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あらゆるセッティングで 基礎医学
主訴以外の設定が変わると何がおきるのか!? 臨床医学
診断推論とは? 内科学、外科学、専門医学
勤医協札幌病院 副院⾧
内科・総合診療科 科⾧ 臨床実習
佐藤 健太 主に大学の各科をローテート
dr.kenta.sato@gmail.com
総合内科専門医、家庭医療専門医、リハビリ認定医、産業医
北海道勤医協 総合診療・家庭医療・医学教育センター (GPMEC)
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ケースA ケースA
急性右季肋部痛 × 中年女性 急性右季肋部痛 × 中年女性
①右季肋部痛 × 年齢 55歳女性 バイタルサイン
高脂血症・肥満・肝障害の既往 JCS0、BP120/80、HR100
深夜3時間前に発症し、 RR22、SpO2 97、 BT37.3
②肺炎患者 × 地域性 増悪し続ける、
心窩部~右季肋部の、
苦悶様表情、お腹をかかえ、じっと痛がっている
非移動性の持続痛
③虫垂炎患者 × 患者の価値観 頭頸部・胸部に異常所見なし
鑑別診断は? 心窩部に圧痛あるが、腹膜刺激症状なし
右季肋部圧痛あり、Murphy’s sign陽性
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ケースB
急性右季肋部痛 × 若年女性 グループディスカッション Take Home Message
24歳 女性 • 24歳女性×右季肋部痛の鑑別診断は? 鑑別診断の覚え方は
内科基礎疾患なし、腹部手術歴なし 主訴×部位別で覚えておくのはまだ非効率
5日前発症 年齢層別、キー所見別で分けておくとベター
• 55歳女性と同じ?
徐々に増悪し続ける、 さらに頻度順に並べておくとベスト
心窩部~右季肋部の
非移動性の持続痛 • 違うならなに?なぜ? 疾患一つ一つの典型像を丸暗記ではまずい
紛らわしい疾患をまとめておく
鑑別は? それらを区別できる
「フローチャートを分岐させる所見」が重要
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呼吸不全が完成してからの⾧時間搬送は危険!
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診断推論の手順 ベイズの定理に基づく除外・確定
①右季肋部痛 × 年齢
1.予診票などの事前情報
尤度比
②肺炎患者 × 地域性 -45% ← LR 0.1 LR 10 → +45%
(主訴、年齢・性別、背景、バイタルなど)を元に、 -30% ← LR 0.2 LR 5 → +30%
「診察前確率」を考える -15% ← LR 0.5 LR 2 → +15%
③虫垂炎患者 2.患者から得た臨床情報(病歴聴取・身体診察)から
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検査閾値 「価値」が閾値を左右する
これ以上検査しなくても「除外していい」という域値
重大な疾患(心筋梗塞) →1%以下
軽症疾患(風邪) →20%ぐらいで十分
NBM: Narrative based medicine
「様子見て悪くなったら来てね」で大丈夫。 患者の価値観・事情をしっかり考慮
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病院機能は
• 一般内科のみ。総合的になんでもみます。
抗菌薬内服 Take Home Message
• 外来は時間外含めて対応可能
• 手術症例は、車で10分の近隣基幹病院が 特性…全治療失敗率(1年以内再発)27% RCTで最も優秀な治療方法の知識 だけ
いつでも快く受けてくれる 早期治療失敗(24~48h後) 7% ではうまくいかないことがある。
合併症(腹腔内膿瘍など) 10%
患者の意向 再発時期中央値 4~7ヶ月後 第2・第3選択など、引き出しは多いほうが良い
• 今日の入院は困る 副作用やコスト、患者の基礎疾患や意向次第では
再発時も単純性なのは 83% 第2選択のほうが良いこともけっこうある
• 明後日、社運をかけた重要なプレゼンが!
再発時に複雑性なのは 10% • 軽症うつ病ではSSRI有意差なし
• 死にたくはないが、今日は帰らねばならない ※単純性限定(若年、糞石・穿孔・免疫不全・妊娠なし) • 重症うつ病では有意差あるが、プラセボでも4割改善する
• あとで再発していいから「散らして」
ただし、治療失敗・重症化・合併症が出た場合
費用…オグ・サワ7日間 (36+12)×3 ×7 =1008円 ケツを拭うのは高次医療機関の専門医
• 医者の心情 LVFX+MNZ7日間(170+71×3)×7=2681円 ワリを食うのは患者本人
• 散らして悪化したら、外科医に殺される 何も考えずにやってると、地域医療機関内で浮いてしまう
急性虫垂炎の治療と予後の違いについて(2015年の新知見)
• 近隣の基幹病院との連携がギクシャクするのでは… http://rokushin.blog.so-net.ne.jp/2015-06-24
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臨床力が身につく!
カルテ記載業務は 43
%・10時間
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カルテの書き方
直接的患者ケアは %・3時間
佐藤 健太
dr.kenta.sato@gmail.com 3時間机で勉強するよりも
総合内科専門医 + 家庭医療専門医
勤医協札幌病院 内科・総合診療科 科⾧ ベッドサイドの15分が勝る
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② ベッドサイドの診察とリンクさせる
守・破・離 ①反復練習により速く書けるようになる
②情報取り忘れや計画漏れに気づきやすい
③指導医や他職種が読み慣れた様式が身につく
③ 臨床推論や治療方針決定、
チーム医療に役立たせる 型ができてない者が芝居をすると形なしになる。メチャクチャだ。
型がしっかりした奴がオリジナリティを押し出せば型破りになれる。
結論を云えば型をつくるには稽古しかないんだ
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Oの詳細
検査結果は全部コピーしない Oの全体像
Head to Toeの ルーチン診察
必要なところだけ抽出! 全身状態・外観 General appearance
ABCDをまとめた First impression
血・尿・ECG等の 基本検査
デジタルな結果はデジタルに表示
Oの詳細 Oの枝葉
認める・認めない
あり ・ なし
具体的数値の Vital signs 疾患特異的な 追加診察・検査
(+)・(ー)
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情報でなく意見を述べる
• 主語・視点は医師(というか自分)
メリハリのある 「型通り」のS&O 35分 • 時制は現在形・能動態
◯・・・と診断する・考える。・・・の治療を行う。
×・・・病と考えられた。・・・を行うこととなった。
説得力のある ×・・・と指導医・専門医が言っていた。
「論理的」なA
チームを動かす「具体的」なP
25分
10分
意見には 論拠を添える SとOには、患者に起きた事実・情報を書く
主語・視点は患者
時制は過去形・受動態
結論から書く
おまけ 10分 ◯・・・を受診した。・・・と前医に診断された。
論理的に ×・・・を処方した。・・・の診断となり、入院となる。
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論理の三要素 Data・Warrantのある主張
情報でなく意見を述べる
この患者では咳・痰に加え、PCT上昇がある(Data)
学会誌に「PCTは肺炎を示唆する」という報告もある(Warrant)
だから、この患者ではXp陰性でも肺炎として治療すべきだ(Claim)
Data・Warrantに対して、“議論”可能
Data・Warrantが欠けた主張は、指導対象外
論理的に 結論から書く
「いいからCTとれや!」と主張そのものを否定か
「よくわからないけど、いいんじゃない」と曖昧な肯定(放置)
出典サイト:トゥールミンの三角ロジック https://kogolearn.wordpress.com/studyskill/chap4/sec2/
参考文献 :高校生のための論理思考トレーニング
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Aの構文も 結論から書く
情報でなく意見を述べる
指導医に伝わる 英文法はわかりやすいが
I think [Claim], because … [Data & Warrant] 日本人医療者には違和感も
【英語構文例】
急性心筋梗塞と診断する[Claim] 枕詞をいれよう!
論拠を添える
典型的狭心痛にST上昇・Trop T陽性を伴っており[Data]
【日本語構文例】
一般的に胸痛の鑑別診断としては、Killer 4 painとして有名な
心筋梗塞、大動脈解離、肺血栓塞栓症、緊張性気胸を考える。
本症例では造影CTでは・・・・、これは否定的。
論理的に 結論から書く
さらに・・・の結果からこれも否定的。
これも否定しきれないが、あれこれの理由からこれも捨てがたい・・・。
判断が難しく、循環器内科の意見を聞きたい。
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方針→計画
参加者は誰で、幹事◎◎の名前で予約してます」
各自が取るべき行動が読めばわかる
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• Educater(教育) 実験:言われたことは実直に実践してみる
– こういうときはね…
それでうまくいかなくても、それを踏まえてより適切な指導ができる
– 研修医のカルテ記載に的確なダメ出しができる
いきなり応用されたり完全に無視されると次の指導ができない
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Kenta
WiliamSato
Oslar 参考文献
「型」が身につくカルテの書き方
医学書院、2015年4月
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02985_05
雑誌『治療』 南山堂、2016年2月号
「総合診療専門医らしいカルテの書き方」
http://www.nanzando.com/journals/chiryo/
本を読まず
カルテを書かず
して医学を学ぶことは
して臨床を行うことは
海図を持たずして航海に出るに等しく、 日本内科学会誌 2017年12月号
「Multimorbidity時代の
患者を診ずして医学を学ぼうとするは
してカルテを書こうとするは プロブレムリストの作り方」
全く航海に出ないに等しい
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高齢者肺炎の診かた考え方 総合病棟にも、どこの病棟にも
ちゃんと良くなれば嬉しい
総合内科×リハビリの視点から深める
できれば関わりたくない
ちょっとだけ視点が変わる
勤医協札幌病院 副院⾧
内科・総合診療科 科⾧ 治らない、再発する、泥仕合感
佐藤 健太 退院調整大変、在院日数が… お話をします
dr.kenta.sato@gmail.com
総合内科専門医、家庭医療専門医、リハビリ認定医、産業医
北海道勤医協 総合診療・家庭医療・医学教育センター(GPMEC)
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①肺炎の診断
②誤嚥の診断
人工呼吸器関連肺炎 誤嚥性肺炎 びまん性嚥下性
(通常型) 細気管支炎
③栄養療法
メンデルソン症候群
④全体を診る
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実際のエビデンスは?
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呼吸器内科における嚥下性肺炎 熊本大学医学部附属病院呼吸器内科
http://www2.kuh.kumamoto-u.ac.jp/jibiinkoka/enge/data/mt03/03b/20140702b.pdf
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誤嚥性肺炎を直接疑うCT所見 びまん性嚥下性細気管支炎
気管・気管支内痰貯留+食道拡張・唾液ニボー
DAB:Diffuse Aspiration Bronchiolitis DABとDPBは、呼吸器専門医でも区別困難
1978年、似た疾患として提唱
不顕性かつ慢性の経過
明らかな誤嚥エピソードなし 1989年、和文誌に登場
咳・痰、発熱・CRP上昇、SpO2低下はまれ 2011年、NH-CAPガイドラインにも採用
単純レントゲンではわからない
Fever work-up陰性
高分解能CTで以下の所見
小葉中心性小粒状影(結核注意)
気管支壁肥厚・拡張(慢性気管支炎様)でDPB様
治療は口腔ケア・誤嚥予防と抗菌薬はおまけ
呼吸器内科医 pulmonary.exblog.jp
https://pulmonary.exblog.jp/11457549/
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総合病棟の「嚥下障害」だと、とたんに ショックも、嚥下障害も、
①肺炎の診断 命に関わる重大な病態の一つ。
迅速な絶食+最適な抗菌薬
だけで、原因同定がないままのお茶濁し (救急のABCのうち、A+Bに関わる)
②誤嚥の診断
呼吸器!、いればリハ医!! しかも超Commonな主訴!
になり、総合医は感染症以外関与せず 総合病棟は、嚥下障害でいっぱい
③栄養療法
全例もれなく回リハ・療養・施設へ!
原因の重症度や専門性にかかわらず、
④全体を診る なんでも受けてくれるあの病院へ丸投げ
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Commonな嚥下障害(全体) 頻度の高いCommonな原因
嚥下障害も 3段階で詰めていく 廃用(肺炎・骨折)>脳卒中>変性・悪性
①廃用性嚥下障害
頻度の高いCommonな原因 肺炎、骨折、悪性腫瘍
老嚥presbyphagia
解剖学的に分ける ②脳卒中
病態生理で詰める ③神経変性疾患
≒パーキンソン症候群
メディファイン http://www.medifine.jp/column/medifine/2.html
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頻度の高いCommonな原因
(認知期) 集中力を維持 認知症、眼・耳疾患
①脳
準備期 咀嚼による 歯・歯肉疾患
(咀嚼期) 食塊形成 唾液疾患
②歯 ④咽頭
解剖学的に分ける
口腔期 口腔から咽頭へ 舌・口蓋・咽頭疾患
送り込む
咽頭期 咽頭から食道へ 脳卒中
③舌 ⑤食道 送る複雑な反射 神経変性疾患
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スクリーニング ≒バイタル測定
ST評価 ≒身体診察
VF・VT ≒画像検査
岐阜県歯科医師会在宅歯科医療連携室 http://renkei.gifukenshi.or.jp/ohat.html
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看護roo!
評価基準
陰性 陽性 1. 嚥下なし、むせるまたは呼吸切迫
喉頭挙上検査 …1回で2cm以上 2. 嚥下あり、呼吸切迫あり
3. 嚥下あり、呼吸良好だが、むせか湿性嗄声
直接嚥下訓練 間接嚥下訓練(食べない) 反復唾液嚥下テスト(RSST)…30秒間で2回以上 4. 嚥下あり、呼吸良好、むせも湿性嗄声もなし
(食べる) VE・VFの検討 5. 4に加え、反復嚥下が30秒以内に2回以上可能
低栄養性 経腸・経静脈栄養
機能性 低栄養性
(パーキンソン) (絶食、病前生活) 慢性消耗性疾患
疾患性 侵襲性 →治療 ・悪性腫瘍
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②誤嚥の診断 1.0
0.8
MNA.SF.score
1
2
3
1.0
0.8
MNA.SF.score
1
2
3
MNA-SF 栄養良好 At risk 低栄養 p値
在院日数
0.6 0.6
9.1 16.1 24.8 <0.0001
(日)
Probability
Probability
③栄養療法
0.4
Welch検定
0.4
0.2 0.2
0.0
0 10 20 30 40 50 0 10 20 30 40 50
survival.duration survival.duration
3-2間=0.00018
④全体を診る
生存期間の比較(Log-rank) 生存期間の比較(Log-rank) 自宅退院率
p=0.102 p=0.00246 98.8 81.6 57.8 3-1間=0.00355
(%) 2-1間=1.00000
生存期間の傾向(Log-rank trend) 単変量解析(Cox比例ハザードモデル)
p=0.049 ハザード比0.4
95%CI=0.23-0.70、p=0.001 Fisher正確確率検定、bonferroni補正
直接訓練は、実践
間接訓練は、素振り
低栄養でもできる低負荷、誤嚥リスクもゼロ
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適正栄養 対 過少栄養
①急性期 一般的 適正栄養 院内死亡率 42% ≒ 30%
エ 90-100%
ネ 適正栄養 対 微量栄養
無理はしないで ル
許容的 過少栄養 院内死亡率 22% ≒ 19%
ギ 経腸栄養・人工呼吸器・ICU非在室日数 有意差なし
ー 50-70% 下痢・胃内残量増加
充
飢餓戦略 足
率
過少栄養 対 微量栄養
消極的 微量栄養 すべてのアウトカムで 有意差なし!
10-20%
EARLの医学ノート敗血症と栄養管理(2) 投与カロリー,静脈栄養併用
Be early for enteral, no rush for calories! ICM. 2016.
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有害無益 ×
○
栄養療法として
高用量投与や栄養点滴併用は予後悪化
腸管免疫維持による感染症合併予防
腸は急げ!
量は落ち着け!!
○ 粘膜萎縮予防によるストレス潰瘍予防
②転換期:4~7日
週:亜急性期 の 過少栄養
糖が身につく 神経体液性因子の過剰興奮沈静化
BUN(蛋白異化)やCRP(急性相蛋白)の合成低下 体重×10-15kcal(20×50-70%)=500-800kcal
=フィジオ2本かビーフリード
③同化期:1~2週間
タイミング
蛋白合成が活性化し,筋力回復 月:回復期 の 適正栄養
体重×20kcal×活動係数=1000~2500kcal
④蓄積期:数週~数月 フルカリック1~2本か、ご飯半量+栄養剤
脂肪が蓄積し、体重増加
加齢とエネルギー代謝 | e-ヘルスネット https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise/s-02-004.html
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嚥下食ピラミッド
重度認知症患者 歩行障害:FAST 7c + 感染・体重減少
嚥下障害:MWST → S-SPT
③知らないの?
入ればみなぎる
経口栄養剤 慎重な
経口摂取
重度認知症
・経静脈と経腸と「注意深い経口摂取」で生存期間は同等
・経腸で誤嚥性肺炎が多い
・食べて歩ければ、FAST7cでも予後半年より延⾧する
食べられなくなった 認知症患者との 向きあい方 https://www.amc1.jp/departments/diagnosis/naika/jhn/cq_151116.pdf
ダークモカ 抹茶ミルク
ビターチョコレート 2かけ(10g) 抹茶粉末 小さじ2杯
カレースープ ヨーグルトシェイク
牛乳30ml + カレールー 1かけ ヨーグルト + 冷凍フルーツ
カフェ・オ・レ コーンスープ
ポーションコーヒー(無糖)1個 牛乳50ml + コーンスープのもと1袋
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• 対応策
誤嚥性肺炎診療は総合医の真髄
「高齢者診療で身体診察を
は呼吸器疾患じゃない! Wiliam Oslar 強力な武器にするためのエビデンス」上田剛士
病院総合医が担当する、最もCommonな疾患 Gノート増刊
=最も深く診られるようになるべき疾患 「これが総合診療流!
患者中心のリハビリテーション」佐藤健太
誤嚥性肺炎はMultimorbidity
嚥下だけでも精神・神内・歯科・耳鼻・消化器・呼吸器
さらに併存症のケア(心不全、糖尿病、せん妄など) 治療「病院×家庭医療」森川暢(佐藤健太)
非常に高度で、専門性の高い疾患
的確な感染症治療、リハ栄養や老年・緩和ケア、
専門科連携や多職種連携、臨床倫理的判断、 「高齢者リハビリテーション栄養」
これらを短期間で同時並行で行う必要がありとてもハード
↓ 「リハビリテーション栄養ケーススタディ」
高次医療機関で「もう終末期」と言われてても 重要なのは、 若林 秀隆
「総合医が担当すれば」予後が改善する疾患 どのような病を患者が持っているかではなく
どのような菌が肺炎を起こしているかではなく 摂食・嚥下障害の評価(簡易版)
日本摂食・嚥下リハビリテーション学会医療検討委員会案
どのような患者が病んでいるかである
が肺炎を起こしたかである https://www.jsdr.or.jp/wp-content/uploads/file/doc/VF15-1-p96-101.pdf
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