしい。
園気 eかすかなるこを。 いうめ のち」 い がかり図 足及。『いみがかりの署』
Gかいの署。Qめいだ。よみち。 いか-いか 園 見供の、せはしく泣く撃。 人の死亡せる時よ、忌服の、五親rょかか
いうめいーかい 図 幽 古語。今昔「また、見のこる ょて、いか ること。
備などのみます世界。 Gかを泣きけり」 い かかる団員 いを発語。かかるょ
い?れふ 図 瀬。なぐさみょ、漁り、 いか-いかし國目 厳厳。Qいかめし。信 たなじ。古語。
又え、機をするこをっかりあそび。空穂 たけし。あらあらし。 いーかき図 鉄綱。くもの、巣をかくるこ
いかう 国 魔。『いかくの音便』きっく。 を。古語。小大君集「彦星のくべきよ
「pくねっょ このっり環 こそはた、 ひごく。たいさうrs。 ひをやささがにのくものいかきもかけ
いうれふしょまみりしか」
いたり図 伊織。武家の官名。あづまひ いかう召 衣樹。脱ぎたる衣類を掛け て見えけむ」
やくくわんの一。 置く具。きものかけ。衣架。:己調。 いがき召 息垣。『い剤の署』 みっ
いか 図 五十日。Q五日を、十あはせた 僧侶の職名。いこうrsれなじ。 がきよたなじ。古語。伊勢「ちはやぶ
る日数。ごじふにち。古語。Q中古、 いーかう に園 T向。ひたすら。もっば る碑のいがきもこえぬべしたほみや人
見供の生れて、五十日目ょあたる祀ひ。 ら。いっかうrる。空穂「いかうに、こ のみまくほしさrs」
餅を掲きて祀ふ。 いかのいはひ。 の事を、うしろみ奉らむだrs」 いーかく園国 」射推。向ひて、矢を
いーか 図 衣架。いかうなれなたじ。 いかが園 如何。Q疑ひあやぶむ意。い 射る。俗 よ、いかける。i 法措。水を
いが日 毛㎞。Q草、またえ、帰の枝など かにか。だのやうみ。竹取「いかかす 法ぎかく。古語。源「火をりをさりよ
(121)

生するはり。g要の質のからょ級生 べきさ、たばしめしわづらふょ」ほ疑 せて、 殿のうしろみよりてさをいかけ


したる、針の如きもの。又、すべて、こ ひ間ふ意。土佐「子の日の歌ょょ、 い たまふ」i鋳掛。銅、鎌器などの、
いうほく いが いかがはし
- - 『* 『ー』 *
いが今り いからうま いがたうめ
(122)

損じたる所を補ひ緒ふ。鋳掛をなす。 はなはだし、ひ%こし。俗rs、いかい。 いが たうめ傾 伊賀専女。Qきつね(狐)


いがー&り 陥 球 要。からのうちょ、包ま いかし-う逸ま図』 不行馬。すすみ行かじ の異名。古語。Q孤を、耐さして祀れ
れたる栗の賞。行宗集「いがぐりを心 をするうま。 るもの。古語。新療楽記「野千阪、伊賀
よわくぞたちréけるこの山姫のるめる いかし-ぼ 図 厳穂。稲の、よくみのれる 専女之男祭」Q人を欺く媒人。古語。
かぼみて」 穂。古語。祀詞「向股 13、ひちりこかき 源「いまさら16、いがたうめrsやを、つ
日員 H
いーかくる園自 隠。いて発語。か よせて、をりつくらむたきつみをしを、 つましくなむ」 Q欺くこを。たはかり。
くるみたなじ。古語。 八束穂のいかしぼre」 古語。
ーかけ 図法懸。いかけちの署。 いかし-ぼこ 図 炭矛。いかめしく作り いかだ-だび召 線帯。いは 初湖みた
いかけち 図法騒地。漆器み、金銀の箱 たるほこ。古語。紀「厳矛、比云伊箇之 なじ。
をたきたるもの。単rs、いかけどもい 保慮」 いかだーを 召 後師。後 よ乗るこをを業を
いかし-みよ 図 厳御世。盛なる御世を する人。いかだのり。新古「いかだみ
いか-さま に園 如何様。どのやうょ。 ほめたてまつる詞。古語。祀詞「いか よまてことをはむみなかみをいかはか
いかやう よ。源「いかさまにして、都rsしみよみさきはへたてまつるゆる 」盛 りふく山の嵐ぞ」
みて奉りて、父たど%こréま らせたてま 世。盛代。 いか-たてまつる園国鶴 いかめしく、た
つらむ」 いかだ 図 彼。Q材木などを、組み連ね ごそかよ、供物なをを奉る。古語。
いかし國』厳。Qいかめし。たごそか て、水 よ浮べ流し、船を用みやりrs、その いかだ-なは 図 彼綱。いかだをひくた
なり。源「女鬼réやあらむを、むくつけ 上ré乗りて、運おやうréしたるもの 。 めrsつなぐ縄。
さを、たのもしう、いかきさまを、人rょ 夫木「よしの川たろすいかだのをりご いかつ がまし個巨 いかりがまし。古語。
見せむをたもひて」Qあらし。たけし。 を16たもひもよら りなみの心を」 Qよ いかづち 陥 雷。空中r て、陰陽の雨電
はげし。空穂「怖しげみ、いかきものだ ろひの小手なだréある、彼の形をまた 気のひきあふより生する、激しき響。
る模様。
も、ひをやまみみちて」 Q 大なり。盛
かみなり。源「いかめしき西風、 いか
はり。多し。俗よ、いかい。祀詞「いか い がた 図 鏡型。金属ををかして、露込 づちの、ただろかし侍りつれぞ」
しみよみさきはへたてまつるゆる」Q むかた。和名「鈴、鋳鐵形也、伊加太」
- -
製し、うるをうけたる*の。次訴事ならむ 、ょ い、
ーr い剤』
こいふ。 ははそのもみち as に本の れたる時rょ、それ ま歴じて、 こなたよ
いかで国 如何。Qいかょしてか。何さ もこ洪しかるらむ」 りも、変、矢を射る。
ミしてか。ごうして。源「雲の上も選 ま いかに国 如何。相手の注意をひく語。 いかまし国』魔。 またなじ
くもる秋の月Cかですむらむ浸ちふの いさ。たい。竹取「Cかみ、梶取」 古語。
宿」Qいか まもして。どうかして。何 いかにも園如何。Cをうたもひても。 いがみあひ図 唯合。e互みかみあふ
こぞ。源「もをより思しいたらさりけ なにさま。こうでも。源 「みづからの こを。Qいさかひ。喧嘩。
る事 よも、いかで、この人の貸réをを、 事réても、いかr も、いかみも、ふかう いがみーあふ 園闘自 権、 。Q互よかみ
思ひまる方の侍らめを」 Qげreも。な あふ。Qいさかふ。喧嘩す。
なき手をいだし」
いかで いかで国 如何如何。いかでの るほど。いかさま。 いがむ闘目 職。噛みつかむをす。歯
意を、一層強めていふ語。 いか の すぼし 図 鳥賊素乾。日光よも をあらはして映ゆ。
いかていーに国 如何割。いかなるやう さらさキり、火réもあて りして、乾したる いーかん 固 衣園。装束を入るる園。
ré。いかさまré。 いか。かげばしréまたるいか。 いかめし 國』 厳。威儀正しく して、犯
いか のもちひ 図 五十日餅。見供の生 すべ がらす。りりし。たごそかなり。
いかで か 国 如何。いかでょた なじ。
源 「はつ草のたびゆく末もま らぬまよ れて、五十日目の祀み用みる餅。古語。 貧基厳なり。俗rる、いかめしい。空穂「御
いかでか露のきえむをすらむ」 大鏡 「村上天皇隆生。いかのもちひま さうぞく、いをめでたくして、たをだ、
いかでも国 如何。いかょしてなりを みりて」なほ、いかを見よ。 をがみ奉り ままみりたまへり。いをい
も。こうしても。 いが ばかま 昭 伊賀務。たっつけ ょた かめし」
いかさと-いかこ団 如何如何。いかみな なじ。 いかめし やか に園 殿。いかめしきさ
いかばかり園 如何許。いくらほど。な まré。
るならむを待つ意。古語。
にほど。だのくらみ。 このやうrs。萬 いがもの園 忍者。『ちのびのものを、
(123)

いかに 団 如何。Q何を。だのやうよ。
「いかはかり思ひけめかもまきたへの 専ら伊賀園より出でたるより、この名
いかで。古今「足引の山々ょをれを自 あり』 ま のびのもの。かふがもの。
雪のいか よせよさかはるる時なき」 Q 枕かたさる夢réみえこし」
いかで いかに いかへす
いかものづくり いかりだろし
(124)

いかものづくり 図 厳物作。いかめし いかりーだろし蹴 破下。語路の同じき いかるが 図 湾娘。動物。鳥の名。大さ


き飾りのつくりもの。(刀剣な%こrるいよ り、いかにみかけていふ。萬「大船の もりの如く、体を藍色rsして、尾を
ふ)平家「いかものづりくの太刀、1 たゆたふ海rないかりたろしいかみして 色、噛を、黄色réして、太く、短く、脚
勝どりいだし」 かもわがこひやまむ」 ・赤し。まめまはし。萬 「ほづえ よも
いかやう に国 如何鶴。だのやうよ。源 いかり づな召 礎綱。腕を撃ぐ綱。索、 ひきかけなかっえ ないかるがかける
「そのかへりごをす、いかやうr ぞ出し 又を、鎖を用みる。猫索。 こえみまめをかけ」
つるぞ」 いかり づな 蹴 砲綱。たろしたる確綱 いかるが の園資組。斑鳩は、多く寄
いからし 國目 厳。いかいかし。いかめ を、たぐりあげて、船出するを、苦しき 集りて、柄むものなるより、よるなか
しきさまなり。古語。 ものなるより、くるしょかけていふ。 ていふ。萬「いかるがのよるかの池
いからす 園国鶴 令怒。Q他人をいから 拾遺 「みなをいづるあまの小舟のいか よろしくも君がいは ねを思ひぞわ
しむ。腹だたす。Qいかつめらしくす。 りづなくるしきものを撃をありぬる」 する」
そびやかす。かご立たしむ。俗語。宇 いかり なは 名 腕編。 いかりづな ょた いぎ-あがる園国 自活越。息を吹き
拾「目をいからもて」 なじ。 へす。いきかへる。よみがへる。蘇
いかり図 破。船をどをめたくためよ、 いかりーの1つめ 図 腕爪。院の端の、曲 す。著聞「1時ほかりありて、いきあ
綱、またを、鎮rるつけ、水の底 よ沈めて、 りたるをころ。猫釣。 りょけり」i国旨行別。3きわ
たもしをする具。昔を、石を用み、今 いかりーお 図 怒猪。怒れるみのまし。 るみたなじ。古語。
*、鐵ょて作る。猫。萬「大舟のかをり いかりお の園 怒猪。いかれる猪を、た いき あひきやうだい 図 行合兄弟。
の浦ょいかりたろしいかなる人か物思 だ、ひをすちょかけゆきて、あをを顧る を異 よする兄弟。種がはりの兄弟。
はさらむ」 -
怒。 物事の、 意rs逆ら
こさなけれを、か へりみすみかけてい 父兄弟。
ひて、平かならぬよりたこす、はげしき ふ。高「いかりみのかへりみをせす」 いきーあふ 園画 自行逢。ゆきあふみ
感情。 はらだち。たこり。立腹。源「人 いかる 闘目 怒。Q腹立つ。たこる。
の御いかりいできなむ、 長さほだしさ なじ。落窪「いきあふをも、われら
なりなむ」 ㎞
つ。 はまふ」e角だ 子をも、いかがあらむさのたまふ」
シぶ「波いかり、風あらぶ」 「いきいきこ 園 活活。勢つよく盛よ
_)} m=-』
シ勢よく。 ェ *。な****。 *。 以口 -
-
気の張りやう。きだ て。いきごみ。気 ていきーだばし シを、イ り れ
(*いふ>「い*、*
びんを。
をあげたるい㎞」 言 象。唐物語 「そのいきざしも、夏の池
ま、くれなみのはあず、始めて開けだる
づかし。いきぐるし。裕rる、いきだば
し。
㎞ シ
いを好まず。ゆくをいやがる。古今「人 まやを見ゆ」 いき ちがお㎞ 行違。gきちが
やりの道ならなく またほかたえいきう いきさつ 図 Q内内の情賞。Qつづき まれなじ。更科「さじきどもょうつる
しをいひていさかへりなむ」 あひ。闘係。 をて、いきちがふ馬も、車も、かち人も」
いきうす ㎞言行失。行きてなくな いきるに図 生死。生くるを、死ぬる」いき ちる園員 行散。行き別れて散
る。ゆきかくる。行くへが、知れずな を。あやうじ。源「良れをて手をゆる一る。源「皆人をも、いきちりて」
る。影をかくす。枕「いづちも、いづち せかしいきもにを軸よまかするわが身|いき づかし國巨』なげかはし。息せは
も、いきうせなをやを思ふrs」 をならを、泣きみ笑ひみ、かたらひあ し。息がきれさうなり。古語。高 「あ
いき かくる闘員 行障。往きて隠 かす」 し ちめすむすさの入江のこもりぬのあな
る。源「深くうたがひたれを、外へいき いぎす傾 海髪。植物。海草の名。たご いきづかしみすひさょして」
かくれむをよやあらむ」 よたなじ。和名「海髪、味酸小冷、共色 いきつくミ園員 行着。往きて、その虜
いき かへる闘員 生返。再び生く。 シ 、シかかる道のそらまでは
よみがへる。息を吹きかへす。蘇生す。 小ェ楽」 仙草。 -

ふれぬべきよやあらむ。更み、えいき
源「いきか へりたる時、いかなるここち いき すだぎ 図 生賞。いきりやうみた つくまじきここちなむする」
せむ」 なじ。古語。源「このいきすだま、故父 いき づくミ園員 息衛。といきをつく。
いき かよぶ 闘員 行通。Qゆきかよ れをどの、御らうなをいふもありを、聞 嘆息す。古語。竹取「大納言、南海の演
またなじ。伊勢「よき事を思ひて、いき きたまふrsつけて」 ré、吹きよせられたるみやあらむを思
かよひけれを」 Qあちらこちらを往来 いきだなし 園』倉眠。日畳むるこを、ひて、いきづき、ふしたまへり」
(125)

す。(交際上réて) 運し。ねぎたなし。ねはうなり。古いき づむ園国自 気息詰。Q息がくる


いきざしg気息差。Q呼吸をするさ 語。源「いぎ引きさまなさそ 怪しく しくなる。息がせはしくなる。いきづ
いきさつ いきだはし
いきづら いききろほし いきはま
(126)

まる。古語。Qこらへ辛抱す。著聞「こ す。奮発す。 ち。古語。信 命のかきり。一生。古語。


れを、大事をたもふさまrs、いきづみ いき さほろしB』 慣。いきをほらし 萬 「かりごもの心もま ぬrs人まれやりも
て、ひられむごrs、ひらせたまへ」 の韓。古語。萬 「近江の海せたのわた をなぞこふるいきのを「éして」
いき づら 召 生面。つら(面)を、強めて り ょかづく鳥めょし見えねをいきどほ いき ばき 隠 生剣。上古の罪名。生き
らふ語。「いきづらで、人re逢ふも、面 ろしも」 たるままの獣の皮を、はぎ取ること。
目ない」 いきーと次る闘 自生留。この世ょな いき はだかる園自 この世ょ、墜みな
いき づみ 図 気息杖。重荷を、肩よ擁へ がらふ。死なすょ居る。いきのこる。源 く、徒rs生きのこる。古語。
る人の、暫く、肩を休むるためre、その 「かくいふわが身こそ、いきをまるまじ いき はだーたち図生肌断。上古の罪名。
荷をはづこして支ふる杖。 きここちすれを、のたまふも」 生ける人の身鶴を、傷つくること。古
いき-さころ図 行所。ゆきつくをころ。 いき さろし国」いきを倒 ろもの塁。 語。祀詞「いきはだたち、えにはだたち」
狭衣「いきどころををひききて」 古語。 いきーぶれ 陥 行層。道を行きて、様みふ
いき こーをーいけるもの陥 すべて、天 いき ながらふ 園国自 生存。世ょ生 るること。ゆきおれ。古語。源 「いか
地間 ま生きて居る物の限り。古今「い きてくらす。死なふりre居る。長く生き なるいきぶれrs、かからせたまふぞや」
きをしいけるもの、いづれか、歌をよま て居る。俗rs、いきながらへる。 いき ぼさつ目 生習闘。Q世ょ現在す
さりける」 いき によ らい図 生如来。Qこの世み る菩薩。いきてある菩薩。Q徳の高き
いき さほし認画 いきだはしの韓。著 現在する備。いきたるほどけ。Q道徳 僧を、たた へていふ稲。Q姿、またを、
聞「はらふくれて、いきどほしきをて」 のほまれたかき高僧を、たを へてい 心のうつくしき人を、たさへていふ構
いきーをほらしB白 情。腹だたし。なげ ふ稲。 いき ぼこけ 図 生備。Qいきによらい
かはし。古語。 いき のーをたーに園 気息下。病人など réたなじ。宇拾「御室戸をむ、隆明をい
いき をほり 陥 慣。いきをほるこを。 の、物を言ふ盤の、たえだえréなるさま ふ。一乗寺をむ、増撃をいふ。この二
いきーをほる 闘員 情。Q恨み怒る。不 réいふ。源「人たがへrsこそはべるめ 人、各、たふをくて、いきぼ をけなり」信
平を懐く。想しく腹だつ。萬 「いきど れをいふも、いきのみたなり」 姿、またえ、心のうつくしき人を、たを
ほる心のうちを思ひのべ」 Q 気を働ま いき のを 召 気息籍。Q玉のを。いの へていふ稲。
いき さひ E *、 *、*:てさまよ * J ー(コいき なさ* E *きp、シミるここ
カ。式 武力で 様括。源 「右のたこ いき みたま ま** ニさまけま を
いきゃすめ。古言。空g「右のたミ
*この御いきほひま、もの よもあらす、た 慰め 『ふさいふき』 陰暦、七月八日よ ょさ、いきをさめの たもののこと、 さ
されたまへり」 ニすべて、物事の、さか り、十三日までの間 ま、見安が、その父 こえたまふ」
んなるさま「流れのいきぼひ」言なり 母をェする儀式。 親長卿日記 「文明 い<BH行。5く 行)の 。源「を
3き。「世のいきほ3を、いか ませむ」 八年七月十一目、参内、若宮御方以下、 りをりえ、母の御もをへ いくかを問ひ
いきほひ こむ園冒 勢込。いきほひ 御祀の儀あり。いきみたまをいふ」 給ふrsつけて」i生 次きのいく(生)
を、逃め加ふ。威勢づく。奪ひたつ。 いき めぐらふ 園「 国生廻。生きなが réたなじ。古語。古今「いきをしいける
いき ほふ 園門自 勢。勢あり。きほふ。 らへて、ふるき知り人16めぐり合ふ 古
楽3。空穂 「御かたがたま、Qたかre 語。源 「けちかき人の、たくれ奉りて、 目 生。( )世 よ在り。死なやりré居
いきほひて」 いきめぐらふを、たぼろげの命ながさ る。Qいきかへる。よみがへる。鱗鈴
いきーまくミ 園 自 気息巻。(っ情りて、息 ならじかし」 「死なむをたもへやこ、いくる人ぞ、いを
が、せはしくなる。いきづかひを荒く いーきりび 召 切火。いを競語。きりび つらきや」: ㎞池 生。いかしむ。
して怒る。徒然 「上人、なほ、いきまき よたなじ。 いかす。空穂「ひはりのほしごり、これ
て、何をいふぞ、非修非學の男」 Qっ 勢 いき-りやう 図 生賞。生きて居る人の らをいけて、をこりrsてをらむ」
を張る。源 「故院の御時rs、大后の坊 徳寧が、他rs崇るこを。いきすだま。 いく いくこ団かさ多く。たくさんよ。
の、初めの女御ょて、いきまきたまひ もののけ。盛衰「いきりやカ、死遠」 古語。宇拾「いくいくを置きて、くはせ
しかを」 けれぞ」
いきわかる国 時日 行別。ゆきわか
いき まくら召 笛の吹き方の名。 るなたなじ。古語。源「見すてて、いき いくうつり臼 幾移。いくたびも、うつ
いきまふ ㎞自 息を凝らす。いき わかれょけりを、つらくや思はむ」 りかはるこを。玉葉 「ひをもよし思へ
をはる。古語。 いき おる園頃己自行居。その場所よ、 をあはれいくむかしいくうつりま て今
(127)

いきみ 図 生身。Q生きて居るからだ。 ゆきて居る。枕「そこ よ、みないきみて réなりけむ」


生存せる人間。 生きながら、切り取 まてさまて みえgほう」 いくーか 図 幾日。Qいくほくの日数
いきほひ いきみたま いきをさめ
いくかへり いくさだち いくさまつり
家r6て、いくさがみをして祀るもの。
(128)

いくにち。古今 「春日野のをおひの野 いくさだちg 軍立。いくさょ出で立


守出でて見よ今いくかありて若葉つみ つこを。出陣。 いくさまつり図 軍祭。いくさがみを
まつるこを。
てむ」 Q多くの日数。 いくさならしg軍員。『はむがため
の用意rs、かねて、兵卒を訓練するこ いくさものがたり図 軍物語。戦争の
いくーかへり 図 幾返。いくたび ょたな
じ。源「いくか へり行きかふ秋をすぐし はなし。軍談。
を。操線。
つつうききよのりてわれかへるらむ」 いくさのかきで目 軍門出。いくさだ いくさもよひ 図 軍催。軍勢を 操り出
いくーくすり図 生薬。死なぬ薬。拾遺 さむをするこを。たたかひの支度。職
闘準備。
「亀山 よ いくくすりのみありけれぞはこ いくさの きみ召軍君。いくさだいし
をむるかたもなきわかれかな」 やうrsたなじ。 いくさ よばひ 図 軍呼。ときのこる よ
たなじ。盛衰 「をめきさけぶこをたび
いくーくもお 図 幾雲居。遠く隔たりた いくさ の をの図 軍園。いくさはょた
る室。山家 「隈もなき月の光ょさそは なじ。古語。増鏡「正成を、聖徳太子の ただし。いくさよはひréも、たをりた
れていくくもみまでいく心かな」 御墓の前を、いくさのそのよして」 まはり」
いくさ 図 軍。Qつはもの。軍勢。古語。 いくさの-つかさ図 軍宰。いくさたい い-きし召 療申。『いみくしの署』Q碑
萬「あづまのみいくさをめしたまひて」 しやうrsたなじ。 前み、玉幣をかけて奉る榊、またま、竹
Qたたかひ。合戦。戦争。 いくさ のには図 軍庭。いくさはょた などの稲。萬「いぐしたてみわするまつ
なじ。 るかみぬしのうづのたまかげみれをど
いくさがみ 召 軍碑。武運を守る碑。
戦争の時、勝利を斬る碑。多くを、北斗 いくさば 図 軍場。たたかひをする場 もしも」 Q 連歌réても、節分rs用みる
星をまつる。保元「さらを、いくさがみ 所。戦地。戦場。 いわしの頭を、格r*つけたるもの。
réまつりすてよ」 いくさーぶね 図 軍船。敵のふねをたた いきしのみで図 撃申垂。いぐしょ着
いくさー&るま 図 軍車。いくさの時ょ かひ、またを、兵頼、兵士を 運送するな くる布。隆信集「みそぎするいぐしの
用みる車。兵単。 だ、すべて、戦争の時ré用みる船。軍艦、 るでの風すぎて涼しくなりぬみなづき
いくさ-だいしやう 図 軍大網。軍の大 運送船の類。 のそら」
将。その軍の長。将帥。 いくさぼ し 臼 軍星。北斗星中の一、兵 いくーるほ 陥 幾入。いくたびをもなく
シむこ9こ*こ。中務集 「はま日のシのふやり ョ人 -- はこ (
ぬらむ」
孔:*f* す)
なみ春ふかみいくまほrるかま、いろまさ 多くの資 あまた。護 さても、
るらむ」 いくその はる図 残春。いくたびの
いくミーせ図幾瀬。いくほくの瀬。多くの 春。多くの春。後捨「ゆきかへるたび くっかっかうまっらす
うはべらむさ」
瀬。新勤「はるかなるみかみの島をめ ょ年ふるかりがねをいくそのはるをよ いくさしなみ日 殺年並。例剤(残
ょかけていくせわたりぬやすの河波」 そよみるらむ」 年)ょたなじ。縁拾「住吉の松のるづ
いくそ 園 競側。をのくらみ。なにほ いくを の ふゆ 図 幾冬。いくたびの えの藤の花いくをしなみをかけてさく
を。だれほを。いくら。いくほく。好 各。多くの冬。 らむ」
忠集「あじろもる宇治のかはをさ年つ いくそばくミ園 幾許。いく刻みたなじ。 いくこせ 図 幾年。Qいくほくの年3い
もりいくそ月日をかぞへきめらむ」 土佐 「いその松のかす、いくそはく、い
いくをーたび国 幾回。いくたび よたな くちをせ経たりをも知らす」 を限りrs、たひゆかむをすらむ」Q多く
じ。源 「いくそたび君がまじまよまけ いくた 図 軍。いくさの韓説。 のをし。
ぬらむ物ないひそをいはめたのみよ」 いくーたち図生太刀。太刀を賞めていふ いくは 図 的。弓を射る時のまざ。古語。
いくをーのあき 図 幾秋。いくたびのあ 稲。古語。記「そのたほかみの いくたち」 いくはうもん 図 都芳門。宮城十二門
き。多くの秋。堀太「数ま らぬ君がた いくミーたび園 幾度。何たび。幾番。幾 の一。宮城の東、待賢門の左réあり。
めょをひく駒をいくそのあきかあふさ 回。千載「山域のみつのの里 よ妹をた いくはくも なくミ園無幾。幾程もなく。
かの闘」 きていくたび院の舟よはふらむ」 まもなく。ほどもあらせふり。伊勢 「御
いくその いね図幾稲。いくらのいね。 いくーたま図生玉。十種碑質の1。古語。 随者、舎人して、をりみつかはす。いく
多くの稲。古語。夫木 「秋の田をみれ いくーたり 図 幾人。CGくはくの人。何 はくもなくてあけぬ」
を高のこの車いくそのいねをっみわた一人。Q 多くの人。多人数。源「いく いくは-さころ図 的所。剤みたな
すらむ」 たりも、いくたりもえ給はむこをもじ。古語。和名「射撃、以久波止古路」
(129)

いくその なつ臼 幾夏。いくたびの夏。一 をきあるまじけれを」 いくーひ 陥 生日。いくひたるCを見よ。


多くの夏。好忠集「ずくもやくみほの一いくつ 団 幾。づいくはくの数。なに : 幾日。いくかréれなじ。
いくせ いくそのはる いくとしなみ
いきひ いくほさもなく いくり
ほど。演松 いくほどの年をへだてす」 いくり傾 混。海の底ょある、里き土。
(130)

いぐひ 図 石斑馬。動物。魚の名。うぐ
くりを見よ。
ひみたなじ。 いくまさも なく回無殺結。いくはく
いー<ひ図 魔校。『いみぐひの署』碑を もなく「6たなじ。 いぐるみg 継。矢よ、糸をつけて、鳥を
祭るré用みる麻をかくる桜。記「いぐ いくみーだけ g 茂竹。枝葉の繁りたる 射取るこを。
ひ ょえ、鏡をかけ」 竹。記「いくみだけいくみをねを」 い-ぐわいーに 園 意外。思ひの外 よ。は
いくーひさ 陥 幾久。いつまでもつづく いくむ 闘偲 射組。互ょ射合ふ。古 からす。あまりよ。案外ょ。「いぐわ
こを。長く久しきこと。 語。今昔「たのたの、婚をよせて、いま いょはかごらす」
いくーひさし昭国』幾久。つづくこを、甚 ま、いくみなむをするほだよ」 いくわん 図 衣冠。Q衣を冠を。貸冠
だ久し。行末長し。俗 よ、いくひさしい。 いく め 固 幾日。幾何の重さ。古語。 をいただき、砲を着、指貫をはきたるす
いくひーたるひ 図 生日足日。古、吉事な 順集「露をたもみたへぬはかりの青柳 がた。下競も、裾も、石帯もなくして、
とのある日を、ほめたたへていひし をいくめかけたる黄金なるらむ」 腰帯をつけたるもの。
稲。古語。 いく ゆみや図 生弓矢。弓矢をほめて いけg 以下。これよりま も。いか。
いくひ のーたるひ 図 生日足日。いく3 いふ稲。古語。 いけ うな 図 活魚。水をたたへ たる中
たるひみたなじ。古語。祀詞「けふの、 いくーよ 図 幾世。Qいく はくの世。い ré放ちて、いかしたく魚。
いくひのたるひよ」 くだい。古今 「住吉のきしのひめ松人 いけ がき 召 生垣。樹木を植る ならべ
いくふ 闘他 射込。矢を射込む。矢を ならをいくよかへしををはましもの て、結ひこめたる垣。多くを、杉、極、か
いる。 を」Q多くの世。i幾夜。Qいくは なめ、きこくなどの木を用みる。生離。
い-くぶ 園目 いかる。腹をたつ。 くの夜。いくはん。金葉「あはち島か いけーごひ図 生鎧。水をたたへたる中
いくーへ 図 幾重。Qいくはくのかさな よふちをりのなくこるみいくよねさめ ょ飼ひて、いかしたく鎧。夫木「水舟 ま
り。Q多くのかさなり。千載 「わかれ ぬ須磨のせきもり」Q多くの夜。 うきてひれふるいけごひのいのちまつ
ても心へだつな旅衣いくへかさなる山 いくーら 団幾何。いくほく。なにほだ。 まのせはしなの世や」
路なりをも」 いかほど。枕「物のくらはかりょかを いけす図 翌。魚をいかし置くをころ。
いく「ほさg 幾程。このくらみ。なに いなな」 魚池。和名 愛、以介須、池水中編竹績
-|し
養 シ」 て
ィ*こと。きシのふりをするこ〜」
いけす ぶね 日活州船。egを生きたる一いけ はき Bシ。キ『は、 な、まける一いける おやうを日生浮 H。 Q生 さて
まま、運ぶためrょ用みる船。e色 をい ままrs、皮を剥ぐこと。いきはぎ。 居て、たのしみあること。 Qまこ この
けたく船。 いけ はつ 闘巨 生果。いかしたほ 備のいます浮土。古語。源「いをかし
いけすみ図 活炭。灰の中ょ、理め置く す。いかし遂ぐ。 こう、いけるお やうごのかさり ょたを
炭。くぬぎ( いけ び図活火。いけたるひ。うづみ火。
僕 なを焼きてつくる らす」
いけ さり図 生捕。Qいけ ごるこを。 いけ ぶくろg 生袋。銃像み出でたる いける ほどけ 図 生備。いきぼをけ よ
生検 。Qいけごりたる人。さりこ。停 どきょ、獲物を入るる袋。 たなじ。
囚。平家 「ひさり、親族rsはなれて、す いけ ふね 図 活積。魚を活けたくため い-こう 陥 己調。僧侶の職名。論義の
でょ、いけをりをなる」 rなつくりたる具。みづおね。 題を出す僧。その位、阿園梨 よたなじ。
いけーさる園鶴生捕。人、またを、島 いけみーぐさ 図 池見草。植物。はす(運) いこず 園項国鶴 掘。いを競語。この よ
獣を、生けるままrs捕ふ。さりこréす。 の異名。古語。莫博抄「かげうつる花 たなじ。古語。萬「去年の春いこじて
生検 すo やくもらむいけみぐさ波ょかかりて青 植る しわが宿の若木の梅を花さき よ
いけーにへ 召 生費。獣を、生きたるまま 葉うかびつ」 けり」
みて、碑 よ供ふるこを。犠牲。宇拾「か いけみづの園地体。池水を、いひ(属) いこち図 依枯地。えこちの韓説。
うかうのいけにへょさしあてられは réて引くより、いひraかけていふ。績 いごの3闘闘悩 ののじる。あさける。
べれぞ」 千載「いけみづのいひたえぬをやたも 古語。記「ええしやこしや、こまい の
いけーの-こころ g 池心。Q池のまんな ふらむふかき心をいつかはるべき」 ふぞ」
か。池の中心。古語。 モニ「ゆくへな いけんーをよ 図 意見書。Q自分の意見 いこふ 園画自 憩。休息す。やすむ。萬
をかきたるもの。Q人を戒め、またを、 「川の氷こごりさゆる夜をいこおこを
すめる月かな」 Q 池水を、心あるもの
(131)

諫めむがためみ、たのが意見を書きた なくかよひつつ」i国 池 息。いこ


をしてもいふ。古語。詞花「誰 よかを るもの。 はしむ。やすましむ。今昔 「國の政を
いけのこころもたもふらむ底よやだれ いけん-たで 図 関見立。意見がましく もいこへ、物をも、よくをさめさせた
いけすぶれ いけはき いけるおやうさ


-
i



さげ
さい

いこむ いさかふ
(182)

な 」 見え


まひて」 の引つり ょたなじ。

いさ

さけ




かづ
す。 なり

いーこむ 園 」射込。矢を射て、中r 、 いさかふ園自 静。「言ひ逆ふの義か』

いはし
なり

。 かり
ささか
深くをほらしむ。

のさ 少
eこをはあらそひす。言ひ合ふ。あら

わさ 」 り






さけ
もきつ

いーこもる 園自 息籠。『いみこもるの そふ。日論す。月詣集「いさかひて、家


だ。

ほど
な いさ
さけ
職わざ
図っ業
義』 いみこもりてつつしむ。古語。 出したりけるを」 Qえかる。北。





るう佐 古 ら
すまぬ
こし
はかり
いこやか に団 身のたけ高く。古語。 いさき めぐる園自 波が、高く立ちめ

来物

せさらしょ
、て
も土語
か。
やう


いこよか に 団 いこやかにの韓。古語。 たくる。古語。


しの さ を
いで

ささけほな
あも
いさ園 いなまらす。いかょかあらむ。 いさご 陥 砂。すな よたなじ。古語。

ろしさめら 」 もす
なも
貫之集「人をいさわか身をする よなり 狭衣「こがねのいさごみ、まろがねの

さ 記 。いさ
さす
古いさを

誘語
ぬれをまたあふ阪もいかでまつべき」 波よせて」


なを か「
いさあ
よささ
いざ 隠 他を誘ひ、またを、自ら、気の進 いさごち 員砂路。すなごの多き道。ま






給いざ
させ
たま

い園

む時rs務する盤。いで。いでや。さあ。 さごち。すなみち。すな原。小石原。

た誘

古へ



拾 は
さ語ま
萬「袖たれていさわが園み賞の木づた いささか 園 職。Qすこしほかり。僅か

く、立ょ

導 をちきひ い
させ
たま
さいへ
ひちらす梅のはなみょ」 ré。砦少。枕「かうしのあかりたれを、

ゆき


いざ-いざ園 いさを重ねたる語。』(1層 みすのそむを、いささかあけて見る」旨

まさ園

なじ

。 いれさ
ささら
強めていふ語)宇拾「女房ごも、これを、 かりそめrs。ちよっを。ちよいを。
かしこき事ょてある、いさいさ、笑はむ いささかけ ふね 図 ほかけふねの古





す拾

わび
ぬい
ささ

くれ わ れみ
なを あさける&」 語。秘蔵抄「わたつ海の波のま よまみ

のの山

はかも
なむ
き世

をもの
いさかし国 いさを強めていふ語。古 たゆむなりいささかけふねききう遭ぐ



語。和泉式部日記 「うつろはぬをきは

り げ発



り えさ
さい
むら
たけ
い召
をも」
の山**みちせをいさかも行きての いささ ぐさ図 植物。 そらまめ(大角豆)

小たる

。、さき
のをを見む」
の異名。古語。蔵玉「い gsいか

いさ
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いさがはーまつり 傾 率川祭o さいぐさ ーの
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刻剤はか*り。 *こき すか な」 し〜は り〜。 をとを し〜ず『
くりけめや*」ー
いで *れな * モニいさと よ園 gs)*れなじ。 ま いさみ ゃむ㎞ をごむ。シ
「うちしぐれきびしき移みなりまけり 委す。者議
㎞シのはな
ろ衣くれよかさねむ」 gよ秋の艦なかすさも」 いさむ園員 要。気を張りて進む。気
いささ をがは 図 小さき川。細く流る いさ な 図 要魚。動物。いちら(鯨)の を出す。奮発す。いさましくす。拾玉
る川。 異名。古語。 「秋ちかくなりもてゆけを出のねもQ
いざ せ園 ささせたま へraた なじ。 いさなさり園 事魚取。倒を 海ょ さむ撃盤あるかをそきく」i国巨
古語。 て捕ふるものなるより、うみ よかけて 個 譲。人の行ひ、またえ、こころだ
いざ たまへ 』Q剤 またな てのよからぬを告げて、改めしむ。い
じ。古語。源 「いきたま へ、宮の御食 あなぎっっわがこぎゆけを」又、海の ましむ。意見す。俗よ、いさめる。伊
reて、参りまつるぞをの給ふ」 縁より、Qはまみかけていふ。萬「 い 勢「鍵しくを来ても見よかし千早ぶる
いさつ 図 編劉。くびりころすこを。 さなgりはまべをきよみうちなびきた 碑のいさむる道ならなくよ」
絞殺。 ふるたまもょ」eなだよかけていふ。 いさめ g㎞。いさむるこを。いましめ。
いさつ 園隅国国 贈泣。あしすりして泣 萬「きのふこそ舟でをせしかいさなを 陳言。意見。_
く。古語。記 「なにをかも、みましを、 りひちきのなだをけふみつるかも」 いーさめ g 寝覚。ねさめ よたなじ。古
こをよきせる園を、ま らさすて、なきい いざ なふ園園鶴㎞。さそふさそひい 語。六帖「あづま路のいさめの里の初
さちるを、のりたまへむ」 だす。みちびく。源「いさたまへ、さも 秋の長き後をひさりあかす我なぞ」
い- きこし 国国 慶職。目を覚ますこを は、くはしくきこえさせたまさ、い いさめ の つづみ 図 譲鼓。『支那の故
早し。めささし。古語。源「めのをの、 きなふ」 事より出でたる語』譲めむをする人の
(133)

いささきことなを、かたる」 いさのまなお 召 おめの剤 (天沼 鳴らす鼓。古語。夫木「君が代を いさ


いざこに国 寝韓、いさをく。目さめ 名井) rsたなじ。 めのつづみ鳥なれて風さへ枝をならさ
が早く。古語。夫木「よもすがらねぐ いさ3園地。あかる。古語。 さりけり」
いぎさらは いさ」よ いさみだける
いさやがは いさりび いざを
(134)

いさやがは園 る知識川。語路のかょへ 魚を捕ふるこを。すなどり。伊勢集「わ 萬「はしきやしをはの松原わくごども


るより、いさrsかけていふ。績後拾 たつみの沖中ょ日のはなれ出でてもゆ| いさわいでみむ」
-
「契りたく心の末えいさやがはいさた いさを図 勇夫。いさましきをどこ。
のまれぬせぜのあだなみ」_ いさりび召 漁火。魚を、船の方へ寄す ゆうきある男。ますらを。勇士。紀意
いざよひ図 十六夜。Qいきよひのっき るため よ、漁夫の競く火。すなどりを 宴「あまのほひうけひもまるくあれま
の界。Q陰暦十六日、またを、その夜の するためょたく火。後拾「かくなむを一 して碑のいさをとなりょけるかな」・
稲。 既墜。 あきのいさりびほのめかせ議漫の浪の i功。てがら。いさをし。功名。職。
いざよひ の つき図 十六夜月。『タ方 をりもよからむ 」 いさをしg 功。『次の語の居名詞』
より、ややたくれて、即ち、稽像して出 いきりびの園 *gりひょ時後「さをまなじ
づる月をいふ義』陰暦十六日の後の月。 ょ くものなるが、これを墜めを、ほ いさをし国 功。いさまし。幼あり。
既墜 月。源「いさよひのつき、をか しき のかよ見ゆるより、ほのかみかけてい一古語。空穂「どしかげ、いさをも き心、
ほだrsたはして」 ふ。拾遺「あかのあまのつり ょをもせいちはやき足をいだして」
いざよぶ園自 滞りて進ます。たちや るいさりびのほのかょいもをみるよし いさをしびを図 功人。功のある人
すらふ。ただよふ。信醸す。源 「いさ もがな」 衆みまされる人。いさましき人。ま
よふ月よ、ゆくりなく、あくがれむこ いさりーぶね 図 漁船。すなだりをする一 らを。いさを。豪傑。
をを」 船。れふせん。 いし固 崎子。いす(椅子)の古語。拾遺
いさらなみgきり(霧)の古語。奥義 いざる図 宅。竹を編みて作れる器。古| 「梅の花の御もさみ、御いしたてさせ給
抄「いさらなみはれよけらしな高砂の 語。字鏡「宅、盛浸竹器也、伊佐留」 ひて、花の宴せさせ給ふみ」i稚。
尾上のそらょすめるつきかげ」g いさる園圏 漁。魚、貝なをを押ふ。 をけなきこを。わかきこを。古語。
いーさらへ g 録没。鋳物師の語。金属を すなだりす。萬「うなはらの沖漫よさ」 「國いu地いしの時」
鋳たるうへ ょ、更み、みがきをかけて、 *しいさる火* あかしてをもせやまさ」いし 國』 美。 『 もの韓』 ○よこし。よる
滑らかreするこをo まま見む」 こしQ
うつくし。 み ご *こ なり。 Qう*
いさりg 。『いかり 残gの約か』「いざ わ 隠 も来。幻みたなじ。も語。 し。あちはひよし。 れいし。Qたくみ

なり 、てきょteやさし 、けrP* いし うも g い
り。殊語なり。 シ 信シ業の呂の自名。優髪業 シ
いし頃 意味なくして、語の終りょっく一 の署。 かはのこまうさょ愛をさられてからき
るてにをは。古語。紀「始めたまふいしうちのそや図石打征矢。電の尾 備するいかなるたびぞはなだのたびの
なかをたえたる」
いじ図 沼などの中ょ、残ょ、ひさをころ のひたたれよ、いしうちのそや、御免を いし がみ図 石碑。碑体をして祭れる
ょ、水をたたへしめむがため ょ堀る池。一 かふむり」 石。いはがみ。金葉「あふことをどふ
i惨。魚をとらふる具。 いしうち のはね図 石打羽。鷹の尾の いしがみのつれなさょわが心のみうご
いし あはせ図 石合。遊戯の名。奇異な 左右のはしなる、第一、第二の羽。地よ きぬるかな」
る形の小さき石を、左右よ合せて、勝負 り飛びあがる時rs、石を打つもの。こ いしき図 石阿。『石城の義』古、棺を擁
を決するこを。散木「いしあはせをい一 の羽、きはめて強きが故よ、矢よはぎて ひしもの。石réて作れり。古語。:
ふこををせさせ給ひけるみ」 珍重す。 うまきもの。美味。女の語。
いしいし 固 だんご(園子)の異名。女 いしうるし 図 石漆。まっくいをいふ。 いしき づくり図 石極造。いしき(石
の語。 いしはい。 輝)を作る人。古語。
いしいし-こ園 よしよしさ。うまうま いし うら図石占。古、石ょて占ひし術。 いしき なし国』不能。よからす。よ
さ。盛衰「歌のこるのよさよ、いしいし あうら(足占)して、石をふみ敷ふるこ くなし。わるし。
を歓ぜられたり」 さ。古語。萬 「つるつきもつかふりも行 いしくミ園 好。よく。けなげょ。いみじ
いしいし に即 以攻以。っぎつぎょ。きてゆふけをひいしうらもちて」 く。平治「次、いしくまみりたり、春日
古語。 いしがけ-こもん 』石崖小紋。染模様 山の奥、まかじかの虜なりを数へて」
いしう園『いもくの音便。けなげよ。」 の名。石崖の形を染め出したる小紋。 いし くれ 図 石塊。石の、小さきもの。
殊勝 ま。平治「難波三郎、これを、何の一いしがけるほり図 石崖絞。染模様の 石のかけ。小石。
(135)

後言をいはせ申し候ふぞを申せを、悪 名。石崖の形ょま ばりたる紋っ亀中形 いしごき図 石御器。ちやわん(茶腕)


をいふ。
源大あさ笑ひ、いしういひたり」 を並へたるが如きもの。
いしいしうち いしかは
いしこし いしたぶや いしづき
(136)

いしこしB』極めてすこやかなり。甚 たみのぼりはててもなほうつるかな」 いしーづき 図 石突。Q鏡、長刀な ごの、


だ達者なり。 Q模様の名。石盤の如き形をそろへ並 本の端、またを、銃砲の豪尻を包める金
いしこーづみ 図 石小積。Q大小の石を べたるもの。Q緒のたたみかたの名。 具の名。大鏡 「御たちのいしづきをを
積み重ぬるこを。Q石をつみかさぬ @紙のたたみかたの名。 らへ」環。敵。Q衣服の裾の端。
るひど。 いしたぶーや園 石飛。あまはせ使を、 石付。竹の根の、土の中réて朽ちたる
いしこ づめ 図 石子詰。土中よ、穴を堀 その疾く走るこを、石の飛ぶが如きも もの。薬用をす。鬼歯。
りて、罪人を、いきながら よ入れ、大小 いしーづだひ図 石博。敷石を博ひ行く
の石 よて、埋め殺すこを。中古、大和 ょかけていふ。記「いしたぶやあまは こを。石の上を渡りゆくこを。新古「か
國奈長の鹿を殺したる者を、この刑rs せづかひこをのかたりごをもこをむ」 た山のいささ小川のいしづたひこころ
虜せられたり。 いしーち図 石地。Q小石の多き土地。 ぼそくも世を過すらむ」
いしーする 図 礎。『石据の義』Q家屋の、 磯碑。Qいしちぬりの署。 いし1つち 図 石組。古代の武器の一種。
土豪の下へ据うる石。つみいし。土豪 いしち ぬり 図 石地塗。漆を、灰色ょし 石raて造りたる樋。又を、刀。
石。夫不 「すみれさくならの都のあさ て、光澤のなきやうrs塗りたるもの。 いし づつ いg石組。Quっちょたな
をてをいしするのみぞかたみなりけ 拾も、さらめきたる石の如し。 じ。いを、添へたる語。古語。
る」 Q大事なるこをの頼みをなるべき いし-ついち図 石築土。堀、又を、堤な いしーつぼ g 石壺。伊勢國の雨皇太碑
人。「大臣を 園家のQuするなり」 *この崩れむこをを防がむためrs、石ré 宮なる、外玉垣御門の内みあり。祭典
いしたたきg 戦鶴。動物。島の名。 て積みあげたる頃。いしがき。 の時、数使をはじめ祭主以下、正権宮
きれいみたなじ。 いしづえ図 石投。石をなぐるこを。 司、正権禰宜等の巫するをころ。
いしーだたみ 図 石堂。っ地上 よ、四角、 古語。大鏡「いづかたまも、い しづえは いしーでん 召一身田。その人、一代の間
またを、三角、六角などの、ひらたき石 かりraて、まこをしき弓矢を、まうけさ だけ所有する田地。古語。
を敷き詰めたるをころ。登。Q石rsて せ給はやり」 いしきこ 陥 石床。川の底の、石を敷き
造れるかいだん。いしだん。古語。績 いしづかひ 陥 石使。QUのつかひよ つめたるやうまなれるもの。
古今「みくまののかみくら山のいしだ たなじ。 いしーをさか 図 石鶴起。鶏のをさかの、
かたきもの、ま ま 内侍ョ 「あか いょ うばン、・・ #
-
、 なし
いしの つらら
をりの、いしこさかあるが」 ざこざ」 らら ょたなじ。g㎞ig
古語。







いし
いし な 員 石。いし(石)の古語。 いしのたまし図 稿子御座。腰掛を設
いし-なご 図』石之子。見供の遊戯の名。
。海中 ょある岩石
けたる、天皇の御座所。古語。 より、干潮のさき よ、通きいづるもの。
石を空中 ま撮きて、その落ちこめひま いしのかたしろ図石形代 -
濃物。いはつらら よたなじ。
ょ、地上ょある他の石を捨ひて、これ (石塔) よたなじ。 いしのまくらB 石統。石ょて作れる
ュ、ねらひあっるこを。いしなさり。 いし のからこ図 石榴。人の死骸をを 枕。いしまくら。
いしなんご。夫木「いしなごの玉のた さむる石棺。 いしのみ 図 石撃。いしきりのみ(石切
ちくるほをこなきra過ぐる月日をかはり いし-の-きざはし 図 石階。石r て造れ 撃 をいふ。石をきり、またを、彫るょ
やま する」 るかいだん。いしだん。古語。 用みるたがね。
いとなっぶで日石備。見供の遊園の いし の たけ 図 石竹。『石竹の字の直 いしのみなと召 石湊。すすり(例)の
名。いしなごみたなじ。 露語。但し、石竹を撫子をを、全く同じ 異名。
いしなさり 図 石撤子。見供の遊戯の きréあらね ど、その種類の同じきréよ いしのみまし召 石御座。常陸國の鹿
名。いしなごみたなじ。古語。散木「伊 りて通用す』 植物。草の名。なでしこ 島碑宮の赴内みある石、古、鹿島の碑、
勢の響宮réはべる頃、いしなどりの石 1sたなじ。古語。散木「君が代のため この石の上 よ天降り給ひきを いひ博
合せをいふこをせさせ給ひけるrs」 しょひかむかすがののいしのたけょも ふ。古語。夫木「尋ねかねけふ見つる
いしぬ 図 吉野。地名。大和國吉野のふ 花さきreけり」 かなちはやぶる深山のたくのいしのみ
るき稲。 いし のち 図 石乳。 確物。いはつらら ましを」
いしのあぶら図 石油。磯物。Qう よたなじ。古語。 いしの ゆか 図 石床。平たき石の床。
づのあぶらみたなじ。 いしのちちg石乳。磯物。いはっら 夫木「そま人もすまでいくよのいしの
いし-の-だび図 石帯。古、装束re用み らrsれなじ。古語。 ゆか震よ花をなほにほひっっ」
(137)

し電。質石réて飾る。ごくたい。せき いし1の1つかひ図 石使。すすり(破)の いしのよだれ召 石鏡乳。磯物。いは


たい。夫木 「思ひきやわが身ま づめる 異名。 つららよたなじ。
いしな いしのれまし いしのつらら
いしばい いしぶね いるんでんをん
(138)

いし ばい 図 見供の遊戯の名。小石を、 はせrs似て、大さ、五寸ほどよ及お。頭 いをんーでんをん園 以心個心。碑宗ょ


遠く投げてあそおこを。 大きくして、日ひろく、鱗細かく、尾を、 て用みる語。日rsてをいま れさるこを
いしばし 図 石階。いしのきさは しょ 裂けす。色を、淡黄réして、黒斑あり。 を、わが心より、彼人の心ré合併せしむ
ななじ。古語。鱗鈴「一町のほどをい 水上rs浮かはやりして、河石の間rs棲む。 るこを。心を以て、心rs博ふるこを。
しはしを、たりのぼりなどすれぞ」 いしもち、ぎはちなど、異名基だ多し。 いし-め 図 石目。彫刻物rょ附くる、細か
いし はじき図 石弾。C古の兵器の名。 源「ちかき川のいしぶし」 く凹みたる黙。ななこré似て、正則な
水を立てて、その上rs、石 を置き、ま か いしーぶね 図 石船。石を入れたる漁船。 らぬもの。
けraて、その石を投げ飛ほずもの。和 船の軽きra過ぐるを、重くせむがため いしめ-ごもん 図 石日小紋。模様の名。
名「槍、和名、以之湖ッ観、建大木置石共 よす。 石目形rs染めたる織物の小紋。
上上競機以投敵也」信 見供の遊職の名。 いしーぶみ園 石碑。表面re、文字を刻み いしもち図 石持。いしもちこもん(石
指reて、小石を弾き合ひて、弄ぶもの。 て、後世の紀念のためrs建て匿く石。 持小紋)の署。
いしはひ の だん 劉 石灰増。石灰を固 夫木「いしおみやつがろのをちょあり いしもち-こもんg石持小納。四角の形
めて築きたる壇。禁中の清涼殿内の南 をきくえ世の中を思ひはなれぬ」 を、正しく積みたるが如き、織物の小
隅みあるもの。 いしま図 騒。器具のゆがみあるこを。 紋。拾も、嫌丸などを相みあげたるが
いしはひ のまg石灰間。い はひの いしま固 石間。石を石をの間。源「氷 ごをし。
だんょたなじ。舞内侍日記「いしはひ をちいしまの水を行きなやみ空すむ月 いーをやう図 意匠。Q心づもり。ちゆ
のま よ騎りたち、つくづくを待ち居た のかげぞ流るる」 かう。工夫。貸ある事 よつきて、工夫
りこし」 いし み 図 巻。ふごょたなじ。散木「こ し発明せる、特別の考へ。「いしやう家」
いしばり固 石針。石ょてつくりたる ころさしふかきみ谷ょっみためていも いーおやう図 以上。徳川幕府の制 ょて、
針。療治rる用みる。硫。 みゆすりてあらふね庁ぞ」 旗本の一種。将軍の目見えを得る家臣
いし-びや図 石火矢。むかし用みし兵 いしみ け 召 奇。いしみrsたなじ。 の稲。目見いじやう。
器の名。大砲の類。 いしむ園闘員。麻。ゆがむ。くねる。曲 いし やき図 石焼。自聖の粉を、柔き土
いし-ぶし昭 石伏。動物。魚の名。形、 がる (器物などrsいふ) をを交へ、水み浸して、なかすみを、火
ーシー


ェょ
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よ承

そりるの
あre
し、
reかけ、かまr*入れて鶴さふた。シ * 皇さ『も引ー計引










、 る
いし やのね 目 石録。古代の武者の名。 り。嘴を青く、喰ひち*** て、ヌをな



石みて造りたる矢の根。 せり。




いしゆみ目石月。古代の兵器の名 標 いすか のはし図 署噴。『鶴の日はし







いす




すすむ
械 まて 石を、鍛 まはじき授ぐるもの。 *、食ひちがへるものなるよりいふ」物

古すみ語
かすむ



い。

たち

い 髪らます 園 」射自。矢を射て、敵 事の髄騎するよたをへていふ語。

」 は あなすれ

まご
ひび





をちらす。射破。大平「寄手大勢なり いすくはし 園 勇細。鯨え、いさむもの

まして
さいへ ども、山を、海を、積矢よいえら なるより、くちらょかけていふ。記「う
まされ」 だのたかきみ鳴わなはりわがまつや鳴 い-せ図 五十瀬。多くの瀬。古語。
いをろます国鶴 射自。Gu りす をさやらすいすくはしくちらさやる」 いせーだしろい 陥 伊勢自粉。むかし、伊
よたなじ。 い すくむ闘 射遮。矢を射て、敵 勢國射和をいふ地より産せしれしろ
いしわだーごろも図 石綿衣。いしわた の出でむをするをすくむ。いしらます。 い。はらや。
reて作れる衣。火院布。 いすし 図 胎館。いがひの身を、鮮ょっ いせの-かみがき陥 伊勢碑垣。皇后の
いし-お 図 石井。Q岩石の間 ょ等ちた けたるもの。土佐「ほやのつまの、いす 御産の時、御身rs寄り添ひ居て、守護ず
る井。Qがはを、石réて作れる井。後 しすしあはびをそ」 る人。
拾「女のいしみ ょ水くみたるかた、る が いすすく 園自 驚き騒ぐ。狼狙す。古 いせ-びこ図 伊勢人。風俗歌の名。風俗
きたるを」 語。記「たちはしりいすすきき」 歌「いせびををあやしきものをやなを
いしおづつ 図 石井筒。石ょて造りた いすず くれーづき 固 陰暦六月の異名 てへむ を舟rsのりて波の上をこぐや」
る、方形、またを、圓形のみづつ。散水 古語。秘蔵「時島ふるさをここひてかへ いせみち 図 伊勢道。『伊勢園え、五十
「 いしみづつひまもる水 またはぶれて るなりいすすくれづきょなりぬるそら 町を、一里をするよりいふ』Q道の遠さ
つてみも夏をききわたるかな」 をて」 事をいふ。Q耳の遠き人réたをへてい
(139)

いすか 陥 鳴。動物。鳥の名。大さ、う いすたらひ図 天文を測るよ用みる器 ふ。俗語。


そよ等しく、頭を背をも、青くして赤 械。一尺ほどの圓き板を、三自六十度 いせん図 割。見供の遊戯の名。あ
いしやのね いすかのはし いすろごふ
㎞ 『シ『
いせん いをいをこ いをき
(140)

いちよたなじ。 じふ。古語。 る雪をいそかへりふれ後までも見む」


い-せん 召 以前。そのをきより前。ま いをーいをーこ園 気のひきたちて、いさ いをーき 図 植物。すぎ(杉)の異名。古
へかた。楽花「来年の四月いぜんみ作 むさまよいふ。うきうきを。はきはき 語。秘蔵「大井川いそきの後くだすな
り出ささらむをむ、つかさを さり、國を を。かひがひしく。 り践のをさこのえいや撃して」
めしかへしな%こせさせ給ひ」 いをーがくる 闘自 磯隠。磯の物か いをき 陥 急。Q早くせむをするこを。
いせーやひうが 園 伊勢日向。『伊勢國 げ13かくる。紫式部集「いそがくれた いそぐこを。せくこを。Qよう い。ま
を日向國をを、遠く、隔たれるをころな なじ心 よたづぞなくなが思ひ いづる人 たく。準備。古語。土佐「この頃の、い
るよりいふ』すべて、物事の、彼を比を、 を誰ぞも」 でたち、いそぎを見れだ」
かけはなれたるたをへrsいふ語。 いそがし 隠白 祐。いをまなし。こをま いーをミ 陥 関則。Q十二律の一。七月よ
いせをーの あま召 伊勢海人。伊勢國の げし。 あたる律。Q陰暦七月の異名。
漁人。古語。千載 「ま ほたるるいせを いそがす 園闘池 急。いそがしむ。はや いそQ園園国急。Q事を早くせむをす。
のあまやわれならむさらをみるめをか くさする。催促す。騎鈴 「かしこへま せく。せまる。はやる。源「たのづか
るよしもがな」 みれをて、Gそがしやりたりけれを」 ら、いそぐ事なきほをえ、たなじ心な
いせを のみや図 伊勢宮。太碑宮を申 いを かひ召 磯貝。Q波ようち上げら る文、かよはしなども」Qはやあしょあ
す。古語。夫木「月かげもたえぶりやす れて、磯漫ょある貝殻。i動物。貝 ゆむ。 をくあるく。i砲 急。 事を早
まむすすか川いせをのみやの世世のふ の名。すりめがひよたなじ。 くせむこををもをむ。うながす。さい
るみち」 いそがひーの蹴 磯貝。磯るうち上げら そくす。
いを召 磯。Q海、またえ、湖の水ぎは れたる貝殻は、割れて片員をなるもの いをし曜』 いさをしよくつをめてあ
の、石などのあるをころ。Q石をあら なるより、かたよかけていふ。萬 「水 り。古語。山家 「あま人のいそしくか
きるも、ただ、湖海なをの波打ちぎはの くぐる玉みまじれるいそがひのかた態 へるひしきものをこにしはまぐりかう
継稲。 演漫。 磯。 冠の額ぎはのを
-
rsのみ年をへrsつつ」 なしたたみ」
ころの名。 いをーかへり園 五十遍。Q五十たび。 いそしくミ園 悪切。ねんごろよ。つをめ
いーを 翌 五十。 十を五倍したる数。ご Qたびたび。六帖「岩の上の松の槍みふ て。丁寧rs。
d ーイ
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う。 シ㎞
リ り、 -
語。給 道 「春〜れたまづ ぞうちみるい *月を いつ* *わか%㎞のみぞふるヒ
- 路。濃過のみ。
㎞ま そのかみめっらしげなきゃまだてれびそ/ ㎞のほとり。う%。
『シ (年齢よいふ)
五十歳。 ごも」 いたま隠 艦間。 濃を濃をの間。千載
いをーちをり 図 機千鳥。Q濃遷ょ居る いそのかみ園 石性。大和園、いその一 「もくづ火のい剤をわくるいさり舟
千鳥。Q濃漫 よ群がり飛ぶ鳥の鶏補。 かみをいふ所ょ、はる(布留)さいふ名 ほのかなりしょたもひそめてき」
いそ な 図 濃菜。濃達よ生する草の、食 の地ある鎌より、ふるょかけていふ。」いをま図 濃回。磯のほとり。いそべ。
用さなるべきものの線輸。 古今「いそのかみふるき都のほをさぎ 古語。萬「もみちはの過きょし子等を
いそなきさ図 濃楽章。いそな まれな すこる はかりこそむかしなりけれ」 たづさひてあそびしいそま見れをかな
じ。 いを の さき 図 濃前。磯の、海中へ突 しも」
いをな さり図 濃菜鳥。動物。鳥の名。 き出でたるところ。 いをまくら臼 職桃。海漫ょ宿りて寝
ちごり ょたなじ。 いそのたちはき図 動物。さる(猿)の るこを。いそね。堀太 「彦星の天の岩
いを なみg 職浪。濃漫ょうち寄する 異名なりをいふ。古語。軸中抄 舟ふな出してこよひやいそょいそまく
「シ
浪。夫本「たかし山松なきかたの松風 え、異名多し。或を、たかをいふ。日吉 らする」
やふもをのうらのいそなみのこる」 赴 ょえ、たかのみこをいふ。或ものょ いをめき臼 いそめくこと。古語。
いを ねg濃根。『ねえ、島ね、草ねなど え、匿房卿を、いそのたちはきをいはれいをめく 園員 いそがしきさまょて
のね よたなじ』 いそのほさり。いそべ。 けり」 あり。いそいそをす。古語。
古語。拾玉 「田子のうらょ藤さきぬら いをは ミ員 動。 またないたもと召 機許。『もとえ、山もを、岩
しgそねまっ構そめゆく紫の浪」ま じ。古語。萬「いそはくみれを碑なが
う もをなどのも とよたなじ』 いそのかた
濃寝。いそまくらょれなじ。古語。月一 らならし」 ほどり。いそね。いそべ。高「たほ海
(141)

清「秋の夜のあはれもふかきいそねかいをは3闘自 うかれて、あそびたは のいそもミゆすりたっ波のよらむをも


なをまもる雨のたをはかり して」 ぶる。古語。 へる演のさやけく」
いそしむ いそのかみ いをぶり
いをもの いたいたし いだく
(142)

いをもの臼 磯物。海草の纏稲。 いたーいたしB』 痛痛。甚だいたまし。 たいさうrる。いたう。切ré 。萬「駒な


いをーや図 磯家。海漫 よある家。新古 いを哀げなり。俗ょ、いた いたしい。 いたくうちてなゆきそけならべてみて
「もしほやくあまのいそやのゆふけぶ いたう 園 甚。『いたくの音便』はなは もわがゆくま がみあらなくょ」
りたっ名もくるしたもひたえなで」 だしく。もっをも。源「夜も、いたう更 いだく 闘」C抱。物を、腕のうち ょ
いをーやかた 図 磯館。いそやみたなじ。 けぬれを」 園み持つ。かかふ。だく。枕 「殿いつ
夫木「あれはてて人もなぎさのいそや いた-えん 図 板様。板みて張りたる様。 しかを、いだきをりたまひて、ひさよす
かたいつよりあまのすみうかれけむ」 いたか 図 経を調み、またを、塔婆をかき るたまへる、いをうつくし」 Q心み思
いをーやま図 磯山。磯漫みある山。 て、川へ流しなどして、銭を貰ふ僧。 ひこむ。懐。「恨をいだく」信 内rs園む。
いをやまもと図 磯山許。磯山の麓。 いたーがき図 板垣。板ょて作れる垣。 擁。「山、海をいだく」
いそ-の g 磯回。いそのまはり。磯の いたべい。源「いたがきをいふもの、う いだけし曜国 甚。いたし ょたなじ。古
ほをり。いそま。萬 「まほ早みいそわ ちつくろはせ給ふ」 語。萬「いたけくの日ょけみませむ」
ré居れをあさりする海人をやみらむ旅 いたーがね図 板金。Q薄くのはしたる いだーごg 板子。舟のあげいた。船板。
ゆくわれを」 金属の板。Q古くも、通用金銀の事を いた「ごし 図 板腰興。古、儀式の時よ用
いた 図 板。Q木を、薄く平かょ換きた もいへり。 みし、貴人の興。三面を、板réて張り、
るもの。「松いた」「四分いた」落窪「夜 いたーがひ図板飼。板を敷き詰めたる概 前面rs、艦を掛け、四方rs、棟を立てた
ふくるまで、いたの上よみて」 貸金属 の内 ょ、馬を放ち飼よするこを 握制。 るものo
などの、薄く延はしたるもの。「銅 いた」 いだかふ 闘国圓 抱。いだくの延。古 いた ごこ図 痛事。いたきわさ。いた
「金ののべいた」 gはんぎ(版木)を 語。竹取「かぐや姫をいだか へて」 き目。
いふ。Qいたじめの署。Q厚き継物の いたきもの図 優者。いたくすぐれて
いたとんがう 目 板金剛。いたっけ剤
類 「 砂いた」 よき人。きついもの。犬物。古語。靖 うりょたなじ。
いーだい 図 衣朝。装束。東帯。 鈴 「この宮も、年頃、いを例剤の よ いたし 認画 痛。Q痛みを感す。脳み苦
いだい-けg 種気。小見の、いをけなく、 *給ひて」
かはゆげなるさま。
し。俗rる、いたい。源「頭、いをいたく
いたく 別 甚。 はなはだしく。きつう。
て「くるしくはべれを」ら思ひ苦し。Q
- -
い、には、し。Qはなはだし、さっ、t 、ま *引ー* 「いらず 国シ らょり
# だ好して C*な*こreいふ) 運 「小うち *。ョニgで シるとて、 こなたょり、砲へやる。Q見えきるも
ぎひきたざして、けちめ見せたる、いざ 八者よたてつづけたるいだしぐるまご のを現はす。伊勢「女がたよりいだす
いたし」 もの」
臼 出歌。五節の舞のさき いだしづま図出建 歪のさら ょ、歌をかきて」
㎞ 着物のつまの、外 いただき図 頂。C頭の上。和名「韓 併
ょり見3るやう ましたるもの。古語。 太夫岐、頂也」Q山の上の、最も高き
いこの上 よ
うちき 図出だ。『種を、直* いたをみ図坂郵。夜rて造れるえ 虜 行取「駿河園みあなる山のいただき
を出して外より見るや をみ。 ま、もていくべきよし、たほせたまふ
うュ者るものなれをいふ』う 34た いだし やくミ園鶴 出疲。人の心み、ゆ g物の、最も上なる所。QQ列剤
なじ。古語。枕「さくらの直衣よ、いだ だんせしめ、そのすき よ乗じて、さきが ちの鬼。Qいただきもちひの署。新六
しうちぎして」 けをなす。だしぬく。十訓「はじめも、 「をさなごの春のはじめのいただきょ
いたしかゆし回 通達。『極けを痛く、 ゆゆしくはかりごちたりけれをも、遂 つかさ位をそな へあげつつ」
播かされを洋しをの義 利害、雨様rs ré、いだしぬかれréけり」 いただきもち図 載餅。あんこを、圓く
わたりて、なすべきか、なすまじきか、 いた おめ 図 板締。縮細、その他の絹物 帰くして、中を四め、その上rs、小豆の
如何はせむを迷へる警rsいふ語。 などの、模様を染め出すべきをころを、 領をのせたるもの。灌備曾ょ用みる。
いた おき図 板敷。板を敷きたるをこ 種種の形したる板rsて締め置き、その はなくさもち。
ろ。量を敷かやる虜。いたのま。枕「か 他の部分を染めて、白色の模様を染め いただきもちひ宮 蔵餅。古、見女の五
たはらよよりて、勾欄たさへてゆくも 出す法、また、その染め出したるもの。 歳 よなるまで、正月元日re、その頭上
のを、ただ、いたじきなどのやうrs、た いだす国鶴 致。Qをだかす。及ぼす。 ré、餅を載かせて、「官位かたかれ、め
もひたるもをかし」 なす。書す。せしむ。伊勢「心さし* いかう(命幸)かたかれ」など、祀ひ言え
いだし きぬ 図 出衣。下着の裾を、直衣 いたしけれど、さるいやしきわさもな つつ、その隣ょて、三たび、頭をなでし
(143)

なごの下より出して着るもの。古語。 らはやりけれた」 Q なす。行ふ。宇拾 こを。古語。築花「ひ姫君、二つ三つは


いだし AJるま図 出車。かさりをなし 「無濃をいたす」 かり ょてたはしませを、殿の御即、いた
いだしうた いだしつま いだす
- 『
『シ
いただく いたづき いたづら
(144)

だきもちひせさせ給はむをする よ」 くして、その録の、鋭からぬもの。多く、こんかう。
いただく闘冒 載。Q頭の上よ載す。一弓術を警古する時よ用みる。信すべて、 いたづら 図 無益なること。むだごを。
頭上rs被おる。夫木「のこりみて第を きっ さきの鋭からぬやじりをつけたる やくよたためこを。
いただく看草冬の野もりをなりやま ぬ 矢。平頭筋。宇拾「左の日ょ、いたっき いたづらいね 図 稲。Q質のならきる
らむ」 Qあがむ。敬ひ仕ふ。後冷「た 立ちょけり」 稲。Q別りたる跡ré生する稲。六帖「わ
ほちちちうまごすけちかみよまで よい いたづき図 等。Q骨をり。所勢。空穂 がっめるいたづらいねの数ならをあふ
「殿の御いたづきいれキり、子の世、うま はかりなくなにょかけまし」i徒寝
ふ(貰)の敬語。たまはる。 ごの世、うしろやすくて」 Qやまひ。 あたねよれなじ。古語。いたづらね。
いただくミ園Q 載。いただか しむ。 病気。 いたづらーごと 図徒言。むだ ぐち。無
いたーだたみ 図 板愛。Q板を敷き詰め いたづ浮 いる園園目 愛入、力をつく 昼なるこをは。 徒事。Q無益のま -
たるをころ。いたじき。Q板をまんを して動む。 わさ。Q男女の、ひそかrs通りるこを。
して、つくれる量。 いたづく 団員 愛。Q心をゆす。心づ 密通。
いたつ 図 以達。備数の語。印度の化行 かひす。ほねをる。古語。婿鈴 「をか いたづら おに 陥 徒死。死にても、その
をへたる僧。 うものするこをなど、いたづく入たほ 甲斐なきこを。無益rs死ぬるこを。む
いーたつ 園国目 射立。矢を、立てつめ くて」 Qいたはる。あはれむ。古語。伊 だち に。
て射る。績けて、矢を射る。俗rs、いた 勢「かくて、ねんごろよいたづきけり」 いたづら に 国 徒。無益よ。不用よ。空
てる。 いたつけ 図枚付。長さ、四分以上、六分以 しく。むだrso古今「る 16かける女をみ
いたつーがはし認白 発。Qつをめて、骨 下の釘。薄き板をうち付くるみ用みる。 、て、いたつらに心をうごかすがごをし」
折るさまなり。古語。Qわづらはし。 いたつけ ざうり 図 板付草剤。裏ょ、厚 いたづらーになる園 死ぬ。はかなくな
心苦し。古語。徒然「愚なる人、この楽 き板を付けたる草履。徳川時代re、雨 る。むなしくなる。
みを忘れて、いたつがはしく、外のたの のはれたるのち、庭園などをあゆむrs いたづら ね 図徒寝。あだねよたなじ。
しみをもをめ」 用みたるもの。今の草履下駄rs似て、 筆 盛集 「あふこをのなきつつか へ る
いた-つき図 板付。Qやじりの、形小さ 鼻瀬を、大抵、さなだをつけたり。いた。 よなよな もいたづらねrsもなりr*け
-ー} 口"
かシ 引シ はり 口
**て、シのシかきがける*か。秋* いだばり メ

のやくま立てシ
くてもありぬべき魔つきを」シ 多 れぎらふごと。あばれる。多
「Qが
* シの をシ
氏人ごもが、貴布禰の祭の騎りrs、市原
づりびyをを、ゆゆしきものよこそ、た いたづき。わづらび。
もびすてたまふらめご」 野の連理の芝をいふ所 まて、虎杖をさ いだばり なし 國』無勢。Qあはれみ
いたづら ぶし 臼 徒園。おだねまたな りて、その大小をくらべあらそびし戯。 なし。たもひやりなし。狭衣 「なに
じ。古語。埼遣「いかなりし時くれ竹 古語。 いたはりなき僧都の、御ここちょも」
の一夜だまいたづらぶしをくるしをい いたーなく ㎞国 基しく泣く。古語。記 大切rsせり。をしげなし。わけもなし
ふらむ」 「あまだむかるのをさめいたなかをひ いだはる園国勢。Qつをむ。ほねを
いだ で 隠 構手。たもききず。たもで。 どありぬべし」 る。はたらく。貸病む。わづらふ。い
深手。重傷。著聞「いだでをたびて、 いだ のもの 図 板物。板を、心ょして たづく。空博 「いたはるをころ、もの
いか まものぶべくもたほえぬよ」 豪みたる織物。 したまふをなむ、うけたまはる」
いだて に園 基手。速かよ。疾くもはや いだはし隠』愛。Qほねをるさまなり。 個 夢。Qあはれむ。ねぎらふ。源「か
く。いっさん よ。古語。夫木「風早の沖 Q親切まいたはるさまなり。源「いた うぶりるたるを、蔵人みなし、わが御
つ潮さみ高くをもいたてにはしれむこ はしう、かたじけなく思ほゆべかめり」 司のぞうよなしなご、いたはりたまふ」
の浦まで」 Q病 よなやみて苦し。Q心、傷まし。心 Q心を用みる。大事 よす。玉葉「碑代よ
いだきり 虎杖。植物。草の名。春、宿 ぐるし。績世適「さすが よ、いたはしく り三くさの賞いたはりてをよあしはら
根より、苗を生じ、薬を、中空rsして て」 Qいをほしみたなじ。俗 よ、いた のまるしをそなる」
節ありて高さ、一丈許ré至るものあり はしい。 〜
いた-びき 図 板引。湖をつけたる絹を
夏、葉の間a、紅色、又を、白色の、小さ いだ ばしg板橋。板ょて造りたる橋。
(145)

板rs張りて、光澤を出したるものe
き花を開く。賞を、三角形 まして、羽の一夫木「谷の戸のあくるもふかき霧のう いた びさし 臼 板庇。板aて作れる度。
ゃうなるものあり。場を食用をす。す」ちょ電をわたせるまきのいたはし」 夫木「初瀬山たにそはかけていたびさ
いたづらびこいだをりくらべ いだばめ

いたびさしおん いたぶろ いたむ
(146)

し下ふく風み梅のかぞする」 いだーぶろ図 板風呂。板 よて造れる風 いたむ園国 痛。Qいたく覚ゆ。儒む。

ー -
いたびさし-おん陥 板庇院。べっさう。 呂。今物語「いたおろをいふものをし Q損やり。やぶる。こはる。記 「その身
別宅。別邸。控家。 て、人人いりける よ」 の皮、こをごをみ、風rsふきさかえしか
いたぶ 闘目 痛。いたましく思ふ。か いたま図 板間。Q板屋根のひま。板を らrs、いたみて、なきふせれむ」i偲
なしむo いたむ。古語。 板をのすきま。後拾 「雨ふれむねやの 悼。甚だ哀む。なげく。いたます (人
いだーぶき図 板葺。板ょて賞きたる屋 いたまもふきつらむもりくる月をうれ の死にたる時などrs)高「世の中の常
根。こけら屋根。板屋。夫木「あづま しかりしを」Qいたじき ょたなじ。 かくのみをかつえれだいたむ心をえの
路や杉 いたおきのひまをあらみあはぬ いたまーあられ 図 板間露。板屋根のひ びかねつも」 傷。i㎞個 焼。草を
月日もさてすぐせをや」 まより降り込む設。 うち固めて煉る。
いーたふす 闘」射倒。射てころはす。 いたーまき陥 見供の遊戯の名。かるた いたむ園国 側 回。例を発語。た
い殺す。 の類ならむをいふ。古語。新六 「をさ ょたなじ。萬「岡の崎いたむるごをよ」
いたーぶね 図 板船。形、小さくして、た な ごのはるのはじめのいたまき よつか いため 図 板日。Q板の木目。板のす
もre、板reて造りたる船。堀太「けふも さくらみをそな へあげつつ」 ちめ。板理。Q板のもくめの揃はめも
また田子のいたおねさしうけて沼江を いたまし曜目 痛。Qなんぎなり。徒然 の。まざめの反勤。Q板を板さの合せ
ふかみをる早苗かな」 「いたましうするものから、下戸ならぬ
いたぶらし昭』基振。あらあらし。は こそ、をのこをよけれ」 Qあはれなり。 いためーがは 図 模草。いためたる草。
なはだし。古語。萬 「たしていなをい ふびんなり。俗rs、いたましい。傷。 つくりがは。ねりかは。よろひ、つは
ねえつかねを波のほのいたおらももよ いた遂す団国語 」令傷。いたむやうよす。 等 よ用みる。
きぞ欄りねて」 なやます。 いため きだへ 陥 板目像。繊を、板目み
いたぶる園目 基振。いたぶらしくあ いたーきへ 図 板前。Qまないたを司る どりませて、鍛へ合せたるもの。まさ
り。古語。萬「風をいたみ いたぶる波 人。料理人。Q料理のえかた。 めぎたへを共み、刀剣を作る材料をす。
のあひだなくわが思ふ君をあびたもふ いたみいたみ園傷傷。悲しみ悲しみ いため おは図 板目醸。やきしほの類。
らむか」 て。うれひうれびて。なげくなげく。 古語。枕「いためじほ、あこめかたびら」
いだめ をやく 日 シ日と 。いためのォ て、“ : 、 、も、ょ てこのよ*なく、優おたるこさ。 一ミ
1きて 造れる 初。 ねく3きわたるこミ、Bこの中将、わ
いだめ つくミェB]] 記 稿付。目のあた かけれを、さえあり、いたり賢くして」 ひかせおふこさなむ
り、きびしく答む。責め付く。 A いちのさえょて」奪三味線なさこの楽器
いたり て 団 至。Cきはめて。はなは
*す *
経の、最も大きもの。i㎞の、うし
だ。 議。 ごく。著説『ま かわごも、急 ろの方へ突き出でたる部分 (剤よ封
A
㎞ さ。に*
いたも国 最。『Qたえいきの騎。もえ
て 程、いたりて探き故 ま、あひ忍びて、病
者のいふ よまたがひて」 信 こさré。ま
こして)
いち 宮澤。魚を捕ふる具。i意地。
感ェ』もっこも。 第一「ま。はなはだ。古 ここ 16。 Q心の底 よ思び込めるこ を。こころ
語。萬「いたもすべなみ」 いたる園Q目 至。C及ぶ。届く。きは ね。 我が思ふどころを、立て通さむど
いたもの図 板物。いたのものょ れな む。達す。信 行き着く。著聞「次、必す、 する心。ニこをさらrs、人 よ逆はむを
じ。 大夫史入いたるべきものなり」 信さた する心。殊更み、人の忌む事を貸さむ
いたーや 図 板屋。Q屋根を、板ょて暮 き る。く。 をする心。大鏡「心いちょてたはせし
このみて」
たる家。eいたやねをいふ。源 「いた いたーお 臼 板井。板r て園みたる井。古
やのかたはらょ、常たてて」 語。古今「わがかごのいたみの清水里 いちーあし 臼 逸足。Qすはやく走るこ
遠み人しくまねをみくされた3r けり」 さ。急ぎ走るこを。信 すはやく歩む足。
いたやかた日 坂屋形。坂ょて作りた
る、車の屋根。 いた おつつ 臼 板井筒。板ょて作りた 駿足。
いた や<し図 痛矢串。身ょあたりて、 る井筒。古語。 いらうち召一打。箇除書などを認む
重傷を負はせ、痛みを感ぜしむる矢。古 いち 召 市。C多くの人の集りて、物品 る時rs、毎條の始めrs、一の字を記すこ
語。記「をみびこを戦ひたまふ時rs、五 を賞買するこを。信 多くの人の集りて、 ど。箇條を分けて、事を記すこを。ひさ
瀬命、み手 よ、をみびこがいたやぐしを 物品を買買する場所。Qまち。市街。 つがき。
たはしさ」 散木「数ならぬわが身をいちのみぞな いちが の ながれ 包 一河流。備教の語。
(147)

いたり日至。e物事の、極強ょ達した れや行きかふ人のこえgなけれを」ま| 偶然を相 ふ*、* 、*少の因縁あり一


極度。きはまり。ほ 思慮あり :魔女。碑楽rs仕へまつる女。i 一。 をいふ義。いちまゆのかげ。
工書 いち
いためおゃく いたりて

|
いち&ゆがけ いちこち いちさのせんじ
(148)

いち&ーゆがけ図 T具艦。戦時ょ用み 人を見るrs、すこしこころあるきはを、 の多きものなれを、ねgくよかけてい


る具。左右の手ré懸くる、革のゆがけ。 みな、このあらましょてぞ、いちごをす ふ。紀「うはなりがなこはさをいちさ|
いちーぐら 陥 市座。市 よて、商人が、 ぐめる」 かきみのたほけくをこきだびるね」
品をならべたくをころ。古語。和名「隷、 いちーこち 図 T越。いちこちてう(一越 いちざ-の-せんし 召一座宣旨。第1の
唐令云、諸市毎欧立標題、伊知久良」 調)の署。古語。 上座rsすわるこをを許さるる宣旨。
いちー&めち 召 一月。Q いちぐわつの いちこち てう g T越調。お ふにりつ いちじーさんらい 園 1字三顧。一字毎
(一月)の古語。Qひをつきの間。一箇 (十二律)を見よ。古語。 よ、三度濃をま つつ、経文を書くこを。
月。古語。 いちこつ 図 T越。いちこちの韓。古語。 増鏡「かの御手のうらょ、法華経、いち
いち&わち-の さい 陥 1月撃。碑主が、 いちご やまひ 陥一期病。一生涯なほら じさんらいなかかせ給ひて」
一箇月の間、精進潔響してみるこを。 ぬ病気。 いち じーせんきん 固 1字千金。『呂不章
いち-げ 図 T夏。備数の語。陰暦の四 いち さ図 T園。Q第一の座席。上席。 が、呂氏春秋を著はして、これを、成陽
月十五日より、七月十五日までの間。 上座。宇拾「諸僧、いちさより、次第rs。 の市中16掲げ、能く、一字をだ よ損減す
この間を、道路の虫などを踏み殺ささ 鉢ををはせて、物をうく」Q同じ席rsす るものあらむ、千金を興へむをいひし
らむためみ、行脚をなさり、籠り居て、 わるこを。同席。同座。八雲「すべて、 故事より出でたる語』一字の債が、千金

修行す。 いちさの連歌み、いたく、同事のたほか の貴きrs常るをいふ義rsて、人の筆填、
いちげ くしゆん 図 1 夏九旬。『一夏の るを、悪しきなり」 Q落語家、またを、 またを、文章な%こを撃むる よ用みる語。
間を、すべて九十日、即ち九句あるが 俳優などの一園体。Q僧、教師、講㎞師 いちしの ばな 図 植物。木の名なりを
故 ょいふ』いちけみたなじ。 な%この、一回の講談。@その座残らす。 もいひ、また、草の名なりをもひいひて
いち-こ 陥 市子。碑、またえ、生霊、死霊 満座。 詳かならやり。或を、いちご(没猛子)な
などré代りて、その意中を、己が日よ いちーさかき 陥 週満。植物。木の名、榊 りをもいふ。萬「道のべのいち しのはな
り述ぶる女。くちよせ。巫女。 の一種。赤く紫はみたる質の、多くな のいちしろく人皆知りぬあが継妻を」
いちご 図 T期。人の、生れてより、死 るもの。びしやがき。 いち-おん 召 T 人。天皇を申す。
ぬるまでの間。1生涯。徒然「大やう、 いち さかき園 逸揃。いちさかきを、質 いち じゆ の-かげ図一樹薩。構教の語。
* 本の樹のみ 。自るも、シょり いう*剤り礼n **
き、シなわりて、妻を、各、1 字を分ち、
の因縁わりてなりさいふ義。いちがの のみち。市近。_
なかれ。 いちーちやうg一定。まかを、事のきま
シえすぞ、成尋の市 まうらむさいひ
いち じようの は3 図 1乗混。備数の れること。字拾「いちちやうもなき事
て れしが、後 その妻ょめぐりあふを
語。ほけきやう 法華経 をたたへてい えたりきさいふ設事より出でたる達』
ふ種。
なおそ、3るし給ふ」 1たび相わかるさも、 縁を霊きせじさ
いちおやっ園T定 たしかも廃す。 いふ意 ま用 みる語。はきやき を見よ。
いっ奏るこ園』著 はきわかりて 保元「重仁親王え、いち剤、今度え 草庵集 「年月ぞめぐりもあはでうつり
位ré即かせ給はんを、待ちうけさせれ ゆく いちのなかなるかがみならねむ」
貫N集「いちじるきえるしなりけりあ はしませり」 いち の-かみ図 T上。『左大臣を、太政
らたまの年のくるるを雪réさりける」 いち ちやうら 図 T帳羅。物見、遊山、 官の事務を纏理するrsよりていふ』 左
-
国 著。意を 前の語 ょたなじ。 またを、晴の場所み行く時など着る衣 大臣の異稲。古語。i市正。いちの
いちおろし曜自 著。いちじるしょた 服。俗語。 つかの長官。後の町奉行の如きもの。
なじ。古語。 いちにちの さい 図 1日賞。一日の間、 いち-の-きさき図 T后。皇后を申す。
古語。
動め行ふものいみ。一日の種進。
なじ血すち。同族。古語。 いち によ 陥一如。備数の語。最如の いち のくち図 T日。殿上の最初の戸
いちぞく-だいみやう g T 族大名。鎌 理。眞理。 日。枕「ほそごのの、いちのくち」
倉時代ré、一族、皆、大名をなれりしも いちねんg T剣。ひをすちのたもひ。 いち の くに図 1園。任所をして、最
のの稲。 一心。源「今をのをちめよ、いちねんの も長き國。(徐目rsいふ)枕「除目rs、そ
いち だい 召一代。Q一人の者の、その うらめしきなも」 の年の いちのくにえたる人」
家の戸主をなれる間。Q人の一生。生 いちねん のねんぶつ 図 T 念念備。一 いち の ご 図 1五。かね尺みて、長さ、
涯。更科「いちだいよ、一度の見物 よて」 心ré念じて、どなふる備名。 一寸五分の縫針。
(149)

いち ち 名 市路。Q市へ 通ふ路。夫木 いちの-かがみ図 市鏡。『古、支那 よ いち の さい 陥 T引。最も、すぐれた


「大和なる三輪のいちちょいそぎても て、陳の除徳言が、その園の破れしさ る才藝。
いちもようのはふ いちちやう いちのかみ
いちのおつなぎ いちばんがっせん
いちのほ“し
いち の お つなき 図 T字接。模様の いちのひとの御ありき」 いちはん がっせんg 1番句職。最初の
名。消防夫の衣鶴の模様16多し。 いち のほっし g一法師。法師の長。今 たたかひ。
いち のをやうけい 鶴 T 上卿。首座よ 昔「守殿、われをこそ、國のいちのほっ いちはん くび 図 T番首。殿場みて 最
着くべき公卿。 しょを用みらるれ」 初取りたる、敵の首。
いちの だいじん 陥一大臣。左大臣の いちーの 浅まひg一舞。舞の時、舞人を いちばん のり 図 1番乗。戦争の時ょ、
異稲。古語。 左右rs分ち、その中 よて階級を設け、 第一番rs、敵陣、またも、敵城み乗り入
いち の つかさ図 市司。中古、京都の 上貢を一の物をいひ、次斑を二の物を るこを。先登。先陣。
市政をつかさごりし役所 東京司、西京 いひ、三の物、四の物などをわかつ、 いちはん やり図 T番槍。戦争の時 ょ、
司réわかる。東京司の東の字を、こを その一の物をいふなり。増鏡「いちのま 第一番rs、敵陣へかけ入り、槍を入るる
さら16、 いはぬ例なり。 -
市の高き ひ久助をいふもの、すこしねびて」 こざこ。
をころ。古語。記「いちのつかさにひな いちのみこg T御子。第一よ生れ給 いち ばやし國』逸速。Qすぐれて還
へやrs」 へる皇子。一の宮。源「いちのみこを、 し。てはやし。古語。源 「いちはやき
いち のところ 陥 1所。Q撮政、また 右大臣の女御の御腹みて」 よの、いをたそろしう侍るなり」Q す
を、闘白の異稲。Q太政大臣の異稲。 いちのみやg一宮。Qいちのみこみ るだし。はげし。古語。轄鈴「門、いち
枕 「いちのをころ よ時めく人も、え安 たなじ。Q國中rsて、第一等の格式あ はやく叩く」
くをあらねだ」 る碑赴。
いちはやぶ 園g国自 逸速。するだく
いち の はざま図 一狭間。城のそこが いち のもの図 T者。すぐれたる人。 なる。はげしくなる。古語。
こひの垣。 源「ふるき世のいちのものを、名のみか
いち のーひだり 召 一左。 いちひ図 様。植物。木の名。優の類。
よ ぎりを、みなつをひまみり」 葉を、あら握より大きくして薄く、質
れなじ。増鏡 「いりの3%引 よ、中院 いちばんーがけ g T番騙。Q戦争の時
を、椎rs似たり。その材、堅くして、船
の前の大納言通園の子、過各少高」 ょ、第1番rs、敵陣へ騙入るこを。ニ す
いちーのーひさこ g 一人。いちのかみ (一 の艦などを作る よ用みる。いちひのか
べて、人の先きがけをして、事をなす
上)ょたなじ。古語。枕「めでたきもの、 こいこQ さ。いちびがし。和名「機子、和名、以
知昆、相似面大ニ於権子一者也」
*、*り名、高さ いちまい おろ 日 *i封剤 心を 一ょtて、味方をするもの。同類で
いちび日 く白さ毛色 (大なこの)
七尺、葉を、梶rょgて柔し。夏、黄色な いちみのあめ 図 味雨。健察の発。
る、五獣の花を開き、賞を特状なり。そ いちまい だな図 1校場。Q農事 ま用 平等なる博の慈悲を、偏くうるほひわ
の皮え、種 ま製し、古を、また、騒市をす みる小舟。稲の苗なごをのせて、田の たる雨ょたさへていふ語。夫木「物を
る ま用みたり。すりあさ。ごさいは 中を引くもの。たぶね。Q」校の板を のみ思ひの家をいでてふるいちみのあ
いちびめのかみ図市㎞。市を守り 用みてつくりたる棚。 めréぬれやま なまし」
給ふ碑。市杵島姫命を申す。また、一 いちまつg 市松。模様の名。いちまっ いち め 図 市女。Q市ょ住む女子。古
もやうの署。 語。Q女の商人。古語。源 「あやしき
設 ま、大山祇の女夫市姫を申すをもい
いちまつこもん 図 市松小級。市松模 いちめ、あきびをの中réて」
ふ。夫木「いちびめのかみのいがきの
いかなれをあきなひものre千代をつむ 様の小紋。 いちめ がさ図 市女笠。Q昔、市女の用
いちまつもやう 図 市松模様。『元文の みたりし翌。中高なる漆塗の被り笠。
らむ」
頃、俳優、佐野川市松、この模様の衣服 Q雨、またを、雪のふる時など よかぶる
いちぶ 図 T分。『公編の配常の一分を 笠。枕 「えせものの、所うる折のこを、
を着初めしより起る』 模様の名。碁盤
得る故ょいふ』中古 園司の中の1官。 縞を、黒を、白を、打違へrsならべたる 雨ふる日のいちめがさ」
えしやう(史生)ょたなじ。古語。
が如きもの。 いちもち 召 逸物。いちもっょたなじ。
いちぶつ おやうさ図 1備浮土 備数の 古語。宇拾「のりたる馬、いをかしこし
語。たなじ備の世界ré生れあふざいふ いちーまんちゆ おごろ 図 T役園㎞。中
古、兜のま ころの作り方の一種。こし をも見えさりつれだ、いみじきいちも
こを。落窪 「衛門、少納言、いちぶつを
まき よ、そりをつけ、鉢附の板一枚だけ ちょてありけれを」
やうご よ、生れたるま やあらむをた
ぼゆ」
を、まんちゆうなりré作り、二の板よ いちもつ 召 運物。衆よ優れれるもの。
り下を、日根野流rsつくりたるもの。 (殊rs、鷹、大、馬などrsいふ)
いちぶ めし召T分召。古、式部省 よて
史生を任命せしこさ。いちふを見よ。 いちみ召 1味。 ただ、一品の香味。 いちもん ぞり臼 文刺。『銭1文 ょて
(151)
いちまい-ぐろg 1枚黒。全身、残りな 貸同じをもがら。味方。仲間。 刺りし故ré名をす』 昔、江戸の大道r
く黒き毛色。(大などの) いちみミうしん 図一味同心。われを、 ありし髪結ひ床。
いちまいをろ いちみのあめ
いちび
シ -
*

- シ『
いちもんふつう いちらふ いちれんたくをやう
(152)

いちもんーふつう 図一文不通。一字も この名あり』藤を、細くさきて、種種の いちれん たくをやう 園一 週刊生備教


請み得ぬこを。少しも、文字を解せぬ 器物を組み織る細工。i 前縁の一業一 の説。畑院を信するものを、互 ょ 備集
こど。無寧文盲。通如上人御又章「い 織ょ似たるより、この名あり』織物の 世界の、たなじ運基の上ょ生るるこを。
ちもんふつうの尼入道なりをも」 名想がな 浮シせる 好なるもの。 いちろしゃg 。いちにちのみ
いちやうらいふくミ園 QT陽来復。暦の いちらふ 図一薦。年功を積みたる、長 ち。一日程。
語。陰暦の十一月、またを、冬至の日。 老の人の補。うお 薦 を見よ。古語。 召 TQ。植物。木の名。高さ1
易みよりて、その計を配すれを、十月 雲闘秒「一薦蔵人貸ニ行事一」
い㎞
丈許 葉をもみみ似て柔かく、且つ、よ
を、地の封をなし、十一月を、復の封を いちりつg T律。e音楽の語。たな く茂り、豆の如き質を結ぶ。職すれを、
なす。即ち、十一月を、地封の純陰中 じ節。たなじ調子。Qたなじぐあひ。 味甘し。材を、その水日、きやらみ似て、
ré、復封初受の一陽復り来るをいふ説 異なる所なきこを。 甚だ美なり。古を、専ら、筋を作るrs用
réよりていふ。また、冬至の日を、太陽 いちり づか 図 T里塚。古、諸園の街 み、今を種種の器仕、扇の骨などをし
が、一週して復り来り、春の日をなるよ 道re、一里毎rs、土を、たかくもり、樹を て用みる。あららぎ。水松。
りいふ。Q悪しき事のみありしのち、 植るて、日標をなしたりしもの。天正 いつ 陥 後威。つよきいきほひ。威光。
潮く、善き方へ向ひ来ること。好運が 年間ょ織田信長、これを築かしめたる 、古 。記 は威 比云伊都」
向き来るこを。 こをありしが、また、徳川三代将軍み至 いつ 園ェ員 凍。こほりて破裂す。俗
いちーやかだ 陥 市屋形。市ょて、物を資 りて 東海 東山、北陸の三道よ築かし よ、いてる。堀太「冬さむくいてし氷
るためré設けたる店。 めたり。 をうづめたきてはや氷室をえいふrsぞ
いちや-けんきやう 陥 T図槍樹。Qた いちりぶ まんばい国一粒万倍。Q『一 ありける」
だ一夜だけ、検校の職よあるこを。Q 粒をまけを、万粒をなるをいふ義 いね いついろ つき図五色月。陰暦五月の
聴じて、少しの間の築輝。Q心みをだ (稲 の異名。高確なるものの、ふえて 異名 古語。
めずして、みすごすこをo 多くなるこをo
いちらくだりg 一楽織。『和泉國の人、
-
いっか 園 何日。Qいつしか
㎞ 0 かみたなじっ
まれな
土屋一楽の発明したるものなるを以て いちゃき目gなをなさる
㎞ わがやさの池のふち㎞
(しだしシ いつかきなかむ」 い

いう

っかけ

-
「うぞや。から 。
いう

*
(

シ ふ

じ。

をが春







すつ
みっぐ

㎞ いつかし 科a 職艦。碑赴の境内r ある撃



W



葬 い

㎞ っれだっびを。同行著。 の家。言㎞ きの つ勢 の多
つがる








いっかうーあゆう 向宗。 『いっかう さ」


古語
なじ
また

よ、阿瀬院備を念すをいふ宗義より名 いつかし国』魔。きびし。たごそかな
Q
g。



いがめ
あいっき
つく

づく』 浮土宗の一派。親盤上人を開祀 り。農重なり。古語。源「昔のためし


ふど








(

こと
は る

さす。鏡山天皇の頃よりはじまる。門 よりも、事そへて、いつかしき御あり

いの
加『




この
いのみ
っきっ茂

徒宗。浮士眞宗。 さまなり」
をも そくきわ
*
べき




多う

いっかうせんねん』T刺割。備数の いづ かた 園 何方。未定の方角。いづ
けれ
さり
あら

語。ひをすちょ、その事を、こころrs念 れのかた。をちら。いづち。源「いづ








つぎ
いつき
いっき

するこを。 かたょよるさもなく、はてはてえ、あや



ぎ語ょ

いっかうに国 「向Qひをむきょ。ひた こしきことをもみなりて」




いっき
Q



g


一騎
うち
づつ

すらう。Q全く。一切。つやつや。源 いづかだ さま にも園 いづれ ょする










Q

rり
こさ
人 行くs

「いっかうにあるべきこを、今 ようけた も。をのみち。古語。源「ほかより博へ


こが一士


づつ






、 乗

まはる。 きき給はむを、いかがをせむ。いづか

い負
rふ人s 」「



うち
Q
ふっき負 騎

いっかく QT格。たのれ一人の主義を たさまにも、いをほしくこそありをも」



い一、




。 勝

以て立てたる格式。 っかーちゆう 召 T家中。1家の中よ属


Q





一人
同一
うせん
きた
いっ

いっかミ闘記 法騒。QQ がくよた せるものすべての稲。徳川時代の武家


とも武é勇
r騎士










はじ。『器物の難を 金属まてたほふ。 の語。




r





こく人
(153 )
-

いっかけ鶴浜騒。egかけち法懸地ょ いつか のせち 図 五日節、中古の頃、五




足のる
6
こ「
*

たなじ。Q器物の縁を、金属rsてたほ 月五日ré、天皇、武徳殿 よ出でまして、
ぶっ

いっきに







一度


ふこさ。 騎射などを観給ひし儀式。
いっかう
いつきぬ いつきのみんのつかさ いつくしぶ
(154)

事の中rs、十度も起ちて、政事 よ熱心す たかる。古語 。 くなり。古語。Qうつくし。古語。Q


るこをこ。 あいすべきさまなり。古語。
いっきのみんのつかさg 豊院司。い
いつきぬ 図 五衣。一そろひの衣の稲。 つきのみんの事を司る役所。古語。和 いつくしぶ 闘池 隣。いつくしむよれ
即ち、うへのきぬ、またがさね、はんび、 名「魔院司、以豆岐乃院乃豆加佐」 なじ。古語。今昔「をりわきて、これを
ひをへ、ひっべきの纏稲。古語。 いつき むすめ 図 響女。大切ょかしづ いつくしひて、物あれをさらせなだ」
いつき のみこ 図 魔王。古、天皇の御 き育っる虜女。古語。源「朝臣のいっ いつくしむ 闘池 隣。Q愛らしくたも
代ごをみ、伊勢の紳宮を、加茂の碑赴を きむすめ、いだしたてたらむ、なにのは ふ。古語。Q大切réたもふ。古語。
ré奉仕せしめ給ひし、未婚の女王、また ちかあるべき」 -
いづくーは あれ-さ園 をこそこをいふ
を、内親王の稲。古語。 いっきんーぞめ 召 1庁染 染色の名。いっ 中réも。わけて。草庵集「さくらさく
いつき のみや図 魔宮。Q伊勢の大碑 こんぞめょたなじ。 いづくはあれを春ごをみ尋ねてそいる
宮。Q伊勢、加茂の魔王の居たまふ所。 いつきめ 陥 響女。いみきよまはりて、 みよしのの山」
Q古、伊勢の碑宮rs奉仕し給ひしいつ 碑ré仕ふる女子。古語。 いっ け 名 T 家。 いっか。同じ家すち。
きのみこ。古語。伊勢「國のかみ、いつ いつき わらは図 斎童。いみきよまは 同族。血族。字拾「 またしきいっ けの
きのみやのかみかけたる、かりの使あ りて、碑ré仕ふる童子。古語。 一類」
りをききて」 いつくミ園自 魔。あがめまつる。けが いつけーうま 図 射付馬。矢を放つため
いつきのみやーの1つかさ 陥 響宮察。さ れを去りて、碑rs講み仕ふ。古語。記 ré乗りならしたる馬。盛衰 「弓の上手
いぐうれう。古語。和名「魔宮察、以司 「この二柱の碑を、胸方の君らが、もち なる上réま かも撮師なしけるが、をり
岐乃美夜乃司加個」 いつくみまへの大碑なり」i個 撃。 ふしいつけうまのはやはしりみ乗りた
いっき の おん 図 賞院。古、加茂碑赴 大切ょす。大事 よす。かしづく。古語。 りける」
ょ奉仕し給ひし、いつきのみこ。(加茂 いづく 園 何虜。いづこの韓。古語。萬 いづーこ園 何虜。その所の明かならさ
碑赴え、天皇の産土の碑 よましますが 「わがせこえいづくゆくらむた きつも るよいふ語。何れの虜。をこ。いづく。
故ょ、伊勢の太碑宮ょなぞらへて、奉仕 のなはりの山をけふかこゆらむ」 をちら。土佐「ここやいづこをさ ひけ
せしめ給ひしなりgu九年 はじめて いっシ e6かめし。 けんか れた」
-
- こ シをあて“ して シめて 引口 L"
㎞ 「わが宿を雪ふる野ペ
古語 -
いづごはがきかひさの。
して、シ山 *をさめだるもの『**みれ
た、六千九百三十巻あり。桃「法興院の
いっし さりそん g シルー れ
が写aのみ、もらし博 て、砂Aみを移
めこむ」 ㎞きSふ撃aて、Q 撃する警㎞のを考
いづこ はかり に 国 何虜をあてよし う、くやうせさせ給ふ」 いっし はんせん gT紙牛録。『一枚の
て。古語。後撰「あかからをみるべき いっさい をゆ じやう図 T切蹴生。備数 紙、牛文の銭をいふ義』 健なる物事 よ
ものをかりがねのいづこはかりになき の語。世よある、すべこの生物。 警ふる語。
ぞゆくらむ」 いづーさ いる さ鶴出入。ではひり。古 いっしんーさんくめん 図 Tむ三観。備数
いっこん ぞめ 図 T用染。染物の名。べ 語。 の語。天台宗の一派の要旨。
にの花1庁みて、絹一匹を、薄き紅色r* いっ さんまい 図 TT味。備数の語。専 い。ーしやう図 T生。Q人の、生れてよ
染めたるもの。保元「判官を、いっこん 一無上の三味。一事rsのみ、念をこむ り、死ぬるまでの間。生涯。竹取「この
ぞめのきぬよ、自青の狩衣」 ること。 みこ、いっあやうの冊、これrs過ぐるを
いづこを はか-こ 国 いづこはかgよ いづーを 園 何地。いづちの韓説 古の東 あらす」貸あやふきいのち。「九死の中
たなじ。古語。新高 「わが宿を雪ふり 園の方言。萬「いづしむきてか妹がな よ、いっしやうを得」
こめて道もなしいづこをはかを人のき げかむ」 いっ をやうぞくミg一弱東。甲冑の五品、
たらむ」 いつ を か園 何時。Q知らぬ間よ。い 即ち、こて、はいだて、かぶを、はちま
いづこを はかり こ 園 いづこはかを つのままか。いつをなく。拾玉 「ほrs き、すねあての纏稲。
よたなじ。古語。空穂「いづこをはか いづる門田の稲葉けさみれをいつしか いっしやう ふしよg一生補虜。備数の
りをもたばえさりけれを」 たもき秋のま ら露」 Qいつか。いつの 語。備よなる以前の菩薩の位の稲。
いづこをはかり に 園 いづこはかを 事よてあるべきかo 早晩。萬「やみの夜 いっしやうふほんg 生不犯。備教の
よたなじ。古語。 *くるしきものをいつしかをわがまつ 語。生涯、男女の交をせぬこを。平家
(155)

いっさいきやう目 T切㎞。備㎞の、 『もはやもてらぬか」 「いやうぶほんの座主」


一書 論の三 のシ天皇の八年 いっ をミ 図 「支員。いし3〜よたないっをゆう 臼 1宗。Q一つの宗教。
いづこはかど いっさいみゆ じやう いっしさうでん
シ『 -





たく
いっ
いっをゆく いっせつたをやう

入るつ
づを





する


こさ
(156)

派。Qた なじ宗旨。 いっ-せつーたーをやう園 1殺多生。備教

ちら方ち 劉
aT



くろ
いた



いっをゆく 召 1縮。鎧を着るこを。 の語。一人を殺して、多くの人を生か

くじsま
rや


なQ


いっしよふちゆう召 一所不祖。住居を すこを。「破邪顕正、いっせつたま やう」

づづれ
何い
いど偲



定めぬこを。永く、同じをころ よ住ま いっせ の ぐみんじ図 1世源氏。皇子

いづ
旅きみかれ も








ま わ
づちを
ぬこを(浪人、行脚僧など よいふ) の、はじめて、臣下の列をなりて、源氏

らむ よ さで


ないかれ ぬ
いっすんーまだら図 T寸斑。鳥帽子のま の姓をたまはりたまへるもの。源「いっ


たつ
はの大なるもの。曾我 「村千鳥つけた せのぐる んじ、また、なごん、大臣 よ








づづち


る直垂よ、玉撃をかけつつ、いっすん なりて」




古みだれの今

さへ
ぎかくす たも「





まだらの鳥帽子、掛緒強くして」 いっせ の をんわう 図 T世親王。常今

」 なきど


ふを


づち
てい
いっすお召 1水。Q水ひをたらし。1 の皇子。今たはします皇子。

くらむ
満の水。Q飲料の、極めて僅かなるこ いっせん きり図 コ銭切。中古の刑罰の

唯一
らい
いっ



T




ちやう
を。ひをしづく。「酒を、いっすみも飲め 名。せに一文を盗みたるものをも、斬

ちやう
所ちる持
さを晴着
いせ


やり」Q書家の語。一つの泉、川、池なだ。 罪rs虜すること。

いっち





1





やゆ
やく
いっせい いつりよ園一成1旅。『田一成 いっせんさ はらひ陥 T千度級。残の詞

たどる 、
なよか

さび




ゆび


衆一旅 をいふ語の署』 極めて僅かなる を、一千度唱へて、罪を清め秋ふこを。

測っち家る の



な牛


(
3



土地を人数を。 いつーぞーや 園 日外。いつの頃 なりし


平丈

いよい
」 やく「
3

いっ-せかい 図一世界。備数の語。一つの か。さるころ。かつて。過ぎし頃。源








日ど、1 つの月をが、一つの須弾山を続

つめ








を つ
りて、四天下を照し、その山の腰え、四 たまはせし」


ふちめつし。
見あ

もの
たる
重ね

こ雅

装よめ
天王天の居所、山の頭を、三十三天の居 いったい-ぶんしん 園 1鶴分身。備数の

りよさ


つ「

こを
うあ

所rsして、天の上rsを、夜摩天を究牽天 眠。備の、種種ré化身すること。

うち あ



はつ
ひと
ぎぬ
ましす
ど、楽愛化天を、他化自在天を、楚世天 いったうさんれい園 T刀 引 備像を



等ありどいふ、その世界の網補。



こめ


ぎぬ

はかま




彫刻する時ょ 敬意を表するため、一刀

**
刃口
るなり」 ㎞(五一いつつのーさばり シ。 ㎞が 。 シり*だシ
* つつ がさねョェ

婦人の身みある。驚天皇、帝様、魔王、 なにがし*「なほう しろめてきをヒ
--
㎞手、 ㎞身をなるこを参得ずこS
㎞ェシ いつつの ㎞の議
たるやうよ仕立てたる、昔の婦人の衣 ふ、五つのさはり。ごしやう。古語。 人間世界r ありをいふ、五つのけがれ。
服。その重ね方みよりて、さくらがさ 夫水 「一筋 まいつつのさはりをいひて 即ち、却満、見濁、煩悩藩、衆生瀬、命濁
ね、うめがさねなど、種種の名あり。 やたもひすてても道ょいるらむ」 の稲。古語。源 「いつつのにごり深き
いつつし国 警き騒ぎてあり。あわて いつつのを な 臼 五品。備教の語。随 世 よ、なをて生れ給ひけむ」
てあり。古語。ェ「夜目のいすすき、い
競、請論、解脱、競行六度、正行六度の五 いつつの みかさ 図 五帝。支那の五帝
つつもきこをなく」 つ。古語。拾玉 「いそぎゆく宿しかはら の稲。古語。風雅「もろこしの三つの
いつつの いろ図 五色。黄、青、赤、自、 ぬ道なれやいつつのまなのよつのまこ すべらぎ、いつつのみかをの、道をたこ
黒の五つの色。ごしき。新勅撰 「志賀 をを」 しぬれな」
の浦rsいつつのいろの波たててあまく いつつのーだなつもの図五穀。米、変、 いつつの みち 図 五道。ごお やう(五
だりけるいにしへのあさ」 栗、泰、豆のF種の種類。ごこく。古語。 常)ょたなじ。古語。後水尾院「まもる
いつつの くるま 図 五車。『支那の故事 和名「五穀、紀私記云、伊豆豆乃シ引 てふいつつのみちのつねしあれぞむそ
より出でたる語』 五つの車rs載するは 毛乃」 じあまりのくにもうごかじ」
かりré、蔵書の多きこど。古語「風輝集 いつつの つみ 図 五罪。備数の語。ご いつつの むつ 園 五六。六っの五倍。
「たほく、いへいへrsつもれるこをの葉 い(五罪)よたなじ。林葉集「いやを さんじふ。古語。古今「つもれる年をか
を、いつつのくるま よのすをもたがふ りてあかよそなへむをみなへしたのが ぞふれを、いつつのむつみなり ょけり
まし」 いつつのつみやきゆるを」 いつつのもしg 五文字。『支那みて、
いつつのくも目元雲。備数の語。い いつつーの こを園 五十。十の五倍。ご
(157)

婦人の備ふべき五つの徳 即ち、清、貞、
つつのさはりょたなじ。古語。夫木「ふ じふ。古語 散木「経よける年をかぞふ 美、諸、胎の稲。古語。Q 韓じて、をん
たつなきのりréあはすをかけはなれい れでいつつのををみなり ょけり」 な(女)の異名。古語。後宮名目「世よ、
いつつがさね いつつのさはり いつつのなにがし
いつき

いつつのもの いってん
(158)

女子をいつつのもじを稲す」

いなり

い堀
な「
す柴 を 次 くつく
つしか
船。一説は、伊豆園より造り出す船の




いつつーのもの 図 五物。備数の語。人

椎ぬ

な心

も よし山
rs

稲réて、いづで(伊豆出)なりをもいふ。
の身rsある、五つのまつはりもの。即




古語。萬「さきもりのほりえこぎづるい

いつ

どつも


い部
つの
くみ


ち、色、受、想、行、識の五漢。古語。備石 つておね税をるまなく継をまげけむ」



歌「よつのへみいつつのものの集れる いっ-てん図 T獣。Qひをつの斑紋 ひを

いつ
ども



またなき身をむいをひすつべし」




の五
し組か
つの黙。Qいささかなること。「いて
いつつーのをか 図 五丘。支那の五線を



こて
根ちひ 國、ら

r杵
奪 孫
のé境
んの難もなし」Q漏刻の刻みの印ょて、

。まrs

即し

五降り 天

いふ。古語。績古今集序「いっっのを

太奪屋天
、見
一時を、五つrs分ちたる、始めの黙。「辰
かま拾ふをもかかる玉の光をあらじ」

。祀 命










の いってん」
いつつーの をしへ 召 五数。仁、義、濃、 いっーてんか図 「天下。あめの下のこら

申す
智、信の五つ。古語。夫木「人ごをのい す。天下中。世界中。楽花「 い刃



g







よいつ
し-
のり



かたし

語ひ
じだつ
立を


つつのをしへたえはてめ碑も備も何を

ふ、
か人、いづれかを、宮ょなびきっかうま
まもらむ」

。り
いを

つらぬまあらむ」

いつ
いつつーを 図 五籍。いつつ剤 のくるま いってんーをかい園 TR四瀬。あめのあ

か く こー


責た噴

譲のろび
めけ
の署。徒然「車の いつつをえ、必やり人 ょ

古を
。 るこ
しの

た。四海の内。世界。宇内。楽花「 いっ

いつ
たー

ども
よら り」

き 照 図


殿




てんま かいのきみょたはしますめれ」
いつつをーの くるま 図 五緒車。くるま いってん の きみ陥 T天君。天下の主

。輌
古の
名帯語しび

ひさせ

やいつの
の1種。その藤のへりを、編み目の糸 みかご。天皇。


ほー

宮殿


い。
を被ふ輩さの間み、同じ草ょて、風草 いってんーはんじよう陥 T天闘剰。あめ



きの重 ことよく


別す

ちむけ
進ひらき
を、二筋垂れたるもの。

きち 之
わつ雲
G
平古語


八詞


の下をまろしめす、天皇の位。
いっ て召 五手。いってぶねの界。古

わré
てち
語。 い。さうあんg T等割。第1等 よあた

まいっ



殿

屋つるや
とうみん(五等親 を見よ。

まを
喜家

いって ぶねg五手船。五人 よて清ぐ
いっ をなくg無何時。いつさいふ限

古語

い「

よ つの

あら

延 〜

-
を、いつのむしろさ月りさらきて」 いつ べ g 引江式刃る一 時、中夫raあたる日。この日ま、最㎞エ
話。碑酒を容るるもの。いは しべ“ ナロ 経の五巻目を譲する日なるよりいふ。
いつのむしろ目 シ。詳の御産ょる
くむしろ。古語。 語。祀詞「いつべくろまし」 坦『甘入日を うちの最藤講いつまき
いつばかりB何時計。何時の頃ょ。い いづーべ園 何漫。いづれのかた。さち のCaて、又、人人、かすを霊してまみ
つごろ。古語。源「さても、いつはかりら。萬「秋の田のほのへょきらふ朝霞 り給ふ」 て
ま、たほしたつべき よか」 いづべのかたょわが競やまむ」 いつまで 団 何時逸。なんをきまで。
いつ は こは 団 いつごろさを。古語。 いつへ の あふき 臼 五市后。はしを 古今「夏なれを宿 ますぶるかやり火の
古今「いつはをはさきえわかねご秋の 五つ重ねたる扇〜貴婦人の用みるもの。 いつまでわが身下もえよせむ」
夜ぞもの思ふ ここの限りなりける」 源 「髪を、いつへのあふきを廣げたる いづみg 泉。『出水の義』地中より湧き
いっはん の だん 召 1飯思。『漢の韓信 やうrs」 出づる水、まみづ。源 「わた殿より出
が、漂母re、一飯をめぐまれたる故事よ いつへ-の だんぞ 図 五重御衣。五色の でたるいづみ ょのぞきみて酒のむ」i
り出でたる語』 一度の食物をめぐまれ 糸réて織りたる衣。古語。枕「えびぞ :落。竹製の器具réして、小見を息は
たるほごの、わづかなる恩。 めのいつへのたんぞ」 しむるもの。
いっぶミ いっしやう 図 1腹 1生。たな いっぼん目 T品。諸説王の位階の第 いづみミの召 泉殿。泉の上rるさし出
じ腹rs生れたる兄弟姉妹。 一。なほ ほんを見よ。順集「いっほん だして作りたる殿。龍殿。古語。空穂
いっぶく いっせん 召 1服 T銭。昔、道 の宮を、うちを、御碁あそはさる」 「ま づかよひきあはせ給ひつる、いをた
はたなを よて、一服を、一銭の債 よて、 いっほんーがかり召一本措。蹴獅の庭 もしろし。こなたの人を、いづみをの
茶を費りし人。職人歌合「いっふくいっ よ、鋼のかかりr*をて、松、懐、柳など、 よ出できて」 H
せん、二葉の御茶めし給へ」 多く植うべきを、署して、一本のみ植う いつも召 五百漢。『いっを、Qっ(五
いつふしーミさ g 五節草。植物。いね るこをこ。 百)の署みて、数多きこを』 種種の水草
語。「虫よ虫 いっほん きやう臼 T品観。法基経、二 の網稲。 す ㎞
五口0
(159)

(稲 の 名なりをいふ。
いつふしぐさの根を食ふなたたはたの 十八品を、一つづつ備前 よてよむこを。 いつも 団 何時。つねよ。いつでも。毎
れもをもうま枯れなむ」 いつまき の ひ 肉』 五巻日。最勝講の 度。例をして。居常。萬 「汐のみつい
いっのむしろ いつべ いつまで
- = -
いづもがな いづれ いでいで
(160)

つもの浦のいつもいつも君をを深く思 いづれ隠 何。場所の確かならぬよいふいで いで周 いさいさ。だれをれ。空


ふをやわが」 語。ごちら。だれ。だっち。源「いづれ 穂「いでいでをてたはすれを」
いづも がな 図 出雲個名。ひらがなみ を、みつの品raたきてかわくべき」塾。 いで いり 図 出入。いづるを、入るを。
たなじ。 いづれ 団 何。Qなにょしても。いづれ でいり。枕 質方兵衛佐、なかあきらの
いづも くつわ 図 出雪響。網 の一種「そ rsしても。やこのみち。Q %こちらが。い 特従など 家の子ょて今すこしいで い
の製、つまびらかならやり。 づかたが。拾遺 「やをかのく演のまさ りま たり」
いづも むしろ宮 出雲席。出雲國より ごをわがこひさいづれまされりれきつ いで いる園国 出入。いでいりす。風
産出する奮。枕「いやしげなる物、まこ 島もり」 雅 「後の世をいへをはるか よ聞ゆるを
をのいづもむしろの発」 いづれか 園 何。どれか。だちらか。後 いでいる島のたゆるまつぼを」
いづら 隠 何方。何時 ごろ。いつおぶ いで-がて に 国 出難。いで難く。いで
撰「か へるべき方も覚え り浪川 いづれ
ん。 いつ ごろ。 古語。:何虜。 &これ かわたるあさせなるらむ」執。 にくく。古語。源「いでがてに、御手
%ここ よを尋ぬる意。古語。土佐 「ある いづれをもなしに園 をれをいふこ をどらへてやすらひ給 へる」
ものを忘れつつなほなき人をいづらと ざこもなし1s。 いできえ 図 出 消。いではえのなきこ
をふぞかなしかりける」 いて 陥 射手。Q弓射る人。Qよく射 を。できのわるきこと。 古語。源「いで
いづらふ園冒出。いづる(出)の延語。 る人。弓手。年中行事歌合「 枠弓 いて ぎえどもの、かたはなるょやあらむ、た
いづり g 譲。ゆづり(譲)の韓説。 のつかさをひきつれてか へりあるじぞ なじ目鼻をも見えず」
いづる 闘 代射。矢よ糸をつけたき けしきことなる」 いで く ㎞自 出来。Qあらはる 出
て、鳥などを射る。織。和名「t射、以 いで 図 凍。こほり。まみ。電はしら。 できたる。源「かうやうのをりこそ を
豆留、射也」i譲 gづるの(譲)韓説。 いで園 乞。Q他を誘ひ立つる時、又を、 か しき歌など、いでくるやうもあれ」
いづるひの たかみ のくに四出日高 ふを思び立ちたる時ょ務する盤。源「い Qどをのふ。伊勢 「河内の國高安の郡
見園。日本園の異補。古治。六帖「いっ で消息きこえむをてたつ音すれな」ぼ ょいきかよふ所いできょけり」Qめぐ
るひのたかみのくにをやす園をいのる いやもう。古今「いで人をこをのみぞ
末をを砕やもらさむ」 りあふ。源「やよびのついたちいでく
ょき月草のうつし心を色こをよして」 る己の日」
こる てすた〜せ* → はやぶこと。み gき。ま *。基 「たばチの
いでるほ 日出海、月の出づ 。このさ
しくる潮。さしま ほ。みちまほ。 なりぬらむ」 いでましの宮rs」
いで そよ国 g乃。いさ。いで。いかで。 いで たっ 国自 出立。Qいではじむ。 いで ます国自 出座。出づの敬語。い
何さこて。いやもうそれよ。後援 「あり 発足す。Q身支度す。紅葉「雲のうへ一 で給ふ。みゆきす。古語。
まやまいなのささはら風吹けをいでそ をさまる春のまつりごをいでたっ庭よいでむかふ 園員記出向。出でて封
よ人を忘れやをする」 まづみられつつ」 立身す。 面す。出でて迎ふ。源 「物よりたはす
いでたち召 出立。Qたびだつこを 発 いで な図 知菜。『ゆでなの説』、ゆでた れを、まづ、いでむかひて、あはれ よう
足。競盛集「白実のやまべはるか よき る楽。
-

ちかたらひ」
こゆるをなごか日たかくいでたちをす いての をう 図 射手%。古、五月五日 いでん-けこん 図 むかし。博士の家よ
る」 Qよそほひ。みなり。身支度。紛 のQょ 左右近衛の馬場ょてシを て、毛共の博さ、郷長のきさを呼びし
装。 盛衰「その日のいでたちを、紺糸績
行ひし時 林羅山の説み、いを博字の偏 けを
その人の名を 天皇へ奏団せ 等字の冠なりさいふ。
ょ」 Q すがた。ありさま。紀 「こもり しこを。公事根源「その後、うまゆみの
くのはつせのやまえ、いでたちのよろ こをあり。大将、いてのそうをさる」 |いで ゆ 図 出湯。地中より湧き出づる
しきやま」 Q出世するこを。立身。源 いではえ 召 出環。さし出でてはえの 湯。温泉。千載 「めづらしく御幸をみ
「大臣の後ょて、いでたちもすべかりけ あるこを。できはえ。好結果。古語。源 わの碑ならをまるしありまのいでゆな
る人の、世のひがものょて、まじらひ 「常を、すこしそはそはしく心づきなき るべし」
もせず」Q 外記の、務を初むる時の作 人の、折ふしょつけて、いではえするや いで お 目 出居。客なを よ應射する座
法の名。古語。公事根源 「かたなしの うもありかし」 敷。源「たをごの、いでみのをころよ
事はてて、南のをころ よて、勤監あり。 いて-びこ 図 射手人。弓を射る人。 り、夜ふけて、騎りて、ねふしたる人を
いでたちをて、いでさまよ、たのたの、 いてふーは 図 銀査初。をしごりの雨脇 たこすほだ」
réある、いてふの葉の如き形の羽。た いこ 図 肩身。舟のあかを抜み出す具。
(161)

さはふあり」
いでたちーがた 図 出立方。出で立つ時。 もひは。 -
経。『ねはりありて、糸の如き物を
発足する時。好思集 「ねやの上rs省の いでまし 図 行幸。天皇の他出したま ひく故rs いふ語』 まめなっ をう (豆納
いでるほ いでたついでさす
いこ いと&る次 いどこだほをち
姉妹の子。父母の甥、又を、姪。伊熱「こ
(162)

豆)の異名。昔の奥女中の語。
いこ 団 最。至りて。甚だ。いたく。も れを、二除の后のいをこの女御の御も
ョをも。大和「岩の上ょ旅線をすれをい の署。 をみつかうまつるやう よて」:人を
ささむし の衣をわれょかさなむ」 いこーげ g 糸毛。Qいをげのくるまの 親しみて呼ぶ語。古語。記 「いをこや
いごいだし 団 最甚。最も甚だし。甚 界。空神「いをげのょを宮、わかみこた のいものみこと」
だきつし。古語。源「彼の國の、前の守 ち、むをころ」ぼ いをげのよろひの署。 いどこ だほーをち 図 族伯組父。祀父母
のま ぼちの娘、かしづきたるいへ、いg いとけし 園』稚。いをけ しょた な の従兄弟。古語。
いたしかし」 じ。古語。 いどこ だほ をは 召 族伯祀母。祀父母
いをだり ひめ g 糸織始。たなはたび いとけーなし 國園 権。まだ、大人気な の従姉妹。古語。
めrsたなじ。古語。 こし。をさなし。後拾「いをけなき衣の いここ せ召 つまよたなじ。古語。
いこき なしB園 稚。いをけなし みた 和*せはくをも花の石をむなでつくし いとこめ 陥 従姉妹。いをこ ょあたる
なじ。古語。源「いをきなきより、なづ| てむ」 俗rs、いをけない。 婦人。父母の姪。古語。
さひしものの、今をのきは16、つらしを いどげーに 園 種。いをけなきさま よ。 いここ よめ 図 従姉妹。従兄弟の妻。
や思はむを」 いをけなく。古語。 いここをち陥 従祀父。父母の従兄弟。
いこ きつ 図 糸駐。いをのくつよたな いとげ の くまる図糸毛車。古 院、中 いここ をは 図 従祀母。父母の従姉妹
じ。 宮、内親王、撮政、闘白などの用み給ひ いと さき固 糸先。伊勢の太碑宮ょ奉
いこーぐら 図 糸座。三味線の名をころ。 し牛車。紅白の糸rsて、屋根を轄 きた る、新しき糸。
桂の上の、いをまゆをまくをころ。 ろして、鏡の如く垂らし飾れるもの。 いこさはき 図 糸例。C糸を取りあ、
いこくらべ 図糸比。琴などを備き比 空穂「民部卿の御方rみなむ、あたらしき かふ方法。理糸。Q撃、三味線などの
べて、競ひ争ふこを。古語。空穂「侍従 いとげのくるまつくりてあむめるを」 いをを、調べ整へて、調子の合ふやう よ
の朝臣を、いをくらべして、それをな いこけ の よろひ 図 糸毛鎧。糸ょて編 すること。
む、ひき侍らやりなり1sし」 紋競。 したる鍋。
いこさめ 図糸雨。細かき雨。ぬかあ
いどくりーぐるまg 糸線車。糸を縦る いをこg 従兄弟。従姉妹。父母の兄弟 め。こさめ。
-
いこし 『 -
-
-
刃口
『い 俗*、 い*こしい。 *。『
-
シりりシ、
- た 愛子。ひざうご。かはゆ 勢 「シずみ い理をいでていな いざ なむ シ - 残す。件る『調ふ。
*㎞ *。シむ」 選NN場を残 をきをきあ
いこすら隠 条務。e条のすち。Q楽 いときにし隠 長換 また しらはす、ものり ひgむけはひ多V
の如く、細長きものの継補。和名 「線、 なじ。古語。和泉式部日記 「ふれを世 けれを」
以度須知、糸隷」
-
のいをさけき身のま らるるをけふのな いこにしき図 条館。かはごろもまた一
いこ だけ 図 を示竹。Q楽器の継種。糸 がめréみづまさるらむ」 なじ。古語。
*、琴、三味線の類、竹を、笛の類。管舷。 いこさし曜』最最。いよいよ基だし。 いこのミ 園員 『最を掴んづの約語』
夫木 「碑風やみもすそ川のささ波rs撃 伊勢「いをさしく過ぎゆく方のこひし 甚だしくあり。古語。萬「いきのきて
をあはするよるのいとたけ」Q韓じて、 き ょ競ましくもかへる波かな」 薄きまゆねを徒らrsかかしめつつもあ
ねんがく 音楽)ょたなじ。 いさり ぐるま図*取車。gり はぬ人かも」
いさ」だけ の こみ 図 経竹撃。Q琴、ふ ぐるまréたなじ。 いこの ミつ 図 糸駐。古、用みし、糸を
えなどの音。Q人の臨終の時の、浄土 いこなし園園 無暇。『いをまなもの署』 編みて作れるくつ。まがい。和名「糸
の来迎の音楽。雪玉集「夢の世をたど ひまがなし。せはし。古語。 後撰「春 駐、伊止乃久都、今案俗云、之賀伊」
ろきはてつむかへ くる雲路ょすめる の池のたまもみあそぶ残鳥の足の いを いこ はき 図 を示期。矢を別ぐ木を、より
いきたけのこる」 なき飛もするかな」i最少。『対しを、 いを「6巻きたるもの。
いこ だまり図 *溜。 織地の糸の、のび すくなし(少)の署』 いをすくなし。最 いとはし 園』歴。嫌はしく思ふ。唐物
の足らぬもの。 も僅かなり。古語。空穂『これを、いさ 語「この人、これを聞いて、嫡しからやり。
いこ づつみ 図 を示包。細き麻糸を巻き なきものょしあれを」 いをはしきさまみなむ」
つめ、漆をぬりたる弓。 いこなぶ園鶴 営。いきなむよたなじ。
(163)

いをはやも印 最早。はなはだ早くも。
いこつ のみゆみ 』麻のより糸よて、 いこだみ 図 営。Q営むこを 貸すこを。 績古 「いをはやもさきにほふらし小山
すきまなく巻きつめたる軍弓。 Q世渡りの仕事。渡世。営業。産業。 田のかりほのややこの秋はぎの社」
-『1』 シ』 ー』シ』
いごひさし いとほす いさまごひ
いどーひをさし 系続編。緋色の糸rs 源「女君 きえのこりたるいをほしみよ の形、高からキりして、かつらまたなど
て編したる鎧。保元「左府を、 信、ま ら わたり給ひて」 Q愛らしく思ふ。 ょ通するより、 ひ子、遊藤の師匠な
(164)
狩を




ょめ



ひ衣れ

いーさぼす 園闘側 射透。矢を射て、つら どの、多く結おもの。徳川時代の末よ


しける

ぬく。射究。 り流行す。
こ。



召名





びん

。頂 いど* 図 暇。Q無事の時。ひま。てす いと次ーごひ陥 暇請。Q職を賜はらむ


の髪を刺り下け、雨方の髪を、せまく残 き。古今「よろづのまつりごをを聞し こをを請ふこを、いをままをし。Q別
してむすびたるもの。徳川時代ré行は めすいをま、もろもろの事をもすて給 れを告ぐるこを。告別。
れしもの。 はぬあまりre」 Q官人rs、時限を定め いきまし昭目 挑。挑み争ふさまなり。
いとびんーやっこ 図 *髪奴 髪を、糸費 て腸はる休暇。@喪中 よひき籠りをる 古語。源「いごましき御心」
よ結ひたる男。 こを。Q仕官、又を、奉公を免じて去ら いとき の ひま図 関暇。無事の間。源
いこふ 闘側 脈。Q嫌ふ。いやがる しむるこを。@別れ去るこを。源「ま 「のだかなる御いをまのひまなごみを」
忌はしく思ふ。いやななる。千監「いづ かでなむをえ給ふを、いをま、さらよ、 いとまーぶみ 陥 暇文。職を退かむをて、
れょか身をかくさましいをひいでて浮 ゆるさせ給はやり」 そのよしを書きて、請ひ願ふ文。鮮表。
世rsふかき山なかりせを」Qいたはる。 いと浮まーあく 闘目 暇明。暇をなる。ひ 古語。
かはふ。だいじ ます。無名抄 「をしむ まみなる。頼基集「今日なむいをまあ いときまをし 宮 暇申。いをまごひ ょ
べき春をむ人ょいをはせてそらだのめ きたる」 たなじ。古語。
réやならむをすらむ」 いこま いる園国 国時間を、多く要す。 いこまゆ 図 糸肩。糸筋の如く、細き眉
いをほし昭目 『 いた凶(隣)の韓』Dあ てまごる。源「かな交みたまふるをめ 毛。うぐひす眉。
はれなり。不個なり。源「なほ、いさかき のいをまいりて」 いをみ 図 挑。いをむこを。楽花「たを
たえてたもふらむ事のいをほしく、御 いど *音き 図 糸巻。Q糸を巻き置く具。 らすまさらむのいごみ、胸さわがしか
心ょかかりて」e かはゆし。愛らし。 Q三味線の名%こころo てんじゆ よたな
いをし。俗rs、 いをほしい。 るべし」
じ。: 糸巻。
いとほしむ園同番。Qあはれょ思ふ。 女の髪の結ひ方の名く いさみ がほ 陥
しまきよ似て、 少し異なれるもの。 そ
挑偲。いをめるが如き

を転び合せて * すく、
“ お所の管の、高めて
てなし、みミころあり」 『きもの
勝 もので古語i糸逐。シチの日。室中
いきみここg 操事。相争ふこ。
負事。いごみわさ。古“ よ浮びて見3る、鉄の綱の如きもの。か いこ をさし 図 糸線。糸のをさし。糸
いこみち目*道。三味報の登古ょょ| げろふ。六百番歌倉「春くれをなびく線 ょてをごしたるものの鶴補。
く調子の合ふやうまなるこさ。 の友鶴ュ空 ままがふや遊ぶいさ3ふ」 いな園否。打ち潜しの調。いや。いい
いをみつ図キ本。駐より、糸の如く、 いをゆおむすび図糸遊結 剤ま え。ま からす。あらす。源「いな、これ
細くなりて洛っる水。段後拾「春雨を たなじ。古語。楽#「ある“、い を、かたはらいたし」
のきのいをみっつくづくをこころほそ一 むすびからぎぬなどの」 いなだほせきり図 稲員鳥。動物。鳥
いさゆみ図 糸号。キ矢ょ糸を付けて の名e せきれいなりをも、或を、すすめ
くて日をもふるかな」_
なりをも、がん、さき、やまだり、くひ
いきみ わざ 図 挑業。いこみごさょた 射る弓。いぐるみ。総 。』
なじ。古語。 いこ より 陥 糸接。C いざこよりぐるま ななりさもいひて、詳かならす。古今
「山田もる秋のかり廃rょ たく露えいな
いさむ園個 挑。e競ひあふ。張り合 の署。残あゃっりにんぎゃうシ たほせをりの涙なりけり」
ふ。源「人よいごむ心réをあらで」ニ誘 をいふ。
ひかく。仕かく。「戦をいごむ」シ いこよりぐるま日*接車。いくり いなかけ図 稲㎞。いねかけみたなじ。
いなかた図 動招。鳥の名。質物静か
を仕かく。 ぐるま ょたなじ。
いこめ 召 録留。金属製の器物なごの いとより さを目 *接等。糸をょる。 ならず。古語。萬「秋の田のかりほょ
こはれ、又を、 ㎞ 用みる筆。 きみるいなかたのいなをも人ょいはま
しものを」
ろを、いかけして 保たしむるやうr す いとよりめ 昭 糸接女。古、糸を接るこ
るこ ざこ ををつかさごりし女。 古語。 いな かつら召 稲撃。いねのほを組み
て、慰をせるもの。
いこめ 召 撤芽。柳のめだち。古語。射 いとら 図動物。鳥の名。 うづら(韓)の
恒集「青柳のいをめもみえす春ごさよ 韓。古 。仙覚妙「いさらを、 なり」 いなかへし 召 否不替。みやう(空)の
(165)

い-こる 園国 鶴 射取っ矢 よて、射て取る。 異名。古語。枕「宮のたんまへのいなか


花の鏡を誰かたるらむ」
いをたぼえたるものをを、の給はせ
いとゆふ 図を 結。古、さまさまの糸 いを めく召糸獲。 希を総り ふか
いどをさ し
いをみごきいとゆふむすび
いなぎ
いなをきいなつび |
(166)

けるが
より
吹き来る風。 し原田いなつきがにのやたのわさへよ
いなき図 稲置。Q古の村をさ。Q後 いな あき図 稲敷。Q稲を敷きたる所。一めを
よ、かはねの名をなる。かはねを見よ。 いっさてや棒げてをだろしゃたろ
古語。Qみなか。堀次「いなしきやそ
いなき図 稲木。刈りたる稲を乾かす してを捧げやかひなげをする」膨転。
をものをだ よふす鳴のかくれぬ
具。竹、木などを立てて作る。いなは
た。
はかり いなつび 図 稲粒。いなつぶみたなじ。
ひつち生ひ ょけり」古論。
いなき をとめ 図 稲掲少女。稲を いな つぶ 図 稲粒。稲の質の粒。もみつ
つく いな すすめ図 稲雀。稲田なを よ群が
少女。古語。 ぶ。 もみ。
り来る雀。堀太 「むれてくる田なかの
いなくミ園国目 曜。馬があへぐ。古語。 いなーづま召 稲妻。夏秋の夜 など、時
字鏡「曜、伊奈久」 やをのいな すりめわがひくひだょたち 時、空中 よひらめく光。陰陽の雨
電気
いな〜<き図 稲琶。稲のくき。新葉「あ さわぐなり」 』 が、引き合ふみよりて生やり。六帖「いな
さなあさな電想たく山のをかべ いなせ図 否諾。『せを、さ(然)の韓』い づまえかげろふはかりあり しをき秋の
なる菊田 やたう。古語。伊勢集 「いなせを
のたもみかかるいなぐき」 もい 田のみを人まりrsけり」電。
ひはなたれやりうきものを身を
いなーぐら g 稲倉。稲を積み貯 ふる小
こころど いなーつるび 召 稲父。いなづま よたな
屋。いなごや。 もせぬ世なりけり」 じ。古語。圓珠庵雑記「いなびかり、い
いなご-きろ図 稲子魔。動物。虫の名 いなせいてふ図 編有銀査。昔、魚商な なっるびをもいふ。いな
。 やこの結びし髪画の名。かたち、潮の頭rs づまの異名か。
いなごょ似て、背を尖り、二つの角相並 歌みえ、稲妻をのみよめる」
似たり。
べり。緑色のものを、茶色の いなでぐさ図 植物。
て、大さ1寸はかり。
ものをあり いなだき 図 頂。 いただき よたなじ。古 臨草「長月の九日ょ きくの異名。漢
但し、離を二三寸 語。萬「いなだきよきすめる玉を さくいなで3花
のもあり。背は尾までを、赤色をなす。 ふたつ を八重réて萬代ぞへむ」
なしこなたかなたも君 がまréま よ」
まやうりやうはっ た。
はたはた。 きち
きちむし。蛇猛。狭衣「いなご☆ろを、 いなだま 図稲魂。いなづま(稲妻) ょ いななく園国自 断。馬が、撃高く 鳴
た なじ。 く。鱗鈴「大門のかたみ、馬の
柏子うつ」 古語。 いななく
いなっきーがに g稲春盤。動物。盤の一 盤して」
いなさg 異風。たつみの風。東南の間 種。質物詳かならす。古語。碑楽「あ いなーにほ g 稲堆。 いなむらょたなじ。
--"
「 シ 引引 シ剤
㎞るらし」

シ引引
シ。湖代
式「差宮ま 一人、ト部三人、発遺園各 いはばきg
-
- 『シ
ごはだ
人 共一人シ」 Q剤の シ㎞
いたのみのた妻国㎞。髪響 撃
の時の官名。古語。中務内侍日記「い
M
つ 」
-
いなはきむしろg稲掃産。稲を取扱いなぶね の園 船#。語路の同じきよ
なのみのたきなさびたるびんまろし君 ふr*用みる産。 り、いなよかけていふ。古今「最上川の
がちさせもかねてま られて」 いなばた 図 稲畑。稲を植る附けたる ぼれをくだるいなぶねのいなょをあら
いなのみのきみ 図 稲質公。大守倉の 畑地。夫木「霧はるる門田の上のいな すこの月はかり」又、稲井を、鶴小なる
時の官名。古語。延喜式「稲質公一人」 はたのあらはれわたる秋のタ風」ま 舟なるより、心のかろき ょかけていふ。
いなのみ の や 臼 稲質屋。大守曾の時、 稲機。稲を描けて、乾かすょ用みる一後撰「最上川ふかきょあへずい刃
碑供r*用みる稲を置く所。古語。延喜 器。いなぎ。 のこころかろくもかへるなみかな」
式「稲質屋、一宇」 いなびかり図 稲光。いなづま ょたないなべ g稲賞。に 「よたなじ。古語。
いな の め g 撃明。夜のあけがた。ひ じ。宇拾「眼をみれを、いなびかりのや一いなほ図 船穂。いねの穂。夫木「いろ
きあけ。あけぼの。ま ののめ。夫本「い うr*ひらめきて」 いろょ門田のいなばふきみだる風よた
なのめのいはのかけはしほのぼのもま いなびきころ 図 避所。いなぶべき所。 をろくむら雀かな」
はしやすらへまほならずをも」浅最。 古語。源「御心をさし合せて、のたまは いなみのの園 印南野。語路の同じき
早農。早亘。 むこさを、たもひょりたまふょ、いさ より、いなょかけていふ 始遺「女郎花
いなのめの園魔m。いなのめを寝之 をいいなびをころはからむか」 われみ宿かせいなみののいなさいふを
目の意なるより、あく よかけていふ。 いなぶ 園鶴 否。いなむょたなじ。古 もここを過ぎめや」
萬「相見まくあきたらねをもいなのめ 語。撰集抄「思はさるこをはべるをも、 いなみ ぼしg 撃牛屋。星の名。い
のあけゆきょけりふなでせむいも」
(167)

いなぶ心あるべからす」i『国鶴 かひg 日よたなじ


いな はかり 臼 稲評。農家r て、稲の重 否。いなむょたなじ。古語源 かたく いなむ園記香 高さいふ。承知せず
さを経る器具。新六 「民の戸ré秋をさ いなぶるをせめたまへを」 うけがはす。こをわる。詳退す。間群
いなのみのだきな いなばきいなぶね
- ー・r ー ti!
いなむしろ いなり いにしき し
(168)

す。狭衣「えこそ、いなみ侍らさりつれ」 ういひたるこをか」 みえたり」


いな むしろ 図 稲葬。Q稲の、みのりて いなり 図 稲荷。『いねなり(稲生)の義』 いにし こしg 往年。過ぎょし年。さ
倒れたるを、むしろを布きたるさま よ 碑の名。穀物を司り給ふもの。山城國 きの年。むかし。
見なしていふ語。古語。Q 稲、穂な%こ 稲仙碑赴の祭碑。うがのみたまのかみ。 いにし-へ 陥 古。『去にし漫の義』遠く
ょて編りたる産。古語。新古「秋の田 倉稲魂碑。 過ぎ去りし世。昔。往時。伊勢「いに
のかりねのをこのいなむしろ月やをれ いなり まうで 陥 稲荷詣。山城國の稲 しへのまづのをだまきくりかへし昔を
こもまげる露かな」 荷碑赴の祭濃、即ち、二月初午の日 よ参 今rsなすよしもがな」
いなーむしろ園 寝廷。昔、貴人の寝める 詣するこを。貫之集「きさらぎ初午 よ、 いにしへーがたり図 古語。昔のはなしっ
時の敷物rs、皮を用みたるより、Qかは いなりまうでしたるをころ」 源「そこはかをなきいにしへ %たりよ」
ょかけていふ。紀「いなむしろかはぞ いなりーきち 陥 稲荷祭。 いなりまつり いにしへこふるーとり 図 動物。鳥の名
ひ柳水ゆけではびきたきたちそのねえ またなじ。古語。 ほをさぎすの異名。古語。
うせす」Qまくみかけていふ。萬「玉鉢 いなり-やまつり 召 稲荷祭。稲荷の碑の いにしへ びこ図 古人。往古の人。む
の道ゆきつかれいなむしろえきても君 例祭。二月初午の日 よ行ふ。 かし生きてありし人。
を見むよしもがな」 いなりーきんねんこ 図 昔、坂東みて、い いにしへーぶり図古風。昔のなりふり。
いなーむら 図 稲護。Q刈りたる稲を積 なりまつりの日 よ、見供等が、市中を廻 昔の風儀。
みねたるもの。いなづか。 別りたいりて 録を乞びあるきしこを いにしへ-次なび召 古學。往古の事を、
る稲を、そのまま、稲懸み掛けたるもいなる闘自 哺玲。うなるよたなじ。 明かょする奥間。
の。夫木「雁なきてうちつみわたる い 古語。 いにすし図 いすし(胎鮮)をいふをぞ。
㎞のシこそ春 ままくらめ」 いなおg稲井。稲の種を浸す井 古語。枕「いにすし、それも、名のみな一
いなもせも園 いやさも、 たうさ*。 いな を「かも園。然あらぬか。古語。 らキり、見るたもしろし」
古語
いなーをさg 稲長。稲を取り 扱ふかし
いなや 図る。いやもう。集ル「いなや、 、 ㎞ 「ふりつもるま ら いぬ 図 成。B十二支中の、第十一ょ常
れる名、えさを見よ。国西北 よ常る方
どもかくものたまはぬえ、まろが、あし
シのなをさのかひの毛衣はずさ 角の名。「いぬの方」ェ歳、月、日、時の
名 をこきを見よ。「いぬの年」「いもの剣 ニ **1ゅ ば イi}のは チりより、 イり1々、ド、イー
reれなじ。 「* ) だ こ 1ゅかけてい、い。 出 V よのは かもか
〜 こヒトパr
いぬ 国員旨 寝。眠み就く。枝「いぬ いぬ かき日 大将。いか。 くのみならしいぬ じものみちうるふして

るをも、若きえ、物もゆかしからむ」i一署。
かき




-ミ こす

りたきしさせもが露 をいのちr*てあは 方。水面 ま獣して、雨手réて 水をから いぬ たほげほ * を変をする


れこさしの秋もいぬめり」ほ過ぎ去る。 だの下部 よかきやりつつ、泳ぐこと。 を。古語。
(年月 よいふ) 去。 いぬ かひ 図 犬飼。鷹狩の時、鳥を追は いぬ の たま図 大玉。大の腸中r ある、
いぬい-ごて 図 犬射小手。犬追の時、弓 しむる猫大を飼ふ人。古語。大鏡「い 玉の如きかたまり。古語。
を射る人の手rまあつる小手。 ぬかひの、いぬのまへあしを、二つなが いぬ の たまひ 図 いぬのへだ。古語。
いぬ え g 大花。植物。一年草の名、高 らかた まひきこして」 和名「大心日、以奴乃太末比」
きて、三四尺re及び、大、小、二種あり。 いぬかひ-びこ図 犬飼人。いぬか ひみ いぬはこ 図 犬暗。いgはりこの界。
大を、葉大きくして、花の如く、小を、長 たなじ。古語。夫水 「あはせつるこみ いぬーはしり g 大走。C城の、築地を濠
くして、にんじんほくの如し。革も、方 のは ー賞をぎそらしいぬかひびさの撃 *この間の、狭き道。保元 「門より西、築
形ょして、花を、九月ごろ開き、長刀の まきるなり」 地のいぬはしり ょ打ち出で」ぼ家の、店
{
形をなす。なぎなたかうじゆ。和名香 いぬかひ ほし四 狗同星。星の名。ひ 先なるひさしの下。
藩 、和名、以沼衣」 こばし 彦星) よたなじ。古語。 いぬ ばりこ Q 大張子。こまいぬ の韓
いぬーだふものg 大追者。夫を追ひ射 いぬき 図 湖。階下の石量。古語。 認したるもの よて、古、見供の側 よ置さ
て、射術を習ふ法。馬場をつくりて、竹 いぬくミ園国鶴 射貫。矢を て、つらぬ て、もののけを樹 がむためr*備へたる
垣なごゆひまはし、馬 よまたがり、ひき く。射 をます。 もの。今を、小見の玩具をこなれり。その
めの矢r*て、大を追ひかけ、射て勝敗 いぬ くひ 四 大喰。犬を大をを、互rs、 製、紙の張ェ細工réして、全く、大 よ似
定む。騎士を、素砲、直衣なごを着る。 嘆み合はしむるこさ。古語。増鏡「いぬ せて作る。古のを、額を、小見よ似せ、
(169)

たほくは、十二崎を、一手をす。 くひ、田楽などをそ競しける」 体を、犬の線たる姿ré作り、中へ、物を


いぬ だよき g 大法。いぬかきたよぎ 入れらるるやうrsせり。
いぬ お もの困 大の如くの意。犬を、
いぬ いぬかき いぬだはけ
*
* - シ" "
いぬびきづな いねがてに いねのよね
(170)

いぬーびき づな 図 継。犬rsつけて、引 の。いなかけ。 古、正月16、祀のためré用みし語。


きあくる編。 いねーがて に団 難線。いねがたく。ね いねーの よね 図 稲米。稲の質。こめ。
いぬ びこ召 夫人。古、宮城 ょて、大映 むりがたく。古語。績後拾 「今よりや よね。
を発せし年人。いぬぼえを見よ。 いねがてみせむ自露も神 よたきみる秋 いーのこし 図 射遺。古の濃式。正月の射
いぬ ふせき宮 大防。碑備の堂前 ょ設 をきrsけり」 濃の式 よ出席せさりし者rs、その翌日、
けて 夫の入るを防ぐための低き格子。 いねーかへる園国自 寝反。ねがへりを 射さするこを。公事根源「昨日、射濃rs
いぬがき。枕「いぬふせぎの方より、法 す。騎たる者のむきを漫ふ。 参せさる 罰rs、けふ、射さしむるが故
師よりきて」 いね が ほ 図 耕。いなほr たなじ。 ré、いのこしをも、申しけり」
一いぬ ぼえ 図 大吹。古、大守倉の時、集 いねーごき 召 稲扱。稲の奪より、初を扱 いのち 宮 命。Q生物の生活し得べき
人が、宮門の左右réありて、外幕の参朝 き取る道具。繊の申を、橋の歯の如く 元。いきのを。たまのを。毒命。生命。
のをき締 せし盤。 よ並べて、つくれるもの。いなこき。 源「いのちあれを、かかる折ょもあふも
いぬ もきり 臼 犬戻。けはしき山路。 いねーさわがし 曜己 寝騒。ものの音が の よなむ」 Qたのみ。たより。
いぬ やま g 大山。大を用みて 獅する 寝耳réひびきて、さわがし。古語。枕 いのちーかきりg 命限。命のあるだけ。
こを。盛衰「くくり、 押上り、いぬやま 「鳥のいねて、よなか はかり、いねさわ 生きながらふる間。生涯。績 拾遺 「い
なを申して、書夜ré山み侍りしかを」 がしくたちまだひ」 かりたろす舟の縄手をほそくをもいの
いぬやまやき 図 犬山焼。陶器の名。尾 いねつき うた 図 稲春歌。大管曾の時、 ちのかぎりたえじをそ思ふ」
張國東春日井郡大山réて造るもの。 碑前み供する稲を春く 時 ょ 唱ふる歌。 いのち くらべ 図 命戦。生き居る間の
いぬーお 陥 成玄。方角の名。いぬを、み 楽花「悠記の方のいねつきうた」 長さを戦おるこを。安法集 「松もたひ
どの間。西北。空穂「この屋のいQみ
いねっきこまろg稲春子魔。動物。 厳も晋のむすぶまでいのちくらべみを
のすみの方ょ」 乾。:犬居。 犬のつ 虫の名。きりきりす よたなじ。古語。
くはひ居るが如き姿。 はQ君かな」
いね かきg 稲釣。
*イ 稲を引き騒くる釣。 和名「シ云云、漢語抄三 、請以顧豆和 いのち ごひ図 命乞。Q倉の長からむ
古 高呂」
」いね かけg 稲緑。稲穂をかけたくも いねっむ 園Q 稲積。 こををいのるこさ。第花「いづれのシ
伏す。寝ぬ。
7ー 代
へり」 e㎞されむ*こして 、シれ いのりーQ シ シ い か*。シ Q
のりをするもの。土ロ㎞。大競 『㎞定 いふ競』 *「双 も「皇太子の
がふこ*。 扇じ船
額、御 いのりのもみ*てたはず」 ふな中す撤補。古語。薫「あすかのまが
いのち
V だい シ*る いのる シ 新。日の激 する事を、碑 みの風r*ひさかだのあまりみか%をさ
引きを、シ
一いのち にむかぶ鶴 向命。命まかけて 備み請び顧ふ。墓 「よろづよみかくそ だ%だまびてかむきをQがくりま
物たもふこをならむをいふ。績後「夜 もがもを天地の碑をそいのるかしこけ すやすみましわが大君のきこしめ ず」
もすがら月 まうれへてねをそなくいの れごも」購。 いはがくれ図 岩隠。岩の薩。源「いは
ちょむかふものたもふさて」 いは 図録。魚を取る綱 よっくるたも がくれの菩の上よなみみて」
いのち のだや図 命親。己が死ぬべき り。 あは。 鎌。 鎮。 いは かげ 図 岩薩。岩の薩。山家「つつ
を救ひくれたる人。 いはうら臼石占。いしうらよたなじ。 じさく山のいはかげゆふはえてをぐら
いのちの さかり 騒 命盛。さかりの年 古語。 をよその名のみなりけり」
頃。古語。空穂「いのちのさかりえ、人 いば がき図 岩垣。岩石の、自然よ、垣 い はかせ 図 鶴回士。古の官職の名
のすそなをも、出で侍らぬものなり」 の如くなれるもの。古語。 宮内省の典薬寮 よ属し、賢術一切の事
いのちの つゆ 図 命露。なみだの(涙) いはがき をみづ 図 岩垣清水。岩の間 を、生徒rs数へしもの。相常を 従七位
異名。古語。山家「鳥漫野をこころの より湧き出づる清水。古語。 下、後réを五位。
いはがきーぶち 図 岩垣潤。岩の、垣の如 いばかだがくれ 図 岩片隠。岩のかた
そぼつる」 く立ち続れる中réある淵。古語。萬「大 への、くぼみて、かくれたるをころ。古
いのち のみづ 図 命水。なみだ(涙)の 船の思ひたのみてかぎろひのいはがき 語。第後撰「谷深みいはかたがくれゆ
異名。古語。夫木「いつをだよ知られ ぶちのこもりのみこひつつあるぞ」 く水の影はかりみて神ぬらせをや」
ぬ世こそかなしけれいのちのみづの流 いはがきもみち 図 岩垣紅葉。岩の、垣 いば かごg 岩門。岩の、門の如き形を
れひるまを」
(171)

の如く立ち続れるをころ よ生する紅 なして時てるもの。袋草紙 「あづまご


いのり日新。いのるこを 所蔵。運「何 葉。古語。 のことのてやせて郭公せきのいはかご
を書る身のいのりょかを聞き給ふみ」 いはがくる園員 岩属。Q岩の薩よ 今ぞすぐなる」i岩石の角。績拾「か
いのちだい いのりのを いはがくれ
* -
いはがみ いはぐつ いはこがね
(172)

へりてを思ひま らぬやいはかをみうき し船。古語。記「天のいはくすぶね」岩 も、いかréを思ひやりつつ」


てよりける岸のあだ波」_ 樽船。 - -
いばーこがね g 岩黄金。岩の中より出
いはがみ 図 石碑。いしがみみたなじ。 いは ぐつ 召 麻管。をぐっよたなじ。 づる黄金。
古語。金葉 「あふ事ををふいはがみの 古語。 いばーこす 陥 岩越。下交を見よ。古語。
つれなきみわが心のみ動きめるかな」 いは ぐも図 岩雲。『形、岩石の峠ちた 十訓 「琴柱のさきrs、緒のあたる虜を、
いはき図 岩木。e岩を本を。萬 かく るが如けれないふ』 夏の雲。 いはこすを申すみよりて、たもひよら
はかり鍵ひつつあら りをいはきみもな いばくやす 蹴 岩崩。岩崩すをえ、岩石 れけり」
らまし物をものたもはやりして」 Q無情 をくづしたをすをいふ意の語なれを、 いばーこすげ 図 岩小管。植物。草の名。
のもの。感覚のなきもの。無碑経。 その状、最もかしこく恐ろしきものな 山すげの岩間rs生キりるもの。新後撰「ま
いはきる なみg 岩切波。岩をも切り るより、かしこしなをよかけていふ。 きしまや御 主の山のいはこすげそれを
崩すが如く、烈しく立つ波。古語。夫木 記 「みか しほはりまはやまちいはくや も見えキり電相さゆるころ」
「をみごろもみもすそ川の早きせょい すかしこくどもわれやしなはむ」 いは さか 陥 磐境。榊の枝よ、鏡をかけ
はきるなみもたえぬ御代かな」 いはーくら 図 岩蔵。石造のくら。古語。i て、碑を祭るところ。古語。紀「天津磐
いばく国 目。『いふの延語』 いふみえ :岩座。岩石のたましなりをも、岩の 境、あまついはさか
の意。古今「この歌を、ある人のいは 如く堅固なる意réて、高 御座の稲群な いは-さき図 岩崎。岩のさしいでて、水
く、柳の本の人九が歌なり」 りをもいふ。古語。祀詞「あめのいはく よのぞめる虜。新六 山川のたちそふ
いはくミ 闘巨冒 章。初稚らしくあり。 らはなちあめの八重雲をいづのちわき そはのいはさきみよをめる水のわきか
古語。 réちわきて」 へりつつ」
いは ぐえの園岩崩。語路のたなじき いはけたる-あそび 陥 見供らしき遊び。 いは多ほ図 岩躍。海水より最るみあ
より、くゆみかけていふ。萬「かまく 増鏡「あまりいわけたる御あそびより らすして、天然み、山中み産する職。や
らのみこしのさきのいはぐえのきみが そこなはれ給ひょけるをそ」
・くゆべき心をもたじ」 ましほ。
いはけなし 昭』雄。 あごけなし。を
いはくすぶねg 岩楠船。碑代 ょ用み いは 多みづ図石清水。岩間より湧き
』 ほ 。 「いはけなき人 出づる清水。石泉
ふき、th V *ひいづるさきはの山のいはつつじい
いは-をみづ 岩達水。 路の同じさ
より、いはで「まかけていふ。古今 「あ くなみかみの」 はねでこそあれこひしきものを」
ふさかのせき ょながるるいはまみづい いは だたみ 宮 岩発。岩の、重なりたる いはつなの認 石綱。いはづなを、いは
はで心r たもひこそすれ」 如くなるを、愛をまきたるさま よ見な つた(岩藤)の韓 まて、いはつたえ、別れ
いは髪ろ図植物。わらびの異名なり していふ語。風雅 「いはだたみのぼり て、又はひ返るものなるより、人の 老
いふ。
五日o
シ わづらふ峰つづき雲よはづれて見3る いて、若返るこさょたさへ、わかがり
よかけていふ。萬 「いはづなのまたわ
いはずg石言。 よたなじ。 かけはし」
かがへりあをによしならの都をまたみ
いはすき図 療園。いむすきよたなじ。 いはたな召 たに(谷)の古語。秘蔵「わ
古語。 れのみぞいはたな出づる営のまだ人き なむかも」
いはそそぐ 園己自 岩注。水が、岩の上 かぬ初音を そきく」
いは つぼ図 岩壺。岩の洞穴。古語。
をふほかりの山の
を流る。古語。新古「いはそそぐたる い はつ 図 刻録。備数の語。師の僧の 新六「いはつぼみた
説きたる道。 井のつつがなくても世をすすがむてや」
ひのうへの早厳のもえいづる春みなり
よけるかな」 い はづす園員 射外。弓を射そこな いは つらら召 石垂氷。磯物。石の名。
ふ。いそこなふ。 深山の洞穴の中rs生じ、形、つららの
いはただび目 岩田置。女の、懐妊し 如し。色を白きも 重なるもあり。つら
て、五月日より、腹 よ結ぶ帯。3はだ いはづたひ召 岩博。岩より岩ょ博ひ
歩むこを。夫木「いはづたひ鳴打ちわた らいし。いしのち。鏡 g石。
たび。呉竹集「いはたたび。女の、学み
て、膚 よ結ふ帯なり。五月をいふrょ結 す谷川の音もたかしの山r*来みけり」 いはこ目 岩戸。石の戸。萬「あまのは
いは つつじg 岩瀬園。岩の間ょ生す らいはミをひらきかむあがりあがりい
ぶ」 隠 則常。
る覧園の網稲。iかさねの色日の名。 ましQ」
いはたき召 岩鶴。岩み落つる龍。古
語。萬代「たく山の谷のいはたき身を 表を紅、裏を紫なるもの。又、表を、す いはこかぐら 図岩戸。碑楽。天照本
はう、裏を、青きものをもいふ。 御碑の、天石戸ré随りたまひし時、碑碑
(173)

さらすわれて辞けてこふどま らなむ」
の気したまひし碑楽の名。
いは だたす Q目 石立。はんじやく いはつつじ翌 岩魔鋼。語路の同じき
の如く、をこしなへrょたはしますをい より、いはねそよかけていふ。古今「た いはこ かしこ g 水中み横はれる石。
いはだだみ いはつなの
いはを みづ
いはどが しばいはにふり
いははさま
(174)

古語。 績後拾 「さみだれré山の軍もたちそひ


いはこがしば図 岩戸柏。『古、景行天一 ていはなみ 戸ょ見なしていふ語。古語。月清「す
皇の、戦み出でたまひ し時、石を蹴て、 いば にーぶりたかし谷川の水」 みすてて人をあざなきいはのをみ今も
園艦岩。いはよふるれを、一松かぜ庭はらふなり」
若し、勝つをせを、この石も、柏の如く
たほかたの物え、わるるためしなるよ いばーばさま図 岩狭。岩を岩をのあひ
なれを宣ひしré、果して、その石辞け り、われて ょかけていふ。萬「高山ゆ だ。いはま。
て、木の葉の如く よ散りし故事より起 いでくる水のいはにふり われてものも いはば し 図 岩橋。川の浅瀬な、石を井
りたる語』 石の異名。古語。新数 「つ ふ妹réあはぬよ*」 べて、飛び演るやうまなしたるもの。一
れなさのためしもありをよしの河いは いはぬ いろ 召
不言色。『無日の縛語』 古語。夫本 「くれゆけむ 木の下くらき
どがしはをあらふ白波」
くちなしいろr*れなじ。古語。新勅「峠 いははしのみたらし河réをお室かな」 |
いはさこ召 岩床。e岩の、一面み、平 なくかみなび河みさく花のいはぬ いろ いははし の蹴 岩橋。いははしえ
らなるをころ。萬「いは%ここを河の氷 、石を
をも人のをへかし」
こほりさゆるよを」 Q人を葬りたるを なみまきて渡りのたよりをせるものょ
ころ。古語。
いはね 図 岩根。岩のねもど。いはが て、その間ちかきよりQまちかくよか
ね。千載「碑代よりひさしかれをやうご けていふ。萬 「うつせみのひどめをま
いはこ せき 陥 石戸闘。いはをのせき きなきいはねrs
松のたねをまきけむ」 げみいははしのまちかき君みこひわた
réたなじ。古語。
いはねー&さ召 岩根草。植物。わらび るかも」e るよかけていふ。拾遺
いはをの固 射場殿。古、大内よ設けら の異名。古語。墓博抄 「いはねぐさを 「いははしのよるのちぎりもたえぬべ
れし、弓を射る虜。
りて
山路のか へるさや家づをたほき厳 しあくるわびしきかっらぎの碑」園か
いはこの せき 臼 岩戸闘。天上よあり
なるらむ」 みなびょかけていふ。萬「いははもの
をいふ闘。古語。夫木「天つ空いはを
いはの-かげみち 図 岩 陰道。岩のかげ かみなび山r*あさみやよつかへまつり
のせきの明方rs風のふきしくさをしか
よある道路。古今 「世rsふれを豪さこ て」又、石と石どの並びあふをいふ意
のこる」
そまされみ吉野のいはのかげみちふみ
いはなみ 召 岩並。岩石のならび居
ならしてむ」
シュかけていふ。萬 「g
岩波。岩rsうちかかる波。
いはのこ図 岩戸。岩の立ち刻べるを
㎞のあふみのくにのころもでのたな
がみ山の」 なかみかけていふ。後撰
ぎや 〜めおり*わゃ はず いははし 引口 いばひ づ* シ ㎞} 七p
「かっ*
のシ

がなか*てもか へりQるか*」
*㎞て、月をシむ
隠 射場始。土日、宮中*て行
いはひき g 調*。 新 キの調ひ* 用%
まあたる水 *て、 これを以て、

語。
るもの。長さ、 1 尺五寸の、削りかけrs一いば びこ
女の腰を
家人。 い へびgの韓。土ロ
シ「松のけの並みだるみれな例 はい
1 -
ること。 うてを、子を学むといふ。 どのわれを見送るとただりしもころ
いばばしる国員 岩走。水が、岩の上 いはひとをこ図説具足。武家まて、元 いはひをの隠 愛殿。古、系響を清め
を、はげしく流る。古語。 服の祀よ着くる具足。 譚植して、碑を祭りし殿堂。古語で
いは ばしる闇 岩走。龍を、岩のうへな いはひご 図 賞見。かしづき育っる見。 いはひ ぬしg 賞主。碑を祭る人。か
ぼはしりながるるものなるよりe 古語。萬「鏡織の中ょっっめるいはひ んぬし。古語。
たきょかけていふ。萬「いははしるた ごも妹 まま かめや」 いはひ の いと召 祀糸。鎧のたくぼく
きもををろょなくせみのこる をしきけ いはひごこ図 祀事。よろこびいはふ 編の糸。古語。
をみやこしたもほゆ」e たぎつよかけ こを。説儀。源「年の内のいはひごを いはひのかがみ召 響鏡。いつきまっ
ていふ。萬「いははしるたぎちながる をもして」 るかがみ。碑鏡。古語。
るはつせ川たゆることなくまたもきて いはひ すき 図 賞杉。大和國三輪の赴よ いはひの つみ 宮 祀杖。うづるよたな
みむ」 又、下ré垂れくだる水をいふよ ある碑木。 じ。古語。夫木「つきもせぬいはひの
り、たるみréかけていふ。萬「いははし いはひ をす 園鶴 祀過。祀ひすごす。 っるシ山の尾上よゆきてきるよぞあ
るたるみの水のはしきやし君ょこふら 古語。騎鈴 「をしごをみあまれをこふ りける」
くわが心から」 る君がためううる月をむたくよやある いはひの みて&ら図 賞御幣。碑を競
いはひ図説。Q祀ふこを。賀。貸神の らむをあれで、いはひそしつを思ふ」 ひ奉る幣。古語。
祭をつかさどる人。魔主 紀「賞主、比三ム いはひ-つき 図 魔槻。碑赴よ植るて、賞 いはひのみや臼 魔宮。かしづき響ひ
伊幡昆」 きたる槻の木。古語。萬「天をぶや軽
(175)

まっる宮。いはみや。いつきのみや。
いはひうた図説歌。人の功健を補機 の赴のいはひっきいくよまであらむこ 古語。
してよめる歌。類。古今「六つréをい もりづまぞも」 いはひびこ図 魔人。碑を祭る人。か
いばばもめ いはひき いはひづま
*
-シ
いはひべ いはぶち いはまくら
(176)

んぬし。古語。 穴ありて、吹けを鳴るもの。石のふえ。 をまほひま ほみちかひもありなむ」


いはひーべ 図 斎究。古、酒をもりて、碑 いはーぶち 図 岩淵。岩の園みたる淵。 いはまくら召 岩枕。岩の上などょ宿
よ供へし陶器の壺。いむべ。古語。萬 六帖「碑なびのうちわのさきのいはぶ ること。夫木「あづまちやまるはの磯
「くさまくらたびゆく君をさきくあれ ちょかくれてのみやわが癖をらむ」 のいはまくらまげくもをびてかへるな
をいはひペするっあがきにのべょ」 いはぶね 図 岩船。碑代よ、碑の乗り給 みかな」
V
いーはひもをほる園国自 いを務語。道 ひし船。紀「あめのいはぶね」 いはまし ごと 召 言はむを思ふこを
ひまはる。古語。萬「韓こそいはひも いはへ 図 『凶谷闘ょて、鍋のまねせし支 源「いけるかひなきや、たかいはました
をほれ」 那の故事より出てたる語』 ものまねを をよか」
いはひーや 図 祀矢。合戦を始めむをす するこを。 いはまほし昭』欲言。言ひたし。い
る時、雨方より射かはす矢。古語。 いはほ 図 競。Q大なる岩石の継稲。 はむこをを欲す。源「いはまほしから
いはひーなの図 療斧。不潔を破ひ清め Q岩の、尖りたる虜。古今「白雲の所も む事をも、ひをつ、ふたつのふしえ、す
たる斧。いむをの。古語。八雲抄「碑 わかりふりまけないはほréもさくはな ぐすべくなむあべかりける」
殿造る よを、Gはひをの」 をこそみれ」 いは みち 図 岩路。岩の道路。右大臣
いはふ 園鶴 祀。吉事をよろこぶ。こ いはほ すげ 図 最菅。岩の間よ生する 家歌合「けふよりを谷のいはみち雪ふ
をほぐ。賀す。後撰 「いはふ事ありを 山菅。 りて跡たえぬべきみやまべのさきこ」
なるべしけふなれど年のこなた16春も いはほなす盟 義如。いはほの如くの いは みや 図 魔宮。『いはひみやの署』
きょけり」 i察。活潰を、忌み植み 意より、をきは よかけていふ。萬「は を蹴3祭る宮。
て、碑を祭る 古語。萬 「こま錦ひもの る草をのちをかれやすしいはほなすを いはむ闘員 充満。みつ。古語。紀「布
むすびもをきさげすいはひてまてだま きはょいませかしにきあぎみ」_ 満、いはめり」
るしなきかも」i 碑が冥冥 よ守護す。いはほろ 図 競。ろを助鮮。いははよ いはむらもすき図 岩村株杉。『もずき
古語。萬「大船ょまかちえじめきこの たなじ。古語。 え、むすぎの韓』わかき杉。古語。
あごをから國へやるいは へ碑たち」
いはまg 岩間。岩を岩をの間。伊勢 いはむかた なしB』 いふ べきすべも
いはーぶえg岩笛。石よ、たのづからの 「いはまよりたふるみるめしつれなく なし。言の外なり。源 「いはむかたな
くすごきこさのは、 あはれなるシをよ 剤 「「 文字を言っ
みたき」 いばゆ H目撃。いなてくょたなじ。 いはれ 図 請。いふべきわけ。 *・
いはむや国 況。かくある上す。稲更。 古語。堀太「冬枯 まなづみし駒も春く 緒。山家「花見れをそのいはれさをな
まして。その上。伊禁「交も、をさをさ れをいは3はかりょなりょけるかな」 けれども心のうちぞくるしかりける」
しからす。詞も、いひしらす。いはむや、 いはゆる団所請。『いはるるの義 音通 いはれいんねん図園因損。いはれょ
歌を、うまさりけれを」 よいふをころ。空穂「うたてものたま たなじ。
いはむろ 図 岩室。小石を守ちて作れ ふかな、いはゆるあて宮ぞかし」 いはれ-なし国』 無調。いふべきわけ
いばら 召 茨。Qをげある小木の纏禰。 もなし。著聞 「次が恨むをころ、その
る住家。いはや。岩宮。
いはもと図 岩本。いはね まれなじ。 菊㎞。Q木réあるをげ。 いはれなきみあらねごも、先づ、世のむ
新後拾 「みよしのや川音たかき五月雨 いはら-がき 図 茨垣。刺ある小木を植 くいをまるべきなり」
ょいはもを見せぬ龍のま らあわ」 る つけたる垣。 いは わた 図 岩曲。岩の、輪の如くまは
いはもこ すげ 図 岩本菅。いはね ょ生 い はらふ園胴 『隣。射て追ひ挑ふ。 りをる虜。古語。新六 「山川のあたり
するすげ。績千 「たもひ川いはもをす いばり g 尿。『Qはりの軸説』督賊r て をこぼるいはわた「 流れもゆかすをし
げをこすなみのねょあらはれてぬるる 作り出さるる排池物。鮮新なるものを、 ぞなくなる」
神かな」 透明黄色、又は、赤黄色rsして、特別の いはお 図 岩井。岩間よある井戸。源
いはもるーみづ 図 岩漏水。岩間を混れ 臭気を放つ。小便。 「年くれていはみの水も氷をち見し人
流るる水。源「思ふをも君をま らじなわ いばりーだめ 召 展湖。小便を溜め 置く 影のあせもゆくかな」
き返りいはもるみづr 色し見えねを」 をこころ。 いはお づら 召 植物。草の名。すり
いは や 臼 岩屋。Dいはむろょたなじ。 いばり のーだり図 展哲。小便のたり。 ひゆをたなじき物ならむをいふ。古語。
萬 「たほなむちすくなひこなのいまし いばりーぶくろ 召 居盛。鷹中ょありて 萬 「いりまちのたほやがはらのいはみ
けむま づのいはやをいくよへぬらむ」 尿を貯ふる袋。勝脱。 づらひかをぬるぬるわよなたえそね」
(177)

Q 岩間réある洞穴。 いはる 園回目 『意気張の署か』勢を張り いひ 図 飯。米を賞ぎたるもの。めし。


いはやさ 召 岩屋戸。岩屋の戸。記「あ て、強きを示す。倣りたがぶる。古語。 古語。萬「いひはめだうまくもあらす」
いはむや いはゆ いはれ
いひ いひあつ いひありく
(178)

。遠隔の地より、水を引くため あさみて」 いひあふ。日陥す。いひあらそふ。源


よ、板reて作りたる箱。掛植。古語。 いひ あつ 園同園 言中。はかりいひ 「人 よをいかrないひあらがひ、さもあら
拾遺 「池をはりこめたる水のたほかれ て、質réあつ。俗rs、いひあてる。狭衣 ぬことをいふべき ょかあらむ」
をGひの日よりあまるなるべし」 「よくいひあて給へりを思ふな」 いひありくミ園国自 言行。いひつつ、日
請。いふこを。いはれ。楽花「Gひの いひーあつかふ 園国 池 言扱。噂をす。 を過ごす。古論。源「中将のいひあり
ままみせさせ 給ひしほどrs」 薬花「様様 のひあつかふもいかがを」 きけるを」 ●
いーひ図 息避。いみて、さくるこを。都 いひーあつむ園回目 」 言集。色色の事 いひいだす 園闘 言出。言ょ出して
合ありて、さくるこを。 を集めいふ。俗ょ、いびあっめる。源 いふ。新績古 「池水のふかき心を年ふ
いび図 動物。鳥の名。刃 ょたな 「かやうなる事をいひあつめたるみも」 をもいひいださりむいかでもらさむ」
じにい ~を詳かならず。古語。i 指。 いひーあはす 国 」 言合。人をいひいひいづ 園自 過言出。言み出して
ゆびの韓説。 かはす。申し合す。約束す。かたらふ。 いふ。古語。拾過 「日はそひてます田
いひ-あかす 園価 言明。語りて、夜を 俗は、いひあはせる。 源「かたみrないひ の池のつつみかねいひ いづをてもめる
明す。(いひくらす よ勤して)源「よも あはすべき ょあらねむ」 る抽かな」
すがら、あはれなる事をもをいひあか いひ あはせ図言合。いひあはするこいひいひて園 言言 『いひを重ねたる
したまふ」 を。申合。協議。 語』 いひながら。いひ返しいひ返して。
いひ-あがる 園 自 言品。たかぶりて、 いひーあへず 園 言不敢。いひたほせす。 源「あはれなる世を、いひいひて、うち
いひたきままをいふ。いひつのる。落 いひあぶ園員 『合。e語り合ふ なきなどもまたま へり」
窪「ここよしもをいひはべりしを、やが 演松「ロロQひあり」Qいひ争ふ。 いひ いる園自 他 言入。いひこむ。
て、ただ、いひ ょ いびあがりて」 日論す。 申し込む。俗み、いひいれる。枕「夜ひ
いひ-あミ 園臼 側 言上。日上の人ょ、 いひ あやまっ国シ。いひちが をよ、いひいづるこをののこりを、女の
ものをいふ。 耳みいひいれ
ない ほこなふ㎞「歌などの文字
いひーあざむ 園同属他 いひて、たをろか をいひあやまちてはかりこそ」 いひ-いれ 図 言入。Qいひ込むこを。
す。空穂 「時よ、一天下の人、みない3 いひーあらがふ 園ェ 言争。いさかふ。
申し込みたるこを3 貸ゆひ引(結納
・たてじ、 〜ー「一 ふ まま * 「
シこそ転さおふや
いひうこかす シ 言動。いひさそ いひ がかる『民日目 言ま いひせむ。 なごいひかはすもきこゆ」
ふ。言rsて人の心を動かす。 e人ょ、言葉をかけて、近寄る。
いひうこむ ㎞目 言践。いひ出し いひかく国督言排。俗 よいひか いひ がひ図帳 。飯を、 ます具
まゃもじ。古語。空穂「いひがひを、初
て競む。古語。演松「この宮の御あり ける。Q言をかく。源「さ、い3かけて まさり」
さま、くまなくあやにく よたはするよ いりぬ」『 いひはじむ。Qいひがかり いひかふ 園国 」言替。いひなほす。
しをのみ、いひうをめたまへだ」 をいふ。 更ょ、改めていふ。俗 よ、いひかへる。
いひ だく国自 言置。いひ残す。申 いひ かくす国Q 言隠。Qつつみ隠 いひ かまふ 園自 他 言構。強くいひ
しれく。源 「まりぞきてをがなしさこ して言はす。伝いひまぎらす よたなじ。 たっ。いひ争ふ。源 「かごかごしき人よ
そ、昔のさか しき人もいひたきけれ」 隠「見る人、たくれたるかたをでいひか て、をかくいひか ま へて」
いひ だこす 園国記 言遺。いひてた くして」 いひがみ 図 飯暗。乳母の類。飯粒を
こす。先方より、文なをよて、われよ申 いひ かけ 図 言措 G物をいひ治むるこ 瞬み砕きて、奥見のロr*含ましむる人。
しきたる。 をっ話し始め。Q歌など よて、一語を、 古語。
いひ ださす 園同調 言膨。3非しめい 二つの意義ょ発ね用みるこに。例へを いびーかよふ 園国目 言通。いひかは引
ふ。あしさまrsいふ。源 「心せはげよ 「音rsのみきくの白露」のきくを、聞く ょたなじ。源「姫君を、かく人うをき御
こそ見ゆめれなを、いひたをす」Qい を菊さの雨様よかけたるが如し。gい くせなれを、むつまじくもいひかよひ
ひもらす。いひのこす。 ひがかり ょたなじ。 給はす」
いひ だも3 Q 言思。日ょ出して いひーかだむ園 回目 園 言固。こをはよ
いひ、心の内réて思ふ。楽花「びんなき て、固く約束す。
いびき臼 新。眠れる間 ょ発する鼻息。
源「いびきなど、かたはらいたくするも
事、きこしめしつけられじを、いひたも いひーかたらう園回目 言談。互よ話し のなり」
ひつつ
(179)

合ふ。大和「ひを日、ひを校、よろづの いひ-きかす 國国Q 言聞。さくをさ


いひ がかり 図 言排。Qいひあひて、意 事をいひかたらひて」 どす。説諭す。俗よ、いひきかせる。
地ょなるこを。ニ無質のこをを誕ふる いひーかはす ㎞自 言交。言葉をつが 源「なまにくげなるこをはをも、いひき
いひ3こかす いひかかる いひかひ
ーシー 』『 ー
シー -シー-シ
いひきはむ いひげ いびるたたむ
(180)

かせつつ」 らしくいふ。だます。ごまかす。俗re、 源「はかはかしうもこで、やみよしか


いひーきはむ園己回 言極。あかをい いびくろめる。 む、すべて、いみじういひさわぎ」
ひ切る。かたくいふ。断言す。 いひtけ 図 飯筒。古、飯を盛りし器。た いひーをたたむ園国個 言認。手抜の
いひ きる園自 言切。Qいひ路はる。 はち。古語。空穂「院の御 いひけを」 なきやうrs、取り調べていふ。源「ある
いひはつ。いひをぐ。Q いひきはむrs いひ-けす 園国Q 言消。Q他の話をい べきさまよいひ たためて」
たなじ。源「右近を、いひきりつるよし ひつおす。Q前rsいひたるこをを取消 いひーをたみ 図 飯諸。古、米を蒸すを
いひみたるrs」 す。いひなほす。 き、研 の底を料 ふr*用みし竹籠。今の
いびく 園冒 軒。いびきをかく。古語 いひ-けつ 闘」 言消。いひけすよた せいろの類。算子。
いひくミむ 園HQ 言含。いひふく なじ。古語。源「名のみ、こをごをしう いひーをづむ園国 」 言鋼。いひなだ
む ょたなじ。古語。枕「かきすててな いびけたれ給ふ」 め、たしつく。いひ慰む。
を、いひくくめてやりたれぞ」 いひ-けらくミ 団 言。『いひけるの延語』 いひーをらず 団 言不知。何をもいひや
いひとミたす 園国鶴 言朽。いひれをす いひける rs*。いひしやう*。土佐 うなく。古語。古今「そへréをてをす
réたなじ。古語。枕 「わが知りたりけ 「そがいひけらく」 れをかかりかくすれをあないひしら%
るを、ふを出でていひくたしなどする、 いひ ごこ図 言事。Qいふ事の種。日 あふさきるさrs」
いどにくし」 質。Q不平をならすこを。つおやぎ。 いひーをる園国目 言知。よくいひ得た
いひとミだす国 側 言下。Gひれをす いひ-さす ㎞ 言売。いひかけてや り。古語。年中行事歌合「右も、たけた
réたなじ。 む。牛はいふ。伊勢「各親ありけれを、 かく、詞 いひまりて、よろしく侍れだ」
いひーくんす 園個詞自 言屈。いひて、力 つつみて、いひさしてやみよけり」 いひ-参ろふ 国 日論。いひ合ふ。
を移す。古語。枕「よのほだよきえぬ いひ-さまだ< 園同白酒 言妨。いひさ いひ争ふ。古語。源「あまへて、いかみ
らむ事を、いひくんすれな」
さふ。他の話の中rs、さしでぐちをな きこえむなだいひしろふ」
いひ くらす園池 信康。いひいひて、 す。瀬「かの尼君たはしなを、必すいひ いひすぐし臼 言過。い%す剤 みた
日を基す。(いひあが引み封して) さまたげむを」
いひ くろむ園己置 言黒。虚言を 買 いひーさわぐ 園国 他 言騒o なじ。
て **
-
--- 物いひ騒ぐ3
reれなじ。 シ引計
し侍る「る」
講 、 いひ にはさる Bu日 Gaて
いひ すでしg言過。いひすごすこさ。 ぐさむ。せうだんをいふ。俗み、 いひ
過言。失言。 いひそびる 国国貞 言損。折なくし たはぶれる。顧集 「まもがれのたきな
いひ すごす国冒 言過。度をこえて て、語らすよ過ぐす。いはむさして、い ぐさをえなのれをもをみなへしまえな
いふ。いはでもよきこさまでをいふ。 はす ょ往穏ふ。いひそこなふ。俗 ま、 ほなびきけり けふの判を見れをさ、い
過言す。失言す。演松「哀れなるけし いひそびれる。 ひたはおれて」
きを見て、Gひす しもまつべくたば いひーをむ 園国冒 言初。いひかく。 いひーたゆ 園国自 言絶。Q話絶ゆ。
えけれで」 く」 いひ始む。源「よしかくいひそめしと 言葉をかはすこを絶ゆ。Q交際が中絶
いひ すし 臼 飯館。すもを見よ。 ならむ 」 す。飼花「いひたえて、後、年月をへ
いひ すつ 園国国 言捨。いひて、返答 て思ひあまりて、いびつかはしける」
を待たり。いひはなす。俗よ、いびす よたなじ。 いひ-ちかふ 園回目 言誓。言葉よあら
てる。源「まかりいりぬをいひすてて、 いひーたつ 園国 側 言立。Q申し立つ。 はして誓ふ。狭衣「たのたの、えもいは
いり給ひぬ」 申し述お。申し上ぐ。(日上の人ré封し ぬちかごをたてつつ、いひちかひ、な
いひ すて 召 言捨。いひすつるこを。 ていふ)俗み、いひたてる。源「いひた き、腹たつさま%こもききにくし」
いひ-せむ園国 側 言責。言葉ょあら つれを、わろきょよれるかたちを」Q いひ ちがふ 園国自 言違。いひあやま
はして責む。古語。狭衣「誰ぞをよを、 取りあげていふ。こをたつ。俗rs、い る。いひ損ふ。筋の違ひたるこををい
あるかぎりの人人をいひせむれを」 ひたてる。 ふ。 i国 目 言違。 いひあやまつ。
いひ そこなひ 名言損。いひそこなふ いひーたづぬ 園国四 言尋。こをはの いひ損ふ。筋の違ひたるこををいふ
こと。 上réて尋ぬ。俗 よ、いひたづねる。 俗rs、いひちがへる。
いひーをこなふ 園目 言損。いひ違ふ。 いひ-だて図 言立。とりあげていふこ いひーちきる闘目 言契。いひ交はし
いひ過つ。いひそびる。枕 「いひそこ を。こをだてていふこを。 て誓ふ。狭衣「かくたのむ僧の、Gひち
(181)

なひっるものをを」 _ ぎりたれを、えいなむまじうて」
いひーだね 図 言種。申したつるたね。
いひーをす 園国見 言過。いひすごすよ こうじつ。いひぐさ。 いひーちらす 闘側 言散。Qいひふら
いひすでし いひをひる いひだはぶる
いびつ いひつとす いびつらふ
(182)

す。乱りょいふ。源「世の限りをもたいひーづく 昭 言霊。互ょいひあひする」いひ-つらふ 園自 言争。いひ争ふ。い


らむといひちらしたれな」e人の話を、こを。 ひ回はす。競論す。古語。萬「ひこづ
いひ破る。
いひっくす園 言葉。残りなくs らひありなみすれをいひつら3ありな
いびつ図飯橋。『Qひびっの約語』飯 ふ。枕「いひっくすべくだみあらす」 みずれだ」
を盛る器。たはち。 いひーつたふ 園国 」言博。Q話して、 いひーこがむ園国個 言答。いひ諸る。
いひつがふ 園制 言瀬。いひつぐの一 後まで博ふ。俗ょ、いひったへる。源 んいひ責む。枕「まね打するも、聞きて
延語。古語。 「をぞ、いひつたへたるをなむ」 Qいひ を、いかrsきびしういひとがめむ」
いひ-つかはす 園 言遺。いひ送る。 鋼らす。 いひーことのふ 園国肥 言調。いひ論
申しやる。後拾「二月はかり よ、人のも」いひ-つづく 闘 言績。績けてい す。源「わづかなるまも人をもいひを
をょいひつかはしける」 ふ。つぎつぎrsいふ。俗 よ、いひつづ をのへ、この人ひとりのみ、扱ひいふ」
いひつきの さむらひ 召 言継侍。取次 ける。源「すべていひつづけを、こをな いひこさむ園国鶴 言留。悪き行す
のためrs、控へて居る侍。 をしう、うたてそなりぬべき人の御さ るを、いひ論して止む。源 「打すててむ
いひ-つくミ闘員 言付。いひよる。いひ まなり」 をするを、うらめしうも、哀れみもたぼ
かく。古今「道réあへりける人の車rs、
-
いひ-つなぎ 図 言撃。甲の人より、むの せを、いひgむべき方もなくて」
物をいひつきて、別れける所rsて」: 人 よいひて、又、乙より、内の人3をや いひーとほる園自 言通。滞りなくい
国 池 言付。Q申し付く。仰す。命令 うよ、順次rs、同じ事をいひつぐこを。 ふ。古語。源「世のすきものreて、物よ
す。俗ょ、いひつける。大和「宮の御騎 いひ-つむ闘員 言語。限りのをこ くいひをほれるを」
りも、人人のせうそこもいひっけて、又 ろまでいふ。俗よいひつめる。 いひこよ図 鳥。動物。鳥の名。ふく
㎞」 告げ口す。告発す。」いひ つらぬ園言列。井べいふ。 ろふをいふ。古語。組「体留、いひどよ」
い ㎞。 千載「心ょ思ふこをを、詞よまかせて、 いひとる園鶴 言最。思ふ事を、言語
ーっぐ 園同冒 言置。いひ博ふ。日
- いひつらめ るな さく
りっ き3 い㎞ ょ移して述お。
ゆかむふじのたかねえ」 言接。 ひつらふこを。
耕論。 古語。 いひ
す。
ながす園言流。esひ編ら
がもける川ロミいかがもうしし のあ さ、まの人人 いひのの じる『琵巨 言* 撃しくも
ら垣」 eいひしままr*て、答を求めす。 いひ なる シ見 言撃。常ょ、いふ事
いひずつ。 ま闘る。俗 よ、いひなれる。枕「若くて
の ふ。運 「いょいょ資きもの まいひ
ののじる」
いひ なし 図 言成。いひなすこを。拾 ょろtきをのこの、下す姿の名をQ3
愚「みよしのの春もいひなしのそらめ
いひの 国鶴言延 aっっ
なれてょびたるこそにくけれ」 を延はす。古語。
かどわけいるみね まにほふまら雲」 いひ に<し國 』言撃。 いふょわろし。 いひ はぐらす国鶴 言紛。いひまぎ
いひなし園 言舞。いふやうなし いふよ難し。いひ義ぬ。枕「四人はか らす。ごまかす。
古語。 りをへだててみたれを、よく思ひえた いひ ばげます 園鶴 言働。いひ立て
て、勢をつく。ただつ。源「にくげなる
いひなし お し 図 無飯館。飯をなくて、 らむょもいひにくし」
ただ、観の身を酢réつけ、焼醸をかけて いひーにくむ 闘」 言悪。悪し様 よい こをともをいひはげまし侍るょ」
巻き、撃したきて、後r*切りたるもの。 ふ。枕「わかき人人、ただいひにくみ、 いひーはじむ 園国 側 言始。いひ出す。
見ぐるしき事なを、つくろはやりいふ よ」 俗rs、いひはじめる。竹取 「これをな
たしだひ。
む、たまさかるをえいひはじめける」
いひ なす園鶴 言成。Q然あらぬ事 いひーのがる 闘自白 言通。いひなし
を、その事らしくいふ。源 「御方たがへ て、事をのがる。俗 よ、いひのがれる。 いひ-はち図 飯鉢。飯を感る器。い
よ、事づけたまひしさまを、いをよう、 源「みなかびたる事をいひのがる」 3つ。めしびつ。
いひなし給ふ」 伝形容す。 いひーのこし 図 言残。いひ残すこを。 いひ はつ 闘 言果。いひ終はる。
いひ霊くす。夫木 「いなは川いなどし
いひなほし図 言直。いひなほすこを。 いひーのこす 園 池 言残。Qいひかけ
て、その後を残す。貸詞を後 よ残して つひよいひはてを流れて世réもすまじ
いひなほす シ言直。いひかふ。い
ひあらたむ。枕「さいひてあらむやを 去る。源「法師はら、よからぬわらはべ をそ思ふ」
て、源少納言、新中納言など、いひなほ などを、まさよ、いひのこしてむや」 いひ-はなつ 国 側 言放。Q思ひの丈
いひ の とりゆg 炊湯。すこしはか をいふ。いひ切る。断言す。思ひ切り
(183)

したまひし」
りの米を、多分の水rfて、能く煮たる ていふ。ニやうやうrs いひ出す。源
いひ なやむ園員 言鶴。いひて心配 ねはゆ。たもゆ。
す。狭衣、春日の碑も、いかがたばさむ 「さらぬわかれrs、御心うごかし給ふな
いひなし いひなる いひののしる
いひはやすいひぼ い ゆく
(184)

やこ、いひはなつものから」 いぶ㎞。土 「 ひぼして鶴っる がひなるたまひそ」


いひはやす園言難。ほめそやす。」いひぼg 脱い国 なたなじ。古語。」いひもて ゆく闘他言以行。だん
いひそやす。いひふらす。いひひろむ。 虎。警。字鏡「小日脱、大日賛」 一 んをいふ。源「いひもて3けを、た
源「かたき世ぞをえ、定めかねたるぞや一いひ-ほ<す園圏 言解。いひわけす。 みづからのをこたりょなむ侍る」
を、G3はやも給ふ」 事の謎をいひて、疑を解く。 中し開く。 いひーもらす国個 言漏。Q密事を
いひ-びつ 陥 飯概。飯を盛る器。めし いひ ほさくミ闘 』 言解。Q3 はぐす ひて、他rsもらす。源「世の人もいひ
びつ。たはち。いびつ。 réたなじ。 らすなるを」Qいひ落す。いひのこ
いひーふくむ 園国洞 言含。Q倉得せ いひぼ め 図 疲目。 Qみたなじ。古 いひーもよほす 園 池 言催。いひて
らるるやうな、委しくいひ聞かす。俗 語。 す。そそのかす。源「この侍従も、常
re、いひふくめる。Qこをはを吹き込 いひまきらはす 園 側 言紛。ごまか いひもよほせだ」
む。俗よ、いひふせる。 す。いひくろむ。いひかくす。源 「こ いひーやぶる園 池 言破。いひつおす
いひ-ふす 闘巨神」言伏。いひて、他を を事rないひまぎらはして」 いひ負かす。いひ伏す。獄破す。源「
またがはす。いひ破る。論伏す。俗み、 いひ-*つはす 園 」 言纏。いひ聞か の宮も、いをいたきもの まま 給ひて、
いひふせる。 せて世話す。源「誰かを、いひわく人あ の、いひやぶりたまへだ」
いひ-ふせミ 園 側 言防。事の理を述 らむ。ありをも、誰か、いひまつはしる いひーやむ 園回目 言止。話をやむ。
べて、己を防ぐ。いひ拒む。 らせむ」 ひかけて中止す。枕「ま もよりまみ
いひ-ふる園旨 言編。いひよる。 いひまはし 図 言廻。いひなし。いひ をみてえ、いひやみ、はなちたてたる
こをはをいひ開く。古語。源「いか よ やう。うまくいふこを。 まみ」
どいひふれたまふべき人もなし」 いひまはす園圏 言廻。たくみ よい いひ やる園 」言遺。交、又を、使
いひ ふるす 園同潤 言奮。 常rs、日癖み ひなす。 うまくいふ。源「うべうべし
ををやりて、言を博ふ。婦鈴「車よす
いふ。いひ慣る。狭衣「心のつまさか、 くい3まQ侍るよ」
6ひふるしたるタ基の空、霧渡りて」 ほどょ、かく いひやる」
いひ ぼ 固 飯粒。めしつぶ。ごはんつ
いひむかふ 闘自過言迎。さからひ いひょきむ園 言淀。こをは稀
ていふ。いひあらそふ。狭衣「かく、常 いひよる園 言寄。Q物を い
ビ - -
けて近づく。駐語す。eェの心を、 ねを、よろづまいひわづら び*して」
その人 よ明かす。くごく。源 「はかな
いひ おぶ ㎞言 言該。いひ出し鎌
きらいでょ、いひょりて侍りしを
いーひろふ ㎞ 拾。いえ、競語。ひろ
ふみたなじ。古語。
ー ぬ。いひ
ひわびて」
にくく思ふ 。 ㎞
源「よろづよG いふかたなし
曜 』 言方無。Qが
いひーあん 図 飯樹。飯を盛る腕。 たなもょたなじ。枕 「めでたう興ある
いひらくミ 園鶴 言分。Q引 よ ありさま、いかだ剤」
たなじ。空穂「誰かを いひわく人あら いひめらふ 国冒 言美。いひて笑ふ。
いふ かひなし園』 言甲斐無。 Qが
む」i国自 言分。QはQ引よた 枕「よろづの事を いひわらひ」 ひなしょたなじ。源 「いふかひなきか
いふg 想。古の舞鶴の一つ。務をさり
なじ。源 「尼君の、わが人 まま たりけ
てなししもの。 ごをたひなむ」
るふたりをのみぞ、Gひわけたりける」
いひ-わざg 言葉。Q またなじ。 いぶシ言。e語をいだす。日をき いぶかる 闘池評。いぶかしく思ふ。
いぶかもがる 空種 このわたり も、
古語。貸忠集「かすならぬうき身のう く。話す。述ぶ。土佐「から歌をも、時
ょ似つかはしきをいふ」請。目。信名 今をものし給はさりつれを、いぶかり
へやさまるらむむかしをなりしあをの まをしつる よなむ」
いひわき」 づく。呼ぶ。 唱ふ。
いぶきg息吹。Q息をふく
こを。呼吸。
いひーめだしg 言渡。いひわたすこを。 いふーい3国 言言。いひながら。いひ
いひめたす 国鶴 言渡。申し渡す。い っつ。源「火あやふしをいお いふ」 *語。ほかぜ(風をいふ。古語。
ひ聞かす。宣告す。 いぶかし國目 語。Q疑はし。怪し。不 いぶき だろしg伊吹風 Qを競語。吹
きれろす風。古語。山
審なり。源「めづらしく いぶかしき事 家「たぼつかな
いひ おたる闘 員 言渡。いひつつ、時 いぶきたろしの風さきょ朝妻舟をあび
を過ごす。いひありく。源 「通ひしを ょして、われもわれもを、つをひまみり
やま ぬらむ」
ころも絶えて、いをねんごろ よ、G3 たまへり」Q心、晴やかならす。気、塞
わたりけり」 ぎてあり。いぶせし。婦鈴「物忌みは いぶきまさはしg 個欧惑。風 よ吹き
てむ日、いぶかしき心ちぞそひてたほ 感はさるるこを。古語。
いひめづらぶ園冒 賞。Q ゆるま」 いぶせし国』幽属。心結ばれて、打解
*れなじ。運「されを、動くべうもあら けめさまなり。気が塞ぎてあり。萬「う
いぶかし みg 評。
いぶかしきこを。 たがへ る心いぶせし
いひろふ こをはかりよくせ
いひめお
いぶかたなし
いぶならく いへうつり いへざくら
(186)

わがせこあへる時だょ」鶴。 いへーうつり 陥 家移。住家をうつすこ いへーさくら図 家懐。たのがやしきよ


いふーならくミ園 言。人の言ふ ょを。道 を。移居。韓宅。貫之集「三月つごも 植わりてある棚。古語。
説。 りの日、いへうつりするみ」 い へーをく 闘 囲 自家らしくなる。古語。
いふばかりーなし 國園 言計無。いひ霊 いへーかせ 図 家風。わが家の方より吹 いへーたかし國 国家高。家柄、貴くあ
されす。拾玉 「ながむれを神こそかね く風。古語。萬「いへかぜをひ ょひょ り。源「いへたかう、人のたぼえかろ
てまぐれぬれいふはかりなきそらのけ ふけだわぎもこがいへごをもちてくる からで」
こしきrs」 ひをもなし」 いへーち 図 家路。Qその家のある方へ行
いふーやう園 言様。いふréを。いはく。 いへーかを 図 家門。いへ がらの意。古 くべき路。Q吾が家 よ騎る道。騎路。源
源「ちかくみよりて、いふやう」 語。綴紀「いへかをあらさすして」 「朝ぼらけ いへちも見えやり尋ねこし植
いぶる闘自 煙火が燃えすして姻る。 いへーがまへ 陥 家構。家の造り方。い のを山を霧こめてけり」 i家地。鎧
けおる。 へづくり。やづくり。 の下地ょ張り付くる、布草の類。多く、
いーぶる闘 言属。いひひろむ。い いへーがら 図 家柄。Q先代よりの家の 麻布、又ま 、八丈、般子などの、幅一尺二
ひふらす。古語。 格。「いへがら践しからす」信貴き家 寸除なるを用み、旦つ、藍を、鎌錯を受
いへ 図 家。Q人の住むための建物。Q 筋。身分のある家がら。門地。門閥。 けぬみよりて、重rる、監よて染めたり。
妻。空穂「左大臣のいへ、昔より貧しか いへ-意さみ 陥 家君。Q の剤 よたな いへーづ 図 家出。『いいづの署』出家
ら り、心きこゆる人なり」 Qわが家。 じ。 す。法師みなる。古語。紀「い

自宅。Qやから。巻属。「あれを、いへ いへ-ごこ 陥 家言。わが家よりの博言。 もまつりごをを行ふみあに障るべき」
のものなり」@先祀より、代代博はり 古語。萬「いへ風を日r*日rsふけをわぎ いへーっ-いも図 家手。植物。さをいも
来れる名跡。家名。@いへ がら(家柄) も子がいへ ごをもちてくる人もなし」 の古語。
の署。@すべて、小道具の類を入れた いへ さかり 図 家離。家をさかるこを。 いへーづかさ 名家司8
くべき箱。 古語。
家事をつかさご
いへーあるしg 家主。一家の主人。戸 いへ さかる園冒 家離。家を離る。 隠人。けい。かれい。源「大納言の
主。いへぬし。源「いっあるじの法師」 古語。 ㎞のいへづかさのぞむなり」
* 〜 /

属して居ること。ラその家re階属し居 *たもひきこまりぬ」 e出家するここ。 語。
て、他へ移すべからきるもの。
薬誌「ちひさながら Q つのき
法師さなること。
いへ つき宮家議。Q家を受け継ぐこ いへとうじ 図 家刀自。Qの延 いへーの
てたはす」
Q 家具。家の道具。古語。

こ。家督を相績するこを。家嗣。@そ 語。古語。源「耳はさみがちrs、Qさう 宇拾「鍋、釜、鋼、鎌、からすきなをいふ
の家を嗣ぐべき人。家督相績人。 なきいへ をうじの、ひをへrs」 物rsいたるまで、いへのぐを、将よをり
いへーづミ闘員 家附。家ょ近づく。 いへ*ころ図 家所。人のすみか。す つみて」
古語。萬「わぎもこをゆきてはやみむ まひ。 いへ のミをミ 図 家具足。いへのぐ よ
淡路島雲井ょみえぬgづくらしも」 いへ こし 隠 家刀自。家の主人の妻。 れなじ。古語。
いへーづくり g家作。い が また 古語。 いへ の こ 図 家子。Qその家よ生れた
なじ。夫水 「漢 し軒端raかくるささが いへ-ぬし 図 家主。Q一家の主人。戸 る子。a貴族の子供。公子。源「舞の
にのさもこをやすきいへづくりかな」 主。いへあるじ。宇捨「いへぬしるみ さま、てづかひなむ、いへのこをこをな
いへ づこ図 家葛。わが家rs持ち騎る て」 Q残貫家の持主。Q 貸家、又、貸地の る」 Q 分家。支族。Qその家ré使ふ人。
土産。古今「見てのみや人rsかたらむ 差配人。大屋。差配。Q後世 まを、妻を 一家の奴僕。郡等。家億。枕「内外な
標花手ごをよをりていへつをよせむ」 もいふ。 をゆるされたるわかき男をも、いへの
いへ つきり臼 家鳥。動物。鳥の名。 いへ の いも 図 家妹。わが家の妻。古 こなを」
にはさり ょたなじ。古語。 語。
シのさみきみみい の いへ の つたへ 図 家博。その家のいひ
いへ っより園家鳥。いっgえ、 いもrs物らはすきて思ひかねつも」 : 博へ。源「いへのつた へなごみかきを
一名、かけをもいふよりして、かけ まか :家革。植物。さをいもの古語。 ごめいれたらむこそ、興をあらめ」
けていふ。高「ぬつをりきぎしををよ いへ の かせ図 家風。家の風儀。家の いへ のこしg 家刀自 いへとじ ょた
みいつごりかけをなき」 業。古語。金葉「いへのかぜふかぬも なじ。古語。
いへ でg家出。e象を捨てて他へ出| のゆるはっかしの森のことの葉ちらしいへのにようはうg家女房。に*
(187)

づるこを。出妻。失跡。詞花「さびし一 はてぬる」 は のっょたなじ。薩「御#えいへの


さよい でしめべき山里をこよひの月一いへ の 言み臼 家君。いへのをさ。 * にようはう、いささかゆる ありて」
いへつき いへこうじ いへのぐ

-『 ー『
いへのぬしいへらくいほえさす
(188)

いへのぬしg家主。い あるじょに一るい むらっまがい のあたり」 いほえさす園冒五百枝*技が 繁


なじ。枕「遠き虜、人の國な%こより、い いへらく 園 言。『いるの延語』いふ ょ く生す。古語。高「木枯も時雨もま らじ
へのぬしのぼりたる」 *。いふやうをo いほえさす碑なび山のさきは木の薩」
いへ のもん 図 家紋。代代、その家の いへ-お 図 家居。すまひ。家よ居るこ いほ-さす 蹴国自作廃。いほりを作る。
まるしをして、衣服、調度などr*付くる を。住居。山家「わがものを秋の槍を 古語。新古 「秋の田 よいほさす践の苦
定紋 武家の旗をSるしより起る。 思ふかな小倉の里ょいへみせしより」 をあらみ月どをもみやもり明すらむ」
いへ のをさ陥 家長。家の主人。いへ いへーをーいづ 園出家。僧侶をなる。ま いほ をろーをだ 図 五百代小田。廣大な
あるじ。戸主。古語。 ゆっけす。績拾「いつはりのなからむ世 る田地の稲。古語。堀太「谷水をせくみ
いへは え に園 得不言。いはむをすれ をそそむくべきいへをいづるもまこを な日rないぐ したていほしろをだみ種ま
やこ、いはれ り。いふ16いはれす。古語。 ならねを」 きてけり」 - -
六帖「いへむえにいはねむくるし世の いほ 図 座。草みて暮きたる、小さき家。 いほ ち園 五百箇。『ちをつ 箇)の韓』
中をなげきてのみもすぐすべきかな」 草の個屋。いほり。績後撰「けさ機こ
いはみたなじ。古語。萬「すすのあま
いへ びこ図 家人。Q一家内の人。Q を ま見えつる三枝をGほの垣根の花よ のたきつみかみ ょいわたりてかづきを
家réつかふ人。かじん。けにん。けら ぞありける」 るさいふあはびたまいほちもがも」
い。伊勢集「前栽うるて、すなごこひけ いほ 園 五百。Q百を、五つ合せたる数。 いほーつ 園 五百箇。いは よたなじ。古
るょ、いへびをみもあらぬ人の、奉ら にひゃく。古語。『数のたほきこさ。 語。萬「あめréをもいほつづなはふよろ
むをて、すなごたこせたるre」 あまた。古語。萬「たなはたのいほは づよみ國知らさむをいほつづなはふ」
いへーひろし 國国家廣。家族が多し。一 たたててれるぬのを秋さりごろも誰か いほつすはる 臼 五百御統。『すはるを
が多し。古語。竹取「右大臣安倍の どりみむ」 _ すべ集むる意』 多くの玉を一つの緒 よ
みうじえ、たからゆたかよ、いへひろき いぼ図 賊。『Gひぼの専』 皮膚 よ生す 貫きたるもの。いほつみずまる。古語。
人reぞたはしける」 る腫物の1種。大さ、豆、又を、飯粒ないほつーづめ 召 五百集。物の、数多く集
いへーむら g 家群。人家の多く群がり %この如し。虎。賛肉。 まるこを。古語。
たるこを。古語。記「かぎろひのもゆ いほえ 図 五百枝。多くの枝。古語。 いほつーさり 図 五百鳥。数多く居る鳥。
「Jt


いほ つなg 五百㎞。いく音節*っな いほへ やまg 五高重山。数多く重な
ぎたるが加き、長きつな。古語。高「あ れる山。古語。萬「Cほへやまい3き 月かな」
めr をもいほつなはふよろづよ よ國ま
らさむをいほつづなはふ」
さくみ桃まもるつくしまいたり」 シ
いほる 闘自 魔。いほ よ房る。高「か
いぼほしまひg 舞の名。古、行はれし はぐちの野漫rsいほりて夜のふれを妹
いほつーづなg 五百綱。いはつな また もの。
なじ。古語。
が秋をたもほゆるかも」
いぼゆはひ 図 流結。Q3みたな いぼる園員 いばふの韓職。
いほつーまさかき臼 五百算榊。葉のま じ。
いま園今。Qたっつけ。やがて。すぐ
げく、枝の愛えたる本。古語。 」_ いぼ ゆひ図 売結。編、 又を、紐の結目 よ。今よ。「いま 行く」Qつ ひさっき。
い隠つみ すぎる シ御装。
すはるよれなじ。古語。
Qっ を、疲の如くむすぶこを。 今少しま へよ。今しがた。「いま 騎りた
いほ よ g 五百世。多くの世。古語? り」Qまのあたり。「
いま見ゆ」Q更
いほとせg五百年。数多の年シ i五百夜。多くの夜。古語。
よ。なほ。この上も。もう。狭衣 「い
いほのり のゆきg五百簡製。『のりえ いほーよろづ 図 五百萬。極めて、数の多 まいちを見むをもたぼさぬよ
や」
のいり(第入)の署』 多くの矢の入りた きこを。古語。
いまいまし 國』息忌。Q忌みつつし
る製。碑代 よありしもの。古語。記「は
いほり日 廃。ecほるこを。いほょ居 まれてあり。狭衣 「月の光réもあてじ
らまえ、いばのりの3ぎをつけ」 るこを。古語。 Qいほよたなじ。魔。 を、危くいまいましきもの よ思びたる
いほーへ g 五百重。物の、多く重なりた 源「年頃だよ、同じいほりよもすます」 rs」 Q㎞み嫌はし。厳ふべし。憎むべ
ること。古語。 Q隠者などの住居する家。Q ちんや。 し。源「あすのくれよまみらせよ、今日
いほへーなみ召 五百重波。数多く重な 軍営。古語。和名「営、和名伊保利、軍 を、いまいましき日なりけり」Q腹だ
れる波。古語。
営也i種。『いぶるの韓』 雲霧なを たし。残念なり。俗 よ、いまいましい
いほへ なみ 園 五百重波。波をいふ繰 の、畑の如く立つもの。古語。軌詞「高山 いまいまこ国 今今。Qいまかいまか
より、たちてもみてもよかけていふ。
(189)

のいほり、短山のいほりをかきわけて」 を、危き時など よせまりて、時機の至る


萬「みさきわのありそょよするQ
いほり さす 園 廃差。いぼさすよ をまつ よいふ。古語。古今「道中rsて、
なみたちてもみてもわがこふる君」
たなじ。古語。山家「いほりさす草の 病をして、いま いまさなり よけれで」
いほへやま いほる
いまいまこびる いまし いましめ
(190)

Q今ré今rs。ちきよ。いまのまrs。 いま し圏 次。なんちょたなじ。古語。 つけられよけるかな、さはかり、いまし


いまいまーとなる 園 まさよ、死なむを 萬 「するがの海きしべrsたふるはまつ めつるものを」
す。今をの際 よなる。 づらいましをたのみははょたがひめ」 い違ましめ 陥 戒。C前以て用心せしむる
いま だり図 今織。今風の織方。今や いまを 園今。Qいまよたなじ。みを こを。源「宇多の稲のたんいましめあ
うの織物。 助鮮。土佐「いまし、はねをいふ虜rsき れむ」Qま はるこを。「いましめの編」
いま から園 自今。今より。これから。 ぬ」 Qすなはち。そこで。Qこの上。 いましめ なは図 執園。人をえはる国。
源「いまからの御もてなしの、たほっか この後。向来。 います園』 座。みる(居)、きたる
なう侍らむも、心づくし よ」 いま しき-の-* 図 今之間。いまのみな (来)、ゆく 行)なごの敬語。古語。竹
いーやまき ゆまきよたなじ。 れなじ。古語。績紀「いままきのまを、 取 「かぐやひめrsすみたまふをな、こ
いま き 陥 今来。近頃来たるもの。い たもひみさだめむrs」 こょやいます」i員 座。前の
ままみり。新暴。古語。 いまーをくは園今え。今をなりてを。 います よたなじ。古語。伊勢「かかる
いま-きさき図 今后。今上天皇の皇后。 古語。萬「いましくは見めやを思ひし 道を、いかでかいまする」
古語。源「いまぎさきえ、心やましう みよしのの大川淀をけふ見つるかな」 いますがり園 座。『いますがあ
田かず1sや」
いまをはこ園今暫。もうま はらくを り(座有)の署』 みたまふ。います。た
いぷ 闘間 座。例剤の延語。古 シ合「いまるはとあひょしものをさ
シ。績紀 「い剤をも、はる
ども「 なはやむこ さかにの」 はす。古語。
どをとんやり」
いまーさら 即 今更。
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いまだし 曜』 未。いまだ、その時至ら れも ひけれど 砂。、例ならりわりはのみん んを
やり。なほ早し。 い は かきり国会㎞。 こおき る“みりのあるかなごれぼ して」
いまだに 国 未。今ょ至りても。今以 り。古今「ちらねごもかねてそをしき いま みや g今宮。e常代の天皇の皇
て。未だ。新後拾「あはさりしつらさ 紅葉をいまはかぎりの色を見つれな」 子。古語。Q今、生れ給へる皇子。(先
をかこつこをのはよいまだにぬるる新 いまはし 國』可忌。憎むべし。嫌はし。 ré生れ給へるrs勤して)古語。
枕かな」 不吉なり。 いま めかし 國目 今。常世めきたり。
いまーに 国 今。Q今rs至りても。まだ。 いま はた 園 今将。今をはた。いまま 今風なり。源「あないまめかし、この
未だ よ。源 「いかなりける事ならむさ た。新古 「ゆふぐれを荻ふく風の音ま きみや」
いまに心得がたくたもひける」 e たっ さるいまはたいかょねさめせられむ」 いま めく 園国国 今。今風をなる。源
つけ。やがて。程なく。俗語。 いまは-むかし固 今昔。ものがたりな 「北の方、いをはれはれしういまめきた
いまのうへ g今上。いますらぎょ やこの書き初めrs用みる語。今より見れ る人 よて」
れなじ。古語。源「帥の宮をきこえし を、昔の事なりさいふ意 いまーやうg 今様。Q今のはやり。常
*て、いまを、兵部卿 よて、いまのう へ ré いまはる園国目 療。いむの延論 古語。 世風。狭衣「いまやうの人を、をさなう
御かはらけまみりたまふ」 いまひーごこ g 局事。いみごgの延語。 より、あるべかしうこそあれ、こをいか
いま のー浅ま 図 今間。Q差しあたりたる いま びこ図 今人。今の人。この頃の なるょや」egまやううたの署。平家
時の内。信断 しの間。源「 いまのまも 人。古語。金葉 「いまびをのこころを 「まづ、いまやうひをつ、うたふべしを、
こひしきぞわりなかりける」 みわの山réてぞ過ぎréしかたまたもひ の給へな」
いまは図 臨終。攻の語の意の韓。死 ま らるる」 いまやうーあはせ 図 今様合。今様歌の
いま ひめーきみ 図 今姫君。今の姫君。 歌合。古語。
(I91)

なむをするさき。最後。末期。死際。
源「いまはのきさみょ、つらしをや、 (前ré生れたるré樹 して)古語。 いまやういろg 今様色。染物の名。濃
思はむを」 いーまへ 召 サ前。弓を射る時の姿勢。 さ紅梅なりをも、又、濃き紅梅を、常の
いまだいり いまは いままおり
いまやううた いみがたき いみし
(192)

紅梅をの間の色なりをもいふ。古語。 忌よかかはるべき績きあひ。農次。 り9 古語。


源「いまやういろの、えゆるすまじう、 いみーがたき図 息敵。互ょ、忌みあひ いみ じ 國目 基。Q忌みつつしむべくあ
つやなうふるめいたる直衣」 て、敵をするこを。 あたがたき。 り。信はなはだし。Q妙なり。すぐれ
いまやううた 図 今様歌。Q七五の調 いみーき 陥 昼寸。かはねを見よ。 たり。枕「この中将を、い剤人よた
réて、普通、八句をつらねたる歌。Qは いみーきよむ園国 斎浮。心身の稼 ぼしめして」
やり歌。俗語。紫式部日記 「若やかな れを清め植む。_ いみ だけ 図 昼竹。加茂の祭濃の時、響
る君たち、いまやううたうたふ」 いみー&し図 療申。いぐもよたなじ。 院ょて、いみのためrs立つる竹。古語。
いまやうだつ園自今樹立。いまめ いみー<7ら 名 賞蔵。碑資を入れたく蔵。 いみーたち 図 資館。いみむのみたなじ。
くよたなじ。 、碑庫。古語。 古語。
いやまやうーをさり図 今様踊。踊の名。天 いみーごこg a事。いむべきこを。 いみさの図 療殿。残み清めたる戦。不
正の頃、三河國rs流行せしもの。 いみ ことは 図 息詞。Q不浄を揮り、碑 浮を清めたるやかた。伊勢大碑宮よあ
いまみーぶね 陥 今井船。古、禁中よたて 前16ても、言はやり、他の語を作りて代用 り。古語。
まつる魚を運お よ用みし船。大阪を伏 する、その詞。例へを、撃宮、療院 よて、 いみーつき陥 息月。忌むべき月。千載
見をの間を往復す。 備をなかご、墓をつちくれな %といふが 「いみつきの日、かのはかどころrsまか
いみ 図 息。C忌み避くるこ を。Q碑 如し。信縁起を祀ふ ためrs、詞を忌み りけるrs」
事、祭事などrs、身を清め槍むこを。魔。 植むこを。例へむ、婚濃の席より、人の いみーな 図 韓。Q『古、質名を呼ぶを不
Qものいみ。かたたがへ。源「さるべ 返るを、たひらき をいひ、遊里などよ 敬をし、忌みて呼はさりしよりいふ』質
きかたのいみ、待ち出でたまひて」Q愛 て 型を ありのみさいふが如し。 名。本名。信韓じて、たくりな よたなじ。
いみーごめん 図 最御免。官吏なだが、忌 いみ-の-みや 図 息宮。稼をはらひ清め
中re、忌み植み居るこを。源「大将の君
も、御いみょこもり給ひて」 服をゆるされて、出仕するこ を。除服 たる宮。いみみや。古語。
いみーあけ 図 息明。忌の期の、果てたる 出仕。 ●
いみーみや 路 息宮。いみのみ れな
こを。喪明。除服。 いみーさぶらひーや図 屋侍家。身を清め じ。
いみーがかり 図 息掛。1家、親族の喪の たるものの居る家。伊勢大碑宮 よあ いみもの図 昼物。昼み適くべきもの。
「 りもり。シ り剤 引 引り 「- 札も引 ** り、むずき ga aga。清めている 湖。大㎞
〜るこ*こ。土ロシ。還ニェイ、り、いむこと 宮造営の時、地を堀る1s用みる。七ロag。
いみやう日
またの名。aあだな(徒名)ょれなじ。
いみやをの固 g屋殿。けがれを見み
なをして、そのあるしょや、すみかへり一延喜「なからを持ち出で来て、い
たりしを」 -
をもて、いむはしらを立てて」

て、清めたるをの。古語。 いBこの ごはん図 員子御園。Q いむたな図 屋補。碑事ょ用みる編 古
いむ園員 療。憧む。清む。信明集「碑 のごはん よたなじ。古語。 語。
代よりQむをいふなる五月雨のこなた いむ こや図 息子屋。大守倉の時、忌火 いむーたますり図 息玉磨。碑 ょ奉る玉
よ人を見るよしもがな」 さら をさり扱ふ家。古語。 を作るこを。又、その人。古語。延喜
ふ。博る。運「をなはあまりぬる人え、 いむこやめ 図 息子屋女。大官倉の時。 「いむたますり等が、もちゆまはり、も
ひひなあそびえ、いみはべるものを」 いむこやréて、忌火を取扱ふ女。古語。 ち清まはり」
い-むかふ 園目 向。いを務語。むかふ 中務内侍日記「いむこやめをや、いろいいむこ召 最低。清めたる低石。碑の
またなじ。古語。i射向。敵réむかひ ろのもののさうぞくのきぬ」 祭rs用みる。古語。
て、弓を射る。 いむ-さき図 昔。いにしへ。むかし。 いむ-なだ 図 息蛇。清めたるなた。碑
いむーかま図 息鎌。響みきよめたる鎌。 往時。 の祭rs用みる。古語。
大碑宮の赴内の草木を刈るrs用みる。 いむ さつき図 息五月。物忌する月、即 いむはしら召 息社。清めたる柱。大
古語。 ち、陰暦五月c 碑宮の正殿の柱。古語。
シを
いむーかまさ 図 魔電。清めたるかまだ。 物忌する月をせり。古語。六帖「きく いむはにさの目号機殿。清めたるは
碑前rs供ふる物を成焼するよ用みる。 こををながくを思はじ郭公 いむさつき ただの。天照太御碑の、碑衣を織る所。
古語。 をむすぐしやませぬ」 古語。
いむけ の をで図 射向袖。鎧の、ひだ いーむしろ 図 射葬。弓を射る虜ょあく いむーひ 図 息火。清めたる火。
りの神。
(193)

葬。古語。年中行事歌合「名のみきく いむひかしきのまつり図最火炊殿
いむ-こ 図 息子。Q大管倉の供奉ょ仕一 けふのまをみのGむもろも今をむかし 察。古、新管祭の時、炊殿を、新 ょ造り
へまつる童。Q 響院な仕へまつる女。 をまき忍おかな」 て、行ふ祭。古語。
いみやう いむこと いむすき
いむひかしきや いん
(194)

いむひーかしきや図 息火炊屋。息火み いん 図 印。Q文字を 材よ刻りつけ、文 漢の一。


て、御飯を炊ぐ家。古語。 書、又を、書などrs 擁して、契合を する いーんかふ 園国冒 いむかふ(射向)の音
いむーひこ 召 息人。祭 よ仕へまつる人。 もの。印形。Q最言宗の僧、或を 山伏 便。
いむひ の-かぎさ のまつり 図 局次節 な%とが、呪文を を な ふる時、雨手の指 いん-かん 召 印鍋。Q印形の見本。眞偽
祭。忌火を以て、御飯を炊ぐかまだを、 を 種種ょ組むこと。これを行ふを印 を照らし合はするため よするもの。
っかさをり給ふ碑の祭。古語。 を結ぶをいふ。源「さやうの物ま ぞく 闘門、城門などを通行する よ用みるた
いむひ-の-ごはん 図 息火御飯。いむび べきいんつくりつつ」i望。男女の めの、印を探したる手形。高代「一の座
reて炊ぎたる御飯。六月、十一月、十二 交接して生殖器より浅らす液。いんず 主鮮し申すをて、いんかんたくり待り
月の一日、くご よ奉るもの。古語。公 み。古語。今昔「身の内み、 いんいりぬ ける時よめる」
事根元「いむひのごはんを、内膳司より れを、かくなむ子を生みける」i陰。 いんー&め 図 因果。Q原因を結果を。
献れるを」 易學の語。まづみてあらはれぬもの。 備教の語。 著を行へを、善き報あり、悪
いむひーや 図 最火屋。大碑宮の忌火を (陽rs封して)例へむ、日を陽をすれを、 を行へむ、悪しき報ありをいふこと。前
きり出す家。古語。 月を陰をし、男を陽をすれを、女を陰を 業のむくい。「いんぐわ應報」gふしあ
いむ-べ 図 局貧。Q『みたなじ 古 こし、南方を陽をすれを、北方を陰をする
はせ。不運。
語。: 忌部。Q職の祭rs用みる、種 類。i 引 8 むかしの官職の名。弾正 いんげつ 図 隠月。琵琶の援ををさむる
種の器物などを作る人。古詳。Q海魔 豪の長官。し *こころ。
じて、碑事ょあづかる人。古語。gか いんえん 図 因縁。Q備教の語。ゆか いんげん やくわん 図 隠元薬端。『隠元
はねを見よ。古語。 り。ちなみ。いんねん。専 のたこり。 輝師の殆めたるものなるゆるみいふ』
いむ みぞ 召見御衣。清めたる衣。療 ゆみしよ。由来。Q定まれること。
茶の道具の名。隣子の湯気 よて、上み
宮、またょ 療院の着給ふもの。古語。 いんか 図 印可。備教の語。師たる僧
いむ なの召 忌斧。清めたる斧。碑殿 据るたる薬離の水を沸かすやう よ仕掛
造宮の時、またえ、碑み春る材木を切る が、弟子の悟道をみをめて 許しを興ふ けたるもの。
るこを。博悟。
み用みるもの。古語。
いんーかだ 召 囲堀園。備の名。 いん ごふ 図 因弱。 Q因を業ど。 貸備
十六 羅
ダ 数の語。因縁のある悪業 Q 頑固みし一
「 〜な て
*㎞ シ、*、**
いが さう 日 園相。人知れず、事の相な -
㎞}引
あるして、碑備r 所ること。 いん の っまみ図 印社。印形、又え、印 いん ろうg 即組。mm、または シ
いんじ 国 往。『いにしの説』さんぬる。 材のざって。_ 互みはまり合ふやうrるし、雨端より幡
すぎrsし。 いん はう図書親。撃を況を。こわね よて貫き、腰み提ぐる、小さき配。詳部、
いんじ こし 図 往年。『 いにしをしの
いに ど面かげを。音容。撃容。 一雄朱などの細工を加 、印、又ょ、薬を
説」さきのをし。過ぎ ょし年。往昔。 いんーはこ 図 印匠。印 入るるな用みる。昔、上下を着けたる
形 またて印材
いん じゆきり召 印地切。昔、行はれし を みる
見供の遊脳の名。五月の節句 よ、束ね
= 鶴 隠の師りは開みたるもの。
たる高薄を以て、地面をうつこを。い い㎞目
便。古語。 足。gr の書いる 達んちゃミg印シ対
ろうr たなじ。
んちうち。」 いんぶもんg 殿宮門。宮域十二門の いんろうぶた図即割番 かぶせぶたの
いん-せふ 図 引接。備教の語。備の迎 1。宮城の西ょある三門の一 ょして、一種。印籠の合せ目の如く、恭さ念を、
ré来るこを。らいがう。
湾専門の左 ょあり。 外面の平らかょ重なるもの。
いんーだう 図 引場。Q導くこを。手引
するこを。案内。Q備教の語。人を埋
いん べ個 部。いむ の音便 古語。いんぬん目 たんみんなたなじ
いん ぼんg 浮犯。備数の語。不邪程 いめ 夢。『いめ( 日)の義』gめ よた
葬する時、冥土よ趣く導をなすため よ。 戒を犯すこと。女犯の罪を行ふこを。」 なじ。古語。萬「眞野の浦のよさのつ
和尚の行ふ式 _ いんめいもん 図 陰明門。古の内裏の ぎはしこころゆもたもふや妹がいめよ
いん-ち 召 印地。いんちうちの界。泰
-
時槍息「うちすてたくものならむ、かは 壁義門をの間、宜秋門の後方ょあり。 いめあはせ召 夢合。3めおはせ ょた
らいんちなり」 いん もつ 召 音物。よしみを通するた なじ。古語。
いんちょうちg 印地打。見供の遊戯の
(195)

めょ、たをなひて進むる品物。つかひ|いめぐミ 園国国 翻、はにかむ。はぎしり


もの。送りもの。濃物。 をかむ。古語。字鏡「酷、波g加牟、又、
いん でんg %田。かんてん よたなじ。 いんもんの にび 召 陰文常。東帯の時 伊女久」
いんさう いんさう いんろう
いめたてて いもがいへに いもがきる
(196)

いめ たてて函 射部立。いめを、高獣 女。(姉rs勤していふ)源「わがいもう けらしあはぬれもへむ」


を射る者のこをみて、鳥獣のあどを、を をの姫君え」e他人の娘を親しみてい いも が きる腕 妹着。笠を着るをいふ
めゆくものなるより、こむょかけてい ふ語。源「いをよく似かよひたれを、い 意より、みかさょかけていふ。萬「まち
ふ。萬「いめたててをみの岡漫のなで もうをを聞きたまひつつ」 Q 妻の妹、 がてょわがする月をいもがきるみかさ
しこの花ふさたをりわれをもて行かむ また、夫の妹。 の山réかくれてありけり」
ならびをのため」 いもがいへ に湖 は家。妹が家ょ行 いもーがさ図 症癒。病名。もがさ ょた
いめ のうきはし 図夢浮橋。劉の引 くさいふ意より、いくなかけていふ。萬 なじ。古語。
きはもよたなじ。古語。演松「いめの 「いもがいへにいくりの森の藤の花今 いも がしら 固 革頭。ささいもの限。た
うきはしの心地して」 こむ春もつねかくしみむ」 や いも。革胞。
いめーびこ 図 射部人。狩のをき、弓を射 いもーが「かさ 召 妹門。催馬楽の呂の曲 いもがそで困 妹神。そでえ、寝める
る人人。古語。 名。催馬楽「いもがか剤せながかをゆ をきなど、手réまくものなるより、まく
いめびとの園 射部人。いめびをき、伏 きすぎかねてやわがゆかをひちかさの ょかけていふ。萬「いもがそでまきき
し隠れ居て、狙ひ射るより、ふしみreか 雨もふらなむまでたをさ」 の山のあさつゆreにほふもみちのちら
けていふ。萬「たほくらの入江ひびく いもーがーかを 蹴 妹門。妹が門を出で、 まくをしも」
なり いめびをのふしみがたみょ雁わた また、入るをいふ意より、Qいり いづみ いもが てを園 線手。妹が手を取る
るらし」 かけていふ。萬「いもがかだいりいづ をいふ意より、をるrるかけていふ。萬
いも図 妹。e男より 女をさして親し み河のをこなめょみゆきのこれりいま 「いもがてをさろしの池の浪の間ゆ鳥
み呼お稲。(せré封していふ)古語。高 だ冬かも」 Qいでいる ょかけていふ。 が音けrsなく秋すぎぬらし」
「紫のにほへるいもをにくくあらを人 萬「いもがかだいでいりのかはのせを いも が ひも園 妹紐。紐を結ぶさいふ
妻ゆる 「sわがこひめやも」 Qいもうさ はやみわが馬つまづく家もふらしも」 意より、ゆふみかけていふ。萬「いもが
よたなじ。古語。 いもが かみ園妹髪。髪をあぐさいふ ひもゆふはがふちをいにしへのよき人
いもょうと 図 妹。『 いもひg(妹人)の音 より、あぐょかけていふ。萬「いもかか みけむこをたれかまる」
便』 Qれなじ親の子の、後rs生れたる みあげささは野のはなちびまあらびょ いもがめを困シが目を見初
ェ。
刃より、み Vもの はば g もかい引打
㎞ いもがめをみそめの貸の秋**こ いもーせ g 妹春。Qいもどせ を。男ど 通 ) 1るれなじ。七ロシ。
のうきごろをちりこすなゆめ」 女を。古語。Qめをさ。大婦。妹株。 いものーみこさし g 鉄命。女の敬稲。

いもーがゆ 図 著弱。Q山の手み、あまづ 古語。
源「たはぶれたまふさま、いをを 語。
ら、水鈴などを父へて、煮たる弱。Q米 かしきいもせ を見えたり」m兄を 妹を、一い もの やま図 革山。連歌みいふ語。
の中へ、さつま芸手を切りて入れ、炊きた また、姉を弟を。古語。宗子集「君をわ すべて、山の芽をいふべきな、毒の引 ご
る弱。宇拾「いもがゆみ、未だあかすを れいもせの山も秋くれを色かはりぬる いふが如く、語を韓倒していふこ を。
仰せらるれむ」 もの まぞありける」 連歌réても、特rる嫌ふ。俳譜破邪顕正
いもーがり図 妹許。『妹が有りの署二又 いもせ きり召 妹春鳥。動物。鳥の名。 「清水の龍を、瀧の清水な%こいはむ、作
『妹がありかにの約録のみるところ。 ほをさぎすの異名。 意reもなるべし。祇園林を、はやし祇
は源がもと。古語。貫之集「たもひかね いもせ-の-さかづき召 妹春歪。三三九
園ををいはるまじ。これを、連歌réて
いもがりゆけを冬の夜の河風さむみ千 度のさかづき。

を、いものやまをて、大きょ嫌ふ。俳譜
鳥なくなり」 いも なね 図 妹。『妹の姉の約』 いもを reても、はまぐりを、ぐりはま をいふ」
いもーを 図 草奪。革の質の乾かしたるも 親みていふ語。古語。萬「をがきつの いもひ 図
の。いもがら。和名「燕、以毛加長、1 云、 賞。いもふこを。ものいみす
鹿をひきほしいもなねが」 るこを。精進。古語。源「御正日 rfを
以毛之」 いも なろ図 妹。いも 知れなたなじ。 上下の人人、みないもひして」
いもじ図 島賊。『い文字の義』動物。 古語。萬「いもなろがつかふかはづの いもひーさうじ
図 療相進。精進潔癌す
いかをいふ。女の語。iのもじの韓。 ささらをぎあしさひをこさかたりすす るこ を。古語。空穂「いもひさうじを
いもを 図 銭物師。いものみの署。古 らも」
ま 給ひて、たたこそraあひ見むさのみ
語。宇拾「江冠者が家 のたほひんがし
ょあるいもじが妻を、みそかみそか ょ
いもにこひ園㎞。妹ょ強ひて待っ 行ひたまふ」
さいふ意より、まつ raかけていふ。萬
(197)
いもひ の たま 召 療玉。精進潔資を、
いりふしいりふしせし程み」 「いも「 こひあごのまつはら見渡せを一玉のきよきよたをへていふ語。古語。
いもろうミg日 妹始。妻の姉妹。古| るほひのかたょたづなきわたる」 夫木「いましむる もひのたまを得て
いもがゆいもせいものはは
いもひのとこ いやがうへに いやつつきつきに
あらたかよ。(碑備などの利盆 よいふ)
(198)

もなほつらき心のみがきやをする」 いやが うへ に 国 別上。いよいよある


いもひ-の-ここ図 湾圧。物忌をする時| その上 よ。獅更。 古語。
のね ここ。古語。 いや かも 団 動。ややもすれむ。ひよっ いや つきつき に園 弾機機。後 よ績き
いもひ の には図 湾場。物忌をするを をすれを。事rsよれむ。古語。 て、機き行く意。長く、後をつぎてo い
ころ。古語。績後撰「そのかみのいも いやし認民 機。俗 ょ、いやしい。っ身 よいよ継機み。古語。萬「いやつぎつぎ
びのには よあまれりを草のむまろもけ 、分評し。下践なり。貴からす。下品な よあめの下ちろしめししを」
ふやまくらむ」 _ り。卑。部。随。但。伊勢「身をいやしいやつこ図 暗臣。『Q剤(郷臣)
いもふ 療。いむの延語。古語。 ながら、母なむ、宮人なりける」貸 いさ の約』またげらい。またもの。はいし
いも ら がり蹴 妹等奔。妹等が許r 今 ぎよくなし。非劣なり。ばすはりたり。 ん。古語。
来をいふ意より、いまきみかけていふ。 (心などょいふ)Qわろし。けしから いやここしへ に園 別常。いよいよ長
萬「いもらがりいまきのみねréまみた す。よくあらす。堀太「みだりなる山 く久しく。古語。夫木「世世かけてい
てるつままつの木をふる人見けむ」 のはいろやかはるらむいやしくふれる」 はふみむろの碑やつこいや きこも よ
いもお召 療居。物忌をして居ること。 はつしぐれかな」 祇りまつらむ」
古語。 いやしきな路 儀名。罪ありをて官位 いやこしのはに団 弾年毎。長く久し
いもおーみやこ図 賞居宮子。さいぐう を下げられたる噂。わろき名。古語。 く。いよいよ年ご を よ。どしごし16。
(㎞宮)1sたなじ。古治。 後撰「ある人いやしきな 取りて、遠江 古語。新勅 「ふせの海の沖つ白浪あり
いや いとこg 獅従兄弟。またいをこ のくにへまかるをて」 がよひいやをしのはに見つつ偲はむ」
(再従兄弟)をいふ。古語。 いやをくミ園自 弾頻。いよいよる きいやど よ園 *。否さよの意。他人の
いやだひ 図 弾生。Q草の、いやが上み る。古語。傾拾「眞柴かる道や たえな 語よ承諾せぬ時、まづ発する語。
かさなり生するこを。古語。Qい% む山践のいやしきふれるよはの自雪」 いやは図 測樹。や いはょたなじ。古
ひのつきの署。古語。 いやーたかし闘 園高。
いやだひ の つき 臼 弾生月。きさらぎ
いよいよたか」 。
し。はなはだ高し。 いや ばし 図 弾端。一番のはし。端緒。
の次の月。陰暦三月。やよひ。古語。 明かよ。著しく。 極端。古語。
いやちこ に 園 約務。
いや ますます に *なむされ*へ*こも適しま らねそ しさ
いやはてに『 最後。一番のはてょ。
一番末 ま。をはりrs。古語。 ます またなじ。古語。空穂「時 ま、あす りみて」
いや ひけ にB 毎日毎日つづきて あ ら、いやますますにいかりていはく」 いよいよ園 弾弾。Qその上 まもます
またの目を経て。古語。萬 あすか川 いやめ 図 否目。心配なるさまの目 選 ます。いをご。傘。伊勢「老ぬれをさら
みづ3きまさりいやひけに鶴のまさら ぐみたる目つき。古語。源「あたらし ぬ別れもありさいへむらよいよ見まく
をありがてましも」 き年をもいはす、いやめょなむなりた ほしき君かな」貸さうさう。終 よ。Qき
つを どうしても。
いやふう図 否風。いやらしきさま。い まへるをききたまひて」
やなるさま。元線時代の語。 いや めづらし 曜巨 弾 送。いよいよ珍 いよ こざね g 伊醸小札。胃のこさね
いやまさりーに 国 朝増。いよいよまさ し。ますます奇なり。風雅 「人ごさよ の一種。形、鉢附の小札の如くみて、一
ること。落窪 「あめを、いやまさりに 文字 よ切り、その端を園くせるもの。
まされを」 しき梅の花かも」 いよ す 召 伊醸藤。いよすだれ ょたな
。いよすの
いやまさる ㎞自 弾 勝。いよいよま いゆ ㎞目 獅。病がなほる。全快す。 じ。枕『いやしげなるもの
さる。 本復す。俗 よ、いえる。徒然「くちはみ すちふをき」
いやましB』 否。いやなるさまなり。 みさされたる人、かの草を もみて つけ いよ すだれ 図 伊鋼濃。古、伊醸園、露
きらひらし。古語。唐物語「われら、定 ぬれを、すなはちい3をなむ」 の案1 生する経rsて編みし露。その篠、
めて、その数ならじを、あまた の御心 いゆくミ園口目 行。いを鍵語。Q よ 甚だ細長く、七八尺ré至るもありて、上
ré、いやましくたほしけり」 たなじ。古語。萬「白雲もいゆきはは 品なりといふ。夫木 「年をへて世みす
かりわたる日の影もかくろひ」 すけたるいよすだれかけさげられて身
いやまし に園 別増。いよいよますま
ををすててき」i伊醸魔。動物。貝
す。いよいよ 多く。伊勢「あしべより いゆるしのB所*g之。3 日
みちくるまほのいやましに君re心を思 を、対られたる時 の義 よて、対られたる の名。あしがひ(章貝 をいふ。
獣を、ま はしを逃ぐ をも、3rsを、死ぬ いよーぞめ g 伊操染。染物の地紋の名。
(199)

ひますかな」
るものなるより、3きもま なむ よかけ 伊㎞を、二枚中ねて、透かすをき見ゆ
いやますます 国 掘 登録。いよいよま ていふ。古語。萬「いぬましのゆきも
すます。古語。 る、一種の木目の如き模様rs、かたどり
いやはてに いやますますに いよいよ
いよだつ いらつひめ
(200)

たるもの。 いらこのたかよたなじ。古語。 劉 して)


いよーだつ 闘 目 弾立、寒さ、またを、 いらこの たか 図 刺小鷹。動物。鳥の いらーつーひめ g 郎姫。Qつめ よたな
恐れのためrs、身の毛が立つ。よだつ。 名。たか(鷹)をいふ。古語。千二「ひき じ。古語。紀「郎姫、比云異羅鬼畔
夫木「琴のねのこをちょむせぶタぐれ すてよいらこのたかのやまがへりまだ いらーつめ 図 郎女。年若き女子を、愛
を毛もいよだちめすやりろさむさrs」 日*たかし心そらなり」 し親みて 呼ぶ 語。古語。(Qらつこ よ
いよ やか に園 いよいよそびえて。い いらし召 貸。いらすこを。古語。紀「貸 封して)
よいよ、高らか16。(木、森などrるいふ) 税、いらものたほちかう」 いらーなけし 國』 昔基。いら剤 よたな
いよよ園 別弾。Qの署 いらす 園 」貸。物を貸して、利息を じ。古語。紀「いらなけくそこ rsたも
いよよかーに園 かにみななじ。 取る。古語。紀「應興貸。いら したま ひて」
いら 召 刺。Qすべて、草木みあるいら ふべし」 いら なし B園 青甚。いらいらし。ぎや
いらをせるもの。をげ。はり。和名「苛、 いらーだか 図 劇高。O角立ちたるこを。 うさんなり。熱し。古語。宇拾「むしり
和名伊員、小草生刺也」e魚の背の鮮。 角多きこを。 3%が%の署。 綿をきたるやうよ、いらなく白きが」
いらーいらし 國』 黄音。気をせきて、も いらだか をゆす 召 刺高球数。いらだか いらふ 闘自賛。例剤みたなじ。古

&こかしく 思ふさまなり。十訓「いまだ キりりréたなじ。 国 自 應。返答す。答ふ。枕
来らさらむ報を、いらいらしくねが いらだかーすす 図 刺高劉。珠数の一 「いかでまだきょをを、いらふるを」
もをめて」 種。珠の、いらいらを角だちて、ひらた いらへ g 鷹。いらふるこを。返答。枕
いらか g 夢 。『うろこ(鱗)の韓。その形 きもの。 「いらへうち して」
よりいふ語』Q家根を暮くrs用みる瓦。 いらーだつ 園 自 黄立。いらいらをす。 いらぼ 名 臨器の名。朝鮮より渡りきた
古語。Q瓦葺の屋根。古語。楽花「あ g急く。いらつ。: 国 側 苛立。い れるもの。
たらしき花のいらかをつくりつづけ」 らだたしむ。俗rsいらだてる。 いら めく 園回目 育。いらいらしく見
いらーがなし 国 刺継。むごたらしく いらつ 闘 自 青。いらだつよたなじ。 ゆ。かだかごしく 見ゆ。宇拾「頭ほそ
悲し。古語。字鏡「頼、伊貢加奈之」 いらーつーこ 図 郎子。年若き男子を、愛 く、胸骨を、殊みさしいでていらめき、
いらーこだか 図 刺小鷹。動物。鳥の名。 し親みて呼ぶ語。古語。( いりつめ よ 腹ふくれて」
-"
凶刃引 * 、「* 「こ 、きんこ き お名
なす。古語。字拾「猪の出で来て、石を、 のシ
***

*本㎞式加資字、云伊里古、 経 面大
はらはらさくだけを、火、きらきらさい はれなりけり」 者也」
づ。毛をいららがして走りかかる」
いあひのかね図入想録。タぐれをいりごもる員 入通 はひりこみて
いららミ 員 黄。Qさらつく。きら 告ぐる寺の鐘。
さらをす。 かざだつ。 古語。 落窪「た
居る。古語。新六「朝夕 よ譲みつ磯の
いのあや図入韓。穏の手の名。己よ 岩根松世 まいりごもるほどぞ悲しき」
㎞あゃうaて の 3きる 『ひたる手を 再びくりかへして輝ふ いり を ほ 名 入洛。 ひきRほ よたなじ。
シりなし」 かるたこる古 こを。増鏡「宰相中将顕家、陵王のいり 夫木 「あなしふくざしまがさきのいり
青。いちらが引ょたな あやをいみじうつくして」 3 ょ友なし千鳥月みなくなり」
じ。古語。 いりうき図 入人。『いりびとの音便」 いり すみ 召 熱炭。炎りて、温気を去
にお%(入夫)をいふ。 り、火の移り易さやうrsせる炭。枕「さ
いらる 国国 側 前 。心を煎りつけらる
るが如く感す。いらいらをす。古語。 いり えん 図 入線。先方よりいひ入る みょ いりすみたこす、いを久し」i
枕「あまり複せからめきたるま、心いら る縁談。元隷時代の語。 入角。Q隔の、入り回みたるもの。雅
れたらむをたし計らる」 いりーがく 図 入角。模様の名。なでが
く よ、一條の回線を加へたるもの。い は、いりすみなる籍なり」 Q模様の名。
いられーがまし国 前 。心を煎りっけ
らるるが加く感するさまなり。いらい りすみ。 いりがくよたなじ。
らし。古語。源「兵部卿の宮の、ほどな いり がた 図 入方。殆ど入り終らむを いりーだけり 図 入猛。わが家ょ騎りて、
く、いられがましきわびごををもを、か する時。(日月などrsいふ)源「月*、 暴行するこを。古語。太奉生祭文「貧
いりがたみなりて」 苦男のいりだけり」
き集めたまへる御文を」
いり 図 択。ひのくちょたなじ。 いり かよぶ 園』入通。入りて往来 いりーたち 図 入立。Qいりたつこと。Q
いりあひ 図 入相。Q日のくるる頃。ゆ す。古語。 許しを受けて、藤中み入り、女房だちを
(201)

同座するこを。古語。十訓「昔を、女房
ふぐれ。たそがれ。日没。薄基。伊勢 いりーこ 図 海風。動物。なまこをゆで
のいりたちなりし人の、今え、さもあら
「今日のいりあひはかりょたえいりて」 て、日よ乾したるもの。食用をす。ほし
いららがす いりあひのかね いりごもる
いりたつ いりまひ いるか
(202)

さりけれを、女房の内より、むかしを思 いりー遂ひ 宮入舞。仕舞 よなるこを。世 Qなくてならす。要用をなる。宇拾「た


ひ出でて」 の衰へて末世rるなりたるこを。盛衰「世 のづからいる事もやあるをて、くれな
いりーだつ 闘員 入立。いる(入)を強 既ra至極せり。いりまひ よや」 みなるすすしのはかまぞ、一つあるを」
めていふ語。いりこむ。空穂 撃間a、 いり めぐミ園画 自 黄。いらいらをして、 圓 生す。いでく。@きたる(来)の敬
こころ入れて、あそびの道rるもいり 人を急がしむるさまなり。古語。 語。 :㎞ 入。 俗rs、 いれる。
たち給へる」 いりもみ 陥 前撲。もみつくる如く、烈 Q内へやる。内 よ置く。出だすの反封。
いり なみ 召 入浪。沖よりさして来る しく吹く風。古語。運「道すがら、いり 『蔵 よたく。仕舞ひ造く。 総む。上
浪。 古語。 もみする風なれ%こ」 納す。償ふ。四用みる。費やす。Q水
いり ひg入日。西ょ浅せむをする日 いりーもみち 図 濃紅葉。極めて、色の濃 知す。うけがふ。容。@懐く。さしは
落日。斜陽。夕日。源「やうやう、いり き紅葉。古語。呉竹集「いりもみち、ひ さむ。:園 池 前 。鍋rsて 水気の霊
ひみなるほど よ」 どまほ色のこきもみらなり」 くるまで煮詰む。空穂「藤壺rsも、鯨な
いりひ の ひかり図 入日光。ゆ引ひが いりもむ 闘 前 様。橘みよ採む。古 らぬいをいりてまみり給ふ」i盤て乾
げ(タ日影)rsたなじ。 語。宇拾「この人を、め ませむやを、い きたるものを、鍋、またを、妙鍋16てあ
いりーふす 園画自 入駄。寝所よ入りて りもみたれを」 おり焦がす。均。i 次。水を注ぎかく。
駄す。狭衣「姫君のた前rs、男いりふし いる ェ 射。矢を放つ。矢をあつ。 轄鈴「こを 治せむやうま、たもて よ、水
て侍り」 射恒集「てる月を弓はりをしもいふこ なむいるべきを見る」
いりーぶち 陥 入淵。海河などの、陸み入 をを山べをさしていれをなりけり」i いるか 図 海豚。動物。海獣の名。長さ
り込みて、水の深くなりたる虜。古語。 i露。金属を銘解 し。銭形 よ流し込み 六七尺rsして、隊長く、全身闘くして、
萬「いりおちょこやせる君をけふけふ て、器物などを造る。夫木「てる月を浪 背色黒く、眼白し。和名 「鮮飾、和名
をこむをまつらむつましかなしも」 の上よて見る時ぞますみのかがみいる 以流加、大魚、色黒一浮一浅世」
いり ほが 図 心を入れ過して、事質よ遠 ここちする」: 画自 入。Q内16はひ いるかうを図脈魚。動物。海駄の名。
さかるこ を。古語。八雲抄「詞のいり る。出づの反勤。Qかくる。没す。枕 いるかrるたなじ。
ほがどを」 「日のいるほごょたきさせたまひて」 いるがせ に園 怒。 剤の韓。古

「j-し
「 「Jーし、
語。 他の を捧み入れ引 俗語。
をは。挿入語。 〜
いるさ 図入方。『さを、かへるさ(騎) *れ もしg入文字。寺歌 なさの中は、
のさょたなじ』入るかた。源「ささわ いれござけ 図 入子鮮。
子持の群。ここ 文字を隠して請むこさ。シ集
『はる
かぬかげをそみれごゆく月のいるさの もりさけ。内子鮮。 「いれ*じのたほせごをありて」
山をたれかたづぬる」 いれ ずみ 図 入等、Q昔の五刑の一。皮 いろ 図 備望て 豊中、籠り兄る虜シ屋。
肉の間な暴井を産し入れて、後の標を 徒深「諫闇の年はかり、あはれなる事を
いるをしの国対られたる猪を、暫く
を、 人身のほりもの。騎 あらじ、いろの御所のさまなど、いたを
魔れ去るさも、終ょ、襲れ死ぬるより、一 するこ 獣をすり
ゆきもまなむよかけていふ。萬「あまいれ ばな 図 入花。Q狂歌の きをさげ」
いろ 図 色。Q光線の作用 よて、観撃を
ぐものゆきのまょまよいる 日のゆき 、出すシ任歌、発句なさのシ
もまなむをたもへやこも」 いれ ひも 随 入紐。砲、直衣、狩衣なを、 して、物鶴を識別せしむるもの。赤、黄、
いるきん 図』『兄弟の義」はてれん よたな 装束 ょ附属する紐よて、雄紐を、離紀を 青の三つを、その主なるものを す。m
じ。 を結び玉ょし、『まさし入れてかけた かはいろの署。源「なかなか危くたば
を、 なさいくもの。うしんむすび し揮りて、いろ よも出させたまはす」ニ
いれ かたびら日入 。着物 入経。いれひもを、雄紐 きんしきréたなじ。Q顔の色のうるは
ょ入るるをき、それをつつむ、ふくさの いれひも の園
如きもの。古治。紫式部日記「ころも を離経をを結び玉よし、また、輸よな ご
(色情)ょたなじ。@遊女の異名。元録
はこのをりたて、いれかたびら、つつみ し、互ょさしいれて結びあふものなる 頃の語。@%事のありさま。風 語をし
たほひ」 より、たなじこころ ょかけていふ。古
て用みる。八警油の異名。g毛髪のう
いれ こ 召 入子。『雇類、またを、文庫 今「よそ ょしてこふれをくるしいれい
るはしきこを。古語。源氏「御ぐし、いろ
なごを、大小組み合せて、小さきものが ものたなじこころよいさむすびてむ」
réて、柳の糸のやうrs、たをたをを見
入備事。 備事をいさ
大の中ょはひるやうよ作りたるもの。 いれ ぶつし g ゆ」i弧色の喪服。平家 「浮衣の、ぬ
なむ時の施物、またを、費用。a『備事
(203)

入通。Qすべて、事物の内 よ隠れて現 れて、きぬréうつりたるが、ひをへ よ、


れぬもの。 の施物、費用を、返鷹なきものなるより
いろのごをくょみえけるを」
いれここをは日 入子詞。文章の中へ、いふ 出費多くして 利益なきこさを撃
いれごさけ いれもし
いるさ
いろあげ いろいろし いろをさぬ
(204)

いろ-あげ 陥 色揚。古き布乱を染め直
して、色をうるはしくするこを 染め返
いろいろし国 色色。色めきてあり。いる木。
花花し。十訓「いみ じく、いろいろしく いろーきぬ 召 色絹。色よ染めたる絹布。
し。復色。 いろふかし」 いろーきらあ 召 ゆき(雪)の異名。古語。
いろ あはひ 図 色合。染物、またも、塗 いろいろ の きぬ 召 色色衣。女の着る 秘蔵抄「いろきらり庭もはたらréふり
物などの色のあがりたる程あひ。 いろ かさね よいふ語。うす色、もえぎ、紅梅、 réけり柴のあみ戸をあけてみたれを」
あび。いろけ。古語。演松「御朝顔の ずはう、山吹などを重たるもの。古語。 いろ-&さ召 色種。色色の種類。種種
けしよう、いみじうえたらむ いろあは いろいろ-をさし図 色色織。種種の色 の草。源「秋の花を植るさせ給 へる事、
ひみて」 糸réて、鎧ををどしたるもの。 常の年よりも見所れほく、いろぐさを
いろ-あひ召 色合。いろあはひ ょたな いろ-え 図 兄を親みて呼ぶ語。古語。 つくして」
じ。源「さるべき物、常よりも心をとめ いろーか 陥 色香。Q色を香を。古今「よ いろくづ 陥 ㎞。Qうろこ
rsたなじ。古
たるいろあひいひあひしさま、いをあ そrsのみあはれを そ見し梅の花 あかぬ 語。Q魚類の継名。古語。
らまほしくて」 Gろかををりてなりけり」Qうるはし いろこ図 騎。いろくづよたなじ。記「い
いろ いきやう召 色異型。いろいろょ、 き顔色。みめよき顔容。 ろこのごを、つくれるみや、それわたっ
形の異なりたるもの。 いろ がは図 色輩。染めたる輩。そめ みのかみのみやのみやなり」i頭栃。
いろ いこ図 色糸。Q色をつけたる糸。 *
がけ。

頭髪の間ré出で来る、白き折の類。ふ
Q三味線の異稲。 いろ がはり図 色愛。Q色の鍵れるこ け。古語。
いろいろ 陥 色色。くさぐさ。さまさ を。Q 種類のかはれる色合。Q婚濃の いろ-こ 図 色子。C俳優。Q男色。か
ま。品品。古今「みだりなるひをつ草 時などré着かふる衣。 げま。
をそ春を見し秋をいろいろの花よぞあ いろこだもて四飼面。かす (樺面)
いろーがみ 図 色紙。Q染紙。えきし。夫
りける」 reたなじ。
木「雁かねのかき つらねたる玉づさま
いろいろ図 人の泣く撃。古語。 あさみだりなる そらのいろがみ」Q各 いろこ がた 図 露形。隣のかたち。う
いろいろ-ごろも 図 色色衣。種種の布
色 は濃き、またえ、像めたる紙。 ろこがた。
Lシり合せて作れる衣服。 いろー き図 刺木。『いらぎの韓』をげあ いろ ごろも図 色表。e正月元日の装
京。還「あまたさしけふあらためしい り。てり。ま浮、シこしのかされ い のなはし も、三日日rsて 承、a 、その
ろごろもきてを涙ぞふる心地する」e らのいろっゃなどさへぞいみじき」e 中のかみさま、御供 の女房衆、何れも、
種種の色のまじりたる着物。Q色の美 かはいろ よたなじ。 白きをめされ候ふニ Q婚姻の歪を済せ
しき着物。 いろ-こ図 家弟。弟、また、妹を親みて て、新婦の着替ふる衣服。
いろ- さま図 色様。Q色あひの有様。Q いふ語。古語。 いろ-ね 図 色音。こわね。ねいろ。盤
傾色の模様。狭衣「うつくしかりし御 いろ-さり 名 色鳥。いろいろの島。さま 色。i家姉。『いろあねの署』姉を親
さまの鳥。古語。呉竹集「いろごりを みていふ語。古語。うるはしき着物。
いろあり のも図 色摺宴。花鳥などの を、色色の鳥をいふ」 いろ-の-あや 図 色綾。色%こりたる綾。
模様を、色やこりて摺りたる堂。紫式部 いろ-さる園国偲 色取。るみ どる。着色 いろ の だんぞ 図 色御衣。美麗なる衣
日記 「青色のから衣、いろキりりの袋」 す。彩色す。後撰「秋萩をいろ ごる風 服。うるはしきころも。
いろ-せ図 家兄。兄、また え、弟、その をふきぬをもこころをかれじくさ葉な いろは 図 家母。ははを親みていふ語。
他、敬愛すべき男子をまたしみていふ らねを」 古語。質方集「いろはゆる 現のかふこも
語。古語。 いろ さる-つき 図 色取月。『木の葉など 年をへてくる人あれご脈ふものかを」
いろ-そふ 園目 色添。Q物事が、重な の色づく義』陰暦九月の異名。古語。 いろはうた 召 伊呂波歌。ひら個名四
り加はる。玉葉「哀もいをだいろそふ いろ-なきかせ 図 色無風。陰暦九月ょ 十七文字を、八句16試みたる、弘法大師
さまréいひたこせてはべりけるかへり 吹く風。古語。 の今様歌。「いろはにほへ %こちりぬる
ござこr*」 Qもをの色あひより、一きは いろ-なーミさ 図 色無草。『紅葉せざる義 を、わがよたれぞつねならむ、うみのた
濃くなる。 か』 植物。まつ(松)の異名。 くやまけふこえて、あさきゆめみしる
いろーづくミ 闘目 色附。Q色がつく。色 いろ なし 國色無。Qいろけなし。Qな ひもせり」
がいづ。源「春までの命もま らす雪の さけ心なし。古語。 いろは-たんか 図 伊呂波翔歌。いろは
いろ なほし 召 色直。Q婚姻後三日、ま 四十七文字を、1 つづつ冠らせたる短
(205)

内rょいろづく梅をけふかさしてむ」Q
熟す。 うむ。 た、産後百日まで着たりし白き小袖を、 き壁の議。「いぬもあるけを、棒みあた
いろーつや 図 色蹴。Q色をつやを。ひか 色ある小神r*着替ふるこを。嫁入記「御 る」「ろんより譲操」などの類。
いろさま いろと いろね
いろひ いろめかし いわたる
(206)

いろひ図 争。いろふこを。あらそび。 かしき目つき。秋波「いろめを遣ふ」 い わたる 闘自 渡。いを競語。わたる


古語。発載雑談「わが句を、一句も、二いろ めかし認』色。色好みらし。いろ みたなじ。古語。
の集 ょ入れすして、集のいろひをやむ けある様なり。源「いろめかしき心地 いおちゆうきやう 図 異位重行。
べし」
古、公
réうちまもられつつ」
いろふ 園員 色。Q色、美しくなる。色 いろ めくミ闘自 色。Q色づく。はな 庭ré
事 儀式などの時、公卿たちの、内裏の
立ちならぶこを。 古語。
がそはる。古語。和泉式部集「いかは やかréなる。Q敗け色が見ゆ。敗兆あ いを 図 魚。うを(魚)の
古語。和名 魚、
かりたもひたくをも見えさりし露ょい り。Q 色好みらしく見ゆ。 和名、字平、俗云、伊遠」
ろへる撫子の花」Qめうつりす。 いろも 陥 家妹。『いろいもの署』妹を いを あみ陥 魚綱。魚を捕る綱。
偲 約。Qかかりあふ。取扱ふ。司%こ 親みていふ語 。古語。 いをょうり図 魚費。魚を資る人。魚商。
る。e売す。いちる。源「いろひつか いろ-ゆり陥 色許。禁色を許さるるこ いな
ぐし召 魚事。魚を表る ょ用みる
うまつる人」 Qこはむ。こをわる。: を。古語。増鏡「いろゆりなどして」 申。さかなぐし。
:B』 池 色。いろはしむ。美しく な いろ-ゆるさる 園 色被許。
禁色を許さ いを つり 図 魚釣。魚を約るこを。ま
す。古語。竹取「うるはしき理璃をい る。古語。第花「 ののしりつる白装束を た、その人。
ろへてつくれり」 もを、見れを、いろゆるされたるも」 いをーどり図 魚取。魚を 捕ふるこを。ま
いろ ふし図 色節。はれなるこを。きら いわくミ園国自 稚。Qいを けなくあり。 た、その人。 和名「漁子、和名、伊平止
びやかなるこを。楽備。古語。平治「い 古語。源「またいわけたる、ひひなあそ 利、云云、探
魔捕魚者也」
ろふしのまもべ よ、鎧うたる兵相まじ がのけはひのみゆれな」 Q物事re、思 いーを-ぬ 園 寝ぬ。安眠す。古語。古今
はりて」
慮なくあり。古語。源「ゆめみも、いわけ 「ゆめみだみあふこをかたくなりゆく
いろみーぐさ図 色見草。さくら(標)の たる御ふるまひあらむこそ」
異名。古語。 *われやいをねぬ人やわするる」
いのけなし国 稚。例剤 みた いをの かしらのほね 図魚頭骨。魚
「シのあゃのいろめもたもほえ キり人 なじ。夫木「世のなかを例わけ引き子 の頭ょある、石の如き骨。魚丁。
をあひみてはをのへ め れた」
かるれ」 いなのふえg魚g。魚の腹中まある
厩の講き皮の袋。鳥獣の肺の如く、
}
よりて、 ハシ・も t *・・

引か g なし、ま?
中re〜空気を Aロみ 、そう、シr。 うかがひ 内』 何。ご呼間ふことの敬シ。
て、五音のうちの最も高さま、
『を浮gせしむるもの。和名「群、シ
う 国 諸。うべなふ意をあらはす語。信 府ré問ふここ。 耐博 rるきせいして、
妙芸、神引配布江、シ」
いな の め 召 魚日。うをのめ ょ れな 明集「今日のうちょいなをもうともい 診宣を伺ふこを。
じ。 ひはてよ人だのめなるこ をなせられ うかがふ ㎞ 競。Qひそかょ見る。
いをーのーめた 図 魚鳴。魚のはらわた。 そ」iうめく時 ょ発する撃。宇捨「う のぞく。源「藤壺わたりを、わりなう
いを め 図 魚目。いをのめよれなじ。 さいひて、うしろさまょこそふしかへ るのびて、うかがひありけを」年3そか
りたれ」 rs、をりを待ち受けて居る。源「小侍従、
う ㎞巨洞 得。俗み、える。Qわが物 さるべきをりうかがひつけて、せうそ
五十音図中、阿行第三の音。喉 をす。手 よ入る。伊勢「昔、男、思ひか ここしたこせたり」:伺。Q問ふの故
音の一。ロを、楕圓rs突らすを けたる女の、え、うまじうなりて の世 語。源「かはかり心え給ひて、うかがひ
同時 ょ、気息を、喉r*鋼れしめて rs」 Q 能く貸す。 たづね給はむré、かくれあるべきこ を
発す。語頭reきたるをきを、む う園 慶。うもの署。 みもあらす」 Q訪ふの敬語。伺候す。
を混じ、語の中下なつくをきを、 うーい 召 羽衣。Q天人の着るをいふ衣。 参上す。e 診察すの敬語。試む。
往往、引音rs愛じて 呼はるるこ はごろも。Q音楽の曲の名。「賞堂義うい うが じん のはふ g 字賀碑法。俳教の
をあり。発盤軽微なるが故rs、 の曲」 a論仙をいふ。 語。最 言のシ法。平治、或を、うがじん
歌の句ré、この音あるをきも、字 うう ㎞目 磯。食物なくなりて、腹、 のはふをこめ、或を、晩大の法をこめ」
あまりをなるも、語調、難満なら 空 よなる。腹が へ る。空履。俗 よ、う うかす 園園 池浮。Cうかはしむ。うかぶ。
す。古今「うるしうる ちて秋なき るる。 他 植。 俗ré、うるる。 Qも
*- *
狭衣「ただたりてみるやうょ、たりうか
さきやさかさらむ花こそちらめ のを、地ré埋めて立つ。Q種子をたく。 されたる」 Q人の心を、うきたたす。
(207)

根さへ結れめや」の類 たねを時き付く。eはめこみてたつ。 うがっ園員記 第。e孔をあく。堀り機


う 図 卵。Q十二支の一 。貸方角の名。 うーえん 図 有織。備教の語。縁由ある く。貫く。枕「あじろをさへ、つきうが
東の方。Qむかしの時の名。今の、朝 こを。因縁あるここ。 ちつつ、ここまだしまだしを、さしあっ
いをのめ う うか
うかねらふ うがふ うかれがらす
(208)

むなり」 Q館くまで究撃す。窮理す。 動きて定らふりょある。浮遊す。Q世re 興rsはまる。心酔す。俗rs、うかれる。


ほじくる。Q脚部rs物をつく。 出づ。立身す。Q成備す。解脱す。風 Q軽薄 よなる。心、他 ようつる。
うか-ねらふ 闘側 籍視。うかがひね 雅「るづみこしうきみえいつかうかお うかれーがらす 図 浮鳥。月の光なを よ
らふ。古語。萬「この岡 rsをじかふみ べきちかひの舟ののりréあはふりむ」: うかれて、時ならやり鳴く鳥。ねぐら よ
れこしうかねらひかもかくすらく君ゆ :『 T郡」浮。俗rs、うかべる。Q浮は れちつき居らぬ 鳥。夫木「月さえて山
るみこそ」 しむ。うかす。彦 。「舟をうかぶ」Q立 をこするのまづけ きょうかれからずの
うか-のみたま 図 宇迦御魂。碑の名。 身さす。世rs立たしむ。&思ひ起す。 よただなくらむ」
食物の碑。稲の碑。をよけひめの碑。 「心ようかぶ」Qそらよみす。暗論す。 うかれ-きみ 図 浮君。うかれめ。いうく
いなりの碑。紀「倉稲魂、比云宇介能美 枕「古今の歌二十 巻を、みなうかべさせ ん。遊女。
抽園」 給はむを、御寧問 réをせさせ給へ」 うかれ-ここち 図 浮心地。うかれたるこ
うーがは 陥 鶴河。引かひ ょたなじ。萬 うーが3図』鳥合。ここかしこより、いた こち。うきうきをせる気もち。
「かみつ瀬ようがはをたてま もつ瀬よ づらょ集りたるこを。「うがふの衆」 うかれーづま 図 浮妻。うかれめ。いう
さでさしわたし」 うがふ 園画自 敷。くちそそぐ。うがひ くん。終千「一夜あふゆききの人のう
うーかひ 図 鶴飼。Q飼ひ馴らしたる鶴 をす。古語。 かれづまいくたびかはる契なるらむ」
を使ひて、川réて、鯨などを捕らしむる うか-み 図』 覧見。うかがひ見るこを。古
うかれ をり 図 浮雑。うかれたる難。さ
こを。うがは。Qうがひのこをを業を 語。 きならキりなく難。萬代「なぞもかく人
する人。うつかひ。鶴師。 うかーら 図 親族。身うちの人。血縁の の心のうかれをり別れもよほす盤をた
うがひ 陥 歌。湯水を含みて、日中を清人。みより。やから。 つらむ」
むるこを。くちそそぎ。水鏡「水をさ うかる闘員 浮。Q自然をうきた うかれ-ぶね 図 遊船。あそびぶね。道遥
りて、御うがひを奉り給ひしついでré」 つ。心落ち付かすなる。心定らすなる。 しつつ遭ぐ船。
うかひーぶね 図 鶴飼船。うがひ ょ用み 桃惚をす。俗 よ、うかれる。山家「さら
る舟。
うかれ-め 図 浮女。藤枝、娼競、的婦、密
めだようかれて物もたもふ身の心をさ
うかぶ 園自 浮。eうくみたなじ。Q そふ秋の夜の月」Q心を遊びょ奪はる。
魔婦などのたぐひの纏稲。六百番歌合
「うかれめのうかれてありくたびまく
らすみつきがたきこひもするかな」 うささの漫* ようき 丸 * こ
うきくさのねをたえてさそふ水あらを
2ぎ g &。うれはしきこを 新設古「さ ころかな」 いなむとぞたもふ
のみやえうきょ年へむうま草のねも見 うきおり図浮種。難聴 ま。細かき模 うききつ鶴 うきふくろ 浮残)またな
-
ぬ人を ひたえなで」iさかづき 様を うき編よまたるもの。 じ。古語。
(杯の古語。記 みへの子が さきが うきき図浮末。Q水の上よ浮び居る うきミも図 浮雲。Q空中 よ浮びただ
る、たまうき ょ」i泥土。ひちょたな 木。ながれ木。Qいかだ。源「いくかへ よふ雲。e又、すべて、定めなきこを よ
じ。古語。山家「五月雨を行くべき道の りゆきかふ秋をすぐしつつうきぎょの たをへていふ語。千載 「定めなき身を
あてもなしを経が原もうき ょ流れて」 りてわがかへるらむ」 Q法華経中réあ うきくもみよそへつつはてをそらよぞ
うきョ右揆。右大臣の別稲。 る語。めしひたる亀の、うきぎrsあふrs なりはてぬべき」
うき 陥 雨園。雨天の時ょ。禁中の御儀 喩へて、備の道rs、稀 よ出遇ふこを よい うきをづみ 図 浮沈。Q浮くを沈むを。
式を百署せらるるこをの稲。後よる、 ふ。狭衣「うきき ょあはむこをよりも、 うかぶさたぼるさ。績古「うきま づみ
すべての公事を界せらるるみもいふ。 かたきこをどもかな」 測瀬流るるもみち葉をふかく浅くぞ色
うき あぶら臼 浮 帰。水のうへよ浮き うきーくさ 名 浮草。Q水面 よ浮びて生 も見えける」 Q 盛なるを衰ふるを。築
たる油。 する水草の総補。落。古今「わびぬれ 枯。幸不幸。
うきいは 図 浮石。Qかるいしの一名。 を身をうきくgの根をたえてさそふ水 うきーをま 図 浮島。浮洲の大なるもの。
貸水の中r ありて、牛身をあらはし、拾 あらそいなむをぞ思ふ」 ほかっみ(勝 うきす g 動物。魚の名 めだかの1名
も、うきたるやうrs見ゆる岩。 見)rまたなじ。 うき す g 浮洲。沼な を よ、浮本、泥炭
うきいを召 浮魚。動物。魚の名。め うきくさの園 浮草。語路のたなじき な*この集りて、自然を、土を厳せ、草な
だか(日高 をいふ。 より、うきょかけていふ。古今「たきつ を生じて、島の如く よ見ゆるもの。:
うー まう 図 植物。海草の名。をころて せrsねさしをめぬるうきくさのうきた :浮巣。にはだりの巣。筆なを よてつ
る鍵もわれをするかな」 又、うきくさ くるをいふ。波の高低ré従びて浮沈す。
(209)

ん よ似たるもの。うきす。
うぎ-うき こ 国 浮浮。心の浮かれ立つ え、根の水底よつかぬものなるより、ね 新後拾「またくぐる道をみしまrsにほ
さまr* いふ。新六「君をいへむこいける réかけていふ。古今「わびぬれをみを をりのうき をかけてこほるいけ水」
うき うきたり うきミつ
うきすごり うきつち
(210)

うきす さり 臼 水鳥。すべて、水の上よ うき つち 図 浮士。うきたよたなじ 山 上16みる鳥。


集をつくる鳥の稲。 家「五月雨rs小田の早苗 や いかならむ うきは臼 浮葉。水よ浮きて生する葉
うきせ 図 浮瀬。Q苦しき時。貸くるし あせのうきつちあらひこされて」 新拾「風をいたみはずのうきはrsや%こ
き をころ、源「はかなくて世rsふる川 うき さり 浮鳥。すべて、水面16浮び まめて涼しき玉16峠なくなり」
のうきせrsをたづねもゆかじふたも 居る鳥の稲。 うきはしg 浮橋。Cおまのう はし
をの杉」 うきな臼 浮名。悪き名。評判6障。(多 の署。信 府補。高「よ%こせrsをうきはし
うきーた 図 浮田。水の上 よ。後をくみ、 く* 男女間のこを16いふ、狭衣「吹きは わたし」
その上よ、泥土をまきて、物を作る田。 らふよもの木がらし心あらをうきなを うきーひど g 愛人。われraつれなくす
うき だからg 浮㎞。船の異稲。古語。 かくすくまもあらせよ」 i 蘇青。植 る人。つらき人。
うきたつ ㎞』 浮立。Qうきあがる。 物。かぶらをいふ。 うき ぶくろ 図 浮賞。Q魚の腹中みあ
うかびいづ。a面白くなる。うかれい うきぬ 図 浮沼。浮きたる沼。うきま るふくろ。e又、水を泳ぐ時、胴など へ
づ。騒ぎ立つ。源「くれぬれを、こころ まの如く動く沼。古語。 着けて、沈まぬ やう よするふくろ。革
も% rょうきたちて、いかで出でなむを うぎぬ なは幻 幕。植物。ぬなQ よた な%こう*て作り、中rs、空気を貯ふ。
たばすrs」 なじ。拾量「なきこををいはれの池の うき ふし 図 豪節 つらく、悲しきこを。
うきたる 浮。鶴かならぬ。定かなら うきぬなはくるしきものをよみこそあ うき ふね 図 浮船。水のうへ よ浮きて
ぬ。後㎞「玉つままふかき入江をこぐ りけれ」 ある船。
舟のうきたるにひもわれをするかな」 うき ね g 浮㎞。Q水上 よ浮ひて寝ぬ うきふね の園 浮舟。舟を、遭がるるも
うきちg 浮れ。うきた(浮田)rs たな ること。船中rs寝Qること。ほ寝ねて のなるより、思ひよこがるる ょかけて
じ。 も、心の落ち付かぬこと。寝所の、一虜 いふ。拾遺「うきふねのこがれて世み
うき つ 図 浮津。天の川rsありさ像想 rs定まらぬこ を。後撰「冬の池の水 よ *わたるらむ」
する、わたしは。新勅「天の川うきつの 流るるあし料のうきねながらよいくよ うき まくら g 浮沈。う ね よたなじ。
波 ょひこほしの妻むかへぶねいまやこ へぬらむ」 新都援「うきまくら風のよるべもま ら
〜らし」 うきねーさり 召 浮寝鳥。みづさり 水の 波のうちぬるよびを夢をだまみす」
うきみ g身。 世re いれられぬ *『う- うきやうーをき 日 くう、tき 人間のまょひのたさへ。新㎞ま 「港の
きふし多き身。苦しきことのある身。 を見よ。
うちょてらす光のなかりせそうきよの
零落せる身。新古「うきみを を我だr* うき ゆひ 図 ェ 。杯を取り替して、契 ゃみのいっかはるべき」
いをふいをへただそをだょれなじ心さ を結ぶこさ。
たもはむ」 うきよ 名 豪世。 Dうきふし多き甚。う
っきょぶくろ宮洋世*『書 論ょ 物
を奉るをりよ用みたる入物。eぬひく
うき みみ 図 &H。たもしろからぬ話。 きこさのたえぬ世。たのしからぬ世。 るみの康申猿なごの稲。
よからぬうはさ。かなしき物語。 濁世。寧世。Q水ようかべるが如き世。 うきよ ぼん 召 浮世本。世の中の事を
う言みみきとミEうきことを聞く。よ 定めなき世。たのみすくなき世。古今 かき綴りたる物語本。くさ草紙。小説。
からぬこををきく。 「あしびきの山のま ままrsかくれなむ 碑史。
うき みる臼 浮梅松。みるの、水 ま標ひ うきよのなかをあるかひもなし」浮世。 うきよぼん かき 図 浮世本書。うきよ
てあるもの。伊勢「うさみるの、波réよ Qこの世。現世。 本をかく人。小説作者。
せられたるひろひて一 うぎよ 意さんちやく 図 浮世曲着 市着の うきよみ 図 浮世瀬。風俗書の類。重み
うき-むしや 図 浮武者。遊軍、遊撃隊。 一種。賞物詳かならす。洪飾品をして 役者の似頭、武者槍などをかく。中古
うきめ g 愛目。うきふし。つらく思 腰 よさげたる市着。承慮の頃より行は の書工、岩佐又兵衛より始まれる、一種
ふこを。心ぐるしきこyこr あふこと。 れきをいふ。 の書風rsして、近世、歌川豊國、大蘇芳
古今「世のうきめ見えぬ山路 へ 入らむ うぎよ ぎうしg 浮世草紙。徳川時代 年などいふ書家、この書rs 巧なるを以
réを思ふ人こそほだしなりけれ」 rs、その時代のこをを書き綴りたる小 て稲せらる。え%こる 。あづまにしき槍
うーきん gg金。赤銅の異補。 説の継補。うきよばん。 いちまい槍。
うきもん 図 浮紋。浮㎞の紋。源「うき うきよの あみ 図 学武樹。備数の語。 うと、園国 自 浮。○水の上rsあがりて%
もんのうへのはかま」 人間のまよびを脱しがたきこどのたを まぬ。うかぶ。Q水底より水面へ上が
うーきやう 図 右京。昔、京都の全市を、 へ。月横一水 よすみ雲井みかける心よ る。Q河 ふ。動く (心rsいふ)千載「こ
(211)

朱雀大路を界をして、東西réわかち、東 もうきよのあみすいかが鍵しさ」 ひわぶる心をそらょうきぬれを狙の底


を左京、西を右京をいへり。 うきよ の やみ 浮世暗。俳数の語。 rs身をま づむかな」 Qうかる。あがる。
うきみ うきやうるき うきよおくろ
う& うなひす うきひすちや
)
のこ
-Q 浮。うかはす。うかはし よ産す。形、あめの魚み似て、篠細かく、 う&ひす ちや図 営者。茶色の藍気多
り] む。築花「たきふしの契も たえてい 淡壁を紅色をの縦條、三つあり。大な き染色。賞の羽色rs似たる色。うぐひ
きせねを枕をうくるなみだなりけり」 るを、尺16過ぐ。いぐひ。くき。あか すいろ。
園国 国 浮箇。酢味rsて痛み、又を、 はら。うごひ。夫木「かがり火の光rs う<7ひす の き 名 盤木。植物。灌木の
不快なる擦音を聞きて、歯の浮き上が まがふ玉もみをうぐひのいをもかくれ 名。葉を勤生rsして、春、葉の間16、細
るが如き感を退す。i国偲 受。俗 さりけり」 き革を聖れて、五㎞の小さき紅花を開
よ、うける。Q職ひ戻す。請け出す。 うQひす図 賞。動物。鳥の名。形小さ く。質を、大さ小豆の如く よして、熟す
腕 ふ。Q牧め留む。Q歳る。被る。Q く、めじろrs似てやや肥え、背を経得rs れたて紅なり。あうじちを稲して薬料を
うべなふ。うけひく。 こして、腹を灰色なり。眼、嗜、共rs細く、 す。嘘蛇布袋。うぐひすぼく。
う《7 園ェ自 究。穴あく。あをつく。 眉1s三毛ありて、灰色なり。 数などrs棲 う<「ひずまゆ 陥 管信。眉を細くすり
徒然「耳鼻かけうげながらぬけみけり」 みて、小闘を捕へ食ふ 。春の初より撃 つけて、中rsこね りみrsて、心を 差した
うQえ図 打猛捜。漁具の名。細き竹を、 、を発して、次第16美音を発す。故rs人 るもの。徳川時代の十六七才の女子 よ
朝顔の花の形ょ編みて、奥を狭くつく 家rs飼養す。その盤、殊16美なるもの 多く行はれたり。やなぎ着。いを周。
り、これ よ入れを、出づるこ を能はさ を、債もまた随ひて貴し。黄幅。はる う&ーもつ 園回目 墳土。土が、高くもり
るやう よ作れるもの。うけ。 つげだり。i香をたく よ、組み査の包 あがる。 むぐろもちの、土中を歩きて、
うぐち 図 鬼映。いぐちをいふ。うはく み紙を刺す申の稲。長さ四寸はかりあ 土のもりあがれる如きないふ)古語。
ちびるの裂けたる日。三つ日。鉄唇。 りて、雨端をがり、銀、またを、赤銅をも うけ陥 覆槽。『うけ ねの署』中の空慮
うQーつくミ 園国 自 踊。あしぶみす。字鏡 てつくる。炭をかき、また、火加減を見 なる船。古語。紀「覆積、比云手該」 i
「浮、宇久豆久」 る よ用みる。 :食。 くひもの。 うか。 食物。 古語。
うくミーは召 浮羽。杯の古名。上古、筑紫 う<ひすーがき 図 意垣。柴垣の編目の -
浮子。うきの古語。古今「伊勢の
みたこなはれたる治。紀「昔筑紫俗、競 密なるもの。 海rsつりするあまのうけなれや心ひを
蓋、日浮羽」 うきひす ぞで図 賞神。小袖の脇を経 つをさだめかねつる」i受。Q受く
うぐひ g 石班魚。動物。魚の名。淡水 ひたるもの。 るこを。Q向び常るこを。面するこを。
「風うけ」 ニ物を受くる琴 。言及 へ。つ うけくg & ま 之妻大墓」
っばり。g他rs 信認せらるるこさ。信 今「よの中のうけくまあきぬたくやま うけのをの園長子籍。うけのをえ、
用。i詩。鷹ふるこさ。鎖承。いら の本のは まふれる雪やけなまし」 キのこさて 赤そうきてある も
へ。狭表「たちまちのうけをせねご」i うけ ミつ図敵靴。やぶれたる 。古 のなるよりうかびょかけていふ。萬
i有封うけむけを見よ。 語。萬「うけぐつをQきつるごさく」 「すみのえのつもるあびきのうけのを
うげ図うぐえの約。 うけを よ図」請書。仰せを承りたる旨 のうかびかゆかむこひつつあらすむ 」
うけ あゆみ 図 浮歩。悠悠を、まさやか をまるせる謎書。請けがき。請け文。 うけ はし国 調。のろはむをするさ
まあ3むこと。 うけ をう 図 請気。希墜するこを よ付 まなり。古語。源「弘徴殿なごの、うけ
うけ うた昭 受歌。他人の誕 みたる歌 きての気 聞。古語。 はしげみのたまふざききしを」
を、己の訳みたる歌をすること。:細 うけーだち図 受太刀。Q剣術 よ、切り掛 うけはしげ に園経。いらぬものよ。
歌。よからぬうた。 けられたるを受け防ぐ太刀の用法。Q * やまものょ。古詳。増鏡 法皇をう
うけうら g 料 衣。をごもぎぬまた な 韓じて、まけ色rsなるこを。たをろふ けはしげに思ひたてまつり」
じ。 るこを。弱るこを。受みよなること。 うけばり て国 もっはらひきうけて。押
うけーたり 図 浮織。うきねり よたなじ。 うけーた%はる 闘 回 池 承。うけきくの し張りて。源 「わが身をげ ようけはり
うげーがき陥 請書。うけ剤よみたなじ。 敬語。源「月ごろ何をなく 物さわがし て、いみじかるべききはょをあらさり
うけ かた 図 受方。Q争闘なを よ負け きょ、御琴の音をだまうけたまはらで、 けるを」
色なる方。うけみ。うけだち。Q應接 久しくなり侍り ょけり」 うけーばる 園国自 揮かるをころなく行
のま かた。あしらひかた。 うーげつ 陥 雨月。陰暦 五月の異稲。 ふ。専ら、ひきうけて、事を行ふ。恐る
うけ がひg 告。うけがふこを うけひ うけーなは図 浮綱。浮えよ附けたる釣 るこをなく言ふ。晴れやかréたちふる
き。承引。 の糸。山家「腹赤つる たほわたさきのう まふ。源「源少納言、讃岐守などの、うけ
(213)

うけがふ 園画個 諸。うべなふ。昔す。 けなはよ心かけつつすぎむをぞ思ふ」 はりたる景色r て出で入らむよ」


承引す。落窪「今日を御忌日なるもの うけ のみたま図 稲魂。食物の御魂。 うけひg 誓盟。Q碑かけて誓ふこを。
を、などかうけがひあらむさいへをも」 うかのみたま。古語。和名「稲魂、宇介 古語。Qのろふこ さ。古語。空穂「集
うげ うけく うけのをの
なう
まこ





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ぬるむりい陽け
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うけ くうけ




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馬場。京部 一録通rs あり、 増鏡一雪の うさーうさーこ ㎞。うようよさこ。う
りしょり、たえまっ かむょかけて3
ふりたるあした、うこんのははの方、御 じうじ こ。
覧じ ょたはしまして」
㎞「うま人のたっるこさたてうさいづ
うさう むさう 図 有象無象。世上 ょあ るたえまっかむょならべてもがも」
うこん &g㎞ この刃を見よ。 ら3るもの。象あるもの象なきものす うしg うっはりの、大なるものの稲。
うこんる の だいしやう図右近衛大将。 べての禰。萬物。森羅高象。 “五。e十二支の一。えきを見よ。
近衛府中の大将の補。 うさう もざう g 有%無象。ごたごた 時の名。今の午前二時 よ常る。Q方角
うこんみ ふ 図 右近衛府。この剤を見 あるもの。たくさんあるもの。うるさ の名。北を東さの中間より、すこし北
よ。 きほどあまたあるもの。 へよりたる方をいふ。
うごめく 園画目 奪園。うじうじを動く。 うさか の つみ 図 卵坂杖。越中國みあ うし個 大人。Q貴き人、又を師匠、學者
をごめく。むごめく。もちもちどうご る卵坂明碑の、祭濃の時 よ、女の、男よ 等を、敬ひ織する語。紀「大人、比云
く。ややうごく。むごむごす。 あひたる度数だけ、碑主が、その女を打 千志 」e書簡文ょ、宛名の下よ添へて
うご もつ 園国 墳。うぐもつよたな つ習慣なり。その時 よ用みる杖の補。 用みる語。
じ。古語。 うさきま 図 鬼馬。うさぎうまの署。夫 うし B 』 愛。Qなやまし。心ぐるし。
うこもり 図 植物。やまのいも(山手)の 木「山標きほひたづぬる人数よ身をう わびし。源「なぐさめがたくうしをた
異名。古語。 さぎまのうながしぞゆく」 もへれを」Qうるさし。いをはし。い
うごもる園員 墳。刃もっ ょた な うさ の つかひ 図 宇佐使。御即位のは やなり。
じ。古語。 じめ、宇佐宮 よ遺はさるる勅使。 うしーあはせ 図 闘牛。牛を生をを 免よ
うごろもち うち 図 土龍打。民間よて、 うさ ゆづる g 備弦。懸け替への弓弦。
シとり 妻t
て突き闘はせて、その勝負を料る脳。牛
正月十四日ré行ふならはし。 四園よて をさゆづる。 の角つき。
を 薄暮より、明騎まで、うごろもちを うさ ゆづる園 武内宿禰、忍態王をあや うじうじ こ園 漫巡。Qぐづぐづさ。
打つをて、藤を東ねて、地を打つ。大阪
(215)

むきて、互ょ、号を断ち、刀を河よ投じ もちもちを。ためらひて。Qうごめき
地方 ょても、隠 風を 編 よてくくり、地 て、さて後よ、宿禰の方を、他の弦を、髪 て。ややうごきて。登㎞ど。
上を曳きあるく。 の中より出してかけ、以て、王の軍を敗 うしたに g 牛鬼。備教ょていふ鬼の
うこんみ うさうさこ うし
うしたふもの うしたはけ うしぬすびこ
(216)

名。林「名れそろしきもの、う したに れを、牛の背の熱するょ随ひて、牛を縦 うしなへるがもさょやりける」豊。Q


うし だふもの図 牛申物。牛を追ひて、積み駆けむをし、終ょ人の鶴を四つみ 常ならぬやうよす。
馬上より射る遊び。著聞 「うしねぶも 引き裂くもの。
うし ぬすびこg 牛盗人。昔、人を風る
のあらをやさいはれけれを」 うしたばけ 図 牛浮。Q牛を人を務浮 よ用みし語。薄如上人御文章「たをひ
うし-かひ 陥 牛飼。牛を飼ひ、又を、使 すること。ほェ類のごをく、人倫を蹴 うしぬすびとをいはるども」
ふもの。うしつき。源「かほえらぬう
すをいやしめていふ語。し うし のーくる浅ま 図 牛車 Q牛のひく車。
しかひ」 うし つかひ 図 牛使。うしか3 よたな Q天笠三の提章をいふ女、身を歳きて天
う しかひ-わらはg 生飼童。牛を飼 じ。
ré生れむを願ひしを 競才法師見て、次
童子。又を、牛を使ふ童子。牧童。枕 うし-つき 図 牛附。うUかひみたなじ。
身を焼きても罪概せやり、牛が車を挑く
「うしかひわらはのなりあしくてもた 大鏡「れををの御わらは、名を、うしか 苦しさ よ車を携けども、又新rs車をか
るこそあれ」 ひと申しき。されを、その御ぞうさて、う けらるるが如しをいひし故事。
うーをき図 有識。己講、内供、阿閣梨な しかひをを、うしつきをの給ふ」
%この僧の稲。
うしの けー&さ 図 植物。草の名。りゆ
うし こら g 五寅。方角の名。東を北 うのひげの一種。葉細かrsして長し。
うし-&は 図 撃。からすきよたなじ。 をの中間の稲。良位。鬼門。枕「清涼 うしの こ づの図 牛角認。牛の角の
うし-&るまg 牛車。C牛rsひかする 殿のうしさらのすみの、北のへだてな 中réある、堅き骨、削りて、撃用をす。
古の屋形単。官位ré依りて、その製た る階子rsを」
うし の たま図 牛玉。Q牛の額 よ生す
なじからす。源「うしぐるまゆるされ うじな 図 務。動物。むじなの古語。
る毛のかたまり。形、圓くして、療の如
て」 信 荷物を厳せて、牛 よ換かする車。 うしなひ 図 失。失ふこを。損失。 く、大さ一寸除。
うし-ごろも 陥 牛衣。牛 よ着する衣。今 うしなふ 園国四 失。Q無くす。無く な うし のち 図 牛乳。牝牛の乳。大み滋
昔「うしごろものごをくなる布衣をき」 す。源「をしごろ、ま づみつる罪うしな
養の功あり。みるく。きうにう。うし
うし ざき陥 牛裂。古ょありし刑の名。 ふはかり、御行ひをさをたほしたてを」 のちち。
罪人の雨手園足を、四頭の牛よ撃ぎて、 Q見えぬやうrsす。Q死なる。死別を
生毎ré新を負はせ、その新1s火を照す なる。伊勢「むかし男をもだちの人を
うしの つのもじ図生角字。『その形
の、牛の角み似たるよりいふ』 いの字を
■"-』
いふ。 まじょ草木も選るうしみつの時」 なか。選 「ただその九帳のうしみrるこ
うしの さき 図 五時。むかしの時の名 うーをやん 宮 有心。心あるこさ。情ある のたまへを」
今の午前二時。 こさ。(むしんよ封して)枕「さくいへ、 うしろ あし 召 後脚。eうしろの足。足
っしはく園個 領。わが有をす。占 あまりうるんすぎて、まそこなふなさ」 のうしろ。e背をむけて逃亡せむをす
む。領有す。古語。萬「かんづまりう うしん おや固有心者。心ある人。情あ ること。反輝。
しはきいますもろもろの大碑たち」 る人。空穂「更rるものたまふかな、うし うしろ いぶせし 園国 行末心安からやり、
2しほ 図 潮。Q弱水の日月の引力みよ んを やなり」 将来の事が不安心なり。盛衰 「頼朝も
りて満退するこさ。大抵一書後うよ二回うーをもの園 鶴自物。鶴を首を水中よ うしろいぶせく思ふなり」
をす。署して は。 海水の補。拾遺 つき入るるものなるより、うなねつく うしろ がろしB園 後軽 うもろやすし
「ま らなみのうちさわがれて立ちしか みかけていふ。祀詞「うじものうなね *たなじ。績組「みまし、たほたみのま
を身をうしほréぞ神をぬれréし」 つきぬき」 賞員
かりちも、うしろがろく、こころもた
うしほかせ図 潮風。隠水の霧の如く うーをやう 陥 右相。うふ(右府)みたな だひ ょ」
なりて、風réまじりてふきくるもの。 じ。 う しろミらし 園 後賠。俗rs、うしろ
うし-*つり 図 牛祭。山城國太泰の廣 うーおやう図 有情。備教の語。生きて情 ぐらい。Qあどの方心もyこなし。うし
隆寺réて、陰暦九月十二日 の夜ré行ふ あるもの。(人間 及び、草木をもさす) ろめたし。感衰 「君をもうしろぐらき
祭。僧やこも、奇異の服装をなして、牛 よ うーをやうーこく 図 右相園。うふ、右府) 御事rs思ひ奉りて」 Q人rs隠したる所
乗りつつ詞殿をめぐり、さまさまの戯 またなじ。 業あり。Q武心あるが如し。
をなす。 うじやくけう図 鳥越橋 かささきの うしろーづめ g 後語。ごつめrsたなじ
うし みつ 図 五三。C陰暦の夜の八つ はしょたなじ。 うしろーで 図 後手。Q後の方。背面。そ
時、即ち今の午前二時。大和「時まうす うしやめ-ぼし 図 危宿。星の名。甘八 がひ。源「うつくしげなるう しろでの」
(217)

たをのまけれを、きくよ、うしみつを申 宿の一。西方 よあり。 Q雨手を背réまはすこを。


しけるをききて」 Q韓じて、深夜、深更 うしろ g 後。Q前の反封。表みあらさ うしろ のみつつじ 図 後三辻。壇鼻種
をいふ。拾遺「人心うしみつ今をたの る方。あを。まりへ。Q背。背後。せ のうしろの方の結び目。曾我「うしろ
うしのとき うをん うしろあし

うしろべたし うしろめたがる う参
(219)

のみつつじを、前のほろをををつて、わ 署。素性集「いほのう へょ基のころもえて、 ふざきえうせぬ」 Q亡。死ぬ。


が身 よひきつけ、右の方へくるくるを ぞうしろめた継のなみだをもらすもあ 俗よ、うせる。源「低かようせぬれを」
まはして」 りなむ」 うす g 髪基。上古、木の枝、草なごをか
うしろべたし園 』後痛 うしろめたし うしろめた がる園自 後痛。うしろ さして、飾りをせしもの。髪の飾。かさ
みたなじ。枕「めのをかへてむ、いをう めたく思ふ。不安心réたもふ。 し。紀ェ比云 子蹴 」i雲珠。馬
しろべたしを「たほせらるれぞ」 うしろめたし 國園後痛。後の方心も の鞍のうしろの方rsつくる飾りもの。
うしろーみ 図 後見。陰rs居て他を扶助 *こなし。うしろの方気がかりなり。う うすあなのもんご 陥 薄青紋濃。経を
するこを。後橋。源「けさうじそふを しろべたし。後ろ暗し。うしろめたな ま ろく、緯をあをくして、文をなせる績
てさわぎつるうしろみをもちかうより し。六帖「女郎花うしろめたくも見ゆ 色の名。
て」 ぼこうけんみたなじ。 源 「たほや るかなあれたる宿rsひさりたてれな」 うすい しg 白石。形、日よ似たる小石。
けの御うしろみをするなむ、ゆくさき 諸國の山中より堀り出す。古代の装飾
もたのもしげなるこを」 れなじ。古語。和泉式部集 「よのはご 品ならむをいふ。
うしろ みる園田園国 後見。後見をな もうしろめたなき花の上をたもひがほ うすいろg 薄色。Q経え紫ょして、緯
す。うしろむ。落窪「かくこまかよう ょてあかしつるかな」 *白なる緑色の稲。信 薄紫の染色の稲て
しろみるえ、あはれなるこををぞ」 うしろも くれーに 園後時。あさみx心 Q 襲の色目の名。表を薄線の赤みを憎
うしろ-む園国国 後見 うしろみるみた 残りて。不安心rsて。 びたるもの まて、裏をうすいろなるも
なじ。狭衣「げ よたぼろげ よ思ひうし うしろ やすし 園国 後安。気措なし。う の「源まろきあはせ、うすいろのなよや
ろむ人のはかはかしきなくを」 しろ軽し。心配なし。あを よこころの かなるをかさねて」
うしろむきg後向。背を向けて居る こらずあり。拾遺「千をせへむ君しい うすうだ 陥 臼歌。臼をつきながら、う
こを。そがひ。 まさをすべらぎのあめのしたこそうし たふ歌。米つき歌。袋草子「下女のう
うしろ-むく 闘同国 後向。背の方 ょ向 ろやすけれ すうたみ、これをさなふ」
く。源「冊しうて、うしろ む* 結へり」 うす 園白百 失。Q見えぬやうよなる。 うす え3図 薄葉。鳥の子紙の一種。弱
うしろめた 園 後痛。うしろめたしの なくなる。俗3、うせる。源「面影は見 く濃きたるもの。
『 - *シ
・りず がね の シ**シ ** 、* 、“しょ いごCる」
réて作りやたるもの。 うずさくらもえき 薄標南薬。襲の色
うすきぬ 薄衣。薄き衣。(夏駄なるこ
日の名。表を青く、奥を標色なるもの。
うす みのりんし図 講シ護事
。 ふこうすらころも。源「かのQぎ BQ 薄。
ま書きて下さるる論旨
すべしたる うすきQをさりていでたま うす 俗rょ うすい。D厚から
こ%」i議絹。マ“ゃ(秒) またなじ。 又、人情なごの) かろし (病、
㎞「くれなみの引名
㎞宮シ
-
うすきころも などの) 護し(%、又 色gのQ めころもあさはかょ相見る人よ態ふる

すくなて2Q、 3
おはし 味なさの33く ころかも」
* こ いやし(身分なさの) うす だたみ 図 薄盛。うすきへりの強。
山のふさをこむるうすぎりをすそ野 うすすミ園冒 いすすくょたなじ 源 春、またえ、夏 よ用みる。うすべりの額。
の萩のまがきなりけり」 「みかごもり、さむげなるけはひ、うす 延喜式「薄帖、うすだたみ」
うすきる園回目 薄霧。うすぎりがた すき出できて」 うすーたまご図 薄卵。うすきたまご色。
つ。風雅「電さむきあさげの山をうす うすすまる園国 集。むらがり集る。 うす ちや臼 薄%。Qこいちやを見よ。
古語。記 にはシうやりすまりみて」 e決葉めいろの茶色の、薄きもの。
ぎりてこほれる雲r*もる日影かな」
うす くちなし 図 薄梶子。染色の名 樹 うすすみ図 薄 。eうすく磨りたる うす つくミ 闘 目 Q臼の中 ょ物を
墨。墨色のあはきもの。源「かぎりあ 入れて、杵réて掲く。Q日が、山の端よ
子を紅さょて うすく隠めたるもの。 入らむをす。
うすとら召 %鞍。うすのかさりを れをうすすみ衣浸けれごなみだぞ神を
つけたる鞍。 ふちをなしける」ほうすすみがみの署。 うす で図 薄手。Q浅き手傷。あさ手。
Qそはがきの異名。昔の女の 。 微傷。Qすべて、道具などのこしら
うすげしむらさき臼 講減紫。染色の
名。薄紫 よ染めたるもの。 うすすみ がみ 図 薄墨紙 ずくま 宿紙)へかたの、うすく、きやしやょ出来たる
réたなじ。 ものをいふ。
うす けぶりg 薄煙。うすき煙。夫木
『劇 『さす ばりの上のうすけぶりまうすすみ ぞめ日満%染。うすき うすにびg㎞。シのェ
(219)
うすこうはい目シ 染色の名講| すすみそめのタ***らかみ色ょ そ_ぞシ
うすがね うすざくらもえき うすぶみのりんし
『『
うすばく うまべを うすやなき
(220)

うすばくミ園国鶴 領 うしはくよたなじ くして、粗なる裏をつけ、それrs縁を取 réかきたまへり」 Q襲の色目の名。紫


祀制「あがさころを、うすはきませを」 りたるもの。Q矢の羽の一種。黒きを いろのうすやうをいへむ、紫ré白をか
うすはた 図 羅。 うすものみたなじ。 ころのすくなきもの。平家「二十四さ さねたるもの。
うす ばた 図 薄端。花器の一種 形を杯 いたる うすべりの矢たひ」 うす やなき召 薄柳。襲の色目の名。薄
rs似て、日をひろくひらき、中央みまきうすべを図 うすべうよたなじ。 萌黄の白はみたるもの。凶服ré用みる。
りをつけ、花をさすrs便ならしむ。 うす-むらさき 図 薄紫。うすきむらさ うす ゆき 名 薄雪。 少し降りたる雪。微
うす はな ざくら陥 薄花懐。Q色のう き色。 若むらさき。 うすいろ。 源 「た 雪。風雅「笹の葉のうへはかりよえふ
すき懐。玉葉 「山のはrsいりひうつら づぬるみはるけき野漫の露ならをうす りたけど道も隠れぬ野べのうすゆき」
ふくれなみのうすはなさくら色そこを むらさきやかくさならまし」 うすらかーに 団 薄。薄きさまrs。淡泊
なる」 Q環の色目の名。表を白く、裏うすめ 図 動物。たずめごりょたなじ。 rる。あっさりを。あはく。厚からす。
紅なるもの。 うすもえき 図 薄萌黄。Qうすき萌黄 ふかからす。源「にび色のさしぬきう
うす ばな-ぞめ 図 薄花染。うすく染め の色。Q襲の色日の名。表を薄青、裏 すらかに、ころもがへして」
たる花色。新千「せきかねし涙のはてや を表よりを少し濃き薄青なるもの。
うす もの図 薄物。妙、紹の如き、薄き なる。源「今も大かたの覚えの、うす
うす はなだ 陥 薄線。うすきはなだ色。 織物の纏構。うすはた。 うすぎぬ。源 らぎたまふこをえなけれだ」Q資ふ。
うすべう図 筋み附けたる鷹の羽のう 「うすものの直衣ひをへをきたまへる 軽くなる。
すきもの。 re」 羅。 うすら ごろも 図 薄衣。ひざへ の薄き
うすべうの や召 羽の本の方み班ある うす もやう陥 薄模様。うす紫 よ染め 衣。好思百首「せみのはのうすらごろ
鷹の羽みてはぎたる矢。 たる模様。 もみなりゆく まなご打ちをけぬ山ほど
うすべきり 名 臼漫鳥。 動物。 にはを うす やう図 薄標。Qう剤の説 3m をぎす」
りょたなじ。古語。下寧集「銭、日本
云、木綿附島、或云臼湖風」 雁皮紙を薄く濃きたるもの。まきうつ うすら に 園 薄。 うずらかにまたなじ。
しょ用みるよ適す。源 「いざいたうな うすら ひ 名 薄氷。 薄き氷 魔宮女御集
よびたるうすやう よ、 いさうつくしげ
「うすら31 さちたる冬のう ぐびす と
「7ーしミ
うせまっかい 国 語り巧1。はなし上チ (虎なミjいふ2gQ。
刃 春の風なこそま て ré。日先うまく。徳川時代の大坂の語。
うずらひの団 護水。語路の同じきょ うえ む ミ 園国自 鳴。うそぶく 。たな
り、うすき よかけていふ。高「さほ川み うそ g 賞。動物。小鳥の名。シより、 じ。
こほりわたれるうずらひのうすき心を 稽大きく、頭を深黒rsして、雨頼より、 うをやミ闘 基動。事を勤めかす。
わがたもはなく「*」 頭réかけて、深紅なり。嘘を、短くして (可笑しきを忍ぶ時)源「鼻うそやぎて
うする園員 薄。薄くなる。浅くな 黒く、腹、背、脇を、共rs、灰青 よして、赤 思はれけれども」
る。かろくなる。俗 ようすれる。好思 みを 帯ぶ。秋来りて冬去る。人家rs畜 うそーみむ 園園目 微笑。少しく笑ふ。ほ
集「けをさむみさえゆく冬のよもすが ひて撃を賞す。うそぶこり。うそひめ。 ほる む。うすわらふ。
らめだ よもかはす衣うすれて」 山隊「ももそののはなょまがへるてり うそーをふく園 引剤 、よたなじ。難
うすろミ 園国自 うすらぐょたなじ。 うそのむれたつをりをちる心地す 内侍日記 「継 を行幸のをしよ、うそを
うす わらぶ 園国 微笑。少し笑ふ ほ る」i噴。日をつばめて撃を出すこ ふく役を、つをはめはべりし」
ぼるむ。ほくそるむ。宇拾 「そのをき を。うそぶくこさ。くちぶえ。竹取「あ うた 図 歌。Qうるはしき詞を、ある方
脚部府生、うすわらひて」 るをうそをふき」 法rsよりてくみたて、人情をのべ景物
うす お 図 環獣。うづくまるこを。 うそーあくミ 園回目 鼻動。うそや 、 よた をうつして、人の耳目をよろこはしむ
うすみ 図 雨水。Q二十四節の一ょて、 なじ。盛衰 「太政入道鼻うそあきてそ る、うたひものの総稲。Q特rs、三十一
陰暦の正月中旬、陽暦の正月十八日rs 思はれける」 文字のみじかうたの稲。Q音曲rs合せ
常る。Q 雨のため よ溜る水。 うそひめg 城言姫。刃 よたなじ。 てうたふ碑楽撤、催馬楽、唱歌、又を 端
うーせうーをやう 図 右少将。古の官名。 うそーぶき 図 随。Qうそぶくこを。Q嘘 唄、都都一のたぐひ。
近衛府の少将をいふ。 けるすがたをなせる能の面。 うだーあはせ 図 歌合。歌人あつまりて
うせうさ図 死人。Q『うせびをの音便』 うそーぶくミ園画 自 鳴。Q日をつぼめて 左右ré分れ、そのよみ歌を合せて、判者
死 ょたる人。Q過げ失せたる人。し 盤を出す。源「昔たばしいでて、なまめ よ優劣の沙汰をこひ、その勝まけを争
(221)

うせうべんg 右少弾。古の官名。到 かしううそぶきながめたまふ」 Q詩歌 ふ曾。いにしへ、宮中をはじめをして、


んを見よ。 を脚す。Q長く引きて烈しき盤を出す。 地下réも行はれたり。歌のつがひの数
うすらひの うせまっか うそむく
うたい うたかた うたがはし
(222)

réよりて、百番歌合、二百五十番歌合な びしこを。記「へ ぐりのたみの組、な* するも」 a歌ré闘することごもをかけ


%とあり。 ま びのたみうたがきみたちて」 る随事の 継稲。
うーだい 図 有待。一物 よよりて形をな うだーかた 図 逸法。Q水の上rs立つあ うだがは し
疑。いぶかし。うたが
すもの。無常の身。保元「うたいの御 わ。方丈「よこみみうかぶうたかたを、 ふべくあり。あやし。不審なり。俗rs、
身も、貴壁も、高鼻も異なるこをなし」 かつきえかつむすびて」 Qはかなきこ うたかはしい。伊勢 「かぎりなくうれ
うーだい-ち% 図 右大史。古の官名。史を をみたをへていふ語。 しく、又、うたがはしかりけれを」
見よ。 うたかだ 国 ま はらくの間。後撰「たも うだがひ g 疑。疑ふこを。怪み。評り。
1日
うだいじんg右大臣。古の官名 さだ び川たえキりながるる水の泡のうたかた 不審。萬「大海の底をふかめてむすび
いま んを見よ。 人r あはできえめや」 てし妹が こころをうたがひもなし」
うーだいしやう 図 右大将。うこんる の うたかた ぐさ 図 池法草。植物。草の うたーがひ 図 歌貝。始の貝よ歌を書き、
たいまやうの界。 名。あやめの異名。 うたがるたの如く16、とりて遊ぶもの。
うだいべんg 南大 。古の官名 たほ うたかた の認 泡汰。うたかたを、消え うだがふ 園園 池 疑。心迷ふ。さをあら
いたほをも ひ。べんを見よ。 やすきものなるより、きえやすきょか じと思ふ。不審rs思ふ。思ひたゆたふ。
うたーうだし 固』 韓韓。うただし。いよ けていふ。後撰「ふりやめをあとだrs 話る。怪む。源「すき りきしき方rs、
いよ基だし。萬 「あらき田のましだの みえぬうたかたのきえてはかなき世を うたがひよせ給ふみこそあらめ」
稲を倉rsつみてあなうたうたしわが継 たのむかな」 うだがふ らく は 団 疑。疑ふみを。う
ふらくま 」 うだかた も園 Q所 しの間も。富「あま たがふやうrsを。たそらくも。成を
うたーうら 歌占。歌みて吉凶を占ふ さかるひなみあるわれをうたかたもひ うたがりた 図歌骨牌。うたがるたよ
こを。十訓 「心中の所願うらな へをあ もをきさげてたもほすらめや」 Q危ふ たなじ。
りけれを、うたうらみ」 く。定めなく。Q響しも。少しの間も。 うたーがるた Q 歌骨牌。かるた よ敷首
うたーがきg 歌垣。いにしへ、若き男女 かりそめréも。 の歌の、上の句を下の句をを分ちて書
相集りて、歌を詠みかはし、また拍子を うた がだり宮 歌話。Q歌よつきての きたるもの。(多くを百人一首の歌を記
をりて歌をうたひ、互16舞踏してあそ
物語。源 「をかしからぬうたかたりを す)数人相集りて下の句を記したる方
-
を撤き置きて、上の句をェむrs&S(或 :、 Eの孔の、ロをあてて武 くこころ。
の署 うたた酒をのみて遊ぶ よ。記「か
そ下の句も共r*請みて)下の句を記し うた くつ g 歌層。和歌の抽きもの。歌 くもがさあがみしこょうたたけにむか
たる方を取り、その取れる多少 よ依り むをろかもいそびをるかも」
て、勝負を決す。こをちらしごりをい っさかゃいひったへたれるこ うだた こころ 図 韓心。心のうつりや
ふ。又、別ょ組を分ちて、源平 よ組み、 うたくらべg 歌比。うたおは せよた すきこを。物rsあきやすき心。そぞろ
なじ。 ごころ。あだごころ。
又え、数組をなして、勝負を決する仕方
あり。こをくみわけざいふ。 うだ げ 図 酒宴。酒を飲み歌をうたふ うた たぬし 國己 すこしのあひだ楽し。
うたーきす g 歌姫。批難すべきをころ 曾。さかもり。宴曾。紀「にひみやrs、 何をなくたのし。そぞろrsたのし。
ある和歌。格ré違へるをころある和歌。 うたげまたまふ」 うたたーね 図 韓浸。かりそめ よ寝るこ
す。 を。個寝。古今 「うたたね よこひしき
うたくミ闘目 宇多久。うめき苦みつつ うたけ うつ園』言 酒宴。さかもり
酒宴をもよほす。 人を見てしより夢てふものをたのみそ
怒り叫ぶ。(獣réいふ)昭ゆ。記「やみ
ましのうたきかしこみ、わがにげのば うだ ことは
図 歌詞。文章 よ用みすし めてき」
りし、ありをのはりの木のえだ」 て。撤ね の上ょのみ用る語。たをへ うだち図 税。うつはりの上み立つる短
うた< 闘国 鶴 堀 あぐらをかく。賢 を、をくるま、たをみなどの類。歌語。 き柱。っか。古語。
員 れ『 C
を掛く。組「あぐらみ、まりうたげて」
湘語 うだつ 図 税。うだちの説。
うだくミ 園回Q 慎。いたく よたなじ。古
うた せっきやう 図 歌詞細。引剤 うだーづかさ 陥 雅楽寮。うたれうの古
ぶつréたなじ。 稲。源 「うたつかさの人めして
語。紀「をさなきみこをうだきて」
うたた ㎞。 うたてょになじ。萬代 うたつがはし曜自 可疑。うたがはもよ
うた-ぐさり g 歌鎖。文字鎖のたぐひ。
「うしどてもいかがこの代をいをふべ たなじ。
うた &せg 歌船。Q和歌をよむこを
きうたたある世の月のかげかな」e次 うだて 団 韓。Q除りよ。甚だしく。ます
を好む㎞。e和歌のよみかたみ、1種
第ré。だんだん。ますます。いやまし ます。萬代「常よりもうたて物こそか
(228)

の癖あるこ を。
よ。いをど。「感うたたせまる」 なしけれわが身のはてよなりやま ぬら
うたーミち図 歌日。Q和歌の認み風。歌 うたたげ こ
-
む」e 平穏ならやり。世の常ならやり。源
国 韓官委。『うたたうたげに
- }
体。Q和歌を詠むré巧みなるこを。
うたきす うたくづ うたたこころ
うたてし うたびくに うたへただすつかさ
(224)

「いをうたて ゆゆしき御こをなり、な一 もの。音節の流よ金春、観世、資生等の一 さを たれょかえ うたへ申し候はむ」


どてかさまでをたぼす」 諸流あり。諡曲。 うたへーただす つかさ 図 古、刑部省み
うだてしB園 韓。Q甚だし。あまりな うた びくに g 歌財m尼。歌念備 の道 属し、訴訟を判決して、罪人を虜分せし
り。信楽みなし。面白くなし。よくなし。 師をする尼。 役所。
うるさし。いをはし。宇拾 「よよをな うたひぞめ 召 高初。徳川氏の頃、正月 うたーまくら 図 歌枕。諸國の名所。歌の
きけれをうたてしや」 二日ré、始めて殿中réて催しし謡の式。 中 よ認み込むべき名所。歌を詠むため
うだ ながめ 図 認歌。和歌をよむこを。 うだひて 図 高手。うたひ、又え、端唄 よ用みるべき名所。古事談 「質方を、
夫木「月の夜のこるもほそめré窓をあ などを、よくうたふ人。 うたまくら見てまみれをて、陸奥守r
けて心をやれるうたながめかな」 うた びこ図 歌人。かぶんみたなじ。拾 任ぜらる」
うたーなしB園 決。疑なし。古語。著問 遺「三峰大臣家r て、うたびをめしあ うたーまひ図 歌舞。歌ひ舞ふ人
。楽人。
「天の河みぎはうたなくまさるかない つめて」 俗人。
かみしつらむかささぎの橋」 うだふ 園 歌。盤を長く引き、上げ
うた ぬしg 歌主。歌を詠みたる人。歌
うたまひの つかさ図 雅楽務。引たれ
下げをつけて、思ふこををのお。節つ うの古稲。和名「雅楽寮、宇多麻比乃豆
の作者。 けて歌をどなふ。玲やり。源「盤ある人 加佐」
n
うたーねんぶつ 図 歌名備。念備み、ふし してうたはせたまふ」i 園」偲 訴。
をつけて歌ふこを。 うっ たふみたなじ。古語。
うたんg 羽割。織物の名。刃 く
れん(呉%脳輸)をいふ。
うた の かみ 陥 雅楽頭。古の官名。う うた-ぶくろ図 歌袋。歌の草稿を入れ
たれうの長官。
うため 目 歌女。歌をうたふ女。うた
たく袋。紙、錦、白 綾などraてつくり、 ひめ (うたをに勤して)
うた の ほふし 図 宇昭温師 わごん(和 柱 な%こrs排 けて、座敷のかさりをする うたーよみ召 歌人。Q和歌
を詠む人。和
琴)の名。檜よて作る。源「うたのほ もの 夫水「いたづらょ鳴くや峠のうた 歌の作者。Q和歌を詠むré巧なる人。
ふしのかはらぬ盤も、朱雀院を、いをめ おくろたろかなるみも思ひいれはや」 和歌の上手、源「古代のうたよみを」
づらしく、あはれ ょきこしめす」 うたへ 図 訴。う「たへみたなじ。古語。 うたよみ さり図 歌訳鳥。動物 うぐひ
うだひ 召 *。能よ合せてうたふうたひ 宇拾 「それrs、われをすててすまぬこ す(賞)の異名。
-
「Jーしミ
うたれう図 種業察。古、治部省 引 又、朝廷より員りたる刃計 めくりょりれこしたる札さをあ3Q
て、舞薬言書の事を掌りし役所。うた なご 苦、人の名 ょ封して家の名なり。 また、うちあてる。 **コ
づかさ。歌のつかさ。うたまひのつか 後世、子孫の憂延する よ及び、地名なご うち あて図 打常。かるたあそびの語
さ。ががくれう。 を取りて、足利、北條、徳川等の稲を造 手réある札を、場ré投げ出し、めくりの
りて分てり。これを「苗氏」をいふ。然れ 札をたこして、その投げだしたる札rs
うたろき目歌論 和歌のよしあし あはするこを。
を論やりるこさ。大鏡「殿上ようたろぎ やこも、氏をなほかはらやり。足利、徳川の
をいふこをいできて」 如きま、源、北條を平を以て氏をす。今 うちーあばす ㎞国洞 打合。Q互 よ打
うたーみ 図 歌槍。歌のこをほを、槍みあ ま、源、平等rs「姓」の字を富て、苗字rs つ。打ち合ふ。Qあらかじめ語らひ置
らはして書けるもの。あしでの類。大 「氏」の字を用みる。姓。Q 他の苗字の く。前以て相談す。交渉す。俗rs、う
鏡 「うたるをもかかせ給ひし色紙形」 下ré添ふる敬語。「山田氏」 武田氏」 ちあはせる。
うたーを 図 歌男。歌を善くうたふ男。 うち-あミ 園同㎞ 打上。Q放ちて上 うち あはせ 図 打合。Q打ち合すこを
(うためr 対して) 方rs至らしむ。打ちて上方r あがらし 互rs打つこを Q あらかじめ語らひ置
うち召 内。Qそをの反封 ほかの反封。 む。俗rs、うちあげる。Q掌を打ちて くこを。前以て相談するこを。交渉す
中。裏。月清 「そどを夏あたりの水を 樹狭気 よ西を飲む。楽花 「よろづのを るこ*こ 。
秋みしてうちを各なるひむろ山かな」 のはらまみりまかでうちあげあそび給 うち あはせ図 内合 うちもも 内股 を
Q被ひあるをころ。Qま。あひだ。Q ふ」e海暴れて、浪、陸地ょ次ぶ。 いふ。和名「限、和名、宇知阿波勢」
うち-あげ 図 Qうたげ ょたなじ。貸衣 うち あばび 図 打飽。飽の肉を打ち延
それ逸 よ至らぬ時。以内。@仲間。作。
: 内。 Q大内。 内裏。 禁裏。 源 「今 服の縫ひ方の補。あげを表の見ゆるを して、競斗をまたるもの。のしあはび。
をうち ょのみさぶらひ給ふ」 貸主上の ころへ せ やりして、うちの見えぬ をこ うち あひ 図 打合、Q互ょ打つこを 打
敬稲。Qつま。家内。(夫よりいふ) Q ろへ隠して縫ふもの。(そをあげrs封 ち合ふこを。たたきあひ。e双方より、
して) 互 よ攻撃するこを、魔論。Q%方より、
(225)

をっ を。亭主。(妻よりいふ)@わが家。
うち 図 氏。Q家の筋を分つための名。 うちーあつ園国洞 打常。かるたあそ 互 よ砲撃すること。砲戦。
上古よりあるを、大件、物部、蘇我など。 びの語。手より場 よ投げだしたる札を、 うらーあふ Q 打合。Q互み打つ。倒
うたれう うちあQ うちあて
『ー 『 シ_『 『』『
うちあふび うちうちに うちかけよろひ
(226)

双方 よて攻撃す。 うち うち に国内内。ないないよ。表 したるもの。かけ。かいどり。


うち あふび図 うちあはびの韓。 だたふりよ。源「たなじこをさ、うちうち うちかけ よろひ図 打措鎧。古の武官
うち あみ図 打綱。なげあみ ょたなじ。 にをたもふをも」 が、儀式のをきよ飾りよ着し鎧。延喜
撮綱。をあみ。婦鈴「まりなる人人を、 うちうさ 図 氏人。『うちびをの音便』う 式「掛甲、うちかけよろひ」
たちぬはかりのぞきて、うちあみする ちこréたなじ。 うちーかた 図 内方。Q人の妻を呼ぶ敬
ほどrs」 うち-うら 名 内裏。Q衣服の裏地。Q 語。内儀。たくさま。貫之集 「民部卿
うちーある國 打有。常 ょある。なみ1 うちうちょたなじ。 六十賀、つねすけの中納言のうちかた
をほりの 世réありふれたる。字拾「や うち えだ 陥 打校。うちねきよたなじ。 せられける」 信わが家、またを、人の家
やこれを、うちある矢よもあらさりけ うち-たき召 打置。嫁入の時、廣器rs載 の稲*:㎞。病の名。隣病のため、
り。碑矢をいひて」 せたる小袖をたさふるもの。金銀など 肩の局所 よ充血するもの。肩肥充血。
うち いた 召 打板。地上 よ座する時、下 よて、花形などrsつくる。 はやうちかた。
réまく板。 うちーだとす 園個 打落。Qたたきた うちーがたな図 打刀。つほのつきたる
うち-いだす国目 打出。うちいづみ をす。Q 斬りたをす。 刀の継稲。平生rる偏用するもの。つは
たなじ。枕「経、高く間えぬほど16請み うち-だほひ 図 打渕。不完全なる屋根。 がたな。古語。盛衰「白がなもの打っ
たるも、倉げなり。高くうちいださせ 方丈 「うちたほひをふきて」 たる黒経織の鎧、うちが%」
まほしきrs」 うちーがうしg 内格子。Qそを ょ 一の うちーかつ 園 側 Q打勝。かつみたな
うち-いづ 園国自 打出。日 ょ出して 戸じまりありて、それより内rs、更ré作 じ。Q討勝。討ち平ぐ。討ち破る。
いふ。伊勢 「いかでこの男rるものいは り設けたる格子。Q芝居16て、東西雨 うち がね 図 打金。小銃の火門の上ょ
むをたもひけり。うちいでにくくやあ 方の様数の、舞豪の八つ日までの稲。 つくる、弾き金。はちけむ、雷管をつぶ
りけむ」 うち かけ 図 打港。e古の武官の濃服 して競\ せしむるもの はちき。鋼頭。
うちーうち g 内内。外人ra示さぬ内わ の名。りやうたうrsれなじ。Q婦人の うち かばね 図 氏姓。氏を姓さ。
のこと。内部。裸面。内幕。源 「うち 通常の濃服の名。帯をしたる上 ようち うち がひ 図 打詞。夫の餌を入るる
うちの事までえ、いかが思ひよらむ」 掛けて着るながき小袖。小うちぎょ 換 i打運。細く作りたる稽袋
-
* 『 ン 2 **** シ

うちがひに H 打達 うちちがこの -
引J〜
ひろく、魔きょて大剤V引引
署。 ニすちちがひょ。新六「和泉川く 模様、又え、ま ほりなさを染め出せるも うちきりg打切。かるた引
手のふだを最後 ま打ち出すこさ。手の
だる小舟のうちが3にあさせぞまるき の。源「かしらつき、髪のかかりはし 札を、みな打ち軍るこを。うちお まひ。
行きなやみつつ」Qゆきちがひよ。 も、うちぎのすそよたまりて」 うちーきらす 園早 打雰。うちくもる。
うち かぶこ図 内胃。胃の裏面。木綿、 うち-ぎき 図 打聞。Q聞きたる歌をま 古語。源 「うちきらも朝ぐもりせしみ
麻布なごう*て作る。保元 「四郎左衛門 るし置くこと。Q開くこを。聞きたる ゆきrsをさやかréそらの光やを見し」
も、うちかぶさを時させて、引き退く」 こを。源 「深きすち、たばえぬほどの うち くつろ<7 園国昌 打 静。うちgく
うちーがへ 図 濃。雨端ょ日ある長き袋。 うちぎき ょえ、をかしかなりを」 よたなじ。
食物などを入れて、腰み帯おるやう よ、 うちきすがた 図 雑姿。大うちぎのみ うちくび 図 打首。刑の名 首をきるも
布畠réて作る。 着て、直衣なおこつけぬ姿。源「あされた の。さんさい
うち かへすQ 打返。eくりか へ るうちぎすがた」 うち ミもり g 内曇。鳥子紙の上下 よ、
す ょたなじ。源 「さきの世ゆかしうな うち きぬ g 打衣。むかしの婦人が、 雲形を潤き出したるもの。色紙用冊な
むぎこうちか へしつつ」 Q古き締を、再 衣、又を、あこめの上rs着し服。女官飾 *こré多し。
び締号 よて輝き分く。 抄「うちきぬのこを、紅の緑をうちて うちミる 形 区 内廊。城の第二の廊 東
うち がみ 図 氏碑。Q一家の先祀を碑 かさねられ候ふを_ 京城 よていへを、赤阪門、市ケ谷門なご
をして祀るもの。藤原氏の、春日の碑 うち きね 図 打杵。きね(粋)よたなじ。 の内を そさん るわ(外部)さいひ、牛蔵
を祭り、源氏の、八幡神を祭る類。源 うちき の ひご g 誌人。御もをごり、 門、田安門などの内を、うちぐるわ (内
「一人の娘をてこもりたはするほごを、 又を、御賞rsまみる人。紫の直衣を着 廊)ざといふ。
必しも、うちがみの御っをめなど、あ て祀候す。源 「上の御けづりぐし よさ うち-こ 図 氏子。氏碑をたなじくする
らはならぬほごなれを」e うふすなrs ぶらひけるを、はて まけれを、上を、御 人民。うちこちゆう。
たなじ。俗語。 うちきのひをして」 うち こしg 打越。連歌の語。去るべき
(227)

うち-き図 誌。むかしの婦人の濃服を うちーさみg 内君。人の妻を敬ひてい 語。概ふべき 活の稲。


して、衣の上、装束の下r*着し服。上を、 ふ語。うちかた。たくさま。たくがた。 うちこしうた 傾 打越歌。筆ねて後の
うちがひに うらきき うちきり
うちこないしんゆう うちを うちたれ
(228)
/
\

こどを認める歌。詞花 「君が代の久し ど。源「かく心ぼそくてたはしまさむ 伊勢雨宮外より、第二の御門の稲。祭


かるべきためしょをかねてそ植る し住 よりを、うちふりみせさせたまひて」 典の時、玉串を奉るをころなるが故 よ、
吉の松」 うちーを 図 打麻。麻を打ちて、柔かくま 玉串御門をもいふ。
うちこないしんわう 図 氏子内親王。 たるもの。 む員 うち たれ 図 打垂。弓の袋の、上部の総
『天皇の御氏碑を、伊隊法師宮みてたは うちをーかけ園 美麻懸。うちを務語。 りあまり。
しますよりいふ』 さいぐう(磨宮)16た そえ麻はて、麻を かけて締むものなる うちだれーがみ 図 打垂髪。垂れかかり
なじ。古語。 より、うむrsかけていふ。萬「をどめ たる、女、又を、童見の髪 源「なべての
うち-ころす 園闘 」打殺。Qたたきこ らがうみのたたりrsうちそかけうむを さまré* あるまじかりつる人の、うち
ろす。大和「をしごろ、ねたきものうち きなしょこひわたるかも」 たれがみのみえつるを」
ころしはべりぬ」 Q大砲、小銃を放ち うち を はし 圏美跡 うむの韓㎞は うち-たをり園 打手折。たむのやまよ
て殺す。 かけていふ。はしを助鮮。うちそかけ かけていふ。萬「うち たをりたむの山
うちーこむ園闘側 打込。熱心ょ思ひこ を見よ。萬「うちそはしをみのこらあり 霧ま げきかもほそかはのせよなみのさ
む。気 よ入る。 わげる」
きぬのだからのこら」
うちーをき 図 打敷。布畠みて作りたる うちをを園 美麻。引を貸語 引 うちょつくに 陥 内園。Q日本。自國。
敷物。備ré供するものの豪rs敷くもの。 を麻㎞はて、うむものなるより うむの (外國み勤していふ) Qむかし も、諸國
机掛の類。源 「うちしきま、えびぞめ 韓、をみよかけていふ。萬 「うちそを 諸道rs岩して、五畿内を、内つ國をいへ
のから錦なり」 見シ
をみの大君あまなれやいらこが島のた り。 畿内。
うちーすう 闘団 打据。Qすう よた まもかります」 うちつけ がき 図 打附書。書簡文なだ
なじ。Q打ち倒す。たたきたふす。討 うち だち 陥 打太刀。Q太刀打 よ用み を書く時よ、時候、安否等を界して、直
ち伏す。俗 よ、うちするる。 る刀。Qたちうち。 よ用事を書くこを。はしりがき。
うちーすがる園国 打縮。すがる よた うちーだふす 園個 打倒。打ちころは うちつけ ごころ図 打附心。機 よ思ひ
なじ。 す。つきたふす。 立ちたること。源「うちつけごころあ
うちーずみ 図 内住。内裏rs住居するこ うち-たまがき ごもん 陥 内玉垣御門。 りて、まみりこむよだ ょ」
*
んざむと」
うちつけ に B 打附。さしあてて、は Q *てる小 「
ミ。宣よ。戦 よ。卒 貸rる。シ 「うち うちでの だち 』 打出大元。用意のた うちとけ まさり図 打解優。うちさけ
つけにものぞかなしき木のはちる秋の め よ、身のまはりまひき附け置く太刀。 たるすがたの 、うちさけぬ時より、却て
はじめをけふぞをたもへを」 今昔「たかまくら まねぬるまくら上 ま 優りたるこさ。源「うちぎけまさりの、
うちつけ め 固 打附目。Qふを見たる うちでのたちたきたり」 いささかもあらむ」
目。ニよくめ まななじ。増鏡「めでた うち-こ図 内外。『うちそをの界』うち うちとけーわざ 図 打解業。たはむれご
き御まもりかなを覚ゆるも、うちつけ 》こそこをこ。 を。ふさけござ。源「さまこをうま、さあ
めなるべし」 うち-こくミ園国自打解。俗 よ、うちを らぬうちミけわさもまたまびて」
うち つづく 国目 打録。つづくょた ける。○互 よ隔て心なく交はる。心を うちとねり 図 内舎人。う ごねり ょた
なじ。源「はるかなるをころょうちつ 打明して親しむ。Q 苦労なくなる。心 なじ。
、づきて」 配なくなる。心せいせいをす。Q油断 うちミの 図 打殿。魔しくつやをいだす
うち-つつみ 図 天の 罰。碑 の罰。 す。心緩む。枕 「ここ よも、人の見る ためrs、衣を打つをころ。源「ここか し
うち1つ みかさ 図 関門。うちのみかだ。 まじくやを、などかを、さしも、うちど このうちごのより参れるものだも」
禁京 の門。紀「閣門、うちつみかを」 けつるを、わらはせ給ふ」 うちこの-かみ 図 内外碑。伊勢の、内
うち-つ みや 臼 携庭。后の宮。紀「扱 うちこけーごこ目 打解事。打解けたる 、外宮 よまします碑。
庭、うちつみや」 ここ。みだりなるこを。枕 「たくの方 うちこの ふみ 図 内外書。『備教の経文
うち てぶつがひ目 内 番。鋼の日の、 ré、互réうちをけごをいふを」 を、内典をいひ、儒教の書を、外典をい
てふつがひの一種。(そをてふっがひょ うちこけーすがだ g 打解姿。うちをけ ふより来る』 備書を儲書を。
シしてこ たる様子。 うちとのみや臼 内外宮。伊勢の内宮
うち で曰 打出。むかし、儀式などの うちこけーぶみ 曰 打解文。打解けたる を、外宮をを申す。新古「碑垣や玉くし
時、隣の下より、衣の裾を出すこと。 こをを書く文。こころをうちあくる文。 の葉をさりかさしうち とのみやょ君を
(220)

うちでの こづち 召 打出小g。「種種の 源 「何かを、その女ごちの中rs、かきか こそいのれ


質を心の住 rs打出すといふ義』 大黒天 よはしたらむうちとけぶみをを、御ら うちーなしg 打梨。なしうちるほtょ

うちつけに うちでのだち
の。
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うち や語じう正
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ぜん 内図
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こくこさなりて 「一うちば す も引い刃
# 「ニ園の大臣の御流 て うちのちや 沈 「うし りょみて、うちはするもあり」 ハ、シ 、人 人1 配り針り口
うちーばん g 打盤。 物を打つ 「* 用みる
うじやをつぎて」 うち はち もん じ g 内八文字。遊女な 豪。
うち の1つばものの くら g 内兵庫。 *この、蹴中を練り行く歩みかた。雨足の
古、御料の兵器をつかさ ごりし役所。 爪先を、内方réむけてあるくこさP 「平けき時 ょつかへまつるこさえ、誰し
古語。 うちはづしざま に園 打外様。今少し の人かつかへまつらすあらむ。かくう
うち の つはもののくら の かみ 図 ょて外れむはかりrs、辛うじて打ちあ ちはやき時み、命を惜ますして」
内兵庫頭。うちのつはもののくらの長 てたるrsいふ。曾我「追ひかけられて うち はらひ図 打腕。Q丁字形の棒よ、
官。古語。 のがるるあさを、うちはづもさまに斬 布をっけたるもの。塵を挑ふためよ用
うち の こねり図 内舎人。うごねり よ りけれぞ」 みる。信打挑ふこを。Q砲撃するこを。
たなじ。 うちはぶくミ園員 打羽振。鳥がはた うち はら3Q 打挑。Q挑ひ去る
うちのはしひめ固 宇治橋姫。はU3 たきす。ははたきす。古語。古今「さ Q鷹を打掘ふ。俗rs、はたきのける。
めを見よ。 つきまつ山時鳥うちはぶき今もなかな @大砲、またえ、小銃を放ちて敵を追
うち のべ 図 打延。うち延したるもの。 むこぞのふるごる 」 ふ。砲撃す。
うちのぼる園打上。さほかはょかけ うち はへ 団 打延。うちは またな うち-ぼり図 梁。うつ引 よたなじ。
ていふ。萬「うちのぼるさほのかはら うち「ひ図 打械。架け渡したるをひ。古
の青柳を今え春べをなりょけるかも」 うちーはへ-て 印 打延。永永を。うち績 語。山家「苗代の水を霞をたなびきて
うち の をさ 図』氏長。うちのちやうじ きて。長引きて。古今 「いせの海のあ うちひの上ょかくるなりけり」i打
や またなじ。 まのたくなはうちはへてくるしをのみ
随。油などを、まぼる道具。
うち はし 図 打階。個りょ架け渡した やたもひわたらむ」
うち び 図 打火。きりびょたなじ。
る橋。取はづすこをの出来るもの。(家 うちはむ 園巨個 打歓。あまひこみ うちひ-さす 蹴 内日劇。美しき日影さ
(231)

さ家をの間などrs)源「うちはし、わた てのみ置く。たしこめて置く。空穂「さすさいふ意より、Cみやよかけていふ
やこの、ここかしこの道rs」 いひて、うちはめてのみ侍らむやをさ 萬「うちひさすみやのをねりをたへの
うちのつはもののくら うりはす うちばん
-
うちひめみこ うちまく うちむろづくり
(232)

ほr あさ衣きるをいめかもうつつか くrs似て、上部rs別のぬのを張り、下部 うち むろ づくりg内室造。家の屋根


も」信みやこrょかけていふ。萬「うち を経はさるもの。 はかりrょて、天井のなき造り方。
ひさすみやこるみみよさを家をさはよ うち まくミ園四員 打負。お 、ょたな うち め 図 摘目。衣などの橋ちたる虜。
あれども」 じ。俗rs、うちまける。 源「紅のうちめ、なべてならぬ よ」
うち ひめみこ召 内親王。剤村 うち-浅まつ 図 打松。たいもつ よたなじ。 うち「もの図 打物。Qかたな。たち3兵
うrsたなじ。古語。 語。源「うちまっただろたをろしか 器。信干菓子の一種 みちん粉 よ、砂糖
うちーひも 召 打紐。数除の経よて組み らぬほどréたき」 を父へ、かたrs入れて打ちたるもの
たる紐。圓く打ちたるを、訓をいひ、ひ うち-3まおり 図 内参。大内よ参るこを。 Q鶴rsて打ちまめたる布。楽花「 たり
らたく打ちたるを、組をいふ。組紐。 宮中r 何候するこを さんだい。源 う もの、うちもの、釣ぬひもの」Q指 みて
うち ふだ 図 打札。たか よたなじ。ちまみりより外のありきなを」 打ちならす楽器の網名。つづみの類。
うちーぶみ 図 内文 内内ょやる又。ない うち-み g 打身。魚の刺身。i打見。 うちもの を 匂 打物師。双物を鍛へつ
まよのてがみ。秘密のてがみ。密書。 うはべより見たる様子。外見。 くる人。かたなかち。
うちーぶみ 図 氏文。系園をいふ。 うち みす陥 内御解。芝居の語。舞豪よ うちやうてん 固有面天。備数の語。九
うち-*かす園口個 委任。まかす よ り、八間だけの下様敷の博。 天の中の最も上の天。
たなじ。俗r*、うちまかせる。
うちみだり 図 打蹴。うちみたりのは うちやうてんーに国有面天。一事 よ心
うち-きかせ ては園 打任。大方を。並 この界。 を向けて、他を願みやり。うはの室raて。
並みてえ。1概ないへむ。山家 「けし うちみだり の はこ 召 打胤箱。Q古、 心、甚だうかれて。 員
きををあやめて人のをがむをもうちま 手拭なをを入れ置くよ用みし籍 源「う うち やる闘打遺。Qやる よたな
かせていはじをぞたもふ」 ちみだりのはこ、かうごの箱」e韓じ じ。Q捨て置く。差し措く。放下す。
うちまき 図 散米。Q破除のためよ、撤 て、後réを、獅その他の雑具類を入れ うちゆうじやう召 右中将。古の官名
き散らす米。築花「加将まみり、う引 置く箱。 右近衛府の中将。
きま さわぐ」 Q米の異名。@米俵。
うちみ に は B ふど見たるをころよて
うち「まく 図 打幕。幕の一種。まんま *。ふを見てす。
*見みえ 。べん鶴シ吉の官名
た左ほ*
打 %。打 さり かけて うち「わだす 打選。 ひみ〜 日 、 わ
引 よす シ
交る。(岸 よ浪なごの、また“、摂r 敵 にす。ひろく3きわたる。高「うちわ
たす竹田の原rsなくたづのまなくをこき

などの) 俗rs、うちょせる。__ っ」g批㎞す。なじる。「非をうう」Q
うち よする翌 打寄。よするをするが なしわがこふらくま 」 3ろがるやうrsす。ひろぐ。「水をう
さえ、音の似たるより、するかみかけて うちわたす阻 打演。遥 ょ見わたすな つ」「綱をうつ」@勝負びををす。「碁
いふ。萬「なまよみのかひのくにうち この意より、Qながさrsかけていふ。 をうつ」Q『隠うちて進むるよりいひ
よするするがの園を」 紀「うちわにすながはえなすきいりま 習へるか 一馬を長 直rs乗る。盛衰「つ
うち りやうす 打領。うちた みくれ」eをちょかけていふ。古今「う らら結べる田を精ようつほご3、深田
たく ちやうちやくす 字拾「鬼gこもの、 ちわたすをち方人ょ物まうすわれその 、は馬を蹴せ入れて」i 国偲 棄 す
わが身を、さりどりょうちりやうじ」 そこ ままろくさけるをなにの花ぞも」 っよたなじ。古語。記「つぎょなげう
うち ろんき 図 内論説。正月の御残喜 うち-わたり 図 内漫。大内。きんり。古 つる御常rsなりませる碑」
結願の日rs、天子の御前réて、伊経を 語。源「うちわたりの、たびねもすさ うづ 図 珍。貴み、又を、賞美する意をあ
論議 すること。 まじかるべし」 らはす語。古語。祀詞「うつのみてぐ
うち-わけ 区 内語。金銭計算の語。纏高 うつ 園口国目 員く。劣る。けたさる。 ら」 -
過。 Q 旋形réめぐり流るる
の内を小分して、その理由を記すこを。 盛衰「ゆゆしく見えつる磨墨も、まさ 水。山家「まほちゆくかごみのをもろ
事分け。かごがき。:内分。本家の、 る池月rs達ひたれた、 むげょうててそ 心せよまたうづはやきせ をわたるな
知行の内を剥きて、別家ré興ふるも、 見えたりける」i 国鶴 犯。犯す、茂 り」 Q 過巻の文。うづまき。i鳥頭。
なほ本家réて、その金高の名義 を補し よす。空穂 「この御物、皆をるをのの 植物。草の名。高さ四五尺、葉を互生
居ること。 しれで、大将、ぬすみする親をを、よう よして、形、達の葉の如し。秋、俗人の
うちわた 図 打結。eはふれいわたみ ぞ、うつやをいらへ」i打。Q物も 鳥冠の如き花を開く。色を、白、又を、
たなじ。Qうちかへしたる、ふるわた。 て強く常らしむ。たたく。ぶつ。Qた 紫 などあり。
(233)

うち わたし日内波。知行所を賜ふま たきて鳴らす 部く。萬「みな人をね うつあし日 園。ひかがみょになじ 古


るしの書物。 よさのかねこうっなれさ をしたも 即中也、宇園例 」
うちます うちわたすうづ
--
ー『 『ー『=
うづかひ うつけ
うつくしがる
うーつかひ 図 鶴使。うづか3 よたなじ。 うつくし がる園闘」愛。いをほしを くまりみだり」
うーづかひ 図 鶴使。鶏制、また鶴制を業 思ふ。かはゆく思ふ。枕 「松君のをか うつ-け 図 空虚。Q中の空しきこを。倒
をする人。 しう物の給ふを、誰も誰もうつくしが 心の注然をしたるこを、失心。呆気。僅
うつーをき 図 空木。植物。Q灌木の名。幹 り問え給ふ」i美。うつくしを思ふ。 うつけものの界。
の心を空rsして、質堅し。木管、木釘な うつくしミ す園匠洞 愛隣。うつく うつけーもの名 痴漢。心の足らぬこと。
%こをす。葉を、封生して、細く狭く、銀歯 しむrsたなじ。空穂 「大将うつくしう たろかもの。たはけもの。俗rs、ほん
あり。夏の初めは、五賞の自き花を開 * 給ふやいさ知らす」 やり。のろま。呆気者。
く。花を、うのはなをいふ。質え、黒くし うつくしーづざ 美妻。うつくしきつ うつし 図 植物。うっしはなの署。
て小さし。eやまうっきの古語。Qは ま。かほかたちのうるはしき女。 副馬。うっもうまの署
こねうつぎの署。 うつくし み図 愛隣。いつくしみの古 うつし 照国』 騒。あきらかなり。あらは一
うーづき図 卵月。陰暦四月の異稲。(う 語。源 「かの紫のゆかりたづねをり給 なり。現在 よあり。紀「騙見斉生、比云
つぎの花の咲く月をいふ意) ひてえ、そのうつくしみ ょこころいり 宇都志根阿鳥比等久佐」
うつく ㎞自 空。Q空虚 よなる。倒心 給ひて」 うつし いろ図 移色。くれなみ いろよ
うっさりをす。失心す。俗 よ、うつける。 うつくし-む園闘 」愛隣。いつくしむ よ たなじ。
2づくミ闘目 落。づくづくを痛む。競 れなじ。枕「をかしげなるちごの、あか
心集「きりやくが如くうづきひびらぎ」 らさまré抱きてうつくしむほどrs、か
うつしうま図副馬 乗替への用はあて
たる馬。ひかへ うま。源 「うつしうま
うつくし 国美。Qうるはし。色よし。 いつきてねいりたるもらうたし」 ども引き出して」
見えよし。見事なり。奇麗なり。あで うつくしよし隠
輝の鳴盤。つくつくし。 うつし かたる 園国 自 寛 語。日上を、日
やかなり。俗 よ、うつくしい。隆信集 夫木「女郎花なまめきたてる姿をやう うつしょてをこりつぐ。源 「げになるこい
「うつくしくさきたる枝をもをりて」Q つくしよしをせみの鳴くらむ」
心もち、又を、奥動が いさぎよし。俗rs、
ひて、かくなむをうっしかたれをも」
こうつくしい
うづくまる 園国自 昭。膝を折りて、小 うつしぐさ図 移章。植物。草の名 っ
。 愛。 6 をほし。 隣む
-
さくなりてみる。身をかがめて居る。
べし。かはゆし。古語。 宇拾 「
ゆぐさみたなじ。
ほB%tて づ
に修 極装。のりか のためま
別み用意してたく話。 うつるほ g 打潮。みちるるは。みち ㎞ を具の名。うっぼか
うつし ごころ図 園心。試の心。恒心 まほ。満潮。 ひょになじ。後拾 「から衣そでしのう
者の心。高「こちたくを うっシ らのうっせがこむなしき鍵よさしのへ
をもかもせむをくれなみのうっtこ やこの名 またふなるさのうづまほ よた めらむ」
ろや妹みあはさらむ」 -**}

まもかるてふあまをさや ごも」 っつせがひ園度員。うっせ員て身の


うっミしっす ェ 愛㎞。 うっくうっとみ 宮 現身 人の身。 現世の人
-

なきものなるより、 みなし ょかけてい


-

空種「天将、てきを う の身。 ふ。萬 「住のえの演ょよるとふうっせ
シじ がひみなきこ をもてわがこひむゃを
つくしうま縮ふや、いさ知らす」 うつしよ自 顕世。この世の中。現㎞
又を、 うつせみ召 現身。 うつしみの韓。
うつしさまに団 闘様。あらはなる うつす 国Q寛。e他の文字、
書論などを、 別み書き取る。 a他の物
よ たしかなるさまょ。 いふ。(多くを歌 ょ 用みる語)録後撰
の形を象り作る。模造す。 Q 宮旨みど
うつしきの目個員。部員% のシ 、かれrs残ふ。 「夏山の稽みさまるうつせみのわれか
る。 ・・・・・・・
りrs、碑体をうっしたくをころ。古語、 ら人をつらきなりけり」
又、これをかれょ乾き直す。 場虜を愛
増鏡 「 春日の御碑うっしこのょたはょ ふ。古今 「梅が香を神r うっtてとど うつせみの切よみかけていふ
現身。現世の 人のシ
ますころょて」 いふより、 飛「うっ
めてで春をすぐさもかたみな。
うつしの つゆg 男女の浮液をいふ。 ㎞す 「時をうっす」e病などをェ せみのよをっ ねなしさちるものを秋風
川百首「秋風よはらむすすきのある さむみるぬびっるか*」 a いもみかけ
へる」 せさす。i映。かしこの影を、比 「さもしびのかげょかがょ
㎞達をうっものっsゃ色。 は現はれしむ。ここの を、かと 。
ていふ。高
うつしの はひg 移吹。 紅をたろす時 現はす 「鏡ょうっす」「幻澄をうっす」 ぶうっせみのいもがるまひ シ「う
よ用みる灰。 せがひの署。源 よみゆ」eっねょかけていふ。高
うつし びこ目 現世人。 eこの世の人。 うつせ日*員。
いみれのそこのうっせょまじりはむ」 地みのっねのことはさ思。
凡夫。e普通の人。 (貴人 よ封して)源 でしきけを心をなくさ」『 いのか
「なほうっしひさょてえ、えすぐすょ うつせがひ回慮員。e内のシ
35)
けていふ。萬 「うつせみの いのちをを
貝。 (海演なさょあり)信員の名。 うっ
じかりけりど」
うつせがひ
うつみほ
うつしごころ
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のひまつりて」 うつ%ョ日 う ななじ。 の撃もきこえぬ木のうつばな*こreて」
-
うつぶくミ ㎞」府 うつむくょれなじ。 軍衣。着物を重ねすrs着ること。
うづのみてぐら日 き解品。美しきみ
てぐら。よきみてぐら。古語。祀詞「う 古語。宇捨「うつぶきてみるみ、弓のか 古語。源 「袖日、いたくすすけたるを、
づのみて%らを、たたへごさをへまっ げをみえき」 うつぼみてうちかけたまへり」i窓。
らくこのる」 うつぶし 図 府。うつむきょたなじ。狭 植物。草の名。ねぎをいふ。ひをもじ。
うつ はき図 内剥。内部をうつろ ょし 衣 「うつぶしょふしたり」 女の語。
て劉ぎ取るこを。古語。記 「ひむしの うつぶし ぞめ日 空柴g。黒色ょ染め うつぼがひ 図 割員。動物。貝の名 標
皮をうつはぎょはぎて」 たるもの。なほ、ふしそめを見よ。古 の類。形、かたつぶりよ似て、色淡褐な
うつーはた 図 内幡。裁縫せすして、衣袋 語。古今 「世を獣ひこのもをござre立 り。うつせ貝。つべた貝。
をなるやう よたるきぬ。 ちよりてうつぶしぞめの麻の衣なり」 うつぼ かもん 図 空判効。女官の叙位
うづ はた 図 珍機。よき織もの。美しき うつぶし め 図 府日。うつぶし ょなり よいふ語。叙位すべき人なくして、た
織物。古語。 たるさま。古語。績世澄「たほい段を、 だ、名目のみを賭けて存し置くこと。
うつはもの臼 器物。物を容るべきも ふさ、こころえて、いろもかはりて、う 古語。
の。うつは。伊勢「いひがひさりて、け っぶ しめよなりたまへる」 うつぼ き 図 空木。うつろの木。心の
このうつはもの ま、もりけるをみて」 うつぶす 団員 うつむくよたなじ。宇 空虚なる木。
うづーはやし日』 過退。水の流れ、渦ま 拾「御鶴すこしうつぶしたまへり」 うつぼ をさ図 製草。植物。草の名。Q
く如くみして速し。 うっぷるいのり召 十六島海台。植物。 葉を薄 何 よ似て、革を方なり。夏の牛
うつはり目 g。いつはり。うそ。古語 海漫の名。紫 発の一種。海中の石 ょつ ょ、唇形の紫花を開く。eねぎの異名。
-
臼 動物。 鳥の名。 きじの異名。 き経ひて生す。二三尺より。一丈ほご 職人歌合「紅葉せで秋ももえぎのうっ
うつ はり日 梁。はりの古語。和名「梁、 よ至るものあり。色赤黒く、質軟かrs ぼぐさつゆなき玉を見ゆる月かな」
和名、宇都渋利、柿 梁也」 して、味美なり。出雲國婚経郡十六島 うつぼ-ごろも図 空衣。昔の服。いまの
237)

うつはる 3日記 g。いっ3るの古語。 の沿海ré多し。 素絹の類。古語。


紀「詐求、うつはりもさめ」 うつぼ日 空。うっろょたなじ 狭衣「鳥 うつぼの ご図 空種子。うつぼの中 よ、
うつのみて</ら うつぶ き うつほかひ
ー』
- -
■-』 - 日員シー =ー -
うつぼはしら うつむく うつゆふのまさきくに
(238)

小太刀をいれたるもの。 うつむくミ 園国自 俯。うつぶく。うつぶ 筒りてあるより、こもりょかけていふ。


うつぼ はしら図空柱。雨だりのをひ す。またむく。:国国洞府。面を、 萬「引つゆふのこもりてをねをみてし
よ用みる柱。むかしを、柱の中をくり 下r 向く。うつむけ よす。俗 ま、うつ がさ」又、内のせまきより、まさきょか
状きよまたり。はこをひ。平家「うつ むける。 けていふ。紀「あなにやしくにをえっ
ははしらより、内鈴の綱の漫rs」 うつむけ 図 僚。面を、下よ向くるこを。 引っゆおのまさきくよなれどもあきっ
うつぼ-ぶね 図空船。大木をるぐりて うつむくこを。うつおし。うつむき。 のをなめせるなり」
作れる舟。うつろぶね。九木舟。 うつ-むろ 図 空室。四方よ戸なき室。古 うつゆふ のまさきとに 召 内木綿最
うづ まきこもん 図 渦巻小紋。過 巻の 語。 幸國。日本國の古稲。
形を模様réしたる小紋。
うつーもん 図 鶴闘。心塞ぎて関ふるこ うつーら 名 空。 空虚。 うつろ。洞 から。
うづみーび 四 理火。Q慮などの火を、灰 を。鶴慢の甚しきこを。
よていけたるもの。いけ火。Q嫌、ま うづら 召『その色、親の羽の斑紋 ょ似た
うつーもも 図 内股。うちももをいふ。 れをいふ』船の綱み、様欄の毛を、加
たを、火鉢の稲。i埋樋。○土中 よ
古語。字鏡 「股、字豆毛毛」 賀 学をを打ち綱ひたるもの。
理めたきて、水を通はす樋。伏樋。Q
うづもる園国自理。物の下、又え、物の うつらうつら園 熟。Qつらつらょたな
下水のみぞ。
うづみーもん g 埋門。家の裏1るある、ち
中rs隠る。(殊rs、土中rs)物rs被はれ じ。目の前よ。現在 よ。古語。萬「撫
隠る。うまる。うづまる。六帖「はき
ささ門0
子が花さり持ちてうつううつみまく
うらむ シ 埋。物の下1 、物を入 ㎞の
㎞。うむ
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堀太
。いく。俗 “のあやしをそ見る」 もっ
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国埋。 シょもあるかも」Q障を催す
㎞ 「 さむくいでし シ
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㎞うさき がは
の語みたなじ。 ふ
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透かして見れを、韓の形の、すきて見ゆ うづら- 3 g ㎞。a 利剤の剥
るもの。 ぶちさいふどころ も引料
あるもの。a引、韓 よ似て、斑文ある小 eそみっく。あみつく。新後拾
うづら- さぬ 図 韓衣。短かき衣 時しき 鷹の禰。 をさそひもあかず海が香のうつみそで
ものの着る衣。 うつり 図 映。C映るこを。Q色を色を まで春風ぞふく」 Q感染す。博染す。
うづら ミさ 宮 韓草。植物。章の名。Q の出合ひたるはえ。Q似合ふこを。 うつれ ばーかはる固 うつりかはるさい
あは(*)の異名なりさいふ。質物群な うつり が 図 移香。物 ょ移り残れる香 ふ意。新古 「袖のつゆもあらぬいろよ
らす。Qかがみぐさよたなじ。 気。源「もてならしたるうつりが、い
ぞ消えかへるうつれぞかはるながめせ
うづら-ごろも 図 韓衣。破れて、短くな を、まみふかうなづかしうて」 しま ょ」
りたる衣。(仙人などの衣ょいふ) うつりーかはりg 移製。物事の、攻第 よ うつろ 図 空虚。中の空しきこさ。うつ
うづらーだち 図 韓立。旅人の、何の用意 かはり行くこを。彼去り、比来るこを。 ぼ。 こう つら。
もなく、ふを立ち行くこを。 沿革。髪遷。韓競 。、 うつろはす国砲 移。かはらす。
うづらなく園競鳴。シれたる野 うつりーかばる国国 移鍵。次第 よ移 うつろひきくミ 陥 移菊。襲の色目の名。
などrsすむ鳥なるより、ふる よかけて り行く。彼去りて比来る。源 「世の中 表を薄紫みて、裏を黄色なるもの。
いふ。萬「うづらなくふりよし里ゆ思 さまさまょつけて、はかなくうつりか うつろふ 園員 移。Qうつり住む。源
へ ともなréぞも妹réあふよしもなき」 はるありさまも」 「やまさをみうつろひなむをたぼした
うづらなす困 如執。韓え、草の根なだ うつる 国自 映。Cこの物の影、又を、 りしを」貸かはる。残す。墓 「あまの
を働ひてあるくものなるより、いはひ この物の光、かしこrs見はる。映す。源 がはこぞのわたりのうつろ をあさせ
☆gり ょかけていふ。萬「まま じも 「赤き紙のうつるはかり、色ふかきょ」 ふむまrsよぞふけréける」
のいはひをろがみうづらなすいはひも Q善く出合ふ。(色を色を)Q似合ふ。: うつろふ 園回目 映。影さす。映す。後
をほり」 :移。Qかはり行く。射恒集「あたら 撰「花さかりまたもすぎぬよ吉野川か
うづらのとこ 図 韓床。鶏の駄す虜。 しくわれのみやみむ菊の花うつらぬさ
(239)

げょうっろお岸の山吹」_
拾愚 「月ぞすむ里をまこをみあれ まけ きréこむ人もがな」 Q虜を易ふ。韓宅 うつろ ぶね 図 編木舟。うつぼぶね(空
りうづらのをこをはらふ秋風」 す。更科 「九月三u、かごでして、いま 舟)よたなじ。
うづらきぬ うづらふ うつれはかはる
うつお うでとり うてる
今更平家みうでくびを握らむ、末代ま き、金物réて留むるもの。
(240)

うつーみ 図 府居。府きて居るこを。
うづみ 陥 卵杖。古、正月初卵の日ょ、 で名こそ惜しけれ」 うてる 園国 自 ㎞。炎雪などのためみ腐
兵衛府より奉りし杖。五色の糸réて巻 うで-さとり 名 腕取。互 よ、腕をさりて、力 る。(魚な%こrsいふ)
きたり。邪気を避くをいふ。夫木 「萬 量の勝敗を争ふこを。骨我「馬上、かち うこうこし 園 』 疎疎。甚だ球し。甚だ
代よありきの山の自棒君がさかゆくう だち、打物、うでこり、をおこりこえもの 疎還なり。甚だ無沙汰なり。俗rs、う
づる よぞきる」 *、武士のまわさなり」 をうをしい。源「れのれをもたもてお
うづる の ほふし 図 卵杖油師。卵杖を うてな召 豪。Q屋根なくして、高き模。 せなりをたぼしすてたりしかを、うg
たてまつる人。 Q物の豪の、上るべきもの。源「はちす うをしきやうよなりそめしかを」
うづる ほがひ 図 卵杖祀。うづる(卵杖) はをたなじうてなを契りたきて露のわ うーこく 図 有想。徳行あるこを。i有
の耐。夫木 「隠がたみかへらせたまふ かるるけふぞかなしき」 得。富み築ゆるこを。富裕。富豪。お
をて、うづるほがひをきこしめして」 うてなのはな 図 豪花。瀬陀の浄土み げん。
うつを召 製。うつぼみたなじ、 ある通の花。この浮土rs生るるものの うごー&らし 照国』 課暗。うす暗し。
うつをしばしら召 空柱。うつぼはしら 座するをころ。 れんだい。法然博 「た うとし 園』 魏。Q親しからす。親しか
réたなじ。 ちかへる夢のただちょをしへたくうて らぬ様なり。疎遠なり。無沙汰なり。
うーて 図 討手。うって。よせて。 なのはなのするのうはつゆ」 源 「うをきまらうをな ごの」Q善く知
うで 図 腕。Q賢を手類をの間。貸てぎ うでぬき 図 腕貫。腕 ょ附けて飾をす らずあり。不案内なり。Qたぼろげな
は。うでまへ。技個。技能。器量。「う るもの。圏rな造り、腕よ筋む。くしろ。 り。耳やしほし。
でがある」Q力。力量。 ー
うでわ。 うさねり 図 内舎人。中務省 よ属する
うで かへり こぼし 召 不倒翁。和お うて の つかひ図 追討使。つみたうみ 職。帯剣侍の職なり。内の舎人。
洲 りこ風 をいふ。 ょたなじ。大和 「大武すみをもがさわ うどぶ 園隅国洞 練。うgむ よたなじ。
うでぐびーをーにきる 園 握腕首 『手をり ぎの時うてのつかひみさされて」 i国湖 練。 うをむ よたなじ。
足さりして、追従する意』へつらふ。た うでーまもり図 腕守。腕貫の如く作り うどまし國言 可練 うをうをしげなり。
*ねる。盛衰「相博の主を捨て奉つて、 て、中ょ、碑備の守札を入れて、腕は巻
うどまし。きらはし。俗み、うをまし
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い。 浮「あれたるまがきのはミ うミ*
はりうながけりるそれ*gnすこ*
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うちながめたまふ ょ」 かたらひ」 ょり、うなじへ、七八寸はかり、さがり
うこむ 国鶴 隊。D撃か ょなす。貸親 矢を射出しつ」
うながし 』促。促すこを。
しからぬ様 ょもてなす。遠さく。昼み|うながす ㎞」促。催し立つ。催促す。 うなーだる 園国自 頂垂。俗 ようなた
忌ふ。源 「御たもひをちょて、なうさ れる。首を 前へ出して、 頭を低る。第
みたまひそ」
急がす。せきたっ。空穂「御庫a接き おく。低音。拾遺「まはしだょかげよ
-
国砲 課。疎まし
む。演松 「あや まくrなたはするよしの
に、うながもいる」i頂。うながけ かくれぬ時もなほうなだれぬべきなで
るraた なじ。古語。記「天なるやたを しこの花」
み、いひうをめたまへ と」 たなはたのうながせる玉のみすまる」 うなづくミ園員
うさん げ 図 個シ。備教の語。想像の うな かぶす 園員 領。首を動かして、う
傾頂。頂を傾く。傾 けがひたるを示す。が てんす。得心す。
植物の名。三千年reして、始めて、花咲 き伏す。古語。記「うなかおしながな
くさいふ。世rs稀なるこをの警をす。 源「げょあやなし、さをはべらぬかをい
かさまく」
-
動物。一種の豊の、その卵を、編地 へむ、中将うなづく」
うな がみ図 頂髪。剤みたなじ。 うな て図 雌手。田
réある草木の寝、古材、又を、器物の内 よ引く水を流す溝。
うな< 國国過 頂。うなじよかく。うな 眠のそはrる堀りてある溝。夫木「ます
よ着くるもの。形、1寸ほかりよて白 がす。古語。
き糸の如く、数條霊生し、頭rs、自き卵|うな-こぶ らをがうなでの道 ょいぐしたて水日ま
頂売。牛の後首 よある
あり。シのシりさいふ。キ木「ョ うがきか 園シ虎。 つるどきをき ょけり」
棒光をみがくきみが世ょももかへりさ うな こ図 海門。湾入したる海の入日。
「うなさかをすぎて遭ぎゆきわたつみ
くうごんげのはな」 港の入口。
の碑のをさめré」
うどんげ 図 D苦奪の花の稲。寒國rょ うなさる 園国 国 厩鬼。恐るべき夢 うな ね 図 頂根。刃みたなじs動詞
てを、稀ょ花咲くよりいふ。伝いちち を見て、撃を立つ。たそはる。俗 よ、う 「うなねつきぬきて長み農みも申す」
く(無花果)の異名。 うなねーつくミ 園 画個 頂根突。ひたひを
なされる。
(241)

うなーがける闘員 頂揺。頂 ま、手を掛一うなじ 図 乳牛。牛の見の構。 つく。拝伏す。祀詞「うじものうなねっ


きぬきて」
く。(互r*またしみ合ふ時) 萬「たづさ 頸の後。模首。宇拾 「れをがひのまた
うなは g ㎞。Q競の類rsつくる編。
うとむ うながし うなだる
うなはだ うなる うなおばなり
うなる 園国国 映階。Q悩みて呼ぶ。う 名。ほyことぎすの異名。
(㎞飼rsいふ) 信漁具の名。縄rs、鵜の
(242)

Q
羽をつけて、魚を、驚かして抽ふるも めく。くるしみて、うんうんをいふ。 うなおばなり
図 髪髪放。Q髪髪を、そ
の。新六 「この川réさよふけぬらしか ものの音のひびきが、ながくつづく。Q のまま結び上げやりょ放ち階くこを。Q
浄瑠璃、またを、小唄などをうたふ。 稚き時のなじみ。をさなをもだち。萬
っら人うなは手ょまき船くだすなり」 が沸く。臓が 「橘のてらの長屋rs我いねしうなみは
うな はだ 図 海漫。うなびょたなじ。 うな「わくミ 園国 臓沸。購
うなばら 召 海原。海の廣きをいふ語。 流れ出づ
。古語。 なりを髪あげつらむか」
蒼海。記 「うなはらをあらせ」 うなみ 図 髪髪。Q初き人の、頂よ垂る うなみーまつ 図 稚松。Q稚き松。源「心
はせ、かたちなども、めやすく、うなみ
る髪の稲。Q童男童女。大和「そこな
うなひーをこめ 図 まなやかなるををめ。
優美なる少女。萬「あしのや のうな りけるうなみをむ、右京のかみよびい まっょたぼえたるけはひ」Q墓の標よ
でて」 動物。 うなみごをりの署。
-
たつる松。
ひをとめが
うなみーぐるま 図 髪髪車。うなみの乗 うなみーをこめ 名 髪髪童女。うなみ髪 よ
うなび図 海漫。うみべ。うみばた。萬
る車。 て居る童女。
「いさなごりうなびをさして」
うなおーご 図 髪髪子。Q髪を、うなみよ うね 図 唯。田畠の間の土をうなへて堆
うーなーべた 図 海漫。うなひょたなじ。 むすび居る童子の稲。堀次 「う剤 S くせるをころ。さく。小大君集 「くひ
うなみ召 卵波。卵月の頃、海河 ょ立っ があはちのかみをさりたててまきそめ どころ見れをうねなる老なすびうるた
波の稲。無名抄 「う月réたつをむうな
川よ測瀬かはるな」 Q韓じて、単よ、見 る人のくへるなるべし」
みをいひ」
供の六七才なるをいふ。 うね べ 召 系女。うねめ よたなじ。
うな め 図 睦目。鎧のかさりの名。をだ
しいをのならびて、田畑のうねのごを うなおごが困 髪髪子。うなみにの慶 うれ め 図 来女。古、郡の少領以上の姉
く、目をあらはしたるもの。
は うちたれたるものなるより、うちた 妹の、形容端正なるものを、朝廷 よ貢せ
るみかけていふ。拾遺「ほをさぎすを こしめ、宮中rsて、御膳の事をつかさごら
うな や 図 艦。ひをや。獄屋。八雲御
ちかへりなけうなみごがうちたれがみ こしめたるもの。
抄「うなやを人をこむるをころをいふ」
の五月雨の空」 うねめ のかみ図 う剤 また
うなり召 陣玲。うなるこを。うめくこ なじ。古語。
を。うめき。 うなおごとり図 髪髪子鳥。動物も鳥の
㎞しおはるェ。
うねめ の 剤う 日 ヌ司の一うのはが りき 日 シ 隷員J員
の十日語。
長官。うねめのかみ。古語。 うのはら召 海原。う よたな
うねめのつかさg乗女司。古の司の うのはなづきよ図卵花月後。卵の花 じ。古語。
名。宮内省ょ属して来女の検校の事」 の自きを、月ュ見なしていふ語。月清 うのふえ図 管の名。本をもて造り、
をつかさごる。 「たのっから心ょ秋もありぬべしうの」 中を漆よて塗り、 塞 ま似せてつくりた
うねり図 撃軒。うねること。曲がり庭」 はなづきようちながめつつ」 るもの。くだを三十六本ょて賞あり。
たくること。 うのはな つくよ召 卵花月夜。うのは うは容 祀母。たほは。はは ie姓。
うねる園国自 盤軒。右み左 よ、又を、高 なづきよょたなじ。月清「ほさをぎす 年老いたる女。はは。姫。Q乳母。ちの
く低く、曲がり旋ぐる。まがりくねる。 あのびま のびょ来なくなりうのはなづ も。めのを。たんは。はあや。
う のけ 陥 鬼毛。Qうさぎの毛をい くよほの見ゆるころ」 うは あき 図 上顎。上の顎。上のあご。
ふ。信事物のきはめて小さきょ壁へて うのはなの園 卵花。語路のたなじき うはあご。
いふ語。 よりうきよかけていふ。萬「うぐひす うはい 図 優婆夷。『楚語、露して清浄女
うのはなくだし固 卵花腐。『卵花もく一 のかよふかきねのうのはなのうきこを 義』俳教の語。女の、髪を切ら りして、
さるはかりょ、降りつづく雨をいふ義』 あれや君がきまさめ」 備道rs入りたるもの。俗réありて、能
さみだれ(五月雨)をいふ。千厳「いを一うのはなーぶき図 卵花員。卵の花 よ蔵 く五戒を持する女の稲。(優婆塞は封し
をしくるづのいほりのいぶせきょうの はれたる屋根。夫木「えはっ山うのは一ていふ)徒然「比丘尼より優遂塞をた
はなくたしさみだれぞふる」 なおきのかり廃やよをこもさえぬ雪の一 をり、優婆塞え、うはいより劣れり」
うのはなぐもり 図 卵花曇。卵の花の またぶし」 うは うき 図 上置。Q上よ置く義よて、
咲く頃の、曇れるそら。韓衣「卵月れいうのはなーやま 図 卵花山。山の名。越 田の畔の上などょ、泥土を塗りたくこ
のうのはなぐもりよ」 中國raあり。時鳥、卵の花などの名所。一 を。Q嫁ré行くをき、女の持ち行く、調
うのはな ごろも 図 卵花衣。 かさねの 風雅「朝まだきうのはなやまをみわた一度のうへをたほふ物。
(243)

色目の名。表自、裏青なるもの。四月 せを空をくもらでつもるまらゆき」 うはだをひ図 上襲。衣服をよごさぬ


よ着る。 うのはなをさしg郎花㎞。自糸 ょて ため 、たはひょ着るうはぎ。うはっ
うれおのえやううのはなつき うのはら
うはたひ うはきむ うはおかけ
しさみのやま野上のうはぎすぎょけら一 れて持ちあるく袋。糸を以て、
(244)

ばり。ひっばり。 基盤の
うはたひ図 上被。うはた国ひの署。 すや」 目の如く、たてよこrsふくろの地をさ
うはたほひ 図 上被。すべて、物の上を うはぐむ闘員 個。剤みななじ。 したるもの。つがりのかす、男のを、三
被ひ包む席 布 紙などの稲。上包。う 大鏡「民部卿殿を、うはぐみて、人の御 十三rsして女のを、三十二、またえ、三
はたび。 顔を、をかく見たまひつつ」 十なりをいふ。
うはがき図 上書。書状、書物などの上 うは ぐもる園員 上曇。上の方が曇 うは おかけ 陥 上仕掛。弦の輪の上の
側ra、文字を書くこと。たもてがき。 る。表面が曇る。枕「いをこききぬの、 方の稲。
宇拾 「大和より、瓜を、人のもと へやり うはぐもりたる「*」 うはおき図 上敷。Qくらしき(鞍敷)
けるふみのうはがきよ」 うはげ 図 上毛。上ょはえたる毛o表面 の古語。Q床の汚れを防がむがためよ、
うば がけ 陥 上措。うはたそひ。上着。 の毛。興風集「うきてぬるかものう困 その上ょ敷くむしろ布などの類。
外奈共。 げょたくるものきえて物たもふころみ うはおらむ 闘目 上自。うはべ自は
うはがすみ図 上霞。煙などの、上よ昇 もあるかな」 む。源「ゆるしいろの、わりなううは剤
りてかすむこを。拾遺 「ひはりぬる春 うはごほり図 上氷。うはべょ うすく らみたるひをかさね」
の山田のうはがすみやへ よなりゆく夕 張りたる氷。重之集「うはごは引をく うは すり陥 上摺。うQ剤 よたなじ。
ぐれの空」 るなるべし山かげのいはまの清水音ま 拾玉 「山吹をわけゆく人の衣手や春の
うはがひ 固 託。衣の前の被ひ。たく さるなり」 かたみの露のうは りり」
み。古語。 うは さし固 上差。Q麓 よ、矢を盛り うはをく 固 優翅塞。『楚語、譚して、清
うは- さ図 上着。衣服の、最も上よ着る て、その左の方 ょ指し添ふる、二本の矢 浄土の義』備数の語。俗みありて、備
ものの稲。表衣。(羽織の下rs) 桃「二 の稲。多くえ、鋼節、またを、雁股の二 門な騎依し、能く、五戒を持する男子の
監のたりもの、すはうのうす物のうは 種を用みる。Q狩衣。直垂などの袖ぐ 禰。(優%弱み習していふ)源「うはそ
ぎなど1éて」 くり、又を務の紐なをょ、組緒、丸鮮な くながられこなふ山のふかき心」
うばきg 奥菜。植物。草の名。よめな ㎞て経ふ、飾り経ひの補。
の古語。高 「妻もあらをとりてたけま うはぞめ 図 上染。表面を染むるこを
うはさしぶくろ固 上差袋。 小袖を入 上を染むるこを。堀攻「棒はら露のま
・ ー/
らはしさしうれ て時シのェシ をうは ダてお ま 、妻*撃gして、「シ v・も 、先 て、「はひとり 、プ」 ほ *め取る。彦む
まもする」 妻の親戚来りて、後まの家を襲ふこと。一うはおみ 隠 表文。 うはがきょたなじ。
うはたまの闘 島羽玉。ぬはたまのょ 足利時代re流行す。 轄鈴「心ぼそくかききて、うはおみ入、
たなじ。 うはなり ゆ 図 娘額湯。温泉の、人の撃 西山よりをかいたるを」 外題。
うはだまの すち召 鳥羽玉筋。髪の異 を聞きて湧き上るもの。 うは べ 図 上漫。Q上よ見ゆるをころ。
名。夫木「物をのみみだれてを思ふ誰 うはのそら 図 浮空。C聞き流しょす たもて。源「心のうちréま、たもふ事も
まかを今をなげかむうはたまのすり」 るこを。少しも気ra帯めぬこを。(他人 やあらむ、うはべを、ほこりがよみゆ
うは て図 上手。C上の方。貸みなか の意見などを)堀太「はる毎ようはの る頃ほひなりかし」 Q表のみ、それを
み。川上。夫木「さみだれをきしの引 そらなるこころょて物わずれせすかへ 見ゆるこを。外観。見え。源 「うはべ
はてみ舟つけてなぎさをみをのよやこの るかりがね」 Q空漢なるこを。さりさ ほかりのなさけみて」 Q愛想。世鮮。
川水」g技能などの、他 よ勝るこを。 めのなきこを。それをさだめぬこを。 愛嫡。
Qかさかみ。上風。 千載「一日見し人はたれをもえら雲の うばひとび図 奪首。奪ひさりたる首
うはなだら日上平穏。うはなのはた うはのそらなるこひもするかな」 うは ほぼ 図 焼頼。具足 ょ属する頼あ
らかなること。堀太 「をけねをもうは うばの たまも図 鳥羽玉藻。黒くし ての1種。
なだらなる人かをよ名をひむろみて上 て、光澤ある髪をいふ。 うはべ なし 曜』愛想もなしの意なら
をこほれる」 うはーは 召 上葉。上の方rsある葉。千 むをいふ。萬「うはべなきものかも人
うはなみ 図 上波。水面み、高く立つ 載 「いかなれをうははをわたる秋風よ をあかはかり遠き家ちを騎す思へむ 」
波。績古「澄せをも浅きせよたつうは 下をれぬらむ野べ のかるかや」 うは み図 積。務の上 ま算く一種の霧
なみのるづめがたきえ心なりけり」 端。物の上部。上面。夫木 「いなみの のごときもの。
うは なり 臼 後妻。あをそひ。二度目の を朝ふみわたるかり人の笠のうははよ うは-むしろ園 表薩。寝床み布く葬 源
妻。十劉「呂后をきこえける后を、戚夫 なびく萩はら」
(245)

「御まざね、うはむしろ、展属」
人をいひけるうはなりをさらへて」 うはふ 園鶴 奪。Q強ひて、人の物を うはめ 図 上日。Q 障を上 よ向くるこ
うはなりうち 召 後妻打。古の風俗み、 取る、源「引きかくすを、さなめりをみ を。Q 賞年の上面16盛りたる星をめあ
うはだまの うはなりゆ うはぶみ
ひに

の ご
うはめ うばら&つわ






(246)

てrs量るこを。Qかいがけ。 うばらーぐつわ 図 藤薬街。からくらみ

こ和











國 の
うはめ 召 焼女。植物。木の名 撃の類 用みるくつわ。




rsして、葉を、ひさかきrs似てひろく、 うは-を図 後夫。のちをひ。二度目の

ひじめて



はもち


子な

銀歯あり。夏、黄色の花をひらき、秋、 をっ を。 古語。





持つ
質をむすお。夫木「冬くれを電想をいた うひ 図 初。初めてなるこを。古今「わ

なめて
-







初図
てる

だくうはめの木たいのすがたやいをだ れ*けさうひréぞみつるはなのいろを


うお

泣く


見ゆらむ」 あだなるものをいふべかりけり」

初めて


o
-

始う



こ 産

うばめ がし 召 焼女擢。植物。木の名。 うひょうひし 國』初初。未だ、物事よ馴


さん




うはめréななじ。 れす、差しげなり。初心らし。はじめ

せん










)


(

うはめ がしは図 焼女柏。植物。木の てらし。俗re、うひうひしい。源 「い



名。うはめrsたなじ。 をはづかしう、よろづの事うひうひし

始めて





-





を こ
うはめ の き 図 焼女木。植物。木の名。 き心地すれだ」


むるう ねむ


は「
せり



まみき
うべら
うはめ よたなじ。 うひーかうぶり図 初冠。始めて冠を被





侍ょ


ひだ

うはも図 上袋。掌の上 ょ着る衣。催 るこを。元服。伊勢「むかし、男、う3






-





始めて
馬楽「うはもの裾ぬれ、下堂の裾ぬれ」 かうぶりして」

ちょ しなつふど





(
いュ



)
#* 図 上盛。第一の上手。第1 うひ かむり固 初冠。うひ剤み






*

まだ
かな
かすみ
ける
たなじ。
うばーやく g。上役。己より上み立つ役
人。上官。 うひご図 初見。初めての産の子。はじ

きじ はじめ



春の
CAよ *
うはら Q 茨。植物。 はら (薔

めて産みたる子。





*をらね%と



i}



シの頃ねのシ




- みけり」

うー
A


「7lし
きぬ 日まま。うぶさr*れなじ。シ % 以たりさいひ、3の剤
うひつ「こんがう g 右程金時。シ の うぶ
衣 「御うぶきぬのありけるを、とりい *いふ。その撃、小見の泣くが如、ど
語。いうひっこんかうょれなじ。
うひ に国 初。初めて。はじめょ。 だして」 ぞ。又、想像の鳥なりをもいふ。何れ
うひばな召 初花。初めての花。はつ うぶ-こ 図 産子。うおすなの碑赴の管 かさだかならす。俗説み、産婦死して、
はな。貫之集 「宰相 よなれるよろこび 下 よ属する人民。 その一念より、この鳥をなるさいふ。
ょいたれる ょ、うひはなさける紅梅を うぶ すな図 産土。Q人の生れたる土 うぶやシをするためょ園
人の、引
ょ建てたる家。産所。源「ある
をりて」 地。本土。産地。三代質様「本居、う
うひまご図 初孫。始めてうまるる孫。 ぶすな」 Qうぶすなのかみの署。 おやょまかりて」Q 単ょ、産をする室
はつまご。 うぶすなの かみ園 産土碑。産土を護 をいふ。
うひやうる の かみ 図 右 衛督。右兵 る碑。その土地の碑。 うぶやしなひ 図 産養。皇子の生れ給
衛府の長官。 うぶすなまおり 図 産土碑参。見供生 ふréより、御祀宴を開かるるこを。古
うひやうる ぶ 召 右兵衛府。ひやうる れて、後、男子を三十一日目、女子を三 語。大鏡「御うぶやしなひの日、大宮
ふを見よ。 十三日目、その産土の碑 よ詣づるこを。 せさせたまへりし夜の」
うひ みやづかへ 図 初宮仕。はじめて 古を百日日ré詣でたり。みやまみり。 うぶやの きしき 図 産屋儀式。出産祀
の宮仕。増鏡 「たしなべてのうひみや うぶ-ぞり図 産刺。見供の生れて、始め の時の儀式。増鏡「御うぶやのぎしき
づかへのさまよりえたもひあがれる気 て髪を刺るこを。貞丈雑記 「うぶぞり あるべきこをともなだ、こちたきまで
色なり」 を刺髪のいはひをいふ」 もよほしたかれ」
うーふ 図 右府。右大臣の唐名。 うぶね 図 館井。線飼 ょ用みる舟。 うぶ ゆ 図 産湯。Q生れたる見よ、初め
うぶーがみ 図 産髪。見のうまれたるを うぶ の かみ 図 産碑。うぶすなのが列 て湯をつかはしむるこを。Q生れたる
きの髪の毛。うぶがみ。うぶげ: 産 またなじ。 見rs、初めてつかはしむる湯。
碑。うぶすなのかみ ょたなじ。 うぶめ g 産女。学める女。産婦。和名 うぶーお 図 産井。うぶゆの水を汲みを
(247)

A」
うぶ き 図 産衣。生れたる見ょ、初めて| 「学婦、和名、宇 不女」 る井戸。
着する衣e うぶめ ミり臼 争婦鳥。動物。鳥の名で一うへ 傾 上。Q天皇階下を申す。源「う
うひつこんがううおきェ うおや
うべ うへをた うべなむ
(248)

へも御なみだのひまなく、ながれたは 下下の者が、将軍を敬ひていひし語。 く。承知す。 うけがふ。


しますを」 Q大内。殿上。Q僧して、 Q華族の主人を、家内のもの、またま、 うべーなむ闘側 諸。引 よたな
将軍公方の稲。Q華族の 主人を、家内 警臣 ともの、敬ひていふ語。 じ。続紀「天地のうべ なみゆるして」
のもの、またま、奮臣をもの敬ひていふ うへーをた図 上下。Q上を下を。かみを
語。: Q貴人の妻。内室。北の方。Q
うへ の きぬg 表衣。抱をいふ。源「み
まもを。Q朝廷を諸民を。政府を民間 な人を、うへのきぬなるよ」
古くて、貴婦人の樽競 よ添ふる語。「薬 を。Q主家を召使を。Q物事の願倒す うへ-の はうきめん 図 上判割。蔵人み
のう へ」iQ身の上。源「さまさま るこを。「うへえ たよなる」 て検非違使を競ねたるものの稲。桃「六
の人のうへをもを、かたりあはせつつ」 うへしろき-むつきぬ 固 上自六衣。紅青 位のくらうを、うへのはうぐわんをう
Qすべて、その事物 よつきての事、又 薄色の、濃きを薄きをを重ね、上を白re ちいひて」
を、時。「酒のう へ」「面曾のう へ」i またるもの。女房の衣。 うへ のはかま図表務。東帯の時よ、
答。魚を捕ふる具。競。 うへ-つーかた 図 上方。官位高き人。貴 上re着る務。源「えたがさねのいろ、
うべ 園 宣。肯ふ意を示す語。さなり。 人。貴融。 うへのはかまの文、馬くらまで、皆をを
なるほど。大和「たる人の心rsかよふ うへーつぼね 図 上局。常の局の他み、天 のへたり」
藤衣うべいろこを よにほひたりけり」 子の御座の近き虜みある後宮。女官の うへーのみやうぶ 図 内制端。主上の御
うべ1うべし 國 』宜宜。こさわりなり。 宿直の時み、まはし息ふ虜。源「かりそ もを よ伺候する命婦。
さもあるべし。犬もなり。枕 「かさな めrs、凡帳などはかりへだてて打やす うへ-びこ図 上人。
りてさきたる、うべうべしき所の前栽 剤(殿
むうへつぼねよるたり」
1s*もよし」 上人)ょれなじ。源「あるう %をきあ
うべ g 篤質の人。質鶴ら うへ っ みち図上道。東海道をいふ。 ひて」
うし

。 魔 にの傾え、天下みいさぎ うべなうべな園 宣宣。 『うべなりうべ
-
㎞ jたもシ ㎞りの厚」 「う 。
る頃なれな」
質よ質rso 道理で3
べ なう きメ
記 こ
けい さまgt様。 ㎞
シ川幕府時代入、 うべ㎞ 44
㎞どりる
『-』
うへーみやづかへ g 上宮仕、禁中 ょ仕 *この修を見よ。 っむかしの時の名剤 うま sば aシ。まぐ凶刃
ふるこををいふ。源「はじめより、たし の の十二時。a方角の名。南の方i 名「馬想、宅麻久波、作田具也」
なべての、うへみやづか へえたまふべ i右馬。 古の官名。 うまけぶり図 馬姻。刃みた
き、きは よ もあらきりき」 うま あきんを図 馬商人。樹く刃み なじ。
うべも なし国 宣無。わけもなし。道 たなじ。伯楽。 うま-けむり 図 馬煙。馬、またを、馬車
理ょもあらす。靖鈴「うペ剤 こをょ|うま-あげ す 固 走馬を獣するこを。増 の過ぐるため よ、道re起る嘩ぼこり。
てもありけるかな」 鏡「雨赴 よて、うまあげさせられけり。 うまご 図 孫。子の子。まご。ひこ。古
うへーや図 上屋。殿中ょある局。枕「更一碑も、いかょ名残多く見給ひけむ」 語。和名 「孫、和名、無高古」
ょ見はべらじをて、ゆゆしさよ、うへや|うまい 図 濃寝。能く寝入るこを。熟 うま-ごり 図 美織。うるはしき織物を
みかくれふしぬ」 睡。萬「まろたへの伏ゆたけく人のぬ いふ。古語。
うへ-やなg 答。漁具の名。う よた るうまいをねぶりやこひわたりなむ」 うま ごり の園美織。美はしき織物の
なじ。禁数。 うまいかだ 固 馬管。馬を井べて、後の 義より、あやみかけていふ。萬「うま
うへーわらは 図 上童。Q殿中 ょ仕ふる 一如くるたるもの。 ごりのあやまをもしきなるかみのたを
童。源「こをごをしき御使みもあら り、 うまいくさ 陥 馬軍。 騎馬兵の戦闘。 のみきき」
例たてまつれたまふ、う へ わらはなり」 騎戦。 うま-さくり図 騎跡。馬のふみたる泥
Q公卿ré仕ふる童。 うま-き 図 馬城。封入 たなじ。後拾 路のくぼきをころ。
うほりーぐるひ 図 伴狂。伴りて、狂気め 「をしごろまりはべりける、うまきのう うま- さけ 図 美酒。よき酒。うまき酒。
くこを。偽狂。 れべあるこをありて」 ・|うま-さけ 園 美酒。うまぎけを よたな
うぼん さい 図 霊知響。刃 よた うまぎ g 鶴巻。谷川16て、鵜を集め、 じ。萬「うまさけみわのをののあさを
なじ。事物起源「今世七月十五日営僧 魚を取り巻きて、江rs追ひ寄するこを。 réもいでてゆかなみわのをのをを」
(240) 尼供、請之手血然賞」 うま-きぬ g 馬衣。馬よ被するもの。多 うまざけ を園 美酒。酒を、かみてつく
うまg 双六のさいの一種。枕 「引に くを、紺、萌黄などの布r*てつくり、馬 るものはて、かみにいふ音のたなじき
り5双六」i午。e十二支の一。え ぬしの定級を染めぬきよす。 より、かみなびやまょかけていふ。萬
|
うへみやづかへ うまあきんさ うま<は
うまさし う遠をもの
(250)

とうま

名馬

馬 ちり
「うまさけをかみなびやまのを ひょせ

くの
りり さり

うま-おもの園 馬自物。馬をいふもの




乗馬
ようま
ぶね
-
ながら

る」又、酒をかみてつくるかみをいふ の義よりして、○対 はとりつけてみか

よき
心地
rs
なり
語の、かをはぶきて、直ちょみをいひ、





れ 平を
。治す
けていふ。萬「うみものなはさりの


引 ひ「


かっ
ひ給ょねもす
けれ 催
はてみをいふ音のたなじきょり、eみ けてましじものゆみやかこみて」 Qた

まね
ぶり
わrsかけていふ。萬「うまさけをみわ ちてつまづき よかけていふ。萬「うま



へ」 よ漫
うち
り たくえ

野、
の り路
のはふりがいはふすぎてふれしっみか お ものたちてつまづきせむすべのたづ
君よあひがたき」Qみもろみかけてい

知、うま
のか

g


刻午
のらみ
きをえらre」
ふ。萬「うまさけをみもろの山reたつ うま-おるし g 馬標。軍



たの
16
吹く


中ょて、将帥の

うま
かの
月のみがほし君がうまの音する」

馬陥





長 -頭み
傍 よ建て置き、その所在の記標をする
うまーさし 召 馬差。宿購ょて、人馬ょ役 もの。豊臣氏の千駆撃。徳川氏の五本

うま
つの
をあつる宿役人。




む。


み かさ
かし
骨の金屋の如き類なり。織田信長の頃
うまし 昭』俗よ、うまい。Q美。よし。



ろる 乗
の帰せ






らし
馴ひ

より始まる。
快し。Q甘。味好し。日rs適ひてよし。








頭び頭の 察
み司馬
こを
うまーホーめ 陥 不生女。子を生まぬ女。一
催馬楽「たほせりを國のさたもの小ぜ

及馬を
いふ 馬、
右 左分
それ

長官
りこそゆでてもうまし」Q甘。巧みな

さ、




うま-せ昭 馬塞。ませょたなじ。
り。能く出来たり。



、うま


"

歩周
をむめ
うま-ぞひ図 馬添。馬よ乗りたる人 ょ、


うましとミに 陥 美國。國をほめていふ

かま
てい



う を
つょ


けく
制。よき國。 附き添ふ人。枕「うまぞひすみまん、

あっ
こどねりわらは」

くめ

ま騎
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みてっちし
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うま ば 図 馬場。Cはは ょれなじ。源 ろ。あゆくは。新就 「伊勢の勅使r て 生れた。地。産北、そすじ 引 引
「うまはのたをやこのほとりたちわづら 伊賀のうまやみつき侍りけ ば」ー
ひて」 Q長馬を産する地。 うまやうまやこ園 今今 『Qまや いま りかくあるこををいふ。 うまれつき。
うまはす 園鶴 殖。ふやす。ふゆるや やをの韓』今や今やを。(待っ意)六帖 「たろかなるうまれなれを」
う ます。多くならしむ。古語。 「東路のさをのさほくもあらなくなう うまれう図 右馬察。うまのつ剤を
うまはる園言 殖。ふゆ。多くなる。 まやうまやをきみをまつかな」 見よ。
俗rs、ふるる。古語。 うまやち 図 職路。まゆくほのある道。 うまれーがはり 宮 生鍵。生れ鍵はるこ
うま ひじり g 馬聖。こもそう。普化 街道。 を。韓生。再生。「鬼碑のうまれがはり
僧。 うまやの こねり 召 概舎人。馬よ属す なりを」
うまびこ図 貴人。位、徳、共ょ高き人。 る舎人。増鏡「居飼、たんうまやのをね うまれ かはる闘自生鍵。動物の死
門地高き家 よ生れたる人。 りまで、世réなくきらめきたり」 したる魂、再び、他の動物rs、鍵はりて、
うまふ ㎞ 殖。うまはすみたなじ。 うまゆみ 陥 馬弓。馬上ょて弓を射る 生まる。(備説ょていふ) し
うま ふせき図 馬防。かうはを見よ。 うみ が 陥 海。『がを所の義』 う剤の古
陥 刺韓。植物。うはら よた な
うまぶねg 馬情 はみをけ。かひは うまら 語。
をけ。大和 「唯のこりたるものを、うじ。古語。 うみーが つき図 産月。引剤なたな
まぶねのみなむありける」 うまら に園 甘。うまきさま よ。よく。 じ。
うまほる園自 殖。うまはる ょた な 記 「うまらにきこしもちをせ」 うみ さち図 海幸。海 ょての獲物。(魚
じ。古語。 うまる 闘ェ白 生。Q子が、母の腹よ 介等rsいふ)
うままばり図 馬廻。武家ょて、主君の り出づ。出生す。誕生す。俗 よ、うま うみーを図 績麻。績みたる麻の糸。
馬のまはり ょ附き添ふ侍。 れる。源「玉のをのこみこさへ、うまれ うみーち 図 海路。海上の舟の通ふ路。航
たまひぬ」 Q世ré現はれ出づ。俗 よ、
(251)

うまや 図 獄。ひをやよたなじ。i職。 路。 船路。


ちかくの旅路rs、旅人の便利を計りて、 うまれる。「世ょ人をうまれて」 うみつかる闘目 俗疲。弱り果つ。
馬、またえ、人足などを備へたくをこうまれ 図 生。Q生るるこさ。誕生。Q うみてつかる。俗rs、うみつかれる。
うまば うまやうまやど うまれう
--
うみづき うみのはは うむかし
(252)

うみづき 産月。見を産むべき月。う 父。(個r*定めたる父16封 して) をうみてわがかす糸を七夕のなみだの


がつき。臨月。 うみ-の-はは 図 生母。まこをの母。賞 玉のををやなるらむ」 :他 績。麻、
うみ つくミ園国置 生付。Q生みて、物 母。(個ré定めたる母ré封して) またま、学を、細く裂き、長く合はせて
ré附着せしむ。(魚、鼻などの、卵を生 うみ-の-ふすま 図 海裸。海のひろびろ 鍵る。六帖「たてぬき ょ身をむうむを
むrるいふ)俗ょ、うみつける。倒 生みて、 をしてある様を、裸rs見なしていふ語。 もあさはたのれりてを君みあはじをそ
その性を得しむ。俗rs、うみつける。 うみのみやこ図 海都。たつのみやこ。 たもふ」
うみ つ-みち 図 東海道の古稲。 うみを固 幼売。紡みたる摩。うみそ。 うむかし國国 喜はし。めでいつくしむ
うみーづら 陥 海面。海の上。海の表面。 うみをなす園 如績学。うみをえ、長き べし。たむかし。古語。
うなづら。源「さるうみづら よいでた ものなるより、Qながらよかけていふ。 うむかしむ園園自 うむかしく思ふ。喜
まひたる、ひがひがしきやうなれだ」 萬「うみをなすながらの宮みみやはし お。めで慈しむ。たむかしむ。古語。
うみ ながし 図 流産。りうさんをいふ。 らふをたかまきて」 Q % が こよかけて うむが つき 陥 産月。うみがつきょた
増鏡「あさましき御事さへいできて、 いふ。萬「をどめらがをけréたれたる なじ。古語。
これも御うみながしょて、機rょうせさ うみをなすながをのうらみ」 うむきな 召 仙虚。植物。草の名。いか
せ給ひけりをぞ聞えし」 うむ固有無。Q有るを無きを。貸否 りさう(院草)の古語。
うみの だきな 図 海老。動物。えび を應を。Qま かありを、ま から りを。Q うむく 園目 玲哺。うめくよたなじ。
(蝦)の異名。新績古「世の人をうみの 備教の語。有の見を無の見を。 古語。今昔「ねのがをするやうよ、うち
れきなどいふめれをまだはたちよもた うむ 園 池 生。C見を、胎内より出す。 うむきて」
らゆりをありける」
g 生現。まこをの規。質
う㎞シ定めたる規み勤して
0
うむすェ引エたなじ 支語。
㎞す。腕やす。出す。「金が子 ・・・・ 子OA **
㎞ をう%」 -
同 熟8Q熟する
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はBちg ㎞
月に“の父。質 ㎞のシ
醸す。 臓をも るが」
(果物な

徳o
属す。
撃上。e雲の上の方“き
撃しき状 ょいふ語。増鏡「六原をさし うん-おやう 騒 又ま、豪さ紅梅rょして表を濃紅なるも
禁中の補。
て、うんかのごさく、たなびきたるょ」 のをもいふ。
染めた
うん かミ図 雲客。殿上人。四位以上 うんじやうーがた図 運上方。輸入品な うめがへし包権返 紅梅色ょ
の公家の稲。雲の上人。 ごま課する税をさりあつかふ役人。徳 る染物。たも ま、羽織の裏地をして、元
。 藤のころ行はれしもの。
うんとわミ図雲㎞。親王の抱の文。ま 川時代の語 うめくミ 闘 自陣玲。Qうなり呼お。う
:雲鶴。陶器の名。地紋よ、雲を鶴さ うん じやうーをよ 図 運上所。運上を取
扱ふをころ。徳川時代の語。 なる。わめく。Q憂き事を思ひて嘆く
の槍様あり。
大息をつく。源「かかるわざを、人する
うん-げん 図 纏劉。Q種種の色ょて書 うん じやう びこ固 関上人。Q禁中の
人。Q高位高官の人。くものうへびを。 ものrsやあらむと、うちうめき給ふ」
きたる縞模様の間を、同じ色の、薄きも
のréて、縁を取るこさ。うげん。信書 うん すみ 固 雲水。雲の如く、水の如 うめーぞめ 図 梅染。かさねの色目の名。
表を白く、裏を、濃き蘇芳なるもの。
工の語。染めわけよするこを。くまど くをころ定めすは行くさいふ義ょて、
づだょたなじ。「うんすみの行」_ うめーたつ 闘国洞 埋立。四みたるを
り。量取。
線判縁。白地ょ、雲形 うんでうしく 四 赤豆麗。あづきが3み ころを、土réて理む。理む。ふさぐ。俗
うんげん べり ré、うめたてる。
ある量の縁。 たなじ。下學集「紅調開、正月十五日、
赤豆盤北」 うめーたて昭 埋立。うめたつるこを。
うんこくミーは 図 雲谷派。『雪舟を、周防
園山日の雲谷寺rs住まへりしよりい うんめい-でん 陥 温明殿。御殿の名。禁 うめつさーをはな図植物。すもも(李)
中réあり。西面して、綾統殿のうしろ の異名。古語。秘蔵「をなめきのさき
ふ』 唐書の一派。雪舟を、祀をす。
の方réあり。
f さかまきの自妙のうめつさをはなまさ
うん-こん 図 雲根。『漢書 ょ、石は雲を かりrs見い」
。表白く
起ずもをなりをいふ俗説み基く』 いし うめ 陥 梅。かさねの色目の名 うめ つぼ陥 梅壺。古の禁中の御殿の
して、裏濃き蘇芳なるもの。
(石)の異名。 名。弘徽殿の北、飛香舎の北みあり。
古語。
うんぞう がゆ 路 温臓購。鎌、焼栗、菜の うめ園 宣。う よたなじ の色目の 凝花舎。
(253)
葉などを、細かré刻みて、甘酒ré混じ、 うめ がさね 固 梅襲。かさね
うめ な隠 宜。うべよ。こをわりよ。古
古、十二月八日よ、禁神よ奉りしもの。一名。表え自くして、裏を蘇芳なるもの。
うんをやう うめがへし
うんかく
うもれきざいく
(254)

語。
うめなふ 闘自 諾。うべな
うもくてう目有木闘。古の官名。 ならなくré」
よた な くてうを見よ。
うもれき-ざいくミ 図 埋木細工。埋木 よ
じ。古語。紀「謝罪、うめなひ」 うもん 図右門。古の官名。る もん て、作りたる器物。
を見よ。
じ。
うもれ-ぐさ陥 埋草。物薩ょ生えて、人
うもる闘ェ目 埋。うづもる よた な ré知れぬ草。夫木 「大あらきのもをあ
うめ の いろーづき 陥 梅色月。陰暦五 じ。俗re、うもれる。芳雲集「松をけさ らの下のうもれぐさみもたいらくの末
月の異名。古語。 雲r うもれてすみがまの姻はかりぞみ ぞいぶせき」
うめ-の-はな 図 梅花。あづみ こそでを ねみのこれる」
いふ。 うもれすくよかま園 心、浮浮をせす
うもれ いだし 曜園 限りなくわびし。古 ré。心ひきたたやりré。古語。源「いをう
うめのはな園梅の能。うめを味ひす 語。源「和琴などのをも、をりはなちや もれずくよかにて、何のはえなきをそ、
きものなるより、すき よかけていふ。 っされて、ねをたてぬも、いをうもれい ロをしう思す」
古今「うめのはなさきての後のみなれ %きわさなりや」
たてやすきものをのみ人のいふらむ」
うもれ み図 理身。陰ょ隠れて、世rょ知
うもれ き陥 埋木。年久しく、土中r 埋 れぬ人。能宣集「う☆れみのうへをつ
うめーはつーづき 陥 梅初月。陰暦十二月 れて居たる木。その質、黒種の如し。 れなくありながらまたみをふかきこひ
の異名。古語。蔵玉 「花をまだつぼむ 仙豪地方rs多こし。土中より堀り出して、 もするかな」
枝かをほの見えてうめはつづきの心い 種種の器物を作る。これを、埋木細工
ろめく」
うもれ!みづ 陥 埋水。草木などの薩を
をいふ。清慎公集「山たろしの風をふ 流るる水。新古「春日野のただろの道
うめみーづき図 梅見月。陰暦三月の異 けだもそのはしも今もちりこめ谷のう のう☆れみづ末だよ碑の験あらはせ」
名。古語。蔵玉 「をふ人もなきふるさ もれぎ」
どのうめみづきかぜのなさけを神rるま
うもれ-お召 理排。うづもれたる井。
るかな」
うもれき の闘 埋木。うもれぎえ、あら うや図 濃。みや ょたなじ。古語。
はれぬものなるより、あらはるまじra うーや 図 鳥夜。闇の夜。暗夜。
うも g 芸手。植物。いも(革)の古語。萬 かけていふ。萬「まかなもてゆけのか うやうやし 照国 恭。護み敬ひてあり。
「家なるものをうもの葉よあらじ」 はらのうもれぎのあらはるまじきこを 行儀よくあり。盤勲なり。俗rs、うや
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Aa め、 、 * 〜b り、シー 〜* レ シー・ ノ
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いでたちタうらをわがミし、tかぞ」 うら かだ g 占形。占 ま出でたる象。占
うやしい。
裏板。Q天井なき室の、屋
うやなし認国 無濃。みやなしょたな うらいた 宮 の表。古語。
じ。 古語。 根裏 ま張り着けたる坂。仰板。Q天井。 うらがなし国 心藤。心の中撃し 高
うやまひ 図数。うやまふこを。貴び植 夫鏡「㎞うらいたのかべの、すこし 「春の野 ょ霞たなびきうらが剤この
_ ゆふかげ ょ賞なくも」
むこを。撃撃なるこを。 自かりけれを」
うらーかね 図 事鋳。鎧の裏面 ょ打ち付
うやまふ 園ェ 数。奪み 護む。憧みて うらうらし曜』 虚。むなし ょたなじ。 くる、銭の薄板。
行ふ。奪敬す。あがむ。夫木 「みさごだ 古語。:長閑。のだかみあり。ほがら
うらーがる闘直 槍枯。草木の末が
ようやまふいそをうちさらしはらふる かみあり。 俗rs、うらがれる。
まほをなごめかねつる」 うらうらーこ園 長閑。うららかよ。のだ 枯る。
「やよひ三日、日はうらうら うらがれ図 精枯。
うらが るるこを。萬
うよらう図 再除糧。鋼物。いしのち(鏡 かよ。枕 「ま らをほふ をにひだ山のもる山のう
を、のどかréてりて」
乳石) の異名。 よもがも」
ーに園 長閑。うららかよ。のを らがれせななをこは
うら g 裏。Q表の反封の方。ただみを うらうら うらーき 名 槍。樹木の末の方の稲。こやり
かよ。うららrる。
見えぬ方。拾遺 「君こふる涙のかかる る 。こぬれ。
もひ図 ためらふこを。たゆた
袖のうらをいはほなりをも朽ちぞま ぬ うらーた うら- さくミ図 裏菊。鎧よつくる、飾の菊
ふこを。孤疑。
べき」 Q衣服の内面み付くる布常。Q 花のこしらへ。
うらーかくミ 園園自 射洞。矢が、中りて、
家のうしろ。「うら店」Q将事の、全く うら- さり 陥 裏切。Q戦争中 よ、味方の
裏まで貫く。射通す。: 裏切。かね
相反する方。反封。うらうへ。うらは 者が、窃rs、敵 よ通じて、後より切り出
て味方なりしものが、意外ré反封rs立
らo:浦。海の、曲りて、陸地16入り込 づるこを。敵rs、敷を送るこさ。内應。
つ。うらぎりす。うらをかく。
みたる所。古今 「うきめのみ思ひなが Q同志のものが、意外ょ、反封ré立つこ
うらがす 園 側 料。慰め喜はす。たの
るるうらなれなかりょのみこそあまえ
。 します。古語。 を。裏をかくこを。
心。 こころ よたなじ
(255)

よるらめ」 i 。面白
図 浦風。浦を吹く風。浦み吹 うら<7 園国自 心持がよくなる
古語。「うら洪し」i占。うらなひ(占) うら-かせ
くかぜ。 くなりて、心浮き立つ。古語。記「この
よたなじ。古語。萬「たまぼこの道よ」
うらいた うらかだ
うやなし
うら<し うらさこ うらす
(256)

たてまつれるたほみきょうらげて」 うら-さこ 図 浦里。浦ちかきをころ よ が鶴つり闘つりかねて」


うらーヘ しg ト申。かりかぶりの申re、各、 ある村里。漁村。 うらーす陥 浦洲。陸 よ入り込みたる洲。
別別rs、吉凶、善悪のよしを記し、箱rs うら-さびし 國』必洪。こころぼ
そし。 うら-ち 図 浦路。浦漫の路。新千「さよ
入れて、碑前reそな へたき、占はむをす 古語。古今 「君まさで姻
たえよし隠籠 ふけてかょふ千鳥の撃すなりたがすむ
る人、その一本をめき取りて、善悪を知 のうらさびしくもみえわたるかな」 どこのうらちなるらむ」
るもの。 うら-さぶ 闘言 必寂。こころぼそ うら づたひ図 浦博。海漫より、海漫へ
うら-</はし 認』 心細。楽し。たもま く思ふ。 心さ ひしく感やり。古語。 博ひ行く こと。海漫re沿ひたる道を行
ろし。古語。萬 「うらぐはしふせの水 うらしまーの こg 浦島子。昔、丹波國 くこsこ。
うみょあまふねみまかちかいぬき」 興謝郡rs住みきをいふ人。扱、その人、
うらーこくミ 闘目 必響。こころが、さ
うらミみ陥 裏組。琴歌などの秘曲。 1 日、魚を釣りrs
行き、大なる亀の、化 っばりをす。気がなほる。古語。
うらこすばう 召 裏濃融芳。襲の色目 して、美人をなれるもの よ逢ひ、 伴はれ うら-さぶ
の名。表を薄き蘇芳、裏を濃き蘇芳な
図 占。うらなおみたなじ。古
て、常世の國ré赴き、そこrsて、三年を 語。夫木「 慰めてうら をふはしよまさ
るもの。 経、故郷を思ひ出して、騎らむこをを告 しあれつれなき中を
まちもわたらむ」
うら ごひしg 心態。心の中継し。古 ぐるré、美人、かたみrsをて、手箱を興
語。萬「うらこひしわがせのきみを撫 ふ。故郷ré婦れを、家族もなく、知人も うらなき目測和博のかなるこ
ど。古語。萬代「うらなぎrsつりのを
子が花ょもがもなあさなあさなみむ」 なく、世も、代はり果てて、幾百年を経 たれてくるわれぞいたくなたちそ沖つ
うらーこふ 園ェ洞 心継。 心の中ょて たるかを知らす。不思議なりを思ひて、 ま ら浪」
鶴ひ幕ふ。古語。萬「君まっをうらこ 彼の箱を開き見るre、中より、雲の如き うら-なしg 裏無。裏を
つけぬ草履も建
ひすなりこころぐし」 もの立ち上りて、常世の國の方 よ棚引 武年中行事「次rs、うらなしを、下よ置
うら-こほし 国 心継。うらこひしょ くを見ゆるや、怒ち、髪白く、顔被みて、 きてめして、たつみré向ひて、みあし歩
老い果てたりをいふ故事より、長響の ませたまふ」
うら-さだめ 図 ト定。占みて、事の吉凶 人のたをへなだょ引きて、めでたきこ うら-なしB』無心。心の中rs、包み隠
を定むるこを。 ををする語。萬「水江のうらしまのこ すこをなし。見えたる如くなり。最な
り。源 「例のうらなさ*のから一 鶏表く なここ。 シ うらなひの事を享りし職。萬「ちはや
うら なひ g 点。eうらなふこと。信図 うら はん 』裏到。Q文書、又を 譲券 おる碑 ょもたほすなうら べするェもな
をトすること。うらへ。 うら。Qうら の裏書へ押す印到。Q中古、質印の裏 焼きそ」
な ひま やの署。 ょ、書字まて彫刻せし印。Qたくいん うらべかたやき図ト部員焼。書のう
うらなひ 参や 図 占者。占を業をする (奥印 をいふ な らなひの仕方の名。男鹿の左の肩骨を
人。費ト者。易を見る人。はっけいみ。 うらは やなき 図 裏葉柳。染色の名。柳 ぬきさり、そを焼きたるわるれめ よよ
うら なふ 園国 記 占。占を行ふ。うらか の葉の裏の色よ似たるもの。 りて、吉凶を定むるこさ。古語。
たよよりて、後の事、又を、見えぬをこ うら びこ 臼 占人。うらなひをする人。 うらーぼ 図 末穂。末の方よある穂の稲。
-
ろの事などをあて試む。 浦人。 海漫 よ住む人。 漁民。 (稲、変などの)
うら なみ 図 浦波。浦ょたつ浪。 うらびる園国自 うれへわぶ。うれは うらほん 陥 手血闘盆。陰暦七月十五日 よ
うら-の-かみ 図 陰陽頭。陰陽寮の長官。 しく物思ふ。古語。古今「秋萩ょうら 行ふ備事。亡者の苦を救ふためréす。
うら-の-つかさ 陥 陰陽寮。中務省の被 びれをれをあしびきの山したをよみ鹿 生噂察。俗 よ盆祭。又、界して、盆。
管。天文、暦数なごを司りしをころ。 のなくなり」 うらほん み 陥 シ曾。うらぼんよ
たんやうれう。 うらふ 園Q 占。うらなお よたなじ。 たなじ。
うら ば 図 槍葉。草木の、薬、又え、枝の 古語。:国 池 占。うらなふ ょた うらーやま 名 浦曲*浦の曲がり入りたるを
末の葉。「萩のうらは」 なじ。古語。 ころ。古語。萬「たまつままいそのう
うら はあ 召 末答。弓答の上の方。(も うらぶねg 浦船。浦ょある船。 らまのまなごょもにほひてゆかな妹 ょ
をはキりr*樹 して) うらぶ 園国国 他。うらびる よた な ふれけむ」
うら はづかし国』 心地。心のうちょ じ。古語。萬「うらぶれて物なたもひ うら-きさに園 占正。占ひ正しく。占
恥ちてあり。 そ天雲のたゆたふ心わが思はなくょ」 の如く。古語。
うら はひ 図 占兆。うっかたよたなじ。 うらへ 図 ト。うらなび ょたなじ。古語。 うらまさり の こうばい 図 裏増紅梅。
- *
f

古語。紀「兆、うらはひ」 うら-べ 召 浦漫。浦の近漫。浦のほを 襲の色目の名 表を紅梅、裏をくれな


(2

うら はみ g ト食。かめうらの、縦横 よ り。iト部。古、紳紙官 よ属して、 みなるもので


うらなひ うらはん うらべかたやき
うらまつ うらめえり うらやましがる
(258)

うら-*つ 闘個 裏待。心の中よて待 なじ。 彼の如くあらまほし。俗13、うらやま


つ。古語。萬「秋風rsいまかいまかを うらーめぐり 陥 浦巡。浦浦を巡り歩く しい。源「よる波の、かつか へるをみた
ひもをきてうらまちをる よ月個きぬ」 こを。海漫を博ひあるくこを。浦づた まひて、うらやましくもを、うちゃりし
うらみ 図 浦間。うらま よたなじ。古 ひ。夫木 「引きつれていづ方へ をか村 たまへる」
語。萬「いなみづまうらみをすぎて」 千鳥うらめぐりして友さそふらむ」 うらやまし がる園闘自 美。うらやま
うらみ 図 帳。C態むるこを。憎しを思 うらめし 認』根。態むべし。総みよ思 こしく思ふ。
ふこを。伊勢 「人のうらみをたふもの ふべくあり。俗み、うらめしい。 うら-やまぶき 陥 裏山吹。Qかさねの
réやあらむ」 Q 残念rs思ふこを。隠。 うらーめづらし個目 心珍。心 ょ、めづら 色目の名。表を責色みして、裏を萌黄
うらむ園項目 鶴 根。Q他人のるむけの しく感じてあり。めづらしをいふみた なるもの。又、表を黄朽葉 よして、裏を
-
わろきを、不平 よ思ふ。人のえむけよ、 なじ。 青なるものをも、表を黄rsして、裏を紅
不満の心をいだく。源「いをつらきを うら もこーなし 図』 必許無。こころも なるものをもいふ。Q女房の衣。表を
うらみられて」㎞。Q人よ向ひて、不平 をなしょたなじ。古語。 黄、裏を、濃き山吹色なり。
の心をかたる。Q残り惜しく思ふ。残 うらも なし固 無理。うら対もよたな うらやみ図 美。Qうらやむこを。Q姫
念なりを思ふ。隠。: 門爬 根。前條 じ。空穂「うちをけてうらもなくこそ むこと。そねむこを。
のうらむrsたなじ。 たのみけれ思の外rsみだるま たひも」 うらやみ なし国国 無競。互 よ、うらや
うらむ らくは 団 偲。残念なるこをよ うらやす に園 心安。こころやすく。 む所なし。源「こなた、かなた、うらや
*。くやしきこを16を。 こころのどかみ。安心して8 みなくもてなして」
うら むらさき 図 裏紫。むら よた うらやす のくに配 浦安國。日本園の うらやむ園個 美 『うらなやむ(心悩)
なじ。(恨むをいふこを よかけて、歌 よ 古稲。夫木「波立たで風をさまれる君が の義』 Q他のよきこをを見て、我も、そ
用みる語)拾遣「ゆくはるをうらむら 世みその名あらはすうらやすのくに」 の如〜réあらぬを飲きて、心悩む。漢
さきの藤の花かへるたよりょそめやる うらやな ざ 図 裏柳。かさねの色目の しく思ふ。詞花 「萬代のためし よ君が
つらむ」 名。表を自く、裏を前黄なるもの。 ひかるれを子の日の松もうらやみやせ
うらん ぼん g 話闘効 。刃 ん よた うらやまし 國』 達 。選むべし。我も、 む」 Q他の、我よりもすぐれたるを、そ
うり モ ろg 寺代。e**の直段、商 侍従より、近衛の騎官r*昇進するこさ
ねみにくむ」
品の債。伝あきなひして得たる金銭。 を得るものの稲。
うららか に国 ㎞。随れわたりてのごか
よ。演松「大方はかりを、へだてなう、 うりあげ。 うりよag ㎞。蔵米を資り出すこを
うららかに打ちをけたまへれを」 うりしろ なす 国鶴 管代貸。資りて、 (かひよねょ封 して)
うららけし 国 園。晴れて長閑なり。 代金さなす。資りあげて、銭をなす。 うる闘ェ」資。Q銭を引き易へrs、物
うららに園 隠。うららかにょたなじ。 うり つくり 召 広作。瓜を作るこを、広 を渡す。鷲ぐ。古今「家をうりてよめ
堀本 「春の日のうららにてらす垣根み を作る人。源「うりつくり よなりやま る」Q名園の貸み、世み弘む。てらふ。
なましなだ」 「名をうる」e 敷く。だしぬく。「園を
を友まつ雪ぞきえがて まする」
うる」 熟。 熟す。 俗ré、うれる。
-
うらーわ g 浦曲。浦の曲りたるをころ。 うり-つくり 園 爪作。うりのなりたる
新古「のべの露うらわの波をかこちて 形を、つるのまréまrs、虚さだめすなる :国 自 賞。Q商ひ行はる。俗な、う
ものなるより、 をなりかくなりょかけ れる。貸世 よ知らる。人 よ知らる。俗
ものくへもま らぬ神の月かげ」
よ、うれる。「名がうる」
うらーめかし 國』末若。檜の葉の色若 ていふ。拾遺 「たを「6きくこまのわた
し。(草木rるいふ)i心若。性質若し。 りのうりつくりをなりかくなりなるこ うるう 召 問。Q陰暦r て、一年を、三百
ころかな」 六十日をして、これを、十二月3分つ
をさなし。靖給 「さしはなれたる谷の
も、月の期壁rs合はキりして、なほ、除り
方より、いをうらわかきこるみ」 うり づる固 元豪。爪の夢。
ぶが如く、 を生やりるを、積みて、1箇月をして、1
うら わたり 召 浦渡。うらづたひrsた うり-やまろび 図 広韓。瓜の韓
人の韓ぶこを。古語。輔親集「ふくほ 年よ加ふるもの。これを 聞月どいひ、
なじ。堀太 「綱手ひくなだの小舟や入
しのけふよりみゆる身rsしあれぞうり 五年よ、二度づつあり。その、間月のあ
りぬらむ難波の鶴のうらわたりする」 る年を関年をいふ。ほ陽暦よてを、1年
うら をーかく 固 うらかく(裏切)ょたな まろびして悦びぞする」
うりんg 羽林。このるつかさの唐名。 を、三百六十五日をし、四年毎み、一日
じ。
除るを、二月よ加へて、甘九日をなし、
(259)

うり いを 図 費魚。費り物 ょする魚。 うりん-ぐん 召 羽林軍。営望の南rあ


その年を、関年をいふ。
うり さし 広刺。いくさあそびの一。 る、四十五星の稲。
見よ。
瓜を、敵を 見なして、貫きて遊ぶこを。 うりん け 図 羽林家。公家楽の家格み、 うるう づき臼 間月。うるうを
うりそろ うりよね
うららかに
-
----E==『』 - ー ー -シ
うるうさし うるし うるほし
(260)

うるうーさし 名 関年。うるうを見よ。 うるち 陥 釣針を、呪阻していへる語。 異なれ%こ終réをもとみ返らさらめや」


うるけし 園 景。たろかなり。古語。 古語。 うるほす 園 潤。Q温気を含ましむ。
うるさがる園国 類。うるさく思ふ。 うるはし 隠』麗。Qつやありて美し。 まめす。信 宮ます。ゆたかならしむ。
煩はしく思ふ。源 「髪をかつきなでつ 姿美し。俗rs、うるはしい。狭衣「御う 利す。
、統るこををもうるさがり給へを」 ちをけ姿の、うるはしきよりも」 信親 うるほひ 名 欄。Qうるほふこを。まめ
うるさし 認闘 ㎞。うるせし よたなじ。 しむべし。心まめやかなり。かはゆし。 り。うるひ。温気。輔親集 「うるはひ
語。:煩。わづらはし。厩はし。 伊勢「むかし、男、いをうるはしき友あ réぬるべき身をしまりぬれをふる夏の
俗rs、うるさい。源「うたがひ侍りしも、 りけり」 よの雨もうれしき」 Qまうけ。得分。
うるさくて」 うるはしき-ことは 召魔語。天皇の御 利潤。利益。「土地のうるほひ」
うるし g 漆。漆の樹の皮16、銀目を入 怒を、和らげ奉らむがためrs、きこえあ うるほふ 園園個 潤。Q温気を含む。う
れて、そこより流れ出でたる脂を製し たくる語。 るふ。まめる。Q利を得。富む。まう
たるもの。 横種の器 よ塗る料をす。 うるはし だつ 闘員 魔。うるはしき かる。
うるしーをね 図 概稲。稲の質の、ねはり さま よ見ゆ。かはゆらしききさまré見 うる浅ま 図 國の名。うるまの もの界。
気の少きなきもの。即ち、飯rsたく米 ゆ。古語。 うるさ のをま 図 琉球國。國の名。琉
を生やりる稲。、 うるばしむ闘側 魔。かはゆく思ふ。 球國の異轄。古語。千載 「たばつかな
うるし はき 陥 淡別。矢の羽のをころ 愛らしく思ふ。古語。 うるまのままの人なれやわがうらむる
を、糸よて巻き、漆ょて塗りたるもの。 うるひ 図 湖。うるほひょたなじ。i をまやらやりがほなる」

ぶ の き
うるせし昭員 園。Qうるはしょた な :関。うるう よたなじ。古語。 うるみ 図 潤。Qくもるこを。光澤な
ーメー


じ。古語。源「宮の御琴の音を、いをう うるふ 闘 国側 潤。うるほす ょたな こを。信 源ぐむこを。Qうるみい



るせくなりよけりな」貸物事 よ巧なり。 じ。古語。萬代「ふる雨のあまねくう
-
界。Qうち庇のためrs、肉rs、色を
心、鋭敏なり。古語。宇治「童なれども、 るふ春なれを花さかぬ日をあらじをぞ るこyこ。
かしこくうるせきものを、かかる事を たもふ」:闘自 潤。 うるほふ よたな うるみ いろ 図 潤色。潤ひて、光のあさ
ぞまける」 じ。公任集「ひをつ雨 ようるふ草木を やかならぬ色。さえぬ色。
じ、十ロ㎞、
うるみ をみゆ 日 ㎞未。黒みを 帯びたる Qづりたまひてむやさ、中将reうれ へ
朱。 うれしむ国冒 婦。うれもがるょたな 給ふ」ぼ g配す。気づかふ。思ひ頃ふ。案
うるむ国自 潤、D透き通らず。くも じ。古語。 じる。Q魅む。敷く。玉葉「水まさるは
る。ニまぶる (泣く撃なごみいふ)Q うれ たし国 概。うれはし。軟はし。 やせのふねもわがごをやのぼりもやら
水気を含む。「眼うるむ」Qうち競が、 愛ふべくあり。古語。空穂 「うれたき ぬ世をうれふらむ」Q病 よ羅る。煩ふ。
紫色réなる。 人かな」 病む。「風疾をうれふ」
うるりこ g 細魚。小さき魚っこさかな。 うれ づく 図 かけごををして、まけたる うれへ 図 夏。Q憂ふるこさ。憂ふべき
うれ 図 妙。枝葉の、上の方の補。うら。 をき ょ、いだしつくなふもの。古語。記 こを。歓き思ふこを。心配。玉葉「秋
する 。古今 「ささのは よふりつむ雪の 「かのうれづくのものをつくのはす」 よそふうれへもかなしいつまでを思ふ
うれをたもみもさくだちゆくわがさか うれ ば 召 妙葉。葉の末の方。うらは。
りをも」 古語 。 こを。熱訴。哀訴。竹取「かのうれ へせ
うれ偲 己。たのれ。うら たれ i次。 うれはし国 愛。疑ふべし。軟はし。 したくみらをで」Q 悲み。数き。Q
なんち。うぬれ。うぬ。 古語。源 「こころかなしき、さまざま をなること。「後のうれへを除く」 患。

うれ

うれし 感。喜ぶべきこさよ逢ひて のうれはしさこぎこのみたはかる よ」 のを図 終結。慈ふる心。古
心浮きたつが如し。快く喜はし。心喜 うれひ 図 豪。うれ 「よたなじ。萬「長 うれへーぶみ 図 秋訴文。訴へをする
はしく楽し。俗 よ、うれしい。大和「院 きけよ思ひつみこしうれびをやみぬ」 書。古語。績古「たかき机のうへみ、う
の御せうそこの、いをうれしく侍りて」 うれひーを はらふたまはうきg 掃禁 れへぶみのはこをいふものをたかれ」
うれし がる 園員 婦。嫡しく思ふう 玉藩。さけ(酒)の異名。 うれむ-ぞ 園 如何 よぞ。いかでか。古
れしむ。枕「さらを、いかréめでたから うれひな はらふ ははき 図 掃継籍 さ 語、萬「わたつみの沖réもちゆきて放つ
むなご申す。うれしがりて」 け、酒 の異名。 をもうれむぞこれがよみがへりみむ」
うれしけし 園国 うれしきさまよあり。 うれふ Q 豪。次の、うれ よたな うろ 図 雨露。Q雨を露を。Qあまねき
(261)

うれしさうなり。古語 。 じ。古語。i国 Q 愛。俗 よ、うれへ 恩澤。「うろのめぐみ」


うれしぶ国自 鶴。うれもがる よたな る。Q敷き訴ふ。熱訴す。源「をのみ所、 うろ図 有漏。備教の語。煩鶴のはなれ
うるみをゆ うれしむ うれへ
うろくづ うろん
(262)

ぬ世界。即ち、人間世界の如き、これな うーろん 図 胡剣。疑はしきこを。合黙の うみ-き召 植木。Q他より移し植るた


り。(無漏ょ勤して新型「うろよりも無 ゆかぬこを。いおかしきこを。うさん。 る樹木。楽花「うるあつめつくろはせ
漏rs入りぬる道なれむここぞ備のみを 不審。「うろんなもの」 たまひしせんさい、うるさだ もも」 信
もなりける」 うお 図 有貸。備教の語。三界崎廻の境 鉢 よ植るつけたる花井の類。盆栽。
うろくづ 図 ㎞。Qうろこ。Qうを。楽 界。萬代「うみの世をいづらつねなる うーるじふ 召 右衛士府。Q を見よ。
花「宇治川のそこrsえづめるうろくづ 草の葉ré結べる露の風まつがごを」 う&ーだけ 図 植竹。植るたる竹。萬「う
を綱ならね どもすくひつるかな」 うみ てんべん 図 有周剛場。備教の語。 る たけのもをさへ きよみいでていなむ
うろ-こ 名 ㎞。Q魚の皮の上rs、順序よ 世事の、移りかはり易きこを。 いづしむきてか妹がなげかむ」
く Mなりある、ちいさく薄くかたき、 うみ-の-よ 図 有貸世。備数の語。個相 うみ-つき 召 植槻。碑楽歌の曲の名
ほぼ三角形のもの。いろこうろくづ。 のまよひをはなれぬ世界。有漏の世。詞 楽「うるつきやたなかのもりや も
こけ。 花「ちるを恨みさくをめづるもうみの てふ」
うろ-だう 図 有漏道。備教の語。うろ よのほごなき夢をさそふ花かな」 うみ つく園国個 植付。植る立つ。俗
(有漏)ょたなじ。(無瀬道よ勤して) うおらう 図 外郎。うみらうぐすりの よ、うる%つける。
うろ-ち 図 有漏路。備教の語。うろ(有 界。 うみ-つけ 図 植付。Q植る つくること。
漏)16たなじ。 うおら?をすり 陥 外郎薬。元人陳宗 Qたうる(田植)をいふ。
うろのせかい 召 有温世界 備数の語。 敬の博へたる薬の名。療を治する よ効 うみ-びこ 図 飢人。飢るたる人。i植
うろ(有漏)ょたなじ。 騎あり。
人。物をうるつくる人。古語。今昔「う
うろのみ g 有漏身。備教の語。三界 うおらうまめ 図 外郎豆。『療を治する るびをなど、雇ひぐして」
のまよびをはなれがたき凡夫の稲。新 こど、外郎薬の如くなれないふ』たんき うるまつ 召 植松。植る たる松。
勅「うろのみを草葉13かかる露なるを りまめ(療切豆)をいふ。黒豆の類の、 うみ-め 陥 植女。さををめみたなじ。古
やがて運ょやさらさりけり」 _ 甚だ小さきもの -

語。
うろ の よ図 有漏世。備教の語。うろうゆ げう図 回回数。宗教の名。おみおうみもん の かみ召 右飼門督。右衛門
(有漏)16た なじ。 みけうをいふ。 府の長官。唐の金吾将軍 よ常る。
- * ***、** 、 ㎞ 、メ*

**て ***・* こう,
** じ よ ダ・
うみもんーふ 図』右衛門府。る もんふの (g)ないょう、 ふ(葉を いよ り。乗選、 漫、立護、 残等、数種あ
峰を見よ。 ふなざ呼ぶ が如し。 また、峠 り。校区いをひきこして、種よふたき
うるもんの ちん図 右衛門陣。宣秋門 音腕第四列の音、たよび、え、る て」i認 うたふこさ㎞するこさ 源
をいふ。内裏の西面 よあり。右衛門 雨音を母音をせる拗音 よ韻を引」 「えいはてて、神うちなほし給へるよ」
武士、ここ よ陣をはる故なり。増鏡「そ きて呼ぶさきてこのえの 名 えいg順。カを込むるさきいだす盤。
の九日の後、うる もんのちんよりたそ を以て 引音暇名ょ代用す。て一字拾 むごののちょえいさいらへたり
ろしげなる武士三四人」 え、せえ、ち剤などの一 けれを」
うを の たな 宮 魚棚。魚屋の多き街。 類。 をいあんーもん 図 永安門。内裏の内廊、
うをーの め 区 魚日。力わさをするため え図兄。おgょたなじ。古語。「大え」 十二門の1。内奥の南、承明門の右よ
よ、手足の肉の中rs、豆の大さの、堅 i胞。気なをいふ。古語。i校。一 あり。
き肉を生じたるもの。いをのめ。まめ えたよたなじ定古㎞i収
肢。古語。i
てあし
。えんの署 古語。堤中
四 えいかg 歌。Q歌を詠むこを。 み
(肉刺)。石腕。 たる歌。よみうた。Q 浮土宗の信者、
納言集「京極のふちの花のえるはべり またえ、巡濃がうたふ、備教の歌 「ちち
けるさき」 母のめぐみもふかき粉川寺ほをけのち
五十音図中、阿行第四の音。喉 え図 よ。や。古語。萬「父母えいはひて かひたのもしきかな」の類。
音の一。舌を、上鶴を 下鶴をの またねっくしなるみづくえらたまさり えいかう目影向 備数の語。Q備なさ
中間よたき、気息を、喉 よふれさ てくまでみ」 の、すがたをあらはすこと。、Q備の、こ
の土ré化身するこを。大鏡「けふ、この
せて発す。上ょ、換音をうくる そえ 団 よく。あへて。(下よを、必す、反語 かうま 給ふらむ」
、さきょえ、たまたま、ねさいふ音 の現るるもの) 古語。空穂 「こよひの 御堂rs、えい
ré㎞呼するこ をあり。 3んえ 事、誰も、え答め給はじ」 えい ぐg%刊。碑備の像ょ 物を備ふ
、柿本えい
(三衣 をさんねさ呼ぶが如し。 えい 召 機。冠の名をころ。こじの根を一 るこを。績古「建長六年正月 つかは
(263)

え 下み、引音のう、ふを愛くるさき ま むる紐の除りの、背rs垂るるもの。 ぐまはべりしょ、眞影をわたし


を 樹音のいよ#呼す。えう 後 ょを、別み、羅を以て制す。二峰あすをて」
うみもんふ を そえい
=ー
えい&わ えいみん えうお
(264)

えい へ」あ 図 楽尋。Dをきめくこを。さ えい みん 図 永眠。死ぬるこを。基督教 がひもをむ。Q入用なり3


かゆるこを。源「世界のえいぐわ よの 徒の語。 そうす 園㎞個 要。えうすよたなじ。
み、はふれたまふべき御身をもちて」 そいや園 力を込むる時よ務するかけ 古語。
Q をごりを極むるこを。威権をほしい 盤。 そう のもの図 要物。要用なるもの。
まま*するこを。 をいや ごみ 図 附職の盤。藩輸「大誠を 空穂。
をい、ごみ 図 えいをいふ撃。力を入る 打ちて、えいやごるあげて進み来る」 そう-よ 図 腰興。いたごし。ちはうご
る時rs務する撃。盛衰「あまたが心を、 そいーを うけ図 英雄家。古制 ょて、公 こし。 たごし。
ひをつょなし、えいごるいだして、わた 卿の家の格のひをつ。清華家。 ええしやーこしや図 職り笑ひて他を賭
すべし」 えう図 要。Qかなめなるこを。むねを むる時発する盤。古語。記「ええしや、
えいーさえ園 類西。『建仁年中、建仁寺 あること。かんおん。えうよう。井峠 こしや、こえいごのふぞ」
を建つる時、大材を上ぐる16、僧の楽一 抄「これを、なにの御えう よかさふらは えーがうろ 図柄習慣 。香魔の一種。長き
西、人夫rs己が名を 呼はしめて引きあ 柄のつきたるもの。寺院よて、法事rs、
むとてかきてもいださす」 せやす
げさせたるより起れりをいふ』 重くし 。たもはく。やう。俗語。i衛。おや 場師をなる僧の持つもの。
て、容易く動かぬ物なをを引き、又ま、 く(夫役)ょたなじ。 そがち に国 得勝。こころえがほよ。あ
押すをきな%こよ務する盤。 るうがい の いた 召 朝割板。兜の眞日 たりがほr。古語。枕「なんでふ事なき
をいーをの-かせ図 永雄風。たほかぜ。 指ど、鉢をを接合するをころの、内面よ 人の、すすろrs、えがちに、ものいたう
後世までも聞ゆるほどの風。 常っるもの。薄き鐵よて、板のごをく 言ひたる」
えいーだい-きやう 召 永代経。寺院 よ つくる。 をきれい 図 願錦。古、うまやちの人馬
て、亡者のためrs、常rs、たえやり讃経を そう お召 要事。要用なるこを。必要な を徴務するためょ、朝廷より、官人よ、
なすこと。 るこを。大切なるこを。えうけん。宇 符をして渡されし鈴。えきろのすす。
そい だう 図 影堂。C1宗の祀師。また 拾「怒み蘇生して、えうお をいひて、後、 そきろ図 闘路。うまやち。ちゆくは。
*一寺の開祀。Q 祀先の像、位牌な みこ 又、日をどちてけりをか」 えきろ の すあ 召 闘鈴。剤は
を祀る堂。みえいだう。
えうす園 要。Q必すもさむ。ね たなじ。公式令「親王、及び、一位を、刻
すぎ、気のある えだ お、ニュ不の候より出でたるシ
きろのすす十気」
の、御びて発達せるもの。え。ニ物事の
えこ図『兄子の義」長男の稲。長子。古 えせたや 図鑑説。親の様ょもあらぬ
語。i依枯。一方 ま晶負するこさ。か 親。 本より、分れ出でたるもの。えだは3i
i肢。てあし。え。和名「肢、衣太、四
たびいきえこひいき。へんば。平家「か えせかたうさ図 鮮方人。類むょも足
らめ味方のもの。 鶴也」 /
やうのこをみ付きてこそ、たのづから、
えこもさふらへ」 -
えせーがたち 図 鮮形。をかしきかたち。 えだーあふき 図 技局、僧の持つ局。羽居
善からぬ姿。枕「えせがたちを、つやめ の如きものなりをいふ。古語。枕「定諡
えさけg 競魚。動物。魚の名 あめの きねはれて、ようせやりむ、ほうゆがみも 僧都のえだあふぎょせさせをや」
うをみたなじ。古語。
まつべし」 えだ えだ 図 枝枝。C数多の枝。Q兄
えさまさ 隠 重き物を動かすをきなご
えせミるま 図 艦車。わるき車。枕「た 弟、親族の稲。楽花「殿の御えだえだ
rs、獄する盤。禁花「大なる木 をもrs
ひのけられたるえせぐるまごも、うし ré、露かかり給はぬ人なく」
を 大き樹をうけて、撃を合せて、刃さ かけて」 えだーだとり g 枝劣。Q分れ出でたる
まさを、ひき上げ、さわぐ」
えせごと臼 癖事。よからぬこを。笑ふ 枝の、本より劣りたること。古語。Q親
をえ さらす 国 得不去。免れがたくて。
べきこ*こ。 より子の劣りたるこを。古語。空穂「も
古語。更科「参らせよどれほせらるれ
えせ さいはひ 召 ㎞幸。定まらぬ幸った を見れを高きかつらもけふよりやえだ
を えさらすいだ したっるょ」 しかならぬ幸。枕「えせさいはひなど、 たとりすを人のいふらむ」
えし B』善。よしょたなじ。古語。
みて居たらむ人を」 えだがみ図 枝碑。末赴の碑。本赴よ隔
えしぬ 図 吉野。地名。大和國よしのの
古補。 そせもの 臼 鮮物。似て非なるもの。わ して祭る碑。し
。闘しきもの。枕「えせも えだ き図 枝木。えだ(枝っょたなじ。
えしもの図 鮮物。えせものょたなじ。 らふべきもの
えずし 國』 勝。日の中をささるるが
のの、虚うるをりの事」 古語。
え老 にしき 凶 獣夷銃。支那産の一種 えだきるーかせ 図 枝切風。樹木の枝
ſ"6てい

き感じあり。(目の中rs、腫物を生じ、
錦。満州より、樺太rsわたり、えぞ を 吹き折る風。古語。山家「やまさく
或を、物など入りたるなどないふ)
(環馬 を経て日本 r*渡りたるもの。 らえだきるかぜのなごりなくはなをさ
えせうた 図 g歌。よくもあらぬ歌。き
えせ紀や えた
えこ
えだぎし えだゆやだうこ えてすばう
(266)

ながらわがものrsする」 えだりや だうこ園 己れが得意の事物 古語。


えだ ざし g 枝指。枝のさし出でたる ré遇ひたる時、そを喜び迎ふるさま よ えてすばう陥 射手素砲。犬追物、笠措
さま。源「たなじえださしなをの、いを いふ。今昔「盤を、高くあげて、えたり などの時rs着る素砲。人目ré立つや
髄なるこそ」 やたうさいひて、脇をたばしき所を」 う、風流rs染めたるもの。
えだ すみ 図 枝炭。つつじの小枝を、炭 えだゆかれ せぬき臼 連理之枝。れん えてる園国『得て居るの界』 るててるよ
よ焼きて、うへ 16、白く石灰を塗りたる りのえだみたなじ。古語。六帖「君もあ たなじ。古語。
もの。茶の湯の時よ用みる。ま ら炭。よ れも生れをかへで今だみもえだわかれ えて-てる園自 『得て得て居るの界最
こやま炭。 せぬきをもなりなむ」 も巧みréあり。古語。
えだ ち 図 役。國民の義務をして、公務 えだ なっらぬ 園 連枝。『れんりのえ えと g 兄弟。Q太陰暦rs いふ語。木、
課せられて、その事ré従ふこを、課 だといふより出でたる語』 深く契る。 火、土、金、水の五行を、各、兄を弟を よ
俗。古語。 そえつーきg 役調。えだちを、みつぎを。 分ちて、甲、む、内、丁、戊、己、康、辛、千、
そえ だつ 園自 役。課役rsあたりて出 古語。 発 を呼ぶ。これを、十干をいひて、年月
づ。公務を課せられて出づ。(多くを、 えづき 図 順吐。えづくこを。へ とをつ 日 ょ配して用みる。十干rs㎞するもの
兵役16いふ)古語。:国冊 役 課役 くこど。古語。 を、十二支をいひ、十二の動物 の名を
よあつ。公務を課す。古語。 えづくミ園国 鷹吐。はく。もをす3 へ 配す。即ち、子、五、寅、卵、辰、己、午、
そえだーの ばな g 校花。親王を申す。古 ををつく。古語。 未、申、西、成、玄を呼び、年、月、日 よ配
語。 えす ㎞自 調。あふの敬語。まみ して用みる。甲子年より 六十一年目
えだーのーひかり 陥 枝光。木の枝を、た ゆ。 ré、又、元の申子年rs復するを、還暦を
いまつみ作りてをもせる澄火。 稲す。Q時、方角rsも用みる。その峰を
えっづみg兄破。たほっづみ(大競
えだーぶね 図 支船 大船よ添へる小舟。 をいふ。古語。(たをつづみよ封して) 見よ。Q十干十二支の網稲。
えだ みち 陥 枝路。Q本道より分れた えつり 名 龍葬。わら屋の、たるきの上 えを かのこ図 江戸鹿子。こだいみか
るみち。Q物事の、根本réあらぬこを。 ré、細き竹をならべて、編16てむすび、 のこを見よ。
かなめréあらぬこを。 瓦、又を、板を貫する用 よ供ふるもの。 そさ はらひ陥 江戸挑。徳川時代の刑
をく花を玉試の便りrる見えしえにこそ 古語。
名の一。江戸市中ょ任居するを許され
ぬこと。 ありけれ」 Q 前世の果報。さきのよの そび図 銀。すべて、物の曲りたる形の
えきむらさき図 江戸紫。染色の名。江 むくい。因果。古語。
戸みて染めはじめたる紫色。少し、青 え に国 不得。えずの意。古語。六帖
みを帯びたるもの。 「いへをえにいはねをくるし世の中を たる色よ似たるもの。i香の名 精壇
えとりはのつ達 図 得鳥羽月。陰暦四 なげきてのみもっくすべきかな」 の木の葉を皮をを、細末r*またるもの
月の異稲。古語。蔵玉集「ふちの花夏 そにあ 図 混。みえ、助鮮。えによたな なりをいふ。古語。源「えびの香 なづ
よかへれる奥山の下ょやまたむえをり じ。古語。更科「さきrs、上継介r てく かしくかをりて」
はのつき」 、 だられしえにまあれを、かみつふさみ そびーいろ 図 鍛色。染色の名。いせえ
えなが ひさご図柄長駆。長き柄のつ ゆく」 びのごをき色。紺色rs赤みを帯びたる
きたるひさご。 そばう図 吉方。陰陽家の語。その年 もの。
え なら ず 団得もいはす。いふみもい の、歳徳r あたる方の稲。 えび かう図 衣例香。香の名。中古用み
はれす。古語。源「御まつらひなを ええばうだな図 吉方棚。歳徳碑を祭る しもの。原質詳かならず。古語。
ならずしてすまひけるさまなシの 棚。 そび かづら陥 衛菊。『この類の草 ょ
やむごをなきをころごころよ異らす」 一えはち図 剤。「ええ、ころも。以 え、憂rs、蝦の騒の如きものあれな、こ
えな をけ g 胞衣帰。押補の一名。中古 を、醤鉢。もさ、穏潮のころもを繊鉢を の名あるよや』 植物。草の名。Uぶだ
の頃の濃式rs、人の産れしをきrs、その を、達磨が、印度より博へて、支那の隷 う(衛菊)の古語。貸えびづるの古語。
えなを納れて、土中ré理むるré用みし 架をいふ信rs授けたりをいふ故事より そび かづら召 電。かも じをいふ。
器物。高さ八寸、廣さ七寸位réして、胡 たこれる語』 Qたもrs、備徒が、その師 古語。源「えびか づらして、つくろひた
粉を塗り、松竹鶴線等の書を、雲母rsて より博へらるる備教の奥義の補。Q 宗 まふべき」
教、薬街を論ぜキり、師父より博へらるる そびす 召 裏。Qえぞ(暇夷)をいふ。あい
(267)

かけるもの。
えに図 線。『えん(縁)の韓』Qゆかり。 奥義の稲。 の。信京よ遠き漫部の民 月清「わがた
ちなみ。えにし。古語。源「タ露ょひも一えばやし図江林。江のほをりの林。| もふ人だょすまをみちのくのえびすの
そをむらさき そえに そび
そびすうた えびすめ えぶ
(268)

里もうさきものかえ」信開けぬ外園の一 すうること。」 そぶ ㎞。えん の署。


民。i 思比須。商家なだ よて、七顧一えびす め 四 恵比須女。植物。こんおえぶ
ぶ のみ図 闘浮身。備数の治。現世
碑の一をして 祭る碑 の名。狩衣差貫 (昆布)の異名。古語。 の人。凡夫。古今「ふる雪のけな をけ
ょ、風折鳥喧子を着け、釣筆をもちて えびす ゆみ 陥 夷弓。唐土の弓。 ぬべくたもへ ともえぶのみなれをなほ
闘を釣りたる像 ょっくる。一説ょえび えび ぞめ 陥 菊菊染。Q染色の名。紫の やまり思をふかし」
すを ひるこのかみ(蜂子碑)なりをい 浅きもの。Q織色 の名。たて紅rsして 、 えみ 陥 鍋の、きはめてふくれたるさま
ふ。えびすさぶらう。拾玉 「にしのう ぬきの、薄紫なるもの。iかさねの色 rs造りたるもの。:植物。草の名。お
みré風こころせよにしのみやひがしな 日の名。表すはうrsして、裏の纏なる だう 菊 )の古語。
のみやえびすさぶらう」 もの。 えみし 図 売。えびすみたなじ。
るびすうた 図 夷歌。践しき人民の 歌。 そびーちや図 般茶。染色の名。 えび色 えん 路線。母屋の端。えんがは。大和
えびすーかけ 図 意義詳かならす。古語。 の、茶色がかりたるもの。 「男、えんみのぼりてみぬ」i継。ゆか
新千「わが如く呉のこほりのえびすか をーひめ 図 兄姫。あねむすめ。第一の り。よすが。えにしっちなみ。てづる。
けをみもかくまもひきちがへっつ」 むすめ。長女。(ねをひめみ封して)古 つづきあひ。闘係。枕「遠きありきする
えびすぐすり臼 恵比須薬。植物。草の 語。 人の、つぎつぎ、気んたづねて」i宴。
名。ま やくやく(菊 薬)の古語。 そびら 陥 ㎞。獄を入れて、闘を作ら 酒をのみ、歌舞などを ま てたのしむこ
えびす ごころ図表心。あらあらしき しむる具。散木「ひねもすみくらして、 を。さかもり。源「かのみやの、はぎの
心。野警なる心。 かやをかりて、こがひするをりよ、えび えんせられける日」_
えびす ごろも 図 戒衣。戦争の時 よ着 らをいふなる物rsすなるを」i籠。 えん が図 垣下。『るんかの説』人を襲
る衣。甲冑o 矢を盛りて、背rs負ふ具。やなぐひ。 應するをき、あるじを助けて接待する
えびす すがた 図 夷姿。えびすごろも えびーを 図 暇尾。琵琶、またを、三味線 人。かいもを。相作。古語。
を着たる姿。 の軸の上部、即ち、糸まきよ近き部分の えんーがる 園員 劉。えんなる風をな
そびす せん 宮 裏贈。『えびすのごをく、 稲。後の方みまがりて、伊勢えびの尾 す。源「何事も、ものごのみし、えんが
濃を知らすをいふ意か』 膳の側面を、 の如くなれるもの。かいらうび。 りたはする御子 よて」
えんきみき 図 延長式。『延長式え、信式 えん すみ 図 酒配。古、正月、五高等の て。えん ますがりて。えんュよりて。
なごの、かたくるしきこをのみをまる 後、蔵人頭以下の諸臣を、殿上rs存し 宇拾「えん ふれて得たる人を」
こしたる書なるよりいふ』 言語、行貸の、 て 演を叫びてこさ 右京大夫集「五節 えん にん 図 延引。事の、のびのびょな
儀式 よのみなづむ人の稲。古の俗語。 の頃、電夜の有明み宮の御方のえんす るこを。えんいん。字拾「さしたるさは
嫡遊笑量「昔え、かたくるしきことをい みr て」 りもなきょ、えんにんせしめたまふこ
ふ者を、えんぎしさいへり」 えん-ぞ 図 劉書 『えんしよ(腕書)の約』 を、まかるべからやり」
えんきの せいだい、図 ェ代。鶴醐 やさぶみ。けさうおみ。いろおみ。え えん-ねん 図 線年。祭典、(碑備などの)
天皇の御代をたた へていふ稲。天皇、 んま よ。 或を 祀賀を行ふべき年。i延年。比
寒夜 よ御衣を脱ぎ給ひて、民の寒餓を そんぞーあはせ g ㎞合。中古の頃み、 叡山réて、僧侶の行ふ舞の名。黒帽子
思しやり給ひしこをなどより起る。 行れし遊戯。鴨 書を作り合せて、その よ、務をつけ、たすきをかけたるもあ
えんぎやう だう 臼 継行道。備教の語。 優劣を比べ、勝敗を争ふわさ。文合、歌 り。或を、甲胃などを着け、帯刀をす
備の練を得るためré、請経などをたこ 合の類。えんま よあはせ。 るなど、異形rsいでたちて行ふ。
なふこy 。 えんーだう図 箱道。むしろを敷き績け えん の ざ 図 宴座。古、禁中みて、大響
えん きよくミ召 窮画。鎌倉時代よ、宴席 て、往来の道をするもの。 ロ語。枕「れ の時rs、公卿réたまはりし庶。
なをみて高びしもの。もを、催馬楽、期 いのえんだうまきて、たるるな」 そんの まつばら図 実松原。大内の宜
語などより出でて、喜曲の基 をなる。 そん-だつ 闘員 劉立。あだめく。なま 陽殿の北rsある地の名。古語。楽花
えん-げーに国 駐。えんなるさまよ。古 めく。いろめく。古語。源「えんだち、 「あはれréも今もかぎりをた もひしを
語。源「いまやうのわかうごだ ちのや けしきはまむ人を、きえいりぬべき、す まためぐりあふえんのまつはら」
うょ、えんげにも、もてなさで」 *ひのさまなり」 そんーぶ 図 顧劉。舞楽の初め ょ奏する
えん-おやうg 闘状。えんそ(騎書)ょ そんーに団 職 。はなやかょ。あだめき 舞の名。えぶ。i闘浮。えんふたい
れなじ。 て。いろめきて。なまめきて。優美rs。 の界。
(269)

えんるよあはせ召闘朝合。幻 源「えんに、まはゆきさまを」 シ えんぶ だい 図 闘浮提。備数の語。須


はせréたなじ。 えん に ふれてB解線。えんをたづね 獅山の南方réありをいふ世界の稲。人
えんきみき えんすみ えんにん
えんぶだごん えんををのさ
(270)

間界。 をす。みつはあふひ。たちあふひ。延 えりg g。魚を捕ふる具。水中rs、竹


えんぶだ ごん 図 闘浮掲金。備数の語。 命草。延年草。養老草。 をならべて、細長き袋を横rsしたるが
閣浮提r ある、闘浮樹 の林rs、河あり えんをん の ざ図 宴穏座。えんのさ 如く16し、あまた屈曲せしめて、魚、こ
て、その底 ょありさいふ金の砂の稲。 (宴座) はたなじ。」 れrs入れな、出づるこ を あたはぬやう
えんま 図 闘魔。備数の語。えんまだい えも 団☆を嘆鮮。えよたなじ。玉葉 16つくれるもの。多く、近江國冠琶湖
わうの界。 「舞こほりをおたるころの水ぐきをえ よて、船を捕ふるré用みる。
えんまだいわう 図 園魔大王。備教の もかきやらぬここちのみして」 えりーあし 図 藤足。えりの漫の、かみの
語。地獄の王の名。人の死後、その罪 えもーいばす 園 得不言。いふみもいは はえぎは。
悪を審判して、罰をくはふるものなり れぬほど。古語。空穂「舎人三十人、え そえりーあて 陥 礎常。礎のよごれぬやう
をいふ。 もいはす、そうぞかせて」 よ、模の上rs、かさぬるきれ。
えんまら日 魔㎞ 備数の語。えんま を やは園 いかでか。ごうして。いか えりーくづ 陥 選層。えらびて、残りたる
だいわうょたなじ。 なこと。古語。源「みな、ま もや16たろ もの。空穂「こを、ほいもかなはで、み
えんめいg 刻命。植物。草の名。気 し侍りぬるを、えやは、まかりたちあへ なをりのえりくづをならむなどのた
んれいさうrsたなじ。平「えんめいを さらむ」 まふ」
いふ草を植る たり」 そえ やみ 図 Q流行性の熱病。疫病。宇拾 えるQ 選、引およたなじ 瀬「御
えんら侶 闘羅。備数の語。えん たい 「この村の在家、こを ご をくえやみる 供réまたひきこ ゆる限りを、またえり
わうみたなじ。 て、ま ぬるもの多かりけり」 Qたこり いでたまへり」
えん り図柄 組 備数の語。この世を、い (猪)をいふ。 えーなち 図 伯父。『えをち(兄小父)の義』
をひ離るるこを。 えよぼろ 図 役丁。えだちのよぼろ。課 父の兄。古語。字鏡「阿伯、ちちのあに、
えんれい さう召 延 算。植物。草の 役の人夫。古語。 えをち」
名。深山の陰地rs生やり。一根、1 薬 よし うらぶ ㎞個 選。多くの中より、よき
て、高さ1尺はかり。花を、三競rsし ものをめきをる。えらむ。源「わが物
て、根を、塊をなし、味、甚だ苦し。薬用 を、うちたのむべきを、えらはむ よ」拝。 五十音闘中、阿行第五の音。単
語の一。ロを、まろく開きて、古 だい だい 国 a)呼はれたる時rるかへず むうるし小松もこけたひよけり」
を、上㎞を下㎞をの中間rょたき、 撃。e人をよぶ時ré発する盤。会調子 だい きつね 図 老狐。老いたる狐。夫木
気息を、喉 よふれさせて競す。単 高く泣く撃。わあわあ。落窪「からう 「人も見をあなまらおらしれいぎつね
じてはひのぼり よけれど、かひな つき いをごもひるのまじらひなせそ」
語の語尾ré、この音の来れる例
なし。発撃㎞徴なるがゆるみ、 そこなひて、たいたいを、なき給ふ」 たいくつ 園ェ目 老朽。老いて衰へ
他音の下rs来るとき も、往往、 だい-だいし認国』老老。年老いたるさ はつ。老いて 用ょたたすなる。
省界せらるるこをあり。萬「瀧 まなり。古語。築花「みやす所も、きよ だいくづほる 園員 老頼。祖いく
へのみふねの山réみる雲のつね げrsたはずれど、ものれいれいしく、い つ(老朽) よたなじ。古語。源「れいくづ
réあらむ を わが(た)もはなく かréぞやたはして」 - ぼれたる人のやうょも、のたまふかな
よ」高「夏野ゆく男鹿のつぬのつ だいーかがまる 闘員 老屈。「老いて、腰 をの給へた」
かのまも妹がこころを忘れて のかがむ義』 老いて衰ふ。老いさらは たいきむ 園目年ふけて見ゆ。曾我
(た)もへや」の類。また、歌の句 「遥かよ見ねをや、れいぐみて見ゆるも
よ、この音あるときも、字あまり
まりて、むろの戸ょもまうですを」 のかな。十郎よりたいぐみて見ゆ」
*V「カも 陥 ㎞。昔、武官の、冠の左右 だい さぶ 園「国自 老進。Q老人らし
をなるも、語調、線満ならキり。萬 だいーかけ
ょつけ飾りたるもの。宇拾「冠のれい くなる。古語。Q物がふるくなる。ふ
「かつしかのまま の入江rsうち
かけなご、あるべき定めょま けれを」 るめかしくなる。古語。
なびく玉藻かりけむてこなしぞ
たもふ」古今「たちわかれいなは
だい がる園国国 老鳴。老いて、撃が だい ざらぼふ 闘員 老いて衰ふ。た
のやまの略よたふるまつをしき かる。源「打ちたころきて、だらによ いかがまるったいくづほる。古語。
かなて今か へり来む」の類。 む。たいかれréたれど、いをくうつき だい おだg 老古。老人の、議論がまし
だ 隠 戦かなるこをょ出あひて、やや驚 て、頼もしう聞ゆ きこをなごをいふこを。「れいおたを
きたる時 よ務する盤。 だい-がれ 図 老事。たいがれたるこを。 つかふ」
(271)

だい-ちらふ 園見れいまらむょたな
だ あん 図御棒。尼をよぶ破語。たあ だいき臼 老木。老いたる木。古木。源 じ。増領「こをわりみたいちらへる大臣
ん物語「たあん標」 「そのかみのたいきをうべもくちぬら
れいだい だいきっね

(272)



久。
、菊召
老なだい
-しく
すび
子 武。
の奉出

や-
御け


たい
家行う つが

。積



つだい
-
もるむ。
みの



づだい
老-
やげ人こ 老。

ょよ年



づだい
ミ-人るく い)

。を
ち痛

(図


たみ
ふほ あ




ほれ
た図
もを


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いの 、 ら

た自
て冒



らだい
をーいむ
ごく






古苑る
。 ころ語子 。
もの の
つかさどる を

行時

御将。
役名
軍家
列成 」
けれそ つむ
しかり
わび
こ身 たを
ふたより
年ょ
春の
つな
いれむ 「
わ集
貫。
古ぬ
か、


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か之語さ も けが
かへ
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あだしい な
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つつ 見も

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えげ語 。

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ょみもの
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日記
紫。 式部語る 。
古もの
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ら 古よ
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白が
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語る髪 」
わひ
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上達
たりるど
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ゆいめみる る
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いる 古よ
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語る 」る たる
なる
べし


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うる
なすび
たい
なむう

みれ


いだ
なみ


( ==
だい-ろ召 御色。ペに(紅)をいふ。徳川

だいらく g 老。『老3るの延韓』老ゆる

だいらか に園たをなしく。すなほみ

だい-ぼる 園国自 老認。老いて、心に

だい-ぼふし 図 老油師。老いたる僧。源

だい-ぼく ㎞旨 ねgるみたなじ
くもれれいらくのこむをいふなる道ま
がふがみ」

女かあるべき。たいらかに、鬼をこそ、
むかひみたらめ」
幕府の頃の殿中の女の語。

こを。古語。古今「さくら花ちりかひ

ただやかrs。古語。源「いづこの、さる

だre思ひ定めぬ」
るr やはべりつらむ、ねいぼれたるを
うくなりrsたるを、無偲rsなりもて待

りたまへ」
おくなる。俗rs、たいぼれる。空穂「物

「れいぼふしのためょを、功をくをつく

もののたばえぬままre、のたまへな」
俗rs、たいぼける。落窪「たいぼけて、

く、なめらかょっくりたるもの。
頼)の一種 よて、兜の附属 物の1。鞍な

だいぼく
〜ー
-
引 ご日 ょうこ(シ)の p作り おいうより鉛 へ *てし 一 がこず 国
ょん ?、 Qを 隠か、reイ。
守護の稲。 だれ g 、天皇呼下の 出御あらせ れかみ Q 御して
=
たうさい国 『たう、あかりやをいふ意』 らるる時 ょ、前席の者が、行人を戒むる す語。っせいふ(政府 をいふ、 a下人
三番号を舞ふをき唱ふる盤。 ょ発せし盤。すなはち、けいひっ(警 より、上減赴賃の戸七、まだえ、その家
だうおん の ほとけ 図 鷹身備。備数 澤) の盤。Q牛などを追ふ盤。Q機か 族をいふ語。
の語。備の三身の一。衆生済度のため よ、事を思ひつきたるをき競する盤。 だが み図 撃前。雨の碑。りよう(龍 を
よ、世 よあらはれたる備。 Q呼はれたる よ答ふる盤。Q他rs、 いふ。古語。萬「わが岡のれがみ ょい
だうをよう図 順㎞。Q十二律の一。Q 同情を表する時 よ発する盤。@物事rs ひてふらせたる雪のくだけしそこ よち
陰暦十月の異名。 感じたる時 よ発する盤。 りけむ」
たうてんもん g 脚天門。宮城十二門 だーかう図 御講。貞宗 ょて、年毎ょいを たき 凶 息。いき(息)の古語。i沖。
の一。大極殿の前方rsありて、遥か よ、 なむ、親㎞上人の法曾。大谷派r てえ、 海、又を、大なる湖などの、陸より、遥か
朱雀門ょむかふ。 陰暦十一月二十二日より、二十八日ま よ見ゆるをころの補。即ち、岸 よ遠き
たうこ 図 首。 れびさの音便。 古語。 で。本派 よてを、陽暦 1月の九日より、 をころ。演。
だうな 目 老女。たいたるをんな。古 十六日まで。報恩講。 だき あかす ㎞ 起明。寝ねずして、
語。源「たうなをつけて、心r* もいれ こ 夜を明す。源「いとねぶたし。よべも、
キり、いかでそむきなむを思へり」 郷。
だ かがみ 曰 御鏡。かがみもち(鏡餅)
またなじ。 すすろみたきあかしてき」
たうーなし口」無奥。思慮なし。考な こ かだーごしよ
し。古語。源「れうなき事やのたまひ
きイ 図御方御別。大臣家の だき あがる園Q 起上。横よなりた
子息、またを、将軍家の長男 ょて、いま る物が、すわり、又を、立つ。源「日たか
てむさ、つきかはすょ」 だ、家督を相陥せさるものの稲。たか くなれど、たきあがり給はねを」
たう はう臼 鷹報。備数の語。むくい。 たりまひ。 だきあはせ 図 置合。程よく配合する
) くわはう。 こ こ 〜
かたすまひ 図 御方住。 たかたこ t
ー 」
こを。さりあはせ。
きイ
いけ
【7
21
たう-よる園同自 奥寄。奥へよる。古 よréたなじ。 たきえん 図 置様。据る たく様。すすみ
イ* 語。枕「人の前réみたる よ、あなくら、 こ
きィ かーべ 図 豆腐。をうふ(豆腐 をいふ。 だい。ま やうぎ。たきさ。
だうご ただ だかまをだこす
たきぐち だきつをま たきつなみ
(274)

たき ぐち図 衣服のはし。古語。楽花 大洋の潮水。古語。 よ浮ぶものなるより、むなみるみかけ


「袖réを、たきぐちょて、巻槍をま たり」 だきつーをま 図 沖津島。大洋中r ある ていふ。記「たきつごりむなみるをき」
だき くら 図 置倉。物を載せたくをこ 島。沖の島。 たきつなみ 召 沖津波。沖の波。大洋
ろ。たな。豪。 たきつをまね日 沖津島根。ねきっみ の波。
だき すみ目 置墨。かしらの髪うすき まょたなじ。 たき つなみ園沖津浪。波え、博はり
部分rs入れて、濃く見ゆるやう よ化粧 だき-つーをまもり図 沖津島守。沖の島 て、まきりょうつものなるより、まき ょ
する墨。女の髪の、はえぎはréぬり、ま を守る人。島司。 かけていふ。萬「なぐさもる心をなし
た、肩réひくこをもあり。そを、まゆり だきつーをまやま 召 沖津島山。沖よあ よねきつなみまきてのみやもこひわた
みをいふ。」 る島。たきつしま。 りなむ」又、消を、たわむやうréうつも
だき を召 沖『そえ、添へたる経』れき たきつーをらなみ召 沖津自浪。沖のま のなるより、gをむ(たわむの古語) ょ
(沖)よたなじ。古語。 ら浪。沖réたつ白浪。 かけていふ。萬「ねきつなみををむま
だきたかなす 園国個 置高貸。高く積 たきつ す 図 沖津州。沖の州。沖 ょあ よびき」 又、浪え、高く、うつものなる
み置く。祀詞「くさぐさの物を、横山 る州。 より、たかもよかけていふ。古今「ねき
の如くれきたかなして」 たきつーすたべ 図 奥津棄戸。古、棺を、 つなみたかしのはまのはままつの名み
たきつ 園国 鶴 控。さだむ。命す。 地réするたき、その上rs、石、土などを こそ君をまちわたりっれ」又、浪を あ
だき1つーかがみ 図 瀬都鏡。十種碑質の つみかさねし塚。古語。 るるものなるより、あれょかけていふ。
10 古今「たきつなみあれのみまさるみや
たきっさり園 沖津島。あち(園)え、
だき-つーかせ召 沖津風。海の沖を吹く 沖rsすむ鳥なるより、あちréかけてい のうちを」
風。大洋を吹く風。 ふ。 「たきっをりあちふの原 ょ」ま だきつーふね図 沖津船。沖を遭ぐ船。
たきつきge墓。なくっきの韓説。 に、かも(鴨)ょかけていふ 記「たきっ 沖をゆく船。
Q列 や 神赴)ょたなじ。古語。 %こりかもどく島raわがいねしいもをわ
だきーつけ g 置付。するたくこを。
すれじょのことごを ま」又、水鳥を、常
おっ みかみ図神津津御碑
だき-つーをほ 図 沖津潮。沖のうしほ。
は、たのが物を見るがごをき形みて、水 ㎞ 海の調
** ン・・ ほ日
ね 話)の異名 古語。 れきなさひ 日 引き 老人、りしきこ*こc
だきつ みや図 沖津宮。海の碑の住む 古語。Q古くなるこを。(樹木などの) こ㎞かわくまも剤
おきのる国記 幹。代録をで、借りよ
宮。たつのみやこ。古語。 古語。
して物を買ふ 古語。土佐「そらござこ
たきつも召 沖津漢。沖ょ生する漢。 たきな さぶ園頃国自 秀進。Q老人ら をして、れぎのりわさをま て、せにもも
たきっもの園 沖津物。海のたきのそ しくなる。古語。Qふるくなる。(樹木 てこす」
にはあるもの 、かくれてあるより、な なおこの)古語。 だきふしg 起g。起くるを図すさ。
はる(かくるをいふ意の古語)réかけて たきなひ 図。補。Cたぎなふこを。足ら 源「たきふし、たばしわづらふ」
いふ。萬「わがせこまいづちゆくらむ ぬをみたすこを。峡けたるをつくなふ だき ぶし に国 起g。起きても、風して
れきつものなはりのやまをけふかこゆ こを。Q滋養 よするこを。(薬などをの も。つね よ。いつも。
らむ」 みて) だき ぶみ図 置文。書き残して置く書
だきーつーもは 図 沖津藻菜。和きつもょ たきなひ-ぐすり 図 補薬。たぎなひの 類。(死後なだ よ)古語。
たなじ。古語。 ため まする薬。 だき ぶるし召 置奮。捨て置きて、ふる
だきて図 接。たふれ。いましめ。さだ だきなびこ召 告人。老いたる人。 くなりたるもの。
め。禁令。法律。源「たきてひろきう だきなぶ ㎞ 臼自 君進。たきなさぶよ だき べ 図 沖漫。海の遥かなる方。沖
つはもの まま、幸も、それrsまたがひ」 たなじ。古語。 の方。
だきなーだもて四 君面。君の顔の形ょ、 たきな ほほ 図 貸頼。むかしの武具の、 だきまつり 召 せきてん(穏典)16た な
作りたる暇面。古語。 めんぼ(面積)の一。能狂言の、君の面 じ。
だき なか がは 臼 沖中川。河の中道を ré似たる類あて。 だきまさはす 園国個 置惑。見わけが
流るる水。古語。 だき なみ 図 沖浪。沖の浪。たきつ浪。 たきやうょ置く。(術なごみいふ)古今
だきな ぐさ召 君草。植物。きく(菊) たきぬふ 園同個 補。たぎなふの古語。 「心あてょ折らをや折らむ初る ものた
(275)

-
の異名。 まつ(松)の異名。 たらさるをみたす。
きまさはせる自者の花」
だきな ごこ目 翁語。君のいふ語。老人 たきの いしg 沖石。沖 よある石。千載 だ きみ召 正 。たほきみづかさの署
のこをは。 「わが 神をまほひrs見えぬたきのいし だき みやげg 置土産。立ち去る時 よ
だきっみや だきなさび だきのる
㎞『 ㎞
だきもの だくい たくかびの
(276)

残し置くみやげ。人の、のこして去れ さしたく。古今「赤人を、人九が下réた じ。古語s


るみやげ。 たむこと、かたくなむありける。この だくかび の園 置敷火。たくかびは、下
|だきもの図 置物。床なたの飾 よたく 人人をたきて」 Q後の貸ré備ふ。「聞 よりこがれゆくものなるより、またこ
もの。香畑、花瓶、文豪などの類。 「ね いてたく」 「告げたく」 Qへだつ。「一 がれみかけていふ。新古「足びきの山
きものの、みづし、ひきもの、ふきもの 日をねきて、その次の日ょ」i目置。 田もる廃よれくかびのまたこがれつつ
など、蔵人所より賜はりたまへり」 露、電想などが、降りたまる。貫之集「露 わがこふらくす 」
たーきやう 図 御形。植物。ははこぐさ ならぬ心を花よねきそめて風ふくごを だく-ミらし 曜』奥暗。奥まりて暗し。
を、正月の七草ré用みる時の異名。 よ物たもひぞつく」: 自 起。俗 源「夕かげなれを、さやかならキり、たく
だきよさころ図 御清所。貴族の豪所 1s、たきる。Q横 よなりたるものが、立
の稲。かってもを。古語。 ちあがる。Q駄したる所より出づ。Q だく ごしよう 図 奥属従。菊幕府の頃、
だきろ なしB画 甚だ大なり。廣大無 目をさます。四浮ぶ。厳島詣記「まほ 奥づをめをせしこしよう。
漫なり。古語。 みち来て、御船れさめ」 お ぐし 召御髪。他人のかみ(撃)の敬
だく g 知。Qすべて、家なやしの内部1s だく-い 図 興意。Q人ょあらはさぬ心。 種。みぐし。
ありて、外部より遠きをころの稲。源
㎞ 貸たくぎ。たくが。
「たくなる御ましょいりた まひぬ」 Q
㎞のる人の妻の敬補。「ス だくーが 図 奥所。Qはて にくおい
ぶかきを
だしあげ宮御髪主剤ま
ゆきやとまり0 方」 Q ころ9 たなじ。
㎞ 「ねs
深く隠
大海のね㎞
だく % 岡四 〜の手」 進み撃い。 と
う。 有とり Q
場所入 す
で定りたる 江川ゲ 「なを、さをたくせしま
はな㎞ 遺「ちひお
7ー〜 版か1 ㎞き加を、初 と。面さら みこそ、 A
いひがひなし。古語。 ー ー』リ』 らひ。徳川時代の引 a 田針引 シ だく ** }
* 属ミはB メ
だくっきg増墓。『たくっき(奥津域) 方の人。 ㎞ 『 シ 引計 奥お
の義』 人の死骸を葬るさころ。はか たくなんばん 図 奥南療。欧羅巴を呼 だくまへ て団 % 。奥ぶかく。古
(暴) ょたなじ。古語。萬「かつしかの べる稲。徳川時代の語。 語。萬「たくまへてわれを思へる」
ままのてこながたくつきをここををき だく ぬの図 奥布。昔、陸臭國より産出 だくまる園目 奥深。奥深くあり。
けだ」 したる布。夫木「今を世 よあるもまれ 源「君たちもたくまりてたはす」
だくーづま図 奥妻。甚だ愛する妻。古 なるたくめののもちみられしをむかし だくみ 陥 龍。Q『幻のの韓』裁縫の
語。拾遺「白露のねくづまみするをみ なりけり」 評。衣服の胸のあたりより、左右の上
なへしあなわづらはし人な手ふれそ」 だく の えびす 図 奥夷。陸奥園 よすみ も、様みつづき、下を、つま ょ至る、牛幅
だく つゆ 図 置露。たきたる露。 たるえびす。夫木「長月の月のありあ のきれの稲。たくび。Q基N居な%こま
たくっゆの園 。露え、消え易き けのけしきをむたくのえびすもあはれ て、西の花道のかたはらなる、土間のの
ものなるより、きゆみかけていふ。高 をや見む」 こりの稲。
「あさなあさな草のへ白くたくつゆの だくの や 図 奥家。たいのやよ たな れてやまg 奥山。奥おかき山。まんさ
きえをどもreをいひし君をも」 じ。武家の語。 ん。古今「たくやまのもみちふみわけ
一だくて召 晩稲。たそくみのる稲。古 だとび 図。格。『ねほくひの約 例 列 なく鹿のこるきくをきぞ秋も悲しき」
今「あさつゆのたくてのやまだかりそ よたなじ。古語。空穂「君のたん また たくやまの園奥山。奥山はを樹なを
め ょうき世の中をたもひぬるかな」 かひの、たくびréつけ」 の生するもの なるより、おもよかけ て
だくてなる園 晩稲。ねくい 腕稲)を、 たく おかし國國 奥深。e則 の方が、ふ いふ。萬「たくやまのまきのいたきを
さかりの久しきものなれで、ながきょ かくあり。俗み、たくぶかい。Q事の れしひらきまるやいでこねのちをなに
かけていふ。萬「さく花もうつるをう 意味が、ふかく遠くあり。俗rs、たくぶ せむ」又、たく山を、深きさころなるよ
けくたくてなるながきこころよなほあ かい。楽花「歌を、いみじくよませたま り、ふかきょかけていふ。古f「さぶさ
かキりけり」 ふ。すきすきしきものから、たくぶか りのこる もきこえぬたくやまのふかき
一だくにもの図 御園者。Qみなかさt く、煩はしき御心よぞたはしける」 こころを人 よま られむ」
だくつき だくなんはん だくぶかに
「虹『』『』 *ーーー
だくゆかし だくりだほかみ
(278)

だく ゆかし國ョ期債。人の容態、軽薄 たくりーだほかみ図 送狙。人の行くあ みまかりて、れくりをさめける夜」


ならで、深さE 慮ありげ なり。心だて をを、つけながら、すきを窺ひて、をび れる 園国個 送。Qかしこへつかは
が、なづかしく見えてあり。俗ré、たく かかる狼。 す。Q見送る。Q 過す。ふ(経) 「月日
ゆかしい。源「こよなうれくQかしを だくり な 図書。人の死後み、敬ひてつ をねくる」 Qかへす。むくゆ。「恩を
れぼしわたるよ」 くる名。多くを、その人の生前の行状な たくる」i除。興ふ。つかはす。や
だく よこめ 召 則積日。徳川幕府のを *こréよりてつく。 る。くる。伊勢 「をもだち、これをみ
き、奥づをめをする人人の、事務のよし だくり び 陥 送火。Q死者を、家より出 て、よるの物までたくりてよめる」i
あしを、監督せし役。 す時rs競く火。Q先祀の魂を送る火の 国自厩。たそる 脳病みなる。卑怯み
だくらかす ㎞ 後。『たくれかすの 意réて、陰暦七月十六日の管16、門前 よ なる。i後。Qのちょなる。次réな
通』 たくるるやうrsす。後れしむ。源 て、なが(麻初 の火を狭くこと。(むか る。俗16、たくれる。土佐「ゆくさき ょ
「れくらかし、先よたてなをまたれ に へびré勤して) たつ白波の撃よりもたくれてなかむわ
たくらす ㎞』『たくれさすの約」たく だくりーむかへ 召 送迎。往くを送るを、 れやまさらむ」 Q 及はキり。とどか り。
らかす よたなじ。古今「かぎりなきく 来るをむかふるを。源「道のほどのね あを よのこる。俗ょ、れくれる。「死に
も井のよそrsわかるをも人をこころre くりむか へも、なりたちてつかうまつ れくる」i劣。 たをる。 鋼くなる。源
れくらさむやえ」 らむrs」 「 すこし、品 れくれたり」
だくり 図 送。Q送り届くること。Q見 たくりもの召 階物。Q人ょ陥り遣す だくれ図 劣。負くること。劣ること。
たくるこを。古今「山崎より、碑なびま にぶくなるこを。 -
臆。 臆するこ
物。まんもっ。源「をころょっけたる
で、たくりょ、人人まかりて」Qたくり 御たくりものごも、ささげ奉り給ふ」 を。臆病みなるこを。
以剤(送状)の署 ぼ人より送られたるもの。もらひもの。
だくりあし 召 送足。古代の濃式の名。 れくり お召 暗位。名うみ
貴人の前16、 目録などを もちて出づる ( 位)まれ の署。 i}}
なじ。
時ょ、敷居のきはよて、 片足を出して、 だくれ がけ図 後断。剤(後
*た、か へししこをc だくり をさむ園偲送葬 死にたる 馳)ょたなじ。
だくれ げg後髪。たくれてはえたる、
糖をくはへ、妙りて製したるもの。大 く。
髪の毛。他の毛より短き、髪の毛。
阪よて製するもの、最も名あり。いは だこづる国 鶴誘。いきなふ またな
だくれはせ図 後騒。『たくれておょ
り騎せつくこを。ニたくれて、思案の たこし。かはたこし。著聞「御くだも
いづるこさ。会時 またくれたるこさ。 のをまみらせられたりける よ、たこし りて」
ごめをさらせたまひて」 た ここ園 婦人の名よ代へてよぶ語。
たくろ さ 図 御黒戸。古、禁中の清涼殿 たもを。そなた。そこ。古語。
の北réありし、備式の御位牌 所の稲。 だこしずみ 図 機炭。たこして、火 よる
たる炭。古語。紀「妹炭、ねこもりみ」 たことをまひ図 御事仕舞。たこ剤
宮女の語。 さめなたなじ。
豪。
たとミわびう 図 ひさがしら(膝頭)をい だこしたて図 奥立。奥を厳する 図御事汁。料理の語。徳川
ふ。徳川時代の、東海道筋の催語。 だーごしよ 図 小御所。たちよくろ ょた たことおる
、闘東の風俗をして、たこざをさ
時代rs
なじ。
だけ g 植物。木の名。ひのき(檜)なりを めrs倉せしもの。芸手、人参、牛勢、小豆、
も、さかき(揃)なりをもいふ。古語。 たこす 國国鶴 起。Qたたしむ。源「君
豆腐など、いろいろのものを混じたる
だけ をミ召 御調足。Q備前 よそなふ も、まひて、御心をねこして、心の中 よ、
備をねんじたまひて」 Qはじむ。「曾 味噌汁。
る菓子、餅なごをいふ。供響o 最宗信者
の語。8 たけそくだいの署。 たことはじめ 図 御事始。Q徳川 時代
吐をねこす」g他人の眼りを愛す。源 の闘東の風俗 よ、陰暦十二月八日、正月
だけをく-だい 図御基足豪。たけそく 「たこしつる老人の、出できたる16を」
の儀式の支度を始めしこを。Q昔、闘
を載する豪。最宗信者の陰。し Q生す。「病をたこす」Q 開く。「田地
東の風俗rs、陰暦二月八日rs、一年の農
たごg 植物。海草の名。たごの うょた をたこす」@炭火の気を、嫌ならしむ。
事を始めしこを。
なじ。 更科日記「ずびつ よ、火なだれこして」
@彫刻す。「版 よねこす」i国国Q たこと をさめ 召 御事納
。徳川時代の
たごく 闘自動。うごくの古語。正之集
闘東の風俗rs、陰暦の十二月八日、1年
「ささがにのくものはたてのた ごくか 遺。送り来る。よこす。古語。土佐「講
の家業を、障なく終へたるを祀せしこ
な風をいのち ょ思ふなるべし」 師、もの、さけたこせたり」
(279)
だこし ごめ g 相料。草子の名。うる たこたる 園回目 意。をこたるを見よ。 を。この日、たこをぶるを吸ふ。
ち、またま、栗を蒸して、乾して後よ、砂 たこーつくミ園自 病が、快方 よたもむ たこなひ 召 行。Q行ふこを なすこを
だこしすみ たこづる
だくればせ
『』「

だこなひびこ ださださへもとゆひ
(2s0)

まわさ。Q行状。身持。Q僧の、備戒 火の気が、盛 ょなる。i起。っあらたださへもとゆひ 図 押元結。もを3ひ


を修するこを。源「たこなひのらふえ、 よ始まる。新rsたつ。「國たこる」園 。 の一種。男の、未だ、前髪のある頃 よ、
つもりて」 貸務す。出づ。(病などが) 頭の上よりかけて、左右へ分け、耳の後
だこなひびこ 図 行人。Q備戒を修す だ さ 図御幽。Q巫すべきをころ。敬 より下げて結ぶ よ用みる。延質の頃流
る僧。国 すべて、在家 よて、備戒を修す 。ェの設数の補。「ね を 間す」 行せしもの。
る者の稲。源「かしこきねこ剤 だ さがり 図御下。Q元日よ降る雨、またさまし国』績。あさはかょあり。あ
はべり」 たえ、雪。貸神備 ょそなへ、またえ、客 さまし。古語。相模集「影みきさのみ、
だこなふ 闘 行。Qなす。扱ふ。ま ょ出したる食物 などの残り。Q下人一れさましく、いひ浅しける言のはみ」
かなふ。働く。源「左門衛督、右衛門督、 が、主家より貰ふ、古き衣服のたぐひ。 だしg 押。ねすみたをしの額をいふ。
左右のがくのこををねこなふ」 Q備戒 Q部より、地方ré向びて出務するこを。 拾遺「はしだかのをきる みせむを構へ
を修す。後撰「物r*こもりたる よ、知り だ さじ図御能。大名の侍賢を 敬ひて たるねもあゆかすなねすみさるべく」
たる人の、局ならべて、正月れこなひて いふ稲。徳川時代の語。 図 『たた、ましの界』 けいひつ(撃
いへる」 ださへ 図 押。Qたさふるこを。Qささ
㎞澤 の盤。古語。枕「足たをたかし。警
たこなんを 図御小納所。将軍家の内 ふせぎ。 「つくしの国をあだま たFたLさいふ きこs」
内の費用をつかさ ごる役所。藩輸 「大 るもたさ のるろぞさきこtめす」 だしあげ日 押上。たE 押)ょたなし。
相國 ょ近侍し、ねこなんご頭をへて」 にもし。たし。「紙のたさへ」gけふ だしあかり日 押上。ねP(押)ょたな
たごぬふ 闘個 補。たきぬふよたな そく(脇息)ょたなじ。Qぎやうれつ じ。
じ。古語。字鐘 級、松目政不」 『鋼の高 っ㎞す人 だ あけだg 闘方 液の調方 あ
たごのり 図 於期海書。植物。海草の ださへ だち目 押立。押 て立っこ。かっき (戸を推し明くる意ょかけて
名。磯漫の岩ょ生す。形、飢れたる髪 つかまりだち。(少し生長したる赤子 歌み用みる語) 新古今「天の戸をたし
の如し。色黒く、青みを軍ぶ。料理のつ のまさょいふ)取替「やうやう、ねさ あけがたの雲井より碑代の月のかげぞ
ま よ用みる。頭髪菜。たご。
だこる 闘自 継。火が、炭 ょうつる。炭
だちほどなるが、うっくしきもめのみ 残れる」
どをまりて」
にしあっ国過理常。あっまたな
シ、 しあてる。遅「この御交を、 だしだし国け剤 “。古語。楽花「あっまり引
“ もあててまはしてっつめをも」たしかかる国』押書。物 よ寄りか かくしつっ、たしこりて、皆みなみて」
だしあてに国連常 たしはかり まェ かる。源「勾欄 よたしかかりて、電がれ たじ ころ 図 隠。たふしの古語。
「何故かを、ねしあてにのたまふ」 の前栽見たまふ」 だし たち-て園 押立。あながちょ。源
だしあゆ日 押獣。鯨の乾したるもの。 だし かけ図 押掛。馬具の名。周の頭、 「れしたちて、あはあはしき御ふるまひ
昔、元旦の儀式よ用みたり。古語。土一的、尾より、鞍よかくる組緒 たもづら。 を、よもなど、いをよくいひなして」
佐「ただ、れ しあゆの日をのみすふ」 闘シ 押返。Qくり返す。 だ をちや四 御七夜。『報恩講え、七日
だし いた 図 押板。書院の床の間。 だ㎞
更よ返す。新古「れもか し物をたま の間 行ふものなれぞいふ」はうたんこ
だし いだしg 押出。いだしぎぬ ょた ふえくるしきょまらすがほ ょて世をや う(報恩講)よたなじ。眞宗信者の語。
なじ。
_一過ぎまし」e強ひてもをす。 だーをちり 図御七里。『1時間み、七里
だし いだす園個 押出。単お、Q引 たし から図 魔力。『和剤の署 をありくをいふ意』 徳川の御三家réあ
ょたなじ。たしいづ。
たす力。古語。今昔「きもふさくれ りしひきやく(飛脚)の補。
だし いっ国配は以到よたな もか
しからrsなむ」Q物rs塔ふる力。古語。 だしつけ 図 押付。よろひの、背のをこ
じ。古語。源「君をね しいで奉るょ、瞬 だしとミみ 図 押包。包みたるもの。古 ろを、革のをころを、横 よ界するいた。
ちかき月、くまなくさしいでて」 語。金葉「子を捨てて 待りけるたしく 平治「やがて、二の矢をいたりけれを、
だしうっる園国自 押移。過ぎ行く。移 %み侍りける」 たしつけrs、ちようをあたりて」
りかはる。(世のさま、また も、月日なだ だしとミむ 園同記 押包。つつむ。古 だし つつむ 押包、Q押へて包
の)第花「世の中、さながられしうつり 語。楽花「御ぞょねUくくみてみてた む。源「れしつつみて、いだしつ」Qち
réたり」 ろしたてまつりたまふ」 ひてかくす。わさを、秘密réす。
れをだきg 御仕置。徳川時代の重罪 だしくだす国制 押下。押して下す。 だ をづまる闘自 御寝。『静よなるの
の刑罰の稲。またき。
(281)

押して落す。源「平講 よれしくだし、ま 義』 ねむる(眠》を、鄭重ないふ語。


だしだくり図 押送。風ょよらず、輸入 らべたまふ」 だし て国 押。強ひて。あながちよ。
て押し送る船。たしきり。 だしこる国日押演 あっまる。集合 無理ré。強情rs。源「たして、この國 よ
だしあてに だしをし だしころ
"ー" = =
だしで だをな だしのごふ
(282)

こえきめ」 たる な図『ねを接頭語。引を 引 だし のごふ 園国個 押拭。押へてのご


だしーで図 押手。てがた。いん。印形。 の(信濃)の界。昔、信濃國のもの、多く ふ。源「ねものごひたまへる、御神のに
古語。夫木「久方の天のたしでや これ 江戸ょ来りて、いやしき奉公などをせ ほひも」
ならむ秋のまるしを見ゆる月影」: しより名をす』 時業よ従事するみなか だしは 図 押羽。鳥のつはさみありて、
射術の語。左の手の稲。ゆんで。 もの。徳川時代の江戸の語。 うぶげの如く、きはめて短き羽毛。
舷を押して、音を発せしむるこを。古 だし なぶ 園国 側 押並。すべて、同じ だしはかる園同 推量。甲の物事を
語。源「営発を「れもで、静やかなるを、 くす。 ひどしくならぶ。 古語。萬「め もて、乙の物事を想ひはかる。すみり
よきょするものなるrs」 やうす。源「たき日の、をのみまうし
だしで いれ 図 押手入。印を入れ置く かる今日しかなしくたもほゆ」 今こそをた しはかり給ふえ、まだ、いた
もの。 だしなべて-園 押並。1様み。すべて。 うふけぬrsこそを」
だしで づくり図 押手作。印を造る人。 ひをしなみよ。なべて。拾遺「さはへ だしはなっ園池 押放。押して放っ
だしでぶみ 図 押手文。印のたしてあ なすあらぶる碑もたしなべて今日をな 押しのく。源「はしたなくも、え、たし
る書きもの。 撃 ごしのはらへなりけり」 はなちたまはやり」
だしてるや園 押照。剤を、河名 だし なほす 闘側 押直。ひきなほす。 だしはるす 園園側 押晴。押しはらす。
ひたてるの約語ょて、波よつきていへ 更ょあらたむ。源「たなじくを、わがち 押しひらく。古語。祀詞「まそびのた
る語なるより、なには(浪はや の義)よ からより、たしなほし、ひきつくろふべ ほみかがみのたもをたしはるして」
かけていふ。萬「ただこえのこの道16 き所なく」 だし ひしミ園国 側 押拉。たしてひし
してたしてるやなにはの海をなづけけ だしね 図 晩稲。ね剤 よたなじ。古語。 ぐ。枕「きらきらしきなどをを、え、さ
らしも」 だしのく園言回 押退。たしてのく しも、た しひしがすかし」
だしこをむ園臼 」押止。押へ止む。 たしやる。押してまりぞく。 俗rs、た だし ひたすらに 園 たしなべてひたす
強ひて制す。俗rs、たしををめる。源 しのける。詞花「忍びたるををこの、な
ら よ。古語。後拾「さまさま よ思ふこ
「御たくょ参りたまふまじやを、ねUg りけるきめを、かしかましをて、 れも
*こめさせて」
のけけれを」 ころをあるものをねtひたすらにめる
る神かな」
-
だしひらく国 」押開。たしやりて だ 考やり目 御 利。おやりを見よ。 ㎞ 「議員の候補者ょ剤 コ
だしやる園騒過 押遺。押して選る。た
ひらく。紀「ひの版戸をたもひ引き」 歴。Qまひたぐ ぎやくたいす。aわが
だしべ 図 磯漫。いそべみたなじ。古 しのく。源「上の衣たしやるまで、求め 勢を以て、他の勢をふせぐ。
語。 つる人を思へり」 _ だす し認画 岸。心こはし。わるがしこ
し。古語。
だし へす園 」押歴。押しひしぐ。押 た おやる園自 Qござるなれなじ。
してつぶす。枕「あみ、えぞぞめな この 俗語、たあん物語「寄手の大将を、田中 たすひ 図 樹須比。上古、頭の上よりか
さいでの、たしへされて」 兵部殿をまをすでたじやる。石火矢を ぶりて、蘭までたれたるきぬ。後世の、
だしまくミ園園Q 押燈、押して擁く。 うつ時を、域の近所をふれまはりてた かつぎの類。記「れずひをもいまだを
源「ささやかrsたしまきあはせたるほ じやった」 かねで」 _
ぐやこもの」 だしーあく 園国 」押分。左右よ、押し たす び陥 たしペ(磯漫)ょた なじ。古
だしまづき 図け (脇息)ょたな て開く。俗rs、たしわける。源「近江君、 語。
じ。和名「九 和名 シ今案、 人人の中をたしわけて出で給ふ」 だすべきり図 動物。鳥の名。たすめを
凡属有協息之名所出、未詳」 だし めぐむ園池 押館。たしてわぐ り ょたなじ。古語。
たしまばし 図 押廻。千石以上の鍛物 む。古語。空穂「ふみを、ちひさくたし だすまし 曜自 れぞましょたなじ。古語。
を積む大船の稲。 わぐみて」 源「すこし、たりましかるべきこをを、
だーをも 図 御下。Q内侍の次 よ列する たす 園個 押。Qつきやる。つきつく。 たもひよるなりけむかし」 *
女官をよぶ語。Q高貴なる人の召使。 Q悼す。舟をやる。散木「かつしかの たすめミり図 護田鳥。動物。鳥の名。
だ をやうはんーをゆう 図 御利用刻。将 ままのうらわのたきつをréあけのそば みそこみの一名なるべしさいふ 古論
軍家が、大名の家r 行く時、随行する大 おねからろれすなり」Q印のかたち たすみーをゆう図 御末衆。武家の役名。
名の稲。 を、他のもの ようつす。印をつく。四す Q将軍家ré奉る、朝夕の御膳の進達を
だ ちゃぐ お 図御百 『ねを接園語、 し(館)を つく。:推。Q強ふ。敢て つかさやしるもの。Q将軍家rsつか へ
(283)

まやぐまま、おやくもん(石碑)の界』み 貸す。「病をたして」Qなりらふ。きはめ て、宿直をつをむるもの。Q奥女中の


ちのかたはらよ祭る石の碑。道祀碑。 考ふ。「たして知るべし」 Q すみきよ 最下等のもの。
だしひらく 杉をやり だすし
*ー **
だするのをここ だをぶらふ
(284)

だする の をどこ陥 御末男。剤み そろ しき様子。 佐「ふねをたそふ、うみのうちのそら」


ゆうのQQ よたなじ。 たそし園園 遅。俗ょ、たそい。Q早くな Q攻めかく。Q かさねぎす。四人を訪
だせぐくに園 押しひらめて。平よし くし。涼ならす。信録くなし。にぶし。 ふ。俗語。Q職、またも、家督などをひ
て。古語。宇拾「すしあゆのねせ z 空穂「れそき唐をあしふちならであふ きづく。
に、ひろらかなるが、まりかしらはかり れども心のみこそさき ょたちけれ」 全 だをぶらふ園詞 押。ね引 押)ょた
たして」 たくれたり。時すぎたり。時へたり。 なじ。古語。記「をどめのなすや板戸
だせ ぐむ 園園巨 たしひらめたるさま だぞし 園園 博。たすもよたなじ 古語。 をたそらひわがたににせれを」
よ見ゆ。古語。 空穂「内の后、いをたぞく、心かしこく、 だそーぶる園国 側 押。たす(押)rsたな
だせる園画個 臨呪。のぞみみる。なが たはし給ふ」i録。にぶくあり。運剣 じ。古語。萬「誰ぞこの屋戸たそおる
む。古語。記「あめのうきはしよたた なり。 réほなみréわがせをやりていはふこの
してたせりて」 だをーなはる 園 池 遅。たそくなる。延 をを」
だぞ 図 銃。にぶきこを。古語。萬「た 引す。空穂「あしたょみて、ゆふべのれ
はれをとわれをきけるを宿かさやりわれ そなはるほをだよ」 古語。増鏡「いづくよも、守護をいふも
をかへせりたそのたはれを」 し だを はやも国 早晩。今え、をもあれ。 のの、目代よりてれぞましきをするた
たを き 臼 襲着。『たそひぎの署』うは たそかれ、はやかれ。つひよ*。古語。 れぞ」i剣。たぞし(鋼)ょたなじ。俗
ぎ 上着)よたなじ。古語。萬「たくぶ 萬「れそはやも、なをこそまため」
ré、たぞましい。
すまま らやま風のねなへ こも子らがね だをはる園同旨 魔。夢の中 よ、鬼な
そぎのあろこそえしも」
だをよか に園 輝研。容貌うるはしく。
どのためrs苦めらる。俗 よ、たそはれ 顔うつくしく。古語。
だそくつ のみ 図 浮れたるこををかき る。源「ものよたそはれたる心の、なや だそらくは 団 恐。こをよよると。大概
たる書。わらひる 。春書。古語。著聞 ましげなるを」 *。想像すれむ。或を。たほかたま。
「上手だものかきてさぶらふたそくつ だをひ 図 撃。物の覆ひ。枕「いやしげ
のる などを、御覧もさぶらへ」 だそり目 。初それまたなじ。古語。
れぞ け なるもの、むしろはりの車のたそひ」
怖気。たそろしきここち。た 土佐「海峡のたそりありぼい へを」
シ。ほひかぶす 土 だそる国鶴巻。攻の剤 またな
=
-
* }- - -
-
セけいさうなり。シ
Q。 土ロ語。土日41「かうも、人の耳1るたそ 上1る いふ) 十ロ㎞。
り、かうさて、歌の心rs、はちれもへ*こ: れだいg御豪。eめ u(飯)ないふ。女 一だだひし団目 穏。ただやかなり 古 。
:国目自 恐。Q他の努ょ勝ちがたし の語。eせん(賭)をいふ。女の 。 績後紀「賢明、はやくあらはれ、仁孝も
を思ひて、心弱くなる。たづ。ひるむ。 ただい がひ図 御豪邸 。いひがひ(飯 かねあっくして、たのもしく、ねだひ P
こはくたもふ。俗 ま、たそれる。Qあや 叱)をいふ。古語。 くあり」 - -
おむ。気づかふ。俗ra、たそれる。「失 ただい-くご 図 御豪供御。めし(飯)の
古語。
だたびしよ目御松明。たびしょょた
敗せむこををたそる」 Q初鶴なしを思 なじ。
ふ。たふをくたもふ。ははかる。いた ただいびつ 召 御㎞。飯米のいれも ただひ に団 様。ただやかよ。古語。短
の。こめびつ。古語。
みいる。 紀「園の賞をえ、皇太子を、たき定めて
だそれ 召 恐。Q恐るるこさ。よわみ。 ただがをやくし 固御多賀約子。『むか し、心やすく、ねだひょあらむを」
たちけ。eっあやぶむこと。気づかふこ し、近江國多賀碑赴より、まもりう*出し だちあぶる 同旨 客落、れいらく
たれを、この名あり』 まやもじの小さ す。たちぶる。源「かくまで、ねちあぶ
を。会ははかること。いたみいるこを。
さもの。 一 るべききはをを、思ひたまへさりしを」
失濃なりをたもふこを。初鶴なしをた
もふこを。かしこまりたもふこを。長。 ただし B 穏。穏かなり。やはらかな たち-あゆ 図 落猫。八九月の頃、川の瀬
り。(心、またを、奥動の上 よいふ) 古 の、水草の間よ、子を生み、後、流水よ標
たそれ だを社団 恐恐。Q恐れながら。 ひて、川ま も よ下りて死する鮮。
貸はばかりつつ。著聞「大納言、あれ 語。源「あはれ よ、ながき御心のは やこ
を、何ものぞとをひけれを、たそれれそ
を、ねだも ものょ うちさけ狼み聞え たち-いる園国国 陥。Qくぼくなる。ふ
れ申しけるを」
たまへる御ありさま」 かくなる かはていたくろみね
国Q 撃をかけて呼ぶ。た ちいりて、いみじく、はづれそそけた
だそろし口己 施。俗み、たそろしい。 たた は3
をなふ。古語。萬「いかほろ よ天雲 り」 Qたちて中16いる。はまる。たば
Q恐るべくあり。こはくあり。源「右
近をたこしたまふ。これも、たそろし つぎ鹿沼づく人ぞれたはふいさねしめ る。源「桂さしはづして、たちいりはべ
をら」 りよけり」 a破られて取らる。「域た
を思ひたるさまréて」 貸あやふし。気
--"
ただひg 穏。ただやかなるこを。(心の ちいる」 園 命をはる。命たゆ。3 人の
こ ごい
ことし
きょ ま き・ァ* おたひし
たちうす だちご
(283)

計界ré欧かる。「術計rsたちいる」 き紅rs、黒みを帯びたるもの。i襲の 古語。竹取「たちなきこをする船人」


たち-うす 園 国目 落失。のがれて隠 色目の名。表、蘇芳の黒みあるrs、裏、 たち の ひと図 御乳人。れちびを(御
るも
香なるもの。又、表、濃き紅み、裏、香な 乳人) rsたなじ。
たち-うきg 落人。『ね剤の音便』 るものなりをもいふ。 だちーは召 落胤。たをしだねの古語。私
ひそかょ逃げて行く人。ま のびて逃亡 たち-ご 図 御見。Q僧み使はるる小童。 通して設けたる子。(専ら、貴人の上r
する人。 ちご。Q祭濃などの時 よ、隊を組み、髪 いふ)古語。源「朝臣や、さやうのれちは
たち えん 図 方各%o
* 座敷より、一段ひく の結ひやう、衣服の模様をそろへ、同じ をだ よ拾へ」
きをころみある様。 やうなる花を持ちなをして、その儀式 たちは いろ 図 落葉色。染色の名。黄赤
たち-だそる園国自 恐怖。はなはだ よ列する童男、童女の稲。 を滑びたる掲色。ちや。かはちや。
しくたそる。宇拾「國のものごも、たち たち-たきつ 園自 落沸。落ちながら たちはごろも陥落葉衣。木の葉の、衣
れそれたり」 湧きかへる。古語。萬「れちたぎちな の上 ょ落ちかるるこを。古語。
たち がた-に 団 落方。Q落つる頃 よ。 がるる水の岩rsふりよどめる院re月の
たち-びこ図 落人。ねちうを みたなじ。
(花、またを、城などの) 枕「西を白く、 影みゆ」 -
御乳人。Q貴人の見よ、乳をすす
東を紅梅rsて、少したちがたになりた たち-つき 図 落着。旅宿なだ ま行きつ め、またも、乳をなくをも、その見を育
れだ」 Q物の、末がた16なりて、衰へ初 きて食するもの。古語。新六「あづま つる掛りの女。徳川時代の大阪の語。
むるさまrsいふ。 路のうまやうまやのれちつき ょ人もす だちーぶる闘巨自 零落。さすらふ。れ
たち がみ 陥落髪。をく時み、抜けたつ さめぬ君がわりなさ」 いらくす。衰ふ。貧しくなる。俗ré、た
る髪。拾遺「あさなあさなけづれをつ だち つくミ園画自 Q居着く。ゆきつく。 ちぶれる。源「ゆくする遠き人を、ねち
もるたちがみのみだれてものをたもふ 演松「わが君ぐし奉りて、里réぞいそぎ おれて、さすらはむこを」
ころかな」 たちつきょける」 Q穏かrsなる。安ま たちーぶれ 図 零落。たちぶるるこを。た
だちくミ園国冒 怖。たぞけづく。たそ る。ま づまる。をさまる。Q沈着 ます。 ちめ よなるこを。らくはく。れいらく。
ろしくなる。俗rs、たむらける。 軽卒ならやり。
れちぐりーいろg 落栗色。染色の名。濃 だち なし国国技。法づるこを基し。 たち-ぼ図 落穂。落ち散りたる稲の種。
伊勢「うちわびてれちほ捨ふさ君ませ
e はまる。ニ謀rsれつ」 “ゃむ へる。 は へられ」
刃も出づらょゆかまし*のな」
「気ねつ」Q去る。除く。遼3。「嗜た れてまへ 図 御手前。茶の湯の席ょて、
たらま日間。すべて、家の 。 あ
る、ゆか(床)の、一段低きさころ。 つ」Qそれ まなる。あたる。「入札がた 基をたっるこを。また、茶を立つる人、
たち むしゃg 移武者。いくさ よ敗け つ」@陰落す。古今「名 まめでてをれ たこ図 第。あさより生れたる同胞の
て逃ぐる武者。 るはかりぞをみなへしわれたちまきさ 男、又そ女。申古以後そ、専ら、男の方
了C
落行
たちゆくミ園]目落行。C過げ行く。貸 人 よ語るな」eなくなる。「力たつ」Q のみ よいふたをさ。i音。Q物の動
衰へ行く。源「何事 よつけても、末 よな 書ぐ。「城よりたつ」@劣る。くだる。 くなよりて起り、室気r*博はりて、耳ュ
れを、たちのくけちめこそ、やすくはペ 「品がねつ」e死ぬ。倒る。「命れっ」 間ゆるもの。物の盤。源「顔ょ、きめの
るめれ」 「鳥たっ」Q騎す。ものょなる。「我手 さはりて、れをよもたてす」e音づれ。
たちよくろ召 御面虜。ちよくろ(直慮) よれつ」@る をくす。わかる。がてん たより。i動物。Qをら(虎》の異名。
の敬語。 す。「肥よねっ」@見えすなる。「月れ aねこ(描)の異名。
たちよくろのやく日 御回風到。武家 つ」 @員ふ。「評判かたつ」Q罪み伏 たこうこ召 弟。eたミ(弟)ょたなじ。
の役名。たものふきやうよたなじ。 す。「重罪ょたつ」 @うつる。映す。 紀党安「そのれをうを玉依姫をさをめ
たち おる園㎞目 落居。Q心鎮まる。 「夕陽、水réれつ」 て」信でし(弟子 をいふ。「まなびのた
安心す。源 女御も、御心たちみたまひ だったづ 団 施怖。恐れつつ。怖る怖 *こういこ」
ぬ」 Q信す。うけがふ。大鏡「たほか る。たそれながら。たちたち。空穂「流 たこがね 目 音金。弓のうらはすの 少
た、たちみぬこをも侍りけり」 罪のみをもならをいかがせむとて、た し下 よて、銅、また も、鉛を、あひうちょ
だつ 召 ひ。Qきのを。貸次の位。下。 づたづ申す」 あたるをころの、弦の中rs、つつみたる
次。(甲ré封して)Q楽器の音調の、か たって召 追手。『たひての音便』 罪人な もの。射て、ひびきの出づるためょす。
ん(甲)rs封して、やや、ひくきもの。 だを抽へむさて、出で立つ役人。 たとがひ目 願。下のあきさ。日の下の
だつ 巨目落。俗ょ、たちる。e下 たつめをゆう目 御詩%。儀式の時、雁 所。あご。宇捨「れをがひのえたを、ど
(287)
よゆく。さがる。源「けさを、谷ょも、 間1 何候して、その席ré列するもの。 りかかりて食ひて」
れちいりぬべくなむ、みたまへるょ」 藩輸「そののち、たつめま ゆうの列rょく たこがひ をはなつ団 放額。いたくわ
だちま だっれっ たてまへ
--- - -
たとき たとしいる たどしむ
(288)

らふ。字拾「諸人、ねをがひをはなちて」だとし いる園己 側 陥。Q誘ひて落 をし置くもの。頼政集「ねをしぶみや


わらひたるな」 す。たはかりてひき込む。俗rs、たをし みし、それを、わがま たりしなりを」Q
たとき 図 御賞。寺院、またえ、在家 よ いれる。源「人 よみせで、よる、この川 誤りて、道などrs落したるかきもの。
て、法事をいをなむをきの食物の稲。 r*れをしいれたまひてよ を」 Q攻め落 だこしむ園ェ洞 鬼。見さぐ。いや〜
たとき 図 御伽。gぎ(仰 を見よ。 す。(城などを)俗rs、たをしいれる。 む。さげすむ。俗rs、たをしめる。金葉
だときき 図 音聞。たんせい(音撃)の だこし がけ 図 落騒、欄干なをの下ょ 「あやしきもうれしかりけりれをしむ
ひびき。射恒集「いづこなる山réある 添ふるほり物。 るそのこをのはみかかるをたもへむ」
らむかりがねのれをきき高くきこゆな だとし-さし回落挿。刀のさし方の1 だとしめ-ごと 図 典言。たをしめてい
るかな」 ふ詞。源「あひなき、御れgしめ剤 よ
種。こじりさがり ょさすもの。
たとき はうす 図 御報期主。亡獅のた だこし だて陥落閉。 なむを」
めrs、経を論して、人より、響應を受く
シなどの上よ
り、たをしてたつるやうよつくりたる」 だこしや図 落矢。ねろも よたなじ。
る僧。 もの。新六「あひみてののちのつらさ 盛衰「極よりれをしやrs散散rs射る」
たとき はなし 図 御伽調。Q人のつれ のなかっまをたせをも明けぬれをしだ だとす 園 池 落。Q下ょやる。下す。
づれを製むるはなし。夜ものがたり。 てかな」 Qもらす。Q思はやり失ふ。後撰「いは
Q初き見をねむら する時 よ、聞かする だこし つくミ園国洞 落着。静か よす。 でま のびけるを、いかなるをりょかあ
はなし。かちかち山、桃太郎の類。 ま づむ。ま づまらしむ。俗み、たをし りけむ、あたりréかきて、れをしける」
ださく国』『たほどく 大解)の義』 つける。
Q誘ひ入る。「謀rsれをす」 @損じへ
Qをりはまりなし。たほらかréあり。 だこし-ぶた 図 落蓋。匠の蓋が、匠中 らす。@除く。いやす。「狐つきをた
古語。Qたはぶる。ま やれをいふ。滑 ré、落ち込むやうょつくれるもの。さ
稽をいふ。俗rs、ただける。
をす」e手ょ入る。「入札をたをす」g
しおた。 攻めて取る。「城をねをす」@無くす。
たこ ご 図 弟子。末み生れたる子。
だとごーのーもち g 弟子餅。陰暦十二月
たこしぶみg 落文。e人の上の事な 失ふ。「力をたをす」 @逃がす 「戦を
1 日rsつく餅。
だの、あらはよ言ひがたきこをを書き
て、人の目ょふるるをころよ、わさをた たとす」e%らしむ。源 元服 南殿よ
にシ会のょそほしかりし御ひ
びきょたささせ給はす」 の異名 、古語。 ださなしやか に国 れをなしきさま よ
だをす 園』 時。Q恐れしむ。ニ驚か ださび 目家老。『漢の長。 武家ょ仕 て すなは ちっき
tむ。枕「うちねぶりてみたるを、ねg へたる請代の老人。i大人。Q十分 ださび だつ園』大人らしくなる。
すをて」Qたびやかす。 よ成長したる人。一人前よなりたる人。 たさなぶ。
だと づき図 弟月。陰暦十二月の異名。 源「姫君も、れをなよなりてたはしま だこ なひ 図 Q音の立つこを。源「きぬ
たど つづみ図 弟鼓。楽器の名。こつづ す」e 見供のたをなしきこど。俗語。一 のれgひ、はらはらをして」 Qれを
み(小競 をいふ。小さきうづみ (気っ ださなださびし 園自 『れを対剤 づれ。たより。
づみre封して) しの署』大人の如し。たをなびたり。」だと なふ 園自 Qたをづる。たづぬ。
ださつる園自 見舞ふ。をおらふ。尋 源「れをなれguき人よ、かく、にげ| 源「このあたりょ、ねをなふをりあら
ぬ。字拾「司のかみょ奉りて、たとづり なきふるまひをして」 む」 Q音が立つ。ひびく。
奉らんを思ひて」i闘旨前條のれ ださなげなし団』大人気無。大人ら だをなぶ 園員 大人めく。たをな
をづるみたなじ。俗よ、たをづれる。源 しくなし。大人rsして、小見rs似たる らしくなる。俗ré、れをなびる。源「御
「右近だょ、れをづれねむ 」 撃動あり。俗rs、たをなげがない。 年のほどよりえ、れをなび、うつくしき
ださづれ 図 たをづるるこを。をぶら ださなげ に国大人気。大人らしく。一 御有様ょて」
ひ。みまひ。訪問。音信。消息。たよ たちつきて。 だをび をうな 図 たをなの女。家事を
り。 たをなひ。 ださなし個』 Q大人らし。聞き分けあ」 をる女。古語。付吉「侍従え、れをなを
たとさ 陥 大殿。貴人の居宅を、敬ひて り。俗よ、たをなしい。(小見よいふ) うなみて、よろづょ、大事の人ょて」
いふ語。源「れをやこの瓦」i大臣。た 貸るづかなり。さわがしからす。たち だこにのみ園 音ょのみきく 間)をい
ほいまうちぎみ。だいじん。落窪「いさ つきてあり。俗rs、たをなしい。 ふ意r*て、きく(菊)réかけていふ。古
たまへ、れをを、のたまふ事ありをて」 だと なし 図』無音。たをづれなし。た 今「れgみのみきくのま ら露よるをた
をさたなし。後撰集「この花さきなむ一 きてひるを思ひょあへずけぬ べし」
(280)

ださと え陥 弟兄。はらから。きやうだ
い。とうはう。古語。 時、必す消息せむをいひけるを、ねをな」だこね 図 み子。正月の下の子の日。古
たとこぐさ図 弟草。植物。きく(菊) く侍りけれを」 『㎞「かくてきさいの宮の賞 正
だをす たさ な だとなしやかに
-
シ 『
。『』 『-』。『愛 「 』 『シ |}シ
ださ のごもる だとむすめ ださろ
(290)

月二十七日ょいでくる たさねょなむ、 」 たきろg 新職。Q草木の、むらがりて


つかまつりたまひける」 たどーむすめ 図 む女。末ょ生れたるむ一 生じたる虜。古語。増鏡「奥山のれを
ださの-ごもる 闘員 大殿隠。私はs すめ。 ろがまたもふみわけてみちあるよぞを
のごもるrなたなじ。 だーども 図 わが船より、先 ょ立ちて遭ぐ 人réま らせむ」 Q草水のむらがり生じ
船。古語。 たる如くrs、物の蹴れたるこを。古語。
ださひ図 兄弟。たごう をょたなじ。古
語。萬「露うつあられ松原すみの江の だと や図 み矢。えよや(初矢)の次み たふろ だをろしB己 仰山なり。すご
れをひををめをみれをあかぬかも」 放つ矢。後rs射る矢。羽表を、内向rs し。恐ろし。源 「例の、た ころれどろし
だとひめ g 弟姫。妹 ょあたる姫。次の つくりたるもの。著開「れをやまて、 き聖こをは、みはててしがなをて、笑ひ
姫。(えひめ よ勤して)紀寛宴 「てりrる 又、こしの申をいてけり」 たまふ」
てるかほをたれぞををふまでなひかり だとよめ 陥 嫌。弟の嫁。む嫁。うつく だをろーださろーど園 たそろしく。すさ
をほれるきみがたをひめ」 しき嫁。若き嫁。催馬楽「を ころける まじく。すごく。(音の形容 よいふ)
ださひめ の-かんさし 図る姫響。植物。 この家この家のれをよめ親 よまうよこ だをろかす 園鶴 驚。驚くやうよす。
あまも(大葉藻)の異名。 しけらしも」 ただかす。風雅「忘れむを思ふ*れの
たこぼね 召 願骨。たをがひの骨。 たどりg %。劣るこを。下。次。空穂 が心ょてたがたごろかす涙なるらむ」
ださ*し 國』『たをましの韓』恐し。す 「わらはのたけ、すこし、これをな さり ださろき うま 図 駐馬。はねうま。あが
さまし。たあん物語「ただましや、ただ なる」 りうま。落窪「たごろきうまのやうrs、
ましや」 たどりー さま に園 劣様。劣りたるさま 手なふれたまひそ」
たとみーづばり図 弟身悪阻。見供の病 ré。劣りたる容子16。 ださろし 國目 すごし。たそろし。すさ
気の名。母がはらみたるをき、さきょ たどりーばら 召 劣腹。めかけはらの子。 まじ。古語。績紀「れをろしきこ をわ
うまれたる乳のみ見が、母の乳 ré離れ 差腹。庶子。 やさなせそ」
て起やすまひ。 だとる 闘自 劣。品下る。またなり。 だをろ のをた 図れをろのみちょたな
だこみみ 召 音 よ聞くこを。古語。大和 次なり。土佐「この人人の心やさしも、こ じ。古語。
「ここかしこを尋ぬれを、れをみみみも の海ょも、たをらさるべし」 だふろ-の みち 陥 からびなどの、たひ
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まやけれる、いぶせきみち“t語。績後標 隊*「たなじき分のたたすも引もれ なりきり 列 御剤
*の子 の隠、
「いにしへのたごろのみちのここの葉 だなしく は国 同。たなじこさならな。 を、基石ほどの大きさみきりたるもの
をけふこそ職のまるしさをみれ」 むしろ。いっそ。六帖「をるからみわが だに図 基。e死にたる人のたましひ
たころふ国国国 衰。勢たさりゆく。 名またちぬ女郎花いさたなじくは花な はうれい。Qはうれいが、かり よ。姿
次第réよわる。すみじやくす。俗み、 がら見む」 をあらはし、またを、人よ、たたりをな
た ころへる。萬「わがよはひしたをろ だな * 図 鮮。なますをいふ。禁中の すもの。ゆうれい。もののけ。Q想像
へぬれを自たへの袖のなれょし君をし 女房の語。 の悪魔の名。頭上よ角ありて、顔色、骨
ぞ思ふ」 だなんを図 御納戸。Q染色の名。ね 格、共ょたくましく、性質残忍 よして、
たど をち 図 叔父。『ね剤(弟小父) すみ色を帯びたるせ色。 なんだ (納 たそるべき魔力をそなへたりをいふ。
の義』父の弟、あゆくふ。 戸)ょたなじ。Q れなんをやくの界。 きじん。Q見供のたにごっこのあそび
だ なか 図御中。食事のこを。禁中の だなんさ やく 図 御納戸役。徳川氏の ょ、人を捕ふる役よ、あたれるもの。
女房の語。 頃、幕府、大名等réありて、財物の出納、 れに いた 召鬼板。「たに 鬼)の形など
だなか がしら召 御中頭。武家 ょてい 又を、勝手向réたづさはりし役の名。 ょつくりたるより名をす』 家の棟の、
ふ、女の役名。ちゆうらふがしら(中薦 だ なり 召 御成。貴人の出で行くこを、 りやうはしょつけて飾をなす板の稲。
頭) またま、来ることを敏びていふ語。貞 だにうち まめ 召鬼打豆。たにやらひ
だなかーだち図 御中立。武家 よていふ、 丈雑記「御行の二字rsて、御ありき な のをりみ、鬼をたふためよ投ぐる 豆。
女の役名。ちゆうらふだち (中高立) り。ありきのきを界して、ありをいふ 大豆を用みる。
だ ながれ 図 御流。Q貴人より賜はる、 なり。御の字をたんをはねていふ故、 だにたにし国 鬼鬼。ったにの如くた
飲み残しの歪の酒。Q 韓じて、すべて、 音のうつり ょて、ありをなり をいふな そろし。俗ré、たにたにしい。 無情rs
貴人より賜はる不用の物。Q 物事の、 り。たなりをいふ詞み付いて、御成を、 して、心強し。慈悲なし。俗 よ、たにた
(291)

行はれすrs止むこと。俗語。 字を書きかへたるなり。御行*こかくこ にしい。源「らうたげ よものたまへな


だなじ國』同。C彼を比をひをし。ひ を本なり。鎌倉年中行事réも、御行始 す姫君かな、いをたにたにしう侍るさ
をつなり。Q鍵らす。もとのままなり。 を書きたり」 がなものを」
たどろふ だなしくは だなりぎり
シシ『』 『「
だにだをし たにもち
だに-ださしg 鬼威。追離の時、鬼を威 て、以て、弓を作る特 よ、あかいふ」 たにもちg 鬼絞。あらくま ほりたる、
(2m2)

し逐ふをいふ意rsてする、かさりもの だに さの図 鬼殿。妖怪のすめる家 は もちがたの稲。もちを見よ。


の名。長き笑の先rs、さるをつけ、それ たに やらひg 追催。Cむかし、禁中み
けものやしき。古語。増鏡「たに%このな
ré、ひらぎ、またを、まきみの葉などを をま、かくやありけむをたそろし」 て、十二月晦日の後、たにやらひを呼び
つけたるもの。 だに のかは 陥 鬼皮。三月三日よ食す て、人を、鬼 ょ出で立たせて、これを騙
だに がはら g 鬼瓦。『鬼の面などの形 るくさもちの稲。古語。 りやらひし式。つみな。Q節分の夜rs、
ré作れるより、この名あり』 屋根のむ だに の-こ 図 鬼子。動物。みのむしの 豆をいりて、室内rsまきつつ、「顧を内、
ねのはしの飾りrs替く、大なる瓦。 異名。古語。枕「みのむし、いをあはれ 鬼をそを」 を呼びて、鬼を追ふこを。
だに がみ 陥 鬼碑。荒く恐ろしき碑。き なり。たにの生みけれを、親よ似て」 まめうち。まめまき。
じん。源「いをやはらかrsのたまひて、 だに の をこ<さ 陥 鬼醜草。植物。草 だに よけg鬼除。さけ(酒)の異名。
たにがみも、あらだつまじき御けはひ の名。ま をん(紫苑)の一名なりさいへ だの個 日。Qれのれょたなじ 竹取「か
なれぞ」 だ。詳かならやり。古語。 ぐやひめま、罪をつくりたまへりけれ
だに-きり 臼 鬼切。鬼丸を共よ、源家の だに のはらわた 図 鬼腸。七月七日ょ を、かく、いやしきれのがもをょ、えは
隣流 よ博ふる質刀の名。 食するさうめんの稲。古語。 したはしつるなり」Qなんち。たまへ。
だにすきはら 召鬼杉原。たにすぎは だにの-ま 召鬼間。清涼殿みある間の だの だの園各。たのれたのれ。たがひ
らがみの署。 名。この間のからかみrs、鬼の書あり。 ょ。めいめい。源「かかるついでえ、れ
だにーすきはらがみ 陥 鬼杉原紙。紙の だにの-*ゆ 図 鬼眉。九月九日の酒 ょ のれの、むつごをも「えま のびをとめふり
名。普通の杉原紙よりまさりて、判も 浸す菊の花の稲。古語。 なむありける」
大なり。播摩國杉原村より産す。ほん だにはしり固地走。赴寺なをょてす たの-がーさまざま 園 己様様。こころな
のりいれ。 る、牛王の祭の時rs、鬼を追ふわさ。 ころré。たもひたもひrs。それぞれrs。
だに たらし 図 御多端樹 『みをらし(御 だにほし 召鬼宿。星の名。二十八宿 だの が「おし国 各自。めいめいよ。そ
の一。
執)の誤』 天子の用みさせたまふ御弓。 れぞれょ。たのたの。こころごころ よ。
古語。下學集「最初多羅樹の枝をきり だにまる 図 鬼丸。ねに 引を見よ。
拾遺「秋風のよもの山よりねのが剤む
-
-
ふきてちりぬるもみちかなしも」
だは日 私母。『 は例の刃引
たの が ミち 召 たのが仲間。たのが友 なじ。古語。紀緒「たのもたのも、さだ 運「かの御たはのきたのかた」e老い
人。わが同志。古語。 かょ、あかくもよきこころをもちて」 たる女の稲。Q小見が、うは(乳母)を
だの がもの から園己物。たのれの たのら個 日等。Qたのれらょたなじ。 呼ぶ稲。
物ながら。わがものながら。古語。 われら。空穂「さぞかし、女なるれのら たはさうす園員 『たはせむすの
だの が よよ国 各自。めいめいよ。た だrsこそ、すちのたえ候ふことを 思ひ 韓』 れはします よたなじて古語。源「う
のがだし。それぞれrs。古語。 ぬべし」 Qなんちら。いやしきもの よ ちそひみて、なきたはさうす」
たのがれg 己。ねのねよたなじ。
。 。

封していふ語。僅語。 たはさふ 園自 御座。ねは引の延語。


だの ころーおま 四股駅風島。太古、伊 たのれ 図 己。その人自身。その人みづ 古語。大鏡「昔物語して、このたはさふ

峠諾奪。伊駐冊奪の、天降り給ひて、國 から。自分。詞花「風をいたみ岩うつ波 人人ょ、云云、きかせ奉らむ」


土を産み成し給ひし時よ、まづ 経営し のたのれのみ砕けて物を思ふ頃かな」 たはしたをゆうg たするまゆう 御本」
給ひし島。今淡路國の西南、又 も、西北 だのれ個 Qわれ ょたなじ。Q%ちょ 衆) 16たなじ。
ょある小島なりなやこいへり。記「たし れなじ。空穂「など、たのれも、みそか たはしもころ日御座所。貴人の居る一
てるや難波の崎ゆいでたちてわが國見 男 して、人を、文かよはし」 をころ。狭衣「この殿のたはしごころ
れをあはしまれのごろも まあちまさの だのれ たひ 図 自生。自然ょ生ひ出で も、わさをもなきさまみもてなし」
島も見ゆ」 たるもの。 だはしま 図 機千。らんかんみたなじ。
たの づーから 団 自。もをより。自然よ。 たのれこ国 自。われを。たのづから。 古語。
他の力をからすして。源「あながちよ、 たのづど。古語。新後拾「昨日まで人 たはしまさふ 園自御座。ねは
たまへさらず、もてなさせ給ひしほだ よまたれし源しさをねのれを急ぐ秋の すの延語。古語。空穂「君たち かすを一
ょ、たのづから、軽き方ょもみえしを」 はつかぜ」 -
つくして、ねはもまさお」
だの っま図 日妻。自身の妻。わが妻。 だのれ ら個 日等。われら。われわれ。 だはしましをころg 御座所。たは
(298)

古語。高「れのつまを人の里みたきた 狭衣「さるものから、ねのれらをも、た ごころ よたなじ。狭衣「この院みを、1


ほぼしくみつらぞ来ぬるこの道の間」 はしうさみ」 品宮のれはしましごころをぞ」
たのがさち たのもだのも たは
- -シ
ーーーシ シ -シ
たはします たびえ たびがね
(294)

たはし-ぎす 園間 御座。 たはずを ない たひいだす。古語。伊勢「にはかよ、親、 鳴らすこと。


ふ敬語 ょ、又、ますをいふ敬語を添へ この女をねひうつ。男、血の涙をなが たび がね 図 個金。刀を、腰ょ偏おるた
て、1層敬ひていふ語。たほまします。 せをも、をだむるよしなし」 めょ、綿を貫くくわん(撃。
源「何事も、たばしめしわかれやり、こも たびーえ図 特。たびゆるこを。 だーひき 陥 御引。ひきでものょたなじ。
りたはします」 たびえ さわぐ 園自 驚騒。たびえて だ ひき 図 負木。婚濃の時、嫁を駆せて
だはしもの図 監物。けんもつの異名。 負ふ木。徳川時代ré行はれたるもの。
古語。 たびえまさふ 闘目 驚惑。たびえて だひーこむ闘側 追籠。家みこもり
たばす 園自 御座。次のねはすよたな まだふ。枕「誠かを、まれもの、はしり 居らしむ。(罪人などを) 俗よ、たひこ
じ。字拾「させる能も泊はされを目 かかりたれを、たびえまをひて」 める。第花「有國を、つかさ、位も、をら
闘員御座。 り(居 きたる(来)き だひ たさす 闘 追落。追ひかけて
(去)の敬語。婦鈴「たん前を、あゆみ 奪ひ取る。たひはぐ。盛衰「朝夕、やま だひーこめ 陥 追額。罪人を、家ょ籠りを
わたりて、西さまよれはするを」 だちして、年貢、正税、れひたをし」 らしむること。
たひ 図 答。修験者などの、旅中ょ、背み だひ-だひーに園 追追。えだいちだい だひーこる園自生凝。たひあげる。
負ふ箱réて、脚をつけたるもの。宇拾 よ。だんだんみ。源「たのづから、ね 繁茂す。古語。婦鈴「かた岸rs、木ども
「いかがせむをたもひて、れひうちたろ ひねひょ、内の事をもえ、ちてむ」 たひこりて、いをこぐらかりたる」
こして、内re入りてけり」 たび かけ陥 帯掛。たびをめ(帯留)を だひ さがり召 生下。女の髪の毛の、き
たひいづ 園国 自生出。Qうまれ い いふ。徳川時代rs、大名等の奥女中が、 りはしのさがりたるこを。
づ。源「若みやなを、たひいてたまは たも ま用みたる語。
を、さるべき序もありなむ」 Qはえ出 だひかせ図 追風。Q後より吹き来る
だひさき 陥 生先。生ひたちてゆくさ
・づ。生す。(植物ょいふ)後拾「かすが 風。Qたちみ(起居)よつけ、衣の動く
き。成長する家。源「人ままさりたる
野の雪のみっむをみしかをもれひいづ たひさき、をろくみえたまふを」
はょりてたこる風。徒然「女房のたひ だひさきすくなし
かせ」 属画 生先少。 行く
にいりっ園 池 追慕。たひはなう。 だひーがね 宮 追鐘、 *きりよ、鏡を打ち 末の頼み少し
* *
i?
頼みなし。 1着る、種のうすき のな引 きてたこせたりける」
にひ さまに国 追様 あさょっづきて。 たびする まねなじ。 おひて図 通風。たひかせよたなじ
あさを 3て。平治 したてたる約 図 発揮 。たひ(笑)を負ふさ 夫*「まはしさもいふかひぞなき沖か
五十領 たひさまにつかはされたり」 きま、肩 まあつるもの。たびすり。 けしたひての風 まいづる舟人」
だ ひさもと図御膝下。Q天皇のたは たひする 図生末。たひたつさき。成 たびこ図 首。上古のかはねの名。た
します地。楚殿の下。Q 徳川将軍のす 長の末。たひさき。拾遺員外「子日す うど。 --
む地 (江戸をいへり)Q 貴人のそほ。 るをしほの野べの小松原はるかré見ゆ たびとき 宮 帯解。たびなほしょたな
たそを。「君のねひもさょいたし」 る千世のたひする 」 じ。
だひーを 召 大石。『たほいしの約』大な だひーをや 図 負征簡。背負ひたる矢。 たびとき すがた 図 帯解姿。帯をさき
る石。古語。記「伊勢の海のれひみ ょ だーひーたき 陥 御発火。むかし、碑赴 ょ たる姿。まだらなく、うちをけたるす
はひもをほろふ」 て、十一月rs火を襲きて、祭をなしたる がた。
だひをく 園員 追及。たひっく。た こを。陽気を迎ふる義なりをいふ。 たびをきのいはひ 図 帯解祀。剤
ひつづく。古語。i生敷。生ひつづ たびただし国 膨。盛ょ多し。甚し。 ほしのいはひrsたなじ。
く。繁りゆく。古語。 いかめしく多し。俗rs、たびただしい。 たびをき はらひ図 帯解挑。たびも引
たび をはり図 帯神。身鉢のうち ょて 宇拾「ただ、寂心をころせをいひて、を すがたみたなじ。
帯をま むるをころréあたる部分。よわ りわきて、なくこをねびただし」 だひさのぶ日生 。生aたっ一
よ従びて調ふ。
ごし。 だひたち召 生立。Qたひ立つこを。Q
だひすがふ 園自 追次。たひつぐ。次 経歴。 系統。 履歴。 たびをり日帯取。右gりがはょた一
なじ。
をたふ。古語。源「人まれやり思ひたま だひ たつ 園目 生立。生ひてのびゆ
へこころさしたるを、かういふさいは く。生長す。源「かのなでしこのれ3 たびとり がは 図 帯取草。大刀を、腰ょ
帯おるをきrs用みる草の緒。績後拾「太
ひ人のはらの后が補こそ、また ねひす たつありさま、きかせまほしけれど」
(295)

刀のねびをりがは」
がひぬれ」 たひ つくミ園自 追着。たひたよぶ。伊
、熱集 「ならさかのあたりréぞ、たひつ だひとりーがり 四 追鳥狩。鳥を追ひ立
だひ すりg 答増。3巡濃者など の背
だひさまに だひする だひて
* 、
おひんは だひのぼる たびぶくろ
(206)

てて、馬上より、弓、またえ、銃 ょて狩る一 さめて、起くるこをの敬語。たひんな たびーぶくろ 図 帯袋。腰よ帯ぶる袋。き


ここ。 る。たひなる。 んちやくの類。
だひ-なは 召 追輝。野馬を捕ふるみ用 たひ のぼる闘自生上。生長す。たひ だひまくる 闘 追携。熱しく追ひ
みる輝。かけなは。 たちて、高くなる。源「藩を、軒をあら て走らす。はげしく追ひて攻む。
たび なほし図 帯直。ねひなはしのい そひて、れひのぼる」 だひ-*さる 闘自生優。生長する よ
はひの界。 たひば 図 追羽。鷹が、小鳥をたひゆく 随ひて、よくなりゆく。 「こよなう
たびなほし-の-いはひ 陥 帯直祀。見供 時のつはさの稲。 こそ、ねひまさりて見えたまひしか」
の五歳rsなる年re行ふ式。見供をえは たひ ばら召 追腹。主君の死を継み、そ だひまはし g 追廻。綱の名。あみの四
う(吉方)よ向はせて、はじめて、紐なき の跡を追ひて、切腹するこを。殉死。 方ょ竹をつけて、二人して、魚を追ひま
衣服を着せ、帯を結はしめて祀 す。 だひ はらひ 図 追放。たひはらふこを。 はして抽ふる具。
だひ-なほり 固 追直。好運ょむかふこ たひ放つこを。つみはう。 たびむすびーもじ 図 帯詰交字。や の字
を。あしき運命の、韓じて、よき運命の たひ ばらふ 闘悩 透挑。たひ退く。た の異稲3
来るこを、 ひはなつ。たびにがす。源「いを、よそ だ ひん-なる園自 御起 剤
だーひ-なる闘員 御起。ためさめよな ほしく、さしあゆみたまふほを、かしが の音便』 日蹴めて起く。たひなる。た
る。たひよなる。 ましう、たびはらびて」 ひよなる。敬語。
だひなる闘自 生成。たひたつみた だび ひき図 帯引。むかしのたはむれ だひめ 図 負債。借り受けたる金銭を
なじ。古語。空穂「かの神君の、よくれ ré、四人以上の人のあつまりたるをき、 返すべき義務。かり。ふさい。ま やく
ひなりたまひつるを、いかで、内rsまみ 紙をよりて、帯のはしょ結びつけ、たの さい。ま やくせん。ま やくきん。
らせてしがな」 たの、紙のはしをひきて、ひきたるか たびもの図 個物。身ょつけて持つも
だひ にがす 園圏 逃追。Qにがしや た、ひかれたるかた、互ré、その帯をさ の。たんもの。
る。追ひはらひてにがす。のがれしむ。 りかふるこを。 たびやかす 朝。たびゆるやうょ
Q捕へむをして、誤ってにげらる。 だひーひろがる 闘自生擁。和3こる す。たごす。たをしなやます。たそれ
だ ひーになる 固 『た書みなるの義』日 16たなじ。
鳳。源「狐をさこそえ、人を剤
『7lし
-調t
かせご、ここ まもあらぬやつこいふさ れひつかで」 兵退きさらしむ。負。i ょて、子え、そのふさころょあるものな
ま、いさなれたり」 iC背みのす。せたふ。Q身 よ引き受 れをいふざぞ。又、子を、胎内よて、え
だひもの い 図 追物射 敵の逃げ行くを く。源「人ょ、いたづらよなしつるかご なのふくろの中rs ある故rs、たふくろ
追びながら射ること。衰盛「落ち行く を、ね 3ぬべきえ、いをからきなり」i (御袋)の義なりをもいふ』はは(母)を
源氏をたひものいょ射て行くょ」 i国自生。生す。はゆ。なりいづ。 いふ。
だひ やる闘 放逐。たひはらふ。た ㎞
俗 よ、たびる、又、た へる。 たふけ なし風』 負気無。身分不相應
ひのく。たひだす。伊勢「この女を、外 をあまをつぐをもながみすな人わすれ| なり。
へれひやらむをす」 ぐされふさいふなり」 だお し ひきを目㎞する
たびゆ闘旨 驚。Qたそれたをろ だぶ園個 帯。次の、たぶょた なじ。 き、溺れぬためrs、脇rs狭みて、身を、か
く。俗rs、たびえる。萬「さらがほゆる 萬「みもろの碑のたはせるはつせ川み ろく浮かするひさご。古語。
ども人のたびゆるまでょ」e夢ょたそ をしたえやりをわれわずれめや」 i 国 たふをもと図 生ひ繁りたる、わかぎ
はれて、たどろく。俗rs、たびえる。 国 側帯3俗よ、たびる。Q腰の漫よ下ぐ。 (若木)の稲。古語。
だーひらき図 御開。Q祀ひご をの席な 身ょうけて時っ。geたもう 食む。 だぶすg 前洋。水神 入る時事を
、をょ用みる語。酒宴のをはりの稲。Q 「赤色をたぶ」Q身よてひきうく。「官 くせむがためょ、脇ょ挟むもの。古語。
俳句 川柳、かさづけなごの曾の補 職を、たぶ」 だふす 園個 生。れほすょたなじ。
だ ひる闘自 御起。たひなるょたな たふ がふ 図 大碑主。碑官の、位たかき 中 語o 『い
じ。中務内侍日記「たびるよりさき よ もの。古語。(たほがうを書くべきな|だふ て図 追手。城のたもてもん(表
を、いそぎまみりたれた」 らむ) -

門)の稲。たほて。、鋼手ré封して)
たびる園員 観。ほくよたなじ。俗 だ*ミg 御輝。『ねえ接頭語、 くを、 だふ なだふ な団随分。身の程ょっ
ょ、たびれる。源「御女の、あまりやは 顧の字音 よて、ねずみを、大黒天の使rs けて。それ相應ょ。古語。伊勢「たふ
らかょ、れびれたまへる」 て、その多きえ、顧ありさいふ義』動物。 なれふなたもひをすべしなぞへなくた
(297)

たふ 園同道。Qあをょつきて急ぎゆ| ねすみ(風)の異名。 かきいやしきくるしかりけり」


く。伊勢「まりよたちてねひゆけだ、え」だーふくろ 陥。御袋。『御ふをころの説 だふ もの図 環。ねむものを見よ。古
だひものい だお たふけなし
- -
シシ **}
だふれ だほあふ きたほいさの
(208)

一語 たほあふき召大局。昔、天皇出御の だほいをの日大島。たほいまうき
だ ふれ 図 御廟。たほやけより、ふれ知一時、御領をたほふためょ、左右の女官 みょたなじ。古語。源「れはいごのの
らするこを。公文。 が、さしかくる長き柄の扇。 君、いををかしげみ、かしづかれたる人
たふを よし困 大魚哉。ねふを は、た たほーあま陥 大尼。あま(尼)の敬稲。 をもみゆれを」 _
ほきなる魚よを呼びか くる意、しを助 たほ あらは 召 大意。和国 わ引国 ょた たほいまうちきみ 召 『れほきまうちき
鮮ょて の(航)を、たほいなる魚な なじ。長門平家「敵三崎が中rsをりこ みの音便』 大臣の古稲。古今「東三條
るより、おひょかけていふ。記「れふ められて、たはあらはよなりて」 の左のれはいまうちぎみ」
をよしま びつくあまよえがあれをうら たほあらめ 大粗日。よろひの をを たほいまちきみ目大臣。ねはいまう
こほしけむ」 し方の一種。いをめの間を、まはらrs ちぎみの署。
だーへや図 御部屋 Q貴人のめかけ(考) あむもの。
の稲。Q隠居したる人を、今の主人の
たほい まつりごとの つかさ g だじ一
たほーあらめーに園大粗目。あらあらし やうぐわん(大政官)の古稲。
めしつかひより、敬ひていふ稲。 く。粗界16。
たほい-みやつこ図 大領。郡術のかみ
だへやーさま召 御部屋様。右へやよた たほい だほともひ 陥 大競。太政官の の古補。
なじ。 判官。左右大挑の古稲。
だへやーをゆう図御部屋類。徳川時 たほいものまうすっかさ図 だいなご
たほい-きみ召 大君。第一の姉君。大西 ん(大納言)の古稲。
将軍家r て、夜毎ょ 御寝所ょをのみす 君。古語。第花「よしちか中納言を、か たほうだを
るものの稲。
ころ 図 大歌所。古、碑楽、
の一條大納言の、れはいぎみの御をち 催馬楽などをはじめ、すべて、歌曲の事
だほーあなぐり召 大索。甚しく探るこ 16て」
をつかさどりし官御。
を。古語。楽花「世 よを、ね3剤り こをまの
をいひつづくるも、ゆゆし」 たほい-こ 図 大子。第一の姉。たほあ たほうち召 大内。みかど。きんちゆ
ね。古語。大和「たほいこを、きさいの う。だいり。千載「二條院の御時、たほ
だほ あに 陥 大兄。第一の兄。長兄。
宮ょ、少将のごをいひて、候ひけり」
だはあね g大跡。第一の姉。演松「ね こ gの
たほいーをるすーつかさ Q
うちょたはしまして」、
ほあねを、尼rs なり ょき」
外記)の古稲。 だいげき(大 だほうちき 名 大詳。 河 引きをいふ。
雅没㎞引き1領はふえ、ひ」
ミへなくて、たた、ふたうかされ るみ Fレ
いふなり」 だgえをき g シのさき。 **
-、**
しちち、古ェ。
だほうちびこ召 大内人。伊勢の碑官
rる奉仕する紳官。供御の物なごをつか
の落ちたるあたりを指していふ語。
たほえ たかし國』 賞高。人ょたもは
だほだほちをち日族
の兄弟。古語。
父。たほ 『
さこる。 るるこを甚し。人の信用多し。源 「わ たほ だみ固大臣。刃を見よ。
古語。
たほうち-ぼん 図 大内本。むかし、大内 れを、いを、たばえたかき身を思ひて」
義隆が、紙を、明國rsやりて、印刷せさ たほえきの図 大江殿。いつきの宮の、 たほ だよび 図大指。たほゆびをいふ。
せたる書籍の稲。世ょ、珍しきものを 伊勢より騎り給ふをりの旅宿。古語。 たやゆび。古語。
してたふさぶ。 源「たほえごのをいひける所を、いたく たほか 図 総車。いく り ぐるみたな
だほうみ のはら図 大海原。ひろびろ あれて、松はかりぞ、まるしなりける」 じ。古語。
をしたるうなはら」たほうなはら。古 たほ えり 図大藤。Qえりを、廣くあけ たほがき 固 大垣。居宅の周園の垣根。
語。空穂「こひせじをみそぎの船もこ て断つこを。Qひろきえり。 古語。薄「ものはかなげなる小紫を、ね
ぎよらをたほうみのはらよさきやはな たほ だをさり図 大器鳥。動物。鳥の はがき よて」
たむ」 名。質物、詳かならやり。一説rs、からす たは かく固大角。せに百三十三文を
たほえg 賞。Qたばゆるこさ。わすれ (鳥)なりをいふ。古語。 いふ。むかしの芝居ものの隠語。
ぬこと。Q 技術なやこ よ熟したるこを。 たほ ださと図 太弟。『太弟の誤請』天 たは がさ召 大笠。柄みて、さしかやす
源「世の中rs、物のたばえある人人」 Q 皇の御弟を申す。 やうなしたる、大なる笠。古語。落窪
語るこを。大鏡「いで、たばえたまへ、 「たはがさを、ひきかたぶけて」
だほ たは 図 倉祀母。たほちの母。ひは
時時、さるべきこをのさしいらへ、繁樹 は。古語。 だほかしまでのつかさ召大膳職。
も、うちたばえはべらむかし」 Q人の、 だぼ だほし 國臼 たほろたばろしの界』 だいせんしきの古語。
われr*シする感情。籠遇。信用。「君の たほかた 国 大方。ぜんたい。すべて。一
(299)

たほろげなり。分明ならず。源「雪、や
たほえ」 一般。後拾「さくらはなにほふなごり
うやうつもり、星のひかりréたほたば
たぼえがき 図 豊書。心たばえのため ょたほかたのはるさへをしくたもほゆ
しきを」
だほうちびこ たほえ<さ だほだほち

*
*}
たばかたみの たほきうみ たほきみの
(300)

るかな」 一だほき うみ召 大海。たほきなる海。 ré属して、皇族諸王の名籍をつかさど


たほかた-さの召 大方殿。将軍の質母 たほうみ。大洋。古語。萬「たほきう りし役所。たほきみたちのつかさ。た
をいふ。足利時代の語。 みのみなぞこふかくたもひつつ」 きみ。古語。
たほ かたびら召 大雌子。かたびらの だほ きたのまんをころg大北政所 たほきみ の蹴 大君。天皇を、常 よ、き
1種。むかし、単rs、汗をりをして用み揺政闘自の世儀の補。たほまんをころ ぬがさをささせ給ふより、みかさ(御
たるもの。冬を白、夏を紅、老人をかう (大政所)ょたなじ。増鏡「前坊の御世代 笠)みかけていふ。萬「たはきみのみか
ぞめを用みたり。古語。 員
の永嘉門院、近衛たほきたのまんをこ さの山のたびょせる細谷川のたをのさ
一だほかた ぬぐミ園側 大肩脱 たほを競 ろなを、やんごをなきかぎり、うちつづ やけさ」
語。肩肌を脱く。盛衰「物具着るみも きかくれ給ひめれを」 たほきみの-かみ 図 正親正。古の官名。
及はすたほかたぬぎて」 たほきだとを図 だいじん(大臣)の古 たほきっかさの長官をいふ。古語。」
たほがな図 大個字。大きく書きたる 稲。 たまきんだちの-つかさ 召 正親司。ね
個名文字の稲。著聞「れほがなの、いま たほきだほいまうちきみ 図 だじやう ほきみつかさよたなじ。古語。
いましげなるみて」 だいじん(大政大臣)の古稲。 だほくミ園 多。たいがい。たほかた。あ
たほかひーをかひ 図 大峡小峡。大山の たほ意ささい 図 大后。たほぎさきの音 らまし。たぶん。源「陰陽師なども、ね
間を、小山の間を。大なるかひ(峡)を 便。 ほくま、女のらうをのみうらな ひ申し
小なるかひ(峡)を。古随。 たほきーささき図 大后。Qくわうたい けれぞ」
たほ からう図 大家老。た いらう(大老) ごう(皇太后)の古稲。Qくわう ごう だほ くち図 大日。ねほくりのは剤
よたなじ。 (皇后)の古稲。 の署。枕「れはくち、ながさよりを、く
たほ がり図 大雁。動物。島の名。ひ たほきまうちきみg 大臣 ねg い引 ちひろけれを、秘、いをあちきなし」
しくひ(鴻)の古語。 うちぎみréたなじ。 だほくち の園大日。根の日を、大なる
たほ き 図 大木。大なる木。著聞「男の、 たほ きみ 図 大君。Q天皇の稲。萬「や より、たほかみの古語、まがみréかけて
かたぬぎて、たつぎふりかたげてたほ すみししわがたほきみの」Q諸王の稲。 いふ。萬「ねはくちのまがみのはらよ
ぎを伐りたるあり」 たほきみ つかさ図 正規司。古 宮内省 ふる3きえいたくなふりそ&っもあら

■ー
な〜re」 だほさうにrn まむさ
だほくち のはかま図』大ロ務。東常の ょ。ニたろそかよ。なほさり ょ。古語。
くもかます」 ひ
だほしうづもる シ日
時rょ衰つ務。はかまの日、ひろくして 源「これかれあるつら まて、たほさうに くじけたまふ。源「物もいはで、ねばG
大なるもの。 交らはせむも、ほいなからむ」 うづもれ給ふらむ」
だほくらーをやう 図 大蔵省。Q古のつ たほさか-かはんーを ゆう 召 大阪 加 番 だぼし うつろふ 園自 思移。思ひ移
かさの名。八省の一。たほくらのつか 衆。徳川氏の制ょ、大阪城よ置きしつ りたまふ。心うつりたまふ。
さ。Q今も、租税の徴牧、政府の一切の かさの一。交代してつをむ。みな、諸 だぼし えらぶ 園 思操。心 ょ決め
出納 園債、造幣等のこどを掌る官省。 侯の役なり。 てえらびたまふ。
だほくらの つかさ図 大蔵省。たほく たほ さき図 大前。かんだちめの前騙 たぼしーだきつ 園国 」思接。後を思
らしやうのT)rsたなじ。古語 の稲。古語。枕「上達部のさきだも、殿 ひて、控を立てたまふ。
たほけなし国』れふけなしの園。源 上人のを、みじかけれを、たほさき、小 だぼしたこす ㎞悩 思起。たもひた
「人ょうなづかるべきふるまひをせじ さきをききつけてさわぐ」 こしたまふ。
を思ふものを、まして、たほけなき事を たほーさんさし 図 羊机子。植物。草の たぼしーださず 園Q 思劣。心の中 よ
たもひわびて」 名。だいわう(大黄)の古語。 てたもひたをしたまふ。
一だほ ごしよ図 大御所。将軍家の隠居 たほ さる図 大申。干支の一。きのえさ だぼし ださろくミ園自 思驚。心の中
せられたる をきの倉稲。足利時代及 をいふ。 réてたごろきたまふ。
び徳川時代の語。(上皇を、仙洞御所を だほし 図 大黄。植物。草の名。だいわ たほおか 図 大鹿。動物。喉の名。Q
いふr*准へていふ) う(大黄)の古語。 形、鹿rs似て大きく、毛ré、斑なくして、
たほーごほのみやつこ 図 大領。郡衛の たほし 団 凡。たよそよたなじ。古語。 青黒色なり。角を、その枝、末の方 よむ
かみの古稲。 源「たほし、かいもをあるじ、はなはだ らがり分れ、冬ょ至れを落つ。濃。和名
(801) たほ ごみ 図 大盤。高き撃。大なる盤。 ひさうrsはべりたうお」 「シ保之加、似度面大毛不班」es
績古事談「たほごるをはなちてのたま たほし個目覚。たもはれてあり、たも じかréたなじ。
はく」 はし。源「まうをたばしき人を、いをま だぼしかしづくミ 園自
たもひかしづ
だほくちのはかま たほざうに だぼしうづもる
にぶしかだむ だぼしをむ だほしながらふ
(302)

きたまふ。 れほしーをむ 園直 思染。たもひま み れぼしーなすらふ 園国自 思準。 たも


だぼしーかたむ 闘過 思固。たもほ 給ふ。思ひそみ給ふ。源「さはかり、月 ひな りらへ給ふ。
しかため給ふ。決心し給ふ。狭衣「か 日をへて、ねばしも むめるあたりえ」 だぼし なびく 闘自 思魔。たも ひな
へすがへすれば しかたむれだ」 たほしたつ 闘 側 育。そだてあぐ。 がき給ふ。
だぼしーかはる園国自 思愛。たもほし やしなひたつ。源「とりわきて、れほし れぼし ならふ 園自 思習。たも ひな
かはる。心がはりし給ふ。 たてたてまつりたまへれを」 らひ給ふ。
だぼし きざす 園同自 思萌。たもひき だぼしたっ 園思立。なもひたち だばし
さ し給ふ。思ひそめたまふ。
なる国冒思成。思ひ入り給
給ふ。思ひたこし給ふ。 ふ。思ひなり給ふ。
だぼしと たす 闘 」思朽。たもひく だぼしたゆだふ 闘自 たもひたゆた
たし給ふ。
だぼし のたまふ 闘自 思宣。思ひ給
見下げ思ひ給ふ。源「数な ひ給ふ。 ひてのたまふ。源「いみじうつらしを
らぬ身ながらも、たばしくたしける御 だぼしーつつむ闘鶴 思包。た
もひつ ぞ、れgしのたも はせける」
心はへのほ とも」 つみ給ふ。
だぼし-こころざす 闘目 思志。たも だぼしーつよる 園自 思強。たもひっ だぼし のさむ園四冊 思和。たもひ
のだめ給ふ。
ひこころざし給ふ。 より給ふ。 だほーをほ 図 大潮。たかしほみたなじ。
だぼし-このむ 園 思好。たもひこ だぼし ながす闘個 恩流。たもひな 古語。萬「れほしはや淡路のせ をの吹
のみたまふ。心からこのみたまふ。 がし給ふ。 わけrsのぼりくだりの片ほかくらむ」
だぼし さわぐ 闘自 思騒。たもひさ だぼし
なぐさむ園個 思慰。たも だほをぼ四 大競。鳥順子の紙ょある、
わぎ給ふ。光の中rsてさわぎ給ふ。 ひなぐさめ給ふ。かくあらむを思ひて、 疎き競。ま ぼを見よ。
だぼしをづむ闘 思獅。たもひ なぐさめ給ふ。 たほし-むつかる闘目 思情。心の内
ま づみたまふ。心をたちつけ給ふ。源
だぼし なげくミ闘習 思軟。たもひな *てむつかり給ふ。
「いざ、かうしも、人rs見えじをた ばし
げきたまふ。ものごをの、心rsふれて、 だぼしめし 固 思召。たほしめすこを。
おづむれを、さらょ、えるのびあへさせ
なげき給ふ。源「ねばしなげきたはし 貴き人の御心。
たまはす」
まずをききたまふre、いを奈なくて」 だばしめす 園 思召。思ひ給ふe沈
「職*、うれしこたほしめすらむかし」 れはせる 引gsc り引
だほしやる ェ 思遺。たもひやり じたまふ。俗 ま、たほせる。i果。遂
給ふ。源「いをあはれょたほしやる」 ぐ。はたす。俗 ょ、たほせる。萬「山ふ おほだか図 大量。堆のたか。めだか。
だほたか だんし固 大高掘組。紙の名
一だほしよる園冒思寄。思ひより給 かみさびしきややこのあるじををなりれ だんしの一種。地、自く厚くして、激あ
ふ。源「御こころさまを見るりたまへ ほせたるみ ょもあるかな」
り。その紙幅 大なるもの。(こ剤
だほせ図 仰。たほするこを。いひつけ。 ちゆうだか ょ封して)
れを、たばしよりて」
れぼしめきまふ 闘目 側 思遊。たも いひきかせ。古今「今も、れはせのくだ だほ だから図 大賞。たほみたからよ
ひわきまへ給ふ。 れるま 」 たなじ。人民。古語。

一だばしーわく 園自同 思別。思ひ分け だほせ がき図 仰書。仰せて書かしむ だほ だち図大太刀。偏刀より甚だ長
きィ
たまふ。 る文書。狭衣「例の中納言のすけの、た く、戦場へ出づる時、背ょ負ひて持ちゆ
だほし-わする 国 側 思忘。たもひ ほせがきはかり ょて、かひなきもの、常 くもの。
わすれ給ふ。 のこをみて」 たほち図 風父。『ねg剤の約 うち。
だぼし をこだる園国鶴 思怠。たもひ たほせ-ごこ 図 仰言。たほせのこをは 父の父。源「春宮のれはちたをだなを、一
をこたり給ふ。 命令。源「さぶらひつれど、たほせごと いかなる事rsかど」i大路。幅の廣き
一だほす 園Q 生。生長せしむ。やしな もなし」 道路。大道。落洋「一條のねほちょ、う
ふ。たふす。楽#「母もたはせぬ姫君を、 だほせ-ぶみ図 仰文。仰せを書きたる ちぐひうたせたまへれを」i催馬楽
わが御懐r*てれほし奉りたれを」i 文書。 の律の曲名。催馬楽「たほちょそひて
国洞員。Q背たはしむ。俗 よ、たはせ れ ほそg 御細。たび 常)をいふ。宮 のぼれるあをやぎが花」
る。高「ゆぎさりたはせ」Qかこつく。か 女、たよび、将軍家の奥女中の語。 だぼち 図っりはり ょたなじ。古語。記
づく。俗 よ、たほせる。古今「木づたへ たほぞら図 大室。たほきなるそら。 「この飼を、その兄みたまはむ時よ、の
をたのがはかせょちる花をたれょねは 古今「たほぞらを継しき人のかたみか りたまはむさまを、このはりえればち」
(303)

せてここらなくらむ」i課。うけもた *もの思ふごをみながめらるらむ」 だぼつかなしB口 無覚束。たしか な


す。質物を出さむこをを命す。俗よ、たほたかg 大高。紙の名。村gたかだ らすあり。分明ならずあり。こころば
だほしやる たほせ だほだか
だほつごもり だはごくすしたほどの
り一 そし。こころもをなし。俗ょ、たばっ あり。古語。遅いとわかやかょ れほ ねりのつかさょたなじ。
% かない。萬「春されを木がくれたほき だけたる心地す」 だほとの陥 大殿。C禁中の寝殿。古
タ月夜たぼつかなしも山陰reして」 だほとくすし g 侍置。『幻引 語。Q大臣、若しくま、貴族の、常主の
だほーつごもり 召 大晦。1年の最終の (御許薬師》の韓』 貴人の御許re侍する 父の倉稲。源「たほをのの御心、いをは
日。十二月の噂日。たほみそか。 警者。古語。 しけれを、まかでたまへり」 _
たほーつち 陥 大地。地を、その大なるよ たほ をこ固 大床。棺をのせて昇ぐ具。 たほどのあぶら四大殿油。たほどな
つきていふ語。ちきう。古語。萬「ね 棺のそをがこひ。潮。古語。 おらよたなじ。古語。
ほつちをさりてつくをも世の中ょつき だほとし四 大年。3わんねん(元年) たほどの ごもり召 大殿隠。たほどの
せぬものを継reしありけり」 よたなじ。古語。紀「元年、れほどし」 ごもるこを。古語。
だほーつぼ 図 大壺。あゆびん(尿瓶)の だほとし固 大歳。たほっごもりょた たほどのーごもる闘個 大殿隠。寝ね
古語。雅装妙『大臣のそんさのをりを、 なじ。 たまふ。古語。枕「今をあけぬるrs、か
たほつぼをたき」 たほをしより図 大年寄。たいらう(大 くたほをのごもるこをかまとを、 まなさ
たほてて 陥 祀父。初 はちよた なじ。 老)よたなじ。 せたまふ」
古語。楽花「二郎君、三郎君、そめきて たほどだぶら四大殿油。柏gのあ以 たほどのほがひ 図 大殿祭。大殿ょ、災
たはして、やや、れほ ててがたはしたり らの約』大殿みて照する療火の稲。古 なからむ貸re行ふ祭。古語。
けるを」 語。源「たほどなぶら、近くかかげて」 だほとびこ四 侍従 『 (御
たほさかーに 園 たほやうよ。のをやか たほをねり図大舎人。大舎人察の官 許人)の音便』 Q3うrsたなじ。古
よ。ゆるやかよ。古語。源「ただれほ 人 よて、供奉、容儀等の事をつかさどり 語。











もろの
しもの。 たほどもの園大伊。e%っょかけて

さどく

ほだ






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たほさねりの つかさ 図大舎人寮 古、 いふ。萬[たほをものみつをえいはじ
ほど げ
古うたま語
さじ




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中務省 よ属して、大舎人の分番、宿直等 あかねさしてれる月夜rsただあへり を





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きた
大らか の事を掌りし役所。 も」eたかしょかけていふ。萬 れほ
ょてあり。さりえまらす。たほやうよて一だほふaりーれう召 大舎人熟。たはだ一をものたかしの演の松が根をまきてし
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ぬれを家しまぬは3」_ 剤 だほ ね 図 大根。植撃。草の名。 だ の
たほこもひ図義官。ペんくわんの古 っ5まれなじ。 こん(大根)の古語。枕「うるひつきの
稲。 たほなめまつり図大奪察。 Q たほね」
たほどりの園大鳥。鳥さいふ縁より、 うるまななじ。古語。 たほのか に園剤 はまたなじ。
はがへrるかけていふ。萬「れほとりの たほ に 園 凡。たほよそよ。なほさり 古語。宇拾「あさましう、なほのかみも
はがへの山r*わが態る妹をいますを」 ré。たいていrる。古語。富「ふく風も いふものかなを」
たほきる園自自 ひろじる。みだる。 れほにをふかす」 たほ のさーに園 れgかによれなじ。
たほごく。古語。 たほーには 召 大庭。門前の庭。 古語。懐竹抄一むかしの譜え、れほのさ
たほな固 大名。ひろきをなへ。継名。 たほ にへ 路 大官。だQやうる ょた にて、末代の人、心得がたし」 _
-
古語。 なじ。 古語。 菊草。あらまきr*れな たほ は 図 祀母。『れはははの約』はは
だほなーだほな園 障分。たふなれふな réたなじ。古語。
réたなじ。古語。 たほぬ 召 大野。大なる野。ひろき野。 たほはこ図 車前。植物。草の名。春の
たほなかー&ろ 四 大中黒。鷹の羽根の たほのの古語。 初め、宿根より生す。葉を、長さ 三四
本を求を少しづつ白くして、中ほどの だほめ さ 図 大幣。大統の時、までをさ 寸、薬 よ似たり。花を、革の興rs、穂の
黒きもの。 す串。古語。 状をなして開く。葉を、峠の死にたる
たほなかぐろ の や 召 大中黒矢。大中 たほぬさ の園 大幣。大幣え、大秋の果 ré% へむ、蘇生すをいふ。故rs、かへる
黒の羽réてはぎたる矢。 てたる時、人人つをひひきたりて、その ほをもいふ。たんはこ。婦鈴「れほは
たほな-ご 固 兄子。普通の人の子の稲。 身をなづる事あるより、ひきréかけて この碑のたすけやなかりけむちぎりし
古語。(貴族の子ré封して) いふ。古今「れほぬさのひくてあまた ことをたもひかへるか」 し
だはなほび目 大直倉。剤

よな réなりぬれぞれもへ%とえこそたのまさ たほはだーぬき 陥 大肌脱。たほを務語。
なじ。古語。 りけれ」 肩肌を脱ぐこを。盛衰「物具著るrsも
(805)

たほーなほみ図 大直曾。なほらひょた だほぬ-ろ 図 大野。初はぬ よた なじ。 及はす、たほはだぬぎょて」


なじ。古語。 ろを強鮮。古語。 たほばへーに 園 たいがいよ。大らかよ。
れほどもひ れほなめ だほね
。 -』 - - - *} ー
たほばん たほひがさ たほぶね
(306)

たほやう よ。古語。 はしごもみ」 の湯rs、梅干を入れて行 むもの。


たほーばん 召 大剣。古の黄金銭の名。小 たほひ がさ陥 将笠。被り笠の一種。 たほ-ぶね 召 大船。大なる船。古 「い
判十枚よあたる。i大番。Q銭倉時代 夫木 「世を捨てぬ人のさまかを利は3 でわれを人などがめそれほぶねのゆた
ょ 京都の守護をして、駐在せしめられ がさかけめはかりをかごをなれども」 のたゆたな%たもふころ」
し諸國の武士の稲 信 れほはんぐみ(大 たほ ひんがし召 正東。まひがし。正し だほ ぶね の園 大船。大船を、容易 ょ沈
番組) の署。 く、東ょあたるところ。古語。宇拾「江 むこをなく、たのみょ 思はるるものな
だほはんーがしら召 大番組。大番頭の、 冠者が家のれはひんがも よある」 るより、たのみみかけていふ。「萬たほ
一隊の長たるものの稲。 だほーひめ 召 大姫。姉の姫。古語。宇治 ぶねのたもひたのみてあまつみづあふ
だほばん-ぐみ召 大番組。徳川氏の制 「れほひめきみの、かく、みなかびをょ さてまっょ」 又、かちをりの意ょてか
re、江戸、京、大阪の三大域を守る兵士 なられたる」 *こりréかけていふ。萬「たほぶねのか
の稲。常備reて交替す。 だほひ-れう召 大炊劉。たはみれうを %こりの海rょ砲たろしいかなる人かもの
だほはらだつ 闘白 大腹立。甚しく 見よ。
たもはさらむ」 又、舟のさまるをころ
腹立つ。枕「人人をりこみて、いみじく たほ びろま図 大廣間。徳川氏の、江戸 を、つをいふより、つょかけていふ。萬
笑ひけるよを、たほはらだちて」 城中の座敷の名。こをよ廣く、つくり 「れはぶねのつもりがうらょのらむを
たほ ばらひ 図 大破。昔、六月、十二月 たりしをころっ *まさしみまりてわがふたりねし」又、
の三十日rs、親王をはじめ、群臣、朱雀 たほふ 園同 梱 被。上よりかうむらす。 はつるみかけていふ。萬「たほぶねの
門rs曾して、行ひしみそぎごを。 かぶす。包みかくす。源「さくら花に はつるをまりのたゆたひreものもひや
だほはら-め 召 大原女。山城國愛宕郡 ほひあまたなちらさじをたはふはかり せぬ人の子ゆる よ」 又、大船を重くし
大原村より、多くいづる婦女rsして、新 の神をありやを」 覆。 て、速かならぬより、3くらのくらまか
を、頭 よ乗せ、黒木めせなを云ひて、市 れはふかし固 大桑。さつまいものふ けていふ。萬「れほおねのゆくらゆく
中を賞りあるくもの。 か したるもの。ふかしいも。寛政のこ
だほひ g 覆。たほふもの。 たほふこを。 らょたもひっつ」 又、たゆたおみかけ
ろの語。
源「物のたほひ、えき物、まさねなをの だほ ぶくg大組。元旦の祀をして、条 ていふ。 「ゆふづつのかゆきかくゆ
嘘おねのたゆたふみれを」又、海
B お むべばいょうさりさ
剤るさいふ けだり引剤引きみ ㎞は、もしび。かか 剤
いふ。高「たばぶねのわたりの山のも みの更 。古話。 * れ はみあかしのことなど、ここr て
にェ りでこのシうあき 図a *くはへ など するはどう 、日〜れぬ」
*はのちのシ
たほ べ 図大宅。だいじやうえ よには 『シだじゃうだ じえ 行みあ(認*御シaてシ
じ。古語。 臣)の古稲。 ょ宴を属はるこを。古語。
たばほし国目 露悩。たばたましょにな たほまつりごこびこ g 大政人。さん ほみ だや図 大御祀。天皇の祀 母の
じ。古語。萬「春日山朝みる雲のたば ぎ、参 『)の古稲。 君を申す。古語。
Qくまらぬ人rsもこふるものから」 たほまさき 召 大顧時。たはまがさき たほみか 図 大謎。たほきなるかめ た
たほぼす国Q 思。ねばすょたなじ。 réたなじ。古語。 ほきなるみか。古語。
古語。 たほーまへ 図 大前。碑備の前を、敬ひて たほみき固 大御酒。さけ(酒)の敬稲。
たほぼとけ 図 大備。大なる備の像。だ いふ語。ひろまへ。 古語。
いぶつ。 たほまへつきみ 図 大臣。だいじん(大 たは みけ 召 大御g。食物の敬稲。古
たぼほらす 園Q 瀬。たばるるやうょ 臣) の古稲。 語。萬「ゆふ川の紳もれはみけよつか
す。たばれしむ。 g員3
シ たほまんちうぶころ 召 大優頭鏡。兜 へまつるを」
たぼほる 園巨目 溺。ねばるょた な のま ころの作り方の一種。優頭形ré盛 たほ みここg大御言。たんこをは み
じ。古語。狭衣「なみだょのみたはほ りあげたるもの。 こどのり。古語。萬「たほみこさいた
れたまへり」 たほーまんをころ 図 大政所。闘自の母 だきもちて」
たほーまうちきみ 召 大臣。だいおん(大 の算稲。 たほみここもち の つかさ図 太宰府。
臣)の古稲。 たほ み召 大忌。新官祭の時、をみごろ ださいふ(太宰府)の古稲。
たほまが さき召 大國時。たそがれも もをつけやりして、仕へ奉るもの。古語。 たほみーだから召 大御質。『園のたから
きよたなじ。古語。 新葉「山の井のいろをかさぬるこよひ をいふ義』こくみん(國民)をいふ。古
(307)

たほ きします 国自。大座。い引よ だよれほみのそでやかはらさるらむ」 語。


たなじ。古語。
たほーみあかしg 大御燈明。碑前など たほ→みづ 図 大水。暴雨なごのため よ、
だはべ だはまちきみ だほみあへ
*ーjj -
たほみねいり たほみやすごころ たほむらじ
(308)

湖、またて河の水、 信して、陸地を残 たほみやのたもの、例の陣のをしき、な| そ。たほかた。大概。たいりやく。


すこを。こうすみ。たいすみ。和泉式 にくれのだいなりけむかし」 たほーむらじ 召 大連。上代の職名。たほ
部物語「たほみづのさしつきたるréく たほ みやすさころ日大御息所 たみど並びて、政務を執り扱ひこしもの。
らおれを深き心をなほぞまされる」 こころ よたなじ。古語。 員後世の 左右大臣の類。
たほみねーいり 召 大峯入。大和國大峯 たほ みやすんをころ固 大御息所。たほ だほんーぞ 図御衣。たほみその音便。古
山ré入りて、修験者が修行するこを。 みやす ころの音便。古語。伊勢「たほ 語。
多く、陰暦四月 ょ行ふ。_ 引や引んごころも、染殿の后なり」 たほん-たから 召 御資。たほみたから
たほみのーをで四 大忌神。たほみみた たほみやづかさ召大宮司。だいぐう の音便。古語。
なじ。古語。新葉「山の井の色をかさ じを見よ。 だほん べ目大賞。剤 ょに
ぬるこよひだょたほみのそでやかはら たほみやをころ 図 大宮所。たほみや なじ。古語。古今「この歌を、承和のた
さるらむ」 のある所。皇居。古語。萬「たたなめ ほんのきびの園の歌」
たほみ-の-やり 召 大身捨。武器の名。 ていづみの川のみをたえりつかへまつ だぼめかし國』 隠職。たぼろげなり。
及の、長くして大なる槍。 らむねはみや ごころ」 さだかならやりあり。古語。源「女君、さ
だほ-みま図 大御身。貴人の身を敬ひ たほみやびと四 大宮人。禁中 ょ仕ふ はかりならむ、ここころえたまへれだ、
ていふ語。古語。 る人。くものうへびを。公卿。源「いつ ればめかしく、もてなしたはず」
だほみまつりごとの つかさ図 だじや をなくれはみやびをのこひしきょ懐か たほめかす 園鶴 隠職。次のた%
うくわん(太政官)の古稲。拾芥抄「太 さしてけふもきみけり」 すょれなじ。古語。i四 側膝臓。た
政官、たばみまつりごをのつかさ」 たほ みゆき 臼 大行幸。みゆきみたな ぼめくやう ます。たぼろげみあらはす。
だほ→みや 召 大宮。Q内裏。禁中。皇 じ。古語。伊勢「三條のたほみゆきせ 古語。空穂「たばめかせもぞま 給ふ」
居。古語。六帖「百敷のね国みやなが しをき」 たほめく 園自 臓職。分明ならす。古
ら八十島を見る心地する秋の夜の月」 たほみら 図 燕。植物。草の名。らっき 語。枕「それ まや、かれよやなを、シ
Q神宮等の稲。Q皇太后の稲。たほき やう(確)の古語。 めさゆかしがりたまふ」
さき。古語。紫式部日記「西reよりて、 たほーむね 園 大率。 あらまし。たほよ
たほめつけ g 大日附。武家の役名。
=| 『im口
専ら諸大名ょ闘する事を撃る目附。 の御けtき、あしかりけり」e世の中。 だほやけさころ宮 公所。朝廷の御賞
たほもこゆひ 図 大元結。もさゆひの 赴曾。 地。古語。枕「たほやけをころよいり
上み、更 ま飾 よ結ぶもさゆひ。太くた だほやけ がた図公方。表立ちたるか たち」
たみ、雨端 ままんを入れて、金箔なを よ た。たほやけなるかた。古語。楽花「七 たほやけ ばら図 公腹。包みかくさず、
て、いろいろré彩色して、松竹鶴亀など 壇の御惨法、長日御修法、たほやけが 怒り腹立つこを。吾が身よかかはらぬ
を書く。いにしへ、童子の用みしもの。 がたを、たこなはせたまふ」 事なるよ、腹を立つるこを。公憤。築花
いれもさゆび。 だほやけーごと図 公事。朝廷の事。たほ 「げょ、さもありぬべき御ありさまのた
だほものいみ 図 大物忌。禁中の人の やけのこを。政務。公用。公事。源「た めしをたもふぞ、げよをたほやけ樹引
物忌。 ほやけごgをも、いひあはせ」 たたれける」
だほもん 陥 大門。ひろき屋敷なをよ だほやけ ざた 図 公湖沼。たもてむき だほやけーびと図 公人。たほやけ ょ仕
ある、第一の門。たもてもん。正門。 の沙汰。表立ちて、政府の沙汰をなる ふるひさ。たほみやびを。源「ねはや
だほや図 大矢。たほいなる矢。通常の こを。公判。たもてさた。 けびををたのみたる人を、かくやをあ
矢よりも、長く大なり。平家「魔藤別常 たほやけ ざま図 公様。表立ちたるさ るを思ひか へして」
あさわらって、さ候へむ、君を、質盛を、 ま。たほやけなるかた。源「御息所も たほやけもの図 公物。私ならさるも
たほやをたばしめされ候ひけるか」 たはせず、ねはやけさまの宮づか へを の。表だちたるもの。
だほやうらか に園大様。たほまか 思へり」 たほやけ やけし 國目 公公。た国剤
よ。たほやう よ。古語。愚秘抄「ただ、 たほやけし国 公。たほやけらし。た しょたなじ。古語。源「ねはやけやけ
たはやうらかに書きなすべきなり」 もてだちたり。古語。狭衣「いをたほ しき、さほふはかりの事を、けふまたま
だほやか に国 大。たほきやかよ。あ やけもく、きらきらしき御有様なり」 ひしょ」
たたかみ。たほやう よ。古語。 たほやけーづかひ 陥 公使。朝廷よりの たほやしま図 大八洲。大日本園の古
たほやけ 図 公。Q朝廷。政府。Qわた 使者の稲。古語。更科日記「このをさ 。即ち、淡路洲、伊醸二名洲、筑紫洲、
(309)

くしならぬこ さ。たもてだちたるこ こをたづぬるょ、このみこ、たほやけづ 豊岐洲、封馬洲、隠岐洲、佐渡洲、大日本


を。秘密ならぬこを。伊勢「たほやけ かびをめして」 豊秋津洲を纏稲せる名。源「ふかき御
だほもとゆひ だほやけがた だほやけをころ
-シ
たほやしま&に だほよきの だぼろかに
うつくしみ、たはやしまr あまねく」
(310)

他人。古語。運「さやかくどれほよそばろ。極めてたほろょ。し
たほやしまきに召 大八洲國。剤| びをのたもはむ心さへ、思ひめぐらさ|だぼろ か に団艦。れgろ別にみたな
しおみたなじ。 るるを」 じ。萬「ますらをのゆくをふ道ぞれ3
たほやすさの固 大安殿。だ いくで たほよさ の園大淀。大淀ょある瀬を ろかに思ひてゆくなますらをのをも」
ん(大極殿)ょたなじ。古語。 いふ意より、れほせrsかけていふ。順 だほろく 召 大六。鈴虫などを入るる
たほやまこ四 大日本。大日本園の古 集「ま ら波のま らぬ身なれをたほよだこ 籠の大きなるもの。(ころく よ封して)
稲。 のたほせごをををいかがたのまむ」 だぼろげーに園 臓。たしかならす。不
だぼゆ園旨 覚。Cたもはる。感す。 だほ よめ召 大嫁。兄の妻。あによめ。 分明rs。楽花「すべて、たばろげにて、思
Qわすれす。さをる。俗rs、たぼえる。 たほらうか 図大廊下。江戸城の中ょ ひたつべきこどrるなむ侍らさりし」
源「あこがうせrsしいもうどのかほを ありし座敷の稲。 だぼろ-ぞめ 陥 臓染。染色の名。寛文の
れ図Qや」 たほらか に 園 ゆたかよ。たくさんょ。 頃、京都上原結乗防の辻子、紺屋新右衛
だほゆる 凶 大湯座。ゆるびgょたな またたかrs。たほやうré。宇拾「めし、 門の、始めて染め出したるもの。
じ。古語。 さけ、くだものともな%と、たほらかにし たほろーに図 腕。ほのかょ。かすかよ
たほよをーごろも 図 碑楽衣。『古歌の、 てたべ」 さだかならやり。詞花「いにしへをこふ
たほよすがらを いふ語を、あやまりた たぼる園国自 湖。Q水ょ沈む。浮び るなみだrsくらされてればろにみゆる
る語なりをいふ』 碑楽人の着る衣。夫 得ず。俗rs、たばれる。Q深くはまりこ 秋のよの月」
木「電相の上rsゆきをかさねてみやびを む。ふかくまよふ。俗ré、たばれる。源 だぼろーぶね 図 臓船。朽ち果てたる船。
のたほよそごろもさえあかしつつ」 「むねふたがりてたぼしたばるるを」 つながやりrるうちすてられて、水などrs
たほよそ に園 兄。なほさりょ。たほ たぼれかす 園闘」令瀬。水なをょ溺れ ひたりてあるもの。古語。呉竹「なに
やうrs。萬「たほよそにわれしたもは しむ。Qふけらす。まよはす。古語。 はがたあしまの月の初gろおねかすみ
む人づまréありをふいもょこひつつあ たぼろ 図 臓。薄く鼻るこを。定かなら てみゆる春のあけぼの」
らめや」 ぬこを。源「月、ねばろ よさしいりて」 たほーわきさし 四 大脇差。わきさしの
たほよそ びこ召 兄人。世上一般の人。 たばろーだぼろ-こ園 艦臓。たばろょた 長大なるもの。徳川時代rs、たもみ、町
い - */ 『 * * 〜〜〜 * v/*「も** g }
- 「
〜・・、ート、 〜 〜〜 ご り* } 〜り しいイ→ } }J-
くいん*<り、はり か** a ャハ* 「 多7 ** ー〜 り、 ご
**
* "" }=- シ - - メー』ょう - ト
人の極きしもの。 楽。古語。 一じめの事』主上の御撃間を 始めてせ
たほ わだ 図大曲。いりえ(入江)の古 たほをそさり図 動物。鳥の名 からす らるるこさ。古語。
語。萬「ささなみのえがのたほわだよ (鳥)の古語。散木「くまもなき月のひ たまへ 図 御前。貴人の座して居る所
をむをも昔の人ょまたもあはめやも」 かりょはかられてたほをそをりも書を の敬語。たんまへ。源「あながち ょ、たま
たほめたりーかけ 図 大渡懸。角カの手 なくなり」 へさらすもてなさせ給ひしほだよ」
の名。盛衰「内翔、外鋼たほわたりかけ たほをち図 従祀父。祀父の兄弟。 たーまへ 園御前。そこ。そなた。落窪
云々。逆手re入り、さまさまrるこそ採み たほーをは 図 従祀母。祀父の姉妹。 「ぬひさしたるま、たまへぬひたまへざこ
たりけれ」 たほーをんな図 大女。妹格の大なる女。 いへを」
たほーめらは召 大童。電 を振り乱した 長大なる女。 だまへ-の-いけ 図 御前池。禁裏ょある
るさま。らんばつ。平治「材木の上rs たまし召 御巫。天皇の御座虜。古語。 池。
跳ねたをされ、兜もたちて、たはわら 源「書のたましょ、みさりいでてれはし たまへ-の-やま図 御面山。禁裏みある
はréなり給ふ」 ます」 山。
だほおきの臼 大炊殿。剤 ょ たまし-さころ図 御座所。た ましょた だまんがききg『ねは剤の説」
たなじ。源「うしろのかたなる、れほみ なじ。古語。源「よろしきれまもごこ たそがれだきよたなじ。
をのを、たばしきやょ、うつし奉りて」 ろ よもをて」 たみ 召使主。かはねの名。古、審人ょ
だほお の1つかさ宮 大炊察。古、宮内 たまし ます 圏自 御座。たはU引 賜ひしもの。 臣。 君ré仕ふる人。臣*--*
省re属して、諸國より奉る雑穀を、禁中 ょたなじ。千載「みこょれましましけ 下。けらい。
の食ré供するこを。又を、配常する事 るをき」 たみ園御身。たもを。ぬし。きみ。た
をつかさ ごりし役所。 たます 園目 御座。有り、又、居るの んみ。 U
たほおれう召 大炊察。剤 のつか 敬語。 む㎞ たみを召 雑炊。『剤の署』さ
さrsたなじ。 たまーな 図 御者。『まなを引いたの界1 ふすみよたなじ。女の治。
(311)

だほーを召 大縮。大なる組糸の緒。鷹の 食用をする魚の稲。女の語。 たーみをう図 雑炊。『和剤の署』


足を括る よ用みる。:大峯。大 なる たーまなーはじめ 図御学始。『ね%は ぎふすみ ょたなじ。
だほわだ れほををきり だまへ

- *。L -ーーー』。
-- -
だみをうづ だむものいる だんざくのかむり
(312)

れ みをうつ 図 雑炊。剤すみみた な だむもの いる図 腕射。射術の語。たふ だんさくのかむりg御㎞。天皇時


じ。古語。 %のの類。 下の、紳事の時reつけさせ給ふ冠。無
だみな図 年老いたる女の補。老女。 だーむら図 御紫。動物。いわし(鏡)の 紋réして、平機を、後より、市子の上を
だみ の こ固 臣子。臣のかはねの人。 異名。徳川時代の奥女中の語。 引き越し、前raて、上へ折り返して、絹
古語。 だん陥 闘。めぐみ。いつくしみ。源「野 まて結ぶ。
たみやうお 陥 陰陽師。剤 よ 山をわけても、ねんをを仕うまつらむ」だん おき図 飲食 『い剤 の呉音』
たなじ。古語。 だん-あい 陥 恩愛。いつくしみ。なさ のみものを、くひものを。古語。空穂
だむ闘員 鷹。気たくれす。長る。 け。めぐみ。方丈「人をはごくめを、心
たくす。俗rる、ためる。
「百味を備へたるねん きょなりぬ」
れんあいょっかはる」 だんーぞ 図 御衣。Q碑事ょ用みる服。貸
だむかし國目 『たもむかし(面向)の約 だん-がくミ図 音楽。楽器の音を、歌よ合 天皇の御服。
reて、喜はしく面白き時を、たのづか せて、人を楽ましむるもの。 だんたくーぶきやう 図 風潮奉行。武家
ら、面の、その方ré向はるるよりいふを だん-こ図 思顧。めぐみを蒙るこを。あ の役名。御家人の功勲を考へ、領地な
ぞ』 たもまろし。古語。紀竜安「いさ はれみ。なさけ。十訓「不用のをもが %とを賜ふこををつかさどるもの。
をしのただしき道の剤かもさをてそ らょを、ねんこ、ほをこし難し」 だんーでん 図 隠田。官へかくして、租税
わが名もきみをたまひし」 だん-ここ園御事。きみ。あなた。たこ などを納めすょ、ひそかょ耕作する田。
だむかしむ 闘他 面向。たむかしを思 を。古語。源「あけくれのながめ よも、
ふ。 古語。
だん ミのでもり召御殿隠。たほgの
うれしく思ふ。よろこぶ。 ただ、れんこををのみなむ、こころ苦し ごもりの音便。古語。
だむな図 老女。たみなの韓。古語。空 う思ひきこゆるrs」 だんな 図 老女。たみなの音便。枕「今
穂「百歳みなりはべるまで、このたむ だん-さうし召 御曹子。いまだ、部屋住
ょ、たんなをなむめす」
な、たきなの、みたてまつりはべるよ」 なる子息の敬稲。(武家などの、身分あ だん
だむものg 瀬。東鶴の時。乳の下方 る人の子rるいふ) 古語。 なり図御成。室町時代よ 将軍の
ょ垂るるかさりものょて、玉を職ねて 外出せらるるこを。たなり。
っくる。たびもの。古語。 だん-さきg御先。貴人の先み 立ちて
ゆく従者。前騙。
㎞の 主
に。言、奥言等を研究し、かねて、
< *ァ
-
そを、諸生ょ%くるこさを3りし人。 うじの道の書物 。 じ。たもょ、眞宗 よていふ語。aるし*
こるのはかせ。 :御偶 力。太刀の敬 だんやうーだう 図 陰陽週。陰陽寮の撃 ㎞たなじ。日隆宗ょていふ語。
稲。みはかし。 科の一。占禁相地のこをを教へしもの。 だめ だめ こ団『石め(厩)をかさねた
だんーびらきg落ち適るるこさを 見み だんやうの つかさ図 園察。古、中 る語』 眠をも知らす よ。卑怯 よも。の
ていふ語。武士の語。 務省ょ属して、陰陽の事をつかさをり めのめさ。まさまきさ。盛衰「るほう
だんえっ園議番 C して、3そか こ役所。 うらのつかさ。 こしもさらす、もをだりはなち、れめため
ま、事をするこを。Qかくしめつけ。 だんやうはかせ 図 陰園園士。陰陽寮 をはひたきて」
まのびのめつけ。探偵。徳川時代の語。 の官人。寮の寧生re、陰陽 よ闘するこ ためーがはり図面愛。たもがはり ょた
だん もの図『たびものの韓』偏びもの。 をを教ふるもの。 なじ。徳川時代の闘東の方言。
幕府時代re、武人の妻が、夫の大小など だんやうれう図陰陽 察。ねんやりの だ-めぐり召 御回。 Q天皇、皇后など
を敬びていふ語。 かつさrsたなじ。 の、かしこきあたりへ奉る、たんさい
だんーもん 図 議文。朝鮮國の個名又字 だんーよる図御寝。いね(寝)の敬語。た (御楽)をいふ。古の、宮女の語。
の稲。うんむん よる。古語。蹴内侍日記「夜もふけrs だめし になんさ 召 御召御納戸 楽色の
だんーやう 図 陰陽。易撃の語。萬象相 しかを、御所も、たんよるょならせたは 名。初めもんをょたなじ。
封したるもの。陰を陽を。いんやう。 こしまして」 だめし ちりめん 図 御召締額。『むかし、
だんやうけ図 陰陽家。たんやうちょ だんーお召 関位。親の薩よよりて、得る 貴人の着用réなしたるよりいふ』 織物
たなじ。 くらみ。 の名。上等の縮師の稲。
だんやう お 図 園剛師。陰陽寮の官人。 だん-おん 召 音韻。音を、韻を。こる を、 ためし なんさ 図 御召納戸。染色の名。
事の吉凶を占ふこをを撃りしもの。た ひびきを。 ためしちりめんrs、ねすみ色の、監色が
んみやうじ。たみやうじ。源「この國 だめ あしg 施。『たもあし(書足)の かりし色をかけたるもの。
㎞の名。あしの はるるもの 古語 ためる園画目下。くだる。またょなる。
い313)

よかよひけるたんやうを めしてはら
へさせたまふ」 ためいかう図 御命請。『たばみるいく 建武年中行事「二位の中納言を、大納言
だんやうじーぶみ図 陰陽師又。たんや の末 よためる。三位の宰相を、中納言
だんひらき だんやうたう ためだめと
だも たもかげ&さ だもし
(314)

の末rるためるなり」 ゆされを物にもひまさるみし人のこを く具。たし、 人を制しまづむる勢


たも 図面。Qたもて。つら。かほ。Q をふすがたたもかげréして」 像。 源「世のたもしをなりたまふべき」
表面。うはべ。源「あさちを、庭のたも たもかげー<さ 図面影草。植物。やまお だもし 園 重。俗ょ、たもい。Q目方
もみえやりまげり」 阿弱。Cはは。
-
き(山吹)の異名。 多し。軽からやり。後撰「秋萩の枝もを
Qめのを。 だも がし昭目 面向。匂かしょたな ををょなりゆくを自露れもくれけをな
たもい 図『たものの個名か』みづ(水) じ。古語。 りけり」 Q貴し。高し。Q 基し。Q必要
をいふ。古の女の語。 たもがた 図面形。顔の形。たもさし。 なり。@重症なり。(病気rsいふ) 源
だもーたもし国 重重。俗み、たもたも かほつき。 「たもきやまびを、あひたすけてなむ、
しい、○甚だ重し。Q甚だ厳重なり。 たも がつ園自 面勝。面を合せて地 まみりてはべりし」@重大なり「罪た
Qたちつきて、威勝あり。源「母みやす ちす。物ょ向ひてたそれす。古語。 もし」@ 鶴してあり。ふさぎてあり。
をころ、いをたもれもしく、こころふか たも かに図面好。顔のくろくさ。 「気がたもくて」
きさまré物し侍りしを」 Q基だ重症な たも がはり 図面易。すべて、たもさし だもし 園』重。たもね剤 よたなじ。
り。(病気réいふ) のかはるこを。源「さをの名もむかし 古語。績紀「れもじき人の」
たも がい 図面緊。周具の名。馬の頭よ ながらょみし人のれもがはりせるねや だもーをる園国 自 面知。顔を見知る。
り、管reつなぐ組縦。 の月かげ」 萬「みづくきのをかのくりはを吹きか
だもーがくし 図面隠。面を隠すこを。恥 たも がろし 國』面園 。静かなり。たを へしれもするこらが見えぬころかも」
ちて、正面 よ向ひ得ぬこを。萬「玉が なし。あらあらしからやり。古語。騎射 だもーあろ 園 面白。たもちろしの署 E
まあはむをいふをたれなるかあへる時 秘抄「いかrるも、乗心安く、たもがろき 見集「みなかみの心ながれて行く水rs
さへたもがくしせす」 馬を好むべし」 いををなごしのかぐらたもしろ」
にもーかげ 図面影。Qかほつき。かほの たも-ぎらひ 図面嫌。見供の、見知らぬ だもーをろしBH 面白。心うきたつや
さま。萬「をしもへむか へりきなむを 人を見て、泣くこを。人みしり。空穂 うなり。喜はし。感多し。興あり。俗
朝影ょまつらむいもがれもかげ rる見 「男をむ たちやり、れもぎら3をもせす」 よ、たもまろい。伊勢「その澤み、かき
ゆ」 Qすがた。やうす。かたち。萬「ふ だもし 召 重。Qすべて、物をた さへた っはたれもえろくさきたり」
沼も すみ日ゃまのは(山端)ょれなじ。 うはべ。表面。 だもてにたてて国立面。他人を 先
古語。秘蔵抄「たもすみょまだ出でや たもてあり固有面。めんぼくあり。ほ ょ立たせ、己れをその後ま従びて。曾
らぬ月影をなほたちかくす署の村雲」 まれなり。古語。 我「十郎をたもてょたてて参り候ふさ」
たもだかーをさし同 澤潟㎞。鎧の熱方の たもてうた 図面歌。人ょ賞められて、 だもてはづかし國自 面差。顔を合す
名。色色の糸r*て、上狭く下廣く、たも 面目ある歌。古語。 がはづかし。古語。空穂「御方のたさ
だかの葉の形rょをごしたるもの。 だもてようち 図表打。Q剣術 よて、表よ ごや、かやうのこを聞き給ふらむを思
たもだかすり図 澤潟構。ころもの模 り討ち入るこを。Q剣道の達人。 ふこそ、たもてはづかしけれ」
様の名。 たもて だこし召 面起。面目を施すこ たもて ぶせ図面伏。叫かしくて、傾の
だもーたし国 重。ねもしょれなじ。俗 を。ほまれをあぐるこを。古語。仲文 合はせられぬこを。面白くなきこさ。
re、たもたい。 集「あが備顔くらべせよ 極楽の幻て れもぶせ。源「うをき人よみえを、たも
だもーただし 國目 面正。面目あり。面目 れこしをわれのみぞせむ」 てぶせょや思はれむを、博りはちて」
好し。たもてたこしなり。枕「そこr たもて たもて図面面。たのれの。めい たもてまけ 図面従。面前 ょてのみ、た
入りみて見るえ、いをたもただし」 めい。古語。 もねりへつらふこを。
だもーづら図面撃。馬具の名。たもがい たもてーがた 図面形。めん(個面)を たもても ふらず 固一心ょ思ひっめ
réたなじ。 いふ。古語。遊内侍日記「御つれづれ て、脇見もせす。
たもて図面。Qかほ。源「中将の君、た なりしょ、たもてがたまいて、人rs藤せ だもて やなき g 門柳。かさねの色目
もてのたひかはるここちして」e客人 を、仰せ ごをあり」 の名。お剤 ぎょたなじ。
などを請する座敷。源「このにしたも たもてがみ 図 表紙。かけがみよたな たも てる園自 面照。かほ赤くなる。
てよぞ、人のけはひする」Qたほやけ じ。 古語。騎齢「さみだれやこぐらきやだ
「れもての沙汰」Q家のいりくちょ近 だもて っれなし国 面無情。はくお のゆふされをねもてるまでもてらすほ
きをころ。「家のれもて」 Q物のそを| やうなり。まんせつがなし。古語。平 たるか」
(315)

がはょあたる部分。「たたみのれもて」| 治「れもてっれなう、物をを宣ふものか」だもてーをーたこす 固 起面。ほまれをな


織物のたもて」@家のそを。屋外 @ などて」 る。楽撃を得。古語。靖鈴「わがたも
だもすみ たもてあり だもてにたてて
たもてをふす たもなし たもねる
(316)

てをたこしつるこを」 源「れもなの人やを、すこし笑ひ給ふ」 へられぬ事のうへrs、更み、他の事の添


たもて「をーふす 園 伏面。面目を失ふ。 たもなし 國園 無面。C人ょ曾ふべき はりて、いよいよ塔ふべからさること。
名撃を損ふ。古語。空穂「みかど、きさ 面目なし。たもておせなり。たもはゆ 後撰「こをの数つまむをすなるれもに
きの御れもてをふするこをを、のたま し。Q叫ま らやりなり。鐵面皮なり。古 よをいをどこづけをこりもそへなむ」
ふなれを」 語。枕「年老いて、ものの例などまり たも ねる闘自 低。『面神の義』こび
だもてーをーをかす 園 犯面。その人の日 て、たもなきさままたるも、いさつきづ へつらふ。追従す。阿。
前réて、いさめなどす。 きしう」 た もの図 御膳。朝夕の御食物。くご。
だもこ 図御許。むかし、宮中なをょて、 たもなみ園 無面。たもなさみ。古語。 ごせん。宇拾「自米十石を、たものょし
女房を 現みてよびし語。源「若きれも 萬「基みあひてあしたれもなみなはり て」:堀。ねんものなれなじ。古語。
どの侍るを、そらたぼれしてなむ」 réかけながき妹がいほりせりけむ」 たもの を 図 御物師。宮中の裁縫師の
たもこ園 御許。女の封稲ょ用みる語。 たも なる園国自 面馴。見馴る。かほ 稲。
室穂「政頼、娘ひをりかけむ。たもを よ なる。古語。婦鈴「あまた年こゆる山 たものーだな図 御膳棚。ぜんだな。たも
*、なにをか、かけたまはむやりる」 べないへみしてつなひくこまもれもな のを諏する棚。枕「みづしどころの、た
だもととすし図 侍層。貴人の許よ待 れよけり」 ものだなの」
る賢者。たほをくすし。古語。 だもーに陥 重荷。Q重量の多き荷物。Q たもの-ぶきやう 陥 御物奉行。武家の
だもこびこ図 侍者。貴人の側 よ、近く 責任の重きこど。後撰「数ならぬ身を 役名。将軍の参内せらるる時、調度の
仕ふる人。たほをなを。古語。空穂「御 たもにみてよしの山高き嘆きをたもひ 長概16つき添ひてゆくもの。
帳のうちょを、やむご をなき上薦のた こりぬる」 たもの やきり図 御膳宿。たものを継
もをびをなをさおらふ」 だもーにくし昭園 面僧。つらにくし。は
たもとびとーまちきみ 図 侍従。中務省 らだたし。古語。枕「わらはより外を
㎞の園の よら、 た
の官人。常rs、主上の御側réさおらひ いるまじをなさへて、れもにくきまで 。英花 さはかりひろき院内の ひ
しもの。おじゆう。古語。 いへそ」 び委房の局ょ まわたしたるなもの
やを引」
たもにに こづけ園 重荷小附。ある塔 だものやきり のとしg御膳宿刀自
たものやをりをつかさをる女官。古語。 たも はゆし國』面映。恥かし。なもて あっ。源「いをまるく、たもひあてられ
だもはく 図 思。『たもふの延』かんが おせなり。古語。盛衰「さすがみ、あの たまへる」
へ。思ふをころ。枕「うたれじを、よう かほrs、もののぐして、あひ向はむこ だもひ-あつかふ 闘酒 思扱。なもひ
いしたるすまひ、れもはくだもも、たの を、たもはゆくや、たもはれけむ」 なやむ。古語。好忠集「のおこかみて涼
たの、をかしうみゆるかな」 だもひ 図 思。Qたもふこを。かんがへ。 しかりけり夏の日もたもひあつかふこ
だもはし国 m。e はれてあり。た @うれふるこを。案 りるこを。わづら さもなき身を」
しはかられてあり。Q好しを思はれて ふこを。源「さるえ、かぎりなき御たも だもひ-あつむ 園国 側 思集。いろい
あり。俗み、たもはしい。著聞「よもす ひのみ、月日よそへてまさる」i喪。 ろよ思ふ。さまさま よ思ふ。種種工夫
がらかたらひなぐさむa、たもはしき も。いみ。もちゆう。きちゆう。楽花 す。古語。泳「ここら、たもひあつめた
こを限りなし」 「びをさせ、うせたまひしぞかし。その まへるつらさも、きえぬべし」
だもはずに園 不思。思ひもかけぬ。 御れもひょて、いみじく、こひま のびた たもひ-あて に園 思常。こころあてに
わが心をもなく。ふを。古語。十訓「た まひけるを」 またなじ。
もはすに、あさましくて、こまごまを教 たもひ-あかす 園鶴 思明。思ひこみ たもひ-あなづる 闘側 思悔。心のう
へつる、いか よ、をこがましくれもひつ て、夜をあかす。源「よもすがら、たも ちょて侮る。内心rsてかろん り。源「い
らむを」 ・ひあかもたまひて」 をすくすくしく、こころづきなしさ、れ
だも ははくを図面黒子。面ょできた たもひ-あがる園目 思上。こころた もひあなづる、いよのかたのみ、たもひ
るほくろ。古語。 かくなる。自負す。源「はじめより、わ やられて」
だもはふ 園国 」所思。たもはる。た れをど、れもひあがり給へる御かたが だもひーあはす 園臼個 思合。かれを
もほゆ。たばゆ。たもはゆ。古語。拾 た、めさましきものなたをしめそねみ これをを、かんがへ合はす。かれをこ
玉「わがこころ碑を備をたもはへてこ たまふ」 れをを比較して思ひつく。俗rs、たも
の世の人のよそ16なりぬる」 たもひ-あくがる園国自 うれしく思
(817)

ひあはせる。源「われも、たもひあはす
だもはゆ園国自 所思。初もはふみな ひて、心うかる。古語。 るこをやあらむ、うちほぼるみて」
なじ。古語。 たもひ-あつ 園国鶴 思常。かんが たもひ あまる闘自 思除。塔へがた
だもはく だもはゆし おもひあっかぶ
たもひあらたむ たもひいをなむ たもひうんす
(318)

きほ%こra思ふ 度をこえて思ひなやむ。 だもひいとなむ 闘池 思営。盤勲 ょ ころがはりす。源「されをよ、たもひう


源「心ひをつよ、たもひあまるこ をな 思ひて、いをなむ。源「剤 いとなみ つり よけりを、うれしくて」
だ多かるを」 つかうまつる御うおやのぎしき」 だもひ うんす 闘ェ自 思惨。かんが
にもひーあらだむ 園国 」思改。たも たもひ-いる園国自 思入。Qたもひこ へ俺む。いをはしく た もふ。古語。伊
ひかへす。源「さえ、え、たもひあらた む。ふかく思ふ。源「つらきも、うきも、 勢「あてなる女の、尼rsなりて、よのな
むまじき兵部卿の御うらみ、ふかさま かたはらいたきこをも、れもひいれた かを、たもひうんじて」
さるめれを」 るさまならで」 Qさをる。あきらむ。 たもひーえらぶ 闘池 思提。心の中 ょ
たもひーありくミ園自 思行。思ひ思ひ Q世を、いをはしくたもひて、山 ょのが て撰標す。
てすごす。思ひつつあり。古語。源「き 、れ入る。古語。 たもひーたきつ 闘肥 思擁。心ょ定
きたまひて、あいなく、物をたもひあり たもひ-いれ 図 思入。心をかくるこを。 む。決心す。
き給ふ」 K心を込むるこを。 たもひだくミ園鶴 思置。Q心rsをめ
だもひ-いそ& 闘側 思急。物を思ひ たもひ う 園国鶴 思得。かんがへ得。 たく。Q思ひのこす。新古「たもひれ
つつ急ぐ。心rる急ぐ。源「わが方さま 場へ出で得。発心集「をょかくょ れも く人の心よるたはれて露わく神のか へ
をのみ、たもひいそぐやうなるも」 ひうるかたなくてなむを、いひもやら りぬるかな」
もひ-いたり 図 思至。こころのゆき ふり、さめさめを泣く」 たもひーたくる園国自 思劣。わが心
わたれるこを。思のいたれるこを。古 たもひ-うかる園国鶴 思浮。心、定ま がたをる。源「たよりうずかるべき女
語。源「あまたの人の、親rるなりたまふ らやり。心、そらrるなる。うかれごころ 房よだrs、石もひねくれつつ」
ままよ、たもひいたりふかく」 よなる。源「をしごろ、犯もひうかれた たもひーたこす 園 側 思起。心をはげ
たもひ-いたる園員 思至。考へ及ぶ。 まふさま、ききわたりても、ひさしくな ます。心を振り起す。思ひ立つ。竹取
ざむゆきわたる。源「たもひいたらめく りぬるを」 「からうじて、たもひねこして、弓矢を
まなき」 たもひ-うしろむ 園同国自 思後見。心 をりたてむをすれども」i国 偲 思
だもひ-いで 図 思出。初もひで1るた な をかけて、えんせつょ後見す。古語。 遣。彼より、比方を思ひやる。古語。
じ。 だもひょうつる園員 思移。心移る。こ 更科目記「かくてながむらむを、ねもひ
たこする人あらむや、なこいひて」 だもひかいす B不思持。不意 。思ひ えめや」
だもひ たこす国記 塁落。芳れるも がけなく。ゆくりなく。ふを。金葉「大 だもひかはす国目思交。e互 ょ思
のょ思ふ。かろきもの よ思ふ。源「昔 ふ。相思ふ。Q互よ、態しく思ふ。さも
より、人 まをたもひたをし給へれを」 るをみて」 はなづかしむ。源「いみじう、ねもひか
だもひだこる国自 思劣。劣れりを たもひかしづく 国 大切ょ思ひて はしきこえさせたまひて」
思ふこを。源「さりをて、れもひたを かしづく。源「かぎりなく、あはれをた だもひかはる 国目 思鍵。心かはる。
り、ひげせむも、かひなかるべし」 もひかしづききこえたまふrs」 心が改まる。心がはりす。源「をだえ
れもひーたもひ に 団 思思。各、たもふ たもひかぬ 国 側 思競 地へがたく たかむ折こそえ、さやうrsたもひかは
ままré。心心ré。互rs、自分のたもふさ 思ふ。心réあまる。Q考がつかり。たも りぬべき心地なむするを、の給ひし」
ほりré。山家「すみれさくよこののつ ひいたらやり。 だもひかへす 園Q 思返。たもひな
はなたいぬれをたもひたもひょ人かよ たもひ かね 団 思発。思ひ ょ地へ得す ほす。あらためてたもふ。非を知りて
ふなり」 して。後拾「たもひかねかたみréそめ 改心す。源「をかしきさまを、みえたて
もひーによぶ 園同口 思及。考へたよ しすみぞめのころもみさへもわかれ まつりても、なに よかをなるべきなを、
ぶ。たもひいたる。源「上も、下も、た るかな」 たもひかへす」
もひたよび、いでつるこそ、心たかきこ たもひかねて団 思競。剤 かねよ たもひかまふ 園国Q 思構。こころ
をなれ」 たなじ。萬「いもをたもひいのねられ rみたくむ。こころréくはだつ。源「人
もひーかざる 思限。たもひき ぬよ秋の野ょさをま かなきっっまたも どくま づめなど、こころま れるだちを、
るっ源「今を、かかるかたょ、たもひか ひかねて」 たもひかまふ」
ぎりつるありさまよなむ」 だもひ がは臼 思川。思ひ嘆くこをの たもひきそふ 園自 思競。ねもひき
もひ かく Q 思㎞。Q心rなか たをへrsいふ語。思ひ嘆く をきみを、 ほふréたなじ。
く。Q ねがふ。またふ。網 ふ。ゆかし 涙のながるるものなれを、川をいふ縁 たもひきほふ 園目 思競。心のうち
(319)

く思ふ。欲す。源「せり川の大将をの 語を用みる。伊勢「れもひがはたえす よて、互よ競争す。まけじをたもふ。古


を、君の女一の宮れもひかけたる」 流るる水の泡もうたかた人 よ隆はでき 語。源「いかで、人よりさきみ、深き志
たもひだとす だもひかけす だもひかはす
たもひきゆ たもひくはふたもひご
(320)

を、御覧せられむを、たもひきほふ」 衣「月頃、れもひくづほれつる胸のうち一だもひご 図 思子。深く愛する子。こさ


だもひ-きゆ 園国自 思消。深く、思ひ| をもあきて」 さらょ愛する子。空穂「父母のたもひ
ょ沈む。心も棺ゆるはかりょ思ふ。古|だもひとはふ 園国洞 思加。思ひを| ごよて、片時も見え給はねむ、たばしさ
語。古今「雪ふりて人もかよはぬ道な 添ふ。古語。源 「みづからだré、なほ、 わぎ給ふ」
れやあをはかもなくれもひきゆらむ」 かかるこを、れもひくはへじを、いよい たもひーこがる園国冒 思集。たもひ
たもひ-<さ 図 思種。物たもひのたね。 よ、深くたばす」 ょこがる。切よ思ふ。俗rs、たもひこが
心配のたね。:思草。植物。をみな へ だもひぐま あり図 思ひやりあり。心ゆ れる。源「涙たゆる をきなく、娘をも
し(女郎花)の異名なりをも、つゆくさ きをごく。古語。演松「たも ひぐまあ も、れもひこがるるを」
(露草)の異名なりをもいふ。又、りん りて、こころぐるしう、ものしたまふべ たもひーこむ園巨個 思込。心 ょこむ。
だうの異名なりをもいふ。古語。新古 きなりをて」 心réかくす。古語。後撰「鍵しきもた
野べ見れを尾花がもをのたもひぐさ たもひぐま なし 固 思ひやりなし。心 もひこめつつあるものを人ré知らるる
かれゆく冬réなりぞま réける」 よかけぬさまなり。古語。源「さくら 涙なになり」
たもひ くだく 闘池 思砕。さまさま ゆる 風 よ心のさわぐかなれもひぐまな だもひさし 図 思差。心ありてさす歪。
ré考ふ。種種rs思ふ。源「つひré、かく、 き花をみるみる」 骨我物語「たばしめさむ方へ、れもひき
かけをとめ奉りたまへるものをなど、 たもひとらぶ園国鶴思較。心よく しま たまへ」
をりあつめてれもひくだく よ」 らぶ。かんがへくらお。俗ré、たもひ だもひーさだむ園国鶴 思定。心 よ定
だもひと たす 園同個 思朽。あしく思 くらべる」 む。決心す。源「たほかるなかよも、え
ひなす。心の中みてくさす。古語。 たもひ ぐるし個目 思苦。こころぐる なむ、たもひさだむまじかり ける」
だもひと っす 園㎞ 自 思屈。たもひよ しみたなじ。 たもひさます 園園個 思冷。思ひあな
わる。源「うひうひしくふるめきたら たもひ-けつ 園国 偲 思消。たもひやむ。 %とる。思ひくたす。古語。源「あさま
むなど、たもひくっし給へり」 思ひをだむ。思ひ切る。古語。源「け こしう、今までながらへはべるやうなれ
だもひくづほる闘シ 思類。たも ふえ、このこをも、たもひけちて、あは
ひょくづほる。思ひよわる。古語。狭 を、たもひさまさむかたなき夢み、まを
れなる雪のえづくょ」
はれはべりてむ」
「7=}
たもひるづむ 国自 国&沈。思ひ ょ沈 だもひすっ国記』*。おもひゃ ぶたるは。古語。古今「百草の花のひ
む。深く思ひ込む。源「なやこ、たぐひあ む またなじ。源「さりをもたろかよち、 もをく秋の野をたもひたはねむびをな
らじさ、いみじう、ものをたもひま づみ たもひすてきこえたまはじ」 をがめそ」
けむ」i思録。心をたちつかしむ。心 だもひすます 国自 思澄。他の事を だもひーたゆ 園国自 思絶。たもひを
をま づむ。源「かのふるすさ、人 よつげ 思はやりrs、心をたちつく。心をすます。 まる。断念す。あきらむ。決心す。心
やらむを申せ ど、まはしたもひみづめ 源「たこなひつをめ たるさま、いみじ を定む。たもひきる。古語。
よ、事のさま、思ひめぐらしてさなむ」 う、たもひすまし」 だもひーたゆたふ 闘目 たもひさだま
だもひ おに陥 思死。思ひょあづみて だもひそむ 園国 側 思初。たもひは らす。決心しかぬ。たもひわづらふ。
死ぬること。ものごをを、心 よかけて、 じむ。古今「あすか川淵をせよなる世 思案みくる。
煩ひ死ぬるこを。大和「これを、たもひ なりをもたもひそめけむ人を忘れじ」 だもひ-つづくミ園池 思績。だんだ
お によ、傍よ、ふせりてえにけり」 だもひ たつ 園 池 思起 たもひたこす んra思ふ。つぎつぎ よ思ふ。さまやま
たもひーをのぶ 園自 思忍。心ょあの よたなじ。源「なほ、世rsへじを、ふかう ょ思ふ。俗 よ、たもひつづける。源「こ
ぶ。源「れもひるのびがたきょ、をりを たもひたちて、尼よなりなむを」 ころえぬすくせ、たちそはりける身を、
り、人、みたてまつりつれむ」 だもひーたさる 園画目 思辿。思ひめぐ たもひつづけて、ふしたまへり」
だもひーをむ園自 思染。深く思ひ込 らす。 考へ込む。古語。源「えかたも だもひ-つつむ園 」思包。心 ょっつ
む、源「いをあはれを、物をたもひるみ ひたどるょよりなむ、御子達の、よづき む。心rsかくす。心の中rs秘す。
ながら」 たるありさまま、うたて、あはあはしき だもひ-づま 図 思妻。こをさらみ愛す
だもひをる園同潤 思知。さをり知る。 やうréもあり」 る妻。
心ょ知る。源「つらきをも、たもひまり だもひーたはかる園池 思議。心みは たもひ-つむ 園Q 思諸。ひたすら
けむを、みえむを」 かりて考ふ。たもひはかる。たもんば ょ思ひ込む。俗 ょ、たもひつめる。源
(321)

だもひをる園自思頼。たもひ かる。源「いをほしく、たもひたはかり 「あさましうのみ、れもひつめて、やみ


くづほるよたなじ。古語。源「げ よ、た たまふ」 たまひしょ」
もひま をれて、心はそかりけれを」 たもひーたはる園国自 思戯。心から だもひつよる園臼 思強。思ふこを
だもひるづむ だもひすつ だもひだゆ
だもひつらぬ たもひさきむ だもひなし

(322)

厚くあり。たもふこさまさる。落窪「た」 やむよたなじ。古語。源「人のたえは なげく。思び出してな


もひつよりて、たき居て」 てむ様を見はてて、たもひどちめむも」 たきてょたがへりさ、ねもひなげきて」
たもひっらぬ ㎞砲 思列。たもい たもひこさむ ㎞ 思止。たもひ たもひなしg 思成。たもひなすこを
っづくみれなじ。古今「うきこさをた やむょになじ。運「この人を、さまりよ たもふこを。増鏡「たもひなしさへは
もひっらねて艦がねのなきこそわたれ をも、たもひどをめはべらす」 なやかなり」
秋のよなよな」 ためひとまる 国巨 思止。剤びや だもひなす 思成。それを思ひ
だもひで召 思出。前の事を思ひ出し むょたなじ。詞花「さびしさよ家出ま 定む。源「女をさこそわずれたまふを、
て慰むこを。なぐさめぐさ。たもひい ぬべき山さとをこよびの月よれもひさ うれしきréたもひなせ だ」
で。古今「ちりぬをも香をだよのこせ まりぬ」 たもひなずらふ 園同巨目 思準。比を、
梅の花こひしき時のたもひではせむ」 たもひさり臼 思取。思ふむねありて、 彼うな準へて思ふ。源「天 よ生るる人の、
たもひさ 自分の心さす人より、否を取るこを。 あやしきみつの道rs かへるらむ一時、
古語。 貸我物語「たもひさし、たもひとり、そ たもひなすらへて」
もひとがむ 隠思合。こころ の後を、観舞みなる」 たもひなだらむ園臼個 思和。なだ
ょとがむ。源「まさよ、人のたもひさが だもひこる臼 思取。心よ思ひ知る。こ らかな思ひなほす。古語。源「世の中
めじや」 ころみささる。源「いをまたく、かしこ を、みな、さまざまれもひなだらめて」
たもひこく Q" 解。心 ょ了解す。 き君r て、心よれもひさりてけれな」 たもひなほす 園国国 思直。思ひ敗む
千 説「たもひどく心ひをつよなりぬれ だもひながす㎞記 思流。 はるか 思びかへ す。源「わがたもひのかなふ
をこほりも水もへだてさりけり」 ょ思ひやる。古語。源「この世の外の るをあらめなど、たもひなはず」
もひさころg思所。心ょ思ふ人、又 事まで、たもひながされ」Qつぎつぎ たもひなほる岡員 思直。思ひ改ま
を その人の住むをころ。 ré思ふ。古語。 る。考へなほす。たもひかはる。源「い
たもひさち 日 思徒。たも よた たもひなささむ 園同国Q 思慰。 ま か づくを、また、たもひなはるべきそりを
なじ。古語。 あらむと思ひてなぐさむ。 かまたむ」

もひこちむ 闘国Q 思結。刻もひ * }
たもひて たもひならぶ
㎞げく 。 び訓る。
常 rs国Qふ。古語。 ふ語。心のさづな。清転集「たちがた 如くrac思ふ通りr*。古今「かぎりなき
だもひ なる『員E 国 成。その 考ょな きたもこのつな まつながりてひき返さ たもひのままによるもこむ3めちをさ
る。その心r なる。適「いをほしう、た るるこをそ悲しき」 へr 人をどがめし」
もひなるこをも、待りながら」 たもひの つま 召 思びのついで。思ひ たもひは日 思月。 認魔のっるぎは
だもひね 目 思様。たもひっつ寝2る を起す縁。古語。 e鷹の羽。ニきみしらすréたなじ。
こを。ふかく心rょかけて寝Qること。 たもひ の つゆ 図 思露。「なみだ(派) だもひ はQくむ 園国鶴 思育。たいせ
古今「きみをのみたもひねr*みし夢な の異名。古語。Qたもいを、露rsたと つよ思びて、はぐくむ。古語。源「をさ
れぞわが心からみつるなりけり」 へていふ語。風雅「たのたの、たもひの なからむ御娘のやうょ、たもひはぐく
だもひ の いへ 召 思家。備数の語。煩 3ひかりをみがきて、たまをつらね」 み奉り給ふ」
悩のはなれ ぬ世を、家 よたをへていふ たもひ のさむ 思和。思を静 たもひ はげむ 園臼 思蹴。心ょかけ
語。柏玉「あはれみの備も人ré身 をか む。のごかrfたもふ。古語。源「今す てはげむ。源「くちをしくなてみえじさ
へてたもひのいへの世をやくるしむ」 こし、みづからも、たもひのをめ、又、ま たもひはげみつつ」
だもひの いろ 図 思色。くれなみ色。 づまりたまひなむrs、まみりこむ」 たもひ はしむ園同巨Q 思始。たもひ
古語。古今「耳なしの山のくちなしえ だもひの ほか に 団 思外 思ふ よ違ひ そむよたなじ。俗ょ、たもひはじめる
てしがなた もびのいろの下染みせむ」 て。考 よはづれてい 見込の如くならで。 源「何rs、かく、あながちなるこをを、
だもひ のこす 園口口 思残。こころよ 意外ré。案外よ。拾遺「わがややこの梅の たもないはじめて、心ぐるしくたばしな
のこす。たもひたく。源「かかるをこ
ろよすむ人、こころrs、たもCのこすこ
立長ゃみえっちむたもaのほかに君か
きませる」
やますらむ」
たもひばつ ㎞ 思果。ねもひや
どもあらじ」 たもひ のぼる闘員 思上。ねもひあ むréたなじ。源「あこまらうたけれど、
だもひ の たま 図 念珠。すす(数妹 を がるみたなじ。古語。源「雲のう へ よ つらきゆかり ょこそ、えたものはつま
いふ。古語。 たもひのほれる心みをちひろの底もは じけれど」
(823)

だもひ のつな 曰 思鋼。思ふこをあり るか1 そみる」 たもひはなつ 敗。だもひた


て、自由みなら5こ をの、たをへよい にもひのままに司 思*心 よ思ふが ゆ よたなじ。源「ま たりがは まも、もを
だもひなる だもひのっ* だもひは
だもひばなる たもひほる たもひまつはす
(324)

のことを、たもひはなちたらむけしき一るよたなじ。古語、源「むげょ、れもひ」だもひまつはす固目 思纏。心ょ
こそ」 ほけたるさまながら」 つはす。古語。源「わづらはしげ よ、
たもひ-はなる園国 自 思艦。断念す たもひ-ほる園国自 思桃。思ひ よほ ☆ひまつはすけしき見えましかむ」
るこをを得。思はぬやうréなる。源「ひ く。心たろかrsなるまでたもふ。古語。 たもひ-さぶ 園回目 思惑。思ひ定
たすらrs、うしをもたもひはなれぬ、男 狭衣「かなしくいみじく、れもひほれた かぬ。源「こを、いかなるこをぞを、
ききつけて、なみだたをせむ」 まへり」 ☆ひまをはるれを」
たもひーははかる園制 思備。心 ょは たもひまうとミ園 」思設。かねて だもひ-*はす 園回回 思廻。さまさ
ほかる。源「よろづ、た ばしれもひはは 思ひたく。心よ準備す。考へたく。源 ré思ふ。たもひめぐらす。いろいろ よ
かるこをのありて」 「心ひをつよれもひまうけて」 ふ。源「たのづからゆきまじり、物ま
だもひ-はらから 図 思兄弟。むつまじ だもひまがふ 園国自 思紛。たもひた るるこをこそはべらめを、たもひま
き兄弟。心合ひたる兄弟。古語。空穂 がふ。思ひそこなふ。考へちがふ。源「あ して」
「大納言殿の北の方を、いづれをも、も やしう、ただ、それかを、たもひまが へ たもひ-まよふ 園自 思迷。和☆ひ
をよりいみじきれものはらからょて」 らるるをりをりこそあれ」 %こふrsたなじ。源「みづからの心rés
たもひばるくミ園国制 思晴。思を晴 たもひまきらはす 園個 思紛。思ひ なにはかり、ねもひまよふべきょォ
らす。心をはらす。古語。源「例のけ 紛はしむ。まぎらはしく思はしむ。 らねだ」
しきなる、けさの御文raもあらさめれ たもひ-*じる園目 思雑。他の思ひ たもひ-みだる園国目 思闘。如何
だ、なほ、えたもひはるけす」 がまじる。さまさまのこをを思ふ。源 せむを、さまさま よ、思ひ煩ふ。思い
たもひーぶる園自 思ひよせたるが如 「れもひまじるかたなくて、みたてまつ さまざまみて一定せやり。俗 よ、たも
くす。思ふさまよす。古語。 らましかを」 みだれる。源「あちきなく、夢のく
だもひーへだつ 園国洞 思隔。こころ たもひ-*す 園 」思優。いよいよま ますぎょしなげきを、またや加へむ
ょへだつ。源「右近を、こを人なりけれ さりて思ふ。思ひがます。源「この君 たもひみだれて」
を、たもひへだてて」 も、東のをむ、やむごをなく、むつまじ たもひ みる園同国鶴思惟。よく思
だもひ-ほく 闘員 思債。たもひ国 う、たもひもたり」
-
かんがへみる。たもんみる。源「た
ろげならぬgのはこ、あはれre うれ、し シ止。思いやむやう「さす。 る。かん かへっく。遅「みてたりける
く、たもひみるままrs」 だもひ やる国鶴 国 遺。たしはかり まやを、たもひよりける」
だもひ-むすぼる国自 思結。胸が、 て思ふ。拾遺「たもひやるこしのま ら たもひよろこぶ国目 思位。心ょ母
思ひょふさがる。源「なほ、世よへじ 山ま らねごもひさよもゆめ よみえぬ日 ぶ。源「うせょし女子のかはりよど、ね
ど、ふかう思ひたちて、尼 よなりなむ ぞなき」 --
思遣。 たもびをはらす、千 もひよろこび」
を、たもひむすはねたまふめれを」 載「ながむれぞれもひやるべき方ぞな たもひ よめる 闘目 思弱。心よわり
だもひ むせぶ 園自 思晒。物思ひょ、 き春のかぎりの夕ぐれの空」 す。落瞬す。源「闘守のうちも履ぬべ
必ふさがる。古語。源「世 よなく、なま だもひ ゆづる闘Q 思請。心の中ょ きけしきょ、たもひよわりたる」
めかしう、まはゆき心ちすれを、たもひ 譲る。源「たもふ人ぐしたるを、たのづ だもひ わかる園国旨 思分。考へ定
むせびっる心のやみもはるるなり」 からを、たもひゆづられて」 めらる。(専ら、うち消し よのみいふ 源
だもひ-むつぶ 園日 目 思眠。互 ょむ だもひ ゆるす 闘 」思許。心の中よ許 あさましくたばえて、をもかくもたも
つまじく思ふ。古語。源「親しくたも す。源「罪たもき御心をむ、僧都rょ、ね
ひむっぶるすちえ、またなくなむたも
ひめかれす」
もひゆるしきこえて」 だもひ-わく 園個 思分。考へ定めら
ほえし」 たもひ よそふ 園Q 思進。なすら る。(専ら、打消しよのみいふ)古語。
だもひめぐらす 園Q 思廻。たもひ へたもふ。古語。源「いをかぐはしく 源「たもひわかめはかりの心ょて」
まはすょたなじ。源「かたき詩の心を、 て、らうたげrs、うちなくも、なづかし たもひ わたる園国目 思演。心 ょ思ひ
れもひめぐらし」 くれもひよそへらるるぞ、すきすきし て、月日を送る。源「年ごろ、たもびわ
だもひやすらふ 園員 思体。心定ま きや」 たる心のうちも、きこえま らせむ」
らす。たもひたゆたふ。古語。源「ゆ だもひよらず 団 思不寄。たもひかけ だもひめづら3闘鶴 思煩。心よなや
くりなく、あくがれむこををを、女を、 キり。ゆくりなく。たもひもよらやり。源 む。たもひなやむ。萬「みつつあれを心
れもひやすらひ」
(325)

「内r を、たもひよらす、狩衣姿なる男 *もえぬかみかくよれもひわづらひね


たもひ やむ園回目 思止。たもひたゆ。 の、ま のびやかréもてなして」 のみしなかの
断念す。源「たもひやみなむを思へだ」 だもひよる園目 思寄。たもひあた だもひ-わぶ 思他。くるしく
だもひむすぼる だもひやる だもひよろこぶ
『 』-ー} = - ー』『 -ー* }ーー・
だもひをこだる たもふきち たもほしめす
思ふ。わびしくな*ふ。いをはtくた一てぶせ。
(326)

だもほしめす 園Q 思召。たもふの
もふ。古語。源「れもひわびぬべきょ」だもふ さち 召 思徒。心あひたる友だ 敬語。たほしめす。たもひたまふ。萬
-
より」 ち。相思ふ同士。古語。土佐「たてを 「をほくあれを一日一夜もたもはやりで
だもひーをこだる 園自 思試。たもひ たつみれをまたみる吹く風を波ををね あるらむものをたもほしめすな」
ゆるむ。わする。 もふどちょやあるらむ」 だもほす園国鶴 思。たもふ(思)の敬
だもふ㎞ m。e物事を理解せむさ だもおなか目『 中。互な思ひかはす 語。たばす。たばしめす。源「若宮を、
て、心はたらく。考ふ。Q愛す。いつく 間柄。互rsなづかしくたもふ父り。 いかよれもほしたまふみか。まみりた
しむ。Qまたふ。鍵 ふ。 だ ふ に園思「たもひめぐらしてみる まはむことをのみ」
たもふたもふ園 思思。たもひながら。」 。考へみるょ。想像するよ。 だも ほでり 陥 面熱。たもほでるこを。
源「なごりなううつろふ心の、いをかろだもふ まま に園 思優。たもふ如く。た だも ほでる闘目 面熱。怒りたる色
きぞやをえ、ねも ねもふ、なほ、心げ もふやうょ。意のままみ。 が、顔一面み現はる。いきごほりて、か
さうを進みて」 だもふも ある ミ園 思ふょ違はす。古 ほが赤くなる。
シ引またなじ。 たもほゆ 園国目 所思 『れもは3の
古語。 時鳥 たもふも引 るくまづここよなけ」 韓』たもはる。たぼゆ。古語。萬「ま
たも ぶくミ園回同 む。ねもむくみただも ぶりg れもむきはたはじ。古語。 らなみのよするいそまをこぐ舟のかち
なじ。古語。 たもへらくミ 団 思。『たもへるの延 たも をもまたくね剤も君」
たも ぶくら召 面服。顔の、肥えて圓 へるよえ。かんがふるょえ。 たもみらく 園 思惟。『たものみるの署
きこyこ。 たも へり図 種色。かほいろ。かほっ 延』 れもふに よれなじ。
だもふ さまに国 思標 たもふやうよ。一 き。たももち。古 。線紀「みゃなき だも むき 図 趣。Qたもむくこを。Qこ
存分ré。意の如く。萬「色見むをうるし たもへりなく」 ころはへ。こころもち。あちはひ。趣
もまるく山吹のねもふさま よもさける」だもほし 國国 思。ねもはもなれなじ。 味。射恒集「その展風の歌、どころgここ
花かな」
こい〜
古語。萬 むもほしきこをづてやらす ろの題、たもむきみまたかへり」
だもーぶせ 図面伏 面目なきこさ。たもこふるょし心をもえぬ」
たもむミ園冒む。『れもむくシ
の義』 Uむかふ。むかして3く” “ま の内ょえ、女をも 番ょなりて守らす」 だも あ 図面。たもょななじ。「も
たがふ。古語。空穂「いはむや、さいの たもやう図面様、たもかげ。かほの 月のみてるたもわょ花のごをる みてた
人を、國王さきこゆをも、たもむきたま さま。たももち。古語、枕「額髪のなが てれを」
ひなむや」 やかよ、たもやうよき人」 たも わする 闘個 面忘。他人の容
たも-むくミ園国洞 む。Cむかはしむ。 たも やか に園 重。たもくありげょ。 貌を忘る。楽花「墨染の衣浮世の花さ
たもむかす。むかひてゆかしむ。Q ま たふをげrs。たもたもしく。古語。 かりたもわずれてもをりてけるかな」
たがはしむ。古語。隆信集「いを心つよ たも やく 召 重役。Qたもき役。Q重 だもーめすれ 図面忘。たもを忘るるこ
かりける人を、いひたもむけて、かくし き役を動むる人。かしらだちたる役人。 を。萬「たもわすれだよもえすやをた
忍びはべるを」 たも やす ェ目 面場 。かほやす。た にぎりてうてどもこりキりこひの奴を」
だもん す 隠 重。『たもみすの音 もてやす。顔ほそる。源「たちなやみ、 だや 図 親。Qわれを生みたる人 源「た
便』 たもく見なす。貴ぶ。 たもやせたまへる」 やうちぐし、さしあたりて、よのたほ
だもん はかり図 思慮。『たもひはかり たも ゆg飯汁。弱の、きはめてうすき え、花やかなるたんかたがたょも、たさ
の音便』 たもひはかるこを。まりよ。 もの。保元「怪しげなる僧房réまみら らす」 Q子ある人。Q せんそ(先祀)ょ
だもんーはかる 闘記 思慮。『たもひは せて、たも3なごをそ進め奉りける」 たなじ。「をほつれや」祀。圓そし(祀
かるの音便』かんがふ。思ひめぐらす。 たも よQし 國E面弱。たもがやせて 師) よたなじ。
だもんーみる園国鶴 思惟。『たもひみ あり。古語。 たやたもひ 図 現思。孝行なる人。現
れご を、たいせつré思ふ人。
るの音便』 かんかへてみる。つらつら たもらか に 団重。重きさまょ。
たもふ。 そかrs たもやかう。古語。 だやがかりg 親懸。親よ、保護せられ
かほつ てみる身分。へやすみ。
たももち 図面色。かほいろ。 だもりかに団 重 れもらかにょたな
き。たもかげ。 じ。古語。源「つつみrs、ころも箱のた だやかた 図 親方。Qわが身 ょ恩ある
もりかに、古代なるうちたきて」 人。即ち、たやをしてたのむ人。平治
(327)

たも や図 母屋。Q家の中央の座敷の
稲。もや。Q専ら、住居rs用みる家の たもる 園員 重。重くなる。源「日日ょ 「今を、一向たやかたをたのむなり」e
たもりたまひて」 元藤時代よ、主人の稲。Q一組合の、か
稲。(物置などrs封して)竹取「たもや
れもむく れもやう れもあ
だやがほに 浅やさきに だよぎ
(328)

しらたる者の稲。(身分の上よりいふ) 異稲。古語。莫博抄「われ人のみたま だよき 召 %泳。たよぐこと。すみれん。


だやがほ に園 親顔。たや(親)のやう をまつるたやこづき松や いのちのため 源「いけみたよぐいを、やまよなくるか
1る。親らしく。親おりて。古語。 しなるらむ」 をだrs」
だやーがみ図 祀碑。せんぞの碑。うち だや-さま に園 親様。かりょ、親をし たよき ふくべ 図 遊泳駆。水の上よ浮
がみ。古語。 て。源「うしろやすからむ人ょ、たやさ はむためrs、用みるふくべ。泳ぐ時rs
だやーがる園直 親らしくふるまふ。 まにあづけて」 携へて 身を、隠く浮はしむるふくべ。
たやめく。古語。源「つひrs、いかがを だやじ 照巨』同。ねない よたなじ 古語。 だよし 園 兄。たよそよたなじっ 古語。
なむ見たまへる、たやがりていふ」 萬「妹もわれも心をたやじたぐへれを」 だよすく 闘巨百 Qたをならしくな
だやげもーなしB』無親気。親らしく だやーたはけ 陥 親婚。子が、親よ通する り行く。たをなめく。古語。信 年より
もなし。曾我「かく申せむ、女の身をし こを。上通。古語。 *も、れをならしく見ゆ。(見供rsいふ)
て、ねやげもなきょ似たれをも、いかな だや-の-きもり図 親守。子を思ふ親の 古語。源「世こそさだめなき物なれを、
る人のむこをもなり、ま づめてたはし 心。古今「たらちねのたやのまもりを いを、れよすけのたまふ」
ませを」 あひそふるこころはかりをせきな を だよそ園 凡。『れはよその約』たほか
だやーこ図 親子。親を、子を。父子。母 をめそ」 た。たいがい。あらまし。たいりやく。
子。源「たやこなかよりも、又、さるさ だやめく 闘目 親がほよふるまふ。 だよづれ 召 好言。人を惑はするこを。
まのちぎりて、こをみこそ、そふべけれ たやらしくす。たやがる。古語。源「ま いつはりなるうはさ。たよづれごを。
をて」 こをょれやめきてあつかひたまふ」 古語。萬「たよづれかわがききつる」
だやこぐさ図 親子草。植物。ゆづるは だ ゆきの図御殿。e禁中 ょて 茶の だよづれ ごこ図 妖言。およっれ ょた
(交譲木)の異名。古語。 湯などの、常rsま かけて あるところの なじ。古語。
だや ごころ図 親心。子を思ふ親の慈 稲。貸ゆをの(湯殿)の敬稲。 だよな図 老女。たうなょたなじ。古語。
悲心。源「いをさかしき、御れや ごころ だゆらくミ図 老。『れゆるの延』老ゆる だよび 図 指。たえ、鍵語。ゆびをいふ。
なりかし」
こを。たい。たいらく。古語。 古語。源「女も、えをさめぬすちみて、

れやこづき g 翔子月。陰暦十二 月の だよーかけ g傾。剤別の
轄説。 ほ。っをひきよせて、く3ては

べりしを」 たり いと目 経糸。ほ織ょ用みる* たりべづかさ図鑑部司。古 大き者ょ
だよび 及。また。かつ。ならびょ。 たり いろ図 織色。染系みて経たりる 隠して銭、競 の織物の事をつかさご
美花「五月十一日 よぞ、左大将、天下、た 達物の色。(染色rs封して) りし役所。
よび、百官施行さいふ宣旨くだりて」 たり をりがい 図 織歌。Q織物のあり だり め 召 織女。機を織る女。
だよびぬき図 指貫。5び3 きなた がい。Q 機隠 よ用みる道具の名。 たり もの図 織物。Q織りたるもの。布
じ。古語。和名「錯、於興比沼岐、所以 だりーだつ 園国自 下立。C下りゆきて、 畠のたぐひ。Q組布rs交あるもの。競
経衣具也」
そのシら ゆりこむ㎞、 内侍日記「れりもののきぬの裾え」
だよび をーかがむ 園 属指。物を数ふる その事ré闘はる。古語。後撰「わび人 たりお のみかこ図 下居岳。御位を退
時ょ、数のまるしょ、指をかがむ。古語。 のそばつてふなる涙川たりたちてこそ き給へるみかだ。太上天皇。古語。源
によび をーをる園 折指。たよびをかが ぬれわたりけれ」 「れりみのみかどを、ひをしく定まりた
む よたなじ。古語。 だりーち 図 織地。織物のま たち。織物 まへれだ」
による園国直御浸。いぬ(寝)の敬語。 の地ぬの。 だりーおる園出画自 下居。下りて居る。
たよんなる。著聞「月をも御らんせで、 たり なしg 組織。くみ立。こしらへ。 土佐「磯なれりみて、わかれがたきこな
たよるなれぞ」 だり のぼり 陥 下上。Qたるるを、のほ やこいふ」
だ よろひき図 御 着。主人の、鎧を るを。あがりたり。Q街道を往復する たり ゆ 図 下湯。風呂よ入るこを。保
着て、その後ょ従ひ行くもの。 こと。 元「古き湯屋をかりて、常rs、たりゆを
だらぶ 園国臼 さけぶみたなじ。古語。 だりのべきぬ召 織延 。講き組の1 ぞまける」
萬「さけびれらびて」 種。盛衰「山法師たりのべきぬのうす たる園 池 織。糸の類を、たてぬきょ
にらんだ 図 和闘。すべて、わけのわか くして備をそえこそかくささりけれ」 して、布常などを作る。糸を、たてぬき
らぬものの稲。徳川時代の語。 ré組みつらぬ。古今「ま ものたてつゆ
主りひめ はシ
だりーあさき 図 織浅黄。海色の侵 黄 な のぬきこそよわからし山のにしきのた
るものの稲。 ㎞ 陥 織部。朱塗、またも、梨地な
やこréしたる、小形の木杯の稲。天正の れをかつちる」i下。Qまたよ行く
にりあを 陥 織裸。織物の視の稲。 頃、織部某の創作 よかかるさこいふ。 くだる。さがる。俗 よ、たりる。Q凝
だよび だりいど だりべづかさ
だれ だろだろ だろしえ
33() \/

りて、形を造る。俗rs、ねりる。(露、 相 だろ だろ 恩人の泣く撃。
A メ

のを、用みはてて、後rs、下さま よたろ
--
などrsいふ):疑。まれてあり。た
だろかggeすべて、智力なきこさ したるものの稲。古事談「御料の御た
ろかrsなる。古語。源 「かしこがり給 の稲。貸 たろそかなるこを。ゆきをご ろしを、いだされたり」 : 顧。高き
へ%こ、人の親よ、たれたるこをこそいで かぬこを。油㎞。不注意。古語。高「ね をころより吹きたろす風。夫木「谷
くべかめれ」 かろよぞわれるたもひしをふのうらの たろしの風しやまねを夜をどもみたき
だれ 偲 己。Qわれ。たのれ。下層の人 ありそめぐりてみれをあかすけり」 つかはらréくぬぎなみたつ」
ょ勤していふ語。著聞「たれが母ょて だろか だひ g 稲。ひっちょた だろし-え 召 下枝。きりたろしたる枝。
なじ。
さふらふもの、あねよりも、よくさふら 古語。 千載「二月はかり、花さきたるたろしえ
ふ」Qたのれ。なんち。きさま。相手 だろか を B巨 ㎞。たろかなり。愚鈍 rみむすびつけて」
をいやしめていふ語。 なり。古語。 だろし えだ 四 下枝。たろしえなれな
だれ だれし 國巨 寝競。たろかの如し。 だろか に 団 疎。たろそかによたなじ。 じ。
古語。源「もとより、たれたれしく、た 古語。空穂「長き仰言を、あけくれ、た だろし かせ g g。高きをころより吹
ゆき心のをこたりrs」 ろかならキり、思ひたま へ ながら」i きたろすかせ。たろし。
だれ まさふ 園国自 魔惑。心まれてま 愚。智なく。にぶく。うをく。 だろし ごめ 召 下米。大響など よ用み
やこふ。愚か rs思い惑ふ。古語。源「た だろか-ぼg 稲穂。しっちばよたなじ。 たる米の、たろしたるものの稲。宇拾
れまごひたれを、いをぞ、くちをしき」 古語。夫木「谷深み千代の小田réみも 「だいきやうのたろしごめを」
だれ もの臼 寝者。たろかなるもの。は りして稀réそだつるたろかばの稲」 だろしのうま 傾 馬の歩み方の名。左
かもの。古語。 だろかめくミ園国自 患。たろかょ見ゆ。 の前後の足を、一度みたろし、次rs、右
だろ いゆ 園園」旨 脚㎞。いささかい たろからしくあり。 の前後の足を、一度réたろすこを。
ゆ。すこしなほる。古語。 だろく ㎞団員 寝。たろかよなる。古 だろしもののつかさ 図 監物。けんも
だろ だろ 団『うろうろの韓』ほぼ。あ 語。記「たろけて」 つ(監物)の古稲。
らあら。古語。字拾「このこと、たろた だろし 図 下。Qたろすこを。下みやる だろし や臼 下矢。低き方 ょ向ひて対
ろきこえたりけれをも」 こを。Q すべて、貴き方 よ奉りたるも
たろす矢。盛衰「兵 ども極よりれろしや
- -
* -* 、
-
*% ** ん
r*射る」 りま。頼署よ。宇拾「前生の運、たろそ て、二親あり。夏、日基より出でて、群
だろす 下。Qまたよやる。垂れ かょして」 がり飛び、隊説くして、人資を刺し、そ
さぐ。くだす。さぐ。源「はむ をみを、 だろねぶる「 臼 微睡。すこしねぶ の血を 吸ふ、やぶか、ままか等の類あ
たろしてけり」ニ新しき品物を用み初 る。古語。宇拾「隣れげなるかほして、 り。夫木「夏の夜を枕をわたるかのこ
む。「草㎞をたろす」iQむしる。す 足をうちひろげて、たろねぶりたるを」 る のはつかr*だよもいこそねられね」
りくだく。すりへらす。すりて粉 よす。
-
香。物の気の嗅官 よ弱れて、たこ
頼政集 「たつた地格をそむるくれな る感覚。にほひ。・かをり。古今「月夜
のいろをたろずま あらしなりけり」 Q 五十音図中、加行第一の音。鶴 ょをそれをもみえず梅の花かをたづね
料理の語 。料理す。内をきる。宇拾「た 音の一。日をひらくを、同時ré、 てそまるべかりける」
ろしはてて、いりやきなごして、試みよ 気具を、たく歯み騎れしめて発 が 臼 賀。Q祀ふこを。祀賀。慶賀。「が
表」「年が」Q齢の高きを祀ふこを。
ミて」:かみを刺る。刺り捨つの 刻場
、ガ す。この音を、 下 、引音のう、 祀 い。古を、四十、五十、六十、七十、八
す。源「横川の消都、ちかうまみりたま ふをうくるときに、この如く呼
いて 御ぐしれろしたまふほごみ」i はる。例 へ を、かう(江)かうが 十 よなりたる年ré行ひ、今、多くを、四
いまだ、分焼の 時期の至らさる よ、無理 い(*)か 里)などの剣。 十二、六十一、七十七、八十八、九十九な
rs、胎中の国 を促し生れしむ。陰 す。 かの湖言。この音も、下は、引音
- -
リ *こré行ふ。但し、俗rs、賀の軌をいふを
元韓集「子を石ろしてける女の」i・そ ミ のう、ふをうくる時を ご の如く たもrs、七十七、及び、八十八の祀びを

しる、悪しくいふ。ののしる。豚す。 呼はる。たミへをがぶけい(合 いふ。古今「藤原三善が六十のがょよ
古語。源「かはらけをり給へるを、あ 計 はんがう(番競)なさの 。 みける」:我。他人の説くどころr*
さましう 言めいでつつたろす」i織。 か g 鹿。動物。 脳の名。ま か(鹿)の古 従はキり、わが信する をころを つらぬか
ェりたまふ。古語。記 「め*こりのわが
語。拾遺「かをさして馬をいふ人あり むをする心。わがまま。我慢。i雅。
けれをかもをもをし*こたもふ なるべ
(331)

たばさみのたろす機誰がかねろかも」 Q正しきこさと。Q いや気なくして、愛


し」i敷。動物て出闘の名。はうふらむ すべき㎞あるこを。ニみやびたるこを。
だろそか に B 神 。あらあらしく。く
しの羽化せるもの。身細く、脚長くし みやびやかなかこ*こ。四 詩の鶴の名。
はしから キりr。かろがろしく。なほさ
たろす だろねぶる が
-

『シ = }-ー
かい かいがね かいけいし
(332)

六詩の一。 「小が大が つしむ。今物「たなじくも、一首みなせ 梅)よたなじ。


かい 図 滅。Q備数の語。備道のいまし をいはれけれを、かいかしこまりて」 かい けいし 図 蓋磐子。茶腕を載する
め。散木「その連みを、かいをたもちた かいーがね 図 肥。肩の骨の、高くなりた 豪。建武年中行事「かはらけはかりを
る人なむうまるるをいふこをを」 伝基 るをころ。かいがらぼね。かりかね りて、かいけいしをむ、もどの如く、盤
督教の語。上古、摩西が、さいあない山 ぼね。 rsするで、かへしたまへむ」
の頂上r て、碑より授かりたりをいふ かい-かふ 召 闘闘。大歌所、蔵人所なを かい けつ 闘 」播消。かいを接頭語。
十戒の一。Qけいかい(警戒)。用心。か の次官の補。 きやす。消す。古語。大和「あひて、も

>
いしん(戒心):権。上rs、ま もくを かいがらーぼね 図 岬。かいがねょたな のもいはむをたもひて、いきけれを、か
附け、中はより上を、九く削り、下を、極 じ。 いけつやうょ、うせよけり」
16似て、それよりも小さく、水を揺て、 かい-きやう 図 戒行。備教の語。かい がいけ もん 図 明樹文。眞宗 まて唱ふ
舟を進むる具。萬「このゆふべ ふりく (戒)を守りて修行するこを。 る、個名交りの経文。中興の祀師、連如
る雨を浮星のはやこぐふねのかいのち かい-ぐ 召 割員。鎧、兜、又を、馬具なを 上人の作。鼻宗信者が、備ré向ひて、安
るかも」i戯。動物。虫の名。おく の、1切揃ひたるものの補。し 心立命を説するこをを誓ひたるもの。
たみたなじ。古語。 かい-ぐらみさき図 黄唇 『かいを接頭 かい-ごす 園偲 撮越。うしろの方r
がい 図 我意。わがまま。がうじやう。 語、くらみどきの意』たそがれ。ひのく 垂れてある髪を、前の方へ振り越す。
がまん。がうふく。 れ。著聞「かいぐらみをきよ、小六條 よ 古語。狭衣「尼16なりなむをたもひた
かい-えき 召 敗易。Q敗め易ふるこを。 て、相撲をさらむをて」 まひて、橋の箱なるはさみをさり出で、
Q徳川氏の制 よ、大小名、及び、士族の、 かい-ぐり 図 撮繰。見供の遊戯の名。左 撃かいこして見たまふょ」
罪あるものを虜する刑の名。族籍を除 右の手先を、胸の漫 よて、横 よならべな かい-ごづむ園自 撮静。かいを接頭
き、家藤、屋敷を召し上げしもの。 がら、ぐるぐるをまはすわさ。 語。ひそまる。静まる。古語。著聞「ふ
かいーかい 隠 見供の泣き盤。古静。 かい ぐる闘自 揺線。かいを接頭語。 まへられて、かいこづみて、やすやす
花「みこ、かいかいを泣き給ふ」 た ぐるみたなじ。 を、をまりけり」
かいーかしこまる 闘自 揺長。長れ かいけ 召 敗梅。備教の語。さんげ(犠 かいこみ がみ召 接込撃。播き込みた
る馬のたつがみ。古語。宇拾「ひらょみ しぞへ。後見人。明徳記「御内の、御か 古語。落窪 か いすみて、こころぼそげ
3るまで、身ふをくこえたる、かいこみ Gしやく よ、なにはの三位をのを申す なれだ」
がみなれを、額の墜月のやうょて、自く 女房の有りける よ」 Q切腹する人の後 かいーを 図解祀。『祀え、印授よて、印
みえけれを」 議員
ré居て 首を斬り落すこを。また、その を解くさいふ義よりいふ』 官を龍むる
かいさgる園鶴橋探。かいを接頭 首を斬り落す人。 こを3
語。さぐるみたなじ。源「そよ、など、 かいしやくーにん 図 介鋼人。介錯をな かい-ぞくミ 図 潤闘。海上を乗り廻はり
かうえをて、かいさぐりたまふよ、いき す人。 て、往来の船を勃かし、物を奪ふ盗賊。
もせふり」 かい-をゆ 図 脚 先。漆のぬりかたの一。 土佐「かいぞく、むくいせむをいふなる
かい さん 図 開山。Q山を開くこを。Q 朱、またを、辰砂をまぜて、赤色ré塗る こどを、たもふうへrs」
『寺院を、古、多く、山を開きて建立した もの。 かいぞくーあゆう 図湖闘刻。武家の役
るものなれないふ』 あらたよ、寺を建 かいをらぶ園個 揺調。がいを接 名。いくさ船の奉行。
つる人。かいき。@特rs、眞宗の信者 頭語。琴、三味線な %こを察す。古語。 かいぞくーたいしやう 図 洞闘大将。武
が、その宗の祀師、親賞上人を敬ひてい 源「心やましくかいみらべ、ほのかよほ 家の役名。海賊衆の頭。
ふ稲。 警員
ころび出でたる物の音など」 かいーを3 園国自 播添。ひしを添はり
かい さん の ひじり召開山聖。かい かいーをろ 図 垣代。Cをはり。帳。古 て居る。源「わただのの日 よかいそひ
さんの貸よたなじ。増鏡「かの泉湧寺 語。Q楽人。源一かいしろなど、殿上 て、かくれたちたまへれむ」
のかいさんのひじりの名をそたしか 人、地下も、心こをなりを、世の人rs思 かいだうとミだり 図 湖瀬下。徳川時代
ré仰せられたりける」 はれたるいうそくのかぎり、をどのへ rs、東海道を下りて、東國へ旅行する
かいーを 図 戒師。戒を投くる法師。i させたまへり」 ここ。
介H。甲冑を着けたる武士。 よろひむ がいす 園匠㎞個 害。そこなふ。空穂 かい-だて図 垣橋。「かきたての音便』
しや。 --
開士。備数の語。ぼさつ 「かかる物rsがいせらるる人を、菩提も Q戦中rsて、事の急なる折rs、婚をたて
(333)

(菩薩)ょたなじ。 えがたきものなりをのたまひて」 列ねてつくりたる城壁。太平「泣尾の


かいーをやくミ図 介錯。Q介抱する人。さ かい すむ 園員 峰録。隠る。ひそむ。 阪を攻め上りて、かいだての際まで着
かいさえる かいしやくにん かいを
-シ 』 』 -- 。』* } ー - -
かいだん かいちやう かいつらぬ
(334)

きたりける」 e垣のやうみならぶるた か。又、形、羊r*似て一角あり、まんやう まみて話す」


て。保元「かいたてみ乗ってただよ ふ (碑羊)をもいふ物なりをいふ。
をころを一 かい ちやうg 戒杖。山伏な ご の携ふ
かいっらぬ 揺列 がいを接
頭語。つらぬみたなじ。伊勢「昔、男、
かい-だん 曰 戒鳴。僧侶 よ、戒を授くる る杖。
遺通しょ、思ふどちかいつらねて、和泉
ためr*設くる塩。新拾遺「延暦寺、かい かい-ちやう る 臼 戒定隷。備者の修す
國へ、二月はかりrsいきけり」i書
だん更rs造りて、澄覚法親王、受戒たこ べきみつの徳。即ち、持戒、顧定、智㎞ 列。書きならぶ。書きつらぬ。
なひける時」 の署稲。
Hu かいこg 垣外。垣根のそさ。かこびの
かいだん-せき 臼 戒堀石。顧宗、律宗な かいーつかむ ㎞他 採掘。かいを接頭 そを。古語。
ごの寺の門前rs建ててある石の稲っそ 語。っかむ よたなじ。 かい どもし 目 怪婚 。古、天子の御所
の面réを、概ね、「不許輩酒入山門」また かいーつく 揺着。をりつく。抱き へどもしたる、油火の御燈。夜の御殿
*、「禁軍酒入山門」な%この文字をまる 着く。枕「をかしげなる見の、あからさ
せり。
の橙火っ徒然「夜の御殿のをを かいさ
まrsいだきて、うつくしむほどrs、かい もしをうよなごいふ」
っきてねいりたるも、らうたし」 かいこもす ㎞目 揺療。燈の心をか
古語。夫木「よもすがらものたもふま かいーつくろひ g 揺籍。Qかいつくら きあげて、能くをもるやう よす。まん
のたまくらえかいた3きこそま られさ ふこを。Q五節の舞 の時、衣紋なみこを をかきあげてをもす。
りけれ」 かいつくらふことをつかさごるもの。 かい ミり日 祝。うちかけ(詳 よたな
かい-ちg 剤。動物。獣の名。上古、 かい つくらふ 園 記 揺緒。整へ直す。 じ。内内行事「三月三月より、四月期日
支那の寿愛時代 よ様息したり を いふ 整頼す。つくらふ。 まで、かいどり ふたつえり」
脱。良平均の、獄を断りるをき、若し、その かいつぶり召 第。動物。鳥の名。に国 かい さる 揺取 福、またを、つま
罪の有無疑はしさものあれを、これを、 よたなじ。 さきをとりあぐ。
n
㎞身ré腕れしむる よ、その正邪、曲直を かいつまむ 揺摘。かいを接頭 かいなつ 採掘。がQを接園
業すること、 「んご、碑の如しさいふ。 g。Qっまむょたなじ。Q多くあるな 語。なつよたなじ3
戯は、㎞し、想像の動物ならむ
かょり、とりいでて節署みす。「か いっ
物の表面のみを
かいはみして」 限。鷹分。ちからいっはい。せいいっば
- かい ばむ 園国Q 垣間見。か いまむの い。シ分之 地」
なるけしき、かいなでの人を覚えす」 韓。古語。 かい ほそる園国 播細。かいを接頭語。
かい-ねり臼 接線。かさねの色日の名。 かいーひくミ㎞ 個 播弾。播き鳴らす。 ほそくなる。ほそる。源「忍びて、人
表裏、共rs、紅の練絹rsて作れるもの。 (琴なごを)源「かいひくつま音」 ょ、物のたまふ をて、立ち給へりける
古語。大和「いを濃きかいねりたまは かいーひさg 手を、膝下réまはしてすわ を、やをらかいはそりて」
りける」 るこさ。古語。楽花「備をいりもみたて かい まくる園国 」播歌。播きあげま
かい-のごふ 揺拭。挑ひ拭ふっふ まつる、御だう御だうのそうなど、さし くる。(衣の神などを)枕「直衣、う へ
く。宇拾「ありしこぶ、あをかたなく、 あつまりて、かいひさをして」 のきめ、狩衣も、神かいまくり、よろづ
かいのごひたるやう よ、つやつや なか かい ひぞむ園回目 採潜。さし出づるこ さしいれ、帯つよくゆふ、にくし」
りけれぞ」 をなく、潜まり居る。 国シ 播潜。 かいまみ 曰 垣間見。かいまみるこを。
-
かい-のを 曰 成師。新よ出家する人 かいひそましむ。源「 いたうかいひそ 古語。源「かいまみなごを、まだまたま
よ、戒を授くる僧の稲。源「御かい めて、互ょ、心づかひしたり」 はさりつるこをなれな」
お、いむ事のすぐれたるよし、ほどけょ かい ひん因 海演。はまべ。海漫。い かいまみる闘g 園目 垣間見。垣なを
申す まも」 そ漫。 の隙より、祀きて見る。籍かよ 輝ひ見
かい はさむ 騒強 。かいを接頭 かい-びやくミ 図 開闘。天地の開けはじ る。古語。かいはむ。伊勢「女、男の家
語。はさむよたなじ。 まり。世界の始め。:開白 備教の語。 ょいきて、かいまみけるを」
かい ばなつ 揺版。開く。あく。 法曾な ごの初日c かいま む 垣間見。かいまみる
源「わたり給ふ方の戸を、右近かいはな かいぶ 曰 海部。織物、またも、時着な réたなじ。古語。大和「久しくいかさり
てを」 *この模様rs、大波rs、磯貝などあるもの けれを、つつましくてたてりけり。さ
て、かいまめを、われよを、よくて見え
(335)

かい はみg 損間見。かいまみの韓。 の稲。源「あさはなだのか いぶのたり


古語。枕「女をね たきたるかほなむ、い もの」 しか%こ」 3
をよきをいへを、ある人の、局 よゆきて がいぶん 図 明。身 よ應する程の分 かいーもちひ g 揺併。橘米rs、彼米少し
かいねり かいはむ かいほをる
かいもど かう かう
(386)

を和して、やはらかré放しぎ、輝く綿き をさづくる僧。大鏡「あはれ、天台座主 る人を、かうをありなむや」


て、平き、楕圓形rs九め、館、又を、黄粉 の、かいをもやうの、いちしやをこそ、 かう園 鳥の鳴盤。続詞「逢ふこををか
な%とをつけて食ふ。たはぎ。牡丹併。 たをさりする山鳥のいまえかうをぞね
徒然「1 献16うちあはび、二献rsえび、 かう 名 長官。 かみの音便。 古語。 「かう ま なかれける」
三献みかいもちひréてやみぬ」 の君」「かうの殿」i香。Cかをり。 かうーあはせ図 香合。種種の香を発き
かいもを召 垣下。『かきもどの音便』 にほひ。か。「かうを聞く」Qすべて、 て、その香の、何香なるかを鳴ぎあつる
えんがよたなじ。古語。 沈、白糧、梅積、伽羅なをの、香料の稲。 遊び。
かいもとあるじ 図 垣下撃。えんがよ たきもの。源「たき物あはせたまふ。 かうーあん 図 剤。考へ。心組。工夫。
たなじ。古語。源「たほしかいもをある 大武のたてまられるかうをも御覧する かうーい g 更衣。Qころもがへ。Q後宮
じ、甚だひさうょ侍りたうお」 ょ」Qかうあはせの署。Qみそ(味噌) の女官の稲。女御の次rsありて、御衣
かいもん 図 戒文。備数の戒の篠章を の古稲。: Q染色の名。赤黒くして を更ふるこをを掌る。仁明天皇の時よ
えるしたるもの。 黄はみたるもの。Q襲の色目の名。表 り始まれるもの。源「女御、かうい、あ
かい-やざま図 垣矢間。味方のさまを、 *、経、緯、共rs、濃き香色rsて、裏の紅 またさおらひたまひけるなかrs」
敵ょ見せぬやうrs、婿を作り、穴をあ なるもの。i講。Q講響 講義。Q寺院
けて、その穴より、射る仕掛rsこしたる rsて、集まりたる人rs、備数を説くこ たる色。
もの。 *こ。 後拾「山階寺のねはんかうまうで」 かうーか 陥 降嫁。皇女の、親王家を御護
かいーやる 路 招遺。たしやる。源「かい Q碑備の信者の組合。 「かう元」 「かう 組遊はされ、又、王女の、基族rs興入れ
やりたるひたひつき」 中」 更。 1 夜を、五期rs分てる樽。
-
遊はさるるこを。
かいーりつ 陥 戒律。備数の語。戒を、律 即ち、初更を成の時、(凡そ今の午後八 がうか 図 合敵。植物 木の名 ねむの
ど。 時)二更を玄の刻、(午後十時)三更を子 き(合教水 をいふ。六帖「ひるをさき
かいーゆぐむ 園同開側 撮縮。かいを接頭 の時、(夜牛十二時)四更を五の時 (午
語。わぐむ16た なじ。十古語。
前二時)五更を演の時 (午前四時)
ょるをこひめるがうかの木君のみ見む
かいーをしやう g 戒利刷。備教はて
、戒一かう園 斯。かくの音便。 源「すすろな
やわけさへr みよ」
} 、

かうがい 陥 第。 『かみがき(*層)の音
> - 、シー
かうけ図 高家。徳川氏の制 ょ、公武の
さ っ
やして
ま。

かうがう 会て国 辛。辛くして。やうや


よ用みし、細長き共ょ、髪を播き上ぐる
便』e古、男女、 具。楽花「沈の橋 、白 間の事務を取扱ふ官職の種。多くを、
のー具か かう みさ


う園

-碑音

かみ

がねのかうがいをいれて」貸後世を、 由緒ある家柄の旗本を以て、これ よ任
たしる 便 碑
』ざびく

さて

軍 よ、婦人の、常rs、髭rsさして飾をす じたり。
ー合く か 。


かけ
う図馬
馬の

るもの。Q刀、又ま、合ロなどの轄rs挿 かう げ 図 香華。備、またえ、死者みた





の。

わて

しら

みたくもの。平時え、髪を播き上ぐる むくる香を、花を。「かうげの手向」

か。
うふ
図へ

香香
をそ
た器

*用み、戦場rsて を、敵の首を獲たる がう-け 図 楽家。『がうか(豪家)の奥





の盆



種あり

時、その耳 よ差したきて、わが穫たるま 音』 勢力ある家。源「がうけのあたり、








かう


か み

るしをなすもの。 たそろしく、わづらはしきものみはほ
ま勘
- rs
古常
。じ。語み
つあつ
かうがいーかなもの 図 等金物。刀のか かりたち」

*
r






うめ かんだ
うす

か ら
うがい よ附属するかな物。 がうけーがまし 国 如楽家。威勢を張

かが

そへは」
た給てまつり
かうがい ぐる 四 等曲。明暦の前後。 りて見ゆ。豪家らし。俗 よ、がうけが

が。
うう
図 わ園
強つ弓き弓が
よき
たこなはれたる、婦人の髪の結び方。芳 ましい。













かど ré
も の
のまはりよ、髪をまきつけたるもの。 かうけち 図 績闘。絞り模様の名。鹿子




けむ
機。

ほの
づよ弓
かうーかう国 断断。かやうかやう。これ 絞の類。ゆはだ。











ん きき
う図
かー
これ。かくかく。落窪「かうかうの事な がうけーに 即 豪家。いらく。たそろし






、かの大将をのの、のたまふなるを」 く。豪家らしく。宇拾「わが主の大納言





お召
わ側
かう

かう がうし 園』 碑碑。『かみがみしの 、がうけrs思ふか」

その


じ。


音便』たふをし。ものすごし。俗rs、かう かうーご 図 香弱。香具を入れ置く斎。



ら。



そ仰
願く
ぐわん

かう
がうしい。源「この鬼こそ、今を、たそ 源「かうご、くすりのはこ」





の初
r用

かし戸é
江山谷
む、

ろしくもあらすなりょたれ、かうがう かうーごう 図 香頭。こうご よたなじ。
もきけをそへをやを、たはむれ ょいひ一めたる故rs、この名ありをいふ』嫌獅の一か?こじ 図 高市子。市子を 高く作り
なしたまへを」 1種réして、最も小なるもの。 て、補r て張りたるもの。こ以を見よ。
かうかいかなもの かうがう彦て かうけ
かうごをて かうお かうじいろ
(338)

源「かうこじの世はなれたるさま」 住職の官。土佐「かう剤、馬のはなむけ かうじーいろ 図 樹子色。黄rs、赤みを帯


かうごーるて 園 幸。からうじてょた な しょ出でませり」 Q書を講義する人。 びたる色。密棋色。
じ。 源「ふみな ごかうやりるみも、源氏の君の かうーをき図 香敷。うんも(雲母)の講
かうー さ 図 講座。講穏、説教などの場ょ 御をむ、かうま も、えよみやらやり」i 片などréて造り、炭火の上 よ置きて、香
て、講師のすわる、一段高き虜。講壇。 嘘矢。『古、支那rsて、開戦せ む をする をたく時用みるもの。
千戦「六波羅密寺の講の場師ょてかう 時、先づ、ひびきやを放ち、それより戦 かうじ くりげ 図 樹子果毛。馬の毛色
さrsのぼるほどrs」 争を始めたるよりいふ』 事のはじめ。 の名。くりげみ、やや、かうじ色を帯び
かう さく 臼 研作。田畑を耕して、米穀 さいしよ。たこり。 たるもの。
菜などを作るこを。i告期。公事の かうお 図 樹子。Q植物。みかん(密棋) かうをん四関申。eかのえさる。倒
名。古、百官の行事の旨をまるして、月 の古語。源「このごろをなりても、かう 康 申待rs祀る星。Qかうしんまちの
ごをみ奉り、天賞rs供せしこを。 お なををだみ、ふれさせたまはすなり 界。源「こしをれたる歌合、物語、かう
かう ざくーに 園 警策。衆 よ勝れて。秀 réたれを」 Q服色の名。菅草色rs、ほ * んをし」
逸rs。秀でて。きやうさく よ。古語。 ぼた なじ。藍rs蘇芳木だうさを入れ かうしんーまち図 関明待。かのえさる
源「のぞきてみたまへ、いをかうさく て染むをそ。樹子色。増鏡「紫のにほ の日rる、星を祀るこ をの稲。康申の信
に、ねびまさりたる人なり」 ひ、山吹、あほにひ が引 、紅梅、機、萌 者え、この夜を守りて、寝ねすさいふ。
がうさぶらひg期士。がうみょたな 黄などま、女院の御あかれ かうしん み 図 康明曾。かうしんまち
じ。 悪事をなしたる人を、をがめ責むるこ réたなじ。
かう「さま に 団 断様。かくあるさま を。かんだ。勘常。古語。後撰「父母侍
かう「およ 固 調割。書物を説き明かす
ょ。斯くの如き様r。かやう よ。源「か りける人の娘rs、ま のびてかよひ侍り こを。本の講経。空穂「このえきのか
うさまに、このましうを、たきにほは けるを聞きつけて、かうち せられはべ うを よも、今までつかうまつり侍らす
さで」 りける」
など仰せらる」
かうーを 召 講師。Q歌合などの時、歌を がうーを 図 郷士。むかし 農民よして帯
刀せるものの稲。がうさむらひ。
かうるよう ざん 名 高陽山。兜の一種。
請み上ぐる人。Q古、諸國の國分寺の
鉢わきをつおし、山を高くして、人の預
|
%ょし てっべんの中を、狭くせ くこを。古語。源「かうぜちのをりを またなじ。
るもの。明徳、應来の頃より始まる。 大方のなりをまづめて」 がうたう図 強盗。発器を持ちて、人家
かうしようのくのん宮 高勝録。兜の かうを図 高祀。Q己れより五代前 ょ ま押し入り、脅し迫りて、盗みをなすも
うこしろうéある霧。 あたる先祀。Q韓じて、単re先祀。@1 の。押込。枕「名たそろしきもの、なは
かうす ㎞砲 幸。ゆく(行)の敬語。 宗一寺の開基の祀。「かうそ日運」「か むしろ、がうたうまた、よろづにたそ
(天皇rs由す) みゆきす。 うそ親鶴」 ろし」i博徒。供客などの類。平治
かうす召 好事。取別け、1事を好むこ かうぞ 図 格。植物。灌木の名。皮を取 「かくれなきがうたう、名撃 の大剛の
ど。 物すき。 りて、紙ré製す。かぞ。紙の樹。かちの もの」i楽宿。たほさっはなるこ
かうす ㎞ 講。Q文意を説き明 き。著聞「上人、如法経かかむを、かう を。気性の雄大なるこを。豪逸。逸宕。
ぞをこなして、料紙すきけり」
す。講穏す。俗rs、かうじる。Q請みあ かう だち図 碑館。碑事をあつかふど
かうーぞめ 臼 番 染。染色の名。丁子ra るろ。賀茂の癖館をいふ。
ぐ。披講す。俗rs、かうじる。(御歌曾、
又え、御歌合などréて)千載「かの御方 て染め、淡紅rs、黄色を帯びたるもの。 かう だて図 甲立。盛物の廻りょ、紙ょ
ょて、竹選年友をいへる心を、かうぜら 源 御観まさしぬらして、かうぞめなる て、折形をして付くるこをある、その折
れけるre」 eをりさだむ。はかる。さ 御扇réかきつけたまへり」 形の稲c
うだんす。「和をかうす」i偲 かう ぞり 臼 髪刺。備門rs入る式。戒 かうだん 図香属。碑備の前 よて、香を
夢 。身まかる。逝去す。親王以下三位 師、戒を授けて、出家する者の髪を刺り 楚くをこころ。
以上の貴人réいふ。 落すこを。たかみそり。(今を、眞宗rs かうたん み 図 園融資。C備教よて、四
かう すみ 図 香水。Q碑備なを よそな のみ行はる) 月十五日rs、穏迦の降誕 日を祀する法
へたる水。Q賞宗réて、信者な、たかみ かうたいーよりあひg 交代寄合。『領地 曾。かうたんくわい。権備曾。(但し、
そりをいただかしむるとき、その頭の ますみ、年を定めて、参勤交代するより 灌備曾をいふ語を、古よりあれをも、降
上rs、ふりかくる水。 いふ』 徳川氏の頃、その臣の一萬石未 藤倉をいふ語を、明治二十一、二年頃よ
かう せきg 衛石。はかり(響)の異名。 満の者の稲。 - -

りはじまる) Q最宗 よて五月二十1 日


(339) かう せら召 ㎞。詩文等の意味を輝かうだうg番剤。かうおはせ(香合) よ、開祀見眞大師の隆蔵日を祀する法
か ?しようのくあん かうたいらたら
- - -
-
かうち かうづか かうなぎ
(340)

曾。(この事、古をなし。明治二十年頃 人をえらびだして、定めはべるを、定考 いそしくか へるひじきものをこにしは


よりはじまる) かうたんくわい。 を申すなり。定考を、文字raかきては まぐりが引なるたたみ」
かうーち 陥 河内。川のめぐれる土地。 べれど、考定を、さかさまよよみはべる かうーなさ 図 巫。かんなぎょたなじ。
古語。 古語。
が、日博 ょて侍る也」 し
かうち 図 腕 。米案を蒸し、答の中rsね かうーづか 陥 髪束。『かうをかみ(髪)の かうーぬし 図 碑人。かんぬしよれなじ。
かし置きて、微花を生せしめたるもの。 音便』 えりがみ(模髪)をいふ 。古語。 て日o
酒、醤油等を造る原料をす。かんだち。 著聞「片手r て、かうづかをとりて、死 かう のうすにほひ召 香薄句。染色の
かはら。職人歌合「西京や かうちのむ ぬはかり打ちてけり」 名、香色をうすくにほはせたるもの。
ろやたれこめて月の夜ごろをよそrs見 かうーづくみ 陥 香机。香を奨く時、香慮 増鏡「女院を、かうのうすにほひの御
るかな」 構。 衣、香染な%とたてまつれを」
香合などを 厳する机。香豪
かうーちやう 図 綱丁。貢物を運送する かうーづつみ 図 香包。香合の時よ、香を かう のうり図 香瓜。瓜の味噌漬をい
人夫の長。古語。三代質録「年中輸貢課 包む よ用みる紙。 ふ。女の語。
庸雑物、色数非少、面民弊人新、未進根 かうで 図 紙手。Q紙の端ょ、湖をつけ かうの だりもの図 香織物。濃香み染
籍、質足綱丁犯盗」 壁な%こrsはりて、書附な%こを刺し込み めて織りたるもの。濃香も、下揺を薄
かうちやう固定者。「上皇を、漢音よ たくもの。 紅みして、黄をまぜて染むるなり。増
、て譲むを、相似たるを忌みて、定考を書 かう で園 断。『かくての音便』かやう 鎖「土御門の宰相の中将、かうのれりも
よて。かくの如くょて。古語。源「かう
きて、かうちやうを請むをぞ』古の公事 ののかりぎぬ」
の名。毎年、六位以上の人の、燕能、行
でやみなむえ、さりをも、たぼされじ」 かうの かみ召 紙の名。がみやがみは
状、功勢などを考へて、その位階を進む かうてんじやう習樹引掛。格子目ょ たなじ。古語。源「空の色したるかう
るを定めたるこを。公事根元「式、兵の 症へて、それ ょ、槍なだを張りつけたる のかみ」 -
は省ょり、諸司の龍の旨を撰成するこ 天井。
-
“を、列見さいふ。それをかきあつめ かう の きみ 陥 督頭。かんのきみみた
にシるな、擬階の祭をいふ。この人 がらな㎞。動物。虫の名。剤 なじ。古語。運「まこをえ、このかうの
Qシになじ。山家「あま人の きみの御交 、女房みたてまつりたまふ
V
さいへなで」 便』髪を刈るよ用みる鉄。古語。 からぶる ェ也技。『かかふるの音e』
かう のけむり に かたち を みる同 かう ば し宮 香*。香を襲くさき よは かうむるょたなじ。古語。土佐「碑備
香の姻rs、形を見る。漢の武帝が、李夫 さむ著。 のめぐみかうぶれるょ似たり」 蒙。
人の死を悲しみうれ ひて、反魂本を焼 かう はし 國目撃。『かぐはU(香細)の かうーべ 図 頭。『かみ(髪)べの音便』動
きしかなて、畑のうちrs、天人の形顕れた 音便』俗み、かうはしい。Q善き句ひな 物の類以上の稲。かしら。あたま。く
*
りをいふ故事。 り。かをり住し。空穂「ろうの、かうは び。たつむ。空穂「かうべをつだへて、
かうの-こし 図 香奥。葬式の時 よ用み しきにほひ」芳。募。香。貸善き評判 木をきりこなす」
る、香を載する興。楽花「かうのこU、 あり。令問あり。Q 面白し。利得あり。 かうべーを めぐらすうた 図 旋頭歌。
ひのこしなど、みなあるわさなり」 「別段rs、かうはしき事もなし」 せgこうかみたなじ。古語。
かうのをの目 督殿。かんのものょた かう ぶん g 告文。天子より、宗園よ告 かう ぼく 図 香水。にほひのよき木。沈
なじ。古語。宇拾「かうのをのだよ、さ げさせ給ふ文書。 香。伽羅、白壇なgこの如く、香をなすべ
だをこそめせ」 かうぶん ほく 召 好文木。植物。さくら きものの総稲。
かうの ぬきじろ 図 番緯自 織色の名。 (懐)の異名。 かうほり召 ㎞。動物。獣の名。かう
経を、かういろr て、緯の自きもの。 かう ぶり臼 冠。Qかんむりょたなじ。 もりをいふ。古語。無名草紙 「末の
かうのもんご 図 番文濃。織色の名。 狭察「かぶりの標の、風ままたがB 世rs、鳥なき島のかうほりをかやして」
経を、かういろr て、緯の、濃き香色な て、ふきかけられたまへるなご」eう かうみやう 図 高名。名を、高く揚ぐる
る綾瀬。 ひかう ぶりの署。古語。後拾「をさな こを。名だかきこを。有名。著名。狭
かうーは 召 行馬。長さ五六尺の 校の端 きはらからの子どもょもきせ、かうお 衣「かうみやうの馬をこそ、たまはせた
ょ、銭約を附したるもの。敵の騎兵の りせさせ」g古え、人人ょ、冠を賜ひ、 るなれ
軍行を妨ぐる貸み、陣前よ散布する具。 その品を以て、高下の匿別をせられた かうむり召 冠。かうぶりょたなじ。
(341)

馬防。 りしが、中世より、位記を賜はる事をな かうむる園ェ」被。『かうおるの韓。Q


かうーはこ 召 者雇。かうが よたなじ。 りたるょよりていふ』みかい(位階)ょ 頭r*載く。かぶる。Q表面 よ被ふ。周
たなじ。古語。 園ょっく。ョうく(受)の敬語 「御免を
かう はさみg 髪鉄。かみはさみの音
かうのけむりにかたちをみる からはし かうおる
かうもく かうらいをでがき かうりょうのとい
(342)

かうむる」 蒙。Q他より、働きを 仕向 かみこよりrsれなじ。古語。 敬ひていふ語。


けらる。負ふ。受く。「矢をかうむる」 かうらい をでがき図 高麗神垣。竹を、 かうりようーのーくい 陥 方訓海。『元龍、
かうもく 猪木。拷問ré用みる機械。 粗く、筋違ひよ組みたる神垣。 即ち、天へのぼりつめたる龍を、下るよ
盛衰「がうもくみかけて、打ちせため、 かうらい-ちやわん 図 高弾茶腕。朝鮮 り外なしをいふ義』 易學の語。後悔あ
事の起りを尋ねけり」 より渡来せる基硫。茶人、道具屋など るべきこと。
がうもん 図 精問。罪人をして、賞を吐 の語。 かうろ 陥 番 。香を愛くよ用みる器。
かしめむが貸rs、苦めて間ひ紀すこと。 かうらい で図 高園手。陶器の名。かう 漆器、銅器、陶器など、種類あり。
かうもりーづけ 図 幅幅付。ゆうぎの糸 らいやきréたなじ。 かうーゆか 図 率若。まひの1派。局拍子
の所の糸を用みさりして、一枚革réて、草 かうらい-べり 図 高園繰。量の織縁の、 を取りて、軍物語などを語り、音曲を奏
摺を、堀幅の、翅を置げたるが如くrs、 白地み、雲形、菊花などを、黒く織り出 するもの。さいわか。
廣く、胴へ 取り付け たるもの。古代よ し、たまを、染め出したるもの。古、宮 かうわん 図 潤。みなを。ふなつき。
り、中古まで、具足ののだわrs、この風 中、親王家、大臣家などrsてを、その模 か かい 図 加階。位階を進むるこを。
あり。 様の大なるを用み、公卿rsてを、その小 一 位を増すこを。源「頭中将、正下のかか
かうや 図 闘。がはやの音便。古語。 さきを用みたり。今を白き麻布rs、黒、 いま たまふ」
かうやう に園 斯様。かやうにみたな 又を、紺の模様を染め出し、多くも、碑 かがいも 図 精摩。『かがみの韓』植物。
じ。第花「かうやう よて、みたてまつる 赴、寺院、若くを、貴族の家などrs用み 墓草の名。山野み自生し、春の末、管根
が、まじらせたまへらましかむを」 る。枕「かうらいべりの撃のむしろ」 より、苗を出す。葉を、楕圓形rsして、
かうやがみ 図 紙屋紙。紙の名。かみや かうらいーやき 陥 高麗焼。朝鮮rsて焼 末尖り、花を、夏開き、五郷rsして小さ
がみの音便。 きたる陶器の纏名。かうらいで。 く、紫色なり。後、一方の尖りたる、二
かうやーひじり 召 高野聖。勤化のため かう りん 陥 香園。香を入れて、碑備 よ 三寸の賞を結ぶ。殻を 楽かょして青
rs、紀伊國の高野山より、諸國へ出づる 供ふるré用みる器。形て、かうはこrs く、 相 ょあへむ、枯れて、種出づ、その中
僧の稲。 同じ。i 降臨。 Q天降るこを。(碑 ょ、綿の如き、自き物あり。これを、は
かう より 四 紙経。『かみよりの音便』 備などょいふ)Q人の来り訪ふこをを、 んやざいひ、蒲園などみ入れて用み、ま
た、霊を、その質強きが故ょ、経3みの この約』 古、撃道具を入れたくょ用み 「はやあきつひめさいふ碑、もちかか
弦をす。けんにんじん。 し籍。源「わりなくふるめきたる鏡豪 のみてむ」
かか< 国国 」掲。俗ょ、かかげる。D のからくしげ、かかげのはこなさ、取り かかは図 残吊。ぼろぎぬ。破れたる組
高く上ぐ。高き虜rsつるす。(人よ示す 出でたり」 布。噂。かかふ。古語。
ためrs)夫木「秋深みくもりなき夜のた かがち図 酸疑。『その質の、赤くして、一かかはる 園国目 係。Q闘係す。かかり
ほぞらréたがかかげたる鏡なるらむ」
か かかっ㎞ あっかるた さ
はる。闘。Qなづむ。こうでいす。拘。
& まるす。記載す。載す。「書 ょかかぐ」 の名。ほほづきをいふ。古語。記「そ
「新聞ょかかぐ」 Q接き上ぐ。播きた れが眼をあかかがちなして』 かかは わらうづ 図 織常桂。かかはを
つ。源「どうろかけそへ、火、あかくか かかづらふ 園国自 係。かかりあふ。か 織り雑せてつくりたる軽。古語。
かけなごして」 挑。 かはる。たづさはる。鞍掌す。源「あな」かーがひ g ㎞合。Q男女、相集まりて、
がちよかかづらひ、たどりよらむも、人 掛合ょ、歌を託ひ、さかもりをするこ
がーがくミ 召 雅築。音楽の一種。中古、唐、
またえ、三韓より博はりたるもの。そ わろかるべく」 を。歌垣。古語。萬「ををめををこの
の、唐より博はりたるを、唐楽をいひ、 かが なくミ 園員 購。盤を怒らして、は ゆきつをひかがふかがひょ人妻rsわれ
三韓よりのを、高麗楽をいふ。後世、本 げしく鳴く。(鷲なをよいふ)高「つく もまだはむわが妻 ょ」e韓じて、船人
邦 ょてつくりたるもあり。共 ょ、和琴、
はねょかがなく魔のねのみかをなきわ一 のうたふ歌。漁歌。
太鼓、三管などを用みる。又、これよ伴 たりなむあふをそなしみ」
ふ舞を、舞楽をいふ。
かかぶg
「わたもなきぬのかたぎぬのみるのご
かーが なべて 団「日日並べての義』日を
かか<7る 園国 探りたをる。すがる。
古語。今物語「潮く、その國まで、かか
並べて。日を重ねて。古静。紀「かが さわわけさがれるかかふのみ月ょうち
なべていくよかねつるよみをここのよ かけ」i個中。琴の爪。
ぐりつき よけり」 ひ ょをををかを」 かかふ 園ェ」抱。Q腕よて、昇き上
ががくれう 図 稚楽祭。うたれう よた かか のむ 園回目 可可呑。かかをいふ げてもつ。抱く。俗rs、かかへる。Q属
(343)

ひて、召し使ふ。(韓僕などを)俗rs、か
なじ。 音をたてて有む。がぶがぶを飲む (水
かかげのはこ召 橋急 『かきあげのは などを、急ぎて呑むさま ょいふ) 古語。 か へる。「車夫をかかふ」 Q 含みもつ。
かかる かがちかかは
かがふ かがみえさ かがみくつわ
(344)

「かかへたる香」 子板の裏面re、水銀を塗り、木製などの
がみぐさょもみせてけるかな」 Qうき
かがふ 園国 躍合。「かけあふの約』 わくをつけたり。六帖「かくをだよか くさrsたなじ。蔵玉集「波なくを何か
かがひをなす。男女掛合みを ふ。古語。 がみなみゆるものならをわするるほど かさましかがみぐさ氷のあどの水の花
かかぶる 被。かうぶるみたなじ。 もあらましものを」eすべて、物の、洗 の名。@石の上などrs、はびこりて生
古語。萬「あさぶすまひきかかぶり」 りかがやく平面。「氷のかがみ」eか やり。葉の形、はいの貝の蓋の加く、ま
かかへーやし ぎ 図 抱屋敷。本宅の屋敷 がみもちの署。Q『形、圓くして、相似 た、赤はみて光澤あるこを、鏡の如く、
の外rs、別ré所有せる屋敷。控郎。別 たるよりの稲』 樽の恭。「かがみを抜 その裏rs毛あり。羅、かさぼろしなど
o り%」 o
荘。別説 きて、酒を振舞ふ」i鑑。Q相かがみ をなほす よ用みる。夫木「かたはみの
かかぼる日 被。かかるの韓説。 て、理否、善悪の例をなすべきこを。Q そはr3生ひたるかがみぐさ露さへ月ré
かがまり 図 脳。ひかがみ ょたなじ。 後の人の手本をなる行ひ。手本。かん かげ磨きつつ」:まつ(松)の異名。
かがまる 園国自 屈。Qかがむやうréな がみ。亀鑑。萬「きく 人のかがみrsせ 冬のかがみぐさをいふもの。古語。
る。腰などが曲がる。健。信身を低く むをあたらしききよきその名を」i かがみーぐつわ 図 鏡響。胃の一種。馬の
して、潜まり居る。源「腰た へぬまで、 精 摩。植物。草の名。かがいもよた 日の画 側 ょあたる をころを、打ち延べ
かがまりありきしためし、昔も、今も、 なじ。記「かがみの船に乗りて」古語。 て、鏡の如く作りたるもの。
はべるめれだ」 ひがみーぐさ g 鏡草。植物。草の名。Q かがみーくら 召 鏡鞍。鞍の一種。外面
かがみ 図 鏡。『影見の義』物の形、また 正日期日rs、禁中rsて、鏡餅の上 よ置き ré金具をはりて、山形のふちré、覆輪を
*、姿を映して見る具。青銅rs、白嫌を し大根の稲。春のかがみ草 をいふも かけたるもの。
和して、方圓の板ré件り、表面を平滑 よ の。夫木「さき草の中r*も早きかが かがみーご図 鏡子。かがちの質。ほほづ
し、水銀を塗擦して、光りを発せしめた ぐさやがてみつぎょ供へつるかな」貸 きの質。古語。
るもの。裏面 まま、種種の模様を彫刻 するっむはなみたなじ。夏のかがみぐ かがみ をて陥 鏡四緒手。馬の鞍よ
せるもあり。古代の製rsを、裏の中央 ささいふもの。信あさがほよたなじ。 つくる紐の名。
ょ、撮みあり。近世のよを、多く、柄を 秋のかがみぐさを いふもの。後拾「あ かがみ の ふね 図 籍魔船。かがみぐさ
っく。また、近来を、洋装よ微ひて、確 けがたのはっかしげなるあさがほをか の英の、片破れたるものの稲。形、舟み
似たるより名づくさいふ。古語。 かがみる国目ェ」 。『かんがへみる 「そのをりのか残りて、かかえたるも、
かがみ のもちひ 図 鏡鮮。かがみもち の義』考ふ。比べて見る。古語。 いみじうをかし」
またなじ。古語。夫木「ちよまでも影 かがむ園自 屈。折れ曲がる。かがま
国鶴屈。 かがましむ。 折り ゆし。古語。
を並べてあひみむを祀ふかがみのもち る。:
ひさらめや」 曲ぐ。俗み、かがめる。源「このゆびをか かがよ3 闘目 鶴。かがやく よた な
かがみ は 図 鏡葉。柏の葉の、廣きもの がめて、まかでぬ」 じ。古語。萬「みわたせなちかきもの

の稲。紀党安「たまかしはをがたまの かがめ g 加賀女。自拍子の類。古、加 から石がくれかがよふたまをさらす
木のかかみはrる碑のひもろぎそなへつ 賀國より出でし遊女。 やまじ」
るかな」 かがめく ㎞自 暗。か が くにた な かから は昭 断者。『かくあらはの約』か
かがみ びらき召 鏡開。『ひらきえきり じ。古語。今昔「さるなをやらむ、かがめ くの如くならむ。
(切 の忌詞』かがみもちを切りて食ふ きいへを」 かがらふ 園国目 逃。『かかりあふの約』
式日の稲。もさを、正月二十日、後、改 かがもん g 加賀紋。『加賀國人が、多 男女、相かたらふ。古語。
めて、十一日をす。 く用みる故rsいふ』うはるみて書き、 かかり図 掛。Q掛るこを。高きをころよ
かがみもち 召 鏡餅 『その状、鏡 よ似た 五色rs色%こりたる紋。 り下がるこを。その事rs闘係するこを。
るより名づく』 古、武家réて、正月、男 かがやかし 國 1競。Qまはゆし。古語。 Q動務のうけもち。「曾計がかり」i
を具足み、女を鏡箱 よ供へし鮮の稲。 e 差かし。面目なし。古語。源「尋ね Qかまへ。作り方。結構。(家などの)
経 を、四くひらたく作りて、大小二個を まごはさむをも、かくれ忍びず、かがや Q 蹴を蹴る場虜。夫木「まりのをかな
重ねたるもの。後世を、碑備rs供へ、ま かしからすうちいらへつつ」 にをかかりをたもふらむかたうつなみ
たえ、吉例の時などrs 用みる。その、 かがやく Q目 競。光が映りあふ。弦 のたさはかりして」ie初め。着
認式なして、小さきを、そなへ もちを きまで「*光る。びかびかをす。源「少 手。Qてがかりの署。i税。C官r
徴牧せらるる年貢の稲。Qいりめ。入
(345)

いふ。 将の 月の光ょかがやきたりしけしき
費。費用。
かがみもの召 用物。動物。えび(蝦) かかゆ
も一躍。輝。
園国自 薫。匂ふ。かをる。枕 かかり 園国㎞ 自 斯有。『かくありの約
をいふ。女の語。
かがみのもちひ かがみる かがゆし
かがり かかりば かがりやのぶし
かくの如し。然り。和泉式部家集「かか かかりーば 図 垂髪。顔ょ垂れかかりた
(346)

ること。
りきを人ょかたるなまきたへの枕のた る髪。 かがりや-の-ぶし 図 筆屋武士。古、盗
もふこをだrsぞうき」 かがりーび 図 奪火。等 よて焼く火。夜中 人、悪者などを取り静むるため よ、京師
かがり図 審。e燃えたる火を廃る器。 の警護、またを、漁猟など よ用みる。か の市中四十八箇虜み、酸 火を焼きて、夜
*} }、O
鐵 よて、鑑の如く作りたるもの。 か かり 番せしめたる武士。
がりびの界。夫木「あけぬるかうぶね かかりーびこ図 掛人。かかりうなrsた かかる 闘国 掛。Q高き虜より下が
のかがりたきすててけぶりもまらむみ なじ。 る。乗る。ぶらさがる。千載「をしふれ
じかよのそら」g『等を焼きて衛りし故 かがりびの園 等火。主ょ 執舟まてに だかはらぬ松をたのみてやかかりそめ
ょこの名あり』鎌倉時代 よ、洛中の警固 くかがり火を指していふなるより、う けむ池のふち浪」 Q行き行きて、共虜
をして、諸虜の辻ょ置きたる兵。 きてもゆるみかけていふ。古今「かが ょ至る。枕「みたけ、くまの、かからぬ
かかりー2さ 陥 掛人。『かかりびをの音 りびょあらぬわがみのなぞもかくなみ 山なくありくほだrs」Q 僚る。もたる。
便』他人 よ頼りて、衣食する人。人の だの川rsうきてもゆらむ」 源「空をあゆむ心地して、人ょかかりて
厄介をなるもの。みさふらふ。食客。 かがりーぶね 図 奪船。等を焼きて漁ず ぞたはしましけるを」Q頼む。たよる。
かかりーご 図 掛見。Q人よ養はるる小 る船。萬「かがりおねさしてぞくだる 厄介rsなる。落窪「子二三人、智 をりた
見。頼見。寄見。Q親老いて 後、人の 夏川の底のもくづもかくれなきまで」 れを、今よ、われょかかりてこそえあり
養を受けむを思ひ居る見。 かがりーきつ 図 等松。等火 ょ焼くべき つめれ」@をまる。つく。陶る。あたる。
かかりびとの署。
かかりーこ 図 掛人。かかり 松の材。 源「また、こどのはみかかる命よ」Qか
かかりーさころ 陥 掛虜。排るべきとこ かかりーもの 図 税。官ré徴集せらるる かはる。たづさはる。闘係す。婿鈴「煩
ろ。椅り頼むべきをころ。後撰「をも 租税。かかり。 ひてかくなりぬる人を 今そGふぶ&
かくもいふ言のはをみえぬかないづく かがり-や 図 等屋。等火を焼く場虜。増
なき物 ょなして、是 ょぞ 昔人*かかり
を露のかかりをころを」 鏡「かかるほだよ、二條京極のかがり て」 @その手 よ成る。 属す8 「日本外更
かかりーの こ g 騒外。蹴鋼場 よ植る て や備後の守さかや」
ある木のそをの稲。古語。
*、山陽の作ょかかる」Qかけらる。そ
かがりやき 図 等焼。漁魚を、等 よて表 そぎかけらる。新古「ちらすなよさ の
のはぐさのかりょても露かかるべき ふものきて」ミ 頃。屋敷の、庭なこの せ合はす。つくらふ。俗 よ、かきあは
のうへかを」 @ 攻めつく。くみつく。 内外を隔て隠ふがためrょ建つるもの。 せる。徒然「ミはれて、神かきあはせ
観ふ。「言ひかかる」「敵 ょかかる」e 種類多し。まがき。かきね。萬「なら て、いかがまさおらはむ」
港réをまる。駐泊す。繋ぐ。夫木「海原 山の峰なほきらふうべしこそまがきの かきあはせ ぬり図 揺合塗。漆の塗り
やはかたの沖réかかりたるもろこしぶ もとの雪をけやりけれ」 湾。離。 方の名。下地なしょ、黒、またを、その
ねré時つくるなり」 @費3。いる。(時 他の色を着けて、直rs、漆をつけたる
かき目陰。かげの韓。語古
日、またを、金銭rsいふ) @かうむる。 がき 図 織界。Q破る たる鬼。Q備数 もの。
でくはす。遇ふ。感染す。「盗難ょかか の語。地獄六道の一。亡者、ここ ょ% かき-ありく 闘自 接歩。何虜をもな
る」「火災 よかかる」羅。@たたる。よ 落する時を、機る て苦むをいふ。Q 『食 く、無暗rsあるく。めあてなしょあ
を倉るをいふ義』 見供を、ののしりて るく。
る。「狐がかかる」e物の日方が、任の
目もりょ現る。「なかなか目方が、かか 呼ぶ俗語。 かき いた 図 掃板。元服の時用みる柳
る」 @始む。着手す。新古 「くれかかる かきあげ 図 掃場。かきあげじろの界。 の板。この板の上rs、髪をのせ、その先
むなしきそらの秋を見て覚えすたまる かきあげ おろ 図 播場域。ほりを堀り、 をかき切るré用みる。
神 の露かな」 未だ水を通せりして、なかは築きたる かき いづ 園同巨 」書出。Q書き始む。
かがる園口自亀裂。手足の皮が、裂け 城。闘 。城保 。 書き出す。源「あはれげよかきいでた
破る。あかぎれがきる。古語。 かきーあつむ 園国 」播集。1つ ょ寄 まへれぞ」 Q文字réかきてあらはす。
かかれ さ 昭 『かくあれこの約』かやう せ集む。俗rs、かきあつめる。源「むか かき-いろ 図 柳色。染色の名。まおの
réをあれど。土佐「かかれだこの歌を、 しいまをかきあつめ、かなしき御物語 色ré似たるもの。たいしや いろの濃き
*こもきこゆ」i書集。諸書より、書き もの。
ひさりごをょしてやみぬ」
かかれ ば 昭 『かくあれはの約』かやう 取りて集む。編碑す。俗 よ、かきあつ かきいろ がみ 図 棟色紙。紙の名。せん
める。源「いられがましきわびご をど しの一種。柳色rsして、伊豆國修善寺
(347)

なる故rs。
かき g 柿。染色の名。かきいろの鬼 。 もを、かきあつめたまへる御文を」 近漫より産す。
親「かきのころもよ、あやみがさをい かき あばす ㎞他 揺合。手rsて 寄 かき だくり 臼 掃送。権みて、舟を播き
かがる かき かきあはせぬり
かぎだくる かききらす かきくる
(348)

やるこを。 紙。をおがみ。 かきくらし、いみじくたへ かにけれで」


かき だくる園個 播送。権よて、舟を かききらす国冒 将暴。か を接頭 かき くる岡国自 極基。かきを接頭
播きやる。(たしたくるみ勤して) 胴。きらすよたなじ。古語。 喧。くる よたなじ。俗rs、かきくれる。
かきたこす 園側 接起。かき抱きて かきーきる 闘 」 播切。Q及を、わが方 源「にはかよ、風ふきいでて、空もかき
起す。源「まひてかきねこしたまへむ」 は向け時あて切る。「敵の首をかきき くれぬ」 ご
かき だとす 園個 書落。字を脱す。書 る」 Qきるrsたなじ。 かき-けす 園鶴 書消。さき ょ書きた
きもらす。脱字す。源「又、か剤 かきくづす園個 擁崩。Qかきを接 るを消して、更み書く。 書きなほす。
てける16や」 頭語。くづすréた なじ。Qかたはしよ かき けつ 園個 播消。かきは接頭語。
かきたふ・シ個 揺負。か を接頭語。 り言ひ出す。いひ消つ。源「この浦rsけつよたなじ。古語。源「あをもなく
たふみたなじ。更科「この宮を、かきね すみはじめしほ*この心づかひ、後の世 こそ、かきけちてうせrsしか」
ひたてまつりて」 をつをむるさま、かきくづしきこえて」 かきーごし 図 垣越。Q垣の上を越ゆるこ
かき かぞ3園Q 播数。か を接 かき くもる国 自 揺陰。か を接頭 を。垣の上を越えて来るこを。夫水「白
頭語。かぞふみたなじ。 語。くもるraたなじ。貫之集「かきく 露の玉のたひするかきごしを雪かを見
かき かぞ3園 掃数。ももたらぬ、また、 もりあやめもま らぬたほぞらr ありを ゆる庭の面影」 Q垣を隔つるこを。
ももづたふを、五十、八十 よかけてい ほしををたもふべしやえ」 _ かき-こす ㎞池 経 越。ふりこす ょた
ふが如く、こを、極めて数へ易き意ある かき くらがる園自 揺基。かきを接 なじ。
はり、ふたみかけていふ。萬「かきか名 頭語。くらがるrsたなじ。和泉式部集 かき こもる国自 揺館。か を接頭
ふふたがみ山みかむさびてたてるつが 「あまのはらかきくらがりてふる雪を 語。こもるみたなじ。新古「いかrsせ
の木もをもたやじをきは よはしきよし よめょをあかき月かどぞみる」 むま づがそのふ
わがせの君を」 _ かきくらす国Q将時。かきは接頭
のたくの行き*
さもよの中ぞかし」
月員
かき がね g 掛金。かけがねの韓演松 語。くらすょたなじ。枕「雪、かきくら
かきさきる闘 経探。 かきを後頭
「かきがねのあなたをさへふたぎて」 も、ふりっるあした」i経暗。 かえ 語。さぐる よたなじ。
かき がみg 株紙。柳の瀧をひきたる シ。なじ。源「たん心地 かきさす 園駅Q書止。書きかけて止
萬「こやのまきやかきすてむやれごも 内。古語。萬「わがせこがふるきかきつ
む。源「かきさしたるやうよ、いを祀り のさくらはないまだふふめりひとめみ
がはしくて」 をまきて」
かきを図 姉素。色の名。淡紅 よ、淡黄 rsこね」
かきさする国砲 接摩。がきを接頭 を帯びたるもの。 かき1つくす 園国 池 書霊。残りなく書
語。さする16たなじ。
そこなふ く。新古「みちのくのいはでま のおを
かきざま 図書様。書きたる状。かきぶ かきーをこなひ 図書損。書き
こを。書きそこなびたるもの。 えぞえらぬかきつくしてよつぼのいし
り。源「めもたよはぬ御かきさまも」
書損。書き誤る。 おみ」
かき さます 園同御 怪覚。機か ょ賞ま かきーをこなふ 闘個

かきそんす。源「かきそこなひつを、は かきーつくろ ふ 園過 播緒。かきを接
す。楽花「あさましうたはしましける
ちて、かくしたまふを」 頭語。つくろふrsたなじ。著聞「つるの
ここち、かきざまし、怠らせ給ひぬ」
書き列ぬ。 はねかきつくろひしうれしさをま かあ
かき をは 召 垣柴。垣 ょ結ふ柴。夫木 かきーだつ 園国個 書立。Q
りけりなまかのその まも」
「たしねほすいほのかき は風たちて 掲げ起す。俗rs、かきたてる。枕「四人
づつ、かきたて まま たがひて、それそれ かきつーだ 図 垣内田。かきつの田。垣の
まぐれるらるる秋の山里」 し 内réある田。
をよびたてて、のせられたてまつり」
かきをらぶ 園 将調。かきを接

頭語。えらぶreた なじ。俗rs、かきま Q著しく記す。目rs立つやうよ書く。 かき つづく国過 播績。かきを接
俗rs、かきたてる。 頭語。つづく よたなじ。源「いにしへ
らべる。 請
を接頭 のこをども、かきつづけたほしいでら
かきすう園国個 鼻据。昇き来りて、 かきたゆ 園国自 播絶。かき れて」
据る たく。(驚籠などを) 俗rs、かきす 語。たゆみたなじ。夫木「かきたえて
るる。 み月よなりぬこれやさを心づくしの門 かきつばた 図藤子花。植物。草の名。大
出なるらむ」 かた、あやめré似て、夏の牛rs、花開く、
かき すさぶ 園鶴書感。慰みよ書く。
かきたる園員 接葉。が 封を接頭 その色、主よ紫なれども、その他、種種
源「森のまたくさたいぬれをなど、かき
語。たるょたなじ。源「雪、かきたれて の色なるもありて、美なり。萬「つねな
すさびたるを」
らぬ人くに山の秋つぬのかきつはたを
(340) かきすっ 園国鶴接捨。かきを接頭 ふる」
語。すつrsたなじ。俗rs、かきすてる。 かきつ 図 垣内。『かきうちの署韓』垣の しゆめみしかも」 杜若。i重の色
かきざする かきそ かきつくす
--
----
かきつはだ かきこもしかきのころも
(350)

きををかさぬるもの。増鏡 「出車rs、い めて、姫君ょもみせたてまつりたまふ かきの ころも 召 姉衣。柿色のころも。


ろいろ、藤、つつじ、卵花、撫子、かきつ べかりけるものを」 山伏などの着るもの。増鏡「山伏のま
はたなど、さまさまの神日こぼれいで かき こもしg 採指。油火の御燈。かい ねして、かきのころも ょあやみ笠をい
たる」 ・どもし。古語。績世継 「いか よをたづ ふものきて」
ね給ひける16、女官だも、今のうちré参 かき のて 図 釣手。釣なりよ曲りたる
かきつはだ 切 薬子花。かきうはたを
その花、にほひやかなるものなるより りて、かきをもしする人もなしなだ」 もの。 ェシ
にほふr6かけていふ。萬「われのみや かき な 召 霊草。植物。草の名 かりや かきは 臼 堅磐。 よたなじ。古語。
かく鍵すらむかきつはたにほへるいも すよたなじ。古語。 散木「ながらへむ君がかきはのはるけ
をいかréあるらむ」 かきーなす 園鶴 書成。書きて、そのさ さみちよまつたけをそへさらめやも」
かきーつまむ 園制 書摘。かきぬく。 まょなす。源「をさなくかきなしたま かきはきのこだち 陥 播個小太刀。常
援シす。妙録す。
は、 よgる小刀。古隆。
かき つむ園Q 書集。書きあつむ。 古語。古今「秋風よかきなす琴のこる かき はく ㎞ 播掃。かきを接頭語。
あまた書く。古語。 ょさへはかなく人のこひしかるらむ」 はくよたなじ。
かきつ やき 図 垣内柳。垣のうちょあ かき なづ シ 揮撫。かきを接頭 かき はさむ 園鶴 揺狭。小脇 ょは
る柳。古語。萬「こひしけをきませわ 語。 なづょたなじ。 源 「いをらうたく さむ。
がせこかきつやぎうれしみからしわれ たばえて、かきなでつつみたり」 かきはん 図書剣。文書の、名を選した
たちまたむ」 かきーならす 園闘池 播鳴。爪みて強き、 る下rs、質印の代り よ書く、一種の草
か受ーつらぬ シ目 播連。つれだつ。 音を務す。瓜弾きす。(琴なを)源「御 書。(多くえ、質名の文字を崩して用み
をもなふ。古語。 琴、かきならして」 る)花押。 こ
かきつる園員 揺連。かきつらぬ かき ね図 垣根。Q垣の漫。垣のそは。 かきはらふ 園鶴揺掃。か封を接頭
よたなじ。古語。 Qかきょたなじ。夫木「ふるさをのか 阻。
はらふ *たなじ。源 「たつるなみ
かきーささむ 園国 書留。記して後1 きねよのみぞわれえなくまでのたをさ だをかきはら3て」
かき ひだし召 結浸。あまほしの結を、 つねのたまえょかきまきれたれぞ」 語。むたくょたなじ。
細く切りて、酒r*ひたしたるもの。増 かきます ㎞巨Q 書交。Q書きもの かきも 図 垣間。『かきたもの署』 垣の
鏡「まろがねのさかづき、柳竹員réする の間 よ、更re、文字を交へ書く。俗re、か 表の方。古語。
て、たなじひさけréてかきひたしまみ きまぜる。信 書体を、さまさまま交へて かきもん 図書紋。筆ょて書きたる衣
らすれを、はかなき御たはぶれなをの 書く。俗 よ、かきまぜる。源「さうrょも、 類の紋。(染紋、経紋 よ封して)
たまふ」 まな ょも、めづらしきさまょかきませ かきもらす ㎞池書漏。かきねをすよ
かき びん 召 揺競。髪の結ひ方の名。耳 たまへり」i揺交。C機きまはして、 たなじ。源 「れいの、かきもらしたる
の上より、前髪の漫まで、一緒ré播揚げ 物を物ををまじふ。俗rs、かきまぜる。 なめり」
て束ぬ。徳川時代の始め、武家中ré行 かきを接頭語。 すみたなじ 俗よ、 かき やり召 釣検。検の一種。Q穂のも
はれしもの。 かきまぜる。源「いろいろの木の葉 ょ どのどころrs、銭銅をつけたるもの。敵
かき ふす ㎞国鶴 揺伏。いだきて伏 かきませもてあそぶ」 の槍をからみたをす用をす。Qその及
す。楽花「若宮をを、いだきはなちきこ かきまみ 召 垣間見。かいまみょた な の、釣の如く曲がりたるもの。
えさせで、かきふせたてまつりつ」 じ。 語。 かきーやる 園国個 書破。書きて破る。書
かき ほ 召 垣穂。Q垣の末の方の稲。Q かきみーさう 名 垣見草。植物。うのはな きて、破り捨つ。古語。播遣。播き挑ひ
かさみたなじ。信廣荻を、穂ごめréゆ (卵花)の異名。古語。莫博抄 「ほをぎ てのく。源「涙のこぼるるを、袖のいを
へる垣。 まなく、えかきやりたまはす」
かきほーなす% 如垣博。垣博を、横さま けり山里の宿」 かきり 図 限。Qその物、その事をのみ
ょゆひなすものなるより、よこを よか かきみだる ㎞個 書剣。みだれたる かぎるこを。枕 「かごのかぎり、高く
けていふ。高「かきほなす人のよこ ご さまみ書く。源 「筆réまかせてかきみ 造りける」 Qきは。さかひ。境界。Q
をま げきかもあはぬひあまたつきのへ だりたまへるし* みをころあり」“ 纏体。いつばい。残らず。源 「人の調
同国目 揺園。かき*接頭語。みだる
(351)

めらむ」 ー 度をいふかきりま 」Qままひ。はてし。


rsたなじ。 はて。をはり。極。源 「逢ふをかぎり
かきまきる団巨日将数。かきを接 かきむだく Q 怪抱。かきを接頭
頭語。まきる よたなじ。源「ただ、よの よ、隔たり行かむré」 @貴きを、時しき
かきひたし かきます か達も
・ ー」
かさりさう かぎろひ かきわく
5 2)

さの差別。定め。Qうち あひだ 程 Qそのをころまでを界す。きはをM| ものなるより、劉 かけいふ 調


竹取「生きてあらむかぎり、かくありき一 つ。まきる。遮り隔つ。古今「わがこひ一 「こひをわがするかぎろひのただひを
て」@命の終り。臨終。「かぎり を *ゆくへもえらすはてもなしあふをか めのみみし人ゆるょ」又、タ日え、時
聞く」 ぎりをたもふはかりぞ」Qあるだけ残 ré、かげのきらめくものなるより、ゆふ
かきりーさう 召 限草。植物。きく (菊) ら*を出す。Qこれのみréて、外réを さりくれなréかけていふ。萬「かぎろ
の異名。 なし。「君ょかぎる」 ひのゆふさりくれをみゆきふる秋のた
かきり-なきーひこ図 限無人。貴き人。 かきろひ 召 崎艇。動物。虫の名。をん ほめrs」また、石の火のごをく、かつが
かきりーに なる B 殆を死なむをす。著 ぼ(鱗艇) の古語。i陽炎。春の日。 っ見ゆるものなるより、Qはみかけて
聞「この世ならやりわづらひけり。がぎり きらきらを、霞の如く立ちて見ゆるも いふ。萬「かぎろひのいはがきふちの
réなりて、人の顔なども見知らぬほど の。いをゆふ。古語。 こもりのみ」
よなりて」 かきろひ の園 陽炎。陽炎を、多く、春 かき わく園同様分。押し開く。i
かきり-の-ここ 図 限事。ほふじ。追編。 の空ょ見ゆる物なるより、はるみかけ iかきを接頭語。わく「なれなじ。千載
源「あながちréま づめたまひて、かぎり ていふ。萬 「かぎろひのはるよしなれ 「みやぎひきあづさのそまをかきわけ
の御こをごもるたまふ」 をかすが山みかさののべよ」 又、この てなにはの浦ををほさかりぬる」
かきり の たび のーみゆき 図 限度行 語のもとを、きらめく火影をいふ意な かき わだす 園制 極渡。かき対 らす
幸。天皇崩御のをり、御陵まで御葬送申 るより、Q☆3る ょかけていふ。萬 よたなじ。古語。源「をさをさ、心 よも
すこを。著聞「御年僅か十二réてかく 「かぎろひのもゆるあらぬよるろたへ いらすかきわたし給へるけしき、ひび
れさせ給ひすし事、云云、かぎりのた のあまひれがくり」貸ひょかけていふ。 き多くきこゆ」
びのみゆきみえ、左大臣、右大臣、云云、 萬「ゆくかげのつきもへゆけをか剤 かきーめらび図 飼厳。『その形、銅の如
蔵省をはきて、供奉あり し」 ひのひをもかさねてたも へ かも」 Q き故rsいふ』 厳の芽立。若き蔵。新拾
かきり-の-つき g 限月。陰暦十二月の ほのかょかけていふ。萬「かぎろひの 遺「けふの日をくるしを山のかぎわら
異名。 ほのかょみえてわかれなむもをなやこ びあすをまたみむをりすぎぬまま」
かきる園制限。Qさだむ。終らしむ。 ひむあふさきまで* 」 又、日 よ鍋るる かく図 角。Qつの。Q 一酷より、異な
りたる方向re、ニ直線を引きたる、その 新競「『t人のねくたれ*のたもかげ たまふ」時。高校らしむ。届かす。動
園形の稲。この二直線を、角道 をいひ、 はほかきやるさよの手まくら」 Qかき 作を、他 ょ及ぼす。「目をかく」「間を
その一獣を、角頂をいふ。すみ。稜。 きるの署。「首をかく」@「播き込むの かく」@碑備なをよ、斬り願ふ。「願を
「直かく」「鋭かく」「鈍かく」gま か 義』 喰ふ。食す。盛衰「無職の平替を かく」@数を乗す。掛算を行ふ。@費
く(四角)の署。「かく行燈」Q四角な 京都ré も、きをなきものなり、猫殿のた やす。消費す。「職をかく」@欺く。だ
るものを作るよ用みるべき材木 色物。 にかき給へを勧めたり」i員制競。 ます。たはかる。たぶらかす。六帖「 い
「五寸かくの柱」Q五音の1。お ふに かぬ よたなじ。古語。源 「まるべの内
ちやうしを見よ。@二十八宿の一。@ 記を 式部の少輔をなむかけたりける」 のつらさのかぶりをみりみき」e)つなぐ。
馬術の語。資の角réて、馬の脇腹を蹴 -
掛。俗 よ、かける。Q端を、物 よつ かけをだむ。新拾「たなはたを空 よま
て、馬を進行せしむるこを。「一かく蹴 けて、落ちぬやう よ貸す。用り下ぐ。夫 るらむささがにのいをかくはかりまつ
入れて、騙け出す」i 格。Qきまり。規 木 「年をへて世 よすすけたるいよすだ るこころを」@はかり よのせて、重さ
則。制定。「かくを守る」貸みぶん。くら れかけさげられてみををすててき」Q を見る。六帖「かけつれをちちのこが
み。分限。分際。「家のかく」「赴かく」 物ré俺りかからせて、倒れぬ やうrs ねも数まりぬなどわがこひのあふはか
「物頭かく」 Q古の利定の律、令、式の、 す。物 よもたれしむ。「鏡をかく」「様 りなき」 @なし始む。着手す。「書きか
子をかく」 Qこなたより、かなたよ、ま く」: 国偲 構成。 組みつくる。結び
の。きやく。 たも、この物より、彼の物 よ亘す。「海山 て作る。編む。萬「かまだ よをけぶりふ
かく 闘」 昇。二人ょて、前後より擁 かけて」「橋をかく」架。Q初の上へ注 きたてすこしきょをくもの巣かきて」
ふ。かつぐ。宇拾「五石なはのかまを ぎ撮く。ふりかく。拾遺「わがたもふ かく 団 断。この様よ。かやうr。萬「あ
五つ、六つ、かきもてきて」:揮。○ 人を草葉の露なれやかくれを神のまづ しびきの木のまたちくくほををぎすか
爪réて摩る。(琴、争、又を、樺き虜など まほるらむ」 @日掛、月掛、またも、勝くききそめてのちこひむかも」
か< 図 下題。愚かなる限りの人。愚の
(353)

を)狐。Q水を押し除けて進む。(舟を遭 負事などrる、金銭、かけ物を出す。空穂
ぐ時、又を、泳ぐ時などre)「権をかく」 「かれ射たまへらむ人r**て、このにしの 甚しきもの。至過。徒然「この人を か
馬、ふねの馬、十匹ながらかけむやさの ぐの性うつるべからす」
「水をかく」 Qぬぐひ去る。挑ひ去る。
かく かく かく
かくし
ぎし
やう
かき がくきん



めそ さ。
にやかくし
起き
し っ動う
か<7 闘偲 吸。香気あるものを、鼻 ま がく-きん 新銀。『四漫み線ありて、

たじ
なよ

受く。鼻 よて、にほひを知る。枕「牛 額縁re似たれをいふ』 古の、銀貨の名。





鮮こかく

強即断

のまりがいの、かの、あやしうかぎえら 1雨の四分の一、即ち、一分rsあたるも

こやこそ
。よ斯く
かそう
めさまなれど」 の。額判。額。

かくし


せい



(

)

がくミ図 額。Qひたひ。Q横長き板、紙、 かくー&る図 女の髪の結び方の名。ぐる


なré

じ。
またま、絹などre、書書を寛して、室内、 たをしの一種。かごだてて結おもの。

かく。 かくし







なな

門若くま、操下などrs掲げたくもの。
正徳の頃、下女などの間ょ行 はれたり。

しだい










額面。帰額。徒然「横川の常行堂のう かくご図 格動。かくごうのっ よたな

入ょ


宇を
せみ か「

名の
物み

治る

ち、龍化院をかけるふるきがくあり」 じ。太平「その外の北面諸司、かくごを、

給いしだい


さじ


く け
@がくぎんの署。Q物の分量。たか 員一 大界、狩衣のまた「e、腹巻を着はやした





まき


云 たり
られ 門ひ
せり
数。「金がく」「定がく」i楽。Q楽器 るもあり」

rs
云ける
め、
くる



を ぐり 御

を用みて、種種の音を発し、人心を楽ま かく-ごう 図 略動。C意らす動むるこ

き花

いré
たび

ちり



よ く
執」
しむるもの。古今、雅俗の別など、種種 を。Q諸家r*奉公するさぶらび。

確かく


Q



をーく

あり。各、その峰rる解く。音楽。源「ま


かく-ごん 図 格動。がくごう よたなじ。


譲意

みかり ぬこ

て めこ
張。


互らり
ちをりたるがくのにぎはしきょ」 Q特 宇治「大響のたろし米をて、給仕したる

利 なる
不動守ど

をて
和ぬこ
Q
、ががくの署。 かくごんの者をものくひけるなり一

あこ
足ひ
時代


の を
らそ
がく-いた 図 額板。Q額面の板。ほこて がく-さう 図 寧生。『字の呉音、がくも

i


。かくし
まづま

図お
(小手)réあるかさり。
やうの約』がく やりょたなじ。古語。

か隣




。妻
くし
かく-えり 召 角礎。礎の方形なるもの。 かくさ3 闘個 隠。かくすの延。古語。

こかくし






。 女ろ

はうりやう。 かく さま に園 斯様。かくの如きあり



くし 、の物。
な「

法師
か 今る語の
もへ
かくが こり目 観島。動物。水島の さま。 かうゃまrる。

どころ
もう
だし
ちい


名。みさごみたなじ。古語。組「渡 深 かくーをき 陥 格式。C身分儀式などの

かく












水門 足時聞 覚駕鳥撃 」 制定。きやくしき。Q格を、式を。


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説』 かくの如きありさまrる。かうさま ここきよけりを思ひて」 じ。
*。古語。 かくし をえな図 隠女。かくしづま。か か<ーなみ図 瀬南。『字の朝鮮音』刀の
かくしまさ 図 隠憲。外の方よりえ、見 く しめ。情婦。 鋳の一種。豊臣秀吉の、明園を征伐せ
えさるやうre携帯へたる窓。 かくす 園闘」隠。Q見えぬやうよす。 こし時、分捕りたる朝鮮の刀の露re模し
かくし め 固 隠女。がくも引 (隠妻) 陰 よ置きて出さす。知れぬやう よす。 て造れるものなりさいふ。
réたなじ。 新千「世のなかのげようきざきょみひ か<ーなわ 図 結果。かくのあわの約。古
かくし「めつけ 図 隠目附。ま のびて探 をつをかくすはかりのかげだrsもな 語。古今「ゆく水のたゆる時なくかぐ
偵するもの。 し」 Q埋め葬る。 対 わ よ思ひ観れて」
がく-おやう 召 撃生。がくせい。寧問す がくーを図 築所。がくみよの約。古語。 か今なわ に困 結果。なわをいふ維よ
る少年、またも、青年。古語。著聞「定茂 源「くれかかるほどょ、がくその人 り、みだるょかけていふ。古今「ゆく
をいふさむらひがくぶやうありける」 めす」 水のたゆるをきなくかぐなわみたもひ
がくーるよ 図 築所。音楽を気する場所。 かく づこ図 角署。女の髪の結ひ方の みだれて」
がくしよ はじめ g 楽所始 御賀の時ょ 名。たまを、角がたよせるもの。徳川 がくにん 陥 築人。Q音楽を奏する人。
奏すべき音楽のこををつかさどる楽 時代の御殿女中などの間rs行は れた Q雅楽を奏する人。俗人。源 「がくに
所を、始めて開くこを。増鏡「がくしよ り。(九づをよ封して) んををつらなど、さうぞくをさのへ」
はじめの儀式を、内裏 よてぞありける」 かくーて 照 断。斯くありて。然して。さ かくーのーあわ 図 結果。古の菓子の名。
かくし み 図 隠槍。今のるさがしの類。 て。それより。騎齢「ささがにのいづこ 形、麻を結びたるが如きもの。油みてあ
ふを見ても、その槍より外の形を見え をもなく吹く風をかくてあまたみなる げたるものをも、今の牛皮よ似たるも
されを、よく注意して見る時え、その外 ぞすりしき」 のをもいふ。和名「結果、形、如結籍、和
ré、なほ、他の槍の、かくして書きてあ かくても国 期。かやうょても。かく 名、加久乃阿和」 %
るもの。 ありても、なほ。源「御子を、かくても、 か今のとのみ図 香果。がんの刻 また
(355)

かくし をここ図 隠男。みそかを。まの いを御賞ぜまほしけれど」 なじ。古語。萬 「をきじくのかぐのこ


びを。情夫。宇治 されをよ、か剤 一がくきころ図 築所。湖 よたな一のみをかしこくものこしたまへれ」
かくしさ かくしをえなか&なみ
かえら
か今のみ かくまぶ

」じ 古「

。き
ずたひさ
か、りげよ
語だ
(356)

かぐ のみ 図 香果。橘の賞。かぐのこ かくまぶ園 園。『剤 の延塚か

かぐ



のみ。古語。 re隠したく。(悪事をなせる人などを)



楽を


みくら
かの
かぐら


かく ばかり園 斯計。かはかり よたな かくみ 陥 園。かこみみたなじ。古語。





音楽



奏する

ため
子のs 祭る
じ。源「かくはかり、またなきさまよも かくみー<7ざ 陥 植物。草の名。わうれん




て和三ち


拍鳴物
つ(

r
てなして」 reたなじ。古語。







)
れ りき



か</はし 国芳。『香細の義』かうはい かくみ お 図 園居。剤 よた なじ。



舞こ異
ひの


まり
たりた み
réたなじ。古語。拾遺「さかきほのか 古語。



てもだéのい
rを


ひs 伊勢


の s
をかぐはしみをめくれをやそうち人ぞ かくむ闘悩 園。が こむ よたなじ。古

、て
似せ
い古

び遺 だい



後r世
まをみせりける」 語。恵慶集「山懐ちかくみむをの心re

遊「
なり

。風

ぐらろ 作れる
もの

かく ばしら召 角柱。植物。たけ (竹) てけふをかすみよかくまるるかな」

この
する
かを
ょ 」

の異名。古語。「世をもをみ聞くぞかな がくもん図 園間。習はさるこをを撃





く図
か 名
職らう川
幕府
しきかくはしらたゆま りふれるゆきを び、知らさるこをを間ふこを ものまな



ゆう
ら ト
な。
うょちじ
れのれを」 び。賛古。源「それを、あるはかせのも






図する
奏らー
ぐうた

かくばやし国 差明。はづかしょたな をょがくもんなをま はべるをて」

う曲


時。あたのり
そ、



じ。古語。 かくや 図 香物の一種。古くなりたる種


<
か奏する


す図


碑す
かく-びやう四 脚病。病の名。かっけ 種の香の物を、細く刻み、警油よ浸した



りけ 時小を

み。


十銅

さき

脚気)の古語。源「れいも、わづらひ侍 るもの。
e

綴、

r
線を
柄。
付たる
もの
るみだりかくびやうをいふもの、をこ がくや図 鋼屋。能、芝居などの、舞豪

陰1





日の暦
かぐら
づき
ろせくねこりわづらひ侍りて」 の後réある室。役者の、化粧し、衣装を

居異 ちき

古蔵

補集
玉も


らす

かくふ 闘池園。かこふよたなじ。古 着け、またを、休息するをころ。源「た

さかき


立つ
ぐら
か宮づき
やけ の
語。和名「症、加久布、以レ柴湾、之」 まへ ょわたれるらうを、がくやのさま

ささ
の」
かくま-ぐさ 図 植物。草の名。わうれん reして」

行く


たる



りー
g

かくに
かぐよふ 園園自 輝。 かがよふ ょた な


reた なじ。古語。
世。 あの世。 夫木「むれたてるかきねの木の葉籍が 沼。古語で
かくる国自 隠。Q陰 よなりて、見 れてかくれがもなしあしのやのささ」 かくれはら図 見供の遊戯の名。かく
えなくなる。外部 よ現れすして、ひそ かくれ かご 固 隠駕籠。古、まのびある れあそびょたなじ。古語。
む。古語。萬 「あはちのままを夕され きをする時、乗る よ用みしかご。 かくれ みち図 隠道。ぬけみち。間道。
をくもみがくりぬ」匠。Q死にたまふ。 かくれーがさ 図 隠笠。身をかくすため かくれーみの図 隠響 Q身を隠すためょ
陸まかる。 :『 T 目隠。 前修のかく はかぶる笠。狭衣 「かくれみのかくれ 着る襲。狭衣「かくれみのかくれがさ
るょたなじ。俗 ょ、かくれる。源「いを をもえてしがなきたりて人rsえられさ
かなしくて、かくれたまひしを」 れさるべく」 るべく」 Q賞の一種。かくれがささ共
かくれ 図 陰。eかくるること。陰置。 かくれ ごころ 図 隠心。世ょ隠れむを ょ 模様、飾などょ書く。 賞u
e物の薩。陰虜。空穂「みなみのかた する心。僧侶なをみならむをする心。 かぐろしB園 黒。かを接頭語。くろ
の山のかくれょたちなめり」i 児。 古語。空穂「かたをきも、御身はなちた しょたなじ。古語。萬「かぐろき髪 ょ
まり(尻)ょれなじ。古語。 まはず、かくれごころある人なり」 あくたしっけな」 _
かくれ あそび 図 隠遊。見供の遊戯の かくれ ここ図 隠事。見供の遊戯の名。 かくろふ 園言 隠。かくるの延。古語。
名。数人ま、思ひ思ひの物薩rs隠れて、 かくれあそび ょたなじ。古語。i隠 伊勢「きのふけふ雲のたちまひかくろ
個rs、鬼と名づくる一人が、これを探し 語。Q歌の中rs、或る語を、隠して訳み ふを花のはやしをうしをなりけり」i
出し、探し出されたるものが、又、鬼を 入るるこを。Qただ聞けるのみrsて :㎞目 隠。かくるの延。古語。
なりて、前の如くするこを。かくれん *、その意のわからぬやうよ話すこを かくろへはむ闘目 隠。かくるるやう
ほ。楽花「御かくれあそびのほをも、 は。古語。 réす。増鏡 「ここかしこréかくろへは
わらはげたる心ちして」 かくれ づま 陥 隠夫。 かくしをとこ。か みてをるかぎりま、楽りつをひけり」
かくれーが 召 隠家。Q世事をのがれて、 くしづま。古語。夫木「少女子があは かくわん 召 加冠。元服して、初めて、
(357)

隠れすむ家。隠居所。古今「みよしの せ衣のかくれづまうすき契りようらみ 冠を戴くこを。


の山のあなたrs宿もがな世のうき時の わびつつ」 かくわんーのひと 図 加冠人。元服の時、
てある
かくれがょせむ」e潜伏して居る虜。 かくれ ぬ 図 隠沼。物薩ょ隠れ 冠をかぶらする人。
かくる かくれかご かくれはう
㎞ -
かく わんのやく かけあはず かけがね
(358)

かくめん の やく 図 加冠役。元服の時、模様。i薩。人の恵みょよりて、幸を一古語。新六「まれ ょのみあひみるなか


冠をかぶらする役。 得るこを。人の力ょよるこを。他の助け一 のたまだすきかけかけしきぞくるしか
かくをーいる園 角入。周術の語。馬を一 を得るこを。たかげ。源「かしこきみ一 りける」
走らせむがためré、鎧の角 ょて、その胴 かげをを、たのみきこえながら」 庇薩。 かけーがね 固 掛金。戸障子なだを鎮す
*/
をうつ。 :鹿毛。馬の毛色の名。茶色rsて、 具。鐵など réて造る。かきがね。源
かけ 名 掛。Qうちかけの鬼。Q締めた 鹿の毛re似たるもの。シ闘。 「かけがねを、こころみょひきあけたま
る帯の一端。: 鶴 動物。鳥の名。には かけーあはす 闘病池 駆合。互rs馬を へれぞ」
をり(鶴)の古語。萬 「里なかrsなくな 寄せて戦ふ。俗ょ、かけあはせる。「か かけーがまへ 陥 掛構。心ょかけて、思ひ
るかけのよびたてていたくえなかすこ けあはせて、丁丁はっしを戦ふ」 かまふるこを。
もりづまかも」 かけ→うた 図』 軽歌。晩答の歌。こなた かけーがみ 陥 軽紙。本紙の上をつつむ
かげ 図 影。Q光réよりて映じ出づる より、他みま かけたる歌。 紙。濃紙。
形。源「火あかきかたみ、展風をひろげ かけ たび 図 猫帯。中古、女の、唐衣を かげーぐさ 陥 薩草。物の薩よ生ひたる
て、かげほのかなるょ」Q物の形の、 着たる時、党 rsつきたる帯を、頼réかく 草。古語。金葉「た かねrsを雪ふりぬ
他の物(水、鏡など)ré映りて見ゆるも るもの。夫水 「をりしもあれえやを心
の 源「鏡のかげみもかたらひはべりつ をかけれびのたもひえむねのへだてな réけり」
れ」Qう しろ。あど。源「みさりいる人 るべし」 かけーとミむ 闘側 覇組。入り観れて戦
のかげrsつきて、いり給ひめ」: かけーかう 固 騒香。Q悪臭を避けむが ふ。i自 狩場 よて、馬を馳せ合する
Q物の数はれたるをころ。光を支ふる ためrs、絹の袋rs入れて、室内、またを、 をいふか。骨我「人を争論し給ふな、
どころ。古今「つくはねのこのもかのも 便所などré、掛け置く薫物。Q香を包 大名の子をもをかけくみ給ふな」
みかげもあれを君がみかげょます薩え みたる袋。女などの携帯するもの。に かけーご図 掛子。甲の箱を、この箱の縁
なし」 Qひそかなるこを。人日rs見え ほひおくろ。 rs、掛け重めるやうよ作りたる匿。源
ぬどころ。「かげょて笑ふ」「かげなが かけーかけし 「みぞびつ、あまた、かけひょいれて」発
風』頻りょ、心をかけて居
ら心配す」Q輪廊のみょて書がきたる」 る様なり。幕はしき様rs見えてあり。 子。替匠。


Q、

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" } *ー?
かけーこむ 闘言語」著込。貧して、戸を まの稲を ものょかけて、韓よ供ふるも かけ て園 種。C奪ねて。奪て。源「心
閉づ。落窪「この翁の、つづきくるな の。古語。 たきてをもをひはべり しかを、かけて、
む、いさわびしき。そのやりだ、かけこ かけつ 図 南風。みなみかぜ。 かやうなるこさを、ほのめかしはべら
めて、ないれそ」 かげつ 容 嘉月。陰暦三月の異稲。 さり し」 Q少しも。いささかも。
かげーさくら 図 影標。標の花の模様を、 かけーづかさ図 衆官。けんくわんなた かげ ども 図 影面。Q山の南。古語。高
かげよて組みたてたるもの。紋などre なじ。古語。空穂「右大携、かけづかさ 「はなぐはしよしぬの山 をかげgの
用みる。 右近の少将、式部少輔、文章博士、春宮 たほみかだゆくもみréぞをほくありけ
かげーをやくり 図 陰唆。陰みて、他人を の寧士、内春宮院の殿上ゆるされたり」 る」Qかげをものみちの鬼 。古語。
教唆すること。 かけーづくミ図 賭償。うれづくよたなじ。 かげども の だほみかを図 影面大御
かけ参 園 射たる矢の、射めけて、そこょ 古語。 門。大内裏の南方の門。古語。
留まらぬさまよいふ語。 かけーづくり図 掛造。山、またも、崖な かげさともーの みち 陥 影面道。さんやう
かげす 隠自影見ゆ。かげさす。古語。 やこへ、持たせ掛けて造りたる家。様閣。 だう(山陽道)の古語。
かけたか-の-さとり 図』『その鳴き撃、てっ 古語。夫水「かたしきょあらぬのきほ かけさり 図 翔鳥。射術の語。飛ぶ鳥を、
べんかけたかをいふみよりての名』 動 のたよりょもかけづくりなるささがに 的をして射ること。
物。ほをさぎす(時島)の異名。 のややこ」 かけーなは 陥 掛編。馬を捕ふる縄。馬の
かけーだひ 陥 騒鋼。古、祀賀の時、また かげーづくる闘 掛造。かけづくりみ 日reつけて引く編。たひなは。和名「盲
そ、正月の儀式rる、門松ょ懸け し二正の す。古語。夫木「かけづくる谷のいほり 縄、和名、加介奈波、取馬縄也」
ほし観。 の軒端より雲もながしさみだれの頃」 かげ の図 陰野。山陰の野。山の裏手
かけーち 図 験路。石多き山の細路。唆し かけーづめ 図 撃爪。琴なを弾く時 ょは réある野。古語。夫木 「秋ふかき山の
き山路。様道。古語。夫木 「はるがすみ むる爪。琴爪。 かげののえはのをょころもでうすし夕
山たちこえをあしがらのかけちのゆき かけーづる 闘員 駆。かけまはる。騎
(359)

ぐれの雨」
もまれréこそみめ」 せめぐる。奔走す。落窪「このへやの かげのくらお g 薩位。昔の、大阪新町
かけちからgg 。調のっきたるは」あたりなかけづりはなれを」 女郎屋の位の名。太夫より第六番目
かけこむ かけつ かけて
*
- -
ーli ー
-
かけのまひ かけひ かけまくも
(360)

ょあたりて、足 の位の次、月の位の上な」 「からる ょあるやうなる、かけはんなをこ 夜郎。


るもの。 して、物くはせたるを」 かけーまくも園 掛巻。『%の延』
かげ の まひ 図 薩舞。Qたほやけなら一かけーひ 図 寛。地上よ、高く架けて、水 言葉みかけて言はむも。夫木「あまて
ぬ舞。 様の下の舞。 、 を引く樋。夫木「山里をかけ3の水よ らすひかげのたすきかけまくもかしこ
かげ の やうーに園 影様。影の如く「や っららみてたをづれぬréぞ冬をあり くまもれやそのもろ碑」
せ細りて。源「かひななども、いをほそ める」 かげまや図 陰間屋。昔、かげまを養ひ
うなりて、かげのやうによわげなるも かげーひなた 図 陰日向。Q日陰を、日向 たきて、客をさりし家。
のから」 を。Q陽を陰をよて、行ひの違ふこを。 かげ み図 影身。その人の影みありて、
かけはしg 騒橋。Qはも よたなじ。 目の前réてを、能く働き、陰よてを、を その人を、親切rs守るこを。
古語。Q山間 よ、路を通ずるためみ、崖 こたるこを。 かげーみち図 陰路。物薩よなりたる路。
より崖へ通して、橋の如く、板木、また かげーひも 図 排紐。離別するをきなだ 日の照らさぬ路。
を、藤幕を架けたる機道。源「雪ふか み、再びあふまでを契りて、かけてむす かげーむしや陥 影武者。敵を欺き、又
き山のかけはし君ならでまたふみかよ びたく紐。古語。萬「さしてゆくかた *、惑はすためrs本人を同装したる武
ふあををみぬかな」 しなけれをかけひものをくるもなほぞ 者。偽武者。
かけはしの園 隠橋。かけはしを危き うたがはれける」 かげん g F弱。Q満月後の月83みは
ものなるより、あやふもよかけていふ。 かげーぶち 図 鹿毛斑。馬の毛色の名。鹿
りづきを見よ。貸陰暦十五日後の月の
後撰 「人妻よ心あやなくかけはしのあ 毛reして、斑あるもの。 禰 i下元 陰暦十月十五日。お やう
や ふきものを継rsぞありける」 かけへだつ 園 制 騒陽。Q剤 げんを見よ。 他
かけーはなる 園国自 懸離。遠く離る。 なるみたなじ。俗み、かけへだてる。 かげ め 固 陰女。めかけ(妻)の古語。
遥かrs隔つ。懸隔す。俗 よ、かけはな Q相闘ふ雨人の間 よ入りて、相方をひ 狭衣「さやうのなまきむだちのかげめ
れる。源「かくかけはなれてひさしう きはなす。俗ré、かけへだてる。 réて、やくなしをて」
なりたまひぬる人re」 かげ ま 図 陰間。男色を資る狂言役者 かげもえき 図 陰前黄。染色の名。
かんばん 陥 騒盤。滑子のある膳。枕 の、未だ、舞豪へ出でめ童の補。態童。 くさくいろみたなじ。
** > ** *:* ー、 、:i
**}
こお */ 「ふ * シ お、う タ ず、 *、**いうイ** いる*} **
* 七日 りし、ィ ノ〜*こ にも 、? *お、ごご* お、りをもお、 し*わらじレ
かけもち 図』掛持。雨事を兼帯するこ ぼ(轄鈴)の古語。 かご宮 鉄具。C銅r て造りたる鏡。帯
さ。発務。発動。山家 「かりのこすみ かげろふ図 陽炎 剤 またなじ。古 を締むる時のたよりをして用みるも
つのまこもみかくろへてかけもちがほ の。源「さよ衣きてなれきをまいはすさ
réなく峠かな」 なじ。古語。源「つくづくをたもひつ もかごをはかりをかけ りしもあらじ」
かけーもの図 賭物。勝負事 よ賭くる品 づけ、ながめたまふタぐれ、かげろふ Q 馬具の名。あおみの輸 よ附属せる
物。源「昔より争ひたまふさくらを、か の物はかなげrsを残ちがふを」 Qおゆ びちよがね。:寛籠。人を載せて、前
けもの よて」 (蝶子) の古語 Qか(数)の古語。 後より、二人réて昇き行く具。古を竹、
言員
かげろふ 闘自 陰 『かげるの延』陰を 今も木rsて造る。その形16よりて、よ
かげもまき図陰前黄。染色の名 か
もえぎの韓。 なる。くもる。かげをなる。古語。風 っでかご、たれかご、やまかごなどの種
雅 「夕月よかげろふま&こますやり しくて 類あり。艦興 i影。かげの韓。古語。
かけ や日 掛屋。園陸する家。
のきのあやめ よ風わたるみゆ」i 薩。 萬「わがつまをいたくこふらしのむみ
かげゆg勘解由。ばゆ&見よ。古語
かげゆーを 図 勘解由使。ば3 を見よ。 ほのか よ透き見ゆ。古語。山家「松の木 づょかさへ見えてよょ忘られす」_
古語。 のまより、わづかょ、月のかげのかげろ かごがしら固 鉄具頭。馬具の名。か
ごréたなじ。
かける園国 期。Q空を、高く飛び行 ひけるをみて」
かご か に団 四方物静かよ園まれたる
く。(鳥よいふ) 古今「かけりてもなに かけろふーの園 陽炎。かぎろひのみた 「あた
なじ。新古「今更 よ雪ふらめやもかげ をころのさまrsいふ。古語。源
をかたまのきてもみむからをほのほを
ろふのもゆる春日をなりréしものを」 りを、まげきやうrsはべれを、いをか
なり ましものを」 Q韓じて、走りゆく。
運「秋の夜の月毛のこまよわが態ふる一かけ を図 騒緒。かむりのひも。古を ごかにはべるをきこえて」
雲井をかけれ時の間も見む」 紙、今を経を用みる。 かこく-おやう 図 下刺上。下をして、上
かけろ隠 鶴の鳴く撃。催馬楽「にはつか-こ図 船子。『かちこの界』ふなこ。一ょ、さからふこを。ばこくお やう。
さりかけろをなきぬ」 ふなびを。かんだり。水夫 夫木「かこ一かこし 図 水を汲む器。古語。撰集抄「清
(861)
かげろひ固 陽炎。か剤3ょたなじ。一 のたす音ょまるしも霧のまょゆらのを一水のたきの下ょよりて、かこもをいふ
古語。i㎞ 鈴。動物。虫の名。こん わたるをものすすぶね」 ものrs、水をうけて」
かけもち かげろふかで
『 口「"㎞ ●
』シ『 -』
がなる かなさ かごひきるひ
(362)

がご お 図 元興寺。ぐわ 3の約。 こちて、くるしげよもてなして」eわ その四方をかこひたるよりいふ語』 茶


かごをもの園 鹿見自物。鹿見の如き び敷く。こまる。山家 「秋のよの月や 家の語。す よたなじ。Qたくは
物の意réて、鹿の子ま、1 つ腹より、一、 なみだをかこつらむ雲なき影をもてや réれなじ。Qかこひめの界。
二匹はかり生まるるものなるより、子 つすをも」 かごひ-<るひ 図 圏任。かこひ女郎 よ
のいを少なきょ壁言へ、人の子のひとり かーごと図 託。Qわびしき思をいひ出 狂ふこを。
ょかけていふ。萬「かごを ものただひ づるこさ。かこちごを。Qかこつけ。い かこひめ 図 園義。別宅 ょ住ませた
さりしてあさをでのかなしきわが子」 ひぬけ。個言。四條大納言集 「つゆを く姿。
かご-せ 図 元興寺。がごじ ょたなじ。 かこふ 園Q 園。Q剤 みたなじ。
かご を 図解範訴。徳川時代よ、大名な を風なたぼせさらなむ」 新六 「なっふかくえげるかきほの草た
どの通行する時、親しく、その乗物ré接 かごこーがまし国 かごををいふ状ょ かみかこふましはのする ぞかくるる」
して、直訴するこを。(上下の情、塞がり 見えてあり。古語。源 「つれづれをわ Q隠しれく。かくまふ。Q貯へたく。
こし時など) 闘韓上書。 がなきくらす夏の日をかごをがましき 牧め置く。ままひたく 「氷を剤」
かこちーがほ 図 託顔。わびしげなる顔 虫の撃かな」 かご ぶね 図 範船。祭なをょ出す、飾り
つき。憂へ顔。千載「なげけをて月や かごと ばかり園 託許。言語はかりょ。 の船。
そものを思はするかこちがほなるわが 職か。少しはかり。わづかみ。六帖「東 かこむ闘他 園。中よ取り籠めて、周
涙かな」 路のみちのはてなるひだち帯かごをは りを基ぐ。取り巻く。かこふかくむ。
かこちーがまし国 如誇。辞おる状な かりもあはむをぞ思ふ」 萬「めこをも*あさのかた ょかこみ
り。敷く様ré見えてあり。 かごひ図 園。Qかこふこを。かこむも みて」
かこち-<さ 図 託種。それょかこつけ の。Q堀、垣などの如く、一匿の地を取 かごめーに園 香込。香をも、共みこめ
て、物事を思ひ出し、言出すべき種よす り園むものの継補。風雅「山本の松の て。香ぐるみrs。後撰「けふ懐雲 よわ

ること。 かこひのあれまくょあらしよえほし心 が身いさぬれむかごめにさそふ風のこ
かごつ 園画鶴 読。Q外の事ré、言ひ託 してふけ」 Q『足利義政の時、僧殊光 め間rs」
す。かこつく。かづく。源「る ひょか が、怒照寺み設けたる四量牛の茶室を、 かごやか に園 か か に よたなじ。古
- -
* 〜〜〜 *} - } - --
ト けん 〜い〜 *、***、 「rう ・・ *
*、トを・ ・・ り* シ シン かざ多 り ィー ・
語。遅「承りたるさまよえあらす、かご かさい-ねんぶつ g 葛西念博。『総川時 かさ きり図 風切、Q典の上 ょ立てて、
やかに、つぼねすみょまなして」 代の末よ、武蔵國葛西の土人より始ま 風位を見る旗。かさみ。空風旗。Q か
かご ゆみ図 鹿見号。鹿を射る号。古語。 りたれないふ』 証を、太酸をみ、笛を合 さきりはの署。
かさ 宮 笠。C雨、またえ、日光などを防 せてをごるもの。曜り念備。 かざきり は 容 風切羽。鳥の臓の下 よ
ぎ遮らむがためrょ、頭 ょ載くものの総 かさう 図 家相。家の、地位、方向、構造 ありて、飛ぶさき風を切る短き羽。翻
名。菊笠、優頭部、編笠など、種類隊 の如何をみて、その吉凶を 判断 する かさ ミるま図 風車。Q大なる輪の周
し。かおりがさ。和名『笠、和名、加 こど。 園ょ、数多の翅をつけ、風力の吹き廻
左、所以賀 厩地」i 量。『その かざう-ぐさ図 風有草 あふぎ(局)の はすよ従ひて、米を揺き、水を汲むな%こ
形、笠み似たるよりいふ』 日月の周園 異名。古語。莫博抄「をはぬまも何か吹 の装置器械。信見供の玩具 紙 ょて、
よ、輪の如く見ゆる影。空中ré、水分 くらむかさうぐさタべ を見るや 関 輪を作り、風を個りて、廻らしむるも
の多き時生するもの。山家「雪をみ の月かげ」 の。草根集「手ょをれをそなたよりふ
てかげょさくらのみだるれを花のかさ かざ-だもて陥 風面。風の吹き来る方。 くかさぐるまめぐりあふべきえるしを
きる春のよの月」 -
富。 Q重なり
夫木「第さやぐのなかのをかのかきね ぞみむ」
たる物の高さ、及び、廣さ。Q数、度、量 もてたち出づべくもなきわがみかな」 かさごし 図 風越。風の吹きこすこを。
などの多さ。三部抄「心のかさなきも かざーがくれ 図 風隠。風のあたらぬをこ 新六「かさごしょたてる山木のうはえ
のも、ほをほどよつけて」i 癒。病 ろ。風の吹き来ぬ物かげ。古語。宇拾「さ だを花ももみちもある時ぞなき」
の名。皮膚よ発する腫物の継名。でき て、みるよ、舟なし。まはしえ、かさが かささき 宮 鶴。動物。鳥の名 大さ、鶏
ほどよて、頭、背、共ré黒く、肩 よ、白き
もの。伊勢「そのころ、みなっきのもち くれさしかくしたるかど」
はかりなりけれを、女、身ょ、かさ、ひ かさ-かけ 図 笠懸。笠を掛け置きて射 羽あり。胸を腹どま、白くして、楊色を
をつ、ふたつ、出来よけり」 る法。 帯お。足を、紫色、尾ま、身より長くし
かさ-あて 図 笠常。かおり笠の内部の、 かざかみ g 風上。風の吹き起る方。 て、黒緑色。撃を、鶴ré似て低し。かさ
(363)

頭ょあたるこをろょ付くる、小さき蒲 かさき召 笠木。鳥居、またえ、門の上 さ。たうがらす。てうせんがらす。後


園の如きもの。 よわたす横木。蓋木。衡木。 撰 「かささぎの山をびこえてなきゆけ
かごゆみ かさいねんぶつ かさきり
-
-シー | 『』 **鷲 藤
かざしのを かさ
かささきのはし
を夏のよわたる月ぞかくるる」 かさし のを召 緒。鎧の上帯の補 かさ-さ 宮 笠戸。高く作りたる寝豪は
かささき の はしg 鶴橋。Q七夕ょ、牽 かざーをも 陥 風下。風の吹き向ふ方角。 りをいふ。古語。好忠集「妹をわれ関
(364)
織る河女
天牛
そすりの 時が
すを




かさした。下風。夫水「まこちふく花 のかさをよひるねして日たかき夏のか

張が

渡翼

をいふ想像の のあたりのがさえもを時ぞをもなき雪 げをすぐさむ」


橋。Q禁内を、天上ré擬へて、その虜re ぞつみける」 かさ-とがめ 図 笠答。路次の乗合をた
渡せる御橋。新六 「よそみしてこひわ かさ-おるし 図 笠標。陣中reて、隊任を なじやう16、武士の、道中、互rsゆきあ
たるかなあまのはらくもみrsたかき 匿別せむがためrる、笠、またま、兜 ょ附 ひて、威権あるものを、威権なきもの
かささぎのはし」 くる標。まるし。標識。盛衰「國王の御 ré、笠をぬがせむをし、又、相手を、
かざし 図 挿頭。かさすもの。古、碑祭、 質なれを、非分の難を通るべきかさお ぬかじをま て、争を生やりるこを。曾我
舞楽などの時、頭髪、またま、冠みかさ るしなれ」 「弓矢をる身のならひなれを、路次の乗
しし草木の花、またを、造り花。紫式部 かざす 闘 」挿頭。『かみさず(髪挿) 合、かさがをめなどをま て」
集 「碑代みをありもやま けむ山棚けふ の界』○髪rるつけて飾る。萬 「ももし かさ-さころ 図 府慮。できもののあさ。
のかさしみをれるためしを」 きの大宮人をいをまあれやさくらかさ 癒痕。癖。
かさしをさ目 種園草。植物。おたはs してけふもくらしつ」Qたほふ。署。 かざ-ながれ 図 風流。鷹狩の時、鷹が、
さ(二草葉)の異名。i挿頭草。植物。 かざするーの やかだ 陥 個りょあつらへ 風re吹かれて、他へ逸れ行くこ を。古
さくら(懐)の異名。古語。 たる屋方。 語。清輔集「たか山ré放れし鷹のかさな
かさ-おころ陥 笠範。あころの1種。 かさーだかし國』賞高。賞多し。かさ がれゆくへもまらぬ継もするかな」
笠の如く作りたるもの。 はりてあり。古語。空穂 「またんのひ かざーなき 陥 風風。風止みて、波の静か
かざし の-だい 召 挿頭花豪。造り花を つ、いつのょたてわきて、かさだかくい なるこを。夫木 「いづもなるちくみの
さしたる器を載する豪。源 「御かさし れたる」 はまのかさなぎrsこぎ出でゆけむ たき
のだいよを、ちん、またんをつくり」 かざち-&さ図 あふぎ(局)の異名。古 のままみゆ」
かざし のーわた 図 挿頭綿。踏歌する人 語。莫博抄 「朝またき夕べの色のかさ かざーなー<さ 召 風無草。植物。やなぎ
の、冠の額 よさず綿の造花。古語。 ちぐさ手なるる袖3月やいでまし」 (柳)の異名。古語。
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かさなみ 図』風波。風のためょ、高く起 かさの-かりで 図 笠借手。かぶり笠の、 かさまつり 風祭。風の碑を祭るこ
つ波。土佐「にはかょ、かさなみたかけ 雨方の頼まあたるをころよつけて、紐 さ。(米の牧獲の時、又、海上の穏かなら
れを、さだまりぬ」 を通す、輪の如きもの。古語。夫木「ふる むことを斬る時)散木「柴をおねまほ
かざなり 図 重。物の重なりてあるこ あめのかさのかりでのわさほもてなせ ょかきなせゆふるでてにしの宮人が
を 隠 「そで日のかさなり、こちたく るかづらréかくるまら玉」 さまつりしつ」
をさのへたまふ」 界。 かざ-ばなg 風花。風の起る前み、少 か-さみ 図 汗形。『字音かんさんの韓
かさなる 園国自重。つもる。たまる。 し、雨の降るこを。 呼』 中古、宮女、またを、小見などの、初
更rs加はる。源「たばしははかるほど かざ はや園 風早。風の、強く吹くを 夏の頃、上 石をせし服の博。
よ、月日かさなりて」 界。 ころ。 かざみ 陥 増韓。動物。かさめ よたなじ。
かさ-ぬひ 召 笠縫。笠を製作するこを。 かざ ふり図 警振。かさしをつけたる かざみーヘ7さ 図 風見草。植物。やなぎ
また、その人。 やうす。古語。 (柳)の異名。古語。蔵玉集「枠弓春の
かさぬふと さ 図 笠縫草。植物。すげ かさぼこ 陥 傘鎌。祭濃 ょ用みる飾物 槍よかさみぐさのだけき色のうちなび
(菅)の異名。古語。 の名。傘を廣げたるやう よ飾れる銘。 くらむ」
かさね 図 重。Qかさぬるこを。重ねた 基盤輝。 かざめ 図 増韓。動物。虫の名。うみが
るもの。Q 古、抱の下rs重ねて着しも かざ-ぼろし図 風痛。病の名。熱気の にの一種。色も、赤黒くして、白照あ
のの稲。源「あか色ょ、標がさねのかさ ためよ務する、細かき斎。務参痛子。和 り。頭部を、胸部をの甲を、廣く大きく
み、あこめま、紅ré藤がさねのたりもの 名「風鍵診、和名、加佐保路之、人皮膚虚 して、その園側rs実り、十脚の中、前端
なり」 襲。 貸風寒所所折則起世」 の一封reを、鉄を具へ、第五封を、鍵状
かさねーがはらけ 図 重歪。Q三献、また かざま図 風間。風の止みたる間。夫 をなし、これrsて、水中を遊泳す。肉を
を、五献など、定れる 歪終りて、その外 木「あらなみのかけくるきしのをほけ 佳味なり。古語。和名「擁鉱、和名、加
ré、重ぬる否 。建武年中行事「三献、も れをかさまよけふぞふなわたりする」 散女、似盤色黄、共一警偏長三寸者也」
(365)
しを、五献をはりて、かさねがはらけの かざまちーミさ 図 風待草。植物。うめ かさみ。
こをあり」 Q旅行する前ré飲む酒。 (梅)の異名。古語。 かさもち 図 笠持。大名の行列などょ、
かさなみ かさのかりで かさまつり
かざもり かぎりだけ か さをり
(366)

柄の長き大なる薬を持ちゆく人。 かさり だけg 飾竹。門松を合せて飾 めょ廻る。 りm


かざもり 陥 風守。かさむき ょ、気をつ る竹。四季「やはた、まつのをより、か かぎ-をり図属折 かをりるQの署
くるこを。また、その人。 さりだけ奉りぬれを」 かさをり みぼ し 図 風折鳥帽子。立鳥
かさ-やさり 図 笠宿。ま はしの間、あま かざりーたち 陥 飾太刀。儀式の時 ょ用 帽子の一種。頂を、筋違 よ折りたるも
や%こりするこを。古語。夫木 「冬の日 みる奇麗なる太刀。質用ょ 供 せ ぬ 太 の。略式16用みる。
のゆくかたいそぐかさや%こりあられす 刀。儀刀。 かざーをね 図 風折。竹木の、風のためみ
くさをくれもこそすれ」 かざりーちまき 名 飾線。美しく飾りた 折るるこを。また、その折れたるもの。
かざり 図 飾。Qかさるこを。装ひ。修 る線。拾遺「五月五日、小さきかさりち 好思集「み山みをは山のあらしあらげ
飾。装飾。源「まこを16、うるはしき人 *を、山すげのこょいれて」_ なりまひがかさをれいくそかかれる」
の、てうどのかさりをする」 Q飾りた かざり-なは 図 飾縄。みめなはみた かし 固 握。植物。商木の名。葉を、栗
るもの。頭の髪。(貴人réいふ) なじ。 の如くして、小なり。春、卵色の花を開
かざりーうま 図 飾馬。祭祀などの時 よ かざりーぶね 図 飾船。祭祀などの時用 きて、後、だんぐりを稲する、権の如き
曳く、飾りたる馬。 みる、飾りたる船。 賞を結ぶ。材を、堅くして、種種の用よ
かざり <し劉 飾橋。古、冠よ着けた かざりーまつ 図 飾松。か まつ よた 供す。赤がしを、白がしさ、二種あり。
る、一種の獅。冠輝。 なじ。 各、その篠よ説く。和名「標、和名、加
かざりー&るま 図 飾車。祭濃など の時 かざりーむら図 飾蕭。剤は よた 之、萬年木也」構。撮。i 加。剤
ré曳く、飾りたる車。うるはしくかさ なじ。 の韓。古の刑具の名。: 核桐。船
り る車。宣胤卿記「光あるかさりぐ かざりーをーだろす 固 落飾。髪を刺りて、 を撃ぐ校。ふねごめぐひ。もやひぐひ。
るまのたますだれかけて」 僧、またを、尼をなる。(貴人ょいふ) 古語。萬「舟はててかしふりたてて庵
かざりーことは 召 飾詞。まくらこg国 かざーおき陥 風脇。風の吹き向ふ脇の せむなこえの演へすぎがてぬかも」
1るたなじ。古語。 方角。風上rるも、風下よもあらぬ位置。 かしあげ 図 貸獣。e金穀を 貸すさい
かざりーずみ 図 飾炭。除夜み、木を焼き かさ をもつ 園 笠持。笠掛の時、矢の は名義 はて、獣上するこを。 Q かもあ
焦がして、戸内rs立つるものの稲。 あたらさりし人が、笠を以て、矢をあつ げさむらひの界。
-**** * *
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V『 シ、シ 鷹 シ * 。**
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かしあげ さむらひ g 貸㎞待。金撃な けたる、下折の電も、たをさすして、参 さかしこし」
をを、大名へ獣上して、武士 ょせられた れる御便さへぞ、うちあひたるや」
るもの。
かしこさころ目警所。禁中よありて、
かしこ園彼虜。彼のをころ。あそこ。 八限の碑鏡を安置するをころ、即ち、温
かしか 図 河鹿。動物。爬虫の名。峠の あすこ。源「ここ、かしこの、くまぐま 明殿。内侍所。
一種。色黒く、鶴種せて、斑あり。各川 しくたばえたまふrs」 かしこさり 図 賢鳥。動物。たか(鷹)
の岩間ré居る。籠よ飼ひて、その盤を かしこ 園 恐。かもこもの署。源「いは の異名。古語。
愛す。 ひの物ょ侍る、あなかしこ、あだよなだ かしこまり 図 長。Qかしこまるこを。
かし がまし国 暗。剤 ず しょた いへを」 Q受けたる愚みを、添しを述ぶるこを。
なじ。俗rs、かしがましい。源「かしが かしこ あらをひ召 賢争。智識を競ぶ 謝群。源 「さすが よかたじけなうたほ
ましくののしりをる頭をもも」 ること。 えしかしこまりよ」Q 解怠の説言をい
かじき図 機木。かんじき ょたなじ。古 かしこく 国 いみじく。甚しく。空穂 ふこを。空穂「久しう、たいめんたまは
語。夫木 「あらし山さかしくくだる谷 「かしこくたごろく」 ら りなりrなけれを、そのかしこまりも
もなくかじきの道をつくる白雪」 かしこし 団員 長。Q敬ふべし。貴むべ きこえむをてなむ」 Q勘気を蒙るこ
かしき がて 四 飲糧。さふすみの類。物 し。恐れ多し。初 鶴なし。徒然 「帝の を。御答め。勘常 。詞花「たほやけ の
をまぜて奴ぎたる飯。古語。 御位を、いをも かしこ し」 Q たそろ 御かしこまり ょてはべりける を、僧正
かしき さの臼 放殿。碑よささぐるた し。こはし。萬 「わたつみの かしこき 源豊、申しゆるし てはべりけれを」
ものをかしぐ場所。古語。 みちを、やすけくもなく、なやみきて 」 かしこぎる 園国自 長。Q敬ふ姿をあら
かしミ園同数。米、姿などを煮て、飯 Q ありがたし。秀し。 賢。俗rs、 はす。たそれ護む。かしこむ。枕 「さ
どす。飯をたく。空穂 「まろがねのま かしこい。Q心の力敏し。豊ゆるこを るまじき人のもをょ、あまりかしこま
がりなどをりいでて、たものか しが 早し。さかし。利巧なり。発明なり。 りたるもわろきこをぞ」Q怠りを誇び
せ」 鶴。 源「世réま ら り、さをうかしこくたはす
(367)

入る。源「六條院 よ、いささかなるこを
かじく 個国自 備障。冷えちちむ。複 れを、あまりré、たそろしきまで御らん のたがひめありて、月頃、心の内ょ、か
せ細る。俗ょ、かじける。源「いをかじ ふり」 Q勝れたり。宇拾「乗りたる馬、い しこまり申すをなむ侍りしを」Q ひさ
かしあげさむらひ かしこ かしこをころ
-

かしこむかしづきものかしはま
(368)

まづく。端座す。空穂 「かしこまりて する娘。源 「みかどの御かしづきむす 加始梁」


うけたまはりぬ」 めを得たまへる君を」 かしは-き 図 柏木。左右兵衛、及び、左
かしこむ園員 長。剤のCみ かしづきもの臼 博物。大切ょすべき 右衛門の異稲。古語。拾遺「中納言敦
れなじ。祀詞「かしこみかしこみも もの。源「この君をえて、いける限りの 忠、兵衛の佐 よはべりけるをきよ。人
グ、
まをす」 まれすたのめしこをえかしはぎのもり
かーおちg 暇日。ひまのひ。仕事のな かしづくミ 園国 」 博。Q大切 よ養育す。 やま réけむ世raふりrsたり」
き日。古語。 家質。家作を、質よ 大事rsす。源「この君をむ、私もの よ、 かしばきの 柏木。柏の木を、枝、葉
入るるこを。いへだち。典房。古語。 たばしかしづきたまふこを、かぎりな の繁るものなるより、もり(森)ょかけ
かしづき 図 博。Qかしづくこを。大切 し」 Qつきそびて守る。後見す。 ていふ。大和 「かしはぎのもりのまた
rf養育するこを。愛育。源 「猫のかし かしミり 名優鳥。動物。鳥の名 かけ くさたいぬをも身をいたづらréなさり
づきをして、なでやしなひたまふ」 か す(経単)をいふ。堀次 「なつそびくう もあらなむ」
しづきびをの署。源「まひひめ、か しづ ながみ山のえひえはよかしこりなきつ かしは で 臼 拍手。『柏手を書きたる拍
きたろして、つまをのまよ、展風なをた 夕あさりして」 の字を、柏ré誤りて、いび習はせる語』
てて」 冊。侍。 かし の ふ 図 極生。かしの木のたひた 古の濃式16、人 よ運ひたる時、先づ、手
かしづきーミさ g 構種。かしづきをす るをころ。古語。記「かしのふみよく を打ちしこを、今も、碑拝1 を、この遺
るくさはひをなるもの。古語。源 「あ すをつくり」 風あり。 膳夫。Q飲食の響麻 食
けくれのかしづきぐさをさへ、はなれ かしのみの園慣質。鷹の質を、1つづ 膳。古語。貸食膳をつかさどる人。古
問えて」 つなるものなるより、ひをréかけてい 語。紀「くしやだまのかみを、かしはで
かしづきーびこ 図 博人。後見をする人。 ふ。萬「わかくさのつまかあるらむか をして」 、必
大切ré養育する人。かいぞへ。源 「御 しのみのひをりかぬらむ」 かしはミの図 柏殿。たものをつかさ一
手車よせて、こなたの御かしづきひさ かしば 図 柏。『古、食物を盛るょ、柏の %とる御殿。古語。
をも、心もをながり」 葉を用みしよりいふ』 食器の継稲。: かしは の くぼで 図 葉盤。古、木葉を
かしづきーむすめ 陥 等娘。大切み 養育
㎞び合せて製 し、食物を盛る よ用みし
-
器物。古語。夫木 「碑山のかしはのく かしまの ことぶれ 図』鹿島事演。毎年、 ゃみあるべしと、ものしたまひしより、
ほでさしながらなひなほるみのさかゆ 春、常陸國の鹿島碑宮の内より、その年 めでたき御事をて、改元ありて、嘉詳を
べきかな」 の豊凶の碑託あるを、諸國 よ鋼れ知ら あらためさせたはして、六月十六日 よ
かしは ばさみ 図 柏挟。普通の冠の機 するこを。
なむ、その事いをなませ給ふょ」
のはしを、外部rs向けて動かぬやう よ かしま をさり 図 鹿島躍。資永の頃、常 かじやうきひ 陥 群食。かお やう(嘉
まき、白木 よてはさみをめたるもの。 陸國鹿島碑宮の碑興を出し、所所 よ廻 詳)なたなじ。
平治「別常惟方、新大納言経宗、直衣rs、 し渡して、疫病流行を緩ふ時r*行ふを かじやう のをゆうき 図 嘉詳祀儀。陰
か ははさみして供奉し」 どりの博。 暦六月十六日、嘉詳通㎞の銭を集めて、
が あふ 図 我執。備教の語。我意を張 か おん 図 歌人。和歌をよむ人。うたよ 楊号の措物をし、勝負して遊ぶ祀
るこを。固執。盛衰「大まん、へんしふ み。i住人。容貌の美麗なる人s(多 かし よねg 繰米。あらひよねよたな
のものよて、がみお強き僧なり」 く女子よいふ)美人。 じ。和名「練米、加之興禰、浄米也」
かしまし 國目 喧。かまびすしょた な かーおやう図 剤群。陰暦六月十六日ょ、 かしら あらふ 園 髪洗。毛髪を洗ふ。
じ。拾遺 「あはれかなひはら松原風さ 疫を破ふをて、餅十六個を、碑み供 へ、 枕 「心をきめきするもの。かいらあら
びてましらも鳥もかしましきさへ」 食ふこを。普通よを、研十六個の代り ひ、けさうじて、かうよまみたるきぬき
かしましさり 図 動物。がらす(鳥)の ré、銭十六文réて、物を買ひて祭る。な たる」
異名。 は、下文を見よ。四季「仁明天皇の承和 かしら だろす Q 落髪。髪を刺りて 僧、
かしまだち 図 鹿島立。たびだち ょた 十四年の頃 よ、碑の御告たはして、六月 又を、尼をなる。
なじ。 十六日を、疫気、人の肌膚 よ入りて、機 かしら かき 図 首揺。あたまをかくこ
かしまの たび 陥 鹿島帯。逢はむを欲 をなすべし。十六日の敷réよそ へ て、 *こ。(後悔する時、又 て、衛博する時な
するこを。(常陸帯より鍵化したるも もちひ十六、或を、木の質も、その数16 *こ 者聞「この男、がもらかきをすれ
(360)

の)古語。夫木 「なぞもかく分れそめ ををのへ、ももをりの御ものを、いをな *こ、更 よ 登なし」


けむ常陸なるかしまのれびのうらめし み奉るべし。さらりを、主上の御身の かしら かだし B国頭堅。壮健なり。す
の世や」 うへ、まいて、ま もつかたを、たもきな こやかなり。古語。楽花「かしらだ よ、
かしまのことぶれ かふじやう<ひ
かしらくぎ かぶ かおかずに
(370)

かたくたはしまさを、1天の君ょこそ、 す。古今「たなはた ょかしつる系のう かすかす に園 数数。多く。あまた。


たはしますめれ」 ちはへて年のを長くこひやわたらむ」 澤山。夫木「かりかすに月の光もうつ
かしらーくき図 頭釘。頭のある釘。 Q寛かょす。的量す。「罪をかす」個。 りけり有明のにはのつゆのたまはき」
かしらをる 固 刺髪。髪を刺りて、僧尼 潮。Qつけひたす。古語。堀太 かすかーに 団 幽。Q明かならやりよ。確
をなる。源「この五月のころほひより、 「あきかりしむろのをしねをたもひい を認め難く。彷備を。ほのか よ。Qず
重くわづらひて侍りしが、かしらそり、 でてけふぞたなみよたねをかしける」 こしく。わづかrs。
いむこを受けなどして」 Q水ょて洗ふ。をぐ。「米をかす」i かすがひ 図録。Q雨頭をも曲がりたる
かしらーづつみ図 頭包。まっかう。頭 『臼自 かさぶたが乾く。腫物 の面乾 釘。水、石な%この合せ日rs打ち込みて、
市。 舶。 く。落痴す。収魔す。俗み、かせる。 雨方を撃ぎ止むるょ用みるもの。らぎ
かしら の-かはら 召 頭骨。かしらの上 かず 図 数。Q数多の物の、集りてある あはせくぎ。鮮。鯨。轄嶋粋。Qかけ
をたほへるほね。脳蓋骨。古語。 多さ。数ふべきもの。Q数多きこを。 がねょたなじ。催馬楽「かすがひもを
かしら のーをも 召 頭霧。年老いて、自 いろいろ。種種。夫木「わがくにのか やさしもあらをこそそのをんのをわれさ
くなりたる髪。白髪。堀次「かしらのみ すのこほりのうちょしもたたぎの里の さめ」
ももはらひあへずいかょをしっきっも たほみやだころ」Q 選り出して、数へ かすげ g 精毛。馬の毛色の名。灰色
るらむ」 立つるこを。源「たかき人を、われを、 rs、白きさし毛のまじれるもの。
かしらの ゆき 図 頭雪。かしらの も なにのかすよもたぼさじ」 かす-ごめ図 精交。標まじりの酒。に
réれなじ。源 「ふり ょけるかしらのゆ かすかく 闘個数書。あまた 書く。 ごりさけ。古語。
取り
きをみる人もたをらずぬらすあさのそ (文字を) 古語。古今「ゆく水なか か かずさし 図 数指。かぞふる印ょ
。かすをり。古語。
でかな」 くよりもはかなきをたもはぬ人をたも たくもの。数の印
かしら やく g 頭役。をさ。長官。上役。 ふなりけり」 天徳歌合「か りさしのすはまま、きたの
かじり 図 呪記。 いのり。のろひ。古語。 かす「かす 国 数数。多く。あまた。澤 きはrsたく」
かす 園層 」Q。 貸戻すべき約束 rsて、 山。源「あかつきょ なれを、かすかすい かすーをやらす 園 数不知。数も知れぬほ
暫く、わが物を、他rs用みさす。用だて ひ契りて出でよけり」 ㎞しく。銀りなく多く。鶴「画や
-
まぬのきの玉水かするらすこひしきこ りのまがひょあぬ べきたもへな」 ふ)夫本「はれやらぬ雲を雪げの春風
このまさるころかな」 かす ならぬ 国 x数。取るよ足らぬ。物 ょかすみあまぎるみよしののそら」
かず そ3園国百 数添。数が添はる。数 の役よも立たぬ。後撰「かすならぬ身 かすみをめ づき 図 賞初月。陰暦正月
が加はる。増加す。績古「むかしみし réたく露の白玉を光みえますものなぞ の異種 。古語。蔵玉抄「げ よもはや山
のはらを里をなりよけりかりそふたみ ありける」 風寒くふる雪のその名はかりやかすみ
のほだをま らねだ」 かす3園Q 数。Qか名 また な そめづき」
かお ーたて 召 員判具。歌合の時、勝負の じ。古語。狭衣「天の下rs、すこし、人 かすみーに-のぼる園 昇霞。崩じたま
数をかぞふるもの。増鏡「左を、大殿よ なみなみréかりへあらるるきはの法師 ふ。登還す。古語。
りかすたてつくりて、風流の洲演、沈よ も」 Qうたふ。よむ。古語。 かすみ-の-ころも 図 賞衣。霞を、衣 よ
て造れるうへ よ」 かずへ の かみ図 主計頭。かすへれう 見なしていふ語。新千 「何かこのほご
かすーづか 図 数壊。射的を置くため よ、 の長官。 なき袖をぬらすらむかすみのころもな
砂を盛り上げたるをころ。 かすへ れう固 主計%。『剤をか べてきるよrs」
かずとり 臼 数取。Qその物よそへて、 ふの居名詞』 古、民部省中 よ属して、一 かすみ-のをこg 霞底。霞の立ちこめ
他の物を数ふるこを。古語。Q多くの 年の國用の支へ、貢物なごをつかさご たる下の方。新劇 「花をみなかすみの
物を数ふるをき、若干づつ、1 くくり ょ りし役所。かぞふるつかさ。 そこrsうつろひて雲rsいろづくをはつ
して豊えたくもの。か りさし。議。 かず まふ 園Q 数。Q員数の中 よ せの山」
かす こる園口員数取。かすをりをなす。 加ふ。仲間よ数へ入る。源 「つかうま
古語。月詣集「なにをなくすぐる月日
かすみのをで目 賞神。かすみのころ
っるさいひしはかりょ、かずま られ もう6たなじ。新拾 「横雲を案みわかる
ょをしくれてかすをるものをわが身な たてまつらやり」 Qかぞふよたなじ。 る山姫のかすみのそでよのこる月影」
りけり」 かすみ 図 賞。水気の昇りて、薄く、空中 かすみのふもを目賞職。剤
かす なし B』無数。久しくなし。長
(371)

ré立ち旦るもの。春のもや。(古を、春、 こみたなじ。(山の縁語raいふ)新劇
久ならずあり。程もなし。古語。萬「よ 秋、共ょ、霞をも、霧をもいひしが、後世| 「久かたのくもみみみえしいこま山春
のなかをかすなきものかはるはなのち を、春のを、霞さいひ、秋のを、霧さい一 をかすみの ももなりけり」
かぶそう かすならぬ かすみをめづき
- -
かすみのほら かすもみ かぜ
(372)

かすみ のほら 図 霞洞。C仙人の住む かす もみ 図 精蔵肉。酒舶よ清けたる 取りたる糸を巻く具。かせぎ。かせひ


をころ。拾愚 「春のいろをいくよろづ 魚、鳥などの肉。古語。和名「膜、今案、 i 甲 騎。うにの介殻。かおどがひ。
よかみなせ川かすみのほらのこけのみ 俗云、加須乳美、槽蔵肉也」 催馬楽「みさかなrsをなによけむあは
かすゆーさけ 図 糖湯酒。酒柏を、湯 よを
%こりrs」 Q太上天皇のたはしますをこ びさだをかかせよけむ」i 収盤。管
ろ。仙洞御所。増鏡 「千世をこめたる きたるもの。貧しき人の、酒の代りrs はごのかするこを。
-
持糸。かせ
飲むもの。古語。萬「さむくしあれを いをの界。
かすみ のまゆ図 震眉。春のころ、ほ かたしほをとりつつしろひかずのさけ かせ 陥 風。Q空気の動揺したるもの。
のかよ、墨をさして、粧ひたる眉。獲幕 うちすすろひ」 葛 「わがかざすやなぎのいををふきみ
時代の奥女中の間 よ、行はれしもの。 かず より ほか 図 員外。定めたきたる だるかせ ょかいもがうめのちるらむ」
かすむ園国自 震。Q霞が棚引く。千載 数の外。源「ほどもなく、もをの御位あ Q博はり来るこを。月清 「この時16あ
「山里のかき ね ょ春やるらるらむかす らたまりて、かりよりほかの権大納言 ふぞうれしき代代のかせききしょまさ
まぬさきみ賞のなく」 Q 明かrs見え réなりたまふ」 るわかのうら波」 Qさま。そぶり。「臆
やり。ほ。i 『T抗。俗ré、か かすを 図 精尾。黒髪の内rる白髪のまじ 病かぜ」i 風邪。病の名。寒冷の
める。Qそれを知られぬやうré盗む。 れるこを。 気 よ冒されて、皮慮の蒸発をどまり、熱
かそふ。Qほのめかす。調す。源 「た かす「をーつくす 図書数。有る限り、み の生するもの。ひきかぜ。寒冒。狭衣
もふ心のたがへるなげかしさをかすむ な出す。数の限り、残るをころなくす。 「母の内侍のめのをも、かせrsわづらひ
るも」 Q僅か16さはる。かする。「燕、 隠「いさをしき御いのりのかすをつく て、まうのばらやりなりみしかな」
水をかすめて飛ぶ」 して、せさせたまへれだ」 かせいこ図持系 持ょかけたる系。か
かすも宮津面。そはかすの古語。和 かせ召 柳。Q刑具の名。鐵、またを、木 せ。 経系。 -
㎞、和名、加須毛 面皮土有澤是也」 ょて作り、罪人の類、またを、手足なだ
かずも なくミ園 数無。限りもなく。非 かせだもて召風面。剤 みた
常re多くo ょ加へて、自由ならしめきるもの。貸 じ。夫*「 さやぐ野なかのをかの
かすもの図 数物。 数の多き物。古語。 ㎞れ難きもの。去りがたきもの。足手
まをひ。 ほだし。:
持。 っむrsて ㎞もてたちいづくもなきわがみ
かな」
* す・g 、
- - * 、 り *
かせき 図 鹿 動物。シの名。ま か(達) かせぐるま目 持車。いさくりぐるま かせのたまくら臼風手校風の吹くこ
の古語。玉葉「山ふかみなるるかせき 「*れなじ。 ころょ寝ぬるこさ。古語。夫本「やごか
のけちかさょ世をさほさかるほをそま かせ-ごこち図 風心地。風邪をひきた らょせみの羽ごろも秋やたつかせのた
らるる」 る心地。かぜけ。 まくら月のさむしろ」
かせき 図 鹿棚。木を立て並べて、獣な かせちあへ 図 料理の名。鳥肉み、警油 かせの たより図 風便。風のつて。う
やこの入らぬやうréするもの。やらび。 をつけ、条りて、細か よ切り、芥配 16て はさ。風評。風聞。源 「みをとめつ心
著聞「猿ありけれを、木rまたひのぼせて あへたるもの。古語。 をたくる山棚かぜのたよりょたもひた
射たりける は%こrs、かせぎょいでけり」 かせ づみ 図 株杖。石突の虜の、まゆも こせよ」
i持。がせよたなじ。記「かれ、あ く形 ょなれる杖。あゆもくづる。丁字 かせの つかひ 図 風使。かせのたより
杖。拐杖。古語。宇拾 「かせづるをつ réたなじ。古語。
さがらを、かせぎょ作りてかせげ」
かせきき ぐさ 図 風聞草。植物。をぎ きて、はせまはりて、行ふなりけり」 かせの つて 召 風博。かぜのたよりよ
( 終)の異名。古語。 かせな ぐさ 図 風無草。植物。や ㎞ れなじ。古語。源「かぜのつてみても、
(柳)の異名。古語。莫博抄 「春rsのみ もり聞きたまはむこをを」
かせき をか 召 動物。獣の名。ま か(鹿)
の古語。 音の軒端のかぜなぐさ糸réを露もみだ かせの この園 風音。『かぜのれを
かせき の その召鹿棚苑。ろくやをん れつるかも」 の署』 物の音の、風よつきて、遠く聞ゆ
réたなじ。古語。著聞「つるのかみか かせの あし 図 風脚。風の、吹きて行 をいふ意より、をほしょかけていふ。
しづくこををいにしへのかせぎのその くみち。風の起る筋。古語。 萬「かぜのをのをほきわぎもがきせし
きぬたもをのくだりまよびきよけり」
のふることぞこれ」 かせのえだ 召風校。風の吹く技。古
かせきる ひれ 召 風切比濃。碑代の資 語。夫木 「ふきまよふかぜのえだなる かせのはふり図 風祀。風を鎮むるこ
をりよりもすみがたきこそれをなかれ をを斬る巫女。古語。十訓「信濃國ま、
物の名。風の吹くをやめしむるもの。
古語、記「かぜふるひれ、かぜきるひれ」 きはめて、風はやきをころなり。諏訪
(373)

けれ」
かせ& 国記 持。かせよ、糸をくり」かせのすがた 召 風姿。柳なをよふく 明碑の赴、かぜのはふりをいふものを
かく。 風を形容していふ語。 たきて、百日の間、奪重することなり」
かせきかせ<るまかせのたまくら
かぜのはぶりこ かせんがひ かぞう
れたる人。和歌の達人。歌聖。
(874)

かせのはふり こg風祀子。かせの るためré出づる法師。


はふり よたなじ。古語。夫木「けさみ 可染。鎖物。ぎん(銀)の異名。 か-ぞう図 加増。加はり増さるこを。
れを木曾ちの機さきょけりかせのはふ 合戦。かっ せんの署。 (多くを碑高ょいふ)「百石のかぞう」
りこすきまあらすな」 かせん がひ 図 歌仙貝。ばんじ貝の類 かをけし 國』幽。かすかなり。古語。
かせひ目掛 かせ たなじ。古語。 貝の美しきもの。中古、殿上人が、貝を 萬「わがやだのいささむら竹ふく風の
かせ-ぶくろ 召 風賞、風を含むやう ょ 弄びたる時の語。 音のかそけきこの夕べかな」
作りたる旗。 かせもちー&さ 図 風持草。植物。をぎ かをひいこ 図 持糸。『かそ例をかせひ
かせふるひれ召 風振比祀。碑代の資 (萩)の異名。古語。蔵玉集 「をちこち の韓』かせいgよたなじ。
物の名。風をたこさしむるもの (かぜ」 ré吹きすぐ音を聞ゆれをかせもちぐさ かそ3闘側 抗。かすむよたなじ。古
きるひれrs封して) 古語。 ぞ音もたゆまぬ」 語。績紀「高座の攻をかそ3奪ひ」
かせませ-に園 風交。風が入りまじり かせもの図 持者。造作を務むる人夫。 かぞ3園四 回数。『かす、 の韓』 数
て。風まじりょ。萬「かせませに雪を かぞ 図 父。ちち(父)の古語。紀「鹿父、 をさだむ。計算す。勘定す。俗rs、か
ふれどもみréならぬわぎへの梅を花rs人名也、俗呼、父貸桐倉」 格。植 ぞへる。
ちらすな」 かうそみたなじ。古語。
物。木の名。かう かぞへ あミ闘個数上。Q数へ 立
かせきち-づき 図 風待月。陰暦六月の かぞーいろ 図 父母。ちちはは。雨親。古 つ。一 一数ふ。枚奥す。俗rs、かぞへ
シ「松かげシを 語。夫木「かぞいろをいかょあはれを あげる。Q 数へ切る。計算を終ふ。俗
あつつ今日をはやかぜまちづきの夏の れもふらむみをせみなりぬあした た 、かぞへあげる。
うをさrs」 ふりして」 かぞへ-うた 召 数歌。Q1つをや、二つ
かせ-浅まつり図 風祭。立田、廣瀬の碑赴 かぞ-いろは 図 父母。か 名いろ ょたな をやなどの如き歌。てまり歌の類。Q
のまつり。豊作を斬るためr*するもの。 じ。古語。夫木 「はるさめを花もさこ 和歌の六義の一。漢詩の賦rs擬して
かせみーぐさ図 風見草。植物。やなぎ そえたのむらめはぐくみたつるかぞい いふ語。古今「二つよをかぞへうた」
(柳)の異名。古語。 ろは よて」 かぞへーたつ 闘ェ 数立。11数ふ。
かせんg 歌仙。和歌を詠むこを よ勝 か そう 図 加僧。倉式などの時、補助す 数へ上ぐ。いひならぶ。俗み、かぞへ
- -
たてるて
はしたるもの。模様。あや。「中がた かだ いこ図 片糸。鍵り合はせぬ糸。ひ
染」Q銭の表面の、文字の刻みてある さこいさ。夫木「よりかけてまだてよ
かぞへ のうち 図 員内。数へこむ内。
数ふる仲間。 方。Qひきあての謎擁物。抵常品。Q かけぬたまのをのかたいさながらたえ
かぞへ-のほか 図 員外。数へこむ外。 占ひのまるし。兆。萬「たふしもをこ やはてなむ」
数ふる仲間の外。 のもと山のましはみものらぬ妹が名 かだいこ さり 図 片糸鳥。動物。かり
(唯)の異名。古語。
かだ g 潟。Q海の、遠浅 よして、潮干れ かたみ出でむかも」
を、地面の現るる虜。干潟。萬「いはみ かだ g 週偲。『楚語』備経中ょありて、 かたいこの翌片糸。糸の繰より、 よ
の海角のうらわを浦なしを人こそみら 備の功漁 をうたへる歌。 る よかけていふ。家隆集「かたいさの
よるかのいけのねぬなはのねぬ後を追
めかたなしを人こそみらめ」Q いり かだーあふき 臼 片后。『片手 よてあふぐ
江、いり海、浦な%この縛稲。Q沼湖、な よりいふ』 他の人 よ、風を送り、又を、 のちたょくるしき」e〜る ょかけてい
この縛稲。(多くを、海 よ傾けるもの よ 鳴りを静めむをする時の后の使ひ方。 ふ。新後撰 「あふこををなほやたのま
いふ)「八郎がた」「田津がた」i方。 かたあしがはり のをたうづ 召 片足鍵 むかたいとのくる夜まれなるちぎりな
Q物のむかひ墜むをころ。むきっ方角。 ㎞。鍵の模様の左右をも勢れるもの。 りをも」
方向。方位 源「このかたのこのみよえ、 増鏡「後よを、御省、かたあしがはりの かたーいろ 図 片色。織郷の名。のしめ
もてはなれたまはさりけり」Qくみ な たんえたうづ、あみま 地竹、むらさき自 の一種。色のうるはしきもの。狩衣よ
用みる
かま 賞。「身かた」Qてだて。たより。 地桐の紋」 一い
だう 図 勘常。か剤の浅3
方法。「造りかた」「切りかた」Qその かだーあらし g 片荒。なかは荒れたる カ たーうた 図 片歌。本末の相そろはぬ
一 、
物を扱ふ人。「馬かた」 形。Q物 こど。古語。拾玉 「早苗 をるやすのわ カ
歌。五文字七文字七文字の歌。記「こ
の、日ょ見ゆる姿。かたち。山家「松山 たりのかたあらしこぞのかりたをさび ま、ほぎうたのかたうたなり」
のなみのけしきをかはらじをかたなく しかりけり」
だい 目 夏%。『古、支那般の湯王が、 かたーうづら召 片鶏。Q雌雄、相離れて

(375)

君をなりましょけり」 象。Q検術、柔 居ること。


夏の架王のためょ因はれたる原屋の名 居る 。e夫婦 相性れて
術な%こré、その流義の使ひ方、また、取 より出でたる語』 ひをやよたなじ。 かたうさ 召 方人。『かたびzの音便
り方。「かたを使ふ」 Q書rs書きあら
、かぞへのうち かだ かたいを
- - -
- - -
かたえ かただりもの かたかこ
(376)

eわが方なる人。同じ組合の人。信わ」かた だりもの召 固織物。織物の名。」かたかこ召 堅香子。植物。草の名 か


れを助くる人。われrs、荷擁をする人。 糸をかたくまめてたりたるもの。増鏡 たくりょたなじ。古語。萬「もののふ
味方。
「本院、かたにりものの講色の御指貫」 のやそのいもらがくみまがふてらみの
-

かた え図 片枝。一方の枝。源「時しあ かた だろし固 加太於呂之。あづまあ うへのかたかごの花」


シg色ょ句なけりかたえかれ そびの曲名。(碑築rs、肩めぎて舞ふこ かたかし日 堅香子。植物。草の名 か
みしややこのさくらも」 をあるをいふ) 夫木「さよふかききお たくりみたなじ。古語。新六 「人ごこ
かただち 図 片落。Q片寄りて重きこ ねのたくの松風みきねがつづみのかた ろなべてたもへをかたかしの花をひら
を。かたにたもり。偏重。新六 「みを たろしなる」 肩下。 くる時もありけり」
山やそまのわれ木のかたたちよすてら かだーかうなき図 動物。あさを(鳴)の かたかた 図 片方。C二つの中の一つ。
れながらふしを忘れす」 Q片方のみ晶 異名。 1 劉の中の一つ。一片。Q片寄りたる
『すること。えこ。個職。 かたみょ かたーがき 図 員書。Q命婦などの肩み、 方。かたつかた。一方。宇拾 「ねさら
たなじ。 居所を書きつくるこを。Q本文の右の むもわろかりなむを思ひて、かたかた
かただひ 図 片生。十分よ成長せぬこ 上部み、書き添ふるもの。Q『姓名の肩 réよりて、ねたるよし よて」
を。初少。古語。源「紫のきみ、いをも 書をなる故rsいふ』 爵位、勲等などの かだがだ 園方方。皆さまがた。各方。
うつくしきかたねひ ょて」 稲。「かたがきのある人」 各位。源 「世のたばえはなやかなる御
かただもて四 牛面。1方の表面。 かた かけ 召 片掛。かたは(片帆)よた かたがたょもたをらす」
かただもひ 召 片思 われを思はぬ人 なじ 古語。射恒集「かたかけの舟16や かだがた に国 方方。かれやこれやを。
を、思ひ慕ふこを。かたこひ。新古「風 のれる白波もたつま わびしくたもほゆ さまざまrs。かなた こなた 16。玉葉
ふけをよそょなるみのかたねもひたも るかな」 「たび人のゆくかたがたにふみわけて
はめ 浪みなくちごりかな」 かた かけ 図 片陰。一方よ片寄りたる 道あまたあるむさし野の原」
かただや 図 片親。C雨親の中、父か、 物陰。新勅「さくらあさのかりふの原 かたかづら図 片撃。薬はかりよて、か
母かの一人。Q雨親の中、1人欠けて、 をけさ見れをさやまかたかげあき風ぞ
他の1人のみ生存せるもの。
づらの樹を添へぬものの稲。(もろかづ
吹く」 らょ射して
=i}
かたかさ g 片角。ー かごの藤能。少し かだかま やり Q 片銭輸 。検の身の、一 かだ きぬ 図 肩表。古、武家r て用みし
の才智。源「その、かたかごもなき人を 方 まのみ、枝の出でたるものの稲。韓 小顧践。形、素砲の、袖を去りたるが如
あらむやさのたまへむ」 丁。(りやうがまやりょ関して) く、肩より、背réかけて着るもの。下rs、
かた かな 図 片個名。個名の一種 角は かだ かんなg 片仮名。かたかな ょた 牛務をつけ、その雨方の染色の、たなじ
りたる書鶴のもの。「ア、イ、ウ、エ、オ」 なじ。古語。 きものを、上下どいひ、たなじからぬ
の類。(平限名rs封して)狭衣「うずか かだき 図 敵。C相共ré事をする人。相 を、機上下をいふ。徳川氏の制réも、士
うはる御局のあるを三芸、歌を、かた 方。源「うへょも、よき御あそびがたき 以上の者、これを着るこをを得たり。
かなrs書きつけて」 またぼえたり」 Qかねてより、恨みの かた《7 ㎞池 擁。肩 まかく。になふ。
かだがひ 図 片貝。動物。あはびの如 ある人。桃。讐敵。空穂「親のをき、か 俗ré、かたげる。著聞「たかしこかきた
く、一方 よ、蓋なき貝の纏補。 片 たきありさまうすréよりて」信をうを。 ひて、まゆみうちかたげて」
飼。動物を飼養するra、能く、精を出さ なか。夫。 かたくち図 片日。一方みのみ、注日の
ぬこを。養ひの不足なること。拾遺「あ かたき傾 形木。っ物の象を彫刻した ある、長柄附の挑子。酒、醤油などを、
ふ事のかたがひま たるみちのくのこま る木片。模。 はんきょたなじ。東鑑 樽より、徳利rs移す時なごrs用みる。著
ほしくのみたもほゆるかな」 「形 川以後シえ」シ木。 聞「かたくちのてうしょ、酒をいれて」
かだがへり 図 片回。二歳の鷹の稲。 堅さ材木。頼政集 「あふこをえなほも かだーミつ 召 片省。啓の濃の署式。左
撫鷹。 かたぎのきりえねをこさのはのよきな の査のみを脱ぐこを。古語。
かだがほーなし 図 片顔無。かたへを見 に16かをせむ」 かたくなし 國園 頑。かたくななり。愚
すょ、心の一随なる人。盛衰「入道を、 かだーwし 図 片岸。雨方の岸の中の1 かなり。魯鈍なり。頑固なり。古語。
さるかたがほなしの人ょて、更よ用み つ。片一方の岸。拾遺「かたぎしの松 枕「いみじうまだけなく、かたくなく」
たまはさりけるうへ」 のうきねを忍び しをされをよつひみあ 三 頑。前修 のかたくなしみた
かだかま 図 片鎌。かたか まやりの署。 らはれr*けり」 なじ。古語。源 「さるかたくなしきも
かだかまし 國』頑。かたくななり。頑 かたきなし国 敵無。敵するものな の よまもられたまふを」
固なり。古語。 し。並ぶものなし。比敵するものなし。 かたくなに 団 頑。片意地よ。偏屈1。
かだかを かだかまやり かだき
かたくなわし かたこ かたさく
(678)

頑固r*。源「いをだ人わろく、かたくな だけの食。「ひをかたげ」 こを。かたたち。偏低。夫木「あしび


になりはつるも」 かたこ 図 植物。草の名。かたかこの署。 きの山rsかけたる水はかりかたさがり
かだくなばし 國』頑。かたくななるさ かたーご 図 肩子。生れてより、未だ月日 réもたつる龍かな」
まなり。古語。 のたたさる子。赤見。稚見。 かた-さくミ 闘白目 片咲。花が、片枝、
かだーくり 図 片栗。Q植物。草の名 葉 かたーごころ 図 片心。少しの心。寸志。 またを、片側のみ咲く。偏開。夫木「の
*、封生rsして厚く、夏の初め、 姫百合 微意。古語。源「らうたげなる姫君 の、 べ 見れを草の初花かたさきてちちみや
ré似て、紫色なる三盤の花を開く。根 ものたもへるみる み、かたごころ つく 秋の花ぞまたしき」
*、白色reして、葛の如く、砕きて、かた かし」 かたぎけ 召 酵演。濃き酒。ねりさけ。
くりこを製す。車前葉。山慈始。堅子百 かた こと召 片言。Q 1語の牛。Q未 かた-さこ 名片里。かたみなかみた
合。Qかたくりこの界。 だ調はぬ言葉。言ふこをの、未だ不完 なじ。古語。
かたくりTこ 図片栗粉。片栗の根を砕 全なるこを。(小見などの)夫木 「賞の かた さま園方様。あ剤みたなじ。元
きて、製したる粉。色白く、質を、葛粉 谷の古巣のをなり ょてまだかたこをの 練時代の語。
ré似て、やや淡白ré、旦つ、上品なり。か 初音をぞきく」 Q一方の言種。
かた さま召 方様。Qその方角。枕「北
たくりめん、また、落雁などを製す。ま かだーごひ 図 片鍵。かたれもの よたな の陣のかたさまréあゆみゆくよ」 Qゆ
た、熱湯み和して、飲めむ、下剤を止む じ。萬「まずらをやかたこひせむを歓け くへ。道すち。源 「この世のかたさま
る効ありをいふ。かたくり。 をもるこのますらをなほこひょけり」 を、ただたどしからむを」
かだ くるし 國目 固苦。身持が、除り ょ かだこ ゆり g 緊子自合。植物。草の
かた-さり 召 片去。かたさるこを。
厳格なり。偏屈なり。俗re、かたくる 名。かたくりみたなし。古語。 古語。
しい。婦鈴 「榊はのをきは堅磐みゆふ かだ こり図 片凝。一方みのみ、こりか
かた-さる 闘自 片去。片方ょ去る。少
しでやかたくるしなるめなみせそ碑」 たまるこを。偏狂。古語。 こし、遠さかる。退く。古語。夫木「きり
かた-こる園国 自 片凝。一方rsのみ、凝 ぎりすまくらかたさるこをやなき瞬か
かだけ g 片食。Q1日 よ、1回食する り固まる。古語。
けて夢たごろかすに
こと。かたぎ。古語。Q一度食ふべき かた-さがり 図 片下。1方の、低くある かたしg 偏。二つ
を以て、一揃をする
-
ものの片方。かたへ、古語。空種「う ごろもただひさへかさねやせましみね かたしぶ ごお 図片濃撃。発音が濃る
へのはかまを、かへさまみき、かたし のま ら雪」 やうよて、整はめこる 。古語。清正集
ょ 足ふたっをさし入れて」愛。 かた をきり 名片尻切。片足のみ、香を 「くらま山くらくこゆれを時鳥かたし
鍛。かちょたなじ。古語。 突つこを。古語。空穂「みこの君、かた ぶごるをそれを知らすや」
かだし 國』固。俗rs、かたい。C容易 みきり ょて、車み走りのり給へり」 かたをほ 召 堅園。固まりたる園。きた
よ砕けずあり。堅固なり。丈夫なり。 かだーぁくミ 園同梱 片敷。Q衣の片 袖を し。聖職。古語。萬 「さむくしあれぞ
源「かたきいはほも、あわゆき ょなした 敷く。古語。新古「きりぎりすなくや かたしほををりつづしろひ」
まふべきみけしきなれを」Q 健かな ま もよのさむしろょ衣かたしきひさり かたーをろ 図形代。Q古、碑を祭る時、
り。みだりならすあり。「身持かたし」 かもねむ」 Q 潤り寝をなす。古語。 碑霊の代をして作りたるもの。備家の
「かたき約束」Q強し。機市なり。「か かだしくミ 園目 擁。たわむ。傾く。古 位牌の類。戸。Q あがものの類。古
たく争ふ」 語。夫木 「ふる雪みまがきかたしくく 陰陽師が、所轄する時用みし、紙の人
かだし-いは 図 堅岩。質の堅き岩。かた れ竹の庭のふしだまて下ごほりつつ」 形。身をなでて、身の災を、この人形ょ
しは。 かたじけーなし 國』秀。Q初体なし。恐 うつし、川rs流ししもの。今も胎内く
かたし がひ g 片貝。しを助敵。鈴な れ多し。かしこし。源 「身みあまるま ぐりの時を、これを用みる。なほ、古く
*この如き、二つ連なりたる貝殻の、離れ での御心さしの、よろづみかたじけな を、不断着を用みたり。人がた。なで
て、一片をなりたるもの。かたつがひ。 き ょ」 Q人より、恩を受けて、悦はし。 もの。あがもの。価。源 「見し人 の
古語。夫木 「さてもまたなほあふこを ありがたし。俗rs、かたじけない。 かたまろならを身r*そへてこひしき時
をかたしがひならびふしてもかひやな かたじけなむ 園回目 秀。かたじけなし のなでもの よせむ」 Q韓じて、本物 よ
からむ」 を思ふ。かたじけなく感 り。古語。 まがへて作れるもの。似せ物。
かた をき 臼 片敷。Qかたしくこと。古 かだし だつ 園個 破。『かたあしだっ かたしろー&さ 図形代草。植物。水草
語。Q鋼り寝めるこを。古語。 (片足立)の署』 一方の足rsて 立つ。 の名。葉を、柿の葉ré似て、五つのたて
かだしき-ごろも 名 片敷衣。ひとりね 古語。 すちあり。夏の初め、壁の末の葉三つ
(379) の着物。績古「いはのうへよかたしき かたしは 臼 撃盤。が はの署。 を、表、白く、裏、青みを 帯お。夏の末、穂
かだし かたをきり かたしおでお
-
- 『
『 ㎞-- 』
かたす かたをは かたち
(880)

状の、自き花を開く。古語。和名「三自一かた をは 臼 片傍。一方の傍。かたは一かたち召 形。e 知覚rsよりて感じ得


草、和名、加多之呂久佐、葉上有三黒酷、 し。古語。源「御ぐしの、うち駆 きて、 る、物の外見。かた。なり。形状。Qさ
古人、秘之隠黒貸白耳」:形代草。植 こぼれいでたるかたそははかりの、ほ ま。すがた。けはひ。源 「なまめかし
物。あちさみ(紫陽花)の異名。 のかré、見たてまつりたまふが う、かたちよき女のためしょえ、なほ
かたす ㎞ 鍛。きたふみたなじ。 片幅 。山の一方の、岐しき虜。きりぎ ひきいづべき人ぞかし」国 かほつき。面
五 0
し。かたはしのかご。源 「よしある岩 競。容貌。
かたすと に図 堅州園。『かたすみくに のかたそはみ、腰もそこなひて」 かたちーあり 図形有。顔つきよし。古語。
(片隅國 の義』 かたよりたる園。地下 かただがひ 召 片違。かたちが へ rょた かたちがひ 図 片違。ふそろひ。かた
よあるくに。古語。記「母の國、ねのか なじ。古語。 たがひ。不斉。抵宿。参差。古語。夫
たすくにょまからむをたもふ」 かた たがふ 園 国目 方違。かたたが 木 「あふこをえかたちがひなりささむ
かた すみ 召 片隅。片寄りたる隅。一方 をなす。古語。源「いづこょか、かた すびよよのむくいのちぎりつらしな」
の隅。偏隅。傍隅。源「さて、かたすみ たがへむ」 かたち-ぐさ 召 容草。美しき草。古語。
よかくろへてもありぬべき人の」 かた たがへ 召 方違。陰陽家の語。なか 拾玉「うるてけりわがのちのよのかた
かだーを 召 片組。かたそはの界。古語。 がみ(一天碑)のある方角を避けて、他 ちぐさ身をすててすむ宿の垣ねré」
夫木「足引の山のかたそのいはまみづ の方角へ行くこを。方忌。古今「かたた かたち のみこ 図 容御子。容の、美は
下のくもりの薩ぞ涼しき」 がへみ、人の家みまかれりけるをき」 しき御子。古語。
かだーをき 図 片削。屋上r ある千木の かだ-だて g 肩店。武器の名。肩の上 かたちはひg 片幸。一方をのみひい
一端をそぎたるもの。伊勢内宮のを、 を被ふもの。 きするこを。えこ。古語。
内へ向け、外宮のを、外へ向けてそぐ。 かたーだより図 片便。比方より も、書状 かたち びこ図 容人。容貌の美はしき
風雅「かたそぎの千木をうちをょかは を出して、彼方より、返書の来らぬこ 人。学話。空科「父れさを さるかたち
れごもちかひをたなじいせの紳風」 を。かたびんき。山家「山がつのあら びをみて」
かだそなへ 図 片膳。いつき(磨)をい いこ づ
のをまめてすみそむるかただよりなる かたづ図固購
ふ。魔宮の忌詞。 。事のなりゆきを気違
こひもするかな」
ひ、物いはすして居る時なご、日中はた
*、*、**
まる睡。明徳記「昔、手ょ、汗を握り、か かた つま図 片端。かたはも またなじ。 ふっを射切り」
たづを呑んでありけるが 古語。玉葉「肩つかはしけるなかよ、る
かたておやうだん 図 片手H園。撃剣
かたつーかた 図 片方。片寄りたる方。 もかかぬ局のかたつまま、かきつけは の語。片手réて、上段 よ構ふるこさo
かたかた。片一方。一方。古語。源「か べりける」 かだて セいがん 図 片手星眼。撃剣の
ひある御こをを喜ぶものから、かたつ ひだ-つまさ 陥 片妻戸。1方の妻戸。一 語。片手réて、星眼ré構ふること。
かた まま、たぼつかなく悲しきこをの 封の妻戸の一方。古語。十訓「貞観殿の のたて つき 図 片手突。撃剣の語。片手
うち海びて」 へ かたつまごよりたりさせたまひけり」 réて、突き入るるこを。
かた-つーがひ図 片介。か たも% よた かた つり 図 片釣。1方の重り。片手 かだてーまき 図 片手巻。刀の欄糸の巻
なじ。古語。 のたもり。 き方の名。片手 よて巻きたるが如きも
かた-つき 図 員衝。茶家 よて用みる、一 がた-つる 闘目 偏。かたよる。かたむ の。偏繋。
種の茶入れ。 く。偏重。新六「のちのよのなげきを かたてや 図 片手矢。かた手み、矢を持
かた つくミ 園自 偏着。片方へ寄りて 人のこひしさをかたつりならぬ身のた つこを。著聞「この師、かたてやはげて
着く。古語。新六「み山ちを岩根かた もひかな」 たちたる上より」
つきよりみつつ月ををもよをなほぞや かた て 図 片手。Q左右の手の中の一。 かだ さ 図 片戸。Q一封ある戸の一方。
すらふ」 片方の手。偏手。優手。源「経を かた Q片開きの戸。片扉。
かたつぶり 図 鋼牛。動物。虫の名3形、てよ持ちたまひて、かつよみつつ、さう かた こき 図 片時。ま はしの間。へん
なめくちよ似て、腕物なる穀を負ふe夏 がをまたまふ」 Qあひて。源 「源氏の じ。竹取「没がたすけrsをて、か たをき
時、雨温み乗じ、樹、またを、草み働ひ上 中将を、青海波をそまひたまひける。 のほどくだししを」
りて、雨露を守め、若葉を食ふ。晴天の かたてよを、大をのの頭中将」 かだ さる 園同個 方取。その方よ控 へ
時え、多く、葉の下ょ隠る。かたつむり。 ひだてうち 召 片手撃。刀などを、片手 たく。捜。「右rs、池をかたごる」
でんでんむし。まひまひむし。まひま ré持ちて、撃ち、またも、切るこを。 かたな 図 片名。二字の名の片方。偏
(381)
ひつぶろ。和名「鍋牛、加太豆不利、 かだてーきり臼 片手切。片よりて射る 諱。盛衰 「平左衛門のぜう重國をいふ
狼似境輸背負 競耳」 侍を、重衡卿の、をさなくより、ふびん
かだつかだ かだつま かだておやうだん
* シ 『シ 』 』』
かたなき かたなづけのとき かたぬき
(382)

のものra思はれて、みづから、るばしを あやふきわさするものあり」 Q肩めぎて舞ふ、あづまあそびの曲


着せたまふ。かたなをたびて、重國を かたなづけ の こ* g 左、またを、右の の名。
よはれけり」 -
刀。『片菊、またを、 方へかたよるくせある馬。平治「悪源太 かた ぬ< 闘員 肩脱。片肌をぬぐも源
片刃の義か』 ○片方rsのみ、刀のある の乗り給へる馬、かたなづけのこま よ 「わかやかなる上達部え、かためぎてた
剣。Q太刀の小なるもの。腰刀。偏刀。 て、材木みやた どろきけむ、女牛の方へ りたまふ」祀。
小大君集「をぎたきしさやのかたなも 蹴飛んで」 かだーぬくーをか 図 肩抜鹿。古、占 ょ用
さびrsけりさして久しくほどや へぬら かだなの めきき臼 刀目利。刀敏類の、 みし鹿。(古、鹿の肩骨を抜きて、占 よ
む」Q物を切る府丁類の継稲。ものた 眞偽、善悪を鑑定する人。相刀者。 用みるこをありしよりいふ)堀太 「か
ちがたな。裁刀。空穂「まみりものを、 かたなびき 陥 偏魔。片よりてなびく こ山のはらかがおたょうらをけてかた
かたな、まないたをさへ、たまへ ょて、 こを。片方 ょのみ魔くこを。夫木「山 ぬくま かを妻こひなせそ」
手づからざいふはかりréて」 たろしたえりふくらむあはづはらをは かたーね 図 固根。病の名。傷よ似て軽症
かたーなき図 片鳴。十分 よ鳴き得ぬこ ながするのかたないきなる」 なる腫物。ねぶを。古語。和泉式部
を。辛うじて鳴くこを。 かたなびき 刀引。宴曾の時などよ、刀 績集「かたねやむを、人のもをみいひた
かたなし 図 結政座。古、政事を執り行 を、引出物ré出すこを。 る人ré」 偏盤。寝がへりをせやり
ひし官聴の名。夫木「たちよりてまづ かだーなり図 片生。未だ、なり整はぬこ rs、一方réよりて寝ぬるこを。古語。
そで見せしかたなしの軒のまたこそ忘 を。かたたひ。源「さをく、たをなび給 かたーねぶり 図 片眠。牛は眠るこを。か
れがたけれ」 へるさまみものし給へだ、また、いをか りね。ま%ころみ。うたたね。古語。夫
かたーなし 図 堅梨。植物。木の名。りす たなりrsなむ」 木 「このよはをまだふけなく よ老いら
ご(楚換)の古語。 かたーに 図 片荷。僅かなる荷物。古語。 くのかたねぶりする燈火のもを」
かたなーだま 召 刀玉。田楽、猿楽などの かだぬ 闘記 固。つかぬ。結ぶ。古
かたの ごミ園形如 ふだんの如く
技術の名。刀を、空へ投げ上げて、手も 語。萬「をりもちてつかふる國の年の
て受くるわさ。発心集「田楽、さるがく 作法の通り。例の如く。源「ずりなさ
「メ 「 うちのこをかたねもち」
脳んどのなかょ、かたなだまをいひて、 かたぬきg
こ A
員脱。 C片肌をめぐこを。 “て、かたのごをく、人すみぬべくを、
っくろひなされなむやさいふ
、、\ 、
ー』
かた のり 図 片乗。一方ょ偏して乗るこ ぞき、かたはしょ、島rょかけて」 かたはらいたし 曜』傍痛。e 傍より
を。古語。頼政集「標さくいそ山ちか かたは-づく 国鶴 片端付。かたはを 見ても、気の毒なり。源「たのがじし、
くこぐ舟のかたのりせぬまあらじをぞ なる。 心をやりて、人をむ疑しめなど、かたは
思ふ」 偏乗。 かたーはづし 図片外。女の髪の結ひ方 らいたきこをたほかり」信美止千万な
かたは 図 片端。Q世の常ならぬこを。 の名。頭上réて、輪形よ結び、積よ、斧 り。俗rs、かたはらいたい。
人なみならぬこを。源「かたは よ、見ぐ をさして、その上部の方をはづす。も にはら ぐるし風目 傍苦。剤
るしからぬわかうごなり」 Q 身鶴rs、 を、夢想流より韓じたるもの。徳川時 いたしのQrsたなじ。古語。
具はらぬをころあるこを。また、その 代の御殿女中、またえ、貴人の内室など かたはら ざま に 国 傍様。そほよ。か
人。不具。噂、盲な%この類。療疾。源 の間réたこなはれたり。 たはらの方r*。宇拾「戦かよ、かたはら
「いみじきかたはのあれを、人ょもみ かたは-びこ図 片端人。かたはもの よ さまrsよりたれた」
せで」 たなじ。 かたはら なしB』傍無。類なし。くら
かたは-うごg 片端人。かたはび この かたばみ 召 酔疑。植物。草の名。庭前 おるものなし。並ぶ者なし。古語。
音便。 などré生す。葉 も、互生して、三片あ 「右衛門督の和琴、兵部卿の宮の御㎞
かたばかま 図 片務。山伏などのはく、 り。1片毎rs、一飲あり。花を、五㎞、 な%こをこそ、このごろ、めづらかなるた
短き務の稲。夫木「まふくたが修行rs 黄色rsして、たほかた、春開き、後、茨を めしょを、ひきてはべれ。Bけみ、かたは
いでしかたはかまわれこそぬれしかそ 結ぶ。質、小さくして白し。すいもの らなきを」
のかたはかま」 ぐさ。すぐき。すっばぐさ。三葉酸。 かたはら-ぼね 図 傍展骨。あはらぼね。
かた はかり 団 形許。まるしはかり。い かたはもの図 片端者。かたはなる人。 たすけばね。古語。和名「脇助、和名、
ささか。著聞 「かたはかりも、そのあ かたは。療人。不具者。狭衣 「をさな 加太波長保根、身傍之間也」脇骨。助骨。
*この見Qるをき、もをの文字のうへを くて、かたはものみなりはべりけれを」 かたはら-め 召 傍目。傍より見るみえ。
(383)

をめて」 かたはら 陥 傍。脇の方。近き様の方。 そはめ。をかめ。はため。古語。源「尼


かた ばしg 片端。一方の末の虜。かた そは。源「御ぞえ、まこを よ、身はなた 園をはちらひて、そはみみたるかたは
つま。一端。空穂「かたはしを、水 よの す、かたはらみたきたまへり」側。 らめ、これより も、いをよく見ゆ」
かたはづく かたはらいたし
かたひく かたびらうり かたち
(384)

かだ ひく 園同個 片引。かたひいきを 古のひをへ物の纏稲。夫木「いか よせ こどのかたふたがりて君こすを思ふ心


なす。偏愛す。古語。枕「男も、女も、 むかたびらぬののかたよりを身をかく のたがふはかりぞ」
けちかき人をかたひき」 すべきものをやを見る」 Q後世を、特 かだーぶちg 片測。片方の潤。(川の
かだーひさ 図 片膝。片方の膝。片一方 ré 学麻r*て織りたる単衣。基テ衣。暑杉。 新六「かたぶちの片rょうきたるあをみ
の膝。(もろひさよ封して) 婦鈴「太刀 かたびら うり召 離子賞。かたびらを だりなにをたねをもなきよなりけり」
ざくをあれを、大夫、をりて、すのこrs、 売りあるくもの。徳川時代ra流行し かた へ 召 片方。Qが はらよたなじ。
かたひさつき」 たり。 Qかたかた。かたはし。人九集「世を
かた びさし 図 片庇。片方ょのみ出で かだびら がひ 図 1片貝。養のなき貝。 をもょなみなきいその岩みれをかた
たる北。夫木「山里の疑のかたをのか 飽な%この類。 ぞかわく時をありける」_
たびさしあたけょ見ゆるかりのやど かたぶくミ闘悩 傾。Qかたむくよた かた〜べに 召 藤明。くちべに よたなじ。
かな」 なじ。古語。萬「秋風rs いまかいまか かだ ほ 図 片帆。一方よ、片寄せて揚ぐ
がた ひしg 我他彼比 彼者を、比者を、 を紐をきてうちまちをる よ月かたぶき る帆。偏帆。(まほ よ封して)績古「あ
別別なるこを。個個別別。 ぬ」 貸頭を傾けて、考へ怪む。疑ふ。古 ふこをの今をかたはょなる舟の風まつ
かたびこ図方人。わが身方の人。味 語。運「相人ただろきてあまたたびか ほどをよるかたもなし」:片秀。十
方。かたうご。古語。 にぶきあやしむ」i同巨制傾。Qかた 分ならぬこを。古語。
かた びん 召 片便。か り ょた むくよたなじ。古語。楽花「源氏の左 かた ほね 召 月骨。かいがねよたなじ。 シ
なじ。 のたをやこの、式部卿の宮の御事をたば かだ ほほ 図 片嶋。片方の項。
かた びんき 図 片側宜。剤 よ して、御門をかたぶけ奉らむをたばし かたま 名 堅間。竹みて作りたる、目の
たなじ。 かまふをいふ事、いできて」 Qなじる。 細かき籠。かつま。かたみ。古語。萬
かたびら召 離子。『裏のなき、かたひ 難問す。古語。 「か たまもよみかたまもち」
ら(1片)の義』Q古、九帳 よ乗るるよ かた ふたがる園個 方塞。陰陽家の
かたまミ 園国 片負。一方が負く。
用みし布 (夏を生絹、冬を練絹)源「み 語。行かむを思ふ方角 よ、天一碑が居 古語。風雅「管の末ったふ梅のうつろ
髪うゃうのかたび引、ひきたろし」 にェすにさ能はす。古語。後援 あふ
を標の花の時かだ引s」
かだまし 國自 奇。心が、ねちけてあり。 ここ。古語。
かた みだれ 図 片風。一方の乱れ。かた
古語。沙石集「是非を知らず、ひがみを かた み図形見。過ぎし事をたもひ出 はしの説れ。古語。新六 「ふりかくる
がめをかくして、かだましさを、いよい さしむるための紀念。夫木 「ま づのめ ひたひのかみのかたみだれをくをたの
よ進むこをなり」 がかたみの庭をむなしくてたいぬわか むるけふのくれかな」
かたまち 図 片待。片待つこを。古語。 なrsひかすをそつむ」 :片身。身鶴 かたーみつめ g 片三輪。女の髪の結ひ
かたーまつ 園国鶴 片待。片心ょ待つ。古 の牛分。牛身。枕「御衣、か たみ づつ、 方の名。みつわの、片方を切りはなし
語。萬 「冬ごもり春べをこびてうるし 誰かをく縫ひいづるを」 て若衆まげの如くむすぶもの。
木のみょなる時をかたまつわれぞ」 かたみうらみ 図 互恨。互互ré恨むる かだみ に 園 互。たがひにみたなじ。古
かた まひ g 片舞。が れるも ょたな こを。かたみの恨。古語。 語。源「かたみよ勝ちまけし給ふ」
じ。古語。百練抄「登日、かたまひのあ かたみーがばり 臼 互替。互互 よ、替りあ かたみ-の-いろ 図形見色。愛服の色。
ひだ、木工寮の屋、 たちまち以て、順 ふこを。かはりはんこ。交互。輪番。 古語。狭衣「皇太后宮の、御かたみのい
倒す」 かたみーぐさ図形見草。植物。Q きく ろみやつれさせたまへる頃ょて」
かたーまよひ図 肩組。衣服の肩のをこ (菊)の異名。古語。蔵玉集 「めかれせ かたみ-のみづ 図形見水。なみだ(涙)
ろの、経緯の糸の、観れてかたよるも すいつもみまくのかたみぐさなれし秋 の異名。古語。新古「たえぬるかか
の。肩の破れ。古語。好思集「我が のを思ふ名ごり ょ」 Qなでしこ(撫子) だょみえをさふべきょかたみのみづえ
こがきませりつるかみぬほどré夏の小 の異名。古語。莫博抄「きて見れをなき みくさみ ょけり」
草をかたまよひせり」 よの人のかたみぐさいくたびわれを袖 かたーみみーに団 傍耳。聞く をもなし
かたみ 図 置。かたおの韓。古語。新千 ぬらすらむ」Q『古、支那ré、花を好む王 よ、耳 よ入りて。横耳よ。古語。源「か
「きみをまたうつつréみめやあふこを ありしが、殊rs、姿を好みしため、その たみみにききたまひて」
のかたみréもらぬ水をありども」 i 崩後、人民が、これを、その墓ré手向け かだむ 園国洞 固。俗み、かためる。Q
喪。喪の時。忌中。古語。i 獅。病 しよりいふを そ』 あふひ(薬)の異名。 堅くなす。固まらしむ。Qたしか よな
(385)

の名。ねぶを また なじ。古語。i 莫博妙 「わが思ひ移りて花のなきなら り。萬 「このはこをひらくなゆめをそ


姦。かたましきこを。心のねちけたる むかたみぐさををなにをいはまし」 こらくrなかためしこをを」Q兵をたき
かだまし かたみ かたみだれ
- - -』『- 』-- -
----
かたむく かため かたもひ
(886)

て衛らしむ。警備す。警固す。散木「時 直きて守るこを。堅固rsするこを。警 をげ給ふ」


しもあれ名ょあふ阪の杉がえよ山ほを 固。警備。Q戸を まり。源「さうじを一かたーもひ 図 片思。かねもGの署。古
をぎすせきかたむなり」i 国 国録。 たさへたまへる、いを物はかなきかた 語。i片腕。恭 のなき食器。古語。
心がねちけて居る。古語。字鏡 「倭、 めなれを」Qまもり。守護。空穂 「大 かたもひの園片思。片思する人の 思
阿佐牟久、又、加大牟、又、伊豆波留」 将を、げらうなれを、ゆくする、ただ今、 ré沈み果つをいふ意より、そこみかけ
かだむくミ園員 傾。C斜よ、片方へ寄 物のかためをはべりたうお人なり」@ ていふ。萬「たもひやるすべ のまやらね
る。倒れむをす。かしぐ。「船かたむ 警備rs便なる土地。要害の地。 をかたもひの底みぞわれを継ひなり
く」 Q潮く、西re落ち入らむをす。(日、 かだーめ 図 片目。C左右の目の中の片 réける」
月raいふ)「かたむく月」 Q寝ふ。くつ 一方。狭衣 「かためあしき僧の」 隻 かだもん 図 固紋。固く締ひつけて、浮
がへり亡びむをす。「家がかたむく」Q 眼。Qかためまひ ょたなじ。 かぬやうreまたる衣服の紋。古語。(う
1 事rs、気が向ふ。かたよる。: かためーしひ 召 片盲。片方の眼の、盲な き紋rs封して)
『肥 個。俗re、かたむける。Q 傾 るもの。かため。 かだーや 図 片矢。1封の中の1本の矢。
かしむ。斜めréなす。Qその方へ向は かためーぶみ図 固文。ちかひおみ。約 古語。夫木 「春されをかたやをはさみ
しむ。「耳をかたむく」 Qくつがへす。 束交。 をもねうちわがかちゆみのかすぞまし
亡ぼす。「國をかたむけ、城をかたむく」 かたもえ 陥 片燃。Q能く燃えぬこを。 ける」:形屋。相撲をさる小屋。片
Qわろく いふ。批難をうつ。も%こく。 Q一方よりのみ、頻りよ継ひ居るこを。 屋。母屋の傍 よある屋。盛衰 「かたや
盛衰「使者などの誘り申すかたむけこ 能宣集「夜もすがらかたもえわたるか réあるを呼び起して」
どを、常の習ぞかし」 やり火rるこひする人をよそ へてそ かたやき 図 肩鳩。古のうらかたの名。
かだ-むくろg 偏騙。物事ょかたよる 見る」 鹿の肩骨を焼き、その裂け方rまよりて、
人。頑固。馬牌止直。元騎時代の語。 かだ む なくミ園 形無。Q形も分らぬほ 吉凶をトすること。
かだめg 因。Qかたむるこを。固くす を甚しく。非常 よ。大 よ。源「かたも
ること。Q確定するこを。艦かょする なくあれたる家のこだちちげく」e容
かたやく国個月娘。かたやきをな
す。古語。
にど。製り。「二世のがため」g 兵を 易ょ。たやすく。源「かたもなくなし
協にささを目片山里。少し山里め
きたる土地。かたみなか。新六 「あら かたらひこる国鶴 語取。設き伏せ かだり もの図 語物。語るもの。即ち、
-*

し吹くかたやまささの秋の末すすろょ て、味方 よ付く。 浮瑠璃、義太夫などの稲。


ものを思ふなりけり」 かたらひ-びこ召 語人。語り合ふ相手。 かたり ならぶ 闘個 語列。種種の
かたーより 図 片寄。かたよるこ を。詞 源「きんをぞ、なつかしきかたらひびを こををかたりつづく。貧我「涙もかき
花「風ふけをもしほのけぶりかたより を思ひたまへる」 あへすかたりならべて泣き給へむ」
「ななびくを人の心をもがな」: 片経。 かだら3 ㎞」語。『がたりあふ(談 かたる園圏 語。Cはなす。述べ い
糸を、片方より、蘇りを掛くること。 合) の約』 Q話し合ふ。談合す。相談 ふ。古今「忍ふれむくるしき物を人ま
かだーよる随員 片寄。片方へのみ寄 す。夫木 「ひとりふす長長し夜のかな れキり思ふてふこを誰うるかたらむ」 Q節
る。傾く。夫木 「あだしのの心もま ら しさょかたらひあかすきりぎりすか をつけて譲む。高ふ。「義太夫をかたる」
ぬ秋風みあはれかたよるをみなへしか な」 Q約束す。いひ交はす。ちぎる。 かた わかちg 片別。古の遊戯の名。人
な」 i片緩 。片方より、線りを掛く。 枕「ある女房の、遠江守の子なる人をか 人かたかた「*わかれて、勝負をいをみ
片線。 たらひてあるが、たなじ宮人をかたら あらそふ遊脳なるべし。増鏡「又の年
かたーらかーに国 堅。たしかよ。かたく。 ふを聞きて、女うらみけれぞ」 Q 仲間 正月 ょ、ま のびて新院を御かたわかち
たごそかに。古語。江次第 「たもの、 よひき入る。徒賞せしむ。(悪事rs のふ) の事またまふ」
かたらかにたまふ」 かたり ごこg 語事。語り聞かしむべ かたーわきg 片脇。かたはらよたなじ
かたらひ 召 語。Cかたらふこを。話し き事がら。記「かたりごををこをむ」 古語。空穂「はなだの糸をそ、ひだりい
合ふこを。談合。相談。Q互rs、いひ かたりーちらす 園ェ池 語散。いひちら を、みぎいをょよりて、ひをひろ、かた
交はすこを。契り合ふこを。契語。 す。比虜彼虜rsいひふらす。散木「嵐 わきはかりすげたるを」
かたらひ-<さ 図 語草。語りあふべき をや都の人を思ふべき紅葉の色をかた かたーわくミ闘国個 Cかたがたょ分く。入
話の種。萬「よろづよのかたらひぐさ りちらさなで」 り交りたるを、雨方へ分つ。古語。Q一
をいまだみぬ人réもつげむ」 かたり つ《ミ 園 語機。いひつぐ。話 方 よのみたをづれて、他の1方ょまた
(387)
かたらひ せい 図 語勢。かたらひ集め し博ふ。萬「時鳥今しきなけをよろづ をづれず。(多く時鳥rsいふ) 古語。
たる軍勢。 よみかたりつぐべくたもほゆるかな」 かたわーミるま図 片鴨車。二輪あるべ
かたより かだらひとる かだりもの
*『』 - -
かたわけ かたみざり かたなり
(388)

き車の、一方の輪のなきもの。 ré」 Q人を鳴り呼お語。古語。字拾「心 かだ-だりg 片折。諸ひのふしなりを


かたーわげ 図 片面。女の髪の結び方の なしのかたみをえ、たのれがやうなる いふ。古語。
名。寛文の頃、内室な%この結びしもの。 ものをいふぞかし」 かだーをりさ g 片折戸。1方を開きたる
かたわーなり 召 片環状。環を、二つょ割 かだーおざり図 片居去。Q 片足ょて立 をりだ。一方をのみ開くやうょ造れる
りたる形。牛月状。 ち、他の一足をすりて旬ひ行くこを。 をりだ。(諸折戸ré勤して)
かたーわれ図 片破。Q物のわれたる1 (見供などが)片震。古語。Q僅か よ這 かち 図 徒。Q車馬などょ乗らす、足よ
片。夫木「すきかはるよひあかつきの ふこを。古語。拾遺「あふこををかた て歩むこと。徒歩。拾遺 「山科のこは
かたわれを一つょすめる月のかげか みさりするみだりごのたたむ月 よもあ だのさをょ馬えあれどからよりぞくる
な」碑庁。Qかたわれづきの署 はじをやする」 君をたもへむ」Qかちさむらひの署。
かたわれーづき図 片破月。3みはりづき かたーおなか 図 片田舎。都曾の地より i弱。かちいろの署。夫木「秋くれ
またなじ。金葉「木のまもるかたわれ 程遠き村里。偏郡の地。かたやまさを。 をえかまの市r ほずかちのふかき色な
づきのほのかょも誰かわが身を思ひい 鮮郷。夫木「夏くれをま づのあさぎぬを る風のたをかな」
づべき」 きわくるかたみなかこそ心やすけれ」 かち 図 提。Q舟を進め行る具。腕、ま
かたわれ-ぶね g 片破船。割れて、用よ かたーみみ図 片笑。Q片頼rsのみ、笑を たを、標権などの類。萬「さよふけてほり
たたぬ船。古語。散木 「なぎさなる 含むこと。古語。Q 少し、笑ひ顔をす えこぐなる松浦舟かちの音たかしみを
かたわれおねの埋もれていはであれは ること。古語。 はやみかも」織。Q船尾の眞中rsつけ
ぞひく人もなき」 かたーみむ 闘員 片笑。すこし笑む 僅 て、船の進む方向を正す具。後撰「白波
かたわれ ばし 召 片破星。星の名。 かみ笑む。古語。源「君、すこしかたる のよするいそまをこぐ舟のかちをりあ
はひぼしみたなじ。 みて」 へぬ継もするかな」 能。i提。植物。
かだーお召 乞見。『道の傍 よ居るとて、 かたーをーならぶ 園 員並。ひをなみなり。 木の名。精の類。葉え、1尺葬ょて 五
傍居の義』 Q人ょ、金銭、食物などを乞 同等raてあり。俗rs、かたをならべる。
ふ者。こじき。ものもらひ。古語。枕 演松「つひょ、かたをならおる人いでき
「どし老いたるかたみ、いを寒きをり ぬめり」 シて 難を製す。夫本「かきつく
ある秋のタぐれ」 構。競。i銀治。 かちかう みづ 図 後七日御修法rょ行は よね。玄米。
『かぬち(金打)の署」 金属を鍛へて、諸 るる法式。 かちーをゆう 図 歩行類。剤3
器具を作るこさ。また、それを業をす かちーがた 図 勝方。勝ちたる一方。詞花 réた なじ。藩輸「小十人かちみゆう
る人。空穂「ちろかねのかち、二十人 「歌合しけるよ、かちがたの男をも」 の頭をかねて」
はかりみて」:加掲。 ○最言宗réて かちーから 図 能柄。かちづか よたなじ。 かち すみ 図 和炭。やはらかきすみ。今
修する呪法、貸すべて、碑備ré所蔵す 古語。 のだがま、またま、けし炭の類か。古語。
るこを。源「夜ひさよ、かちしたまへる」 かち き昭 能木。『多くを木製なるより 和名「和炭、運古須美、今案、二 、加細
かち ありき図 徒歩。舟、車なごみ乗ら いふ』 かち(能)みたなじ。 須美」
キり、かちのままréて歩くこを。枕「かち かちーさね g 掲杵。つきざね。枠。 かち だち図徒立。かりよたなじ。
ありきする人をなかりき」 かちーヘ7りg 掲果。栗の質を、殻を共ょ かちち 図 徒路。徒歩ょてあるく路。
かち いくさ 図 歩軍。かちょて歩む軍 干して、後、臼rsて掲ち、殻を満皮をを かーちつ 図 加秩。秩認の加はるこを。加
兵。歩兵。(騎兵ré封して) 去りたるもの。撮ちさ、勝ちを、音相通 藤。加増。
かち-いろg 掲色。染色の名。紺の、一 やりるより、祀儀 よ用みる。著聞 「次rs、 かち づか 図 船柄。かちのさりて 船の
きは濃きもの。藍を掲きて取り、武器 又、内競、かちぐりをさりて」 柄。飛紅。
などを染むる ま用みる。多くえ、播磨 かち-こしやう図 徒小姓。徒歩ょて供 かち づくめ 図 多くの織をかけて、舟を
國飾磨郡印南より染め出す。かち。か をする小姓。 遭ぐこと。萬「堀江こぐいつての舟の
ちん。深藍。「かちいろ編の鎧」 かちーさぶ 園ェ目 勝進。勝ち進む。 かちづくめれをまはたちぬみをはやみ
かちえ図 視衣。闘厳の胞の如く、雨の 古語。 かも」
膝を経ひふさぎたるもの。古、随身の かちさむらひ目徒侍。e徒歩ょて従 かちょうしん 図 徒同心。むうGんを
着たりし服。 ふ侍の網稲。かち。Q徳川氏の部下の 見よ。
(389)
かち たこ 図 樹音。舟を遭ぐかちの音。 小身の士。江戸下谷の御徒士町 ょ住|かちーとり図 織取。舟の構を使ふ人。舟
更科「後いたうふけて、舟のかちたを 居せり。 を遭ぐ人。かんだり。土佐「かちをり、
きこゆ」 かちーをね 図 鶴稲。積自 ませぬ米。もみ もののあはれもま らで」
かちありきかちかうみつ かちしゆう
かちぬの かちばしッ かちんいろ
(390)

かちぬの図 掲布。褐色の布。播磨國 一 堀太「みるめかるあまのをまやのかち かちん いろ図 掲色。かちいろの説。


飾磨郡より出すもの。 はしらるはしうらみめ時の間もなし」 かち-めつけ 図 徒日附。徳川時代の目
かちの だこの園 織音。かちの、船は かちーはしり図 歩年。ほそつ(歩年) よ 附役の下役の稲。その職務を、今の巡
たょするたをの、つはらを聞ゆるより、 たなじ。盛衰「下部かちはしりな を乗 査rs似たり。
つはらつはらrsかけていふ。一説み、能 りけれを」 がちやがちや たはこ 図 賞保、延享の
の音を、絶えやり聞ゆるものなるより、つ かちばだしg 徒跳。はだしょて、歩み 頃、江戸ょ流行せし、刻み方の粗粗しき
はらょ績くをいふ意なりをも いふ。 行くこを。 畑草。これを、わらびての環の付きた
萬「あさひらきいりえこぐなるかち かちーま 陥 織間。機を取る間。極めて短 る抽出しの中rs、二かは よ並べ入れ、が
のれをのっはらつはらよわぎへした き間のたをへrsいふ語。古語。萬「た ちやがちやを、音を立てつつ資りある
もほゆ」 るひめの浦をこぐふねかちままもなら きたり8
かち の1きぬ 召 掲衣。褐色の衣服。 のわぎへを忘れて思へや」 かちゆき 図 歩製。徒歩ょて号射る人
かち-の-は 図 提葉。かちのはひめの署。 かち-*くら 図 織枕。船中ょ宿泊する の負ふ製。古語。
古語。 こと。ふなや どり。舟旅。散木「いせ かち-ゆみ 図 歩号。Q 徒歩みて号射る
かちのは-ひめ図 提葉姫。『古、七夕よ のあまの苦屋のをこのかちまくらあら こを。歩射。Q徒歩だちの者の射る弓。
*、梶の葉ré、歌などを書きて祭れるよ ふさなみみ目をさましつる」 騎者の用みるものより 、更ré大なり。源
りいふ』 たな はたひめの異名。古語。 かち-*け 図 勝負。勝つを、負くるさ。 「小弓をのたまひしかだ、かちのみの、
からのやまひ図湖病。病の名。せ引 るようぶ。勝敗。輸属。夫木「つるか すぐれたる上手だもありけれを」
かち(消潟)ょたなじ。古語。和名「済 めのいのちくらべのかちまけを君こそ かちーむたり 図 徒渡。舟rs乗ら り、徒re
癌、俗云、加知乃也萬比、湯 面 不 小 ま らめよろづよをほへて」 て、河水を渡るこさ。歩みて、水を越す
便 也」
かち むしや図 徒武者。徒歩みて、戦場 こを。徒渉。
かちばしら図 能柱。Qかちづかみたな ょ進む兵士。歩手。歩兵 (騎馬武者み
じ。古語。『船を柱をして、個りよ作 封 して)
かちを図艦籍。鶴の早籍。新支勢
りたる家。漁人の住むをころ。古語。 かちん 図 湖。剤の職。 をたえゆらの港ょよる船のたよりもえ
らめ沖つるほかぜ」
かつ 国自 勝。優れるこさを見はす。 かづきg 被表て かづきの署。i 師rま襲ひし総。また、踏歌の人 よ鶴ひ
まかす。枕 「いちほんよかっ双六」兄。 潜。水を潜るこさ。かづくこさ。後撰 し韓。夫木「電結お響の野おしのかづ
議。i 国 自 加。競ね合はす。 「あまのかづきするそうきわさなり」 けわた今ぞさむさも忘れはつらむ」
くはふ。混合す。俗re、かてる。萬「ひ かづき びめ 図 潜女。かづきめ ょたな かっ-こ 図 翔凱。楽器の名。大鼓の一
しほすょひるつきがててたひねがふわ じ。古語。夫木「夕されをかちたをす 種。腰鼓rs似て長きもの。豪よ据る 、爆
れ まなみせそなぎのあつもの」 操。 なりかづきびめたきつもかりょいづる ょて、雨面をうつ。i高月。『山中 よ住
かつ 園 旦。『かた(片)の義』かたて ょを。 なるべし」 み、葛 ょて、戸を作り居るよりいふ』か
かた方みも。伊勢「うきながら人をた かづき め 図 潜女。水を潜りて、海草、 りうやこ。猟夫。
えしも忘れねをかつうらみつつなほぞ またも、魚介などを取る女。古語。 かづさーがさ 図 上継笠。笠の一種。まん
態しき」 かづく ㎞」被。頭よりかぶる。枕「あ ちゆうがさをいふ。元韓頃の語。
かつ いろ 図 湖色。かち いろよたなじ。 をいろょ、上ょ、白きひざへかさねかづ かつーをき 図 鳴貧。顧、またえ、律宗の
かつーかつ図 動物。魚の名。かっを(堅 きたる」 自 潜。水中reく、ぐり 小性。食事の時、給仕などの用をなす。
魚)をいふ。女の語。 入る。もぐる。古語。後撰「わたつ がっ-そう図 合纏 『合束の音便なりをも
かつーがつ園『かたかた(片片)の書か』 みのそこのありかを知りながらかづき いふ』そうはつréたなじ。
Q何事も差したきて、まづ。十分なら ていらむ波のまぞなき」 かつーだう図 関道。大音 まて叱りつく
ねだ、せめて、かくだよ。まあまあ。萬 被。Q 祀儀を興ふ。はなをやる。俗 ること。風るこさ。
「玉めしょ玉をさづけてかつがつもま よ、かづける。伊勢「家をうじょ、歪さ かって図 刈手。右手の稲。弓を射る時
しらさわれていさふたりねむ」 Q僅か させて、女のさうぞくかづけむをす」 の語。
よ。はつはつよ。辛くして。拾遺 「君 Q かこつく。俗re、かづける。 かつて園 都。全く。さらさら すべて
がへむ八百萬代をかぶりふれをかつがつ かづけーもの図 被物。はな。たまもの。 古語。萬「こたかくをかつて木うるじ
今日ぞ七日なりける」 Qたひたひよ。 祀儀。経頭。空穂「夕つけて、かづけも ほををぎすきなき をよみてこひま
(891)

片はしより。 少しづつ。 のをりて、いでくるものか」 さらしむこ


かつき 図 被衣。かづきの説。 かづけーめた 図 被綿。古、備名の時、法 かつねー&さ 図 麻黄。植物。草の名。春
かつ かつ毒 かっこ
-**
㎞-- シ 。
かづの漫 かつやま かつらあめ
(392)

生じて、夏、黄色の小さき花開き、後、質 て、一枚をなす。 夏、白き四㎞の花を開 の青柳をかづらみすべくなりよけらす


を結ぶ。あまな。和名「麻黄、和名、加 く。 たのじも。 うきくさ。
四葉楽。 千 や」 Q頭髪の少きを神ふ毛。かもじ。
豆軸久個、一云阿奈萬」 _ 載「五月雨ょあささはぬまのはなかつ 添へ髪。枕 「わがみぐしの落ちたりけ
かづーのーき 陥 植物。木の名。ぬる Jr みかつみるごを ま鶴ひわたるかな」 るを、さり集めて、かづら よまたまへる
たなじ。萬 「あしかりのわをかけ山の かつやま 図 勝山。女の髪の結び方の名。 が、九尺除はかりみて」 Q銅板r て、頭
かづのきのわをかつさねもかつさかす 丸 画の如く結びて、中を、二つrる分けた の形を作り、これ よ、他の髪毛をつけ
をも」 るもの。 て、男女の種種の髪画の形を作りたるも
かっばーかご 図 合羽籠。古 貴人外出の かつら g 桂。植物。木の名。Q 葉を、 の。多くも、芝居、舞踏などréて用みる。
時、従者のあまよけrsする物を入れし つやありて、形せはく、末の方をがり、 かつらーあゆ 四 桂騎。古、山城園桂の里
籠。前後 よ、一つづつつけ、棒 よて擁 柿の葉rs似たり。高さ二丈ほかり。根 より、日日、禁裏 へ奉りし舷 。夫木 「あ
た、0 かっばさる。 え、香気、きはめて強く、薬用をす。やお さなあさな日なみ供ふるかつらあゆ歩
かっば ざる固 合羽籠。が引ばか 5み にっけい。Q をかづらreたなじ。萬「む みをはこおみちもかしこし」
たなじ。 かつをのわかかつらの木るづえをり花 かつらーかち 図 桂織。かつらの本、即ち、
かつ* 図 籠。『かたまの韓』か たまを見 まつ今reなげきつるかも」 水扉réてつくりたる船のかち。古語。
よ。古語。i『楚語』 備器の名。二本 城國、桂の里より出づる遊女の稲。貞
の濁結を、斜rる交又せるもの。多くを、 丈雑記 「かつらをいふを、遊女なり。 かけて遭ぐ見ゆ月人男」
銅製。 山城國の桂の里の遊女なるべし」
シ かつらぎ の-かみ 図 葛城碑。碑の名。
かつみ図 勝見。植柳。草の名。Qまこ 葛。Q高 草の墓の纏稲。源「きりかけ 容貌、見ぐるしきため、書をかくれ、夜
もなれなじ。古語。著聞「かつみふく だつ物rs、いをあをやかなるかつらの、 のみ出でて、橋を作りたる紳なりさい
熊野まうでのややこりをむこもくろめ ここちよげrsはひかかれるre」 Q補の ふ。拾遺 「岩橋のよるの契もたえぬべ
をそいふべかりける」 Q池、沼、水田な たがをいふ。京都の語。 し明くるわびしきかつらぎのかみ」
やこrs生やり。形、かたはみの如く、根も、
かづら 陥 髪。Q古、葛草を、頭髪の飾り
葛 状ょして、葉を、四つの小葉相合し かづらく園記撃。頭髪み、飾りを著
どせしもの。萬「梅の花さきたるその
く。古語。萬「青柳のほづえよちをり
か づらくを君が宿reし千歳ほぐをそ」 られし鯨のこよひさられぬ」 濃。 各、長さ四尺、径三寸の定めなりを。
かつら-<7さ 図 葛草。薬の、憂さなりて、 かつら を 図 桂男。Cつき(月)の異名。 かて 図 撮。C古、旅行なごの時、携へゆ
まをひつく草の纏稲。つるくさ。古語。 古語。Qみやびを。好男子。古語。 きしほしひ。かれび。Q貯へたく穀類。
かづら-こ図 葛子。童女の弄お人形。ひ かつら をけ 図 &帰。能狂言の時、大鼓 新六 「いをまなみたこなふのりをつを
ひなぐさrsて作りたるもの。 を打つ人の、腰を挫くる桶。つづみ ょしてつひのみちょをかてをたもは
かづらーをた 図 配下。髪の結び方の名。 をけ。 じ」 Q戦争の時、軍人よ給する食料。ひ
昔、俳優またま、少女などの、多く、結 かつら をどこ図 桂男。Q月の世界 ょ やうらう。“緑。補ひ加ふる食物の
び しもの。 住むをいふ人。ささらをこを。古語。 纏稲。「米のかて よ、変を入る」
かつら1の はな図 桂花。Q月の光。古 Qつき(月)の異名。古語。狭衣 「かつ かてい 図 利亭。笛の名。昔、漢土よ、薬
語。Q韓じて、つき(月)の異名。 らをさこも、たなじ心rs、あはれをや見 管、字を伯階をいふ人ありて、桐享館 よ
かつら のほし 固 桂星。桃子の柄の、星 奉るらむ」 Qみやびを。好男子。古語。 宿せしょ、その家のたるき、竹 よて造れ
を入れたる金具の稲。 かつらをんな図 特女。かっ めょた るを見、よろしき竹なりをて、その竹よ
かづら の を図 葛籍。琴なを糸の絶え なじ。古語。 て、笛を作りしよ 、その音、甚だよく、
たるを、くづかつらなごみて補ひたる かつら をーをる園 折桂。試験 よ及第す。 途rs、わが國rs博はれりをいふ。
もの。古語。新後撰「みまかり よける 古語。源「かさしてもかつたやこらるる かてう-げーに 園 達者。身がるく。軽装
が、教へたきけるをて、かつらのをの琵 くさの名をかつらををりし人やまる して。古語。落窪「われを、ただ、自き
響 をひきけるを聞きて」 らむ」 御ぞ、ひをかさねを着たまひて、いを
かづら-ひげg ェ。霊をつけたる如 かつを 意き図 鶴木。『形、かつをぶしを かてうげにひきつれて」
き、美しき配。 並べたるが如き故réいふ』 宮殿、紳赴 かて めし 固 様飯。かてを雑ぜ合せて
かつら め g 桂女。Q山城國、桂の里よなどの棟木の上ょ、数個並べて、飾りつ たきたる飯。
(398)

り出でて、物資る女の稲。古語。Q婚濃 くる木材の稲。形、丸く長し。大赴を、 か-こ図 河園。支那の理學上の語。天


の時、新婦r 付き添ふ女。古語。頼政集 その設八本、各、長さ五尺、径九寸、中赴 一、水を生じ、地二、火を生じ、天三、木
「かつらめやにひ枕する夜な夜なをさ を、六本、各、長さ四尺、径五寸、小赴を、 を生じ、地四、金を生じ、天五、土を生
かつら&さ かつらを かて
* シ - -
かき かきず参み かきならべ
(394)

じ、天六、水を成し、天七、火を成し、天一 やうょて、たひいでたまひけれを、か%|かをならべ 図 門並。数鮮の家みて、門


八、水を成し、天九、金を成し、地十、土| かをしく、らうありて」 の1 つなるこを。古語。大和「ここrs
を成すをいふ理を基礎をして、天地の かをーすすみ 図 門涼。門前よ出でて、涼 をまらせたまへをいひて、かだならべ
消長を数へトするこを。 むこを。夫木「あづのをがふけゆく闇 rs、家ふたつを、ひをつré作りあはせ
かふこ 陥 角。Q賢きこを。心のききたる のかをすすみこのもしからぬまをみな たる」
こを。才気。源「命婦、かごあるもの よ りけり」 かさ-の-かみだな g 門碑棚。碑を祭る
て」 Q心rs、一輝あるこを。主角。新 かさ-せっけう 図 門調剥。一種の乞食の ためrs、妻戸のをころrs構へたる棚。
六 「たそろしやつげの枕のあらづくり 稲。徳川氏の頃、長柄の傘をさし、能を かごの れいちやう 図 門濃幌。かどれ
が ある人をどもょたのまじ」i門。 すり、備道rs闘する説教をなして、物を いまやの姓名をまるすためrs、玄闘の
Q家の外の入口。もん。源 「御軍入る 乞びしもの。 所よ備へたく帳簿。
べきかごを、さしたりけれを」eうか かごーだ 陥 門田。門の外みある田。夫 かさ-の-をさ 図 看督長。古の、検非違
らやから。一家一門。古語。「かを廣し」 木「夕日さずか%とだのいなは雨すぎて
使鷹の属官の稲。今の、探偵の類。國國
かーどう 図 歌頭数人ょて歌ふ時、一人、 たきしく露を秋かどを見る」 rs、一人づつを分遣して、追捕の事をつ
先づ務撃して、調子を示すこを。源「か かをーだがへ 図 門違。かもちがへ、よた かさだらしめしもの。徒然「かごのを
gうを、うちすぐしたる人の、さきさき なじ。新六 「玉章の道の博へのかをた さの負ひたる制を、その家r かけられ
するわさを」 がへ人のたよりもあけてこそみめ」 ぬれぞ」
かこう-ぐち 図 架樹日。『くわをうぐち かをーだち 図 門立。こじき。物もらひ。 かをはす 園個 勾引。見供なをを、欺
の説。一説rs、加藤清正の、始めて作ら かさ-ちがへ g 到るべき家を取り違ふ 、き盗みて つれ行く。かをはかす。古
じめしょよりて名づくをも』くわをう ること。 語。四季物語 「人のめをかをはして
対ちを見よ。 かをーで g 門出。門を出でて、遠方へ行 むくつけき物なり」
かをーかさし 曜』 角角。Q かを多し。 くこを。旅立。出立。発足。夫木「世 かを ひg 門火。門よて楚く等火。(葬
角立ちたり。Qぬきんでたり。さかし。 をそむくかをでをま たり大原やせりふ 式を送る時など) 古語。
賢し。源「物はかなき世rs、さすらふる の里の草のいほりょ」

* 開店。eな子の出産を祀ふこを。 ゆ。古語。源「物のみやびふかく、かを すたすみやざまるを」
かさ ひろミ 固 門廣。門を、廣くなす。 めきたまへる人ょて」機。 かな図 個名。『かりなの署』日本の文字
一家を愛えしむ。古語。し かさもり 図 門守。かをまもり ょたな の稲。その形ょよりて、平個名を片個
かさ3 闘池 句引。かをはす rるた な じ。源「御か剤り、寒げなるけはひ」 名をの二様あり。源「見たまへを たほ
じ。古語。六帖 「山風の花のかか%こふ かさもりのかみ図 門守碑。やだいい しう、かながちょ書きて」i釣。材木
韓rsを春の霞ぞほだしなりける」 んrsたなじ。 の面を削りて、平滑rsする刃物の種類多
かをーべ 図 門部。古の官名。衛門府 ょ かさ-や 図 門屋。たか剤のよたなじ。 し。かんな。古語。和名「断、和名、質
属し、皇居の御門を守衛せしもの。 かとり 図 鎌。『かたたり(堅織)の約』績 奈、平木器也」 騰。四條を合せて
かさまつg 門松。年の始めrs、家家の 物の名。日を、細かく織りたる、障き絹 一條をしたる、織物のたていを。
門戸 よ飾る松。夫木「あすをまつえ づ 布。源「かをりの御直衣、さしぬき、さ かな うす 図 金臼。鐵よて造りたる白、
がかごまつさきだててけふより春の色 まかはりたる心地するも」 即ち、今のやげん。古語。源「かなうす
をみるかな」 かどりーぐさ 宮 香取草。植物。うめ(梅) の音、耳かしがましき頃なり」
かごーきもり 召 門守。門を守るこ を。 異名なりをも、又、さくら(懐)の異名 かなーかく 國画自 飽 ょて、板をけづる。
又、その人。夫木「かりをだみたてるそ なりをもいふ。古語。篠目抄「風ふけ 古語。
ほづをかひもなしいたづらならをかを をいづくも春のここちしてあたりの草 かなーかけ 図 飽捨。館をかけて、へぎい
まもりせよ」 もかをりぐさかも」 たのをしきを、滑かrsしたるもの。
かさ-むかひ 図 門迎。『か をむか への かさる闘自 勾引。か g reた な かなーがひ図 金叱。銅、またえ、眞論な
韓』 Q来る人を、門rs待ち合せて、迎ふ じ。古語。紀「検校、か剤り」 *こrsて作りたるさじ。i金貝。時槍
るこを。Q出で行く人を、門r*て見た かをねいしや 図 門濃者。新年などよ、 rs、金、銀、銅、鍋などの障性ゲを散らし着
くるこを。頼政集「もろをもない ささ 門日ょ来て、祀儀を述おる人。 けたるもので
をゆかむ極楽のかをむかひするところ かさを いづ 園出門。家を出でて、僧 かな-さ 図 金木。小さき木。古語。延
(395)

なりけり」 侶となる。古語。夫木「か%をいでを| 喜「天つか%」i織木。刑具の名。


かを めくミ園員 角。かだかだしく見一尋ねてもゆかむまみづでら名 ょたがは 古のくびかせ。古を、金属よて造り、後
かきひろX』 かきもり かな
かなえる かなす受 かなづち
(896)

世え、木造をす。到 。し りなし」 る人。かさりや。金銀匠。


かな<る園 側 揚。『かきなぐるの署』 かな すき固金鋼。古の農具。鋼、鉄 かなづち 図 繊植。趙の頭を、鎌 よて作
荒らかrsひきよ す。源「かなぐりた の類。 りたるもの。釘などを打ち込むよ用み
ふす」 かなた 個 彼方。かしこのかた。あのか る。和名「鐘、和名、加奈都知、繊綿也」
かなーごよみ 召 個名暦。個名文字 ょて に。あちら。新六 「み山川こなたかな かなつなーお 図 金綱井。はねつるべ(換
書きたる暦。宇拾 「そこなりけるわか たのたちあひのみなわがくれょめぐる 釣瓶) の古語。
き僧rs、かな ごよみ書きてたべをいひ 流れ木」 かなーづみ 図 繊杖。鐵よて作りたる杖。
れを」 かなーだくみ図 金工。かちや、いものし 俗語。宇拾「魚の、大 ま築しげなるよ駄
かな-さいぼう陥 金撮樹。古の武器の などの稲。古語。夫木「かつをまたさす り、かなっるの大なるをもちて、頭よ
名。太き鐵棒réて、虚虜re刺あり。人を さやぐちよあふひつは心ありけるかな
打つré用みしもの。 ● っきたてて」
だくみかな」 かなで図 舞。まひ よたなじ。舞鶴。古
かなし曜白 悲。憂き事reよりて、心深 かなづ 闘 」奏。『か剤(播撫) 語。字拾 「さもめづらしからむかなで
く感やり。憂はし。数かはし。懲傷なり。 の署』 俗み、かなでる。古語3Q琴を弾 を見をや」
俗rs、かなしい。源「宮も、かぎりなく す。源「かなづる音、いを妙なりけれむ」 かなーこ 図 金戸。Q金属よて造りたる
かなしをたぼしたり」 哀。i 隣。い Q音楽を奏す。Q舞鶴す。まふ。記 戸。記「たほまへたま へすくねがかな
をほし。かはゆし。大切なり。古語。 「ひさをうちて、まひかなで」 をかげ」e織の釘 ょて打ち固めたる戸 。
源「わがかなしを思ふ娘を、つかうま かなーづかり図 鎮。罪人を撃ぐための かなー&う 召 金胴。古の武具の
名。草
つらせむやを願ひ」 鐵のくさり。 掲も袖もなく、胴はかり ょて、勇士など
かなしび 図 態。かなしむこを。かなし かなーつき図 鉄。もりの類。魚を突き
み。悲哀。熱歌。古語。 の、鎧の下ょ着しもの。
て捕ふる具。山家 「宇治川を下りける かなこ だ 図 金門田。かごだよたなじ。
かなしぶ 園画個 総。悲しを思ふ。いた 船の、かな つきを申すものもて、観のく
み敷く。憂ふ。かなしむ。哀。熱敵す。 古語。高「かなをだをあらがきまゆみ」
だるをつきけるを見て」
古語。源「かなもびたぼすこをかぎ かなーつくり 召 金造。金銀の細工をす かな はだgたなはたの韓。古語。記
「あめかなはだ」
かな びき をB金引結、植望。草の名。 方形 よして、三国あるもの。また、足な ょえ、か剤さ、たのめたりける人」
つなそ(ェ)ょたなじ。 くして、圓形なるもあり。古、支那rまて、
かならず かならずB必必。かならす
かなびく H 」 試。人の心を誘 ひ試 天子代代の資器をせしもの。その数九 の意を強めていふ語。空穂「かならす
む。ためし見る。気をひく。古語。平 つありて、九開をもいふ。あしがな へ。 かならず、京みのぼれ」
家「御漫の御心を、かなびかむとて申す かな ほだし 召 銭樹。鎌製のあしかせ。 かならず を も 団 必。(下よえ、打消
をや、たばしめされさふらはむ一 和名「鎧、和名、加奈保大之、鎌足具也」 の意をあらはす)きっとそうも。源「か
かなふ 国自 財。Q相應す。通常す。 かな ほふし 召 金法師。『かなを、金火 ならすま も、今をのをちめを御覧せら
丁度好く合ふ。あてはまる。源 「心rs 答の如く療せたる義』 能狂言の語。初 るべき身r*もはべらねむ」
かなふやうょもを、えりそめつる人の」 き童子の稲。 かなるましづみ 国 可奈流騎之豆美。暫
逸。Q 成し能ふ。思ひが届く。成就す。 かな まりg 金腕。金属製の極。古語。 時をいふ意をもいひ、また、鳴りを静め
散木「たもふこをかなふ身ならをかり かなめ 名 要。『盤目の韓』 Q居の骨を、 てをいふ意なりをもいへを、詳かなら
がねの騎る雲路rみ隅する ましを」 i 一 つr*束ぬるためrs、鯨、木、またを、金 やり。古語。高 「足柄のをてもこのもみ
『言 記 財。Q かなはしむ。よく合は 属製の鉄をはむるをころの、小さき穴 さすわなのかなるましづみころあれひ
しむ。俗rる、かな へる。っ 思びを拓 か の稲。かにのめ。かのめ。后眼。盛衰 もとく」
す。成就せさす。俗み、かなへる。源 「かなめのほごを》こ、こころさして、 かに 図解。動物。えびを同種類。腹、
「いかで思ふ心をかなっむを」 ひやうを放つ」 ニ物事の大切なるをこ 背み、堅き殻ありて、鶴を匠く、眼を、外
ろ。肝心のをころ。要㎞。 方rs突出せるこを、えびの如し。左右
かな ふぐし 臼 録。土を堀るよ用みる
器具。黎録。古語。 かな めん 召 金面。古の武器。銭なを ré、各、四本の足を、一本の整 をありて、
かな ぶみ 召 個名又。彼名のみr*て書 rみて造り。兜réそへて、顔rsかおる 足を、尖れる爪を有す。性、前へ行くこ
き記したる交章。源 「かなふみたまふ 仮面。 を能はりして、横み走るこを速かなり。
かならず B必。『が 疑の助発) あら 種類、甚だ多く、形、大小、一ならやり。産
(397)

を、目のいをまいりて」
りの約か」 足非をも。間違なく。相違 するこころも、河水なるも、海水なる
かなーへ 召 。「かななべ (金鍋)の署1
Q古、食物を煮るみ用みし器の名。長 なく。きっをっ たしかみ 金葉 「くれ も、陸地なるもあり。又、食用をなるも
かななきを かなほだし かはらすかならす
かにくを かにのものはみ
(398)

のさ、ならぬものをあり。 和名 「㎞、和 かに のものはみ 図解物食。解 の腹中


陥、加仁、八足虫也」言解。Qかにく よたなじ。古語。
よある、砂の如きもの。解 腹砂。
その署。古語。空穂「かに
さいふもの、
古語。 かね 図 鏡。Qつりがねの界。Qっりが
かには図 輝。植物。木の名。かは(樺) ねを憧きて務するひびき。夫木「雪ふ
ゆめはかりつきたまはぬこそ
なけれ」 の古語。
Q赤子 よ競する、小さき腫物。 れを高くなりけりすすか山
かに くを かには さくら図 権。植物。木の名。 いか はるる
召 盤戻。赤子 の、生れ出でた かにはみたなじ。古語。 ☆はかねひびくらむ」 『配。 シ
る時、出づる尿。色黒くして、粘気あかにはは がねの署。証載。i繊疑 。はぐろめ
り。かに。か 召 解雇。剤なたなじ。一ょたなじ。桃「清
にはは。胎尿。 らなるかね ょくっ
かにこり 図解取。うおぎょたなじ。 かに はらひ 図解掃。『彦激奪の海演ょ けたる、心ゆかし」
(専ら、貴人の) 古語。
生れ給ひし時、その産屋re這ひ来る解
かねうち図 鏡打。仕掛けたるこをを、
を、掃ひたるよりいふ』 籠挑をいふ。1
かにさりとをで召 盤取小袖。 かにを 戦かré止むるこを。
説み、大内の媒柳なりをもいふ。
りrsたなじ。古語。
かに ひ図 個皮。植物。木の名。がんひ かねがね園 奪兼。かねてよたなじ。
かにとりこもん 図解 取小紋。 かねー&ろ図 鎖疑黒。かねを、黒黒を染
小紋形 の音便。古語。枕「かにひの花、色を濃
ょ、たからづくしを染め出だし、 むるこを。
また からねを、藤の花 よ、いをよく似て
*、織りなしたるもの。多くを、う 」 かねーごこ陥 発言。かねて、いひた
おぎ かにめーくさ 図解目釘 。鉄釘 きた
rs用みる。 の類。 盤 る
の日の如く、頭を、圓く高くつくり 言葉。 契約の言葉。醸言。 前言。後一・
かーにーにほふ 園 香句。 たる 撰「昔せしわがかねごをの態
香しく句 ふ。か もの。 しきォ い
をる。古語。古今「人を いさ心もあらす かに かré製りしなごりなるらむ」
もり固 撮部。かも んょたなじ。古 かねー
ふるささえ花ぞ昔のか に国ひける」 語。拾遺 「競目撃守 たたき図 銀叩。Q証を叩くこを。
かにのめ g解目。 今俗調 之掃守 」
かなめのCよたな また、たたく人。Qるゆもく よたなじ。
じ。古語。行宗集「かにのめの離るる かにもりの つかさ図 掃部司。かもん Q徳川氏の頃、江戸市中を、証を
叩き
れうみたなじ。古語。 て、銭を乞びあるきし乞食。
たびょいをさしく君がこころのうしろ」かぬが
めたさよ」 ぬ園 議議 がねがねのシー」かね らけ
かぬち g鶴治。『かねうちの約』 がち」かぬっけのgか ㎞
けgシ
も、 *、* * }
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かれし、→、シけて 、シ *、*
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騎 rs生えたる毛。 入るる器義。 かのこ ぞめ 図鹿子染。かのこ *シ

なじ



かねて 国 競。前以て。前びろ よ。あ かね やき図金鶴。やきがねよたなじ。

まだら
かのこ
鹿子

らかじめ。曾て。さきよ。まへかた。 感衰「小轄毛を取りよせて云云、平宗盛 班。模様の名。
萬「かねてより君きまさむをあらませ 入道をやきかねして、京ょ向けてそ追 鹿の毛ょある班の如く、全鶴が、茶褐色
をかごょやどよも玉あかましを擁。 ひ放つ」 réして、白き班酷あるもの。
かね に国 ますぐょ。すぐよ。盛衰「馬 か の偲 彼。遠き事物を指示する語。あ かのこまだら に園 鹿子班。鹿の毛 よ|
ょも、人ょも、力をそへよ。かねよ渡し の。貫之集「かの方ょはやこぎよせよほ ある班災の如きさまré。夫木 「たしな
て、あやまちなすな」 どをぎす道ょなきうさ人ょかたらむ」 べてかのこまだらに見ゆるかな雪むら
かね に なる園 Q死ぬ。古語。砂石集 か のえ固 度。『かねのえ(金之兄)の 消ゆるみなのささはら」
「さて、夜よりあひたりける よ、先達え、 韓』 十干の1。えをを見よ。
やがて、かねみなりぬ」 Q利益 よなる。
かのこめゆひ固 鹿子日結。かのこお
かのえさる図 康申。かうしん よたな ぼり ょたなじ。古語。
高くうれる。 じ。
か のをし 図 鹿獣。動物。獣の名。ま
かね のーごき図 金御器。金属よて作れ か-の-きし 図 彼岸。ひがんよたなじ。 か(鹿)の古語。
る器物。増鏡「かねのたん き、あろ 古語。頼政集「かのきしを願ふ心やま
がねの、片日の御鋭子」
かのを図 辛。『かねのねg(金之弟)
るからむうれしくよする法の船かな」 の義』 十干の1。えをを見よ。
かね の さだめ 図 曲定 ものさしの名。 かのこーあし 図 鹿子足。馬術の語。鹿 か の にけーぐさ図『鹿の酷草の義』植
その1尺を、鯨尺八寸 よあたる。かね の走る時の如く、足なみの拍子の間を 物。草の名。にんじん(人参)の古語。
やさし。かねじやく。古語。 大きくして、馬の走ること。 和名 「人参、1名、碑草、和名、加乃仁介
かね のもん 図 金紋。金属を彫刻して、 かのころぼり日 理子紋。『がのこ だ 久佐」
装束の模様みつくるもの。増鏡 「赤地 らょ似たれないふ』 絞り染めの形rs、 か のむ闘池 可呑。かかのむの約。
の鍋の表着、かねのもんをたく」
(899)

小さく、白き班獣あるもの。かのこぞ 古語。
かね ばき 図 銭撃吐。歯ぐろめをする め。かのこ。かのこゆひ。かのこめゆ か の よ 図彼世。人の、死にて行くを
ざき、ロrsふくみたるかねの汁を、吐き ひ。願文。 ころなりをいふ世界。あの世。来世。
かねて かねやき かのこぞめ
-
。『』シ
かのめかづの かばいろ かはかみ
(400)

(この世ré封 して) く、この色なりし設ないふ』 色の名。 réいふ。古語。


か-の-わかづの図 鹿若角。鹿の角の、 紐の、縁を帯びたるもの。少し黒はみ かは-かみ 図 川上。C 川の上流。みな
生ひ初めの稲。古語。和名「鹿彗、和 たる御納戸色。 かみ。水源。萬「かはかみ ょ洗ふわか
名、鹿乃和加豆乃、鹿角初生也」 かばいろ 図 蒲色。『蒲の穂の色よ似た なの流れきていもがあたりの瀬r*こそ
か は個 彼。かれま。彼の人を。かし れないふ』 色の名。黄rs、赤みを 帯び よらめ」Q川のほをり。萬「かはかみ
こ*。古語。中務内侍日記 「たなはた たるもの。老虎黄。 のゆついはむらよ草むさ りつね まもが
もけふを達ふせを聞くものをかはをは かばえ-<さ図 香楽草。植物。うめ(梅) もなをこをとめréて」
かりや見てか へりなむ」 の異名。古語。漢聴草 「み山 よをみゆ かばーがり 図 川狩。川よて漁するこを。
かはあひ 図川合。川水の落ち合ふ を きふるらし難波津を浦風えほるかはえ -
川雁。水漫réたりみる雁。
ころ。夫木 「かはあひのままのすそ山 ぐさかな」 かーばかり園 斯許。かくはかり。これ
石立てて抽人いかrs涼しかるらむ」 かはだこ臼 川音。川水の流るる音。 ほ%こ。績古「もろこしの人まで遠くた
かは あみ 図 川浴。川水ょて湯あみを 夫木 「さよなかを夜をふけぬらしたま づねをやかはかりつらきなかをあり
するこを。 ままのかはたをすみて千鳥なくなり」 やさ」
かは あむ 闘員 川浴。川水を浴む。 かはだろし 図 川風。川上より吹きく かは-ききす図 川雄子。動物。かはづ
川中rs入りて水浴す。 るあらき風。かはあらし。新六 「月影 (峠)の異名。古語。篠日抄 「春を知る
かはあらし 図 川嵐。川上より吹く風。 もきよきかはらのかはたろしみちりて 波の下音のかはきぎすこをのは よさへ
味* 「日くるれを山かげくだるかはあ ひさきのまたもくもら り」 もれじをそ思ふ」
らしうきねをさむみ鴨ぞなくなる」 かばーかせ g 川風。川ょ吹き起る風。 かは まし 図 川岸。川 よ沿ひたる地。
かは-いり図川入。水ょ入りて死にた 古今「都いでてけふかみのはらいづみ 川のほをり。かし。夫木 「つなでひく
る物のけがれ。古語。太碑宮儀式帳 川かはかぜ寒しころもかせ山」 竹のまたみちきりこめてふなちょ迷ふ
「かはいりほやきの罪を、國つ罪を定め かはかはうきき目 彼者誰時。かは 淀のかはぎし」
たまひて」 れ*こきよたなじ。古語。 かはきしの園 州岸。川の岸え、くづれ
かはいろ 図 章色。『草を染むるを、多 かは かは こ園 皮などの、すれ合ふ音 やすきよりくゆrsかけていふ。萬「妹
-- -
引 〜ダ・ ご
メ*
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*、ド* - 、、
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び \ シ * *****、*、*
り *、* g * 1。ず、
もわれもきよみの川のかはぎしのい* ふこををたをへていふ語。古語。六帖 かはごろも図 皮衣。毛皮ょて作れる
がくゆべきこころをもたじ」 「かはぐちのせきのあら垣まもれをも 衣で かはぎQ。新六 「山深くたこなふ
かはまぬ 図 皮衣。Qかは るも ょた いでてわがねめや忍びま のびょ」 道のかはごろも四方のかせぎもきてな
なじ。和名 「裏、和名、加波古路毛、俗 かはとま 図 川隈。川の曲り流るるを れよけり」 裏。
云、加波岐%、皮衣也」 Q をてらの如 ころ。かはわ。古語。萬「かはくまの かはさうり召 皮草履。最竹の皮 ょて
く、皮ょて、厚く仕立てたる衣。 やそくまれちふり」河曲。 作りたる草隠。寛永、正保の頃より、江
かは- さり陥 川霧。川の上ょたつ霧 績 かは、ご g 輩籠。外面を、革 まて張りた 戸réはじまりたるもの。
古「月のいるこするも高くあらはれて る箱。又を、紙草よて張りたるつづら。 かはざくら g 輝標。『がにはさくらの
かはぎり深きをちの山もさ」i禁中
-

輩回。宇拾「かはごの、いを高くうちつ 界』 植物。木の名。かは(権)をいふ。新
秘蔵の楽器。 まれたる前rs」 六 「あさみどり野べのかすみをつつめ
かーはく 陥 河伯。Q川を守る碑。 鶴崎 かばご うま図 皮籠馬。皮績を負はせ *こもこほれてにほふかはさくらかな」
「今ぞ知るかはくさきけを君がためあ たる馬。宇拾「はたご馬、かはごうまな -
かさねの色目の名。表を、薄蘇芳、
まてる碑のなょこそえあれ」eかっは を、来つきたり」 - -

裏まて、濃き蘇芳なるもの。又、表を蘇芳
をいふ。 一かは ござ g 川御座。入水して死にた réて、裏の赤花なるものをこも、又、表を、
かは ぐち 図 河日。川水の、海へ流れ出 る人人のためré、川réて行ふ施餓鬼。か 紫rsして、裏の青なるものをもいふ。
づるさころ。かはり。入江。江日。」いはせがき㎞の 。 かは-をは 四川柴。水漫ょ生ひたる柳、
源 「あさきなをいひながしけるかはぐ一かば ござね 図 草小札。牛などの厚皮 あしの類。古語。記「川下を、かはま
ちえいかがもらししせきのあらがき」 réて造りたるこさね。 ははひわたれり」
催馬楽の呂の曲名。催馬楽「かは かばごーづくり 図 輩籠造。輩範を造る かばーをま g 川島。川の中r ある島。
ぐちのせきのあらがきょせきのあらが こを。また、それを、業をする人。 なかす。績後撰「あひみてを心ひをつ
きや」 かはこむしろ g 皮籠錠。皮%を包め をかはるまの水のながれを絶えじ
(401)

かはぐちのせき図 河日闘。人の、固 る延。宇拾「かはごむしろをこひて、皮 をそ思ふ」


く守りをるをころを、忍びて、密かみ達 よてかさねてえきて」 かーはしら 陥 敏柱。無数の数の、群がり
かはきぬ かはくま かはころも
かはず かはぞひ かはだち
(402)

飛おさまを、柱の如く見なしていふ語。 かは-ぞひ 臼 川沿。川よ沿ひたる とこ かはたけかたよりrs版け*こ色*かはら


拾愚「草深きえ づがふせやのかはしら ろ。かはべ。新六 「をかごえのみちを さりけり」
rるいをふけぶりをたてそふるかな」 苦しみかはそひのあすかのかたをゆき かは だちg 川立。水線の達者。(山だ
かはす国Q 交。Q比を、彼 ま渡し、彼 めぐるらむ」 ちな%こré封して)
を、比 よ潰す。かはらしむ。交換す。 かはぞひ-ぐさ 図 川添草。植物。やな かはたまぐさ 臼川珠草。植物。たけ
源「ほだほだよつけて、書きかはしつ ぎ、柳)の異名。古語。 (竹ての異名。古語。薄臨草 「秋風をま
つも見はべりなむ」 Q互rる交ふ 比を、 かばぞひーやなき 図 川添柳。川漫réあ をなる松rsかよふなりかはたまぐさみ
彼を入りまぶり。源 「羽をならべ、えだ る柳。新績古 「さほ山の案 よ霞のたな 音を聞かまし」
をかはさむを契らせたまひしょ」 Q軽 びきてかはぞひやなぎ春めき ょけり」 かはたれ-さき 臼 彼者誰時。『うすく
く、身を轄じて避く。ひるがへす。「身 かばぞひーをだ 召 川添小田。川漫 ょあ らくして、彼を誰 を、確かr*見分け難し
をかはす」撃。 る田。 をいふ義』まだ、明けやらやりして、薄ぐ
かは すがき 図 川賞。流水を基ぐため かはだかーぐさ召 川高草。植物。やな らき時刻。(たそがれ時rs樹して) 古
réかけたる、竹を編みたるま がらみ。 ぎ(柳)の異名。莫博抄 「波rsふく風を 語。源「かはたれをきなる よ」
かは-せ 図 川瀬。川中の瀬。川の中の、 吉野のかはたかぐさ風やたきの上ょの かばだれーぼし 図 彼者誰星。金星の、隠
底の浅くなれるをころ。後拾 「明けぬ こらむ」 天rs見ゆる時の稲。夕基rs見ゆるを、
なりかものかはせrs千鳥なくけふもは かば たけ g 川竹。Q川漫み生する竹。 ゆふづつをいふ。古語。
かなくくれむをすらむ」 「かはたけの下ゆく水の薄ごほり書を かはち召 輔。Qつらがまちょたなじ。
かは-せうえう 図 川消通。川の漫を散 消えつつねこそなかるれ」 Q 『川漫 古語。Q車のかまち。古語。
歩し、またを、川rs、舟を浮べて遊ぶ こ の竹の如く、起き駄し定まらやりをいふ かはち 図 川路。川水の流るるみち。
に。古今「加茂川の川原ょかはせうえ 義』 遊女の境涯。金葉 「ひをよををい 萬 「たほぞらをかよふわれすらながゆ
うしける」 つか契りしかはたけのながれてをこそ るよあまのかはちをなづみてそこし」
かは せせりg 川探。川よ入り、魚をあ 思ひそめしか」i苦竹。植物。まだ かは ちきり臼川千鳥。川 ま居る千島
さり求めて、捕ふるこをo けをいふ。堀太「木がらしょそのの 玉葉「けふくれてあすかの川のかはち
〜〜
をり日rないくせをかなき渡るらむ」 かは つるみ 召 れかま。男色。雑交数。 かはね 図 戻 『皮骨の義か』死にたる人
かはち-め 図 河内女。河内國の女。古 宇拾「かはつるみを、いくつはかり ょ の鶴㎞。なきがら。ま かはね。死骸。
語。六階 「かはちめの出初」 てさぶらひしぞを間ひたるre」 源「いをもはかなき御かはねはかり
かはちや臼 構築。色の名。茶色の、か かは こ召 川門。河瀬の水の、一つよな を、御なごり ょて」戸。i 加%弾。
は色を帯びたるもの。茶褐色。 りて流るる、狭きをころの稲。古語。萬 『株根みて、氏中の長をいふ義か を い
かは-つ 召 川津。川 よある津。舟をつ 「ちごりなくさほのかはgの清きせを ふ』 上古、門閥を匿別せむがためré用
なぐべき河岸。古語。 馬うちわたしいつか通はむ」 みし稲。後、天武天皇の御代、改めて、
かばづ g 峠。動物。爬出の名。Qかへ がば こ国 戦かよ倒れ伏す状よいふ。 まひど(眞人)あそみ(朝臣)すくね(宿
る類の網稲。(詩歌、連俳など よいふ) かっばを。平治「質盛、胃を、かはをな 禰)いみき(Qす)みちのし(道師)たみ
Qかへるの一種。かじかみたなじ。萬 げたりけり」 (臣)むらじ(連)いなざ(稲置)の八級を一
「たもほえすきませるきみをさほ川の かは な図 川菜。植物。藻の名。海吾 定めて、臣民の家家 よ腸ひ、氏 よ港 へて
かはづ聞かせで騎しつるかも」 の類。かはあをのりならむをいふ説あ 稲せしめしより、家節の奪卑を分つ等
かはづーなくミ困 峠鳴。峠を、山川なを よ れを、詳かならす。或え、水音をて、植 級の競をなる。普通、姓の字を書く も
住むものなるより、その住むをころの 木屋などの用みるものか。古語。和名 常らす。むしろ、日、字を個用する方、紛
名を呼びたこさむをて、a かみ ひが 「水基ロ、一名、河合、和名、加波奈」 れなし。
はréかけていふ。萬「かはづなくかみ かはな ぐさg 川采草。植物。草の名 かはね ミころ 図 骸所。死骸を埋めた
なびがはょかげ見えて今かさくらむや かうほねならむをいふ説あれど、詳か るをころ。はかは。曾我「せめて、かは
まぶきの花」e みでなをょかけてい ならす。古語。 ねごころをも一目みて」
ふ。大和「花さかりすぎもやするをか かはなみ召 川波。河水の上 よ立つ波。 かはの かみg 川碑。川を守りたまふ
はづなくみでの山吹うしろめたしも」 新後拾 「たつた山もみちやまれrsなり 碑。水の碑。
かは-づら 臼 川面。eがはペ ょたなじ。 めらむかはなみ自き冬のよの月」i かはのぞみーまつり 臼川臨祭。見供を
(403)
川並。川漫ré並列するこさ。かはぞひ。 生みたる時、その生母を、子をのため
Q川の水面。源 「これを、かはづらょ、
えもいはぬ松かげよ」 古語。 よ、吉日を撰び、川漫 よ出でて斬達する
さいは
かはちお かはつるみ
-
かはのはかま かはびらな かはみづ
(404)

こ* かはわたりもち。 ぎ(扇)の異名。古語。楽花 「いろい


かはのはかまg 輩務。輩みて作りたかはびらを図『かはほり(場解)の子の一 のかはほりをもを、ひらめか し遺ひ
る務。夫木「ふる雪みたちくさをむる一義』動物。虫の名。てふ(蝶)の古語。一 るけはひ」
大かひのかはのはかまを見るもれそ かはふ 闘 底。助け守る。いたはる。 かはみづ 図 川水。川ょ流るる水。六
ろし」 庇保すo 回護す。 「みよしののたほかはみづのゆほび
かは はき 召 権別。矢のはぐきのどこ かは-ぶえ 図 皮笛。『日の皮の笛の義』 réあらぬものゆる 波のたつらむ」
ろを、樺の皮réて巻きたるもの。 くちぶえ(日笛)の古語。源「かはおえ、一かは むかひg川向。川を隔てて向
かは はし 召 川橋。川よ架け渡したる ふつつかréなれたる盤して」 たる岸。むかうがし。勤岸。散木「
橋。夫木「うちわたすさほのかははG かはおね 図 川船。川よ浮べて清ぐ舟。こをょたも しろかりけるなかょも、
なか絶えてまたえをつたふ岸の青柳」 夫木「あふこをを久しくよどのかはぶ はむかひのやまづらいうなりけるが
かばばしら図 川柱。川の中ょ立てた ねょさりこす綱のかからすもがな」 かは むし 図 皮出。動物。虫の名。け
る柱。(水準をして) 更科「くちもせぬ
かは-べ g 皮漫。はだへ よたなじ。古 し(毛虫)の古語。堤中納言物語「各
このかははしら残らずを昔のあとをい 語。: 川漫。川のほをり。かははた。 れをころもたのもし集くをもかはむ
かで知らまし」 _ 河岸。 多く見ゆるあたりを」
かははらへg川殺。ねはらひょた かはほね
はほねg川骨。植物。賞の名か かばん 陥 加判。Q譲書なをよ、己の
なじ。拾玉 「さもこそを川のせござrs はね16たなじ。古語。和名「骨隆、和 を、人の印を共rs押して保謎するこ
かははらへみせきよもまた波のすが 名、加波保備、味職大冷無毒根如腐骨花 e『公文書ょ、花押を加判することを
ぬき」 黄色 事頭著葉者也」 =
る故 よいふ』徳川幕府の時、執政の職
かは-び召 川漫。かはペの韓。古語。 かはまり図 堀幅。動物。獣の名。か一列するこを
かはひだて召底立。何も、かも、庇ひ うもりの古語。和泉式部集 「人もなく かばん g加番。徳川幕府の時、す
かくしてやるこを。ひいき三味。俗語。 鳥もなからむ島réてォ このかはほりも てその本職の外は加はりてシ
かばびたり もち 四川浸鮮。陰暦十二 君をたづねむ」i幅現幅。「開きたる形 役目の稲。「大阪かはん」「駿府かは
月一日rs場く餅の稲。たをごのもち。
の、場幅の翅み似たるより いふ』あふ かばんにん 宮 加到人。加判するA
-
謎人。 かは やなき 図 川柳。植㎞。木の名 みの川のかはよを まかもそなくなる山
かばん の おつ 図 加到刻。徳川幕府の| 柳の一種。水漫よ生す。高さ六七尺、 かげよして」
時、公文書rs、花押を加判し得る人。即 枝、硬くして垂れやり。葉 も、桃ré似たり。 かはら 図 瓦。『楚語』 泥士 よて作り、瓦
ち、執政の職 よ列せる人。 かは やなき図 川柳。川柳の根をいふ 隠rsて 爆きたるもの。屋根を賛くよ用
かはも 図 川藻。植物。川中ょ生する 意ょて、ねもごろょかけていふ。萬「か みる。形、種種あり。また、地上r*敷く
漢の縛稲。かはな。水藻。 はづなくむつたの川のかはやなぎねも ré用みるものを、まきがはらをいふ。
かばーもり g 川守。川を守る人。古語。 ごろ見れごあかぬきみかも」 玉葉「山かげやのきはのこけのまたく
夫木 「たなはたの天のかはもり心あら かはやびこg『人。『を掃除する人。 ちてかはらのうへは松風ぞふく」i
をか へさわたすなかささぎのはし」 古語。なほみかはやうを見よ 龍骨。まきりがはらよたなじ。
かは や 図 川屋。川 よのぞめる家。河 かはゆし 国』『かを競語。は引を映 か はら図 川原。Q川漫の、水なくし
漫の家。古語。夫木 「春の日をゆきも の意か』 Qはづか しょたなじ。古語。 て、砂石の多きをころ。源「かはらのほ
やられキり峠なくみでのかはや よこまを Q隣むべし。いをほし。気の毒なり。 やこ、御さきの火もほのかなる16」 噴。ニ
さめっっ」i風 『側屋のきか。ま 語。撰集抄 「物 よくるふさて見る同 かはらものの署。Qかはらもののする
た、古を、川の上ré造りかけたりし故rs 間もあり。また、 3日 て見ぬ人 業、即ち、演劇。
いふどもいふ』 大小便をする場虜。こ も侍りけるさや」をかはQらしょたな かはら かせ 図 川原風。川原よ吹く風。
うか。便所。雪隠。 じ。俗rs、かはゆい。 かばらか に 団『乾らかみの意かをも
かば やしろ 図 川赴。川の上 よ、棚を見 かはゆーらし 國目 可愛。『可愛を借字』D いへやこ、個 名 避 へり』 漢く。裏かよ。清
し、個み、赴を造りて、水無月の蔵をす 愛らし。いつくし。かはゆし。俗 よ、 らかよ。古語。源「尼姿、いをかはらか
る場所ならむ。一説ょ、川漫 よある碑 かはゆらしい。Q小さくして、美し。俗 réて、あてなるさまして」
赴をも、夏かぐらの異名をもいへ ど、い よ、かはゆらしい。主rs、女の用みる語。 かはらけ 図 土器。「瓦等の義』Q神薬
かけぬ土焼きの陶器の網稲。瓦器。
(405)

かがあらむ。古語。夫木 「みなづきや かば よけ 図 川除。っつみよたなじ。


みそぎも保しかはやしろ碑 よ玉ちるゆ かば よご 図 川淀。川水の、よをみたる 土焼の酒杯。源「ひじり、御かはらけた
ふ浪のまた」 をころ。古語。新古「よしのなるなつ まはりて」
|
かはんのれっ かはやなき かはら
かはらげ かはらはいだで かはらよもぎ
(406)

かはら-げ 図 川原毛。馬の毛色の名。一 づきてかはらのまつ ょ秋風ぞふく」 をもなし」Q五暮きの家。Q瓦を資る


自くして、土器の如き色を帯おるも」かはら はいだて 召 川原個立。古の武一家。また、その人。
の。略。 具の名。はいだての一種。 かはら-よもき 図 川原達。植物。草の
名。Qきく(菊)の異名。Q 下葉を、人
かはらけーづくり 図 土器作。土器を作 かはら ひ図五極。瓦 ょて造りたるを
る人。薬花「かはらけづくりなをこいふ ひ。夫木「ふみてもる道ょふせたるか 参rs似て、毛多く、末葉を、糸の如く細
ものさへ、年ごろ、いくをせかまみりつ はらひのくつをもま らじうづもるる くして、毛なく、何れも互生し、花を、白
かまつりて」 身* 」 くして、綿の如く、秋の初めré開く。ね
かはら-こじき図 川原乞食。俳優の異 かはら-びこ図川原人。こじき(乞食) やりみよもぎ。 国薩蓄。和名「白蓄、1名、
名。徳川時代の語。 の古語。空穂「この殿を、かはらびを、 薬藤諸、和名、之路興毛木、一云、加波員
かはら すずり 図 瓦視。瓦 よて作りた 里人、いりみだりて、こぼちはてて」 興毛木」
る破。下品なるもの。 かばら3 園国 自 鍵。かはるの延語。古 かはりーがはりーに園 代代。互ょ、代り
かはら すねあて 宮川原腰常。古の武 語。 合ひて。順番rs代りて。入りかはり、立
具の名。すねあての一種。 かはら-ぶき図 瓦葺。Q屋根を、瓦よて ちかはり。こもごも。交互rs。築花「さ
かはら-だ 図川原田。川漫の廣きをこ 着くこを。また、その家。(芽ぶきなを るべきをりなむ、かはりがはりに、物、
ろを開塾して、田をなしたるをころ。 ré封して)「枕かはらおきよて、さまこ 御 賞じなどrsのばらせたまひける」
かはら なでしこ 図 川原撫子。植物。草 をなり」 Qてら(寺)をいふ。魔宮réて かはりーば 召 代歯。赤子よはゆる歯。
の名。なでしこの一種。猛栽をして、花 の忌詞。 かばる闘言 愛。Q始めを異なる状ょ
を常す。やまをなでしこ。夏姿。 かはらーもの図 川原者。Q践しき人夫 なる。うつろひゆく。あらたまる。萬
の稲。Q芝居役者、乞食、機多な %この 「ながくひさしきよろづよ réかはらやり
かはらのはらへg川原線。さよ% 稲。かはら。徳川時代の語。 あらむいでましの宮」 更。論。Qこを
そぎょたなじ。古語。
かはら-の-aまつ 図 瓦松。植物。草の名。 かはら や召 五屋。Q瓦を貸く職人。Q なる。たがふ。:代。Q他人の貸すべ
屋根の瓦rs生する菩ならむをもいふ。 瓦を婦く職人。夫木「かはらやのあた きこをを、わが身rs引き受けて貸す。
古語。新後拾「 郷の垣ほのつたも色 たく人もこひわびぬ さらむあさまの畑 暇rs、他人の身分をなる。Q甲去りて、
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お、 a * 山 お、い 、 *イ* *。い* むし***り、、、 シン
乙入る。人の退きたる跡rs入る。交代 峡で 山を、山さの間の狭きさころ。は いふ。古 。望始「をやまだのいほも
す。源「御かへりま、ここréま、え聞え きま。かひね。古語。萬「山のかひそ るかびの夕けおりむせぶ思3をやるか
じを、かきにくくた ばえたれを、まろ聞 こをも見え りをさつひも昨日もけふも たぞなき」
えむを、かはるも、かたはらいたしや」 雪のふれれを」i撃。食物をすくふ が-び召 搬周。みかづき状の眉。美人
よ用みる具。さじ ま やくし。古語。枕 の眉を、形容していふ。
かはわ 図 川曲。かはわたよたなじ。
古語。 「ものまみるほごみや、はし、かひなご」かひ あはせ 図 貝合。遊脳の名。三百六
の、をりまぜて」七:甲斐。事をな 十個の貝殻を分配し、各、その内の一個
かは わだ 四川曲。川の流れの、曲がり
て、岸 よ入りこみたる虜。古語。夫木 したるききめ。 まるし。詳。 新緑古「た づつを出して、その場16並べ、中央 よ空
「かはわだ またのたのつくるふしえは なじ世の頭 みはかりのなぐさめもかひ 所を設く。これを、地貝をいふ。又、他
をひをつréくさる朝氷かな」川隈。 なきほどの身をいをふかな」i類。 の一個づつを、出貝を稲して、その空所
稲の穂 説詞「初穂をを「かひ ょも、汁ょ よ出し、衆、皆、園み座して、出貝を、地
かは-をさ召 川長。川を守る人。古語。
夫木「さしか へる集もそでのかげなれ も、既の開高まり、㎞の腹みて並べて」 貝を 互 よ、よく合ふを撰び、その、多く
を月よなれたるうちのかはをさ」 茅。草の芽。きさし。古語。新十「う
-
合せ得たるを、勝を定む。後、その貝の
かは-をちg 川遠。川を隔てて見渡す なはらや波よただよふあしかひのかひ 形を、一 一合するを、繁雑なりをて、貝
遠方。川のむかひ岸。古語。夫木「か ある國をなれるかしづき」 の裏rs、槍、またを、歌などを書き、同じ
はをちのはにふの小やのかりまくら夢 かび g 敵。母気なを rs径ひて、物の上 く、出貝を地貝をを定めて、今の歌がる
réなしても人ré語るな」 ré、細かrs、色づきて生する、毛の如き た、槍合せないこの如く 合せ取るrs至れ
かは-をここ g 川男。やまををこの憩。 もの。極微なる、一種の菌。源「まみを り。中古、婦人の間 16行はれしもの。
高山の麓を流るる川み居る、あやしき いふ虫のすみかrsなりてふるめきたる かひたほひ。るみがひ。うたがひ。古語。
大男なりをいふ。 かびくさながら」 夫本「内奥のかひあはせの歌rs、人ょか
かひ図 明。かひこ。たまご。古語。源 かーび 図 鹿火。鹿、またを、猪などを追 はりて」
(407)

シ員
「たなじすょかへりしかひの見えぬか ひやるためrs、個小屋rsて 楚く火。一 かひにほひ目 貝蹴。遊戯の名。かひ
ないかなる人か手r*にぎるらむ」i 説rs、敷火r*て、かやりびrsたなじをも あはせよたなじ。古語。
かはわ かな がひ
かひかうかひきかな かひなし
(408)

かひーかう 名 貝香、へなたりの獣。あき」 のこけ千をせをかけてれびま けれつる」 のうで。狭衣「御かひなrょうつぶし風


のふた。甲香。 のかひこの単をもなるべく」_ ましたひ」 版。Q指より肩までの間の
かひーがね 図 具録。昔、陣中 ょて用み一かひさかな 図 貝者、のしあはひをい 稲。うで。
し、ほら貝を、紐を。 ふ。婚濃の席の忌詞。 -
かひなしB』甲斐無。Q詳なし。き
かひ がひし曜自 甲斐甲斐。Qまめま かひ さま に 図 返様。が さまにょた きめなし。むだなり。伊勢「足すりを
めし。忠質なり。俗ra、かひがひしい。| なじ。古語。 して嘆けども、かひなし」Q太熟なり。
著聞「宮仕みも、かひがひしく、まめrs かびしやら-てう 図 拠頻四羅鳥。『楚語』 わかわかし。
して」 幹ありげなり。けなげなり。 動物。鳥の名。きじ(雄子)をいふ。 かひなーだゆし 曜国 腕地。か剤い
いさまし。俗rs、かひが ひしい。無名 かび たん 陥 加比丹。『蘭語』 Q西洋の réたなじ。古語。狭衣「かひ%だゆき
抄「かひがひ しき心地して」(いふかひ 商船の長。徳川時代の語。Q 昔、和蘭國 も、知らせ給はぬ まこそ」
なしré封して) より舶来せし縞織物の名。甲必丹。甲 かひな-だるし認画』腕地 かひだゆし
かひーくだる園国自 阿下。餌をか ひな 比丹。 みたなじ。古語。伊勢集「像もすがら
がら、川を下る。鵜川rない ひし古語。 かひだゆし 昭』 腕池。腕が、疲れてた 物もふ時のつらづる をかひなだるさぞ
(かひのぼるré封して) 新六「かがりさ ゆし。古語。好忠集「わぎもこがけさ ま られさりける」
す鶴飼のをぶねかひくだりあけてをの の朝なょ引かされてせなさへあまりか かひなり がた g 貝状形。葬の一種。徳
ぼるよだの川波」 ひだゆきかな」 川時代rs、三の間以上の奥女中の用み
かひぐち 図 飼日。C鷹の餌をして、他 かひーだるし 國国 腕馳。Qかひだゆし こしもの。
の鳥を用みるをき、肝を取り去らむが réたなじ。古語。Q韓じて、身鶴が、疲 かひね 図 峡根。か3ょたなじ。古語
ためré、その胸を割く切日の稲。Q生馬 れてだるし。古語。 萬「風はやみむらくもさわぐをちかた
を飼ふ下部。長門平家「伊豆殿よりま かひつもの召 貝津物。『貝の物の義』 の山のかひねょまぐれすぐらし」
みりてさふらひし木下丸がかひぐちょ いそ物の鋼稲。古語。源「あまをも あ かひ の くち 召具日。男帯の結び方の
成りさふらはをや」 さりして、かひつものもてまみれるを」 名。雨端を、上み向けて、眞結びよする
かひーこ g 卵。たまご。古語。拾遺「松 かひな 図 腕。Q肩を、賞をの間の補。三 こど。
買 なるさまょ見せかく。古語。今昔 かひ
かひ のぼる 国自 ㎞上。 餌を 配 ひな かひ よね 名 買米。 米を買ふこと。
がら、川を上る。 鵜川 よい びし古語。 ひたる米。 鍋。 (うりよね よ封して) をっくりて、泣きけれで」
(かひくだる よ封して)夫本「玉川のせ かひらき図 梅花皮。昔、盆踊の時、見供 かふ日 中。Qきのえ、えgを見よ。
せかひのぼる筆火よさはくたなはのか らのさしたる、短き刀。 優等なるこを。始め。第一等。「かふ
すをまりぬる」 かびら&g 仰昆 衛。天笠の國名。様 組」「かふ賞」i甲。琵琶、月琴、三味
かひ の みやこ幻具都。りゆうぐう(龍一迦の生れし國、袋草紙「かびらるみを 線、はいをりんなごの、胴の如き部分の
宮)の異穏 もよ認 りしかひありて文珠の御顔あひ 稲。:冠の名をころ。いその上の、書
かひびあg㎞。正月 子』ょ* みっるかな く匿き部分。






うる遺の s渡、


代を金ら

*



室を掃ひ清めて、祀ひそむるものの補。 かひろ< 國国 ゆれ動く。魔く。(主




て 物品拾「
取。 を
こ家
子午歳よ生れたる女、これを務むをい よ、舟、又を、薄の穂なをよいふ)古語。


みし
もがも
あながら
む物 かいり
て るじ
ふ。古語。 『むかしたもひ出でがほ㎞ひきて

i






はを
くか へ
食興
かひもの づかひ g 買物使。武家の役 かひろぎ立てる人よこそ、いみじう似



)







(




まかな て

名。豪所のまかなひょ必要なるものを ためれ」




くさ 「
こし


ななる

草み
買び集むるもの。 かひーろん 図 買論。物を買ふみつきて、


さ柱つっ た
のまな
むを i
つ」


げる
すべ
かび や図 獲火屋。鹿、またを、猪なご 資手を争論するこを。元藤時代の語。

さふ


i 。
あつか
支を
が、田畑を荒らすを遂ふためょ その かひありg甲折。『瀬割の義』発なさ

愛らし
Q









ょて、火を競く個屋。古語。なほかび の苗の、二葉のみ萌え出でたるもの。

-


取かるりむ
。色



ほ「



を見よ。六百番歌合「山吹のにほふみかひーおりな 図 甲折楽。間引楽のかひ










換易用 か

でをそよそょしてかびやがまたもかは わり。つまみな。

通よ





交す

器換 ふ
づなくなり」 かひめれ 図 甲折。かひわり ょたなじ。


Q





り器れ か
ふ交する
食を
かひよ図 鹿の鳴く盤。古語。古今「秋 かひーをけ 図 員補。貝合せの貝を入る
(409)

義食よ
よいふ
』 、

食物
入たる
のよょっまなき備のさしをへてなぞわる稲。古語。 一度食ひ終へ、更み入れて、また食ふ。
が鍵のかひよをえなく」 かひーを つくる』かひがひしく、忠
かひのほる かひよね かふ
-
かぶ かぶき かふこ
(410)

「飯をかふ」「汁をかふ」Q古き水をかひ 多く、近江國甲賀郡より出でたるよよ かふーこg 料 。かひこ(翻)の古


出して、新しき水を湧かしむ。漢ふ。 りて、この名あり』 ま のいもの。いが がふ ご 図 合期。よく、時機 ょ吐ふこ
「池をかふ」 もの。 を。よく、間 よ合ふこを 盛衰「六箇度
かぶ 図 株。Q樹木を伐り倒したる研ょ かぶーき 図 歌舞伎。Q舞曲の名。慶長 まで、御落馬あり。御馬 よ、がふご せさ
残る、幹の下部、及び、根。くひせ。きり の頃、出雲の巫女、くにをいふ者あり、 せたまはめ故rsや」
かぶ。Q工業、商業などrs、官許を得、 鋼を、頭 よ掛け、塗笠を冠り、紅の腰 がふる 目合 。今のシの如く て
またま、仲間の申し合せrsて、その家1s 舞を纏ひ、笛、太鼓rs、節を合せて、念碑」 蓋のあるもの。古語。盛衰「田舎がふ
限り、専ら、その職を襲ぎ、その業を営 舞をなしたるより始まる。後、普く、古 もの、大よ尻高く、底深なる塗なるが
むを得るこさ。信 総川時代 よ、その家
人の譜代ならキりして、身分の卑しき者
今種種の事を演じ、今の芝居をなれり。
aが ぶさま はみの界。
かぶしがたち g 個形。曲りたるかた
ち。傾きたるさま。
の資買せし世襲の役目。「興力のかぶ」 かぶき こ召 歌舞伎子。やくしや。俳 かふーをゆ 召 甲首。かぶgよたなじ。
「同心のか 」 優。 かぶす 園同国 傾。うなだる。首をかた
が-ふ 図 楽府。漢詩の一種。普通の詩 かぶきーをはお 図 歌鋼徴基N居。格のよ むく。古語。
réを稀なる、三、五など の句を用み、一 かぶ-つくミ 園国偲 頭衝。頭をつく。古
き芝居。昔、極を上ぐるこ をを得しも
種の格réよりて作るもの。茨那肝の世 の。今の大劇場。(%こんちやう芝居ré勤
より始まる。 こして) かぶつくーまひ 図 『頭衝眞日の義』 頭痛
かふーがう 臼 甲香。あの 列よたな かぶきもん g 冠木門。二本の柱よ、 のするほど暑き日。古語。
じo 本の笠木を亘したる門。(多くを、隠士 かぶつちの たち g 頭樋太刀。切りさ
かふ かけ 図 甲排。手足の甲ょあつる などの住む家の門rsいふ) 衡門。 きの太きたち。古語。
布片。 かぶきり臼 株切。見供の髪の切り方 がふ てんじやう図 名天井。井締形み
かふかの き 図 合歌木。植物。木の名。 の名。頭髪を、四方、同じ長さみ切りた 張りたる天井。
ねむのき(合歓木)の古語。 るもの。
かふがもの図面賀者。『ちのびものを、 かぶミ園国 仰。 かたぶくの界。 かぶこ図 究。古、殿争の時、防撃のた
め、かしらょかぶりたる物 たほくを、
堅固なる金物reて作る。和名「胃、和 かふーに 達る 固着甲。人の威光を、頼 かぶる国見 」被。かうむる ょたなじ。
名、加布度、首鶴也」 みょす。笠ょ着る。 夫木「後のよょみだの利生をかぶらす
かぶこーくび 図 鬼首。戦場 ょて得たる、 かぶら g 鍋。かぶらやの署。萬「木の をあなあさましの月のねすみや」
大将分の首。 國ょむかしゆみをのかぶらもて鹿をり かぶろ 図 秀。Q頭よ、毛髪なきこを。は
かぶどをたち 図 究下地。頭髪を打ち なびくさかのへょぞある」 げあたま。今昔「かしらの髪なくして、
蹴したること。園髪。 かぶらをげこう 図 蘇重藤。弓の名。あ かぶろなる衣服のてい、人ょたがへり」
かぶごーたて図 究立。昔、陣中 ょて、兜 げをうの一種。 Q轄じて、山rs、樹木なきこど。はげや
をかけ置きし具。長さ、六尺より、六尺 かぶらーこう 図 鏡藤。号の、上下の雨部 ま。Q童子の、髪を、短く斬りて、結は
五寸 よ及び、槍rs似て、いしづきあり。 ré焼きたる藤。 やりrs被り居るこを。かむろ。童髪。宇
項上ré、優頭形の盤ありて、これrs、兜 かぶらーや図 錦矢。『形rsよりていふ』 拾「その姿、極めてあやしく、かしらの
をかく。 鎌の一種。木rsて、燕の根の如き形rs 髪、かぶろなり」Q遊女の使ふ、初年の
かぶこにんきやう 召 究人形。端午の 作り、中空rsして、穴を、三つあけたる 女。かむろ。まめ%こん。
節句rs飾る武者人形。 もの。射れを、空気、その穴を通して、響 かぶろ やき図 秀焼。元隷、寛永の頃行
かぶこ ばち 図面 録。内容の、廣く深き を生す。鳴鍋。宇拾「山の上より、ゆゆ はれし、一種の爆きたる餅。(やらう餅、
*こんぶり鉢。天鉄羅屋な%こ rsて、鶴鈍 しきかぶらやを、射たこせつれを」 よねまんちゆうなどrs弱して)
粉を溶くみ用みる。 かぶら みり 図 鏡鎌。頭の曲りたる撃。 かへ 召 輝。植物。木の名。かやの古語。
かぶこばなg 貴花。紙 よて胃をつく 多くを 鋼矢の乳をえるよ用みる。%。 萬「松かへのさかえいまさぬ」
り、その上み、さまさまの花をかたやこ かぶりを 目冠師。かんむりを作る人。 かべ 図 壁。家の四方を園ひ、またえ、室
り、或を、紙みて人形をつくりする など かぶりーをたち 図 冠下地。Q冠をかぶ 内の隔てをするためrs、土を塗りて作
して、わらべのもて遊ぶものなりをそ。 る時ょ、下地をなるもの。e髪の結び れるもの。夫木「かべ よ生ふるいつま
方の名。髪を、頭上 ょかためて結び、冠 でぐさのきりぎりす秋まちがほの露や
(411)

増鏡「五月五日、をころごころよりたん
かぶをのはな、薬玉なを、いろいろ よ、一 をかぶりても、さはりのなきやう よせ みのはむ」i『ぬる(塗、寝)時 よ見る
多くまみれり」 るもの。 をいふ義』ゆめ(夢)の異名。専ら、歌r
かぶこくび かふにきる かおる
『 シ-シ

かへいじゆうかへさふかへしのあらし
(412)

用みし古語。頼政集「うっっょもかみ かへさふ 園 」返。e かずの延 再」 ぬきょ釘づけし、またを 編ょてから


ょもたなじたきをみてねてもさめても一 びす。くり返す。古語。源「かくだは一げ、壁土を塗りつくる骨をするもの。
忘られぬかな」i豆腐。 ふをい はじなど、心ひさっをかさお」eg かべしろ。壁骨。
ふ。女の語。(普通、接頭語のたを添へ なむ またなじ。古語。 かへし の あらし 図 返風。かへしのか
て、れか べ をいふ) かへーさま-に園 返様。さかさま よ。う ぜの、一層烈しきもの。
か へいじゆう 図 加陥従。臨時 よ付し らがへしよ。かへりて。古語。空穂「う かへし-の-かせ図 返風。比方より吹き
たる風の、向きを鍵 へて、彼方より吹く
加 シまい のはゆきを か さまに 」 こど。
たのェりのかいじゆうょ」 かへしg 返っかすこと。むくい。
もどし。Qか へしうたの界。土佐「こ かへしもの図 返物。撃音の調べの、律
かへーだとり図 替劣。物を交換して、悪
しき物を得るこを。(かへまさり ょ封 のうたを、これ、かれ、あはれがれをも、 より、呂ré鍵る時ré唄ふ歌。古語。神中
して)盛衰「遥かょかへれをりしたる ひをりもか しせず」g雨、風、地震な 抄「あづまごを春のま らべをかりしか
源氏なりをぞ、さたしける」 *この、一旦やみて、再びたこること。轄 をか へもものをを思はさりけり」
かべー<さ 陥 壁草。壁み生えたる草。古| 鈴「書つかた、か へしうちふきて」 かへしももだち図 返股立。ももだち
語。萬「新望のかべぐさかりょた はしかへしうた召 返歌。人より贈られた の取り方の名なるべし。古語。
たまはね草のごさよりあふをどめを君」 る歌の意 ょ答へて認む歌。へんか。か かべーをろ図 壁代。Q神の如きものょ、
がまrsまrs」 へし i反歌。長歌の後よ添ふる短 布を懸けて、壁ré代用するもの。表を、
かべ-げんざん 図 壁見気。陰ながら、窃 歌。長歌み述べたる意を約め、またえ、 常の凡帳の如く、裏を白し。源「扉風、
かょ見参すること。古語。長門平家一 それょ言ひのこせることを述ぶるも か べしろより始め、新しく、はらひまつ
「めんめんみ、ささやきつぶやきて か の。はんか。 らはれたり」 Qかべしたちなたなじ。
べ げんさんrs惜みあへり」 かへしーがたな図 反刀。一たび斬りつ かへーちろ 図 返代。『かへしまろの約』
かへーさ 陥 騎。かるさの署。古語。新 けて、また、うらよりきり反すこを。 ・物を買びて、その債の多き銭を挑ふ時、
古「あやしくぞか へさを月のくもりょ」かべーるたちg 壁下地。細き九竹。また 資手より、買手rs戻す金銭。つりせん。
しむかし語りrs夜やふけ よけむ」 を、木を、縦横四つ目な ご ré組みて、壁 かへす 園国鶴 返。Q元へ戻す。なほす。
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へぇー? -う*:** * か 々 メうり ****と・・ン
く。もこ “ * を 、Qてし こ。( 、、 こり し
同復す。ニ再び、来し方へ戻らしむ。か る、1種の結布。地合を母くしては川」かべのこ g座主。植物て草の名
へらしむ。古今「こをならを君をまる 時代の末よ、多くえ、帯地をして用みし まのふぐさよななじ。
べくにほはなむか へすを花のうきょや もの。 かへーまさりg 替優。物を交換して、よ
をあらぬ」 Q反吐をつく。はく。もど かへで 臼 風。『が るで(峠手)の署 植 き物を得るこを。(か へ た こりr*封し
て) 古語。
す。楽花「よろづみかか へて、御ゆ参ら 物。驚木の名。春の末の若葉を、紅よ “T
せたまへを、か へして、開しめさす」 図 して美しく、夏、緑をなり、秋の末、 相rs がへんす ㎞ 音。『うけがひ(告)す
染みて、紅葉す。夏の初め、黄色の、小
報ゆ。「恩を、桃 よか へ す」 Qたがへ す の説か』うけがふ。聞きいる。承諾す
の界で 拾患「さくら花ちりしく春のを さき花を開き、後、横 よ、競の如きもの かへ もん 図 代紋。定紋の外み、或る場
きしもあれかへす山田をうらみてぞ泣 ある質を結ぶ。か へるで。かひで。も 合ré、替へて用みる紋。
く」:反。Qうらうへréす。上下を、 みち。 雑冠木。 -
かさねの色目の名。 かへらかす 園国鶴 満。煮立たす。沸騰
相韓ぜしむ。裏を、表を、相鍵らしむ。 表も、裏も、萌黄なるもの。 せしむ。宇拾「提 よ、湯をかへらかして」
古今「いをせめて 慰しさをきをぬはた かへでもみち 図 風紅葉。かさねの色 かへらふ 園員 騎。かへるの延 古語。
日の名。表え、強青ょて、奥の黄色なる 高「あしびきのあら山なかr*れくりた
まのよるの衣をかへしてそきる」覆。
貸ひるが すの署。Q字音の反切を もの。 きてか へらふ見れたこころぐるしも」
なす。 かへミの目 愛殿。古の駐宮なる朱雀 かへり図 騎。Cかへるこを。もどり。
a手紙のへんじ、返書。源「御かへり
かへすがへすa思返。幾度もまり返 院 ょありし皇后の御所。源「御るっら
して。ま はしは。かさねがさね。再三」 ひを、かへをのの西たもてよ」 も、たなじさまなれぞ」
再四。重重。枕「か へすがへす、たなじ|かへ なしg 柏梨。『備名の時を、撮津 かへりーあし図 騎足。騎路のっいで。か
こををすんじて」 國なる柏製をいふ地より、酒を奉るこ へりがけ。
かへ-せに召 替銭。昔、商家繁昌の土地 をありしよりいふ語なりをいふ』備名」かへり あそび図 返遊。宴など終へて、
ré行はれし、貸換金のあつかひ方。 の時の供物。古語。新六「もろ人のみ 後、更rs、酒宴なをするこを。古語。楽
(413)

かべ ちよろ 図 壁著羅。織物の名。かめ一 きをすすむるかへなしのよそひのほを 花「まっりの日のかへりあそび御前ょ


あや「*似て、ちちみの如き細かき文あ| 16夜ぞふけ よける」 てある「*」
かへすがへすかへで かべのこけ
かへりあるじ かへりだち かへりてんじやう や
(414)

かへり あるし 召還響。古、賭号、また て仕ふるもの。でも%とり。でがへり。 かなしかるべき」


を、相撲の節曾な %この時、事果てて後、 かへりーだち召還立。古、加茂の祭の果 かへり てんじやう召還殿上。くわん
勝ちたる方の大将が、その里の館réて、 てたる後、催したる歌舞などの稲。右 じやうr たなじ。古語。狭衣「来年は
配下の射手を警應せしこを。かへりだ 京大夫集「さしも、心よるむか へりだち かり、か へりてんじやうして、五位の蔵
ちのあるじ。かへりのあるじ。年中行 の御かぐらも、え見さりし」 人よなりて」
事歌合「枠号いてのっかさを引きつれ かへりたちのあるし日還立撃。が かへりのあるし召還撃。がりある
てかへりあるじぞけしきこをなる」 りあるじrsたなじ。古語。後撰「のり じ よたなじ。古語。
かへりーきくミ園国 」返聞。事の果てた ゆみのか へりだちのあるじ ょ」 かへりーきうし 召返申。Q勅命の返事
る後、その噂を聞く。古語。著聞「仲正、 かへり ちゆう日 返即。猫主人ょ叛き 奏聞すること。復奏。古語。Q碑備
か へりききて」 て、新王人rs霊すこを。敵ré内應する へかけたる願事の叶ひたる時、その濃
かへりーごこg 返言。あいさつ。へん こを。裏切。平家「先よか へりちゆう 参りをするこを。報質。古語。
じ。返答。返書。発盛集「わが継みた して、命生くを思ふ」 かへりーみ図 願。Qかへり見るこを。高
ぐへてやりし魂のか へりごを待つほを かへりーつく 闘自 復即。天皇重誰す。 「ひむがしの野rsかぎろひの立つ見え
のひさしさ」 水鏡「次のみかだ弾明天皇を申すまと、皇 てか へりみずれを月かたぶきぬ」ぼ住
かへりーごみ 図 返盤。雅楽の語。春の調 極天皇の、又、か へりつき給へるなり」 事を懐ふこを。同願 追憶。源「かな
より、秋の調みうつる盤。律の音。古 かへりーづの図 反角。刀の轄のかさり りみのみせられて、胸も、つをふたがり
語。源「すぐれたる怪の限りいだして、 の名。 て、出でたまふ」 Q 目をかくること。
か へりこる まなる」 かへり て即 却。うらうへ よ。なかな 巻願。恩顧。源「身rsあまるまで、御
かへりーさま に 国 騎様。か へりがけ かよ。うってかはって。かへって。後拾 か へりみをたまはりて」
よ。かへるついで よ。源「か へり g 「あひ見しをうれしきことを思ひこしそ かへりーみる園路園回顧。『返り見るの
に、立ちよりたまひて」 か へりてのちの嘆きなりけり」反。 義』 Q背後を見る。ふりか へる。みか
かへりーをんざん 召 騎新劉。1旦立ち かへりては 団 却。うらうへ よなりた へる。後撰「みやこのみかへりみられ
去りたる人の、再び、元の所 ょ騎り来り らむ よを。源「よろこび、か へりては、 て東路をこまの心ままかせてそゆくミ
--id7ー
また“板撃な*こrまま たる演殿。
まけるかな」
信過ぎし事を思ふ。往事を追憶す。Q かほ-いろ 図 譲色。顔のいろあひ。顔
わが身re、欠獣をなきか を考へ思ふ。 かへる ぐさ召 特草。植物。草の名。e のけしき。がんま よく。
たがらしréたなじ。ぼ あささ raた な
反省す。省。Qよく、目をかく。なさけ かほうり 陥 顔瓜。よきうり。美しきう
じ。Q たほはこよたなじ。
を掛けて、善くあつかふ。巻願す。後撰 り。古語。夫本「結びたく青つづらこ
「法皇、か へりみたまひけるを、のちの かへるーさ 図 騎。かへる時。かへ りみ
ち。かへりがけ。か へさ。古語。千載 のかほうりをさぞなめならおたぐひの
ちえ、さき衰へ」 みして」
「かる をいそがぬほどの道ならむ
かへり-やみ 召返病。快気 よ趣きたる かほかたち図 顔貌。か倒なた な
のごかrs峰の花を見てまし
病の、再び、わろくなるこを。おりかへ じ。源「かほかたちも、そこはかを、い
したる病気 っ 古語。 かへるで自 特手木。植物。木の名。 づこなむすぐれたる」
かへでr6たなじ。古語。萬「こもち山
がへる臼 やなす、残資)よたなじ。 かほ が はな 陥 願花。剤 よたな
わかかへるでのもみづまでねもをわを
かへる 国自 返。Q元へもをる。もを じ。古語。散木「道すがら結野ré立て
もふなもあをかもふ」
の如くréなる。なほる。回復す。績拾 るかほがはな振分髪も 想たきよけり」
「今上の御元脳のをき、大納言みか へり かへるーまた
図 峠股。Qすべて、峠の股
を廣げたるが如き形のもの。貸その足 かほ がはり 図 顔愛。面相の鍵るこを。
なりて」回。復。Qもを来し方へ、ふ たもがはり。源「かほがはりのえたる
の、かへる股の形rsなれるかんさし。
たたび往く。古今「ひえよのぼりて、か も、見ぐるしくま あらで」
へりまうで災てよめる」 還。騎。i Q家の棟の破風の上rs飾り付くる、峠
股の形をなせるもの。峠を、水 よ棲む かほくらべ 図 傾競。面目をくらぶる
反。上下、相韓やり。表事、相かはる。う こを。古語。仲文集「あがほどけかほ
らがへる。新績古 「うらがるる野は をて、火災をよくるためrsすをいふ。語 くらべ せよ極楽のたもてたこしをわれ
㎞山。かへるをいふ
らのまく*ふく風ょか へるを見てや秋 かへる やま せむ」
もゆくらむ」 覆。 路より、かへるがへるみかけていふ。一 のみぞ
や かほ さき日 領先。か国をいふ。古語。
かへる がへる 国 返退。が剤 防合「自当のやへふりえけるかへる
(415)

まかへるがへるも老いよけるかな」 宇拾「この集まりたる人人、ここちよげ
ょたなじ。古詰。古今「白雪のや へふ あひて」
の図 壁渡殿。左右を、壁、一 み、かg引赤め
りまけるかへる山か へるがへるも老い一かべーのたミ
かほいろ
かへりやみかへる<さ
かほさま かほよ<さか まいり
(416)

かほ ざま 召 顔様。かほつき。かほい かほ よ-ぐさ図 顔住草。植物。Qかき くびの稲。


ろ。かほはせ。顔貌。源「やうはなれ つはた(幕子化)の異名。eるやくやく」かまいり図 釜煎。天正、慶長の頃行は
て、かをりをかしきかほさまなり」 (菊薬)の異名。 一 れし背刑の名。釜よ、湯、またを、油を
かほ-つき召 顔付っかほはせみたなじ。 かほ-よし 随画 顔佳。顔、うるはし。み| 沸かして、罪人をゆで殺すこを。かま
源「まぎれをころなき御かほつきを」 めよし。きりやうよし。萬「たこのね ゆで。かまうで。
かほ づくり図 顔作。領の化粧。古語。源 ょよせつなはへてよすれをもあにくや一かまくミ園自 騒ぎつつ来る。
「色をりたるかほづくりを、よくして」 しつのそのかはよきよ」 か まくミ園m自 『気負の義』Q感す。
かほ づみ 図 顔杖。gはっる ょたなじ。 かほーよさり 図 顔住鳥。かほをり ょた 心動く。古語。萬「はしきやしたきな
古語。撰集抄「かほづるつきて」 なじ。古語。 -
の歌 よたほぼしきこのこらやかまけて
かほ さり召 傾島。美しき鳥の纏禰。 かほ よばな召 領住花。かgはなょた一 をらむ」 事ょ拘泥す。ほげる。俗ょ
かほよをり。一説 ょをもの異名なり なじ。古語。i顔住花 植物。草の名。一 かまける。
をも、き以の雄をも、よぶこをりをもい かきつはた(燕子花)の異名。莫博抄「夏」かまくび召 競首。蛇、またま、かまき
を、いかがあらむ。古語。萬「かほ 草の多きなか ょもかほよはな折る神ま りなどの、怒りて持ちあぐる首のさま。
りのまなくま ばなく春の野の草の根ま でも紫réなる」 著聞「やをさいふ戦ありけり。かまく
げきこびもするかも」 かまg 節。かまだをいふ。和名「電、和 びを立てて」職首。
かほ ばせ召 顔。顔のやうす。かほ い 名 加万、炊響魔也」i蒲。植物。草の かまくらくわんりやう固 競合管領。
ろ。かほかたち。かほつき。かんはせ。 くわんどうくわんりやうょれなじ。
名。水中ょ生す。葉を、薬をえ、細長し。くわんとうく
面容。 編みて、席をす。夏のころ、七八寸の嘘 かまくらーぼり 陥 鎌倉影。鎌倉時代 ょ
かほ ばな召 顔花。Q美しき花の網稲。 鍋形の掲色の穂の花をひらく。 これ| 行はれし、一種の彫刻法。地を、器藤ュ
かほよはな。古語。萬「いは橋のまま を、かまぼこをいふ。和名「蒲、和名、加一て塗り、朱漆なをみて彩れるもの。
ょ生ひたるかぼはなの花 よしありけり 末、薬名、似蘭可以貸席也」 かまくら むしや図録倉武者。Q鎌倉
ありつつ見れを」
かま あれg競脚。 『内 な曲りたる一 時代の武士。『闘東の武士
かほもちg領時。剤とななじ。「『きの解。ェる時、外の方 出す足 かまけg備等。か引 よたなじ。i
馴=ー
かまやるこさ。心よ感するこを。古語。 シけ そのシき を、丹よて書き、頂 よ、鹿の皮をつけ、紫
かまさしなは 図 鎌差種。馬を牽くま っくるやうょるたるもの。かま。へつの革の緒を、四さころよっけたるもの
用みる、自き手綱 ひ。へっつひ。くだ。竹取「か剤 を、 かまはばき図 極脳市。ははきの一種。
かましgヨ暗。かしかもの署 古語 みへréま こめて」 蒲の葉ょてあみたるもの。
かまるしg ㎞。動物。獣の名。か かきのかみg㎞ g引別ま かまはらひ目隠 。あっさみこない
もしか よたなじ。古語。和名「鹿羊、和 たなじ。舞鶴 「照碑行 他所之時 中 ふ。東園の方言。
名、加万之之、大松羊 面大角者也」 納言以下供奉」 かまひ 図 構。Qかまふこと。たづさは
かましめ 図 案山子。かがしをいふ。 かまさり図 釜取。剤 みたなじ。るこを。かかはり。3係。Q徳川時代
かます 図 藩責。高むしろ よて造りた 語。 の刑の名。罪人を、その住居の地より、
る袋。米、要、菜種などを入るる よ用 かま なg 鎌菜。植物。草の名。ひめ」 他へ追ひ挑ふこを。はらひ。「所がま
みる。かまけ。るみなまき。吹。 あさみょたなじ。苦漢。古 ひ」「江戸がま3」
かまち図 輔。『かはちの韓』 Q上下の がまのさうg降B山。『か引をが引かまび目金日。茶の湯の師匠の許ょ
領の骨。つらがまち。ほほばね。今 まの界」 鬼をも挫ぐべき相貌。 て、g子を集めて替古する日の補。
家動g
物語「にくき法師のいひごをかなをて、 のやうなる面相。源「人ぎきも、かたは かまびすし 園』暗。やかまし。さわが
かまちをはりてけり」 Q車の雨脳をさ らいたきこさを思ひ給ひて、がまの しかしまし。俗ょ、かまびすしい 離。
しはさむ木。 うを出して、つを見奉りつれを」 かまふ 園Q 構。俗よ、かま へる。
かま つか 図 鏡柄。植物。草の名。はげ かま のほなは図 蒲闘編。蒲の 軍、ま Q待ち設く。準備す。友度す。源「や
いをう(雁来紅)の事 よや。又、月草な た も、葉よて綱ひたる編。帆よ着けて がて、その日わたさむをたほしかまお」
りをもいふ。古語。枕「かまつかの花、 用みる。夫木「むやひするかまのほな Q組みたて造る。構造す。「家をかま
らうたげなり。名ぞ、うたてげなる。か ふ」Q 捨術、剣術の語。身をするて、敵
りの来る花を、文字réを書きたる」 ㎞え*
わかれめ」 を待ち設く。「星眼 ょかまふ」
かま &こ 図 随。『釜虜の義』 土、石、また かざ の ゆき 図 蒲製。ゆぎの一種。
かまへ 図 携。Q持ち設くるこを。また
(417) を、煉瓦なをよて築き、上 ょ、鍋、釜など よて造り、表 よを、蒲をあみてつけ、裏 く。用意。醸備。源「いささか、人 よ知
かをさしなは かまきのかみかさはは漫 、
「海者~て かまりものみ かみあがり
-
を添へて、たかみ かみさんなをいふ)
(418)

らるまじきかま へ、いかがすべきをの ぜい(伏勢)rsたなじ。古語。


-
たまへむ」 Q造り方。組み立て方。構 かきりーものみ 図 武家の役名。えのび 碑。『上の義』Q形無く、ただ 窯の
造。「家のか ま へ」Q槍術、剣術の語。 ものみなたなじ。 みありて通力自在rsして、世rs、顧祀一
将 よ飲ré封せむをする時、刀、又を、槍 かみ 図 上。Q物事の初め。物事の、奪 を降し、人の善悪の行貸ょよりて 加
などを、程よく持ちて、身携へ するこ く、またを、高き部分。うへ。上部。築 護、冥罰をなすものなり をするもの。
を。「星眼のかま へ」 花「御展風のかみより、さしのぞかせた 貸古来の聖君、賢人、君子、英雄、豪傑な
かまへ-て国 構面。Q待ち設けて。心 まへれを」 Q天皇、またえ、官鴨の奪 %この死後、その鍵を祀りたるもの。信
組みして。貸かならす。決して。宇拾 稲。Q 韓じて、貴き人。人の上rs位す 人智を以て、思ひ議るべからさるこを。
「えまみるまじくをいへだ、かまへて参 る人。源「かみえ、るもょ助けられ、あ 「かみこ ど」i『上の義』 古の官名。
りたまへざいへむ 」 もを、かみ よ腕きて」 Q年長けたる人。 四部官の中rsて、第一rs列するもの。
かまーぼこ四球球。かまやりょたなじ 源「七つよりかみのを、みな 殿上せさ 但し、諸官rsよりて、その文字を書き
がまん g 我慢。Q備数の語。おまん せたまふ」 @いにしへ。昔。上世。千 分くるこを、下の如し。伯(紳祇官長
よたなじ。信韓じて、我意を張りて、容 載「かみ、正暦のころほひより、ちも、文 卿(省)尹(弾正豪)長官(使)大夫(職)頭
治の人réいたるまで」Q和歌の第一の (察)正(司)督(兵衛府)尚侍(内侍司、守
易は研せぬこを。執拗。剛。 (國術)等。i雷。いかづち。なるか
かまめ 図 鶴 動物。鳥の名。かも3 みた 句、またま、第二の句まで、またを、第三
なじ。古語。 の句までの何れをもいふ語。後拾「世 み。古語。伊勢「かみさへ、いみじうな
かまやま あやめ 陥 釜山草藩。植物。草 のなかを何réたをへむをいふなるこを り、雨も、いたうふり けれを」i 愛。
の名。あやめの一種。通常の花草蒲よ を、かみよたきて」Q大皇の住み給ふ かみのけの署。枕「身はり、汗のあゆれ
り、葉の細長きもの。 地。首府。(即ち、昔を京部、今*東京 を、つくろひ立てたるかみなども、あが
かまーやり 図 鎌槍。穂先よ枝のある槍。 なれだ、習慣上、今も、京都をいふこを りやすらむを覚ゆ」
その片方のなるを、片かまやりをいひ、 多し)「かみがた」Q城下の町の、城よ かみーあがり 図 碑上。崩するこを。崩
雨方ょあるを、雨かまやりをいふ。」 近き方の親。3人の妻女の#補。(通 御。かんあがり。古語。萬「天の原いは
かまり 図 『かがまり、屈 の義か』 ふせ 常、接頭語のね、またを 接尾語のさん をを開きかみあがりあがりいましめ」
かみあげ 図 髪上。C髪を結ぶこを。ま かみ だほち図 上大父。かうそ(高祀) かみかけ て国 碑排。碑 ま、願をかけ
た、その人。Q 古、女子の、やや 長じた のDrまたなじ。古語。 て。碑rs斬り誓ひて。枕「ほけほけし
る時、はなれ髪をて、切り放し垂らした かみ だろし召 碑降。Q碑床を設けて き人の、かみかけて、きこえひがめたま
けるを、上げて結びしこを。空穂「わら そこre、碑撃を招き奉るこ を。Q碑鍵 ふめり」
はなりしも、皆まうで、かみあげ、さう を、わが身rs降し寄せて、託宣を、わが かみーかせ図 碑風。碑の通力reて 起す
ぞくしたり」i碑上。かみたろしえた 日より述ぶるこを。Q歌の初めの五文 さいふ風。かむかぜ。
る碑を、祭り果てて、後、天 よ飯し奉る 字の稲。かみ。著聞「序を書きたまひ かみかぜの園 神風。伊勢よえ、大御碑
こを。古語。催馬楽「すべがみのけさの ける よ、海内苗安日洛外花開之時を、か のましまして そこの風を 砕風なりを
かみあげょあふ人をちをせのいのちあ みたろしょ書きたまひける 」 の意より、いせréかけていふ。かむか
りをこそ聞け」 かみーかうぶり図 紙冠。紙r ぜの。夫木「君をいのる時しもあれや
- - て作りた
かみーあそびg 碑遊。か %みたなじ。 るかうおり。古語。枕「法師 、陰陽師の、 かみかぜの身よるみ渡るいせの演 鉄」
古語。夫木「立ちかへる雲井の庭のか かみかうりして、はらへしたる」 かみーかだしB』『髪固の義』 すこやか
みあそび糸竹のねも月 よすみけり」 かみーがかり 図 碑憑。碑の、人身ょ憑る なり。壮健なり。古語。千載「よを共
かみ うた 図 碑歌。碑みたてまつる歌。 こど。かんがかり。 ょ心をかけて頼めをもわれからかみの
古語。今物語「かみうた み、泣く泣くう かみ かき図 髪揺。Q場を播き上ぐる かたきえるしか」 -
たひけり」 具。筆の類。穏技。Q冠をかおる時、 かみーかぶり 図 紙被。かみかうおりょ
かみ だき図 髪置。男女、始めて、三歳 熱気こもりて、頭痛くなれむ、そを揺く れなじ。
*なりたる時、頭rs、髪を長ぜしむる儀 ためrs用みるもの。常 よ、腰ょはさみ かみかみーあはせ 図 紙紙合。遊戯の名。
式。多く を、陰暦の十一月十五日(今 て持つ。 局の地紙などを比べ合せて、その優劣
*、韓じて、新暦の同月同日)よ行ふ。 かみーがき 図 碑垣。Q碑赴の周園の垣。 を争ふこを。古語。散木「大殿まて、か
かみ だくり召 神送。陰暦の十月1日 いがき。瑞籠。玉垣。Q韓じて、碑赴。 みかみあはせをいふこを、せさせたま
(419)

ré、八百萬の碑碑が、出雲國の大赴 へ出 新六「さかきはrsゆふつげ鳥の撃すな ひけるrs」


で立たせ給ふを、送るをいふ祭式。 かみーからし g 髪枯。抜け落ちたる後、
りかみがき近き夜はのたびねrs」
かみあげ かみかけて
- -
-『 -『
かみき かみとづきん
かみるま
縮れて、こはくなりたる婦人の髪。 かみこーづきん 図 紙子頭市。紙子 ょて かみ をま図 論島。島の名。ほうらい
(420)

かみき 臼 碑木。碑獅の宿り給 へりを つくりたるづきん。 さんのQよたなじ。古語。


いふ樹木。 かみーなる 図 碑盤。碑楽の盤。古語。鱗 かみーをも図 上下。Q上を、下を。うへ
鈴「ささなみやえ がのからさきなど、例 また。源「かみるも、等しく書いたま
かみきーづき図 碑来月。陰暦十一月の
異稲。古語。莫博抄「四方rsけふかへ のかみごるふりいだしたるも」 へり」貸肩衣を、牛務を。徳川時代の、
主なる濃眼。通常、上も、下も、同色な
る碑路のかみきづきあまの岩戸の今や かみ さ図上座。かみぐらょになじ。
あくらむ」 かみ さうじ陥 紙園子。かみるやうじ るを用みたり。貞丈雑記「かみまもを
の約。古語。狭衣「かみさうじなどは いふこを、今を、かたぎぬ、はかま、い
かみ-意さぬ 図 紙衣。かみこみたなじ。狭
衣「隠月夜のさやかなるみ、かみぎぬ かりよて、荒荒しき、個そめの居をころ にしへん、すあう、ながはかまのこをを
の、い をうすきrs、まげさ を いふもの を見えたり」 いふ」 Q砲を、党を。古語。Q直垂、
をきて」 かみ さかやき 図 髪月代。さかやきを またえ、素砲、またを、水干を、長務を。
かみーくさ図 紙種。紙を製する原料。 刺りあげて、髪を結ふこを。刺抗。 かみをやうじ 図紙園子。 今のみやう
古語。 かみ さぶ 園傾国自 碑開。かうがうし じ 様子 をいふ。古語。(古 軍ょまゃ
かみーぐに図 碑國。『碑の作り守り給ふ くあり。ものすごくあり。俗み、かみ うじをいふえ、今のからかみ)狭衣「か
をいふ國の義』 わが日本國の異稲。を さびる。萬「聞きしごをまこを貴くあ 剤やうじ ょ、よべの御衣をなむ、かけ
ん ごく。 やしくてかみさびをるかこれの水島」 てさぶらびつる (
かみーぐら図 上座。かみさ。上席。首 かみ さま召 碑様。二三十俵取りの人 かみ すぎ図 碑杉。G耐赴の境内など
座。 の妻の奪稲。元交以後、凡そニ十年は よある杉。Q古木をなりたる杉。高「い
かみ-こ図 紙子。紙よてつくれる着物。 かりの間 よ行はれたる語。 そのかみふるのかみすぎかみさなるこ
かみぎぬ。 かみ-さま 図 上様。上代の風。往古の ひをもわれを更 まするかも」
さま。 かみすぎ-&さg紙濃章。植物。かち
かみこーがみ 図 紙子紙。自紙をつぎ合 (提)の異名。古語。
かみさりーづき g 碑去月。かみなづき
せ、柿のまお を引きて、手よて様み、柔
よたなじ。古語。 かみーぜに 図 紙銭。Q紙ょて、銭の形を
かrsまたるもの。



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相りたるもの。碑ょ供へ、またょ、六道 か剤 くれんょれな からくれなみょなり ょけり時雨ひまな
銭さして、死人ょ添へて理むる は用み じ。古語。 Q古、太宰府rる障きて、九州 きか みなかりづき」
る。ぜにがた。なほ、ろくだうせんを の祭祀をつかさごらしめしもの。主紳。 かみ なきみーくらお召 無上御位。天
見よ。 かみづかさのかみ図 神祇伯。おんぎ 皇陸下の御位。
かみをき図 髪削。女の、十六歳の時の はく よたなじ。古語。 かみーなし づき 図 碑無月。かみなづき
祀、即ち、元服、響か、またて、琵みなる かみつーかた 図 上方。上の方。 よたなじ。古語。
べき人が、その女の髪のさきを、髪の髪 かみつ ひげ陥 覧。唇の上のひげ。う かみーなす 図 酸成。醸しつくる。(酒な
をそぐこを。この時、山菅、山橘、海松 はひげ 古語。 やこを) 古語。
などを、打配りの箱み入れて祀ふ。夫 かみ つゆはり図 上号張。 やうげん かみなーづき g 碑無月。『この月rsを、
木「ふりょけるうづきのけふのかみそ 大物主碑が、八百萬の碑たちを伴ひて
ぎをやまたちはなのいろもかはらす」 かみ つよ図 上世。太古の世。たほむ 昇天し給ふざいふ、俗議 raよるとも、
かみ だ日 前田。碑赴r て所有する田。 かし。 また、やうやう寒くなる頃なれむ、雷鳴
古語。夫木「ささ波やま がのかみだの かみ こき 図 碑解。かみをけみたなじ。 のするこをなしといふ 意réて、雷無月
みをまろ よけふをる苗を高代のため」 古語。 の義なりをもいへ ご、いかがあらむ』陰
かみ-だいをころg 上豪所。貴人など かみ こけ 召 碑解。雷の落つるこを。 暦十月の異稲。古語。源「いよのすけ、
の奥むきの食物を、料理するをころ。 かむをけ。かむをき。かみをき。落雷。 かみなづきのついたち頃みくだる」
かみだれg 撃車。 初を刺り落す ㎞。古語。 かみ なは 図 紙編。こより。かんせん
の反語』小供の誕生後、六日日ょ、胎髪 かみ なが 図 髪長。僧をいふ。響宮の より。古語。
を刺りたをすこを。 かみ ならふ 闘池 碑微。碑のまねを

かみち 図』碑路。碑の通ふ路。古語。 かみ ながら 四 神随。 かむながらrs れ なす。碑の正しき道をふむ。古語。
萬「こだちまげしも幾代かみちえ」 なじ。古語。 かみなり の ちんg 雷陣。古、禁中 ょ
(421)

かみつ-えだ g 上枝 あに(兄)の異稲。 て、雷鳴が、三たびはげしく鳴る時、近


かみなかりづき日碑無月 がみなっ 衛の将官が号筋を執り、伺候して、守衛
古語。藻陳草「かみつえだ、兄なり」 き ょたなじ。古語。秘蔵抄「四方山を

かみをき かみづかさ かみなきみくらお
-
かみなゆのつぼ かみのけあゆ かみはき
(422)

し奉りしをころ。 語。楽花「たほんもののけや、かしこき 麓みあり。


かみなり の つぼ 図書壺。古の禁中の かみのけや、ひをのすそなど」 かみ はき 図 紙別。矢の羽築の上下を、
五殿舎の一。ま ふはうしやの異名。一かみのけーあり同 碑気有。碑響が、わが 紙ょて巻きたるもの。
かみなりまさかり図 雷斧。雷鳴の後| 身 ょ宿りてあり。古語。しかみ-ひげ図 髪撃。かみを、ひげを。源
など、地上ょ露出する石器の継補。質 かみのつげ目 碑告。くせんよたな 「かみひげをそりたる法師だょ」
*、上古の石器などが、雨rsあひて、土 じ。 かみ びこ図 碑人。碑み事ふる人。かみ
中より露出する物なるを、昔を、空よ かみの まち目 上町。すべて、第一ょ やっこ。かんぬし。古語。夫本「かみび
り、雷のもたらす物なりを誤想せるrs 位せるもの。(二のまちré封して)古 をやはまのみそぎょ 出でつらむまきの
よりて、かくいふ。 語。源「かみのまちも、上薦をて」 をがはのれを そ涼しき」
かみーなる園画習 雷鳴。いかづちをど かみ のみここ図 碑命。碑の敬稲。古 かみ-びな図 紙離。紙みて作りたる艦
ろく。古語。 -
語。 人形。
かみ-の-いさめ-ぬーみち図 碑不陳道。 かみ-の みさか 図 碑御阪。深山のけは かみ-びねり 陥 紙捻。Qかみなは ょた
夫婦のちぎり。古語。 こしき阪。古語。 なじ。古語。古事談「土器ふたつをう
かみ-の-だくれ 図 髪後。たくれげみた かみ の みち 図 碑道。元を、天祀天碑 ち合せて、黄色のかみ ひねりょて、十文
なじ。古語。 の御教訓の道16て、碑噛を響き祭るこ 字rsからげたるを」 Q銭などを、紙rs
かみ-の-だち 図 髪落。抜けたちたる を。後、儒備の教が渡米してより、混滑 包み、その紙の端を端をを合せて、捻り
髪。ぬけ毛o たるもの。たひねり。
説を唱ふるもの生す。_
かみ-の-かかりは 図 髪掛端。髪の垂れ かみ-のみむろ図 碑御室。やしろみた かみ-びひな図 紙艦。かみびな まれな
さがりたるさま。古語。源「かしらつ なじ。古語。夫木「さかき葉をかみの じ。古語。
き「かみのかかりは、いを美しげなり」 みむろをあがむれをゆふつげ島のねぐ かみーぶ 園㎞国自 かみさおの界。古語。
かみ-の-くだり図 上件。前みありし條 らなりけり」 かみ-ぶすきま 図 紙客。からかみ。ふす
件。前係。 かみのみお召上御井。碑鶴を調理す ま。古語。古事談「尼上、か剤は
かみ-の-け 図 碑気。かみのたたり。古 る井。伊勢國の豊受宮の傍、藤岡山の かりを切られけり」
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かみーまつりg 神祭。碑のまつり。夫木 が、自ら任するためrる、江戸r*建てし屋 かみら図 基。植物。草の名。みちょた
「あさひ山のふもさré、かみまつりする 敷。(中屋敷、下屋敷などょ封 して) なじ。古語。記「みづみづし久米の子
をころ」 かみやつこ図神奴。かみ ひさょたな らが栗生ょをかみら一もをそねがもを
かみまつる園 碑祭。碑を、加茂の赴の じ。古語。夫木「かみやつこをるや な そねめつなぎて討ちてしやまむ」
こをみて、その祭濃を、毎年卵月ré行ふ にぞもちはやおる加茂のまつりréあふ かみわざ図 碑業。碑の貸するわき。
ものなるより、うづき ょかけていふ。 ひなりけり」 かんわさ。かみごを。風雅「なぐさ山
新六「かみまつるうづきょなれをゆふ かみやま図 碑山。Q碑の鎮座し給 へ をるや揃のつきもせすかみわさまげき
かけてみむろの柳なべてさすなり」 る山。後拾遺「さかきをるうづき よな ひのくまの山」 Q神re事ふるこを。ま
かみ むg 上無。剤を見よ。 れをかみやまの樽のはがしはもをつ葉 んじ。まつり。かぐら。源「箱月 よな
かみ-むかへ g 碑迎。陰暦十月晦日rs、 もなし」 Q 賀茂の計の後rsある山。古 りぬ。かみわさなをまげく」
八百萬の碑たちが、出雲の大赴より騎 語。夫木「かみやまの桂を折れを月の かみ-めだし召 碑渡。『十月、出雲の大
り給ふを迎ふをいふ祭式。 内ょわが思ふこさのならさらめやえ」 赴 よ渡らせ給ふ碑碑を送り巻るさいふ
かみ むき 図 上向。官府r 制係せるこ かみーよ図 碑代。だんたいrsれなじ。 義』 碑無月 ま吹く 西風。闘東の船人
さ。官漫。公漫向で 新十「すみよしの松のこをのは鍵らやり 語。
かみーや図 碑矢。碑の、怒りて、射あて をかみよréか へれまきままの道」 かみーみ 図 紙槍。紙ょ書きたる績。源
給へる矢。保元「さかさまr*矢 のたつ かみよしg 碑吉。暦の語。中段吉日 「この頃の世ょえ、ただ、かく面白きか
こそ、不思議なれ。かみやなるか をぞ の稲。この日を、諸碑、またま、先祀な みるをさをのふるこをを」
電えし」 どを祭る よよしをいふ。 かみをがみ図 碑拝。碑ををがむこを。
かみやーがみ 図 紙屋紙。紙の名。古、京 かみよりーいた 図 碑依板。かみたろし を しんばい。
都紙屋川漫 よて渡き、部妙、宣旨などを をする時、碑を呼ほむがためréさて、た かみーをんな図 上女。かみがたの女。
書くよ用みし紙。かんやがみ。かうや たきて鳴らす杉の板。古語。基俊集「は 元縁頃の語。
(423)

がみ。宣旨紙。 ふりこがかみよりいた まひくまきの基 かむ 闘悩 試。ぬぐふ。ふきをる。源


かみーやしき 図 上屋敷。昔、諸國の大名 れゆくからréまげきこひかな」 「鼻すすりを聞きたまひて、われも、忍
かみまつり かみやつこ かみら
も---
、 死






さかむ
- にる。
古碑

語 みた
ながら
か園




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かんー よ

か考
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古語 古じ
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語 古民
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かまど
語す 。 語薄
古きもの やも

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語じ 。


なぎ語か
ふは
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なぎ
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な女
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なぎ
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齢河瀬

ながら
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江戸
導かむ
なき
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なじ。
古語。 悪t八番の1。たて。e手がるきこ
かむみぞ のまつり 図 碑御衣祭。伊勢 を。“ 甲。『字の唐音』 音楽の調子の かん-きん 宮 看経。Q経受を撃請する
の碑宮réて、夏の始めra行ふ祭。この一 高きこざ。(たつrる封して) こど。Q通じて、ただ、経文を 譲むこ
時、碑衣を織りて奉る。 がん 図 商。Q備像のづし。Qひつぎ。 をこ。 講経。
かむ やらひ図 碑達。碑が、他の者を追 棺。 かんきんg闘。関かょ、詩歌などを
放し給ふこを。古語。 かんーあげ 陥 髪場。『かみあげの音便』 玲するこを。くちふりさみ。i感瞬。Q
かむ よごこ 図 碑書詞。よごをを、敬ひ 髪を結ふにを。また、その人。(通富、 物事 よ感じて作りたつる詩歌。Q俳句
ていふ語。古語。 接頭語のれを添へて、貴人のょいふ) の宗匠が、黙をつくる時、最もすぐれた
かむり図 冠。かんむりょたなじ。 かんーがかりg 碑憑。かむがかり
カ ょた りをするもの。
かむり を 四 冠制。冠を作るこ をを撃 なじ。古語。 かん-きよ 図 閉居。開かなる地の住居。
をする人。 かんーがふ 園国過 考。『かむがふの音 また、そこrs住むこを。Qひま raてあ
かむり つけ 図 冠附。俳諸ょ、宗匠が、 便」e心よ 様様を護る。思案す。勘考 るこを なすべき事なくしてあるこを。
初句を出して、弟子rs、下の二句を附け す。たもんばかる。俗み、かんがへる。 かんく てうg 寒苦島。動物。鳥の名。
さするこさ。かさづけ。 天笠の雪山 *棲み、離も、寒夜rs、寒苦
俗aかん 必死を鳴き、雄を、夜明造酒を鳴く。さ
かむり の を図 冠緒。たいかけよたな がへる。枕「いみじう、腹だち比りて、
じ。 かんがへて」 れど、夜明くれを、餌を求むるためrs、
かむ-わさg 碑業。か剤 の韓。古 かんがへ 召 考。っかんがふるこを。勘 夜の事を忘れ、夜rsなれむ、また、鳴く
語。 考。思案。Qかんだう(勘常)rsた な をいふ。かんくだり。平家「平家の人
かんgかみ(長官)の音便。かう。古語。 じ。古語。 人を、いつも、氷rsをちこめられたる心
源「かんの殿」i感。心 よ、深く染み かんがへーぶみ 図「勘文。勘常の書付。古 地して、かんくてうよ異ならす」
(425)

亘るこを。情の動くこを。夫木「かん かんくーふりg割鳥。動物。鳥の名。
ありて人のまうづるくらま山たこなふ るなも」 かんくてう よたなじ。
のりぞはかなかりける」i簡。Q武 かんーき 図 勘気。かんだう(勘常) ょた かん-くわ 図 刃。Q橋を、ほこを。戦
かむみぞのまつり がん かんきん
かんくわなうこかす かんざし かんおき
かんーおき図 間色。『基本色の間なる色
(426)

器。Q韓じて、たたかひ。いくさ。i なじ。
感化。言行なを よ感じて、心をそれ よ かんーさし 図 務。『かみさG(髪挿)の音 をいふ義』五色の外の色。紫、緑、掲な%こ
遷 すこを。(重rs、善き方 よいふ) 便』 Q冠の落ちぬやう よ市子のもをみ の類。かんしよく。
かんくわーを-うごかす 図 動千サ 。兵端 差して、中なる髪を支ふる具。源「まる がんーをき図 眼識。目 まよりての智識。
を開く。戦ひを始む。 しのかんさ しならましかなを思ほす 日réよりての鑑識。夫木「懐花第四静
かん-けい 図 数計。よこしまなるはか も」 叙。飢。Q婦女の髪 よ差す飾りの 慮みもし咲かをそこのがんしきをかり
りご をo わるだくみ。好計。 具。形状、種類、甚だ多し。宇拾「髪rs、 てえんせむ」
かん-げき g 間隙。ひま。すきま。i 玉のかんさしひにはるひをさして来に かんーをん 図 感心。心ょ感するこを。
感激。こころょ感じて、奮務するこを け」i撃谷。『引を心さしなどのさ 感服。徒然「洞院左大臣殿、この事を、
かん-けつ 図 割決。よく考へて決断す しの義』 髪の結ひやう。かみつぎ。古 かんみんしたまひて」
るこを。平治「延又の例réまかせて、大 語。源、かんさ し、かしらつき」 かんせん-ぬひ図 闘満経。『関清を、こ
内rs記録所を置き、理非をかんけつす」 かんー さね 図 碑主。碑赴なをよまつら れを 始めたる人の名かをいふ』 袋物の
-
簡潔。 つづまやかrsして、面も、要 れたる神。祭碑の碑鶴。古語。 端などを、糸をあらは して、から げ経
領を霊せるこを。くだくだしからぬこ かん さる園闘目 碑去。かむさるの音 ふこを。
を。(多くを 文章rないふ)輸古。簡明。 便。古語。 かんせんーより召 翻回機。『が剤
かん-げんg 割。疎むるこをは。いさ かんーを 図 関申。かうもん よた なじ。 り(紙裂㎞)の義か』かみより ょたなじ。
め。i甘言。巧みなるこをは (多く、 古語。公任卿集「九月霊くる日、かんる かんをまつり目 神衣シかむみ名の引
なるrs。日rs見えてゆく秋なれや夜も つりrsたなじ。古語。
敷く時のょいふ)_
かん-こ 図 湖朝。か この説。i碑子。 すがらいもねで何をまもるなるらむ」 かんーだう図 勘割。Q律 よ照して、罪 ょ
『かみこの音便』 かむなきよた なじ。 かんじ浮き 臼 標。『かじきの音便』 寒國 常つるこを。古語。Q善からぬ行ひの
古語。 réて、雪の降りたる時、足の 担みこまさ ためよ、君父、またを、師匠なをの元へ
かんこをり図 闘子鳥。『かいこうだり| らむためré魔くもの。ゆきぐつ。ゆき 寄せつけられぬもの。勘気。勘事。
一 の説』 動物。鳥の名。よぶこ%こり ょた | わらじ。 かん だから召 碑資。碑赴の資物。古
語。夫木「たきのはらならびの宮のか よ壁へていふ語。 かん-きの図 碑殿。やしろ。碑赴。古
んだからなほ末っづき神っまらなみ」 かんにんのゆめ図 期郡 。か剤 語。狭表かんだのょ入らせ給ひて」
かんーだち図 碑館 『かむたちの音便』か のまくらみたなじ。 かん-ども図 碑部。かんべの一部落。
うだちよた なじ。古語。拾遺「祭の使 かんちやうーをよ図 割定別。徳川幕府 古語。
して、かんだちょ侍りけるょ」iか の役所の名。金穀の出納、租税の事な かん をり図 根取。かちgりの音便
よたなじ。古語。 どをつかさごりしをころ。 かんな図 個字。かなの音便。源「かん
なのみなむ、今のよを、いをきはなくな
かんだちをも固『かんだちを、刻g かんちや?ぶきやう図 勘定剤。徳
けrs同じく、雷鳴などのあり げrs見ゆ 川幕府の役名。勘定所の長官 りたり」
れないふか』 稀をひき出したるが如き かんーづかさ 図 碑司。かみづかさの音 かんーながら園 碑随。かむながらの音
さまよ見ゆる、夏の雲。 便。古語。 便。古語。貫之集「百年の卵月を斬る心
かんだちーべ 図 上達部。かんたちめ よ かん-つかだ 図 上方。かみつか の音 をむかんながらみな知りませるらむ」
たなじ。古語。 優。 古語。 かんながら-の-こころ 図 碑随心。碑の
かんだち め 図 上達部。三位以上の人 かんーづつみ図 髪包。かぶりもの。づき ままなる心。うおなる心。まごころ。
の稲。かんだちべ。殿上人。古語。源 ん。舶 。古語。 かんながら の みち 図 碑随道。碑の御
「なほ人の、かんだちめなどまでなりの かんーづまる園国 碑鎮。かむつまる 心を、わが心をする道。皇國の道。碑
ぼりたる」 の音便』 古語。萬「うなほらのへ よも 道。古語。
かんーたん 図 町鴨。心のそこ。きも。盛 神ょもかんづまりうしはきいます」 かんなき 図 %。かむ引きの音便。古
五日o
衰「かんたんを砕きて、精誠をつくし」 かんーでん 図 間田。年貢を納めす、課役
かんたんーの 違まくら図 期郡枕。『支那の を通るる田。 かんな づき図 碑無月。剤の
慮生をいふ人、夢rs、郎郡をいふ國rs生 かん-どき図 碑解。かむをけ ょたなじ。 音便。古語。
れて、富貴を極めしが、酵めて後、夢な 古語。 かんなりのちん召 電園。剤知りの
(427)

りしこ をを悔いたる故事ょよりてい」かん-どけ 図 碑解。かむgけよたなじ。 ちんの音便。


ふ』 人の世の、夢の如くはかなきこを| 古語。 かんなり の つぼ 図 雷壺。が引なりの
かんだち かんにんのゆめ かん&ネの
シーー
かんにち かんのざう、 かんもん
1口
(428)

つぼの音便。古今「かんなりのつぼrs 啓せさせけり」 り。かうむり。かむり。Q漢字の頭み


召したりける日」 かん の さう図町闘。五臓の一。 付く、種種の字形の稲。草冠、竹冠、雨
かんーにち 図 抜 日。『呉音』古の暦の語。 かんーのし 図 碑主。かんぬしの韓説。 冠、穴冠などの類。_
外出を、凶をする日の稲。源「かんにち かん の この図 長官殿。かんのきみ ょ かんもん 図 勘文。Cかもん ょたなじ。
réてありけるを、若し、たまさかrs、思 たなじ。古語。源「かんのをのの御料 信 断定の文書。ばゆ。
ひゆるし給はやて、あしからむ」 réまたはせり」
一かん ぬし日 碑主。e碑よ仕ふる人 かん のぬしg長官主。剤のみょ りのつかさの音便』 かもんれうなれな



五日Q
信神赴よ仕ふる人の長。宮司。祭主。 たなじ。古語。源 「わがほいえ、かんの シ

かん


や屋
紙g




宇拾「1人のかんぬしょ、碑つきていふ ぬしの人がらも、ものものしくれをな かみ
やう」 しき人なれぞ」 やがみの音便。古語。源「うるはしき
かん ねつ 図 寒熱。C寒気を、熱気を。 かん の ね 図 上領。上の方のみね。古 かんやがみ、みちのくにがみなどの」
Q備数の語。八寒地獄を、八熱地獄を。 の東國の方言。 かん やさり 図 神宿。はちまんさ ょた
「かんねっのくるしみ」 かん びな召紙艦。かみひなの音便。 なじ。
かんのう 図 排能。事をなす よ堪へて、 かん-びやう図 看病。病人を介抱する かんーやらひ 図 碑逐。かむやらひの音
能くするこを。技réすぐれたるこを。 こを。績古事談「あるひえ、かん びやう 便。古語。夫木「あまころも響きて家
は手。徒然 不球の藤をもちて かんの の心うみ、あるひま、癒えがたきこどを よ入るこををかんやらひよりいむをい
うの座rsつらなり」 うたがひて」 ふなり」
かんーのーきみ 陥 長官君。『が引の剤 かんまん 図 『楚語かまの説』備数の語。 かん-りん 図 判例。だいがくかう(大學
の音便』 官省局術 な%この長官の奪稲。 おもうそんの奪稲。 校)の漢名 。
かうのきみ。かみのきみ。古語。源「か かんむり図 冠。『かがふりの音便』Q頭 かんりん がくしg輸科學#。もんさ
んのきみの御近きゆかり」 上re被るものの総補。伝主rs、古、衣
かんのくだり 図 上件。が引の幻だり 冠、束帯の時用みしかおりもの。形状、
い はか㎞ のシ
かん ろく 召 間藤。e無益の韓。信評
の音便』古語。大和「かんのくだりを 種類、多し。各、その修み解く。かうぶ りて、ろくみたなじ。
かんろ-はふやミ 図 引鋼法薬。よきく かめの-かがみ 図 亀鑑。Q穏トのうら の名なりさいふ。
すり。長薬。古語。狭衣「かんろはふ なひ方。古語。Q『きかんの直護』善悪 かめ お 図 亀居。雨足を、左右 よ開き、
やくの薬も、今を 何ょかをすべき」 をかんがへ正すべき法規。てほん。十 機を、下rsつけて座るこをなりをいふ。
かん-めざ 図 碑業。かむわさの音便。 六夜「さても、あづまのかめのかがみょ かも図 鳴。動物。水鳥の名。各、雁よ
古語。源「ぎしきなを、つねのかんわさ 照らさむ、くもらぬ影やあらはるるを」 り後れて来り、また、雁rs後れて騎る。
なれやこ」 かめーのーさし<し図 亀差郷。監甲ょて 通常のを、まがもどいひ、その雄を、あ
かめ 図 競。Q水、またま、酒類などを入 作れる獅。古語。夫木「川のせrsうき をくびをいふ。嘴を、黄色rsして帰く、
るる陶器の稲。瓶。後拾「人のかめrs、 たるかめのさしぐしをみし世ながらの 顕の毛、濃紫の中ょ、縁のつやを帯び、一
酒入れてさかづきょ添へて、歌よみて まるしなりけり」 背を、国色、腹を、灰色rsして、共 よ、紫
いだし侍りける」 Q へ いじ ょれなじ。 かめのーて図 亀手。動物。海岸の石ょ 色の斑あり。翅を、黒、白、緑の諸色、相
@花を生くる瓶。後撰一久しかれあだ 附着して産す。形、亀の足を倒rs せる 混じて、離を、概ね、雀の如き毛のみ3
よちるなを懐花かめよさせれをうつろ 如く、上ょ、爪の如きもの、五つあり。 て、翅を黒く、甚だ美なり。種類多し。
ひrsけり」 大さを八九分はかり、色を紫はみたり。 萬「あしべゆくかものはがひょ編ふり
かめ-うら g 亀ト。古、亀の甲を焼き せ。石勤。石色。 てさむきタべをやまをし思ほゆ」鳥。
て、吉凶をトひしこを。 かめのますら困 論正ト。『かめのまさ iかりもの署。古語。拾遺「能宣rs、
かめのうきき 図像浮木。備数の語。 うらの約』 かめうらrsれなじ。古語。 車のかもを乞ひ ょ遣して侍りけるよ」
人間を生れがたきたをへraいふ語。玉 師時卿集「れもひかねかめのますらみ
葉「日ま ひたるかめのうきぎょあふな こをとへをためあひたりを聞くぞうれ 今のまうせんの類。
れやたまたまえたる法のはし舟」 しき」 かもーあふひ 図 加茂梁。植物。草の名。
かめの うらべ 召 亀ト部。亀トの事を かめの-を図 亀尾。人の背骨の下、肝 多くを、山中 よ自生す。宿根rsして、壁
つかさどる人。古語。夫木「思ひあま 門の上 よ、高く出でたる官。こくしす。 *、二本rs分れ、各、一葉づつを生する
(429)
りかめのうらべr こををへをいはぬも 尾概骨。 を以て、一名、ふたはあふひ、ふたはぐ
かめーざひ図 亀猫。園のまねをする舞 さなをどもいふ。夏のはじめ、つりが
るるき身のゆくへかな」
かんろはふやく
かもうり かもをもの かもまつり
(430)

ね形よて、下向せる、三郷の唐紅色のは 尺はかり、黒色raして、後部 へ曲りた を見よ。徒然「五月五日、かものくらべ


なをひらく。山域國賀茂紳赴の発祭ra る、五寸はかりの中空の角、二本あり。 うまを見侍りしょ」
用みるが故ré、この名あり。あふひ。 全身潟色、またを、灰褐色、毛を、長くし
かも-うり 臼 冬瓜。植物。草の名。ど て、軟rs、且つ、密なるより、昔を、腕な 赴の祭濃。陰暦四月の中の申の日を、
うがん(冬瓜)の古語。 %と績る「6用みるなり。かもまし。かま 國祭日を し、その翌日、勅使をさしむ
かもーかくーも 国 彼斯。gもかくも また まし。あをまし。魔美。 け、五月五日rsなりて、競馬を行ふ。そ
なじ。古語。萬「いもが家 よさきたる かも おもの園g自物。鴨の如くをい の碑事よ、かもあふひを用みるが故 ょ、
花の梅のはな質みしなりなをかもかく ふ意より、Qみづrsうきみてみかけて あふひまつりをもいふ。なほ、あふひ
もせむ」 いふ。萬「かもを ものみづrsうきみ *つりを見よ。
かもーが-ね 図 騎音。かもの鳴く盤。古 てわがつくるひのみかだよ」貸うきね かもん 図 削文。古、陰陽察より、天鍵、
語。 をすれむrょかけていふ。萬「かもを も 地鍵、その他、吉凶の事を勘考して奏聞
かもがはをふせをつかさ目 加茂川防 のうきねをすれをみなのわたかぐろき せし案文。かんもん -
o撮部。古、掃部
司。ぼうかずみたなじ。夫木「かもが 髪rsつゆぞれき ょける」 察re使はれて、宮中の満掃の事をなし
はをふせぐつかさも心せよつつみぐづ かもーをゆう図 賀茂熟。京都加茂の赴 しもの。かにもり。
るるさみだれのそら」 よ仕ふる人人。
がもん 召 御門。官省の徳名。
かもーヘ7つ 図 鶴査。蹴鋼の時など rs用 かも-さくミーをま図 鴨着島。鴨の、多く かもんーづかさ図 掃部司。かもんれう
みる在 。草réてつくり、はなさきを、九 集り居る島をいふ。古語。 réたなじ。
く したるもの。 かも-さり g 鳴鳥。動物。鳥の名。通常 かもん の かみ図 撮部頭。かもんれう
かもさしなは召 鎌差綱 が 引剤は のかもをいふ。金葉「ははそ散る岩ま の長官。
rsたなじ。 をかづくかも%こりを己があをはをもみ かもんーぶきやう図
掃部瀬行。掃部寮
かもーをか 図 腕弾。『かも(輝っよ織る毛 ちしょけり」 の奉行。
のある鹿の義」 動物。獣の名。深山rs かも のとらべうま 図 加関競馬。山城 かもんーれう図 掃部察。古、宮内省 よ潟
棲む。形、やや、羊16似て 肥え、高さ二 國加茂の祭りょ行ふ競馬。かもまつり して、宮中納掃の事を掌りし役所。か
***
* - * *、*ー*・# り 、く
* - ** **。
V * 〜 ヒう、い、わ〜 おく、、に** か? 〜ん」り a =うy*・「め、
>
きなやしの鎮稲。大木「*げき野をこなり つぞ ふる」
にもりのつかさ。かもりのつかさ。か シ
もんづかさ。 ゆく庭のかやがまたょたのれみだるる か。くsり日章潜。動 。Aの名 か
かもめ 図 闘。動物。水鳥の名。形、鶴 虫のこるごる」i菅。植物。草の名。魔 くぐきょたなじ。し
ré似て大く、嘴、尖りて赤く、頭 を背を rs似て、その館、中空ならふり。宿根réし かやすし 國目 易。かを務語。や引
ま、灰色rsして、腹白く、脚、また、赤し。 て、葉を、古来、屋根を賛くな %こré用み réたなじ。古語。
小規を常食をす。一種、海r棲むもの る。花も、置ょ似て、秋開く。萬代「かや か やつ 園 彼奴。『かのやつこの署』他
を、うみかもめ、また ま、たほかもめを がねrsむしうらみける野べréきてひざ 人を蹴りて呼お よ用みる語。きやつ。
いふ。かまめ。夫水「さのみなをかもめ りさぬれをみやこ思ほゆ」 枕「ほどをぎすたのれかやつよたれな
むれみるみづのえよあざもなき名のた か やう に園 断標。かくあるやうよ。 きて そわれ*だré立つ をうたふrs、聞
ちさわぐらむ」 この通りよ。かくの如く。源「かやう きも果てやり」
かもめ おり図 闘尻。「闘の尻の羽の、 にたほさうなるみづしなだrs」 かやのーさかづき図 糖歪。かやの木r
上réはねあがれる状rs似たるよりい かやーがみ 図 紙屋紙。紙の名。かみや てつくりたる歪。禁中rsて、この歪rs、
ふ』 太刀を個きたる時、その尻の、上の がみの署。 酒を盛り、葉を浮べたまふをいふ。
方ré反りたるもの。(主rs、毛太刀réい かや かや国人のわらふ撃。源「御 随身 かやーぷ 図 菅生。菅の生ひたる地。古
ふ)義経記「黒漆の太刀、かもめだりrs だも、かやかやざいふを制したまひて」 語。績後拾「つれもなき人réみせをや
ぞ偏きなしたる」 か やくミ図 加役。Q手だすけをする人。 水革のをかのかやふの廃きやすさを」
かもり-づかさ図 掃部司。かもんれう 補助役。Q徳川時代の役名。捕亡掛、 かやーぶき図 芽暮。Q芽よて、屋根を書
またなじ。古語。枕「清涼殿のたまへ 同心の稲。 き作るこを。Qかややね(茅屋根)の
の庭よ、かもりづかさのたたみををま かやーヘ7き 図 草潜。動物。鳥の名。韓署。夫木「さみだれをまやのかやぶき
きて」 ré似て、羽rs、斑紋なく、腹を白く、尾を 軒くちて集めぬまをも警をなかふ」
短く、上の鳴長し。かやくぐり。かんし かやま図 菅間。かやを、かやどの間。
(431)

かsりの つかさ目操部司。剤れ んてう。保高女集「タされをまがきょ一古語。夫木「山里をまはらの野のかゃ


うrまたなじ。古語。
かや 図 芽。植物。ち、かや、すげ、すす一 すくふかやぐきのたよはぬ空よこひつ まよりもりくる秋のゆふ月後かな」
かもめ かやうに かやくQり
-
-*- ●● シ
かやむしろ かゆかだいひ かゆのき
(432)

かやーむしろ図 菅葬。かや réて作りた 炊きたるもの。古を、これを、まるかゆ」かゆ の き図 弱木。か3づるみれな


るむしろ。夫木「あづまのの露のかり
ねやかやむしろ見ゆらむきえてえきま
をいひ今の仮を かたかゆさいり。 じ。枕「十五=ま 、もちがゆのせくまみ
源 御かゆなど、こなたょまみる」 る。かゆのきひきかくして、家のごた
のおをえ」
かやめ 陥 敏目。肩のかなめの古語。衰 もの。
かゆかた いひ日 撃弾収。かゆの、固き ち、女房などの祀ふを、打たれじを心づ
かひしたるけしきもをかしきょ」
盛「かやめのほだををこころさして、ひ か-ゆき かく-ゆき 国 彼往斯往。
彼方 かゆーはしら召 弱柱。正月の七日を十
やうを放つ」 よ往き、比方réゆき。かよりかくより。 五日を よ食ふ艦 の中rs、餅を入れたる
かやや 陥 芽屋。Cかやぶきょたなじ。 古語。萬「うなひ川つよきせごをみう ものの稲。もちがゆ。
Q基チ暮 屋根の家。空穂「すみたまふ家 かはたちかQきかくゆき見つれども」 かゆふ 園国 通。かよ
ふの韓。古の東
を、三間のかやや」 かゆしB同 摩。皮膚み、爪rょて 國の方言。
播きた
かやり び図 数遣火。敷遣のためみ薬 き感じあり。むづむづをしてあり、俗 かーよう
図 荷用。宮仕、またえ、配膳 な
らす畑。かいおし。かくすべ。かやり。 rs、かゆい。字拾「こよひ、身の、かゆく *この稲。かよひ。
山家「夏のよの月みるこをや なかるら 侍りつるrs」 魔。 かよけ のま 昭 数除間。徳川時代み、
むかやりび立つるみづのふせやそ」 かゆーづみ 図 弱杖。古、正月十五日 ょ、 交 を好む人の、敷を防ぐがため ょ、障子
かやりび の園 競遺火。数遺火を、また 弱を者 る時rs 空きたる木を削りて造 ようす絹などを張りて、こをさらなつ
ょこもりて、くすぶり燃 ゆるものなる り、衛府官より奉りし、棒の如きもの。 くり設けたる座敷。
より。Qるたみかけていふ。新勅「な この木rsて、婦人を打てむ、学むをて、 かよ ちやう図 郷興丁。御興を昇く人。
つくさのま げき思ひをかやりびのまた この日、禁中réて、若き人人相謀り人を 奥丁。狭衣「河わたらせ給ふほどを か
ょのみこそもえわたりけれ」eそこな 打ちて臓る。狭衣「はての十五日 まを、 よちやうの撃間きにくきょ」
%こréもかけていふ。後撰「うへrsのみ わかき人人ここかしこréむれみつつ、 かよばす 園目 通。かよふの敬留。
愚かょもゆるかやりびのよみもそこよ をかしげなるかゆづるひきかくしつ かよばせ-ぶみ図 通文。Q遊女より、男
*思ひこがれし」 つ、かた みrs祀ひ、また、打たれじを用
へやる聴書。Q韓じて、すべて、女より
かゆ陥 弱。米を、汁を多くして、柔かょ 意したるすまひ」 の職 書。
: r y -。
かよひーをゆう 図 通衆。武家の役名。食 か より かく より B彼寄断寄。 が3 て、外國のシ稲。をつくに。俗語、
事時の給仕などをするもの。てなが。 きかくsきょたなじ。古語。L から あふひg度姿。植物。草の名 は
かよひ ち図 通路。Q常 よ往来する路 か よる隠見 寄。かを務語。よる よ あ ひょたなじ。古語。枕「かりお
通ふみち。「ゆめのかよ ひち」 Q 男女 れなじ。古語。萬「秋の田のほたのか ふひを、さりわきて見えねだ」
の、情を 温じあふこをを、往来する道の りはかかよりあはをそこもが人のわを一から あや 図 唐綾。織物の名。うきた
意みかけていふ語。伊勢「出でてこし こをならむ」 りょしたる綾。
あをだ よ未だ愛らじをたがかよひちを かよのし園員 弱。かを務語。 から あおg唐監。『葉の形、藍の如く
今をなるらむ」 ょたなじ。俗ょ、かよわい。源「いをだ なるよりいふ』植物。草の名。けいを
かよひさころ 図 通所。3かよ通ひゆ 細う、かよわげなり」 う(雑頭)の古語。萬「秋さらをかけみ
くをころ。源 「大将の君の御かよひご から 臼 競。『空の義』Q物を包むもの もせむをわがまきしからあみの花をた
ころ、ここかしこをたばしあっる ょ」 の、中の正身を去りたるもの。「貝がら」 れかつみけむ」韓艦。
かよひびつ 臼 通概。物を入れて持ち 「初がら」貸もぬけのから。ぬけがら。一から いしき 図 魔石敷。支那風ょ造り
運ぶ よ用みる慣。をかもちの類。 古今「鍵しきょわびてたましひまをひ たる敷石。
かよひめ 図 通女。かこひもの。外義。 なを空しきからの名 ょやのこらむ」説。一からいしもの臼 もをを、ぐるんじ 源
元㎞頃の語。 なきがら。むくろ。死骸。運「ただ一 氏 をありしを し誤れるならむさい
かよ3 闘目 通。Q往来す。出入りす。 今のからを見でえ、また、何の世 ょかあ ふ。大鏡「元慶八年甲辰四月十三日、か
古今「忘らるる身を宇治はしのなかた りし形をも見む」i幹。Q木の幹、ま らいしものみなりたまふ」
えて人もかよはぬ年ぞへよける」e博 た 草のくき。e物の柄。伊勢「いにし からいを目庫*あやょ組みたる系
く通す。行き届く。源「備の道 よさへ への匂ひえいづら標花こけるからをも一から いぬ 図 度大。Qもろこしの犬。
かよひ給ふ」Q似る。近寄る。源「忘れ なり よけるかな」g 大の、竹のをころの こまいぬ。韓大。Q外園種の犬。
(423)

てを、それかを覚ゆるまでかよふ」 稲。i外園の名。今Qの朝鮮をいふ。」からう図 家老。大小名の家臣の長。


かーよりあふ 園自 寄合。かを務語。 古語。高 からくにまわたるわがせえ」 家老三家老なをの階級あり。今え 家
よりあふみたなじ。古語。
韓。 もろこもまたなじ。魔。 韓じ 令さいふ。園老。
かよひみゆう かよりかくより からあふひ
『シ
からうおて からうゆ からかこ
(484)

からう-おて園 辛。『辛くしての音便』 植物。木の名。5判例 よたなじ。 から かご 図 動物。魚の名。今のいし


辛き思ひreて。潮くの事réて。からが から→うり召 府瓜。かぼちや(南瓜)を おしの類なり。古語。
ら。やうやう。からく。後撰「からう いふ。一説よ、まくはうりなりをも。 からーかさ 図 傘。さしがさを見よ。枕
Qてあへりける女rs、包むこを待りて」 からうわき 召 家老脇。家老の次み位 「細やかréびびしきをのこの、からかさ
から-うす 図 唐臼。臼を、地よ堀りす する年寄。 さして」
る、件の柄を、足 よて、贈み上げてを、ま から そだ 陥 結枝。枯れたる木の枝。 から かち 図 唐職。支那風よ造りたる
た下しつつ、米などを掲くやうré仕掛 かれえだ。古語。拾玉「からえたをき かち。また、よきかち。古語。萬「まくら
けたるもの。ふみうす。ちから。源「た れをそはゆる嶺の松たつきのれをなた かのこがのわたりのからかちのれを高
をろたをろを、ふみをどろかすからう えまあらすな」 しもなねなくこゆる 「*」
すの音も」確。 から-えづき 図 乾順。騙気を催して、吐 から かば g 唐皮。C度の皮の異名。Q
からうす のーさを 陥 確槍。唐自よ用み| き出さぬこを。はきたがり。古語 ー 和蘭より舶来せる絞形ある革。
る杵。 からえひ目 唐日。動物。魚の名。かれ からかふ 園闘目 Qあらそふ。盛衰「ち
から-うた 図 唐歌。支那の歌。即ち詩。 ひréたなじ。古語。 たび、心を進みけれども、心よ、心をか
土佐「かしこのからうた作りなどし から だり図 唐織。からねりものの署。 らかひて、なく なく、高野へまみり給
ける」 からだり にしき 図 店織㎞。織物の名。 ふ」Qなおり戯る。だらし苦しむ。(児
から-うち 召 偲。組紐の一種。最田紐 蜀紅のにしき よ似せて、種種の模様を 供などを)著聞「強く取って放たり、ま
の類。 織りいだせる錦。能狂言の装束などrs ほし、をりからかひけるほどよ」
からうづ 図 唐様。からひっの音便。 用みる。 からーかみ 図 唐紙。かさねの色目の名。
から うこ図 唐概。Qからびつの音便。 から-だりもの図 唐織物。きんらん、ま 経を白く、緯を改色réて、裏白きもの。
貸ひつぎ。棺。 ゆす、あや、にしきなだ、すべて、唐より からかみーをやうじ 図 唐紙園子。から
から-うき 図 博概。から引gの韓。 渡巫せる織物の網稲。 かみrsて張りたる障子。ふすま。
から-うめ 図 店梅。『後水尾天皇の時、 からーかき図 釣鎧。かけがねみたなじ。 から からーこ園 金製の物の、相鋼れて
朝鮮より試上せしものなるよりいふ』 古語。 務する音 よいふ。受受。源「法師の、あ
かたてまつる、からからを鳴らしっっ」 の模様をつけたる平瓦。多く、警端の る。鶴岡職人歌合「はなれゆく人の心
から1き 図 結木。結れたる精本。かれ 飾り ま用みる。古のを、あぶみの如く のこはがねをからくりかねて音をのみ
き。古語。金葉「あしびきの山のまrsま
なりしより、あぶみ瓦をいへり。 花瓦。 ぞなく」
reたふれたるからきぞひざり伏せるな からとミしげ 図
唐橋匠。くしげの美稲。 から ヘ7る浅ま 図空軍。物をのせぬ軍。夫
りける」 そ 古語。夫木「からくしげあけてし見れ 木「われをきみあはぬ態をやからぐる
からき-ぎいくミ g 唐木細工。唐木 ょて まやまをこをひのかけすまひする」i
細工するこを。又、その細工せるもの。
からとに図 唐園。外国の名。からは :唐車。 美しく飾り たる車。
から- さぬ 図』 唐衣。中古、婦人の曜服を たなじ。萬「昔よりいひけるこをのか からーくれなお図 韓紅。『韓國より渡来
せし上衣。多くも、錦を表をし、給re作 らくにの辛くもここr*別れするかも」 せしものなるよりいふ』 深紅の色。古
る。形、牛賞rs似て、裾付なきもの。背 韓國。 今「白玉 を見えし涙も年ふれをからく
子。枕「をのわらは の着るやうよ、な からーくみ 召 唐組。糸
を組みて、美しき れなみようつろひよけり」
ぞ からきぬえ、『き衣をこそいはめ』 模様を織り出せる帯。古語。和名「絹、
からげg 数。が 引なの界。
からくミ園 卒。からうじて よたなじ。土 加長久美、織、糸貸レ帯也」 からげーつくミ 闘団

札付。からくよ
佐「ふなぎみの、からくして、ひねりい からとミむ 園Q 経組。からげ組む。 たなじ。俗ré、からげつける。宇拾「ひ
だして」 からーくら 図 唐鞍。支那國みて製した がさの上を、また、れをがひrs、編réて
から</ 園洞 札 。ま はり東ぬ。くく る鞍。うやりなどの飾りあるもの。ま
る。俗み、からげる。宇拾「紙捻réて、 た、よき鞍。 からげーひも図 楽紐。からげをょた な
十文字よからげけり」 臓。 からくり なんばん 図 緑南㎞。なんは じ。
からと さ 臼 枯草。『かれくさの韓』 ま んぐさりの一種。環を、太く して、1つ からげーを 召 北 緒。物品を欲 ぐるみ用
ぐさ(稼)の古語。i唐草。織物、また 一つ、鉄 よてうちつけたるもの。 みる紐。績古事談「まるしの箱のから
*、彫物などr*種種の夢草の、からみ演 からくり びやうg ェ。かぶさの銀。
(435)

げをを解きて、あけむをえ給ひけれぞ」
ふ形を模したるもの。 藻紋。 からーくる 闘池『からめくるの署』 活 からーこg 唐子。唐風の衣装を着たる
からくさーがはら図 唐草瓦。端み、唐草 動せしむ。からくりを動かす。あやつ 童子を、書ょかき、またえ、人形ょ作り
からき からくしけ からこるま
"" 。シ 『』- 』 - - =
からごころ からこ心げ からざけ
「からころもきならの里のまま松ょ玉」からさけ 図 辛酒。Cす(酔) の
(436)

たるもの。
から ごころ日 漢心。漢 なをを調み をしうけむよき人もがも」eひも 経)一 eせうちうQのシ
て、その説ré感化せられたる心。 ょかけていふ。古今「からころもひも 鮮の、腸を去りて、素乾ょまたるもの。
からーこざね 図 唐小札。鎧のこさねの ゆふぐれょなりしかでかへすがへすぞ 松前、秋田なをより産す ほしさけ。宇
一種。一枚毎rs、上へ、うち出したるも 人を継しき」 Qたつ(裁)ra かけてい 拾「からきけ、太刀ょはきて」
の。多く、慶長の頃ré行はれ、こさねの ふ。古今「からころもたつををしみし からさぶ 園 員 荒涼。あれまさる。
極品をせり。 心こそふたむら山のせきをなりけめ」 あれ果つ。古語。
から-ここ図 唐琴。Qきん、さうなど、 Qなる 剛 よかけていふ。古今「から から さへづり召 唐㎞。Q唐人のもの
すべて、支那風の琴。(大和琴ré勤して) ころもなれを身rsこそまつはれめかけ いひ。Q漢詩を除すること。
古語。Qよき琴。古語。夫本「さよふ てのみやを継ひむと思ひし」 から さま召 度様。もろこしぶり。支
けてなくねも悲しからこをのちらべよ からこーめげ 図 唐子髪画。昔、元服前の童 那風。
かよふてのうちのつる」 子の結びし髪画の名。髭より上を、二つ から さを図 設筆。稲妻などの穂の、初
から-ここ図 唐語。からこをはみたな ré分け、額の上réて、各、輸rs作る。ち をこきたるあをを打っ具。等のさき
じ。 ごわげ。からわ。双髪 摩。 よ、属ありて、これみ、また、少し短さ年
からーことは 臼 唐語。支那の言語。漢 から1ごみ 図 項撃。ま はがれたる盤。 をつけ、廻して打つ。変打棒。まひぎ
語。 かれごる。源「けしきある鳥の、からご ぬ。くるりぼう。和名「連柳、和名、加
からこーにんきやう図 唐子人形。唐子 るみ鳴きたるも」 長佐平、打、殻具也」
の姿なる人形。 からこをさり目 唐子師。からこの姿 からし B園 卒。俗ょ、からい。Q舌を
からーころも 図 唐衣。Q支那、またえ、 ré出でたちてをごる踊。 刺す如き味あり。(墓、芥子、唐茶子、山
三韓の衣服。古語。韓衣。伝 めづらし から- さえ図 演才。支那の寧間 ょつき 撤、生賞などの味rsいふ)六帖「みなつ
くよき衣。古語。 ての才。詩文の才。古語。愚管抄「から きのかはらょたふるやほたでのからU
からーころも隠 ㎞衣。すべて、衣ょ鉄あ さえをよくて、詩など、いみじう作られ や人ょあはぬ心を」 Qつらし。若し。
るより、eきる(着)ょかけていふ。萬 けり」 むごし。ひをし。いたはし。源「座の
する を、からしさこた ますぞ、いざこざわ 古語。 署。古語。
りなるや」 Q量目、案外 よ少し。貫目 からすぎ-の-たたりかた 宮 梨果籠。か からす なべり図 韓筋。足の筋、には
不足なり、Q瀬くの事なり。 らすきの名どころ。未底rs、上より、縦 かよひきつりて、自由みならぬ こと。
からす ㎞記 結。枯れしむ。好思集「冬 ré貫ける棒。古語。 こむらかへり。古語。
*てきて草葉をからしはてょけりみかり からすき のーとりくび 図 撃果線。から からす なめり 図 韓筋。からすなべり
の友をみるかひもなく」:愛。大撃 すきの名%こころ。前rs、車の韓の如く の韓。古語。
を残し、またえ、多く、岐なをして、撃」 さし出でたる部分。古語。 からす は 図 鳥羽。Q鳥のはね。金葉
を、たえだえréす。ま はがらす。源「風、 からすき のーへら 図 盤録。からすきの 「わが継をからすは まかく言の葉のう
いを冷かみ吹きて、松虫のなきからし 名だころ。土を壊す部分。鐘よて造る。 つさぬほどを知る人もなし」
たる撃も」 古語。奥儀抄「春日山峯こぐ船の薬師 からーずみ 図 唐墨。支那製の墨。たう
からすあふき日 g局。植物。草の名 でら淡路の島のからずきのへら」 ぼく。
しあふきょたなじ。古語。夫木「よも からすき の おさり図 黎未底。からす から せんすみ 図 乾泉水。水のなきせ
ぎふをさることなれや庭のたもょから きの名%こころ。柄、即ち、未槍のつけね。 んすぬo
すあふきのなごまげるらむ」 をこ。古語。 から-だけ 図 漢竹。植物。かんちく(寒
からす がしは宮 鳥柏。すすり(役)の からすき ぼし図 唐鋼星。二十八宿の 竹)ょたなじ。夫木「からだけの笛 よま
m名なりをいふ。古語。 1。三個の星の集まりて、並べる形、か くてふかは機春雨自く風ぞふきける」
からす音き 図 康働。鋼の一種。牛馬み らすきの如きもの。みづほし。さんか からだち昭 拘橘 『からたちはな(唐橘)
牽かせて、田畑を耕すrs用みる具。柄 ぼし。黎星。参星。 『 の署」植物。灌木の名。枝を、繁りて、
*曲りて、刀魔し。うしくは。宇拾「な からすぐろ 図 鳥黒。まっくろ。曾我 刺多く、葉を小さく、萩の如し。春の
べ、かま、すき、鍛、からすきなをいふも「からすぐろなる馬の」 末、五鋼の、小さき白花を開き、秋rs至
の」 型。
(4 37)

からすとび 召 鳥飛。横さま よ飛びは りて、質纏す。往往、人家 よ植るて、垣


からすき のを りかせ図 型撃。からす ぬるこを。 根をす。古来、根殻の字を常てたるを
きの名ごころ。牛 よ縛りつくる部分。 からす なべ 四 韓的。剤の 誤りなり。萬「からたちのうはらかり
からす からすきのたたりかた からすなべり
からだね からきち からだと
より糸réてかがりて経ひたるもの。
(438)

そけ倉たてむくそをほくまれくしつく一から-さとち図 唐綴。章子の綴り方の名。 ** ト・
るをじ」 からをり日 府g。唐土の。 からーねこ g #自由o # の猫。又、よき
猫。夫木「敷島のやまをみをあらぬか
からだね 図 唐種。すべて、唐土より渡」から なづな蹴 唐葬。如づ%をいふ語
来せるもの。 路より、刈剤 ょかけていふ。拾遺 らねこの君がためrsぞ求めいでたる」
からだねーをがたまのき 召 唐種演心樹。 「雪をうすみ垣ねrsつめるからなづな からーの陥 結野。かさねの色日の名。表
なづさはまくのほしき君かな」 を黄みして、裏の薄青なるもの。又、表
植物。木の名。をがたまのきの一種。
から なでしこ 図 唐撫子。植物。草の *香réして、裏を青なるものをこもいふ。
支那より渡来せるもの。
からたま日 韓共。外国より舶来せる 名。せきちく よたなじ。(大和な で し から の うすもの図 唐薄物。織物の名
珠。古語。夫木「あらはるるをきこそ こrs封して) 千載「見る よなほこのよ
ものの御袋、けしきはかりひきかけて」
なけれ三代までを石をてすぎじそのか の物 ょ愛えぬをからなでしこの花みぞ を、聖
らたまえ」 ありける」: 唐撫子。かさねの色目 からーの かしら図 唐首。はぐま
の飾りrsつけたるものの稲。昔、本田
から ちち図 乾乳。添乳せす ょ、ただ、 の名。表も、裏も、紅なるもの。
忠勝の、兜16つけしもの、これなり。
子を預っる女。 からーにしき図 ㎞。支那より渡来し、
から-ちや召 唐茶。支那風ょたてたる」 また、韓人の渡り来りて織れる鍋。(大一からーのーみくる%まg 麻御車。はれのを
以シC
和にしき よ封して)韓鍋。 _ き用みる時底の車
からてふ目 ㎞。動物。虫の名。あ からにしき園 唐競。錦の縁より、たっ からのみふね g府御船。龍頭部首の
げはのてふよたなじ。夫木「たもしろ
(裁 aかけていふ。後撰「シ秋 ㎞ 例の こ にさしきか
や花よむつるるからてふのなれをやわ かさをはむからにもきたったの山のも一らのみふね浮べられて 甘四日を舞楽
れもたもふあたりr 」 みちする夜を」 ありき」
から を図 空門。石のほら。いはあな。 から ぬ』祐野。仁徳天皇の時造りたからのらg 光陰を徒費すること。の
から-さこ 図 唐戸。はしちかならぬをこ る大船の名。記「からQを、臨み 焼き、一 らをかわくこと。元職頃の語。
ろrsある戸。必 り、二枚をたつ。(つま から はかり g 唐科。『権衡を、もと、書
ま があまり、琴rs作り」
&こrs封して) からぬひg府録。「か剤3の署二 土より渡来せるものなるよりいふ』は
かり(拝)をいふ。 諸外国の船。又、その風ょ製 したる船 て、享自く、細く短き毛の如きものあ
からはふ 図 層國風。兜の銭形を 倒ょ からふねぶきやう図 唐爵奉行。武家 り。夏の終りより、秋 まかけて はこや
したるが如き造り方の破風。もを支那 の役名。支那、及び、朝鮮より渡来せる なぎrs似たる花を開く。この競 より、
風より移れるréて、碑赴備閣など の建 糸を製して、ちちみさらしなどを編る。
船をェするもの。
築rs用みる。 から1へいじ 図 博柄子。Qかねょて作 和名 「 宇、和名、加良 無自、麻属、白面細
から-びさし図 唐庇。北自川の女院の、 者也」
生れがはりなりをいひつた へし、牛の たる瓶子。 から-むしろ g 唐葬。唐土rsて製した
如き妖㎞なりをいふ。 から ほ 固 結穂。枯れたる穂。古語。成 るむしろ。上等なるもの。

からびさしの くるま図 からのみくる一過集「なみ立てるをぎのから 国の夕ぐ がらん 図 加監。『楚語。精舎の説』
ま よたなじ。増鏡「御直衣、からびさし れ*むれみるさぎょわけぞかねつる」 ら よれなじ。
のみくるま、上達部、殿上人残りなく」 からまくミ 園国Q くるくるをまきつく。 からーめかす国国自 唐風 ま見ゆるやう
から-びつg 韓艦。唐風よ造りたる概。 盛衰「熊手を下して御境をからまきて よす。
脚ありて、長からびつ、荷ひからびつの 御舟ゲひき入れ奉る」 から めくミ園口百 唐風よ見ゆ。
二種あり。からうだ。からだ。源「近き からーやまくら臼 漢記。鷹を飼ふ徳。 せて、肉落ち、骨あらはる。古語。枕「あ
みづしを、からなつなをやうの物をも」 からまる 園 同臼 絡。からみつく。萬「道 まり%せて、からめきたるも、心いられ
から-びこg 唐人。もろこし、また、朝 のへのうまらのうれ よはふ豆のからま たらむをたしはからるる」
鮮の人。新六「からなどの川せよ流す る君をわかれかゆかむ」 からめ て 図 増手。城砦の裏門。
証の岩まょ隊るほどの久しさ」韓人。 からむ 園国 側 増。捕へて種る。(賊 からーもの 唐物。支那より渡来せる
から-ぶきやう 召 唐奉行。武家の役名。 などを) からめをる。俗rs、からめる。 貨物の継稲。:乾物。乾したるもの
からふねふきやう ょたなじ。 伊勢「ぬすびをなりけれを、園の守よか ひもの。古語。源「をさめだのあけて、
から1ふさ 召 唐纏。属しく作りたるふ らめられょけり」 よきくだもの、からもの、あけて出す」
(439)

さ。 から-むしg 学。植物。草の名。麻の からものの つかひ 図 唐物使。昔、唐


から-ふね g 唐船。支那、朝鮮、その他、 一種。高さ四五尺。葉を、殆を、陪rs似 土の船の渡来せるを、京都へ存 開する
からはふ 、 からふねぶきやう からむしろ
からものぶ きやう からりさ からをルな
(440)

時、その舶載せる雑貨物を取調ぶるた の異名なりをいふ。古語。
めra、筑後國へ下りし使。新千「蔵人こ からりーと園露錯。金物の相卿れ、また から-をんな 図 乾女。年頃よなりても、
れすけ、からもののつかひょ、筑紫 まゆ え、韓がりて務する音ょいふ。著聞「車 なほ、月経を見さる女。
きまかり申さむをて」 _ のたを、遥かょ間えしかを、あはれ、こ かり 図 狩。Q号、銃、鷹などを用みて、
からもの ぶきやう図 唐物奉行。武家 れみあらむと、胸うち騒ぐょ、からりを 鳥獣を捕ふるこを。古今「野をならむ
の役名。古のからもののつかひ ょたな やり入るれを」 競をなりて年をへむかり まだみやを君
じ。 から ろ 図 魔闘。Q唐風み製したる鷹。 *こさらむ」猟。Q韓じて、松昔などを
からもり 名 唐守。古の物語本の名な 古語。信 よき鷹。古語。夫木「むろの 採り、魚を捕へ、密を様つなご rsもい
るべし。空穂「からもりが宿を見むを どや府のをまやの夕なぎrsからろrsひ ふ。古今「北山rs、僧正遍昭 を、たけ
てたまぼこré目を着けむこそかたは人 なくいその松風」 がりrsま かれりけるな」 信 韓じて、山
うし
なれ から あ召 唐輪。髪の結びの方の名。e 野ré入りて、草木の花、または、紅葉を
からーやう図 唐様。Q支那の風。唐風。一 からこわけみたなじ。Q徳川時代rs、 観るこを。拾遺「機がり雨をふりきめ
伝書鶴の名。支那人の書風。(和様re 奥女中のうちなる、小姓の少女の結び れなじく*ぬるをも花のまた 「6隠れ
封 して) Q 草書以外、即ち、権書、隷書、 しもの。 む」:個。ま はし、それを定むるこを
及び、シ書などの継稲。 からーお図 空井。水の湖れたる井。 源「はしっかたのれましょ、かりなるや
からやうーかき図 唐様書。唐様の文字 から-み 図 唐書。Q唐人の書きたるる。 うréて、たほどのごもれた」:甲。昔
を書くこをを、職業をせる人。 Q唐風rs模してかきたる書。支那風の の音楽の語。調子を高くするこを。か
から やかだ 召 唐屋形。唐風ょ造りた 槍。枕「からるの、展 風のたもてそこな ん。:雁。 動物。 鳥の名 形、小さき
るやかた。 はれたる」 ひしくひの如く、頭、胸、春なだ、皆、淡
から-やま図 枯山。Q木の葉の枯潤し からーを警き 図 俳優。むぎを きを見よ。 紫褐色rsして、腹を白く、黒褐の班酷あ
たる山。こがれのやま。古語。Q樹木 古語。碑楽「韓沖みままゆふ府みどりか り。秋の牛ré、寒地より来りて、春の牛
のなき山。はげやま。空山。 けわれからかみのからをきせむからを ré騎る。常rs、数羽、群をなして飛び、
からーよもぎ 図 唐達。植物。きく(菊) ぎせむ」i枯荻。枯れたるをぎ。古 その鳴く撃、人をして、悲哀の情を起さ
*}
しむ。故よ、雅人を、そを聞きて、詩歌 十八枚をつくりて行ふ。その赤きをい 絹rsて仕立て(夏を、すすしの一重、冬
*詠す。がん。まがん。まかり。萬「ぬ す、青きをはう、圓きをたる、牛圓なる を、多く、紫色の裏を附く)盤領r*て、神
は玉のよわたるかりえたほほしくいく をさふさ名づけ、各、十二枚づつあり。 よ、括りのあるもの。五位以上を、織紋
よをへてかたのが名をのる」 かり うつす国ェ」鶴移。物のけなご あるを用み、以下を、無紋を用みる。帯
かり あつむ 園国洞」順集。諸方より を挑ひて、他へ移す。古語。源「人ょか réて、腰をまめ、指貫の砂をは く。日
騙り立てて、一所ré集む。俗rs、かりあ りうつして、何やらのものの、かく、人 つ、その裾を、秘の外ré出すを例をす。
つめる。 を惑はしたるぞを」 徒然 「かりぎぬrs、濃きさしぬき、いを
かりーあこg 別跡。草木などを刈りた かりようご 図 狩人。『かりびをの音使 ゆる づきたるさまよて」i借衣。他よ
るあさ。夫木「みな人の笠 よぬふ草の 野山 よ入りて、鳥㎞を掘ることを 業と り借用せる衣服。かりぎ。夫木「わか
かりあさの世ょすげもなくなり ょける する人。さつを。猟師。猟人。
* ィ・ 態をみづかりぎぬのたのが身ょあはぬ
かな」 かりえびら 図 備艦。猟の時ré用みる ことをも歓きぬるかな」
かりあ% 目 務線。古の衣の名。表を えびら。 かりきぬ すがた 図 狩衣姿。かりぎぬ
布、盲 を編みて、随身、舎人、牛飼などの かり が ねg 動物 島の名。Dかりょた 着たる姿。枕「製負のすけの、夜行くか
用みたるもの。 なじ。萬「秋風rs山をひこQるかりが りきえすかたも、いざいやしげなり」
かり いほ 宮 個M。個ょ造れる魔。か ねのこるをほさかる雲かかるらし」ぼ かりーくさ 図 競草。草の名なれを詳か
りほ。古語。夫木「かやり火のけむり 雁音。雁の鳴く音:額の中ほどrs、 ならす。盛衰「かりくさをいふ草を四
はかりやま らるらむは山がみねの柴の 毛の入りこみたるもの。 手rs垂れ」
かりいほ」 かりがねばね 図 肥でかいがねの説。 かりとび 図 斬首。斬り取りたる音。
かりーうち 図 将演。博 裂の類。古の法 かりかり 隠 鷹の鳴く撃。後撰「ゆきか かりーくら 臼 狩座。狩をするどころ。
を博はらねご、後世のを、南㎞より博来 へりここもかしこも旅なれや来る秋毎 かりは。新六「ましやくをこらがつど
ょかりかりを鳴く」 ひの山まつりけふのかりくら空しから
(441)

せりをいふ。その法、内自く、外黒くし
て 種種の増強様を描きたる厚紙の札、一かり きぬ 図 狩衣。『もを 賞狩の時、用| めや」i狩競。争ひて、狩猟をたこ
即ち今=の花がるたの さきもの、四一 みし物なるよりいふ』古の官職の名 なふこと。
かりあつむ かりうつす かりきぬすがた
かゆ

かりくらす かりをうぞく

むま のを
お露

かむすがら
な風雅
りさ
(442)


かり くらす Q国個 狩基。狩猟を行ひ (着)よかけていふ。後撰「あふこどを


」いくら
ら経
のそめ
かり
ぶしくよ
て、その日をくらす。 遠山すりのかりころもきてをかひなき

りり取りー


g

刈田



たる

かり げんぶくミg 個元服。武家 よて、男 音をのみぞなく」Qかく(掛)なかけて

千を




わ田
ろのき かご
。 載語
古が
子、十一歳 よなりたるをき、こしがたな いふ。古今「よひよひよぬぎてわがぬ

牌たむ驚の


1てょ

かり
を差し初むる儀式。 るかりごろもかけてたもはぬ時のま





の:

骨たつ
なる
語じうちり
かりーこ 図 狩手。狩獄の時、鳥獣を騙り


もなし」

なが

古た


出す士卒。せこ。かりたてにん。古語。 かりさうぞくミ図 将装束。狩み出づる



池りりー
かだ



出す


夫木「なさけ なきかりこの耳rsさをし 時の装束。狭衣「例ならぬかりさうぞ

sを 、
)残り
鳥r。



(騙



獣sす
かのこよひの盤をいかで聞かせ む」 くよやつれたまひて」


るrりたて
か、

獅子。 かりーをほ 図 刈時。刈るべき期節。かり

顧かりたて


をん


など
鳥 獣
立人
かりーごも図 別積。刈りたる最㎞。風 %こき。かりまゆん。(稲容などの)清輔


。人

り騙り
立つ

雅「みがくれてまげみを見えぬさみだ 集「かり はのそをもの奏もくちぬべ



か園
つか
かり
ひ闘

使

」つ
れrょうきてのこれる演のかりごも」 しほすべきひまも見えぬさみだれ」

六り道
か三



つか
縦横





かりごもーの園 別郭。刈りたる郷の、未 かりをゆん 図 リ引い
引、有 かりるほょた な





だ 『まさる物を、最も、劉れ易きより、 じ。


かり
のう



3
は 河

づら

0
め稲


みだるみかけていふ。萬「かりごもの かりーをミ園国洞 別除。刈りのぞく。


4


*
こたる


親残りろし

r語é 来る
集を

rs
思ひみだれてわがこふを妹まるらめや 語。萬「からたちのうはらかりそけ

。狩

古いひ
人し告げやりを」 倉たてむ尿遠くまれ節つくるをじ」

ゆの

携。


時召
鷹かり
づみ
き狩
かり ごろも 陥 狩衣。Q狩み出づる時 かりをめ に園 個初。常座の間 ょ合せ

rて


杖ふ



、e

rs着る衣。古語。Q 旅行する時 よ着るよ。暫く。個りょ。枕「シひをつを、か





(






)織

かかり

衣。古語。夫木「草の葉rs神つく境のか りそめにうちまきて」 荷旦。

借:
り品たす た
。 て
古なじ語れ
みり代
りごろもいかなる露の色みそむらむ」 かりをめーぶし 図 個初園。個初ょ寝ぬ

ま出る
か物を
。 金
、て


かり ごろも園 狩衣。衣の縁より、 ること。うたたね。かりまくら。古語。
て * “*
ちん 損料。古語。萬「つねょま らぬ道 より諸園ょ派出せしめし使者。あせち」 かっを見るらむ」
のながてをくれぐれをいかょか行かむ の類。観察使 i鷹使。『支那前漢の かりばか図別抄。刈り取りたるゆ。
かりてをなしみ」 蘇武が、匈奴ré使して挿はれし時、雁の
かりていも 図 週梨留母。鬼子母碑の別 脚rs書状を結び、音信を通じたる故事 かりーばかま 図 狩務。狩の時な だ よ算
稲。 rsよりていふ』 手紙のたより。かりの く務。さしぬきrs似て、身軽rs仕立て
かりーには 図 狩場。かりはょたなじ。 たまづさ。音信。古語。夫木「あすを たるもの。古語。枕「いみじくすすけ
『江po たるかりはかまの、筒をかやのやうrs
三日 またさかひ属てていせじまやかりのつ
かり ね 目 個寝。かりそめぶもよたな かひのゆきや別れむ」 細く短きを」
じ。玉葉「むすびたく宿こそかはれ かり のーなみだ g 雁涙。雁の鳴き盤を かりはなのとミつ 図 歴鼻靴、爪先のを
枕かりねをたなじよなよなの露」 聞けな、悲哀の情の生するより、雁も、 ころの、反上りたる靴。
かり の いけ 図 親王の異名。 涙を流すものを思ひなしていふ語。 かりはね 図 刈株。『刈場根の義か』 刈
かりーの-こ図 子。かもの卵。かもの くを、歌み用みる語。古今「なき渡るか り取りたるあさの根。古語。萬「信濃
難。源「ずがくれて数みもあらぬかり りのなみだやたちつらむ物たもふやを 路をいまのはりみちかりはねrょ足ふま
のこをいづ方 よかをさりかくすべき」 の萩の上の露」 しむな靴はけわがせ」
かり のはごろも 図 雇羽衣。雁の羽根 かりはの-とり図 将場鳥。動物。きぎす
かひ(層使)よたなじ。古語。 の稲。 (雑子)の異名。古、鷹狩の時用みし語。
かり の たより召 艦便。かりのつかひ かりーのーやごり g 個宿。Q旅の宿。Q かりひ 召 館。かれひょたなじ。古語。
(雁便) よたなじ。古語。 世の中。この世。浮世。新後撰「子を一かりーびさしg 個庇。個り ょ造り設け
かり のーつかひ 図 Q狩使。Q隠狩の時 にもふ親の数のなかりせをかりのやさ」 たる庇。夫木「さえあかすささやのい
の使者。古語。伊勢「昔、男ありけり。 りrsまよひ果てまし」 ほのかりびさしただひさへなる夜はの
その男、伊勢の國ré、かりのつかひrない かりーは図 狩場。遊偲する場所。かり あら雪」
(443)

きける よ」 Q古、地方の國守の、政治の くら。かりには。夫木「はかなしやたかりーびこ図 狩人。かりうごみたなじ。


可否などを観察せしむるためrs、政府 かのの原みたつきぎすたえぬかりはを| 古語。夫木「粟津野のをだちの薄ふみ
かりていも かりのなみだ かりばか
-
**} } -
かりぶ かりみずおしん かりやすぐさ
(444)

あだき朝露わけていづるかりびと」 燕尾 簡 。宇拾「かりまたを つがひ、再 まかく、秋の初めrs、穂を出す。染料を


かりーふ 召 別生っ 別りたる後み、再び、び、腹をいる」 ー 取る よ用みる。青茅。i府計。狩の
草の生ゆるこを。かれふ。古語。夫木一かり「みすみ じん 図 個御園身。個りょ一時み用みる槍。
「まひてこそなほ利りゆかめいはせ野 召使はるるすみじん。 『 五日o
かりやすぐさ目 別安草。植物。草の

の萩のかりふを雪自くども」 かり も臼 紅。車の数の日ょある錬。 名。かりやすょたなじ。
かり ぶし 召 個駄。かりそめふしょた かも。古語。 かりやす-ぞめ 図 別安染。かりやすr
なじ。古語。夫木「碑垣のいはほのう かり もがり図 演。人の死にたる後、個 て染めたるもの。
へのかりぶしょまろねの魔をあらふみ りré、棺ré蔵むるこを。古語。 かりよう びんが 図 迦険制例。『楚語。
やつこ」 かりもよふす Q 幅催。かりあつ 妙撃鳥の義』 備教の語。極楽浄土み棲
かりほ 陥 別穂。かりたる稲の穂。夫 むréたなじ。 みて、死ぬるこ をなしをいふ想像の鳥
木「あしびきのいた くら山の峰までも かり もり 陥 末なりの瓜。古語。馬内侍 の名。面を、美女の如く、甚だ美妙の音
っめるかりばを見るがうれしさ」 集「きり深くなく鹿を見ようりふ野の ょて鳴くをいふ。源「これや、備の御か
暇虜。かりいはの署。古語。夫木「雨を げなかりもりの心なりけり」 りようびんがの盤ならむを聞ゆ」
ふるかりほを造るいつのまみなこのま かり や図 個屋。Q個りよ造れる家。 かりろくミg 朝黎勤。古の薬品の名。美
ほひrs玉をひろはむ」 散水「かしこみ、守貸隆が、かりやなを しく飾れる袋rs入れて、柱な %こrsかけ
かりーほふし g別法師。馬の 様を 充み 造りて、御まうけなをまける よ」救舎。 てれきしもの。赤銅、白銅、淡などré有
刈りたるもの。盛衰「髪を、かりほふし Q祭濃中、紳興を、本赴より鼻き移し 効なりをいふ。もと、舶来品rsて、支那
ré切りて、平宗盛を、金焼し」 て、個よ安置するをころ。御旅所。 の嶺南漫の産。形、つぶのきrs似て、白
かりー さくら曰 個秋。かりそめふしょ かり やかだg 個館 仮りよ造りたるや き花を開く木の質より製す。その賞
たなじ。古語。新六「川をちのはにふ かた。拾愚「大井川なつごをよさすか を 九月頃熟して、形、屈子の如く、六個
のをやのかりまくら夢rsなしても人rs りやかたいく年か見るくだす残を」 のかどあり。 - --
語るな」 かり-やす g 刈安。植物。草の名。山中 かり わらは日 将童。やまぶしょたな
かりーきだ g 雁股。又の状をなせる鍛。 よ生す。管ra似て、それよりも、ややこ じ。古語。秘蔵抄「夕暮みかつらぎ山
* ** 〜り〜? * ** ・・・・もん 、
の高根よりかりわらは来るほられをす のをのの御かさ、かれさせたまひつれ かるくさ-の 蹴 利草。草を刈るさきえ、
なり」 *こ」 Q未挑 なる獣が無くなる。老練rs 東ぬるもの なるより、つかぬ よけてい
かりーをだ g 別小田。稲を刈り取りた なる。(藝術ないふ)「筆がかれて見ゆ」 ふ。拾愚「いかよして向ひの岡ょかる
るあどの田。 乾。i導 。盤の立たぬやう よなる。ま くさのつかのまr*だよ露のかげみむ」
かる 国砲 狩。『騙を同義』 山野よて、 はがる。俗rs、かれる。源「かれたる盤 かるたーばこ 図 骨牌籍。徳川時代 よ、雨
鳥獣などを騙り出して捕ふ。新六「草 の、いをいたう、すきひがめるも、あは 替屋rsて、小だしの銭を入れて、店先 よ
rsいるつかれの鳥をかりたてよかたの れょて」 並べたきし 相。
のみのえけふ基れぬをも」猫。i別。 かるうす 召 唐臼。がらうすの韓。古 かるも 図 枯草。かれ
くさの古語。夫
『騙を同義』 横さま よ伐り挑ふ。残く。 語。 木「たれしかも見て忍ぶらむかるもか
拾遺「秋ごさよかりつる稲をつみつれ かる かや 図 別菅。植物。草の名。秋 くふすみの島の秋の夜の月」i刈藻。
刈り取りたる海草。古語。千載「わが
を老いょける基ぞたきどころなき」受。 の七草の一。全鶴、兼rs似て小さく、葉
iQQ離。はなる。をほさかる。古 の表rs、白き縦すらあり、穂を、ほっす 鍵をあまのかるもみ拠れつつかわく時
語。古今「今ぞまる苦しきものを人ま の如き形をなす。たほつち。 なき浪のまたくさ」
かるもーかくミ 園口自 枯草播。枯草を播
たむ里ををかれすをふべかりけり」i かるかやの国」別部。かるかやを、刈る 眠らむ をする時
き集めて園す。(猪の
i 結。生長する力を失ふ。(専ら植物よ 時、またを、風 よ“ きて、飢れやすきも
。和泉式部集「かるも%
いふ)俗rs、かれる。源「かげ廣みたのみ のなるより、みだるよかけていふ。是 よ行ふ)古語
く駄猪の床の噂を安くさこそねさらめ
し松やかれr*けむまたは散りゆく年の 則集「電結のあさちがもとのかるかや
かからやりもがな」
くれかな」i湖。俗rs、かれる。(D水 のみだれて物を思ふ頃かな」
かる-ゆき 図 軽行。手がるくゆくこと。
が乾く。水分が無くなる。ひる。(池、又、 かるが ゆるーに 隠故。斯くあるが
るみ。Qる よ。これrsよりて。 たやすく境のあくこと。元繰頃の語。
川などréいふ) 夫木「を車のわたりの かるーらか に 団 ㎞。かろらかにの韓。
(445)

水のかれがれょひれふる魚をわれを呼 かるがるし 国』隠経 かろがろもよた 古語。源「若君をむ、いをかるらかに抱


はふか」 Q温気がなくなる。かわく。 なじ。俗rs、かるがるしい。源「かるが きて、たろしたまふ」
かせかたみなる。かせる。楚花「かん るしくはひまぎれ、立ちより給はむも」
かりをだ かるうす かるくさの
かれ かれがれに かれひ
(446)

かれ 偲 雨人相談する時、その話の中の一じてたくりけるよ」 かれひ図 鎌。『からえひ(庁配)の約 動


人、又え、物事の名 ょ代へて用みる語。 かれ がれ に団結枯。草木の 枯れむ」 物 魚の名 ひらめよ似て 小さくやや
即ち、第三人稲。あれ。あの人。字拾 をする状ré6ふ。古語。狭衣 「草をも 細長し、身の表面を黒くして、あらき軽
「僧正、かれてなにものぞを問ひけり」 も、皆、かれがれになりて」i導厚 盤 あり。雨眼、共rs、この方 よ、相並び、裏
かれ 隠 故。『かかれむ(斯有)の界」かる の、ま はがれむをする状 よいふ。古語。 面を、白くして、経なく、小さき紋あり。
湖剤によたなじ。古語。 i離離。Q散散 よ。はらはらみ。は 鮮を、顕より、尾 よ連り、尾を、分岐せ
かーれい g 家令。親王家、及び、華族の なれはなれrs。Q音信、たえだえrs。古 す。遊ぐ時え、白き方を水底 rs摩りつ
家人の長の稲。即ち、家扶、家従の上ra 語。源「うち頼むべくも見えやり、かれが けむはかりrsして進む。種類多し。和
班するもの。親王家réて も、なほ、この れにのみ見せ侍るほどrs」 名「玉除魚、和名、加長衣比、俗 云、加濃
上re、別常を置き、その家令を、察任を かれーをは 図 結柴。枯れたる柴。夫木 比」帰魚。
す。家宰。 「うだの野やかれ はがくれふす鳥 かれ-ひ 召 館 『かれいひの署学十したる
かれ いひ 図 乾飯。かれ3ょたなじ。 をなたつはかりふる霧かな」 飯。古、旅行などする騎rs携へしもの。
語。楽花「かれいひなをいふものを かれ の図 枯野。草木の枯れはてたる ほしひ。備。古語。
めし出でて、池ほり、木%ともひくもの よ 野。冬の野。月清「木の葉ちりて後を かれひ-け 図 館筒。わりご よたなじ。
たまふ」 むなしきを山よりかれのの草r あらし 古語。
かれ-いろ図 結色。かさねの色目の名。 たつなり」 かれひ つげ図 鞍朝 をっつけよたなじ。
表を白、裏を薄色なるもの。 かれ-ば 図 結葉。枯れたる草木の葉。 かれ-ふ 図 枯生。一度結れたる後よ生
かれーがし個 彼基。かのなにがし。あ 新後拾「なにはえや あしのよなよな 相 やりる草。かりふ。古語。夫木「あさち
のたれ。宇拾「また、何者かさふらふを こほりかれは園れて浦風ぞふく」 はらかれふのをのの草のうへ ょまじる
いへを、それがし、
かれがしをいふ」 かれーはむ 闘肥 結。草木枯れかかり 色なくつもる白ゆき」
かれ がた目離方。まげく通ひし人の 一て見ゆ。古語。i事。撃が まはがれ」かろがろし回 ェ。たもたもしか
うをうをしくなる頃。古語。後撰「か て聞ゆ。古語。枕「あやしうかれはみ らす。たちつかすあり。つつしみ浅し。
れがたみなりける男のもをみ、装束調 たるものの撃よて」 軽桃なり。軽挙なり。俗ré、かろがろし
> ン
い。源「かろがろしき名さへ取りてむ」 潤ひがなくなりて、湯水な ごを欲す。 時 は気息を 興奮よ魔れしめ
かーろく 図 家課。政府、またえ、主君よ 宇捨「のどかわきたり、水のませよを、 て、いを発せむをするさまよて
り、その家rs、代代腸はる俸㎞。:加 仰せけれむ」湯。Q韓じて、頻よほしが 発す。この音を、加、佐、太、波の
練。疎高を増加するこを。加増。加秩。 る。湯墜ず。Q好みて、頻りよ行ふ。 ある音raつづくさきま、促音の
かろぶ 園『国 鶴。軽くなる。古語。 かわら こ 団 堅き物の、相鋼れて発する っの如く呼はるるこをあり。っ
源「かろびたる名をやながさむ」 音rsいふ。古語。記「その衣の中なる きこむ(突込)を、つっこむ。ひき
かろむ 国目 韓。軽くなる。i国日 よろひrsかかりて、かわらをなりき」 たふす 引倒 を、ひったはずを
個経。かろがろしく思ふ。かろしむ。 かをらす 国個 薫。匂はす。香るやう いふ類。また、音便rsて、いよ呼
あなをる。見下ぐ。かろんす。俗r 、か よす。 はるるこ をあり。たかきやま
ろめる。源「な、いたうかろめたまひそ かをり 図 薫。かをるこを。にほひ。か。 (高山)を、たかいやま、さきはひ
を、諫めたまふ」 香気。玉葉「さきみてる花のかをりの (幸 を、さいはひさいふ類。
かろ やかーに国 軽。かろらかに またな 夕づく日かすみてま づむ春のをほ山」 きの濁音。音便ょて、い ょ呼は
じ。 撃。香。 t
いる るこ をあり。いそぎて(急)
かろーらか に 団 軽げ よ。軽きさま かをりき日意木。植物。木の名。引 さ を いそいで さぎて 研 るを
ré。かるさうrs。古語。源「かろらかよ んかうréたなじ。 いでをいふ類。
うちのせたまへれを、右近ぞ乗りたる」 かをる園薄。香気競す。にほふ。 き図 悲。植物。草の名。ねぎ、ひる、み
かあかす 園国Q 乾。日 よ曝して、温気 千載「かをるかréよそふるよりをほを らな%この網稲。 古治。i園。さけ(油)
を去る。かわくやう よす。干す。 をぎす聞かをやれなじ盤やしたるを」 の古語。「みき」i城。まろ 城)の古
かめき 図 乾。T故くこ を。Q曜 よ、潤 撃。香。 語。魔 「つくしの園をあだまもるにさ
なくなりて、湯水を欲するこを。過。 へのきぞを聞こしめす」i牙。きは
かめくミ園国自 乾。Q澤気が去る。干る。 rsたなじ。古語。拾遺「いかりみの石
(447)

千載「わが神 を次干réみえぬ沖の石の 五十音園中、加行第二の音。鶴 をくくみてかみこしえきさのき ょこそ


人こそまやらねかわくまもなし」Q階 よ、 音の一。日を、匿平rs、開くを同 劣らさりけれ」 -
黄O 色の名。 くちな
かろく かわらき き
-
。シー - -- *ー j} }
彰さ きいう きうてん
(448)

し、山吹の花の如きもの。諸色の中、白 ここ。:奇異。 ふしぎ。きめう。き きうーてん 図 九天。備家の説よ、地を中


色を除きても、最も 強く、光線を反射 たい。怪しきこを。宇拾「鋼を、きいの 心をし、その周園を韓するものを定め
す。源「きなるすすしのひとへはかま」 物なりな%こいひあへり」 たる九つの星、即ち、月天、水星天、金星
-
死鶴ををさむるもの。ひつぎ。棺 き いう図 相愛。末来のこをを、心ょ想 天、日輪天、火星大、木星天、土星天、恒
榴。i気。いろ。けしき。夫木 「梅 像して、苦第するこを。どりこし苦労。 星天、宗動天の稲。
の花雪み見ゆれを春のきを畑をこめて きうーないり臼歯内割。もをの内裏。
きうかう日 割。徳川時代の代官の
寒からなく「*」: 比行。きね よたなじ。 手代の異名。 京都の、東を、寺町通りより、西を、鳥丸
古語。: き?きg 猫組。ふるきふみ。昔の事 通りまで、南を、九太町より、北を、今
己。引のT。 っちのをは
たなじ。:発。 十干の 一o みづのを をまるしたるかきもの。 出川までの間réありて、面積、二十五萬
ょたなじ。i綱。かむは ょたなじ。 きうるやうによらいg引生刺%。備 除坪。孝明天皇の御代、安政元年炎上
源「さくらのからのきの御直衣」 の名o だいにち(大日)みたなじ。 の後、同二年再び造営せらる。
ま 図 義。Q人倫五常の1。行ひ正しく きうせい-だい g g世豪。だんだやう きう はい 召 九科。Q古の最故濃の稲。
して、道ra財へるこ を。Qこころ。わ たい(弾正豪 を、淳仁天皇の時、1時、 立ちて左、右、左、居て、左、右、左、脆き
け。意味。源「あさりも、さうじたろし 改稲せられし名。 て二度、また、立ちて一度、拝す。Q最
てぎなだいはせたまふ」貸他人を約 きう-ぞくミ陥れ族。九代の親族、即ち、 も崇敬の意を表すべき手紙ré、己の名
して、親子兄弟な%この繰を結おこを。 高祀、曾祀、祀、父、己 子、孫、曾孫、玄 の左傍の下の方み書く字。
きあん もん 図 徹安門。内裏の内廊、十孫の稲。 きうびーさい 図 供備楽。備前 よ供へ奉
二門の一。内裏の北、玄輝門のひだり き うた 召 相歌。きねうたの暑。 るたもの。
réあり。 きうたい 四 裏代。法皇、その他、諸門 き?り g 久組。久しく離れてみるこ
きあをーうっ% 黄青%。かさねの色目 跡の着る装束。 を。(主rs、子弟な%この縁を切る16いふ)
の名。かれいろrsたなじ。 き?だいg 困割。基壇の道具。 きえg 騎依。『邪道を捨てて、備の正
きい g 貴意。他人の意見の敬語。i きうーちやうg 裁 樹。きっちやうraた 道ré騎し依るをいふ義』 備教の語。備
適頭。いつはりの多く見えて、疑はきし なじ。
の道を信仰するこを。
きえ いる国自 消入。C深く、物事 よ きかい のをう図 掴階気。公事の名。 淡く藍気がかりたるもの。
感す。古語。源「いふ人もきえいり、え 二月の列見の時のを やうせん(成選)の きーき 園 理のなき撃。著聞「細撃をいだ
いびやらやり、きく心地もま ご ひつつ」
短サを 大臣の魔間するこさ。 して、ききを鳴きけり。云々、橙してみ
貸悲嘆 よ沈む。絶え入る。気絶す。死一 れむ、古理なりけり」
ぬ。古語。源「よべ、機かよ、きえいる ré、わが國 よ渡来したる音楽。呉楽。 きき-あなづる 園国 池 聞悔マ 聞きてあ
人の侍りしみより」 きかくーに 園 聞。きくよ。聞く故r。古 な%こる。源「親なしょききあなづりて」
きえ かへる園国自 消返。消え入るは 語。古今「それをだrs思ふこをとてわ ききあばす 園国 過 聞合。これかれ
かりの心地す。古語。拾遺「あな態し
が宿を見きをないひそ人のきかくに」 を聞く。聞きて考へ合す。俗rs、きき
はつかみ人をみづのあわのきえかへる きーかひ 図 来交。ゆきかひ ょたなじ。 ち はせる。源「大将 よたづねをられ よ
をも知らせてしがな」 古語。 けりをききあはする事こそあれ」
きえ をう 図 騎依僧。わが信仰する僧。 きかふ 闘置 着替。着て きき いづ 闘国個 開出。秘密を、探り
みる衣を
きえーぶつ 図 騎依備。わが信仰する備。 脱ぎて、他の衣を着る。俗ra、きかへ て知る。ききいだす。古語。源「もし、
きえまさふ 闘国 消惑。消え入るが る。源「御直衣めして、きかへたまふ」 ききいでまつらを、告げよさこの 給ふも」
如く思ひまをふ。古語。源「きえまご
き がへ 陥 着替。着替ふるためよ、あら きき いみ 四 聞忌。聞きて、員を受くる
へるけんき、いを心ぐるしくらうたげ かじめ備ふる衣。副衣。宇拾「きがへ こを。例へむ、親の、遠國 よて死にたる
なれぞ」 _ をりよせて、きか へて」 こをを、時経て聞き、その聞きたる日よ
きえん 図 棄損。貸足利時代の、民間の きーかむ園自 切歯。歯をくひしはる。 り、忌を受くる類。
貸借法よ、貸し方の権利を、政府より、 古語。高「いあふぎてさけびたらび足 きき いる園国 側 聞入。うけひく。承
強ひて捨てしめ、借り方 の 義務を免れ やりりしてきかみたけびて」 諾す。俗 よ、ききいれる。源「君の、か
しめしこを。常時、稲して、徳政をまとい きーからかみ図 黄唐紙。かさねの色日 く、まめやかよのたまふみ、ききいれさ
ひしかご、なかなかré、盤政の一なりし
(449)

の名。表を、経黄 よ、緯白く、裏 て青な らむも、ひがひがしかるべし」


なり。 るもの。 ききうかぶ 園置 聞浮。聞きてそ
き かい 園 編階。ぎかいのそうの署。 きがらーちや g 黄枯茶。色の名。黄rs、 らんやり。聞き覚えて暗論す。俗み、きき
きえいる きかいのそう きき
ききたく ききがき きまし
なからひ ょて、ききれよはせたまふや ききし 図 維子。動物。鳥の名。きじ(雄
(450)

うかべる。空穂「れをど君、ひとり、千
字文ならはし奉りたまひしかを、やが うも侍りけり」 子)の古語。
て、1 日 よききうかべたまふ」 ききーがき 図 聞書。他人の話を、聞きな きき を のぶ 園国個 聞忍。聞きながら
がら書きつくること。夫木「いつしか 忍ぶ。源「あな心うなど聞え給へ だ、心
ききーだく 園個 聞置。聞き覚えてた
く。源「たもひあがれるけしきょ、きき を春のあしたのききがきré耳れどろか やましううち思ひて、ききま のび給ふ」
たきたまへる娘なれむ」 すわが身なりけり」 ききーをる園画個 開知。開きて 知る。
ききーだち 召 聞落。Q聞きたをすこを。 ききーがみ 図 利碑。Q利益あらたかな 運「少将をいひし人の盤をききまりて」
Q聞きて、たもひ のほかrs、興のさむ る碑。Q何時réても、その時より、三つ ききす 召 雄子。動郷。鳥の名。剤
るこを。 め よあたる時の禰。聞紳。 またなじ。古語。
きき だとす 園個 聞落。聞くべきこ ききーかよ3闘個 問通。互rs聞きか きき す<7す 園国個 聞過。Q聞きたる
はす。古語。楽花「例の、たえせぬ水の ままréて過す。聞きながす。源「きき
をを、誤りて、聞かす。聞き漏す。源「き
きれをし給ひけむを、いを吐かしく」 音なひ、夜もすがらききかよはさる」 すぐさむもいをほし」 Q過分よ聞く。
聞過。ききすぐす
きき ださろくミ園 画自 聞驚。聞きてた きー さくミ 図 黄菊。かさねの色目の名。 きき すごす 剛 岡鶴
表を歯 よして、裏の青なるもの。 またなじ。
だろく。源「かくたもりたまへるよし
など
をも、ききれ%ろきなげきたまふこを」 ききーヘ7るし認国』 聞苦。聞えよ からやり ききすみ-さり図 開居鳥。Q鷹狩
あり。外聞わるし。俗rs、ききぐるし のためrs、夜間、鳥の鳴くをころを聞き
ききたふ 園個 聞負。ききもっ ょた
い。源「いを、わりなう、ききぐるしを たくこを。どまりやま。古語。Q維子
なじ。古語。伊勢「常のこさぐさrsい ●
豊えたれを」 の鳴盤を聞きすまして、鷹をあはする
ひけるを、ききれひける男」
こを。古語。
ききたもふ 闘 」聞思。聞きて思ふ。 きき-さす 闘個 聞差。少しはかり聞
源「かかる人のききれもふをころも、あ く。牛は よて、聞くこをこを止む。 きき をなはす 園国個 開備。『見そなは
ききーさだむ 園国制 問定。たしかrs すの類』 聞き給ふ。古語。探集抄「さ
はつけきやうrるなむ」
聞く。俗rs、ききさだめる。源「この君 て、また、たのづから、耳rsもれて、あは
ききーだよぶ 闘個 間及。間き停 へて
知る。聞知す。源「たのづから近き御 なりけりをききさだめて」 れをききそなはし」
ききそふ 撃活。更きたる上 ききなし 開成 聞き成すこさ。和泉 のいはれて、心rょ納めたくここかはQ
ま、また開く 裕 よ、ききそへる。遠「は 式部集「そのことをこいひ出でてなかめ さま。気みじかし。曾我「きはめてき
てはてを、珍しきこをごもを、ききそふ むしのねもききなしょこそかなしかり きはらあしきものなれを、これを聞き
るかなこ」 けれ」 て大rs怒りて」
きき つき 臼 聞攻。Q聞き博ふるこさこ きき なす 聞成。さもあらぬ事 きき ふける団回個 聞貯。深く聞き入
澤「かくこもりみたまへれを、ききつき を、わが心réて、それを聞き定む。 る。念入れて聞く。土佐「この歌ども
つつ、御こぶらびrs、ふりはへ物したま きき ならふ ㎞個 間督。聞くこを よ を、人の何かさいふを ある人、ききふ
ふ人もありけり」 三ま のびくみの類。 闘る。源「いをききならはぬ 事かな一 けりてよめり」
ものぎき。 ききなる シ。ききならふ きき ふる ェ目言 開後 。いく へんも
ききつくミ ㎞」聞付。ききたよふ よたなじ。俗み、ききなれる。源「山風 聞きて、珍らしからキりあり。古語。秘蔵
またなじ。俗 よ、ききつける。源「門う のみ、ききなれはべりけるみみがらrょ 抄「年のはよききふりわたる盤なれを
ちた たかせたまへこ、ききつくる人も やこて」 なほ珍らしく踊くくきらかな」
なし」 ききにくし B 園 問悪。Q聞くこさ録 きき みみ 召 聞耳。Q世間へのきこえ。
きき つたふ 己記 開博。開きて、他 し。俗み、ききにくい。Q ききぐるし うはさ。源「世のききみみもィいかが
へ博ふ。俗 よ、ききつたへる。覆「風の よたなじ。俗 よ、ききにくい。源「いを を思うたまへてなむ」 Q聞かむをする
たこ よも、え、ききつたへ奉らめを」 ききにくさここたほかり」 耳。「ききみみを立つ」
言きこがむ ㎞旨 区 聞各。聞きて答 ききはなつ 開放。ききたるま ききん こう 召 史教頭。城の櫓の上 ま
む。俗み、ききを かめる。源「なにござこ まrs、打ちすて資く。ききながす。古 置くまやち。
も、見しり、ききこがめたまはQみをあ 吾。源「いづれのみこたちも、よそみき ききめく 目撃を立てて騒ぎたつ。
らねご」 きはなち奉るべきみしあらねを」 盛衰「赤く大なる鶴 rs、云々、二三返走
ききこころ 召 聞虜。よく聞くべきを ききはやす ㎞国記聞愛。聞きてはや り廻り、大みぎきめきて、法皇ré向び参
(451)

ころ。話の要監 。源「ききごころある、 す。はえを付けて聞く。 らせて、踊り上り踊り上り」


世のものがたりな ごして」 ききはら-あし Bu 聞腹悪。他人 よも ききもつ 聞持。聞きて忘れ ず
ききそふ ききなし ききふける
ききものやく ききやうぶくろ きく
(452)

あり。古語。轄鈴「いづをてを、必やり、| り笠。 芳なるものをも、又、表を蘇芳、裏*青


今こむよをいふを剤 りて、まね ききやうーぶくろ 図 樹欄袋。うきよぎ なりをもいふ。貸女房の衣の名。表え、
がありく」 んちやくの如きもの。 皆蘇芳の句ひ、裏を、皆白なるを重ね着
ききもの やくミ図 間物役。えのびの類。 ききよ図 料居。朝夕のまわさ。たち ることC
ものぎき。 み、ふるまひ。i亀居。かめみみたな きくミ 園園 」聞。Q耳を使ふ。音盤、耳
ききーもらし 図 開漏。ききもらすこを。 じ。親長卿記「宣胤へ返書rsきさよ筒 ré入る。源「いみじき事を、きくまま
ききーもらす 闘m聞漏。ききたをす 居丈六居」 ré、みづからものすべきを」ぼ きき いる
réたなじ。源「人の、ききもらさむこを き-意さよ図 約語。こをはを師るこを。 の界。伊勢「ゆく水 をすぐるよはひざ
も、こをわりを」 ききよ図 義器。義のため よ 事をまい ちる花をいづれ待ててふこををきく
ききやう 図 結槻。植物。草の名。秋の づるこを。 らむ」聴。Qかぐ。味はふ。ためす。「酒
七草の一種。革を、圓くして、三四尺は きき-わくミ園冊 聞分。話の意味を悟 をきく」「香をきく」Q間ひただす 「道
かり、葉て、楕園形rsして、銀歯の如き、 る。古語。源「物ききわくほどよもあ をきく」「名をきく」gなすらふ。準
細かき刻みあり。秋の初め、薄紫色、ま らでねたし」: 国 』個 聞分。前の す。主 よ、建築家の語。「板の厚さよさ
たを、白色の五濁の花を開き、根を、牛 ききわくみたなじ。俗 よ、ききわける。 6て、釘を打つ」:利。ききめあり。
夢の如し。 きちかう。 -
かさねの色 きき わけg 聞分。ききわくるこを。 用ré適ふ。枕「すぐろくうつ よ、かたき
日の名。表、裏、共rs纏色のもの。一 ききーめする闘巨偲 聞忘。Q聞く べ のさいききたる」
説rs、表を二霊、裏を青なりをも、又、一 きこをを、忘れて聞かす。俗1s、ききわ きく あはせ図 菊合。菊の花の、よしあ
説rs、花色はみたる薄色なりもをいふ。 ずれる。Q聞きたるこをを忘る。俗rs、 しを 順はする遊戯の名なるべし。古語。
ききやういろ 図 結槻色。色の名。藍色 ききわすれる。玉葉「部みてききわす 中務集「村上帝の御時のきくあはせrs」
を滑びたる薄紫、即ち、結棟の花の如き れょし浪のたをょまた立ちかへりなれ きく うる-いち図 菊質市。古、世すて
色。 そらいろ。 むをすらむ」 人の、秋の花を賞りし市の稲。
ききやう がさ 図 樹笠。へぎいた な きくミ図 菊。Qかさねの色目の名。表て、 きくーがね 図 菊金。鎌子の柄みつきた
をみて、結棟の花の形rs造りたるか ぶ 白、裏を青なるもの。一説み、裏を、蘇 る、時縮の星。
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きく ごろも 図 薬衣。かさねの色目の きくづくり園薬作。きくさく まれな 「くのされんじのたんこしょ 御藤あげ
名。表を白く、裏を紫なるもの。 じ。 て、御健じ習はぬえびすごもの、うち園
きく-さかづき 宮 菊咲月。陰暦九月の きく-とうだい 図 菊畑塾。壁豪の一種。 み奉れる、たのもしく見給ふ」
異稲。古語。莫博抄「こを草をうらが 油皿を載するもの。 きく の はな 園 菊花。語路の通へるよ
れ果てて花もなしきくさかづきえ花を きく-どち 陥 菊織。直垂なごの、縫ひご りきくよかけていふ。順集「けふざみ
こそ見れ」 _ めの虜の錠びねやうrs、綴ち付け たる て後こそまやらめきくのはなきくrsたが
音きくーさくミ 図』菊作。太刀の名。後鳥羽 組み緒の除りを縮ね、推しひらめて、菊 はぬまるしありさえ」また、菊て備な
院の、親ら、番鍛治を共ré撃 へ給ひしも 花の如くせるもの。古語。 経て 紅色ようっるものなるより、うっ
の。一輪の菊花を銘をす。御所ぎた へ。 きくミーならくミ 園 聞道 『聞くなるの延語』 るみかけていふ。後撰「今えをてうつ
古語。 聞きたる まま。聞くをころré依れた。 り果てよしきくのはなうつる色ををた
達とミちなし 図 黄支子。染色の名。くち きくーのあじろびさしの くるま陥 菊 れか見るべき」
なしょて染めたるもの。 綱代庇車。菊の紋をつけたる、綱代比 きくのえん 陥 菊宴。昔 禁止 ょて、重
きくちば 図 黄朽葉。かさねの色目の の車。増鐘「たなじ十日、やがてきくの 陽の節ré、行はれたる、菊花を賞したま
名。表、裏、共rs、朽葉の、黄はみたる あじろびさしのみくるま奉りはじむ」 ふ宴賢。
もの。 きく-の-せっミ図 割。五節句の一。 きくのみづ 図 菊水。重陽の節よ飲む
きくちんg御廟。Qかさねの色目の 九月九日rs、菊酒を飲みて、親戚、開友、 酒。
名。表を青く、裏を黄なるもの。Q黄が 互rs、栗を騎りあふ祀。重陽の節。 きく のー秒た 肉』菊総。菊み着する綿。
ちなる緑色。かりやす、灰、紫の三色rs きく の こ 図 菊戸。禁中ょある戸の名 きくわたを見よ。新 初「九月九日、従
て染め、桐、鳳風、竹、またも、唐草を鳥 なりをいふ。萩の戸の類ならむ。 位倫子、きくのわたをたまひて、たいの
をの紋をつくさいふ。古、天皇の寝の きくーの どれん じ のこし 図菊外艦子 ごひ捨てよを侍りけれむ」
御衣rs用みられしもの。山鶴色。古語。 興。きくを「菊の紋をつけたる よて、ど きくら 名 動物。鳥の名。ほどをぎす(時
(453)

きくーづき図 菊月。陰暦九月の異稲。古 れんじま、奥の外さま よ、格子のある憲 島)の異名。秘蔵抄「年のはよききふり


語。 を、設けたるなるべし。増鏡「宮え、き わたる撃なれだなほめづらしく鳴くき
きくごろも 壁くづくり きくのはな
『 - - -
きくゆい ぎこ 導とえごつ
(454)

くらかな」 三天の一なる、地居天の最頂の中央な きこえ-ごつ 園 画肥 聞言。いひ語らふ


き くわい 召 前怪。不思議よて、怪しき る天宮。きけんを やう。 古語。源「あさみをりきこえごちて、御
こを。盛衰「門前を、下馬もせで通り侍 きーご 陥 木 よ、石を緊束して、猫ょ代用 めのをごもみ」
る、きくわいな賞ゆれを、追っかけてう するもの。小船ré用みる。 きごしg木興。いたごしょにはじ。

C

)

き聞く召
きこしめす


圏(
祭る

」に 、
ち止めむを」 きこうでん 図 Z項剣。たなはだ

聞しょ
敬たま
はむ


ごの
飲こしむ 。物

源語え
きる わん およ図 耐願所。斬願の事を、 こざこ*

き韓




ふ めせ


Q

依託する寺院。 きこう にん 図 組個人。武家の役名。北





き-け 召 気虚。疲務しはてたるこを。 條時代 よ、六波羅の侍所rs属して、検 などの敬語。
きけーがほ召 聞顔。こをさらょ、聞き知 察、巡行を務めしもの。 きこしーをす図 聞食。きこもめずみた
れを言はぬはかりのさま。曾我「わさ きこえ 名聞。Q聞ゆるこを。Qうはさ。 なじ。古語。
を、きけがほみ、撃だかみ申しけるを」 をりさた。源「世のきこえを忍びて、騎 きこす ェ 聞。きく(聞)の敬語。古
き-げつ 召 員 月。いみの月。源「八月を、 らせたまふほどrs」 語。萬「わがせこがかくしきこさをあ
故前坊の御きげつなれを」 きこえ うごかす 園 他 開動。語りて、 めつちの碑をこ ひのみ長くをそ思ふ」
き げん 召 機嫌。備数の語。人の好ま 心を動かす。古語。源「え忍びても、き きこ にち 図 騎忌日。陰暦ょて、嫁をり
ぬこをを伺ひ知るこを。:機嫌。『前 こえうごかも給はさりけり」 を忌みきらふ日。
條の語の韓』 見はからふべき時機。は きこえ かはす 園圏 間交。互 よ語り き ごみ図着込。着物の下 ょ着る鎧の
づみ。きこん。徒然「世r 従はむ人も、 あふ。古語。源「なにくれを、御ものが 1種。主み、くさりかたびらな%この類。
きげんを知るべし」 Qたちみ。安否。 たり、きこえかはしたまひて」 きこむ園同国 池 着込。下rょこめて着
@きあひ。気色。Q酒な%こみ微酔 して、 きこえーかへす 園Q 聞返。いひか へ る。俗み、きこめる。i国冊 着込。多
心地よげrs見ゆるこを。 す。こたふ。古語。源「いかがきこ く重ねて着る。
きけんーおやう図 喜見城。きけんてん こ
えかへさむ」 き こん 図 機根。はづみ。まほ。きげ
よたなじ。 きこえ-</るし 認国』間苦。噂せらるる ん。十訓「そのきこんを計らひて」
きけん てん g 園見天。備教の語。三十 こを苦し。外問わるし。古語。 きこゆ園員 間 俗ょ きこえる。e
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人の耳r*聞かる。eことわり明かなり。 の署 若干の撃を徴集して、水早、飢 経等の
Q特rs、名高く、人rs知らる。伊勢「昔、 きさいちーたう 図 私市賞。むかし、私市 際、貧民r*眼給せ むの用意r*脱 へたき
たほいまうちきみをきこQる、たはし の庄の漫の武人の、賞を組みしもの。ま たるもの。即ち、今日の備荒貯蓄の類。
けり」gかをる。にほふ。今昔「ちやう (私)の電。 かくて、栗の徴牧規定を、人戸を、九等
じの香 はやうきこえ」i 世聞。聞か きさい-のみや g 皇后宮。C皇后のた よ分ち、上上戸を二石、上中戸を一石六
しめ奉る。つぐ、きかしむの敬語。申す。 はします宮。Q きささréたなじ。楽花 斗、上下戸を一石二斗、以下、中上戸、中
古語。枕「君み語り、きこえけれを」 「きさいのみやも、さりわき思ひきこえ 中戸、中下戸、下上戸、下中戸まで 順次
きーこり 図 艦。山林 よ入りて、木を切る たまひて」 よ、二斗づつを減じて、二斗r*至り、下
人。新を切るを業をする人。和泉式部 きさいのみや の つかさg 皇后宮職。 下下を一斗 をす。光も、稲、変、豆をも
緑集「る よ、山寺rs、法師のみ給 へるrs、 古、中務省rs属して、皇后の仰せを承 て、代用するも妨なし
日くれて、さこりやこもの騎る所rs」 り、また、皇后 よ 啓する事なごつかさ*こ きさき 図 后。Qくわうごうr たなじ。
ぎさ 召 標。木材の肉中のあやもく。も りしをころ。 源「ははぎさきの、あな恐ろしや」 e 韓
くめの古語。i象。動物。喉の名。さう きさいばら g 庁捜。『きさきはらの音 じて、太子、親王のみめ。
(象)の古語。和名「象、和名、岐佐、獣 便』 皇后の御機より生れたる御子。古 きさき がね 図 后料 きさきをなるべき
名、似水牛大、耳長、鼻細、眼牙長者也」 語。源「きさいはら よたはしけれを、い 人。古語。楽花「左大臣殿の御娘、二所、
-- - - -
蛇。 貝の名。 形、はまぐ とり よ似て づ方ょっけても物あさやかなるょ」 むかび腹rs、いみじくかしづき奉りて
圓く、厚き殻あり。その外部み、総横の きさい まち召 后町 きさきまちの音 きさきがねさだばし間え給ふ」
峰理ありて、肉を、紫はみたる内色な 便』古語。 * ー -ー ー ー j
きさき ことは臼 后詞。高貴の女性が
り。大なるものを、三四寸rょ至る。古 き ざう 図 擬生。もんじやうやう 用みる一種の詞。
語。和名「峠、和名、木佐、峠属、状如始、 類。古語。源「もん人ぎさうなどいふ きさき まち図 后町。だやうねいでん
なるこをぶこもよりうちはじめ」 (常蹴 設)の異名。古語。
(455)

圓面厚、外有理縦横、即今猫也」
きさい 図 后。きさきの音便。古語。 -さう 図 義倉。中古のころ、年ご を きさQ 闘国個 削。削りて、粉をなす。
きさい たう召 私市圏。きさ いちたう よ、一位以下、百姓雑人等より、戸毎 よ、 古語。
きこり きさいちたう きさき
* ー
きざきだち きざはし きさん
(456)

きさきだち図 立后。皇后、又を、中宮 足づつ、段段ré昇降するやう ré造りた き さん g 騎山。僧の、わが取り締る本


を州立ま 給ふこを。なほ、りつこう (立 るはしごだん。平家「御前のきさはし 山rs、騎り入るこを。:騎参。一度鮮
后)を見よ。増鏡「たなじ六年女御まみ を、なかははかり下りさせたまふ」 し去りたる者の、再び、元の主人の家
り給ふ。月輸闘自殿の御むすめなり。 き さはし 図 木備。Q甘く醜するまで、 ré、騎り仕ふるこを 出がへり新参。
きさきだちあり」 木réならせ置きたる柳。Q熟せぬ時よ きさらき 陥 更衣。『この月を、気候、な
きさご 図 細螺。『標子の義』動物。貝の り、遮味のなき柳。 ほ寒く、更rs、衣を重ね着るこをありを
名。殻を、形、やや、かたつおりrs似て、 きざみ 図 刻。Q細かみ切るこを。貸を いふ意ょて、衣更着の義』陰暦二月の
原く、固く、大さ二三分、その表を光澤 き。をり。源「故院のうへの、今えのき 異稲。古語。好思集「わぎも子が衣き
ありて、さまさま の交あり。中rsすむ さみょ あまた御遺言ありし中ょ」g さらぎ風さむみありしょまさる心地か
虫を、やだがりrs似たり。匿㎞。 だん。あだい。等級。源「ま ものきさ もする」
きさご はじき 陥 細蝶弾。見供の遊戯 みをいふきはみなれを」 きさらき の-おかれ図 二月別。ねはん
の名。きさごの穀を、指みてはじき常 きざみーあし 図 刻足。足の運びの、細か る (混撃曾 réたなじ。古語。
て、勝負を争ふこを。たはじき。 く早きこど。 きさりもち図 持傾頭者。上古、埋葬の
きささ % 風卵。動物。ま らみの子。古 きざみーいなづま図 刻稲妻。模様の名 時、なき人よそなふる供御を、持ち行き
語。和名「職、和名。木佐佐、風子也」 稲妻の模様を、細かr 確きたるもの。 し人。
音きざす 闘自 萌。Qたこり始まらむを 元藤の頃流行したり。 きを 図 吉師。上古のかはねの名。韓
す。もよほす。Q 芽ぐむ。もえ出づ。 きざみ がね 図 刻金。全額の金を、少し 國への使、またま 、韓人の来りし時、そ
好忠集「片岡の雪間 よきさす若草のは づつ刻みて清すこと。 の事を扱ひこしもの。元、韓國の官名な
つかrs見えし人ぞ態しき」 きざみーをも 陥 刻供。徳川時代よ、刻み りしが、わが國ré騎化せる人の階級を
きさ のーき 陥 象牙。象のきほ。 ー語。 足ょて武士はをよ随従せしもの。 定むるをき用みたるより、後も、その人
拾遺「いかり猪の石をくくみてかみこ
しをきさのきよこそ劣らさりけれ」
きさみはし四階。『刻機の義 きは のかはねをもなれり。
し よたなじ。古語。盛衰「殿上のきさ をきしうーもん 図 宜秋門。内裏の外%十
きざはし 図 階。『きさみはしの署』 一 みはしみ、まずらを、一人たてたり」 二門の一。内裏の西、陰明門の前rsあ
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* **。 -*** - - * シノミ* gレシ。 〜ー ** き き ㎞
* Y てシを お、7、ィ こ* お こ こ シ
り。 古語。 「後 ょ承りしかで、きるんよさ申しける
なり」i寄進。碑赴備閣 よ、物を奉る
きーをーかた 図 来方。過ぎし昔。こしか きじ のかくれ 図 難子隠。頭をかくし
た。以前。往時。古語。源「きしかた て尻をかくさぬこを「長門平家「かほど こを。奉納。_
のこをなど、人まれ り思ひ出でけり」 の事rsなりて隠れ忍びたらを、いかは きしん もの図 寄進物。赴寺 ょ寄進す
警ーをき図 園式。節曾、公事、祀儀なを かりの事ぞ、きじのかくれをかやの風 る物。
の作法、又、祭などの装び。源「一年、春 情か」 きしめかす㎞ 軌。きしめくやう
きし-の-つかさ 図 岸頭。きしづかさみ よす。
宮の御衣服、南殿r*てありこしぎしき」
きしーきし-こ 団 きしむ音r* いふ。枕「墨 たなじ。古語。 きしめくミ 園国自 韓。きしむさまなり。
の中 よ、石のこもりて、きしきしをきし きしーの ひだひ 図 岸額。岸の差し出で
枕「きしめく車rs乗りてありくもの、耳
みたる」 たるはし。古語。『季集「浪かくるき も聞かぬ よやあらむを、いを憎し」
警 おじゆう図 撮侍従。せちる などの しのひたひのめなれ木のめなれていも きしめん 図基子競。小参の粉を、水み
時、親王、またを、公卿のたもだちたる をぬるよしもがな」 握ねて、平たく押しつけ、竹筒のさきょ
ものの、臨時rs、侍従み任ぜられたる きしーべ 図 吉師部。きし姓の人の一群。 て押し切り、ゆで ていり豆の粉をかけ
きしまひ 図 吉師舞。古、吉師の、三韓 たるもの。
もの。
きした 図 岸田。岸 よそひて作りたる より博へたる舞なりをいふ。大官倉の きしも おん 図 鬼子母碑。Q女鶴の備
時rs察す。大管曾舞。吉師部楽。 の名。吉詳の質を持ち、その子、極めて
田。古語。新後拾「松みのみ音をひび
きて住吉のきしたの穂波秋属ぞふく」 きしみち 図 岸道。岸漫を博びゆく道。 多く、非常よ鏡撃す。始め、他人の子の
夫木「ひさぎ生ふる片山陰のきしみち 血肉を食ひしが、ある時、備のためな、
きじだて の-かね 図 雄橋金。扉の槍の
穴を筋るré用みる金物。 を時雨をだえぬ秋のいろかな」 その子を隠されてより、悲みの極み、遂
きしたてまゆ 図 岸立眉。徳川時代 よ、 きしむ 園回目 軌。ま ぶりて、滑かなら よ、備果を得るまで み織梅得道せしも
のなりをそ。Q韓じて、多くの子を持
(457)

十歳より、十六七歳頃まで の奥女中の す。枕「墨の中rs、石のこもりて、きし


たてし眉。 きしをきしみたる」 編。 てる女。
きしづかさ 図 岸頭。岸の高きをころ。 き あん 図 貴国。たふさき家栗。大鏡 きじもも 図 雄子股。みづわ
(後幅)ょ
きるかた きじのかくれ きしんもの
- - -
き参やきしゆんらく きお
(488)

たなじ。 _ きしゆん らく図 巻業。律はある音 きずg 説。eこはれ。やぶれ。破損


きをや目 騎射。大通、笠懸 流締など、僕の名。運「かへりごをょ きugんら 枕 きずなき玉」 批難すべきところ
シ式の標 i
捨。貧人 よ、物を興ふるこを。
ほgて」 欠照。源「御すき心のふりがたきそ あ
きをよ図 貴所。僧の倉稲。 たら御きりなめる」i 昨日。きぞみ
きをやう陥 起請。Q発起人の、その事 きるよくーぼこり 図 気色誇。主人など たなじ。古語。
を、主人ré希ふふみ。願文。Q碑ré警 の気色麗しく、うけのよきを自慢する きす 個 議。互ょ謀りあふ。評議
ひ、事の由をまるして、説書 を するも こを。盛衰「梶原、兵衛佐殿のきま よく す。平家「鎮西の方 へ流し参らせむをこ
の。誓紙。十訓「きみやうを書きて、三 ぼこりして諸園の侍共を手ょ握り」 そ、ぎせられ候ひつれ」
塔r*披露せらる」 きしらふ 園回目 軌。き Lるの延。古語。 きすかくーあま 召 きさを取る海士なり
きしやうもん 図 起請文。きしやう よ きしる 園 画自 軌。Q滑らかrs騎れやり。 をいふ。又、いきす な ご取る海士なり
たなじ。著聞「積りて、きしやうもんを ま ぶり行く。夫木「いさひきて氷をきし どもいふ。古語。秘蔵抄「よさの浦ま
書きて、三塔は披露せられけり」 るすみ車重き愛へをわれぞまされる」 ほひの方みなみつれてき すかくあまの
き おゆ 図 喜書。『喜の字の草鶴を装を、 Q争ひきそふ。あつれきす。韓。帳。 神のけしきよ」
七十七を書くが如きよりいふ』 七十七 きしろはし B』 際。争ひがまし。古語。 きすぐ に 園 気直。まやうちきょ。飾り
歳の祀賀。喜の字のいはひ。 狭衣「きしろはしく 、くせぐせ しき御心 なしょ。源「きすぐに書き給へり」
き をゆくミ 図 鬼宿。Q二十八宿の一8Q réをあらねだ、あまりうちをけ睦び給 きずーをもとむ 園 求艇。わさはひを求
陰暦み、正月を十一日、二 月を九日、三 はむも、つつましう思されて 」 む。源「御陰をを頼み聞えながら、たを
月を七日、四月を五日、五月を三日、六 きしろふ 園画自 際。きしるの延。古語。 しめ、きすをもをめ給ふ人多く」
月を一日、七月を二十五日、八月を二十 阿備庭訓「宮づか へも ほ%こrsつけて、 き せい 召 基聖。基を打つこをの巧な
二日、九月を二十日、十月を十八日、十 きしろひ争ふこをみて」 る人。源「きせい大徳 よなりて、さし出
一月を十五日、十二月を十三日、以上の きす園匠鶴 期。時を限りて約束す。 でてこそ、うた さらめ。御碁rsを、負け
日を、鬼星の守る日 をて、嫁をりの外、 かくごす。枕「いひきしつるほいもな じかしを聞え給ひしょ」
萬事ra吉なりをいふ。 くてを、なを騎りぬるぞ」 きせき に いる 団 入鬼籍。死ぬ。死亡
ー ー
心もち。気分。きま よく。古語。徒然 りをもいふ。古語。萬「かきつはたき
す。
「あなたふをのけしきやをて、信仰のき ぬよすりつけますらをのきそひがりす
き せつ 図 適絶。義のためよ、親子兄弟 る月を来réけり」
の縁、またを、明友の交りな %こを絶つ そくありけれを」_
こ%こ。 きそくす 園匠調 自気色。気色をなす。 きそふ 園画自 競。互 ょ、負けじ劣らじ
顔色よあらはす 古語。徒然「えびすも、 をす。萬「子らが家路ややまだほきを
きせなが召 着春長。ぷろひ ょたなじ。 ぬは玉の夜渡る月ょきそひあへむか
(多くを、大将分のrs いふ。一説 よ、普 弓ひくすべ知らす。備法知りたるきそ
も」:着装。きかさる。きて装ふ。
通のより、少しく、春をながくしたるも くし、連歌し、管紋をたしなみあへり」
古語。萬「ぬのかたぎぬありのこをご
のなりをもいふ) 平家「入道殿の、御き きそく-めくミ園回目 気色。きそくすみ
たなじ。古語。第花「たのたの、古き人 をきそへをも寒き残すらを」
せながを召され候ふ上を」
人、きそくめく。若きも、われこそまさ さ をん 図 樹相。穏覚などの祭典のを
言 せん 図 貴殿。貴きを、職しきさ。十 きrs用みる樽。牛の形ré作れるもあり。
訓「きせんを論ぜす、罪なきを主をす」 りたれをのみいふもをかしく」
。さり また、その履rs、牛のもやうを描けるも
きせ-わた 図 着締。鼻綿を、圓く匿くし きをな3 Q 着備。着て装ふ ふ
て、菊の花の上r*着せ、その香を染ませ そなふ。古語。記「白妙の神きそな のあり。
たこむらrs」 きだ g 北。方角の一。子の方角。東み
たるもの。九月九日rs、この綿 よて、身
を撫づるさきえ、齢長くなる さいふ。 きそばしめ 陥 着衣始。陰暦の正月、新 向ひて左の方。夫木「わが君をちさせ
きくのわた。 衣を着始むる儀式。 さいのる時なれやきたょむかへる管の
きをひ-うま図 競馬。きほひうま よた たこなひ」iきたかせ(北風)の署。土
き-ぞ 図 昨日。今日の前の日。きのふ。 なじ。古語。
古語。萬「衣ならをめぐ時もなくわが 佐「かちどり、船子をもょいはく御船
きをひーがたり 図 競語。互 よ、負けじを より、たほせたぶなり、あさぎたの出で
継ふる君ぞきぞの夜いめよ見えつる」 きそひて、語り合ふこを。古語。 来ぬさき よ、つな手はや引け」
きをう 図 議察。役名。幕府よりの奏 きをひーがり図 競猟。着物をきかさり
きだ g 段。きさみ。わかち。切れ目。
(459)

聞の事を、博奏より聞き取りて、天皇rs
て狩りするこを。又、互rsきそひて、種 別ち日。匿別。階級。古語。記「たけ
直奏し奉るもの。
種の草を採り集め、たはむるるこ をな はやすさのをの命のはかせる十案剣を
きをミ 四 気色。かほ いろ。色つや。
きそくす きそい
等せつ
--
きたたもてきだなごころ きたのきんふころ
(460)

こひわたしてみきだょうちをりて」 - ぎさをいかでゆくらむ」 都の御所より、北の方r*常れるよりい


きた たもて 四 北面。Q北 ょ向へるを きたな ごころ 図 様心。きたなき心。悪 ふ』 加茂の臨時祭 をいふ。
しき心。 きたのきんさころ 図 北政所。撮政闘
ま げき方なる御かごを、入り給はむも」 きだなむ 闘圓 」濃。きたなしを
思ふ。 白の奥がたの、宣旨を蒙りて稲する競。
Q役名。ほくめんみたなじ。古語。増 けがらはしく思ふ。古語。発心集「こ 源「きたのまんごころの別常をも、人人
鏡「きたたもてのなかよ、藤原の秀能 の病rs至りても、厩ひきたなむ人のみ ひきみて」
をて」 ありて、近づき扱ふ人をあるべからす」 きた の みち 図北陸道。地名。ほくろ
きーたか陥 蓄鷹。あらたかみたなじ。 きたのだきな図 北翁。支那の寒君の くだうの古語。
きだきす 陥 牛夢。植物。草の名。ごは こをみて、塞翁を、思ひがけなき幸運rs きだーばしg 階。きさはしょた なじ。
う(牛勢)の異名。 あひたる人なるより、意外の事ré出で 楽花「七質のきだはしょ晩いて」
きた-げ図 北気。北より吹き来る風。 あふこをみたをへてい ふ語。夫本「こ きだひ陥 乾肉。 Qみたなじ。古語。
きたかぜ。古語。堀太「もをめ塚たま ころををいかょならはむかたも なしき きたひ がね 図』鶴金。うちかへしうち
へ よかかる柴舟のきたげrsなれやよる たのれきなr*身をなりぬをも」 かへして、鶴 ひたる金。
かたをなみ」 きた のかた 図 北方。貴人の奥方。源 きたーまくら g 北枕。頭を、北方み向け
きだす 園国鶴来。きたらしむ。来るや 「受領のきたのかたょなりたまへるあ て伏すこを。備家rsて、死人を、この

うよなす。 りけり」 よ寝しむるため、常ré、これを忌む。徒
きたつ園国 自 来立。来りて立ち居る。 きた のちん図 北陣。古、大内裏の頃 然「白川院を、きた
まくらré御曖なり」
古語。萬「かなをょし人のきたてを夜 の兵衛府の陣の稲。
きたます 園闘側 物。あらべただして罪
なかréも身をたなしらrs いで そ合ひ きだ のぶちなみ陥 北藤波。
藤原氏四 す。古語。紀「うづまさを碑をも碑を
ける」 家の一なる北家の稲、(専ら歌raいふ 間えくる常世の碑をうちきたますも」
きだなしB』 機。清からすあり。けが 語) 詞花「春日山きたのふちなみ咲き きたまつり 図北祭。きたのまっりょ
れたり。俗rs、きたない。後撰「人はか しより楽ゆべしをま かねてまりréき」 たなじ。
るこころのうちをきたなくてきよきな きた の まつり図北祭。『加茂吐を、京 きたむ園国 側 駒。剤また な
じ。古語。 て、書役 動めて、衆中の頭をせられしも きは瞬きてせななやりっる」(この歌
きだん 図 超照。碑家の語。寺を離れ の。楽花「ちんのきちを やう、えじ、仕 のきつを、狐の意をする説もあれど、い
出づるこを。 丁まで」 吉上。 かがあらむ。今も、羽前園、羽後國など
典 réてを、水槽を、きつをいふ由、旦つ、狐
きた-やま 図 北山。Q食物のくさりか きち じやうてんによ図 吉㎞天女。 をも
かりたるこ を。Q 男が、女rs、又を、女 の名。稲㎞天の女、吐 沙門天の妹ょし ならな、夜も明けむをいふ意、明かな
が、男rs、心を属するこを。 て、容貌、きはめてうるはしさいふ。 らぬやうなれをなり): 『前峰の諮
きたり園園自 来。来て有り。枕「書 源「きちじやうてんによを思ひかけむ の意より韓じたるか』 魚を入るる「*用
っ方 えんょ、人人出で居なをしたる をすれを」 みる箱。
よ、常陸の介いできたり」 きち に園 吉 よきかたょ、また、利ある きづ 図 木園。木製の城形なるべしをい
きだりん 陥 後陀林。ちやうすょたな かたょの意か。平家「きちについて、彼 ふ。 藩「演松の城のきづを、謙信の許rs
じ。 方へまみり。比方へ参らむをを」 送り遣さる」
きだる 園闘目 来。こなたへ近くなる。 き ちやう図 川触。豪rょ 村をつけて、 きっかふ うち 図 衛甲打。甲冑などょ用
枕「あをさしをいふものを、人のもてき これ よ。とはりを垂れたるもの。古、貴 みるうちひもの表み、きっかふがたを一
たるを」 婦人の巫側ré立てたきて、外方より見 組みあらはしたるもの。
きち 陥 職置。はやうちょたなじ。 えぬための隔て よ用みたり。今のつい きつくミ 園国』来着。来りつく。らい
きち-かう 結標。植物。草の名。き たての類。源「まぎるべききちやうな やくす。源「ながめくらしてなむ、きっ
きやう(結棟)の古語。古今「あきちか %こ、熱けれを16や、うちあげて」 木丁。 きける」
う野*なり よけり白露のたける草葉 きつ 図 孤。動物。獣の名。きつね(狐) きつこ さくをん 図 給孤濁園。孤子濁
も色かはりゆく」: かさねの色日の の古語。萬「さすなべrs湯わかせ子だ 夫などのたよりなきものを、給養する
名。剤 よたなじ。古語。 もいちびつの槍橋より来むきつrs浴む をころ。今の養育院の如きもの。
きち がさ図木地笠。木地のままょて さむ」i水槽。『木慣の署か」木rsて造 きっをや図 牛頭。古、牛ょひかせしやか
(461)
作り、塗りをかけぬ笠。 り、水を 高 へたく箱。古語。伊勢「夜も た車。撮政闘白rsして、四十歳以後の
きち-おやう 召 吉群。古の衛士の中ょ あけむきつよはめなでくだかけのまだ 人 よあらされを、用みるこを能はさり
きだん きち じやうてんによ きづ
きっをよ きっこ き は
**
(462)

しもの。うしぐるま。 へり」 古語。新六「人ごころ頼まれ難ききっ


きっをよ陥 吉書。古、武家よて、任官、政 きっこ 団 急度。Qまかさ。たしかよ。 ねやをただそのままよまた音ぞせぬ」
元な%こあるとき、碑事、その他、三箇録 盛衰「涙みむせびて、きっと、物いふ人 きっ は 臼 切刀。『きりはの音便』剣の切
の事をまるして、将軍の判を据る%、関東 もなかりけり」 Q 必やり。相違なく。著 るる部分の稲。
諸園へ下すこをありしその文書。 間「ただ今、内裏 へ、き「を参ら せたま き つるはみ召 黄機。染色の名。も剤
きしよ の1そう 名 吉書 。古、正月rs へ」岐 度。 んみたなじ。
行ひし公事の名。公事根源「このきっ きづな 図 鍵。Q動物をつなぎたく編。 き てん 召 儀興。儀式ょっきての、由緒
しよのそうも、九日rsあるべけれど、よ 和名「鍵、今案一字雨訓、在鷹阿之平、狂 の定め。典範。
き日を撰びて、大臣参り奏す。諸國の 犬、岐豆奈、所以経魔拘也」e つながり きでん だう 図 紀博道。古の大學察の
槍たまはりて、不動の倉開か むを申す て、離れがたき情。ほだし。長門平家 四科の一。史記、漢書、後渓書、文選、g
文なり」 、 「これを、ほだしをいひ、きづなを名づ 雅なごを授く。後、文學道を改補す。一
きっしよはしめ 召 吉書始。Q始めて、 くるも」絆。様。継。 きでんはかせg組博地士。古、大學務
吉書を書く日。Q陰暦みて、正月の書 きつね がうし 召 孤格子。『内より、外 réて、紀博迫の教授がつかさ ご りし博
きぞめrs、吉日なりをする日。Q凡て、 方を見ゆれご、外より、内方の見えぬこ 士。後、文章博士を敗稲す。
新たみ書き起すこを。東鑑「十月六日、 ど、狐の妖術の如しをいふ義』縦横方正 きこ団 Qたちまちよ。我かよ。ちよっ
新造公文所吉書始也、邦通先書吉書」 ré組みなしたる格子。宮殿、赴寺な%こ *こ。発心集「ありし女が家をすぎける
きっを あつ じやう 召 勾案版状。こ『そ の屋根のは ふの こころ よあるもの。 ょ、きを思ひいでて」 e たしかよ。ま
あつじやうrsたなじ。 きつねご。 かさ。宇拾「この僧、首をひねりて、き
きっ-ちやう 召 科 材。『きちや引 の音 きつねーさ 図 孤戸。きつねがうしょた を、夜べもして候ひきをいふょ」
便』 昔、正月rs、見供の、趙の如き杖 よ、 き さ 名 木戸。出入り日。門。増鏡「元
なじ。著聞「夜更け、静まるほ %こrs、鬼
五色の糸をま をひつけ、木製の球を 童丸、究音 のものよて、きつねをより入 より、いを験しき山の、深きつづらをり
打ちて遊びしもの。塵法ェ抄「掛光 を、えもいはす、きご、逆木、石弓、なを
が頭を、きっちやうの玉をて、打つをい きつねーや図 狐矢。ながれや またなじ。 いふ如きものまたためらる」
wきうさんし 図 儀同三司。『儀を、三 の山を色もめなく「ま」 常目。めいにち。源「三月二十日、たほ
司 即ち、三公 よ同じさいふ義』剤 き なす ㎞ 着成。この様 よ着る。 いごのの大宮の御きにち」
だいじんみたなじ。 着をどのふ。源「黄なるすやりしのひを きぬ 図 衣。Cころも よたなじ。源「御
き さき 図 着時。着るべき時。好思集 へはかま、長くきなしたるわらは」 たくりむかへの人のきぬのすそ、たへ
「夏衣きごきょなれやこわが宿ré山ほど き ならす 圏 着闘。常よ着つけて がたうまさなきこをどもあり」Q特rs、一
をぎすまだぞ盤せぬ」 ならす。夫木「春の色をきならしころ 神廣く、標を、直衣の下より出づるやう
き-こき て園 来来。来り ょ来りて。 もけふをまたぬぎか へがてらかたみrs ré長くし、装束の下rs着るもの。枕「香
やりんやりんを来て。古語。土佐「きさき ぞなく」 をも もて来てたろす。きぬ、かへさま
てを川のほり江の水をあさみ船もわが き なる園国自 着馴。常 よ着て居る。 réひきか へしなやこし」 Q 生地のはだ。
身もなづむけふかな」 俗ré、きなれる。右京大夫集「きなれけ 枕「舎人が顔のきぬもあらはみ」古語。
きこ きこ園 きをを重ねたる語。たし る衣のはてのをりまでもただその人を きぬ-いた 図 衣板。衣を載せてうちな
かよ。必やり必やり。著聞「ただ今、内理へ、 見るここちして」i来馴。常 よ来る。 らす豪。木、またを、石rsて造る。きぬ
きさまみらせたまへ。なほなほきをき 源「扉風のつまよりのぞき給ふrs、宮を た。古語。 堪。結。
をいひけり」 を、思ひかけやり、例こなた よきなれたる きぬ がき 図綿垣。絹みて、垣の如くひ
きさくーづきん 図 奇特頭市。元隷頃の 人réやあらむ」 きめぐらしたるもの。絹のをはり。(碑
婦人の冠りしづきん。 きなる いづみ目 黄泉。『字の直謎』 の祭などrs用みるもの) 太碑宮儀式帳
き さの 宮城殿。内裸の内rsある細工 みちよたなじ。古語。源「末の世を、き 「衣垣曳弓器料羽等棒弓」
所。 なるいづみのほどりはかりを、たのづ きぬがさ 図 衣笠。めぐりを、絹みて張
きと3 園 」来訪。来りてをふ。古 から語らひよる風の紛れもありなむ」 りたる、長柄の傘。てんがい。萬「久方
語。和泉式部日記「橘の花さく里rs住 きなれーごろも 図 着馴衣。着なれたる のあめゆく月を綱みさしわが大君をき
まへ%とも昔をきをふ人のなきかな」 ころも。夫木「践の女がきなれごろも ぬがさよせり」器。
(463)

きなけつ 図 秋の朝の異稲。古語。秘蔵 の秋あはせ早くもいそぐ組の音かな」 きぬーかづき 図 衣被。Q昔、貴き女の、


抄「きなけつをながむる末の朝霞立田 き にち 陥 居日。その人の死去したる 面部をかくすためrs、頭rsかぶりし衣。
きをうさんし きなす きぬ
---- - 『』}
きぬかぶり きぬぬき きね
(464)

かづき。古語。Q その衣を被りたる きぬーぬき陥 衣脱。四月十五日、また こよりまみるべけれを、近くを、元より


女。古語。徒然「物見けるきぬかづき を、六月1日の異稲。語麓「信濃よて、 まみらず」
の、よりて、放ちて、もをのやうraたき 卵月十五日を、きぬぬぎをいふ。どこ き 陥 杵。形、つちょ似て、春よ入れた
たりけるをそ」Q韓じて、貴き婦人の ろみより、みな月朝日をいふ。螺、蛇な る物を掲く よ用みるもの。手16てつく
稲。古語。 &このやうrs、この日、人の皮膚ぬくる を、足ré贈みてつく をの二種あり。金
きぬーかぶり g 衣被。きぬかづきraた をいへり」 葉「まめの内16きねの音こそ聞ゆなれ
なじ。古語。袋草子「長元のうたあは きぬぬひめ 図 衣縫女。着物を譲ふ女。 いかなる碑のつくみかあるらむ」
せの日、能因、きぬかぶりして、ひそか きぬ の かりはかま図奴松。かりはか き ね 陥 宜顧。はふりの類。碑 よつか
ré入りて」 まを見よ。 ふる女。めかんなぎ。古語。拾遺「あし
きぬーさぬ 陥 後朝。『衣衣の義』男女、共 きぬ の くび 陥 衣類。えり(礎)の古 びきの山のさかきのをきはなる薩rsさ
よ寝たる翌朝、各、きめを着て別るるこ 語。 かゆる碑のきねかな」
を。新古「明けぬれごまだきぬぎぬ きぬ のをり固 衣尻。 R(猫)ょたな きね-うた 図 枠歌。杵r て、臼を掲くを
みなりやらで人の神をもめらしつる じ。古語。 き唄ふ歌。うすうた。
かな」 きぬ-ばり陥 絹張。Q絹布r*て張るこ きねーたち 図 木根立。たちきを伐りて、
きぬとはり 図 衣配。新年の祀み、衣 を。また、そのもの。「きぬ園引の堀幅 根の方を残したるもの。きりくひ。古
を、親しき人人 よ贈るこを。 傘」 Q 絹布を張りつくる板。 語。祀刷「言をひし、磐根、きね たち、
きぬーた 図 確。Q剤めいたの界。績千 きぬ-びつ 陥 衣艦。着物を入るる よ用 草のかきはをも、こをやめて」
「水の葉
うっきぬたの青もたかさの山の みるひっ きねーつづみ 陥 枠鼓。将の音を助くる
よ秋風ぞふく」 Qきぬたの形rs きぬーさき 図 絹巻。はたものを、巻きつ ため よ打つ鼓。古語。山家「よもすが
造りたる枕。 くる よ用みるもの。 ら沖のすやり鴨はふりして藩の宮 よきね
きぬーづきん 陥 絹頭市。づきんの一種。 きぬーや 図 絹屋。絹垣を張りめぐらし つづみうつ」
ま ころなくして、圓柱の、やや匿きやう たる仮屋ならむ。古語。楽花「大門の きねん-こと、図 刷年熱。今年の稲の賞
なる形rs、絹布rsて作りたるもの。 をみ、きぬやうちて、ここらの僧の、そ のらむこをを、碑み請ひまつるこを。
きねん さい 召所年%。こしご ひのま ゆく道さえかねて聞きしかごきのふけ 即木菌也 状似人
つりょたなじ。 耳面黒色」
ふさを思はさりしを」 きは 図 際。Qはし。はて さかひ かぎ
きの あさみさり 図 黄浅緑。染色の名。 きの ほ
宮本穂。樹木の枝。古語。記 り。源「ふたまのきはなる障子、てづか
藍を、黄薩を よて染めたるものよて、浅 「川上をきのはさしかふ」
緑の黄はみたるもの。 ら、いを強くさして」Qあたり。かたは
きのえ 陥 甲。『
言シ きのまるきの日本九較。きのみ ら。萬 「あだちのの野ぎはの眞菅もえ
木の兄の義』 えをを見 の「*たなじ。古語。新古「あさくらや
よ。 みけりいはゆる駒のけしきまるしも」
きのまるごのなわれをれを名のりをま
き の くに 図 組園。催馬楽の曲名。催 つつ行くを誰が Q をき。をり。まぎは。玉葉「隠の別
子ぞ」 のきはょえられけりまたを思はぬ人の
馬楽「きのくにのくららの演réましら
きの次 ろ-さの図 木九殿。材木を、丸木 けしきて」 Qほど。程度。(主よ、身分、
らの演み来て居るかもめはれその玉も のまま削ら りして、個りそめrs建てた
てこ」 才能などの)源「きはこをょ賢くて、た
る宮殿。黒木の殿。古語。(多くを、土 だ人réま、いをあたらしけれを」
きのーだいりやう 図 掘大領。員外なる 佐國朝倉なる層明天皇の行宮みつきて
郡の大領。 きはう四 熱望。『殆を もち(墜)ょ近

いふ) 十訓「朝倉やきのまろ% のよ入 しをいふ義』 陰暦十四日の月。i既
きのこ陥 む。『木の弟の義』 えをを見 りながら君réま られでかへる悲しさ」
よQ 園。『既 よ、もちを過ぎたりをいふ義』
きのみちの たくみ図 木道工。だいく 陰暦十六日の月。
き のはしg 木端。木のきりくづ。木 (大工)の古語。
のきれはし。きのきれ。枕「いを頼も *ーば うしゆ 陥擬翔。欄干などの柱
きの みさきやう 図 御調細。古、春 の上ré飾る、星の玉の如き形したるも
しきわさを、ただ、きのはしな%このやう
秋の二季ré、禁中r て、大般若経を講ぜ の。また、恋の花よも似たるより、碑興
な思ひたらむこそ、いをほしけれ」
られしこを。このざき挑茶をて、僧 よ、 などのをむ、窓 化をもいふ。
きのはた日族。通常の強。i旗 の 茶を賜ふ。 きば かみ図 井噛。動物。いぬ(犬)の
はりよたなじ。
(465)

きのみみ 図 木耳。植物。菌の名。朽 異名。


きのふ-けふ g 昨日今日。Qきのふを、 木ないこré生やり。形、人の耳 よ似たり。き きはきは
図 際際。Qほだほだ。源「そ
けふさ。 この近き頃。伊勢「つひょ くらげ。和名「競、和名、木乃美美、木耳 のきはぎはを、まだ思ひるらぬうひご
きねんさい 警の豚 きは

『シ * ** } ー
きはぎはし 撃はてう きは
をきは てう 図書染鳥。備教の語。二つの きはむべし」Qさだむ。きむ。決定
(466)

をそや」 Qくまぐま。はしはし。
頭ありといふ想像の鳥。 す。俗16、きはめる。究。窮。
きは きはし 隠』際際。きはやかなり。
顕著なり。俗み、きはぎはしい。枕「か きはなし 認国際
無。果てなし。さいげ き はむ園臼員 黄。少し、黄いろ よな
んなし。限りなし。古語。源「さえを 、少し年経、厚
る。源 「みちのくに紙の
だ、いたう固め、きはぎはしきえ、いを
いふもの、いづれもきはなく覚えつつ」 きが、きはみたる よ」
うたてこそ豊ゆれ」
によたなじ。 きはむ-やまひ召 黄病。病の名。血の中
き ばしる園口昌 黄走。黄色 よなる。き きばは に園際 きはやか
古語。 ré、贈中の混入するより発するもの。
はむ。
をころ。はて 皮層、眼、爪より、小便rs至るまで、番
きはだか に園 際高。きはやかよ。い きはまり 図 極。きはまる
終り。限り。空穂「きはまりなくこそ、 く、黄色となる。古語。和名「黄痕、一
かめしく。きはぎはしく。古語。績世
嫡しく思ひ給へしかを」 云、黄病、岐波無後方比。身鶴、面目、爪
継「御心ほへの、きはだかにたはしける
réや、三條のあし宰相をそ、人をまをし きばまりーて園 極。きはめてよたなじ。 甲、及、小便霊黄之病也」
侍り し」 古語。撰集抄「次を、きはまりて、ここ きはめ陥 極。Qきはむるこを。はて。
かぎり。千載「天地のきはめもま らぬ
きばーだけし 曜』際高。きはだかなり。 ろ小さかりけり」
6かめし。きはぎはし。古語。源「よ きはまる 国自 極。Q至り終る。果つ。 御代なれ を基田の村み稲をこそつけ」
萬「いはむすべ せむすべま らなきはま 『さだめたしかむること。Qきはめふ
からぬ人の、こをみつきて、きはだけく だの署。Qきはまり よたなじ。「運の
たほしの給ふもあじきなく」
りてたふどきものを酒ょしあるらし」
きはめ」
Qさだまる。きまる。決定す。
き ばちす召 木権。植物。木の名。全 きはめ 召 際目。わかれめ。境界。匿
体の形、すももみ似て、葉を、末尖りて、 きばみ 召 極。き
はまりの約。萬「天地
別。匿書。
をてらす日月のきはみなくあるべきも
周りrs、刻みなし。花を、からあふひré きはめ つくす 闘個 極霊。残るをこ
似て、小さく、白色、また を、薄紅色な のをなにをか思はむ」_ ろなくなす。番くつくす。至り窮まら
り。秋の頃、朝開き、夕べrsつぼむ。よ きはむ園㎞個 極。『きは(際)の活用』 しむ。高「かくさはぬ赤きをこころす
○極まらしむ。はてまでたしつむ。俗
く、人家の垣なを よ植う。むくげ。古 べらぎ よきはめつくして仕へくる親の
語。木造。
み、きはめる。源「太政大臣ょて、位を
は 『メー < 「“* 〜 -** も、
つかさを」 後部の稲。かかを。古語。宇拾「きびす ふぎふを、殊更めき笑ひ入りつつ、ま は
きばめ て国 極。Qこの上なく。甚だ。 を、水官くはへながら捕へたりけれを」 おきréま いるもあり」 Q苦しむ盤の形
限りもなく。宇拾「その姿、きはめてあ きびこ召 紀人。紀伊國の住人。古語。 容。「ぎふぎふをいふ目ょ合す」
やし」 Q 定めて。疑ひなく、かならやり。 萬「あさもよしきびをともしもまつち きふきふーによりつりやう園 急急如律
会恐らくを。大かたを。多分。 山ゆき来を見らむきびををもしも」 令。すみやかré去りてをごまるこを能
きはめ ふだ 図 極札。極めたしかめた きび の さけ 宮 委沼。きびょて醜した はりをの意ょて、呪文の末ré唱へ、悪魔
る由を、説明するための札。をりがみ。 る酒。萬「いにしへの人のをさせるき を退くるためraいふ語。
きは やか に 団 際。明かよ。さやか 「びのさけやめをすべ なしぬきすたは き-ぶく 召 息服。いみを、ぶくを。愛よ
ré。きはぎはし。くもりなく。枕「は らむ」 こもり居る間。例へむ、父母の時 も、忌
しの、いときはやかに筋かひたるもを きび の こよみき 臼 委豊酒。きびのさ 五十日、服十三が月の類。
かし」 けの故稲。古語。散木「朝いでr6きび きふーとミわ 召 及瓜。任の満つるこを。
き はりg 生張。生編の、張りたるもの のをよみき飲みかへしいはじをすれを きぶ をやう目義部省。きやうぶもや
ならむか。曾我「やうやう近づき見れ まひて悲しき」 う(刑部省)を、淳仁天皇の時、一時、敗
を、きはりの、二つ小袖を着たまふが、 きびは に国 初くして、かよわく。層弱 稲せられし名。
菊競réひき破られ」 よ。古語。源「いをきびはにたはした き ふす 図 急須。『急のもちみ(須)よ適
きはお召 質。植物。草の名。なづなの るを ゆゆしう美しを思ひきこえたり」 すをいふ義』 茶を入れ、湯をさして、前
古語。 きふ 図 急。Qにはか。いそぎ。源「きふ じ出すrs用みる、土瓶の、一種小さきも
きはな かむ図 オ噛。Qるよた なる人を、久しくつねなら り」 Q危き の。多くを、陶器r6てつくる。古を、酒
なじ。宇拾「鼻を吹き怒らし、きはをか よ迫りたるこを。急鍵。 をあたたむるよ用みたり。
み、 を刺らして」 き-ふ 園同臼目 来経。年月が過き行く。 きふ だい 目 及第、寧間などの試験を
ーシー 、 i
きびう 団 「きびしくの義』 甚だしく。古 古語。萬「よろづ世ré年をきふども梅 受けて、合格するこを。十訓「早くきふ
(467)

語。 源「きびう、今めかしうをかし」 花たゆるこをなく咲き渡るべし」 だいすべきよし、勅定を下されしかを」


きびす目 揮。『くびすの韓尾のうらの きふきふ 図 Q笑ふ盤の形容。狭衣「ぎ きふ に国 急。機かよ。早く。急ぎて
きはめて きひど き3き3によりつりやう
- --
『 ㎞ 霊| - -
きへきほひきばおし
をほきをぬはたまの夜わたる月よ剤
(468)

空穂「いを善き人なれを、いをきふに、一 を君がみけししあや ょきはしも」


こはき人 よなむ侍る」 きほひ図 競。eきほふこを。きそひ。一 ひあへむかも」_
きへ 召 棚戸。畑を置く時、その棚を守| はりあひ。源「尼よなりなむを思した きぼ ぶし 召 木法師。『枕草子 ょ、思は
らむためrs設くる戸。 れを、かかる剤はひrsを、あたふ やう む子を、法師ょなしたらむこそ*、云
ré、心あわだたしをいさめたまひて」Q 々、木のはしなどのや うな思ひたらむ
きへい-たいしやうぐん 図 騎兵大将軍。
武家の役名。古、みゆきの時、またを、 立派なる威勢。 こそ、いをほしけれをあるより出でた
外國より、使者の来たる時、騎兵を率み きほひーうま 図 競馬。遊脳の名。乗り る語』ほふしの異稲。
て、臨時rs、警衛の事を務めしもの。 たる馬を走らせ、遅速をきはひて、勝敗 きまま づきん 図 気僅頭市。まころの
を定むるこを。くらべうま。きそひう 長さ二尺、鼻日のをころへを、別rs、き
きへーゆくミ闘員 来経行。来つつ経て
まo けいは。職人霊歌合「くるるまで れをあて、目のみを出だすやうrsし、多
ゆく。年月がすぎ行く。古語。記「や
待ちたくれたるきほひうまの心なら り くを、黒木綿rs、もみの裏を つけて、仕
すみししわが大君あら玉の年がきふれ
をあら玉の月まきへゆく」 や月reのるらむ」 立てたる興市。寛保の頃より行はれし
もの。
きー&は召 規模。C正しき例。てほん。 きほひーがほーに園 競顔。はりあひたる
Q勤賞réあづかるこを。宗五大双氏帯 さまよ。敗けじを争ふさまrs。楽花「う き-浅まもり 陥 木守。もぎ取りたる断の
「公方様御服給ひ候ふを、久しく着候ふ ちの大殿を 聞き給ひて、きはひがほに 槍rs、取り残してたく果物。かくすれ
を、きぼを申し候ふ。私réても、主人給 やをて、思しをまりぬ」 む、翌年、多く、なるをいふ。
ひ候ふ小袖同前」 きほひー&み 図 競組。きほひてある連 きみ召 者。e人民のをさ。みかを。源
中。勇みの連中。 「かく、末の世の明らけききみ をして、
まほう れき図 儀鳳暦。持統天皇の四
年rs、始めて用みられし暦。 きほひ-はだ 陥 競肌。ををこだての姿。 来し方の御たもておせを起し給ふ」Q
き ぼくミ図 亀ト。亀の甲をやきて行ふ いさみはだ。侠客風。 頭だちたる人。主君。源「きみの御心
うらなひ。かめうら。 きほふ 園自 競。『い剤はお(勢)の署』 を、あはれ なりけるものを」 Q 他人を
き ほし 國国 着欲。きたし。古語。萬 われ敗けじを進む。互rs劣らじをはり 敬ひて呼お語。土佐「これを見て、業平
「つくはねのにひくは ま よの衣をあれ あふ。きそふ。萬「子らが家ちややま のきみの、山のは逃けて入れすもあら
なむをいふ歌なむ畳ゆる」i公。『君 で色かはりゆくものrsぞありける」 音』 うちならしょれなじ。
の義』 上古のかはねの名。 きみ はしる 闘巨黄味走。きはむょ きん かい 召 禁戒。いましめのたきて。
きみ かま 図 騒がしく、物をいひたっる たなじ。 きん。方丈記「必キり、きんかいを守るを
にさ。かまえ、古語のあなかまあなか きみやうちやうきう Q 騎命長久。き しもなけれ%こも、境界なけれを、何rsつ
ま、枕草子のかまを同語よや。 みやうちやうらいの説。 けてか破らむ」
きみがよに阻君代。泰平なる君が御 きみやうちやうらい 園 闘命面刷。備 きんーがい 図 組垣。きめがきの音便。
代 よ生れ逢びたるを喜ぶ意より、あふ を斬る時ré唱ふる語。十訓「湯仰の思 古語。
ょかけていふ。古今「きみがよにあふ ひ、骨rsをほるが間、手を、額 よあてて、 きんけいーをやう 陥 錦鶏随。鍋鶏を書
阪山のいはまみづこがくれたりを思ひ きみやうちやうらいするほをみ」 きたる障子。宮中の錦鶏の間 よ建つる
けるかな」 きみをだきて困 置君。言をたきて もの。太平記「御齢すでr6二 八réして
きみがよの困 君代。御代の長久なら 遠きま往くどいふ意より、いくréかけ けんけいしやうの下みかしづかれて」
むこををほぎまつる意より、ながらrs いふ。魔宮女御集「きみをたきていく きんけつ 図 闘。Qみかをの宮門。
かけていふ。拾遺「きみがよのながら 田の浦réよる浪のま づ心やまあらむを 禁門。Qきんちゆうrsたなじ。
の山のかひありをのだけき雲のみる時 すらむ」 きん-さ 図 金座。徳川時代 よ、官の支配
ぞみる」 き-むとミ召 黄無堀。衣服の、表も、裏も、 réよりて、金貨を鋳造 せしをころ。
きみづーをーつくミ園 吐黄水。わななき恐 黄なるもの。白むくな%この類。 きん ざ 図 銀座。徳川時代よ、官の支配
るる形容166ふ語。古語。宇拾「従者 きむら-ごう図 黄紫紺。紋所の名。三 rsよりて、銀貨を鋳造せしをころ。
*こも、大方、をかく申すrs及はやりをて、 引rsして、上を黄、中を紫、下を鮮réて きんーを 召 金鶏。黄金色のを い。神武
きみづをつき合ひたり」 染めたるもの。 天皇の、長髄彦を討ち給ひし時、その御
きみこわれ 阻 君我。君を、我をの瞳 きん 図 琴。きんのこさを見よ。枕「暑 弾rsをまり、その光り、よく、賊徒の目
びの髪りなき事、拾も、いもせの間の如 げなるもの、云々、きんのふくろ、六七 を故ましめたりをいふ盤鳥。
(469)

しさいふ意より、いもせよかけていふ。 月のすはふの測園梨」i市。こをの末 きん を 図 近侍。U主君のそは近く侍


後撰「きみをわれいもせの山も秋くれ の緒3 をみきんを 見よ。磐。『字の唐 るさぶらび。近臣。尾従。Qこしもと
毒みかま きみはしる 考んかい
きんしよくぶつ きんちゆう
(470)

réたなじ。 きんしよくーおつ 陥 金色備。金箔を塗 を違へ じをいふ謎擁rs、刀を、少し抜き


きん おき 図 禁色。Q上古、公の許しな りたる備像。大鏡「御堂rsを、きんしよ て、さしながら、鍋を、轄み、うち常てて
くても、服用するこを能はさりし装束 くぶつ、多くにはす」 ならししこど。女を、鏡を、鏡ををうち
の色。即ち、深紫、深紅の二つ。Q韓じ きん-せい 図 禁制。政府より禁じたる 合せたり。
て、中古よりえ、綾織の装束。 たきて。 は「 *こ。 禁断。 きん ちゆう 図 禁中。大みや。皇居。内
きんじき-せんげ 図 禁色宣下。禁色を きんーだちg 公達。『君等の義』Q通常 裏。禁庭。
用みるこをを許さるるこを。 ま、姓を賜ひたる、皇子、皇孫、またえ、 きん でい 陥 金泥。金箔を粉みして、股
きん おぶ 図 近習。きんじ(近侍)よた 清基撮家の人の子の稲。Q大臣、大将 の水ょ浸したるもの。書書をかくょ用
なじ。 の子の、中納言、またを、中将rs至れる みる。
きんーをん 陥 調側。Qつつしみ控ふる ものの稲。源「宮腹のきんだち、ただ、 きん でい 陥 銀泥。金泥を同様みして、
こを。ははかり。Q刑罰の名。徳川時 この御殿居所の宮仕へつをめ給ふ」 金箔の代り16、銀箔を用みるもの。
代rs、士族以上の者rs適用せしもの。 きんだち-け 陥 公達家。清華の家の異 きん のうるし 図 金漆。金泥を交へた
遍塞の一種。やや軽きもの。また、遠慮 名。 るうるし。演松「誠rs、きんのうるしな
より も重し。 ぎんーだき 図 銀玉。古の貨幣の名。形 をのやうrs、影見ゆるほかり、つやつや
きんーあん 陥 銀針。銀ょて造りたる針。 圓くして、大小同じからやり。極印あり。 をして」
宇拾「病者、かしらを刺らで、年月を送 豆銀。粒銀。
きん のここg類撃。七統の琴。
りたる間、讃、髪、ぎんしんを立てたる きん だん 陥 禁断。きんせい(禁制) よ きん の ま 図 金間。金装の穂を立てた
やうréて」 たなじ。 る間。
きんーおやう 図 今上。いまのうへ。常 きん ちg君。『君ちの義。ちえ、なん きん ばん 図 動番。かはるがはる、つを
代の天皇。枕「きんじやうの一の宮、ま ちのち』きみ。なんち。古語。空穂「わ め16行くこを。(多くを、遠國rs居る者
だ、わらはよれはします」 れを、きんちを思ふみぞ、よみちも、え rsつきていふ)徳川時代の語。
きんーをよく 図 禁色。剤 よたな いくまじき」 きんばんもの図 勤番者。Q勤番をす
じ。 きん ちやうg 金打。古の武士が、約束 る人。Qひをりもの。
の長。なぬし。庄屋。 みち。i 黄紅葉。かさねの色目の
きんーふくりん 図 金g輸。金を被せた
名。表を資色reて、裏の蘇芳なるもの。
るふくりん。平治「いかけちの、きんぶ きもきゆ 園員 肝増。心も失する
くりんの鞍たいて」 やうなり。心きゆ。六帖「向ひみて背 一説 よ、裏を黄なりをも、また、青なり
きんみ ぶきやう g 玲味奉行。武家の くほどだょきもきえて嘆きしものを月 をも、また、濃き黄色なりをもいふ。
役名。玲味をする奉行。 のへ よける」 きもむかふ園肝向。肝の 互ょ向ひあ
きも くだくミ園国自 肝砕。心も破るる ひて凝るをいふ意より、こころよかけ
きんみやく図隣味役。玲味をする役。 ていふ。萬「きもむかふこころをいた
きんりーづき g 禁利附。武家の役名。 はかりrる豊ゆ。心くだく。靖鈴「入相
禁中を守護するためreつけられ、禁中 よなむ。きもくだくる心地すをて」 み思ひつつ顧みすれど」
の御用度を始めて、公家の動務なをの きも ごころ四 軒心。 もたも3み きもん 図 鬼門。備家、陰陽家の語。東
たなじ。古語。 北の方角réありて、忌み避くべきむき。
上ょもあづかりしもの。
きん りよう 図 近陵。こんりよ引(近陵) きもたましひg府魂。封もの Qよた きもーめかし 國』肝稚。心わかし。古
よたなじ。 なじ。 語。
をもむ。心配
達も召 肝。Q動物の腹の、右上部、肺の きもなます-を つくる 園 危き ょ通り きも-をーいる園 前野。気
下réありて、色赤く形大きくして、一種 て、心をくだく。かたづを飲む。盛衰 す。
の液を出す臓胴の名。その液を、膳み入 「この局、誰か射よを仰せ られむを、き きもーを-けす国 潜肝。剤引み
りて、贈汗をなる。かんのさう。Q臓 もなますをつくり、かたづを飲めるも たなじ。
購の纏稲。Qををしき心。たましひ。 のもあり」 きもをつぶす園 遺肝。基しく撃く。
逃げ去りぬ」
空穂「がくを聞く人を、皆、きもごころ きもーふこし B』肝太。Q心たちつきみ 十訓「からききもつおして
て、物事r 動せすあり。心ふさし。大 きやう 図 京。みやこ。みさを。源
「三月
さかえて、病あるものを、なくなり」
騰なり。宇拾「心は へ 賢く、きもふg のつごもりなれを、きやうの花さかり
ぎもーいり 図 肝煎。物事をさりもつ人。
くたしからたちてなむ、たはしける」 を、みな過ぎ ょけり」i細。 備の教 へ
(471)

せわやき。周旋家。御湯殿記「えろか
ね、百枚参らせられ候ふ。さくせんみ Qわうちやくなり。 を書きたるもの。ほをけぶみ。きやう
ん、きもいりr*て、御渡しあり」 Q町村 きもみち 図 黄紅葉。黄はみた
るも もん。源「きやう、うちよみ、たこなひ
きんぷくりん きもきゆ きもむかふ
-
ーシーシ
口 ー 「
『 シ}
警やう きやうか こ きやうくだりぶぎやう
(472)

なだいふこをえ」i響。もてなすこ うの人人をりつぎて、阿伽ょ加へさせ きやうくだりーぶきやう固 京下%行武


を。ちそう。響應。落窪「物かづけさ
たまふ」 _ 家の役名。在京の官人の、鎌倉ré下り
せ給ひきやうなだせさせたまふ」 きやうかご召 京驚籠。昔、人を載せ て、訴訟を判断するものの稲。
卿。Q古の八省の長官。かみを見よ。 て、京都を務したる賞 績の稲。 きやう くつ図 敬屈。奪みうやまふこ
Q三位以上の人を呼ぶ稲。 きやうかたびう図 経離子。六字の名 を。盛衰「主従の濃よりも、稽深くし
きやう召 行。官位名目の間よ挿みて、 競を書きて、死人ré着せ、そのまま埋葬 て、こをの外ょぞ、きやうくつしける」
位高く、官非きこをを示す語。たどへ する麻のころも。
きやうくわ すおげつ 図 鏡羽州月。鏡
を、正二位、行、大納言のごをし。(守re きやうき 図 観木。杉、槍などを、薄く ようつりたる花、水réうつりたる月の
弱して) はぎて、革子折 などre敷く よ用 みる 如く、網て、日réを見えながら、手ré取
きやうえん 召 シ。事をなし終へた もの。 りがたき物のたをへrsいふ語。
る時、歓びのためra催す酒宴。「日本紀 きやうきーがさ昭 観木笠。経木ょて編
きやうえん」「新古今きやうえん」 みたるかおりがさ。
きやうくわすおけつはふg 鏡犯 用
法。その面影を、さもありげrs見せな
きやうーがい 図 増潤。身のたきをころ。 きやうきやう図 孝経。書名。かうきや がら、奥深く迫ること を得さるが如き
めぐり合せ。境遇。方丈記「必す、禁戒 う(孝経)の古語。
を守るをしもなけれをも、きやうがい きやう やきやう 図 園判。かろがろ 文鶴。(主 ょ 漢文ょいふ)
しき きやうとミわん 図 経巻。まき物ょせる
なけれを、何reつけてか破らむ」・ こを。けいそつなるこを。古語。宇拾 経文。
きやうかう召行 。みゆきを見よ。一 「ずこしきやう剤 ょ覚えさせたまきやうけ 図京家。
狭衣「さーも 御心をまらぬわたりよだ 公卿の家。く げ。
ひけせれを、御名を隠させまたひて」 太平「きやうけの青侍 などの、女性を具
ょ、男子生れ給へる ょ ぎやうかうある一きやうきやうし 國』御仰。仰山なり。一 したるてい
ょ見せて」
こをえ、常の事はるょ」 大ぎやうなり。俗ょ ぎやうぎやうしきやう けい 召行啓。皇后 東宮のみゆ
きやう がうg行番。かうを配りわた い。長門平家「御馬十二匹 御剣七腰、一 き。みゆきを見よ。績後撰「後一條院
すこを。古語。源「わらはべをも、御階一 御衣十二領、廣蓋 よ入れて参られたり。
の御時、中宮、斎宮rょぎやうけい侍りけ
の下よよりて、花をも奉る。さやうが一 ぎやうぎやうしくぞ見え まける」 る よ」
ーシW *
ヒに "
きやう げん 図 狂言。 やうさくなりける人の、御ようめい 彰さやうすお 図 行水。Q潔療のため、湯


さ代
古Q

かな」i景遊。Q人の、今まで行ひ 水 よて、身体を洗
田を
やな
附属
rs

なぐ楽 、 ぎの
中一種
。こ楽世

ふこを 古事談「只今、
能今

来れる善悪のあを。心はせ。履歴。Q


つ間

のき ため


r

御経え、ぎやう りみもさうらはで、今よ
韓じて、過去の行貸 よよりて、他を推
する




ひあ
やう
くみ げん
Q

みたまへれむ」 Q後世を、湯を、臨rs盛
歌舞
く伎

察するこを。沙石集「一事を申さを、除
ます。

語こ みてQ べて

りて、身体の汗などを洗ひ去るこ を。
のこをえ、御きやうさくあるべし」
。行

俗企

水réてするを。水行水をいふ。
やき

狂師


をQ
。言う
げん

きやうーを 召 香砦。香を感る ょ用みる


さじ。かうずくひ。
さやうだう図行道。法師の、経をよみ






Q




言舞き 方
の 名る

つつ歩くこを。源「月夜ré出でて、ぎや

さやうお図行事。事のまかなひをす

者演
す、
狂伎
の奥


歌で

うだうするものを、遺水ょた ふれ入り
ふて
、 る

接の
語れ


へ 頭人 向

る役。また、その人。空穂「御内侍のす

réけり」
れき
うや
いん
を ける

け、始めより参りて、例の、御湯的のぎ きやうーだ
)

て図 劉立。食物を、折敷など
やき
おう


はげん




*


やうじす」 よ盛りていだす時、その食物のまはり
Q
狂のしく言ん
げう

さやうじーさころ 図 行事所。古、蔵人所
珍を

思ひ
よふらるし

ré立つる紙の折形。
いょ


』 なの

さより

re属して、諸國より奉りたる貢の善悪
代じ み

警やうちゆう ざ<あ 園行住座以。 た


を見分け、また、御碑楽などの公事をも





ちみを、ねたきを。つねづね。常時。







子ー
京り
をき
ごく
うや

掌りしをころ。
きやうーづくみ 図 経案。経文をのせた
まやうじ のくらうを図 行事蔵人。古、
折り



足。
京時代
のり 家

よ、 極利

く机。


帳豪の試みの時、まかなひをせし蔵人。


きやうてん 図 仰天。甚しく驚くこを。




馬 やき
葉策う
さく
警図
若。

枕「ちやうだいの夜、ぎやうじのくらう 保元「上皇を
、東西を失うて御ぎやうて
』 Q古の及第の語。

よるり

を、いをきびしうもてなして」
た出
語で

んあれを、左府え、前後よまよひて」
詩文のすぐれたるものの稲。かうさく。一きやうをよく図京願。京都の所司代。 さやうでん 図 宜陽殿。古の禁中の御
Q韓じて、すべて すぐれたるものの一 藩「大坂の喋状あり。きやうみよくそ 殿の名。碑器、書籍、またま、累代の御
(473)
稲。かうさく。古語。源「げよ、いさき の臓状を奉る」 物を入れたかれしをころ。春興殿の左、
毒やうげんきやうる 妻やうぶお
-- - -
きやうはこ きやとをき
(474)

綾締戦の右rsあり。西面して、紫庭殿 きやうようま 給ふさま」 きやくーをき 陥 格式。かくしき(格式)


を隔て、けうしよでん(校書殿)ré場 す。 きやう よみ 図 観請。ほふしの異稲な réたなじ。
きやうばこ図 経箱。経文を入れたく らむ。古語。十訓「この美作を、武蔵を きやくーあゆ 図 逆偽。『逆修 官 稲 の署』
箱。狭衣「たしやりて見給へを、きやう いふきやうよみの娘なりけり」 若き人が、先rs死に、老人が、生き残り
はこもあきたり。法華経なるべし」 きやうよみ をり図 経請鳥。『鳴く盤、 て、その回向などするこ を。貸我「時
きやう びこ図 京人。みやこの人。源 ほたほけきよを聞えて、法華経をいふ 致を、偏み、法師rsなりたる を思ひ、念
「げすの身を知らせ給ふべききやう ひ 16似たるよりいふ』 動物。うぐひす 備讃経をつみ、父の御供養、母の御町
をよ、人たがへ ょや侍らむ」 (賞)の異名。 藤、その外rs、1 の善根もあらむ、母の
きやうーぶ 図 行歩。あゆむこ を。盛衰 きやう わく 昭和恐。心の狂ひまをふこ ぎやくまゆ ょたてまつらむ」
「きやおみ吐はぬ僧老」 を。袋草子「長能え、きやうわくのやつ きやく りき 図 脚力。ひきやく(飛脚)
きやうーぶくミ図 判服。軽きおく。古語。 なり」 をいふ。 シ
源「后の宮の御きやうおくのほども、な きやうーあらは図 京童。みやこのわら きやす 園個 消。けすょたなじ。古語。
ほ、かくてたはします」 は。 枕「白山の観音、これきやさせ給ふなを
きやうぶ 老やう図 刑部省。古の八省 きやうわらはべ 陥 京童。みやこのわ 斬る」
の一。うた かよたなじ。 らは等。第花「世の中のきやうわらは きやたつづり図 脚樹釣。釣魚法の一。
きやうほふ 図 行法。備法の修行。 べ、語り聞きて、どりだりののしり」 脚楊を、水中 よ立て、その上r*勝りて、
きやう こつ g ㎞営。けいこつなれな きやうわらんべ 図京童。 やうわら 安居し、びくを、脚楊の下rsたろし、静
じ。盛衰「この人の鶴、きやうこつなり。 はべ の音便。 かみ、等を横たへたきて、魚の来るを待
はかはかしく、日本の主をならじをて」 きやくミ図 格。律、令、式の、時 よよりて つもの。
きやう むらさき 図 京紫。染色の名。 髪更せられたるを書き集めたるもの。 き やつ園 彼奴。かやつの韓。宇拾「人
赤はみたる紫色。 きやく-えん 図 逆縁。備教の語。情な の命をたち殺すものなれを、きやつrs、
きやう よう 図 劉融。もてなし。ちそ 逆ひて備縁を結ぶこを。例へむ、花見 物のわびしさ知らせむを思ふなり」
ふ。きやうたう。古語。枕「もてなし、一 る序 ょ、古寺の墓を用ふ類。 き やなぎ 図 黄柳。かさねの色目の名。
* *** ***** ***
シ *** * シ* ・・・・・・・ は ** シ
引引引引ー
表を講黄、裏を薄青なるもの。一説ょ、 を、四尺ぐらみまでなる等、官位rsより 新古「まだ、きよがきもせぬ本を」
表を、濃き黄の打ちたるものなりど。 て、異同あり。i凶。きようの異説。 きよき固 御息。Q年忌の法倉を、敬ひ
きやら図 柳羅。『楚語、黒の義』 香の きよ 図』 魚。楽器の名。上rs、二十七の、 ていふ語。Q特rs、京都の智恩院みて、
名。ちんかうの一種。極めて上品なる 細かききだありて、長さ七尺程の、木の 圓光大師の忌日、即ち、正月二十五日rs
もの。もを、熱帯産の木の心を採りて ささらみてすり、音楽を中止する時re 行ふ法事の稲。初め、後柏原院の、勅書
製したるもの。奇南香。 用みるもの。 を賜ひしょよりていふ。
きやら いろg例羅色。染色の名。黒 きよう 傾 興。なもしろく楽しきこを。 きよく 図 曲。Cうた。歌のふし 調子。
はみたる赤色。濃き茶色。 けう。空穂「天の下のもののきようも、 十訓 「その駒も、たなじ御時加へられ
きやらきやら園美ふ撃。ばらげら。宇 濁り見る よえ、かひなきこをなり」i たるをぞ。朝倉rsをりてを、めでたき
拾「伸胤僧都、きやらきやらを笑ひて」 凶。易の語。うらかたの善からぬこを。 きよくなり」 Q手品、軽業など藤の、さ
きやらのだんかだg ㎞御方。ほん きようーがる 園自 面白がる。 まさまの鍵化。Q撃化のたもまろみ。
さい(本妻)の異稲。昔の隠語。 (吉み封して) きよくすお 図 曲水。Q山麓、庭園なだ
きゆ 園員 湾。Qなくなる。見えぬ きようくわーをや図 凝華金 。古の禁中 を廻り流るる水。めぐりみづ。Q
やう よなる。俗ょ、きえる。源「戸をた の十二舎の一。ひぎやうしや(飛香舎) くすみのえんの界。ごくすみ。
しあけ給へ れを、渡殿の火もきえなけ の後、襲芳舎の前 ょあり。うめつぼ。 きよくすおーの をん 配 曲水向 。古、三月
り」 Q死ぬ。俗み、きえる。 きようす ㎞自 興。面自しを思ふ。 三日、桃の節句ょ基中ょて行ひし公事
きゆう ば 図 司馬。Q号衛を、馬術を。 うかれ楽しむ。興 よ入る。空穂「こめ の名。御前r て、宴を賜はり、詩歌を作
Q武士の道。 よ射たをして、他み入りぬ。きようやり る。元来、支那の詩人の始めしこ をよ
きゆうばの いへ 陥 弓馬家。弓矢もっ るこを、限りなし」 て、流水rs、杯を浮べ、杯が、わが前を流
家がら。武士の家がら。 きようーちよ図 興女。遊びあひてみな れ過ぎぬ内rs、詩を作り、その杯をさり
きよ 図 福。東帯のをき、長く、うしろょ る女。元藤時代の語。 て、酒を飲みしが移りたるなり。ごく
(475)

引きするやうr せるもの。その長さ、 きよ がき図 清書。下書きなをを、新し すみのえん。まがりみづのをよのあ


撮政、闘自を、一丈二尺より、四位、五位 くかき清むるこを。せいしよ。浮書。 かり。きよくすみ。
きやら *よき
『 - - -
-
をよくたいやきよしんなる きよびやう
(476)

きよくーたい 図 玉鶴。天皇の御身鶴。一 て、式部省の官吏登用試験を受けしめ|きよ びやう固 慮病。にせやまひ。病


公事根源「主上のぎよくたいよ、御慎み られたる者の稲。 をいつはるこを。けびやう。大平記「千
あらむ事を占ひ奏す」 きよしんーなる園国自 御凝。ねむるの一 剣破より、きよ びやうして、本國へかへ
きよくーはいg 玉側。むものょた な 敬語。たよる。ばしなる 。徒然「寝殿の り、がんぎの一族だちを、ひそかみあつ
じ。中務内侍日記「御前の左右の御脇 まつらひ、或を南枕、常の事なり。白川 めて」
よ、ぎよくはいをて、玉を貫きてつけら の院を、北桃re、ぎよしんなりけり」 きよまはる闘目 清。清まる。もの
れたり」 きよ たい 図 魚%。東帯の時、腰(石帯 いみす。古語。宇拾 「魚をもくひ、女み
きよくーらふ 図』極薦。六位の蔵人中ょ の右)ょつくるもの。長さ三寸、幅一寸、 もふれて、きよまはるこをもなくて」
て、第一の人の稲。一薦。 厚さ五分ほどの箱を、白き較réて張り、 きよまはり 図 清。きよまはるこを。
きよく お召 極位。この上なき位。即 表rs六つ、裏ra一 つの魚の形をつけた きよまる園画 自 清。清くなる。清浄 よ
ち、従一位の稲。(正一位を、多く、贈位 るもの。三位以上を、金の魚袋をて、魚 なる。徒然「山寺rsかきこもり、備rs仕
rsのみ用みらるるが故rs) ré、金めっきを施し、四位以下を、銀の うまつるこそ、心の濁りもきよまるこ
きよし 照国』 清。Qにごりなし。けがれ 魚袋をて、銀めっきを施した るものを こちすれ」
なし。さっばりをしてあり。俗rs、きよ 用みる。 きよみ 図 魚味。うをのあち。うをの
い。萬「たなほ たの船のりすらしまそ 等よ3う の-かはらけ 陥 瀬測土器。宴 料理。増鏡「承明門 院réて、御ぎよみ聞
かがみきよき月夜 よ雲たち渡る」 Q残 曾のをき用みるかはらけ。 歪の酒のま こしめしなをすべし」
るをころなし。俗rs、きよい。枕「歌の たみをすつるもの。 きよみき 昭 清御酒。すみたる酒。潮
本末をひたるみ、云云、きよく忘れて止 きよさころ 陥 清所。みづもどころよ りなき酒。古語。散木「きよみきのひ
みぬるをりぞ多かる」 たなじ。古語。 じりを誰も個けてまひをつみみぬ人*
きよし だいふ 図 御史大夫。だいなご きよ はらひ 召 清被。古、十二月 晦日 あらじな」
ん(大納言)を、淳仁天皇の をき、1時、 re、年内のもろもろの様を秋ふためrs、 きよみ の-いはひ 図 魚味祀。見供、三
改稲せられし名。 内侍所の前庭reて行はれし式。吉田家 四歳のをき、始めて、魚肉を食はしむる
きよおん 図 岩人。古、大學察を卒業し の世職をす。 祀。まなのいはひ。
・ ・ * 「シ、きそし* ** - *
*こ り・しが しこ 、、、け
きよむ 園」偲 浮。清くなす。けがれ ょて、獅鷹、黄機、赤色などの御砲のこ きらをして、夢の心地もせす」
を除く。俗rs、きよめる。拾遺「照る日 をなりしならむをいふ』 やまはをいろ きらす 園冊 露。きらふやうよす。く
五日o
も見よをいふ事を年の終りréきよめす réたなじ。 ㎞ もらす。さへぎらしむ。古語。
をわが身ぞつひré朽ちぬべき」 きよ る 園画 自 来寄。きたりよる。より きらはし国 嫌。きらふべし。いをふ
きよめ g 浮。きよむるこを。源「よろ 来る。古語。土佐「年頃もすみしをこ べし。好ましからやりあり。俗rs、きらは
づの事rsつけて、きよめさいふこ を侍 ろの名ょ負へをきよる波さへ哀れをぞ しい。了俊携要抄「珍しき事rs、心ひか
れを、いかがえ、さもさりかへすすい給 みる」 れて、うらうらを、なみやかrs、ま かも、
はさらむ」i機多。るみたう*れなじ。古 きら g 爆。Qきらきらをする光り。新 1節ある鶴を「きらはしく思ふなり」
語。今物語「きよめが家のありける よ 六「こをごをしこ をひの牛の角さきrs きらびやか に 園 きらめきて、麗はし
入りréけり」 きらある見るもたそろしの世や」 Q水 く。光り、つややかrs。いかめしく。著聞
きよーら g 清。きよきこを。うるはし 面rs、油などの浮きて、きらきらを見ゆ 「それrs叶はやりな、速かrs、流罪rs行は
きこを。古語。空穂「夕かげrs、あやし るもの。浮据。「きらが浮く」i給羅。 れさふらへかしこ、きらびやかにまを
く、物のきよらまさるほどょ」 Q美しく、光りかがやくあやにしき。 してけり」
きよらか に 団 清。きよく 美はしく。 曾我物語「この歪、義盛よさしなを、き きらふ 園個 嫌、Qいむ。ははかる。
古語。徒然「きよらかに肥え、油づき」 らみめでたりを思ひ給はむも日をし」 拾玉「花をややこのあるじをたのむ春な
きよらに園清。きよらかによたなじ。 Qみえ。よそほひ。「きらを飾る」 れを見ょくる友をきらはものかえ」
古語。空穂「兵衛が君を、今なむ、いを きらきら 隠 笑ふ撃。著聞「御返事をむ すつ。 のぞく。 霧。 きる の 延。 古
-
きよらになりぬる」 申さで、貝、きらきらこのみ笑ひけり」 語。萬「秋の田のほのへ ょきらふ朝霞
きよりん-の-をなへ 陥 魚闘備。軍陣の きらきらしB目標爆。光りかがやき いづべの方rsわが継やまむ」
備へ立ての名。先陣を細く、中をふ を てあり。つややかréうるはし。源「人が きらめかし國』模。きらめく状なり。
くして、魚の鱗を並べ たるが如く備ふ ら、いをすくよかrs、きらきらしくて」俗rs、きらめかしい。
(477

こをこ。 きら-きらーこ 園 爆模。きらきらしく。 きらめかす 圏 爆。きらめかしむ。


きよりよう 陥 魚園。『元を、御料の意 光りかがやきて。源「月の傾のみ、きら 光りかがやくやうréす。空穂「太刀を
きよむ きよる 登らす
きらめきみはし きりあふ
(478)

ぬききらめかして」 きりーあふ 園闘 」切合。きりあひをな なるを、盤低く、緑色なるまと、撃高し。


きらめき-みぼしg 鳩鳥幅子。きらき す。互rs切らむをす。 Q一説 よ、古歌うよ訳めるを、今のこほ
らを光るるほし。績世環「この頃こそ、 きり-だほね 図 切大根。
切りたるだい ろぎなりをもいふ。:
さびるほし、きらめきるはしなを、をり こん。婦蜂「たりて休みたれを、はたご 歌の曲名。 碑楽歌「きりぎりすのねた
をりかはりて侍るめれ」 どころをたぼしき方より、きりれほね さやみその ふré参りきて木の根をほり
きらーめく 闘目 爆。きらきらしく見 ものまるして あへ こしらひて、先づ、い はみてたさまさつのをれぬたさまさ」
ゆ。光りかがやく。源「露を、なほ、かか だしたり」
きりーきりーと 園 Q緊りつよく。くるく
るをころも、たなじごをきらめきたり」 きりーかけ 陥 切懸。Q
切りさして止む るを縮まりて。宇拾「橋の下rs、まだら
きらら g 雲母。鎌物。深山より生する、 るこを。また、その物 。Q個りょ 板ょ なる蛇の、きりきりをして居たれぞ」Q
一種の石。火réも焼けず、水rsも濡はて園ひたるもの。板が こひの如きもの。 物の、慰しくまはる状rsいふ。Qいそ
やり。これを剥ぐ時を、一枚一枚rs、薄き 源「きりかけだつものょ、青やかなるか
がし立つる時réいふ。とくをく。稲醸
紙の如くrsなりてはがる。上品なるを、 づらの、心よげrsはひかかれるを」
ぜやりrs。「きりきりをたて」
銀葉をし、下等なる も、細末rsして、槍 きり-かみ 図 切紙。手紙
などrs用みる きりてくき 図 切釘。頭のなきくぎ。うち
具などré用みる うんも。きら。 ため、をりがみを、積rs、二つr*切りた こみて後、その釘の見えぬやうrsせる
きららか に園 爆爆。剤 よた るもの。 もの。くれぎ。和名「鎖、和名 岐利久
なじ。古語。源「今宮の、えもいはすき きりーかむろ 図 切査子。髪を、短く 木、無蓋
切り 釘也」
ららかに、たはします」 たるかむろ。 きりーくだく 園 」切砕。きりきさむ。
きらら がみ図 雲母紙。きららを塗り きりーきり 隠 はたたりの鳴く盤。六帖 形の分らぬほやこ、細かみきさむ
。婦輸
て、模様を描きたる紙。 「雁がねの羽風を寒みはたたりめくだ 「心をきりだ〜 ここちす」
きり-あひ 図 切合。互 よ、刃物 よて、切 まく撃のきりきりをなく」 きりくだし ぶみ図 切下文。一紙のうち
りつ切られつして戦ふこを。平家「弓 きりきりす陥 幡韓。動物。虫の名。Q
節、兵伏をたいして、互 ょ、いあひ、きり 形、いなごré似て、腹ふくれ、夏より、秋 ょ 数除を 各別 ょ記載せる文。主ょ、
官聴相互の間 よ用みるもの。
あひなこしけるほどrs」 réかけて、さやかなる盤rsなく。茶色 きりとひ 名 切村。きりたるあをの

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ー1 リ 引り 刃り
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』、もとう〜 をMDるる ん >
の株。きりかぶ。徒然「かの木を切られ られし身なれどもきりたちびををえや きり に きる 園 寸断。切りたる上よ切
みけり。その根のありけれを、きりく を忘るる」 る。やりたやりだ よ切る。宇拾「豪盤所の
ひの僧正をいひけり」 きりーだつ 闘ェ個 切立。Q切りはじ 棟を、きりにきりて止ませ給ひしかむ」
きり-こ 図 切籠。『きりかく(切角)の説』 む。俗rs、きりたてる。Q敵を切りまく きり ぬさ 陥 切麻。細かrs切りたるぬ
Q四角なる物の角角を、たなじく 角だ る。俗rs、きりたてる。 さ。古、まき散らして、破rs用みしもの。
たせて切り落したる形。がらす細工、 きり-だて 図 切立。Q切りたつるこを。 きり-の-いこ図 桐糸。こを(琴)の異名
魔範なをよ多くあり。Qきりこ%こうろう Q切りたるより、未だほどの経ぬこを“ きり のまがき 陥 霧離。霧の立ちめぐ
(切籠療籠)の更 。 Q根のなき木を切り立て、四本がかり れるを、垣rsたをへていふ語。古語。源
きりこ-ふうろう 召 切籠燈績。燈籠の ré代へて、蹴鋼のかかりをしたるもの。 「きりのまがきより、花のいろいろ、た
一種。わくを、きりこ細工rs作り、これ 大武集「たなじ人、たなじ殿の東面rs、 もしろう、見えわたるなかrs」
ré、細く切りたる紙なをを貼りたるも きりたてをまたきて」 きり のまよひ 陥 霧迷。霧の立ちこめ
の。聖響曾なごré用みる。 きり-つぼ 図 桐壺。古の禁中十二舎の たるこを。古語。源「きりのまよびを、
きりさげ がみ 図 切下髪。髪の毛の裾 1。あげいしや(激景舎)みたなじ。 いをえんréぞ見えける」
を揃へて切り、結はりrs垂らしたるも きりつやまーいた 図 切妻板。せまき板敷。 きり はし 図 切端。切りたる物のはし。
の。今ま、多く、夫ré先だたれたる妻の 建暦御記「清涼殿孫順南切妻板」 山家「鹿の立つ野漫のにしきのきりは
結ぶもの。 きり さ g 切戸。一片のをならをつけた しを残りたほかるここちこそすれ」
きりし 図 比理字。『楚語』Q碑通。Q清 る戸。四つ目垣のある庭の小門などrs、 きり はだ 図 切畑。山のよこあひを 切
浮なるをころ。(禁中などの喩へ よもい 立つるもの。 り開きて作れるはたけ。
ふ) 新六「まひて見る秋のきりじの上 きり-ごほしg 切通。物事 よ、ををこほ きり はな図 切花。切り取りたる、花の
みこそなほここのへの月をすみけれ」 りなく行きわたれるこを。撰集抄「頼 校。備前なをょ供ふるもの。たはは。
きり をし 図 園。細かょ切りたる肉。
(479)

長公を、全く、経を宗をして、世務きり 発心集「大山の奥の方rs、川より、きり
きりたち びこ 図 露立人。隔心の生じ をほしょて、人の善悪をはかりたまへ はなのかうの、流れ出でたるあり」
たる人。古語で後撰「今ををてあき果て るこを、掌をさすが如し」 きり はふる園鶴 切屋。きり殺す。き
きりこ 。 きりだつ きりにきる
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きり もち図 切餅。『形の 角ょきりた

きりーもがり図 切虎落。芝居なをよて、

きり1め 陥 切目。くぎり。物事のきまり。

きりーむね 陥 切棟。建築の語。家のむね

きりほう かご図 切神㎞。剤


きりーみつ 闘国 霧満。霧が、一ばいよ
きり-やまひ 図 切舞。最後の舞。

きりふ の や図 切斑矢。きりふみては
るところ。らち。
見物人の居るめぐりを、竹rsて園ひた

めを見て」
をりめ。はあひ。大鏡「をりふし、きり

うぎやうなどrs封して)
の雨端を、切っ立てょしたるもの。(は

なるらむ」

立ちこむ。古語。馬内侍集「忍ぶれた
空rょ沢もきりみちて継しき人や いをだ






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ぎたる矢。保元「きりふのやre二所藤
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ても、時の間の御命をたすけ率りて見 の死ありしが、須達長者、ここrs、多く ぐはし(香細)をかうは しをいふ
たてまつらむを」 の屋宇を立てて、僧の修行する をころ 類。
きろく 図 季㎞。古、議事官のものょ限 をなせり。 ミ固 包。こをはの、まはしをぎるる虜。
一り、ニ位以上通じて鳴はりし藤。即ち、 きなり に園気折。気みじかよ。いらだ (歌r*てを、大抵、五音、或を、三音を、一
一施、綿、布、等の類。春夏の二季の分を ちて。古語。盛衰「田舎さむらひの、き 句をし、詩réてを、五字、七字、又を、四
二月上旬 よ場はり、秋冬の二季の分を、 をりにこはごはしかりけるが 字、六字を、一句をす) 源「講師もえよ
八月上旬rs陽はる。 みやらすくごをょすしののしる」
きろくがき固 記録書。漢字を 書を省 く ㎞言 来。きたる。こなたへいた
きて書く こ を。大将を大月、中納言を る。古語。萬「やまをよを鳴きてかく
中糸言を書く類。 五十音園中、加行第三の音。鶴 らむよぶこ鳥さやの中山よびぞこゆ
きろくーをよ図 記録 所。後三條天皇の 音の一。唇を尖らせ、気息を、 なる」
をき、諸園の荘園の券を取り調べて記 奥歯 よ欄れしめて発す。この音 くい 図 梅 以前のあやまちを、恨みなげ
録せしめ、すべて、その新賞の匿別を明 を 他の音の間ょあるをき、音便 くこを くゆるこを 後悔。家持集「て
かreし、鎌ねて、また、藤原氏の権を制 ょて促音のつの如く呼はるる もやますたをりたきてむ模 化ちりなむ
せむがためré置かれし役所。上卿、競、 こさあり。例へで、かくけ 脚 のちょあかぬくいせじ」
開園、寄人などの官人あり。後、後白河、 < をかけ、がくかう撃校 をがっ ミうg 功。こう。いさを。古語。
後鳥羽、後醍醐天皇な%この時も置かせ がうさいふ類。また、音便みて、 くう 池。蹴。足ré力を入れて物を
られて、地券の訴訟などをも裁判せり。 うよよびなさるるこをあり。 突きやる。ける。古語。
今の登記所の類。 へてあかく )をあかう、だか ミうくうぶやくじやく Q 空シ。Q
き をうたる園 被打気。ただかさる。 く(高)をたかう、かくし(格子) 備教の語。萬物、こをごをく室しくな
肝をひしがる。 をかうしをいふ類。 りて、騎するをころなきこを。Q一切
(481)

手をんーをやうじや図 訳園補舎。天笠 -
ノ〜
くの濁音。音便 ょてうみ呼び かんがへのなきこを、
の寺の名。もを、祇施苑をて、方四十里 なさるるこをあり。例へむ、か こう をゆう陥 空宗。備教の一派の名
きろく きなりに こ
(482)
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くきら 召 倶位㎞動物 ほごさぎす時鳥) つもち玉漢かるらむいさゆきてみむ」 よrs治のねぬなはふみまだきくぐひか
の異名。古語。散木 「たれきかむこせの -
他 個。Q古の演誌の一種。人形を りがね 相はらふなり」
さ山の杉がうれra雨もま のの ょくきら 歌よ合はせて舞はしむるもの。和名「博 くくみ 宮 窯。馬の日よはましむるかね
なくなり」古語。 個、和名、久久豆、楽人之所弄也」e ま の輪。くつはみ。
くきる 旨 満。極めてたほく集まる。 ひひめ(舞姫)みたなじ。Qいやしき遊 くくむ Q個 含。Qふくむみたなじ。
くく g 薬。植物。草の名。きく(菊)の 女。ま ゆくは女郎。くぐす。 古語。Qつつむ。古語。源「うはむしろ
韓。古語。 ミ<7つのーこととり g 徳備部領。人形 またしくくみて」i 含。ふく
くく 國国国 潜漏。潜りて出で入る。も をつかふもののかしら。古語。枕 「を む。くくましむ。俗rsくくめる。古語。
る。古語。萬「山吹のまげみをびくく りもてるもの、くぐつのこさをり」 枕「いひくくめてやりたれを」
賞のこる をきくらむ君“もしも」 ミミつーまはしg 徳偶師。人形を使 ひ くぐむ 闘自用。かがむょたなじ。著
くぐ 召 シ。楽器の名 く よたなじ。 て、種種の藤を演ぜしむるもの。古語。 聞「海機くぐまりて 節を、上へさほし
くくげ 図 供花。備前ょ花をたてまつる 定頼集「木のもと よざまりたまひて、こ けり」i国記 屈 かがむ よた な
・儀みて、五月を九月をの関度あり。くう みをいふ、くぐつまはしを、よびよや じ。萬 「久方のあまつみそらを高けれ
げ。増鏡「例のくくげ、やがで、うち績 りたまひけるが」 を世をくぐめてぞわれを世ょすむ」
きぬれを」 ミ<7つめ 四 女のくぐつまはし。古語。 く<「もり g 演浅。くぐもるこど。古語。
く<「せ 召 個喋。病の名。くつまみた くミーなき 離鶴の鳴き盤。古語。 くさもり-ごみ Q 量 盤。撃の、くぐもり
なじ。 く< なは 図 湾編。くぐをいふ草 よて て分明ならぬこを。徒然「物をいふも、
くく だちg 革立。大根の根なをのたう 綱ひたる編。銭のさしなこをし、また くぐもりごるみひびきてきこえす」
(発)の古語。和名「豪、和名、久久太知、 を、物をま はるなご よ用みる。 く<もる 名演解。曇る。分明ならやりあ
俗用語立二字、寛高田也」 く<7ひ g 鶴。動物。鳥の名。秋、冬の り。古語。紀「演 停面、くぐもりて」
。(483)

く<つ 臼 蔵みて編みたる、袋の如きも 頃、多く、田、澤なこ よ様む。形、鶴鳥rs くミり 括。一貫きて統ぶるこさ。信


の。漢、貝などを入るる よ用みる。古 似て、全身白く、隊のもと よ黄赤色の癒 指貫な ごの裾r*貫き通して、くくりよ
語。萬「まほひのみつのあまめのくぐ あり。はくてうの古語。千二 「ながき するための緒 宇拾 御さしぬきのくく
くきら ミ<7つのこととり くくみ
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り一りをみっけて」Qわなの類。著聞「く」 (公 )ょたなじ i公線。まん*ころ つかさごるころ。
g くりをかけて、鹿をとりけるほを よ」 réたなじ。 ミ ご3 g 日業。備教の語。三葉の一。
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* } け 〜」* さ 、 て
くさかけのシ 草陰。草のたけ高くな のむぎをや 人の今*かるらむ」 くさ だか g 草高 米の牧穫のたか。古、
りて、あれたるをいふより、あらょか くさーミさ 宮 種種。いろいろ。さまさ 牧穏米の中、領主 よ納めたる高を、現石
けていふ。萬 「くさかげのあらみの崎 ま。ま なじな。源 「くさぐさの御たき をいひ、こをごとくの牧穫高を、くさ
の笠島をみつつか君が山路こゆらむ」 ものごも」 だかをいふ。
くさ がちg 草強。文章を書く よ、漢字 くさぐさの ひれ 臼 品物比濃。十種の くさ たち 図 草立。草のはゆるこを。古
を少く、ひらがなもじを多くするこを。 紳質の一。 語。夫木 「春の来てまたくさだちょな
古語。源「こをごをしく、くさかちょも くさ くだもの 臼 草果物。草の質の、食 りrsけりみしをふる根の荘の模原」
されかかす」 ふべきもの。いちご、瓜などの類。(木 くさ だつ 園口目 草立。草はゆ。草ま
くさかり がま g 草刈鎌。草を刈る よ réなる果物み封して) 古語。記「そのく げる。古語。夫木「くさだちしま めじ
用みる鎌 宇拾「魚、大 ょして、うちさら さくだものをたてまつりてかへらまし が原をま もがれて身をあらましのたの
れねを、くさかりがまをいふものをも おな」蔵。 みだréなし」
ちて」 くさくらg 草載。にくらみたなじ 盛 くさーづか 図 束草。たはねたる草。
くさかりーぶえ 宿 草刈笛。 草刈わらは 衰「くさくら置きたる馬追うて、男一人 くさつくミーさり 臼 動物。ほををぎす(時
の吹く笛。空穂 「くさかりぶえふくは 見え来る」 鳥)の異名。古語。
かりの心やこもみて」 くさけづり 臼 草削。草を刈り去るこ くさつ-づき 臼 草津月。陰暦八月の異
くさ がれ 図 草枯。秋冬の頃、草の、電 を。また、草を刈り挑ふ人。 稲。古語。莫博抄「いろいろrs花咲き
雪rs犯されて枯るるこを。新後拾「く くさ おし 図 草鹿。鎌倉時代の遊戯の てこそま られけれくさつづきをえけふ
さがれみのこるを見えしまがきさへな 名。笠㎞の一種。武人が、狩réて、鹿を射 あすの露」
ほあともなくうづむ雪かな」 るを習ふためrs、草、またを、張抜rsて、 ミさ づつみ 蹴 草管見。くさづつみを、
くさミ 図 孔雀。動物。島の名。くしや 鹿の形を作り、これを、的をして、射 草を席をして園すをころみして、草の
くr*たなじ。
(485)

まなぶこと。 上ょ居れを、つらがさいふ虫のわさは
くさ-ぐ7き 臼 草薬。草のくき。発 輔集 くさすり 名 草壇。よろひの腰 よ、分れ ひあるより、やまびょかけていふ。萬
「みまくさのためをたばゆるくさぐき て産るる短き弱。 「くさづつみやまひあらせやりすむやけ
くさかけの ミさ<7さ くさたか

くさづこ くさのかきは くさのまがき
くか へし給はねもをつくにペ rs」 香草也」 きえなを尋ねてもくさのはらををとは
くさ づこ召 草務。草r て包みたるつ くさのかきばg 草片葉。草の片方の じをそたもふ」
(486)
まも古れ根語
草を
こ。






葉。古語。拾遺 「ねぎかくるひえの赴 くさ のまがき 陥 草離。草の深くをさ






くさ




つつむ

のゆふだすきくさのかきはもこをやめ したるこを。

くさ こる 園 国 草取。鷹が、草の中re てきけ」 くさ の-浅まくら 陥 草枕。たびねみたな一


て、雑子を捕る。古語。風雅「谷ごしょ くさのかげ 召 草薩。くさはのかけは じ。狭衣 「ならはぬくさのまくらめづ
くさをろたかをめrsかけて行くほごた たなじ。吉野拾遺「念備たむけて、くさ らしくて」
そきま はのまた道」 のかげみを、いかがたもふらむをたし くさ の-むしろ 図 草薩。むしろを敷き
くさなきの つるき 召 草薙剣。三種の はかるみも」 たる如く、草の生えたるをころ。古語。
碑賞の一。厳雲剣の一名。素諸 鳴奪、 くさの 老る 路 草汁。もえぎを染むる 績後撰 「その上のいもみの庭ré除れり
やまだのをろちを、きり給ひし時、その ré用みる獅具。あみらふを、雌黄をを しくさのむしろもけふやま くらむ」
尾より出でたるつるぎ。もど、厳雲剣 まぜたるもの。堤中納言物語 「たたう くさはのかげ 図 草葉険。Qはかのか
をいひしを、日本武奪、東夷御征伐の がみ ょ、くさのまるして」 げ。はかのまた。Qくさの生じたるか
時、こをもて、草を刈ぎ堀ひ給ひしょ くさ の て 図 草手。平仮名文字の稲。 げ。くさのかげ。
り、かく稲す。 古語。 くさはひ 図 種。ものごをの原因 をな
くさ の あるし 図 草 主。植物。きく くさ のこさし 召 草局。くさのいほり るべきもの。古語。源「かの内侍ぞ、う
(菊)の異名。 よたなじ。古語。後撰 「いふからrsつ ち笑ひ給ふくさはひrsす なるめる」
くさ の いほ 図 草養。草ぶきのいほ。 らさぞまさる秋の夜のくさのをさしょ くさび 陥 轄。Q車軸の端の穴みをほし
くさのいほり召 草葉。くさのいほょ さはるべしやも」 て、輸の抜けぬやうrsするもの。和名
たなじ。源「くさのいほりまかりはな くさ の にはどり 名 草難。動物。きり 「轄、和名、久佐比、軸端鐵也」 Q 釘の
れて、深き山rs入り侍りぬる」 ぎりす(㎞)の異名。古語。 1種。頭を太く、末を細く作り、物を、
くさ のかうg 草香。草より取りたる くさの はら 図 草原。ひろびろを、草 物ををはめ合はせたるをころrs打ち込
香料。古語。和名「芸、和名 久佐乃香、 のはえたる虜。源「うきみよみやがて みて、抜けぬやうよする具。鎌、木、竹
なごrsて作る。模。後拾 「岩間réを氷 をも やがてくさまくらをいひなせる くさりーかたびら 図 鎮離子。小さき鍵
のくさびうちてけりたまみし水もいま より、旅ょ携博けるはたごさいふ物の、 を撃ぎ合はせて、稲粋の如く こしらへ
*もりこふり」 文字を省き、たごréかけていふ。萬 「あ たるもの。古、戦場な%こrs出づる時、上
くさ ひどがた 図 草人形。わらにんぎや が態をまさかも悲しくさまくらたごの を、肌着をの間 よ着る。
うの類o 古、祭ré用みしもの。 いりめの奥もかなしも」 くさり がま図 館鎌。鎌み、長き鍵をつ
くさーびら 図 草片。C あをもの。やさ くさみ 名 噂。くさめの韓。 けたるもの。戦争などの時、投げつけ
い。Q韓じて、きのこ。たけ。 くさ むすび 図 草結。『案内なごするを てひき掛くるみ用みる。
くさ-ふ 図 草生。草のはえたるをころ。 き、草を結びて路を示せるよりたこり くさりーだい 図 館題。数人寄りあつま
くさはら。古語。 し語』 すべて、先ょたちて、事をはじむ りてなす、歌のよみかた。一人のよみた
くさぶ 図 嶋屋。動物。獣の名。はりね ること。 る歌の一句を、他の1人がぎこりて、その
すみ(針国)をいふ。古語。 くさ むら 図 業。草の生ひ茂れる虜。 句réつづけてよむこを。三金「殿上の
くさーぶえ 図 草笛。くさかりおえょな 源 「ここかしこのくさむらみよりて」 をのこども、くさりだいして、歌つかう
なじ。 くさめ 図 瞳。鼻の碑経が、他の刺戦を まつりける よ」
ミさーぶし g 草駄。野山ょやこり園す 受け、むせて、急rs、いきの発するもの。 くさり はかまg 鶴務。くさりかたび
こと。古語。夫木 「ふけゆけな開 よひ 風邪の気ある時などrs多し。くしやみ。 らの如く作れる務。古、軍人の用みし
をよの宿かりて月をかたしく小野のく はくしよん。徒然「魔を、くさめをいふ もの。
さおも」 ま、この頃よりいへるréや。はなびるこ くさり れんが 図 鏡測歌。上下の、よく
くさ まくら 図 草枕。たびね よたなじ。 る の、くさめをいふré似たれをなり」 合ふやう よ歌む連歌。績世継「きんだ
くさ- さくら 園 草枕。古、旅 よありても、 くさもちひ 図 草餅。よもぎ、たほはこ ちまみりてえ、くさりれんがなをいふ
障を結びて枕をして宿りたるより、 などの葉をまぜて掲きたる餅。くさも こを、常rsせらるるrs」
くさり をんな図 腐女。女を馬りてい
(487)

なréかけていふ。萬「くさまくらたび ち。和泉式部集「いはくらより、こころ
ゆく人をいはひじまいくよふるまでい たこせたるてはこみ、くさもちひ入れ ふ語。宇拾「くさりをんな よ かなしう
はひきrなけむ」また、後rsを、旅のこを て奉るをて」 いはれたる「かうのをのだ よ、さだをこ
くさひどがた くさみ くさりかたびら
こざる とし としあげ
(488)

そめせ」
瀬。さけ(満 をいふ。古語 記 この御」 ゃさいび博ふるもの。
くさる シ 鍵。つなぎあはす。輪を、酒をわがみきならすくしの碑常世rsい|くし あげ 髪上。かみあげよたなじ。
輪ををはめて、つなぎあはす。古語。 ますいはたたす少名御碑のかむほぎほ 源「御装束一くだり、御くしあげの調度
三部抄「ふざく、はそきすち、そのつぎ ぎくるほし」 めくもの添へたまふ」
めっぎめをくさりあやつりて」 くし 隠』 可。あやし。ふしぎなり。 古 くし あはび図 申飽。申 よ差して干し
くされ あひ 図 腐合。よからぬ縁。く 語。 たるあはび。
さりえん。 くじ g 園。細き申、小さき紙などを、 くしーうら g 樹占。古の占の 一種。橋
くさ き 臼 草臓。『草別の義』 草むら 数多つくり、その中の一つrs、標をつけ みて行ふもの。古語。萬「管管rsつげ
をわけゆく時の胸の漫。曾我「柏木高 たきて、人r*取りあてさするもの。勝負
の小ぐしのうらをま てつれなき人をな
く、馬のくさわき、ひはらrsつくほを を学び、吉凶を占び、またま 、事を定むる
ほたのむかな」
re、茂く生ひたちて」 ré用みる。平家「くじの次第を、十三の くし ださへ 召 樹艇。橋の、前へ倒れぬ
と さーわけ g 草分。Q草原を分け行く うちrs、一réて、御専師たるべしを書き やうみ、その前へ立ててさし込む具。
こど。Q荒地などを、初めて開拓する て、よの十二 ょをものもかかずあらく くし がた 図 柳形。Q古代の橋の背の
こを。Qすべて、事を、始めてなすこ じなり」 如き形。信 壁réあくる橋形の穴。人の
草創。
をこ。 くーし 図 の事。Qたほやけ ご を。朝廷 出入り、又え、橙領などをかくるさこ
くさおけーごろも 図 草分衣。草原を分 ré行はるる、政事上の諸儀式。Q 官府 ろ。くわをうぐち。gくしがたの剤
け行くをき着る衣。古語。玉葉「かり よ訴訟するこを。うったへi 九字。 の署。徒然「開院殿のくしがたの穴を、
びをのくさわけごろもはしもあへす秋 もを、陰陽師な%この行ひし叫衛の一種。 まろく、ふちもなくてそありし」
の艦船将のよもの白露」 後、兵家、修験道 ようつりて、護身の秘 こしーがた 図 公事方。武家の役名。訴
くさ お なき 図 諸。「草居鳴の義か』 法をなる。臨、兵、闘、者、皆、陣、列、在、 訟を玲味するもの。
動物。獣の名。みのまし(猪)の古語。 前の九字を、日ょさなへ、指みて、空中 くしがたのまさ 図 猫形窓。清涼殿の
くしg 道。かうべ。かしら。古語。i rs、縦ré四線、横16五線を書くさきえ、 中réある、橋の形の如きまご。
。かみ ょたなじ。「御くしあげ」i いかなる強敵なりをも、恐るるみ足ら くしがみ の圏 奇碑。くすしきかみを
いふより、大名持、少名 のニ耐さい ré用みる道具。 くしぶ 園頃m自 奇。くしきさまよてあ
ふ意なる、ふたがみ ょかけていふ。萬 くじ だふれ 図 刊子介。賢人みても、思 り。古語。
「紀路 よこそいも山ありさへ くしが ひの外なるあやまちありをいふ意。古 くじ ぶきやう図 公事奉行。武家の役
みのふたがみ山もいもこそありけれ」 語。宇拾「鶴を、ま きり ょふみはづす。 名。鎌倉幕府時代の恩澤奉行、安墳奉
くし きん 図 橋市。ゆするつき、うちみ これを、世の人、くじだふれずさいふ」 行、越訴奉行、評定奉行、官途奉行等の
だりの箱などのまた よ敷く、ながきふ くし の うら 路 樹占。くしうらみたな 纏稲。
くさのごさきもの。織物reて製し、織 じ。古語。萬「よひよひ ょつげのをぐ くしぶきやうにんg 公事奉行人。武
を施せり。 しのうらなしてつれなき人をなほたの 家の役名。ごひきつけま ゆう rsた な
ミしげ 宮 橋等。橋を入るるはこ。古 むかな」 じ。Q問注所の寄人の稲。
語。萬「君なくをなぞ身よそはむくし くし の-かみ 陥 酒碑。『この碑、はじめ くし みだ没ま 図 奇霊。くしびなるみた
げなるつげの小橋もさらむを思はじ」 て、獅を造り出で給びしよりいふ」ずく ま。古語。紀「奇魂、くしみたま」
<しーご 申海嵐。きんこの、申réさし なびこなの碑を申す。
くしやうーこ召 日上龍。くっこ ょたな
たるもの。 くじーのーやく 陥 園役。武家の役名。正 じ。
ミし ざし g 申刺。Q古代の罪名。田 月の評定はじめの時、園をひきて発言
くおやと、図 御間。『かかへをしむさい
は備を刺すこさ。祀試「清理園放頻時 せしむる事あるとき、くじをひくもの。
ふ義』まがみっきてをしむこさ。
申刺生剥逆例 」 Q 物を、申réさし貫く ミじば 召 公事場。訴訟を降味するを
こを。また、さし貫きたるもの。Qくし
くじやミg園役。 武家の役名。くじ
ころ。裁判所。 のやくよたなじ。
さすこを。 くし はらひ図 柳務。橋の拓を取り去 <しやーをゆう 図 倶舎宗。備数八宗中
くし-ぎす 園 」泉。泉首す。ごくも る よ用みる道具。 の一派。小乗数の法。
ん よ虜す。 くしび g 奇霊。あやしくた へなるこ くじり ㎞。形、錐の如く「6して、結び
くじーを 図 内事師。人よ代はりて、訴訟 ど。鶴妙なるこを。古語。
(489)

目をくじり解く よ用みる具。
を扱ふもの。代言人。婦護士。
くしーひき図 樹引。橋の場 を携き作る くじる 園国Q 快。さし入れてる ぐる。
くし だうQ 図 橋道具。髪を結ぶ さき こを。また、そを職業をする人。 突ちて廻す。著聞「敵の腹 へ、かしらを
くしきん くじだふれ くしぶ
---
-
ー -ー} = ー
くしろ &す くすしぶみ
いれて 必すくじりまろはしけれぞ」 さく、表を青く、裏を、やや白し。秋の 屈なりをたもふ。古語。枕「いみの日
(490)

くしろ 図 銀。形、くまでの如くみて、土 頃、紫色の小さき花、葉の間rs、穂の形 をて、くすしがり行ひ給ひしを」


をかきならす よ用みる具。:釧。古、 をなして開き、後ré、英の賞を結べ%こ くすし-ぶみ 図 賢書。賢撃の事をえる
鶴の漫 よ絡ひて、飾をせしもの。今の も、食はれやり。根を、山芸手rs似て、葛 せる書。賢書。古論。
うでわの類。たまき。ひ ちまき。萬 粉を取るべく、墓を、はなはだ強くし くす す ㎞個 %。『薬すの義』りや
「わぎもこをくもろみあらなむ左手の て、くりぬの、ふちかうりなどをつく うちす。病をなほす。古語。
わが奥の手réまきていなましを」 る ま用みる」 ミすだき 図 薬玉。Q種種の香を包み
自 具。そなはる。そろふ。 たる袋を、玉の如く造りて、造花な%こrs
くしろ つくミ園 釧著。くしろを、管み締 きす
ふものなるより、た もみかけていふ。 源「むかしよりも、こよなく、うちぐし て飾り、その下rs、五色の糸を、七 八尺
萬「くもろつくたぶしの崎 rs今もかも をどのひはてみたる御けはひをみたま ほ%こ乗らしたるもの。古、 これを、艦
大宮人の玉藻刈るらむ」 ふみも」i個 具。をもなふ。ひきみ 又を、柱な%こré掛け置きて、邪気を挑
る 源「れいのたいふ随身をぐしていで ひ、臭気をさくるみ用みたり。五月五日
くじをきる固 切別学。くじのまじな
ひをなす。なほ、くじ(九字)を見よ。 たまふ」 隷
よを、草藩をも然へ、重陽réま、菊をも
くす 召 薬。くすり(薬)の古語。「くす ミすかづら 召 葛。植物。草の名 くす 添へたり。枕「きさいの宮などréを、め
し」「くすだま」 またなじ。 ひごのより御くすだまをて、いろいろ
くす 園匠詞自 属。くっす。かがむ。気 くす を 召 薬師。いしや (賢者)の古 の糸をくみさげてまみらせたれを、御
語。源「くすみなごやうのさまして」 ちやう奉るもやの柱の左右 raつけた
がふさぐ。よわる。古治。源「ひめぎ
み、例の、心細くてくし給へり」:た くすし昭目 奇。あやし。奇異なり。く り」Qまた、一種、玉rs、五色の色をつけ
し。古語。萬「ここréしもあや réくす て、身 よそふるもの。かけがう。
こす。よこす。こなたへ致す。徳川 -
代の語。「馬代三雨、くすか、くさぬか、 もみゆきかはるをしのはごをょ」 くあ ぬの召 葛布。織物の名。葛の幕
こりや%こうちや」 窮屈なり。物たいをはし。古語。宇拾「い を 細くけづり、学をして編りたる布。
くす 名 葛。植物。夢草の名。多く、山 たく物いみくすしきえ、人をいはす」 その質強くして、よく、水rsたへ、雨具、
野み生じ、葉を、ふちまめの よ似て小 くすし がる園自 物忌はしく思ふ。第 務、又を、換な%こをはるよ用みる。遠州


た君

ざか
掛川鴻より出すもの、最も有名なり。


奉供し、歌を露ひ、笛を欧きなやこした

をミ

包。

Qみり
づつみ

くすね 図 薬煉。松脂を、油をを混じて


り。くり。


もる
女。内衣御の
嫌り製したるもの。弓弦な%こré塗るrs

入更Q





くすーふ g 葛布。織物の名。くりぬの

さね
か1
用みる。




の歌
rs
書首
他をき
réたなじ。
くぶ のをう 図 園酒気。古、正月元日、 くすぶ 園国自年老いて見ゆ。大人らし

四r薄
rs
押し
つはり


るる さて 様
か方é
及び、七日の節曾、五節曾な%こrs、承明

もの

く見ゆ。くすむ。






よくす

りー


典殿
。薬
門外réて國柄人の寮せしg。 くす まき 陥 葛巻。葛の葉の末の方の、

あり








古し
。所語
くすのはの園高葉。くすの葉て風の 巻きたるやうよなれるもの。古語。貸

かくすり



く。
つの -かみ
すり
吹く時、うらがへるものなるより、うら 尹千首「こ を草も皆をりまぜていをやこ

長さ

。官
réかけていふ。古今「秋風の吹きうら なほわけこそかぬれ野漫のくすまき。

薬図






を くす
こりー
の事と
がへすくすのはのうらみてもなほうら
くすむ園目eくす の噂。宗五大双

朱。

源こ雀語る
み用
古べき

めしきかな」


らほ の
紙「年のほどよりえ、ちをくすみていで

sた なの
ひ、


ぎ を
こすり
く御
くす ばかま 陥 葛給。葛布 まて作りた 立たれ候ふが、よく候ふ」 Q 質朴ré見

rま
る務。




ゆ。かさりなく見ゆ。Q花やかならす








、くすり
さの
ぎ め
くすはし 園』奇。くすも よたなじ。古 見ゆ。お みなるさま よ見ゆ。(染色、縞

み、

勢語る
さわぎ
べき

古を
やす 伊。
㎞。萬「古ょありけるわさのくすはし がら、もやうなど)

こみ集
き%
ける


を 「
ころ
こえ
きこをさいひつぎ」

まく
くすり がりg 薬狩。古、五月五日よ、

さすり

なて

く、のわぎ
やまし
くす ひき 図 高引。くすをひきて、幅四

たま む
山野rs入りまじりて、薬草を探り集め

ひける

五分 ょ切りたる紙。女の頭の飾りをす しこを。

つりー
典図

寮 くす
1かさ
内薬
るもの。

宮古

くすり こ 路 薬子。古、正月元日 よ、先

かさ切e

属し
一て
薬賢

くす びこ 図 園 酒人。大和國吉野郡園

つの


んやさ やこ
づ、供御の層蘇洲を管め試みし童女の

r
(491)

まり
てころ
くれ


栖の地rs住みたる人。應碑天皇の御時 稲。古語。年中行事歌合「年 ごを よけ

みくすり




調。


する 合ち
より、大守曾なやこの節曾16参りて、績を ふなめそむるくすりこをわかえつつみ

すり

づつみ
くすね くすぶ

-
ミすりび くせきせし ミせんあん
(492)

方法。 の、人を乗せて渡す よ壁 へていへる語。 くせんーあん 図 日宣案。頭の群の行ひ


くすり び 図 薬日。『この日、薬狩りを くせ-&せし 園 』経緑。くせあり。ひ し日宣を、家réをさめ、又を、大外記 よ
行ひ、又を、撃玉をかけなどせしよりい がみたり。古語。狭衣「くせぐせしき 遣はすためょ、別み書き寛したる文書。
ふ』 陰暦五月五日の異稲。古語。貫之 御心r** あらねど」 古語。
第「ほどをぎすなけをもま らすあやめ くせーごと 図 曲事。正しからぬこを。 くせものg 曲者。一群あるもの。正
草こぞくすり ひのまるしなりけり」 法ré違ひたるこを。ひがござ。きよく しからぬもの。すねもの。わるもの。
くする 闘 くずす よたなじ。古語。 じ。古語。字拾「ゆゆしきくせごをい 徒然「世を軽く思ひたるくせものよて」
くすおる g 勤吹司。古、兵部省よ属し でき候はんするをて」 くを 図 久曾。見供の異名。古語。空穂
て、軍陣ré用みる鼓角を、そを扱ふ人を くせちg 日舌。いさかひ。いひ争ふ 「たもしろきこさの給ふくそだちかな
をつかさごりしをころ。後、兵庫察 よ こを。くぜつ。古語。伊勢「その人の くをう傾 九僧。大法曾の時の役僧 九
属せしめられたり。古語。 もをへいなんすなりをて、くせちいで 人、即ち、道師、呪願 明師 散花、引頭、
くせ臼 鮮。Q1方ょ偏りたるならはし きょけり」 堂造、初衆、楚音、鍋の稲Pi供僧。朝
の性質。源「さるもののくせなれを、色 延な%こrsて御優法ある時、そをつをむ
めかしうさまよふ心さへそひて」e髪 つをいびてののしる。古語。空穂「局 る僧侶。増鏡「くそうも、紅梅のころも、
の毛の、縮みて延びさるこを。「くせな のこぼれぬはかりくぜちののしりて」 突%、秩数の糸まで、たなじ色rsて侍
ほし」 Q 習慣。 くせーまひ 宮 曲舞。昔行はれし、一種の るめり」
<ーせい g 弘誓。備教の語。備の、弘 短き歌曲ré合せて舞ひたる舞の稲。そ <をミ園具足。Q具はり足りて、十分
く、衆生を酒はむをするちかひ。 の歌曲rs、前段後段を作り 加へなどし なるこを 揃ひてあるこを。Q すべて、
<せい-の うみ 図 弘誓海。備数の語。 て、足利氏の初めの頃rs、完全のものを 器具の稲。宇拾 子孫をもょ、いに の
備の衆生を済はむをする誓びを、海の、 なりたるを、高曲をす。 そくをも、たほくもたせて」 Q よろひ
弘く深きrs賞へていへる語。 く せん 図 日宣。古、五位以上の官位を rsたなじ。
<せい の ふね 図 引朝井。備数の語。 授けし時、頭の競が、直réその旨の勅命 <ーをミ園 過息。他ょ封して、己の子を
備の、衆生を済はむをする誓ひを、船 を博へしこを。古語。 いふ講稲。著聞「ぐそくの小二郎がか
* **** シ 〜 いう 、 も
を 、多く、りりしだ て : う \ *日 *もh イ し。・L"、『ノー』 r* } 、 >
きて候ふさいはれけれを」 の類rsて細きもの。著聞「くださいふ む 動物。鳥の名。かけ(鶴)ょたなじ。
<そく を 図 具足師。鶴を作る人。 ま ののよを、多くちらしたきて」iい 古語。伊勢「夜もあけをきつ よはめな
〈 そく びっ 図 具足概。甲冑を入れ置 へ(家)の古語。i角。くだの笛。古 てくだかけのまだきょなきてせなをや
くためのひつ。 語。萬「ふきなせるくだの おどもあた りつる」
Qをミーもち図 具足師。昔、武家 ょて、 みたる虎かほゆるを諸人のたび3るま
だかけ*り目鶴。動物。島の名。
ぐそくré供へしかがみもち。 でr6」:芥。 あくたょた なじ。古語。
ミそこび 図 。さびの見苦しくて 元貞集「こゆるぎのなぎさを風のふき くだく ㎞」確。破る。こぼつ。こは
大なるものの稲。字拾「大なるくそを しからくだものこさす浪もよせけり」 す。源「心をくだきたまふ人ぞたほか
びの羽をれたる」 く たい 固 神電。うはもょたなじ。古 BM自 辞。やぶる。こは
くをーふく図 闘。せついん(雪隠)の古 語。楽花「くたい、ひれ等、いみじく心 る。俗rs、くだける。式子内親王集「露
語。靖鈴「ほををぎすの、むらがり、く をつくして」 をさぞのはらくのはらわけいれをむし
そふくよ下り居たるなど、いひののし ミーだい 図 句題。歌の題の一種。三代 の音さへぞ神r くだくる」
るなれやこ」 集r ある歌の七言の一句を、題a出だ くだーミだしB』 停。すこしはかりの
くそ ぶくろ 図書袋。み(胃)の古語。 すこと。即ち、「ながながし後を」 「も 事rs、心を入れ過ぎてあり。無用のこ
くをーへ図 展戸。古代の罪名。 3をひ みちふみわけ」などの類を頼をして、歌 を多こし。くどこし。く%こく ごし。俗rs、
り散らすこを。古語。祀詞「いきはぎ、 をよむこを。 くだくだしい。源「をさなき御心よま
さかはぎ、くそへ、ここたくの足を」 くだいし固 管石。くだ よたなじ。 かせて、くだくだしくぞあめる」
くをーやたぶくろ 図書鳴袋 くそ くろ <「だうg%道。宗教の道を求むるこを。 くたーくたーと国 柔弱rsして、勢の抜け
はになじ。古語。和名「胃、久利剤 くだーかけ 図 難。『百済より渡来したる たるさまよいふ。字拾「なへな へくた
久呂、貸五穀之府」 ものなるよりいふども、又、東國rsて くたをなしてをるをころを」
ミだ 召 管。Q機を犠る時、糸を巻きつ を家をくださいへで家のかけさいふ くだしーぶみ 図 下文。Q古、官府より下
い498)

け、村の中み入れて、緯を遺る具。Q糸 義なりをもいへをいかが くたてくた したる命令の文書。Q 鎌倉、室町時代


車のつむよはさむ小さき軸。第3Q 間 す(腐)の意 よて、ののしりたる副なら 1s、所領を風 ふるどきなど、政所より下
ミをくを くだい ミだかけさり
くたす くだのふえ ミだゆ
さをうる て」 苦勝。 七舷あり。琵琶の如く、援 みて弾ぶり。
(494)

したる文書。文言の始終rs、下 をいふ
字を書けり。 くだ-の-ふえ図 小角。竹筒の如き笛。 また、たてござこの如く 造り、たてょ抱
くたす 國国鶴 腐。Q腐らす。朽ちし 専ら、戦場r*用みるもの。古語。 き、雨手rsて気するもあり。くご。和名
む。古語。萬「をみびをの家の見供の ミだ の を図 管緒。くだやりょつけた 「管豪、揚氏漢語抄云、管 後、百済園琴也、
きるみなみくたし りつらむきぬわたら る手がらみの緒。 和名、久太貢古止」
をも」 Qあしさまrsいひなす。財す。くだ まくミ園自 巻%。機を締る。古語。 くだり 召 下。Qくだるこを、さがるこ
源「在五中将の名をむ、え、くたさじ」 菅 高「かりがねの羽風を寒みはたたり を。Q時刻の、移りて、末をなること。
ミだす 園鶴下。Qたろす。さぐ。たを のくだまく盤のきりぎりをする」 宇拾「供なる僧*こも、申のくだりよさお
す。拾遺 「そま山rsたつ畑こそ 碑 無月 くだん の ごせん 図 件御膳。平生の食 らひrsたりをいふ」 Q都より、田舎 へ
まぐれをくだす雲をなりけれ」Q劣り 物の稲。女の語。 行くこを。「くだりもの」「くだり芝
さまならしむ」Q都より地方へ遣はす。 ミたも図 腐藩。Qくさりたる藻。古 居」i行。書き下したる交の、縦のな
くだ たま 図 管玉。たまの心rs、管の 語。Q海人の家。古語。 らび。源「ただ、三くだりはかりrs、文
如き孔を突ち、紐をさほして帯びしも くだもの図 百済物。くだらの園の物。 字やりくなrs、このもしくぞかきたま へ
の。多くを、圓柱鶴なり。なほまがたま 古語。空穂「をさめ殿あけて、よきくだ る」:件。前rs述べ たる物ごををさ
を見よ。 もの、からもの、あけていだす」“草。 していふ語。くだん。大和「ずなはち
くだつ 園国自 降。末ょなる。領く。古語。 Qくわし(菓子)の古語。源「御くだもの 坊中rsいれて、くだりの楽書rs、業字を
萬「わがさかりいたくくだちぬ雲 よを をだよどて、まみりするたり」Q 木の 書せり」
お薬はむをもまたをちめやも」 賞 賞の賞の、食ふべきものの稲 g特 くだりーせばに園 行挟。文書の縦の行
くださめg 管留。くだ録の管のをめ。 ょかうじ(樹子)をいふ。禁中の女の語。 をせまく。古語。枕「くだりせはに、う
くたに 召 苦丹。植物。牡丹ならむを ミだ-やり 臼 管録。くだをにぎりて突 らうへかきみだりたるを」
も、龍贈ならむをも、くちなしならむを き出す槍。 くだり づき 陥 降月。下旬の月。古語。
もいびて、質物詳かならやり。古語。源 くだら ごこ図 百済琴。楽器の名。百 くだりーやな 図 下梁。川上より落ちく
「さうび、くた になをやうの花のくさぐ 済より渡来せしもの。琴 よ似て小さく、 る魚を捕へむかためrs、梁を構ふるこ
を、また、その梁。 なじ。古語。空穂「この、かかるくちあ 「入道がくちいれを以って」
くだり やみ 召 降闇。月の下旬の暗没。 そびえ、更よ承らじをきこゆれで」 く おう 図 宮中。 たほうち。禁中。古
くだる園同自 下。Q上より、下へゆく。 くちーあひ g 日合。Q人の話を、自分の 語。源「くちうなどrsて、かうやうなる
古今「最上川のぼれをくだるいな舟の 話をよくあふこを。Q保誇する人。元 秋のつきre」
いなreをあら りこの月はかり」 Q末の 練時代の語。Q地日、またを、語路など くちうら 図 日占。こをほの上ょて、そ
世をなる。Q劣る。品が、わるくなる。 の趣向。 の人の心のほどをためすこを。
Q都より、田舎へゆく。土佐「くだりし くち あふ 園言 日曾。たなじ心 よ物 ミちーだそし 國』 日遅。こをはのろし。
時の人のかやりたらねむ」@時間が移る。 いふ。たなじ心réなる。古語。 調㎞なり。
くち 召 日。はじまり。端結。拾遺「あ くち あま 図 腐足。年老いて、何の用ょ くち たほひ 図 日%。日を覆ひ隠すこ
しびきの山の木の葉のたちくちを色の もたため足。古語。源「なにがしが母 を。源「くちた はひま たまへる様、いみ
をしきぞあはれなりける」: 始めて なる、くちあまのはべるを」 じうされてうつくし」
っかふ魔の稲。古隠 修射集「きぎすな くち-あみ曰 日綱。ひきあみの類なら くちーたも 図 ロ重。Qかろがろしく物
くすだ野ré君がくちするてあさふます むをいふ。古語。また、鍋網rsて、弾を、 いはぬこを。Q調婦なるこを。こをは
らむいさのきて見む」i箱の蓋の縁 捕ふるための網ならむをもいふ。古語。 の、判然をせぬこを。
rs、やや低く刻みつけたるをころ。古 土佐「くちあみも、もろもちょて、荷な くちーだもし B園 日重。くちたもなり。
。大鏡「かはかりのはこの うるしっ ひ出だせるうた」 調㎞なり。源「この人réも、さなむあり
き、まきる のさま、くちたかれたりしや くち いる園国目 日入。くちだしを しなど、あかしたまはむこをまと、なほ
うなみこ」 なす。仲人ré立つ。源「すべて、かかる くちねもきここちして」
くち あし 団白 日悪。ものいひ悪し。 こを「3、くちいれじを そたもふré」 くち がき 臼 日書。罪人の自状せるこ
古語。落窪「魔院も、たちてよき道し くち いれg 日入。Qこなたのいふこ をを書きまるすこを。また、その書きま
て、たはすべかなるをさ、くちあしきを
(495)

をを、先方へ博ふるこを、また、その人。 るしたるもの。日供。
のこ、またいへむ 」 仲人。Q 奉公人などを世話するこさ。 ミち がたし団園 日堅。いふ事たしかょ
くち あそび 図 日遊。くちすさび よた 周旋するこを。幹旋するこ を。平家 して、違ふここなし。俗rs、くちがたい。
くだりやみ くちあひ くちう
くちきき くちさかし
古語。源「これを 更rs、さやう よさし
くち がたむ闘池 固日。他言せぬ ミち きき図 日利。物いひの上手なる
(496)

こどをちかはしむ。他言せぬやうrsい こを、又、その人。平治「物なれたるう のけなどすべき御車r*もあらすを、く


ましむ。源 「心より外réもらすなを、 へ、くちききなりしかな」 ちごはくて、手ふれさせす」
くちがためさせたまふ」 くち-意きよし國』日清。あやまちなど くち さかし國』 日賢。もののいひ方
<ちーがため 図 ロ固。日がたむるこを。 をかくして、日さきのみ清く物G ひて かしこし。くちがしこし。古語。
くちとめ。 あり。狭衣「よろづ推しはからるるく くち さがなしB』物いひさがなし。
ちぎよさかな。いをよう知りてはべる あしざまrsいひなしてあり。古語。源
くちがたり 図 日語。三味線 よ附属せ 「なき御うしろみ、くちさがなくやを
る唄を、三味線なしょ謡ふこを。 ものを」
くち がなし 曜』 日悲。残念なり。遺 くちきよらか に園 日清。日清きさま を、たもひ給ふるはかりrsなむ」
隠なり。くやし。くちをし。古語。源 ré。古語。新六「玉くしげ二人ぬるよ くち-さき ら召 物。Q日のさきの方。
「かうまで、もらしきこゆるを、い を もあるものをくちきよらか になにかい ロのはし。くちさき。古融。信娘のく
くちがなもけれを」 をひし」 ちほし。
くちき習 朽木。くちたる木。漢「み山 くちーヘ7すり臼 日薬。火編づつを、発火 くちーすさび 召 日競。くちすさぶこを。
がくれのくちきrsなり ょて侍るなり」 せしむるためrs、ひおたのところ16置 いひぐさ。
i朽木。植物。うめ(梅)の異名なり く火薬。 くち あさぶ園自 日競。なにをなくう
をいふ。古語。 くちーミちーに 副 日日。Qめいめいの日 たふ。ただようたふ。夫木「片岡みたに一
くちき がき図 朽木書。くちふでょて、 ré。源「くち剤に責められて」Qひ の営かをでしてはねならはしょくち
書をかくこを。 をしく。ども ども「3。 や さぶなり」
くちきがだ 図 朽木形。模様の名。き くち ごは 図 日強。くちごはきこを。 くちーすさみ 図 日競。くち りさひの韓。
ちやうの雌子などみ書きたるもの。冬 古語。狭衣「問答どものたを らじをあ 古語。源 だだ、くち さみのやう ょの
ré用みる。枕「あをやかなる御魔の下 らそふくちごはのことをも」 たまふを」
より、くちきがたの、あさやかよ、紐、い ミちごはし 國國 日強。つよくいひ張 くち ずさむ 闘 」くち さおの韓。
さつややかréてかかりたる」 りてあり。負けじといひ争いてあり。
くちちゆき g こくみん(園民)の異名な一
りをいふ。古語。
事もいはれたまはす、われさへ、くちを 古語。拾玉「みまきより草たふ馬のく
くち づから 園 日自。己が日より。己 ちたる心地したまへやこ」 ちのこを見るも魅しき世の習ひかな」
がこをはrsて。 くちーとり 図 日取。牛馬なをの日を取 くちーのーとら 陥 日虎。恐るべきこさ
くち つきg 付日。Q日のすがた、源 りて牽く人。宇拾「幕柱をけをりて、く は。古語。十訓「くちのさらを、身をや
「まみくちつき、いをあいぎやうづき」 ちとりのひきさげてくるを見れ を」 ぶる。舌の敵を、命をたつ」
Qものをいふ様子。源「そらごをを、よ くちーなQさみ 図 ロ慰。Q退屈なる時 くちのは-に-かかる園掛日端。 Qこを
くいひなれたるくちつきよりぞ、いひ など、話をしてなぐさむこを。Q菓子 はょあらはる。後撰「哀てふこをこそ
いだすらむ」 などを食するこを 常のくちのはにかかるや人を思ふなる
くちーづづ 四 日箇。物いひの押きこを。 くちなし いろ 図 樹子色。染色の名。 らむ」 Q人のいひぐさ よせらる。
古語。今昔「入道、たのれを、くちづつ 黄色より も、やや濃くして、赤みを帯び くちのはに かく Q 掛日端。こをはみ
réはべれを」 たるもの。 いひあらはす。楽花「妻子、珍資、及び
くち てづつ日 日手筒。刃はた くちなしいろ-の-くも 図 樹子色雲。雪 王位をいふ事を 御くちのはにかけさ
なじ。古語。宇拾「入道、たのれをくち の降る前の雲。古語。夫木「くちなし せたまへるも」
てづつ よはべれむ、人の笑ひたまふは のいろみたなびく浮くもを雪げのそら くちーは図 日端。こをはのはし。日のは。
かりの物語を、えま 侍らじ」 を誰か見さらむ」 くちば 図柄葉。e朽ちたる路葉。 Q
くち でんごう図 日轄剥。つまらぬい くち なはg 能。動弱。爬虫の名。へび くちはいろの署。資物集「紅のこひの
ひぐさ。徳川時代の上方の語。 (蛇)の古語。 -
日縄。かけなは(掛輝) 涙のいかなれをはてま くちはさなる
くち こし団国 日速。歌などを、よみい réたなじ。 ぞかなしき」 -
かさねの色日の名。
だすこを速かなり。古語。源「さすが くちーにーまかせーて園 任日。こをは よ 表を山吹réて、裏を黄なるもの。
rs、くちをくなどを侍りきを」 まかせて。源「世よ難つけられたまはぬ ミちは いろ 図 朽葉色。朽ちたる落葉
くちこに国 日疾。物いひ速かよ。 たをどを、くちにまかせて、なたをし の色。赤はみたる黄色。
(497)

くちーとづ 園頑国百 閉日。あきたる日 たまひそ」 ミちーはみ 図 濃蛇。動物。爬虫の名。


を閉ちふさぐ。こをはをさだむ。源「何 くち-の-こ g 日籠。くつこなたなじ。 まむし(腹)の古語。
くちづから ミちきり くちのさら
と ちばやし くちやむ こつ
くちばやし個』日速。物いふこ を早 をき、四國碑を、接赴、末赴のかみがみ 「誰が、只今、さやうょくちわききはみ
し。くちをし。俗rs、くちはやい。源 を16奉る哺鶴を調進するをころ。 たるぬしたち、出だし入れてえみむを
「くちはやしをききて」 くちーやむ園同国 日止。ものいふこを、 するをて」


Q





ー用

火る蓋
みくち

又まと、飲食するこをを止む。古語。萬「玉 くつ 闘国自 朽。Q枯れ腐る。(多く、


すべて
Q






物事
。 べき る

だすきかけぬ時なくくらやまりわが

草木rs)俗 よ、くちる。Q衰ふ。腐る。
もの

、こふる子を」 古語。俗rs、くちる。源「かかるあまの











びー
くち

ヘーちゆう図 闘中。古の時の名。午前の 中ょくちぬる身ょあまるこをなれを」


うつす




rsる

くつーいしg 番石。標の束柱の豪rs用

己の時。
ひる

くち










ひ び

ミち-ゆがむ 闘目 日園。こをほ説る。 みる石。 濃。













する
たり
られ

くちーよせ 召 日寄。昔、巫女の、死人の豊 &ーづう 図 引通。備数の語。教法の、弘


もの

6

魂を招きて、その意を、己が日rsよりて く、世間rsひろまりゆくこを。
日落



ひびく
くち





いはしめしこを。かみたろし。いちこ。 くつーかさなる闘国 香重。女の、男を


さじかびよ 。







ひりひり

俗語。第花「左近のめのを、泣く泣く、 密通する時を、男の香重なるさいふ議



は配


ひ植
わすれれみくち 痛

御くちよせよいでたつよ」 réよりていふ語。古語。奥儀抄 「ぬぐ


わく


くちろん 図 日論。けんくわ。くちあ くつのかさなるうへrsかさなるをみも












びき
くち
吐 ろ

らそび。こうろん。古語。うたたねの りのまるしいまま あらじな」



あり

記「また、くちろんなどをのたまひた くつーがた 図 陽 尾。宮殿の棟などょっ


こくち
さがし








ーをき

りけるrsか」 くる飾り物。古を、多く、くわの靴の如
。。 なる


もの
たる


rs

み ど

くちーおき図 日脇。日のわき。くちは き形よ作りたり。和名「場尾、唐令会、




やき
た。宇拾「ま たりかほrs、袖をつくろひ 宮殿皆四阿施鶏尾、難色立成云、久都
もら

くち




鍋。人よ養はる。 てくちわきかいのごひなどし」 賀太」i査形。きりふすまみたなじ、
養育せらる。 くちおき きばみーたり図 日脇黄。黄物 くつがた のもち 陥 日形餅。矢開きの
くちやう でん 陥 加丸 闘。碑宮大祭の 見の意。未だ幼し。こをもらし。楽花 祀の餅。この時のもちも、食ひかけて、
日の形を したくべきなりをいふ。 くっをき固 報数。くっわらょたなじ。」くつの こgロ縦。くっこょになじ。
くつ かぶり臼 査冠。歌の鶴の名。折句 くつーをやう臼 周請。心身を屈して、碑|くつーの あき図 靴敷。くつわらょたな
の一種réて、十音の詞の個名を、毎句の 備み起願などすること。 じ。古語。
園を経りをは、1音づったきたるもの。 くっす隠員 属。Qかがむ。まがる。 くつーのおい図 靴顧。古、貴人 ょ遭ひ
講解法師が「まもかかじねさめのかり Q必、はれやかならす。くんす。源「い たるをき、馬よりたり、靴を脱ぎて濃を
ぼたまくらもま神 も秋よへだてなきか どうくっしいりて、ながめみ給へれを」 せしこを。古語。
ぜ」をよみて、「米給へ、銭もほし」をい くづす 朝。Q破る。つぶす。こ くつ ばみ図 鎌。くつわ(響)の古語。夫
ふ無心を、頼阿法師のもをよいひ送り はす。「敵宮をくづす」「山をくづす」Q 木「白妙の駒のくつはみひきをめて案
し頼。績千載「小扉風、破箱を、をりを 悪しくす。園る。「行儀をくづす」Q字 ré残れる秋の色かな」
ゆ、くらかぶり ょたきて」 の書をはおきて書く。Q草書réかく。 くつーびき 陥 園機。機のまねき ょつけ、
くっ-きやう図 劉 。剤 の音便。 くつーする 国国 摩靴。靴を、地み曳き その一端を、織る人の、足ré縛り、その
くっ-きよく 図樹曲。かがみまがるこを。 するやうrsしてあるく。 枕「ふかぐう、 足の西伸 よよりて、あぜをあやつる よ
くつくつ ぼうし日gg。動物 虫 の はうくわなどはきて、廊のほごなどく 用みるる麻縄。くつを。古語。
名。つくづくぼうしの古語。嫡鈴 「く つすりいるを」 くつーひこ 陥 封 間の異名。たく つ。延
つくつほうt、いをかしがましきまで くつつけーの あしだ 図 靴付足駄。古、用 質、貞享頃の語。
なくを」 みしげたの類。古語。履履。 くつほ& 闘自 寛。くつろぐ み れ
くつーこg 日籠。牛馬などの日 よはむ くつーて 臼 靴手。靴を買ふ代。古語。寛 なじ。
る競。物ré職みつくを防ぐもの。今、 平御時后宮歌合「時鳥鳴きつる夏の山 くづほる園冒 頼。く引る よたなじ。
多くま、綱 よて編みたるを用みる。和名 漫よをくっていださぬ人やすむらむ」 古語。萬「わがこひのめだま はらくも
「日籠、位 、和名「久豆 古、牛馬上節也」
くづし いづ 園ェ洞 崩出。片はしよ
くってさり目般手鳥。動物はささぎ よけくえなしょややややょかたちくっ
す(時鳥)の異名。古語。
(499)

ほり」i国自 頼 くづるょたなじ。
り、ま づま づを、物語などをなしはじ くつーね 図 孤。動物。獣の名。きつねの
古語。源「たいくづほれたらむ人のや
む。古語。 o LTS目Q
韓。古語 うrsものたまふかなを」
くつかおり くつをき ミつのこ
くつ求 くつろ き くつなる
くつま 名 個便。病の名。背rs、糧 の如 くつろぎ 図 寛。ゆるみ。くつろぐこと。 くづーをる 闘国自 『くづれをるの義』
(500)

きものいでて、背のかがまるもの。くぐ くつろき さの図 寛殿。儀式の時など ひるむ。鷹す。気抜けす。古語源「わ


せ。せぐつ。せむし。古語。 rs、ゆきて休息するをころ。便殿。古語。 れ亡くなりぬをて、日をしう思ひくづ
くつーやまき g 履巻。やじりを、窟竹 よる うミつろ<7 園国自 寛。ゆるやか よなる。 をろな」
はりつけたるをころ。矢足。 ゆるむ。のびのびをす。源「上薦も、み くて 図 激。低くして、水草などの生ひ
くつーめく 園国 目 音をたつ。宇拾「脳を、 だれかうぶりのひたひ、少しくつろぎ たる土地。
くつくつを、くつめくやうréならせむ」 たる大将の君も、御くらみのほ だたも くでうg㎞る
くづる園国 自 頼。Q自然を破れこは 園国偲 寛。ゆるやかréな %。i 公帖。五山派、臨済派の僧の、
る。砕けそこなふ。俗rs、こはれる。 す。ゆるましむ。のびのびをせしむ。俗 官位 よ昇るをきrs、公方家よりたまは
枕「くづれよる妹春の山のなかなれを ré、くつろげる。 る免状。古語。
さらrs吉野のかはをだ よみじ」 崩。壊。 えミつわーごころ 図 ㎞必。馬を御するぐあ ミーでん 図 功田。古、功績ありし人 よ陽
Qわるくなる。たをろふ。すたる。Q ひ。「くつ わ ころの善き馬」 はりし田地。 -
日博。Qくちづた へ。
集曾経りて、人散りゆく。枕「足音もし くつあーだすけ 図 響助。馬の師りの一 言語 よて博ふるこを。Q 技藝の奥儀な
て、くづねいづるを」 種。馬のくつわの園わき よ垂らして、 %とを、秘密rs日授するこを6秘博。
くづれ図 類。Qくづるるこを。くづれ そのさきをふさの如くせるもの。 とミを図 曲突。電のうしろrs、穴をあけ
たるをころ。Q集曾の終りて、人の散 くつのーづら図 得。Q馬を御するための て、煙だしをせしもの。古語。和名「窓、
りゆくこを。散曾。 綱。たづな。古語。和名「翔 、筆名死目響 和名、久度、随後突也」
くづれ やなg 頼築、下りやなの、こは (音、秘、訓、久豆和都員、俗 芸、久都和) くーと園 押し通して。つきぬけて。盛衰
れたるもの。 1 名 賞、揚子演語抄三公、標控、和名、同 「五六度まで嘘ひg抜け出でたれを」
くつ ろか に 団 寛。ゆるやか よ。くつ 上、一云、馬鞍」 Qくつわのはし。鶴面。 くさく Q 功徳。いさを。よきまわさ。
ろぎたるさま よ。古語。枕「女房、さく 古語。 善き行ひ。くりき。源「経などを請み
て、くをくのすぐれたるこをあるréも」
らのからぎぬをも、くつろかにぬぎた くつわら図 靴隣。靴の中よ敷くえき
れつつ」 もの。 くつしき。 古語。 くー&ミ園国 国 日説。Q くをくをしく
- し
繰り返して説く。事物の理を解説して ま 紫色の衣。九月九日 ょ着るもの。
悟らしむ。宇拾「なくなくくごきてま 集砂「昔を、こほりを、くにさいへ くに つーかみ 図 園碑。この園のかみ。
をろみたる夢ょ」に強ひて承知せしむ。 るこを多し。吉野の國をも いひ、なに (天つ碑rs樹して) 古語。泳 「くにつか
くをミえg 功徳衣。『功徳ょ繰のある はの國をもいへり。常陸國風土記rsを、 みそらょこをわるなかならをなほさり
衣の義』けさ よたなじ。 にひはりの國、まやらかべ の國、かしまの ごををまづやたださむ」地祇。
ミミ の はやしg 功徳林。くだくの 園 なかの園、たかの園なさいへり」ま ミに つこ陥 國造。くにのみやつこよ
まげきこをを、林rsたをへていふ語。 i訓。くんの韓。古語。i坂賊。折 たなじ。古語。
鏡「八十三年のく こくのはやしさを、 づき、あぶらづくこを。 くに つちg 國士。たほっち。世界。
今日の講を申すべきなり」 くにょうさ 図 園人。Qくにびきの音便。 古語。
くミミーぼん 図 功徳品。法華経五十八品 Q京都ré参勤するこをなく、常rs、己が くに つつみ 図 國罪。國よて犯せる罪。
の一。 (天つ罪ré封して) 古語。
園 はありし大名の摺。
くない をやう図 宮内省。Q 古の八省 くに が図 陸。くがみたなじ。古語。 ミに つーふみ 図 國書。わが國の書物。
の一。宮中一切の事務及び、調度の整 ミにがた図 園方。都以外の國國。地 (外國の書物 よ封して) 古語。
理などを司りし役所。Q 今のも、つか 方。「くにがたの武士」 くに つーやまなび 宮 國學。その國の寧問。
さだ事務を、古の如くなれを、被管、職 くにがへ 陥 國替。徳川時代 よ、大小名 たもrs、國史、國文の類を 研究する
員など、大まかはれり。 の領地を、他虜ra換へて腸はりしこを。 學問。こくがく。
くながひ図 交接。剤 みたなじ。 くにづめ 名 國語。古、大名が、己れの
古語。 領地みひきこもりしこを。(江戸づめよ
ミにー&に 図 國國。もろもろの園。多く
くな<7 園国国 姿接。まぐはひす。古語。 の國。源「をほきくにぐにより、めこを 封して)
績古事談「妻をを、人みくながれて」 ひきびきしつつまうでくなるを」 くに つもの臼 國物。その國 よ産する
くな たぶれ g 頑狂。頑固ょ狂ふ人の くにおやうらう図 園上薦 地方の貴婦
(501)

もの。土毛。古語。
意みて、人を罵りていふ語。古語。語詞 人の稲。古語。 くに つーやしろ 図 國赴。くにつかみ
解「くなたぶれまをひ奈長磨古麻呂等」 くにち-こそで 図 加田小神。表を自、裏 の赴。
そきとミえ 、 くに くにつかみ
ミにのだやくにのまほらくにふ
- -

=
(502)

くにのだやg園規。e天皇陸下を一をころ。国土のたひらかなるところ。」くにふ図日入。くちいれ。なかうだ。
申す。源「くにのたやをなりて、帝王 古語。記 「ちはのかづぬを見れをもも 古語。十訓「大判事明筆が、下座rsさふ
のかみなき位rsのぼるべき相たはしま ちたるやにはも見ゆくにのほも見ゆ」 らひて、いささか、くにふを申したりけ
す」 Q太上天皇をも申す。 くにのまほら図 くにの湖 またなじ。 るを」
くにの-かせ 図 國風。『字の直講」園の 古語。 くに-ぶ きやうg 國奉行。役名。古、諸
風俗。古語。 國を監察し、又、訴訟などを判断するこ
くにの まほろは固く にの国
くに の-かみ 図 園守。 よたな じ。古語。記 「やまを もくにのま ををつかさ%こりしもの。
じ。古語。源「くにのかみも、またし はたたなづく青垣山」 くにぶみ 召 園文。國司より、貢物よ添
きをの人なれむ」 くに のみこともち 図 國司。すりやう へて奉るふみ。古語。新六 「はるほる
くにの 達ぬ 図 園絹。みつぎものの絹。 réたなじ 古語。 をみつぎそなふるくにぶみのさしてい
古語。 くにのみやつこ図 國造。上古、國守 く代も君のみぞ見む」
くに の1つかさ図 園司。3剤 みた のやうょて、代代、その國をたもちし ミに まきg 國覚。くにをもをむるこ
なじ。古語。源「代代、くにのつか な もの。古語。 を。古語。記「そじしの空國を、ひたを
ど、用意こをみして」 くに の みやびこ 陥 久瀬宮人。久通の より、くにまぎをほり」
くにの ぬさ図 園麻。廣く、園中より 都rs仕へし大宮人。古語。 くに み 名 國見。高きをころより、國の
蹴るぬさ。古語。記 「くにのれはぬさ ミに-の-をさ図 國長。やりりやう よたな 形勢を見渡すこさ、主 ょ、天皇のなし
さりて」 じ。古語。 給ひしこを。古語。萬 「大和rsをむら
くにの はしら 図園柱。天皇陸下を申 くに はら g 國原。園土の、ひろびろを 山あれどをりよろふ天の香具山のぼり
す。古語。 見ゆるをころ。 『 五日 o
* 化 :國腹。大名 たちくにみをすれぞ」
くに の はは 陥 國母。C皇后陸下を申 な%この子の、その領國réありて生れた
す。こくも。源「若君、くにのははをな るもの。
くにみたまg園御魂。園を意創し給
ひ 御碑。古語。
りたまひて」 Q皇太后陸下をも申す。 くにはらひ 図 國挑。罪ありて、その國 ミにむけのほこg園平オ。3ひき
くに の ほ図 國穂。國士のすぐれたる 土より追放せらるるこを。 のやひろgこょたなじ。古語拾遺「以
國平チ授二碑目、吾以比矛卒有治功」 のうち。こくない。古語。萬「こしの もきみたなじ。
くーにん g 宮人。宮仕へする人。古語。 なかくぬちこをごをやまえしもまじょ くはがだg 鉄形。かぶさのまひきし
公人。Q 古、公文所よ召仕はれし あれgこも」 の上より、角の如く二本出でたるもの。
小役人。古語。eすべて、禁中、地下な くれーくねし 園』 増戻。心ねちけたり。 くはくーたう 図 湯。古の薬の名 え
どの小役人。古語。 ㎞
心ひがみたり。根性わるし。古語。源 なの出でぬをなほず功力あるもの。
さにんーてうじやく g 公人朝タ。てう 「くねくねしう恨むる人の心やぶらじ くはくは隠 比者。くはを満ねていへ
じやくにん よたなじ。古語。 を思ひて」 る語。くはを見よ。宇拾「くはくはを
くにんーぶきやう固 公人奉行 音、政所、 くねる 園自 屈曲。Qひがみまがる。 大盤して、軽からやり申ずやう」
間注所などよて、奉行の進退をつかさ すねる。うらみかこつ。落窪「たちは くは こ図 桑子。動物。Qかひこ(㎞)
だりしもの。古語。 きのもとなる交をみ給ひて、いみじうの異名。古語。伊勢「なかなかrs人をあ
くにも-せ-に国 國狭。國も狭きはかり くねりためるを」eうねうねをす。う らやりをくはこréもならましものを玉の
よ。古語。奥儀妙 「くにもせに常ょあ ねる。「くねりたる山路」 緒はかり」
だなを立つめれを遅ひ見るこををただ くのえ かう図 着衣香。衣を薫らする くはし 國目委。つぶさなり。詳かなり。
今管なり」 料の香。くぬえかう。古語。源 「むか 俗 よ、くはしい。源 「ありつるやうを、
くにもち 図 國持。園を領する大小名。 しのくのえかうの、いをかうはしき、ひ くはしくきこえたまへむ 」
くに わかれ 図 國別。國を別れて、旅だ をつほぐしてたまふ」 るはし。たへなり。古語。
つこを。古語。萬「人のううる田をう ミーは園 比者。これを。こを。宇拾「く くばしいも図 細妹。美しき女。古語。
るまさす今さらょくにわかれしてあれ は、ここなり、地蔵のたはしますをころ 萬「まもっ瀬の軸をくはしめくはしい
*いかréせむ」 *をいへむ 」 もょ、あゆをあたらし」
くぬえ かう 図 薫衣香。くのえかう よ ミーはう 固 公方。Qたほやけ。朝廷。貸 くばしぼこちたるーの くに 図 細矛千
僧して、征夷大将軍の奪稲。足利義満の
(508)

たなじ。古語。」 足園。日本園の美禰。古際。
くぬ が召 陸。くがはたはじ。古語。 ころより始りし名。公儀。 くはしめ 図 細女。くはしいも ょれな

-
くミぬちg 國中。『くにうちの約』くに くばうにん 召 公方人。武家の役名 さ じ。古語。記 「さかしめをありをきか
くにん ミねくねし くはがだ
こはだめ くはへ くはゆ達
(504)

してくはしめをありをきこして」 たもひくは へむをはかりて」i呼。 「人のあしをたもひ侍らむこさをわび


くは ぞめ 回 桑染 染色の名 薄き黄色。 上歯を、下歯 をて、軽くたさへ支ふ。俗 たまへを、くはやさていでたまぶよ」
くは た 目 *田。桑の樹を植る たる田。 rs、くはへる。源「筆のまりくはへて、 くは ゆぎ 図 鳥頭。からすがもら また
夫木「うなはらのみたびくはたみなる 思び妃らし給へるさま」 衛。 なじ。古語。
をみし人réもまさる君がへむよを」 くはへ 図 加。Qくはふるこを。ますこ くは「よぼろ 図 鉄丁。田をたがやすよ
くはだつ 闘国 」企。思ひ立つ。思ひ ど。Q酒を感る器。みづさしの如きも ぼろ。古語。
起す。俗rs、くはだてる。源「かしこく の。鱗子rs、酒をさし加ふるrs用みる。 ミばり 図 Qくはるこを。Q花瓶みはむ
たもひくはだてられたれだ」 くはへ-享せる臼 呼畑管。火を吸ひつ るまた木。花の枝を差すたさへ さして
くはだて臼 企。くはだつるこさ。 けたる柳管を、日réくはふるこを。 用みる。
くは のかミg 桑門。まやもん(穏門) くはへ-ぐすり 臼 加 薬。かやく ょた くはる園Q個 配。Q分つ。分けてやる。
réたなじ。古語。風雅 「子を思ふ闇rs なじ。 宇拾「たからもの&こもをとりいだして、
ぞ迷ふくはのかごうき世réかへる道を くは まゆ 名 桑聴。 かひこの聴。 一説 くはりをらせけれを」ほ行きわたらす。
をちても」 ょ、やままゆの一種 よて、たのづから、 「目をくはる」g つれあひを定む。め
一くはの ゆみ よもぎ のや日 柔号落 桑の木r 生する翻なりをもいふ。古語。 あはす。
矢。桑の木réて造りたる弓を、落の弦 萬「ひく人もなくてやみぬるくはまゆ くび目 類。e園に 周をの間の部分 和
réて造りたる矢を。古、追鷹などの時、 のいたづらものをわが身なりけり」 名 「頸、和名、久比、頭菜也」 Q又、首の
悪魔をはらふためr*用みしもの。 くに まよ 図』*融。くはまゆの轄。古 をころの穏。領。g 物の 類の形せる
くははる ㎞目 加。ある上 よ株はる。 語。 部分。「瓶のくび」「手くび」
ふゆ。増殖す。源「くははりたるふたり くは むしg 桑虫。動物。虫の名。か くびーだほひ 図 類被。牛の頸のをころ
なむ、近衛づかさの名だかきかぎりを ひこrょたなじ。 を、厳ひかくす衣。和名「格 艇、俗 云、
めしたりける」 くはんだ 宮地 盤 発。Q備教の語。きん 久飛於保比、牛領上衣也」
くはふ ㎞個 加。ある上ょ添ふ。ふ たま。陰㎞。Qみにくき女。俗語。 くび か しg 盤樹。古の利具の名 類は
やす。俗ょ くはへる。源「またもの くはや図 比者。これよ。されをよ 源 かくるかし。宇拾「くびかしなをいふ
引 *
ものをはげられて」 くひぞめーのーいはひ 図 食初祀。生見の、 や、難rs似、身を、限色rsして、赤はみ
くびーかせ 図 盤柳。くびか しよたなじ。 百二十日目rs、始めて、物を 食ひ なら たる茶色の毛を交へ、且つ、白き 斑 あ
くびーがみ 図 首上。砲、狩衣などの礎 。 ふ祀。くひぞめ。 り。翅を黒く、嘴を青はみたる黒色 よ
ほんりやう。古語。中務内侍日記「そ くひぞめーもやう 図 食初損標。模様の して、脚長く、尾短し。夏の夜、田澤な
の上rs、御たほそでの御砲をめす。御 名。くひぞめの儀式rs用みる腕よある %こréて鳴く。その撃、人の、門を叩くが
くびかみ、御まひもなり」 もの。多く、鶴、亀、松、竹、梅なをを、時 如し。和名 「電鳥、和名、久比奈、模語
くびき図 首木。車の韓のはしょつけ 槍réて書がく。 抄云、な難、貌似水難能倉電、故以名之」
て、牛馬の頼みかくる横木。和名 「輌、 くびーだい 自首代。くびせんよたなじ。 くひ のくミ 闘直 食退。食ふこをを止
久比岐、所以抱牛領也」 くびーだまg 顕玉。Q古 類の飾みつけ む。古語。十訓「年頃、くひのきつる五
くびーおっけん 図 首賞見。古、戦よて得 し玉。Q犬、猫な%この頼み、その飼主が 穀をもて」
たる敵の首の質否を、大将みづから検 掛くる環。 <7ーひん 図 御賞。てんぐ(天狗)の異名。
せしこを。 くひち 図 強。古の猟具の名。わなの類 くひもの-むつかり 図 食情。食物 よっ
くひーを はる闘置 切歯。上歯を、下歯 なりをいふ。古語。和名 「強、久比知、 きて、苦情をいび立つること。古語。空
どを、強く合せて、かみま む。きはを 取獣械也」 穂 「くはまほしきものも、くはせりを
かむ。 くびーづな 図 顕綱。類よつくる綱。枕「か のたまへむ、あな心うや、くひものむづ
くひせ 召 株 引くひ(切村)ょたな うらんのわたりrs、いををかしげなる かりを、くすりはべりしをいひて、きこ
じ。古語。夫木「かれrsたるはじのくひ 猫の、くびづなみ、自き札つきて」 えむをて」
ぜのわかだちょ色づくを見し葉さへ散 くひーつみ 図 重詰の類 よて、客を響廉す くび をけ 図 首植。斬りたる首を入る
りぬる」 るみ用みるもの。i食摘。3うらい るまげもの。
くびーせん 図 類銭。古、罪人が、首を斬 が剤 よたなじ。 くぶ 園国 」焼。火 よ入れてやく。も
らるるを購ふためré出だしし銭。 くひーこむ 園Q 喰止。ふせぐ。ふせ やす。俗rs、くべる。竹取「火の中へう
(505

くひ-ぞめ 図 食初。くひそめのいはひ ぎをむ。俗rs、くびをめる。 ちくべて、やかせたまふrs」


の署。 くひな 図 水難。動物。鳥の名。形、や <ーぶ g 例率。Q行幸なをの御時よ、御
こびかせ くひぞめのいはひ くひのく
くぶづち そぼかに くぼむ
(506)

供ré仕へまつるこを。Q 僧官のひくき
楽「くほの名をを何さかいふっらにり くぼむ園国自 窪。くはまる(窪)ょたな
もの。
けはくなうたう」シ。きび じ。枕「いをほそくまきてむすびたる
くぶーづち 図 頭植。くお づちのたち の すの古語。くびす。かかを。 まきめを、こまごまさくぼみたる よ」
更 。古語。 ミぼ かーに 国 窪。くぼく。くぼきさま くーぼん 図 九品。備教の語。Q備の位 よ
二くぶっちのたち日 園組太刀。銀の ré。中低く。古語。 達するまでの階級rs、上、中、下の三品
の、植の如くなれるもの。古語。記「く くぼさ召 利。まうけ。利益。 ありて、又、その中rs、各、上、中、下の別
ぶっちのたちを取り偏きて」 くぼし 國』 窪。四方高く、中低し。俗 ありて、部合、九等の階級あるこを。e
くぶーづつ 陥 頭樋。くぶづ引の韓。古語。 よ、くぼい。宇拾「まかふちくほく、鼻 くほんれんたいの署。源「西のかた、十
くぶん でん 図 日分田。大化の改新あり の、あさやかなたかく」 萬億の國へだてたる、くぼんの上の墜
てより、全國の田地を、朝廷の物をし、 くぼた日 獲田。くはみたるをころょ を、うたがひなくなりはべり」
それを、國民一人ごを よ、平均rs、わか ある田地。古語。 くぼん の1つとめ 陥 九品動 備数の語。
ちたまひし田地。男r**二敵、女rsを、 くぼて図 葉腕。かしはのく国て を見 極楽ré生るるこをを願ひて、その道を
その三分の二を賜ひたり。 よ。古語。 つをむるこを。 >
くべ 図 垣。かき(垣)の古語。萬「くべ くしぼQ 陥 首骨。Qねの署。 くぼん のねんぶつg 九品Q備。備教
ごしみ寮食む駒のはつはつrs逢ひ見し < ほふ g 弘法。俳教の語。備の道を の語。『極楽rs生れむこをを墜むため
子らしあやょかな*」 ひろむるこど。i求法。備教の語。 よ、するものなるよりいふ』 ねんぶつ
くべーがき図 垣。くべよたなじ。古語。 備の道を求むるこを。 よたなじ。
夫木「小山田の稲はをこむるくべ がき くぼまり召 深。くはまりたるをころ。 くぼんれんだい 図 九品通豪。備数の
のあれまく見れを世入りrsけり」 くぼまる園員 溜。中低くなる。くは 語。阿畑院の浄土réある蒲基座。
くぼ % 窪。くぼみたるをころ。古語。 む。 こむ。土佐「池めいて3り くぼやか に園 簿。くぼきさまょ。く
落種「ひさまなるたちくばなるをころ 水づけるをころあり」: 鶴艦。うづ ぼく。中低く。古治。
の、ふたまなるみなむ住ませたまうけ くまるみたなじ。古語。宇拾 「隣なる くまg 倉。くましねreたなじ。古語。
る」 i 女陰。女の陰部。古語。催馬 女の童の、くぼまり居て侍るを」 -
隈。Qものかげrsなりて闇きをこ
ろ。かくれたるをころ。すみ。かげ。 種。ま ころを長くしたるものréて、紅 つつじがをかのくまつづらつらしを妹
萬 「たくれみてこひつつあらすぞれひ 色なる縮%の裏を着く。享保、元文頃 をけふぞまりぬる」
あかむみちのくまわょあめゆへ わが 流行す。 くまで固 限手。く刃 (限路)みたな
せ」Q色を、色を、又え、光を、影をの、 くまーをね 図 洗米。碑備ょそなへ 奉る じ。古語。
相接するをころ。 精米。古語。和名 「梶米、和名、久高之 くま-さ 陥 限虜。かげのをころ。古語。
ミーさい 図 供米。碑備ょ供へまっる米。 禰、精米所以享紳也」 萬 「牽垣のくま*こré立ちて吾妹子が神
大鏡「くまい三十石、ちやうきごをょな くまーを 図 確襲。古の地名。今の日向 もま ほほrs泣きしぞ思はゆ」
かれて」 くま-なし 園』無隈。Qへだて心なし。
國の南の方より、大隅國、薩摩國までの
くまーだし四 態押。剤れ gursれ 地の継稲。記 「くまその國を、建日別 かくす心なし。Q 最 りけなし。徒然「月
なじ。 さいふ」 え、くまなさをのみ見るものかえ」
くま だこし召 熊落。熊を捕ふるため くま-ちg 隈路。人の目 よ見えぬをこ くま び 図 隈漫。物のすみ。ものかげ。
のたをしあな。 ろ。なき人の居るところ。古語。記「も 古語。萬「たまばこの道のくまびrs草た
くまーがし 図 熊撮。葉の繁れるかしの もたらす八十のくまちょ隠りなむ」冥 をりま はさりまきて」
木。古語。記 「はびろくまがしをうけ 土。幽冥。 くまーひもろき昭 熊碑籠。賞物の名。み
ひからし」 くやま つき g 熊突。猟人の、熊府rs用み づしのごをきものrsて、碑鶴の顕れさ
くまーヘ『ま g 濃隈。ここかしこのくま。 る道具。形、十文字の槍ré似て、長さ二 るやうre、たほひ園むものなりをいふ。
源「たもほし煩ひて、かかるくまぐまを 尺除、重さ三貫目もありといふ。 古、新羅王の子天日槍の魔らし薬りし
も、たづね給ふなりけり」 くま つづら図 馬織阜。植物。草の名。 もの。古語。 _
くま<まーし B』 隈隈。うすくらし。へ 原野rs生やり。葉を封生し、夏、枝16ちひ くまる園国個 郎。くはるの轄。古語。
だてあり。古語。源 「母屋のきはよ立 さき淡紫色の花をひらく。はべんさう。 紀「くまりくはへて」
てたる展風のかみ、ここかしこの、く 古語。 くま-わ 目 限回。くま 限)ょたなじ 古
まぐましくたばえたまふみ」 こまつづら 園 馬隠草。語路ょよりて、 語。萬「たくれみて鍵ひつつあらすを
(507) くまさか づきん 陥 熊阪園市。頭市の1 つらょかていふ。六帖「みちのたくの たひまかむ道のくまわ ょあめゆへわ
と 求い くま委ね
-
- - - -
くみがみ くん、
(508)

がせ」 くみ がみg組夢。組み束ねたる*葬一組ょ入る。信さりくむ。くみあふ。く
くみ 陥 組。糸の組み合せたるもの。授。 髪。古語。 みうちをなす。:偲 組。彼を、比を
和名「授、和名、久美、所以貫環 玉相 くみがみーをーミ固 解組髪。降参す。 を 打違ひrs、経ひ合せ、又を、積み重
受承也、又用組字」iCをも。なかま。 古語。
ぬ。萬「をちこちのまけき宮木をひきよ
賞。Q調子のたなじき、短き琴の、曲を、 くみづ 目 波水。流よ沿ひたる、物を洗 せて抽山川rs後くむなり」
多く組み合せて、一つの物を見なせる ふをころ。 すくひ取る(水などを)。古今 「古の野
もの。 くみを召 組虜。夫妻、共よ麻めるをこ 中のはみづぬるけれをもをの心をまる
<み図 鍋の名をころ。わたかみみある、 ろ。古語。記 「くみやこrsたこして」 人ぞくむ」 Q 酒を飲む。「酒をくみか
飾の銀。 くみ なは図 組縄。組み合せて綱ひた 的。 たしはかる。 たもひや
-
くみーいす 陥 組椅子。小椅子六脚、双羽 るなは。 る。順集「たなはたの心をくみてあまの
1脚、女椅子、男椅子各一脚、合せて九 くみ の を 図 組緒。組糸のさげを。く 川率rs神のひちぬべきかな」
脚の稲。 みを。古語。拾遺 「いそのかみふるや くん 図 訓。漢字rs、國語をあててよむ
くみ いれ図 組入。Qて剤(天井) をさこの太刀もがなくみのをみでて宮 よみかた。よみ。空穂「はてみ、ひどた
みたなじ。古語。Q角盆一種。白木16て 路かよはむ」 びて、くんrs、ひをたびま、こる よ語ま
造り、大かた三個くらみ、いれこよ組み くみーはかる闘 制 的量。たしはかる。 せたまひて」
スれれらるるやうrsせるもの。舞内侍 たもひやる。事情を推量す。源 「ふか <んーかん 図 軍監。役名。Q ぐんげん
日記「御所中のくみ いれの数をかぞふ うもくみはかり給はめなめりかしさ」 réれなじ。Qすべて、軍事を監督する
べき由を承りて」 くみれ 図 組入、くみいれの署。古語。 もの。
くみーがき臼 組垣。組み合せてゆひた 大鏡「さて、備のたもてより、東の順rs、 <ん-げん g 軍監。役名。古の鎮守府
る垣。和泉式部集「たばろげの人をこ くみれをせられたるなり」 の判官。まつりごをびを。
ええぬくみがきをいくへかしたる物な くみーを 図 組緒。組糸のさげを。くみ <んけんせいご 名 郡懸制度 中央政府
らなく「6」 のを。 より、ひをしく、地方rs、政令を布く制
くみかみ 図 領上。剤の韓。古語。 くむ 園国白 組。Qくみす。仲間よなる。 度。(封建 刑度 よ封 して)
骨を鐵reて造り、漆紙réて張り、表rsを 等逸を勅任、以下を察任の待遇をす 文
きんを 目軍師。e刈 やょたなじ。 勲の人 まも陽ふ。
信隆ょなりて、ひそかょ、事をはから 日、奥よえ月の形を園がきたるもの。
ふ人。 くんーだい 陥 視帯。くたい よたなじ。枕 ミーめ 図 貢馬。みつぎょ獣る馬。古語。
Qん お 図 郡司。こ国りのつか grsた 「あをすそごのも、からぎぬ、くんたい ミめちーの はし 図 久米路橋。大和國久
なじ。陸紀「文武二年三月康午、任諸 ひれな&こして」 ・米川rsかけたるはし。役小角をいふも
國郡司」 <ん-だい 図 郡代。こほりぶぎやう よ の妖術rsよりて、大和國葛域山より、金
〈 んしーをきぶんでん 図 郡司職分田。 たなじ。 峯山rs、石橋をかけ、これrsよりて、一
郡司 ょ給する田地。大領六町より、主 <んーだん図 軍園。古、大抵五六郡ごを 言主碑を縛れりをいふ 故事rsよりて、
張二町re至る。なほ、まきぶんでんを見 réたかれし 隊。これ よ属する兵士を、 中の絶えたる事よいひ習はせる語。後
よ。 満二十歳より、六十一歳までの者の中 撰「なかたえてくる人もなき葛城のく
<んーをや図 軍者。大将 よ従ひて、軍の より撰び取り、また、その中より、衛士、 めちのはしえ今もあやふし」
はかりごををつかごる人。古を、大将 防人など よも趣かしめたり。 くめーべ 固 久米部。上古の武人。久米
の外rs、軍者をいふものなし。武田信 くんで うすよ 園『組みて失せよの義よ 氏のぶらく。古語。
玄の家臣山本勘助より始まれり。参謀。 て、次を、わが如き剛の者を組打して死 くめーざひ 図 久米機。古の舞の名。琴
〈7んーおやう召 群青。磯物。多くを、槍 めるこそ、名誉なれをの意なりをいふ』 取二人、舞者八人、大神氏琴を弾じ、佐
の具をす。その色、紺青よりを、少しう 組打せむをする時 よ発する語。古語。 伯氏刀を執りて、蜘蛛斬りの状をなす。
すく、また、そらいろよりを濃きもの。 くんーお 図 M。軍功ある人よ 賜ふく 大官㎞の時ré行ふ。
債貴し。こんじやう。 らみ。古を、一等より、十二等まであり くもーがくる 闘国国 雲隠。Q 雲みか
くんボ 園同潤目 願。心、はれやかなら て、一等を、文位の正三位を、従三位を くる。古語。萬「みかづきのさやか よ
やり。くっす。古語。更科「月のきようも の間、十二等を、従八位下の下rs 相常 みえやりくもがくれみまくのほしきうた
(509)

たばえやり、くんじふしめ 」 し、その六等(従五位下の下) 以上を勅 てこのごろ」 Q遠くはなる。見えなく


<ん-せん 図 軍局。いくさの時、大将の、 授、七等以下を爆授 をせり。今を、大物 なる。古語。紫式部日記 「めぐりあび
士卒を指園する よ用みる局。多く を、 位以下、一等より、八等までありて、三 て見しやそれをもわかぬまr くもがく
<んお そんたい くめ
ミもがくれ くもでに ミもにほゆるくすり
(510)

れrsし夜牛の月かな Q死ぬ。(貴き人 の期鉄の足の 八方へ出でたるが如く、支那、奉の始皇帝の、鶴大ょ、仙撃を興


rsいふ) 古語。萬「をだめえぬ命rsし 行き違びたるさま。後撰「うちわたし へしかを、その鍋犬、悪く、雲中 よ飛び
あれをまきたへの家ゆま いでてくもが ながき心をやつはしのくもでr6たもふ ゆけりをいふ故事より出づ』 空を飛び
くれよき」 ことをたえせじ」e村木などを打ちた 行かるる薬。仙人をなる べき薬。萬
くもーがくれ 陥 雲隠。Q 雲みかくるる がへrsして、橋の例葉、桁などを受け支ふ 「くもみをおくすりはむよそ都みむい
こを。古語。Q遠く離るるこを。見え るもの。@油さらの豪の、頭の十文字 やしきあがみまたたちぬべし」 議員t日
なくなるこを。古語。Q 貴人の死ぬる よなれるもの。Q 剣法の語。刀を、四 くもーにほゆる とすり図 昭雲襲 くも
こを。古語。 方八方 よ向ひて、一直線ré打ち違へ っ にとおくすりrsたなじ。
くも がみ図 雲紙。紙の名。をりのこが かふこを。 くものーあし 図 雲脚。雲の動き行くこ
みの一種。雲形の模様あるもの。連歌、 くもでに園 知妹手。e八方へゆきち を。風雅 「野分だつ夕べのくものあし
俳譜の懐紙16用みる。 がひて。伊勢「水の、くもでに流れ別れ はやくまぐれrsにたる秋の村雨」
くもきり-やまる 図 害切九。賞剣の名。 て、木八つ渡せるよよりてなむ、八つ橋 くものーあるし 宿 雲主人。せんにん(仙
古、源家 よ相博せるもの。 ををいへる」 Q この事かの事rs、たも 人)の古語。
くもーをくーたに 図 雲敷谷。雲の深き谷。一 ひ園れて。 くもの い 図 期峠経。蜘蛛のかけたる
古語。夫木 「あはれいかrs霞も花もな くもとなる固 貸雲。消えうす 元ぬ。 綱。くもの巣。くもいぎ。古語。
れなれてくもまくたにみかへる驚」 古語。績後撰「はかなくもくもをなり くも-の-いがき陥 期鉄巣綱。くものい
一くも すだれ 図 雲艦。雲の、月を隠すを、 ぬるものならなかすまむ空をあはれを réれなじ。古語。和泉式部集「わがそ
麓の、物を隔つる「6たをへていふ語。 をみよ 」 でもくものいがきょあらねどもうちは
くもーち 陥 雲路。鳥などの、空中を翔り くもーどり 陥 雲鳥。織物の名。雲を、鶏 、へて露のや%こりをぞたもふ」
ゆく路をさしていふ語。新古 「こるを をの模様を織り出せる綾の布。古語。 くもの い の園 期㎞。くもの単え、
ま てくもちréむせぶほをさぎす涙やそ 夫木「うらもなく今 も一 へrsわぎもこ 細きものなるより、こころ はそも よか
そぐよひのむらさめ」 があひみそめけむくもどりのあや」 けていふ。豊宮女御集「大空ょ風まっ
くも で 名 期鉄手。Q水、又え、道路など くもーにとぶとすり陥 飛雲薬。『昔、 ほどのくものいのこころぼそさを思ひ
やらなむ」 ろもをぬぎすててひざりも月のたちの *、霞のほらをまめても、なほ、朝政を
くものうへ 召 雲上。禁中を、天re に ぼるかな」 へだてされを」
をへていふ語。源「くものうへもなみ くもの す がき図 期鉄綱。幻の い くもの なみ 陥
雲扱 雲の形の波の如
だょくもる秋の月いかですむらむあさ réれなじ。古語。拾遺「秋風をふきな く見ゆるもの。詞花「ゆく人もあまの
ちふのやを」 やぶりそわがやどのあはらかくせるく をわたるここちしてくものなみちよ月
くものうへ-けがる臼雲上機。禁中、様よ ものすがきを」 をみるかな」
鋼る。(機を 死人間喪、問病、失火 出血、 くものをこ 陥 雲底。雲の重なりたる くもの はたて陥 雲旗手。Q雲の形の、
など、甚だ、多し)増鏡「大方くものう 奥の方。千載「郭公なほはつ盤をま の 旗のなびくが如く見ゆるもの。古語。
けがれぬれを、いかがょて、中宮のひの ぶ山ゆふみるくものそこよなくなり」 散木「色色のくものはたてをかさりよ
御座へ、腰興よせて」 くもの をで図 雲袖 雲を、衣の袖よた ていりひやみだのひかりならむ」 Q 必
くもの-うへびこ図 雲上人。公卿、殿上 どへていふ語。夫木 「大空rsあまねく の寵るるを、形容していふ語。古語。古
人などの稲。 たほふくものそでそでくちうるふあめ 今「夕ぐれをくものはたてよものぞた
くもの だこなひ図 期鉄行。議み、蜘 くだるなり」 もふ天つそらなる人をこふ をて」
鉄の、衣みっく時え、またしき人来るを くもの つつみ 図 雲堤。雲のたなびき くもの はら 陥 雲原。雲の、ひろびろを
いふよりいふ語。 たるを、堤réたをていふ語。古語。夫木 たなびきたるをころ。空穂「ながきよを
くもの かけはし g 雲柳。Q深山なだ 「吉野やま花や ちるらむ天の川くもの みるべき人をこをなれやこよそよのみき
ょ、雲を凌ぐほど高く架けたる橋。Q雲 つつみをくづす自浪」
の上、即ち、禁中rsあるかけはし。Q武 くもの つづみ図 雲鼓。い剤(雷) くもの ふね 図 雲舟 雲の、大空 よ漂ふ
器の名。城攻めの時、城rsのりかくるた の古語。 を、舟rsたをへていふ語。夫木 「まる一
めrs、柳子の如くつくる橋。北條氏の、 と ものーとはり図 雲帳。禁中を、雲の上 べ するくものふねだよなかりせを世を
千早城を攻めし時用みしもの。
(511)

どいへむ、この語を、大御帳をいふか。 うみなかをたれかをはまし」 _
くものーころも g 雲衣。雲を、衣 よ壁 績古今「はじめを、くものをはりをかか ミものーふるまひ 図 期鉄振舞。くもの
へていふ語。金葉 「山の端 よくものこ げて、民の別の絶えさるよろこび、今 たこなひみたなじ。古今「わがせこが
くものうへ くものすがき そ ものみみ
たなびき






くも

たる つづき語 。




のみ
古くも
。 も名の
異く







みやこ 陶淵明






のみ
くも



の もくの
多く






みなこ

集 もち








g
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ひき

ま 端 つた
たきの
つる
みた
」 い ちりの





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剤 。 立てる


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た ほたるしえ づ


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よこ がいき


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語 ちの ふるひ


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そら もねての まひ

かさわぐ

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うりす 雲
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家 公所家文




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く古語



し色 公行




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人 行まら


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ん 異語


。 名 やしろ







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らむすを拾月雨きも遺

五古語
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くもり



夜 くもり今



古くもり


たる
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ゆるい
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もみ 遠るく 立ち


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え rなれs われ
はめ




みえ
こそ

り くれる
な「






なれ
もり 異語名
古の

はやく




いたらむあゆめくろごま」Qくものう くやす 闘 偲 崩。くゆるやうまなす。 じ。古語。源「わさをめき、よしある火
へ。禁中。 くづす。こぼつ。古語。 補rs、まじゆをくゆらかして」
くもおちg雲居路。3 列よたなじ。 く やつ 園 彼奴。かやつみたなじ。古 くゆらす 園国 」 憲。姻をたつ。薫ゆる
古語。後撰 「くもみちの避けきほどの 阻。空穂 「たほかたを、女の、などかく やうょす。ふすおらす。
空言をいかなる風の吹きてつげけむ」 を申す、くやつ、今、またまはりかけよ」 くゆる園目 薫。畑立つ。ふすぶる。
くもおなす 盟 如雲居。雲居を、遠く隔 くやぶ 闘悩 悔。くやむrs れなじ。 隠 「そらだきもの、いをけぶたうく3
りたるをろなるより、をほしょかけて 古語。 りて」
いふ。萬「軍人の薩摩の瀬戸をくもみ くやみ 図 悔。Q悔むこを。Q人の死を くら g 倉。物を貯へ置く建物。あなぐ
なすをほくもわれまけふ見つるかも」 居川ひいたむこと。又、その時のことは。 ら、いたぐら、いしぐら、土蔵など、種種
また、雲を、たゆたふこをあるものなる ミやむ闘記 悔。Qくゆ。こうくわい あり。伊勢「あはらなるくらみ、女を
より、いさよふよかけていふ。萬「くも す。Q人の死を用ひいたむ。 を、たくrs れしいれて」i座。Q物を
みなすこころいさよ びその鳥のかたこ くゆ 園国国偲 悔。あやまちをさをりて、 のする虜。物をのする豪。古語。Q す
ひrsのみ」 後rs、漫へなげく。後悔す。前非をさを わるをころ。座席。古語。
ミーやう 召 供養。備 よ、物をそなへ、僧る。俗rs、くいる。萬「岩ほすらゆきを くらうち召 鞍打。鞍を造る人。
ré、ものをたくりなごして、回向するこ
ほるべきますらをも態をふこさえいの くらうづ 召 蔵人。くらう もの韓。
を。源 「法華経千部、いそぎて、くやう 困国自 崩。くづ 古語。
またまふ」 るょたなじ。古語。萬「鎌倉のみこし ミら うさ 陥 蔵人。『くらびをの音便』
く やく 図 公役。すべて、公より、人民 のさきのいはくえの君がくゆべき心を 役名。もを、禁中の校書殿の御書籍を
よ課する役。おやく。人夫。 もたじ」 つかさごりしもの。後、蔵人所を置かる
くやくや-こ園 来平来平。来るか来る くゆほる園国 目撃潜まりてきこゆ。古 る よ及び、その職名をなる。くらうづ。
かを。古語。後撰「くやくやをまつ夕
(513)

語。野守「鏡すこしかれいろょてくゆ くらんど。
基を今*をてか へるあしたをいづれま ほりたるほど、いをたふをく聞3」 くらうミにり たる ひこ図 蔵人下人。
される」 くゆらかす 闘置 薫。く3 ら すよたな くらう%このごみrsたなじ。古語。
くもみち くやす くゆらす

*。
くらうきさころ と7ら<7ら くらづかさ
(514)

くらうをミころg 蔵人所。略順天皇の」 その根を 番ょ用みて、 中ょ奉り、か れいもが家ちょけふもくらもっ」


御時、はじめて置かれたる役所。別常、かる名をたほせられたりをいふ。 くらーづかさ図 蔵司。くらのつかさみ
頭などの官人ありて、機密の文書、及 くらーへ』ら図 暗暗。夜の明け離れさる たなじ。源 「くらづかさ、をさめ&この
が、諸の訴訟をつかさどり、後、少納言、 時、又、日の基れたる頃。字拾 「いそぎ のものを霊して」
侍従の職も、ここrs移りて、殿上の事 たちて、くらぐらré行きぬ」 くらーづかひ図 内蔵使。くらのすけの、
ま、大小をなく奉行す。 くらげ 図 水母。動物。海中 よ産す。鏡 賀茂の祭の時rs、勅使をなるもの。
くらうをの ごお召 蔵人五位 蔵人の、 状、またを、傘状をなし、全鶴、寒天質み くら つぼ図 盤坪。鞍の上の、人の乗る
四年の務めををへて、五位réなりたる して、強硬ならやり。且つ、骨もなし。縁 べきところ。
もの。 réを、多くの糸状の感覚器あり。鐘状部 くら-つめ g 戦爪。鞍の前輪の下の部
くらだき→うま 図 鉄置馬。鞍をつけた の下reを、四、乃至、八條の唇鱗を垂れ、 分。源平「遠浅なり、くらつめ、鎧の菱
る馬。 その中央ré、日あり。色を、淡紫、淡赤 縫の板の浸るまでうち入りたり」
くらだき をころ 図 鞍置虜。馬の背の、 など、種種あり。種類、甚だ多し。元員 くら の-かみ 召 内蔵頭。くられうの
鞍をするたくべきをころ。 集「世みしへをくらげの骨をみもま て 長官。
くらーたほひ 図 鞍覆。鞍を覆ふょ用み むあじろの骨をうるかたもなし」 くら の すけ 図 内蔵助。くられうの
るもの。馬鹿。古語。 こらーをき図 鞍敷。鞍r 敷くえきもの。 次官。
くらーかけ 召 鞍騒。鞍をかけてたく豪。 鞍の上reたくま をね。うはじき。 くらーの1つかさ 図 蔵司。古、中務省ょ
くら がみ 図 座上。かみぐらょたなじ。 ミら おり 図 座尻。まもさ。またのむし 属して、禁中の御調度、資物等を納むる
古語。 ろ。下座。i鞍尻馬のくらのうしろ。 御倉をつかさ%こりしをころ。くられう。
くらがる園国 暗。暗くなる。狭衣「夕 くらす図国鶴 基。Q日を送る。年月を 内蔵寮。
霧たえまなきよ、まぐれだちて、をりを すごす。新六 「鷹の子の手rsをするね くらーこり 図 撃取。鞍の下の部分。盛衰
りうちくらがりたる室のけしき」 だ 鶏なく栗津の原réけふもくらしつ」 「くらをりより上を濡ささる逸物なり」
くらき 図 庫木。植物。昔、伊勢外宮碑 Q生計をいをなむ。よわたりをなす。 くらはんか-ぶね 図 『食はぬか船の義」
庫の前みありしにほひ棚。枯れたる後、 萬「春の雨réありけるものをたちかく 昔、伏見より、平方rs通ひし三十石船を
シ rうぎじょ 〜は りけ
一 *、シ・しェパり し 、シ。、 、 * 『ト2、 ?』ー)、 を V Wノ 引7
いふ客船を、途中rs遮りて、その乗客 らべ がたくはべりけるを」 くらめつけ 召 蔵目付。役名 蔵をつか
み、食品を押し資りたる小船。この船rs こらべー&るし 國 』戦苦。如何せを可な さ%こるもの。
乗り し船頭らを、かつて、徳川家康を助 らむを、心を定めがたし。古語。源 「い くらやく Q 蔵役。米倉を守る役人。
けし功をもて、この特許を興へられし づれびをつrsたもひさだめ りなりぬる くらやしきg 倉屋敷。米倉のあるを
なりをいふ。 こそ、世のなかや、ただかく、どりごり ころ。
こらーびらき 図 蔵開。年の始めみ、吉日ré、くらべぐるしかるべき」 くらやみg 暗闇。くらきやみ。暗きを
を撰びて、蔵を開き、貨財を取りいだ ミら ぼね 鞍骨。鞍の前輪を、ま づ輸 ころ。つつやみ。承久記 「みやこをむ
す儀式。 *こ。 鞍橋。 くらやみよこそいでしかを月をあかし
こらぶ 園国鶴 戦。物を、物ををなら こら ぼふしg蔵法師。武家の役名。米 の浦 よき ょけり」
べて、その差異を見合す。俗rs、くらべ 倉の米の出納をつかさごりしもの。古 くらら g 苦参。植物。草の名。宿根み
る。伊勢「くらべ こし振分髪もかたす を、出家のものを用みたり。倉奉行。 して、山野rs生す。高さ三四尺はか
ぎぬ君ならすして誰かあぐべき」比。 ミら まきれ 図 暗紛。くらやみのまぎ り。葉を、る にすの如く、夏、小豆rs似
れ。暗ré乗すること。古語。源 「宮を て、黄はみたる自き花を開き、後、二寸
くらぶきやうg倉奉行。武家の役名。
くら はふしみたなじ。 を 御馬r て、くらまきれ またはしまさ ほどの質を結ぶ。根を苦くして薬用を
こらぶね 図 蔵船。1所ょっなぎたき せたまふ」 なる。萬「荒れrsける澤田のあぜ よ
て、蔵のかはり ょ用みるふね。 /らー演くら 鞍控。 鞍の上ré設けた くらられひてあきまつべくもなきわた
くらべ 召戦。くらぶるこを。比戦。金葉 る枕の如きもの。 りかな」いしやたふし せんぶり。
「くまのよて、職くらべ まけるを」 ミら まばりg 蔵廻。古道具などを買 くられうg 内蔵察。くらづか さよ
ひあるくもの。 たなじ。
くらべうま 図 競馬。剤はひうまの古
語。夫本「唯るはし後れ先だっ3み くらんを内蔵人。くらうごまたなじ。 くらみ g 位。『くらみ(座居)の義』 Q
うまはしりけならぬ世réをあらずや」 ミら め g 暗目。暗き頃。ゆふぐれ。古 稲王の居給ふをころ。標花「くらみ よ
語。古今「なにはえをくらめréのみぞ つきて、今年、十六 よなりぬ」 Q 親王、
くらべ がたし国 戦難。くら くる
しょたなじ。古語。後撰「女の、いをく 舟をつく朝の風のさだめなけれを」 諸臣rs陽ひて、朝廷 よ参りたる時、列席
くらびらき くらべ<るし くらめつけ
-- - -
*』
ミらみのきぬ くりいろ <7り<7り
ぐりぐりg 用輪。つみしゆを見よ。
(516)

の高下を示す資格。古を、親王のを、ほ一色。古語。字鏡「獣、深黒、久利」
ん(品)をいひ、諸臣のを、み(位)をいくり いろ 図 栗色。染色の名。奥の質の|くり け 図 栗毛。馬の毛色の名。栗色な
ひ、ほん よを、1品より四品まで、み 皮の如き色。赤くして黒はみたるもの。一 るもの。
réを、1 位より、九位までありて、その| あめいろ。皇。 くりーだたね園 たぐりよせて。古語。萬
九位を、初位をいひ、各、正、従の匿別 ミりーうめ g 栗梅。染色の名。栗色の、 「君がゆく道のながてをくりたたねや
あり。但し、初位ré限りて、正、従を、大、 1きを濃きもの。 きほろぼさむ天の火もがも」
少をいひ、また、四位以下reを、正、従 くりーかた 宮 要形。『牛圓ょて、栗の賞
の外、なほ、上下の匿別あり。その正、 の形ré似たるよりいふ』 刀剣の朝の、 réたなじ。
従、大、少の例を、正一位、従一位、大初 下げ緒をどほす孔。 くり の もと 図 栗本。後鳥羽院の御代
位、少初位の如く、上下の例を、正四位 くり かは図 栗皮。黒き草。鳥草。 rs、連歌の上手を、柿の本の衆を 名づ
上、正四位下、従四位上、従四位下な%こ くりかはちや臼 栗皮%。染色の名。黒 け、下手なるを、栗の本の衆を名づけ
の如し。今を、上下の別なくして、正従、 はみたる、茶色。 たり。
各九位の十八階re分ち、且つ、親王の位 くりーかへす 闘個 繰返。たなじ事を、 くりーばち 図 栗録。古、茶事よ用みし
をなし。Qつかさ 官。「大臣のくらみ」 幾度もまなほす。もをみかへ す。反復 道具。
Qすべて、物の等級。高下。 す。拾遺「青柳の緑の糸をくりか へし くーりん 召 加幅。塔の1種。露盤の九層
くらお-の-きぬ 図 位砲。位の等級、ま いくらはかりの春を へぬらむ」 なるもの。
たを、身のほど16よりてきる着物。 くりから召 倶梨迦羅『楚語』黒龍の、剣 <りん-だま 図 周鶴玉。玉の如く、まる
くらお-の-け 図 位毛。鷹の胸rs、餌を を絡へる闘。これ、不動の三摩耶の形 くなりたる器の稲。
もちてふくらげたる毛。 rsして、剣を、不動奪の、右手の剣、ま くりや召 居。食物を調ふるさころ 備
くらおーゆづり 名 位譲、天皇の、御位を た、龍を、その左手のいましめの綱なり 手をころ。豪所。和名「断、和名、久利
譲らせ給ふこを。お やうみ。 をいふ。_ 夜、胞屋也」i繰矢。遠矢よ用みるも
くり 図 混。Q水底rs沈みたる黒き土。 くり浮き召 功力。備数の語。くどくの の。根を、木réてつくり。鴨の第一の犯
黒色を染むる よ用みる。古語。貸 風き 力3 いさを、 よて剥ぐ。
くりやーびと g 馬人。くりやの事をつか やまづるぞこれ」 る日。よくじつ。記「又くるひの夜を、
さやこる人。 ミるーいこの 蹴 繰糸、長き糸を繰るを むかでを、蜂をの家屋みいれ給ひ」
くりやめ 陥 属女。馬の事をつかをる いふ意より、ながしょかけていふ。三玉 くるひ の よ図 来日後。あすのよ。明
-
女。下女。 語9
『日
集「このごろのほだなきそらよくるい 夜。明晩。記 「くるひのよ、みあひま
<れう召 供料。僧み供給する米。大鏡 をの長きをそへむ日さへまたれで」 たまひき」
「法服を賜ひぐれうをあて給ふ」 ミるがのみち召 北陸道。幻剤 くるべかす 闘員個 廻韓。くるべくやう
くる固 鷹。くるるの署。古語 高「むら ちの韓。古語。 rsす。くるくるを廻す。くるめかす。
たまのくるょくぎさし固めてしいもが くるくる-こ園 繰線。Q物の廻るさま 古語。空穂「目を、車の輪の如く、見
心をあくよなめかも」 ょいふ。Q物を巻くさまよいふ。Qを くるべかし」
くる 闘 術」繰。○巻きめぐらしてひき
どこほりなく。枕「男も、女も、くるくくる べき図 反鴨。糸を繰る具。まひ
出だす。古今「きよたきのせぜの自糸 ると、やすらかréよみたるこそ」 は。 古語。 萬「わぎもこrsこひてみだ
くりためて山わけ ごろもたりてきまし ミる たまのを 図 繰玉緒。なゆす(数 れをくるペきよかけてよせむさわがこ
を」 Q 順次rs数ふ。「日をくる」i国 殊)の古語。増玉集「月をとも16われを ひそめし」
『白 基。Q暗くなる。俗1s、くれる。 いさなへよもすがらくるたまのをのな くるーべくミ闘自 廻韓。くるくるを廻
Q日が入りて、あたり暗くなる。夜をな むあみだぶつ」
る。俗み、くれる。古今「くるるかをみ くる-こ あく こ団 基明。あけくれよ。 ありけな」
れぞあけぬる夏の夜をあかすをやなく 日夜。旦幕。古語。古今 「くるをあく ミるほし 照』 狂。狂ひたるが如し。き
山郭公」 Q譚がわからキりなる。ま%こふ。 を日かれぬものを梅の花いつのひさま ちがひらし。古語。徒然「あやしうこそ
俗み、くれる。「涙ょくる」「思案 よく réうつろひぬらむ」 物ぐるほしけれ」 」
る」園をはる。果つ。俗 ょ、くれる。 くるはかす 園 側 狂。くるふやうよす。 くるほす 園国鶴 廻。もとはす よたなじ。
「年くる」 : 偲 興。あたふ。つかは
(517)

れしむ。くるはかす。くるはす。住 古語。記「かんほぎほぎくるほしをよ
す。俗rs、くれる。碑楽歌「あふさかを 吉 「侍従よくるはかされて」 ほぎはぎもをほし」
けさこえくれを山人のわれょくれたる くる-ひ 図 来日。あす。つぎの日。あく
くるま がかり 図 車懸。兵法の陣所の
ミりやひど くるいとの くるひのよ
『 -
-
ミるまぞび くるまぶね
「目
(518)

名。新手、二番手、三番手を、次第を分 くるま ぶね 陥 車船。船の左右rs、車輪 ちぬる鳥のあとはかもなし」


ちたきて、前のが衰ふるみ従ひ、後の を仕掛け、水をかきて行くやうrs造れ くるり や召 縮矢。くるり ょたなじ
が、績きて攻めかくるこを。Q 韓じて、 るもの。名寄「くるまおねわだのみ崎 くるる 図』概。Qをほそよたなじ。古語。
相撲、またま、剣術な%この語。新手が、代 をかいめぐりうしまどかけてまほやひ Qたをし戸の様。さる。やるん。古語。
る代る、勝ちたる者r*取りくむこを。今 Q車などのまんぽう。概軸。
いふ五人がかりの類。 くるまやきり陥 車宿。車を入れたく くるる こ 図 概戸。概r*て、外より開か
くるま ぞひ 陥 車歴。牛車ré橋ひ行く 建物。枕「くるまやをりよ、くるまひ れぬやうré仕掛けたる戸。源「たくの
随身。徒御。源 「くるまぞひな をこ きたてて」 くるる%ともあきて、人音もせす」
そ、こをさらめきてみえつれ」 くるまーよせ 図 車寄。車をひきよせて、 くれ 図 標。木の切りたるもの。材木。
くるまだて 陥 車婚。橋の一種 車を仕 あがるどころ。著聞「くるまよせのま 古語。楽花「いかだをさして、たほくの
掛けて、自由rs、陣中をひきめぐるべく をたしあけて」
くれ、さいもくをもてはこぶ」
またるもの。 くるみ いろ 図 胡桃色、染色の名。くる くれ 個 果。『かれの韓』 物事をたしかょ
くるま ながもち 図 車長持。長持の下 みの核の色の如きもの。i かさねの 指定せりしていふ語。(常ré、なにをい
rs、車輪をつけて、自由rsひきはこび得 色目の名。表*香色ょて、裏を青きも ふ語を共rs用みらる)源「なにのみこ、
るやうré造れるもの。天正より明暦の の。源 「こまのくるみ いろのみrs、え くれの源氏など をしへ給ひて」
頃まで行はれたりをいふ。 なら りひきつくろひて」 くれ くき 図 呉釘。きりぐきょたなじ
くるま の くち のーやまゆ 陥 車日眉。車 くるめくミ闘自 廻韓。くるくるさまは 錯。 古語。
のまへのひさしのをころ。古語。大鏡 る。くるべく。宇拾 「目くるめき、魅 これ-&れ-こ園 Qこころもをなく思は
「大宮の、一のくるまのくちのまゆ」 しけれた」 るる場合rsいふ。くれぐれ。古語。萬「沖
くるまのここしばり 図 韓。車のをこ くるり 名 梅。古、水島を射る よ用みし つ波きよる演漫をくれぐれをひをりぞ
をからげつけたるもの。落窪 「一のく 矢。木みて、ぶん どうの形の如く造り、 わが来し妹が目をほり」
るまのをこしはりを、ふつふつを切り 軽く、水rs浮くやうrsせるもの。夫木 くれこづき 図 基栗月 陰暦十二月の異
てけれな」 「わが態をくるりいながす川の瀬 また 禰。古語。莫博抄「この花のいまや咲く
-
-1』
らむ難波がたくれこのつきのころみな よりかかるやうなまたる床。古語。和 ふ。Q女房の衣を、上を紅、下を薄くに
りつつ」 名「牙床、遊仙窟三ム、六尺象牙床、楊氏
ほはして重ぬ。
くれし づき図 基新月。陰暦正月の異 標語抄三ム、牙床、久濃度古」
くれなみの園 縁よよりて
組。くれなみに 色の名
稲。古語。莫博抄「くれしづき千世か くれーなお 図 紅。くれのあみみて染め なるより、その 、いろ よかけ
かるらむ初草のまた見るはかり年を来 たる色。赤くして、鮮かなる色。ペに ていふ。古今「くれなみのいろよえい
みけり」 いろ。i組花。『くれのあみ( 英監)の でじこもりぬの下ょ通ひて継をまぬを
くれたけ の園 呉竹。竹え、ふしあるも 約』植物。草の名。くれのおみよたな も」 又、色の浸きより、あさみかけてい
のなるより、Qふしの古語、よょかけて じ。績古 「さけなつむものをたもひし ふ。萬「くれなみのあさはの野らよか
いふ。古今「くれたけのよよのふるこ くれなみを涙のみするいろréぞありけ るかやのつかのあひだもわれなわする
どなかりせを伊香保の沼のいかょして る」i名香の名。ちんの1種。 な」 又、染むものなるより、そむよかけ
たもふ心をのはへまし」 Qふしょかけ これなおいろ 図 紅色。くれなみ ょた ていふ。拾遺 「くれなみのやしほのこ
ていふ。新千 「くれたけのふし見の田 なじ ろもかくしあらむ たもひそめやりをあら
井のかりの夜ょをもひるらでやもりあ ミれなお-きく 図 紅菊 かさねの色目の ましものを」
かすらむ」 名。表を紅、裏を青きもの。 くれなお の うすやう図 紅薄様。かさ
くれたし、ごみ 図 暮度撃。幕るるを待つ くれなお ざくら図 紅標。かさねの色目 ねの色目の名。表を紅、裏を白きもの
撃。古語。保憲女集「春のかたの和琴 の名。表を紅、裏を紫なるもの。 くれなおの かすみ図 紅霞。朝日、夕
を、くれたしごるよ調べ、梅が枝よ栗 ミれなお ぞめ 図 紅染。くれなみ ょて染 日のうつろ ふ影。
居る賞などかきならして」 めたる染物。和泉式部集 「いそつつじ くれなみ の ちり図 紅園。浮世のちり
くれーつーかだ 園 幕方。日の、暮れむを をりもてそみるせこがきしくれなみぞ こうちん。
する頃。くれがた。 めのきぬrs似たれを」 くれなみ-の-なみだ 図 紅涙。血の涙。
くれなお-つつじ 図 紅鷹躍。Cかさねの 績古「くれなみのなみだぞいをだたの
くれーつづみ 図 呉鼓。楽器の名。呉楽よ
(519)

用みるもの。古語。腰鼓。 色目の名。表を紅、裏を薄紅なるもの。 まれぬうつる心の色をみゆれな」


くれここ 図 井床。象牙なをみて造り、 又、表を蘇芳、裏を薄紅なるものをもい くれなおの はかま 図 紅務。ひのはか
ミれしづ登 くれなお くれなおの
とれなみのにほひ くれはし くれみ今さ
(520)

ま(耕務)ょたなじ。増鏡「或時え、く こ(翻)の異名。古語。 て こころ惑ふ。古語。源 「くれまごふ


れなみのはかまながやかょふみたれ くれーはし 臼 博階。坂落なごの所へ、材 こころのやみもたへ がたきかたはしを
て、火をもしたる女」 木raて造りたるきさはし。又、呉橋 よ だみはるくはかりrs」
くれなお のにほひ 図 紅句。服色の名。 て、屋形のあるそりはしなりをもいふ。 くれみーぐさ 召 暮見草。こころ(心)の
下を紅rs、上へ薄く、にほはしてかさぬ 古語。枕「くれはしのもをょ、車ひき 異名。古語。莫博抄 「花を月をなくを
るもの。増鏡 「赤地鍋のうはぎ、く よせて立てたる16」 なにをかくれみぐさ山のほかr*も雲の
れなみのにほひの三衣、たなじひをへ」 くれーはどり召 呉織。『くれはたたり(呉 あれをも」 -
くれなお の はつはな ぞめ 図 紅初花 機織)の約』 古、呉國より渡来せるはた ぐれん 召 紅潮。ぐれんちごくの署
染。濃き紅 よ染めたる物。 たり。又、この法を博へて織りたるも ぐれんおでミ目 組㎞ ちのいけち
くれなお の ふで図 紅筆。女子の書き 。即ち、あやなどの類。 ごくrsたなじ。
たる文字。金葉「ふみそめて思ひかへ くれはとり園 器 くれはさりのあや くろ 図 哨。あせrsたなじ。夫木「たれ
りしくれなみのふでのすさびをいかで の意ょて、あやみかけていふ。後撰 ならむあら田のくろみすみれつむ人を
見せけむ」 「くれはとりあやょこひしくありしか 心のわりなかりけむ」
くれーのーあお 図 紅花。植物。草の名。 をふたむら山もこえやりなりrsき」 くろーあしげ 図 黒牽毛、馬の毛色の名。
葉、競、をもみ刺ありて、動rs似たり。花 くれーふたがる園闘自 暗塞。四方が、 あしげの、少し黒はみたるもの。
も観re似て黄紅色なり。花の鱗より、紅 く、くらやみみなる。古語。撰集抄「鳥 くろーかげ 図 黒鹿毛。馬の毛色の名。鹿
を製 す。鍵を摘みて、紅を製するより、 羽の法皇、はかなくならせ給ひしかむ、 毛の、黒はみたるもの。
又、未摘花をもいふ。くれなみ。ペに 云云、花の都くれふたがり」 くろがね 図繊。『黒金の義』 鎌物。て
はな。古語。和名「紅藍、久濃乃阿井、 くれーぶね 図 博船。材木を傾みたる船。 つ(鐵)の古語。
呉監、久濃乃阿井、本朝式云、紅花」 古語。山家 「くれふねよあさづまわた くろがねとり図 黒金取。くろがねを堀
くれ の はじかみ 図 呉賞。植物。草の り今朝なせそいおきのたけ よゆきまま り採るを、業をする人。字拾「くろがね
名。ま やうが(生賞)の古語。 くなり」 どり六十人が長なりけるものの」
くれ の みみず 召 果批判。動物。かひ くれ まさふ 闘目 暗惑。疑みちづみ くろがね のはだ 陥 黒金肌。Q 繊を焼
くろ かばらげ 図』 黒川原毛。馬の毛色の
くろき
g
黒e
。皮
削ぬ
をまの
かさ
古和
。名






木らまき語 くろ
かみ


園。
か、
をみや
くの
つみ






削だれ
ろき
髪みく黒ら くろ















ふ枕



きなが
げ 、
くよる

名。かはら

きて鍛ふる時、灰
のさび。かなくそ。古語。
まで
よづよ
みつか

まらむ
へくろ

も。
ろつの さいふ





)
天を
「ひき
くげ

g

。地ろ毛色 常
毛名
の眞


さし 曾
な用
ょみ
も(
し甘








みる
も。 ろ毛たの黒く
どの酒 を


つ酒
たる


新曾

ろり
ミ図

栗。
黒の
馬け書く毛色ふ
毛名 。

i
Q

くの

入て
を常

た稲

さきれるその



人文
六すり
くうり

をい







繰て



ろき
り上げ出
もの





てみ、 するた澤の
まくびやく


g


川府
億制

ろく 人
いて
よ京


*








ただき都蒸し




京八
の瀬
大な








地属
よし

将都原下きむ
しく 」


切か





を りこさるちか
むなす人
さ 。
徳 あ*
fさも
てまりこ
くろく









石すりみ黒地木

いき

高くや
のね


久面




たぶ
ろき作 の

みてけ
もの
さえ

こへ
思」
くさ
g





なょ
すだれ
生ろく
そどるかたる




御な




もの




か心
長ま
も載前
る すき
くらむ

ら ろ もの
なる
より




かてい
よ け
くる

*


をもきぬ
。きたる
」ろき


くろかはらけるき






みもたの



r浮
のこる
s

。ほ 録

くろ
き図

音黒。
喪よ
着衣服
ぬ衣中る




まき

)ろふ 入れ
たる
もの
こ時代
(
。を

清の酒


丸木
編み
を あろ




e






を 世麻
、板の如くならべて作り くろし 図 黒。墨の色のごをし。黒色な

ミろーごめ 図 黒米。未だ、春きあらげぬ

くろ ごま 召 黒騎。毛色の黒き馬。隆信
くろ だな g 黒棚。棚板の牛はを上ょ、
くろーづか 図 畔塚。くろrsた なじ。
ミろ-つるはみ 図 黒様。染色の名。つる
くろ-こ 図 黒戸。古の禁中の一所。清涼

まのすぎわづらふも人やだがめむ」
集「ま のびつつかよひなれょしくろご
米。玄米。職人歌合「山かげや木の下
やみのくろごめのつきいでてこそまやら
けそめけれ
り。俗rs、くろい。古今「たちたぎつ龍
くろきすちなし」
もの。ちがへだな。徒然「中宮の御方、御
牛はを下rs、左右よりつりちがへたる

のみなかみをしつもりたいréけらしな
湯殿のうへのくろだなみ、雁のみえつ
るを」
古語。
薬花「みやづかさなど、こまやかなり
はみの黒きもの。喪服の色 よ用みる。
つるょ、くろつるはみよならせたまふ」
くろごま
くろをのこしよくろお ミろみわたる
(522)

殿の北、瀧日の西みあり。枕「くろごみ、一 して用みる。 i黒生。野を焼きたる一 を帯ぶ。


をのもづかさ来て」 あざré生する草。古語。 くろみーめたる 園 読闇ょなりて、上下の
くろさの ごしよ図 黒戸御所。くろ くろふね 召 黒船。『多くを、全鶴を、黒 人人、黒き襲服をきるをいふ。増鏡「又
はたなじ。盛衰 経殿の陣、くろをのご く塗りたるよりいふ』 徳川時代rs、外 の年五月の頃、法皇かくれさせ給ひめ
しよの漫réて、あやしき人こそあびた 國より来る大船を指していひし稲。 れを、天下、みな、くろみわたりぬ」
りけれ」 くろ ほん 召 黒本。くささうしの一種。 くろむ 園国自 黒。黒くなる。黒く色づ
くろ-こくさ 図 黒木賊。かさねの色目の 黒き表紙を用みしもの。天保、文化の頃 く。源「すこしくろみやつれたるたび
名。表を、青の黒はみたるのものをも、 よ行はれたり。 がた」 i国置 黒。Q黒くす。く
黄の黒はみたるものをもいひ、裏を、白 くろ ます 園 黒むやうみなす。黒く ろます。俗 よ、くろめる。Q巧み ょ欺く。
きもの。 す。古語。祀詞「 いづへくろまし、天 いひまぎらす。くるむ。俗 ょ、くろめる。
くろさの-みこ図 黒戸御戸。Qくろを のみかはみいみこもりて」 くろむき 路 黒参。植物。草の名 そは
réたなじ。Q備壇をいふ。禁中の女房 くろーまなこ図 黒眼。眼の玉の中réあ むき ょたなじ。古語。
の語。 る、黒き部分。ひをみ。くろめ。和名 くろ むらさき 図 黒紫。染色の名。紫色
くろーきり 図 黒鳥。海演よみる、翅の黒 「職、和名、久呂高奈古、瞳子黒也」 の、黒はみたるもの。
き水鳥。和名「鶏、和名、久呂止利、黒 くろーまゆ 図 黒肩。昔の奥女中の、墨 よ くろめ 図 黒女。いやしき女。下時の女。
色水鳥也」 て書がきし眉。(紅などみて書がける16 くろ らか に園 黒。黒きさまよ。黒の
くろ こりげ 宮 黒鳥毛。黒き鳥の羽み 勤して) 如く よ。古語。築花「歯ぐろめ、くろら
て、槍の轄などの飾をせるもの。 くろみ だな 図 黒棚。くろ だ なみた かに、紅、あかうけさうせさせて」
くろーばう 図 黒方。たきものの名。古語。 なじ。 くわ 図 火。古、兵卒十人を、1組をした
源 「みずのうちのにほ ひ、いをものふ くろみをり 図 黒縁。馬の毛色の名。黒 るものの補。
かきくろはうrsして」 くして、青はみたるもの。和名 「青闘 くわーあふ 図 花押。古、名を、正しくえ
くろ ふ 陥 黒斑、Q黒き色のまだら。Q 馬 久路美度里之宇麻、今之鐵蔵馬也」 るしたる下ré、名の二字を、草書rsて、
鷹の羽の、黒き斑のあるもの。矢の羽を くろみ ばしる園自 帯黒。くろみ 一字rs合せ造りなどしてまるし、印判
の代りré用みたるもの。かきはん。 す碑。Q火事réてやくるこを。平治「た 皇家。
くおい-こつ 臼 廻怒。楽の名。平調ょて くめうおん 図 荒碑。天空の碑。如来荒
舞なきもの。増鏡 「衆僧まかづるほご ろくあらなて、朝家の御大事なり」 碑、鷹就荒紳、忍怒荒碑の三鶴をなりて
ょ、くわいこつ、長慶子奏して、楽人舞 くわうかもん 図 皇嘉門。古の宮城十二 現れ、三賞を守護し、悪人を治むをい
人も退きぬる後」 門の内の南réある三門の一。朱雀門の ふ。故rs、三賞荒碑をもいひ、通常、家
くわいーを 図 懐紙。歌、またを、連歌を 左みあり。 家のかま%この碑をして祭る。
書く料をする紙。多くを、壇紙、杉原紙 くわうごうーミう 陥 皇后宮。皇后のたは くめうしやう さん 図 魔鶴散。元日、層
などを用みる。書式rs、さだまりあり しますみや。あきのみや。 蘇を共rs、邪気を挑ふrs用みる薬。公事
て、官位、姓名などを併せてるるす。 くわうごうぐうーをき 陥 皇后宮願。くわ 根源「三献ょ、くわうしやうさんを供
く心いーせき g 曾席。Q 衆人の寄り合 うごうぐうré闘する、すべての事務を す。かかるたんくすりの儀、或を、三
ふ座席。Q 茶の湯の席よて、茶より前 つかさどる役所。 箇日あり」
ré出す飲食物。 くわうこつーと園 賞惚。ぼんやりを う くうを図 皇祀。天皇の御先祀。i
くわいぶん-うた 図 廻文歌。歌の1鶴。 っかりを。ほればれを。 皇耐。くわうみ(皇位) よたなじ。
上より請みても、下より請みても、同じ くわう ごふ 図 廣切。長き年月。保元 くわうそう図 皇宗。天皇の代代の一
やうよよまるるもの。たをへな「むら 「あはれなるかな、くわうごふのちぎり 御祀。
くさréくさのなをもしそなはらをなぞ むなしく」 くわうたうそん 図 割孫。親王の御
しもはなのさくよさくらむ」の類。 くわう さい 固 光彩 あさやかなるひか 孫。三世王。
り。さら。 くわう ぞく 陥 皇族。天皇の御うからや
たよたなじ。 くわうさう 図 安 群。宏大ょして、うる から、即ち、太皇太后、皇太后、皇后、皇
くわいらう 図 廻廊。碑赴などのめぐり はしきかまへ。 太子、皇太子妃、皇太孫、皇太孫妃、親
523)

みあるほそごの。平家「八王寺の御赴 ミわうを 図 皇制。天皇の御よつぎ あ 王、親王妃、内親王、王、王妃、女王を


まで、くわいらう造りてまみらせむ」 まつひつぎ。 申す。
にあいろミg回㎞。e火事の災をな くわうしつ 図 皇室。天皇の御一家。 くおうーをぼ図 皇祀母。天皇の御祀母。
くわいこつ くわうかもん くわうおん
天ぎ
。皇
てくめ
皇う
か陥
すみ

めろご帝い

みや
皇おく

ひ天よ




うち
め皇女

夫人
たくめ
-






ふじ


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発 天くわ





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所 の
役を


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g 天あぶれら嶽皇。
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めさせたまはさりし」 Qはなやかré風 る船。Qひらぶねré似たる大なる船。 語。十六観想の一。月のすがたの、水
流なるこを。くわしや。古語。徒然「堀 山城國の淀川を通ふもの。 ょうかぶを観る法。月想観。
河の相國を、美男のたのしき人rsて、そ くあせい-を 図 花生子。婦人はらみた 〈7めどうー<ち 図 五塔 日。家の壁なだ
の事をなく、くわさを好みたまひけり」 る後塚して、そこょて生める子。 ょ設くる出入口。上の方を、弓形 よ造り
くめーざg気者。くわんさの界 古語。 ミ砂ーを召 過所。くわしよの約。古語。 て、婿範を用しなをす。くしがた。架
くっさういろ固 シ色。染色の名 か くあ たミ g 火宅。備数の語。この世の 燈日。
うじいろみたなじ。古語。源 「くわさ 安らかならぬを、拾も、火の態えてみる くゅこうをや召 翌頭者。くわをう 3
ういろの務などきたるも、をかしきす 家の如しさ、質へていふ語。 うよたなじ。
がたなり」 ミ砂-ちやう 図 火定。修業者などの、み くめこうをゆう 図 黒頭衆。突姿みて、
くわをや日 火剣。ひはちの類。和名 づから、火中rs、身を投げ入れて入定す 頭を包みたる僧侶。
「火舎、俗云、化緒」i火車 備数の語。 ること。 くわ の くつ 臼 翻査。くつの一種。つ
人の尻を奪び去る鬼。 <わっ き召 月尉。ま やうつきの命日。 くりかはみて造り、昔、蹴鋼など よ用み
くわーおや 召 冠者。くわんさ よたな 千載「仁和寺法親王、連花門院16てかく こしもの。
じ。古語。平治「みめよきくわを や れはべりける後、ぐわっきの日、かの墓 くわ はう図 果報。むくい。まあはせ。
なれぞ」 所réまかりける「6」 因果應報。楽花「すべて、さるべきむか
くわーをやう図 和尚。をしやうよたな <わっさうくけん目 州想劉。備数の しの世のくわはうょこそなど、たもひ
じ。(律宗r*ていふ語) 語。ぐわっりんくわん ょたなじ。 たま へれを」
くわを やう g願似。官位を墜み、また <「ゆっ-てんし 図 月天子。つき(月)の くわん 曰 柏。ひつぎよたなじ 楽花「や
ま、訴訟などする時の書状。:官掌。 異名。 がて、その夜rs、くわんさいふこをせさ
古、神祇官などの理事を務めし役。 ミわっ-はい 図 月牌。死人の響前み、月 たまふrs」
くめーをよ 図 過所。闘所を過ぐるための 毎rs、物を供へて供養するこを。(日牌
(525)

くわん うち 召 官打。異常の例を以て
切手。くわそ。をほりてがた。 ré封して) 官をすすめ、遂 よ*、人 よ美まれて、亡
くうしよぶね 召 湖所船。Q園所を過ぐ <っつりんくのん 図 月闘。備教の おるrs至らしむこを。承久軍物語 「将
くわさ くわせいを <わこう&ち
とミ心んだん くわんげん ミわんおつ
くわん-げん 図 管紹。Q いをたけみた 日より、三日までの間。築花 「年もかへ
(626)

軍の御位たびたびの除目ré、過分rsす
すませ給ふこを も、くわんうちょせむ なじ。Qただ、音薬のみを察して、舞楽 りぬ。ぐわんさんにちのほどよりして」
を行はぬこを。Q芝居réて、大なる寺、 ぐわん おつ 図 元日。年の始めの第1
ためをそ仰せける」 日。正月1日。ぐわんにち。
館向きな%こ、すべて、静か よ立派なる場
くわん だん図観音。備の名 くねんせ くわん おん固 勤進。僧侶が、備道ょ闘
れんの署。盛衰「いはむや、くわんれん 合み用みる雌。二あがりréて、太鼓を、
無長の利益をや」 笛をを以てするもの。 する事r 就き、信者よ勧めて、金銭、物
品などを寄附せしむるこを。勤化。宇
くわんだんーミ 図 観音供。公事の名。正 くわん- さ 図冠者。『くわ んじや の約』
月十八日rs行はるる観音の祭。 C元服して、冠をつけたる年頃の男。わ 拾「材木をらむをて、くわんじんしあ
かうだ。古語。源「くわんさの御座、 つめたるものを、皆はこびよせて」
くめんだん-くめん 図 観音観。備数の
語。十六観想の一。観音菩薩のすがた ひきいれのたを&この御座、御前réあり」 わくんーをやう 図 勧賞。手柄ある人ょ、
をみる法。 Q六位réして官のなき人。古語。呪江 物など腹ひて、ほめ働ますこを。
くわんがくーる 図 勤劉。月輪院眞林 入禁定「六位無官の人を、く わんさを くわん-おやう 陥 勤請。Q 遠き土地よ
いふ」 ある紳俳の寧を移して、安置するこを。
寺rsて行ふ儀式。天台の大衆、法華を
謡し、紀典の儒、聯句をなす。 ミわんさつーを 図 観察使。昔、五畿七道 Q碑たろしをなすこを。保元 「不思議
くわん-きやう g 翻経。観無量毒経 よ、臨時16遣して、政事の善悪などを観 の瑞相なり、権現をかんを やうしたて
の鬼 。 察せしめし役人。 まつらをや」
図 官園。くわんを、あや
くわんきだん 図 歌園園。統米、乾蓮華 きわん さん 図 元ヨ。「歳を、月を、日を くわん おやく
の始めをいふ義』 ぐわんじつ(元日)
末、蒸隊、茶豆、白茶子、石密、既密な%こ くを。つかさくらみ。源 「心のままな
よたなじ。古語。平治「正月一日、あらた るくわんぶやくょのぼりぬれを」
をあはせてつくりたる、古の食物。
まの年たちか へりたれども、内裏rsを、 くわんーをゆ 図 貫首、Qかしらだつ人。
ミゅんきてん 図 歌割 。備数の語。 元日、ぐわんさんの儀式、事よろしか 信 蔵人の頭の異稲。古語。平家 「太刀
るやうでん よたなじ。
らやり」 わきはさんで、殿上の小庭ré長りてそ
くめん きん図 剤。経を請むこを。だ
きやう。 <めんさん にち陥 元司。正月の、元 さぶらびける。くわんまゆ以下、あや
しみなして」 柔和の相を備へ、種種の形を現して、地 室町政府の時、三管領の外、別rs、闘東
くわん-おゆ 図 貫主。比叡山の山門の 蔵奪の如く、柔かなる徳を行ひ、また、 を鎮めむがため、鎌倉rs、覇府を設け
座主。古語。平家「むかしこそ、三千の よく、慈悲をまもるもの。千手観世音、 て、ここré置きたる管領。なほ、くわ
衆徒のくわんじゆたりしか」 -
巻数。 十一面観世音、白衣観世音、如意輸観世 んりやうを見よ。
Q備経などの、讃みたる巻の数をまる 音、馬頭観世音、魚藍観世音など、種種 ミわんと-ぶきやう 図 官途率行。武家
せるもの。古語。源「御いのりのくわ あり。くわんたん。 の役名。御家人rs賜ふ官位などのこを
んじ@、また、まだしき願などの侍りけ こおん-ちやう 図 灌頂。Q備数の語。始 をつかさぶこりしもの。
るを」 Q 所濃、立願等のためréかける めて受戒する時、またを、修行せる上よ <わん-にち 図 元日。ぐわんじつの
1の呪文。盛衰「大元法行つて御くわん も、香水を、頂ré灌ぎかくるこを。耶蘇 古語。
お ゆを進す」 教の洗濃ré同じ。Q墓石よ、水を灌ぎ <7めんにち-さう 図 元司割。植物 草の
<わんーをゆ 図 願主。ねがひぬし。千載 かくるこを。 名。ふくじゆさう(顧毒草)の古語。
「かの園のぐわんしゆ、別れを惜みて」 ミわん-ていg 官剣 太政官の異稲 i をあんにちのせち&g引引割。
くわんーおよう 図 週昇。地下をなりた 官属。ばき(外記) ょたなじ。職原抄 ちるを見よ。
る殿上人の、再び、殿上を許さるるこ 「擬階の奏、連署の時くわんていを尋問 くめんーにん 召 官人。Q 役所の公務を
ど。か へりてんじやう。 せられ」 かつさどる人。くわんり。Q 古え、諸
くわんす 図 鋼子。茶の湯ょて湯をわか <あん てう 図 元朝。元日の朝。 省の主典以上の稲。竹取 「かのつかさ
すょ用みる。銅、眞館など よて造る。 ミめん-どう 図 巻頭。Q 巻物書物など のくわんにん、くらつ九をまうすたさ
くめんす 園匠園自 翻。備数の語。さを の始めのをころ。Q てんをりうたの、 な、まうすやう」
る。明らむ。楽花「心うきこをさ、身 最も秀でたるもの。 くめんーねん 図 観念。Q備教の語。心を
をくわじたぼすも、こをわりょいみじ」 くわん-さうg 料意。みづらを結ひた ま づめて、煩悩を断ち、備を観じたもふ
くめん すう図 巻数。斬蔵立願等のた
(527)

る童子。盛衰 「玉藤を巻き上げてくわ こを。Qかくご。あきらめ。決心。俗


めrsかける、一の呪文の稲。 んどう1 人出現し」 語。萬「くわんねんの心もすめをやま
くめんせ だん 図 観世音。備の名。忍辱|くわんどうくわんりやうg闘割。一風も常楽我浮さこそきこゆれ」
くめんおゆくわんちやう くわんとおきやう

ミ砂 のちやう ミわんべい くわんれい
(523)

くわん の ちやう召 官聴。だじやうく くのんーペい g 官幣。官府より、全園の 執事を、義満の時改め呼びたる稲。一切


わん(太政官)の異 稲。 碑赴の内、格式みよりて捧ぐる幣畠。古 の政事rs興りし第一の重職。斯波、細川
くわん の つかさ 図 官顧。だじやうく *㎞軌官、今も式部職réてつかさどる。 畠山の三家、この職をなる定めなり し
わん(太政官)の異稲。 くめんべいる 四官幣使。朝廷より、碑 かを、これを、三管領をいひたり。鎌倉
くわん ばく召 闘自。「あづかり(闘)ま 赴rs、みてぐらを奉るをきの使者。 の執権、また、徳川政府の大老、家老の
うす(白)をいふ義。支那前漢の密光 くわん む 固 官務。Qたほやけの務。役 類。くわんこうくわんりやうを見よ。
故事、万機巨細皆闘白之の句より出で 所の用事。Q古の官名。下文を見よ。
くわんーれい 図 管領。くわんりやうr
たる語』 古、天皇をたすけて、天下の政 貞丈雑記「くわんむをいふえ、外記の たなじ。
を執り行ひし重臣。官吏の、最も高等 下rs、左大史、右大史、左少史、右少史を くわんーれき 図 週顧。Q『陰暦みてえ、
なるものrsて、この職を発ぬるものを、 いふ右筆あり。二人の内、第一の左大 六十年日rs、再び、生れたる年の干支rs
左大臣réても、太政大臣の上16座す。 史の事を、くわんむをいふなり。今も、 回り返るよりいふ』 よはひ六十一歳の
左大史一人あり。これを、壬生くわん 稲。ほんけがへり。Q年の立ち返るこ
界。緑後紀「承和七年始行瀬備之事」 むをいふ」 を。新年。
くめんぶつーる 臼 灌備曾。陰暦四月八 <めんもん 図 願文。願ひの意をある <めんーをーたつ 園 立願。碑備み所る。
日、即ち。穏迦の誕生せし日、その像rs、 したる文。源 「かの赴rsたてあつめた ぐわんをかく。俗 ょ、ぐわんをたてる。
甘茶の煎じ汁を滞ぎかくるこを。屋根 る対わわんもんごもを」 竹取 「ものをたもひ、いのりをし、ぐわ
を、種種の花 ょて、美しく飾りたる、小 くおんーのもん 図 寛紋。瓜を輪切ょる んをたつ」
さき個家をたて、その中16、像を安置 たるめぐりの如き紋。増鏡 「あはれrs くわら 図 樹紹。架塗の名。弾僧のきる
し、下の周園rs、甘茶をたたへて行ふ。 くわんのもん、紫の御信貫」 もの。増鏡「ま はして、輝僧rsならせ給
が國r てを、推古天皇の元年より始 くめんーらく g 数築。Q 喜びたのしむ ふをて、経杉の御衣み、くわらをいふ
まる。さて、甘茶を、様迦の生れし時、 こと。Q 年の始めの病をいふ忌詞。堂 架装かけさせ給へり」
甘露の産湯をつかひたりをいふみより 上家の語。 くわーれう 図 過料。刑罰の名。Q 徳川
てその甘露ょ進 へたるなり。 くわん-りやう 名 管領。室町政府 よて、 時代rs、過ちを贈はするためrs、銭を出
*


「* 、「ャー= =}「{
ださしめしこを。Q今も、違警罪rsて、 くみんをやう図 勧賞。くわんみやう のなみたるみれをいをびをのわをみ
拘留の代りょ、五銭以上、一圓九十五銭 réたなじ。古語。 たくるをたたりしもころ」
以下の銭を出さしむるこを。 くみん ぞくミ 図 資属。けんぞく よたな だんのまま。はれやかならぬこを。ま
〈 み-いっしよ 園 供層 「虚。備数の語。
じ。古語。源 「たのづからものいひも 順。:怖。もののけ。もののたたり。
備も、凡夫も、共rs、同一の浮士rsうま らしっべきくるんそくも、たちまじり 古語。源 「よのなかま づか ならぬを、
るるこを。「ぐるいっしよの楽み」 たらむ」 このけなり」i㎞。紙、又え、碁盤な
日和見。けそくょたなじ。 *この上rsひきたる線。けい。宇拾「四

ち 図 闘。たらぬこを。かけめ。あ
き。けつ。古語。空穂「このたびのく 五十音闘中、加行第四の音。鶴音
経書奉るべき紙、経師 よ打ちつがせ、け
かけさせて」 界。:故。ゆる 。まる
る ちを、かれをあぐませたまへを奏し の一。日を 匿平r*開き、舌を、そ し。古語。源「いふかぎりなき願ども、
たまへむ 」 の中間ré置き、気息を、奥歯 よ輝 たてさせたまふけみ、たひらかよ、事
くる にち 召 凶曾日。陰陽家の語。陰 れしめてゆす。この音え、引音 なりはてぬれむ」 i来経。月日を経
陽相刺すをて、萬事 よ尽むべき日。枕 け なるう、 み連なる時を き の るこを。古語。萬「くさまくらこのた
「こを よ、人rfま&られぬもの、くるにち」 如く呼はるることあり。例へを、 でのけょ妻さかりいへちたもへをいけ

く、う|け|け
Qみん-ほんさ図 週本土。備数の語。こ けふ 今日 けう(秋)等の類。 るすべなし」
の世ré出でたる備の、もをの浄土réか の湖音。この音を 引音なる、 け園 消。き の鍵化、 引の約 古語。
へるこを。 こ
、およ連なるさきえきよの如 伊勢 「白玉かなにぞを人のをひしをき
く%まり召 競闘。けりょたなじ。 げ 露をこたへてけなましものを」
く呼はるるこをあり。たさへを
古語。 げふ 業)げう、袁死 等の類。 げ図 闘。『楚語伽陀の韓。鋼の義』備家
くみん-えい 曰 ㎞。まさえいみたな け g 筒。はこ。いれもの。古語 高「家 よて、讃美rs用みる一種の詩。古く も、
じ。古語。 ょあれをけよもるいひを草枕たびょし 四句づづ聯ねたるより、まくをもいふ。
(529)

ぐみん お召 源氏。切んじ ょたなじ。 あれを将のはrsもる」i木。き(木) 源「なかはなるげをしへむ鬼もがな。


古語。空穂「あそんの母のぐる んじえ」 をいふ。東園の古の方言。萬 「松のけ こをづけて、身もなげむをたばすぞ、心
Q&いっみよ こおんをやう け。
- 麗
浅けあがり けいく けいそやう
(530)

きたなきひじり心なりける」i夏。|けいとミ g 警句。深違奇抜なる感想を、一 する役の人。太平記「けいおん、瞬を


けつげ(結 夏)よたなじ。 極めて簡単なる旬中rsいひのおるも 唱へし盤」
けーあがり臼 気上 のぼせ。ぎやくじ の。古の、賢哲の格言の如き、多くを、こ けい あやう 図 卿間。古、朝政 ょあづか
やう。 れなり。 りし市職の人。くきやう(公卿)を見
けーあがる園員 気上。のぼす。ぎやく けい-こ 図 鶴古。Q 古の事物を考ふる よ。太平記 「主上をはじめ参らせて、
じやうす。源 「宮を、ものを、いをわび こを。Q 學問して、ものごをを知るこ 宮宮、けいみやう、雲客、皆皆かちはだ
しをたましけるみ、御けあがりて」 を。ものならひ。公事根源 「僧のなか しなる鶴r*て」
け あき図 見解。けつげ(結夏)の終は よ、けいこのきこえあるをえらびてさ けいす園匠詞個 啓。申し上ぐ。きこえ
ること。 だむ」 Q 特rs、音曲などの藝能をなら たてまつる。(三宮、及び、東宮rs封する
げあき をさめ 夏解納。結夏の間み、 ふこを。 をき用みる語)桃 「いかでか知らむ、
経、及び、名競、題目を書き寛して、げあ けいーを 図 層子。あしだの類。はきも よき ょ奏したまへ、けいしたまへ、な
きの後、赴寺rs納むるこを。 の。古語。枕「けいものつややかなる をいひて」
けーあげ 図 蹴上。舟の、ふみてあがるを が、龍は 土にほくっいたるをはきて」 けい-せい 図 側欄。Q『支那漢の武帝、
ころ。舟のけはなし。 -
家司。『けもの延譜』一家の雑務を 李夫人の故事、一顧個人城、三顧順人園
けーあし門』気悪。空の模様あし。天 すべ司るもの。古語。源 「やんごさな をいふ旬より出づ』 Q 鶴じて、あそび
気わろし。古語。拾玉「たきつ風けあ きまらうごのたはするを聞きても、つ めよたなじ。字捨「ある男とまりょて、
しけれどもこぎいでぬを都の人ょいか をめさりけるけいしなど、うちつけょ けいせいをふしたりけるょ」
でま らせむ」 まみりて」i執子 けい たい 召 鋼体。正統を嗣ぎて、天子
けい 図 磐。楽器の名。基だ堅き石を、 下rみまくもの。まずる 。 の位rs即かせ給ふこを。正統記「父の
さしがねの如く、曲れる形réきさみ、用 けいしうの だまg 刑州玉。『支那唐 門、けいたいのためみ願命しましま
してたたくもの。その音、高く清し。後 刑州をいふ地より、名だかき珠出づさ しけるみを」
世え、銅みて階り、これを、『勢をいふ。 いふよりいふ』 名玉。よきたま。 けい-ちつ 図 啓㎞。暦よいふ語。二十四
けいがん 図 みをあけみたなじ。 けい おん 陥 劉人。宮中 ょて時刻を奏 季の一。籠りたるものの、ひらくざい
aa } シーj
Q *船=}
ふ意ょて、 出世の出づる気候、即ち、春。 政官印 をあり。(内印ré勤 して) け?ぎ昭 数執。宗教の各派の主義 る
けい てう召 京** 古の左右京職 けい-めい 図 経営。まうけいさなむこ ゆうもんのたもむき。
の唐名。 ど。古語。源 あづかり、いみじくけい げうーき 図 浅季。Q 衰へたる末のよ。
けい はく 召 敬自。っつしみてまうす めいしありくけしきrs、この御ありさ まっせ。Qのちの世。後世。末世。平
こを。宇拾「 蔵本はよけいはくして」 まま りはてぬ」 治「かかれたる手跡、又、妙rゅして、げ
けい ひちg 警躍 けいひっの韓。古語。 けいろうの-こ図 鋼勤。楽器の名。 うきょこれを博へけり」
けいーひつ 臼 警躍。天皇、又え、貴人の 形圓く、前後のうつをころ敷寸を、平か けうくわん-ちごミ図 叫喚地獄。備
出入したまふ時、下を向きて、まやし、た
数の
なるもの。楽の節をつくるよ用みる。 語。八熱地獄の第四。諸の罪人が、
し、たた、たしれしなごの撃をかけて、 けう 図 孝。かう(孝)の古語。源「 卒の責よ遇ひて、苦みさけぶ世界。
かく、
人人をいましむるこを。さきはらひ。
たまさかょあへる『ょ、5うせむの心 けうけ 図 教化。教へて、よきみちょみ
けい-びやく 臼 啓白。Q 申しあぐるこ
を。信経文の小日はかりを語むこを。
あらを」i興。きょうょたなじ。源 ちびくこを。けうくわ。古語。枕「御
「さま さま の御槍のけう、これré、皆う 産たひらかよなを、けふけなどしたる」
けい-ぶつ 陥 景物。C春の棚、秋の紅葉 つりはてて」 けう げ図 教化。けうけの韓。古語。
などより、装飾、飲食などの類み至るま
けう召 稀有。ふしぎ。奇妙。古語。宇 けうげ、べつでん 昭 数化別個。碑宗ょて
で、すべて、四季をりをりの風情をそふ
拾「つゆはかりも、さわぎたるけしきな いふ語。経文のをしへの外ra、別rs、幽
るもの。盛衰「時のけいぶつたづね
し。けうの人かなをたもひて」 妙なる眞理を悟らしむること。
て、酒すすめ奉らむをまたくしたり」Q
げうかうg 鶴個。さいはひのあるべ けうさう g教相。密教の時、経論、聖
商家reて、開店、資りだしの時などré、
きわけなくして、さいはひré合ふこを。 教を寧お人。(事相ré封して)徒然「行
祀の意を表するため、商品réそへて、客
こぼれさいはひ。 雅僧都をて、けうさうの人の、師する僧
ré崎るもの。
けう がふ 図 校合。書きものなをを、よ ありけり」
げ-いん 召 外印。古、六位以下の位記、 み合はせて、あやまりを正すこを。 をいふ。古語。源「れをどを、いをあさ
たよび、太政官より、諸司諸國rs下す文
、かたくななる身 ょて、けうさうしま
(581) 案réたしたる印。大さ方二寸、文rs、太 なじ。 をはされなむをのたまひて」
けいてう けいめう
けうさん けうのこ けだきる
くて」
け?さん 召 増ス。けさんの古語。枕 けうの-こ陥 孝子。孝行なる子 古謎。 たかきえ、いをけれ
(532)

「さうしょ、けうさんして」 けうみやう図 交名。人名を連ねて書 け だとる団員 %。けを務 れる


けうしよーでん 図 樹闘。古の禁中r きたるもの。連名。古語。 よたなじ。古語。源「きのふ見し御け
て、御代御代の種種の書籍ををさめ置 けう やう g 孝養っ善く、父母 よつかふ はひみを、けれどりたれど」
きしどころ。ふみgこの。安顧殿の右、 るこを かうやう古説。源「いを、けう げ かい陥 下界。Q備数の語。人間界
清涼殿の左réあり。東面して紫庭殿を やうの心ふかく、哀なりをみまたふ」Q の稲。Qりゆうぐ引 この異名
へだて、官陽殿み封す。 げーがい 四 外階。位r いふ語。はみ、下
韓じて、一般 よか しづき仕へ、またえ、
亡き人の後を用ひなをするこを。盛衰 位)を見よ。古語。
けうす ㎞目 孝。かうかうす。よく、 結解無。きまりなし。
親よっかふ。古静。i興。きよう% 「日の姿を本の形よ成じ給へ、最後の けかいーなし B』
まだけなし。はからやりあり。古語。高
réたなじ。 けうやう仕らりむ」 野参詣日記「あまけをまみつつもいで
げうそく g 脇息。木みて 小さき机を けう やくミ図 交易。品がへして、商ひす
造り、その上ré、ふをんを張りつけ、ひ るこを。物品の交換。かうえき。貿易。 てなれrょけりけかいなしなるけふのみ
ちをつきて、もたれ掛かる具。ひち 古語。空穂「八年をいふみ、けうやくの ちかな」 _
かけ。 船rsつきて、この國réか へりぬ」 げ かう陥 下向。都より、田舎へゆくこ
を。(貴人réいふ)
げ-うこ 照 けうgしの署。 けうらーに団 清らよ。うるはしく。うっ
けーうこし 照闘 課。Q うをましょたな くしく。きよら よ。古耐。楽花 「内侍 げ かうし召 F樹引。かうしをたろす
こを。古語。大鏡「月のあかき夜rs、げ
じ。源 「まひて、たぼめかしう、けうど のすけ、いをけうらにさうぞきて」
くもなさせたまふめれを」貸たそろし。 けーたさる園員 被獣。けを務語。 かうもま て、ながめさせけるよ」
驚くべし。古語。Q馬 かなり。はからし。 きほひよたさる。古語。源「御さま、げ け がき召 司書。けごもりして、先祀、
古語。平家 「これを、けうどき事を仰せ よ、いを殊なり、花のにほひもけれされ 有縁、無縁の菩提のためみ、経文を書き
寛すこを。
候ふものかな」 て、なかなかこをさましょなむ」
けう に団 希有。ふしぎょ。あやしく。
け にそろし 員』施。けを競語。匂ろ けーかけ 図 衰掛。古の女の衣の名なれ
めづらこしく。
し まれなじ。古語。源「だらにの撃の ど、質物詳かならす。
-
けがし国』 稼。けがれたる状なり。け よる、不浄 をなる。俗rs、けがれる。 け きやう 図 夏行。けごもりよたなじ。
がれて、きたなし。けがらはし。古語。 源「かくや姫の、この世のにごりょもけ 古語。 加行。 備道の修行。 化行。
-
萬 「いかならむ時16か妹をむぐらふの がれやり」 汚。Q 女、月経通り。俗語。 げきやう 召 闘形。碑備などの形をめ
けがしきやをょ入りまさしめむ」 又、けかれる。 らはすこを。古語。伊勢「たほん碑、け
げがす 検。けがれしむ。よごす。 けがれ 図 検。Qよごれ。ふじやう。き ぎやうしたまひて」i下行。たまも
不浄みなす。きたなくす。枕「あいなく、 たなき物事。Q死人rs㎞れ、産ré過ひ、 の。古語。前太平記「源氏の兵、たもひ
みなつつまれて、かきけがしなごまた 又、月経の時などの稲。この時、碑備の よらぬ得つきて、これまで追ひかけた
るもあり」汚。 事 よあづかるこをを揮る。空穂「いつよ るげさやうなりをわらひ興じ、諸軍、こ
げ かちg 飢湖。きかつ(飢潟)の韓。 りか、御けがれをやみたまひし」 れを配分せり」 -
古語。 けー さ図 衰着。けごろも(築資)rょたな げきやく E見任を解免するこさ
げ かへす 園国砲 蹴返。Q競て、もをの じ。古語。 げ-きよ 名 懸魚。かへるまたの上の方
をころへ遺る。信 他み㎞られて、また、 げ-き 臼 外記。
外記。太政官の官人。大、少の よありて、棟の端を被ふ、魚の尾の形し
この方より蹴る。信 幾たびもける。 二つあり。今の書記官の類 。太政官rs たるもの。i下御。 貴人の車ないこよ -
げがまけ 図 図型剤。意外の敗北。曾我 属する濃式、又を、臨時大小の語、上奏 りたるるこをの敬稲。
「けがまけ致しつるこそ、無念ré響えさ 文などを作り、更 ょ それを、局中は記 け きよし日清。けを務語。き刊
ふらへ」 録せし役。まるすつかさ。 (清)よたなじ。古語。
けがらひ 図 様。『けがれの延 けがらふ 備隊の語。はこん(下根)ょたなじ。 i」げーミう g 外宮。伊勢豊受太碑宮を申
こを。古治。源「かかるけがらひあり 矢の的の、三重の黒輪の中rs す。(内宮ré封して)
を、のたまひて」 て、外の輸。_ けーぐミり召 下括。さしぬきのすそを、
けがらふ 園員目 磯。けがるの延語。古 げき せつ 臼 鳴古。外國人の、ものいふ 足首のをころréて「まめくくること。古
語。源「けがらひたる人をて、たちなが さまを、いやしめていふ語。 語。貞丈雑記「下務、本儀綾なり けぐ
(533)

らたひか へしつ」 け、きやうg 夏経。けごもりして、経文 くりのをき指貫の下ré用之」


すがる 園回自 機。Qきたなくなる。 を通するこを。古語。 |け〜ミつ g モ俗。毛皮みてつくりたる
けがれ おきやう
- 鎌

---
}『』 『シ シシ
浮ミにものまうずまうちぎみ けこ けなさ』
(534)

くつ。多くえ、熊の皮を用みる。古 軍|け こ 図 基質。花をもる器の名なりを|け ごこ図 食事。食物をくふこさ。ちょ


の大将などのはさしもの。 いふ。古語。 くな。古語。:裏事。つねのこを。
けくにものまうすきうちきみ 図 申食 け ご目 等 。食物なををもる器。古 平生なれてあるこを。古語。無名抄「か
國政大夫。上古の執政大臣の補。古語。 語。伊勢「いひがひざりて、けごのうつ かるけごをみよみたる、むね んの事
けー&るま 図 毛車。いとげのくるまょ はもの よもりけるをみて」:家子。 なり」
たなじ。古語。 妻子、奴僕など、すべて、家ょ属せる人。 げ-こん 図 下根。備数の語。思想の押劣
けとミ わん 図 外官。京みあらぬ諸司。あ 古語。竹取 「然るrs、藤いまだ賜はら なるこを。下機。「げこんの龍」
がたの官人。地方官。古語。(京官rs す、これを賜はりて分ちて、けるよ賜 けごん-きやう臼 華厳経。書名。法相
封して)i解官。官を除するこを。 はせむざいひて一 宗、華厳宗、天台宗、日蓮宗、輝宗など
古語。保元「父貸義をげ くわ んせら げごうじ召 元興寺。見供の遊戯の名。 の、所依をする経書。
れて、前検非違使réなされけり」 げごじ(元映寺)またなじ。 けごんーをゆう 図 華厳宗。備法八宗の
け-げ 召 解刻。けつげの終はるこを。 げ-こくミ 召 下國。Q 都より地方へゆく 一。聖武天皇の天平八年、調の道境、基
げげ 図 茶下。さうり(草履)の古語。平 ここ。國へくだるこを。Q格のひくき 厳の章 をもたらし来て、開きしもの。
家「馬 よさそのらで、げげをはき、ゆんづ 國。(上國ré封して) けーごもり図 夏籠。けつけみたなじ。
るをついて」 げにくおやう図 F刺 H。かこく Uや けーなろも図 衰衣。朝夕きるころも。っ
けけしB巨』 殊なり。かごかごし。すぐ うrsたなじ。盛衰 「げこくじやうの至 ねみ着る衣。ふだんぎ。けげ。古語。
れたり。古語。源 「殿も、用意こをみ、 りなりを、ふしぎょ存じ候ひき」碑楽「すべがみをよき日まつれをあす
すこしけけしきさまみもてなしたま げなし 召 元興朝。『古、げんこう寺をい よりをあけの衣をけごろもょせむ」:
ひて」 ふ寺rs、鬼の住みしよりいふ』 見供の i毛衣。毛皮みて造りたる着物。かは
けけれ 召 心。こころの韓。東國の古の 遊戯の名。鬼のまねをえて、人をただ ごろも。
方言。古今「かひがねをさやみもみし すこを。Bけごぜ。ばごうじ。 員 けなろもを蹴 毛衣。けごろも“成を
がけけれなくよこほりふせるさや の げごせ 図 元興寺。見供の遊戯の名。ば はりてつくるものなるより、はるょか
中山」 ごうじ(元興寺)ょたなじ。 かけていふ、萬「けごろもをはるかた
**

まけていでまししうだのたほぬまたも れるさまをみる法。
ほえむかも」 よたなじ。古語。源「けざう はみ、な けざ-けざこ園 鮮やかよ。けさやか よ。
けさ 図 架 %。『楚語迦羅沙良の説 法師 まめかむも、まはゆし」 はっきりを。古語。狭衣「いをけ gけ剤
の、肩 ょかけて、衣の上ré被ふもの 。源 けさうーびこg ㎞想人。継しき人。古 g、ひかるやうよ見えさせたまへるよ」
「けさなどを、いかょぬふ物ぞこ 語。源 「けさうびをも、夜 ょかくれた けさ のま 図 今朝間。けさのあひだ。
け さい図 潮㎞。けっさいの署。古語。 るをこそ、よはひどをいひけれ」 和泉式部日記 「けさのまrs今をひぬら
大鏡「湯、たびたびあみ、いみじくけさ けさ?ぶみ 図 ㎞想文。Q 懸想する意 む夢はかりぬるをみえっる手控の神」
いして」 を書きたるふみ。職 書。枕 「よろしう げ さんg下散。具足の名をころ。く
げ さい 図解療。ものいみを解くこを。 よみたりを思ふ歌を、人のもを よやり さすり(草損)よたなじ。
げさい-のみかゆ図解鶴御弱。公事の たる よ、かへしせぬ、けさうぶみを、い げ さん 図 見参。Q 節曾、宴曾などの
名。ちんごじきの次の朝、ひのたまし、 かがせむ」 Q古、京都rsて、正月元日の 時、伺候したる人人の連書を注して、天
大床子raて、喜盤一脚をたて、御弱を、 朝より、十五日まで、年ごをよ、あかき 皇の御前へ出だすこを、源 「けさんは
かはらけょもりて世 するこ ざこ。 布の、衣ょ、務のそは、たかくさり、編笠 かりなてまかづるを、をここめさせたま
けさう図個料。「けしやう(個 雑)の をかおり、覆面し、眼のみを現はせる人 ひて」Qげんさんの署。
約』 べにたまろいなどをつけて、顔を の資りあるきしもの。男女、長縁を占 けーさやか に国 鮮。あさやかみ。いち
よそふこを。古語。竹取 「御身のけさ ひ、富貴を得むをて買ふ。買ふ 人 よを、 おるしく。きはやかré。 古語。源「御
う、いをいたくして」 ほそきシ紙の中rs、洗米二三粒 いれた ぐしのすそまで、けさやかに 見ゆるを」
けさうす 園同㎞自 闘想。思をかけてこ るを、個粧書をなづけ てわたす。 け ざやQ 園国自 鮮。きはだつ。あさや
ひしたふ。古語。 げ-さく 図 外戚。『げ以やくの約』 母方 かよなる。きはやかrsなる。古語。源
けさうーだつ 園 目 個粧。いろりく「け の親戚。ぐわいせき。古語。源 「げさ 「けさやぎ給ふべき事r*もあらねを」
さうはむ。古語。源「何かを、けさうた くのよせなきみてえ、ただよはさじ」 けし 図 子。Q模様の名 けしの花の
(535)

ちてもてないたまはむも、なかなか、う けさくわん 図 講座 。備数の語。十 子房の中réある粒の如き、細かなる獣


たてあらむ」 六観想の一。阿弾陀如来の、連豪re座 の、多く、揃へるやうなるもの。 環な
けさうはむ けざけざき
けしきだつ けしきふく
(536)

&こrsつくる飾の名。細かき鎮を、けし けしき-だつ 闘自 気色。けしきはむ 外r*あらはる。気色うまなる。ささす


つぶの如く、打ちつけたるもの。Q 香 réたなじ。古語。枕 「女房rs、歌よま 古語。源「たをご けしきはみ聞え給ふ
を容るる器。盛衰 「脳を揮きけしょ容 せ給へを、みな、けしきだちゆるかしい こをあれだ」 ぼなまめく。古語。源「わ
るる香の煙みもやして」i家司。家 だす よ」 かやかなる殿上人などを、めをたてつ
の雑事ををり扱ふもの。今の家令の如 けを きたまはる園国自 気色をうかが つけしさはむ」 、
きもの。けいし。 ひたてまつる。古語。源「かならやり、ま けしき ふくミ園国国 気色はかりふく。ま
けし 國』 異。こをやうなり。あやし。 みりて、物ならひきこゆべく、まづ、内 るしはかりそよぐ。古語。和泉式部日
わろし。違へり。古語。記「あえ、けし 内みも、けしきたまはりたまへ な だ、 記 「秋風をけしきふくだみこひしき ょ
き心なしを、のたまへむ」 かたらひたまふ」 _ かきくもる日* そふかたぞなさ」
げ を 図解司。式部省の別稲。 ** -
下 けしき づくミ 園門目 気色。けしきはむ けし ぐミり召 %子括。神日を 最も判
司。またづかさ。 réたなじ。源「たはだかrs、をみなしき く括るこを。古語。
けしからす 団 異。けしく。こをやうr。 ものから、けしきづきてぞたはするや けし けし-こ園 勢つよく。古語。宇
はなはだしく。枕「けしからず、はら をて」 拾 「あのものをかきいだして、腹をそ
ぎたなくたはしけりなどいへぞ」 けしき さる 園同国 Q気色をあらはす。 らして、けしけしをたこしけれぞ」_
けしかるもの 図 怪物。こをやうなる 源「さも思ひたちて、のたまふこを「6* けしたま召 外子玉。ご 模様の名。け
もの。妖怪。増鏡 「内1 を、いつしか、 を、けしきごり、心まうけしたまふを もよたなじ。貸つゆ(露)の異名。
けしかるものなごすみつきて」 見る よ」 Q ねたみうらむ。源「なほ、遂 げしなる闘員 御寝。きよまんなる
よ、さるやうあるべき御なからひなめ の認。
けをき日気色。eかたち。やうす。
ありさま。源 「いかがたもへるを、け りを、北の方、けしき ごりたまへむ」 けーをね 図 食稲。毎日の食みあっるい
しきも見がてら」egの趣き。源「春 けしき-はかり国 気色許。まるしはか ね。古語。
宮よりも、みけしきあるを、思こしわづ り。いささか。古語。源 「日くれかか けし の-か 図 *子香。けしやきのかを
らふこをありけるを、この君rs奉らむ り。古語。源「御ぞなをも ただ、けし
るほをょ、けしきはかりうちえぐれて」
の御心なりけり」 けしき-はむ園国自 気色。Qやうすが、
のかみまみかへりたまへり」
けし の やに召 茶子脂。あへん(阿片) けしやう-ゆひ 図 個細結。徳川時代の げす g 下%。はしたもの。いやしきも
をいふ。 の。身分なきもの。古語。大和「げす
奥女中が、長かもじのもをを、ひら元結
けるん 召 化身。備教の語。形を代へ rsて、二重rsまはして結び、その上を、 のここちréも、いを司痛くなむ」下種。
て、仮ょ生れ出でたるもの。うまれかは けしやうもをゆひrsてむすびしこを。 -
下司 異しき官吏。またづかさ。
り。皆、上位より、下位r 化すさいふ。 けし やき 臼 刻子焼。僧の、ごまをたく げすげすし国 下衆下熟。下衆の如
けしんもの召 化身者。芝居の語。化 こを。古語。婦 齢 「けしやきのやうな し。甚だいやし。古語。源 「げすけす
のさまよいでたつもの。 るわさすれを、なほ、まるしなくて」 しくあへなくて、せられぬる事かなを、
け をやう図 化生。けしやうものの署。 げ ぶやくミ曰 外瓜。けさく 外収)みた そしりけれで」 i-Hu
-
㎞想。 けさう(㎞想) よたなじ。 古 なじ。古語。空穂「ないじやょも、げじ け すさまし日目 気港。明を発語 すさ
語。狭衣 「さやうのけしやうなど、た やくまも、女をいふものなむ、をもしく まし(凄)ょたなじ。古語。
しなべてを、ならびたまはめ 心地ré」 はべる」 げすし 記』 下衆。いやし げすの如し。
げ おやう目 解状 めやすがき(日安書) げしやくミはら 臼 下借展。差などのは 古語。保憲女集「げすき身を定めける」
réたなじ。 ら。差な ごのうみたるこ。 げす ちか に 団 下衆近。下衆みちかく。
けしやう いくさ 召 個神軍。かさりの げしゆ にん 召 下手人。みづから、手を さまかたちいやしく。古語。崎鈴 「い
いくさ。たもてむきのみのいくさ。 下して、人を殺したる人。著間「仲正が をかなし。けすちかなるここちして、
けしやう-ほん g 個挑品。備数の語。 所行、まかるべからすミて、けし3にん けた こりしてぞたば3る」
華経五十八品の一。 など、めしいだされむするréて」 けすらふ 園口自 擬。なすらふ まれな
けしやうもの臼 化生物。はけもの も けをよう目 闘謝。あらはなるこさ。ま じ。古語。新拾 「ゆふなさ よほづつま
ののけ。妖怪。 はゆきこを。古語。枕「書よりを けし めなはくりさげてをまりけずらひよす
けしやう やりこ 図 個料遺戸。彩色せ ようょみえて、まはゆけれを」 る蹴人 」
るやり こならむ。古語。貸 忠後百首「わ けす 』着。きる 着)よたなじ。古 げす をみな口 下%女。げすをんなみた
37)
53 なじ。古語。
れをいへたてどへ%ここたへすいろこのむ 語。記 「さねむをもあれをすれごも次
けしやうやりをもくちをかためて」 がけせるたすひの裾rs月たちょけり」 げす をんな図 F%女。身分のいやし
けしのやに けしやうゆひ げす
げせい けたい げた<み
(538)

きをんな 源 「ひすましめくもの、ふる の極のくづれなてけたよりゆかむなこ けだーミみ 図 下駄組。まりたるふりを


きげすをんな、二人はかりをそある」 ひそわぎも」 Q 特盤の堅rs、上下rsわ 装ふ人。延質、貞享ごろの隠語。
げ-せい 図解制。制のをはるこを。 たりて、稼をつらぬける申。 けだし 国 蓋。もしくえ。たほかた。た
げ-せう図 翻副。けしようよたなじ。 けーたいg 解高。をこたり、なまくる ぶん。たもふよ。萬「わかせこがけだ
古語。 こど。 しまからでまろたへの神を ふらさねみ
げ-せつ 図 下説。下下のものの風説。曾 けーだい 。け引いの韓。源「な っつるぬはむ」 _
我「まこをを、げせつ よつきて、何をな ほ、まだひさめがたきものも、この道の けだしくも 団 蓋。けだし(蓋) ょたな
く、心安からやりすぎつるré」 やみみなむはペれで、行もけだいして」 じ。古詳。萬「けだしくも人のなかご
げ せん 召 ガ銀。象牙の小札なをよ、書 け だう召 化型。よきみちよ教へみち さきけるかもここだまてども君がき
物の外題を書きまるし、書物の峡の外 びくこをこ。古語。 まさぬ」
みさげて、目標をするもの。 げ だう 図 外道。Q 備数の語。備道よ けたたまし B』蹴立。物をけた つる
け をう 図 断謎。け剤 の約。古語。 入らぬもの。狭衣 「げだうの娘み も、 が如くおわただし。俗 み、けたたま
枕「あれを誰ぞ けそうみさいへそ」 備をはかられ給はさりけるものを さ しい。
けーをミ g 華足。机、豪などの脚よ、花 て」e邪心をいだけること。あくま。 けーだち 図 夏膨。けごもりして、飲酒、
形の彫刻あるもの。源 「これを、こを Q 随く、こはごはしき男のさまよ、刻み 肉食を絶つこを。
ょ、沈のけそくのっくるみするて」i なしたる個面。 げ だつ 図 解説。備教の語。煩悩を脱
i供響。くさやう (供㎞) なたなじ。 げたーうち 召 撃博。遊戯の名。羽子板 して、さをりをひらくこを。六道の輪
げそくミーだい g 羽束豪。寺院みて、花を のごをきもの二校を、先づ、一枚なげ、 廻をまぬかるるこを。因果の縛を脱す
立つるよ用みる豪。 後、一枚をなげて、先の板réあつるこ ること。
けーたん 図 家損。家のきす。古論。源 を。もを、主rs、支那r て行はれ しもの。 げだつふうしやう の ほふい 図 世の種
「たのづからけそんなるわさ ょ侍り」 けだかし口』気高。品格よし。風彩た 砕を脱して備門ré入りたる、まるしの
げた 図 桁。Q家、橋などの、外廻りの柱 ふをし。俗rs、けだかい。源「よろづの ころも。
rみよこたふる材。萬「をはりだの板田 こを、けだかく、心こを「 みゆれを」 けだるま 図 毛達属。女の髪の結び方の


法界力
結備



けっかい
g

名。多く、中年以上の女の結ぶもの。 だめのをころょ、石をならぶ。源「けち

むな



て や
悪入り魔の
こすび道
けち 図 闘。けつの師。古語。空穂「只 さすわたり、心をげはみえて」


今そのけちなど、えあらでなどあり」i けちーみやく g 血脈 けつみやく、血脈っ












まり負 五

i結。Qむすび。をはり。古語。Q二 の韓。ちすち。すちめ。血のつづき。

する相


人酷

集て


古語。


人つがひょて、号を みこど。古語。

なこと
を。
源「右の大殿の弓のけちょ」 げちん 図解園。ちんはらひ。ちんをさ

じ月



F
から

図ん
げっ


むすび
げ-ち 図 下知。さしづ。いひっけ。命 り挑ふこを。古語。寝 世溝「二十日ぞ、

ーみ。なじ


)


かみ
令。三代質録 「即下知東海東山北陸山 げちんをかいひて、封のはさまみて、御

っむの


かを



うすび
陰南海*件行之」 殿のみすなごも、まきあげられ」

rじ
)




(
な é
けちえん 図 結縁。備教の語。以つえん けち め 図 匠別。きは。わいだめ。わか




き宮の
ゆ。

げっみう殿あ

(結縁)の韓。古語。枕「かんだちめ、け ち。差別。古語。源 「そのけちめをな、

い。




想 ふ殿
宮像
ちえんの八講したまふ ょ」 いかがわくべき」


Q
。よ「
結は
て盛句る衰



けっ
けちえん-に園 鋼親。いちじるしく。あ けつ 臼 闘Q足らぬこを。かけめ。あき。

まりひ 登
殿、たり
ふしか
く。
ゆこまひそる
ゆし
らはみ。古語。源 「まろきあはせなやこ



、入ぬ
乗た


り けっく」
ょて、けちえんならぬぞなかなかめや けつ 園ェ」 消。けす。きやす。古語。

なへよ

Q。
て っそ
いむ
かなか
すかりける」 源「かたちよき人を、人をけっこそにく


しろ
げちかし 國』気近。けを競語。ちか けれ」 -

文中





-書章く

など

けっ
-
し。またし。源 「けちかくふせたまへ けつ-えき図 闘脳。わきあけ。はう(砲)

、す諱
名じ rs
そ貴む皇くき
べて
べの他
を見よ。


るを、わかき心地は“」





のく 人
のな現


御漢字

げちー&めん 図 結願。けつ ぐわん(結 けつ えん 召 結線。備教の語。備道よ入





きくれ る
時省。
そこ

書仁
りて、備をなるべき縁をむすぶこを。
(589)

願) の韓。古語。源 「わが御事をけち

り(、

Lこ支那
か類

ぐわん ょて」 けっ-かg 結馴。足を組み合せてすわる

濃も

よこ




来れる


けら さす国冒基をうちはてて、後、 こど。あぐら。
けちみやく
けっミわん けつおよう けつめいぐわん
ちみやり。 を。市きえ、一切の家財をも、併せて取 réある、堅く大なる爪。かけづめ。あご
けっと めん図 闘官。Qその官よ任すべ りあぐ。没取。 え。 距。
(540)
かき

あの





職るこ

けつ およう図 結編。支那 よて、太古、 けつめい-きのん 図 決明丸。薬の名。




16

りあげいるること。任をさかるる 未だ、文字のできざりしころ、編を結び 古、日rs用みし九薬。


こを。めんくわん。平治 「少納言入道 て、互rs、意を通じ、又を、物事の記鷹 よ けつめいーさん 図 決明散。薬の名。古、一
信西が子息五人、以引くわんせらる」 便せしこど。 目 よ用みし散楽。 ー
けつー<7わん 図 結願。日数を定めて、願 けっ-をよく召 血g。子孫相つづきて、 けづりーかけ g 削掛。Qはひき 祀木)
をかけたる果ての日。 先祀の祭りを絶やさぬこを。 réたなじ。
けつ-げ 召 結夏。備者の、陰暦四月十五 けつ ずん 図 闘巡。歪の、次第よめぐり けづり き 」削木。けづりはな ょたな
日より、七月十五日まで、一夏九旬の 行きて、未だいたらぬをころよいたる じ。古語。鈴崎 「かみやがみré書かせて、
間、禁足安居するこを。夏を 小虫など こを。古訟。建武年中行事「四献のた たておみrsて、けづりぎょつけたり」
はひあるく故、外ré出でて、傷め殺さむ び、歪くだりて、けつすんをのましむ」 けづりー<Jくし 図 流髪。かみゆひ。かみあ
こをを恐るる故なりをいふ。i結解。 け てきg はう(組 を見よ。 げ。古語。源 「うへの御けづりぐしょ
はかりかぞふるこを。計算。 けつ-ばん 図」結番。三十番碑の、交代し さおらひけるを、はてけれを」
け-づけ 図 毛附。Q馬の毛色。散木「墜 て、朝廷を守るこを。 けづりーばな 図 削花。けづりかけの如
月のこまのけづけをあふ坂の杉間のか けっ-ばん召 血判。碑文、警文なごよ、信 く、木を、ふさふさょけづりかけて、こ
げréあはせてそ見る」Q 馬の毛色を、帳 質みして、違はすさいふ意を示すため しらへたるつくりはな。古語。古今「め
面などrsかきつくるこを。 rs、指の血を名の下rs擁すこと。 を よ、けづりはなさせりけるを、よま
げっ けい図 月卿。三位以上の公卿。 けーつまづくミ 園国 自噴。C 蹴あたりて せたまひける」
けっを よ召 闘所。C 前の領主が、犯罪 つまづく。宇拾 「大門 よてけつまづき けづり び 図 削氷。けづりたる氷。古語。
な%こréよりて亡び、未だ、新領主の定ま て、うつぶしょたふれよけり」Q るく 枕「けつりびrs、あまづらいれて」
らぬ荘園の稲。Q総川時代の刑の名。 じる。失敗す。 けづる園制 削。Q 少しづつ殺ぎ切
罪人の領地、田宅を 官ré取り上ぐるこ け づめ 図 職瓜。鶴、雄なごの、腰の後 る。うすくそぐ。千載「松のもさをけ

ー**事ーーー 『- ーーー
づりて、かきつけはべりける」e のぞ たる」 なりやみぬ」
く。召し上げて減らす。源「御ふだけ けーながし 國 』 来経長。時長し。時久 げに 園 賞。まこをみ、その如く。いか
づられて、つかさもさられて、さらょな し。古語。記「君がゆきけながくなり よも。源「僧部も、けにを、うなづきて
けれぞ」i抗。くしみて、髪をどく。 ぬやまたづのむか へをゆかむまつréを けにくしE』憎。けを競語。にくし。
くしけづる。萬「ねくたれの髪けづ またじ」 はらただし。古語。源「けにくく、心づ
るよもあらされをこひしきものを今日 け なつかしB己信。けを務語 なっか きなき山伏なども、いを多くまみる」
をくらしつ」 し16たなじ。古語。源「けなつかしう、 げにげにしB』うべうべし。いかよも
げつるめ 図 自き用なりをいふ。古語。 心はへをかしう、うちをけぬさまみて」 道理らし。古語。
新六 「見渡せをみなあをさぎのけつる けーなみg 毛並。Q けのならび。毛の けーにん 図 化人。化生の人。宇拾「けに
めをひきつづけたるむらづかさかな」 さき。後京極鷹三百百「紅の末橋む花 んよやありけむをたもひけり」i家
げ てう 図 怖鳥。はけたるをり。あや のけなみさへたをしかねたる夏のをや 人。家 よ仕ふる人。いへのこ。家来。
こしきさこり。 だか」Qたぐひ。ま ゆるみ。俗語。「け げにん 配下人。Q身分いやしきもの。
げ てん 召 外興。僧侶の語。備経のほ なみの浸りたる人」 Q ま もををこ。ま もをんな。: 解任。
かの書類の補。(内典rs封して) けーならぶ 来経並。多くの日 つかさ解けてなくなるこを。任止むこ
げ-でん 図 下田。わるき田。やせた。下 敷をすごす。古語。萬 「馬をいたく打 *こ。: 外任。外官の任。地方官。古語。
等の田地。 ちてな行きそけならべて見てもわがゆ け にも はれ にも B 築時。よきょ
げ ミころ 図 察所。あさゆふ居るをこ く磁質16あらなく「*」 も、わろきょも。古語。
ろ。ふだんの居所。古語。 けーに 団 殊 よ。なほさら。まさりて。古 げに や げに B 質 ょ賞み。まこをょ
けーさほし 口』 遠。け を務語。うg 語。古今 「わすれなむをたもふ心のつ まこと よ。いかにもいかにも。古語。
(球) よたなじ。古語。源「うさましう、 くからみありしよりけいまづぞかなし けぬきがた の たち 曰 毛抜形太刀。衛
--
府の太刀。日抜rs、古代の毛抜を、二つ
(541)

けさほき木だちょ」 故。この理由réて、かるがゆ
げ ミるQ旨 取。けを務治 gるよた るみ。ゆる 。竹取「ちたびはかり中 連ねたる形のものの稲。古語。
なじ。古語。空穂 「大将rs け ね したまふけrsやあらむ、やうやう、か す「き が は 臼 毛ペ金。むかしのシ

けつるめ けなかし
『 ㎞闘軌
けぬるし けのになもの けはひがしは
(542)

の」部分ょっきたるもの。 ものたふ心けのするみありせをまさよ 源 「人のけはひもまげかりける」


け ぬるしB口g温 けを務語。料 るもよ あひみてましを」 けはひがしば図 個粧相。獅質の類な
れなじ。古語。重之女集「こち風もけ けの にごもの図 毛柔物。小さきけだ りをいふ。古語。
ぬるくなれをわがやをのうめのにほひ ものの稲。(けのあらものré封して)古 げ はふ 図 外法。まはふ (魔法) ょた
ををりをりぞみる」 語。祀詞「山 よ住むものを、けのにご なじ。
げ-の あき 図 夏明。けあきよたなじ。 もの、毛の荒物」 げはふーあたま図 外油天窓。併はおが
け の あらもの図 毛隠物。大きなるけ げば g 藤。C着物の上ょある細きけわ しらみたなじ。
だものの稲。(けのになものré勤して) た。古語。Q又、これre似たるもの。 げはふ がしら図 外法頭。かしらの長
古語。祀詞 「山rs住むものを、毛の和 古語。 き人のされかうべ。魔法をつかふrs用
物、けのあらもの」 げ-は図 下周。うまよりたるるこを。乗 みるもの。
げ の いり図 夏入。夏 よいるこを。夏 打ちを禁する場所rsいふ 語。下乗。 げは ふだ g F周札。下馬すべきこさ
の初めréなるこを。 けはし 昭 』験。道路危し。険阻なり。 を示すためrsたつる札。
け のとミつ 図 毛靴。くわのくつ(靴査) 俗rs、けはしい。源 「道のほど、はるけ げはふーづかひ図』州法遺。魔法をっか
réたなじ。 く、けはしき山道のありさまを見たま ふもの。幻術者。
け の くに図 毛國。國の名。上野國、 ふょぞ」 け はれ 陥 裏晴。Qけぎを、はれぎさ。
下野國の古補。 け ばなg 毛花。鳥の毛の散るを、花よ 古語。Qうちそを。たもてうら。古語。
け のこる園国自 消残。きえのこる。 みなしていふ語。鷹狩 よいふ語。古語。 けひきをさしg毛引瀬。毛いをょて
古語。 け はなし 召 蹴放。門の下よ横はりて、 をごしたるよろひ。
け の ころごろ 図 日かすのふるこを。 内外のま きりをなる、溝なきま きみ。 け びこ図 食人。死人の魔前 ょ供ふる
古語。高「近江路の床の山なるいさや け はなす ㎞圏 蹴放。けて、戸なをを 食物をさりあつかふ人。古語。記 「そ
川けのころごろをこひつつもあらむ」 あく。けてはなす。 にを、みけびgをし」
け の する 図 豪末。いささかのもの。 けはひ 図 個粧。けしやう。たつくり。 けびおーあ g 増非道個。官符の名。古、
毛ほどのもの。小町集 き -
気。け。けしき。そおり。やうす。 世人の非法、非違を検せし所。淳和
「わが ご ざく
天皇の時、始ぬて置かる。別常、佐、尉、 かの、ひつきめな、けふくなうたもろ」 よせ、壁をかけて、もたれかかる具 形、
志、府生などの官人ありて、多くを、兵 けふけふ-こ園今日今日。今日か今日 小さきれの如し。たしまづき。源「け
衛府、又 も、右衛門府より競任す。常今 かと待つ意rsいふ。古語。萬 「いでて ふそくょよりたはす。いを安らかなる
の警祀標の類。枕 「むしろはりの車の ゆきし日をかぞへつつけふけふをあを 御ふるまひなりや」
れそひ、けびみしのはかま」 またすらむ父母らをも」 けぶたし B園 畑。甚。俗 ょ、けぶたい。
けびゆしこころ目 増期違使所。け3 けふさんg 奥算。巻物、書物などの、よ Qけぶりのためrs、苦しく感やり。けぶ
みしのちやう よたなじ。 員
みたるをころのえるしょはさみたくも し。和名「鶴嫡、俗語云介治メ之、畑気
げびQし の ちやう 図 検非違使属。け の。薄き竹などrsて造る。ま をりの類。 也」 Q気づまりなり。おやまなり。俗
ひみしょたなじ。 枕「御さうしょ、けうさんして、みをご 語。Qつらし。心ぐるし。俗語。Qあ
けびおを 図 検シ違 。団%社の韓。 もりぬるも、いをめでたしかし」 やし。うろんなり。俗語。
けふ 図 希婦。けふのせはぬの よた な けふ→じ 図 脇士。備の左右ょつきまた げふ てい 図 業鶴。なりはひのさま。よ
じ。散水「卵の花の垣ねなりけりやまが がふ備。即ち、不動の制比迦、昆掲羅、 わたりのかたち。家業のすら。
つのはつきよさらすけふをみつれな」 弾陀、御音、勢至などの類。わきだち。 けふ の-せはぬの図 希婦狭布。陸奥國
けーぶかし 口口 気深。けはひふかしこ 来侍。換持。脇仕。 省婦より産する布。白色rsして、幅の
ころおかし。古語。大武集 「たなはで けふじ-の-ぼさち図 闘H朝園。観音を、 狭きもの。けふ。古語。神中抄 「いし
ょこころよせけるけぶかさをわたりも 勢至をの稲。源 「阿弾陀備、けふじの おみやけふのせはぬのはつはつrsあひ
まな むかささぎのはし」 i毛深。 ほさち、たのたの、ひやくだんして、つ みてもなほあかぬけさかな」 _
毛多く生えてあり。俗rs、けぶかい。 くり奉りたる」 けぶのほそぬの目 和端細布。け の
拾玉 「東路のけぶかき馬よくらつけて けふーをーもーあれ国今日もけふをて。け せはぬの16たなじ。古語。神 中抄 「み
わがむかはぎもたほれがちなる」 ふみかぎりて。 ちのくのけふのほそぬのほをせはみむ
けふくなう 陥 男陰。男の陰部。古語。
(548)

けふーをよう 図 関鋼。Q 十二律の中の ねあひがたきこひもするかな」


催馬楽「くぼの名をむ、なにをかいふ、 二月の律。 けーぶん 図 外物。くちわき。古語。宇
つらたり、けふくなうたもろ、ひのな けふーをミ図 闘息、座の傍みたき、鶴を 拾「つゆはかり、けふんのくちょよりた
けびおしどころ けふけおき けおたし
げぶん げへいでん けみち
(544)

るも、ものをつきま%こひ」 宴 ーたか*このrs上りて兄れを天の下よ 検見。


げ ぶん g 外又。ばいん(外印)を擁し もなけぶりて今ぞをみぬる」 貸うすき けーみち 図 警通。馬術の語。馬のあし
たる文書。古語。 姻の如く見ゆ。霞みて見ゆ。源 「いつ %こりの法rs吐はやりrs、常の道を行く足
のぶり 潤。Q火をたく時、たちのば しかをけしきだつ震rs、木の芽もうち なみ。
る気。けぶ。けむり。新古 「ひかりふ けぶり」 げ-みやうぶ g 外命婦。古の、五位以上
る雪消réまさる炭 電のけぶりもさびし げへいでん 曰 外幣殿。伊勢碑宮ょあ の官人の妻。
大原の里」 Q 水など、すべて甚しく細 りて、皇后宮、東宮の幣品、並rs、國國よ けむ 園 」即。けみすの古語。みる。
かき物のをびちりて、畑の如く、様腕を りの調物を納むる所。 あらためてみる。ま らべてみる。
見ゆるもの。「土けぶり」「水けぶり」 げ-べん 曰 外遊。ない「ペ ん(内沸 を け むっかしB己けを務語。むづかし。
「血けぶり」 Q すべて、遥か よ、淡く霞 見よ。 みだりがはし。むくつけし。古語。十
みて見ゆるもの。「けぶりの眉」 げ ほくめん 召 下北面。北面の、六位よ 訓「大なる蜂、一二百、二三百、うちむれ
げぶり くらべ 図 畑競、思ひの深さ浅 り下のもの。 て、いくらをもなく、いりあつまるさ
さをくらぶるこを。古語。源 「たちそ けーさう 図 市壁。のぞみ。ねがひ によ ま、いをけむつかしくみえたり」
ひてきえやま なましうきこををたもひ せ。 きはう。 けん 図 %。C八計の第一。即ち、三の
みだるるけぶりくらべré」 けーまん g ㎞。備像の項の飾りよ用 如き形r*てあらはすもの。これを、天
げぶり の きり 臼 畑桐 『焦尾琴の故事 みるもの。ひらみたる騎の中rs、連花 を定む。Q西北の方位。いぬみ。
よりいでたる語なるべし」 こを(琴 の などのつくりはなを綴りて垂る。 券。てがた。わりふ。源「けんなごを、
異名。 けーまり 臼 蹴闘。Q 古の遊戯の名。草 ここrsなむあれだ」
げぶり の なみ 召 畑波。別のごをく見 réて造れる物を、足rsて蹴あげ、旦つ受 げん 召 外比。 園の守介等の役 外官。
ゆるなみ。 けて、地rs落さじをせしこを。くるま i㎞。『けん(験 の韓』加持、薬など
けぶり のーやまゆ Q 畑眉。Qほんのりを り。 うきくをも見よ。 réいふ語。源 「まだげんつくはかりの
淡き眉。Qつくりまゆ。 けみ 召 毛見。秋のみのりの、熟、不興を たこなひみもあらねむ」
げぶる ㎞ 畑。Qけぶりたつ。紀寛 あらためて、年貢の高を定むること。 けん-えい g 巻機。まきえいみたなじ。
〜ー
けん だび陥 剣帯。剣を 帯ぶるま用み 訓 「富家の領をむ、けんけいをかきて、 ふ。遊女の語。
るたび。 九條殿 ま奉り ょけり」 けんざん図 建議。落家の語。
げん-かた宮 験方。かち。きたう。古 けん-げう図 検校。C古、他司の事を撤 1種、上品なるものの稲。
語。源「今ま、この世の事を思ひたまへ せし内外の官。Q 高野山などの、一寺 げん-さん 図 見参。面をあはするこを。
ねを、げんがたのれこなひもすて」 の統領rsして、法事を黙験する職。Q鏡 まみえ。めみえ。平治「兵衛、まづ、わ
げん-かん 図 院成。楽器の名。Q『支那 賢、盲人な%こrs属ふ官名。けんかう。 れを殺して、かうのをののげんさん よ
の晋の人、院成が造りはじめしよりい けんご 図 堅固。Qかたくして、確かな いれよ」
げっきん(月琴)をいふ。Q 誤り るこさ。たやすくこはれぬこを。宇拾
ー ゆて、盤を八角rfして、ながき等のつきた 「内記上人寂心をいふ人ありけり。道心
げんざん-の-いた 召 見参板 清涼員の3
中、孫順を、落板敷をの間よあり。なる
るもの。 けんごの心なり」 @ すこやかなるこ いた。建武年中行事「げんさんのいた
けん-き 陥 瀬騒。うたがひ。あやしみ。 さ。たっしや。健全 をふみならす」
源「さやうのけんぎはなれても、又、か けんごに 園 全く。まるで。盛衰「けん けん お 図 創重。三種の碑質の中の、草
の3みごんをたがへじを」 ごの孤子なりけれをも」 麺の剣を、八尺環曲玉を。
げんきもん 図 支輝門。内裏の 内廊十 げんこ お 陥 元興寺。遊臓の名。けごじ げん-し宮 源氏。みなもさのうち。
三門の1。内奥の北、安喜門さ、微安門 (興元寺)ょたなじ。 げんじ うち召 源氏打。一枚づつ、上下
どの間期平門のうしろ ちゃうくわん げん- さ 図 験者。加持、斬轄なをする人。 ょくひちがはせてかさねたる鎧なごの
でん(貞観殿)の前 ょあり。 修験者。古語。枕 「こはきもののけあ 打方。やまをうち。
けん きよ図 懸魚。ばぎよ ょたなじ。 づかりたるげんさ、げんだょ早くをよ げんじ たくぼく 召 源氏孫木。鎧のを
げん くらべ図 獣比。がたひょ斬蔵し かるべきを、さすが3人わらはれみあ をし方の名。たくぼくいを よて、表を
て、いづれかまるしあるを、競争するこ らじを念やりる」 亀甲、裏を矢答なるかひのくちょ結な
を。古語。大鏡「中堂 よのまらせ給へ げんさう たん 図 支端刑。薬の名。古、 たるもの。最上なるものをす。
45) る夜、げんくらべしけるを」 用みられしもの。九微丹の一。 けん あん 固 闘心。備数の語。八大地
(5 けん けい 図 券契。てがた。
わりふ。十 げん さま 臼 還様。ほふし(法師)をい 獄の一。
けんだび けんげう けんさん
けんしや けんしやのよはひ けんぞく
刀剣、門戸、備像等の長さをはかるみ用 断説。けんしようの約、古語。
(546)

けんーをや図 騒車。仕官をやめて、車を
用みさるこを。 みる。 けん ぞく 図 質属。うからやから。くる
けんーをやう 陥 勤賞。功を賞してたまふ けんしや の よばひ 図 騒車齢。『昔え、 んぞく。親族。
たまもの。平家 「安藤武者を、文覚え この年齢ré至れを、役をやめしよりい げんぞく召還俗。俗をやめて通常の
ふ』年齢八十歳の稲。 人となること。
たるけんま やうrs、一らうをへキりして、
常巫rs、右馬の充みぞなされける」 けんしゆんーもん 図 建春門。内裏の外 けんそ に即『健勝ょか』健やかよ。たっ
げん-おやう 召 玄上。古、名器をせられ 廊、十二門の一。内裏の東、宣陽門の前 しやな。ちやうぶよ。
たる琵琶の名。はるがみ。玄象。 方ょあり。左衛門の陣を補するもの。 けん だい 図 劉。 だんじやうた例を
見よ。
けんしやうーだう 図 闘章堂。古、太極殿 けんーおり図 剣況。矢じりの先きを、飢
の東南のをころみありし御殿。 の如く、三角みまたるもの。 げん-たう 臼 現常。備数の語。現在を、
未来を。この世を、あの世を。保元「本
けんしやう の さうじ召 賢聖随子。古 げん-せ 召 現世。備数の語。このよ。ま
の内裏の南殿の御ふすま。東、西、各四 やは。うつしよ。(前世、後世 よ封して) 宮謎成殿の御前réて、ばんたう二世の
間、これ よ、支那三代より、唐までの聖 落窪「かく、げんせ、後生、うれしきめ、 御軌念ありし よ」
賢名臣、三十二人の像を書けるもの。そ みせつるやありつる」 けんたうーを 召 遭同使。古、支那の博朝
の始めを、巨勢金岡の筆なりきをいふ。 けんせい-くわん 図 乾政官。太政官を、 の頃、わが國より、その朝へ遣されし使
、一時改められし稲。
けんじやう らくミ召還城築。Q『見戦楽 淳仁天皇の時顕謝。けしよう 者。宇多天皇の御代よ至りて魔せらる。
けん-せう召 よたなじ。 けんだんーをよく 召 検闘職。武家の役
の韓16て、西域人の、好みて、蛇を食ふ
古語。 名、検断の事をつかどりしもの。後世
より、擬せし舞なりをいふ』 舞楽の曲
名。又、この曲 よ用みる個面。Q 武具
けん ぞ 陥 見説。見物しつつ、批判など の町奉行ré似たり。
するこをならむをいふ。古語。源 「侍 けんちやう召 備使。古の官名。太宰府、
の名。頼常の一種。還城楽の仮面の如
従の君、けんぞし給ふをて、ちかうさ 鎮守府な%この 判授の官。太政官な%この
き形rs造れるもの。
おらひたまふrs」 史生のごときもの。
けんーおやくミ 召 剣尺。ものさしの一種。
けんーをう図 顕僧。題法を行ふ僧。i けん ちゆう図 検語。さだ。
かねさ し一尺二寸を、八段をせるもの。 け
かんがへ。古語。十訓 「彼の國rsくだ をよむ。眼を、きものこよむなりて%き 勝負を検査する役さ
りて、けんちゆうを行ひけるrs」 もの成長して、はじめて、たさなの衣服 けんみつ のをう 陥 闘圏個。 数 ど、
けんさミうり召見徳賞。をみくじを を着る事を、げんぶくさいふなり」 密教 とを行ふ僧侶。
資るこを。また、その人。 げんぶくだや 召 元服親。る ましれ けんみつ の りやうしゆう図闘圏劇宗。
げん-に B現。あらはよ。めのまへよ。 réれなじ。曾我「北條が事を、助長がた 天台宗を、眞言宗を。
現在。空穂「げんにあるこをならをこ めょも、げぶくんれやよて候 へを、基 けんみつ のーをしへ 図 闘密数。顕教を、
そ、をり申ささらめ」 書を以て申すべくさふらふ」_ 密教を。
げんは ミ わん 図 牽馬丸。薬の名。古、 げんぶく ごg 元脳子。み よた けんもつ 臼 監物。古の官名。中務省の
用みしもの。効能を、詳かならやり。和名 なじ。曾我 「すなはち、義時がげんぶ 属官。大蔵省、内務省などの出納をま
「牽馬九、病家、常牽馬買之、故以名之」 くごをして、後を 江馬の小次郎をいひ らべ、かねて、倉庫の管館をつかさごり
けんはふ ぞめ 召 高法染。明暦、萬治の こして、すなはち、これなり」 しもの。大少の二等あり。
頃、京都、西の洞院四條の染工、吉岡憲 けんぼ 図 まこを。ほんを。まんぞ。眞 けんーやく 陥 倫約。金銭などを、慢りよ
法をいふものの、はじめて染め出だし 質。貞亭ごろの語。 費さぬこを。入費を、つづまやかよす
たる物。染黒茶色rs小紋を染め出だ けん-ぼふ 図 魔法。天台宗の法 説教し るこを。大鏡 「けんやくまたまひし
せるもの。Bけんはがへしをもいふ名よ て、道を弘むるもの (密法rs封して) も、さるべき事のをりの」
り、忌みきらひて、婚嫁の時を用みキり。 けん-きはしg 案回。古、拳の腰負を争 げんりん かく 陥 朝闘開。おらくでん
よしをかぞめ。 n=j
ふをき、手réかけし甲がけの如きもの。 の奮稲。和名「豊楽殿、本名乾臨閣、
げんまれう 召 シ。ぼうしまらひ (相撲のまはしrs弱して) 後、以シ」
をのつかさみたなじ。 けん-きんがんくわう図 堅満俺磯。磯 けんりゆうたう g 玄龍湖。古の前薬
けんびおーを 召 検非道個。けひみしょ 物。満俺磯の一種。普通のより堅く、 の名。
たなじ。古語。 六七度の硬度なるもの。 員
けんれい もん 図 建濃門。内裏の外廊、
げん ぶくミg 元服。う ひかう おり(初| けん み 図 検見。Qけみよたなじ。Q 十二門の1。内奥の南、春華門を、修明
(547) 冠) よたなじ。貞丈雑記「元を、はじめ まるべあらたむるこを。Q 犬たふ物の 門どの間、承明門の前方r あり。
けんこくうり げんぶくだやけんみつのそう
シ - シ シ -
げん わうたん けやかに げらふにようほう
(548)

げんわう-たん 図 用。薬の名。古、| なうそめいでたてまつり」 はべらむ」i夏職。備家の語。夏の


用みられしもの。和名「玄黄刑、1名、一けーやかーに園異。こをやうよ。けやけ 休み日。
黄花丹、一名、散花丹、1名、孔景丹、一 く。すぐれたるさま よ。古語。 げらふーにようはう 図 下賜女房。下薦の
名、春花丹」 けーやけし 園』 異。こをやうなり。きは 女房。身のほど、未だかろき女官。古
けんーお図 構威。権を執るみ説きての だちてあり。すぐれたり。古語。源「た 語。源「こなたのたいの北たもてré、す
いきほひ。みせい。 をど、いをけやけくもつかうまつるか ふりみけるげらふにようはうの」
げめん目 州面。eそさがは。うはべ。 など、うちみだれたまひて」 げらふ のみーすおしん 図 下鹿御随
ぐわいめんQ。備数の語。外面ré現れ けやし認』 けやけしよたなじ。古語。 こんる(近衛)みたなじ。古語。貞丈雑
たる顔 いろ。 けーやすし認園 消易。消えやすし。古 記「げらふのみすみじんをを、これも
けーもいよだつ 園 毛瀬立。みのけだつ。 語。萬 「はしむかふなせの命を朝露の 右のこんるをいふ役の内、五人を召し
みのけいよだっ。堀次「零の音のこさ けやすきいのち碑のむた争ひかねて」 具せらるるを、近衛をはかり唱へて、こ
ちょむせぶゆふぐれまけもいよだちぬ げ ゆ 図解由 園司などの、任終はる時、 れを、下賜の随身をて、平の近衛r て、
そぞろさむさré」 その事務、租税などの、滞りなき由をま かろき随身なり」
け も なしB』無気。けはひもなし。 るしたる文書を、新任の國司より受け げらふ ほふしg 下賜法師。ばらふの
やうすもなし。俗 よ、けもない。 取るこを。古語。土佐 「ある人、あが ほふし。身分のかろきほふし。源 「つ
けもの たふし召 奇介。まじもののた たの、四年五年はてて、例の事をも、み きづきしきほどのげらふほふしょ、火
めré、けものをころすこを。古語。祀詞 なちを へて、ばゆなどさりて」 をもさせて」
「畜介志録物貸罪」 げゆおやう召 解由別。ばゆの文書。 けり園自 来。来てあり。きたる。
けもの や図 の(野)の異名。(能因法師 げゆを見よ。古語。 く。古語。高 「みまくほり思ふ間rs玉
の説) 古語。 げ ら3 四 下薦。年功積むこを短く し は特の使のけれなうれしみをあがまちを
て、身のはやこの、未だたふを からぬ も ふrs」i個 着有。着てあり。古語。
けもんりよう図 和効織。花形を うき
たりréせる綾。源 「けもん りよう を、 の。(上勝16勤して) 古語。源 「げrs、 高『わが旅をひさしくあらじこのあが
このごろつみいだしたる花して、はか げらふなりをも、た なじふかきどころ ける妹が衣のあかづくみれを」
げ-り図 外更。 外任の官吏。すりやう。 るみ大原山の雪のむらぎえ」 日日さだか ならす。和名 「海風、
國司。古語。後撰「げりrs、ま はしはま け な ふき てきず をもとむ 園 吹毛 和名、古、似峰面大者也」i㎞。かひ
かりありきて」 求癖。やぶをつきて、へびをいだすの こ(警 の古語。拾遺「たらちねのた
けーりやう図 家令。四品以上の親王、三 類。なまじひょ、手を出だして、反り のかふこのまゆごもりいおせくもある
位以上の人rs賜はる職事réて、その家 て、思ひの外の災rsなる。後撰「なほき かいもみあはきりて」 i範。竹みてあ
事をつかさどるもの。かれい。 木 ままがれる枝もあるものをけをふき みつくりたる器。かご。さる。和名
げ-お 図 外位。位 まいふ語。従五位下さ、 きずをいふがわりなき」 「籠、和名、古、竹器也」i釣。鱗をか
正六位をの間rs特別ょうまけて ある くる よ用みる釣。枕 「みずのもかうの
位。古、姓の時しきものを、直 よ、従五 あげたるこの、きはやかなるも、けさや
位下rs破せぶり、まづ、この位ré猟して、 かrs見ゆ」
五十音園中、加行第五の音。鶴音 ご図 基。盤の面 ょ、三百六十の目を盛
その後、従五位下ょ叙したり。
げ る g外衛。どのるを見よ。 この一。唇を 回く尖らせ 気息を りて、白を、黒をの石をならべ、相園み、
上鶴み鋼れしめて発す。 たたかはせて、勝負 を争ふもの。その、
けーを下さむ み 固 気のさむさよ。古語。
曾丹集「けをさむみさえゆく冬のよも 地を、廣く占めたるを、勝をす。これを
すがら目だréもあはす衣うすれて」 で この濁音。 行ふを、うつ、又 も、園むをいふ。源「け
けーをさめ 陥 裏納。けぎを、はれぎさを ふを、ごもうたで、さうさうしやをて」
こ 図 子。Q人の父母、又を、他の動物の i期。とき。をり。 源 「かたこひや
いふならむ。古語。宇拾「けをさめの
生殖作用ょよりて生れ、未だ、全く、成 苦しかるらむ山がつのあふごなしをえ
さうぞく とも、あまたくだり」
長せぬもの。源「これを、左衛門の守の
けーを ちかみ園 気の近さょ。古語。夫
するのこみて」貸 すべて、本より分れ
木「春なれをゆきふる年のけをちかみ
て、別よ生じたるもの。「竹のこ」i
呼ぶ補。たもど。土佐「あはちのごの
-
(549)

歌rsたをわり」 古、軍隊みて、
小野の炭がまなほやたくらむ」 &
海嵐。動物。くらげの類。長さ六七寸、 五人を、一組をま たるみ名づけし語。
け を ぬるみ 園 気のぬるさよ。古語。
形、姪の如くょて大きく、色あか黒く なあ 四 園亜。織物の名。古、蘭人の、始
後拾 「こりつみてまきの炭やくけをぬ
げり けをふきてきすをもとむ ご
-
ー"計j』ー=ー
--- - -
こあみがさ こいはないろ こう
(550)

めてもたらし来りしもの。 こい はないろ 図 濃花色。染色の名。一こう隠 孤の鳴き盤ょいふ。こん。曾我


こーあみがさ 図 小編笠。あみがさの1 濃き花色。 * 「狐の鳴きて走り通りけれた、云云、夜
種。優頭形ょて、腰だかはあみたるも こい はなだ 陥 濃繰。染色の名。こきは こそこうをえいふべきをど、つけたり
の。昔、鈴持などのかぶりしもの。 なだいろ。催馬楽「あさみだりやこい けれぞ」
こあお召 濃監。染色の名。濃きあみ はなだそめかけたりをみるまで よ」 こうあん 陥 荷安。1時の安心。ちよっ
いろ。紫色の藍がちなるもの。 こい-ふす 園員 韓駄。ふしまろぶ。ふ をの間あんしんするこを。
こあゆ 図 小酷。あめのこ。山家「ま ら しころぶ。古語。萬 「うつせみのよの こう うら 名 組裏。香染の裏をつけた
なはみこあゆひかれてくだるせréもち る衣服。昔、許されて着たるもの。
まうけたるこめのまきあみ」 こいへ 図 小家。ちひさき家。楽花「せ こうえりーすち 図 紅寄筋。こうより引
こい 図 凍。こごゆるこを。 はくて、御修法の壇など、向ひわたりの ょたなじ。_
こいーあさき 図 濃浅黄。染色の名。こき こいへどもをらせたまふ」 こう-えん 図 後宴。天皇、御元服の後よ
あみいろ。 こい- きろぶ 闘 自 帳韓。ふしころぶ。 行はるる宴曾rsて、群臣rs酒宴をたま
こ いたしき 図 小板敷。禁中の殿上ょ 古語。萬「こいまろび足すりま つつ」 ふ儀。増鏡 「五 日rsを、こうえんを
あるいたじき。古語。千載「二條院の ご いん 陥 五音。音楽ょて、宮、商、角、 て、今すこし、なづかしうたもしろきこ
御時、こいたじきをいふ五文字を、句 徴、羽の五つの音の稲。 をどもありき」
の上rsたきて、たびのこころを」 こいんしゆ 図 胡飲酒。楽の名。胡人、 こうぎ 図 公園。Qたほやけ。公家。
こいただき もち 図 子載餅。うぶやし 酒を飲む時のさきを模したる舞曲。酔 Q 諸して、将軍家の稲。
なひの餅。 胡楽をも、宴飲楽をもいふ。増鏡「こ こうきう 図 後宮。宮中ょて、后妃のた
こいーたまご 陥 濃卵、染色の名。濃き いんしゆの舞を、質俊の中将を、かねて はしますをころ。
卵色。 きこえしを」 こうき でん 図 弘徽殿。薄内裏の御殿の
こい-ちや 召 濃%色の名 濃き茶色。 こうg 功。Qてがら。いさを。 Q 昔、 名。清涼殿の北 よあり。こきでん。
こい ぬすみ 陥 濃風。染色の名。濃き 官位を得るためrs堂塔の建立、又を、供 こうきよ図 貢器。古、大學、國學を卒
嵐色。 養などの費用を朝廷 よ奉りしこを。 業して、官位 よ叙せしこをの補。なほ、
な貞
たを
う記ふ もの

ょ 見る文ほよ
下。

きよおん(撃人)こうもん(貢人)を ょいふ)i 候。さぶらふ。仕候す。

いあり
をこ

雑もの
ちぎ
こ丈

見よ。 公事根源「弓節を帯して、御殿のまごび

うれき。



え を
唐物
霧るり衣
ななど
こうーきよ % 園 み名 またなじ。 さしょこうじて」




なり 時こかけ
rs
さちぎるち
こう-ぞめ 召 組染。ペにぞめ よたなじ。


ごう きよ図 葬去。みまかるこを。(専



ら、三位以上の人ょいふ) こう-だい 陥 後代。後の世。末の世。

染の



組名物
こうち
g
しろ
ごう、きよ 図 夢御。ごうきよの敬稲。 源「柳花苑なむ、まこをのこうだいの例

。白 の たびら色紋
紅など

かré
rs


こう-け 陥 公家。こうき 分儀 よたなじ。


どもなりつべく」 、

もの
たる
染め
こうたうg 知常。こうたうのないじ


図。
ちーん
う紅




ちん
名。まっけん(執権)よたなじ。 よたなじ。Q 撮家 よてを、勘定をする


一種
こうーこう 隠 航 のなくこる 。こんこん。 役人の稲。@量言宗の寺よて、専ら、寺

後ら





図わ天れ


てん
こう
古語。盛衰「女、また、もさの狐をなり 務を執るものの補。Q首人の官名。

み先れ天
(


生たる
以後



この世
て、こうこうさないてうせぬ」 まうくわん(盲官)を見よ。

る こし
)

こう-さと、図 告期。古の儀式の名。毎月 こうたうの ないし 固 知 常内侍。四人

あもの





功よ
こう



一日、天皇、太極殿み出御ありて、前月 の掌侍の中réて、第一rs位する撃侍の

世しは等大地りの功
そを

あ。
田賜四
の公文を進奏せしめしこを。 稲。こうたう。

三博




、中

絶えず
又 世世
こう おんg 貢人。古、國學の試験よ、 こうだくミ図 功濁。備数の語。『功を助








犯叛せ を





二経以上ょ通じて、太政官な申送せら のかり字』 争園などたこりて、世の末

謀罪


以上
れ下 大功




れたるものの稲。 なるこを。末世。五濁の一。増鏡 「奪

せを、
没以八
こ牧


しの

こうす 園 調自 困 『こんすの音便』こ きこをのみ耳みみちて、こうだくをを

犯、
を。



除名

まる。なやむ。くるしむ。源「日ねも いひがたし」

門つ






g

によ
召跡し
こう
こうち いくさ 陥 小路軍。市街みてす
(551)

すrsいりもみつる風のさわぎrs、さこ

も。



かの
そいたうこうじ給ひよけれを」i夢。 るいくさ

染はい


のこ色う
死ぬ。みまかる。敬語。(三位以上の人 こうちき g 小琵。古の女の濃服 小袖 こうばい 図 紅

しろ
こうち
こうきよ こうぞめ

|
こうはいいろ こうもん こえだきざ
土星の稲。:五藝。色、撃、香、味、 こえだ <Jさg 小枝草。植物。たけ(竹)
552)

いろの署。i かさねの色目の名。表
鍋の五つの稲。 の異名。古語。
を紅ré、裏を紫 なるもの。i 織地rs
6ふ語。たてを紫、緯を紅なるもの。 こうもん 図 告文。神を祭り、斬願など ご-えん g 後宴。男贈歌などの後よす
るさかもり。古語。源「その日を、ごえ
こうばい-いろ 図 紅梅色。染色の名。Q して告げ申ず文。
古を、濃き桃色。Q 後世を、赤を、紫を
んの事ありて」
こうよりーすち 陥 紅寄筋。染物の名。紅
交りたるもの。 ご-だん 図 御恩。上よりうけたるめぐ
réて細く、精すちまげく染めたるもの。
こうえりずち。 みをいふこをより韓じして、幕府より
こうはいーづき 陥 紅梅月。陰暦九月の
異稲 。 こうらう でん 図 後涼殿。こうりやう 下し賜はりたる國郡。骨我 「駿河國八
でんみたなじ。 郡の大名ななされし、そのごれんを、
こうはい にほひg 組梅旬。かさねの
こうりやう でんg 後例殿。獲 内裏 よ 皆、返し参らせつつ」
色目の名。表を紅梅、裏を薄紅梅なる
もの。又、女房の衣を、下を濃く、上を、 ありし御殿の名。清涼殿の後みあり。 これんぞ 陥 小御衣。小さき形のねま
こうらうでん。 き。常の小袖の形réて、ゆきたけ長し、
うすくにほはしたるものなりをいふ。

こう ふ 図 功封。中古、五位以上のもの こうりやう のはなg 組梁端。碑赴備 こーだゆび 陥 小指。こゆびの古語
の、殊ré功あるものré賜はりし封戸。 閣の、うできrs、彫刻のかざりをつけた こだよび召小指。こびゆの古語。
ごうぶ 図 公武。公家を、武家を。 るもの。 ごかい g 五戒。備数の語。五つの戒
め、即ち、殺生、倫盗、邪姪、妄語、飲酒の
こう ぼく 陥 厚朴。薬品の名。古、支那 こうろくわん 図 湖園館。古、京都 よ設
立して、外國の来客 を宿泊せしめし館。 稲。源「御いただき、まるしはかりはさ
より船来せしもの。ぼくどいふ樹の皮
みして、味、苦く辛し。 玄幕察ré属す。源「このみこを、こうろ みて、ごかいはかりうけさせてまっり
くわんょっかはしたり」 たまふ」
こうぼく-え」めん 陥 原札加。古の薬の
名。こうぼくréて製したる九薬。 こうみん の べったう図 後院別常 院の ご かう 図 御幸。みゆきを見よ。平治
御所をあづかる職。増鏡「内みを、花山 「行幸を六波羅み、ごかうを仁和寺へ
こうぼく-せん 召 厚朴加。古の薬の名。
院の太政大臣の、こうみんのべ っ たう どうけたまはり候ふま 」
こうぼくよて製したる前 薬。
ごうん宮 五運。暦の語。火、水、木、金、 みなされて」 ごかうれんげうたう 召 五香連剣湖。薬
の名 古、用みし一種の演薬 こ がたな 図 小刀。小さき刀。紙などを れてこがねのきしょ浪ぞよせくる」
こ がうしg組格子。織模様の名。紅の 切る よ用みる。ないふ。散木 「こがた こがね の す* 図黄金鈴。橘の賞を形
地よ、基盤の日のごときたてよこのす なのっかのま ょだょあはをやをたもふ 容して稲する語。
ちを織り出したるもの。 身をしもさやま さくべき」 こがね の だがらす 図 黄金鳥。こがね
ごーかく図 五割。備数の語。衆正覚、撃 こがね 図 黄金 『きかねの韓』Q鎮物。 ょて造りたる三足の鶏。古語。中務内一
聞覚、菩提麗、三乗賞、備豊の五つの稲。 最も貴き金属。色を、黄みこして、美しく 侍日記「こがねのたがらすをて、足のみ
ご かくご 図 御格動。武家の役名。公方 光る。最も薄く、又、細くうち延はすこ つある鳥みゆ」
様へ、御膳を参らするさき、御末より、 をを得。水より重きこを十九倍。きん。 こがね のもじ 図 黄金文字。金泥よか
御膳を持参して、御供衆へわたすもの。 わうごん。和名「金云云、和名 古加禰、 きたる交字。古語。績世継 「高陽院み
こ がくる闘員 木噂。木のかげょか| 金之最有光澤也」 Q黄金rsて造りたる て、こがねのもじの御経、みかを御み
くる。古今 「君が代réあふ坂山の岩ま 貨幣。金貨。 づからかかせ給ひて」
みづこがくれたりを思ひけるかな」 こがねえ」さ図 黄金草。植物 きく(菊) こがね の は図 黄金葉。ゆづりは(交
こがくれ 図 木隠。こかげよたなじ。 の異名。古語。 譲木)の異名。古語。
こ かげ 図 木陰。樹木のかげ。堀次「た こがねーづくり 図 黄金造。すべて、こが こがね のめさりg黄金離島。狩 よい
もふやこちこのもかのもreむれみつつ夏 ねréてかさりつくりたるもの。 ふ語。こがねのきぎす よたなじ。古語。
をこかげぞたちうかりける」 こがね の ききす 図 黄金雑。狩よいふ こがね の めぬき 図 黄金目貫。植物。
こがし の図 焦琶。矢の高尾の、黒くこが 語。たかのさりたる雌雄子の稲。古語。 かんぎく(寒菊)の異名。古語。
こしたるもの。 夫木 「つれもなき人の心をさりまは よ ごかのこる 五個盤。琴ょいふ語。
こがす 闘 」焦。Q 火みやきて、黒く こがねのきぎすつけえてしがな」 ごかのあらべよたなじ。
なす。Q憲物réて爆ぶ。源「白き局の、 こがね の きし 図 黄金岸。Q備の國よ ごか の-あらべ 図 五個調。琴ょいふ語。
かいて(播手)かたたり(片垂)すみうび
(558)

いたうこがしたるを」 Q甚しく思ふ。
- - ありといふ七賞の池の岸。Q備教のさ
「胸をこがす」「心をこがす」 をりをひらくうs、ちかくなるこを。古一 やう(水宇瓶)さうかいは(森海波)がん
こ かせ 図 小風。そよふく風。微風。一 語。拾愚「すみまさる池の心みあらは一めい(雁鳴)の五つの課の稲。
こがうし こがたな こがねのすす

*『
こかのみここがらすこ浮き
(554)

こかーのーみこ 図 猿。動物。さる(猿)の一 のはつ風ふきぬるrsなどか雲井r 艦の るるこを。持統天皇の時より始まる。


異名をいふ。古語。 たをせぬ」 こーを 陥 小木。若くて、未だちひさき水。
ごか-ばん 図 五箇番。武家の役名、組を、 こーがらす 図 小鳥。平家重代の名剣の 順集「このこぎのたひいでてよろづよ
五番ré分ちて、殿中の、番をつをむるも 名。銘を、大質二年天國をありをいふ。 の木たいはならむまでの」
のの稲。 こがらふ 図 天笠村纏。こがのきの質よ ご き 図 五気、寒、暑、燥、温、風の五つ
こーがひ 図 ㎞飼。『かひこを養ふこを。 りをりたる弾。 の気の稲。i御器。わん(税 をいふ。
やうさん。拾遺「年もよしこがひもえ こがら め 召 小雀。動物。鳥の名。こが 空穂「こがねのごき、よきまみりもの、
たりたほくにの里たのもしくたもほゆ らの古語。 - -
たなじか りなり」 き
るかな」i 子資。『こかひ (領飼)の こがる園同巨目 集。Q やけて、黒くな ごーき 臼 五儀。聖人、賢人、君子、土人、
義』 子を養ひそだつるこを。枕 「心を| る。俗ré、こがれる。源 「よべ のを、や 庸人の五つの稲。
きめきするもの、雀のこがひ」 けをほりて、うをましげ よこがれたる こき あけ g 濃耕。染色の名。あかね
こーがみ 図『このかみの署 またはら(下 にほひなども、こをやうなり」 Q たも を、紫草 をみて染めたるもの。
腹)の古語。 ひréもゆ。こひまたふ。俗rs、こがれ こき あお g 濃酷。染色の名。あみを、
こ がめ 図 小瓶。かめの小さきもの。金 る。源「こがるる胸も、すこしさむる心 黄馬 を「*てそめたるもの。
棟集「たまだれのこがめrsさせる梅の 地したまひける」 こき あをに図 濃青丹。かさねの色目
花よろづよふべきかぎりなりけり」 こがるる いろ 図 集色。鶴しきたもひ の名。表、果、ともよ、濃き黄色みて、す
こ がら図 小雀。動物。鳥の名。やまが のせつなること。古語。拾愚 「こひし こし、あをみを帯びたるもの。
らré似て、それよりも小さく、背を、腹 をてこがるるいろもあらしふくははそ こき いた 召 胡瓜板。はないた、羽子板)
*
をも白く、翅を、尾をを黒し。よく㎞る。 が原rs人もやくらむ」 、 をいふ。
拾玉「春きてもみよかし人の山里みこ こがれ かうg 焦香。Q染色の名。薄紫 こきいろ 図 濃色。Q 染色の名。紫の
がらむれみる梅のたちえを」 ré、黄色をくはへて染めたるもの。Q織 濃きもの。Q織色の名。経、緯、共rs、
こ がらし 図 木枯。秋の末より、冬なか 色の名。経、緯、をもうよ濃き香なるもの。 濃き紫なるもの。
けて吹く、寒き風。順集「こがらしの秋 こき 図 國Q。先皇の崩御の日を祭ら こきかう臼 濃番。かさねの色目の名
経、緯、をもみ、濃き香いろの残物rs、裏 こきたむ ㎞個 清回。こぎめぐる。古 こきん さんてうg 古今三剣。古今集
の紅張なるもの。 語。萬「いづこrなか舟はてすらむあれ の歌rs出でたる、よぶこごり、ももちご
こき だろす ㎞ 扱落。むしりたさ のさきこぎたみゆきし棚なし小舟」 り、いなたはせ%こりの三つの稲。古来、
す。こきてたろす。古語。堀太 「露の ごきたる ェ目 極産。垂れさがる。 一派の歌學家が、古今集中の秘誌日博
みをたもひけるかなもるやまみ紅葉こ 揺き垂る。古語。古今 「ふく風16ちる をするもの。

き今
びな




古 ん
きたろす名ょこそありけれ だみをしきさほ山の紅葉こきたれ時雨 ちひさきひな


人形
こき くちなし 召 濃梶子。染色の名。紅 さへふる」 こ

--
や學那行う


五ご
支図
理。




をくちなしをみて、濃く染めたるもの。 こき ちらす 扱散。むしりちら


な界
即ち 五基定

つを
成のるり立
せせる
こきし 召 韓王。『百済の語』 三韓の王。 す。こきをりて散らす。古今「こきち

火 、









もの
こにきし。古語。 らす龍の自玉ひろひたきて世のうき時


こきを B幾許。ここはくよたなじ 古 の涙みぞかる」 、火より士、土より金、金より水、水
語。記「たちそはの賞のなけくを、こき こきでん 召 弘徴殿。薄内裏 ょありし より木を生やりをして、これを、相生を名
まひる ね」 御殿の名。清涼殿の右、登基殿の左み づけ、又、その反封み、木を土み、土を本
こ きしり 召 小残っ 動物。 極の名 はつ あり。東面して、承香殿を、常寧殿をを よ、水を火rs、火を金rs、金を木r 起つ
かねずみの古語。 へたで滅足時よ す。こうきでん。 さこして、これを、相起を名づく。
こき だ B 幾許。ここはくよたなじ。 こきのこg 湖 子。『はね(羽子)ょ ご きやく 召 五逆。備数の語。五 つの
古語。 - - -

たなじ。なほ、はここいたを見よ。Qつ 大なる罪、即ち、父を殺し、母を殺し、備
こき だく B 幾許。ここはくみたなじ。 くはねの質。 の身より、血を出し、阿羅演を殺し、和
古語。 こき はミ 団 残許。ここはくよたなじ。 合僧を破るこをの稲。
こきだし B目』 許幾。ここはくなり。そ ご 小和 園 の遊女。 ごをやくざい g 五逆罪。五逆を犯す一
こはくなり。古語。残 記 「こころみ こ きん 召 湖琴。楽器の名。清楽よ用 こさ。保元「判官殿をうちまつらむ、ご
(555)

さだむをていはを、こきたしきたほき みるもの。もを、胡國より博へたるも ぎやくさいの、そのひとつを犯すべし」


天の下のこををや」 のなりをいふ。 こきゆう臼 胡弓。楽器の名。三味線
こきだろす こきたむ こきんさんてう
■ 『』『"
こ<7 こくうざう
らなく見ゆ。俗rs、こける。無名抄「た 時、多くの人の群集するところ。
よ似て、それよりも小さく、小弓の如き
(556)

だし、なかれぬるをいふこをはこそ、あ こくうーさう g 空慮㎞。備教の


語。ぼさ
ものの舷rsて、すりて鳴らす。始め、南
まり、こけすぎて、いかréぞやたばえ つの名。右rs、解を持ち、左み、如意質
精 園より渡来せしものをいふ。もを、
侍るといふを」 i 画他 扱。 むしる。 珠を持つ。いつくしみ深く、諸願をみ
三舷なりしが、後、第三紋を界して、二
かきたをす。古今「もみちはを神 ré たすをいふ。
舷をす。今のはいたりんの類。鼓弓。
こき よす 園国個 扱寄。かきよす。古 こきいれてもていなむ秋えかぎりを見 こく がく図 國學。古、諸國 まうけら
む人のため」 れし寧校。郡司の子弟を数へこしをころ。
語。清正集「春風をや へたつ波の色ょ
(京都の大學ré勤して)
さへいろこきよする井出の山吹」 こ今闘個 遭。機を押して舟をやる。
こきりこ図 筑子。放下僧の持つもの。 萬 「ま はさみ ょいらこの島べこぐ舟ré こく き召 園Q。こきよたなじ。
形、よつだけのごをし。 いも乗るらむかわらきままわを」 でくくわん 図 極官。この上 なきっか
さ。(主rs、闘白rsいふ)
こきーる園ェ」扱入。『こきいるの界』 ごく 図 曲。刃みたなじ。(音楽の) H員
こきたをしている。古語。 古語。源「いはむやたほくのるら 、 こくさう目㎞。はさらの名。こく
でき れき 図 引組顧。文徳天皇賞衡三 わづらはしきごくたほかるを」i玉。 うさうょたなじ。」 --
年より用みられたる暦。 たま。ぎよく。 こくさう図 國造。くにのみやつこみ
ごく % 刻。Q漏刻みて、一時の四分の なく-いん 図 極印。Qきはめのあるし。 たなじ。
一の稲。Q後世を、書夜百分の一の稲。 謎擁。Q 通用の金銀rs、発行所、及び、 こくさうおん 図 朝倉院。古
、諸國より
一日を、十二時をして、日の長短みより 量目なごのちるしを打込みて、謎をす| 上納したる米銭を納めたきしをころ。
て、一時の刻み、差あれをも、平均八刻 るもの。 こくーを 図 國司。古、日本六十六國三島
*たきたるつかさ。守、介、様、日 等の
三分の一ょあたる。Q十三時を、十二ごくうg御問 くもっの敬補。ごく
支 ょ配常して、1時三分の1の稲。上 ごくう すお鶴御供水。碑備よそなふ 官人あり。國のつかさ。i國師。古、
刻、中刻、下刻を呼ぶ。なほ、さき(時) る水。 天皇rs、備道を博へたてまつる顧僧 よ
を見よ。 でそうでん目御供団。伊㎞の鍵
祭の碑事の
たまひし競。多くを、死後rs婚らる。他
ごく ㎞自 規。やす。かちく。ちか 雑宮の所属の用 ょして、田 宗みても、大師をいふ。
ごくるん 図柄心。心をこめてするこ てあしき人。ごくあくにん。 をこぐふねのうきたる継もわれをする
を。古語。i極信Pきはめて信質なる でミねちg極熱。きはめてあっきこ かな」又、こぐ舟ま、波風のためré、損
こさ。 平治「濃信も、ごくまんのものな を。ごくねつ。古語。源 「ごくねちの をさりがたきここあるより、かちさり
りをて奉りけり」 さうやくをふくして」 あへすr*かけていふ。後撰「白波のよ
tr
でくすお の えん 図画シ。剤く引 ごく の だび図 玉帯。いしのたびょた するいそまをこぐふねのかちをりあへ
みのえんよれなじ。 古語。 なじ。古語。拾遺「大武國章、ごくのた ぬこひもするかな」
こぐをミ g 小具足。よろひの、胴をは びをかりはべりけるを」 こく ぼ 四 園地。こくもょたなじ。水
ぶきて着る時の稲。_ ごくのもの図 曲物。わなんなごの曲 鏡「こくぼも、后も あねれをご または
ごく たい 図 玉龍。いしのたび(石帯) の名。古語。源「はやりかなるごくの しませむ」
よたなじ。 ものなどをしへて」 こく ぼだん 図 黒牡丹。動物。うし、牛)
ごくだち 陥 熱断碑備ょ、賛をたてて、 ことは召 木鉄。全鶴、木みて造りたる の異名。下園実「黒牡丹、牛異名也。唐
五穀を食はやり、修業、立願など するこ 鎌。神代より、開化天皇の頃まで、田畑 人勤訓京師春遊、報社丹、訓後迎客常
を。宇拾「ごくだち、いくねんはかり を耕す よ用みたり。 花、乃撃%手在則、指日比劉訓之黒牡
よなりたまふを間はれけれぞ」 こ&はいろ目 濃桑色。かさねの色日 丹也」
こるちのはかま図小日松。くくりを の名。表を黄色、奥て博紫なるもの こく み g 意肉。あま%しょたなじ。
入れてつくれる大日の務 形、さしぬき こくび 図 小首。うはがひ(社)みたな 古語。祀制 「國つ罪をも、生肌たち、死
の如 し。 じ、催馬楽「秋よく、着よく、かくよく、 肌たち、まらひさ、こくみ」
ごくーちやう 図 獄定 獄ょ下さるるょ定 こくびやすら 、ぬひきせめかも」 ご &ん 図 五電。臭気ある五つの草、即
りたるこを。盛衰「法師ごくちやうせ ごく ふ g 國府。古、園司の政をされる ち、基、薙、森、芸量、胡菜の稲 。
られたりし時」 役所のありこしをころ。こふ。府中。 ごくん のーあや図 織物の名。あやの一
こぐふね の園 清舟。こぐふね て、水ょ 種。呉の國r て、始めて縮りいだした
(557)

こQちぼり図 小日刻。木のたてめょす
る彫刻。 うきてあるものなるより、うき ょかけ るもの。
ごくちゆう あくにん 図 極市悪人。極め ていふ。後撰 「たまつ島ふかきいりえ ごくミーも 陥 國母。天子の御母、即ち、皇
ごくあん ごくねち こくぼ
かぶ



Q

ごくもん こQりいろ

こし。



日ふ
まとた
(558)

大后の奪稲。こくぼ 古語。空穂 「天 こぐり いろ 図 濃栗色。かさねの色目





ご、




かこ



の拷あらを、こくも、女御をもなれ」 の名。表を秘色rsて、裏を薄青なるも

rし

王た 、
兵を
儀s式
か。





ざり

ごくもん 召 獄門。Q 獄屋の門。Q古 の。又、裏を薄紫なりをもいふ。

親む





み 月
蒙眠


討古
の極刑の名。斬罪rs虜したるものの首 こくりやう 召 園劉。朝廷直轄の地の




*
r

しり




s て

斬 陣
を、獄屋の門の漫み島するこを。 稲。天領。武家時代の語。

r軍










いsふ 起り

ごくもん くび召 獄門首。獄門ょさらし こー<7る 園 国国 木賭。こだちがまげ

r。





たる
たる首。さらし首。泉首。 りあびて、くらくなる。古語。能宣集

五たる






ご月

生月子れ
ごくもん-だい 図 獄門豪 島 首みすべき 「こぐれつつ春のなかはみ なりrsけり

ふの 子
。生たる


て母

支ré
月 那れ
首を載する豪。 今やさくらむ山吹の花」



を。
は俗説
あり
こやり
見え 害す

ごくらくミg 極築。e 極めて楽しきこ こぐれ 図 木暗。こかげのくらきをこ

たり







ど。Q備教の語。備の住む世界。西方、 ろ。古語。

こへ





おなのき
ごく


十万億土みありて、諸事圓満し、快楽き こくろ召 木黒。こぐれよたなじ。盛





白の臣
大など

はまりなしをいふをころ。浮土。新古 衰「号手のこくろの中へひき退く」

刑の



召る




みん
こく
「まるべある時réだょゆけごくらくの ごくわ 図 五果。李、杏、薬、桃、栗の、五

なé


)


(
r じ
道みまご へるよのなかの人」 種の果物の稲。

植樹幹





図え
古物き
こけ
ごくらくミーおやうご 図 極楽浄土 備教の ごくわくミーか 図 御書可。御書日の済み


%


もの 温 草
極生

るめて
やr小さき
のりs
語。ごくらくみたなじ。 たる語勅の寛しを、太政官ré送り、太政

精 如介




きの





ごくらく-せかい 図 極楽世界。備数の 大臣以下の連署したる後、本書の年月








日の次rs、天皇の、可の字を底署し給ふ

やや





-
ご〜





もめ
こーヘ「らし B 木暗。こだち繁りて、そ こyこ。

けまひ
ふがる



さま
あり
り だん


の下薩くらし。曾丹集 「日くるれを下 ごくわく おつ 陥 御書日。内記よ命じ

よあら

じ」



葉こぐらき木のもをのものたそろしき てつくらしめ給へる語勅の可 なると



陥み

そいぎ
け御





夏の夕暮) き、その年月の下み、天皇の、みづから
源「桂川r て、ごけいしたまふ。常の儀 こけ のいほ 陥 菩廃。ふるぶるしき座。 あつかびをうけをるもの。平治「今も、
式réまさりて」 i五刑。 Q昔行はれ わびりまびする家。古語。績千 「あれ ごけぶんを得て、とぼしからであるぞ」
し五つの刑罰、即ち、答、杖、徒、流、死の r けりわが故郷のこけのいほみしよの こけーむしろ 図書誌 。基 の生ひつめた
稲。Q支那réて、大群、宮、刑、劇、墨の ままré月ますめごも」 るをころを、むしろr*見なしていふ稲。
五つの刑の稲。 こけ の ころも 図 基 衣。Q 修験者、又 語。式子内親王集 「こけむしろ岩ね
こけ いろ 召 基色。染色の名。前黄の を、仙人などの着る衣の稲 古語。後撰 の枕なれゆきて心も洗ふ山水の盤」
こきもの。:かさねの色目の名。表 「世をそむくこけのころもをただひさ ご けん 図 御見。『ごけんさん(御見参)
を黒はみたる香r*て、京をふたあみな へかさねをうさしいさふたりねむ」 Q の署』 面曾の敬稲。
るもの。 襲の時着る衣服。もふく。沙石集「白 ご けんちゆう 図 御旅市。みのこもち
ご-けう 図 五%。Qごじやう(五常) ょ 露ょこけのころもをま ぼるをも月の光 の異稲。
たなじ。Q備数の語。穏 迦一代の説法 *ぬれむものかを」 ごけんもし日 御見文官 も以てたは
を、華厳宗 よて配立小乗数、大乗始教、 こけ のーをた 図書下。墓の下。千載「鳥 もじ、かもじなどのもじの類』 ごけん
一乗頓教、不思議乗圓教の五つみ分類 漫山きみたづぬをもくちはててこけの (御見) よたなじ。
せる稲。 またよそこたへさらまし」 こけら g 柿。Q木のけづりくづ。こは
こけ ごろも 図書衣。こけのころもな こけ のをで 図書神。こけのころも よ いた。こっば。こは。和名「柿、和名、古
たなじ。古語。 たなじ。古語。新後撰「たもひやれさ 介員、削木也、請削木之朴所出納片日柿
ごけ にん 図 御家人。徳川時代よ、将軍 らでもぬるるこけのそで隠たきの露の 也」 Q木を、うずく剥ぎたるもの。やね
の直参の士の稲。即ち、守護、地頭な まげさを」
-
やこの類。 -
こけ の たもこ 臼 著秩。こけのころも こけら-げ g 柿毛。鷹の、わづらふをき
こけ-の-いはこ 図 苦石戸。世すて人な réになじ。古語。千載 「うれしさをか réたつるかしらの毛の稲。古語。
(559)

&このすまふ山中rsある廃。古語。新古 へすがへすもつつむべきこけのたもを こけらぶき g 柿持。こけらみてふき


「寂 寛のこけのいはさのま づけきよ涙 のせはくもあるかな」 たる屋根。著聞「この堂を修理しける
の雨のふらぬひをなし」 ごけーぶん 図 御家分。御家相應のをり よ、もを、こけらぶき ょてありけるが」
こけいろ とけのいほ とけむしろ
-
-}
-
- シ -
ここ ここだく ここちまきぶ
(560)

ここ 蹴 九。ここのつ。く。 古語。萬 「妹が家rsゆきかもふると見 ここちまさ3 闘国国 心地惑。心地、常


こーこ 偲 比所。極めて近き場所を指示 るまでょここだもまがふ療の花かも」 のござくならす。ここちなやましくな
A
していふ語。このをころ。源 「はじめ ここだく 園 幾許。ここはく。そこはく。 る。古語。
もここよなむやどり給へるを申すょ」 古語。萬 「あまさかるひなをもまるく ここち ゆく 園回目 心地行。心地、はれ
ここ 図 五鉛。どくこの一種。雨端の、 ここだくもるげきこひかもなぐる日も やかみなる。心が進む。源 「鳥のさへ
五実rs分れたるもの。 なく」 づるほど、ここち3きて、めでたきあ
ここーかしこ 偲 比所彼所。このをころ、 ここち 図 必地。こころもち。気分。貫 さばらけなり」
かのどころ。源「うちはしわただのこ 之集 「たほぞらま くもらさりけり碑無 こーごーと 園 硬きものの鍋れ合ふ音ない
こかしこのみちう*」 月まぐれなこちをわれのみぞする」 ふ。こちこちを。古語。
ここ ここ 図 陣き苦しむ盤。宇拾「かへ ここちあやまる園自 心地誤。心地 ここ に園 愛。Qこのをころよ。この場
しせむをたもひて、ここここをうめき たがふ。こころもち、常のござくなら 所よ。Qこの場合ré。この時 よ。古今
けれを」 す。古語。源「けさの雪rs、ここちあや 「ここに、いにしへの事をも、歌のここ
こごし 國』 険。道路危し。険阻なり。 まりて」 ろをもま れる人、わづか よひさりふ
古語。萬「碑さぶる岩根こご しきみよ ここち だくる闘国自 心地後。心地が たりなりき」
しぬのみくまり山をみれをかなしも」 れをる。古語。源「まめびをの、さすが ここぬーか 図 九日。ここのか(九日)の
-
大らかなり。大やうなり。古語。 ょ、こころをだめて物語するこそ、ここ 古語。拾遺「長月のここぬかごをみつ
源「げょ、いをかしこけれを、こなしう ちれくれたらむ人をくるしけれ」 む菊の花のかひなくれいょけるかな」
なまめいたるすちを えなむみせぬ」 ここち をこなふ 園岡臣 心地損。心地が ここの-がさね 図 九重。ここの よた
こ ごしよ 召 小御所。将軍参内の時、装 わろくなる。古語。 なじ。古語。古今「ここのがさねのう
束を更へて、やすむをころ。足利氏の頃 ここち たがふ 園園言 心地違。心地、つ ちょてをあらしの風もきかさりき」
より、禁中長橋の局の向ひ ょ設く。ごん ねのごをくならやり。古語。 ここのーをな 図 九品。ごくらく(極楽
ごしよ。 ここちーなう 園 無心地。こころなく。無 の異名。古語。新指「よしあしの人をわ
ここだ 園 競許。ここほく。そこはく。 情 よ。古語。 かじをはちす花ここのみなまでさきか
-* *
はるなり」 ここ ば 国 幾許。ここはく。そこはく。 中心。
ここの1をーち 図 九十。九十の年齢。古 古語。萬「秋の校をながみょかあらむ こころ-あがり図 心上。心の、けだかく
語。玉葉「老の波なほ静かなれ君が代 なぞここはいのねられえぬもひさりし たもひあがるこを。
をここのそちまでみつの演風」 ぬれた」 こころーあたり 図 心常。心よてつくる
ごごのつ 図 九時。ここのつごきの署。 ここ はくミ園 幾許。そこはく。ここだ。 めあて。たしはかりの見常。
ことのつきき 図 九時。午のをき。子の 古語。萬「ままわみをこぬれ花さきこ こころあて に国 心常。たしはかり よ。
をき。今の十二時réあたる。 こはくもみのさやけきか」 推測して。古今 「こころあてにをらな
ここのつーの-えだ 図 九枝。をもしび(壁 ここめ 図 鬼のたぐひの妖怪。著聞「い やをらむはつ 相のれきま%こはせる白菊
火)の異名。古語。 かなる鬼ここめをもものならすたもへ のはな」
ここのつーの かすみ 図 九賞。仙家を形 る武士」 こころあひ の かせ 図 心合風。心をま
容していふ稲。古語。 こごゆ 園国 自 凍。寒さみ 犯されて、 れるかせ。こころまりの方へふくかぜ。
ここのつーの よ 図 九世。備教の語。よ 身がこごる。俗ré、こごえる。 古語。
みのくに。黄泉。古語。 ここーら g 幾許。ここはく。そこはく。 こころ あやまり 図 心誤。迷ふこを ま
ここの へ 図 九重。Q物の、九つ重なり 古語。古今 「めづらしきこる ならなく ごひ。古語。空穂 「こころあやまりこ
たるこを。Q 『天子え、九天 よ擬し、九 réほどをぎすここらのをしをあかふりも そま たりけれをたばして」
門を備ふさいふ、支那の故事より起る あるかな」 こころ あらため 図 心改。迷ひたる心
語』 禁中の別稲。大内。古今 「いにし ここら 園 許多。多く。あまた。竹取「梶 を思ひなほすこを。
へのならの都の八重標けふここのへ よ をり申す。ここら、船 よのりてまかり こころ いき図 心意気。こころはへ。
にほひぬるかな」 歩くょ、まだ、かくわびしき日をみやり」 こころもち。
ここのへ さg九重座。かぶどの名を こころ 図 必。Q すべて、動物 よ具はれ こころ-いをき図 心急。こころのせか
ころ。凶刃 きょたなじ。
(561)

る、事を考へ判断する等の能力。たまし るるこをo 心ぜき。


ここのへ-びこ図 九重人。たほみやび ひ。なさけ。たもひ。かんがへ。Q意 こころ-いち図 心意地。我意を張るこ
をこ。 殿上人。 味。義。こをわけ。Q なか。あん。 を。固く執りて動かぬこを。かたくな。
ここのをち ここは こころあがり
ー』 ー シ
- -
』* A プ 『『 』
シ-シ
- ー
こころいられ こころだと こころがへ
(562)

がうじやう。古語。大鏡「こころ い 古語。 たそろしきなり」


ちょ」 こころーだミ園員 心置。こころのま こころ がへ 図 心替。他を、心を をりか
こころ いられ図 心急。こころ いそぎ まよならやり。心配す。きをたく。 ふるこを。古今 「こころが へ するもの
réたなじ。古語。源「人わろうかかづ こころ だくる闘員 必後。こころた ょもがかたこひえくるしきものを人ょ
らひ、こころ のりねせで」 どる。心すすます。源「あやしうここ 知らせむ」 一
こころ-いれ 図 心入。たもひこみ。気を ろれくれても、すすみいづる源かな」 こころーがまへ 召 必構っかねて、心よ待
つくるこを。注意。 こころ だごり 陥 心魔。心のたびり。心 ち受くるこを。よう い。こころがけ。
こころーう 園国 心得。心 よ了解す。 の増長するこを。 源「残りのよはひふべきこころが剤
心réさをる。俗rs、こころえる。 こころーだぞし 國』必鍋。こころ鋭く も、になくま たりけり」
こころうご達 図 必動。こころさわぎ。 なし。考におし。古語。 こころーから園 自心。自らのこころよ
むなさわぎ。 封
こころ だとり図 心劣。心ょ、たさりさ り。御堂闘白集 「いろうすきかきほの
こころーうし 國』 必憂。うし(憂) よた まょたほゆるこを。枕 「わがこをは よ かげのなでしこのこころからよや色を
なじ。 もてつけていふが、こころたきりする ますらむ」
こころ-え 図 心得。こころうるこをっよ こをなり」 こころ かろし 國園 g軽。こころやす
うい。さをり。こころたばえ 狭衣「大 こころ だひ に園 心生。心のまま よ生 し。遠慮せやりしてあり。気がるし。
方の殿上人なやこのこころえreま つつ」 ひ出でて。古語。空穂「草木などを、こ こころーきは臼 心際。こころのきはよ
こころえーがほーに 園 必得顔。こころえ ころたひにたひたる も、押きものなり」 たなじ。古語。
たるさまrs。まやりたるそぶりrs。 こころ だもし 國H &重。こころかろ こころ きも召 心肝。こころみたなじ。
こころえ-ちがひ 図 必得違。こころえ がろしからすあり。空穂「御こころね 古語。源「まみりてを、いをやこ心ぐるし
のちがひ。思ひあやまりてあるこを。 もくたはしますrsあらぬ よ、いをほし う、こころぎももつくるやうよなむ」
こころーだき 図 心置。こころがかり。け きこをかなを」 こころーヘ し 國』 必苦。きづかはし。こ
ねん。心配。 こころ がねg心金。こころね(心根) ころやまし。こころぐるし。古語。高
こころ だきて 召 心院。心のさだめ。 よたなじ。盛衰「九郎がこころがねを こころぐくて
「春日山かすみたなびき
れる月夜rsひさりねむかも」 やしかりつるたほんすだれのすきか
こころ ミーなし 國
まのこころき ならくす」e心さしの
無心苦。こころた まるしをしての贈物。 げ一 e心だめしま。他の人の思へるさ
きなし。 まを知らむがためré。古語。
こころさす国志。eこころをむ
こころとらべ 図 心競。思のたけをく く。思ひ立つ。たもひこむ。Qこころ こころす ㎞自 心。心をさをむ。気
らおるこを。こころのくらべ。心のあ さしてたくる。こころむけしてあたふ。 をつく。こころを用みる。注意す。
らそび。 後選「あひまりて侍りける人の、あから こころ-せき 図 心急。心のいそがるる
こころーヘミるし 曜国 心苦。きづかはし。 さま よ、こしの國へまかりけるrs、ぬさ こど。こころたいそぎ。
こころやまし。俗 よ、こころぐるしい。 こころさすをて」 こころ-ぞへ 図 心添。他人よ、思案を添
萬「あしびきのあら山なかみたくりた こころ ざはり 図 心障。心よさはるこ へて教ふるこを。こころづけ。忠告。
きてかへらふみねをこころぐるしも」 を。きさはり。 こころ「たかし 國 』 心高。きぐらみた
こころ げさう 図 心個粧。こころづく こころ-さま 図 心様。心のさま。思ふさ かし。けはひかろがろしからやり。後撰
ろひ ょたなじ。古語。源「さうじみを、 ま。こころだてのさま。源 「物まりぬ 「ふかきうみのちかひをま らす三笠山
何のこころげさうもなくてたはす」 べき御こころさまざききて」 こころかたくもみえし君かな」
こころ-ここ に国 心殊。こころもち、 こころ ざむし 國』 む寒。深く、こころ こころーだがひ 図 心違。わさを、心よ違
通常 よ違びて。 ふ行をなすこを。古語。源「例の御こ
réま みこみてあり。感心してあり。
こころ ごはし 國』 心強。Q気づよし。 古語。 ころたがひみや、くるしきこをもいで
こころこはし。Qなさけなし。つれな こころーをらひ 図 用意。ようい。こころ こむ」
し。古語。源「こころごはきさまみを、 がまへ。落窪「こころもらひのようい こころ だくみ 図 心匠。心の中r て考
いひもなさで」 すぎて、いをさかしらなり」 へ定むること。思び廻して巧むこを。
こころ-さき g 心前。胸の下部。みぞた こころ をり 心知。互ぶ、心のほごを こころ だつ 闘員 心立。こころをた
ちの漫。古語。 知りてあるこを。又、その人。 こす。たもひたつ。古語。
こころ さしg 志。Qこころむけ。たも こころしりーに 団 心知。Q 心を知りみ こころ たまg 心魂。こころだましひ
(563) て。古語。源「大将、ごころしりに、あ réたなじ。古語
ひこみ。所存。源 御使ょも、三なきさ
こころくなし こころざす こころす

こころだましひ こころづま こころとり
(564)

こころ だましひ 図 必魂。こころ たま へ。心のようい。心げさう。古語。狭 からす。こころする%こくなし。古語。


し ひ。空穂 「こころだましひを、ま 衣 「こころづくろひも、あまりくるし 萬 「いでたたむちからをなみをこもり
をはかさせたまふものかな」 きをりを」 みて君 よこふるょこころをもなし」
こころ たらひーに園 心足。光よ飽くま こころーづま 陥 心妻。たもひづまみた こころ-こり 闘偲 必取。きげんをを
で。心ょ充つるほを。古語。萬「この なじ。古語。 る。古語。源「なにやかやを、御こころを
見ゆる雲はびこりてをのぐもり雨もふ こころ-つよし 随園 必強。Q気づよし。 りたまふほどょ、日たけぬ」
らぬかこころたらびに」 こころこはし。Qなさけなし。つれな こころ ながし 國』必長。こころゆる
こころーちる 園園自 心散。心、わかれわ し。源「つれなう、こころづよきを、た やかなり。きながし。
かれréなる。古語。源「花の露も、いろ をしへなう、情後るるまめやかさなだ」 こころーなミ 園 国 必和。こころなご
いろ月うっろひ、こころちりて」 こころ てい 名 大凝愛。植物。海草の む。こころなぐさむ。古語。萬 「そこ
こころ づから園 心自。『づからえ、手 名。ここ剤 grsれなじ。七一職人歌 ゆるみこころなぐやをあきづけをはぎ
づから、身づからなどのづからの類』こ 合「うら ばんのなかはの秋のよもすが さきにほふいはぜ野ré馬たぎゆきて」
ころから。己の心よりして。古語。古 ら月ぞすますやわがこころてい」 こころーなQさーに 国 心㎞。こころなぐ
今「春風を花のあたりをよきてふけこ こころ-こ 園 自心。こころより。 心か さめ よ。気をなぐさめむがためré。古
ころづからやうつろふを見む」 ら。心得ながら。古語。 語。萬「わぎも子がこころなぐさにや
こころづきーなし 曜門』無心附。たもひや こころ こきめくミ 闘自 心うきたつ。む らむためたきつまやまなる白玉もがな」
りなし。無情なり。源「君を、こころづ なさわぎす。古語。源 「誰もたれも、 こころーなし 國園 無心。Qをさなし 無
きなしをえたばしながら」 こころをきめきえ つべき御けはひ、を 邪気なり。Qなさけなし。たもひやり
こころーづくし g 心霊。心のたけを霊 かしけれぞ」 なし。無情なり。拾玉 「山里のさをま
して、憂ふるこを。気をもむこと。心 こころ-こくミ 園ェ目 必解。こころやは かのねのなかりせをこころなき身をな
配。古今 「木のまよりもりくる月の影 らぐ。得心す。安心す。源 「こころを りはてましを」
みれをこころづくしの秋を来みけり」 けたるいだよねられすなむ」 こころーならず 園 本意ょあらすして。こ
こころ づくろひ 図 心緒。こころがま こころをも なし 隠園 無利心。心さを ころやすからキりして。績後撰「沖津浪
よせくる磯の村千鳥こころならすや浦 けて、いかよいかょさ、えたえず思ひき のあかをすすぐをたもへを」
づたふらむ」 こえたまへれご」 こころーのいづみ 図 心泉。こころより
こころ-ならひ g 心習。こころのなら こころ にくし国目 心憎。eたくゆか わきいづること。歌などよまむをする
はし。源「なき魂ぞいをど悲しきねしを し。源「まやのびやかré、こころにくきか をき、心の中rs、種種の趣向の浮び出づ
このあくがれかたきこころならひょ」 ぎりの女房、四五人さおらはせたまひ るこを またをへていふ。古語。千載「ま
こころ にあふ 園 合心。こころよかな て」 Q心置きせらるるるさまなり。た きしまの道も、さかりrsたこりて、ここ
ふ。満足す。枕 「なは、常rs、ものなげ ぼつかなし。Qかはゆくなし。にくし。 ろのいづみ、いにしへよりもふかく」
かしう、世のなか、こころréあはぬここ こころ に こむ園 範心。こころょをめ こころ の いろg 心色。心の中のさま。
ちして」 たく。こころよいれたく。古語源「こ 古語。績古 「紅のこぞめの衣ふりいで
こころーにーあまる 図 除心。たもひあま ころにこめて、よろづみ思ひみたり」 てこころのいろをあらせつるかな」
る。己が心ひをつよさだめ か ぬ。源 こころ に のる Q 乗心。こころよまた こころ の うら 図 心裸。心のうち。新
こころにあまる事をも、また、誰ょかを がふ。古語。萬 「百敷の大宮人をたほ 勅「うたがひしこころのうらのまさし
語らはむぎこ」 かれごこころにのりて思ほゆるいも」 き*をはぬrsつけてまづぞま らるる」
こころ に いる 園 入心。こころよかな こころにもあらで園 心ならすも。 こころ の だに図 心鬼。わが心から、
ふ。気み入る。新千「あづさゆみ春の 本意なあらキりして。伊勢 「昔、男、ここ わが心を苦むるこを。古語。源 「わが
「こころにいるものをたかまど山の標 ろにもあらでたえたる人のもをょ」 けしき例ならやりを、こころのたによな
なりけり」 こころ ね 心根。こころのそこ。ここ げきま づみて」
こころ に かかる 園 騒心。こころr*離 ろのたく。鼻心。和泉式部集「こころ こころ の きは 召 心際。心のそこ。こ
れすして思はる。気よかかる。源「御こ ねをみするぞ、あやめぐさのゆかりょ、 ころのかぎり。古語。源 「すぐせのほ
ころにかかりて、苦しくたばしわびて」 ひきかけねこも」 をも、みづからのこころのきはも、残
こころ に かくミ 園 騒心。こころréをだ こころ-の-あか 図 心脂。心のけがれ。 りなく見はてて」
(565)

む。こころrsわすれやりしてたもふ。俗 心のにごり。罪業。古語。新績古「か こころ-の-くま 陥 心磯。こころのへだ


ょ、こころょかける。源「こころにか きながす法の水こそうれしけれこころ て。心のうちをけぬをころ。古語。源
こころならひ こころにくし こころのいづみ
『 シ シ口

こころのとミも こころのたま こころのはしら
(566)

「つみみたまふ御こころのくま、残ら たけ。思ふかぎり。山家集「ものたも 思いる も、 こころのなもょやあらむ」


すもてなしたまはむなむ」 ふこころのたけぞるられけるよなよな こころ の はしら図 心柱。さつ(経)を
こころーのーくも 陥 心雲。心のまよひ。 月をながめあかして」 見よ。
迷びてさをらぬ心。古語。 こころ の たま 図 必珠。Q心を、玉み こころ-の-aまま に 団心僅。思ふままみ。
こころの あ 召 心師。こころの師匠。 見なしていふ 語。古語。夫木 「月み たもひ次第 よ。源 「こころのままにを
心のはたらきを教へ導くもの。古 れをやがてたもどのぬるるかなこころ ぶらひまうづることをなけれ%こ」
語。新六「たろかなるこころのまさえ のたまや水をさるらむ」Qこころのつ こころのみづ 陥 心水。人の心を、或を
なりぬをも思ふ思ひみ身をを任せじ」 き ょたなじ。古語。 すみ、或を濁り、又、浅くも、深くもある
こころ のをるべ 図 心指南。こころの こころ の ちり 図 心塵。心のけがれ。 より、水réたをへていふ語。古語。詞花
あみたなじ。古語。源「たがふべくも ぼんなふ。新古 「にごりなきェ井の水 「たもひやれこころのみづのあさけれ
あらぬこころのみるべを、たもはやりょ を結びあげてこころのちりをすすぎつ をかきながすべきこをのはもなし」
も、たばめいたまふかな」 るかな」 こころ の やま 図 心山。心を、山みた
こころ の すさび陥 心進。心のすすむ こころ-の-つき 宮 心月。備教の語。さ をへていふ語。績古今「花を、木ご を「6
こを。源「こころのすさび ょ任せて」 をりを開きたる心を、月の明かなる16 さきて、つひょ、こころのやまを飾り」
こころ の すち 陥 必筋。たもひのすち。 たをへていふ語。績千載 「むらさきの こころ の やみ 図 心闇。心のまよび。
心のたもむき。古語。源「ただ、こころ 雲のむれみる山里みこころのつきやへ 古今「かきくらすこころのやみ ょまご
のすちを、ただよはしからすもてるづ だてなるらむ」 ひみきゆめうつつをを世人さだめよ」
めたきて」 こころ の つま 召 必妻。心のはし。心 こころ ば 名 心葉。古、大守曾の時、冠
こころ-の-そら 図 心空。こころをそら のうへ。古語。新後拾 「われをただ備 の上の飾り「6つけたる、つくり花。主上
réたをへていふ語。古語。新古 「やみ よいつかあふひぐさこころのつまみか のを、機réして銀、大臣のを、藤、大中納
はれてこころのそらみすむ月をにしの けぬひぞなき」 言のを、山吹、参議のを梅の形rsて競金
山べやちかくなるらむ」 こころ の なし 図 心成。村もひがしみ なり。 後世を、すべて、除物など16飾り
こころ の だけ 召 心丈。こころのあり たなじ。古語。源 「目も鼻もなほしざ つくるものの稲 糸réて、花紅葉の形を
。シ


任い一 り。なさけあり。古語。源「はや、きの

こころはしり召 心走。物事ょ驚き、又
こころーばせ 召 意。『心馳せの義』必の
こころ はづかし國目 心差。己より優

こころはせ-びこ 図 意人。心あるひさ。
こころーばへ 図 意。心の趣。こころも
こころーばむ 園自 心。こころはへあ|

結び、その他、種種の飾りをつく。楽花
す。こころはを、梅の枝なり」
「はこひをよろひrs、たきものいれて遣
%こきごきするこを。むなさわぎ、古語。
を、怖ちて、心臓の動き跳るこを。心の
動くたもむき。たもひこみ。こころは
なだらかrsめやすく、にくみがたりし
はづかし。源「法師なれを、いを、こ
なく」
ころはづかしく、人がら、やん ご を

れたる人などréうち向ひて、わが心ra

なさけあるひさ。古語。

こをなだ」
たぐひなきを。たのみrsて」
ち。源「かたじけなき御こころはへの、

へ。心の向ふこを。源 「こころはせの
こころはしり
劇』

こころ
そ曜

ー国
心た
。のすく
し細み こころ



心。
召こぼ


ころ
細 こころ





植海の

委 物草 こころ


-

B




思ふふか
心 こころ
ひg
ー心
こはかり

一 とつ
ころ こころ
ばらし







はら こころ








はよ
やる

ふのかへりごを、あやしく、こころはみ
こころぼそい。古今「糸ょよるものなら一こころ みじかし國国 必短。心ゆるや

まかせ





こに
はやり

鹿
ころ
なくよ別れ路のこころぼそくもたもほ

なく







さびし
俗 り
の こ
もさびしき

を の 云
呂止
H
古」布 和
海、


名留




用字

太藻心 て
こ製
をす ろんろ 名
こてんぐ
。さ 海砂

のr附着
石て

や乾
生中éり し
さか

。けぶ びきむ 古今
こころ






ら」
す みへ

「野



うな

風なち すこ



はなぐさみ
らし し
討な

給」

ち すぐ

さる


こころはやりに

rs、

こころ
みえ
- こころみ


ここ
。を
ころみる こころ








この
ころ こころ
まさ
g




この


ころ こころ
まち




もを
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しや こころまに
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この

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ころ こころ


う心
図。

かよ
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ゆるかな」

まょ

思ひ

rま 源


うも

ょさ御
、こま
ころ
ちるけ ちまう
かならやりあり。短気なり。六帖 「くひ


ため
。 ひか
よ ぞsら つつ
rぬ

は」 ただ


時 éひ
rほや
あふ
こころ
この 心

rを


迷ふ績


のéこび
ま よ


」 はを

たこま

なょ

ひころ
むか ひ


rを


惑ふ源
つや
「らく
sこ 待て


*。
ち ま
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とも

ré を

くる
よい
。こが

ころ

五戸C
藩い
こころきうけ
-
-

図 心見。なさけの見え。

こころみに ところもさびし こころやる
(568)

なだ ょたたけむあくる夏の夜をこころ| ろもをなく思ふ。伊勢 「 をちを、こころやりにやあらむ」


みじかき人やかへりし」

ひ、ろくたまはむをて、つかはささりけ こころーやる 闘員 遣心。きをはらす。
こころみ に 園 試。もののためしよ。 り。うまのかみ、こころもをながりて」 心をなぐさむ。古語。_
こころみる園個 試 『心見るの義』 こころもこなし 曜』 無心許。Q 待ち こころ-ゆかし國』遣心。ゆかしょた
その質を知らむを試験す。ためす。古 をほrs思ひて、心いらだちてあり。まち なじ。
今 「人の身もならはしものをあはキりし やこほrsて、心も心ならず。俗み、こころ こころ-ゆくミ 園自 遣心。こころはる。
ていさこころみむ態やま ぬるを」 もをない。竹取 「この枝をりてしかを、 きが すすむ。こころなぐさむ。古語。
こころむ 園項国個 試。こころ引る よた さらよ、こころもをなくて舟よのりて」 源「二條のたをだえ、こころ3きたまふ
なじ。 Qたぼつかなし。俗 よ、こころもをな なれぞ」
こころ-むき 心向。心のさま。意向。 い。枕 「花びらのはしみ、をかしきに こころ ゆるび陥 心緩。気のゆるむこ
曾我「常時のこころむきを知らねだ」 ほひこそ、こころもをなくつきためれ」 を。こころのをこたり。源「あはれrs、
こころ むけ g 心向。他人よ、心をむく こころやすし 國自 心安。Q きづかひ こころゆるびなき御こをどもかな」
るこを。源「そのこころむけをたどる なし。安心なり。俗rs、こころやすい。 こころーようい 路 心用意。こころがま
べきなり」 @むつまじ。ねんごろなり。俗 よ、ここ へ。こころがけ。
こころもうす 固 必失。心の、思慮、判 ろやすい。源「いさ、いをこころやすき こころーよし 照園 快。Qここちよし。た
断する力もなくなる。喪心す。宇拾「こ 虜 よて、のだかr*きこえむ」 もしろし。俗rs、こころよい。源「さて
をなにものぞをいふ よ、こころもうせ こころ-やまし 園 』 必疾。心頃はし。心 なむ、このづしも、こころよくひらくべ
て、われr*もあらで」 の中なやまし。源 「こころやましきも きを」 Q病が癒えてあり。俗rs、ここ
こころもをぬ に 園 心妻。こころよ のごしょてなむ、あびてはべりし」 ろよい。
わりて。たもひ ょま をれて。古語。萬 こころーやむ闘巨 必病。たもひわづら こころーよせ 図 心寄。Q こころをか
「あらたまのをしか へるまであびみね ふ。 たむくること。Q すくこを。ひいきす
むこころもとめにたもほゆるかも」 こころ-やりーに 園 遣心。きはらしのた るこを。源「例の御こころよせなる梅
こころもさび がる国㎞ここ めよ。こころはらしよ。古語。土佐「男 のかをめでたはするな」
こころーより ほか に 国 心外。心をは こころーをーこる 園 取心。他人の気をそ ござうーぶこ 五臓太。艦鶴の、ふさく
なれて、その外み。古語。源「こころよ こなはじをふるまふ。きげんをとる。 たくましきこと。曾我 「隠さいふ名馬
りほかなるなほさりごを よて」 こころ を やぶる 園 傷心っ きげんをそ の、云云 ご ざうおをょて、尾髪、あくま
こころーよる 園自 心寄。こころむか こなふ。空穂「手をうちて宣へを、御こ で足りたるré」
ふ。重之集「もがみ川龍の白糸くる人 ころをやぶらじをて、えたはしまさす」 こざうりとり 図 小草履取。さうりをり
のこころよらぬをあらじをぞたもふ」 |こころ を やる 園 遣心。きをはらす。 の若きもの。
こころーよのし 國画 心弱。気強からす きをなぐさむ。 こーさき 名 小前。さきたひよたなじ。な
あり。情深くして、心たくれ易し。源 こころーをーゆかす 園 こころをやる よた ほ、下文を見よ。枕 「上達部のさき ご
「かた
まつらむとた ばしつつ」
㎞ ので ごと
をQかさむがためréまかり歩くな」
* 戦上人のえ、みじかけれを 大さき、
こさきさききつけてさわぐ」
こころ-Qミ 闘ェEE 別心。種種 よ思 こさ 名 風の名なりをも、又、笛の名なり こざくら がは陥 小標革。藍染の地よ、
ふ。こころをくだく。これを思ひ、か さもいふ。あいぬ人の語。夫木「こさ ま ろく、小さき棚の花形を染めいだし
たる革」
れ㎞。古語。運 すさびょてもこ ふかをシそする陸奥のえそょえ
ころをわけたまひけむよさ、ただなら みせじ秋の夜の月」 こざくらーをさしg 小懐編。鎧のをご
やり思ひつづけられて」 ござ 図 御座。たまし。たましごころ。 し方の名。白糸rs、紅糸を交へて編し
ごころーを くむ 同 汲心。思ふこををた 源「くわさのごさ、ひきいれのたをだ たるものなりをも、又、こさくらがは
しはかる。推量す。思の程を察す。 のごさ、御前réあり」 を、細くたちてをごしたるものなりを
こころーを ころす 固 殺心。塔忍す。思 ござい み 図 御鶴倉。古、禁中よ行はれ もいふ。
をたさふ。はやる心ををやこむ。 し公事。斬蔵のため よ、正月八日より、 こ さけ 図 鶴。あまさけ。ひをよさけ。
こころ を こりのぶ 図 切なる思をゆる 十四日まで、最勝王経を講ぜらるる 年中行事歌合 「いくちよもたえ りそな
やかrsす。貸我「わやこのを、一の床 よ㎞ こを。
(568)

へむみなづきのけふのこさけも君がま
みし時え、せめて、こころをとりのべさこさうじ 図 小随子。小さま やうじ。源 réまrs」
ふらひき」 「東のわたごののこ引のかみより」 ござす ㎞国個 来。来るやう よなす。
こころよりほかに こころをさる ござうぶど
sミL、
ときね をきんなれ こし
(570)

来らしむ。伊勢「ゆふさり 、かへり 山)。Q鎌倉の五山を、建長寺(巨顧山)、 の、たたみぎはの稲。三重、五重の塔な


て、そこrsこさせけり」 員=
圓覚寺(瑞牌山)、毒顧寺(亀谷山)、浮智 %このかさなり。:奥。かごの類よて、
こざね 図 小札。鎧の名をころ。さね 寺(金峯山)、浄妙寺(稲荷山)、皆縄宗な 肩より上rsして昇き行く具。築花「香

を見よ。 り。Q天答三の五山を「祇園精舎、大林精 のこし、火の興など、皆あるわさなり」
こざねーくさすり図 小札草摺。こさね 舎、誓多林精舎、那蘭陀寺、竹林精舎3Q こし 隠』濃。俗み、こい。Qいろ染みて
réてをごしつくりたるくさりり。 震旦の五山を、経山寺、育王寺、天龍寺、 ふかし。古今 「うちつけrsこしをや花
ござ の ま図 御座間。貴人の常ょたは 獅龍寺、浮慈寺。Q日本五箇の尼寺、即 のいろをみむたくま らつゆのそむるは
します室の敬稲。 ち、景寧寺、護念寺、標林寺、恵林寺、通 かりを」 Qあちはひあつし。Q水分す
こざふしき 召 小鋼色。若きさふしき。 玄寺等の稲 くなくして、まじり多し。
十訓「堀川右府の御許rままおりて、園碁 ござん-なれ 図 『こそあるなれの音便』 こじ 図 市子。冠の高く突き出でたる部
をうちけり。いつも、こさふ「きひさり réてあるよな。保元「さてを、一家の郎 分。もをとりをさし入るるをころ。
はかり」 等ごさんなれ」 ごし 図 元子。腰かくる具。四角ょして、
ござぶね 図 御座船。貴人の乗るやか こ さめ 図 小雨。細かくふる雨。こあめ。 やや長く、四脚あり。
たおね。 員
萬 「めはたまのくろかみ山の山すげ16 ごを 図 引師。僧職の名。源「ごも を
こ ざむらひ 図小侍。武家の役名 かく こさめふりえきまくるくたもほゆ」 てはやく、たやのかたらひしだいをこ
ごrsたなじ。 ござる闘冒 御座有 『剤あるの約』 の、のこれるを、よびどりて」i五子。
こざむらひ-さころ 図 小侍所。小侍の あり(有)、きたる(来)の敬語。ごさり 支那の、老子、菊子、荘子、楊子、文中子
みる詰所。宿直、供奉なごの人の事な ます。 の五人の稲。
をを沙汰するをころ。 こし 名 腰。Q背の下、まりたおの上の、 ご-お召 五事。Q 外面よあらはるる五
ごーさん 図 五山。五つの寺の稲。C 京 細き部分の稲。宇拾「をしたいて、こし つの、必要なるもの、即ち、競、言、祀、
都の五山を、天龍寺 (獅亀山)、相國寺 いたくて」 Q山の、麓rs近きをころ。Q 聴、思の稲。Q兵法 よ、道、天、地、将、法
(萬年山)、建仁寺(東四山)、東顧寺(恵 さしぬき、又*、務などの腰板。:層。 の稲。
日山)、萬毒寺(山競なし)、南顧寺(瑞龍 二階、又を、三階などrる建築せるもの こしーあて 陥 腰常。毛皮ょて、敷皮のご
をくつくり、うしろ腰みあて、緒をつけ %こぼし。 部を説かれたてまつらむをてこそ、ま
てむすぶもの。 こし がみ 図 市子紙。冠の機を、前のか づ、四経をたどき給ひけれ。それを名
こしあぶら 召 金凄。こがね色をつけ た16をり、またをりか へして、はさみを づけて、こじけうをいふrsこそあなれ」
たる漆。古語。 むる紙。平治「冠rょ、こじがみいれて、 こをげし 認国 木繁。こだち繁し。古
ご をう召 五g 。五つの臭、即ち、競、 ひとへrs、天子の御ふるまひのごをく 語。詞花「ゆふまぐれこしげき庭をな
握、香、焦、朽の稲。 なり」 がめつつ木のはさをも またつる涙か」
こを うこ召 兄公。夫の兄。又、夫の弟。 こしき 図 衛 。飯を炊く具。古のを、瓦 こし-こ g 発籠。かごrsつくりたる興
こじうこめ 図 女公。夫の姉。また、 製réして、形圓く、底rs、細き穴あり。今 ならむをいふ。古語。
夫の妹。 を、木製rsして、底み、竹の責を敷く。せ こし こはた 図 腰小旗。めじるしみ、腰
こしたくり 図 興送。興いれのをき、こ いろう。ー:撃。車の筒、車のやをさ réつくる小さき旗。平治「源氏を、大旗
しを送るこさ。又、その人。 こしこむこころ。 こしこはた、みな、たしなべてみろかり
> ミ、 メ
こし かき 名 奥昇。 かごかきの類。こし こしきぬの容 既布。こしきの底み敷 けるが
をかくもの。 く布。 こし ごろも 図 腰衣。こしもょたなじ
こを かた 召 来方。すぎさりし時。過 こし達ーあら召 無謀。こしきの底よ敷 こし-さげ 陥 腰個。すべて、腰よさぐる
去。後拾「須磨のうらをけふすぎのくを く㎞。今を、管を用みる。古語。 もの。いんろう。煙草入の類。
こしかたへかくるなみ ょやこををって こじく 闘目 名食。乞食をなす。古語。 こしさしg 腰指。Q腰よさすもの。国
まし」 きめを、九く巻き、かづけ物をして腸ふ
武将感状記 「やぶれ笠身rsををりきて
こじかた召 市子形。『冠のこじの形ょ こじくをもあめがまたょをみのはたの もの。賜はりたる者を、腰 よさして退
似たるよりいふ』 門の中央 よある、核 まじ」 出す。古語。源「まろき1かさね、こし
の如きもの。門の扉を、左右よりよせ ご じ けう 図 五時教。備教の語。法華経 さしなを、次次ょたまふ」
を説かむをするをき、その前rs、先づ請 こし-ぞひ 図 奥添。興よそひて ゆく
(571)

あはせて止むる具。古語。
こし がたなg 腰刀。腰 よ添へて個ぶ む五部の餌経、即ち、 基厳、阿含、方等、 供人。
る、小さき刀。わきさ し。めてさし 鋼 般若、法華、混盤の稲。大鏡 「法華経一 こ をみた 召 小舌。病の名。舌の根はれ
こしあおら こ七がみ こ%げし
すm、うィ
こしだい こしのくにこしふたへに
(572)

て、小さき舌の如きものの生するこを。|こし のくに 陥 越國。園名。今の趣前、」こし ふたへーに国 腰二重 をしよりて、


古語。 越中、越後のなどの國國の稲。北國。一 腰の屈みたるさまよいふ。古語。宇拾
こしだい 図 興豪。興を、地ょたろす 記「をほをほしこしのくにくはしめを 「こしふたへなるものの、杖 よすが
時、棒を支へしむる具。小さき机の如 ありどきかして」 りて」
きもの。 こしのをるしg 腰標。はらたび。い こしふにん 図 小十人。『こだゆうにん
こし ち 図 越路。北陸道の稲。 はたたび。古語。源 「いをはづかしを (属従人)の説』。馬廻の士。その中より、
ごしち にち 陥 五七日。人死にて後、三 たもひたまへりつるこ しのまるしみ、 君側の給仕ré侍するものを小性をい
十五日日の日の稲。この日。備の供養 いをたほくま、心ぐるしうたほえて」 ふ。読 「こうょん歩行衆等のかしら
をなす。玉葉 「前大納言貸家みまかり こしーのぶ 園同国国 腰伸。老人などが、 をかねて」
て、ごまちにちの備事ま はべりける」 わかやぎたる行びをなす。古語。 ごしぶにるお の うれひ 陥 五十二類
を ちにちのみしほふ目徳北田御徳 こしのりぞめ 図 興乗初。正月、こしょ 熱。俳数の語。経迦の入滅したるをき、
法。昔、正月八日より、十四日まで、禁 乗り初むるこを。 島獣虫魚等五十二種のもののあつまり
中réて行はれし兵言の御修法。金剛界 こちは 図 小柴。Q細く小さき柴。Qこ て、かなしみたりをいふこを。
を、胎臓界を隔年rs修せられき。 もはがきの署。 こしぶねg 越船。こしの國の船。
こ おつ 召 故質。故事の質なるもの。古 こしはがき 陥 小柴垣。小柴みてつく
例の儀式、作法等。Qためしも手本。盛 りたる垣。源「ただ、このつづらをりの こしぶみ陥 腰文。立文の名。書状の上
衰「宇治勢多を渡さむ、こまつ のため もをみ、たなじこま はがさなれど」 包の端を、ほそくたちて、その腹帯を
ré、先づその川をこそ渡るべきなれ」 こしはせ図 腰細。こしぼそょたなじ。 し、なほ、あまりをを はさみたくもの。一
こ おごみ 図 小部。あをみの小さき 古語。 きりふうじ。切封。
もの。 こし ばせ 図 腰挿。市着、煙草入、など こし ふをん 陥 去比不遠。備教の語。さ
ごし なづむ 園国 腰滞。水中などを の、紐の端rsつけて、腰rs帯ぶる時、帯 をりてみれを、この世の中、即ち、浮土
行くとき、腰が、たもふままr*動かす。 ré挟むもの。冊期、城項、瑞鋼など よて なりをいふ理應。
五戸C 造る。ねつけ。

こ を は 陥 小数。模様の名。ちぼりの、
こまかなるもの。 こし もこ 図』 腰元。C腰のほさり。Q貴 たるこるやうじのかみより」
こ おほ 図 小四方。供御をのせてはこ 人の、そは近く召し仕ふ女。侍女。 ごしやうの つみ 図 五随罪。備数の語。
お。小さき豪。はっすん。 ごをや 召 五舎。古の禁中 ょありし、五 女を、罪深くして、楚天王、魔王、帝輝、
こし ぼを 図 腰細。C 腰のあたりの細 つの殿舎。即ち、昭陽舎、叙景舎、飛香 韓輸聖王、備の五つみなられずをいふ
きこさ。ほそごし。こしはせ。Q『女の 舎、凝花舎、襲芳舎の稲。 障害。いつつのさはり。
腰の細きを、見よきものなるよりいふ』
こをやう図小性。貴人の側近く召仕 ご調なるもの。
じやうらくミ図 五常楽。雅楽の名。平
美人の稲。 はるるもの。: 故障。さはり。ささ
こしぼをの園 腰細。すがるえ、腰のほ はりっ さしつかへ。携内侍日記 「また こをやうらう 図 小F薦。大臣、納言、
そきものなるより、すがるみかけてい うづを、えはかキり、こま やうまうして」 参議、などの女の、女官さなれるもの。
ふ。萬「こしぼそのすがるををめがそ i胡床。おやうぎょたなじ。
のかほのいつくしげさréはなのござる
こしやさん図始引山。せんごうし
ごをやう図 後生。Q 備数の語。みら よの異稲。はこのやま。
みてたてれた」 い。のちのよ。Q 人よ、事をたのむ時 こーを ゆごだい 図 小守護代。武家の役
こじみ 図 タ鐘。いりあひのかね。夕べ ょいふ語。俗語。「ごしやうの御願ひ」 名。守護、又を、地頭 réかはりて、その
よなるかね。古語。 ご おやう 図 五常。Q人の、常ょ守るべ 事を執り行ふもの。
こし むかへ g 興迎。こしいれのをき、 き五つの道。即ち、君臣の競、父子の親、 ごしゆでん 召 御守殿。幕府の頃、将軍
こしをむかふるこを。又、その人。 夫婦の別、長姉の序、明友の信の稲。Q
の女の、三位以上の諸侯ょ嫁したるも
ご-あんぞう 園御新造。他人の妻を呼 仁義 通、智、信の補 のの居所。
お敬語。もと、諸侯の新婦を呼お稲な こしやうーヘ7み 図 小性組。徳川時代よ、 こし-ゆひ g 腰結。もぎのを
き、腰をゆ
りしを、後世、園れて、一般 よ通用す。 殿中の近侍の兵。 ふ人。古語。源「御こしゆひ ょえ、か
こ をんでん 図 小寝殿。小さきあん こをやうぐん 図 後将軍。うしろぞな のたをだをなむ、御せうそこきこえた
でん。 への大将。後軍の大将。 まひけれを」
(573)

こし も 図 腰宴。古の衣の名なるべけ こーをやうじ 図 小随子。ちひさきまや ごしゆ ふなん 図 五種 不男。生、劇、妬、


れやこ、詳かならぶり。こしころも。古語。 うじ。源 「すのこのなかのほ%こr*たて 鍵、牛の、完全16そなはらさる男。
こおほ こしもこ ご しやうのつみ
す「 ミつし
ごしゆきによこしらふ こしをする
さり。古語。著聞 「をなりなりけるこ
(574)

ごしゆ ふによ 図 引種刃女。螺、筋、鼓、」こしらふ園自置 競めすかす さをす。


角 家の 完全 そなはらさる女 をりつくろふ。古語。後撰「こしらへ一 しみがぬすみたりけりを」
ごをよ 召 御所。Q たほうち。禁中。一てかりのやどりょやすめすむまこをの|こし をる闘員 腰折。てづつなり。
Q借して、公方大臣家の稲。 道をいかでま らまし」:症。構へ つ ふつつかなり。源 「こしをれたる歌あ
ごしよ かづき図 御所被衣。古、女官の くる。調ふ。製造す。俗ré、こしらへ はせ、ものがたり康申をま 」
着たるかづき。 普員
る。増鏡「正成を、金剛山千早をいふ所 こし を社 図 腰折。こしを初う の署。
でしょきたひg御所鍛。刀の名。きく よ、いかめしき域をこしらへて」 こしをれ うた 図 腰折歌。C上の句を、
さくを見よ。 こじり 名 ㎞。『小後の義』 刀猟などの轄 下の句をのうち合はぬ歌。Q 自作の
ごしよミるま 図 御所車。屋形ある牛 のまり よ、飾りをしてつくる金物。角な 歌の謙稲。
車の稲。貴き人の乗るもの。 %こみてつくることもあり。いしづき。 こしをれ &うろう陥 腰折樹罰。さうろ
ごしよぎむらひ図 御所侍。まようじ こじりーどがめ 図 鎌谷。昔、武士の、途 うの一種。いにしへ、精霊祭な%こよ用
ほう しの類。 中16てゆきあひたる時、刀のこじりを みたるもの。
こし-よせ 図 奥寄。興をかきよせて上 うちあつるを、無濃をして巻めしこを。 こしを社 ぶみg 腰折文。e抽き文。
るさころ。 こをろ 召 子代。古、皇后などよ、御子 からうたう*れなじ。
ごしよ ぞめ 図 御所染。衣服の染色の のたはせぬ時など、御名の、後世réたえ こす 名 小艦。をす。すだれ。古語。頼
名。寛永の頃、女院の御好みrsよりて む事をたばして、御名をかけたる一む 政集「たちちがふよ%この川舟こすをあ
染められたる上品なるもの。 れの人民をまうけられしこど。みこし らみほのみし人をわすれかねつる」
ごしよ ちらしg 御所散。模様の名。上 ろ。古語。 こす 剛園 」越。C過ぎ行く。物の上を
品なる散し模様。 こおろ 召 小城。小さき域。小さきを 過ぎわたる。古今 「浦ちかくふりくる
ごしよさころ 陥 御書所。古、禁中よて、 りて。 雪を自波のするの松山こすか をぞみ
御蔵書を検察せし虜。みふみやこころ。 こしろーべ 召 子代部。こしろをして設 る」 Qまさる。すぐ。
こし よろひ 陥 腰鎧。くさすり (草摺) けられたる1 むれの人民。古語。 こず 園自 目 置 掘。根ながらく引き抜
réたなじ。 こし-お 図 腰居。足のたためかたは。み く。古語。記「根こじrsこじて」
ごす 陥興須。C磯物。青黒色のこはるを。 稲。古語。 古語。 言
陶器よ書がくに用みる魔色薬の原料。 こせ 召 癒。かさ。できもの。古語。散 ご せミ 図 御節供。せくを見よ。
美濃園より産す。極素 Q 引での署。 木「あやしさをみなもさをこそ思ひつ ごせ-をや 図 後世者。後世を営む人。極
ごす 隠自 期。かくごす。かねて思 れはだへをこせの内みぞありける」 楽ra行かむこをを願ふ人。
ひまうく。 ごせ 図 後世。みらい のちのよ。源 ご せち 図 五節。古、十1月の中の五の
こす達 図 木場。木製のすき。 「備をまるべ réて、ごせ を のみちぎり 日ré行はれたる朝廷の節曾。四五人の
こすき g 小杉。紙の名。牛紙の小判 しよ」 舞姫あり。後rsを、大常曾などの時よ
なるもの。鼻紙rs用みる。 ご せ園御前。わが妻を 呼ぶ語。ご のみ行はる。これを、ごせ ちのまひ
こ すげ 図 小菅。小さきすげ。績後撰 ぜん。 をいふ。枕「宮の、ごせちいださせたま
「わぎもこがそで をたのみて ま のの ごせいg引割。音楽の語。宮、南角、 ふrs、かしづき十二人」
浦のこすげのかさをきすてきょけり」 徴、羽の五つの音の稲。おおに りつを見 ごせちさころ 図 五節所。五節の舞を
ごす で召 呉須手。ごすょて、書をかき よ。:引聖。支那の、碑農、発、雑、 するをころ。新勅「ごせち ごころみ侍
たる陶器。あをる の磁器。 馬、湯の五人の聖人の稲。i五星。 りける女」
こーすみ召 濃墨。こきすみ。濃くすりた 木星、火星、金星、水星、土星の、五つの ごせち-の-わらは図 五節童女。五節の
る墨色。古語。 星の稲。 をきのまひひめ。大常甘曾r**五人、新
ごすんーもやう 召 五寸模様。五寸ほかり ごせい-ごう g 御潮調。古、正月八日よ 常曾rsを四人なり。枕「ごせちのわら
の大さrsたきたる、衣服のもやう。 り、十四日まで、太極殿1 て、最勝王経 はなまめかし」
こすり 召 錯子。漆を塗りて、その上を を講ぜられし式。 ごせち-み 図 五節曾。正月の元旦、自
こする具。古語。 ごせい-わう 陥 五世王。皇玄孫の御子。 馬、贈歌、端午、豊明の五つの節曾。
こ ずみ ■ 檜。『木末の義』木の幹の末、 王名を得れど、皇親みをあらやり。 ごーぜつ 陥 五絶。死ぬべき五つの原因、
又、枝の末。後撰「今をてふ心つくむの こせ?ぐわん 図 湖樹丸。薬の名。むか
(575)

即ち、縦、溺、歴、凍、驚の稲。
、山みれをこするよりこそ色鍵りけれ」 し用みたる九薬。 ご-せっく召 五節句。五つの節句、即ち、
こずみ-の-あき 陥 情秋。陰暦九月の異 こせーがさ 陥 癖。ひぜん。かいせん。 正月元日、三月三日(上己)、五月五日
ごす こせ
-
* i
喜ア

こぞQさ こぞめ
(576)

(端午)、七月七日(七夕)、九月九日重) もの、即ち、規、矩、権、衛、編の稲。 そはゆさょたへぬものなりける「 や」


陽)の稲。 こぞー&さ 図 去年草。植物。むぎ(変) こぞめ 図 濃染。濃く染めたる色合。
ご-せ「け図 五掘家。撮家をならるべき の異名。古語。秘蔵妙 「紅葉はをちる (多く、紅を、紫を16) 詞花「くれなみの
五つの家柄。即ち、近衛、九條、二條、一 やちらぬみたねまきてう月さつきよか こぞめのころもうへみきむ態の涙の色
條、鷹司の稲。 るやこぞぐさ」 かはるや を」
こ せん 召 始油。Q十二律の一。Q 陰 こをーこそこ 園 そろそろを。ひそひそ こそめーミさ g 濃染草。植物 はぎ(萩)
暦三月の異稲。 を。そっを。宇拾 「法師、こそこそをし の異名。古語。蔵玉集「花さけをつれ
ごせんーかう 図 御前講。貴人の前みて、 て、いりくるままre」 なき人もこそめぐさ色よめでつつけふ
書籍などの講義をするこを。 こーをで図 小袖。Q神のちひさき衣。盛 やをふらむ」
こせんーを 図 濃染紙。紙の名。こぞめの 衰「衆隆、紺のこそでみ、うははらまき こをめーづき図 濃染戸。陰暦九月の異
紙。古語。 着て」 Q絹の綿入れの稲。 稲。古語。莫博抄 「松を見てなをそ忘
こーぞ 図 去年。今年の前の年。きよね こそでぬき 図 小袖脱。『昔え、酒宴の るるこぞめづき露やむなしきいろやつ
ん。昨年。萬「こぞみてし秋の月夜を 席raて、猿楽あるをき、小袖をぬぎて、 れなき」
てらせをも相見し妹をいや年さかる」 かづけ物をせしよりいふ』 さるがくな こぞりーあつまる 園自 撃集。みなあ
こーぞ 園 比。これぞ。貫之集「ほ を ど %と よ、かづけものをするこを。 つまる。番く集る。宇拾「人人こぞり
ぎすなくをもえら りあやめぐさこぞく こをで ひき 図 小袖引。こそでのかづ あつまり、迎rs、ののしりきて」
すりなのまるしなりける」 けもの。古語。 こぞりーあふ 園同目 相撃。相たがひ ょ
ごーを 図 御所、ごしよの約。古語。 こそでまく 陥 小袖鶴。花見のをきな こぞる。
こをき 陥 鄭。こしきの韓説。 をょ、こそでを張りて、まくの如くした こぞり て 園 撃。あげて。みな。こをご
こを<7 園ェ 到。こすりけづる。俗 るもの。 をく。伊勢 「舟こぞりて、なきみけり
み、こそげる。宇拾 「あくれむ、米くは こをはゆし 園 艦。こそぐらるる如し。 こそり ば 図 小反及。小さきなぎなた。
せ、銅薬みこそげて、くはせなをして」 俗み、こそはゆい。著聞 「あやまたキり、 こそろ-こ 園 そろそろを。ひそひそを
ごをミ陥 五則。規則をすべき五つの 僧の脇へさしいれてけり。この僧、こ そっを。こそこそを。宇拾「蛇を、こそ
-『
ろを渡りて向の谷へわたりぬ」 太碑宮の境内 まありて、御常供田より 理、造作などをつかさやこりしをころ。
こ だい 図』古代。いにしへの代。むか 菊り取りし御稲を納むるをころ。 こーだち 図 木立。たちぎ。はやし。源
し。源 「こだいの、故づきたる御そう こたか目小鷹。紙の名。こたかだん 「こだち、いをうをましく、ものふり
ぞくなれご」 しの塁。 たり」
ご だい 図 五鶴。Q頭、雨手、雨足の稲。 こだか がり図 小鷹狩。秋の鷹狩の稲。 ご だち 図 御達。婦人の奪稲。女たち
枕「むくろごめrsよりたまへ ざいふを、 こだかし 同門』本高。槍高し。古今「音 源「つかふ人、ふるごたちなだ」
たいごめよをなむいひつるさいひ 羽山こだかくなきてほををぎす君がわ こーだに 図 小丹。植物。草の名。くだに
て」 Q身鶴の全鶴の稲。 かれを惜むべらなり」 なりをも、又、つたなりをもいふ。古語。
ご-たいそん 図 五大貧。備教の語。不 こだか-だんし 召 小鷹増紙。紙の名。だ 源「こだになだ、すこしひきをらせた
動、降三世、軍鳴利夜、大又威徳、金剛校 んしの一種。判の小さきもの。 まひて」
又の五つの備の稲。 こだかり 園国自 小高。少し高くあり。 こだに いろ 昭 小丹色。かさねの色日
ごだい-の みうら 図 御鶴御占。公事の 古語。記「やまをのこのたけちょこだ の名。表をこき青みて、裏を、こ を よう
名。古、六月十日 ま、稲の御身 よ、御つ かるいちのつかさょ」 子抱有。子
-
すき青色なるもの。
つしみあらむこをを占ひ奏せしこを。 いだきてあり。古語。土佐「この家rs こ だね 図 木種。木のたね。古語。
こだい-ばん 図 小豪盤。小さきだい てうまれし女子の、もろをもう*か へら
こーだはけ 図 子婚。上古の罪名の18親
はん。 ぬを、いかがかなしき。船人も、みな、 の、子ré通するこを。古語。
ごだいぶ かのこ 図 小太夫鹿子。衣服 こだかりてののしる」 こだはる 園自 随。Qささはる。さま
の染色の名。元謀の始め、伊藤小太夫 こ だくみ図 木工。木r て、家、又え、種 たげをなる。俗語。Qかかりはる。か
どいふ人の創意réなれるもの。後、京 種のものをつくる工人。大工。 かりあふ。俗語。Q いささかのこ を
都、大坂よ流行して、江戸鹿子を増す。 こだくみ のかみ 図 木工頭。役名。こ ré、理屈をつけて、威すご を くかけあ|
ごーだう図 開道。備数の語。備道の眞 だくみのつかさの長官。 ふ。俗語。
(577)

理を悟るこを。 こだくみの つかさ 召 木工寮。古の宮 こたび 図比度。このたび。こんだ。一


ごだうの みくら図 御稲御倉。伊勢皇 内省 ょ属して、番匠を管領し、内裏の修 こだふ 園国自 答。他の言 よ封して、
こだい こだか
こだま こち こちごちし
(578)

言を返す。いらふ。返答す。俗み、こた をこひつつやあらむ」 こち ごちし 國 』 骨骨。おこっなり。か


へる。伊勢「ちら玉かななぞを人のを こちg東風。東より吹く風の稲。拾遺 たくなし。きすぐなり。古語。源 「撃
ひし時つゆをこたへてけなましもの 「こちふかを匂ひたこせよ 梅の花ある ふつつかよ、こちごちしくたほえたま
を」 Qむくゆ。感じをほる。應やり。こ じなしをて春なわすれそ」 へるも」
とく。後拾 「いなり山みつの玉垣うち こち偲 比方。こなた。こちら。このか こちーさん 図 五療散。撃の名。古、1切
たたきわがねぎごをを碑もこたへよ」 た。源「宮réをあらねだ、また、たもほ の療疾を治する よ用みたりし散撃。
こーだ浅ま 図 木賞。Q 木のたましひ。木 しはなつべうもあらす、こちを、のたま ごちそう 図 護持僧。禁中みて、天皇の
精。Qやまびこみたなじ。 ふを」 御斬嘘をなす門主。
こだま- きん 陥 小玉銀。まめいた。ま ごち 陥 五智。備数の語。五つの智恵、 こち たし 國』『こをいたし 言痛)の
めぎん。 即ち、法界鶴性智、大圓鏡智、平等性智、 銭』 かしがまし。くだくだし。こをご
こーたみ 名 比度。こたびの韓。古語。 妙観察智、成所作智の補。i五地。五 をし。甚だ多し。古語。萬「人言をま
源「こたみをさもありぬべしを、たもひ つの土地、即ち、山林、川澤、丘陵、原源、 こをこちたくなりぬをもそこ よさはら
-
ゆるしてか へりぬ」 墳行の稲。 員
むわれならなくrs」
こだや図 堂の異稲。古語。秘蔵抄「人 こちーかせ 図 東風。こちょたなじ。人 こちーづ 闘 面 言出。こg いづの約。
をはぬかたやまかげのこたやみを警は 九集 「わだつみのたきrsこちかせはや 古語。萬 「足柄の御坂かしこみくもり
かりぞ火*をもしける」 からしかのこまだらré波たかくみゆ」 夜のあがまたはへをこちでつるかも」
こだる 園国自 傾。かたむく。一むき こちくミg 朝竹。竹の笛。公任集「月影 こち-なし 園』無骨。Qおこつなり。こ
réなる。古語。字拾 「横座の鬼、さか 「 こちくのこるぞきこゆなるふり ょし ちごちし。古語。源「まひていふも、い
づきを、ひだりの手 よもちて るみこた いもを待ちやかぬらむ」 をこちなし」 Q場合悪し。長門平家「御
れたるさま、ただこの世の人のござし」 ごちミ図 五畜。五種の家畜、即ち、銀、 前のこちなしをを思はで人の申し入れ
こ だる 闘自 木垂。古木の枝などが 羊、牛、馬、家の稲 ぬ よこそを心得て」
垂れさがる。古語。萬「たきぎこるか こち ごち園 比方彼方。あなたこなた。 ごちーによらい 図 五智如来。備の名。
まくら山のこだる木をまつをながいは 古語。記 「こちごちの山のかひrs」 大日、阿国、資生、阿弾陀、茶室成就の 二
つの如来、五つの智隷を分ら保っ。 こづくミる 闘巨 木造。材木を切り、割 ちやうの輩」
こちふくーかせ 図 東風。こちょたなじ。 りなどして、用rsそな へしむ。古語。空 こ つつじg 濃鷹園。花の色の濃きつ
狭衣「こちふくかぜのたよりすぐさす」 穂「木をわりをりいでて、わりこづくる つじ。古語。夫木 「浅からぬ思を人 よ
ご ちん 図 五塵。備数の語。煩悩の種を ひびきra」 そめしより涙のいろをこつつじの花」
なるべき五種、即ち、色、撃、香、味、鋼の こ づけ 図 小附。ある荷物rs、別ょ添ふ ごづーてんめう 図 牛頭天王。備教の語。
禰。 五鋼。 る、小さき荷。後撰「をしのかふりつまむ 天笠の北、九相國の、吉鮮園の王。即ち、
こちもく 図 小除目。ちもく(除日)を をすなるたもにrsをいをだこづけをこ 祇園精舎をまもる碑。古、我が國の備
見よ。古語。 りもそへなむ」 家、これを、素魂鳥奪ré附曾して、京都
ごちやくこ 図 御着務。天皇、東宮など ごっをやう固執園。備数の語。備をな 八阪の祇園ré祭れり。
の、務を着けたまふこを。古語。 るべき障。つみをが。玉葉「我が身の こーつばき 図 小睡。すこしはかりのつ
|ごちゆういん 図 五中陰。備数の語。人 ごっ みやう重きこをを、恐れ思ひて」 ほき。宇拾「神うちたろして、こつはき
死して、未来生の間rs、即、往、生、善、悪 ごづーせんだん 図 牛頭糖糧。ごづをいふ はきてみたりけり」
の五つの、未ださだまらやさるうちの 山réあるせんだん。古語。源「やくわう こっ-は3図 骨法。濃儀作法のすち。古
こど。 ぼんなどréも、さりわきて、のたまへる 語。盛衰「衛府の官をけがす鶴rs、編を
ごちよく 召 五濁。備数の語。刃 ごづせんだんさかや」 つけむな%こ申し行ひつること、むげrs、
(五鷹)ょたなじ。 こっをーあつ じやう図 包 闘病。その こっ はふをま らさりけり」
ごちよくあくせ 図 五湖悪世。備数の 人の心rsうけひかぬ事を、推しつけrs こっぶ 図 否。『蘭語』 歪の腰の高きもの。
語。五濁のある世の中。狭衣 「ごちよ て書かせたる起請誓約等の文。 多くを、硝子réて製す。
くあくせを、さくまぬかれて」・ こーづだふ 園園目 木博。木をつたふ。枝 こ つぶ 図 小粒。Qつぶの小さきもの。
ごづ 陥 牛頭。 つめづを見よ。 より、枝réうつる。源「賞の昔をこひて ちひさきつぶ。Q 古、通用せし貨幣の
ごづーかう 図 牛頭香。香の名。懸香ょ似 韓るをこづたふ花の色やあせたる」 覧朱金の稲。
(579)

たるもの。熱帯國rs産す。 こつ ちやう 図 骨張。手強く骨遅しき こつ-ぼこけ 陥 骨備。死 よてあらぬ人。


こっくい 陥 ごくいん(極印)の説。 こを。盛衰「智積、覚明 備光等のこっ こ づま 陥 子夫。遊女み、まげまげを通
こちふくかせ こづくる こつつとし
こづみ をて ごてのぜに
を、布ょて包みたるもの。g服より先」をての ゼに固 関手録。基をうっ時、
(580)

ふ客の稲。鎌倉時代の語。
こ づみ 召 ホ積。木層の、寄りつもるこ一の部分。曾我「高手こてよいましめた かけものょ出す金銭。園基のかけせん。
をなりをも、木をつみたるところなり るを御賞じて、あのこてをけを仰せら 古語。空穂 「ごてのぜに、まろがねよ
をもいふ。古語。萬 「堀江よりあさま れけれを、こてをを許されみけり」 て、たなじ籍réて奉れり」
ほみちょよるこづみかひょありせをつ ごて園 言。ごてたまふを見よ。古語。 ごてんちく 図 五天笠。備数の語。四て
どréせましを」 こ てい 図 こんでい(健見)の説。盛衰 んじくrs、中天笠 を加へたる稲。
ここ 図 琴。楽器の名。長き板(多くを、
こづみなす 園 知木積。こづみのごに 「やれこていこていど候へを」 桐の木rsて造る)を張り合せて、中を、
く、よりあつまるをいふ意なるより、よ ご てう図 後朝。きぬぎぬ ょたなじ。
るょかけていふ。萬 「秋風の千江の浦 ごでう 図 五條。五幅の布みて仕立て 空réつくり、表rs、舷を張り、爪みて師
一回入こづみなすこころをよりぬのちえ たる架 %。 きならすもの。あづまごを、やまを ご
るらねを」 ご てうしg 五調子。音楽の、一越(土 を、須磨琴等、種類多し。神中抄「こを
ご づめ 昭 後詰。後よ詰め控へて居る
一軍勢。あをづめ。
ごづめづ 図 牛頭馬頭。備家の語。地獄 こをは。はなし。ものいひ。源 「きこ
rs居るをいふ獄卒の名。身を、人間よ えむこともなく、はづかしけれを」
一似て、頭え、牛、或え、馬の如しをいふ。 宮rsある御殿の名。雨天の時ré祭濃を ここ図 古演。こわたりみたなじ。(新
行はるるをころ。 渡rる封 して)
一平家「黄泉の旅みいで給はむ後も、ごづ
一めづの責をを免かれ給はじものを」 こ てうはい 図 小朝剤。古、清涼殿み ここーあげ % 言撃。特rs、をりたててい
こつな図 務。動物。魚の名。さめの類 て、元日、殿上人のみ、天皇を 拝し奉り ふこを。古語。萬「わがほり し雨をふ
なりをいふ。古語。 し式。朝拝なき時 よ行はる。古語。 りきぬかくしあらむこをあげせすをも
こ て 陥 小手。C古、手うる経ひたり しも ごてーたまぶ 園自 言給。ごちたまふ。 年まさかえむ」
の。たまき。Q撃飢の仕合、又を、鎧の のたまふ。古語。源 「みかどのたほん こと下あやまりーに 園 事錯。まちがひみ
附属品をして、雨うで1るはむる袋、綿 日づから り」 も。そそうréも。けが16も。古語。後
撰 「あさごを「もみしみやこちのへだて 母、従祀父始、従祀伯叔父始、夫の兄弟 をかくま、拍子はかりをうちて」
れむこをあやまりにをふ人もなし」 姉妹、兄弟の妻妥、再従兄弟姉妹、外祀 ごきーかだ 図 異方。こをなるかた。ほか
ここ いづ 闘 』 言出。いひいだす。 父母、園、兄弟姉妹の孫、従父兄弟の子、 のどころ。他のどころ。古語。焼 花
こさむ ré出す。古語。源 「たま やすく 外房、外姫、曾孫、孫妻。第五等も、妻差
こどいづべき事réもあらねむ」 の父母、始子、開壊の子、玄孫、外孫、婿、 ここ がまし 曜』こをはかしがまし。古
こと-いみ 陥 言忌。こをはのつつしみ。 女の夫。Q第一解義の第五等réあたる 語。源「さがなくこをがましきもまは
古語。源「けふを、こをいみして、な泣 親族。 してなまむつかしう」
いたまひそをて」 ここうら-ぶね 陥 琴浦船。撮津國の琴 こと き 宮 異木。異なる木。他の木。古
ごとう図 御燈。Qみあかし。貸殊み、 浦をかよふ舟。古語。後撰「思ふみも 語。枕「また、こをきごもを、ひざ し
主上の、三月三日rs、北辰 よ奉りたまふ よらぬつらさをかこたをやこをうらぶ ういふべきょあらす」
みあかしの稲。公事根源「今え、ご をう ねのなみのたよりみ」 ここ きる 園国自 事切。Qたちつく。
の儀を絶えて」 ここうるはし 國 』言麗。こをはうる さだまる。事終る。Q息気がたゆ。命
ことうけ 召 言受。こたへ。へんじ。古 はし。i事麗。まわさうるはし。宇 がなくなる。保元「終み、その日の午の
語。著聞「いふままみ、こgうけしね」 拾「めしいだされて、こをうるはしく、 刻ばかりré、御こをきれょけり」
ごき?多ん 図 引割親。Q 親戚の五等 局を、初rsをりて」 ここ を さ 図 言種。いふべき事。日種。
の階級。血縁の最も近きものを、第1 ここ えり g 言選。こをはを取捨し、又 いひくさ。古語。伊勢 「常のこをぐさ
等をす。第一等を、父母、養父、養母、 を、その部類をえらびなどするこを。 いひけるをききをりける男」
子、養子。第二等も、祀父、祀母、嫡母、 古語。源 「いみじくこをえりてきこゆ こここに 陥 異國。異なる國。他の園。
撰母、伯父、叔父、始、兄、弟、姉、妹、夫の をも、いを、まるかるべきわさぞ」 古語。宇拾 たのが國みをあらで、こさ
父母、妻、妻、甥、姪、孫。第三等を、曾祀 ここだほ に園 事多。用事あげく。 くに16、田をつくりけるが
ここ ごころ 図 異心。異なるこころ。他
(581)

父母、伯婦、叔婦、夫の甥、従父兄弟姉 古語。
妹、異父兄弟姉妹、父の祀父母、夫の叔 ここ がき図 琴播。琴をかきならすこ の心。古語。
伯始、継父、甥の妻。第四等を、高祀父 を。古語。十訓 「こをかき、すががき ここ ここ召 異事。異なるこを。ほかの
こぎいづ こgうらぶね ここかた
ことをき なきか はどさらに
む、例のえんなりを、にくみたまふ」 こをさらに園故更。わさき。わさわ一
(582)

事。古語。
さか 図 言離。いひはなつこさ。 き。こをたへょ。萬「こをさらにころ一
ここ ごこ園 参。『毎毎の義』こをごを ここ語 な 『Q
もえすらじをみなへしさくめの萩 ょに一
くの署。のこりなく。すべて。みなが
ら。全く。古語。萬「こしのなかくぬ ここ さけーは 園 斯くさけを。こをさら ほひてをらむ」
ちこをごを山をしもまじrsあれども」
ょはなれむをなれを。古語。萬「こを ここさら-ぶ ㎞国自 故更。わさわさ
さけは國みさけなむこをさけを家r さ するさまよ見ゆ。こをさらめく。わさ
こと ごとし 國目 仰山なり。たいそう
らし。俗rs、こをごをしい。源 「御ま けなむ」 をめく。古語。源 「いをかるがるしく
こをさへぐを、さ こをさらびたるこをなり」
つらひなをのこをごをしくよたけくう ここ さへ< 蹴 言喧。
るはしきrs」
へづるなどいふ意réて、から人の言を、 ことさら めくミ 園画自 故更。こをさらお
意通ぜ り、只、耳réかしましくて、鳥の よたなじ。源 「歌などもこをさらめき
ここをとに園 異異。べつべつ よ。
古語。 さへづるやうré聞きなさるるより、Q てえりかきたり」
の年。
こと ごのみ 図 事好。格別なるものを くだらみかけていふ。萬「こgさ へ s ここ し 図 今年。このをし。現在

碑はふりはふりいまし
好むくせ。ものこのみ。ものやりき。数
寄者。源「こをごのみしたるほどより
くだらのはらゆ ㎞。
て」Qからみかけていふ。萬「こをさ しもきのふもけふもこ
ふる君かも」
産。木、一
ま、あやしう、あららかrs、み並びたる へぐからのさきなるいくりょぞふかみ ここし 図 植物。木の名。外國の
るたふる」 葉、共rs、栗の如く、花なくして賞をむ
心ぞつきたりける」
異様。常の物事なかはり すぶをいふ。又、賞を、拓榴の大きさr*
こと-こひ 図 言乞。占ひをするこを。古 ここ ざま 図
たるやうす。異風。 て、色赤しをいふ。古語。
語。散木 「さらひするむろのやしまの
をさますこを。 ことじ 陥 小刀自。古 酒造司みありた一
こ ここひよ身のなりはてむほををえる ここ ざましg 事冷。興 。古語。
興の無くなるこを。古語。源 「かへり るさかつぼ
かな」
ここ こむ園国自 言領。くごもる よ てを、こをさましみやありけむ」 ここしだひ固 今年生。今年たひいで一
れなじ。古語。源「こを、いをきこえさ ここ さむ園国自
事冷。興さむ。たも たるもの。こをしそへ。貫之集「こを
しろみなくなる。古語。 したひのにひぐはまゆのから衣千世を
せにくくなむを、いたう、こをこめたれ
かけて そいはひそめたる」 かし。古語。枕 「かはかりのをはべら ことだまの函
言襲 言語をそのシ
ここ を げ 図 事繁。こ をあげきこを。 さりつを、こをたかくいへむ 」 限りなきが如しをいふ意より、やそよ
古語っ ここだつ 園自 事豆。常 よ異なる事 かけていふ。萬「こをだまのやそのち
ここを げ し 國』事繁。まわさまげくあ をなす。古語。四季物語「人日まれな またょゆふけをふうらまさなのれいも
り。事多し。後撰「こをまげしま はし る山里も、こをだつ事して」:国 みあはむよし」
またてれ管のまなたくらむ露まいでて 偲 言立。きはやかrs、こをはみあらは ここだまのさきはふくにg 言鶴幸
はらはむ」 す。古語。高 「つか へくるたやのつか 國。日本の異稲。なほ、ここだまを見
ここ すくな に 園 言少、こをはすくな さをこをだててさづけたまへる」 よ。古語。萬「そらみつ大和の國を皇
く。古語。源 「世をたもひすましたる ここ たばかり 召 異議。こをなるたほ 碑のいっくしき園こgだもの剤はお
尼君たちのみるらむも、はしたなけれ かり。かはりたる申立。古語。空穂「長 くにさかたりつぎいひつがひけり」
む、こをすくなにいでたまひぬ」 雨のふれを、こg はかりも、えせで」 こをたまのたすくるくに個 『鶴助
事少。用事をはおき約めて。手軽く。 ここ たへーに国故更。こをさらに よた 國。日本の異稲。なほ、こをだもを
ここそ 召 古鳥蘇。高麗楽の曲の名。 なじ。古語。紀「故、こをた へに」 見よ。古語。萬「まき島の大和の國を
ここを<7 園同潤 事剣。ものごマ”を省 ここだ浅ま 図 言賞。古より、日本の言語 こをだまのたすくるくにぞまさきくあ
く。事を、節約réなす。 ま、自由ré鍵化し、種種よ用みらるをい りこそ」
ここぞとも園 何事をも。古語。拾遺 ふ義reして、こをはの霊妙なるをほめ こと-たゆ 園国自 言絶。こをほをか
「こをそをもききだょわかすわりなく ていふ語。即ち、漢語の如きも、語毎rs、 はさぬやう よなる。古語。
も人のいかるかにげやま なまし」 文字ありて、一語の意つくれども、わが ここち 図 琴柱。琴、争な%この、舷を支
ここ たえて園 言絶。こをはみも現し 國の語を、音盤をつらねていふ故rs、僅 ふるrs用みる柱。千載「蒼海波の秘曲
がたきほだ よ。古語。萬「いける世 よ 少なる音よて、千萬の語 よ應用せらる のこをちたつるこををしへはべりて」
ことち ぼう図 暴柱棒。『形、琴柱を倒
(583)

われていまだみすこをたえてかくしあ れをなり。玉葉「いはひつるこさだま
ませるみ似たるよりいふ』 さすまたの
はれréぬ へる袋を」 ならをももをせののちもつきせぬ月を
異名。
ここ たかし國』 言高。ものいふ撃た こそみめ」
ここをげ ことだつ ことだまの
シ 『口 計』
ときづく ことをころ とさ法をし
より、その琴を、戚家ré返すこをありし
(584)

ここ づく 闘 』肥 託。Qかこつく。こ 事をいへむ。古語。
をよす。俗よ、こをづける。源「その ここさごろ 図 異所。ほかのをころ。べ より出でたる語』 離縁す。古語。
夜のこをよこをづけてこそ、まかりた つのをころ。古語。 こさな<し 図 さけ(酒)の美稲。古語。
えみしか」 信博言す。たよりrsつけて こここなくミ園その事を取り立ててい 記「すすこりがかみし御湾rsわれる ひ
いふ。俗rs、こをづける。 ふほをょもあらで。なにをなく。古語。 なけりこをなぐしる ぐしょわれるひrs
こと-づけ 図 託。Q かこつけ。貸たよ 山家「ここをなくけふくれぬめりあす けり」
りrsつけての音づれ。こをづて。博言。 もまたかはらふりこそをひますぐる こきびし がほ に 園 何事もなきさま
源「別れのこをづけを見たまふもの かげ」 ré。平気ré。古語。枕 「そらごをさす
から」・ ここをひ図 言間。eものいひ。かた る人の、さすがよ、人のこを なしがほ
ここ つび図 琴を弾くさま。古語。源 らひ。古詰。萬「秋ょしあらねむこさ に、大事うけたる」 ー
をひのをもしきころ」Q間ひかくるこ こさびし-&さ 図 無事草。植物 のお
「ま らべ、すこしひきたまふこをつび、
きびう、いまめかしうをかし」 *この 質問。 の異名。古語。新勅 「君みすてほやこの
ここ づま 琴爪。琴をひくをき、指ょ こととふ 園国自 言間。Qものいふ。か ふるやのひさしょえあふこをなしのく
はむる具。こをづめ。 たらふ。古語。萬 「けふだょもこ をさ さぞれひける」
こここ園 すべて、その事を、むねを販 ひせむををしみつつかなしみいませ」 こさなし-びに 国 こをなき風よ。何も
り立てていふ語。専ら を。古語。源「こ 貸間ひかく。質問す。 事なきままré。古語。枕「観をりよせ、
をと あかくなれを、随子ぐちまでたく ここ こり g 事取。衆人の上rs立ちて、 墨、こまやかょたしすりて、こをなしび
り給ふ」 事を取り行ふ人。こをり。部 領。古語。 にまかせてなどをあらす、こころをを
ここさ 図 琴戸。夫妻、養父子なをの縁 枕 「どりもてるもの。くぐつのこを めてかく」
をきること。(多くて、夫妻ょいふ) り をり」 ここーなしぶ 園国百事無きさまよす
えん。古語。なほ、こをををわたすを こさ を わたす 固 渡琴戸。『古、結婚 ま らぬふりす。古語。古今 「むら島の
見よ。紀「絶妻之誓、比テ許等度」 する時を、妻より、琴を、夫 よ送りて、そ たちよしわが名いまさらよこgなしぶ
こここいへ ば 園 何事をいへむ。その のまるしをし、若し、離婚する時を、夫 をもまるしあらめや」
ことなばせ 図 言合。こをはの調子を 御けはひの、こをにふれてまるけれを」 ら。わかごのたち。ちひさきさのだち。
いふどぞ。古語。夫木 「斬るこさ七の
ここに むすぶ 園 結言。いひちぎる。 古語。
をやしろころころをこきなはせよく日 日約束す。後撰集「忘れじざこざにむ ことのを図 撃締。琴の糸。琴ょ張る
はしるなり」 すびてわかるれを浮ひ見むまでを思ひ 舷。靖鈴 「あき人を音づれもせでこを
ここ なほる園国自 事直。もさ のごさ みだるる」 のををたちし月日ぞ騎り来ょける」
くなる。古語。千載 「さほき國rsはべ こさ殺り 図 小舎人。古、蔵人所 ま属し ことは園こgならはの署。古語。古
りけるこき、たなじさまなるものごも、 て、雑事 よ召し使はれたる童子。古語。 今「かきくらしこさはふらなむ春雨r*
こをなほりてのぼるをきこえける時」 こきねり わらは図 小舎人童。これり ぬれぎぬきせて君をどをめむ」
こど なら ば 園 Q 斯かるこをさなら よたなじ。古語。宇拾 「例のこをなれ ことはえ 図 事映。事のはえ。こをの見
を たなじく*大和 「こをならをはれ む、ここれ りわらは 一人ぐして、つぼ え。古語。空穂「國ゆづり始めものし
やりもあらなむあきぎりのまぎれrsみえ ねréいりぬ」 たまふだよ、こをはえもなかんめるょ」
ぬ君をたもはむ」 Qなるべくま。もし ここ の-かよひ図 言通。たをづれ。音 ことは すくなーに園 言少。こをは少く。
成る事ならむ。 信。大和「こをのかよひも、たえさり こをやりくなrs。枕 「よろしくものせさ
ここ に 団 異。かはりて。ちがひて。別 けり」 せたまふなるをなむ、悦び申しはべる、
段rs。わきて。古今 「波のたをのけさ こどのはかせ図』言葉属。和歌のふ ことはすくなにていづるを」
からこをにきこゆるをはるのま らべや うさい。歌の風儀。古語。 ことはだたかひg 言葉戦。くちあらそ
あらたまるらむ」 殊。特。 ここのは みさ 図 言葉草。和歌の異稲。 ひ。くちろん。こうろん。著聞 「海賊
ここにだき て園 於事。事をなすよ。 古語。 一人、もののぐしていでむかひて、こさ
ものごを「*。古語。著聞「朝夕めしつ ここの ほか に 団 事外。思ふな違ひ はだたかひをま けり」
かふょ、こをにれきて、かひがひしく、 て。常rsかはりて。特別ré。源「われ ことは だみ 召 言葉樹。こをはのにごる
大切の事&こも、たばかりけれな」
(585)

ながら、こをのほかに、ほれ ばれして、 こを。こをはのだむこを。


ことに ふれ て園 騎事。事 ょあたり たばしま らるるこをたほかる」 ことは だむ 園画自 言葉湯。こをはがに
て。事réであひて。源「かく、をさなき ここのばら 陥 小殿原。年若きさのは ごる。だみこをは よて、物いふ。

こきびはせ ことにむすぶ こきのを
トn、うィ
ときはな ● ことはのはな ことひきQさ
(586)

ここはな図 異花。ほかのはな。別の ことはの はな召 詞花。和歌の異補。」 にさひ牛を飼ひたるこをあるより、列


花。古語。枕「ことはなよりも、これ一績千「 ちりのこるのりの林の木末よを | やがひをいふ意の語の みやけ ょかけて
よ、心よせのあるえ、あかさりし句の一 こをはのは如の色ぞすくなき」 いふ。萬「こをひうしのみやけのかた
まみréけるみや」 ことはの はやし 図 言葉林。こをはの よさしむかふかしまのさきょ」
ここはの いづみ召 言葉泉。こをはの、数多あるを、林のま げきょたをへてい」ことひき をさ 召 琴弾草。植物。まっ
人の日より発するを、泉の湧き出づる ふ語。千載 「心の泉、いにしへ よりも (松)の異名。古語。秘戯抄 「よもすが
ょたさへていふ語。行幸高陽院應製和 深く、こをはのはやし、むかしよりも らこをひきぐさをまくらみてねさめだ
歌序 「こをはのいづみあさく なりゆ まげし」 よせぬそまのあくるに」
けを」 ここはら 陥 異腹。父たなじくして、母 ここひを図異人。ほかの人。別の人。
ことはのうみ図 言葉海。こをはの、 の異なるこを。はらがはり。古語。拾 たにん。古語。伊勢「父を、こをひを ま
数多あるを、海の、廣くして、限りなき 遺 「をしをへて君をのみこそねりみつ あはせむをいひけるを」
réたをへていふ語。績古 「まきしまの れこをはらrsや* 子ををうむべき」 ことひ の うし 図 特牛。こをひ ょたな
やまをこをはのうみ ょしてひろひし玉 ここ はらから 陥 異兄弟。はらがはり じ。古語。夫木 「こをごをしこをひの
をみがかれréけり」 の兄弟。古語。源「こをはらからをも うしのつのさきのきらあるみるもたそ
ことは-の-その図 言葉園。こをはの数 より も、形もきよげなるをよびいでた ろしのよや」
多あるを、園なる草木の、繁きrs例へて まひて」 ここ ぶき 図 言祀。こをほぎみたなじ。
いふ語。 ことは-をーつがふ 園 いひちぎる。こを 源「われこをぶきせむをうちわらひて」
ことはのちり 図 言塵。こをはの数多 は16て約束す。 こと-ぶくミ 闘池 言祀。こをほぐょた
あるを、塵の、限りなく多きrsたを へて ここひ g 特牛。牡牛の壮健なるものの なじ。


いふ語。 稲。古語。 こと ぶれ 図 事鋼。かしまのこをぶ
こどはの つゆ 陥 詞露。和歌の異稲。 ことひ うし 図 特牛。こgひよたなじ。 「みたなじ。
拾愚 「九重のをのへもにほふ菊の枝rs 古語。 ここ ほがひ 図 言祀。 こをはさの延語。
こさはのつゆも光そへつつ」 ここひうし-の 園 特牛。古、朝廷 よて、 古語。
シ- -
ここほき 宮 言祀。こをほぐこを。 物。異なるもの。古語。源 「ねびどを ど。たほせらるること。古語。
ここほミ 園画 」言祀。こをおく。こを
はよていはふ。喜びをいふ。
のひたまへる御かたち、 いよいよこを ここーよざす 闘肥 依事。
ものならす」 まかせたまふ。祀詞「わがすべみまの

ここまき 図 異巻。たなじ本ながら、文 ここ やう に園 異様。こをなるさまみ。 みこをまと、豊蓋原のみづほの國をやす
字、或を、文句な%この異なりたるをころ さまかはりて。 くにを、たひらけくま ろしめせを、こを
あるもの。いほん。 ここやぶり 図 言破。いひかはしたる よさしまつりき」
ことーまなび 召 言學。動物。あうむ(鴨 こをみ背くこと。やくそくちがひ。 ここ よす 園闘巨百 依言。かこつく。俗
鶴)の異名。古語。 ここやむ園国自 言止。物いふこを rs、こをよせる。話。
ここみ 図 事見。ものみ。遊山。古語。 をやましむ。古語。祀詞 「こさをひし ここ よせ 図 依言。Cかこつくるこを。
楽花「さるべき折ふしの、をかしきこど いはねきねたち、くさのかきはをもこ Qいひよるこを。古語。
みみを」 をやめて」 ここよせ-づま図 依言妻。思をかけて
ここ むミ園国個 言向。比方へ向は ここ ゆくミ園国自 事行。さをのふ。将あ いひよる婦人。古語。
しむ。従はしむ。萬 「ちはやぶる碑を く。源 「まして、わりなきを、心まだひ ここ よーひめ 図 異夜姫。たりひめ (織
ré、なかなか、こをも3かぬ よや」 姫)の異名 古語。
ここ むすび 召 言結。いひちぎるこを。 ここ よくミ 団 言美。こをはうるはしく。 ここ よる 園闘 目 言依。いひよる。古
こをはょて約束するこを。紀「契、こを こをはをかさりて。源「ひたぶる よ、人 語。源 「昔も、かやうなるえらびréを、
むすび」 わろげr**、よももてなしきこえじな 何事も、人よこをなるた はえある よ
ここめでは 園 断くめでむ。かくめづ やこ、いをこをよくいへむ 」 こをよりてこそありけれ」
るならむ。古語。 ここよげさ g 事善。事よくえをげ得た ことり図 部領。こgりの署。古語。
ここも だろかーに園 何をもたもはす りを思へる顔つき。貸我「あな、をかし ここり 図 木鳥。古の官名。もくてう
よ。古語。拾玉 「池水réめでたくさけ の梶原かな。われらをすかしたほせた を見よ。
(587)

る連かなこをもたろかに心かくらむ」 りを思ひし顔のこをよげさよ」 ことり づかひ図 部領使。古、角力の公


ここ もの 図 異物。ほかのもの。別の ここ よさし 図 依事。まかせたまふこ 事の時、諸國の力士を召す使者。夕顔の
こどほき ことやうに ことよきす
* * **
ミミミDも
ととわざ こなかけ とびに
(588)

花を、かさ しょせりをいふ。 の粉を交ぜて、煮たる古の食物。みそ réして寝ぬるこを 狭衣「展風よりのぞ


ことわざ 陥 事業。あわさ。ちごを。古一 うづ。 きたまへむ、こなたまくらよてふした
語。古今「世の中ょある人、こをわさま|こなーかけ 図 総。こながき よたなじ。 まへり」
げきものなれを」i異業。異なるわ こなすェ記e細かょ砕きて、粉にな」こな に園来すして 来らぬよ。古語。
き。別のちごを。古語。大和「わが、か| す。空神「園をっをへて、木をきりこな」こなみ図前妻。前よめさりたる妻。先
く、ありきするをねたまで、こをわきす一す」e 自由ょ取り扱ふ。Q食物を消| 妻。古語。(うはなり ょ勤して)
るみやあらむ」 化す。 ごなんーのもち 図 九月十二日、日蓮の
ここーわり 陥 理。すちみち。道理。萬 こなた 図 塾田。『こなれたの義』よく 像の前3供する餅。
「よのなか のつねのこをわりかくさま こしらへたる田。古語。 こ に園 濃。こく。あつく。古語。
réなりきょけらしする のたねから」 こなだ園 比方。eこの方。こちら。源 こにきし翻 韓王 『百済語』 こき しみた
ことわる 闘 」判。すちみちを どき一 「かしこき御かげrsわかれ奉りて、こな なじ。古語。
て、善悪をわかつ。道理を さきて 判断 た、さまざまかなしきこをのみ、たほく だる 図 古園於留。王位をいふ。
す。宇拾「竜王、これをこをわりたまへ はべれぞ」 Qわれ。たのれ。このはう。 こにしg 植物。草の名。葉え、三葉をな
をまうすrs」 偲 比方彼方。ここかし す。夏のはじめ、華の上ょ、傘の如き形
こなたかなだ
こな 園 古奈。こなたの意。男より、女 こ。あちら、こちら。萬 「いなだきrs の、小さき花、むらがり開く。こえん%こ
をまたしみていふ語。古語。 きすめる玉をふたつなしこなたかなた う。和名 「胡要、和名、古仁之、味辛臭、
ご ないしよ 図 御内書。みけうしよの も君がまréまrs」 1名香妻、鳥魚贈最貸要」
類réて、封じたるもの。 こなた-さまーに 園 比方様。こちらむき こ にし臼 小辛螺。動物。貝の名。にし
ごなう臼 御闘。なやみの敬語。たな よ。こちらの方 よ。 の一種。形小さきもの。山家 「あま人
やみ。たんわづらひ。楽花「ごなう、ま こなたづくる園直 獣田造。二年の のいみじくかへるひしきものをこにし
こをみいみじけれな」 間、開撃して、土地を せしむ。あらき はまぐりがうなしただみ」
でなう-け 図 御悩気。こうよたなじ。 はりを見よ。古語。 こにせし配 古菊世之。『百済語』 太子を
> Q
こながき 図 校。『粉菜機の義』美よ、米 こなたーまくら 陥 比方枕。こちらを枕 ん 、、お
なにちのきく傾 後日 。九月十日、 頭也」 g 人名。胡國の王rs嫁したる女をい
或ま、十一日rs、禁中 まて行はるる残菊 この-かだ 園 比方。Q こなた。かの時 ふ意reて、支那の王昭君の稲
の宴。 以来。Qこちらの方。こなた。萬 「こ このとに溢こ 図 胡國人。えびすぐに
ごにんーヘ7み 図 五人組。Q五人を、一組 もりくのはつせの川のをちかたないも の人。胡國の人。古語。後拾 「思ひき
をしたるものの稲。Q徳川時代の制rs、 らを立たしこのかたみわれをたちて」 やふるき都をたちはなれこのくにびを一
人家五戸を、一組をまたるものの稲。 この-かみ 図 兄。Qあに(兄)の古語。 réならむものをま 」
こにやく 陥 菊弱。こんにやくの古語。 和名「兄一云、昆、和名、古乃加美、日 このくれ 図 木暗。樹のかげのくらき
和名「菊覇、和名、古週夜久、共根肥 本紀云、和名、古呂橋」 Q われより、年どころ。古語。萬「だごのさきこのく」
白、以灰汁煮、則凝成、以苦酒流食之」 たけたる人。古語。源「年のほどの、み れるげょほどをぎすきなきをよめをは一
こぬれ 図 木末。『木のうれの約』木の つよつこのかみを、こをなるかたみも たこひめやも」
末。こする。古語。萬「春されをこぬ あらめを」 小腹。 こはら。 または
--
このくれやみ 図 木暗闇。こかげの、く一
れかくりて賞ぞなきていぬなる梅がる ら。こがみ。古語。 らくして、やみのごをくなるをころ。
づえょ」 このかみ ごころーに 園 兄心。兄ぶりて。 古語。
この 偲 比。これの。これなる。 年たけたるさま よ。古語。源 「心たき このくれーやみ園 木暗闇。若葉えげり
彼。かれの。かの。源「このすきもの ての、あらまほしく、人のこのかみごこ て、このくれやみの生やりる時節を、たほ
%ともを、かかるありきをのみして」i ろにものしたまひけれを」 かた、うづきの頃なるより、うづ ョみか
比方。こなた。このかた。源「住吉の この 言み図 比君 『支那晋の王子献、竹 けていふ。萬「このくれやみうづきの
碑をたのみそめたてまつりて、この十 を愛し、庭園み植る 、何可一日無比君を たてをよこもりrsなくほどをぎす」
八年rsなりぬ」 いふ句を作りしよりいふ』 植物。たけ このーをた 図 木下。権木の下。こかげ。
このいと図 比糸 『紫の字を二字ょ割き (竹 の異名。古語。新千 「萬代もいろ 源 「このまたの雲réぬれてさかさまrs
たる者』 藤の花の色。 をかはらじこのきみをあふげを高しそ 霞のころもきたる春かな」
(589)

この-かうべ 図 兄部。武家の役名。り ののくれ竹」 このした やみ図 木下闇。このくれや


一き*のシ兄部 カ諸 このくに につかはしたる をんな みみたなじ。
ごにちのきく このかた このくにびき
シ ㎞
とのしろ このはえつ
り今を春べ をさくや このはな」 Q さ
(590)

このしろ 図 ㎞。動物。魚の名。形、た たなじ。


なごみ似て、すこしひらたく、春青く、 このは ミつ 図 木葉査。香の名なるべ くらの花。
腹黒く、目あかはみて、肉のうちょ、ほ けれだ、詳かならやり。古語。夫木「には このは はみ 陥 木葉樹。古のくつわの
そきはりあり。和名「競、字赤作鋼、和 のきもみえすちりつむこのはぐっいか 名。形、やや、木の葉13似たるもの。
名、古乃志呂、魚名、似鶴面細勝者也」 でもたれの人かきてみむ」 このは むしや図 木葉武者。よわき兵
このてーがしは図 子手柏。植物。水の このはごろも陥 木葉衣。木の葉をあ 士。雑兵。
名。檜の一種。葉を、ひはの葉ょ似て、 みて、衣reつくりたるもの。太古、着用 この ほこ図 比程。このごろ。ちかご
掌をたてたるが如し。山家 「いはれの せしものなりをいひ、又、仙人なども着 ろ。源 「このほ%こえ、たほをのょのみ
の萩がたえまのひまびまみこのてが し るをいふ。 たはします」
はの花さきréけり」 このはざる図 木葉猿。さわがしくな このー%ま 名 水間。木を、木をのあひだ。
このこの の 陥 比殿之。催馬楽の呂の く猿。拾玉 「ま はぐりの色づく秋の山 この まし 照』 好。好むべくあり。欲し
曲名。 風みこするをさらぬこのはさるかな」 を思はれてあり。このもし。俗rs、この
このこの は臼 地殿者。催馬楽の呂の このは-を今れ図 木葉時雨。木の葉の、 ましい。源「めもあやょ、このましく
曲名。 はらはらを音して飛び散るを、時雨み みゆ」
このね 陥 木根。樹木の根。古語。 見なしききなしていふ語。萬「冬きても このまま に園比備。現在のままrs。
この ね ぬる蹴 比寝。ぬるをいふ維よ いく日rsならぬ樹のやみこのはまぐれ このまろさの目木九殿。きのまろを
り、あさみかけていふ。新拾「わが門 のたゆるよぞなき」 の16たなじ。
よ秋萩さけりこのねめるあさ風早み花 このはとりーづ言き 図 陰暦四月の異稲。古 このみ ごころ 図 好心。いろごのみの
ちりぬ べし」 語。秘蔵妙 「たづねてをなにかもすべ 心。古語。源「つきせぬこのみごころ、
きほをとぎりこのはをりづききなむ な みまほしうなりrsけれを」
このは固木葉。樹の葉。寛平歌合
「秋の輝さむき撃rsぞきこゆなるこの かなむ」 このみ だつ 園画自 好。このましくみ
はのきめを風やぬぎつる」 この はな 陥 木花。Q梅の花。古語。 ゆ。古語。源「今めかしくこのみだち」
このはがき召 木葉怪。こま剤 ょ 古今「難波津ょさくやこのはな冬ごも このみち召 木道。木材をさりあつか
ふすべ。古語。 こしくたもふ。 こは いひ 図 強飯。米を誘したるもの。
このみちのたくみg木匠。きのみち このもこ図』水下。木の根の漫。木の こはめし。古語。
のたくみréたなじ。古語。 また。 こ はう 図 小砲。抱の一種。神一幅 よ
このみーさり 図 果鳥。動物。さる(猿) このもと-まつり図 木下祭。木をまつ て、端神なくつくれるもの。
の異名。古語。漢濃草「あらしふくみ る祭なりをいふ。古語。 ご はう凶 御明 国剤(法師)の敬語。
山の奥のこのみをりさけぶ撃のみ雲 よ この よ % 比世。備教の語。現 よ生活 源「僧都のごはうrs、御覧ぜさせたてま
さはりて」 して居る世。今の世。現世。源「この つらむや」
このむ 園同個 好。すく。墜む。ほしさ よみ、名をえたる舞の師のをのこども」 こ ばかま 陥 小務。指貫よ似たる務。
れもふ。源「いまめかしきこををこのみ このよら目比夜。こよひ。こんや。 素砲のまた よ着るもの。古語。楽花「を
たるわたりréて」 らを助語。古語。 のを、こはかまきて、あしだはかせた
この め 図 木芽。Q木の新妻。Qちや このり 図 兄額。動物。はしたかの雄の まひて」
(茶)の異名。 稲。古語。 こはがる園 」怖。たそろしがる。こ
このめ づき図 木芽月。陰暦二月の異 このみ-ふ 図 近衛府。こん る また はく思ふ。枕一なほこそ、こはがりたま
稲。古語。 なじ。 はめなど、うちいひたるrs」
このもーかのーも 図 比面彼面。こなた、 こ は園 比者。これを。宇拾「この鬼を こはぎ 図小萩。小さき萩。源「あらき
かなた。こちらの方、あちらの方。後 も、をどりあがりて、こをなにぞを、騒 風ふせぎしかげのかれしよりこはぎが
撰「山風のふきのまréまみもみちほえ ぎあへり」 もをぞま づこころなき」
このもかのもみちりぬべらなり」 こ ば 図 木端。材木のきりくづ。木のき こ はじとみ陥 小牛部。はじ g みを
このもし国』好。このましょたなじ。 りはし。こっば。i水羽。木を、薄く 見よ。
俗ré、このもしい。山家「柴のいほどき 剣ぎたるもの。屋根などをふくよ用み こはしり 図 小走。昔、武家の婦人ょ侍
(591)

くま いやしき名なれども世rsこのもし る。こけら。 こして、雑用を達せし、年若き女子の稲。


きすまひなりけり」 ごは図 引洞 。輝宗の五つの流派、即 こはだ 図 様。衣の名。下聴なをの着る
このもしーがる 闘自 好。ほしがる。ほ ち、臨済、雲門、曹洞、偽仰、法服の稲。 衣。古語。
このみちのだくみ このもさ こはいひ
こはたがは こはん参ゆう
たまはる。 むらまけ」 i施。病の名。膝より下
(592)

こはだ がは園 木幡川。語路の通へる


より、こはたが(比誰)ょかけていふ。拾 こはん をゆう図小勤刻。武家の役名。 部の腫るるもの。ためあし。和名「施、
遺「こはたがはこをたがいひし言の葉 きんじふみたなじ。 足病也、携色立成 云、於資阿志、比間云
ぞなき名すすがむたきつ瀬ごをみ」 ごはん なり召 御帯成。徳川幕府の接 古比」i継 継ふるこを。れんぼ。古今
こはなーがゆ 召小花弱。古、八月朝日よ食 み、大番の家筋みして、家督相績の後、 「あはれてふこをだréなくむ、なにをか
ひし弱の稲。薄を、黒幌rsして、弱réま 大番士をなること。 をこひのみだれのつかねをうせむ」
ぜたるもの。海人藻芥「八月朝日之小 こーばら 図 木原。木のある原の稲。古 こ ひ 図 曜瀬。病の名。喉のはれふさ
花瀬、内裏仙洞以下令用給長薬也」 語。好忠集「山里の梅のこはらみ春は がりて、飲食物の通らさるもの。
こはなさり 召 小鼻鳥。動物。うづら かりいほりてをらむ花もみがてら」: こひ うら 召 継占。継のうらなひ。古
鵜)の異名。古語。 i小腹。このかみ。またはら。古語。 語。月詣集 「なほさりの手すさみrsす
こばーひ 陥 強飯。こは いひの界。古語。 こはり召 小張。はくちやうよたなじ。 るこひうらもあふうるしあふ*うれしか
こは み 図 強身。動物。獣の名。むじな 古語。平治 「黒糸をどしの腹まきの上 りけり」
16、こはりきて」 こひ ぐさ 召 態種。Q継のたね。古語。
の類なりをいふ。古語。 萬「こひぐさをちから車rるななくるま
こばん図 小番。武家の役名。剤以お こはる図 小春。Q冬の初めの暖き時。
réたなじ。 Q陰暦十月の異稲。 つみてこふらくわが心から」Qこころ
(心)の異名。古語。莫博抄「かるなら
な-はん 図 基盤。基をうつ よ用みる盤 こはる-びより陥小春日和。こはるの
方形reして「四脚あり。面rs、縦横、各、 ころの天気。 を千束もあらむこひぐさの種をを神の
十九の騒をひきて、三百六十の目をも こひ 図 観。動物。魚の名。形、鱗み似 なみだなりけり」
りたるもの。宇拾 「ごはんのあしの、 てながく、頭より、尾rsいたるまで、一 こひきち 図 鶴日。刀の轄の日の、鍋を
條のうろこ、三十六枚ある故ré、六六魚 いであふをころの稲。
いかりさこしあがりたるré」
をもいふ。色を、黒くして、黄はみ。味、 とひ ごろも陥 継衣。継する人の着る
をはん いり目柳 入。徳川幕府の淀 上品なり。山家 「うち川のはやせたち 衣。古語。風雅 「いもまつをやまのま
ré、大番の家筋みて、部屋住より、大番
réなるこを。この時を、別rs、二百俵を まふれうふねのかっきょちかふこひの づくょたちぬれてそほちょけら しわが
こひごろも」 から。
古語。六部
こひ-さめ 図 継 酵。鍵ふる心の失する こびーちや g 弾茶。染色の名。こき茶
こざ。古語。 色の、黒みをたびたるもの。 なし」

くなれどこひのみみrるをわく よしも
こひし国 継。またはし。なつかし。 ごひつーの げい 図 五筆 。雨手雨足よ こひ の ふち図 遠淵。鍵ふる心の深き
俗 よ、こひしい。古今「いにしへréなほ 1 本づつを、日rs、一本をくはへて、文 を測ょたをへていふ語。」
たちかへる心かなこひしきこをよもの 字を書くこと。古、弘法大師の行ひた こひ のむ園国 」請耐。こひのる よた
わすれせで」 りといひ博ふるわさ。 なじ。古語。高 「てるかがみま づみを
こひしこり臼 動物 ほどをぎす(時鳥) こひつーみ 古筆見。古き書書の、虚質 りそへこひのみてあがまつるどきょ」
の異名。古語。 を鑑定するこを。又、その人。 こひのやつこ 図 継奴。継をいやしめ
ごひしら に国 継。こひしきさまょ。 こびと 図 小人。Q丈、極めて低き人。 ていふ語。古語。萬 「ますらをのさ
古語。千輩 「あたらよを伊勢の演 数を いっすんばふし。Q武家の役名。走り をき心も今をなしこひのやつこ ょわれ
りまきて妹こひしらにみつる月かな」 使ひをするもの。こはしり。 をま ぬべし」
こひーたし 園 継痛。『こひ痛しの義』 こびとーがは 図 小人草。古、支那より舶 こひ-の-やま 図 継山。鍵を、山よたを
苦しきほど継し。古語。萬 「えふの川 来せる革。きめこまかくして、やはら へていふ語。古語。狭衣「な ご、ありが
せををわたらでゆくゆくをこひたきわ かなり。草細工rs用みる。 たきこひのやまよしも惑ひ侍らむさ」
がせいでかよひこね」 こびこめつけ 陥 小人目附。武家の役 こひ のる ㎞。『こしいのるの
こ ひち 図 泥。『濃泥の義』 をろ。ひち。 名。御徒日附の下ょ属するもの。 ひたらすいのる こひのむ。古語。
ひちりこ。古語。和名 「泥、土和水也、 こひ のけぶり図 継畑。『こひのひみ、 こひ-みづ 図 継水。なみだ(涙)の異
和名、古比知利古、上云、古比千」 火の意をかけたる語』鍵ひ焦るる心を、 名。古語。
こひ-ち 図 継路。こひのみち。千載「ま 物の燃ゆる「*たをへていふ語。古語。 こびる 図 小暮。植物。草の名。野生r
たもなくただひをすちょ君をたもふ 新千載「なべてよのこひのげぶりrsた して、細く小さきびる。和名 「小暮、和
(598)

こひちょまよふわれやなになる」 ちかはれむねのうちなるふじの芝山」 名、土日以江、一云米比流、生葉時、可煮


こひ-ちから 陥 態力。こひあ た ふち こひ の みみ 図 鍵耳 議 をする人の耳。 和食之、至五月意結、反員 欧之、甚遠足、
とびちや こひの3ら
シ シ シ 』『 』 シ シ 『
下エ

こひっすれがひ こふ
(504)

性辛熱者也」 りをいふ」 だち、こふかくこころすごし」


こひのすれ がひ図 継忘貝。継を忘れ こふ 園国鶴 ケJ。事を願ひ墜む。源「こ ご ふく 図 呉服。くれはだり。はたも
むための慰rs治ふ貝。萬 「いをまあらをにしからぬ紙やはべる、御局の観 の。織物。空穂「長慣のからびつ一よ
を拾ひみゆかむすみの江のきしょよる をこひたまへむ」請。: 継。 ろひょ、くらづかさのごふく、からの
てふこひわすれがひ」 またひ思ふ。またはしくたもふ。ま の てうふく」
こひ-わたる園自 継渡。こひまたひ お。俗 よ、こひる。萬 「あひたもはやり ごぶ-&し 図 引分柳。橋の一種。厚さ、
て、年月をわたる。古今「あふこををな きみをませをもかたこひょわれをそこ 五分はかりありて、元㎞の頃流行せし
がらの橋のながらへてこのわたるまよ ふる君かすがたを」 もの。
年ぞへréける」 こぶ 図 療。Q 皮肉の、たかく腫れあが ごふく-さころ 図 御脳所。院の御衣な
こぶ 図 勃。備教の語。極めて長き時間 りたるもの。まひね。字拾 「右のかほ %とを納めたくをころ。禁中の内蔵察。
の稲。倶舎論み、方四十里の石を、天人 よ、大なるこおある君ありけり」貸木 経殿寮などの類。
が、羽衣みて、三千年rs、一度づつ撫で、 の幹よ生する、附の如きもの。きのこ ごふとミわ 図 業火。備数の語。怒りのつ
数年の後、その石の磨れ減りて、なくな お。Q附属して、はなれがたきもの。即 よきを、火rsたをへていふ語。激怒。
りたる時を、一切を稲すをあり。(せつ ち、見供などの稲。俗語。 こふーと3-こ園 水の、音をたつるさま
なみ封して)貫之集「亀山のこと をう一ごふ 図 備数の語。いん ぐわを見 réいふ。宇拾「さかさまréいりてこふ
つして行く水réこぎくる舟をいくよへ よ。源「それ よまけむを、ごふつけりを こぶをするを」
ぬらむ」:圏基の語。他の方rs、敵 たもはむをて、たりたまひけり」 こぶし ばな 図 拳端。碑赴のひさしの
をたびきよせて、目的の方を攻むるこ ごーふ 図 五父。質父、養父、継父、義父、 下貫の小ロré、唐花の彫刻をなし、ひじ
を。源 「碁うちはてて待ちたまへや、 師父の稲。 きのやうrsしたるもの。
そこを、ちなこそあらめ、このわたりの ごふいん 陥 因。備教の語。すくせ。 こぶしん 図 小普請。徳川時代よ、非役
こふをこそなどいへだ」 いんぐわ。 の旗本rs、普請の人足をいださしめし
こぶ図 園府。こく よたなじ。古語。 こーぶかし國園 木深。こだちふかし。こ こを。後reを、こおしんきんを稲して、
宇拾「虎の、こふraいりて、人を食ふな だち繁し。俗rs、こおかい。源「森のこ 人足の代りrs、金を出さしめたり。
こぶしん-きん g 小普請金。こぶしん るよ用みるもの。ま らつち。たうのつ ごぼ ごぼ こ 既 中うつろ なる物 など
を見よ。 ち。枕「標の花、たほくさかせて、ごふ の、鳴りひびく音 よいふ。古語。
ごふーねん 図 親剣。備教の語。因果 よ んすさなどいろどりたる」 こぼし 國 』鍵。またはし。なつかし。
よりて起る念。 ごふ やくミ図 封屈。備教の語。因果よ こひし。古語。萬 「梅の花いまさかり
ごふ の いし図 湖石。備数の語。四方 よりて受くる災難。 なりももをりのこる のこほしき春きた
四十里ある石を、三年ょ、1度づつ、接 こふらくミ 図 鍵。『こるの延』継ふるこ るらし」
ょて撫づをいふその石の稲。なほ、こふ を。古語。射恒集「にごり江みたふる こぼつ 国鶴 環。やおる。くだく。こ
を見よ。 玉藻のみがくれてわがこふらくをまる はす。源 「あしがきま こめたる西たも
ごふ のいはほ図 訓厳。このいみ 人ぞなき」 てを、すこしこぼちて入りぬ」
たなじ。 ごふーりき図 翌力。ごふのちから。因果 こはのっかさ目 郡司。国りのっか
をぶ の だいじよう きやう図 引細対 のちから。 さの署。古語。
乗経。華殿経、大集経、般若経、法基経、 ごふーを ーふ 図 歴 期。年功を積む。年月 ごほふ 図 割油。「斬蔵して、怪物、又
混業経の稲。保元「ごぶのだいじよう を経て、効をつむ。古語。重之集「のり を、病気などを退散せしむるこを。Q碑
きやうを、三年がほをょ、御自筆ょあそ の海みうかべる舟のごふを べてめぐる 備の人 よのりうつりたること。盛衰
ほして」 浮木réあひ ょけるかな」 「ごほふをたろしまみらせたりけるょ」
ごふーはう 図 朝報。備数の語。いんぐわ こ へい 四 湖軌。禁中ょて、節曾の時、 こぼ めかす 園国Q こほめくやう よな
(因果) よれなじ。 かさり裾うる酒瓶 頭を、園園の頭の如 す。ごぼごぼを、音をたつ。古語。
ごふ びやう図 業病。因果みよりてた く造りなこしたるもの。 こぼめくミ 園国国 ごぼごぼを鳴る。古
こるやまび。 ごーへん Q御遡。同輩の人をさしてい 語。枕「あしくあくれを、障子なども、た
こぶみ 図 小文。牛切紙ょ書きたるお ふ語。扶桑拾葉集「誰か、かかるこをも をめかしうこほめくこそえるけれ
文の稲。古語。空穂一こおみ、ふづく まいでさぶらふぞ、なほれそろしきご こほり 図 氷。水の、寒気 よ犯されて、凝
るみのうへréぞよむ」 へんかな」 り固まりたるもの。和名「永、水寒凍結
-
ごふん 図 胡初。槍具の名。自く彩色す こぼくミ 図 古木。香の名。ちんの一種。 也、和名 比、及古保利 :氷。かさね
こぶしんきん ご3やく ごほごほど
『』 シ
『ー
こほりのつかさ こまる こまあそび
(596)

の色目の名。表を、鳥子色、裏を、白く *こるもの〜 -
-
一切の悪事を摂滅すること。これを行
して、いささか、濁色を 帯びたるもの、 こほる園国 永。寒気r 犯されて、凝 ふを、ごまをたくをいふ。拾玉「ごま
又、表を、白のみがき よ、更を、白きもの り固まる。新古 「ま がのうらや をほ の火の灰なき灰réたねまきつまきつる
をもいふ。i郡。國のうちの小別の
地の稲。今の制度みてを、懸の次ra列
さかりゆく測ょり引ているあ
りあけの月」泳。
種をうすきものかも」
こざ-あそび 図 駒遊。馬rsのるさまし
す。その中re、里、郷、町、村を統ぶ。詞 こぼる 国四国 零。溢れて出づ。散り てあそおこをなるべし。古語。空穂「こ
花「近江の守réはべりけるをき、をほき 落つ。俗み、こぼれる。後撰「梅の花を まがた、さきょたてて、こまあそびまっ
ご国り ょまかりけるよ」 れをこぼれぬわが袖よにほひかうつせ ついでて」
こほりーのーつかさ図 郡司。古の官名。 家づを よせむ」:壌。やおる。こは ごまいーかぶと臼 引枚究。鉢を、五枚の
大領、少領、主政、主帳の縄織。ぐんじ。 る。くづる。古語。土佐 「聞きしより 鐵板 よて造りたるかおを。
拾遺「こほりのつかさ、かしら自きた もまして、いふかひなくぞこぼれやお こ浄まーいぬ g 殆大。高麗の犬の形をつ
きなのはべりけるを」 れたる」 段。 くりたるもの。碑赴の前などみ、水石
こぼりーのーなし 図 凍梨。老年の人の肌 こざ 名 駒。Q馬の子。小さき馬。Q馬 réてつくり、建てて置くもの。俗rs、誤
の、きたなく、色づけるもの。古語。 の網稲。新古「こまをめて神うちはら りて、あまいぬをいふ。楽花「御帳のそ
こぼりーのみやつこ図 大領。古の官名。 ふかげもなしさののわたりの雪のゆふ はのまし、こまいぬのかほつきも、た
だ いりやう よたなじ。古語。 〜れ」i宮 ねこまの界」 猫を呼ぶ時ra そろしげなり」
こほり びき図 氷引。諏訪湖 ょて、冬 いふ語。古語。 こまいぬーを 園』 狙犬。こまがくの、狙
季、魚を取る方法。初め、氷を、一所う こま 召 木間。木を、木をの間。このま。 犬の舞のやうなり。こまいぬのさまな
がち、それより、綱をいれ、そのさきを 古語。萬「うちなびく春どもまるく営 り。古語。枕 「こまいぬもくまふも
寡ち、竹筆 をもて、綱を送りやりて、魚 をうるきのこまをなきわたるらむ」 のの」
を捕ふ。 ー
をま図訓魔。『楚語。火の祭の義』員言」こまうき図高麗人。『刃の音便』
こぼりーぶきやう 宮 郡菊行。武家の役 宗な%こまて、ぬるでの本 (この時 まま 、
名。代官の頭。郡の庶務をすべ つかさ 特み、流木を残すを焼きて 備r 頼り、 をのまみれるがなかよ」
---



そどり




*

つり ぐらま

こま がミ図 高麗築。ががくを見よ。 をえたたかひとめすなりぬることを、


いる
ま」
すら
ふこ

しかく
こま がた 図 駒方。うまかた。馬をひ こまこまき奏す」


つるぎ




銀 麗

こまっ
く人。i駒形。すべて、駒の如き形 こま-さくり 図 駒跡。うまきくり ょた



より
なる
ゆるま もの




瀬かるけ
あわ

なるものの稲。禁花「からやかたの舟 なじ。

わが
こかげ




てい
つるぎ
ょ、こまがたをたてて」 こま- さらひ 図 把。くまでの類。本葉

」や よを

見ひ

のみ
rsそた
わみ

こ*かーに 国 船。C 基だ小さく。こま などを揺き集むる よ用みるもの。この


りな つ

やかょ。Qつまびらか よ。くはしく。 はかき。

まよ




を、
別間右
左さり

Qねんごろよ。情あつく。伊勢「子あ こきせま ほし 國』 欲令来。来させた



たま
入くり は





て左

すけるか
るなかなりけれを、こまかにこそあら こし。古語。夫木「思ふ人こませ*はU

如ち







*
る穂 二
ねだ、時時、ものいひれこせたり」 き所かなみかきの原の花のさかりえ」

さ。す「





この
殿
空語
こ*ーがへる園国自 老人などが、再び若 ごま-だん 図 調魔増。ごまを禁くをこ

ちづ
きん
こま を

、 ろ
つ 古
きさまréなる。わか かへる。古語。空 ろのだん。








ご こ

穂「この人たち、いかなみまほしからま こ*ーつくり 濁楽。こまつぶり よた

まを

入さる間数り
小こ




しを、こまがへらせたまへかし」 なじ。古語。




こ違


ょ 配語
分古まどり
こ 遂ミら 陥 木枕。木の枕。木製の枕。 こまつ すり 図 小松掲。小松の形を提

ならべ







-
なめ
こま
古語。萬「家よきてわがやをみれを玉 り出したるもの。

山もき吹 み





でわたり
内よ

古語侍

床のほか よむきけり妹がこまくら」 こまつぶり g 獅楽。見供の玩具。木re

ゆの


なめ
かこま


み な
こ*げ 図『こまわけ(細分)の約』細か て圓く平たく作り、鏡の軸を貫きたる

高の
gこ物麗ま


織こま


にしき
なるもの。古語。源「女房の曹司まち もの。糸を絡ひて、はげしくひけを、軸

s鍵よ「




。天

ろり


をも、あてあてのこおげぞ、たほかた みて、立ちて廻る。こま。古語。字拾」

はり

rたり
にしき

、 云
ま せ

のこをよりも、めでたかりける」 。 「鉢、こまつおやりのうまくるめきて」



(597)

ぬの
*
回こ貫く



組Q

株み目く
こまーをまと園 細細。くはしく。こさ こ まつり g 木祭。そまびをの、木をき

組ぬ





。「

こむま
こまやかよ。委細み。竹取「かぐや姫 るをき、山碑をまつるこを。古語。夫木


つる
*


こまがく こまさくり


こざひこ まほしこみか
(598)

封て すこしうつぶしたるやうょてみ」 はっの孔あり。和名「斎、和名、古菓布」こみか図 小競。小さきかめ。古語。和


られたり」 江、除吹場面六孔之笛也」 名「樽、桶也、己㎞司」
こまひ図 木輝。Q たるきの端ょあり こま ほし 國巨 欲来。きたし。来らむ こみづ 濃撃。米を煮たる壮。たも
て、軒 よ貫く木。こまひぬき。品 。信壁 こをを欲してあり。古語。萬 「山城の ゆ。和名 「白飲、和名、古美都、今案濃
をぬるをき、壁下地をつくるみ用みる 鳥羽のわたりの瓜つくりこまほしをた 警之名也」
竹、或を、木の稲。宇拾「はこ まえ、たる もふをりぞれはかる」 こ-みら 図 小基。植物。草の名。にら
き、こまひをわりたきつ」 こ*むかへ 図 駒迎。古、八月のこまひ (基)の古語。みら。和名「基、和名、古
こ次ーひ言 図 駒牽。Q古、八月十六日ょ きの時、ひきみてくる駒を、逢坂山まで 美員、又愛継名也、味辛酸温無毒」
行はれたる公事。信濃國の勅使の牧の 出で迎へたるこを。 こむ園員 子産『こうむの署』子を生
馬を、六十正牽き集りて貢駄するを、天 こ%まやか に 園 細。Qほそく。ちひさ む。古語。紀「雁こむを聞くままこを
皇、南殿よて御覧するこを。貸古、四月 く。こまかよ。Qくはしく3Q情原く。 か」 iFシ 籠。 こもらす。入らし
二十八日 よ行はれし公事。天皇、武徳 ねんごろよ。源「こまやかにかたらひ む。俗rs、こめる。源「ふせこのうち ま
殿よ出御ありて、五月五日の騎射手な たまひて」 こめたりつるものををて」込。
%とを御覧 りるこを。 こむーをう 図 慮無個。普化宗の僧。てん
こまひき-せに図 駒牽銭。古銭の名。馬 こ*ーよせ g 駒寄。馬の奔逸を防ぐた かいを被り、尺八を欧き、人家の前 よ立
をひきてゆく闘あり。昔、呪叫 rs用み め よ、門外なをよまうけたる低き棚。 ちて、物を乞ひながら、諸國をめぐるも
たるものなりさこいふ。 こみ 図 滞。水のさしいるをころ。古語。 の。徳川氏の頃、罪を犯したる武人の、
こ*ひき の つかひ 図』駒引使。こまひ ごみ 図 五味。五種の味、即ち、酸、苦、 刑罰を逃れむがためrs、九ぐけ の帯を
きよ遺さるるつかひ。 甘、辛、鶴の稲。 まめ、深編笠を冠り、架装をかけて修行
こ浅まひ-ぬき 図 木舞貫。こま ひ「 また こみーうま 図 込馬。あをまさりして進 せるも多かりき。
なじ。 まぬ馬。貞丈雑記「こみうまとを、ま ごむーにち図 五引可s勝ないふ語。忌む
こ*ーぶえ 図 高麗笛。笛の一種。高麗楽 りごみして、あをえさりし、ひきいだす べき日。(家作のみ1sも、殊 よ、よき日な
よ用みるもの。歌日の外み、三つ、又ま、 をも、いでやさる馬なり」 りをいふ)
こむら 図 勝。脳の背の方の、ふくれた こん 図 権。かり。っぎ。楽花「御めし んかきのるこんのあさぎせを ょぼし
る部分の稲。和名「勝、訓、古無員、脚勝 うどの内侍のすけのたぼえ、年月 よそ て、せrsよくほるやこの世なるらむ」
也」i水毒。木の枝のさしかはした へて、ただ、ごんの北の方はて」 こんから日 倉親㎞語』こ剤
るところ。古語。和名「木枝相交下陰 こんーがう図 金剛。Qこんがうさうりの うじの寄。

目悩。和名、古無員」 界。Q 俳優の異稲。元藤時代の語。 こんがら こうじg 鈴報端童子。備数の
こむらーがーかへる 』こむらがへりす。 こんがうけつ 図 金剛編 護摩をたく糧 語。不動奪のわいだちの童子。
からすなべりす。 の四方 よ立つる柱。 ごん きやう 図 動行。備道を修行する
こむら がへり臼 韓筋。すなペ りょた こんがうさうり 名 金剛草履。間よて こど。つをめ。たこなひ。
なじ」 つくりたる、大形の草履。多く、風rsて こんきゆう くわん 図 期割官。ちびちゆ
こむらさき臼 濃紫。染色の名 紫の色 はくよ用みる。 うだら(紫微中豪)を、淳和天皇の時、改
濃きもの。古、三位以上の人の砲なご こんがう お召 金剛子。むくれにじの 稲せられたる語。
の色よ用みたり。元旨集「こむらさき君 類なりをいふ。古語。源「こんがうお ごんきり臼 乾鶴。小さき海陽の、乾し
が結びし元3ひのちりうちはらふほを のりキりのたまの、さうぞくしたる」 たるもの。貞丈雑記「ごんきりとを は
までやこQ」 むのほしたるをいふ」
こむろーぶしg 小室節。小唄のふしの 語。明王の一。三面六賞あり。悪魔を こん くミり 図 神3濃。染色の名 神色
名。昔、吉原通ひの馬子などのうたひ 伏する職réして、北方を守護すをいふ。 のくくりぞめ。増鏡「馬鞍こんくくり
たるもの。 密教 よて祭る。五大明王の一。 ものなど、運びいでてひけを」
こん 図 地。Q易の計ょいふ語。八計の こんがうりき図 金剛力。仁王の如き ごんーとミg 金誠。備家の楽器の名 ふせ
第二。即ち、 如き形reてあらはすも 大力。 がねの類。ひらがね。枕 「花なごをら
の。これを地を定む。信 方角ré6ふ語。 こんがうーりきし図 金剛力士。にわう せて、さぶらひめきて、ほそやかなるも
西を、南をのあひだ。i棋。染色の (仁王)réれなじ。
(599)

のなを具して、ごんくうつこそをか
名。青を、紫をの合ひたる色。藍色の こん-かき臼 神掃。染物をなすを業を
黒みたるもので するもの。こうや。こうがき。拾玉「こ 一
こむら こん
ごんきだいはう こんし こんづ
うみたなじ。古語。公事根源 はさりい
/r00)

てもとむるこを (主rs、備経を) こん おき臼 金色。きんいろ。こがね


ごん&ーたいはう 図 欧求入賞。備教 いろ。 でて、帳を、八字réかかぐ。こんちやう、
語。最 心rs、備教のまこをの道理をき こんーおん 陥 金刺。陰陽家よていふ碑 整理をもやうし」_
はめむをするこを の名。その居る方角16向ひて、土木を こんーづ 召 濃疑。こみつの音便。古語。
ごん-くめんg 相官。さだまりたる員 起すを忌むをいふ。 こんでい g 鶴見。Q 衛士の類。昔、兵
の外の官。権大納言、椿頭、 横帥など こん おやう 召 樹青。幻 よたな 部省rs属して、諸國rs、数百人を置け
の類。 _ じ。更科「さまこをなる山の姿の、こん り。Q徳川時代 よ 仲間、足軽の類の稲。
ごん-げん g 権現。備数の語。備の、衆 じやうをぬりたるやうなるよ」 こんでい-さころ 図 健見所。こんでい
生を済度せむがためrs、化身して、暇り ごんす-Qらち 召 賞物の一種。乳を、紐 の居るをころ。
よ、この世ré現はるるこを。 をを、布などréて携帯へたるもの。あどつ こんでいわらば 図 個見童。こんでい
こんーごしよ召 小御所。こ 剤の けさうり。 の童なるものの稲、
韓説。 ごん せき 図 備跡。筆道よていふ語。大 こんてん-き 召 運天係。古、日、月、星辰
こんーごん 図 金銀。きんを、ぎんを。き 祀の次の筆跡をいふ意。たをへを、入木 な%この運行を見る よ用みし具。
んぎん。古語。空穂「こんごんなり、 道réて、行成を、大祀をし、世奪寺行房
ま やこ、めなうのたほをのをつくりか を、権跡をいふが如し。 のごをくつくり、中ré、酒を入れて煮た
さねて」 こんーだう召 金堂。ほんだカ 本堂)よ るもの。
こん- さう図 細青。こんじやうの約 古 たなじ。増鏡「天王寺のこんだう移させ ごん の きたのかた g 湖北方。次の北
語。韓鈴「山をながむれを、こんさうを 給ひて、多資院をかや建てられたる」 の方。めかけ。権妻。楽花「ごんのき
ぬりたるをかやいふやうrsて」 こん-ちく 図 地軸。Q 八り込みたる事 たのかたみて時めかし給ふ」
ごんざう 図柄蔵。元縁年中、蘭幹ょて のわけがら。Q備教の語。世界の中心 こん の すそごg 神末濃。上の方を自
造りたる草履。見供の、はきならしみ réありをいふ軸。その数、三千六百あ く、下の方を、紺ré染めなしたるもの。
履くもの。このもの無かりし以前を、見 りをいふ。 こんびら陥 金昆羅。『楚語。威妙王の義』
供、皆、はだしみて歩めりをいふ。 こんちやう召 近彼。こんるのが しや 天笠三の艦鷲山の碑。わが國みてを、讃
岐國の象頭山rs合記す。 はされし勅使。 こめかし國』見供らし。こをものさま
こん むらご 図 濃村濃。染模様の名。む こんみ の おしやう 図 近衛次将。近衛 なり。古語。
らごぞめのこきもの。 府の中将、少将の稲。 こめかみ 図 願調。耳の上の部分の、物
こん らう図 動。古、禁中みありて、 こんみ の すけg 近衛介。近衛府の中 を噛めを「動くをころの稲。和名「針発
うらべの、占をせしをころ。 将の補。 経云、耳以上入髪一寸牛有二穴應噴面
こんりんざい 図 金ェ際。備数の語。 こんみ の-どねり臼 近衛舎人。近衛府 動調之韓谷、和名、古米加美」
地の底のはての稲。表面より、百六十 のをねり。宮門を守り、又え、兵使をた こめくミ 園国臼 子をもらしく見ゆ。たほ
萬由旬離れたりをいふ。 び、徒歩みて、供奉なをするもの。 やうなり。源「おじゆう殿の女御のや
ごんーりやうg金員。古、主殿察よ属し こん&ーふg 近衛府 古、皇居近く居て、 う よて、たもやせたまへるを、あてな
て、掃㎞をつかさをりし役。 警衛せし武官のつかさ。左近衛、右近 こめきたり」
こん りよう臼 近陵。山陵のたもなる 衛の二府あり。共み、大将、中将 少将、 ご めつ 図 五滅。備教の語 戒め禁ぜさ
もの。十陵八墓の十陵の中rs敷へらる 将監、将曹、府生、番長なをの官人あり。 れを、身を滅亡すをいふ五つの原因、即
るもの。(遠陵ré封して) このる ふ。 ち、浮邪、浪行、殺生、妄語、飲酒の稲。
こんりよう の きよい 図 衰刑御衣。天 こめ g 撃。織物の名、織目の、細かく こめ づくり図 節作。あきまきして、苗
子の御濃服。龍、日、月、星、虫、火、なご ちちみたる絹布。和名「穀、和名、古女、 の、あまり よこもりて生じ、蒸れ枯れ
の模様をつけたる続の御衣。御即位、 共形㎞祀之如票也」:部陽魚。動 なごするこを。
大管倉等の大濃1 着給ふもの。 物。魚の名。形、丸くしてひらたく、 こめ のわらば図 小女童。小さき童
こんーるり 図 シ あみいろ。源「こ 鰭ありて、艦なく、ロを、腹の下みあり 女。古語。十訓「こめのわらは一人を
んるりのっぽをもは、御撃をも入れて」 て、目を、額の上みあり。和名「昭陽魚、 具して」
こんみ gg園。Qこんるふの署。eこ 和名、古米、味甘小冷、シ似撃無甲、日 ごめんーがは 図御免革。てんひやうがは
(601)

んる のミ ねりの署。 在展下者也」 を見よ。


こんみづかひ g 近衛使。古、賀茂の祭 こめ たりg ㎞。羅秒の類。織目、透 ごめん げた 図 御免下駅。愛付の駒下
時、宣命を請ましめらるるため よつか きをはりて、もみ米の如き形のェ物。 駄。昔、禁中réて雨天の節、特別rs、履
こんむらご こんるのをしやう こめかし
こめらう ともち ともの ●
(602)

くを許されたるもの。 こもち 図 子持。Q腹み、子をはらみた るもの。こもの芽立。


こめらう 陥 小女郎。こめらはの音便。 るこを。信子を生みたるこを。源「こ こもの図 績物。かごré入れたる物。
こめらは区 小女童。こめのわらはょ もちの君も、月頃、ものをのみたもひる 古語。
たなじ。 づみて」gこもちすちの署。 こもの こ 図 邦子。こもづのよたなじ。
こも 図 薄。植物。草の名。まこも(員 ごもち図 御物。ごもつの韓。古語。 こものーなり 図 小物成。定めの税の外
郡)の古語。拾遺「こころさし深きみ こもちーがらす 図 子持鳥。子をもちた ré、課する税。
ぎは ょかるこもえちをせのさっきいっ る鳥。六帖「夏の夜のこもちが 引のさ こもふ づろ図 郡首。こもづの よたな
かわすれむ」i園無 こもそうの署。 がぞかし夜深くなきて君をやりつる」 じ。古語。
こも がひ 図 熊川。陶器の名。土え、大 こもちーすち 図 子持筋。太き線のかた こも まき図 訓巻。ちまき よたなじ。
抵白く、風、又も、浅黄の薬 をかけたる はらみ、ならべてひきたる細き線。嫁 こもまくら 図 薦枕。Q こもよて作り
茶腕。茶家rsて珍重す。もを、朝鮮國 入の道具などみつけて、祀ひの意をあ たる枕。Q演べなどre旅宿すること。
のこもがひ(熊川)ょて製したるもの。 らはすもの。 古語。新古 「いそなれを心もをけぬこ
ごもくミg 五木。五種の木、即ち、桑、 こもちづき図 小墜月。八月十四日の夜 もまくらあらくなかけそ水のま らな
桃、椿、柳 機の稲。 の月の稲。墜月の前夜の月。 み」:碑楽歌の曲名。碑楽「こもま
こも すだれ 図 郡藤。郡r てあみたる こもちーひじり 図 子持聖。子をもちて くらたかせのよをょやたがにへ人ぞま
すだれ 新拾 風荒き山田のいほのこも あるひじりをいふ意réて、世réあるま ぎつき上る綱たろしさでさしのぼる」
すだれ時雨をかけてもる木の葉かな」 じきものの壁rsいふ語。古語。 こも-*くら 蹴 薦枕。こもまくらを、床
こもーをう 陥 園御Q。こむそうの韓説。 ごもつ 図 御物。すべて、貴人の所有せ の上 13て、殊ré高くするものなるより、
こもだだみ園龍シえ、いくへも重 る物の敬語。 たかみかけていふ。紀「いそのかみふる
ねて敷くものなるより、へ(重)rsかけ こもづちごえ 陥 鷹rないふ語。鷹の、島 をすぎこもまくらたかはしすぎ」
ていふ。萬「いづくrsぞまそほほるを を追ひて、こなたかなたへ飛び廻る時 こもん 図 小紋。小形の紋。源「からの
かこもだたみへぐりのあそがはなのへ の羽づかひの増。 こもんの紅梅の御ぞの、すそいをなが
をほれ こもーづの図 積角。こものつのぐみた く、まだけなげ よ」
ご もんせき 図 御門闘。法皇の御開基 こもり づ 劉園水 『こもりみづの夏 』 こもる 国籍。かくる。いりこむ。
の寺の稲。 ものかげよある水。古語。 こ や図 響屋。かひこをかふ家。古語。
こもり 図 畑。はたけ(畑)の古語。蔵玉 こもりづの園 隠水。こもりづて物の 詞花「わぎもこがこやのるのやのさみ
集「片山のえづがこもりょれひょけり はたょありて見えぬものなるより、る だれ よいかでほすらむなつ びきの糸」
すぎなまじりのつくづくし花」 たよかけていふ。記「やまをべrsゆく こ や園 比。これや。古語。
こもり 木守。木の番 ノて 古語。 をたがつまこもりづのるたよはへつっ ごーや図 徴夜。夜の九つ時の末より、八
枕「こもりをいふものの、ついちのほご ゆくをたがつま」 つ時までの稲。(初夜ré封して) 楽花
ré、ひさしさしてみたるを」 こもりづま図 隠妻。心 ょこめて、人ょ 「ごやの鏡のれをも、ただろれをろしう
こもり-いし 図 隠石。水底ょこもりて あらせぬつま。古語。萬「すぎのぬょ きこしめされけれぞ」
ある石。古語。 さををるきぎすいちじろくねなしもな ごや だき 陥 後没起。ごやのころ、たき
こもりーがいね 図 子守稲。ほうしごの かむこもりづまかも」 いづるこを。古語。狭衣「撃艇 rsを、い
いねみたなじ。古語。 ををくまみりたれを、ごやれきの御行
こもり こ図 子守人。子をかはゆがる
こもりく の 認 隠園で こもりくをえ、こ 人。こぼんなう。古語。大鏡「この殿、 ひのままrs」 シ"
もりくにの意みて、大和國の初瀬を、四 いみじきこもりをょたはします」 こやす 国自 園。ふすのQ よれなじ。
面ょ、山ありてくぐもりたる地なるよ こもり ぬ 図 隠沼。ものかげょありて 古語。紀「まなてる片岡山rsいひrsる
り、はっせょかけていふ。又、こもり 見えぬ沼。古語。萬「こもりぬのまた てこやせるそのたびをあはれ」
き(籠城)の意réて、墓所をいひ、人間の
ゆこひあまり白浪のいちじろくいでぬ こやす がひ図 子安貝。動物。貝の名
果をいふ意より、かけていふをもいふ。 人のまるべく」 殻を、丸く厚く、色黒くして、白き文あ
新千「かすめをも香やをかくるるこも こもりぬ の園 隠沼。こもりぬえ、物は り。むかし、女の、安産を斬るをて持ち
りくのはつせの里の春の梅が香」 かくれて見えぬものなるより、刃 たるもの。
こもり こひ 名 隠継。心の中réて、こひ よかけていふ。萬 「はにやすの池の堤 こやた 図 だう(堂)の異名。古語。秘蔵
(603)

るたふこを。古 。萬 「こもりこひい のこもりぬのゆくへをま らょをねりえ 妙「人をはぬ片山かげのこやたょを筆


きつきわたり下紐よながかふわがせ」 まをふ」 はかりぞ火ををもしける」
ごもんせき こもりつ こもる
こやで こゆるぎの こよひ
(604)

こやで 陥 小枝。こえだ さえだ。古語。 こゆるぎの園小除緩。こゆるきえ、こ し。こをのほかなり。古語。源「あてな


夫水 「むかつをのまひのこやでの世rs よろぎの轄 よて、相模國rsある地名 るをころを、かれて、いをこよなし」
ふれを人の心みあひたがはめや」_ なり。さて、そこょ、いそといふ里の こよひ 図 今管。このゆふべ。今日の
こや のやまg 始射山。はこやのやま あるより、いそよかけていふ。拾遺 夜。記 「わがせこがくべきよひなりさ
よたなじ。 「こ3るぎのいそぎいでてもかひもな さがにのくものたこなひこよひまる
こやもの目小屋 。排人 滅多の類。 く又こそたてれ沖つまらなみ」 しも」 i昨夜。ようべ。昨日の夜。
こやる国自 以。ふすょれなじ。古語。 こーよ団 従比虜。ここより。古語。萬 古語。和泉式部日記 「いたくふりあか
記「つくゆみのこやるこやりもあづさ 「たびrsして妹みこふれをほをどぎす して、つ をめてこよひの雨のたをま 」
ゆみたてりたてりも」 わがすむ里ょこよなきわたる」 こよみ ごもん 図 暦小紋。紋所の名 暦
こゆ園gm員 以。ふすまれなじ 古語。 こよう づつ 図 小用筒。徳川将軍参内 の表を形どりたるこもん。元藤の頃流
i国 」蹴。足ょ、力を入れて、物を の時、携へしめたる銅製の筒。これを携 行せり。
突きやる。ける。古語。和名「蹴翻云 ふるものを、公人、又を、朝夕人をいふ。 こよみーで図 暦手。みしまで よたなじ。
云、世間云一未利古由、云云以足逆踏 むようもの召 御用物。官省、貴人など こよみ の はかせ 図 暦園H。古、陰陽
也」i 国 自 凍。『こなゆの約』。寒 の用ょ供する物の敬稲。 察ré属して、暦の事を つかさごりし博
さよ冒されて、身がこごる。古語。: ごーよくミ図 五欲。備教の語。色、撃、香、 士。れきはかせ。源「今日を、よき日な
i越。Qすぎてゆく。物の上を過ぎ行 味、鍋の五つの懲の稲。三部抄 「ただ、 らむ、こよみのはかせめして、時をは
く。俗re、こえる。古今「梅の花句ふ春 るだのごよくをまたなきものよして」 せなどま 給ふほだ」
べをくらお山闇rるこゆれをまるくぞあ こよしもの傾 凍物。物を、ひやしてこ こら 陥 見等。見をも、又を、女をまた
りける」Q過ぐ。まさる。俗rs、こえる。 ごらせたるもの。古語。和名「師説、寒、 しみて呼ぶ語。古語。i子良。伊勢
こーゆひ図 小結。鳥帽子ょあるくみひ 請古興之毛乃、世間云、廻古興春」 の碑宮reて、供物を奉る殿の稲。
もの懸緒。 こよす 園国 」凍。ひやしてこならす。こ ご らう参闘個 御覧。 Sらん%の
りかたまらす。 音便。
こゆみ図小号。小さき号。源「例の
ゆみいさせてみるべ かりりけり」 こよ なし国 格別なり。このうへな こらが て を園 見等手。こらがてを
し 』』
--

(605)

こりしくはな図 権花。梅の花の異名。 こりん ふり図 火鈴振。火の用心ょ廻」を 社う園 御料。貴き人の名 ょ代へて


こり あま に国家継。こりすま。こり
咲く ならす




さく
こり


(
。 りり




















ものき
く かしく


異こり



盛み古の

べし
なる
新もの


用をり衰る語名 見りこうえ語る 。




敬ごらん

や。
まか


このか



は 貞る



こら














ょ 子


引くにはの権の花いくよの春をきほひ
古語。新後撰「あまねき御うつくしみ、りあるく人。
すして。

きぬらむ」
こりしくはなよりもかうはしく」
古ろいろ
)
いいふ



















てい語
り つの







稲 小こg






りん
さき

。と はらんら ここち
ごひ






する











図 みそぎるそ

いみた





ぬな



まひ
した す。



殿
奉る




女こるるり



こる
て深く




狭 ゆこ



かぎょ



まめや








をきる
ま な。
まの

より





てい





魔 るふたき
みかけ
いく なり

a








)





㎞ ど

こらご

よする




発堀



こあび



べき


なけれ
ひも
はら

まろぐりねき
つ剤
やま
こむく


はなれ

そはぎ






-

こる

ごりやうみ 図 御㎞倉。六月十四日の

り常






(

よ ん


隠ふ e五個の石をっみ重ねたる石塔。一 eこれうちの器。
なくして高有を形っくるを、各、輸a 平家「シみりたるかをい を
祇園まつり。

天堂
e






i

なじ

とりたきこるつゆ

伐。水をきる。古今「なげ ごれうち 図 御料地。宮中御有の土地。

御語し料



めご
Q
敬。

)

( 植藻物






海こる


の はらみ川ふ


いこる


徳を
。 異ふ名



つゆ
いこる

なり

用みる。盛衰「人を猫殴どまをすかをご
れうよこころ得すをいかり給ふなりさ
いへぞ」

べら ひ こつみかり


のみき





口-

こふ


てん
。 ろ 。


時代 。
古語 それ も

かむ


も こた

ぬれ
かれ
ほし
きた



ま こりるうが 。
り から

わよ


ど。


あみ 悔ふびい 国
再過

思て

まじ
なす
俗 て
iほこり



自 はるまのち あつまる
なgる さき


、 な

こ「

だ、


より むすびり なり
よまる
つく

。 ぬ
なくなり





i


ーー
ごれうにん ころくぞめ ころも
を想う % 図御料人 留女の潮 御 ころくぞめ 召 小六染。染模様の名 俳 り」eほどょたなじ。
(606)

察人。 優風小六の、初めて着たるもの。 ころも 陥 衣。Qきぬ。身鶴みきるもの。


ごれきのーをうg 御暦る。古、暦をた ころしま 図 みづうみ (湖) の異名。 信 専ら、僧侶の服。納。
%「O
てまつりし公事。十一月一日、主上、 ころもーがへ 召 更衣。着物を着代ふこ
南殿ょ出御ありて行はせらる。 ころーだつ 園国自噴。まかりこらす こ を。古、四月re、春衣をぬぎて、夏衣を
これ により て 昭 因是。このゆるみ。 ろぶ 古語。紀「専用威命、ころだちぬ」 着しこを。源「う月ょなりぬ。ころも
観紀 「これみよりてたもへむ、家をい ころ-さり g 鷹の、雁を、一羽づつ捕ふ がへの装束」i催馬楽の律の曲名。
でても、まつりごを行ふみ、あにさはる るこをなりさいふ。古語。 催馬楽「ころもが せむやさきんだち
べきもの よをあらす」 ころぶ 国個 晴。まかりこらす。ころ わがきぬものはらえのはらはぎのはな
ごれふーは図 御掘場。天皇の狩りをせ だつ。古語。萬 「をやのぬみをさぎね すりやさきんだちや」
らるる場所。 らはりをさをさもねな へこゆる よ母み ころも づつみ図 衣包。衣類を包むも
ご れんちゆう図 御鋼中。Q公卿の妻。 ころはえ」:自 轄。Qまろぶ ころ の。ふくさ、ふろしきの類。
信轄じて、汎く、貴人の妻女。 がる。宇拾「まりのごをく、すだれの中 ころも で召 衣手。衣の、雨腕をどほす
ころ 宮 頃。をき。あひた。時分。ころ よりころびいでさせたまひて」 信切表 どころ。そで。萬「あはなくみゆふけ
あひ。古今「敷島のやまどréをあらぬ 丹宗を脱して、他の宗旨を信仰す。徳川 ををふをめさみたくょわがころもで*
時代の語。 またぞつぐべき」
序衣ころもへすェてあふよしもがな」
こーろ 名 見等。こらの轄。東國の古の ころーぷす 園目 韓駄。ころびふす。古 ころもでの園 衣手 神みを ひだある
方言。 語。萬「たたせれを玉藻のごをくころ ものなるより、ひだみかけていふ。高
ころく 図 小六。むしかごの一種。昔、 おせを川藻のごをく」 「ころもでのびだちの國のふたなみの
小六をいふ人の造り始めたるもの。 ころーぶね 図 早舟。急きて遭き行く舟。 筑波の山を」又、袖を、左右の手の如き
ごろくーかへし 図 五六。返双六などの 疾くはしる小舟。シ ものなるより、た% がなかけていふ。
乗の目ュいふ語なれども、いかなるこ ころ ほひ 図 頃。Qころよたなじ。源 萬「ころものたなかみ山のまきさく
どとも詳かならす。古語。 「いをえのびて、さつきのころほひよ 槍のつまでを」又、雨手のこをを、眞手

さもいふより、まょかけていふ。萬「こ が、その人、これを知ら う よ、目さめて、 こめ さしg 撃差。こるのひびき 音盤
ろもでのまわかの浦のまなごちのまな 他國ré行きたるrs、その國人rs、かの衣 のさま。こわいろ。古語。
く時なしわがこふらくえ」区補え、劇 の奥の珠を見をめられ、立身して、長者 こあさまg 盤様。こわもよたなじ
れてなゆるものなるより、なぎrsかけ をなりたりをある営へréよりていふ 古語。源 「あわつけきこわさま よのた
ていふ。高「ころもでのなぎの川べを春 語 後撰 思ふみもいふréも除るこをな まひいづるこをま 」
雨rsわがたちぬるを家もふらむか」 れやころものたまのあらはるる日を」 こめた 図 下薦の、身ょつくるつづりの
ごろもで を 蹴 衣手。神を、たぐるこを ころものーひも 図 『見供が、衣獣を濁り 稲なりをいふ。古語。
あるものなるより、たが ょかけていふ。 ょて、脱き、着をなし得るやう よなり この だえ 図 撃絶。こるのをぎれもこる
萬 「ぬはたまのよぎりをたちぬころも て、つけ紐をさり去る頃の意』 見供の のをだえ。古語。宇拾「つぶつぶを、夜
でをたがやのうへょたなびくまでょ」 十歳前後。 ひさよ、いもねず、こわだえもせず、よ
又、袖よえ、表を、裏をあるより、うちわ ころもは臼 こるもはの韓説。 みきかせけり」
みかけていふ。萬 「ころもでをうちわ ころも はこ 陥 衣箱。衣類を入れた こめだか に国 撃高。大撃よ。こるた
のさをみあるわれをま らすぞ人をまて く箱。源 「ころもはこひをよろひ」 かく。竹取「こわだかになのたまひそ」
&ここすける」 ころもはこの なりたて図 衣箱折立。 こわたり図 古渡。ふるく、外國より渡
ころもの くび g 藤。えり(礎)の古 衣服をいるる箱rs、いろいろの飾をつ りたる物品。こをも
語。堀次 「思ひいでを心はかり よ通は くしたるもの。古語。紫式部日記 「た このたりーかけ 図 小渡騒。角力の手の
してころものくびょこをな漏しそ」 んむつき、ころもはこのをりたて」 名。盛衰「大渡懸、こわたりかけ弓手よ
ころもの すそ g 衣褐。Q衣の下の方 ころろく ㎞目 断晒。喉が、ごろごろ 廻はし、云云、様様みこそ様みたりけれ」
のはし。Q きよ(褐)réたなじ。 をなる。古語。 この づかひ図 撃遺。音盤を出すさま。
ころものーたまg 衣珠。衣中réかくれ ごーのう 図 牛員。牛の腸の中よ出来る 古語。源 「ま のびやかなるこわづかひ
たる珠。法華経第四巻rs、ある人の、酔 はふんせき。うしのたま。
(607)

などを」
ひて授たる間rs、一人の人来りて、その こわきさしg 小脇差。わきさしの小 この1つき図 撃付。こわさもよたなじ。
人の衣の裏rs、資の珠を掛けて去りし なるもの。 古語。狭衣 「か へすがへすまうしあぐ
ころもでを ころものひも こあさし
A A 、
こおづくり こなこり
こ%けはひ
わさし。こわさま。
るこわつきの、いをたのもしげなれを」 又、その木の稲。古語。山家「あはせた
(608)

こやづくり 図 撃作。まはおき。せきは るこみのはしたかれをききし大かひ人 こ%-けはひ 図 撃気 こる を、けはひを


のこる あきるなり」i小院。こみん 音盤を、様子を。源 「いらへうちする
らひ。古語。字鏡「職数也、職也、志液
不支、又、己和豆久利」 の界。古語。 こる けはひの、ほのかなれを」
図 盤助。C 盤を補ひたす
こわ づくる園闘自 盤作。せきはらひ こおーさり 臼木居鳥。動物。たか (鷹) こみ だすけ
の異名。古語。 くるこを。ニ勢をたすくること。撃壊。
す。古語。
の、
こわーづくろひ 図 撃作。こわづくりの ごみ のくらうこ図 五位蔵人。蔵人 こ%たっ 園は巨 撃立。撃を出だす
四年の動めを終へて、五位をなりたる 源「こ
こる をあぐ。俗rs、こる たてる。
延語。古語。十訓「有國、柳よ候ひける
もの。五位réなれを、位を進め%とも、地 る たててもえなきたまはず」
が、すこしこわづくろひるたりけれを」
この-ね 図 盤音。こるのやうす。こわい 下をなる故み、勢を、薄くなる。くらう こ&ーの あや図 撃文。盤の、さまさま
ろ。音撃。古語。 %このごみ。 ré入り交りてきこゆるこを。古語。後
撰 「秋くれをのもせré虫のたりみだる
こめーひびき 陥 撃響。音盤のひびき。こ こおん 陥 小院。小さき法師。こぞう。
るのさま。こわさ し。古語。 こみ。古語。 こる のあやをを誰かきるらむ」
こ砂ーぶり 図 撃振。音盤のふり。こるの ご おん 図 後院。管内裏rsありし腕の こ% の はかせ 陥 音博士。古の大學察
ありさま。こわさし。古語。空穂 「大 名。朱雀院、冷泉院などの類。公事根源 の博士の1。漢字の音を訂して、漢音、
君まさをさいふこわぶりょ」 「延喜十1年正月七日 よ、ごみんより、 呉音を数ふる職員で
この-aまね g 撃兵似。くちまね。他の盤 七種のわかなをくうやり」 こ&ーも すがら に 団 なきながら。撃を
たてながら。古語。新勅 「白露を草葉
のまね。古語。 こ% 目撃。e物の響の、耳ょ感*るも
こわらべ 図 小童。こをも。をさなき の。たを。ひびき。ね。源「御供16、こ みたきて秋の夜をこるもすがらにあく
人。古語。 るある人してうたはせたまふ」e 漢字 る松貴競」
こわーのさ 図 撃技。こるみて、種種のま の訓。よみ。古語。空穂 「すこしたか こーを 図 小緒。牛貸みつくるひも。
ねをする藝。古語。 くよむをころをころえ、こるみもよむ」 こ&ーをーささき Q 撃をはりあぐ。こる
こ お 図 木居。木みをまり居る鷹の稲。 こ&ーがら 図 撃柄。撃をいだす様子。こ を高くす。古語。楽花「こる をささげ
てののしるあみだのこるさへぞ、たふ 呼はる。たとへむ (象% へだ、静かならず、奥儀抄「山里をたの
さかりける」 剤(議式 等の類。 きのさいもすくべきょをしねほすをて
こ をどこ 図 小男。Q普通より、丈の低 さ 図 節。や よたなじ。古語。萬「なぐ 今日も暮らしつ」i飛。戦陣よのぞ
き男。Qわかき男。薬花「宮宮、いさう るさのをほさかりみて」i状。さま。 み、大将のうちふりて、兵士を指揮す
つくしきこををこをもよたはします」 かたち。古語。夫木「石の火 よこの身 る具。系配。
こをはい-の-つき図 紅榴月。こう はい をよせてよの中のつねならすさを思ひ さい-いふ 図 菊員。さりままり居る土
づきょたなじ。古語。 まるかな」i時。さき。をり。古語。 地。領地。知行地。
こーをえな g 小女。Q 普通より小さき 萬「いもをこしみぬめの崎をかへるさ さいだう が うま 図 塞翁馬。『支那の北
女。Qわかき女。Qわかき下女。 ょひとりしに みれを涙ぐまし も」 方みをりし 審為が、一正のうまをうし
こなろ-こをろーに園 潮などの凝り固ま さ 園 然。『ま かの約』 さやうよ。源 「そ なひて、二正 の馬を得し故事よりいふ』
りゆくさまよいふ。古語。記「まほ、こ ひおしょもを 、もよほさせたまひけれ 善きこをも 、よろこぶ よたらす、あしき
をろこをろにかきなして」 を、さたほしたり」 こをも、かなしむréたらすをいふこと。
さ 名 座。 すわる場所。源「たももち、 さいかく ぐあん 図 属角丸。古の薬の
こわづかひ、うべうべしくもてなしつ 名。扉角を細末rsしたるを、 丸薬をせ
五十音園中、佐行第一の音。舌音 つ、き ょっき曲びたる作法より始め」 るもの。
の1。ロを開き、舌端を、下歯の さーあめ 図 小雨。いささか降る雨。こさ さいかく たう図 扉角湯。 古の薬の名。
内部ré接し、そのをころ よ、気息 め。古語。凍。 扉角を父へたるもの。湯 よ振り出して
を開れしめて疑す。この音え、 さーあや図 妙綾。織物の名。あやたり 用みる。
引音なるう、ふょ連なるをきえ、 ょ似て 表ょ、 交を織り出せるもの。 さいーかへる 園自 再返。ふたたびた
その如く韓呼せらる。たをへを、 さーあを 図 青。さを発語。あを (青)rs こる。二度たこる。(専ら、病な%こrs)
はう(草)さふらお(候)等の類。
(609)

たなじ。古語。 さいきやう 図歳刑。陰陽家 よていふ


gの潮音。この音も、閉音なる さい 陥 田の畔の、溜水の中などよ居る、 語。八将碑の一。地を守る碑をいふ。
う、およ連なるさきえ 名の如く 小さき魚なりをも、又、草なりをもい この碑の居る方角16向びて、地を堀る
とをどこ さ
さい合う さいきい さいみん
さいみたなじ。 さいーをんg 済進。積物を継むるこを
(610)

を忌むさいふ。 _
さ sう日
たなじ。
s3のみゃょ さい さい 内在在。そこかしこのみなか。
さい-さき 召 幸先。よきこさのあるあ
盛衰「東八箇園の正税官物、この三ケ
年進送なし云云、鎌倉より千人の兵士
さい<うーを 召 響宮司。いつきのみや らせ。 音兆。 をしてさいまんせられけるょ」
のつかさrsたなじ。 さいさご 召 眞砂。さを発語。 いさ5 さい おん図 才人。寧才のあるひを。か
さい<うーれう陥 魔宮察。いつ剤の列 はたなじ。古語。催馬楽「高砂のさい しこき人。源「はかせ、さいを しんをも
剤の つかさなたなじ。 議員
さごのたかさごの」 めして」
さいくさ 図三枝。植物。草の名 さい を 召 年子。かんむりのさめ。但し、 さいーをやう 図 宰相。官名。Q太政を
くさの音便。 女のォ、髪ををむるよ用みるならむ。古 纏理するつかさ。昔の太政大臣、今の
さいくさーの まつり 召 三枝祭『酒樽を、 語。紫式部日記「かをりのも、からぎ 鶴理大臣の類 さんぎ(参議)の古
。Q妻を、 さいーをやう 召 罪障。備教の語。さい
さいくさの花もて飾りて供ふるよりい ぬ、さいしさして」i妻子
ふ』大和國率川碑赴のまつり。 子を。つまこ。Qつま(妻)の古語。空 ふrsたなじ。
さい-け 図 満家。臨済宗の寺の補。 穂「老いたる親、ちひさきさいもの、 さい-ちゆ 図 祭主。祭を掌る主。魔
さい-け 図 在家。Qみなかの家。字拾「近 しぶを」
なきかな 主。i祭満。古の大學頭の唐名。
漫のさいけょて」Q『家ょありをいふ さいーを き図 彩色。いろごり ょたなじ。 さいしゆ の こう 図 劉主頭。伊勢神宮
義』 未だ備道み入らぬ俗人。 枕「いろいろのさいくを、ものいみの の祭主の稲。

さいこく をゆう 固 在園*。昔、江戸み やうréて、さいしきつけたるな%とも珍 さいしようーかう 召 最勝講。古、東大寺
参動せずして、領國よ居りし大名の稲。 しくみゆ」 暦寺、興顧寺、園城寺等の僧侶を、藤
さい ごしg 敷居越。敷居を隔っるこ さいしく 園 」 彩色。いろをる。彩色 中ょ召し、清涼殿 よて、最歴王経を講ぜ
ど。まきみごし。 を施す。古語。 しめられたるこを。
さい ごふg 親。備数の語 犯したる さい お に国際次。その時み。ついで さいーす 図 祭主。『さいしゆの約』 祭を
っみのむくい 。つみ。 rる。そのをりよ。沈 「御ひたひあげさ つかさを な主。古語。和泉式部集「こ
のかたしたるわりごを、さいす輔近か
さいさい-みよしよg在狙所所。渕 せたまへるさいじに」


方注












g

ぬ年
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言いさ
さい


g さい
づ図
た植。





ま物 さい



最。

さよ

はいし

約初じ さい
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陰家





陽 さい
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政撃

政治 さい
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かな 月

つまで
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さる ょ な。
れ又 じのり さい
春若草
、纏

なを
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侍さみ
るむま め
rs こ古枕

。 わを
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り語れ む
さ。
いふ を
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、はな
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こ碑

1 のる 政体
居方角





、 。こ
なり はを
な。専こるる代らの 語
古、 祭を
。 事 り
政の
、相




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-






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捕し

古た
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り 間鳥る語か









射あそび
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衆を

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ろ頃き い図
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てっ便 先古き日語 ちよの
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后さ治房上妃い の




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さい はひ 図 幸顧。さき

さい







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古語


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婦 小を
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用し



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、か


参侍
ら」
かりむ

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* ひ




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さいはひびこ ざいま<7る さいもん
(612)

さいはひびと宮 幸人。まあはせのよ りもちて」 ré供するもの。


き人。 源 「いかなるさいはひびをの、 さい-次ぐる園国 国 ものありがほrs、さ さいーもん 図 祭文。Qさいおん(祭文)
さすが よ心ぼそくて」 こしいでて物いふ。古語。枕「物語りな の古語。枕「宮のめのさいもんよむ人」
さい はふ 園自 幸。剤の音便 をするよ、さしいでて、われひをりさい さいーらミ 園画自 才智ありげrるたちふ
平家「御むすめ八人たはしき。みな、ど まぐるもの」 るまふ。古語。紫式部日記「さかしら
りをりょさいはひたまへり」 さい-津まつ 図 松明。たいまつ(松明)の だち、さいちぎみたり」 、
さいばんーをゆう 図 在番衆。 やうはん 韓認。古語。空穂 「御前のさいまつを さい-ろう 図 。籠造 ょしたる炭
よたなじ。 もしたる」_ *こり。
さいばら 召 個周築。古の俗楽の名。碑 さいみ 図 細美。『さよみの韓』 粗き麻 さいーわう図 劉王。いつきのみこよた
楽歌の類。もを、馬を牽く時rsうたひ 布の稲。 なじ。
たるものなりをいふ。 ざい め 図 細周。さいは よたなじ。 さい-わか 図 幸若。舞の名。かうわ かよ
さい-はらひ 図 群挑。うちは引みた さい1めう 図 在岡。住居したるをころ たなじ。
なじ。 の地名をとりて、そのまま用みたる苗 さい-おん 図 劉院。賀茂碑赴のいつき
さい ーはり 名 暗藤 さきはりの音便。 氏 即ち、新田郷ré居て、新田を補し、足 の宮。
さいびつ 図案概。手まはり道具を入 利郷rs居て、足利を補せる類。 さいおんーを 図 劉院司。賢院のこをを
るる箱なりをいふ。古語。 さい めん 召 西面。北面の武士の類。院 つかさどるをころ。
さい-ふ 図 宰府。ださいふの署。 の御所re仕ふる武士。後鳥羽天皇の時 さう 図』 性。せい。うち。かほね。古語。
さいふく 図 魔戦。自き布、又を、絹み はじめて置かる。承久記 「白河院の御 空穂「稲の御子、三春にいふさ うをた
て製し、その形、経蔵の抱reたなじ。祭 時、ほくめんをいふこををはじめて、侍 まはり」 i獣。 以や カ る ん rs れ な
典の時着るもの を、近く召しつかはるるをありける。こ じ。古語。源「さうのものをものみな
さいぼう図 扉棒。手ごろなる棒なら の御時ょ、また、さいめんをいふものを かびたるめしいでてつげよさのたま
むをいふ。古語。著聞「法師、もののぐ 召したかれたり」 ふ」i相て人の領ょあらはるるうら
をせで、ただ、たほいなるさいぼうはか さいもつ 図 祭物。まつりのをき、碑前
-む* 「 - かた。人相。源「かならす、世の中たも
つべきさうある人なり」 慶五年 ょ建てたる障氏の人の寧問所。 わんの音便。古語。
たなじ。拾遺「冬、親のさうr あひては さうがし 國 』 騒。さわがGの音便。古 さうげん目訓計。さんげん(講音)の
べりける法師のもを「*」 i第。楽器 語。枕 「うちたるきぬのあさやかなる 音便。古語。源「いかなるさうげん等
の名。舷を十三すちかけたる琴。さう ょ、さうがしうをあらで」 のありける「sかを」 言員
のこを。ま やうの琴。 さう がな図 草個名。ひらがな(平仮名) さう こく目 相組。陰陽家の語。ごぎ
さ う g 左右。Qみぎを、ひだりを。源 をいふ。枕「人のさうがなかきたる草 やう(五行)を見よ。
「山のさうより、月日のひかり、 さやか 紙をりいでて御らんす」 さうさう国 早早。はやく。いそぎて。
rsさしいでて」 Qたより。たをづれ。 ざう がに 図象眼。支那より船来した 盛衰「あまりのさうさうréあわてつつ」
Q よしを、あしを。かはりあるを、かは-
る絹の名なりをいふ。古語。著聞「う さうさうし 國』賞寒。ものさびし。俗
りなきを。 ちしき、ふたあみのさうがに自き文を 16、さうさうしい。源「君の、うちねぶ
さう 園 候。さふらふの界。 ぬひたり」 りて、こをはませたまはぬを、さうさう
さうか 図 唱歌。歌をうたひて、音楽み さう がん 図象眼。きうがにょたなじ。 しく、心やましをたもふ」
合するこを。古語。源 「秋風楽reかき 古語。枕「ちふりりのかうのうすものrs、 さうお召 闘子。ちやうじ(随子 の約。
あはせて、さうかまたまへるこる、い さうがんかさねたる御ものなど奉りた 古語。源 「ふたまのきは なるさうじ、
を面白けれを」 i個名を説りて、 僧 り」i金属 よ、種種の彫刻をなし、他 てづから、いをつよくさして」
伽をもかく 俳法rsて傷を唱ふるこを。 の金属をはめこみて、飾れる細工。 進。あやうじんの約。古語。空穂「内
より、さうじの御さかなして」
盛衰「御験者面面 よさうかの句ごもあ さうき 図 いれこの名ならむをいふ。古
げて」 i唱歌。 さいはら、 碑楽うた 語。拾玉 「荷ひもつさうきの入子まち さうーを 図 朝司。C官人、又を、女官な
などの稲。 あしだ世をゆく道のものをこそ見れ」 *この部屋。源 「更衣のさうしを、他み
さうー まやう 臼 相形。かほつき。人相。 移させ給ひて」e古の大學察の数場。
さう が 図 象劇。きりが剤の署。
東を、西を二つありたり。
(613)

さうかい は召 葬海波。ごかのま ら さう ぐん 図 幽軍。あやうぐん(将軍)


を見よ。 の約。古語。 さうしーあはせ 四 冊子合。古の遊戯の
さうがくおん 召 特學院。陽成天皇の元 さうくわん召 主典。四部官の一 名。冊子類の巧地をあはせたたかはす
さう さうがし さりげん
『 』』
--
" - シ
--
- 』--
さうじいもひ さうじもの さうだい
じ。古語。源「やがて、御さうじんみ さう-だい シ。弾正豪の唐名。
(614)

ること。金葉 「栗原親子、家のさうし
あはせよ、まぐれをよめる」 て、あけくれ、たこなひてたはず」 さうづ g 草頭。さんづ(三頭)の音史。
さうじ いもひ g 精進潔斎 ま やうじん さうじもの臼 引進物。ま やうじん* さうづーがは臼 三途川。さんつかはよ
けっさいょたなじ。古語。大和「よる のの古語。源「御あるじのこを さうじ たなじ。古語。
ひる、さうじいもひをま て」 もの よて、うるはしからす」 さうづがはのはは g ヨ剤川婆。備説
さうしうさう 名 掃㎞。『うれへをは さうみやう目 相生。陰陽家の語。 き ré、三途川の漫の樹の下rs居て、通行の
らふたまははきの義」さけ(酒)の異名。 やう(五行 を見よ。 亡者の衣服を奪ふをこいふ薬。奪衣盛。
さうじ ぐち 随子日。障子を立てた さうし ろうg 造紙機。古、禁中r あり さうでう日 業の名。十二律の
る入日。古語。まやうじぐち。源 「さ たる懐豪。 一。ま ふにりつを見よ。
うじぐちまでたくり奉りたまひて」 さうす 請 待ち受く 請待す。 さうふうーち ゆう 図 曹洞宗。備教の宗
古語。竹取「yともあれ、かくもあれ、ま 派の名 碑宗の一派。道元弾師の創め
なじ。Q 侍などの、曹司rs退き休みて づ、さうじいれたてまつらむ」 しもの。
あること。 さうぞきだつ ㎞自 装束を着く。古 さうさく、 劉国国 騒立。さわぎたつ。古
さうし はこ 図草紙箱。料紙を入るる籍。 語。空穂 「わらは、たをなを、さうぞき 語。源「藤の化をかさして、なよびさ
増鏡「たんさうしはこ、御 砂を、世世を だちて、待ちたてまつれを」 うごきたまへる御さま、いををかし」
へて重き資の石なり」 さう ぞくミ召 装束。ま やうそく (装束) さうこんg 草%。草r て編みたる物
さうし まち 図 曹司町。古、禁中ょ、部 の古語。伊勢「をみなのさうぞくかづ 物ならむをいふ。古語。
屋をたてつらねたる》こころ。局まち。 けむをす」 さうな匂 草名。Qさうしよ (草書)の
さうおみ 図 正身。たしかみ、その人を さうぞくミ園国記 弱束。かさる。よそふ。 古語。Q古、文書 よ、己の名を誇 擁の
さしていふ語。常人。本人。古語。空 装束を着く。古語、源「いをきよけrs、 ためr*をて、草書rみまるしたるもの。
穂 「父大将 よこひ、さうじみ ょこふみ、 うちさうぞきていでたまふを」 さうなし 隠園 無左右。Q信残するこ
女も、大将も」 さうぞ めくミ 園口国 獣す。無言みてみ をなし。宇拾「ありさまはりて も、さう
さうおん 召 精進。みやうじんみたな る。古語。 なく、湯殿へゆきて、はだかみなりて」
種なし。徒然「島r え、雄、さうなさ さうへきもん 図 藻壁門。 り。俗み、さえさえしい。i 才才。智
ものなり」
さうにん 召 細人。人相を見る人。源 富門をの間réあり。

の中、西 よある三門の一。談天門さ、股 恵ありげなり、古語。源 「ただはしり
「さうにん、ただろきて、あまたたびか さう まだう図 相馬湖。薬の名。いにし かはかしく」
たおきあやしお」 へ、下綱のはげしきものを治するよ用 さえ さえて団 %牙。いたくさえて。
さう の-ここ図 第。うよたなじ。 みたる散薬。 さえた シさき校 が遺 か
さうのて召 草書。さうなよたなじ。 さうもんg%門。僧侶の異名。i和」 の見ゆる澤べょたてるそが菊のまげみ
さうのふえg 第僧。楽器。みやうの 闘。さうもんか(相聞歌)の署。古語。
さえたの色のてこらさ」 名富の名。
ふえみたなじ。 役目抄「萬葉 よ、さうもんさいふえ、継 さえだー&さ 図 小枝草。植物。たけ(竹)
さうばい 図 早梅。名香の名。ちんの の歌なり」 の 名 古論。
1種。 さうもん-か 図 相聞歌。こひうた(鍵 さえの だほえ召 *賞。學藝 ょっきて
さう び 召 瀬。植物。木の名。うはら 欧)の古語。 の世のきこえ。
réたなじ。源「はしのもさのさうび、け さう やくミ 召 草薬。薬 ょ用みる草。源 さ だり図 狭織。幅せまく織りたる布。
「ごくねちのさうやくを服して」 古語。萬 「いにしへのされりの帯の結
の名。みやうひょたなじ。 さうみん 図 期園。まやうるんみた びたれたれしの人も君ょをまさじ」
さうぶ 図 円湖。植物。草の名 あやめ なじ。 さが g 性。Qうまれつき。もちまへ。
ぐさ よたなじ。 -
葺 。 かさねの色 さえ召 オ。さい(才)の古語。源「さえ 性質。ほ世の習慣、ならはし。源 「た
日の名。あやめょたなじ。_ ありといふ方ま、人ょ許されたれど」 くれさきだっほどの、定めなきえ、世の
さうぶ のこし臼 賞過興。あやめのこ さえ かへる園員 %返。再び%ゆ。 gがを見給へまりながら」シ詳。みる
もよたなじ。枕 「三條宮ょたはします さえ がる園自 才ありげょふるまふ。 し(兆 よたなじ。紀「よきさがなり」
頃五日のさうおのこしなを持て参り」 語。紫式部日記「男だよ、さえがりぬ一さ が園 次。その事物をさしていふ語。
(615)

さう ぶん 図 荘分。りやうぶん(領分)| る人を、いかよそや」 そが それが。そのものの。竹取「さ


ょたなじ。 さえ ざえし 牙牙。甚だ牙えてあ が髪を取りて、かなぐり落さむ、さが尻
さうにん さうへきもん さえさえて
-
= #ー ㎞
*かう 。 ざかとミa 。 さがし
(616)

を播き出でて、ここらの大宮人rs見せ さかくじg 訴ふべき人が、 さがし 國 』 輸。道路危し。険阻なり。


て、地見せむ」 りて被告者より訴へらるるこを けはし。俗rs、さがしい。記「はしだて
ざーかう g 闘番。お やかうの約。古語。 さか を図 見 逆ょなりて生るる見 のくらはし山をさがしけを妹をのばれ
落窪 「御こころさ しをたばさむ人を、 さかーごと 図 逆事。道理よ逆ふこを。ひ をさがしくもあらやり」
さかうのかをもかぎなしたてまつりた がみごを。さかさまなるこを。 さかし がる園直 賢。かしこきさま
まひてむ」 さか-さかし國国 賢賢。かしこし。智恵 よふるまふ。陰綱をてらふ。源 「けさ
さーがうしやミ図 座講穏。宴曾なをの あり。敏棲なり。古語。 やかよたをなびても、いかでかを、さか
座上rsてする、軍談講響* さかさは つけ図 ㎞。武家時代の極 しがりたまはむを」
さか-がり 図 園。『さかいかり(酒怒)の 刑の名。さかはりづけょたなじ。 さかし だつ 闘自 さかしがるrsたな
義』 酒rsるひまれて怒るこを。酒狂。 さかさま ごこ 召 逆事。Q さかごをよ じ。古語。源「さしあたりて、心rsま む
たなじ。Q人の死めるこを。i逆語。 べきこをのなきほこ、さかしだつよや
防語。和名園、1云、酒狂、俗云佐加加
理、酔怒也」 うらうへなる語。主意の反勤なるこを あらむ」
さかき 図 揃。植物。木の名。Qをきは は。婦鈴「果を、いはむ事のなきrsやあ さかし びこ図 賢人。かしこき人。さか
ぎの線稲。Q 棒re似て、薄白の花を開 らむ、さかさまごをぞある」 しき人。古語。
き、質を、赤黒色なり。香気なし。古、 さかさま-の-つみ 図 逆罪。悪しき罪。 さかしま-さこ 名 逆事で さかさまごを
碑前rs供する よ用みたり。今ま、専ら、 古語。大鏡「さかさまのつみありを réたなじ。記「そへうた、さかしま ご
ひさかきを用みる。賢木。i綱。碑 も、この人人をむ、思し許すべきなり」 をもて、まがをはらひさりき」
楽歌の曲名。碑楽「さかきはの香をか さかさまのわかれ目 逆別。親ょさき さかしめ g 督女。かしこき女。かしこ
ぐはしみをめくれを八十氏人ぞま をひ だちて、子の死めるこを。 き婦人。古語。記「越のくによさかも
せりける八十氏人ぞまをひせりける」 めをありをきかして」
さかし 國 』 賢。かしこし。こころすぐ
さかき ささ 図 酒轄。酒の上rs浮ぶか れてあり。俗rs、さかしい。源「われひ さかしら 陥 利日ぶるこを。ものありが
び。古語。和名「酒騎三会云、浮㎞、佐加 さりさかしき人よて、たばしよるかた ほrょふるまふこを。萬「あなみにくさ
岐散散、酒犠在上、汎汎然如海者也」 ぞなきや」 かしらをすを獅飲まぬ人をよく見れを
iなく常まはっわ花ぞのをふなれがみ

さるなかもにる」 時 ょ、手を拍っこを。古治。記「天の し。不詳なり。人九集「君がみまさが


さかしら がる闘自 賢。さかしがる
réたなじ。
自さかな




でみ
など剣分

ましき」 まだくめり」

さかしら ごころ 図 賢心。利日ぶる心、


さかしら に 団 賢しげよ。利日ぶりて。 さか
g酒波。さかっgょたなじ
の方r むけて持つこを。宇拾「刀を、ささがなーめ g 鮮眼。つまらぬめ。ひが
さかしら-びこ 図 賢人。さかしらなる かでみぬきもちて」 め。古語。大鏡「げ よ翁らが、さがなめ
人 利日ぶる人。
さか-こうじ図 酒杜氏。酒を醸す人。一 réも、唯人ををみえさせ給はさめり」
さがす国個 捜。さぐりもをむ。競ね 古語。 さがなーもの図 不詳者。さがなきもの。
、さたけれ
いえ

こそ
みもの」らう
かま
出す。枕 「よろづの物を、か へ すがへ
すみたるrs、さがしいでたる、いさ な
ての
さそ

わがが

伊雨
i
あ建物る ごしょ』
不。
く隠
に ひびろ
り勢し詳ょ神楽
した
対 「 し ろしま
さかさの召 酒殿。碑築歌の曲の名。一わろきひさ。空穂「さてえ、このさがな
さの
を かさ
うれし」








さ園さ
よ、

上くり
かのぼる
さかつ 園国Q 居。ほふる(層)の古語。






り」

ねを
、 ぐら
。碑酒を醸すをころ。 なじ。古語。


さかづくミーを うつ Q 賭酒。飲酒の多寡 さかさ


古え語


ゆく






を競ふ。古語。

なら
ré進む。萬 「堀江よりみをさかのぼる


なく
こま
さか-つ-こ g 造酒見。碑前 ょて、碑酒 さかきり の函 坂鳥。坂鳥を、朝早く、

往び来

こえ
飛て
りる語日さ 山坂

ビ f 時、的をする見供。 するものなる 梶のれ* なてこひしかりけ
を右
より、あさこえょかけていふ。高「さる」i楽昇。あさ日、うらうらさの

古祀
ぼ。「
詞よか
朝の

さか-つら g 逆娘。鎧の面みあてて、眼

あえ
この
が タ
またまき

は して
さこ
より下を履ふ具。
さかづら-の-えびら召 逆頃艦。熊皮、 さりくれぞ」 ぼりよ、補鮮をへまつらくをのる」

伊「



食物ける
さなり
かな

猪皮の二つ中réて包みたる経服 さかな目e*。酒を飲む時 海へて食 さかのり日酒章。さけのうた。古
さか づる g 坂弦。伊勢國飯南郡松坂 ふ さかは目 逆羽。逆ょなりてもちれた
より産する弓のつる。 橘をさりて」Q韓じて、魚想の稲。 る羽。発質刺集 「はしたかのみよりの
(一さか て召 逆手。『さかりての鑑』退く一さが なしB 』不詳。善くなし。わろ さかはかきくもりあられふる野 ょみか
さかしらがる さかで さかなみ
日- シ 「『「 口 - --
シ *「 *
-- シ
さかばえさかふさかまひ
(618)

りすらしも」i 坂双。なぎなたの、 ゆれを」境。Q物事のわかれめ。 斜なるよりいふ』 大賞曾、新常甘曾、碑今


やさ双のそりたるをころ。 さかふ 闘 側 境。さかひをなす。境界 食等の大祭の時、碑ょ供する枕。
さか はえ 召 築映。『第映の義』時ょあ をたつ。玉葉 「めrsかけていくかréな さか-*ひg 酒幣。豊明の節曾等の酒
ひて、盛りよ楽ゆるこを。古語。萬「常 りぬあづまちやみくにをさかふふじの 宴の時ょ賜ふたまもの 古語。段紀「常
磐なすいやさかはえょま かれこそ」 ま は山」・i 自 逆。さからふ。また も賜ふさかまひの物を賜はりもちて」
さか はき 図 逆剣。皮などを、足の方よ がはす。もをる。著聞「いまひとたび さかみづき日 酒宴。酒ょ酔ひて 正妹
り、逆 ょ剣ぐこを 祀詞「いけはぎ、さか さかうてをてあゆみよるみ」 を失ふこを。古語。
はき、くそへ、ここだくの罪を」 さか-ぶくミ園』個 逆員。かやの穂の方 さかみづくミ 園国自 酒rsるひて正鉢を
さか はしら臼 倒柱。木の目の、さかさ を下réして、屋根をふく。古語。萬「は 失ふ。古語。萬「けふもかもさかみづ
まréなりたる柱。逆木の柱。 たすすきをはなさかおきくろきもてっ くらし」
さかはた目 酒帝。酒店のまるしのは くれる宿をよろづよまでrs」 さーがみ に かむ園 帖。さを務語。つよ
た。酒店の看板。今を、専ら、杉の葉を、 さかぶね 図 酒槽。酒をかもすふね。 くかむ。紀「さがみにかみてふきうつ
九く束ねてまるしをす。 さか-べ 召 酒部。古、造酒司ょ闘して、 るいぶきのさぎりrs」
さか ばやし 図 酒窺。さか はた また 節曾の時、酒ををりあつかひし人。 さかもき 図 逆茂木。敵を防がむが
なじ。 さかほがひg 酒祀。 さけほぎの延』 めrs、あらく生ひたる、枝のつきたる木
さかーはゆ 園 同己自 楽映。さかはえす。 酒をすすめていはふこさ。古語。 réてつくれる垣。もがり。長説 「よの
をりr*あひて、さかりréさかゆ。古語。 さか ぼこ目 逆鈴。あまのさかほこみ なかをせきをよふせるさかもぎのもが
さかはりつけ 図 逆隊。武家時代の極 たなじ。 れはてぬる身rょこそありけれ」
刑の名。罪人を、逆rsつるして、行ふは さかまくミ 園国自 逆境。ながれ ょさか さが やう 臼 蹴駅様。書鶴の一派。艦
りつけ。 らひて、波が巻きあがる。萬「この川の 峨天皇の御書風より出でたるもの。
さかひ 図 界。Q物を、物を相合ふをこ みなわさかまさゆく水のことをか へさ さかやかす 國国 制 楽。盛りならしむ。楽
ろの匿別。貫之集 「ふる雪をそらréぬ じたもひそめしを」 えしむ。小右記「家をさかやかす」
ささてたむけたる春のさかひょ年のこ一さかまくら召 坂枕。『高くして、床の さかやき図 月代。つきしろょたなじ。
沙石集 「さて、次の日の夕方、さかやき eくものさがりたるもの。古語。堀次
ミ かいほがさきさぬのわたりょ家もあら
ある入道、この房よきて」 「さがりいををみるぞうれしきささが なく「6」 :幸。 さちみたなじ。古語。
さかやす 国Q 楽。さかやかすょた にのくる人つぐるものをたもへむ 」 さき 凶 魔 動物。鳥の名。足を、嘘をを黒
なじ。 さがりかしら に国 下頭。頭の方をさ く、背、腹、翅、共rs白し。首を長く、尾を
さかやまひ 召 酒病。病の名。酒の毒 がりめr*ま て。曾我 「片岡みうちのぼ 短かく、頂上rs、長き毛あり。鳴く盤、
気r*冒されてたこるもの。 り、馬をさがりかしらにひき立てたり」 人のよぶrs似たり。種類、いを多し。和
さかやもひg海病。病の名。さかや さがり は召 さげ髪の、さがりたるは 名「鷲、和名、佐木、純色自、共盤似人呼
まひréたなじ。古語。 し。古語。源 「御ぐしのさがりは、か 映者也」
さかゆ 召 酒湯。ささQr たなじ。 んさしなこ」 さきあし 召 賞足。『ぬきあし(抜足)
さかゆ 園ェ目 楽。さかりよなる。繁 さがりーふすべ g ㎞班。垂れさがりた rsたなじ Qたけうま(竹馬)rsたなじ。
昌す。俗rs、さかえる。古今 「きのふ るこぶ。古語。 @ 田楽の舞の名。
を、さかえたごりて、時をうしなひ、世 さかる 園国国 離。はなる。へだたる。 さきあし を つか3 図 使鷲足。ぬきあ
réわび」 古語。萬「大和をも遠くさかりて」 しみて歩む。
さか-よせ 召 逆寄。寄せ来る軍 よ向ひ さかろ g 逆機。舟を滑ぎもごすため さき にひ % 前追。貴人の通行なごの
て、却りて、こなたより、逆み攻めよす ré、逆う*設けたる様。夫木 「さかろた 時、ゆくさきの人を挑ひのくるこを。
ること。 すたていしさきのま ら波をあらきまほ さき だふ 園国自前道。前追をなす。
さかり 図 盛。C 時を得て繁昌するこ réもかかりけるかな」 さき だり 臼 裂織。たりかたのあらき
を。3 年の若きこを。古今 「いにしへ さかわ 宮 逆鶴日。さかわにぐちの署。 ぬの。
のちづのをだまきいやしきもよきもさ さかわに<ちg 逆轄日。わにぐちの さきくミ 団 幸。さいはひよ。事なく。無
かりをありしものなり」 形みつくり、小力等の柄のはしょつく 事rs。萬「わがせこをささくいますを騎
さがり 図 鎮。つり下げてもちみる、大 る金物。
(619)

りきてわれrsつげこむ人のこぬかも」
日の釜。 さき 図 崎。陸地の、海上 よさし出でた さきとミ<7り 図 先潜。他よりさきみ、密
さがりーいこ図 乗糸。Q垂れ下れる糸。 る こころ。萬 「くるしくもふりくる雨 か16、事をするこを。さきまはり。
さかやす さがりかしらに さき
ざきくざ さきだ さきつころ
(620)

さき くさ 召 三枝。植物。草の名。山百 さき だ g 幸田。碑の守り給ふ田。古 後撰 「うるし時花みむをしも思はぬrf


合 よ似て、一率16、三枝づつあり。和名 語。碑楽「ゆふしでの碑のさきだよ」 さきちるみれむよはひたい よけり」
「基、和名、佐木久佐、日本紀私記云祀 さきだけーの溜 割竹。さき竹を、そぎ竹 さき つ ころg 先頃。さきだって。こ
草、枝枝相値、葉葉相常也」: 植物。 よて、語路のかよふより、そがひ ょかけ のあひだ。さきごろ。
ひのき(檜)の異名。古語。 ていふ。高「わかせこをいづくゆかめ さきーつーとし g 先年。さいつ としょた
さきくさの阻 三枝。Qさきくさえ、 どさきたけのそがひみねしくいましく なじ。萬「をどこしのさきつgもより今
葉rs、三枝づつあるより、みつréかけて やしも」 年までこふれ こなぞも妹rsあひ難き」
いふ。催馬楽 「あはれささくさのみつ さきだつ 園国 先立。Q前よたつ。さ さき-つーひ 図 先日。過ぎ去りし日。せ
はよつはなかrsをのづくりせりや」又、 きみたちゆく。源 「われこそさきだた んを つ。過日。
三つの物ならぶとき、そのうちの中に め」Qさきがけす。「梅花 春 よさき さき こも 召 先供。さきみたちてゆく
いふ縁より、 かょかけていふ。萬「さ だつ」 国偲 先立。さきだたし 従者。
きくさのなかrsをねむを」 む。俗 よ、さきだてる。源「さきだてて さき な 臼 植物。草の名。きく (菊)の
さきさか-浅まき 図 格木rsて めぐらした つかはしたりける」 古語。
る垣。古語。秘蔵妙 「をこなめのさぎ さき たまg 幸魂。さきみたまraたな さき なむ 闘個 阿責。さい む よた
さかまきの白妙のうめつき尾花まさか じ。古語。 なじ。
り16見ゆ」 さき ちやう 臼 左義長。Q 昔、行はれ さきのすべら召 先発。剤
さきさめ 目 さくさめの噂。古語。 たる儀式。正月十五日rs、清涼殿の庭 みこ*この界。古語。
さきをやう目前生。備数の語。せん 上rsて、青竹を焼きて、悪魔を挑ひ、又、 さき の すめらみここ 図 前天皇。前の
せrsたなじ。 十八日réもありて、舞などを行はれた 代の天皇。先帝。
さき すさぶ 園国自 吸きみだる。をころ り。 世俗rsてを、正月十五日rs、門松、 さきのち 召 先後。ぜんご。あをさき。
せきまで、花咲く。古語。散木「庭もせ 忌竹、注連飾などを焼くこをの稲。をん さき のー浅まつ g 先松。さき よ婚してゆ
réさきすさびたるつきくさの花みかか やこや。をん ご。 くたいまつ。源 「御さきのまつ、ほの
れる露の白玉」 さきーちる園国 散。咲きたる花ちる。 かrsて、いごま のびて出で給ふ」
さき-の-よ 図 前世。備数の語。この世 りのみさをつかさよれなじ。 のさけたる鈴をつけたる剣をいふよよ
ょ生れこぬまへの世。ぜんせ。源「さ さき ら 図 先。Qもののはし。古語。Q りて、いずみかけていふ。なほ、
きのよも、御ちぎりやふかかりけむ」 ロがしこきこを。才気。古語。源 「さ くずやりのを見よ。記「この二種を、さく
さき ばたり 図 割羽織。羽織の、背の腰 えもすぐれ、ゆたけきさきらを、いを ぐしろいすやりの宮 ょいはひまつれり」
の部分より下を縫ひつけりして、武士 を心していひっづけたる」 さーヘミむ園自 行きなやむ。古語。
の、刀をさす よ便なるやうrsせるもの。 さー彰さり 召 霧。さを発語。きりをいふ。 さく-け 図 作毛。さくまうょたなじ。
さき はひ図 幸。さきはふこを。あ 記「ふきうつるいおきのさぎり ょなり さくミーさくし 隠』 無情。たよりなし。こ
あはせ。 ませるかみ」 ころぼそし。字鏡 「隠職、心中不悦楽
さき はふ 園自 幸。よきこをょあふ。 さき をーはらふ 園 先挑。さきれふみた 貞 座歓負、須加奈加留、又 佐久佐久之」
さかゆ。萬「こをだまのさきはふ國を」 なじ。 さくさむ 闘悩 暖かょなす。ぬくまら
さきはり 図 確構。様の木を、細かよさ さミ日 初。 剤くの約。古語。i園。 しむ。あたたまらしむ。
きたるもの。染料 よ用みる。古語。 *やくの音便。古語。源「心のままなる さくさめ 図 年老いたる女をも、又、始
さき-みだ* 図 幸魂。幸顧を興ふる魂 官さくよのぼりぬれを」 の義なりをもいふ。さきさめ。古語。後
のはたらき。古語。 さくミ園国置 放。はなつ。やる。古語。 撰「いまこむをいひしはかりを命ょて
さきんだちg公達。 を務語。剤 -
自 波たかくたつ。古語。萬「いま 待ち よけぬべしさく さめ のをじ」
だちょたなじ。古語。 かはるにひさきもりが舟出する海原の さくじ かた 図 作事方。公の普請を 受
さきもり図 防人。昔、外冠を防がむが うへrs波なさきそね」 i 国個 避。 けたひてする人。徳川時代の語。
ため、筑紫の太宰府よ置かれたる兵士。 そのもの よ逢はぬやうre、他rs轄やり。 さくじーぶぎやう 図 作事奉行。作事を
高 「こさしゆくにひさきもりがあさご のがる。よく。 俗 よ、さける。 源「人人、 奉行する人。普請奉行。
ろもかたのまよひをたれかをりみむ」 さけやりたさへさせてなむ、聞えさせよ」 さとミしり 図 Qこさかしく、さし出でて
さきやう 図 左京。京都の朱雀大路よ さくーき 臼 松。植物。禁をつくるよ用 たちふるまふこを。又、その人。古語。
(621)

り東の方の稲。 みる木をいふ。質物詳かならす。古語。 落窪「あこぎをいふさくじりをりて」


さきやう をき図 剤。官名。Q さく-<しろ 蹴 採釧。さくぐしろを、日 さーくじる園回目 さくじりをなす。さし
さきのよ さきら さミむ
さくすずの さくはち さくらあさ
(622)

でがましくふるまふ。古語。源 「 いを き、初をうちて、拍子ををる具。符を、中 だしうちぎして、まつまろうをよもあ


さくじり、たよすげたる人たちま 央より切りたるものみて、二枚相即き れ、御兄のきんだちréもあれ、そこちか
じりて」 てならす。みやくびやうし。天徳歌合 くみて」
さく すずの園 栃鈴。鈴の日さけたる 「みな、さくはうしされり」 さくらーあさ 名 標㎞。植物。草の名。麻
意 ょて訓ょえ、多くの鈴を、つくるよ さく はち 図 因刃。楽器の名。『まやく の一種。花を、薄き緑色rsして質の結
り、いすずょかけていふ。記「引 はちの約』 古語。源「たほ ひちりき、 はぬもの。をあさ。新古 「さくらあさ
ふりのいすやりのみや」 さくはち」 のたふの下草繁れただあかでわかれし
さくだん-どうじ図 期旦多至。陰暦十 さく びやう 図 作病。つくりやまひ。 花の名なれを」
1 月 1 日の、冬至 よあたる日の稲。二十 けびやう。にせやまひ。撰集抄 「心を さくらいろ目 機色。自色ょ、やや、極
年日毎ょまはり来る。 苦をうけて、さくびやうせるを」 色を帯べる色。うずくれなみ。新古「さ
さくーてん 図 輝剣。剤の約。 さく へい 図 索例。さうめん(索額 を くらいろの庭の春風あをもなしをはを
古語。 いふ。公事根源「鶴鈍、さく へいを、め ぞ人のゆきだみもみむ」:かさねの
さく-こ園 風。剤よたなじ。宇拾 ちかきものなれを」 色日の名。さくらがさねよたなじ。
「湯ぶねよ、さ剤のけさまよ」 さくへい もん 図 期平門。内奥の外廊 さくらうすやう 図 標講欄。さくらい一
さくなだり に園『さえ接頭語。くなだ 十二門の一。内裏の北、式乾門の右、玄
ろの紙。新六 「散るを わがをしみも
りをくだたり(下垂)の義をいふ』谷川 輝門の前方réあり。 ちたるのちまでも折目をつけじさくら
の水流などの、はげしくたちくるさま さくめ さり 臼 動物。ほさ をぎす(時 うすやう」
ょいふ。古語。祀詞 「高山の末、ひき 鳥)の異名。古語。 さくら がさね 図 標車。かさねの色目
山の末より、さくなだりに、落ちたぎ さくも づき 陥 陰暦五月の異名。古語。 の名。表を白く、真を薄色なるもの。源
つ早川の瀬」 さくも さり図 動物。ほ を さぎす(時 「あかいろrs、さくらかさねのかさみ」
さくーはう 陥 期図 。陰暦のついたちを、 鳥)の異名。古語。 さくら がひ 図 標貝。動物。貝の名。こ
十五日を。 さくら 名 標。かさねの色目の名 さくら ぶがひrs似て小さく、殻を、標色を帯
さく ばうし 図 物拍子。稚曲を舞ふを がさねの署。枕「さくらの直衣み、い ぶ。はながび。拾遺「いせの海のたま
よる波のさくらがひかひある浦の春の 形をのたへなるを、年若きかほよきを さくりあミ 園国自 鉄獣。さくりて
色かな」 ・をめよたをへて、さか3るをとめょか て泣く。盤をひきひき泣く。宇拾 「質
さくら がり 図 標狩。標花を尋ねゆき けていふ。萬「つつじはなにほへるを のいらさらむを思ふがわびしきをいひ
て、観て遊ぶこを。和泉式部集「さきぬ をめさくらはなさかゆるををめ」 て、さくりあげて、よよぎなきけれを」
らむさくらがりをてきつれどもこの木 さくらもえき図 棚前黄。かさねの色 さくりもよよこ園 秋獣。さくりあ
のまを よあるじだréなし」 日の名。表を萌黄、裏を赤花なるもの。 げてなくさまrsいふ。古語。狭衣 「さ
さくら- さんg 標銀。古の貨幣の名。標 又、裏をふたあみなりをも、花田なり くりもよよをえ、これをいふみやをみ
花の形の刻印を打ちたる銀貨。徳川時 をも、紫なりをも、懐なりをもいふ。 ゆる「6」
代 よ通用せり。 さくら み 召 機曾。標花を観むためみ さ<7る 園池 探。Qたづねもをむ。萬
さくら ごろも目標表。かさねの色日 曾合すること。観機の曾。古語。著聞 「うつくしをたもふわぎもを夢re見て
の名。さくらがさね よたなじ。 「醍醐寺のさくらる 見物のをき」 たきてさぐる よなきぞかなしき」e手
さくらーだに 陥 機谷。めいご (冥途)の さくらをーの蹴 標属。さくらをを、さく 足の感覚みよりて、物をたづね試む。
異名をいふ。古語。 らをいふ地より産する学ょて、音のた 竹取「つはくらめの巣み、手をさしいれ
さくらーだひ 図 標闘。懐花の咲く頃よ なじきより、をよかけていふ。萬「さく させてさぐるみ、物もなくて」 Q試む。
漁する鶴の稲。この頃のを、味、殊 よ美 らをのをふのまたくさはやくたひない ためす。推側す。
なり。又、色の、標rs似たる鶴なりをも もがまたひもをけさらましを」 ざくれなお 召 座紅。鎧の地を紅みを
いふ。山家 「霞しくなみの初花をりか さくり 陥 秋戯。Q 呼吸の度毎 よ、気管 をしたるもの。源平「さくれたみみを
けてさくらだひつる沖のあま舟」 つまりて、急よ、気息の、喉内へひかる %としたる鎧きて」
さくらーづき 陥 機月。陰暦三月の異名。 るこを。まやくり。ま やっくり。Q沈く さくわん 陥 官名。古の官制の四部官
さくら-さ 陥 標戸。Q 標の木 よて造り 時、盤をひきひきするこを。楽花「また、 の第四16位す。今の属官の類。役所r
たる戸。古語。標花の咲きかかりたる よりて、文字を異 よす。例へむ、史(碑
(623)

いをどしき涙、さくりもよよなり」
戸。古語。 さQり 陥 探。Q弓弦の、矢答r あたる 祇、太政、雨官の)録(各省の)属(職、療
さくら ばな園 標花。懐の花の、色を、 部分の稲。 の) 令史(同 撃の シ
さくらがり さくらもえき さくりあえ』
シ 』 ー』 「』
さけ さげがみ さげなほし
4624)

(豪の)主鼻(使、左右衛門府の 目(地方 氷ré手をかけてそらréぞうつる弓はり さげ なほし日下直衣。装東の名ひき


官の)典(太宰府の)などの如し。 の月」 Q 昔、奥女中の用みし帯の一種。 なほしなたなじ。
さけ 図 鮮。動物。魚の名。東北の河海の 専ら、中老以上rs用みる。表を鍋の類、 さけ の つかさ 図 造酒司。古の宮内省
間 よ産やり。ますよ似て、大なるえ、三尺 裏を、紅羽二重raて、幅を狭く仕立てた よ属して、造酒のこををっかさどりし
除 よ至る。鶴細かく、肉色赤く、頭骨軟 るもの。 をこころ。
かみして、味住なり。秋より、川は湖り さげーがみ 召 下髪。婦人の、髪を束ね さげーはくミ 闘 」下偶。身ょそ へて携
て、子を生む。和名「駐、和名、佐介、共 て、後へ垂れ下げたるもの。 ふ。たぶ。(多くを、太刀rsいふ)古語。
子似毒」 さけきの図 秋の異名をいふ。古語。 拾遺「自銀のめぬきの太刀をさげはき
さげ 図 下。鎧の附属品の名。くさすり。 さげーごし 図 下興。柄を持ちたる手を、 てならのみやこをねる*誰が子ぞ」
げさん。 腰の漫よ下げて、ささへゆく興。 さげーぶみ 図 去文。たのれの所領を、他
ざ-け 召 邪気。たたり。もののけ。古 さけー さま に 園 避様。さくるやうょし よ興ふる時つかはす券書。
語。源「例も御さけの、ひさしくれこ て。よくるさまよ。十訓 「松の上四五 さげーを図 下緒。刀の頼みつけてさぐ
らせたまはさりつるを」 丈ほかりありけるを、さけ さまに飛ぶ」 る紐。
さげーあげ g 下上。かもじの一種。 シ
- さげーをたち 図 下下地。女の髪の結び さけーをーたうべ 図 酒飲。催馬楽の呂の
川時代ré、年老いたる奥女中の用み かたの名。むさうりう。 曲名。
たるもの。 さげーをまだ 図 下島田。女の髪の結び さこくミ 図 植物。草の名。いはぐすりょ
さげーあ* g 垂尼。頭髪を、きりさげre かたの名。ままだまげの、根のさがり たなじをいへ ど、詳かならやり。古語。六
したる尼。古語。夫木「黒髪の垂をか たるもの。 帖「春雨みまめぞゆふらし花 ょけさこ
はらぬさげあまのまこをのすちょ身を さけ だつ 園目圓先。さきだつの韓 。 く色みえて咲きみちょけり」
なびきつつ」 宇拾「gけだてて、みて参りぬ」 さ こそ 園 さやうょこそ。あかこそ。拾
さげーだび 図 下帯。C 婦人の帯の結び さげーづこ図 下髪。女の髪の結びかた 遺「朝顔をなにもかなしをたもひけむ
方の名。むすびたる帯のはしを垂れ下 人をも花をさこそみるらめ」
の名。たぼを下げてゆふもの。徳川時
とくるもの。寂蓮集 「さげたびのむすお 代 よ、奥女中の間ょ行はれたり。さこそ いへ 園 さやうょていふものの。
あかえいへど。源 「風の騒ぎょ、さこ ささい-なし 曜』 障無。ささはりなし。 のこをなるより、くもよかけていふ。
そいへ、いたうこうじ給ひreけれな」 無事なり。差支へ なし。古語「十訓「あ 紀「わがせこが来べき管なりささがに
さこそ は園 さやうょこそす。まかこそ らぬ笛を、大丸をて、うち犠きて、本の のくもの行ひかねてえるしも」
を。枕「琴笛ならふよ、さこそは、まだ 大丸を、ささいなく吹きゆきけれを」 ささがに-の-ひめ図 小智姫。棚機七姫
しきほどを、かれがやうな、いつしかを ささ-いろ 図 従色。色の名。黒はみた の一。
た ばゆめれ」 る紅色rsして、青く光るもの。べにの乾 ささかり図 園。さかがりょたなじ。古
さ こん 召 左近。さ剤の署。 ける時の色の如きもの。 語。字鏡 「醜㎞、富也、佐佐加利」
さこん の さくら図 左近懐。紫辰殿の ささ-え g 竹筒。酒を入るる器。竹 よ ささき 鳴鶴。動物。鳥の名。みそさ
階前の左ょある機 (右近橘ょ勤して) てつくりたるもの。 さいの古語。和名「鶴鶴、和名 例ポ、
さこん み 召 左近衛。こんるふを見よ。 さざえ g 第標子。動物。貝の名。競の 小鳥也、生於薬葉之間、長於藩之下」
さこんみ-ふ 四 左近衛府。こんる ふを 外部 よ、角の如き虎生じ、形を、にしよ ささミ 園国個 棒。Q高くさしあぐ。
見よ。 似たり。肉を、つぼやきなご よして食 俗 よ、ささげる。萬「わがせこがささ
さ ごろも目 劉表。引を発語。こ剤よ ふ。和名「鍵蝶子、和名、佐 佐江、似 げてもたるほほがしはあたかもにるか
たなじ。古語。催馬楽「なつびきの白 崎面圓者也」 あをききぬがさ」 Qたてまつる。まみ
糸ななはかりさごろもréたりてもきせ ささえこさり 陥 動物。鳥の名。賞の らす。俗 よ、ささげる。源「いみじき
む」i 鷹の腰の毛の稲。 親鳥の稲をいふ。古語。秘蔵抄 「垣根 たくり物をもをささげたてまっる」
さごろもの園狭衣。古の衣 を 結の つたふささえこをりよはやゆきて賞さ ささ-Qり 召 筆要。すべて、小さき栗の
つきてあるものなるより、を16かけて そへ春のまうけre」 稲。ま はぐり。和名「統子、1名、鶴栗、
いふ。萬「さごろものを筑波ねろの山 ささ-がに 図 小盤。動物。虫の名。くも 和名、佐佐久利、栗相似面細小者也」
の崎忘らえむこそなをかけなはめ」 (卿峠 綱 の古語。源「ささがにのふる ささきろめ図 管垣をゆひめぐらした
ささ 臼 貸。 碑楽歌の曲の名。碑楽 「こまひえるき夕基réひるますぐせをいふるをころなりをいふ。 古 。夫木 「山
(625)

のささをいづこのささぞ天 ょます豊を一 があやなさ」 がつのちづが担根のささぐろめにぎは


かびめの宮のみささぞ宮のみささぞ」|ささがにの園 小盤。ささがにを蜘蛛 ふまでのすみかどぞ見し」
さこそは ささいなし ささがにのひめ
』 シ『
ささげ ささなみの ささのくま
ささげ 召 大角豆。植物。草の名。小豆一てわがもはなくよ」随。i碑楽歌の一ささのくま 図 低限。『古今集ょある、さ
(626)

の一種。春の末、種を時く。葉を、本大| 曲の名。碑楽「さざなみやえがのから さのくま槍の限川ょ駒をめてえはし水


きく、末尖れり。夏の末、白く赤色を帯 さきやるがのからさきやみしねつく女 か へかげをだrる見むざいふ歌よりい
びたる花を開き、茨を、細長くして、四 のよささやそれもがもかれもがも」 ふ』 立ちよる「 よきこを、又を、影を見
五寸 よ至る。豆を、秋熟し、若きを茨の ささなみの園小波。ささなみえ、近江 る事など よたをへていふ語。古語。
まま食用をす。小豆より匿くして、紅、 園の地名なるより、Qその近漫の地名 ささ はき 図 小竹橋。小竹をはぎて作
白、斑等、種棟の色あり。和名 「大角豆、 れ国っよかけていふ。萬「さざなみの りたる矢的。盛衰 「ささはぎの矢的」
1名、自角豆、和名、散散介、色如牙角、 たほつの宮ょあめのるたるろ しめしけ ささはなさ づき 図 陰暦七月の異名。
むすめろぎの」貸たなじく、あがょか 古語。秘蔵抄 「幡輝ささはなさづきう
故以名之」
ささげ もの口 棒物。Q たてまつる物 けていふ。萬「ささなみのるがのから ちわびて浅茅が原は撃ょわるなり」
品。獣上の品物。伊勢「人人、ささげも さきさきくあれを大宮人の舟まちかね さ-さはりg 障。さを発語。ささはる
つ」gたなじく、ひらやま ょかけてい こを。故障。
のたてまつりけり」Q 大切ょする品 員
物。古語。 ふ。手二「たつがうへよよこぎる波や さ-さはる園岡四 障。さを競語。さは
引のひらやは風のさそふるら り起る。故障生ぶり。さしつかふ。
ささ-こ園 少しの水の流るる音ょいふ。
楽花「水の、ささを流れ出づれを」 雪」 又、語路より、なみ ょかけていふ。 ささ-ぶ 路 管生。笹の生ひたるをころ。
萬「ささなみのなみこすあぜなふるこ 古語。萬「舎人子が神も露けしをもをか
ささ-さこ 細戸。ささやかなる戸。i征
さめあひだもたきてわがもはなくょ」 のえげきささふのゆくさきるさょ」
戸。Q笹のつきたるままの竹r てつく
りたる戸。貸径の生ひえげりたる門戸。 ささの-あを召 従青。かさねの色目の ささぶ 園国回 支。e持ち堪ふ。俗ょ、
ささへる。方丈 「一人が持ち出でめる
ぎざ-こ 召水などの、強く注ぐ音rょいふ。 名。表自く、裏青なるものをも、又、表
薬花「水のみ、ささを流れいづれを」 黄青み、裏白なりをもいふ。 債、なほ、一日の命をささふるだょ次は
ささ-なみ 陥 小波。ささやかなる波。小 ささ の-いほ 図 笹廃。ささょて暮きた す」Qをだむ。さへぎる。ふせぐ。俗
さきなみ。こなみ。萬 「ささがみのな る小屋。新古 「あふこさを片野の里の よ、ささへる。
みこすあぜrるふるこさめあひだもたき ささの いg籍 よ露ちる夜牛の床かな」 ささ-ぶき g 世吹。小粒の銅。
-
-
ささーぶね g 平井。従の葉 ょて造りた ささみづ g 細水。ささらみり ょ 幻 大盤r*てののしりあふ。やさんやさめ T
る舟。小見の水ょ浮べて遊ぶょ用みる じ。古語。 小大君集 「竹のあるところr*て、風の
もの。夫木「うなみごがながれょうくる ささみをり 図 竹の資。おねんこ。 ふくょ、いみじうさざめきけれで」
引 ねのをまりを冬の氷なりけり」 ささ-むしろ 図 篠席。笹の、繁く生ひ ささめ-ごと図 私語。さめき ごと
ささ べいg 無銅。七月七日ょ上る、巻 て、葬を敷きつめたる如く見ゆるをこ の署。
物の様なる餅。 ろ。古語。夫木「風かよふ野守の宿の ささめ-ゆき 陥 細雪。こまかょ降りく
さへーをさり目 動物。鳥の名。賞の 3むしろ木薩ならねを夕涼みせり」 る雪。
親鳥の稲をいふ。古語。 ささ-むすび 図 征結。ひもの結びかた ささもち図 笹鮮。元課頃、大備の前ょ
ささ-ぼ 図 筆穂。鈴のほさきの、ささの の名よや、詳かならす。古語。夫木「あ て資りたる餅の稲。
葉の形 よつくりたるもの。 ふこををかたちがひなるささむすびょ ささ-やかす 闘個 微動。かすかょ動
ささ-ぼさつ 図 備家ょて、菩薩をいふ字 よのむくいのちぎりつらしも」 かす。すこしゆるがす。
を、早く書くをきょ、字書を省界して、 ささめ 図 細草。植物。草の名。かやょ ささやか に園 攻小。小さく。こまや
二字の草冠ほかりを合せ 書きたるも 似て小さく、警などよ造るものなりを かよ。源「ただひさり、ささやかにて伏
の、即ち、井字の稲。 ●
も、又、茅なりをもいふ。ささみの。千 したり」
ささまくら召 管杭。くさまくらの類。 載「あさまだき露をさながらささめか ささや< 闘自私語。ささめくょた
無いほょ寝ぬるこを。古語。績千「さ るま づが神だょかくをぬれじを」 なじ。竹取「なほ、ものたばすこをある
さまくらいくのの末 よむすびきぬ一夜 ささめき ごこ 図 私語。ささやぐ。撃を べしなをささやげを」
はかりの露のちぎりを」 ひそめての談話。源「うちうち ょのた ささやけ びこ図 細人。たけだち、大き
ささまさぬーひほふ 図 座不冷秘法。長 まはする御ささめき剤をもの」 くあらぬ人。こづくりなる人。古語。
日の間、不断 よ行ひ、僧座の常réあたた ささ-めく 園鶴 私語。ささめきござ ささゆ 図 酒湯。酒を、湯r 加へて、痕
かよて、さむる時なき修法。増鏡「成就 をなす。狭衣「たのづからけしきある 籍の癒えし見供み林浴せしむること」
心院をいふえ、愛染王のささまさぬひ 人え、やすからすいひささめくを」 ささら図 態。C 竹のさきを、細かょ割
(6

ほふさり行はせらる」 さざーめくミ園国目 さわさわを騒ぎたつ。 りてつくりたるもの。田楽なごの時、


ささおね ささみづ ささめごと
ささらえをここ ささらなみさされいし
さされ いし 図 小石。小さき石。こい
(628)

摺りて、調子を取るよ用みる。楽花「つ し水も、木の葉 ょうづもれて」


づみ、こしょゆひつけて、笛ふき、引さ|ささら なみ召小波。ささ剤 ょれな| し。萬「さされいしょ駒をはさせて心
引をいふものつき」e竹をこまかく割| じ。貫之集「ささらなみよするなぎさ| 藩みあがもふ妹が家のあたりか*」
り、本を束ねたるもの。器物を洗ふょ用| よ住むたづえきみが経む代のえるべなさされ ぐさ図 小石草。植物。あシ
の異名。古語。篠目集 「難波江の浪風
みる。Qすべて、物のさきの、細かょ割 りけり」
れたるもの。 ささら みづ 図 小流。小さきながれ。ほ いたくあれょしょ名もさされぐさ葉*
そきかは 高代「をしのみる夏山薩のさ まはらなる」
ささら-えなとこ 図 小愛男。っき(月)
の異名。古語。萬「山のはのささらえ さらみづ岩浪たかし五月雨のころ」 さされる 召小石。剤の署 t|
をどこ天の原をわたるひかりみらくし ささら を毛 宮 小荻。萩の小さきもの。
語。萬「ちなぬなるちくまの川のささ
-
れるも君しふみてを玉をひろはむ」
よしも」 ささらをき園 小は ささらをきえ、葉
ささらーがた園小形。ささらがたえ、織 よ似たるより、あしょかけていふ。萬 さされ なみ図 小波。ささなみ ょれな|
「いもなろがつかふ河津のささらをぎ じ。萬「さされなみたちてもみてもこ
一物の小さきかたみて、シ、種種のさ
ぎめぐり見れをもあかじ」
さらがた多きより、にしきょかけてい あしをひをこをかたりよらしも」
ふ。紀「ささらがたにしきの紐をとき ささりーぐさ 陥 小角草。植物。草の名。 さされ なみ園小波。さ
されなみを、ひ
ささげ(大角豆)16れなじをも、又、あづ まなく立つものなるより、まなくrsか
さけてあまたえねすょただ一夜のみ」
き(小豆) よたなじをもいふ。古語。 けていふ。萬「をのぐもりあめふるか
ささらーがは 図 環川。小石などの、多く
ささりをと-さり 図 動物。もやり(百舌鳥) はのさされなみまなくも君をたもほゆ
ある、幅せまき川の稲。
ささら がは園 環川。ささらがはえ、水 の異名。古語。秘蔵妙 「営の梅のはな るかも」又はみせ、いそょ寄せ来るも
のなるより、いそよかけてもいふ。萬
の音の、かしましきより、かおよかけて がさぬひ居れを手つだひしたりささり
「さされなみいそこせちなるのをせが
いふ。伊勢集「音無の山の下ゆくささら ををごり」
がはあなかまわれも思ふ心あり」 さされ 召 小石。さgれいもの署 高「さ はたをのさやけさたぎっせござょ」
ささらくミ 闘員 遅深。さらさらを音し ぼ川のさされふみわたりぬは玉のこま さされ みづg小流。ささらみっょた
なじ。
て、水ながる。更科「さきらきながれ のくるよ*年réもあらぬか」
- -
さし g 響子。動物。虫の名。酒、酢な れを」eさしうかふ。ささはりaきふ。 むといへ て、さしいだて“ふみ」 』
*この上よ集まる、ちひさき虫。あやう* 新古「これかれさそひけるを、さしあ さしいらへ 図 鷹答。さもえ、発語。い
やう。和名「熟子、和名、佐之、酒錯上 ふこをありて」 らへよたなじ。源 「ひさりごちたまへ
小飛虫也」 さし あおき図 差局。古、女の、男re、顔 ど、え、さしいらへもきこえす」
さし 國』狭。ほそし。ちひさし。古語。 を見らるるを断ちて、顔をかくすré用 さし いる園鶴 差入。中 へさして入
祀詞 「青海原rsすむものを、鮮のひろ みし局。新古「たもかげをなかはかく る。いりこむ。玉葉「軒ちかき梅を折
きもの、鮮のさきもの」 せるさしあふぎさてもひかりぞそふこ りてさしいるをてよめる」
さしあたり て園 差常。Qその場みの こちする」 差入。C中へ入らしむ。いれ込む。俗
ぞみて。さしつめて。薬花「たもひつ さしーあぶら g 注油。油 さらみ、注ぎ加 よ、さしいれる。Qあづく。俗rs、さし
るこさなれやこ、さしあたりてを、いを ふる油。枕 「さしあおらするrs、さう いれる。「説書をさし いる」
めでたし」 Qめのまへ よ。ただいま。 だいのうちしきをふみて」 さしたミ 園池差置。e封 を発語。
源『さしあたりて 、世のたぼえはなや さしーあやす 園国洞 刺満。身鶴をさし れくよたなじ。源 「こきあをにびの紙
かなる御かたがたみもたさらす」 て、きりつく。 員
なる文つけて、さ したきていにけり」
さしーあたる 闘 差営。その場合ょ さしーあゆむ 園員 差歩。さし、を鍵語。 Qそのまま よなしたく。源 「まぎるる
のぞむ。そのをり ょ出逢ふ。 あるく。あゆむ。ありく。演松 「雪う ものをさ したかれたる」
一さし あつ園自制 差常。うちつけょ ちはらひつつさしあ3みいでたまへる さしにくる国肥 差送。 さ発語。
なす。直接 よ、その事をなす。俗ré、さ 御かたちの」 シ員』
たくるみたなじ。
こしあてる。 さし いづ 園国自 差出。さしを発語。 さし ださろかす 園国偲 差驚。さしを
さし あひ図 差合。さしつか へ réた 内より、外へ現はれて、人日reかかるや 語。ね ころかすよたなじ。源 「御そ
なじ。 う よなる。いづ。源「月、隈なくさしい はめを見すぐさで、さした ころかしけ
さしーあふ 園国自 差合。Qでくはす。い でて」i身の分 ょ超えて、進み出づ。 るを」
(629)

であふ。源「御車なども、例ならでたは ですぐ。俗 よ、さしいでる。枕 「ただ、 さしかくす 園国㎞差隠。かさして隠す。


しますよ、さしあひて、たしをごめた ここ よ、人づてならで、まうすべき事な 源「御判して、さしかくし給へを」
さし さしあかき さしいらへ
きしがさ きしきや さしこはだ
(680)

さし がさ図 傘。細き割竹を骨をして、 さじき や陥 様敷。さUgのよたな たをりrまもくる」 Q 他をさしたきて、


圓形ré造り、紙を張り、柄をつけ、手rs じ。宇拾 「いまをむかし、1 條さじき たのれ、まづ、事をれこなふ
てさしかさすかさ。 やみ、ある男をまりて、けいせいを伏 さし-こはた 図 差小旗。鎧の指物rs用一
さし かざす 園国鶴 差磐。手réささ へ したり」 みる小さき旗。
て、高くかさす。 シr員
さしくさむ闘員 差獅。 Cを務語。 さし-こむ園国 」 鎮籠。をさす。戸締り一
さしかだむ 園国側 差固。さしを発 くぐむ(屈)よたなじ。 をす。源 「ここかしこrsうちして、女
語。かたむ(固)よたなじ。源 「こをな さしーヘ し g 挿柳。飾のためrs、女の額 房も、さしこみて伏したる」
、かくさしかためたる」 の虜réさす獅。ものいみの時を、右の 個鎖稲oをさ し固む。出でしめぬやう一
さしーか3闘白制 差換。をりかふ。ひ 方ょかたよせてさすをいふ。枕「さし rs、戸締りをなす。俗rs、さしこめる。源
きかふ。源 「わがたまへるみさしか へ ぐしみがくほどょ」i 催馬楽の律の 「いをむつかしげréさしこめられて」
て見たまへむ 」 曲名。催馬楽「さしぐしをををまりなな さし-こもる園国国 鎖籠。戸をさしかた
さじき 図 様敷。物見のためrs、別み、1 つありしか%こたけくの操のあしたみを めてこもる。記「あめのいはやどをた
段高く構へたるをころ。枕「女院、御さ りようさりをりしかを挿橋もなし」 ててさしこもりましき」
じきのあなたみ、御こしをど%とめて」 さし-<む園国目 眼よ、なみだをふく さしす<7 園国 自 差過。さしいです
ぎーをき 図 座敷。Q客を通して、應勤す む。なみだぐむ。靖鈴 「雲井よりこち 〜。俗 よ、さしすぎる。
る部屋。客間。客座敷。Q家の中の部 くのこるをきくなべ よさしぐむはかり さし すぐす 園闘員 差過。さも引s よ
屋の纏稲。平家 「さしきまつらうてそ 見ゆる月かげ」 たなじ。源 「めのを、いをさしすぐし
れかれける」 さし-げ 陥 差毛。異なる色の毛の、をこ たるこころはせのあまり」
さじき-&の図 様敷。物見のためよ、別 ろどころrs交りてあるこを。 さし せゃまる 園国国 差迫。さしを務語。
ré、一段高く構へたるをころ。さじき。 さし こg 指子。平絹のさgき。 剤よたなじ。
さしきん 図 差金。Q 支挑ふべき金額 さし こす 園 個 差越。Qさしを務語。 さしずみ-の圏 指墨。さしすみを、墨斗
のうち、その幾分をさし入るるこを。Q こずみたなじ。夫木「さしこしてすす の墨 ょて、悪社みえ、シを巻くくるる
不足を額ふためre出す金銭。 きをほかrsまねげごもをみな へしをそ のっきてあるよりぐるみかけていふ。
萬「さしすみのくるすのをぬのはぎの れども、さして、艦かr**、えしも、た さしぬき ごて 宮 差貫的手。賞の附属
はなちらむをきょしゆきてたむけむ」 しはからす」 品。手くびょはめ、括りつけてかたむ
さしそくミ園国Q 弱束。さうそくょたな さをーながら国さながら。まかしなが るもの。
じ。古語。大鏡 「かいねりのたんをみた ら。古語。伊勢集 「大空ょむれたる鶴の さしぬきのはかま図 指貫校。さもみ
がさねょ、布務をさしそかせ給ひて」 さしながら思ふ心のありげなるかな」 きréたなじ。
さしたるBそれほどの。それをいふべ さし なは召 指輝。 よたなじ。 さし ぬひ g 刺経。ぬひもの。さしも
きほ この。(うちけしの意の語の上rs用 著聞「その響をはけて、さしなはをを の。裁縫。源 「人人 よをりちらしなど
みる)字拾 「さしたるさはりもなき らせたりけるを」 またれた、たのれの、さしぬひなどす」
ré、延行せしめたまふこを」 さし なべ g 鎌子。つるしかけたる鍋 さしの かい g 指擢。舟の方向を定む
さしーだる 図 老模。酒を入れ、碑前ょそ réて、神子の如き日あるもの。古、酒な るため よ用みる構ならむ。古語。撰集
なふる器。高さ八寸、横一尺、市三寸は をを暖むるょ用みたり。 抄「この船、さしのか をもさらで、水
かり。黒色1 塗る。 さし なむ 園国 自 差曲。さしならおよ ょまかせて」
さし つき召 差次。Q 次reつづく こ たなじ。古語。 さし ば g 将。大なる園局の、柄の長き
を。Qさしひきの勘定。Q極蔵%みつぐ さしならぶ園旨 差並。 Gを務語。 もの、古、貴人の、他出するをき、左右
ハ位の蔵人。 多ご なら ょたなじ。源「さもならびたま より御顔のほごをかさすよ用みたるも
へらむをしも、あはひめでたしかしを の。鳥の羽réてつくり、後réを、専ら、織
さしつさぶ国日差事。あっまる ひ
をつをこころ よ寄る。源 「かのさしつを 思ひ居たり」 物16て張り、又を、菅みてつくれりをい
ひたるすまひの心ならひならむを」 さし-ぬき 図 指貫。裾をふくらして、 ふ。-
差羽。 動物。 鳥の名。 鷲の
さしづな 召 指綱。馬をつなぎをむる 紐 よて括りたる務。昔、衣冠、直衣、狩 種。はやぶさ よ似て、形小さく、性質狂
編。さしなは。 衣の時着用せり。さしぬきのはかま。 し。拾員「ゆふひかけなほすさもはの
さして 団 別段 よ。それほど。さしあた ぬはかま。和名 「奴務、佐師奴根月波 風さき ょ野べ の薄のいをやかけまし」
(631)

りて。(うちけしの語の上rる用みる)源 賀高、漢語抄云、絹狩務、或云岐奴乃 さしーはさむ 国個 挿。ものの間 よは


「心の内 よたもひあはするこをだもあ 加利波加高」 さむ はさみこむ。土佐「あるもの、よ
さしを く さをながら さしぬきこて
㎞ シ『 ""
さしはへ さしも さしやる
かひてみむほどを」Q二人相向ひて居
(632)

のまをて、ふなやかたみさしはさめり 造れるもの。三十三間堂の通し矢なご
けれぞ」 る。むかひあふ。 ré用みる。Q矢数を、たほく射るどき
さし はへ 園 さしはペてょたなじ。古 さしも 陥 植物。草の名。さしもぐさの の矢の稲。
語。大和「女え、京ょきょけり。さしは 界。夫木 「ま もつけやまめじがはらの さし やる園個差遣。さ を競語。や
、いづこをもなくて」 草がくれさしもをなしうる艦る思ひぞ」 る。いだす。源 「かきあはせはかりひ
さしはへーたる園 わさわさなる。特別な さをも即 さも。あかはかりも。はや きて、さしやりいたまへれを」
る。古語。源 「さ しは へたる御文rsを うよも。それほど。枕 「山の井、さし さしよる園自 差寄。 社を競語。そ
あらで」 も、あさきためしょなりはじめけむ」 は近くよる。ちかよる。源「人まよさ
さしはへーて園 わさわさ。こをさらょ。 さしも<さ 図 植物。草の名 夏の初め しょりて」
室穂「それを、さしはへていはむをて、 革を出し、革の末ré葉を生す。葉の形 さしわく園差別。剤を務語。わ
あて宮re御文あり」 柳よ似て、小さき薄黄色の花を開く。花 く。ざりわく。空穂 「さもわきてを、
さしーひかへ 図 差控。Q さしひかふる を繋をなりて飛散す。うたよもぎ。よ 必よからぬこをこそはべれ」
こざ。Q昔、武士の過失あるさき、自宅 もぎ。後拾「かくてだréえやまいおき さしーあたる 園自 韓渡。船 よ悼さし
よひき館りて、護悔して居るこを。 のさしもぐささしもえらじなもゆるた てわたる。舟遭ぎわたる。源「小さき船
さしまはす 園国 鶴 差廻。韓をさして もひを」 議員
よのり給ひて、さもわたり給ふほを」
めぐらす。新古「池の舟reのせて、中島 さしもさと、園 池 さしを務語。もだ さす 国 」刺。Q突き入る。つきこむ。
の松かげさしまはずほだ、をかしくみ く。非難す。平治 「人ょさしもだかる はさむ。枕「棚の、いみじくたもしろき
えけれを」 るほどのこををなかりしみ」 技の、五尺はかりなるを、いを多くさt
さし-むかひ 図 差向。二人相むかひて さしもの 図 指物。昔、戦場なをょて、 たれを」挿。Q針rsて、すきまなくの
居るこを。向びあひ。源 「何心もなき 鎧の背の受け筒réさしかやさして、めおら ふ。枕「けいしの緒すげさせ、爪 をさ
さ しむかひを あはれをたはずまま ょ」 るしをせし小旗。 せなをもてさわぎ」Q銭を、縄 よ貫く。
さし-むかふ 園国国 差向。Q さしを務 さしーや図 差矢。Q矢の一種。あぶりの 残戸をさづ。源 「かたらふべき戸ロも
語。むかふみたなじ。源「げよさもむ ré、鴨の第二の羽をはぎ、根を、木réて さしてけれを」 譲。Q刀剣等を、鶴ょ
鶴一たる山をさす時を高案の
(

なる。i指。『共方を指すをいふより

帯お。Q家なだ
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き 図 個魔。さじきごの(様敷)よた さす やなき園 刺柳。柳を、さし木 よす
さすえ

中。
置re
しさ

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偲ごろ
く途
さすー まだ 陥 刺股。さきが、二又ょわか

さすぶ 園国偲 誘。すすめて共み行ふ。

さす のみこ図 指御子。醸め、物事を

さすだけ の園 園竹。その理由明かな
さすなべ g鉄子。剤 よたなじ。
より、ねはるみかけていふ。萬「冬の

立てみて来なましを」

察し
れ、つくぼう、そでがらみ等ををもうま、

上有環也」
いさなふ。さそふ。古語。高 「さすひ

らねご、eきみょかけていは。記「さ




また
さ具
み物


捕り
んる 鏡器





佐閉
云俗


面須 み へら

ひか
ぶ男

まねたけの
もをらり さふ



かょ
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ねQ


む ら
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この
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かいま
も りも 人
を やす かよ
みたけの

たさふ
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つつ」
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子色
こを。ト築などの類。
よく㎞る のシ
環。
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さすらはし させも さぞや - 』
あしたをさすや剤 ねはるあづさを大 させも図 植物。草の名。させもぐさ|さぞや 園 魔。剤なよたなじ。高代
(634)

御手 よをらしたまひてあそはして」 の署。古語。千載 「ちぎりたきしg| 「身をっめであはれをそにもふ世のな


さすらはし 國』流離。さすらふべくあ| もが露をいのちょてあはれこをしの秋一 かょさらめわかれすさぞや悲しき」
り。古語。 もいぬめり」 さそら 図 佐奪羅。香の名。ちんの一種。
名 植物 草の名。さしもぐ さそらふ 園習 流離。さすらお よたな
さすらひ図 流離。さすらふこを。古語。 させもをさ
さみたなじ。古語。枕 「たもひだ まか じ。古語。
さすらふ 園自 流離。よるところなく
してさまよふ。漂泊す。流浪す。古語 からぬやまのさせもぐさたれかいおき さそり 図 蝶 園。動物。虫の名。すがる
金葉「たくりてをかへれをたもひした のさをもつげしぞ」 よたなじ。和名「蝦残、和名、佐倉里
ましひのゆきさすらひてけさをなきか させる園さuたるみたなじ。字拾「3 似峰面細腰者也、衆名苑云、一名螺 闘。
な」i 国 自 流離。上のさすらふ せるもののふもたはせねむ」 さだ 図 沙汰。『沙汰を借字、定の義』 Q
。た
よたなじ。古語。績後撰「なにをなくあ さぞ 園 應。Qまかぞ。その通り よ。さ 官よりの指令。さだめ。Qたより
けぬくれぬをさすらへてさもいたづら やうrs。源「げrs、さぞたばさるらむを につれ。えらせ。拾「 きりすやう、
ょゆく月日かな」i闘魔。さする す 」Qさだめし。におん。し さたよたよび候はす」gきたよたなじ。
つくるこを。品さ
の延。古語。祀詞「はやさすらひめをい さぞーかし即 鷹。さぞみたなじ。かし さだ g 定。さだめを
ふ碑、さすらひ失ひてむ」 *、その意をつよめていふ助鮮。 だめ。 うはさ。 評判。 『t
さする闘 」 摩。手ょて、柔かょこす さぞーな園 魔。その通りょまあ さやう さ-だいし 図 左大史。古の官名。ま を
る。 なづ。 さすらふ。 réも。新古「深からぬ外山の庵のねさ 見よ。
させ図『つづ引剤の署 動物。きりぎ めだょさぞな木のまの月をさびしき」 さだいじん 図 引大国。古の官名。太
りす(韓幡)の異名なりをいふ。古語。 さをひ 陥 誘。さそふこを。誘ふこを。 政官の長官。たほいまうちぎみ を 見
-
植物。木の名。質物詳かなら り。古 さをふ 園国鶴 誘。すすめて、共 よ行ふ。 よ。i左大臣。碑赴備閣の門の左の
語。出雲風土記 「させふりかさして」 6さなふ。古今 「わびぬれをみをうき 方 よある像。(やだんじんょ勤して)
させうしやう 図 左少刺。古の官名。 草のねをたえてさそふ水あらむいなむ さ だいしやう図 左大将。古の官名。
左近衛府の少将。 をそ思ふ」 左近衛府の長官。
さだめなき をら 図 無定空。晴雨の定
さ だいべんg左 大排。古の官名。ペ さだーてう図 沙随調。十二律の1。
んを見よ。 さだー&ころ 宮 沙汰所。鎌倉時代の役 らぬ空。即ち、陰暦十月頃のそらあひ。
さち 図 幸。Qさいはひの古語。Q 猫、
さーだう召 茶道。Q茶の湯のみち。Q武 所の名。指令をつかさどるをころ。
家の役名。昔、茶道の事をつかさどり さだまりg 定。Qさだまるこを。きま 又を 漁ょ 獲物のあること。古語。記
り。Qをさまるこを。ま づまり。 「うさちもたのがさちさち」
しもの。ちやはうす。
さちつね図 峰。みね(*)の古語。
さたえg個多衣。動物。貝の名。ささ さだまる闘 目 定。Cうごかぬやうrs さち はひ図 幸。さきはひょたなし。一
えの類。形小さし。古語。山家「さた なる。きまる。確定す。源 「あくるを
しの坊さだまりたまふみも」貸鎮まる。 さちはふ国 側 幸。さ またな
えすむせをのいはつぼもをめいでてい
じ。古語。
はしきあまのけしきなるかな」 をさまる。
さちびと g 幸人。幸をえたるひを。あ
さだか に 国定。あきらかrる。たしか さだむ園白制定。俗よ、さだめる。Q 。古語。
うごかぬやうrます。たちつかしむ。源 あはせのよき人
よ。績紀「さだかにむぐさかる」
「中将、まちをりて、この品品を、わきま さちーや 図 幸矢。幸を興ふる矢。機よ
さだ さだ を園定定。あきらかょ。た 用みる矢をほめていふ語。古語。
しかrs。古語。源 「いをかく、さださ へさだめあらそふ」Qまづむ。平らぐ。
だをきこしめしたらむをえ、たばささ 治む。Q品さだめす。評論す。 さーちゆうじやう図 左中将。古の官名。
左近衛府の中将。
りけり」 さだめ 図 定。たきて。規約。きはめ。
さだすきびを図定過人。吐年をすぎ さだめ きる園国鶴 定切。全く定む。き さらゆうべん g左中継 。古の官名 到
んを見よ。
たるひを。古語。源 「さだすぎびをを はめをつく。決断す。枕「あしをも、よ
しをも、さだめきりてやみなむかし」 さち-ゆみ 図 幸弓。幸を興ふる弓。織
も、たなじくなりらへきこえて」
ré用みる弓をほめていふ語。古語。紀
きだす< 園国固定過。『容貌の美醜 さだめす 図 動物。むささびの異名なり 「幸号、さちゆみ」
を品定めするま、壮年の時ょあるもの さいふ。古語。
なるよりいふ』 壮年をすぐ。古語。萬一さだめ て園定。かならす。 ちがひな一さつg際。備塔
などの中心をなれる
(635)
「たきつなみへなみの来よるさだのう く。必定。宇拾「このちご、さだめてた 柱。心柱。和名 「擬芸云、初緒反、俗
らのこのさだすぎてのちこひむかも」 をろかさむすらむを」 云、心乃波之長、備塔中心地」
さだいべん さだてうさだめなきそら
さつき さづく さつびこ
さっきg 五月 さな (早苗月の撃』 山の時賞たばっかなしやよはの一撃」 ぐré。たちまちrs。宇拾 「九つのもの
陰暦五月の異稲。伊勢「時を さっきょ さづく園自Q 授。わたす。あたふ。 あり。一度rs、さっ を失せぬ」
(636) なむありける」作月。 取らす。俗 ょ さづける。萬「規のっかさ さつーびこ 図 猟人。かりうごの古語。
さっきげg五月毛。賞の 賞屋の中ょ」 は言たててさっけ給 るうみの子の」 さつびこの園 猟人。さつびさえ、号矢
てたをす毛の稲。 さつーさ3図 殺業。殺すわさ。殺すこ を携ふるものなるより、号のゆみかけ
さっきのあめg五月 を仕事をするに。保元 ていふ。萬「かぎろひのゆふさりくれ
たなじ。山家「たもはす よあなづりに 武士たるものさつごふなくて適はす」 をさつびをのゆつきがたけréかすみた
くき小川かなさつきのあめよ水よまさ ざっさうとミわん図 雑想観。備数の語。 なびく」
りつつ」 十六観鷹の一。浮土の種種の相を、心 さつーや 図 猟矢。かりのをき用みる矢
さっきのいみ自 五月忌。陰暦五月の の中ょ湖得する法。し 古語。萬「ますらをのさつやたほさみ
ものいみ。萬代「人のいむこの月なみ さっをき固雑色。 Uきょななじ。 たちむかひいるたかまををみるみさや
をたててこそたもはすならむのちもう さっ をやう図雑掌。e古、宮中ょて、種 けし」
らみめ」 一種の事ををりあつかひし役人。官省な さつ-ゆみ陥 猟号。かりの時用みる号。
さつき の たま 宮 五月玉。くすだまrs をの小使のごをきもの。Q 古、博奏家 古語。萬 「つるぎたちこしょざりはき
たなじ。古語。績千 「夏草の花のえご の家長の稲 。 さつゆみをたにぎりもちて」
をょたく露をさつきのたまみぬきてを さっをやうにん 図雑寧人。剤 さつ-を 陥 機夫。かりうだ (狩人)の古
どめむ」 réたなじ。 語。萬「山漫みをさつをのねらひかしこ
さつき やみ 図 五月閣。さつきの頃の|さっをーをゆう 図雑訴衆。古、院題中の しををじかなくなり妻のめをほり」
やみ夜。玉葉 「ゆくさきの道もたばえ ふやこのré置きし官名。よりあひて、國 さて 照 然面。あかして。それから。さ
ぬさつきやみ位の山rs身を迷ひつつ」 園の訴訟を決断するもの。 うして。伊勢「いけども、えあはでかへ
さつきやみ園五月闘。さらきゃみえ、 さ た配属。備数の語シ引(菩薩) りけり。さて、よめる」 扱。借。
残みくらきものなるより、くらょかけ よたなじ さで召 織。魚をすくひ捕ふる具 形、箕
ていぶ。正集「さっ みくらまの さっを園親。『gの音便』機かよ。す よ似て、手もさを狭く、裏の方をひろが
『ー }ー
りに、綱をはれるもの。和名「織、師設 さと-か<ら g 里碑楽。みなかのかぐ みもえるたまはす」
佐天、綱如箕形、狭後廣前名也」 ら。内裸 よて行はせらるる碑楽の外の さと-だいり 召 里内裏。昔、京都の内裏
さて さて園 深く感じたる時鍵する語。 碑楽の稲。新劉 「さをかぐらあらしは ré、故障などあるをき、天皇の、一時移
源「残りをいはせむをて、さてさて、を るかなれをづれてよそのねさめもかみ らせられし御所の稲。多くを、撮政、闘
かしかりける女かなを、すかい給ふを」 さびrsけり」 白、大臣などの家を、あて用みられた
さこg 里。C平地ょて、人家のあるさこ さと-がち 図 里勝。宮仕のものなどが、 り。古語。
ろ。千載「衣うつれををきくréぞまられ 自分の里rsのみひき籠りをるこを。 さこさなり 図 里隣。をなりむら。宇
ぬるさとをほからぬ草枕をえ」Q古、人 さと-<ち g 里日。村さをの入日。 拾「たうな、よろこび興じて、さをむな
家五十戸ありし地の稲。Qみなか。地 さとし 召 論。Qをしへ。せつゆ。Q碑 りの人よまくはせ」
方。Q嫁、響、又 も、宮仕のもの等、す の告げ。託宣。源「この雨風、いをあや さとなる 園国 自 里闘。さをょ居馴
べて、他へ行き居るものの、わが生れた しき物のさをしなりをて」 る。俗ré、さをなれる。新拾 「谷ちか
る家をさしていふ 。源「もの心細げ さとし 閉』 隠。Q 物事の豊えよくし き宿よきなくや意のさをなれそむるは
ré、さをがちなるを」@遊里の稲。 て、検測なり。かしこし。俗み、さをい。 じめなるらむ」
さこ園 風。さ をよたなじ。源「ただ Qするだし。をし。古語。萬 「ますら さど やし g 里主。さをのしよたなじ。
ろたをろしうふりくる雨ょそひて、さ をのさをき心もいます なし継のやつこ さと-の-かさ 図 里門。古、人家五十戸
をふく風rs、橙績もふきまどはして」 réわれ**ゆっく 」 以上ある村里のさかひrsたてたきし木
さこいぬ 図 里犬。人家よ畜はるる大。 さこすがた 劉里姿。つねの身なり。ふ 戸。古語。
(山大ょ封ーて) だんのすがた。(宮仕などの時の、装へ さこのーを 図 里之子。琉球の官名。現
さ こう 図 座頭。Q古、盲目の発営法師 る姿rs封して)古語。空穂 「なにをも 方の次、ちくごんの上ょ位す。里ぬし。
の首座の稲。Q韓じて、盲目者の網稲。 なく、さをすがたもひきか べやり、いそ さと-の-こね 図 里刀禰。むらをさ。さ
さとうつり 図 里移。ひきこし。やうつ ぎまかでつるを」 をのをのこ。古語。後拾「さをのをね、
(637)
り。移韓。字拾「てまだひして、さをう さこすみ 図 里住。さをょみるこを (宮 宣旨rsて、祭りつかうまつるべきを」
つりしめ」 仕ré弱して)源「こころやすく、さをり さこ はう 図 里坊。寺を出でたる僧の
さてさて さこかぐら さとだいり
-
さとびうた さとみこざこる
(638)

すむ家。人里ょ挑ふる僧坊。感員「文」 なりさいふ。古語。 かきて、構はぬ(わ、はの個名を違へだ


豊上人の二條猪態のさをはうみ、たち一さと-みこ 陥 里巫。さをかぐらをする の意を知らしむる類。
つきたまひて」 みこなりをいふ。古語。金塊集「さを さとる園国鶴 悟。Q物事をたしはかり
さとびーうた 召 個歌。みなかめきたる みこがみゆたてささのそよそよrsなび て知る。Qまよふ心なくなりて、理 よ
うた。古語。 きたきふtよしやよのなか」 通り。拾玉「惑ふ人のそしるこをは16従
さび なこち召 便心地。みなかめき さと むら 名 里村。人のすむさを。人 がはをさどる心のかひやなからむ」・
たるここち。古語。枕 「かぎりなくめ 家のあるをころ。宇拾 「さをむらのも さと-あ 図 里曲。村里のあるほをり。
でたしを、みま らぬさをびごこち ょを」 の、これをさりて」 ・古語。
さとびーごと召 但言。 3ことはみ さとり g 悟。Q たのれの心もて、物事 さと-わらは 陥 里童。みなかのこだも。
たなじ。古語。 をたしはかり知ること。さをるこを。 里rs住む見供。
さとび-ことは 召 催言。Qみなかこを Qまよふ心なくなりて、理rs通りるこ さ な 園 然莫。然するこをなかれ。さる
は。はうげん。古語。Qいやしきこを を。新拾 「身をさらぬ心の月のわくら 事をすな。古語。第花「さなを制した
は。りご。そくご。古語。 は よすむぞさをりのはじめなりける」 まふべきréもあらやり」
さこびと 四 里人。むらびを。さをの さとり のはな 傾 悟花。備教の語。備 さなか 召最中。も知刻みななじ。」
人。拾遺「山吹の花の盛りをみで よき 道のさをりをひらくこを。古語。玉葉 さなかづら日 五味。植物。草の名さ
てこのさをひさよなりぬべきかな」 「ま なじな rsひもをく法の教みていま ねかづらrsたなじ。古語。萬 「たまく
さこぶ 園ェ目 里。田舎めきて見ゆ。 ぞさをりのはなをひらくる」 くしげみむろのやまのさなかづらさねす
古語。源「さをびたる撃もたる大をも さとり の みち図 悟道。備数の語。人 むつひréありがてましを」
のいで来て」 間界をのがれて、備の道rs至るべき教。 さながら 団 Qそのままよ。さうなが
さふ 園国自 惑。まだふ(惑)の古語。 橘題集 「人の世もみな深きよを阿練若 ら。源 「か へりたいりたまへむ、女ぎみ
萬「さをひざのみるめはづかしさぶる のさをりのみちよただりつかをや」 え、さながらふして」Qあたかも。ち
こょさをはすきみがみやでありぶり」 さとり み 図 情槍。高意のある槍。た やうご。
さこぶね 名 里船。くるま(車)の異名 をへた、釜を、輪をの槍を、ぬの字をを さなき臼 織録。ぬ a(録) ょたなじ。
-』『 -
古語。三代格「鈴二十日、佐奈伎二十日」 ふ。萬 「さを鹿の妻よぶ秋をあまぎら さぬ 園自 同授。夫婦二人はてぬ
さなき だに 団 さらぬだょ。それでなく ふるぐれをいにみさにつらふもみちち す。男女同念表す。古語。萬 「さぬるよ
とも。
るからすさも。 りつつ」 Qひも まかけていふ。萬「た *いくだもあらすはふつたのわかれし
さな-さな Q 然莫。さなを重ねたる語。 いのよのひさしくなれをさにづらふひ くれぞ」
古語。傾世継 「さなさな、まかりのき もどきさけすこふるこのはろ」又、顔の さぬきわらざ 図譜岐高座。讃岐國よ
ねを」 赤く麗しき意より、Cきみréかけてい り産やりるる んさ。さぬきる んさ。著聞
さなーぶり g 早苗撃。田植を終へたる ふ。萬「さにづらふわがたほきみをこも 集「さぬきわらざ一枚をもちて」
後のやすみ。 りくのはっせの仙ょかむさびょいっき さぬきるんさ 図譜岐圓座。さぬきわ
さなへ 召 早苗。稲のなへ。手二「まめ いますを」Qいもみかけていふ。萬「さ らさrsたなじ。
は へし山田のまたひくちめらむさなへ にづらふいもを思ふをかすみたっはる さぬつさり園狭野鳥。
お用、“k きを務語。Qっ
もま づむさみだれのころ」 びもくれょ樹ひわたるかも」gあやめ *こりrsたなじ。記 「さめつ%こりきぎし
さなへ-さり図 早苗鳥。動物。ほをぎす よかけていふ。萬「すみのえのなみづ えをよむ」
(時鳥)の異名。古語。 まきみがうまのりごろもさにづらふあ さね 図 核。果質の中よあるかたきも
さな-ぼり g 早苗撃。さなぶりの韓説。 やめをするてぬへるころもぞ」_ の。たね。和名「桃李之類皆有核、和
さなみ召 細波。こまかきなみ。ささ さ にぬり召 狭丹塗。さを務治 にぬり 名、佐顧、今接、一名人賢家書云、桃人査
波。古語。山家「をみなへし池のさな なたなじ。古語。 人等是也、云云、云核者子中之骨也」i
み ょ枝ひちてものたもふ神のぬるるが さーには 図 療庭。碑たろしをどり行ふ :札。鎌な%こよてつくり、小板の如く、
ほなる」i早波 うなみを見よ。 場所。古語。記「さにはよみて」 うすくのべ、あまたつづりて、鎧をかた
さ にづらふ 囲 狭丹知相。さを競語。 さ にる園頃園目 さを務語 にる(似)の むるよ用みるもの。七1職人歌合「まか
赤く、ほんのりを見ゆる意なるより、Q 語。頼政集「かくしあらたはやぞけな へしをむくいをいさやふる鎧さねさね
いろみかけていふ。萬「さに剤い一 ましそのかみの組みをさにめわがたも一 てこそわかれはてめれ」“覚。シ
(639)

ろréをいでやりすくなくも心のうち ょわ ひかな」 「次え今年十六歳 心を強く思ふさもさ


がもはなくよ」 Q もみちよかけてい一 さ にん g 座人。銀座の役人。 ねを未だ堅まらじ」
さなきだに さりにぬ さぬ
さね さねがね さは
(640い

さね園質。まこをょ。ほんたうょ。ま 秋風ぞふく」 又、語路より、さねりむう* さは園 然。さやうよえ。源「例のうる


んじつよ。古語。源「ゆきて見てあす かけていふ 績後拾「よそrsのみ人をみ さき御心をえたもへだ、さはまうさで」
もさねこむなかなかょをちかた人を心 山のさねかづらさねりをいけるかひや さは 固 散飯。もりたる飲食物のはしよ
たくども」 なからむ」 り、碑rs供ふるためrs、わづかはかりを
さねーが しら図 札頭。鎧のさねのさき さね がね 図 核金。がけが ねよたなじ。 りのけたるもの。さんは。古語。枕
の方。七一職人歌合「ま か へこしものを、 さねーがや臼 根管。根のつけるままを 「板屋の上はて、鳥の、をきのさはく
さねがしらがそろはで」 りたるかや。根のあるかや。古語。萬「を ふ」i梁漫 。備数の語。まやはの約。
さねーかづら 図 五味子。植物。夢草の かrsよせ わがかるかやのさねがやの 自語。源 「さはの外の岸rsいたりて」
名。高き木rsからみつく。葉を、冬も、 まこをなこやま ねろをへなかも」 さーは園 然。さらむ。さうあらむ。まか
ま ぼます。形、あんやりよ似て大なり。夏 さねーQむ 園自 核が生す。古語。 あらた。枕 「まくらrsこそをしはべら
の始め、白く黄はめる、連の如き花を開 さねーさ 図 寝床。さぬるをころ。夫婦の めを申ししかを、さはえよさて、たま
き、豆の如き質、革のさきよあつまりつ 同念する床。古語。萬「あづさ弓よらの はせたりしを」
く。色を、赤くして、紫色を帯ぶ。和名 やまべのまげかくょいもろ
をたててさ さはかり
園 群。それほど。源「左
「五味、和名、例顧加豆員、皮肉甘酸、核 ねを挑ふも」 の大殿、さはかりめでたき御愛よて」
中辛苦、都有瞬味、故名五味也」 さの-かだ g 質難。植物。Q はぎ(萩) さはき がみg別髪。ときわたる髪。ふ
さねーかづら 蹴 五味子。さねかづらの憂 の異名。古語。Qふち(藤) の異名。 りわけがみ。
ま、ながくして、末の方のはひあふもの 古語。 さばきり図 多霧。あき(秋)の異名。
なるより、のちもあふréかけていふ。萬 ざのとミg 座句。歌のたちく。 古語。
「さねかつらのちもあはむ をいめのみ さの-さの図 喜び騒ぐをきの雌
の盤。 さばくる園 』手弄。もてあそぶ。著
をうけびわたりてをしはへrsつつ」又、 さ のぼる園国自 苗を植る終ふ。古語。 聞「勝負のほこなだをさはくりつるを」
らるえ、たぐりて取るものなるより、 さ のみ園それほどみ。さほどよ。古 さは さうす 國さやうみをさふらはす。一
くるなかけていふ。千 二 「はつかりの 今「ねぎごををさのみききけむやしろ 古語。平治「こを よ源氏のならひえ、さ
山をなこゆるさねかづらくる秋るるき こそはてをなげきのもりをなるらめ」 はさう%」
さはさはこBさらさらさ。さをこほ さはひこめ gまも(第)の異名。古語。 わうさい。古語。和名「黄愛、味辛足
りなく。源 「ま らさりしさまをも、さ 秘 ェ、「さはひこめたくわがややこのま 人作黄楽、常所敵者也、黄菜、俗云、王佐
はさはgを えあきらめたまはで」_ せうちみかはら達をうたてかれたり」 以、一云佐波夜介
さばしる国旨走。さを務語 はもる さはふし 國』作法。作法の如し。作法 さはらか に 団 疎。あらく。まはらよ
よたなじ。萬「春されたわぎへの里の川 のままなり。古語。枕「宮始めの、さはふ 古語。源 「髪のすそ、すこしほそりて、
をよをあゆこさはしる君まちがてょ」 もく、狙犬、大床子などもて参りて」 さはらかにかかれるも、いをものきよ
さはす 園国 側 翻。Qま ぶを去る。(柿ょ さばへ 図 五月騎。五月頃の輝の稲。 げなるこ
んいふ) Q水réてさらす。 古語。 さはり図 随。ささはり。さまだけ。さ
さはだ 図 澤田。水の多き田。ふかだ。 さはへーなす 閣 五月蹴如。さはへを、多 しつか へ。萬 「みなさいりのあしわけ
水田。新千 「春あさき雪消の水ré神ぬ く生じて、うるさくさわぐものなるよ をぶねさはりたほみいまこむわれをよ
れてさはだの若楽けふぞつみつる」 り、さわぐよかけていふ。萬「さは へ やこむをたもふな」故障。 め
はだがは 図 澤田川。催馬楽の律の なすさわぐこをもをうっててえ」 とくり。つきやく。月経。和名「月水、俗
曲名。催馬楽「さはだがは袖つくほか さはへ-の-かみ 図 五月騎碑、さはへの 云、佐波利」:職。Qさはること。ふ
り浅けれどくにの宮人やたが橋渡す」 如くうるさくさわぐ碑。古語。五赴百 るること。Q義太夫の節の、最も、感動
さは-てらし 図 澤照。植郷。いはつつじ 首 「みそぎする麻のたろえのあをにぎ を興ふべきところ。
の異名。古語。 てさはへのかみもなびけをそ思ふ」 さはる闘員 随。Qささはる。さしつ
さはな さつき 召 早花咲月。陰暦三月 さはみづの園澤汰 さはみづえ、浅き かへをなる。萬「あしびきの山野さは
の異稲。古語。秘蔵抄 「ふるさをへか ものなるより、あさrsかけていふ。衆 らずあまさかるひなををさむる」e外
りもなきつつかへるなりさはな さつき 盛集「さされ石の上をかくれぬさはみ *r*感じて病む。Q 衛突して、わろく
réはるやなりぬる」 づのあさましくのみなりまさるかな」 思はる。「人の気réさはる」 Q シを取り
さはに 園 多。あまた。たくさん。たほ さば めくミ園自 さわぐ。さうさうしく て、酒を飲む。元該時代の語。
(641)

く。古語。萬「さりがなくあづまのく あり。古語。紀 「副魔、比云作療費秘」 さはれ固 さもあらはあれの署。古語。


にょたかやまえさはにあれども」 さはやけ 召 黄菜。大根などのもやし。 源 「めさましくつらけれど、さはれざ
さはさはこ さはひとめ さばらかに
きび


さび さびしらに

あける



ら」


2
す み
かし
さびしらに 名 寂。さびしきさまrs。
(642)

たばせだ」

ざす






びに



ひろ
さび図 錯。『さび(荒)の義』 Q 金属の 古語。萬代「山陰やすそのをかけてす

さこび ぎ
て。さ名語も


無古抄




酸化して生するもの。繊を褐色rs、銅 むいほのものさびしらに鶏なくなり」

」を ろ
よけれ



きゆる
こそ
を繰色を帯ぶ。小大君集「をきたきし さひち 図 転。動物。魚の名。質物詳か




なり
さやの刀もさび ょけりさしてひさしく ならず。古語。

あわ






g

ぼ る
継のびさびる
ほどやへぬらむ」 Q物事の古びて、ね さび つきげ 図 宿緒月毛。馬の毛色の




しこるこそ
こ、
世ころ
さし ま
うちの生やりるこを。-
数。 鳥嶋子の 名。赤色を帯びたる月毛。

き」
ほ、
大臣 る な


やらめきほ
まわの稲。貞丈雑記「るほしょ、さび さひづる や園 職。こをさへぐ ょたな

左の



g
っ語 さ
ふ稲

をいふ事あり。るみぼしのまわのこをな じ。萬「あまてるや日のけょほしてさ

ふへ
。。


だ古さ


さぐ
り。たほさび、積さび、柳さびなだいろ ひづるやからうすよつき」

のふを
まち

なみ
しも 萬

た こ


きち

いろあり」 さひ づ&g 録。すきの類。草をかり

わたり

けむ
ほただ
かい

ころ
さびーごろも 図 古衣。ふるびたる衣。 をる具。古語。和名 「鋳、漢語抄云、佐

ふた





四なみじ
-
古語。績古 「やまびこのこたふるややこ 比都恵、鋼属也」

rしか
土て




も。

古語まし佐sま
のさびごろもわがうつたをやほか ょき さび ぬり 召 塗錯。さびいろみ、ぬるこ
くらむ」 ど。又 さびいろょぬりたるもの。』


やは



み」

i
まし
ぐたる語し を
もて
さひさひーに 園 間間。あひあひょ。あひ さ ひやう&g 左兵衛。古の官名。ひ

たどのるる
。 が

古あ桃



さあひさうよ。古語。著聞 「中納言宗輔 やうる ふを見よ。



ほく」
よさ
もへ



rs等をならはせ給ふ時、書供をまうけ さ ひやうみふ g 左興衛府。ひやうる

なる
さ甚





闘し
びしく
さぶ
られて、さひさひにすすめられけり」 を見よ。

ふ古「
なる

らくりむ く
な なる語古
新るく
さびし 照』 寂。ちづかみて、こころぼ さーびらき 図 小苗開。田 よ、はじめて、


びが
月なあさ
ありあけ
いぬ

そし。俗rs、さびしい。拾遺「うづみび 苗をうる つくるこを。古語。





月わ


さゆく
i

語じそちの
のひかりもはひみつきはててさびしく さびる園国国自荒。さ みたなじ。山

まかがみ
な萬

古た

ぶよ見
ひびくかねのたをかな」洪。 家「いせじまや月のひかりのさびるう
し今さ
「の


ぶひ
ょた
こ、

ども

あかぬ君 またくれてやあしたゆふべ ょ さ3 にんg 雑人。いろいろの仕事を

めて
を」
ける
うべ
する、いやしき人。i 雑任。諸司の
さびつつをらむ」i鏡。金属が酸化

C



ぶひ
さ 六

ら面
北の


官人の、雑事をつかさごるもの。
す。さびが出づ。俗rs、さびる。源「お


Q
ひろく 人 の


世臣どし
召仕

なrs
大家
ざぶにんーぶきやう g 鋼人率行。武家
やうの、いたくさびょけれぞ」

Q






もの
Q
はるる

さふさふ 図 雑雑。いろいろ。くさぐ の役名。くにぶきやうょたなじ。




武士
さ。さまさま。源「さふさふのなきひ さ3-ひやう 臼 雑兵。身分卑しき兵士。

ぶひ
さ-。



わは側ら人近
貴の
あをはもの。
思ひさだめて」

は童
るらし く

召。か


古源

し語
るる
ざぶ さぶ こ国水などをかきまはすた さぶむぶきやうg舞務奉行。武家の

ぶひ
なさ
げ まう

わは

姿」
を「sいふ。大鏡「ぬるくこそあらめを、 役名。くにぶきやうょたなじ。

さ鳥

g
し北


鴨。

ら子
ぶひみ

僧だち思ひて、さぶさぶを参りたるぞ」 さふ やく g 雑役。議しき、いろいろの


種やく 面 る


初し
武冠
りよ士めり
いふ
さぶし 國国』宮 寛。さびしの韓。古語。 やくめ。又、その役よ召し仕はるる人。

。ぼ 舟





一如たち
かの
萬「さくら花いまぞさかりを人をいへ 運「っかうまっりたへめさふやくをも」

もの
つくれる
をわれをさぶしも君をしあらねを」 さ3ら図 砂纏 『土耳共漫の語なりをい




Q








ぶ か
ら貴
ぎふ をき 図 雑色。無位のさぶらひの ふ』ほんの如き器物。銅 よてつくりた

かせぶはら

ょす









居 る
稲。宇拾 「わさふみきを、ふかくのや るものなりをいふ。古語。和名「妙鍵、

かて


はだ
さるかぶ空穂
「 さしこまり
俗云、湖布羅、銅器也」沙羅。



うが
み。ふ
つかな」


つせしりら



さふーをや 図 雑舎。母屋の外のすべて さぶらうg三郎。三人めの男の子。伊


Q







語ど ら




の小屋の稲。 勢「さぶらうなりける子なむ」


なも


こみ


敬。

り 有り なた
の傍よ
ぎふ すみ g雑炊。Qみそ汁よ、飯をい さぶらひg 待。Q すべて、貴人

けり




ぶ ら
れて煮たるもの。たあん物語 「あさゆ さぶらものの稲。古語。源「さぶらひ










りこ
さぶ

よ くど
**、またしうつかうまつるかぎりを、
(643)

ふ、さふすみをたべてたじやった」





西




r。
いふ

りる いる
むsか
さぶこ園 さんふをみたなじ。盛衰「海 御世みまみるべき心まうけして」 Q

ぶを

、 rs

いほど
さぶらひものの居るをころ。古語。古


を呪んで後弓をさぶを投け入れつつ」

ぶひら

さ3ざふ さ3にん

**
さぶるこ さはだか さます
さぶる-こ 図』遊女。あそびめ。うかれ さは-だか 図 例保鷹。さはひめだかよ さます 闘個 酵。Q眠りさむるやうよ
(e44)

め。古語。萬 「さをびさのみるめはづ れなじ。 す。」源いで、御目さましきこえむ」Q酒


かしさぶるこよさでさすきみがみやで さほ ひめ g 例保娘。碑の名。春をつ réるひたるを、もとのをほり よす。Q迷
まりぶり」 かさどりたまふ。古今「さほひめのか を解くやう よす。迷をはらす。源 「にげ
さぶるーをとめ 沼 遊女。さぶるこょたな すみのころもぬきをうすみ山風 よこそ なき継のつまなりやど、さましわび給
じ。古語。 みだるべらなれ」 ひて」i冷。Q 熱きものを、ひやや
さへ 図 寒。さへぎるこを。古語。 さほひめだか 図 佐保姫鷹。たかの難。 かrsす。Q興をうしなはしむ。たのし
さへいもん 図 期平門。さくへいもん ひなだか。さほだか。 みなくす。十訓 「紐さしかためて人を
よたなじ。 - さま g 状Q物事のなりたち。様子。鶴 ま らかし、その座をさます」信物をなげ
さへ< 國回目 されがしくのみありて、 裁。山家「さもこそを人目たもはやりな うちたきて、わるくす。
不分明 よ物いふ。古語。 りはてのあなさまにくの袖のけしき さまだ<7 園国 偲 幼。さはりを設けてを
さへづる園国鶴 ㎞。Qこる 経えす鳴く。 や」 Qかたち。すがた。よそほひ。源 &こむ。邪魔す。古語。績紀「かréかく「6
(鳥の)源 「山の鳥 ども、そこはかさな 「みづから3ひたま へるつらつき、顔の をたもひさまたぐこをなくして」
くさへづりあひたり」 Qふしをつけて にほひ、さまかへたまはむこを、をし 国 側 前のさまたぐょたなし。俗ょ
高ふ。土佐「このをりrs、ある人人、を げなり」 さまたげる。
りふしょつけて、からうたをもさへづ さま 目 狭間。やさまよたなじ。 さまで園 それほどまで。さやう よま
りうたふ」Qさへぐょたなじ。 さま-かたち図 形状。かほかたち すが で。源「さまでこころをむべき事のさま
さぼす国 置 乾。さを務語 ほす(乾) た。やうす。源「 めもあやなりし御さ réもあらやり」
の古語。好思集 「秋風のふくさごろも まかたちょ見たまひ、ま のはれすやあ さまねし 園 園 たくさんなり。たほし。
をさりみだりさぼすほどr*ぞさむきめ りけむ」 まげし。古語。萬 「うらさおるこころ
をみる」 さま かふ 園 鍵状。出家の身をなる。千 さまねしひさかたのあめのまぐれのな
さほ だ 召 早穂田 わせだよたなじ。 載「源清雅、九月はかりrs、さまか べて、 がらふみれを」
古語。 山寺みはべりけるを」 さまの かみ 図 左馬頭。古の官名。左
馬寮の長官。 さみだれ 召 五月雨。逸 居五月の頃降 ゆ。たのしみがなくなる。Q色がわる
さま よし 園園 状美。かたちうるはし。 る雨。ながあめ。古今「さみだれよも くなる。風雅 「かぜわたるたづらのさ
すがたよし。古語。源 「なきたまふさ のたもひをれを時鳥よぶかくなきてい なへいろさめていりひのこれるをかの
まあはれょ心ぶかきものから、いささ づちゆくらむ」 まつはら」
まよくなまめきたまへり」 さみだれがみ召 観髪。さを務語。頭 さむけしB 』寒。 河 u(寒)の古語。
さまよふ 園旨 Q ゆきまよふ。さす 髪のみだれたるもの。古語。夫木 「つ 高「みよしのの山のあらしのさむけく
らひあるく。俳洞す。枕 「つぼね%こも れづれをあしやのあまのを ぐしさす ょはたやこよひもわがひとりねむ」
なごのわたりréさまよびて」 Qうめき さみだれがみやほさでねめらむ」 さ むしろ 図 狭常。Q さを務語。むt
さけぶ。なげきよぶ。哺略す。古語。 さ みさり つき 召 早経月。陰暦正月の ろをいふ。古語Qははのせまさむこしろ。
萬 「をしながくやみしわたれぞっきか 異稲。古語。秘蔵抄「年あけてさみご 古今 「さむしろréころもかたしきこよ
さねうれびさまよひこをござをまなな りづきrsなりぬれををころさ へなしこ ひもやわれをまつらむうちの橋姫」
*こたもへgこ」 まつひくまの」 さむやみ召 渡。病の名。わQやみ
さまら ばれ 図 さもあらはあれの約。 さみーを 図そめを(染籍)の韓ならむを よたなじ。古語。字鏡 震、左牟也別」
古語。 いふ。催馬楽「ねりをさみをのみたか さむら に 団 寒。さむげ よ。ひややか
さま れう四 左馬寮。うま のつかさ け よせむ玉神」 なるさま よ。古語。萬「にぎた へのこ
を見よ。 さむ園E目 鶴。俗ょ、さめる。Qねぶ ろもさむらにぬはたまの髪を蹴れて」
さみす ㎞個 傷。いやしむ。かろん りがやむ。古今 「たもひつつぬれはや さむらひ だいしやう 図 侍大将。 Q 武
す。あなさる。たあん物語「たのが孫人のみえつらむゆめさま りせをさめさ 士のかしら。Q一の軍隊を率みる人。
ともみさみせられむを」 らましを」 Q酒の酔がなくなる。Q逃 さむらひさごろ 図 侍所。Q闘白家の
さ みだる園白百 さみだれが降る。古 が晴る。拾遺 「あひみてもなほなぐさ さむらひの詰所の稲。Q 鎌倉時代rs、
語。俊成卿女集「さみだれて浪よせま まぬ心かないく千世かねてこひのさむ 暇時réを、機務rs参 興し、平時ま、将士
(645)

さるすまの浦のもしほréくたすあまの べき」 覧。:冷。俗rs、さめる。Q熱 を指揮し、非違を検断するこををつか


神かな」 きものが、ひややかréなる。Q 興が消 さだりしをころ。その長官を、別常をい
さまよし さみだれ さむけし
いんる

てさん

さむらひきころのべったう さんあくだう

て界ん


がい
三さん
g





へり。信足利時代よえ、その長官を、頭 計算。Q はかり企つるこを。計講。
(646)

摩天 ある
無é









r 色

人、又を 所司を名づけて、専ら、刑法を さん あくだうg 三悪道。備数の語。六

天、夜











つかさごらしめ、追捕、整備の事え、所 道の中の地獄、餓鬼、資生の三道の稲。

ふを快




(



楽上

以 在
司 よっかさごらしめたり なはおよ さん いちおg 散一位。位のみ、一位よ

以上 ま



)








いé

r り
したいを見よ。 いたりて、官を、大臣よならぬもの。古

ふを(







さむらひさころのべったう図 侍所別 来の例をして、大納言みなりたる人の



)







所有 界
い色

無 り
富。武家の役名。鎌倉時代の侍所の長 叙せらるる事なりさいふ。

上虜無





官。守護、地頭の軍役を掌りしもの。 さん え図 三衣。僧のきる上着、中着、

以り
(





)


あ ふ
さむらひ ぼふし日 侍引的。てらさむ 下着の三つの稲。なほ、さんえのはこ

支那
かう
さん

m
g

(






らひみたなじ。貞丈雑記 「さむらひば を見よ。

孝子 の妻



(



)

いいをいふも、門跡な奉公するものな さんえ のはこ陥 ヨ表喧。僧の 三衣

たる




ものの
i



り。これを 撃をそらす、常の侍なり」 を入るるはこ。和名 「金玉義林云、僧

べき







さむらひ &ぼし日 侍鳥類子。さふら 六物、共一日三衣屈、俗云、佐無江乃波

戒定








がく
さん
の戸箇ち 撃
びる ほしみれなじ。 「古、三衣者、一僧伽梨、云太衣、二鶴多長

散る薬
i

さの

がく

さじ



散薬

な る

-
さむらふ 園自 候。さら また 僧、云中衣、三安陶曾、云下衣」

三園箇 、
が江陥


三さん





なじ。 さんえ ぶくろ図 ヨ表袋。三衣配の類。








さんg 面。Q子をうむこと。分機。拾 僧の、三衣を入るる袋。

前さん


が%
e




遺「ある人、さんしてはべる七夜rs」Q さん だき召 算置。『そろはんをたく

安ぞき泉濃 の
伊津摩濃勢
安多
薩國

坊津

人の生れたる地の稲。Qその物の生やり 人。貸ト盤をなす人。

い國


の稲
和を




る土地。Qるんしやう。身代。i算 さん がい 図 m界。備数の語。e懲界、




ち園の。
て語
あり
さも
ふこ

Qうらなひ。占。貸さんぎ(算木)の 色界、無色界の稲。Q過去、現世、未来の



さん

署。宇拾「ひろさ 七八分はかりのさん 稲。三世。:馬具の、たもがい、むな

外め

m
g
かん
さん
Q



始 園
ありけるを、一っさりいでて」g働定。 がい、まりがいの三つの稲。
を、朝鮮の馬韓、辰韓、競韓の三國の稲。 ふこを。 さんくわたんg 散朝丹。古の襲の名。
Q韓じて、後 よを、高麗、百済、新羅の三 さん-きよく図 三極。天、地、人の稲。 げんわうたんはになじ。
三才。i三曲。琴、胡弓、三味線の稲。 さん くわんg散官。官のみありて、っ
園の稲。_ -
三管。全、第 築、
をめのなきもの。
さん き 図 三危。調の原因をなる三事、 さん-ぐ 陥 散供。まきちらして碑備r*
即ち、徳少くして、寵多く、才低くして、 供ふる米。盛衰「清き砂をさんぐをし、 笛の稲。i三闘。近江國の相坂闘、
位高く、功無くして、隷厚きこをの稲。 名句の祭文を請み上げて」 美濃國の不破闘、越前國の安 務闘の
稲。又、安発闘を除き、伊勢國の鈴鹿闘
さんーを 図 参議。Q昔、太政官中r あり さんー<う召 ヨ宮。大皇太后、皇太后、
し管名。太政を議する官。四位以上の 皇后の稲。三后。 を加へていふこをもあり。
人の任ぜられたるもの。Q 明治雑新の さんーミづし 図 三崩。衣服の染模様、又 さん くわんりやう図 三管領。足利時
ま、たりを まrs、三筋づつを、石だたみ 代の管領の三家、即ち、斯波、細川、昌山
後、一時、太政官中よ置かれたる官名。
ませるものの稲。 の稲。
左右大臣の次 よ列して、太政 ょあつか
れるもの。i算木。ト第の具。小さ さんくの こめ 図 散供米。碑備の前よ、 さん くわんれい日m㎞。さんくわ
まきて奉る米。七 1職人歌合 「こひせ んりやうrsたなじ。
き方柱形の木réて、六本あり、筑竹みて
占ふ時、共よ用みるもの。 じさかみのみまへょぬかづきてさんく さん-け 図 三家。徳川時代の尾張徳川、
のこめのうち*らふかな」 紀伊徳川、常陸徳川の三つの家筋の稲。
さん-きしや図 三騎 明。かさがけ、やぶ
さめ、犬たふものの稲。 さん くわい 図 三機。『庭rょ、三本の棟を ざん-げ 図 圏悔。備数の語。C 過去の
罪悪を、全く悔ゆるこを。金塊集「堂を
さん きん 図 参勤。Q まみりつをむる 植る たりをいふ支那の故事 よりたこ
こを。Q特 よ、徳川幕府の時、大小名の、 る』 宰相の異名。 たて塔をつくるも人なげきさんげ まま
國國より、江戸rs来りて 動むるこを。 さん-くわう 図 T皇。支那太古の代を さるく%こくやま ある」Q過去の悪事を、
治めたる伏義、碑農、黄層の稲。iヨ うちあけて、他人rs語るこを。
さん きやう召 ㎞。徳川幕府の頃、田
光。日、月、星の稲。 さんけい 図 三計。人の、世よ虜するは
(647)

安、清水、一橋の三家の稲。
かりご をの三が條、即ち、1 日のはかり
さん-きゆう図 ヨ賞。鳥窮すれぞ隊み、 さんくわう の びやうg 三光領。兜の
獣窮すれを掲み、人窮すれぞ詳るとい はちの三所réあるなやう。 ごをを朝、1年のはかりごをを早春、1
さんき さんきよく さんくあだん
シー ー
さんげだつ さんごくさうでん さんぎう 、
(648)

生のはかりごをを少年réありをいふこ の稲。 さん ざう目 ヨ融。備数の語。『備観の


を。:三形。土地の、三種の形勢、即 さんごくさうでんg m園相博。天笠 経蔵、律蔵、論蔵の稲。Q三蔵ré通じて、
ち、高地、下地、平地の稲。 より、支那みつたはり、支那より、また、 楚語を、漢語「s護する僧。
さん げだつ 召 三解脱。備教の語。三種 日本ょったはりたるもの。 さん さふらふ Q 左候。人み答ふる語。
の解晩、即ち、定、無想、無願の稲。 さんごのゆふべg三五タ。陰暦八月 さやう よて候ふ。平治 「彼rsひかへた
さん こ 図 三畝。三つの楽器。即ち、太 十五日の夜の稲。
鼓、場鼓、鐘鼓の稲。i三顧。『支那、 さんごの よ図 三五夜。さんごの3ふ さんざんみ召 散三位。はうさんみ
後漢の劉元徳が、三たび、孔明の魔を訪 べみたなじ。_ たなじ。
ひたる故事よりいふ』 上は立っ人ょ祀 さん ごふ 召 三業。備数の語。食(日の さんーを 召 三子。老子、荘子、列子の三
遇せらるるこを。i三鉛。さっこの 罪業)、噴、心の罪業)、疑(行の罪業) の 書の網種。i三史。前漢書、後漢書、
一種。さきの、三つrsわかれたるもの。 稲。夫木 「さんごふをくごふはかりを 記の三書の網稲。源 「さんし、五経
さん ご 陥 剛。海中 よ生する虫の巣。 かき作るいま二つをを君ぞまるらむ」 の、みちみちしきかたを、明かみさどり
海中 よあるをきを、柔なれども、水をは さん- さ 図 参型。集曾の席へ参り加は あかさむこそ」:三市。三つのたも
なるれを、堅くなる。赤、白、黒等の数色 ること。源 「さんさま rsをても、あま なる市、即ち、朝市、太市、夕市の稲。:
あり。その紅色なるを、多く、珠rsつく たをころもありきたまはり」 :三 之。三つのめでたきもの、即ち、石
りて珍重す。和名 「冊湖、冊湖二音、色 さん さい 図 散弾。あらいみ ょたなじ。 芝、霊芝、肉芝の稲。
赤玉出於海底山中也」 さんざいぶくろ図 散財賞。宴曾の席な さん お 図 三時。三つの重用なる時、即
やこ よて、祀儀物を包む紙ぶくろ。 ち、春を耕し、夏をくさぎり、秋を牧む
さん こう 召 m局。太島大后、皇太后、
るこを。:
皇后の稲。三宮。: 三公。Q太政大 さん-さう 図 山阻。山中r ある別荘。拾 T場。父そうみ、著ミや
臣、左大臣、右大臣の稲。Q 支那周の代 遺 「北白河のさんさうrs、花の、たもし Pはひ、 師を教ふるこをの補。i
の官名、大師、大博、大保、又を、支那前 ろくさきてはべりけるを」i三草。 参事。Q政事ょあづかるこをog官名。
漢の官名、大司馬、大司徒、大司空、又を 三つの必用なる草、即ち、麻、紅花、藍の はんちじを見よ。
支郡、後漢の官名、大尉、司徒、同空 禰。又、木綿、麻、 任の稲。 さん おきg 園敷。剤 よたな
じ。平治「常を、たんさんじきょいでさ 量光天、光音天、少浮天、無量浮天、犯 浮 狐、虎、約、理、南方を、雅、鷹、羊、猿 、馬、
せ給ひて、行人往来を御覧ぜられ」 天、顧生天、顧愛天、廣果天、無想天、無 鹿、蛇、組、輝、西方を、射、根、拘、雄、難、
さんじ けんたいg m事熱樹 検非違使 煩天、無熱天、善見天、善現天、色究意 鳥、猿、北方を、砲、解 、牛、鉄、風、燕、精、
の佐 よて五位の蔵人を競官ををかねた (以上色界)、空無漫虜天、議無漫虜天、 稀、頼、候、独の稲。
ること。 無有虜天、非想非非想天、不遇心鈍天、 さん あん目 ヨ親。三つの 極めて親し
受降匿宇天、受陰書天、想陰匿宇天、想 きもの、即ち、父子、夫婦、兄弟の稲。:
さんじふかいgヨ十階。古の官位の階
級三十等、即ち、正従一位、正従二位、正 陰書天(以上無色界 の稲。 iヨ津。薩摩國の坊津、筑前國の博多
従三位、正従四位上下、正従五位上下、 さんじふばん おん 図 三十番碑。日蓮宗 津、伊勢國の安濃津の稲。さんがつ。:
正従六位上下、正従七位上下、正従八位 よて、三十の碑を、一か月の日数、三十 iT身。備教の語。備の鍵はる三つの
上下、大少初位上下の稲。 réわりあてて、毎日、法華守護の碑を名 鶴、即ち、法身、應身、報身の稲。
さん じふさんーをん g 三十三身 備数の づくるもの、即ち、熱田大碑、諏訪大碑、 さん おん 図 T詞。天御中主神、高皇産
語。観音の衆生を済度するためみ、身 廣田大碑、気比大碑、気多大碑、鹿島大 鍵神、神皇産霊碑の三柱を申す。記序
をかへたる三十三鶴、即ち、備身、群 碑、北野大碑、江文大碑、貴船大碑、伊勢 「乾地初分、参碑作造化之首」i散人。
備、盤聞、楚王、帝響、自在天、大自在天、 皇大碑、八幡大碑、賀茂大碑、大原野大 世事を離れて、関散み基せる人の自稲。
大将軍、昆沙門、小王、長者、居士、宰官、 碑、春日大碑、平野大碑、大比叡大碑、小 さんしん-ぐをミg 三心具足。備教の
羅波門、比丘、比丘尼、優薬塞、優婆夷、 比叡大碑、聖天子、客人大碑、八王子大 語。まじやうしん(至誠心)、まんしん
婦女、意男、童女、諸天、龍、夜又、乾達 碑、稲荷大碑、住吉大碑、祇園大碑、赤山 (深心)、はつぐわんしん(発願心) の三
婆、阿修羅、迦楼羅、緊那羅、摩像羅仰、 大碑、建部大碑、多賀大碑、兵主大碑、三 つをそなへたるこを。玉葉「ある人、石
人身、非人、執金剛、観世音の稲。 山大碑、苗鹿大碑、吉備澤大碑の稲。 清水の赴よこもりて、百萬べんの急備
|さん じふさん てん 図 三十三天。博数 さんおいに さうg 三十二相。備数の 申し侍りける よ、又、籠りあひたる人、
語。備の顔 よそなはれる三十二の相。 物語して、さんもんぐそくせさらむ」
(649)

の語。四天王天、初利天、須議摩天、兜
率陀天、楽髪化天、他化自在天(以上懲 さん じふろく きん園 三十六基。三十六 さん をや臼 三紋。悪しき事ありをも
界)、楚衆天、楚輔天、大覚天、少光天、無 の動物、即ち、東方を魚、鍛、龍、磐、鬼、 紋すべき三つのもの、即ち、幼者、老人、
さんじけんたい さんじふばんおん さんをん
さんじやくはふ さんおよう さんせいわう
(650)

過人の補。im車。備数の語。備の一り、現道特奪よさっけまひしより以来、一人の姓、即ち大中臣、ト部、競部の補
をしへを、三つのくるま よたをへてい一代代、天皇の御環として博はれり。 i参政。Q古、政事r あづかかりし
ふ語。即ち、盤開乗を、羊車をし、院支博 さん およう目 m乗。備数の語。さん 職。播政の次位16列す。e すべて、政
乗を、鹿車をし、大乗を、牛車をす。 しや(三車)よたなじ。 事ょあづかること。i報聖。儒道の
さんおやく はふ 陥 三尺法。武家時代 さんーをよく 図 三職 さんくわんりやう 外の聖人。道人。
の法度の箇篠がき。禁制の法令。 よたなじ。 人の聖人、即ち、孔子、老子、顔 回の稲。
さんーをやみ 図 三湖弾。備教の語。三種 さんす 園個㎞自 参。まみる。さんじや
-
三 社。三つのいけにへ、即ち、牛、
の沙瀬、即ち、騙鳥沙畑(年齢十歳以上、 うす。枕 「さんせむをするを、けふを、 羊、承の稲。
十五歳まで)、應法沙畑(十六歳以上、十 御ものいみréてなむ」 さんせい-わう 召 三世王。親王の御孫。
九歳まで)、各字沙弾 (二十歳以上) ざんす 団個㎞個 議。かげよて、他人を 皇曾孫。
の種。 たをしめいふ。さんげんす。枕「いさ
さん を ゆう g 三宗。備教の三つの宗 さかも、この御こ をみたがふものを 頭、山樹の核の如き形rs、丸くつくりた
即ち、華厳、三論、法相の補。 をさんし」 るもの。古、成表の鎧ょ用みる。
さん おゆう g 三従。女の守るべき三 さん すけg 三介。常陸介、上野介、 さんーせき 臼 三夕。浦苦屋の夕暮、鴨立
つの教、即ち、家réありてえ、父 よ従ひ、 継介の種。この三國の國守を、親王を 澤の夕基、横立澤夕暮の稲。定家の「見
嫁してを、夫ré従ひ、夫の死後を、子rs 任する例なるが故rs、介をして、その職 わたせを花ももみちもなかりけりうら
従ふこを。 務を代理せしめらる。 のをまやのあきのゆふぐれ」寂運の「さ
さんしゆ おやうかい 図 三シ浮戒備数 さんずんもやう 召 三寸模様。衣服の びしさrsやだをたちいでてながむれな
の語。三つのいましめ、即ち 揺律儀戒、 もやうの三寸程なるもの。元韓年間rs いづこもたなじあきのゆふぐれ」 西行
橋善法戒、鶴盆有情戒の稲。 流行せり。 の「心なき身réもあはれをま られけり
さんをゆ のを んき 図 三種碑器。わが さん せ図 三世。備数の語。過去、現世、 まぎたつさはのあきのゆふぐれ」 の三
國三種の質物。即ち、八限の鏡、天厳雲 未来の補。 首の歌よりたこりたる語。
の剣、八尺環の曲玉の稲。天照皇大碑よ さん-せい 召 三姓。古、祭主みなるべき さん-せちみ 名 三節曾。古、年頭の大濃
よして、元日節曾、白馬節曾、踏附Q曾 父母、兄弟、子孫の補。又、父族、母族、妻 さんだい の くらお召 三台B さんこ
の補。古語。 族の種なりさも、父子、孫の補なりを一 う(三公)みたなじ。
さん せん図 参碑。備数の語、弾宗の門 もいふ、三郷。 臼 三大備。日本の三箇
r*入りて、煩悩を解脱せんかためrs、時 さんーぞん 召 三算3Q人のうやまふべき
さん いっ
の大備、即ち、大和園の東大寺、河内國
を定め、静座して、大悟の修練をかさぬ 三つのもの、即ち君、父、師の稲。ニ備教 の大平寺、近江國の闘寺 よあるもの
ること。 の語。阿瀬院如来、勢至菩隣、観世音菩 の補。
さん せんを 々 図 三㎞。備数の語。い 薩の精。又、穏迦牟尼 如栄、文殊音階、 さんだい み g 三大g。古の三つの大
くさを守る三つの碑、即ち、摩利支天、 普シ、又、薬師如来 日光音薩 月光 なる法曾、即ち、大検殿の御藤倉、興祀
大黒天、昆%門天の稲。 菩*の稲。 残のシのシの
さんせんせかい 図 三千世界。備数の さんぞくのからす目 三足鳥。たいや さんだう目算道。古の大學察の四科
語。小千世界、中千世界、大千世界の継 う(大陽)の異名。 の一。孫子、五曹、九章、海島、六章、陽
稲。須弾山の外rs、八山ありて、山ご さん たい 図 三豪。大政大臣 左大臣、一 術、周購、九司、三開、重差なごの書を授
をこよ、日月をそな へ、四天下をてらす。 右大臣の三つの層。 けたり。
これを、一國士をいふ。その國士一千 さん だい 召 参内。内裏へ参るこを。 さん たつそんg 三道Q。『三 子より出
を、小千世界を名づけ、更rs、一千を加 参朝。
でたる 』朝廷ょてて 』を行び シ
へて、中千世界を名づけ、又、一千を加 さんだいがさ目参内傘。内 へまみ よてえ、シを奪び世道ょてえ、シ
へて、大千世界をいふ。 る時用みる傘。長き柄あり、従者をし ぶこさ。
さん そう召 山僧。っ 比叡山の僧侶の て、後よりさしかささしむるもの。 さんちん のべん g 参陣群。古、中宮、
稲。貸 すべて、山寺の僧の稲。 さん だいしゆ 図 三太守。古の官名。上 親王、将軍等の宣下あるをき、陣の儀式
さん そう召 議奏。天皇 よ、他人を議し 縛園、常陸國 上野園の太守。別 王を以一 をうかさをりし辞官。
て中上ぐるこを。十訓 「さんそうréよ て任ぜられたり。 さんおやう 臼 散杖。ほっしの類なりを
さんだい せつ 図 三大節。三つの大祭」 いふ。古語。字拾 「聖、ねぶりなから、
りて罪をかうぶるミて」
さん ぞミ召 三族。三つのやから、即ち、 日、即ち、元始祭、紀元節、天長節の補。 さんちやうをさりて、香水 よさし
さんせん さんぞん さんだいのくらみ
- -
-『
シ』 --
さんちゆう さんこうをみん さんのつづみ
(652)

して 四方ょそそぐ」 さんこうをん四三等親。第三等ょあ つしむべしといふこを。


さん-ちゆう 召 参頭。行者のかしらだ たる親族 を引 ん(五等親 を見よ。 さんのつづみ目 司隣。誠の1種。和
ちたるものの種。 さんさーがさ召 三度笠。かぶりがさの 名沙rs「腰鼓、俗云、ヨ乃豆豆美」をあ
さんーづ 図 三途。備数の語。亡者の行 一種。貞享頃 よ、飛脚などのかぶりた れごも、腰鼓をを異れりをいふ。増鏡
くべきみち、即ち 火途、血途、及途の るもの。 「轄鼓をあきなり、さんのつづみま のり
禰。:三頭。馬の春筋の後部rsし さん ミg 国側。智を、仁さ、勇さの より」 員
て、尾本より、少し上のをころ。 稲。 - -
さん は 召 生飯。さは(散改)よたなじ。
さん-ついたち 図 T劇田。正月元日、六 時代rs流行し、片かたみを、わきいれな さんはう目 三資。e備数の語 備 法
月期日、八月期日の三日の稲。徳川時代 こしょ、日をつけて薄くし、書付、楊子さ 僧の補。Q韓じて、ただ、備の補。源「さ
の語。 - -員
しなどを入れ、中réを、鼻がみを入るる んはうの、いを賢くほめ給ふこをなり」
さんづがは目三途川。備数の語 さん やうょっくりたるもの。 g備隊の語。土地 人民、政事の稲。i
づのかはみたなじ。 さん-さく % 三毒。備教の語。人身の :三賞。碑備、又を、貴人rs、食物及び、
さんづなが に 国 三頭長。意、詳ならす。 毒をなるべき三つのもの、即ち、貧、嘆、 その他のものをささぐる時rs用みる
『我「山吹の色なしたる歌を、さんっ 卿の補。_ 豪。足の前、左、右の三方 よ、圓き穴を
ながみかけなし」 さんーに 召 散位。さんみの説。 算ちたるもの。多くを、白木みて作る。
さんづ のかは 召 三途川。備教の語。 さんに沈う召 散位劉。古、式部省よ属 又、四方 よ、穴の、あるものを、ま はうざ
冥土のいり日 よありをいふ川の名。こ して、散位の人の事を掌りし役所。 いひ、たなじく、形の小さきを、こじほ
こを渡りて、地獄道、餓鬼道、蓄生道の さんねん だけg m年竹。かたくして、 をいひ、穴のなきを、くぎやうどいふ。
三悪道rsわかるをいふ。 強き竹。保元「さんねんだけのふしち さんはうミわうじん 召 三質親神。備教
さんづ のやみ召 三途暗。備教の語。 かなるを、すこしたしみがいて」 の語。三賞を守護すさいふ碑。
死ぬべきさきの来るこさ。 さんねん ふさがり図 三年塞。陰陽家 の一種。左右 よ、わく、又そ、箱やうの
さん てん 図 三天。備教の語。摩利支 の語。太将軍をいふ星の方位réあたる ものをつけ、三人r*て乗らるるやうよ
天、大黒天、携財天の三備の稲。 をきを、三年の間、何事をなす よも、つ つくれるもの。
さんはうみ g 三資槍。備のことを書 さん ふてう召 デ小用。儒教の語。長、 さんまいーだう 図 三脳型。念備さんま
がきたるもの。大鏡 「この宮rょたはせ 厩、溺の稲。 いを行ひて居る堂。枕 「さんま いたう
させむをて、さんはうる 作れるなり」 ざんぶ こ団 物の、水中r 落ち入る時の 立ててよひ隠ょ、断られたるひさ」
さんはかせ 召 算博士。古、大學旅よ属 音rsいふ。やさぶど。 さんまい ば 図 三味場。たくっきどこ
して、算術を数ふるこざをつかさ ご さんほう せん 図 m略脳。あつものの類 ろ。はかは。墓地。
りし役。 なり といふ。古語。 さんまいぼ目 三枚帆。小さき舟の稲。
さん はミg三自。ゆき(雪)の異名。 さん ほうらい 召 三達愛。三つのめでた さんーみ召 三位。さんみの翻呼。
さんーぶ 召 参府。徳川時代よ、江戸へ、 き土地、即ち、富士、勢多、熊野の稲。 さん みつ 臼 三密。備数の語。さんごふ
大小名の参動せしこを。 さん ぼだい 召 T剤。備数の語 備道 よたなじ。
さんーぶきやう 召 三奉行。徳川幕府の の奥義をさをり得たる人。新古 「あの さん みやう 臼 三明。備数の詳。三つの
時の、三種の奉行、即ち、寺赴奉行、勘定 くたら三競さんぼだいのほをけたちわ あきらかなるこを、即ち、宿命通、天眼
行、町奉行の稲。 がたつそまr*算加あらせよ」 通、漏書通の稲。
さんーふきよ図 三ヌ去。妻の、離別すべ さん まい g 散米。米をまきちらすこ さんみやう さわがせ召 いささかなる
からさる、三つの大法、即ち、濃記の大 を。又、まきちらしたる米。出産のをき 事 よて、をなり、近所を騒がするこを。
戦濃r*まるせる、取るをころありて、騎 などょ、邪気を挑ふまじなひさなす。i 徳川時代の語。
するさころのなさを、三年の襲 よ興り :三昧。『楚語。平等、正定な%この義』 さん もん 召 山門。Q寺のまへょある
て居ると、前 よを貧魔réして、後みを富 Q備数の語。心を、外r*ちらさやりして、 模門。Q比叡山延暦寺の異名。
貴みなれるをの種。 念備のつをめをするこを。貸その事物 さんもんーぶきやう 召 山門率行 武家の
さん ふくでん 図 T湖田。備数の語。数 よのみ片よること。_ 役名。山門のこをを沙汰する奉行。
田、恩田、社田の稲。 さんまいーかぶこ召 三枚究。鉢の録い さん よう目 ㎞。さなぎょたなじ。
さんーふしやう 臼 三不詳。幼 よして、長 にを、三枚みてつくりたる兜。 さん らい 目 三濃。備数の語。三度濃拝
(653)

よ事へやり、践 よして、貴 よ事へやり、不有 さんまい そうづ 図 三味俗部。三味を すること。


réして、賢rs事へぬ三つの稲 勤めあげたるそうづ。すぐれたる僧都。 さんろg 高ものの類なりをいふ。徳川
さんはうる さんふてう さんまいだう
さんろう さめざめこ さも
(C54)

時代の語。 の、瞳の、自くうるみたるもの。枕 「た さも 園 Qさやうréも。そのをほりみ


さん-ろう 臼 参籠。碑赴、備閣なをよ、 ほかみ、牛をさめ、螺、牢のをさ」 も。源「さもはべらず、このふたをせ
詣でてこもり居ること。 佐日。馬の鼻の、まはりの講赤きもの。 はかり、かくてものしはべれ%こ」 Qま
さんろんーをゆう 図 三論宗。『中論、百 保元 「白星の兜を着、さめなる馬rs乗 こをよ。質よ。空穂「かく小さきめのわ
論、十二門論の三論réよりて、立てたる つたるが」i較。動物。魚の名。目 らはをのみ使はせたまふこを、みぐる
より名づく』 備教の宗旨の一。推古天 * 小さく、皮、厚くして黒し。 又、 嵐色 しきこをなりをきこゆれを、さも、い
皇の三十三年、高麗の隷灌をいふ僧の のもあり。口を、額の下réあり。肉を、 はれたるこをなり をて」
始めてわれré博へたるもの。大乗最古 かまぼこrsつくり、皮え、ほして、物を さも あら は あれ 団 遮莫。いかょも
あれ。どうであらうをも。ままよ。和
の宗旨。__ みがくょ用みる。種類多し。和名「較、
さんーお 図 三位。くらみを見よ。-
和名、佐米、魚皮有又、可以飾刀剣者也」 泉式部集「うち捨て旅ゆく人をさもあ
散位。位のみありて、職のなきこを さ さめざめ こ 園爵然。涙をながして鳴く らはあれまたなきものrs君し思はむ」
んに。 さまrsいふ。更料「あはれみ悲しきぞを さめく-てう 図 左水剤。官名。もくてう
つのこを、即ち、天命、大人、聖言の稲。 て、さめさめを泣き給ふをみれを」 を見よ。
さん み 図 産稼。徳川時代の制 よて、子 さめ さや図 岐轄。刀のさやの、さめの さもん 図 左門。剤の界。
の生れたるをき、父母の身réかかる こ 皮を巻きたるもの。 さもも図 早桃。植物。木の名。ももの一
いふけがれ。父を七日、母を三十五日 さめ-たり図 較垂。さめをほして、かつ 種。常のよりも早くみのるもの。古語。
をせり。 をぶしのごをく、ほし固めたるものな 和名「愛李、漢語抄云、佐毛毛、変秀時
さん をーちらして園 さんをみたしてよ りをいふ。 熟、故以名之」 _
たなじ。 さめ-ぬ-こころ 召 不覚心。備数の語。 さもらふ 園自 候。さぶらふ ょた な
さんーを みだし て園 観算。『算木を観 ざをりを開かぬ心。煩悩rるひかさるる じ。古語。萬 「天の川いを川浪をたた
せるが如くをいふ意』ちりちり ょなり 心。世の中の迷びを離れぬこころ。績 ねだもさもらひがたし近きこの瀬を」
て。列をみだして。 古 「なにごをもむなしき夢をきくもの さや 図 韓。Q刀剣の及をはむるもの。
さめ g白眼。『あらめの約』牛、馬なを をさめぬこころ よなげきつるかな」 金葉 「なきかげrsかけけるたちもある
さやつか の ま 図 韓柄間。つかのまrょ 語。平家「小松殿、る まし、なほしょ、一 あはむをたもひそめてき」

さや-だう 図 轄堂。堂の上よ、又、風雨 糸réてまきたる刀。いざこまきの刀。


さやけ
B

分。
』さなる
さま
なやか明 ミ
<
さや








さめく
、 や <
さや



そ。
さを
鳴やさや
よぐる さやか


はを




rっきりé
か が
さや


銭。
約綾

たい
みだ
形り うに
さや




そよ
をほのり

もの
をふせぐためょ、 ひかけたる堂。 り み
た く また
たまさや
ぶす



す 古記
。むぶ
「すに




語しま かむ
」 わたり

を ね

びこのやまや さわぐ
さぎぬ
葉ふ
風 古記
。が






た語ち 」
ひし
く ちい

ご 君
にし




さにやかき さだか
きつ
思 。

分萬





朝明ら 模m
すの

つ合せ

形たる

もの
なぎ
様 さ


うに



ほた
まぼ

すや やう
しく 源

rs










を り
ま の

さもの
をむ。
はふ

きるや

。分明なり。
さやうに

さ束
をま

忘て

はぬ」
e
やれる

さやつき さり g ㎞。動物。鳥の名。
さやに 団 分明。さかに よたなじ。古
さやばしる園国 轄走。刀が、自然を、
さ やま 団 狭山。小さき山。小山。
さやまき g 翻巻。Q短刀のつはなき
さや めく ㎞国 さやさやを音たつ。古| もしびの光よみゆるさゆりはなゆりも

た なじ。古語。金葉「なきかげよかけた
黄色の鳥なりをも、又、ごみさぎなりを さゆ

るたちもあるものをさやつかのまré応
れはてぬる」
るが如しをいふ。古語。和名「㎞、漢
もいへ ど、詳かならやり。盤を、杵の鍋る
やま」 i堀然。そよそよを。さわさ
けけれなくよこほりふせるさやのなか

盤似春者相杵也」
わを。さわぎて。古語。

語。古今「かひがねをさやにもみしが

語抄云、濁春鳥、例 後豆木土里、鳥黄色、
さやより抜け出づ。古語。
もの。緒を、さやみまき、腰 よむすびつ
けて用みる。Q後世を、柄を、樹をを、
さやつきさりさやる

りー
さゆ


小花
園。
さを

百合
ゆり りー
さゆ

小葉
ゆの
。古
百合り さゆり
小。
図植草




百合物 さゆみ

g
織の

布名
よみた
さ 物み さ

やる園国 自 塞。さはるよた なじ。



よ、
路り 「



6





なすか

」 き 。

千潮
「みを
野が
さゆり

崎載て島 る

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ま」き かり
みる
ょから
わさは
のな
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ゆり
ゆ発 語
ゆを
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りふ なじ
。 た



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っり 古

江かたぶく
大の

かて
さえ
を山げ む

さrs
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r、
俗新
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やか
える りゆる



む」
な貸
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さこく 俗
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さて
は、
やきりめ
E


同%
自。


Q
さなる
むく

ゆり ょかけていふ、萬「さ
シ』 』
さゆる さよなか さよみのぬの
(656)

さ ゆる図 小百合。さ3 りの韓。古語。 さよなかg小夜中。さを競語。夜のな の務きたる郎等二人を、供せさせたり


高「つくはねのさゆるの花のゆをこré かは。よなか。和泉式部績集 「さよな けり」eさい よたなじ。
もかなしけいもそひるもかなしけ」 かよいそぎもゆくか秋のよをありあけ さよみ の めの臼 賞市布。古の織物の
さよ 図 小夜。さを務語。日の入りてよ 「月をなのみなりけり」 名。細き糸rsてたりたるもの。支那3
り、又、日の出るまでの間。よる。古今 さよはひg 結婚。さを務語。よはひょ 産する木の皮より製すをいふ。
「はぎがはなちるらむ小野のつゆま も れなじ。古語。紀 「さかしめをありを さらーがへる 園国自 更返。更 ょ、元 よ
ょぬれてをゆかむさよをふくをも」 きかしてくはしめをありさきこしてさ たちかへる。古語。源 「えやむまじく
さよ あらし 召 小夜属。さを務誇。夜ふ よはひ ょありたたしよはひょありかよ たばさるれを、さらがへりて、まめや
くあらし。よあらし。 はせ」 かré聞えたまふ」
さよ がうし 召 小夜格子。常のかうし さよ-ふくミ 園白百 小夜更。夜がふく。 さら-け g 浅響。『皿筒の義』 底浅きか
を、夜réなりて稲ふる語。 よなかすぎをなる。新古 「たのめたく め。 翌。 古語。
さよ ごろも 陥 小夜衣。夜着る衣。新 人さながらの山r*だみさよふけぬれを さらさg 更糾。Q『さらあさの塁』船来
古「さらめだょたもきがうへのさ 松かぜの盤」 の織物の名。かなきんみ、いろいろの
ろもわがつまならぬつまなかさねそ」 さよふけ がた 図 小夜更方。夜のやや 模様をそめ出したるもの。印度國の南
さよーをぐれ陥 小夜時雨。夜降るま ふけゆかむをするころ。よふけがた。 部なるさらあだ(又、すらだ)漫より産
ぐれ。夜の時雨。」 堀次 「この里r*かぐらやすらむ笛の音 やりるを最上をす。まやむろ染。印花布。
さよすがら園 終夜。さを務語。よもす もさよふけがたみきこゆなりけり」 さら-さらーこ団 Q物の、軽くふれあふ
がらょたなじ。古語。小侍従集「さよ さよー浅まくら g 小夜枕。夜寝ぬるをき 音réいふ。源「いよすを、さらさらをな
すがら君をわがするむつごを ようづみ の枕。古語。新古 「まつがねのをじま るもつつまし」Q水の流るる音rsいふ。
火をさへたこしつるかな」 がいそのさよまくらいたくなぬれそあ 靖鈴 「海のたもて、いを騒しう、さらさ
さよ ちさり 図 小夜千鳥。夜のちだり。 まの袖かを」 らをさわぎたり」g 事の、さはりなく
古語。千載 「たびねするすまの浦ちの さよみ 陥 費布。織物の名。Qさも みの 行はるるさまよいふ。四くごからぬさ
さよちごり撃こそ神の波をかけけれ」 ぬのの署。著聞「くづの水千 よ、さよみ まr いふ。さっばりを。
さら-さらーに園 更更。eさらょさらょ。 さらーず 園 不去。さらしめすして。のが よりさらでも月のすみのぼるかな」
かさねがさね。古語。萬 「たまがは れさせふりして。源 「あながちrる、たまへ さらに国 更。Qいささかも。1 向み。
よさらすてづくりさらさらになにぞこ さらすもてなさせたまひしほどra一 すこしも。たえて。もをより。竹取「そ
のこのここだかなしき」Q少しも。い さらをうーおゆ 図 %羅園樹 『姿羅え、楚 のEをみるよ、さらに、のぼるべきやう
ささかも。古今「みまさかや久米のさ 語みて、堅固正確の説』植物。木の名 備 なし」 Qあらためて。あたらしく。別
ら山さらさらにわが名をたてじよろづ 経réて、四季共r*湖むこをなく、ぜにあ 段ré。玉葉「二條院の御時、さらに入内
よまで「*」 ふひの類réして、さるすべりrs似たり。 はべりけるrs」
さらし図 婚。Qさらすこを。Q徳川時 葉を、薄く廣く、光澤あり。花を、夏の さらにもーいばーす いふまでなし。無
代の刑の名。罪人、又を 斬罪の首を、市 ころ開き、白き四難なり。朝み開き夕 論なり。源「かなしきこを も、さらにも
中 よさらして、その罪状を書きまるし、 re散るものréて、極めて、もろきものな いはす うちわたりを、朝夕みならひ
汎く、世人rs示せるもの。 るより、すべて、 はかなきこをみたを へ て、いをさうさう しく」
さらおゆg㎞。植物。木の名 さ ていふ。穏迦の、 混撃rsいりたるをき 、 さらぬーかほ 図 ま らぬふり。さあらぬ
らそうを 3の署。 木の色、白く鍵り たりをいふ。ま やらじ ふり。なにごをもなき顔つき。源 「さ
さらし-お 図 渡井。六月のころ浅ふ ゆ。ま やらそうじゆ。なつづなき。 らぬかほなれを、ほぼるみつつ、みつめ
井戸。 さら で 鶴 まかあらすして。まからで。 réをとめたまふもあり」
さらす 園個 噂。Q雨風の、あたるまま さあらで。山家「撃をなを夜ごをたの さらぬーだに園 ま かあらぬだよ。さらで
réして置く。竹取「射ころして、ほかre まですぎきけむさらであふべき君なら だみ。夫木「さらぬだに草の枕を露け
さらさむをたもひはべるをいふ」Q布、 なくみ」 きみあらそひてなくよはのちくろを」
木綿なごを、白くせむためrs、よく洗ひ さらで だに園 るかあらでだよ。さらぬ さらぬ てい 図 ま らぬさま。然あらぬ
て干す。更科「布引を、千むら萬むら織 だよ。後拾「さらでだにいはまの水を さま。
らせ、さらさせけるが家の跡をて」Q もるものを氷をけなを名こそ流れめ」 さらぬーわかれ図 逃れがたきわかれ さ
(657)

汎く、世人よ示す。「職をさらす」Qさ さらでも 国 ま かあらすしても。さあら だまりたるわかれ。古語。伊勢 「世の


らしの よ行ふ。 すしても。千載「木枯の雲ふき挑ふ高嶺 なかよさらぬわかれのなくもがな千世
さらさらに さらす さらに
- 』』『』
ーさらば さり さりふせ&
(658)

もをいのる人の子のため」 の 米 の如きもの。備の金利を 五色 さりふせぐ 国記議群。身なりく


さらーは 園 Qま かあらむ。さあらむょ よ光るさいふ。績紀 「如来の奪きたほ だりてこをわる。辞退す。古語。
*。Q人re別るる時、又、ものごをを、新 みさりを」 さりーぶみ 陥 去文。離縁状。さりじや
さり 園国 自 ま かあり。かくあり。古 う。十訓 「さりおみをかきて をらせ
ょする時などょいふ。語_
さらはふ 闘自 鶴。さらぼ お よた 今「こひすれをわが身をかげさなりょ けれぞ」 _
なじ。 けりさりをてひをょそはぬものゆる」 さーりん 図 砂輪。織物の名。さあやの
さらひ 図 撮。農具の1。頭ょ、数本の歯 さり g 砂利。極めて小さき石。お やり。 類。りんやりrs似て薄し。
ありて、長き柄のつきたるもの。土をか さりーがたし 曜』難去。さくるこをかた さる g 猿Qその性校滑なる人を、のの
きならし耕す よ用みる。こくはの類。 し。のがるるこを出来やりあり。 すで しりて呼お語。Q他の眞似をなす者を、
さらひーがき 臼 文字をならふこを。 きがたし。源 「たのもしげなき身ひを 噛りて呼お語。Q徳川時代 よ、江戸市
習字。 つを、よすがよたぼしたるが、さりがた 中の風呂屋よ居る女を、 ののしりて呼
さらひ-の-かせ図 物をかきさらひて吹 きほだしょたばえはべり」 はし語。i申。Qえ を見よ。eg
きまく風。古語。秘蔵抄 「降るよりも さり-げーなし B』そのやうなるけしき き(時)を見よ。Qはう が 、(方角)を
見よ。
さらひのかぜぞすさまじき吉野のやま はし。さるやうすなし。源 「さりげな
き姿みて」 さる 園国自 去。Q居るをころを退く。居
のすそ野のささに」
さらへ 図 竹把。さら3の韓説。 さりーこ て は 隠さうありをしてもる 所を離れゆく。をほさかる。放。源「御
さらぼぶ 闘目 腕。Qさらほふ。やせ かりをしてを。 位をさらせ給 へれだ」e鶴ゆ。なく
れをろふ。Q雨露みさらされて、骨の さりとも照 さうありをも。たをひ、ま なる。貫之集「雨ふれを色さりやすき
みよなる。 かありをも。竹取「さりをも、つひrs、 はなさくらうすき心もわがたもはなく
さらーめかす 園国個 さらさらを、音をた 男あはせやさらむやをさたもひて一 よ」i 去。寄せつけぬやう よす。
っ。字拾「たなじ湯ょいれて さらめか さりーながら照 ちかしながら。ま かあり 遠さく。宇拾「内み、よき隣東きたる女
ながら。著聞「くろぐろをみえけり。 のみたるをみれをわがさりrsしふるき
しわかす」
きり 図 金利。人をやきたるほねの中 さりながら、さだかみをォえやり」 妻なり」 i 国 自曝、風雨みあた
りて、あらく。さらさる。俗rる、される。 さるーがしら g 猿頭。碑赴、備閣、宮殿 さるこり召 経塾。植物。草の名。さる
六帖「ももしきのには1sかきまく白砂 等の門、又まと、堀ré用みる木。かしらを、 gり いはらの署。和名「シ、和名、個
のされたりきをも はさりしを」 九くけづりたるもの。 流止里、一芸、保字波長」
ざる団員 戯 「おきるの界』 たはぶ さる かた に 陥 まかるべきかたよ。そ さるこり いはら臼 務勢。植物。草の
るの古語。空穂 「いをされて、くちを のむき ょ。源「水の心はへな%こ、さるか 名。葉を、柿 よ似て厚く、三つのたてす
しきわらはかなをいふ」 たに、をかしうま なしたり」 ちあり。黄色の花をひらき、豆ほどの、
さる がう 図 散楽。ざるがくの音便。古 さるがふ 園国国『散業の活用』さるが 赤き質をむすぶ。さるかきはら。から
語。空穂「 りんのまひうたうたび、さる くめく。たはぶる。古語。枕 「男の、う たち。かさむはら
がうせぬなし」 ちさるがひ、ものよくいふが来たるを」 さる なめり 臼 様滑。植物。木の名 さ
さるがう がまし認白 さるがくめきて さるーさ 召 猿木。腐 よて、馬をつなぎた るすべりの古語。夫木 「あしびきのや
あり。たはぶれがまし。古語。源 「今 く木。 まのかけちのさるなめりすべらかょて
すこしけちえんなるほかげ よ、さるか さる ご 図 猿 。はたごの類よて、形の もよをわたらをや」
うがましく、わびしげみ」 小さきものなりさいふ。古語。今昔「さ ざる なり臼 魔形。さるの如き形。(究
さるがう ここ 図 散楽事。遊戯の名 さ るごみ、長き編をつけて下すべし。それ なごの形ょいふ)
るがうがましきたはれあそび。古語。 réのりて、あがるべきなりをよははる」 さるーに
みかるにみたなじ。伊勢「よ
枕 「ただ、日ひをひ、さるかうこををま さること に て 同 さうあることをし るのたましのまうけせさせたまふ。さ
たまふほどな」 て。もとよりのこをさこして。古語。紫 るに、かの大将いでて」
さるーがミ図 散築。種種の滑発を演す 式部日記 「掌、からぎぬのぬひものを さる にて ば さやうよしてま。それ
る楽。音楽、舞曲などもそなはらす、碑 を、さるこをにて、そでぐち よ、たきぐ よしてを。源「親も、たよびなさ心をつ
代み、天飢女命、天石窟の前 よて舞び給 ちをし」 かふみやありけむ。さるにては、かし
へる碑遊より出で、遂rs、後世の、能狂 さるす園Q 呼。さらすよたなじ。古 こき筋rsもなるべき人の」
言となる。字拾 「世rsなさほどのさる 語。 字鏡 「麗、暴也、乾物也、洗也、佐留 さる にても照 さやうみしても。それ
(659) がくなりけり」 須、又保須」 みしても。源「たをども、開きたばすを
さる さるとり
シ -
さるは さるまなこ されごころ
るべし。源「さるまじき御ふるまひも る。いたくさる。古語。源「 されくつ
(660)

ころはべりなむ。さるにても、かかる
こをなむを、知らせたまひて」 うちまじりける」 が へる今やうのよしはみよりえ」
さる は 隠然者。然あるを さうあるわ さるやまなこ 猿眼。猿の如く、圓くし され-ごころ図 戯心。ふさくる心。たは
けて。源 「物 へだたりたる下の屋 よさ て回みたる眼。長門平家 「十除人がち おるる心。古語。源「いかrs、うつくし
ふらふ。さるは、あけくれ、見たてまつ からもちたりをきこえしさるまなこの き君の御されごころなり」
らまほしう、あかり思ひきこえて」 赤繋なるが」 され「ごこg 戯言。ふさけていふ語。た
はぶれたるこをは。
さるーひき 図 猿撃。猿み、種種の藝をを さるまろ日 *。動物 さる(撃)の異
しへ、舞なををまはせて、職業をなすも 名。字拾 「さるまろを、犬をす、かたき されーを昭 難然。さりながら。ま かれだ
なる よ」 も。けれども。源 「まこをのうつは物
の さるまはし。三職人歌合「さる
ひき、花のさくかげrsをよせじひくさ さるーもの 図 然者。まかるべきもの さ をなるべきを、さり出さむréま 、かたか
るのえだをやおらをちりもこそすれ」 るきこえあるもの。源「さるもののく るべしかし。されを、かしこしをても」
さるひき だうミ 図 猿牽道具。種種雑多 せなれを」 され-さも 認 されをょたなじ。源 「凡
の道具。がらくた道具。 さるものに-て園 元より然あるべきも 帳そへてはべりをきこゆかし。され*こ
さる-ほさ に 隠然程。あかあるほを のréて。いふré及はす。源 「わさをの ☆を、をかしくたばせを」
ょ。まかるあひだよ。字拾「ただ、ふか 學問をさるものにて、琴笛のね ょも、雲 されば 個 るかれぞ。えかあれを「月清
れてゆきよけり。さるほどに、父母を、 井をひびかし」 「きよくすむ水の心のむなしきょされ
人人もやどひあつめて」 さるーわか g 猿若。1種の歌舞伎の名。 むをやをる月の影かなし
さる ほほ 図 積類。猿の頼のうちの、食 質 永年間、ゅ村勘三郎つ始め しもの。 され ば こそ国 るかあれをこそ。あん
物を詰め込みて貯ふるをころ 和名「猿 され うた 図 磯歌。滑稽なる歌、狂歌。 のごをく。月清「されぞこそやどのう
頼、和名、佐流保保、猿頼内蔵食虜也」 され-かうべ 図 鶴健。風雨よさらされ めがえはるたちてたもひしこをぞひさ
-
甲冑の名だころ。めんの一種。鼻 て、白くあされたる頭骨。 のまたるる」
のをころなくして、頼のあるもの。 されとミ図 戦句。滑稽なる務句。狂句。 されーはむ 闘員 職。ふさけかかる。た
さる まじ國』 倭あるまじ さうをなか され くつがへる 国自 非常なたはぶ はれかかる。古語。源「されはみたる
かたみて」 rる心のさわぐかなたもひぐまなき花を を、さわやかに承りょしがなを」
され は よ園 あかあれをよ。案の如く。 みるみる」 さあ-や< 闘自 表。さわやか よなる。
源「されはよを、心れごりするrs」 さあ-さあ-こ園 裏襲。Qさらさらを。 古語。源 「時時たこりなやませたまひ
され、まつ 陥 曝松。枝葉茂りて、たけ低 さわやかrる。源「ま らさりしさまをも、 し御めも、さわやぎ給ひぬれだ」
く、古木のご をき松。たほく、盆栽をす。 さわさわをえ、えあきらめたまはで」Q さめーらか に園 襲。さわやかにょたな
天目松。 物の、軽くふれて務する音rsいふ。 じ。古語。
されもの召 職者。ふさくる人。戯るる さあ-さあ-に園 動きさわぐ音 ょいふ。 さーあらび召 早厳。植物。草の名。さえ
入。滑替家。古語。狭衣 「大納言の五 語。記「大日の尾はた鶴さわさわに 語。わらびをいふ。長誕 「冬枯の弱
節よいでたりしきれものみやなをこ ひきよせあげて」 野の原をやきしよりさわらびあさり雄
さ ろくミ図 座求。椅子の類。腰をかけ さやし の 図 矢の管を、赤くぬりて、黒 子なくなり」i早厳。かさねの色目の
て よりかかるもの。木の梶rs、藤をあ きふしかけをさりたるもの。 名。表を紫色、裏を青色なるもの。
みつけたるもの。 さわ-だつ 闘自 裏立。さわやかよな さ% 団 さわがしく。古語。萬「まつ
さめうg 裁王。備の名 然怒の相をあ る。古語。空穂「御ここちも、いまえさ がうらrsさわるうらだちまひをごをた
らはし、右の手rs、三結を持ち、右の足 わだちたまひrsたれだ」 もほすなもろわがもほのすも」
を揚けて居るさまrs造る。金剛蔵王。 さ わたる園ェ」渡。 引を務語。わたる さお 図 佐堂。植物。草の名。百合花の
蔵王菩薩。 の古語。萬「くもまよりさわたる月の 1種をもいひ、又、ゆりの本名なりをも
さあがし国 騒。かまびすし。ちづか たほほしくあひみしこらをみむよしも いふ。古語。紀「やまゆりぐさのもを
なら りあり。俗réさわがしい。 がも」 のな、さみをいひき」 :たちあふを
さめがす 国個 騒。さわがしむ。さわ さあやか に園 薬。Qここちよく。さ ころ。古語。散木 「そそぎするあらし
ぐやうrょす。源 「波風réさわがされて っはりを。気色はれはれを。源「御ここ かさみみゆらされてむかへrsきませみ
など、人のいひつた へむこと」 ちえ、さわやかになりたまひょ たり
\

つのあまびを」
(661

さめぐ 園旨 騒。たちつかす。鋼まら や」 Qはっきりを。分明み。判然を。 さQ- 23し 國』 さわがし(騒)の古語。


す。静かならやり。源「さくらゆるかぜ

「ともかくもたばしわくらむさまなど 源「ひかりもなくくろきかいねりの、さ
されはよ さわさわど さあやQ
さおさめをづみ さをとおこし さをち
(662)

みさみしくはりたる」 さ をこさし 図 1昨年。さを務語 をど たなじ。古語。萬「彦星のかはせをわ


さみさおを づみ園 衣の相ふれてなる をしの古語。竹取 「御子こた へてのた たるさをぶねのをゆきてはてむ川津し
音をま づむるためよ。古語。萬「たま まはく、さを とをしのきさらぎの十日 たもほゆ
ぎぬのさみさみま づみいへのいもよも ごろrs」 さをろ日 韓機。っきさをならぬ機。
のいはすきてたもひかねっも」 さーをこめ 陥 早少女。田植をする小女。 さ をな 図 小峯。さを発語。小さき家。
さみさ% をづみ 団 さみさみまつみ ょ 顕季集「たねまきし早苗の稲やたびぬ 古語。記「さををみをはたはりたて」
たなじ。古語。
らむまっ心なくみゆるさをとめ」
さる じふg左衛士府。剤 を見よ。 さをさり 図 枠取。かちをりょたなじ。
さ みん 召集園。野菜をつくる島。 さ なさる園園自 踊。さを務語 をどる 五十音圓中佐行第二の音。舌音
古語。 の古語。萬 「すぎの野みさをごるきぎ の一。日を、匿く開き、舌を、日
さ みもんふ 図 右 剣門 府3 るもんふ しいちじろくねrsしもなかむこもりづ の中間より、すこし上方ré置き、
を見よ。 まかも」 気息を、歯ré鍋れしめて発す。こ
さを召 最青。ある よたなじ。古語。第 さを に 団員青。まさをよ。青青を。古 の音を 他の音の下みあるをき、
「ひさだまのさをなるきみがただひさ 語。源 「色を、ゆきはづかしくま ろう 音便み、いを呼はるるこをあり。
りあへりし雨夜をさびしをぞたもふ」 て、さをに、ひたひつき、こよなうは たどへを さして 信 をさいて
さをーかち 図 篇機。舟の神を、かちを。 れたるみ」 まして (況)をまいて、さむし
祀詞「青海原を、さをかちほさキり」 さをーのーやま 陥 白馬。あをうまrsた な 等 を引い等の類。
さな がね g 模金。竹の筒よ、金銀をな じ。古語。催馬楽 「さをのまはなれを ま の濁音。この音も 他の音の下
がし込みて、捧réまたるもの。古、必要 をりつなげ」 ょあるとき、音便ょ、いを呼はる

ある度 ょ、切りて 貨幣よ使用せり。 さをはしg小橋。 を鍵治。小さき ることあり。たとへであるシ
さ をしか 図 小男鹿。さを務語。を以 % 橋。古語。紀「あさじものみけのさを をあるまい、れなじごしをたな
ょたなじ。拾玉 「糸薄よりあはせたる はしまへつきみいわたらすも」 いをし等の類。
山路かなさをしかのねよ虫の撃撃」 さをぶねg小舟。さを務語 をおねょ る g 師。すべて、寧間、藤術を教ふる
-=
あへけむを見えたり」 をいし傾 康 『個名遣、詳かならす。お
人。先生。源「ひさへょ 心よいれて、
ま も、でしも、いをどはげみましたま をあやまっ園個 残過 なす事をあや ひょも、おみ ょも出だせり』耕屋 よて
ふ」i史。Qれきt(歴史)をいふ。Q まつ。ま そこなふ。古語。落窪 「まあ 染めたる絹などを張りて、まわまぬや
太政官、及び、碑祇官の主典。大少の二等 やまちせさせ給へるこをたはしまささ うょする具。まん。まんし。
あり。信すべて、事賞を記録する官吏。 めるを」 をい お 因 四時 『まじの音便』春、夏、
-
士。Q仕官して、人の上流よ立つ を あやまる 貸過。ま あやまつ 秋、冬の、四つの時。四季。
人の纏稲。Qさむらひ。武士。 *れなじ。古語。源 「かくいふrsつけ を いだす 園国記 貸出。なしいだす。っ
を 園子 『そ 共)の義』相封する人名 よ ても、げよ、ちあやまりたるこををた くりいだす。十訓「われをおいだ口つ
代へて用みる語。そち。なむち。落窪「あ もへを」 る事ま、いかょも、くやしきかたたほか
な、わかわかしのひるねや。みが身の をーありく 闘 自 貸行。事をなしつつ行 りなむ」
ほ%こまらぬこそ、いを心うけれ」 く。事をなしつつ、日を送る。古語。宇 を いち はん 図」四 1 年。はくち、すぐ
おg時。gき ょたなじ。源「こよひ、こ 拾「もののゆかしけれを、物見ょま あり ろくの類。
のわたりょをまりて、初夜のお 、はて きけれぞ」 をーいづ 園『 世 残出。まいだす よた
むほどrs」 を い 図 動物。後醍醐天皇の御代 よ、野 なじ。古詳。源「まいでたるわさ、いひ
を あつか3 国 池 貸扱。なしあつか 山ré出でたりをいふ怪獣の名。質物、 いでたるこさの中ょ」_
ふ。もてあつかふ。宇拾 「まこを よさ 詳かならやり。 をい ことミ 図 至徳 『ま をくの音便』徳の
わぎまをひて、まあつかふを見て」 おい 召 待賢。古を、典薬寮 よ、今を、侍 至極なるもの。
をーあつむ園自個 貸集。なしあつむ。 層局な風して、禁中は何候する賢者 あ いる園Q 残入。深くなす。
さまさまよなす。古語。源「つれづれ をいかg 詩歌。ま かの音便。 をう図 主。ま ゆうよたなじ。枕 「いさ
なる月日をへて、はかなくま あつめた あいーかう 図 至孝。すかうの音便 極め さか、まうrs、ものいはせぬこそ、うら
(663)

まへる」 て、孝行なること。 やましけれ」 _


をーあふ 園国洞 貸果。するこををはた あいきやく 図 秋遡 『 きやくの音便』 をうい g 狩衣。かりさぬ よたなじ。
す。ま をぐ。古語。源 「いつのまよる 下どして、上を秋するこを。 をうき 図 周村。人の死後、一年目 よあ
影 ああやまつ あいし
2達と 参うと をえ
(664)

たる日の備事。なほ、くわ いきを見よ。 を うこ 図 園。『まひどの音使」夫の父。 をくが行はだもたよはす」


新古「覚状法親王かくれ侍りて、す うき また、妻の父。まう をを。和名「個雅 をえ図 紫衣。位ある僧の、公許を得て
のはてょ、墓所みまかりて」 云、夫之父目切、和名、之宇止」 着る紫色のころも。
をうきミ 図 蹴期。くるまり ょたなじ をうこくg 宿徳。Q徳をつむこさま をやだき 図 仕置。Qふるきあき。まきた
をうき ぼう 図 祀儀料。ほいたけほう た、その人。古語。源「それを、かたち り。先例。Q罪人を、刑rsあつるこを
réた なじ。 も、いを脱はしう、きよら16、ちうさく つみするこを。Q 見供の悪戯をこらし
をうーとミ 図 秀句。Q詩歌などの中の、秀 ょて、きはこをなるさまぞまたまへる」 戒むるこを。
逸なる語句。Q秀逸なる詩歌。Qたく Qたちつきて、威墜のあるこさ。古語。 をだん 図 四恩。備数の語。天地の恩、
みなる消落。徒然「御坊をを、寺法師を 空穂 「いをたをなしう、まうさくなる 園土の恩、父母の思、発生の思の稲。
こそまうしつれやこ、寺をなけれを、今よ 盤16て」 をーか g 詩歌。からうたを、やまをうた
りを、ほうこしをこそ申さめをいはれけ をうこめ 陥 始。夫の母。又、妻の母。ち ど。詩を歌を。
り。いみじきま うくなりけり」 ひをめ。枕「まうをめrs撃めらるる賞」 をか園 然。その如くさやうよ。源「う
をう-げん 図 闘原 。碑備réかけたる願 をうこを 図 見。夫の父。また妻の父。 ちよりかをのたまへむ、ま か、まかりて
の叶ひたる時、その謝濃のためréまみ まうざ。 侍るままなり」
るこを。かへりまうし。ぐわんほごき。 を?ぶん 召 秋分。二十四気の一。秋の をか いふ 園芸個。『然言の義』 ま かじ
をうごくーを 召 囚獄司。古、刑部省よ属 牛はみあたりて、書夜平分なる時。彼岸 かよたなじ。
して、囚獄一切の事をつかさごりしつ の中日、即ち、今の、九月甘二日、また をーかう 図 四行。人の行ふべき四つの
かさ。ひをやのつかさ。 *、二十三日réあたる (春分rs封して) 、即ち、孝、悦、忠、信の稲。
をう さい 図 秀才。Qすぐれたる場才あ をうめい もん 図悩明門。内裏の外廊、七 をか うら図 鹿占。古の占の一法。鹿の
ること。才気のひいでてあること。Q 門の一。内裏の南、建濃門の右16あり。 かたばねを焼きて行ひしもの。
特rs、古、文章生の得業せるもの。 をうり-ばんさく 図 周梨磐樹。備教の をか-さ 陥 鹿木。『一説よ、みしがきの
を うしきだう 図 係式堂。古、禁中の永 語。たろかなるもの。つまらぬもの。 界、まがき(鹿垣)なりをもいふ』 狩人
寧堂の北みありし堂の名。 丈方「をころを、わづかrs、ま うりはん の隠れ居て、鹿の来るを待つをころ。高
- - シ 「
木の股ょ、様木を結びつけて、向うより やり、るかしながら天魔の所貸みこそ」 を か3日 業中。ちえみたなじ。
見えぬやうよ造る。古語。夫木「ます をかしょの「かいだん 目 四所戒地。東 をが3 ㎞池 結束。つかねてむすび
らをのおかぎのかげもあらはれてまの一大寺薬師寺、 音寺、延見寺の四か所 合す。古語「山家 「みま草r はらのをす
おくまなき秋のよの月」 なる戒壇。 すきま がふさてふしがあせぬどまかた
やかミ園国 」仕掛。Qなしはじむ。 あかすが、に国 然しながら。さすがょ。 もふらむ」
着手す。まいかかる。俗rs、ま かける。信 さをいふものの。萬 「かきくら ー雪* をかーぶえ図 鹿富。獅人の、鹿を呼び集
わが方より、他人rs、動作を仕向く。俗 ふりつつまかすがにわぎへの園r うぐ むるためrs吹く笛。鹿の角réて造り、
rs、まおかける。築花「いつしかを、きたな ひすぞなく」 鹿のはらごもりの皮をはりたるもの。
きわさをま かけ奉らせたまへれぞ」 をか ながら 国 然あるながら。そのまま ましぶえ。
やがくミ図 ㎞楽。音楽を、まづ試むるこ rs。古語。大和「物かきふるひ、いにし を かへしの-たき 図 死返玉。十種碑
*こ。古、御賀の時、またま、加茂の赴の 男なむ、ま
ま かながらはこびかへして」 の一。古語。
臨時の祭な%こr6行 ひしこ ど。なほ、 を かなく「くさ 図 鹿鳴草。植物。はぎ ちかまがう目 飾磨神。師歴のかち。か
うがくを見よ。源「行幸ちかくなり (萩)の異名。古訟。務長集「都はもさ ち(褐)を見よ。
て、おがくなをののしる頃ぞ、命婦を き句へどもるかのなく名ょ負ふくさえ を がみ つく Q冒 強くつかみかかる
まみれる」 秋の山里」 強くさりつく。著聞「やがて、敵réま が
%かーをか 団 然り然り。さなり。その一を かな ぐさg 鹿鳴草。植物。草の名 みつきて、刀をうはひをりて」
こどくし。 ま かなくくさょたなじ。古語。 系 かも 団 面。Q さやうよも。古語。
るか おか 団芸云。下ょある 語を省く時 を かのその目 皿野 。ろく%んみ 萬 「三輪山を かもかくすか雲だみ*
シかやうかゃうよてあり たなじ。古 。千#「おかのその、わ 心あらなむかくさふべしや」e謎をあ
「いづらを宣ふみ、みかじかを申すr 」 しのみねの、深き御のりをささるょし げて、いよいよ確かなる意rsいふ。「人
%かし ながら 昭仁併。Qさりながら。 もあらす」 よも聞き、ま かも、われ見たり」
(665)

さえいへご されを。 韓じて、即ちの一るか の だいし召 四箇大寺。 たQ一髪から は 沼 然あらを。さらを。十訓


意ré用みる。盛衰「衆徒のほかrsォ あら réたなじ。 「ちからはなげいだせを、加持せられけ
をかく あかしよのかいだん をか3
**"- 『-』
* j}

老がらみ をかれば をきがみ
(666)

れぞ」 ものを」 を見よ。


るがらみ 召 筋。流水を防ぐためよ、く をかれ-ば 昭然。Q然あれぞ。されを。 おき がみ 召 式碑。いづなの類。陰陽師
ひをうち並べて、横rs、竹をわたしたる 信さてみたなじ。(日用文rs用みる) ré使はれて、さまざまの怪しきわさを
もの。萬「あすか川* がらみわたしせ をき図 敷。器物の下ょちくもの。楽花 するもの。古語。字拾 「御ためrs、仰を
かませを流るる水ものどけからまし」 「その箱のみきょ、大納言をのかか そむかじをて、まきふせて、既rs、はるき
をがらむ園 池 筋。Qま がらみを造り たまふ」i式。Qさはふ。法式。千 がみか へりて、たのれ、ただいま、まき
て、流水を防ぐ。せきをむ。Qからみつ 載「やまを歌のまきをつくれりける」 réうてて、死にはべりぬ」 識碑。:敷
く。貫之集「さをま かの尾上réさける Q りつりやうきやくしき(律令格式)を 紙。まきものrsする紙。詞花 「視のふ
秋萩をみがらみへぬる年ぞえられぬ」 見よ。i職。古の、皇后宮職、中宮職 た16、雪をいれて出だされたりける
をかり g 比。Qまかるこを。阿。Q徳 などの類のっかさ。枕「まきの御曹司 まきがみみ書きつけ侍りける」
川時代の刑罰の名。庶人の刑の、最も の、たっみの調の“闘。まきみの署。 をき かりいほ 召 識個庵。『ぶこかりい
㎞きもの。ただ、その答を叱るのみ16 -こ
式碑。 引きがみの署。 i磯城。 ほの義。まこを見よ』 いやしき家。き
止むるもの。 門r6沿ひて、石rsて築きたる垣。古語。 たなき家。媛屋。古語。
参かり園自然。ま かあり。その如 おき 図 負。くひもの。食物。古語。空 を きぐに召 融園。『るこぐにの義。お
くなり。拾愚 「まかりをて月の心もま 穂「山のほをりはかかりくるけだもの こを見よ』 くにがらあしき園。きたな
たえらやり思へむうをき秋のねさめを」 を、あすらの きせよをあてられ き國。古語。
をかる闘」叱。怒りてさをす。撃を たり」 をき げ 図式外。みき しやを見よ。
闘まして 戒む。枕 「いみじう、はらだ を き あみ図 敷綱。『一説ょ、繁綱の義ょ をきけんもん 図式s門。内裏の外廊、
ち、まるかりて、かんがへて」 阿。 て、日のま げき綱なりをもいふ』また「a 七門の一。内裏の北、期 平門の左rs
をかる に隠然。然あるのrs。さるみ。 まくあみ。古語。 あり。
をかれ をーも 隠然。然 もあれど。され を き-いた 図 敷板。Q 人のすわるため をきを 図 色紙。Qいろがみ。ョ歌をか
を。さりながら。萬「粋号するまtる ré敷く板。Q概のふみいた。 く料rs、四角ré切りたる紙。表面 まま、
らすま かれをもまさかを君みより まし きかいg銅。備数の 列 種種の模様あり。源 「御かへし、白き
るきしょ」 るもの。 思ひいでてあきた へのまくらもよそよ
きき お 図 職事。Qくらう よたなじ。 をき だい 図式退。『式を、法なり。退 嘆きつるかも」 又、韓じて、Qころも16
古語。狭衣「家司、おきじども、召しあ *、まりぞくなり。濃法を正し、辞退し かけていふ。萬「ますらをさ思へるわ
つめて」Q雑訴衆のうちの常役の人。 て、人を、先rs立て、われを、後へ退くを れもみきだ へのころもの袖をえばりて
をきしまの園 磯城島。あきしまえ、大 いふ義。色鶴、式鶴など書くをわろし』 ぬれぬ」 eたもを3かけていふ。高「た
和園の別稲réもいふより、やまと まか Cあいさつょたなじ。盛衰「あながち まもなすなびきわがねしあきた のい
けていふ。萬 「まきしまのやまをの國 は、ただろき思しめすべからすなんだ、 もがたもをを」Qそでょかけていふ。
のいそのかみふるの里rsひもをかぶりま あきだいしけれを」e つみもよう(追 萬「みきた へのそでかへし君たまだれ
ろねをすれちて」 従)ょたなじ。i式豪。玄闘の前 よ設 のをち野rsすぎぬまたもあはめやも」
をきしま の みち 図 磯城島道。歌の けたる板敷のをころ。i色代。あた *に、韓じて、夜膨ぬる家の意 ょて、
道。千裁「みきしまのみちも、さかりよ ひ。代債。庭訓往来「現物色代之償」 いへrsかけていふ。萬 「をどめえぬい
れこりて」 おき-だう 図 食堂。食事する室3るよく

のちしあれぞえきたへのいへをむいで
をき をん 図 色身。備数の誇。からだ だう。(寺院のrsいふ) て雲がくりréき」
肉妹。 をきだたみ陥 敷盤。たたみをいふ。元 をきで召 融手。『 この義。 こを
みきおん 図式酬。おきがみよたなじ。 藤時代の語。 見よ』 よごれたる手。古語。萬 「かき
をきを や図式赴。延喜式をいふ書の をきーたつ 闘個 敷立。かたく立つ。 をらむま このみきでをさしかへてねな
中なる碑名式の部rsのせられたる、貴 古語。新古 「宮柱またついはね よはらき む君ゆる」
き赴。そののせられたるを、式内をい たてて露もくもらぬ 日のみかげかな」 をき でん 図 職田。古、太政大臣を四十
ひ、のせられぬを、式外をいふ。 を きだへ の蹴 敷妙。あきたへえ、夜、 町、左右大臣を三十町、大、中納言を二
をき-おやう図 色情。いろごのみの心。 寝味はるくものなるより、夜の物なる、 十町などの如く、官職ré應じて、官より
房事の情。
(667)

Qをこréかけていふ。萬 「まきた への 賜はり し田地。職分田。


をき-おやはら固 敷蹴展。こて、すねあ をこのペさらすたてれをも」e引くら|を浮 ない 図式内。おきしや (式赴)を
てなどの製法の一種。蛇腹編みよまた よかけていふ。萬 「さよふけていもを一 見よ
ききお をきたい を達で
""
をきなみ をきひやうちやうしゆう あきみ
(668)

兵き なみ図 重改。頻りょ寄せ来る波 を きーひやうちやうしゆう 図式評定衆。 たなじ。古語。


古語 新時占「いせ島や沖っ潮風ふくか 武家の役名。例式の執 定rsのみあづか を きみ g 偲。植物。木の名。山中ra生
らみまきなみrsこすたまもありけり」 る評定衆。 ふり。葉を、もちr6似て青く、夏の未、白
をきなみーぐさ 図 重波草。植物。すすき を き ふ 召 職封。職事 よつきて、大臣、 く小さき、十四㎞の花を開きて、後rs、
(薄)の異名。古語。篠目妙 「水をなし 快納言の賜はる俸隷。i創封。およ 質を結ぶ。根、枝、葉、質、共rs、香気あ
風こそえたて波をたてえきなみぐさよ くほうrsたなじ。 りて、有毒なり。また、枝葉を、備前16住
露ぞこぼるる」 を き ふく g 式服。すべて儀式の時 よ ふ。萬「たく山のおきみの花のなのご
をきなみ に園 敷並。ひき継きて。たえ 着るべく定まりたる衣服。 をやま くしく君rsこひわたりなむ」補。
まなく。頻りrs。平治「宣旨をして、内裏 をきぶーをやう 図式部省。古の八省の --
関。門戸の下の横木。まきみ。和
より、みきなみに召されけれを」 」。國の典章、濃儀、六位以下の文官の 名 「園、門限也、奪名死云、闘、一名闘
%き の かみ 図式碑。あきがみ(式碑) 奏任、奏授の事、貢撃考課などを掌りし 和名、之岐美、俗云度之岐美」
réたなじ。古語。枕「なほ、これはかり をころ。親王を以て、その卿rs任やり。の をきめ ぬひ日敷日経。まきめをさし
を、けいしなほさせたまへ、あきのかみ りのつかさ。 の経ひかた。
も、たのづから、いをかしこしをて を きぶんーでん 図 職分田。大臣以下、郡 をきめ をさしg 敷日滅。鎧のをごし方
老き の たてぶみ 召 式立文。ひねりふ 司rs至るまで、職ある者rs賜ふ田地、 の名。二色の糸rsてをごしたるものな
みを見よ。 小別して、職分田、諸司職分田、郡司職 らむをいふ。
%き の はねがき 臼 鳴羽揺。鳴の虜み 分田の三種をす。職の軽重rsよりて差 をきも 図 艦。『敷袋の義か』 かものの
て、羽をかくことを、他の鳥よりも、数 、等あり。 類。まきもの。夫婦いぬる時えき績く
多きより、特 よいふ語。古今「隠のまぎ をきまき 図 重播。たねを、重ねて時く るもの。古語。萬「ひさらしのあさてづ
のはねがきももはがき君がこぬ夜をわ こと。古語。祀詞「あまつ罪をも、あは くりをまきもなすま きみをりしき」
れぞかすかく」 議員
なち、みぞうめ、ひはなち、まきまき、く をきもあふ園 艦合。あきもをひき合
*きの ひきでもの図式引出物。みち しさし」 せて曖ぬをいふ意より、韓じて、いへrs
こんの3きでものみたなじ。 をき ます 園Q 敷座。ちろし 引み かけていふ。萬「そこゆるみ慰めてけ
るをさもあふいへを思ひてたまだれの 別あり。あきりはぎ。新勅 「あさりは をく、国国記 敷。Qあたょ廣げ置く。の
をちの大野の」 の矢をいふこをを、人のよませはべり べてひろぐ。まきちらす。源「たまし、
参きもミ図式目。制度の簡篠を書き けるré」
ならべたるもの。「貞永おきもく」 をきり はき図 仕切期。みきりは(仕切 く及ぼす。「法令をまく」布。 :領。
髪 き もし国 頻繁。極めてあげし。ま 羽) よたなじ。 占めてみる。地を領して治む。古語。
げくたれてあり。古語。 をきる 国自 頻。ま はしは至る。たび 萬 「るづめてし
みづほの園をかんなが
*きや日 鶴屋。『るこやの義。 こを かさなる。源「まうのぼりたまふよも、 らふをまきまして」 i 頻。まきる。
見よ』 きたなき家。時しき家。あはら あまりうちあきるをりをりを」 かさなる。古語。萬 「うらがなし春の
や。古語。萬「さしやかむをやのあきや を きれ 図 尻切。Cおりきれみたなじ。 すぐれをほををぎすいや きなきぬ」
réかきすてむやれ薦をまきて」倭屋。 Q女の、夏、腰réまく衣。冬まと、その上 -
自 及。 たよぶ。 を&こく。古語。
を きーやみ 図 敷闇。非常 ょくらき夜。 よ、緋の務を着る。古語。
記「道ひみきて」如。し
古語。 をきれい 図式園。あいさつ よたなじ。 をくーを 召 宿紙 紙の名。すくもみたな
表きりーきん 図 仕切金 あきりの時挑ひ おきろう図 食絶。わりごの類 。べんた じ。
渡すかね。元縁時代の語。 うはこ。多く*、恭ありて、形圓し。 をくーをくミ 団 頻頻。おきりにみたなじ。
%きり て 団 頻。 みきりによたなじ。古 をきわな 図 鳴瀬。鳴を捕るためのわ 古語。萬「山吹をひrsひrsさきぬうるは
語。楽花「内よりの御使、よるひるわか な。記「うだのたかき ょまいさわなはる」 しをあがもふ君をあくしく思ほゆ」
キり、ま きりて参りつづきたり」 を き お 図 敷居。Qおきみ(園) よたな をくーをミーこ団 潜然。Qさめさぬをみ
%きりーに 団 頻。ま はしは。たびたび。 じ。Q地上rsまきて、座すべき物。麻な たなじ。右京大夫集 「たへがだく悲し
かさねがさね よ。演松「うちより、おき やこの類。
りにめしあれを」 を き おんg 敷居。みみの音便。古 なき」信機の痛む感じょいふ。
きり ば 図 仕切羽。自羽を、黒羽をを 語。公事根源 「内競、まきみんをたほ をく を くーに 国 頻類。 おきりに よたな
(669)

つぎ合せて、矢をはぐこを。そのつぎ方 す。おきみんを 敷居なり 堂上 よあき じ。古語。


réよりて、中黒、中白、端黒、端白などの たるさrs居よ をいふ心なるべし」
を なせいぐ ピん 召 四引 頼。備数の
をきもく をきりはき おく
参くはふ 参きれ をけいをや
みけいをや臼 割。おけいさょた
(670)

語。衆生を済度するための、四つの大 をぞ思ふ」
なる誓願。即ち、衆生無漫誓願度、煩悩」をぐれg 時雨。秋の末、冬の初め頃 よ降 なじ。
無霊誓願斬、法門無量競 願學、喜提無上る雨。をきの雨。 をけー こ g 桂㎞。ふしありてわろき
誓願成。 をされ-ごこち召 時雨心地。e 時雨の一糸。ちけ。くづいさ。和名「桂、悪糸
降りげなる雰もやう。古語。Q混を催 也、漢語抄云、之介以度」
をとはふ 園自個 貸加。なし加ふ。っ
くり加ふ。古語。源「づし、二かいな ずここち。古語。貫之集 「大室をくも をけいとだり図 桂希職。織物の名 る
を、あやしきまでまくはへて」 けいをみてたりたる織物、まけたり。
をーぐふ 園国冒 よきぐあひ ょ組みあ のみぞする」 をげ かくミ召 繁。ま げきをころ。古語。
ふ。まぐむ。そぐふ。古語。萬「うま をミれ づき 臼 時雨月。陰暦十月の異 萬「枠弓よらの山べのあげかくよいも
稲。古語。蔵玉集 「あらはして木の葉 とを立ててさねごはらふも」
しものいづくあかぬをさかをらが角の
ふくれr ぐひあひょけむ」 の後のあぐれづき冬のはじめ よなにを をけー さぬ 図 桂絹。織物の名 ま けいさ
そめまし」 réて織りたる絹布の表具な%こr*用みる。
をー&演ま図 罪。『四熊の義をも、ま ろく
をけこし 曜 醸。みにくし。きたなし
まの署をもいふ』 動物。獣の名。形、熊 をれのあめg 時雨。おくれょたな 古語。記「豪原のち けこきをや「 すが
re似て大きく、色、白く黄はみ、頭長く、 じ。高「まぐれのあめまなくしふれを
量いやさやまきてわが二人ねし」
脚高し。力、きはめて強く、勢、虎よりも 樹の葉も争ひかねて色づきょけり」
猛し。和名「誰、和名、N久萬、似態面 を くわん 召 止観。備教の語。巫弾の如 をげし 繁。Qちげりてあり。茂。
黄白、又猛烈多力」 = きもの。煩悩なだをたち、智匿 を競起 拾玉「営を夏の初音をそめかへてあげ
をくる 闘白自 顔が、ま かみたるやう して、諸法質相を観じ、無明を破するつ きこする よかへる頃かな」 e度かさな
よ見ゆ。古語。字拾 「いただきはげた をめ。天台宗のなすつをめ。 りてあり。
る大童子の、まみみくれて」 をけ 図 桂㎞。おけいどの器 。 をげ ち 図 繁道。草などの繁く生びて
ある道。古語。萬 「たほぬちをまげち
を<る 園国自 時雨。あぐれが降る。 お げ 図 寺家。寺院の家人。
俗み、まぐれる。源「秋霧 よたちたく一るげいーさ 図 級景舎。禁中十二舎の一。
昭陽舎の後みあり。きりつば。 ひろげむ」
れぬを聞きしよりおぐるる室もいかが
をげ-こう 図 重願。間を、少しづったき をげる 闘回目 繁。あげくなる。さかん つげやり」
て、細き藤 よて巻きたる号。大将などの rる生ひかさなる。古今「碑垣のみもろ るこの あこくさ 図 融園草。草を、甚
持つもの。その、五か所、またま、七か の山のさかき葉を碑のみまへréまげり しくにくみていふ語。え こくさを見よ。
所巻きたるを、むらしげどうをいふ。 あひrsけり」 茂。滋。 古語。
をげ ぬミ 園個 繁技。おじぬくよた をこ図 醜。みにくくして、悪き物を、の をこのみだて図 醸橋。つよきまもり。
なじ。古語。萬「船人のま蛇まげぬく手 のしりていふ語。古語。iたしかrs たけくつよき軍人。古語。萬 「けふよ
を寒み沖rsゆられてあけぬこの夜* 」 堅固なるこを。古語。「ま このみたて」 りをかへりみなくて大君のま このみた
をげ みg 繁。あげりたるをころ。 やこ 陥 気記。矢をもるものの纏稲。や てをいでたつわれえ」
ま&げり。 なぐひなどの類。矢壺。尻壺。 をーごふ 固 四勃。備教の語。天地萬物の
お げん 図 示現。碑備の噂などの現る あごく いろ 陥 至極色。染色の名。紫色 愛化の四種類、即ち、成、住、譲、空の稲。
るこを。天啓。平治 「天のぶげんをか の濃きもの。 おごふーおごく 図 自報自得。備数の語。
うおりて、渡海ののぞみをげて」 そこと さ 図 酸草。わろき草。みにくき 自らなしたる業の報いを得ること。(多
をげん-きん 図 四終琴。楽器の名。形、 草。古語。萬 「わすれぐさ吾がまたひ くを、悪き方rsいふ)
三味線の如く、悼を三尺二寸ほを よて、 もréつけたれ%こま このまこくさなほ継 をこ ぶち図 色典。品がらのいやしき
終の、四筋あるもの。 ひみけり」 こをなりをいふ。古語。空穂 「みこお
をげめ-ゆひ 図 滋目結。かのこしぼり をこをと図 鶴事。わろき事。みにくき ちょふるめきたる箱二つょ、あづまぎ
の、一層、細密なるもの。 事。古語。傾紀「かかるることをき ぬ一箱
をげ やま 図 繁山。草木のちげりたる こえじ」 をこぼこときす 召 園時鳥。ほををぎす
山。古今「筑波山はやままげやままげけ をこつ 園シ 議。よこすょたなじ。 を、曖しめていふ語。古語。萬「うれた
れを思ひ入るはえさはらさりけり」 語。字鏡 「議、段也、議也、志古豆」 きやまこほをとぎす今こそをたをのか
をげり 図 繁。みけみみたなじ 高代「か をこつーだきな 臼 鶴翁。あこの老人。 るかrsきなきをよまめ」
(671)

はべなる松のみげりをなつごろもかさ みにくきたきな。古語。萬「たおれた をーこむ園巨個 仕込。緻密よこめ造


ぬはかりrs風ぞふきける」 るまこつれきなのこをだréもわれrs* る。古語。源「牽相ち こめたる西面を」
をげどう をげる みこの老こくさ
-
- - -』
をこめ をさす をし
日の三を、四を、共ré出づるこを。 印名 之之、肌膚之内也」央。i父。
(672)

をこめ 図 酸女。Qみにくき女。わるき
女。古語。紀「醜女、比云志シ」 Q黄 四葬。葬式の四種類、即ち、水漂、火競、 ちちをいふ。 東園の古の方言。 i獅
泉rs居る、女の妖怪。和名 「醜女、二説 土理 施林の稲。i回相。備数の語。 子。盤渉調の楽名。楽家みてえ、大曲
云、黄泉之鬼也、世人貸恐小見稲許許女 生、往、異、滅を、内法の四相、又、利那 をして 秘事をす。
者、比語之説」 四相をいひ、成、往、壊、空を外法の四 を し目 師瑠。あ(師)ょたなじ。
そこめ 隠 醜。きたなし。けがらはし。 相、又、一期の四相をいふ。 を お 図 進士。あんしよれなじ。古語
古語。記 「あを、いなる こめ、あこめ をーさす 園国鶴 なし果さり ょ、止めて置 空穂「みじよりいでたる人、二十人」
き、きたなき國réいたりてありけり」 く。ま かく。宇拾「陰陽師、こころえす おし団 心まかせr。心のままょ。萬「た
さしてこれをいか がお もひをあにすらし妹みこひ日ょ
をこめく 国自 融。きたなくみゆ 様 仰天して、秋をもみ
はしきさまなり。古語。記 「まこめき réをいふ」 け よやせぬ人ょあられす」
きたなき國re」 をふさま 図 貸様。事を行ふさま。なした をしーあらひ図 鹿砦。あしゃ らひの
をこめ ゆみ召 仕込号。飾をまたる号。 るありさま。源「物のみさまなだ ぞ、 韓説。
参こり国 類。「みきりの韓』 みきりによ きよらをつくしたま へりける」 をしーいち召 内市。鳥獣の肉をあきなふ
市。古語。
れなじ。古語 高 「わがせこが来むを語 お さん 図 自讃。己れ自らほむるこを。
りし後を過ぎぬまえやさらさらあこり おまん。著聞 「あまりrs、學間をま て、 をしい でん図 割闘。剤み
四季をだrsま らぬやさしさをいふさだ たなじ。古語。
来めやも」
こそ乗りて候へどお さんしけれぞ」 おじい でん召 制闘。剤3でん
そころ 陥 録。C 究のうしろょ聖れて、 réれなじ。
首筋を被ふもの。Q 土蔵の、庇の如ぐ をさる 闘員 退。あをもどりす。退
く。競輔集「陸羽の白川こえてあひあ をーをう図 四州。備数の語。須弾山の四
さしかけたるもの。
方ょある大州、即ち、東典菩薩州 (毒五
をーさい 召 g細。くはしきいはれ。こを ひつみさるまざるも行けを遥けき」 百歳)、南購武州(爵百歳)、西耶尼州(書
のわけ。こをのもを。宇拾 「事のみさ をさわぐミ園自 貸騒。さわぎて、事を 二百五十歳)、北倶魔州(毒千歳)の稲。
いいはせて問かせむをて」子細。 なす。源「修法なをえさわげを」
参 おう召 四園。朱島、玄武、青報、自
参-さう 名 四ヨ。双六の語。二個の乗の 参し図 肉。にく。そしむら。和名「肉、
虎の稲。 _「 ふ。萬 「おじぐしろよみrsまたむをこ をし だ g 祐田。猪 鹿などのふみあら
おじうでん 召 仁番殿 おんが3でんみ もりめのまたはへたきて」 したる田。古語。
たなじ。 をし-こま 図 劉子狙。からえしを、こま をしたん 図 四時丹。古の、丹藤の名。
をしたき 図 内置。肉のつきたる工合。 いぬをの形を造り “るもの。祭濃など 八石丹。
にくつき。 の時 よ用みる。 をし づくミ園国自 肉付。肉づく。ふをる。
をし がき召鹿垣。あかぎみたなじ。 をーをこらかす 園個 病を直しそこな あじ に 団 繁。あげく。るげりて。古
をし がしら図 御子頭。獅子の頭ょ似せ ふ。病を療せむをして、却りて、重くな 語。萬「もも枝さしえじにたひたるっ
て造りたる、面の如きもの。獅子舞など す。古語。源「あしこらか uつる時 がの木のいやつぎつぎょ」
の時かおるもの。 を、うたて侍るを」 をし ぬくミ園Q 繁貫。ろげくつらぬ
をしが つくミ園内付。おもっくよた をし さん 図 四時散。古の散薬の名。 く。あきぬく。古語。萬「ま蹴るじめき」
なじ。 をし お もの園 鹿自物。鹿をいふもの をし のなかの むしg㎞子身中之虫。
をじ かむ園国目盛。みじまる rるたなの如くをいふ意ょて、鹿を、膝を折りて 獅子の身ré生じて、獅子の身を食ふ虫。
じ。枕「あじかみたる髪み、あふひつ 伏すより、○ひさをるみかけていふ。 仇を以て、恩よ報ゆる壁rsいふ推。
けたる」 萬「み しぶものひさをりふせたわやめ をし び 図 牛乾。なかは乾きたるもの。
をしき たくぼくミ図 四色隊木。鎧のをご のたよびをりかみ」eはふみかけてい をし びしほ 図 龍。内みてつくりたる
しかたの名。隊木織の一種。紺、白、萌 ふ。萬「あしぶものいはひをろがみう ひしば。今の、まほからの類。古語。紀
黄、紫の四色をさりあは せてをごし づらなすいはひもをほり」 又、鹿をを 名「輝、和名、之之比之保、肉鶴也」
たるもの。 る16を、弓矢を用みるより、Qみやréか をし びこ図 央人っ 魚などを料理する
をし-ぐしろ園 繁釧。まじぐしろを、繁 けていふ。萬「おしぶものゆみやかく 人。古語。
くつけたる別r*て、うるはしき物なる みて大君のみことかしこみ」 をしふくーにち図 四十九日。人の死後、
より、eうましょかけていふ。紀「おじ お おじゆう 図 次侍従。古、節曾等の 四十九日 よあたる日の備事。源 「かの
(673)

ぐしろうまいねしをrsにはつ をりか 時、侍従の不足を補ふため、かりrs任ぜ 人のあじふくにち、忍びて、ひえの法雄


けえなくなり」eよ(善)ょかけてい られしもの9 堂 よて、こをそがり、装束より始めて」
おしらでん 髪しこま をしだ
- -
をしふせぎ をしむし おしんさり
(674)

をし ふせきg鹿防。ましを、田み入れ まじめたまひてこそえ」 面せり、大濃を行はれしをころ。なで


めやうr*防ぐこを。また、その具。 をし むしg 子虫。動物。虫の名。夏 ん。ましいでん。
をし* 図 無言。弾家の語。日をつぐみ 秋の間ょ生す。形 きりぎりすょ似て、 おしんさり目自身地 自身番の人が補
て、ものいはぬこを。古語。源「いくた 青く羽 あり。後 るいしいと鳴く。 たるわるもの。隠川#代の 。
びか君がるじまみまけぬらむものない 袋草紙「るしむしをここよをななきそ|をじん-の-はだ g 四碑原。文武天皇の
ひそをいはぬたのみrs」 ましらはをかししよま づがをみゆきて 大賞元年、太極殿 réて、朝をうけ給ふを
一をしまのかねgるじまえるじむよ なきをれ」 き、用み給ひし、青龍、朱雀、白虎、玄武
て、まじむを、また、をちむよたなじき をし-むら図 肉。肉のかたまり。宇拾「そ を書きたる四本の旗。
より、物のをちめ ようちならす証をい のおしむらをくひなをするものを」 をしん-ばんg 自身番。徳川時代ょ、江
ふ意ならむをいふ。古語。 をーをんg 四織。四つの戒め、即ち、祀、一戸市中の町町みありて、町役人などの
をしまひ 図 翻子舞。ましがしらをかぶ 聴、言、動の稲。 詰めみて、町内の諸事をつかさをり
りてまふ舞。あくまはらひ。 あおんg四酬。天の四方の星象。各 しもの。
をじまふ 園目 俊巡。さまよふ。たち その形の相似たるよよりて、東をせい おしんはん や 召 自身番国。おしんはん
もをほる。進みもえす、退きもえす。古 りより(シ)、西をびゃくこ(自虎 、一のものの諸所
語。組「はひ引以まひて」 南をすさく (朱雀)、北をげんむ(玄武) をしめかす 国 制 るしめくやうょす。
をしまる闘自 盛。ちちまる(縮)よ をいふ。 古㎞
たなじ。古語。 をしん-さうたう 図 四碑相應。地象の、一をし めくミ 園国自 やかましくさへづる。
をじみ がひ目 観。動物。貝の名。おい 四碑ré相應するこを。左 よ流水あるを ささめく。古語。散木 「はたけふみき
みをいふ。和名「観貝、字赤作顕、和 青龍、右ré長道あるを白虎、前r 江地あ| びはむちじめましめきてかしましきま
名、之之美加比、似給面小黒者也」 るを朱雀、後rs丘陵あるを玄武をし、こ で世をそうらむる」
をじむ 園自 縮。ちちむ(縮)の古語。 れを、最も貴き地をなすをいふ。 をしや召 積矢。剤 よた なじ
i『偲 縮。ちちむ(縮)の古語。 をしんーでん 図 闘。京都奮内裏の一 古語。
俗み、えちめる。源「その御勢をも、ひき
正殿の名。仁書殿の前方ょありて、南 をーをやう 図 四象。Q日、月、星、辰の
稲。Q少陽(春陽中の陰)、太陽C夏陽中 あし やらひ日 鹿砦。さかもき(連茂木) あしゆのものをいふばり」
の陽)、少陰(秋陰中の陽)、太陰(冬陰中 ょれなじ。_ おーをよ図 倒書。剤 (内文)みた
の陰)の稲。i四生。備数の語。胎生 ぞをゆ目割国。 34たなじ。 なじ。
(人類)、卵生(鳥類など)、温生(亀、峠な あーをゆう宮 四衆。備教の語。比丘、比 をーをよう図 支調。罪を支ふるよ足る
やこ、化生(輝、蝶など)の稲。 兵尾 機%審 優壊事の稲。 謎擁。平治 「朝敵ょくみせきるRGP
% おやう 図 史生。古の官名。太政官、 を おゆう園 始終。始めより、終りまで う、分明みさふらふ」
八省よて、公文を書くことをつかさど 絶えす よ。常 よ。いつも。十訓 「人の をーをよく 図 四船。Q左京職、右京職、
りしもの。 〜 教訓ょてるたれを、いかがど、時の人た 大膳職、修理職の稲。Q即ち、室町時代
おみやう図 組。備務の まこをの もひけるは、3うたふさくて」 の四人の所司、山名、一色、細川、畠山の
形。i剤。引日3(少将)ょた お みゆう臼 時 。備数の宗旨の1。浄 四家の稲。
なじ。古語。i時正。『書夜、時正し 土宗の分派。後宇多の天皇の建治二年、 をじら 図 織。織物の名。縮みたるねり
くして、長短ひさしきよりいふならむ 一遍上人の創めしもの。融通念備宗。 ぎぬ

をいふ』彼岸の中日。徒然「花のさか 遊行派。」_ をしらき g 継。Q織物の名。刃 じら よ
りえ、冬至より百五十日をも 剤引 おおゆう図 住従。官名。天皇の御そ れなじ。Q織物の縮みたるをころ。
の後七日をもいへを」 は近く侍り居るもの。古も、中務省 よ
をじらくミ 園国国 縮。ちちるの古語。
おしやがに隠 計方。武家の役名 属して多くを、他官の発任なりしが、 をじらちg 志志羅地 を 3くせんりよ
よたなじ。 今を、宮内省 よ属す。たもをなを。まう う(縮線綾)よたなじ。古語。
をしやとわいg 引割くひそめのいちぎみ。“春の一種。梅花香み似た をじる園旨競。ちちるの古語。
はひょたなじ。 いるもの。 をし-おうg ㎞子H。獅子をほめて
おしゃぶきやうg 朝赴奉行 武家の役 お ゆうせうなでん目 シ少 いふ
名。三奉行の一。昔、碑赴を、寺をの事
(675)

納言ょて、侍従の職を嫌ねたる人の補。」をし わき臼 勝。『肉分の養』風のきめ。


を沙汰し、またえ、聴設なをよもあづか」をしゆ のもの図 四種物。弾鋼、碑杖、古語。
りしもの。 助老頭子の四つの稲。平治「これらを、」をす 隠 死。死ぬるやうよす。こ
あおやう あしやらひ おしょ
- - - -
おす そこ るたあき
を焼す よ用みしもの。源「まそくさし もの。和名 年芸云、積㎞数官園目議 金
(676)

ろす。まいす。古語。記「命を、なませ
たまひそ」 て、ありっる届御属すれを 紙樹。 云之太、以竹録作之」i下。ま も。そ
こ。うら。(う へ ょ習して)捨玉 「小萩
おす 鋼。eいなむ。こをわる。 をーぞくミ召 親族。まんぞくの署。古語。
空穂「春宮の大夫réものたまふを、だし 源「藤つぼの御方の ごくたちの」 原うへréを露の玉ちりてまた「**を出の
たまふ表つくらせたまふ をて」 Q服申 をぞく ㎞目 退。おりそくの署。古語。 こるみだるなり」: 必。こころ。こ
す。退く。機「今、えづかょ 御局ょま 源「うけたまはりながら、まぞきて」』 ころのそこ。古語。古今「こをょいで
みらむを、 もていぬれを」 そくいろg 脚郷色。Q染色の名 ひ ていはぬはかりぞみなせ川またなかよ
あずう 園闘制 貸据 すう。すわらす。 いろ よたなじ。Q 線色の名。経を紫、 ひて鍵しきものを」
古語。源「ひひなをみするて」 緯を紅なるもの。 をたーあき 図 下腹。下のあぎ。下のあ
やせい 図 四姓。源、平、藤(即ち、藤原) をーをこなふ 園国砲 貸損。なしあやま ご。またあこ。古語。
橘の四つの姓の種。 つ。失錦 す。ま そんす。楽花「こころか をだーあまし 園 』 舌甘。Q物いひ、柔か
ら、わがむすめをおそこなのつるなげ なり。Q言葉のみを、巧みなり。
そせい-わう四 四世王。天皇階下の御
やしやこ。玄孫。 きをま けり」 をだい 陥 次第。Q 上下、前後のなら
をせっ-だん陥 紫割州。古の丹薬の名。 をーをず 闘調回 貸損。やりそこなふ。 び。ついで。順序。枕「車のみだいも
今の質丹の如きもの。 なしあやまつ。ま そんず。古語。源「老 なく、まづまづを」 Q手つづき。来由。
おーを 図 鮮書。例剤みたなじ。古 人をもえ、みそじっを思ひて」
-
進退。おんたい よたなじ。古語。
をーをなばかす国鶴 貸損。 そすみれ 源 「をもかくも、元より、まだいならぬ
語。第花「かかるほどみ、大武のおそを
いふもの、にほやけょ率りたりけれを」 なじ。古語。撰集抄 「たれも、さるほ 人の御事なれぞ」i四大。おたいも
をーぞう 図 氏族。『みぞくの音便』よき %この、いみじき人を、親しき方réもちたQの署。
家すち。古語。伊勢「ある國のみ名う らを、何しか、後世をみそこなはかすべ をだい を 固 到司。儀式なをの時、身一
きを覚えはべれども」 分などの次第を立てて、寛れぬやうrs
の官人の妻はてなむあるを聞きて」
老 をミ図 脂編。紙ひねり ょ、油なをを 多た 図 質。『吉の義』 空の中みありて、 するを務むる人。古語。 新古 「むかし
吹くをきえ、空気 ょふれて、音を務する 見ける人、賀茂の祭のまだGGraいで
Lシ
*シ
たちて」 皇の朝、四方ょ一人っっ還されし将の さねの色、うへのはかまの紋」
をーだいし 図 四大師。大師の競を賜はり 稲。即ち、大彦命を北陸み、武停川前 をたかせ目下風。木などの下を吹く
たる四人の僧、即ち、博教大師(最澄)、 を東海み、吉備津彦を西海rs、道主命を 風。千厩「秋のくるけしきの森のるた
慈覚大師(圓仁)、弘法大師(空海)、智譲 丹波rs。 かぜrsたちそふものを哀なりけり」
大帥(圓珍)の補。 あだ うち図 古打。舌をうちならすこ をたーがた 宮下形。あたがまへの形 を
をーだいじ 陥 四大寺。日本の四つの大 を。(物を味び、又を、残念がる時など) たちの形。源「物のまたがた、るやう
寺。即ち、東大寺、興顧寺、延暦寺、園城 またつづみ。宇拾「 手がゆすすりて、 などをも御覧じいれつつ」
寺の稲。 またうちして」 をた がはらけ図 下土器 きよ こうのか
をだいしう 図 四大洲。備数の語。更典 参たうづ 図 穂。みた ぐつの音便。 はらけrsたなじ。
五戸C
菩堤、西撃院尼、南暗部洲、北倶慮湖 多たーがひ 図 下交。刃 (下前) よ
の稲。 をたうづかた 図『下つ方の音便か』下 たなじ。古語。婦鈴 「からごろも馴れ
を だいしゆ 召 四大種。備数の語。地、 の方。古語。字拾「築地をつき出して、 ょしつまをうちかへしわがまたがひょ
水、火、風の稲。四大。 その角を、みたうづかたみぞありける」 なすよしもがな」
をたーいろ 図 下色。C下の色。下地の染 をたたび の いはひ 図 下帯祀。始めて、 をだがふ 国目 従。『下がふの義』Qあ
色。Q すべて、物事の末をなれるさま。 たふさきする祀。男réなりたるを祀ひ をょつきて行く。Q下ょつく。服従す。
衰へたるさま。 てする事なりをいふ。 順。Qまかす。ままみなる。後撰「秋
をーだう図 四道。古の大學察の寧科をし をただもひ図 下思。心の中ょて、密か
て置かれし、紀博、明経、明法、算道 ré思ふこど。 たがふもみちなりけり」随。i国洞
の稲。 をたーがき 図 下染。みたぞめよたなじ。 従えたがはしむ。俗は、またがへなる。
をだう きん 宮調割金。堂を建つる料 古語。日観集 「梅の花うすくれなみの をだーがへ 図 下交。またが3ょたじ。
みたがきをむらむらそむる春霞かな」
(677)

をして、寺な寄附する金。即ち、先祀代 古語。袋草子「たまま みつぬしを誰を


代の供養のため入するもの。常住金。一をた がさねg 下襲。古、抱を、小袖を もえらねをもむすびををめっるたがへ
をだうーるやうぐん 陥 四道将軍。崇碑天| の間み重ねて着たるきぬ。源「みたが のつま」
をたいし をたらち をたかせ
シ 』シ
『=』 『
参たきえるだ&るし るた参ころ
多だ きえg 下消。下の方より、自然ょ のをころをたほふもの 購よてつくる。」をた おころ 図 下録。兜の名をころ。そ
消えゆくこを。古今 和名「祇、和名、之太久長、鞍韓也」i ころの下réうちたるま ころ。
(678) ㎞る
自㎞のシょきえてもの ふ頃ょ まにの方のくら。十訓「右近府 るだ るたを国護るだるる藤は
もあるかな」 のみたぐらよめしこめらる」 ふ。古語。字拾 「今を、ねりぎぬのや
るだミ園記折りくだく。ふみくだく。 をたーぐるし國巨 下苦。心の中ょ、苦し うré、またまたをなりたるものを」
あらす


rs










たる
生じ
く思はれてあり。古語。好忠集「をし
なけれこ
*


うた
こくさり
くる みや

しかかきたげ も







古ち語

をりのみなるるほどをっれなきをみた


ふ道



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ぐるしをを知るらめや人」
下げよ


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かを




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をた こがれg 下焦。心のうちょてこが

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わかな わさ雪

だかき
載み

すだれ










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ま。千草


るるこを。古語。千載「なにはえのす

すはかどすりけ
な。














らむ
なる

くもたく火の たこがれうへをつれな














たり なれめど

染すそ
作み







きわが身なりけり」

たま すだれ
うちあげ
うちあげ




」のもつしたの
くく








参た ごころ 図 下心。心のそこ。心の












うち。
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をた ごひ 図 下鍵。心のうち ょて鍵ふ


、。る



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古し今 て
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るこを。古語。





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るた ごひし國己 下懇。心のうちょ鍵し

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よせ
そめ








㎞、


よ、引たくづれたる心地はべるを」 く思はれてあり。古語。
とごび

あ参




かかめしく

大を

いに


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古語。 多だーごろも 宮下衣。下 ま着る衣。また








g
多た
なか量
古語











もがりう 。
をたー<み 図 下組。あたごしらへ。個り


だす





きたる
はろ

わし




ただ
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の用意。竹取「さしこめて、守り戦ふべ

もの
あたたか
き刃えたりをも」 あふまで「*」 g 剛者。こころの強きも
ぐら






下ょありて、馬の春 をみたーおき g 下敷。物の下ょ敷くもの。 の。勇士。
j-_
をた たミ園国自 下楚。下より、火をた いでて、いそがせむ」 ょるたて給へるを」
く。古語。績千 「かり よだようへ よな をだーだむ 園目 古説。撃がにごる。こ をだーつかた 図 下司。つかさびをの卑
立てそあしのやのまたたく姻れもひき をはがなまる。物のひ、さはやかなら しきもの。位置の低き官吏。
ゆをも」 ふり。拾遺 「東16てやしなはれたる人の をだーつーかた 図 下方。Q下の方。下の
るだたく-けむり に くゆりわぶ 園 火 子をまただみてこそ物をいひけれ」 をころ。いやしきもの。ョ またじた。
のもえあがらキりして、下réくゆるけむ を たたらかす 園国 側 満。またたるやう をた つき 臼 輝艇。刃 よたな
りのごをく、面réあらはさりして、心 よ よす。古語。 じ。古語。和名 「輝艇、和名、之多者
人を継ひ思ふ。増鏡 「中納言公宗を聞 をだ-だらぶ g 舌不足。舌ょ、かたはな 岐、舌不正也」i舌附。舌のさま。物い
ゆる、いかなる御心かありけむ、またた るをころありて、物 、ひの自由ならぬ ふくちつき。
くけむりにくQりわびたまふぞ、いを こを。舌のまはらぬこと。またつき。 をた つくに召 下津園。 引 ょた な
はしかりける」 をたーたり 図 満。垂れ落つる液類。ま じ。古語。紀「泉中、またつくに」
をたたーに園 下下。『またしたにの署』 づく。獣満。満擬。 をたーづくみ 図 下机。下の机。源「右を
まやのびしのびr*。ひそかré。古語。紀 をた たる団国国満。『下垂るの義』 液 ちんの箱rs、せんかうのまたづくる 」
「あまだむかるををめまたたにもより 類が、下rs垂る。雲をなりてたつ。字 をた-つーみち図 下道。地下、又を、山腹
寝てをほれ」 鏡 「洪、以水浅也、志太太留、又、毛留」 などを堀りぬきて、人、又を、車馬など
をただみ 図 細螺。動物。貝の名。形、 をたちーやまさこ図 助枝窓。壁の下地を、そ の通行路をするをころ。古語。
うにrs似て、刺なきもの。一説 よ、螺の のまま、格子をしたる窓。 をた つゆ 図 下露。木の下なごのつゆ。
類の小さきものをも、また、今のきさご をたつ 園国Q 満。またたらしむ。古 をた て 図 下風。下のかた。次の方。
なりをもいふ。古語。萬「つくるみの島 語。太平記 「百官、罪なくして、涙を、 下流。
のえただみをいひろひもちき」小螺。 配所の月réまたて」 をたてーがほ 召 田立顔。殊更めくこを。
をたたむ園国鶴 認。さりまかなふ。 をーたつ 園Q 仕立。作りこしらふ。 わさをかましきそぶり。古語。源 「心
(679)

をどのふ。またくす。俗rs、またため こしらへなす。俗rs、またてる。源「む しらひくまも、あなづるををなけれご、


る。源「みあかしのこをどもみたため 月の御さうぞくなみこ、云云、いをきよら 何かを、こをごをしう、またてがほなら
あただく をただむ をだつかた
-
- ------
逐たてゆばり をだなみ 参だは
むも、なかなか、覚えなく、見答むる人一 て、みな、わらふまじきよし、いひあへ一 りていふ言葉。たそるべきことは。古
(680)

やあらむ」 りけり」 語。十訓「日の虎を、身をやぶる、また


のつるぎを命をたつ」
をたて ゆはり 召 臨源。病の名。ま はゆ 参たーなみ 図 下波。Q下の波。古語。Q
はりの類。小便のまたたるもの。古語 。 人知れず、心を動かすこと。古語。素 をた ば 図 下葉。下の方ょ生じたる葉。
萬「あまぐもみ唯ぞなくなるたかまご
和名「臨源、之大チ由波利、小便演瀬也」 性集「松山の水をかぶりをもたもほえり
をた てる闘国 下照。草木の下葉がき こひしき君ょまたなみぞたつ」 の萩のお はま もみちあへむかも」
はめて紅くなる。古語。 をたーなめづり 召 舌常 督をなめ廻すこ をたばかま 召 下校。あかれはぐちょ
を。(物たいふ時、又、物を食ふ時など)宇 れなじ。
をたーとき凶病の名 がこうさう(驚日療)
の古語。専ら、極めて初き見ré発す。日 拾「目を怒らし、みたなめづりをして」 をたーばふ 園ェ 下延。心のうち ょ、
深く慕はしく思ふ。古語。萬「こもり
中、白く欄れて、乳を飲むré痛むもの。 をたーならし 図 下馴。うちならしょ
たなじ。 ぬのまたはへれきてうちなげき妹がい
をた-さこし 曜』舌利。舌が鋭し 物いひ
をたーにーまつ 陥 下待。おたまつょたな ぬれを」
はやし。古語。源 「せうさいせうさい
をいふ撃ぞ、いをまたをきや」 じ。古語。拾遺「来ぬひををみたにま をだーばへ 召 下延。またはふるこを。
をた どきろ音き 図 下轟。底の方 ょて烈 ちつつひさかたの月をあはれをいはぬ
しくひびきなるこを。 夜ぞなき」 をたはら-もの図 下腹者。ふた心のあ
る人。
多たを に 園 活利。舌鋭く。物いひはや をたぬき 名 下貫。他人を迷はして、利
く。古語。源 「のたまふけはひの、あ をうるもの。 をたーひ 図 下随。律の琴の展のうつろ
なるをころ。古語。高「琴をれを嘆き
たをにあはつけきを」 をたーね 召 下根。下の根。古語。後拾
さきだっ蓋しくも琴のみたひょ妻やこ
をた-さひ図 下聘。忍びて、つまだひす 「たづのすむ澤べのあしのるたねどけ
江もえいづる春をきょけり」 もれる」
ること。古語。記 「おたをひよわがさ
ふ妹を」 をた のだび図 下帯。装束の下ょっく * 本の競のもの
方ré、更rs っきたる、小さき葉。
託葉。
をた なき 図 下泣。そらなき。なきま る よ用みるたび。
ね。宇拾 「殿上の人人、ちたなきをし あた の つるきg 舌剣。わるだくみあ 古語。
7〜i
あだーひも 召 下紐。またもの紐。古の認 をだーべ 図 下漫。あたの方。あたのをこ *だ もえ図 下燃。心のうち、燃ゆるが
よ、人ré継ひらるる時ま、自然ré解くを ろ。古語。 ごとくなるまで、こひあた ふこを。
口哲目o
いへり。萬「わすれ草わがまたひ☆み を だ まつ園園直下待。心のうちょて
つけたれどま このまこぐさこさrsしあ 待っ。古語。大和「たはしましやする を だ もみち 図 下紅葉。Q 木薩のもみ
りけり」 をまたまちたまうけるよ」 ち。古語。Q末葉のもみち。古語。
をたひも の園 下紐。語路のたなじきよ をだまへ 召 下前。衣服の前を合する をだーもゆ園国 下前。地の中より、
り、また16かけていふ。新績古「さのみ 時、下rs、かさなる方の稲。あたがへ。 もえいづ。古語。
また恨みしもせじまたひものまたのこ をたみg 籍。汁をみたむる、さる。今の をた やくミ 図 下役。他人よ支配せられ
ころのをけぬかぎりま 」 米あげさるの類。 て働く小役。また、その人。
みだふ 園闘池 幕。なつかしく思ふ。こ るたーみづ 図 下水。物の下を流れゆく をた やすし 園園 下安。心の内やすし。
ひしく思ふ。離れがたく思ふ。源 「た 水。またゆくみづ。千載「みむろ山谷古語。六帖「水鳥のみたやすからぬ思
くれじを空ゆく月をまたふかなつひよ réや春の立ちぬらむ雪のるたみづ岩た
ひよえあたりの水も氷らさりけり」
すむべきこの世ならねむ」 たくなり」 をた ゆくみづ図 下行水。剤っょ
をたぶ 園旨 薬。ちなぶ。たをやか をたむ 園個 園。汁をもらし出だす。 たなじ。拾遺 「そめかくるはなだの糸
よなる。古語。萬「秋山のまたおる妹 水をまたたらす。山家 「見るもうきも のたま柳またゆくみづも光そへっつ」
なゆ竹のををよる子らを」 鵜なはみ逃ぐるいろくづをのがらかさ をた ゆふ ひも日 下結紐。またひもは
をた ぶし 召 下駄。物の下薩よ駄すこ でもまたむもちあみ」 滑。 たなじ。古語。新勅撰 「たもへむやま
を。夫木 「露はらふつたのをたおし夢 をだんg 震旦。外園の名。ちな 支那) たゆふひものをけつらむわれをむ人の
たえて鹿の音ちかきうつの山風」 の古語。i師種。住寺の僧を、糧那を。 態ひしものゆる」
をだぶり陥 舌風。またのさま。物いふ をだめ 図 ははその木の質。 をたーよはふ 闘Q 下婚。忍びて、妻
をた も 図 下賞。女のまたたび、腰巻き。 をひす。古語。記 「大和べrsゆくを誰
(681)

日つき。古語。源「胸rs、手をたきたる
やうrs侍りを申したまふるたおり、い が妻こもりづのまたよはへつつゆく*
古語。拾玉 「人まるやま たもの紐をを
どものさわやかなり」 きそめて君を契をむすおよはをえ」 たが妻」
あだひも 老たべ をたもえ
-
ますすぎ

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さま
なき
だら
後漢



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こえ





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たり
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き たこり
ほ多








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ころ
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まそ




のれ

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語 rた

なじ



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み国



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垂- なびくおみる
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うひ かとりな り

ひの





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かも まだ 尾









古語 りるれー のり

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わりひれ な




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る う語





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べき










謎 定
る 前たる




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夫 夫
前 うち













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う国
、 たたる
まを










がき わをみ

なを






g

らび まだれ
g




なる


ただ

そど



わらび
ふりる



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ふきむちみた 曾
まま




かは


」 預の節穂け

空物

こさ
こたく

よ 」




毛 うちみ












o く
語 ちかづき る

けむ
まし

ぬ たたすち 。

あし



みほ

より たるむ



あり
べく


高 語
か 納言りき 事
大まざま
さを
書、
へみ

」 さる



たる




べき

を ら みた
かつる

み手





など はやし






わらび
の さま


前平








1
、 夫

るだるげ

『』
ちくわ音ん
だを
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。 き人






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調







あらい ま語こ

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古ち






。 する













観音

千 なき rs
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の 子









多 即母ち


理由
べき
父去る



順 より の








奉る 腹曜りど赤 、


ため
な奏
七事
。 みちえく 根源



や司




氷 ま事




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常 。







徴 しひろ ょ
思う

安く

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たま
きこえ もはれえち
へれ



あの


、 」。



知 きもの


腰かけ





和 。

の より









出- -
をち

観馬音頭



観音


観世音。如意輪観音。準祇観音。場柳 、たを祭る日、即ち、陰暦セ月七日のタ。 男の、ある女を思ひかけたるre、百夜つ
観音の網稲。_ をちせ-の ちきり図 七世勢。備数の語。 づけて来らを許さむ を いは れ、毎夜
をち-けう 図 七数。七つの教、即ち、君 夫婦なかの、睦しきちぎりを、七世の過 通ひきてをそこなる楊のはしみ、その
臣、父子、夫婦、兄弟、明友、長 、賓客 去、現在、未来するするまで絶えやりさ 度数をえるしたるre、今一夜ざいふ時
の稲。 いふこをの稲。 réなりて、さはり出来て行かさりしよ
をちこん の ひきでもの図 七獣引出 をちーをう召 七僧。七つの役僧、即ち、 り、遂よ、逢ふこを叶はふりなれりといふ
物。初獣re馬、二獣rs太刀、三獣ré鎧、 請師、請師、呪願、三濃、唄師、散花、堂 故事より出づ』心づくしの例reひく語。
またま、腹巻、四獣ré弓を、征矢を、五獣 達の稲。_ 千載「思ひきやるちのはしがきかきつ
よ香を、行騰を、六獣ré刀、七獣ré小袖 をちーだう 図 七道。日本全國の七大匿 めてももよ☆になじまろねせむをえ」
を進するこを。 訓、即ち、東海道、東山道、北陸道、山陰 をち はう 路 七質。七つの質物、即ち、
あち ざ 召 七座。鎌倉時代、及び、徳川 道、山陽道、南海道、西海道の稲。現今 般若経 よを金、銀、瑠璃、碑 ㎞、瑞環、競
時代よ、商人の株をせしもの七つ、即 を、北海道を加へて、八道をす。 項、刑端、又、阿弾陀経rsを、金、銀、瑠
ち、絹座、炭座、米座、千万条結座、相場座、 をちだうーがらん 図 七堂伽藍。山門、備 璃、破璃、韓㎞、赤珠、馬環、又、恒水経ra
馬商座の稲。_ 殿、法堂、居、僧堂、浴室、東司の七つの、 を、金、銀、瑠撮、眞珠、韓㎞、明月珠、摩
をちーを やう 図 七生。備教の語。七度う 皆そろへる加藤 。 尼珠の稲。
まれかはること。 多ちちん 図 七%。剤 よたなじ。 をちぶつ やくし 図 七備薬師。善稲名
をち-おやう図 七情。七つの情、即ち、 をち でうg 七條。突姿の、七幅 よて作 吉詳王如来、賞月智厳音自在王如来、金
喜、怒、哀、楽、愛、悪、欲。またを、喜、怒、 りたるもの。_ 色資光妙行成就如来、無憂最勝吉群如
憂、思、悲、恐 驚の禰。 をち こう 図 七頭。室町精府の役名。三 来、法海雷音如来、法勝海恵遊戯碑通如
をちーをゆ 図 七衆。備数の語。備門ょ近 職ré次ぎて、泊るたもきもの、即ち、 来、薬師瑠璃院如来の補。
き七種の人、即ち、四衆、及び、式又摩 山名、一色、土岐、赤松、京極、上杉、伊 をちーべん 図 七競。左右大競、左右中競、
(683)

、沙弾、沙瀬尾の稲。 勢の七家の稲。 左右少競の六人 よ、中、少競のうちよ


をち せき g 七タ。五節句の一。たなは を3つの はしがき 名 掲端書。『昔、ある て、権官 よ補せられたる人を合せて
あちけう あちせのちきり をちはう
をちや を ちりけっかい をづえ
内侍日記 「御まちらいのたび よ」 楽歌などの 曲みいふ語。古語。紀「み
(684)

いふ語。_
みち や臼 七夜。見供の、生れてより、一をちり-けっかい 図 セ里綱界。Q備数の一 づうたのかへしうたなり」
七日目r あたる夜。この夜、いはひな 語。七里四方のをころみ、更をたてて、|をづえ 図 下枝。下の方の枝。古語。記
ををなす。源「まちやえ、うちより、そ 障得物を防ぐこを。Q 物をいをひきら一 「ほづえを鳥みからしみづえを人をり
れも、たほやけさまなり」 ひて、近づけぬこを。まちりけっばい。 からし」 員u

を ちやう図 仕長。っかへをころの長 をちり けっはい図 判男剤。おちりけ」をづ だりg 候交。織物の名。ちづょ
っかいの韓説。 たなじ。紀「倭文、比云之頭於利」
官。i位鷹。けびみしの属。古語。
徒然「この法師をとら へ て、所より、 をち-お陥 七位。3みを見よ。 おっ-かい図 十戒。備数の語。十の戒め、
をつ固室。eへや。さしき。倒貴人の 即ち、不殺戒、不盗戒、不経戒、不安語
みちやうへ出だしたりけり」
お ちやう 臼 仕丁。Q古、人夫よ指され 妻。奥方。十訓「そのまつを 取りて、 戒、不酷酒戒、不説過罪戒、不局讃段他
て、京都rsのぼり、主殿察ré属して、禁 わがきさきみまたまひ」 戒、不警戒、不職戒、不誘三資戒の稲。i
中の掃除をなし、庭火をたくなどの雑 をづ図 倭文。古の織物の名 横糸を、色 i十界。備数の語。即ち、備界、菩薩界、
用ra服せしもの。Q古、役rsよりて、召 %こり染めて、園れたるあやを織り出だ 繰覧界、盤門界、天上界、人間界、修羅
し使ひし丁年者。仕へのよぼろ。徒然 せる布なりをいふ。まだり。あやぬの。 界、畜生界、観鬼界、地獄界の稲。
「おちやうや ある、ひをりなをいひた 伊勢 「古のま づのをだまきくりか へし をづか に 団 静。動かやりみ。たちつき
昔を今みなすよしもがな」 て。新千 「ふけゆけむ なほすみまさる
こせたる」 _
おちゆう 図 寺中。大寺の纏門の内よ やしきこを。古語。「ま づの家」「ま づ 心かなみづかに月を見るべかりけり」
ある、小さき寺。寺内。 のわさ」
康、辛、壬、発の稲 。
おちーよう 図 賞用。まめやかよして、た をづ 闘Q 垂。つけて乗らす。まだ を つくミ 闘 制 仕付。Q みたつみな
をなしきこを。正直。律義。古語。伊 らす。古語。拾遺「いそのかみふるや なじ。俗み、ま つける。Q濃儀、作法を
隣「昔、男ありけり。いをまめ ょ ち をどこの太刀もがなくみのをまでてみ 教へ習はす。俗rs、ま つける。
ようみて、あだなる心なかりけり」 やち通はむ」
をち らい 図失祀るっれいの古語。舞 をづ-うた 図 静歌。静かょうたふ歌碑 参づく 図 撃。水のあたたり。熱演。高
「あしびきの山のみづくよ妹まつをわ かりあり。古今「久方の光のだけき春 おっをゆう固 十宗。備数の語。八宗rs、
れたちぬれぬ山のま づくよ」 の日rなま づこころなく花のちるらむ」 輝宗を、浄土宗をを加へたるもの。
をづくミ園国自 水中よある物がすきて見 をづきころはせ召 調心 剤は おっしゆーの めいかう図 十種名割。十種
ゆ。古語。萬「藤波のかげなる海の底 たなじ。古語。十訓「様様の藝能も、ま の、名だかき香、即ち、東大寺、法隆寺、
きよみるづく石をも玉をそわが見る」 づ ころ湖湖 調へての上の事なり」 道遥、三芳野、枯木、法華経、紅塵、八つ
をづくーも よよこ 団 たらたらを、雲を をづこさり図 践子鳥。動物。ほをさぎ 橋、中川、慮橘の稲。
たをして。古語。源 「たかうなを、つ す(時鳥)の異名。古語。 を つす 執。心をつくす。深く、
を握りもちて、引 づくもよよを食ひめ をっ さく図 失錯。あやまち。ちぞこな 心réかく。盛衰 「法住寺殿を、さしも
らし」 ひ。著聞「権大納言行成卿、そのまっ まっし思しめし、造り豚かれたり」
るづくら 陥 下鞍。剤 よたなじ。 さくを、扇みまるして」失策。 をっ-せい図 執政。政をさり行ふこを。
古語。萬「さつ弓をたにぎりもちて赤 をつ お 図 執事。Q院園の長官。大別常 また、その人。
駒 よるづくらうちたき」 の次rs位して、事を執り行ふもの Q朝 をった-たいし 図 悪ェ太子。 浮飯王の子
をづけし風』静。まづかなり。萬「い 廷より、撮家などrsつけられる人。Q ㎞ なる故み、太子をいふ』 人名。寝迦の
さ子どもあへてこぎいでむにはもま づ 倉時代みを、政所、問注所などの職名。 初名。_
けし」 _ Q足利時代res、執政の職。後、管領 をっ-たつ図 執達。上の意をうけて、下
をっ-けん図 執楊。武家の役名。将軍を を改む。_ ré通達するこを。
助けて、政権を執り行ふもの。 おつ-を 図 十死。陰暦よて大凶日の稲。 をづーたまき園 職環。ま づたまきえ、機
おっけん を図質検個。武家の役名。争 をつしだい 四 割事代。武家の役名 政 しき人のたまき よて、そを、数ならぬも
な%こ、非常の事の起りたるをき、検査の 所、問注所などよ属して、儀式などの のなるより、Qが引 もあら みかけ
ためrs、その場ré趣くもの。 時、執事 よ代りて、事をさり行ふもの。 ていふ。萬「まったまきかやり まもあら
ぬ身 よ もあれどちをせみもがを思ほゆ
(686)

参づ ごころg 静心。たちつきたる心。 をづーをづ-こ団 徐徐。静か よ。ゆるゆ


ま づかなる心。古語。 るを。源「さすが16、くちをくな%こを待 るかも」 いやしきみかけていふ。萬
るづごころなし口園 無静心。心たちっ りきど、おっまっを申せを」 「ちづたまきいやしきわがゆる ますら
をづく おづごころばせ をっを Qう
くよし

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えたのみす就んを

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みを


か しなき





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織送









の 倭多りぬ文ー


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の 動づす物ー


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。 十服徳臼


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さ 異語名

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つ下 下ど衆 、





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。 みる 夜


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らむ おがきすびっ 。
たっ

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むの


よ 仕立て



たる





績 語 な#く


6
「 結び たび











たれ なみ








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語 上下 、




の 北北南

西
西東東
及 。
なじ
まれ どいふ


さ相談


。ののく事








みて
がりらの
よのでり
ま申


こ、



十 な語

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る まづるこ




。まり つきの




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」 さして し







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にくけれ 盛のっ衰


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る 思くるひ てい



あづ



て みよかけ









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たちつく。Qねむる。ねいる。源 「か 語。千載 「五月雨の日数へぬれをかり 船さするづをのをもを川の瀬まうせ」
りなるやうréて、大殿ごもれを、人人も つみしおづやの小菅かれやま ぬらむ」 をて 図 貸手。Qたこなふ人。する人。
ちづまりぬ」 をづやか に 図 静。ま づかなるさまよ。 Q能狂言なご よ、主をなりて、その技を
るづみ ぎ目 沈木。引も列ぎょたなじ。 源「さまかたちを、めでたくをかしげrs 行ふ役。また、その人。(わき、つれrs
語。拾遺 「なみだ川春の月なみたつ て、ま づやかになまめいたまへれを」 封して)
ごをょ身をま づみぎの下 よくちつつ」 をつらひ臼 装置。まつらふこを。また、 を で臼 四手。『垂の義』 碑の枝、又を、ま
%づむ 園園目 沈。Q深く入る。底の方 そのさま。源「さすが よ、寝殿のうちは めなはな%こré、昔をゆふ、今を紙をつけ
よなる。Q気が、浮きたたす。屈す。う かりを、ありし御まっらひょ昼らず」 まだらせて、碑前3供ふるもの 新古
んす。源「御をは、北のかた、なぐさむ をつらふ 園個 装置。設け装ふ。さを 「けふまつる神の心やなびくらむまで
かたなくて、思しまいづみて」 Q身分が のふ。なし縫ふ。空種 「そこrs迎へて
践しくなる。 iB巨」 偲 沈。ま づまし むを思して、まつらひたきて」 のやまの署。
む。俗16、ま づめる。源 「いまさら16、人 あづり日後文。『おっねりの署』 織物 を てい g 四諦。備教の語。苦(生、老、
わろきこををやを、思し づめたり」 の名。まつréたなじ。古語。 病の苦)、集 骨内、財資を集むるこを)、
-
鋼。ま づまらしむ。俗rs、ま づめる。 あづる園国旨 乗。木なごよつもりた 減(寂減止息するこを)、道 (道を懐ひ
源 「思ふやうならむ世の中をまちいで る雪のなだれたつ。古語。散木 「雪を て、修業するこをこの稲。
たらむを、御方をま つめたまひけるを」 たもみまだれるみきの枝なれをさはる ちでうつ 園置 繁橋 ちげくうつ。(専
をづめーをり 図 静折。常rs、末の方まで 小笠ょま づれたつなり」 ら、結rsいふ) 古語。後拾 「さよ ふけ
量まりてある居。 あづれ g 乗。ま づれて落つる雪 古語。 て衣 でうつ盤きけを急がぬ人もねら
をづもる園高目 鎮。ま づまる よたなじ。 貸思百首 「朝まだき松のうらはの雪 れさりけり」
をづや臼 関野。 見む日影さしこを引っれもぞする」 をてう の めかれ 図 四鳥別。『支那の植
「まつやのこすげ鎌もてからを生ひむ 山rs、鳥ありて、子、四羽を生みしが、そ
(e87)

をづわg後 。鞍の後のかたの輸。
や生びむやこすげ」:関野。菅の名 を づーを 陥 機男。まいつのをみたなじ。古 の難、翌日、羽成り、四海rs別れむをす
なりとも、また、地名なりをもいふ。古 語。萬 「 はり江よりみなびきまいつつみ る時、親鳥が、非常rs悲みたりをいふ故
あづみき あちゃかに あて
\

をでたなさ 参でん ゆう 老ときもち


賜びしこどもあり。別射陽田。 圓ょして、ちをぎょ似たるもの。
(638)

事より出づ』 親子の別れを悲むこを。
保元「鳥ょあらねをも、るてうのわか をでん ち ゆう 図 四殿家。ましよくの をきもちg 楽除。おとぎょたなじ。
れをなし」 人たちの稲。 を こくミ 図 四徳。Q天地流行の、四つの
をでたをさ 図 死出田長。す でのたをさ る てんちくミ図 四天剣 。東、西、南、北の 自然の徳、即ち、元(春仁)、亭(夏濃)、利
よた なじ。催馬楽 「ひちかさの雨も 四方の樽。 熱 (秋義)、貞(冬智)の稲 。Q婦人の、四つ
ふらなむまでたをさ」 をーてんあう召 四天王。Q備数の語。稲 の徳、即ち、言、徳、功、容の稲。
をでの たび召 死田藤。この世を去り 寝の外臣みして、武将の如きものの四 おミ召 侍譲。東宮の側ょ侍りて、譲
て、冥途みゆくこを。 、即ち、持國天王を東方を、廣目天王 書を数へ奉る役。また、その人。
をでの たをさ陥 死出田長。動物。ほ を西方を、増長天王を南方を、多聞天王 をさけ なしB』無検束。まだらなし。
をどぎす(時鳥)の異名。古語。伊勢「名 *北方を守護す といふ。Q武術、技盤 ま まりなし。俗16、ま だけない。源「御
のみたつまでのたをさをけさぞなくい réすぐれたるもの四人をとりいでて稲 魔つきの 3こけなきを、つくろひ給ふ」
ほりあまたをうをまれぬれを」 する語。「義経の てんわう」「和歌の をとをどこ国 除徐。Q静かに。まめ
をでのやまg 死出山。備数の語。冥 おてんわう」 _ やかよ。Qあさるさま ょいふ。
を固 小便。『みgるの署 せうべんを をと だち図 章断。すりくめ なは(注
途みありをいふ山。拾遺「までのやま
こえて来つらむ時鳥こひこしき人の上か 6ふ。楽花 「御ま をな%こrsぬれても、 連)みたなじ。
たらなむ」_ うれしげみぞたばされたる」 ると づつ 図 小便高。小便を志こむた
を てん 陥 四天。Q備教の語。多聞天、 をうを&g四等 刻 第四等ょあたる めrs、装束をつけたる時などrsたづさ
持國天、増長天、廣目天の四つの稲。Q ふるもの。
親族。ごをうみん(五等観 を見よ。
四季の天、即ち、蒼天(春)、是天(夏)、是 そこき陥 楽。『おろをき(自逝)の義』 をどこ図 鴨。動物。鳥の名。形、やや、
天(秋)、上天(冬)の稲。 米の粉みて、卵の如き形ょつくりたる 雀rs似て、赤く黄はみ、翅reを、黒き縦
あ でんg 期田。古、功田をたなじく、官 餅。碑前 よ供ふるもの。古語。和名 の班あり。足黒くして、眼み、菊座の如
職、位階ょかからはす、天皇より、特旨 「楽、之度的、祭研也」 き腕あり。常 よ、山林 よすむ。千 二 「山
を以て陽ひし田。又、林野、牧場なをを をときーつば g 姿鋳。刀の録の、形、橋 里をかきねのま をど人なれて雪ふりみ
けり各のほそ道」 あさみ図 部。Q碑赴、備閣、又を、高貴 けりそでより外ょなみだもるまで」
とこ園 あたたかみ。甚だしく。古語。 の家などr て、日よけ、また も、雨風の をな図 品。Qたぐひ。種類。碑楽「弓
落窪「おさを打ちたまへそ」 L 防ぐrs用みる戸。源「かどを、みをみを さいへむま ななきものを枠弓まゆみつ
みにとさりg 選。動物。島の名。まさ やうなるを、たしあげたる見いれの、ほ き号まなももをめす」Qもの。物品。
grるたなじ。 をなく、物はかなきずまひを」 「まながなくなる」 Qこをがら。事の次
をとに園 満れそばっさまにいふ。 をこみ や召 部屋。まをみ ょて構へた 第。 博備。 Q人がら。 ひんかく。i
どちさを。古語。萬「あさぎりょるさ る個屋。古語。競内侍日記 「ま をみや 級。さか(坂)の古語。「ま なさかる」
さにぬれてよぶこ%こり三舟の山ゆなき より見わたしたれを」 「まなてる」i階。くらみ。きさみ。
わたるみゆ」 あ さむ国記貸留。殺し終ふ。けち みぶん。古語。源「ま なあてrs、えん
をき の-こうぶん 図 四度公文。各時、諸 曝たす。 俗rs、ま を める。: ひた ならむ女を」
國より太政官 よ解由する、大帳、正税 る(浸)ょたなし。盛衰「水 をまをさ をな かたち 図 品形。人がらを、かほか
帳、調哺、朝集帳の禰 うづ乗りさがり」 たちを。徒然「みなかたちこそ生れつ
をき の つかひ図 四度使。諸國より、 をご やかーに園 静。ま づかよ。たちつ きたらめ」
各その國の公文を、太政官ré進めま む きて。たをなしく。 をなが さり図 息長鳥。動物。鳥の名。
るつかひ。 あさり召 僕文。 引ねりの剣』引み にほとりよたなじ。i階香取。碑楽
をとこめ 図 刀のさげをを通す穴 よは れなじ。古語。 歌の曲名。碑楽「みなが%こりみなのみ
むる金具。その形、ま をどの目ré似た をきり-べ 図 風従者。をもびを。従者。 なさみあいぞいる船のかちよくまかせ
り。はをめ。 古語。 船館くな船傾くな」 ん
をなし園 無検束 剤 よた をさろ に園 まだらなく園れて。千載 をな がは 図 品革。藍色のそめがはよ、
なじ。 ふみまだき朝ゆく鹿やすぎぬらむまこ 白く、歯及集の葉の形を染め出だしたる
(689)

るこね 宮 礎。すわる時、下ょまくもの。 ろに見Qる野漫のかるかや」 もの。


にく。座蒲園。源「御みをねうちれ をさろもさろーに園 基だしくま をろ あながは-をさし 召 品草線。ちながはよ
き、ひきつくろふ」黄 。 ー」ーょ。源 「わが心さ をろも%になりよ て科したる鎧。一説rs、種種の草raて滅
をと をとみ 家な
をなくる を なす を なだれ
をなす ㎞個 ねさす。園さす。古語。 をなだれ 召 くさすりなどの、下r 乗れ
(600)

したる物なりともいふ。 たるもの。
をなくる園 国自 薬。まなぶをいふみ 神中抄 「陸奥のをふのすがごも七ふré
たなじ。俗み、まなくれる。 *者をま なして三ふrsわれねむ」 をなしてる 蹴 級照。 なてるを、坂の立
てるこをみて、坂の立てるさまを斜 よ
をな ごころ宮 品心。人がらを、心もち を なす 剛回記 貸倣。なす。つくりな
を。源「さぶらふ中 よ、まなごころすぐ す。源 「池の心、ひろく、ま なして、め 傾けるものなるより、か ょかけてい
でたくつくりののしる」 ふ。紀「まなてるかた岡山ょいひ ょる
れたる蹴りをえりて」 てこやせるそのたびをあはれ」
をなさかる 翌 級離。まなを坂、さか をな たかし國』品高。位高し、品格よ
「父たをだのすちさへ加 をなどの かせ召 志那斗風。碑風の名
を遠さかるの意ょて 京より、誌の園* し。古語。源 志那津彦、志那津姫 の二柱の碑の吹か
行くみを、あまたの坂あるより、こしみ はれをよや、あなたかく、美しげなり」
せ給ふもの。古語。源「その身の罪を、
かけていふ。萬「ま なさかるこしょい をな だ* 図 品玉。玉を、空中r 投げ上
つをせずみすみてたち別れまくをしき げてま、手raうけ をめて売ぶわさ。 皆、おなをのかぜょたぐへてき」
弄丸。 をなの なし 召 信濃梨子。植物。木の
よひかも」 警員 H
名。梨の一種。質の形小さきもの。空
をな さだめ 図 品定。まなの善悪を定 をなだゆふ園級絶布。引を坂 だ3 穂「むすび袋 よ、す なのなし、ほしなつ
むるこを。品評。 ふ*平らかならぬこをみして、近江國
ささなみを、大和國より行けを、坂 を めなを入れて」
をなしB園 料力強くして、かたく丈夫
なり。俗ré、ま ない。
経るより、ささなみ ょかけていふ。記 をなひ 傾 妻。まなふこを。枕「藤の花
「おなだのふささなみちをすくすくを の、あなひ長く、色よくさきたる」
をなおな 図 品品。さまざまの品。いろ
いろ。源「三尺のみづしひをよろひrs、
わがのけぞ」 をなぶ 園Q 置。かくす。つつむ。
ま なさ なまつらひするて」
あなたりくほ日 女陰。っ%よたなじ。 古語。字鏡 「図、取物面臓、志奈夫」i
ちなたりくぼ」 :昭国 妻 草木の葉などの、水気が
をなおなしB』品品。ひんよし 上品 古語。獅異記「闘、
まなまなをして、人 なくなりて衰ふ。俗réまなびる。
なり。古語。宇拾「すべて けだかく、 を な だる園闘巨自
の鶴よよりかかる。もたれかかる。俗 を なほし g 貸直。ちなほすこと。
*なじなしう、をかしげなるこさ 田舎 ré、まなだ
人の子さいふべからす」 れる。
あなほす 闘個 貸直。改めてなす。再
-ー・ ト
"
びつくる。落窪「さうしきごころ、まん くぞあるべかりける」 封して%引「園の Q
%こころなこ定めて、をころごころなど、 るにいる園国自 死入。 3(死)ょた ち、ま にはだたち」
みなほさせ待る」 なじ。源「ま にいるたまの、やがて、こ るにはつ 園国自 死果。ま に終はる。
をなむ園ェ池 置。 *なお よたなじ。 の御からrsをまらなむを」 全く死ぬ。俗 よ、ま にはてる。狭衣「い
古語。 あに かて図 死根。死よ臨みて持つ根。 をど、まいにはつる心ちせさせ給へむ」
をなめくミ園目 まなやかょもてなす。 盛衰「これやこの下薦のいふま にかて あにーびこ 図 死人。死にたる人 息のた
古語。枕 「詞 ははめきなどいへむ」 をまと」 えたるま&びを。古語。
をなもし召品文字。三つの物の品の、字 を に かはぬ 陥 死院。ま かはねの古語。 %に み 図 死身。Q 死ぬるみまちかき
の如く並べる状。(庭の造り方ないこrs) 三部抄 「ただ、野原よゆきて、みにかは 身鶴。Q 殆%こ、死にたる気 よなりて、活
をな やか に 団 薬。やさしく 柔かよ。 ねのふせるを見よ」 気なくはたらくさま。
たわやかrs。 をに かへる園国自 死返。死なむほかり を に めらう 図 死女郎。女を、周りてい
をなゆ園国自 妻。ちなやかよなる。 réなる。死ぬべぎはご、心た へ難くな ふ語。徳川時代の 原部、大阪の語。
俗よ、ま なえる。萬「君よこひみなえう る。萬 「思ひrsしま réするもの よあら をぬ 図 経。植物。おのよたなじ。古語。
らぶれわがをれをあきかぜふきて月か ませむ千度ぞわれをま にかへらまし」 をぬ 園園図自 死。「ま いぬ(息去)の署』
たおきぬ」 をに ち に こ団 死死。いきほひのなき Q息たゆ。命をはる。この世を去る。
をな よしg 品好。まなよきこを。傾古 さまrs いふ。 1㎞
Q活気あらやり。勢あらやり。「この書を、
事談「公季さきこゆる人を、云云、す な ち にす 園ェ自 死。ま ぬ よたなじ。 * にて居る」 Q園碁の語。石を、園ま
よしなり」 語。狭衣「まこを よ 物たもひ「 ま にす
-
れて取らる。
あ ならふ 園国Q 貸習。業よなれて、よ るものを も」 をぬぐ 園Q 凌。ま の幻のQrょたな
くなす。するこを「s㎞す。源 「よろ をにの だほきみ 図 死大君。命の、最 じ。古語。萬「高山の菅の葉みQぎふ
づ、右近ぞ、そらごをま ならひける」 もはかなきもの。死主。古語。 る雪のけぬをかいはもこひの繁けく」
(691)

あに図 死。死ぬるこを。古今「こひし をにはだ だち 図 死膚騎。古の罪名、死 をぬーに国 ま をれむはかりよ。まなえ


きょ命をかふるものならをま にをやす 人の肌を傷くること。( いきはだたちré て。ま どを16。ま の よ。古語。萬 「よ
をなむ * にいる *にはつ
をぬぬに ぬいど をのごて
ちのぎふる雪のけぬをかいはむこひの
あ科 いを図 債。布を織る時、たり除し
(692)

ぐだちみねさめてをれをかはせをめ心
たる糸。字鏡「債、残響織除也、志禰 まげきよ」 Q上を犯す。あなをる。Q
も引 ぬになく千鳥かも」 辛抱して過ぐす。
あぬぬ に園* めにょたなじ。古語。 糸也」 - -
萬 「朝霧みま ぬめにぬれてよおこ鳥み おねん こ図 自然子。ささみをりょた あの でて召 籍籠手。繊を、篠竹の如く
なじ。 集めて綴ちたるこて。
ふねの山ゆなきわたるみゆ」
あぬ のめ 図 籍目。まぬの、むらむら おねん-に 国 自然。たのづから。天然 あのお召 ま 字。女の髪の
結び方の名。
を生ひたるさま。古語。 よ。まぜん よ。源 「お ねんに、心をさ 形、ま の字の如く見ゆるもの。
めらるるやうはなむ」 あの すがき 陥 籍賞。篠をゆひ合せて
あぬのめの園篠日。語路の相似たるよ つくりたるずがき。質國集「さみだれ
り、ま ぬおよかけていふ。萬「あきがし おねん はえ図 自然生。自然ょはえ出づ
はうるや川べのま ぬのめのま ぬびて寝
をちづのえのやのものすがきふしどこ
るこを。また、そのもの。し
ろまで水をきみけり」
れを夢ré見えけり」 あの召 籍。植物。eるのだけの署。Q 員
あぬび ごと図 課。剤 みたな あし、すすきの類の継稲。i籍。Q あの すすき召 経薄。植物。草の名 す
じ。古語。 鐵を、篠竹の如く集めて綴ちたる鍋 すき よたなじ。1説rs、篠の如く細き
の模様。Q料の刻の署。 すずきなりをもいふ。
あぬぶ 園園自認。 の剤 よたなじ。古
語。萬「樹の葉のまなふせの山みぬは お のうつはもの図 資之巻。五やきの あの すねあて図 経将常。鎌を、篠竹の
器物。土器。古語。和名「資、俗芸、資 如く集めて、綴 ちたるすねあて。
すてわがこえゆけでこの葉ありけ

---
-
む」 国百 忍。 おのおみたなじ。 器、之乃宇豆波毛乃、瓦器也」 あの だけ 図 籍竹。細くして 群がり生
。やだ
古語。萬「人目多みめこそ剤 れす あのき召 標。刀の身の、背を、歯をの中 じ、その葉の細かなる竹の纏稲
くなくも心のうち ょわがもはなく よ」 間よ、高く起れる線。みね。鍋。 け、めだけ等の類。
を 殺 図稲。植物。草の名。いねの古語。 あのま をーけづる園 削録。刀rて、烈 あのちやう図 使魔 けびみしの役所。

-
にご しくたたかふ。 古語。
(専ら、熟語をして用みる)祀詞「
まねあらまねrs」:債。剤
の表 。
をの《 國ェ 浅。Q押しわけて行く。 るのをのかせg引羽属。みなさの
まひて 通る。古今「たく山のすがのね かぜよたなじ。古語。
開くよりいふ』植物。あさがほ 朝顔) 剥の剤
- -

をのに 園 剤みた なじ。古語。新


古 「あふこをそ片野の里のささのいほ の異名。古語。 またなじ。
るのに露ちるよはの床かな」 あののをすすき図 籍小護。植物。草 をのび いる園国習 忍入。Q深く忍ぶ。
をのに なりはへ 園 篠折延。『六月設の の名。ま のすすきよたなじ。古語。新 源「いみじくま のびいりたまへる御ね
時、あがものをして出だせる衣などを、 千「冬枯のま ののをすすきうちななき くたれのさまを」倒ま のびて入り込む、
篠みをりかけ、麻の葉réて、水をそそぎ 若菜つむ野r*春風ぞふく」 まやのびこむ。
清むる事あるよりいふをいふ』 穏な をののを-ふぶき 陥 籍をふく、野分の あのび がへし臼 双心返。盗人なだの忍び
りかけて。古語 拾愚「夏衣たつたがは 風。古語。夫木「むさしののま ののを 入るこをを防がむためré、堀などの上
らをきて見れをす のにをりは へ浪ぞた ふぶきさむきよりつまもこもらぬ男鹿 rs、釘、またま、尖りたる竹などを、繁
ちける」 なくなり」 く、斜ようち並べたるもの。
あのの に国 ちぬにょたなじ。古語。 をの はこ 図 清器。小便をえこむ箱。便 をのび ぐみ 図 忍組。いがもの、かふが
散木「たれきかむこせのさ山の杉のう 器。古語。和名 「転製器、調清器、虎子属 ものの類の稲。
読。死人をいたみ、平生
れょ雨もるののにくきら鳴くなり」 也、今按、俗語、虎子、於保都保、清器、 をのび-ごこ 陥
の徳などを述べたつる詞。ま ぬ 3こを。
あの の は ぐさ 図 響葉章。植物。あの 師乃波古」
紀「す のびごをたてまつる」i忍事。
はたなじ。新古「ちらすなよるののは をのばし 認自 忍。またはし。はなれが
ぐさのかりょても露かかるべき神のう たし。古語。撰集抄 「そのあをもま の 忍びてなすこを。他 まひめたくこを。
へかま 」 はしく」 源 「かかる御まやのびごとみより」
をののめ あかつき。あけがた。あけ を の ばら図 経原。篠のはえてある原。 をのび をのび国 忍忍。ま のびつつ。人
目réかくれて。源「ま のびま のび、御
-

ほの。東雲。古今「ま ののめのわかれ 催馬楽「わがきぬま のはらま のはらや


ををしみわれぞまづ鳥よりさきréなき 花やりりやさきんだちや」 門の御めをさへ、あやまちたまひて」
はじめっる」i篠目。名香の名。ちあのびありきg忍行人ょ知られぬや|をのびっまg 忍夫。かくし男 公なら
(698)

う よ、忍びてあるくこを。源「六條わた ぬ夫。月詣集「ま のびづまたきつる後


**

んの一種。
多ののめぐさ 陥 篠目草。『ちののめrs りの御す のびありきのころ」 をささぬ戸をたたくよまりめ水難なり
あのに を ののをすすぎ を のびあるき
-
--『 - 』』 -
“ -
あのびなき をのびめつけ おのぶおり
けり」i忍妻。かくしをんな。公な|をのび めつけ 図 忍目附。忍びて廻りあ| だの類。高さ四五寸。枝、及び、葉を
(694)

らぬ妻。 るく目附役。 檜の如くrsして、色、極めて青し。和名


あのび なき図 忍泣。盤をたてすょ、ひ をのび「ものみ図 忍物見。ちはみみた 「垣衣一名鳥証 和名、Nけ布久佐」_
そかrs泣くこを。まやのびねrs泣くこと。 なじ。 を のぶ すり 図 忍掲。ちのぶもちすり
をのびに国 忍。人まれす。ひそか よ。 た のびやかに 団 忍。忍びかくれて。 またなじ。伊勢「この男、 のぶすり
源「みのびに 御交通はしなごして」 ひそかう。源 「ま のびやかに、心にく のかりぎぬをなむきたりける」
をのび ね 図 忍音。ま のびて泣く盤。i き限りの女房四五人、侍はせ給ひて」 を のぶ のをで 固 忍袖。塔へ忍び難き
:忍寝。ま のびかくれて寝ぬること。 あのぶ 目 認草。植物。草の名。まのふ 事ありて涙 よぬるる神。_
をのび の つま図必夫。ま のひづまょた くさの塁。 をのぶのもり の ことのは配信夫森言
なじ。i忍妻。ちのびづまみたなじ。 をのぶ園国 忍。Q思ふ。またふ。古 葉。『忍ぶの意réかけて、人rs見すべか
をのび のもの図忍者。 のび%よ 今「忘られむ時ま のべをぞはまちをり らさるものをいふ義。森を、葉の縁語』
たなじ。 ゆくへもま らぬあををとをむる」Q塔 隠してなしたる歌合の批評。
をのび の を図 忍緒。『もを、兜の内部 ふ。こらふ。新葉「狩人のいるののき をのぶもちすり図 忍掲 『もちを みだ
よ忍はせ、髪r 結びつけたるよりいふ』 ぎす妻ごひ ょす のはれぬねえわれもた れの意』 織物の名。岩代國信夫郡より
兜rsつけ願réて結ぶ緒。 てつつ」 Q人目rsかくれてなす。ひそ 産出するもの。忍草の積 を、葉をを以
をのび-び図忍火。音をたてすみ、忍びて かréなす。千二 「ふみまだく玉江のあ て、たがひちがひrs、うち剣して摺りつ
うつきりび。 しのまたはれてす のびし島も月よたつ けたるもの。千載「をもしするみやぎ
をのびびこ図 忍人。引のびつま よた なり」 潜。i国自 忍。前のま のぶ が原のちたつゆみちのぶもちすりかわ
なじ。(夫、妻ré通じていふ)空穂「か réたなじ。源「たづねま%とはさむをも、 くよぞなき」
う、ま のびびを設けたまへる人をも、 かくれまのびす」 をのべ だけ 図 ちのめだけrsたなじ。
二つなくたばしさわぐを」 るのぶえ図 篠笛。細き竹の横笛。里か をの め 図 篠芽。ま のだけの衛。色青く
をのび まはりg 忍廻。ちのひめつけ ぐらなどré用みる。ま の。 して、味苦し。和名 「長間等、和名、之
réたなじ。
をのぶ ぐさ g 忍草。植物。草の名。ま 乃女、青最晩生、味大苦也」
剤のめ だけgegのびたる竹シの 我「連雀の瞬の山吹色なるを、ちは引 さかな。柴者。
めrsたなじ。 ちながよかけきせ」 多ばし国暫。少しの間。まはらく。さ
%のや g縁屋。様ょて暮きたる家。新千 るは うつり 臼摩移。まはしは移るこを。 んじ。源「おはしうちながめたまふ」
「ほ をとぎすかたらふ撃を聞きしより たびたび、こころをかふるこを。古語。 をはるは園 属。繁く。たびたび。高「す
あしのみのやよいこそねられね」 みのえの案のうらみよまくなみのま
を多のやまき g 動物。獣の名。たぬき すたつ羽れをとて高からぬかを」 はしはいもを見るよしもがな」 数。
(理)の異名なりをいふ。古語。 るはがき図 柴垣。柴をゆひ合せたる をはす ばうす 図 師走坊主。姿のやつや
るは 園 暫。剤はGの署。古語。古今「今 垣。源「みなかだっちはがきして」 つしくて、たよるところもなきが如き
を はさわびょしものをささがにの衣 ょ あは き図 植物。木の名 あかめがしは ものの稲。昔の俗語。
かかりわれをたのむる」i魔。まは réれなじ。 るはずらうにん 図 師走浪人 を はずは
しは。まきりょ。繁く。古語「まは鳴 をは ぐさ 図 芝草。植物。草の名。ま は うすrsたなじ。昔の俗語。
く」「ま はたつ」 (芝をいふ。新古「花ぞみる道のまは ち%はすりーごろも 臼 柴携衣。山なごを分
をはあめ 図 魔雨。むらさめみたなじ。 ぐさふみわけてよしのの宮の春の贈」 けゆくをき、柴 よ職れたる衣。古語。
古語。 柴雨。 をはくり臼 あめ(雨)の異名なりをい 夫木「かり衣わくる野原のみはすりみ
をは いき図 職。『魔息の義』 競れてあ ふ。古語 うつろふ露の色ぞみだるる」

へぐこを。古語。 るは たたミ園鶴 属叩。またたくょた
をはぐり図 柴栗。植物。木の名
をはう きん 図 四賀銀。昔の貨幣の名。 ぐりょたなじ 捨玉「 はぐりの色づく なじ。字拾 「血のなみだをたれて、目
正徳元年辛卵二月、三賞銀を改めて、賞 秋の山風ré情をさらぬこのは猿かな」 をみはただきて」
字の極印を、四つっけたるもの。 をはミるま図 築車 みはつみぐるまま をは たつ 園国 魔立。ま はしは立つ。
るばう ごし宮 四方興。枚ごしみ似て四 たなじ。 古語。金葉 「島陰 よま はたつ波のをち
方のむねの、あがれるもの。 をはくれ あめ図 柴構雨。基しく降る雨 かへりうらみてもなほ頼まるるかな」
(695)

をはうおろ 図』四方自。四隅の自き兜。 なりをいふ。古語。 を はつ 園国鶴 貸果。なしたふす。ま


をはうち 召 芝打。歌みっきたる房。曾 をは さかな 図 繁着 種種をりまぜたる つくす。俗rs、ま はてる。源「御はらへ
多のめだけ をはうつり
- -
-
ー -
をはづす をばの をははやし
(696)

「もみはご す、さわぎたり」 にぐろきゆる」 「 は君を思ふころかも」コ


を ばづす 闘池 貸外。なしあやまつ。 をはの図 芝野。芝のはえてある野。中 をははやし 曜』 瞬。 3Qの韓。
まそこなふ。空穂「われ、まこをの、天 務内侍日記 「ま はののなかより、鳥の 古語。
っちょうけられたる國の親ならを、お 立つを」 をはふ 図 芝生。芝のはえてあるをこ
はづさじをたぼして」 を はの いほ 召 柴葉。みはのいぼり ょ ろ。千載 「こよひねてつみてか へらむ
をはつみーぐるまg 柴積車 丸り取りた れなじ。 革さく小野の はふを露まげくをも」
る柴をつみたる車。萬代「春ごりのみ をは の いほり 図 柴恭。Q柴 よて暮き をはぶかーびこ 名 『級深人の義。又を、あ
はつみぐるまうしをよわみたがふるさ たるいほり。新古「いづく よもすまれやり はぶきをする人の義 なりをもいふ』 年
どのかきねまめしぞ」 をただすまであらむろ はのいほりのま 老いたる人。一説rs、木の葉などを揺き
あはっみお召 シり取りたる はしなる世ょ」e他入封して、わが 集むる、下践のものの稲なりをもいふ。
柴をつみたる船。源「おはっ剤ねの、 の議稲 防語。運「このも かのもの は か3
どころをころょ行きちがひたるなど」 をはの こ図 柴戸。も はのいほり よた をだもも」
をはさり召 属鳥。動物。鳥の名引は なじ。千載「わが頼む日吉の陰を奥山 をは-ぶかふ 園画自 岐。刃は斜くの延。
なきごりの署。古語。山家「もの思ひ のま はのをまでもささきらめやを」 古語。源「うちちはおか ひ給へれを」
*まだタぐれのままなるみあけぬをつ を は のどぼそ 図 柴扉。おはのいほり をはぶき図 岐。喉の寒がるやうなる
ぐるま はどりのこる」 柴鳥。 réたなじ。 時、急み出づる息。せき。和名「数職、
るはなきをりg属鳴鳥。動物 にはさ るはのみきり図 芝刷。芝を植るめぐ 数字赤作岐、之波不岐、肺寒則成也」
り(鶴)の異名。やこる のをりを見よ。 らしたる柳。績古「よもぎが島の波も、 をはぶき やみ 図 感病。ま はおく病 せ
るはなく 園員 魔鳴。まはしは鳴く。 ふるきょかへり、ま はのみぎりの露も、 きの病。源「この曖より、みはぶきや
古語。六帖 「み山réを雲井たなびきあ 色ふかくむすはれたるのみréあらす」 みみやはべらむ」
あばののの園 芝野。語路のたなじ をはぶく ㎞員 藤、ま はおきをなす。
るはに陥 底土。底の方ょある土。古 きより、ち はもは よかけていふ。萬「く せきをなす。ま はおかふ。古語。堤中
語。記「はっにえはだ去らみみはにを一 す人の若菜つまむをも はのののえほし 納言物語「ま はぶきつつ出できたる」
- --
「---
剤 をはゆはりg 線病「りんびゃうの古 語。萬 「はなだい をおふるみひのが
じ。古語。萬「かへりきてみはぶれつ 語。和名「洪字、赤作麻、之波由拠利、 おひがたりこのごろきかすてわれ態ひ
ぐれたくよしのそこrるなけれを」
-
小便数也」 ー ょけり」 _
ェ」 陽。なめまはす。なめてすふ。ね をばらくミ園 暫。Qおはしょたなじ。萬 をひし g ㎞。 * いもょたなじ。
ぶる。まやぶる。古語。 「吉野川ゆく せをはやみちはらくもた あひをは 図 推柴。椎の柴。椎の木 後
をはふるひびこ図 を はおかびg ょた ゆるこをなくありこせぬかも」 Q誤り 拾「これをだまかたみを思ふ都rsを葉
なじ。古語。源「見たてまつりたくる て、長らくの間。久しく。俗語。 がへやまつるまひしはの袖」
をて、このもかのもょ、怪しきみはふる をはる闘 」 縛。くくる。束ねむすぶ。 をひしはの園 推柴。まひまはて枯れ
ひびきをも、あつまりみて」 宇拾「捕へおはられやせむすらむ」 て、色の鍵り易きものなるより、はがへ
をはまつ 図柴松。こまつ(小松)をいふ。 をはお召 芝居。まはふみ居るこを。古 よかけていふ。拾遺 「ははかたのをが
をはみ 召 柴見。『野よ伏し、山み隠るる 語。夫木「も はみする山松かげのゆふ へる山のみひしはのはがへをすさもわ
などの事もあるより いふ』 敵のやうす すりみ秋たもほゆる日ぐらしのこる 」 れをか へせじ」
を、忍びて魔ふもの。ちのびもの。
-
芝居。『出雲の阿國が、京都四條河 を ひしはのをで召 推薬相。っるはみ
を はん 図 ㎞生。鎧の指物をする、小さ 原み基官店して演じ始めしよりいふ』 か 染の衣。製服 よ用みるもの。千載 「も
き旗。指牛。 おきを演 りるをころ。ま はや。演劇場。 ろ人の花さく春をよそrs見てなほまぐ
をは や固 柴屋。みはの いgり ょたな をはおこ図 芝居子。劇場み出づる俳 るるをみひ〜はのそで」
じ。一説rs、柴をつみ置く家なりをもい 優。元練頃の語。 をひだけーたぼ 図 椎昔㎞。女の髪の結び
ふ。古語。千三「くれかかる条のちは あび図 鶴尾。宮殿などの、棟の端 ま飾 方の名。いにこへ、御殿女中などの結
ゃのタ電 ょたれるら雲の衣うつらむ」 びしもの。
るもの。くらがた、まやちほこの類。 -i
をは やま図 柴山。柴のはえたる山。雑 お ひ図 ㎞。なさけ。あはれみ。源 あびちゅうだい日 〜わ 5
うぐうしき(皇后宮職)ょたなじ。但し、
(697)

木山。後拾「いかはかりふる雪なれを 「備のまたまふ方便を、お ひをもかくし


*ながどりみなのはやま道まよふら て、かやうrsこそ*あなれど」 孝謙天皇の御時、一時改稲せられし
む」 芝山。 もの。
をひーがたり図 強談。まひてする話。古
「忍び る「 「おはゆはり 「
**
多ひし
j|軌 ー
をひて をびら をぶ
たまたまえたるのりのはしぶね」
(693)

そひて園 強。むりょ。たして。古今- ひよりなにをてか剤 3く人をたちか


「ぬれつつぞえ ひて折りつる年の内1 くすらむ」 を ぶ 図 使部。古、つかさづかさょて雑
春 ていくかもあらじ たも を」 をひら臼 積。うはも(上宴)みたなじ。 事ょ使はれたる小役人。今の 小づかB
多ーひこ 図 動。まうをみたなじ。古語。 古語。源「白き衣の、ら ひまら りすすけ の如きもの。i四部。備数の語。ま
たるみ、機げなるま びらゆひつけたる」 しgう(四衆)ょたなじ。
古語。 をひる 園 四員 まひなの如く、複せち ぶ3ーあくミ図 十悪。備数の語。十の悪
をひなg 批。Qるひなせの署。貸韓じ ちまる。古語。楽花 「みづづきもせず 事、即ち、倫盗、邪浮、妄語、悪日、雨舌、
て、豆な%この、質のやせたるもの。 いできて御展、ただ、えひれ ょまひれ 員懲、瞳志、愚掘、殺生、統語の稲。
をひな せ図 批。質の入らぬもみ。古 て、例の人の腹よりも、むげréならせ をぶいち のいへ 図 四分T家。『大さ、
語。和名「批、和名、之比奈世、勢質但 給ひめ」 普通の大臣の家の四分一 をいふ義』 狭
を 3 図 執。深く思ひこむこを。源「こ きいへ。古語。大鏡 「このたをやこのみ
有皮面無米也」
をひね 陥 衛。この古語。和名「療、 の世ré、 ちふをまるべき こ*こなしをこ、 ぞ、御ぞうのうちみ、六十よまでたはせ
和名 之比禰、皮肉急腰起初如梅李、潮 心づかひをせしょ」 し。ま ぶいちのいへr て、大響し給へ
長大不爆不痛、又不堅強者也」 あふ 図 四府。左近衛府、右近衛府、左 る人なり」
をひ の こやで図 推之小枝。椎の木の、 兵衛府、右兵衛府の稲。 おふいちめんーミ わんせだん 図 十 一 面
小さき枝。古語。萬「たそはやも名を あふ 園国 側 強。むりょなす。たして 観世音。備の名。面、十一ある観世音。
こそたてめむかつをのみひのこやでを 行ふ。俗ょ るひる。萬「いなさいへだ 面ごを16、慈悲、忍怒、職笑な%この相を
あひをたがはじ」 まやふるまひのがまひがたりこのごろき 現せるもの。_
を ひん 図 四品。初(六歳以上)少(十六 かすてわれ鍵ひょけり」i評。『前の おふいん g十因。備教の語。随説因、
歳以上)牡(三十歳以上)老(五十歳以 語の義』 なきこをを、ありをいひなす。 待因、豪引因、生気因、概受因、引務
上)の四種の人の稲。 議言す。俗 よ、まひる。岡 i 目 療。 因、定異因、同事因、有違因、不遠因
あひ ゆく 園門自強往。まひてゆく。む はたらきがなくなる。 (日、耳など) 玉 の稲。
りrsゆく。貫之集 「あしびきの山のか 葉「日ま ひたる顧の浮木みあふなれや をぶ かたびら召 達難子。織物の名。柿
ま ぶをひきたるかたびら。元隷頃まで réするもの。 五夜r 次ぎて、観月の御宴ありしが、今
流行せしもの。 をぶミ砂ん 図 四部官。古の諸官省、察 を療れたり。後の明月。
をぶき 載乗。植物。草の名。高さ六 司などのかみ(長官)すけ(次官)お よう を ぶし 曜園 満。俗rs、ま おい。Qま ぶの
七寸はかり、極めてわるくさき臭あり。 (判官)さくわん、主典)の稲。それ まあ 味あり。あまからやりあり。信 清らかな
葉も、圓くして尖り、表青く、裏紫なり、 つる文字を 官省、寮司réよりて、各、異 ら りあり。ま ぶりてあり。夫木「営の
薬を、節だちて、夏、四鍵の、白き花を開 なれり。 こるまだみふく聞ゆなりすだちの小野
く。ごくだみ。こくだめ。 おふご や召 十五夜。Q 陰暦十五日の の春のあけばの」 Qはでやかならキりあ
夜。三五のタ。Q特rs、陰暦八月十五 り。くすみてあり。
おふき昭 十義。父を怒よ、子を孝み、
兄を長rs、弟を悩rs、夫を説 rs、婦 を徳 日の夜の稲。この夜、月、最も明かなる おふーお 図 十字。食ひ易きやうょ小刀
ré、長を恵rs、剣を順rs、君を仁ré、臣を 故み、観月の宴を開く。仲秋。i十五 ょて、十字形の電をっけたる騎。東鑑
忠なるべしざいふ十箇祭 の稲。 夜。名香の名。ちんの一種。 「賜十字」
るぶき あめ 図 頻吹雨 ま ぶきをなりて おふさん ねん 図 十三年。人の死後、十 おぶしち でんg 十七殿。古の禁中ょあ
降るあめ。 三年目 よあたる年。この年rs、備事を りし、十七の御殿、即ち、紫震殿、仁毒
行ふ。十三回忌。玉葉「俊成卿を ふさ 殿、承香殿、常寧殿、貞観殿、春香殿、宣
あぶくミ 園国回 頻吹。風が、頻りよ強く
んねんの備事ré」 陽殿、綾総殿、温明殿、魔景殿、宣輝殿、
ふく。字拾「ちをみ、風よみぶかれて」
安顧殿、校書殿、清涼殿、後涼殿、弘徽
あぶくミ園園員 造。あぶる。をどこほる。 おふざん-ぶつ g Fヨ備。備数の語。十
進ます。古語。清韓集 「ま もがれのあ 三の備、即ち、不動奉廣王、穏迦初江王、 殿、登華殿の稲。
しまよぶく釣舟や心もゆかぬわがみ 文珠宗竜王、普賢五宮王、地蔵闘魔土、 をぶーち33ーに 団 満猫。いやいや よ。ま
なるらむ」 禰勤髪成王、薬師泰山王、観音平等王、 おりつつ。宇拾「わらは、みぶま ぶに、
勢至都市王、阿弾陀輪韓王、阿関備、大 小法師réなりrsけり」
おふくミーにち 図 十九日。はかもの(馬鹿
物)の異名。天間頃までの隠語。 日如来、虚空蔵菩薩の稲。 を3ーをんg 執心。備教の語。 ふね
おぶさんーや図 十三砂 陰暦九月十三日 んみたなじ。
(699) おふくミ ぬのg 十九布。織物の名。甚だ

をぶーち ゆう図 四部衆。備数 の語 よ ま *
細かrs織りたる布rsて、主rs、弓袋など の夜。この夜、配闘天皇の御時より、十
あぶき を ぶくめん おぶし
-
---
おぶせん おぶにうん おぶにてうし
-
(700)

「Qうみたなじ。 「生 和 の因果を 十三等 分ちたる名 (隊営吐 大将。


おふせん 四 十善。備数の語。十悪を行 日、即ち、無明、行、識、名色、六入、騎、 おふに てうしg +T調引 支那よて定
はぬこを。 受、愛、取、有、生老、死の稲。十二懸連。 めたる音楽の、十二の調子。自然の音
おふせん の きみg +善君。『天皇え、 おぶに うん 図 十二運。九星術の語。 を、宮、商、角、徴、羽の五つよ定め、その
十善を修めたる報いr よりて生れ給へ 長、汰、官、臨、稲、衰、病、死、慕、絶、胎、 音の高低を叙したるもの、即ち、この十
るなりをいふ、備者の説みよりていふ』 養の稲。これを、人間ré配常して、運命 二調子なして、こを、一年十二ケ月16常
リー*

天皇を申す。 今 をトす。 つる時を、平調(正月)、勝絶(二月)、下


おぶ たいでしg引第子。備数の語。 おぶにげっけん図 十T月建。十二支を、 無(三月)、双調(四月)、鳥鏡(五月)、黄
響迦の弟子の中réて、特ré有名なる十 年の十二月ré配常したるもの。即ち、正 鐘(六月)、覧鏡(七月)、盤渉(八月)、碑
、即ち、摩詞迦葉(頭陀第一)、阿難多 月を演、二月を卵、三月を辰、以下、この 仙(九月)、上無(十月)、1越/十一月)、
(多聞第一)、舎利典(智隷第1)、目提連 順réて、十二月五ré至るまでの稲。 断金(十二月)、面して、正、三、五、七、
(紳過第一)、阿那律(天眼第一)、須菩提 九、十一を、六律をいひ、二、四、六、八
おぶにけんれんg十T料迎お にい
(解空第一)、富模那(説法第一)、迦施延 んみたなじ。 十、十二を、六呂をいひ、合せて、律呂を
(詳論第一)、優婆離(持戒第一)、羅唯羅 をふに-を 図 十二支。子、五、寅、卵、辰、 稲し、律を、陽rs、呂を、陰re配す。また、
(密行第一)の稲。 巴、年、未、申、西、成、玄、の補。なほ、 十二時みあつる時を、宜越(子)、断金
図 執着。備数の語。え ふね えをを見よ。 (五)、平調(寅]、勝絶(卵)、下無(辰)、双
透㎞ じ。
をふにをんしやう召 引T剛期 備数の 調(己)、魔鏡(午)、黄鐘(未)、蹴鏡(申)、
あぶどし 國』樹強。Qたそろし。むく 語。薬師な属きたる十二の碑将。(子) 盤渉(西)、碑仙(成)、上無(玄)、また、五
つけし。宇拾 「ゆゆしく大なるむささ 昆場羅大将。(#)招社羅大将。(寅)算 季五行réあつる時を、双調を、木、春、
㎞の、年ふり、毛なをもはげ、ま ぶをげ 達羅大将。(卵)摩虎羅大将。(辰)波夷 (唯の撃)黄鋼を、火、夏、(歯の撃)1越
なる」e 強情なり。づうづうし。俗 よ、 羅大将。(己)因達羅大将。(午)刑底羅 え、土 土用、(牙の盤)平調を 金秋、
まらお*こい。
おぶに いん g 十二因。備教の語。生 大将。(未)備鋼羅大将。(申)安底羅大 (舌の撃)盤渉を水、冬、(唇の撃)。
将。(西)迷企羅大将。(成)伐折羅大将。 十二律。
-』『し
十 智門の補。し
在ふる十
一おに こう 路 引T鶴、碑備ょをならべ
おおはってんg F八天 備数の語。ニ










浅 おふにらう 図 十二郎。猿楽を演する
もの。
十三天の中ょて、色界はありさいふ十
一をもすもの。 八の天、即ち、楚衆天、楚韓天、大焼天、
おふに ふう図 FT銅。碑備 ょ奉る、十 少光天、無量元天、光音天、少浮入、無量
一二文の銭。 réたなじ。 浮天、偏浮天、顧シ天、顧生天、廣果天、
*ー
を ふに をふ ねし國園 執念。思ひこみふかし。 無想天、無煩天、無熱天、善現天、善見一
シにのれんぞ日引御表 あふねんぶかし。源「かれず、るふねく 天、色究意天の稲。この外、欲界 を六天|
一ひどへょたなじ。古語。
おぶにひどへm+コ1重。女官の装 をどめて、まかりょけるょこそ」 を、無色界の九天をを合ぜて、三十三一
一束。白小袖の上rs、ひをへ、いつつぎぬ、 をふ ねん 図執念。備数の語。深く思 天をなる。
うはぎを重ね、また、その上ré、唐衣を ひこむこさ。(多くを、悪き方rsいふ) おふ ばん 図 十番。剤
着る、務を、耕の精好réて、背の腰re、別 執心。 _ の署。
rs、党 をつけ、いつつぎぬを、皆、たなじ おふ ねん 図 十念。備数の語。浮土宗 おおはん おだて図 十番但立。『江戸の
色の練貫の給réして、次第攻第ょ、ゆき よて、結縁のため、信者rs、六字の名競 麻布十番町み住みし馬乗の用み始めし」
を短くして、袖の見ゆるやうréす。うは を、十たび稲へしむること。 よりいふ』 馬乗務の一種。まち基だ高|
おふ はう図 仕質。たから物。貴きだ
ぎを、別rs、織物réて、唐衣を、素穂のご く、裾の潤きもの。
う ぐ。 はうもつ。 おふ ぼ日中明 質母 出母 は母、庶世、一
一をくゆき短く、腰まで ょて織物なり。
内裏の十二舎 騎せ、織母、経母、養母、乳母、諸母の補。
一掌え、自のすすしょて書をかく。十二 をふはうをゃg 剤 -
だっ かんょたなじ。
のたんぞ。盛衰「ふちがさねのを ふに の1。凝華舎の後réあり。かみなりの
ひとへのみぞをめされたる」 つぼ。 おぶまんだくさg引関備引。備数の
語。ごくらく 16たなじ。
おふにもん 図 十ニ門。菊内裏 ょあり おふはち-きやうがいg F八環界 備教 おぶや臼 +夜。備数の語。浮土宗ょ一
一 し、十二の御門、即ち、陽明門、待賢門、の語。六根、六識、六塵の稲。
て、陰暦十月の六日より、十五日までの
召 十八公 『松の字を解剖
都芳門、美禰門、朱雀門、皇嘉門、談天 おぶはちこう植物。まつ(松)の異名 十日の間、夜ごをみ行ふ念備。
門、藻壁門、股富門、安嘉門、偉臨門、達 していふ』
おぶにどう おぶにらう おぶはってん
-
-
j』ー - 。--- 1
** - -
をふらい お%るくどう
をぼ
をふらい 陥 習濃。ま つけかたを習ふこ がるたを、一隅rs追ひつむるを、勝をす じていふ』 をき。をり。機曾。散木「水
(702)

ど。うちならし。古語。著聞「白馬節 るもの。べんけいむさし。おふろくむ の海をたっる涙をなりよけりあふべき


曾のま ふらいありけり」 さし。八道行成。 まほもなしを聞くより」
をふらせつ 図 十羅利。藍薬、昆艦盤、 をふろく ごう 臼 引劇。苗字の末よ、 をほg 数。『ま
ぼり(総)の界』鳥鮮子、
藤の字のあるもの十六種、即ち、近藤、 輩など よ作りなす数。
曲歯、華歯、黒歯、多髪、無厩足、持環格、
皇騎、奪一切衆生生時気の補。 加藤、内藤、安藤、春藤、後藤、伊藤、進 をほ あひg 潮合。Q潮のさしひき。ま
あぶり をぶり団 満港。ま ぶま ぶになた 藤、武藤、斎藤、佐藤、碑藤、須藤、尾藤、 ほかげん。うしほの間。古今「わたっ
なじ。夫木「世の中を秋 よなりゆく若 工藤、遠藤の稲。 みの沖っ* 旧あひよ浮ぶあわのきえぬ
ものからよるかたもなし」 Q 韓じて、
栗のみぶりま ぶりや笑みてすぎなむ」 をふろくらかん幻 Hパ細演。備数の まほ。ころあひ。機曾。
おふーりよう 臼 十陵。十のみささぎ、即 語。羅漢の中 よて、主なる十六人、即ち、
ち、山階、後田原、柏原、長岡、八島、 客度羅厳羅摩閣、迦路拠伐陸、迦諾迦股 をほいり せめ 図 譲妙責。古の刑名 接
楊梅、深草、田邑、後山階、鳥戸の稲。 盤陸圏、蘇頻随、超短羅、股陀羅、迦里 間の一神。いりたる隠みて、鶴を熱し
迦、伐園躍典多羅、成博迦、牛託迦、羅枯 て責むること。
*ぶる園自 満。Q滞る。なめらかよ
ゆかす。Q必が進ます。演松「車より 、那厚那、因掲随、伐那婆斯、阿氏多、 あほうみg 湖海。磯分を含みたる海。
たりて、ま ぶりみたらむもあやしかる 注茶牛託の稲。 (あはうみ ょ封して)土佐「まほうみの
べけれを」 おふ-おう 臼 十王。備数の語。地獄よみ 漫réてあされあへり」
をぶるーを ぶる園 満達。みぶるおによ る、十人の王。十三備の中より、阿関備、 をほ がひ 図 潮間。瀬のひきたる間も古
たなじ。 大日如来、虚空蔵菩薩の三人を除きた 語。催馬楽 「伊勢の海のきよきなぎさ
おふろくさすがり召 十六武差。やさす るもの。 のまほがひみ名のりそやつまむ」
なをの肉、腸よ
がりの類。親がるた1枚を、子がるた十 モ%へた< ェ個 虐。むごく取り扱ふ。 をほ から臼 譲辛。魚介
六枚どを、種種の線をひきたる紙の盤 俗rs、ま へたげる。徒然「人をくるし て、魏からく造れるひしほ。今昔「この
め、物をま へたぐるこを」 鮮、鋼、みほからなをつづしるほごr」
ょ並べ、親がる
り*き去るを、港をし、 るたのある限
たを、子が g 時節 『潮のさしひきの意より韓
がるたそ 規一をほ

をほから ごみ 陥 魔盤。ま はがねたる
盤。ま はがれる 。古語。見教訓 「うた しいもがかたみをそこし」i ㎞気。ま て洪ふ。伝物事ré闘れまたしむ。源「か
ほからき味。脳味。
ひをを、まほからごるみ、たてふしを、
ひやうしはづれré、こくたそく、ま ごろ
をほけぶり 召 潮州 。醸をやくけぶり。一をほ おりg 湖尻。演漫みて、砂を、圓
拾愚「浦風よやくみほけぶりふきまよ く、塚の如くrs積みあげたるもの。こ
も ころré高ひなし」
= m ひたなびく山の冬ぞさびしき」 れ よ、潮水を注ぎかけ、日rs呼して、職
をほ がれ召 潮酒。まほひ ょたなじ。古
語。萬「まほがれの水rsあま人くぐつ を採るため よす。古語。伊㎞「なりを、
るほ けむり召 畑湖。潮水のま ぶきの、
もて玉藻かるらむ」 姻の如く見Qるもの。 おほりのやうょなむありける」
をほ 意き 召 醸木。聴をやくよ用みる新。 をほごし の ひg 湖越拠。湖水をひき をほおる臼 職沖。まほみつよたなじ。
新千「いかrsせむ阿遭がうらrs 神 ぬれ 通はする腕ならむ。古語。散木 「 すす 緑紀「飲㎞計、まほまるをのみて」
てつむやまほきのからき思びを」 れるまやのあれよりふる雪やみしま るほせ g 湖湖。湖水の流るるすち。
をほ きぬ 召 織物の名 組の一種なるべ ほごしのひよもふるらむ」 千載「いかりたろすかたこそなけれ
けれを、詳かならす。古語。宇拾「おほ をほ さき 図 潮先。Q潮のみちくる時。 勢の海のまほせみかかるあまの窮舟」
ぎぬのあををいふ物きて、帯して」 萬代「風わたる浦の湊のまほさき こ波 をぼ せん自 子明録。『何虜 ょ行きて
を ほくg 司牧。地方官の頭だちたる のりこえて鴨なくなり」ぼ 韓じて、よき も、再び、元ré戻るをいふ義」せいふ(青
役をいふ。 場合。まほ。をり。機曾。落窪「いでこ 駄)を見よ。
を ほとミみ 召 湖汲。Q隠よ製すべき潮 のまほさきを借りて、なさくじりそ」 をほ た 召 藤田。ま ほじりを造りてある
水を汲むこを。また、その人。Q花の るほさお召 潮の、さしくる時、ゆきあ どころ。まほはま。古語。
露を吸ひて、始終飛びめぐるもの。蝶、 ひて、高くなるこを。潮の騒ぐこと。古 をは たる 園 国 国 湖垂。Q湖じみて、
蜂なごの類。 語。萬「牛窓の浪のまほさみ島をよみ ぬれそばつ。古語。信 源み、神 が、
をほ ぐもり臼 湖曇。潮の気 よよりて、 よせてし君みあはすかもあらむ」 れをほる。古語。千献「 はたるるいせ
海上の曇るが如く見ゆるこさ。 をほ をほこBぬれそばちて。さめさ| をのあまやわれならむさらをみる&を
るほけ目 潮気。うしほの気。萬「おほ| めさ 湾みほ g造きたまふ」 かるよしもがな」 数きょ波む 裕み、
け立つ荒磯よをあれをゆく水のすぎょ|るほおむ園員 潮染。Q潮気み染み まほたれる。四なく(泣)ょれなじ。
おほがれ あほけぶり を 修おり
ーをはお を深なゆ をほのやほ ち
(704)

豊 の忌詞。魔宮式 「忌神、泣稲園型」 なじ。古語。相模集「早苗ひきもすそ| 源 「海はまず碑のたすけょかからすで


をほ ち図 潮路。C潮のさしひきする一 よびるをいふ田子もわがごを袖を引 は一 みほのやはあひょさすらへなまし」
路すち。まほみち。千載「霞まやく春の一 %こからじな」 をほの やほち 図 潮八百路。潮水のゆ
るほちを見わたせを繰をわくる沖つあ をぼなゆ 園㎞国自 妻。あなお。まな き通ふ 数多の道 方語 説詞「おぼのや
らなみ」 Q ふなちよたなじ。 ゆ。俗rs、ちばなえる。婦鈴「なりを見 ほちのやしほちの」
をー魔ほち 召 新務地。新r 務心して、備道 れを、いたうちぼなえたり」 をははゆし國』韓。醸けつよし。えほ
よ入りたる人。まやんぼち。古語。小大 をほならぬうみ図 不潮海 『多く淡水 からし。俗rs、まほはゆい。
君集「これなかの朝臣、病ょわづらひ なるよりいふ』 みづうみréれなじ。太 るほひg 湖千。e潮のひき去ること。一
て、みかはのちほちを呼びょ」 記「沖を遥 よ見渡せを、ちほならぬうみ 萬「あらつの海は ほひま ほみち時をあ
あほーで図 臨手。鞍の前輪を、後艦をょ、 よこがれ行く、身を浮舟のうき沈み」 れだいづれの時かわがこひさらむ」Q
二をころづつ着けて、むながい、まりが をほなる闘国国 潮馴。みほじむょ ち はひがりの署。
6を止むる紐。 たなじ。古語。後撰「鈴鹿山いせをの るほひ がた 召 潮干潟。潮のひき去り
あほーをく 闘員 随解。おほたるよ あまのすてごろもみほなれたりさ人や て、干潟をなりたるをころ。夫木「いせ
たなじ。古語。楽花 「夜より、雨、こま みるらむ」 の海の入江のくさの ほひがたあまも
やかよ降りて出でて、その人人、おg をほなわ 図 潮法。潮のあわ。古語。 ほたるの玉をひろはじ」
けたらむえ、さるものょて」 詞「谷ぐくのさわたるきはみ、まほなわ をほひーがり 召 潮干狩。まほひの時、千
ほーさけし 国 臨解。ま ほどけてあ のをごまるかぎり」 潟をあさりて、貝なを取るこを。殊ょ、
り。古語。源 「よる波réたちかさねた をほ に園 よき場合を考 へて。きっか 陰暦三月三日を撰ぶ。
る旅表す ぼをけしをや人のいをはむ」 | け よ。はすみよ。新劉「うけをめむ袖|をほひ の やま召 潮干山。よみのくに。
シ に過㎞の みほにてうらぬかを誤の玉のか*を ㎞の
海をいをひみてみほひのやまをま ぬび
は。増鏡「武士の鎧の袖をもも、る 国も一みてまし」
げにぞ見ゆる」 -
をほ の やほあひ図 潮八百曾。潮水の、一 っるかも」
あほをし開 壊解。刃 はをけ しょた あなたこなたより出倉ふさころや古語。 あほ ひる たま 図湖子務。潮を干




るる の

るrs用みくし、碑代の資玉。まほびるに。 るほほに 』おはちはこの署。古語。萬





。ほを


e

を くや

古語。記「うれへまをせを、みはひるた 「あし垣のくまどrs立ちてわぎもこが

まをいだして すくひL(まほみつ たまr 神もま ほほに泣きしぞもはゆ」

ま家
その





うe

臨「
まほ
さたは
かや

封して) - をほ *ま図 潮間。潮水の干てある間。古 る
きぬ
g
-
-





やほき
をほ ひる に召 潮干環。みほひるたま 語。赤染衛門集「若浦のちほまみ遊ぶ
ちき あの。
須萬
「みろ

古なじ
ま磨語た
またなじ。古語。 村千鳥 ふりすさむらむ跡なをしみそ」

のやのみ

ふぎぬ
ごろ

おほふ に園 質法。すなほみ。まじめ をほみーぐさ召 臨見草。植物。うのはな

れほ を


ょ。まめやかよ。空穂 をのこを、渕は



り し
ないぞまだ
(卵花)の異名。古語。



くろき
やほ
ふにをあらぬものぞ、すべて、めを思 をほみづ 図 臨水。Qうしはょたなじ。

ごー






や職

着人
古衣の
まの磨語る
はぬか」

須。

ふれ あの萬
Q ㎞を交へたる水。聴けある水。

まほ
なごろ
やき

ぬれ



をほ ぶねg 潮舟。潮水の上をこぐ舟。 あほーみつーたま 召 湖満珠。潮を満たし

じほる 」かね
つもすれ い
もの
わま
古語。萬「まほぶねのへこそ白波にはし むるré用みし、碑代の質玉。まほみつ








Q







くもたふせたまほか思はえなく よ」 に。古語。記 「せめむをするをきを、


かりみ 。た
よたへ
飲料
ちQ
なぶろ
をほぶねーの蹴潮舟。舟を、湊よならぶ物 * ほみつたまをいだしてればらし」(ま

西




たり まへ「

あほ
ょゆ
なるょり、ならぶ よかけていふ。萬「を ほひるたまré封して)

ける


*
ぐさをさをぐさすけをさま はおねのな をほ みつ に図 潮満環。おはみったま

ぼを




強Q
えめくる
くくる

らべて見れををぐさかちめり」 よたなじ。古語。

い古今
「 らりつ
をほふむきね 図 潮をふみて海上をわ をぼむ園国自 薬。まなぶ。ま をる。衰

す歴 く衣
のび
まré


さら

まし
強Q ばら まむはり

な涙
かせ
たる碑人ならむをいふ。古語。山家「波 ふ(多くえ、草木ょいふ)桃「御前の標、


Q



韓しつけ



だ出
色も、まさらで、日などréあたりてまほ

るむ 、

はっきていそわょいます荒碑えみはぶ



ぼすりよ
し出


むきねを待つょやあるらむ」



く便すり を

み」湖。
( 705)



をほ ぶろ 召 臨風呂。潮水をわかして、


語部し 快が出
小源

:



あほん召 四品。e親王の位の名。低後
ſ

浴する湯。まほゆ。


古いが
。 す通
陰てぜ
たむ
世誤りて、武家 よて、四 位rsなりた
をほひるに をほほに
をほわた をまき をまだい
まるるな」 をまだい 陥 島豪。すはまの類シ島
をほ わた 召 潮曲。潮の、陸地み湾入し
(706)

を次き召 風巻。熱しく吹き巻く風。古 ょ擬したる島の形を造れる豪の上よ、


たるをころ。古語。山家 「淡路島せを
語。山家 「せをわたるたななしをぶね 松、竹、梅の造花を、尉、焼、鶴、亀の形な
のなごろを高くをもこのまほわたょた
心せよ露みだるるままきよこぎる」 *ことを飾りたるもの。祀儀婚濃の時な
しわたらなや」
悪木。鳥居の上ょある横木。 &こré用みる。
*まg島。e四面をもょ、水 ょ園まれ をまき臼 をまだくづし図 島田崩。女の髪の結び
たる陸地。Q池なだの中ré設けたる築 鳥居のかさぎ。
山。伊勢「まま好みたまふ君なり。こ をまく 園国目 風巻。Q風が、烈しく
ふ 方の名。島田髪画の手を省きたるもの。
きまく。古語。Q風rsふかれて、烈し 葬式の時などré結ぶ。ひをへたはね。
の石を奉らむをのたまひて」
木「くれ船よあさつ をまだーわげ 図 島田麗。『島田萬吉をい
やま召 四魔。備教の語。煩鶴、五衆、 くをぶ。古語。夫 ふ、女歌舞枝の結び始めしよりいふ。
まわたりけさなせそ伊吹のだけrs雪
天子、死の稲。 國島田㎞の遊女の結び始
なり」 1説rs、駿河
% まうくミ 園国自 貸設。まうけなす。 ちまく
古語。宇拾「くだもの、くひもの、まま をまし 団少時。ま
はし(暫)の古語。萬 めしなりをもいふ』 女の髪の結び方の
うけて」
「なごの海み舟みましかせ沖rないでて 名。今、多くを、虚女、又ま、藤枝な%この
結ぶもの。
るま かぎ図 島薩。ままかげの古語。 波たちくやを見てかへりこむ」
なじ。古 をまつ さり図 島津鳥。『次條の韓』動
萬「暁のかはたれをきょままかぎをこ をましくミ 団 少時。す ましょた
ぎみし船のたづきまらキりも」 語。萬「つくしちのかたの大島ま まし 物。う(線)の異名。
ねをこひしき妹をたきてきぬ」 をまつさり園 島津島野っ島きぎし、
をま がくる園国冒 島隠 島のかげみ くも見
なる。島のあなた よ、見えやりなる。 をます国鶴 登。すます。静かみなす。 家っ島かけなごいふ類みて、う よかけ
古語。撰集抄「尼、こころをま まして、 ていふ。記「おまつごりうがひがをも」
%ま がくれ 図 島障。ままのかげr か
*〜 るること。 念珠をすりはべり」 をまさ図 島門。ままの瀬戸。古語。
萬「大君のさほのみかををありがよふ
あまかせ g 島風。島 よふく風。島より をまずり 図』鳥携。島、洲崎などの形を
吹き来る風。金葉「みまかぜ よちはた えまごを見れを碑代したもほゆ」
掘り出だしたる青草すり。古語。盛衰
っ浪の立ちかをへりうらみてもなはたの 「まま りりの直垂着て」 をまながし g 島流。刑の名。罪人を、
島ra流しやること。流群。 教の語。観音の縁日の稲。その日ré参 (氷)の古語。堀次「夕暮を震 よるみやを
をまなひとミg かぜ (風)の異名なりを 詣したるものを、四萬六千日参詣した けぬらむたるひづたひrs害たつなり」
いふ。古語。 る程の功徳ありざいふ。 をみこほる闘員 速。甚しく氷る。ま
をまね 召 島根。まま。ままぐに。「や をまもの図 島物。外國より渡りたる品 む。古語。堀次 「衣手の薄きや春の闘な
まをみまね」 物。船来品。 らむわが身*いをどまみこほりつつ」
*ま の こ 図 島子。うらしまのこの署。 をまもり 図 島守。島を守る人。島の番 をみたつ園国自 繁立 繁く立つ。古語。
古語。和泉式部集「あふこをを今をたの 人。増鏡「われこそをにひま まもりよれ 萬「いもらがりいまきの案 みず みたて
まぬなかなれをまだこそあけねるまの きの海のあらきまほ風心してふけ」 るつま松の木をふる人見けむ」
こが相」 を ま やま 陥 島山。島r ある山。 をみ づ 図 清水。『すみ(澄)水の約』清
をま び 図 島漫。ままペ réたなじ。古語。 をまーらくミ 園 暫。ま はらくの古語。 くすみたる水。清泉。拾遺「あおさか
萬「春がすみちまびょたちてたづがね をまる闘自 締 Qゆるびなくなる。記 のせきのま みつrsかげみえていまやひ
の悲しくなけを」 「大君のみこのま はがきやふじまりる くらむもちづきの駒」
をま ひこ 陥 島彦。植物。一種の夢草の まりもをほし」 Q身持ちなどのあしき をみ つくミ 園国自 凍付。こほりつく。古
名か、又を、夢草の線稲ならむ。古語。夫 ものが、改心して、よくなる。固くなる。 語。千 二 「従の葉réまみつく 箱のよ
木「ままひこの繁みréはふる青つづら をまわ 召 島回。島のめぐり。島の、か をへてをみ山もさやrs衣うつなり」
くるしきものをタされのこる 」 なたこなた16折れ廻れるところ。古語。 をみーみ に園 繁。まげく。ひまなく。
をまひね 図 かすみ(震)の異名なりを 萬「ももづたふ八十のままわをこぐ船 古語。萬 「みまくほりわが待ちこひし
いふ。古語。 rsのりraし心わすれかねつも」 秋萩を枝もみみみに花さきみけり」
ま%まほし 図 つき(月)の異名なりをい あみ召 露。動物。虫の名。衣服、書籍 をみやう の をしへ 図 四明数。『支那
ふ。古語。秘蔵抄 「さよふくる緑のそ な%この間 よ生やり。身を、長くして、小さ 天台の四 明 案よりされるか』 天台宗
らr*風ふけないをださえます みまほし く、色白くして、雲母の如き光りあるよ の数。
(707)

のかげ」 り、きららむしさもいふ。源「おみさい をみーもち 図 凍鮮。氷らせたるかき餅。


をまんろくせん-にち 図 四萬六千日 備 ふ虫のすみか よなりて」i凍。こほり こほりもち。
を遂なひく をまもの みみこほる
一事 一

---㎞
るみらにし るんいのほのぼ おんきく わん
来れる資物。信特みさんUQの剤
(708)

をみ ら に国 繁。剤によたなじ。 まこを。まごころ。信。
古語。千二 「こひをのみすがのねま ぬ réたなじ。
るんい のほのほ固 職調之炎。備数の
ぎふるゆきの消えだrsやらやりやまも 語。燃ゆるが如き怒の念。宇拾 「まん おんきくわん 図 碑祇官。古、太政官の
みみらに」 いの国のほえ、たなじやうよもゆれを、 上ょ位して、碑祇の事一切をつかさご
あむ園自 速。こ旧るみたなじ。俗 ょ、 敵の子孫をたえはてたり」 りしどころ。明治の初年 よも、一時た
まみる。狭衣「ひろごりふる雪、消えや をん か 図 臣下。君主r 仕ふるもの。け かれたり。かみづかさ。
るべくもあらすまみわたる」i染。Q らい。空穂「まんかをいふものを、君 おんきくわん の はっしん 図 碑祀国八
そまる。そむ。さほる。貫之集 「雨な の、わかくたはします御 心のたろそか 碑。高御産日碑、碑御産日碑、玉積産日
れをまぐれをいへむくれなみrs木のは よたはします時こそはべれ」 碑、生産日碑、足産日碑、大宮賞碑、御食
のまみてちらぬ日 てなし」 港。Q深く あん-かい図 碑階。碑は奉る位の階級。 津碑、事代主碑の八柱を申す。
感 り。どほる。源「わが心ながら、いを あん-かう図 深更。よふかよたなじ。盛 おんきは ミg刺制伯。碑紙官の長官。
かく、人ょちむ事をなきを」信なじみ親 衰「夜を、まんかうréなりぬ。人を、な あん-き3図 賑給。C施しにぎはすこ
む。i国自 染 前のま むょたなじ。 りをえづめたり」 を。Q特rs、古、五月16行はれし公事。
俗rs、ま みる。源「朝夕すやりみもなき頃 あんーがく g 心學。天明年中、京都の人 践しき民rs、米、臨などをたまひしこ
なれど、身みま むるここちして」i国 中澤道二の創めたる数。碑道、儒道、備 を。京中の市街をわけて、検非違 使、う
三池 締。俗ré、まめる。Qゆるまぬや 数の趣を、平易rs説き教ふるもの。 けたまはりて、これを行へり。
うみなす。堅く結ぶ。Qふさぐ。閉づ。 をんか-でん 召 碑 殿。奮内真よあり をん きり 召 魚肉を、甘臨よして、軽く、
源「やんござなき御かたがたの、物みた し、ちゆうくわでん(中和殿)の正殿。 日 よ乾したるもの。
まふさて、この戸口をまめたまへるな 碑事を行びしをころ。 おん ぐ 召 碑催。碑ょ供ふる供物。
るべし」 Q 数をまをむ。合計す。 をんーがり図 殿。Q軍の退く時、列の最 おんー&う 陥 碑宮。Q碑の御宮。信特み
をん 召 進。皇后宮職、皇太后宮職なだ 後réありて、追び来る敵を防ぐこを。信 伊勢の太紳宮を申す。
の判官。大進、少進の二つあり。i員。 韓じてすべて、事の後押へ。ありた し。 あん&うかいかふ 図 碑宮開闘武家の
五常の一。いつはり疑はぬこさ むつ。 おん き 召 碑器。Q碑より受けつたへ 役名。伊勢の太碑宮の事をつかさどる
もの。引付衆より競ぬ。 はし 智者、あるひえ、将経者、あんごん ら。世間のことがら。e れ〜りものよ
おん<う こうにん 図 碑宮園人。武家の ま などをもみなむ」 た なじ。
役名。碑宮開園の上よ立つもの。引付 おんーごんしき 図 碑今倉。おん剤 あん おちg 員賞。まんおつの古語。空
頭より競ぬ。 réたなじ。 穂「まんお ちょをあらねど、 うれしく
るん くらうさ 図新蔵人。新み、蔵人ょ るんごんーをゆう 図 賞司窟。備数の一 こそあれ」 _
なりたるもの。一説 よ、氏蔵人 よつづ 派。平城天皇の大同年中、空海の創め おんーおつ 図 人日。『東方朝の占書み、
く蔵人なりをもいふ。古語。 しもの。大日経の秘密員言陀羅尼を、基 元日を難、二日を大、三日を猪、四日を
をル ば 図 信解。備数の語。信じてさを をす。 羊、五日を牛、六日を馬、七日を、人rs配
るこを。 をんごん おん 図 賞言院。管内裏、ぶら 常せるよりいふ』 五節句の一。陰暦正
参ん ごさ 図 新引左。さむらひ(土)を くみん(豊楽院)の北réありし院の名。 月七日の稲。ななくさ。
いふ。遊女などの語。 僧侶の、参集して、修法せしをころ。 るん おん 図神人。Q碑を、人を。Qせ
おん ご じき 図 碑剤。古、六月を、十 をんざんーまひg 新参舞。昔、大名、旗 んにんみたなじ。
二月をの十一日、即ち、月次祭を同日の 本などの家へ、新しく来たる奉公人の おんーをん 園基深。甚だ。まこをよ。大
夜ré行はれし碑事。その儀式、大かた、 儀式をして舞ひし舞。 鏡「この翁だものののちを、まれなるこ
大賞、新賞の如し。行幸ある時を、中和 あんーを 図新司。新任の園司。後撰「思 を、おんしんを しんしん希有なりをを、こ
院よて、行幸なき時を、碑祇官réて行は 房朝臣のかみよて、みんしはるかた、 れを申すべきなり」
れたり。 まうけみ、展風てうじて」i進士。古、 おん-おやうg 尋常。Qよのつね。なみ
をんーごん g 員司。すんごんす ゆうの 式部省r て、試験を行ひたる上、諸官rs なみ。通常。普通。Q目だたすして、品
署。源 「まんごんの、ふかき道をだ よ 登用するため、諸國より選抜したる、才 格のよきこを。Q轄じして、ささやか
かくしをとむるこをなく、ひろめ仕う 學ある人。枕「ふるきま んしなどみ侍ら なるこを。
まつり侍り」 すで」i進止。事物を進退許否して、 をん じやう さい 図 碑賞 祭。新穀を、始
(709)

そんごん あ 図 賞司師。眞言宗の僧を、 思ふままré支配するこを。 めて碑祇み奉らせ給ふ大祭。毎年、十月


ほめていふ語。大鏡「住僧を、やんごを おんーを 図 人事。Q人のなすべき事が 十七日 よ行はせらる。かむなめまつり。
おん<うこうにん おんごんセき あんおち
をんをやう& おんだ をんでんつくり
(710)

i新党#祭。新穀を、碑紙rs奉らせ給 おんーだ g #沈。まんたみそよれなじ。 多んでんーづくり 陥 寝殿造 中古の貴族


ひ、又、天皇陸下も聞しめす大祭。毎年、あん たいg 進退 Q進むを、退くを。か の家の建築法の名。中央rs寝殿ありて、
十一月甘三日ré行はせらる。にひなめ けひき。今昔「いかさまréも、これを、わ その前rs、庭をつくり、左右rs、封屋を
まつり。 がえんたいよかからんするものなめ 建て、勤屋を、寝殿をの間を、廊あり、後
あんじやうみ g 新割 にひなめまっ り」 Qたちふるまひ。Q勝手気ままré 殿ありて、通はるるやうréせるもの。
りよたなじ。 扱ふこを。 おんー&う召 碑頭。矢じりの造りさまの
おんしゆでん g 口調闘。管内裏の御殿 おん-だい 図 碑代。人の世以前の世。か 名。矢頭。十訓「おんごうをはげて、射
の名。南面して、紫震殿の後方、ま よう みよ。特rs碑武天皇以前の太古。 たをして侍りけるを申しけれを」㎞頭。
きやうでん(承香殿)の前方みあり。 おんーだう 臼 花 早。魚を取る具。細き竹 をん-さり g 後取。酒を好む人の、えら
あんみゆをけ 召 碑酒補。軸よ供ふる酒 を編みて河の中rsたて、魚を追ひ入る はれて、御歯がためrs候ふもの。楽花
をもるをけ。 るやうrsつくりたるもの。 「殿上rs、みんをりをかいひて、こちた
あんず 個 信。まこをを思ふ。疑 おんだがめ 召 相は軌。ぬかみそを入る く酔ひののしりて」 _
はやり。源「みんじがたき事を思うたまへ るかめ。徒然「ぞ んだがめなりをも、熱 あん ないし 召 新内侍。こうたうのない
しかだ」 必をならむものをすつべし」 しを見よ。
をん すお召 副水。碑よ供ふる水。太 おんだ みを 図 料秋味噌。ぬかみそ(機 をんなぞめ 召 親和染。染模様の名。
平「足もひかす討死すべしを、まんすみ 味噌)をいふ。 寛文の頃行はれしもの。唐様書三井孫
を飲みてそうちたちける」 あん-たん 図 震旦。外園の名。Q今の印 之充の筆跡を寝 して染めたるもの。
あん せん図 訓側 eせんにん。かみ。 度をいふ。信 韓じて、支那。 あん-によ 図 賞如 備数の語。心の迷を
Q十二調子の一。 あんーづな 図 児絹。馬の進まむをするを 去りて、わが本性réかへるこを。純一無
あん ぞく 召 親族。たなじ血統をひきた 控へ止めむためrs、後rsひく綱。 上のまこと。
るもの。観戚。枕 「家ひろく清げょて をんーでん 図 料殿。古の貴族の家の表座 あんによの つき臼 頼如月。最 りなく、
まんぞくをさらなり」 親属。i 員俗。 敷。もや。源 「さすがよみんでんの内 圓かよ澄める月。主rs、迷を去りたる
備家の語。そうぞ く(僧俗)1るたなじ。 はかりま、ありし御まつらひ貸らやり」 心rsたをへていふ。
%こré伴びて、肌rs生する、たむしの如き たまひしかな」
をん はい 固 碑拝。碑ををがむこと。更
もの。始めま、甚だ小さく、痛く痛み、 あん らう図 心第。心のつかれ。あんは
いふわさして」 次第よ、大きくなりて、液出で、全身rs い。空穂「病気をなむもてはべりて、か
廣がる。和名「浸浮籍、俗云、心美佐字、 しこく、まんらうしはべるなむ」
なじ。 屈熱発於肌膚也」 をんーわう 図 親王。皇兄、皇弟、皇子、皇
図 親潟。徳川時代よ、徳川家 あん みやう固『針妙の音か。さらな、あ 孫など16、宣旨もてたまふ稲競。皇女
*㎞
の近親 よて、大名をなりたるものの稲。 んめうの個名なり』衣服を裁縫 する人。 を内親王をいび、出家の後、親王をなれ
尾張家、水戸家などの類。 たはり。古語。無名妙「さるほどなるな るを、法親王をいひ、親王みて、田家せ
あん びつ 図 員筆。慣ならぬ筆のあど。 まおんみやうの、きぬgすみて」_ るも、入道現王と申す。今を、宣旨16及
眞填。(偽筆よ封して)i寝筆、天皇の おん みらい 国書 未架 まんみらいさい はキり、四世までを、すべて、親王を稲し、
書き給へる筆跡。 の署。 五世以下を、王を稲し給ふ定めなり。
あんぶをやう目 信部省 なかっかさし おん みらい ざい 国書未栄際 『未来の 竹のその。 _
やうよたなじ。但し、淳仁天皇の時、一 限りの霊くるまでをいふ義』はてなく。 おんーわうg 人皇。たほきみ。天皇 (碑
時改められし名補。 後の後までも。 --
ré封して)
おんぶ をやう召 仁部省。みんぶしゃう をん めい g 神明。Qかみ(碑)ょたな をんわう せんげ 四 湖王国F。皇兄、皇
よたなじ。但し、淳仁天皇の時、1時敗 じ。Q特 よ、天照大碑を申す。 弟、皇子、皇女、皇孫など よ、親王を稲す
められし名稲。 おんめん の つかさ 召 人面職掌。男子 るこをを許さるる宣旨。
あん-ぼ 召 新補。承久の乱以後み、幕府 よして、様を織るつかさ。 をんーあたりg 新渡。新しく、外園より
が、朝臣の領邑を没牧して、戦功の士 おん もくだいg 碑目代。うぶぎぬの わたりたる物品。(こわたりは関して)
を、その地頭をせし稲。 だんしやょ仕へて、祭をっかさどる人。 をん おんg 新 れりみの剤を申
をん もんg 神文。誓をたてて、碑ょ申 す。なほ、みんを見よ。
(711)

をん ぼち図新鍵瀬 み はち(新発地)
たなじ。 すこをを書ける文。警文。i賞文。楚|をめ 召 標。 あなはの署。萬「山たか
をルみさう召 乳瀬。病の名 熱病な一字の経文。平治「法基のみんもんを講じ み夕日かくれぬあさちはらのちみむた
をみはい あんみやうるんらう
---
をめいろづき をめぬり をめり
(712)

めréまめのはましを」: 障。砂rs似 をめ ぬり図 塗。かたく 町鳴よ塗るこ をあつさま めらひむつかしの世や」


て、粘り気のなき土 温地を築さ立つる を。盛衰「七もちりなるまゆみのま 古語。
なだ よ用みる。i鴨。動物。鳥の名。 めぬりよ塗りたる」 をめり図 温。Qうるほひ。まさり。風
形、すやりめrs似て小さく、黄色rsして、 を め の図 占野。わがものを定めて、他 雅「山かげやよのまの霧のまめりより
嘴て、太く短く、脚を、淡黄色なり。和 の人の入るこをを禁じたる野。古語。 まだたちやまぬ木木のまたつゆ」 貸あ
名「鴨、漢語抄云、之女、小青雀也」 堀太「わがものとまめのrs飼 ひし春駒 め(雨)の異名。
をめいろーづき 図 陰暦三月の異名なり の手réもかからやりあれまさるかな」 をめる園画自 温。Qうるほふ。満る。
をいふ。古語。 をめ や固 四日矢。やじり ょ、四つの穴 源「あかつきがたみ、風、すこしみめり
を め-ごろも 図 染衣。そめたる衣。古 を明けたる矢。 て、むらさめのやうréふりいづ」Q火が
語。記「そめきがまるよちめごろもを」 をめ や< 國闘目 思ひま づむ。心配す。 きゆ。騎鈴「火、まめりぬめりをて」i
をめじ 図 なつ(夏)の異名なりをいふ。 まめる。古語。落窪「な ご、惟成を、い 沈。Qまめやかrsなる。ま づまる。源
古語。 たうちめやぎたる。物やうしなひたる 「うちまめりて、思ふこをありがほな
をめ おめこ園 引 めやかによたなじ。 をて、笑ひたまふré」 り」 Qまめや ぐréたなじ。
順集「まぐれつつうつろふ見れを菊の をめ ゆふ 園国 標結。まめなはを張
をめーを 図 締籍。物をまめ固むるため
色をまめを めをふる雨rょさりける」 る。萬「おめゆひてわが定めてしすみ の緒。
をめーをや 図 四周車。昔、用みし、小さ のえのはまの小松をのちもわがまつ」
をも 図 下。Qまた。する。(うへ よ封し
き車。 をめーよす 園国臼個 締寄。締めて、ひざ て)枕「もかうのまもる、ただ、すこしぞ
をめす 園国 鶴 示。見す。知らす。萬「ち をころrsよせ集む。俗rs、まめよせる。 ある」 Q践しき人。源「さてを、ま もな
ほひなを玉藻からさむ家のいもがはま をめら に召 繁。も みみによれなじ。古
るもの、わらはなを三四人」 Qくにぐ
づざここはむ何をえめさむ」 語。萬 「この夜すがらrsいもねり ょけ
に。地方。(かみがたみ封して):電想。
をめーなは 名 標編。ちりくめなはの署。 ふもみめらにこひっつぞをえ」 Q露の、秋、冬などrs、凍りて、白くな
萬「はふりらがいはふ赴のもみちはも をめ らふ 園国自沈。ちめるの延 散木 りたるもの。Q白髪reたをへいふ語。
まめなはこえてちるをいふものを」 「秋来てをかぜひやかなるくれもある 新千「年をへて星をいただく黒かみの
人よりるもよなり ょけるかな」 をも さ 召 下座。座席の下re位する方。 鵜舟rるかかるかがり火のみえぬよもな
をも あさ 図 電朝。電のふりたる朝。古 ま ものむしろ。 きま もつやみかな」 Q足もどのくらき
語。源「さむきもあさみ」 をも さき 図 婚先。寒くならむをする こど。古語。
をも がる園国自 電枯。電みあひて枯 前。編の降らむをする頃の始め。 をもつらかす 園 池 貸鶴。なして、み
る。(草木rsいふ)績古「何れぞを草の をも-だい g 下代。おもだいくわん だれしむ。
ゆかりもさひわびぬえもがれはつるむ の界 。 をもこ 図 薬。若き立木の、長く直くし
さしのの原」 をも-だいくん 図 下代官。武家の役名。 て、枝のまげきもの。古語。和名「襲、和
をも がれ 図 電枯。Q組がるるこを。編 代官ré次ぎて、年貢のさりたてなどを 名之毛止、木細枝也」吾。人などをうつ
がれたるもの。Qるもがれごきの署。 つかさどるもの。 ré用みる杖。むち。萬 「ま もさをる里
をもーがれをき 図 編枯時。草木の、相が をもつーかた 図 下方。卑しきものをも。 長が撃をねやをまで来たちよはひぬ」
るる時候。 ま もごも。ま もかた。源 「ま もつかた をもとづくる 図 要机。祭祀の時 ま用み
をも-&ち図 下日。家のうしろょある入 の京極わたりなれな」 る机。細き木の枝を結び束ねて造りた
日。平家「女房の局の もぐち漫み立 をも づかへ 召 下仕。親王家、撮家など るもの。
たすんで」:電相朽。ま もやけ(派)の の、座上の事などを務むる女房。枕「ち をもとゆふ 園 細枝結。ま もををゆふよ
古語。婦始 「わらはべ夜べのすがたな もづか へよたり、こもてまみるめり」 す、葛かづらなさを用みるより、か剤
がらま もぐちまじなはむをて」 をも-つき 図 電月。陰暦十一月の異稲。 réかけていふ。古今「す もをゆふかづ
をもぐもり図 電暴 。箱の降らむをす をもつき ひらめ 陥 電月平目。新月の頃 らき山rsふる雪のまなくをきなく思ほ
る前rs、空のくもるこをなりをいふ。古 ré捕ふる、大きなるひらめ。 ゆるかな」
語。萬「 もぐもりせむを ょかあらむひ をもつーひげ 図 下㎞。日の下よ生ひた をもの ころも図 相衣。編のふりかか
さかたのよわたる月のみえぬ思へむ」 るひげ。またひげ。古語。和名「髪 電、 りたる衣。新千 「ながき夜のちものこ
をもげいし 図 下司家。下位のけいし。 ろもをうちわびてねぬ人あるきあさち
(713)

和名、之毛豆比介、頭下毛也」
古語。源「睦じきま もげいしょて、殿rs をもつーやみ 陥 下闇。Q月の二十日以 ふのやだ」
も仕うまつるものなり」 後の闇夜。古語。頼政集 「かいくだす をものつる図 編鶴。年老いたる鶴の、
をもあさ をもさ をもつらかす
『 - "
を もふりつき
(714)

翼な%こ、白くなりたるもの。新千「わか をもふりーづきg 和降月。も もつきみた をや 召 約。生絹の、最も薄きもの。うす


のうらや入江のあしのま ものつるかか なじ。 ぎぬ。和名「秒、俗音射、似絹甚軽薄也」
るひかりなあはむをやみし」 をもーべ 図 下部。奴僕。ばなん 源「みも をや園 あいつ。かの奴。宇拾「たしか
をも のみお召 下御井。伊勢の豊受宮 べ な をつかはして、よもぎはらは ré、ま やくびきって、犬réかひてむをい
の傍下部阪の右réある井。上御井rs、 せ」優。 へむ 」
異鍵のありたる時、碑霞調理の用水を をもみーぐさ 陥 電見草。植物。きく(菊) をやう 図 荘。まやうるんよたなじ。源
するをころ。 の異名。古語。漢躍草 「幾世へし松の 「領じたまふ御みやうみまき」i第。
をもの や 召 下屋。ま もの家。ま もさ 木かげのおもみぐさ植る ける時を誰も 雅楽よ用みる楽器の名。筒の上 ょ、十一
まの家。下舎。古語。源 「す ものやだ えらねむ」 _ 三、またえ、十九の管を植えなら 、闘』
もの、はかなき板ぶきなる」 をも-む 図 下無。十二調子の一。 の横より吹き鳴らすもの。 第。さ
-
をもの よもき図 電達。年老いて、自 おもーん図寺門。Q寺の門。Q特み、近 うよたなじ。i生。いきて居るこを。
くなりたるた ころの髪 rs壁言 へていふ 江國園城寺の門。 いのち。i性。Qうまれつき。性分。
語。古語。績後拾 「みるもうしむかふ をもんーをんか 図 四門親家。縁のある家 Q物のたち。大鏡「このま やうを極せ
鏡の秋の影たをろ へまさるす ものよ の、また、その縁者。またえんじや。 させ給へる人ぞかし」性質。Q陰陽家の
もきえ」 をも や召 下屋。す ものやみたなじ。源 語。人の生れ年の干支を、その生れつき
をも はた 図 布機。機の一種。布などを 「おもやみぞ、様ひて、やをり侍るを」 よ配し、相刺の理rsよりて、相生、吉凶
織るみ用みるもの。 をた やかだ 図 下屋形。まもやかた。次 なごを定むるもの。「水るやう」Qこん
をもびを図 下人。下男 下女の補。源 のやかた。 き。ばんき。i省。官府の名。古を、
「ま れるま もびをしてやりけり」 をもーめらは 図 下童 雑事よ召しつかは 中務、式部、治部、民部、兵部、大蔵、刑
をも ふり 召 電降。模様の名。全鶴え、 るる童見。古語。源「かしこみはべり 部、宮内の八省、今を、宮内、内務、外
黒、嵐などréて、 相のふりかかりたるご けるま もわらはの」 務、陸軍、海軍、大蔵、司法、文部、農商
どく、斑白のあるもの。(多く て、織物rs を もーをれ 召 電相折。天気の曇りて寒き 勝 通信の十省あり。“史生。おじゃ
いふ) こと。 うよたなじ。和名「史生、俗二音如賞」
おやうえ 図 浮衣。白き狩衣。古、碑事 あやうがくおん 學院 さうがくみ たくれて そ参れる」
な%この時、庶人の濃服をせしもの。盛衰 んよれなじ。 をやう くわんせだん 宮 聖観世音 備の
「白きを やうえré、たてる はしきて」 おやうが-せん 図 生瀬刺。古の薬の名。 名。Q左の手rs、未敷連花を持ちて、一
おやうえの はかま召 浮衣松。自き布 生賞を煎じ出だせるもの。 切の衆生 よ、妙法薄華の、未だ敷かさる
の務。 をやうが たう図 生㎞湖。古の薬の名。 を、特 ょ敷かむさしたまふ姿を現せる
あやう が 図 唱歌。さりがみたなじ。古 生賞を煎じ出だせる湯。 もの。信だいじくわんせねんみたなじ。
語。狭衣「いをわりなき盤を、れをしあ をやうー ま 図 原札。古、陣屋などょて用 あやう げ図 生気。陰陽家の語。十二か
みし腰かけ。脚を、左右より、うちたが 月 よ、十二支を配し、(正月を子、二月*
げ、まやうがするょはやされて」i 五、以下、この順rs) 八封の方位rsより
撃井。Qくじかの牙。Q 『形、ま やう ひよ組み、尻のあたる虜reを、草などを
張り、発みて、携帯ょ便はしたるもの。 て、方位の吉凶をトひ、また、東方を青
がょ似たるよりいふ』自米の異名。
るやうかう召 上綱。僧綱の上位の おやうきやう図 上卿。みやうけいょた 色などを定めて、用みるべき衣の色合
もの。 なじ。千載「右大将発長、春日の祭のを をも定むるこを。公事根源「主上、ひの
をやうかい 図 H界。備数の語 備のた やうきやうrs立ちはべりけるrs」 ごさよ、出御なりて、あやうげの色の御
衣を、世のつねの御なほしのうへrs市
はするをころ、即ち、天空の稲。(下界 るやうきやくーを 召 掌客使 古、大臣の
ré封して) 大響の時、奪者を迎へゆきて、その前駆 ねめさる」
をやうかう召 常香。備前み、絶えず供 などをつをめし使者。 あやうけい 図 上卿。Q古、禁中の公事
ふる香の稲。 あやうくわん 固 荘官。っおやうじ(荘 の時、大臣、大納言、中納言のうち、その
をやうーかうはん 召 常香盤。常香を発 司) réたなじ。Qま やうやréたなじ。 奉行を、臨時 よ務むるものの稲。貸す
く香慮。多くを、方形réて、灰rs、溝を作 おやう くわん 図 上官。上rs立つ官人。 べてその日の議事の長者をなるものの
り、抹香を盛りて、端より、火をつくる うはやく。枕「お やうくわんな %この居 稲。@記録所の長官。
る障子を、皆、うちをほし、そこなひた をやうけう 臼 聖教。『清浄なる貴き数一
(715)

もの。
りなを」i政官。太政官の官人。古語。 をいふ意』備家の語、備数を指して
るやう がく召 正覚。備数の語。最も正
しきさをり。 源「かの内記を、お やうくわんなれを、 いふ。
参やうえ をやうがくおん あやうくあんせだん
- --
1
-
>
をやうげん おやうさ あやうしくわい
をやうげん 召 将監。近衛府の判官 行 強きこを。(下根r*弱して) の日の補。古を、この日、曲水の宴をひ
(716)

幸の時、緋の装束みて、馬 よのり、弓矢 おやうさ g上座。Qかみさ。かみく らけり。Q韓じて、三月三日の稲。この


を持ちて、御剣の役réさぶらび、又、五 ら。上席。Q特rs、寺院の法曾などの 日、雑遊びをなす。五節句の 1。i
をき、寺務をつかさどる僧のうちて、上 上使。将軍家よりの使者。
月ののりゆみをも務むさいふ。
おやうげんg 上弦 のみはりっきを見 座を占むるものの樽。 を やうし くわい 図 的歯曾。年よりたる
よ。iF元。お やうけんを つの署。 おやうざい 図 浮財。備家の語 備寺よ 人ごもを招きて、宴を開き、詩歌をつく
をやうげん-おつ召 上元日。正月十五 寄附する信心より出でたる金銭。 りなをするこを。数を、七人を、常をし、
日の稲、この日小豆弱を食へを、年中の あやうさう 召 将習。近衛府の主典 列座の順を、最も高年なる人を、上を
疫を挑ふざいふ。これré封して、七月 の稲。 す。月詣集「清輔朝臣の、みやうしくわ
十五日を、中元をいひ、平月十五日を下 おやうさせき陥 H座石。庭師の語。築 い行ひ侍りける、七愛みてよめる」
元をいびて、星な%こを祭るこをあり。 るやうじとミわん 図 掌シ官。天皇の御
山ré据うる石。厚くしてひらたし。く
わんたんせき。 印電をうかさをる官。
をやうこ 図 針鼓。雅楽ré用みる楽器の 備数の
名。形圓くして皿の如く、物rみかけて をやう を 召 生死 生くるを、死ぬるを。 をやうじ ちやうや 図 生死長夜
語。人の、この世ré生きてある間を、夢
叩くやうみせるもの。多くを、青銅ré 空博「輪回まやうしの罪ほろぼして」
réひをしく、死にて、始めて覚むといふ
て製す。 るやう お召 随子。家の中よて、物の隔
こと。
をやうごく ぐわつ臼 正五九月。正月 てré立つるもの、今を、専ら、あかりま
を、五月を、九月どを 行せていふ語。こ やうじのみをいふ。落窪 「へだての おやうーを つ 図 上日。UっQたち(朝日)
やう以をあけて出づれを」シ réたなじ。Q 役所ré出動する日。常
の三月を何れも、節句などあり。
をやう ごん 図 荘殿。きれいょして、い あやうを みよたなじ。i的侍。ない 番の日。
かめしきこを。りっばなるこを さうご ものかみよたなじ 掌侍。ないしの おやうじつーをゆう g 成質宗。備教の一
-
派。白雄四年、南都の僧道照、勅rsより
ん。源「堂のちやう ん、例の、いさめ お ようょたなじ。i荘司。あやうる
でたし」 んを司る役人。:困子。 椅子の類。 て、入慮し、長安の、玄葬三蔵より博授
るやうこんg H樹。 備教の語。根気の ほゃうみ g上己。e三月の、初めの己 せれられしもの。成質論を基をす。
あやうじ の いた 図 障子板。鎧の胸板 をやう おやう 召 清浄。備数の語。清く *てあり。古語。源 「をみréも動かれ
の上reつづける、牛月形rsして唯みあ して、汚れざるこを。 ず、あまりお やうずめかしを思したり」
たるをころ。 をやうじやう-せせ園 生生世世 備教の おやうすめく 闘言 上蹴。貴人の如く
あやう おん 図 精進 『精力を籠めて、道 語。現世も、後世も。生れかはり、死に 見ゆ。古語。源「やんごをなき人 よ、い
よ進むをいふ義』 備数の語。Q1 心rs、 かはりて、末長く。 たう劣るまじう、お やうやりめきたり」
備道を修業するこを。Q身を清め、物い をやうじやうーひ 図 狙猫綱。染色の名。 おやうせい-ごうじ 図 F湖剤 子。ぜに
みなをするこを。枕「一日はかりのお きはめて濃く、鮮かなる紅色。 (銭)の異名。
やううぶんのけたいをやいふべから、 をやうじやひっすお召 盛者必衰。備数 おやうせん の たんじやく図成選短冊。
む」Q韓じて、膳部rs、肉類を用みず、野 の語。盛なるものを、必 り、また、衰ふ 選定せる人の名をまるしたる札。古語。
菜のみを用みるこを。 べきこを。平家「沙羅魔樹の花のいろ、 公事根源 「これも、二月の列見の時の
をやうじんーだち図 精進落。まやうじん 剤 ずみの理を現す」 お やうせんのたんじやくを、二省より
を果たしたるこを。精進明。 おやうおやう図 上乗。備数の語。勝れ もて参れるを、大臣の奏問する儀なり」
あやうじん-けっさい図 積進潔癖。ちや て最上なること。 をやうーをう 陥 請僧を書き、請待したる
うぶんのQréたなじ。 をやう おゆ 図 聖刻。備数の語。備法を 僧なりをいふ。古語。狭衣「講師を、山
あやうじん はらみつ 召 精進波羅密 備 信仰する人。_
数の語。六 波羅密の一種。精進の波 おやうをゆ図 城守。Q城を守る人。ほ おやう だい 図城代。武家の役名城の
羅密。 徳川時代ょ、城を持てる大名の種 代官。さだまりたる王なき城を守り居
をやう おや 図 精舎。『精練行者の舎を おやうす 召 上手技藤なざょ巧なるこ るもの。
いふ義』 てら。がらん。:生者。生 を。また、その人。(へたみ封して)源 をやうたい なし 園園 無正鶴 何事も覚
きてみるもの。平家「まやうぶや 必滅、 「いを、物のお やうやりなる女さへ、多く えりあり。殆ど、死にたるが如し。沙石
曾者定離」 あつまりて」i上衆。備教の語。貴き * やう
(717)

集「時いたらさりけるよゃ者、
をやうーをやう 図 省掌。八省の雑任。く 人。古語。(げすょ勤して) たいなき事 ょてありけれをも」
わじう(官掌)の類。 おやうおめかし國目 上衆 貴人のさま をやう だう 図 聖道。Q備数の語。天台
あやうじのいた あやうをやう おやうすめく
j} 『シ 『 』 『
おやうたう を やうどうをやうがく をやうにん
もぞ遂ふをて、ぶやうにちのものを、
(718)

宗を、眞言宗を。Q寺のちごの異名。一 やうごう」
をやうこうーをやうがく 図 成等正覚 備 あまたつけて」
を。i上道。都ょ向びて、上るこを。 教の語。迷を去りて、悟rsつくこを。 をやう にんg 上人。Q智徳を備へたる
おやうち召 上智。備数の語。上乗なる おやうをみんしゅう日 シ 僧。千載「あるみやうにんの来たりけ
智隷 i浄地。『清浄なる土地をいふ の1派。いっかうま ぬうよたなじ。 る日」 Qほっけう (法橋) よたなじ。
義』 備寺などのある土地。 おやうごをゆう 召 浮土宗。備教の1 聖人。
要 やうーつき 召 群月。人の死にし時を 派。文治年間、法然上人(源空)の開き おやうねい でん 図 常寧闘。管内裏ょあ
たなじ月。 しもの。元、天台宗より出でて、三部経 りし殿舎の名。南面して、まやうきやう
*やうでん 召 聖天 『大聖歓喜天の専』 を主義 をす。 殿の後方、ちやうくわん殿の前方みあ
り。きさきまち。
備の名。密教 ょて祭る碑。鬼子母碑の おやうをせんねんはゆう目 シ
類。これを斬願するものを、金圓16、不 宗。備数の1派。ま やうをみゆうょた をやうねん 召 生年。よはひ ねんれい。
自由なしをいふ。 なじ。 平治「橋子悪源太義平を、みやうねん
おやう を召 浄土。備数の語 備のいま おやうをのあるしg 浮主。あみだ 十五歳」 ー
す國。悪事をいふものなく、全く無拓 ぶつの異名。_ をやうのことg 割。さうなたなじ。
の世界なりをいふ。なほ、ごくらくを をやう ないg 荘内。荘園の内。領土の をやうの ふえ 陥 第 ま やうみたなじ。
見よ。落窪「よろづの事、お やうごのこ さかひうち。 おやうばん 図 城番。城代み従ひて、城
こちする」 をやう にち召 正日。Q喪みあたりてよ を守る兵士。
おやうこう 召 常燈。Qたえず供 へた り、四十九日目の日。Q一めぐりの忌 をやうばんーをゆう 図 相用刻 武家の役
く、備前のをもし火。枕「みあかし、 日。一週員 。源 「御法事なざ過ぎぬれ 名。室町時代よ、大名の内16て、器量を
やうgうみをあらで」Qすべて、街上な %こ、みやうにちまでを、獅こもりたは えらび、将軍の、他の大名の家ré御成の
やこみ黙するこもし火。 す」 Q年年の忌日。 時、御相作みあづからしめしもの。
おやうやう 召 上龍。う わらは よた おやう にちg 上日。お やうを つのQ おやうはりの かがみ 図 浮競園鏡。備
なじ。平家 「女房のめしつかひけるを 16たなじ。古語。平家「また、さるめrs 教の語。地獄rsありて、亡者が、生前の
て設けしもみぐら。
善行悪行を、映しあらはすさいふ鏡。 き廻るこさ。古語。源「このちやうふ
をやう び 図 藩徴。かさねの色目の名。 ぎやう、そのわたりの里、京まで、あり をやうへいため 図 正沿染 ごめんが
きけるを」 を見よ。
表を紅、裏を紫なるもの。
をやうぶうち召 草満打。古の遊戯の をやうふくーだう図 員祀堂。シ内裏の太 おやうほく の ごしよ図 城北御所。徳
極殿の東南みありし堂の名。 川氏のをき、田安門を、清水門をの中rs
名。五月五日、草蒲réて、編を造り、見
造りし殿舎の名。
供などの、打ち合ひてあそびしこど。い をやうぶ たたき召 関湖叩 みやうぶう
んちうち。 ちよたなじ。 おやうほくめん 陥 F北面。四位、五位
をやうぶーがさね 図賞温襲。かさねの色 おやう ぶつ 召 成備。備数の語。死に の諸太夫réて、北面の侍をなりて、院の
日の名。あやめrsれなじ。 て、備をなるこを。 昇殿を許されたるもの。
をやうぶ がたなg#流刀。古、端午の あやうぶのこしg あやめの おやうぼん れんだいg F品運豪 備教
、節rs、童見の、草権を、太刀の形ré造り こしょたなじ。 の語。極楽 浄土rsありをいふ蓮のう
て、玩び しもの。 |るやう ぶん 四 性分。うまれつき 性算。 てな。
ぶん 図 上問。かみへの聞え。 おやう ぼんわう図 浮船引。精迦の父。
あやうぶかたびら日 高橋鮮子ェ物の おやう
上聴。 中天塗三摩仰陀國の王。
名。五月五日rs 京都祇園の遊女の着 -員
る順子。 をやうーへい 図 員平たいへい(泰平)み をやうみやう固 唱名備数の語。ねん
おやうぶ がは 名 賞㎞革。唐のなめしが たなじ。 ぶつ よたなじ。
はを、藍色ré染め、富蒲の花を、葉をの をやうへい-かう召 昌平校。徳川綱吉の おやうみやう 召 盤明 備数の語。天空
上野の弘文院を、湯島rsうつして改め の五明の一。盤韻の寧。
模様を、自くたけるもの。海武を、その
音相通りをて、古え、武具などの製造 ょ たる名。 おやうめ 召 上馬 よき馬。駿馬 源「世
用みたり。 あやうへい-がは 図 正平輩。剤 よなきを やうめ ごもを、どをのへさせ
おやう ふきやう 図 常不㎞。備数の語。 がはみたなじ。 たまへり」
(710)

(員
常の行をして、法華経の不軽品の、二十 おやうへいさう 図 割剤 古、米債を、 るやうもん 召 期門。おけょたなじ。“
常rsひさしからしめむがためrs、官rs i入の門前 よ立ちて、鐘をならし、銭を
四字の得を補へつつ、ここかしこ、ある
あやうび をやう3くだう をやうへいをめ
- -
* -
-
--
- -
あやうもん おやうらふのお じん おやうるりをはお
(720)

乞ふ僧。 _ おやうらふ のすおしん図 上廃随身。 おやうるりをはお固 澤瑠璃『芝居 元


おやうもん 図 盤聞。備 数の語。うは はんちやうょたなじ。貞丈雑記「番長 隷時代ょえ、稀なりしより、特ょいふ』
さ。をりさた。名高きこを。評はん。一 を、随身のかしらなり。これを、お やう 浮瑠璃み、語り物を交へて興行
する芝
をやう や 図 荘屋。Qまやうるんを守る らふのすみじんをいふなり」 居の稲。元競時代の語。(今え、普通 よ
人の家 e1村、またえ、数村の百姓の をやうらん-ろう図 期蹴機。古、應天門 なれるより、単ょ芝居をいふ)
長。むらをさ。なめし。 の西方ょありし高博の名 おやう おき 召 潮風。お やう (浄土)
をやう よう陥 諸用。加持斬蔵などのた おやうり 召 草剤。さうりの説。七一職 またなじ。
めré、僧侶験者をもを請じ入るるこを。 人歌合「さうりつくり、お やうりお やう をやう みん 召 荘園。中古、皇子、諸
臣な
をやうようーぶるひ 召 調用振。請用みあ り、板金剛めせ」 %こみ陽ひし田園。但し、そのをころ よ生
ひて、験の顕れしを誇るこを。盛衰 「御 おやうりもち 図 草履持。主のさうりを するものを賜ふréて、田園そのものを
験者のさやうようぶるひず、何れの日 持ちて、随身の後rs従ひゆく供人。さう 賜ふみをあらやり。後rsを、私ré開撃し、
réて侍るべきぞ」 りをり。貞丈雑記「草履取を、いにしへ 又を、他を、筆井せるあり。
|おやうらくミ固 F沼。都ょのぼるこを。 を、お やうりもちをいふ」 をや か陥 輝迦。印度の人。浮焼王の
(将軍家などょいふ) _ をやうーりやう 路 樹割。備数の語。死人 子。番 達太子 を稲す。備道を創めし
おやうらくーる 図 常楽曾。ねはん ょた の魂。聖撃。 人。如来の1。
なじ。 あやうりやうまつり図 瀬劉祭 う 国 おや かう 図 農 香。だやをいふ獣の膳よ
おやうらふ 図 上弱。Q公卿の女の、年 んみたなじ。 りをるもの。香気、甚だ強く、薬用をす。
功を重ねて、二位、三位rs 昇りたるも
をやうりやう やんまg 精㎞ 鈴。動 をやか の だん じやう図 精迦誕生。享
の。源「お やうらふをも、皆まうのぼり 物。虫の名。きやんまをいふ。京都、大 保の頃、小さき興rs、茶を入れ、中 よ、響
て」Q大臣家の娘réて、1位、二位 よな 坂の語。 迦の誕生の姿を立て、屋根を、いろい
りたるもの。Q廣く、身分よき女の稲。 をやうりやうみ 図 精劉倉。うらほん ろの色紙などr*て梅へ、卵の花なをつ
源「これま、おやうらふの中r*も、多か まれなじ。i聖魔曾。聖徳太子の鳳 けて、物乞ふものをもの持ちあるきた
るこをそかし」 盤を、聖鍵院より、六時堂よ移す曾式。 るもの。
あやか むにぶつ g 科迦牟尼備。ゅの いふ機。長さ数歩、廣さ、尺 よ満 たり、 先ré、数多の操をつけたり。撃林で探患
名。Rやか よれなじ。源「まやかむに その下、数千丈ありて、天台大師の、初 抄「みや くちやうみてあはへりけれな
お つ 弟子をなのりて、ゆるやか よ譲み めて、登山の時、この橋rs宿りしよ、羅 あやとミーてん g 科貧。支那の孔子、並 よ
たまへる」 漢現じて、将来の事を説示したりを その十哲を祭ること。古、二月を、八月
おやき陥 邪気。病の名。かぜひき。か いふ。 をの、上の丁の日、大學察よて行はれた
ぜ。ふうじや。著聞 「はじめあゆみた おやく-けう 図 躍数。穏迦の数 備数。 り。枕「ま やくてんもいかならむ。くじ
りつるものを、おやきなり」 =員
をやくご 固 赤後。あや くの日の次 などを、かけ 奉りて する事なるべし」
をやく陥 菊。『 初の音、質え、こっなれ の日。 をやく-どり 臼 的取。宴曾の時、酒をつ
やこ、骨を通やりるを忌み、尺の音を借り をやくおつ 図 赤日。おやくのひ ょた く女。的をんな。盛衰「まいやくさりよ
て、かくいふ』 束帯の時、右手rs持つも なじ。 を、書の女をいだして」
の。木、またを、象牙などréて造る。元 をやくせつにち 図 赤吉田。おやくのひ をやく にち 召 赤田。おやくのQみた
を、事をえるして、備忘のためみせし réたなじ。徒然「ま やくぜつにちをいふ なじ。
が、後ょをただ、儀式のものをのみなれ こを、陰陽道rsを、沙汰は きこをなり」 をやくミ のひ図 赤日。陰陽師の語。赤ロ
り。和名「 初、俗芸尺、手板、長1尺六寸、 るやく せんだん図 赤相糧。植物 木の 碑といふ碑のつかさごる日。この日を、
潤三寸、厚五分也」i周易 書名。まう 名。ごづせんだんr*れなじ。 ㎞古を用みる16悪しといふ。即ち、正
えきの古語。拾芥抄「周易、まやく」 をやくそん 図 積算。響迦を、崇めてい 月を、七月どを、三日、九日、十五 日、二
あやくにち 図赤日日。おやくのひょた ふ語。公事根源「天龍くだりて、水を注 十一日、二十七日、二月を、八月をも、二
なじ。 ぎて、みやくそん よ浴せたてまつりし 日、八日、十四日、二 十 日、二十六日、三
おやくくわうを召 銅翼士。備数の語。 こをなり」 日を九月をを、期日、七日、十三日、十九
ごくらく(極楽)の異名。」 おやくミーだう 図 若道。『若衆の道を、界し 日、二十五日、四月 を、十月をを、六日、
おやくミわうのみやこ図 砲光都。備 て、音請せるもの』 少年を寵愛するこ
(721)

十二日、十八日、二 十四 日、喝日、五月
の住み給へる都。 を。かげま。 を、十一月をを、五日、十 一日、十七日、
あやくけう 陥 石橋。天台山みありを をやく-ちやう g 鍋校。法師のつく杖。 二十三日、二十九日、六 月 を、十二月を
おやくてん
参やこ をやは
ラ やくびやうし
界なを
を、四日、十日、十六 日、二十二日、二十 はをりの雌rs似て、頭を、うづらの如一をや は 陥 を凌。『楚語 忍土、忍
(722)

の義。三毒諸頃機を忍受すといふ意
八日。 く、胸の漫ré、丸く白き紋あり。日本rs
Q備教の語。この世 。今の世。現世。
を栖ます。よく、友那の詩なご1s見え
をやくミ びやうくしg 初抽子 拍子を取る a ㎞じて、牢獄のそを。囚人の語。
楽器。 初を、二つよわりて造る。さく て、常rs、南ré飛ぶものをいふ。
をやこ図 娘始。 女の髪の結び方の名。 あやはせかい日
遽退世界 。備数の語。
はうし。 るやはみたなじ。
まやこの形の如きもの。 同
おやくまくg %。 備 の 物まっ 召 劉。楽器の名。 肝
「お やくまくの答の
かなること。新古 をや さ 図 謝座。古、元日の節倉なごの おやひ-せん
を、えらおうなぎの皮みて 張りたるも
岩戸のま づけきみなみだの雨のふらぬ 時、殿上の座rsつきて、まづ、その濃を
の。琉球みて用みる。三味線を、この形
日ぞなき」 申しし儀式。公事根源 その後、まやさ
備数の語。亡び果 の儀ありて、階をのばりて、堂上の牌か
をまねたるものをいふ。
おやくミ めつ 臼 寝滅 をやーへう 召 闘約。動物。ほどをぎす
つるこを。 け16つく」
なじ。 (時鳥)の異名。
をやくもん 図 適門 『造し、韓迦の成道 をやーだ 図 梁。あづちょた をやーみ 召 沙弾。『楚語。息悪行徳の義』
より以来、今 ま至りて、成備度生を論 おやだう図 邪道。よこちまなる道 字 備数の語。備門rs入り刺楽したる男子。
する16、皆これ、本rs従ひ、逃を 垂 るさ 拾「今を、まやたうrょたちなんする、う
(沙弾尼raタして)
まるせる よりいふ 法華経の中の、前の きことなりをいふ」
に g 沙弾足。備数の語。始めて
十四品の種。 をやつ 圏 かれの奴。きやつ。平家「まや をやみ
備門16入り、刺髪したる女子。(沙瑠rs
つ、ここ へびきよせをて」
を やくる 闘員 ㎞。さくりおく よた
なじ。撰集抄「まやくりもあへキり泣く をやに かまぶ 園 斜構。
剣術の語。刀 封して)
の柄を、園手rsて、斜16持ち、身構をす。 をやむ
がは 図 運羅草。昔、専ら、足袋
めり」
など よ用みし草。もを、避躍より渡り
参やけg 邪気。もののけ よたなじ 源 俗rs、まやみかま へる。
しもの。
「例の御を やけの、ひさしく、起らせた をや にち 図 計日。暦の語。春分、秋分 -ぞめ 陥 運羅染。染色の名。運
の前後16近き成の日。春のを、春赴を をやむろ
あやこ % シ 動物o 島の名。 形、に 羅國より舶来したるものQ さらさ。
いひ、秋のを、秋斗 をこいふ。
をやもんg 沙門 『楚語。悪を息めて、 る水。 女。ほかちまけ。まさりれをり。十㎞
善を勧むる人をいふ義』僧侶の総稲。 をゆg主。Qぬし。あるじ。eわが# 「昔え、ちゆうを決して、藤能あらはる
をやらい 図 射濃。古、正月rs、禁中rs ふる君。ま ゆう。主君 大和「このま るょついて」
ちゆは 所も



あて終?


調

いg
きまりんゆるき
みやす
ななる
えもの。

て、弓を射しめし公事。十五日rs、兵部








i










高すき うえん
もの
なる
肝要

省réて、手番 ひを定め、射手をそろへ


示て

こと





(

て、十七日、建濃門院r て行へり。 を、必す、いま一度、奉公の身たらむさ


をやらおゆg 湖㎞樹。植物。木の名。 て)「従三位まゆ大納言」 いへり」
さらそうじQrsたなじ。 おゆgg。備の惨を賞めたる歌。「倶 をゆうきばんg%議別。歌合の時 定
あやらそうしゅ日 シ 植物 木 舎のま のを、すこしいひつづけありく まりたる判者を置かやり ょ、識人の、互
の名。さらそうじgréたなじ。
こそ残 につはらけてをかしけれ」 はその機 を判すること。
をやらはらさうg 渡㎞%蹴草 植物。 あゆ いんg手即 g手の指r て 印 をゆうちゆうg衆中。e多くの人人
草の名。天笠三ré生じ、葉魔 く、馬、これ を結ぶこさ なほいん 印 の を見よ。」 の中。シ川時代またかれたる役目
を奪ふ時を、化して、人 をなるといふ。 平治 大師るゆいんを以て封ぜらるさ」 の名。評定所よいてで、事を議する、三
をやりg金利。『シ『 eさりょた Q。常人の直書。又、自ら暴名、花押せ 奉行、大目付、目付などの稲。
なじ。eこめっぶ 米粒 の異名。 るもの。 をゆうでしg%弟子。僧俗、男女ょか
をやり たふ g %利塔。さり、即ち備骨 をゆいん ち 臼 米印地。赴寺の領分、及 かはらす、世の衆人を、皆、俳の弟子な
を納めたく塔。 び、大名、公家などの、歴府より、朱印謎 りをて稲する治。備者の語。
りちりー
さや




g
即み



書を附風せられたる田地。 おゆかいg 将成。始めて、備門な入り


古語
祭る

古今「雲林院のみこ るゆいん ぶねg先即船。徳川時代よ、たる人ょ、戒を長くこと。新拾 延暦寺


の、ま やりるよ、山ょのほりてかへり 発府より、朱印書説を附興せられて、特一 の戒塩、さらみつくりて、澄覚法親王、
けるみ」 ょ、支那、及び、西洋、南海諸園よゆき、一 を 3かい行ひけるとき」
殲 をやれがひ日頃員。水ょ順れたる員。一通シするこさを されt おのかミ日 シ 植物。きく この
(一をやれ きg 昭木。水な*こょ顧れた ゆうg 離雄。Tめすと、をすさ。男 異名。
をやもん をゆあゆうえん
参ゆがと をゆくを3 参ゆげんだう
(724)

おゆがく 艦撃。支那の、古の聖人の あゆく をふg宿執。かねてよりの思 て、諸國を巡回するもの。山伏。また、


道を撃ぶこを _ ひ。前世の約束。十訓「前世のみゆく その、吉野の大条み入るものを 先達を
あゆきやう 臼 修行。Q藝術を替古す まふみや、この事、さりがたく、心よか」 いふ。
ること。Q特ré、備数を寧おこを。 かりはべれを」 をゆげん だう召 修駒道 備数の一派。
をゆくせん りやう臼 宿線織。織物の 宇多天皇の頃、醍醐の僧聖望の創めし
*たなじ。 名。縮みたる糸みて織りたる綾。まじ もの。胎蔵、金剛の雨界rs基き、本地車
|おゆきよ召 入御。天皇なをの、臨御の らち i熱線織。織物の名 十分 よ念 跡の説réよりて、加持、斬 蔵をたこな
をころより、内裏み入り給ふこを。平治 を入れて作りたる、上等の糸réて織り ふ。碑備雨途み仕ふるみよりて、雨部を
「待賢門よりを ゆぎょあるべきょて」 たる綾。 もいふ。
をゆく いん 召 宿因。備数の語。前世よ おゆく まい g㎞米。米の意たるもの。 をゆーごg 守護。Qまもり。けいご。Q
りの因縁。 感衰「タべも、けさも、たんを ゆくまい 武家の役名。将軍家より、諸國rs遣し、
をゆくえ 宿衣。うへのきめを、さし をだみも、御覧じ入れさせたまはす」 國司r*副びて、その國務を執り行はし
めきを。衣冠 」 あゆ くん 陥 主君。きみ。ま ゆう まゆ むるもの。源頼朝の、鎌倉を聞しき時、
をゆくえう g 宿曜。二十八宿を、九曜 じん。枕「このなかのみゆくんみを、 地頭を共rs、始めて置きしもの。
星をを見て 占びするこを すくえう。 れまへこそれはしませ」 るのごを 図 守護使。武家の役名。まゆ
多ゆくえんg 宿線 備数の語。あゆく をゆく みい g 宿衛。宿直して、護衛の ごの使。田畠の調査、年貢の未納など
いんみたなじ。 役をつをむるこを。 を備促するもの。
をゆく ミわん 図 宿願。かねてよりの 参の ば 類御。備数の語。経文の中 をゆごをよく g 守護職。武家の役名
願 久しくかけにる願撃。 の、一種の詩。傷。 * 3gréれなじ。
をゆく ご3 g 宿業。備数の語。宿世の をゆけんg 個職。剤の署。 をゆご だい 陥 守護代。武家の役名 守
ごふ。前世のむくい。 をゆげん おや臼 修験者。修験道を修 護の代官。
をゆく あ g 宿紙。紙の名 すくも また 業する人。すりかけ、裂装、兜市をつけ、 あゆご だいにっん g 守護代官 武家の
なじ。
大刀を嘱き、金剛杖をつき、法螺を吹き 役名 Grsたなじ。
- -
見よ。 てさふらふ」
あゆご ぶきやうg 守設奉行。武家の役
名。すべて、守護の上の事をつかさど おゆあよう召 殊胴。Q備数の語。最も を ゆ だ g 首照。天笠園の四姓の一。農
るもの。 すぐれたる徳。Qけなげなる事。碑妙。 民のちすち。すだ。
をゆ こん四 種樹。たね。すお やう。盛 奇特。 おゆ だい 図 入内。女御などの、きさき|
衰「師光を、阿波國のもの、ま Qこんま、 おゆす 園囲調砲 訓。よむ。歌ふ。日す がねをして、先づ、内裏 よまみらるるこ
みなかうごなりけり」 さぶ。枕 「そのからうたをぶゆして、 を。平家「きさき、たんを ゆだいあるべ
おゆ こん図 入魂。熱意なるこを。 悪戸rs、殿上人、いを多くみたるを」 きよし」
あゆざ 名 首座。 かみさなたなじ。 をゆすびん 召 編子競。『稲子の頭市を おゆだうのにけう召 個道T執。孔子
朱座。徳川時代rs、朱を調進せしめし 被るよりいふか』 びくに (比丘尼) の の教を、老子の教と。
をころ。金座、銀座の類。 異名。 をゆ ちやう 臼 主融。Qさく刻ん(佐
官)を見よ。Q古、軍園16て、文書のこ一
おゆさんをう日進三宮 おんさん〜 あゆせい-れう召
たなじ
主税寮 ちかられう ょ
ををつかさごりしもの。
うréたなじ。 。
をゆ さんごうg 進三后 を3んさう あゆ せき 召 手填。筆の填。書きたる交 おゆつ g 術。Qわさ。蘇。Qてだて。
うみたなじ。 字。盛衰「父のみのせきをたまはむを はかりご ご。手段。
をゆ おやうg 主上。天皇を申す。平治 たもひ」 をゆつきよ 陥 出御。天皇の禁中をい
「ま のを やう、御位をすべらせ給ひて、」 で給ふこと。百練抄 「長徳三年十月二
**-
衆生。f教の語 もろもろの生物。 宮坊rs属して、皇太子の御膳 の事をつ 日旬出御南殿之間」
源「経を、六道のす のを やうのためrs六 かさごりしもの。 を ゆっ け図出家。Q父母の門を離れ出
部かかせたまひて」i手札。碑他のも おゆせんあ 召 録銭司。古、銭を鋳るた でて、僧をなること。Q僧侶の通稲。
ちみるもの。柱杖。 めょ、臨時は置かれしっかさ。 おゆっこん 図 入魂。お ゆこん ょた一
あゆ じやう さいを 召 衆生瀬度 備教の おゆーを 陥 呪阻。のろふこを。まじなふ なじ。
(725)

語。備の、業生をめぐみすくふこと。 こさ。宇拾「これを、君を 3そしたて をゆっせ固 出世。Q備数の語。みゆ っ


あゆおやくミg 未雀。おしん(四神)を まつりてさふらふものを、道ようづみ せけんの署。『世ょなり出づること。一
-
をゆごおきやう おゆみよう をゆだ
参ゆっせけん おゆぼくだう 参ゆんあうでん
をえ、赤きょ、みゆぬりだるさまよて」 稲して、二監のまゆんをいふ。その他
(7 26Y

出身。立撃。
そのっ せげん傾 曲闘 備務の語。俗人 おゆぼく だう 図入本道。『支那言の王 即位の後、政事を聞しめし始むるを、萬
の世の事を捨てて、備門r*騎するこを。 義之を、頼る能書réして、その筆㎞、水 機のまゆんをいひ、十一月十一日、冬至
をゆっちやう図 出定。備教の語。僧が、 ré、三寸も入りたり をいふ故事より出 réあたる時の説を、朝日 のまゆ んさい
行のためみこもりたる傷所 より出づ でたる語 」書道の名。藤原行成を、祀を び、内奥新築の後、始めて、その披露を、
ること。 するもの。 南殿r*て行はるるを、新所のまゆんど
参ゆっこうにんg 間園人。武家の役名。 をゆみ さ 剛座 e奥の名ごころ。

いふ。Q 韓じて、魚、野菜などの、よく
君の傍みありて、政務r*興かるもの。即 はちまんき ょたなじ。Qまゆみだんrs 熟して、味のよき季節の稲。Q又、韓じ
ち、三管領、四職、奉行人な%この種 。又 たなじ。 て、その時の相應してあること。
大名の家*てを、老臣、奉行の博。 をゆみ せんg 御園山。『楚語。藤洋慮 をみゆんあう でんg 春㎞。雅楽の曲
あゆつ なふ 図 曲納。蔵人所の官名 職 の約、妙富山を講ず』備数の語。山の、名。一越調なるもの。
事の雑務を扱び、かねて、雑具などの出 極めて大なるもの。天地四妙ょ次ぎて、 をゆん うんg春雲。ちゃ(*)の異名
納をつかさごるもの。 高さ八萬四千由旬、大海の中みありて、 をゆんきようでん陥 藩闘 みゆんご
参ゆつり図 出龍。備数の語。浮世をい 日、この陰み入れを、夜をなり、現るれ一うでんみたなじ。
で難るるこを。 を、書をなり、月なども、赤、この陰みか を ゆんミ のもん 陥 春調門。内裏の外
るゆてん 図 主典。さくわん(佐官)み くるといふ。すみせん。すみの山。 廊、七門の一。内裏の南、建濃門の左rs
たなじ。 をゆみ だん図 御禰堀。備数の語 備像 あり。
をゆでん g主働。表むきの座敷 あん をたく豪。 おゆん こう図 編局。ちゆんさんぐう*
でん。正寝。 多ゆん 鶴 初Q古の、禁中 ょて、夏 冬の たなじ。
参ゆてん だい 図 主興樹。古 院の文書 二季*行はれし公事の名。夏のを、監夏 多ゆんこう でん 図 春興殿。宣龍殿の右
をつかかごりし役。 のあゆんをいひて、夏の初め、酒 を、扇 réあり、西面して、安顧殿rs封す。
るゆ ぬり 図』先愛。赤く塗るこをも及、 をを、群臣み属び、冬のを、監 冬 のまゆ おゆん さいごふ 罪業の報が
その物。演松 「ただ、たほかたのてう
んを いひて、氷風を賜ひ、この二つを纏 撃次みめぐり来るこを。曾我「われらが
父 も、狩場の騎り ょ死にたれを、敵も狩 *こも、闘官なき場合rs、暫く、大臣の認 道の一。あずらをなるをころ。Q韓じ
場の騎を定のものなり。を 3んさいご を賜ひて、内大臣の次 r*列せしめたく て、職場などょ壁へていふ語。
ふさて、生れ死に、報あり」 人。大方を、政務réあづからキり。 をゆら のらまだg 修羅街 備数の語。
おゆんさつ あ 図 巡察使。古、諸園を巡 をゆん-ぶんg 春分。二十四気の一。春 まゆらたうréれなじ。
廻して、政務の善悪などを観察しある の最中r て、書夜平分の時。今を、大抵 をゆら ば図 修羅場。あらそひごをのあ
きたる臨時の役。 三月の二十日、またを、二十一日。 る場所の継機。
おゆんーさんぐう図 准三宮 郷政、闘自、 をゆめ-をよ 陥 主馬習。古、東宮の御馬 をゆり図 修理。 直しふ緒こと。まゆふ
大臣などの人ré、特ré、太皇太后、皇太 の事をつかさをりしどころ。 く。著聞 「堂をま ゆりしける よ」
后、皇后の三宮r*准じたる碑を賜はる をゆもと 図 揮木。たたきがねを叩く あゆりあき図 個理風をさめっくるっ
こと。 もの。木réて、丁字形ré造りたる棒。か かさょれなじ。_
おゆん さんこう図 進ヨ局 を ゆんさん ねたたき。_ をゆーりやうg に受けをさむるこ
ぐうréたなじ。 おのもん 図 呪文。まじなひの時 ま唱 を。領牧。Q キりりやうrsれなじ。
をんしう たかしQ 春秋高 よはひつも ふる文句。 おのおん 図 入院。僧の、住持をなり
りてあり。年老いてあり。 をゆ ゆ園 須甥。まはらく。ま はし。す て、その寺よ行くこを。
をゆんしうに こむ 園 富春秋。まだ、 こしの間。_ およ 図 序。およぶん。はしがき。績拾
- -
年若くして除年は富む。 をゆら陥 修羅。『楚語』Qあまゆらの 『松色春久 をいふ事を講せられけるを
おゆんーを ゆ 図 巡酒。魔番 よ主人をなり 界。Q 『阿倍羅王を戦ひし帝穏天を、語 き、す よをたてまつりて」
て、酒宴を開くこを。平家「日毎みまか 路の通するより、大石み寄せていふ」大 およう 陥 古の官名。四部官の一。攻官
りあひ、 3んま Qしてぞ料みける」 なる石をのせて輸く車。信まゆらは の次、佐官の上。但し、役所réよりて、
しゆんーしよくg 潤色。Qいろづけ。い の署。 文字をたなじからキり。即ち、太政官のま
競、碑祇官のそ耐、司のを、掌侍、省の
27)

ろあげ。Qかさり。修飾。 をゆらい 図 集濃。定まりて挑ふべき


をゆん だいじん 図 進大臣。大納言の、 代金。元藤頃の語。 を丞、職のを進、寮のを充、弾正豪のを、
勲勢あるものを、大臣rs撃げむをすれ るゆら だう 図 係躍道。 Q備教の語。六 忠、検非違使のを判官、衛門、兵衛のを
を のんさっる %ゆんふん あゆらのちまた
- - - - - -
-』
ーシ』 -シーシー
美ようえん おようるやうるようにん
(728)

尉、近衛のを将監、園司のを様、鎮守府 よたなじ。盛衰「これえ、常赴のま よう」を ようにんg 説人。諡擁ょ立つ人。十


のを軍監、大宰府のを監。i尉。老い じほふしょてはべるか」 訓 「このま ようにんのためよ」
たる男。鈴。 おようをやう 召 綱因 編をあみつかね をようにん ぶきやう 図 調人率行 武家
をよう えん 図 松測。すみ(墨)の異名。 たる敷物。弾宗の僧の座するもの。す の役名。訴訟せる人の、勤談する時、立
をよう き 図 編憶。支那店の代 よ、玄宗 くも。 ち合ひ、筆ねて、玲味奉行の玲味rsも、
皇帝の夢ré現れて、われを、終南山の進 をよう ち図 勝地。けしきのよき土地。 偏顔なきやう16するもの。今の、検事
士なり、天下rs災する悪魔 を挑はむさ 名所。楽花「殿のうちのありさま、まつ の如きもの。
いひし人。書rsを、黒き衣冠を着、怒れ らひ、なほ、こを、いかなりけるま よう おようの だもて召 劇面。君のたもて
る様rsて、剣を抜きて、鬼を殺さむをせ ちならむを見えたり」 がた。
る様をかけり。 - -
をようでん 図昇殿。禁中の殿上ょ昇 およう ぶん 陥 虜分。およぶん よたな
をよう達 だいじん 召 鋼植大臣 るよう るこをを許さるるこを、即ち、四位以 じ。古語。空穂 御す ようおんのふみ
きみたなじ。 上、及び、蔵人の六位なるもの。(ちげよ 書かせたまふ」
るようきやうでん目 が引闘 京都の奮 勤して)千載 「まだ、小男rsはべりける おようめい もん 図 承明門。内裏の内
内裏みありし殿舎の名 南面して、仁毒 をき、始めて、ま ようでん申させはべり 廊、十二門の一。内裏の南、長楽門を、永
殿の後方、常響殿の前方réあり。 けるを」 安門をの間、建鶴門の後方、紫震殿の前
をようこ図 誇控。あかし ょ用みるも るようとく 図所得。Qえもの をく。 方 よあり。
の。より%こころをして、用みるもの。宇 利益。宇拾「きたりける水干をぬぎて、 をようもん 図説文 謎環のためのかき
拾「なにを、みようこ ょて、かうを、のた これréかへてむやざいひけれを、玉の つけ。十訓「この家のも ようもんな
まふぞ」 _ ぬしの男、ま よう こくしたりをたもひ を、賞みたきて、人の物をかりて」
を よう お 図 承仕。髪を刺りて、仙洞、 ける ままをひをりて」 貸さをり よたな おようルーの いろ 図 承和色。植物。き
揺家なをの雑役を務め、後rs、法橋、法 じ。無名抄「人rsゆるさるるほだréな く(菊)の異名。古語。(黄菊なりをも、
眼な%こré進むべきもの。 りたりをも、ちようをくして、われえ 又、白菊なりをもいひて、詳かならやり)
をようしほふしg 引仕油師もう剤 きそくしたる歌よみたまふな」 をよきやう むじやう 図 諸行無常備致
の語。この世の物事を、すべて無常な をよ しだい 所司代 武家の役名 ェ あよ まうg 可学 学むをころ ねが
ること。 - -
町時代みえ、所司の代官。だ田氏より ひ。このみ。著聞「そもそも、ま よまう
るよく ぶきやう 召 職奉行。わかごしよ を、本職の所司を置かず、所司代のみrs の事のさふらふを、申しいださむをた
りrなたなじ。 て、禁裏の雑務を執らしめたり。 もふが」 _
をよくぶん そじん 召 職分資人。古、大 およ をや g書寛。かき寛すこさ。宇拾 をよ や召 初夜。Q古を、前夜の夜牛よ
納言以上の人の、職rsつきて、官よりた 「一人ま、反古のたちちりたるを拾ひあ り、今朝までの稲。『後réま 、夕方より、
まはりたる人。 つめて、紙rsすきて、経をえよまやした 夜牛までの稲。信 混刻の語。戊の刻の
よくぶん でん 図 職分田。ちきでん てまつる」 / 稲。Qまた、玄二つより、子二つまで
(職田)みたなじ。 をません 団所静。せんするさころ っ の稲。
およく ほう召食封 官職 ょ應じて地は まるをころ。十訓 「ちよせんを、たこ を よらう 名所勢。いたづき。わづら
る課。 なひる 、なにみてもあれ」 ひ。病気。頼政集「大事なるま よらう
をよくめい おん 図 績命院。旅行中、病 をよ だいぶ 図 諸大夫。Q撮家 なごの ありて、人してかかせてつかはしける」
*かかりたるものを入れて、療養せし 家司rs補せらるる群。軽き家みて、四 およらう 陥 助老。三尺はかりのものを、
むるこころ。 位、五位を、極位をす。 韓じて、五位の かせの如くみたがへて、先毎rs、絹をか
をよ け 沼 所化。僧侶が、その弟子をさ 侍の通補。古語。 けてQりたるもの。平治 「たさふれを
して呼ぶ補。なっしよ (能化み封して) をよ ふう図書風。文字の書きさま。 やむ。を よらうを、これをいふ」
をよ けう 図 助教。職名。古の大學察 書鶴。 をより 陥 批。織物の名。りゆうもんみ
ょて、博士の次なるもの。 をよ ぶん 名 虜分。Q物事を取り極む 似て、つややかなるもの。
をよさ 召 所作。わさ。たこなひ ふる るこを をりはからひ。Qちぎやう。 をより 図書史。昔の親王家の職員の
まひ。十訓「道理、さることなれをも、 家督。撰集抄「この人、親のま よぶんを 一。家令、家 扶、家従の下rsありし
もの。
(729)

さま たるま よさもなくて」 故なく、人réたしをられて」


をよーを 召 所司。武家の役名。侍 所の およ ぼく g 如木。公家のは人。ちらは をよりようーれう 図 請陵察 みささ3の
次官。 りを着、履、傘などを持つもの。 つかさ よたなじ。
をよくぶきやう あよしだい
● - -
をよれい をらいどの 逸らかす
をよれい 陥 枠勤。備具の名 すす(鈴) よしのの瀧のま らあわたちたぎり吹け ちらがさね」
をいふ。重ré員言宗 よて用みる語。 とも風の盤もきこえやり」 をら かす 召 酵。自酒のかす、又を、甘
(780)
あよめう 図 請王 皇子、皇孫の、親王を あらいとの困 自㎞。経え、経りてつく 酒の類ならむ。古語。和名「酵、和名、
もなり給はキり、又、妊を賜はりて、臣 るものなるより、よりréかけていふ。後 之買加%、白酒甘也」
籍ょも入らせ給はぬもの。 撰「ふしなくて君がたえよしま らいを をらかす 園 池 自。興をさます。気を
をよわけ 図 諸論。Qこみ入りたる魂 のよりっきがたきものよぞありける」 そこなふ。十訓「人をま らかし、その座
瞬。徳川時代の語。Q砦細の、必要なる をいうしg 師第之。たこ(紙意)の異名。 をさますなり」
個條。 をら うり 傾 白瓜。植物。草の名。まろ をらが づく 蹴 白髪附。木綿を、ちらが
およ お 図 賀位。位よ偲 すること。古 うりの古語。小大君集 「あり%こころこ ょ似っくなるより、gぶよかけていふ。
を、男の叙位を、正月の五 日 rs、女の叙 まかょいづらおらうりのつらを尋ねて 萬「ま らがづくゆふを花かもこをこそ
位を、正月八日rs 行はれたり。拾遺「正一 われならさなむ」 いつのまさかもつねわずられぬ」
月、 よみのころ、あるをころみ、人人 あら かべ 陥 自壁。白く塗りたる壁。
まかりあびて」 老いて、白くなりたる頭髪。後撰「をし るら かみ 図 自髪。ま らがみれなじ。
をよ おん 図書院。Qもこを、寺院の寧 ごをょみらかのかすをますかがみ見る をらーがゆ 図 白弱。小豆 などまぜぬ白
問所。っ 「鎌倉の頃より、武家réも、座 よそ雪の友をまりける」 (木綿) き弱。仲交集「ま ら雪のふれるあしたの
弾などするものありて、書院を設け、そ よたなじ。Q麻を、婚濃の贈り物をま あらがゆえいをよくにたるものよそあ
こみて、客な*こr*封面せるよりいふ 後 て用みる時の構。 りける」
ょえ、客なごみ封面するへやの補。 一をみら かげ 図 白鹿毛。馬の毛色の名。鹿 をら- さく 陥 自菊。自き花をひらく菊。
をよみん はん 図書院番 まよみんはん 色ré、白き毛の交りたるもの。隠。 古今「心あてrsをらをやをらむはつま
ぐみの界。 を の がさ 図 自撃。上も、下も、自き ものたきまをはせるま らぎくの花」:
かさね。古、西月を、十月をの衣更の他 iかさねの色日の名 表す 白、裏そ森秀
代rs、殿 出 の書院を守りし武士で を、夏のあつきをき ょかぎりて着たり なるもの。又、奥を青なりをもいふ。
あら あの g白泳。白き法。貸後拾「み しもの。枕 「ずさまじきもの、八月の るらき さこ 図 新羅琴。始め新羅國より
『ー

渡来せし琴。十二総rsして、これré、十 た はみかけていふ。後撰「たえぬると がら、知らQさまをよそひてあり。


干を、天地*この名日を附す。 れであひgるみらくものいされほよ あら をら こ 団 自白。自く。明か ょ。
あら きり 図 染色の名。紫色の、やや自 そrs思はずもがな」 あからさま よ。かくさす よ。著聞「夜
はみたるもの。紫の、白く黄はみたる もあけて、ちらま らをなりよけれを」
あらげうたg後撃歌。『まりあげ歌の
ものなりどもいふ。古語。源「むらさき 約』 古の稚楽の名。末の方を、高き節 よ を3ら す 陥 白洲。Q自き砂の洲。萬代
のちらきりみゆるあられちの御こうち てうたふものならむをいふ。古語。 「ありあけの月かげ高みなにはがた沖
ぎを、よきころもはこrsいれて」 あらげ よね g 積米。掲きて、自げたる のま らすr*ち%こりなくなり」e 罪人を
を3らくミ 園国自白。俗 よ、あらける。 米。和名「碑米、和名、之長介興禰、精 過問するところ。法庭。
Q白くなる。萬「くろかりし髪もちらけ 米也」 を3らす 知。知り給ふ 治め給ふ。
ぬ」 Qまけ色 よなる。ま らむ。A興が そのさうぞミg 自引東 まろき装束。 領し給ふ。まろす。古語。績拾 「碑魚
さむ。 古語。楽花「をかしきちらさうぞくご 碑魯
-ト
岐、碑魯美命の、あがみまのちらさむを
をらミ園国Q 自。自くなす。摩きて もの、さまざまなるを」 す國大の下を、よさし奉りしまみまみ」
麗しくす。(米などrsいふ)俗ra、ま らげ
あらさQも 陥 白雲。あらくも(自雲) あらす がほ 頃 不知演。あづかり知ら
る。空穂「よねま らげたり」 の古語。秘蔵抄「山のはを横ぎりわたる」 ぬさまをよそふこと。後撰 「うらむれ
あらくもの園 白雲。ま らくもを、風r* ちらさぐも月よも紛ふ早くけねかし」 &ここふれを君がよさをもみま らずがほ
吹かれて、切れ切れょ絶えやすきもの おらしめす 園園 池 知食。ちろしめすの réてつれなかるらむ」
なるより、たえrsかけていふ。古今「風 古語。萬「あしはらの水穂の園をあま あらすげの園自書。まのさいふ地え、
ふけを条rsわかるるま らくものたえて くだりま らしめしけるすめろきの」 すげの名幽なるより、まの よかけてい
っれなき君が心か」又、各なをよりたち おら おらし 園』自白。俗み、ま らぶら ふ、一説み、節さ、節 さの間を、まをい
のほるものなるより、たっ ょかけてい しい。Qまろし。明かなり。Q あらはな ひ、菅え、節のあるものなるより、まよ
ふ。古今 「をしむかなこひしきものを かけていふどもいふ。月詣集「むかし
(731)

り。興なし。ま らけてあり。枕 「いみ


ちらくものたちなむのちを何ごころせ じくびびしくをかしき君産も、すみ これたがすみしさもみらすげのまのの
む」 又、たばつ かなきものなるより、ムなきを、いさも らむ らし」 和りな はぎはら秋をわすれす」
ちらきり るらげうだるらを っこ
彦らすな モ%らつち みらこゆき
/732)

を3ら すな 区 自砂。自き砂、六帖「もも」 薄さ茶色。 萬「ま らざこほふをにひた やまのもる山


まきの庭みかきま くま らずなのされた おら つち 陥 撃っ 磯物。色白く、土よ似 のうらがれせななさこはみもがも」
りきをも思はさりしを」 て おらこゆき召 たき(龍)の異名。古語。
をら たづg自線。動物。島の名ちら rs用みるもの。古語。和名 「聖、白土 あらをりの3自鳥。鷹を、別の自き鳥
つるみたなじ。古語。乗輔集「ま らた 也、和名、之長豆知」 なるより、さきみかけていふ。萬「み
づのあまの原よりをひつるをとほきこ をら つつじg 自魔鋼 かさねの色目の らをりのさぎさか山の松陰よややこりて
ころをま れるなるべし」 名。まろつつじみたなじ。 ゆかなよもふけゆくを」又、鳥の飛ぶさ
そらたへ 召 自妙。まろた たなじ。 あらつゆの四 自露。つゆを、消えやす いふ意よて、ミはょかけていふ。萬「ま
ら たま 図 自玉。あこやだまrsたな きものなるより、きえの約なる、け ょか らとりのをは山松のまちつうぞわがこ
じ。i動物。あはび (砲) の異名。 けていふ。高 「くれみたきてあしたま ひ渡るこの月頃を」
を ちたま の園 白玉。ま らたまのうつく きゆるま らつののけぬべきこひもわれ をちなは 例 白綿。鶏川など、魚ををる
しきを、わが子をうつくしむみたをへ *“するかも」 時、逃がさぬため、めぐり よひきまはす
て わがこ ょかけていふ。萬「まらたま をらつる召 自鶴。自き%の鶴。はら 編。古語。散木 「まずらをを鵜川のせ
のわがこふるひをあかほしのあくるあ たづ。千二「街がれの牽まよたてるちら せrs鮮をるをひくま らなはのたえりも
したをまきたへのをこのべ さらキり」 つるのま らず幾世の年をへぬらむ」 あるかな」
を ちたま ひめ 陥 白玉姫。かすみ(賞)の をら つるばみ 陥 白様。染色の名。白は をら なみ 召 自波。自く立つ波。萬「わ
異名。古語。秘蔵抄 「春山みま らたま みたるつるはみ。 たつみのたきつまらなみたつた山いつ
ひめの立つをきを見まくほしげrs花を あら こう 図 自艦。弓を巻きたる藤の、 かこえなむいもがあたりみむ」:「支
こそこめ」 漆16て塗らず、そのままなるもの。曾我 那後演の寧帝の時、張角をいふもの、白
をらーたみ 宮 菊。病の名。あだはら よ 「鷹の羽みてはぎたりし、大の鹿 矢、 波谷をいふ地みて、盗せる事ありしよ
たなじ。古語。和名「痴、一云之長大美、 みらをうの号を持ち」 りいふ だち(山賊)ょたなじ。
腹急痛也」 あらなみの翌 自浪。ま らなみは、神よ
るらをほふ園売長登保面 をは剤
をらちや g 自茶。染色の名。きはめて まrsかけていふ。その意、明かならす。 り、岸16よりくるものなるより、よる16
かけていふ。後撰「おらなみのよるよ|をら の傾 自琵。こがしもさわしもせ一 ら名のりて、命をまかせ参らせて、何の
る岸rsたちよりてねもみしものをすみ ぬ矢の爵。 せむか候ふべき」i白人。白はだなる
のえの松」又、よせてをかへるものなる あらは陥 自羽。矢の羽の、眞自なるも一人。あろびを。古語。祀詞「みらびを、
より、かるよかけていふ。後撰「住の一 の。太平「お はの矢、まっかうのは一 こくみ、己が母犯せる罪」
江の松 ょたちよるま らなみのかへるを づれみけんの眞中 よあたる」 るらーひめ g 白姫。冬をつかさどるをい
り まや音をなかるらむ」 るら はだ 固 自療。病の名。らいびやう ふ女碑。春のさほ競、秋の立田姫の類。
あら にきて図 自和幣 自きにぎて。記 の類。顔、顕なごの皮が、斑自よ愛する 古語。
「みらにぎてをかけ」 もの。但し、痛揮を感ぜす。まろなま|をら びやうし 図 自拍子。遊女などの、
あらぬひ の園 不知火。景行天皇、筑紫 づ。和名「自療、1名 自電、之長波太、水千を着てまふ舞。又、その遊女。も
よたはして、海上を渡り給へるをき、夜一人面及身顕皮肉色鍵目赤不痛癖者也」 を、水干み、立鳥帽子を着、自韓巻の大
暗くして行く先知られさる よ、今の肥|をらはひ 図 自灰。自き灰水。堀次 は一刀をはきて舞ひたる故み、男舞をもい
前、肥後のあたりよ、火の燃ゆるを見給| はそはら露のま らはひさしつるを時雨 へり。鳥羽天皇の御時、島の千歳、和歌
ひて、その園を、火の國を名づけ給ひし の雨ぞ上染をする」 の舞の、二人の遊女が舞ひそめしなり
故事まよりて、つくしょかけていふ。萬 をらはりg自張。自布ょて、湖を、こ をも、又を、通憲入道の、磯の輝師よ舞
「おらぬひのつくしの綿を身みつけて はく仕立てたる狩衣。官人の奴僕など はしめしが始めなりをもいふ。
いまだをきねを暖かみみゆ」 の着るもの。はくちやう。 をらぶ園シ 調。俗rs、あらべる。D
あらねg自根。植物の 根の自くなり」をらはりおちやうg自張仕丁 自張を 音の調子をささなふ。ひきならす。か
て地上よ現れたるもの。六船 「人まれ| 着たる仕丁。 きならす。奏す。源「物のねをもをま
す物たもふをきを難波なるあしのあら|をら ひげg自家。自色の撃。自くなり一らべあはせて、あそびたまふ」 照らし
ねのえられやをする」i獅風。ひをり たるひげ。萬「ちちのみの父のみこを| 合せて考ふ。獣検す。Q略味をなす。
ね。徒 よ寝めるこを。古語。夫本「つく をたくづぬのすらひげの上ゆ涙たり」 ただす。
(783)

し船うらみをつみて宿るょをあしやま|をら びこ召 素人。あらうどの古語。著|をら ふちg自藤。かさねの色目の名。


ねてもみらねをそする」 開「ただのあらびをが、強盗を、みづか 表を薄紫、裏を濃紫なるもの。
あらにきて をらの をらひめ
-
『 『ーー』
をらべ るらまかす を多らむし
足 をうちたる鬼。保元 「上批したる鳥 うの物をきりま らめたるを宣はする
(784)

多らべ 昭 調。Q音調をささのふるこ
rs、又笑ひめ」
を。六帖「ときはなる杵のま らべ よひ 帽子の上 よ、あら まものかぶをを着」
く琴を継ご を よ君を千とせをそなる」 をらまかす ま らますr たなじ。 をらむしg 自虫。動物。虫の名。まら
Q 照らし合せて比ぶること。酷検。a 古語。山家集 「山里の心の夢réまごひ み(爵 の古語。績古事談「懐より、ま ら
ぎんみ。せんぎ。四系くり車の舷。Q をれをふきまらまかす風の音かな」 むしを取り出だして」
『ま らび(白檜)の韓か」格の材の白色な をらます 蹴国記自むやうよす。興をさ るらーめ 陥 自眼。みろめの韓。眼の中
ます。まけ色みなす。古語。長門平家「こ の、白き部分。まろまなこ 古語。竹取
るもの。
をらべ の を召 調緒。破の雨面の皮の れをま らまさじを、平家の方より」 「御眼をもらめみて伏したまへり」
縁 よ貫きかがりて、胴 よひきよせ 纏ふ をらまゆみ 図 自極号。まゆみの自木 をらゆふ なみ 図 白木綿波。自ゆふの、
紐。誠をうつ時、手 よて、緩めつ締めつ一 のままみて造りたる弓。自きまゆみ。 麻 くさまを、波rsたとへていふ語。績後
ま て、調子を助くる よ用みる。 拾「うの花のさきちるころやはつせ川
*ら まゆみ認 自種弓。弓の縁 よより
をらべ やと、図 調役。取調べを行ふ役 て、 はるょかけていふ。萬「おらま まら3ふなみも岸をこゆらむ」
目。審査官。審問官し ゆみ今はる山みゆく雲のゆきやわかれ おらゆふ はな臼 自木綿花。ゆふみて造
をら ぼ g 自穂。草木の上よて、霧の氷 む鍵しきものを」eひくょかけてい りたる造り花。ゆふはな 高「山たかみ
りたるもの。古語。 ふ 高「ま らまゆみひだの細江のすがご *ら3ふはなみたちたぎつたきのかう
をらーぼし g 自乾。Q野菜などの、陰干 りの妹*こふれやいをねかねつる」 ち*見れ&こあかぬかも」
な%こréま て、白くまたるもの。ニ魚肉な いるのいょかけていふ。高「ま らまゆみ を り図 盤。Q生する時、鐘よて支ふる
をの、醸積よせすして、干したるもの。 いそべの山のをきはなるいのちならを どころ。みさらひ。尻。『器物の底の
すばし。徒然「銭のま らばし、なでふ事 や鍵びつつをらむ」 方。「土瓶のすり」g『きぬのまりの界』
かあむ。鯨のま らましをまみらぬかを すそょたなじ。源「えび染の下がさね、
木「明けま らむ沖のはやてや 強からし
自星、「色白く見ゆるよりいふ』 まり、いさ長くひきて」i後。あど。
兜の鉢 ようつ銀。 生田の噂 よよする友舟」i国砲 うしろ。末。漁「小君、御車のまりrsて、
みらぼしの かぶど 召 自星兜。銀作の 調。ま らお よたなじ。古沿。枕「さや 二降院rsたはしましぬ」
みりあしを ふむB足足㎞ まりこみす ぼるもの。H語、 あり さきg後中。まへうしろ あをさ
る。うしろあしをする。盛衰「判官を、 おり がい 図 ㎞。おりがきの音使。 き。ぜんご。撰集抄「人、みりさき よた
組んで吐はじを思びておりあしふんで おりーがき 図 獣。『尻㎞の養 馬具の名 ちて、わらひなぶりけり」
ぞやすらひける」 馬の尻の方より、鞍の方みかくる、くみ を りさしg 用刺。やり戸のまりょ刺し
%りいづるーやまひ g 脱方。病の名。賢 をの如きもの。三がいの一。 て、明かぬやう よするもの。頼政集「こ
肉のぬけ出づるもの。だっこう。和名 をり がほ 陥 知傾。知りて居る顔つき。 る はかりかよふやり このまりさしをな
「脱腸、和名、之利以豆流夜萬比、虹門脱 十訓「知らさる事を、みりがは まもてな はたのまぬかなきここちする」
出也、久綱則大腸虚冷所貸也」 さやり」 -ー- -l
をり ざま 図 後方。うしろの方。あを
おりう ごつ ㎞砲後言 まりうごをを をり きれ 図 児切 まりきれさうりの D の方。
いふ。かげrsてそしる。古語。紫式部 よたなじ。空穂「すりきれのやれたる おり ざや 図 児轄。太刀の綱をつつむ毛
日記「昔を、経よむをだ よ、人 を制しき はきて」 皮の稲。大抵、虎、熊などの皮を用みる。
をまりうごちいふを聞き侍るょも」 ありきれ-さうり 臼 児切草履 Q用の方 又、絹布rsて造り、虎、約などの模様を
ありう ごこ 召 後言。人のかげょて調る の。切れたる如く造れる草履。Q十古く 描きたるを、書のまりさやざいふ。
こを。かげごを。古語。源 「あなむく なりてかかをの方の切れたる草履。 おり ざら 図 風冊。歪をのする豪 否の
つけきありうごを や、ほのきこしめし るり ぐさg 屈草。植物。草の名 みっ 酒を飲み除したるを捨つるもの。酒
つらむ」 かご(三後)みたなじといへ ど、詳かな 豪子。
を のうた< ェ 眠 『尻打上の義』 らず。古語。萬「湊基réまじれる草の おり ぞくミ 闘 員 退。Q後の方へひき下
尻をかく。腰をかく。古語。紀「蹴座胡 みりぐさの人皆まりぬわがまた思ひ」 がる。下の方rsのく。Q 職務などを鮮
床、まりうたけて」筆勝。 ありくべーなは 召 注連。ありくめなは す。源「まりぞきて、どがなしをこそ、
をり うさ 陥 知人。『まりびzの音便』 réたなじ。古語。 昔のさかしき人もいひれきけれ
まりあひ。知りあびの人材「っき人の をりくめーなは 固 注連。碑前まひき渡す ありーだぶら 図 轄肉 まりの肉。まりこ
(735)

まりう%こな%こを、らうたくたぼえて」 編。薬のはしを、所所、なび残して、垂 おら。古㎞。


を り たも図 携。病の名 大便のをごこ るるやうr*またるもの。まめなは。
をりたむら陥 賢肉、刃の韓。
ありあしをふむ をりがい おりさき
をりつき をりへで をりお
(736)

古語。 ぞきて」 利呉和久智興利古久夜萬比」


あり つーをョ後戸。ちりの方の戸。古|ありへ で召 後手。うもろでよたなじ。」をりお 召 兄居。尻餅をつくこを。著開
語。記「まりつ ごよいゆきたがひ」 *。空穂「かみみ、なはをつけて、る 「高遠、そのくつわをもちて、 りみュ
あり1つーみかさ 図 後門。うしろ日。後 りへで ょま はり」 まろびぬ」
方の門日。古語。紀 「後門、ちりつみ ありへ の まつりごこ図 後政。うちの ある図 騎。『前條の語の意の韓』多量の
かも」 政事。皇后のなし給ふ御まわさ。古語。 水を父へたる、薄き酒。古語。和名「酷、
をり はな 召 尻鼻。賢を、鼻を。又を、尻 紀「斯理幣能政、ありへのまつりごを」 和名、之瀬、一芸、毛倉呂、酒薄也」
のさきをいふ意ならむをもいふ。字拾 ありほね召 骨。撃の骨。宇拾ェ ある園園』員 駒。患かみなる。愚かよ
「そのををこがまりはな、血あゆはか の足のいかりさしあがりたる16、まり 見ゆ。俗rs、ま れる。竹取「ここち、ただ、
り、必ふり蹴たまへ」 gねをあらうつきて」 * れ よまれて、守りあへり」i闘
おりはら陥 後腹。産後の、腹の痛み。 を り まひ図 尻舞。人の後 よ立ちて、物 知。Qさをる。こころう。識。Q すべ
あをはら。古語。和名「新撰要方云、婦 事をするこを。人のまねをするこを。 をさむ。つかさどる。領す。古語。源
人産後展痛、俗云、之利波長」 古語。盛衰 「さしもの名人のたもひか 「兵部卿の宮の北の方こそを、まりたま
をりびに国 後十。末の方弱く。古語。 けず、尼公のみりまひる」 ふべけれを」 Qかかはる。かまふ。宇
源「いをみりびに、人わろきこをそや」 あり「むだ 固 賢肉。おりたぶらりょたな 拾 「身撰けてたきあがるべくもなくな
ありーぶた 図 撃肉。おりたおらrsたな じ。古語。 りぬ。それをむま らキり、なりむらある
*リ
じ。古語。 あり め 図 後目。Q面を、後よ向けす、 が方さまへ走りかかりけれを」Q掌す。
ありーぶり 図 後様。うしろ姿。古語。萬 瞳のみ動かして、後方を見るこを。源 (男女の間よいふ)千載「もをみりて侍
「里人のみるめはづかしさおるこréさ 「いをねたげなるまりめなり」貸他人を りける男の、こを人ré物申すをききて」
をはす君がみやでありぶり」 見くだすこを。 : 知。他より、わが方の事を
ありーへ 図 後方。あさのかた。うしろ。 あり より ミちーより-こく やまひ 図 知らる。俗 よ、ま れる。拾遺 「はるの野
をりへざまに 国 後方様。うしろの方 『吐温する病をいふ義』病の名。くわく みあさるきぎすのつまご Gréたのがあ
ょ。古語。源「ありへさまにいさりち らん(発動)の古語。和名「 焦剤 、俗 云、之 りかを人rみまれつつ」
ある がゆ 図 沖弱。汁のなくならぬや あるし のけぶり 図 様畑。のろしの畑。 談「するものはこのからげを解きて、明
うみ、柔かrs者 たる弱。古語。和名「弱、 昔、撮津國須磨浦を、淡路國の海演をよ けむをまたまひけれを」
和名、之留加由、薄撃也」 てを、互よ、この姻rsて、船のよびむか あるし ばかり園 いささか。すこし。源
%るし 召 印。Q心覚えのためみするも へをなしたりをいふ。古語。新勅「淡 「小鳥、みるしはかりひきつけさせたる
の。見わけのためは用みるもの。標。 路島まるしのけぶり見せわびて霞をい 萩の枝など、つを よま て」
@特み、もんごころ よたなじ。Q戦よ をふ春の船人」
あるす 園鶴 記。Qまるしをなす。書
てをりたる敵の首。拾玉「みわの山G るるし の さを 図 標韓。古、雪
ふるを きつく。源「何事も、人 よこをなるけち
づくよこよびやごらまし剤をうづ き、さしたきて、その積りゆく深さを測 めをむ、するし博ふべきなり」ぼ前兆を
む雪の夕暮」i電。Qれしで(押手) りし枠。古語。山家「ねわたしょする あらはす。萬 「新しき年のはじめなど
*れなじ。Q 譲操をして用みるもの。 しのさをやたてつらむこびきまちつる よの年まるすをならし雪のふれるま 」
源「肩はかりをするしょをりかへて、い こしの中山」 徴。Q記臆す。心rs豊えたく。
でたまひぬ」 Q特rs、三種の碑器を申 るるしの すぎ図 標杉。『古今集の「わ あるす つかさg 外記。太政官の判官。
す。i職。ばん。ききめ。かひ。効能。 が庵を三輪の山本こひしくなをぶらひ 記録の事をつかさごるもの。大、少の二
萬「こまにしきひものむすびもどきさ 来ませ杉立てるかご」をいふ歌よりい 等あり。ほけき。古語。
けずいはひてまてを するもなきかも」 でたる語』 訪ひ行く家の門のまるし。 ある たより 図 音知。知りたる人。まる
i詳。 前よりのまやらせ。前表 さが。 古語。狭衣「尋ねみるみるしのすぎも べ。源 「 みたよりありて、事の序 よ
参るし 國』 者。明らかなり。きはだち まがひつつなほ碑山rs身や惑ひなむ」 まなび聞えける人召して」
てあり。あらはなり。いちぶるし。萬 あるしの すす g 標鈴。鷹狩の時、鷹 あるところ 図 知行。ちぎやうょたな
「雲だょもまるく したたをなぐさめrs よつくる鈴。古語。 じ。古語。伊勢「むかし、男、津の國rs、
みつつしをらむただょあふまで」 あるしの たち図節刀。せ また まるをころありけるよ」
あるしの たび召 腹帯。いはたねびょ なじ。古語。
(737)

あるべ 図 得。Qみちびき。指南 源「う


たなじ。源「かの、はちたまふまるしの あるしの はこ図 翼箱。古、三種の碑 はそくがたこなふ道をするべみてこむ
れびのひきゆはれたるほど」 器を納めたき奉りし籍。古語。績古事 よもふかきちぎりたがふな」Q特み、道
をるがゆ をるしのけぶり をるしばかり
をるまし をれはむ をろあしげ
(738)

の案内。又、その案内する人。郷南追 。: ふるさまよいふ。古語。枕「あれあれを 物。「なはちろ」「壁ちろ」Qかはり。


i知漫。Qゆかり。よすが。知るたよ うち 天みて、をもかくも、いはで走りrs 代理。拾遺「賞のなかむおろよそわれ
り。Qゆかりの人。知りたる人。 けり」Qきろきろを。 ぞ泣く花のにほひやま はしをまるを」
みるまし 図 怪しむべき前兆。古語。紀 あれ ばむ園員 痴。愚からしく見ゆ。 Q品物のかはりをま て渡す金銭。あた
「相、まるまし」 古語。楽花「美しき御心 ならで、うた ひ。代債。代金。i城。Q一構 へよ
あるもの図 沖物。あつもの よたなじ。 て、ひがひがしくまれはみて」 構へなしたるをころ。かき。き。Q 砦
枕 「もてくるや遅きを、引 るものをり を社 びこ図 掘人。愚かなる人。ほかも の類。兵士の集りみて、攻め来る敵を
て、みな飲みて」 の。あはう。 防ぐためのかまへ。増鏡「正成を、金剛
をるよしをて 団 知行所のあるよし よ を社ーもの図 病者。すれびとみたなじ。 山千早といふ をころrs 、いかめしきま
て。古語。伊勢「むかし、男、うひかう 源「中将なにがしま、みれもののものが ろをこしらへて」Q大名の住居するを
ぶりま て、奈長の京、春日の里み、 み たりせむをて」 ころ。:質。みくわう。 気質。 古語。
よしして、狩réいにけり」 をれ-ゆくミ園国 自 痴行。だんだんを、愚 宇拾「大太郎がをられて、むさのまろの
を社 がまし 國巨 獅れたる容子なり。愚 かみなりて行く。古語。源 「子のたを たそろしき由を語りけるなり」
からし。古語。源「よの中のまれがま なぶるよ、親の、たちかはりすれゆく を3るーあしげ 図 自慮毛。馬の毛色の名。
しき名をとりしか ご」 ことを」 全身白色 よして賞を、尾をのみ黒き馬。
を社ーごこ召還なる事。馬鹿げたる事。 を社ーわらひ図 冷笑。あさわらふこを。 あろ あお召 自藍。染色の名。うすきい
平家「かやうのみれごををするみこそ 古語。義経記「あの法師、われらをうた 色。みづ いろ。
あるなれ」 むをて、こなたをまもらへ、まれわらひ ちろーあを 図 白青。染色の名。まろあみ
を社ーおれし 國己 陶掘。甚しく掘れたる ま てある も、ただごをならやり」 réたなじ。iかさねの色目の名。表、
容子なり。はなはだ愚からし。古語。 をろ 宮 自。Q自き色。雪の如き色。山 裏、共 よ、薄花田なるもの。
源「たもひよらさりけるこをよを、まれ 家「鶴崎の演の小石を思ふかなちろも あるいーもの図 自粉。『剤ものの音
おれしき心地す」 まじらぬすかしまのくろ」Q特rs、碁石 便』 たまろい。古語。築花「かほréを、
をね あれ こ国 Q笑はむをえて、こら の白き方。i代。Q物事の材料をなる べに、みろいものつけたらむやうなり」
あろいもの うり 図 白粉賞。たまろいを る』鏡物。貴金属の一。その債、黄金み をみーヘミり 図 白括。白く、くくりたる
売員りあるく商人。古語。七一職人歌合 次ぎ、白色の光をはなつ。黄金を共rs、 絞り染。
「みろいものうり。こひすとや人の見る 貨幣、又を、細工物 よ用みる。ぎん。和 あろ くら図 自競。自没輪の鞍。平治
らむれまろいのきはづくまでみながす 名「獅雅云、白金、調之銀、共美者請之
なみだを」 録、和名、之路加顧」 ある くれなお 召 自紅。水引の、牛は自
を3るうすやう 召 自薄様。『仙女の衣の おろかねいろ 図 銀色。銀のごをく光る く、牛は赤く、染め分けたるもの。白き
薄くすきをほりて美しき様を、薄様の 色。ぎんいろ。 方を、或を、銀rsしても用み、赤の方を、
紙ré似たるよりいふ』 古、五節の舞の をろがね のかたみ 図 自銀説。銀 ょて 紅を、笹色みなるほどré決集めたるもあ
時、舞手をはやした る 語。右京太夫集 造れるかご。増鏡「ちろがねのかたみ り。古を奥女中の田みしもの。今え、普
編みさゆるみろうすやうのこるきけを を五つくませて、松質入れらる」 通rs用みる。
ありし雲井ぞまづたほえける」 あろ かみ召 自髪。引 らがょたなじ 高 あろーこそで 図 白小袖。色ま ろくして、
ち ろうるり 召 白色の邸弾ならむをいへ 「くろかみr まろかみまじりた ふるま 夏着る小神 。
*こ、いかが。ある説rsを、白痴のことな でかかる鍵réをまたあはなくrs」 をみさくら g 白楊。かさねの色日の
らむともいへり。徒然「この僧都、ある おろ き 陥 自酒。自色の酒。すみさけ。 名。表、裏、共rs白きもの。又、更を繋な
法師を見て、ま ろうるりをいふ名をつ (黒酒 よ封して)古語。萬「あめつちをひ りをもいふ。
けたり。ま ろうるりをを、何物ぞを、人 をしきまで よ萬代rs仕へまつらむくろ をろし個園 自。雪の色の如し。自の色
のをひけれむ、さる ものを、われも知 きま ろきを」 なり。俗rs、まろい。古今「うちわたす
らやり、若しあらましかむ、この僧の顔う。 あろーきぬ 召 自衣。Q黒 染ならぬ衣の をちかた人r*ものまうすわれそのそこ
似てむをそいひける」 稲。Q韓じて僧ならぬ人。古語。紀「俗 réま ろくさけるをなにの花ぞも」
あろ だとり g 自御鳥。きじ(雑)の異 人、まろぎぬ」 おろし めす 知食。Q知りたま
名。古語。 %ろきもの 図 白粉。たまろいの古語。 ふ。源「ここ ょも、若し、みろしめす事
(739)

あろ かね 召 銀『自金の義。但し、今え、一増鏡「まろきものつくる事やあるな や侍りつらむをてなむ」e占めたまふ。
白金の文字を、ぶらちなの護名よ用み ど、ふるき人うちささめき」 治めたまふ。祀詞 「よもつ國を、やすく
あろいものうり あろかねいろ をみ<くり
- 』
をつだへ 参ろつつら るろもち
(740)

にを、たひらけくま ろしめすゆる」 見れを剤のゆきをかけたる瀬田 よ、あろめる。枕「やがてひたちのすけ


%ろだへ 陥 自妙。Q自色のたへ。自き の長橋」 をつけたり。きぬもまろめす、たなじ
布。萬「するた へのあさごろも着ては をみるーつつじ g 白鷹闘。かさねの色目 すすけréてあれを、いづちやり ょけむ
たやすのみかごのはら よ」白楊。Q韓 の名。表白く、裏紫なるもの。 などにくむr*」
じて、白き色。高「梅が枝よなきてうつ をろ な 白菜。植物。草の名。いんげ をみるもちg 城持。その領地内ょ、城を
ろふ賞のはねえろたへr 海雪ぞふる」 んまめ(隠元豆)の古語。 持ちて居る大名。
そろだへ-ころも臼 自妙衣。自きたへ よ をみろ ぬの臼 白布。昭して、白くなした るろよそほひ日自装束。自き衣服 増
てつくりたるころも。白き衣服。楽花 る布。自色の布。七一職人歌合「すろ 鏡 「まろきれんよそほひみ、あらため
「ひなづるのみろた ごろもけふより ぬのうり。まろめのめせ、なう はたは て、母屋ようつらせ給ふ」
*千 をせのあき ょたちやかさねむ」 りも、尺も、よく候ふを」 を の よもき g 白達。植物。草の名。よ
あろだへ の蹴 自妙。まろたへ て、衣服 るろ のたち 図 自太刀。銀みて作れる もぎの一種。葉を、形、普通のよもぎの
の材料をなすものなるより、Qころも 太刀。まるがねのたち。増鏡「院の御 若葉rs似て、表青く、奥白く、薬を、赤は
よかけていふ。萬「 春すぎて夏来たる 分、御小直衣皆具、夜の御家、まろのた みたるものを、白はみたるものをあり。
らしあろたへのころもほしたり天のか んたち、御馬二正」 和名「自蓄、1名、 残部、和名前闘興
ぐ山」Qたすきょかけていふ。萬「るろ をろ ふくりんg自覆輪。銀をきせたる 毛木、一云、加波長興毛木」
た のだすきなかけまそかがみ手ょを 覆輪。保元「連銭章毛なる馬 よ、まろ るろみ-の-びやうぶ 図 自精扉風。自き
りもちて」Qそでかけていふ。高「い ふくりんの鞍たいてそ乗られける」 槍をかける展風。胡紛などréて精をか
き子をもかしひのかたょまろたへのそ そろみ をさ 図 自見草。『かほみぐさの き、他の彩色なき展風。増鏡「まろる
でさへ議れて園廃撮みてむ」又、自をい あて字「貌」の誤りならむをいふ』 植
ふ縁より、Qくも よかけていふ。千二 物。あやめの異名。古語。 達部よりすべて、響をもするわたす」
「春をいへを死かを そ見るシへの そろむ 園国員 自。自くなる。狭衣「女 を の g 数。皮膚、紙、布常なをの、緩み
くもょまかるる条の松原」QQきみか 郎草色かはり、尾花の袖も、まろみわた て、折れ重なりたる筋のちちみよれる
けていふ。新造 「ささ浪やうちいでて りつつ」iB 白。白くなす。俗 もの。和名「数、和名、之和、皮細起也」
-し- -
を おう 召 雌黄。 槍の具の名。 し髪も白けぬ」:『三㎞。数をよら さねの色目の名。おを刈ょたなじ。
り製出したる黄赤色なるもの。又、草雌
㎞ こしむ。 古語。 あなん 図 紫苑。植物。草の名。春、奮
黄をもいふ。藤黄 和名「雌黄、1名金 をわ よる国自 機が生す。まわむ。 根より養生す。葉を、その形細長く、表
波、黄離、俗音、之王」 _ を お 図 四位。くらみを見よ。 をあらあらしく、夏、七八尺の薬出で
おわーかくミ園闘員数排。おわよるょたな おおき 臼 四威儀。備数の語。行、住、 て、その末 よ、白はみたる、淡紫色、単鶴
じ。古語。萬「くれなみのたもての上rs 巫、稲駄の。宇拾「念備、譲経、ま みきを の小花、傘状をなしてむらがり開く、
いづくゆかまわかきたりし」 破るこをなかれ 又、花の黄なるものを、黄 苑 をこいひ、葉
を砂ーミむ園国個 鉄組。まわよる「また を みし 図 緩。あいしょたなじ。 、小さく柔かよして、花の自きもの
なじ。住吉「まわぐみ、にくさげなる顔 をお のをよだいふ 図 四位諸大夫。位 、小紫苑、姫紫苑なをいふ。:紫苑。
ま て、ほぼる みて」 *、四位rsてありながら、未だ、殿上を かさねの色目の名。表を蘇芳rs、裏*
をめ ざ 図 貸業。するわさ。なすこを。 ゆるされぬ官人の稲。 もえぎなるもの。又、表を濃きうす色
源 「いをこころなき人のまわさréもは を おん 図 四韻。C韻の四つならぶ詩。 16、裏の青なるものなりをも、又、表を
べるかな」 律の詩。源「博士人人をも みん、ただ 紫 16、奥を蘇芳なりをもいふ。
をののぶ国調国自 被伸。気はらしを の人を、たをとをはじめ奉りて、ぜく作 をり 図 琴。Q山よ入るをき、木の枝
なす。たのしむ。慰む。(老人rsいふ) りたまふ」 Q平、上、去、入の種 。四盤。 を折りかけて、騎路のまるしをするこ
源「尼君をむ、たなじくえ、老の波のみ ある 四 四衛。左右の衛士府を、左右の さ。古語。六帖「ちをりま てゆかまし
わのおるほかりよ、人めかしくて、まう 兵衛府をの稲。 ものをあひづ山いるよりまごふ道さま
でさせむ」 をみーや図数息する盤。ままよ。よし りせむ」 Q韓じて、まるべ。案内。
をあぶ 園国国電 貸性。扱ひなやむ。す よ。古語。萬「たまちはふ碑もわれをむ を りーさ 図 柴折戸。木の枝を折りかけ
るみ苦む。古語。字拾 「あまりréまも

うちすてきまるや命の情けくもなし」 などして造れる、かりそめの扉。山住
られてま わびて」 をに 図 紫苑。植物。草の名。ま をん の人家なごrsあるもの。
(741)

のむ園自殺。みわよるよななじ。古 ょたなじ。古語。和名「紫苑、1名紫備、 をる園国目 琴。ま をりをなす。まる


語。萬「若かりし肌もまわみぬ 黒かり 和名、能之、俗云、之平週」i紫苑。か べす。案内す。古語。演松「うき世r*を
あやう をめよる ち をル
をなれば す すあう
(742)

* をらで入りし奥山よ何をて人の時ね す 図柄。 島、虫などの構 へたるすみ 時雨のまけるよ、いかがすべきどれも


来つらむ」:偲 責。せめ他る。こら か。巣。和名「鳥巣、在穴日寛、在樹日 ひけるみ」_
す。折度す。古語。落窪「この北のへ 第、訓、須、1 云、須久不」貸期鉄の尻よ すーあう 図 素魏。昔の庶人の服。又、武
り吐く糸。Qすべて、物の群がりて潜 家rsても、侍の濃服をす。直垂の如く仕
ゃょこめてよ、物なくれで、 なり殺し
てよさ」 -
薬。ま をれしむ。提ましむ み居るをころ。単窟。:賞。Q竹、又 立て、上下同色(重rs、掲、又を監) réし
ロ語。風雅 「岡のべやなびかぬ松をこ は、素なごみて、粗くあめる席。eずだ て同品の布を用み、陶経、菊総、共rs革
るをなして下草ま をろ山たろしの風」 れr*れなじ。源「女の、ものやはらかrs 緒réて、務rsを、長務を用みる。今の、構
-
QE巨 薬。Q折れかがむ。ゆが かきならして、すの内よりきこえたる 高校rs似たる腰をつく。模様、殊rs、家
曲がる。焼む。俗rs、ま をれる。萬「こ も」麗。Q馬の尾、又を、銅線など よて、 の定紋を、大きくつけたるを、大紋の素
をまげみあひをはさるrs梅の花雪rs 縦横rs、すきあるやうrs編みたるもの。 神 をいふ。
ま をれてうつらはむかも」Q気を落し、 「水樹のす」i砂。すなの古語。山家 すあう ばかまg 素魏校。Q素穂を着
力弱る。俗rs、ま をれる。 「難波潟まほひrsむれていでたたむま る時、その下ré究つ長松。Q素裸を、長
をなれ ば 図 薬葉。草木の、ま をれたる らすのさきのこがひひろひょ」i洲。 務をを合せ稲する語。
葉。夫木「みぎはなる魔のま をれはふき 海、川などの砂の、高くもりあがりて、 すあうーびき 図 素穂 引。古、酒宴の時、
さやぎ永もよほすまのの演かぜ」 水の上réあらはれたるをころ。和名「シ わが着たる素穂を脱ぎて、否をさした
雅云、水中可居者、日洲、李巡目、四方皆 る人rs、引出物をして興へたるこを。
有水也、和名、須」 すあひ g 牙僧。Q古着などの仲買をな
す ㎞記 貸。なす。行ふ。いをなむ。 す女。七一職人歌合「すあひ。月のきる
五十音園中佐行第三の音。舌音 俗ré、する、又、まる。源「かかるわさも、 雲のころもをうりものやさぶらふざい
の一。ロを開き、舌端を、下歯rs 人のするものょやあらむを」i息貸。 ふ人もかはめや」倒 すべて、費買の媒介
あて、そのをころrs、気息を騎れ たのづからま かなる。はたらく。俗rs、 をなす人。さいをり。Qをりもちをす
しめて務す。 する、又、まる。著聞「和泉式部、稲荷へ る人。 は3 約。
すすの潮音。 まみりけるrs、田中の明碑のほ%こよて、 すあひ-をんな図 牙僧女。をりもちする
_ のよき、あしき、にくきどころなどを をたなはたょをやけさをひくらむ」
女。蝶的女。
す「あを 陥 素演。すあう rsれなじ。 院 院めいひろひすうじ」し す がくる園国自 巣鷹。巣の中 よ、
古語。 すが 図 菅。植物。草の名。すば よた 隠る。古語。源 「すがくれて数よもあ
すいーがい 図 透垣。すきがきの音便。古 なじ。古語。 らぬ歴の子をいつかたみかをとりかく
語。源「あなたみかよふべかめるすいか すが がき図 管播。唱歌なしょ、和琴を すべき」
いの戸をすこしたしあけて」 弾するこを。古語。源「たなじすががき すがけをさし 図 素㎞。鎧の編の名。
すいーがき図 透担。すきがきの音便。 のねrs、萬のもののねこもりかよひて」 あらめをごしrsたなじ。
古語。詞花「本院のすいがきrs、あさが すが がくミ園員 菅播。Qすががきを すが ごも図 普麗。菅よて編みたるこ
ほの花、さきかかりて侍りけるを」 なす。古語。Q韓 じて、ただ、琴を弾 も。古、陸奥の名産なりしもの。今も、
すいーがさ図 透笠。綱代笠の、透きて見 く。古語。源 「あづまをすががきて」 陸前國宮城郡加瀬村より出づ。締語抄
ゆるやうrs編みたるものならむをい すが がさ図 菅笠。菅の葉をあみて造 「みちのくのをふのすがごもななふよ
ふ。績世継「馬rsのりて、すいかさ、た れる笠。すげがさ。 *きみを授させてみふrsわが寝む」
だかさなを着て」 す がき図 管掃。床の設けあるすのこ。 すかしg 透。間の、すき通りて見ゆる
すいし固 舞。おいしょたなじ。_ 古語。夫木「山がつのすがき の床のま やうょせるを ころ。空穂「自銀のいか
すいはら 召杉原。紙の名。すぎは たさえて&きょけりをあらせがほな めしきほどぎょ 、七草の御%入れて、す
らの音便。 る」i賞垣。賞の如く編みたる垣根。 かしの長概ré振るて奉れ給へり」
すう 園国三池 据。Qすわらしむ。置き定 古語。夫木 「山がつのすがきのをこの すかし-ぎく 図 透菊。るりぬきてすか
む。たちつかす。俗rs、するる。伊勢「そ またさえて冬きにけりをま らせがほな したる菊の模様。物の飾りよつく。
のかよひちょ、よごさよ、人を刃て」 る」i的網。くもの巣。古語。拾遺「秋 すかす 園ェ 魔。Q他のすき よ乗じて、
Q 文を、条 穴rsつけて焼く。俗rs、す 風を吹きな破りそわが宿のあはらかく だましいさなふ。たぶらかす。宇拾「も
(743)

るる。 員
せるくものすがきを」 のさらせなどして、すかしをひけれを」
おうす ㎞ 調。やりすの音便。古語。 す がくミ園回目 集措。蜘、単をかく。古 Q隠めなだむ。
枕「御前 よ、人人、多くつをひ居て、物語 語。詞花「萩の葉よすがく糸をも笹盤 すがすがし B』清清。さっばりをし
すあを すが すがくる
-
すがすがどすがなし すがのねの
(744)

てあり。すがすがどしてあり。さわや ま号ひだの細江のすがごりの妹よこふ」 ロて、人形を作り、それは、自分の身の


かréあり。古語。記「あれ、ここréきま れやいをねかねつる」 秘をうつして、はらひよくるこを。
して、あがみこころすが引がもをのり すがーなしB巨 無情。すげ剤 みたな すがのね の蹴 菅根。菅の根を、長くち
たまひて」 じ。古語。萬「心ょをゆるおこをなく菅 げく入り%れて、ひき抜くをき、絶え易
すが すがーこ 国清清。さわやかよ。気 の山すがなくのみやこひわたりなむ」 きものなるより、Qなが しょかけてい
がせいせいを。さっばりを。古語。狭衣 すが ぬき召 管貫。大秋の時、そこょ集 ふ。萬「ほのかみも君をあひ見てすが
「すがすがをもたぼし立つべきさまよ まりたるものをもの首réかけて、みそ のねのながき春日をこひ渡るかも」e
もあらさりけり」 ぎするょ用みる茅の輪の小きものなり みたるょかけていふ。萬「否をいはを
すがだ 図 姿。かたち。ありさま。やう さいふ。古語。拾玉 「夏はつるけふの ま ひめやわがせすがのねのたもひみだ
す。なりふり。萬「うつたへréまがき」 みそぎのすがぬきをこえてや秋の風ぞ れて縮 びつつもあらむ」 又、山菅の根
のすがたみまくほりゆかむをいつや君 たつらむ」 ょ*、九き物、数多あるより、根も凝る
をみみこそ」 すが ぬくミ 園回 菅貫。すがぬきを、首 の意みて、ねもろみかけていふ。萬
すが だたみ召 菅シ。菅薦 ょて造りた réかく。みそぎを行ふ。古語。夫木「身 「すがのねのねもころごろよてらす日
る心霊。古語。記 「あしはらのまげこき *すててひどがたをだrs思はぬを何よ もほさむやわがそで妹réあはキりして」
小屋よすがだたみいやさやまきてわが すがぬくみそぎなるらむ」 すが のむらこり 召 菅村鳥。うち群れ
ふたり寝し」 す がね 図 素翻。鎖物。鍛はぬ銭。宇拾 たる菅鳥。古語。萬代「なごの海のあ
がだーつき 図 姿附。すがた。かたち。 「くろがねをいふ物の、引がねをいふほ れたる朝の島がくれ風 ょかたよるすが
なりふり。源「すがたつき、髪のかかり &こなるをさりて」 のむらをり」
たまへるそはめ、いひま ら りあてよ」 すがねーさり図 菅根鳥。動物。きじの すがはら 図 菅原。菅の生えてある原。
すがたのむし 図 姿虫。動物。たぬき (雑子)の異名。古語。秘蔵抄「あはれ よ 萬「またまつく越のすがはらわれから
(独)の異名。古語。 も子を思ふさてすがねをり野べを焼く で人のからまくをしきすがはら」
すが さり 図 菅鳥。動物。水島の名な 火ré灰をなりぬる」 すがひすがひ に園 攻攻。つ剤
りさこいへご、賞物詳かならず。萬「ま ら一すがのきのみをき 召 菅木喫。すげを réれなじ。古語。山家「まだりさき萩
のふるえよ風かけてすがひすがひに小 るすがもを川はやみをらで来 よけりつ て、頼みをす。よりかかる。宇治 「腰ふ
鹿なくなり」 をみせましを」 たへ なるものの、杖よすがりて」
すがふ 園回目 次。すぐの延語。古語。 すがもん 図 清紋。すがいをょて縫ひ すがる 園団自 酸。酸き味よ苦む。枕
源「かういふさいはひ人のはらの后が つけたる紋。 「歯もなき姫の、梅くひてすがりたる」
ねこそ、またたひすがひぬれ」 すがやか に園 清翼。すがすがを ょた -
国 自 末枯。末rsなりて、消え霊
すが まくら図 菅枕。菅を束ねて造り なじ。古語。楽花「御庄御圧の券など きむをす。(香、撃、時刻、又を刀の焼な
たる枕。古語。金葉 「夜ををも よ玉ち を、すがやかにたてまつりはてぬ」 %こrsいふ)俗rs、すがれる。
るをこの リがまくら見せをや人よよる すがり図 織。Q珠数の纏の、綱の如く、 すがる をとめ 陥 課属少女。腰の細き
のけしきを」 編めるをころ。Q法螺貝をつつむ綱。 少女。美人の形容ré用みる語。萬「むな
すーがみこ図 素紙子。かみこよたなじ。 すかり また 図 素艦股。矢みいふ語。鍋 わけのひろきわぎもこしぼそのすがる
すがむ 園自 砂。すがめをなる。盛衰 を射て、後、やがて、雁股を射るこを。 をとめの」
「目のすがみたりけれを、どりなしはや すがる 図 課最。動物。虫の名。Q蜂の すがれ 陥 末枯。すがるるこを。
されける」:国 池 砂。すがむやう 一種。長さ七八分、全身黒くして、腰の
すきg 様。子を春負ふ帯。古語。字鏡
rsなす。顔をまわむ。ま かめる。 漫、甚だ細くくびれたり。障子の紙 な 「鋼、糸有節也、負見帯也、須支」i透。
すが むら 図 管村。菅の、むらがりはえ *こréて堆く丸き土の巣を造る。だがは Qあひだ。すきま。間隙。Qひま。い
てあるをころ。 ち。紀「課属、比云須到劇」ぼ 春秋の頃、 さま。 信をこたり。 ゆだん。 虚。
すーがめ 図 砂。C片目の、常ょ競りたる 草木の花ré戯れて、露を吸ふ 製、蜂の類 主基。大管曾のをき、鎌ねてより、國を
もの。めっかち。盛衰「伊勢平氏をすが の線稲。古今「すがるなく秋の萩原お 占ひ定めて、一切の事rs仕へ 奉らしむ
めなりけりをはやしたり」貸やぶにら さたちて旅ゆく人をいつをかまたむ」 る事あり。その第一の國を、由基 をい
み。ひがら。 -
鹿。 動物。 獣の名。 ま かの異名。 ひ、その第二のを、主基をいふ。祭事も、
すが も陥 管藻。一種の藻の名なりを 十自語。拾玉「奥山rsかきこもりなむのち その國司、控常して奉仕す。上古を、臨
(7 45)

も、又、清藻の意みて、清らかなる藻 な をさをすがるましらや友をなるべき」 時rs占ひ定めたりしが、宇多天皇より、


りをもいふ。古語。萬 「宇治川rsたふ すがる園自織。さりっく。っかまり 由基を近江、主基を丹波を定めて、只、
すがふ すがもん すがる

すきすきいたぶき すきがら
(746)

その郡をのみト定するこをとなれり。 めけむ」 すぎ がら召 創柄。鋼の、手ょもっをこ


次基。 主紀。i好。 Qすくこを。この すきいだーぶき臼 杉板葺。杉板 よて暮 ろ。鋼のえ。
み。購好。俗語。Q色 ごのみ。好色。 きたる家根。夫木「あづまちやすぎい」すき きり臼 剣かくがござこく、薄く切るこ
多情。古語。源「いにしへのすきを、思 たぶきのひまを粗みあはぬ月日もさて ど。宇拾「この革をむきつつ、すきぎり
ひやり少きほどのあやまちよ、碑博も すぐせをや」 ré切れを」
許したはけむをたほしさますも」ま すき がき 臼透垣。向うの、見えすくやう すぎ きれ 図 渡切。渡き造るをき、損じ
ま 。 っぎょたなじ。古語。紀「次、比 ré、粗くゆひたる垣根。四つ目垣 など て透の出来たる紙。妙絶。
-
云須岐也」i数寄。Qものすきなるこ の類。すいがき。すいがい。 すぎミるまg 透車。内の、すきをほり
を。Qふうりう。文雅。Q特rs、茶曾 すぎ-かげ 透影。物より、透きをほり て見Qる車なりをも、又、物すきを霊し
の技 よ必よするこを。 て見ゆるかげ。古語。源 「くろき木丁 て、作りたる車なりをもいふ。古語。新
すき 図 村。『韓語』むら。すぎり。 のすきかげの、いを心ぐるしげなるrs」 六 「あはれなをかものみあれのすきぐ
すぎ あふき 図 透肩。自き生編 よて張 すきかせg 険風。物のすきまより漏 るまかさりてわたるよをなり よけり」
り、透きて見ゆるやう よつくりたる扇。 れくるかぜ。 すきくれg 杉材。杉の材木。杉のく
古語。雅装抄「手をもたげさせて、すき すぎ-かへす 園鶴瀬返。古き紙を煮 む。古語。本院侍従集「われならぬ人
あ ぎを持たす」 どろかして、更み、再び、紙rsすきなほ をまつをもすきくれをあはれをすてて
すき あふき 図 透扇。すきあふぎの韓。 す。七」職人歌合「すきか へ u薄墨染の ひく方réよれ」
すき ありき 臼 好色のためみあるくこ タぐれもま ら紙色rs月ぞいでぬる」: すき ごこちg 好心地。Qものすきなる
さ。色をあさりあるくこを。古語。大 :闘 池 鋼返。鋼みて、田地を堀りか ここち。Q色好みのここち。源「わかき
和「なでふ、かかるすきありきをま て、 へす。六帖「あらき田をあらすきか へし ほどのすきごこちよを、この人ををま
-
かかるわびしきめを見るらむ」 返しても見てこそ止まめ人の心を」 りrsをも、たもひどをめはべら り」
すき いた 召 杉板。杉の木ょて造りた すき がまし 曜』 Q物すきらし。Q好 すき ごころ 劉好心。Qものすきなる心。
る板。拾遺「すぎいたもて暮ける板間 色らし。源「この君も、いを物うくして、 ほ色好みの心。源「あながちなるすきご
の合はさらをいかrsせむをかわがねそ すきがましきあだ人なり」 ころを、更rsならけぬを」
-
すき ごこ 図 好事。Q物すきの行。貸色 きいさめrsて、すきたわめらむ女ょを、 をころ。賞園集 すぎはらや三輪の山
好みのまわさ。源「いをどかかるすき 心たかせたまへ、過ち して、見む人のた べrs雪ふりてけふこそ冬のあるしをを
ごをどもを するの世みもきき博へて」 め、 かたくななる名をも立てつべきも みれ」i杉原。紙の名 すきはらが引
すきをや図 数%者。ものすきなる人。 のなりを戒む」 の署。
風流なる人。 」_ すきこ園 裏。さわやか よ。さっばりを。 すきはら がみ 図 杉原紙。紙の名。奉書
すき すあう図 透素穂。越後ちちみを 清らかに。 ré似て、薄く柔かなるもの。播磨國根保
染めて仕立てたる素模。夏着るもの。 すき のいほり召 杉庵。杉ょて暮きた 郡杉原の産。今を、主 よ、加西郡三原よ
すきすき園 次次。つぎつぎ ょたなじ。 る家。山中rs住める人の小さき家。玉葉 り出だす。その小判なるものを、小杉
古語。源「すぎすぎ、いををかしげよ」 「またたぐひあらしの山のふもを寺す 原をいふ。
すきすきし 國』好好。Qものすきがま ぎのいほりみ有明の月」 すきはら ぐも図 杉原雲。杉原紙の地
し。すみきやうらし。好事 源「わさを すき の や図 杉屋。すぎのいぼり よた rs、雲がたをうちたるもの。
迎へ出でむもすきすきしかるべし」 Q なじ。拾玉「すぎのやのゆきあはぬま すきびだひ 図 透額。冠の名。甲rs、月
好色がまし。俗rs、すき りきしい。源 よりたくつゆのむすはめ ゆめも月16な 形のすか しあるもの。古、男子の元服
「すきすきしき歌がたりなをも、かたみ しぬる」 後、十六歳未満の時用みたり。
ょきこえかはさせたまふっいでょ」 すき ばこ図 透箱。すかしのある箱。古 すき ふ 図 杉生。杉の木のたひてある
すきすきに園攻攻。っきうぎによた 語。空穂「まろがねのすきはこ二十合」 をころ。すぎはら。古語。拾員「あつ
なじ。古語。源「まだをさなきないこ、す すきはひ 図 生業。世を過ごす手段 世 めこしま るしもあれやわが山のすぎふ
ぎすぎに五六人ありけれを」 わたりのまわさ。なりはひ。生計。 のまどrsのこるま ら雪」
すき だて図 杉立。模様の名 杉の木の 活計。 すき ぶね 図 杉船。杉の材木を積める
立てる如き形のもの。 すき はむ 闘員 好色らしく見ゆ。古 船なりをも、又、杉の木rsて造りたる船
すき たおむ 闘 員 好擁。好色がましき 語。源「すきはみたるけしきあるかを
(747)

なりをもいふ。古語。績古 「熊野川せ
容子をなす。いやみなるふりをなす。 をたばしかけさりけり」 ぎりrsわたすすぎぶねのへなみrs神の
色めく。古語。源「なにがしがいやし すぎ ばら 陥 杉原 杉の木のたひてある一 ぬれよけるかな」
すきごと すぎき すきはらがみ
すきま おきやう すぎやりき
(748)

すきま図透間。Qすきたる間。ひま 間。 すきやう g 詞経。Q経文をよむこを。 碑赴なりをも、又、杉の木の間r ある碑


隙。購障。新績古「ひをりのみぬるを 譲経。源「かかるをみの事rsえ、すきや 赴なりをもいふ、古語。金棟集「今つ
ならひの手枕よすきまの風えいをふよ うなををこそをすなれ」貸請経のをき くる三輪のはふりがすぎやしろすぎ ょ
もなし」 Q意るをり。ゆだん。手ぬか の施物。新古「小式部内侍みまかりて こしここを間はりをもよし」
り。虚。 後、つねもちてはべりける手箱を、すき すきやりさ 図 杉遣戸。杉の木みて造
す きむら 陥 杉村。杉の木の、むらがり やう よせさすをて」 れる遣戸。新六 「たのづからさてもわ
たひてあるをころ。すぎふ。すぎはら。 すきやう ざg 個行者。優婆塞の類。野 が世のすぎやりををりをり弱き身をい
後捨 すぎむらをいひてまるしもなか ré伏し、山rs伏して、備道を修行する かがせむ」
りけり人のたづねぬ三輪の山もと」 人。源「奪きすぎやうさかたらひて」 すきり臼。村。『韓語』 すぎよたなじ。
すきむらの園 移村。語路より、すぐょ すきやう の つかひg 請経使。請経の す浮き わさ 図 好業。色好みのまわさ。好
かけていふ。萬 石上ふるの山なるすぎ 事を、諸寺rs仰する使みて、これ よを、 色がましき行。源 「心のすさびrsまか
むらのたもひすぐべき君ならなくré」 殿上の侍臣を遺すなり。増鏡「諸赴の せて、かくすきわさするを、い を、世の
すきもの図 好者。Cものすきなる人。 碑馬、所所の御すきやうのつかひ、四位 もごき負びぬべき事なりなご」
すみきやうもの。好事家。Q色ごのみ 五位数をつくして、鞭をくるさま、いは すぎーあたこの臼透渡殿。渡殿の左右 よ壁
の人。好色家。紫式部日記 「ずきもの *をもたしはかるべし」_ などをなく、柱のみrsて、勾 機あり、黎
を名rsしたてれをみる人のをらですぐ す浮きや-かはやさうり 陥 数寄屋劇草 例。 鷹を悪れて往栄するやう よせるもの。
るをあらじをそたもふ」 眞竹の皮を、平日réして造り、鼻緒 も、 すミ 召 秀句 『まうくの約』ま やれのこ
すきや臼 数寄屋。茶の湯をするため 竹の皮réてつけたる草履。元文のころ をは。古語。大鏡「いみじきすくのた
の小さき庵。かこひ。基察。 流行 したるもの。 まへる人なり」
すきやうg 例行。も ゆぎやうの約。 すきやき 杉焼。むかし、禁中みて、杉 すミ園国 側 好。Qこのむ。愛で嗜む。
のをりrs、種種の料理なををいれたる Q物すきをなす。風流ré歌る。平家「そ
*語。狭衣「遠きすぎやうなを、え仕う
まっるまじけれを、いづみの獄、竹生島 ものの韓。 *そも、この成㎞を、機町中納言を申
なごみぞ」 すきやしろ g 杉赴。杉ょて暮きたる しつるこをを、すぐれて心すきたまへ
る人rsて、常rs、吉野山をこひつつ、町 réこね」 紙の一種。山城國碑屋川より産するも
rs、標を植る ならべ、その内rs、屋をた すぐ ㎞国同」 過。俗 よ、すぎる。Qをほ の。色、淡黒し。ま ゆくし。うすやりみ
て任みたまひしかを」Q色を好む。伊勢 りて行く。越えて行く。萬 「いその浦 がみ。碑屋紙。
ょきよる自波かへりつつすぎがてぬれ すぐし 國園 直。Qゆがみなし。曲らす
まける」i 食。くふ。くらふ。吸ひこ を岸rsたゆたふ」 Q 過去をなる。さる。 してあり。なほし。まっすぐなり。俗
む。古語。源「文を、ちびさくたしつつ 萬「ほをとぎすよ ごる なつかしあみさ rsすぐい。Q心rs飾りなし。心なほし。
みて、湯してすきいれて」:鋼。鋼rs さを花をすぐをもかれすかなかむ」 Q 俗rs、すぐい。
て、田畠などの土を堀 り返す。素性集 程をこゆ。度よ除る。「分量がすぐ」回 すぐす 園国 側 過。Qすごすよたなじ。
「山田すき春の種をむまきしか%こ秋た まさる。すぐる。:死ぬ。世を去る。 源「若宮の、いをたぼつかなく、つゆけ
つみr**ならじをそた もふ」:剣ぐ 身まかる。古語。萬 「ももたらキりやそ き中ょすぐしたまふを」Q捨てたく。
が如くみ、薄く切る。i渡。紙を製 す。 隈坂みたむけせをすぎょし人ょけだし 構はやりréたく。源「例のみこころをす
抄紙。月詣集「五部大乗の料紙rsすき あはむかも」i 国国鶴 着。はめこむ。 ぐしたまはで、衣の裾ををらへ給ひて」
て」i結。糸rsて、綱を結び造る。夫 さしこむ。結びつく。俗rs、すげる。貫之 すくすくし 隠』 直直。愛想なし。風治
水 「伊勢島やあまのたはれréすく綱の 集「松の音こを ままらぶる山風をたき げなし。職能ならやりあり。古語。源 「白
日ならぶ人もなほぞ継しき」:自 の糸をやすげてひくらむ」 き紙の、うはべを、たいらかよすくすく
透。Qうつりをほる。物をさほして影 すくえう 召 宿哺。二十八宿、九曜など もき ょ、いをめでたうかいたまへり」
見ゆ。運「みあかしのかげ、ほのかょす の星の行度rsよりて、人の運命を考ふ
すくすく-こ国 直直。をだこほりなし
きてみゆ」Q物rs、すきま生す。まはら るわさ。古語。楽花「こをして、人のつ ré。滑らかrs。すらずらを。古語。竹取
みなる。源「歯をうちすきて、愛敬なげ つしむべき年réもあり。すくえうな%こ 「このちご、やしなふほ%こr 、すくすく
rsいひなす姫あり」Q職生す。ひまréな réも、心ぼそくのみいひて侍れた」 を大きょなりまさる」
る。手があく。『 巨個 助。たすく よ すくえ?を 図 宿曜師。宿曜のわさを すくせ図 宿世。さきの世の縁。前世の
( 749)

れなじ。俗 ま、すける。記「戦へなわれは なす人。古語。 約束。前世のむくい。古語。源「すく


たやるぬ島っ鳥うがひがをもえ今すけ すくーち% 図 宿紙。紙の名。すきかへし せつたなき人ょやはべらむ」
すく すぐ すぐし
ずくふ ずともいし
もまたそこがるる」

gたん
せ炭き

石。

いし
すくも
興す。にぎは す。:Q妙。液 鶴、又を、
ぐる
すくーなし 曜』少。いささかなり。僅 その中 よある物を 、下より、跳ね上

いふ


かなり。まれなり。俗よ、すくない。萬
やうみどる。ま やくふ。字拾「かひ ょ、


g



漢あ

ごみ
なて


すくも
(750) 「人のたほみ目こそま ぬぶれすくなく 物を、すくひつつ、たかやかよもりあげ







rs
そめ


ま りく
も心のうちょわがたもはなくみ」



て」Qかきさらふ。「足をすくふ」








&
すな

すよ

すくなひこのとすれ 図 石解。植物。 すとふ 園 軍。鳥、単を構ふ。拾玉



古著

じ なもの

すやあ語ぐる
草の名。中山の岩石なを よ着きて生す。
「山里みさしもすみけるいにしへ*衣

たひける




り」
がか

奪の長さ三四寸。どくさみ似て細く、


ますく 鳥もありけり」

や図

&
す。

直 現

きめす
まぐ
きを

魔生す。色を黄緑なり。節ごをみ、笹の
すくまる園国 自 競縮 すくむよたなじ。

し刀

はの文


焼方

たき
葉rs似て小さく、光標 ありて厚く、且
すQ みち図 直路。すぐき路。曲らぬ

なりじ




や臼
-
なころくる す
Q直
つ、柔かなる葉を生す。夏、節のもをみ、 路。まずぐなる路。


よすよ
ごg


すべか
紫蘭ré似て白き花、二輪、並びて開く。
すくむ園目 練縮。ちちみ屈む。小さ

はの
古源


ま強き


そめ 心 かり
り語
賞を、蘭よりも小さし。せきこく。いは くなりて動かす。空穂「ただこをなく、


ごみ
すぐ

よ い



ひて
ころ
ぐすり。和名「石解、和名、須久奈比古 御身すくみてそたはする」:㎞


はじ
かな
さめ
む é
乃久須顧、一芸、以波久須利」

r
競縮。すくましむ。ちちみ屈ましむ。










するごょ
すきなもじ 図 直文字。 平個名のしの



俗み、すくめる。新六「こがらしの吹き











く じ 語れぐ
字の稲。




すくめたる冬の夜み月みてさむきわが

し」


すくね』御㎞の名 がはねを見よ。 姿かな」


るさめ す、






村。
姓主よ

すくひだま図鑑綱。さでみたなじ。 すくも 図 漢層。海人が、海演なをよて、






すたみ
寒の、 く見
すくふ 闘龍 救。Q力を添へて、危き かりrs競く藻層なりをも、又、豪の根な


くれる




ちち

み るs
を免れしむ。たすく。救助す。竹取「か

r

りをも、又、次條のすくもみたなじから


Q




ミ中

数ある
物多く
ひょかくありけるものをわびはてて むをもいふ。古語。月清 「忍ぶこをた



そ違

より

死ぬるいのち
しきもの、機るたるものなを ぬ」貸倉
をすくひやをせょ、物を施」
もはきるらむなにはめのす もたくひ ぬきをる。ぬきんす。
よりやこる。選び出だす。源「世の中réた り。すごろく。双陸。萬「一二の日の一 はりょ、大なる床を以て、ささ なほず
しなべたらぬを、えりををのへ すぐり み ょをあらす五六三四さへありけりす こをあり」“曲家。おゆけの約。古
て、さぶらはせ給ふ」Q善悪をためす。 gるくのさえ」 語源「一日のすけのくどく を、はかり
「槍をすぐる」i国自 勝。Q外の探 すQろミ うつ 園国自 双六みて、勝負を| なきものなれを」
より、よくあり。まさる。変づ。抽づ。俗 争ふ。源「かのちしの天殿の近江の君 すげ 図書。植物。草の名 葉の形、菅
み、すぐれる。源「いうなりをたばゆは を、すぐろくうつ時の詞みも」 よ似て、裏rs、堅き筋あり。薬のもをみ、
かりすぐれたるをえ」 Q史夫なり。健 すくーおん 図 宿院。そうは引みたなじ。 自き粉の如き物つけり。夏、刈り取り
かなり。(身鶴の)俗 よ、すぐれる。 古語。鱗鈴「春日へをて、すくみんの、一 て、葉の廣きを、笠をし、狭きを、銭をな
する ろ召 末黒。焼野の草の、末の黒く いざむつかしげなるrsをごまりぬ」 す。豪。和名「管、和名、須計、草名也」
なりたるもの。古語。夫木 「むさしの すけ図 次官。古の官名。四部官中、第二すげーがう 図 助郷。騒路みて、夫役の足
のすぐろがなかのまたわらびまだうら 位rs列して、かみを助くるもの。碑祇官| らざる時、そのあたりの在郷より、人夫
わかしむらさきのちり」 のを副 省のを 、 正のを弱、勘解由 の動けで地だすにさ
すQ-ろ は 団 直。ますぐ よ*てろを助 使のを次官、職のを発、察のを助、近衛 すげき図 送。すきょたなじ。古語。萬
鮮。古語。夫木 「いかréせむすぐろは 府のを中少将、兵衛府のを佐、内侍のを 「玉だれのをすのすげきみ入り通ひね
行かで足柄やよこ走りする人の心を」 信、大宰府のを武、園のを介 郡のえ たねの が はさ㎞さむ」
すべ ろく g 双六。基の類 一つの木製 少領、家のを扶をかくなご、をころ よよ すけ なし認園 無情。あはれみ少し。な
の盤ありて、そのこなたかなたよ、各、 りて、文字を異 よす。i助。Q手つだ さけの心少し。愛想なし。つれなし。
十二づつの日を盛り、各、十二づつの、 ひ。かせい。紀「戦へむ われはやる ぬ ㎞鈴 「うちそはみ君ひとりみよまろこ
黒を、白をの石を並べたきて、二つの資 島津 うかひがさも今すけよこね」 すけまろを人すげなuさいふなり」
、かはるがはるふり出だし、その出で 相模のせきわき。すけて。i管柱。家 すげ のにはどり図 動物。きりぎりす
たる質の数ré合せて、石を送り、早く、 の傾き倒れむをするを、支ふる柱。 っ の異名。古語。秘中抄 「故郷の離の山
(751)

敵の日の中re送り了りたる方を 勝 を ばり。つっかへばう。盛衰「家のまろび よなく盤や達が仙のすけのにはをり」


す。又、飛双六、道中双六などの種類あ たふれむするよを、すけいひて、柱のか」すけ のみやつこ図 少領。郡術の攻官。
すべ』ろ すぐろくうつ すげ
すこしも すこやかに
なほ、すけを見よ。古語。 をこえゆけをすごく聞ゆる山鶴の盤」 がえréすごもる輝もま らべてそなく」
すけはかせ召 助数。 よけうょたな すこしも 園 少。いささかも。ちっを すこやか に 団 健。Qからだ丈夫 よ。
じ。古語。 も。豪も。貫之集「ふるさをみさける たっしやrs。病なく。すぐ や かré。Q
すげみたる ミち 陥 歯のぬけたちて、ま ものから懐花いろをすこしもあせすぞ たしかr*。つよく。
はらなる老人の日つき。増鏡「すけみ ありある」 すごろミg 双六。すぐろくよたなじ。
たるくちうちほほる みて、いかでか すごす 園回胴 過。Qすぎしむ。移りゆ 平家「加茂川の水、すごろくの審、山
聞えむ」 かしむ。送る。すぐす。源「久しうなる 法師」
すけ みやつこ 図 少領 すけのみやこ ょ ままょえ念じすごすまじう愛えたまへ すごろくばん 図 双六盤 双六の勝負を
たなじ。古語。 だ」 Q程をこす。度をこして、除計r*争ふょ用みる盤
すげむ 園回目 歯ぬけて、まはらよなる。 す。「いひすごす」「飲みすごす」信生活 すさ 陥 寸沙。壁を塗る時、土 よ交ふる
古語。源「くちうちすげみて」 しゆく。湖日す。 麻、紙、又を、書園などの、細く一寸ほど よ
すご図 素子。ま づ、やまがつの類。古 すこぶる園 頼。Qすこしょたなじ。倒 切りて、キりたりたみまたるもの。乾きた
語。拾遺 「すごがもる山田のなるこ風 よほど。はなはだ。愚管抄「院戦を、淳 る後、亀裂を防がむがためrsす。つた。
ふけをたのが夢をやただろかすらむ」 和をえ、すこぶる、このたもむきたはし すーさ 図 個者。『おゆるやの約』 備學を
す こくミ園 数刻。職しの間。暫時。平家 けるをそ申し博へて」 學び得たる人。古語。i従者。『お ゆ
「ひやうちやうを帯して、討ちあひ、切 すごも召 資魔。竹を、麓の如くあみて、 うまやの約』主君ょ従ふもの。古語。
りあひ、すこくたたかふ」 裏 ょ、自き生絹をつけ、自き縁をつけた 枕 「主そしらぬ人のすさ」
すこし国 少。すくなく。僅かよ。いさ るもの。食器の下réまくré用みる。 すーさい 図 %才。みう gいの約。古語。空
さか。源「風、すこしふきいでたるゆふ古語。 穂「寧生をも御前四人、すさいふたり」
ぐれre」 す-ごもり g 集籠。賞のなかみ、こもり す ざき 図 洲崎。洲の、長く、海中へさし
すごし 曜』凄。甚しく洪し。恐ろしく みるこを。 出でて、崎をなりたるをころ。源「さむ
きすさき ょたてるかささぎの姿も」
気味わるし。がうがうしく恐ろし。俗 すごもる園自 第認。巣の中 ょこも
ょすごい。山家 「夕されやひはらの嶺 る。空穂 「秋をへてこよびのことを松 す さく g 朱雀。おお ん(四神)を見よ。
E_シ』 、 『 』= シm、
すさび 図 Q心の、すすろ ますすむこを。 *はすの月☆」_ を開く。ずいは。古語。和名「㎞、和
古語。源「またも、あだなをたちぬべき すさみシょたなじ。古語。 名、須之、似羊騎、葉細、味鮮者也」
御心のすさびなめり」穏なぐさみ。遊び すさむ園員 引 みたなじ。古語。 すし 國園 酸。離の如き味あり。すっは
ごを。古語。源「御かたがた、る ものが 捨玉「さみだれのふりすさみぬる小山 し。俗rs、すい。字鏡「酷、報也、離也、酸
たりなどのすさびみて、あかしくらし 田aわれもわれもをよるさなへかな」 也 加長之、又、和之」
たまふ」 i㎞ 荒。Qすさはしむ。荒れ すし-あゆ 図 鎖船。鯨の、酔演みまたる
すさぶ 闘員 進。Qす*ろよ進みゆく。 しむ。古語。堀太 「ひまもなくふりも もの。宇拾 「すしあゆの、たせくくな魔
れゆく。甚しくなりゆく。古語。新 すさめぬ五月雨みつくまの沼の水草な らかなるが、まやりかしらはかりをして、
古「松みはふまさきのかづらちりraけ みよる」貸すさまじからしむ。取りのけ 三寸はかりもりたり」
りをやまの秋を風引さぶらむ」貸撃み 物rsす。捨てたく。古語。拾玉 「つち すしたり 園員 媒つきたり。すすけ
よす。遊びrsす。古語。枕「火纂して、 かべ よ窓ぬりのこす棒までもすさめす たり。古びてあり。古語。高 「なには
灰などかきすさびて」ま員 進。 やをる秋の夜の月」i賞覧。めでは 人あしびたく屋のすしたれをたのがっ
前のすさぶみたなじ。古語。源 「つれ やす。飯ぶ。心の慰みをなす。古語。 まこそをこめづらしき」
なきを音みこりぬ心こそ人のつらさrs 後撰「谷さむみいまだすだたぬうぐひ ずしんろう 図 賞刻機。昔、禁中みあり
そへてつらけれ。心づからを宣ひすさ すのなくこるわかみ人のすさめぬ」 し標。
おるを、げré、かたはらいたしを、人人 すし 図鑑。『酸しの義』食品の名。Q魚 するや 図 素秒。織物の名。砂の、最も
例のきこゆ」 肉の酔清 r*またるもの。古語。Q舗、 よきもの。」
すさまじ園』荒涼。Q興さめたり。面 シなどの肉を、温かなる飯の中rs埋め、 すおやう図衆生。備数の語 みゆおや
白くなし。麗はし。心進まずあり。俗 酸味をつけたるもの。Q今を、飯rs、酢 7うの約。古語。
よ、すさまじい。枕「梨の花、世ょ、すさ を加へて、魚肉、又を野菜、海藻、乾物な すす 図 媒。畑又を、挨などの、物r 瀬り
まじくあやしきものみして」Q洪し。 %とを添へたるもの。いひゃりし。酔飯。i て、黒くなりたるもの。紀「天之新第之
(753)

物すごし。恐ろし。俗rs、すさまじい。源 i酸損。植物。草の名。葉の形、波務草 凝猟、訓凝姻、云州須」


「げré、すさまじきもの まいひたきたる ré似て、葬赤く、味酸し。穂状の赤き花 すず 篠。竹の小さきもの。ま の。さ
すさび すさみ
お すすおかけ すすく
(754)

さ。無。古語。千二 「よしの山あきか一す* かけ 図 籍㎞。Q山伏の、衣の上よ、一 て、遠侍 よ出でて遊びけるが」


ぜたちぬいかはかり すりのるのやのす一肩よりかくる麻の着物。優園の如き、菊一すすく 闘員 模。媒よそむ。ふるび
すしかるらむ」*鈴。金属製の鳴り 綴の紋を着く。Q韓じて、山伏そのもの て、媒色 よなる。すすはむ。すすぶ。俗
物。中をシréま て、小さき玉を入れ、 の稲。 よ、すずける。源「まろき衣の、いひま ら
碑前なをょて、拝むをき、振り動かして すすかけ の ころも図 籍騒衣。すずか すすすけたるょ」
鳴らすもの。和名「鈴、似鏡面小、場氏一 けみたなじ。 すすQ 園闘」羅。Q洗ひ清む。夫木「あ
漢語妙云、鈴子、須須」 すずか やま園 鈴鹿山 すすをいふ縁よ かずすぐ水をまきみょたちそひて人た
すす隠 調。おゆずの約。古語。一り、なるよかけていふ。六帖「ものの をもせぬたくの山寺」貸清くなす。活
伊勢「みこ、歌を、かへずがへすりした ふのたつをいふなるすりかやまならむ 名を去る。拾遺 「こはた川こをたがい
まひて」 かたこそきかまほしけれ」 ひしこをのはぞなきなすすがむたきつ
おお g 数珠。備を拝むをき、つまぐり すすぎ 図 むらがりて、まげくたひたる せもなし」 雪。
て摺りならずもの。木構子の質などを、 草の惣稲。山家 「よしの山風 よすすき すずくれ きさg 涼基草。植物。まっ
締まっなぎ連ねて、輸ょる たるもの を みさく花*人のをるさへをしまれぬ (松)の異名。古語。
ゆす。念球。源 「こんがうじのすすの かな」i薄。植物。草の名。あしょ似 すすくれーづき 図 陰暦六月の異補。古
たまのさうぞくえ たる」 て小さく、秋の末、穂出でて、白く赤は 語。莫博抄 「風ふけを池 ま浪よるいづ
すすいろg 模色。黄はみたる機黒色。 みたる小さき花を開く。穂の形、獣の尾 みなるすやりくれづきの頃 よこそなれ」
すちか 臼 鈴鹿。禁中秘蔵の楽器の名。i ré似たるより、その穂の出でたるを、尾 すすけ のはな図 植物。ゆふがほの(タ
*動物。まやか(鹿)の異名。古語。秘蔵抄 花をもいふ。古含「いまよりをつぎてふ 顔)の異名。古語。篠目抄「夏の日のあ
「秋山のきりみ友をやまをはせる物あ らなむわがやをのすすきたしなみふれ つく暮れぬる山かげのすすけのはなの
はれげrsすりかなくなり」 る白雪」 宿ré来みけり」
するかがは臼 鈴鹿川。催馬楽の呂の曲 すすきは逸ーの や臼 薄期矢。薄の葉を すぶし 』『涼しの義』生絹。織物の名。
名。催馬楽「すりかがは やそせのたき たはむれr*矢をしたるもの。曾我「竹 生糸織の練らぬ綿布。砂rs似て、極めて
をみなびをの」 の小弓、すすきはぎの小矢をこりそへ 韓く、且つ、藤きもの。源 「すすしなる
ひさへひをつを着て」 しけるを、朝ré送るとて」
すずし 國』演。Qほどよく冷かなり。 すずの をう図 鈴類。鈴をこひ奉らむ
暑さ少くて、ここちよし。俗 よ、すすし す が しろ な 図 大根。植物。草の名。 ための奏上。行幸の時、御先をはらは
い。(重み、風よいふ)萬「初秋風すすし す りーみrsたなじ。 むためrs、振り鳴らす鈴なりをいふ。山
き夕べ解かむをそ紐を結びし妹rsあは すす ぞめ 図 嫌染。媒色よ染むるこを。 家「ふり ょける君がみゆきのすすのそ
むため」Qさわやかなり。清らかなり。 又、その染めたるもの。 ういかなる世ょも絶えず間えむ」
濁りなし。俗rs、すりしい。源 「すこし すすち 図 つりはりを、すすろぎて悪し すお ーの1つかさ 図 主鈴。古、中務省rs
すすしき水の流れも」 くなれを、証ひていへる語。古語。記 属し、少納言の命rsよりて、韓路の鈴、
すすしきそふ 園冒進韓。進みきそ 「この飼を、たほち、すすち、まちち」 闘所の割符などを司りし役。古語。
すすをし風』録。する こuよたなじ。 すすのみこg 動物ざる(*)の異名
ふ。古語。萬「ふせやたきすずしきそひ
てあひよはひまける時ょ」 俗rる、すすごい。宇拾 「されをこそを 語。篠日抄 「古をいをもかしこしす
すぶしき-みち図 演道。ごくらくるた 思ひて、すすをくあみてすぐるを」 すのみこ徳丸をこそたもひいづらめ」
なじ。古語。狭衣 「このひを巻はかり すがーこり 図 売鈴。たまをりの類。玉の すす ばび 図 演。Qはなを3るをいふ。古
を、すり しきみちのまるべみもなしは かはり ょ、鈴を用みるもの。古語。和 語。和名 「汽、和名、須須波奈、鼻液也」
べらむ」 名「弄九、云云、今人之弄鈴是也、揚氏漢 Q鼻の孔より流れ出づるはなを アるを、
すずしむ園㎞ 神慮を清め鎮む。 語抄云、毒鈴、須須止利」 すすりこむこを。古語。枕「すすはな
古語。 すずな 図 藤。植物。章の名。たうなを、 ま ありくちご」 _
すずしろ 図 撃。けしはうすの類。見供 正月の七くさrs用みる時の稲。 すす ばむ闘員 媒。す すく よたなじ。
の頭の頂のみré、前 み除 せる毛。和名 すす なみ 図 海噛のごをく、急 ま、高く、 鶴源抄「あまをいふもの よさしあげて
「撃、和名、須須之呂、小見前髪所除也」 たこりたっ浪。古語。 ありけれを、すすはみたりけれども」
-
大根。植物。草の名。大根を、正月 すす の すがり 図 敷珠縮。すがりを見 すすぶ 園国国 様。すすくよたなじ。
(755)

の七くさみ用みる時の稲。公事根源「若 よ。後撰「ある法師の、源のひをしの朝す系 ーぶね 図 鈴船。鈴をつけたる船。古


シ七種のものなり。なづな、はこべ 臣の家réまかりて、すすのすがりを落 語。組「なには人すずぶねをらせこし
すずし すずしろな すずのそう
すすむ すまめありき
すすぶる
すすむ 闘』進。Qさきへさきへを出一 ろぎょ似て、頭小さく、尻大きく、色黒
(756)

なづみその船をらせ」
すす ぶる園国 自 媒。すすくょたなじ。 づ。備足石歌「ますらをのすすみ先だ し。秋の夜、さやかなる撃rsて鳴く。そ
すずまうす 園自 鈴奏。鈴の奏をな ちふめるあさを見つつま のはむただrs の撃、りんりんを聞えて、鈴の音の如
す。奏上して、鈴をこひ奉る。古語。夫 あふまでな」 Qわが思ふをころを行は し。源 「大方の秋をむうしを知りrsし
水「すすまうすみゆきのにはを運けれ むをす。心はやる。いさむ。玉葉「まつ をふりすてがたきすりむしの盤」
%とあらぬはしりr*人 いそぐなり」 こをの心 ょすすむけふの日をくれじさ すすめありきg 釜行。雀の、ねぐら離
すすまし 図』進。勢つよし。ををし。 すれやあまりひさしき」Q上へ行く。の るるほどなる暁の歩行なりをいふ。古
いさまし。 ぼる。(官途などないふ)図巧みrょなる。 語。隆信集「あかつきの寝さめよ、すす
すすみ 図 進。Qさきへさきへを歩みい 進歩す。上達す。(學藝などréいふ): めありきするあみだのひじりの撃も、
づること。萬「家をへ%こ家をもいはやり : 個 勧。Q他をさをしてせさす。うな わが身一つ ょま むここちして」
ますらをのゆきのすすみ ょここみこや がす。催す。誘ひ立つ。古語。績紀「心 すすめ がくれ 図 省随。浅茅生の、潮く
せる」Q心の、はやりいさむこを。信巧 を通はして、人をいさなひすすむ事な れひのびて、雀の隠るるほど よなりた
みよなりゆくこを。進歩。上達。 かれ」Qたてまつる。まみらす。獣上 るもの。新六 「もえいでし野漫のわか
すすみ図 納涼。すすむこを。後拾「な す。足す。 古語。i国 』偲 勤。前の ぐさけさみれをすすめがくれみはやな
つごろも立田河原の柳薩すすみ ょ来っ すすむ よれなじ。俗rs、すすめる。源 りrsけり」
つならすころかな」 「あるじのをの、御かはらけすすめて」 すずめ がひ固 雀員。動物。貝の名。磯
すすみ いづ 図 進出。進みて、前方へ出 進。すすましむ。進むやうrsなす。
-
の石、又を、他の貝殻ré附着す。形、雀ra
づ。狭衣「すすみいでてはしたなうやな 俗rs、すすめる。 似たり。いそがひ。山家「波よするた
%このたまはせて」 すすむ闘員 納涼。夏、暑さを避けむ けの泊のすめがひ嫡しき世ょもあひ
すずみ-だか 昭 雀㎞。動物。島の名。た さて、身を、涼しき空気 ょあっ 運「いさ réけるかな」
かの一種。よく、雀をさらふるもの。和 あつき目、ひんがしの御殿ないでてす すすめぐり召 洲洲廻。島廻の類。洲よ
名「雀鶴、漢語抄云、、須須美多加、或云、 すみたまふ」 り洲へとめぐりゆくこを。堀次 「雲津
豆美、善提省者也」 すが むし 図 鈴思。動物。虫の名。こほ よりすすめぐりする湖船の沖こぎさか
- =} }
るほのぼの よ見ゆ」 用みるもの。すみすり。源「すすりた しき秋せみのこる」
すずめ-ごゆみ 図 雀小弓。すすめ5み しすりて」 すずろ< ㎞自 漫。Q心、すすろrs 進
よたなじ。 すすり いし召 砲石。引 りよたなじ。 む。心はやる。気進む。古語。源「この
すずめ の たご 図 雀賞。いらむしの第。 七一職人歌合「あふこをもなほ難けれ 男、いたくすりろぎて、門ちかき廊の
多くを、秋の後、拓榴の枝rs造るものrs をすすりいしこんがうしやうもかなは すのこだつものra尻かけて」 Qすりろ
て、白乳の如く、身を、その中r*隠す。 さりけり」 ょ射かしがる。古語。著聞「いをすす
後 よ、凝りて、卵の如く固くなる。長さ すすりーがめ 図 残㎞。視よさすための水 ろぎて、をみ ょいひも出ださり、さはか
五六分。淡黒色réて、堅rs、白紋あり。 を入れたく㎞。みづいれ。源 「御前の りありて」
その中の踊を、雀、好みて食ふをいふ。 なでしこを、云云、宮の御前の御すすり すすろぐさg漫種。す*ろなるまわ
古、薬よ用みたり。すすめのつば がめ よささせたまへるを」 さ。よしなき仕業。左京太夫集 「すり
すずめ の つぼ 図 雀㎞。すすめのたご すすりがゆのーいはひ 図 吸第祀。鎌倉 ろぐさなりしを、ついでみ、誠しく申し
よたなじ。 時代 よ、出産の第三夜日16行ひし祀。 わたりしかご」
すずめ のほいこ陥 雀名食。時鳥の、 すする園園鶴 吸。気息を、内よひきて すすろ ごころ 図 漫心。すすろなる心。
騎り後れて、翌年の夏まで、雀ré養はる 吸びこむ。空穂 御湯きこしめせを、な 何をなき心。あてもなき考。よしなき
るもの。 くなくきこえたまへむ、ひをすすりま たもひ。
すすめのまくら日 雀校。すすめのた みるを」 すずろーごと召 漫事。すすろなるこを。
ごみたなじ。 すずろーありき 図 漫歩。あてごもなく あてもなきこを。よしなしごを。古語。
すずめ ゆみ 召 雀弓。楊 号の類。雀な 歩むこを。そぞろありき。散策。徐歩。 源「すりろごををさへいはせまほしう
だを射るほどの小さき号。山家 「ま の 清正集「はしだかのすすろありきょあ またまふを」
ためてすすめゆみはるをのわらはひた らむこそかりをも人の思ひなされめ」 すずろーごこg 漫言 す もろものがたり
ひるみほしのほしげなるかな」 すずろ がまし 國国 漫。心、すすろなる 16たなじ。
(757)
すすりg 現 すみすり(黒魔)の署 石、さまなり。すさびらし。古論 夫木「山」すすろ に団漫 何をなく、心すすみて。
又を、瓦なを残めて造り、墨をするみ| 里のそをもの岡の高き木ょすすろがま あてをもなしょ。そぞろょ みだりょ。
すすめこゆみ すすりいし すすろく
すぶろはし おさ すそつき
むやみ よ。源「よべも、すすろにたきあ のみひきかけて」 Q山のふもを。韓。すそ つき 図 観 らんを見よ。
かして」 風雅「入りかかるをちの夕日をかげき すをつけの ころも目測移。如gもみ
(758)
あく










、 ろ

えてすそよりくるるうずぎりの山」Q たなじ。古語。和名「楊氏漢語抄云、観


ち。感語たりじ

あ心
して
古は
なし

凡て、物の下、又、末の部分の稲。 杉、須倉豆介乃古路毛、1三会、奈保之乃
うしき





けた



をま

す を 図 呪叫。のろふこを。古語。空穂 古呂毛」

「その大将をすそし殺し*りても」 すその臼 福野。山のふもとよ連なれる


闘語る魔ろ
すふ
古す


すそうg 3の約 古語。 野。千載 「秋山のふもををこむるうす


あつつりほれ な夜
まも


ふ萬

す雪

じりくべる

あ そう臼 従僧。住寺rs仕ふる僧。供をす ぎりをすそのの萩のまがきなりけり」


うち しろした
どか

ま寒く

る僧。古語。拾遺「あるをころrs説経し すをのばらへ 召 別訓蔵。児記せられ


すずろ






侍りける法師のすそうはらの」 たるを蔵ふ斬蔵。古語。枕 「ものよく










。 ろ

すそ がき図 稲書。衣の裾のかたょ、模 いふたんやうじま て、河原ょいでて、す




あすが語り
けしきすた み




さ古思



様をるがくこを。 そのはらへまたる」
るみ
しうち
たり な


給は
う、

すたかづきのにようはう臼補被女房。 すそーまはしg褐廻 衣服の裾みつくる




すろ

皇后宮の御務の積ををる女房なりをい きれ。すそのきれ。
ものがたり
すき




。 ろ

ふ。古語。思儒日記 「ずそかづきのに すぞみ のやま 図 麓山。すそやまみた




とも








物語
なきり

ようはう三十八人はかり御あたりみさ なじきか。古語。萬「すめがみのすそ

すろ ける どかりろ

しり






おらふ」 みのやまのま ぶ谷のさきの荒磯 よ」


集まり
まける
ものがたり




すそ がなもの図 弱金物。縁、末なをみ すをやま図 褐山。ふもをの山。夫木


愛じ
g









。 顧

「河合の横のすそやまいしたてて細人

うつ金物。(鎧などの)
せけるん 、
やだ






を ん


いかrsすすしかるらむ」


すをーご図 末濃。染色の名。衣服、又を、
ます




」 鎧の糸の、上の方を、薄くま 、下の方を、
Q










衣服 すぞろに『漫 ず*ろによたなg た
濃く染め出だしたるもの。(主み、紫、紅 語。胡琴数録 「すぞろなるものみなら

かかる
をころ。源 「きぬすそを、も なごの色みいふ) ふべからす。われ教へむ」
-
--ー』『
すぞろはし隠』漫。すすろはもよたな つき」 すち 図 家系。すなやう。家のつづき。
じ。古語。左京大夫集 「わが心のうち すだち かぶら 図 集立燕。もやしの燕。 いへがら。血統。血脈。古語。源 「父
も、つれなくすぞろはし。藤壺の方さま すだっ『 冒 第立。第だちをなす 澤 たをとのすちさへ加はれなよや、まな
なを見るょも、昔すみよし事のみ思ひ」 「ひきわかれをしをふれをも登 のすだ たかくうつくしげなり」i理。Qこを
出でてられて」 ちし松のねをわすれめや」i国配 わり。みち。道理。源「常rs、かやうなる
すそーあ 図 裾廻。山のふもをのまはり。 巣立。寧だちをなさしむ。拾遺 「松が すち、のたまひつくる心のほごこそ、わ
古語。績千「あしびきの山下水をひき 枝のかよ へる枝ををぐらréてすだてら れながらうをましけれ」 Qま くみ。ま
かけしすそわのたみ ょ早苗をるなり」 るべきつるの難かな」 ゆかう 「芝居のすち」Qみ剤の署
す だま 図 越跡。鬼の類。山林の精など 「中国すちょ旅だっ」俗語。i御。
す だ 陥 首晩。『楚語。農人をいふ義』 より、化けて出づるものなりをいふ。和 3つの韓。古語。
践しきものの稲。践民。散木 「むかふ 名「轄料、和名、須太菓、鬼類也」 すちかひ 召 筋違。交又するこを すみ
るをせつりもすだも嫌はねをもらしも すためん 図 織物の名。徳川時代よ、和
せじな数なら りをも」 蘭陀園より舶来せるもの。 すちかふ 園自 筋違 すちちがひょな
す だか g 単鷹。難のをきより飼ひたる すだれ 図 篇。『すたれ(資垂)の義』竹を る 斜 よ行きちがふ。交叉す。枕「橋のい
鷹。こがひの鷹。 細くさき、編み列ねて物の隔てをち、又 をきはやか ますちかひたるもをかし」
すだくミ園国 自 集。あつまる。多くつだ を、日光を遮るなやこré用みるもの。又、 すち こくたん図 筋里抽 自き筋のまじ
ふ。むらがる。萬「秋rsいたれを野も 草の茎 よて編めるを、腹賞をいふ。和 りてある黒壇。
さを よ鳥すだけりを」 「熊、和名、須太濃、編竹張也」 すち すだれ 図 筋麓。筋を、藤の如く細
すたすた はうす 昭 徳川時代よ、市中 すだれーがひ 図 篤員。動物。貝の名 あ く織りたる緑地。すちみぞ。
を、はや足rs歩きて、銭を貰へる 、食坊 さりrs似て大きく、殻の表面rs、魔の如 すちーなし B園 無筋。すべなしょたな
(759)

主の稲。 き監なる條理あり。山家 「浪かくるふ じ。古語 。楽花 「をくさくをせめまう


すだちg 直立。眞直ré生ひたる木。盛 きあげの演のすだれがひ風もぞたろす せむ、すちなくいでさせたまふみ」
衰「椎の木、すだち一本ねちきり杖 よ| いそぎ拾はむ」 すちばち 図 筋録。すちがねの入りた
すぞろはし、 すだちかぶら すち
* シ - * 』
ずちやうにん すっば すてびど
(760)

る兜の鉢。 遺 「賞のすつくる枝ををりつれたこを 見れをたふどくもあるか」己。


す「ちやうにん 図 素町人。町人の、格式 をいかでかうまむをすらむ」 すてーびと% 捨人。世よすてられたる
なきもの。身分の賭しき町人。徳川時 すっば 陥 透波。忍びのものの稲。観世 人。古語。仲出集「いろそむる木の葉
代の語。 ré、諸侯の野武士、やまだちなみこよ、藤 をよきてすてびをの袖みまぐれのふる
すちり もちる闘個 Q身をねちる。ひ を興へて、この役réあてたり。 かひぞなき」
ねりくねる。宇拾「舞ふべき限り、すち すてーがくミ園魔 」捨書。すてがきよす。 すてーぶだ 図 捨札。罪人の罪状をえる
りもちり、えい撃を出だして、一庭を走 書きすつ。古語。源 「まろき紙réすて して、その刑場ré立てたくたかふだ。犯
り廻り舞ふ」Qだだをこねる。ひねくれ がいたまへるしもぞ、なかなかをかし 由牌。
て、人をこまらす。俗語。 げなる」 すてーぶね 図 捨舟。乗る人もなく、うち
すちる闘 倶。筋のよるやうよす。身 捨ててある舟。すてをぶね。新傾古「さ
をねちる。もちる。ひねりくねる。徒 はらけみたなじ。 さ浪やよるべもま らやりなり ょけりあふ
然「黒くきたなき身を肩ぬぎて、目もあ すて ご 図 捨見。親の、貧くして、えそ を堅田のあまのすてふね」
てられやりすちりたるを」 だてぬため、往来なだ よ捨てたる赤子。 すて むち 図 捨隠。馬み乗りて逃ぐる
すつ 園国鶴 捨。用なきものをして投 撰集抄 「すてごré海へたる歌」 時、早く走らしむるためょ隠うっこを。
げやる。見はなす。ほりだす。放擲 すてーごろも 召 捨衣。着る人もなく、捨 すてーをぶね 図 捨小舟。すてふね ょた
す。源 をしげなき身なれをも、すてが てたる如き衣服。古語。後撰「ずぶりか なじ。
たくたもひ給 へつるこをま 」 俗rs、す 山いせをのあまのすてごろもまほなれ
てる。 棄。 たりを人やみるらむ」
す㎞の如く編みてる
戸「奥儀抄「あらたまのすごが竹垣編目
す づくり 宮 酵造。酔を醸造するこを。 すでに 国 既。Q前より。早くより。も よりも妹しみえやりをあれこひめやも」
又、そを商ふ人。七一職人歌合 「ずづく はや。をくよ。萬 「枠弓ひきみゆるべ すをーが たかがき図 賞戸竹垣。資戸の
り、いつまでかやつよひごをの日つけ みたもひみてすでに心をよりrsしもの 如くゆひたる竹垣なりをいふ。古語。
*あすやあすやをいふをたのまむ」 を」 Q残らやり。こをごをく。霊。萬「天 千二「ねやちかきすもがたかがきふく
すっくる園 単預。単を追る。拾 の下すでにたほひてふる雪のひかりを 風rs盤もたまら り秋を来 よけり」
すさほり図 素通。立ち寄らす よ、通り すなさけい 図 砂時計。砂を入れ置き す強 ㎞個 換戻。わが意を張りて、他
すぐるこを。平家「木曾、いかでか、車 たる補子を、さかさま よえて、その砂の *従はす。くねる。俗み、すねる。見数
ならむからよ、なんでふす% はりをむ 出づる時間を計りて、時を知る具。 訓「人ょをすねていぶりよて」
すべきをて」 すなさり 図 漁。Qすなをるこを。和名 すねg職。骨の中ょありて、鷹の如き
すーさほる 闘員 透通。『ずきをほるの 「漁、捕魚也、訓、須斎魔利」Qすなだり もの。古語。和名「魔、和名、須顧、骨中
界』 物より透きて、向ふみある物見ゆ。 を業をする人。漁夫。 脂也」i 魔。はぎよたなじ。
古語。山家「柴かこふ庵のうらをたび すなさる闘置 漁。魚貝などををる。 すねーあて図 鷹常。鎧の一部。魔をよろ
だちてすごぼる風もをまらさりけり」 漁猟をなす。いさる。 ほふもの。
す きり臼 淵鳥。洲 よ居る水鳥。みさご すなはち園即。Qやがて。即座よ。そ すねーことは 臼 すねていふこをは。己
(鳴鶴)などの類。清鳥。古語。萬「ま の時すぐみ。竹取「をくたろさむをて、 れのたもひどほりよならぬ時なをよ、
をがたの湊のすごり浪たてをつまよび 綱をひきすごして綱きる、すなはち、や むづかりていふこをは。
たててへ よ近づくも」 ミしまの開の上よのけさま よたちたまへ すのこ図 警子。Q床様などみ造りた
すないーだほともひ 図 少競。せうべ ん り」Qそこで。それゆる よ。それがため る賞。すながき。Q韓じて、いた幻ん
よたなじ。古語。 ré。よりて。 よたなじ。
すない すけ 図 わんを見よ。 す なふ 図出納。金銭の出入 古語。字 すのす がは 臼管子皮。『養の子の如き
古語。 捨「伴大納言のすな ふの家の初き子を」 模様あるよりいふ』いわしくちらの皮。
すないものまうしg少納言 す剤 す なほ 図 素直。Q飾りなく、ありのま す のり 図 離海吾。植物。海藻の名。沼な
のまうずつかさの署。古語。 まなるこを。質素。質朴。古語。古今 をょ生するものなりをいふ。古語。い
すない ものまうすつかさ図 少納言。 「千早ぶる碑代 ょえ、歌の文字も定まら ほめし「すのりをるぬまがは水 よたり
せうなごんrsたなじ。古語。 ず、すなは よして、事の心、わきがたか 立ちてをるみもまづぞ神をぬれける」
すな ごg 砂 きはめて細かなる石。い
(761)

りけら し」Q心の曲らぬこを。正直な す ば図 警破。にはかよ、事の起りたる


さを。まさた。すな。和名「砂、水中細石 るこを。柔和rsして、人 よ逆はぬこを。 どきなをよ驚き勇みて務する撃。さて
也、和名、以左古、又、須奈古」 朴直。従順。 こそ。更科「御墜の方より、すは、いな
gほり すなきけい すぬ
すはう おはえ すばまる
ré、松竹、又を、時の景物などを植る な
りより賜はるまるしの杉よをて、物を すはえg 。 剤またなじ。古語。
(762)

したるもの。酒宴、又を、祀ごをなごの
投げいだすやうょするょ」 す ばく g 寸白。病の名。女の腰の痛
む病 ずはこ。第花「御ありさまを、く 飾り物をす。古今「すはまをつくりて、
すはう図 藤紡。植物。木の名。唐木よ
すしょかたりきかずれを、すくみた 菊花うるたりける よ」
て、黄色の花を開き、青き質を結ぶをい
はしますなりをて」 すばまる 闘員 より集まる。統一 よ騎
ふ。材を、楊弓、またを、その他の器物rs
す。つはまる。
造り、その創り層を、煎じて、赤き染料 す ばしg 資橋。木を、藤の如く、数多
並べてかけたる橋なりをいふ。古語。 すはや図 警被。すはよ、感嘆の の添
をす。和名 「蘇紡、俗音、須方、人用染色
し」 はりたる語。太平「ずはや、敵を色め
也」i鉄業色の名。赤はみたるふた藍。 記「くろぎのすは
をを吸ふ音 きたるをど、麓をたたきかちごきをつ
-
かさねの色目の名。表を薄赤く、裏 すばすは こ園水、煙草な
きて、世rs くりて」
を濃き赤色なる もの。i赤き色。土佐 の形容rsいふ。著聞「うつぶ
はを、皆飲みてけり」 すばやか に国 高く鍵えたるさまよい
「松の色を青く、磯の波を、雪の如く 心ょげ よ、すはず
ふ。乾然を。古語。今昔 「たけずはや
み自く、貝の色を リはう よて」i素 すはだ せめ 召 素肌攻。甲冑などを着
けず、素肌みて、敵ょ攻めかかるこを。 かにて、少しあかひげなるありけり」
砲。すあうよたなじ。
ず、 すばやり 召 魚條。料理の名。魚肉を細
すばうきと ㎞妨菊 かさねの色目の すばだ もの臼 素肌者。甲冑を着け く切りて乾したるもの。そわり。古語。
赤裸rsて、敵み攻めかかるこを。又、赤
名。きくよたなじ。 和名「魚修、請須波夜利本朝式云、楚割」
㎞みて戦ふもの。
すばうのかう図 藤芳香。かさねの色 素離。ひをり、のけ す ばら 図素腹。子を学まぬ腹 艦娠せ
目の名。表を蘇芳rsて、裏を黄をみた す ばなる闘員
ものrsなりて、離れて居る。古語。源 ぬ女。古語。築花「かく、みこもたはせ
る蘇芳なるもの。
「今管をすはなれたる心地して、むをく ぬ女御の、后よみたまひぬる事、やすか
すばうのにほひ 図 割朝句。かさねの なりや」 らぬ事rs、世人なやみまうして、すはら
色目の名。下を、濃き蘇紡、上え、薄き
す はま図 湖演。Q砂地の演漫みて、水 の后をそつけたてまつりたりける」
藤紡みて、女房の衣をするもの。
中rs出入したるこをろ。Q出で入りの、 すはりすはりこ園 ををこほりなく。
まréたなじ。 g シ務。す剤
すはうはかま 多くある形。Q湖演の形ré造りたる豪 滑かよ。すらすらを。盛衰「たほ刀を抜
-
き出し、髪 rsずはりすはりをひきあて ょ、自大日を着すして、ただちみ、直垂一 しまっらむたきっみをしを」
けれぞ」 のみを着るこを。 すべからくミ園 須。すべき事を。(上み、
すばる傾 島星。星宿の名。七つの星の、 す びつ 図 園構。原、 なをを、すみちが この語を置くさきえ、下え、多く、助動
一つま列なりたる如く見ゆるもの。七 ひょ切りたをして、炭火 などを置くや 詞べし ょて受く)徒然「徳をつかむを
曜の星。和名「宿星、宿輝経云、晶星六 う よまたるをころ。みろりの類。古語。 思へむ、すべからく、先づ、その心づか
星火碑也、和名、須八流」 ー
枕「火たこさぬ火補、すびつ」 ひを修行すべし」
すはるのたま図みずまるのだまよた すひ つく 闘自 吸付。吸ふやうょ、ひ すべからく は園 須。すべから 、よた
なじ。古語。 たをつく。吸ひて離れやり。著聞「うれし なじ。古語。大鏡「 すべからくを、次第
すばる ほしg 品星。星宿の名 すはる げよたもひて、すひつきまみらせけり」 のままré、一の皇子をなむ、春の宮をす
ょたなじ。 する国国鶴 吸。Q空気を、日rsひきこ べけれど」
すひかづら 陥 認冬。植物。草の名。薬 む。いきを共rs、物を、日rsひき入る。 すべきには臼 皇后を申すをいふ。古語。
を淡紫色rsして、頭尖りたる楕圓形の 士佐「ただたしあゆの日をのみぞすふ。 すべす 園個 滑。すべらす。そっを、衣
葉あり。春夏の交、小さき花を開く。花 このずふ人人の日を、たしあゆ、もし を脱ぐ。古語。源「御ぞをすべしたき
よ、長きを、短きをの二鍵 ありて、初め 思ふやうあらむや」 Qわが方ré寄らし て、みさりのきたまふみ」
を白く、後み、黄をなる。藤を、鍵より む。こちの方ょひきよす。「磁石が、録 すべて園継。残らす。何れも。皆皆。
長し。花、甘く芳しきを以て、見供など、 をすふ」 悪く。たしなべて。玉葉 「さり どりの
職よ吸ふ。にんごう。和名 「忍冬、和名、 すぶすぶ園 すぼくなりて。古語。記 わかれの道もかなしき ょすべてこの世
須比可豆員、凌冬可潤、故以名之」 「外をす% ずお、うちをほらほら」 よまたをか へらじ」統。運。都。
す びき 図 素引。弓術の賛古など*矢を すべ 図 術。すべき方法。あかた。手だ すべーなしB園 無術。せむ方なし。ま か
別げやりして、弓の弦のみをひき試みる て。手段。萬「心ré*ちたびまくまくた たなし。萬「時鳥あひだまましたけなが
こど。義経記 「矢かきたひて、たしは もへをも使をやらむすべのまらなく」 なけをあがもふ心いたもすべなし」
(763)

り、すびき、うちして」 すべーがみ 図 皇碑。すべらがみ ょたな すべ むつg皇暗。引剤っよたなじ。


す ひただれ 図 素直垂。直垂の務の下 じ。古語。祀詞 「すべがみたちのよさ 古語。
すばる すびつ すべからく
すべやかに すべらぎのはな すべろ ま
(764)

すべやか に園 滑。なめらかよ。すべす すべらぎのはな臼 皇花 植物。ぼたん す二月十九日 よ、御位をすべりて、新院


べ を。曾我「十郎を、里rs成長え たれを (牡丹)の異名。古語。 をぞ申しける」Q、足の踏みやこころを
も、色白くすべ や かなり」 すべらす 国鶴 滑。すべらしむ。層 は 誤りて、ころはむをす。
すべら図 皇。すめらみたなじ。 ず、手よりはづす。 すべろーき図 皇。カめろぎょたなじ。
すべらかし 古の貴女の髪のむすび方 すべりーいつ 闘個 滑出。Q滑るやう 古語。
の一種。一つ「 まどめ結びて、背ré垂ら まま て、少しづつ退き出づ。ろくろく、 すぼし 図 』空。Qすばまりて細し。括
したくもの。さげがみ。 鶴をもせでまかりいづ。古語。源 「物 りよせたる如し。俗よ、す ばい。Qみす
すべらかす隠 滑。すずみたな わらひょたへねをすべり いでてなむな ぼらし。古語。方丈「富める家の隣 よ
じ。著開「盗賊をすべらかさむ料よ」 ぐさめける」Q手からもれていづ。掌 をるものを、朝夕よ、すばき姿をはち
すべらか に園 滑 なめらかに みたな よりあふれいづ。 て、へつらひつつ」
じ。古語。夫木「足引の山のかけちの猿 すべりーいる 園自 滑入。滑るやうまま す ほふ 図 修油。備をいのりて、はらひ
なめりすべらかにても世を譲らはや」 て、少しづつ進み入る。にじりつつ、段 をするこを。かち。源「毛りほふ、請経、
すべら がみ 図 皇碑。すめが刻みたな 段を入りこむ。源「まひて、ひきいりた まつりはらへど、みちみち よさわぐを」
じ。古語。夫木「瀧つ瀬みゆふかけい まふみつきて、すべり いりて」 すぼむ 園国 空。末よなれをなるほど、
のるすべらがみけふのなごしま岩戸あ すべる園自 滑。Q滑らかみ行く。つ 細くなる。すぼまる。つぼむ。
くらむ」 るつるを走る。どをこぼりなく進みゆ 国個 空。すぼましむ。俗rs、すばめる。一
すべらき 天皇。 引 めらぎ またなじ。 く。宇捨「酔をかけつれを、すむつか 落窪「白きまきし「s、こゆびさして、日
古語。古今「すべらぎの天の下まろし りをて、にがみて、よく挟まるるなり。 すぼめたるかたを書きたまひて」
めすこを」 然らされを、すべりて挑まれぬなりを すぼる 員。すばむょたなじ。
すべらきのかみ 図 皇碑。すめが刻み いふ」 Qすわりたるまま、ずりて行く。 す% g 隅。すみの韓。古語。散木「あ
たなじ。古語。相模集「をくもをく目 にじるやうrsま て移る。源「いますこ じろ木のいかちもす*よるひを か
*見すみすも見せよをていのりしぞか し近くすべりよりて」Q天皇、御位を きやるかたもなき身なりけり」シ
しすべらぎのかみ」 去りたまふ。平家「わづか五歳をまう 園。Q名香の名。ちんの一種。Qすまご
}
gの夏 。 すましめ 図 登女。物を洗び浮めなごす か。住居。家。俗語。i相撲。Q二人
すまうとり図 相撲取。すまひきりの る下司の女。 よて、力をくらべ合びて、勝負を争ふ
音便。七一職人歌合「すまうさり、 すましもの図 種。たぶさきの古語。古 こを すまう。古語。和名「相撲、和名、
かげぼうし見ぐる しけれをつじりまう 。和名「韓、方言観三 、松面無務、請之 須末比、本朝相模記、有占手、垂髪、継
月をうしろみなしてねるかな」 、和名、須高之毛龍、1 云、知比佐 角、最手、助手等 名別、不着立合、相隠
すまうーまへがみ 図 相撲前撃。相撲取の 岐乃」 長也、下伎也」Q gりの署。Qす
結ぶ、総髪の鷲。 すます国国鶴 避。Q洗ひ清む。落窪「ま *ひのせちるの署稲。
すまうーをーとる 同 相撲取。相撲の勝負 づ水をて、御足すます」Q濁りなくなら すまひ ミ㎞自 住来。年月を経過し
を争ふ。角力。公事根源 「左右の相撲 しむ。沈殿せしむ。Qま づむ。落ちつ 来る。績紀「今のみかどを立ててすま
の人、壇算の上ré、狩衣、務着て、一度 かしむ。i満。Q事をなし終ふ。ま は ひくる間rs、うやうやしく相従ふこを
ré、すまうをさりて、勝負あり」 たす。その時を極獣をす。著聞「あんじ *なくして」
すまき臼 警巻。Q賞a、巻きて包むこ すま したる事なれを、むかひさまよを すきひーへさ 図 相撲草。植物。草の名。
ど。Q手足のはたらかぬやうrs、身鶴 をりかかりて、抱きてけり」貸借りたる ひるがほをいふ。字鏡「旋復花、須高比
を、編などréてまきま むるこを。 ものを返す。返済す。(金銭など) 久佐、本草云、早人草」
すま ごこ図 類腐撃。一筋の糸をかけ すま に 園 すきまなく。暇なく。古語。 すまひーミし 図 相撲橋。古、すまうさり
たるこを。いちげんきん。 散木「めもすまに守るまなみの職をな の挿したる獅。元藤年中、雨園提之助、
す まし 図 洗浄。Q洗ひ浮むるこを。古 みをけるみのりのきくもいをなし」 これを挿しそめ、後みを、前髪のある相
語。空穂 「加茂川ré御ぐしすましょ、大 すまばし 國』住。住まふべきよかなひ 撲取なども、眞似るra至れり。こを、こ
宮よりはじめたてまつりて、こきみた てあり。古語。三部抄 「のがれぬみち の頃流行 したるまへづけをいふ手をど
ちまで、いでたまへり」Qすましめの も、すまはしけれを」 らじをいふ謎擁のためなりを いふ。
(765)

署。古語。枕「うしろめたきままré、た すまばり 図 第廻。今年生れたる鷹を、 すまひーこり 図 相撲取。相撲ををるこを


ほやけ人、すまし、をさめなどして、た その七月牛までよ捕へたるもの。 を業をする人。すまう をり。力士。
えすいましめrsやる」 すまひ 図 住。住みて居るをころ。すみ 古語。
すまうとりすましめ すまひく
ずまひのせちる すみあし すみがま
66)

す まひのせち& 図 相撲節曾。古、七月一婚濃の時用みたるものなりさいふ。 なじ。東北院職人歌合「はんだやう。


甘八日ど、甘九日どょ行はれたる公事。 すみ あし個国 住悪。住みにくし。住み すみがねの直きをただす身なれだも傾
*

ſ
(

諸園ょり、力士を召し、禁中r て、相撲 て居るよつらくあり。萬「ひを園をす| く月 よかふはりぞなき」


をさらせ、天覧あらせらるるこを。 みあしをぞいふすむやけくはやかへり すみ がま 図 炭随。炭をやく随。その
すまぶ 園固自 争。Q負けじをあらそふ。 ませこひま なぬをよ」 形、瓦がまrs似て、窓あり。後拾 「都rs
競争す。古語。源「めがじをすま を、 すみーあらす 園園鶴 住荒。住みてあら も初雪ふれを小野山の横のすみがまや
どかくひきまらふほをみ」Qいなむ。こ す。すみふるす。績古 「やそあまり西の きまさるらむ」
はむ。鮮退す。伊勢「もをより、歌のこ むか へをまちかねてすみあらしたる柴 すみき 図 摘。屋根の四隅み、斜ょ横た
どをま らさりけれを、す*ひけれど、ま の廃かな」 へたる、たるきの大なるもの。:炭
ひてよませけれをに す引gるよ すみ うかる闘団白百 住浮。Q住み競ね 木。焼きて、炭をする木。新六「をみか
たなじ。i住。すむの延語。古語。空 て、他へ浮かれ出づ。古語。績古「都を くよ大原山の荷をたもみ冬をすみぎを
穂 「あつき火の中rsすまふここちして」 切引うかれて、野中の清水をすぐをて」 こりやそふらむ」
すまろぐさ 図 天門冬。植物 草の名。 Q浮かれ出でて、他所rs住み替ふ。績後 すみぐるま図農車。炭を積める軍。夫
てんもん*こうrsたなじ。和名「天門冬、 「園城寺ょすみうかれける頃」 木 「いさひきて氷をきしるすみぐるま
和名、須末呂久佐、今案、揚左操音義、冬 すみか 図 住虜。すまひ ょたなじ。源 たもきうれびをわれぞまされる」
作東也」 - -
「いをだ、狐のすみかみなりて」 すみ さし 図 黒悠。竹のさきを、細かよ
すま お 陥 住居。すまひよた なじ。源 すみかき 図 炭擦。炭をかきよせ、かき わりたる筆。大工の墨壺rs添へて、線
「ものはかなきすまみを」 まぜなどする具。鐵rsて造り、鍛治屋 などをひくよ用みるもの。和名「墨悠、
すみ 図 隅。入りこみ、又を、差しいでた などの用みるもの。
以穏筆目念、和名、須美佐之」
るはし。かだ。源「南のすみの間より、 すみがき 図 黒書。墨 よて書きたるま すみすり がめ召 四紙。すすりがめょ
格子たたきののじりて」 ま、色ごらぬ書。すみる 。源 「いにし たなじ。和名「水満器、今案、和名、須美
すみ あか 召 隅赤。四隅を、雲形よくま へのすみがきの上手をも」_ 数理賀米」
やこりて、朱塗り よえ たる手箱。古、専ら、 すみ がね 召 第曲尺。まがりがね ょた すみ せん 召 須郷山。みゆみせんの約。
すみ ぞめ 図 黒 染。Q黒く染めたる衣 り」i黒付 黒 よ染まる。古の議み、人 高くすむ。堀次「笛竹のよをさへ月や
服。僧徒の着るもの。Q風色の襲服。 より継墓せらるる時を、神 よ、墨つくを 照すらむ空みも盤のすみのぼるかな」
後拾「すみぞめの濃きもうすきもみる いへり。萬「忍はれむこをぞをもなき すみ の やま図 須測山。まゆみせん よ
時をかさねてものぞ悲しかりける」 水蓮のたびたび神ょすみのっくかな」 たなじ。古語。源「みづから、すみのや
すみぞめ の園 黒染。すみぞめを、黒き すみ-さころ 図 住所。すまひょたなじ。 まを右の手ょささげたり」
ものなる縁よりQゆふべ よかけてい 伊勢「あづまのかたrs、すみをころもを すみまへがみ 図 角前髪。昔、少年など
ふ。古今「すみぞめのゆふべrsなれな むをて」 の、角髪rsゆひたる前髪。すんま。あま
ひさり居てあはれあはれを嘆きあま すみこり図 炭斗。すみかごの類。竹、 じほ。かごす。こびたひ。
り」Qたそがれょかけていふ。六帖「す 或を、板réて造る。空穂「すみをり16小 すみやか に団 速。極めて早く。怒よ。
みぞめのたそがれどきの臓夜よありこ 野の炭さりいれて」 迅速よ。宇拾「このたびを、たほやけの
し君rfさやréあれみつ」 すみ ながし 図 黒流。水面 よ、墨汁、又 御使なり。すみやかにのぼりたまひて」
すみーつき 図 黒付。Q墨の、書く物 よち を、槍具を流し浮べて、その、種種 よう すみやき 臼 炭焼。炭を焼くこを。又、
みつくぐあひ。黒跡。源「筆を、ひきつく づまき蹴るる上rs、紙をあてて、模様を その人。金葉 「笠をりの山réよをふる
ろひえりて、すみつき、みだころあり 寛しをりたるもの。古今「春がすみなが みょしあれぞすみやきもをるあがここ
て」 Q足利氏、徳川氏の頃、令書の謎を し通ひ路なかりせを秋くる雁を騎らさ ろかな」
して用みたる墨色の印。たすみつき。 らまし」 すみやき ごろも図 炭焼衣。Q炭をやく
墨印。 すみなす 園国鶴 住成すまひをなす。 人の着るころも。Q機れて、黒くなりた
すみづきん 図 角頭市。頭市の一種。寛 すむ。源「なべてのをころ よ似やり。いを る着物。萬「冬山のすみやきごろもな
永の頃流行せるもの。ま&ころあり。 のだかよ心にくくすみなし給へり」 れぬをて人をむ人のたのむものかを」
すみ つくミ 園昌 住着。住みか定まりて すみ なは図 黒編。墨斗の墨 よ浸したる すみやく 園国自 速。速かよなる。いそ
ぐ。いらだつ。古語。拾遺 「きみをわ
(767)

たちつく。その地よ安塔す。源「娘を 糸。大工の、物のゆがみを見る時、又え、
もも、をのこ%こもも、をころrsつけた 板などrs、直線をひくなどよ用みる具。 が思ふこころをたほはらやいつしかを
るよすがどもいできて、すみつきょけ|すみ のぼる園画 自 澄昇。澄みて昇る。 のみすみやかれつつ」
すみぞめ すみをころ すみのやま
* - 口 -

**
- --
- シ -
すみや<ら すむやけし おんながる
( 768)

すみや<ら 角機。城廊の角み立つ 源「底清くすまぬ水ょ」Qたちつく。静 すん ながる園自 順流。歪、次第よ


る極。 かréなる。くすむ。まじめrsなる。更 めぐる。古語。源「つぎつぎょ、皆 りん

すみるーちや臼 素海松熱。少し、革色を 科「船の操をる男をも、船をまつ人の数 ながるめれを、酔のまざれみはかはか


帯びたる茶色。 知らぬr*必微りしたる気色みて、軸を しからで」
すみれ 図 革。植物。草の名。原野 ま生 かいまくりて、顔みあてて、たしかかり すん の くび召 F首。のをふえ一寸は
*。葉を、根生し、その形、書傾み似て て、をみré、船もよせ宅り、噛いて見まは かりのをころ。平治 「鷲水ré面像を見
小さく、縁r*鉄刻あり。春、通花rs似て、 し、いをいみじうすみたるさまなり」 れを、ずんのくび剣の前みかかりて、
紫、又を、白色の小さき花を開く。その すむやけし 園』速。速かょてあり。早 空しくなるさいふ面相あり」
花を、薬をの連なるところ、釣の如く曲 し。どし。古語。高 「人國をすみあし すん ばふ g す法。C長さ短さの度。中
がりたるを、見供など、戯れrsひきかけ をそいふすむやけくはや騎りませこひ 務内侍日記「きぬのずんはふなど、細か
て、ひき合ふ故ré、すまうをりぐさをも まなめをょ」_ みあひしらはせたれぞ」Q事を行ふ程
いふ。花の後rs、糞を結ぶ。和名「革楽、 すんg願。『 ゆんの約」まだい。っい あひ。俗語。
俗之調革髪、和名、美須濃」iかさね で。順序。古語。紫式部日記「歪の りん すんぶ おやうばん 図 劇府 堺番。徳川
の色目の名。表を紫、裏を薄紫なる のくるを大将をたち給へだ」 の時、駿府の城の番みたかれたる、城代
もの。 すんくわんーをやと、図 す個尺。手首の、 を、加番をの稲。
すみれ いろ 図 革色。革の花よ似たる。 動脈の擁つどころ。漢方層の語。 すめ がみ 図 皇職。碑を奪びていふ語。
淡紫の色。 すん ごう図 進后。者ゆんさんぐうょた 古語。萬「わがたほきみものなたぼし
すむ闘員 住。常よみるをころを定む。 なじ。古語。 そすめがみのつぎてたまへるわれなけ
すまふ。源「こなたを、すみ給はめた すん さg シの音便。古語。枕 なくr 」
いなれを」i夫をなりて、女の許r*通 「っかひょきんさ」 すめミ 園国自 うめくの韓説。
ふ。古語。後撰「公頼朝臣のむすめみ、 すんす ㎞ 調。すすの音便 古語。 すめ みだや臼 皇御祀。天皇の御先祀。
ま のびてすみはべりけるみ」i澄『Q 蹴「かへすが す、ななじこさをすん 天祀。古語。
清くなる。潮なくなる。曇なくなる。 して」 すめみだやのみここ図 皇祀母奪。天
り。古語。萬「かくさはぬ赤き心をす をも、すやつはらを、ひをしなみみを
皇の祀母の君を申す。古語。
すめ みを図 滑味噌。すりてこしたる めらべ よきはめつくして」 ま 侍りなむや」
味噌。 すめら みくさ 隠 皇御軍。天皇の勅ょよ す やり図 素槍。穂さきの鼻直みて、枝
すめ みま 図 皇孫。『天照大碑の御子孫 りて、いでたつ軍。天皇 よ直隷せる軍 のなき槍。すぐやり。
をいふ義』天皇を申す。古語。_ 隊。古語。萬「露ふりかしまの碑を斬り すゆ 闘旨 鏡。飲食物、腐りて酸く
すめみまのみここg 皇孫命。引 つつすめらみくさみわれをきよしを」 なる。(暑さ、温気などのためrs)鶴。俗
まみたなじ。古語。祀詞「ずめみまの すめら みくにg皇御園。天祀以来、織 よ、すえる。 員-員
引こgの御世を、たながのみよを、かき 承して、天皇の知ろしめす國、即ち、日 すゆる闘員 候。すゆょたなじ。和
はみ、をきはrsCはひまつり」 本國。古語。 「食派経目、凡食熱賦物、初飲冷酢疑、師
すめ むつ 図 皇陸。天皇の御親族。皇 すめら みここ図 天皇 すめらぎみよた 説、冷酔讃、比伊須由濃流」
族。皇親。古語。祀詞「ずめむつかむ なじ。 五目o あらう 図 受領。 3 りやうの約。古
ろぎかむろみのみこを」 すめろー き 陥 天皇。すめらぎの韓。古 語。源「ふる りらうの、沈めるたぐひ
すめ ら 陥 皇 すめらぎみょたなじ。祀 語。高「すめろぎのみよさかえむをあ réて」
詞「ずめらがみかをよ、いかしやくは づまなるみちのく山rsこがね花さく」 すり 図 魔。竹を編みて造りたる雇。旅
えの如くつかへまつり」 すもたら図 六種香の1種。南洋のすも 行用の荷物を入るるもの。たい りり。
すめら だほもとお 図 皇大基。天皇の御 たら島より渡れりをいふ。 古語。和名「麓、揚子漢語抄云、麓子、須
もをみ。古語。 すもり図 職。群化せずして集まのこ 利 竹陵地」
すめらぎ 図 天皇。すめ ら剤 の署。 れる鳥の卵。古語。和名「鴨、和名、須毛 すりg個理 みゆりの約。古語 波「物
古語。 里、野王接、職者、卵不群也」 かしこげré、なだらかrsすり して」
すめらきみ 図 天皇。天皇を申す。古 すもり ご 図 職 すもりよたなじ。古語。 すり うす g 摩白。白のニ種。たのた
語。紀寛覚「琴の音のあはれなれをやす 空穂「ずもりごのかけらぬほどを多の の、牛面み目を刻める石を、上下二つか
(769)

めらぎみひだのたくみの罪を免せる」 よのかものうきねぞさびしかりける」 さねて、その中間rs、磨るべき物を入


すめら べ 図 皇漫。天皇の御身のほを す やつ 園共奴。そやっの韓。源「さり れ、上なる臼の手を把りて廻しつつ、磨
すめみを すめらみくさ すやり
すりかたき すりつづみ すりもさろかす
(770)

り砕くやうよせるもの。するす。たう 古語。源「さをの殿を、すりまき、たく すりーもさろかす 闘他 掲斑。斑み色を


うす。和名「鶴、1名、喋、磨襲也。唐韻 みづかさré宣旨下りて、二なう敗め造 りて、模様などを摺りつく。古語。枕「あ
らせたまふ」 をいろのくれなみのきぬ、すりもどろ
すりーかたき 図 摺形木。文字、又を、闘 すりーつづみ図 塚競。楽器の名。翔酸の かしたる水干務rsて」
書を刻みて、紙 よ摺りをるための種版。 類。指みて、すり鳴らすものなりをい すりーもの図 播物。版木ょて刷りたる
はんぎ。落書露題「三百句を、すりかた ふ。古語。 物。印刷物。
ぎょひらきて」 すり ぬひ 図 携経。模様を摺り込みたる すりやう 図 受領。園のかみ。こくま
すりーかりきぬ 図 掲狩衣。狩衣の、青摺 衣服の経物。 ゆ。又、すけ(介)、お よう(様)さくわん
ょまたるもの。古語。伊勢「すりかり すりーぶくろg 撃袋。ひうちおくろの (日)をもいふこをあり。お ゆりやう。
ぎめの秋よかきつけける」 古語。萬「針袋これをたはりぬすりお 古語。源 「常國の りりやうの北の方rs
すりーくび 図 提首。首をきる よ、一刀の一 くろ今ええてしが翁さびせむ」 なしたてまつらむ」
もさみせぬこを。曾我「わさを、釧き刀 すり ぼうし 図 刺油師。あらたよ刺髪せ すりーよる 園国自 摩寄。Q摩れ合はむほ
をもちて、すりくびょぞま たりける」 る法師。今道心。義経記「四條の室町 だrs、近づきよる。Qすわりたるまま、
すりーこ 図 磨粉。鍛物の粒を、磨りくだ ょ、ふりたる郡等のありけり。すり% 膝をはこびてちかよる。
きて、粉をまたるもの。更科 「水の、世 もなりけるが、これを恐ろしきものの すり% 図 携書。草木の花、葉などの模
の常なら り、すりこな%とを濃くしてな 子なり」 様をすりてあらはしたるもの。曾我「助
がしたらむやうrs、白き水、はやくな すりーほん 図 携本。印刷したる書籍 す 道、その日の装束ょえ、秋の花野のすり
がれたり」 りまき。印本。版本。百錬抄 「十六羅 る せしょ」
すり ごろも 召 掲衣。青掲みしたる、古 漢槍像、並損本一切経」 するが まひ 図 駿河舞。あづままのみ
の衣服。古語。伊勢「春日野の若紫の すりーめ g 招日。模様なを、摺りつけた れなじ。
すりごろもろのおのみだれかぎり知ら るをころ。取替「あふこをまとをほやま するすみ 図 匹如身。一物の貯へもなき
れす」 やりりのすりめみもま づこころなく見け 人。沙石集「人の、一物も、手réもたぬ
すり参き図 園割 剤の約。 るたれなり」 を、引るずみをいふ」
する する こg をどこほりなく。鶴ら たる組。「すみかんの絹」Q装束の名。 えすとあり。_
かよ。すらすらを。宇拾 「例よりもする 仕立を、狩衣をたなじくして、薬綴、紐 すおーさう 臼 水晶。鏡物。す剤 の
するをたひたちて、いみじくたほきょ あり。地を、妙、精好、線平絹などréて造 約。古語。枕「あてなるもの、すみう
なりたり」 る。色を、水色朽葉等、一定せされども、 のすり」
するさし 閉園 録。Q勢はげし。たけし。 多く、白きを用みる。宇拾「着たりける すみさう-くわん 召 引想翻。備教の語。
をし。俗ré、するとい。Qさをし。ては すみかんをぬぎて」 水の如く、潔白なる想を観得するこを。
やし。鋭敏なり。すすだし。 すおき目 随園。備数の語。喜びて、信 さをりを開くこを。
すろ図 様樹。植物。 3ろの約 古語。 仰するこを。ありがたがるこを。 すお お召 随シ剤の界。古語。
枕「すろの木、唐めきて、わろきものを すおき の なみだ 随㎞備教の語。 大鏡「うまやの馬rs、すみさ のせて」
を見え り」 備の道の奈さのあまり よいづる派。 すみおん g 随身。C身ょっき従ふこ
すめえg 焼。『古来 はえを書けるが すおきよう図面樹。『手を抜き、衣袋 を。とも。Q古、撮政、闘白な*この、護
たほけれど、末枝の義ならむをいふ』 を乗るをいふ義』 何事をもせり、徒ら 衛をま て、朝廷より賜はりし供人。弓、
Q最直み伸びたる若枝。古語。枕「ほそ rs、日を送るこを。(貴人r66ふ) やなぐひを負い、剣を個 びて従ふ。その
きりわえをさしよせむを、尾はたらか すおくわーめん 召 水㎞。古代の菓子 人数え、官の次第なよりて、語政、闘自
さむを、女を知れをいひけれを」Qま も の名。_ を十人、大臣、大将を八人、納言、参議を
を。むち。古語。平家「1 りわえあて すおこ 図 出撃。古、財物、 及を、稲業を 六人、中将を四人、少将を二人、諸衛の
たらむょ、なじかをよかるべき」 貸しだして、利子ををりあげしこを。公 督を四人、たなじく佐を二人な%この定
すめえ-意さ図 だ。 わえょたなじ。古 私の二種あり。その、利子の割合、ま は あり。その、中将以下のを、小随身 を
語。夫木「めづらしや相根よ植るしり ま は鍵りたれど、養老中の定rsは、財物 いふ。古語。源「わづらはしきずみを ム
わえきのたちえみさける梅のはつ花」 を貨すréを、公私をもrs、多年を経て *いなをて、か へこしたまふ」
すみ あぶg 闘。魔の異名。 も、その利、一倍 よすぐるを得 り、又、稲 すみじん ばんちやう図 随身部員。は
(771)

すおーえい 召 番 機。えいを見よ。 栗の場合réを、私民の貸したる も、一倍 んちやうrsれなじ。


すおかん 召 水干。Q水張りょま て干し 16止まり、官よりのを、牛倍 よすぐるを ()
お じんもん 図 随身門。碑社の表門
するするど まおき すおざり
すみ参や おびやう するうつばもの
(772)

左右ré、兵彼を帯したる随身の像を置 暦五月の異稲。 の署。Q子孫。後裔。枕 「そのむくい


く。その像の右なるを、やたいじんを ずお ひやう臼 園兵。騎馬 よて、供r 従 ré、かく、する をなきなめりなど、人い
いひ、左なるを、さだいじんをいふ。 ふ兵士。すみへい。 ふめりしを」 Qこの後。行くする 。未
すおーをや図 水潟。水をそそぐが如く あおーぶん 園 随分。身分よ従ひて。分相 来。風雅 「のりまもるちかひをふかく
はげしく下肉するこを。 應み。源 「うせrsし女子のかはりをた たてつれをするのよまでもあはじをそ
すみしやう きら図 水晶驚。鞍の紋ょ、 もひよろこびはべりて、すみおんよ、い たもふ」Q歌の下の句。伊勢 「かち人
水晶 をいれたるもの。 たはりかしづきはべりけるを」 のわたれをぬれぬえにしあれを、ど書
すみしや のあゆう図 出興期。車 ま乗 すみほの-がく Q』増歩寧。天文、暦算 きてする をなし」g音楽を奏する時、す
りて供をする人。 の寧。 る拍子ををるこを。増鏡「拍子、左大臣、
すおーでう 図 樹傾。推測判定するこを。 すみまうーさくし国 吹乳索艇。毛を吹 する 、宰相」i個髪。かづらの類。古、
盛衰「すみでうを掌をさす如く、ト賞 きて艇を求むをいふ意みて、前後の考 女の髪の飾りょたほひたるもの。古語。
は眼rs見るré似たり」 もなく事をなして、却りて、己れの不便 和名「個髪、和名、須恵、以比個題髪上
すお にち図 詞日。陰陽家の語。人の、 をなるをいふ意ré用みる語 也」i陶。せをもの(瀬戸物)の古語。
生年の干支rsよりて、萬事rs忌み慎む すみれん 図 水線。Q剤 よたなじ。 する うつばもの図 陶器。せをもの(瀬
べき日。江談抄「西日、主上甘三歳、例、 Qたよぎの巧みなる人。盛衰 「鹿島の 戸物)の古語。和名「瓦器、一云陶器、瓦
以西日貸御譲日、依然又避之」 興市ばて、無鍵のすみれんあり」 器、須剤毛月」
すみ-ばち図 垂犠。花瓶をかくる具。 すみれんーの きつりごこ鶴 聖鶴政。天 す%ーがま 図 陶窟。陶器を焼くための
形、琵琶の援み似て大さ、はしらかくし 皇の劉くたはします時、太后の、かはり かまど。古語。
の如し。 て、政治を聞こしめすこを。 す%-こ図 握鶴。据るたくかな。古論。
すお はん Q水分の多き飯。Q すみ 図 末。Qをはり。はし。はて。の 能宣集「人の扉風 よ、小鳥のするこ ょか
例づづ引またなじ。運「人人ょ す剤 ち。まも。(もをょ看して 古今「みち ひて侍るかたを書きて」
んなごやうの物くはせ」 のくのあたちのまゆみわがなかでけほ する つかた 図 未方。末のころ。終は
すみ ひん Q十二律の一sQ発 さへよりこま のなき のびょ」eこする らむをするさき。源「御病のするつか
たみめしよせて」 さいふより、後方の拍子を、末の拍子を まれなじ。古語。和名 「陶者、調、須弱
す発ーつき 図 魔杯。陶製のつき。古語。 いふなり。増鏡「和琴、有資、するのび 毛乃司タ瀬、結運貸器者」
いほぬし「たかし山みて、する つきつく やりしたなじ人なりしょや」 すゃみ 図 末枝。『するえの誤ならむ』末
るをころをききて」i据杯。きよう す% のもの図 末者。
剤 う re
の方ょ生じたる校。古語。紀意撃 「久
のかはらけ またなじ。古語。i末附。 たなじ。 方の天てるかみを斬るをそえだもする
垂髪の鶴の姿。古語。源「髪を、五重の す%ーは 図末葉。末の方よ生じたる葉。 る よぬさはしてける」
扇ひろげたる様rs、こちたきするつき 千二 「むさしのをわけゆく原のたかけ
なり」 すをくぶ』島、奥を造る。高光事「常
れをするはの露ぞ雨どふりける」 のすをくひそむる梅の花色もにほひも
すみ つくりg 陶工。陶器を造るこをを すみ びこ陥 末人。剤ゆうみた をしくもあるかな」
業をせる人。焼物師。古語。いほぬし なじ。i陶人。する つくりよたなじ。
「たづならぬたかしの山のするつくり 古語。萬「ずるがどのつくれる瓶をけ
物たもびをそやくどすをきく」 ふゆきてあすをりもちき」
五十音圓中佐行第四の音。舌音
すみつむ はなg末獅花。『その花、末の すみーひろ 図 末廣。『開けを、末の廣がる
方より橋み取りて、紅を造るよりいふ』 の一。日を開き、気息を出だす
ものなるよりいふ」あふぎ(局)の異名。 を同時rs、舌を 、下歯rsふれ、そ
剤よたなじ。古語。古今「人 祀儀 よ用みる時の語。
あれずれもへむくるしくれなみのする するーべ 図 末方。末の方。はしの方。古 のをころょ、気息を編れしめて
つむはなの色réらでなむ」 競す。この音を、引音なるう、
語。記「もをべを、きみを思ひで、する
すみーねー はり図 掘根彫。鋼の目の、1 ペを、妹を思ひで」 ょ連なるときえ、シの如く呼
種のほり方なるべけれを、詳かならす。 するもの図 陶物。せをもの(瀬戸物)の はるるこにあり。たをへを、せ
倉我「鴻の羽の大鹿矢よ、するねばりの 古語。i握物。刀剣の利剣をこころ うど(兄)せふ(業)等の類。
鍋をねち すげ」 せの湖音。この音を、引音なる
(773)

みるため、土壇み、罪人などの死骸を据
すみ-の-ひやうし図 末拍子。舞曲を前 るたくもの
う、およ連なるをきを、 よの如
。 く 呼はるるこをあり。たをへ
後rsわかちて、本末をなし、後なるを末 すみもの つくり 図 陶物作
するつくり を、ぜうらん(優園)などの類。
するつき す&のもの す%
せいか
せ図 背。e人のからだのうしろ。せな せいg 勢。いくさびをのむれ。っはも せいーか g 勢家。さきめく家。いきほひ
(774)

高橋が方のせい
ののいきほひ。平家「 のある家。権門。
か。夫木「久方のあまつみそらをたか
むしやなりけれを」 せいがいーをや 図 青闘則。昔、皇太子、皇
けれをせをくくめてもわれをよ ょす *、國國のかり
なるこを。元藤時代 子の乗り給ふ料をせし車。母衣青くし
む」Q身鶴のたけ。せい。「せをひくき せい g 勝手気まま 「守殿、軍を、 て、輪の朱色なるもの。
の語。i人勢。軍勢。藩
カなり」Q山のかげ 山のうしろ。ま せいがいなみ 図 青海波。せいがいはょ

瀬。さしあたりたる獣。そのをき。事 必ずせいの多少はよらむを承る
ょ出あふをき。源 「うれしきせもまじ せい
あ 図 井峠 せいていのかはっょた れなじ。
なじ。「せいあの見」 は図 割瀬滅。Q舞楽の曲の
せいがい
りて」i川な%このあさくして、渡る よ 。龍宮の曲を補し、舞人の服rs、波の
せいいーを 図 御現使。東夷征伐よつか一
たよりよきをころ。水のあさきをこころ。 『 八日o
はさるる使。 『山 模様を染めたるもの。源 「源氏の中将
萬 「川上rsあらふわかなのながれきて
せいい-たいしやうぐん 図。御剣 を、せいかいはをそまひたまひける」Q
妹があたりのせよこそよらめ」i石 衣服の模様の名。青海波を舞ふ時ré着
役名。Q奈長朝の頃、蝦夷征討のためよ
花。動物。貝の名。かめのて よたなじ。 る衣服のを、れなじ模様なるもの。
遣されし軍の大将の稲。Q 後世、源頼
和名「を踊子、程民観食経云、左腕子、和
名、勢、貌似大騎面附石生者也、衆名死 朝、始めて、この職 rs任じてより、諸國 せいかく 図 消客。植物。うめ(梅)の
注云、石花、花或作華、二三月皆紫好花 の武士を統轄し、政をもつかさどる武 異名。
附石面生、故以名之」 将の稲。古語。 せいか-ろう図 清賞棚。管内裏 よありし
の御運。保元「朝 御殿の名。豊楽殿の西北みあり。
せ園 兄。すべて、女より、男をさしてよ せい-うん g 聖剤。天子
お語。古語。萬「ながらふるつまふく 敵を、風の音のちりの如く、脚引 せい-くわ 図 精華。播政闘自、太政大臣
。Q
ま、月を共ょぞ開きける」i青雲 即ち、久我 (源
まのぼるべき家すち、
風のさむき夜ょわがせの君をひさりか
ぬらむ」夫。 青き雲。あをぐも。eたかき僧位。 康)、三條、西園寺 偲夫等 店院 大決
青雲志。高 御門、今出川(以上藤原氏)の七家の補。
せ国 諸。承知して答ふる発。古語。機 せいうん-の-こころさし
撰「親のまもりける女を、いなをも、せ き官位を得むをする志。功名心。 後*て、源氏の廣幡、藤原の醍醐の二家
さも、いひはなてさ、まをしけれを」 せい-だん g聖恩。天皇の御恩。 を加ふ。平治 「必すしも盛代せいくわ
の家まあらされをも」 せいしよーだう 図 湖獄型。 ぶらくみん ははかるをころなきこを。身み、やま
せいとわい 図 聖倉 碑事ょっきての曾 (豊楽院)の後房の稲。 しきこどのなきこど。
合。(主rs、耶蘇数みていふ) せいす 園匠鶴 制。Qたきてを定む。 せい-どミ 図盛鶴。さかんなるをく。瀬
せいくわーおん 隠 湖和院。湖 い剤み Q禁じいましむ。どをむ。枕 「それを るるをころなきひろきいつくしみ。空
たなじ。 せいして、聞かさらむものを」 穂 「のぞみあるもののせいをくかうお
せい-ごう図 正鶴 O的の最中ょあるく せい-をう図清僧。妻をもたす、肉食も らむをて」
ろぼし。Qめあて。目的。i成功。 せさる僧侶。 せい-なんg 植物。せり(庁)の異名。
Q事のできあがるこを。Q音、官位を せ-いた 図 背板。Q圓き材より、方形の せい-ばい 図 成敗。Q政事のをりたこな
得て功をなしさしこ。なほ、こう(功)の 柱を切りをりたるあさみ残れる、なか ひをなすこを。平家「撮政闘白の御せ
Qを見よ。i生日。いけごり。捕虜。 だかなる板。Q腹まきの一部。 いはいみも及はす。ただ、1向、平家の
せい でん図 割。ちかひのこをば。 せいたか 図 制園測。備数の語。 せいた ままréてありけれを」Q罪をせめこら
せいさ 図 青環。古、車の腰、椅子、経机 かごうじの署。 すこを。つみなふこを。まれき。信断り
などの、飾りをまたる、木の彫刻物。 せいたか ふうじ 図 制晩迦童子。備数の すつるこを。
せい お 図 青磁。陶器の名。無地みて、 語。左rs、三銃、右rs、金剛杖をもちて、 せい-びやう図 積員。Qすぐれたる兵。
うすあみ、又、うすみどりのくすりをか 不動奪のわきょ立てるものの稲。 せいへい。Q弓の勢の強きこを。強さ
けたるもの。支那の越川より製し始め せい-てい 図 聖帝。世のをさめ方よく、 ゆんせい。古語。
こしもの。青資。 いつくしみの心ふかくまします天皇。 せい-ふ 図 青峡。ぜに(銭)の名。務心集
せいし ごみ 図 制㎞。Qせいし止むるこ 築花「だいごのせいていを申して、世 「あるひどいはく、かげろふをいふむし
る 。Q昔、貴人の通行の際、路上を警戒 の中、天の下まで、めでたきためこしみ」 あり。夫妻のちぎりふかきこを、もろ
せしかけごる。さきたふ盤。警躍。 せいてい-の-かはづ 図 井風峠。『井戸の もろの有情réすぐれたり。その謎をあ
せいしぼさつ 図 勢剤園 備の名。纏 底ょ住む峠さいふ義」見間の狭きこを。 らはさむをす。時rs、このむし、めをど、
(775)

ての事を、智隷を以て照らすをいふ、大
せい でん 図 正殿。たもての御殿。 これをどりて、銭二文rs、べちべちょほ
勢至力のあるもの。 せいてん はくじつ 図 闘刃目司。世間よ こしつけ、さて、市ょいだして、この銭を、
せいくあい せいしまだら せいさこ
いふうのごう せいわおん せうおん
けうしよでん(校書殿)の右、こきでん 類の一。即ち、小祀を、大忌祭、風碑祭、
あらぬ人ré、ひをつづつ、これをうる。
(776)

(弘徴殿)の左みあり。東面して、仁毒殿 鎮華祭、三枝祭等の類。魔戒するこを、
商人、かひさこりつれを、をかくいたはる
をへだて、綾締殿ré封 す。天皇の、常rs 一日間なるもの。
こさかりま らず。もをのご をくつらぬ
かれて、ゆきあふをこいへり。この故み、 ましますをころ。 せうおんg小人。Qをしわかき人。せ
せいめ おんg 清和院。昔、禁中 ょあり うねん。元韓時代の語。Q智恵すくな
銭の一名をを、せいふをいふをそ」
し院の名。 く、身心共ょをさまらぬもの。信わかま
せいふう のごう 図 成風功。『荘子 よ、
石工の、斧をふるふさまを、運庁成撃を せう図 少輔。『輔の字を、習慣上、発音 Q(若衆)ょたなじ。
いへる故事より出でたる語』 普請の出 せず』古の諸省の次官よして、大輔の次 せうじん すきg 小人好。わかを ゆを好
来あがるこを。平治 大慶のかまへ、せ
ょ位するもの。i調。楽器の名。せ むこを。
いふうのこう」
うのふえよたなじ。i兄鷹 をどこの せう あやうg 少将。武官の階級。古、
たか。男鷹。和名 「鷹云云。大者皆名 左右の近衛réありて、中将の次rs列す
せいもん 鶴賀文。ちかひのもんごん。
ちかひのこをはをかきたる交。
於保太加、小者名皆勢宇、漢語抄、用兄 るもの。
文状 せいもんを 鷹二字、貸名所出未詳、俗説、雄鷹、調之 せうおようg 小乗、だい ようを
せいもん をやう臼 見よ。
書きたるかきつけ。 兄鷹、雌鷹、調之大鷹也」
のため よ、 せうをよしだい g 小所司代。室町時代
せいもん だて劉警文立。ちかひのこを せうえう図 道遥。なぐさみ の武家の役名。所司代の職務を助くる
はをたつるこを。ちかひをたつる約束。 あそびあるくこを。そぞろあるき。漫
歩。散策。伊勢 「昔、男、みこたちの もの。
せいもん ばらひ 図 朝 文挑。古、陰暦十 せうすお召 備領。やせたをろふるこ
月の二十日rs、京都の四條京極の悪王 せうえうま 給ふをころみまうてで」
を。やつるるこを。空穂「朱雀院、この
子の赴へ参詣するこを。 せうーを&g 小氏。大氏よりわかれて出
来たる氏。たをへを、阿倍氏を、大氏rs 頃をせうすみしたるみこそ侍るめれ」
せいらうでんg 満潮闘 せいりや引で して、これよりわかれたる阿倍志斐氏、 せうせう 図 少少。すこし。わづかよ。
んの約。
いささか。築花「せうせうのこ をだよ
せいりやう でん 図 湖園闘。古、天皇の 阿倍間人氏などを 小氏をいふ類。i
小祀。碑祇官みて、天碑地祇を祭る種 いかがえある」
朝まつりごをを行はせられたる御殿。
せうをこ 園 瀬息。Qれをづれ。たよ せうなさん 』少納言。古の官名。太政 訓「内裏せうまうの時も、人のをりい
り。あんない。源「いりてせうそこせ 官の判官みして、中務省の侍従を筆ね。 ださぬまへみをないでて、大庭のむく
よさ、のたまへむ」Qたをづれの手紙。 印、博符を撃り、小事を奏上す。 の木のする よぞかかりける」
交通。古語源「日頃ふるまで、せうそこ せうに 図 少武。古の官名。太宰府の次
せうみやう図小名。武家時代ょ、大名
もつかはさす」 官rsして、大武の次み位するもの。 より、領田のすくなきもの。
せうそこ がる闘員 消息。音信を通じ せうにと わ 召 小見科。賢術の一科。専 せうもち召 朝物。ぬきがきあたるも
たくたもふ。たよりまたくたもふ。古 ら、小見の病をなほすもの。 の。古語。空襲「ふみのせうもちさい
語。源「ききついつつ、すいたるいなか せう ねつ図 亀熱。地獄の一。火の熱甚 ふものみたまふをてなむ、もんぞとい
うをごも、こころがけせうそこがる、い しきをころ。 ふものみたまへつきぬれぞ」
をたほかり」 せう の ふえ召 艦。笛の一種。小さき せうやうをや臼 昭闘シ内裏六舎の
せうそこ ぶみ図 消息文。人のもをょた 管を、十四本、或を、十六本あみっらね 一。うんめいでん(温明殿)の左、まげ
をづるる文。てがみ。書簡文。古、みや て、鳥のつはさの如く造りたるもの。
いあや(滅景舎)の前r あり。梨霊。
びごを「まも、花の枝rs文を結びて、たく せうは2g割。e皇后の御居間 g せうらう図 少老。わかごしよりょたな
るこをありたり。古語。 韓じて皇后を申す。 じ。藩「たなじき七年七月十日せうら
せうそこ ぶん 図 鋼息文 せうそこおみ せう び図集尾。こを(琴)の異名。 うの職よ補せられ」
réたなじ。 せう ぶんg 小分。いささか。ちひさく せうりやうgのシ古の官名。郡御の
せうこg 兄。『せひどの音便』あに。あ わくること。こわけ。宇拾「けふ、かく死 次官。なほ、すけ(次官)を見よ。
にびを。古語。伊勢「せうをたちのま ぬれを、そのあたひ、せうぶんをもとら
もらせたまひけるをそ」 せう ろくg 撮録。せつろくの音便 増
せたまはずなりぬ」 鏡「嘉元の頃、機réかくれ給ひしかなて、
せうこミ 図所得。『ま よをくの古語』 せうべんg少競。古の官名。太政官の
せうろくもまあへ給はさりしょより」
得るをころの物。わが物となる利益。宇 判官。中競の次ra列し、左右の二つrs
(777)

拾「あはれまつるせうをくかな。年ご せーがい 図 春権。ふなはたよ、棚の如く


分る。 réしてつけたる板。ふなだな。古語。
ろを、わろくかきけるものかなをいふ」 せうまう図 焼亡。せうほうの古語。十
平家「みなくれなおの扇の、日いだした
せうそこ せらなごん せうみやう

『 *『 シ 『 シ -
せがき せきい せきたい
(778)

るを、船のせがいrs挑みたて、くがへむ きて、往来の人を調べただして、通行せ 家毎rs、物をもらびあるさたるもの。


きて そ招きける」 しめたり。後拾「東路の人ょをはをや せき だい 図 石帯。古、束帯のをき、砲
せ がき図 施餓別 備数の語。無縁の亡 白河のせきréもかくや 汗をにはふを」 の腰をつかぬる よ用みたる帯。墨漆 よ
者のため よ修する備数の供養。 せき い 召 赤衣。あかきぬみたなじ。中 て塗り、又、主上を撮石、四位以上を掲
せがし-ぶり 図 急振。せかするさませ 務内侍日記「るもんのすけ、せきいのす 璃、四位五位を属角、大外記を白石、六
かしむるやうす。 がたこをごをしきré」 位をうさいかくを、飾りみつけたり。
せかす 国自 急。いそがす。いそが せき いた 召 塞板。Q物のへだてょたっ いしのたび。古語。
しむ。 る板。水をせくいた。Qむなぎのはし せきーたふ 図 石塔。Q石造の五輪の塔。
せがはばうし 図 瀬川剛引。経はうしの 16つけたる板。新六 「人まれぬむね 古語。Qはかぶるこしの石。
一種。享保年間よ大坂の俳優瀬川菊之 のたもひのせきいたょ軒のみのおをさ せきち 図 闘路。闘所のある道。古語。
丞の、武士の女rs粉せし時かぶりはじ ぞまげるらむ」 千載「つれもなき人の心やあふ 坂 の
めしもの。 せきかせ 図 闘風。せきょ吹く風。古 せきちへだっる質なるらむ」
せ がへし 図 背返。古衣を経ひ直す時、 語。更科 「逢坂のせきのせきかせふき せき ちくミ 図 石竹。植物。草の名。聖奏
前のぬびこみを、背なかréまはすこを。 こえをむかしききしな鍵らさりけり」 の一種。花*、色数種あり、瀬のはし16、
せがむ園国鶴 Qまかる。古語。十訓「わ せき ぐち 図 闘日。みぜきの、水のたっ 皆銀日ありて、八月頃ひらく。いしのた
がつかはむ人のあやしからむためrs、 るところ。 おぜきのくち。 け。からなでしこ。
いませがみさいなむこを、いを見苦し せきしよ やぶり図 闘所破。徳川時代 せき づる図 闘弦。糸みて、巻きて、柿
かるべきこをなり」Qまひて墜む。せま ré、公道réよら りして、まはりみちを 渋離をひき、漆をぬりたる弓の弦。七一
りて、のぞむ。ねだる。せびる。俗語。 ま 、又を、役人をあさむき、闘所ををほ 職人歌合 「つるうり、つるめしさおら
せが お 図 清和院。せいくわおんみた りぬくるこを。重罪 よ虜せられたり。 へ、ふせづるもさぶらふ、せきづるもさ
なじ。枕「せがみ」 せき ぞろ 図 節季候。徳川時代 よ、年の ぶらふ」
せき 図 闘。古、國境みたきて、要害を くれré、笠をかおり、拍子ををりて、せ せき て図 闘代。せきを通る人より取
まもりしをころ。門を建て、役人を置 きぞろをいふ語を、くりか へし唱へて、 るちろ。義経記「鎌倉殿の御教書みも、
甲家、む家をきらはず、せきてをこり 闘所のそほ。古語。夫木「あらしふく たす。川瀬の流れぬほを、舟をあまた
て、闘守をもの兵類米うませよとさおら 足柄山のェgよタこえくれてやを こぎつづけてわたる。増鏡「熊野川せ
ふあひだ」 _ るた びびを」 シりにわたすずぎ船のへなみな神のぬ
せき てん図 割。剤みた せきもり図 闘守。せきまよを守りを れょけるかな」
なじ。 せき-りん 図』 石麻。病の名。腎臓、或を、
る人。闘吏。古今「ひどまれぬわがか
せきを図 闘門。せきの戸。闘の門。古 よひちのせきもりをよひよひごをみう 勝脱中などrs、石の如きものを生やりる
語。夫木「世のなかをせきどrs、お せぐ ちもねななむ」 もの。尿道 よさはりて、通じあしくな
さかもぎのもがれはてぬる身rsこそあ せきや図 闘屋。闘守などの住める家。 りて、痛む。
りけれ」 更科「清見が闘を、かたつ方を海なる せきりん の あちはひ図 石麻味。織を
せき のぼる園自 塞上。せきあぐるや よ、せきやとも、あまたありて、海まで 忍び、苦ré塔ふるこをを、石源をなむる
うみなる。源「をさまかうさま よ思ふ くぎぬきま たり」 よたをへていふ語。平治「せきりんの
よ、むねのせきのはるここちして」 せきやう図説経 せっきや引のQはに あちはひをなめて」
せき ぶ図 石剤。石よてつくりたる斧。 なじ。古語。拾遺「あるをころréせき せき る闘 」測切。せきをむ。さへぎ
古代、物を切るみ用みたるものなりを やうし侍りける法師の」 りをだむ。
いふ。雷斧。 せきやう図 施行。僧侶、貧民などへの せ きれ図 風切。引の韓。古語。
せき ぶだ 図 闘札。闘所を通行するを ほどこし。にぎはし。 せぎれい 図 鶴鶴。動物。鳥の名。藤 よ
きの謎をすべきわりふ。てがた。 せーまり図 瀬切。瀬をなし切るほどよ、 似て、色を、灰味を帯び、尾を長く、腹白
せき むかへ 図 闘迎。昔、他の地方より 烈しく、水の流るるこを。はやせ。新勅 く頼の下よ、黒きすちあり。にはた
騎りくる人を、京都より、逢坂のせきま 「すみだ川せぎりr むすぶ水のあわの たき。いしたたき。
で行きて迎へしこを。さかむかへ。古 あはれなにまみたもひそめけむ」 せき を 図世鶴平。鷹の名ならむども、
語。源「けふの御せきむかへ*、えたも せきりうたう図 石榴湯 撃の名。古、用 又、せきもりならむをもいへを、詳かな
(779)

ひすてたまはじなどのたまふ」 みたるふりだし。 らす。古語。後京極鷹三百首 「ふるゆ


せきもこg闘許。せきまよのほをり。 せきり に わたす 園 瀬をさへぎりてわ きよつもるせきをのあをみえて山をや
せきそん せきもり せきりん
せけんになる せざい
(780)

こえむのごころのたか」 侍るを、さりどころréま て、えさり難く せ ざい 区前裁 せんさいをいふ。古語。


せと g 節供。せちるの時rs供ふる食 たばえ侍る」 せさい ぐすり臼 定鋼薬。薬の名。中鏡
物。古語。競「十五日を もちかゆのせ せけん になる園 世の常のひをどな rs用みたるもの。支那明の沈惟敬より、
くまみる」 る。普通の人間みなる。俗人をなる。 豊太公rs㎞じたるもの。後、猿楽師定響
せミ園国鶴 第 さへぎりををむ。ふさぎ 古語。沙石集「南部rs、ある律僧、せけ よ授けられ、その子孫、相博へ、大坂rs
をどむ。(水を)記「さかしまrs、天のや んになりて、子息あまたありける中r 」 て賞る。
すの河の水をせきあげ」撃。 せこg列卒。狩り場なをよて、鳥獣を せ ざう図 朝園。切ん やうの約。古語。
せミ図 経旬。刃の署。古語源「た 追ひまはすくみこ。かりこ。萬代「を せ-さす 園国鶴 せしむ。なさしむ。源
のたの せくなをっくりわたして」 を かふす夏野を草のみげけれを朝ふむ 「論経などをこそすなれをて、そのこど
せとミまる 園員 闘。前の方へ、春が せこを撃のみぞする」i兄子。Qあ をもせさせむ」
かがまる。前の方へ鶴が傾く。 に。Q継て、女より男をさしていふ稲。 せお図 副師。判ん剤 よたなじ。古語。
せきつ 陥 健。せむしの古語。 古語。萬「松の花はなかすよしもわが 婦齢「ものまみらせたり。すこしくひな
せぇるし國』瀬苦。むなぐるし。むな せこが思へらなくみもをなさきつつ」 をして、せが たちありけれで」
さわぎしてあり。 せこ ご図 艦 『春屈みの義』せむし(僅)」せしがき図 宣旨書。せんじかきょれな
せけん 陥 世間。よのかみたなじ。大」 をいふ。 じ。古語。源 「うたてわかわかしきや
和「世の中のはかなきこを、せけんの哀|せこ なる 図 列牽盤。かりての、獣類を一 うょ、也Dがき、はたきこえさすべきょ一
れなるこさいひいひて」 かりだっる盤。古語。夫木「何をみて やえを、あっまりてきこえさすれぞ」
せ げん召 女祈。遊女などのくちいれ、一 みやまたをしの切こるょやらはれな|せ-あむ園ェ せさすなれなじ。俗
又を、手引などするこをを業をするも がらま かもすぐらむ」 ré、せしめる。空穂「よくれもひはかり
の。ひをかひ。判人。 せこ なは臼 列卒織。狩場 ょて、戦をか一て、あかをせしめむ」
せけんだましひg期間魂。世の中よた りたっるため ょ、かりこのひく編。顕韓|せしめうるしg 石漆。結力、きはめて
て、人ょっきあふこころ。古語。大鏡一集「まずらをがあさふむのらをみわた つよき隣 物を様ぎあはする 用みる。
『ぜけんだましひをしも、いをかしこく せを実井はるかみかかるせこなは」 |せ参やう傾 勤。趙ん剤 ュれな
じ。古語。「あらはなるべきをころ ま 古語。林葉集「窓ならぬ容のせせらぎ せたら だ3 ㎞ 背操負。背をまげ
を、「ぜお やうをひき」 ふみみつる折もうれしなをもす警え」 て、物をたふ。」
せず 園匠鶴瀬。ほどこしをなす。供 せせる闘員 ひをりなっ。つぶやく。 せち図 節。eせつの韓。古語。貸せち
養をなす。古語。空穂「その時 よ、この く%とく。古語。宇拾「何をいふみか、く る の日。古語。轄鈴 「あやめ草れひ ょ
仙人、恒河沙の衆生よ、穀をせして」i をきくだき、せせるこををいひて」i しかすをかぞへつつひくやさ月のせち
i国自 貸。なしたまふ。たこなひたま 個 もてあそぶ。つくじる。今昔「途 ょまたるを」
ふ。古語。萬「やすみるしわが大君の せ-ち召 世智 よわたりするこをみつき
rs、狐みなりてありけるを、ついまつの
碑ながらかんさびせすぎ芳野川たぎつ 火をもて、毛もなくせせるせせるや てのちる 。せさい。沙石集「洛陽み、あ
かふちょたかをのをたかるりまして」 きて」 る女房、世間さがさがしく、せち、便限
せ-せ 図 瀬瀬。かすかすの瀬。たほくの せせ なとめ 園 瀬瀬少女。川のほどりょ なるあり」
瀬 千載「人心なにをたのみてみなせ すみ居るをどめ。古語。 せちーがい 図 殺害。せつがいの韓。古語。
川せぜのふるくひくちはてめらむ」 せ をう図 施僧。僧侶よ、米を施すこを。 空穂「父、つるぎをもちてせちがいすを
せせ-が かぶ鶴 手手甲。見供の遊戯の 平治「こをなる供備、せそうの儀こそか も、次が罪をどがめじをまで」
名。手をくみて、顔みあて、そのあひだ なはりをも」 せちとミ図 節個。節日r そなふるくも
よりのぞきみるこを。 せ だえ図 瀬絶 瀬を流るる水のたゆる つ。たせち。
せせ-かし國 」せせくるやうょてあり。 こを。玉葉「雨をふる木のはつもれる せちげ 図 節下。みそぎなどの儀式の
せかせかをしてあり。古語。 谷川の水をまさらでせだえま てけり」 をき、立つる旗、又、その旗の下réて、常
せせなぎ図 細流。みぞ。どぶ。古語。 せたむ闘巨個 責。せめさいなむ。ま 日を行事する大臣の稲。中務内侍日記
せせらかす 国鶴せせる。なおりても かる。ま をる。古語。宇拾「罪の軽重ょ 「南を、はるかょみやれを、せちげのは
てあそぶ。古語。今昔「母が、いをなき またがひ、うちせため罪せらるるこを、 たをて、風ょひらめきてたちたり」
子をせせらかすさまよ、わがこわがこ いをいみじ」 せちげ のはた 図 節下旗。せちけを
をいひて」 せたらうま図 背焼馬。せばねの、高く 見よ。
せせらき 図 細流。せせなぎょたなじ。 いでたる馬。背のまがりたる馬。 せち たう図御刀 せったうの韓。古語。
せせる せたらだふ
せちに せつ せっきやう
せっ-きやうg 説輝。Q僧侶の、経文の
せちに国 切。あきりょ。ふかく。ひた一 る公事ある時の集倉。中ょて、元日の
(782)

意味を説き聞かずるこを。Q妻帯の法
すら。古語。源「宮、いをせちにをかし一節曾を、踏歌の節曾をを小節をて、五位
師の、備法の由来なをを、浮世語をまじ
以上の人人 ré、酒食を賜ふ。又、あをう
をたぼいたり」 へて、うたふもの。後réを、軍記ものが
せちにち 図 節日。気候のかはり目な まの節曾を、どよのあかりの節曾*、
大節をて、六位の人人ょも賜ふ。その たりなどの歌をもいひて、1種の俗謡
をみれこなふ属日。 をなれり。
せち-お図節シんの署。古語。 他、立后、立坊、任大臣、相撲等の節曾あ
せっきやう がたり図説翻語。説経をう
運「#が月を あすこそ、 引 をきき り。翼さるべきせ剤などの新を」 たふこどを業をする人。
しかをいひなぐさむ」 せつ図 節。Q時候のかはりめ。貸をり。
せち ぶん鶴節羽 e四季の気候のかは をき。ころ。Qみさをみたなじ。 せっきやう さいもん召 割観察効。察交
の一種。説経を、祭文の節reてかたる
りあ。せちぶ。古語。伊勢集「 引 ん せつかg 背梁。馬の背の、みねょなり もの。
のっをめをて四月一日みやみて」Q立 たるをころ。せみね。和名「春梁、和名、
春みなるとき。 世都賀、俗云、世美禰」 せっきやうを目訓観師。シや引が
%りみたなじ。
せち べん図調鋼 りんるよく(客管) せつがいg 親割。ころすこを。きりこ
をいふ。足利時代の語。 あなくれんまこ せっきやう-だいふ図説観太夫。門毎よ
たちて、説経してあるくもの。
せちべん ぼう図世翔 りんまよく の肩輸王のためょせっがいせられ」 せ-つく 隠 責付。いそがす。さいそ
なる人を風りていふ稲 足利時代の語。 せっかくg 電各。動物。さき(魔)の くす。うながしいそぐ。
せちみg 節忌。月日、定まりたるもの 異名。 図 節供。節曾の日よそなふるく
いみ。古語。土佐「職より雨ふれを「た」せっかく園 折角。ほねをりて。力を せつー&
もつ。俗語。
なじをころみをまれり。舟君せちみす」 つくして。古語。保元 「大小の合戦 、
かすをえらす。なかみもせっかくのが せっ ミ員 絶句。詩の1鶴。律詩の中の、
せちり臼 利利シづりの韓。古語。袋 二つの封句をはおきて、首尾の四句よ
墓子「いふならく奈落の底ょいりぬれ せん、ut㎞度なり」
をせ引りもすだもわかれさりけり」 せっ き図 ㎞。ゆはりをする器。たか りなれるもの。
せち み 御割。古、朝廷みて定まりた は。たまる。便器。 せっとん図 割引。植物。うめ(梅)の
異名。 語。五戒の一。生活してあるものの命 を、つかをよあたる部分ré添ふるうす
せっくわん図 撮闘。せっるやうを、く を奪ふこを。十訓「あれ、在世の時、 き金物。
わんはくを。 せっま やうを、こををするréよりて」 せっ-はふ召 説法。Qせっほふ ょたな
せっ け召 撮家。播政闘自の職みなるべ せっしゆーふしや召 接取不捨。たすけも じ。玉葉「雨ふるべきよしのせっばふ、
き資格のある家。即ち、近衛、九條、1 ちみてすてさること。 めでたくま て、高座よりたるるままな」
條、二修、鷹司などの家。 せっせい図 撮致 せっみやうょたなじ。 Q人をどきさをすこを

せっ けう召 説執。碑備のをしへを、説 ぜったい-せつめい同 絶封絶命。のがる せつ ばん 図 織作。備教の語。きづなよ
き聞かしむるこを。 る道なきは この困難rs せまりたるこ たなじ。
せっけ?あ 図調教師。説教を業をす さ。ゆきっまりて、せむすべなきこを。 ぜっ びつg 絶筆。Q筆をたちて、かか
る人。 せっ-たう臼 節刀。征討の時、大将軍へ、 ぬこと。かきを まひ。Q死にぎはrsか
せつーこをで 図節小袖。節振舞のをき まるしをま て、天皇より賜ふ太刀。平家
きたるもの。臨終の筆あき。
ré着る衣。 「むかしを、朝敵をたひらげrs、外土へ せっ-ぶく図 切腹。Q腹を切るこを。自
せっさくをゆう図節期%。こかはんょ むかふ将軍え、まづ参内して、せったう ら腹を切りて死ぬるこを。Q徳川時代
たなじ。 をたまはる」 の刑名の一。士人の関刑のもっをも
せつをあ 召 節関側。天皇の命をうけて 重きもの。
んみたなじ。撰集抄「せつさんの鳥の ゆくつかひ。 せつぶせう 図 節部省。大蔵省を、淳仁
ここちして、 いままでつれなくやみぬ せつな図 判那。備教の語。またたくは 天皇の時、1時、改められし稲。
るかなしさをて」 かりのわづかなる時間。極めてみじか せつ ぶん 図 節分。せちぶんみたなじ。
せっをやう召 獅政。幼少の天皇、又も、 き時間。(こふré射して)徒然「されぞ、 せつーぶるまひ 図 節振舞。正月の元日よ
女稲などのをき、天皇みかをりて、すべ 商人の、一銭ををしむ心切なり。せっな り、時日 よいたるまで、親族、明友をM
てのまつりごをを、すべ行ふ職。源「ち をいへども、これをはこびてやまさ して、酒食を設けて襲鷹するこを。
(788)

ま のたをご、せっまやうま 給ふべきよ れぞ」 せっ ぽふ 図説法。備の道を、人ょ説きき


しゆづりきこえ給ふ」:殺生。備教 せっ ば 図 切羽。刀の鋳の前後、即ち、朝 かするこを。
せっくわん せっしゆふしや せ はふ
シ - -シ
せこ
せな
せつり せさX ち


ころ







なぞ つま

古 語ら
せとぐちg瀬戸日。せをの入りくち。
(784)

せつり図 利利。天笠園の四姓の一。発

ひめ

ら てる
婦せ また みきこ
ひあめ
せご
王のちすち。せちり。散木「むかふる 山家「せをぐちよたてるうしほのたほ

_



なぬ


ゆる
よ%こみよだむをしひもなき涙かな」
をせつりもすだもきらはねをもらしも

なじ
みた



せこ
な用幣どせな


せじなかりならずども」 せどもの 傾 瀬戸物。『後堀河天皇の朝、





せ 銅

貨金
通の、
せつ ろく Q 節㎞。節曾の時、臨時ょ陽 尾張国の人 (一説ょ 京師の人 加藤景

種の
つ。

réた空くる種ひ穂
ぐあり

はる競。i鋼録。 撮政、又を、闘白。 正、支那ré行さ、陶法を撃 びて騎り、瀬








「て

ごいれ

戸村rs、その業をはじめ、精巧を極めた
せていg 見定。資格 をいふ意。小右








g



う い


記「式部卿親王、可、被、留 王氏爵之是 るよりいふ』陶器の網稲。














な 間

定職」 せな図 兄。兄、弟、夫を、女より、親み




て呼ぶ語。古語。萬「上野のをののた
せこ 図瀬門。海の、せまく、陸地みい

録さ ぜ 名


図橋


に。田
むし
た(

りこみたるをころ。海峡。萬「隼人の をりがかはちょもせなをあはなもみる




)
古 語
せをのいはほも鯨はしるよしののたき 人なし よ」i背。せの古語。林葉集「夏

録物び ぜ た

に。もの

よさぐる

図形
réなほまかりけり」 ふかく野をなりょけりさはないづるこ


もの
たる




銭 り

せミ図 背戸。うらぐち。うらのいりく ぐれの鹿のせなみゆるまで」

むし ぜみ

に。 の

)
動へ(
図碑
ち。裏門。宇拾 「せ%このかたみ、こめ せなかg 背中。eせすらのをほりた

異名

るをころ。せずち。Qせな(背)ょた

た鏡





どこしむ せ






のちりたるをくふをて、雀のをどりあ
なじ。楽花「うまのせなかみひれふし


た じ
りくを」






せこ

ほを


せ&うか 図 樹園歌。『上を、本を思へ たまへむ」





り ひ

せなかあはせ図背中合。Q背を、背を、





を 琶

を、末をなり、末を思へを、本をもなる

rか



ほまé ま



すれあふこを。Qなかあしくなるこを。

た か 、
つつ
まひ
べた
いやら
より、頭を旋らす歌をいふ義réて名づ








まひ

り む


和。伊勢集「箱作りせなかあはせr


くをいふ』歌の一鶴。上下、各、五七七の

t

しまひ え

なりぬをもたなじ心r*結はれぞせむ」


三句宛み誘むもの。下の三旬より、上の
三句へよみ績けても、よくきこゆ。 せな ごひ宮夫鍵 をっををまたふこを。
-
1

--
一せはがる園目 狭。せはさょくるしむ。 のはつはつréあひみてもなほあ かぬけ
ちもなきこのひをかはませぶみせやりさ
せはしを思ふ。古語。枕「たい上達部 さかな」 も」 信すべて、こころみること。
さへ、わらひにくむを、ききもいれやり、 せはまる園国自 狭。せはくなる。つぼま せ-ぼね 図 背骨。背の眞中よある骨。二
いらへもせで、せはがりいづれを」 る。今昔「このやしきともいでき、みち 十四枚の闘節よりなり、頸より、尻まで
せばし随 』 位。いをまなし。こをまげ はは、すこしせはまる」
をほりたるもの。せきこつ。宇拾「せ
し。いそがはし。俗み、せはしい。堀次 せはむ園国個 狭。せはくす。つむ。
「岩間ゆくいさらを川のせは しきよま
なかをうてむ、せばねをうちきりて」
俗rs、せはめる。 せ-津まい 図 施米。ほ ここし興ふるこめ。
だふみなれぬ山路raぞいる」
せひ図録。動物。魚の名 質物詳かなら 公事根源 「六月のせまいを、みな、貧窮
せばし 隠国狭。Q間すくなし。幅少し。 す。小さきものなりをいふ。古語。和名 孤獅のものrs、米をたまふなり」
せまし。源「月影のや%これる神をせはく
「鶴、世比、博孝魚也」 せーまくら g 瀬枕。瀬の高くなりたる
をもとめてもみをやあかぬひかりを」
Qたほまかならやり。ゆるやかならやり。
せひg 最非。足を、非さ。正邪 等展。 どころなりをいへれを、詳かならやり。
宇拾「尼、みるままrs、ぜひもま らやりふ 古語。萬代「みちのべの川音はやみさむ
せ-はだ召 背旗。昔、戦場 ょて、武士の、 しまろびて」
よろひの背réさしたる小さき旗。
きよみせまくらみえてすめる月かげ」
せひなし 國国 無規非。Qよしあしいは せざる 園回国 追。Qまちかくなる。近
せ ばだかる 園国自 せはきまで ょひろ れずあり。盛衰「三尺はかりなる柳の づきくる。Qせっばつまる。窮迫す。空
がる。古語。無名抄「大身を現すれを、 枝を、あまた用意して、ぜひなく、人を 穂「世の中réかしこきはくちのせまり
こくうréせはたがり」
うちはペる」ぼ せむすべなし。俗rs、ぜ まだひたるをめして」
せはち召 狭路。せまき路。ほそみち。 ひない。
古語。頼政集「わぎもこがさかよふ山 せみ ごみ 図 輝盤。輝 よ似たる音。一説
せ-ぶしg 瀬伏。川の瀬などa潜むこ ré、せまり盤の約16て、せまりて出づる
のせはちかをあはじを人ょかねてきか を。堀次 「かひのぼる得府の縄のまQげ
する」 盤なりをもいふ。又、せめこる (責盤)
(785)

けれをせぶしの鯨の
ゆくかたやなき」 なりともいふ。古語。枕「せみごる よ
せはぬの 召 狭布。はほのせはき布。古 せ-ぶみ召
語。神中抄「いしぶみやけふのせばぬ
瀬踏。Q瀬の浅深を測るこ ま ばりいだして」
を。夫木「日もくれぬわたせそのうまふ
せみーをQれ図 輝時雨。数多の輝の、鳴
せばがる せはまる せぼね
せみね せむ せん
きま きれる盤の、時雨の如くなるこを。 せむ闘員 道。せまる。まちかくな んのむしろもあきしかを、いまえ、こを
せみね 図 背梁。せつか (背架) よた る。空穂「う ごんげを、機かréせむる もみにくまれて」
なじ

(786) 命ををめむをてなりける」i個 責。 せんg 劇。備数の語。せん がくの署。



Q


き図
の輝

せみ

。古語。 せまりて、苦ましむ。なじる。諸間す。 せんいg 輝衣。ね剤りみたなじ。


Qうすもののきぬ。古語。 俗み、せめる。源「すこしづつかたりま せんえう でん 図 宣輝殿。古、内裏の中
せみ-のは 図 輝羽。かさねの色目の名。 うせをせめらる」 攻。 せまりて、敵
-
réありし御殿の名。魔景殿の左réあり。
表びはだみて、裏あをなりをも、又、表 討つ。進み迫りで戦ふ。俗 よ、せめる。 西面して、ちやうぐわんでん(貞観殿)
濃き紫みて、裏あをなりをもいふ。 せむかた なし 國』無術。なすべきやう をへだて、登シ ょ習す。
古語。 なし。いふべきやうなし てだてなし。 せんーがい 図 線駐。はきものの一種。紐
せみのはごろも図鑑羽衣。也みのき ま かたなし。俗み、せんかたない。源 のあるもの。催馬楽「くづかはをせん
ぬみたなじ。績千「ゆふぐれのこのま 「いはまほしき事たほかるべけれを、こ がいのほそしきをか へさしはきてうは
たかぜま雨すぎてつゆもたまらぬせみ こちせむかたなくなり ょけれを」 もどりきてみやちかよはむ」
のはごろも」 せむすべ 図 静術。なすべきえかたず せん-かう 図 浅香。香の一種。ちんのわ
せみのばーづき 図 輝羽月。陰暦六月の べき方法。高「ひをりねてたえよし紐 るきもの。質織審ならやりして軽く、水rs
異種。 をゆゆしみをせむすべま らよねのみし 入るれを浮ぶ。源 「ちんのはこrs、せん
せみのはの園 輝羽。鶴の羽を、講きも ぞなく」 かうのまたづくる 」
のなるより、その縁r て、うずしみかけ せん 図 鶴。はなむけ。せんべつ。拾遺 せんーかう図 前行。行幸の時、御前 よ立
ていふ。古今「せみのはの一重み薄き 「清原元韓くだりはべりけるよ、源満仲 ちて、導き奉る役。増鏡「大賞曾の時も、
夏衣なれをよりなむものょさりける」 せんしはべりける よ」i 経 える しc たかみくらの行幸rs、せんかうをかや
せみ をり 図鑑折。笛の名。世よ有名な かひ。字捨「そのをしのまつり ょを、こ いふ事なを、つをめ給ふ」
るもの。 れを切んよてそありける」ま㎞。も ぜんかうばうべん 図善巧方側 備教家
せみ を社 g男の髪の結びかたの名 賞 うせんの類。毛のまきもの。常盤艦物語 の、巧み、人をみちびくてだて。
文の頃行はれたるもの。 「うんげん、かうらい、あや、にしき、せ」せんーがくg ㎞。弾宗の奥間 物のさ
-
口 m
-

をりを開く寧間。 人のご をく、除日の外rs、臨時のせんげ 夜」Q韓じて、庭園のうるき。庭前rsう
せん-かふ 図 調園 備数の語。太閣よて、 ありて、任ぜらるる官。 るたる草本。古語。拾遺「艦戦 よ、せん
門*入りたるものの稲。 せん-げ3 図 専業。専らいをなむ業 専 さいほりréまかりて」
せんーき 図 先規。以前よりのたきて。ま 門の事業。それ一方ré行ふなりはひ。 せんざいーあはせ 図 前栽合。かたをわか
へよりのさだめ。前例。保元「聖代聖 せんげふ宮園関。いやしきなりはひ。 ちて、互み、つくりなせる、前栽の優劣
主のせんきはたがはす」 せん けん 図 残見。あさはかなる意見。 を競ふ遊園。増鏡「御壺わたらせ給ひ
せん き図 倉議。大勢よりあつまりて、 浅薄なるみこみ。i先見。事よさきだ て、せんさいあはせありしよも、をかし
評議するこを。平家「諸堂一字ものこ ちてあらかじめまるみこみ。事のたこ うめづらしきこをとも多かりき」
さり、みなやきはらって、山野みまじは る以前rs、そをたしはかりて、見識をた せん-さいg 善哉。備数の語。碑備なを
るべきよし、三千いちどうょせ剤す」 っるこを。i鋼姻。かほかたちのう の示現のときrs唱ふる語。
-
経議。 罪人をさひただすこを。 ぎ るはしきこを。たをやかなるこを。 せんーお 図 宣旨。Q古、任官のみこをの
んみするこを。 せん-けん 図 宣言。いひふらすこを。 りを、上卿より、外記よ博へて下知せし
せん きくg 輝物。毛ょてつくれる球。 せん こんg善想。備数の語。よきむく こと。そのみこをのりを、直rs、頭競よ
平治「これを、なにぞを、たんたづねあ Sを受くべきたこなひ。くをく。宇拾 下さるるを、くせん(日宣)をいひ、又頭
れを、せんきくを申し候ふ」 「堂をつくり、塔をたつる、さいお やう 競より、上卿ょ博ふるを、くせんあん
せんと、図 前駆。馬よ乗りて、行列のさ のぜんこんなりをて」 (日宣案)をいひ、外記より、その旨をか
きょたつもの。さきのり。さきがけ。 せんごも をらず に 固 不知前後。もの きて出だすを、りんま&(輪旨)をいふ。こ
枕「雨のいたくふる日、ちひさきうまrs ごををたほえりré。まやうたいなしょ。 れを、頭競より、任官せらるべき人よ授
のりて、せんく したる人の」 空穂「酒を、まひてたびはべりつるみ、 く。源「ないし、せんお うけたまはりつ
せん-げ 図 宣下。除目なを定りたる外 せん剤でなむ」 たへて」Q仙洞の女房、即ち、上購の第
*、臨時よ、宣旨のくだるこを。i圏 せん ざい 図 前栽。Qにはの花ぞの。う
(787)

1 ょ列する人。源「ひんがしのたいよ
、化。死ぬるこを。(僧侶ょいふ) るごみの庭。伊勢集「鈴虫をりrsやり はなれたはして、せんじをむかへつつ
せんげーとミわん 図 宣下官。検非違使、蔵 て、せんさいのなか ょはなちたりける かたらひたまふ」
せんかふ せんげふ せんざいあはせ
せんを せんをやう せんをゆしやく
長けたる人の継稲。せんせい。信士自の 名。胴より上、二十五鶴ré、各、左右、
せん-お 図前司。以前の國司。古語。字
(788)

二十本づつの手ありて、縛鶴千本の手
増「陸奥のせんじかへりのぼりて」i 官名。たてわき(帯刀)の長。 のつきたるくわんたん。
調師。e朝廷よりたまはる、僧侶の奪 せんーをやう園先生。そなた。なんち。
競。信 韓じて、ほふま 。だいをこ。源「た 字拾「童のたてくびをさりて、ひきをだ せん をゆじやく日前シ『朱雀を 前
だ、御せうをのせんを のきみはかり」 めていふやう、わせんじやうえ、いか ょ置くよりいふ」まゆじやく ょたなじ。
せんしうらく 四 千秋楽。C楽の曲名。 で、この駐をを盗むぞど、いひけれを」 なほ、シん(四碑を見よ。
。Q足さきのあを。
盤渉調ré用みる。信 演戯なをの、無事 せんーをやう陥 前生。生れぬ前の世。さ せんーをよう 図先縦
Q古よりのまきたり。前よりのならは
ょ、終りたるを伐びていふ稲。 きの世 字拾「式部大韓賞頂を、加茂へ
まみるこをならびなきものなり。ぜん し。先規。保元「警明、稲徳二代のせん
せんじーがき図 宣旨書。たほせがき。み るようあるが」
こをのりのかきつけ。宣旨の文書。せ えやうのうんたろかょして」 自 潜。日上の人を、ない
を がき。古語。源「なべてのせんじが せん おやう図 軟障。をはりのごをき せんす 園附㎞ よなぞらふ。
もの。ぜさう。ぜんさう。さしやう。 がしろrsす。臣reして、君
きえ、ものものしをたほしぬべく」
古語。雅装抄「母屋三方 よ、みすをかけ せんす 隠池 揮。文章、又を、書籍な
せんし がみ図 宣旨紙。紙の名 宣旨を ををつくる。楽花「古今ないらぬ歌を、
書く料をするもの。かみやがみ。 てたろしたるうへrs、せんを やうをて、
嶋のやうréて、絹rs、たかき松を、ほん むかしも、今のも、せんせさせたまひ
せんーをん 図 善心。よきこころ。長心ょ て」i貸 B国自なさむをす せんを
野むらぬ心。宇拾「その寺の専常法師、こ たいみして」
す。宇拾「かかれを、かくみやうせんす
れをみて、ぜんるんをたこして食物を せんをゆうg 副宗。備数の宗派の1
門。臨済宗、曹洞宗、黄藤完等の纏稲。 る人え、そのさうありをも、たばろげの
求めて」
せんし もの図 前物。煎じて用みるべき 後鳥羽天皇の文治年間、僧築西のはじ
もの。せんやくの類。増鏡「たんせん めたるもの。備心宗。 せんせ g 前回。備数の
さきのよ。過去。
かた。
じものを、胤成、師成をいふくすしを せんしゆうのをは図 標宗五派 臨済、
*、たんまへréてえたためて」 雲門、曹洞、信仰、法眼の五つの碑宗。 せんせい 図 。録を、油 ょて揚げに
せんーおやう g先生。Qすべて、抜きょ るもの。古語。公事根源「御膳の〜さ
せんじゆくわんだん g 千手割 備の
- -
ぐさ、その名をあれをも、そのすがた、 園提備数の語。備法の縁なきもの。 の日 ょうくむものるたかな」 ㎞人り一
いづれをもわかりがたし。せんせい、 せんだい 図 前代 せん剤い(先代)みた の時、同行者を案内する修験者。俗語。
ひちら、かつこ、けいしんなをのやうの なじ。 せんーだき 臼 善玉。Q徳川時代の草双子
ものなり」_ せんだい-きり臼 側割卿。『仙豪の伊達 などの槍rs、人の顔rs、善の字をかき
せん を図 闘離。天皇の 御位ょっきた 政宗、主として用み、遂み、その地réも て、善人をあらはしたるもの。Q韓じ
-
まふこを。平家「鳥羽院ごさい、近衛院 流行せるよりいふ』鶴の胴の一種。 - て、よきびを。善人。 言員
さんさいよて、せんそあり」i先祀。 模國鎌倉の雪の下réて造れるもの、い せん だんg猫。植物。木の名 あふ
家の第1の初めのたや。さほったや。 はゆる雪の下胴の稲。 ちrsたなじ。
せん ぞ 図先祀。せんその音便。空穂 せんだい-みもん 図 前代未聞。さきの世 せんだん-いた 召 補樹板 銀の右の肩よ
「このくら、せんぞの御鶴ひらかせたま réも、未だきかさる珍しき事がら。 り、胸réかけてつくるもの。左なるを、
へどいのりたまふ」 空前。 鶴尾をいふ。共み、胴の釣りを切られぬ
せんーをう 図 割容 。やさまよたなじ。 せん-たう 図 専常。僧侶の役名。その寺 ための具。
-

せんをう図 製。植物。まう(松)の異 の、継ての事をすべ つかさをるもの。宇 せんだん-かう図 猫調。陰暦四リ十六


名。i輝僧。Q譚宗の僧侶。Q轄じて、 拾「その寺のせんたうほふし、これをみ 日rs、三井寺rsて行ふ法曾の名。
まゆっけ。そう。僧侶。 て、せんまんをたこして」 せんだん ふう図 猫胴。柄権の木よて

せんぞうとやう傾 千個供養。あまたの せんだうg 山道。東山道の署。藩「中納 造りたる弓の胴。


僧を招ぎて行ふ供養。 言殿をせんだうをうち上らせ給ふré」 せんだんーは ふたば よりーかQはし 国
せん-だい 図先層*せんていよたなじ。 せんだうほうし召 専常法師。せんたう 精極従二葉香。『せんだんの木を、もえ
古語。源「せんだいの四の宮の、たんか (専常)rsたなじ。 いづるをきよりかぐはしくにほふどい
たちのすぐれたまへるきこえたかく」 せんだち図 先達。Q人よりさきょ、そ ふ義』 すべて、人よ優りたる人を、未だ
-
先代。 Qま へのよ。 さきのよの人 の道rs達したる人。Qさまさまの行を 初き時より、そのまるしあり。
(789)

の時代。前代。前世。Q今の主人より らみたる修験者。七1職人歌合「せん せんだんーまき臼 千段巻。重藤の号の元


1代前の主人。Qなきちち。亡父。i だちのさんきさんげ*われやせむいた 卵、末興み、更ré、藤を、斜 rs巻けるも
せんを せんだい せんだま
ぜんだら せんちやうほうわう せんおうか
の盤山ré登りて、信者の、行を修むるこ せんふう-か 図 旋頭歌。せをうかrsた
(790)

の。貞丈雑記 「せんだんえ、十もんじ
ré、どうをまくなり。千のかふりえ、十を を。i利村。備家の具。二尺あまりの なじ。
かさねかさねて、千réなるなり。十文字 木のさきré、形、密棋のごをき、和らか せんふう-ごしよ図 仙洞御所 せんをう
を、いくだんもかさねてまくゆるよ、せ なるものをつけたるもの。平治「これ のQrsたなじ。
を以て押ふ。押ふれでやむ、せんちやう せんさの はらひ 召 千度緩。中臣校を、
んだんまきをいふなり」 し
せん だら図 ㎞。『楚語』すだ (首 をいふ」 千度くりか へして、身の職をはらふ碑
陀)réたなじ。 せんちやう ほふわう召 顧定法皇 備道 事。増鎖「陰陽師、巫女、立ちこみて、せ
せんだらとミわ召 施地羅花。印度よ産す を修業して、功をっみたる法皇。 んだの御は3っをむ」
をいふ一種の花の名。 せん-ちゆう 図 先住。以前の住僧。まへ せん なん 図 善男。備数の語。備道 ょ騎
の住持。 依したる男。
せん-ちしき 召 善知識。人をみちびき
て、備法の善き法ré入らしむる僧侶の せん-てい 図 先稲。さきの代の天皇。以 せんーに 陥 調同。僧門よいりたる女 を
禰。高僧。名僧。平家 「うれしかりけ 前のみかご。せんだい。源「せんてい んなのそう。あま。
せんーにん 図 仙人。人間界を離れて、深
るぜんちしきかな、いさもろをもょ願 の四の宮の御かたち」 山などrsすみ、老いもせり、又、死せさ
はむをて」 せんーでん 図 前殿。正面の御殿。たもて る人。紳通力を得て、自在rs、空中を飛
ごてん。
せんち-せんのう図 全智全能。智力を、 行し、猛獣を服せしむをいふ。やまび
能力をみ、飲けたるをころなく、完全な せんーを 図 先途。なりゆきのきはみ。か
を。羽客。源「かのにふだうの、今ま、
るこを。如何なるこさréても、よく知 んぶんのをころ。どをのつまりをなる
り、よく行ひ得る力あるこを。(碑なを をころ。宇拾「その衣をむをさめて、か せんにんの#よもすまめやうよさ、 N
給ふ なるをききたまふも心ん
réいふ) ならやり、せんをさたもふこ をのをりょ
-
シ員
ぞ、をりいでてきける」 んによg シの語 備道よ齢
せん ちやうg 顧定。Q備数の語。にふ
ちやう(入定)みたなじ。徒然「お よし せんよう 図 仙洞。Q太上天皇のたまし ㎞ 割綱。 Q例教の語。備
やうょさせを、たばえや して、せんちや をころ。院の御所。霞洞。務始射。丹 せん の つなg
豪。紫府。Q韓じて、太上天皇を中す。 の力ょすがる意rsて、開嶋、結縁な%での
うなるべし」 a 富士山、白山、立山な*こ
)}
時、備像の手ré、鋼をかけてひくこと。 せんべつのなごりををしませ給ひて」
間用みらればる魔 。
Q開帳な%この時、塔婆を、三本はかり建 せん ぼふ 図 備法。きんげのためよす せんもん 図
調門。備門 よ入りたる
てて、綱をひきわたしたるもの。Q葬式 る修行。楽花「その後、隠よえせんぼふ、 男子。
の時、棺ょっなぎてひく索。 よさりrsを御念備を、さるべき 僧尼も せんやうもん 図 宣陽門。内裏の内廊、
ぜん ばう図 前功。前の東宮。源「六條 ぐしつつ」 十二門の一。内裏の東、延政門を、嘉陽
のみやすごころの御腹の、ぜんはうの せん ぼふ 図 調法。弾寧ょてなすわさ。
門をの間、建春門のうらょあり。
姫君、豊富な居にまひ しかを」 し さをりをひらくみち。 せんや だめ 図 千弾染。染色の名。資永
せんぶ あう 図 闘剖州 備数の語。にん せん み図 鮮味。あたらしき肉。なま 年中、中村千弾をいふ人の、初めて着た
げんかいなたなじ。 み。和訓薬「悠紀方のせんみを、難を、 るもの。紫色réして、大絞りré染めた
せんーぶつ 図 前備。備家の語。お やかよ 梅の枝rsつけたるを、密樹を、かちぐり るもの。
たなじ。 どを、ひげごrsいれて、松の枝rsつけた せん ゆg 個騎 分限以上の事をするこ
せんーべい 図 前闘。菓子の名。Q小変の るを奉る」 _ ど。下réありて、ほしいままrs、上を凌
粉を、油みていりたるもの。和名「煎餅、 せん-みやう図 宣命。古、立后、立太子、 ぐこと。
楊氏漢語抄云、煎餅、比間云如字、以油 又、大臣の任命などのをきのみこをの せん-りう図 川柳 せんりうてんの署。
熱小察額之名也」Q小変の粉をこね、砂 りを、みくにこをは16て、書きたるも せんりうてん 図 川柳獣。歌の一鶴。狂
糖を交へて、味をつけ、かたよ入れて、
句の類。縁亭川柳などのよみはじめた
薄くやきたるもの。種類、形状、甚だ多
るもの。「執達吏ひったくりかを下女思
し。 Q米の粉をねり、蒸して臼き、いろ かなしきこをなりける」 ひ」などの類。
いろの形rsのして 焼きたるもの。その、 せんみやうを 図 宣命使。禁中 よて、儀 せん-りんg 輝樹。碑宗の寺の纏稲。
まほからき味をつけたるものを、まほ 式のをきょ、せんみや うをよみあぐる せん-りゆう 図 潜制。Q未だ、時を得す
せんべいをいふ。 人。古語。 ré、潜みかくれ居て、天rsのはらぬた一
せんーべつ臼 個別。はなむけよたなじ。 せんみやうれき 臼 宣明暦。清和天皇の つ。Q韓 じて、皇太子を申す。
著聞「賞政朝臣、任 國rs赴きけるrs、 貞観三年より、たよそ八百二十除年の せん-りよ図 調個。あゆっけ。そう。
せんはう せんぼ3 せんもん
せんル せめだいこ せろ
(792)

僧侶。 せめそさせ給へるみこうじrsたりや」 野ré遊猟ありたるが、例をなりて、毎


せん わg 刺朝。碑撃のはなし。祀談。 せめ-だいこ固 攻太鼓。敵ょせめかかる 年、そこへ行幸せらるるこを。
せん おg 神位。天皇の、御位を、皇太 をきうつ太鼓。 せ-ろ 固 兄。せよたなじ。ろを、意味な
子rs譲り給ふこを。お やうみ。 せめ つづみg 攻鼓。切 めだいこみた くして、ただ添へたる語。古語。萬「む一
せめ g 責。Cせむること。くるしむる なじ。 さしののをぐきがきぎしたちわかれ
こを。源 「出家したまへること、か へり せめ の せきづる 図 責闘弦。細き糸よ にしよひよりせろrsあはなくrs」
てを、備のせめそふべきこさなるを」 て巻き、漆をぬりたる弦。 せ-わg 世話。Q世の中のうはさ。世人一
ひきうけてなすべき義務。せきにん。 せめ まさはす 闘」責恐。ま きりよせ の評判。せけんはなし。世評。Qもの
せめ-うざ g 責馬。馬をせめて乗るこ めてまをはす。考ふるまもなきほだ よ 事をたすけれこなふこを。他人のため
を。馬をのりならすこと。 をひかく。枕「みぐるしなど、たもひま ré、ほねををりて、霊力すること。周旋。
せめと、召 責苦。せめのQよたなじ。 はすほをもなく、せめまをはせむ」 せ-わき 図 瀬側。瀬のほをり。せのそ
せめ< ㎞ 闘。あらそふ。うらみあ せやく-おん 図施撃院。古、将民、又を、 は。古語。夫木「龍田川たきのせわきよ
らそふ。拾愚 「いたづらréあたらいの 旅行者の、病rsかかりたるものな ごを はらへっつ斬り基すを君がためざぞ」
ちをせめぎけむながらへてこそけふみ 治療し、又、薬をめぐみ施すため よ、た せわりーぐをく 図 背割具足。はらまも
あひぬれ」 し かれたるもの、即ち、いにしへの慈善 (腹巻)rsたなじ。
せめぐ 召 責具。拷門するをきよ用み 病院。やくみ。
る具。せめだうぐ。 せよ 召 施興。ほどこしめぐむこを。め
せめ さいなむ 闘個 阿責。いろいろょ ぐみあたふるこを。 五十音図中佐行第五の音。舌音
せむ。まかりつつせむ。古語。
せめ あゆうg 攻熟。せめみむかふ人。
せらき 図 細流。せせらぎょたなじ。古 その1。唇を尖らすを同時ょ気息
語。菅高「もみちはの流れてせけを山 を歯みふれしめて発す。
せめて。 ぞ その濁音。
川のあさきせらきもあきをふかきを」
せめ をす 召 責過。せめすごす。いたく せりかばの 意きやうかう 陥 片川行幸。 を 召 誰。天子の御位。あまつ
ひつぎ。
せむ。古語。空穂「御撃たまはりて、 延暦十五年正月、和武天皇、山域國片川 -
祀。Qちち。祀父。貸先祀。祀宗。
&その事のもををひらきたる人。元祀。 威儀具足してもれはしまさで」 そう 考やう傾 宗匠。Q和歌、連歌等の
祀師。 -
衣。 ころも。 きもの。 古語。 そうかうとび 図 僧綱類。衣の礎を折ら 先達。Q後 まえ、俳諸、茶道等の踊匠
源「御ぞのけはひ、いをまるくして」i すして着るこを。貞丈雑記「そうかう の稲。
i麻。あさ(熟語rsのみ用みる)古語。 くびをえ、小神のえりを折らずして着 そう-おやう図 個正。僧の最上の官名。一
「うちそ」「あをそ」i魔。牛、又を、羊 ることなり。あたたかなるためrs、折ら
大権の差等あり。大僧正を、二位の大納
の乳réて造りたる食物。和名「魔、音興 さるなり」
蘇同、牛羊乳所貸也」i背。せ。せな そうー& 名僧供。僧rsく 言ré準じ、権僧正を、三位の参議 よ準
やうする物。字 やり。僧の戒律等をただすもの。宇拾「こ
か。(熟語みのみ用みる)古語。「そむ 捨「御房、何事またらむょ、大衆よ、そう
のそうお やうを請じたてまつりて」
く」「そびら」 ぐひかむといひけれを」 ぞうじやうまん 図 増上慢。備教の語。
たいg 素衣。染めもせず、又、模様を をうくわg 数花。鳳 発の屋根の 中央 我慢のこころ。
もつけぬ衣服。まろきころも。
自慢心。十訓「かれら、
ょある飾。感の花の如き形またるもの。
根深重のぞうちやうまんよして」
をう傾 個。髪を創りて、備の道よ入り なほ、ぎぼうしQを見よ。
たる人。法師。
そうしやはん 図奏者番 そうみや(奏
出家。源 「兵部卿宮の をうくめん 図 個官。僧の 官名。僧正、 者)を見よ。
太夫なをまみりて、そうめせなをさ 僧都、律師なご の類。
わぐ」ま宗。Qもを。かしら。むね。Q そう あや 図 細赴。古、諸園の園府よあ
そうをゆg 気樹。奏聞して、たまはる
位。古を、六位、七位の種 。なほ、ちよく
い へもど。
体隊。 りて、園内の諸碑を合せ祀りし計。i 剤を見よ。
ぞう図 族。そくの音便。古語源「ただ 奏者。Q事を察間する人。群臣の祭事 そう す ㎞個 気。Q天皇
よ聞えあ
今の世ょ、この御ぞうぞ、めでられ給ふ を、取り次ぎて気聞する人。Q潜して、 ぐ。天子み申しあぐ。奏開す。Q音楽
なる」i判官。お ようの約。射恒集 闘白、公方の取次の稲。徳川氏の頃の、 をかなづ。「楽をそうす」Q遂ぐ。果た
「淡路のぞうの任はてて、京 ょのほ 気者番の役の類。小高の諸侯を以て、こ す。「功をそうず」
りて」
(708)

れré補し、若年寄の次rs班せしむ。こ
をうせん 召 僧膳。僧み供ふる膳。僧の
そう-かう図 個綱。僧官の名。僧正、僧 の職の中より選び出だして、寺赴奉行 食事。字拾「この僧正を請じたてまつ
都、律師の継補。枕「そうかうのなかよ、 を奪動せしむるを定例をす。 りて、そうぜんの料rs、前16て、大豆を
をうかうとび
をうぞく そうのさんえ
いりて」 あまを。 さなれる塔。備寺réあるもの。
をう ぞく Q 個俗。僧侶を、俗人を。 そうのさんえ図 僧三衣。僧侶の着る、 そう りやうg 縄領。Qすべをさむる
輝素。 三種の衣服。即ち、大衣、五條、七條の こを。Q大國の國司、又、敷國を兼務す
そうづ g 案山子。『そほづの音便』かが 稲。 る國司。Q多くわかれたる氏氏を継轄
しの古語。鶴古「山田もるそうづの そうはう 図 個期。僧房。僧の居る家。 する嫡流の氏の人。古語。Q父の跡目
身こそあはれなれ秋はてぬれをさふ人 察。すくみん。源「ここかしこ、そう を継ぐべき子。家督。嫡子。Q男女、共
も なし」 播水 そうづからうす(添 はうをも、あらはみみたろさる」
-
ré第一の子の稲o
水唐臼)の署。 そう はつ 図 継場。男子の、月代を刺ら そうりやうちどう 図 継領地頭。武家の
そうーづ g 個都。僧官の名。僧正 よ次 やり、全髪をたほして、いただきré束ね結 役名。荘園の領主の、私rs置きたる地
た 、大、少の別ありて、各、又、正を、権を びたる髪。そうがみ。がっそう。 頭をすべをさむるもの。
*別る。四位五位などré準ぜらる。源 そう ぶん 図 過分。す よぶんみたなじ。 ぞうるお召 族類。まんるみ。親族。古
「そうづ、あなたよりきて」 古語。源 「うせたまひなむ後のこをを 語。源「さる位rsあへるぞうるみrsて」
そうづーからうす陥 誘水唐白。Q田ょ、 も、かきたきたまへる御そうぶんの文 そうーろく g 継録。盲人の官名。検校の
水をひく具。板r*て製 す。Q獣類の、 %とも まも」 上16位す。
田畠など荒ずを威すためrs、水みまか そうめい 図 風明。鹿積の肉を、拍子木 をうろくーを 図 網録司。足利義満の時、
けて、音のするやうr 構へたるもの。 形み切りて、乾したるもの。輝典の時、 始めて置ける職。法儀をつかさどり、
そうつお ほし 臼 線通捕使。追捕使を 供ふるもの。ひもろぎ。枕「そうめい 僧事を録す。京都の五山の継録司を、徳
すぶるもの。源頼朝、はじめて、この職 をて、上みも、宮r*も、あやしきものな 川氏の中頃ré至り、寺赴奉行を置きて、
よ補す。諸園の守護、地頭を統管す。 やし、かはらけみもりてまみらす」 かはらせたり。し
そうてうg刻調。十二調子の一。春の そうもん 図 御門。外構への表門。 をうわ いろ 図 承和色。そがいろよれ
調。源 「物の師をも、こを ますぐれた そう-よめ図細嫁。Q妻の異稲。Q経賞 なじ。
るかぎり、そうてうふきたてて」 婦の稲。元隷時代の語。 そうあ-せん 図 宗和贈。宗和をいふ人
そう に 信尼。信を、尼を ほうすを、 そうりん-たふ 図 層輪塔。輪の、数多か の、好みみて造れる職ょ擬したるもの。
ぞう お 図 闘位。死後よ追路せらるる位 をき図 粉。こけらの大なるもの。屋根 て居る。古語。記 「大和漫ょ西ふきあ
階。たくりみ。 を暮く よ用みる。 けてくもはなれそきをりともわれわす
をーえう図 禁勝。細き腰。専ら、美人の をき あま固 削尼。尼そぎょしたる髪。 れめや」 _
腰の形容ré用みろ語。やなぎごし。 をきいた 図 殺板。そぎてつくりたる そくミ陥 職 『ま よくの約』Qつをめ。や
そーか 図 差歌。身のたちぶれて、物、皆、 板。そぎた。 くめ。Qなりはひ。古語。源「さやう
わが敵をなれる形容ょ用みる語。 をき えり図 削礎。元隷時代よ流行せる のこを繁きそくよえ、たへすなむとて」
をーが個共。それが。空穂「そがなかょ 婦人の礎。えりあしをそぎれをして、ほ そくミ 闘百 退。遠く離る。まりぞく。
も、人人あまた、いみ じくかよふを
そくしたるもの。_ 古語。記「やひろ鶴rsなりてはひもこよ
ころなり」 を き-た 図 殺板。そぎいたの界。古語。 ひき。かれ、みたどろきかしこみて、に
をが いろ図 承和色。黄なる色。なほ、 をきだくミ 園 許多。そこはくみたなじ。 げそき給ひき」i国 側 退。まりぞ
そがぎくを見よ。 語。萬「あまを舟はららrsうきて大 かしむ。遠く離す。さく。古語。高「か
そが- きく 図 承和菊。『仁明天皇、黄シ みけ よ仕へまつるををちこちないさり らたちのうはらかりそけくらたてむく
を好み給ひしより、その年跳rsよりて つりけり そきだくもたぎろ なきかも」 そをほくまれ くしつくるとじ」
いふをいへ ども、詳かならやり』黄色なる をきーだつ 園回目 退立。遠く 離れて立 そ<7 園ェ」殺。Q省きへらす。はぶく。
花を開く菊。きぎく。付我菊 後葉「そ つ。古語。祀詞「天のかきたつきはみ、 減殺す。源「いみじく、こをどもそきす
がぎくの色なる川一たびすみて」 國のそきたつかぎり、青雲のたなびく てて」 Q韓じて、削りて尖らす。g髪の
をーがひ図 背向。背後の方。うしろむ きはみ、自雲のたりみむかぶすかぎり」 毛の末を切り落す。枕「あまrsそぎた
き。背面。古語。萬 「つくはねのそが をき ばくミ図 幾許。そこはくょたなじ。 るちごのめrs、髪たほひたる」i国 』
ひ ょみゆるあしほ山あしかるをかもさ 自殺。Q削りそぎたる形ょなる。俗
ねみえなくrs」 をき へ 図 退部。そョみたなじ。古語。 よ、そげる。Qそれて、他の方へゆく。そ
をき 召 退。遠く離れたるをころ はし。 萬「山川のそぎへををほみはしきよし
(795)

れる。俗rs、そげる。
そきへ。古語。萬「山のそき野のそき 妹をあひみキりかくやなげかむ」 ぞくミ図 俗。Q僧r あらさる人の稲。う
みよさ」 をきーなり 園時ェ目 退居。遠くはなれ きょょかかづらふ人。源「ここょをそ
ぞうお をき をく
をくい ぞくさんへんさ をく 3
(706)

くのかたちょて、今まですぐすなむい ぞくさん へんミg事故場士。備数の 聖僧めかすもの。源「ぞくひじりとか、


どあやしき」平人。Q風流ならぬこを。 語。そくさんこくみたなじ。 このわかき人人のつけたなる」
みやびならぬこを。又、その人。 そく を 図 息忍。はうす。僧。法師。 そくふ 闘個 擬。わらはす。くすぐる。
族。 うからやから。そう。一族。 ぞく-おん 図 俗人。Q寧問、文雅の道を ぞく-みやう 図 俗名。Q俗間r て呼びな
をく-い g 解衣。なれぎぬ。ふんをし。 知らぬ人の稲。Q僧ならぬ 普通の人 らしたる名稲。通稲。Q法師の、在俗の
またたび。 の稲。 時の名。
をく-いひ 召 傾飯。飯を練りて作りた そくしんーをくぶつ 園即身即備備数の ぞくべったう図 俗別割。僧の任ぜらるべ
る樹。めしのり。 語。その身が、そのまま、棚なるこを。 き別常職rs、在俗rsしてなりたるもの。
そくけつ のくわん 召 則闘之官。『本官 をくーたい g 東帯。正服の装束の稲。 曾我 「夢を合せ申したりし景義を、若
を、有徳の人を待ちて任す。若し、その 冠、抱、石留、下園、剣、初等を具ふ。 宮のぞくべ ったうみなされて、紳人の
人なけれを、闘くよりいふ』太政大臣の ぞく-ちん 図 俗摩。世の煩はしきを、聖 纏官を賜はる」
異稲。 挨みたをへていふ語。世のちり。願世 ぞくめつ目 族滅 支那の昔の刑罰をし
そくーさい 陥 息災。Q災を息むるこを。 の俗務。俗事。 て、罪人の三族を滅ぼすこを。
Q身rs差なきこを。無事。枕 「さおら をくーちやう 図 郷杖。東司のつかさ。 ぞくらう 図 職勢。Q古、つをめのかは
ふ人も、いみじくやすきそくさいの斬 をくはくg 月伯。ぜに(資)の異名。 りré奉りしもの。Q古、官を買ひ、位
かなさいふ」 そく ひ 陥 績飯。そくいひの署。宇拾 すすめられむためrs、差し出だしし金。一
そくさい-えんめい 図 息災延命。備数の 「まめやかものを、またの凝へひねりい 源「大臣rsならむそくらうを どらむな一
語。災を息め、命を延おるこを。無事rs れて、 そくひょて、毛をさり つけて」 をそ、あまりたころたをろ しき事を、
して、長毒なるこを。 をく び召集鼻。さかづき(杯)の異名。 耳をどまりける」
ぞくさん-こく g 勤園。備数の語。小 そくび g 共頸。そや つのくび。平家 をくみ 図 即位。Q天皇の、御図rs即か一
國の稲。或を、日本國をいふをもいへ 「なにものぞ、根籍なり、そくびつけを せ給ふこを。登位。践位。登極。Q 後
り。空鶴「ぞくさんこくよいたるまで、 仰せくださるるほをこそあれ」 réま、先補崩じ給へる後、太子、 位を継
資をたくはへてはべるものなり」 ぞく ひじり図 俗聖。髪を刺らすして、 き給ふを、践詐 をいひ、更rs、大濃を行
3て、天皇 を名のり給ふを、即位を そこ かへり図 底反。漢文を和請する そこのーくに 図 底國。ねのくによれな
いふ。 じ。古語。
さき、1序を、二度よむこさ。例へを
一をくみ 図 園園。様 ょふるるこを。古 須見の須の字は、始めみ、引か3 そこは 図 幾許。剤 くよたなじ 古
語。空穂「そくるみのこ をありてをあれ を請み、再び、べしを、よむ類。 語。萬「秋のはのにほへる時 ょいでた
やこたごろきたまひて」 をこ ここ園共虜彼虜。そのをころ、こ ちてふりさけみれを、碑ながらやそこ
そ-けん 図 素組。Q自き絹。Q僧の着 のをころ。 はたふどき」
る、白き絹の衣。 そーこそ は園それこそ。古語。空穂 そこはか-こ園 をこを、指すをころな
をこ 図 底 Q大地の稲 (天re封して)Q 「そこそは、世のする 、なのめ ょはかな く。どこらをもなく。古語。源 「そこ
物の下の方の界限。 萬 「田子のうらの げよやをたはする」 はかどくるしげなる病よもあさるを」
そこさへにほふ藤波をかさしてゆかむ そこ つーいはね 召 底津岩根。地の底み そこはかーどーあり Q そこをも、かしこ
みぬ人のため」信 物事の極まるをころ。 ある岩。古語。祀詞「そこついはねみ、 どもなくあり。古語。空穂「こを よ、そ
きはみ。夫木 「つきひのみながるる水 宮柱ふ をまきたてて」 こはかとある御ここちょえあらで」
どはやけれを老のそこより年をかへら そこ さくミ 園言 底着。そこみつく。古 そこはかーど なし団 そこをも、かしこ
* Q奥まりてかくれたるをころ。「心 語。記「かれ、その、そこ よあづみみた ども、定まりなし。古語。源「御ありか
のそこ」i塞。Q要害の地の内を、外 まふをきのみ名を、そこをくみたまを みせむをたづぬれご、そこはかをなく
どの隔て。古語。Qをりで。古語。 まをし」 ま ごはしつつ」
u計
そこ 偲 共許。そこもを。そのもど。そ をこ ふころ 図 共虜。そこよたなじ。源 をこはく 図 若干。Qそくはく。いくつ
なた。なんち。源「そこよこそ、たほ 「そこどころを苦しきこをもなけれを か。多少。Qあまた。多数。空穂「つく
くつ%こへたまふらめ」i共虜。そのを をこなふ 園国池 損。Qきずつく。やぶ りいだせる文、そこはくの中raをすぐ
ころ 伊勢「そこを、八橋をいひけるを」 る。そこねる。損す。害す。枕 「物な れたり」
を こう図 狙公 動物。さる(積)の異名。
(767)

だ、とりちらしてそこなふを」戦。三あ そこひ 図 際涯。かぎり。はて。際限。


そこかしこ園共虜彼虜。そのをころ、やまつ。失錯す。狭衣「間えそこなひ| 古語。古今「そこひなき測やをさわぐ
かのどころ。そこここ。 てを、日をしくやを」 山川のあさきせよこそあだ波をたて」
をくみ をこがへり をこのくに
そごひなし ををし そそ
をシ。かぎりなし。一輝
はてなし。古語。
㎞き田 なほ、刃を見よ。古語。夫
徳「シ 水「そしろだのわさだかりてのひつち
物の師をもを、ここかしこrs尋ねはべ
(798) そこ ぶる国 顔。すこぶるの古語。
り しなり」 ぼのいさらいさらょ秋をみゆらむ」
そこもこ g共許。そのをころ。そこ。 を おし 図 賞肉。背の肉。古語。組「響 そを 隠 共共。それそれ。古語。婦鈴「あ
運「こを人ょえ似ぬここちすれを、そこ 肉之空園、そお しのむなくに」 なたょ 人のこるすれを そそなどのた
*よりてたてまっりっ」 をおし の むなくに陥 賞肉空園。やせ まふみ」
そこら宮 警多。そこはくのQみたな たる土地。ゆたかならぬ國。古語。 をたかし國国 急還。いそいそをしてあ
じ。古語。空穂 「みかをよりはじめ奉 をーをほ 図 十入。十度、染沖み入るるこ り。いそがはし。あわただし。俗rs、そ
りて、そこらの人、涙たをしたまふ」 を。古語。輔親集「はしだての松のみ そかしい。楽花「そそのかしげょ急ぎ
をこらく g 許多。そこはくのQ よたな をりをいくそるほそむをかかたるよさ わたるも」
じ。古語。萬「けふのごをあはむをなら そを意g g 注水。そそぎかくる水。高「む
のあま人」_
をこのくしげひらくなゆめをそこらく をーをゆ 図 量撃。ふで(筆)の異名。 こ川の水をはや みかあかをまのあが
*かため しこをを」 そしらはし 園』 誘。そしるべきやうな くそそぎrsぬれréけるかも」
そこり 臼 千潮。そこるこを。潮の、全 り。古語。源「やせやせrsて、御ぐしり そをく、園園国 還急。急 よたこなふ。い
くびること。古語。 くななるなどが、かく、そしらはしきな そがはしくす。古語。源 「西たもての
をごる 園自 湖潤。潮、全く退きて、水 りけり」 かうし、そそきあけて、人人のぞくべか
庭を現はす。古語。 そしり 図 講。そしるこを。悪しくいひ めり」i国自 撃。うちみだる。い
そーを 図 組師。Q備教の一宗の開基者 なすこを。 りみだる。蹴れわわく。(髪、又を、草な
の奪補。e殊rs、日 種宗rsて、その顧、 そしる 園偲 講。他を、あしくいひな をょいふ)源「そそけたる牽のたひさま
日運を呼ぶ稲。Q韓じて、僧の奪稲。 す。悪日して、他の徳を害ふ。あしさま なを」
そ をい g 競食。魔末なる食物。鹿飯。 よいふ。どやかういふ。伊勢「みな人、 そを<『 闘国 注。ふりかかる。ながれ
そしう 図 たほやけ ま仕へす、民間r あ そしらすなり まけり」誘。動。祇。 入る。源「雨、すこしそそぎて」*
りて、もの またくみなる人なりをいふ。 そしろ だ 十代田。七十拝ほごの田。 ま砲 注。 Q波鶴を、まきちらし、又え、
-
つぎこむ。競。灌。Qその方へ向はし ををーや隠すはや。古語。源「御
さきの 韓かな」
む「眼をそそぐ」
盤ょ、人人、 そそやなを たち魔げて」 そぞろミ園 冒議。たかくそびゆ。古
一そをくる園国鶴 急還。忙はしく、事を行 ををーや< 國国自 耳語。ささやくみたな 戸。:
漫。 すすろくよたなじ。 古語。
ふ。古語。源「耳はさみして、そそくり じ。古語。 愚管抄「そそやぎ申していで 住吉「いひ やるかたもなくて、そぞろき
つくろひて、いだきてみたま へり」 réけり」 みたり」
たたけ 図園髪。みだれたる髪。霧。 をそりーあミ 園国鶴 ゆすりて、高く そぞろーごころ 図 漫心。たちつかぬ心。
そをけーだつ 園国自そそけ生す。
す。ゆりあぐ。古語。碑業「ゆすりあ すりろなる心。古語。空穂「昔、あやし
そたなばかす 園個 唆。そそのかすよ げよそそりあげよ」 きそぞろごころのつきて、あく が れそ
たなじ。古語。 そそる園国 進みのぼる。そびゆ。古 めrsしを、なほ、ここちのま づまらさり
をそのかし図 慶。そそのかすこを。 語。萬「あまそそり高き立ち山 冬夏を しかぞ」
をそのかず 園 晩。他人の心を、そ わくこをもなく」
をだろーごこg 漫言。引剤 rsた
ぞろrsすすましむ。ただつ。編動す。従 そぞろ 図 艦。鷹の、小鳥を食ひて、
その なじ。徒然「そぞろごをなれを、いふみ
通す。源「まみりたまはむこをを、そそ 毛を、日より出だすこを。和名「機、和 も足ら り」
のか しきこゆれを」 名、曾曾呂、驚鳥、食己吐共毛如丸也」
そをーばしる 園国自 位はしげよ走る。古 をそろ園 漫。す すろよたなじ。源「雪、
をだろ さむし 國園 軽寒。なにをなくさ
むし。古語。源「いりあやのほど、そそ
語。狭衣 「まろを、まして、ふようなり ややちりて、そぞろさむきrs」
ろさむく、この世の事をもたばえやり」
をて、そそはしるなれな」 そぞろかーに園 鍵。身のたけの、高くそ をだろ に園 漫。すずろによたな・
をそめき ばなし固 耳語。ささやきても 空
びえたるさまみいふ。古語。源「直衣
穂「北の方を、そぞろにたばさるれだ」
のいふこを。ささめき話。古語。 姿、いをあさやかょて、たけだち、もの をそろばし 國園 漫。するは いよたな
をを めく 園同員 Qさわがしくす。さわ ものしう剤かにぞみえ給ひける」 じ。古語。源「いをを、たよびなきここ
さわをひびく。古語。源「こなたみも、 をだろーがまし国 漫。すすろがまし
(799)

ちまたまふrs、そぞろはしきまでなむ」
心のをがみみられたらやり、そそめきあ はたなじ。古語。山家「山里のそをも をそろ を図 漫尾。他よすぐれて、1筋
りくみ」貸そそめき話をなす。 の岡のたかき木réそぞろがましき秋の 長き鷹の尾。
そをとる ををや をそろく
をだたく をでがうろ をで<くみ
そーだたく隠 指。そをたたく。古一 様をえがき、骨を黒墨みせるもの。 人人、うちまきをあやにくみすれを、御
(800)

語。記「あわ雪のわかやる腕をそ をで がうろ目 神香畑。衣の中よ持つ香 そでぎちやうのほをも、をかしくみえ


だたきたたきまながり」 鳩。神魔。 させたまふrs」
をだつ 園員 育。たひ立つ。成長す。 そで がき図 神書。ちひさきかきつけ。 をでをくみ 図 神含。神よたほひ包む
のぶ。堀次 「谷探みそしろのさみよ廃 捨玉「返事み、そでがきして、せうそく こど。古語。源 「あやしきものみ、火
してまれよそだてるひつちほの稲」 して侍りしをみれを」 を、ただ、ほのかrsいれて、そでぐくみ
そーたる園国 具足。たりそなはる。古 そで がさg 神笠。神をかざして、笠み réもたり」
語。備足石歌 「そたれる人のふみしあ 代ふるこを。堀太「はれくもり定めな そでー&くめ 図 そでぐくみ よたなじか
をごころ」 けれをはっまぐれ妹がそでがさからで らむか。古語。拾玉 「あはれなり誰も
そちg神。そつ(帥)またなじ。源「そち きよけり」 世わたるいほぞかしその山科のそでく
よりはじめ」 そでかす ひめ 図補貸姫。柳機七姫の一。 くめまで」
をちやう g 祀朝 Cちぶりの碑を祭り をで かふ 園国 神交。神をかはす。 をで ミくり臼 神括。狩衣、直衣の袖日
て、 出のものを祀ふ時r*用みる轄。信 をで かへす園個 反神。神をかへす。 の下rs、糖をもてさしくくりたるもの。
韓じて、かをでをいはふこを。 古の議み、袖をかへして寝ぬるをきを、 をでーミち g 神日。Q昔、魔、又を、車の
そつ 臼 神。太宰府の長官。正を、横を 思ふ人を、夢ょ見るといへり。古語。萬 下より出だしたる、女房の衣の袖。貸神
の別あり。そち。 「わぎもこrsこひてすべ なみまろたへ の端の、手首の出づるをころ。秩。
をっ-きよg卒去。死めるこをペ三位以 のそでかへししをゆめみ見えきや」 をでくらべ 固 神戦。商人の、債なをを
下、五位以上の人rs いふ) そで がらみ図 神掴。人を掴め擁ふる 定むる時、他ょ知られぬやうrs、神を
そっ す㎞自 卒。死ぬ。身まかる。 具。長き第の先rs、鐵の針の如きもの 軸どを、さしあはせ、手を握りあふこを
(五位以上、三位以下の人 まいふ) をつけ補rsからみつけて、ひき倒すrs なるべしといへれを 確かならず 古語。一
そで あふき g 神肩。徳川時代よ、奥女 用みるもの。 宇拾「四の宮がはらをいふをころみて、
中、中老以上の用みたる肩。長さ六寸七 そできちやう図 神元樹。人の、神をあ そでくらべ をいふ、商人の集まるを
分、ミりのこ紙の地紙みて、めでたき模 ころあり」
げて、顔携ふこを。古語。第花「わかき
-
をできひ 図 神を ものもらひ。こつお のこみひきかさねほうしごの稲かぶし かれ。古語。高「あろだへのそでのわ
き。 かたみ。 乞再。 そめけむ」 かれ*をしけれどたもびみだれてゆる
そで おるし図 神標。昔、軍隊ょて、味 をでの とほり図 神氷。涙の、神よか しつるかも」
方の目標をして、神rsつけしもの。 かりてこほれるもの。狭衣 「くるしう たではん 図 神判。鎌倉、室町の頃、公
たでーだこ図 神風。小さきいかのぼり。 かなしをを、これをいふみやをたもひ 文書rs、認可の謎をして、押したる判
をでつけ ごろも陥 神着衣。神をつけた つづけられて、そでのこぼりをけず」 の稲。
る衣。古語。萬「宮人のそでつけごろも をで のをがらみ g 神筋 たつる涙を、 そで ひやうぶg 神展風。神 よて、顔を
秋萩みにほひよろしきたかきどの山」 そでrsてたさふること。古語。源 「ま 擁ふこを。そでぎちやう。
をでさめ 図 神止。元服して、振り神 して、そでのま がらみせきあ へぬまで そでふり をさ 図 神振草。植物。すすき
を、普通の大人の如く縮むるこど。 あはれrs」 (薄)の異名。古語。
をでなほし図 神直そでごめょたなじ。 そでのを&れ 図 神時雨。はらはらを をで-3る園員 振袖。神をふりて、人
そでなみきさ図 神波草。植物 をはな たつる涙。源「まして、そでのまぐれを を招ぐ。古語。高 「たか山の豪ゆくま
(尾花)の異名。古語。 も、もよほしがちrs」 しの友たほみそでふらすきぬわするを
をでぬれ をさ図 神濡草。植物。なでし をで のをづくミ図 神雲。なみだ(涙)を もふな」
こ(撫子)の異名。古語。 いふ。千載「よそrsこしてもだきし人rs をで ほそ g 神細。神を細く仕立て、左
そでの うみ図 神海。別れなをのつら いつしかをそでのみづくをどはるべき 右の脇の下を縫ひふさぎたる素穂。
き時などrs、袖rsたちかかる涙。 かな」 をでまくら図 神枕。神を、まくらをす
そでのか 図 神香。神よ移りまみたる、 をで の すみ 図 神墨。袖ょっきたる墨。 るこを。たまくら。夫木 「草のはréま
たきもののかをり。古今 「さつきまつ 古、人ré継ひまたはるる時を、袖16、墨 をれはてぬるそでまくら撃やをむすぶ
はなにちはなの香をかげをむかしの人 つくをいへり。古語。新六 「われをの よはのま ら露」
のそでのがぞする」 みたのまさりけりわぎもこがひをかた そこ召 外。Qほか。たもて。枕「みな、
(801)

そでの こ図 神子。植物。いね(稲)の ならぬそでのすみかな」 みすのそをょたしいだされたれを」e


異名。古語。散水「たぼつかなたがそで をでのわかれ 図 神別。きめぎぬのわ 特rs、家、又を、門の外。のでん。
をでごひ をでのこほり をではん
そこ そこものみち をなる
たこ園 まづかみ。なごやかみ。そっを。 すべて、後の方。そをの方。外面。古 をのへたく。俗rs、そなへる。風雅「み
枕「そこ、たちはしりて」 語。山家「ながむれを神ょも露ぞこぼ つぎものたえずそなふるあづまちのせ
(802)

だた
しろた




じるrs






そこあげ g 衣服の縫ひ方の稲。あげを 『れけるそをもの小田の秋のゆふぐれ」

な闘






新を

内 ませすして表の見ゆるをころへあら そこもの みち図 山陰道。さんいんだ


のよれsり
r績




な松
稲よぐ葉 来そ

はして縫ふもの (うちあげょ勤して) うの古語。

そ風
」の
門田
なり
そこ Jるわ 陥 外廊。城のそをみあるく を ながら園それながら。さながら。古

なg
訓れ る


こー


るれ
るわ。羅廊。 語。後撰「海をのみ圓居のなかをなりぬ

なー
たる木



。召

そこで召 外出。外よ出づるこを。たも めりそながらあらぬ影のみゆれを」

すい
なこ「



その
ぎの
そよ

てみ出づるこを。 をなだ ざま個共方虜。やや、へだたり





なやこ
づるえ

れ らむ
そこは Q シ『楚語、墳墓の義』死に たるをころを指示する語。

なー



伏劇


さた
たる人の後を用ふためrs、楚字、又* 経 そなたちま園 共方虜。そなたさまの





文をまるして、その人の理層のをころ 韓。古語。源 「*ほ、そなたちまrsを、

さ物り 。




動物
シもたらやり」 鳥の名。かはせみ(川
は健っる細長きシしてシなほ


)


古語
たふを見よ。新古 「なくなりたる人の をなはず園個 備。そ よたなじ。

動目





。に

かすをそをはょかきて」 古語。撰集抄「あはれをききそなはし」

さえり 。

なじ

そこはちもん じ g外八文字 遊女の道 をなはる闘自 備。Q足らぬこをなく、

りの




、場

中の時rsふむ、足のはこびかたの稲。そ 掃ふ。狭衣「三十三相も、いをよくそな 羽毛青
のさま、八の字をえがく*似て、爪先を はりたまひて」貸持前みあり。具。 きものなるより、あをみかけていふ。記
開きてあるくもの。 そなはる園国自 備。足らめをころな 「そにとりのあをきみけしをまつぶさ
そこ べg外方。そをのかた。古語。 くををのふ。後拾「そなはりし玉のを 『みをりよそび」
そこも g 背面。Q山のかげ。古語。高 くしをさ しながらあはれかなしき秋rs そね 図 備。石まじりの高地。鐘。古語。
「みみなしの青菅山をそこもの大御門 あびぬる」具。 そねまし 隠』競。そねむべきやうな
よよろしなべ かみさびたてり」山陰。ラ そなふ ェ 備。足らぬこをなく、こ り。 ねたまし。 古語。
『"「』
-
-_『ー
=
その図 園。Q薩愛、果樹なをを植うる をは園共。それを 輝『いきゃ、こを 物などきこえたまふけはひ」
ためょ、園ひたる一匿の地 にはは さらr*もやあらむ。そをま らやりかし」 をば づかへ 図 側仕。貴人の側近く仕ふ
たけ。和名「園園、和名、曾乃、一云、曾 をは召 機。物のかを 物のはし。古語。 る人。近侍。小性。近%。
乃布」 貸あな(穴)をいふ。魔宮の忌詞。 宇拾「さしぬきのそははさみて」 をは つき 図 傍より見ゆるさま。古語。
そのいろ-づき 図 共色月。陰暦八月の異 を はう臼 藤紡。すはうみたなじ。 源「そはつきされはみたるも」
稲。古語。 をはうり図 湖瓜。植物。草の名。きう をはづだひ宮園 博。験しき山道よ、
その-かみ図 常時。Q事のありたるその りの古語。 そひて行くこを。
時。大和「一人を、足をさらへ、いま一 をはか 図 闘劉詞。『楚語』呪文の末r 稲 をはひら図 傍。かたはらよたなじ。古
人を、手をどらへて死にけり。そのか ふる語。 語。竹取「その山のそはひらをめぐ
み、親、いみじくさわぎて」Q過ぎょし をはがほ 図 側顔。よこ顔。顔の牛面。 れな」
時。いにし時。むかし。源「そのかみ 古語。狭衣「そはがほの、御藤rsすきて をはひら みす g 俊不見。傍を顧みずし
のたい木ま うべもくちぬらむうるし小 見ゆるを」 て、1 直線rs奮ひ進むこを。盛衰「そは
松もたけれひょけり」 をはをは園 端端。はもはも 「よたな ひらみすの猪武者」
そのーきざみ 陥 共刻。その日。その常日。 じ。古語。源「中納言の君をいふ、ちか をはふ 園国自 職。Qたはむれさわぐ。
そのこま 図 共駒。碑楽歌の曲名。碑 うさぶらひて、そはそはみけり」 そはつく。そはゆ。俗rs、そはへる。枕
「そのこまぞやわれrs草こふくさをど をは-をはし 國』積機。かをかをし。よ 「えもいはやり、興ありをたもひたるを、
りかはむくつわをりくさ*をりかはむ そよそし。古語。源 「弘微殿の女御、又、 そはへたる小舎人童などrsひきをられ
や水をとりかはむゃ」 この宮をも、御なかそはそはしきゆる」 なくもをかし」Qあまゆみたなじ。俗
その ふ 図 園生。そのよたなじ。古語。 をは だつ 園自 峠。高く鍵ゆ。かどだ よ、そはへる。
をは図 興。けはしきさころ。きりぎし。 つ。そびゆ。「山、たかくそはたちて」i をはみら 図 験路。けはしきみち。
がけ。古語。夫木「人をはめふゆのや i国冊 時。そはだたしむ。かをだた をはむ園国 側見。Qそむく。他の方
(803)

まちのさびしさrs垣根のそはrs㎞たり しむ。 一端をあげてたこす。もたぐ。 へむく。かたよる。源 「うちまもりた


居て」 俗み、そはだてる。源「枕をそはだてて、 まへむ、はちらひて、すこしそはみたま
その をは をはづかへ
-

(804)
そばゆ 闘旨 職。そはふみたなじ。一 りよけり」

をはやく 宮側役。諸侯の側近く仕ふ
よは重歯語るりめ



ゆ図
八見
(









古さま

)
。 むたは

かを




















の く

瀬 む。
植を


g






古物

)
韓き語 (
動こと



せそ






川 めみ

る役人。たそはづをめ。侍臣。

みゆ」傍観。
づれを、いをご血そほえして、人を、人 怒らす。そびえしむ。
俗ま、そはえる。義経記「競慶え、血のい一をびやかす国国鶴 撃。高く立た しむ。 らむ。 はむ






られ


みやし




じき


あぞ








りきせ くらし


語 古かし
林く
ひ。


け集
とふ

びを


あょ


しききもす葉語

へるかたはらめも」Q爪はじきしてき
つね

















。 けょ

め さやか






-
|















、 せ

人 」










かる び。
さそ




だミ
いひ

古語さ
の すそく こもの も











くり

」 いぎり



たま
なかき
かへ
き松


うや




そぎらまめ そ
しこ しめ








は む

き 向 たま


Q



i

ねむ
なら みこえ



きまま


ふうら
き にくき
いころ




こら

めかし
さま

そばむ意さ
そひ ぶね 図 添舟。もをぶねよそなへ

をひg 傍。そひたるをころ。かたはら。

をはな 図 務夫。『そはを(側男)の義』
たる小さき舟。散木「いをほしやまだ

ほをり。古語。萬「いかほろのそひの若
うき事をそびぶねrsうつし心もなくな

まををこ。みそかを。まぶ。密夫。

をもたもはり」

をはを
をびやかに 園 競。高く立てて。たけ

あs
Q






r




加 る ひなか
せを


g




。 らし
語 びけ





Q

なる
たかく

花さかめがよみもそへてだょ見む」

なぎらら ふ





ふら





ぬか よぞそ そ
Q







r


なたま
。 りす
い契でよ
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へ る ひみ また











しむ たきほる そ
かへ

つゆ
Q




が そかり

あて


ひか


自れ。
る しるむ 。
rすs 。
増上










俗 は

Q

あ添
i
ふ なれる る


*



Q


連かかり みいなそ 海


ほら






松 よの






また


づ り
穂 からし


くを






Q


たは 従
居き

つき
なく






ふ る つる


その


Q





こ く のり


*
r
びら





の うり





古語





が そ
ぎ しやかにすく う
びる

ま、



」 古う穂語
空たかく
よ。






をびやかに
そお g 地浅。み づ(水)の異名。古語。 を、すきものの、そへ ごををまうすぞな をーほう 図 素封。g謀をなけれをも、富
をふーあし 図 添足。蹴闘の時の足の踏み どて、みずの前rsよりて」 を、王侯 よ比すべき人。
方ょいふ語。」 そへーち 図 添乳。赤子を共み駄して、乳 そぼきg 歴草。質物つまびらかならね
をぶ が-つかひ g 蘇武使。『支那漢の蘇 を飲まするこざ。乳哺。
%と、ある説rsを、馬の胸、又、馬のわきは
武、胡國ré使して、十九年目 よ騎れる故 そへ-づかひ図
副使。使者ょつき従ひ らのをころならむをいふ。和名「歴草、
事よりいふ』使者の騎りの運きこを。 てゆく人。 貧保岐、俗、曾在岐」
をぶき図 歴草。そぼきよたなじ。古語。 そへ-て園 添。くはへて。一ま よよし をほづ g 案山子。かがし。古語。
をーふく 図 素服。製の時よ着る、自き衣 古今
て。拾遺「もみちはの色をしそへてな 「足引の山田のそほづたのれさ へわれ
服。績後「母のたもひrsはべりけるこ がむれむあさくもみえり山川の水」 をほしをいふうれはしきこを」
ろ、後鳥羽院のそふくたまはりて」 をへーに団 然。そのごをく。さやうよ。 をほつ 園自 満。そばっを見よ。古語。
そへ 図 酸。酒を離す時、もをょ加ふる、 古語。拾愚「けふそへに冬の風をを思へ そぼつ 闘目 橋。ぬれをほる。ぬる。
蒸したる白米を、魏を、水をの稲。そひ。 をもたえりこき下すよもの木のはを」 この語、古くも、そほづを、つを瀬れり。
をーべう 図 祀廟 先祀の鶴屋。たたまや。 をべ-ほんだ 図 男の髪の
をへーうた 図 調歌。ものょよそへて、調 川氏の初めrs流行せる野郎 結び方の名。徳 古語。楽花「たもひやる人もあらじを
頭の一種。 賞のなど春雨réそぼちてをなく」i
する意rs訳める和歌。古今 「そのむく 中刺を、廣く刺り、髪の間より、中刺の 項目冒 編。前のそばつよた なじ。古
さ、ひをつréをそへうた」 見ゆる様rsして、根を、緩くつけ、月代 語。萬「心rsもあらでそぼつる秋かな
そへーうま 図 添馬。Q車の韓の外よつく へのぞきたるやうrs巻きたるもの。 いかrsいひてかほすべ かるらむ」
る馬。Qのりかへの料をするうま。ひ そへーやく g副役。本役の次rる歴ひた をほさ図 案山子。かが しの古語。記 「い
か へうま。駿。牽馬。 ちて、その動務を助くる役。副官。 まよ、山田のそほとをいふものなり」
そへ-ぐる ま召 添車。いだもくるまみ をほ 図 緒。赤色の土。古物
たなじ。
をぬるよ用 をほ に陥 緒士。赤き色の土。あかつ
みたり。古語。萬「まがねふくにおのま ち。古語。紀「緒、そほに」
そへーごこ 図 添言。助けそふるこをほ。 そはの色ょいでていはなくのみぞわが をぼ ぬる闘 目 透儒。そぼそぼみぬ
(805) 助言。空穂 「なほなほたはせや、かれ こふらくを」 る。ぬれわたる。俗rs、そばぬれる。
をぶ そへち をほう
- - - -
をきがば を次びこ

らむ
まつ

をほおね g 緒船。あかくめりたる船。 が そまびこg 抽人。柳木を伐り出だす


*

下す





川 川

古語。萬「旅rsしてものこひしきょ山 人。そまやまびを。権夫。古今「そまび

(806)
そま
がれりま まの







やま
らき

下のあけのそほふれたきréこぐ見ゆ」 をを宮木ひくらしあしびきの山のやま
ほその

」 めこ

なが



をぼ-3る闘員 南、ま づかよ降る。細 びこよびをよむなり」




雨ふる。ま よばま よ ばをふる。古語。 をまむきg 薬。植物。草の名 そは


樹仙そま
あrs
生じ
Q





-
て る山

古今「まやのびré、人rs、物をいひて、後 むぎrsたなじ。古語。著聞「かしこみ、
柳せる山
だQ
。出
伐り
より

ré、雨のそばふりけるみ」 ひたはへてはべるそまむぎなむこれな
くそ
組を



g


、*
み木
だし
をほる 闘 員 職 たはおるrsたなじ。

るをいふをききて」
古語。源「うちをけてそほれたるを、さ 河て




流し
より
す 上
こ そ*やま 図 仙山。材木をとるためょ、
伐まりだ

出を






くみ
る方ょをかしう、罪ゆるされたり」 樹木を植る つけたる山。そま。
ます
é やまさ
ひく
くみ





木 だ
をぼる闘個 倉。むさはるみたなじ。 をきやま がは 図 仙山川。抽木を流し下

ら よあづさ
つなご




のむそ
そ* 臼 地。Q材木ををる山林。神山。

r

す山川。そまがは。古語。月清 「夏を
伐り
Q



材木
たる



貸山林より なほくれもたそくやたもふらむそまや一

伐そ





よー

木*り木



す業
。 。水
きを

伐こり
そ る

まがはをたろすいかだま 」

伐り
だまや
山 やま


「 す







橋夫。 をきやまびこg 抽山人。そまびをみた
柳だ

みほ






の柳山

みくら かさね

つそ
中くり

まてた
そまい なじ。堀太「夕暮み道や惑へるもを木

ちよの

あふる




も郡

さめ いた ま
なろこし

ひくそまやまびをも友よはふなりに

つそ
抽ー

げ。

神*
ひ臼


くりま水





けり
さり

をまりg 染。そまるこを。染まりたる一

する
やま




こと
まげ

かげ
あそ

g



*

ま きよ




方げく
なり

いろあひ。

もぎ
そか
すむ
わが


つくり


萬古たる
やまきわ 集、


(


のこ葉語ろ


そまる闘自 染。Qその色ょなる。色

*
べみ麻



」 る
たのえる をむ
あ請


づく。Q他の風rs移る。かぶる。

採る



柳そまり木
伐こり
こを
こさいふ
みなり




)
そまぬり
たみかくだ g 山伏。やまぶし、又ょ、



たくれ
かの

まじるもえらやり妹 又、その人。 修験者の異稲。古語。奥儀妙「あらかし
- -
のま らぬ山路をそみかくだたかねのつ -
損。Q利を失ふこを。盆のなくな わうのみたまふ 例、たほくもあらさり
づきふみやならせる」 るこを。損亡。空穂 「物の費あるこを けれど」
をみん をやうらい 図 蘇民将来。『素護 をかぞふれを、多くのそんなり」e易の ため-いだす 園ェ」染出。そめて、模様
鳴奪の故事rsよりて まるすをいひ博 封の名。六十四計の一。 をあらはす。源「このよの人の、そめい
ふ』疫病をさくる神時よるるす語。 そん-きよ 図 鶴居。濃式の名。貴人の前 だしたるをもみえり」
をむ 闘 自 染。そまるよたなじ。源「こ を通る時、そをつくはひ、手をつきて通 をめ-いひ 図 染飯。色をつけたる飯。
の世rsそみたるほどの、にごりふかき るこを。 をめいれ 図 染入。種種の色を、染めく
rsやらむ : 染。その色rシ そん- さ 図 貧者。そんを やの約。古語。 はふるこを。_
す。まみこます。俗 よ、そめる。源「世 雅装抄 「大臣のそんさのをりえ」 をめいろ 図 蘇迷慮。まゆみせんrsた
よなきいろあひにほひを、そめつけた そんーおき 図 損色。損じたるをころのづ なじ。
まへを」i初。はじむよたなじ。(多 しき。古語。十訓「家司なにがしみた をめいろのやま日朝湖山。お3み
くを、熟語ré用みる)源 「ゆかしげなき ほせつけられて、まづ、そんぶきをさら せんréた なじ。
こををしも、たもひそめたまひて せrsつかはしたりけれた」 をめーがは宮 染軍。染めて、色を着けた
をむくミ 園闘目 背。Qもをる。ちがふ。違 をんーおや図 奪者。Q大臣大響の時、第 る革。いろかは。大和 「あだ人のたの
背す。源「うき世réをあらぬをころのゆ 1 位rs座する人の稲。古語。源 「人人 めわたりしそめがはのいろのふかさを
かしくてそむく 山路rs思ひこそい のろく、そんお やの大臣の御ひきでも みでややみなむ」
れ」 Qさかふ。はむかふ。謀叛す。「官 のなだ」 Q名僧、智識の稲。 をめーがみ 図 染紙。Q種種の色よ染めた
よそむく」:国冊 背。背rsなす。 ぞん-ち 図 存知。ある。ぞんする。さを る紙。いろがみ。Q備経の稲。斎宮の
俗ré、そむける。玉葉「宿をあれて壁の る。平家「十二三réならんやりるもの、い 忌詞。斎宮式「備稲中子、経稲染紙」
ひまもる山風reそむけかねたるねやの まを、濃義ぞんちしてこそ、ふるまふべ をめき 図 染木。煮出しなどま て、染料
をもしび」 きre」 をする木。蘇紡木の如きもの。
(807)

をん 図 異。Q易の封の名。八封の1。 そんーわう図 孫王。天皇の孫。皇子の ぞ-めき 図 騒。ぞめくこを。さわぐあ


Q方位の名。辰巳、即ち、東南の間の稲。 子。王孫。源「かものいつきょえ、そん そび。たちはたらき。挑戯。萬「ます
をみんをやうらい そんきよ をめいだす
(808) そめき
そめのけ たび Q 染分足袋。種種の色rs
をも
ため




木。
第そ綿め
たる木 かさため
そめ
ひめ

Q




つる は



染たる
。矢
のめ そめ


染。
図、



あて
ょ殿り ぞ
/





そめく
Q署

古そ

らをえ次の剤みなぐさもる心もあ| 多くを、意義なく、競語み用みる。それ」を やっ偲共奴 他人を基り呼ぶょ用み


らむをわれをくるしき」
いふ縁より、そみもこころよかけてい
染め分けたる足袋。主rf院したる皮を

ふ。高「こま人のひたひがみゆふそめ
ゆふのそみし心をわれわずれめや」
用みる。元縁時代rs流行せり。



扇 ものせ 砕
きから
うつろ

やむ
」 。
輔集

そひめ






へ親め 島





。 めろ て




あ。 そぶん 語
ささめ
く 。


そき
「は



Q

さめわ 」 まき
ころ

も あ

たつき

そめ


よねる
めきて



まる






た るま

ためきがある
がある 臼 楽木汁。あかねをつ ろしきもたほかりをみたまふれを、そ
柳。上をさして、下を起す語。

機を
をや個それや。古語。後拾 をしほや」をよそよと国 銀塾。そよさを=ねて

そやし を

征。
図ょ

み矢
用古。


あふるまっ

撰さそ
のられ
矢るさや
語ré 。


かて
を強

つを
の継さねまむ を
そもそも


Q ら」
ふ さ園
も仕












g









後 ん那きと必ず

も。さなれを。さて。源「すみぶん、よ」 る語。そいつ。すやっ。

さ国

いふ
) そ、
さみ
古らにれら語 も
。 る ré も
まえ
る」
じき


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から」
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そか
ょさいで
たえそれ
むよ


うる
みそ

だな
をり
らび
のちてが
i

なほや

す秋風

すきの
まこするもみえすふりつみ しそやすべ

㎞のシ
らぎのみゆきなるらむ」

い志
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らょ
人」
あひ
貸り

しいつの


いは

かなる


てむるかなの
ただつ。

その
なる
まで
なげき
うるか




よよ



よぎそ萬

ははろ





ひや
ろでそ ご


もたま

かな


もさわさ


さ。

古 そ日くい
昨こそ
早苗
のわぐひたる










くひ



&




そぎ
。たよそよっ いかにも
音 みた
なじ

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初夜

Q
な初じ夜



*
たそか

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(語


ふだしれ文く

たつ ェ 映誤。よびたこす。

の」 の。六帖「こさわりゃうらむることも







a
思ひ


発語
て。
する

そよこ園 物の、風まふかれ、又* 3ら』

よさらに一夜はかりの夢をやをみる」 一
ならのかれ葉のそよそよをいひあはせ
つついづらちるらむ」

いふ語。さやさやを。詞花「風ふけを

をやつ
を重ねて用みたるも

れなをま て、相鍋れて発する音ょいふ。 えなましかむ」Qいつはり。うそ。 そら-きかぶ して園きこえぬさまよ見
順集 「そよ*となる秋の萩だみなかりせ そら いき図 魔行。外み行くを稲して せて。古語。盛衰「その馬まみらせよ
むなにみつけてか風をま らまし」 いつはること。宇拾 「そらいきをま て をたほせけれども、そらきかすもて は
そよーに 副 そよぎみたなじ。萬「ささの うかがふ夜みてそありける」 やゆきけり」
はをみ山もそよにさわげをもわれてい そら-いろ 図 空色。晴れたる室の如きい そら-&もり 虚曇。雨降らすよ曇るこ
ももふたきてきつれむ」 ろ。うすあをき色。源 「そらいろの紙 ど。雨降らむをして降らぬこを。新六一
をよぶく 園国国 風そよそよ吹く。 のくもらはしきré、かいたまへり」 「あまやどりあはしをたもへをみちの一
をよ めくミ 園国 自 そよそよぎ鳴る。そよ そら だぼめきgそられぼれょたなじ。 ペのそらぐもりするゆふだちのそら」
そよをす。古語。靖鈴 「少し笑ひて、 古語。十訓「うちまめりたるそらたぼ そら「ごころ 図 慮心。いつはりのここ
よきほどrs、うちそよめきていりぬ」 めきのほど、あまりrs、色ふかく態し ろ。空穂 「まこをみてかきたまへるra
をよ や個 そ みたなじ㎞鈴「剤、 うて」 やあらむと、のたま へを、大将、いをゆ
さるこをありきかし」 そら-だぼれ g いつはりて、たぼろけな ゆしきこをみなむ、なでふ、そらごころ
をよりこ園そよそよどみたなじ。今昔 る風をするこを。そらをぼけ。古語。 réてかま 」
「そよりそよりを鳴りて動きけるを」 源「そられぼれしてなむ、はかられまか そら ごだへ 図 慮答。偽り答ふるこを。
をよろ こ園 物の鳴るさまrsいふ。古 りありく」 空穂「そらごたへをま 給ひつつ」
語。枕「みずをもたげて、そよろをさし そら-がくれ 図 虚隠。賞をかくれたるょ そら-ごこ 図 慮言。いつはりこをは う
いるれを、竹の枝なりけり」 あらねど、ここrsあらぬさまrsよそほ そはなし。たはかりごど。萬 「あさち
そら 図 空。Q天地の間。たほそら。虚 ふこど。詞花「よの中の人の心をうき はらをのょまめゆふそらごとをいかな
空。貫之集「棚ちるこのまた風をさむ くもよそらがくれする有明の月」 りをいひて君ををまたむ」
からでそらみあられぬ 雪ぞふりける」 そら-かぞ3 闘 空数。そらみて、たほよ そら ざやg 魔朝。轄の、刀身よりも、
Qをり。をき。時節。候。Qをり止むるを そょ敷ふる意より、石gみかけていふ。 さらré長きもの。
(809)

ころなきこど。小大君集「あはれをも 萬「そらかぞふたほつのこがあひし日 そらし g 賞本。植物。草の名。葉、薬、


草葉の露やをはれまし道のそらみてき réたほみみしかをいまぞくやしき」 をもみ川 *似て、夏自き花を開く。根」
そよに そらいき そらきかすして
そらおに そらだきもの そらなやみ
を、紫色を帯お。和名「賞本、和名、佐佐 をらだきもの図 空魔物 そらだきのか 木「ちはやおるただすの碑の森 rsして
(810)

をり。源 「そらだきもの、こころにく そらなきまつるほどをぎキかな」


波曾長之、1 云、曾員之、根上苗下似賞
くかをりいで」 そら-なやみ 図 虚病。にせやまひけび
故以名之」 み
召 虚頼。たのみrs思ひし やう。源「いたうそらなやみをあて
そら-おに g 虚死。死にたるさまをよそ そら-だのめ だりごこち いをたへがたうて」
こどの、せんなきこを。質なき約束。婦
ほふこを。 暗。心のみ よて推し量りて。
そらーをやらぬーあめ 召 空不知雨。なみだ 鈴「さだめなくきえかへりつる露より そら-に 団
源「それま かあらじを、そらに、いかが
もそらだのめなるわれをなになり」
(源)の異名。古語。後撰「そらみらぬ そら-ちやう 召 空鏡。用みたたやりなれ *たしはかりたもひくたさむ」i空。
あめréもめるる秩かな三笠の山をよそ Qたちつかりré。うかれて。源「いかな
る錠。
réきつつも」
ょもあらで、何をな るここちょて、かかるこををもまいづ
そらす 園個 逸。Qにがす。のがれし そら で召 空手。病 らむを、そらにのみたほしほれたり」
む(鳥、又を、馬などrsいふ)大和 「よる く、腕の痛むこを。老年の人réあり。
Qいたづらrs。あだ よ。貫之集「まこを
ンSる、これをあづかりて、をりかひたま そら-さけ
図 空解。結びたる搬経などの
自然16解くるこを。
かをみれをもみえぬたなはたをそらに
ふほをよ、いかがえたまひけむ、 そらも なるべし」
国自 空取。中室rsて、鷹が、 なき名のたてる
たまひてけり」ほ 狙ひより外れて、他へ そら-さとる みた
鳥を捕ふ。古語。堀次 「あかねさすみ そらに みつ 園空園見津。そらみつ
飛はす。(矢、又を、銃九などrsいふ)Q なじ。萬「そらみみつやまどをたきて
気をそこなふ。古語。「人をそらさす」 かりのを野みたつきぎすそらをるたか
あをによし禁長山こえて」
はりの réあはせつるかな」
そら-せうそこ g 虚消息。いつ
空取鷹。鳥をさりそこ そら-ね 図 虚音。質ならぬ鳴き盤。拾遺
消息。古語。源「そらせうそこを、つきづ そらこる たか 図 「こる たててなくをいふをも時鳥たも
ねたる鷹。
きしうをりつづけて」 ををぬれじそらねなりけり」i歳寝。
そら-だき g 空薫。ごこともなく、薫物 そら-な図 虚名。なき
な。あだな。うき
な。朝忠集「中将rsて、そらな立つころ」 いつはりて、寝たる風するこを。たぬき
をたきくゆらすること。夫木「 にほひ
g 虚泣。なくまねをするこ ねいり。枕「そらねるたるこそ、いをね
くる花橘のそらだきえまがふほたるの そら-なき 夫 たけれ」慮服。
火をや ざるらむ」
き。いつはり泣くこと。うそなき。
をらーのひひ g 成拭。偽りて、涙をのご そら-像け 図 空惚。そらさぼくること。 きちがひ。ききそこなひ。伴聴。狭衣
ふさまよ見せかくるこを。源「そらの そらをぼけ。著聞「そらぼけなるたま 「いなや、ここ ま、男のけはひこそすれ、
ごひをえて、さらrsこそまろまね」 ひそ」 そらみみか」 聞きながら、聞かぬ風を
そら-のみだれ 図 空剣。そらあひの悪 そら-ぼめ 陥 慮撃。心ょえ、さほど思は するこを。
しきこを。雨風などのあるるこを。暴 で、ロさきのみrsて撃めたつるこを。拾 そらめ 図 空日。見あやまるこを。みち
風粛の兆あるこを。古語。源 「かしら 玉 「さみだれのたえまがちなる雲のあ がひ。みそこなひ。誤認。源「ひかりあ
さしいづべくもあらぬそらのみだれ ひをそらぼめをする人ぞありける」 りをみし夕顔のうは露ま たそがれをき
16、いでたちまみる人もなし」 そら-まおり召 虚参。まみりたる風を のそらめなりけり」
そら はづかし國己 空差。心差かし。何 するこを。空穂「いかでか、そらまみり そらーめくミ 闘自 そらごをらし。たしか
をなくはづかし。俗rる、そらはづかし ま たりをもこそ、ただまるしはかりrs ならぬやうrs見ゆ。古語。空穂 「この
い。源「そらはづかしきここちして」 てもなど、きこえたまふほどrs」 朝臣そらめきたりけるを、いをまめな
そら ひじり図 慮聖。いつはりの聖。な そら みだる園国自 空園。雨風みて、 りをみるものをなむを」
まぐさはうやり。今物語「むらさきの雲 空の景色みだる。古語。源 「雨などふ そらものがたり 図 空物語。いつはりの
まっ島よすめむこそそらひじりをも人 り、そらみだれたるよ* 」 ものがたり。後撰「そらものがたりな
のいふらめ」 そら-みだれ 図 虚衛。酔ひたる風をする をまけるををこの」
そら-ぶき g 空吹。空を仰ぎみて、何げ こど。そらる ひ。古語。源「いをいたう、 そらものーつくミ 園国国 加つきなどのさ
なきさまよつれなしづくるこを。曾我 そらみだれして」 まrs見ゆ。古語。宇拾「この女の、ま を
「さりながら何げなき鶴rsもてなし、 そら-みつ園 空見津。空より見るの意み ぎほしがりけれを、そらものつきて、か
そらおきま て、誇のくくりが騒りし故 て、碑代の時、鏡速日命、大空より、大和 くいふどて」
réをいひけれを」
園を見て天降り給へりをいふこをより そら-ゆくミ園国自 空行。そらを行く。そ
そら ふす 園自 空伏。そらねをするこ やまgréかけていふ。萬「そらみつやま らをさぼる。後撰 「思ひいづるをきぞ
(811)

を。盛衰 「首をきり神rs裏みて家rs騎 をの國をたしなべてわれこそをれ」 かなしきよの中をそらゆく雲のはてを


り、そらふして思ひけり」 そら-みみ 図 空耳。Q聞き誤るこを。き ま らねむ」
をらのごひ そらぼけ をらめ
そらゆふ たりいづ
そら-ゆふ g 空遊。いを3ふみたなじ。 一 そりみのるまで」 は したかの影もみじ野もりのかがみ薄
直進


いづ
そり






古語。萬「そらゆふの隠れてませを」 氷して」 eg任ひて、他方rs進みゆく。


(812) そら-ゆめ g 魔夢。ゆめを見たりを慣る
ころ 。み





む窪
他方か

古語。落窪「このごろ御心そりいでて」
こ「


てのごろ
いで
そり 古

こを。散木 「子どもあらをそらゆめみ -
個 刺。毛髪を削り落す。する。源
り名











なりー

「いかで、この髪そりて」

てやかたらましなすらひならぬかけを
古語
いふ

わずれて」 それ 個 共。目の前みあるほどの物を指
りー




そら7わらひg 慮美。偽りわらふこを。 国自 反返。甚だしくそ し示すrs用みる語。萬 「いけべのをつ


うそわらび。つくりわらび。乾笑。 る。 そりて、うしろの方 へ曲りか へる。 きがもさのま ぬなかりそねそれをだよ
そら みひ図 慮酔。偽りて、酔ひたるさ そりミつがへる 闘自 反返。そりかへ 君がかたみ ょみつつま ぬはむ」“基。



ちる


そい



もりごの
くっ
まをするこを。源 「そらる ひをま つつ たしかょ その物、その事を指さすょい
へり


かくのたまふ」 ふ語。土佐「それの年、ま はずの甘日あ
三日月方
ざけ
後そり



grs
なり

そらーをしみ 虚情。偽りて、惜むさま まり一日の日、いぬの時r*かごです」

ーの男子
たる
さげ
そり





をするこを。萬 「わずれやりななほさり それがし個 基。『それがめし(共が主)


g





り方
高く橋

の署』Qたしかみその人を、名ささすr





のきみ はそが







たりきる
如みそ
のそら」 いふ語。宇拾「三井寺み、それがしとい

また







Qりる


そそり



さま
たる

ふ僧rsあつらへて、書供養をさせてた

そり
そり
まゆ
たる
まゆみ





ほしくど の
こか









を そ

べをいひて」Q自己の名réか へて用み

まりし
まむきし ま




。あだち
そみ


こころき や
はべも



なからめ

る語。我。私。



そり
ひゆみ
らを




合こQ

じを






もち

それぞれ 国夫夫。たのれの。めいめ

渡橋
わた
そり




*

の 殿
る が
投っ


こと
する

。 語

い。源「女君をもろをもみ、今めかしき




渡殿
ある
乗ゆきり て
みもれ




:
つ」


、s
を、それぞれをえりをどのへさせ給ふ」
r

あら
Q




そる





ぬか
けら 行く

ふり を

みる






具 それ だかg 過賞。逃げたる鷹。
しなあらち山こしのたび人 く。難れ行く。夫木「けさをしもそる それに隠然。あかる。シ
し」
るみ。枕「頭つきたまはぬほごを、殿上 をれを、だうたむこををたもふ」
のだいはんみ、人もつかす。それに、弘 たいg たいの割の署。古語。伊勢
方を、豆びをもりをさりて」 五十音闘中、多行第一の音。舌 「西のたいrsすむ人ありけり」
それもの図競物。Qなみならぬもの。 音の一。上鶴よ、舌を接し、日を だい 図 豪。Q物をのするものの纏名。
かはりもの。Q世をすねたる人。心た 開き、気息をもらすを同時rs、上 案。宇拾 「をの、だいをひきよぜたま
ひらかならぬ人。 た 鶴より放ちて競す。この音を、 ひて」e岡地の平らかなるところ。小
れ や図 適矢。但ひはづれて、他へ飛 明音なるう、お よ連なるをきは、 阜。高地。「駿河だい「鴻のだい」i
がたる矢。ながれや。 ○ gの如く呼はる。たを へを、 鷹の離。i題。Q詩文を作り、歌を詠
をろーお 図 荒。植物。草の名。み(蘭)ょ 答群豪の類 む種をする主意。伊勢「あまの川のほ
たなじ。堀太 「そろみたふる野澤の荒 たの濁音。この音を 引音なる をりよみたるを、だいréて」Q詩、歌、文
田うちかへ し いそげるまろを室の種 *こ う、およ連なるをきえ、 の如く 章等の主意を、その始めrs、簡単rs掲ぐ
ブ〜 るもの。Q議論などの主意をする獣。
かも」 _ 呼はる たさ を、だうをく 道
をーのう図 孫王。そんわうの署。古語。 徳)だう(堂)等の類。 Q書籍の名補。標題。外題。書名。
源「加茂のいつきよえ、そわうの居た た 図 貸。ための古語。備足跡歌「人の だいえんーれき 図 大術属。淳仁天皇の天
まふ例」_ 身を得離くあれを法のたのよすがをな 平賀字七年より用みられたる暦。
をーお 図 初位。古の制rsて、位の階級中 れりつどめもろもろすすめもろもろ」 だい-だん g大闘。八将碑の一。大歳碑
犬も卑きもの。即ち、九位の次。i所
-
他 ほか。除。空穂 「よびはべり の皇后。その年、この方角ré向ひて も、
貸 『みよみの約』まわさ。ふるまひ。 しょ、まかではペりしかで、たの事まし 出産などをするこをを忌む。
古語。 まさやり」 だいだん-けうしゆ 図大思教主 備数の
をみつ 図 園越。きよらかなるこを。 た園誰。たれの署。古語。記「みむろ 語。穏迦の稲。
(音楽なをよいふ) よつくやたまがきつきあましたよかも だい-かいg 大海。Qたほうみ。そをう
をな園共。それを。萬「わがやをの花 よらむ碑のみや人」 み。大うなはら。大洋。空穂 「だいか
ぞさきたるそをみれど心もゆかり」 だ 図 鋼。ぜにうち。賭銭。徒然「養を いよながるるをたすくるものもなし」
それもの たい
だいかう たいきん たいくのうだいふじん
(814)

貸株茶家まて用みる、茶入の一種。 だいきんg 大 。重き禁制 禁令。様。御祀父ょあたらせ給ふ天皇の妃。


だい かう図 代香。他人よ代りて、焼香 だいきやうg大劉。古 正月三日、禁 たいくわうたいふじん日 人。
するこを。 中r*て、中宮を、東宮をより、大rs、群臣 天皇の御 祀父 réあたらせ給ふ天皇の
-
だい-かうじ 大樹子。くねんば(九年 ré、響を賜はりしこを。これを、二宮の 夫人。
母)をいふ。宇拾「たいかうじのやう 大襲をいふ。群臣、二宮を拝して 後、玄 だいくわん召 代官。Q名代の職。Q徳
み、粒だちて」 門の西廊rsて、中宮の響を受け、東廊 川氏の頃、勘定奉行rs属し、庄屋を支配
だいかうてんわう 臼 大行天皇。天皇の よて、東宮の響を受く。又、始めて、大臣 して、年貢、人別なををつかさどりし地
崩御し給ひて、未だ、陰を奉らさる間の をなりたる人の行ふ大響を、大臣大響 方役の長官の稲。今の郡長の如き役目。
奪稲 。 をいふ。宇拾「このだ いきやうの日を、だい-ぐらんg 大願。大なる願。源「た
だいがく-の-かみ図 大學頭。大學察の むつきのこをなれをも」 ほくのだいぐわんをたてたまふ」
長官。 だいきやうじ 図 大剣師。古、禁裏御用 だいくめんをよ図 代官所 代官の事務
だいがく-れうg 大劉。古、式部省 よ の経師、又を、経師の長。 を取扱ふ役所。今の郡役所の類。
属せる寮。記博、明経、明法、算道の、四 たいきよく でん 陥 大樹闘 だ だい-けうくわんg 大叫喚 備数の語。
科の撃を教へしをころ。記博を史博を、 んみたなじ。 八大地獄の一。
詩文を、明経を経書、明法を法律、算道 たい くん 図 大君。Q剤みたな だい げきg 大外記。けきを見よ。
を数撃を専門をす。 じ。Q徳川氏の頃、外園へ封して、将軍」だい-げんすみ g 大元帥。Q天笠の碑の
だい がさ 図 翌。被笠を、袋よ入れて、 の別稽をして用みたる語。 名。昔、治部省よて、正月七日より、七
様を添へたるもの。貴人の行列 よ携へ たいくわうたいこう陥 対皇太后。天皇 日間、大元帥法をて、御斬あり。a綿大
用みる。豪傘。 の御祀父ょあたらせ給ふ天皇の皇后。 将。大都督。Q天皇を、陸海軍の部督
たいか の い g 割F割 婦人科の賢者。 たいくわうたいくわうぐうをき図 太一 者をま ての算稲。
だい-か 3 g 太閣。Q闘白を鮮して、内 皇太后割職。太皇太后宮の事をうかさ たいげん のほふg 大元引。だいげん
覧の宣旨のみを残されたる人。Q闘白 &こる職。古を、中務省rs属せり。 すみのQを見よ。古語。楽花「だいげ
の職を子 よQづりたる人。 たいくわうたいひ 図 太皇引刺 天皇の一 んのほふをいふこをえ、ただ、たほやけ
のみぞ、昔よりたこなはせたまひける」 だいごく でん 図 大極殿。古、八省院の 備教、陰陽家rsても、素議鳴奪rs配して
たいけんもん図 得闘門。宮城十二門の 中央みありて、天皇の政をきき給へる 祭る。績詞花「わが命rsめしか へよど、
一。宮城の東rsある三門の一rsして、 正殿。たいきよくでん。 たいさんふくんょまうしけるほどrs、
陽明門を、部隊門をの間ょあり。 だいこくーゆ 図 大黒湯 『護國院みを、大 いきいでて」i泰山府君。『棚町中納
だい-こ 図 大戸。C中古、人戸を、四等 黒天を祭れるよりいふ』 東叡山の護國 言成範、泰山府君rs斬りて、その花盛
ré分ちたる中の、第一等の戸。Q富め 院rsて、正月三日、参詣人rs飲ましむる を、三七日 延べたりをいふ博説 よより
る家。かねもち。豪家。 もの。湯の中rs、餅をひたしたるもの。 ていふ』 植物。木の名。標の一種。花
だい-ごう図 退紅。Q染色の名。桃色の だい-ごふ 図 大業。きでん(紀博)ょれな え、八重rsして、大きく、色濃紅なり。
うすきもの。eお よぼくの類。桃色の じ。平治「たいごふもをげ り、儒官rるも だいし 傾 離。たぎしの音便。古語。和名
狩衣を着て、履、傘などを持つ人。 入れられやり」 「蛇、正船木也、楊氏漢語抄芸、花、船尾
いこうしゆg大公乱。天皇の伯母 たい-ぎう図 胎蔵。備数の語。たいない 也、或作桃、和語、多伊之、今案、舟人呼
ぎみを申す。 rsたなじ。 挟抄、貸批師是」
だい-ごミg 大曲。琴の調の名。古語。 たいざう-かい 図 船蔵界。備教の語。密 たいーを 図 太子。かねて、帝位を嗣ぎた
源「たもしろきだいごくどもの、四季 よ 教rsて無差別界を指したる語。 まふべき御方を定まれる皇子。ひつぎ
つけてかはるべきひびき」 たい さく四 勤策。朝廷よて、人才を登 のみこ。まうけのきみ。皇太子。東宮。
だいこく てん 図引園天 『大國王命か、 用せむがためrs、寧識を試験せむをて、 空穂「たいしの、さものせられむょえ、
大己貴命かを音請して、大國を誤れる 題を出だして、その答交を作らしむる いかでかま 」i太師。だじやうだいじ
ならむをいふ』天笠の碑。七顧碑の一。 こを。空穂「たなじくつくれるたいさ んを、淳仁天皇の時、一時改められし名
飲食を鏡 rsせむをて、属rs記る碑。常 くの、たもふままよこたへたるたいさ 稲。i大氏。 宗家の意。小氏をすべを
ré、着物を、狩衣の如くょて、頭市を冠 くの文をも」 さむるもの。なほ、せうみを見よ。i
(815)

り、右の手ょ うち出の木組を持ち、又 たいさんふくんg薬山府君 支那の泰 大史。おを見よ。


袋を、肩ょかけて、左手ょ持ち、米俵の 山をいふ山の碑の名。能く、人の命を一だい あ 図大祀。昔、天碑地祇の祭祀の
上ょ座せるさまよ造る。 守るものなりをて、道家réて祀り、又、 軽市を匿別せる名。一か月間潔賞して
たいけんもん だいごくでん だいし
だいを だいしせいりよ だいしんめし
ふ語。 そめ模様。
行ふもの よて、大管祭、元始祭、碑管祭、
(816)

新倉祭、大破等の稲。(中祀、小祀rs封 だいし せいりよ g 第四静慮。備 教 だいじんめしg 大臣召。大臣 ょ任ぜら


れむためrs、めさるるこを。古語。取替
して) 語。風のわさはひ。」
「そのころ、だいじんめしあるré、大将
だいを 召 大師。Q朝廷より、高徳の僧 たいーをん 固 大進。まん(進 を見よ。
だい おん 陥 大人。Qたをな 成長した
1s贈らるる奪競。Q員言宗rsて、専ら、 かけながら、内大臣 ょなりたまひり」
弘法大師の稲。 る人。Q有徳の人。君子。(小人ré封し だいーをや 図 題者。僧職の名。たんたい
だい-お召 大事。重き事柄。重要の事 て)i引臣。Q太政官の高等官、即ち、 (探題)ょたなじ。
件。非常の事。空穂「これこそを、一生 太政大臣、左大臣、右大臣、内大臣の稲。 たいーをやう 図大将。Q古、近衛府の長
たほいまうちぎみ。たほまちぎみ。た 官。Q今を、陸海軍の、第一等の武官の
のたほきなるだいじrsたもひはべれ」
ほまうちぎみ。たほみ。Q今え、内閣、 稲。Qすべて、1隊の軍勢を率みる人。
たいーをかう 陥 大司冠 検非違使別常の
及び、諸省の長官の稲。 一軍の統領。主将。将軍。
唐名。
たいしーかう 陥 大師講。十一月二十三日 だいじん-け 陥 大臣家。近衛大将を鎌ね いーおやう 図 念状。Qあやまり譲文。
やりえて、大臣rs任ぜらるるをのみ極官 が怠りをわぶる状。著聞 「をかくた
え、天台大師忌日の前日reて、満山講事
をせる家柄。即ち、藤原氏rsてを、正規 いを やうして、ゆり ょけるをかや」貸韓
るをもて、僧侶の、早朝rs、紅弱を、影前
町、三條、三條 西の三家。源氏rsてを、 じて、単rs、怠りを誇ぶるこを。あやま
よ食するこをあるより、俗間r*ても、そ
中院家の種。 ること。
れ よ微 ひて、常 日、赤小豆 端を食ふ
ここ。 だいじん けち 図 大臣闘。大臣の、かけ だいーをやう 召 大将。たいまやうょたな
天台大師の忌 て、なくなること。古語。空穂「だいじ じ。古語。
だいし がゆ図 大師弱。
日、即ち、五月二十四日rs煮る弱。 んけちの侍らさらむrsを」 たいーをやうぐん 図 大将軍。Q節刀をた
まはりて、官軍の纏大将たる人。「鎮守
だい おざいてん 図 大自在天。天答一ょ たいしん ぞめ 図 太申染。昔、和泉屋甚
て、造化の碑の補。 助をいふもの、わが名の、世みひびける 府大将軍」「征夷大将軍」Q一組の長。
だいじ-だいひ 図 大慈大悲。俳教の語。 こをを示さむため、呉服屋み、太申の二 巨胞。かしら。字拾「むかま 、大太郎を
字を、模様rs染めて資らしめたる時の、 て、いみじきぬす人のない やうん
観世音の発態の廣大なるをたたへてい

*
J
ショ

*
-i}J
ありけり」ぼ 暦の語。八将軍の一。その を、かねて、ト定したる悠紀、主基の國 経記「たいみゆょもまらせすして」
年、この碑の居る方を、三年基がると 郡より廃る。十一月中の卵の日、天皇、 たい およう図 大%。お ようを見よ。i
て、百事をなすを忌む。なほ、ふさがり 先づ、悠紀殿 よて、次み、主基殿よて、碑 :大乗。備数の語。『お ようを、車rs
をみよ。 事を行ひたまふ。 て、備を、よく、人を運載するものなる
より、たをへていふ』備法の、人をとき
だいおやうくめん目 太政官 だじゃう たい あやく 陥 南様 備教の語。ぼんで みちびく法。意味かたくして、解しが
くわんみたなじ。 んたいしやくの界。源「人の、いみじく
だい-をやうこく 図 大相園。太政大臣の をしむ人をむ、 いしやくもか へした たきもの。(小乗rs勤していふ)
唐名。 まふなり」 たい-およくくめんg 大湖冠。古、位み
つきて陽はりたる冠の名。今の正一位
だいをやうさい目 大シだいじやう たいしやくてん図 南縄天。備数の語。 r6%る。
る なれなじ。 たい やくよたなじ。
だいーをやうじ 図 大樹子。古、天皇の御 たい をゆ 図 太守。Q古、上纏、常陸、上 たいす 園匠Q 樹。たぶ。はく。(号
膳をのする よ用みし机。案。古語。源 野の三國の園守の稲。特rs、親王の任ぜ 矢、刀剣などを)竹取「このまもる人人
「だいしやうじのたものなだえ、いをは らるる官を定められてありしかど、た も、弓矢をたいして」
るかraたぼしめしたれを」 だ、遥任せらるるのみrsて、曾て、下向 だいす 召 大衆。山法師、奈長法師なだ
たいしやう だい 召 大将代。御即位の せらるるこをなく、介、これ よ代りて、 の、数多あっまれるもの。古語。i薬
時、儀式みかかづらふためrs、かりrs その事を撮行ま たり。Q後世、誤りて、 子。茶の湯の式 よ用みる、四本柱の棚。
設けらるる大将。古語。 國守大名の稲。 たるき。_
だいじやう だいじん 図 対園大国 だい たい おゆ 図 大樹。Q大なる樹木。Q だいす 図 大呪。古、阿 弾陀の眞 言の
---
うた

なじ
みた
いじん

。 『支那後漢の将軍馬異、軍功を論 やりる 補。だいお ゆ。源「あみだのだいす、い


だいじやうみ g 大賞倉。御即位の後、 時、かつて、その功を争はやり、常 ょ、退き をたふどくほのぼのきこゆ」
始めて行はせらるる新守祭の稲。祭場 て、大樹の下ré座せる故事より起る』 だいすけ 図 大介。三浦の介などの父ょ
を、二所 よまうけられて、東を悠紀をい 将軍の異補。 して、かつて、三浦の介を勤めたりしも
(817) ひ、西を主基をいふ。碑鎌ré供ふべき殺 だい-ちゆ 図 大衆 だいす よたなじ。義 の たほすけ。なほ、はちすけを見よ。
だいおやうくんあ だいあやく たいをよう
だいだい たいてい
たいせいでん
たいせい-でん 図 大成殿。孔子をまつる だいだい 召 代代。よよ。歴代
。累代。 たいてい 国 大抵。たほよそ。あらか
廟の稲。
源 「宣陽殿の御物rsて、だいだいよ、第 た。たほかた。大概。大都。
な、


Q




-小
だい小る

(818) 一の名ありし御琴を」 だい-こ g 泰斗。Q泰山を、北斗を。Q一




源「心のへだてなく、だいせうの事 たい だいしB 息怠。をこたりがま 人の師をして、崇敬すべき人。


きこえうけたまはり」倒 暦 rs、日数rsよ し。なほさりなり。古語。竹取 「御使 たい を図 熊 度。すがた。なりふり。:
りて、月を匿別する語。陰暦みても、一 たびしかご、かひなくみえやりなりrsけ :大度。心のひろきこを。大量。
箇月の日数三十日なるを、大の月をい り。かくたいだいしくやせならはす たいこうg 大統。天皇の御系統。あま
べきを、仰せらるる」 つひつぎ。i 大震 。陸下、又て、潜し
ひ、二十九日なるを、小の月をいふ。陽
暦みてを、日数三十一日なるを、大の月 だい-だいり 召 大内奥 。古の平安城の て、将軍なgこの出御する時、たつる大
内廊みありし宮城の稲。東西八町、南北 なるはた。
さいひ、三十日なるを、小の月といふ。
Q韓じて、こよみをいふ。i大小。刀 十町、四方rs、各、三門ありて、大極殿、 たい さうじ 宮入童子。わかもの。壮年
内 諸宮殿、官省晋、皆、この中 ょあり。 の人。楽花「御供rs、だい ごうじの、た
を、脇差さを、併せて稲する語。
たい-せち 召 大切。『たいせつの古語』 だい-たう 図 帯刀。Q腰み、刀を帯ぶる ほきやかょ、年ねびたる四十人」
大事r ずるこを。丁寧rsするこを。宇 こと。Q徳川時代rs、十rsあらやりして、 だいさミ召 大徳。Q名僧智語の稲 だ
拾「いみじきたいせちのこをありて」 双刀を帯ぶるこをを許されたるもの。 いとこ。大和「その名をなむ寛通だい
どくをいひて、のちまでもさおらひけ
だいせん をき 図 大膳職。宮内省ょ属し だい-だう 臼 大道 。Q動かすべからず、
て、御膳部の事をつかさどるをころ。た 又、更ふべからさる道理。人の行ふべき り」 Q一般rs、僧の敬稲。
ほかしはでのつかさ。 道。Qたほち。たほごぼり。大路。 だいどくおん 配 大徳人 。富有なる人。
だいぜん の だい3個 大膳大夫。大膳 だい-ちやう図 大劇。ねはまんごころ 物もち。平治「平賀四郎長由を、だいを
職の長官。 (大政所) よたなじ。藩 「その國rsをご くんみて、世をうかがふものなれを」
だいせんせかいg 大千世界。備数の めさせ給へとて、たいちやうを下し給 だいとこ 陥 大徳。だいをくよたなじ。
語。さんぜんせかいはたなじ。 ひしょよって」_ 古語。源「だいどこの、こるたふ さく
だい ぞうg大乗 だい ようのシ たいてい 図 太弟。天皇の御弟。皇弟。 て、経よみたる「*」
・人修 * * t こ fー - -
し-シ
だいさごろ Q豪所。人家ょて、煮炊き だいばん きころ 図 豪盤所。Q宮中よ
するところ。くりや。魔属。 名。備家みて、日輪を備をしていふ補。 て、豪盤を置くをころ。源「だいはんを
だいさころ にん 図 豪所人。徳川時代 だいねんぶつをゆう 傾 大剣備窟。偏教 ころのかたまて うけたまはれを」 大
*、煮炊料理の事をつかさどりたる小 の宗旨の名。後深草天皇の朝、僧道御、 臣、大将などの夫人の敬稲。御豪所。古
役人の稲。 融通念補宗を再興 して、始めたるもの。 語。宇拾「成の時はかりょ、だいはんご
だいさころとじ図 豪所刀自 割豪なご だい の や図 割屋。昔、禁中、貴人など ころの、胸を、きりょきりて、やませた
の如き、だいどころみ闘りたるこをを の屋敷み、寝殿の左右rs造りたる、は まひしかを」
扱ふ人。 なれ家の稲。女房などの住居するをこ だい-ばんにや 図 大般若。植物。きく
だいをころぶねg薬所船 料理をもた ろ。古語。 (菊)の異名。
するためょ、そをのせたく船。 だい はい g 帯個。Q太刀をはくこと。 だいひさ宿 大樹者。QQ剤 よ
たい ないg 船内。はら もりょた Q太刀をはきたる姿。Q轄じて立派な たなじ。e認悲のふかき人。古語。源
なじ。 るこを。 「この三條がいふやう、だいひさみを、
だいないき 図 大内記。な剤を見よ。 だい はう図 大偲。右大臣を、淳仁天 他事もまうさじ」
たいない くぐり 図 昭内賞。大蔵の時、 皇の時、1時敗稲せられしもの。 たい ひっg大剣。5っ(%)を見よ。
碑赴ょて、鳥居のをころ よ、ちがやなど だいはうりつ 臼 大和 交武天皇の大 だいふ 図 大夫。大名の家老、重臣の敬
réて、大なる輪をつくり、参詣人をし 資年間ré制定せられし法律。 稲。i大夫。Q五位の人の通稲 五位
て、またぎくぐらしむること。 だいはうりやう 固 大賞令。又武天皇の réて、右近衛将監なるを、右近大夫、た
いなごん 図 大納言。官名。天政官の 大警年間*制定せられし法倉。近江令 なじく、検非違使尉なるを、大夫尉、た
次官。正、権の別あり。右大臣の次rs列 を増損せられしもの。 なじく、公卿の子よて、官なきを、無官
こして、太政み参興す。明治の初年r*魔せ たいはんg㎞。豪盤の食物。 大夫をいふ類。Q六位の承の、五位rsな
らる。たほいものまうずつかさ。 だい-ばん 図 豪盤。食器をのする具。勝
(810)

りたるもの。Q能、狂言、浄瑠璃、その
だい にち陥 大日 備の名。だいにちに の横長きもの。源「だいはんなをも、か 他、雑技者、若くを、遊女のかしら立ち
よらいみたなじ。 たへそちりはみて」 たるものの稲。もと、 宮中ょ召さる
だいごころ だいにちによらい だいばん&ころ
だいふ だいふるやうげん だいまつる
時、位なけれを、入るこをを得さるよ たいふぁやうげん 図 大夫将監。Q五位 周りrs、松脂を挿みて造り、又を、松の
り、個りょ、五位 ょ進ぜらるるを、因襲、 の大夫réて将監réなりたるもの。Q将 脂多き部分を割き東ねて造り、火を酷
俗をなしたるなり。また『左大臣を 監réて五位rsなりたるもの。 じて、暗夜rs、道を獣すrs月みるもの。
停に天皇の時、一時、欧られシ たいへいきよみ図 太平記請。『昔え、太 ついまつ。
大韓 古の省の次官。少輔の上ょ列す。 平記などの軍書を譲みたるよりいふ』 たいまつる園 獣。たてまつるの音
だいふg内府。内大臣の唐名。 今の講談師の奮稲。 便。土佐「たむけするをころあり。損
だいぶg大味。昔の官名 あき(職)の だいへい-3 個 大平布。織物の名流球 取ま て、ぬさたいまつらするな」
長官 なほ、かみを見よ。源「みやづか より産じ、質、丈夫なり。鎧な%こrs用 だい-みやう臼 大名。Q鎌倉時代より、
さだいぶより、はじめて」 みる。 将軍の家臣rsして、守護、地頭たるもの
だいぶ かのこg大夫鹿子。染色の名。 たいへいらミ図 太平築。雅楽の曲名。 の中 よて、領田の大なるものの稲。Q徳
かのこの如くよ、紺屋形を以て染めた 破陣楽。 川時代み至りてを、持高、一萬石以上の
るもの。貞享の頃、京都西洞院四條の たい べったうg大劉 院宣題の長官。 武人の種。外様、譜代の別あり。諸侯。
藤屋善右衛門 をいふ人の創めたる だい-べん 図 大競。昔の官名。べんを 大明。だいみやうにちの署。
-
もの。 見よ。 だいみやうにち召 大明日。暦 ょいふ
だいふくミg 大禰徳。大ま富みて、 たいぼん げじよう 臼 週川F剰。穏迦 語。何事rsも吉なる日。
禰あるこを。だいふく。空穂「これを、 の、霊鷲山rsて説法せる時、そを聞かむ たい め g 勤面。たいめんの署。古語。
だいふくをくみたはしなむ。あなたか をて、摩迦陀國の王の、通路を開く を 伊勢「いか で、ものごしょたいめして」
げみつきて、たはしますぎ、ほこりあ て、そのまるしを立てたる、二つの卒都 だい め 宮 g目。Q昔、田一町ょっき、
りく」 露の稲。徒然「だいぼんげじようの牽 その四分の一を取り去りしこを。 Q茶
たいふぐるひg 大夫任。遊女買ょ競く 都薬を、外なるを退九、内なるを下乗」 室rs、豪」撃の四分の1を、板の間ょ
ること。元藤時代の語。 なり」 ま 、若くを、魔を設くるこさ。豪日。
いふ ごg大夫子。わかての役者の たいまつ 召 松明。『たきまう(焼松)の たい めいg台シ軍 その他、“公の
㎞。元隷時代の語。 音便』乾きたる小竹、又え、蓋を束ねて、 命令。土意。
-
だいめいーぞう 固 題名僧。『論議のとき、 濃服をす。 だい-のう 臼 大黄。植望。草の名 葉を、
その議題をいだす僧の義』 寧問のある だいもん のかうらい 図 大紋園劇。大 廣く、光澤ありて、夏の初め、革を生じ、
善智識。大鏡 「御室の北の庇うょこそ、 なる級のつきたる、量のへり。海人漢芥 緑色の小花むらがり開く。根を、下剤を
だいめいそうの座をせられたりしか」 「だいもんのかうらいを、親王大臣これ して功あり、その味にがし。たほし。
だい めん 図 勤面。相見ること。面をあ を用みる。以下更rs用みるべからやり」 まんさい。
はすること。面曾。封領。源 「をさを たい や内勤屋。たいのやみたなじ。i たいおとミ みやうめう図 大威徳明記。
さ、たいめんもえたまはらぬかな」 :逮夜。尽日の前夜の備事。宿員 。 桃の名。明王の一。六面六賞rsして、西
だいめんーおよ図 勤面所。外来の人を たいらう図 大老。徳川幕府の、第一の 方をまもり、1切の悪毒龍を平伏せ
應接する室。昔、大小名の邸の、表座敷 執政の職。中老の上rs列し、一人を限 むるといふ。
よ設けたるもの。麻接所。 る。 たほやこしより。
-
太牢。 支那rs だい をっけ図 大越家。山伏の位階。
だいもく 図 題目。Qげだい。なまへ。 て、天皇の赴機を祭る時の供物、即ち、 だう図 型。Q大なる建家。もや。Q備
をな へ。Q 日運宗 よて、法基経の題、即 牛、羊、変なgこの稲。諸侯を、羊のみを を祀れる家屋。源「いたやの傍ょ、だう
ち、南無妙法 運華経の七字の稲。 供ふ、これを、小牛をいふ。 たてて」i道。支那よ行はるる一種
だいもく かう 図 題引調。日運宗の信徒 だい-らん 図 台戦 。将軍、三公などの高 の宗教。老子を、祀をす。店の代、先も、
の講中。 貴の人のみたまふこを。 盛ré行はれ、高宗の時、終 よ、老子を奪
だいもくーそう 図 題目個 だいめいそう だいりg 内裏。大内の中よて、天皇の びて、玄元皇帝を稲し、その流を汲む者
またなじ。 まします御殿。禁裏。禁中。皇居。宮 を、道家を稲す。その祭るをころを、観
だい もん 固 大門。大なる門。そさ締の 闘。禁延。後拾「承暦二年、だいり歌合 を補し、又、その人を、道士を織す。一種
第一の正門。纏門。枕 「たはしましつ réよめる」 の術を行び、符録、呪叫な%こをなす。
きたれを、だいもんのもとよて、こまも だいり さま 図 内奥様。陰暦三月の離 だうい 獅 道衣。道士の着用する衣服。
ろこしのがくして」i大紋。布製の直 祭の時rs、天皇よ擬してかざる難人形 たうか 図 跡歌。古、正月禁中ょて行は
(821)

垂rs、その家の紋所を、大きくつけたる の稲。 せられたる公事。少年、童女、年始の祀


もの。鎌倉時代より対まる。諸大夫の だいりやう 召 大領。古の郡術の長官。 言をいび、足拍子をさりて舞ふ踊。男階
だいめいをう だいもんのかうらい だいわう
だら

たうくわのせつ たうをき



、六

é
r行




世ふ 歌え

だうくわ のせつ 図 桃羽節。上己の ほ、だうを見よ。i湖師。 一備数を




行後曲
た、

sぶ réを

いり歳

節句。 説さて、衆生を誘導する人。国 葬儀の時






られ をあゆる
rr


革呼られ 萬

たうくわーは g 桃羽劇 つけのう* ré、引望を務むる僧。古今「す もついづ



ょ。
か はしり
あとも
いふ



古語

たなじ。 もてらrs、人のわさしける日、眞西法師
うたま




「きふよ

な」
もこえ

たうげ 図 帳。『たむけの音便」山の坂 の、だうみて、いへりける詞を、歌よ


武ょ





g
だ堂か家上
(

路の登りつめたるをころ。堀太 「足柄 よみて」i道志。古、大學の明法道を




をりたし
:
)
てす家教る

道を

の山のたうげみけふきてそ富士のたか 卒業したるものの、検非違使のさくわ
。土さ人




i
うを

ねのほごをもらるる」 ん(志)ょ神せられたるもの。
。 観 歌


だう-け 図 道家。だうか よたなじ。 たう を きg常色 その年のえはうょあ


か幸 だ道


が入て
うち

劉競


ー道

だうけう 召 道教。Q道義のをしへ 道 たれる色。古語。楽花 「みどりの衣の




鷹の数。ほ支那ょ行はるる一種の宗数。 上 よ、自きたうまきどもょて」
道を
う図



うだ

だ る

だうr たなじ。 だうあん図道心。Q備道 ょ騎依する


茶。
器sる そめ
造の
し壇り室上作
ものの

たう げん 召 桃源。『支那ょて、奉の剣 心。落提心。源「この人の、あまり、だ
間の

茶壁
。 、 た
すrs
作り
rやう

を、桃の林ある武陵をいふ地 よ避けた うまんrょすすみて」Q十四五歳以上、即


ふさみせ る 棚

る人の、世の鍵濃をも知ら りありきさ ち、年をりて後、備道rs入りたるもの


天ん子 た 。







う-


いふ故事より起れる語』この世を離れ の稲。
ほきり て の
行。
あちる

てある、安楽なる仰鏡。 だうおん 図 道人。Q備道を曾得したる





た上
き今


たうごく g 常園。この園 源「たうごく 人。未だ得道せさるものを、道ものをい


い深





んせ 皇帝



の受領の北の方rょなし奉らむ」 ふ。ほ 支那rsて、道家ré入りたるもの






くか給
ぎ位

ょ」

たうさう 陥 勤 くの音便。古 の稲。信 世を棄てたる人。隠遥者。



う道。
ゆ刻
g
武の
役う具家名
語。空穂「たうさうし、及第し、摺間科 たうじん-さげ 図 鹿人髪曲 女の髪の結び
。願 を

ふてか
つのり
みながら
み場


たまはり」 方の名。通常のまげr*以て、髪毛の、た
もの
だ?を 図 道士。修験者の如きもの。な すき よかかるもの。多く、少女のゆふ
もの。 よませたまうける よ」 飛脚などの類。
たう あや四 道者。 だうお んを見よ。 たう だい 図 常代。D今の世。たうせい だうちゆう さっこ図道中園見。道中ょ
e碑備rょ参詣せむためrsゆく旅人。だ 今の世っぎ。常主人の代。源「たう て、追剣、強談などする悪者。
うま ゆう。巡濃。 だいのみこも」 たう ふう図 常園。寺の現住職。常 撃
たうだう臼 常道。Qわが撃ぶ道。斯 住持。
なじ。 道。ニ 属家 よて、内科の稲。 たう-たふじ 図 堂龍子 法曾の時、蔵人、
だうおやう 図 割上。Q四位 以上ょし たうたミり g 田歌鳥。動物。ほどをぎ 並 よ、諸家の諸太夫の花節 をどるもの
て、昇殿をゆるされたる官人の補。Q す(時鳥)の異名。 の補。増鏡「g師高座よのぼりぬれを、
ひろく、公家裁の禰。縮純家。(堂下rs だうちやう 図 道場。Q備家ょて、心、 たうごうじ花節をわかっ」
封して) 静か よ、道を修する場所。寺。座。精舎。 だうねん 図 道念。道徳の根本の標運。
だうしやう がた図 賞上方 だうじやう 右京大夫集「たはしますたん方を、だ 五倫五常を、五個の道念を樽す。
にん よたなじ。 うちやう よまつらはれたりしもあはれ たうばり臼 陽。賜はりたるもの。古
だうしやうけg引引く切(公家)ょ よて」 e武道の諸術を々むる*ころ。 語。源「御たうはりの加階などをさへ、
れなじ。 たうちゆう日常仕。たうこう 常頭) いづこの心もさなき ょか、急ぎ加へて「
よたなじ。 たう ばる 闘記陽。たまはるの音便。
だうじやう にん 図 堂上人。くものうへ 語。催馬楽 「鷹の子をまろみたうは
びを。公家衆。 だうちゆうかご 図 道中驚籠。道中r て
だうを ゆ 図 堂%。僧侶の種 。
乗るかご。 らむ手ょするで」ー
図 道中記。Q道中の宿 たうぶ 目 陽 『たぶの延 たまふ。古
だうをゆうg %。だうちゃ(道者) だうちゆうき
騒、里程、名所、管跡、宿泊所などを、明細 語。古今「う へのをのこども、洪たうび
よたなじ。
よまるして、旅人の案内 よ便する書物、 けるついでな」i国Q 食。『たぶ
だうおゆつ 図 道術。道家 よて行ふ術。 の延』 くらふ。くふ。のむ。古語。権
旅行案内書。ニ旅中の日記。紀行。
(823)
たうす 』 同。神家の僧侶の種。 だうちゆうーを 図 道中師。常 よ、道中ま 準「*をたうべてたべるうて」
だう ぞくミ 図 道俗。僧侶を、俗人を。僧 て、人の用を沸するこをを職をする人。 たう ふくミ 召 常股。今の妻の戦。(先㎞
を、俗を。経素。後壁「たうそくrs、歌
だうみや たうだい だうちゆうさっこ
だうふく たうりう たえま
絶えてをはる。俗 よ、たえはてる。源「い
*封 して)保元「六條堀河の宿所みあ たうりう 図 常流。こなたの流儀 てま
(82k)

への流派。その流中の人の、他の派よ封 をご、人めのたえはつるも」ぼ死ぬ。み
る、引く四人ををすかし出だして」 まかる。俗み、たえはてる。源「夜中う
して、己の流をいふ語。
だうふミg道服。っ中世、貴人の道路 ちすぐるほごみなむ、たえはてたまひ
よて、魔境を『けむがためみ、上ょ被ふ たうりてんg 切利天。備数の語。須瀬
山の上r ありといふ世界。 ぬるをて、なきさわげぞ」
服。ひろ神みて、羽縁の如く長く、腰よ
り下 ま髪目あり。外奪。貸道士の着戸 たえ いる園回目 経入。気息絶えはつ。
たえま図 経間。絶えたるひま。源「御
する服。 気息たえて死ぬ。源 ほともなく、たえ 文なども、たえまなくつかはす」
いりたまひぬ」 た が個誰。たれが たれの。古今「めし
たうめ図 専女。Q老いたる女。老婦。土
ま らぬかこそにほへれ秋の野 ょたがぬ
佐「淡路のたうめをいふ人のよめる歌」 たえず 園 不絶。たゆるこをなく。績
きて。源「心みかけて、いかみいかなど ぎかけ し藤務ぞも」
貸老いたる狐の稲。宇拾「紙たまはり
て、これ包みて、まかりて、たうめや、こ を、たえやりたもひきこえたまへれを」 たか あし g 高足。たかあしだを発ち
をもなを よくはせむを」 たえ だえ園 断断。絶えむさしてたえず て行ふ、田楽の技。
ré。きれもまい、きれもせずré。拾玉「夜 たかい g 他界。備教の語。死ぬるこ
たうめ 国事。もはら ょたなじ。古語。
和名 太字女者、毛波長之古語也」 をこめて朝たつ霧のひまびまrsたえだ を。(専ら、貴人rsいふ)沙石集「ひどり
が橋」 たかいして、夢ょっげていはく」
たうやく 陥 かうやく(覚薬)の忌認。古 えみゆる瀬田のな
語。紫式部日記「たうやくはれる、例の たえ だえし国 経絶たえだえみてあ たかう
がたな図 第刀。たかうながたな
こをごもなり」 り。標集抄「世の中の、いををたえだえ rsたなじ。
刃」 しさょ」 たか うなg 衛。たかんなよたなじ。源
たうらい のだうし 臼 常来得師。
「たかうなを、つをぎり ょ持ちて」
くgつ(瀬勤菩陸)の異稲。源「なも、 たえて国 絶。Q全く。一向み。古今
「風ふけをみねr* わかるるよこぐもの たかうな がたなg 算刀。竹みてつく
剤のだうもをそ、をがむなる」 れる小刀。古、元服の時、理髪よ用みた
だうりg道理。すちみち。すちあひ。 たえてつれなき君が心か」 Q類なく。
この御事みられたる一
ゆる 。わけ。源「 殊 ますぐれて。 る具。古語。雅装抄「かうがい、たかう
ことをを、だうりをも失はせ給ひ」 たえ はつ 闘直 経果。Q全く絶ゆ。 ながたな、つかを、紙みてつつむべし」
た か かき 名竹垣。竹r*て結ひたる垣。夫 しを妻なき時のねrsこそありけれ」: たか を ほ 図 高潮。Qさしまほ。みちる
木「山がつのすごのたかがき 枝もせrs i高砂。催馬楽の律の曲名。催馬楽「た ほ。貸つなみ。海鳴。古語。源 「たか
ゆふがほなれりすがひすがひょ」 かさごのさいささのたかさごのをのへ まほをいふものrsなむ、とりあへやり、人
た かーがひ 図 鷹飼。たかま やうrsたな réたてる」 そこなはるるをえきけだ」
じ。源「蔵人所のたかが ひ」 たかさご の 園 高砂 揺暦園rs、高砂、尾 たか「おやうg 鷹匠。たかがり ょ用み
た かーき g 高城。たかき場所。 古語。紀 上さいふ二つの地名ありて、常 ょ、相連 る鷹を養ふ人。
「宇陀のたかきょ鳴わなはる」 ねて呼ぶより、をのへrsかけていふ。後
だ かくさ 図 高草。高くたひたる草。夫 撰「やまもりをいはをいはなむたかさ なじ。記 「高天の原 ょ、ひぎたかまり
木「みかりびをなすの夏野を心せよた ごのをのへの棚をりてかささむ」 てをれ」 、

かくさがくれ折木ふすなり」 き、 か を 図 鷹師。か剤やうよたなじ。 たかすがき 凶 竹賞。竹ょてあみたる
たかくら の蹴高座。高くらえ、天皇のた たかし國』高。俗よ、たかい。Q上の方 賞。堀太「山がつの基屋ょかけるたか
はしますどころょて、その高座ょえ、上 rs、延び出でてあり。上の方 よあり。萬 すがきふしにくしをも思ひけるかな」
rs、天基盤のごをきものあるより、みかさ 「たかくたふどき駿河なる富士の高嶺 だか すき 図 食器をのする豪。古話。
réかけていふ。萬「はるびをかすがの山 *」Qたふどし。身分あり。源 「いかだかすなご 陥 高砂。海演よて、砂の堆
のたかくらのみかさのやまréあささら ょして、都のたかき人よたてまつらむ くなれるをころ。新六 「すま明石浦の
やり雲居たなびき」 を」 Q強し。大なり。土佐「にはかよ、 みわたし近けれをあゆみ苦しきたか
き、 かけ 図 競。竹製のうらはもの 古語。

風波たかけれを、とどまりぬ」Qつもり なごかな」
だか-こじ 図 高市子。かう こじょた かさなりてあり。伊勢 「ひえの山のふ たかせg 高瀬。あさせよたなじ。i
なじ。 もとなれを、雪、いをたかし」Qすぐれ たかせ ねの界 源「はしひめの心をく
た がさ 図 田笠。田うる の時かぶる笠。 たり。「見識たかし」 みてたかせさす等のまづくょ神ぞぬれ
散木「たがさをいふもの着たる男の」 |たか を こ 図 竹矢部。竹みてつくれる一 ぬる」
(825)

たかさご 図 高砂。やま(山)の古語。後 敏。著聞「小殿、たかみこかきたひ、ま|たかせ-ぶね 図 高瀬船。Q高瀬をも、通


撰「さをま かのこるたかさごréきこえ ゆみうちかたげて」 過しうるやうrs、底を、浅くひらめ よ造
たかがき たかさごの たかあほ
だがそで だかつかみ たかとり
りたる小船。貸今え、川船の大なるも なじ。 かをもをどりれはして」
のの稲。 たか つかみ 召 高津碑。雷、天狗なを たか こり召 高取。講高を、多くをるこ
(826) を、又、その人。
たが たで 図 誰神。『古今集の「いろよ の類。祀詞「たかつかみの災」
りも香こそあはれをたもほゆれたがそ一だか つき 図 高杯。食物を盛る器。昔の だかなg大茶。植物。草の名。からし
でふれしやをの梅ぞも」の歌みちなみ を、土器の下rs、槍物の輪を添へたる なの一種。たほはがらし(大葉茶)をい
ていふ』 元韓、享保頃、大r*流行せし香 もの。今を、鶴轄細工の高き足あり。こ ふ。古語。
袋。経ょてつらねて、双方の秋へ入る しだかのっき。源「まにんのたかっき」たがぬ園制 館。っかぬよたなじ。
るやうrs造れるもの。 たか こうだい 図 高燈豪。こしの高きを 古語。萬「たつかづる 勝r たがねて」
たかだか に『 高高。高く仰ぎて。萬 たかね 図 高根。山の上の、高く突き出


「もちの日ょいでみし月のたかだかに きた でたるどころ。いただき。高き楽。高
かく津りつ
こた
高-
ゆ臼



士を浦









ゆれ
ちい
み う
君をいませてなにをかたもはむ」

富り
音 け






ょ ね
ましろ







たかっ



たかだか ゆび図 中指。なかゆびを



図出
r



鷹る狩
さき
づたか

i




Q

察する 調子

高 楽

いふ。

あかつき
なく た






霞 さ








る を
たかだぬき 図 編。鷹を使ふ人の用み



たち
する
すす
つけ
まち
きも
き あ

あがり を用







み子
一種
る、草みてつくりたる手袋。古語。

調

かな
ぎず


さあがり
調る子 三、

rs

たか だま 竹玉。竹の細工*玉をめ

二ね
以上





たかき

て 階

。 こ本

ょ用



みがり
きたるもの。古語。萬「たかだまをま


かご







たる
造り


調子
じょぬきたり」 _

みぶり



けよ
ぬる て*れ


高念備 。






あ語め
たか だんし g 高糧紙。紙の名。だんし







いま




ぶつ
ねん
たか







の、競あるもの。

ど弦
とも
たか




の も

ふる







たか つかさg 鷹司。古、兵部省よ属し

鷹た

たかの


かのこ子 なじ野

あたりて、音の、高く発するやうよ造り



て、養を飼ひしをころ。

魔た







たか つかひ 図 撃使。たか また たるものならむをいふ。記「いつのた の曲名。
し -し
- 口
かこもごも
はra

た らむろ
まかのこ


もわれ

催馬楽「た


たかはしg 高橋。水をはなれて、高く よ。



み薬
わす原
津たる
すくる

ひ「




やの

り、
みて

」 しひし

造りたる橋ならむをいふ。紀「天の安
たか
らせ

ひも

さり


さき

r高



やむ

s
つくる



」 の河み、たかは も わたす」 おいカ


御紐



か件
よかみう を
以大
の保

曹司
ぶら

たかの つめ 宮 魔事。株茶をする上品 たか はひ図 高這。尻を、地ょつけず、


ふて
たを


ひも



よ ひ

なる製茶の銘。 雨手、奥足のみみて、身をささへてはふ
鷹臼


ょ野野鳥

思かれ
けむ


r矢

壺 sふ

だかの-こり こを。尻を高くして這ふこを。古語。 下りつつ」


も ま、雄をさるよりいふ』 動物。きじ 第花「われょもあらす、たきあがりたまたか-3 竹生。たかむらょたなじ。
(雄)の異稲。 ひて、たかはひして、馬よのせたてまつ|だがふ 園国 違。Q異なる様みなる。
たかのみこ図 高野御子。動物。日枝碑 りたまひて」 相適はぬ様réなる。ちがふ。源 「この
赴 まて、さる(構)の異名 古語。堀次「た たか はやし図 竹林。たかむら (墓) 世の人ょたがひて」産。貸そむく。はづ
かのみこいをもあやしをみましけりさ またなじ。 る。「世rsたがふ」「法rまたがふ 」i国
r(
)
た墓竹図
た。かむら

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